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最終更新日時 2011年03月05日 (土) 21時47分54秒 代数的整数論 004 (951-992) 元スレ: http //science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1164286624/951-992 ログ元: http //yomi.mobi/read.cgi/science6/science6_math_1164286624/951-992 951 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/15(木) 21 46 58 ] Wilson の定理を一般の mod m の場合に拡張するためには 948 の 証明ではうまくいかない。 そこで拡張可能な証明を紹介する。 Wilson の定理( 948)の別証 p = 2 のときは明らかだから p は奇素数とする。 (Z/pZ)^* を以下の同値関係で類別する。 x と y を (Z/pZ)^* の元としたとき y = x^(-1) のとき x と y は 同値と定義する。 x = x^(-1) となるのは x^2 = 1 のときに限る。つまり x = ±1 の時に限る。 x ≠ x^(-1) のとき、つまり x ≠ ±1 のときは x の属す同値類は {x, x^(-1)} である。 よって (Z/pZ)^* の同値類は以下のタイプで尽くされる。 {1}, {-1}, {x, x^(-1)} ここで x ≠ ±1 xx^(-1) = 1 であるから (Z/pZ)^* の ±1 以外の全ての元の積は 1 である。 よって (Z/pZ)^* の全ての元の積は 1(-1) = -1 である。 証明終 952 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/15(木) 21 47 27 ] うんこ 953 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/15(木) 22 07 58 ] m > 2 を有理整数として (Z/mZ)^* を考える。 (Z/mZ)^* を以下の同値関係で類別する。 x と y を (Z/mZ)^* の元としたとき y = x^(-1) のとき x と y は 同値と定義する。 x = x^(-1) となるのは x^2 = 1 のときに限る。 よって (Z/mZ)^* の同値類は以下のタイプで尽くされる。 {a}, {b, b^(-1)} ここで a^2 = 1, b^2 ≠ 1 よって (Z/mZ)^* の元 b で b^2 ≠ 1 となるもの全ての積は 1 である。 よって S = {a ∈ (Z/pZ)^* ; a^2 = 1} とおくと、 (Z/mZ)^* の全ての元の積は S の全ての元の積と一致する。 S を以下の同値関係で類別する。 x と y を S の元としたとき y = -x のとき x と y は 同値と定義する。 x = -x となるのは 2x = 0 のときに限る。 x = c (mod m) とすると 2c ≡ 0 (mod m) である。 gcd(c, m) = 1 だから 2 ≡ 0 (mod m) である。 m > 2 であるからこれはありえない。 よって S の同値類は以下のタイプで尽くされる。 {b, -b} よって S の全ての元の積は b(-b) = -b^2 = -1 の(|S|/2)乗である。 これは |S|/2 が偶数、つまり |S| ≡ 0 (mod 4) のときは 1 そうでないときは -1 である。 954 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/15(木) 22 33 22 ] 833 より x^2 ≡ 1 (mod m) の解の個数、つまり |S| は (1) m = p^n または 2p^n のとき |S| = 2 ここで p は奇素数で n ≧ 1 (2) m = 4 のとき |S| = 2 (3) m = 4r、r は奇数 > 1 のとき |S| = 2^(s + 1) ここで s は r の相異なる素因数の個数である。 (4) m = (2^e)r, e ≧ 3, r は奇数のときは |S| = 2^(s + 1) 以上から |S| = 2 となるのは (1) と (2) の場合であり、 (3) と (4) の場合は |S| ≡ 0 (mod 4) である。 よって 953 より次の命題が得られる。 命題(Wilson の定理の拡張) m > 2 を有理整数とする。 (Z/mZ)^* の全ての元の積は以下のようになる。 (1) m = 4 または m = p^n または 2p^n のとき積は -1 ここで p は奇素数で n ≧ 1 (2) 上記以外の場合、積は 1 955 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/15(木) 22 40 46 ] 954 の命題(Wilson の定理の拡張)は Gauss が初めて証明した (Disquisitiones art. 78)。 956 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/15(木) 22 49 18 ] Wilson の定理( 948) の逆も成り立つ。 命題 n > 1 を有理整数とする。 (n - 1)! ≡ -1 (mod n) なら n は素数である。 証明 n が素数でないとすると p < n となる素数 p で n を割るものがある。 p ≦ n - 1 だから (n - 1)! ≡ 0 (mod p) である。 一方、(n - 1)! ≡ -1 (mod n) だから (n - 1)! ≡ -1 (mod p) である。 よって -1 ≡ 0 (mod p) である。 これは矛盾である。 証明終 957 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/15(木) 23 02 24 ] ., .| . 、・ ゙; 、′ . . . .′ . . ._.t~´ .’ ゙, .l・^´ . ’ . . .1 . .._.・ ̄\_ . ; . . .._>~ . ., , ...→_ .l 、’゙_、.‐ ._.・/< . . . .’ . 、, ..._.¨` ’ .|、。・`.、’_ .,・¨¨“÷ ,._、-・ヘ´ . /゛ ..′ . . .! 、,。・′・ 、1 }・ . . ..’ .、, ゙カ ゙,^ ’_ .ソ” .、.. . .} ;′ . ..’_ . 、’ . ...1 、} ′ ゙ヅ| . 、, .’_ . 、,・ / .`、..../ .; . ’ . 、} . ...l! . . .| . ...\・~ . | . ., ’_ ,’ . `._ ....}_ノ` , . . .’ ゙! . 、’ .’ 、, ′ . 、’、- . . . .`¨¨′ . . .i ゙’ 、| . . .l  ̄ ̄ . . .._ . . .i ゙, . . .-_ . 、; ,・ナ・_ . `、 ./ 、, .) .`j.´ 、l 、.-’ . . ./ . . .l } 、============- . . .| . 、 . ..| . . .’ . 、| ゙’ . .}.-‐………………………, 、| . |==・ . . . .・ 、’ .’._、.」 . ./ ´ . . . .,¨¨TTナナナ, ゙______| 958 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 01 35 00 ] 11 959 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 01 36 00 ] 10 960 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 01 37 00 ] 9 961 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 01 38 00 ] 8 962 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 01 39 00 ] 7 963 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 01 40 00 ] 6 964 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 06 49 00 ] 5 965 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 06 50 00 ] 4 966 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 06 51 00 ] 3 967 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 06 52 00 ] 2 968 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 06 53 00 ] 1 969 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 06 54 00 ] 0 970 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/16(金) 07 46 06 ] 次スレ立てておきました。 代数的整数論 005 http //science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1173998720/ 971 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/16(金) 12 59 01 ] 970 有難うございます。 972 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/16(金) 21 37 03 ] 778 以降、合同方程式 x^2 ≡ a (mod m) の解法について述べて きたが、これと 756 に述べた方法を使って m = ax^2 + bxy + cy^2 の解を求めて見よう。 まず、p = 2281 として p = x^2 + y^2 を解く。 758 の方法を使う。 941 より z = 1207 (mod 2281) とおくと、z^4 = -1 であった。 よって z^2 = 1571 (mod 2281) は x^2 ≡ -1 (mod m) の解である。 つまり、1571^2 ≡ -1 (mod 2281) である。 2*1571 = 3142 だから 3142^2 ≡ -4 (mod 4*2281) である。 3142^2 + 4 = 4*2281*1082 よって 2次形式 (a, b, c) = (2281, 3142, 1082) の判別式は D = b^2 - 4ac = 3142^2 - 4*2281*1082 = -4 (a, b, c) を 335 の方法( 411 の注意も参照)により簡約2次形式に 変形する。 (2281, 3142, 1082)S^(-1) = (2281, -1420, 221) (2281, -1420, 221)T = (221, 1420, 2281) (221, 1420, 2281)S^(-3) = (221, 94, 10) (221, 94, 10)T = (10, -94, 221) (10, -94, 221)S^5 = (10, 6, 1) (10, 6, 1)T = (1, -6, 10) (1, -6, 10)S^3 = (1, 0, 1) となる。 ここで S = (1, 1)/(0, 1) T = (0, -1)/(1, 0) 973 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/16(金) 21 43 32 ] よって (2281, 3142, 1082)S^(-1)TS^(-3)TS^5TS^3 = (1, 0, 1) 行列の積 U = S^(-1)TS^(-3)TS^5TS^3 を計算すると。 U = (11, 31)/(-16, -45) U の逆行列は V = U^(-1) = (-45, -31)/(16, 11) よって (1, 0, 1)V = (2281, 3142, 1082) 758 より x = -45, y = 16 が 2281 = x^2 + y^2 の解である。 実際、45^2 + 16^2 = 2025 + 256 = 2281 974 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/16(金) 22 01 40 ] 岩波数学辞典によると p = 9689 は素数で 2^p - 1 は素数である。 2^p - 1 は Mersenne数である。 さらに p ≡ 1 (mod 8) である。 p = x^2 + y^2 を 972 と同様に解いてみるのも面白いかもしれない。 誰か解いてくれないか? ただし、結果だけでなく 972, 973 と同様に x^2 ≡ -1 (mod p) の解と2次形式 (a, b, c) および (a, b, c) の簡約過程。 (1, 0, 1)V = (a, b, c) となる V ∈ SL_2(Z) も求めて欲しい。 975 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/17(土) 03 31 02 ] 974 今の場合、2^p - 1 が Mersenne数であるということに特に意味があるわけではない。 適当な大きさの素数が欲しかっただけである。 976 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/17(土) 06 48 22 ] 今度は p を奇素数としたとき p = x^2 + 2y^2 を解くことを 考えてみよう。 2次形式 (1, 0, 2) = x^2 + 2y^2 の判別式 D は -8 である。 判別式が -8 の簡約2次形式は、 757 と同様にして (1, 0, 2) のみであることが分かる。 よって 758 と同様にして p = x^2 + 2y^2 に解があるためには、 x^2 ≡ -8 (mod 4p) に解があることが必要十分である。 x^2 ≡ 0 (mod 4) だから x は偶数である。 x = 2y とすると y^2 ≡ -2 (mod p) である。 よって上記の条件は (-2/p) = 1 と同値である。 (-2/p) = (-1/p)(2/p) = 1 だから これは (2/p) = (-1/p) = 1 または (2/p) = (-1/p) = -1 と同値である。 平方剰余の第一補充法則( 163)と第2補充法則( 53)より、 これは p ≡ 1 (mod 8) または p ≡ 3 (mod 8) と同値である。 977 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/17(土) 06 49 40 ] x^2 ≡ -8 (mod 4p) の解 l に対して l^2 + 8 = 4pk とする。 p は奇素数だから l とは互いに素である。 よって2次形式 (p, l, k) は正定値かつ原始的で判別式は -8 である。 これは (1, 0, 2) と同値である。 よって (1, 0, 2)σ = (p, l, k) となる σ ∈ SL_2(Z) がある。 σ = (u, q)/(r, s) とする。 749 より (1, 0, 2)ε = (1, 0, 2) となる ε ∈ SL_2(Z) は {±1} である。 よって (1, 0, 2) を (p, l, k) に移す SL_2(Z) の元は σ = (u, q)/(r, s) と -σ = (-u, -q)/(-r, -s) の2個である。 よって (u, r) と (-u, -r) が l に対応する p = x^2 + 2y^2 の 解である。 x^2 ≡ -4 (mod 4p) の別の解 -l には 2次形式 (p, -l, k) が対応する。 R = (1, 0)/(0, -1) とすると (1, 0, 1)RσR = (p, l, k)R = (p, -l, k) U = RσR とおく。 U ∈ SL_2(Z) で U = (u, -q)/(-r, s) である。 よって (u, -r) と (-u, r) が -l に対応する p = x^2 + 2y^2 の 解である。 978 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/17(土) 07 19 23 ] 976 と 977 から次の命題が得られる。 命題(Fermat-Euler) p を奇素数とする。 p = x^2 + 2y^2 が有理整数解を持つためには p ≡ 1 (mod 8) または p ≡ 3 (mod 8) が必要十分である。 さらに、このとき解は順序と符号を除いて一つである。 979 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/17(土) 19 54 29 ] 974 を解いてみる。 p = 9689 p - 1 = 8*1211 (3/p) = (p/3) = (2/3) = -1 だから z = 3^1211 ≡ 6682 (mod p) とすると、z^8 = 1 である。 よって (z^2)^2 = -1 である。 z^2 = 2212 (mod p) だから 2212^2 ≡ -1 (mod p) 2*2212 = 4424 だから 4424^2 ≡ -4 (mod 4*9689) である。 4424^2 + 4 = 4*9689*505 だから 2次形式 (9689, 4424, 505) の判別式は -4 335 より (9689, 4424, 505) T = (505, -4424, 9689) (505, -4424, 9689) S^4 = (505, -384, 73) (505, -384, 73) T = (73, 384, 505) このあとは読者の誰かに任そう。 誰か? ただし、続きは上の結果が正しいかどうか確かめてからにしてください。 計算ミスがあるかもしれないので。 980 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/17(土) 20 44 05 ] 訂正 978 さらに、このとき解は順序と符号を除いて一つである。 さらに、このとき解は符号を除いて一つである。 981 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/18(日) 01 59 09 ] p を素数としたとき p = x^2 + 3y^2 を解くことを考えてみよう。 2次形式 (1, 0, 3) = x^2 + 3y^2 の判別式 D は -12 である。 408 より判別式 -4 の (a, b, c) が簡約2次形式であるためには gcd(a, b, c) = 1 かつ、 |b| ≦ a ≦ c であり、 |b| = a または a = c のときは b ≧ 0 となることが必要十分である。 341 と同様にして a ≦ √(|D|/3) である。 a ≦ √(|D|/3) = 2 4ac = b^2 + |D| = b^2 + 12 よって b^2 ≡ 0 (mod 4) よって b は偶数である。 0^2 + 12 = 4・3 2^2 + 12 = 16 = 4・4 a = 1 のとき (1, 0, 3) a = 2 のとき (2, 2, 2) は原始的でない。 よって判別式が -12 の簡約2次形式は、(1, 0, 3) のみである。 p ≠ 2, 3 として合同方程式 x^2 ≡ -12 (mod 4p) を考える。 x^2 ≡ 0 (mod 4) だから x は偶数である。 x = 2y とおくと y^2 ≡ -3 (mod p) これは (-3/p) = (-1/p)(3/p) = 1 のときのみ解がある。 p ≡ 1 (mod 4) なら (-1/p) = 1, (3/p) = (p/3) p ≡ 3 (mod 4) なら (-1/p) = -1, (3/p) = -(p/3) いずれにしても (-1/p)(3/p) = (p/3) である。 よって (-3/p) = 1 は p ≡ 1 (mod 3) と同値である。 982 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/18(日) 02 08 41 ] p ≡ 1 (mod 3) のとき x^2 ≡ -12 (mod 4p) の解 l に対して l^2 + 12 = 4pk とする。 p は奇素数だから l とは互いに素である。 よって2次形式 (p, l, k) は正定値かつ原始的で判別式は -12 である。 これは (1, 0, 3) と同値である。 よって (1, 0, 3)σ = (p, l, k) となる σ ∈ SL_2(Z) がある。 σ = (u, q)/(r, s) とする。 749 より (1, 0, 3)ε = (1, 0, 3) となる ε ∈ SL_2(Z) は {±1} である。 よって (1, 0, 3) を (p, l, k) に移す SL_2(Z) の元は σ = (u, q)/(r, s) と -σ = (-u, -q)/(-r, -s) の2個である。 よって (u, r) と (-u, -r) が l に対応する p = x^2 + 3y^2 の 解である。 x^2 ≡ -12 (mod 4p) の別の解 -l には 2次形式 (p, -l, k) が対応する。 R = (1, 0)/(0, -1) とすると (1, 0, 3)RσR = (p, l, k)R = (p, -l, k) U = RσR とおく。 U ∈ SL_2(Z) で U = (u, -q)/(-r, s) である。 よって (u, -r) と (-u, r) が -l に対応する p = x^2 + 3y^2 の 解である。 983 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/18(日) 02 14 29 ] 981 と 982 から次の命題が得られる。 命題(Fermat-Euler) p を 3 以外の奇素数とする。 p = x^2 + 3y^2 が有理整数解を持つためには p ≡ 1 (mod 3) が必要十分である。 さらに、このとき解は符号を除いて一つである。 984 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/18(日) 02 33 12 ] 978 の命題は Fermat に知られていたが初めて証明したのは Euler らしい。らしいというのは Gauss が Disquisitiones の art. 182 に Lagrange が最初に証明したと書いているからである。 しかもはっきりと Euler は証明に成功しなかったと書いている。 しかし、Weil は「数論」で Euler が証明したと書いている。 985 名前:132人目の素数さん [2007/03/18(日) 02 45 40 ] Kummer ◆g2BU0D6YN2 かっこいい 986 名前:132人目の素数さん mailto sage [2007/03/18(日) 02 48 40 ] @ 987 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/18(日) 11 36 15 ] 今度は p を素数としたとき p = x^2 + 5y^2 を解くことを考えてみよう。 この問題は 161 でも考えたし解決済み( 363)である。 しかし、2次形式論の応用として証明をする。 2次形式 (1, 0, 5) = x^2 + 5y^2 の判別式 D は -20 である。 408 より判別式 -20 の (a, b, c) が簡約2次形式であるためには gcd(a, b, c) = 1 かつ、 |b| ≦ a ≦ c であり、 |b| = a または a = c のときは b ≧ 0 となることが必要十分である。 341 と同様にして a ≦ √(|D|/3) である。 よって a ≦ 2 4ac = b^2 + |D| = b^2 + 20 よって b^2 ≡ 0 (mod 4) よって b は偶数である。 0^2 + 20 = 4・5 2^2 + 20 = 4・2・3 a = 1 のとき (a, b, c) = (1, 0, 5) a = 2 のとき (a, b, c) = (2, 2, 3) よって判別式が -20 の簡約2次形式は、(1, 0, 5) と (2, 2, 3) である。 988 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/18(日) 13 22 45 ] p ≠ 2, 5 として合同方程式 x^2 ≡ -20 (mod 4p) を考える。 x^2 ≡ 0 (mod 4) だから x は偶数である。 x = 2y とおくと y^2 ≡ -5 (mod p) x^2 ≡ -20 (mod 4p) が解けるためには (-5/p) = 1 が 必要十分である。 (-5/p) = (-1/p)(5/p) 平方剰余の相互律から (5/p) = (p/5) である。 よって p ≡ 1, 4 (mod 5) のとき (5/p) = 1 p ≡ 2, 3 (mod 5) のとき (5/p) = -1 一方、p ≡ 1 (mod 4) のとき (-1/p) = 1 p ≡ 3 (mod 4) のとき (-1/p) = -1 よって (-5/p) = 1 は p ≡ 1, 4 (mod 5) かつ p ≡ 1 (mod 4) つまり、p ≡ 1, 9 (mod 20) または p ≡ 2, 3 (mod 5) かつ p ≡ 3 (mod 4) つまり、p ≡ 3, 7 (mod 20) と同値である。 989 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/18(日) 13 45 35 ] p ≠ 2, 5 として p = x^2 + 5y^2 となる有理整数 (x, y) が あったとする。 p ≡ x^2 (mod 5) だから (p/5) = 1 p ≠ 2, 5 として p = 2x^2 + 2xy + 3y^2 となる有理整数 (x, y) が あったとする。 2p = 4x^2 + 4xy + 6y^2 = (2x + y)^2 + 5y^2 2p ≡ (2x + y)^2 (mod 5) よって (2p/5) = (2/5)(p/5) = -(p/5) = 1 よって (p/5) = -1 990 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/18(日) 15 39 57 ] p ≡ 1, 2, 3, 9 (mod 20) なら 988 より x^2 ≡ -20 (mod 4p) に 解がある。 x^2 ≡ -20 (mod 4p) の解 l に対して l^2 + 20 = 4pk とする。 p は奇素数だから l とは互いに素である。 よって2次形式 (p, l, k) は正定値かつ原始的で判別式は -20 である。 よって 987 より (p, l, k) は (1, 0, 5) または (2, 2, 3) に 同値である。 733 より (p, l, k) が (1, 0, 5) に同値なら p = x^2 + 5y^2 となる 有理整数 (x, y) がある。 このとき 989 より (p/5) = 1 である。 p ≡ 1, 3, 7, 9 (mod 20) であったから p ≡ 1, 9 (mod 20) である。 逆に p ≡ 1, 9 (mod 20) なら (p/5) = 1 だから 989 より (p, l, k) は (2, 2, 3) に同値ではない。 よって (p, l, k) は (1, 0, 5) に同値である。 以上から p = x^2 + 5y^2 となる有理整数 (x, y) があるためには p ≡ 1, 9 (mod 20) が必要十分である。 977 と同様に、この場合、解は符号を除いて一個である。 同様に p = 2x^2 + 2xy + 3y^2 となる有理整数 (x, y) があるためには p ≡ 3, 7 (mod 20) が必要十分である。 この場合も、解は符号を除いて一個である。 991 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/18(日) 16 05 30 ] p ≠ 2, 5 として 2p = x^2 + 5y^2 を考える。 gcd(x, y) = d なら 2p が d^2 で割れるから d = 1 である。 よって解があるなら合同方程式 x^2 ≡ -20 (mod 8p) に解がある。 x^2 ≡ 0 (mod 4) だから x は偶数である。 x = 2y とおくと y^2 ≡ -5 (mod 2p) である。 これは連立合同方程式 y^2 ≡ -5 (mod 2) y^2 ≡ -5 (mod p) と同値である y^2 ≡ -5 (mod 2) は常に解 y ≡ 1 (mod 2) をもつから、 x^2 ≡ -20 (mod 8p) に解があるなら (-5/p) = 1 である。 よって 988 より p ≡ 1, 3, 7, 9 (mod 20) である。 一方、2p = x^2 + 5y^2 なら x^2 ≡ 2p (mod 5) よって (2p/5) = 1 (2p/5) = (2/5)(p/5) = -(p/5) よって (p/5) = -1 となる。 よって p ≡ 3, 7 (mod 20) である。 よって 990 と同様に 2p = x^2 + 5y^2 となる有理整数 (x, y) があるためには p ≡ 3, 7 (mod 20) が必要十分である。 992 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/03/18(日) 16 14 17 ] 990 と 991 をまとめると次の命題が得られる。 命題(Fermat-Euler-Lagrange) p ≠ 2, 5 を素数とする。 (1) p = x^2 + 5y^2 となる有理整数 (x, y) があるためには p ≡ 1, 9 (mod 20) が必要十分である。 (2) p = 2x^2 + 2xy + 3y^2 となる有理整数 (x, y) があるためには p ≡ 3, 7 (mod 20) が必要十分である。 (3) 2p = x^2 + 5y^2 となる有理整数 (x, y) があるためには p ≡ 3, 7 (mod 20) が必要十分である。 上記のいずれの場合も解は符号を除いて一意である。 タグ: コメント
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MMS Setting [Options]-[Messages] ■Confirm message deletions ■Automatic download MMS Messages (□Even when roaming) [Options]-[Advanced] Network Configurationを ●Manual [Options]-[Advanced]-[Edit] Message Center numberはSIMをセットすれば自動設定されます(+819066519300) Email Center numberは空白 MMS gatewayに vfkkmmsproxy.vodafone.ne.jp 8080 MMS URLは http //mms/ Network profileは Vodafonelive を選択 リセット後の対策 まず最初に、.regファイルをTREに関連づけておく準備が完了しておくこと 次にTREから以下のレジストリを書き換える [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Palm\Varnish\Messaging\MMS] "MMSUA"="Vodafone/1.0/V802SE/SEJ002" この部分を含んだregファイルをエクスポートする(ファイル名は任意) エクスポートしたxxx.regを\Windows\StartUpへCopyする すると、リセット後に「Importするか?」と聞かれますが、UAがセットされます MMSサーバー仕様(ちなみに) 保存:1ヶ月又は100通(期限後、古い順に削除) 容量:3MB 期限後、古い順に削除
https://w.atwiki.jp/mmmsyou/pages/11.html
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