約 2,990,814 件
https://w.atwiki.jp/wipeouthd/pages/36.html
コース概観 Fowardとの違い 特に無し バレルロールポイント スタート直後のカーブ Phantom以上? 外よりの道を走ることでバレル可能 マグストリップ抜けた後のアイテムパッド付近 ターボ必要 2度目マグストリップ入る直前 ターボ必要 曲がる際にイン側に切り詰め、機首上げを行いながら使用すると可能 マグストリップ上でバレルという不思議な光景が見られる うまく制御が出来ないと、地面(マグストリップ走行での右側)に落ちる ターボ使用ポイント Phantom攻略 Zone攻略 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/4104.html
【登録タグ CD CDM SOUND HOLICCD】 サークル:SOUND HOLIC 01 Mind Reverser 02 雷音 -DRAGON BEAT- 03 Break the Hierarchy 04 MISTLAKE LOVE 05 Discord 99 06 午前零時の首祭り 07 JIN-ROH 08 雷鳴拍動 09 Dystopia Ideology 10 HEAVENLY NOTE 11 Sky s The Limit
https://w.atwiki.jp/izumoyuuto-knosp/pages/38.html
こちらは『Idol Duel m@ster Reverse/Side』の通販方法を記したページとなります。 通販の手順は以下となります。 1.通販希望のメールを転送する 2.振込先へお金を振り込む 3.商品を郵送する 注:3.はこちらが行う内容となります。 上記の詳細は以下となります。 1.通販希望のメールを転送する 以下のテンプレートに合わせて、下記のメールフォームから送信してください。 《名前》 依頼者の名前 # 振込者の名前を確認する際に必要です 《メールアドレス》 依頼者の連絡先 # 商品発送後のメール送信に必要です 《内容》 ●購入巻数&冊数 第1巻:○冊 - 購入冊数が0の時は削除して下さい 第2巻:○冊 第3巻:○冊 第4巻(予約):○冊 ●郵送先の郵便番号: ●郵送先の住所: ●郵送先名義: ●振込金額:XXXX円 ●備考:質問とかあれば自由にお書き下さい また、以下2.を行う前に振込金額を確認したい場合はその旨を備考に記載して下さい 2.振込先へお金を振り込む 振込金額は、以下の表を確認してください。 ●振込金額一覧表 購入巻数 値段 第1巻 800円 第2巻 1000円 第3巻 1100円 第4巻 1200円 第5巻 1000円 なお上記に加え、送料は基本的に全国一律で500円かかります。 こちらも振込金額へ加えるようご注意ください。 以下の振込先へ振込をお願いします。 ●振込先:静岡県労働金庫 浜松高台支店 普通 ●口座番号:6268399 上記への振込が確認出来次第、こちらから連絡します。 連絡先への記載ミスには十分ご注意ください。 注:下記メールフォームからではなく、個人のメールソフトからメールを送信されても構いません。 3.商品を郵送する 上記1.と2.の確認が出来次第、1.で記載された郵送先へとこちらから商品を郵送します。 郵送後、こちらからメールを送ります。 なお郵送先が誤っていた場合、再度送料が必要となります。 こちらが郵送する前に下記メールフォーム等から修正のメールをして頂いた場合はその限りではありません。 1.の郵送先郵便番号・住所・名義にお間違いが無いようお確かめの上、メールを送信するようお願いします。 メールフォーム 名前 メールアドレス 内容 また、こちらのメールフォームからではなく個人メールから送る場合は以下のメールアドレスをご利用ください。 メールアドレス:knosp.room@gmail.com なお、メールフォームと上記のメールアドレスは宛先が一緒ですので、どちらを利用されても構いません。
https://w.atwiki.jp/mugencns/pages/151.html
戻る→トリガー情報の一覧 ■MoveReversed【攻撃取られ確認】 Win版以降用 ▼概要 SC-/HitDefが、相手のSC-/ReversalDefに取られたことを確認し、 取られた時点で1、それに加えてHitPause後の経過フレームを返す。 ただしP2StateNo指定などでステートを変更された場合は大体0へリセットされる。 SC-/HitDef・SC-/ReversalDef系 命中全般T-/MoveContact ヒットしたT-/MoveHit ガードされたT-/MoveGuarded ※Win以降 相手のSC-/ReversalDefに引っかかった→T-/MoveReversed SC-/Projectile系はT-/ProjContactから参照。 ▼情報・書式 MoveReversed ;Int型 攻撃を取られた時点で1を、さらにHitPause後の経過フレームを返す。 MoveHitPersist=0のStateDefオプションを読み込んだ場合リセット。 ■Lv1-記述例・補足・注意点 記述例 [State a, a] Type = xxxx Trigger1 = !Time ;ChangeStateなどをしてきた最初のみ Value = xxxx 記述例での目的 基本的には攻撃のキャンセル条件へ使われる。 補足 リセットのタイミングはT-/MoveContact同様StateDef冒頭オプション読み込み時P2StateNoなどで移動してもPauseTime中はリセットされない。 P2StateNo指定の無いReversalDefであれば2以上も認識する。P2StateNo指定があっても奪ったステートがMoveHitPersist=1なら持続する。 注意点 MoveReversedは攻撃を取られた側の情報SC-/ReversalDefの命中側はT-/MoveHit系で認識する。
https://w.atwiki.jp/xbox360score/pages/166.html
Diario Reverse Moon Legend 項目数 13 総ポイント 1000 難易度 ★☆☆☆☆ 基本的にはとりやすい実績ばかり。 普通にストーリーを追ってクリアだけなら「キャラクターランク」と「最大ダメージ」ぐらいしか解除されないが、 残りの実績も時間がかかるだけで特に技術も必要としないため、難易度は低い部類に入る このゲームは何をおいてもまずSPDが重要なので、 ゲーム序盤のうちに、武器屋で『SPD』付与の各種武器を見つけたら確保し、各キャラに装備させ、 その武器に別のSPD付き武器を合成させて鍛えていけばかなりスムーズにゲーム進行が可能となる。 (『SPD』に加え『AGL』付与付きの武器を発見できればなお良い) 敵の総撃破数 敵を倒した数が1000を越えた 100 キャラクターランク 最高ランクのキャラクターが100を超えた 100 ランダムマップのクリア ランダムマップを100回クリアした 100 最大ダメージ数 最大ダメージが10000を超えた 100 特殊キャラの入団1(Ⅰ) ジュジュを仲間にする 100 特殊キャラの入団2(Ⅱ) ガザを仲間にする 100 特殊キャラの入団3(Ⅲ) レグライトを仲間にする 100 スキル1(Ⅰ) 百鬼夜行を覚えた 50 スキル2(Ⅱ) スペースバーンを覚えた 50 スキル3(Ⅲ) H・G・M・Mを覚えた 50 スキル4(Ⅳ) 鳳天殺を覚えた 50 スキル5(Ⅴ) リキダイザーを覚えた 50 スキル6(Ⅵ) ゴッドアローを覚えた 50 敵の総撃破数 累計で敵を1000体倒せば解除。 解除タイミングは1000体目を倒し、敵が消えるエフェクトが終わった時。 弱い敵ばかり出てくるルーインを続けると解除が早まるが、 スキル&ランダムマップの実績を狙っている間に自然と解除される。 ランダムマップのクリア ルーインのマップ(クエスト行く時に横に入力すると表示されるマップ)をクリアすればカウントされる。 メインシナリオと、自分で受けるクエストのマップは対象外なので注意。 高ランクで狭く、敵が少ないマップを選ぶと短時間でクリアでき、 報酬に高ランクのスキルが出やすくなるので、スキル解除と同時に行うと良い。 最大ダメージ 最も楽に解除できる実績。 最後に敵を一匹だけ残して取り囲み、フラッシュコンボと連携を組み合わせれば序盤ですぐに取れる。 ただ5章サブイベントで武器の合成開発ができるようになると、自然と5桁ダメージ出るようになるので急ぐ必要無し。 キャラクターランク 戦闘終了時にキャラクターランク(LV)が100以上のキャラがいれば解除。 フィールド操作時に装備変更、装備強化でランク100にしても解除されない。 キャラクターランクは、装備武器の合成・開発によっても上がるので、狙って経験稼ぎをする必要はない。 スキル関連 一部の武器は武器レベルを上げると実績に絡むスキルが使えるようになるが、それでは覚えたことにならず解除されない。 戦闘中に『スキルシフトで修得する』ことによって該当実績が解除される。 スキル関連の実績は6つにあるのに対し、一度に出撃できるキャラが5人までなので、 メインメンバーから一つあぶれてしまうのがネック。 さらにスキルシフトは狙ったスキルに変化させれないので、解除には運が絡む。 なお、拳の高位技でフリーズする現象がいくつか報告されているので、攻撃アニメのスキップ推奨。 実績スキルシフト解説 武器熟練度が足りないと、まず高ランクスキルにシフトすることはない。 ゲーム中盤あたりに防具屋に並ぶ、スキルの熟練度が上がりやすくなるアクセサリーを買って装備し、 とにかくフラッシュコンボで攻撃しまくること。 実績スキルを覚えるなら、LV50は必要となる。 いくつかのスキルごとにもランクが設定されており、 武器熟練度が50以上でも低ランクグループのスキルは似たようなスキルにシフトしやすく、 一段階上のスキルグループのスキルにシフトすることはあまりない。 なので、マップクリア報酬で高ランクスキルを獲得したら、即座に入れ替えた方が修得の可能性が高まる。 スキルのランクは店へ売却価格が高いほど高ランク。 売却価格が4500のスキルなら、実績スキルへシフトする可能性がある。 なお、スキルのLVは攻撃力と消費SPが増加するだけで、スキルシフトには一切影響しない。 また、ゲーム後半あたりから武器屋に『ゴスロリ~』という名前の武器が並んだら、 少々弱くとも揃えておく事をお勧め。スキルシフトが発生しやすくなる『想像力』特性がある。 これがあれば、必要スキル熟練度が40程度でも修得できる可能性がある(ガザ斧熟練度37で該当スキル修得)。 スキル名 武器 該当武器初期装備キャラ 百鬼夜行 剣 イレス・オールドマン・ショーン・ガザ・レグライト スペースバーン 拳 リィル・ポーラス H・G・M・M 斧 カイ・ジャルド・アグナム・ジュジュ 鳳天殺 槍 ルビィ・コノハ・レンフィルド・ユアン リキダイザー 銃 ダヒラ・アクスウェル・ラーク・ゼット ゴッドアロー 杖 ライカ・シズキ・ランジャ 杖スキルは厳密には魔法スキルで、武器に関係なく使用できる。 キャラクターにこだわり無ければ、魔法スキルの高いライカを拳か斧使いにすると、初期メンバーで全て網羅できる。 ただし、計画的に育てないとどっちつかずになる可能性が高い。 (例→メインクリア時点で、魔法と斧の両立ライカ斧31魔法36) ジュジュを仲間に出来れば、ジュジュの魔法熟練度(杖)は150を越しているので、それを当てにしても良い。 メインパーティーから外れたスキルは、クリア後にガザで補うのも手。ガザは剣のスキル初期値が66、それ以外の全スキル初期値が33となっている。 特殊キャラの入団に関して エンディング後のおまけシナリオで可能。 ガザ、レグライトは本編中の育成を長めに行っていればED後すぐに始めても勝てる可能性はある。 しかし、ジュジュの強さは異常なレベルなので生半可な育成と装備強化ではどうにもならない。 特殊キャラの入団1(Ⅰ) ジュジュ5体と対決になる。 1体強烈な強さのジュジュ(ランク950程度)がおり、驚異的な攻撃力を持ち高速で行動する上に、高回避率で通常攻撃が殆ど効かない。 このジュジュを倒すには相手のSPDと同等かそれを上回るSPDの高INT魔法キャラを用意し、魔法によるフラッシュコンボで一気に畳み掛けると倒せる。 魔法も範囲が広い魔法を使用し、他のジュジュを巻き込めると後の展開が楽になる。 物理攻撃で倒そうとすると、高SPD+高AGI+高ATKキャラが必要になる。 他の4対は十分なランクと装備を整えていけば攻撃に耐えれるレベル。レグライト戦に出てくるのモンスターの方が強く感じるだろう。 参考までにINT+SPD重視のランク265のライカ、ATK+SPD重視のランク199のコノハ、ATK+SPD重視のランク198のイレス、ランク150のガザ、ランク初期のレグライトで勝利できた。 特殊キャラの入団2(Ⅱ) 最も楽な特殊キャラの入団で、敵もガザ一人しか出てこない。 HPは38000程なので、フラッシュコンボを決めれば簡単に即死させれる。 少々育成を長めに行っていれば、ゲームクリア直後でも撃破可能だが、カウンター技を持っているので運も絡む。 攻撃とアイテム使用が別行動なのを活かし、蘇生薬を多めに持ち込めば確実。 特殊キャラの入団3(Ⅲ) レグライト以外にも雑魚モンスターが複数出てくる。レグライトもカウンター持ち。 雑魚のHPも40000~で攻撃力も高く、行動が素早い上に範囲魔法攻撃もしてくるので、中途半端なランクと装備では何もできずに終わる事もある。 ステータスはHP、SPD、RESを重視に上げると相手より先に動け、魔法も耐えやすくなる。 マップの一部で狭い場所があるので、上手くそこに固まれば範囲が広い魔法攻撃である程度一掃することも可能。 ランク300程度あれば、なにも考えずにクリアできる…ハズ。 金稼ぎ クエストで発掘と護衛系を選ぶだけて良い。 ノイズネットからクエストを受け、クエスト一覧から該当クエストを選択し、キャラを派遣後休憩で完了。 1分ぐらいで終わり、それなりに儲かる。 ただし、あまりにランクと見合わないクエストを受けると達成できず、クエスト破棄時に違約金を取られるため注意が必要。 所持金はマイナスにならない為、所持金を0近くまで減らしてからクエストを破棄すればよい。 またクエストが完了したらすぐに報酬を貰うこと。期限が切れてしまうと完了していても報酬がもらえない。 クエスト「話し相手」も同様の方法で終わるが、こちらは報酬が金ではない。 上記方法で金を稼ぎ、チップ引換券Cを購入しまくれば簡単に装備強化ができる。 装備強化ができるのは5章サブイベントからなので、それまではランダムマップで鍛える。 発掘護衛系クエストは、日を進めれば良いので、ランダムマップに出かけて期日中に戻ってくれば達成できる。 装備の強化(一軍のお下がりで十分)で、二軍メンバーのランクを強引に引き上げておけば、 二軍で金策、一軍で実績と平行して行えるので効率的。 リバースムーン 攻略ガイド http //gamekouryaku.com/rmoon/ PS2版の攻略サイトだが、大体の情報は同じなので参考にはなる。 攻略サイトは20章で終了になっているが、xbox360版では追加シナリオのため、22章で終了となる。 余談だが、無料DLCでクエストが三つほど追加されている。
https://w.atwiki.jp/talesrowa/pages/339.html
Reverse-Blue Light- ハロルドは、重たい瞼をゆっくりと開いた。 左目しか開かず世界が半分に削除されている。髪を掻き上げようと額に手を当て、ゴワゴワした触感に不快感を覚えた。 それが包帯で、左目と口と鼻を除いて顔面の表皮を制圧していることを確認するのに数秒の時を要した。 胸をさすり、少しばかりの傷痕をなぞりながらハロルドは辺りを見回す。 医療室だろうか。白一色の構成に、夥しい器具の数々でハロルドはそう判断した。 ベッドから起き上がり、姿見に自身を移すとそこには私は病人ですと言わんばかりの重病人のようで微妙に笑える。 サイズが一回り小さいのも実に悪趣味だ。 そばに置かれた私の服は複製品なのか真っ新な綺麗さを保っている。 通り一遍に罠の確認をして袖を通す。 武器になりそうな物を探して部屋の中を物色する。 短剣代わりにメスを数本と杖代わりのモップを手にとって彼女は室外に出た。 それほど広くもない廊下を歩く。カツカツと音が自分の前と後ろに伸びていった。 地図は無いが、彼女の歩調は崩れない。 彼女は適当に歩いている。強いて何かを標を上げようというのならそれはきっとこの匂いだと思った。 一歩進むたびに粘性を帯びるこの重圧が彼女の肺を満たしていく。 目の前に小さな色相の変化を捉えた。 長いようで短い廊下の終わりには扉はなく、闇のような黒が漂っている。 この先に招待主がいるという実感を彼女は噛み締めていた。 暗い。とても暗い。薄灯りのおかげで真っ暗というわけではないが彼女の眼では2m先もハッキリしない。 靴で地面を叩くと余韻が残るこのホールはとても広くて静かだ。 ハロルドは片膝を突いて床に指を這わせる。このタイルの文様を見るに恐らくは 「やっぱり、構造は若干変わってるけどここはダイクロフト……」 「ようやく覚めたか……天上王たるこの私をここまで待たせるとはつくづく度し難いぞ、女」 大きく首を上げて音源の方へ向き直った。無明だった広間の上、二階から松明が一本だけ燃え盛っている。 白い外套、長い金の髪が炎に照らされ赤みがかる。その場所は寸分違わず、55人を見据えるように始まりの位置にいた。 そして整った美しい顔が唇だけで笑うその男の名前は 「王自らの歓迎だ。遠慮せず歓喜しろハロルド=ベルセリオス」 「……お招きいただき恐悦至極に御座います。天上王ミクトラン」 ハロルドはスカートの裾を摘むフリをして一礼した。 「ふん、どうやら驚かないのだな?」 言うや否や、ひらりとバルコニーを蹴ってミクトランはハロルドの傍に着地した。 「驚いても良いけどあんたを喜ばせるのは面白くないわ……用件を。それを済ませたら大人しく他の連中の場所にいくわ」 ハロルドは自分の心臓の音を聞かせまいとするかのように胸を押さえた。 その様を見たミクトランは裂けそうなほどに口を開き、威嚇するように笑んだ。 「貴様を此処に呼んだ理由は二つ。一つは、貴様に見せたい物がある……来い」 外套を翻して王は彼女に背を向けて扉に踵を向ける。 こつり、こつりと2人の天才科学者は無機質な道を歩いていく。 「……ダイクロフト、模様替えした?」 ハロルドは、外の天気を聞くかのように問うた。 大本の意匠は変わっていないものの、彼女の知るダイクロフトとは構造に差異がある。 「この計画に神の眼の全て回しているのでな。嘗ての施設の6割は停止しているか、短絡して エネルギー利得を上げている。ベルクラントも疾うに廃棄した……今では浮遊死都と呼んでいる」 何が可笑しいのか、ミクトランは肩で笑っている。 なるほど、道理で警備ロボットが居ないわけだ。かつて世界の栄華を極めようとした天空都市の首都は まったくといってもいいほどに生気がない。死せる都とは云ったものだ。 そしてそれは、此処まで節約して行おうとしている計画の規模を想起させる。 「尤も、計画云々以前に廃棄した区画は使い物にならなかったが、な」 「どういうことよ」 目の前の重厚な造りの門扉が開かれた。エレベーターが待機している。 「……唯の昔話だよ、今となってはどうでもいい話だ」 エレベーターは大した加重を感じさせずに静かに上へ昇った。 「どこまで知っている?」 ミクトランはエレベーターの外の黒一色の平面を眺めている。 「あの島は紛れもなく異空間。そしてその正体は精神空間……の紛い物ね。 故にダオスは現実の貴方を攻撃できなかった。そして貴方もダオスに攻撃できなかった」 ハロルドはミクトランの一挙手一投足その反応を逃すまいと目を凝らしながら問いに答える。 この仮説は、ある種の確信に基づいていた。 何故ダオスのテトラスペルを「相殺」でも「消去」でもなく「反射」なのか? そして本来ゲームマスターとしてマグニスを止めるべきミクトランがマグニスの逸脱を止められなかったのは何故か? 「あの時私達と貴方は一見同じ広間にいるように見えて、実は異なる空間にいた。 だからその空間に存在しないダオスの攻撃は行き場を失い術者に帰る。 私たちから見ればあの時の貴方はホログラムのようなものだもの」 陽と陰、プラスとマイナス、ポジとネガ。 相反する二つの空間は常に反発力を生んでいる。ダオスの魔法は文字通り「天に唾を吐いた」に等しかった。 「でも条件は同じ、貴方は通常の法則ではあちらに干渉できない。結果マグニスの横行を見逃すしか術が無かった……どう?」 しばらく微かな機械音が流れた後、溜息をついて 「――――フン、流石はかの天才。我が秘蹟よくぞ見破った」 純粋に王の余裕をもって彼女を称賛した。 「確かに私はこの浮遊死都の中にバテンカイトスを構築した。根本的な処で相容れない存在だ。 魔術など通常の法則行使ではその意を通すことすらままならぬよ。バテンカイトスからこちらへは、な」 ミクトランは別段として余裕は崩れていない。あの開幕は半分ペテンだったと認めてもなお、その王としての品格を保っていた。 「確かに物質空間と精神空間は互いに認識はできても干渉はできない。しかし今回の場合主従があるからな。 浮遊死都からの干渉は可能だ。さて、なんだとおもう?」 「成程、『首輪』ね」 「そうだ。こちらから首輪の機能に干渉する分には問題は無い。マグニスの場合は少々焦った。 こちらからの術も届かない故、あれ以上暴れるならば首輪を爆破するしかなかったからな。全く手間のかかる話だ」 機械音が止む。扉が重苦しく開いた。 「それに、特例もある。条件さえ満たせば私の意志で呼ぶことも可能だ。貴様のようにな。 リオン=マグナスも特例の一つの形だ。本人から聞いているのだろう?」 二人は黙って歩きだす。 2人は大きな空間に出た。 彼女の眼前には巨大な扉が屹立していた。 ――――見間違うものか。これは、この先に全ての発端がある。 「先ほどの話の続きだが、いかに親と子程差があろうと反発する二つを同時に留めておくには繋ぎがいる」 「この先に、それがあるのね」 「そう、この先に「私のセイファートリング」がある」 ミクトランは扉の傍までより、何やら機械に手を翳す。 指紋かバイタルか、情報を受け取った機械が王を王と肯定しその門を開く。 門を通ったハロルドはその機械に何かのカードを通す機構を確かに見た。 部屋全体が淡く光り輝いている。 青のような、碧のような、それとも赤だろうか。全ての色を含めた無色の光がこの大空間を充填している。 そして壁面を肉体として神経のように張り巡らされたケーブルがどくりどくりと鼓動していた。 ハロルドは奥歯を噛んで回転する頭脳の痛みに耐える。 無数の神経は機械で結合し、機械で分岐し、黒と灰色と白の綾を織りなしている。 その様はまるで、幾何八卦を紡いだ蜘蛛の巣の如くこの部屋を取り込んでいる。 その神経の中心で、浮かぶ万華鏡のような支配者が泰然と存在していた。 直径6メートル、数あるレンズの中最大級の結晶。 天上世界の全てのエネルギーを一手に賄うことすらできる、究極のエネルギー媒質が 全ての元凶だと証明するかのようにそこに回転していた。 「やっぱり、神の眼……!!」 ハロルドは口を押さえながら、苦虫を噛み潰した様な顔をした。 1%にも満たない希望、「もしかしたら神の眼は無いかも知れない」と思う自身を否定できなかった。 「この眼がここと向こうの接点だ。ここを差し詰め、胎盤にして臍の緒といえるだろうな」 ミクトランは神の眼より放たれる光を恍惚とした表情で受け止める。 「……あなたの目的は何なの?否、それは問題じゃないわ。貴方は目的のために‘何を産む’気?」 ハロルドは意を決したことを悟られないように拳を強く握る。 確認ですらない問い。もしかしたら、もしかしたら違うという甘い幻想を打ち砕くために彼女は問う。 彼は、カツカツと音を立てて神の眼の傍まで寄り、 民の願いを聞き叶えることこそ王の勤めと言わんばかりに彼女の期待に応えて 「決まっている。神を‘出産’するのだよ」 予め準備していたかのように、絶望を形にした。 「やっぱり、狙いはフォルトゥナってこと」 「当然だろう。神の眼は幾ら高みを登ろうと所詮は唯のエネルギーの塊だ。 エネルギーを力に変えるシステムが人の手で作られている以上、人ができることしか出来んのだ」 ミクトランがふわり、と地面から離れる。 例えば神の眼で‘世界を滅ぼす’ことを願ったとしよう。 しかし唯のエネルギーである神の眼に願っても世界は一向に壊れない。 ベルクラントのような世界を壊す装置を作り、破壊のエネルギーに変換するというプロセスが必要となる。 神の眼は云わば万色の絵の具。求めればあらゆる色になるのだ。しかし‘人は人が知る色でしか絵を描けない’。 「だが、神という‘全能の変換機’が手に入れば一切の過程を無視しそれこそ全てが可能になる。 領域はその垣根を無くし、内と外は崩壊し、真実と虚構は無価値となる。即ち私が全てになるのだ!!」 片手を神の眼に翳す。白い外套が後ろから光を受けて黒く靡く。 ハロルドは両手を大仰に叩いて白々しい喝采を送った。 「いい演説ねえ……けど、大事なことを忘れてるわよ?」 手を止めて深呼吸。時間を稼いでもったいぶった歩きで彼女は部屋の全貌を探る。 「フォルトゥナは私達が倒したことを知らない訳じゃ無いでしょうねえ? 神は殺せるのよ。この事実があんたの全能性を否定していると思うけど?」 何処を見ても神経、神経、血管、神経、糸、神経、意図、意図、意図。 ミクトランはハッハッハと笑う。 「王たる私を試しているのか?万死に値する程に無礼極まりないが、良い。答えてやろう」 煮えたぎったような悪意のまま、王は泰然として応じた。 「お前達が倒した神は不完全だったことは知っているはずだ。 あの神は星一つ潰さねば足りぬほどのエネルギー欠乏で完全な降臨を果たしていないからな」 巡る機能は変換と発散と収束を繰り返している。 「いいか?神はあくまで万能の‘変換機’なのだ。我らが術を行使するのに精神力を要するのと同じように、 奇跡には対価が必要なのだ。エネルギーが無くては満足な奇跡も行使できん」 無い。どこにも無い。彼女の呼吸は荒くなる。 「‘全能の変換機’は、その対価たる‘無限のエネルギー’が無くては成立しない。 所詮あの神はいくら大きかろうと唯のレンズに宿った紛い物よ。 そう、真の神は無限のエネルギー集合体であるこの神の眼にしか産まれぬのだ!」 もう一つの手を広げて世界を受け止めるかのように手を前に出して、王は高らかに謳った。 「そして、その完全な神より王権を承るこの私こそが、王に相応しい……ッ!!」 たった一人の聴衆しかいない、しかし千人に聞かせるに値する演説を謳い終わった王は彼女の下へ歩を進めた。 王が彼女を見下して、彼女が王を見上げて対峙する。 「さて、用件の一つ目は済んだ。その顔を見ればどうやら聞くまでもないな。 私が計画は貴様の目にも叶う物らしい。即ち、この計画の終点には確実に神は産道を通り産まれるということ」 顔面蒼白なハロルドの顔を満足そうに眺めて王は自身の計画の盤石性を確かめた。 理論的に間違いさえなければ、神は降臨する。 「……ずいぶんと余裕ね。足元を掬われても文句は言えないわよ?」 「フン、それは薄汚い貴様が心配することではない。さて、第二の目的だ――――パスコードを教えろ」 場の空気が一変する。 有能か、無能かはさておきミクトランには確かに王としての風格があった。 「……どういう意味?」 「惚けるか。しからば――――」 外套が翻ったと認識した瞬間にミクトランが間合いを詰める。 とっさにモップを盾にして飛び退く。 「遂にソーディアンを出したわね。さあ、それを返して……!!」 奇麗に切断されたモップを捨ててハロルドはミクトラン、そしてその剣を見据えて―――― 右手に握るは片手直剣。「なんで、」 左に浮かぶは魔法大剣。「あんたが」 「イクティノスとクレメンテを持っているのよ」 在り得てはいけない光景に絶句した。 王は下々の言葉など理解できないといった顔で嘲った。 「随分不思議なことをいうのだな。王が剣を持つのはそんなに疑問か? ああ、確かに2本というのは王の剣術としては異様にも見え得るか。何、こちらは唯の杖だ。気にするな」 ミクトランの指先がクルクル舞うと、それに連動してクレメンテが回った。 「そんなことはどうでもいいわよ!なんでそれがあんたの手の中にあるのよ!!」 「ふん、敗残兵から武器を鹵獲するのは戦争の茶飯事だ。貴様それでも軍人か?」 「ソーディアンは意思を適合させて真価を発揮する兵器よ!人刃一対のソーディアンと2本契約…… ましてや同時に扱うなんて、不可能よ!!」 ハロルドは金切り声を上げてミクトランに吠える。吠えなければ押し潰されてしまうと思った。 「まったく、そろそろ馬鹿の振りはやめて想像を現実に合わせたらどうだ? 簡単な話だろう。私が二人いようが三人いようが自我が同一なら問題にもなるまい」 ミクトランはイクティノスを手首だけで振った。ハロルドの頬に赤い一筋の血が流れる。 「真逆」 「ああ、さほど価値のある美味でもなかったが機械工学と生命工学の知識は堪能させてもらった。 ここに私が握っているのはイクティノスでもなくクレメンテでもなく「私達」だ」 ミクトランはハロルドから迸る絶望を食らうかのように大口を開いて爆笑する。 どんな外法を使ったのか、2本のくすんだコアの輝きのソーディアンに納まっているのは インテリでも好々爺でもなく、天上王なのだという事実がそこにある。 「と、言ってもこれは厳密にいえば私ではない。私の人格をベースに作ったAIのようなものだ。 バテンカイトスに配置した3本同様、使おうと思えばマスターで無くとも誰でも使える」 「向こうに3本、こちらに3本。成程、二つの世界を接続するための補助装置ね」 神の眼ほど力はなくともサポートには使えるかもしれない。 世界の均衡を維持するためのソーディアン配置か。 ハロルドの思考と並列にミクトランから風の矢が放たれる。 イクティノスを指揮者として無数のベクトルは旋回・直進を組み合わせて彼女に雨を落とした。 飛退いてそれを避けようとするが、雨を完全に捌くことなど適わず彼女の右足が薄汚く汚れる。 回復術の詠唱の隙を見せることすらできず、ハロルドは右足の出血部を手で抑える。 「パスコードって、言ったわね。一応聞くけど、一体何の?」 「決まっている。ベルセリオスに残った貴様の知識・その裡に存在する‘黒箱’、その鍵だ」 余裕すら醸していたミクトランの顔から余裕が消えさる。 ハロルドは沈黙していたまま呼吸を整える。思考のち演算、演算のち次項の思考。 「お前のことだ。これがあるからこそ私がお前を蘇生する確信を以てここに来たのだろう?」 ミクトランは両方の剣を下ろす。死に際の羽虫、 その最後の羽ばたきの周期を知りたいかの様にミクトランは彼女を観察していた。 「……ええ、そのブラックボックスは私の特製のモノよ。あんたなんかに解除出来っこないわ」 ハロルドはその大きな眼球を更に見開いて、射殺すように笑った。 「あんただけじゃフォルトゥナには至れないわ。 どうせこのシステムは私の、ソーディアン・ベルセリオス知識を利用して思いついたんでしょ?」 とにかく凶暴な笑顔を作る。まるでそれしか出来ないかのように。 ミクトランの計画に絡んだベルセリオスの知識、ここにしかハロルドには勝機が無かった。 「今すぐシステムを解除して、向こうの空間を解放しなさい。不完全なシステムじゃ神は出来っこないわ」 ハロルドは明瞭な発音で断言する。 「既に養分として咀嚼された魂は胎児の腹の中だ。全員が損をすることになるぞ?」 「このまま進めて全員が大損するよりはマシでしょ」 ハロルドは震える足を立たせて両腕を広げ、高らかに言った。 「いいこと?一回だけ言うわよ。当り前の事実の確認するわ。 主導権はもうあんたには無いの。いい加減その偉そうな態度は不愉快だから止めなさい」 モップをミクトランに向けて、追い立てられるようにハロルドは啖呵を切る。 彼女の眼球には遠近を無視すれば王の顔がモップで拭かれている様が写っている。 「1つ、計画の即時中止!」 彼女は叫ぶ。 「2つ、現存する生存者の解放!」 彼女は叫ぶ。大声で言わなくても聞こえるのに。 「3つ、可及的速やかな神と眼の解体!」 彼女は叫んだ。どうか、聞き入れて下さいと懇願するかのような大声で。 「これがあんたへの条件よ。妥協は一切無いと思って頂戴」 すでに何かを決めてしまった達観を見せている王に言った。 「…………それだけか?」 神の眼が回り続けるだけの沈黙が暫く続いた後、ミクトランは一言そう云った。 「何ですって?」 「言いたいことはそれだけかと聞いている 握り拳を額に当てて何かを考え込んでいる風にミクトランは繰り返す。 「……もちろんタダで、とは言わないわ。 解体まではあんたの安全は保証するし、願うなら、あんたの逃亡だって…」 手伝ってあげないこともないわ。そうハロルドが言おうとした瞬間、何かが吹き飛んだ。 右肩に走る欠落の自覚が脊髄を揺さぶる。 ハロルドはミクトランを直視したまま左の掌で右肩を押さえようとするが、 左指の関節の駆動は自由でそこに掛かるべき触感は無い。 半欠けの肉だけを支点に振り子のように揺れる右腕が時間を刻む。 「あ、あんた。自分が」 ハロルドの声は加速度的に精気を失い、可聴域だったのはそこまでだった。 「自分が何をしているか?ああ、よく分かっている。分かっているさ。分かってない方がどちらかが分かった」 クレメンテが回っている中で、晶術を放ったあとの余韻が香っていた。 「神の出産に必要なシステムは全てベルセリオスから抽出出来ている。故にブラックボックスは‘それ以外の情報’なのだ。 お前がこのブラックボックスについて何も知らないことはようく分かったさ」 蟻を視る。どうやって殺そうか、蟻を殺す方が慈悲だという信仰をもった子供のような目がそこにある。 「お前は私がここにお前を呼び寄せたことに対し、妙に確信的なことをほざいていたが」 殺し方を決めた。否、決まっていた。 「思い上がるなよ、羽虫。万が一のことを考えて黒箱の中身を確認したかっただけだ。お前の価値などその程度よ。 お前が嘘を付くということはこの箱の中身はどうやらこのシステムに無関係らしい。それさえ分かれば十分だ。それに」 虫の運命なんて、人間にしてみれば戯れの一つで消し飛ぶような気紛れの移ろいに等しい。それが王と民の差なのか。 「お前がここで終わればそんなものは関係も無くなる」 その言葉が脳に届いたと同時にハロルドは右肩のあったはずの場所の左手を戻しメスを握った。 「私を殺す?面白い冗談。やれるものならやってみなさいよ」 ハロルドが構える。既に交渉は不可能なこの状況で、打開も玉砕もミクトランの向こう側にしか無かった。 覚悟を決めたような面のハロルドを前にしてミクトランは大きく鼻で息をして、イクティノスとクレメンテを納めた。 「何のつもり?やるならさっさと」 ハロルドの振り絞ったような声が響く中ミクトランが天井に右手を突き上げた。親指と中指の腹を押し合わせて 「いや、もう、終わっている」 指を鳴らした。それが終いの合図だった。 ハロルドが途端に両膝を付く。呼吸が荒くなって、体が震えて、瞳孔が散大する。 「あーーーーー」 こんな感覚は知らない。人間が言葉でしか定義できない、その感覚。 「なーーーーーーーー」 それは、彼女にとって二度目の体験。 全身に刻まれた死という感覚が彼女の体から噴出した。 何もかもが異常。何もかもが死に向かって加速する世界でミクトランは笑った。 「何をしたか?異常を正常に戻しただけだ」 にべもなく、一言そう云った。 「常識的に考えて、心臓を穿たれて首を刎ねられ砕き摺潰されて眼球を割られて生きている訳が無いだろう。 お前は三日目の未明の時点で疾うに死んでいる。ここにいるお前はお前の死んだ魂から作った出来損ないのガラクタだ。 死後硬直と同じだよ。出来立ての死体で作った出来立てのガラクタは生前の記憶を残すものだが、 それも時間と共に階乗的速度で風化する」 既に死んでいるものが生きていては理が合わない。冥府の王によって無理矢理生かされたハロルドだったものは、あるべき死へと戻る。 「あ、が、 わたし、 コロシたら、情報、気づ 脱しゅツ」 「何を言っている?ああ、そういうことか。お前達が私の見ていない処でコソコソ何かをしていたことのことか?」 ミクトランは前髪を弄りまがら、無意味さを込めて嘲った。 「どうせお前たちのことだ。何らかの跳躍法であのバテンカイトスから出る手段を考えているのだろうが。 王の寛大を以て好きにさせるてやろうじゃないか。いずれ、己の愚かさに気づくだろう。それを見るのも一興だ」 「……!! 開始場所が、根本の トラップ?」 「フン、そういうことだ。お前は此処で‘終わってろ’」 吐き捨てるような死刑宣告と構築される真実から導き出された絶望を前にして、ハロルドは 「成程。そういう絡繰ならもう仕方が無い」 ほんの少しだけ嗤った。1%の慈愛と、99%の名状できない何かを込めた嗤いだった。 彼女の左手がミクトランに向けられる。急激に紡がれる術。対象は一人しかこの部屋にいない。 「精々上手くやりなさい。私はもうどっちでもいいけれど、貴方が見くびっている彼らは結構‘やる’わよ」 既に待機していた晶術・ディバインセイバーが解凍される。閃光が分娩室を満たした。 白色の閃光がようやく薄らいで、ミクトランが姿を現した。 「……神の滋養に過ぎん奴らに何ができるというのか」 睥睨した先には蠢く塊があった。すでに精彩を欠いた土気色の右手首があった。 親指、人差指、薬指、小指が全ての関節が折曲がった中、その中指だけが突き立っている。 生きた屍の手は、その形が雄のように気高くて、その形を作る指の細さは雌のように艶めかしかった。 NEXT The Final Chapter ほんの少しの間、ミクトランの施術によって脈動したその指は、理屈の通りにその余韻を失ってただの死んだ塊になった。 王は、その様を最後まで見届けた後足で踏み潰した後、 術によって受けた損害が計画に何の障害もないことを確認して一言、たった一言を云う。 Tales of “ Battle Royal ” 「さて、不確定要素は排除した。システムは既に終盤。精々愉しませろよ地上人共」 ― MICTLAN ― 神の眼は、ただ理に従って回っていた。 【ハロルド=ベルセリオス 消滅確認】 前 次
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/53.html
神無月の巫女 エロ総合投下もの Epilogue:Reverse Kiss―嵐の前夜―   【前回までのあらすじ】(Episode 3:Return Kiss 755-875あたりをご参照) ナレーションby間島淳司(+松本保典) 来栖川姫子と姫宮千歌音。惹かれ合う二人の少女の心は、巫女の宿命に翻弄されて、 互いに深く交錯してゆく。満月の晩、キスへの誤解と前世の記憶との関連を巡って、 姫子は千歌音の秘められた想いを知る。彼女たちは様々な紆余曲折を経て、遂に 初めての歓喜に満ちた契りを交わした。だが、二人の乙女の運命は、来るべき本当の 「嵐の夜」に向かって再び廻り始めるのだった…。 ソウマ「来栖川!俺にできることは、せいぜいこんなエロSSで アニメを脳内補完することしか、できない――っ!」 ツバサ「ソウマ、ならばせめてこのスレの最後まで、バカな妄想を貫かせてやる! 来おぉぉい―――っ!!」 【OP】♯「Re-sublimity」by KOTOKO の脳内演奏お願いします♪ 【タイトル】Epilogue:Reverse Kiss―嵐の前夜―     ――……チュン…、チュン…、チュン……。 朝の眩しい射光と小鳥のさえずりに起こされて、来栖川姫子はぱちりと目を覚ました。 なんだか随分と長く眠っていたような気がする。 最初に自分の目に映ったのは、見覚えのある顔のシャープな輪郭と、赤く可憐な口元だった。 ベッドの傍らで、大切な友人であり居候先のご令嬢、姫宮千歌音が倒れ伏していた。 姫子の汗ばんで温かな右手を、その白く冷たい右手で固く握り締めたまま。 その右手の人差し指に、昨日にはなかった絆創膏が巻かれてある。 「千歌音ちゃん…!」 姫子は、大急ぎで千歌音の肩を揺さぶってみた。 やがて、千歌音は少し眠そうな目を擦りながら、ゆったりと起き上がる。 「…あら、姫子。おはよう。ご機嫌はいかが?」 良かった…単に眠り込んでいただけなんだ、千歌音ちゃん。 そういえば私、川に落ちたんだっけ。 ここは天国、じゃもちろんないよね……。   痛みも消えて軽くなった頭を存分に巡らせながら、姫子は紛れもなく、 ここが姫宮家の寝室であることを確認する。 唇がこころなしか熱く湿っぽい。 表面を何度もなぞって、感触の余韻を確かめてみる。 「私、昨日の夜は、もしかして…その…千歌音ちゃんと……」 ―――あんなことや、こんなことをしたよね?! とは、さすがに恥ずかしくて聞けない。 姫子は頬を紅く染めて、息を詰まらせる。 緊張のあまり言いよどみ、遂には口籠ってしまう。 その顔を心配そうに千歌音が覗き込んでいる。 「え?…姫子、何を言っているの?貴女は川で転倒した後、病院から我が家に運ばれて、 ずっと今朝まで、三日三晩も高熱にうなされて寝込んでいたのよ」 「えっ……?!でも……」 ――…昨日は私たち一緒の夜を…過ごした、はず……? 驚いて見上げた姫子の瞳に、千歌音の怪訝そうな顔つきが映った。   「姫子、もしかして頭の打ちどころが悪かったのかしら…… 熱がまだ残っているのかしら?」 そう言って千歌音は、姫子に額を寄せてきた。 目と鼻の先にある千歌音の顔に、姫子は火が噴き出そうに真っ赤になる。 しかし、異常に波打つ胸の鼓動を手で抑えつつ、自ら瞳を閉じていた。 熱を確かめてくれた後の、淡く唇への口づけの期待なんか抱きつつ。 千歌音は姫子の誘惑するような唇をちらりと一瞥しはしたが、くっつけあった後の 額のほうへと軽く口づけを施した。 そして、胸元に姫子の頭を一瞬だけそっと抱き寄せた。 塞がらなかった口元で、肩透かしをくらったという表情を浮かべる姫子。 見つめる千歌音は、穏やかで優しげで笑みを湛えている。 「熱はもうないわね。良かったわ」   ―――コン、コン! 「お早うございます、千歌音お嬢様。失礼致します」 その時、ドアをノックする音がして、姫宮家メイド長の如月乙羽が扉から顔を覗かせた。 朝食の支度が整ったので、呼びに来たらしい。 「姫子は着替えを済ませて、後からいらっしゃい。食堂で待っているから」 そう言い残した後、千歌音が扉に手をかけたまま立ち止まった。 「…………………」 こちらを振り返り、なぜか意味深な目配せをした。 少し淋しさを滲ませるように、唇をぎゅっと噛み締めるように結びつつ……。 ―――……千歌音ちゃ…ん……? そのときの千歌音の姿に、理由もなく姫子は違和感を覚えた。 千歌音の遠ざかる背中を名残惜しそうに見つめながら、一人で物思いに耽る姫子。 姫子は唇にもう一度触れてみる。 やっぱり、「あれ」は夢だったのかな…? 千歌音ちゃんとの熱く、甘い夜…… それに、もうひとつ別の世界で「誰か」と「何か」をしていたような……?   千歌音との破廉恥で濃密な肉体の絡み合いを想像して、姫子はまたしても赤面する。 そして夢と現実との辻褄を、考えれば考えるほど、姫子の単純な頭が混乱する。 突然、腹の虫がぐーっ、と鳴ったので、姫子は思考回路のスイッチを 現実路線へと入れ換えた。 「朝ご飯食べてから、思い出せばいいかな…。うん、咽も渇いたし…」 両手を思い切り、天井へ向かって伸ばして、うーんと背伸びする。 「さて、と。千歌音ちゃんを待たせると悪いから、早いとこ着替えて………」 そしてボタンを外そうとして着衣にかけた手を、はたと気づいてとめた。 ――姫子は、白地の着流しのような寝間着を身につけていた。 「あれ、私、こんなの着てたっけ…? それに、千歌音ちゃんのさっきのあの格好って……」     その頃…姫宮家の別室で―――。 黒髪の少女は、薄紫色のパジャマと下着一式を手にしていた。 物憂げな瞳に光る一筋の涙。 その衣類を両腕でしかと抱き締めて、愛撫するように口づけをしている。 それに 確 か に 昨 日 ま で 、袖を通していた人物の姿を思い描き、 その身体の感触を思い起こし、その名を幾度も囁きながら……。 千歌音は敢えて、身も心も結ばれた前夜の記憶を、姫子から一時的に抹消していた。 最愛の人を巫女の宿命から守りたいが故に、逆に傷つけてしまう あの「衝撃の夜」を 今 晩、迎えるために。 姫子の運命と世界の行く末をただ一身に背負うため、 自分を慕う姫子の心をひたすら欺き続けるために。 一体、千歌音はどうやって姫子から蜜月の夜の記憶を消去したのか? その謎の解明は、二人が初めて結ばれた数時間後に遡る―――。   ――――。 夜明け前になって、千歌音は目を覚ました。 そのすぐ傍らで、すーすーと音を立てる姫子のかわいらいしい寝息が聞こえる。 姫子は身じろぎひとつせず、ぐっすりと寝込んでいる。 睦みあいの行為の後―――。 姫子は千歌音に腕枕をしてもらいつつ、二人は睦言に興じて、心は癒されつつも その身はすっかり疲れきって、一糸纏わずにお互いの素肌で暖めあいながら、 眠りに落ちたのだった。 それは、千歌音にとって束の間の至福のひと時であったことだろう。 千歌音は姫子の寝顔を眺めたのち、こめかみのあたりに軽くキスをする。 姫子は依然として、瞼を閉じたままだ。 千歌音は、口元を妖しく綻ばせる。 「薬がよく効いてるわね……」 どうやら数時間前に与えた睡眠薬の効果がてきめんのようだ。 昨晩、解熱剤に紛れ込ませた睡眠薬を、千歌音は姫子に気づかれないように、 わざと口移しで与えたのだった。 その催眠効果は服薬して数時間後に表われるものであった。 千歌音は、姫子の頭の下から腕をそっと抜き取った。 衣擦れの音もなく下着を身に着け、緋色のガウンを羽織る。 こっそりベッドから身を滑らすと、足を忍ばせて隣室に向かう。   隣室から戻ってきたときの千歌音は、手に衣類を携えていた。 白い上衣に朱袴といった巫女装束の出で立ちで。 千歌音は、手早く横たわる姫子の裸体に、手にしたその衣装―― 自分のものと色違いの紫苑の巫女服――を纏わせたのだった。 千歌音の足は、さらに室内のサイドテーブルに向かう。 その引き出しの中を探って、何かを取り出した。 再び、姫子の前に戻ってきた千歌音の手には、一口(ひとふり)の小太刀が握られている。 それは、姫宮家当主が先祖代々継承してきた「伝家の宝刀」であった。 その柄は黒塗りの地に金箔で螺鈿の紋様をあしらってある。 その造りから相当高価なものと分かる。   千歌音の右手が神妙な手つきで、スラリ、とその鞘を抜く。 刀身が美しく弓形に反り返っていて、刃毀れひとつない。 よく手入れされた刃先は、持ち主の冷静で几帳面な性格を物語っている。 鋭利な剣先が妖しい光沢を放っている。 その鏡のように磨き上げられた刃の平面に、持ち主の少女の 暗く思いつめたような表情が映し出されている。 さらにその刀の抜き身を、寝ている少女の首筋近くに寄せた。 今度は刀身に姫子の斜め横顔が映っている。 姫子は、あいかわらず無邪気に寝そべっている。 千歌音は語りかける。 「貴女が悪いのよ…姫子。 貴女が大神君とのファーストキスの話をしたから。 貴女が私の月の巫女としての記憶を知りたがったから。 そして……貴女が私の『本当』に気づいてしまったから………」   千歌音は、その小太刀を勢いよく振りかざした。 ―――ヒュンッ! ―――スパッ……パサッ………。 千歌音の華麗な剣捌きによって、懐剣の刃先が弧を描くようにして宙を舞い、 振り落とされる。 空気と同時に何かを颯爽と切る音。 数秒遅れて何か軽いものが、はらはらと空を漂いながら床に落ちる音が、聞こえた。 千歌音はもう一度、今度はゆったりと抜身に纏まりつくものを振り捨てるように、 空をヒュッとなぎ払った。 まるで、自分の心を一刀両断して、吹き溜まりになった 迷いだけを薙ぎ払うかのごとく…。 「相変わらず、いい切れ味ね……」 その呟きを発した口元がにやりと微笑んだ。 少女の凍てつくような、けれど崇高ささえ感じさせる闇の瞳が、妖しい輝きを放つ。 真冬の夜、地面に張った氷に映し出された曇り空から時々覗く月光のように。 刀剣を眼前で垂直に構えた千歌音。 正面からみれば、刀身で切り分けられた左右の顔が月光の射光によって、 陰と陽ほどに異なる印象を醸し出している。 姫子は、糸の切れた操り人形のごとくに横たわっている。 ……その寝息は聞こえない。 千歌音は左手に持ち替えた懐剣で、微塵の躊躇いもなく、 右の人差し指の先を軽く切りつけた。 白く長い指の腹にスパッと一筋の線が入って、肉の切れ目から瞬く間に じわじわと血が滲んでくる。 千歌音は、指先の痛みなどものともせず、眉ひとつ動かさない。 彼女の瞳は、自分のものであるその深紅の液体が指を伝って手首の付け根まで 流れ落ちる様と、もの言わぬ姫子の安らかな顔とを、交互に捉えている。 今にも床に零れそうなほど血を滴らせる指を、千歌音は口に含む。 流れる血を唇で吸い寄せる。 そしてその血に塗れた唇で、姫子の甘い唇に濃密な接吻をする。 あの深く咽喉の奥に至るまで、姫子の口内を蹂躙していくような情熱的なキスを。 そして、真っ赤に染まった姫子の唇を渇かぬうちに、 無傷の小指と薬指の先で優しく拭った。   千歌音は、たった今、眠り姫の唇を奪ったその口で、 鞘を納めた刀剣の柄にいとおしそうに、しかし妖しい口づけを施してゆく。 その後、小太刀は大事そうに千歌音の着衣の懐へ隠された。 そして、床に散らばった数十本の短い髪の毛を静かに掻き集めて、 束にして掌で押し潰さんばかりに握り締めた。 その毛髪の元の持ち主――。 紅茶色の髪の少女は、身じろぎひとつせず………未だ深い眠りに落ちていた。 千歌音は、独り言を呟く。 昨晩は姫子に押し切られて、思わず積年の想いを告げてみたけれど…。 姫子…私は貴女を愛しているから。 「貴女」を今度は絶対に失いたくないから…。 巫女の悪しき宿命から救うために、 私は 今 日 の 晩 こそ、この刀剣で、 すでに至るところ、愛して慈しんで慰めて、知り尽くしてしまった 貴女の大事な「カラダ」を貫くの………―――。   神無き月に邂逅した二人の巫女のキスには、深い秘密がある。 それが、記憶の解放と封印、人格の生成と消滅の手段であることを、 今の姫子は知らない。 記憶を再生したはずの姫子の頭の片隅からその事実が、千歌音の仕業で、 すっぽり抜け落ちていた。 千歌音とのファーストキスは、 姫子の生誕と陽の巫女としての降臨を祝い、 千歌音の河原でのキスは、姫子の復活と前世の記憶へのニアミスを生じ、 千歌音との契りを交わした前夜のキスは、運命の二人の絆を深め、 今また、千歌音の血塗られたキスが宿命のために、その絆を引き裂こうとする。 そして前世の月の巫女のキスは、陽の巫女の転生と再会を願って。 想い人を自らの手で殺めたことへの悔恨のために、 太古の月の少女は太陽の少女の記憶を吸い取ったのだ。 逝く者の最後の「一息」と「純潔の血」とともに…。   オロチの復活とその封印、すなわち世界の崩壊と再生のためには、 二人の巫女のどちらかが命を捧げなければならない。 世界のはじまりとおわりに、乙女の穢れなき身体と「純潔の血」の奉納が必要なように、 二人の巫女自身の輪廻にも二人の生気と血と接吻とが関わっている …のかもしれない。 千歌音の姫子への陵辱は、陽の巫女の純潔を奪うことで、 姫子を犠牲から救う最後の「奥の手」であった。 そして、その「奥の手」の小道具は今……。 来るべき世界の危機に、自己破滅的なシナリオを実行するために、 千歌音は姫子に悲しい嘘をつく。 「この物語」は、悲壮な決意に身を固めた月の巫女、姫宮千歌音が望んだ可能性 もしくは一炊の夢に過ぎない……。   ―――唇だけが知っている二人の乙女の愛の絆と運命と歴史。 少女たちの命運と、世界の行く末を握る鍵は、この時点では、 もう一人のヒロイン、姫宮千歌音に委ねられていた。 けれど、千歌音も今は気づいていない。 姫子の昨晩の記憶の封印が実は不完全であったこと。 姫子のカラダに刻んだ二人だけの感覚の絆が残っていたこと。 それゆえ、近い将来の狂気じみた情事でさえ、一夜明ければ、姫子にとっての 忘れがたい思い出に変わること。 姫子が、千歌音の心にしまっていた『本当』に、気づきはじめてしまうこと。 それゆえ、最終局面で、自分の夢見た決着―姫子の腕の中での末期―に加え、 転生による魂の救済と輪廻からの解放が、全てを悟った姫子の側からの 口づけによって成就されることに………―――。   銀月の嵐の夜の当日の、静かな朝に、 紅の巫女服を身に纏った月の少女の真っ赤に濡れた唇が、太陽の少女との 二人だけの真実をそっと呟く―――。 ―――私たちは キスで現世に生き返って、 rebirth in this world by kiss, キスで記憶を思い返して、 remember what we were by kiss, キスで前世に舞い戻って、 return to another world by kiss, そしてキスで物語をひっくり返す reverse our story by kiss, 何度でも、生まれ変わって、出会って信じて、ときには傷ついて、 恋に落ちては、二人だけの想い出を重ねるために―――。   【完】    
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1498.html
戦火を前に、男は一人立っていた。 戦場を眺め、男は知らず笑みを漏らす。 男は出来損ない出会った。 男は失敗作であった。 男はつまはじき者であった。 男は何よりも、ふさわしくないものだった。 失敗作に呼び出されたそれは、男に天啓をもたらした。 それは男のそれからの生き方を決め、男の心を決めた。 お膳立ては終わった。 準備は完璧に近い。 己の名は歴史に残るだろう、『世界最悪の犯罪者』として。 体にフィットする紫がかった黒のスーツを身にまとい、その上から真っ黒な騎士鎧を身につける。 手に持った兜をしばし眺め、男は槍をその手に持った。 城下の町ではたくさんの尖兵たちが暴れている。 足だけで手の無いゴーレムがその巨大な足ですべてを踏み潰している。 おぞましい化け物たちがすべてをカビさせ、腐らせ、朽ちさせてゆく。 阿鼻叫喚の地獄の中、ただゆっくりと、美しい歌が聞こえた。 「来たか!」 You might have been on earth born because of what. 一体何のために、君は生まれたのだろう? What do you do and do it live? 一体何をするために、君は生きているのだろう? How sad it is that the answer is not found. その答えが見つけられないなんて、なんて悲しいことだろう ゴーレムが轟音を上げて崩壊する。怪物たちがまるで霞のように消し飛ばされていく。 Your mind blazes up hot and hot because it is alive hard. 今精一杯生きているからこそ、君の心は熱く熱く燃え上がる With a smile toward the one person battlefield. だからこそ君は、微笑んで独り戦場へ向かう Only alive is pleasure. そう、生きていられることこそが喜び Even however much you suffer from wound of the mind たとえその心の傷にどれだけ苦しんだとしても 重力に逆らうようにふわりと浮かび上がった人影が、一直線に彼のいるテラスへ向かってくる。 Ah ANPANMAN ああ、アンパンマン You are too gentle to keep fighting to defend everyone s dream. 君はあまりにも優しすぎる、皆の夢を守るため、独り戦い続けるなんて それはヒーローの歌、それは英雄の歌。 かつての彼の力の主を幾度と無く撃退し、時には協力し、時には支えあい、時には笑いあった、本当の“セイギノミカタ”の歌。 ただ一人かつての力の主だけが理解し、たたえあい、憎みあった英雄の歌。 最後まで、たとえそれが敵であっても、ただただ微笑み続けた戦士の歌。 正しき主の力として再び顕現し、力はかつての好敵手に相対する。 ふわりとテラスに降り立つ、かつての英雄を模した兜をかぶった少女の姿。 「ああ、ようやく会えたね、私の対極にあるものよ」 男は歓喜に包まれていた。ようやく果たすことができる、この立てるべき歓喜の刻。 かつて無いほどの幸福に包まれながら、男は少女に語りかける。 「うれしいよ。あらゆるすべてにおいて逆しまでありながら、私たちは同じ根源を持っているのだから」 「……二代目としてあなたを止めにきたわ」 兜の目隠しを上げ、二代目たるルイズが男の目を見やる。 「ここであなたの野望は終わりよ、ガリア王ジョゼフ、いえ、かつての彼の者の力を手に入れし者よ」 その宣言こそ、男が心待ちにしていたもの。男に救いをもたらす一言。 「止められるのかね? 同じく世界に反逆する“虚無”の使い手よ。私は負けない。何があろうとも!」 「ならば止めるまで。私の力で、“彼”の力で!」 ルイズが目隠しを落とすのを見やり、ジョゼフは手に持つ兜をかぶる。 柄側にも切っ先の伸びた馬上槍を持ち軽く口笛を一吹き、壁を打ち抜いてきた漆黒の軍馬に飛び乗り、ジョゼフはルイズに相対する。 それはかつて、英雄を追い込んだ封じられし武装。 かつての力はそのままに、その力の主だけを代え、二つは再び相対する。 「さあ、私を止めて見せろ! 二代目“アンパンマン”!」 「望むところよ! 二代目“ばいきんまん”!」 世界を愛した虚無の担い手はその希望の光を手に握り締め、世界を憎んだ虚無の担い手はその絶望の闇を身にまとう。 かつての力はそのままに、想いを代えて相対する。 『Let s GO ! ZEROPANMAN!~The Reverse~』 ガリアの城のはるかかなた、誰もその名を知らぬ浮遊島に、ジョゼフが呼び出した山はあった。 ボロボロにさびた金属の建造物の中、その見た目と違いはるかに進んだ機械設備の中に彼女はいた。 真っ赤なドレスを身にまとったはかなげな様子の少女は、今日も一人その水槽の前にいる。 水槽の中には真っ黒な亜人が一人、傷だらけの体を管につなぎ、静かに回復を待っていた。 「もうすぐよ、もうすぐ。もうすぐあなたは目を覚ます」 少女は壊れた笑みで、周りに並ぶ水槽を見渡す。 黒い亜人の横に並ぶ水槽に、丸い頭の亜人が一人、楕円の頭の亜人が一人、四角い頭の亜人が一人。 奥まったカプセルの中、白い髭の老人と同じ服装の女性が、氷付けで眠っている。 「目が覚めたら何をする? おいしいものを食べましょう、きれいな服で着飾りましょう、いっぱいいっぱい、二人で遊ぶの」 少女は壊れた笑みのまま、愛おしそうに黒い亜人の浮かぶ水槽を撫でる。 「だから早く、早く起きてばいきんまん、また私たちと一緒に、アンパンマンたちと一緒に、“この世界で遊びましょう”」 ゴボリと、それに答えるように、黒の亜人が息を吐いた。
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/1050.html
REVERSI REVERSI アーティスト UVERworld 発売日 2012年12月26日 レーベル SMR デイリー最高順位 1位(2012年12月28日) 週間最高順位 1位(2013年1月6日) 月間最高順位 1位(2012年12月) 年間最高順位 11位(2013年) 初動売上 40608 累計売上 57802 週間1位(V2) 月間1位 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 REVERSI 青の祓魔師 劇場版 主題歌 2 セオリーとの決別の研究+81 3 ace of ace 4 CORE PRIDE 青の祓魔師 OP ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 1/6 1 新 40608 40608 2012年12月 1 新 40608 40608 2 1/8 1 → 7555 48163 3 1/15 8 ↓ 4014 52177 4 1/22 6 ↑ 2293 54470 5 1/29 18 ↓ 1418 55888 6 2/5 ↓ 990 56878 2013年1月 10 ↓ 16270 56878 7 2/12 544 57422 8 2/19 380 57802 青の祓魔師 ED 前作再放送 劇場版 次作 dedicate奥村雪男(福山潤) REVERSI コノ手デ暁月凛 関連CD CORE PRIDE 一滴の影響 Fight For Liberty/Wizard CLUB
https://w.atwiki.jp/wipeouthd/pages/42.html
コース概観 Fowardとの違い 特に無し バレルロールポイント トンネル入り口 Phantom以上? 機首上げ必要 山頂点 速度の低いクラスではインよりで機首上げすることで可能 ラストの盛り上がり 直後にカーブがあるため、制御が難しい オートパイロットがあるならば十二分に使う価値がある ターボ使用ポイント Phantom攻略 Zone攻略 コメント 名前 コメント