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原曲・CHEMISTRY 作詞・麻生哲朗、作曲編曲・藤本和則 音楽デュオ・CHEMISTRYが2001年に発表したデビュー曲。 【登録タグ 2001年の楽曲 CHEMISTRY J-POP】 カバーした声優 小野大輔 近藤孝行
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私には夢がある。 それは…。 「…気ぃついたんか」 「あなたは天使?のはずないですね。 私みたいな人間が天国に来れるはずがない」 薄暗がりに二つ声が響く。 どちらも若い女の声。 「ここは天国じゃない。 でも地獄でもない。 現実の世界」 「ということは地獄ですね。 能力者と一般人の間で凄惨な戦争が続いてるんですから」 高層ビルの屋上の機械室は分厚い鉄の扉で、外の世界とは隔絶されている。 しかし下界で繰り広げられている闘争の気配は伝わってくる。 「あんたの身体はなかなか鍛え上げられてるな。 なのになんでこの程度の傷であきらめようとした?」 そう言って何かを床に放り投げる。 小さな金属の塊、銃弾だ。 「護身用の拳銃で殺傷力もあまり無かった。 なのになんで? まるで自分の命を放り捨てようとしたみたいや」 傷ついた身体を床に横たえている女に対して、年上の女が言った。 「その通り。 私は探しに来たんですよ。 悔い多き人生に幕を閉じるのに相応しい場所をね」 その言葉を聞いた年上の女の顔が歪む。 「あなたが私を助けたんですね。 ほんとうに余計なことをしてくれたです」 「そんなことを言うような人には見えんけど」 「私はある組織で働いていました。 緑炎執行人としてね。 組織を裏切った者。 組織の正義に歯向かう者を地獄の業火で焼き尽くすのが私の仕事でした」 緑炎執行人と名乗った女は、そこまで話すと自分の命を救った女を見つめる。 「奪った命の数も覚えていません。 自分の名前だって覚えてません」 自分は幼い頃に組織に買われ、それまでの記憶を奪われたのですから名前さえないんですと自嘲する。 「この戦争の原因となった一般人の政府要人の暗殺だって、何人かは私が手がけました。 こんな私は死んだほうがいい。 私が死んだって泣く人間など一人もいないのですから」 だから、助けることなど無かったと年上の女を詰る緑炎執行人。 「…あの子は泣いとったよ」 「えっ」 「自分のことを助けてくれたリンリンマンが死んでしまうって泣いとったよ」 「あの子供は無事だったのですか」 女は良かったと安堵する緑炎執行人に複雑な視線を注ぐ。 全人口の99パーセントを占める一般人に管理され迫害されてきた1パーセントの能力者。 彼らの一般人に対する反抗は、時の内閣の中枢に座る9人の閣僚の暗殺から始まった。 露骨で暴力的な能力者の犯行に激昂した一般人の暴発。 その対象が能力者であるうちは比較的静観していた治安当局も、社会全体を揺るがしかねない暴動への発展する兆しが見え始めると鎮圧に乗り出した。 その隙を突いて能力者は次の一手を打つ。 圧倒的に不利な兵力差を埋める為に凶悪犯を収監していた刑務所を襲ったのだ。 元々人に危害を加えることに何の躊躇いもない凶悪犯たちは、洗脳によってその傾向を助長された。 能力者の操り人形となった凶悪犯たちは街に出ると、一般市民を恐慌状態に陥れた。 治安当局の指揮系統を寸断した能力者集団は、軍隊の所持する大量破壊兵器を奪取し、自分たちのこの国からの独立を宣言する。 数で優る一般人の政府の逆襲は能力者政府を押し戻したものの、領土問題を抱える第三国の介入によって事態は泥沼化した。 そしてこの国から平和は無くなった。 自らの行為がもたらした戦争の地獄絵図に失望して、戦線を離れた緑炎執行人は辿り着いたこの街で一人の少年を助けた。 戦火に包まれた住宅の中から助けを求める声がした時、自然と身体が動いたのだ。 食堂の床下に設けられた収納庫の扉を開けたとき、彼女は銃撃された。 緑炎執行人を敵だと思った少年が、護身用の拳銃を発射したのだ。 脅える少年に緑炎執行人は言った。 「ジャジャーン!正義のヒーロー、リンリンマン参上! こんな所に閉じこめられていたあなたは誰? リンリンマンに教えて下さい」 おずおずと自分の名を告げた少年を緑炎執行人は促がした。 「早く、この地区の緊急避難所までお逃げなさい。 リンリンマンは他に逃げ遅れた人がいないか探さなければなりません」 少年は自分が撃ってしまった緑炎執行人のことを気遣った。 傷ついた彼女を残していくことなど出来ないと。 「ハハハ、リンリンマンはヒーローですから、こんなピストルなんてチョチョイのチョイね」 少年から受け取った拳銃を燃やしてみせた緑炎執行人は、少年に脱出を促がす。 いずれ再会することを約束して。 「あの子は悪くありません。 あんな状況だったら大人でも脅えます。 もしも責められるべき存在がいるとしたら、あんな子供に銃を持たせてしまうこの状況が悪いのです。 そして私にはその責任がある」 「だから、あの子には無理して明るく振舞って、心に瑕が残らんようにしたつもりやったんか?」 年上の女の言葉に緑炎執行人は頷いた。 「リンリンマンという名前は何となく思いついたデス。 可愛くてカッコいいと思ったのですが」 初めて仄かな笑みを浮かべる緑炎執行人に女は厳しい視線を向ける。 「あんたは大変な考え違いをしている。 誰かを助ける為に自分の命を失ったらダメ。 誰かのことを助ける時には、自分の命のことも頭の隅に置いておくべきや。 あんたが自分の命を犠牲にその子のことを助けたとしても、助けられた子は本当に救われたっていえるんか? あの子はあんたが姿を現さなければあんたが死んでしまったと思う。 そしてあんたの死に責任を感じ、一生そのことを背負ってしまう。 だから自分の命と引き換えにあの子のことが救えるだなんて思ったらダメ。 必ずあんたも助かるんや。 そして一緒に…」 「そしてどうしろっていうんです」 「笑おう。 無様でカッコ悪い生を喜び合うんや」 女の言葉を聞いた緑炎執行人は失笑した。 「どうやって喜び合えというんです。 忌まわしい死の執行人だった私があの子と笑い合うなんて無理です」 「無理なもんか! あんたなら出来る。 それに、それにもしあんたがこのままどこかで死んでしまったら、私が悲しい」 そう言った女は傷ついた緑炎執行人を抱きしめた。 緑炎執行人は戸惑い、突き放そうとするが女はそれを許さない。 女の身体から伝わってくる温かさが緑炎執行人に伝わった。 「何で名前も知らない私のためにあなたが悲しむんです?」 「あんたには素敵な名前がある。 リンリンマンというとても素敵な名前が」 「痛いです。 放してください」 その声の響きを聞いた女はようやく緑炎執行人を解放した。 「どうやら死神とオサラバしたみたいやな」 「簡単なことじゃないですよ。 あなたの言ったことは」 「人が人を救うというのは大変なことだと思うやよ」 そう言った女は立ち上がると傍らに置いてあった荷物を背負う。 大きなリュックから覗くのは、食パンの塊や牛乳のパックなどの食料品だった。 「買出しにしても多くないですか?」 「ああ、私喫茶店をやってるから」 「喫茶店…ですか? こんな時勢なのに」 「こんなご時勢やからこそ意地でも続けたい。 焼け出されたら掘っ立て小屋を建ててでも続ける。 私のコーヒーを飲みたいっていうお客さんがいる限りは」 そう言うと女は自分の店の名を告げ、去っていった。 光の粒子となって。 あの人私よりも日本語がバッチリじゃないですね。 自分相手に喋り捲ったせいか、最後の最後で噛んでしまい、肝心の店の名は聞き取れなかった。 私には夢がある。 それは夢と呼ぶには恥ずかしいぐらいささやかな望み。 もう少し時間がたって身体が動くようになったら、あの子を探しに行こう。 あの子が家族と再会できていたら、そのことを喜び合おう。 もしもあの子が一人ぼっちだったら、あの子に笑いが戻るまでその傍らにいよう。 そしてもしも叶うなら、その幼い手を引いて喫茶店を探しに行こう。 そして「リ」で始まり「ト」で終わるというその店を見つけたら、あの女の淹れたコーヒーを頼もう。 あの子には温かいパンケーキか甘い甘いハニートーストを。 夢は素晴らしい。 今日と明日を繋ぐ希望の架け橋となる。
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【登録タグ B NexTone管理曲 ナタP 巡音ルカ 曲】 作詞:ナタP 作曲:ナタP 編曲:ナタP 唄:巡音ルカ 曲紹介 ナタP初のルカ曲。 レン・がくぽともに低音の映える歌声が魅力だったが、今回のルカはキーが高め。 しかし、高音でもなお揺るがない卓越した調教技術と、アップテンポで心躍るオケがあわさり、聴く者の耳を多幸感で満ち溢れさせた。 ちなみにタイトルは劇場版「うる星やつら2」から拝借したものらしい。 歌詞 それはひどく美しい面影 閉じた瞼に瞬いて消えた 誰に何を求めるの? それはなぜ? 笑う君を見ていた 遠くから 星の数を数える夢を見た 流れて落ちる涙それは 諦めと想いの曲線 街の影は溶けるように 消えていった 繰り返す日々には 見つけられない 真実は 朝が来れば 僕のことなんて 忘れていくんだろう 蝶が夢の夢見た Dream in dreaming again and again それはひどく懐かしい思い出 閉じた瞼を光で焼いた 僕は何を守りたいの? それはなぜ? 走る君を追いかけた 遠くから 夢の数を数える星を見た 千切れて落ちる冷えた雨は 失くしたものの残骸 僕の影は逃げるように 伸びていった 眠りの中では 見つけられない 優しさは 夢の数を数える夢を見た 流れて落ちる涙それは 諦めと想いの曲線 君の影は溶けるように 消えていった 繰り返す日々には 見つけられない 真実は 明日が来れば 君は僕を 忘れていくんだろう 蝶が夢の夢見た Dream in dreaming again and again コメント ホント綺麗な歌…大好きです。 -- 名無しさん (2010-01-04 19 41 46) みんなもっと聴いて! -- 名無しさん (2010-01-07 06 40 09) 神調教。。 -- 名無しさん (2010-01-12 12 22 09) もっとのびるべきだろjk・・・ -- 名無しさん (2010-01-18 10 14 52) もっと評価されるべき!曲が綺麗だし調教もすごい -- 名無しさん (2010-01-26 07 46 56) 高音に魅了されますね^^ -- 名無しさん (2010-03-04 22 07 49) いいなぁ. -- 名無しさん (2010-05-31 00 53 30) うる星やつら・・・懐かしい(><)ビデオ持ってた・・・ -- ナタPと同世代? (2010-06-14 17 21 43) 歌詞最高…。もっと伸びれ。 -- 布教 (2010-07-20 14 55 54) ルカだからこそ歌える歌だと思った… この曲でさらにルカが好きになった(*^^*) -- 名無しさん (2010-10-11 23 57 15) 大分前から好きだったのだが、最近聴き直してまた惚れた、 -- 夢見 (2010-10-13 23 29 29) 伴奏部分にbeautiful dreamer~っていうコーラス音があるのかな? -- 名無しさん (2011-02-16 19 54 26) 神だろ… -- ベルベットボイス レインディア (2012-03-12 12 16 39) cmで知った。 いい曲じゃないですかコレ! -- m (2012-03-17 10 23 50) この曲をカタカナで打つと、ミクのほうがでてくる…めちゃきれい! -- まい (2012-08-05 14 09 50) ルカのフィギュアのCMで知りました。綺麗な曲で、大好きです! -- 名無しさん (2012-12-04 20 15 11) ちん -- 名無しさん (2013-09-28 14 59 47) 昔から、いまでも、ずっとだいすき。 -- 名無しさん (2016-04-22 04 01 12) 名前 コメント
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【登録タグ 3L C Crimson Glory NJK Record 上海紅茶館 ~ Chinese Tea 曲】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); 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Dark DreamsはDivination Cardの一種 交換可能アイテム 入手方法 関連リンク Dark Dreams 必要枚数 4枚 Bone HelmetElder Item No one ever truly understood what she meant when she said she wanted to raise a family. 交換可能アイテム 変換先 Bone Helmet 入手方法 このカードがドロップするエリア カード等のドロップ以外の入手方法 アイテム 必要数 備考 The Gambler 5 Stacked Deck 1 関連リンク 英wiki https //pathofexile.gamepedia.com/Dark_Dreams Divination Card
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【初音ミク】 ミクオリジナル曲 『Dream into the Jungle』 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1991622 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1991622 2008年01月09日 22 57 29 投稿 Vocaloid2のオリジナル曲 使用Vocaloidは初音ミク 製作者は下名氏 一つ前のページにもどる
https://w.atwiki.jp/hakusai/pages/25.html
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【東方願堕夢 ~The menace of the dream】 フォル氏 はじめに言っておく。東方知らない。STGだよね? と言う程度。むしろどっちかと言うと嫌い。 勢いで踏んだのを若干後悔しつつプレイ&レビュー。 ================================================================================ システム さて、どうやら特殊な戦闘システムを搭載しているようだ。 東方をSRCに落とし込んだもの、と見ておこう。 # うがあ。src.iniはBGM以外削ってくれ。カーソルの自動移動が死ぬほど嫌いな身としては非常に不快。 # ということでiniからごっそり削ってリスタート。 # ……って、そうだった、東方って戦闘中にウィンドウ消えるんだっけ。 # これ嫌いなのよね……数値じゃなくバーの長さという直感的な把握が出来なくなるから。 ざっと動かしてみたところ、ENが切れると何も出来なくなる、自動回復無し、ターンごとに50%回復というリソース管理ゲーっぽい。 難しいことはない。EN削ってフルボッコシステムと読めばいい感じ。 ただまあ位置取りや対応を間違うと一気に自分がフルボッコにされるシステムでもあるが。 その分HP高めになってるからそこで巧く切り抜けろってことなんだろう。巧いことザコ減らしてやらんとモリモリ削られて死ねるわけだ。 作者が言うほどとっつきにくいシステムではなかった。 # 気力上昇すると命中アップってのはちょっと面白いな。機会があったら使ってみよう。リアル系の扱いに悩むことが減るかもしれん。 # 回避結界、迂闊に選ぶと壁や段差の向こう側に飛んで詰んでしまうのはいただけない。1マスでいいんじゃないかな。 キャラクター 予想通りの人物が出てきて予想通りの読み方をしてくれたが、何故だろうか……この人東方世界に妙になじんで見える。 他の人は、ごめん。正直知らないからなんともいえない。 東方嫌いではあるけどなんか結構面白いやも。とか。 # 予想通りのあの人が32*32アイコンなのだが、極めると浮く浮かない通り越してこれしかないと見えてくるから困る。 # ドッターマジパネェ。 戦闘 敵陣を突破する道中ステージのあとボスステージへ、という感じ。この辺STGやアクションに近いイメージ。 道中ステージではネームドが乱入してくるため単純な対ザコ無双ではないところもグッド。 # ボスステージ入ると行動回数が1なのはなんで? ストーリー まだ2話なんでなんとも。ただ面白そうだな、と。 # そんだけ予想通りの人が強烈だったともいう。 総評 東方の人が好きなら楽しめると思う。冒頭に書いたとおり、どっちかと言えば東方嫌いだけどこれはありと思えた。 # ただ戦闘アニメだけはどうにかしてくれー。何故わざわざ消すのだ、マジで。
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Dreamer 収録作品:MGG2 人数 難易度 総ノーツ数[1P-2P](Tr/BS)[1P-2P] チャンスタイム EFB スコア理論値[1P-2P] 備考 タイプ ボス耐久力 ザコ数 1人用 NORMAL(9) 128(0/3) F ? ? 10 ? 動画 HARD(17) 236(0/6) B ? ? 7 ? 動画 2人用 HARD(20) 473[234-239](0/8)[0/5-0/3] B ? ? 14 ?[?-?] 動画 Tr=Trace:"引きっぱなし!!"のノーツ数BS=BlankShot:"上に向けて撃て!!"のノーツ数EFB:エフェクトフォーメーションボーナス(詳細はルール・システムで) 名前 コメント
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―――― ワゴンに乗せられたお皿から漂ってくる、甘い香り。 そこに、熱々のティーポットからの香ばしい匂いも加わって準備もOK。自信を持って 作った組み合わせなんだから、きっとこれで大丈夫なはず。 私は慎重に、待ち望んでいるお客様のところへワゴンを押していって……深々と、一礼した。 「お待たせしました。デザートの『紅玉のアップルパイ ヨーグルトソースとチョコレート ソースの双子仕立て』になります。お飲み物は、ご希望のアッサムティーをお持ちしました」 「ああ、ありがとう」 カップルらしいお客様が、二人とも私に笑顔を向けてくれている。 私も思わず笑顔になりながら、二人の目の前にアップルパイのお皿をゆっくりと置いていく。 懐中時計を見てみれば、そろそろ三分。蒸らし時間を確認してティーポットのふたを 開けた私は、スプーンで中を軽く混ぜてから茶こしを注ぎ口にかざして、カップへゆっくりと 回すように紅茶を注いでいった。 湯気といっしょに広がっていく、香ばしい匂い……うんっ、ちゃんと私たちのイメージ通りにできた。 「こちらがアッサムティーになります」 「これはこれは……へえ、かなり本格的なんだね。最初は君がそういうメイドさんの格好を していたから少し不安だったんだけど、料理も様式も本格的で驚いたよ」 「当店では、お客様に北欧風の雰囲気でお料理を味わっていただくのがモットーなんです」 エプロンドレスの裾をつまんで、しずしずと二人に頭を下げる。これも数年間のメイド 喫茶勤めで得たものだけど、まさかこれがまた役に立つ日が来るなんて思わなかった。 「このお茶、アップルパイとよく合うわ。料理をする人のセンスがいいんでしょうね」 「ありがとうございます、チーフにそう伝えておきます」 ううっ、やばいやばい。にやけそうになるのを抑えないと。 「では、ごゆっくり」 私はまた一礼して、ゆっくりとワゴンを押して厨房へと戻っていった。 「ど……どうだった?」 おろおろしながら、私のところへ駆け寄ってくる調理師姿のつかさ。その不安を打ち消す ように、私はぐっと親指を立ててあげた。 「よ、よかったぁ……」 「ほら、あんまり不安に思うことなかったでしょ」 気が抜けたのか、椅子に座り込むつかさ。その背中をぽんぽん叩いてあげると、えへへっ と照れたように笑った。 「だって、初めてのお客様だったんだよ?」 「前のお店でもチーフやってたじゃん」 「雇われているのと、独立したのじゃ全然違うもん」 ぷうっと頬をふくらませるつかさ。よしよし、いつも通りのつかさだ。 そして、カップルのお客様は「また来るよ」と言って帰っていった。あれだけ満足そうな 顔をしてもらえれば、こっちも本望だってことですよ。 「ありがとう、こなちゃん」 「んー?」 厨房から顔を出したつかさに、ちょいちょいと金勘定をしながら生返事で応える。コース料理 三千円が二人前で六千円かー……前の店でのツテがなきゃ、こんな値段で出来るわけないって。 「こなちゃんの接客、すごく堂に入ってたから。さすがずっとやってただけあるよね」 「なーに言ってるの、こっちこそありがとうだよ。ぶらぶらしてた私を雇ってくれたの、つかさのほうじゃん」 レジにお金をしまって振り返ると、つかさが私の手をぎゅっと握ってきた。 「ううん、私ひとりじゃ不安だったから。こなちゃんだったら、経験もあるしきっと大丈夫だって思ったんだよ」 「うー……面と向かって言われると照れるなー」 つかさは感情をストレートに出すほうだけど、こうやって言われると恥ずかしい。 でも……悪くはないよね、こういうのも。 「だから、これからもよろしくねっ。メイド長さん」 「私こそ。さーて、夜にはみゆきさんやかがみも陣中見舞いに来るんだし、黒井先生が 桜庭先生や天原先生連れて予約で来るんだから、気合い入れてがんばろっ!」 「うんっ!」 高校時代のおどおどしたところをちょっと見せてたつかさだけど、今はもう大丈夫。 一国一城の主になったっていう自覚もあるみたいだし、なんてったって腕がいいもんね。 私はつかさの手をぎゅっと握って、いっしょに厨房へと戻っていった。 ―――― 「はいっ、お薬。ちゃんとごはんを食べた後に飲まなきゃダメだよ?」 「うっさいなー。わかってるよ、こなたねーちゃん」 ううっ……小四のガキのくせに、私より身長高いからって威張るなよなー。 「ほらほら、お姉ちゃんと先生に失礼でしょう? すいません、うちの子ったら……」 「いえいえ、いいんですよ」 オトナの顔をしなくちゃね。冷静に、冷静に。 「みゆきセンセーと違ってペチャパイのくせに」 「ふごっ?!」 き、効いたぜ、今のストレートは……無邪気なだけにザクザク来たよ…… 「ああっ、この子ったら何マセてんのっ!」 「べーだっ!」 「ふふふっ。それだけ元気なら、明日は学校に行けそうですね」 今の騒ぎを聞きつけたのか、白衣姿のみゆきさんが診察室から笑いながらやってきた。 「うんっ。みゆきセンセー、明日はちゃんと学校に行くよ!」 「そのためには、家に帰ってしっかり寝てくださいね」 少しかがんで、ガキんちょといっしょの視線で話しかけるみゆきさん。 「はーいっ!」 「この子、高良先生の言うことはよく聞くんですよ。本当、女の先生だと鼻の下伸ばして」 「ちげーよ。みゆき先生だけは特別」 「あらあら」 そう言いながら、ぎゅーとみゆき先生に抱きつくガキんちょ。って、こらっ、胸に顔埋めるな。 でも、そうしたくなるのもわかるかな。みゆきさんの診察は優しいし、同じ目線に立って話してくれるしね。 「それじゃあ先生方、ありがとうございました」 「みゆき先生、ありがとっ! あ、ついでにこなたねーちゃんも」 「はい、お大事に」 「ついでは余計だっつの」 私たちが手を振ると、ガキんちょとそのお母さんは頭を下げてから病院を出て行った。 「ふう……やっぱり、子供相手の受付って疲れるやねー」 受付のソファに体を沈み込ませながら、みゆきさんのことを見上げる。 「そうですか? というより、子供の相手をする事務の人っていうのも珍しいと思いますよ」 そのみゆきさんも、診察してたときの緊張がほぐれたのか、私の向かいに座ってふうっと一息ついた。 「それって、やめたほうがいいのかな?」 「いえ。むしろ、時と場合によってはありかと思います。先ほどの子も、泉さんと話して いてとっても楽しそうでしたから」 「子供が好きってわけじゃないけど、なんとなくね」 まあ、小さい頃のゆーちゃんの事とかいろいろあったけどさ。元気づけるにはこういうのがいいかなって。 「同じ波長というのでしょうか。子供は、それを感じ取るのかもしれませんね」 「……みゆきさん、それは私がガキっぽいってこと?」 「いいえ。同じ目線でいられるということは、子供も安心して向かい合えるということですから」 「そういうものなのかねー」 「ええ、そういうものです」 私の言葉にあたふたすることもなく、優しく答えるみゆきさん。そう言われるとそう なんだなーって思えるんだから、なんだか不思議だな。 「早く慣れないと、さっきのガキんちょとかにはやりくるめられそうだー……」 「大丈夫ですよ。さっきのじゃれ合いも、きっと慕われているということでしょうし」 「むしろ、みゆきさんのほうが慕われてなかった? ぎゅーって抱きつかれてたし」 「あ、あれはしょうがないというか……大学病院でもたまにありましたから」 むう、大学病院の頃から……やっぱり、みゆきさんのお母さんっぽいところを感じ取ってるのかね。 「まあ、みゆきさんが子供に慕われる先生なように、私も子供に慕われる事務をやってみますよ」 「お願いしますね、泉さん」 大学を卒業してからぶらぶらしていた私に「いっしょにお仕事しませんか?」と声を かけてくれたみゆきさん。それに応えるためにも、ちゃんとやっていかないと。 次の患者さんがやってくるまでの間、私はみゆきさんといっしょにまったりとした時間を過ごしていた。 ―――― まとめておいた資料を、一件ずつホチキスでまとめていく。 裁判所で謄写したその資料は、財産関係っていうこともあってか分厚くて雑多で、とても まとめづらくなっていた。 「あと何枚だー……? 百枚以上なんてもんじゃないよねー……」 ホームセンターで売ってるようなコピー紙の束よりも、ずっと分厚い束。それを見ているだけで、 なんだかうんざりとしてくる。 それよりも、今はもっとやらないといけなさそうなことがあるんだよ…… 「……はぁ」 事務所の奥にあるソファに、体を沈み込ませているかがみ。その表情はどこか虚ろで、 考えることを放棄しているみたいだった。 でも、しょうがないか。今日はとんでもなかったから…… 「かがみー」 その姿にこらえられなくなった私は、かがみの隣に座った。 「どこか、飲みにいかない? 少しは気分転換しないと――」 「いい……今は、そんな気分じゃない」 うーん、ダメか……いつもだったら、飲みに行けばどうにかなってたのに。 かがみは体をちょっと起こすと、私のほうに寄りかかってきて、しばらくそのままじっとしていた。 「家族ってさ……なんなんだろうね」 そして、ゆっくりと口を開く。 「遺産の分与とかで、どうしてあそこまで兄弟が憎しみあったりするのかな」 「かがみ……」 「私のところって、いつも穏やかだったでしょ。だから、全然想像がつかなくて……」 確かに、びっくりしていたっけ。「取り返して欲しい」「あいつは許せない」と連呼していたあの人に。 個人事務所を立ち上げて、遺産関係は初めて受ける種類の案件だったけど……憎しみを 剥き出しにするその態度に、どうもかがみはショックを受けたみたいだった。 「はあ……ダメだよね、いろいろ覚悟はしていたのに」 「……もう、かがみってば」 自嘲気味に言うかがみの頭を、ぎゅっと抱きしめる。 「こなた……」 「やっぱり、こういう仕事してるといつかはそういう依頼が来るんだから。そういうものだって 割り切るまで時間はかかると思うけど、自分を責めてたら前に進めないよ」 「……まさか、こなたにそんなことを言われるなんて」 「むう、失敬だなー」 あまりのことに、私は抱きしめていた腕をゆるめてかがみを放した。 「高校時代はあんなにぐーたらだったのに……そんなこなたに慰められるなんて、私ってばホントにダメね」 そう呟くかがみの顔には、ちょっとだけだけど笑顔が浮かんでいた。 バカにされてるみたいだけど、これじゃ怒るに怒れないじゃん。 「でも、そうよね……そういう人たちの手助けをする前に折れてたら、何にもならないもの」 「そうだよ、かがみ」 そう言うと、かがみの表情がどんどん明るくなっていく。 うんっ、やっぱりかがみはこうじゃないと。 「どうしてそうなったのかとか、前の事務所の先輩はもういないけど、私だったらいっしょに 考えられるかもしれないから」 「こら、あんたはフツーの一事務員でしょ」 あうっ、なんで人差し指でおでこをつつくかなー。 「でも……今日みたいになったら、ちょっとはお願いしようかな」 「くふふっ、やっぱりかがみはそーゆーところがいいやね」 「ツンデレとか言ったら、またつつくからね」 「だってツンデレじゃん。高校時代から寸分たがっ、わっ、ずっ、いっ、いたっ、いたいってばー」 言った瞬間、リズミカルに私のおでこをつついてくるかがみ。抗議の声を上げても、 かがみってば面白そうに笑ってるし……まあ、いつものかがみに戻ったならいいか。 「もうっ、あんたもホントに変わらないんだから……まあ、そこがあんたらしいけどさ。 よしっ! せっかくのお誘いだし、今日は飲みに行きましょうか。もちろん、あんたのおごりで」 「ちょっ、ま、まだ安月給なんだからおごりは無理だよっ?!」 ぐいっと手を引っ張ってくるかがみに、私は必死に抵抗する。 ……でも、今日はかがみも頑張ってたんだから、ちょっとはいいかな。 そう思いながら、私はかがみといっしょに笑い合っていた。 ―――― 「――とかいう夢を立て続けに見たんですけど、私はどーしたらいいんでしょうか」 「進路面談ん時に夢診断を持ちかけるアホがどこにいるか。そこに直れ」 はうっ! 黒井先生、やっぱりダメデスカ?! ------------------- DREAMS DREAMS ------------------- 午前半ドンで始まった進路面談で、私は黒井先生にここ数日立て続けに見ていた夢のことを話してみた。 でも、やっぱり夢の話ってことでさっきみたいに突っぱね―― 「でも、考えようによっちゃ、それは泉の進路に関する悩みかもしれんな」 「えっ?」 ――られたと思ったら、なんか意外な形で受け止められていた。 「泉はいつも進路に関しては『未定』って書いていて心配しとったんやけど」 「だって、実際全然決まってないんですから、しょうがないじゃないですか」 「……お前、それ三年の二学期に胸張って言うセリフやないで」 うー、呆れることないのに。 「まあ、それはそれとして。泉は、いつもその三人といっしょにいたいんやろ? いつも 仲良うしてるし、よく休日でも会ってるみたいやし」 「それはほら、大好きな友達ですから」 「素面でそれを言えるって、どんだけ好きやっちゅうねん。まあ、その願望が夢になって 出てきたと言ってもええんやないか?」 「願望……」 そう言われると、そうかもしれない。 この先、どんな職についてもみんなでいたいというか……上手く言えないけど、そんな感じ。 「そう。がんばっている柊妹、母性バリバリの高良、どこかさみしそうな柊姉のことを、 どこかで手助けしてあげたいとか、そういう風に心のどこかで思ってたとか」 「それは……そう、なんですかね」 先生、ちゃんとみんなのことを見てたんだ……なんだか、ちょっと意外。 「まあ、自覚がなくてもしゃあないか。夢に見るぐらいやし。でもなー、正直難しいんとちゃう?」 「やっぱり、先生もそう思います?」 「去年の夏休みに出かけたときに言っとったけど、柊妹の場合は調理師専門学校が希望やろ。 高良は医学部、そして柊姉は法学部。三人いっしょにっていうのは、どう転んでも厳しいな」 「ですよねー……」 自覚はしてないとは言っても、改めてそう言われるとちょっと辛い。 やっぱり、三人ずっといっしょっていうのは都合が良すぎるよね…… 「まあ、手がないわけやないけどな」 「へっ?」 苦笑いしていた黒井先生が、ずずいっとこっちに顔を寄せてくる。 「例えばの話や。柊妹が自分の店を持ったり、高良が分院したり、柊妹が独立したら、 必ず必要なものがある。それって何やと思う?」 「……パートナーですか?」 「違う違う」 さっきの夢のことを思い出して言ってみたけど、先生は手を横に振った。 「店、医院、事務所。つまりは建物や」 「あー、そりゃ必要は必要ですけど……えっ、それってまさか……」 頭の中に、ぽんっと三階建てのビルが思い浮かぶ。 一階がつかさのお店で、二階がみゆきさんの病院。三階がかがみの事務所で…… 「わ、私がそのオーナーってことですか?!」 「おー、ご名答。そうすればオーナーと入居人って関係でよく顔を会わせられるやろ?」 「いやっ、そりゃそうですけど、先立つモノなんて全然――」 「なーに言うてるんや、親御さん譲りの妄想力があるやないか。しかも文章の先生が おるんやし、小説でも書いて一山当てて、ビルをドカーンって建てるのも面白いんとちゃう?」 「でも、私はそんなに国語系は得意ってわけ……ん?」 それはさすがに無理があるんじゃ……と思ったけど、頭の中でさっきの妄想が進んでいく。 楽しそうにお客さんを料理でもてなすつかさ。優しい眼差しでやってくる患者さんを 癒してあげるみゆきさん。そして、真剣なまなざしで案件に取り組むかがみ。 それを、夢の中みたいじゃなくても手助けしてあげられたら…… 「まあ、今のは冗談やけどな。そんな簡単に一山あてられたら、世間の小説家は今頃何人も 億万長者になってるか。って、聞いてるか? 泉ー?」 もしかしたら、それが私の希望なのかな。 将来進みたいと思っている、私の進路の。 「あの、泉? ま、まあ、とりあえずは大学に進んで色々勉強してから――」 「黒井先生っ!」 「はぁいっ?!」 色々こんがらがってた頭がすっきりして、私は思いっきり先生の手をとった。 「私、がんばってみます! お父さんに習って小説書いて、いつかビルを建ててみんなを支えてあげますっ!」 「ちょっ、おまっ、それはいくらなんでも飛躍しすぎ――」 「いえ、なんだか目標が見つかったような気がするんです。高すぎる目標かもしれない ですけど――」 そう言って、私は先生にずずいっと顔を近づけた。 「もし叶ったら、面白そうじゃないですか」 「……ホント、お前は一度突っ走ったら止まりそうもないんやからなぁ」 仕方ない、と言う風に笑う黒井先生。 「よかったら、どうです? 先生も四階あたりで学習塾なんか」 「お前はそこまで妄想してたんかい!」 「ひよりんといっしょで、妄想が止まったら死んじゃいますから」 「進路相談ってことすっかり忘れとるやろ!」 「いーえわかってます! 私たちのバラ色の未来への進路相談ですよね!」 「全然わかっとらんやないかぁっ!!」 「いーじゃないですか。もう、ここまできたら思い浮かんだ夢は全部叶えるしかないでしょ!」 「だーかーらーっ!」 私の襟首をつかんでがしがしと揺さぶってくる黒井先生。だけど、こうなったら突っ走るしかないよねっ! えっ? お前にそれが叶えられるのかって? ちっちっちっ、甘い甘い。 絶対、ぜーんぶ叶えてみせるんだから! コメントフォーム 名前 コメント ファンの力は偉大だ☆ -- 名無しさん (2011-04-29 01 05 33) 小ネタ(21)に三次創作ありますよー。 むう、抜き出して保管しとかないとな…… -- 妄想屋(仮名) (2008-04-14 01 30 23) 続きを超希望です -- 名無しさん (2007-11-19 11 35 38) イイハナシダナー -- 名無しさん (2007-09-18 22 33 10)