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forever friend◆UemszzI7pgv H-8 湖の東の岸 / 早朝 カン・ユーに支給されたダイビングビートルはPR液の劣化が酷く そのままでは使用できない状態だった。 並のボトムズ乗りならATを放棄していただろうが カン・ユーはプロのボトムズ乗りだった。 コクピットを降りたカン・ユーがATの脹脛にあるアクセスパネルを開け ロック機構を手動で解除すると ダイビングビートルの胴体が膝を支点にして前方に向って沈み込み 降着ポーズと呼ばれる独特の姿勢を取る。 続いてATの背中に取り付けられたバックパックのメンテナンスハッチを開け 反応促進用の触媒のタンクを取り外すと 中身をPR液の注入口に注ぎ込み 更にはズボンのチャックを下ろして自分の小便を注入する。 コクピットに戻ってコンソールを睨むカン・ユー。 「信じてるぞワップ…」 待つこと数分。 マッスルシリンダーが稼動状態になったことを示す緑のランプが点灯する。 「やったぁ!」 カン・ユーは手を叩いた。 「これで急場は凌げるだろう、武器屋に行けば交換用のPR液も手に入るはず」 ゴーグルを装着しハッチを閉めるカン・ユー 「まってろよキリコぉー!」 フットペダルを踏み込むと ATの足裏に装備されたグライディングホイールが唸りをあげ ダイビングビートルが爆発した 【カン・ユー大尉@装甲騎兵ボトムズ】死亡? 時系列順で読む Back 『逃れの意向』 Next 剣法一本勝負 投下順で読む Back 見た目は子供!頭脳も子供! Next すれ違い 無能生存体 カン=ユー 異変
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【登録タグ A GUMI ぺぺろんP 曲 殿堂入り 鏡音リン】 作詞:ぺぺろんP 作曲:ぺぺろんP 編曲:ぺぺろんP 唄:GUMI・鏡音リン 曲紹介 GUMIとリンを組ませました。女性デュオだけどnot百合(作者コメ転載) 「Always and Forever」というタイトルは「しろいうさぎとくろいうさぎ」という絵本の原文で使われているフレーズを引用したもの。 訳すと「いつも、いつも、いつまでも」。 他にもメーテルリンクの「青い鳥」など、メルヘンの名作を歌詞に取り入れている。 歌詞 Always and Forever... 明日のことは考えないで 目的や代償を求めないで 私は一羽の青い小鳥 きっとあなたの籠に捕らえられる 強情なあなたの胸の中で 密かに陶酔の棘を立てる 私は一輪の青い野薔薇 きっとあなたに摘まれ色を残す 冷めた仕草で躊躇(ためら)いを隠しても 胸の高鳴りは治まらない 聞かせてください 愛していますか? だから Always and Forever, ずっとそばにいてね この心が離れぬように、強く Maybe you'll change your mind. きっと朝が来る頃 あなた色に染まる私を 見せてあげる あなたを知るほどわからなくなる 右手には愛を、左手には嫉妬を そして今日もまた悲しみの雨 狭い部屋で晴れる時を待つの 音も立てずに散れるほど強くはない 迷い込んだのは Maze of Love 聞かせてください あなたの想いを だから Always and Forever, もっとそばにきてね 沈黙を破る言葉ならいらない Maybe you'll change your mind. どこかに忘れてきた 何も怖くなかった私を 取り戻すまで だから Always and Forever, ずっとそばにいてね この心が離れぬように、強く Maybe you'll change your mind. きっと朝が来る頃 あなた色に染まる私を 抱きしめて Always and Forever, もっとそばにきてね 幸せを二人で見つけて咲かせたら Maybe I'll change your mind. 今はわからなくても この瞬間(とき)の私の心を 預けておく Always and Forever. コメント これはいい!ユニット名はぐーりん派w -- よもぎ (2009-07-29 10 01 16) 曲も最高ですが、調教はもっとすごい! -- 透明 (2009-07-29 15 44 00) 中毒です -- 名無しさん (2009-08-11 08 00 34) すごくかっこよくて大好きです -- 名無しさん (2009-08-11 08 01 12) 「聞かせてください」ってところが好きです -- 名無しさん (2009-08-11 08 01 54) おーるうぇいぜんふぉーえばー!! -- ぴぴ (2009-08-13 23 14 37) この歌好き過ぎる、もっと伸びて下さい!! -- 霞観 (2009-08-14 17 12 11) 中毒です!GUMIとリンのハモリ好き! -- アクア (2009-08-15 12 00 06) magnetみたいに、いろいろな人が歌ったのとかききたいなー -- 名無しさん (2009-08-16 20 56 29) 曲調も歌詞もすきです -- きーうぃ (2009-08-18 01 13 40) ぐみりんいいよ ぐみりん -- 名無しさん (2009-08-27 17 58 50) 百合にしか聞こえない私はどうしたらいいだろうか… -- 名無しさん (2009-08-28 08 04 23) 今の聴き心地のよさも好きだけど、もうちょい弦楽器系の音とか入れると、いい具合に重厚感も出たように思う。 -- 名無しさん (2009-09-06 05 01 29) 最近ボカロ聴いてなかったけど、久々に来たわ。ツボ -- な (2009-09-06 13 55 57) 大好き! -- 澪 (2009-09-09 00 15 06) メロディがカッコええ!GYMIかわいい! -- 望 (2009-09-11 18 10 17) 神調教⊂二(^ω^)⊃ -- 名無しさん (2009-10-06 02 40 47) おーるうぇいぜんふぉーえばー! -- 山本 (2009-10-16 18 18 57) もうなんか好きすぎます -- 名無しさん (2009-10-26 20 12 19) おーるうぇいぜんふぉーえばー♪ -- プーアル (2009-11-19 11 14 27) グミとリンって意外な組み合わせだと思ったけど、凄く綺麗! -- 名無しさん (2009-11-19 17 35 34) おーるうぇいぜんふぉーえばー☆ -- 蘭 (2010-01-16 16 32 23) これ凄すぎる -- s (2010-02-02 19 48 55) 殿堂入りおめでとう御座います!おーるうぇいぜんふぉーえばー☆ -- 七紙 (2010-02-08 01 27 04) 殿堂入りおめでとおーるうぇいぜんふぉーえばー☆ -- 名無しさん (2010-02-10 11 14 10) 「maybe you`ll change your mind.」のところが好きです。なんて言っているか良く分かりませんが・・・ -- 蘭 (2010-02-21 17 45 56) 「メイビー ユール チェンジ ユア マインド」だと思います。ちなみに「たぶんあなたは、あなたの考えを変えるかもしれない」です。間違っていたらすいません。 -- 名無しさん (2010-03-09 22 04 52) ↑有り難う御座います -- 名無しさん (2010-03-14 17 50 33) GUMlの曲で初めて聞きましたが、歌詞も声もすごくきれいだなと思いましたー -- レル (2010-09-07 20 18 30) これがきっかけで、GUMIにもハマりました!二人ともかっこ良過ぎ……www -- 瓏兎 (2010-11-12 18 19 19) 歌詞&リズムがvery much !!!!!! -- morte (2010-12-29 12 01 50) この二人がコラボですよ??はまらないハズないと思います。リンの明るい声と、GUMIちゃんのかわいい声が響きますね。 -- sakuga (2011-01-15 10 23 58) 最初、「ずっとそばにいてね」なんてフレーズがあるからありふれた明るいバラードかと思っていたんですが・・・勘違いだった!なんたる素敵楽曲!! -- にゃー (2011-01-28 16 20 19) 調教上手いです。この曲聞いてぐみりんにはまった。カラオケ希望。 -- 昴。 (2011-08-26 13 52 19) リンとグミのコラボは神だな♪ -- ゆう (2011-11-22 01 06 21) おーるうぇいぜんふぉーえばー!中毒です(^ω^) -- 猫目系女子 (2012-03-30 23 10 21) 巻き舌最高! -- 名無しさん (2012-05-05 16 49 40) この曲入ってるCDある? -- 凉涅リン (2012-05-10 21 31 21) えっ百合じゃないの? -- ブレス (2012-12-02 21 01 21) やっぱリンとGUMIとタッグは最強!!一瞬でハマった☆ -- 琴羽 (2012-12-26 20 42 41) ↑3 『ReFraction -BEST OF Peperon P-』に入ってるよ!!メジャーデビューCD!!って…知ってるかな?? -- 名無しさん (2013-01-03 13 33 55) この歌大好きだ -- 名無しさん (2014-08-25 19 45 52) サビが凄い好きだわ〜(^_^) -- ふわふわバター (2016-04-09 16 30 33) 名前 コメント
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【登録タグ F HIDAKA 曲 蒼雨宇宙 鏡音リン】 作詞:蒼雨宇宙 作曲:HIDAKA 編曲:HIDAKA 唄:鏡音リン 曲紹介 数年前に作った曲のリメイク版。 タイトルの「forever if made」は「出来るならいつまでも」を某翻訳エンジンに突っ込んで英訳したら出てきたらしい。 良曲なのに長らく埋もれていたが、ぼからんのEDに採用されて再び注目されるように。 歌詞 揺れる 瞳の中 忘れぬ あなたの姿を 捜す 無垢な私 戻らぬ あの頃 ただ笑って幸せだった あの頃の二人に 戻れない いつか見た二人の未来 ありえない幻想(ゆめ)の中 今も捕らわれてたい いつまでも一緒に居たいと 願うのは罪かな でも止められない… なびく 長い髪が あなたの 顔を隠してく くるり 別れの時 さよなら 言えない 手を繋いで歩いた道を 一人歩いてゆく 「さみしいよ」 幸せな未来予想図 破れて紙吹雪に 変えて飛ばしてしまおう 叶わない約束ならいらないよ ただ側で支えていて欲しい いつか見た二人の未来 ありえない幻想(ゆめ)の中 今も捕らわれてたい いつまでも一緒に居たいと 願うのは罪かな でも止められない… コメント これは良曲 -- 名無しさん (2009-03-25 16 59 35) 名前 コメント
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・こみっくパーティーより #Sunshine Forever(Nテレニュース+1のスポーツコーナー) 新KEY参入 ◆KEY5dKgTdw あああ ここあ ぐちい むくぐ せぼり いずが かぼち ごちし いふむ なはへ じうざ れとあ くみて けけぞ んりく せやち ちとわ ぞのら らへし をひく ばだね だずろ やんふ いひず ほもか ざあぬ つざへ うきけ ちこひ あもだ ぜだよ へげば あむば おせち ふむあ ゆいざ きすぬ ろくる ぐもけ すべく すをで じもせ をかほ れすて たらど にまそ だ 鳴り物・掛け声有り
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目次 【時事】ニュースTrust You Forever トラストユーフォーエバー RSSTrust You Forever トラストユーフォーエバー 口コミTrust You Forever トラストユーフォーエバー 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース Trust You Forever ブライアン・メイ、「Who Wants To Live Forever」の新ビデオを公開。五大陸の学生が環境問題を訴えるアニメを作成 - https //www.udiscovermusic.com/ トラストユーフォーエバー gnewプラグインエラー「トラストユーフォーエバー」は見つからないか、接続エラーです。 RSS Trust You Forever ブライアン・メイ、「Who Wants To Live Forever」の新ビデオを公開。五大陸の学生が環境問題を訴えるアニメを作成 - https //www.udiscovermusic.com/ トラストユーフォーエバー #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 口コミ Trust You Forever #bf トラストユーフォーエバー #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 Wikipedia ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/鵜島仁文 ★★★ 作曲・作詞・歌・編曲・プロデュース 参考/岸利至 ★★★ 編曲 参考/キングレコード ★★★ レーベル 参考/機動武闘伝Gガンダム ★★★ 後期OP タグ 作品 最終更新日時 2013-09-03 冒頭へ
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Best Friends Forever "Best Friends Forever" エピソードNo.放送日 Season9Episode42005年3月30日 -表示 概要 概要 ASINが有効ではありません。 上へ
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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY 第3話 ◆ 「…来やがった…」 規則正しい波音。そしてときおり妖しい生物が海面を跳ねる音。月光に煌めく夜の海は穏やかだったが、脅威は往々にして沈黙とともに訪れる。 岩陰から水平線上の小さな船影を睨み、葦屋我堂は獰猛な笑みを浮かべて愛用の戦棒を撫でた。異形たちを連れ去る異国船はやはり実在したのだ。 情報が確かなら、もうすぐ謎の異形誘拐犯が沖の『黒船』と接触する為その姿を現す筈だった。 (…出来りゃあ順番に片付けたいな…) 海からの上陸者と海岸に接近する不審車両、双方に注意を配りながら我堂は滅多に使わない蘆屋の呪術を起動する。その蝙蝠のごとき索敵の魔力は、ほどなく海岸に接近する車両の駆動音をしっかりと捉えた。 (…トラックが一台。方向は…昨日サザエを採った岩場の辺り…) 誘拐者はキヨヒメの姪をはじめとする何匹かのそこそこ強力な異形を捕らえた連中だ。多少は手応えのある相手だろう。幸い、沖合いの異国船にまだ行動の気配はなかった。 (…先に奴らをぶっ殺して、それから異国人どもの相手だな…) その凶暴な念に応えて嬉しげに震える戦棒を握りしめ、我堂は音もなく岩の間を跳ぶ。多少スピードと技術を要求される局面だが、それもまた愉しみのひとつだ。 (…四人か…) いかにも後ろ暗い佇まいのトラックは、砂浜に長い軌跡を描いて停車していた。しかし周囲を警戒しつつ下車した誘拐犯たちを見て、我堂は少しの失望を覚える。どうも…期待した程の腕利きには見えなかった。 彼らは闇に融け込む黒い装甲服を身につけ、近代的な小火器を構えている。それに何を想定しているのか知らないが頭部まで仰々しいゴーグルとマスクですっぽりと覆っている。 (…ふん、特殊部隊気取りだな…) どうせ『黒船』の外国人に利用され、この片田舎の支配者を気取る手合いだろう。確かに装備はちょっとしたものだが中身は魔素など扱えぬごろつきの類に違いない。 (…『異形狩り』にしちゃお粗末過ぎる…) だが我堂の探知できる限り、周囲に別動戦力の気配は全く存在しない。釈然とせぬまま岩陰に潜んだ彼は、ゆっくり黒い金属棒を投擲の姿勢で構えた。 (…新記録に挑戦だ…) あとは待つだけだ。ウロウロと不安げに砂浜で異国船を待つ誘拐犯たちが、我堂の目前で一直線上に並ぶ瞬間を。 トラックの荷台にはキヨヒメの姪たち捕らえられた異形が乗っている筈だ。そして沖からはもうすぐ異国の取引相手。 修羅場をややこしくしない為には一瞬で誘拐犯たちを始末するのが望ましい。これまでの記録は二人と一匹、今度は… 「…そりゃあっ!!!」 ブン!! 我堂の腕から流れ込む魔素によって鋭利な穂先を形成した棒は、裂帛の気合いと共に重い唸りを上げて標的に向け飛んだ。 一人、二人、三人…そして、四人。誘拐犯たちは悲鳴を上げる間も、驚愕の表情を浮かべる暇もなく黒炎を纏う魔槍に深々と刺し貫かれる。 呆気なく四人の犠牲者を貫通し、なおその勢いを余した鉄棒は最後の一人を浜に聳える巨岩に縫い付けて止まった。 「…よっしゃあ!! 記録更新!!」 嬉しげに飛び出した我堂は急いでトラックに駆け寄る。捕らわれの異形どもを解放すれば、あとは珍しい異国人とのご対面だ。場合によっては闘いになるにせよ、滅多に味わえない面白い経験だろう。 「…う…う…」 「…なんだ。まだ生きてんのか?」 機嫌よくトラックの扉に手を掛けた我堂は、昆虫標本のごとく岩に留められた男の呻きに興味がなさそうな一瞥をくれる。 だがそのとき苦しげにゴーグルとマスクを外した彼は、我堂を驚愕させる言葉をその末期の吐息と共に発した。 「…我堂…坊ちゃま…」 「テ、テメェは!?」 我堂はどこか記憶にある彼の顔と、その掌の小さな装置を同時に睨む。ようやく男が葦屋の研究施設で働いていた徒弟の一人だと気付いたとき、瀕死の彼は握りしめたスイッチをカチリ、と押した。 「畜生っ!!」 瞬時に閃光と爆音がトラックを包み、押し寄せる灼熱の爆風は我堂を夜の海に放り出す。辛うじて張った耐熱結界のなか我堂を激しく動転させているのは、砂浜に立ち上る火柱などではない。 (…迂闊だった…考えてみりゃ親父や兄貴が大好きそうな茶番じゃねえか…) 熊野の山奥で自堕落な暮らしを送り、その獣のような勘を鈍らせていなければ気付いて当然の事だった。 異形の誘拐…闇貿易…そして、『突発事態にはすぐ爆破で証拠隠滅』。他ならぬ我堂の肉親、大嫌いな身内である葦屋一族こそが、この陰惨な一幕の悲劇に相応しい悪役であることを… (…つうことは…ヤバい!!) 深く海中を潜行しながら、我堂はかつて自分も携わっていた葦屋流の商取引を思い出す。 危険な取引相手と初めに接触するのは使い捨ての人員。そして不慮の事態に備え、高い戦闘力を誇る『外野』が周囲を油断なく取り囲む… (…なぜか知らんが取引に遅れやがったんだ…『外野』の連中が…) 周到な葦屋一門にしては信じ難い失態だが、そんな幸運に感謝している暇はない。碧黒い水面に顔を出した我堂は沖合いに目を向けたが、もうそこに異国船の影はなかった。 まあ、あの爆発を見て取引を中止しないほど、外国人というのは馬鹿ではないだろう。それより、我堂自身も早く逃げなければ命が危ない。 (…あの下っ端、躊躇なく俺を殺そうとしやがった…てことは『外野』共も遠慮なしだろうな…) 泳ぎついた浜には原型を留めず無惨に焼け焦げたトラックの残骸。嫌な臭いを漂わせて散乱する千切れた尻尾だの鉤爪だのは、可哀想なキヨヒメの姪たち異形の骸に違いない。 これは数多い追っ手に加え、我堂がこの界隈を縄張りとするキヨヒメ達上位異形にも追われることを意味していた。 「…バカバカ!! 俺のバカ!!」 葦屋にキヨヒメ一派、どちらも狡猾さと執念深さにおいては屈指の連中だ。手早く救えなかった異形たちに手を合わせ、まだ手を灼く熱さの鉄棒を握り我堂は夜の海岸を駆け出す。 彼の推測に間違いが無ければ、葦屋の殺人部隊はもう目と鼻の先で取引失敗の現場を目指している筈だった。 続く 上へ []] [[]]
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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY 第2話 ◆ 「…どりゃああああ!!」 もはや滅茶苦茶に振り回される巨大な鋏が危うく頭を掠める。しかし蘆屋我堂は異形の腹を深々と貫いた黒い金属棒に、ありったけの沸き立つ魔素を流し込み続けた。 ギチギチギチッ…ギチ… 恐るべき巨蟹は苦悶の泡をブクブクと噴きながら灼熱する武器から逃れようと暴れるが、我堂とて空腹を抱え機敏かつ堅牢な巨体をやっとの思いで串刺しにしたのだ。そろそろとどめと…調理にかからなければ流石に身がもたない。 「…くた…ばれ…」 渾身の腕力でずぶずぶと捻込まれた鋼の棒は、ついに硬い背の甲羅まで貫通した。あとは火加減だけが勝負だ。 空を切って降りかかる鈍器のような鋏をかわしながら、鉄棒に流れる魔素を更に熱く燃え立たせ続けると、化け物の傷口から漏れる生臭い臭気は、飢えた我堂が目眩いを覚える程の甘い芳香に変わってゆく。 ギチ……ギ… 振り上げられた鋏が緩慢に動きを止め、ついに大蟹異形の激しい断末魔の痙攣は終わった。ようやく待ちに待った『いただきます!!』の時間だ。 ジュウジュウと白煙を立てる鉄棒に獲物の加熱調理を任せ、我堂はいそいそと食前の手洗いのため、熱い砂を蹴って波打ち際へと走った。 ◆ 「…う、旨い…」 思わず声が出る美味。キヨヒメの依頼で始まったこの探索行だったが、我堂は常に旅の楽しみを満喫する主義だ。最近常備している紀州名産の醤油は、よく肥えた巨蟹の風味を一層引き立ててくれる。 「…おいテメェら!! 一人じゃ食い切れん。分けてやるから隠れてないで出てこい!!」 我堂と大蟹の死闘に、岩陰から怯えた視線を送っていた非力な海の異形たちが、浜に漂う魅惑的な薫りにたまらず顔を覗かせる。肉の詰まった脚を気前よく鉄棒で砕いて投げてやると、歓声と共に種々雑多な異形がわらわら集まってきた。 「…よおし!! ちょっと教えてくれりゃ喰い放題だぞ!! この辺りの海岸にだな…」 熊野山中から半島沿岸部へと出た我堂は、南紀の味覚と絶景を堪能しながらも事件の調査を怠ってはいなかった。キヨヒメの姪をはじめとする異形上位種の失踪はまだ各地で続いている。 しかし誘拐の後手に回って犯人たちの足取りなど追跡しても、追いつく手前で被害者たちを載せた『黒船』がこの国を離れてしまえば全ては徒労に終わってしまう。 そう考えた彼は早い段階から『黒船』の出現場所特定に調査を絞り込んでいた。これならこの紀州で何匹異形どもが捕まろうが、まとめて異人の船に積み込まれる現場を押さえればよい。 そして聞き込みで頻繁に耳にした『水兵』『軍艦』といった単語は、異形を連れ去る異国人がならず者や海賊の類ではなく、統制のとれた武装集団であることを物語っていた。 かつての同盟国からあっけなく撤退した米軍は、異形への病的な恐怖に震え上がっていたという。もし『黒船』が何処か軍組織のものであれば、物騒極まりない日本近海への渡航や、現地組織との接触には整然とした規則性がある筈だ。 現在、場当たりな作戦行動で公務員たる軍人に死者を出して世論が黙っているほど安定した政権は近隣国にはない。安全に領海侵犯できる手順と時刻の確立した『積み込み場所』が必ずある… 「…知テるよ。シオノ岬ダよ。」 モグモグと口いっぱいに蟹を頬張りながら、河童じみた小さな異形が言った。ビンゴ。ひたすら南紀の海岸線を調べ上げた我堂の推測は正解だった。 本州最南端、潮ノ岬まではもう目と鼻の距離だ。似合わない麦藁帽子(スキンヘッドに直射日光は流石に辛いのだ)の下で鋭い目を輝かせた我堂は異形たちの話に耳を傾け続ける。 「…詳しく教えろ。ほら、角砂糖もやるぞ!?」 辛うじて人語を解する異形たちの説明は回りくどかったが、我堂が今まで収集してきた情報との整合は完璧だった。 …数ヶ月に一度、潮ノ岬沖合に向けて眩いヘッドライトを点滅させる黒いトラックが現れると、すぐ水平線上に異国の軍艦が姿を見せる。 そこから揚陸挺のようなもので何人かの異国人が陸に上がり、トラックの男たちと大小様々な積み荷を交換して去っていくというのが『黒船の怪』の大筋だ。 次回異国船が受け取る積み荷こそ、捕えられた異形上位種たちであることはほぼ間違いない。 (…しばらくは張り込みだな。とっとと現れてくれりゃあいいが…) 遅めの昼飯と得られた情報に満足した我堂は、潮ノ岬を目指すべく急いで異形たちに別れを告げた。早く現場入りして居心地のいい監視場所を造らねばならない。岩陰で乾燥食をかじるような日々はまっぴら御免だ… (…時間があれば釣りをして一夜干しを作ろう。それから…) すでに張り込み中の献立に想いを馳せながら名も知らぬ浜辺を後にした我堂は、愛車を停めていた松の木の下で悲鳴を上げた。ない。なんと、大切な赤い自転車が忽然と消え去っていたのだ。 (ぬ、盗まれ…た!?) 信太森からの命懸けの逃避行で、蘆屋我堂の命を救ってくれた大切な自転車だった。信太主は比較的温厚な『古き異形』だったが、本来全く無関係な闘いに割り込み、好き放題に暴れた我堂への怒りは激しく、その追撃は苛烈を極めたのだ。 まあ、面白半分に森を荒らされ、可愛がっていた侍女たちを辱められたのだからその怒りは当然だった。 運悪く脚を負傷し、深い森の中いよいよ牙剥く敵に追い詰められたとき、あの自転車はまるで天の助けのごとく我堂の目の前に停まっていた… 『じやのめえりか』 まるで猫が書いたような味わい深い文字で、自転車の泥除けには持ち主の名前が記されていた。赤く、いささかレトロな形の車体はこの実用一辺倒な時代にそぐわぬ優美さを備え、死を覚悟し始めていた我堂の瞳にさえ、たまらなく素敵に映った。 『…なんて…ハイカラな自転車なんだ…』 この瞬間、我堂の殺戮と陵辱に満ちた人生の記録に『自転車泥棒』という新しい罪が加わったのだった。躊躇なくその自転車に跨った満身創痍の我堂は迫り来る追っ手から逃れる為、死に物狂いでペダルを漕ぎ続けた… ◆ (畜生…ちゃんと鍵を付けとくんだった…) 『じやのめえりか』の文字を塗りつぶした上に『蘆屋我堂』と書き込んだのは、奇跡のような信太森からの脱出行を成し遂げてすぐの事だ。 それから熊野山中に逃げ込むまで、柔らかい革のサドルはどれほど長く乗っても尻に優しかった。暗闇の旧街道でも、涼やかにちりんちりんと鳴った黄金色のベル… 盗品とはいえ、恩人とも言えるあの赤い自転車はすでに我堂の手離し難い足となっていたのだ。当然の因果応報だったが我堂の落胆は深い。ああ… (…迂闊だった…) あの自転車に乗れば快適な潮ノ岬までの道中もここからは徒歩だ。果たして打ちひしがれた我堂は、怪しげな密航船の謎に迫れるのか… しょんぼりと暗く沈んだ我堂の心を映すように、南紀の海は陰鬱に曇り始めていた。 つづく 上へ []] [[]]
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Ringings go on forever 心跳回忆2游戏本体的Image Song之一。 歌曲信息 作词:椎名可憐 作曲:南澤大介 编曲:岩崎元是 Guitar:Jun Kajikawa Saxophone:Osamu Koike All Other Instruments:Motoyoshi Iwasaki 演唱:Hibikino Happy Bells 歌词 (红字部分为游戏人物的演唱名义) 桜舞う 吹雪の中 (伊集院梅) 息を切らし (佐仓枫子) 急いだ日 木漏れ陽が まぶしすぎて (赤井焰) 切なかった (寿美幸) 夏の日 制服の胸に (白雪美帆) 思い出を詰めて (水无月琴子) 風と駆け抜けてきた きみとふたり あの鐘鳴らしたよね Ringings go on forever しあわせになろう ずっと ともだちや 愛するひと (九段下舞佳) 抱きしめたい (八重花樱梨) 今すべて たいせつな 宝物を (一文字茜) 幾つここで (野咲堇) 見つけた みんなに出逢えた (阳之下光) このきらめきこそ (麻生华澄) 最上級のときめき 空に響く 祝福のあの鐘よ Ringings go on forever 見守っていて ずっと 変わらぬ想いを 胸に刻んでく 伝説は終わらない きみに届け ありがとうの花束よ Ringings go on forever こころはいつも そばに どんな時も 祝福のあの鐘よ Ringings go on forever 胸に響かせ 行こう 收录CD 心跳回忆2 Vocal Tracks5 (2002/05/22) 心跳回忆2 Vocal Tracks Best (2002/12/25) 相关页面 音乐
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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY 第4話 ◆ 「…振り向かないで下さい…」 背中を突く鋭利な感触と対照的な、落ち着いた穏やかな声。葦屋我堂の背後を取れる者などそうはいない。暗い林に現れた蘆屋の追っ手はやはり恐るべき手練れだった。 「…遅刻した『外野』だな? こんだけ素早いのに、なぜ取引に遅れた?」 顔の見えぬ蘆屋の女は答えない。だが彼らと異国船の取引を台無しにして僅か数時間、疾風のごとく逃走した我堂を容易く捕捉した相手だ。振り返ればその瞬間、彼女の鋭い武器は我堂の心臓を深く貫いているだろう。 「…それにお前の声、聞き覚えがある。京都にいたか? それとも…」 「…喋らないで下さい。我堂…さま…」 離反者とはいえ、主たる葦屋一族の殺害を躊躇っているのか、彼女の鋭い武器は動かない。呼吸を整え、記憶の底から聞き覚えのある女の声を呼び覚ました我堂は、両手を挙げたまま静かに尋ねた。 「…もしかしてお前、『つう』か?」 「……」 彼女の変わらぬ沈黙で我堂の問いを認めている。『つう』…この名を口にするのは何年振りだろう。背後の刺客が彼女であるなら、任務とはいえその逡巡は当然だった。 ◆ 『…ねえ、つうはどこからきたの?』 …暗殺、密約と裏切り、そして人体実験。掃討作戦前から延々とその血なまぐさい生業に明け暮れる蘆屋一族に生まれた我堂は、物心ついたときからずっと母を知らず育った。 だが、彼は決して不幸な少年ではなかった。万全に警備された小綺麗な子供部屋で、外界の子供たちが見たこともないようなピカピカの三輪車に乗った我堂の傍らには、常に優しい『つう』がいたのだ。 我堂より幾つか年上の彼女が、果たしてどこから来たのかは判らない。いつも白いエプロン姿で柔和な微笑みを浮かべ、我堂の我が儘に決して逆らわなかったつう。 …食事の世話、ボール遊びに鬼ごっこ。彼女が添い寝して読んでくれる絵本に、我堂は心躍らせながら眠りに就いたものだ。 あくまでも比較的な話だが、我堂が蘆屋一族のなかでは朗らかな性分に育ったのは、つうの温もりに包まれて育った幼い日々のせいかも知れない。 献身的な『姉や』であった彼女が乳母の仕事だけでなく、幼い我堂には決して見せなかった妖しい力で彼の護衛も兼任していたことに気付いたのはいつだっただろう… 『…つうは我堂坊ちゃまのお世話をするため、御伽の国から参ったのですよ…』 そして、ある日突然いなくなったつう。おそらく別の任務に就いたのだろう。 すでに一族の歩む昏い道に足を踏み入れていた我堂は、周囲の誰にも彼女の過去と今を問い質すことはしなかった。 顔見知りの失踪など詮索すれば周囲の者を苦しめるだけ。いつしか蘆屋の常識を疑問にすら感じなくなっていた我堂。彼はつうを『いなかった』ことにして生きてきたのだ。 だが、今でも我堂は時々つうの味を真似たクッキーを焼いてみる。懐かしく、でも何かがほんの少し違う味。それだけが姉のように慕った彼女と我堂を繋ぐものだった。 ◆ …朝靄に煙る林のなか、彫像のように佇んだ二人の周りに幾つかの殺気が集結してくる。つうと共に任務に遅刻した蘆屋の殺人部隊だ。彼らは息を潜め、つうが裏切り者を刺し貫く瞬間を待っていた。 「…動かないで…下さい…」 まるで懇願するようにつうが囁く。しかしその細い声音とは裏腹に、我堂の背中を抉る切っ先はじりじりとその力を強めている。追憶など過去の遺物。我堂とつうの心には全く同じ葛藤が暴れ回っている筈だった。 (…くそっ…こりゃ『鎌鼬』の出番か…) 一見無防備に見える我堂の背中は、真後ろの敵を瞬時に切り裂く『鎌鼬』の呪式をペイントしたレザージャケットに守られている。 蘆屋を出奔してから、苦労して安倍系の術者から学んだこの技は、ずっと後ろを守る者を持たぬ我堂の誰も知らない切り札だ。 思い出を断ち切り、先に蘆屋らしい非情な刃を振るった者が生き残る…しかし我堂の薄い唇は、もう何度となく喉までせり上がる『鎌鼬』の起動呪文を呑み込んでいた。 「…何故…貴方が取引の妨害を?…」 「…ま、いろいろあったんだ。まさか蘆屋が絡んでるとは知らなかった…」 曙光射す林に濃密な殺意を振り撒く処刑部隊は、つうの小さな指示でその動きをピタリと停めていた。しかし隠し切れぬ彼らの苛立ちは、指揮官たる彼女への明らかな不信に違いない。 「…つう様、速やかに始末を!!」 不遜な雑魚の台詞に舌打ちした我堂は、彼ら『外野』が取引に遅刻したのは、何らかの方法で自分の乱入を知ったつうの計らいであることを確信した。 そして、刺客たちがお互い、常に油断なく猜疑の眼を注ぎあうのが蘆屋の流儀だ。たとえこの隊の指揮官がつうであっても、もはや時間稼ぎなど通用しない。 「…動かないで…我堂坊ちゃま…お願いです…」 もはや悲痛な囁き。つうと我堂、どちらにとっても空しく苦悩に満ちた時間だけが流れる。長い空白の歳月を経た二人は互いを信じ、力を合わせこの窮地を共に逃れるだけの絆をもう持ってはいなかった。 (…所詮…俺もつうも、蘆屋の人殺しなんだよな…) …信じるのは己の力のみ。強靭な生への欲求が我堂の心を修羅に変えようとした刹那、彼女の震える鋭い刃もまた、我堂の背をグサリと穿っていた。 「窮奇…招来!!」 我堂の口から迸る招魔の絶叫。冷たい痛みを背中に感じながらも、ある種の恍惚と共に彼は背後のつうに向け『鎌鼬』を放つ。かつて姉弟だった二人の再会と訣別は、高く哀しいつうの悲鳴で終わった。 (…許せ…つう…) そして倒れたつうを振り返ることなく、我堂は押し寄せる刺客たちにその牙を剥く。つうに刺された背中の傷は浅手だったが、その鈍い疼きはただ我堂の心をどす黒い憤怒だけに染めた。 「…全・員…殺・す!!」 解放された鎌鼬は耳障りに軋みながら、木々の枝ごと刃向かう敵をすっぱりと切断する。我堂の鉄棒の重い唸りも、いつになく残忍にその音と重なる。 瞬く間につうの配下であった異形の力を持つ戦士たちは叩き潰され、ずたずたに切り裂かれて曙光射す松林に散らばった。 ◆ 「…つう…」 虚ろな静寂が戻った松林に眩い朝の日差しが落ちる。殺戮を終えた我堂はその悲しげな瞳をそっとつうの亡骸に向けた。木漏れ日に舞い上がる、純白の羽毛。 生涯を蘆屋の忌まわしい規律に縛られ続けたつう…美しい鶴の異形は、その本来の姿で息絶えていた。 「…そ、んな…」 跪いた我堂を絶句させたものは、つうの朱に染まった異形の姿ではない。血に濡れた細い嘴の先に、彼女がしっかりと咥えている小さな電子機器。それは… (…畜生…なんてこった…) 天衣無縫の無頼漢を気取る我堂の居場所など、蘆屋一族はいつでも把握していたのだ。もう、つうに詫びる言葉すら我堂には思い浮かばない。 おそらく産まれたときから我堂の体内に埋め込まれていたであろう発信機は、まるで不吉な黒い虫のようにポトリ、とつうの嘴から零れ落ちた。 つづく 上へ []] [[]]