約 3,053,806 件
https://w.atwiki.jp/garougarou/pages/55.html
し:セルピット・卵 ジェリー
https://w.atwiki.jp/garougarou/pages/51.html
ふ:セルピット・卵 プティ
https://w.atwiki.jp/prdj/pages/339.html
デヴィル:ピット・フィーンド Devil, Pit Fiend 1対の巨大な火と燃える翼と、怒りを燻らせた琥珀のような目が、この見上げるようなデヴィルを真に恐ろしげなものにしている。 ピット・フィーンド CR20 Pit Fiend XP 307,200 秩序にして悪/大型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +13;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す;〈知覚〉+33 オーラ [恐怖](20フィート、DC23) 防御 AC 38、接触18、立ちすくみ29(+20外皮、-1サイズ、+9【敏】) HP 350(20d10+240);再生5(善属性の武器、[善]の呪文) 頑健 +24、反応 +21、意志 +18 ダメージ減少 15/善および銀;完全耐性 [火炎]、毒;抵抗 [強酸]10、[氷雪]10;呪文抵抗 31 攻撃 移動速度 40フィート、飛行60フィート(標準) 近接 爪(×2)=+32(2d8+13)、翼(×2)=+30(2d6+6)、噛みつき=+32(4d6+13、加えて“毒”および“病気”)、尾の打撃=+30(2d8+6、加えて“つかみ”) 接敵面 10フィート;間合い 10フィート 特殊攻撃 悪魔合体、締めつけ2d8+19 擬似呪文能力 (術者レベル18) 回数無制限―アンホーリィ・オーラ(DC26)、インヴィジビリティ、ウォール・オヴ・ファイアー(DC22)、クリエイト・アンデッド、グレーター・スクライング(DC25)、スコーチング・レイ、グレーター・ディスペル・マジック、グレーター・テレポート(自身に加えて50ポンドまでの物体のみ)、トラップ・ザ・ソウル(DC26)、パーシステント・イメージ(DC23)、パワー・ワード・スタン、ファイアーボール(DC21)、ブラスフェミイ(DC25)、マス・ホールド・モンスター(DC27)、マジック・サークル・アゲンスト・グッド 3回/日―呪文高速化ファイアーボール(DC21) 1回/日―招来(9レベル、1体の脅威度19以下のデヴィルいずれか[100%])、メテオ・スウォーム 1回/年―ウィッシュ 一般データ 【筋】37、【敏】29、【耐】35、【知】26、【判】30、【魅】26 基本攻撃 +20;CMB +34(組みつき+38);CMD 53 特技 《イニシアチブ強化》、《擬似呪文能力高速化:ファイアーボール》、《強打》、《渾身の一打》、《渾身の一打強化》、《薙ぎ払い》、《薙ぎ払い強化》、《鋼の意志》、《鋼の意志強化》、《複数回攻撃》 技能 〈威圧〉+31、〈隠密〉+28、〈鑑定〉+17、〈交渉〉+31、〈呪文学〉+31、〈真意看破〉+33、〈生存〉+22、〈知覚〉+33、〈知識:次元界〉+31、〈知識:宗教〉+31、〈知識:神秘学〉+28、〈はったり〉+31、〈飛行〉+30、〈変装〉+27、〈魔法装置使用〉+28 言語 共通語、地獄語、天上語、竜語;テレパシー100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、2体、議会(3~9) 宝物 ×2 特殊能力 悪魔合体(超常)/Devil Shaping 1日に3回、ピット・フィーンドは1分間かけて近くにいるレムレーを他の下級デヴィルに変身させる事ができる。ピット・フィーンドが有する1ヒット・ダイスごとに1体のレムレーを、また、効果を受けるレムレーの数に等しいヒット・ダイス数の下級デヴィルに変身させる事ができる。例えば、典型的な20ヒット・ダイスのピット・フィーンドは、20体のレムレーを、2体のボーン・デヴィル(10ヒット・ダイス)または3体のビアデッド・デヴィル(6ヒット・ダイス、レムレー2体は変化しないまま)、あるいは他の下級デヴィルのいかなる組み合わせにも変身させる事ができる。変身させられるレムレーは、ピット・フィーンドから50フィート以内にいなければならず、変身が始まったら静止し、移動することはできない。1分間が経過すると、レムレーは新しい下級デヴィルの姿になり、ピット・フィーンドの命令に従うことができる。技術的には20体のレムレーを新しいピット・フィーンドにすることができるが、この方法で作り出したデヴィルを特別に制御することができないため、ほとんどの者はそれを躊躇する。 病気(超常)/Disease 悪魔風邪:噛みつき―致傷型;セーヴ 頑健・DC32;潜伏期間 即座 ;頻度 1回/日;効果 1d4 【筋】 ダメージ ;治癒 3回連続セーヴ。このDCは【耐久力】に基づいている。 毒(変則)/Poison 噛みつき―致傷型;セーヴ 頑健・DC32;頻度 1回/ラウンド(10ラウンド間);効果 1d6【耐】ダメージ;治癒 3回連続のセーヴ成功。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。 悪魔の領域の支配者、地獄の軍団の将軍、アークデヴィルの助言者であるピット・フィーンドは、畏怖の念を起こさせるようなデヴィル族の恐るべき頂点である。この悪魔の暴君は、物理的に打ち負かせないほど頑強かつ天才的な悪の知性を有し、アークデヴィルに仕えたり、広大な地獄の領地を治めたり、定命の者の世界を征服する際に、大きな裁量権を持つ。巨大な骨格に支えられた分厚い筋肉と、獣的な容貌によって、地獄界で最も陰険な精神を覆い隠している。ピット・フィーンドは、アークデヴィルや公爵たちのみによって、コルヌゴンやゲルゴンの階級から引き立てられ、地獄界の最も深みにある第九階層ネッソスで生まれる。多くの者が地獄の軍団に号令を下すため、より浅い階層や地獄界の外に赴くが、ネッソスに留まる者の多くは地獄界の宮廷や暗黒の議会で謎めいた目的に奉仕する。ピット・フィーンドは常に身の丈14フィート以上、翼長は20フィートを超え、体重1,000ポンド以上。 ピット・フィーンドは火の支配者であり、炎に包まれた土地を好む。このため地獄界において彼らの燃え上がる城砦神殿のほとんどは、アヴェルヌス、ディス、マーレボルジュ、ネッソス、プレゲトンの階層に設けられている。悪魔の優越性を狂信し、鉄の忠誠心を持つピット・フィーンドは、その性向に任せておくと、最も堕落したレムレーを真の部下に変身させるために地獄の底をうろつき回り、強力な軍隊を作り上げる。完全な軍団を築き上げたと確信したら、隙のある擬似次元界や定命の者の世界に注意を向け、地獄による支配と征服の栄光のためそれらを観察する。彼ら自身のヒエラルヒーに忠実ではあるが、部下の服従も厳格に要求する。そして自分の仕えている主が法に従わないと分かれば、そのような不適格な君主を追放する義務がある。このように、上司としても部下としても、ピット・フィーンドは地獄界の無慈悲な法を体現する者であり、最強のデヴィル族だけが繁栄する(べきである)と確信している。 最も強力な定命の術者のみがピット・フィーンドを召喚することが可能であり、またそれを望む。召喚に対するこの悪魔の反応は、自発的かつ迅速であり、通常はイモータルである自らの時間を無駄にさせるつまらない者に対して圧倒的な怒りをあらわす。デヴィルの燃え上がる怒りをしのぐことができなかった者は殺され、その魂は大体はピット・フィーンドが地獄へ持ち帰る。このグレーター・デヴィルをなんとか支配することに成功した者は、彼らの興味を惹いてしまう。ピット・フィーンドは何百年もの間、定命の主に忠実に仕えるが、その目的は常に同一であり、その定命の者の魂をさらに堕落させ、その地獄堕ちを確定させることである。その定命の者に避けられぬ死が訪れると、その魂を要求し、完全に堕落したレムレーの従者を生み出す準備を始める。ピット・フィーンドは自分たちが不死であると承知しており、不可能なほど忍耐強く抑制することができるほど知的である。このため、最年長のピット・フィーンドの軍団には、自分たちが悪魔の主人であると思い込んだ愚か者たちの顔を数知れないほど見ることができる。 地獄の公爵 最も強力なピット・フィーンドは、地獄界の政治と指導におけるエリートの地位をしめる権利を有する、地獄の公爵として知られる君主である。全ての地獄の公爵がピット・フィーンドなのではないが、大多数はそうである。一般的なルールとして、ピット・フィーンドの地獄の公爵は特定のキャラクター・レベルを数レベル持っているか、あるいはアドヴァンスト・テンプレートを適用しているか、いくつかの場合には通常とは違う擬似呪文能力や特殊能力を、通常のピット・フィーンドのそれの代わりに(あるいは加えて)有している。ここに挙げられているのは、ピット・フィーンドの地獄の公爵の独自の特殊能力の例である。しかし、これらの例は地獄の公爵が振るう奇妙な力の全てであるわけでは決してない。 死者の主(超常)/Deathmastery ピット・フィーンドの亡者の魂を操る力は通常の悪魔合体の力を超えている。ピット・フィーンドが人型生物を殺害した場合はいつでも、殺されたクリーチャーの魂をピット・フィーンドの支配下にあるゴーストに変える事ができる。ピット・フィーンドはこの方法で一度に【魅力】修正値に等しい数のゴーストを支配下におくことができる。 魔法の達人(超常)/Master of Magic ピット・フィーンドの地獄の公爵は追加の擬似呪文能力を有する(呪文レベルの合計が20までの1~4レベル呪文を回数無制限で、呪文レベルの合計が20までの5~8レベル呪文を1日3回)。 地獄の業火のブレス(超常)/Hellfire Breath ピット・フィーンドは1d4ラウンドに1回破壊的なブレス攻撃を行うことができる。このブレス攻撃は60フィートの円錐形で、フレイム・ストライクと同様に10d10ポイントの[火炎]ダメージと10d10ポイントの不浄ダメージを与える。DC(10+ピット・フィーンドの種族ヒット・ダイス+ピット・フィーンドの【魅力】修正値)の反応セーヴに成功すればダメージを半減できる。
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/2247.html
ピットフォールシリーズ ピットフォール マヤの大冒険 ピットフォールII コメント 米国のActivisionから発売のアクションゲームシリーズ。 ピットフォール マヤの大冒険 <プレイヤーキャラ> ルカリオ:ハリー・ジュニア <味方キャラ> ノクタス:ピットフォール・ハリー エンディングでは何故かこうなる。 <ボスキャラ> 色違いレジロック:ザケルア じしん、いわなだれ必須 <動画> その1 その2 ピットフォールII ワルビアル:ピットフォール・ハリー カラー重視 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 ピットフォールⅡ スコルピ:サソリ ズバットorオンバット:コウモリ ニョロトノ:カエル -- (ユリス) 2016-10-23 14 24 03
https://w.atwiki.jp/pspcustom-info/pages/13.html
FW3.93 FW3.90 FW3.80 FW3.73 FW3.72 FW3.71 FW3.70 FW3.52 FW3.51 FW3.50 FW3.40 FW3.30 FW3.11 FW3.10 FW3.02 FW3.01 FW3.00 FW2.82 FW2.81 FW2.80 FW2.71 FW2.70 FW2.60 FW2.50 FW2.01 FW2.00 FW1.52 FW1.51 FW1.50
https://w.atwiki.jp/aceshigh/pages/177.html
コクピット ページ トラブルシューティング 投稿者 shinmai 優先順位 低 状態 提案 カテゴリー AHを始めるまで 投稿日 2011-01-04 (火) 22 24 35 バージョン メッセージ コクピットにある照準器のズームイン、ズームアウトは出来ます か? Zでズーム、[と]で倍率変化させられませんか? -- Blade 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/desuga_orimayo/pages/108.html
・ストライカーユニット概略-カールスラント、リベリオン、オラーシャ編 3.カールスラント製ストライカーユニット ①【フラックウルフFw190戦闘脚】/ハンマーシュミット大尉、クスリンナ少尉、ヴァルツ曹長、リトマネン曹長装備 メッサーシャルフBf109Gと並ぶ、カールスラントを代表する航空戦闘脚。 元ウィッチが開発し、扱いやすさを重視した設計であり、頑丈なフレーム強度と素直な操縦性を有する。 モジュール構造化による、前線での整備性容易化も、設計段階から盛り込まれ、 「軍馬」と言われるほど高い実用性から、前線部隊から大いに好評を得ている。 製造数ではBf109に及ばないが、実戦部隊での評価は寧ろ、こちらの方が高かったと言われる。 メルスには及ばないとは言え、他国の基準からすれば相当数の機体が製造され、バリエーションも多い。 この部隊にやってきたフラックウルフも、大別すれば三種類に分けられる。 最も癖が無く、代表的な機材がハンマーシュミット大尉、リトマネン曹長が用いるA5/A8型である。 中高度以下で最大限性能を発揮するタイプであり、高々度戦闘こそ苦手であるが、 加速力や急降下性能。高速域での旋回性は高く、四式戦闘脚でも手こずるほどであった。 主に昼間の対小型ネウロイ駆逐戦闘に活躍しており、多くの友軍ウィッチの護衛に活躍している。 もう一つ種類は、リトマネン曹長同様、スオムスよりやってきたクスリンナ少尉が用いる、R2型である。 この機体は少数が製造された夜間戦闘仕様であり、軽量小型の魔導レーダーアンテナを追加。 同時に高々度性能の改善を図るために、二段四速過給器を追加したBMW801R2へ、魔導エンジンが換装されている。 高高度での長距離巡航・哨戒能力を突き詰めた機材である。 そして最大の変わり種は、ヴァルツ曹長の装備する機体であろう。彼女の期待は書類上は「A8」とされている。 だが扶桑へ出向する彼女の身を案じた基地司令と整備班長が、奇策に等しい抜け道を使ったのだ。 装備改変が予定されていたため、先行配布されていたFw-190Dの図面を参考。 更に彼女の原隊飛行場へ不時着した、夜戦隊のHe219の「DB603E」型エンジンを用いて、 あろうことか「D型に限りなく近いA8型」を作り上げたのだ。 本来なら厳罰ものであるが、装備改変に伴う座学のために来訪していたフラックウルフ社の技術者。 やはり彼女もエクスウィッチであり、未知の任地に赴くのであれば、 より高性能な装備を渡すべきという理解と協力を示し、改修は大車輪で行われた。 結果としてヴァルツ曹長の減退と、ウィッチ出身のエンジニアは員数外の装備を用い、 帳面には載っていない、事実上のFw190D作り上げてしまったのだ。 幸いにして扶桑皇国に於いてもDB603/605は「マ-240」の名称で、些か仕様は異なる部分があれど、 それなりの数がライセンス製造されており、部品供給の目処が立ったのは救いであった。 彼女は、原隊の期待に背くことなく、高々度要撃要員の1人として活躍を示している。 これだけの種類が存在しながらも、何とか整備維持、運用が出来たのは、 近代的ストライカーユニットの原型を作り上げた宮藤博士の部品規格化の徹底もあるが、 フラックウルフ社の更なる機材モジュール化、ユニット化、強度重視設計の推進も大きい。 この部隊には重爆要撃や対地支援が得意な反面、対戦闘機戦闘が苦手なウィッチも多かったが、 フラックウルフは四式戦や紫電、烈風と共に、彼女達に群がる戦闘機タイプのネウロイ駆逐に、大きな威力を発揮している。 また、クスリンナ少尉の「空中夜間歩哨」としての技量は、部隊を度々夜間の奇襲から救った。 無論、対爆撃機戦闘でも無力というわけではなく、恐ろしい話であるが、 弾薬を撃ちつくしたヴァルツ曹長、リトマネン曹長が臨時でペアを組み、 「機銃の銃床で撲殺」する形で、中型航空ネウロイを撃墜したケースも存在する。 なお、余談ではあるがノイエカールスラント本国では、44年12月現在。 フラックウルフ社が月産240機の大量製造体制を確立し、D9型の大量配備が開始されている。 ヴァルツ曹長の帳面にはない水冷フラックウルフも、近い将来に正規のD9に更新される予定である。 なお、カールスラント本国においては、空母飛行隊用にリベリオン製R2800へ魔導エンジンへ換装。 塩害対策なども施した艦上機型の開発。少量製造も進んでおり、六六六空でも数機の存在が確認されている。 ②【メッサーシャルフBf109G6/K14戦闘脚】/ティリアナ・リッピ中尉装備 ロマーニャの中堅貿易商、そこの令嬢にしてかなりの度胸と経験も持つティリアナ・リッピ中尉。 彼女が自前の飛行艇共々赴任してきた際に、持ち込んできた単戦型ストライカーユニット。 言うまでもなく、カールスラント空軍の中で最多が装備され、諸外国にも多くが輸出された著名なユニットである。 当初はメーカーサイドの、ウィッチの意見を軽視した技術優先の設計により、かなりの問題を生じた。 しかしながら実戦部隊からの報告、空軍総監部からの指導を経て。 またフラックウルフの新型機に危機感を覚え、彼等もウィッチの意見を積極的に取り入れ、急速に完成度を高めた。 そしてリッピ中尉の装備するG6型などにいたって、一応は一通りのネガを払拭できたといえる。 その気になれば、20mmクラスの機関砲も十分搭載できるペイロード。航続距離こそ短いが高い巡航速度。 高高度でも630km/h以上を安定して発揮できる「DB605」水冷魔導エンジン。 なにより一番の懸念事項であった、ストライカーユニットのフレーム強度不足。 その点を重量増大を承知で改善したことで、特に一撃離脱に大きな威力を発揮する、高い降下性能を得ている。 カールスラント本国でも既に、大多数がG型系列に改編されている。 また、この部隊には現行機種に乗り換える間に、Bf109系列を装備していた欧州出身者が多数存在し、 整備維持、運用研究、離着艦訓練なども比較的順調に進んだことも幸いした。 六六六空では航続距離の短さ。その代償として得た高速と高高度性能を活用し、専ら艦隊防空に用いられている。 リッピ中尉自身も、ロマーニャ空軍で中隊長勤務を行っていた頃から、この機材との付き合いを有し、 特性は重々理解しており、長所を極力活用すべく一撃離脱、精密射撃に特化。その方面の技量の修練に励んでいる。 また、彼女は自分の愛機が戦闘行動時間が短いことをよく理解しており、 短時間に高い発射速度で大量の7.92mm機銃弾を叩き付けられるMG34汎用機関銃。 その特注仕様(銃身・機関部強化による耐久性強化型)を装備し、 重爆邀撃隊の阻害に襲来する戦闘機型ネウロイを相手に、かなりの奮闘を見せている。 当初は、些か勇敢さと攻撃性に任せた、慎重さの足りない部分もあったが、 その点を先任のバッシス中尉やキヴィニーット中尉、ハンマーシュミット大尉など、 カールスラント製機材を扱った経験を有するベテランから指摘、指導を受けることで、 現在は中堅以上の、頼りになるフロントアタッカーとなっている。 なお、後々になって彼女の機材も、こればかりはカールスラント本国の正式部品を用い、 魔導エンジンを「DB605」の中でも最新型に換装したK4型に近い仕様へ改修を受けている。 同時に、エンジン換装に伴うペイロード増大を活用し、 扶桑製の連合軍統一規格の増漕を2本搭載。航続距離の延伸も図っている。 後にこれは本ノイエカールスラント本国でも「K14」として、一定数が正式製造された。 そして流石は商家の娘というべきか、彼女は標準型エーテル増漕に関するライセンス製造権を、 出雲中佐やロマーニャの各種航空メーカーを仲介して、母国にももたらしており、 ある程度、同国空軍が用いている、Bf109GやMC202などの航続距離、戦闘継続時間改善を図ろうと努力もしている。 このあたりは実に逞しく、同時に、祖国を離れても自国の現状をしっかり見据えているあたり、 彼女が只のお嬢様ではないことの証左であろう。 実際、戦闘脚にしても戦闘機にしても、どれだけ長時間空中で戦えるか。 その点こそが重要であり、ロマーニャ本国で同様の研究が進んでいたのも幸いした。 なお、ユニットそのものとは関係ないが、北洋護衛作戦以降のリッピ中尉は、 重量の割に威力が大きく、命中精度も良好な、九九式二号二型改13mm機銃を愛用している。 重装甲化の進むネウロイ相手には、適度な大口径機銃が必要と割り切ったのだ。 ③【ハイネケルHe219戦闘脚】/白水御影少尉装備 優れた戦術空軍でありながら、些か夜間防空で立ち遅れていたカールスラント空軍。 彼らがメッサーシャルフBf110に続き、当初より夜間戦闘機材として設計、開発した双発重量級ストライカー。 贅沢なことに、魔導エンジンには最新の「DB603E」が双発で搭載されており、 高高度性能や、兵装ペイロードは非常に優秀である。航続距離も欧州製ストライカーとしてはかなり長い。 実際のところ、このエンジンが選ばれた理由はひとえに、夜間防空戦闘に於いては、 どうしても重量の嵩む機載魔導レーダーの搭載が必須であること。 そして夜間哨戒は長時間となることから、長い航続距離が必要となり、魔法エーテル燃料の搭載量を。 何よりその割に敵ネウロイと接触し、攻撃を行うチャンスが僅少であるため、 その希少な攻撃時間で撃墜するため、大火力を搭載するためである。 このため、He219は双発戦闘脚というカテゴリーを差し引いても、かなり重たい部類の機材に入る。 あちらは当初より艦上戦闘脚として設計されたとはいえ、リベリオンの同じ双発戦闘脚である、 F7F「タイガーキャット」の二割以上の重量というあたりから、お察しいただきたい。 そのため、最大速度はエンジン出力に比して、さほどではない。 ウィッチの魔法力で左右はされるが、平均で630km/h強といったところである。 また、重量級の機体であるため、操縦特性はかなり癖があり、 一時期は「日向」での運用に際しては、着艦は当初よりバリアネット使用を前提とすることも考慮された。 幸いにして、この点は、この頃になると陸空軍出身の空中勤務者への、離着艦教育体系が完成していたため、 白水少尉の長く複戦を扱ってきた技量もあり、辛うじて実用の粋に達している。 この機材もBf110と同様、些かカールスラント贔屓気味の陸軍が、数個中隊分を導入したものである。 正直なところを言えば、整備手順は多く、離着陸には陸上基地でも長大な滑走路が必要。 そして夜戦でも、やはり単戦ストライカーの護衛をつけないといけないなど、欠点は少なくない。 さりながら、「DB603」双発の大出力に支えられた高高度哨戒能力。600km/h以上長時間発揮できる速度性能。 そして何より、兵装ペイロードが凄まじいものがあった。 本家カールスラント空軍でも、多用な兵装を用いて運用。 かなりの戦果を挙げているが、 扶桑皇国陸軍においても、同じく試験導入されたMk108型30mm機関砲。 もしくはホ-5型20mm機関砲を背面兵装パックに最大で、4門を背負って出撃した事例さえ存在している。 (流石に近日はそれは無茶がすぎるとして、五式/「ホ-155Ⅱ」系列30mm機関砲を装備して出撃することが多い) その索敵能力と火力は、他の欠点に釣り合うものであり、一度捕捉してしまえば、 複数種類の機関砲多数の同時斉射により、短時間に大型航空ネウロイを撃破してしまう事も少なくはなかった。 さりながら、この機材は余りに重く、複雑で、大きく、高価に過ぎた。 また、魔導レーダーシステムが魔法力及び電子技術双方の研究で小型化が進み、 単戦タイプのストライカーへの装備も可能となってからは、 如何に夜戦邀撃機として優秀でも、扶桑陸軍航空としては大量調達を躊躇するには十分であった。 結果として、2個飛行隊相当30機前後が配備され、現在の夜戦隊の主力は四式複戦(キ-96/102)系列や、 四式単戦や海軍の「紫電改」に小型魔導レーダーを増設した夜戦仕様へ移行している。 但し、その高性能は実戦部隊でも惜しまれており、六六六空においても先任夜戦ウィッチであるシュニッツラー少佐、 クスリンナ少尉の指導で技量を上げた白水少尉の手で、夜間重爆要撃に戦果を挙げている。 ④【Ta-152H型戦闘脚】/ヘレーナ・シュニッツラー少佐装備 カールスラント本国でも、本当にごく僅かしか配備されておらず、 まさに最新鋭と言うに相応しいストライカーユニット。 フラックウルフFw190Dの改良型であるが、その高性能ぶりと博士のこれまでの功績をたたえ、 タンク博士の苗字。その頭文字である「Ta」が、特別に冠されている。 恐らくはこの部隊では、P-47Nと並び最高峰に近い性能を誇っている。 世界水準で見たとしても、このユニットに比肩しうるものは、ブリタニアのスピットファイアMk22。 リベリオンのP-51D以降。その程度ではないかと言われるほどである。 事実、特にその高高度性能は六六六空の中で、他の追随を許さない。 これはシュニッツラー少佐が戦闘指揮の傍ら、フラックウルフ社製新型機材のテスト飛行に、 積極的に協力してきたことから、メーカーから試験を兼ねて特別に配備された機材でもある。 個性派のメンバーに隠れ目立たないが、 彼女は100機以上撃墜のエースでもある。 既に5年以上、戦地と後方を交互に飛んだベテランであり、その点をメーカーから買われたのだ。 そのようなベテランウィッチと最新鋭ユニットの組み合わせが、何故、異国である扶桑皇国。 海軍六六六空へと転属してきたか。これはシュニッツラー少佐が自国の夜間防空システム。 その遅れに関して、温厚な彼女としては珍しく、率直な苦言を度々呈したこと。 そのことがファイターマフィア上がりの空軍元帥に煙たがられ、同時に何れは再建されるカールスラント母艦航空隊。 その試験運用を兼ねて、転属命令を受けた経緯を有する。 ちなみに彼女の率直だが適切な苦言を退けた件の元帥は、皇帝直々の落雷を受けたとも言われる。 経緯はどうであれ、ベテランの将校ウィッチが操る最新機が到来したことは、六六六空にとって僥倖そのものであった。 彼女がナイトウィッチとしての資質と研究蓄積を有していたこと。 同時に温厚ながらも効率性と慎重さを重視し、教育者としても長けていた恩恵により、夜間哨戒の効率は一挙に上がった。 端的な例としては、少佐自信が後々にカールスラント本国で「ツァーメ・ザウ」と呼ばれる、 他のナイトウィッチと共同で開発した夜間要撃戦術を、他国のウィッチ達に、 時には図面を多用したマニュアルさえ用い、分かりやすく教授したこと等が挙げられる。 そして彼女は夜間哨戒・夜間戦術の教官としてだけではなく、昼間戦闘もこなせる逸材であった。 高度10000m以上で700km/hの高速、低下しない運動性を発揮できるTa-152H。 派手さはないが、僚機ともども生き残ることを一義とした戦術が身についた彼女の組み合わせは、 往々にして並の昼間ウィッチ以上の戦果を挙げている。 転属の経緯は兎も角として、フラックウルフ社にとって貴重なテストウィッチのひとりであり、 最新機材であることから、ノイエ・カールスラントより定期的に、純正部品の補給が届いており、稼働率にも問題はない。 また、欧州製ストライカーとしては足が長い部類に入るのも長所である。 此の様な最新機材が、如何にこれまで新機材試験に貢献してきたベテランに対してとはいえ、 円滑に供給できたかは、上記のとおり、フラックウルフ社がD9量産体制を当時、既に確立させた余力にもよる。 部隊のナンバー2。そして夜戦隊指揮官を率いる彼女には、まさに相応しい機材であり、 戦地によっては「何故あの最新鋭機が!?」と、現地部隊より驚愕されることも多かった。 4.リベリオン製ストライカーユニット ①【F7F-4N「タイガーキャット」艦上戦闘脚】/エッカート少尉、クラリーチェ少尉装備 リベリオン海軍が発注、採用した「双発魔導エンジン搭載の艦上戦闘脚」という、 ある意味では極めて異色なストライカーユニット。メーカーはF6Fと同じくグラマー社。 同国の傑作艦上戦闘ストライカーF6F「ヘルキャット」と同一の、 「R2800」型魔導エンジンを双発で搭載した、リベリオンならではの贅沢な機材である。 空力設計も洗練されており、双発ストライカーとしては非常に軽量に仕上がっている。 夜戦ストライカーユニットの傑作として知られる、カールスラントのHe219に比して、二割以上軽量であり、 最大速度は高度6000m以上で400kt/hと俊足を誇った。 上昇力や武装搭載能力も大きく、リベリオン海軍も一時期は、このストライカーに大きな期待を寄せたと言われる。 しかし、この機材は艦上戦闘脚としては離着艦や高速旋回に強度上、些か難があること。 どうしても調達コストが高価であること。対戦闘機戦闘が不得手であること。 そしてなにより艦上機、陸上機を問わず、単発レシプロストライカーの著しい性能向上により、 存在意義が薄れたことから、結果として発注は少数に止まっている。 扶桑皇国海軍においても、フレーム強度をやや強化した上で、 魔導レーダーアンテナを追加した夜戦仕様を1個飛行隊相当、試験導入は行っていた。 リベリオンならではの高い品質管理と速度、上昇力、夜間運用能力は高い評価を得ている。 しかしながら、やはり扶桑においても「烈風」「紫電」系列、陸軍の「疾風」の高性能化により、 存在意義が有用とは認められず、横須賀航空技術廠。その実験飛行隊にて、 各種試験飛行を定期的に繰り返す日々が続いた。高性能を有しながらも、誰もが持て余す不遇なストライカーであった。 この機材が扶桑皇国海軍で、僅かなりとも脚光を浴びたのは「あの」六六六空においてであった。 同部隊では対地攻撃型・空対空哨戒用ストライカーユニット「天山」を用いるウィッチ2名が所属していた。 彼女達は「天山」の特性を活用し、夜間・悪天候の哨戒任務に活躍していたが、 護衛ウィッチなしでは運用できるものではなく、その点が徐々に問題化しつつあった。 この点に懸念を抱いた指揮官、出雲少佐が海兵同期の空技廠勤務横河少佐に渡りを付け、 予備部品込みで2機を代替機材として配備したのだ。 双発ストライカーユニットの母艦運用は、けして平易なものではなかったが、 同部隊では樫城中尉、白水少尉と双発型のエキスパートが複数存在していた。 既に中堅、あるいはベテランの域に達していた彼女達の教育を受けることで、 元天山乗り達も、相応の苦労を経ながらも無事に離着艦技能を身につけた。 樫城中尉曰く「そもそも艦上機なのだし、あの二人の技量を考えれば、出来ない方がおかしい」とのことである。 六六六空におけるF7F-4Nは、あくの強い機材に慣れた彼女達らしいというか、 けして悪い評価ではなかった。2人のウィッチは樫城中尉や白水少尉の教え。 「重爆に対してダイヴ&ズームの一撃離脱に徹すること」「敵戦闘機は優位にない限り相手にしないこと」 「魔導レーダーの上方だけではなく、母艦との連携と肉眼確認を忘れないこと」。 これらの教えを一義とした戦術を行い、特に夜間や悪天候での哨戒戦闘任務。 もしくは、大きなペイロードを活用した戦闘爆撃任務に活躍している。 なお、F7Fを用いる二人のウィッチ。ベルタ・エッカート少尉とクラリーチェ・アルベティーニ少尉。 彼女らは同じストライカーユニットを用いつつも、非常に対照的な運用を行なっている。 エッカート少尉が対地攻撃任務の経験から、シールド強度を極力重視したセッティングを行うのに対し、 高速要撃任務を多く経験したアルベティーニ少尉は、防護力よりも速度に重点をおいた調整を行なっている。 この点で一時期、「天山」からの機種転換で難儀した時期も存在するが、彼女らは互いの協力で乗り越えたようである。 ②FM-2「ワイルドキャット」艦上戦闘脚】/レオノア軍曹装備 リベリオンがF4F「ワイルドキャット」系列の最終型として開発した、輸出仕様の艦上戦闘脚。 元々が素直な操縦性と良好な低空性能を持つ「ワイルドキャット」であるが、 このFM-2はほぼ別物といえるほどの機体に仕上がっている。 魔導エンジン出力は1350馬力にまで引き上げられ、機体重量は一割以上、 各部構造素材の仕様変更や空力特性改善により、軽量化が図られている。 その運動性は中高度以下では特に良好であり、元より高い信頼性と頑丈さもあいまって、 レンドリース先のオラーシャやガリア、オストマルクやダキアなどでも、かなり高い評価を得ている。 飛行時間がそれほど長いとは言えず、離着艦経験も乏しいレオノア軍曹が、 短時間で「日向」への離着艦に習熟できたのは、この素直で頑丈な軽量ストライカーの恩恵ともいえる。 とはいえ、問題が存在しなかったわけではない。 確かに扱いやすく、良好な運動性を誇り、速度もこのクラスとしては良好な560km/h以上に達している。 戦闘継続時間も長く、それだけに低空戦闘では使いでのある機体であったが、 近い将来、凶悪化したネウロイと交戦した場合、何処まで通用するかは不安が持たれていた。 事実、「日向」も参加した北洋護衛作戦に於いては、レオノア軍曹はかなりの苦労を強いられている。 それでも友軍と連携の上で、複数のネウロイを撃墜しているあたりは流石というべきだが。 性能不足が露呈しつつあることは、どうしても否めなかった。 ウラジオストック到着後、レオノア軍曹。昇進により海軍曹長となった彼女には、最新鋭の艦上型La-9。 その増加試作型が与えられ、機材の性能不足という苦難からは解放されている。 さりながらLa-9は後々に全軍へ大量配備される傑作となるとはいえ、 当時は未だに増加試作段階であり、信頼性も万全とは言えなかった。 そうである以上、予備機材はどうしても必要であった。 実際、同じストライカーを配備されたバラノワ陸軍中尉も、La-9が不調を起こした際、 それまでの愛機であるP-39改で出撃したケースが多々存在している。 如何に飛行時間が比較的長い二人とはいえ、増加試作機材を実戦を介してデータを取るのは、相当なリスクを伴うのだ。 そのためにレオノア軍曹のFM-2も、予備機材として性能改善が求められた。 そしてそれはさして難しいとは言えなかった。元よりFM-2の搭載する「R1830」魔導エンジンは、 宮藤博士の遺した基礎技術に基づき、扶桑とリベリオンが共同で開発した(扶桑名称「金星」「マ-112」)であった。 そうである以上、宮菱重工が着実に性能向上を果たし、 大量供給を行っている「マ-112」の最新型を搭載することは、けして不可能ではなかった。 この点はキ-45の改修に際して、樫城中尉の作り上げた宮菱発動機部門との人脈も、かなり功を奏した。 元より零式艦上戦闘脚の輸出上のライバルである、FM-2を精密に研究していた宮菱はこの改修に極めて積極的であった。 彼等は彼等で、この改修によるパテントを用い、リベリオン経由での輸出。 機材改修バーターの確保に熱心であった(事実、これ以降に製造されたFM-2はこの試作機が原型となった)。 キ-96にも搭載されている「マ-112Ⅲ」の大馬力に耐えうるべく、軽量化された機体構造は再度、 強化により原型に等しいそれとなり、外観も逞しいものとなった。 されど中高度以上の性能は確実に向上しており、レオノア曹長自身の試験飛行の結果は、6000mで615km/hを達成している。 無論、新型機材への習熟を怠る彼女ではなかったが、如何せんLa-9は最新鋭機であり、 予想外のトラブルも十分に想定された。当面、幸いにして予備機が必要な状況は生じていないが、 緊急時に任務に耐えうる予備機材が存在していることは、ウィッチの心理的負担をかなり軽減している。 ③【P-39「エアコブラ-J」型戦闘脚】/バラノワ少尉装備 リベリオン陸軍で開発された、かなり変わり種のストライカーユニット。 一般的には、現行のレシプロユニットは宮藤博士の理論を原型としており、 魔力プロペラは機材先端部に発生するようになっている。 しかしこの機材は、大口径火砲射撃時における安定性を重視し、 機材先端よりはやや奥まった位置に、プロペラが発生するように作られている。 この設計自体は、一定の効果を生みだした。 確かに、特に中高度以下での安定性は高く、バラノワ少尉がホ-203などの重火器を有効に扱えたのも、 この機材の降下機動に際しての安定性。そしてリベリオンの機材特有の頑丈さえに、助けられた部分が多い。 高々度性能は反面劣悪で、主に戦闘爆撃任務に多用されている。 但し「日向」着任時の彼女のユニットは、その頑丈な設計に反して廃品同然であった。当たり前である。 連隊長を脅迫して抱き込み、政治将校を殴り倒す不良士官に、まともな機材を渡す軍隊など存在しない。 連隊の中で最悪に近い、用途廃棄寸前の機材であり、武装も同様であった。 輸送船経由で彼女が着任したとき、榊整備班長でさえ「これは使うな」と、即座に言い切ったほどであった。 そして、そこで大きく動いたのが樫城中尉であった。 一時はバラノワ少尉を自殺志願者の類と勘違いして激怒した彼女は、 自らの意地にかけて、より高性能な機材へ生まれ変わらせることを決心したのだ。 飛行五戦隊時代、部下を生き残らせるために、必死の努力を重ねた彼女からすれば、 オラーシャ帝国が自国のウィッチへ為した仕打ちも、 それを唯々諾々と受け入れている無気力なバラノワ少尉も、許し難い対象であったらしい。 まずもって、臨時飛行隊長の樫城中尉と榊整備大尉が、松田艦長に現状報告。 頭を抱えた艦長が、やむなく海軍省経由でリベリオン陸軍へ予備部品供与を打診。 幸いにして、リベリオンでは既にP-51D、P-47Dなどの高性能戦闘脚の量産体制に移っており、 P-39のような「不良在庫」がはけるのは、寧ろ歓迎された。 指定部品に加え、組み立てれば2機は作れる予備部品が只同然で、オラーシャへのレンドリースの一部から割り引かれ、 「日向」飛行隊へやってきた。そして、そこから樫城中尉による思い切った性能改善措置が始まった。 彼女は、あれやこれやと悶着は起こしたものの、色々と人脈を形成してしまった明野航空本部に渡りをつけ、 三式戦闘脚系列の魔導エンジン用の、機械式二段二速過給器を組み込んだのだ。 このあたりは、宮藤博士が魔導エンジンを完成させた段階で、各種部品の徹底した共通化や系統化を行ったが故に、 国籍の異なる部品の組み込みも、何とかなった部分がある。 新品同様の部品で再生され、更にはスーパーチャージャーさえ与えられたP-39は息を吹き返した。 「V1710」エンジンの全開出力は1500馬力に達し、速力も高度5500mで毎時645km/hに達している 航続距離も1500kmと、中近距離哨戒や対地支援には十分であった。 武装に関しても、海軍航空ウィッチの航空機銃主力が、使い勝手の良い九九式改二型13mmへ移行。 彼等が「二式試製三七粍速射砲」として試験導入していた、 余剰のホ-203が回されてきたことで、とりあえず彼女は何とか戦力の一角となった。 当初は慣れない高性能に戸惑ったバラノワであるが、徐々に野戦飛行場での戦闘経験を思い出し、 この改造型。樫城中尉特製の一品物とも言える、このストライカーに習熟し、それなりの活躍を示すことになる。 「これならば十分戦える」と、彼女に気力を取り戻す原動力となったことを考慮すれば、 性能向上以上に改修の意義は大きかったと言える。LA-9受領後も度々、予備機材として高い稼働率を示している。 ⑧【ノース・リパブリカン・P-47D/N戦闘脚】/オティーリエ・ハーケ少尉装備 リベリオン陸軍が、P-51系列と並んで急速に配備を進めている、新型の大馬力ストライカー。 P-51がマーリン水冷魔導エンジンを搭載した、スマートなデザインなのに対し、 こちらは海軍でも多用されているR2800空冷魔導エンジンの出力強化型を搭載。 他にも防護性能やペイロードを重視したため、非常に逞しい外観をしている。 故に脚に履くと太く見えるという、ある意味では年頃の少女らしい悩みから、ウィッチから外見は好まれていない。 しかしながら、高高度性能、防御力、速度、航続力など、全てが高いバランスでまとまっている。 その他の航法装置や非常時の防御手段も、非常に充実している。 扶桑の零式の五倍もの価格がするというだけに贅沢な、 しかしウィッチの安全を第一に考えた頑健なストライカーである。 実際、確かにスタイルは好まれていないが、性能で悪評が囁かれたことは一度もない。 そして本来であればリベリオン陸軍のストライカーを、 なぜカールスラント空軍のウィッチであるハーケ少尉が装備していたか。 これはカールスラント空軍の一部で、自国製ストライカーの航続距離不足に、懸念を呈する向きが存在していたこと。 そしてハーケ少尉本人が、Bf109GやFw190A8で実戦を経験した上で、ある意味では技術者の家系の娘らしいというべきか、 実に率直極まりない箴言を、上層部に提出してしまったのだ。 彼女がリベリオンのF6Fや扶桑の四式など、航続距離の長いストライカーと比較して批判を行ったのも、 自国技術を過剰に信奉する上層部の一部。その神経を逆撫でする形で災いした。 そのために彼女は、自国製ストライカーに懐疑的な勢力が、 試験目的で輸入したP-47D型のテストウィッチに選出されたのだ。 大半のカールスラントのウィッチは、余りこの機体を好まなかったが、 理屈で行動することの多い彼女には、贅沢だが合理的なこの機材は、まさに最高の相棒であった。 500km/h以上の高い巡航速度、増漕を装備すれば2000kmを超える航続距離。 最大速度や上昇力、運動性。何より降下性能はFw190A8さえ懸絶しており、 ペイロードもMk108型30mm機関砲と大型背部弾倉を装備しても、びくともしない大きさであった。 この高性能機材の試験導入は、カールスラントストライカー開発スタッフを大いに刺激し、 液冷型フラックウルフの改良。ジェットストライカーの開発促進など、良い刺激にはなった。 しかし彼女個人にとって、良い転機を齎したかというと、この点は微妙と言える。 「何故、なまじ国産にこだわって、これのライセンス製造を行わないのですか?」という、理には適っているが、 自国の技術に高いプライドを持つウィッチ、上層部、技術陣全てに煙たがれる、 ある意味では迂闊な発言を行ってしまったのが、後に彼女に数奇な運命を辿らせる。 空軍部内でこの発言は、かなり物議をかもしてしまったため、当面、部内の諍いを沈静化させるため、 彼女は扶桑皇国海軍の航空戦艦。その所属飛行隊という、 普通ならば予想もしない部署への転属となったのだ。ある種の懲罰人事だったのかもしれない。 しかし彼女にとってそれが懲罰になったか。これまた微妙なところである。 元々が細かいことをさして気にしない性分であり、 その上、各国のウィッチとストライカーが集まった六六六空は、ある意味で技術者肌の彼女にとっては天国とも言えた。 なお、44年末の段階で、彼女のP-47は純正部品による改修を経て、D型からN型に改修されている。 陸上重戦を航空戦艦で使うというデータは、本国よりもリベリオンのメーカーが重視し、技術支援を惜しまなかった。 P-47Nといえば後々最高傑作の一つと言われるものであり、転んでも只では起きない彼女らしい幸運である。 5.オラーシャ製ストライカーユニット ①La-9単発航空戦闘脚/バラノワ中尉、レオノア曹長装備 オラーシャ帝国陸軍航空隊が、随所で増加試作型の運用を開始したばかりの最新ユニット。 魔導エンジンこそ従来のLa-5、La-7に搭載されたものと同系列であるが、ユニットの素材と空力特性を徹底改善。 中高度で670km/h以上の最大速度を発揮し、上昇力や降下性能。高速旋回性能も良好なレベルである。 最大の改善は航続距離であり、ユニット内部のエーテル燃料タンクを拡大したこと。魔導エンジンの燃費を改善したこと。 そしてユニットの空気抵抗を減少させたことなどの恩恵で、最大で1700km以上の飛行が可能である。 シールド強度、ペイロードも相当に大きく、これまで地道に国産機を改善してきたオラーシャの、技術的昇華ともいえる。 その様な最新機材が何故、素行不良で他国の部隊に事実上放逐された不良士官。あるいは技量いまだしな海軍曹長。 この二人に回されてきたかといえば、それはひとえにオラーシャで母艦での離着艦経験を有するウィッチが、非常に少ないことに起因する。 無論オラーシャにも、そういった手練の。母艦勤務敵性を有するであろうウィッチは相当数存在する。 しかし彼女たちは連合軍の精鋭たるJFW。あるいは前線飛行隊につきっきりであり、洋上運用試験まで手が回らなかった。 そのために比較的後方といえる扶桑海軍に出向し、航空戦艦という難物での離着艦を繰り返した二人にも、増加試作機がよこされたのだ。 新型機一つでそう、飛行特性や技量が極端に変わるわけではない。 しかし多少のトラブルの多さを差し引いても、その性能は大いに歓迎された。オラーシャのユニットらしい頑丈さも健在であった。 後に派兵された激烈な地中海戦線で、二人が無事に生還し得たのは、後にオラーシャ航空戦力の主力となるLa-9。 その性能に支えられた部分が大きいのは、間違いないであろう。
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/3553.html
メカブルード とは、【スーパーマリオ オデッセイ】?のキャラクター。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール メカブルード 他言語 種族 ロボット 初登場 【スーパーマリオ オデッセイ】? やぐらのようなボディを持つからくり巨大ロボ。【マダム・ブルード】以外の【ブルーダルズ】のメンバーが操縦する。 作品別 【スーパーマリオ オデッセイ】? クッパ城のボス。弱点はコクピット。 爆弾を投げて攻撃する。【ツックン】をキャプチャーして足を目掛けて爆弾を弾いてぶつけ、足をついたらコクピットに攻撃しよう。 コクピットはヒップドロップの攻撃なら一撃で叩き潰せる。 ボディの木製部にツックンの嘴が刺さることに気づきさえすれば、終盤のボスにしてはそれほど強くはない。 月の国の裏ではブルーダルズ5連戦の最後で登場。ツックンの代わりに【ハンマーブロス】をキャプチャーして戦う。 月の重力とハンマーブロスの操作に慣れれば一回目より楽に勝てるかもしれない。 元ネタ推測 メカ+マダム・ブルード 関連キャラクター 【ブルーダルズ】 【マダム・ブルード】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/garougarou/pages/54.html
て:セルピット・卵 デモン
https://w.atwiki.jp/suproy/pages/351.html
死亡者リスト(第二回放送時点・時系列順) 第一回放送時点 第二回放送時点 第三回放送時点 第四回放送時点 最終話時点 話数 時刻 死亡者(死亡時機体) 殺害者(殺害時機体) 死因 103 1日目20 00 バラン (獅王争覇グランドガンダム) 東方不敗(零影) 機体ごと消滅 104 1日目20 30 バグ (-) ヴィンデル(ジャスティスガンダム) 気絶していたところを踏み潰される 100 1日目 宙 (ベミドバン) アムロ(サザビー) コクピットを破壊される 100 1日目 ハイネル (幻魔要塞ヤマタノオロチ) アムロ(サザビー) コクピットを破壊される 111 1日目21 40 ハチロー (ジャイアントロボ) ヤザン(龍王機) 焼死 111 1日目21 40 ハマーン (アッガイ) ヤザン(龍王機) 機体ごと噛み裂かれる 112 1日目22 30 ゼンガー (サーバイン) ラッセル(マジンカイザー) 機体ごと爆散 112 1日目22 30 ラッセル (マジンカイザー) シンジ(大雷凰) コクピットを踏み潰される 113 1日目23 30 アキト (νガンダム) アムロ(サザビー) 機体ごと大破 113 1日目23 30 ルリ (スカイグラスパー) マサキ(レイズナー強化型) 絞殺 123 2日目 クルーゼ (ディス・アストラナガン) セレーナ(アーバレスト) コクピット破壊による爆死 119 2日目01 10 ボス (ダイターン3) ヤザン(龍王機) 失血死 最期の言葉 名前 最期の言葉 バラン・ドバン 「―――なんと!?」 バグ・ニューマン 「な!?」 司馬宙 「くっ!ヤマタノオロチめ、ちくしょう!」 プリンス・ハイネル 「そんなバカな!?」 ハチロー 「へ、へぇ!?」 ハマーン・カーン 「坊や!」 ゼンガー・ゾンボルト 「・・・・シンジ・・・・今を生きろよ」 ラッセル・バーグマン 「甘ぇぇぇぇんだよぉぉ!ファイアァァァブラスタァァァ!!!!」 テンカワ・アキト 「ル…ルリちゃ……逃…」 ホシノ・ルリ (ア…キト…さ…ん…) ラウ・ル・クルーゼ 「セカイヲ、ホロボス!ワタシヲキョゼツシタコノセカイヲォォ!」 ボス 「鉄也が急いで来てくれたのに・・・本当にすまねぇ・・・俺様の分までミケーネと戦か・・・」 殺害数 順位 該当者 人数 このキャラに殺された人 生存状況 スタンス 1位 アムロ・レイ 4人 アラド、ハイネル、宙、アキト 生存 無差別 2位 ヤザン・ゲーブル 3人 ハチロー、ハマーン、ボス 生存 無差別 3位T 木原マサキ 2人 シュウ、ルリ 生存 マーダー対主催 3位T セレーナ・レシタール 2人 ジャック、クルーゼ 生存 対マーダー 3位T 東方不敗 2人 三輪、バラン 生存 対マーダー 6位T フェルナンド・アルバーグ 1人 一色 死亡 無差別 6位T ゼオラ・シュバイツァー 1人 カツ 生存 奉仕(アラド) 6位T リオ・メイロン 1人 ラージ 生存 対主催 6位T ベターマン・ラミア 1人 B・D 生存 対アルジャーノン 6位T ウルベ・イシカワ 1人 アルマナ 生存 ステルス 6位T リョウト・ヒカワ 1人 テンザン 生存 対主催 6位T ゼンガー・ゾンボルト 1人 フェルナンド 死亡 対主催 6位T ヴィンデル・マウザー 1人 バグ 生存 ヘタレ 6位T ラッセル・バーグマン 1人 ゼンガー 死亡 無差別 6位T 碇シンジ 1人 ラッセル 生存 対主催 6位T ユーゼス・ゴッツォ 1人 柿崎 生存 主催者