約 2,872,456 件
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1537.html
CHAOS;HEAD part55-189 189 :ゲーム好き名無しさん:2011/02/07(月) 02 45 50 ID 9KVaiH1G0 CHAOS;HEADは 3のギャルゲのストーリーまとめWikiに載ってるから 次から外してもいいんじゃないかな?
https://w.atwiki.jp/echoes140/pages/206.html
ECHOES WR #129 -chaos eater- 1/31 12 00 ~ 2/6 23 59 選曲 ふか IIDX SPA Rank Name Score Result 1 こだま 2399 result 2 hide 2397 result 3 しん 1987 result 4 ka23 1666 result 5 えくすと 1555 result DPA Rank Name Score Result 1 つぼ 2304 result DDR ESP Rank Name Score Result 1 ふか 977170 result 2 わったー 819230 result DSP Rank Name Score Result 1 きるしゅ 994160 result BSP Rank Name Score Result 1 ふるすけ 810650 result EDP Rank Name Score Result 1 ふか 949930 result
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/117.html
CHAOS;HEAD part55-189 189 :ゲーム好き名無しさん:2011/02/07(月) 02 45 50 ID 9KVaiH1G0 CHAOS;HEADは 3のギャルゲのストーリーまとめWikiに載ってるから 次から外してもいいんじゃないかな?
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/3463.html
CHAOS;HEAD その他 コメント 2008年4月25日にWindows用に発売された5pb.企画、ニトロプラス発売のコンピュータゲーム。コンシューマでは2009年2月26日に5pb.よりXbox 360版『CHAOS;HEAD NOAH』(カオスヘッド ノア)が発売されたが、CEROの年齢レーティングでは18才以上対象となっていた。 しかし、後のレーティング規制見直しによって、PSP版のCEROレーティングはDになり、2010年6月24日にプレイステーション・ポータブル版が、2010年11月18日にはiPhone/iPod touch版及びiPad版が発売された。 これを原作にテレビアニメ化もされており、2008年10月から12月に放送。2009年3月4日からDVDが発売された。 2010年3月25日にXbox 360にてファンディスク『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』が発売された。2011年1月27日にプレイステーション・ポータブル版が発売された。本項では『らぶChu☆Chu!』についても扱う。 その他 ニョロトノ:ゲロカエルん コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 ムウマージorマフォクシー:星来オルジェル ムウマorテールナー:エリンフレイ・オルジェル ドサイドン:野呂瀬玄一 -- (ユリス) 2016-06-25 19 28 29 ↓編集者向けガイドの記載通り、含まれているだけでは制限対象とはせず、 全年齢向けの範囲で扱う、という方針で運営しております。 -- (管理人) 2011-11-26 21 58 27 この作品ってレーティングZ指定が含まれているんだけど大丈夫なのか? -- (名無しさん) 2011-11-26 05 19 35 西條拓巳→クルマユ ひきこもり。こころのめ推奨 咲畑梨深→ピクシー 蒼井セナ→ミカルゲ 特性や、ポケダンでのイメージから 楠優愛→オーベム 折原梢→エルフーン 岸本あやせ→フロストロトム さわぐ必須 西條七海→クルミル 拓巳の妹ということで 辺りがいいんじゃないかな。 -- (名無しさん) 2011-11-18 22 00 11
https://w.atwiki.jp/tikutakuconcert/pages/47.html
Chaos-Ray 作曲者 FIG 属性 ヘルヒート レア度 ★★★ BRONZE SILVER GOLD PLATINUM 難易度 4 6 9 消費CP 4 6 11 ノーツ数 199 365 512 BPM 182 攻略方法 プレイ動画など 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/unkochan-plus/pages/34.html
うんこかけとは、ニコニコ動画の実況者である、うんこちゃんの外の人を爆破(無期限活動休止のこと)するために3月30日21時開始予定(野球中継延長の場合23時頃からになる場合がある)で30分行う予定の生配信のこと。または、その生配信でうんこちゃん、オブチルドレン、八重樫さんおよび関係者などが感謝をこめて、互いにうんこをかけ合う風習のこと。式が終わるとうんこちゃんは教会を退出するが、出席者は出口でうんこちゃんにうんこを降り注がせて門出を祝福する。 簡単に言ったらうんこちゃんの卒業式・謝恩会・説明配信。今のところは、爆破(無期限活動休止)に関する説明、うんこちゃんの次回作のネタを視聴者に託す!が行われる予定。 3月30日、ustreamでやる予定だったが、急遽変更となり二コ生で放送 21時21分から30分間ポケモンを逃がすなどで終了 ミラーのミラーなどが続出した 起源 2010年2月14日、ポケモン6画面で一気にクリアしてやんよPart39冒頭にて、視聴者が失踪しないようにと考えたやさしいうんこちゃんが、「3月31日21時に、6ポケ ポケモン6画面で一気にクリアしてやんよ最終回であるPart50をあげ、シリーズ完結させる」と宣言。(仕事の関係で3月30日21時に変更) そして、3月30日21時~シリーズ完結を祝い、生配信にてビールかけならぬうんこかけを行うことを決定した。 2010年3月26日、うんこちゃんはPart48をもってポケモン6画面で一気にクリアしてやんよを休止、3月30日をもって爆破(無期限活動休止)を行うことを発表した。そして、当初祝勝会として予定されていた3月30日21時開始予定(野球中継延長の場合23時頃からになる場合がある)で30分行う予定のうんこかけにおいて、6ポケを完結できなかったことの説明や、うんこちゃんの外の人の爆破を行うことを決定した。 うんこかけのみんなしあわせになれる楽しみ方 うんこちゃんの生配信を初めて見る人も、うんこちゃんを知り尽くした人もここを見ておけば、楽しくうんこかけを視聴できるかも。初めての人は絶対読もう!2回くらい読もう!うんこかけのみんなしあわせになれる楽しみ方#生配信を楽しく見る方法だけでも見よう! →こちらから 去年の12月くらいから爆破決まってたらしい 今までの理由はうそ 失踪未遂だった いままで動画の投稿がおくれた理由は全部嘘 全部が全部 左上は本当 友達にうんこちゃんはテクノ依存症といわれてしまいました!テクノ依存症でggr! 今日のうんこかけ会場に1万人弱のオブチルドレンが来てくれたんだけど 4000人が荒らしでそのせいでニコ生に\(^o^)/ もうニコ生しかなかったんだよ! ユニさんからのメール待ってる 延長しません。 テクノ依存症だったんだよー! 休みの日は、、、友達と遊ぶとかさそういうのやっていきたいんだよ俺は 彼女は本当です。『うんこちゃんの気持ちよくわかります』とリアル厨房に言われてしまった!! 元彼女でしたごめんなさいw 今まで考えてた企画 ディズニー1人で実況~消されるまで~ 本物のホラー配信 最初は普通のホラーゲームを実況。そのあと「こんなのホラゲじゃない!」と言って本当の心霊スポットへ 一番やりたかった企画 ダウンタウンの年末の番組でパートナーを変えて漫才するやつあんじゃん!ドリームマッチ!誰も集まらず、切れて終了 うんこちゃんの一人ラジオ ことわざ検証 へそで茶を沸かしてやんよ!猿も木から落ちてやんよ!犬も歩けば棒に当たってやんよ 誰かやってください! 皆さんが私の意志を継いでください! 全部企画倒れやんす 蛟がやってくれるww (6ポケ開始) やる残したことがあるだろ俺には!禿が! 重いパソコンが!(BGM少年期開始)右上動かん!八重樫が言う事聞きません! 配信が重いこっちまで落とすんじゃね!コメントすんな!マジでやばい(連呼)落ちたwww (無音) 完全にPCが落ちたわw聞こえてんのか!?俺の声は!聞こえてんのかこの声が? 行くぞー この10分にすべてをかけます やり残したことを最後にやります (画面ずれてるw)重いんだよコメントするなw最後くらいしめさせろ (ポケモン解雇開始) くまのうほさん 何でそんな名前か分かりません元気で暮らしてください ピジョンさん 層が薄かったですね使ってあげれなくてごめんなさいさようなら ドードーさん どこであったかわかりません ニドランさん どこであったかわかりません ベンチさん ベンチを温めてくれました元木氏ね ラプラスさん どこで(ry 主要メンバー行くぞ~ なぎころすさん ぴかちゅうさん むーにまんさん ぱらすさん 使ってあげれなくてごめんなさい なぎころすさんナギ戦で役にたたなかったけど ニコ生で出会いましたピカチュウさん ちらるずるさん使ってあげれなくてごめんなさい ずんのやすよくやってくれましたさようなら 主要メンバーだけやらせて ジュカインさん セーブデータ消えてれべる53だけど本当にお世話になりました チルタリス いつかたおせるようになります きもり あなたの名前がわかりませんwwwバシャーモwはじめましてwさようなら 八重樫さん あなたの名前がわかりませんラグラージw四天王戦見たかった いずれ視聴者のがめんで活躍することをいのってます りんぱせつ でんぶ どらいちイギリスのきひじんさん ぼいんすきさん ポケモンを1匹も倒していませんさようなら いそのさん さいごまでモンスターボールしか持たせてあげられんなくてごめんなさい リザードンさん マスターボールきたーーwwwさようなら おーしんじさんさようなら 9ヶ月楽しかった うんこちゃんとかけまし視聴者ととく そのこころは みな幸せな人生を送ることでしょう さようなら! うんこちゃんは最後までうんこちゃんでした ところどころ省略してあります すいません 関連項目 ビールかけ
https://w.atwiki.jp/unkochan-plus/pages/351.html
| 2010.01.07 | Thursday | - | 19 05 | comments(26) | by 平成のタネマシンガン | ヒーローインタビューアー「今回の見どころはどこですか?」 うんこ「ロックオン厨とロックオンなんてない厨の争いです。どちらが勝つか私にも見当がつきません。」 アナウンサー(以下アナル)「そうですか・・・」 コメント メモカー認識しにくいならうんこでもつめておけばいいでやんすよ! きろす 2010/01/07 7 09 PM うんこちゃん動画あげるのはやいでやんす うれしいでやんす unk 2010/01/07 7 37 PM 第1号おめでとうございます! どすこい どm 2010/01/07 7 43 PM うぽつでやんす! 腐女子涙目、たけのこ涙目でやんす>< Morgan 2010/01/07 7 55 PM うpお疲れ様ー 相変わらずの運の良さですねw 来週のうp楽しみに待ってますね。 2010/01/07 8 26 PM パワプロみましたww 誕生日だったのかな? おめでとううんこちゃん! もも 2010/01/07 8 39 PM パワプロみましたww うんこちゃん 打つのすごく上手く なりましたねww 誕生日だったのかな? おめでとううんこちゃん! もも 2010/01/07 8 40 PM うp乙でやんす どすこい!の元ネタはパワプロ2000? だとしたら2000の実況もやってほしいでやんす! 鬱だ死のう 2010/01/07 8 49 PM いいホームランでしたよーw 2010/01/07 9 12 PM うんこちゃんすごい運でやんすww 博士に殺されないよう気をつけるでやんすww atziluth 2010/01/07 9 16 PM ストレート以外打てな過ぎてワロタwwww 2010/01/07 11 01 PM うんこちゃんは私生活で自分の事を間違えて うんこちゃん と呼んでしまう事あるでやんすか? 2010/01/07 11 16 PM ふじょし、なみだめ;;笑 カル 2010/01/07 11 26 PM 「ここ掘れワンワン!」 アナル 2010/01/08 12 49 AM なんで「アナウンサー」の略が「アナル」なんだよwww吹いたwww 2010/01/08 2 55 AM 新作うぽつです! 初ホームランおめでとうございます。 ますます面白くなってきたので、これからも頑張って下さい。 ロックオン厨…ww エサマサ 2010/01/08 3 42 AM メモカー認識しにくいならうんこでもつめておけばいいでやんすよ! きろす 2010/01/08 5 32 AM 24さいおめでとうでやんす 体力の衰えに負けるなでやんす チルタ・リスがんばるでやんす 2010/01/08 12 22 PM いつも応援してるおww つか、結構中途半端なところで終わってないか?w 2010/01/08 1 56 PM ナイスバッチングでやんす 2010/01/08 6 58 PM 毎回毎回楽しみにしてまーす ツモっていいですな〜レベル24 ティカ 2010/01/08 7 26 PM 爆笑www 確かに熱い戦いを見せていたでやんすwww 赤痢 2010/01/09 1 45 AM どすこい! チルワロス 2010/01/09 8 05 AM うんこちゃんのおかげで目が覚めました^^ パワプロ買ってみてみました^^; 作ったらあんがい難しいのですね^^; これからも6ポケパワプロ8lがんばってくださいね^^ 疾風伝 2010/01/09 9 37 PM びゅーあーw 2010/01/10 2 56 PM うんこちゃんランキングで1位とってるでやんす! 只野 2010/01/14 7 12 AM
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6329.html
このページでは『CHAOS;HEAD』及び『CHAOS;CHILD』とそのファンディスク『CHAOS;CHILD らぶChu☆Chu!!』を取り扱う(判定はいずれも「なし」)。 CHAOS;CHILD 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 CHAOS;CHILD らぶChu☆Chu!! 概要(らぶChu☆Chu!!) ストーリー(らぶChu☆Chu!!) 評価点(らぶChu☆Chu!!) 賛否両論点(らぶChu☆Chu!!) 問題点(らぶChu☆Chu!!) 総評(らぶChu☆Chu!!) CHAOS;CHILD 【かおす・ちゃいるど】 ジャンル 妄想科学ADV 対応機種 Xbox Oneプレイステーション4プレイステーション3プレイステーション・ヴィータWindows 7/8.1/10Nintendo Switch 開発元発売元【CS各種】 5pb.(MAGES.) 発売元【Win】 パッケージ版 ホビボックスダウンロード版 DMM.comSteam版 Spike Chunsoft 発売日 【One】2014年12月18日【PS4/PS3/PSV】2015年6月25日【Win】2016年4月28日【Steam】2019年1月23日【Switch】2022年2月24日 定価 【One/PS4/PS3/Win】7,800円/限定版 9,800円(Win除く)【PSV】6,800円/限定版 8,800円 レーティング CERO Z(18才以上のみ対象) 【Win】15歳以上推奨 配信 Steam版以外それぞれパッケージ版と同日【One】ゲームオンデマンド 7,000円Playstation Store 【PS4/PS3】7,000円/【PSV】6.000円【Win】DMM.com 6.800円【Steam】3.480円【Switch】3,300円 判定 なし 科学アドベンチャーシリーズ そして。僕は、このくそったれなゲームをクリアーした。 概要 5pb.(MAGES.)とニトロプラスがタッグを組んで制作する、科学ADVシリーズの第4作目。 舞台は2015年の渋谷であり、2009年の渋谷を舞台にした科学ADVシリーズ第一作目『CHAOS;HEAD』(以下、前作)の設定を強く引き継いでいる。 ストーリー 渋谷地震、ニュージェネレーションの狂気…6年前の2つの大事件の爪痕を消すかのように、渋谷の復興は信じられないほど早かった。 2015年、かつての活気を取り戻した渋谷に新設された私立高校『碧朋学園』。 新聞部を設立し様々な事件を追う、好奇心旺盛な青年宮代拓留は、渋谷に起きた猟奇殺人事件に着眼。 義姉の来栖乃々が反対するものの、幼馴染の尾上世莉架、親友の伊藤真二と共に事件の真相を追い求める。 しかしそれが、「ニュージェネレーションの狂気の再来」と呼ばれる連続殺人事件の序幕であることを、拓留は予想もしなかった… (公式サイトより) 特徴 恐怖と妄想が織りなす狂気 『CHAOS;HEAD』から多くの設定や舞台を引き継いで制作された。 これまでの科学ADVシリーズは同じ世界観という点は明かされており、作品と作品の間でリンクする要素はあったものの、疑似科学設定を引き継いだ作品は初となる。 前作で中心的な要素であったギガロマニアックス(*1)も登場しており、作品間の繋がりはかなり強いものとなっている。 『STEINS;GATE』『ROBOTICS;NOTES』関係の用語も登場するが、こちらはお遊び程度である。 メインキャラクターデザインは引き続きささきむつみ氏が担当しており、氏の可愛らしいキャラクターと猟奇事件という組み合わせは健在。 一方で、『CHAOS;HEAD』を含む科学ADVシリーズの既存キャラクターはほとんど登場しない。主人公たちの協力者として前作のあるサブキャラクターが登場するが、それ以外で登場するキャラクターは約一名を除いて居ない。本作が『CHAOS;HEAD』シリーズの続編ではなく、科学ADVシリーズの第四作目である新シリーズとされているのは、キャラクターの継続性がないためである。 妄想トリガー 『CHAOS;HEAD』から引き継がれた分岐システム。 前作同様に特定の場面でポジティブ/ネガティブを選択し、選択によって妄想シーンが変化する。 2周目以降は個別ルート分岐にも影響するため、妄想とはいえ慎重な選択にならざるを得ない。 マッピングトリガー 今作から登場した新システム。渋谷の地図に写真やメモを貼って、事件を推理する。元ネタは刑事ドラマの捜査シーンだという。 ストーリー的にはキャラクターたちが推理している体ではあるが、プレイヤーの思考整理にもなっている。 ただし周回プレイ時にも飛ばせないため、若干不親切である。 基本的に推理を間違えてもペナルティは無いが、あるシーンの推理では失敗し続けるとバッドエンドとなってしまう。 マッピングトリガーがルートを決定するのはこれと、個別ルートの1つしかない。マッピングトリガーが活かせる場面がもっと欲しかったような…。 その他 『ROBOTICS;NOTES』までの科学ADVシリーズ作品で多用されていた、オタク向けのインターネットスラングが極めて少ない。 全く出ないというわけではないが、主要キャラクターにアニメやゲームにどっぷりのキモオタが居ない(*2)こともあって、その手のスラングは多用されない。 評価点 心を蝕む恐怖 次第に事件が近づいてくるという恐怖は、ジワジワとプレイヤーと拓留の精神を蝕んでいく。終盤ではもはや誰を信じていいのか分からなくなってしまう。 前作にも増して猟奇性の上がった事件は、プレイヤーの想像を嫌でも掻き立てる。特に第6の事件は多くのプレイヤーが衝撃を受けた。 前半では前作同様に妄想トリガーによるギャグシーンやちょっとエロスな展開もあるが、かなり控えめである。前作のキモオタぶりに引いていた人もやりやすいだろう ただ、中盤以降はそういった笑える妄想も殆ど無くなりシリアス一辺倒なため、逆に「清涼剤の無い状態できつい話を読み進める」ことになる。 また、事件を起こしている犯人や拓留の周辺人物以外の第三者による言動も、プレイヤーと拓留を追い詰めていく。 巧妙に隠された謎 何気ない事が伏線になっていたり、意外な人物が事件に関わっていたりといった、科学ADVシリーズの伝統を受け継いでいる。 特に今作では体験版の範囲以外「何を話してもネタバレになる」と言われるほど様々な謎が隠されており、ある意味で『STEINS;GATE』以上に事前情報なしでのプレイが求められる。 伏線は前シリーズよりもかなり張られており、後々見返すと巧妙な台詞回しに脱帽する。 終盤で次々と謎が明かされるのもまた前作同様である。 前作のように謎をばらまくだけばらまいて終盤まで整理しないというわけではなく、マッピングトリガーのおかげで謎を適切に段階的に整理していく。謎ときへのモチベーションは前作よりも保ちやすい。 そのうえで、推理した内容がひっくり返されるという展開が続くため、最後の最後まで油断できない緊張感を伴う物語となっている。 大ボリュームのシナリオ 開発者インタビューによると、シナリオの文量は全体で3MB、およそ150万字の大ボリュームとなっている。 参考として、同じ科学ADVシリーズの『STEINS;GATE』の文量は全体で約2MBである。 結構削った末に3MBとなったそうで、元は4~5MBほどの量だったという。 うまく緩急が付けられており、プレイしていてダレてくることはあまりない。 特にヒロイン毎の個別ルートについては『NOAH』と比べると質・量ともに凄まじい向上がされている。 良質な音楽 BGMは科学ADVシリーズで多くの曲を担当する阿保剛氏、OPにいとうかなこ氏、EDに「FES」を起用しており、科学ADVシリーズお馴染みの面子である。科学ADVシリーズファンにとってはかなり安定感のある布陣であり、BGMは今作でも場面を思い起こさせるような印象的な使われ方をしている。 そして、楽曲歌詞がネタバレになっているのもお約束である。 特にトゥルーエンドで流れる曲「silent wind bell」は最後までプレイしたプレイヤーの涙腺を刺激する曲となっており、高く評価されている。 いとうかなこ氏の作詞した歌詞によりド直球でネタバレを含むので、プレイしたことないプレイヤーはまず聞かない方が良い。 迫真の演技 声優陣の迫真の演技は科学ADVシリーズの過去作同様、作品を構成する大きな要素となっている。 特に、主人公・宮代拓留役の松岡禎丞氏とヒロイン・尾上世莉架役の上坂すみれ氏に関しては制作陣からも高く評価されている。 脇を固めるサブキャラクター達も、声とキャラ絵が良くマッチしていると好評である。 賛否両論点 主人公・拓留のキャラクター もはや科学ADVのお約束ではあるが、主人公・拓留のキャラクター性は人によって意見が分かれる。 容姿は悪くないが結構なコミュ障なうえ、ナチュラルに親しくない相手を見下したり、情強ぶっている割には物を知らなかったりと、キモオタ全開でいかにもな二次元キャラクターだった前作主人公の拓巳と比べ、拓留は実際に現実世界で居そうなキャラクターをしており、人によっては受け付けないということも。 追い詰められきった末に覚醒した拓留は前作における拓巳同様カッコイイため、ちょっと苦手程度ならストーリーを読み進める価値は十分にある。 相変わらずの個別ルート 『CHAOS;HEAD NOAH』で追加された個別ルートのシステムはそのまま受け継がれているが、今作でも事件の真相には至れないバッドエンド扱いである。 個別ルートのうち一つはかろうじて救いがある終わり方になっているが、それ以外はえげつない終わり方をするものばかり。ギャルゲー成分を期待していると痛い目を見ることになる。 ただ、上述にもあるが個別ルートのシナリオそのものは『NOAH』とは比較にならないほど出来が良い。 ヒロイン・久野里澪について 公式サイト上ではヒロインと明言されている彼女だが、実際には個別ルートが存在しない。 これはルートが削られたとかではなく、プレイヤーに「澪ルート」があると誤認させるミスリード役として配置されたキャラなのである。このゲームはあくまで「妄想科学ADV」であり「ギャルゲー」ではないので、ヒロインと紹介されたキャラに攻略ルートをつける必要はないわけである(*3)。 ただその代わりメインストーリー上での出番は多く、終盤では拓留と多く接することになる。 また、最後までプレイすると個別ルートが無いのは単なるミスリードだけではなく、作品のテーマからして彼女にルートがない明確な理由が見えてくる。 限定盤に彼女を主役にしたドラマCDが付属したり、彼女を主人公にしたスピンオフ漫画が連載されたりと、キャラクターとしての扱いが悪いわけではない。 過激な展開 前作は移植版である『NOAH』からレーティングがCERO Z(18歳以上のみ対象)になったが(*4)、今作は最初からCERO Zとなっており、メインストーリーからかなりグロテスクな展開が繰り広げられる。胸糞的な展開もあり、人によっては辛いことになるかもしれない。 主人公の拓留を演じた松岡禎丞氏も、あるシーンの収録では憤りを見せたという。 ある真相 詳しくは大きなネタバレになるので書けないが、作中のある謎が明かされた途端、それまでプレイヤーが読み進めてきた世界がひっくり返る事となる。 過去の科学シリーズ作品の中でよりも驚愕な展開であり、ある意味このようなゲームで禁じ手とも言える手段である。 あまりにも影響力が大きい真相なので、一部では「心にダメージを負った」という声も。 同様に、トゥルーエンドも賛否の分かれる結末となっている。 ただし、伏線や設定には矛盾はなく、上記の通り構成力はシリーズ随一である。 問題点 『NOAH』未プレイ者への配慮 本作は『CHAOS;HEAD NOAH』の世界観を引き継いだ完全新作という売り方をしており、前作をやっていなくても楽しめると宣伝していた。確かにストーリーやキャラクターは前作と直接つながりがある部分が薄いが、その一方でギガロマニアックスという設定そのものはガッチリ引き継いでいるので、「世界観を引き継いだ完全新作」というのは間違いではない。 だが、世界観の根底であるギガロマニアックスと、それに関係する設定の詳しい説明が今作ではプレイヤー向けにほとんど説明されない。実際のところ、プレイヤーは前作のプレイでそこは理解しているはずという作りになっている。前作未プレイだとよく理解できないだろう場面が多々あり、特にトゥルーエンドが関わる部分に多い。 バグ PSV版はキャラクターのボイス設定がランダムでOFFになる不具合が報告されている。何の前触れもなくOFFになるため、演出の一環と思ってそのまま進めてしまうことも。 総評 前作から進化した「妄想」の世界。『CHAOS;HEAD』から受け継いだ雰囲気はやや癖が強く、グロテスクな作風は人を選ぶため、 『STEINS;GATE』や『ROBOTICS;NOTES』の様な万人に勧められる作品ではないが、ギャルゲー的ではないADVが好きな人には十分お勧めできる作品である。 日本でのローンチから間もない時期のXbox Oneの時限独占タイトルとして最初は発売されたことや、アニメ化が発売からやや経って発表された事もあって、知名度的には科学ADVシリーズの他作品よりも弱いが、現在では多様なプラットフォフォームで展開されており、ダウンロード販売もされているため、機会があればぜひプレイしてほしい一作。 余談 体験版はPS4とXbox Oneにて配信されている。以前はPS3とPSVでも体験版も配信されていた。 PS限定盤には、ヒロインの一人・久野里澪の過去を描いたドラマCDと、作中に登場するあるものを再現したペーパークラフトが付属する。 小説版である『とある情弱の記録』は、本編を補完する形で、拓留以外の第三者から見た事件を描いている。 ファンディスクである『CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!』が2017年3月30日に発売された。科学ADVシリーズのファンディスクの例に漏れず、本編のシリアス成分を吹っ飛ばす雰囲気となっている。 後日談小説である『Chaos;Child -Children’s Revive-』は、トゥルーエンドの「その後」が描かれる。原作メインシナリオライター「梅原英司」書き下ろしによる完全新作。 アニメ化されており、2017年1月から放送された。ただ、様々なやむを得ない事情により原作が『STEINS;GATE』以上のボリュームの作品にもかかわらず1クールアニメとなったため、日常回も重要な設定もそのほとんどをカットしつつ、特に重要な設定と(OVAで描かれた)トゥルーエンドにつなげるためのアニメオリジナル展開を詰め込んだ作品となった。そのため「原作未プレイにはオススメできない」などの感想が出る賛否両論と言えるものとなった。ただ、例に漏れずオープニング、エンディング曲は良質であるため評価されている。 本作の制作にニトロプラスはほとんど関わっていない。共同タイトルである科学ADVシリーズの作品なので、クレジットだけされている状態である。 CHAOS;CHILD らぶChu☆Chu!! 【かおす・ちゃいるど らぶちゅっちゅっ】 ジャンル 妄想科学ADV 対応機種 プレイステーション4プレイステーション・ヴィータ 発売・開発元 5pb. 発売日 2017年3月30日 定価 【PS4】7,800円/限定版 9,800円【PSV】6,800円/限定版 8,800円 レーティング CERO D(17才以上対象) コンテンツアイコン 恋愛・セクシャル 配信 【PS4】7,000円【PSV】6,000円 判定 なし そして。僕は、このくそったれなゲームを…リタイアします♡ 概要(らぶChu☆Chu!!) 『CHAOS;CHILD』(以下、前作という)トゥルーエンド後の後日談と、前作において連続猟奇的事件が起きなかった(*5)場合のif展開を書いたファンディスク。 後日談は久野里澪の視点で進行し、前作から数ヶ月後に起きたある事件について物語が展開される。 if展開のシナリオでは、前作のシリアスな雰囲気から一転して、ヒロイン達との恋愛模様が宮代拓留の視点から描かれる。 新たな分岐システムとして「YES/NOトリガー」が追加されており、雑誌に掲載されている相性診断にYESかNOで答えることで、攻略するヒロインを決めることになる。 前作の妄想トリガーやマッピングトリガーについても、引き続き採用されている。 ストーリー(らぶChu☆Chu!!) 2016年3月 「ニュージェネレーションの狂気の再来」から4ヶ月が経ったある日、久野里澪は刑事の神成岳史から連絡を受け、病院へと向かっていた。 辿り着いた病室に居たのは、病床で眠るカオスチャイルド症候群患者の見知らぬ少女と、澪の知る男が一人。 男の話では、この少女は因果律を改変する能力を持っており、その力で宮代拓留の運命を変えられるという。 そして唐突に、少女の目が見開かれ、そこで澪の意識は途切れた。 2015年10月 「ニュージェネレーションの狂気の再来」と呼ばれる事件が発生している渋谷。 しかし、どの事件も取るに足らないくだらない内容であり、宮代拓留の興味はリア充活動に向けられていた…。 評価点(らぶChu☆Chu!!) ヒロイン達とのらぶチュッチュッな展開 前作ではどの個別ルートも死と隣り合わせのシリアスな展開となっていたが、本作では彼女達の様々な苦悩が描かれつつも、最後にはハッピーエンドが用意されている。 本作の新たなエンディング分岐としては、橘結衣と結人の姉弟ルートと、バッドエンド扱いだが伊藤ルートが追加された。 妄想トリガーもはっちゃけており、前作よりアブノーマルなプレイも多め。 妄想に耽る拓留の声が唐突に裏返ったり、生唾を飲む様子が声優の松岡禎丞氏の熱演で表現されており、コメディとして笑いを誘うものとなっている。 前作の雰囲気を引き継いだ後日談 澪を主人公とした後日談のシナリオでは、前作のような推理モノとしての展開も用意されている。 賛否両論点(らぶChu☆Chu!!) 久野里澪の声優交代 前作で澪の声を担当していた種田梨沙氏が病気療養で休業していたため、本作では真田アサミ氏に声優が交代となった。 交代前の声に寄せようとする努力は感じられるものの、前作をプレイしているとどうしても違和感は拭えないものとなってしまっている。 前作のアニメ版では既に真田アサミ氏に交代していたため、前作のゲーム版をプレイしたことがなければ特に問題となることはない。 一部の妄想トリガーのホラー展開 ほとんどのネガティブ妄想はギャグ展開で笑えるものになっているが、一部に前作の「箱」をネタにした過激なものや、「ニュージェネの狂気」に負けず劣らずの猟奇的な妄想も含まれている。 問題点(らぶChu☆Chu!!) ヒロイン毎の扱いの格差 前作では山添うきの個別ルートが用意されていたが、本作では個別ルートがなくなってしまった。 限定版のパッケージイラストなどでは前作から引き続き他のヒロインと並んで描かれているにもかかわらず、作中での扱いはパッケージにいない結衣に完全に負けてしまっている。 前作のうきルートはハッピーエンドとは言い難い展開だったため、本作での救済を期待していたファンを裏切るような形となってしまった。 尾上世莉架、香月華の個別ルートの扱いが悪い。 他のヒロインはエンディングが2種類あるのに対して、世莉架ルートおよび華ルートはエンディングが固定で、妄想トリガーの回数も少なくなっている。 澪はあくまで後日談の主人公として活躍するだけで、前作と同様に個別ルートは存在せず、拓留と恋愛関係になることはない。 細かいシステム上の問題点 拓留以外のキャラクター視点では画面全体に情景描写のテキストが表示される(*6) ため、一部のシーンで画面右下の自動送りの表示が文章に重なってしまう。 妄想トリガーの配色が何故か前作と逆になっており、よく確認せずに色だけでトリガーを選択すると、ポジティブ妄想を見るつもりがネガティブ妄想を見せつけられることになってしまう。 過去のシーンがフラッシュバックする際の効果音が前作から使い回されており、本作のギャルゲー調の雰囲気に合っていない。 総評(らぶChu☆Chu!!) 一部のヒロインの扱いが悪く、特にうきルートが削除されてしまったのは大きな問題だが、前作のハードな展開を乗り越えたプレイヤーへのご褒美として楽しめる内容となっている。 後日談としてのボリュームは少ないため、本作の更に後の時系列を描いた小説『Chaos;Child -Children’s Revive-』と合わせてプレイすることが勧められる。
https://w.atwiki.jp/chaos_headss/pages/23.html
あ、ありのままに今起こっていることを話すぜ。 ラ、ラスボスを倒した。 悪の秘密兵器も破壊した。 僕はグッドエンディングに辿り着いたと思ってた! あ、あとはお約束の大団円。 僕をヒロインみんなで取り合ってエロエロハーレムエンド。 なんていいねと思っていた時期が僕にもありましたと思っていたら、メインヒロインの二人が ヤ ン デ レ 化 した! な、何を言ってるかわからねーとは思うが、僕も何が起こっているのかまるでわからねー。 り、梨深の絶対領域でオナニーとか、七海の手首コキで射精とかそんなチャチなもんじゃ断じてねぇ。 も、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……。 「ふ、ふひひひひ。 こ、これは夢だ……きっとまたいつもの妄想さ……」 そんなことをブツブツと呟きながら、僕は今自分が置かれている状況に必死になって現実逃避を決め込んでいた。 だってしかたない。 こ、これは逃避してもしかたないんだよ、ふ、ふひひひ……。 ほとんど電灯もロクにない薄暗い僕の部屋。 そこで僕を含めた三人は奇妙にもその場にゾンビのように立ちつくしていた。 すぐそこのデスクPCにはさっきまで視聴していたブラチューの映像が流れている。 スピーカーから聞こえてくるその星来たんの萌えボイスが、この重苦しい状況には余りにシュールすぎた。 本当ならイスに座りそれをウキウキ気分で眺めていただろうに、ぼ、僕はなんでこんな修羅場に巻き込まれているんだ……。 「どいてよ、おにぃ。 梨深さん……殺せないよ」 僕の背後で――七海がささやく。 手には十字架を模した美麗なディソードを構えながら、僕の前に立っているその『獲物』にそれをおもいきり振り下ろそうと力を込めている。 その声色には普段のあの無邪気さなど欠片も無く、あの可愛い妹と同一人物だとはとても思えなかった……。 「タク……そこ、あぶないよ? 早くどいてくれないと、タクも一緒に殺しちゃう……」 僕の前で――梨深がつぶやく。 花が咲いているような二刀のディソードを両手に携え、いますぐにでもそれを前に突き出したい衝動を抑えるように――手元をピクピクと動かしている。 それには早く僕の背後にいる『獲物』の血を見たいといった興奮が見え隠れしていて、言葉通りに僕の身体ごと貫きそうなほど禍々しい悪意をさらけ出している……。 そう……し、信じられないだろうけど、これが今の僕がおかれている異常な光景だった。 七海と梨深――二人ともその手にすでにリアルブートしたディソードを構えていて、今すぐにでもそれをお互いの身体に振り下ろしかねない雰囲気だ……。 きっと、ぼ、僕が間に立っているからそうできないだけ。 ここから一歩でもずれれば間違いなく二人はディソードで殺し合いを始めてしまうだろう。 そ、それはいいnice boat ですね。 ふ、ふひひひひ。 ……す、少し話を戻そうか。 まずは落ち着こう、僕。 疾風迅雷のナイトハルトがこんなことでうろたえてどうする? ま、まだ慌てるような時間じゃない。 とりあえず最初に言ったとおり、この一ヶ月ほんとに『色々あった』。 詳しくはネタバレになるから言えないけど、ま、まあ結局のところ、その後も僕の日常はさほど変わっていなかった。 あいかわらずフィギュアやエロゲーだらけのこの部屋で毎日ネトゲ三昧だし、愛しの星来たんとのキャッキャウフフも継続中。 あいかわらずのキモオタっぷりだ……ふひひ。 ……まあ学校には前よりはちゃんと行くようになったかもしれない。 り、梨深が誘ってくれるから、し、仕方なく行ってるだけだけどね。 で、でも三次元女は相変わらず嫌いだ。 人間そんなにすぐに変われるなら苦労は無いよ……。 ま、まあ一部に良い子もいるってわかったけど、それもせいぜい嫌いじゃないかなって程度。 べ、べべべつに好きとかそういうんじゃないんだからね! そんなこんなで、こんな卑屈なキモオタの僕でも最近ようやく――ようやく三次元に希望が見出せてきたと思っていた時期もありました。 「ごめんね、ナナちゃん……? タクの大事な妹だからこんなことしたくないけど、ごめんね。 あたしのタクに手を出すなら……殺してあげる」 「おにぃはナナのだよ……? 大好きなおにぃに甘えていいのはナナだけなの。 ナナのおにぃを取る梨深さんなんか……死んじゃえ」 ……うん。 ほんとにそう思っていた時期が僕にもありました。 ひさしぶりにこの言葉を使おう――う、欝だ。 やっぱり現実は甘くなかったってことさ。 ちょっと油断したら ご ら ん の 有 様 だ よ ! ヤンデレなんてアニメやエロゲの中だけのものだと思ってた。 もし仮にそんな女の子がいたとしても、僕には絶対無縁のものだと思ってたのに……。 梨深も七海も、ま、まともじゃない。 僕が言うのもなんだけどこれは異常だ。 瞳はまるでガラス玉みたいに感情が感じられなくて、壊れた人形のようにブツブツと同じ言葉ばかり繰り返している。 い、いくら僕への愛が深いからって、これはないよね? な~んて、ふひひサーセンwww。 前の梨深と背後の七海……。 二人の殺気が徐々に阻止限界点に近づいているのを感じながら、僕はこんな状況に陥ってしまった経緯を振り返ってみることにした……。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 「おにぃ♪ おにぃおにぃお~に~い~♪」 シャンプーの良い香りが僕の鼻腔をくすぐる。 女の子の髪からこんなに良い匂いがするなんて、少し前の僕なら想像すら出来なかったことだろう。 胸元に押し付けられている鼻先がとてもくすぐったい――七海が僕の胸に抱きついていた。 「えへへ、おにぃ大好き。 ん~ん~ん~おにぃ~♪」 僕の胸にグリグリと顔を押し付けながら、七海がそう甘くささやいていく。 すこし前まで僕を暗いだのオタクさんだなどと罵っていたくせに……こ、これなんてツンデレ妹? あまりに現実離れした状況。 つまりはエロゲ展開にまた妄想の類じゃないかと疑ってしまうほどだ。 なにせ僕の妄想は少し人間離れしすぎている感がある。 この前みたいに抱き締めようとした瞬間、泡みたいに消えてしまうなんて鬱展開は二度とゴメンだった。 じゃあ、今こうして胸元に彼女のぬくもりを感じているということは現実だということなのか? 七海のデレデレ言動っぷりは多少信じられないが、僕にはこの感触でどうしても妄想ではないということを受け入れなければならないようだった。 けれど……そ、それはそれでダメじゃないのか? 妹に抱きつかれるなんて慣れてない。 というか、僕は女の子に触れられることすらあまり慣れてないんだ。 七海に抱きつかれているという現実を受け止めていくと、僕はより一層自分の顔が紅潮していくのを感じた。 「ん? なんかおにぃの身体、あったかくなってきてる……。 熱でもあるの?」 「ち、ちがう。 というかおまえ、な、なに当たり前に抱きついたりしてるんだ。 離れろよ……」 「えーいいじゃんべつに兄妹なんだし。 っていうかわかった、おにぃ照れてるんだー♪」 「ばっ……!て、照れてなんかない! おまえみたいな幼児体型に抱きつかれたって、ぜ、ぜぜぜんぜん嬉しくないね。 ふん!」 「ぷ……バレバレだよおにぃ。ほんとはナナに抱きつかれて嬉しいんでしょ? おにぃは女の子に免疫ないもんねー、ほーらうりうりうり♪」 「ひぎぃ……だ、黙れ小僧! ていうかおまえさっさと帰れよ邪魔なんだよぉぉぉらめぇぇぇぇ!!!」 「やーだ、帰らないよ~だ♪ 今日はおにぃとずっと一緒にいるって言ったでしょ? 絶対はなさないもんね~にひひひひ♪」 どうやらいくら説得しても無駄らしい。 僕の笑い方を真似するようにしながら(バカにしてんのか!)、七海は更に胸元へギュ~っと顔を押し付けてくる。 サラサラした髪が顎の辺りにくすぐったくて、シャンプーの良い香りもふたたび僕の甘えさせてやりたい理性を揺らしてくる始末だ。 というよりこいつ、こんなに僕に甘えて恥ずかしくないのか? 仲がいい兄妹ってレベルじゃないぞ! それとどうでもいいけど、さっきからお腹のあたりにあたってるプニプニ感はどう見てもおっぱいです本当にありがとうございました。 まあ、あまりに小さすぎて微々たる感触なのが可哀想だけど。 ふひひ、七海貧乳乙。 「だ、だいたい、僕はこれから星来たんとのデートがあるんだ。 おまえなんかと遊んでる暇はない」 「え~、デートっていったってアニメ見るだけでしょ? だったらナナがそばにいたっていいじゃん」 「ひ、一人じゃなきゃ集中できないんだよ! 僕にとってブラチューは人生において何よりも大事な……」 「知ってるよ、おにぃはあいかわらずのオタクさんだもんね~。 あ、じゃあじゃあ、ナナも一緒に見てあげるから、それならいいよね? ね?」 そう言ってクイっと首をひねりながら、僕の目に甘えさせてオーラをぶつけてくる七海……。 おもわぬ三次元妹の萌え仕草に、いいよ…なんて言葉が口を付いてしまいそうになる自分が情けなかった。 やはりおかしい。 今日の七海はどこか様子がおかしいぞ! 幼児体型。 帰れ。 邪魔だ。 これらの僕の突き放す言葉にまるで動じる様子がない。 いつもならちょっと冷たくするだけで「最低!おにぃなんて○○の○○で○○して死んじゃえ~!」のテンプレが返ってくるはずなのに、今日の七海はあきらかに僕への好感度マックス状態だ。 これは今日のブラチュー、妹の視線に耐えながらの羞恥プレイになる可能性があるぞ……。 「た、頼むからもう本当に帰ってくれ。 明日学校の帰りにマクディ奢ってやるから……な?」 「そんなのヤダ。 ナナおにぃと一緒にいたいんだもん……ダメ?」 「ダ……ダァァ……」 どうしてもメ、と続けられなかった。 七海が急にシリアスに僕の瞳を見つめ返したからだ。 両腕はしっかりと僕の背中にまで回されて離さない。 もう、このまま愛の言葉を囁いてもおかしくない密着状態だ。 そしてわかる――七海はきっとわかって甘えているんだ。 こうして粘りに粘って甘えまくれば、なんだかんだ最後には僕が折れてくれるとわかっているんだ……。 先月の事件以来、どうも七海の中で僕はツンデレ兄貴の認定をされてしまっているらしい。 『おにぃは普段はそっけないけど、いざとなったらナナのことを誰よりも心配してくれるの♪』。 な~んてスイーツ(笑)なのろけ話を周りの友達に聞かせまくってるらしく、友人の間では西條七海はもうやばいくらいのブラコン人間。 ていうか恋人同士なんでしょ?状態らしい。 おまけに僕のPCにも毎日ラブメールをよこしてくる始末だし、その内容は取るにたらない日常のことばかり――それをとても幸せな出来事のように報告してくるんだ。 『大好きなおにぃへ』とかいうタイトル、マジで困る。 『血が繋がってなければいいよね?』とかいうタイトルも、本気で焦る。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/mbaacczh/pages/157.html
猫Chaos 新月模式(Crescent Moon) ◆指令表 分類 技名 指令 備考 必殺技 236+AorBorC 623+AorBorC 214+AorBorC ARC DRIVER 41236+C LAST ARC DRIVER Ex-shield ◆其他模式 半月模式(Half Moon) 满月模式(Full Moon) 回角色页面 ◇新月模式(Crescent Moon) +◆基本性能 ◆基本性能 (待填) +◆通常技解说 ◆通常技解说 (待填) +◆必殺技解说 ◆必殺技解说 (待填) +◆ARC DRIVER ◆ARC DRIVER (待填) +◆LAST ARC DRIVER ◆LAST ARC DRIVER (待填) +◆COMBO ◆COMBO (待填) +◆固定考察 ◆固定考察 (待填) +◆立回 ◆立回 (待填) +◆小NeTa ◆小NeTa (待填) +◆角色对策 ◆角色对策 (待填)