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『これがスーパーーーイリュージョン!』 『できてねえよ』 某イリュージョン芸人。この頃テレビでよく見かけるようになったな。 「なぁ友、これの何が面白いんだ?」 「何だろうな。吹けば飛びそうな芸人だけど。」 「いつまでもつか、見物だな。」 近頃の芸人は短命が多い。 「よし、俺もイリュージョン見せてやるよ」 は?唐突に何言ってんだこいつは。 「見てろよ・・・・とう!」 「ちょ、孝志、おま何脱いでんだ!」 「どうだ、恐れ入ったか?これが俺のスーパーイリュージョンだ」 確かに早かったが・・・ 「いいから早く服着ろよ!」 「何言ってんだ友、お前もやるんだよ」 はぁ?何を言っているのですかこの子は?脳にへんな菌でも住み着いたか? 「こないだからずっと、「今日はダメな日だー」とか「気分悪いー」とかでやらせてくれなかったじゃねえか!今日という今日は!今日こそは!」 だめだ、目が据わってる。こりゃ大人しく言うこと聞かないと・・・ 「もう我慢できん!俺が脱がしちゃる!」 「え、ちょと待っ、やめ、分かったから!分かったから!」 俺も元男だから、お預けの苦痛はなんとなく分かるけどさ・・・って! ソファーでかよ!ベッドに行けよもう!あーもう仕方ないな・・・
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今度の転校先は千里山、いったいこの男はどれだけフラグを立てるつもりなのか 竜華や怜が人気だけど、あまり本編で出番のない船Qが個人的に出て欲しい 人妻は果たして攻略できるのか。物語はまだ始まったばかり 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」竜華「その2や!」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」怜「その3や」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」セーラ「その4やでー」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」泉「その5ですね」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」船久保「その6ですわ」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」雅枝「その7っ!」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」怜「その8ー」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」船久保「その9ですー」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」セーラ「その10やでー!」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」泉「その11です!」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」竜華「その12ー!」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」雅枝「その13や」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」セーラ「その14ー!」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」船久保「その15みたいですね」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」泉「その16なんです」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」竜華「その17だったんや!」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」怜「その18でええの?」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」雅枝「その19ってことや」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」船久保「その20やな」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」竜華「その21やって」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」セーラ「その22やろな」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」怜「その23なんやて」【大阪:千里山】 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」泉「その24になります」【大阪:千里山】 -番外・小ネタ集 番外・小ネタ集 その1 番外・小ネタ集 その2 番外・小ネタ集 その3 番外・小ネタ集 その4 番外・小ネタ集 その5 番外・小ネタ集 その6 番外・小ネタ集 その7 番外・小ネタ集 その8 +参考URL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1344516408/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345040673/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345615080/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1346074905/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1346341518/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347114439/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348320396/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349104225/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350227801/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351352885/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351955733/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352566727/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1353596362/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1354803900/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355836149/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1356875089/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358685383/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360081981/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361458040/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1363012140/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365525208/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369325508/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1374674520/ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380386877/
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「ぐへへへへ、この会場は俺様が占拠した!」 別に本当に占拠したわけも無く。 簡単に言えば、学園祭での出し物の最中なわけだ。 「ふふふふ、さぁまずは誰から血祭りにあげてやろうか!」 なんで高校だっていうのにヒーローショーなのか、 甚だ疑問ではあるが、決まっちゃったもんはしょうがない。 「くくく、世界征服した暁には、この世の猫缶は全て俺様の者ナノダー!」 ちなみに、俺は怪人役で出ている。 さっきから頭の悪そうなセリフを言ってるのが俺だ。 なんというか、もうちょっとマシな台本にならなかったんだろうか? もう一つ文句を言うとすれば、なんで『怪人猫男』なんだよ! しかも無駄に着ぐるみを可愛く作りやがって!恥かしいっつーの…。 ま、まぁ…女子からは「きゃー、かわいぃー」なーんて、 普段からすれば絶対に縁の無い、黄色い歓声を浴びているわけだし、 役得といえば役得なんだろうか? 「まてまてぇーい!そこの可愛いもこもこした物体! 世界征服など、私が許さんぞ!」 と言った感じで登場するヒーロー役…なんだが。 どうみてもリアルポンキ○キにしか見えないな。 これじゃ、どっちが怪人なんだかわかんねぇだろ…。 「ぬぬぬ!何ヤツー!」 段々アホらしくなってきたな。 まぁ、そんなこんなでムッ○のような変態は、見事怪人を倒して、 めでたしめでたし。というわけだ。 異様に女子から「死ねこの変態!」っていう言葉が多かったような気もするが。 「ぷはっ…あー、着ぐるみしんどすぎだろ…」 長々と着ていた着ぐるみを脱いで、ようやく休憩時間がやってきた。 なんというか、着ぐるみは大変だったは、ヒーロー役よりはマシだよな…。 あれで呼び込みとかさせられるんだしな…俺だったら明日から学校休むぞ。 「さて、トイレトイレ…と」 次の舞台までそんなに時間が無いしな…途中で行きたくなったら地獄だ。 ん…なんかヤケに見られてる気がするな。 「ち、痴女が出たぞーーーー!」 突然トイレに居た一人が叫んだ。 「ち、痴女!?ど、どこどこ!?」 なんだ、いないじゃん…人騒がせな奴。 「っと……あれ?」 小用の便器の前に立ってごそごそとし始めるが、 何やら胸の部分に見慣れない物体があるような…。 「……あらら?」 ていうか、俺のティンコは何処に? 「……」 トイレの中はシーンと静まり返っていた。 「無い…?有る…?」 うん、どう触ってみても上が有って下が無いな。 「って、なんで学園祭の真っ最中に女体化するんだよおおおお!」 その後、猫耳つけたヒロインが、怪人『変態裸男』を退治する。 なんていう舞台に出る事になった俺であった。
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「…………緊張するなぁ」 教室のドアの前で立ち尽くす僕は思わず一人ごちた。 女体化を期に男子校から女子校へ転校した僕は今日が初めての登校で、先生に呼ばれるのを今か今かと待っている。 新しい環境は僕を受け入れてくれるだろうか。以前の学校は中高一貫で、 あまり女性と接したことのない僕にとって、女子高生と言うのは未確認生物にも近いものがある。 未確認生物と言えば…… 「氏原、入れ」 思考が変なところに移ったところでお呼びが掛かった。それじゃ、行こうか。 不思議と緊張は融けていた。そりゃ、まぁ、これだけの格好をしていれば覚悟決めるしかないんだけどさ。 ドアに手をかけ、開ける。と同時に黄色い悲鳴が上がる。 うん、念のためサラシ袴ポニテで来てよかった。掴みはOKだ。 私服校だったことと、小道具を用意してくれた兄貴に感謝だ。 念のため言っておくけど別に剣道とか弓道とかはしない。ただのコスプレだね。 数ヵ月後。 僕の女性に対する幻想は粉々に打ち砕かれていた。 スカートは平気でバタバタするし、部室なんかは汚さの極みだったりするし、 なんか会話もだらしない。ヤったのヤらないのなんて話も大声でする。 そこで僕は風紀委員に立候補し、全校の改革に…… 「という夢を見た」 「ほとんど同じじゃないですか、生徒会長」 「え?まぁ、うん…」
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「やぁっ………んぅ…」 薄暗い室内に、甘い嬌声が響く。 「…んあぁっ…くぅ………」 声の主とおぼしき少女は、恍惚とした表情で自らの秘所をまさぐっていた。 その表情には、何故か寂寥感が見てとれた。 淫靡に奏でられるぐちゅぐちゅという水音が、少女に対する嗜虐心を一層駆り立てる。 肉壷からとめどなく湧き出る透明の蜜に、少女の指はすっかりベトベトに濡れていた。 尤も、彼女の肉壷はそれ以上の熱と愛液に塗れていたのだが。 「んはっ……あっんっ………やっ、らめぇ…」 少女は、かつては男としてこの世に生を受けた身であった。 そして、少女には血の繋がった実の兄がいた。 「んやあっ……お兄ちゃ、ん…っ………」 少女は、兄を愛していた。赦される愛で無いことは、勿論理解していた。 しかし、そんなことはかつての『彼』にとって問題では無かった。 『彼』にしてみれば、兄が自分を愛してくれるか否か。 それだけが全てにおいて重視されるべき要素だったのだ。 故に。 「…あああっ、んぅ………」 ―――15、16歳までに童貞を捨てなかったら女体するという現象を知った時。 『彼』は、迷わず男を棄て『少女』となった。 血縁や性別がそうであったように、手段もまた彼女にとっては問題の範疇には無かった。 「…はぁ……ぁんっ………」 しかし、少女の選択は間違っていた。 女としての悦びを貪る彼女に、彼女の兄は興味を示さなかったのだ。 自棄になった少女が快楽に溺れ果てるまで、そう長い時間は要さなかった。 「――――んんんっ……はぁ…はぁ……………」 やがて、一際大きな快感が押し寄せたかと思うと、 「『―――少女は体を大きく仰け反らせ』……こんな感じのエロゲを考えたんだが、どうだろう」 「死ね、死んでしまえ!」 「ちなみに、タイトルは『15、16歳までに童貞を捨てなかったら女体化する世界だったら』で」 「まんまじゃねーかバカ!!」
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サムネイル画像 タイトル 安価で学べるかもしれない学べない系のスレ 作者名 ◆W5KyDr8APQ 原作 オリジナル作品 ジャンル 学ぶ系 主人公 黒雪姫(アクセル・ワールド) 期間 2016/01/12~2016/01/23 掲示板 やる夫板のシェルターやる夫系狐板 タグ 安価、完結作品、短編作品 まとめサイト 様 スレッド一覧 スレッド名 タグ 備考 開始日時 最終レス 安価で学べるかもしれない学べない系のスレ↓安価で学べるかもしれない学べない系のスレ 安価 「安価で学べるかもしれない学べない系のスレ」シリーズ:スタート#499にて掲示板の規制により一時中断、やる夫系狐板にて再開移転先のスレッドが埋まった事により#501から再開「安価で学べるかもしれない学べない系のスレ」シリーズ:完結 2016/01/12 2016/01/23 安価 2016/01/17 2016/01/19 同作者の作品一覧 安価で学べるかもしれない学べない系のスレ
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憤怒 「こっんちわーっす!」 その少年の声は、ほかに参拝客など全く居ない神社の境内に、気持ちのいいくらい響き渡った。 「お、武井くんじゃないか」 丁度外で一服していた神主は、その制服姿の少年に笑顔を見せた。 「真樹はそっちだよ」 用件は分かっているとでも言うように、神主は少し離れた建物を顎で示した。 「どうもー」 ある意味からかわれているとも取れるその発言を、しかし武井は笑顔で返した。そしてそのまま示された建物へと歩いていく。 「いーねぇ、若いねぇ、セイシュンだねぇ……」 神主は、しみじみとそう呟いた。 お守りや破魔矢、お札などが陳列されている小さな販売コーナーで、その少女は新聞を読んでいた。 「おう、真樹!こんちわー」 「何か用かよ」 武井の大声に、憮然とした表情でその少女は応えた。どちらもそのやり取りに慣れている様子で、どうやらこれが彼らの挨拶らしかった。 「ん」 武井はその少女――真樹に手を伸ばす。手のひらを上に向け、ひらひらと動かしたりしている。 「……なんだよ、『お手』とでも言うつもりか?」 「ちっげーよ、今日は何の日だ?」 「2月14日だな」 「そう!2月14日と言えば!?」 「クローン羊のドリーが死んだ日だな」 「違うよ!記念日的な意味で何かあったろっ?」 「煮干の日か?」 「ワザとだろ!絶対ワザとだ!!」 武井がジタバタと暴れだした。それを見て真樹はフンと鼻で笑う。だが、顔では冷笑しながらも右手は体の後ろに隠し、もぞもぞと何かを掴んでいる。 「どうせお前の事だ、バレンタインなのに一個も貰えなかったんだろ?」 言いながら右手に持ったものを体の前に回そうとすると、 「なにおう!?なめるなよっ」 何とも誇らしげに、武井は手に持った学生鞄を開いて見せた。中には色とりどりのラッピングされた箱が覗える。 「ふはは、どうだ。俺はこれでもモテるんだぜ!?」 目の前の少女の体が小刻みに震えている事にも気づかずに、武井は高笑いする。 「ああ……、そう……、よかったな………!」 まるで地獄の底から発されたようなその声を聞いて、ようやく武井も真樹の異変に気づいた。 「……え?なに?」 「帰れこのクソ野郎っ!!!!」 神社前の階段を、最上段から最下段まで一気に転げ落とされた武井の上に、階段の上から小ぶりの箱が一つ投げつけられた。
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大橋はでぇとの定番ということで、映画館にやってきていた。 丁度よく前からおれ……私が見たかったアクション映画がまだ上映していたので、私のほうから頼んでそれを見ようというと、 大橋は話題の純愛な恥ずかしい映画を見るつもりだったようで渋ったのだけれど、私のお願いも一つくらいは聞いてやろうと思ったのか、承諾してくれた。 代わりに映画を見る間、手をつなぎ続けるという命令が下ってしまったけれど、見たかった映画観れるということで上機嫌な私は、 しぶしぶ、もう一度言うけれど、しぶしぶその命令を受け入れて、今私の左手は大橋の手と触れ合っている。 映画を見始めてから、今まで、ずっと大橋がこちらのほうばかり見たのは流石に気になったけれど、それでも気分が悪くならなかったのは、映画の出来が良いおかげだろう。 けれど、しばらくすると面白いことが起こった。 私は知っていたのだけれど、大橋は知らなかったようで、目を白黒とさせてこちらを見ている。 それもまあ仕方ない。 スクリーンに、私の生き写しのようにそっくりな女優がうつったのだから。 その女優はまだあまり有名でないので、大橋が知らないのも無理はない。 今回の映画で初めてまともな役柄を演じることになったばかりだし、私は大橋に一度もこの話をしなかったからだ。 「なあ、由(ゆい。前は同じ字でよしと読んだ)。あれ、雪さんだよな?」 驚きを隠そうともせずに、画面に映る女優の本名を尋ねてくる大橋。 「うん、そうだよ。中姉ちゃん」 「おい、聞いてないぞ。雪さんが女優やってるなんて」 「言ってないからね」 そう、画面に映るのは私の家の二番目の姉さんで、生粋の女性。これが又びっくりするほど今の私に似ていて、下手な二卵性双生児よりも似ているくらいだ。 大橋はしばらく私が黙っていたことに文句を言っていたが、私が映画に集中したいからというと、すぐに黙ってくれた。 が! 今度は私も驚く番だった。 なんと中姉さんの演じる役の恋人役、その役名が「大橋」だったのだ。 しかも登場するなり、ぼかしてはいるけれどキスシーンに入りやがって、もう私は映画どころじゃない。 私にそっくりな人が、私にそっくりな声で、「大橋さん……」なんてなまめかしく言うのである。 当の大橋の方を見れば、顔を真赤にしてからこちらから顔をそらしてしまい、スクリーンのほうもみれなくて視線をあらぬ方向にむけている。 そんな様子を見ていると、こちらまで恥ずかしくなってしまう。 けれど、二人の出番はあまり多くなかったようで、それきり、そういう雰囲気のシーンには入らなかったのは救いだろう。 それでも空気をぶち壊すのには十分で、私はもう大橋の手なんて握れないし、映画だってあまり楽しめなかったのだけれど。 ──でも、あんな風な関係に大橋となるのも悪くない……かも。 なんて、考えたのは気の迷いのはず。 でも……。 終わり
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33 : ◆Zsc8I5zA3U :2008/04/10(木) 00 05 32.09 ID HEDOG3XB0 桜の木の下で弁当を摘みながら仲間と楽しく盛り上がる、人それをお花見と言うが俺に取っちゃそんなものは 見ているだけで充分だ。部屋からお気に入りのカメラを構え仲間と何気なく盛り上がっている彼女の姿を写し取る。 彼女はつい先月に俺の学校に転校して来た女の子で何でも女体化者らしい、転校しておぼつかない様子だった 彼女の姿を見た時から俺の全ては変わった。彼女をじっと見続けそれが俺の日常に変わるのもそう時間は掛からなく 俺はじっと花見をしている彼女を取り続ける。 (桜の花びらを纏った君は最高に綺麗だ・・) 心の中でそう呟きながら、23回目のシャッターを切って画像にプリントアウトされる彼女の笑顔にまた癒される。 周りはこの行為をストーカーというらしいが俺にとっちゃ単なる日常の一部・・ そして今日も俺は花見で盛り上がる彼女を眺めながらシャッターを切る・・
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何時もの帰り道。俺は、なんとなく話題がほしかった。だからかもしれない。 「ハンター●ハンター休載してばっかだな。なんで作者働かんの?死ぬのか?」 ぽつりと、疑問符が口を突いて出た。さして答えを求めていたわけではないけれど。 「ああ、確かアイツんとこ息子が女体化したとかで今連載どこじゃないらしいよ」 されども、雄二は平然と答える。博識と言えば聞こえはいい、が。 「…へぇ。そりゃ初耳だ。さすが漫画オタク」 そう、雄二はオタクだった。『三次元なんざいらねぇ!』と言って憚らないような、ステレオタイプのオタクだった。 「…失敬な。でもいいよなぁ、女体化。俺も春彦みたく女体化したかったなぁ」 しかも、女体化に肯定的な考えをもった奇特な奴ですらあった。どうしようもなく救えない奴だ。 「……ん?なんでちょっと拗ねてんの?」 「…別に」 しかも、救えない上に何処までも鈍い。俺を差し置いてクラスメイトの名を———しかも、 よりにもよってクラスで真っ先に女体化した春彦を、だ———枚挙するだなんて、最早当てこすりじゃないのか。 春彦なんかよりも、よっぽど身近に女体化した奴はいるってのに。 雄二が気付くのは、いったい何時になることやら。