約 4,416,657 件
https://w.atwiki.jp/deadspace_3/pages/56.html
Rip Core Suspended Ripper Ripper Suspended Ripper シリーズおなじみ、近距離戦闘用回転鋸。 発射後一定時間目の前に滞空し続ける丸鋸を射出する。 滞空中にLT/L2トリガーを離したり敵の攻撃を受けたりすると刃が消えてしまうので注意。 敵の仰け反り耐性や侵攻速度、同時出現数が大幅に増加した今作では 敵の突進を止めにくい上に囲まれやすく、非常に扱いにくくなった。 従来通り一発ごとに与えられる累計ダメージが非常に多く燃費はトップクラスに高いのだが、 反撃を受けやすくなった影響でその利点を活かしきれない場面も多い。 一応途切れずに当てきることが出来れば無改造状態でも難易度インポッシブルのSuper Slasherを一発で倒せる。 また、刃を展開している時でもサブの武器やキネシスは使用可能。 メインで使うには途切れずに刃を当てられるようForce Gunでダウンさせたりステイシスを使う等のアシストが必須。 尚、こちらはHeavy Frameの物とカタログスペック上は全く同じだが、 こちらはリロードが速い・装弾数が少ないという点で違いがある。 Frame Tool + Tip Compact Frame + Rip Core + Default Tip Range Near Accuracy Medium DMG ■■■■■■ RLD ■■■■■■ CLP ■■■■■■■■■■■■■ SPD ■■■■■■■■■■■■■■■■■ Electrocution Module Upper時Lowerに装着可。 鋸から電撃を放射する。 特筆すべきは威力強化よりも痺れモーションが用意されている敵なら仰け反り耐性を無視して動きを確実に止められる点。 鋸の範囲外もカバーするのでFeeder等の横槍にも効果を発揮してくれる。 この電撃だけでも通常のSlasherなら一撃で倒せるほどの威力があるが、Lowerに他武器を付けて汎用性を取るかは迷う所。 Rotator Cuff Module Upper時Lowerに装着可。 鋸を90度回転可能にする。 眼前の鋸の攻撃範囲が縦一本というマゾ仕様になるため、有用性が疑われる一品。 Ripper 貫通する回転鋸を射出する武器。 前作までのセカンダリがこれに当たる。 威力は弾薬消費からするとかなり高め。 通常の中型ネクロモーフの手足なら確実に引き裂く威力はある。 どういうわけかリッパーの名はこちらが引き継ぐことに。 Frame Tool + Tip Compact Frame + Rip Core + Directed Ejection Field Range Mid Accuracy Medium DMG ■■■■■■■■■■■■ RLD ■■■■■■ CLP ■■■■■■■■■■■■ SPD ■■■■■■■■ Electrocution Module Upper時Lowerに装着可。 鋸から電撃を放射する。 Rivet GunやJavelin Gunと違い、貫通するという特性上敵に刺さらないため、非常に扱いにくい。 しかも電撃の発動地点が鋸の進行方向の先端なので地面にぶっさすと 地中にめり込み過ぎて地表の敵にほぼ当たらない… 壁や高さのある障害物にさしても角度によっては当たらなくなる始末 この電撃を頼みに地面に鋸を刺すぐらいならデフォルトチップで使うか、 弾薬効率で圧倒的に上回るRivet Gunを使うべきである。 Explosive Module Upper時Lowerに装着可。 鋸を爆発させる。 こちらも電撃と同じく、扱いにくい。 電撃同様に障害物にめり込み過ぎてまともに当たらない産廃兵器 一応壁刺しで設置武器として使うならJavelin Gunの杭よりも鋸の方が燃費がいいが… この武器に限らず、そもそものExplosive Moduleの燃費が劣悪過ぎるという欠点がある。 Rotator Cuff Module Upper時Lowerに装着可。 鋸を90度回転可能にする。 こちらは飛び道具という仕様上、回転にも意味が出てくる。 Plasma Cutterのように状況に合わせて敵の腕や触手をもぎ取るのにどうぞ。 PC版にて Suspended Ripper + Rotator Cuff Module をやたらCuffで回転させたらフリーズしました - 名無しさん 2013-02-25 16 08 01 名前
https://w.atwiki.jp/wikiska/pages/179.html
Album What A Hard Man Fe Dead アーティスト:Prince Buster レーベル:Blue Beat 形態:LP 発売:1966年 商品番号:BBLP807 http //photos1.blogger.com/blogger/7545/2656/320/ 特徴・コメント 全曲にわたって、Baba Brooks?(トランペット)がフィーチャーされている。 「Hard Man Fe Dead」とは、Prince Busterが実際に車を運転していたときに、ラジオから自身の死亡が(ガセネタとして)伝えられたとき、思いついた語である。 曲目 Ten Commandments Moving Spirit? The Prophet? My Girl? I Won t Let You Cry? Answer Your Name? Hard Man Fe Dead? That Saying a Lot? Words of Wisdom? Sit and Wonder? Sad Song? Thanksgiving? ▼再発盤 Hard Man Fe Dead? Ten Commandments Wings Of A Dove? Sunshine With My Girl? Blasted Fools? Drinking And Gambling? Fools Paradise? Go Down Moses? Closer Walk? Mini Skirt? The Prophet? Sad And Lonely? Ska In Motion?
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1188.html
Dead Space 2 part65-253~260,262~267,269 253 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 05 49.41 ID /DrLKFWk0 前作あらすじ 未来世界。地球資源の限界により人類は外宇宙へと探索の場を広げていた。 地球から離れた採掘惑星イージス7や、USG(大型採鉱船)イシムラとの 音信不通の事態に、所有企業CECは救助チームを派遣。 エンジニアのアイザックは、赴任中の恋人ニコルのためにチームに参入。 だがイシムラの船内の人々は全滅し、そこは地獄と化していた。 その原因は、イージス7で発見された謎の構造物マーカー。 マーカーが放つ毒電波で船内の人々は狂気に陥り崩壊の一途を辿り、 そして死体は怪物ネクロモーフ(以下NM)へと変貌、船内に溢れ返っていた。 アイザックはひたすらNMと戦いながら、船の修理などで奔走することに。主に一人で。 ニコルが既に死亡しており、マーカーから幻覚を見せられていたことや、 マーカー(コピー)を建造したのが政府で、今回の惨劇も実験だったことなどを知る。 アイザックは衝撃の事実にも負けず、マーカーの破壊(自滅?)に成功し、 たった一人イージス7から生還する。 254 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 07 54.70 ID /DrLKFWk0 [オープニング] アイザック・クラークは悪夢の中にいた。 視界には未だニコルの幻覚が現れ、彼を責める。 さらにUSGイシムラでの惨劇を思い出させるように 目の前のカウンセラーからは、単調な尋問が続けられる。 アイザックの意識は覚醒した。 独房の彼を目覚めさせた男フランコは アイザックを助けにきたようだが、十分な説明もなく、 NMインフェクター(エイ)の襲撃によって殺されてしまう。 そして死体はNMスラッシャーに変貌して襲いかかってきた。 アイザックは拘束服のまま無我夢中で逃げ、 自動ドアに助けられるのであった。 [チャプター1] ここは精神病棟に見せかけた何かの実験場のようだ。 ネクロモーフの出現も異常だが、多くの被験者も死んでいる。 さらに自分を見つけた兵士からも問答無用で撃たれる。 なんと 実験 関係者全ての殲滅指令が出されているようだ。 (ただし本作では直接兵士と戦うシーンはない) 道中、悪夢で見たカウンセラーの男と遭遇する。 男はアイザックの拘束を解いてくれたが、 絶望によるものか喉を裂いて自害した。 アイザックへの行為を悔いていたようだが…? 255 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 09 39.43 ID /DrLKFWk0 フランコの仲間の女性、ディナと通信が取れる、 彼女の話では、前作の事件から既に3年が経過しており、 ここは土星の衛星タイタンにある採鉱基地だという。 3年?アイザックは何も覚えていない。 アイザックを囚えていたのは基地の最高責任者タイドマンであり ディナはタイドマンと敵対しているらしい 彼女がえらく高圧的なのが気に食わないが、 他に選択肢も無く、指示されたルートを辿り脱出を目指す。 行く先々で死んだはずのニコルが現れる ディナによると、アイザックはマーカーとの接触時に 脳内に非常にやばい信号を埋め込まれており、 今のまま覚醒し続ければ、いずれ狂い死ぬらしい。 アイザックが何も覚えていないのは、施設での尋問の間 記憶抑制剤によって延命させられていたからだとか。 そしてディナは、アイザックの狂った頭を治療できるという。 また道中、被験者の男ストロスと遭遇する 彼はアイザックを知っているようだが、 隔壁に先回りされて合流はできなかった。 アイザックとストロスは、政府から一層厳しく指名手配されているようだ。 キネシス、ステイシスのモジュールを入手、自作のプラズマカッターと エンジニアスーツも手に入れ、戦いの準備を整える。 ボス級NMを撃破し、医療エリアを出るためトラムへと向かう。 256 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 12 16.91 ID /DrLKFWk0 [チャプター2] ネクロモーフはそこら中に、嫌になるほど溢れ返っている。 3年前にマーカーは破壊したはずだが、 なんとステーション内にも新たにマーカーが作られたというのだ。 数少ない生存者もパニックになりながら死んでいく。 アイザックはエンジニアの力を発揮し、文字通り血路を切り開いていく。 注射器を持ったニコルに襲われる。 必至で幻覚に抗い、ふと正気に戻ると アイザックは自分の右腕と格闘していた。 本格的にやばい。 トラムに乗り、一気に合流地点に向かう。 だが車内にもNMは出現し、トラムは脱線してしまう、 逆さ吊りでの過酷な戦闘を繰り広げるアイザック。 さらなる乱戦でトラムは落下して大爆発。 なんとか無傷で脱出できたが、遠回りを強いられることに。 [チャプター3] ストロスから何度も連絡が入るが要領を得ない ディナに聞くと、彼は妻子を殺害した凶悪犯らしいが… 別ルートでゴミ処理場を経由し、居住区へ。 さらにルート変更で、ユニトロジー教団の施設を通ることに。 ユニトロジー教団はマーカーを崇める宗教団体であり、 あろうことか人間のネクロモーフ化を救済としている危険集団、 前作にも登場した因縁浅からぬ相手である。 政府側はガンシップを差し向けてきた。 追撃から逃れるも、銃撃で施設の気密が破れてしまい、 仕方なくユニトロジーの教会内へと逃げこむ。 257 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 14 10.26 ID /DrLKFWk0 [チャプター4] 教会内を探索、各部屋を巡る。 ボス級NMに喰われそうになりながらも先に進むが、 新型NMの邪魔でルートが途切れてしまった。 他のルートを探すことに。 [チャプター5] 教会地下の死体安置所を通り、合流地点のタワー頂上へ。 ディナと合流。ところが彼女の部下に拘束されてしまう。 ディナはユニトロジー教団の幹部だった。 彼女はアイザックを蔑み、そしてアイザックこそが、 この基地内でのマーカー建造の情報源だったという。 ディナの目的は、アイザックに教団のマーカーを作らせること、 そのためにはアイザックを治療する気など無いようだ。 絶対絶命、そこを政府のガンシップが強襲する。 銃撃によりディナや部下たちは蜂の巣に。 辛くも脱出するものの、さらに大型NMと遭遇してしまう。 ガンシップの追撃も止まず 三者は真空状態での大立ち回りを繰り広げ 結果、ガンシップと大型NMは爆散する。 258 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 22 13.81 ID /DrLKFWk0 [チャプター6] 運良くステーション側に吹き飛ばされ 無傷で生還したアイザック。 だがディナに裏切られ、もう行く当てが無い。 絶望の中、ストロスから連絡が入る。 彼曰くマーカーを作った自分たちなら マーカーを破壊することも可能だという。 彼が話す具体策は、①狭い装置の潜り込む、 ②ネジをきつく締める、③目に針を指す。だので意味不明だが、 とりあえずマーカーが建造された行政区画を目指す。 道中、生存者の技術者エリーと出会う。 エリーは最初はこちらを警戒していたが、 流れでアイザックたちに協力してくれることに。 彼女はストロスとも合流し、アイザックをサポートしてくれる。 二人と合流。だがタイドマンに補足されてしまい、 彼は他の生存者も顧みず施設の電力をストップさせてしまった。 このままでは行政区画までのトラムが動かないどころか、 生命維持機能も働かず、酸素すら危ない。 現れたボス級NMブルートを撃破。 電力復旧のため、閉鎖中の太陽光アレイ施設へ向かう。 アイザック一人で。 259 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 26 28.07 ID /DrLKFWk0 [チャプター7] エレベーターを修理し、高所にある施設へと登る。 融通の聞かない管理AIの妨害を乗り越え 宇宙空間の太陽光アレイを修理。電力を復旧させる。 だが下では大量のNMが出現し、エリー達が襲われていた。 さらに政府連中はNMの大群で危険になった帰り道を潰すつもりらしく、 このままでは発電施設に取り残されてしまう。 太陽光アレイ施設の緊急脱出装置を利用し、 高度数千メートルからブーストで落下。 建物内に頭から突っ込みながらも、なんとか無事に帰還する。 [Chapter8] 区画の切り離しにギリギリで間に合い脱出。 無重力下の処理プラントを乗り越え、エリー、ストロスと合流する。 だがストロスの精神状態は悪化し、まるで話が通じない。 トラムを動かせるよう修理し、行政区画へ向かう。 260 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 28 49.34 ID /DrLKFWk0 [Chapter9] トラムの降下中。窓からの景色には、USGイシムラが見えた。 事件後、ステーションに輸送され修理中らしい。 過去の惨劇は、エリーたち一般市民には、 テロリストの仕業だと伝えられているようだ。 やりきれないアイザック。 だが障害物でトラムが止まったため、調査へ向かう。一人で。 トラムを遮っていたのは巨大な触手であった。 触手が抱えたタンクを爆破し、進路を確保する。 行政区画まであと少し、 ところがタイドマンは再度妨害。 太陽光アレイの光線で、レールを破壊してしまう。 トラムの脱線は防げたものの、 行政区へのルートが途絶えてしまった。 アイザックはUSGイシムラにあった重力錨を使い、 行政区を引き寄せてレールを繋げることを思いつく。 トラムを引き返し、USGイシムラに侵入する。 [Chapter10] 過去のトラウマに苦しみながらも、先に進むアイザック 重力発生装置が故障していたので修理する。 重力錨の起動のため、船内のトラムで船のブリッジへと向かうが、 トラムは運悪く?因縁深い医療エリアに止まってしまう。 262 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 13 24.66 ID /DrLKFWk0 [チャプター10] イシムラの医療エリアを進む。ニコルが死んだ場所ゆえに、 幻覚も一層強力にアイザックを苦しめる。 NMの激烈な攻撃も突破し、ブリッジに到着。重力錨を起動する。 ステーションを破壊しかねない衝撃に慌てふためくタイドマン。 ブリッジの脱出ポッドに乗り、行政区を目指す。 だが通信からはエリーの悲鳴が。 ついにとち狂ったストロスが、エリーに襲いかかったのだ。 そして案の定、アイザックの乗ったポッドも墜落してしまう。 [チャプター11] 悪夢。ニコルは アイザックが薦めた イシムラでの 仕事を喜んでいる。そして… 目覚めたアイザック。 行政区近くに辿りつけたものの、ここは地下の採掘所のようだ。 そしてストロスの暴走で、エリーが片目を失う重症を追ってしまった。 ストロスを追って坑道内を探索する。 目玉の刺さったドライバーを手に、襲いかかるストロス。 だがエンジニアのCQCには叶わず、ドライバーは彼の側頭部へ。 正当防衛といえ、アイザックはストロスを殺してしまう。 263 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 14 44.76 ID /DrLKFWk0 ニコルの幻覚が彼を嘲笑う。激怒するアイザック。 そして幻覚は本気で襲い掛かってくる。 アイザックを片手で持ち上げ、軽々と振り回す。 幻覚はアイザックに問う。マーカーを憎み、 ニコルの死を、自分の罪を、幻覚を認めようとしない。 ならば自分は一体何なのか? アイザックは、ニコルは自分の全てだった、 認めてしまったら、自分には何も残らないと告げた。 それを聞いたニコルは、穏やかな表情に戻る。 どうやらマーカー破壊手順④は、幻覚を許容することのようだ。 ストロスもアイザック同様に妻子の幻覚を見ていた。 だが自分が殺した事実をどうしても認められなかった。 そのため代わりに他者に強制しようと暴走したと思われる。 [チャプター12] 地下で大型削岩機を発見したので修理。 エリーの操縦で岩盤を突破しつつ、甲板に登ってくる 大量のネクロモーフを排除しながら行政施設へ向かう。 264 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 19 02.95 ID /DrLKFWk0 [チャプター13] 施設の隔壁をぶち破り、行政区画内へと侵入。 エリーがガンシップを発見して脱出手段が確保できたが、 アイザックはエリーに別れを告げてガンシップを強制発進。 一人で施設に残る道を選ぶ。 ニコルと共に、中心部のマーカーを目指す。 施設内には何百もの兵士が待ちぶせていた。 だがアイザックが起こした停電により 行政区にもネクロモーフが侵入し、地獄絵図に。 兵士達が蹂躙されていく中、 ネクロモーフを蹴散らしてマーカーが見える部屋へ。 ステーションのマーカーは前作の何倍もの巨大なものであった。 更にマーカーは、群がっていた大量のNMに反応して 閃光を放ちながら律動を始め、 収束 が始まってしまう。 タイドマンはアイザックを恨みながら、閃光の中に消えた。 ストロスが言っていた 狭い装置 を発見。 被験者の眼底にある、マーカー情報の眠る箇所を活性化させる必要があるようだ。 装置の中に入り、頭部を固定し、注意深く右目に試針を貫かせる。 後は第4段階。ニコルはマーカーで待っていると告げ、消えた。 265 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 26 12.36 ID /DrLKFWk0 [チャプター14] ボス級NMアーバーモーフが出現。 原作ハンター同様、不死身の再生能力を持った難敵に アイザックは死に物狂いで逃げ回り、先を目指す。 道中、 実験 に携わった研究者のログがある。 マーカーが放つノイズは、普通の人間には凶暴性を引き出すが、 知性の高い人間には、何らかのアイデアを誘発させるらしい。 アイザックら被験者から得た情報に魅せられ、マーカーの建造を進めた。 だが最後には、実はマーカーの意思によってコピーを作らされていたと 最初のブラック・マーカー、エイリアンの遺物と接触したときから、 人類はマーカーに操られ続けているのだと気付き、 破滅していく様子が残されている。 タイドマンのログもある。 彼はステーションの未来のために、停滞していたタイタンの採掘事業を諦め、 無限のエネルギーをもたらすマーカー研究を受け入れたようだ。 一応、住民の避難を優先させていたようだが… [チャプター15] アーバーモーフの追撃を振り切り、マーカーの元へ辿り着く。 そこにはボロボロのタイドマンが待ち受けていた。 未だにマーカーに固執し、アイザックを責めるタイドマン。 彼のジャベリンガンで貫かれ、アイザックは重症を負うも、 スキを突いてぶちころす。 266 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 32 14.91 ID /DrLKFWk0 やり遂げたアイザック。 ニコルの幻覚は傷ついた彼を抱きとめた。 だがニコルは、じゃあ死んで、と冷酷に告げる。 そして戦いはアイザックの脳内へ。 マーカーは最後に作成者の体を取り込むことで完成する それが第4段階の意味らしい。 (一応、取り込まれなければマーカーは自壊する。) またまた裏切られてアイザックぶち切れ。 無数の影と共にニコルの幻影が襲い掛かってくる それらに応戦しながら、マーカーのコアを攻撃し続け、 ついにマーカーは大爆発を起こした。(アイザックの脳内で) ちなみにラストバトルに敗北すると、 アイザックはマーカーに取り込まれ、笑いながら ジャベリンガンで自分の顔面を撃ちぬいてしまう。 正気に戻ったアイザック。 マーカーの律動は止まったが、ステーションは崩壊を始めた。 満身創痍のアイザックは全てを諦めたように、 へたり込み、うなだれてしまう。 そしてスタッフロール… 267 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 39 30.18 ID /DrLKFWk0 ところが突如、エリーから通信が。 アイザックの静止にも構わず、ガンシップで救助にきたのだ。 彼女の激励に、やむなく立ち上がるアイザック。 瓦礫をくぐり抜け、ガンシップに辿り着き、 二人はステーションの崩壊ギリギリで脱出に成功した。 シートで一息つくアイザック。 ふと不安になり隣を見るが、そこには変わらぬエリーの姿があった。 最後に調査員と政府高官とらしき通信がある。 タイタンステーションもマーカー 12 も完全に破壊され、生存者ゼロだが 政府のマーカー研究はまだまだ続けられることが匂わされる。 Dead Space 3 に続く 269 :Deadspace2:2013/04/11(木) 01 16 17.28 ID nGZd1zYg0 あと、このゲームで知ったんですが トラムってのは多人数用でレール式の乗り物の総称らしいです。 電車とかモノレールとか。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1187.html
Dead Space part42-299~304,329,331~333,344~345,403~405 part43-424~427 part67-121~123 299 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 05 32 ID jHJ1EQoP0 Dead Spaceいきます。ひとまず第1章まで。 「Dead Space」はPS3、XBOX360、PCで出ているSFサバイバルホラーアクションゲームです。 ゴア表現などが日本の業界団体の審査にひっかかったため、日本語版は発売されないらしい。 しかし通販で海外版が買えるし英語の台詞なども日本語訳してるサイトがあるので 日本でもプレイにさしたる問題なし。 ちなみにゲームレビューサイトなどでの評価はかなり高く、 「名作SFホラー映画並み」「バイオハザードシリーズもうかうかしていられないね」とか書かれてる。 知らずに楽しんだ方がよい意外な展開がいくつかあるので、途中まで読んで面白そうだと思ってくれたら それ以上ネタバレを読まずにプレイした方がいいと思う。 300 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 06 51 ID jHJ1EQoP0 話に大きく関わる登場人物を紹介 ●小型宇宙船「ケリオン」の乗組員 アイザック…主人公。CECという企業のエンジニア。ゲーム中、悲鳴やうめき声くらいしか台詞が無い。 ケンドラ…コンピュータ専門家。時々ヒステリックになる。 ハモンド…警備責任者。冷静に任務を続けようとする。 ●大型採鉱宇宙船「石村」の乗組員 マーサー博士…科学者。カルト宗教の狂信者。 カイン博士…科学者。マーサー博士の部下。マーサー博士と同じカルト宗教の信者だが比較的まとも。 ニコル…アイザックの元彼女。 ちなみにどうでもいいけどアイザック、ケンドラ、ニコルは名前で、ハモンド、マーサー、カインは苗字です。 301 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 10 10 ID jHJ1EQoP0 300 いきなり間違えたorz カイン博士が「マーサー博士の部下」というのは逆でした、 カイン博士が上司でマーサー博士が部下でした。 302 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 12 00 ID jHJ1EQoP0 未来の世界。人類は本格的に宇宙へと進出している。 「CEC」という宇宙企業は、鉱物の豊富な惑星を破砕して惑星内部の鉱物を採取するという事業を行っていた。 惑星上にコロニーを作り、さらに惑星の軌道上には大型採鉱船を待機させ、 それらコロニーと採鉱船の連携作業で惑星を少しずつ破砕するのだ。 しかしある日、そういった惑星のうちの一つと全く連絡が取れなくなってしまった。 CECは連絡途絶の原因の把握とその復旧のため、小型宇宙船「ケリオン」をその惑星へ派遣した。 第1章:「New Arrival(新たに到着した者たち)」 連絡の取れなくなった惑星へ向かってワープしている「ケリオン」。 その「ケリオン」のブリッジでは、このゲームの主人公アイザックがある映像を見ていた。 アイザックの元彼女であるニコルから送られてきたビデオメールだ。 彼女はその惑星の軌道上で就業しているはずの大型採鉱船「石村」の乗組員であり、 問題の通信途絶の直前に、このビデオメールを送信してきたのだった。 ニコルはとても狼狽し悲嘆に暮れた様子で、 「アイザック、あなたと話したいの……本当に誰かと話したいの……」 「ごめんなさい……なにもかも……ごめんなさい……」 「ここではなにもかもがバラバラになっているわ……」 「あんなに些細な出来事だったのに……」 など、要領の得ないことを話していた。 ケンドラは、「そんなに何回も見て心配しなくても、着けばすぐ会えるわよ」と、 もっと楽観的になるようアイザックに言う。 そうこうしているうちに該当惑星の軌道上に到着した「ケリオン」は すぐに「石村」を発見し、それとの通信を試みるが返答が無い。 通信アンテナの故障か何かだろうと判断した一行は「ケリオン」を「石村」にドッキングさせようとするが、 自動ドッキング装置に何らかの不具合が発生し、接近の最中に軌道から外れてしまう。 ケンドラはドッキングの中止を訴えるが、ドッキングを強行せよというハモンドの指示により、 「ケリオン」はところどころぶっ壊れながらもなんとか「石村」のドッキングベイに着陸していた。 着陸直後、ケンドラは「あなた私たちを殺す気!?」とハモンドにブチ切れる。 しかしハモンドは大して気にした様子も無く 「あそこでドッキング中止していたら逆に壁に衝突してオダブツだったよ」と冷静に説明し、 乗組員たちに「石村」に降りて仕事を始めようと促す。 だが、「石村」内部では全く人影が見当たらなかった。「石村」は巨大宇宙船であり乗組員が1000人ほど居るはずなのだが。 動力も所々死んでおり、ロックがかかって開けられないドアも多い。 とりあえずアイザックたち「ケリオン」の乗組員一行は動力復旧などを試そうとする。 303 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 12 55 ID jHJ1EQoP0 しかしその時、突如として奇怪な生物が現れ、アイザックの同僚数人を瞬く間に殺害してしまった。 アイザックは何とかその怪物から逃走できたが、仲間たちと通信してみても他に生き残ったのはケンドラとハモンドの二人だけ、 しかもその二人とアイザックはロックにより隔てられてしまったらしい。 こんな状況でも冷静に任務を続けようとするハモンドはブリッジに向かおうと提案してきた。 ケンドラはそんなハモンドに反感をぶつけるが、ハモンドは「必ず生きて帰してみせるよ」と強気だ。 だが、ブリッジに向かうにしても「石村」内部の各ブロックを結ぶ電車のシステムには不具合が起こっていた。 ハモンドやケンドラが居る位置からはロックのかかったドアに阻まれ修復ができないらしいので、 アイザックは単身、電車システムの修復に向かう。 その道中では、何匹もの怪物たちが襲いかかってくるため、それらとの戦闘を余儀なくされる。 あちこちに怪物に殺されたらしき「石村」の乗組員の死体が転がっており、 彼ら乗組員の残した記録でも、乗組員たちがこれらの怪物たちと戦闘していた様子が伝わってくる。 アイザックは修理を完了し、電車の運行が回復した。 ハモンドやケンドラはその電車によりブリッジに向かうが、ブリッジにも生存者が居なかったそうだ。 ハモンドからの通信による指示により、アイザックは「石村」からの脱出の準備のために「ケリオン」の元へ戻る。 だが「ケリオン」は怪物たちの襲撃にあい、爆発してしまった。 この悪夢のような船から脱出する手段がなくなった事に動揺するケンドラ。 ハモンドは考えた末、何が起こったのかを探るため船の指揮コンピュータを調べようと言う。 しかし船長の個人コードが無いとそのコンピュータにはアクセスできないらしい。 船長の所在を調べると、医療デッキで死亡していると表示されたそうだ。 よって船長の個人コードをまたアイザックが入手しに行く事になる。 しかし、そのことを話し合っていた最中、怪物がハモンドとケンドラが居る場所に侵入してきたらしく、 二人との通信が途絶えてしまった……。 304 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 16 06 ID jHJ1EQoP0 第1章終了。続きはまた今度。 329 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/20(木) 19 49 59 ID IGpSi4jU0 第2章:「Intensive Care(集中治療)」 船長の遺体からパーソナルコードを回収するため、船内電車を使って医療デッキに到着したアイザック。 そこへ前章の終わりに通信が途中で切れてしまったハモンドから再び連絡が入る。 彼の話では、先ほどの怪物の襲撃の際、残念ながらケンドラを失ってしまったとのことだ。 さらに、これからアイザックが進もうとする道は、乗組員たちが築いたと思われるバリケードで 封鎖されているとのことで、そのバリケードを爆破するための手順を教えてくれた。 その後、教えてもらったとおりの機材を探し回ってそろえ、バリケードを爆破する。 爆破は成功し、さらに奥へと進むアイザック。やはり死体と怪物ばかりだ。 まだ生きている人が二人だけ居たが、片方は既に瀕死、もう片方はちょうど怪物に襲われており、 どちらも会ってすぐ死んでしまったので、ほとんど話を聞く事はできなかった。 また、道中、ニコルが残した記録を発見した。ニコルは医療技術者なのでこの医療デッキで働いていたのだ。 何が起こっているのかわからない、患者が多すぎてここの医療デッキでは対処できない、と緊迫した様子の記録だった。 他に船長の検死記録も見つかった。死因は眼球から入り眼窩を突き抜けて脳へと至る外傷であったという。 ここに来た目的である、船長の遺体が保管されていると思われる遺体保管所に到着した。 船長の遺体を見つけて近寄るが……そのとき、ひらひらと飛び回る形態の小型の怪物が現れ、 その船長の遺体にくっつき、何かを植えつけた。 するとたちまち遺体は変異を始め、これまでに出会ってきたような怪物に成り果て、アイザックに襲いかかってくる。 あの小型の怪物は、人間の死体を変異させて怪物にするという生態を持つようだ。 なんとか船長の遺体から変異した怪物を倒したアイザックは、予定通りパーソナルコードを回収した。 記録のロックを開くパスとなるそれをハモンドに送信し、彼に船長室のコンピュータから記録を探ってもらう。 しばらくして、ハモンドから通信が来た。 ついさっき怪物がハモンドの居る船長室に入り込んできたが、なんとか壊れた脱出用ポッドに封じ込めて事なきを得たそうだ。 それはそうと、彼が記録を探った結果、あの怪物たちは採掘対象となっている惑星から来た地球外生命であるようだと言う。 まず惑星上のコロニーで蔓延し、そしてこの船「石村」へまで侵入されてしまったようだ。 さらにハモンドは、この船に重大な問題が起こっている事が判明したと告げる。 エンジンが制御を外れており、このままでは船の軌道がどんどん惑星へと落ちていってしまう。 ハモンドがこの問題のさらなる詳細を調べる間に、アイザックは機関室へと向かうことにし、 船内電車に乗り込んで医療デッキを離れた。 第2章:終了 331 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/20(木) 19 51 29 ID IGpSi4jU0 補足:第2章中に手に入る記録から得られる、過去の情報 この惑星の採掘現場で、『マーカー』と呼ばれる奇妙な物体が見つかった。 船長、主科学責任者のカイン博士、それに副科学責任者のマーサー博士は、その『マーカー』を 人類に救済と革新をもたらすものとして神聖視している宗教の信者である。 その宗教は『ユニトロジー教会』(Church of Unitology。仮に和訳すると「一体化教会」とか「統一論教会」という感じ) という名の団体で、『マーカー』を200年もの間、捜し求めていたのだ。 当然、船長やカイン博士はこの発見に歓喜し、それを回収して調査し教会のものにするつもりだった。 しかし、惑星上のコロニーで異変が起こり始める。 コロニー住民の間で、謎の精神症状が起こり始めたのだ。重度の欝、不眠、幻覚、妄想が蔓延した。 さらには、それを原因とした殺人事件まで起こり始めたのだ。 カイン博士はこの異変が『マーカー』に関係したものではないかと考え始め、 マーカーを船に載せるのを遅らせ、もっと隔離して研究すべきではないかと船長に訴える。 しかし『マーカー』は神聖なものであると信じて疑わない船長は耳を貸さず、 予定通り『マーカー』は船に積み込まれる事になってしまった。 カイン博士がマーサー博士に相談すると、マーサー博士は コロニーで起こっている精神症状は『マーカー』の神聖な力の現れだと考え、 もっと研究を進めるためにそういった症状を起こした患者を船に連れてくることを提案した。 カイン博士は不安に感じながらも、マーサー博士の意見を汲んで患者を船に連れてきた。 その患者はコロニーにおいて、妄想にかられて看護婦を殺害した男性だった。 彼には、妄想、思考の異常、断続的な幻覚などが症状として認められた。 彼は「再び完全にするため(『Make it whole again.』)」にまた殺害する、などと理解困難な事を話していたという。 しばらくすると、ついにコロニーでは人々が人間以外の異常な何かに変異し始めたという。 カイン博士はその異常生物を、死体が変異したものであることから、 『ネクロモーフ』(Necromorph。Necroは「屍の、屍の」、morphは「変形、変身」)と名づける。 ここに至って、マーサー博士は異常性をあらわにし始めた。 その『ネクロモーフ』すら素晴らしいと言い、自らもそうなりたいくらいだとまで記録に残している。 彼は、「この感染を直に目撃したい、コロニーから連れてこられたあの患者、もしかすると……」 という暗示的な言葉で記録を結んでいた。 332 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/20(木) 19 53 58 ID IGpSi4jU0 今日はここまでにします。 記録はバラバラに見つかるので、それを自分なりにまとめたのが 331の内容ですが もしかしたら時間的前後関係などに間違いがあるかもしれません。 333 :ゲーム好き名無しさん:2008/11/20(木) 19 59 56 ID IGpSi4jU0 331の下から6行目、 「屍の、屍の」って同じ事二回言っちゃってるorz 「屍の、死の」ですね。 344 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/21(金) 16 45 10 ID ezoewbTT0 第3章:「Course Correction(航路修正)」 アイザックが機関デッキに着くと、ハモンドからエンジンの問題の詳細な分析結果が伝えられた。 問題は二つ。まずエンジンに燃料が入っていないことと、さらに「遠心重力装置」が制御を外れていることだ。 この「石村」が行う採鉱手法においては、鉱物を含んだ地殻の固まりがコロニーの住民の働きによって 惑星から削り取られた後、「石村」に採鉱させるために軌道上に打ち上げられていく。 その軌道上に打ち上げられた地殻の塊からは「石村」に対して無視できない引力が働くため、 その引力を打ち消してバランスをとるためにその「遠心重力装置」が必要なのである。 エンジンに燃料を補給し重力遠心装置を再起動させるため、アイザックは機関デッキ内を探索する。 多くのネクロモーフたちと戦い、時には巨大な触手に足をつかまれて巣穴に引きずり込まれそうになりながらも 何とか切り抜け、アイザックは燃料庫からエンジンへ燃料を補給し、さらに遠心重力装置も再起動させる事に成功した。 仕上げとしていよいよエンジンを再起動させるために機関室に向かうが、そのときなんと 死んだと思われていたケンドラから通信が入る。 ケンドラはハモンドと一緒に襲われたときにハモンドとはぐれたが何とか生き残っていたようだ。 ケンドラが生きていた事に驚くハモンド。ケンドラは、ハモンドが自分を守らなかったことに 不信感を抱いているのか、そんなハモンドに対して態度がそっけない。 ケンドラはコンピューター基幹部にたてこもって隠れており、怪物たちの目からも逃れられているようだ。 コンピュータ技術者である彼女はそこから全システムにアクセスする事ができる。 コロニーからの記録を調べ、アイザックが前章で見つけた記録に記されていたとおり、 あの惑星で発見された『マーカー』の何らかの力の影響だと思われる認知症が コロニーの住民の間で蔓延していたという報告を見つけたそうだ。 また、ドアロックシステムにもアクセスできるそうで、アイザックがこれから通る場所の ドアロックを解除し、機関室への道を開いてくれた。 345 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/21(金) 16 46 18 ID ezoewbTT0 機関室に近くなってくると、壁が肉のような内臓のような気持ちの悪いもので覆われている場所が多くなる。 機関士の男性が残した記録によるとこの肉腫のようなものは船のあちこちで見られ、 しかもどんどんと増殖し排除も間に合わなかったらしい。 そんな場所で、ふと人のうめき声のようなものが聞こえたのでアイザックがそちらの方へ行くと、 人間が壁の肉のようなものに取り込まれて同化してしまった光景すら目の当たりにする。 他にも、ここで勤務していた職員により事件発生当時の記録がいくつか残されていた。 それによると船長の死に前後して「石村」の船内でもコロニーと同じく精神疾患の多発・混乱・暴動が起こったようだ。 さらに、エンジンへの燃料供給システムが破壊されたりエンジンを停止させられたりといった、 何者かによる破壊活動も起こっていたようだ。 そしてついに、死んだはずの乗組員たちが、人殺しの怪物へと変貌して帰還し始めたのだった。 そういった、おぞましい肉壁の通路を通り抜けて機関室に着いたアイザック。 機関室内は広いだけあって多くのネクロモーフたちが潜んでいたが、奴らを倒しつつエンジンの再点火に成功した。 ハモンドはその成功に喜び船の軌道を戻そうとするが、ケンドラが重大な問題点を指摘した。 軌道を戻す際には、惑星破砕による採鉱作業に伴って生じた多量のデブリが浮いている空間を通り抜ける事になるのだが、 この船のADS(Asteroid Defense System、小惑星防衛システム)が停止してしまっているため、 そのまま突っ込むと船にそれら岩の塊のデブリがどんどん衝突し、船が破壊されてしまう。 エンジニアであるアイザックは、ADSの修理についてハモンドと検討しあうためにブリッジへ向かうことにした。 その道中、雑音にまみれた通信が入る。 「アイザック、アイザック……私よ、ニコルよ」 そこまでしか聞こえずに切れてしまったが、どうやらニコルはまだ生きているようだ! 第3章:終了 403 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/26(水) 03 05 44 ID hXfo+H2W0 第4章:「Obliteration Imminent(差し迫る消滅)」 アイザックがブリッジや船長室のある区画へ着いた頃、ハモンドやケンドラと通信で会話する。 ケンドラはハモンドに、あの『マーカー』とはなんなのかを問い詰めはじめた。 ハモンドは、自分は何も知らないし『マーカー』についてはここに来てから 記録を探って知っただけだと否定するが、ケンドラはハモンドへの消えない疑念を隠そうともしない。 ケンドラは、「CECがあれについて何も知らないはずは無い、そしてCECから派遣されている自分たちチームの リーダーであるハモンドならCECから詳細を知らされているはずだ」と考え、疑いきっているようだ。 疑われつつも、ハモンドは彼が調べた船長の記録について語る。 その謎の『マーカー』は既に惑星からこの船に移送され、貨物室に積み込まれているらしい。 この船内でコロニーで起こったような乗組員の精神変調やネクロモーフの発生が起こったのは、 『マーカー』を積み込んだせいなのかもしれない。 ともあれ、ハモンドが疑わしかろうと『マーカー』に謎が秘められていようと 今はとにかくADSを修理しなくては船が無数の岩の塊のデブリに撃ち抜かれて破壊されてしまう。 修理の件を相談するため、ハモンドの居るはずの船長室に向かうためブリッジを通過するアイザック。 ブリッジの舷窓から見える宇宙空間では、既に船の周りはデブリだらけになっていた。 そのとき、さっそくデブリの一発目が船に衝突し、外壁やブリッジの天井を突き抜け、 アイザックの近くの床にぶち当たった。少しずれていたら直撃して死んでいただろう。 「船体に亀裂が発生しました」、という警報アナウンスも鳴り始める。 なんとかまだ船は持ちこたえているようだが、これは本当に早くADSを修理しないとやばそうだ。 船長室に着くと、ハモンドとADSの修理方法について協議する。 どうもADSは、やたらあちこち壊れているようだ。 ハモンドと手分けして修理することに決まり、アイザックはまたあちこち駆け回る事になる。 別れ際にハモンドは、船長室の外で何かでかい奴をちらりと見たので気をつけろ、と注意してくれた。 船長室から出てすぐ、非常用脱出ポッドが並ぶ部屋を通ると、 一つの脱出ポッドの中から、ネクロモーフがこちらを威嚇してきた。 ハモンドはあわててそのポッドを宇宙へ射出して排除する。 どうやらハモンドが第2章で言っていた、襲われたときにポッドに封じ込めたという奴らしい。 封じ込めたときに死んだと思ってたんだが……とネクロモーフの生命力に驚いている様子のハモンド。 (この射出されたポッドは後ほど再登場する) もう一度ブリッジを通りがかると、出ようと思っていたドアが向こうから衝突されてぶち破られ、 これまでに無い大型の、いかにも堅そうな装甲で身を包んだネクロモーフが現れる。 ハモンドが見かけたという「でかい奴」とはこいつの事だろう。 見た目どおり重く、堅く、大きさを生かした突進で攻撃してくる。 しかし装甲の薄い後ろから攻撃しろというハモンドからのアドバイスもあり、なんとか殺すことができた。 404 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/26(水) 03 07 10 ID hXfo+H2W0 ハモンドの指示のもとあちこち回り、ADSの修理を進めていくアイザック。 その途中、設置されていたモニターに、荒れた映像だがニコルの顔が少しの間映る。 「アイザック……もう一度いっしょになりましょう……(『Make us whole again...』)」 と、こちらに語りかけていたようだが……? 修理のおかげで、ADSはだんだんと機能を取り戻してきた。 だがしかし、ハモンドがやっている自動照準装置の修理にまだ時間がかかかるという。 このままではその修理完了を待っている間にデブリによって船が破壊されてしまうとの事なので、 それまでの間アイザックがADSの砲を手動で操ってデブリを破壊してしのぐ。 (船に迫ってくる岩を砲で狙い撃つシューティング形式のミニゲーム。一定時間耐え抜かないとゲームオーバー) そして、なんとか船の外殻の耐久力が持つうちにハモンドが自動照準装置の修理を完了し、無事にADSが働き始めた。 これでなんとかデブリから守られ、安全に航路修正を完了できるだろう。 だがホッとしたのもつかの間、ケンドラがまた新たな問題の発生を報告してきた。 船内の酸素レベルが落ちてきていて、このままでは呼吸できなくなってしまうというのだ。 船内の空気は水耕場で生産されているのだが、そこが何らかの有機物、 おそらくネクロモーフの一種により汚染されてしまったらしい。 ケンドラがそいつを除去するための毒の調合法を調べてくれたので、 アイザックはその材料を探しに医療デッキに向かう事にする。 ハモンドは度重なる問題を嘆きながらも、どうにかしてそいつによる汚染を遅らせられるかもしれないと言い、 アイザックたちが毒を調合するまでの間の時間稼ぎを試みるために水耕場へと向かうようだ。 第4章:終了 405 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/26(水) 03 08 30 ID hXfo+H2W0 補足:第4章中に入手できる記録から得られる情報 ブリッジから出るためのエレベーターに乗ると、ブリッジで撮られたものなのか、 船長の最期を映した記録映像が見つかる。 『マーカー』を持ち帰るべきではないと考えるカイン博士や彼に説得された乗組員たちによって 船長はその権限を解かれ、押さえつけられてしまった。 『マーカー』を教会の元へもたらす事に固執し暴れる船長にケイン博士は何か処置をしようとする。 が、次の瞬間……銃声のような音とともに何かが一瞬光ったかと思うと、 船長の左目から血が噴き出し、そのまま死んでしまった。 殺人を疑い動揺する乗組員にカイン博士はあわてて、これは事故だったのだと主張する。 しかし乗組員たちによってカイン博士は拘束されてしまった。 船長は意見が対立したカイン博士によって殺されたのだろうか、それともカイン博士の言うように事故? それともそうみせかけて他の何者かに殺されたのだろうか? ADSの修理のためにあちこちを回っている途中、ケンドラが医学報告書を調査した結果 ネクロモーフについてわかった事を教えてくれる。 ネクロモーフは、死んだ組織を吸収し、遺伝子が組み換えられ、その形態を新たなものへと変化させられたものらしい。 ネクロモーフの中には死体を感染させることを唯一の目的にしているような奴もいるが、 散々襲われた事からもわかるように、感染するための死体を作る役割の奴、すなわち人を殺してまわっている奴も居るようだ。 第3章の時に機関デッキで見た、壁を覆っていた肉の塊のようなものも、生息環境を変化させる事を目的とした、 ネクロモーフの一種であるらしい。 424 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2009/01/25(日) 00 19 43 ID 5pmzh7fy0 第5章:「Lethal Devotion(死を招く信仰心)」 船内電車で目的の場所に着くとケンドラからの通信が入る。 彼女の予想以上に空気の汚染の進みが早く、急いで対処しなくてはまずいとの事だ。 化学室に毒を調合するための化学物質があるのでそこへ向かうよう指示してくれる。 指示に従い移動し、ある扉へと差し掛かったとき、姿は見えないが どこからともなく狂熱にうかされたような男の声が聞こえてくる。 「君は神の計画を阻む事などできない……! それが自然の摂理だ……。 君も真理に対して盲目なのかね?他の者たちのように……!?」 その声を不気味に感じながらも、通ろうとしたその扉はロックされていた。 ケンドラがオンラインでチェックしたところ、何者かが最近ロックを再プログラムしたようだ。 先ほどの声といい、やはりこの船内には自分たち以外の何者かが居るようだ。 ケンドラにロックを外してもらい、進む。 化学研究室の近くで、マーサー博士による音声記録が入手できたが…… その内容は異常なものだった。 「彼は私の組織再生の研究を実証してくれるための実験体だ……。 最初の拘束には手間取ったが、今は私を信じ、理解してくれている。 私に命を委ね、快適に休んでくれているのだ。」 などとマーサー博士は語っているが、その言葉とは裏腹に、 拘束された男性が怯えて 「やめてくれ!頼む!お願いだ!」 などとわめいている声が聞こえてきている。 「前額部を清拭消毒した上で、目的部位にマーキングした……。」 「そ、そんなもので何をするつもりだ!」 「ではここに、サンプル組織片を挿入するための孔を作成しよう……。」 「やめろ!やめろぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁあああああっ!!」 男性の悲鳴と、チュイン、チュイイイイイン!!という歯医者で聞くような音で 記録は途切れていた。 マーサー博士は完全に狂気に飲まれてしまっているようだ。 そして、マーサー博士の声はつい先ほど聴こえた謎の男の声と同じだった。 マーサー博士が生き延びていて、こちらを監視しているということだろうか。 425 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2009/01/25(日) 00 21 18 ID 5pmzh7fy0 化学研究室にたどりつく。壁には液体に満たされた謎の培養槽が並び、 怪物のようなものが入っている。マーサー博士の謎の研究の産物なのだろうか? アイザックはそこにあった機械を操作し、目的の化学物質を合成した。 ちょうどそのとき、閉ざされていた窓のシャッターが突然開き、 その向こう側の部屋から男が語りかけてきた。 先ほどから何度か聞いたものと同じ声……マーサー博士だ。 「君の、生き延びようと懸命に抗うその姿勢は、賞賛に値するよ。 君を見ているとまだ我々人類に希望があると思ってしまいそうなほどだ。 ……しかし、人類という種はすでにずっと前から衰亡してしまっていると思わないかね? 我々はただ、その事実を受け入れていないだけさ。 足掻きは無意味だよ。やめたまえ。我々の種の未来はここで終わるのだ。 さあ、我々人類の子を紹介させてくれたまえ! 彼らこそ我々にとって換わり、繁栄する子供たちだ!我々の最も偉大な創造だよ!」 そう演説をぶってから、立ち去っていくマーサー博士。 その時突然、壁の培養槽の中から怪物が一体飛び出してきた! こんなものがマーサーの言う、次代を担う人類の子だというのか? 今まで何体ものネクロモーフと戦ってきたアイザックはその怪物に的確に攻撃していく。 体のあちこちを吹き飛ばされた怪物が床に転がり、倒せたかと一息ついた瞬間、 見る見るうちに怪物の傷が再生していく。どんなに攻撃しても再生を続ける! その時ケンドラから緊急通信が入る。 この怪物は再生し続けるので殺す事ができないのだという。 そもそも目的の化学物質は手に入れたのでこの部屋にはもう用がないことだし、 アイザックは再生中の怪物を尻目に、とっとと逃げ出した。 怪物を振り切った頃、ハモンドからの通信が入った。水耕場に向かった彼は そこに着いたはいいが、現場はかなり有機増殖体による汚染が進んでいたらしい。 ほとんど息ができないほどだと、とても苦しそうに咳き込みながら報告してきた。 一刻も早く浄化する必要があるようだ。 そのための毒を作る材料として、ついさっき入手した化学物質だけではなく 有機増殖体のDNAサンプルが必要だとケンドラが語る。 彼女が探った記録によると、集中治療室に不活化されたサンプルが保管されているようだ。 マーサー博士が研究に使っていたところらしい。 ……ケンドラがハモンドに通信を試みるが、つながらなくなった。急がなくてはならない! 426 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2009/01/25(日) 00 23 32 ID 5pmzh7fy0 集中治療室に着くと、またマーサー博士が現れた。 「君のそのしぶとさには、全く驚嘆させられるよ。 だが、もうこの世界にしがみつくのはやめるんだ。 この世界はもう、『子供たち』のものなのだよ。 君の死は、彼らの誕生をもたらすものだよ……喜びたまえ! さあ、耳をすませ!聴こえるかね?来たぞ……。死に備えて、祈れ……。」 そしてまた現れるあの再生怪物。どうしようもないので逃げるしかないが、 マーサーがドアをロックししかも回線をシャットダウンしたらしく逃げ道が開かない。 しばらくしてケンドラがロック回線をバイパスしてなんとか扉を開け、逃げる事ができた。 逃げた先で、目的のDNAサンプルが保存してあるマーサー博士の部屋に到着した。 部屋には彼の実験中の音声記録が落ちていた。 実験体が順調に成長していること、その細胞の驚異的な再生能力を喜んでいる様子だ。 『マーカー』の研究に忙殺されているカイン博士について皮肉るような内容もあった。 船内の人々の中では精神症状や幻覚を訴える人が多くなっているが、 カイン博士もまた「妻を見た」と言っていたそうだ。 自分の狂気を棚に上げて、マーサー博士はカイン博士を嘲笑する。 「彼の妻、アメリア・カインはもう何年も前に死んでいるというのにな!」 そして、実験体の唸り声に対して満足げに話しかける。 「君の出番はもうすぐだよ……。」 この実験体があの再生怪物なのだろうか。 音声記録を聞いた後、研究用の機械から目的のDNAサンプルを入手して部屋を出る。 その矢先、マーサー博士がこちらに強引に通信してきた。 「さあ、もう十分だ!神の計画の中での分を果たすのだ!自らの消滅を受けいれよ!」 その言葉と同時に、マーサーが医療デッキの生命維持システムを操作したらしく、 デッキ全体の空気が抜かれ真空状態になってしまった。 アイザックはスーツを着ているのですぐに窒息する事は無いがスーツの酸素にも限りがある。 慌てて医療デッキを駆け抜け、生命維持装置を再起動した。 しかしほっと一息つく暇はない。 ハモンドからまた一瞬通信がつながったのだが、ほとんど息ができずに苦しんでいるようだ。 一刻も早く、集めた化学物質とDNAサンプルを合成し、 水耕場を汚染している有機増殖体を殺すための毒を作らなくては。 合成できる機材のある化学実験室へと急ぐ。 427 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2009/01/25(日) 00 25 28 ID 5pmzh7fy0 その道中、ケンドラが人々が残した記録から見つけたという気になる記述を教えてくれる。 水耕場の汚染は、船外から何か巨大な怪物が水耕場に侵入したときから始まったのだという。 記録者は汚染の原因かもしれないその怪物を、「リヴァイアサン」と呼んでいた。 化学実験室に到着し、毒物を合成する。 毒を入手したその時、またマーサー博士からの通信が入った。 彼はアイザックの不屈の魂にほとほと感心した様子で、 アイザックに全計画について知らせようかと考え始めているという。 「君は『ハイブマインド』の申し出を撥ねつけはしないだろう……。 少なくとも、君はそれを目撃するに値するよ!」 『ハイブマインド(Hive Mind。仮に和訳すると「群れの精神」といった感じ)』とは何の事だ? ともかく水耕場に向かうことにする。 極低温保存処理研究室にさしかかったとき、マーサー博士が姿を現し、彼の目的を説明した。 彼は怪物たちを地球へと連れ帰るつもりらしい。 それが人類に救済をもたらす、自分の聖なる役目だと信じているのだ。 「私は彼らの神聖なる栄光を地球全土に広めるだろう! ……さあ、君に私の創造物を託そう。不可避の運命を抱擁したまえ!」 そう語り、あの再生怪物をけしかけて去って行った。 この怪物は相変わらず無限に再生し、倒す方法が無い。 しかも今回は出るドアを完全にロックされてしまった。 だが、幸運な事にこの部屋は極低温保存のための部屋であり、これを利用できる。 怪物を部屋に設置してある装置の中へとうまく誘導し冷凍保存することで、 なんとか活動を停止させることができた。 しばらくするとケンドラがドアのロックを解除してくれた。 毒を使用するため、船内電車に乗って水耕場へと向かう。 第5章:終了 121 :Dead Space:2014/04/25(金) 19 58 02.07 ID un+wW7Ou0 Dead Spaceを簡単に 以前、書いていた人とは別です 時代は宇宙開発を可能にした未来。 千人の乗組員がいる宇宙の採掘船「石村」からの通信が途絶え、その調査に宇宙船「ケリオン」が向かう。 主な船員は宇宙船のエンジニアで主人公アイザック。 情報工学の専門家ケンドラ。主任のハモンド。他に何名かの船員。 石村は惑星イージス7の近くに浮いており、イージス7から重力装置で約4兆トンの岩をえぐり浮かして採掘する。 石村内にはいくつか無人のショップがあり、武器やスーツの新調が出来る。 石村の船員で医者である、恋人のニコルから送られた映像はアイザックに会いたい、助けてほしいともとれる内容。 そうこうしてるうちに宇宙船「石村」を発見。しかし通信は出来ず石村の壁に突入し不時着。ケリオンは故障する。 全員の無事を確認し、アイザックもスーツを着て、内部へと入る。 アイザックのスーツは気密性が高く、宇宙空間でも一定時間なら移動可能。 また足には重力装置が取り付けられ、無重力状態でも壁を床に動きまわれる。 誰も出てこない状況、調べていると化物の群が現れる。アイザックも襲われとにかく逃げる。 人の死体だらけの荒れた船内、先に進んで手に入れた工具プラズマカッターで化け物を倒して進む。 薄暗い通路を進むアイザック。ハモンドとケンドラから通信、無事を確認。他の船員は全滅 さっきの化け物は隔壁で隔離されている。話し合いの結果、石村内のシステム調査をする事になる。 調査を進めるハモンド、自殺行為だと乗り気でないケンドラ。二人は険悪なムード。 ハモンドはニコルを探すのも手伝う代わりに、調査に力を貸すように言った。 石村内はエリアごとに、トラムという電車のような物で移動している。 石村船内にはログと言う、映像か音声もしくは文章での記録があり、それを見て行く事で何があったのかを知って行く。 化物の名前はネクロモーフ。人の死体に寄生し、手足のような触手を生やしている。 その触手が弱点であり、逆に胴体などを狙っても大したダメージは無い。 ネクロモーフには様々なタイプがあり、赤ん坊に寄生して這いまわる者、タコのような物、ゴリラのような巨大。 巨大な腹でその部分を攻撃すると別のネクロモーフを生みだす者、壁に張り付いて次々と小さな化け物を生みだす者など。 他にも侵食し過ぎて、壁一面が肉で埋まっている場所もある。 ネクロモーフは人の死体に寄生する。いうなれば人を殺すのは繁殖行為と同じ。 また死体からネクロモーフを作り出す者もおり、行く先々で死体を破壊しておくと後で楽が出来る。 アイザックはハモンドとケンドラからの通信で命令を受け、行動する。(アイザック自身は全くしゃべらない)。 また互いにネクロモーフに襲われ、バラバラになる。 ケンドラは主任であるハモンドが何かを隠していると、疑っている。ハモンドは知らないと答える。 トラムの修理。ケリオンの修理に戻るがネクロモーフに襲われ爆発。 医療質にある船長の死体から、コンピュータアクセスのキーを得る。 石村のエンジンが停止し徐々に降下、遠心装置の修理とエンジンに燃料を入れ直す。 ネクロモーフではない何者かが、どうやら石村を破壊して回っているようだ。 石村にぶつかってくる隕石群をADS砲で破壊。 ハモンドがネクロモーフの一体を脱出ポッドに閉じ込め、出てこようとしたので宇宙に射出する。 酸素や食料を作る生産機が汚染されていて、そこにいるネクロモーフ達の撃破。 石村の電波がオフラインになっていてSOSを外に送信できない。隕石にビーコンをつけて石村の外に放出する。 途中、アイザックはニコルの映像を何度か見る。 ニコルから「何処にいるの?」と通信がアイザックに入り、返事もしないうちに消える。 122 :Dead Space:2014/04/25(金) 19 59 57.01 ID un+wW7Ou0 ログを呼んで何があったのか、調べて行く。 イージス7からマーカーと呼ばれる物を発掘。そこから鉱夫達や乗組員達が幻覚を見始める。 船長はマーカーを神聖視し、船に乗せるように指示。カイン博士はもう少し調べるべきだと提言するが無視される。 船員たちが幻覚によって殺し合いをし始める。 船長はユニトロジー教会の教徒で、マーカーは教会と人類に置いて重要な物だと記録。 ユニトロジー教会とは地球で最も規模の大きな教団。金融機関や各国の政治家にも教徒が存在する。 200年前にアルトマンという男が、政府はマーカーを隠している事を証言。 マーカーには延々の生命などの方法が書かれていると述べた。その後、アルトマンは不審死を遂げる。 アルトマンが述べた様々な言葉、死からの変容を述べていた。 石村の乗組員のマーサー博士は今の状況は救いであり、ネクロモーフ化は新たな人類の誕生であると告げていた。 カインは乗組員たちの異様な状況を無視する船長を、拘束しようとしたが間違って船長を殺してしまった。 途中でマーサー博士、登場。大抵出てくる時はガラス向こうで攻撃できず、こちらに諦めて受け入れるように言ってくる。 彼はユニトロジー教会の教徒。長年探し求めていたマーカーがイージス7にあるとして派遣されたたくさんの教徒の一人。 彼にとってネクロモーフ化は、進化の止まった人類に代わる新たな支配者であり、神の思し召しだと思っている。 アイザックの前に何度も登場し、爆破して邪魔をしたり、自らが生きた人間で実験した不死身のネクロモーフをけしかける。 彼の願いは、ネクロモーフを地球に送る事であった。 終盤でマーサー博士は、自らネクロモーフ化しアイザックに襲い掛かり倒される。 何度も何度も現れるニコル、一緒になろう、愛していると映像が浮かび上がる。 映像ではなく一人の人としてニコルが登場、アイザックの扉を開ける手助けをしてくれる。しかしすぐに去って行く。 隕石につけたビーコンから、救難信号を拾った軍艦から反応があった。 軍艦は途中の脱出ポッドを拾った後に、こちらに向かうと通信。 それは以前、ハモンドがネクロモーフを閉じ込めて射出した脱出ポッド。 なんとか止めようとするが、受信は出来てもネクロモーフのせいで送信できない。 邪魔をしていた大きなネクロモーフを倒すが、時すでに遅く、ネクロモーフに破壊しつくされた軍艦が石村に激突し不時着。 ハモンドから久しぶりの通信、調査よりも脱出を優先すると宣言。 シャトルを発見したので、それを使用するための特異点コアを軍艦から戴きにアイザックが行く。 軍艦内でログから、この艦の目的はせん滅作戦で、マーカーを探している事を知る。 途中、カイン博士から通信。マーカーを放置したら全人類が危機、教団は間違っている、手伝ってくれと言って切れる。 内部で軍人の姿態に取りつき強化されてネクロモーフを倒し、特異点コアを入手する。 帰りにハモンドがガラス向こうで、大きなネクロモーフに殺される。アイザックはそいつを倒し脱出。 シャトルを動かすために、色々と動く。 先に進むとガラス越しにカインに会う。シャトルは装置が壊れていて、このままではワープ不可能だと教えてくる。 その事に絶望し、せめてネクロモーフが船外に出ないようにこの石村を壊して回っていたカイン。 しかし、アメリアに全てが助かる方法を教わったと言う。 惑星で見た巨大な怪物の映像を見せてくれる。そいつの名前はハイブマインド、ネクロモーフを操っているらしい。 アメリアが言うにはマーカーを惑星に戻す事で、そいつを止められると言う。マーカーが奴を封じ込めていたのだ。 シャトルを直してマーカーを積み、惑星に送る事でこの事態を止められる。カインはかなり興奮している。 途中のログで、カインの恋人であるアメリアはすでに死んでいる事が分かる。 カインに言われた通り貨物室からマーカーを取り出し、シャトルへと運搬するアイザック。 カイン博士が一緒に惑星に行ってハイブマインドを止めてほしいと通信。シャトルに向かう。 カインの元に行くが、カインは撃たれアメリアの名前を言いながら死ぬ。さらにシャトルが飛んで行った。 123 :Dead Space:2014/04/25(金) 20 00 41.10 ID un+wW7Ou0 そこにケンドラの通信が入る。 ケンドラは政府の人間であり、任務でマーカーをずっと探していた。 この星自体が巨大な実験施設。マーカーは人の手で作られた。 約200年前、地球で発見された異星人の遺物であるマーカーを分析し複製。 それをイージス7に持ってきて起動させた。結果、ハイブマインドとネクロモーフは封印された。 その後、星を封鎖。しかしここの違法採掘を石村が始めた。 マーカーは貰って行く。マーカーが無くなった以上ハイブマインドは止められない、ここは地獄と化す。 「あなたの働きに感謝するわ、また会えるといいわね、無理だろうけど」 ケンドラの通信が途切れると同時に、ニコルの通信が入る。 「私たちを助けてほしい、私はいま管制室にいる。急いでお願い、愛しているわ」 管制室に行くとニコルがいた。周りの映像には赤く点滅しマーカーに書いてあった文字がたくさん羅列している。 ニコルはアイザックにひどい事をしたと言ってくる。そしてここからシャトルの遠隔操作が出来ると教えてくれる。 「また一緒にやりましょう。一緒に」 シャトルを遠隔操作で発着場に戻す、ケンドラが脱出ポッドで逃げて行く。 シャトルで落ち合いましょうと、アイザックが先にシャトルの元へと行った。 操縦席で座っていると、ニコルが現れる。私たちはずっと一緒だとニコルは言った。 イージス7についたアイザックはニコルの指示で、運搬機でマーカーを下ろす。 大量のネクロモーフを撃破して行き、台座堂にマーカーを設置した。 赤い光が上昇するマーカー。するとマーカーの傍らにニコルが登場。 「ありがとう、アイザック、これでまた一つに」 重力装置が異常を訴える。イージス7からえぐり取り空に浮いていた、4兆トンもの岩が落ちてくる。 シャトルへと向かって脱出するアイザック。 ところが脱出途中、ガラスの向こうにケンドラが登場。逃げずにマーカーを取り戻しに来たと言う。 彼女は言う、アイザックは狂っていたと。 最初にアイザックが見ていた、ニコルからのビデオを最後まで見せられる。 アイザックに謝罪し、会いたいと言うニコル、何故こんなことにと自問しながら、注射器を取り出す。 もう一度会いたい、愛していたわ。そう言って彼女は自分に注射して、自殺した。 ニコルは最初から死んでいた、アイザックが見ていたのはマーカーが生み出した幻で、利用されていたのだ。 マーカーを運び出したケンドラは去って行った。 別通路から、向かうアイザック。 シャトルに乗り込もうとしたケンドラが、巨大な触手に跳ね飛ばされ、地面に叩き潰された後に壁に激突し、死ぬ。 見上げるほど巨大な、花のような化物ハイブマインド。 いくつもの触手に跳ね飛ばされ地面を揺らされながらも、弱点を攻撃し続ける。 途中で足を掴まれ逆さまにされる、その状態のまま弱点を撃ち続け怯ませる。 腹のあたりの弱点を破壊する、こちらに向かって倒れた後、そのまま地面の底へと沈んでいく。 積み込む前のマーカーを無視してシャトルへ、扉が閉まっていて開かない、と見せかけて開く。 シャトルを急発進させ、宇宙へ。イージス7に巨大な岩の塊が落下し崩壊していった。 シャトル内。運転席に座りマスクを外し一呼吸を置くアイザック。 ニコルのビデオが始まるが、アイザックはそれを停止した。 ため息をつき、ふと横の座席を見る。 そこにはネクロモーフ化したニコルがいて、アイザックに襲いかかってきた。 終わり。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1226.html
Dead Space part42-299~304,329,331~333,344~345,403~405 part43-424~427 part67-121~123 299 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 05 32 ID jHJ1EQoP0 Dead Spaceいきます。ひとまず第1章まで。 「Dead Space」はPS3、XBOX360、PCで出ているSFサバイバルホラーアクションゲームです。 ゴア表現などが日本の業界団体の審査にひっかかったため、日本語版は発売されないらしい。 しかし通販で海外版が買えるし英語の台詞なども日本語訳してるサイトがあるので 日本でもプレイにさしたる問題なし。 ちなみにゲームレビューサイトなどでの評価はかなり高く、 「名作SFホラー映画並み」「バイオハザードシリーズもうかうかしていられないね」とか書かれてる。 知らずに楽しんだ方がよい意外な展開がいくつかあるので、途中まで読んで面白そうだと思ってくれたら それ以上ネタバレを読まずにプレイした方がいいと思う。 300 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 06 51 ID jHJ1EQoP0 話に大きく関わる登場人物を紹介 ●小型宇宙船「ケリオン」の乗組員 アイザック…主人公。CECという企業のエンジニア。ゲーム中、悲鳴やうめき声くらいしか台詞が無い。 ケンドラ…コンピュータ専門家。時々ヒステリックになる。 ハモンド…警備責任者。冷静に任務を続けようとする。 ●大型採鉱宇宙船「石村」の乗組員 マーサー博士…科学者。カルト宗教の狂信者。 カイン博士…科学者。マーサー博士の部下。マーサー博士と同じカルト宗教の信者だが比較的まとも。 ニコル…アイザックの元彼女。 ちなみにどうでもいいけどアイザック、ケンドラ、ニコルは名前で、ハモンド、マーサー、カインは苗字です。 301 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 10 10 ID jHJ1EQoP0 300 いきなり間違えたorz カイン博士が「マーサー博士の部下」というのは逆でした、 カイン博士が上司でマーサー博士が部下でした。 302 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 12 00 ID jHJ1EQoP0 未来の世界。人類は本格的に宇宙へと進出している。 「CEC」という宇宙企業は、鉱物の豊富な惑星を破砕して惑星内部の鉱物を採取するという事業を行っていた。 惑星上にコロニーを作り、さらに惑星の軌道上には大型採鉱船を待機させ、 それらコロニーと採鉱船の連携作業で惑星を少しずつ破砕するのだ。 しかしある日、そういった惑星のうちの一つと全く連絡が取れなくなってしまった。 CECは連絡途絶の原因の把握とその復旧のため、小型宇宙船「ケリオン」をその惑星へ派遣した。 第1章:「New Arrival(新たに到着した者たち)」 連絡の取れなくなった惑星へ向かってワープしている「ケリオン」。 その「ケリオン」のブリッジでは、このゲームの主人公アイザックがある映像を見ていた。 アイザックの元彼女であるニコルから送られてきたビデオメールだ。 彼女はその惑星の軌道上で就業しているはずの大型採鉱船「石村」の乗組員であり、 問題の通信途絶の直前に、このビデオメールを送信してきたのだった。 ニコルはとても狼狽し悲嘆に暮れた様子で、 「アイザック、あなたと話したいの……本当に誰かと話したいの……」 「ごめんなさい……なにもかも……ごめんなさい……」 「ここではなにもかもがバラバラになっているわ……」 「あんなに些細な出来事だったのに……」 など、要領の得ないことを話していた。 ケンドラは、「そんなに何回も見て心配しなくても、着けばすぐ会えるわよ」と、 もっと楽観的になるようアイザックに言う。 そうこうしているうちに該当惑星の軌道上に到着した「ケリオン」は すぐに「石村」を発見し、それとの通信を試みるが返答が無い。 通信アンテナの故障か何かだろうと判断した一行は「ケリオン」を「石村」にドッキングさせようとするが、 自動ドッキング装置に何らかの不具合が発生し、接近の最中に軌道から外れてしまう。 ケンドラはドッキングの中止を訴えるが、ドッキングを強行せよというハモンドの指示により、 「ケリオン」はところどころぶっ壊れながらもなんとか「石村」のドッキングベイに着陸していた。 着陸直後、ケンドラは「あなた私たちを殺す気!?」とハモンドにブチ切れる。 しかしハモンドは大して気にした様子も無く 「あそこでドッキング中止していたら逆に壁に衝突してオダブツだったよ」と冷静に説明し、 乗組員たちに「石村」に降りて仕事を始めようと促す。 だが、「石村」内部では全く人影が見当たらなかった。「石村」は巨大宇宙船であり乗組員が1000人ほど居るはずなのだが。 動力も所々死んでおり、ロックがかかって開けられないドアも多い。 とりあえずアイザックたち「ケリオン」の乗組員一行は動力復旧などを試そうとする。 303 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 12 55 ID jHJ1EQoP0 しかしその時、突如として奇怪な生物が現れ、アイザックの同僚数人を瞬く間に殺害してしまった。 アイザックは何とかその怪物から逃走できたが、仲間たちと通信してみても他に生き残ったのはケンドラとハモンドの二人だけ、 しかもその二人とアイザックはロックにより隔てられてしまったらしい。 こんな状況でも冷静に任務を続けようとするハモンドはブリッジに向かおうと提案してきた。 ケンドラはそんなハモンドに反感をぶつけるが、ハモンドは「必ず生きて帰してみせるよ」と強気だ。 だが、ブリッジに向かうにしても「石村」内部の各ブロックを結ぶ電車のシステムには不具合が起こっていた。 ハモンドやケンドラが居る位置からはロックのかかったドアに阻まれ修復ができないらしいので、 アイザックは単身、電車システムの修復に向かう。 その道中では、何匹もの怪物たちが襲いかかってくるため、それらとの戦闘を余儀なくされる。 あちこちに怪物に殺されたらしき「石村」の乗組員の死体が転がっており、 彼ら乗組員の残した記録でも、乗組員たちがこれらの怪物たちと戦闘していた様子が伝わってくる。 アイザックは修理を完了し、電車の運行が回復した。 ハモンドやケンドラはその電車によりブリッジに向かうが、ブリッジにも生存者が居なかったそうだ。 ハモンドからの通信による指示により、アイザックは「石村」からの脱出の準備のために「ケリオン」の元へ戻る。 だが「ケリオン」は怪物たちの襲撃にあい、爆発してしまった。 この悪夢のような船から脱出する手段がなくなった事に動揺するケンドラ。 ハモンドは考えた末、何が起こったのかを探るため船の指揮コンピュータを調べようと言う。 しかし船長の個人コードが無いとそのコンピュータにはアクセスできないらしい。 船長の所在を調べると、医療デッキで死亡していると表示されたそうだ。 よって船長の個人コードをまたアイザックが入手しに行く事になる。 しかし、そのことを話し合っていた最中、怪物がハモンドとケンドラが居る場所に侵入してきたらしく、 二人との通信が途絶えてしまった……。 304 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/18(火) 19 16 06 ID jHJ1EQoP0 第1章終了。続きはまた今度。 329 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/20(木) 19 49 59 ID IGpSi4jU0 第2章:「Intensive Care(集中治療)」 船長の遺体からパーソナルコードを回収するため、船内電車を使って医療デッキに到着したアイザック。 そこへ前章の終わりに通信が途中で切れてしまったハモンドから再び連絡が入る。 彼の話では、先ほどの怪物の襲撃の際、残念ながらケンドラを失ってしまったとのことだ。 さらに、これからアイザックが進もうとする道は、乗組員たちが築いたと思われるバリケードで 封鎖されているとのことで、そのバリケードを爆破するための手順を教えてくれた。 その後、教えてもらったとおりの機材を探し回ってそろえ、バリケードを爆破する。 爆破は成功し、さらに奥へと進むアイザック。やはり死体と怪物ばかりだ。 まだ生きている人が二人だけ居たが、片方は既に瀕死、もう片方はちょうど怪物に襲われており、 どちらも会ってすぐ死んでしまったので、ほとんど話を聞く事はできなかった。 また、道中、ニコルが残した記録を発見した。ニコルは医療技術者なのでこの医療デッキで働いていたのだ。 何が起こっているのかわからない、患者が多すぎてここの医療デッキでは対処できない、と緊迫した様子の記録だった。 他に船長の検死記録も見つかった。死因は眼球から入り眼窩を突き抜けて脳へと至る外傷であったという。 ここに来た目的である、船長の遺体が保管されていると思われる遺体保管所に到着した。 船長の遺体を見つけて近寄るが……そのとき、ひらひらと飛び回る形態の小型の怪物が現れ、 その船長の遺体にくっつき、何かを植えつけた。 するとたちまち遺体は変異を始め、これまでに出会ってきたような怪物に成り果て、アイザックに襲いかかってくる。 あの小型の怪物は、人間の死体を変異させて怪物にするという生態を持つようだ。 なんとか船長の遺体から変異した怪物を倒したアイザックは、予定通りパーソナルコードを回収した。 記録のロックを開くパスとなるそれをハモンドに送信し、彼に船長室のコンピュータから記録を探ってもらう。 しばらくして、ハモンドから通信が来た。 ついさっき怪物がハモンドの居る船長室に入り込んできたが、なんとか壊れた脱出用ポッドに封じ込めて事なきを得たそうだ。 それはそうと、彼が記録を探った結果、あの怪物たちは採掘対象となっている惑星から来た地球外生命であるようだと言う。 まず惑星上のコロニーで蔓延し、そしてこの船「石村」へまで侵入されてしまったようだ。 さらにハモンドは、この船に重大な問題が起こっている事が判明したと告げる。 エンジンが制御を外れており、このままでは船の軌道がどんどん惑星へと落ちていってしまう。 ハモンドがこの問題のさらなる詳細を調べる間に、アイザックは機関室へと向かうことにし、 船内電車に乗り込んで医療デッキを離れた。 第2章:終了 331 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/20(木) 19 51 29 ID IGpSi4jU0 補足:第2章中に手に入る記録から得られる、過去の情報 この惑星の採掘現場で、『マーカー』と呼ばれる奇妙な物体が見つかった。 船長、主科学責任者のカイン博士、それに副科学責任者のマーサー博士は、その『マーカー』を 人類に救済と革新をもたらすものとして神聖視している宗教の信者である。 その宗教は『ユニトロジー教会』(Church of Unitology。仮に和訳すると「一体化教会」とか「統一論教会」という感じ) という名の団体で、『マーカー』を200年もの間、捜し求めていたのだ。 当然、船長やカイン博士はこの発見に歓喜し、それを回収して調査し教会のものにするつもりだった。 しかし、惑星上のコロニーで異変が起こり始める。 コロニー住民の間で、謎の精神症状が起こり始めたのだ。重度の欝、不眠、幻覚、妄想が蔓延した。 さらには、それを原因とした殺人事件まで起こり始めたのだ。 カイン博士はこの異変が『マーカー』に関係したものではないかと考え始め、 マーカーを船に載せるのを遅らせ、もっと隔離して研究すべきではないかと船長に訴える。 しかし『マーカー』は神聖なものであると信じて疑わない船長は耳を貸さず、 予定通り『マーカー』は船に積み込まれる事になってしまった。 カイン博士がマーサー博士に相談すると、マーサー博士は コロニーで起こっている精神症状は『マーカー』の神聖な力の現れだと考え、 もっと研究を進めるためにそういった症状を起こした患者を船に連れてくることを提案した。 カイン博士は不安に感じながらも、マーサー博士の意見を汲んで患者を船に連れてきた。 その患者はコロニーにおいて、妄想にかられて看護婦を殺害した男性だった。 彼には、妄想、思考の異常、断続的な幻覚などが症状として認められた。 彼は「再び完全にするため(『Make it whole again.』)」にまた殺害する、などと理解困難な事を話していたという。 しばらくすると、ついにコロニーでは人々が人間以外の異常な何かに変異し始めたという。 カイン博士はその異常生物を、死体が変異したものであることから、 『ネクロモーフ』(Necromorph。Necroは「屍の、屍の」、morphは「変形、変身」)と名づける。 ここに至って、マーサー博士は異常性をあらわにし始めた。 その『ネクロモーフ』すら素晴らしいと言い、自らもそうなりたいくらいだとまで記録に残している。 彼は、「この感染を直に目撃したい、コロニーから連れてこられたあの患者、もしかすると……」 という暗示的な言葉で記録を結んでいた。 332 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/20(木) 19 53 58 ID IGpSi4jU0 今日はここまでにします。 記録はバラバラに見つかるので、それを自分なりにまとめたのが 331の内容ですが もしかしたら時間的前後関係などに間違いがあるかもしれません。 333 :ゲーム好き名無しさん:2008/11/20(木) 19 59 56 ID IGpSi4jU0 331の下から6行目、 「屍の、屍の」って同じ事二回言っちゃってるorz 「屍の、死の」ですね。 344 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/21(金) 16 45 10 ID ezoewbTT0 第3章:「Course Correction(航路修正)」 アイザックが機関デッキに着くと、ハモンドからエンジンの問題の詳細な分析結果が伝えられた。 問題は二つ。まずエンジンに燃料が入っていないことと、さらに「遠心重力装置」が制御を外れていることだ。 この「石村」が行う採鉱手法においては、鉱物を含んだ地殻の固まりがコロニーの住民の働きによって 惑星から削り取られた後、「石村」に採鉱させるために軌道上に打ち上げられていく。 その軌道上に打ち上げられた地殻の塊からは「石村」に対して無視できない引力が働くため、 その引力を打ち消してバランスをとるためにその「遠心重力装置」が必要なのである。 エンジンに燃料を補給し重力遠心装置を再起動させるため、アイザックは機関デッキ内を探索する。 多くのネクロモーフたちと戦い、時には巨大な触手に足をつかまれて巣穴に引きずり込まれそうになりながらも 何とか切り抜け、アイザックは燃料庫からエンジンへ燃料を補給し、さらに遠心重力装置も再起動させる事に成功した。 仕上げとしていよいよエンジンを再起動させるために機関室に向かうが、そのときなんと 死んだと思われていたケンドラから通信が入る。 ケンドラはハモンドと一緒に襲われたときにハモンドとはぐれたが何とか生き残っていたようだ。 ケンドラが生きていた事に驚くハモンド。ケンドラは、ハモンドが自分を守らなかったことに 不信感を抱いているのか、そんなハモンドに対して態度がそっけない。 ケンドラはコンピューター基幹部にたてこもって隠れており、怪物たちの目からも逃れられているようだ。 コンピュータ技術者である彼女はそこから全システムにアクセスする事ができる。 コロニーからの記録を調べ、アイザックが前章で見つけた記録に記されていたとおり、 あの惑星で発見された『マーカー』の何らかの力の影響だと思われる認知症が コロニーの住民の間で蔓延していたという報告を見つけたそうだ。 また、ドアロックシステムにもアクセスできるそうで、アイザックがこれから通る場所の ドアロックを解除し、機関室への道を開いてくれた。 345 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/21(金) 16 46 18 ID ezoewbTT0 機関室に近くなってくると、壁が肉のような内臓のような気持ちの悪いもので覆われている場所が多くなる。 機関士の男性が残した記録によるとこの肉腫のようなものは船のあちこちで見られ、 しかもどんどんと増殖し排除も間に合わなかったらしい。 そんな場所で、ふと人のうめき声のようなものが聞こえたのでアイザックがそちらの方へ行くと、 人間が壁の肉のようなものに取り込まれて同化してしまった光景すら目の当たりにする。 他にも、ここで勤務していた職員により事件発生当時の記録がいくつか残されていた。 それによると船長の死に前後して「石村」の船内でもコロニーと同じく精神疾患の多発・混乱・暴動が起こったようだ。 さらに、エンジンへの燃料供給システムが破壊されたりエンジンを停止させられたりといった、 何者かによる破壊活動も起こっていたようだ。 そしてついに、死んだはずの乗組員たちが、人殺しの怪物へと変貌して帰還し始めたのだった。 そういった、おぞましい肉壁の通路を通り抜けて機関室に着いたアイザック。 機関室内は広いだけあって多くのネクロモーフたちが潜んでいたが、奴らを倒しつつエンジンの再点火に成功した。 ハモンドはその成功に喜び船の軌道を戻そうとするが、ケンドラが重大な問題点を指摘した。 軌道を戻す際には、惑星破砕による採鉱作業に伴って生じた多量のデブリが浮いている空間を通り抜ける事になるのだが、 この船のADS(Asteroid Defense System、小惑星防衛システム)が停止してしまっているため、 そのまま突っ込むと船にそれら岩の塊のデブリがどんどん衝突し、船が破壊されてしまう。 エンジニアであるアイザックは、ADSの修理についてハモンドと検討しあうためにブリッジへ向かうことにした。 その道中、雑音にまみれた通信が入る。 「アイザック、アイザック……私よ、ニコルよ」 そこまでしか聞こえずに切れてしまったが、どうやらニコルはまだ生きているようだ! 第3章:終了 403 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/26(水) 03 05 44 ID hXfo+H2W0 第4章:「Obliteration Imminent(差し迫る消滅)」 アイザックがブリッジや船長室のある区画へ着いた頃、ハモンドやケンドラと通信で会話する。 ケンドラはハモンドに、あの『マーカー』とはなんなのかを問い詰めはじめた。 ハモンドは、自分は何も知らないし『マーカー』についてはここに来てから 記録を探って知っただけだと否定するが、ケンドラはハモンドへの消えない疑念を隠そうともしない。 ケンドラは、「CECがあれについて何も知らないはずは無い、そしてCECから派遣されている自分たちチームの リーダーであるハモンドならCECから詳細を知らされているはずだ」と考え、疑いきっているようだ。 疑われつつも、ハモンドは彼が調べた船長の記録について語る。 その謎の『マーカー』は既に惑星からこの船に移送され、貨物室に積み込まれているらしい。 この船内でコロニーで起こったような乗組員の精神変調やネクロモーフの発生が起こったのは、 『マーカー』を積み込んだせいなのかもしれない。 ともあれ、ハモンドが疑わしかろうと『マーカー』に謎が秘められていようと 今はとにかくADSを修理しなくては船が無数の岩の塊のデブリに撃ち抜かれて破壊されてしまう。 修理の件を相談するため、ハモンドの居るはずの船長室に向かうためブリッジを通過するアイザック。 ブリッジの舷窓から見える宇宙空間では、既に船の周りはデブリだらけになっていた。 そのとき、さっそくデブリの一発目が船に衝突し、外壁やブリッジの天井を突き抜け、 アイザックの近くの床にぶち当たった。少しずれていたら直撃して死んでいただろう。 「船体に亀裂が発生しました」、という警報アナウンスも鳴り始める。 なんとかまだ船は持ちこたえているようだが、これは本当に早くADSを修理しないとやばそうだ。 船長室に着くと、ハモンドとADSの修理方法について協議する。 どうもADSは、やたらあちこち壊れているようだ。 ハモンドと手分けして修理することに決まり、アイザックはまたあちこち駆け回る事になる。 別れ際にハモンドは、船長室の外で何かでかい奴をちらりと見たので気をつけろ、と注意してくれた。 船長室から出てすぐ、非常用脱出ポッドが並ぶ部屋を通ると、 一つの脱出ポッドの中から、ネクロモーフがこちらを威嚇してきた。 ハモンドはあわててそのポッドを宇宙へ射出して排除する。 どうやらハモンドが第2章で言っていた、襲われたときにポッドに封じ込めたという奴らしい。 封じ込めたときに死んだと思ってたんだが……とネクロモーフの生命力に驚いている様子のハモンド。 (この射出されたポッドは後ほど再登場する) もう一度ブリッジを通りがかると、出ようと思っていたドアが向こうから衝突されてぶち破られ、 これまでに無い大型の、いかにも堅そうな装甲で身を包んだネクロモーフが現れる。 ハモンドが見かけたという「でかい奴」とはこいつの事だろう。 見た目どおり重く、堅く、大きさを生かした突進で攻撃してくる。 しかし装甲の薄い後ろから攻撃しろというハモンドからのアドバイスもあり、なんとか殺すことができた。 404 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/26(水) 03 07 10 ID hXfo+H2W0 ハモンドの指示のもとあちこち回り、ADSの修理を進めていくアイザック。 その途中、設置されていたモニターに、荒れた映像だがニコルの顔が少しの間映る。 「アイザック……もう一度いっしょになりましょう……(『Make us whole again...』)」 と、こちらに語りかけていたようだが……? 修理のおかげで、ADSはだんだんと機能を取り戻してきた。 だがしかし、ハモンドがやっている自動照準装置の修理にまだ時間がかかかるという。 このままではその修理完了を待っている間にデブリによって船が破壊されてしまうとの事なので、 それまでの間アイザックがADSの砲を手動で操ってデブリを破壊してしのぐ。 (船に迫ってくる岩を砲で狙い撃つシューティング形式のミニゲーム。一定時間耐え抜かないとゲームオーバー) そして、なんとか船の外殻の耐久力が持つうちにハモンドが自動照準装置の修理を完了し、無事にADSが働き始めた。 これでなんとかデブリから守られ、安全に航路修正を完了できるだろう。 だがホッとしたのもつかの間、ケンドラがまた新たな問題の発生を報告してきた。 船内の酸素レベルが落ちてきていて、このままでは呼吸できなくなってしまうというのだ。 船内の空気は水耕場で生産されているのだが、そこが何らかの有機物、 おそらくネクロモーフの一種により汚染されてしまったらしい。 ケンドラがそいつを除去するための毒の調合法を調べてくれたので、 アイザックはその材料を探しに医療デッキに向かう事にする。 ハモンドは度重なる問題を嘆きながらも、どうにかしてそいつによる汚染を遅らせられるかもしれないと言い、 アイザックたちが毒を調合するまでの間の時間稼ぎを試みるために水耕場へと向かうようだ。 第4章:終了 405 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2008/11/26(水) 03 08 30 ID hXfo+H2W0 補足:第4章中に入手できる記録から得られる情報 ブリッジから出るためのエレベーターに乗ると、ブリッジで撮られたものなのか、 船長の最期を映した記録映像が見つかる。 『マーカー』を持ち帰るべきではないと考えるカイン博士や彼に説得された乗組員たちによって 船長はその権限を解かれ、押さえつけられてしまった。 『マーカー』を教会の元へもたらす事に固執し暴れる船長にケイン博士は何か処置をしようとする。 が、次の瞬間……銃声のような音とともに何かが一瞬光ったかと思うと、 船長の左目から血が噴き出し、そのまま死んでしまった。 殺人を疑い動揺する乗組員にカイン博士はあわてて、これは事故だったのだと主張する。 しかし乗組員たちによってカイン博士は拘束されてしまった。 船長は意見が対立したカイン博士によって殺されたのだろうか、それともカイン博士の言うように事故? それともそうみせかけて他の何者かに殺されたのだろうか? ADSの修理のためにあちこちを回っている途中、ケンドラが医学報告書を調査した結果 ネクロモーフについてわかった事を教えてくれる。 ネクロモーフは、死んだ組織を吸収し、遺伝子が組み換えられ、その形態を新たなものへと変化させられたものらしい。 ネクロモーフの中には死体を感染させることを唯一の目的にしているような奴もいるが、 散々襲われた事からもわかるように、感染するための死体を作る役割の奴、すなわち人を殺してまわっている奴も居るようだ。 第3章の時に機関デッキで見た、壁を覆っていた肉の塊のようなものも、生息環境を変化させる事を目的とした、 ネクロモーフの一種であるらしい。 424 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2009/01/25(日) 00 19 43 ID 5pmzh7fy0 第5章:「Lethal Devotion(死を招く信仰心)」 船内電車で目的の場所に着くとケンドラからの通信が入る。 彼女の予想以上に空気の汚染の進みが早く、急いで対処しなくてはまずいとの事だ。 化学室に毒を調合するための化学物質があるのでそこへ向かうよう指示してくれる。 指示に従い移動し、ある扉へと差し掛かったとき、姿は見えないが どこからともなく狂熱にうかされたような男の声が聞こえてくる。 「君は神の計画を阻む事などできない……! それが自然の摂理だ……。 君も真理に対して盲目なのかね?他の者たちのように……!?」 その声を不気味に感じながらも、通ろうとしたその扉はロックされていた。 ケンドラがオンラインでチェックしたところ、何者かが最近ロックを再プログラムしたようだ。 先ほどの声といい、やはりこの船内には自分たち以外の何者かが居るようだ。 ケンドラにロックを外してもらい、進む。 化学研究室の近くで、マーサー博士による音声記録が入手できたが…… その内容は異常なものだった。 「彼は私の組織再生の研究を実証してくれるための実験体だ……。 最初の拘束には手間取ったが、今は私を信じ、理解してくれている。 私に命を委ね、快適に休んでくれているのだ。」 などとマーサー博士は語っているが、その言葉とは裏腹に、 拘束された男性が怯えて 「やめてくれ!頼む!お願いだ!」 などとわめいている声が聞こえてきている。 「前額部を清拭消毒した上で、目的部位にマーキングした……。」 「そ、そんなもので何をするつもりだ!」 「ではここに、サンプル組織片を挿入するための孔を作成しよう……。」 「やめろ!やめろぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁあああああっ!!」 男性の悲鳴と、チュイン、チュイイイイイン!!という歯医者で聞くような音で 記録は途切れていた。 マーサー博士は完全に狂気に飲まれてしまっているようだ。 そして、マーサー博士の声はつい先ほど聴こえた謎の男の声と同じだった。 マーサー博士が生き延びていて、こちらを監視しているということだろうか。 425 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2009/01/25(日) 00 21 18 ID 5pmzh7fy0 化学研究室にたどりつく。壁には液体に満たされた謎の培養槽が並び、 怪物のようなものが入っている。マーサー博士の謎の研究の産物なのだろうか? アイザックはそこにあった機械を操作し、目的の化学物質を合成した。 ちょうどそのとき、閉ざされていた窓のシャッターが突然開き、 その向こう側の部屋から男が語りかけてきた。 先ほどから何度か聞いたものと同じ声……マーサー博士だ。 「君の、生き延びようと懸命に抗うその姿勢は、賞賛に値するよ。 君を見ているとまだ我々人類に希望があると思ってしまいそうなほどだ。 ……しかし、人類という種はすでにずっと前から衰亡してしまっていると思わないかね? 我々はただ、その事実を受け入れていないだけさ。 足掻きは無意味だよ。やめたまえ。我々の種の未来はここで終わるのだ。 さあ、我々人類の子を紹介させてくれたまえ! 彼らこそ我々にとって換わり、繁栄する子供たちだ!我々の最も偉大な創造だよ!」 そう演説をぶってから、立ち去っていくマーサー博士。 その時突然、壁の培養槽の中から怪物が一体飛び出してきた! こんなものがマーサーの言う、次代を担う人類の子だというのか? 今まで何体ものネクロモーフと戦ってきたアイザックはその怪物に的確に攻撃していく。 体のあちこちを吹き飛ばされた怪物が床に転がり、倒せたかと一息ついた瞬間、 見る見るうちに怪物の傷が再生していく。どんなに攻撃しても再生を続ける! その時ケンドラから緊急通信が入る。 この怪物は再生し続けるので殺す事ができないのだという。 そもそも目的の化学物質は手に入れたのでこの部屋にはもう用がないことだし、 アイザックは再生中の怪物を尻目に、とっとと逃げ出した。 怪物を振り切った頃、ハモンドからの通信が入った。水耕場に向かった彼は そこに着いたはいいが、現場はかなり有機増殖体による汚染が進んでいたらしい。 ほとんど息ができないほどだと、とても苦しそうに咳き込みながら報告してきた。 一刻も早く浄化する必要があるようだ。 そのための毒を作る材料として、ついさっき入手した化学物質だけではなく 有機増殖体のDNAサンプルが必要だとケンドラが語る。 彼女が探った記録によると、集中治療室に不活化されたサンプルが保管されているようだ。 マーサー博士が研究に使っていたところらしい。 ……ケンドラがハモンドに通信を試みるが、つながらなくなった。急がなくてはならない! 426 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2009/01/25(日) 00 23 32 ID 5pmzh7fy0 集中治療室に着くと、またマーサー博士が現れた。 「君のそのしぶとさには、全く驚嘆させられるよ。 だが、もうこの世界にしがみつくのはやめるんだ。 この世界はもう、『子供たち』のものなのだよ。 君の死は、彼らの誕生をもたらすものだよ……喜びたまえ! さあ、耳をすませ!聴こえるかね?来たぞ……。死に備えて、祈れ……。」 そしてまた現れるあの再生怪物。どうしようもないので逃げるしかないが、 マーサーがドアをロックししかも回線をシャットダウンしたらしく逃げ道が開かない。 しばらくしてケンドラがロック回線をバイパスしてなんとか扉を開け、逃げる事ができた。 逃げた先で、目的のDNAサンプルが保存してあるマーサー博士の部屋に到着した。 部屋には彼の実験中の音声記録が落ちていた。 実験体が順調に成長していること、その細胞の驚異的な再生能力を喜んでいる様子だ。 『マーカー』の研究に忙殺されているカイン博士について皮肉るような内容もあった。 船内の人々の中では精神症状や幻覚を訴える人が多くなっているが、 カイン博士もまた「妻を見た」と言っていたそうだ。 自分の狂気を棚に上げて、マーサー博士はカイン博士を嘲笑する。 「彼の妻、アメリア・カインはもう何年も前に死んでいるというのにな!」 そして、実験体の唸り声に対して満足げに話しかける。 「君の出番はもうすぐだよ……。」 この実験体があの再生怪物なのだろうか。 音声記録を聞いた後、研究用の機械から目的のDNAサンプルを入手して部屋を出る。 その矢先、マーサー博士がこちらに強引に通信してきた。 「さあ、もう十分だ!神の計画の中での分を果たすのだ!自らの消滅を受けいれよ!」 その言葉と同時に、マーサーが医療デッキの生命維持システムを操作したらしく、 デッキ全体の空気が抜かれ真空状態になってしまった。 アイザックはスーツを着ているのですぐに窒息する事は無いがスーツの酸素にも限りがある。 慌てて医療デッキを駆け抜け、生命維持装置を再起動した。 しかしほっと一息つく暇はない。 ハモンドからまた一瞬通信がつながったのだが、ほとんど息ができずに苦しんでいるようだ。 一刻も早く、集めた化学物質とDNAサンプルを合成し、 水耕場を汚染している有機増殖体を殺すための毒を作らなくては。 合成できる機材のある化学実験室へと急ぐ。 427 :Dead Space◆l1l6Ur354A:2009/01/25(日) 00 25 28 ID 5pmzh7fy0 その道中、ケンドラが人々が残した記録から見つけたという気になる記述を教えてくれる。 水耕場の汚染は、船外から何か巨大な怪物が水耕場に侵入したときから始まったのだという。 記録者は汚染の原因かもしれないその怪物を、「リヴァイアサン」と呼んでいた。 化学実験室に到着し、毒物を合成する。 毒を入手したその時、またマーサー博士からの通信が入った。 彼はアイザックの不屈の魂にほとほと感心した様子で、 アイザックに全計画について知らせようかと考え始めているという。 「君は『ハイブマインド』の申し出を撥ねつけはしないだろう……。 少なくとも、君はそれを目撃するに値するよ!」 『ハイブマインド(Hive Mind。仮に和訳すると「群れの精神」といった感じ)』とは何の事だ? ともかく水耕場に向かうことにする。 極低温保存処理研究室にさしかかったとき、マーサー博士が姿を現し、彼の目的を説明した。 彼は怪物たちを地球へと連れ帰るつもりらしい。 それが人類に救済をもたらす、自分の聖なる役目だと信じているのだ。 「私は彼らの神聖なる栄光を地球全土に広めるだろう! ……さあ、君に私の創造物を託そう。不可避の運命を抱擁したまえ!」 そう語り、あの再生怪物をけしかけて去って行った。 この怪物は相変わらず無限に再生し、倒す方法が無い。 しかも今回は出るドアを完全にロックされてしまった。 だが、幸運な事にこの部屋は極低温保存のための部屋であり、これを利用できる。 怪物を部屋に設置してある装置の中へとうまく誘導し冷凍保存することで、 なんとか活動を停止させることができた。 しばらくするとケンドラがドアのロックを解除してくれた。 毒を使用するため、船内電車に乗って水耕場へと向かう。 第5章:終了 121 :Dead Space:2014/04/25(金) 19 58 02.07 ID un+wW7Ou0 Dead Spaceを簡単に 以前、書いていた人とは別です 時代は宇宙開発を可能にした未来。 千人の乗組員がいる宇宙の採掘船「石村」からの通信が途絶え、その調査に宇宙船「ケリオン」が向かう。 主な船員は宇宙船のエンジニアで主人公アイザック。 情報工学の専門家ケンドラ。主任のハモンド。他に何名かの船員。 石村は惑星イージス7の近くに浮いており、イージス7から重力装置で約4兆トンの岩をえぐり浮かして採掘する。 石村内にはいくつか無人のショップがあり、武器やスーツの新調が出来る。 石村の船員で医者である、恋人のニコルから送られた映像はアイザックに会いたい、助けてほしいともとれる内容。 そうこうしてるうちに宇宙船「石村」を発見。しかし通信は出来ず石村の壁に突入し不時着。ケリオンは故障する。 全員の無事を確認し、アイザックもスーツを着て、内部へと入る。 アイザックのスーツは気密性が高く、宇宙空間でも一定時間なら移動可能。 また足には重力装置が取り付けられ、無重力状態でも壁を床に動きまわれる。 誰も出てこない状況、調べていると化物の群が現れる。アイザックも襲われとにかく逃げる。 人の死体だらけの荒れた船内、先に進んで手に入れた工具プラズマカッターで化け物を倒して進む。 薄暗い通路を進むアイザック。ハモンドとケンドラから通信、無事を確認。他の船員は全滅 さっきの化け物は隔壁で隔離されている。話し合いの結果、石村内のシステム調査をする事になる。 調査を進めるハモンド、自殺行為だと乗り気でないケンドラ。二人は険悪なムード。 ハモンドはニコルを探すのも手伝う代わりに、調査に力を貸すように言った。 石村内はエリアごとに、トラムという電車のような物で移動している。 石村船内にはログと言う、映像か音声もしくは文章での記録があり、それを見て行く事で何があったのかを知って行く。 化物の名前はネクロモーフ。人の死体に寄生し、手足のような触手を生やしている。 その触手が弱点であり、逆に胴体などを狙っても大したダメージは無い。 ネクロモーフには様々なタイプがあり、赤ん坊に寄生して這いまわる者、タコのような物、ゴリラのような巨大。 巨大な腹でその部分を攻撃すると別のネクロモーフを生みだす者、壁に張り付いて次々と小さな化け物を生みだす者など。 他にも侵食し過ぎて、壁一面が肉で埋まっている場所もある。 ネクロモーフは人の死体に寄生する。いうなれば人を殺すのは繁殖行為と同じ。 また死体からネクロモーフを作り出す者もおり、行く先々で死体を破壊しておくと後で楽が出来る。 アイザックはハモンドとケンドラからの通信で命令を受け、行動する。(アイザック自身は全くしゃべらない)。 また互いにネクロモーフに襲われ、バラバラになる。 ケンドラは主任であるハモンドが何かを隠していると、疑っている。ハモンドは知らないと答える。 トラムの修理。ケリオンの修理に戻るがネクロモーフに襲われ爆発。 医療質にある船長の死体から、コンピュータアクセスのキーを得る。 石村のエンジンが停止し徐々に降下、遠心装置の修理とエンジンに燃料を入れ直す。 ネクロモーフではない何者かが、どうやら石村を破壊して回っているようだ。 石村にぶつかってくる隕石群をADS砲で破壊。 ハモンドがネクロモーフの一体を脱出ポッドに閉じ込め、出てこようとしたので宇宙に射出する。 酸素や食料を作る生産機が汚染されていて、そこにいるネクロモーフ達の撃破。 石村の電波がオフラインになっていてSOSを外に送信できない。隕石にビーコンをつけて石村の外に放出する。 途中、アイザックはニコルの映像を何度か見る。 ニコルから「何処にいるの?」と通信がアイザックに入り、返事もしないうちに消える。 122 :Dead Space:2014/04/25(金) 19 59 57.01 ID un+wW7Ou0 ログを呼んで何があったのか、調べて行く。 イージス7からマーカーと呼ばれる物を発掘。そこから鉱夫達や乗組員達が幻覚を見始める。 船長はマーカーを神聖視し、船に乗せるように指示。カイン博士はもう少し調べるべきだと提言するが無視される。 船員たちが幻覚によって殺し合いをし始める。 船長はユニトロジー教会の教徒で、マーカーは教会と人類に置いて重要な物だと記録。 ユニトロジー教会とは地球で最も規模の大きな教団。金融機関や各国の政治家にも教徒が存在する。 200年前にアルトマンという男が、政府はマーカーを隠している事を証言。 マーカーには延々の生命などの方法が書かれていると述べた。その後、アルトマンは不審死を遂げる。 アルトマンが述べた様々な言葉、死からの変容を述べていた。 石村の乗組員のマーサー博士は今の状況は救いであり、ネクロモーフ化は新たな人類の誕生であると告げていた。 カインは乗組員たちの異様な状況を無視する船長を、拘束しようとしたが間違って船長を殺してしまった。 途中でマーサー博士、登場。大抵出てくる時はガラス向こうで攻撃できず、こちらに諦めて受け入れるように言ってくる。 彼はユニトロジー教会の教徒。長年探し求めていたマーカーがイージス7にあるとして派遣されたたくさんの教徒の一人。 彼にとってネクロモーフ化は、進化の止まった人類に代わる新たな支配者であり、神の思し召しだと思っている。 アイザックの前に何度も登場し、爆破して邪魔をしたり、自らが生きた人間で実験した不死身のネクロモーフをけしかける。 彼の願いは、ネクロモーフを地球に送る事であった。 終盤でマーサー博士は、自らネクロモーフ化しアイザックに襲い掛かり倒される。 何度も何度も現れるニコル、一緒になろう、愛していると映像が浮かび上がる。 映像ではなく一人の人としてニコルが登場、アイザックの扉を開ける手助けをしてくれる。しかしすぐに去って行く。 隕石につけたビーコンから、救難信号を拾った軍艦から反応があった。 軍艦は途中の脱出ポッドを拾った後に、こちらに向かうと通信。 それは以前、ハモンドがネクロモーフを閉じ込めて射出した脱出ポッド。 なんとか止めようとするが、受信は出来てもネクロモーフのせいで送信できない。 邪魔をしていた大きなネクロモーフを倒すが、時すでに遅く、ネクロモーフに破壊しつくされた軍艦が石村に激突し不時着。 ハモンドから久しぶりの通信、調査よりも脱出を優先すると宣言。 シャトルを発見したので、それを使用するための特異点コアを軍艦から戴きにアイザックが行く。 軍艦内でログから、この艦の目的はせん滅作戦で、マーカーを探している事を知る。 途中、カイン博士から通信。マーカーを放置したら全人類が危機、教団は間違っている、手伝ってくれと言って切れる。 内部で軍人の姿態に取りつき強化されてネクロモーフを倒し、特異点コアを入手する。 帰りにハモンドがガラス向こうで、大きなネクロモーフに殺される。アイザックはそいつを倒し脱出。 シャトルを動かすために、色々と動く。 先に進むとガラス越しにカインに会う。シャトルは装置が壊れていて、このままではワープ不可能だと教えてくる。 その事に絶望し、せめてネクロモーフが船外に出ないようにこの石村を壊して回っていたカイン。 しかし、アメリアに全てが助かる方法を教わったと言う。 惑星で見た巨大な怪物の映像を見せてくれる。そいつの名前はハイブマインド、ネクロモーフを操っているらしい。 アメリアが言うにはマーカーを惑星に戻す事で、そいつを止められると言う。マーカーが奴を封じ込めていたのだ。 シャトルを直してマーカーを積み、惑星に送る事でこの事態を止められる。カインはかなり興奮している。 途中のログで、カインの恋人であるアメリアはすでに死んでいる事が分かる。 カインに言われた通り貨物室からマーカーを取り出し、シャトルへと運搬するアイザック。 カイン博士が一緒に惑星に行ってハイブマインドを止めてほしいと通信。シャトルに向かう。 カインの元に行くが、カインは撃たれアメリアの名前を言いながら死ぬ。さらにシャトルが飛んで行った。 123 :Dead Space:2014/04/25(金) 20 00 41.10 ID un+wW7Ou0 そこにケンドラの通信が入る。 ケンドラは政府の人間であり、任務でマーカーをずっと探していた。 この星自体が巨大な実験施設。マーカーは人の手で作られた。 約200年前、地球で発見された異星人の遺物であるマーカーを分析し複製。 それをイージス7に持ってきて起動させた。結果、ハイブマインドとネクロモーフは封印された。 その後、星を封鎖。しかしここの違法採掘を石村が始めた。 マーカーは貰って行く。マーカーが無くなった以上ハイブマインドは止められない、ここは地獄と化す。 「あなたの働きに感謝するわ、また会えるといいわね、無理だろうけど」 ケンドラの通信が途切れると同時に、ニコルの通信が入る。 「私たちを助けてほしい、私はいま管制室にいる。急いでお願い、愛しているわ」 管制室に行くとニコルがいた。周りの映像には赤く点滅しマーカーに書いてあった文字がたくさん羅列している。 ニコルはアイザックにひどい事をしたと言ってくる。そしてここからシャトルの遠隔操作が出来ると教えてくれる。 「また一緒にやりましょう。一緒に」 シャトルを遠隔操作で発着場に戻す、ケンドラが脱出ポッドで逃げて行く。 シャトルで落ち合いましょうと、アイザックが先にシャトルの元へと行った。 操縦席で座っていると、ニコルが現れる。私たちはずっと一緒だとニコルは言った。 イージス7についたアイザックはニコルの指示で、運搬機でマーカーを下ろす。 大量のネクロモーフを撃破して行き、台座堂にマーカーを設置した。 赤い光が上昇するマーカー。するとマーカーの傍らにニコルが登場。 「ありがとう、アイザック、これでまた一つに」 重力装置が異常を訴える。イージス7からえぐり取り空に浮いていた、4兆トンもの岩が落ちてくる。 シャトルへと向かって脱出するアイザック。 ところが脱出途中、ガラスの向こうにケンドラが登場。逃げずにマーカーを取り戻しに来たと言う。 彼女は言う、アイザックは狂っていたと。 最初にアイザックが見ていた、ニコルからのビデオを最後まで見せられる。 アイザックに謝罪し、会いたいと言うニコル、何故こんなことにと自問しながら、注射器を取り出す。 もう一度会いたい、愛していたわ。そう言って彼女は自分に注射して、自殺した。 ニコルは最初から死んでいた、アイザックが見ていたのはマーカーが生み出した幻で、利用されていたのだ。 マーカーを運び出したケンドラは去って行った。 別通路から、向かうアイザック。 シャトルに乗り込もうとしたケンドラが、巨大な触手に跳ね飛ばされ、地面に叩き潰された後に壁に激突し、死ぬ。 見上げるほど巨大な、花のような化物ハイブマインド。 いくつもの触手に跳ね飛ばされ地面を揺らされながらも、弱点を攻撃し続ける。 途中で足を掴まれ逆さまにされる、その状態のまま弱点を撃ち続け怯ませる。 腹のあたりの弱点を破壊する、こちらに向かって倒れた後、そのまま地面の底へと沈んでいく。 積み込む前のマーカーを無視してシャトルへ、扉が閉まっていて開かない、と見せかけて開く。 シャトルを急発進させ、宇宙へ。イージス7に巨大な岩の塊が落下し崩壊していった。 シャトル内。運転席に座りマスクを外し一呼吸を置くアイザック。 ニコルのビデオが始まるが、アイザックはそれを停止した。 ため息をつき、ふと横の座席を見る。 そこにはネクロモーフ化したニコルがいて、アイザックに襲いかかってきた。 終わり。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1775.html
Dead Space 2 part65-253~260,262~267,269 253 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 05 49.41 ID /DrLKFWk0 前作あらすじ 未来世界。地球資源の限界により人類は外宇宙へと探索の場を広げていた。 地球から離れた採掘惑星イージス7や、USG(大型採鉱船)イシムラとの 音信不通の事態に、所有企業CECは救助チームを派遣。 エンジニアのアイザックは、赴任中の恋人ニコルのためにチームに参入。 だがイシムラの船内の人々は全滅し、そこは地獄と化していた。 その原因は、イージス7で発見された謎の構造物マーカー。 マーカーが放つ毒電波で船内の人々は狂気に陥り崩壊の一途を辿り、 そして死体は怪物ネクロモーフ(以下NM)へと変貌、船内に溢れ返っていた。 アイザックはひたすらNMと戦いながら、船の修理などで奔走することに。主に一人で。 ニコルが既に死亡しており、マーカーから幻覚を見せられていたことや、 マーカー(コピー)を建造したのが政府で、今回の惨劇も実験だったことなどを知る。 アイザックは衝撃の事実にも負けず、マーカーの破壊(自滅?)に成功し、 たった一人イージス7から生還する。 254 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 07 54.70 ID /DrLKFWk0 [オープニング] アイザック・クラークは悪夢の中にいた。 視界には未だニコルの幻覚が現れ、彼を責める。 さらにUSGイシムラでの惨劇を思い出させるように 目の前のカウンセラーからは、単調な尋問が続けられる。 アイザックの意識は覚醒した。 独房の彼を目覚めさせた男フランコは アイザックを助けにきたようだが、十分な説明もなく、 NMインフェクター(エイ)の襲撃によって殺されてしまう。 そして死体はNMスラッシャーに変貌して襲いかかってきた。 アイザックは拘束服のまま無我夢中で逃げ、 自動ドアに助けられるのであった。 [チャプター1] ここは精神病棟に見せかけた何かの実験場のようだ。 ネクロモーフの出現も異常だが、多くの被験者も死んでいる。 さらに自分を見つけた兵士からも問答無用で撃たれる。 なんと 実験 関係者全ての殲滅指令が出されているようだ。 (ただし本作では直接兵士と戦うシーンはない) 道中、悪夢で見たカウンセラーの男と遭遇する。 男はアイザックの拘束を解いてくれたが、 絶望によるものか喉を裂いて自害した。 アイザックへの行為を悔いていたようだが…? 255 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 09 39.43 ID /DrLKFWk0 フランコの仲間の女性、ディナと通信が取れる、 彼女の話では、前作の事件から既に3年が経過しており、 ここは土星の衛星タイタンにある採鉱基地だという。 3年?アイザックは何も覚えていない。 アイザックを囚えていたのは基地の最高責任者タイドマンであり ディナはタイドマンと敵対しているらしい 彼女がえらく高圧的なのが気に食わないが、 他に選択肢も無く、指示されたルートを辿り脱出を目指す。 行く先々で死んだはずのニコルが現れる ディナによると、アイザックはマーカーとの接触時に 脳内に非常にやばい信号を埋め込まれており、 今のまま覚醒し続ければ、いずれ狂い死ぬらしい。 アイザックが何も覚えていないのは、施設での尋問の間 記憶抑制剤によって延命させられていたからだとか。 そしてディナは、アイザックの狂った頭を治療できるという。 また道中、被験者の男ストロスと遭遇する 彼はアイザックを知っているようだが、 隔壁に先回りされて合流はできなかった。 アイザックとストロスは、政府から一層厳しく指名手配されているようだ。 キネシス、ステイシスのモジュールを入手、自作のプラズマカッターと エンジニアスーツも手に入れ、戦いの準備を整える。 ボス級NMを撃破し、医療エリアを出るためトラムへと向かう。 256 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 12 16.91 ID /DrLKFWk0 [チャプター2] ネクロモーフはそこら中に、嫌になるほど溢れ返っている。 3年前にマーカーは破壊したはずだが、 なんとステーション内にも新たにマーカーが作られたというのだ。 数少ない生存者もパニックになりながら死んでいく。 アイザックはエンジニアの力を発揮し、文字通り血路を切り開いていく。 注射器を持ったニコルに襲われる。 必至で幻覚に抗い、ふと正気に戻ると アイザックは自分の右腕と格闘していた。 本格的にやばい。 トラムに乗り、一気に合流地点に向かう。 だが車内にもNMは出現し、トラムは脱線してしまう、 逆さ吊りでの過酷な戦闘を繰り広げるアイザック。 さらなる乱戦でトラムは落下して大爆発。 なんとか無傷で脱出できたが、遠回りを強いられることに。 [チャプター3] ストロスから何度も連絡が入るが要領を得ない ディナに聞くと、彼は妻子を殺害した凶悪犯らしいが… 別ルートでゴミ処理場を経由し、居住区へ。 さらにルート変更で、ユニトロジー教団の施設を通ることに。 ユニトロジー教団はマーカーを崇める宗教団体であり、 あろうことか人間のネクロモーフ化を救済としている危険集団、 前作にも登場した因縁浅からぬ相手である。 政府側はガンシップを差し向けてきた。 追撃から逃れるも、銃撃で施設の気密が破れてしまい、 仕方なくユニトロジーの教会内へと逃げこむ。 257 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 14 10.26 ID /DrLKFWk0 [チャプター4] 教会内を探索、各部屋を巡る。 ボス級NMに喰われそうになりながらも先に進むが、 新型NMの邪魔でルートが途切れてしまった。 他のルートを探すことに。 [チャプター5] 教会地下の死体安置所を通り、合流地点のタワー頂上へ。 ディナと合流。ところが彼女の部下に拘束されてしまう。 ディナはユニトロジー教団の幹部だった。 彼女はアイザックを蔑み、そしてアイザックこそが、 この基地内でのマーカー建造の情報源だったという。 ディナの目的は、アイザックに教団のマーカーを作らせること、 そのためにはアイザックを治療する気など無いようだ。 絶対絶命、そこを政府のガンシップが強襲する。 銃撃によりディナや部下たちは蜂の巣に。 辛くも脱出するものの、さらに大型NMと遭遇してしまう。 ガンシップの追撃も止まず 三者は真空状態での大立ち回りを繰り広げ 結果、ガンシップと大型NMは爆散する。 258 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 22 13.81 ID /DrLKFWk0 [チャプター6] 運良くステーション側に吹き飛ばされ 無傷で生還したアイザック。 だがディナに裏切られ、もう行く当てが無い。 絶望の中、ストロスから連絡が入る。 彼曰くマーカーを作った自分たちなら マーカーを破壊することも可能だという。 彼が話す具体策は、①狭い装置の潜り込む、 ②ネジをきつく締める、③目に針を指す。だので意味不明だが、 とりあえずマーカーが建造された行政区画を目指す。 道中、生存者の技術者エリーと出会う。 エリーは最初はこちらを警戒していたが、 流れでアイザックたちに協力してくれることに。 彼女はストロスとも合流し、アイザックをサポートしてくれる。 二人と合流。だがタイドマンに補足されてしまい、 彼は他の生存者も顧みず施設の電力をストップさせてしまった。 このままでは行政区画までのトラムが動かないどころか、 生命維持機能も働かず、酸素すら危ない。 現れたボス級NMブルートを撃破。 電力復旧のため、閉鎖中の太陽光アレイ施設へ向かう。 アイザック一人で。 259 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 26 28.07 ID /DrLKFWk0 [チャプター7] エレベーターを修理し、高所にある施設へと登る。 融通の聞かない管理AIの妨害を乗り越え 宇宙空間の太陽光アレイを修理。電力を復旧させる。 だが下では大量のNMが出現し、エリー達が襲われていた。 さらに政府連中はNMの大群で危険になった帰り道を潰すつもりらしく、 このままでは発電施設に取り残されてしまう。 太陽光アレイ施設の緊急脱出装置を利用し、 高度数千メートルからブーストで落下。 建物内に頭から突っ込みながらも、なんとか無事に帰還する。 [Chapter8] 区画の切り離しにギリギリで間に合い脱出。 無重力下の処理プラントを乗り越え、エリー、ストロスと合流する。 だがストロスの精神状態は悪化し、まるで話が通じない。 トラムを動かせるよう修理し、行政区画へ向かう。 260 :Deadspace2:2013/04/10(水) 22 28 49.34 ID /DrLKFWk0 [Chapter9] トラムの降下中。窓からの景色には、USGイシムラが見えた。 事件後、ステーションに輸送され修理中らしい。 過去の惨劇は、エリーたち一般市民には、 テロリストの仕業だと伝えられているようだ。 やりきれないアイザック。 だが障害物でトラムが止まったため、調査へ向かう。一人で。 トラムを遮っていたのは巨大な触手であった。 触手が抱えたタンクを爆破し、進路を確保する。 行政区画まであと少し、 ところがタイドマンは再度妨害。 太陽光アレイの光線で、レールを破壊してしまう。 トラムの脱線は防げたものの、 行政区へのルートが途絶えてしまった。 アイザックはUSGイシムラにあった重力錨を使い、 行政区を引き寄せてレールを繋げることを思いつく。 トラムを引き返し、USGイシムラに侵入する。 [Chapter10] 過去のトラウマに苦しみながらも、先に進むアイザック 重力発生装置が故障していたので修理する。 重力錨の起動のため、船内のトラムで船のブリッジへと向かうが、 トラムは運悪く?因縁深い医療エリアに止まってしまう。 262 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 13 24.66 ID /DrLKFWk0 [チャプター10] イシムラの医療エリアを進む。ニコルが死んだ場所ゆえに、 幻覚も一層強力にアイザックを苦しめる。 NMの激烈な攻撃も突破し、ブリッジに到着。重力錨を起動する。 ステーションを破壊しかねない衝撃に慌てふためくタイドマン。 ブリッジの脱出ポッドに乗り、行政区を目指す。 だが通信からはエリーの悲鳴が。 ついにとち狂ったストロスが、エリーに襲いかかったのだ。 そして案の定、アイザックの乗ったポッドも墜落してしまう。 [チャプター11] 悪夢。ニコルは アイザックが薦めた イシムラでの 仕事を喜んでいる。そして… 目覚めたアイザック。 行政区近くに辿りつけたものの、ここは地下の採掘所のようだ。 そしてストロスの暴走で、エリーが片目を失う重症を追ってしまった。 ストロスを追って坑道内を探索する。 目玉の刺さったドライバーを手に、襲いかかるストロス。 だがエンジニアのCQCには叶わず、ドライバーは彼の側頭部へ。 正当防衛といえ、アイザックはストロスを殺してしまう。 263 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 14 44.76 ID /DrLKFWk0 ニコルの幻覚が彼を嘲笑う。激怒するアイザック。 そして幻覚は本気で襲い掛かってくる。 アイザックを片手で持ち上げ、軽々と振り回す。 幻覚はアイザックに問う。マーカーを憎み、 ニコルの死を、自分の罪を、幻覚を認めようとしない。 ならば自分は一体何なのか? アイザックは、ニコルは自分の全てだった、 認めてしまったら、自分には何も残らないと告げた。 それを聞いたニコルは、穏やかな表情に戻る。 どうやらマーカー破壊手順④は、幻覚を許容することのようだ。 ストロスもアイザック同様に妻子の幻覚を見ていた。 だが自分が殺した事実をどうしても認められなかった。 そのため代わりに他者に強制しようと暴走したと思われる。 [チャプター12] 地下で大型削岩機を発見したので修理。 エリーの操縦で岩盤を突破しつつ、甲板に登ってくる 大量のネクロモーフを排除しながら行政施設へ向かう。 264 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 19 02.95 ID /DrLKFWk0 [チャプター13] 施設の隔壁をぶち破り、行政区画内へと侵入。 エリーがガンシップを発見して脱出手段が確保できたが、 アイザックはエリーに別れを告げてガンシップを強制発進。 一人で施設に残る道を選ぶ。 ニコルと共に、中心部のマーカーを目指す。 施設内には何百もの兵士が待ちぶせていた。 だがアイザックが起こした停電により 行政区にもネクロモーフが侵入し、地獄絵図に。 兵士達が蹂躙されていく中、 ネクロモーフを蹴散らしてマーカーが見える部屋へ。 ステーションのマーカーは前作の何倍もの巨大なものであった。 更にマーカーは、群がっていた大量のNMに反応して 閃光を放ちながら律動を始め、 収束 が始まってしまう。 タイドマンはアイザックを恨みながら、閃光の中に消えた。 ストロスが言っていた 狭い装置 を発見。 被験者の眼底にある、マーカー情報の眠る箇所を活性化させる必要があるようだ。 装置の中に入り、頭部を固定し、注意深く右目に試針を貫かせる。 後は第4段階。ニコルはマーカーで待っていると告げ、消えた。 265 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 26 12.36 ID /DrLKFWk0 [チャプター14] ボス級NMアーバーモーフが出現。 原作ハンター同様、不死身の再生能力を持った難敵に アイザックは死に物狂いで逃げ回り、先を目指す。 道中、 実験 に携わった研究者のログがある。 マーカーが放つノイズは、普通の人間には凶暴性を引き出すが、 知性の高い人間には、何らかのアイデアを誘発させるらしい。 アイザックら被験者から得た情報に魅せられ、マーカーの建造を進めた。 だが最後には、実はマーカーの意思によってコピーを作らされていたと 最初のブラック・マーカー、エイリアンの遺物と接触したときから、 人類はマーカーに操られ続けているのだと気付き、 破滅していく様子が残されている。 タイドマンのログもある。 彼はステーションの未来のために、停滞していたタイタンの採掘事業を諦め、 無限のエネルギーをもたらすマーカー研究を受け入れたようだ。 一応、住民の避難を優先させていたようだが… [チャプター15] アーバーモーフの追撃を振り切り、マーカーの元へ辿り着く。 そこにはボロボロのタイドマンが待ち受けていた。 未だにマーカーに固執し、アイザックを責めるタイドマン。 彼のジャベリンガンで貫かれ、アイザックは重症を負うも、 スキを突いてぶちころす。 266 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 32 14.91 ID /DrLKFWk0 やり遂げたアイザック。 ニコルの幻覚は傷ついた彼を抱きとめた。 だがニコルは、じゃあ死んで、と冷酷に告げる。 そして戦いはアイザックの脳内へ。 マーカーは最後に作成者の体を取り込むことで完成する それが第4段階の意味らしい。 (一応、取り込まれなければマーカーは自壊する。) またまた裏切られてアイザックぶち切れ。 無数の影と共にニコルの幻影が襲い掛かってくる それらに応戦しながら、マーカーのコアを攻撃し続け、 ついにマーカーは大爆発を起こした。(アイザックの脳内で) ちなみにラストバトルに敗北すると、 アイザックはマーカーに取り込まれ、笑いながら ジャベリンガンで自分の顔面を撃ちぬいてしまう。 正気に戻ったアイザック。 マーカーの律動は止まったが、ステーションは崩壊を始めた。 満身創痍のアイザックは全てを諦めたように、 へたり込み、うなだれてしまう。 そしてスタッフロール… 267 :Deadspace2:2013/04/10(水) 23 39 30.18 ID /DrLKFWk0 ところが突如、エリーから通信が。 アイザックの静止にも構わず、ガンシップで救助にきたのだ。 彼女の激励に、やむなく立ち上がるアイザック。 瓦礫をくぐり抜け、ガンシップに辿り着き、 二人はステーションの崩壊ギリギリで脱出に成功した。 シートで一息つくアイザック。 ふと不安になり隣を見るが、そこには変わらぬエリーの姿があった。 最後に調査員と政府高官とらしき通信がある。 タイタンステーションもマーカー 12 も完全に破壊され、生存者ゼロだが 政府のマーカー研究はまだまだ続けられることが匂わされる。 Dead Space 3 に続く 269 :Deadspace2:2013/04/11(木) 01 16 17.28 ID nGZd1zYg0 あと、このゲームで知ったんですが トラムってのは多人数用でレール式の乗り物の総称らしいです。 電車とかモノレールとか。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4010.html
Dead Space 【でっどすぺーす】 ジャンル サバイバルホラー 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows XP/Vista 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 EA Redwood Shores 発売日 2008年10月14日 定価 2,000円(税抜)(*1) レーティング ESRB M(17歳以上対象) 判定 良作 概要 ストーリー 特徴・評価点 画面表示 部位切断 武器や装備 無重力空間・宇宙空間 臨場感 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 続編・派生作品 概要 一見タンスの隙間のような間の抜けたタイトルだが、実際はハードコアな三人称視点のサバイバルホラー。 『バイオハザード4』の影響を強く受けており、緊迫感のある演出や三人称視点を活かしたシステムが好評を得ている。 宇宙採掘艦「USG Ishimura」で起きた事故を調査しに来た主人公はスーパーソルジャーでも伝説の戦士でもない、ただのエンジニア。 とはいえ、往年のSF作品を思わせる頑強なスーツを身にまとい、電動工具でクリーチャーをミンチにしたり、箱を勢いよく踏みつぶす様は頼もしい。 過激な残虐描写により日本においてCS版はWiiの『Dead Space Extraction』とモバイル版『Dead Space』を除き発売されていない。 Win版はEA appでのみ購入可能。ただし日本語非対応(*2)。 ストーリー 西暦2508年。地球上の資源が枯渇し、世界各国は貴重な資源を確保するため太陽系外への進出・開拓へと乗り出していった。 CEC(*3)のエンジニアであるアイザック・クラークは巨大惑星採掘船「USG Ishimura」の上級医師官である恋人のニコル・ブレナンからSOSとも取れる映像を受け取った。 だが、その後惑星Aegis VIIにて作業中だったUSG Ishimuraから救難信号が送られて以降一切の通信が途絶えてしまった。 CECは「USG Ishimura」の修復作業と調査のため、アイザック、技術士のケンドラ、上級警備員のザックを民間宇宙船であるUSG Kellionで現地に派遣した。 しかし、そこで待ち受けていたものはおびただしい数の死体で満ち溢れた船内と、異形の化け物だった。 逃げ出した先でPlasma Cutterを手にしたアイザックは生命体「ネクロモーフ」との死闘と船内修復を行いながらニコルの搜索を行うが…。 特徴・評価点 画面表示 画面にはスコアや体力などの数値表記が無く、その全てが画面内に自然に表示されており、没入感を高めている。 体力や特殊能力ゲージは主人公のスーツ背面(作中ではRIGと呼ばれる)に示されている。 残弾数は武器のモニター部に表示される。 メニューや各種コマンド、通信などは「主人公の前面にホログラム表示されている」という体で表示される。これらは実際に立体オブジェクトで描画されており、カメラを動かすとそれに追従する。 サポート機能であるLocator(ロケーター)の利便性が高い。 右スティックを押しこむことで目標地点への移動通路が表示される機能。ぶっちゃけ、英語を知らなくてもこれさえあれば行き先が解るので非常に便利な機能。 『2』ではメニューのMAP機能が無くなった代わりに最寄りのセーブステーションやストアの方向も解るようになり、より便利になった。 また、ローディング画面もほぼ無く、エレベーターなどの移動中に自然に読み込まれる。 部位切断 本作の敵である「ネクロモーフ」は艦内の死体に寄生して変化・乗っ取って行動し、アイザックを含む他の生きている生物を殺害して新たな「寄生先」を作ることを目的としてウロウロしている。 ネクロモーフを攻撃する際、効果的なのは腕や足などの四肢や特定の身体の部位をピンポイントに狙って切断・破壊することである(*4)。 通常こういったFPS/TPSでは敵の弱点が頭部であり、そこを撃てばヘッドショットとして大ダメージを与えることができる。 しかし、本作において頭部破壊はさほど効果的ではない相手がほとんど。というのも、ネクロモーフは上記のような性質を持つので、頭部は重要な部位ではないからである。 例として、本作の代表的な敵「Slasher」は鎌のような両腕が弱点であり、切断すると即死する。このことはゲーム内でも語られる。 出現する敵に合わせて腕や脚、触手などを狙って切断することで、状況を効率よく打開することができる。シューティングとしての「狙い撃つ」楽しさが発揮されている。 また、中盤から後半にかけて黒い体色の「Super」或いは「Enhanced」の名が付いた、強化型(黒化)も登場するため尚更重要になる。攻撃力も耐久力も通常とは比較にならないほど高く、まともに戦うと非常に難敵である。 部位を切断された敵は、なおも残った部位を利用して主人公に攻撃を仕掛けてくる。それぞれ異なったモーションが設定されており、生々しさが増している。 前述の「Slasher」で言えば頭部を切断された場合、周りが見えない状況でありながら両腕を振り回しながら迫ってくる。また、高威力の組み付き攻撃は頭部を破壊することで封じれる。 また、本作の敵のAIは主人公を殺害するまで追撃してくるよう設計されており、隣の部屋に逃げ込んだくらいではエアダクトを通じて追いかけてくる。「Slasher」なら脚部を破壊し、歩行不能にしない限り逃げ切れない(*5)。 船内の死体への攻撃判定についても、放置した死体が怪物に変質することが良くあり、高難度では前もって変質できないように変質後の弱点である手足を破壊するという戦術が重要になってくるためであり、決して無駄な残虐描写のためではない。本作では確実に黒化(前述の強化型)に変質するので尚更(*6)。 武器や装備 主人公・アイザックは「USG Ishimura」の修復任務でやって来たエンジニアであり、ヒーローでもなければエージェントでもない。 そのため、銃などではなく主に工具を武器として用いる。プライマリとセカンダリ(工具・武器の付加機能)で発射方法など変わるのでそれも含め述べる。 「何故工具か?」と言う理由は、上記の通り本作の敵は四肢が弱点であり、胴体撃ちやヘッドショットでは効果も薄い。また、兵器も「対人用」のに対し工具は「資材用」となっている。 つまり、「工具は如何に物を破壊するか・兵器は如何に殺傷するか」という差別化がなされている。主人公が上級エンジニアという都合上、工具の扱いに長けているという背景もある。 また、敵であるネクロモーフは「死体に寄生した微生物が本体」或いは「人や死体がある影響を受けて変化したもの」の為、頭部や臓器といった生体器官を必要としない、言わば「死体を操っている人形」様なもの。四肢切断が有効なのは行動手段を失うと寄生している微生物が自壊するという性質から。 なお、Plasma Cutter・Stasis・Kinesisを除いた全ての装備はSchematic(回路図)を入手し、船内の至るところにあるストアで購入可能になる。 敵がドロップしたり落ちていたりするクレジットでストアでは弾薬を購入し、補充することも可能。また、クレジット換金アイテムのConductor(半導体)やPeng(*7)も存在する。 + 使用可能な武器 Plasma Cutter (プラズマカッター) 最初に手に入る工具。元は資材などの切断用に使用されるものだが、本作では武器になる。帯状のプラズマビームを放つ代物で、他作品でいうハンドガンのような使い勝手を持ち、乱戦を除けばほとんどの状況に対応可能。 弾単価が安く補充が容易なのも魅力。セカンダリで攻撃はできないもののボタンを押すたびに撃つ向きが縦横に変化するので、狙う場所に合わせることが大切。またこの武器を使用したある実績・トロフィーもある(*8)。 入手地点のPlasma Cutterの図面には血文字で「CUT OFF THEIR LIMBS」=「奴らの四肢を切れ」というヒントが記されている(*9)。 設定上では200年前から製造されているポピュラーな器具で、医療用にも使用されている。『2』に登場するPlasma Cutterはフラッシュライトと医療用メスを数秒で組み合わせてIsaacが作った物。 『2』の登場人物Ellieやモバイル版のVandal等が使用するのは本作と同モデルで、本作のセーブデータがあれば特典武器として使用可能(性能は変わらないが)。 『2』『3』のイメージイラストでもIsaacが所持しているのはこの正規モデル(*10)。 Line Gun (ラインガン) 大型資材を切断する際に使われる工具だが、やはりこれも武器になる。攻撃範囲が横長に広いプラズマカッターが貫通するので、複数の敵を一度に攻撃することも可能。 セカンダリは数秒の後に爆発する機雷を発射する。やや扱いづらいが威力は高く、ネクロモーフを纏めて粉砕可能な他、Guardianの様に弱点が密集した敵を瞬殺することも可能。グレネードランチャーのようだが、あくまで工具である。 Pulse Rifle (パルスライフル) 本作では唯一の兵器と呼ばれる武器。エネルギー弾を高速連射する、いわゆるマシンガンポジション。 ただ、ネクロモーフ相手には対人のように胴体に撃ち込んで無力化するという手段は効果が薄く、本作ではもっぱら腕や脚に銃撃を一点集中砲火して引きちぎる、という運用になる。 物量攻撃と言う関係上、単発の火力は低いものの大抵ヒットバックをとれ、連射力によって瞬間火力も高い。 ただ、点攻撃の為使い勝手が良いとはいえない。セカンダリは銃身を高速回転させて全方位射撃。囲まれた場合の緊急回避手段用としては使える。 『2』のセカンダリはグレネードに変更。消費弾数こそ多いが扱い易い範囲攻撃。ただ、やや威力は低め。 Flamethrower (フレイムスロワー) 溶接用の火炎放射器。断続的に炎を浴びせるため、総火力は高い。 セカンダリは燃料を10発消費して前方に数発の火炎弾を発射。着弾時点に燃焼し続け、他の武器で動きを止めつつ継続ダメージと合わせれば中々の威力を発揮する。 『2』のセカンダリは燃料タンクそのものを前方に射出し、直撃或いは一定時間置いてから爆破。軌道にクセがあるが高威力かつ更に命中箇所が炎上する。 Force Gun (フォースガン) 粉塵除去用のキネティック砲。前方広範囲に強力な衝撃波を放つ。威力高めかつ連射も比較的効く上に当たれば強制ダウン、そうでなくてもノックバックさせるため、攻防共に優秀。 反面、距離が離れすぎると威力が減衰してしまい、位置や距離によっては雀の涙程度のダメージにしかならない。 セカンダリは接触型グレネード。Line Gunのセカンダリ同様複数敵を巻き込むこともでき、中々の威力だが跳ね返ったり爆風に巻き込まれると自爆する危険がある…当然ながられっきとした工具である。 ちなみに「Force Gun」は通称で、正式名称は「Handheld Graviton Accelerator」である。訳すなら「携帯型重力子加速装置」というところ。 現行科学では理論上の存在でしかない重力子を加速させてゴミを飛ばすのに使うという、とってもハイテックな工具である。 『2』ではFlamethrowerやPulse Rifleとの差別化の為か、セカンダリが遠距離用の凝縮型の指向性キネティック砲に変更…工具である。 Ripper (リッパー) 前方で一定時間滞空する丸鋸を発射する工具。キャラが動くと丸鋸も一緒についてくる他、滞空している間は連続してヒットする。 射程は短いものの挙動に慣れると少ない弾数で敵を倒せるため、非常にコストパフォーマンスがよい。セカンダリは、この丸鋸を滞空させずに飛ばす。威力が高く貫通しやすいので、遠距離の敵にはこちらを使う。 Contact Beam (コンタクトビーム) 瓦礫除去用の高出力ビーム砲。性能も殆ど兵器だがちゃんとした工具である。 発射に溜めを要するが未強化でも凄まじい威力を発揮するため、ボス戦や大型敵との相手で役立つ。その反面、弾薬が高価なので乱発はできない。 セカンダリは工具の砲門そのものを地面に密着させて衝撃波を放つ。威力高めの全方位攻撃だが出が遅く、使い所が難しい。 武器以外にもプレイヤーをサポートする装備がいくつか存在する。 Stasis (ステイシス) 武器を構えた状態から使用する。当たった対象物の動きを一定時間遅くする弾を飛ばす。 敵に当てて進行を遅くする他、高速で開閉するドアに当てて遅くした後に通過するなど、シナリオ上のギミックを攻略する際に使用することも多い。 RIGにステイシス用のゲージがあり、残量分だけ使用可能。残量は至る所にあるチャージャー(ゲージ全回復装置)(*11)やアイテムのステイシスパックで回復することができる。 シナリオの進行上ステイシスを使わないと進めないギミックの近くには必ずチャージャーが設置されているため、ゲージが足りなくなって詰むことはまず無い。 ちなみに、やや反則気味だがノーコストでゲージ全回復のチートコードもある。 Kinesis (キネシス) ステイシスと同じく武器を構えた状態から使用する。離れた場所にあるものを引き寄せたり、掴むことができる。 掴んだものは飛ばすことができ、敵に当てると微弱ながらダメージを与えることができるが、実際はギミック攻略の際に使用する事がほとんどである。 爆発物であるガスタンクやExploderの左腕(爆発器官)を放てば強力な範囲攻撃を狙える。やや難しいが敵の一部の攻撃を掴んで投げ返すことも可能。 変わった使い方としてForce Gunのグレネードを掴んで中空で爆破させたり、Ripperの鋸を手元に引き寄せることも可能。 スーツ エンジニア用の防護服だが意外に耐久力が高く、スーツのレベルが上がると防御力の向上に加えてインベントリ(アイテムスロット数)も上昇、見た目も仰々しくなる。性質上真空空間での活動も可能(詳しくは後述)。 これらの装備はPowerNode(*12)をワークベンチで消費し、強化を行うことが可能。武器だけではなくRIGやモジュール(*13)の強化も施せる。また、特定のロックされた部屋にPowerNodeを消費して侵入することも可能。 ただ、回路は装備品ごとに異なり、強化にも特定の箇所にNodeを埋めないと発揮されない仕組み。好きに回路を埋められるわけではなく迷路のようにスタート地点が決まっており、そこから通じるように配置しないといけない。何の効果もない隙間の部分もある。 PowerNodeは専用枠でストックされるため、インベントリは切迫されない。希少品だが購入も可能。ただし高価。 また、武器に頼らず直接殴りつけたりスタンプもことも可能。弱点部位に当たればちゃんとダメージも増加するため、状況次第では十分役立つ(*14)。 無重力空間・宇宙空間 宇宙を舞台としているので、無重力空間や宇宙空間に出ることがある。 この場合、プカプカと浮遊するわけでは無く、靴の裏に磁石がついているイメージ(*15)。勢い良くジャンプすると壁にぶつかるまで跳び続ける。壁が無い宇宙空間だとそのまま死んでしまう。ちなみに、モバイル版もこの形式の操作になっている。 続編の『2』『3』ではスーツにスラスターが内蔵されており、無重力空間を自由に移動することができるようになっている。 宇宙空間では主人公の声と歩行音以外が伝わらないため、いつの間にか背後に敵がいたりして非常に心臓に悪い。 また、無酸素空間のみ、残りの酸素量がスーツに表示される。時間経過で減り、0になるともちろんゲームオーバー。 長丁場になる場面では、酸素が補給できるポイントや回復アイテムがあるため、大抵は心配することはない。 臨場感 先であげた画面表示についてもそうだが、本作は臨場感に非常に拘って制作されている。 場面場面で、ホラー映画のように的確に恐怖を煽る演出が秀逸。人の気配のしない宇宙船の中ということで、閉所恐怖症ならなおさらだろう。かろうじて発見した生存者を救うことすら出来ず死なせてしまうのもザラ。 意味不明な文字やダイイングメッセージが描かれている場所があるが、これは本シリーズに登場する宗教団体「The Church of Unitology(*16)」内で使用されている言語。不気味さを駆り立てているだけでなく、ちゃんとそれらにも意味がある。 音響も凝っていて、緊張感を高める音楽だけでなく、頭上の配管を何かが這いずる音、艦内のどこかで物が落ちる音、不気味なヒソヒソ声なども嫌になるくらい作り込まれている。ぜひサラウンドヘッドホンで遊びたい。 賛否両論点 残虐描写 本作の特徴でもあるが、敵の造形が非常に生々しく生理的に嫌悪感が出るレベル。 また、登場人物や主人公の死に様も多彩で手が込んでいるが、当然容赦なくグロい。苦手な人にはとことん駄目。 そもそもOPムービーから無数の死体や主人公の死亡集を見せられる。 主人公の死に様がやたら豊富なのは「ゲームオーバーになるのが嫌ならとことんグロくしよう」という発想から。文字通り木端微塵になるのも日常茶飯事で豆腐呼ばわりされることもしばしば。 敵の一種「Lurker」は新生児(臓器交換用のクローン)が基という設定から、この存在が日本で発禁となった一因とも言われている(*17)。 『2』では同様に新生児型の「Crawler」や、幼児型の「The Pack」といった敵が新たに登場。発禁要素が減るどころか寧ろ増加した(*18)。 受動的な主人公 「主人公アイザック=プレイヤー」ということを意識したためか、キャラクターの性格付けや台詞は用意されておらず、良くも悪くも受動的で無口。 しがないリーマンと言う都合もあるが、基本的に指示待ち人間と言うポジション。感情的なリアクションを取るのも終盤のあるシーンのみ(*19)。 ただ、この方が感情移入しやすい側面もあるため、一概に難点とは言い切れない。 逆に『2』からは(立場が変わったことも大きいが)能動的に行動するキャラに変化。良く喋り良く愚痴る性格に変わっている。ただ、相変わらずネクロモーフと付き合わされるためか、結構口汚い。 問題点 シナリオ描写 膨大な背景設定が用意されている一方、作中で余り語られないので全体像が見えづらい。孤独感に一役買っている一面はあるのだが…。 これらはログ類でフォローされているのだが、直接はあまり触れられない(*20)。 武器の強弱 武器の格差が激しく、圧倒的な性能を誇る武器や単純に弱すぎる武器がある。 Pulse Rifleは最序盤で購入できるが、点照準であるこの武器は前述通り部位破壊が重要なシステム上あまり使い勝手が良くない。 セカンダリはとんでもない弾薬を消費するため、窮地を脱する前に弾切れとなる場合も多く、打点が高いために小型敵に当たりにくい。 こういった性質から、範囲攻撃の出来る他の武器を併用しなければ厳しい。上述の通り本作唯一の兵器であり、乗組員のログで「銃が効かない」と残してるように、本作における兵器の効力を再現してるとも言える(*21)。 弱武器というよりは、最序盤で購入できる割に扱い辛いという武器。同時期に購入できるLine Gunが扱い易く、そちらを購入した方が圧倒的に安定する。 ただし、Pulse Rifleは弾薬効率が非常に高く、強化することで超大容量かつ雑魚の手足を3発ほどで千切る威力になる。連射で敵を足止めしやすいという強みもあり、状況を選び的確に弱点を射抜ける上級者向け。 『2』で性能が見直され、セカンダリではグレネードを射出するようになった。消費は重いが、この武器の性質上弾薬は余りやすい(*22)ので、ラッシュ対策として強力な攻撃方法を得た。 Flamethrowerに至っては断続ダメージの性質から瞬間火力が低く、ヒットストップも無いに等しい。燃費が劣悪な上に真空空間では使用不能、オマケに短射程の五重苦。 同じく射程の短いRipperと比べても難点ばかりが目立つ。セカンダリはまだ使える部類だが、どうしても総合性能で他の工具に劣ってしまう。 なお、Flamethrowerの燃料(弾)はヒドラジン。実際の宇宙探査機や人工衛星の姿勢制御用推進剤として使用されている燃料…なのに何故か真空空間で使用不能。 こちらも『2』で性能が見直され、火力と足止め効果が大幅に上昇。扱いには慣れが必要だが、上手く焼けばRipper並みの効率で敵を処理でき、大量の敵が迫って来ても延焼効果で足止めが可能と、十分実戦に耐えうる武器に調整された。真空空間での火炎放射も可能。 このため、使い勝手の良いPlasma Cutterをはじめとして、迎撃力の高いForce Gun・性質上LurkerやGuardianに有効なLine Gun、弾薬・四肢切断の効率が良いRipperで大体安定してしまう。 また、武器は同時に4つまで所持可能、瞬時に持ち替えも可能なため、Plasma Cutter・Force Gun+アルファor持たない(弾薬の出現率を絞るため)という装備でほぼ全状況に対応可能。 Line GunのセカンダリはStasisと相性が良く、本作上級者は「敵の出現位置を覚えておいてStasis → Line Gunセカンダリを撃ち込んで爆破」という戦術を取ることが多い。ある程度の慣れは要るがかなり強力なコンボで、一部の敵・場所以外ではこれでどうにかなってしまうことが多い。 『2』では新しく武器が追加され、その内のSeeker Rifleは数少ない純粋な兵器である。威力が非常に高く、無改造でもネクロモーフの手足を1発で粉砕、部位破壊を狙わずとも胴撃ち2発で射殺。 バランスを崩すほどの武器ではないが、「銃が効かない」とさんざん言われているネクロモーフが通常兵器で簡単に死ぬのは設定と矛盾していないだろうか…。 『2』では新武器も含め武器のバランスが取られたのだが、『3』では一転システムそのものが変更され武器毎の格差も大きく広がってしまった。 バランスブレーカーは「Electrocution Module」が筆頭。『2』のJavelin Gunのセカンダリと同じもので相変わらず威力が非常に高く、なんと今回は自分にダメージがない上に装弾数はPlasma Cutterと同等。 さらに、強化パーツで攻撃範囲を広げることも可能。ラッシュだろうが足元に撃って電撃をばら撒いているだけで勝手に敵が倒れていき、部位破壊が必須な敵以外はこれ1本で殲滅可能である。 一方で『2』Rivet Gunのセカンダリに近いExplosive Moduleは、威力・燃費・攻撃範囲・持続時間でElectrocution Moduleに劣り、さらに自爆の危険もありと、部位破壊が出来ること以外は下位互換となってしまっている(*23)。 逆に不遇な武器の代表は近接武器であるHydraulic Engine系。近接武器とはいえ弾数制(空振りでも弾薬は消費)であり、燃費が非常に悪くPlasma Cutterの半分以下で、その割に威力は高くはない。 そもそも敵に接近することが危険なので非常に扱いにくく、無理して扱うメリットもない武器である。 Kinesis関連 Kinesisを強化すると射程が伸びるが、最大到達点かオブジェクトに届くまで発動し続ける上、その間は射撃もできないため動きが鈍く隙が大きくなってしまう。 元々射程が長いので未強化でも進行に影響はないが、うっかり強化してしまうと我慢して使い続けるしか無くなる(*24)。射出したものが当たっても爆発物を除けば微弱なダメージなので戦闘にはあまり役に立たない。 ただ、前述のForce GunセカンダリやRipperと言ったトリッキーな扱い方もあるのでまるっきり役に立たないわけではない。 『2』では射程強化不能になったが十分長く、発動速度も一瞬のため隙が少なくなっている。射出する物によっては多大なダメージを与えることが可能になり、優秀な攻撃手段の1つに変化している。 また、『3』では射程強化が復活したが『2』同様隙は少ないためデメリットにならない。 チャプター4の隕石破壊 本来自動操縦の迎撃砲を手動で動かすことになるが、これがコツを掴むまでかなり難しく、本作の鬼門とされる。 コントローラ操作では特に苦戦するうえ、Easy~Impossibleに難易度の差がない模様。 一定時間凌げば良いのだが、結構な物量の上に大型の隕石は着弾すると分散してしまうため、これらも撃ち落とさなくてはならない。 砲台もあまり耐久力が高くなく、連続で隕石が当たってガッツリ耐久力が減るなんてことも珍しくない。しかも銃身のオーバーヒートもしやすい(*25)。 さらに、家庭用版では実績・トロフィーも絡んでいる(*26)ので、こちらを狙う場合かなり面倒に…。 後半、同様の砲撃戦があるがチャプター4に比べれば物量攻撃は少なく、オーバーヒートも何故かし難いので比較的楽。 ちなみにこんなことをさせられる羽目になった理由は『Extraction』で描かれている。 クリア特典の少なさ 物語の背景ログを入手、軍用スーツが追加販売、最高難易度「Impossible」が解禁…それ以外に目立ったものはない。 装備・クレジットなどの引き継ぎは可能だが、難易度の変更は不可。初プレイで一周目をクリアした後、上記の「Impossible」に挑むにはニューゲームからやり直しとなる。 軍用スーツの性能は一段階下のスーツに比べ、防御力が5%高いだけ。また、デザインがガラッと変わるうえ元に戻せない。 隠し武器や無限弾といった類の要素がなく、順調にプレイすれば2~3周目で全装備のフル改造を達成し、やることがなくなってしまう。 Win版独自の問題「SecuROM」 本作に限らず、エレクトロニック・アーツ発売のWin版はソニー製不正コピー対策ソフト「SecuROM」がインストールされるが、これが原因となってPCそのものへの不具合が多数報告されている。 タチの悪いことにOSのクリーンインストールを行なっても消去不能。北米ではEAがこの問題で3回も集団訴訟沙汰になった程。『2』でも同様の問題を抱えている。 EA製品に限らず、「SecuROM」が原因となったトラブルは後を絶たず、実際多くのメーカーが対応に追われている(Win版『Grand Theft Auto IV』もその1つ)。 総評 好みが分かれるであろう残虐描写を除けば、欠点らしい欠点も無く、丁寧な作りでハイレベルにまとまったサバイバルホラーと言える。 日本語版が無いのが難点だが、親切なナビゲーション機能も用意されているおり、翻訳Wikiと言ったサイトを参照すればストーリーも楽しめる。 また、Win版なら「SecuROM」というリスクはあるが、非公式MOD適用による日本語化も可能な為、本作の深いシナリオにより没入しやすくなる。 現在はAmazonやEAのPC用オンライン配信プラットフォームであるOrigin(国内アカウントでも購入可能)などでも安価で購入することができる。 サバイバルホラーやアクション、SFものが好きなのであればプレイしてみることをオススメする。 余談 本作のデベロッパーであるVisceral Games(*27)はカリフォルニア州のレッドウッドにオフィスがあるEA傘下のデベロッパー。 1998年に発売された『Future Cop L.A.P.D.(*28)』がデビュー作であり、本作で使われているゲームエンジンは、同社が手がけた『The Godfather The Game』のエンジンを改造したものが使われている。 『Dead Space』シリーズ3部作の完結後は『Army of TWO The Devil s Cartel』(PS3/360)や『バトルフィールド ハードライン』(PS4/One/PS3/360/Win)と言った作品を手掛けたが、2017年10月18日にEAの組織改編によりスタジオが閉鎖され、カナダのEAバンクーバーに統合される形で消滅した。 エンディングは『2』の発売まで海外では不評だった。元々3部作構想だったためにあのエンディングに落ち着くことになったとか。 逆に『2』から始めてしまうとダイジェストで語られる為、本作のネタバレの大部分が明らかになってしまう。 また、全チャプターの頭文字を繋げると…。この言葉遊びは後継作にも引き継がれている。 本作の「USG Ishimura」は欠陥箇所が多数あるが、これは近年の建築関係の事故に対する警鐘・皮肉とのこと。『2』の舞台「Sprawl」も同様のフィーチャーが仕組まれている。 「Twinkle, Twinkle, Little Star(*29)」が外伝作品を含め必ずといってもいい程シリーズ通して使用されている(*30)。このため「世界最恐のキラキラ星」と国内ファンの一部から言われる一方、何らかのテーマ・暗喩があるとも見られている。 主人公であるアイザック・クラークの名はSF三大巨匠の内二人、アイザック・アシモフとアーサー・C・クラークに由来。宇宙での未知との戦いというコンセプトは同じくSF三大巨匠のロバート・A・ハインラインの「宇宙の戦士」からか(*31)。 ちなみにアイザックの両親の名は同じくSF作家のポール・アンダーソン及びオクタヴィア・E・バトラーに由来していると思われる。 なお、「USG Ishimura」は作中「ヴェルズ級採掘船」と設定されているが、「宇宙戦争」の著者H・G・ウェルズからの引用の可能性もある。 『2』では「クトゥルフ神話」でお馴染みのハワード・フィリップス・ラヴクラフトから引用したと思われる人物も居る。死体だが。 本作から『2』の間に様々なメディアミックス展開もされているのだが、やはりほとんどが日本未発売。 コミック版ではIsaacが嘗て「USG Ishimura」で作業に一時従事していたことから内情を知っており、Nicoleのイシムラ配属に猛反発していたが、『2』では逆にNicoleを推薦していたという矛盾が生じている。 2008年に本作の前日談を描いたアニメ作品『Dead Space Downfall』が北米で公開されている。時系列ではUSG KellionがUSG Ishimuraへドッキングする前の話(*32)で、イシムラで起きた人類とネクロモーフの戦いを描いている。 なお、現在は有料VODでの配信もされており、日本からもSteamを通じての視聴が可能。ただし、当然のことながらローカライズはされていないので注意。また、ゲーム同様に残虐表現もふんだんに登場するので見たい人はそれなりの心構えを忘れずに。 2011年には2作目のアニメ『Dead Space Aftermath』も公開された。こちらは本作と『2』の間の時系列でゲーム本編では描かれなかった部分の補完と『2』の冒頭直前に繋がる話を描いている。海外ではソフト化もされ、各種VODでも配信されたが日本からの閲覧が可能かは不明。 2014年3月、EAの運営しているPC用オンライン配信プラットフォームのOrigin(*33)にてゲーム本編の無料配信企画「Originからのプレゼント」第1弾として本作のWin版が提供された。 期間限定だったので現在は無料ダウンロードできないが、一度DLしておけば期限なしでプレイ可能という太っ腹企画として話題となった。この後も『プラントvs.ゾンビ』『バトルフィールド3』本編が無償提供されている。 死体損壊表現についてはクオリティを上げるため、緊急治療室に勤めている開発スタッフの親族にアドバイザーとして参加してもらったり、自動車事故の現場写真資料を使ったことをディレクターが述べている。 本作のプロデューサーのグレン・スコフィールド氏とディレクターのマイケル・コンドリー氏は後に揃って独立し、2009年に共同でSledgehammer Gamesを設立した。 設立直後にはActivision傘下に収まり、Infinity Wardと共同で『Call of Duty Modern Warfare 3』を開発。以降も『CoD』シリーズのメイン開発スタジオの1つとして活動を続けている。 2018年には設立者両名とも親会社のActivisionに移籍したが、程なくして退職した。 その後、スコフィールド氏は『PUBG』で知られるKraftonに入社し、2019年に設立されたStriking Distance Studiosのトップに就任。2022年に発売されたサバイバルホラー『The Callisto Protocol』を手掛けた。 スコフィールド氏自身も認めているように本作を強く意識した作風となっており、開発にはスコット・ホイットニー氏(本作のデザイナー)やスティーブ・パプーシス氏(『2』以降のプロデューサー)といった、シリーズに馴染みの深い面々が数多く参加している。 当初は日本での発売も予定されていたが、CEROのレーティング審査を通過できず発売中止となった。そんな所までリスペクトしてどうする。ただ、ローカライズ自体は完了していた様で、海外版に日本語のボイスと字幕が収録されている。 『Dead Space』の精神的後継作としてシリーズファンからの注目と期待を集めたものの、肝心のゲームの評価は今一つだった上にセールス面でも想定を下回った(*34)ためか、同作限りでスコフィールド氏がスタジオを去る結果に終わった。 その後の展開 2021年7月に本作のリメイク版が発表された。開発を担当するのは『Star Wars Squadrons』を手掛けたMotive Studioで、『バトルフィールド』シリーズに採用されているFrostbiteエンジン(*35)で開発されている。 対応機種はPS5/XSX/Winで、2023年1月28日に発売された。なお、このリメイク版は日本でも発売が予定されていたが、結局CEROのレーティングが通らずPS5/XSXは発売中止となり(*36)、CS版に関してはオリジナル版と同じ末路を辿ることとなった。 ちなみに、このリメイク版発売の1か月前となる2022年12月1日には前述の『The Callisto Protocol』が、2ヶ月後となる3月24日には『バイオハザード4』リメイクである『バイオハザード RE 4』が発売されている。 + オリジナル版とリメイク版の比較動画 続編・派生作品 『Dead Space Extraction』(Wii 2009年10月1日発売) シリーズのスピンオフ。CS機作品としてはシリーズで唯一正式な国内版が発売されている。ストーリーは本作の前日譚(*37)となっている。詳細は作品ページを参照。 後にPS3でHDリメイクされ、DL専用ソフトとして販売された(こちらは日本未発売)。また、『2』のPS3版「Collector s Edition」と「Limited Edition(初回限定版)」にも特典として収録されている(*38)。 『Dead Space Ignition』(PS3/360 2010年10月12日発売) 日本未発売。シリーズのスピンオフ。『2』の前日譚となるアクションパズル。ストーリーはアメコミ調の静止画とボイスで進められていき、間にパズルが挟まれるスタイルとなっている。 『Dead Space』(iOS/And 2011年1月25日発売) シリーズのスピンオフ。タイトルは本作と同じだが、ストーリーは本作と下記の『2』の間の出来事を描いている。 本作や他のシリーズ作品と違い日本語が収録されているが、ローカライズされているのはAndroid版のみ。現在は配信終了しており合法的な手段ではプレイ不可。 『Dead Space 2』(PS3/360/Win 2011年1月25日発売) CS版は日本未発売。Win版はSteam(*39)/EA appで購入可能(日本語非対応)。『1』とは異なりこちらは現時点でリメイクの計画は無いとのこと(参照)。 シリーズナンバリング第2作。ストーリーは本作から3年後、土星の衛星タイタンに位置する巨大宇宙ステーション「Sprawl」を舞台に悪夢が繰り広げられる。 ゲーム内容は本作から正統進化したと言えるものとなっており、本作と同様に『2』もユーザーから高い評価を受け全世界で400万本の売り上げを達成したのだが、実は商業的には失敗作だったことがVisceral Games閉鎖時に行われた元スタッフへのインタビューで明らかとなった。 『Dead Space 3』(PS3/360/Win 2013年2月5日発売) CS版は日本未発売。Win版はSteam/EA appで購入可能(日本語非対応)な他、過去には日本語解説マニュアル付きのパッケージ版が発売されていた。 シリーズナンバリング第3作であり、『Dead Space』シリーズ完結編。ストーリーは『2』から3年後、シリーズの主人公であるIsaacが地球政府軍の士官であるRobertと共に、行方不明となった元恋人のEllieを探すために惑星「Tau Volantis」へ旅に出る(*40)。 『3』ではゲームの雰囲気が大きく変わり、本作が影響を受けた『バイオハザード4』と同じカプコンから発売されているTPS『ロスト プラネット』に近い、吹雪が吹き荒れ雪に覆われた極寒の惑星が舞台となっている。 また、『バイオハザード5』のような2人協力プレイが搭載され、過去作と比べるとホラー感が薄れてしまっている。そのため、ファンからは「今の『バイオハザード』の悪いところまで影響されてどうする(*41)」と言われてしまった。 本作の発売から約4年後の2017年に開発元のVisceral Gamesが閉鎖され『Dead Space』シリーズは途絶えてしまったため、『3』は名実共にシリーズ最終作となっている(*42)。
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/978.html
DEAD SPACE / デットスペース エレクトロニック・アーツ 2008年10月14日 PS3.Xbox360.PC 宇宙船内でエイリアンと戦うホラーTPS 日本では未発売 ストーリーはありがちながら、主人公を殺すまでどこまでも追い続ける敵のAIや、真空空間や、無重力の表現や残虐描写など他とは一線を臥す存在感です 関連 デッドスペース エクストラクション
https://w.atwiki.jp/blue-k/pages/46.html
Hard core kid狐次郎 リングネーム Hard core kid狐次郎 フリガナ ハードコアキッド コジロウ 生年月日 1983年2月8日 身長・体重 170cm・78kg 出身地 千葉県我孫子市 血液型 AB型 デビュー日 2003年4月20日@ディファ有明 入場曲 WALKING IN THE DARKLOW OF THE WORD Hard core kid狐次郎略歴 タイトル歴 得意技 略歴 Hard core kid狐次郎(はーどこあきっど こじろう)は、不定期参戦が続くレア選手。 ルチャを得意とするが、入場時に扇子を持って歩くなど、純和風テイスト溢れる選手でもある。 2008年、同期であった安沢たく引退試合に久々に登場すると、不定期参戦することを名言する。一時期低迷していた梶ヤマトの再教育役を買って出るなど参戦に意欲を見せた。 念願であったWEWハードコアタッグをYOSHIYAとのタッグでベルト奪取に成功。(当初は上記の再教育の一環として梶とのタッグ予定だったが、梶がケガによる長期欠場を発表したためパートナーを入れ替えた。) 2月シリーズでは全戦参戦予定など、今後の参戦が楽しみな選手でもある。 タイトル歴 KAIENTAI DOJO WEWハードコアタッグ:1回(第23代・防衛1回:パートナーはYOSHIYA) 得意技 狐炎輪「こえんりん」と読む。元技は「ファイヤーバードスプラッシュ」。コーナー最上段に登ったあとリングの方を向き直し、ロープを蹴ってリングにジャンプする。そのあと空中で体を450゜前方回転させながら落下し、仰向けになった相手をボディプレスしてフォールを奪う。 落炎斬「らっかざん」と読む。元技は「ダイビングセントーン」。コーナートップから飛び上がってのセントーン。 扇忍斬「せんにぎり」と読む。前方1回転式のスタナー。
https://w.atwiki.jp/deadspace2/pages/167.html
この前どっかのページのコメントにチート載って無かったっけ?どこ探しても見つからないからWiki来たのに(T∧T) -- (名無しさん) 2011-02-26 19 10 47 自分で頑張れない、、Hard Core、、 誰かPS3のチートを教えてくれ(;´д`) 無理ならHCクリア済みのセーブデータを(((((((・・;) -- (名無しさん) 2011-03-02 18 19 27 このdeadspace2と1ってチートなくても楽勝に制覇出来るゲームだと思うんだが。。あとはセンスだろう。隕石シューティングが終われないとか言ってる人達はとくに向いてないきがする。落ち着いてやればイチニハツくらってクリアだし。ちなみに今回チートはない! -- (あのね) 2011-03-14 06 07 14 向いてる向いてないより、いかにして楽しむかが一番大切! チートつかっても楽しめるならそれでよし! PC版ならトレがあるので下記参照 http //m0001.gamecopyworld.com/games/pc_dead_space_2.shtml -- (あのねのね) 2011-05-05 23 29 43 ハードコア終了しなくてもチャプター6で無限ハンドガンもらえる この時点で存在がチートになる -- (名無しさん) 2012-11-04 13 41 27