約 4,554,039 件
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1122.html
METAL GEAR 2 SOLID SNAKE part39-279~298 279 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 08 26 ID rl44rDYV0 別のことやろうと思ってたのに結局メタルギア2を執筆してしまった… というわけで投下。 主要登場人物① ■ソリッド・スネーク 元FOX HOUND隊員。 拉致されたマルフ博士奪還のため呼び戻される。 ■ホーリー・ホワイト 先にザンジバーランドに潜入している女性。 とりあえずヒロインみたいな感じ。 ■ロイ・キャンベル FOX HOUND司令官。大佐。 ■ジョージ・ケスラー 元傭兵。武器兵器の専門家としてスネークをサポートする。 ■グスタヴァ・ヘフナー(オリジナル版ではナターシャ・マルコヴァ) チェコの秘密工作員(STB)。マルフ博士の護衛をしていた。 元カンガリー・オリンピックのゴールドメダリスト。 280 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 11 ID rl44rDYV0 主要登場人物② ■キオ・マルフ 高純度の石油を精製する微生物「OILIX」を発明した学者。 ザンジバーランドに拉致される。 ■ドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー メタルギアの開発者。再び拉致され、メタルギア開発に従事させられている。 ■グレイ・フォックス スネークの先輩隊員。 ■BIG BOSS 元FOX HOUND司令官。OUTER HEAVEN騒乱でスネークに敗れる。だが… 281 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 34 ID rl44rDYV0 1990年代後半…世界は安定化の時代を迎えようとしていた。 大国間の雪解け、地域紛争の和解緩和により『核の脅威』も過去の産物になろうとしていた。 しかし、平和を好まないものたちもいた…中東で不穏な空気が高まっていたのである。 ソ連、中国、中近東に隣接する小国ザンジバーランドに軍事政権が樹立。 ザンジバーランドは世界各国の廃棄用核兵器貯蔵庫を襲撃し、核武装を遂げたのち、 隣国に対して無差別侵攻を開始したのである。 一方、予想以上に早く訪れた石油資源の枯渇により世界は深刻なエネルギー危機に直面していた。 そんな中、チェコの生物学者キオ・マルフ博士が高純度の石油を精製する微生物「OILIX」 を発明した。 「OILIX」を巡り、世界は緊張状態に突入したのである。 しかし、マルフ博士は渡米途中、ザンジバーランドにより拉致されてしまった。 ザンジバーランドは核兵器と「OILIX」により、軍事的優位を確保しようとしているのである。 博士を救出すべく、元FOX HOUND隊員ソリッド・スネークに指令が下った… 282 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 55 ID rl44rDYV0 ザンジバービル前の崖を登りきったスネークは、キャンベル大佐に無線連絡を入れる。 「こちらスネーク…潜入ポイントに到着」 「スネーク…相変わらず、時間通りだな。 よし…『OPERATION INTRUDE F014』開始。 もう一度、確認する。君の任務はザンジバーランドに潜入、 拉致されているチェコの生物学者キオ・マルフを奪取することだ」 「…マルフ博士の位置は?」 「うむ…マルフ博士の奥歯に発信機が埋め込まれている。 接近すればレーダー上に投影されるはずだ。 …幸運を祈る」 警戒網をくぐり、ダクトから内部へ潜入したスネークの無線機に通信が入る。 「私、ホーリー…ホーリー・ホワイト」 ジャーナリストとして潜入していたという彼女のサポートを受け、スネークは潜入を続行する。 283 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 10 29 ID rl44rDYV0 ガス地帯を抜け、マルフ博士らしき人物を発見するが、それは敵の変装だった。 「ふふ…愚かなFOX HOUND部隊! マルフ博士はここにはいないっ! こんな安っぽい発信機でだまそうとは、FOX HOUNDも相当、時代遅れだな。 俺はブラック・ニンジャ。 世界一のハイテク不正規戦部隊FOX HOUNDとやらの実力を見せてもらおうか!」 スネークは襲い来るブラック・ニンジャを退ける。 彼の正体はOUTER HEAVENでスネークをサポートしたカイル・シュナイダーだった。 「…スネーク、お前がメタルギアを破壊した後、NATO軍による大規模なOUTER HEAVEN爆撃が行われた。 レジスタンスであった我々も…OUTER HEAVENの女子供も…みんな見捨てられた」 彼は「あの人」に助けられたと語り、博士の独房へのヒントを語って息絶えた… 284 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 07 ID rl44rDYV0 シュナイダーのヒントを元に博士の囚われていると思しき小屋を発見したスネークは、 部屋の壁を何者かが叩いているのに気づく。 それが暗号であることに気づいたスネークは、暗号を解読し、無線機で連絡をとってみる。 「おう、わかってくれたか…私の暗号の意味を」 「マルフ博士?」 「久しぶりだな、スネーク!」 「ドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー博士?…どうして!」 そこに囚われていたのはマルフ博士ではなく、かつてOUTER HEAVENで出会ったマッドナー博士だった。 彼によると、マルフ博士はタワービルに移され、自分はメタルギアを開発させられているという。 「スネーク…ここまで言えば、こいつらの黒幕が見えてきたじゃろう?」 「BIG……BOSS?」 マッドナーによれば、BIG BOSSはメタルギアと「OILIX」で世界を握ろうとしているという。 さらにマルフ博士は心臓が弱く、いつまで拷問に耐えられるか分からないらしい… 彼に同行していたSTBのエージェントと連絡を取るよう助言を受けたスネークは、 ここに残るというマッドナーに必ず迎えに来ると言い残し、タワービルを探して迷いの森へ戻って行った。 森を抜け、砂地に辿り着いたスネークに通信が入る。 「スネーク!そこは危ないぞ!地雷原だ」 「あんたは?」 「ファンの一人さ…うまくやれよ」 謎の男からの通信通り埋まっていた地雷を回収しつつ、北を目指すスネークの前にハインドDが現れる。 空中から機銃で攻撃するハインドに対抗する術はない。 「スティンガーミサイルがあれば、この怪鳥を落とすことができるぜ」 ケスラーのサポートを受け、スネークはスティンガーミサイルを探すため、一時撤退する。 285 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 29 ID rl44rDYV0 森へ引き返したスネークは途中、大きな沼を発見する。 傍にいた子供の証言によれば、ここをトラックが渡っていったのだという。 スネークは沼の沈まない部分を渡り、奥に施設を発見する。 「久しぶりの客人か?…いいところに来たぜ。 これからひとっぱしりしようと思っていたところだ。 俺はランニング・マン。世界一俊足な傭兵だ。俺の足についてこられるかな?」 敵の俊足を逆手にとり、勝利をおさめたスネークは敵の持っていたカードを入手する。 ザンジバービルへ引き返し、回収したカードでスティンガーミサイルを発見したスネークは、 ハインドを撃墜することに成功した。 タワービルへと辿り着いたスネークに大佐が通信を送ってきた。 「これより先は周波数を変更する」 荷物にまぎれてタワービルへと潜入したスネークに今度はホーリーから通信が入った。 「スネーク!わたし…正体がばれちゃってつかまっちゃったの!!助けて! …マルフ博士と接触がとれたのに」 「どこだ?!…場所は?」 「…わからない。目隠しされてたから。 タワービルのどこかだと思うけど…」 ホーリーは周りから聞こえてくる音を伝えてきた。 スネークはそれをヒントにタワービル内を探索する。 286 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 52 ID rl44rDYV0 地下を捜索していたスネークはホーリーの通信に似た場所を発見する。 壁をプラスティック爆弾で破壊し、ようやくホーリーを救出した。 「助かったわ、スネーク」 彼女によれば、マルフ博士は伝書鳩を飛ばしたらしい。 カードのコピーを渡し、去ろうとするホーリーにスネークは声をかける。 「ホーリー!」 「えっ?…」 「今のは、恋人同士の別れの言葉だ」 「…じゃあ、私たちは?…なんて言うの?」 「生きていればいつでも会える…」 そう別れを告げたスネークは、敵兵たちよりも先に鳩を発見するため一路屋上を目指す。 タワービル30Fに辿り着いたスネークの周りを無数の糸が囲っていた。 「こ、これは?…ブービー・トラップ?」 「その通りだ。 狐を生け捕るトラップさ。FOX HOUND。 俺はレッド・ブラスター。これで動けまい。 俺のグレネードでゆっくり料理してやろう」 障壁に身を隠すレッド・ブラスターをグレネードで迎え撃ち、スネークは勝利をおさめる。 287 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 12 14 ID rl44rDYV0 屋上に辿り着いたスネークはエサを使って鳩を捕まえる。 鳩の足にはマルフ博士からのメッセージが書かれた紙が結ばれていた。 「『HELP! WIS, OhIO KIO MARV』… Hだけが小文字?マルフ博士の伝言なのか?」 手紙は暗号だった。 暗号を解いたスネークはマルフ博士に通信を試みる。 「Tady je Marv, Co mam delat? Chceme jenom mir」 マッドナー博士によれば、彼はチェコ語とスロバキア語しか話せないらしい。 彼らを護衛したSTBのエージェント、グスタヴァなら話せると聞いたスネークは、 敵ユニフォームを奪って潜伏しているという彼女にコンタクトを試みる。 ザンジバービルへと戻ったスネークは4Fでグスタヴァを発見する。 「…そうよ、私…STB局員のグスタヴァ・ヘフナー。 ソリッド・スネークね…お互い追うものは同じ。 協力してマルフ博士を助けましょう」 マルフ博士と無線で話したグスタヴァによると、 彼はタワービル北のクレバスを越えた先にある収容所にいるらしい。 グスタヴァの案内に従い、地下水道を進んでマッドナー博士の独房に辿り着くスネーク。 「おう!…グスタヴァ、スネーク!」 「よく御無事で…」 「…少しやせたな…マッドナー」 「君は変わらんな、スネーク」 再会も束の間、再び地下水道を行く3人。 途中、疲れたというマッドナーに従い、休憩することに。 288 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 12 38 ID rl44rDYV0 「…おかしいわね」 「仕方ない、マッドナーはああ見えても年だ」 「違うわよ。私たち… 世界的な天才学者、元オリンピック選手、元特殊部隊隊員がこんな下水道で…」 グスタヴァの語る身の上話の中、ある男の名前が出てくる。 「…一度だけ、一度だけ結婚を考えたことがあった。 私がまだ氷の上を走っていた頃。 今でもくるしくなるような大恋愛だった…フランク・ハンターっていう西側の男」 彼のために亡命を試みたが、政治的な理由で拒否されたのだという… ちょうどトイレから戻ってきたマッドナーを加え、3人は先へと進むのだった。 タワービルの北、クレバスへと辿り着いた3人は、 クレバスにかかる一つの橋をマッドナーから順番に通ることになる。 マッドナーが渡り終え、グスタヴァが渡ろうとした瞬間、飛来したミサイルが橋を破壊した。 グスタヴァの肢体が宙に舞う。 「グスタヴァっ!」 「…あ、私… 私、やっぱり…氷の上しか歩けなかったみたい。 滑ることばかりで…両足、ちゃんと両足で地面を踏みしめて歩くことをしなかったわ…」 「東西の氷は解けはじめているんだ。 グスタヴァ?今度こそ地面の上をしっかりと…自分の人生の上を踏みしめて味わう時だ。 グスタヴァ?まだだ、まだだ…」 「もういいのよ…私、何人もの死を見てきているわ。 自分がどんな状態か…わかる…残念だわ。またいい人にめぐり合えたのに」 カード6とブローチを渡し、彼女は息絶えた。 マッドナーは連れて行かれ、そしてミサイルを発射した巨体が現れた。 289 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 00 ID rl44rDYV0 「……メタル…ギア?」 「スネークっ!! 俺だ…グレイ・フォックスだ」 「グレイ…フォックス…」 「貴様にこの橋は渡らせん!!マッドナーは連れて行く。 どうだ、スネーク?昔のよしみだ。ここは見逃してやってもいい。 さっさとここから立ち去れっ!いいか…いますぐに…国へ帰れ! わかったな…ハハハァ…」 「フォックス! ……俺はあきらめんぞっ!」 ホーリーからの通信を元に、ハンググライダーを手に入れたスネークは、 タワービルから飛び出すために20Fを目指す。 しかし、突如19Fでエレベーターが止まり、フォックスから通信が入った。 「スネーク!…俺だ。グレイ・フォックスだ」 「フォックスっ!」 彼は忠告を無視したスネークに暗殺部隊を送り込んだというのだ。 「俺たちは密室専門の暗殺部隊フォー・ホースメンだ。 大統領おかかえの極秘チームだ。俺たちに料理されることを誇りに思え」 スネークは4人を倒すことに成功するが、エレベーターは壊れてしまい、1Fに戻ってしまった。 別のエレベーターから10Fに昇ったスネークは、待ち伏せていた敵兵と戦いながら20Fを目指す。 290 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 28 ID rl44rDYV0 20F、ベランダに辿り着いたスネークに通信が入る。 「俺だ。ファンの一人だ。 そこからダイブできるのは北向きの風がふいたときだけだぜ」 彼のアドバイスを元にハンググライダーで飛び出し、クレバスを越えたスネークは高原地帯に辿り着く。 「待ってたぞ。スネーク! 俺はジャングル・イーブル。 ジャングル内でのアンブッシュで俺の右にでるものはいない。 本物のヘビかどうか試してやる」 イーブルに勝利したスネークは北にあるバイオラボでタマゴを入手し、 孵ったフクロウを使って収容所に潜入することに成功した。 エレベーターで地下3Fに降りたスネークに再びファンの一人から通信が入る。 「俺だ…ファンの一人だ。スネーク、気をつけろ。 その部屋にあの伝説のゲリラ部隊ウィスパーズの生き残り、ナイト・フライトがいる」 ステルスと銃声を消した銃による攻撃に苦戦を強いられるが、なんとかスネークは勝利をおさめた。 硫酸を中和しながら進み、マルフ博士がいると思しきドアの前に辿り着くが、 持っているカードキーでは開くことができなかった。 「カード9はジャングル・イーブルがもっていたはずだ!」 ファンの一人からの通信を頼りに、カードキーを回収したスネークはようやく中へ入り込むことができた。 だが…そこにあったのはマルフ博士の遺体と、横に立つマッドナー博士の姿だった。 「あっ!…スネーク。 手遅れじゃ…たった今、息をひきとったよ。心臓がもたんかったんじゃ」 だが、スネークはマルフ博士の遺体に不審な点を発見する。 「ん?首筋にアザが??」 「心配せんでもいい、スネーク。 マルフが死んでもOILIXの設計図は大丈夫じゃ。 マルフは用心深い男、万一の時のために設計図をのこしとる」 ゲームマニアであるマッドナー博士は、カートリッジの基盤にマイクロフィルムを隠したのだという。 だが、それを隠したロッカーの鍵がどこにあるかは知らないという。 そこにホーリーからの緊急通信が入る。 291 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 59 ID rl44rDYV0 「スネーク!大変っ!!」 「どうした!ホーリー?」 「スネーク。マッドナーのこと…気になったから局に調べてもらったの。 OUTER HEAVENから救出された後の彼だけど…幸福ではなかったみたい」 彼女によるとマッドナーは学会から疎外されたことを恨み、二重スパイとなっていたのだという。 「すると今度のマルフの一件も?」 「そうね、タイミングがよすぎるわ。 マルフの詳細にわたる渡米スケジュールをマッドナーが流していたからにちがいないわ」 「最初からマッドナーはOILIXを手に入れるためにマルフに近づき、同行した…」 マッドナーは開き直る。 「そんなところかのう。スネーク。 わしは…きみらの世界にわしのすべてをかけていたんじゃ。そのために住み慣れた国を捨て… じゃが君らはわしを罵倒し、ことごとく非難した。 わしは…メタルギアを完成させたかったのじゃ!」 自らの心情を語りつくした彼は、マルフ博士を殺害したことをも告白した。 「どうしてもOILIXの設計図を渡そうとせんからじゃ!」 そしてグスタヴァも死も、彼がフォックスに連絡をとっていたからだった。 グスタヴァから預かったブローチこそがロッカーの鍵であるという。 「スネーク。マルフから、いやグスタヴァから預かった マルフのロッカーのカギを渡せ!!」 首に掴みかかってきたマッドナーを一蹴したスネークは、マイクロフィルムを回収した。 去ろうとするスネークにまだ息のあったマッドナーが声をかける。 「ス、スネーク… スネーク…奴がこのままお前を見逃すはずはない。 あれを…メタルを使うはずじゃ。 む、娘のエレンへのプレゼントじゃ。あれの破壊方法を…教えてやる」 弱点を聞き出したスネークの足元に、突如穴が開いた。 292 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 14 25 ID rl44rDYV0 長い穴を滑り落ちた先は地下基地だった。 「スネーク!このメタルギアに破壊方法なぞないわ。 おいぼれ学者のひとりよがりだ!」 「フォックスか?…どこにいる?」 「すぐ会えるさ、スネーク。 正面のドアを通ってこい!」 ドアをくぐった先で大きな足音が響く…メタルギアD。 「スネーク!俺も…このメタルギアも昔とは違う。 本物の恐怖と敗北感を味あわせてやる!」 移動しながらミサイルと機銃で攻撃してくるメタルギア。 スネークはマッドナーの言った弱点を攻めることで破壊に成功した。 だが、爆発に巻き込まれたスネークの装備に火がついてしまった。 慌てるスネークを尻目に、フォックスは勝ち誇ったように言う。 「スネーク! カートリッジはもらっていくぞ、…焼け死ぬがいい!」 装備を捨て、後を追うスネークの前に立ちはだかるフォックス。 「ここは?」 「決着をつけるには最高のリングじゃないか。 スネーク。久しぶりだな…この地雷原の中で…素手でどうだ?」 「チキン・ファイトか?」 「FOX HOUND最高のライバル。 俺はおまえとやれる時を心待ちにしていた!」 「フォックス! 貴様の腐りきった性根を叩きなおしてやるっ!」 「スネーク! フォックスの称号の貴さを思い知れ!」 293 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 14 47 ID rl44rDYV0 戦いがはじまると同時にケスラーから通信が入った。 彼によれば、フォックスは10年前、ハンターと呼ばれていたらしい。 …そして、東側の女との間に関係があったとも。 フォックスは彼女の西側への亡命を手引きしたが、失敗に終わったらしい。 そう、その女の名は…グスタヴァ・ヘフナー。 地雷原の中、一対一、素手での純粋な殴り合いを制したスネークにフォックスは語る。 「スネーク…どうやらフォックスの称号をゆずる時がきたらしいな」 「フォックス…なぜだ?」 「俺は…お前と違って、複雑な立場にある。 BIG BOSSはお前にとっては単なる上官にすぎなかったかもしれんが。 俺は彼に二度、命を救われた。部隊に入るずっと以前のことだ。 俺はベトナムでの二世だった…当時、白人との二世は終戦後も迫害され 強制労働を強いられていたのだ。 あの人はあの地獄から俺を救ってくれた。ここの子供たちのように… 二度目はモザンピーク。 レモナ兵として拷問されていたところを助けられた。 その時、俺は耳も鼻もそがれ…ひどい状態だった」 「恩返しのつもりか!!これが…」 「そうではない。俺は戦争が憎い。 ここの子供たちのように。だが…俺には戦争が必要だ。 俺たちのような戦争屋は一般社会では生きてはいけない。 俺たちは、戦争屋には戦場が必要なんだ。 ボスは俺たちに戦う場を与えてくれる。 持って生まれた闘争本能をごまかすことはできない。 …俺は戦場で生まれて…戦場で死ぬ。 スネーク…俺たちは戦うしか…戦うしかない。 人を…まして、女を幸せにすることなんぞ…できやしねぇ」 「彼女のことか…」 「俺にはダイイング・イン・アクションが似合いだ」 「フォックス、安心しろ。 俺は決してお前のようにはならん」 「その言葉…あの世へみやげにもっていく…うまくやれよ、スネーク。 …ファンの期待を裏切るなよ」 「…そうか!フォックスだったのか…あの無線は」 「俺のわがままの代償さ…先にいくぜ。スネーク」 「ひとりじゃないぜ、フランク。向こうでグスタヴァが待っている」 「…グスタヴァ……ありがとう…スネーク」 294 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 08 ID rl44rDYV0 フォックスは死んだ。 カートリッジを取り戻したスネークを誘う声が聞こえる。 「こっちだ、スネーク!」 辿り着いた先に待ち構えていたのは…あの男。 「BIG BOSS…生きていたのか」 「スネーク…ようこそザンジバーランドへ… やはり戻ってきたな。私の元へ」 「俺は3年間とりついている悪夢を払いにきた」 「悪夢?払えやせんよ。 スネーク、…一度、戦闘の快感、テンションを味わったものは一生…戦場に身を置くことになる。 一度、表出した戦闘本能は二度と眠ることはないのだ。 より強烈なテンションが欲しくなる。 このどうしようもない感覚…傭兵であるお前ならよくわかるはず。 お前たちの欲求を唯一、満たしてくれるものは権力でも金でも、SEXでもない。 ただひとつ…WAR(戦争)だ! 私はお前らにその場を与えているのだよ。お前らの生きがいをな」 「偽善者きどりか?…BIG BOSS」 「お前もあの子供たちを見ただろう? 世界各国で生まれた戦争犠牲者。そして次の戦争を担う戦士の卵たち。 戦争を誘発させ、支援し、犠牲者を生み…救護、訓練して…再び戦場にフィードバックさせる。 実に合理的なシステムだ。この世に争いは絶えることはない。 我々の目標も…生きがいも」 「職にあぶれることはない…とでもいいたいのか!」 「私もお前も戦場でこそ希少価値だが、国へかえれば不器用なデクだ。 我々の機嫌をとりにくるのはせいぜい安っぽい週刊誌のジャーナリストくらいだろうて。 お前も私も戦場でのたれ死ぬまでここに残るしかないのだ」 「…俺の戦いはただひとつ。 貴様から自由になるために、悪夢をはらうために… BIG BOSS、貴様を倒す!」 295 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 30 ID rl44rDYV0 咆えるスネークにBIG BOSSは言う。 「どちらが勝っても我々の闘いは終わらない。 敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。 そして、生き残ったものは死ぬまで戦士として人生をまっとうするのだ」 「例外もある。 俺は…人生を愛している」 「スネーク、わかった。 私が貴様を苦悩から助けてやろう。 元上官のよしみだ…楽にしてやる」 「もうあんたの世話にはならん!」 「ほう?…その体で、武器もなしに…この私に? 勝算があるというのか」 「最後まで決して諦めない。いかなる窮地でも成功をイメージする。 …あんたの言葉だ」 「私も時には誤りをおかす。 スネークっ! …今度こそ最後の闘いだ。 一回きりの…こいっ!!」 BIG BOSSの攻撃を避けながら、即席の火炎放射器を作り出したスネークは ついにBIG BOSSを倒すことに成功した。 「スネーク!! まだだ…まだだ… スネーク……ス…ネ…」 296 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 59 ID rl44rDYV0 地下基地からの脱出を図るスネークの背後に銃が突きつけられた。 「…ごめん。 大丈夫…わ・た・し」 「ホーリー!?」 「驚いた?」 「フゥーッ…命びろいした。 で、どうした?…こんなところまで?」 「約束したでしょ? 生きていたらいつでも会える」 ホーリーから受け取った銃を手に、二人は脱出のためジャングルを駆け抜けた。 迎えのヘリへの通信はすでに済んでいる…しかしなかなか到着しない。 追ってくる敵兵を迎え撃つスネーク…だが。 「し、しまった!! …弾が切れたっ!」 「スネーク?!」 敵兵に囲まれた二人を救ったのは、上空からの機銃掃射だった。 「ヘリだわっ…助かったのよ!」 「遅刻だぞ…チャーリー!」 「2人のお邪魔をしちゃあ悪いかと思ってね」 「クリスマスに間に合うかな?」 「まだ夕食には間に合うわ。スネーク」 「行こうか…キリストは逃げないさ」 二人を乗せたヘリは、夕日の沈む海の彼方へと消え去っていくのだった… 297 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 17 02 ID rl44rDYV0 スタッフロール終了後、キャンベル大佐がスネークに問いかける。 「ご苦労だったな、スネーク…どうだ? もう一度…部隊へ戻らないか?」 「…悪夢は晴れた。俺は自由だ」 「そうか…残念だ。 ところであのカートリッジだが…本当にマルフ博士が残したものなのか?」 それに答えたのはホーリー。 「カートリッジを開けてみたら?」 「その必要はない。俺が持ち帰ったのは間違いなくマルフ博士の残したカートリッジだ。 そのままMSXに差し込んでみろ」 「わかった…よしっ」 画面にMSXのロゴが表示される。 「…何?…何も変わらないわ」 「こ、これは…そうか、スネークの言う通りだっ! これはまぎれもなくマルフ博士の残したカートリッジ」 「何の事?…私には何も見えないわ」 「ほらっ、よく見るんだ…マルフ博士のサインが記されている… ここ、「KIO MARV」のフルネームが」 「あっ、ほんと…逆さまになっているのね」 「これで世界は救われる…」 「マルフ博士の最期のパフォーマンス」 「彼は心からゲームを愛していたのよ…きっと」 「マルフ博士はバカげた政治ゲームに巻き込まれて死んだ」 「でも…彼の残したゲームはみんなを救ったわ。ね、スネーク? スネーク?…どこ行ったの? ねぇ、スネークがいないわ!」 「…スネーク?…逃げられたか?」 「スネーク!スネーク! …夕食の約束をしてたのにひどいわ…」
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1775.html
METAL GEAR 2 SOLID SNAKE part39-279~298 279 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 08 26 ID rl44rDYV0 別のことやろうと思ってたのに結局メタルギア2を執筆してしまった… というわけで投下。 主要登場人物① ■ソリッド・スネーク 元FOX HOUND隊員。 拉致されたマルフ博士奪還のため呼び戻される。 ■ホーリー・ホワイト 先にザンジバーランドに潜入している女性。 とりあえずヒロインみたいな感じ。 ■ロイ・キャンベル FOX HOUND司令官。大佐。 ■ジョージ・ケスラー 元傭兵。武器兵器の専門家としてスネークをサポートする。 ■グスタヴァ・ヘフナー(オリジナル版ではナターシャ・マルコヴァ) チェコの秘密工作員(STB)。マルフ博士の護衛をしていた。 元カンガリー・オリンピックのゴールドメダリスト。 280 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 11 ID rl44rDYV0 主要登場人物② ■キオ・マルフ 高純度の石油を精製する微生物「OILIX」を発明した学者。 ザンジバーランドに拉致される。 ■ドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー メタルギアの開発者。再び拉致され、メタルギア開発に従事させられている。 ■グレイ・フォックス スネークの先輩隊員。 ■BIG BOSS 元FOX HOUND司令官。OUTER HEAVEN騒乱でスネークに敗れる。だが… 281 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 34 ID rl44rDYV0 1990年代後半…世界は安定化の時代を迎えようとしていた。 大国間の雪解け、地域紛争の和解緩和により『核の脅威』も過去の産物になろうとしていた。 しかし、平和を好まないものたちもいた…中東で不穏な空気が高まっていたのである。 ソ連、中国、中近東に隣接する小国ザンジバーランドに軍事政権が樹立。 ザンジバーランドは世界各国の廃棄用核兵器貯蔵庫を襲撃し、核武装を遂げたのち、 隣国に対して無差別侵攻を開始したのである。 一方、予想以上に早く訪れた石油資源の枯渇により世界は深刻なエネルギー危機に直面していた。 そんな中、チェコの生物学者キオ・マルフ博士が高純度の石油を精製する微生物「OILIX」 を発明した。 「OILIX」を巡り、世界は緊張状態に突入したのである。 しかし、マルフ博士は渡米途中、ザンジバーランドにより拉致されてしまった。 ザンジバーランドは核兵器と「OILIX」により、軍事的優位を確保しようとしているのである。 博士を救出すべく、元FOX HOUND隊員ソリッド・スネークに指令が下った… 282 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 09 55 ID rl44rDYV0 ザンジバービル前の崖を登りきったスネークは、キャンベル大佐に無線連絡を入れる。 「こちらスネーク…潜入ポイントに到着」 「スネーク…相変わらず、時間通りだな。 よし…『OPERATION INTRUDE F014』開始。 もう一度、確認する。君の任務はザンジバーランドに潜入、 拉致されているチェコの生物学者キオ・マルフを奪取することだ」 「…マルフ博士の位置は?」 「うむ…マルフ博士の奥歯に発信機が埋め込まれている。 接近すればレーダー上に投影されるはずだ。 …幸運を祈る」 警戒網をくぐり、ダクトから内部へ潜入したスネークの無線機に通信が入る。 「私、ホーリー…ホーリー・ホワイト」 ジャーナリストとして潜入していたという彼女のサポートを受け、スネークは潜入を続行する。 283 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 10 29 ID rl44rDYV0 ガス地帯を抜け、マルフ博士らしき人物を発見するが、それは敵の変装だった。 「ふふ…愚かなFOX HOUND部隊! マルフ博士はここにはいないっ! こんな安っぽい発信機でだまそうとは、FOX HOUNDも相当、時代遅れだな。 俺はブラック・ニンジャ。 世界一のハイテク不正規戦部隊FOX HOUNDとやらの実力を見せてもらおうか!」 スネークは襲い来るブラック・ニンジャを退ける。 彼の正体はOUTER HEAVENでスネークをサポートしたカイル・シュナイダーだった。 「…スネーク、お前がメタルギアを破壊した後、NATO軍による大規模なOUTER HEAVEN爆撃が行われた。 レジスタンスであった我々も…OUTER HEAVENの女子供も…みんな見捨てられた」 彼は「あの人」に助けられたと語り、博士の独房へのヒントを語って息絶えた… 284 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 07 ID rl44rDYV0 シュナイダーのヒントを元に博士の囚われていると思しき小屋を発見したスネークは、 部屋の壁を何者かが叩いているのに気づく。 それが暗号であることに気づいたスネークは、暗号を解読し、無線機で連絡をとってみる。 「おう、わかってくれたか…私の暗号の意味を」 「マルフ博士?」 「久しぶりだな、スネーク!」 「ドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー博士?…どうして!」 そこに囚われていたのはマルフ博士ではなく、かつてOUTER HEAVENで出会ったマッドナー博士だった。 彼によると、マルフ博士はタワービルに移され、自分はメタルギアを開発させられているという。 「スネーク…ここまで言えば、こいつらの黒幕が見えてきたじゃろう?」 「BIG……BOSS?」 マッドナーによれば、BIG BOSSはメタルギアと「OILIX」で世界を握ろうとしているという。 さらにマルフ博士は心臓が弱く、いつまで拷問に耐えられるか分からないらしい… 彼に同行していたSTBのエージェントと連絡を取るよう助言を受けたスネークは、 ここに残るというマッドナーに必ず迎えに来ると言い残し、タワービルを探して迷いの森へ戻って行った。 森を抜け、砂地に辿り着いたスネークに通信が入る。 「スネーク!そこは危ないぞ!地雷原だ」 「あんたは?」 「ファンの一人さ…うまくやれよ」 謎の男からの通信通り埋まっていた地雷を回収しつつ、北を目指すスネークの前にハインドDが現れる。 空中から機銃で攻撃するハインドに対抗する術はない。 「スティンガーミサイルがあれば、この怪鳥を落とすことができるぜ」 ケスラーのサポートを受け、スネークはスティンガーミサイルを探すため、一時撤退する。 285 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 29 ID rl44rDYV0 森へ引き返したスネークは途中、大きな沼を発見する。 傍にいた子供の証言によれば、ここをトラックが渡っていったのだという。 スネークは沼の沈まない部分を渡り、奥に施設を発見する。 「久しぶりの客人か?…いいところに来たぜ。 これからひとっぱしりしようと思っていたところだ。 俺はランニング・マン。世界一俊足な傭兵だ。俺の足についてこられるかな?」 敵の俊足を逆手にとり、勝利をおさめたスネークは敵の持っていたカードを入手する。 ザンジバービルへ引き返し、回収したカードでスティンガーミサイルを発見したスネークは、 ハインドを撃墜することに成功した。 タワービルへと辿り着いたスネークに大佐が通信を送ってきた。 「これより先は周波数を変更する」 荷物にまぎれてタワービルへと潜入したスネークに今度はホーリーから通信が入った。 「スネーク!わたし…正体がばれちゃってつかまっちゃったの!!助けて! …マルフ博士と接触がとれたのに」 「どこだ?!…場所は?」 「…わからない。目隠しされてたから。 タワービルのどこかだと思うけど…」 ホーリーは周りから聞こえてくる音を伝えてきた。 スネークはそれをヒントにタワービル内を探索する。 286 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 11 52 ID rl44rDYV0 地下を捜索していたスネークはホーリーの通信に似た場所を発見する。 壁をプラスティック爆弾で破壊し、ようやくホーリーを救出した。 「助かったわ、スネーク」 彼女によれば、マルフ博士は伝書鳩を飛ばしたらしい。 カードのコピーを渡し、去ろうとするホーリーにスネークは声をかける。 「ホーリー!」 「えっ?…」 「今のは、恋人同士の別れの言葉だ」 「…じゃあ、私たちは?…なんて言うの?」 「生きていればいつでも会える…」 そう別れを告げたスネークは、敵兵たちよりも先に鳩を発見するため一路屋上を目指す。 タワービル30Fに辿り着いたスネークの周りを無数の糸が囲っていた。 「こ、これは?…ブービー・トラップ?」 「その通りだ。 狐を生け捕るトラップさ。FOX HOUND。 俺はレッド・ブラスター。これで動けまい。 俺のグレネードでゆっくり料理してやろう」 障壁に身を隠すレッド・ブラスターをグレネードで迎え撃ち、スネークは勝利をおさめる。 287 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 12 14 ID rl44rDYV0 屋上に辿り着いたスネークはエサを使って鳩を捕まえる。 鳩の足にはマルフ博士からのメッセージが書かれた紙が結ばれていた。 「『HELP! WIS, OhIO KIO MARV』… Hだけが小文字?マルフ博士の伝言なのか?」 手紙は暗号だった。 暗号を解いたスネークはマルフ博士に通信を試みる。 「Tady je Marv, Co mam delat? Chceme jenom mir」 マッドナー博士によれば、彼はチェコ語とスロバキア語しか話せないらしい。 彼らを護衛したSTBのエージェント、グスタヴァなら話せると聞いたスネークは、 敵ユニフォームを奪って潜伏しているという彼女にコンタクトを試みる。 ザンジバービルへと戻ったスネークは4Fでグスタヴァを発見する。 「…そうよ、私…STB局員のグスタヴァ・ヘフナー。 ソリッド・スネークね…お互い追うものは同じ。 協力してマルフ博士を助けましょう」 マルフ博士と無線で話したグスタヴァによると、 彼はタワービル北のクレバスを越えた先にある収容所にいるらしい。 グスタヴァの案内に従い、地下水道を進んでマッドナー博士の独房に辿り着くスネーク。 「おう!…グスタヴァ、スネーク!」 「よく御無事で…」 「…少しやせたな…マッドナー」 「君は変わらんな、スネーク」 再会も束の間、再び地下水道を行く3人。 途中、疲れたというマッドナーに従い、休憩することに。 288 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 12 38 ID rl44rDYV0 「…おかしいわね」 「仕方ない、マッドナーはああ見えても年だ」 「違うわよ。私たち… 世界的な天才学者、元オリンピック選手、元特殊部隊隊員がこんな下水道で…」 グスタヴァの語る身の上話の中、ある男の名前が出てくる。 「…一度だけ、一度だけ結婚を考えたことがあった。 私がまだ氷の上を走っていた頃。 今でもくるしくなるような大恋愛だった…フランク・ハンターっていう西側の男」 彼のために亡命を試みたが、政治的な理由で拒否されたのだという… ちょうどトイレから戻ってきたマッドナーを加え、3人は先へと進むのだった。 タワービルの北、クレバスへと辿り着いた3人は、 クレバスにかかる一つの橋をマッドナーから順番に通ることになる。 マッドナーが渡り終え、グスタヴァが渡ろうとした瞬間、飛来したミサイルが橋を破壊した。 グスタヴァの肢体が宙に舞う。 「グスタヴァっ!」 「…あ、私… 私、やっぱり…氷の上しか歩けなかったみたい。 滑ることばかりで…両足、ちゃんと両足で地面を踏みしめて歩くことをしなかったわ…」 「東西の氷は解けはじめているんだ。 グスタヴァ?今度こそ地面の上をしっかりと…自分の人生の上を踏みしめて味わう時だ。 グスタヴァ?まだだ、まだだ…」 「もういいのよ…私、何人もの死を見てきているわ。 自分がどんな状態か…わかる…残念だわ。またいい人にめぐり合えたのに」 カード6とブローチを渡し、彼女は息絶えた。 マッドナーは連れて行かれ、そしてミサイルを発射した巨体が現れた。 289 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 00 ID rl44rDYV0 「……メタル…ギア?」 「スネークっ!! 俺だ…グレイ・フォックスだ」 「グレイ…フォックス…」 「貴様にこの橋は渡らせん!!マッドナーは連れて行く。 どうだ、スネーク?昔のよしみだ。ここは見逃してやってもいい。 さっさとここから立ち去れっ!いいか…いますぐに…国へ帰れ! わかったな…ハハハァ…」 「フォックス! ……俺はあきらめんぞっ!」 ホーリーからの通信を元に、ハンググライダーを手に入れたスネークは、 タワービルから飛び出すために20Fを目指す。 しかし、突如19Fでエレベーターが止まり、フォックスから通信が入った。 「スネーク!…俺だ。グレイ・フォックスだ」 「フォックスっ!」 彼は忠告を無視したスネークに暗殺部隊を送り込んだというのだ。 「俺たちは密室専門の暗殺部隊フォー・ホースメンだ。 大統領おかかえの極秘チームだ。俺たちに料理されることを誇りに思え」 スネークは4人を倒すことに成功するが、エレベーターは壊れてしまい、1Fに戻ってしまった。 別のエレベーターから10Fに昇ったスネークは、待ち伏せていた敵兵と戦いながら20Fを目指す。 290 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 28 ID rl44rDYV0 20F、ベランダに辿り着いたスネークに通信が入る。 「俺だ。ファンの一人だ。 そこからダイブできるのは北向きの風がふいたときだけだぜ」 彼のアドバイスを元にハンググライダーで飛び出し、クレバスを越えたスネークは高原地帯に辿り着く。 「待ってたぞ。スネーク! 俺はジャングル・イーブル。 ジャングル内でのアンブッシュで俺の右にでるものはいない。 本物のヘビかどうか試してやる」 イーブルに勝利したスネークは北にあるバイオラボでタマゴを入手し、 孵ったフクロウを使って収容所に潜入することに成功した。 エレベーターで地下3Fに降りたスネークに再びファンの一人から通信が入る。 「俺だ…ファンの一人だ。スネーク、気をつけろ。 その部屋にあの伝説のゲリラ部隊ウィスパーズの生き残り、ナイト・フライトがいる」 ステルスと銃声を消した銃による攻撃に苦戦を強いられるが、なんとかスネークは勝利をおさめた。 硫酸を中和しながら進み、マルフ博士がいると思しきドアの前に辿り着くが、 持っているカードキーでは開くことができなかった。 「カード9はジャングル・イーブルがもっていたはずだ!」 ファンの一人からの通信を頼りに、カードキーを回収したスネークはようやく中へ入り込むことができた。 だが…そこにあったのはマルフ博士の遺体と、横に立つマッドナー博士の姿だった。 「あっ!…スネーク。 手遅れじゃ…たった今、息をひきとったよ。心臓がもたんかったんじゃ」 だが、スネークはマルフ博士の遺体に不審な点を発見する。 「ん?首筋にアザが??」 「心配せんでもいい、スネーク。 マルフが死んでもOILIXの設計図は大丈夫じゃ。 マルフは用心深い男、万一の時のために設計図をのこしとる」 ゲームマニアであるマッドナー博士は、カートリッジの基盤にマイクロフィルムを隠したのだという。 だが、それを隠したロッカーの鍵がどこにあるかは知らないという。 そこにホーリーからの緊急通信が入る。 291 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 13 59 ID rl44rDYV0 「スネーク!大変っ!!」 「どうした!ホーリー?」 「スネーク。マッドナーのこと…気になったから局に調べてもらったの。 OUTER HEAVENから救出された後の彼だけど…幸福ではなかったみたい」 彼女によるとマッドナーは学会から疎外されたことを恨み、二重スパイとなっていたのだという。 「すると今度のマルフの一件も?」 「そうね、タイミングがよすぎるわ。 マルフの詳細にわたる渡米スケジュールをマッドナーが流していたからにちがいないわ」 「最初からマッドナーはOILIXを手に入れるためにマルフに近づき、同行した…」 マッドナーは開き直る。 「そんなところかのう。スネーク。 わしは…きみらの世界にわしのすべてをかけていたんじゃ。そのために住み慣れた国を捨て… じゃが君らはわしを罵倒し、ことごとく非難した。 わしは…メタルギアを完成させたかったのじゃ!」 自らの心情を語りつくした彼は、マルフ博士を殺害したことをも告白した。 「どうしてもOILIXの設計図を渡そうとせんからじゃ!」 そしてグスタヴァも死も、彼がフォックスに連絡をとっていたからだった。 グスタヴァから預かったブローチこそがロッカーの鍵であるという。 「スネーク。マルフから、いやグスタヴァから預かった マルフのロッカーのカギを渡せ!!」 首に掴みかかってきたマッドナーを一蹴したスネークは、マイクロフィルムを回収した。 去ろうとするスネークにまだ息のあったマッドナーが声をかける。 「ス、スネーク… スネーク…奴がこのままお前を見逃すはずはない。 あれを…メタルを使うはずじゃ。 む、娘のエレンへのプレゼントじゃ。あれの破壊方法を…教えてやる」 弱点を聞き出したスネークの足元に、突如穴が開いた。 292 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 14 25 ID rl44rDYV0 長い穴を滑り落ちた先は地下基地だった。 「スネーク!このメタルギアに破壊方法なぞないわ。 おいぼれ学者のひとりよがりだ!」 「フォックスか?…どこにいる?」 「すぐ会えるさ、スネーク。 正面のドアを通ってこい!」 ドアをくぐった先で大きな足音が響く…メタルギアD。 「スネーク!俺も…このメタルギアも昔とは違う。 本物の恐怖と敗北感を味あわせてやる!」 移動しながらミサイルと機銃で攻撃してくるメタルギア。 スネークはマッドナーの言った弱点を攻めることで破壊に成功した。 だが、爆発に巻き込まれたスネークの装備に火がついてしまった。 慌てるスネークを尻目に、フォックスは勝ち誇ったように言う。 「スネーク! カートリッジはもらっていくぞ、…焼け死ぬがいい!」 装備を捨て、後を追うスネークの前に立ちはだかるフォックス。 「ここは?」 「決着をつけるには最高のリングじゃないか。 スネーク。久しぶりだな…この地雷原の中で…素手でどうだ?」 「チキン・ファイトか?」 「FOX HOUND最高のライバル。 俺はおまえとやれる時を心待ちにしていた!」 「フォックス! 貴様の腐りきった性根を叩きなおしてやるっ!」 「スネーク! フォックスの称号の貴さを思い知れ!」 293 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 14 47 ID rl44rDYV0 戦いがはじまると同時にケスラーから通信が入った。 彼によれば、フォックスは10年前、ハンターと呼ばれていたらしい。 …そして、東側の女との間に関係があったとも。 フォックスは彼女の西側への亡命を手引きしたが、失敗に終わったらしい。 そう、その女の名は…グスタヴァ・ヘフナー。 地雷原の中、一対一、素手での純粋な殴り合いを制したスネークにフォックスは語る。 「スネーク…どうやらフォックスの称号をゆずる時がきたらしいな」 「フォックス…なぜだ?」 「俺は…お前と違って、複雑な立場にある。 BIG BOSSはお前にとっては単なる上官にすぎなかったかもしれんが。 俺は彼に二度、命を救われた。部隊に入るずっと以前のことだ。 俺はベトナムでの二世だった…当時、白人との二世は終戦後も迫害され 強制労働を強いられていたのだ。 あの人はあの地獄から俺を救ってくれた。ここの子供たちのように… 二度目はモザンピーク。 レモナ兵として拷問されていたところを助けられた。 その時、俺は耳も鼻もそがれ…ひどい状態だった」 「恩返しのつもりか!!これが…」 「そうではない。俺は戦争が憎い。 ここの子供たちのように。だが…俺には戦争が必要だ。 俺たちのような戦争屋は一般社会では生きてはいけない。 俺たちは、戦争屋には戦場が必要なんだ。 ボスは俺たちに戦う場を与えてくれる。 持って生まれた闘争本能をごまかすことはできない。 …俺は戦場で生まれて…戦場で死ぬ。 スネーク…俺たちは戦うしか…戦うしかない。 人を…まして、女を幸せにすることなんぞ…できやしねぇ」 「彼女のことか…」 「俺にはダイイング・イン・アクションが似合いだ」 「フォックス、安心しろ。 俺は決してお前のようにはならん」 「その言葉…あの世へみやげにもっていく…うまくやれよ、スネーク。 …ファンの期待を裏切るなよ」 「…そうか!フォックスだったのか…あの無線は」 「俺のわがままの代償さ…先にいくぜ。スネーク」 「ひとりじゃないぜ、フランク。向こうでグスタヴァが待っている」 「…グスタヴァ……ありがとう…スネーク」 294 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 08 ID rl44rDYV0 フォックスは死んだ。 カートリッジを取り戻したスネークを誘う声が聞こえる。 「こっちだ、スネーク!」 辿り着いた先に待ち構えていたのは…あの男。 「BIG BOSS…生きていたのか」 「スネーク…ようこそザンジバーランドへ… やはり戻ってきたな。私の元へ」 「俺は3年間とりついている悪夢を払いにきた」 「悪夢?払えやせんよ。 スネーク、…一度、戦闘の快感、テンションを味わったものは一生…戦場に身を置くことになる。 一度、表出した戦闘本能は二度と眠ることはないのだ。 より強烈なテンションが欲しくなる。 このどうしようもない感覚…傭兵であるお前ならよくわかるはず。 お前たちの欲求を唯一、満たしてくれるものは権力でも金でも、SEXでもない。 ただひとつ…WAR(戦争)だ! 私はお前らにその場を与えているのだよ。お前らの生きがいをな」 「偽善者きどりか?…BIG BOSS」 「お前もあの子供たちを見ただろう? 世界各国で生まれた戦争犠牲者。そして次の戦争を担う戦士の卵たち。 戦争を誘発させ、支援し、犠牲者を生み…救護、訓練して…再び戦場にフィードバックさせる。 実に合理的なシステムだ。この世に争いは絶えることはない。 我々の目標も…生きがいも」 「職にあぶれることはない…とでもいいたいのか!」 「私もお前も戦場でこそ希少価値だが、国へかえれば不器用なデクだ。 我々の機嫌をとりにくるのはせいぜい安っぽい週刊誌のジャーナリストくらいだろうて。 お前も私も戦場でのたれ死ぬまでここに残るしかないのだ」 「…俺の戦いはただひとつ。 貴様から自由になるために、悪夢をはらうために… BIG BOSS、貴様を倒す!」 295 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 30 ID rl44rDYV0 咆えるスネークにBIG BOSSは言う。 「どちらが勝っても我々の闘いは終わらない。 敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。 そして、生き残ったものは死ぬまで戦士として人生をまっとうするのだ」 「例外もある。 俺は…人生を愛している」 「スネーク、わかった。 私が貴様を苦悩から助けてやろう。 元上官のよしみだ…楽にしてやる」 「もうあんたの世話にはならん!」 「ほう?…その体で、武器もなしに…この私に? 勝算があるというのか」 「最後まで決して諦めない。いかなる窮地でも成功をイメージする。 …あんたの言葉だ」 「私も時には誤りをおかす。 スネークっ! …今度こそ最後の闘いだ。 一回きりの…こいっ!!」 BIG BOSSの攻撃を避けながら、即席の火炎放射器を作り出したスネークは ついにBIG BOSSを倒すことに成功した。 「スネーク!! まだだ…まだだ… スネーク……ス…ネ…」 296 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 15 59 ID rl44rDYV0 地下基地からの脱出を図るスネークの背後に銃が突きつけられた。 「…ごめん。 大丈夫…わ・た・し」 「ホーリー!?」 「驚いた?」 「フゥーッ…命びろいした。 で、どうした?…こんなところまで?」 「約束したでしょ? 生きていたらいつでも会える」 ホーリーから受け取った銃を手に、二人は脱出のためジャングルを駆け抜けた。 迎えのヘリへの通信はすでに済んでいる…しかしなかなか到着しない。 追ってくる敵兵を迎え撃つスネーク…だが。 「し、しまった!! …弾が切れたっ!」 「スネーク?!」 敵兵に囲まれた二人を救ったのは、上空からの機銃掃射だった。 「ヘリだわっ…助かったのよ!」 「遅刻だぞ…チャーリー!」 「2人のお邪魔をしちゃあ悪いかと思ってね」 「クリスマスに間に合うかな?」 「まだ夕食には間に合うわ。スネーク」 「行こうか…キリストは逃げないさ」 二人を乗せたヘリは、夕日の沈む海の彼方へと消え去っていくのだった… 297 :METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18 17 02 ID rl44rDYV0 スタッフロール終了後、キャンベル大佐がスネークに問いかける。 「ご苦労だったな、スネーク…どうだ? もう一度…部隊へ戻らないか?」 「…悪夢は晴れた。俺は自由だ」 「そうか…残念だ。 ところであのカートリッジだが…本当にマルフ博士が残したものなのか?」 それに答えたのはホーリー。 「カートリッジを開けてみたら?」 「その必要はない。俺が持ち帰ったのは間違いなくマルフ博士の残したカートリッジだ。 そのままMSXに差し込んでみろ」 「わかった…よしっ」 画面にMSXのロゴが表示される。 「…何?…何も変わらないわ」 「こ、これは…そうか、スネークの言う通りだっ! これはまぎれもなくマルフ博士の残したカートリッジ」 「何の事?…私には何も見えないわ」 「ほらっ、よく見るんだ…マルフ博士のサインが記されている… ここ、「KIO MARV」のフルネームが」 「あっ、ほんと…逆さまになっているのね」 「これで世界は救われる…」 「マルフ博士の最期のパフォーマンス」 「彼は心からゲームを愛していたのよ…きっと」 「マルフ博士はバカげた政治ゲームに巻き込まれて死んだ」 「でも…彼の残したゲームはみんなを救ったわ。ね、スネーク? スネーク?…どこ行ったの? ねぇ、スネークがいないわ!」 「…スネーク?…逃げられたか?」 「スネーク!スネーク! …夕食の約束をしてたのにひどいわ…」
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1782.html
METAL GEAR SOLID MOBILE part46-274~277,285,289 274 :METAL GEAR SOLID MOBILE 1/3:2009/06/28(日) 21 05 18 ID uLQ9gYZu0 「とあるxx」とかやたら抽象的な表現が多いのは細部がうろ覚えなせいです。すいません 【登場人物】 ・ソリッド・スネーク 本編の主人公兼プレイヤーキャラクター。 とある組織からの内部告発を受け、情報提供者の脱出に協力するため施設に潜入することになるが… ・ハル・エメリッヒ(オタコン) メタルギアREXの開発者。本編ではスネークのバックアップを担当。 ・リード博士 とある施設でメタルギアの開発に携わっていた人物。 メタルギアや施設の情報を提供する代わりに、施設からの脱出の協力をオタコンに要請する。 身元の確認が取れず、発言内容が胡散臭いため、オタコンからはあからさまに怪しまれている。 ・??? 施設に潜入したスネークに時折謎めいた言葉を投げかけてくる正体不明の人物。周波数は111.11。 彼(?)からの通信はスネークにしか聞こえないらしく、 オタコンに「誰と話しているんだい?」と言われることも。 【ストーリー】 MGS1とMGS2タンカー編の間に位置するエピソード。 シャドーモセス事件後、オセロットがメタルギアREXの情報を闇に流したため、 今や世界各国でREXの亜種が作られるようになってしまっていた。 スネークとオタコンらは反メタルギア財団フィランソロピーを設立し、メタルギア撲滅に向けて活動していた。 そんな折り、オタコンの元にリード博士と名乗る人物がコンタクトを取ってくる。 彼女はとある組織でメタルギアの開発に携わっていたが、大量破壊兵器を生み出してしまった自らの罪を悔い、 施設やメタルギアに関する情報を提供する代わりに施設からの脱出の手助けをして欲しいと要請する。 「リード博士」なる人物がどこのデータベースにも存在しないこと、彼女の口ぶりにどうもキナ臭いものを感じるこ とからあからさまに警戒するオタコンであったが、 一応提供された情報自体は正確であることからスネークが出動することになる。 施設への潜入に成功したスネークは、MGS2でいうところのノードに似た機械に(以下ノード)アクセスして カードキーのランクを上げつつ、リード博士のもとに向かう。 しかしそこに博士の姿はなく、スネークがノードにアクセスすると同時にテロリストを名乗る集団に施設が制圧されてしまう。 テロリストの司令官曰く、提供された情報によると未完成であったはずのメタルギアは既に完成しており、 詳しくはうろ覚えだがとにかくテロリスト達はメタルギアを強奪してテロを起こすつもりのようだ。 また、リード博士はテロリストの手先であったことが判明する。 (作中で博士は「ヴィクトリア・リード」と名乗るが、彼女のイニシャルはVR。 つまり彼女は架空の人物であり、一連の出来事そのものがVR訓練であることも示唆されている) 275 :METAL GEAR SOLID MOBILE 2/3:2009/06/28(日) 21 11 52 ID uLQ9gYZu0 これを聞いたオタコンはミッションの中止を提案、すみやかに現場から脱出するべきだと主張する。 しかしスネークはメタルギアの破壊こそが自らの使命であると反論、目的を変更しメタルギア奪還を阻止すると宣言する。 ~ここら辺からうろ覚え~ テロリスト達の偵察をやり過ごし、道中のトラップを突破しつつメタルギア格納庫(メタルギア・ハンガー)に着実に近づいていくスネークであったが、 C4で脆くなった壁を爆破してハンガー近くまで来たところでいきなり画面がバグる。 オタコンに通信して「様子がおかしい」と報告すると、シミュレーションが云々と意味不明のことを口走り始めるオタコン。 さらに通信画面がバグってオタコンの姿がおかしくなり始め、 リード博士やテロリスト司令官までが通信に割り込んできては意味不明なことをのたまうなど、 MGS2の発狂大佐よろしくカオスな状態に。 オタコン、リード博士、司令官、周波数111.11の人からの通信の内容を総合すると、 一連の出来事はすべて仮想現実空間上のものであるらしい。 現実のスネークは何者かが投与した薬によって夢を見ているような状態にさせられている(?)とのこと。 (ただし、仮想空間上でスネークが受けたダメージは現実に反映されており、 仮想空間でスネークが死亡すると現実のスネークも死亡するらしい) とりあえず先へ進むスネークであったが、リフトを登るとそこにはバルカン砲を携えたテロリスト司令官らしき人物(ボス)が待ち構えていた。 ここでオタコンから通信が入り、シミュレーションを続行不可能にするウィルスをアップロードしたこと、 ウィルスが機能するまではどうにか凌いで欲しいと言われる。 度々バグる画面や雑魚の援護射撃に手こずらされつつボスを倒すと暗転。 「シュミレーション終了、エラー発生」的なシステムメッセージが表示される。 場面が切り替わってMGS1,2で見た拷問部屋のようなライトが。 そしてスタッフロール。 早送りしたらそのまま終わってしまったので、これ以降はググッて見た人様のレビューを参考に書くが、 一連の出来事はやはりシミュレーションであり、スネークはVR訓練を受けさせられていたらしい(?) 「次はジャックに期待しよう」(レビューより引用)という台詞があるので、 スネークは雷電の受けたVR訓練のテスターにさせられていたか何かのようだ。 なんとも尻切れトンボというか、意味不明なエンディングであった。 276 :METAL GEAR SOLID MOBILE 3/3:2009/06/28(日) 21 16 46 ID uLQ9gYZu0 【システム面など】 ※興味がない人は読み飛ばししてください。 ・MGS2に近い感じのシステム。 ・匍匐、エルード、一人称視点からの射撃、箱の上に登る、ロッカーを開ける、首絞め等がある。 もちろんダンボールも健在 ・ニキータで離れた位置にあるパネルを破壊したり、ソーコムでトラップを破壊したりとおなじみのギミックが登場する ・一人称視点の操作やカモフラージュ(スーツの色変更)に携帯電話のカメラ機能を使うことが出来る (ただし、感度MAXでも反応が鈍い、ラグくなる等使い勝手は最悪であり、カメラOFFのほうが圧倒的に使いやすい) ・キーレスポンスが鈍かったり照準が合わせにくかったりと全体的に操作性がよくない ・フル3D仕様。テクスチャクオリティーは携帯アプリとしてはかなり高水準 ・BGMはないに等しく、ボイスもない。 しかし、通信のCALL音、敵兵に見つかったときの「!」のSEはばっちり再現されている ・ロードが鬼のように長く、しかも頻度が高くイライラさせられる。 プレイ時間の半分はロード画面を眺めてるありさまww ・隠し要素、クリア特典あり 【感想】 最限度が高く、ちゃんとメタルギアをやってる気分にさせてくれるが、ロードの長さは度し難い。 ストーリーを把握するまで繰り返しプレイしようとも思ったが、ロードがウザすぎて断念w 再現度の高さや画質の良さの分ボリュームが非常に少なく、え?もう終わり?という印象。 ヘタレの私でも2時間ちょいでクリアしたが、うまい人がやれば30分もかからないかと。 私みたいにエンドロールで早送りした人は結局どういう話だったかさえよく分からなかったと思う。 一応小島監督本人がシナリオを手がけたらしいが、500円払う価値があるかといわれるとちょっと微妙なところ。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1326.html
METAL GEAR SOLID MOBILE part46-274~277,285,289 274 :METAL GEAR SOLID MOBILE 1/3:2009/06/28(日) 21 05 18 ID uLQ9gYZu0 「とあるxx」とかやたら抽象的な表現が多いのは細部がうろ覚えなせいです。すいません 【登場人物】 ・ソリッド・スネーク 本編の主人公兼プレイヤーキャラクター。 とある組織からの内部告発を受け、情報提供者の脱出に協力するため施設に潜入することになるが… ・ハル・エメリッヒ(オタコン) メタルギアREXの開発者。本編ではスネークのバックアップを担当。 ・リード博士 とある施設でメタルギアの開発に携わっていた人物。 メタルギアや施設の情報を提供する代わりに、施設からの脱出の協力をオタコンに要請する。 身元の確認が取れず、発言内容が胡散臭いため、オタコンからはあからさまに怪しまれている。 ・??? 施設に潜入したスネークに時折謎めいた言葉を投げかけてくる正体不明の人物。周波数は111.11。 彼(?)からの通信はスネークにしか聞こえないらしく、 オタコンに「誰と話しているんだい?」と言われることも。 【ストーリー】 MGS1とMGS2タンカー編の間に位置するエピソード。 シャドーモセス事件後、オセロットがメタルギアREXの情報を闇に流したため、 今や世界各国でREXの亜種が作られるようになってしまっていた。 スネークとオタコンらは反メタルギア財団フィランソロピーを設立し、メタルギア撲滅に向けて活動していた。 そんな折り、オタコンの元にリード博士と名乗る人物がコンタクトを取ってくる。 彼女はとある組織でメタルギアの開発に携わっていたが、大量破壊兵器を生み出してしまった自らの罪を悔い、 施設やメタルギアに関する情報を提供する代わりに施設からの脱出の手助けをして欲しいと要請する。 「リード博士」なる人物がどこのデータベースにも存在しないこと、彼女の口ぶりにどうもキナ臭いものを感じるこ とからあからさまに警戒するオタコンであったが、 一応提供された情報自体は正確であることからスネークが出動することになる。 施設への潜入に成功したスネークは、MGS2でいうところのノードに似た機械に(以下ノード)アクセスして カードキーのランクを上げつつ、リード博士のもとに向かう。 しかしそこに博士の姿はなく、スネークがノードにアクセスすると同時にテロリストを名乗る集団に施設が制圧されてしまう。 テロリストの司令官曰く、提供された情報によると未完成であったはずのメタルギアは既に完成しており、 詳しくはうろ覚えだがとにかくテロリスト達はメタルギアを強奪してテロを起こすつもりのようだ。 また、リード博士はテロリストの手先であったことが判明する。 (作中で博士は「ヴィクトリア・リード」と名乗るが、彼女のイニシャルはVR。 つまり彼女は架空の人物であり、一連の出来事そのものがVR訓練であることも示唆されている) 275 :METAL GEAR SOLID MOBILE 2/3:2009/06/28(日) 21 11 52 ID uLQ9gYZu0 これを聞いたオタコンはミッションの中止を提案、すみやかに現場から脱出するべきだと主張する。 しかしスネークはメタルギアの破壊こそが自らの使命であると反論、目的を変更しメタルギア奪還を阻止すると宣言する。 ~ここら辺からうろ覚え~ テロリスト達の偵察をやり過ごし、道中のトラップを突破しつつメタルギア格納庫(メタルギア・ハンガー)に着実に近づいていくスネークであったが、 C4で脆くなった壁を爆破してハンガー近くまで来たところでいきなり画面がバグる。 オタコンに通信して「様子がおかしい」と報告すると、シミュレーションが云々と意味不明のことを口走り始めるオタコン。 さらに通信画面がバグってオタコンの姿がおかしくなり始め、 リード博士やテロリスト司令官までが通信に割り込んできては意味不明なことをのたまうなど、 MGS2の発狂大佐よろしくカオスな状態に。 オタコン、リード博士、司令官、周波数111.11の人からの通信の内容を総合すると、 一連の出来事はすべて仮想現実空間上のものであるらしい。 現実のスネークは何者かが投与した薬によって夢を見ているような状態にさせられている(?)とのこと。 (ただし、仮想空間上でスネークが受けたダメージは現実に反映されており、 仮想空間でスネークが死亡すると現実のスネークも死亡するらしい) とりあえず先へ進むスネークであったが、リフトを登るとそこにはバルカン砲を携えたテロリスト司令官らしき人物(ボス)が待ち構えていた。 ここでオタコンから通信が入り、シミュレーションを続行不可能にするウィルスをアップロードしたこと、 ウィルスが機能するまではどうにか凌いで欲しいと言われる。 度々バグる画面や雑魚の援護射撃に手こずらされつつボスを倒すと暗転。 「シュミレーション終了、エラー発生」的なシステムメッセージが表示される。 場面が切り替わってMGS1,2で見た拷問部屋のようなライトが。 そしてスタッフロール。 早送りしたらそのまま終わってしまったので、これ以降はググッて見た人様のレビューを参考に書くが、 一連の出来事はやはりシミュレーションであり、スネークはVR訓練を受けさせられていたらしい(?) 「次はジャックに期待しよう」(レビューより引用)という台詞があるので、 スネークは雷電の受けたVR訓練のテスターにさせられていたか何かのようだ。 なんとも尻切れトンボというか、意味不明なエンディングであった。 276 :METAL GEAR SOLID MOBILE 3/3:2009/06/28(日) 21 16 46 ID uLQ9gYZu0 【システム面など】 ※興味がない人は読み飛ばししてください。 ・MGS2に近い感じのシステム。 ・匍匐、エルード、一人称視点からの射撃、箱の上に登る、ロッカーを開ける、首絞め等がある。 もちろんダンボールも健在 ・ニキータで離れた位置にあるパネルを破壊したり、ソーコムでトラップを破壊したりとおなじみのギミックが登場する ・一人称視点の操作やカモフラージュ(スーツの色変更)に携帯電話のカメラ機能を使うことが出来る (ただし、感度MAXでも反応が鈍い、ラグくなる等使い勝手は最悪であり、カメラOFFのほうが圧倒的に使いやすい) ・キーレスポンスが鈍かったり照準が合わせにくかったりと全体的に操作性がよくない ・フル3D仕様。テクスチャクオリティーは携帯アプリとしてはかなり高水準 ・BGMはないに等しく、ボイスもない。 しかし、通信のCALL音、敵兵に見つかったときの「!」のSEはばっちり再現されている ・ロードが鬼のように長く、しかも頻度が高くイライラさせられる。 プレイ時間の半分はロード画面を眺めてるありさまww ・隠し要素、クリア特典あり 【感想】 最限度が高く、ちゃんとメタルギアをやってる気分にさせてくれるが、ロードの長さは度し難い。 ストーリーを把握するまで繰り返しプレイしようとも思ったが、ロードがウザすぎて断念w 再現度の高さや画質の良さの分ボリュームが非常に少なく、え?もう終わり?という印象。 ヘタレの私でも2時間ちょいでクリアしたが、うまい人がやれば30分もかからないかと。 私みたいにエンドロールで早送りした人は結局どういう話だったかさえよく分からなかったと思う。 一応小島監督本人がシナリオを手がけたらしいが、500円払う価値があるかといわれるとちょっと微妙なところ。
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/3139.html
METAL GEAR SOLID 東方鉄歯車 老蛇伝 動画リンク コメント METAL GEAR SOLID 東方鉄歯車 老蛇伝 1966人目の幻想入り 作者 ロルフz ひとこと 主人公 動画リンク mylist/31741305 新作 一話 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aho_push/pages/21.html
METAL GEAR SOLID メタルギア行きます。 人物紹介や用語解説はしません。 公式見てください。そっちのほうがわかりやすいです。 http //www.konamijpn.com/mgs/japanese/index.html ハイテク特殊部隊FOX HOUNDの元隊員で、 アラスカで隠居生活を送っているソリッド・スネークのもとに、 アメリカ大統領から極秘任務が下された。スネークはFOXHOUNDに無理やり呼び戻される。 アラスカ諸島沖の孤島、シャドーモセス島にある核廃棄場をFOXHOUNDの一部隊が乗っ取った。 シャドーモセス島では新型核兵器の演習が行われる予定で、 国防省軍事機関(DARPA)局長、軍事企業アームズテック社長ベイカーなどの要人が集まっていた。 テロリストと化したFOXHOUND部隊は、彼らを人質に取り、「伝説の英雄」ビッグボスの遺体を要求。 応じなければ24時間で核を発射すると脅迫。 ビッグボスはテロを起こし、事件解決の任務を受けたスネークに殺されている。 スネークはビッグボスに傭兵として育てられており、事件後、スネークは引退した。 ビッグボスの遺体はアメリカ政府によって極秘に回収され、現在も研究が進められており その遺伝子は世界最高の戦士能力であることが解明されている。 水面下ではあるが、遺伝子投与による兵士の能力補正が当たり前に行われている現在、 「世界最高の遺伝子」をテロリストに渡すわけにはいかない。 テロを起こしたFOXHOUNDの部隊は「ビッグボスの息子達」と名乗っている。 構成員は6名。天才狙撃手スナイパーウルフ、超能力者サイコ・マンティス、巨体のバルカン、 変装の達人デコイ、拳銃の名手リボルバー・オセロット。 そしてリーダーはリキッド・スネーク。髪や肌の色は違うが、スネークと同じ名前、瓜二つの容姿を持つ。 彼については全てが謎で、誰も正体を知らない。 スネークと双子(血縁関係)であるかどうかも、はっきりしていない。 任務は二つ。スネークはシャドーモセス島に単独で潜入。 DARPA局長とベイカー社長を救出。 テロリストを排除し核発射を阻止すること。 スネークが唯一信頼を置くキャンベル大佐も、引退した身ながら、事件を解決するためFOXHOUNDに戻ってきた。 大佐の姪で、新米兵士のメリルが警備で基地に入っているのだ。 大佐は、FOXHOUNDのメディカルスタッフのナオミ、セーブ担当メイ・リンらと共に、無線サポートに入る。 スネークはシャドーモセス島に潜入開始。牢に囚われていたDARPA局長のもとへ。 新型核兵器とは、極秘で開発されていた二足歩行の核搭載戦車メタルギア・レックスだった。 スネークは過去にビッグボスが開発していたメタルギアを破壊している。 そのメタルギアのパワーアップした新型が、ここで開発されていたのだ。 核発射の起爆システムには、DARPA局長と、ベイカー社長がそれぞれ持つパスワードが必要だ。 しかし、パスワードは超能力者サイコ・マンティスに心を読まれ、知られてしまった。 発射を阻止するには、一回だけ起爆システムの入力or解除ができるカードキーをセットする事。 DARPA局長は自分の知る情報をすべてスネークに教えると、急に苦しみだし、死んでしまった。 次にベイカー社長を助け出したスネーク。ベイカーのパスワードは、 事前に受けていたプロテクト手術により、サイコ・マンティスに読み取られるのは阻止できた。 しかし拷問を受けたベイカーは口を割ってしまったという。 核発射のためのパスワードは二つとも知られてしまった。 そしてベイカー社長も急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 「ビッグボスの息子達」隊員リボルバー・オセロットと対戦。 オセロットはロシアのスパイ組織KGBからスカウトされてFOXHOUNDに入隊した拳銃の名手。 初老で、ロシア私設軍隊GRUで腕を磨いた拷問マニアでもある。この基地に配備されている武器やヘリは GRUゴルルコビッチ大佐に協力を要請し、融資させたもので、その手引きはオセロットがした。 「いいセンスだ…。スネーク、さすがボスと同じコードを持つ男…」 そこへステルス迷彩を着たサイボーグ忍者が襲い掛かってきて、オセロットの右腕を切り落とす。 サイボーグ忍者はスネークと戦うのが目的だった。そしてその闘いでスネークは忍者が誰かを悟った。 グレイ・フォックス。それは前作「MG2」でスネークに倒されたFOXHOUNDの戦士であり戦友だった。 フォックスは急に苦しみだし、またもや姿を消す。 スネークはメディカルスタッフ・ナオミに無線連絡。 あのあとフォックスは蘇生され、麻薬投与、筋肉強化、あらゆる遺伝子研究の実験台にされたらしい。 もう、フォックスとしての意識はなく、「スネークと戦う」という目的だけで生きているのだ。 スネークはメタルギア開発チーフ、オタコンを発見。 彼は、ミサイルを打ち落とす平和のための防御用戦車だと騙されて、メタルギア本体の開発をしていた。 メタルギアは紛れも無い攻撃型核兵器だとスネークに説明され、オタコンは憤慨。助力を申し出る。 今後は無線で情報サポートにはいってくれることに。 キャンベル大佐の姪・メリルは牢に囚われていたが、スネーク潜入の混乱に乗じ、逃げ出していた。 無線が通じ、メリルと合流するスネーク。メリルは牢でベイカー社長から、解除キーを渡されていた。 軍人だった父の面影を追い兵士になったメリルは、伝説の戦士スネークに憧れを持っていた。 メリルはスネークについて行くと言い張る。仕方なく同行させるスネーク。 超能力者サイコ・マンティスがメリルを操り、スネークを襲わせた。 苦労してサイコ・マンティスを倒したスネーク。 メリルはさっそくスネークの足手まといになった事でふさぎこむ。叱咤するスネーク。 サイコ・マンティスとの死ぬ前の会話により、スネークが孤独な人生であることを知ったメリルは質問する。 「スネーク。あなたの名前は?家族は?人を好きになったことはある?」 「他人の人生に興味を持った事は無い」スネークはそっけなく答える。 進んで行く二人。またもやメリルは狙撃され、スネークをおびき寄せるための囮に使われる。 メリルは、健気にもこれ以上スネークの足手まといにならないよう自害しようとするが失敗。 スネークはメリルを必死で助けようとする。 結局メリルは人質に取られ、スネークも捕まり拘束される。そしてリキッド・スネークと初対面。 リキッドは、なにかしらの恨みを持っているようで、スネークを罵倒してくる。 アメリカは要求を正式に拒否してきた。核発射まであと10時間。 オセロットの拷問に耐えたスネークは独房に監禁。 そこには牢で死んだはずのDARPA局長の遺体が置かれていた。 しかもまだ死んでから数時間しかたっていないのに、すでに腐敗が進んでいた。 スネークは簡単に脱獄し、スナイパー・ウルフとバルカンの二人を倒した。 その頃、ナオミが戸籍と経歴を偽っていることがわかり、スパイ容疑で連行された。 ナオミは隙を見て逃げ出し、スネークに無線をかけてきた。 彼女の正体はフォックスの義妹。兄を廃人にしたスネークを今までずっと恨んでいたという。 だが、このミッションでスネークの性格を知り、憎悪は消えていた。 そしてこの作戦の裏側を知らせようとする。 「私はあなたに潜入前、FOXDIEという心臓発作を起こすウイルスを注射しているの。 でも、それは私の策略じゃない…」 ここまで話した時、ナオミは見つかり、拘束されてしまう。 メタルギアの格納庫へ行くと、オセロットとリキッドが「予定通りロシアに」「いや、中国にしよう」 と攻撃目標について相談しながら、核発射システムにパスワードを打ち込んだところだった。 「俺はここを第二のアウターヘブンにする!」リキッドは宣言する。 (アウターヘブン=ビッグボスが作った軍事要塞の名。スネークがぶっ潰した) 二人がいなくなったあと、メリルから受け取っていた解除キーをセットし、 オタコンの指示通りに順番に打ち込み、核発射システムを停止するスネーク。 ところが、停止したはずの核発射システムは、逆に起動を始めてしまった。 そこへ、リキッドからの無線が入る。 「DARPA局長もプロテクトがかかっていて、サイコ・マンティスじゃパスワードを読み取れなかった。 しかもオセロットが拷問で殺してしまい、パスワードは永遠に手に入らなくなった。 そこで変装の達人デコイをDARPA局長に変装させて、お前に解除キーの存在を教え、集めさせた。 そして、パスワードを打ち込んだと嘘をつき、システムを稼動させるようにしたんだ」 解除キーは一度しか使えない。システムを停止させることはもうできない。 核発射の阻止は、メタルギアの破壊しかない。 スネークはリキッドを発見。追いかける。 要求に応じない政府の強気な交渉に不審を抱いたリキッドは、その理由を調べ上げていた。 スネークの任務は「人質の救出」などではない。 スネークは、特定の人物を死に至らしめることのできる暗殺用ウイルス兵器FOXDIEを 基地内に持ち込む運び屋に選ばれただけなのだ。 DARPA局長に変装したデコイ、ベイカー社長の心臓発作はFOXDIEの作用によるものだった。 スネークも証拠隠滅のため、事件後にウイルスが発動するようプログラムされている。 しかし、ナオミは国防総省から渡されたFOXDIEに改変を加えていた。 リキッドやオセロットなど、FOXDIEのターゲットになっても死んでない人間が多いため、 国防省はナオミを拘束して取調べをしているらしい。 リキッドは、FOXDIEの血清を要求。これから政府に向けて核を威嚇発射するという。 そして起動したメタルギアに乗り込みスネークに襲い掛かった 529 MGS1 sage 05/01/29 20 35 39 ID cZ1Rq7lW 相手は最先端核兵器。当然ながら苦戦するスネーク。 そこにフォックスが加勢に入ってきてくれて、メタルギアを弱体化させることに成功。 フォックスはスネークの囮になり死亡。 スネークは死闘の末メタルギアを破壊。気を失う。 目が覚めるとリキッドが目の前にいた。リキッドは今回のテロの目的と、その理由を語った。 1970年代、政府は遺伝子を使ったクローンベビーを作りだした。 計画名は「恐るべき子ども達」遺伝子提供は「伝説の英雄・ビッグボス」 8つの受精卵を2つに間引きし、その受精卵の遺伝子の能力発芽をさらにいじくった。 優性遺伝子はスネークに、劣性遺伝子はリキッドに。こうして二人は生まれた。 事実を知ったリキッドは優性のスネークを妬んだ。 ビッグボスは自分の後継者に、劣性遺伝子を持つリキッドを選んだ。その父をスネークが殺した。 スネークに対する憎悪は頂点に達した。リキッドは父親の遺志を継ぎ「アウターヘブン」を作る事に決めた。 そして近年、ビッグボスの遺伝子投与されたゲノム兵士たちが奇病に倒れ、死ぬようになった。 調べると、ビッグボスの遺伝子を受け継いだ人間は、絶滅傾向にあることがわかった。 自分たちも長くは生きられない。その原因と対処法を調べるために、ビッグボスの遺体を要求したのだ。 リキッドとスネークは素手で闘い、スネークはリキッドを倒す。 大佐が無線連絡で早く基地から逃げるようスネークに忠告する。 核攻撃の危険がなくなったことを知った政府は、基地を空爆すると決定。 メタルギアの開発と存在、そして「恐るべき子供達」計画の二人、 すべてを極秘にしたい政府は、基地ごと爆破して証拠の隠滅を図ろうとしているのだ。 メリル(orオタコン)と脱出に向かうスネーク。再度リキッドが襲い掛かってきて絶体絶命のピンチ。 が、そこでリキッドのFOXDIEが発動。あっけなく死んでしまう。 空爆は来なかった。 大佐が無線を入れてきた。空爆を知った大統領が中止命令を出したのだ。 新型核弾頭の開発も空爆も、すべては国防省長官の独断で、長官は逮捕されたという。 「これが独断…?」しかし疑ってもきりが無い。空爆は来なかった。助かったのだ。 大佐は、スネークを騙して潜入させたことを謝る。大佐もメリルを人質に取られ苦しい立場だったのだ。 スネークが戻っても、またアメリカ政府の陰謀に巻き込まれるだけだろう。 大佐は「スネークたちはジープで逃げて海に沈んだ」と政府に報告してくれるという。 ナオミも拘束を解かれ、無線を入れてきた。 スネークに打ちこまれたFOXDIEの解除方法をナオミは明言しなかった。 プログラムされたFOXDIEの発動は『スネーク次第』らしい。ナオミはスネークに「生きて」と言う。 メリルED メリルは生きていた。人質になって拷問と恥辱を受けたが、 スネークに会いたい一心で耐えたという。抱きしめるスネーク。 基地を脱出する二人。 オタコンは二人の退路を確保するためコンピューターを操作、 このまま基地に残り、大佐と一緒にアメリカに戻ることに。 ラブラブ状態のスネークとメリル。 スネークはメリルと共に新しい人生を歩む事を宣言。 二人は凍りついた海の上を、スノーモービルで駆け抜けていった。 オタコンED メリルは死んでいた。落ち込むスネークを励まし、脱出を促すオタコン。 協力して基地を脱出した二人。 「これからどこへ行く?スネーク」 「俺はディビッドだ、オタコン。…そうだな。新しい道を見つける」 「僕はハルだ、デイブ。僕も、もう逃げない。できることがあるはずだ」 ハルは、人を避けて閉じこもるのはやめ、これからは強く生きる!と宣言。 二人は凍りついた海の上を、スノーモービルで駆け抜けていった。 ●ゲーム終了画面、オセロットが誰かと電話している声が聞こえる 「はい…。私は血清のおかげで無事です。 メタルギアのデータは私が持っています。…ええ、基地のデータは全てデリートしました。 …あの二人は生存です。…ええ、結局は劣性が勝ちました。 リキッドは自分が劣性だと思い込んだまま死にました。 …そのとおりです。…世界を支配するのは優性でも劣性でもない、均整の取れた存在である、あなただ。 …はい、私の正体は誰にも気づかれていません。正体を知るDARPA局長は私の手で殺しました。 …あなたが3人目、ソリダスだということも、誰も掴んではおりません。 はい、引き続きあの女の監視を続けます。…それでは…大統領(プレジデント)」 METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES END
https://w.atwiki.jp/sukige/pages/67.html
METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS 配信された人 メタルギア主
https://w.atwiki.jp/cwcwiki/pages/422.html
Metal Gear Solid Peace Walker 体験版 ファームウェア5.51偽装で起動確認 ID+ゲーム名 ミッション圏外にいくやつ ID+ゲーム名 _S 各々のIDを入力 _G Metal Gear Solid Peace Walker Demo Ver. ミッション圏外にいくやつ _C0 mission out APRIL _L 0xD0000001 0x10000100 _L 0x603107B0 0x193EF660 _L 0x00020001 0x00000224 _L 0xD0000001 0x10000200 _L 0x603BC964 0x193F0660 _L 0x00050001 0x000007F4 使い方 ラインの前にいく→lを押す→通り抜ける→rを押す→探検 ソース ttp //aprilmpo.blog114.fc2.com/blog-entry-93.html#more IDによって数値がズレる可能性あり
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1776.html
METAL GEAR SOLID part11-524~530 524 MGS1 sage 05/01/29 20 21 57 ID cZ1Rq7lW メタルギア行きます。 人物紹介や用語解説はしません。 公式見てください。そっちのほうがわかりやすいです。 ttp //www.konamijpn.com/mgs/japanese/index.html 525 MGS1 sage 05/01/29 20 23 39 ID cZ1Rq7lW ハイテク特殊部隊FOX HOUNDの元隊員で、二度に渡って世界を救った男、ソリッド・スネーク。 ザンジバーランド事件(MG2)での壮絶な戦いでPTSDを患った彼はFOX HOUNDを退役、アラスカで隠居生活を送っていた。 そんな彼のもとに、アメリカ大統領から極秘任務が下された。スネークはFOX HOUNDに無理やり呼び戻される。 アラスカ諸島沖の孤島、シャドーモセス島にある核廃棄場をFOX HOUNDの一部隊が乗っ取った。 シャドーモセス島では新型核兵器の演習が行われる予定で、 国防省軍事機関(DARPA)局長、軍事企業アームズテック社長ベイカーなどの要人が集まっていた。 テロリストと化したFOX HOUND部隊は、彼らを人質に取り、「伝説の英雄」ビッグボスの遺体を要求。 応じなければ24時間で核を発射すると脅迫。 ビッグボス。20世紀最高の兵士と呼ばれ、二度に渡るテロ事件を起こした男。 その事件はいずれもFOX HOUND隊員スネークによって阻止され、そしてビッグボスもスネークの手で殺されている(MG1、MG2)。 ビッグボスの遺体はアメリカ政府によって極秘に回収され、現在も研究が進められており その遺伝子は世界最高の戦士能力であることが解明されている。 水面下ではあるが、遺伝子投与による兵士の能力補正が当たり前に行われている現在、 「世界最高の遺伝子」をテロリストに渡すわけにはいかない。 テロを起こしたFOX HOUNDの部隊は「ビッグボスの息子達」と名乗っている。 構成員は6名。天才狙撃手スナイパー・ウルフ、超能力者サイコ・マンティス、巨体のバルカン・レイブン、 変装の達人デコイ・オクトパス、拳銃の名手リボルバー・オセロット。 そしてリーダーはリキッド・スネーク。髪や肌の色は違うが、スネークと同じ名前、瓜二つの容姿を持つ。 彼については全てが謎で、誰も正体を知らない。 スネークと双子(血縁関係)であるかどうかも、はっきりしていない。 任務は二つ。スネークはシャドーモセス島に単独で潜入。 ・DARPA局長とベイカー社長を救出。 ・テロリストを排除し核発射を阻止すること。 スネークが唯一信頼を置くキャンベル大佐も、引退した身ながら、事件を解決するためFOXHOUNDに戻ってきた。 大佐の姪で、新米兵士のメリルが警備で基地に入っているのだ。 大佐は、FOXHOUNDのメディカルスタッフのナオミ、セーブ担当メイ・リンらと共に、無線サポートに入る。 526 MGS1 sage 05/01/29 20 26 32 ID cZ1Rq7lW スネークはシャドーモセス島に潜入開始。牢に囚われていたDARPA局長のもとへ。 その途中、ある人物から無線が入る。 元FOXHOUNDの教官であり現在はアラスカでブートキャンプの教官を勤めている男、マクドネル・ミラーだった。彼も今回の作戦に協力してくれるらしい。 見事局長のもとへたどり着いたスネーク。そして局長から情報を聞き出す。 新型核兵器とは、極秘で開発されていた二足歩行の核搭載戦車メタルギア・REXだった。 スネークは過去にビッグボスが開発していたメタルギアを破壊している。 そのメタルギアのパワーアップした新型が、ここで開発されていたのだ。 核発射の起爆システムには、DARPA局長と、ベイカー社長がそれぞれ持つパスワードが必要だ。 しかし、パスワードは超能力者サイコ・マンティスに心を読まれ、知られてしまった。 発射を阻止するには、一回だけ起爆システムの入力または解除ができるカードキー・PALをセットする事。 DARPA局長は自分の知る情報をすべてスネークに教えると、急に苦しみだし、死んでしまった。 局長の死を不審に思いつつ、牢から出るスネーク。すると、見張りの兵士が身包みを剥がれて気絶しているではないか。 「動かないで」 周囲を警戒するヒマもなく、女の声と同時にマシンガンが後頭部に突きつけられた。 FOX HOUNDの隊員ながら今回のテロに反対したため隣の牢に捕まっていた女兵士が脱獄したところに出くわしたらしい。 騒ぎを聞きつけて集まってくる敵兵を、スネークと女兵士は協力して蹴散らすが、女兵士はスネークをおいてサッサと逃げてしまった。 さておき先に進むと、「ビッグボスの息子達」隊員リボルバー・オセロットがベイカー社長を人質にして戦いを挑んできた。 オセロットはロシアのスパイ組織KGBからスカウトされてFOXHOUNDに入隊した拳銃の名手。 初老で、ロシア私設軍隊GRUで腕を磨いた拷問マニアでもある。この基地に配備されている武器やヘリは GRUゴルルコビッチ大佐に協力を要請し、融資させたもので、その手引きはオセロットがした。 「いいセンスだ…。スネーク、さすがボスと同じコードを持つ男…」 そこへステルス迷彩を着た謎の男「サイボーグ忍者」が襲い掛かってきて、オセロットの右腕を切り落とす。 オセロットは忍者に「死に損ないめが」と悪態をついて逃走。忍者も謎めいた言葉だけ残して、突如苦しみ出して逃げるように去った。 とりあえず脅威は去ったので、ゆっくりとベイカー社長の話を聞くスネーク。 ベイカーのパスワードは、事前に受けていたプロテクト手術により、サイコ・マンティスに読み取られるのは阻止できた。 しかし拷問を受けたベイカーは口を割ってしまったという。 核発射のためのパスワードは二つとも知られてしまった。 だが、緊急時用の特別なキー…PALキーがある、と彼はいう。PALキーを3つ1組にして入力すれば、核発射システムの起動および解除が可能であるらしい。 それを使えば、もし核発射パスワードが入力されてしまっていても、後から解除ができる。 社長が持っていたそのキーは、拷問で奪われる前に一緒に捕らえられていた女兵士に渡したらしい。 「女兵士」と聞き、スネークは先ほど出会った女兵士のことを思い出す。 しかし、そうこうしているうちに、ベイカー社長も急に心臓発作を起こして死んでしまう。 先に進むと再び先ほどのサイボーグ忍者が登場。周辺のFOX HOUND兵士たちを鮮やかに皆殺しにし、広い部屋でスネークを待ち構えていた。 サイボーグ忍者はスネークと戦うのが目的だった。そしてその闘いでスネークは忍者が誰かを悟った。 グレイ・フォックス。それは前作「MG2」でスネークに倒されたFOX HOUNDの戦士であり戦友だった。 フォックスは急に苦しみだし、またもや姿を消す。 スネークはFOX HOUND所属のメディカルスタッフであるナオミ・ハンターに無線連絡、事情を聞く。 ザンジバーランドでスネークに敗れたフォックスの体は回収・蘇生され、麻薬投与、筋肉強化、あらゆる遺伝子研究の実験台にされたらしい。 もう、フォックスとしての意識はなく、「スネークと戦う」という目的だけで生きているのだ。 527 MGS1 sage 05/01/29 20 28 13 ID cZ1Rq7lW スネークはメタルギア開発チーフ、オタコン(本名:ハル・エメリッヒ)を発見。 彼は、ミサイルを打ち落とす平和のための防御用戦車だと騙されて、メタルギア本体の開発をしていた。 メタルギアは紛れも無い攻撃型核兵器だとスネークに説明され、オタコンは憤慨。 彼は核を搭載するものだとはしらずに開発を進めていたという。 「僕にはREXを破壊する義務がある、権利がある」そういったオタコンは無線でのサポートを勤めることになった。 ベイカー社長が言っていた、成り行きで協力して脱獄することになったあの女兵士と無線で連絡を取る。 彼女は、キャンベル大佐の姪・メリル。今回の演習の当日になって突然FOX HOUNDに配属された新人だった。 ほかの隊員たちと違って、今回のテロのことを何も知らなかったため、反対して牢に囚われていたのだ。 メリルと合流するスネーク。メリルが牢でベイカー社長から預かったというPALキーも受け取る。 軍人だった父の面影を追い兵士になったメリルは、伝説の戦士スネークに憧れを持っていた。 メリルはスネークについて行くと言い張る。仕方なく同行させるスネーク。 超能力者サイコ・マンティスがメリルを操り、スネークを襲わせた。 苦労してサイコ・マンティスを倒したスネーク。 メリルはさっそくスネークの足手まといになった事でふさぎこむ。叱咤するスネーク。 サイコ・マンティスとの死ぬ前の会話により、スネークが孤独な人生であることを知ったメリルは質問する。 「スネーク。あなたの名前は?家族は?人を好きになったことはある?」 「他人の人生に興味を持った事は無い」スネークはそっけなく答える。 進んで行く二人。またもやメリルは狙撃され、スネークをおびき寄せるための囮に使われる。 メリルは、健気にもこれ以上スネークの足手まといにならないよう自害しようとするが失敗。 スネークはメリルを必死で助けようとする。 結局メリルは人質に取られ、スネークも捕まり拘束される。そしてリキッド・スネークと初対面。 リキッドは、なにかしらの恨みを持っているようで、スネークを罵倒してくる。 アメリカは要求を正式に拒否してきた。核発射まであと10時間。 拷問マニアのオセロットは、嬉々としてスネークを拷問にかける。 「女(メリル)は死んでいない。だかこれらかも生きていられるかどうかはお前次第だ… 我慢できなくなったら屈服しろ、そうすれば止めてやろう。だがそのときは――あの女の命を貰う」 (ここで拷問に耐えきるか、耐え切れず服従するかでEDが変化) 拷問が終わり、スネークは拷問室近くの独房へと監禁される。 (服従していない場合、モタモタしていると何度も拷問される) そこには牢で死んだはずのDARPA局長の遺体が置かれていた。 しかもまだ死んでから数時間しかたっていないのにかなり腐敗が進んでおり、 また奇妙なことに、その死体からは血液がすべて抜き取られていた。 スネークは簡単に脱獄し、REXの格納庫へと向かう。 道中に現れたスナイパー・ウルフとバルカン・レイブンの二人も倒した。 その頃、ナオミが戸籍と経歴を偽っていることがわかり、スパイ容疑で連行された。 ナオミは隙を見て逃げ出し、スネークに無線をかけてきた。 彼女の正体はフォックスの義妹。兄を廃人にしたスネークを今までずっと恨んでいたという。 だが、このミッションでスネークの性格を知り、憎悪は消えていた。 そしてこの作戦の裏側を知らせようとする。 「私はあなたに潜入前、FOXDIEという心臓発作を起こすウイルスを注射しているの。 でも、それは私の策略じゃない…」 ここまで話した時、ナオミは見つかり、拘束されてしまう。 528 MGS1 sage 05/01/29 20 30 12 ID cZ1Rq7lW メタルギアの格納庫へ行くと、オセロットとリキッドが「予定通りロシアに」「いや、中国にしよう」 と攻撃目標について相談しながら、核発射システムにパスワードを打ち込んだところだった。 「俺はここを第二のアウターヘブンにする!」リキッドは宣言する。 (アウターヘブン=ビッグボスが作った軍事要塞の名。スネークがぶっ潰した) 二人がいなくなったあと、メリルから受け取っていたPALキーをセット。 PALキーは3枚1組であり、まだ1枚しか持っていない、と反論するスネークだったが、 オタコンが言うには「温度(常温/低温/高温)によって1枚が3パターンに変形するキー」なのだそうだ。 オタコンの指示通りに順番に打ち込み、核発射システムを停止するスネーク。 ところが、停止したはずの核発射システムは、逆に起動を始めてしまった。 そこへマクドネル・ミラーからの無線が入るが、大佐があわてて割り込んでくる。ミラーの自宅から彼本人の死体が発見されたらしい。 つまり今話しているミラーは偽者なのだ。サングラスを外し素性を現す偽ミラー。その正体こそ、リキッド・スネークであった。 「DARPA局長もプロテクトがかかっていて、サイコ・マンティスじゃパスワードを読み取れなかった。 しかもオセロットが拷問で殺してしまい、パスワードは永遠に手に入らなくなった。 そこで変装の達人デコイをDARPA局長に変装させて、お前に解除キーの存在を教え、集めさせた。 そして、パスワードを打ち込んだと嘘をつき、システムを稼動させるようにしたんだ」 スネークが独房で見つけた、血を抜き取られた腐りかけた死体が本物のDARPA局長で、 その前に出会って突然心臓発作で死んだ局長は、変装したデコイ・オクトパスだったのだ。 デコイは体中の血液を入れ替えるほどの徹底した変装を行う。局長の死体の血が抜かれていたのはそのためだった。 PALキーは、核システムの起動と解除の両方に使えるが、一度しか使えない。 スネークが持つPALキーは、解除のつもりで使ったのに、リキッドにハメられて起動に使ってしまった。 システムを停止させることはもうできない。核発射の阻止は、メタルギアの破壊しかない。 スネークはリキッドを発見。追いかける。 要求に応じない政府の強気な交渉に不審を抱いたリキッドは、その理由を調べ上げていた。 スネークの任務は「人質の救出」などではない。 スネークは、特定の人物を死に至らしめることのできる暗殺用ウイルス兵器「FOXDIE」を 基地内に持ち込む運び屋に選ばれただけなのだ。 DARPA局長(に変装したデコイ)とベイカー社長の心臓発作はFOXDIEの作用によるものだった。 スネークも証拠隠滅のため、事件後にウイルスが発動するようプログラムされている。 しかし、ナオミは国防総省から渡されたFOXDIEに改変を加えていた。 リキッドやオセロットなど、FOXDIEのターゲットになっても死んでない人間が多いため、 国防省はナオミを拘束して取調べをしているらしい。 リキッドは、FOXDIEの血清を要求。これから政府に向けて核を威嚇発射するという。 そして起動したメタルギアに乗り込みスネークに襲い掛かった 529 MGS1 sage 05/01/29 20 35 39 ID cZ1Rq7lW 相手は最新鋭の二足歩行戦車。当然ながら苦戦するスネーク。 そこにフォックスが加勢に入ってきてくれて、メタルギアを弱体化させることに成功。 フォックスはスネークの囮になり死亡。 スネークは死闘の末メタルギアを破壊。気を失う。 目が覚めるとリキッドが目の前にいた。リキッドは今回のテロの目的と、その理由を語った。 1970年代、政府は遺伝子を使ったクローンベビーを作りだした。 計画名は「恐るべき子供達」、遺伝子提供は「伝説の英雄・ビッグボス」 受精卵を8つに分裂させた一卵性八つ子を作り、意図的に6人を間引いて残った2人の成長能力を増強。 さらに遺伝子操作を行い、片方に優性遺伝子を集中させ、残った劣性遺伝子はもう片方に押し付けられる。 こうして生まれた子供が「双子の蛇」…すなわち、ソリッドとリキッド、二人のスネークだ。 自分がそうして作られた「劣勢存在」であるという事実を知ったリキッドは、優性のスネークを妬んだ。 ビッグボスは自分の後継者に、劣性遺伝子を持つリキッドを選んだ。その父をスネークが殺した。 スネークに対する憎悪は頂点に達した。リキッドは父親の遺志を継ぎ「アウターヘブン」を作る事に決めた。 そして近年、ビッグボスの遺伝子投与されたゲノム兵士たちが奇病に倒れ、死ぬようになった。 調べると、ビッグボスの遺伝子を受け継いだ人間は、絶滅傾向にあることがわかった。 自分たちも長くは生きられない。その原因と対処法を調べるために、ビッグボスの遺体を要求したのだ。 リキッドとスネークは素手で闘い、スネークはリキッドを倒す。 大佐が無線連絡で早く基地から逃げるようスネークに忠告する。 核攻撃の危険がなくなったことを知った政府は、基地を空爆すると決定。 メタルギアの開発と存在、そして「恐るべき子供達」計画の二人、 すべてを極秘にしたい政府は、基地ごと爆破して証拠の隠滅を図ろうとしているのだ。 メリル(orオタコン)と脱出に向かうスネーク。再度リキッドが襲い掛かってきて絶体絶命のピンチ。 が、そこでリキッドのFOXDIEが発動。あっけなく死んでしまう。 空爆は来なかった。 大佐が無線を入れてきた。空爆を知った大統領が中止命令を出したのだ。 新型核弾頭の開発も空爆も、すべては国防省長官の独断で、長官は逮捕されたという。 「これが独断…?」しかし疑ってもきりが無い。空爆は来なかった。助かったのだ。 大佐は、スネークを騙して潜入させたことを謝る。大佐もメリルを人質に取られ苦しい立場だったのだ。 スネークが戻っても、またアメリカ政府の陰謀に巻き込まれるだけだろう。 大佐は「スネークたちはジープで逃げて海に沈んだ」と政府に報告してくれるという。 ナオミも拘束を解かれ、無線を入れてきた。 スネークに打ちこまれたFOXDIEの解除方法をナオミは明言しなかった。 プログラムされたFOXDIEの発動は『スネーク次第』らしい。ナオミはスネークに「生きて」と言う。 530 MGS1 sage 05/01/29 20 39 36 ID cZ1Rq7lW ・メリルED(拷問に耐え切る) メリルは生きていた。人質になって拷問と恥辱を受けたが、 スネークに会いたい一心で耐えたという。抱きしめるスネーク。 基地を脱出する二人。 オタコンは二人の退路を確保するためコンピューターを操作、 このまま基地に残り、大佐と一緒にアメリカに戻ることに。 ラブラブ状態のスネークとメリル。 スネークはメリルと共に新しい人生を歩む事を宣言。 二人は凍りついた海の上を、スノーモービルで駆け抜けていった。 ・オタコンED(拷問に屈し、服従する) メリルは死んでいた。落ち込むスネークを励まし、脱出を促すオタコン。 協力して基地を脱出した二人。 「これからどこへ行く?スネーク」 「俺はディビッドだ、オタコン。…そうだな。新しい道を見つける」 「僕はハルだよ、デイブ。僕も、もう逃げない。できることがあるはずだ」 ハルは、人を避けて閉じこもるのはやめ、これからは強く生きる!と宣言。 二人は凍りついた海の上を、スノーモービルで駆け抜けていった。 ●ゲーム終了画面、オセロットが誰かと電話している声が聞こえる 「はい…。私は血清のおかげで無事です。 メタルギアのデータは私が持っています。…ええ、基地のデータは全てデリートしました。 …あの二人は生存です。…ええ、結局は劣性が勝ちました。 リキッドは自分が劣性だと思い込んだまま死にました。 …そのとおりです。…世界を支配するのは優性でも劣性でもない、均整の取れた存在である、あなただ。 …はい、私の正体は誰にも気づかれていません。正体を知るDARPA局長は私の手で殺しました。 …あなたが3人目、ソリダスだということも、誰も掴んではおりません。 はい、引き続きあの女の監視を続けます。…それでは…大統領(プレジデント)」 METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES END //2010.9.19 キャラクター名を補完、「メタルギアREX」「PALキー」の表記修正、PALキーがらみの話を補足(および前後に不自然や重複が出る文章を全般に修正)、前作とのつながりを補足、拷問イベント周辺を補足、オクトパスがらみの描写を補足、「恐るべき子供達計画」の細部描写の修正、オセロット登場とベイカー救出の前後関係が違っていたので修正
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/11563.html
今日 - 合計 - METAL GEAR SOLID 2 SUBSTANCEの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時33分39秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して