約 2,844,354 件
https://w.atwiki.jp/r-type-tactics/pages/860.html
型番 BXRr2o3 名称 腐れ工作機III 種別 生命工作機 HP 95 索敵距離 2 燃料 100 スピード 3 回避性能 15% AcePilot(HP) 113 開発コスト なし 開発条件 なし(未配信) weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 バイド体液 65 13 1-1 50% 攻/迎 バイド体液 特性・搭載 占領可能 修理・補給 運搬・設置 ソルモナジウム 480 エーテリウム 480 バイドルゲン 480 採掘能力:120/ターン 解説: 腐れ工作機の資源積載量を増やした機体。 資源の運搬・設置、ユニットの修理・補給、さらには施設の占領ができる。 狭い場所での活動には不向き。 人類側の工作機Ⅲと同じで配信されなかったDLC機体。こちらは青くてちょっとだけ速い。 工作機Ⅱと同じで艦載不可。やっぱり微妙だった。 初出 R-TYPE TACTICS II(PSP) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/r-type-tactics/pages/20.html
TACTICSII 型番 R-9B1 名称 ストライダー 種別 爆撃機 機数(内部HP) 5(95) 索敵距離 2 燃料 50 スピード 4 チャージ -- 回避性能 22% 開発コスト ソルモナジウム 120 エーテリウム 0 バイドルゲン 0 開発条件 トレジャー 革命軍司令官の意志 機体 -- weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 AcePilot(命中率) 追尾ミサイル 7 25 2-3 70% 攻/迎 誘導ミサイル 83% 誘爆ミサイル 5 35 2-2 35% 攻/反 誘導ミサイル 42% バルムンク試作型 1 70 2-4 85% 攻撃 誘導ミサイル 100% バリア弾 3 60 2-4 85% 迎撃 偏向光学兵器 100% 特性・搭載 なし 解説: 巡航性能を活かして敵陣深くに進入し、要塞攻撃を行う爆撃機。 ミサイル武装が充実しているが、波動砲やバルカンは装備しておらず、接近戦には弱い。 POWアーマーとコンビを組むバルムンク連射が酷すぎたためか、今回は試作型に変更され、バリア弾の命中率も下がった。 それでも革命軍側の重要ユニットには代わりない。 エースパイロットが搭乗することでバルムンクとバリア弾の命中率が100%になるように調整されているこれが作れるようになったら楽しい楽しいバルムンク祭りの始まりである。 TACTICSI 型番 R-9B1 名称 ストライダー 種別 爆撃機 機数 5 索敵距離 2 燃料 50 スピード 4 チャージ -- 回避性能 25% 開発コスト ソルモナジウム 120 エーテリウム 0 バイドルゲン 0 開発条件 トレジャー: 演習用コンテナ1 機体: -- weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 追尾ミサイル 7 25 2-3 70% 攻/迎 誘導ミサイル 誘爆ミサイル 5 35 2-2 35% 攻/反 誘導ミサイル バルムンク 1 85 2-4 92% 攻撃 誘導ミサイル バリア弾 3 60 2-4 95% 迎撃 偏向光学兵器 特性・搭載 なし 解説: 巡航性能を活かして敵陣深くに進入し、要塞攻撃を行う爆撃機。 ミサイル武装が充実しているが、波動砲やバルカンは装備しておらず、接近戦には弱い。 フロッグマンほど機敏には動けないが、武装の大半がミサイルなので、水中でもそこそこ活躍できる。 AcePilotを本機体に搭乗させると命中率も100%になるが、化け物のように強いバルムンクの弾数は1なので、近くにPOWアーマーを置いてこまめに補給しよう。 初出 R-TYPE FINAL(PS2) R戦闘機は戦況によってその形を変える。 ディフェンシヴ・フォースを装着可能で、宇宙酔いをしにくい構造を持ち、プロペラントタンク(推進剤)を装備して航行距離が長いR-9B系は対バイド戦で重要な要素だった。 巡航機としての性能を生きるSTAGE5.0ではスピードの増減で視界の歪みを軽減し、敵弾の軌道を読みやすくなる。 作品内で迎撃武器として再現されている「バリア弾」の鉄壁ぶりにはとても及ばないが、「バリア波動砲」も一定の距離で直撃すれば全R戦闘機でもトップクラスの威力。 この頃はバルムンクはまだ影も形もなかった。 + 追記 バルムンクについて TACTICSが初出で、最大の特徴とも言える大型ミサイル「バルムンク」は、 波動砲ユニットを起爆装置に応用した水素爆弾を弾頭とする、波動砲並みの威力を持った超長距離ミサイル(R-TYPE TACTICS II 攻略本巻末オリジナル小説「引き裂かれた宇宙」より) 元ネタは、ドイツの叙事詩「ニーベルンゲンの歌」に登場する英雄ジークフリートの幅広の愛剣。彼が暗殺された後に、妻の手によって振るわれ、見事彼の復讐を果たした。 もしかしたら、この辺の意味もあるのかもしれない。 動画であったんだけどもこの機体にパウをくっつけて飛ばすっていう。まさに無限バルムンクっていう -- 名無しさん (2013-02-16 12 48 40) 長距離航行ユニット装備型のR-9って旧設定を拾ってきたと思われ、TYPESにもいたっけな -- 名無しさん (2014-04-26 15 04 12) R-TYPE FINALの解説を見てるとリアルのU-2みたいな機体だったのにタクティクスでは面影がほとんど無いw -- 名無しさん (2014-10-22 23 46 48) FINAL2のストライダーが強機体になったのは間違いなくTACTICSシリーズがあったからこそ。このシリーズは遊んだことなかったんだけど、バルムンクって試作型でもこんなにイカれた性能だったんですね… -- 名無しさん (2021-05-05 15 21 02) 試作型じゃなくて、コストダウンした奴を出せばいいのに -- 名無しさん (2021-05-05 20 17 22) FINAL2やった後だと思う。人間相手に使っていい兵器じゃないと(ゲイルロズを焼き払いながら) -- 名無しさん (2021-05-06 02 43 03) いうてバルムンクは「ミサイルの中で」最強クラスであって、この世界、一撃で戦艦に致命打を与える砲撃をバカスカ撃ち合う戦闘機が編隊組んで飛び交ってるんだぜ・・・ -- 名無しさん (2021-05-06 09 58 13) ↑前編の戦争が終わらない 提督も「帰還」しないと某例ストームEDになりそうだ...そういえばR戦闘機もオーバー(26世紀)テクノロジーの産物ではある -- 名無しさん (2021-05-06 16 06 30) プレイアブルとしてはFINALが初出だけどその前から会報誌に設定が載ってたりした -- 名無しさん (2024-05-30 16 51 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/r-type-tactics/pages/837.html
TACTICS II 型番 B-D.Grd 名称 ドプケラドプスの培養炉 種別 培養要塞 HP 330 索敵距離 8 燃料 100 スピード 0 チャージ -- 回避性能 0% 特性・搭載 搭載可能*10 ドプケラドプスの頭部? HP 180 索敵距離 8 燃料 100 スピード 0 チャージ -- 回避性能 0% 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 バイドスプレイM 99 75 3-6 70% 攻/反 偏向光学兵器 ドプケラドプスの胸部? HP 150 索敵距離 8 燃料 100 スピード 0 チャージ -- 回避性能 0% 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 バイド体M胞子 99 50 3-6 45% 攻/迎 偏向光学兵器 解説: 人工的にドプケラドプスを複製・培養するための施設。 他種と区別するために「ドプケラドプス・グランデ」と呼ばれる。 番外編No.20の旗艦として登場。これまでのドプケラドプスは尻尾が空気のような感じもあったが、 こいつの尻尾の存在感は異常なもので、動く尻尾もこいつの判定でありジャミングが解除されてしまう。 解除される=ドプケラドプス幼体から放たれる絶望の一撃をまともに受けることとなる。こうなったプレイヤーも多いのではないだろうか。 なお、本体はドプルゲンMAXを使ってこない。 初出 R-TYPE TACTICSⅡ(PSP) どことなくロッド2本のフォースっぽい姿 -- 名無しさん (2013-08-31 14 00 07) 顔は全面装甲化されてるのに、どうやってバイドスプレイ発射してるんだろう -- 名無しさん (2013-09-01 17 44 12) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/studiozodiac/pages/551.html
#blognavi R-TYPEシリーズの正統な後継でありながら、ジャンルはTACTICSというとても不思議なゲーム、それがR-TYPE TACTICS。 FINALにおいてMIDNIGHT EYEはデータ収集に優れた機体であったが、あくまでもデータ収集のみに特化した機体であるが故に、一度収集してしまえばその後出番のないということと同義でもあった。 だが、今回のSLGにおいてMIDNIGHT EYEはようやく返り咲いた。 索敵範囲が各機体によって異なり、その範囲内に接してようやく敵の位置が判明するシステムだからだ。 戦闘能力はまったく期待できないが、航行能力に優れ、索敵範囲が戦闘機よりも広い、初期より使えるこの機体は速やかに敵の位置をあぶりだしてくれる優秀機体になったのだ。 うーん、すばらしい。この勢いで抹殺したかったCHIRON系の活躍や、デコイ効果が実感できなかったKING S MINDの活躍を心よりお祈りいたすとしよう。 まぁ、いくつ機体が出てくるか分からないんですが。 ちなみに戦いざまにより、どう呼ばれるのか変わる仕組みである。称号システムとでも言おうか。 最初、うっかりねぼけながらプレイして、途中撤退した時は「沈黙の愚将」と呼ばれる有様だった。 その次は「新米貴公子」だの「新米ボンバー」だの、システムに慣れた後には「鉄壁ボンバー」とか「鉄壁悪魔」とか。特にあとの二つなんてほめられている気がしないんですが、いいあだ名なのか?これ 残念なところを現段階であげるならば、歴代称号一覧がないことかな。あとはマップ下見状態からそのまま、戦闘を選択できれば尚良かった。 カテゴリ [雑記] - trackback- 2007年09月21日 18 31 50 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/r-type-tactics/pages/76.html
TACTICSII 型番 UFXSM-02 名称 集光ミラー 種別 集光施設 HP 100 索敵距離 2 燃料 100 スピード 0 チャージ -- 回避性能 0% 特性・搭載 なし 解説: ウートガルザ・ロキのため太陽エネルギーを集める施設。 周辺宙域に広く配置されているので、近傍のミラーの破壊だけでは、照射を食い止められない。 TACTICSI 型番 UFXSM-02 名称 集光ミラー 種別 集光施設 HP 100 索敵距離 2 燃料 100 スピード 0 チャージ -- 回避性能 0% 特性・搭載 なし 解説: ウートガルザ・ロキ使用のための太陽エネルギーを集める施設。 これが破壊されるとソーラーシステムの出力が低下する。 初出 R-TYPE TACTICS(PSP)
https://w.atwiki.jp/r-type-tactics/pages/124.html
TACTICS II 型番 B-Urc-L 名称 Uロッチ・リングレーザー 種別 要撃兵器 機数(内部HP) 5(95) 索敵距離 3 燃料 45 スピード 3 チャージ -- 回避性能 15% 開発コスト ソルモナジウム 0 エーテリウム 50 バイドルゲン 40 開発条件 トレジャー: 制圧兵器の残骸(TACⅡ) 汎用制圧兵器(TACⅡ) 機体: weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 AcePilot(威力) リングレーザーU 25 38 2-2 40% 攻/反 偏向光学兵器 45 鹵獲弾 11 1 2-2 92% 攻撃 誘導ミサイル 1 特性・搭載 なし 今作では黄ロッチと共に鹵獲弾を手に入れた…が武装の関係上こちらを使う事は余りないだろう。 たまには思い出してあげて下さい。 TACTICS I 型番 B-Urc-L 名称 Uロッチ・リングレーザー 種別 要撃兵器 機数 5/5 索敵距離 3 燃料 45 スピード 3 チャージ 回避性能 15% 開発コスト ソルモナジウム 0 エーテリウム 50 バイドルゲン 40 開発条件 トレジャー: 制圧兵器の残骸 汎用制圧兵器 機体: weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 リングレーザーU 25 38 2-2 40% 攻/反 偏向光学兵器 特性・搭載 なし 解説: キャンサーの後継小型起動兵器。 リングレーザーを搭載し、間接攻撃が可能となっている。 やられにくくなったミッドのような性能。 迎撃されない光学兵器持ちなのは良いが、射程が2-2のみである点が痛い。 開発時期を考えても、ストロバルトボマーやUロッチ・ミサイルの方がまだ使いやすいだろう。 初出 R-TYPE Δ(PS) 4th contactにて数体出現。ミサイルは迎撃可能であり、硬いだけであまり強敵ではない。 Uロッチの足部分(真下)は当たり判定が無い。リングレーザー地帯で覚えておくといい。
https://w.atwiki.jp/r-type-tactics/pages/851.html
型番 Rr2o-3-3 名称 工作機3号機 種別 汎用工作機 機数(内部HP) 1(95) 索敵距離 2 燃料 100 スピード 3 チャージ -- 回避性能 15% AcePilot(HP) 113 開発コスト なし 開発条件 なし(未配信) weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 バルカン 99 10 1-1 45% 攻/迎 機銃 特性・搭載 占領可能 修理・補給 運搬・設置 ソルモナジウム 480 エーテリウム 480 バイドルゲン 480 採掘能力:120/ターン 解説: 従来の工作機の資源載積量を増やした機体。資源の運搬・設置、ユニットの修理・補給、 さらには施設の占領ができる。狭い場所での活動には不向き。 配信されずに終わった幻の工作機。赤くてちょっとだけ速い。 POWアーマーのスピードと工作機2号機の機能を兼ねているため、配信されていればそれなりに役立ったかもしれない。 でもやっぱり艦載不可。 初出(?) R-TYPE TACTICS II 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8521.html
本ページでは『R-TYPE FINAL 2』及びその完全版『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED』について記載しています。 『FINAL 2』の記載内容について、PS4版Ver.2.0.1(2023年6月30日更新)を基準にしています。 オンライン配信によるゲーム内容更新が行われているため、必ずしも本記事の内容が最新の内容に対応しているとは限りません。 アップデートによる評価等の追記は1ヶ月経過してからお願いします。 R-TYPE FINAL 2 概要 特徴 評価点 グラフィック(評価点) システム(評価点) ゲームバランス(評価点) BGM(評価点) その他(評価点) 賛否両論点 グラフィック(賛否両論点) システム(賛否両論点) ゲームバランス(賛否両論点) BGM(賛否両論点) その他(賛否両論点) 問題点 グラフィック(問題点) システム(問題点) ゲームバランス(問題点) その他(問題点) 総評 発売後の展開 余談 R-TYPE FINAL 3 EVOLVED 概要(EVOLVED) 特徴・新要素(EVOLVED) 評価点(EVOLVED) 賛否両論点(EVOLVED) 問題点(EVOLVED) 総評(EVOLVED) 発売方法及び発売後対応について(EVOLVED) R-TYPE FINAL 2 【あーるたいぷ ふぁいなる つー】 ジャンル シューティング 対応機種 Xbox OneXbox Series X/Sプレイステーション4Nintendo SwitchWindows(*1)※パッケージ版があるのはSwitch/PS4のみ 発売元 【One/XSX/Switch/PS4/Win(DMM)】グランゼーラ【Win(Steam/Epic/MS Store)】NIS America 開発元 グランゼーラ 発売日 【One/XSX】2021年4月28日【Switch/PS4/Win(DMM)】2021年4月29日【Win(Steam/MS Store)】2021年4月30日【Win(Epic)】2021年5月1日 価格(税込) 【One/XSX】5,750円【Switch/PS4/Win(Steam/Epic/DMM)】6,380円【Win(MS Store)】6,400円【Switch 限定版/PS4 限定版】8,580円 プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定(Ver.1.0.0) なし 判定(Ver.1.4.0以降) 良作 改善 ポイント 18年振りのSTGとしての『R-TYPE』覚えゲー路線のゲームバランスは健在秀逸なグラフィックのR戦闘機調整不足が目立っていた初期バージョンアップデートで質・量共に大幅改善 R-TYPEシリーズ 概要 2003年にアイレムから発売された『R-TYPE』シリーズ最終作『R-TYPE FINAL』から実に18年振り(別ジャンルの『TACTICS II』から数えても12年振り)となるSTGの完全新作。 ストーリーは「ミッション“Last Dance”(=『FINAL』)での究極互換機開発とバイドの根源の討伐成功後、まだ公にされていない戦闘記録や人々の記憶を追体験してバイドとの戦いを後世に残すための戦史の編纂および対バイド兵器開発ノウハウを継承するためのミッション“R-TYPE FINAL 2“が行われる」というもの。 つまり過去の様々な戦闘や兵器開発を擬似体験している設定であり、「FINAL(最後)」なのに「2」という一見矛盾したタイトルにも意味が持たされている。 『絶体絶命都市』シリーズ同様、開発・販売を行う元アイレムゲーム部門スタッフが設立したグランゼーラにより、2019年4月1日にティーザートレーラーが公開された。 だが、エイプリルフールと同日であったことと、グランゼーラの前身アイレムが凝ったエイプリルフールネタ(*2)で同名タイトルの嘘ゲームネタを作っていたこともあり、ファンはおろか、ゲームメディアでさえ真偽不明という事態を招いたことで話題となる。 これまで開発元のグランゼーラはクロスオーバーしない御祭り作品やファン失望の胸糞ゲームなど、お世辞にも「良作」とは言い難いゲームを立て続けに出しており、本作もまた期待と不安の入り混じっていた。 そんな中、2019年6月4日~12日、2019年10月1日~11月1日、2020年10月27日~11月30日の計3回にわたってKickstarterにおいてクラウドファンディングを実施。第1回開始から僅か1日半で目標額の4500万円を達成し、最終的には計11,146人から支援され、総額130,371,928円にまで及んだ。 2020年12月発売予定だったが、諸問題により開発及び体験版配布が遅れ、2020年9月にそれに関する説明と謝罪を含む生配信の後、情報をこまめに発信しつつ、2021年春に発売を延期。同年4月1日に体験版を配布し、29日に発売。 2022年8月9日のVer.1.4.0で通称『R-TYPE FINAL 2.5』としてアップデート。 2023年4月6日には大型アップデートとしてVer.2.0.0が配信され、『R-TYPE FINAL 3』となった。 デザイナーは九条一馬氏。 特徴 基本的なゲームシステムは『FINAL』とほぼ同一。以下、『FINAL』との主な違いについて解説。 難易度は5+2の計7段階。 最初から選べるのはPRACTICE、EASY、NORMAL、BYDO、R-TYPERの計5段階。 最低難易度であるPRACTICEではスローモードと1段階目のフォースを装備した状態でゲーム開始・復活。3段階あるR-TYPERはそれぞれ一段階下の最終面クリアで解放される。 アップデートで難易度詳細設定が追加。残機、SPウェポン及びコンティニュー使用可否などの設定を行える。 ショップで購入できる各種チケットを消費することで、プレイヤーが有利になる設定付加が可能。チケットには武装保証(ミス時パワーアップ維持)、波動加速(波動砲チャージ時間短縮)、補助兵装(常時ビット2個装備)、導力充填(最初からドースブレイク)があり、これらの効果は、それぞれゲーム終了してメインメニューに戻るまで持続する。 プレイヤーが不利になる設定にするほど、資源の獲得量に大きなプラス補正が掛かる。反対に、チケットを使用するとマイナス補正となる。 ステージ構成と番号表記は『FINAL』と同じく小数点を用いる分岐ありの全7面(*3)。 分岐前ステージの特定ポイントで出現する敵から出るアイテムを取得すると対応する面に分岐する。 ステージクリアでショップモードの資金となるRポイントと、機体開発に必要な資源ソルモナジウム、エーテリウム、バイドルゲンが手に入る。またスコアアタックも解禁される クリアしたステージを選んでプレイできるスコアアタックではステージ問わず、フルパワーアップ状態(レーザーは選択可能)、ドース値0%の状態で開始。コンティニューは不可。 ゲームクリアでクリア済みステージ(DLC含む)を並び替えできるオリジナルコースエディットが解禁。ステージタイトルの他、メインタイトルも変更可能となる。 最終面以外のステージから1~6面を自由に設定できるが、重複不可。複数存在する最終面は1つのみ選択する。 競技モード 長い道中を1機のみかつコンティニューなしで最後まで辿り着くことでクリア。『FINAL』で言うF-C面に相当する。 Ver.2.0.0からはオンラインマルチプレイが可能になった。 機体開発・カスタマイズ 本作の機体開発は獲得資源の消費が主。一部の機体では、パスワード入力や特定ステージクリア、別機体の開発を条件となる場合もある。 外見は、機体カラー、キャノピーカラー変更に加えて、新たにデカール設定がカスタマイズ可能。 最大12枚までデカールを貼り付けることができる。選択対象外の部位にデカールは反映されない。 ハンガーに登録できる自機は12機まで。アップデートで、さらに最大120機の機体を保存し、必要な時にロードできるR機体アルバムが追加された。 パイロット&ウォーレコード ゲーム記録閲覧に加え、敵の撃破数、特定難易度以上でステージクリアした回数、使用した自機数に応じて昇進する階級システムを採用。やり込み要素であった「NOTES」は勲章システムに変更された。いずれも機体開発やステージ解放には影響しない。 パイロット編集 主人公兼プレイヤーの分身であるパイロットの名前、性別、Rポイント及び資源獲得量の補正が掛かるコスチューム(スーツ・ヘルメット)設定。パイロットの容姿は出撃デモや撮影モードに反映される。 撮影モード R戦闘機とパイロットのスクリーンショットを撮れる。カメラ位置、ポーズの変更も可能。 背景は基地ドック、月面や原生林。アップデートでアイテム配置機能が追加。ショップで購入したものや、30回以上使用したR戦闘機のミニチュアを配置できる。 破壊した敵を記録するバイドラボは引き続き採用。破壊不能の敵の調査にはR-9E系などが装備するカメラビットが必要となる。 ショップモード Rポイントを消費して、デカール、パイロットコスチューム、パイロットのポーズパターン、撮影モードの配置アイテム、各種資源、チケットを購入できる。 余った資源や不要になったチケットは売却してRポイントに変換も可能。 タイトル変更機能 ゲームクリアで「R-TYPE」「FINAL」「2」の3箇所を選択肢から選ぶ、ゲームタイトルの編集という前代未聞の機能が解禁。タイトル画面のほか、エンドロールもしっかり変化する。 本作の制作発表時からの「『FINAL』なのに2?」というツッコミを受けてか、タイトルに不満のある人は自分で自由に考えて設定する事ができる(*4)。 評価点 グラフィック(評価点) 『FINAL』から2世代経ていることを考慮しても大幅に進化したR戦闘機のデザイン。 過去にハイモデルCGが作られていた既存のR戦闘機も本作向けにリファイン。 例えば、R-9Aであれば全体の色使いやマルチセンサー(*5)など、過去作ではゲーム中とムービー中で大きな違いがあったが、本作ではゲーム中のモデルに統一、かつプリレンダリングムービー中のモデル以上に精巧な自機を動かせる。 スクロールSTGのCGモデルとしては破格のクオリティであるばかりか、同世代ハードのフライトゲーム並みに作り込まれている。 『FINAL』では似たようなデザインだったR戦闘機同士でも、本作ではより違いが分かるようになっていて、比較しながら眺める楽しさもある。R博物館でエンジン部などの細部パーツを至近距離で見ると特に分かりやすく、R戦闘機が現実に存在すればこのような外見になるといって良いほど。ここまで高クオリティなR戦闘機が全機集まった時の博物館は壮観。 TX-TやOF-1などの変形機構を持つ機体は、博物館内で変形させることが可能。本来ゲーム中でしか確認できない形態を間近で見られる。TL系は飛行形態もじっくり見られるようになった他、大型化して迫力が増している(特にR戦闘機最大級のサイズを誇るTL-2B2)。 R戦闘機のみならず、波動砲や敵、地形などのグラフィックとエフェクトも強化されている。 波動砲のエフェクトは特に迫力があり、チャージした時に周囲が明るくなる、発射・着弾で激しく粒子が飛び散り、空間が歪むと言った演出が用いられている。 敵(主に小型雑魚)のデザインはゲーム中では分かりにくいが、バイドラボで見てみるとこちらもかなりの作り込み。生物系バイドの多い2.0,4.0面などでは、バイドのおどろおどろしさが遺憾なく発揮されている。 シリーズを代表する敵や御馴染みの敵は概ね登場。『FINAL』ではリストラされたガウパーも大挙して登場する。 7.2面に中ボスとして出現するサタニックラヴァーズは、本作の新規敵キャラの中でとりわけ「『R-TYPE』らしさ」が出ていると評判。専用のギャラリーも存在する。 過去作をオマージュしたDLCステージは上手く第8世代据置機ハード相応なデザインにアレンジされた。 機械系ステージのX1.0,X6.0面などは、ドット絵時代の重厚な書き込みがCGモデルに巧みに落とし込まれた。 X4.0面のグリーンインフェルノは単にデザインが良いだけでなく、部位破壊表現も徹底されている。また、このステージでは背景が3パターン用意されていて、プレイするたびに雰囲気が大きく変わる。 初代の1面オマージュX7.0面では、ステージ全体が菌類バイドで覆われる大胆なアレンジが施された。ステージの仕掛けや地形はそのままであり、新旧の良い所取りをしたステージとなった。アレンジ要素と不変箇所の対比が魅力で、長い年月が経過して朽ち果てた基地と、キノコでびっしり覆われつつも元の機能ないし生態は失われていないゴンドラン及びドプケラドプスが特徴。 元々際どいデザインだった『II』初出のバラカスは、弱点部分がさらにアレにしか見えなくなりファン・公式共にネタにされた。リージョンによっては残念ながらデザインが変更された程。日本ではソニーチェックなどを心配する声も在ったが、無事変更される事無く販売された。 『初代』2面オマージュY7.0面では、ステージや敵の生物的質感が見事に表現されている。特に本作向けにアレンジされたエストラス・ゴマンダーは、過去作より巨大化したこともあり、さらにグロテスクさと威圧感が増した。また、ある条件を満たすとボス戦でバラカスがワープアウトしてきて、ゴマンダーと禁断の邂逅を果たすという演出あり。 敵を倒した時のエフェクト(効果音含む)も全体的に良くなっている。少なくとも『FINAL』よりは爽快感が在る。 システム(評価点) アップデートを経た上ではあるが、『FINAL』101機のみならず新機体も追加され、同じシリーズ作でSTG最多登場機体数を更新することとなった。 新機体には、発売前から情報が公開されていたクラウドファンディング支援者専用機も含まれる。TW-2の強化型で7ループの波動砲を装備するTW-3Bや、エイプリルフールをモチーフにしたR-9uso800など。 非支援者も使用可能な無料アップデート追加機や有料DLC機も登場。 有料機としては、特定の系列機のみの互換機であるOFX-XやB-99が登場。強化されたバックファイアなど有料機だけの特殊な機能が在る他、パープルポッドやバイドフォース改などの新武装も追加された。 『TACTICS I/II』初出の機体も参戦。『TACTICS II』のDLCで出るはずだったが没になったシータイガーや、『海底大戦争』のグランビア・Fなどが登場。グランビアは『FINAL』の頃から「何故居ないんだ!」と言われる事も多かった為満を持しての本家初登場である。 既存機の強化機体も新たに追加。Ver.2.0.0時点では、R-9Sk系のR-9Sk3,SkZがこれに該当する。 機体開発が資源消費制に変更されたこと。 必要な資源量を満たしていれば、プレイ時間に関係なくすぐ開発可能になった。 系譜上で目当ての機体の位置を知っていれば、その機体の開発に関して言えば『FINAL』より早い段階で手に入れられる。 『FINAL』では開発のために興味のない機体を長時間使わされるが、本作では気に入った機体だけを使いながらの開発進行が可能。 難易度詳細設定やコスチュームによる資源獲得量プラス補正で、より短時間で多くの資源入手が可能になった。 無理に難易度を上げなくても詳細設定の一部を変更することで、高難易度でのプラス補正に近い状態にできる。 最高難易度でもクリアできる得意なステージがあれば、スコアアタックで最大+135%(コスチューム補正でさらに上乗せもできる)の資源獲得も狙える。 2022年11月から、資源・Rポイント・チケットを含むDLCが販売された。 それ以前に配信されている追加機体DLCにも追加資源が含まれているので、こちらも合わせて購入すればさらに多く入手できる。 これらDLCを全て導入した場合、Rポイントでの資源購入分を含めると、全機体開発に必要な総資源量(*6)の約9割となる。有料であることと引き換えに、前作や本作旧バージョンの問題点だった開発時間の長さをほぼ解消可能。 機体カラーの変更とデカールにより「自分だけのR戦闘機」を作れる楽しさ。 デカール設定には一定の制約が存在するものの、工夫次第でオリジナリティ溢れるR戦闘機を作り出せる。 機体モデルの出来の良さ、撮影モードの存在もあり、機体への愛着を持ちやすくなっている。 R機体アルバムを使えば多数の編集パターンを保存しておくことが可能で、気軽に複数機のデカール設定がしやすい。 『FINAL』同様にバイド系機体の本体基本色は固定だが、デカールは自由に貼り付けられる。これを活用することで実質的な基本色変更や、より個性の強い外見にすることが可能。 今作ではパイロットまでカスタマイズ可能。 デフォルト名はジェイド・ロスで、性別は男。 名前はいつでも変更可能に。しかも言語・文字数が増加、『FINAL』よりも遊びの幅が広がった。 性別も変更可能。リョウ・ミナモトやリィザ・ステファニーなどにするのも一興。 特徴欄で記載の通りスーツやヘルメットもそれぞれ変更可能。宇宙服だけでなく、私服や水着などのネタ要素の強いものも存在する。 ステージ数は本編11+2、競技2、DLC22の計37面(2023年6月時点)。DLC込みならば『FINAL』どころか、『外伝』以前の『ダライアスシリーズ』すら大きく上回る数となった。 『FINAL』は機体数の多さの割にステージが少なかったが、アップデートを経てそれに十分見合うだけの数にまで増加した。 例によってステージ内容は多彩かつ変則的。純粋に多くの敵と戦うものから地形が複雑なものまで多種多様。 『FINAL』ではステージ分岐に関して不親切な仕様(ボス戦中に分岐用のボスパーツを破壊するなど)があったが、本作では分岐用アイテムを取得するだけで済む。 DLCステージは過去作オマージュなので、それぞれの作品の特色が表れており、ゲーム内容がよりバラエティに富んでいる。 シリーズ内のSTG作品だけでなく、『TACTICS II』や別シリーズ作品である『イメージファイト』などのオマージュステージも登場した。 コースエディットを採用。『スーパーマリオメーカー』の如く、全7面構成でステージを自分の好きな様に組み合わせてプレイ可能。 重複不可、分岐無し、最終面は最終面から選択する。出撃シーンや、クリアすればエンディングもちゃんと観られる。 特に高難易度クリア実績/トロフィーを獲得したい場合に簡単なステージのみを入れて楽にプレイできる点で有用。 あえて難関ステージを入れてさらに難易度を上げる、本編とDLCステージを混ぜた構成にすることも可能。 あるステージでは自機を強制変更されるが、オリジナルコースならば最後まで同じ機体でプレイ可能。 ゲームバランス(評価点) シリーズ特有の、「初回プレイ時は要所要所でつまずきやすいが、攻略法が分かると一気に簡単になる」ゲームバランスは、本作にも変わらず引き継がれている。 4.0面中盤の暗闇地帯や7.2面序盤の雑魚敵が大挙して押し寄せる場面などの明らかな難所でも、抜け道はしっかり用意されている。 2.0面道中では一見復活が難しいが、敵の特性を理解することでパワーアップ不足でも抜けられる設計であり、高難易度だとそれを実感しやすい。 ボス戦では、綿密にパターンを組むと楽に倒せて爽快なものと、アドリブが重視されて緊張感のある戦闘ができて面白いものの2種類に大別される。 前者は6.0面のマビストレーベルンや7.0面のアムズ・ヴァルトなど。これらは考えなしに戦うと強い一方、難易度にもよるがパターンを熟知すると安全な攻略が可能となる。 後者は5.0面のウロボロスや6.2面のSIN-Gなど。SIN-GはBYDO以下でも強敵とされるが、ある程度安全な場所を陣取りながら戦うと、高難易度でもそこまで難しくないボスだったりする。 過去作より様々な種類のレーザーを活かせる場面が増えた。例えば、R-9Aなどのスタンダードフォースであれば、使いどころが難しいとされる対地レーザー(黄)が、4.0面ボス、6.2面ボス、X7.0面道中などで大活躍する。機体にもよるが、赤レーザー一辺倒ではなくなった。 弾避けに関して、難易度R-TYPER以上での復活でなければ、特別難しい状況に陥ることはない。フォース判定縮小の問題こそあるが、パターン化で十分楽に対処できる範疇に収まっている。 BYDOまでであれば、どのような機体を使ってもノーミスあるいは難所での復活が無理なく行える調整となっており、総じて「『R-TYPE』らしい」覚えゲーになっている。 『FINAL』で問題だったゲームテンポの悪さと単調さは改善されており、STGとして面白味のあるステージ構成となった。1周当たりのプレイ時間はノーミスだとほぼ30分で、長過ぎず短過ぎない。 本作は『Δ』『FINAL』よりクレジット増加しやすく、早い段階で無制限になる。このため、クレジット不足で先に進めない状況になりにくい。 膨大な数の機体を使用する面白味が強化された。 『FINAL』と比べてステージ構成が多様化したことで、各機体の特色を活かせる場面が増えた。このため、戦略性が向上していて、各ステージで適した能力を持つ機体を使って攻略することに意味を持たせている。 機体開発で「特定の機体を使い続ける」条件が撤廃されたことで、開発途上でも気軽に様々な機体を使用できるようになった。 『FINAL』よりも何かしらの能力に特化し、使って面白いだけでなく高い実用性を兼ねた機体が増加した。 + 主な機体 R-9A3,A4,AF スタンダードフォース改の分離ショットが本作のゲームバランスと相性が良く、6方向攻撃が非常に強力。R-9A譲りのバランスの良さもあり、目立った弱点がない。 R-9AD系 デコイ波動砲チャージ時のデコイを利用することで、特定の難所で安全地帯を作り出せる。フォースについてはR-9A4などと同様。「キングスドンマイ笑」と不名誉な渾名を付けられていたR-9AD3は機体解説通りの最強格に。 R-9K 『FINAL』では使いにくかったショットガンレーザー改が強化され、高い殲滅力を発揮するようになった。 R-9/0 ハイパー波動砲の連射力増強。ガイドレーザーが高威力化したため、黄レーザーでは珍しい高汎用武器となった。 R-9WB 分裂波動砲の威力が非常に高い。持続攻撃を活かせる相手との相性が抜群。本機を含めたスタンダードフォースH式持ちの機体は総じて使いやすい。 R-9B系 『TACTICS』のバルムンクが逆輸入。高威力、広範囲、持続攻撃を兼ねた最強のミサイルを運用でき、『FINAL』での弱機体の汚名を返上した。 R-9D系,DH系 着弾分散レーザーの威力が大きく向上。D系,DH系は長時間照射する波動砲と合わせるとさらに火力強化できる。 RX-10 フォースの追尾機能+分離ショットで手軽に高火力を発揮できる。早い段階で開発できる機体のため、初心者救済機扱いされやすい。 TX-T 基本的にはRX-10と一緒。その上で究極互換機では使えないバックファイアを使用可能で、しかもOFX-Xでは使えない兵装を使用可能な特異な機体。OFX-Xの登場で立場が一変した珍しい例である。 OF系 ポッドに防弾機能が追加され、サイビットとの性能差がほぼ解消した。特にOF-5はグリーンポッドと青レーザー、OFX-Xはスタンダード波動砲XXとOFフォース-とパープルポッドのおかげでかなりの強機体となっている。 TW-1,TP-1 波動砲の癖が強いが、上手く敵に当てると凄まじい威力となる。フォースレーザーも見た目の割に高威力。 TL-2系 レーザーの威力が向上し、接近戦により強くなった。特にTL-2B系はライトニング波動砲が使えるので強機体と言える性能。 RX-12 最大の防御範囲を誇るフレキシブルフォースが特に役立ち、場面によっては安全地帯戦法も使える。波動砲も強力。 R-13系 (バウンド)ライトニング波動砲が高威力・高速・高追尾の為連発しているだけでも大抵は切り抜けられる。一度に広範囲を攻撃できるターミネイトγ(+)と相性抜群。ミスからの復帰に強い。 B-3B系 フォース波動砲LMはチャージ時間あたりの威力が大幅強化され、最強クラスの波動砲となった。レーザーの使いにくさを十分にカバーできる。 BX-4 『FINAL』同様にレーザーが使いやすく、波動砲は当て方によってはボスを一撃で破壊できる威力を発揮する。 究極互換機に関して、実用性重視の場合でも様々な武装パターンを考える面白さが生まれた。 前作ではギガ波動砲+Leo2装備があまりにも強過ぎたため、突き詰めるとミサイル以外は固定パターンになりがちだった。本作ではステージの多様化と各種武装の調整によって、前作最強装備一辺倒とはいかなくなった。 短時間チャージの方が重要なステージでは、ギガ波動砲よりも分裂波動砲、バウンドライトニング波動砲、フォース波動砲LM2などが適する。また、安全地帯戦法を活かす際はデコイ波動砲IIIが最適解となる。 スタンダードフォース改、ギャロップフォース改、フレキシブルフォースは、それぞれ分離攻撃、一点集中攻撃、防御性能で最強となり、場面によってはLeoフォース改以上に強みを活かせる場面も多い。OFフォースV(DLCを入れる場合はOFフォース-)とアンカーフォース改は一部レーザーの制圧力・殲滅力が非常に高いため、道中での安定力はトップクラス。 サイビット改一強だったビットについてはグリーンポッド・パープルポッドも最強候補に。特に、パープルポッドはチャージ中の援護射撃ができるので、場合によってはサイビット改以上に強力だが、運用する上で特殊な操作が必要で癖の強い一面もある。 バルムンク実戦配備型は名実共に最強のミサイルだが、視認性の悪さは無視できない。一方でバルムンク試作型は視認性の点で使いやすいため、下位互換ではなく選択の余地がある。前作に引き続き、追尾ミサイル改や6WAYミサイルも候補に入る。 DLCのオマージュステージは、過去作の単なる焼き直しではなく、経験者でも新たに楽しめる要素が追加されている。 『III』4面オマージュX1.0面では、ファイアキャスクを破壊可能かつNORMAL以下では流体金属の予告線が表示される。地形接触でミスにならないこともあって大きく難易度が低下した。『III』で散々苦しめてきたトラップを逆にこちらが破壊する爽快感を味わえる一方で、無理に破壊しようとすると無用なミスを招くという絶妙な調整。もちろん、中ボス撃破後の例の逆走も実装。 水位変化で5段階のパターンが存在した『FINAL』2面オマージュX5.0面では、ステージが3区画に分けられ、天候制御装置を破壊することで分岐する仕様に変更された。具体的には、1区画目は『FINAL』で言う2.2面で始まり、2区画目は2.1,2.3面、3区画目は2.0,2.2,2.4面となる。さらに、ボスのネスグ・オ・シームは設定上存在した成体として出現。水位ごとに異なるパターンを持つ。 アレンジ要素の多いX7.0面は、新たに菌類バイドが出現したことで戦略性の高いステージに変化している。元のステージをそのまま再現したのでは簡単過ぎて単調なステージになっていた可能性が高いので、大きな変更を加えたのは良判断だったと言える。 『イメージファイト』3面オマージュY2.0面ボスのマイケルは、NORMAL以下では初心者でも安定して倒すことができ、BYDO以上では上級者にとって戦い甲斐のあるボスとなっている。 原作で有名な後部安全地帯は潰されているが、NORMAL以下で使用可能な使いやすい安全地帯がある他、正攻法でもアドリブで無理なく戦える調整がされている。 BYDO以上の場合、NORMAL以下での安全地帯は使えなくなり、全砲門からの屈折レーザー一斉射撃を各々のプレイヤーのやりやすい方法で回避しながら戦うことになる(正面でアドリブ避けしながら短期決戦・比較的回避しやすい上下端付近で粘るなど)。 ちなみに、非常にシビアな調整が必要だが、難易度問わず使用可能な安全地帯も発見されている。 『FINAL』4.0面オマージュY5.0面では、原作をそのままなぞる展開と思わせて、ボスが『II』のザブトムに差し変わるというサプライズが仕込まれた。ザブトムと後半のマットウシスを融合させたような形態と攻撃パターンを持つ。 テンポが悪いと不評だった『FINAL』1.0面は、Z3.0面での採用に伴って内容が大きく改善した。原作での単調さが解消しただけでなく、前半に登場するゲインズの演出強化、ボスのXelf-16のパターン変更などのテコ入れも行われている。 Z7.0面は『イメージファイト』実戦2,3面の2本立て。1ステージに集約したことで、より最終面らしい構成・演出となった。最終ボスのマリコにはDLC機のOFX-Xが埋まっているという小ネタまであり。 Zコース最終セットでは隠しステージの名目で、『FINAL』F-B面オマージュのZ7.1面も導入された。 時間帯が日没であること以外は全て既存要素の流用で構成されている。BGMは新規作成ではなく本編からの流用だが、違和感のないものが採用された。 ラスボスはR-99に変更。究極互換機であることを活かした、一定間隔で波動砲・フォース・ミサイルを切り替える戦い方をする。最終パターンでは、アンカーフォース改が常時暴走状態のまま、4WAYミサイルで自衛しつつチャージし続け、時間内に撃破できなければこちらが強制敗北となるギガ波動砲を撃ってくる。 自機がR-99の場合、隠しボス扱いでR-9Aが登場。パターンは概ね原作同様だが、ショットやミサイルでの攻撃頻度が増えたのでさらに強敵化している。 チケットによる快適性の向上・プレイスタイルの拡張 武装保証はR-TYPER以上の攻略に大変便利。復活ができないプレイヤーでも気軽に挑戦できるようになり、R-TYPER以上のクリアが条件に関わってくる勲章やギャラリーの獲得が簡単になる。また、ノーミス前提のパターン構築にも役立つ。 波動加速を使えば、波動砲重視のゲームバランスに変化する。難易度低下を狙えるだけでなく、波動砲を有効活用する機会が大幅に増え、通常では不可能な遊び方ができる。本来ならばフルチャージが間に合わないタイミングで7ループMAXのギガ波動砲を撃ち込むなど。 これらチケットにより、一部上級者しかできないはずの実績/トロフィー、勲章のコンプが「やろうと思えばできる」レベルにまで手が届くものになった。 BGM(評価点) 今作ではアンビエント路線のものがいくつか存在するが、STGに向いているようなテクノ調BGMが大半を占めており、『FINAL』での「ほぼ全ての曲が地味」という欠点は解消された。一度聞いただけでは魅力が伝わりにくいが、ステージの雰囲気に合致したものが採用されており、それを考えながら聞くと良さが分かる、いわゆるスルメ曲が多い。 最終面及びラスボス戦BGMは、他のBGMと比べると曲調がはっきりしていて魅力が伝わりやすい。7.0,7.2面は「最終地点」らしい哀愁漂うメロディー、7.1面は緊迫感の強さ、ラスボス戦は『Δ』の「生命」「LAST DANCE!」を思わせる壮大さが特徴。 DLCステージのBGMについて ほとんどが過去作の同ステージに使われていたBGMのアレンジ。力強いギターサウンドが使われたものもあれば、ノリの良いテクノ調もあり、盛り上がりやすいBGMで構成されている。 初代関連のオマージュステージでは『TACTICS II』でのアレンジBGMが流用されている。同作で評判の良かったBGMを、今度はSTGの曲として聞くことができる。 R博物館BGMは、『TACTICS』のバイド軍エンディング「自失」のフレーズが用いられたピアノ調。美しくも物悲しいメロディーが、博物館の雰囲気と非常によく似合っている。 主題歌は、アイレム及びグランゼーラではお馴染みの飯田舞氏が作曲した「モノクローム」「灯火」 この2曲はオプションで、スキャット/インスト版か、飯田氏が歌うボーカル版のどちらかを選択可能。 「モノクローム」は複数のPVやCMにも用いられた、本作を象徴する楽曲。スキャット版では『TACTICS II』で「Cosmos」を歌ったharuka氏が担当。 「灯火」は本シリーズで恒例のバイド化エンドを表現した歌詞が用いられた、『R-TYPE』のための楽曲となっている。シリーズファンであれば、一度はボーカル版を聞くことを推奨。 2曲共に評判は良く、日本のiTunes Storeでは「アニメトップアルバム」で10位にランクインした。海外でも高評価で、アメリカで2位、イギリスでは1位にランクインしたほど。 その他(評価点) 『TACTICS I/II』からの逆輸入要素 R-9B系のバルムンクがその代表格。機体の特徴付けに大きく貢献している。 TL-2系のフォースは、『TACTICS』で装備していた武器をモチーフにしたフォースに変更された。それぞれでレーザーのデザイン・威力・振り速度が異なっている。 ヘイムダル級、ヤールンサクサ級、ヨルムンガント級などの艦船も登場。特にヘイムダル級は7.1面でボス格の敵として出現する。 STG向けにリファインされたミッションも存在する。 7.2面は『TACTICS』での地球軍最終ミッションがモチーフのステージ。終盤の背景をよく見ると、ステージ外壁と一体化したコンバイラを確認できる。 Y3.0面は『TACTICS II』における難所の一つとして有名なゲイルロズ攻略戦。3ルート分岐や要塞の大まかな構造が再現されている。原作では大部隊で1時間以上かけてクリアするのを、本作では単機(背景演出で味方機は存在する)かつ数分でクリアすることになる。 Y6.0面も『TACTICS II』からグリトニル攻略戦の再現。ここをコースエディットで1面にすると専用の演出が用いられる。BYDO以上では、ボス戦後にアングルボダ級を追撃する展開が追加される。 「R Manual」の「機体列伝」では、各R戦闘機の新たな設定が記載され、考察の楽しみが増えた。アップデートで多数追加され、主要機体だけでなく細かい派生機の項目も作成された。 その機体の形状や武装に関する説明、開発の経緯、実戦での活躍、搭乗したエースパイロットの武勇伝などが詳しく語られている。 シリーズ主要作以外の内容も解説に含まれている。 『LEO』の並行世界設定が正史にも影響を与えており、R-9Leoは並行世界から回収された戦闘機の技術を応用し、基本世界の技術も取り入れて開発されたR戦闘機ということが判明した。 『TACTICS I/II』の出来事も部分的に取り入れられ、主にR-9B系やTX-Tなどの革命軍所属機の新設定に反映されている。 OF系では、原作での仮想訓練やそれに失敗した際の例の補習についても触れられている。 この機体列伝のおかげで、『FINAL』では影が薄かったが思わぬ脚光を浴びた機体が複数存在する。R-9AX系(*7)などがその最たる例に当たる。 ファンによる考察がほぼそのまま公式化したものから、全く新しい設定の追加まであり、読み応えは十分。 新機体の伏線とも取れる解説もあり、実際にR-9Sk系で強化型がアップデートで追加された。 エンディングではストーリー解説が挟まれ、どのような結末になったかが明確にされた上でゲームが終了する。 + ネタバレ 7.0面クリアの場合バイド討伐に成功して自機は無事帰還する、『Δ』以来の後腐れのないグッドエンドとなっている(*8)。 7.1面は直前ステージでバイド化する「夏の夕暮れ」の再来、7.2面は『TACTICS』地球軍編を思わせるプレイヤーの犠牲と引き換えの勝利で終わるもの。 DLCではストーリー解説こそないが、こちらでも専用のエンディングを見られる。例えばX7.0面ならば、『初代』のように様々なキャノピー色のR-9Aが自機を出迎えるなど。 賛否両論点 グラフィック(賛否両論点) 一部R戦闘機のデザインやギミックが過去作から変更された。 キャノピーのデフォルトカラーが紫から青に変更されたRX-10、波動砲使用時のギミックがなくなったR-13A、機体表面はより精巧になった一方で角張ったデザインに変更されたTX-Tなど。 システム(賛否両論点) STG部分の基本システムはスローモードなどが出るまでは過去作からほぼ変更なし。良く言えばシリーズの伝統を守っており、悪く言えば目新しさに欠ける。 ゲームバランス(賛否両論点) 機体間バランスに関する賛否。 メガ/ギガ波動砲の弱体化 2ループに不相応な超高威力を誇っていたR-9Sのメガ波動砲は、スタンダード波動砲とほぼ同じ威力になり、一撃で倒せない敵を貫通しなくなった。『FINAL』での強さを期待していると肩透かしを喰らうが、調整そのものは妥当。また、依然として地形貫通能力は非常に強力で、強機体である事は変わっていない。 ギガ波動砲も前作ほどの性能ではなくなり、6ループ以下では殆どのボスが耐えてしまう。ただ、最大の7ループ時の強力さは変わらず、最高難易度でもボスを一撃で倒すことが可能(*9)。波動砲自体が通用しにくいボスの増加もあり、弱体化したにもかかわらず、前作よりもその性能を実感しやすい。 R-9Leo系の青レーザーのリフレクトレーザー(改)は、中央のレーザーが非常に高威力であり、これの存在でVer.1.0.6以前では強機体の中でも断トツの最強機とされていた。 しかしこれはバグだったらしく、Ver.1.0.7以降では事実上の下方修正が施された。初心者救済機・高難易度攻略用機体として重宝されていたこともあり、批判的な意見が寄せられた。 とは言えあまりに強過ぎたのでこちらも調整は「妥当」とする意見もある。 『FINAL』最強機のR-9/02とR-9Leo2は、前作ほど他を圧倒する性能ではなくなった。 前述した仕様や、本作の波動砲及びフォースレーザーの威力低下が影響している。 ただし、これに関しては前作の調整が極端だっただけとも言える。断トツではなくなったが、この2機が既存機で最強格であることは守り通している。 互換機を除く既存機の中で、スタンダードフォース改持ち機、R-9WB、R-11系、OF-5、R-13Bなどが、上記2機に迫る、状況次第では上回るとされる。 TP系がTP-3を除いて軒並み弱体化、フォースショットが頼りなくなった。ただし輸送機である事を考えると弱体化は不自然ではなく、寧ろ「『Δ』や『FINAL』では強過ぎた」とも言える。 難易度R-TYPER1~3特有の難しさ。 BYDOはやや難しいNORMAL程度であるのに対し、R-TYPER以降はアーケード時代の2周目を思わせる難しさ。フル装備でも気が抜けないことに加えて、並みのプレイヤーによる復活がほぼ無理な場面も出てくる。 本編ステージで特に恐れられるのが、2.0,5.0面それぞれのボスであるヤテベオルクス・ハーベスターとウロボロス。BYDO以下では大して強くないが、R-TYPERになると前者は動きが高速化かつ複雑化、後者は凄まじい勢いで取り巻きを再生し続けるため、非常に高度なアドリブ力が必要になる。 2.0,5.0面ボスに限らず、R-TYPER以上だと「パターン化で何とかなる」範疇を超えるレベルで凶悪化するものも少なくない。マビストレーベルンやゴマンダーなどが該当する。 機体開発条件には関わらないので、実績/トロフィーや階級に拘りがなければ無理にプレイする必要はない。 コースエディットの場合、一部の勲章獲得はできないが、実績/トロフィーの解除は可能。こちらで苦手なステージを回避すれば、実績/トロフィーコンプがだいぶ楽になる。 強機体または各ステージに適した特化機を使う、チケット利用でさらに難易度を下げられるので、このような救済措置を駆使すれば、他のSTGの最高難易度攻略よりもハードルは低い。 DLCのオマージュステージの一部は難易度上昇で賛否が分かれている。 X2.0面終盤のリフト地帯では、原作よりも空間に余裕がなくなり、パターンを組まないと抜けるのが難しくなっている。また、ボスのルインズロイガーが放つ火炎弾には誘導性能が付加され、下手に動くと思わぬ角度から被弾するようになっている。 X6.0面ボスのライオスは更に凶悪化、元々高難度な初出の『II』でも特に難しいとされるボスだったが、それが輪をかけて強化された。 複雑な地形を高速スクロールで抜けながら戦うのと、ライオス自体の攻撃パターンは原作と同じ。しかし、触れたら即死の移動地形とPOWアーマー以外の雑魚敵の追加、本体の耐久力向上で、ただでさえ強かったのがシリーズ最強クラスのボスと言えるほどの存在になっている。 特に地形を覚えないことには戦うことすらままならず、覚えてもライオスの各種攻撃と雑魚敵をアドリブでやり過ごすことが必要。初回プレイ時での撃破には数十回のコンティニューは覚悟しなくてはならない。 あまりの強さに「二度とやりたくない」「そもそも(PRACTICEでも)クリアできない」「(当時未実装だった)ギガ波動砲を叩き込んでやりたい」と嘆くプレイヤーが現れるほど。一方で、「番外編の強いボスだからこそ挑戦したくなる」「これこそ『R-TYPE』の醍醐味」「綿密にパターン化して安定して倒せるようになると非常に楽しい」「高難易度の2.0,5.0面ボスと違って装備に依存しない相手なので挑戦しやすい」と評価する声もある。 Y7.0面では敵が増加・高速化したことで、原作では簡単だった序盤面から、良くも悪くも最終面らしい高難度面に変貌している。ステージ専用トロフィーは、念入りに攻略情報や上級者のプレイ動画を参考にしないと獲得できないほど厳しい。 Z6.0面ボスのドプケラドプスδも、攻撃が初見殺し気味だったり回避が困難だったりと、かなり難易度が高め。 特に槍玉に挙げられるのが第3形態の攻撃。カプセル状の本体が先端と側面から弾速の遅い弾を撃ってくるのだが、「本体が常に回転しながら浮遊している」「弾はフォースを貫通する」果ては「片方の先端側にしかダメージを与えられない」といった具合で、かなり神経を使わされる。加えて難易度PRACTICEに下げても攻撃頻度はR-TYPERと大して差がなく、低難易度でも苛烈な弾避けを要求される。 これに追い打ちをかけるかのように、ミス時の中間ポイントも大きく戻される(*10)上に難易度も高い。復帰して早々に「背後や上下から迫る大量のキャンサーをフォース無しで凌ぐ」という攻略を強いられる他、中ボスやボス戦前にスキップ不可のカットインも入るため、モチベーションはかなり削がれやすい。 オマージュステージではないものの、Ver.2.0.1でメインコースに追加された4.1面もその苛烈な難易度から評価が分かれやすい。 全体を通して、破壊可能だが画面を埋め尽くすほどの物量で迫る「ゼオネイト肉塊/血塊」や、破壊不可能な上に画面上をウネウネと動き回るエネルギー体の「ザグーム」の対処に頭を悩ませられる構成になっている。追い打ちをかけるように、ザグームが肉塊に触れると帯電して当たり判定が大きくなるというおまけ付きで、4面でありながら最終面かそれ以上に激しい攻撃を凌ぐ必要がある。3.0面から前知識無しでこのステージに入ってしまうと、装備によっては詰みかねないほど。 BGM(賛否両論点) 『Δ』に関しては原曲がステージとのシンクロを前提にしていた構成もあり、「アレンジしない方が良い」「原曲の方が合ってる」という意見が見受けられる。 評判が悪かった『FINAL』に関しては大きな変更なし。ギターアレンジが入ったボス戦BGMが評価されている程度。 その他(賛否両論点) ソフトに加えDLCを全て導入する場合、1万円以上の出費が必要になる。スクロールSTGとしては異例。 問題点 グラフィック(問題点) 視認性の悪さ。 発光エフェクトによる敵弾が、爆発などの他のエフェクトと混ざると加算されて一帯が真っ白になり、一切見えなくなる。このため、油断していなくても敵や爆風の裏に隠れていた敵弾に当たる状況が起きやすい。 自機の攻撃エフェクトの激しさも、見辛さに拍車を掛けている。特にR-9Sk系の火炎武装やR-9B系のバルムンクは相手の攻撃を隠してしまいやすい。 敵本体や実弾系の敵の弾と、背景の区別がつきにくい。また表示優先度が低いため表示されないタイミングがある。発光エフェクトによる敵弾や破壊エフェクトなどと混ざると、全く気付けず死亡する。 小さい上に背景と同化しやすい種子が常にばら撒かれる高難易度でのハーベスター戦と、大量に出現する敵を破壊しながら攻略する場合の6.1面では、特に視認性の悪さの影響が出る。 基本的にクオリティは高いのだが、一部機体やステージ・敵デザインが不評。 R-13Tは他の機体よりも表面のデザインが単純過ぎる点が指摘されやすい。 3.0面はステージ及び巨大戦艦のデザイン共に不評。どちらも平面的かつ単純な構造で手抜きを疑われる程。 ステージは兎も角、巨大戦艦はパーツを破壊しても爆発跡どころかダメージ表現すらなく消滅するだけの場面があるなどかなり悪目立ちしている。合体分離するアイディアがいいだけに惜しく「作り直して!」との声も多い。 X3.0面はリアルになった反面、構成が地味になった。 車や電車は破壊できなくなり、背景に在った大きな橋も無くなっている。破壊可能な看板は鼠色一色とかなり地味。中ボス登場時に車が飛んで来ないなど演出面でも劣化している。 システム(問題点) 発売日時点での使用可能機は54機。既存101機が使用可能になったのは、発売から約11ヶ月後の2022年3月16日となった。 発売日時点で未収録だった機体の中にはシリーズ直系作『III』のR-9/0や、『FINAL』以降何故か何かと優遇されやすかった『イメージファイト』のOF-1も含まれる。 只、クラウドファンディングのストレッチゴールにて「全102機のプレイヤー機体の制作」というものがあり(1機多いのは当初予定していたクラウドファンディング支援者機体)、目標額の6割程度止まりで未達成だった為これを考えれば仕方ない。そもそも全機体登場が予定されていなかったのは周知されていた為これを批判するのは筋違い、という意見もある。 とは言え最初から機体が揃っていないのはやはり欠点であり、特に事情を知らないプレイヤーからは批判され易かった。 発売当初のステージ数は本編11のみとこちらも『FINAL』を下回る数だった。 オマージュステージは全て有料。当ステージにはバラカスやゴマンダーなどシリーズを代表する敵や御馴染みの敵も多く、折角のステージや敵とのバトルが追加料金を払わなければ一切楽しめないのはやはり痛い。 その上単品販売はされていない為どうしても欲しい場合要らないステージが在ってもセット購入しなければならない。 また、『スーパーR-TYPE』『イメージファイトII』『TACTICS』のオマージュステージが何故か制作されていない。本家シリーズに含まれる『GALLOP』については一応“グランゼーラの集い2”にてファンからの要望に対し九条デザイナーがメインステージとして追加する旨の発言をしてはいるが・・・。 やり込み要素の条件に関して、単に手間が掛かるだけのものがある。具体的には、最高階級昇進にはステージノーミスクリアを累計1000回求められる、BYDO以上の各難易度を30回クリアの勲章があるなど。 アップデート前のスコアアタックでは、ポーズからのリトライができない欠点があり、ゲームオーバーになるか一度メインメニューに戻る必要があった。 デカール設定画面の不便さ。 カメラが90度刻みでしか動かせず、デカールの移動もスティック操作の為微調整がしづらい。 機体左と右のパーツはそれぞれ別パーツ扱いかつ反転ミラーといった機能もないので、左右対称にすることができない。貼り付ける部位を変更すると全て再設定し直しになるため、左右対称の模様等を作るのは難しい。 デカールの色変更は不可。アップデートで数が充実するまでは、色の面でも制約が多かった。 ミスから復帰までの時間がかかりやすい。特にSwitch版では他ハードより読み込みが長い。 また、マシンパワーが弱いと場合によっては処理落ちが発生する。 開発資源入手数と偏り 系譜が進んでいくと必要資源量が多くなり、難易度詳細設定などによるプラス補正なしでは、一度の周回でも1機体作れるかどうかの量しか手に入らなくなる。また、ステージクリアをしないと資源が入手できない。 資源の設定は『TACTICS』からの逆輸入だが、要求資源数が同数であることが多く、資源を分けている意味がない。逆輸入元の『TACTICS』では、機体設定に沿っていそうな種類・量の資源が要求されていたが、本作にはそれらの要素は希薄。 反してステージごとの各資源入手量にばらつきがあり、特定のステージのみをプレイしていると偏りが出る。このため、素直に周回して満遍なく資源入手することが推奨される。 特に、エーテリウムは大量入手できるステージが終盤に固まっている関係で不足しがち。通しプレイを途中で止めることを繰り返していると、エーテリウムだけ枯渇して他2種が余っているという状態になりやすい。 『FINAL』に比べれば機体開発に必要な労力は軽減されたが、全機体開発が長い道のりであることは変わらない。開発に時間を掛けたくなければ資源DLCの導入推奨。 ショップ及びRポイントに関する問題 ショップでは決められた量の資源が売られているが、購入可能なのは一度きり。また、チケット追加前は、デカールやコスチュームも全て購入済みの場合、Rポイントの存在意義がなくなっていた。 安いとは言えない価格のチケット。種類に応じて5000~8000P必要。 1枚当たりに必要なポイントは、通しプレイで賄えるかどうかという量。複数種類合わせてのポイント確保はR-TYPER以上でもほぼ不可能。 チケットを使用すると、獲得量マイナス補正が最も大きいもので-50%にもなるので、乱用すると資源が手に入りにくくなり、機体開発進行への悪影響を招く。 このため、救済措置でありながら初心者には手が出しづらいという欠点がある。どちらかと言うと初心者よりも、機体開発が完了して余裕ができ、R-TYPER以上に挑戦する中級者向けのシステムとなっている。 Rポイントは資源と異なり、難易度詳細設定による獲得量補正の影響を受けない。一方でコスチュームでの補正は受けるのでややこしい。 ゲームバランス(問題点) 当たり判定 フォースの当たり判定が過去作より縮小された。防御能力に関しての信頼性がシリーズで最も低く、敵弾視認性の悪さも相俟って事故を起こしやすい。 過去作ではセーフだった角度からの敵弾が自機本体に当たるようになっている。また、水平に飛んできた弾でも軸合わせが遅いとフォースではなく自機本体に当ててしまうこともあり得る。 一方、フォース合体時にはフォースが地形に引っかかって上手く移動できないことがある。特に、ライオス戦などではこの仕様が足枷になる。 接触してミスになる/ならないかが分かりにくい地形や、単なるエフェクトと勘違いしやすい敵の攻撃がある。 実際に確かめないと分からないものが多い。例えば、5.0面ボス戦で出現する結晶体は地形ではなく破壊不能敵グリッジクリスタルなので接触するとミス。逆に、X1.0面のファイアキャスクは敵でありながら接触してもミスにならない。 7.1面後半では、「触れて良いもの/駄目なもの」の区別が非常に付きにくい。ヘイムダル級は地形扱いだが、カメラアングルの関係で不用意に近付くと挟み込まれたと判断されてミスになる状況が存在する。また、主砲から発射されたビームは背景演出のように見えるが、自機と同じ平面上に来た時に触れると問答無用でミス。中には、予告なしで画面外から高速で飛んでくる場面も。慣れれば実質イベントバトルなのだが、初回プレイ時は理不尽さを覚えやすい。 『II』5面オマージュであるZ4.0面ボスのブレンドア戦では、当たり判定の仕様上、ゲームバランスに大きな悪影響を与えている。 回転バーは接触するとミスである上、見た目より判定が大きい。特に軸部分ではさらに判定が膨らんでいる。弱点部分も同様で、こちらは破壊しても判定は消えない。 バー同士の間またはバーと弱点の間を縦方向に抜けようとする際は、見た目よりも空間に余裕がないためにミスを起こしやすい。特に後者の場合、バーが弱点方向を向いている時は通り抜けが実質不可能なほど狭い。しかも、後方にフォースを装備していると、回転時に押し込まれて弱点と接触ということもある。 原作でも正攻法での攻略が極めて困難なボスだったが、本作でも(別な理由で)同様となってしまっている。安全地帯戦法なしで勝利するのは、やり込みや縛りプレイの領域であるほどに困難。 安全地帯戦法を知っていれば機体や難易度に関係なく実行可能であること、自爆なしで勝利する場合でも完全パターン化は可能であることが救い。ただし、後者の場合は機体や難易度に応じたパターンの最適化が必要であることに注意。 さらに形骸化したドースシステム 難易度R-TYPER以上ではドースブレイクに必要なドース値が非常に多く、実質没収。SPウェポンを攻略に組み込めるのはBYDOまでと言える。 今作ではドースブレイクしても当たり判定が拡大しない。元々小さいフォースの当たり判定もあり、ドース値を溜める必要性すら薄れた。 スコア稼ぎにおいて、フォース接触及びショット自粛が必要になる欠点が解消されていない。 波動砲とフォースレーザーが過去作より威力低下。 これにより、補助的機能のはずだったフォース分離時の援護射撃が相対的に強化。大抵の機体の場合、最も効率的な高威力攻撃方法はフォースシュートしての援護射撃。 レーザーに関しては、過去作よりも発射速度・連射力が低下したものが多く、使い勝手が悪くなった。中には威力が通常ショット未満のものも存在する。 波動砲とレーザーも上手く使いこなす必要があるのは変わらないが、本来主力となるはずの武器が弱体化したことに関しては否寄りの意見が多い。 その他(問題点) ガウパーやイヴは『Δ』では鳴き声を上げていたが、何故かそれが無かった事になっている。 『FINAL』で好評だった、ステージ開始時の通称「ポエム」はなし。生放送内でも触れられており「実装する気はない」とのこと。 メインコース最終面及びZ7.1面のボスBGMは、『Δ』や『FINAL』の流れを汲む形となるラスボスらしい荘厳な曲だが、曲が始まってから盛り上がるまでが遅い。 大抵の場合、盛り上がる前にボスを倒してしまっているかこちらが撃墜されているかの具合で、まともに聞けるのは強制スクロールで戦闘が進行する7.1面しかない。 スタッフロールは「クラウドファンディングの支援者を全員載せる!」と公式が約束した事もあり、こちらもスクロールSTGとしては異例の10分越えとなっている。主題歌2曲分で長い。 特にZ7.0の場合は条件によって最後にちょっとした変化が起きるので、それが気になる人は一々待たなければならない。 現状早送りはできない。スキップはできるがそうすると観れない。 バイドラボの詳細な敵キャラ解説がなくなった。 アップデートやDLCによる弊害も在るが、矛盾が生じている。 R-9/0は「波動砲の連射(中略)を実現した唯一の機体」と解説されてるが、Z7.1面ボスとして登場するR-9Aはスタンダード波動砲をフルパワーでこれでもかと連射してくる。 そもそも連射の括りで言うなら、バブル波動砲も連射式である。 ギガ波動砲は「唯一の7ループチャージ(原文まま)」と解説されてるが、超絶波動砲/衝撃波動砲MAXも7ループである。 ついでに言うと、支援者用機体の波動砲にも7ループがある。 発売直後はゲーム進行に支障をきたすバグが数多く報告されていた。また、新規追加要素があると敵に当たり判定が無いなど何かしらの不具合が見つかることが多い。 特に一部の破壊不能敵とカメラビットありで遭遇しても調査が完了にならないバグは複数回繰り返されている。 + アップデートで解消済み。 敵のバイドシステムαのフォースが透明化する。 DLCステージの一部場面で、何もない場所に判定があり、そこに接近するとミスになる。 特定の場所で、ある条件が揃うとほぼ確実にフリーズする。 ハンガーでのリプレイスを行うとボタンが効かなくなる。 PS5でレストモードから復帰すると、各種エフェクトが真っ黒になる、または異常発光する。 スロー機能追加直後、一部ボタンがスロー専用化し、他操作の割り当てができなくなった。 ブレンドアに対して7ループMAXのギガ波動砲が通用しない。 総評 『R-TYPE』特有の面白さや魅力を継承し、度重なるアップデートで質・量共に大きな改善が加えられていった作品。 18年振りにSTGの歴史的名作シリーズが復活したことそのものが評価点であることに加えて、優れたグラフィック、ステージの多さ、戦略的なゲーム内容など、個々に光るものはいくつも存在する。 特に、『FINAL』で問題だった「STGとしての面白さに欠ける」点は改善されており、ステージ構成やゲームバランスは良い意味で古いアーケードSTGの伝統にのっとっている。 グラフィックの出来は特に素晴らしく、第8世代据置機相当の3Dグラフィックでこのゲーム性のSTGを遊べる点はオンリーワンと言える上、R戦闘機のカスタマイズの楽しさを強調することに成功した。 発売直後は突貫工事で粗削り、悪い言い方をすれば未完成品のような内容であり、公式側の対応遅れや不備も相俟って批判意見が挙がっていた。 しかし、複数回のアップデートを経てバグや不便な仕様は徐々に修正、快適性を向上させる試みが続けられ、初期の調整不足な点はほとんど解消された。 また、時間はかかったが『FINAL』から受け継いだ膨大な機体を使えるようになったことや、長期にわたって展開されているDLCによって大量のステージを遊べることにより、結果的にスクロールSTGトップクラスのゲームボリュームを持つにまで至った。 当たり判定や視認性などで依然として評価が分かれている節はあるものの、バージョンが進んでからは良作と呼べるだけの内容になったと言える。 発売後の展開 発売延期、DLCをダウンロードできない、深刻なバグなど、何かと不手際の目立つグランゼーラだが本作は特に多く、消費者がその影響を受けるトラブルが度々発生していた。このため、発売してからの約半年間は動画生配信「グランゼーラの集い」がある度に謝罪が行われていた。 パッケージ版発送はフラゲ報告が上がるほど早かった一方で、DL版配信が大幅に遅延。さらにはハードごとに大きくばらつきがあり、クラファン支援者がいつまでもゲームをプレイできない状況に陥っていた。 DLCステージや支援者専用機のDLコード配信も遅れ、発売と同時にプレイ・使用可能とはならなかった。 DLCステージ配信直後、必要パッチが同時配信されず、開発段階のステージをプレイできてしまえるバグが発生した。これにより、当時未配信のステージ内容がプレイヤーにばれてしまった。 各アップデート及びその情報発信が遅れることがほぼ常態化してしまっている。後述の『EVOLVED』を含めマルチ展開し過ぎたが故の弊害も在るだろう。 しかし悪い話ばかりではなく、グランゼーラが元から予定していた内容以上のゲーム更新がされることが、2021年6月18日以降の各生配信で発表されることとなった。 発売時点では全101機が登場するかは不明だったが、既存101機に加えて新規機体も登場することが上記生配信で判明した。 DLCステージに関しても、過去全シリーズ作配信までは予定していなかったが、最終的には全てのオマージュステージが作成された。そればかりか、第2弾以降のDLCステージ配信、本編ステージ追加も行われた。 Twitter等で取り上げられた意見が実際に反映された要素は多い。スコアアタックでのリトライ機能、スロー機能、TL-2系のフォース、ディフェンシヴフォースの向き変更などがそれに当たる。 そして、大型アップデートとして『R-TYPE FINAL 3』へグレードアップされる事が発表された。 この際発表されたロードマップでは2021年秋~年末頃となっていたが、大方の予想通り年内には出ず、2023年に持ち越しになった。 2022年8月のアップデートで『FINAL 2.5』という扱いになったのは、『FINAL 3』として実装すべき機能の一部が間に合わなかったため。なお、タイトルとしては『2』のままだが、タイトル画面カスタマイズに『2.5』のパーツが追加されている。 余談 公式にもタイトル(FINAL 2)におかしさを感じている人が居る様だが、実は『FINAL』公式サイトの“チャート式機体相性診断”に「忘れた頃にFINAL2が出ると信じている。」と言う問い掛けが在った。 当初本作は全年齢向けの作品として制作されていたが、製品版でのレーティングはCERO B(12歳以上対象)(*11)となっている。 これは、パイロットスーツで女性キャラクターの身体のラインが出て性的要素を連想させのが要因だという。 レーティングの上昇を受けてか、後にアップデートによって明らかな性的要素である水着のコスチュームが追加された。 ただし、追加されたのは世界観を考慮してかスポーツ用の水着であるため、これに性的魅力を見い出せるかは個人によるだろう。画像はこちら。 ちなみに、北米版ESRBレーティングはE10+(10歳以上対象)、欧州版PEGIレーティングは7歳以上対象と、前作『FINAL』と同様に海外版の方が対象年齢が低い。『FINAL 3』も同様のレーティング。 R戦闘機に関する話題 R-9B系が搭載するバルムンクについて、その強力な性能故に社内で波動砲とミサイルどちらの扱いにするかで意見が分かれ、調整に難儀していたらしい。最終的に、「波動砲そのものには引けを取るが、補助兵器としては群を抜いて高性能なミサイル」に落ち着いた。 R-9D系などが後方にディフェンシヴフォースを装備した時の向きが、ゲーム中とギャラリーでは逆になっている。 R-9/02がかつてバランスブレイカーだったことは社内でも認知されていた模様。調整の都合もあり、究極互換機と共に既存機の中で最も登場が遅れることとなった。 発売直後でも幾つかの機体データは最初から入っていたらしく、チートコードで使用可能にしたプレイヤーも居た。当然ながら、アップデートで異常をきたす可能性があるので戻すよう公式が注意喚起を行っている。 支援者専用機の一つであるR-104ホワイトレクイエムは、実装時に名称がR-99Xレクイエムに変更となった。これは、新機体の追加で型番の104が矛盾するようになったことと、「名前に色の単語を入れてはいけない(*12)」という命名時のルールに反していたことが影響している。 6.2面ボスのSIN-Gは、『イメージファイト』実戦2面ボスのシンジが元ネタ。 2パーツに分かれて挟撃し、前方パーツからは誘導弾で、弱点を持つ後方パーツからはレーザーで攻撃するのも同様。 そして、元ネタのシンジはZ7.0面で中ボスとして登場することとなった。 スペシャルサンクスでは、『悪魔城ドラキュラシリーズ』の元プロデューサーで知られ、同じくKickstarterクラウドファンディングで新作を出していたIGA(五十嵐孝司)氏がクレジットされている。 発売後、グランゼーラが販売している漫画制作ソフト『マンガ・カ・ケール』にて、本作とのコラボ素材集「R-TYPE FINAL 2パック」が配信された。 自機やエネミーは勿論のこと、ロケーション、背景、エフェクト、ロゴなど実に多彩な素材が収録されている。 機体はR-9Aを始め、RX-10、R-13Aなどと多数。エフェクトはレーザーやミサイルの他、波動砲も各種類毎に発射、着弾、チャージと細かに用意されており、敵もゲインズ、タブロック、ガウパー、氷塊の中でうごめくモノ(オプションで周辺付き)、ドプケラドプスといった素材まである奮発ぶりである。 何故かR博物館の床、壁、天井、台座、曲がり角まで細かく仕込まれている。このため、建物の構造としてはデフォルト素材より汎用性が高い。 衣装としてパイロットスーツも用意されているが、これだけは艦隊司令官の服とセットで1年も先行して配信されていた。 R-TYPE FINAL 3 EVOLVED 【あーるたいぷ ふぁいなる すりー えぼるぶど】 ジャンル シューティング 対応機種 プレイステーション5 発売・開発元 グランゼーラ 発売日 2023年3月23日 価格(税込) 6,380円 プレイ人数 1人 レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 R-TYPEシリーズ 概要(EVOLVED) 『FINAL 2』大型アップデート版としての『FINAL 3』とは別の、PS5専用要素を追加した完全版。 2022年10月29日の生配信で発表、翌年の2023年3月23日に発売された。アップデート要素を含む『FINAL 2』全ての内容に加えて、専用ステージ、メタバース機能などが追加されている。 特徴・新要素(EVOLVED) PS4版のデータがある場合、初回起動時にデータを引き継いでプレイ可能。 トロフィーは『FINAL 2』とは独立しているため、新たに取得する必要あり。引き継いだ時点で条件を満たしているものは、対応する画面に移行した時に取得となる。 新ステージ PS5版専用ステージとして計7面が追加。『FINAL 2』本編とは独立したコースとしてプレイする。頭文字にはEが付くので「Eコース」とも呼ばれる。 出撃デモは洞窟内基地からの発進シーンとなる。 エンディングテーマの内、前半は「あの花が散る前に」に変更。 オンライン要素 R公園 『EVOLVED』プレイ中のプレイヤーが集まるメタバース空間。 編集したパイロットを操作し、他プレイヤーと各種チャットやジェスチャーを用いてコミュニケーションを行える。 競技モードのロビーも兼ねており、ここから集まったメンバーで競技モードに移行が可能。 マイルーム プレイヤー専用の部屋で、カスタマイズしたR戦闘機を最大2機配置できる。 フレンド招待機能を今後実装予定(発売時点では未実装)。 評価点(EVOLVED) 絶妙な難易度調整が行われた新ステージ。 どのステージも「簡単過ぎず難し過ぎない」と言える範囲での難易度に収められており、『FINAL 2』本編以上に攻略する楽しさを感じやすい内容となった。 特に本編2.0や5.0面のようにR-TYPER以上で露骨に凶悪化するステージがないので、最高難易度でのノーミスクリアは本編よりもやりやすい。 各ステージの特色を活かしたギミックも多く、それぞれで個性が強い。E4.0,E6.0面は機械系ステージということもあり、ギミックが豊富あるいはパズル的な要素が多い。 E2.0面はシリーズ恒例の戦艦面。前半は海上、後半は海中となるため、敵やステージの雰囲気が大きく変化する。 勿論コースエディットで選択可能。本編の戦艦面が気に入らないなら代わりにE2.0を組み込むのもいいだろう。 グラフィックとゲーム処理速度が改善した。 PS5のスペックを活かしたグラフィックの強化により、背景やR戦闘機などのディテールがより細かくなっている。 ハード性能の都合もあるが、X5.0,Y1.0,Z7.0面などのようにエフェクトを多用したステージであっても処理落ちを起こさなくなった。 Eコースのステージでは、仮に『FINAL 2』で出たとしたら確実に処理落ちを起こすような演出が多用されているが、そちらも問題なく動作する。強いて言えばE2.0面の演出が激し過ぎて若干FPSが低下する程度。 ロード時間も大幅に短縮。ミスしてもすぐにリトライ可能。 ゲーム内で各プレイヤーの個性をアピールしやすいメタバース機能。 各種SNSを使わなければ自己完結の域を出なかったパイロットを、他のプレイヤーにも見せることが可能になった。 単なるチャットだけでなく、Rポイントで購入したジェスチャーも利用できるので、文章以外でのやり取りも可能。 競技ステージをプレイする上での相談場所としての実用性もある。 Eコース追加に伴い、エンディング含めてBGMが追加。特にE1.0面は「STGの1面らしい曲」なので評判が良い。 賛否両論点(EVOLVED) Eコースはシリーズを代表する敵やお馴染みの敵が殆ど登場しない。精々“太陽ノ使者ノ衛兵”が新登場する程度。 尤もドプケラドプスに限っても多くの亜種がとっくに登場済みなので、PS5限定のEコースでわざわざ出す意義はなかっただろう。 因みに破壊可能オブジェとしてドプケラドプス幼体?が入った培養炉がE4.0面に登場する。 問題点(EVOLVED) 左スティックの反応が『FINAL 2』と比べて過敏になっており、意図せず斜め入力してしまいやすい。初期バージョンに至ってはまともな操作が不可能だったほど。 画面の切り替わり直後に、効果音が遅れて流れることがある。 E7.0クリア後のエピローグ解説が7.2面とかぶっている。 総評(EVOLVED) 販売方法についての批判こそあるが、内容自体は『FINAL 2』の完全上位版と言えるもの。 PS5を既に持っているまたは購入予定のプレイヤーは、新ステージのプレイを目的に購入する価値は十分にある。 発売方法及び発売後対応について(EVOLVED) 作品単体の出来とは別に、事実上の完全版商法となっていることやその後の対応について、少なからず物議を醸している。 『FINAL 2』では複数のハードで販売されていたのに対し、本作はPS5でしかプレイできない。発売時点では他機種版への展開(*13)が予定されていないことも公言されている。 特に、最大の目玉である新ステージをプレイするには本作の購入が必須。PS4版ユーザーはデータ引継ができる分まだ良いが、他ハードのユーザーは今まで作ったデータを諦めた上でハードごと移行しなくてはならない。 各ハードの『FINAL 2』と本作のアップデートのタイミングは同日ではなく、特に発売直後は本作のアフターサービスが優先されている状況だった。このため、『FINAL 2』のアップデートが後発になるなどの弊害も発生していた。 他にも、クロスバイコンテンツであるはずのDLC機を『FINAL 3』版として購入したが、『FINAL 2』には反映されない不具合が報告されている。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3891.html
R-TYPE Δ 【あーるたいぷ でるた】 ※本来のタイトル表記は『R-TYPE⊿』ですが、環境依存文字を含む為、本稿ではこのように表記します。 ジャンル 横スクロールシューティング 対応機種 プレイステーション 発売・開発元 アイレムソフトウェアエンジニアリング 発売日 1998年11月19日 定価 5,800円 廉価版 R s BEST 2001年10月25日/2,940円 判定 良作 R-TYPEシリーズ ―ヲカエリ、ケダモノ― ストーリー システム 基本システム DOSE(ドース)システム 貪欲なる力「R」 評価点 問題点 総評 余談 ―ヲカエリ、ケダモノ― 高難度横スクロールSTG『R-TYPE』シリーズ。その開発元・アイレムは1994年にゲーム業界から事業撤退する。『R-TYPE III THE THIRD LIGHTNING』が完結編と銘打たれていた事もあり、『R』の続編などもはやないものと思われた。 しかし1997年、アイレムソフトウェアエンジニアリングが設立され、過去作の移植『R-TYPES』に続いて完全新作『DELTA』の制作が発表された。 『III』に引き続き、『R』は再び完全家庭用オリジナルとして再臨を果たす。 メインシリーズの4作目にあたるが、『I』と『II』の間に起きた事件を描いている。 後に「サタニック・ラプソディー」と呼ばれる様になった戦いである。 ストーリー 第一次バイドミッションを成功に導いたR戦闘機「R-9・アローヘッド」は、任務遂行後、無事に宇宙要塞「アイギス」に帰還する。その後、対バイド兵器の凍結作業が進む中でも、同機は特に改修もされず放置されていた。年が明けた3月、アイギスは少数の管理部隊を残して閉鎖される。それが新たな惨劇の原因となるとは誰も予想できなかった。暫く後、大気圏に突入する隕石群の中に形を変えることなく落下する物体が観測された後、いくつかの都市で電子制御兵器が暴走を始める。そして、アイギス内に搭載されていた投下型局地殲滅ユニット・モリッツGが突如として発進する事態が発生。旧東京に降下し、破壊の限りを尽くすモリッツGの前に現地の軍・民間武装警察は壊滅。地球全土に第一級非常事態が発令され、遂にはテスト段階の新型R戦闘機までもが事態鎮圧のために駆り出されていく。 遂に、人造の生ける悪魔<BYDO>が大気圏に侵入したのだ……。 システム 基本システム 一撃死・残機制の2D横スクロールシューティング。ミス時は特定の復活ポイントから再開する。全7面。 今回は一周エンド。難易度は3段階から選択可能。 自機の当たり判定が変更され、地形に触れただけではミスにならない『Mr.HELIの大冒険』と同仕様になった。これは開発段階で「地形ミスは単純に難易度を上げるだけだが、セーフにしてもそこまで難易度は下がらず、むしろゲームに幅が出る」ことが結論付けられたため。 シリーズ特有のゲームシステム『フォース』『波動砲』『補助装備のビットとミサイル』の3つの要素はそのまま継承。フォース装着時に発射するレーザーは『III』に引き続き赤・青・黄の3種。今回は自機の選択が可能となり、機体ごとに3つの要素に性能差が設けられている(後述)。 メインショットボタン長押しでチャージできる波動砲は、全機が2ループ射撃(*1)可能。ビットは全機共通。 スピードアイテムが消滅し、任意に自機のスピードを4段階に切り替えられるようになった。 操作形態は「8方向レバー」と「ショット」「ショット連射」「フォースシュート」「Δウェポン」「増速」「減速」の6ボタン式(キー配置はオプションで選択可)。 DOSE(ドース)システム 新要素として「DOSEシステム」が登場。フォースの接触で敵を倒したり、敵弾を吸収することでDOSEゲージがたまり、MAX状態「ドースブレイク」ではフォースの当たり判定と攻撃力が上昇する。この状態でDOSEボタンを押すとゲージを全て消費して、シリーズ初のボムΔウェポンを発動できる。 ドースブレイク中にフォースで敵や破壊可能物を攻撃したり敵弾を防ぐと追加点が入るのも特徴。ハイスコア狙いでは必然的にDOSEを意識したプレイが求められる。 貪欲なる力「R」 前述の通り、自機を3機の中から選んでプレイする。補助装備のビットの性能は全機体共通。 機体名 フォース チャージショット バーストショット ミサイル R-9aII 「デルタ」 スタンダード・フォース 波動砲 試作型拡散波動砲 追尾ミサイル R-X「アルバトロス」 テンタクル・フォース 炸裂波動砲 高圧縮波動砲 誘爆ミサイル R-13「ケルベロス」 アンカー・フォース ライトニング波動砲 オーバーライトニング 光子ミサイル + 各機体の詳細 R-9aII 「デルタ」 これまでの『R-TYPE』の自機であるR-9系列に似た外見(*2)と性能。 装着時は初代譲りの三色レーザー・分離時は最大4way弾を放つ「スタンダード・フォース」と、低威力ながら追尾性に優れる2連式の「追尾ミサイル」を搭載。 「波動砲」は単純に自機から一直線に飛ぶため敵に軸を合わせる必要があるが、貫通力に優れる。「拡散波動砲」は発射直後は波動砲同様一直線に飛ぶが、すぐに広範囲に広がっていく。敵の近くで撃てば高威力、遠くで撃てば攻撃範囲が広くなる特性がある。 拡散波動砲の名称は同じではあるがIIの拡散波動砲と違い2周目チャージがずっと保持できるようになり、扱いやすくなった。 攻撃手段や特性がわかりやすいためシリーズやシューティングゲーム初心者向け。ただ尖った部分が無い点が決め手に欠けるとも取れ、他機体への応用が利きにくい弱点もある。 R-X「アルバトロス」 航空機メーカーと軍が共同開発したという設定故か、R戦闘機には珍しい大型の水平主翼が特徴的な機体。 高い攻撃力と広い攻防範囲を兼ね備える「テンタクル・フォース」は機体の前進・後退に応じて触手状コントロールロッドが開閉する、『Xマルチプライ』を踏襲した装備。分離時には敵機を追尾して一方向に収束弾を発射する。 レーザーはどれも癖があるが攻撃力が高く、ロッドの開閉により広い攻撃範囲もキープできる。 「誘爆ミサイル」は『R-TYPEII』の対地ミサイルに近い性質を持つ。 「炸裂波動砲」「高圧縮波動砲」は発射した瞬間に直線上の敵に着弾、敵の内部で炸裂する。さらに当たった場所から衝撃波が発生し、周囲の敵もを巻き込む。直撃時の威力は全機中最大だが、大ダメージを与えられるのは直撃した一体だけで、衝撃波は低威力。 総合的には抜群の安定力を誇るが、フォースは最高段階まで成長するまで性能が極端に低く、高威力のミサイルや波動砲もそれを補ってはくれないため、ミスからの復活は困難。 R-13「ケルベロス」 これまでのR戦闘機のイメージを覆す黒と赤の機体色や個性的な性能、そして辿る運命から人気の高い機体。 威力と貫通力に加え、追尾性能まで持ち合わせた「ライトニング波動砲」が最大の特徴。それを一気に三本発射するバーストショット「オーバーライトニング」はまさしく本作最強の波動砲と言える。 鉤爪状のコントロールロッドを持つ「アンカー・フォース」は、敵に打ち込むとそのまま喰らいつき対象を破壊するかプレイヤー操作で呼び戻すまでダメージを与え続ける。 分離時に弾が発射されないが、機体と結ばれた光学チェーンに攻撃判定がある。チェーンはショットの連射に応じて捻じ曲がり攻撃範囲が広がるが、思うように操るのは困難。小チャージの波動砲を連射するだけでも捻じ曲がるので併用すると強力。 レーザーはどれも性能が悪いが、ターミネイト・γ(黄)の性能は侮れない。 「光子ミサイル」は直進追尾型。攻撃力もまずまず。 特徴的なフォースに目を奪われがちだが、その実波動砲による地力が目覚ましい機体。ミス時からの復活が容易でごり押しがしやすいが、強みがその程度しかないので安定力に欠ける。 + この他、ある条件を満たすと第4の機体が解禁される POWアーマー シリーズ通してのアイテムキャリアーがなぜか自機に昇格。ネタ色の強い機体。 何故かバイドの形状をしたエネルギーを発射する「バイド波動砲」はチャージ時間に応じて弾速や攻撃判定等が大きく変化する。フルチャージのドブケラドプス形波動砲は攻撃範囲が広く使いやすい。最小チャージの低速弾をばらまく使い方も出来なくもない。 スパイク状のコントロールロッドが複数突き刺さった「バイドフォース」は分離時に回転砲台の如く弾を乱射する。 レーザーはどれも少々癖が強く、唯一直進する「波形レーザー」は威力が少し控えめ。上下に3本ずつ、計6本の反射レーザーを発射する「3WAY反射レーザー」は上手く集中させると凄まじい威力になる。デルタの対地レーザーを改悪した「バウンドレーザー」はマ○オのファイアボールの如く地形を跳ね回る。 「追尾ミサイル改」はデルタの追尾ミサイルに貫通力を持たせ、攻撃力を強化した最強のミサイル。 隠しだからといってそこまで圧倒的な性能というわけではないが、デルタよりも癖が強くなった反面欠けていた決め手を補った形となり、意外と侮れない。 評価点 『R-TYPE』初心者も入り込みやすい作風 難所にもΔウェポンという抜け道がある。ミスをしてそれらの装備がなくなっても、波動砲の威力は健在でハマることは少ない。 とはいえ最低難易度のKIDSでも詰む人は詰む程度には初見殺しは備えており、ベースの難易度は高め。しかし運が絡む場面はほとんどなく、攻略パターン構築の面白さを存分に楽しめるのも特徴。 高難易度ともなると気合い避けは通用せず、精密機器のようなパターンが要求されるシビアさもウリ。それでいてパターンは一つだけではない開拓の楽しみもある。 身も蓋もないが、家庭用向けなだけに無敵コマンドが実装されていたりする。ある意味貴重。 オプション内の「NOTE」ではやりこみ実績(1クレジットクリア等)が記録されるようになり、やりこみ甲斐が増している。 多彩なステージを彩る秀逸な演出 恒例の宇宙と異次元の他、シリーズで初めての地球の街中、さらには精神世界まで舞台に。市街戦の迫力を見せ付ける1面、巨大兵器と対決する3面と序盤から3Dを存分に活かしている。動きのインパクトでは並び称される『レイストーム』や『アインハンダー』に匹敵する。 プレイヤーの意表を突くド派手な演出や、3Dをフル活用した仕掛けが多いのも特徴。背景も非常に凝っている。 「バイドが様々な物質・兵器を乗っ取る」という要素を全面に押し出した展開が最大の特徴だが、これまでの特色だった生体描写も負けてはいない。 精神世界が舞台の5面では『I』のセルフオマージュたる展開が待っている。生体洞の中、ムーラやブヨや輸送システム、ゴンドランにゴマンダー、グリーン・インフェルノとの対決はファンなら鳥肌(&絶望)もの。 5~6面のバイドの恐怖や7面における生命の神秘を表現した演出の数々は、まさに『R』の世界観ならでは。ローポリゴンながらシリーズ特有の不気味さも演出できている。 BGMはUSPが担当。ステージ展開とシンクロ具合が素晴らしく、シリーズ中でも評価は高い。7面は演出・BGMともにSTGの範疇にとどまらぬ神秘性がある。 空中と水中とでBGMの曲調が変化し、SEに残響がかかる2面の「音の演出」も印象に残る。 問題点 この時期のポリゴンシューティングの宿命であるが、慣れるまで弾が見づらく、当たり判定も判り辛い。敵破壊時に破片や火花が飛び散るため、余計見づらい事も。 ドースブレイクによる稼ぎの関係上、スコアを意識するとショットを自粛する地味なプレイスタイルになってしまう。敵弾は兎も角、敵そのものや破壊可能物にまで一々フォースをぶつけ続けなければならない。場合によってはミサイルやビットも邪魔になってくる。 公式は成功とみなしたのか、これは続編に受け継がれる事となってしまった。“シューティング”ゲームなのに撃っちゃいけないのもどうなのか。 ロードが長め。機体選択後にOPデモを入れたり、ステージ間のスコア集計等で上手く誤魔化しているが、ステージセレクト時はそれもない。 デバッグコマンド関係によるものだが、スコア表示にバグが生じている。 総評 フルポリゴン化、DOSE、地形ミス廃止、速度調節可など細かい変更が多く、R-TYPEシリーズとして受け入れられないという声があったのも事実である。 しかし、実質赤レーザー一択を迫られていた初代『R-TYPE』や『II』、2ループチャージ偏重のゲームバランスだった『III』とは違い、豊富な攻撃手段を遺憾なく発揮できるように調整された『R-TYPE Δ』のゲームデザインはそれまでのシリーズにはない新鮮さがある。 R-TYPEシリーズの新たな可能性を見出し、その窓口を広げたこの作品は『R』の血統を受け継ぐ者としての役割を存分に果たしたと言っても良いだろう。 余談 1面の舞台は「とあるアジアの一都市」とぼかされているが、背景をよく見ると見慣れた建物のシルエットが・・・。 NOTESに記録される内容の中に「1000時間プレー」というシャレにならないものがある。 R-TYPEシリーズといえば「エロいシューティング」として有名だが、本作もそこは手加減していない。 アイレムのゲームアーカイブス撤退に伴い、配信は2011年8月11日で終了した。 2013年1月24日発売の「パチパラSLOT+ パチスロ大工の源さん ~いくぜっ! 炎の源祭編~」の予約特典として、本作のプロダクトコードが付属していた。 『R-TYPES』(1998年2月発売)を期に設定の再編が行われており、バイドに細かな設定が後付けされ、本作では旧作品との設定の関連付けも積極的に行われるようになったが、すべてのファンがそれを好意的に受け取っているわけではない。 『III』で一旦完結を迎えていた事もあり、本作を含めて1994年にゲーム事業から撤退した旧アイレム時代の遺産をアイレムソフトウェアエンジニアリング設立後のスタッフが私物化していると捉える向きもあった。
https://w.atwiki.jp/studiozodiac/pages/559.html
#blognavi ふーさんとメッセで話している際にTACTICSの話題が出たものだから、内心しめたと思いつつも極平静を装って、面白いよーと40文字程度語ったあたりで、もうよくわかったとたしなめられる。 あれー、まだR-TYPE TACTICSについて語りつくしていませんよ? 布教は成功したようですが、メッセとここでTACTICSについて語っている私に敢えて聞いてきたのだから、最初からはまるつもりだったんじゃねぇかと思ってみるテスト。 TACTICSいいよ、TACTICS。PSPで出ているのが難だけど! ST30で旗艦(と言うかボス)と対峙するも、見事なまでに惨敗を喫したので、現在戦力強化を図る為に鉱石を集め続けています。 取り敢えず1種1機ずつあればいいよねー。と、それ以上は作っていなかったので、増強増強。それにしてもヘイムダル級戦艦がでかすぎる…!スペックもいいが、とにかくでかい。こんなのどこに連れて行けばいいんだろう…ST30? 鉄壁悪魔とか絶対悪魔などという名前をいただいてしまっている我がEeuwig司令官が地球に帰還できる日はいつのことか。 まずは取り残したトレジャーの回収からですね。すごくST11 ST24のやりなおしなんて嫌だけど。 カテゴリ [雑記] - trackback- 2007年09月26日 15 32 32 名前 コメント #blognavi