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今日 - 昨日 - 総合 - 【METAL GEAR SOLID3?】 登場話 ネイキッド・スネーク ○ オセロット THE・ボス? ○ ? THE・エンド? ニコライ・ステパノヴィッチ・ソコロフ ○ エヴゲニー・ボニソヴィッチ・ヴォルギン? ○
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METAL GEAR SOLIDシリーズ 作品情報 2枚 ソリッド・スネーク ソリッド・スネーク(性欲を持て余す)
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年 月 詳細 1789 4 米・初代ジョージ・ワシントン大統領の就任式がフェデラルホールで開催される 1905 6 科学者アインシュタイン「特殊相対性理論」発表 192X - ザ・ボス誕生 1935 - ネイキッド・スネーク(ビッグボス)誕生 193X - 賢者達の最後の一人死亡 1939 8 アインシュタイン、ルーズベルト大統領に原爆開発勧告書簡送付 9 ドイツ軍がポーランドを急襲(第二次世界大戦勃発) 11 ソ連軍、フィンランドに侵攻(冬戦争) 1941 6 ドイツ軍ソ連を奇襲(バルバロッサ作戦) 7 イギリス陸軍SAS(イギリス特殊空挺部隊)創立 12 日本軍真珠湾奇襲 1942 8 アメリカ陸軍技術本部、原爆開発(マンハッタン)計画開始 オタコンの祖父参加 - 第二次世界大戦下、ザ・ボス、コブラ部隊を設立 12 物理学者エンリコ・フェミル、原子炉で核分裂実験に成功 1943 1 スターリングラード攻防戦、ソ連が勝利 1944 6 連合国軍ノルマンディ上陸作戦 ロンドンにV1号攻撃 1945 7 アメリカ、ニューメキシコ州アラマゴードで世界初の原爆実験 8 広島、長崎に原爆投下 オタコンの父(ヒューイ)誕生 第二次世界大戦終結 9 ベトナム民主共和国独立宣言 1946 2 世界初のコンピュータ、ENIAC完成 1947 9 CIA(アメリカ中央情報局)設立 10 チャック・イェーガー操縦のベルX1が音速を超える - ザ・ボス、「コブラ部隊」を解散 - カズヒラ・ミラー誕生 1949 4 NATO(北大西洋条約機構)発足 5 東西ドイツの分断 6 イギリス、ジョージ・オーウェルの「1984」出版 8 ソ連、カザフスタンのセミパラチンスク実験場で初の原爆実験。第二の核保有国誕生 10 中華人民共和国成立 1950 6 朝鮮戦争(~53/7) ネイキッド・スネーク、ザ・ボスに弟子入り 1951 11 アメリカ、ネヴァダエリア7で地上部隊参加による核実験 BUSTER DOG 実施 ザ・ボス被爆 1954 2 ビキニ環礁での水爆実験 ネイキッド・スネーク被爆 1962 アメリカ、ソコロフをソ連に返還 アメリカ偵察機U2がキューバにソ連製ミサイルを確認(キューバ危機) 1964 「バーチャスミッション」および「スネークイーター作戦」実施 1991 湾岸戦争勃発 1995 独立武装国家「アウターヘブン」陥落 ソリッド・スネークと「FOXHOUND」司令官のビッグボスが対立 1999 独立武装要塞「ザンジバーランド」陥落 ソリッド・スネークとビッグボスが対立 2000 ソリッド・スネーク「FOXHOUND」除隊 アラスカで隠遁生活を送る 2001 9月11日アメリカで同時多発テロ発生 2002 アメリカ、イラクに多国籍軍を派遣 2005 シャドー・モセス島事件発生 ソリッド・スネークとリキッド・スネークが対立 第43代アメリカ大統領ジョージ・シアーズ(ソリダス・スネーク)辞任 2007 原油タンカー沈没事件発生 ソリッド・スネークが沈没事件の主犯にされる 2009 海洋プラント占拠事件発生 雷電とソリダス・スネークが対立 引用元 METAL GEAR SOLID3 SUBSISTENCE 解説書 メタルギアソリッド3 スネークイーター 公式ガイド ザ・コンプリート
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2013年9月30日をもって配信サービスは終了しました。 詳しくは公式HPへ http //www.konami.jp/mgs_pw/jp/info/online_130830.html ※ ダウンロードは終了しましたが、コンテンツデータ自体は有効です。 +ダウンロードコンテンツ詳細 ダウンロードコンテンツ配信 ダウンロードコンテンツ配信によってゲーム中で使用できるユニフォーム、音楽、VOCALOIDデータ等を取得できる。 取得にはPSPをインターネットへ接続する環境とPlayStation Networkアカウントが必要。配信情報は下記のページにて告知される。 http //www.konami.jp/mgs_pw/jp/online/ カムフラデータ 2010/05/13配信 ブラック 130KB 2010/05/13配信 ネイキッド(ブラック) 130KB 2010/05/27配信 ピンク 130KB 2010/05/27配信 ネイキッド(ピンク) 130KB 2010/06/10配信 ホワイト 130KB 2010/06/10配信 ネイキッド(ホワイト) 130KB 2010/06/17配信 中村光★荒川UB リク 74KB 2010/06/17配信 中村光★荒川UB ニノ 74KB 2010/06/17配信 中村光★荒川UB 星 74KB 2010/06/24配信 中村光★荒川UB 村長 74KB 2010/06/24配信 中村光★荒川UB シスター 74KB 2010/06/24配信 中村光★荒川UB マリア 74KB 2010/07/08配信 イエロー 130KB 2010/07/08配信 ネイキッド(イエロー) 130KB 2010/07/22配信 カーキ 130KB 2010/07/22配信 ネイキッド(カーキ) 130KB 2010/08/05配信 グリーン 130KB 2010/08/05配信 ネイキッド(グリーン) 130KB 2010/08/19配信 ウォーター 130KB 2010/08/19配信 ネイキッド(ウォーター) 130KB 2010/09/02配信 ツリーバーク 130KB 2010/09/02配信 ネイキッド(ツリーバーク) 130KB 2010/09/16配信 DPM 130KB 2010/09/16配信 ネイキッド(DPM) 130KB 2010/09/18配信 モンスターハンターTシャツ「狩人」 74KB 2010/09/18配信 モンスターハンターTシャツ「狩魂」 74KB 2010/09/30配信 モンスターハンターTシャツ「狩祭」 74KB 2010/09/30配信 モンスターハンターTシャツ「狩友」 74KB 2010/09/30配信 戦友迷彩(CO-OP境界線の直径が大きくなる) 130KB 2010/09/30配信 ガンズ・アンド・ジャングル迷彩(銃の性能が少し上がる) 130KB 2010/10/28配信 レッド 130KB 2010/10/28配信 ネイキッド(レッド) 130KB 2010/11/11配信 ネイビーブルー 130KB 2010/11/11配信 ネイキッド(ネイビーブルー) 130KB 雑誌データ 2010/06/17配信 荒川アンダーザブリッジ 第6巻 16KB 2010/06/17配信 S-Fマガジン/2010年7月号 16KB 2010/06/24配信 荒川アンダーザブリッジ 第8巻 16KB ※ゲーム内マガジンの表紙を書き換えるため雑誌データはいずれか1つのみ WALKMAN楽曲 2010/05/13配信 HEAVENS DIVIDE 2582KB 作曲 本田晃弘 作詞 戸田信子 2010/05/27配信 恋の抑止力 2428KB 作曲 本田晃弘 作詞 “MGSPW”Sound Team 2010/06/10配信 "MGS-PW" Main Theme 1464KB 作曲 本田晃弘 2010/06/24配信 ZERO ALLIES! 2266KB 作曲 陣内一真・小堀修一 2010/07/08配信 Outer Heaven 2458KB 作曲 陣内一真・戸田信子 2010/07/22配信 恋の抑止力 (Acoustic Instrumental Version) 1800KB 作曲 本田晃弘 編曲 庸瀬斎朗(恋の抑止力アコースティックギターver.) 2010/08/05配信 Sneak 1 1472KB 作曲 鈴木克崇(GEM Impact) 2010/08/19配信 Sneak 2 1362KB 作曲 日比野則彦(GEM Impact) ※恋の抑止力はEXTRA OPS 67パスとデートで再生するとパスが踊りだし、EXTRA OPS 68カズとデートではカズがエア・ギターを始める。 AI兵器音声 2010/05/13配信 ピューパ ヒューマンボイスバージョン 476KB (CV 菊地由美) 2010/05/27配信 クリサリス ヒューマンボイスバージョン 568KB (CV 菊地由美) 2010/06/10配信 コクーン ヒューマンボイスバージョン 372KB (CV 菊地由美) 2010/06/24配信 バシリスク ヒューマンボイスバージョン 606KB (CV 井上喜久子) 2010/07/08配信 ピューパ 新潟弁バージョン 450KB 新潟弁 2010/07/22配信 クリサリス 関西弁バージョン 580KB 関西弁 2010/08/05配信 コクーン 広島弁バージョン 342KB 広島弁 2010/08/19配信 バシリスク 名古屋弁バージョン 650KB 名古屋弁 ※AI兵器音声のダウンロードにより音声が変更されるのはEXTRA OPSのみ。 MAIN OPSでは変化しない。 VOCALOIDエディタ用データ 2010/05/13配信 恋の抑止力 (Intro) 412KB A 「恋の抑止力」イントロ部分の歌詞編集可能 2010/05/27配信 恋の抑止力 (Refrain) 556KB B 「恋の抑止力」サビ部分の歌詞編集可能 2010/06/10配信 HEAVENS DIVIDE (Melody-A) 516KB C 「HEAVENS DIVIDE」Aメロの歌詞編集可能 2010/06/24配信 HEAVENS DIVIDE (Refrain) 526KB A 「HEAVENS DIVIDE」サビ部分の歌詞編集可能 2010/07/08配信 Calling to the Night 568KB B 「Calling to the Night」サビ部分の歌詞編集可能 2010/07/22配信 View of Deep Snow 518KB C 「View of Deep Snow」の歌詞編集可能 2010/08/05配信 "MGS-PW" E3 Theme 314KB A 「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER メインテーマ」の歌詞編集可能 2010/08/19配信 Outcry 960KB D ZEKE戦のオリジナルBGM「Outcry」冒頭部分の歌詞を編集可能。データは上書きされません。 ※VOCALOIDエディタ用データは新しいデータをダウンロードすると別のデータが上書きされることがあるので注意。 (KB数の次のアルファベットが同じもの同士は共存できず、相互に上書きされる。) ※現在、「Outcry」のみデータは上書きされない。(今後変更される可能性がある。) ↑ミス DLCでオンラインができるようになるってどっかのブログに書いてあったけど本当かな - 名無しさん 2010-10-21 23 15 17 まず、インフラの配信なんてできるのか? - 名無しさん 2010-10-23 23 29 27 レッド追加 - 名無しさん 2010-10-29 16 29 42 オンラインが出来ない人もいるから、ガンズ・アンド・ジャングル迷彩みたいな特殊効果系は出ないと思ってた。特殊効果系出すんだったら、新しい武器も出して欲しい。 - 名無しさん 2010-11-07 17 42 00 そんな事したらデモとかも変更しなくちゃいけなくなりますよ。 - .MAX 2010-11-10 23 19 10 でもそれならカムフラデータもアウトか。連投すみません。送ってから気づきました。 - .MAX 2010-11-10 23 44 37 ネイビーブルー追加されました - 名無しさん 2010-11-14 18 04 04 もう色はいいからTシャツとか特殊効果系カモフラが欲しい - 名無しさん 2010-11-18 20 28 12 PWでオンライン対戦はないのが残念だ - 名無しさん 2010-11-25 22 50 25 本当に残念すぎる。こんなにも対戦が面白いのに・・・・ - 名無しさん 2011-01-30 17 08 04 それも全てチート行為蔓延の代償。同じ事の繰り返しになるのではと判断したからだと思います。 - 名無しさん 2011-01-30 19 05 28 嫌な世の中だ・・・ - 名無しさん 2011-02-24 15 29 22 2011/3/24に新たにDLC追加を確認。遅いかもしれませんが確認をしたので報告しておきます。誰か編集お願いします。 - 名無しさん 2011-03-29 23 34 27 2012年4月27日(だと思う)にVOCALOIDエディタの配信サービスが終了しました - 名無しさん 2012-05-22 00 23 35 チートを知ってる人 - 名無しさん 2013-06-02 17 29 38 チートを知ってる人 - 名無しさん 2013-06-02 17 31 25 l - p 2013-10-24 21 26 22 2013年9月30日をもって全てのDLC配信を終了とのこと。残念だ - 名無しさん 2015-01-30 23 50 42 再配布してほしい。今更ながらやってみるとこれが楽しい。 - 名無しさん 2015-09-20 20 12 23 自分も今更ながらPSP版をプレイ、追加コンテンツ欲しいです - 名無しさん 2015-09-20 20 42 26 DLC再配信 - shibaken1229 2015-09-23 16 57 30 欧米版なら残っとるぞDLC、迷彩服はスネークの迷彩服関連しかないが - 名無しのSnake 2017-01-23 17 51 25 L h ttp //www.metalgearsolid.net/metal-gear-solid-peace-walker/dlc-downloadable-content - 名無しのスネーク 2017-01-23 17 53 33 hとttpの間消して、STEP1でDL欧米版とじゃソフト番号が違うから日本のソフト番号に書き換えてSAVEフォルダに突っ込めば使える、ただし迷彩服の説明は英文、VOCALOID音源もヒューマンだけしかないそれ以外は全部ある。 - 名無しのSnake 2017-01-23 17 58 21 雑誌と荒川Tシャツ、方言音声以外は揃ってますね。情報ありがとうございます。 - 名無しさん 2017-07-22 15 41 55 DLC消えてるよ…復帰勢としてはキツい - 名無しのジャック 2017-11-30 15 56 33 日本版のDLC ダウンロード先 ttps //www.youtube.com/watch?v=qoBCNB3OHxk# - 名無しさん (2018-09-20 01 02 55) 僕はHD版でやってるんだが、AIのヒューマンボイスとかが反映されないんだが…因みにレガシーコレクションのやつです - 落花生 (2020-04-04 19 23 37) 名前
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推薦作品:METAL GEAR SOLID3 媒体:ループorTPを起こす要因、状況(複数回答可):スネークが死んだ時/ペイン戦後ジ・エンドを狙撃した時/オセロットを殺した時等々他多数。 粗筋:■19XX……第一次世界大戦後、三大国(アメリカ、中国、ロシア)により、秘密組織『賢者達』発足 ■193X……賢者達の創設メンバーの最後の一人が死亡。以後、賢者の遺産を巡って三大国は対立していく ■1942……THEボスが『コブラ部隊』を結成 ■1944……ノルマンディ上陸作戦でコブラ部隊が活躍THEボス、戦場で”アダムスカ”(後のオセロット)を出産する ■1947……コブラ部隊、解体──────────── そして196X年、軍用機を拠点にした隠密行動特殊部隊FOX結成。 準備期間を経て、ゼロ少佐指揮の元、バーチャス(貞淑な)ミッションが行われる。 共通特殊技能 軍事技術、知識:銃の構造、兵器の威力、隠蔽工作の方法、狙撃の作法、戦術の組み立て、サバイバルの知識等 戦闘に役立つ数々の知識や技術を標準的に備えている。 個別特殊技能 CQC(Cross Quarters Combat):THEボスとネイキッド・スネークの編み出した対要人拿捕用格闘術 軍隊格闘術のような技を中心に拘束後からの派生技によって相手を圧倒する。 ナイフと拳銃を合わせて片手に持ち(銃口とは逆の方向にナイフの刃がくるように持つ) 余った片腕で相手を拘束、そこから投げ技、絞め技、逆手に持ったナイフで頚動脈を切る等の方法で戦う。 それ以外にも掴んだ相手にナイフを突きつけいつでも殺せるようにしておきながら他の相手を銃撃 、狙撃の心配がない場所へ連れて行き尋問等々ができる。 またこれらの動作は全て無音で行うことが可能で敵を地面に叩きつけようとも壁一枚向こうの敵兵にすら 気付かれることはない。参戦時期によってはオセロットもこれを使う事が出来る。 コブラ部隊:第二次世界大戦中各地で猛威を振るった特殊傭兵部隊。全員戦場に偏執した特別な感情を持っており 彼らに付いている二つ名はそれに由来する。 無上の歓喜THE・JOY、深遠なる悲哀THE・SORROW、真実の終焉THE・END、無限の憤怒THE・FURY 至純の恐怖THE・FEAR、至高の痛みTHE・PAINの6人で1チーム それぞれが人間とは思えない特技を持つ。具体的には蜂を操り体の中にまで殺人蜂を飼っている、植物と話す、光合成をする 関節を逆方向に折り曲げ木を駆け登り水の上を疾走する等。
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今日 - 合計 - METAL GEAR SOLID 2 SUBSTANCEの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時33分39秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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METAL GEAR 2 SOLID SNAKE part39-279~298 279 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 08 26 ID rl44rDYV0 別のことやろうと思ってたのに結局メタルギア2を執筆してしまった… というわけで投下。 主要登場人物① ■ソリッド・スネーク 元FOX HOUND隊員。 拉致されたマルフ博士奪還のため呼び戻される。 ■ホーリー・ホワイト 先にザンジバーランドに潜入している女性。 とりあえずヒロインみたいな感じ。 ■ロイ・キャンベル FOX HOUND司令官。大佐。 ■ジョージ・ケスラー 元傭兵。武器兵器の専門家としてスネークをサポートする。 ■グスタヴァ・ヘフナー(オリジナル版ではナターシャ・マルコヴァ) チェコの秘密工作員(STB)。マルフ博士の護衛をしていた。 元カンガリー・オリンピックのゴールドメダリスト。 280 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 11 ID rl44rDYV0 主要登場人物② ■キオ・マルフ 高純度の石油を精製する微生物「OILIX」を発明した学者。 ザンジバーランドに拉致される。 ■ドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー メタルギアの開発者。再び拉致され、メタルギア開発に従事させられている。 ■グレイ・フォックス スネークの先輩隊員。 ■BIG BOSS 元FOX HOUND司令官。OUTER HEAVEN騒乱でスネークに敗れる。だが… 281 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 34 ID rl44rDYV0 1990年代後半…世界は安定化の時代を迎えようとしていた。 大国間の雪解け、地域紛争の和解緩和により『核の脅威』も過去の産物になろうとしていた。 しかし、平和を好まないものたちもいた…中東で不穏な空気が高まっていたのである。 ソ連、中国、中近東に隣接する小国ザンジバーランドに軍事政権が樹立。 ザンジバーランドは世界各国の廃棄用核兵器貯蔵庫を襲撃し、核武装を遂げたのち、 隣国に対して無差別侵攻を開始したのである。 一方、予想以上に早く訪れた石油資源の枯渇により世界は深刻なエネルギー危機に直面していた。 そんな中、チェコの生物学者キオ・マルフ博士が高純度の石油を精製する微生物「OILIX」 を発明した。 「OILIX」を巡り、世界は緊張状態に突入したのである。 しかし、マルフ博士は渡米途中、ザンジバーランドにより拉致されてしまった。 ザンジバーランドは核兵器と「OILIX」により、軍事的優位を確保しようとしているのである。 博士を救出すべく、元FOX HOUND隊員ソリッド・スネークに指令が下った… 282 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 55 ID rl44rDYV0 ザンジバービル前の崖を登りきったスネークは、キャンベル大佐に無線連絡を入れる。 「こちらスネーク…潜入ポイントに到着」 「スネーク…相変わらず、時間通りだな。 よし…『OPERATION INTRUDE F014』開始。 もう一度、確認する。君の任務はザンジバーランドに潜入、 拉致されているチェコの生物学者キオ・マルフを奪取することだ」 「…マルフ博士の位置は?」 「うむ…マルフ博士の奥歯に発信機が埋め込まれている。 接近すればレーダー上に投影されるはずだ。 …幸運を祈る」 警戒網をくぐり、ダクトから内部へ潜入したスネークの無線機に通信が入る。 「私、ホーリー…ホーリー・ホワイト」 ジャーナリストとして潜入していたという彼女のサポートを受け、スネークは潜入を続行する。 283 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 10 29 ID rl44rDYV0 ガス地帯を抜け、マルフ博士らしき人物を発見するが、それは敵の変装だった。 「ふふ…愚かなFOX HOUND部隊! マルフ博士はここにはいないっ! こんな安っぽい発信機でだまそうとは、FOX HOUNDも相当、時代遅れだな。 俺はブラック・ニンジャ。 世界一のハイテク不正規戦部隊FOX HOUNDとやらの実力を見せてもらおうか!」 スネークは襲い来るブラック・ニンジャを退ける。 彼の正体はOUTER HEAVENでスネークをサポートしたカイル・シュナイダーだった。 「…スネーク、お前がメタルギアを破壊した後、NATO軍による大規模なOUTER HEAVEN爆撃が行われた。 レジスタンスであった我々も…OUTER HEAVENの女子供も…みんな見捨てられた」 彼は「あの人」に助けられたと語り、博士の独房へのヒントを語って息絶えた… 284 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 07 ID rl44rDYV0 シュナイダーのヒントを元に博士の囚われていると思しき小屋を発見したスネークは、 部屋の壁を何者かが叩いているのに気づく。 それが暗号であることに気づいたスネークは、暗号を解読し、無線機で連絡をとってみる。 「おう、わかってくれたか…私の暗号の意味を」 「マルフ博士?」 「久しぶりだな、スネーク!」 「ドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー博士?…どうして!」 そこに囚われていたのはマルフ博士ではなく、かつてOUTER HEAVENで出会ったマッドナー博士だった。 彼によると、マルフ博士はタワービルに移され、自分はメタルギアを開発させられているという。 「スネーク…ここまで言えば、こいつらの黒幕が見えてきたじゃろう?」 「BIG……BOSS?」 マッドナーによれば、BIG BOSSはメタルギアと「OILIX」で世界を握ろうとしているという。 さらにマルフ博士は心臓が弱く、いつまで拷問に耐えられるか分からないらしい… 彼に同行していたSTBのエージェントと連絡を取るよう助言を受けたスネークは、 ここに残るというマッドナーに必ず迎えに来ると言い残し、タワービルを探して迷いの森へ戻って行った。 森を抜け、砂地に辿り着いたスネークに通信が入る。 「スネーク!そこは危ないぞ!地雷原だ」 「あんたは?」 「ファンの一人さ…うまくやれよ」 謎の男からの通信通り埋まっていた地雷を回収しつつ、北を目指すスネークの前にハインドDが現れる。 空中から機銃で攻撃するハインドに対抗する術はない。 「スティンガーミサイルがあれば、この怪鳥を落とすことができるぜ」 ケスラーのサポートを受け、スネークはスティンガーミサイルを探すため、一時撤退する。 285 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 29 ID rl44rDYV0 森へ引き返したスネークは途中、大きな沼を発見する。 傍にいた子供の証言によれば、ここをトラックが渡っていったのだという。 スネークは沼の沈まない部分を渡り、奥に施設を発見する。 「久しぶりの客人か?…いいところに来たぜ。 これからひとっぱしりしようと思っていたところだ。 俺はランニング・マン。世界一俊足な傭兵だ。俺の足についてこられるかな?」 敵の俊足を逆手にとり、勝利をおさめたスネークは敵の持っていたカードを入手する。 ザンジバービルへ引き返し、回収したカードでスティンガーミサイルを発見したスネークは、 ハインドを撃墜することに成功した。 タワービルへと辿り着いたスネークに大佐が通信を送ってきた。 「これより先は周波数を変更する」 荷物にまぎれてタワービルへと潜入したスネークに今度はホーリーから通信が入った。 「スネーク!わたし…正体がばれちゃってつかまっちゃったの!!助けて! …マルフ博士と接触がとれたのに」 「どこだ?!…場所は?」 「…わからない。目隠しされてたから。 タワービルのどこかだと思うけど…」 ホーリーは周りから聞こえてくる音を伝えてきた。 スネークはそれをヒントにタワービル内を探索する。 286 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 52 ID rl44rDYV0 地下を捜索していたスネークはホーリーの通信に似た場所を発見する。 壁をプラスティック爆弾で破壊し、ようやくホーリーを救出した。 「助かったわ、スネーク」 彼女によれば、マルフ博士は伝書鳩を飛ばしたらしい。 カードのコピーを渡し、去ろうとするホーリーにスネークは声をかける。 「ホーリー!」 「えっ?…」 「今のは、恋人同士の別れの言葉だ」 「…じゃあ、私たちは?…なんて言うの?」 「生きていればいつでも会える…」 そう別れを告げたスネークは、敵兵たちよりも先に鳩を発見するため一路屋上を目指す。 タワービル30Fに辿り着いたスネークの周りを無数の糸が囲っていた。 「こ、これは?…ブービー・トラップ?」 「その通りだ。 狐を生け捕るトラップさ。FOX HOUND。 俺はレッド・ブラスター。これで動けまい。 俺のグレネードでゆっくり料理してやろう」 障壁に身を隠すレッド・ブラスターをグレネードで迎え撃ち、スネークは勝利をおさめる。 287 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 12 14 ID rl44rDYV0 屋上に辿り着いたスネークはエサを使って鳩を捕まえる。 鳩の足にはマルフ博士からのメッセージが書かれた紙が結ばれていた。 「『HELP! WIS, OhIO KIO MARV』… Hだけが小文字?マルフ博士の伝言なのか?」 手紙は暗号だった。 暗号を解いたスネークはマルフ博士に通信を試みる。 「Tady je Marv, Co mam delat? Chceme jenom mir」 マッドナー博士によれば、彼はチェコ語とスロバキア語しか話せないらしい。 彼らを護衛したSTBのエージェント、グスタヴァなら話せると聞いたスネークは、 敵ユニフォームを奪って潜伏しているという彼女にコンタクトを試みる。 ザンジバービルへと戻ったスネークは4Fでグスタヴァを発見する。 「…そうよ、私…STB局員のグスタヴァ・ヘフナー。 ソリッド・スネークね…お互い追うものは同じ。 協力してマルフ博士を助けましょう」 マルフ博士と無線で話したグスタヴァによると、 彼はタワービル北のクレバスを越えた先にある収容所にいるらしい。 グスタヴァの案内に従い、地下水道を進んでマッドナー博士の独房に辿り着くスネーク。 「おう!…グスタヴァ、スネーク!」 「よく御無事で…」 「…少しやせたな…マッドナー」 「君は変わらんな、スネーク」 再会も束の間、再び地下水道を行く3人。 途中、疲れたというマッドナーに従い、休憩することに。 288 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 12 38 ID rl44rDYV0 「…おかしいわね」 「仕方ない、マッドナーはああ見えても年だ」 「違うわよ。私たち… 世界的な天才学者、元オリンピック選手、元特殊部隊隊員がこんな下水道で…」 グスタヴァの語る身の上話の中、ある男の名前が出てくる。 「…一度だけ、一度だけ結婚を考えたことがあった。 私がまだ氷の上を走っていた頃。 今でもくるしくなるような大恋愛だった…フランク・ハンターっていう西側の男」 彼のために亡命を試みたが、政治的な理由で拒否されたのだという… ちょうどトイレから戻ってきたマッドナーを加え、3人は先へと進むのだった。 タワービルの北、クレバスへと辿り着いた3人は、 クレバスにかかる一つの橋をマッドナーから順番に通ることになる。 マッドナーが渡り終え、グスタヴァが渡ろうとした瞬間、飛来したミサイルが橋を破壊した。 グスタヴァの肢体が宙に舞う。 「グスタヴァっ!」 「…あ、私… 私、やっぱり…氷の上しか歩けなかったみたい。 滑ることばかりで…両足、ちゃんと両足で地面を踏みしめて歩くことをしなかったわ…」 「東西の氷は解けはじめているんだ。 グスタヴァ?今度こそ地面の上をしっかりと…自分の人生の上を踏みしめて味わう時だ。 グスタヴァ?まだだ、まだだ…」 「もういいのよ…私、何人もの死を見てきているわ。 自分がどんな状態か…わかる…残念だわ。またいい人にめぐり合えたのに」 カード6とブローチを渡し、彼女は息絶えた。 マッドナーは連れて行かれ、そしてミサイルを発射した巨体が現れた。 289 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 00 ID rl44rDYV0 「……メタル…ギア?」 「スネークっ!! 俺だ…グレイ・フォックスだ」 「グレイ…フォックス…」 「貴様にこの橋は渡らせん!!マッドナーは連れて行く。 どうだ、スネーク?昔のよしみだ。ここは見逃してやってもいい。 さっさとここから立ち去れっ!いいか…いますぐに…国へ帰れ! わかったな…ハハハァ…」 「フォックス! ……俺はあきらめんぞっ!」 ホーリーからの通信を元に、ハンググライダーを手に入れたスネークは、 タワービルから飛び出すために20Fを目指す。 しかし、突如19Fでエレベーターが止まり、フォックスから通信が入った。 「スネーク!…俺だ。グレイ・フォックスだ」 「フォックスっ!」 彼は忠告を無視したスネークに暗殺部隊を送り込んだというのだ。 「俺たちは密室専門の暗殺部隊フォー・ホースメンだ。 大統領おかかえの極秘チームだ。俺たちに料理されることを誇りに思え」 スネークは4人を倒すことに成功するが、エレベーターは壊れてしまい、1Fに戻ってしまった。 別のエレベーターから10Fに昇ったスネークは、待ち伏せていた敵兵と戦いながら20Fを目指す。 290 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 28 ID rl44rDYV0 20F、ベランダに辿り着いたスネークに通信が入る。 「俺だ。ファンの一人だ。 そこからダイブできるのは北向きの風がふいたときだけだぜ」 彼のアドバイスを元にハンググライダーで飛び出し、クレバスを越えたスネークは高原地帯に辿り着く。 「待ってたぞ。スネーク! 俺はジャングル・イーブル。 ジャングル内でのアンブッシュで俺の右にでるものはいない。 本物のヘビかどうか試してやる」 イーブルに勝利したスネークは北にあるバイオラボでタマゴを入手し、 孵ったフクロウを使って収容所に潜入することに成功した。 エレベーターで地下3Fに降りたスネークに再びファンの一人から通信が入る。 「俺だ…ファンの一人だ。スネーク、気をつけろ。 その部屋にあの伝説のゲリラ部隊ウィスパーズの生き残り、ナイト・フライトがいる」 ステルスと銃声を消した銃による攻撃に苦戦を強いられるが、なんとかスネークは勝利をおさめた。 硫酸を中和しながら進み、マルフ博士がいると思しきドアの前に辿り着くが、 持っているカードキーでは開くことができなかった。 「カード9はジャングル・イーブルがもっていたはずだ!」 ファンの一人からの通信を頼りに、カードキーを回収したスネークはようやく中へ入り込むことができた。 だが…そこにあったのはマルフ博士の遺体と、横に立つマッドナー博士の姿だった。 「あっ!…スネーク。 手遅れじゃ…たった今、息をひきとったよ。心臓がもたんかったんじゃ」 だが、スネークはマルフ博士の遺体に不審な点を発見する。 「ん?首筋にアザが??」 「心配せんでもいい、スネーク。 マルフが死んでもOILIXの設計図は大丈夫じゃ。 マルフは用心深い男、万一の時のために設計図をのこしとる」 ゲームマニアであるマッドナー博士は、カートリッジの基盤にマイクロフィルムを隠したのだという。 だが、それを隠したロッカーの鍵がどこにあるかは知らないという。 そこにホーリーからの緊急通信が入る。 291 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 59 ID rl44rDYV0 「スネーク!大変っ!!」 「どうした!ホーリー?」 「スネーク。マッドナーのこと…気になったから局に調べてもらったの。 OUTER HEAVENから救出された後の彼だけど…幸福ではなかったみたい」 彼女によるとマッドナーは学会から疎外されたことを恨み、二重スパイとなっていたのだという。 「すると今度のマルフの一件も?」 「そうね、タイミングがよすぎるわ。 マルフの詳細にわたる渡米スケジュールをマッドナーが流していたからにちがいないわ」 「最初からマッドナーはOILIXを手に入れるためにマルフに近づき、同行した…」 マッドナーは開き直る。 「そんなところかのう。スネーク。 わしは…きみらの世界にわしのすべてをかけていたんじゃ。そのために住み慣れた国を捨て… じゃが君らはわしを罵倒し、ことごとく非難した。 わしは…メタルギアを完成させたかったのじゃ!」 自らの心情を語りつくした彼は、マルフ博士を殺害したことをも告白した。 「どうしてもOILIXの設計図を渡そうとせんからじゃ!」 そしてグスタヴァも死も、彼がフォックスに連絡をとっていたからだった。 グスタヴァから預かったブローチこそがロッカーの鍵であるという。 「スネーク。マルフから、いやグスタヴァから預かった マルフのロッカーのカギを渡せ!!」 首に掴みかかってきたマッドナーを一蹴したスネークは、マイクロフィルムを回収した。 去ろうとするスネークにまだ息のあったマッドナーが声をかける。 「ス、スネーク… スネーク…奴がこのままお前を見逃すはずはない。 あれを…メタルを使うはずじゃ。 む、娘のエレンへのプレゼントじゃ。あれの破壊方法を…教えてやる」 弱点を聞き出したスネークの足元に、突如穴が開いた。 292 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 14 25 ID rl44rDYV0 長い穴を滑り落ちた先は地下基地だった。 「スネーク!このメタルギアに破壊方法なぞないわ。 おいぼれ学者のひとりよがりだ!」 「フォックスか?…どこにいる?」 「すぐ会えるさ、スネーク。 正面のドアを通ってこい!」 ドアをくぐった先で大きな足音が響く…メタルギアD。 「スネーク!俺も…このメタルギアも昔とは違う。 本物の恐怖と敗北感を味あわせてやる!」 移動しながらミサイルと機銃で攻撃してくるメタルギア。 スネークはマッドナーの言った弱点を攻めることで破壊に成功した。 だが、爆発に巻き込まれたスネークの装備に火がついてしまった。 慌てるスネークを尻目に、フォックスは勝ち誇ったように言う。 「スネーク! カートリッジはもらっていくぞ、…焼け死ぬがいい!」 装備を捨て、後を追うスネークの前に立ちはだかるフォックス。 「ここは?」 「決着をつけるには最高のリングじゃないか。 スネーク。久しぶりだな…この地雷原の中で…素手でどうだ?」 「チキン・ファイトか?」 「FOX HOUND最高のライバル。 俺はおまえとやれる時を心待ちにしていた!」 「フォックス! 貴様の腐りきった性根を叩きなおしてやるっ!」 「スネーク! フォックスの称号の貴さを思い知れ!」 293 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 14 47 ID rl44rDYV0 戦いがはじまると同時にケスラーから通信が入った。 彼によれば、フォックスは10年前、ハンターと呼ばれていたらしい。 …そして、東側の女との間に関係があったとも。 フォックスは彼女の西側への亡命を手引きしたが、失敗に終わったらしい。 そう、その女の名は…グスタヴァ・ヘフナー。 地雷原の中、一対一、素手での純粋な殴り合いを制したスネークにフォックスは語る。 「スネーク…どうやらフォックスの称号をゆずる時がきたらしいな」 「フォックス…なぜだ?」 「俺は…お前と違って、複雑な立場にある。 BIG BOSSはお前にとっては単なる上官にすぎなかったかもしれんが。 俺は彼に二度、命を救われた。部隊に入るずっと以前のことだ。 俺はベトナムでの二世だった…当時、白人との二世は終戦後も迫害され 強制労働を強いられていたのだ。 あの人はあの地獄から俺を救ってくれた。ここの子供たちのように… 二度目はモザンピーク。 レモナ兵として拷問されていたところを助けられた。 その時、俺は耳も鼻もそがれ…ひどい状態だった」 「恩返しのつもりか!!これが…」 「そうではない。俺は戦争が憎い。 ここの子供たちのように。だが…俺には戦争が必要だ。 俺たちのような戦争屋は一般社会では生きてはいけない。 俺たちは、戦争屋には戦場が必要なんだ。 ボスは俺たちに戦う場を与えてくれる。 持って生まれた闘争本能をごまかすことはできない。 …俺は戦場で生まれて…戦場で死ぬ。 スネーク…俺たちは戦うしか…戦うしかない。 人を…まして、女を幸せにすることなんぞ…できやしねぇ」 「彼女のことか…」 「俺にはダイイング・イン・アクションが似合いだ」 「フォックス、安心しろ。 俺は決してお前のようにはならん」 「その言葉…あの世へみやげにもっていく…うまくやれよ、スネーク。 …ファンの期待を裏切るなよ」 「…そうか!フォックスだったのか…あの無線は」 「俺のわがままの代償さ…先にいくぜ。スネーク」 「ひとりじゃないぜ、フランク。向こうでグスタヴァが待っている」 「…グスタヴァ……ありがとう…スネーク」 294 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 08 ID rl44rDYV0 フォックスは死んだ。 カートリッジを取り戻したスネークを誘う声が聞こえる。 「こっちだ、スネーク!」 辿り着いた先に待ち構えていたのは…あの男。 「BIG BOSS…生きていたのか」 「スネーク…ようこそザンジバーランドへ… やはり戻ってきたな。私の元へ」 「俺は3年間とりついている悪夢を払いにきた」 「悪夢?払えやせんよ。 スネーク、…一度、戦闘の快感、テンションを味わったものは一生…戦場に身を置くことになる。 一度、表出した戦闘本能は二度と眠ることはないのだ。 より強烈なテンションが欲しくなる。 このどうしようもない感覚…傭兵であるお前ならよくわかるはず。 お前たちの欲求を唯一、満たしてくれるものは権力でも金でも、SEXでもない。 ただひとつ…WAR(戦争)だ! 私はお前らにその場を与えているのだよ。お前らの生きがいをな」 「偽善者きどりか?…BIG BOSS」 「お前もあの子供たちを見ただろう? 世界各国で生まれた戦争犠牲者。そして次の戦争を担う戦士の卵たち。 戦争を誘発させ、支援し、犠牲者を生み…救護、訓練して…再び戦場にフィードバックさせる。 実に合理的なシステムだ。この世に争いは絶えることはない。 我々の目標も…生きがいも」 「職にあぶれることはない…とでもいいたいのか!」 「私もお前も戦場でこそ希少価値だが、国へかえれば不器用なデクだ。 我々の機嫌をとりにくるのはせいぜい安っぽい週刊誌のジャーナリストくらいだろうて。 お前も私も戦場でのたれ死ぬまでここに残るしかないのだ」 「…俺の戦いはただひとつ。 貴様から自由になるために、悪夢をはらうために… BIG BOSS、貴様を倒す!」 295 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 30 ID rl44rDYV0 咆えるスネークにBIG BOSSは言う。 「どちらが勝っても我々の闘いは終わらない。 敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。 そして、生き残ったものは死ぬまで戦士として人生をまっとうするのだ」 「例外もある。 俺は…人生を愛している」 「スネーク、わかった。 私が貴様を苦悩から助けてやろう。 元上官のよしみだ…楽にしてやる」 「もうあんたの世話にはならん!」 「ほう?…その体で、武器もなしに…この私に? 勝算があるというのか」 「最後まで決して諦めない。いかなる窮地でも成功をイメージする。 …あんたの言葉だ」 「私も時には誤りをおかす。 スネークっ! …今度こそ最後の闘いだ。 一回きりの…こいっ!!」 BIG BOSSの攻撃を避けながら、即席の火炎放射器を作り出したスネークは ついにBIG BOSSを倒すことに成功した。 「スネーク!! まだだ…まだだ… スネーク……ス…ネ…」 296 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 59 ID rl44rDYV0 地下基地からの脱出を図るスネークの背後に銃が突きつけられた。 「…ごめん。 大丈夫…わ・た・し」 「ホーリー!?」 「驚いた?」 「フゥーッ…命びろいした。 で、どうした?…こんなところまで?」 「約束したでしょ? 生きていたらいつでも会える」 ホーリーから受け取った銃を手に、二人は脱出のためジャングルを駆け抜けた。 迎えのヘリへの通信はすでに済んでいる…しかしなかなか到着しない。 追ってくる敵兵を迎え撃つスネーク…だが。 「し、しまった!! …弾が切れたっ!」 「スネーク?!」 敵兵に囲まれた二人を救ったのは、上空からの機銃掃射だった。 「ヘリだわっ…助かったのよ!」 「遅刻だぞ…チャーリー!」 「2人のお邪魔をしちゃあ悪いかと思ってね」 「クリスマスに間に合うかな?」 「まだ夕食には間に合うわ。スネーク」 「行こうか…キリストは逃げないさ」 二人を乗せたヘリは、夕日の沈む海の彼方へと消え去っていくのだった… 297 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 17 02 ID rl44rDYV0 スタッフロール終了後、キャンベル大佐がスネークに問いかける。 「ご苦労だったな、スネーク…どうだ? もう一度…部隊へ戻らないか?」 「…悪夢は晴れた。俺は自由だ」 「そうか…残念だ。 ところであのカートリッジだが…本当にマルフ博士が残したものなのか?」 それに答えたのはホーリー。 「カートリッジを開けてみたら?」 「その必要はない。俺が持ち帰ったのは間違いなくマルフ博士の残したカートリッジだ。 そのままMSXに差し込んでみろ」 「わかった…よしっ」 画面にMSXのロゴが表示される。 「…何?…何も変わらないわ」 「こ、これは…そうか、スネークの言う通りだっ! これはまぎれもなくマルフ博士の残したカートリッジ」 「何の事?…私には何も見えないわ」 「ほらっ、よく見るんだ…マルフ博士のサインが記されている… ここ、「KIO MARV」のフルネームが」 「あっ、ほんと…逆さまになっているのね」 「これで世界は救われる…」 「マルフ博士の最期のパフォーマンス」 「彼は心からゲームを愛していたのよ…きっと」 「マルフ博士はバカげた政治ゲームに巻き込まれて死んだ」 「でも…彼の残したゲームはみんなを救ったわ。ね、スネーク? スネーク?…どこ行ったの? ねぇ、スネークがいないわ!」 「…スネーク?…逃げられたか?」 「スネーク!スネーク! …夕食の約束をしてたのにひどいわ…」
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METAL GEAR 2 SOLID SNAKE part39-279~298 279 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 08 26 ID rl44rDYV0 別のことやろうと思ってたのに結局メタルギア2を執筆してしまった… というわけで投下。 主要登場人物① ■ソリッド・スネーク 元FOX HOUND隊員。 拉致されたマルフ博士奪還のため呼び戻される。 ■ホーリー・ホワイト 先にザンジバーランドに潜入している女性。 とりあえずヒロインみたいな感じ。 ■ロイ・キャンベル FOX HOUND司令官。大佐。 ■ジョージ・ケスラー 元傭兵。武器兵器の専門家としてスネークをサポートする。 ■グスタヴァ・ヘフナー(オリジナル版ではナターシャ・マルコヴァ) チェコの秘密工作員(STB)。マルフ博士の護衛をしていた。 元カンガリー・オリンピックのゴールドメダリスト。 280 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 11 ID rl44rDYV0 主要登場人物② ■キオ・マルフ 高純度の石油を精製する微生物「OILIX」を発明した学者。 ザンジバーランドに拉致される。 ■ドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー メタルギアの開発者。再び拉致され、メタルギア開発に従事させられている。 ■グレイ・フォックス スネークの先輩隊員。 ■BIG BOSS 元FOX HOUND司令官。OUTER HEAVEN騒乱でスネークに敗れる。だが… 281 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 34 ID rl44rDYV0 1990年代後半…世界は安定化の時代を迎えようとしていた。 大国間の雪解け、地域紛争の和解緩和により『核の脅威』も過去の産物になろうとしていた。 しかし、平和を好まないものたちもいた…中東で不穏な空気が高まっていたのである。 ソ連、中国、中近東に隣接する小国ザンジバーランドに軍事政権が樹立。 ザンジバーランドは世界各国の廃棄用核兵器貯蔵庫を襲撃し、核武装を遂げたのち、 隣国に対して無差別侵攻を開始したのである。 一方、予想以上に早く訪れた石油資源の枯渇により世界は深刻なエネルギー危機に直面していた。 そんな中、チェコの生物学者キオ・マルフ博士が高純度の石油を精製する微生物「OILIX」 を発明した。 「OILIX」を巡り、世界は緊張状態に突入したのである。 しかし、マルフ博士は渡米途中、ザンジバーランドにより拉致されてしまった。 ザンジバーランドは核兵器と「OILIX」により、軍事的優位を確保しようとしているのである。 博士を救出すべく、元FOX HOUND隊員ソリッド・スネークに指令が下った… 282 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 55 ID rl44rDYV0 ザンジバービル前の崖を登りきったスネークは、キャンベル大佐に無線連絡を入れる。 「こちらスネーク…潜入ポイントに到着」 「スネーク…相変わらず、時間通りだな。 よし…『OPERATION INTRUDE F014』開始。 もう一度、確認する。君の任務はザンジバーランドに潜入、 拉致されているチェコの生物学者キオ・マルフを奪取することだ」 「…マルフ博士の位置は?」 「うむ…マルフ博士の奥歯に発信機が埋め込まれている。 接近すればレーダー上に投影されるはずだ。 …幸運を祈る」 警戒網をくぐり、ダクトから内部へ潜入したスネークの無線機に通信が入る。 「私、ホーリー…ホーリー・ホワイト」 ジャーナリストとして潜入していたという彼女のサポートを受け、スネークは潜入を続行する。 283 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 10 29 ID rl44rDYV0 ガス地帯を抜け、マルフ博士らしき人物を発見するが、それは敵の変装だった。 「ふふ…愚かなFOX HOUND部隊! マルフ博士はここにはいないっ! こんな安っぽい発信機でだまそうとは、FOX HOUNDも相当、時代遅れだな。 俺はブラック・ニンジャ。 世界一のハイテク不正規戦部隊FOX HOUNDとやらの実力を見せてもらおうか!」 スネークは襲い来るブラック・ニンジャを退ける。 彼の正体はOUTER HEAVENでスネークをサポートしたカイル・シュナイダーだった。 「…スネーク、お前がメタルギアを破壊した後、NATO軍による大規模なOUTER HEAVEN爆撃が行われた。 レジスタンスであった我々も…OUTER HEAVENの女子供も…みんな見捨てられた」 彼は「あの人」に助けられたと語り、博士の独房へのヒントを語って息絶えた… 284 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 07 ID rl44rDYV0 シュナイダーのヒントを元に博士の囚われていると思しき小屋を発見したスネークは、 部屋の壁を何者かが叩いているのに気づく。 それが暗号であることに気づいたスネークは、暗号を解読し、無線機で連絡をとってみる。 「おう、わかってくれたか…私の暗号の意味を」 「マルフ博士?」 「久しぶりだな、スネーク!」 「ドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー博士?…どうして!」 そこに囚われていたのはマルフ博士ではなく、かつてOUTER HEAVENで出会ったマッドナー博士だった。 彼によると、マルフ博士はタワービルに移され、自分はメタルギアを開発させられているという。 「スネーク…ここまで言えば、こいつらの黒幕が見えてきたじゃろう?」 「BIG……BOSS?」 マッドナーによれば、BIG BOSSはメタルギアと「OILIX」で世界を握ろうとしているという。 さらにマルフ博士は心臓が弱く、いつまで拷問に耐えられるか分からないらしい… 彼に同行していたSTBのエージェントと連絡を取るよう助言を受けたスネークは、 ここに残るというマッドナーに必ず迎えに来ると言い残し、タワービルを探して迷いの森へ戻って行った。 森を抜け、砂地に辿り着いたスネークに通信が入る。 「スネーク!そこは危ないぞ!地雷原だ」 「あんたは?」 「ファンの一人さ…うまくやれよ」 謎の男からの通信通り埋まっていた地雷を回収しつつ、北を目指すスネークの前にハインドDが現れる。 空中から機銃で攻撃するハインドに対抗する術はない。 「スティンガーミサイルがあれば、この怪鳥を落とすことができるぜ」 ケスラーのサポートを受け、スネークはスティンガーミサイルを探すため、一時撤退する。 285 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 29 ID rl44rDYV0 森へ引き返したスネークは途中、大きな沼を発見する。 傍にいた子供の証言によれば、ここをトラックが渡っていったのだという。 スネークは沼の沈まない部分を渡り、奥に施設を発見する。 「久しぶりの客人か?…いいところに来たぜ。 これからひとっぱしりしようと思っていたところだ。 俺はランニング・マン。世界一俊足な傭兵だ。俺の足についてこられるかな?」 敵の俊足を逆手にとり、勝利をおさめたスネークは敵の持っていたカードを入手する。 ザンジバービルへ引き返し、回収したカードでスティンガーミサイルを発見したスネークは、 ハインドを撃墜することに成功した。 タワービルへと辿り着いたスネークに大佐が通信を送ってきた。 「これより先は周波数を変更する」 荷物にまぎれてタワービルへと潜入したスネークに今度はホーリーから通信が入った。 「スネーク!わたし…正体がばれちゃってつかまっちゃったの!!助けて! …マルフ博士と接触がとれたのに」 「どこだ?!…場所は?」 「…わからない。目隠しされてたから。 タワービルのどこかだと思うけど…」 ホーリーは周りから聞こえてくる音を伝えてきた。 スネークはそれをヒントにタワービル内を探索する。 286 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 52 ID rl44rDYV0 地下を捜索していたスネークはホーリーの通信に似た場所を発見する。 壁をプラスティック爆弾で破壊し、ようやくホーリーを救出した。 「助かったわ、スネーク」 彼女によれば、マルフ博士は伝書鳩を飛ばしたらしい。 カードのコピーを渡し、去ろうとするホーリーにスネークは声をかける。 「ホーリー!」 「えっ?…」 「今のは、恋人同士の別れの言葉だ」 「…じゃあ、私たちは?…なんて言うの?」 「生きていればいつでも会える…」 そう別れを告げたスネークは、敵兵たちよりも先に鳩を発見するため一路屋上を目指す。 タワービル30Fに辿り着いたスネークの周りを無数の糸が囲っていた。 「こ、これは?…ブービー・トラップ?」 「その通りだ。 狐を生け捕るトラップさ。FOX HOUND。 俺はレッド・ブラスター。これで動けまい。 俺のグレネードでゆっくり料理してやろう」 障壁に身を隠すレッド・ブラスターをグレネードで迎え撃ち、スネークは勝利をおさめる。 287 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 12 14 ID rl44rDYV0 屋上に辿り着いたスネークはエサを使って鳩を捕まえる。 鳩の足にはマルフ博士からのメッセージが書かれた紙が結ばれていた。 「『HELP! WIS, OhIO KIO MARV』… Hだけが小文字?マルフ博士の伝言なのか?」 手紙は暗号だった。 暗号を解いたスネークはマルフ博士に通信を試みる。 「Tady je Marv, Co mam delat? Chceme jenom mir」 マッドナー博士によれば、彼はチェコ語とスロバキア語しか話せないらしい。 彼らを護衛したSTBのエージェント、グスタヴァなら話せると聞いたスネークは、 敵ユニフォームを奪って潜伏しているという彼女にコンタクトを試みる。 ザンジバービルへと戻ったスネークは4Fでグスタヴァを発見する。 「…そうよ、私…STB局員のグスタヴァ・ヘフナー。 ソリッド・スネークね…お互い追うものは同じ。 協力してマルフ博士を助けましょう」 マルフ博士と無線で話したグスタヴァによると、 彼はタワービル北のクレバスを越えた先にある収容所にいるらしい。 グスタヴァの案内に従い、地下水道を進んでマッドナー博士の独房に辿り着くスネーク。 「おう!…グスタヴァ、スネーク!」 「よく御無事で…」 「…少しやせたな…マッドナー」 「君は変わらんな、スネーク」 再会も束の間、再び地下水道を行く3人。 途中、疲れたというマッドナーに従い、休憩することに。 288 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 12 38 ID rl44rDYV0 「…おかしいわね」 「仕方ない、マッドナーはああ見えても年だ」 「違うわよ。私たち… 世界的な天才学者、元オリンピック選手、元特殊部隊隊員がこんな下水道で…」 グスタヴァの語る身の上話の中、ある男の名前が出てくる。 「…一度だけ、一度だけ結婚を考えたことがあった。 私がまだ氷の上を走っていた頃。 今でもくるしくなるような大恋愛だった…フランク・ハンターっていう西側の男」 彼のために亡命を試みたが、政治的な理由で拒否されたのだという… ちょうどトイレから戻ってきたマッドナーを加え、3人は先へと進むのだった。 タワービルの北、クレバスへと辿り着いた3人は、 クレバスにかかる一つの橋をマッドナーから順番に通ることになる。 マッドナーが渡り終え、グスタヴァが渡ろうとした瞬間、飛来したミサイルが橋を破壊した。 グスタヴァの肢体が宙に舞う。 「グスタヴァっ!」 「…あ、私… 私、やっぱり…氷の上しか歩けなかったみたい。 滑ることばかりで…両足、ちゃんと両足で地面を踏みしめて歩くことをしなかったわ…」 「東西の氷は解けはじめているんだ。 グスタヴァ?今度こそ地面の上をしっかりと…自分の人生の上を踏みしめて味わう時だ。 グスタヴァ?まだだ、まだだ…」 「もういいのよ…私、何人もの死を見てきているわ。 自分がどんな状態か…わかる…残念だわ。またいい人にめぐり合えたのに」 カード6とブローチを渡し、彼女は息絶えた。 マッドナーは連れて行かれ、そしてミサイルを発射した巨体が現れた。 289 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 00 ID rl44rDYV0 「……メタル…ギア?」 「スネークっ!! 俺だ…グレイ・フォックスだ」 「グレイ…フォックス…」 「貴様にこの橋は渡らせん!!マッドナーは連れて行く。 どうだ、スネーク?昔のよしみだ。ここは見逃してやってもいい。 さっさとここから立ち去れっ!いいか…いますぐに…国へ帰れ! わかったな…ハハハァ…」 「フォックス! ……俺はあきらめんぞっ!」 ホーリーからの通信を元に、ハンググライダーを手に入れたスネークは、 タワービルから飛び出すために20Fを目指す。 しかし、突如19Fでエレベーターが止まり、フォックスから通信が入った。 「スネーク!…俺だ。グレイ・フォックスだ」 「フォックスっ!」 彼は忠告を無視したスネークに暗殺部隊を送り込んだというのだ。 「俺たちは密室専門の暗殺部隊フォー・ホースメンだ。 大統領おかかえの極秘チームだ。俺たちに料理されることを誇りに思え」 スネークは4人を倒すことに成功するが、エレベーターは壊れてしまい、1Fに戻ってしまった。 別のエレベーターから10Fに昇ったスネークは、待ち伏せていた敵兵と戦いながら20Fを目指す。 290 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 28 ID rl44rDYV0 20F、ベランダに辿り着いたスネークに通信が入る。 「俺だ。ファンの一人だ。 そこからダイブできるのは北向きの風がふいたときだけだぜ」 彼のアドバイスを元にハンググライダーで飛び出し、クレバスを越えたスネークは高原地帯に辿り着く。 「待ってたぞ。スネーク! 俺はジャングル・イーブル。 ジャングル内でのアンブッシュで俺の右にでるものはいない。 本物のヘビかどうか試してやる」 イーブルに勝利したスネークは北にあるバイオラボでタマゴを入手し、 孵ったフクロウを使って収容所に潜入することに成功した。 エレベーターで地下3Fに降りたスネークに再びファンの一人から通信が入る。 「俺だ…ファンの一人だ。スネーク、気をつけろ。 その部屋にあの伝説のゲリラ部隊ウィスパーズの生き残り、ナイト・フライトがいる」 ステルスと銃声を消した銃による攻撃に苦戦を強いられるが、なんとかスネークは勝利をおさめた。 硫酸を中和しながら進み、マルフ博士がいると思しきドアの前に辿り着くが、 持っているカードキーでは開くことができなかった。 「カード9はジャングル・イーブルがもっていたはずだ!」 ファンの一人からの通信を頼りに、カードキーを回収したスネークはようやく中へ入り込むことができた。 だが…そこにあったのはマルフ博士の遺体と、横に立つマッドナー博士の姿だった。 「あっ!…スネーク。 手遅れじゃ…たった今、息をひきとったよ。心臓がもたんかったんじゃ」 だが、スネークはマルフ博士の遺体に不審な点を発見する。 「ん?首筋にアザが??」 「心配せんでもいい、スネーク。 マルフが死んでもOILIXの設計図は大丈夫じゃ。 マルフは用心深い男、万一の時のために設計図をのこしとる」 ゲームマニアであるマッドナー博士は、カートリッジの基盤にマイクロフィルムを隠したのだという。 だが、それを隠したロッカーの鍵がどこにあるかは知らないという。 そこにホーリーからの緊急通信が入る。 291 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 59 ID rl44rDYV0 「スネーク!大変っ!!」 「どうした!ホーリー?」 「スネーク。マッドナーのこと…気になったから局に調べてもらったの。 OUTER HEAVENから救出された後の彼だけど…幸福ではなかったみたい」 彼女によるとマッドナーは学会から疎外されたことを恨み、二重スパイとなっていたのだという。 「すると今度のマルフの一件も?」 「そうね、タイミングがよすぎるわ。 マルフの詳細にわたる渡米スケジュールをマッドナーが流していたからにちがいないわ」 「最初からマッドナーはOILIXを手に入れるためにマルフに近づき、同行した…」 マッドナーは開き直る。 「そんなところかのう。スネーク。 わしは…きみらの世界にわしのすべてをかけていたんじゃ。そのために住み慣れた国を捨て… じゃが君らはわしを罵倒し、ことごとく非難した。 わしは…メタルギアを完成させたかったのじゃ!」 自らの心情を語りつくした彼は、マルフ博士を殺害したことをも告白した。 「どうしてもOILIXの設計図を渡そうとせんからじゃ!」 そしてグスタヴァも死も、彼がフォックスに連絡をとっていたからだった。 グスタヴァから預かったブローチこそがロッカーの鍵であるという。 「スネーク。マルフから、いやグスタヴァから預かった マルフのロッカーのカギを渡せ!!」 首に掴みかかってきたマッドナーを一蹴したスネークは、マイクロフィルムを回収した。 去ろうとするスネークにまだ息のあったマッドナーが声をかける。 「ス、スネーク… スネーク…奴がこのままお前を見逃すはずはない。 あれを…メタルを使うはずじゃ。 む、娘のエレンへのプレゼントじゃ。あれの破壊方法を…教えてやる」 弱点を聞き出したスネークの足元に、突如穴が開いた。 292 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 14 25 ID rl44rDYV0 長い穴を滑り落ちた先は地下基地だった。 「スネーク!このメタルギアに破壊方法なぞないわ。 おいぼれ学者のひとりよがりだ!」 「フォックスか?…どこにいる?」 「すぐ会えるさ、スネーク。 正面のドアを通ってこい!」 ドアをくぐった先で大きな足音が響く…メタルギアD。 「スネーク!俺も…このメタルギアも昔とは違う。 本物の恐怖と敗北感を味あわせてやる!」 移動しながらミサイルと機銃で攻撃してくるメタルギア。 スネークはマッドナーの言った弱点を攻めることで破壊に成功した。 だが、爆発に巻き込まれたスネークの装備に火がついてしまった。 慌てるスネークを尻目に、フォックスは勝ち誇ったように言う。 「スネーク! カートリッジはもらっていくぞ、…焼け死ぬがいい!」 装備を捨て、後を追うスネークの前に立ちはだかるフォックス。 「ここは?」 「決着をつけるには最高のリングじゃないか。 スネーク。久しぶりだな…この地雷原の中で…素手でどうだ?」 「チキン・ファイトか?」 「FOX HOUND最高のライバル。 俺はおまえとやれる時を心待ちにしていた!」 「フォックス! 貴様の腐りきった性根を叩きなおしてやるっ!」 「スネーク! フォックスの称号の貴さを思い知れ!」 293 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 14 47 ID rl44rDYV0 戦いがはじまると同時にケスラーから通信が入った。 彼によれば、フォックスは10年前、ハンターと呼ばれていたらしい。 …そして、東側の女との間に関係があったとも。 フォックスは彼女の西側への亡命を手引きしたが、失敗に終わったらしい。 そう、その女の名は…グスタヴァ・ヘフナー。 地雷原の中、一対一、素手での純粋な殴り合いを制したスネークにフォックスは語る。 「スネーク…どうやらフォックスの称号をゆずる時がきたらしいな」 「フォックス…なぜだ?」 「俺は…お前と違って、複雑な立場にある。 BIG BOSSはお前にとっては単なる上官にすぎなかったかもしれんが。 俺は彼に二度、命を救われた。部隊に入るずっと以前のことだ。 俺はベトナムでの二世だった…当時、白人との二世は終戦後も迫害され 強制労働を強いられていたのだ。 あの人はあの地獄から俺を救ってくれた。ここの子供たちのように… 二度目はモザンピーク。 レモナ兵として拷問されていたところを助けられた。 その時、俺は耳も鼻もそがれ…ひどい状態だった」 「恩返しのつもりか!!これが…」 「そうではない。俺は戦争が憎い。 ここの子供たちのように。だが…俺には戦争が必要だ。 俺たちのような戦争屋は一般社会では生きてはいけない。 俺たちは、戦争屋には戦場が必要なんだ。 ボスは俺たちに戦う場を与えてくれる。 持って生まれた闘争本能をごまかすことはできない。 …俺は戦場で生まれて…戦場で死ぬ。 スネーク…俺たちは戦うしか…戦うしかない。 人を…まして、女を幸せにすることなんぞ…できやしねぇ」 「彼女のことか…」 「俺にはダイイング・イン・アクションが似合いだ」 「フォックス、安心しろ。 俺は決してお前のようにはならん」 「その言葉…あの世へみやげにもっていく…うまくやれよ、スネーク。 …ファンの期待を裏切るなよ」 「…そうか!フォックスだったのか…あの無線は」 「俺のわがままの代償さ…先にいくぜ。スネーク」 「ひとりじゃないぜ、フランク。向こうでグスタヴァが待っている」 「…グスタヴァ……ありがとう…スネーク」 294 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 08 ID rl44rDYV0 フォックスは死んだ。 カートリッジを取り戻したスネークを誘う声が聞こえる。 「こっちだ、スネーク!」 辿り着いた先に待ち構えていたのは…あの男。 「BIG BOSS…生きていたのか」 「スネーク…ようこそザンジバーランドへ… やはり戻ってきたな。私の元へ」 「俺は3年間とりついている悪夢を払いにきた」 「悪夢?払えやせんよ。 スネーク、…一度、戦闘の快感、テンションを味わったものは一生…戦場に身を置くことになる。 一度、表出した戦闘本能は二度と眠ることはないのだ。 より強烈なテンションが欲しくなる。 このどうしようもない感覚…傭兵であるお前ならよくわかるはず。 お前たちの欲求を唯一、満たしてくれるものは権力でも金でも、SEXでもない。 ただひとつ…WAR(戦争)だ! 私はお前らにその場を与えているのだよ。お前らの生きがいをな」 「偽善者きどりか?…BIG BOSS」 「お前もあの子供たちを見ただろう? 世界各国で生まれた戦争犠牲者。そして次の戦争を担う戦士の卵たち。 戦争を誘発させ、支援し、犠牲者を生み…救護、訓練して…再び戦場にフィードバックさせる。 実に合理的なシステムだ。この世に争いは絶えることはない。 我々の目標も…生きがいも」 「職にあぶれることはない…とでもいいたいのか!」 「私もお前も戦場でこそ希少価値だが、国へかえれば不器用なデクだ。 我々の機嫌をとりにくるのはせいぜい安っぽい週刊誌のジャーナリストくらいだろうて。 お前も私も戦場でのたれ死ぬまでここに残るしかないのだ」 「…俺の戦いはただひとつ。 貴様から自由になるために、悪夢をはらうために… BIG BOSS、貴様を倒す!」 295 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 30 ID rl44rDYV0 咆えるスネークにBIG BOSSは言う。 「どちらが勝っても我々の闘いは終わらない。 敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。 そして、生き残ったものは死ぬまで戦士として人生をまっとうするのだ」 「例外もある。 俺は…人生を愛している」 「スネーク、わかった。 私が貴様を苦悩から助けてやろう。 元上官のよしみだ…楽にしてやる」 「もうあんたの世話にはならん!」 「ほう?…その体で、武器もなしに…この私に? 勝算があるというのか」 「最後まで決して諦めない。いかなる窮地でも成功をイメージする。 …あんたの言葉だ」 「私も時には誤りをおかす。 スネークっ! …今度こそ最後の闘いだ。 一回きりの…こいっ!!」 BIG BOSSの攻撃を避けながら、即席の火炎放射器を作り出したスネークは ついにBIG BOSSを倒すことに成功した。 「スネーク!! まだだ…まだだ… スネーク……ス…ネ…」 296 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 59 ID rl44rDYV0 地下基地からの脱出を図るスネークの背後に銃が突きつけられた。 「…ごめん。 大丈夫…わ・た・し」 「ホーリー!?」 「驚いた?」 「フゥーッ…命びろいした。 で、どうした?…こんなところまで?」 「約束したでしょ? 生きていたらいつでも会える」 ホーリーから受け取った銃を手に、二人は脱出のためジャングルを駆け抜けた。 迎えのヘリへの通信はすでに済んでいる…しかしなかなか到着しない。 追ってくる敵兵を迎え撃つスネーク…だが。 「し、しまった!! …弾が切れたっ!」 「スネーク?!」 敵兵に囲まれた二人を救ったのは、上空からの機銃掃射だった。 「ヘリだわっ…助かったのよ!」 「遅刻だぞ…チャーリー!」 「2人のお邪魔をしちゃあ悪いかと思ってね」 「クリスマスに間に合うかな?」 「まだ夕食には間に合うわ。スネーク」 「行こうか…キリストは逃げないさ」 二人を乗せたヘリは、夕日の沈む海の彼方へと消え去っていくのだった… 297 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 17 02 ID rl44rDYV0 スタッフロール終了後、キャンベル大佐がスネークに問いかける。 「ご苦労だったな、スネーク…どうだ? もう一度…部隊へ戻らないか?」 「…悪夢は晴れた。俺は自由だ」 「そうか…残念だ。 ところであのカートリッジだが…本当にマルフ博士が残したものなのか?」 それに答えたのはホーリー。 「カートリッジを開けてみたら?」 「その必要はない。俺が持ち帰ったのは間違いなくマルフ博士の残したカートリッジだ。 そのままMSXに差し込んでみろ」 「わかった…よしっ」 画面にMSXのロゴが表示される。 「…何?…何も変わらないわ」 「こ、これは…そうか、スネークの言う通りだっ! これはまぎれもなくマルフ博士の残したカートリッジ」 「何の事?…私には何も見えないわ」 「ほらっ、よく見るんだ…マルフ博士のサインが記されている… ここ、「KIO MARV」のフルネームが」 「あっ、ほんと…逆さまになっているのね」 「これで世界は救われる…」 「マルフ博士の最期のパフォーマンス」 「彼は心からゲームを愛していたのよ…きっと」 「マルフ博士はバカげた政治ゲームに巻き込まれて死んだ」 「でも…彼の残したゲームはみんなを救ったわ。ね、スネーク? スネーク?…どこ行ったの? ねぇ、スネークがいないわ!」 「…スネーク?…逃げられたか?」 「スネーク!スネーク! …夕食の約束をしてたのにひどいわ…」
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今日 - 昨日 - 総合 - 【METAL GEAR SOLID3】 登場話 ネイキッド・スネーク オセロット THE・ボス ○ THE・エンド ニコライ・ステパノヴィッチ・ソコロフ ○ 追跡表 メニュー
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METAL GEAR SOLID メタルギア行きます。 人物紹介や用語解説はしません。 公式見てください。そっちのほうがわかりやすいです。 http //www.konamijpn.com/mgs/japanese/index.html ハイテク特殊部隊FOX HOUNDの元隊員で、 アラスカで隠居生活を送っているソリッド・スネークのもとに、 アメリカ大統領から極秘任務が下された。スネークはFOXHOUNDに無理やり呼び戻される。 アラスカ諸島沖の孤島、シャドーモセス島にある核廃棄場をFOXHOUNDの一部隊が乗っ取った。 シャドーモセス島では新型核兵器の演習が行われる予定で、 国防省軍事機関(DARPA)局長、軍事企業アームズテック社長ベイカーなどの要人が集まっていた。 テロリストと化したFOXHOUND部隊は、彼らを人質に取り、「伝説の英雄」ビッグボスの遺体を要求。 応じなければ24時間で核を発射すると脅迫。 ビッグボスはテロを起こし、事件解決の任務を受けたスネークに殺されている。 スネークはビッグボスに傭兵として育てられており、事件後、スネークは引退した。 ビッグボスの遺体はアメリカ政府によって極秘に回収され、現在も研究が進められており その遺伝子は世界最高の戦士能力であることが解明されている。 水面下ではあるが、遺伝子投与による兵士の能力補正が当たり前に行われている現在、 「世界最高の遺伝子」をテロリストに渡すわけにはいかない。 テロを起こしたFOXHOUNDの部隊は「ビッグボスの息子達」と名乗っている。 構成員は6名。天才狙撃手スナイパーウルフ、超能力者サイコ・マンティス、巨体のバルカン、 変装の達人デコイ、拳銃の名手リボルバー・オセロット。 そしてリーダーはリキッド・スネーク。髪や肌の色は違うが、スネークと同じ名前、瓜二つの容姿を持つ。 彼については全てが謎で、誰も正体を知らない。 スネークと双子(血縁関係)であるかどうかも、はっきりしていない。 任務は二つ。スネークはシャドーモセス島に単独で潜入。 DARPA局長とベイカー社長を救出。 テロリストを排除し核発射を阻止すること。 スネークが唯一信頼を置くキャンベル大佐も、引退した身ながら、事件を解決するためFOXHOUNDに戻ってきた。 大佐の姪で、新米兵士のメリルが警備で基地に入っているのだ。 大佐は、FOXHOUNDのメディカルスタッフのナオミ、セーブ担当メイ・リンらと共に、無線サポートに入る。 スネークはシャドーモセス島に潜入開始。牢に囚われていたDARPA局長のもとへ。 新型核兵器とは、極秘で開発されていた二足歩行の核搭載戦車メタルギア・レックスだった。 スネークは過去にビッグボスが開発していたメタルギアを破壊している。 そのメタルギアのパワーアップした新型が、ここで開発されていたのだ。 核発射の起爆システムには、DARPA局長と、ベイカー社長がそれぞれ持つパスワードが必要だ。 しかし、パスワードは超能力者サイコ・マンティスに心を読まれ、知られてしまった。 発射を阻止するには、一回だけ起爆システムの入力or解除ができるカードキーをセットする事。 DARPA局長は自分の知る情報をすべてスネークに教えると、急に苦しみだし、死んでしまった。 次にベイカー社長を助け出したスネーク。ベイカーのパスワードは、 事前に受けていたプロテクト手術により、サイコ・マンティスに読み取られるのは阻止できた。 しかし拷問を受けたベイカーは口を割ってしまったという。 核発射のためのパスワードは二つとも知られてしまった。 そしてベイカー社長も急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 「ビッグボスの息子達」隊員リボルバー・オセロットと対戦。 オセロットはロシアのスパイ組織KGBからスカウトされてFOXHOUNDに入隊した拳銃の名手。 初老で、ロシア私設軍隊GRUで腕を磨いた拷問マニアでもある。この基地に配備されている武器やヘリは GRUゴルルコビッチ大佐に協力を要請し、融資させたもので、その手引きはオセロットがした。 「いいセンスだ…。スネーク、さすがボスと同じコードを持つ男…」 そこへステルス迷彩を着たサイボーグ忍者が襲い掛かってきて、オセロットの右腕を切り落とす。 サイボーグ忍者はスネークと戦うのが目的だった。そしてその闘いでスネークは忍者が誰かを悟った。 グレイ・フォックス。それは前作「MG2」でスネークに倒されたFOXHOUNDの戦士であり戦友だった。 フォックスは急に苦しみだし、またもや姿を消す。 スネークはメディカルスタッフ・ナオミに無線連絡。 あのあとフォックスは蘇生され、麻薬投与、筋肉強化、あらゆる遺伝子研究の実験台にされたらしい。 もう、フォックスとしての意識はなく、「スネークと戦う」という目的だけで生きているのだ。 スネークはメタルギア開発チーフ、オタコンを発見。 彼は、ミサイルを打ち落とす平和のための防御用戦車だと騙されて、メタルギア本体の開発をしていた。 メタルギアは紛れも無い攻撃型核兵器だとスネークに説明され、オタコンは憤慨。助力を申し出る。 今後は無線で情報サポートにはいってくれることに。 キャンベル大佐の姪・メリルは牢に囚われていたが、スネーク潜入の混乱に乗じ、逃げ出していた。 無線が通じ、メリルと合流するスネーク。メリルは牢でベイカー社長から、解除キーを渡されていた。 軍人だった父の面影を追い兵士になったメリルは、伝説の戦士スネークに憧れを持っていた。 メリルはスネークについて行くと言い張る。仕方なく同行させるスネーク。 超能力者サイコ・マンティスがメリルを操り、スネークを襲わせた。 苦労してサイコ・マンティスを倒したスネーク。 メリルはさっそくスネークの足手まといになった事でふさぎこむ。叱咤するスネーク。 サイコ・マンティスとの死ぬ前の会話により、スネークが孤独な人生であることを知ったメリルは質問する。 「スネーク。あなたの名前は?家族は?人を好きになったことはある?」 「他人の人生に興味を持った事は無い」スネークはそっけなく答える。 進んで行く二人。またもやメリルは狙撃され、スネークをおびき寄せるための囮に使われる。 メリルは、健気にもこれ以上スネークの足手まといにならないよう自害しようとするが失敗。 スネークはメリルを必死で助けようとする。 結局メリルは人質に取られ、スネークも捕まり拘束される。そしてリキッド・スネークと初対面。 リキッドは、なにかしらの恨みを持っているようで、スネークを罵倒してくる。 アメリカは要求を正式に拒否してきた。核発射まであと10時間。 オセロットの拷問に耐えたスネークは独房に監禁。 そこには牢で死んだはずのDARPA局長の遺体が置かれていた。 しかもまだ死んでから数時間しかたっていないのに、すでに腐敗が進んでいた。 スネークは簡単に脱獄し、スナイパー・ウルフとバルカンの二人を倒した。 その頃、ナオミが戸籍と経歴を偽っていることがわかり、スパイ容疑で連行された。 ナオミは隙を見て逃げ出し、スネークに無線をかけてきた。 彼女の正体はフォックスの義妹。兄を廃人にしたスネークを今までずっと恨んでいたという。 だが、このミッションでスネークの性格を知り、憎悪は消えていた。 そしてこの作戦の裏側を知らせようとする。 「私はあなたに潜入前、FOXDIEという心臓発作を起こすウイルスを注射しているの。 でも、それは私の策略じゃない…」 ここまで話した時、ナオミは見つかり、拘束されてしまう。 メタルギアの格納庫へ行くと、オセロットとリキッドが「予定通りロシアに」「いや、中国にしよう」 と攻撃目標について相談しながら、核発射システムにパスワードを打ち込んだところだった。 「俺はここを第二のアウターヘブンにする!」リキッドは宣言する。 (アウターヘブン=ビッグボスが作った軍事要塞の名。スネークがぶっ潰した) 二人がいなくなったあと、メリルから受け取っていた解除キーをセットし、 オタコンの指示通りに順番に打ち込み、核発射システムを停止するスネーク。 ところが、停止したはずの核発射システムは、逆に起動を始めてしまった。 そこへ、リキッドからの無線が入る。 「DARPA局長もプロテクトがかかっていて、サイコ・マンティスじゃパスワードを読み取れなかった。 しかもオセロットが拷問で殺してしまい、パスワードは永遠に手に入らなくなった。 そこで変装の達人デコイをDARPA局長に変装させて、お前に解除キーの存在を教え、集めさせた。 そして、パスワードを打ち込んだと嘘をつき、システムを稼動させるようにしたんだ」 解除キーは一度しか使えない。システムを停止させることはもうできない。 核発射の阻止は、メタルギアの破壊しかない。 スネークはリキッドを発見。追いかける。 要求に応じない政府の強気な交渉に不審を抱いたリキッドは、その理由を調べ上げていた。 スネークの任務は「人質の救出」などではない。 スネークは、特定の人物を死に至らしめることのできる暗殺用ウイルス兵器FOXDIEを 基地内に持ち込む運び屋に選ばれただけなのだ。 DARPA局長に変装したデコイ、ベイカー社長の心臓発作はFOXDIEの作用によるものだった。 スネークも証拠隠滅のため、事件後にウイルスが発動するようプログラムされている。 しかし、ナオミは国防総省から渡されたFOXDIEに改変を加えていた。 リキッドやオセロットなど、FOXDIEのターゲットになっても死んでない人間が多いため、 国防省はナオミを拘束して取調べをしているらしい。 リキッドは、FOXDIEの血清を要求。これから政府に向けて核を威嚇発射するという。 そして起動したメタルギアに乗り込みスネークに襲い掛かった 529 MGS1 sage 05/01/29 20 35 39 ID cZ1Rq7lW 相手は最先端核兵器。当然ながら苦戦するスネーク。 そこにフォックスが加勢に入ってきてくれて、メタルギアを弱体化させることに成功。 フォックスはスネークの囮になり死亡。 スネークは死闘の末メタルギアを破壊。気を失う。 目が覚めるとリキッドが目の前にいた。リキッドは今回のテロの目的と、その理由を語った。 1970年代、政府は遺伝子を使ったクローンベビーを作りだした。 計画名は「恐るべき子ども達」遺伝子提供は「伝説の英雄・ビッグボス」 8つの受精卵を2つに間引きし、その受精卵の遺伝子の能力発芽をさらにいじくった。 優性遺伝子はスネークに、劣性遺伝子はリキッドに。こうして二人は生まれた。 事実を知ったリキッドは優性のスネークを妬んだ。 ビッグボスは自分の後継者に、劣性遺伝子を持つリキッドを選んだ。その父をスネークが殺した。 スネークに対する憎悪は頂点に達した。リキッドは父親の遺志を継ぎ「アウターヘブン」を作る事に決めた。 そして近年、ビッグボスの遺伝子投与されたゲノム兵士たちが奇病に倒れ、死ぬようになった。 調べると、ビッグボスの遺伝子を受け継いだ人間は、絶滅傾向にあることがわかった。 自分たちも長くは生きられない。その原因と対処法を調べるために、ビッグボスの遺体を要求したのだ。 リキッドとスネークは素手で闘い、スネークはリキッドを倒す。 大佐が無線連絡で早く基地から逃げるようスネークに忠告する。 核攻撃の危険がなくなったことを知った政府は、基地を空爆すると決定。 メタルギアの開発と存在、そして「恐るべき子供達」計画の二人、 すべてを極秘にしたい政府は、基地ごと爆破して証拠の隠滅を図ろうとしているのだ。 メリル(orオタコン)と脱出に向かうスネーク。再度リキッドが襲い掛かってきて絶体絶命のピンチ。 が、そこでリキッドのFOXDIEが発動。あっけなく死んでしまう。 空爆は来なかった。 大佐が無線を入れてきた。空爆を知った大統領が中止命令を出したのだ。 新型核弾頭の開発も空爆も、すべては国防省長官の独断で、長官は逮捕されたという。 「これが独断…?」しかし疑ってもきりが無い。空爆は来なかった。助かったのだ。 大佐は、スネークを騙して潜入させたことを謝る。大佐もメリルを人質に取られ苦しい立場だったのだ。 スネークが戻っても、またアメリカ政府の陰謀に巻き込まれるだけだろう。 大佐は「スネークたちはジープで逃げて海に沈んだ」と政府に報告してくれるという。 ナオミも拘束を解かれ、無線を入れてきた。 スネークに打ちこまれたFOXDIEの解除方法をナオミは明言しなかった。 プログラムされたFOXDIEの発動は『スネーク次第』らしい。ナオミはスネークに「生きて」と言う。 メリルED メリルは生きていた。人質になって拷問と恥辱を受けたが、 スネークに会いたい一心で耐えたという。抱きしめるスネーク。 基地を脱出する二人。 オタコンは二人の退路を確保するためコンピューターを操作、 このまま基地に残り、大佐と一緒にアメリカに戻ることに。 ラブラブ状態のスネークとメリル。 スネークはメリルと共に新しい人生を歩む事を宣言。 二人は凍りついた海の上を、スノーモービルで駆け抜けていった。 オタコンED メリルは死んでいた。落ち込むスネークを励まし、脱出を促すオタコン。 協力して基地を脱出した二人。 「これからどこへ行く?スネーク」 「俺はディビッドだ、オタコン。…そうだな。新しい道を見つける」 「僕はハルだ、デイブ。僕も、もう逃げない。できることがあるはずだ」 ハルは、人を避けて閉じこもるのはやめ、これからは強く生きる!と宣言。 二人は凍りついた海の上を、スノーモービルで駆け抜けていった。 ●ゲーム終了画面、オセロットが誰かと電話している声が聞こえる 「はい…。私は血清のおかげで無事です。 メタルギアのデータは私が持っています。…ええ、基地のデータは全てデリートしました。 …あの二人は生存です。…ええ、結局は劣性が勝ちました。 リキッドは自分が劣性だと思い込んだまま死にました。 …そのとおりです。…世界を支配するのは優性でも劣性でもない、均整の取れた存在である、あなただ。 …はい、私の正体は誰にも気づかれていません。正体を知るDARPA局長は私の手で殺しました。 …あなたが3人目、ソリダスだということも、誰も掴んではおりません。 はい、引き続きあの女の監視を続けます。…それでは…大統領(プレジデント)」 METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES END