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FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster 項目数:67 総ポイント:1000 難易度: FFX 異邦の言葉 アルベド語辞書を一つ見つける 10 FFX チームワーク ブリッツボールの試合で勝利する 10 FFX 正しいこと ビサイドの試練の間を突破する 10 FFX 獲得の才能 リュックで盗むを200回成功させる 10 FFX みんな一緒 全てのパーティーメンバーが揃う 10 FFX 深い愛情 水中デートを見る 10 FFX 自慢 ブリッツボールトーナメントで優勝する 10 FFX ストライカー ジェクトシュートを覚える 10 FFX チョコボライセンス 全てのチョコボ訓練に合格する 10 FFX 避雷針って何? 200回連続で雷を避けて報酬を受け取る 10 FFX 血の涙を流す者 アニマを入手する 10 FFX 銭が物を言う ヨウジンボウを入手する 10 FFX デルタアタック! メーガス三姉妹を入手する 10 FFX VIP鑑賞者 ルカ=シアターの全てのスフィアを購入する 10 FFX チョコボライダー とれとれチョコボを0 0 0のタイムで勝利する 10 FFX パワーストライク 一回の攻撃で9999以上のダメージを与える 10 FFX 袖の下 わいろで100,000ギル以上使う 10 FFX 過去からのメッセンジャー ジェクトのスフィアを全て見る 10 FFX メガストライク 一回の攻撃で99999以上のダメージを与える 15 FFX チョコボマスター レミアム寺院のチョコボレースで宝箱を5個取って勝利する 15 FFX スフィアマスター 一人のスフィア盤を全て埋めて発動させる 15 FFX ブリッツボールマスター スロットのリールを全て取得する 15 FFX ラーニング 敵の技を全て覚える 15 FFX 召喚マスター 召喚獣を全て揃える 20 FFX 武器マスター 七曜の武器を全て入手する 20 FFX 言語マスター アルベド語辞書を全26巻揃える 30 FFX パーフェクトスフィアマスター 全員のスフィア盤を全て埋めて発動させる 35 FFX 忍耐 デア・リヒターを撃破する 35 FFX すべてを超えし者を超える者 すべてを超えし者を撃破する 35 FFX 旅の発端 永遠のナギ節を見る 15 FFX-2 TPOをわきまえて ユウナ・リュック・パインのドレスフィアを1回の戦闘中に変える 10 FFX-2 特別 スペシャルドレスを一つ獲得する 10 FFX-2 聞き上手 メイチェンの物語を全て聞く 10 FFX-2 巧みな罠仕掛け人 STORY Lv.3終了までにクラスコがチョコボを捕まえるのを手助けする 10 FFX-2 ゼロアウト ゼロ式機士を撃破する 10 FFX-2 消火活動 ザラマンデルを撃破する 10 FFX-2 スフィアブレイカー スフィアブレイクで10回勝利する 10 FFX-2 錬金術師 合成弾を30回使用する 10 FFX-2 学ぶ者 魔銃弾を5つ習得する 10 FFX-2 大富豪 オオアカ屋の借金を返済する 10 FFX-2 チームワーク ブリッツボールの試合で勝利する 10 FFX-2 交渉上手 わいろを30回使用する 10 FFX-2 アビリティコンプリート 一つのドレスのアビリティをコンプリートする 10 FFX-2 ギャンブラーの夢 ギャンブラーのダイスでゾロ目を出す 10 FFX-2 親の気持ち 魔物の人生を最後まで見る 10 FFX-2 一つのエピソード完了 STORY Lv.5で一つのエピソードをコンプリートする 10 FFX-2 お宝ハンター アンダーベベル封印施設内のリボンの入った宝箱を開ける 10 FFX-2 ザ・ガンナー ガンシューティングでLVMAXに到達する 15 FFX-2 フルチェイン 99チェインを達成する 15 FFX-2 オーバーキル 一回の攻撃で99999以上のダメージを与える 15 FFX-2 チョコボの噂話をする人 すんごいチョコボを捕獲する 15 FFX-2 スフィアハンター ドレスフィアを全て入手する 15 FFX-2 踊る姫 魔導ダンス大全下巻を取得する 15 FFX-2 モンスターマスター シンラ君の魔物事典を完成させる 35 FFX-2 創始者 トレマを撃破する 35 FFX-2 完全制覇 COMPLETEDを100%にする 35 FFX-2 駆け出し ヤドノキの塔の10階まで到達する 10 FFX-2 まだまだ先は長い ヤドノキの塔の20階まで到達してボスを倒す 10 FFX-2 中間地点 ヤドノキの塔の40階まで到達してボスを倒す 10 FFX-2 もう一息 ヤドノキの塔の60階まで到達してボスを倒す 10 FFX-2 トンベリの宝 トンベリの間で宝を入手する 15 FFX-2 巨大な塔 ヤドノキの塔の80階まで到達してボスを倒す 35 秘密の実績 FFX 過去との決別 ユウナレスカを撃破する 10 FFX 憎しみの行きつく先 シーモア 最終異体を撃破する 10 FFX 永遠のナギ節 エボン=ジュを撃破する 35 FFX-2 友の討伐 バハムートを撃破する 10 FFX-2 戦争の機械 ヴェグナガンを撃破する 35 ■全般 ゲーム中に BACK+START+LT+LB+RT+RBを同時押しすると タイトル画面に戻る事ができる
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マルク ヘイ、ヘイ、ヘーイ!と まさかのさん戦!このボク、マルクもまぜるのサ!多さいな技をあやつる その道化は銀河に何をねがうのか!? カービィファイターズFINALに登場するキャラクター。 概要 バディの1人として登場。『スタアラ』での動きをベースにしているが、一部の技は同作と比べて少し発生が遅めになっている。攻撃範囲がとにかく広く、玉によって弾幕を貼りながらさらに広範囲な技でたたみかける戦法が得意。一方で技の隙が非常に大きく、大技を外すと反撃を受けやすい。ファイナルアビリティのマルク砲は、自分と同じ高さにいる相手全てを巻き込む凶悪な技。トリックスターと呼ぶにふさわしい、いるだけで混乱すること間違いなしのキャラクターである。 登場演出 たまのりしながら現れる。 コマンド 技名 操作 説明 ピエロたまのり B 玉に乗る。玉に乗った状態から後述の技に派生する。 たまけり ピエロたまのり中にB 玉を前方に蹴り飛ばす。しばらくすると玉は破裂する。 ける角どをかえる ピエロたまのり中にB長おし+十字キー たまけりの角度を変える。 たまけりシュート ダッシュ+B 勢いよく玉を蹴る。 しかけピエロだま ↓+B その場に玉を設置。設置された玉に向かって使うとそれを蹴り飛ばす。 いたずらキック てきのそばでB 相手で玉乗りし、それを蹴飛ばす。蹴飛ばされた相手にもダメージ判定がある。 きらめきのはね 空中でA 羽を生やす。この状態だと出る技が変化する。 くちからピエロだま きらめきのはね中にBはなす 真下に向けて玉を吐く。 シードこうげき きらめきのはね中にBれんだ くちからピエロだまを連打すると3回目からシード攻撃に変わる。6発シード攻撃を撃つと、地面に着くまで再びくちからピエロだまを撃てなくなる。 シューターカッター きらめきのはね中にBちょい長押し〜はなす 4つのカッターを飛ばす。 アイスボウル きらめきのはね中にBほどよく長押し〜はなす 下に玉を飛ばし、それが地面か相手に当たると左右に分裂して飛んでいく。 ブラックホール きらめきのはね中にBめちゃ長おし~はなす 体が真っ二つに割れ、その中心にブラックホールが発生する。近くの相手を巻き込んで連続でダメージを与える。 きりもみマルク ダッシュ+空中で↓+B きりもみ回転しながら右下に突進し、再び上昇する。 まっさかさマルク きらめきのはね中に↓+B 真下に急降下する。ジャンプすると中断。 シャドウ~シャドウアッパー まっさかさマルクで地面にとびこむ 影となって地面に潜り込み、Bを離すかしばらくすると飛び出して攻撃。シャドウ中は無敵で、左右に動くことができる。 とっしん ダッシュ+空中でBはなす 翼を広げ、突進する。 アローアロー ダッシュ+空中でB長押し 前方に大量の矢を放つ。突進する距離は短くなる。 コンボまっさかさま とっしん中に↓+B とっしんをやめてまっさかさマルクを繰り出す。 コンボきりもみ とっしん中に↑↓+B とっしんをやめてきりもみマルクを繰り出す。 ファイナルアビリティ マルク砲 ファイナルチップが溜まった状態でL/R+B 極太のビームを放つ。発射と同時にマルクが後ろに吹き飛んでいくため、高さが同じだとマルクの後ろにいても当たってしまう。終わった後はマルクが画面中央にワープして戻ってくる。 ストーリーモードでの活躍 らすぼすぶっちでは 10戦目にマルク、21戦目にマルク ソウルが登場。原作の動きを再現したものであり、原作同様行動パターンは完全に固定。 関連項目 星のカービィ スーパーデラックス×
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The Finals 1997 テンペストの登場によって生まれた白シャドーウィニーやメダリオンブルー、メサクラフトなど、そして旧スタンダード(アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック)でミラージュ・ブロックのカードがほとんどを占めていた5CBやバーンなどが入り乱れた。 だが、結果は優勝、準優勝、ベスト4とベスト8に各一人とトップ8のうち半分を5CGが占めるというものだった。 テンペストで不毛の大地/Wastelandが登場したため「5CGは生き残れない」という見解もあったが、実際には単色デッキには効果が薄かったためか不毛の大地はあまり使われなかった。そのことがこの結果に繋がったのかも知れない。 この大会で有名なエピソードとして、当時「濃霧/Fog系のカードはトーナメントではまず使われない」と言われる中、ストンピィを用いる景山太郎氏が同じストンピィを用いる中村聡氏の踏み荒らし/Overrunを中休み/Respiteで回避し、投了に追い込んだという逸話がある。このことは多くのプレイヤーに衝撃を与え、濃霧系カードの再評価に繋がった。 基本データ 日時:1997年12月28日 開催地:渋谷DCIジャパントーナメントセンター フォーマット:スタンダード(第5版+ミラージュ・ブロック+テンペスト) 参加者:57名 ベスト8 優勝 塚本俊樹(5CG) 準優勝 有田隆一(5CG) ベスト4 松尾悟郎(5CG) ベスト4 松元篤志(バーン) ベスト8 田口雄一(5CG) ベスト8 藤田剛史(タッチ緑青白コントロール) ベスト8 野口猛雄(青黒パーミッション) ベスト8 景山太郎(ストンピィ「ピュアグリーン・オーバーラン」) 参考 The Finals トーナメント記録
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ChosenFINAL outlime pub. date music 皇兵交響楽団 editor spinner
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ウォーリア オブ ライト 夏スモーキー2 ガーランド 冬ダーク2 フリオニール 夏クリア2 マリア 夏スモーキー 皇帝 夏スモーキー2 ルーネス 夏クリア イングス 春パステル アルクゥ 秋ソフト レフィア 春ビビッド2 オニオンナイト 春ビビッド2 暗闇の雲 冬クリア3 セシル・ハーヴィ 夏クリア4、夏クリアor夏スモーキー ローザ 春パステル、夏スモーキーor秋ソフト カイン 秋ソフト2 リディア 春ビビッド2 エッジ(エドワード・ジェラルダイン) 夏スモーキー パロム 春パステル ポロム 春パステル、秋ソフト ヤン・ファン・ライデン 春ビビッド フースーヤ 夏クリア ギルバート・クリス・フォン・ミューア 秋ソフト ゴルベーザ 冬ダーク2 バッツ 秋ソフト2 レナ 春パステル ファリス 秋ハード クルル・マイア・バルデシオン 春パステル2 ガラフ・ハルム・バルデシオン 秋ソフト ギルガメッシュ 秋ハード2 エクスデス 春ビビッド2 ティナ・ブランフォード 夏クリア5、秋ソフト、夏クリアor冬クリア ロック・コール 夏スモーキー エドガー・ロニ・フィガロ 春パステル、夏クリア3 マッシュ・レネ・フィガロ 春パステル、春ビビッド3 セッツァー 夏スモーキーor冬ダーク カイエン 夏スモーキーor秋ソフト ガウ 春ビビッド セリス・シェール 春パステル6 ストラゴス・マゴス 春ビビッド4 リルム・アローニィ 春ビビッド6 レオ 春ビビッド、秋ハード、春ビビッドor秋ハード ケフカ・パラッツォ 春ビビッド6 クラウド・ストライフ 春パステル7 バレット 秋ハード4 ティファ 春ビビッド6、秋ハード エアリス 春パステル、夏クリア、夏スモーキー、春or夏 ユフィ・キサラギ 秋ソフト2、秋ハード4 ヴィンセント・ヴァレンタイン 冬ダーク5 セフィロス 夏クリア7 シド 春パステル4 ザックス 冬クリア4 スコール・レオンハート 夏スモーキー6 リノア・ハーティリー 夏クリア、夏クリアセカンド春パステル
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曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FREEZE(SHOCK) Finale Toby Fox A3 激13 48-190 ?/?(?) STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 64 63 60 64 29 激譜面(13) / 鬼譜面(15)? 譜面 動画 https //www.youtube.com/watch?v=Eome1KpB7xo (1P x2.5, NOTE 2P x2.5, NOTE, REVERSE) 解説 2023/08/10配信。インディーゲーム「UNDERTALE」から収録された版権曲。 激譜面までは無条件解禁。鬼譜面はDDR GPのベーシックコース加入 「スペシャル楽曲パック feat.UNDERTALE」を購入で先行プレー可能。 同ゲームから収録の「MEGALOVANIA」と同じく、踊譜面からショックアロー搭載。 BPM推移(暫定) 鬼譜面のみBPM変化が異なる。 コメント コメント(感想など) 最新の10件を表示しています。コメント過去ログ?
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曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FREEZE(SHOCK) Finale Toby Fox A3 鬼15 48-190 ?/?(?) STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 94 102 81 57 109 激譜面(13) / 鬼譜面(15) 譜面 動画 https //www.youtube.com/watch?v=85YDHntWmHE (1P x2.5, NOTE 2P x2.5, NOTE, REVERSE) 解説 2023/08/10配信。インディーゲーム「UNDERTALE」から収録された版権曲。 激譜面までは無条件解禁。鬼譜面はDDR GPのベーシックコース加入 「スペシャル楽曲パック feat.UNDERTALE」を購入で先行プレー可能。 同ゲームから収録の「MEGALOVANIA」と同じく、踊譜面からショックアロー搭載。 BPM推移(暫定) 鬼譜面のみBPM変化が異なる。 コメント コメント(感想など) 最新の10件を表示しています。コメント過去ログ?
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Do you love me? ~FINAL EDIT~ / TATSUYA NISHIWAKI Rank Name Score Just Great Good Bad Poor Comment 1 1234 0 0 0 0 0 0 登録者一覧
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♡舞台 私のホストちゃんTHE FINAL ~激突!名古屋栄編~ 【あらすじ】 高校ラグビー愛知県大会決勝。 ここで敗れた次郎丸力也は、監督の大曽根がオーナーの「club 金鯱」に璃来哉として入店。 「club Vanilla」の応援もあり、金鯱は名古屋一のホストクラブを目指して動き出す。 だが、それは名古屋の女帝、錦マミをホストにハマらせるための陰謀だった! そして紆余曲折の末、マミは名古屋のNo.1ホストを決めるコンテストを開催。 金鯱、Vannila、「club gorgeous」による三つ巴の戦いの幕が開ける! (PREMIUMパンフレットより引用) 【登場人物 - 演者】 鳳条夕妃 - 廣瀬智紀 白石咲夜 - 平田裕一郎 流星 - 久保田秀敏 一之瀬隼人 - 五十嵐麻朝 深雪 - 染谷俊之/輝山立 璃来哉 - 黒羽麻璃央 直 - 小澤廉 大湖 - 杉江大志 光星 - 井澤勇貴 何時果 - 瀬戸利樹 哀 - KODAI 憂 - T-MAX 圓城葵 - 向山毅 早乙女蓮 - 塩川渉 翔 - 鶏冠井孝介 ヒロ - 町田宏器 真純 - 青柳塁斗 寿司郎 - 中村龍介 温人 - 山口大地 松坂 - 渡辺和貴 大曽根 - 福井晶一 佐々田奈央 - 仁藤萌乃 甘王 - 緒方雅史(オキャディー) シナガワ - 加藤啓 錦マミ - 小川菜摘 和田瑠子 阿久澤菜々 藤澤希未 新谷真弓 西丸優子 【ゲスト出演】 1月31日(日) 17 30…SOLIDEMOよりシュネル、佐々木和也、佐脇慧一、手島章斗(木全寛幸は体調不良により出演無し) 2月2日(火) 13 30/18 30…松岡充 2月5日(金) 18 30…荒木宏文 2月9日(火) 14 00/19 00…松下優也 【イベント情報】 舞台「私のホストちゃん」カフェ バレンタインスペシャルハイタッチ会 ホストちゃん全員大集合!ハイタッチ会 ライブ・ビューイング 【映像配信】 CSテレ朝チャンネルにて本編放送(2017年1月7日):染谷俊之と久保田秀敏の副音声あり再放送(2017/5/20) 【劇中歌】 つかみ取れ! 運命の瞬間 私のホストちゃんメインテーマ~Haka version~ 甘く危険なバニラ 初めての客 IとYOU 鉄砲隊BANG×BANG 告白 モーニング色々つけすぎサンバ GORGEOUS 難しすぎる恋の歌 気持ちを伝えたいんだ DO-YA~club金鯱 version~ 追憶のバラード GIVE ME YOUR LOVE 愛をナメんなよ! あなたの愛でナンバー1 ホ・ス・ト 【関連記事】 栄 舞台公演
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「シロウはどこに行ったのー!?」 時間は士郎とルルーシュが柳洞寺に到着したところまで遡る。 謎のサーヴァントとの戦闘の後、イリヤスフィールとランサーは、再度の襲撃を警戒して大きく回り道をしてから衛宮邸に向かった。 あの正体不明のサーヴァントを士郎に近づけたくなかったが故の行動だったが、そのためにまっすぐ柳洞寺へ向かった士郎らと入れ違いになってしまった。 セイバー二人もランサーもサーヴァントとしては索敵範囲が狭いため、お互いの接近に気付けなかったのだ。 士郎の不在に一度は憤慨したイリヤスフィールだったが、深呼吸して落ち着くと、すぐに士郎が向いそうな場所を導き出した。 「多分柳洞寺ね。前もキャスターが居座ってたし、リンを探してから行くなんて回りくどいことをシロウがするとも思えないし」 あの場に遠坂凛がいたかどうかは覚えていないが、彼女はこの冬木のセカンドオーナーだ。 例えマスター候補として招かれていなかったとしても、独自に行動しているに違いない。 そう結論付けたイリヤスフィールは、霊体化したランサーを伴って柳洞寺へと歩いていった。 ランサーに乗って飛んでいったほうが遥かに早いが、先ほどのサーヴァントの存在がその考えを躊躇わせた。 そのまましばらく歩いて柳洞寺へ向かっていたが、異変を感じて立ち止まった。先ほどまではいたはずの通行人が、今では影も形もない。 「人避けの結界、ね…」 そう呟き、あたりを窺う。結界が張られたということは、間違いなくサーヴァントが近くにいる筈だ。そこに、 「坊主もセイバーも留守か。あいつらならこっちの聖杯戦争にも参加してるかとも思ったが、気のせいだったか?」 聞き覚えのある声が聞こえてきた。 「よう、アインツベルンのお嬢ちゃん。元気そうで何よりだ」 まるで十年来の友人にでも会ったかのような気さくさで声を掛けてきたのは、前の聖杯戦争で言峰綺礼のサーヴァントとして暗躍していた蒼い槍兵だった。 黒いバーサーカーを退けた後、悠とランサーは腹ごしらえのために学園地下の食堂に立ち寄り、何故か置いてあった中華料理店・愛家のスペシャル肉丼を二つ注文、連戦で腹が空いていた事もあってすぐに二人とも完食した。(他にも泰山の激辛麻婆豆腐やムドオンカレー、一撃オムライス、妲己ちゃん特製☆ハンバーグの4つのメニューがあったがそっとしておいた) その後、ランサーの提案で地上の聖杯戦争の勝者が住んでいたという屋敷を訪れたところ、マスターと思しき銀髪の少女を発見した。 菜々子よりも少し上程度の年齢の少女(実際には悠より年上だが)がマスターとして参加しているという事実に驚きを隠せない悠だったが、ランサー曰く彼女はホムンクルスという魔術の結晶のような存在であり、マスターとしての適性だけなら悠など問題にもならないレベルの相手だという。 しばらく迷ったが、どのみち最終的には倒さなければならない相手と割り切って仕掛けることにした。 「ふうん、彼が貴方の今度のマスター?相変わらずマスターに恵まれないのね、クー・フーリン」 「っ!?」 既に自分のサーヴァントの真名が知られている事に動揺する悠に、哀れみすら含んだ視線を向けるイリヤスフィール。 先ほどのサーヴァントのような正体不明の相手ならいざ知らず、正体も割れている相手を恐れるわけもない。 事実、目の前の蒼い槍兵は前の聖杯戦争で自分のサーヴァントであったバーサーカーに一矢も報いる事なく無様に撤退しただけなのだから。 その時と比べて特にステータスに変化もない以上、彼女の余裕も当然の事ではあった。 ただ、マスターの青年が宝具らしき剣を持っていることだけが若干気がかりではあったが。 「そんなに死にたいなら相手をしてあげるわ。ランサー、やれる?」 イリヤスフィールの声に応えて彼女のランサー、本多忠勝が実体化する。 霊核に負った損傷は完全には癒えていないが、先ほどの汚名を返上せんとばかりに意気軒高であった。 ちなみに、忠勝の姿を見た悠が「…ガ○ダム?」と呟いたが、幸か不幸か聞いている者はいなかった。 ともあれ、ここにこの聖杯戦争で初となる同クラス同士のサーヴァントによる戦闘が実現した。 戦闘はクー・フーリンの先制から始まった。 神速の踏み込みから放たれた刺突は、下手なハンマーよりもなお重い一撃だったが、忠勝の装甲はそれを難なく弾き返す。 そしてお返しとばかりに機巧槍によるカウンターを見舞う。 獣の如き瞬発力でその反撃を躱したクー・フーリンだったが、次の瞬間、魔力による衝撃波に襲われ大きく吹き飛ばされる。 しかし、咄嗟に槍を構えて防御姿勢を取った事でダメージを最小限に抑えた。 「チッ、固いっていうレベルじゃねえな、こりゃ。大方前のバーサーカーと同じタイプの宝具なんだろうが…。そこにセイバー並みの魔力放出とはな」 舌打ちしながらも再度攻撃を仕掛けるが、その直前、忠勝の背中から小型の兵器と思しき物体が数基飛び出し、クー・フーリンを襲う。 これこそが忠勝の変化スキルを用いた武装のひとつ、援護形態。対象を追尾し続けるビット射撃により、自身の攻撃の隙をカバーすることができる。 だが、クー・フーリンは最小限の動きだけでビットを的確に躱し、忠勝と打ち合う。 またも弾かれる結果に終わったが、ビットの追撃も意に介さずあっさりと後退してのける。 この一連の動きから、敵が自分と同じ矢よけの加護を有している事を悟った忠勝は、ならばと攻撃形態に切り替え、連装プラズマ砲で相手のマスター諸共吹き飛ばす手段に出る。 面制圧能力の高い射撃であれば、矢よけの加護も意味を為さない。 「調子に乗るな、たわけ!」 咄嗟に張ったルーンにより、戦車砲すら凌ぐ威力を持つプラズマ砲は呆気なくかき消される。 原初18のルーンを修めたクー・フーリンのルーンによる防御は上級宝具すらも防ぎきる性能を持つのだ。 「へえ、思ったよりはやるのね。でも、貴方じゃ私のランサーには傷一つつけられないわよ?もっとも、シロウを狙う以上逃がしてあげる気もないけど」 「………」 余裕のあるイリヤスフィールとは裏腹に忠勝の内心には焦りがあった。 ステータスでも武装の数でもマスターの魔力量でも圧倒しているにも関わらず、ただの一度も有効打を与えられていないのだ。 無論、忠勝は手を抜いてなどいない。全ての攻撃を必殺の意気で放っている。 なのに穿てない。なのに捉えられない。それでいて底が見えない。 少なくとも純粋な技量においては先ほどの仮面ライダーと名乗ったサーヴァントよりも数段上と見ていいだろう。 これまで以上に気合いを込めて槍を構えたその時、マスターの青年から魔力の高まりを感じた。 「ペルソナ」 呪文のような言葉とともに実体化した黒い戦士がクー・フーリンに魔術らしきものをかけた。 同時に、クー・フーリンは自身の全身と得物である朱槍にルーンを刻んでいく。 「―――え?」 イリヤスフィールの口から驚愕が漏れる。 弱敵と侮っていた槍兵から感じられる威圧感は今や彼女の以前のサーヴァント、ヘラクレスにも匹敵するほどのものになっていた。それを証明するように、ステータスも大きく変化した。 【筋力】A+ 【耐久】A+ 【敏捷】A 【魔力】A+ 【幸運】E 【宝具】A 「何よ……それ」 力なく呟くイリヤスフィールの声が虚しく空に消える。 これが前回の聖杯戦争では使われなかったクー・フーリンの奥の手、原初のルーン。 全身にルーン文字を刻むことによって、敏捷と幸運以外のステータスを大きく引き上げる規格外の魔術である。 更にイザナギの補助スキル“マハタルカジャ”と“マハラクカジャ”による支援と宝具そのものにもルーンを刻む事によって、今回の聖杯戦争で現界した全サーヴァントでもトップクラスの能力値に変貌し、一時的にだが限りなく生前に近い力を振るえるようになった。 「真名が割れてるなら出し惜しみをする必要もない。さて、第2ラウンドといこうぜ」 獰猛な笑みを浮かべ、肩慣らしとばかりに朱槍を振り回し、下段に構え直してから、イリヤスフィールと忠勝にとっての死刑宣告を口にした。 「赤枝の騎士団、クー・フーリン。―――推して参る」 先制は、またしてもクー・フーリンからだった。 「砕け―――」 先ほどまでよりも遥かに力強い踏み込みで飛び込むクー・フーリンに、忠勝はすぐさま防御形態を発動し、両腕に盾を装備して攻撃に備える。 カウンターなど考えていては、自分が死ぬだけだと理解していたが故の行動だった。 「―――中つ槍!!!」 だが、そんな備えは真価を発揮した光の御子の前では全くの無意味だった。 クー・フーリンの乾坤一擲の剛槍はガードした忠勝の右腕を盾ごと貫通した。 忠勝の宝具“鉄壁たる鋼の武将(けっしてきずつかぬぶしょう)”の性質はダメージの軽減ではなく、あくまでAランクまでのダメージを無効化するというもの。 逆に言えば、それを超えるダメージは(本人の重装甲があるとはいえ)一切軽減できずにそのまま受けるというマイナスの側面もあるのだ。 そして、忠勝の宝具はランクA+の筋力とランクAに引き上げられた宝具を持つ今のクー・フーリンに対しては必殺技どころか通常攻撃にも耐えられない程度の効果しか発揮できなかった。 「ラ、ランサー!!」 「…………!!」 悲痛な声をあげるイリヤスフィールから悲しみを取り除かんと、忠勝は機巧槍を左手に持ち替え全身全霊の薙ぎ払いを見舞う。 「遅えよ、間抜け」 しかし現実は非情であった。 クー・フーリンはすぐさま忠勝の右腕に刺した朱槍を引き抜くと、忠勝の渾身の反撃を事も無げに受け止めた。 無論、そんな事をすれば忠勝の魔力放出の直撃を被ることになるが、それすらも“マハラクカジャ”と全身のルーンにより防御力の跳ね上がった今のクー・フーリンには全く通用せず、完全に打ち消されてしまった。 「そら、貴様も英雄ならこの程度凌いでみせろ―――!!」 無防備に近い状態になった忠勝を瀑布の如き怒涛の連撃が襲う。 どうにか対応しようとはするが、右腕を損傷した状態では十全に防ぎきれず、たった数秒の間に全身を穴あきチーズのように穿たれる。 左腕の盾も文字通りあっという間に破砕された。 「そんな、何で……!?」 イリヤスフィールが理解できないのも無理はない。 数値上においてはクー・フーリンと忠勝の敏捷値には1ランク程度の差しかない。額面通りに受け取るならば、こうまで忠勝が一方的に攻撃を受けるのは有り得ない。 しかしイリヤスフィールは知らなかった。 サーヴァントの敏捷値とは、機動力と反応速度の総合値で判定されるのだ。 例えば剣豪・佐々木小次郎の場合は機動力よりも反応速度に寄った状態でのランクA+、クー・フーリンは二つを均等にした状態でのランクA、そして本多忠勝は機動力に大きく偏ったランクB。 実際のところ、忠勝のクロスレンジにおける反応速度と運動性は並みのサーヴァントと大差ないレベルしかない。 重量級の武器による戦闘スタイルも相まって、自らの宝具が通用しない相手に懐に入られると、途端に脆弱さを曝け出してしまうのだ。 「何だ、蓋を開けてみりゃ宝具頼みの木偶の坊かよ。本気を出して損したぜ。生前、自分より強い相手と戦った事なかっただろ、お前」 失望したといわんばかりの態度を隠しもしないクー・フーリンに対して、忠勝は最早立っているのもやっとという有様だった。 戦闘続行のスキルが無ければ今頃既に倒れ伏していただろう。そして、クー・フーリンは未だ宝具すら使っていないのだ。 結局のところ、英霊としての格においてクー・フーリンと本多忠勝には隔絶した開きが存在していた。 確かに忠勝は戦国最強の名に恥じない、サーヴァント全体でも平均以上の実力を持つ猛者だったが、その最強という称号もあくまで神秘が薄れ、幻獣や外敵の危機に晒されることのない島国の中でしか通用しないものだった。 加えて、生まれついての絶対強者だった彼は自身と比肩しうる者と戦った経験に乏しく、事実、彼は心眼・真に代表される不利な状況を打開する技能を全くといっていいほど有していなかった。 対して、クー・フーリンはその逸話の中で自身よりも速い者、自身よりも強い者、自身よりも知略に秀でた者と何度も戦ってきた。 彼は最初から強かったわけではなかったが、それでも研鑽を重ね、生きて帰るための準備を整え、時には文字通り血反吐を吐きながら強大な敵に立ち向かっていった。なにより彼自身、強敵との死力を尽くした戦いを望む、飽くなき向上心を持っていた。 敵が理不尽な能力を備えていることも、クー・フーリンにとっては予想外でもなんでもない、ただの日常で大前提でしかない。 そうした生き様の違いが勝敗を分かつ決定的な要因になった。 忠勝が善戦できていたのはお互いの知名度による補正の差とイリヤスフィールの高いマスター適性あったればこそ。その優位性が立ち消えになった今、こうなるのは必然であった。 「正直興醒めもいいところだが、またどこかから横槍を入れられるのも癪なんでな。 じゃあな。その心臓、貰い受ける―――!」 確実にとどめを刺すべく己の朱槍に魔力を込め、必殺の一撃、即ち宝具を使用する準備を整える。 通常なら忠勝の宝具に弾かれるだけだが、今のクー・フーリンの朱槍はルーンの付与によりランクアップしている。 そこから放たれる真名解放の一撃は、忠勝のいかなる防御をも貫くだろう。 そして、忠勝には魔槍の因果逆転の呪いを跳ね返す幸運もない。否、あったとしても動きの鈍重な忠勝ではまず回避できない。 「……駄目」 それが理解できる、いや、理解できてしまうからこそ、イリヤスフィールは頬を伝う涙を止めることができなかった。 だが、ひとつだけ定められた死の運命を覆す手段があった。 「―――刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)!!!」 クー・フーリンの魔槍が迫る。禍々しい程の魔力をもって放たれた攻撃は、間もなく忠勝の心臓を貫くだろう。 「死なないで、ランサアアアアアーーーー!!!」 イリヤスフィールの左手から令呪が一画消える。 死ぬなという絶対の命令を受けたランサーは、それまでからは考えられない速度でガッチリと心臓をガードする。必ず心臓を貫くとわかっているのならば、そこを守り通す。 魔槍がガードした忠勝の機巧槍を砕き、真っ二つにする。ならば自身の腕で防ぐのみ。 令呪によって生じた魔力と魔槍が轟音を上げて拮抗する。数秒の拮抗の後、魔槍が忠勝の左腕を貫通し、そのまま身体に浅く突き刺さり、そこで止まった。 鋼の英雄は、大英雄の因果逆転の魔槍を前に見事命脈を繋いでみせたのだ。 「令呪があったとはいえ、よく凌いだ―――」 クー・フーリンから贈られる惜しみない賞賛。 「―――と言いたいところだが、詰んだぜ、お前」 そして、死。 とうの昔に“チャージ”を仕込み終え、湖の騎士から奪い取った漆黒の聖剣を持ったイザナギがクー・フーリンの後ろから姿を現し、忠勝の首を斬り飛ばした。 それは、激突する英雄たちに比べて余りにも矮小な存在だった。 だがそれ故に、忠勝はその存在を無意識のうちに忘れてしまっていた。 「最後に一つだけ忠告しておいてやる。お前らはうちのマスターをナメすぎだ」 聖杯戦争とは何もサーヴァントだけの戦いではない。 英霊に比べれば卑小な存在であっても、マスターもまた戦場に確かに存在し、場合によっては英霊にも届く攻撃手段を持つ者もいるのだから。 【ランサー(本多忠勝)@戦国BASARA 消滅】 「ラ、ランサー……」 サーヴァントを失ったイリヤスフィールがその場にへたり込む。 彼女にとって忠勝はただのサーヴァントではなく、自分に愛情をもって接してくれる心許せる存在だった。 茫然自失としていたが、その時間はすぐに終わりを告げた。 「―――かっ、ぁ……!?」 サーヴァント消滅による電脳死を待つまでもなく、蒼い槍兵の朱槍で心臓を貫かれたからだ。 それはあまりに迅速で、痛みを感じる暇さえ与えられなかった。 「ムーンセルに削除されるまでのたうちまわらせるのは趣味じゃねえ。せめて苦しまずに逝ってくれや」 「ぁ…し、ろ……」 胸からドクドクと血が溢れ、力が抜けていく。 消えゆく意識の中、最期に聞こえたのは自分を呼ぶひどく懐かしい声だった。 【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night 死亡】 衛宮士郎とセイバーがその場所に到着した時には、全てが手遅れだった。 「よう、坊主にセイバーじゃねえか。やっぱりお前らも参加してたか。 俺の勘も捨てたもんじゃあなかったらしいな」 見覚えのある槍兵が街角で偶然友人に会ったかのように気安く声を掛けてくる。 もし状況が違えばあるいは士郎も多少は友好的な返事を返したかもしれない。 少なくとも、ランサーが自分の義姉であるイリヤスフィールの心臓に朱槍を突き刺しているという状況下でなければ。 「イリヤぁッ!!」 手遅れと知りながらも、心臓から槍が引き抜かれ、血の海に沈んだイリヤスフィールに駆け寄った。 だが士郎の手が彼女の遺体に触れる寸前、イリヤスフィールの身体は流れ出た血液ごと粒子となって消え去った。 「なっ……!?」 魔術でもこうはならないであろう、と思われる光景に思わず固まってしまう。 ショックから立ち直れない士郎に、ランサーが訝しげに話し掛けてくる。 「何だ、知らなかったのか坊主?こっちの聖杯戦争じゃ敗者は皆ムーンセルにきれいさっぱり消される事になってるんだとよ。まあ俺も見るのは初めてなわけだが」 「ラン、サー……!!」 イリヤスフィールを殺しておきながら悪びれもしないランサーに視線だけで人間を殺せそうなほどの怒りと殺意を剥き出しにする。 だが、ランサーがその程度のことで怯むわけもなく、むしろ呆れた風ですらあった。 「がなるなよ、坊主。戦争で顔見知りが死ぬなんざ当たり前のことだろうが」 「………っ!!」 歯軋りし、今にも双剣を投影してランサーに斬りかからんとする士郎を傍らのセイバーが諌めた。 「シロウ、気持ちはわかりますがどうか落ち着いて下さい。それに、彼らが下したのはイリヤスフィールのサーヴァントだけではないようだ」 そう言って、忠勝を斬ったと同時に実体化を解いたイザナギから再度受け取った聖剣を持つ悠を睨みつける。 「魔術師(メイガス)、その剣をどこで手に入れた」 その剣は、セイバーにとって見覚えのありすぎるものだった。 名を“無毀なる湖光(アロンダイト)”。彼女の右腕だった騎士、ランスロットが所有していた宝具である。セイバーの鋭い眼光に臆した風もなく、銀髪の青年は「拾った」とだけ答えた。 何とも掴みどころのないマスターだとセイバーは思ったが、今わかっているのは前々回と同じくランスロットがサーヴァントとして現界している事、そしていかなる手段を使ったか目の前のランサー主従がランスロットを下して彼の宝具を奪取した事(宝具が残っているところを見るに倒されたわけではないようだ)、そして今イリヤスフィールのサーヴァントを大した消耗もなく撃破したという事だけだ。 言葉にすればそれだけだが、それがどれほどの困難か二度に渡って聖杯戦争を経験したセイバーは嫌というほど熟知していた。 その証左に、ランサーから感じられる圧力は前回対峙した時とは比べものにならないほどだ。 あれが彼の全力だったとはセイバーも思っていなかったが、それでも別人と見紛うほどだ。 あるいは、あの神父の事だから何らかの制約をランサーに課していたのかもしれない。 「実を言えば少しばかり消化不良気味だったんでな。 折角だ、ここで決着着けようじゃねえか、セイバー」 朱槍を下段に構え戦闘態勢をとったランサーに、セイバーもまた不可視の剣を取り出し応戦の構えを見せる。 もとより敏捷性においてはランサーが上。まず逃がしてはくれないだろう。 「頼む、セイバー。…イリヤの仇を、取ってくれ」 悔しげな士郎の言葉に無言で頷く。本当なら士郎自身が仇を討ちたいが、サーヴァントであるランサーに人間である士郎が挑むのは無謀の極みだ。 だからこそ、セイバーに全てを託すしかない。 「ペルソナ」 悠もまた、イザナギを呼び出し既に効果の切れていた補助スキルをかけ直す。 その最中、悠は赤髪の青年と先ほど殺した白い少女に何故か自身と菜々子の影を見出していた。 いや、事実自分はあの青年から自分にとっての菜々子を奪ったのだ。 その罪を噛み締めながらも、それでも歩みを止めないと誓う。 自分にも譲れない願いがある。ランサーもこんな自分に力を貸してくれている。 何より、直接殺したわけではないとはいえ既に自分は四人、いや、先ほどの主従を加えれば六人もの生命と願いを踏み躙ってここにいる。 もう後戻りなどできないし、してはならない。 「さあ、行こうか」 踏み躙った生命を無駄にしないためにも、必ず最後まで勝ち抜いてみせる。 戦いの第二幕が開けた。 to be Continued…… NEXT FINAL DEAD LANCER(後編)