約 566,202 件
https://w.atwiki.jp/javadsge/pages/8601.html
function myFunction() { id="1m_0plHnuyeGKVH6U_jsdEp3lFE2_65irjtfd971tDnk"; var ex = SpreadsheetApp.openById(id); var sh = ex.getSheetByName("data"); idx="17JYo1IXDwAjK5FaR7-NQecQwJOrWt30Epw"; var blob = DriveApp.getFileById(idx).getBlob(); sh.insertImage(blob, 1, 1,100,100); }
https://w.atwiki.jp/bnode-ta/pages/28.html
開拓都市一帯を代表する者達の中でも 僅か数年で頭角を現し数々の上級魔物を討伐、大きな防衛戦にも必ず参加しているという隔絶足る実力を持った上級冒険者達 その中核に当たる者は、一度でも達成すれば生涯名誉とされるダンジョンコア破壊を4回も果たしているという 構成人数は13名であり、それぞれに二つ名を持つ 二つ名 職業 リーシャ 天空騎士 騎馬兵 イスズ 騎馬兵 ナギサ 騎馬兵 レヴィ 槍術師 アインハルト 武闘家 ウスイ 重戦士 アルル 真言魔法使い ブリジット 断罪者 法の神官 ラビアン 冥界の神官 アルル 真言魔法使い 神州丸 錬金術師 ない夫 錬金魔導槍術士 レン 真言魔法使い
https://w.atwiki.jp/pcengineall/pages/44.html
a
https://w.atwiki.jp/gikotilyato/pages/66.html
あ
https://w.atwiki.jp/wiibackup/pages/33.html
Counter - WiiD 公式サイト http //wiidmod.com/index.html 機能 Non Swap/Direct Boot for Wii backups. Non Swap/Direct Boot for GC backups Non Swap/Direct Boot for Homebrew in GC mode Non Swap/Direct Boot for NTSC region Wii games/backups on US and JAP consoles Boots PAL Backups/Originals on NTSC WII consoles (partially without swapping) Boots NTSC Backups/Originals on PAL WII consoles (partially without swapping) Boots different region GC Games Original/Backups Imports (partially without swapping) EUROPE/USA/JAPAN Wii Console Supported Double soldering option, 6 wires or Quicksolder (No wires Required)! Compatible with all the WII Console Versions/Drive currently available Full D2B Drive Support Built-in audio fix Full support for DVD-R/DVD+R and DVD+RW/DVD-RW without Booktype Supports Multi-Disc games for both Wii and Gamecube Recovery Mode for incomplete/Bad Upgrades Stealth mode Firmware fully Upgradable by DVD! 取り付け http //wiidmod.com/downloads.htm コメントフォーム 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/eramegaten/pages/627.html
概要 主な登場人物 関連項目 プレイするには本編 マニアクス マニアクス クロニクル 概要 都内の高校に通う主人公の少年、新田勇、橘千晶の3人は、入院している担任の高尾祐子のお見舞いに行く約束をしていた。 病院へ向かう電車の中で少年は奇妙な夢を見る。 やがて世界が滅び、その終わりを少年が生き抜いて行く-という不思議なメッセージ。 電車の到着アナウンスで夢から目覚めた少年は「[[新宿衛生病院]]」へと向かう。 しかし病院には、勇と千晶の他には受付にも病室にも人の気配は無かった。 嫌な予感を抱えつつ手分けして祐子を捜す内に、 主人公は地下室で妖しげな機械を操る氷川という男に殺されそうになるが、祐子に助けられる。 2人はこの病院で、世界を終末に導く「東京受胎」の準備を進めていたのだった。 3人の少年少女はその東京受胎に巻き込まれ、世界が滅び、姿を変えてゆく様を目にする。 受胎の凄まじいエネルギーに意識を失った少年は、謎の金髪の子供と老婆に「マガタマ」という不思議な生物を埋め込まれ、 悪魔へと変貌してしまう。 そして目覚めた時、カグツチと呼ばれる発光体の浮かぶ閉じられた異界「ボルテクス界」へと姿を変えた トウキョウの姿を目の当たりにするのだった。 悪魔の力を得た少年は戦いながら、人間が滅び悪魔達が徘徊するトウキョウを、 この世界の真相を探るべく旅していくことになる。 主な登場人物 関連項目 プレイするには 本編 PS2で発売中。 真・女神転生III ~NOCTURNE PlayStation 2 the Best ダンテが登場する「マニアクス」、ライドウが登場する「マニアクス クロニクル」が存在する。 マニアクス 真・女神転生III - NOCTURNE マニアクス マニアクス クロニクル デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 Plus(真・女神転生III NOCTURNE マニアクス クロニクル エディション同梱) 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/583.html
英雄伝説III 白き魔女 10-370・394~397・399・406・409~412・424~429・433~437・439~450 370白き魔女sage04/11/25 21 54 21ID u8ofgrUH 英雄伝説III 白き魔女 ・ゲーム解説。 ガガーブ・トリロジーと呼ばれるFalcomの「謳うRPG英雄伝説三部作」の先陣を飾るゲーム であり、最後をかざるゲームでもある。発売順は、通例通り、 英雄伝説III→英雄伝説IV→英雄伝説Vであるが、時間軸は 英雄伝説IV(937年)→英雄伝説V(942~943)→英雄伝説III(992)と流れている。 IIIはVの五十年後の世界である。()の数字は年号。暦はガガーブ暦という。 ・世界観解説 かつて世界は一つだった。だが、千年以上前に中央部に走ったガガーブという巨大な亀裂が 大陸を三つに分け、以後、分かたれた大陸はエル・フィルディン(西)、ティラスイール(東)、 ヴェルトルーナ(南)という別個の世界として歴史を刻むことになる。陸づたいに抜けようとすると、 大蛇の背骨と呼ばれる長大な山脈とガガーブの渓谷にはばまれ、海路を取れば、未熟な技術で 造られた船体が荒波に保たず海の藻屑と化す。 各々の世界で、あまたの冒険者が世界の果てを見ようとガガーブを越えることを 夢見たが、ガガーブを越える者は937年まで現れることがなかった。なお、 何故ガガーブが生まれたのか、何故世界は三つに別れてしまったのか、それらの詳細は 英雄伝説Vで語られる。 394白き魔女sage04/11/27 16 56 27ID Gr3Xu6ad そもそもゲーム自体がライトノベルなのじゃ。 ・白き魔女の舞台ティラスイール。 ガガーブの東に広がる世界。フォルティア、メナート、チャノム、オルドス、ウドル、フェエンテ、 アンビッシュ、キドナの8つの国からなる。西に広がるエル・フィルディンや南に位置するヴェルトルーナに 比べると格段に文明の発達が遅れている地方だが、エル・フィルディンやヴェルトルーナと違い争いごとの 少ない平和な世界である。 詳しいことは公式サイトのゲーム紹介でも見てやがれ→ttp //www.falcom.co.jp/ed3_win/index.html ・チャッペルとカンド ティラスイールにおける魔法大系。チャッペルはチャペルの名から連想されるとおり、回復と援護を 司り、杖を精神集中の助けとする。攻撃魔法は二つのみで、うち一つは攻撃を受けた際の反撃時に しか使えない。カンドはロッドを精神集中の助けとする攻撃系の魔法で、自然物の操作から、 果ては時間すら停止させる。本来、チャッペルとカンドは一つの魔法として存在したが、五十年程前 オルドスの地に大聖堂を建てたオルテガという男によって、力の調和を保つことを名目に二つに分けられた。 なお、チャッペルとカンドの両系統の魔法を極めるには天才的な才能を必要とするらしい。 ・大魔導師オルテガ 越えた者は無しと呼ばれるガガーブの壮大亀裂を転移魔法の力によって踏破した唯一の男。 全ての魔法を操り、エル・フィルディン、ヴェルトルーナに異界の魔導師としてその名を残している。 395白き魔女sage04/11/27 17 37 27ID Gr3Xu6ad ・巡礼の旅 ラグピック村に伝わる成人の儀式。14歳になった少年と少女の二人が、銀の短剣を持って各地にある シャリネと呼ばれる祠を訪れるもの。古にある魔女の巡礼を模したと言われる。かつては世界中で少年少女の 成人の儀式としてもてはやされたが、 最後に魔女の巡礼を行った白き魔女の悪評が広がるとともに廃れ、 今ではラグピック以外にその風習を残す村はない。 ・白き魔女 異界よりティラスイールを訪れた最後の魔女。ティラスイール各地のシャリネを渡り歩くと同時に その地に様々な予言を警告として残した。彼女の出生の謎は『英雄伝説V 海の檻詩』のなかで明かされている。 その巡礼の旅は人々の迫害にあう危険なものだったと言われる。ガガーブ暦972年、ティラスイールより その姿を消す。 ・シャリネ 異界より訪れた魔女が魔法の力で築いた社。奥に安置された魔女の鏡とよばれる魔法機械は、 銀の短剣を引き金として、過去現在未来の事象をヴィジョンとして映し出す。 序章 小さな巡礼者 物語はフォルティアの片田舎、ラグピック村と呼ばれる小村から始まる。 巡礼の旅に出かける前日、父親に狩人の息子なんだから自分の門出を祝う料理の獲物くらい自分で 捕まえてこいと言われた少年ジュリオは、西の原に大イノシシを捕まえに行く。 西の原では、薬草を取りに来ていた幼なじみのクリスが大イノシシに襲われそうになっていた。 身を挺して助けたジュリオは見事大イノシシを仕留める。 ・旅立ちの朝 旅立ち前に村の長老が銀色の短剣を二人組の盗賊に盗まれそうになるが、村外れに住む ラップ爺さんのおかげで取り返す。改めて長老の祝いの言葉を拝聴した後、ラップ爺さんから杖を 受け取ったクリスは、ジュリオとともにディーネのシャリネに出発する。 今更主役の紹介なんていらないよな…… 396白き魔女sage04/11/27 17 43 59ID Gr3Xu6ad ・ディーネのシャリネ(水) 魔法の鏡を見るが、映し出されたのは伝え聞いた美しい風景ではなく、暗雲が立ち込め山が陸地を 襲う不吉な光景だった。不安がるジュリオとクリスの二人に シャリネの長老は、「よ~く考えよ~」と言うだけでなんの助けにもならない。この後、二人は ラグーナから船でメナートに渡り、ネガル島をめざす。そこに、テグラのシャリネがあるのだ。 397白き魔女sage04/11/27 18 01 11ID Gr3Xu6ad ・銀の短剣 巡礼の旅人の証。これを持った14歳の少年少女は、巡礼の旅の間、無料で宿を利用、無料で船に 乗船させてもらえ、通行手形無しで関所を通過できる。まさに至れり尽くせりの便利な代物。 原型は英雄伝説Vのあるアイテム。 ・フォルティア ラグーナ 船着場に到着した船を前にしてジュリオが興奮しているとクリスの姿が見えなくなっている。クリスの姿を求めて 町中の人に話を聞くと、船着場のキップ売り場の側にある隊長から脱走兵が町に隠れているという話を聞かされる。 一通り町の人に話を聞いた後に酒場のテナーという人物から、クリスが武器屋の主人と話しているのを見た人がいるという情報を入手。 武器屋の主人に案内された裏の家では、クリスが脱走兵の看病をしていた。事情を聞いたジュリオが店で買ってきた薬を飲ませると、 脱走兵は回復する。宰相のレバスが出す怪しい命令に従うのが嫌で軍を脱走したらしい。。 ほとぼりが醒めるまでここに引きこもるという兵士に見送られた後、ジュリオはクリスに誘われて、 彼女の伯父であるハックに会いに行く。白き魔女の研究者として知られるハックは、この手の学者にありがちな 経済観念ゼロの貧乏神。会いに来た二人の目前で、借金取りゴッチに追いかけられたハックは 窓から飛び出して逃げて行った。 399白き魔女sage04/11/27 18 11 41ID Gr3Xu6ad フォルティア 鷹の爪号 船長曰く、巡礼の旅人は客ではないから、働くように言われる。ジュリオは掃除、クリスは料理と洗濯が仕事だ。 まずは、船室の掃除からだ。全ての船室をまわって掃除をしてボスレイのところに戻ると、今日の仕事は終了だから食事をして休んでくれと言われる。 1日目終了。 今日のジュリオの仕事は甲板の掃除だ。掃除を終わったジュリオは、もっと仕事がしたいという。 船長に手頃な仕事がないか聞いてくれと言うことで船長を探す。話を聞きながら船倉に降りていくと、もういなくなった後だ。ウロウロしていると甲板に出て 行くのを見たと聞き、船首に行くと船長がいて、船首の見張りの仕事を頼まれる。 船首にいて動かずにじっとしているとクリスがやってきて、マストに登り洗濯物を取り込んでいく。その後も動かずにいると、客であるロジャー テスがやってくる。 船長室に一緒に行って事情を聞くと、ロビーでくつろいでいるときにテスのコートがなくなり、船室においてあった懐中時計もなくなったらしい。 ガートンに船首の見張りにつくように言ってくれと言われてガートンに伝言に行く。船長室に戻ると紛失した件について調査をして欲しいと依頼される。 クリスのところに行って説明をすると、巡礼の旅人として調査しようという事になる。 船室をまわると、ヘストンという客も金のブローチがなくなったと言う。船倉に行くとボスレイが魚臭いと行って下に調べに言っている最中に、 密航者ハック伯父さんが登場する。ボスレイが戻ってきて一緒に船長室に行くと、ハックは6番船室に幽閉される事になる。 船長室に泥棒の手配書があり、船室から出てこない2人組の男女が怪しいということになり、船長とブルトの4人で2人組のところに行く。 この二人組が冒頭で銀の短剣を盗もうとした二人組の盗賊である。名を男の方はグースといい、女の方はシャーラという。 2人組みは船酔いがひどいということで、船長室に船酔いを取りに行くように船長に命じられる。船長室に行くが、船酔いの薬はない。 今度は船倉に取りに行ってくれと言われて、取りに行く。ネズミを倒して薬を入手して上に上がると、みんな眠ってしまっている。 船首に行って推理を行う。 ・犯人の目的→お客の持ち物を盗むこと。 ・犯人は何を盗んだか→コートと時計 ・どうやってみんなを眠らせたか→紅茶に睡眠薬を混ぜた ・ズバリ犯人は→お金持ちのへストンさんという推論が成り立つ。 ヘストンを追いかけて行くと、船酔いから回復したグースとシャーラがヘストンから荷物を奪い返し、ヘストンは海の中へ逃亡する。 今度はグースとシャーラの二人が荷物を奪って逃走を図る。長い追いかけっこの結果、ふと我に返った四人は誰も船を操縦していないことに気がつく。 操縦をできる人間はいないかと聞くが、誰も出来ない。ハックならできるかもしれないとクリスが言い出したことで幽閉されたハックを連れてくる。 ハックの指示で船の帆を操作して、めでたく無事にメナートに到着することができた四人。 眠りから目を覚ました船長にお礼として100ピア貰い、みんなと別れる。 406白き魔女sage04/11/29 00 20 48ID M+iLkV3E メナート ニーリ ジュリオが川を眺めていると、子供に激突されて銀の短剣を川に落としてしまう。 すると街の人が手分けして川を探してくれる。 アルデに向かって出発 メナート アルデ 流氷に乗ってきたアザラシが村の回りの海に住みついていて、ネガルまで行く船が出せないらしい。チッタへの道も、崖崩れで通れない。 仕方ないので、崖崩れのところに行ってみると、ミゲルという老人が足をくじいて倒れていた。 爺さんからアルデ村から息子のトバイを呼んできてくれと頼まれて、その通りにすると、。 ミゲルがトバイに命令してジュリオたちをネガル島まで送ってもらえることになる。 船着場にはアザラシが眠っていた。アザラシを起こさないようにこっちに来い、とトバイに言われるが、 その声の大きさにアザラシが目を覚ましてしまう。 コマって宿屋に行くと行商人からアザラシのエサを貰える。また船着場に行き、アザラシのエサを海に投げて アザラシが食べている間に船に乗る。これでやっとネガル島へ出発 タラッタ号の中を散策して甲板の上に出ると、ネガル島の沖合を巨大なコブのようなものが、南に向けて移動している。 あれがガルガと呼ばれる大海獣。その全長は50ミロは軽く超えるらしい。 409白き魔女sage04/11/29 00 40 34ID M+iLkV3E 第1章 テグラの宝石 テグラに到着した二人。ガルガに襲われて街は壊滅状態になっている。 シャリネ(地)もガルガに襲われたようだが、魔女の鏡だけは大丈夫だったようだ。魔女の鏡を見るが、 またもや不吉な光景を見てしまう。次はアンビッシュにある炎のシャリネ、イグニスである。。 港への帰り道、ケビンという老人に頼まれて、泥炭の沼に沈む宝石を三つ取ってくるよう頼まれる。 ケビンじいさんの所に宝石を持っていくと、お礼に100ピアと真紅の炎を1つ貰う。その後、トバイの 船でメナートに戻る。 ・泥炭の沼に沈む宝石 真紅の炎という。泥炭(最下級の炭)の沼のなかで膨らむ性質を持った奇妙な石。 また、一定以上の大きさに育った真紅の炎は、少しの衝撃で爆発する爆弾と化し 魔力、物質を粉々に破壊する危険物になりかわる。なお、魔力をぶつけると、急激に膨張する。 その色彩から宝石として珍重され、芋すら育つことのない貧土に住まうテグラの人間は、 この石を売ることでなんとか食いつないでいる。この石の育て方をテグラの住人に教えたのは 白き魔女。 410白き魔女sage04/11/29 00 47 44ID M+iLkV3E メナート がけ崩れがまだ直っていないということで、トバイはその先の岬まで船で 送ってくれた。次の目的地であるイグニスのシャリネを向かうには、まずチッタという 町へ行かなければならない。 チッタでは海を見ながら、一人の男がたそがれている。腹が減っているらしいので船で貰った麦を あげると上手そうに食べ始めた。男のの名前はアルフというらしい。 その後、町を出てネルバに行こうとするとが、ガルガで危険だと兵が通してくれない。 困っていると、相談に乗ってくれたアルフが兵士と話をつけてくれる。 何故かアルフと一緒にネルバへ向かうことに。 ネルバもガルガに襲われて、町も城も壊滅状態になっていた。 一人の老人がジュリオ達に白き魔女の予言を教えてくれる。 「災いの山は海からあらわれ都をガレキと化す」。アルフはその言葉がアンビッシュにも残っているという。 ネルバがこうして予言通りにガルガに破壊されたということは、アンビッシュも危ない。 アンビッシュに急いで向かうジュリオ達。 411白き魔女sage04/11/29 00 57 24ID M+iLkV3E メナート トパーズ海岸でローディという青年と出会う。ローディはテグラのケビン老人の孫。ある日、 漁のさなかでガルガに襲われた彼は、そのときに父親を亡くし、以後網を捨てて剣を持ち、ガルガへの 復讐のために生きるようになってしまった。 彼はアンビッシュのボルトでガルガを迎え撃とうと思っているらしい。 その根拠は魔女の予言にあった。、テグラで「大地が実りを忘れしとき、山は海を越え人々のなげきが こだまする」と予言した白き魔女は、ネルバとアンビッシュでは「災いの山は海からあらわれ都はガレキと化す」 と予言したのだ。折しも、今年はテグラもメナートも突然の寒波に農作物の大半をやられ、凶作の年となっていた。 恐ろしいことに二十年も前に残された白き魔女予言は、現在起きている全ての事象を言い当てていた。 復讐に燃えるローディは彼らと一緒に行くのを渋るが、持ち前の強引さでジュリオとクリスの二人が 強制的にパーティーに加える。 412白き魔女sage04/11/29 01 09 03ID M+iLkV3E メナート テュエール 船着場の漁師から、ガルガがロップ島で眠っているのを見たと話を聞ける。その様子は、まるでクッションに うつぶせになって寝ているクジラのようだったらしい。 ローディの話では、ガルガは一度眠ると、何日も眠りつづけるらしい。今のうちに先回りして、 ガルガより早くボルトに着くのが良いのだが、ガルガを恐れて誰も船を出さないため陸路で行くしかない。 ローディがボルトで魔女に一夜の宿を貸し、面倒を見た老婆がいると聞いたことから、話を聞きに行くことになる。 彼女の口から白き魔女の名が分かる。魔女は決して本当の名前を明かさないものらしいが、この老婆にだけは言ったようだ。 ゲルド。それが白き魔女の名前。更に老婆の口から、災いの山(ガルガ)に対処する方法が聞ける。 「災いの山は止めることはできない。人々に唯一できるのは、灯りの道を指し示すこと」 炎を並べてガルガを誘導できると解釈したアルフとローディ。これならば、ガルガが上陸する場所をボルトからそらすことができる。 アルフがノルディック王を説得し、炎の道を作るのに必要な物を揃えてもらうとしようと言うが、はたしてメナートのノルディック王に 謁見することはできなかった。すると、アルフが衛兵隊長に話をつけ中に入っていく。城門から出てきた アルフが、ノルディック王はボルトの沿岸を覆うだけの松明を用意すると承諾したという。 資材を集めるのに3日、船を港に呼ぶので4日、さらにボルトまで海路を2日。 それまでにガルガが動けば全てが終わる。時間との勝負が始まる。こうして、 ボルトに行く前に宿屋で一行が休むなか、モリスンという男がアルフを迎えにくる。 三人から黙って去っていく際、アルフは自分の指輪をはずしてテーブルに置いてから行くのだった。 メナート 双竜谷の関所 ボルトへ向かうジュリオ、ローディ、クリスの三名。 関所の前では、一人の老人が門番ともめていた。チャノムのダイスという街に行き、ギャンブルをやりたいらしいが、 孫の門番が通行を許してくれないようだ。 爺さんは、勝手なことにこの人たちと一緒に行くとい言い張り、強引に旅の仲間になってしまう。 ダイスまでで良いということでしかたなく了承する三人だった。 一章終わり。 424白き魔女sage04/11/30 00 22 31ID EIvpOC4C チャノム ダイス 強引に同行してきたジジイの名前はルーレという。彼は町に入ると、さっさとカジノに行ってしまう。 後からカジノに行くとルーレじいさんがボロ儲けしている。話し掛けるが、耳に入らないようだ。 アンビッシュにはまだ行けない。仕方なく南のダーツへ。 チャノム ダーツ この村の住人には気力というものがない。隣のダイスと比較して悲観ばかりしてスネている。 最初はダイスにも負けないくらい豊かな村にしようと努力したが、これだけ差をつけられてしまうと、 負け犬根性が身についてしまってどうにもならないらしい。 村長が、キタラ弾きのトロバが来た時は、一瞬だけ明るくなる。 その時にみんなに、もう一度がんばるように言ってみようというのでトロバがくるのを待っている三人。 いくら待っても来ないので、ダイスに戻ることになってしまった。 チャノム 毒沼地帯 ダイスに戻る途中、キタラ弾きのトロバに会う。魔獣に襲われて、キタラを川に落としてしまい、見つからないというので一緒に探すことになる。 そしてダーツへ。 トロバが演奏する前に、村長が演説をする。今までワシらは隣のダイスと比べていじけてばかりいたが、それではだめだ!。 トロバの演奏を聞いてみんなで勢いをつけて生まれ変わろうじゃないか! こうしてトロバが演奏をはじめる。しかし、ここでキタラの弦が切れてしまう。 盛り上がっていた村人のやる気も、弦が切れたのと同時に消し飛んでしまう。 代わりの弦はないのかと聞くと、村のはずれのクロワ婆さんの所にあるという。 キタラをばあさんが直すまでの間、巡礼の旅人であるジュリオとクリスの二人に彼女が白き魔女の話をしてくれる。 二十年近く前に人々から迫害を受けるゲルドをクロワはかくまった。「何故迫害されてまで旅を続けるのか?」というクロワの問いに、、 ゲルドは「避けられること避けられないことがある」と答えたらしい。 直ったキタラでトロバが演奏をはじめると、みんなが集まってきて演奏を楽しみ、またみんなでがんばろうということになる。 チャノム ダイス ルーレじいさんを見にカジノに行く。ディーラーとルーレットをするが、だまされて身包み剥がされてしまう。 ルーレじいさんが間に入ってくれて宿屋で待っていろと言うので、待っていると所持品を取り返してきてくれる。 交換条件に官邸のバロンに会いに行くのに一緒に行ってほしいといわれる。 バロンの話では、ルーレじいさんはカジノで儲かった金を全てつぎ込んでスラムの人々を助けようとしている。 その金でレンズ豆の種をバロンに仕入れさせて、カジノで儲けた金でそれを買っているという。 レンズ豆の種を持ってダーツまで付き合ってほしいといわれて一緒に行く。 最後の別れの時、バランはルーレを「トーマス」と呼び、ルーレはバロンを「ラモン」と呼ぶ。 トーマスの名に何故ジュリオが反応したかは、ファルコム公式サイトでキャプテン・トーマス を調べればわかる。 425白き魔女sage04/11/30 00 34 03ID EIvpOC4C ・キャプテン・トーマス ガガーブの西、エル・フィルディンの出身。 『英雄伝説IV 朱紅い雫』では白亜の帆船プラネテスI世号、『英雄伝説V』では 白亜の巨大戦艦プラネテスII二世号を操り登場する海の英雄。 英雄伝説IIIでは70歳のしわくちゃの老人の姿で登場し、プレイヤーに時の流れの残酷さを 味あわせてくれる。その武勇譚は大魔導師オルテガの故事と並んでティラスイール中の子供の 憧れの的である。今はティラスイールのテュエールという街の一軒家に一人住む。棚にある航海日誌と ラム酒から当時の名残を感じ取るのは難しい。 ・ラモン トーマスのライバルだった海賊王。黒い帆船黒竜号で全ての海を荒らし回った。 今は何故かティラスイールの片田舎にバロンという名前でひっこんでいる。 426白き魔女sage04/11/30 01 02 54ID EIvpOC4C ~ ダイスは豊かになる。 しかしダーツは名前さえも忘れさられるだろう。 そして、その貧富の差が毒沼を生む。 心は自然の大地や草木にも影響するものだ ~ 白き魔女 ゲルド アンビッシュ ドッタの砦 ガルガがいるので危ないということで、通してもらえない。三都橋のところで会ったバッシンに、 東の門番は気が短いから何度も話し掛けると、怒って追いかけてくるから出口がガラ空きになると 教えてもらう。 アンビッシュ エルザ海岸 またもや門番がいて中に入れてくれない。アルフが置いていった指輪を見せると・・・。 旅人を装った盗賊と間違えられて捕まってしまう。ボルトにある本部に連行されることになる。 アンビッシュ ボルト そこにはアルフがいた。何と、アルフはアンビッシュの王様だった。 おなかがすいていて動けなかったところを介抱してあげたおっさんが、王様とは世の中分からない者だ。 ガルガはまだロップ島にいるが、そろそろ目を覚ましてもいい頃で、いつ海を渡って来ても不思議ではないという。決戦は近い。 ここは、私たちに任せて君たちは巡礼の旅を続けるように言われてしまうが、戦いに参加しないで見ているだけならいいだろうと頼み、一応了承される。 本営を歩き回るジュリオとクリスは、カンドマスター・マギサと出会う。彼女は幼少時に白き魔女と出会い、 魔法の才能を見いだされた女性である。 とうとう作戦会議が始まった。 作戦その1:ガルガがボルトに迫ったら、漁火をたき、それによってガルガの進路を誘導する。 ゲルドの予言に、灯りの道を作り、道を示せとある。この解釈があっていればボルトへの直撃は防げる。 作戦その2:東の谷に誘導したガルガに対し、カンドマスター・マギサの力を借りて退路を遮断する。 作戦その3:谷に閉じ込めたガルガをさらにネットにより動きを止め、一斉攻撃を与える。 作戦開始と同時にガルガが動き出す。ジュリオとクリスを残してみんな東の谷に行ってしまうが、 こんなところで待っていられるかと血のたぎる二人は谷に行く。 ガルガは海岸までは来ているが、海から上がってくる気配がない。 ジュリオをおとりに使う鬼畜作戦をクリスが立案。採用される。 海に入ってジュリオが騒ぐと、すぐにガルガが迫ってくる。 マギサの魔力が大地に亀裂を起こし、長大な隆起を呼ぶ。前後の岩壁に退路を断たれたガルガの動きが止まる。作戦は成功した。 すかさずネットを張って兵士が襲い掛かるが、堅い皮膚の前に全ての攻撃が跳ね返されてしまう。 ジュリオとクリスも戦いに加わることになるが、一足先に口元にたどり着いたローディが投げた真紅の炎 がガルガの口の中に炸裂する。固唾を呑んで見守るジュリオ達の前に、ガルガの口の中から奇怪な生き物が 這い出てきた。全魔力を使い果たした息も絶え絶えになったマギサが最後の力を振り絞って警告を飛ばす。 寄生獣バラー。ガルガの体内に潜みガルガを操ったこの事件の張本人。 真紅の炎の邪気を払う爆発に絶えかねて姿を現したのだ。 魔獣を倒したために正気に戻ったガルガは岩の壁を楽々壊して去っていった。「ガルガが本気だったら 私たち勝てなかったわね」見送るクリスはそう述懐した。 しかし、ガルガに寄生していた寄生獣バゼラーを召喚したのはだれなのか? ともあれ、 寝る間も惜しんでガルガを追い続けたローディは魔獣との戦闘後、倒れてしまいしばらく絶対安静で体を動かしてはならないことになった。 ジュリオとクリスは別れを惜しみながら2人で出発する。次の目的地は、炎のシャリネ、イグニス。 427白き魔女sage04/11/30 01 18 09ID EIvpOC4C 第3章三都橋の幻影 (第二章はボルト決戦というのだが書いたっけ?) アンビッシュ イグニス(炎) 険しい大蛇の背骨を乗り越えて二人はシャリネにたどり着いた。二人ともずいぶんと強くなった。 ラグピック村の面々は、こんな巡礼の旅を乗り越えた面々ばかり。実は恐ろしい強者ばかりなのではないだろうか? ま、そんなことはどうでもいいか。 溶岩のたぎる部屋で魔女の鏡を起動させた二人が見た者は、燃えるような黒い星とその前に立つ 男。一体この映像は何を意味しているのか。 アンビッシュ アンデラ・城下町 街の人に話を聞くと、ジュリオとクリスを迎えるために、明日、料理コンテストが行われるらしい。 アンビッシュ アンデラ城 アルフ・モリスンと話をする。 ローディの具合は、医者に見せたところ、静養すれば心配はない。 マギサは一度に魔法の力を使いすぎたために、症状がだいぶ重い。 マギサはモリスンと同様にカンド魔法の使い手なのでチャッペル魔法は使えない。 チャッペル魔法なら自己回復も容易だが、カンド魔法の使い手の我々では施す手段がない。 ローディのような怪我であれば治療方法はいくらでもあるが、マギサの場合は、 抜け出た魔法エネルギーを補充しなければならないらしい。 マギサを慕うクリスがチャッペル魔法を使ってマギサを回復させる。 ローディの様子を見に行くと、復讐はやめたという彼の言葉を聞ける。 ガルガ自身は本来おとなしい動物だし、今度のことだって本当に悪いのは、ガルガに住み着いた 魔獣だった。父親が殺されたのも、もしかすると今回のようにガルガが魔獣に操られたせいかもしれない。 復讐のために生きるのは命の無駄使いだとアルフに言われて考え直したらしい。 これからの人生の目標はメナートの官廷剣士になることだと言う。 西の部屋に寝室が用意されているということだったので、そこに行って休もうとするが、 豪華すぎて落ち着かない。アルフに言いに行くと、宿酒場のドミンゴのところに行って休むように 言われる。その頃、兵士と侍女に化けたグースとシャーラが、明日の料理コンテストの最中に城から、財宝を 奪う作戦を練っていた。 翌朝、エトスじいさんがローディ用の薬をくれる。宿酒場を出ようとすると、 ジョルノ料理長が迎えに来てくれる。城に着き、ローディに薬を渡しに行くと、クリスに料理コンテストに参加しないのか?と ローディが余計なことを聞く。やる気を刺激されたクリスがジョルノのところに行き、コンテストに参加したいと伝えると、 了承されてしまう。城にある材料は、ご飯とキャベツ・岩塩・オリーブ油だけ。足りないものはクリスが下ごしらえをしている間にジュリオが調達してくることになる。 ・クリス 料理がへたくそ 428白き魔女sage04/11/30 01 25 08ID EIvpOC4C 準優勝・優勝の発表の後に、賞状と記念品の贈呈があるが、ジョルノが忘れてきたことに気が付く。 ジュリオが取りに行こうとして部屋を出ると、グースとシャーラを見つけて捕物劇となる。 城の入口で2人を追い詰める。なお、グースは地下倉庫に置いてあったガラクタとクリスが 料理に使った残りの材料を盗んでいた。しかし、その袋を落とした瞬間、中身ががらくたであることが発覚。 怒ったシャーラはコンビは解消と言って出て行ってしまう。 こうして、シフールのシャリネに出発することになるが、ジュリオ達に恩義があるということで、 オルドスまでモリスンが同行してくれることになる。 アンビッシュ ドッタの砦 ラグピック村の緑の高原で会った、シノンと再会する。恩人であるラップじいさんに会ってきたらしい。 そのとき、ラップという名を聞いたモリスンが大魔導師オルテガの話をしてくれる。オルテガの 俗性はミッシェル・ド・ラップ・ヘブン。ただ1人魔女の島に渡った伝説の大魔導師ということだ。 魔女の島とは、ティラスイールの内海に浮かぶと言われている魔女たちが住むという島で、 そこが魔法が生まれた場所とされているという。 チャノム 三都橋 橋を渡っていると、モリスンがクリスに何か感じないかと聞く。チャッペル魔法の使い手なら、 通常とは違う気配をわかるかと思ったのだいう。クリスも何となく不気味な雰囲気を感じるらしい。 そのとき、後ろから歩いてきた老人とすれ違うが、ジュリオ達とすれ違うと男はいきなり消えてしまう。 門番に聞くと、そんなジジイは通っていないという。 ウドル 風谷の関所 通常は、入国手続きの書類を自分で作らないといけないらしいが、ジュリオ達は巡礼者ということで、 係員が代わりに作ってくれる。待合室で待っているように言われるので、待合室に行くと、 グースが係員ナンパをしているが、ふられてしまう。係員が書類を持ってきてくれて、 西側から出ようしたところでグースが門番ともめている姿を目撃。先に行った連れ(シャーラ)が 通行証を持っていってしまって、書類が作れないそうだ。仕方がないのでグースを同行させることになる。 429白き魔女sage04/11/30 01 33 40ID EIvpOC4C ミッシェル・ド・ラップ・ヘブン 英雄伝説IV、英雄伝説Vに登場する大魔導師オルテガの若き日の姿。三界( ティラスイール、エル・フィルディン、ヴェルトルーナ)に敵無しと言われた強力な魔法使い。 今は魔力の枯れた、ただの爺さんである。 ・魔女の島 異界に繋がる場所のある孤島。英雄伝説Vの舞台ヴェルトルーナにも同じ魔女の島があり、 ある一定の音波に反応して異界とこちらの空間の間に狭間の道をつくっている。 ラップはVの主人公とともに、そこから異界に入った。 ・キャプテン・トーマス 本名 R(ロナルド)・トーマス 433白き魔女sage04/12/01 22 04 51ID 0ae+Muu/ 第4章 聖獣の住む森 ウドル シフール シャリネに行こうとするが、用があるなら賢者を連れてきて、許可が出ていることを証明しろと番をしている男に言われる。 街の中に、賢者はいないのでシフール城へ。 ウドル シフール城 一回城の中に入り、一通り話しを聞いた後に、外に出てくると、賢者が座って待っている。 話をして、シフールの門番のところに一緒に行く。 ウドル シフール・シャリネ グースとモリスンは、シャリネに用はないと言うことで、宿屋で待っていることになる。シャリネにつくと、 突然シャリネは街から離れているから、お前たちを待ち伏せするにはおあつらえ向きの 場所だったと賢者が言いだす。この男は賢者ではなかったのだ。 この男は幻術使いカジムという名で三都橋ですれ違った男だ。 おまえたちは我々のガルガ計画を阻止した。身をもって償ってもう。と言い、戦闘になる。 ギルバセラーは倒すこことができるが、カジムには一撃でやられてしまう。 グースが様子を見に来てくれて助かることができる。 ウドル シフール モリスンはカジムを知っていた。 幻術使いカジムは魔法を操る腕を買われ、悪しき者たちの片棒を担ぐことを生業としている者だという。 ガルガに魔獣を寄生させたのはこの男なのだろうか? 本物の賢者がどこかに捕まっているはずだということで、城を探す。一番右奥の部屋に幽閉されている。 シャリネに賢者と一緒に行く。またもやカジムの声が・・・ 一応確認によってみたが、生きているとは思いませんでしたよ、と言い戦闘になる。 カジムを倒すことはできたが、死に際にクリスとグースに呪いをかける。今は体に体調の変化は ないようだが、カジムは一体どんな呪いをかけたのか・・・ 魔女の鏡 森の中に銀髪の女性が立っているのが見える。水牛みたいな動物も見える。 これらの映像は何を意味するのか。 オルドスへ 434白き魔女sage04/12/01 22 08 52ID 0ae+Muu/ ウドル グレイス山地 オルドスが近づくにつれて、クリスとグースの具合が悪くなっていく。これはまさかカジムの呪いのせいでは・・・ どうやら、カジムの最後の呪いは、オルドスに近づくほど悪化する体を蝕む病だったらしい。 カジムの目的はジュリオ達をオルドスに行かせないように妨害することだった。 ジュリオ達がオルドスに着くと、カジムの雇い主には都合が悪いのだろう。 ここでシフールに引き返したらカジムの目論見どおりの展開になってしまう。 オルドスにはチャッペル魔法を使う名医がいるということで、シフールには戻らずにオルドスに向かう ことにする。 ウドル 町区画 オルドスに入ろうとすると、クリスとグースの顔色が悪いということで入国手続きを門番が代りに やってくれる。呪いばらいならフィーロ先生に診てもらうといいと教えてもらい、ジュリオが先生を 探しにいく。フィーロ先生の病院は西にある、縦に長細い建物だ。 フィーロ先生に会い、宿屋に一緒に来てもらう。 クリスとグースにかかっている呪いはとても強力で、先生の力で直せるかどうかはわからないと言う。 とりあえずやってみようということでやってみるが、うまくいかない。 バレンという人の家に、こんな症状の呪いの解き方が書かれた本があったから、それをもって来てくれ ということでジュリオがバレンの家に行き、本を借りてくる。 本によると、通常の呪いばらいが通じないほどの強力な呪いがかけられている場合、 特製の秘薬をもちい、解除する方法がある。 現在では、秘薬の調合方法を受け継いでいる者は、フュエンテ国の調薬師リズのみとされている。 というわけで、ジュリオが一人でリズのところへ行くことになる。 フュエンテ 北ヒーツ街道 シャーラを見つける。癇癪を起こしてグースを置いてきてしまった事を気にしているようだ。 シフールのシャリネでカジムに呪いをかけられた事を教えると、リズのところに一緒にいってくれること になる。 フュエンテ リズの家 リズに事情を説明する。呪いを解く秘薬の調合方法は知っているが、問題はそのための材料が 揃えられるかどうかだ。町や村で売っている物や森に生えている草ならともかく、秘薬をつくるためには、 特別なものが必要なのだ。その秘薬とは・・・聖獣アルグレスの角だ。フュエンテのアルグレスは 絶滅したけど、深い森が残っているウドルなら、まだアルグレスがいるかもしれない。 噂だが、ウドルには迷いの森があると聞いたことがある。アルグレスが今もいるとしたらそこだろう。 リズの一人娘フィリーが戻ってくる。彼らの話を聞いたフィリーが協力を申し出る。 フィリーは若いが、調薬の知識をしっかりマスターしているから、見つかりさえすればオルドスで調薬が できる。フィリーが仲間になる。ハイゼンによってリズの薬を届けてから、ウドルへ向けて出発。 フュエンテ 北ヒーツ街道 山賊に襲われるが、シャーラの立ち回りで山賊たちは逃げていく。 435白き魔女sage04/12/01 22 14 24ID 0ae+Muu/ ウドル シフール 賢者に迷いの森の事を聞くと、こんな詩があると教えてくれる。「迷いの森はシフールの風を受けてこずえをゆらす」これはかつて、 白き魔女が歌った詩だそうだ。シフールの風が吹き込む森を探してはどうでしょうかということで、森を探す。 ウドル 静寂の森 シフールから森をまっすぐ東に進むと、関所に行ってしまうので(実際に関所にいくことはできないが)静寂の森の中をうろついて迷いの森を 探すことになる。シフールから迷いの森に入って、上に進みながらいくとトネリコに行くことができる。 ウドル トネリコ ここにはラグーナで助けた脱走兵士の2人組がいる。パッドに事情を説明すると、村長が力になってくれるかも知れないということで取り次いでもらう。 村長のところに行き、事情を説明すると、森の入口に案内される。 ウドル 迷いの森 まずは、石碑を見つける。石碑に触るたびに、表の世界と裏の世界が入れ替わるので裏の世界の状態で、ウロウロしていれば アルグレスを見つけることができる。要するに、最初に一回だけ石碑に触ってその後は石碑には触らなければ良い。 アルグレスを見つけると、アルグレスは立ち去ろうとするが、フィリーが話し掛ける。森にもあなたにも決して危害は加えない。 角を少し分けてくれと言うと、アルグレスはどうぞと言わんばかりに頭を下げる。フィリーが少しだけ削りとる。お礼を言うと、 アルグレスは森の奥に去っていく。 森から出てきて村長と話をする。 森の結界はかつて、白き魔女ゲルドが、森と森に住む獣たちを守るために作ったもので、20年前、この地を訪れたゲルドは、 消えていく自然や絶滅していく獣たちを憂い、ここに村を作り、森を見守るように言った。それがトネリコの村の始まりだ。 ここで映像の謎が解ける。あの時の銀髪の女性がゲルドだったのだ。 カジムの呪いに苦しむクリスやグースを救うために、一路オルドスへと急ぐ。 436白き魔女sage04/12/01 22 24 35ID 0ae+Muu/ オルドス 大聖堂 4つのシャリネを巡ってきた者でなければ、大聖堂に入ることはできない。4つのシャリネを巡ってきた者ならば わかるはずだということで、5つの問いを出される。 ・シャリネが司るものは水、地、火、風、空。ディーネのシャリネでは何を司っている?→「水」 ・テグラのシャリネでは何を司っている?→「地」 ・イグニスのシャリネでは何を司っている?→「火」 ・シフールのシャリネでは何を司っている?→「風」 ・魔法の鏡は真実のみを映し出す?→「いいえ」 437白き魔女sage04/12/01 22 26 28ID 0ae+Muu/ 神官レゾンの話 昔は、チャッペルとカンドという魔法の区別もなく、元来はは2つの境界などない力だった。だが、それでは力の 調和が保てなくなる恐れも予測される。自らも大魔導師であったオルドスの初代大神官オルテガはそう考えた。 世の力の全ては、相反する2つの存在によってバランスが保たれているのだ。ひとつが全てを持ち合わせれば、 確かに力は万能になる。だが、比べるべきものが存在しない。過ちを正すすべがない。もしも万能の力を手にした ものにオゴリが生まれれば、その者は力を使い、世界の調和を乱すかもしれない。 オルテガはそのことを危惧し、それまでに存在した魔法をチャッペルとカンドの2つに分けた。 闇と光があるように、月と太陽があるように。万物の法則にかなう調和を魔法にも求めたのだ。 これがチャッペルとカンド、2つの魔法の成り立ちである。 大神官のところへ。 真実を司る神官フォルトが「まろうどの賛歌」をパイプオルガンで弾いてねぎらってくれる。 塔の頂上で大神官はジュリオ達の事を待っていたと言う。鏡を見て、何が見えたか教えてほしいと言う。 ジュリオ達なら、今必要としているメッセージを受け取ることができるはずだ。大神官は毎日ここで鏡を見ている。 しかしそれが半年ほど前から、魔法の鏡は不吉な映像を映し始めた。渦巻く闇、ガルガの襲撃、そして星々を飲み込む 邪悪な妖気を放つ黒衣の男・・・。あきらかに、これから起こる大規模な災いの予兆に違いない。 ジュリオ達はここの魔法の鏡から、それまでに見た4つの鏡の総合的な答えを得ることができる。 魔女の鏡を見る。 ジュリオ達には映像だではなく、音?言葉が聞こえる。「ラ・ウ・ア・ル」と。 兵士がたくさん集まっていて、フォルティアの紋章も見えた。どこかの天井に光る玉を見上げている男も見えた。 魔女の鏡で見たことを大神官に話す。 ラウアールの波が動き始めているほどの事態だったとは・・・。ラウアールの波とは、ひとつの文明が滅ぶときに その大地を覆い尽くすと言われる破滅への波。つまり、ラウアールの波が流れるということは、 この世界が滅ぶということだ。 しかし、ラウアールの波は異界の魔法を知る者でなければ召喚することはできないはず・・・。 まして、この世界では、ラウアールの存在はオルドスでも一部のものしか知らない。 異界の魔法使いがどこかにまぎれているというのか。そして、引き金となる国がフォルティア。 もしや、フォルティアのルドルフ王の身に、何かが起こっているのかもしれない。 でも、魔法の鏡は真実を映し出すとは決まっていない。このまま放っておくとラウアールの波がくるという 予言だろうから、ルード城に行ってみよう。とはりきりだすジュリオ。 5つの魔法の鏡と白き魔女ゲルドはどうつながっているのか大神官に聞く。 大神官も20年ほど前にゲルドにあったことがあると言う。ゲルドは断片的な予言を人々に与えたが ラウアールの波については口をつぐんでいた。 ゲルドは、恐らくこのままではラウアールの波が現れ、世界が破滅の危機に直面することを予見していたのだろう。 モリスン・フィリーのところに戻る モリスンにラウアールの波の事を告げると、やさしさから同行すると言いかねないので、モリスンには黙っていることにする。 モリスンはアルフのところへ戻っていく。 フォルティアルード城に向けて出発 第5章へ 439白き魔女sage04/12/02 00 58 38ID ppdDfGuW ・真実を司る神官フォルト 英雄伝説Vの主人公の五十年後の姿。彼が弾く曲が、Vで主人公達が探し求めたメロディーでもある。 ・ラウアールの波 元を質せば人の悪意の塊。千年以上前、この世界を作り上げた二柱の神が互いに戦った。結果として争いは 相打ちで終わるが、神々の支配から抜け出した『青の民』と呼ばれる民族は、共鳴魔法と呼ばれる魔法を作り上げ、 ヴェルトルーナとティラスイールのギドナ砂漠、エル・フィルディンの一部に一大文明を築く。共鳴魔法とは、 音波の制御によって確立した魔法大系。極めた者なら、歌声で発動させることも可能。ガガーブ歴以前、 青の民たちは共鳴魔法により、一大文明を築いたが、使用する度に害周波が蓄積されることに気がつき、 魔法文明との決別を決断する。害周波とは、人間が放出する濁気(負の想念)。 これが蓄積されると、呪われた場が広がり精神レベルで空間を汚染する。何もせず、人が生きているだけでも 微量ながら放出しているものだが、破壊の感情による共鳴魔法を使用すると、一層増幅して放出される。 青の民は共鳴魔法の使用を禁止するが、時遅く害周波の塊は空を覆う程までに成長した。 青の民はビオラリュームと呼ばれる兵器と、『害周波』から抽出した一部のエネルギーを使用し、 『害周波』の塊を異界に転送させるが。そのとき抽出した害周波のエネルギーが制御を失い、異界に送った害周波と 共振して大断層ガガーブが生まれる。 これにより、大地はティラスイール、エル・フィルディン、ヴェルトルーナの3世界に分断される。 「害周波」監視のため、「青の民」の一部が異界に移住。共に移住した「害周波」の塊は「異界の月」と命名される。 抽出した一部のエネルギー(闇の太陽)はヴェルトルーナのセルバートに封印され、残った青の民の一族が それの監視についた。これ以降、『青の民』は歴史の表面から姿を消す。ヴェルトルーナ各地に先祖からの 役割を担った少数の人々が住むのみとなる。 ・二柱の神々の争い ティラスイールでは巨人タナトーシスと大蛇サーペントの争いとして残る。大蛇の背骨と呼ばれる長大な山脈は、 そのときの争いの名残である。神々の争いの決着は、英雄伝説IVで明らかになる。 440白き魔女sage04/12/02 01 04 58ID ppdDfGuW 第5章 わかたれた湖 フュエンテ ホルク ホルクに入ると、道がすべて封鎖されていて、どこにも行くことができない。 フュエンテは北部と南部に分かれている。北部は兄のエネトン王がハイゼンで治め、南部は弟のキャラック王が このホルクで治めている。2人は双子の兄弟で、生まれた時にケンカしないように、亡くなった女王が 土地を分けたのだ。 少し前に、怪しげな旅人が現れ、王様の屋敷に入っていったが、それからホルクの様子がおかしくなりだしたらしい。 城内に入ったジュリオ、クリス、フィリーの三人はキャラック王から事の真相を知る。 ひと月ほど前、ベラートという旅人が屋敷を訪れて、北のハイゼンの兄が、自分の領土を拡大するために、 このホルクを狙っていると王に告げる。ベラートに言われるまま、攻め込まれた時のために準備をはじめてしまい、 南北街道のルピナス湖のほとりに砦を作ってしまったのだが、最近ベラートを怪しいと感じて砦の建築を中止 しようと持ちかけたが、ベラートはすっかり軍師きどりで、王様が臆病風に吹かれて気が変わらないようにと、 王妃を人質同様に砦に連れて行ってしまったそうだ。 砦の建築を中止したら、ベラートが王妃に何をするかわからない。 まずは、ハイゼンに戦う気持ちがないことを伝えてほしいと頼まれて、北フュエンテにジュリオたちが行くことになる。 441白き魔女sage04/12/02 01 15 18ID ppdDfGuW フュエンテ ハイゼン城 キャラック王の親書を渡すことで、エネトン王もキャラックがハイゼンを狙っていないと知って安心する。 どうやって国民を安心させるか王妃も交えて悩む中、決が下された。 クリスとジュリオが砦に忍び込み、王妃を助け出す。その間にフィリーが、急いでホルクに戻ってキャラック王に連絡を取り、 砦の南側の外でそっと待っていてもらうように取りはからう。そして、エネトン王にも同じように砦の北側で 待機してもらう。王妃を救出したら、ジュリオとクリスの合図で2人の王様に登場してもらいその場で握手をかわして 両国民を安心させるという手はずになる。 フュエンテ ホルクの砦 見張りを山賊が出た作戦を使って騙して砦の中に入る。 武器庫の武器をクリスの魔法で全て燃やしてから王妃の救出に向かう。 ベラートの部屋でカギを入手してから牢に向かう。 牢屋からカーリー王妃を助け出そうとしたところで戻ってきたベラートに二人は捕まってしまう。 そこへ、グースとシャーラが物を盗みに、山賊をつれて砦にやってくるが、 山賊の1人が兵士に見つかって大騒ぎになる。めげない二人だが、すでにクリスが武器を燃やしていたので 盗る物は何もない。 大騒ぎに乗じて王妃を連れて逃げ出そうとするが、またしてもベラートに見つかり王妃を奪われてしまう。 見張り台のところで、2人を見つける。 やはり、ベラートの目的は、砦を完成させて、南部の名代としてハイゼンに攻め込むことだったようだ。 人質を取られてどうしようもない二人だったが、運良く協力してくれたグースが、ベラートに石を投げつけて、 王妃を助けてくれる。気が付いたゲラートは、捨てゼリフを吐いてどこかへ消えてしまう。 こうして、合図とともに王様たちがやってきて二人で堅い握手。 捕まってしまうかもしれないと考えたグースとシャーラは逃げていった。 442白き魔女sage04/12/02 01 22 23ID ppdDfGuW 第6章 動きだす予言 ギドナ バラカ 町に入った途端、爆発に巻き込まれた二人は、気が付くと牢屋に囚われていた。 クリスを爆発事故の張本人砂漠の黒豹と間違えた兵士によってクリスは連れて行かれてしまう。 クリスは同じ牢に放り込まれたバダットという青年に、砂漠の黒豹について話を聞く。 砂漠の黒豹とは、最近出没するようになった過激なテロリストで、何を盗むというわけではないが、 金持ちの家に忍び込んでは警告状を残して去るらしい。警告に従わない金持ちには、今回のように家を 爆弾で粉々に爆発するそうだ。 この牢屋は闘技場の地下で、主のバラカという男は、罪人を戦わせて見せ物にしているらしい。 バダットとジュリオはお互いが戦うことになるように仕向けて、その最中に隙を見つけて逃げるという作戦を立てる。 2人は戦いながら脱走のことを考えるが、出口に兵士が立っていて逃げ道がない。 進退窮まった二人を助けるかのように、何者かが爆弾を投げ込み、見張りの兵を気絶させてしまう。 その隙を見て2人は闘技場から逃げ出す。外へ出ると見知らぬ女性が逃げる手引きをしてかくまってくれた。 443白き魔女sage04/12/02 01 29 55ID ppdDfGuW クリスの行方を追ってギドナのギドネルへ。色々あって、クリスを買い取った豪商ウルギットの 館に入り、真紅の炎を餌にクリスを返して貰おうとするが、運悪くウルギットの腰巾着カンダタに 正体がばれてしまい、牢屋の中に放り込まれる。 牢屋に放り込まれた二人を、砂漠の黒豹が爆弾で壁を壊してジュリオ達を助けてくれる。 砂漠の黒表の正体はナジェだった。ナジェという名は役人を欺くための仮の名前で、本当の名前はテスラという。 彼女の協力で無事クリスを助けることに成功したジュリオだが、怒ったウルギットとカンダタが魔獣の姿に 変身。この二人と戦うことになるが、元が弱かったらしくあっけなく勝ててしまう。 ウルギットとカンダタが狂った原因がフォルティアの占星術師レバスの仕業であると判明。 「赤い瞳を持つものが現れしとき、悪しき計画は動き始める」という白き魔女の予言が真実味を帯びてきた。 444白き魔女sage04/12/02 01 39 24ID ppdDfGuW ギドナ ディルト関所 戦いを挑んできたベラートを倒して関所に入ったバダット、ステラ、クリス、ジュリオの四人。 兵士の密談を立ち聞きしているのを見つかって牢に入れられてしまう。 雑居房に入れられた四人は、そこでハックと再会する。 ハックはジュリオたちをここで待っていたと言う。 偶然にも、この先のアロザで白き魔女の消息に関する有効な手がかりを得ることができたと語るハックが明かした内容。 それは、白き魔女はティラスイールをぐるりと一周して、最終的にフォルティアに来ていたということだった。 アロザには白き魔女と親しかったフォルティアの宮廷剣士デュルゼルが住んでいた。 ハックはその人物の娘であるジョアンナから、白き魔女の最後の予言を聞いていた。 『表情のない兵士たちが、国境を越えるとき、呪縛に囚われた王は、もはや力を失い、海も山も、 やがてはすべて死に絶える。異界の女と、星を操る男に、災いの波は引き寄せられるだろう。』 ハックが抜け道を橋のすぐそばまで掘ってあるから、それを使って脱出することになる。抜け道を進むと、 橋ではなく馬小屋に出てしまう。馬で兵士を驚かせて、逃げようとするがハックが馬に蹴られてはじきと飛ばされ その挙句に兵士に追い詰められてしまう。バダットがクリスとジュリオとステラを先に渡し、ハックの救出に向かう。 救出は成功したが、バダットがハックを連れて渡らないうちに橋があがってしまう。 川に飛び込み兵士から逃れた二人と後で再会することを約束してジュリオ達はアロザに向かう。 兵舎の窓から見える兵士の顔に感情の色は見受けられない。 445白き魔女sage04/12/02 01 46 13ID ppdDfGuW 第7章 巡礼者の軌跡 フォルティアのアロザでジョアンナと合流した三人は、デュルゼルの幽閉されたドルフェスの塔 に向かう。ドルフェスの塔は警戒が厳重で、このままでは入り込むことができない。 街の北側にいるアリスという女の子の協力で、ドルフェスの塔へ入ることに成功する。 そのころ、ハックとバダットの二人は、海を泳ぎながら塔へと向かっていた。 フォルティア ドルフェスの塔 既に先約が入ったらしく、最上階のかぎを2人組の男に奪われた兵士が部屋に閉じこめられていた。 バダットとハックのことだ。少し先で彼らと合流した後、塔の最上階でデュルゼルと対面する。 ジョアンナにジュリオとクリスを、おじいさんが待ち望んでいた人たちだといって紹介されたデュルゼルは、 「まだ役目が残っている」と槍を手にして立ち上がる。 追っ手を、バダットとハックとジョアンナが食い止めていてくれる間に、ジュリオたちは塔を脱出。 大人数では人目につくということで二手に分かれ、後で落ち合うことにする。 446白き魔女sage04/12/02 02 23 20ID ppdDfGuW フォルティア ゲルドの丘 20年前に数々の予言を残し、その消息は様として知れなかった 白き魔女・ゲルド。彼女は死んでいた。しかも、20年前に。18歳の若さで。 墓碑を前に打ちひしがれるハックとジュリオ達にデュルゼルの口から真実が語られる(長いので省く)。 全てはフォルティア王ルドルフが、静養に赴いたドルフェスの浜辺で海岸に漂着したイザベルという女と出会ったことから始まった。 白き魔女がティラスイールに姿を現す二年前の事だった。一目見てイザベルの美しさに惹かれたルドルフ王は、彼女を 王室に招き王妃とする。王妃はその半年後、レバスという男を天文学者として城に招く。 時を置いてゲルドが異界よりティラスイールに来訪。同族のたくらみを阻止すべく彼女は予言という形で、 この世界の救済手段を残すが、彼女を待っていたのは同胞レバスの冷たい剣閃だった。 迫り来るラウアールの波を退けるには、ルード城の天儀室にあるレバスが儀式に使う天球儀を破壊しなければならない。 天球儀が媒介となり災いの波をこの世界に引き寄せているのだ。天球儀は女王、イザベルの力で結界に守られているが、 5つのシャリネの力を得た銀の短剣ならばその結界を破ることができる。実際に巡礼をしてきた者のみがシャリネの魔法の力を使うことが出来る。 異界に存在するラウアールの波は嘆きの想念によって引き寄せられる。戦争は異界からラウアールの波を呼ぶための撒き餌なのだ。 「ゲルドは死んだが、この丘にはまだ、ゲルドの力が生きている。その力を短剣で引き出すのだ。」 と語るデュルゼルに従い、ラップじいさんからもらった杖を墓標の前におき、シャリネでするように銀の短剣を置く。 剣と杖は輝きを取り戻り、ラップのかけた封印が解けた杖はゲルドの杖となり、墓碑の前で錆びついていた剣は昔の輝きを取り戻す。 敵はルード城。 世界を滅ぼすと言うラウアールの波について調べるために、 ハック、バダット、ジョアンナは砂漠の国ギドナへ。 この世界最古の遺跡の残る地へ旅立つ。 ジュリオ、クリス、ステラ、デュルゼルはラウアールの波を呼ぶ占星術師レバスと 異界の女王イザベルのいるルード城へ。 ・イザベル 異界の女王。異界の月により危機に瀕した異界を救うため、彼女はこちらの世界を破滅させる道を 選択する。偶然を装い海岸に流れ着いた彼女は、フォルティアのルドルフ王をその美貌で籠絡し、 やがては魔法の力で操り人形にしてしまう。 ・レバス イザベルに仕える異界の宰相。ゲルドを殺した男。 ・異界の月 異界に転送された害周波が異界で球形状の形をとったもの。千年を経て少しずつ成長し、異界の大地を削り取っていった。 ・さびた剣 英雄伝説IVで神の力を宿した神剣エリュシオンのこと。レアメタル(希少金属)で創られた名剣。 今は神の力もないが、その切れ味は健在。エスペランサーと言う。 ・ゲルド 異界の元女王候補。女王にはイザベルが選ばれ、彼女は命を取られそうになるが、英雄伝説Vのキーパーソンとなる レオーネ・フレデリック・リヒターという音楽家に救われ、異界の月の影響をもっとも受ける危険な場所、『常夜の地』で育つ。 ガガーブ暦972年、同胞の手にかかりティラスイールで死亡。魂を杖の中に託す。 447白き魔女sage04/12/02 02 40 17ID ppdDfGuW フォルティア ルード城 城内に潜入したクリス達の前に、学者先生から伝言を預かったとグースとシャーラ率いる山賊段がやってくる。 成長した天球儀を破壊するには、その表皮を全て取り除かなくてはならないらしい。 天球儀へ向かうジュリオ達の前にカジムが現れる。シフールのシャリネで倒したはずだったが、レバスの力で蘇ったようだ。 横合いから加勢に入ったローディがカジムとの戦いを引き受けてくれる。 足場の悪い所で敵に待ち伏せされ不利になったジュリオ達の前に、アルフが現れる。 オルドスの大神官のところに行き、ラウアールの波のことを聞いたアルフはモリスンには内緒で加勢に来たらしい。 今度は狭い通路で挟み撃ちにあったクリス達をモリスンの放つ火の玉が救う。 オルドスで別れた時の様子が、白々しかったので、アルフに報告した後、王に内緒でここへ向かってきたと言うことだ。 天儀室。 後ろから押し寄せる魔物の兵士からグース達が楯となってかばってくれる。 部屋に入っていくと、レバスが待っている。レバスは言う。 無数の想念を吸収した天球儀は今や物体でありながら生命を得て、最高潮にまで成長した。遅かったな。もはや、私が手を加える必要もない。 儀式はすべて終了した。あとはラウアールの波が、この世界に現れるのを待つだけだ。 どうしてこんなことをするの?と問いかけるジュリオにレバスは答える。 お前たちが異界と呼んでいる我々の世界を救うためだ。魔女の海に浮かぶ魔女の島。お前たちはそう考えているようだが、現実には少し違う。 そこに島などなく、あるのは空間の「ひずみ」なのだ。その場所で2つの世界はつながり、この世界と異界との往来を唯一可能なものとしているのだ。 異界にもこの世界と同じように人間が生き、人々の営みがある。その人々の営みが、ラウアールの波によって崩壊しようとしているのだ。 そのことに気がついたのは、いまから30年ほど前のことだ。我々の世界の人間は『異界の月」の影響で、生まれながらにして魔法を扱えた。 だが、それが仇になった。魔法を扱うさい、消化しきれなかった負の想念が、長年に渡って空間に蓄積され、手のつけられない怪物となったのだ。 それがラウアールの波だ。 自分の世界を救うために、他の世界を滅ぼしてもよいと言うのか?というデュルゼルの問いにレバスは答える。 我々の世界でも様様な意見が出たよ。一部の者はこの世界に来て、それが果たして許される行為なのか自分の足で歩き、この世界を巡るものもいた。 それが、魔女の巡礼だ。中には、白き魔女と呼ばれたゲルドのように、この世界の者が嘆きの想念を生み出さないようにと助言を残して旅をした者もいる。 しかし、我々の結論はもう出ていた。ラウアールの波をこの世界へ追い出し、自らの世界のみを救うという道に。 ステラが言う。「天球儀に嘆きの想念を閉じ込めたのは、ラウアールの波が生まれた時と同じ状況をつくり、この世界に誘導する為だったのね。」と。 そういうことだ。ラウアールの波は、自分を育んできた嘆きの想念の波長を好む。この世界のほうが我々の世界よりも嘆きの想念を多く持てば、 間違いなく、波はこの世界に打ち寄せる。その為にも、我々は非情にならねばならなかった。我々の世界の者が心に持つ嘆きの想念を捨てない限り、この作戦は成立しなかったのだ。 レバスとの戦いが始まる。異形へと変化して戦いを挑むレバスだったが、彼に勝ち目はなかった。 448白き魔女sage04/12/02 03 02 35ID ppdDfGuW 天球儀を破壊することになる。ステラが爆弾で破壊することを試みる。しかし、爆弾では破壊することができない。そこへ、ローディ、アルフ、モリスンが やってくる。爆弾で破壊できないということを説明すると、モリスンが言う。成長した天球儀の周囲は精神的な力により庇護されている。 物理的にも精神的にもそのどちらにも影響を及ぼす真紅の炎があれば…と。 真紅の炎の爆発は、精神的にも浄化作用があると言われている。 ジュリオたちの持つ真紅の炎を出すが、小さすぎるようだ。モリスンの提案で、魔法の力で真紅の炎を大きくすることにする。 クリスとステラも手伝って魔法の力で大きくすることに成功する。ステラから炎を受け取ったグースが天球儀めがけて投げつける。 命中した真紅の炎は、天球儀の皮膚を根こそぎ吹き飛ばした。丸裸となった天球儀にジュリオの投げた銀の短剣が突き刺さる。 天球儀はまっぷたつにわれ、中から嘆きの想念の元にされたフォルティアの兵士の魂とルドルフ王の魂が飛び出していった。 だが、ラウアールの波を呼ぶ力は止まらない。一人残ったイザベル王妃が波を呼び寄せているのだ。 イザベル王妃を捜しに天儀室から出たジュリオ達の後ろで部屋の出入り口が崩れ落ちる。 シャーラと山賊達に瓦礫を片づけるのを任せて、ジュリオ、クリス、ステラ、デュルゼルの四人は王妃のいる屋上に向かう。 澄んだ瞳をしているのね。もしもあなた方のような人ばかりだったら……。残念です。 もう誰にも止められません。私たちの世界に代わり、この世界が終末の時を迎えるのです。 しかし、あなた方が私を倒せば、術はその瞬間に解かれ引き寄せる力もなくなります。でも、だからと言って、災いから逃れられるか どうかは私にもわかりません。ラウアールの波が止まる可能性があるというだけのことです。私にも、育った世界の運命がかかっています。 これまでのような戦いでは済みませんよ。 屋上で四人を待ち受けた王妃はそう語るとレバスを超える異形の姿となって四人に戦いを挑む。 彼女が従える二人の魔人と無数の使い魔を退けて四人は王妃に止めを刺す。元の姿に戻った彼女にジュリオが問いかける。 「……誰にでも、罪はあります。今は、…せめてこの世界が救われることを祈りましょう…」 イザベルを倒すが、ラウアールの波は止まらない。世界が黒一色に染まる中、クリスの手にしたゲルドの杖が輝きだす。 意志を持つかのように宙に浮かんだ杖は、白く輝く霊体と化したゲルドの手に握られていた。 瞬き一つほどの間で、ラウアールの波は消え去った。 想念から生まれた怪物を無に返す手段は、自らの霊体と共に結びつき、最後の存在である魂を自分の手で消滅させるより他はない。 ゲルドは、ラウアールの波と同化して共に消えた。もう魂すら残らない。 「世界がお前に一体何をしてくれたと言うのだ」と悲嘆にくれるデュルゼルを、クリスが慰める。 「異界とか、世界を分けて考えちゃ駄目なのよ。どちらか片方の世界を犠牲にして自分たちだけの世界が助かるなんて、 間違っていたのよ。 」 玉座に帰ったジュリオ達とデュルゼルに、正気を取り戻したルドルフ王はこう語った。 「騙されたと知った今でも、わたしは、優しかったイザベルの姿しか思い出せないのだ。」 449白き魔女sage04/12/02 03 11 22ID ppdDfGuW エピローグ 馬車に乗ってラグピック村に凱旋するジュリオは、デュルゼルから手渡された手紙を読む。 一方、ジュリオからエスペランサーを受け取ったデュルゼルは、ローディと剣の試合をする。 デュルゼルの手紙には、デュルゼルがオルテガからエスペランサーを譲り受けたときの事、 ゲルドが死んだ後、杖にこめられた力を封印し、墓で杖が本来の力を取り戻すよう仕掛けを施したのは オルテガであることが書いてあった。オルテガはそれらに全ての魔力を使い切り、魔法の力を失ったとも。 試合は佳境に進み、ローディの逆風に切り上げる太刀を受け止めたデュルゼルのエスペランサーは、 刀身を半ばから断ち斬られてしまった。 「その剣はエスペランサー、希望というんだろう。希望は折れちまったのかい?」 剣を納めてそう言うローディに、デュルゼルは笑って答える。 「希望はなくならんさ。さしずめ、今の俺にとっての希望は、お前ということだな」 450白き魔女sage04/12/02 03 14 25ID ppdDfGuW ラグピック村に帰った二人を、村人が総出で出迎えてくれる。 トロバまでやって来てキタラを弾き鳴らす。 やがて、ラップじいさんの姿に気づいた二人は輪を抜け出してラップ爺さんのところに行く。 どうしてそんなにすごい人だってことをみんなに黙ってるの?という二人の質問にラップはこう答える。 これからは、修行を積んだ魔法使いが悪い竜を倒したり、腕っぷしの強い剣士が、剣一本で国王になるような時代じゃない。 それで事が収まるような単純な世の中ではなくなりつつあるのじゃよ。これからは一人一人が自分の持つ才能を 役立て、それぞれの暮らす場所でみんなのためになるよう頑張る。そうでなくてはいけないのじゃ。 そのためには伝説の英雄などというものは邪魔なだけじゃ。これからは、大地に根をおろした力こそが 必要なのじゃよ。ゲルドの心のようにな。 ときにガガーブ暦992年 ティラスイールに新世紀の足音が聞こえ始める、冬のことだった
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6811.html
DARK SOULS III 【だーくそうるすりー】 ジャンル アクションRPG 対応機種 プレイステーション4Xbox OneWindows 開発元 フロム・ソフトウェア 発売元 日本 フロム・ソフトウェア 海外 BANDAI NAMCO Entertainment 発売日 PS4/One 2016年3月24日 Win 2016年4月12日 完全版 2016年4月20日 定価 パッケージ / ダウンロード 通常版 7,430円/6,930円 完全版 5,900円/5,400円 DLC 2種 各1,200円(各税別) プレイ人数 1人(オンライン時1~6人) レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 良作 ポイント 『DARK SOULS』シリーズ完結編システムが洗練され、高いアクション性にオンラインプレイのさらなる強化もはやお約束の調整不足粗さもあるが全体としては高水準 DARK SOULSシリーズ初代 / II / III 概要 システム 評価点 賛否両論点 問題点 ゲームデザイン バランス オンライン・対人要素 DLC DLC1 ASHES OF ARIANDEL DLC2 THE RINGED CITY 総評 その後の展開 王たちに玉座なし 概要 『DARK SOULS』シリーズのナンバリング第3作となるアクションRPG。『Demon s Souls』を含めると4作目となる作品である。 完結作と銘打たれており、過去作のエリアの一部等も登場しシリーズに関わりの深い要素がちりばめられている。 なおシリーズの続編ではあるが、前作同様に他作品をプレイせず本作から始めてもストーリーの理解に影響はない。 今作では『I』『II』の流れから一転して、初代『Demon s Souls』をベースに『I』『II』そして『Bloodborne』の要素を統合して再構築したかのような内容となっている。 武器派生や拠点から各エリアに移動という基礎システムは勿論、攻撃モーションやエンディングに至るまで『Demon s Souls』が踏襲されている。 一方で新旧様々なシステムも多数盛り込まれており、特に「戦技」システムの導入によって戦闘の多極化が図られている。 完全版『DARK SOULS II SCHOLAR OF THE FIRST SIN』と同じくマルチプレイ人数は最大6人へと拡張。 システム 戦闘面 基本的な流れは過去作と大差はないが、新たに各武器や盾ごとの特殊技「戦技」の要素が追加された。 基本的に両手持ち時にL2で発動する(例外あり)。 パリィも、今作では多くの盾や一部の武器による戦技という位置付けになっている(従来通り片手でもパリィ可能)。 強靭度は前作からさらに弱体化。 強靭の適用が武器種のスーパーアーマーと被ダメージ後のローリング性能にのみ依存する形となり、どんなに重装でも軽量武器を振っているならば一発で怯み、軽装でも重量武器を振っていれば強靭の続く限り怯まなくなった。 当初は強靭度/強靭削りのバランスが破綻していたため、アップデートである程度改善された。 二刀流を廃止し、代わりに双刀武器を実装。 △ボタンを押す事で両手持ちの代わりに二刀流となる 前作ではイマイチ使いづらかった松明の扱いやすさが大幅に向上。 しかし暗い場所が少ないので、使い道は特定の状態異常を治すくらいしかない。 スタブ中は無敵に再び変更。これにより敵の攻撃をスタブによってかわす事が出来るようになった。 武器の物理攻撃属性に、前作で撤廃された「標準」属性が同じく復活。 盾崩しはキックに変更。必ずしも一撃で相手の盾を崩せるわけではないが、崩した相手に致命攻撃で大ダメージを与えられる点は変わらない。 クロスボウの番えと発射が別々に行えるようになった。 『Bloodborne』同様に強攻撃が溜められるようになった。 装備の強化 今作では防具の強化は無くなり、デモンズ同様に武器のみの強化となった。 前作同様に武器の強化は、武器のレベルを上げる「強化」と武器の性質を変える「変質強化」に分けられている。 なお、ユニーク武器の変質強化は一律で不可能となった。 「強化」は武器の変質派生に関わらず、同じ種類のアイテムを使うが最大強化の際に共通で楔石の原盤が必要となる。 変質強化では無名、魔力派生が廃止され代わりに重厚、鋭利、熟練、炎、祝福、愚者、深み、亡者が追加。デモンズに見られた筋力特化向けの叩き潰す・技量特化の鋭利・筋力/技量のバランス型の上質が、それぞれ重厚・鋭利・熟練という形で派生できるようになったのは大きく、様々な武器がビルドにとらわれず運用できるようになり、好評を以って迎えられた。 残り火システム 前作での生者/亡者システムに当たる。 ボスの撃破・白霊としてボス撃破・闇霊としてホスト撃破・特定アイテムの使用、のいずれかで「残り火状態」となる。この状態になるとHPが1.3倍に上昇するが、死亡する事で残り火状態は解除されて「灰状態」となり、HPは元に戻ってしまう。言い方を変えれば、通常状態ではHPが約0.77倍になるとも言え、これはデモンズにおける指輪込みの「ソウル体」に近い仕様である。 これにより本作は特殊な条件を満たさない限り、今までのような干からびたミイラの様な姿にはならなくなったので安心したプレイヤーも多い。 霊体となっている場合は基本的に灰状態のHPとなる。 オンラインでのプレイヤーやNPCの召喚も灰状態では行えないが前作と違い侵入を受け付ける事もなくなった。 魔法 魔法がこれまでの使用回数制からFP制となった。RPGで多く採用されているMP制(*1)に近い形。消費したFPは「エストの灰瓶」で回復できる。 「闇術」カテゴリは廃止され「魔術」「呪術」「奇跡」にそれぞれ統合された。 呪術に必要能力値が追加され、それを下げる吸香システムも廃止、理力・信仰に振らずに使用できる魔法がかなり少なくなった。 闇属性の補正は炎属性の補正とほとんど同じになった。 触媒は杖・呪術の火・タリスマン/聖鈴の4種。後者2つで使用できる魔法はどちらも奇跡で、戦技の違いにより差別化されている。 魔法の威力を上げる指輪が多く登場し、高い威力を出しやすくなった。 その代わりに多くの魔法は素の威力が低下。ブースト前提の火力で自由度が落ちていると言った指摘も。 詠唱速度は技量で変動するようになった。 その他 敏捷のステータスは廃止され、代わりに『Demon s Souls』の運が復活した。 回避行動が「装備重量の70%超でドッスン、70%以下で軽快ローリング、30%以下で軽快長距離ローリング」となった。なお、70%以下と30%以下ではローリング距離のみが変化し、無敵フレーム自体に変化はない。 周囲の環境による水濡れ、油塗れといった影響は撤廃。代わりに水場に雷属性の攻撃が当たると周囲に拡散する仕様が復活した。 防具の必要ステータスは撤廃され武器、魔法にのみ必要ステータスが掛かるようになった。 状態異常「呪死」はその場で即死するだけの状態異常となった。 オンラインプレイ 干からびた指の効果がこれまで「侵入を受けると一定時間侵入を受け付けなくなる時間を取り払う」効果に加えて「マルチプレイ最大人数を6人に拡張」となり、より多くの他人数プレイを楽しめるようになった。 誓約「青の守護者」は続投。ただし報復霊や修練のシステムは廃止され、闇霊に襲われているホストを助ける救援専用の誓約となった。 新たに誓約「積む者」により「狂った闇霊(紫霊)」の要素が追加。ホストを倒す以外にも他のプレイヤーを複数人倒す(闇霊、狂闇霊も含む)ことが勝利条件となる。 太陽の戦士の誓約は続投、前作での鐘守のような特定のエリアで複数人で侵入できる誓約は「ファランの番人」「神喰らいの守り手」の2つが実装された。 オンラインプレイでの時間制限は撤廃された。 合言葉を用いたマッチング機能が追加され特定のプレイヤーと一緒にマルチプレイしやすくなった。 闘技場にあたるシステムは廃止されていたが、のちにDLCで実装された。 評価点 前作における不評な要素の改善 前作において特に不評だった「総ソウル取得量マッチング」と「クリア済みエリア・亡者状態での侵入」が廃止。マッチングは『I』と同じレベル制となった。 なお、レベル制マッチングの問題点であった「色々な武器を不自由なく扱いたいが、レベルを上げすぎるとマッチングがしにくくなる為にレベルを上げづらい」「特に対人戦に興味はないが、自由にレベルを上げながら協力もしたい」といった声も、後のアップデートで一定以上のレベルは無制限でマッチングするようになることで、ある程度の解決が図られている。 同じく前作で不評だった、一斉に敵が襲ってくるようないわゆる「数の暴力」と捉えられるシチュエーションが激減。敵の数は多いが索敵範囲が狭くなり分断して撃破が可能に。また雑魚敵の体力も倒しやすく調整されている。これにより地形や配置を駆使して殺しにかかってくるという、シリーズ本来の姿が戻ってきた。 『I』で問題視された初心者狩りは、前述のレベル制に加えて「武器強化度によるマッチング」を設ける事である程度は解決している。ただし、やや不完全な点もある(後述)。 所有している武器の最大強化度に応じてマッチング範囲が制限されている。例えば、最大+3の武器しか所有していないホストに+10の武器を持つ闇霊が侵入することは出来ない。希少な強化素材の入手手段や個数は限られており、ゲームを先に進めなければ強化度を最大まで上げることはできない作りになっている。 アクション性の向上 攻撃モーションが前作と比べて更に軽快に。またローリングの仕様は前作から大きく改善が見られ、初期ステータスでもかなりキビキビとした動きとなった。 攻撃の遅い『I』やローリング性能が悪い『II』などシリーズのもっさりとした動きに嫌気が差していたプレイヤーから非常に好評。先述の通りデモンズの仕様にかなり近づいている。 ソウルシリーズの基本戦術は「盾で防ぎ、反撃する」という受動的なものだが、今作ではローリングの性能が向上したため、盾に頼らず敵の攻撃を掻い潜りながら攻めるという『Bloodborne』のような戦闘スタイルも有効。 いくつかの武器の戦技「クイックステップ」を活用すれば、より『Bloodborne』に近い軽快な戦いも可能になる。 戦技や溜めR2の追加により、各武器のアクション数が増した。 戦技はいわゆる必殺技的なアクションだが、実用的なものからロマンあふれる技まで多種多様。単にアクションが増えたというだけではなく、ロールプレイ性の拡張という側面もある。 前作の二刀流のオマージュとして、双刀武器なる武器種も追加されている。種類はそれ程多くないが、二刀流時のL1による特殊アクションは戦技とはまた違った味がある。 高難度ながら何らかの攻略法が与えられているバランス 本作では敵のAIが大幅に強化されており、ボスばかりか道中のモブまでが凄まじい猛攻を掛けてくる。装備もステータスも貧弱な1周目にこれらを真っ向勝負で捌いてゆくのは骨が折れるが、強敵ほど何らかの打開策が用意されている。 ボスに対しては他プレイヤーの協力を得やすいほか、イベントを進めていれば戦闘前にNPCを呼べるボスも多い。 道中の強モブに対しては、飛び道具で一方的に狙える、ある範囲から出られないことを利用して有利に戦える、様々な方法でスルーが可能など。ガチンコを挑まなければならない強モブは少ない。 「賛否両論点」に挙げる「ゴリ押しが利く」に通じる部分ではあるが、守ることを考えずとりあえず攻めてみると意外と勝てる敵も多い。従来シリーズのような守り重視ではなく『Bloodbone』のように攻めを重視するスタイルになっている。 序盤ステージも難易度はそれなりに高いが、本作ではかなり早い段階で武器強化・武器変質が解禁され、さらに序盤エリアから様々なカテゴリの武器が落ちている。このため、「詰まったら武器を強くする」「武器を変えてみる」といった攻略の選択肢が幅広く用意されており、戦力を強化できないままひたすら再チャレンジを強いられるような場面はかなり少なくなった。 ステージの広大化 過去作では「限られたスペースを有効に使う」といったステージ構成が多かったが、ハードの性能向上に伴い各ステージが過去作と比較して広大化。どのステージも一定以上のスケールを有しており、特に高低差が激しくなっているため、縦横無尽にステージを駆け抜けながらの探索を楽しむことが出来る。 "ファランの城塞"というステージは広大な毒沼の森の探索がメインだが、実は巨大な橋の下に位置しており、エレベーターを昇ることで、遥か上方にある180°雰囲気の異なる橋の上を探索することも出来る。 今作屈指のスケールを誇る"深みの聖堂"というマップでは、周辺の教会・墓所や聖堂の外壁を経てようやくメインとなる聖堂内部に至る。聖堂内部も入り組んでおり屋根裏も探索出来るが、これだけ広くてもすべてのショートカットがたった一か所の篝火に繋がるという、シリーズ定番の構成を維持している。 広くはなったが、絶妙な位置にショートカットや篝火が配置されているため、倒れても長々としたルートを辿り直さなければならない場面はかなり少ない。 高低差が増したため、絶景ポイントが多数。遥か高所よりこれから探索するマップを見渡すことも可能で、本作の圧倒的なスケールを体感できる。 迫力あるボス戦 グラフィックの向上もあり、ボス戦の演出も強化されている。敵と相対した時の重圧感・緊張感はシリーズでも随一。 『I』『II』と比較してアグレッシブな動きを見せるボスが増加。『Bloodborne』の獣のように絶え間ない猛攻を仕掛けてくるボスや、蹴りやタックルを織り交ぜた格闘戦を披露するボスも。 『Bloodborne』から受け継いだ要素として「戦闘パターンの移行」がある。 多くのボスは体力を半分ほど減らすと攻撃パターンが激しくなり、中には見た目や戦闘エリアが変化するものまである。各戦闘パターンに応じた対応を強いられるため、最後まで緊張感のある戦闘を楽しめる。 パターン移行に伴いBGMが変化するのも『Bloodborne』と共通。マンネリ感の打破に一役買っている。 世界観・シナリオ 陰鬱な印象のあるシリーズであるが、今作は比較的明るめのステージも多く、概ね好評である。 かといって過去作の雰囲気と乖離しているわけでは無く、どこか退廃的な美しさが漂う独特の世界観は健在。本作では世界の終末が近づいており、滅びゆく世界の物寂しい美しさがよく表現されている。 舞台となる「ロスリック」はかつて火を継いで世界を紡いできた「薪の王」たちの故郷が流れ着く場所とされている。シリーズファンにとってはニヤリとさせられる光景もある。 "深淵歩きアルトリウス"ゆかりの地である"ファランの城塞"は、かつてロードランに存在した"ウーラシール"の成れの果てと思わしき描写がある。 かつて神々の住む都として栄華を極めた「アノール・ロンド」も再登場。しかしその現状は…。 シリーズ最終作と銘打たれただけあり、今作のシナリオは世界観の根幹である「火継ぎの是非」に焦点が当てられている。結末とそこに至るまでのシナリオは、これまで以上に考えさせられるものに仕上がっている。 エンディングはそれぞれ方向性の異なる3種のEDと、隠しED1種の全4種類。両立不可能なEDもある。 魅力的なNPC 過去作と比較してNPC関連のサブイベントが豊富で、印象に残るキャラが多い。 "火防女"の存在はシリーズ恒例だが、本作では特に主人公に対して献身的で淑やかなキャラクターになっており、エンディング分岐にも関わってくるため人気が高い。『Bloodborne』の人形と同様、特定のジェスチャーに反応し、「クスクス笑う」「踊るようにくるりと回る」等のリアクションを取ってくれる。 「4代目青ニート」こと"脱走者ホークウッド"はこれまでの青ニートとは異なり、とある重要ボスと大きな関わりを持っている。イベントを最後まで進めると彼との一騎打ちが待っているが、戦闘パターンがしっかりと作り込まれており手強い。 "カタリナのジークバルト"は『I』のジークマイヤーの生き写し(声優も同じ)のようなキャラクターで、朗らかでユーモラスな言動が愛される本作屈指の好人物である。また、最終イベントではシリーズ屈指の熱い展開になる。 "アストラのアンリ"は、主人公と同じ「火の無い灰」ながら戦士としては未熟で、固有ルートを進めると悲劇的な経緯を辿る。ちなみに、シナリオで果たす役柄から、アンリには男女の2キャラが存在し、主人公が男性なら女性、女性なら男性として登場する。 "不屈のパッチ"は、初対面で主人公を罠に掛ける(からの、命拾いした主人公に再会して平謝りでヘタレる)という歴代パッチの様式美を継ぎつつも、恩義を感じている別のNPCを助けに向かうなど、新たな一面も描かれている。さらにDLCでは、非常に意外な形で主人公に助力を続け、最後の最後で「恒例のアレ」を披露するというシリーズファン爆笑モノの活躍を見せる。 武器の豊富さ シリーズの中で最も武器が多い。様々な武器・ビルドで攻略を楽しめるため、プレイの幅が広い。それに加えデモンズの筋力・技量・上質向けの派生が復活したため、実際のプレイスタイルはシリーズ屈指と言える。 ユニーク武器・射撃武器・触媒など最初から変質できないもの以外はすべて自由に変質強化できるので、ビルドを問わず様々な武器を運用することができる。例えば、これまで打撃武器に恵まれなかった技量中心のビルドでも、「クラブ」を鋭利派生してスケルトンなど打撃弱点の相手にも対応するといったことが可能になった。 重要度の高まったアイテム HPを回復するエスト瓶とFPを回復するエストの灰瓶がトレードオフ制となっており、魔法を積極的に運用する場合はエスト瓶の数が少なくなるため、どれくらいのエストの灰瓶を確保するかといった駆け引きが生まれた。 白・闇霊問わず霊体は常にエスト瓶を使用できるように変更された。これにより影の薄かった回復妨害アイテムの有用性も増した。 敵を誘導するアイテム「誘い頭蓋」はちょっとした強敵すらも引きつけられる程に性能が向上したが、最大所持数が10個と絞られたため使う場所を見極める必要がある。 グラフィックの向上 新世代機のスペックにより、グラフィックは過去作に比べて大きく向上。 広大なマップでも病み村のような過度な処理落ちはほとんど発生しない。 多様なオンラインプレイ要素 マルチプレイ最大人数が6人に増えた事で、侵入霊の数も2人に増加。これにより侵入霊同士で協力したり、或は一方を囮にすると言った戦略も生まれた。 特定エリアでは侵入霊の数が3人となり、これに通常の敵も加わるために大幅にオンラインプレイ難易度の高まったエリアも存在。 『Bloodborne』と同様に合言葉マッチングが採用されており、知り合い同士でのプレイや、掲示板等で協力者を募ることも容易くなった。 合言葉使用の場合、各々のレベルに関係なくマッチングされる。レベルが高い協力者はホストのレベルまで強制的にキャラクター性能を落とされる。 賛否両論点 大幅に強化された敵ルーチン 全く怯まないいわゆる「無限強靭」の敵はほとんどいなくなったが、敵の行動は大幅に強化され、アクション面での難易度は大幅に上昇しているといえる。 無限強靭こそないものの、敵のスタミナは実質無限(*2)で、怯ませるまでひたすら攻撃してくる敵は多い。 このような敵は攻撃パターンをしっかり読み、隙をついた攻撃を仕掛けなければならないが、攻撃パターンを覚えるまでは受けに回らざるをえずキツイ部分がある。 敵のラッシュも大きく強化されており、盾受けした際のスタミナ削りも大きくなっている。 敵のほとんどが、素直に繰り出す攻撃とディレイ攻撃を使い分ける。動作を見てすぐにローリングすると避けた先で刺さる「ロリ狩り」攻撃を持つ敵も多い。 ラッシュも「ディレイなし→ディレイなし→ディレイあり」といった連続回避を引っ掛けるパターンが多い。 こうした緩急の激しい攻撃が4段5段のラッシュとして飛んでくることもザラ。 最序盤に登場する「ロスリックの騎士」を例に挙げると…。 緩急を付けたラッシュ、戦技の使用、盾による硬いガードと厄介な行動を一通り揃えている。AIも賢く、盾を構えると素早く盾崩しをしてくる上、後ろを取ろうとすると即座に振り向きバッシュで妨害してくる。 これまでのソウルシリーズより高くなったアクション性を評価する声がある一方、「無限強靭がないことを免罪符に凶悪な行動や理不尽な効果を盛り込み過ぎ」といった不満も挙がっている。 仕様として無限強靭がないだけで、強敵はそう易々と殴られてくれない点はあまり変わっていないため、過去作より戦闘難度が上がっているのは間違いない。ソウルシリーズらしい難易度とも言えるが、自キャラの攻撃力・HP・FPと比べて格差があり過ぎる感は否めない。 敵にはFPの概念がないため戦技・魔法は使い放題。 今作から実装された「戦技」だが敵も使用してくる。戦技は概ね強力な物が多いため、敵にとってはノーコスト・ハイリターンとなっている場合もある。特にNPC闇霊などはこうした仕様の影響もあって強敵に仕上がっており、不公平な印象を受けやすい。 ゴリ押しが利く 今作の敵は盾受けや回避を主体に戦うと強敵が多いが、その逆に攻撃をゴリ押しすればスパアマ発生の早い技以外はすべて潰せる可能性が高く、運が良ければ無傷で押し切れる。常時スーパーアーマー状態の大型敵でも、攻撃の隙に消耗戦を覚悟して反撃を差し込んで行けば、押し切り勝ちは狙える。 素早い動作の軽量武器の連打、あるいは一撃で怯ませやすい大型武器の先出しなど、積極的に攻めに出ることで、多くの雑魚戦の難度がかなり低下する。回避や盾防御のリスクが高まっている分「強敵に出くわしたら試行錯誤するよりゴリ押ししてみる」というのが手軽な攻略方法となってしまっている。また篝火間の距離も従来作より近いためエストを補充しやすく、その点でもゴリ押しのリスクが低くなっている傾向にある。 もちろんゴリ押し・暴れ戦法だけでは超えられない壁は複数あり、暴れにカウンターを取られれば大ダメージの追撃を喰らい、すぐ怯む弱モブでも複数であれば袋叩きにされることもあるため、ゴリ押し消耗戦だけで進めるというほど甘くはない。 もっとも、このゴリ押しが効くというのは『Bloodborne』において指摘された「序盤から難易度が高すぎる」という問題の反省とも捉えられる。結果として序盤で詰んで心が折れてしまうプレイヤーが減り、シリーズの中でも間口の広い作品となったため、一概に問題というわけではない。 NPCイベント イベントの条件分岐が豊富で、プレイヤーの行動や選択肢次第で結末が変わるNPCが多い。ロールプレイの選択肢を増やすだけでなく、サブイベント全回収のため周回を回すモチベーションにも繋がる。 一方で、一人のNPCのイベントを進めるために複数のNPCイベントを進める必要があったり、特定の場所に辿り着く前に進めておく必要のあるイベントもあるなど、一部複雑化し過ぎている面もある。 特定の個数制限無しの消耗品を買えるようにするだけでも複雑な工程を経なければならないため賛否が分かれる。(*3) 一歩間違うと敵対・死亡となるケースが多く、攻略本・攻略サイト無しでの完遂は困難。 現在はアップデートで幾つかのイベントの進行条件が緩和されている。 イベント完遂が総じて難しい反面、わざと殺害するよりもメリットが多く設定されている。ただし例外もある。(*4) 過去シリーズのオマージュが多め シリーズの第3作にして集大成なためか、過去作を意識した要素が多い。 登場するNPCにも過去作のNPCと似たような性格をしていたり、或は過去作のNPCそのものが登場する。 毒沼に強力な敵を複数体まとまって配置、ボス直前の大階段に強力な赤目騎士を複数体配置といった過去作を意識したシチュエーションも随所に見られる。 これらはシリーズ経験者に対するファンサービスであり概ね好評ではあるが、悪く言えば二番煎じであり「本作としてのオリジナリティが大きく損なわれている」といった意見もある。 直剣が強い 過去作以上に直剣が火力・攻撃速度・モーション・リーチ・装備負荷の多くの点において高い水準で纏まっている。さらに、多くの直剣に備えられている戦技「構え」も、盾崩し・強靭ありの踏み込み突きが合わさり、ほぼ全ての状況に対処できる隙のないデザインとなっている。 直剣と盾さえあればそれだけで対人・攻略共に十分に戦っていけるといっても過言では無い。 状況に応じて持ち出すサブ武器としての運用のつもりで直剣を握っていたらいつの間にか直剣がメイン武器になっていた、といった現象もしばしば。 それ自体は何ら悪い訳ではないものの、多くの武器は何かしら直剣に劣る点があるという状況であるため、差別化不足と味気なさを訴える声がある。 なお、素性「騎士」の初期装備であり、装備要件が緩いため汎用性の高い「ロングソード」は、揶揄気味に「聖剣」「最強武器」などと呼ばれてもいる。実際、最後まで握っていても何ら問題はない。 現在はアップデートにより最初の頃よりは直剣一強ではなくなった。それでもロングソードが聖剣なのは揺るがないが…。 アクション重視のボス戦 「人型のボスと1対1(あるいはそれに近い状況)のガチンコ対決」というパターンが多め。こうしたボスはストレス無しで挑めるので比較的人気は高いが、今回は半分近くがそのような系統なのでマンネリを感じる人もいる。 過去作のような「ギミックを利用して倒す」「落下死を狙える」といった搦め手の攻略法がほぼ無く(*5)、ほとんどのボスは正面から倒すことになる。 総じて、戦略性よりアクション性に重きを置いていると思われる。 回復アイテムのエスト瓶一本化 2の雫石を始めとする豊富な回復アイテムは撤廃され、回復手段はエスト瓶か奇跡、または回復装備に限られた(*6)。 エスト瓶そのものの数も、エストの灰瓶との兼ね合いにより実質的に減っている。とは言え灰瓶の需要が低い武器戦闘型のビルドであれば十分な数は持てる。 霊体の状態ではエスト瓶の数が半減する。回復奇跡の有用性が増した一方で、半減ではさすがに「少な過ぎる」という意見も出る事に。なお、エスト瓶の所持数が最大の15の場合、端数は切り捨てられ7本となる。見落としのような仕様でありこの点にも不評がある。 要するにオーソドックスなRPGでもよく見られる「回復リソースの管理」に重きが置かれている、というだけのことでしかないのだが、これがマルチプレイとの相性が良くないことが不満の根底にある。ソロプレイにおいては、篝火が多いためエストの補充が容易で、灰瓶との振り分けが必要な術士以外では特に問題視されていない。 毒の仕様変更 今作の毒は『I』に近い仕様に戻っており、2~3分と比較的長い間スリップダメージを与えるタイプとなった。 「『II』の毒が強すぎた」という声があったため一定の評価がなされてはいるものの、攻撃面での効率は大きく落ちてしまっている。 また毒を解除する苔玉は99個持てる上にプレイヤーの毒耐性は大抵高めなため、対人戦で毒を狙う意義は奇跡「惜別の涙」対策か治療や回復を急かして油断させる目的くらい。 毒効果を持つ武器の毒性値は運によって上昇するという特徴があるのだが、このように毒が大幅に弱体化したために特化する価値が非常に薄くなってしまい、後述の運の存在価値が低い問題にも繋がっている。 毒全般が全く使えないというわけではなく、例外的に「語り部の杖」の戦技「毒の胞子」は、強力な毒効果があり対象のHPに応じてダメージが上昇するため、莫大な体力を誇る高周回のボス相手なら猛毒を優に上回るダメージを出せるのでこちらは実用的なものになっている。 アイテム使用速度の高速化 アイテムの使用速度全般も、武器モーションの高速化に合わせて非常に早く設定されている。もともと過去作においては「回復アイテムの使用速度が遅い」という声が多く、基本的な攻略プレイにおいては特に問題視されていない。 しかし、対人戦においては使用速度が早くなったために妨害がほぼ不可能な程の速度となっている。モーション中は被カウンター判定などもなく、自由に方向転換できるのでグルグル回るなどしてバックスタブを拒否することも容易。安易な回復を咎める手段がなく、お互いに回復をしあう泥沼化した戦闘が起こりやすくなってしまっている。 「あと一撃で仕留められる」という状況でも、距離をとってエストを使用すれば間に合うことが多いので、残り僅かのHPを削るためだけの"投げナイフ"や"トゲ装備"の使用は対人戦において必須となりつつある。 耐久度のシステムがほとんど機能していない 『II』に比べて武器・防具の耐久度が大幅に引き上げられ、『I』と同程度の消耗度合いとなった。それでいて篝火の使用で耐久度が回復するシステムは続投されている。加えて、前作までのユニーク武器に多く見られた耐久度を消費して行う特殊攻撃などは、多くがFPを消費する戦技に割り当てられるようになった他、耐久度を減らす攻撃をしてくるような敵やギミックもほとんど登場しなくなった。これらの要素が合わさった結果、攻略中に武器が損耗・壊れるといった事態がほとんど起こらなくなった。耐久度が数百単位ある防具に至っては普通にプレイしていて壊れるどころか1割も減らないことが大半であり、ほぼ形骸化したシステムとなってしまっている。 前作は武器が摩耗しやすく、耐久度を回復する「修理の光粉」が必需品となっており、これらは前述した一種の「リソースの管理」の調整の一環として捉える意見もあれば、「壊れる確率が高く不便」といった不満も存在したため、こうした変更は賛否が分かれるところである。 やや余談だが、今作で耐久度の重要性が大幅に高まった時期はほんの一瞬ながら存在していた。詳細は「現在では修正されたが、かつて猛威を振るっていた要素」を参照。 問題点 ゲームデザイン 周回プレイ 前作では一部の消耗品などはストーリーの進行などに伴って勝手に販売ラインナップが追加されるなどしていたが、今作では貴重品「遺灰」を商人NPCに渡す事で販売ラインナップが追加される。鍛冶屋に渡すことで装備の変質強化の種類を増やす「種火」も同じ仕様。 これらは『Bloodborne』の「狩人証」と異なり周回でリセットされてしまう。消耗品を確保したければ周回ごとに遺灰を、特殊な鍛冶をしたければ種火を回収する必要がある。 また『I』『II』に存在した黒体の敵(通称 赤モブ)や周回による敵配置の変化もない為、周回攻略の新鮮味も薄い。 一応、周回をすると性能の強化された指輪や、取得量の多いソウルアイテムが配置されたりはする。しかし、前者はビルドによっては不要なものや強化されても大して性能が変わらないものが多く、実用的なものもDLCで更に強化された指輪が入手できてしまう。後者も周回プレイとなればソウルの獲得量自体も大きく増えるので、やはり恩恵は薄い。 ほぼ一本道のステージ構成 シリーズ旧作では攻略するステージの順番に自由度があったが、本作ではほぼ一本道になった。 中盤で「罪の都」と「アノール・ロンド」のどちらを先に攻略するかを選択できるほかは、基本的にルート固定。 序盤で「冷たい谷の踊り子」を倒して終盤エリアのロスリック城に進むことはできるが、さらにその先へと進むには、ストーリーを進めて鍵を手に入れる必要がある。鍵はあるNPCの遺体から拾えるが、ストーリーを進めないと遺体に鍵が配置されない。 迷いにくいという利点もあるが、育成ビルドに合わせた欲しい装備を先に手に入れてから攻略するといったプレイが出来なくなっている。 装備の強化について 武器を変質(派生)させるために必要な「貴石」がそれなりにレアで、武器の総数に対して入手量が釣り合っていない。 1周あたりで確定入手できるのは、「重厚」と「熟練」が4~5個、それ以外は2~3個。それ以上は敵からのドロップ狙いで、運頼みになる。 前述の通り装備の変質には種火が必要だが、入手時期が遅い種火があることで、一部のビルドに支障が出る。 混沌・雷変質に必要な「巨人の種火」、闇・亡者派生に必要な「罪の種火」の2つは、そろそろ終盤という時期まで入手できない。混沌・闇は呪術師、雷は信仰、亡者は運ビルド向けの変質だが、種火の入手時期が遅いため、それまでは粗製や炎等、繋ぎとして能力値に依存しない変質で凌ぐことになる。呪術師ビルドはともかく、信仰ビルドは攻撃用奇跡が少ないため、種火を入手できる終盤まで本領を発揮できない。 ステージ構成がほぼ一本道となったため、シリーズ旧作のように「使いたい強化に合わせて対応する種火のあるエリアから攻略する」ということもできなくなった。 シリーズ旧作とは異なり、武器の最大強化に使う「契石の原盤」をドロップする雑魚が存在せず、1周の最大入手数(DLC2つ含めて15個)以上に入手したければ周回を重ねる必要がある。武器は280種もあるため、貴石と同じく入手量のバランスが悪い。 かつてはアップデートで愛用品の性能変化が起こり、自分のビルドに合わなくなることがある(あった)ということも考えると、限定品ということもあっておいそれと使いづらいと感じる状況も見られた。 なお、裏技的な手法になるが、オンラインプレイによるアイテムの受け渡しやデータのパックアップとロールバック機能の活用で原盤を消費せず強化できるほか、原盤を増殖するバグが見つかっているので、これらの利用に抵抗がないのなら多くの武器を強化することが可能。 総じて、膨大な数の武器を様々な変質で試し、存分に強化しようと思うと、多大な手間が掛かる作りになっている。 戦技の作り込み不足 鳴り物入りで実装された戦技ではあるが、使い回しなどが多くその実作り込みの粗い部分も少なくない。 例えば直剣の戦技には主に「構え」が設定されており、直剣15種中10種も設定されている。戦技自体は優秀だが…。 またクロスボウはDLC品以外全て「タックル」となっており、しかも役に立たない(*7)。 使い回しの最たる例としては「闇朧」、「暗月の矢」が挙げられる。どちらも「貫通突き」や「強射」といった汎用的な戦技を名前と性能だけ変えて当てたものであり、いわゆる手抜きとして評されることが多い。 『I』から復刻したインパクト満点の武器『スモウの大槌』も、戦技は他の大槌と同性能の『我慢』と凡庸な物。 この点は「あの処刑者スモウのような迫力のある突撃をしたかった」と落胆するプレイヤーも多い。 バランス カメラワーク もともとソウルシリーズはカメラワークに優れた作品ではないが、今作は過去作に比べて戦闘スピードが上がったぶんカメラワークの悪さがプレイングのミスに繋がりやすく不評が多い。 ボスを中心に巨大な敵が多く、そうした敵にロックオン状態で接近すると見上げるアングルになるが、その際カメラは地面に埋没しないように動く。この結果、プレイヤーの背中や敵の体で画面が覆われ、何をされているか視認できない状況が発生しやすい。ロックオン部位が激しく動いてカメラが振り回されたり、ロックオンが強制解除されて防御をミスするといった事態もよく見られる。 カメラ暴れに翻弄されない距離の維持や立ち回りが攻略の鍵であるボスもおり、開発者もカメラワークの問題を知りつつ逆用しているフシがある。 地面や障害物を避けてプレイヤーキャラに寄るカメラの動作は3Dゲームでは有り触れたものなのだが、ただでさえ難度の高い本シリーズでは悪目立ちしてしまい、古くからヘイトを集め続けた結果、現在では悪魔の眷属と見なされ「カメラのデーモン」や「壁(柱)のデーモン」の名で呼ばれるに至っている。 蛇足だが、本シリーズの流れを汲む忍者アクション『SEKIRO』でもこの問題は健在で、そちらでは「忍法クソカメラの術」などと呼ばれている。 役に立たない武器・魔法 もはやシリーズ伝統ではあるが、使い道に困る程弱い武器・魔法、いわゆる「産廃」が少なからず存在する。 例えば奇跡「死者の活性(*8)」は前作では使い所が難しい反面、フルヒットで即死を狙えるほどの火力を持つロマン技であったのだが、今作ではヒット数・基礎威力が大幅に弱体化した上、FP消費も上位魔法に比肩するほど高いため、ネタでもほとんど使われない悲しい性能となってしまっている。そして追い打ちとばかりに闇霊は使用できない。 呪術「混沌の嵐」は発動までのモーションが長い為に妨害されやすく、その割に発動しても大した火力は出ない。さらにFPの消費もやたら高いのでネタ以外で使われる事はまずない。 同じく呪術「酸の噴射」も後述のアップデートでめちゃくちゃになり、結果的に再び産廃へ転落した。 また、DLC装備の一部は本編の装備のほぼ上位互換なため、それらに特徴を潰されてしまった例もある。 代表例としては「ミルウッドの大弓」は他の大弓を両方、「霊樹の盾」は「古竜画の大盾」を喰ってしまっている。 「効果自体は悪くないのだが、活きるシチュエーションが少なすぎる」という理由で使い道がない魔法も存在する。 魔術「照らす光」はその名の通り光で周囲を照らす魔法だが、前述の通り今作は松明の扱い勝手が大幅に向上した上に暗い場所が少ないのでわざわざこれを使う理由が乏しい。 魔術「修復」はアイテムの「修理の光粉」と異なり、完全に破損した装備でもその場で治せるという一見優秀なものなのだが、こちらも前述した通り、そもそも今作において装備は非常に損耗しにくく、まして破損するまで酷使する事態は皆無である。結局修理の光粉で間に合ってしまうため、こちらの採用価値がほとんど無くなってしまっている。 運の存在価値が低い 敏捷を排して代わりに実装された「運」だが、戦闘に直接関わってくる要素が少なく敏捷以上に振る価値が小さい。 最大の特徴はアイテム発見率の上昇だが、これは装備品で補完可能。むしろ装備品による上昇率が高すぎるため、発見率を目的として貴重なステータスを運に振る必要性は薄い(*9)。 毒・出血の効果が増加するが伸びが悪く、(*10)また呪いへの耐性も上昇するがこちらも気休め程度で明確に効果を実感できるレベルではない上、対戦においては無意味である(*11)。 一応のフォロー要素として武器に運補正を与える変質強化「亡者」派生と、最初から運補正を持つユニーク武器「アンリの直剣」が存在している。ただし前者は運によるボーナスがあまり高くなく、運40前後で補正は伸び悩んでしまう。火力を伸ばすには運に加えて筋力・技量が必要となるが、それでも重厚・鋭利派生に負けやすく実用性が低い。 毒の効果は増加したところで発症までの攻撃回数を数回減らせるだけでダメージそのものに変化はない。攻撃効率への影響が小さく、実施的に死にアドバンテージとなっている。 これまで問題となることのなかった素性選びにも影響が生じている。 素性「騎士」は初心者におすすめの素性となっているが、加えて初期運が他の素性よりも圧倒的に低いので「限られたレベルで近接系ビルドを完成するなら騎士が最適解」という状態になってしまっている。 もう一つ運が低い素性に「呪術師」があり、こちらは理力・信仰など魔法系のステータスが高く魔法メインのビルドに向く。そのため「近接ビルドなら騎士、魔法ビルドなら呪術師」という二強状態となっており、他の素性は一点特化型のビルドでもない限りわざわざ選ぶ必要がない。 弓が弱い 射撃武器には弓、大弓、クロスボウがあるが、クロスボウのみ威力がステータスの影響を受けない。威力自体も、ざっくり言って「弓が対応ステータスをしっかり振った上で出せる水準」にあり、弓に手軽さで大差を付けている。片手で使える、弓を使いづらい術師キャラもFP節約に使いやすい、複数のボルト(矢弾)に明確な役割があるなどの長所もあり、全体に優遇されている。 大弓は連射性で大きく劣るものの単発の威力が高く、矢によっては吹っ飛ばし効果もあるので落下死を狙うこともできる。対人戦では落下死狙いが戦術の一つになっている。 対して弓は、総じて能力による補正が弱めで、半端なステ振りではなかなかクロスボウの威力を抜けず、極振りでもさほどの大差にはならない。さらに両手を占有するといった短所もあり、影の薄いカテゴリとなっている。 「力ある者だけだが(*12)、必殺の威力を手にするのだ」という大層なフレーバーテキストの割に筋力補正が最大Dで、筋力99でも「必殺の威力」には程遠い…という弓もあったりする。 戦技も全体的に扱いづらいものが目立つ。 ショートボウなどに設定されている「連続射撃」は文字通り矢継ぎ早に射撃を行うというものだが、威力が半分以下に激減する上に射程も落ち、当たっても怯み効果が皆無なため実用性が低い。FPを消費せず、両手を占有することもない投げナイフに扱いやすさで大差をつけられている。 「無印」からの弓「ファリスの黒弓」には、同時に3本の矢を水平に放つ「ファリスの三射」が設定されているが、こちらも単発火力が低く当たってもほとんど怯まない。3本同時に当てようにも拡散範囲が広すぎて多段ヒットはほぼ望めず、仮にヒットさせても近接武器で殴れば間に合う程度の距離と威力なため全く使用意義の見出せない戦技となっている。 一応、完全な劣化クロスボウ・劣化大弓というわけではなく、安全圏から狙撃できるファリスの弓の長射程、中距離で有利を取れるショートボウの取り回しの良さ、弓全般の軽量さなど、弓独自の強みは一応ある。 使い道が皆無というわけではないのだが、シリーズ旧作より全体に下方調整されており、少し触れば分かる威力の伸びにくさ、クロスボウとの比較が低評価の芯になっている。 オンラインではこうした低評価に加え、後述する弓バグの風評被害もあって弓に対する印象が悪く、対戦・協力の両面で使用者がほとんど見られない状況となっている。 協力NPCの虚弱化 『DARK SOULS』シリーズでは定番のシステムであるがオフラインでもNPCの霊体を召喚でき、前作までは超火力か非常にタフ、またはその両方を兼ね備えた「黒鉄のタルカス」「聖騎士リロイ」「灰の騎士ヴォイド」「道化のトーマス」等が登場し、その頼もしさから多くのユーザーに大きなインパクトを与えた。 今作の協力NPCは総じて火力が低く、別段タフでもない。エスト瓶での回復はするものの、数回飲めば切れてジリ貧になり最後まで生き残れないというケースが多い。AIも賢いとは言えず、敵の目前で回復奇跡を唱えたり、復活演出中のボスを無意味に攻撃して大爆発を食らったりする。 ボスの動きの掴めない初見で“いないよりマシ”という状態で、ゲームを一周して慣れた後はお荷物になりやすい。 勿論、複数ボス戦では数の不利を覆すために呼ぶ価値があるし、単調な攻撃の単体ボスなら複数人でターゲットを散らし合えば非常に殴りやすくなる。火力とタフさを兼ね備えた史上最強の青ニートと名高い「脱走者ホークウッド」、硬い囮が欲しいボスに的確にサインを出してくれる重装騎士「カリムのイーゴン」、攻撃頻度が高くダメージを多く与え敵のヘイトもモリモリ稼いでくれる「ロンドールの白い影」等の強力なキャラもいる。それでも、過去作に比べてインパクトが弱くなった印象は否めないだろう。 「協力時の異常な低火力とアホAIで人気のキャラが、亡者化すると強敵になる」など、謎の変貌を遂げる場合もある。 これを受けてか、DLCエリアで呼べるNPC白霊は総じて強力。中でもあるNPCはボスのHPを増やさず、残り火状態も不要で召喚できる為、お世話になったユーザーも多いはず。 NPCそのものは召喚された瞬間にジェスチャーをしてジェスチャーを教えてくれたり、召喚自体がイベントのフラグになっていたり逆にこちらが召喚されたりと中々に個性的である。 オンライン・対人要素 対人戦を前面に押し出したアップデート 多くの武器やスペル類が対戦におけるバランス取りの名目で下方修正されているが、それらは攻略プレイヤーには何の関係もない事である。こうした「対戦プレイヤーの要望をあまりに拾いすぎて、攻略プレイヤーが被害を受ける」事態に苦言を呈される事も多い。特にガーゴイルの灯火槍や竜狩りの槍等がアップデートで弱体化された事については、攻略プレイヤーからかなりの不満意見が出た。中には「このゲームは対戦ゲーである前にステージ攻略型アクションRPGである事を忘れていないか」という厳しい声すら出た。 また、これらの弱体化は対人バランスを乱さず、程よく使える程度の弱体化ならまだ良いのだが、時として産廃と呼ばれてしまうほどオーバーな弱体化が施され、対戦・攻略双方のプレイヤーから不評を買うケースもしばしばあった。 + その他批判を受けたアップデート 「アストラの直剣」 粗製派生の攻撃力が高く、序盤の初心者救済武器やアンバサ向け武器として活躍していた直剣。しかし対戦で猛威を振るっていたわけでもないのに、ほぼ唯一の長所・特徴であった粗製派生時の高威力がアップデートで剥奪。攻略プレイヤーからは怒号が飛び交った。ただし、後のアップデートでスタミナ消費量の減少、血・毒・運派生の運補正上昇が施され、なんとか状態異常武器としての使い道を得た。 「地鳴りの岩石槌」 DLC1で登場した武器。戦技に「ヘッドショット判定、相手のカット率を無視する」という特殊効果が付いており、数少ない重装や強靭の高い相手への対策としても活躍していた。このカット率無視が「教会の槍」のカット率補正までも無視していたためバグ修正の名目で修正された。しかし蓋を開けてみれば相手のカット率を無視する効果は削除、加えて何故かヘッドショット判定まで削除。攻略でも対人でも使い道のない産廃武器にされ批判が殺到した。 「強い魔法の盾」 魔術の一つで、盾を対象にエンチャントを行う魔法。 これ一つでほとんどの盾が大盾クラスの性能に強化でき、攻略でも有用な魔法一つだった。対人戦でも幅を利かせていたため詠唱速度が大幅に延長されるという調整が一度施され、猛威を振るう性能でもなくなったにもかかわらず、アップデートでさらなる弱体化調整がされてしまう。こちらも攻略プレイヤーから批判の的となった。 余談だが、この魔法は初代『DARK SOULS』から登場しており、初期では使用すると何故か自分が強化されて無敵になるというバグがあった。後でアップデートでそのバグは修正されたものの何故か効果時間が25秒→15秒にされるという謎の弱体化までされた(25秒のままでも短いが)。『初代』から何も学んでいない。 対人バランス関連 対人バランスに関しても、スタブ無効指輪の効果を軽減に変更するなど、前作の不評要素の改善が図られた他、度重なるアップデートによる修正も行われていたが、お世辞にも良好な対人バランスとは言い難い。 下述する仕様もあって1vs1の戦いにおける武器バランスは短剣や曲剣といった軽量武器ばかりが上位を占めており、特大剣などの大型武器が日の目を見ることはほとんどない。結局、過去作と大して変わらないバランスとなってしまっている。 強靭が弱すぎる 今作も強靭システムは続投されているのだが、前作よりも大幅に弱体化し、上述した通り武器種のスーパーアーマー(以下スパアマ)と被ダメージ後のローリング性能にのみ依存する形となった。つまり、どんなに重装でもスパアマのつかない状況であれば、短剣の片手R1ですら怯んでしまう。 大剣などのスパアマが付く武器種の攻撃であっても、短剣や曲剣などはスパアマが発生する前に攻撃を入れられるほど早いので、ほとんどの大型武器はそれらに対して手も足も出ない。 強靭を得るためのコストも非常に重い。スパアマが発生する武器種は、多くが大剣や大斧などといった10近い重量を持ついわゆる重量級の武器種である。これらの強靭を活かそうとすると、ここから更に重い防具の装備を要求されることになるため、装備重量の圧迫が著しい。そして、ただでさえこれらの武器は要求能力値が高いといったコストもあるため、強靭に頼らないビルドに比べると要求されるキャラクターレベルが嵩みやすい。 短剣が強すぎる 非常に発生が早く、多くの武器の攻撃が届く前に攻撃を入れることができ、その上で戦技「クイックステップ(*13)」で容易にヒットアンドアウェイ戦法をとることができる。 強靭削りは貧弱だが、上述した今作の強靭の仕様上、デメリットがデメリットになっていない。 また、強靭削りが貧弱と言ってもあくまで1発あたりの削り値の話で、攻撃スピードの速さを考慮すると削り効率は直剣や斧を優に上回っている。 両手R1モーションのリーチが非常に長い。踏み込みが非常に大きく、大剣相手でも容易に差し替えせてしまう。直剣などの軽量武器の弱攻撃連打をしても容易に両手R1で差し返せるため、ほぼ全ての武器に対して有利が取れてしまう。 それらの代償として短剣自体はイマイチ火力が足りず、チェインもないためにほとんど暴れることはなかったのだが、アップデートで威力が上昇して以降はこの弱点が解決された。さらに後述するDLCではチェインと盾貫通までついた短剣も登場し、隙のない武器種となっている。 我慢が強すぎる 戦技の一つで、メイスやセスタスなどに設定されている戦技。一時的に常時強靭を得てカット率を高める効果がある。この戦技を使って単に反撃を狙うだけなら特に問題はないのだが… 発動後に武器を切り替えても効果が持続するため、直剣や短剣にも擬似的に強靭を付与できてしまう。その上FP消費が少なく隙も小さいため容易に連発が可能。 この結果「わざわざ大型武器を担いで強靭を利用するより、我慢を使って軽量武器に強靭を付与しながら戦った方が強い」ということになり、対人戦における歪みの一因になっている。 「ウォークライ」や「気合」等他のバフ系戦技と比較しても、それらは発動すると武器にエンチャが出来なくなり武器を切り替えるとバフ効果が解除されてしまう。一方我慢は上記の通りであるため、余計に優遇されている感が強い。 セスタスは全ての素性で要求値を満たしているため、ビルド・レベルを問わず誰でも使用できる上、重量も非常に軽いため装備負荷も低い。全体的にデメリット/メリットのバランスが見合っていない。 修正されずに残ってしまったバグ 本作は繰り返しアップデートによって多くのバグが修正されたものの、修正されずに残ってしまったバグも少なくない。 特に問題となっているのが「弓バグ」 左手に弓を装備するだけで起こせるバグであり、これを応用することで「エンチャントできない武器にエンチャント」「必要能力値を無視して魔法を使用」といった行動ができてしまう。下述の「浄火バグ」もこのバグの応用で再び可能となっており、現状ブロックなどによるマッチング拒否以上の対策ができない状況となっている。この「浄火バグ」は一度食らってしまった場合、どれだけHPがあっても即死確定という凶悪極まりないものとなっており、現状の対人環境は「バグを使わない良心」の上でないと成り立たない。 その他にも「大弓を連射して即死確定のダメージ」「エスト瓶を無限に回復」等、バランス崩壊級のバグが弓バグの応用で多く見つかっている。その結果「弓を持っているだけでバグ使用者を疑われる」といった風評被害が生まれる事態になってしまい、オンラインでの弓の愛用者が激減する状況に。 オンラインプレイが長期化するとマッチングに失敗するバグがあり、こちらも長丁場となりやすいDLCエリアのオンラインプレイ攻略の弊害となっている。 上述するようにただでさえエスト瓶の使用モーションが早いにもかかわらず、この隙をさらに減らせるバグが存在する。さらにこれの応用で特定の武器で無限チェインを起こすことができてしまう。 不完全な初心者狩り対策 レベル帯と武器強化度の二重マッチングによって、初心者狩りの防止措置が取られてはいるが、それでもまだ完璧とは言えない。 たとえ低レベル&武器未強化であっても、攻略を進めてエスト瓶の数を増やしたり、他プレイヤーから強力な指輪などを譲渡してもらえば、初心者を優位に狩ることができてしまう。 特に問題となっているのが拳武器の一つの「ダークハンド」。この武器は強化が不可能な代わりに最初から他の武器の強化度+5~+6相当の攻撃力があり、他の低強化・未強化武器を突き放す攻撃力を持つ。HPや属性耐性が伸びきらない低レベル帯で用いられれば、ほんの数発でプレイヤーを沈められてしまう。結局初心者との火力差が深刻なままであり、これでは武器強化マッチングを入れた意味がない。 また、上述した弓バグによって40~50近くステータスを振らなければ使えない上位魔法を10前後のレベル帯で使用できれば、どうなるかは言うまでもないだろう。 今作は特に侵入側が不利になりやすい仕様ではあるが、マップや対人のコツを把握した上で装備も充実している侵入側に対し、初心者が対処するのはやはり厳しいものがある。 このマッチング仕様は、レベル帯・武器強化度ともにぶれがちな1周目のマッチング頻度を下げやすく、発売から数年経っていれば尚更である。 合言葉マッチングには火力や耐久力を下方調整するレベルシンク機能があるため、それを野良マッチングにも上手く導入すれば、また違う評価になっていただろう。 + その他対人関連のバランスについて 受け能力の高い盾を構えて下がられるだけでほぼ対処手段がない。 ショーテルなど盾を貫通する効果を持つ武器は存在するが貫通率はあまり高くなく、回復の制限された戦いでもなければ有効な対策とは言いがたい。 特定の武器の戦技であれば相手の盾を崩せるが、モーションが独特なので見てから避けられやすい。 即死ゲー 武器のチェインは2チェインまで基本だが例外として3チェイン以上するものもある。そうしたチェインの多くは一気にHPを7割近く(*14)削る大ダメージ、或はそれに類する火力となる。さらに致命攻撃力を高める指輪が復活したため、大型武器でパリィから致命の一撃でこちらでも即死を狙えるようになった。これにより「パリィを取りやすい攻撃を振るのを待ち、振ったらパリィで即死狙い」という戦法が増えた。そうした即死級火力の増加により「ワンパン即死ゲー」という風潮が生まれてしまった。 現在ではアップデートにより致命攻撃力を高める指輪が大型武器に対する倍率が低下されたり、多くの即死級チェインを途中で抜けられるようにするといった調整が施されているが、それでも後述の属性ダガーなど未だ修正されていないものも存在する。 属性による致命攻撃が強過ぎる 今作では属性攻撃が見直され、属性毎にカット率・防御力・表示攻撃力の低さに応じてダメージが減算されるようになり、属性持つ武器や属性変質武器の多くはエンチャント不可となったので通常の攻撃では属性が猛威を振るうといったことが無くなった。しかし、致命の一撃にはカット率と表示攻撃力による減算がほとんど掛からず、表示攻撃力ほぼそのままのダメージが発生する。 このため、高い致命倍率を持っているダガー等を「結晶」「混沌」「雷」等に派生し補正に対応するステータスを振って致命すれば、大型武器をゆうに超える致命ダメージを出せる。 補正のない「炎」「深み」派生のダガーでも並の大型武器に届き、それどころか技量を60まで極振りした「鋭利」派生のダガーさえも上回る。 相変わらず死に仕様の魔法パリィ 前作の敵の魔法を弾けるスペルパリィは続投。前作に比べて判定・持続共に大幅に強化されている。 しかしながら術者に跳ね返せるわけでもなく、ものによっては跳ね返せず喰らう点・跳ね返しても味方に当たったらダメージな点は相変わらずなので結局ほとんど機能していない。 わざわざ使うくらいなら素直にローリングで避けた方が良いというのが現状。 + 現在では修正されたが、かつて猛威を振るっていた要素。 「煙の特大剣」 特大剣の一つであり、重量25.5・要求筋力50と装備条件は厳しいが装備さえ出来れば物理属性だけで攻撃力700オーバーと圧倒的な攻撃力を誇る。更にエンチャントも可能。 これで2チェインするだけでほとんどのプレイヤーを即死にできた。 アップデートによって調整されたが、攻撃力が100以上も低下してしまい他の特大剣に見劣るようになってしまった。 「ダークソード」 直剣の一つであり、重量5.0とやや重いが攻撃力が500前後と大剣並みの火力を誇り、エンチャントも可能。 リーチも優秀な点も相俟って対人戦では「煙の特大剣で即死or瀕死にして削りきれなかった分はこれで詰める」という動きがセオリーとなっていた。勿論これ一本でも十分過ぎる程戦える。 現在ではリーチと火力が見直され直剣の中では並みの性能となった。 「カーサスの曲刀」 曲剣の一つであり、重量5.5と重いが曲剣の中ではトップクラスのリーチと火力があり、エンチャントも可能。さらに出血効果もある。 曲剣の両手R1モーションが見てからの回避が困難なレベルで早く、出血で盾受けにも強く出られたために対人から攻略まで広く用いられた。 現在ではリーチと火力が見直されたのだが、逆に弱くしすぎて誰も使わない性能になってしまった。 「愚者戦技」 装備しているとFPをゆっくり回復する「愚者」派生とともに「戦技」を連発する戦法。戦技はFPが1さえあれば使用できたため、愚者派生の武器と併用して強力な戦技を何度でも発動可能。 現在では戦技の発動時に一定量のFPが無い場合は発動しないよう修正された。 「浄火バグ」 呪術の一つである「浄火」によるバグ。特定の条件で使用することで威力が倍以上に上昇するという凶悪なものであり、どんなに生命力が高くても喰らえばほぼ即死であった。 アップデートにより正常な挙動となったが、何故か「浄火」自体の威力も下げられてしまった。 「幻肢の指輪」 アクセサリの一つで一定距離以上離れたプレイヤーから見えなくなる効果を持つ。この透明化距離がロックオン有効範囲より短く、見えない場所から強力な魔法で不意打ち(幻肢○○)という戦法が流行った。 現在はアップデートにより消失距離が調整された。 「酸の噴射」 呪術の一つ。初期レギュレーションで誰も使わないような性能だった為レギュレーション1.20にて強化された。しかし何を間違えたのか効果量が10倍に強化され耐久度の低い触媒や刀を一瞬で全損させる性能となってしまった。 流石にやり過ぎと判断され、僅か3日で修正された。しかし今度は効果量が20/1に低下という初期よりも弱体化した事態となってしまった。 余談だが、このレギュレーション以外で武器や防具の耐久度が考慮されることは特に耐久度の低い一部の刀程度であり、元々耐久度自体が死にステータスに近かった。そのため、これ以降「そもそも耐久度のシステム自体いらなかったのでは?」という意見も生まれた。 「奇跡バグ」「速射バグ」 特定の手順でアイテムや魔法を強制的に且つ無限に使用できるバグ。とにかく悪用のレパートリーが多く、これが使用可能だった頃のオンライン環境は荒れに荒れた。 アイテムによる回復が出来ないはずの闘技場でHPを全回復、闘技場でのエスト瓶使用数を勝手に大きく増やす、闘技場で切断ペナルティを負わずに強制終了、本来エンチャントの出来ない武器にエンチャント、挙げ句の果てにはボス戦に闇霊が乱入という前代未聞のとんでもないバグまで生まれた。 アップデートで修正はされたのだが修正の度に別の手法によって同じバグが発見され、またその度に修正といういたちごっこが半年以上も続く事態となった。 + その他の細かな問題点 モーション関連 今作は武器の両手持ち姿勢が『I』と同じ姿勢に戻っている(通称バット持ち)。槌や斧なら対して気にならないのだが、刺剣や刀までこのような持ち方をするので違和感を覚える。 刀のモーションがやや扱いにくい。特殊モーションの武器を除くと、片手弱が斬り降ろし、片手強が突き、両手弱が斬り降ろし、両手強が斬り降ろしとなっており、咄嗟に出せる横振りモーションが異様に少なく、回り込むような動きをとる敵や複数の相手などに対処しづらい。本来突く以外の攻撃を主力としないデザインである刺剣や槍であれば、横振り攻撃が乏しいことに違和感はないが、そのようなこともない刀でこのような調整がされているのは不自然といえる。 装備のバリエーション 今作にも銀騎士は登場するが、防具と盾はドロップするのになぜか武器だけリストラされている。 黒騎士は全装備が続投しているので完コスできるのだが…。 特に『II』からの続投装備は全体的に中途半端なものが多く、剣と盾でセットだった装備が盾だけor剣だけリストラというものが多い。 『II』では1種類の装備でも複数のバリエーションがあったが、今作ではそれがなく、装備の総数自体もIIと比べると少ない。 代表例としてはザコ敵の「ロスリック騎士」だが、高壁・城内・親衛隊・DLC個体でそれぞれデザインが異なるという細かい拘りがあるにもかかわらず、プレイヤー用は高壁のボロボロverのみしか手に入らないなど、カッコいい敵キャラに限って完コスができないことがあるのは少し残念。 特殊な効果を持つ装備も『II』には多く存在したが、今作では一部の頭装備にあるのみである。 両刃剣のリストラ 『II』で初登場し、非常にスタイリッシュなモーションで評価の高かった「両刃剣」は、今作ではカテゴリごとリストラされてしまっている。突撃槍は『I』でパイクしか存在しなかった長槍と統合する形で続投しているが、両刃剣の存在は影も形もない。 DLCでの復活を望む声も根強かったが、結局それに近いモーションの武器すら追加されずじまいとなった。 レベル上げを強要するサブイベント 一部のNPCイベントを進めるためには、イベントの都合上、絶対にレベルを+5上げなければならない。またこのNPCイベントは、トロフィーの取得条件及び一部のエンディングルートの条件にもなっている。 キャラの強さをある程度までに留めておきたい場合や、レベルの上げすぎによってマッチングしにくくなってしまうことを嫌うプレイヤーは、キャラ完成後の周回プレイで該当イベントを進められない。また、レベルがカンストした場合の救済措置も用意されておらず、結果的にゲームの自由度を損ねている。 そもそもレベル下げ手段(*15)の要望はシリーズを通して少なくないのだが、今作では特に「このイベントによるレベル増加分だけでも任意でリセットできるようにして欲しい」といった救済措置を望む声は多い。 とあるイベント武器が廃棄/売却できない。 NPC「カタリナのジークバルト」イベントのラストでは、とあるイベント武器を入手して共にボスに挑む展開になるが、この武器は廃棄/売却不可にもかかわらず入手本数の制限がなく、1周につき2本まで入手できる。うっかり複数拾うと減らせない。 必ず2本拾わされる訳ではなく、1本あればスルーして構わない(*16)。ただし、イベント前半でジークバルトに彼の防具であるカタリナアーマー一式を調達して渡す必要があり、渡したカタリナをイベント完遂後に回収すると、漏れなくこの武器が付いてくる。 「自分用のカタリナを常時確保した上でイベント武器を増やさない」という条件を満たそうとすると、周回と多少の工夫が必要になる。 闇属性のレパートリーが少ない 前作で豊富に存在した闇術は撤廃され、魔術・呪術・奇跡にそれぞれ振り分けられたが、その中で多くの闇術もリストラされてしまった。 内訳としては魔術に4種、呪術に3種、奇跡に実質5種(*17)の合計12種であり、闇術単体で15種(*18)もあった前作と比べると少ない。 また、一部の触媒には闇属性の魔法を使用すると威力が高まる効果を持つものが存在する。その中でも闇の奇跡に対応した触媒はそれに加えて高い補正を持つが、肝心の闇の奇跡が「素の威力が低くてボーナスの恩恵がイマイチ」か「何故か威力ボーナスが乗らない」の2タイプしかなく威力ボーナスも高い補正も実質機能していない事態となっている。 闇属性を最初から持つ武器に至ってはたった一つしかない。しかも強化不可なので序盤・低レベル帯以外ではほぼ使い物にならない。 武器に闇属性を与える変質強化「深み」・「闇」派生も存在するが、「炎」・「混沌」派生と効果が被り気味でありアイデンティティに欠ける。 現在ではDLCにて変質なしで闇属性を持つ武器が追加され、この問題はある程度緩和された。ただし闇の奇跡の追加はなく、闇術奇跡触媒の実用性は未だ低い。 一部機能していない誓約 誓約「ロザリアの指」は、過去作における「ダークレイス」や「血の同胞」に該当するいわゆる侵入プレイのための誓約であり、誓約装備中に侵入することでロザリアの指の表記が付く。しかし特徴といえばそれぐらいしかなく、ホスト撃破報酬のアイテムは誓約を付けずとも入手できるのでシステム面で誓約として機能していない。 NPCの殺害でしか手に入らない装備 前作『II』では全てのNPC関連の武器・防具はイベントや誓約報酬などで入手でき、殺害でしか入手できない物は敵対イベントがある者からのみであった。--今作も概ねそのようになっているのだが、とある聖鈴が唯一NPCの殺害でしか入手できない。そのNPCは特に敵対することもなく、囚われの身でありながら自分に協力してくれる上、誓約にも関わってくる存在であるため、単に殺害は気がひけるだけでなく明確にデメリットもある。 しかもそのドロップ品の聖鈴は信仰特化ビルドで火力を求めるなら最適解となる強力な装備。「火力を妥協するか、何の罪も無いNPCを殺すか」というジレンマが多くのプレイヤーを悩ませた。 DLC 本編に加わる新たな冒険譚。「王殺し」の物語である本編のストーリーとは直接の関係が薄い為、別の話として楽しめる。 2部作となっており、どちらか一方のみをプレイしても問題ないが、1弾と2弾で話が一続きとなっている。また両方プレイすることでちょっとした追加イベントもある。 名前だけの登場であったキャラクターや敵も登場し、よりストーリーが掘り下げられている。 特定のルールの下で戦う闘技場「不死の闘技」が新たに追加。 個性的な新武器・新魔法も多く登場。しかしあまりに強すぎて対人バランスを大きく崩してしまった武器も。 その逆に余りに弱過ぎる武器や魔法も幾つか存在している。 幾つかの変質強化用の強化素材アイテムは本編の敵からではドロップ率が非常に渋いが、DLCの敵はドロップ率が高く設定されており、マラソンの効率が良い。 また、貴重な強化素材である「楔石の原盤」がたくさん手に入るのでお得。 DLC1 ASHES OF ARIANDEL 特徴・評価点 冷たい雪の吹き荒ぶ世界、「アリアンデル絵画世界」が舞台。 過去作のとある場所を彷彿とさせる地点があり、「絵画世界」のつながりが窺える。 本編に登場する「亡者の国ロンドール」に関する若干の掘り下げもあり。 広い雪原だけでなく、廃れた寒村や足場の悪い山道など「雪」という一つのテーマの中で様々なシチュエーションが用意された広大なマップとなっている。 ボスのうち1体は、そこに至るまでの経路が複数あり、ルート選択の自由度が高い。 問題点 値段がこれ単体で1,200円と『I』のDLCと同じ価格であるにもかかわらず、マップ・ボスの数や新武器・新防具の数がそれに比べると少なく、ボリューム不足がしばしば指摘される。 その一方でエリア自体は長いので、スタート地点からマルチプレイを始めたりするとボス討伐までが非常に長い道のりとなる。このため「気軽なオンラインプレイができない」といった問題もある。 DLC1のラスボスは第三形態まで存在し、プレイヤーに衝撃を与えるが人によっては長すぎてテンポが悪く感じる。途中で死亡した場合、その都度に第一形態からやり直さなければならない。 霊体が入ると自力で脱出できない箇所があり、特定のギミックを作動させると他のプレイヤーと完全に分断されてしまうところも。 弱すぎる追加魔法 魔術「冷たい武器」は武器に凍結効果を付与するのだが、元々凍結効果を持っている武器より付与値が低く、最初からその凍結効果を持つ武器を振っていた方が明らかに消費が少ない。現状凍結目当てでこちらを使う意味がほぼ皆無である。 奇跡「白教の輪」はブーメランのように光の輪を飛ばすのだが、肝心の威力があまりに低すぎる。高い信仰とブースト装備を用いても雷属性の下級奇跡の「雷の槍」にすら劣る。 DLC2 THE RINGED CITY 特徴・評価点 最果ての地「吹き溜まり」と伝承にある小人の街「輪の都」が舞台。 吹き溜まりはあらゆる時代・場所が流れ、溜まった場所という設定になっており、本編エリアだけでなくシリーズの様々なエリアの成れの果てが登場する。 1弾で指摘された難易度・ボリューム不足の反省か、エリア・ボスの増加だけでなく難易度も大幅に増加。特に「輪の都」は好評で篝火周辺がサインが埋め尽くされた。 人型でないボスや、プレイヤーがボスになる新誓約「教会の槍」の実装など、ボス戦のマンネリからの脱却も図られている。 デーモン、ドラゴン、正統派の人型という、ソウルシリーズの基本を押さえた集大成的なボス構成。 DLC2のラスボスも実質的に第三形態まであるが、第一・第二形態で大きく区切っており、体力バーもひとつなので途中でテンポが悪くならないように調整されている。 Bloodborneの時計塔のマリアに次いで「BGMが3段階に変化する」ボスであり、特に最終形態のBGMは国内外ともに評価が高い。 賛否両論点 難易度が本編やDLC1に比べて大きく高まっており、緊張感のあるオンラインプレイを楽しめるようになった一方で、これまでの難易度が丁度良いと感じていたプレイヤーからは難し過ぎたり理不尽な印象を持たれることとなった。 問題点 前半エリアの『吹き溜まり』は落下していく構造のステージなため、一度落ちたら戻ってこられない場所が多い。オンラインプレイでは場合によっては詰む可能性がある。 このエリアに出現するある敵は、見えない体などが効かず本体を倒すまで無限湧きな上、一度発見されると凶悪な密度のレーザー射撃を行なってくる。これだけなら「如何に攻撃をかいくぐるか」という駆け引きになるのだが、闇霊による妨害などが考慮されておらず、道を塞がれたり、安全地帯を神の怒り等で追い出されるとなにもできず敵の攻撃で死亡することになってしまう。 あまりに理不尽であった為、アップデートで弱体化が施されたのだが今度は攻撃頻度が半分未満に落ち、見えない体も有効になるというこれまたオーバーな調整が施され、一転して闇霊の侵入がほとんどないエリアになってしまった。 新誓約「教会の槍」はボスとしてプレイヤーの前に立ちはだかることができる誓約なのだが…。 なぜかその誓約装備をつけていなくても、輪の都でサインを書いたら教会の槍として召喚されることがある。 例えば教会の槍の撃破のために協力サインを書いたら、その教会の槍として自分がボスになってしまうことがある。 一方で狙って自分が「教会の槍」になろうとすると途端に難しくなる。 一回のマルチプレイにつき一人しか呼ばれない仕様上、他の誓約霊よりも呼ばれる頻度が低いはずなのに、マッチングの仕様だけは同じなため中々呼ばれにくい。更に上述の仕様の被害を受けるプレイヤーに一定数プレイヤーが吸われてしまうために「呼ばれたくないプレイヤーが呼ばれ、呼んでほしいプレイヤーが呼ばれない」という事態になってしまっている。 上述したようにDLCの協力NPCはかなり頼りになるように設定されているのだが、例外的に一人だけ扱いにくすぎる協力NPCが存在する。 遠距離攻撃で頻繁にボスのターゲットを取ってくれるのだが、このボスの後ろ側や遠距離にいると、突進や暴れ攻撃などボスが痛い・避けにくい・隙が少ないの三拍子揃った技を連発するため、却って危険度が上がりやすい。特筆して火力があるわけでも打たれ強いわけでもなく、囮としてすらも扱いづらいため、呼ぶだけ縛りプレイの領域と呼ばれるほど。 あまりに強力な武器・魔法が多く登場し、それまで比較的良いとされていた対人バランスが大きく崩れてしまった。 + DLC2で登場し対人戦で猛威を振るった要素 「湿った手鎌」 短剣の一つであり、闇属性を持つ武器でありながら何故かエンチャントが可能。さらに盾貫通効果がある。 この基礎性能だけでも十分に盾対策として機能するが、戦技が「クイックステップ」のため、大型武器のほとんどに対して一方的に攻撃でき、さらにチェインもある。 このため、突き詰めると1対1の状況で苦手が存在しない武器となってしまっている。 最大の対策が自分も手鎌を持ち出すか、数の暴力で押しつぶすしかないと言われる始末。 「ゲールの大剣」 大剣の一つであり、一回攻撃を当てれば戦技を絡めたチェインで相手のHPを8割近く削ることが可能。 元々大剣自体が対人バランスにおいてそれなりの強めの武器であり、扱いやすいモーションに高い火力が備わった事態となっている。 現在はアップデートにより威力が低下した。 「輪の騎士の双大剣」 創作でも珍しい特大剣の双刀武器。独特のモーションは必見。 この独特なモーションはローリングによる回避行動を徹底して狩る動きとなっており、正しい避け方を覚えないと回避行動の終わりに攻撃を食らう。そこから更に2チェインするので高確率で即死する。 双刀モーションは全てパリィ不可。ガードしようにも特大剣二つ分の攻撃を受ける故かスタミナ削りがやたら大きく、受け能力の高い大盾でもなければまずガードを崩される。 1対1の状況であるならば一部の戦技によって対処できるが、複数戦となるとそれらによる対処も難しい。 こうした性能から複数戦のバランスの悪さの象徴として引き合いに出されることも珍しくない。 アップデートによりある程度の調整は施されたが1対1での対戦を考えた調整であり、依然複数戦のバランスを崩している武器であることは変わらない。 「教会の槍」がボスから見ればホスト側3人対ボス1人という多勢に無勢の状況になりやすい。案外そういった1対多を想定して作られた武器なのかもしれない。 「デーモンの爪痕」 攻撃属性が炎属性のみの曲剣。呪術の触媒としても機能する。 元々隙の少ない軽量タイプの曲剣が呪術を備えたマルチな性能となっており、1対1での対戦で猛威を振るう。 その上で呪術を利用して複数線をこなすことも十分に可能。 「ハーラルドの大曲剣」 大曲剣の一つであり、「闇」・「深み」派生を施すと何故か戦技の威力が上昇する。 特定の盾と組み合わせ、相手の攻撃を盾で受けてから戦技に繋げると相手のHPを8割近く削ることが(ry。 ただ、こちらは装備に必要な筋・技のステータスがそこそこ高く、さらに重量もある。そこからさらに闇・深みの派生も活かすとなると理信にも相当割り振る必要性があり、半端なステ振りではどっちつかずの中途半端な性能になる。 「レドの大槌」 大槌の一つであり、一回攻撃を当てれば戦技を絡めたチェインで相手のHPを8割近く削る(ry。 ただし、非常に重い上に筋力要求が60と圧倒的に高いため運用には相応のコストがある。 現在はアップデートによりチェインが抜けられるように調整された。 「半葉の大刀」 斧槍の一つであり、一回攻撃を当てれば戦技を絡めたチェインで相手のHPを8割(ry。 「ゲールの大剣」と異なりエンチャントが可能なのでそれらで火力を伸ばせば即死級の火力にもなる。 「狂王の磔」 斧槍の一つであり、闇属性を持つユニーク武器でありながら何故かエンチャントが可能である。 闇属性による魔法エンチャントを施せば異様な火力を叩き出し、戦技を絡めたチェインで(ry。しかも、この戦技による強靭性能が異様に強く設定されている。 現在ではアップデートにより異様に強い強靭性能は低下した。 「竜首の盾」 小盾の一つであり、戦技「竜のブレス」で炎攻撃が可能。 この戦技は早い発生・広い範囲・長い判定の3拍子揃った性能となっており、他の武器などと組み合わせると非常に回避が困難。 また、炎属性の範囲攻撃技としてもあまりに扱いやすいため、呪術の「薙ぎ払う炎」や「大発火」なども喰ってしまっている。 「雷の矢」 奇跡の一つであり、触媒から雷の弓を作って矢を放つ。 弾速が非常に早い上に好きなタイミングで放つことができるため、見てからの回避が困難。戦技「断固たる祈り」で強靭を付与することでほぼ確実に当てることが可能だった。 現在は自分に対する追尾性能とスタミナ消費が下方修正されている。 「放つ回復」 奇跡の一つであり、その名の通り「放つフォース」と同じモーションで回復を行う。 このモーションは隙が非常に少なく、戦技「断固たる祈り」で強靭を付与することもできるため、エスト瓶以上に妨害が困難な回復手段として機能していた。 現在は自分に対する回復量が下方修正されている。 これらを含むDLC2で実装された武器は本編の武器に比べて、高い基礎性能が設定されたものが多く、「課金武器」と揶揄される事も。 総評 事前に銘打たれたシリーズ完結作に相応しく、多くのシリーズファンに応える作品に仕上がっている。 『Bloodborne』も含めたシリーズのいいとこ取りや、未経験者への救済措置と取れる要素も多い。 続編であるという点を除けば、シリーズ中で最も人に勧めやすいタイトルといえる。 作品を通して長く語られ続けた「人」と「闇」の物語も、DLCを経てひとまずは完結したと言えるだろう。 一方で、シリーズの要素を色濃く受け継いだ結果、作品そのものの新鮮味は薄れる形となってしまった。 前作の批判点から反省したのはいいが、評価の高かった仕様まで撤廃されていたり、『I』『II』と続投されていた装備が今作でリストラされたりと、シリーズファンにとっては中途半端な部分もある。 前作が『DARK SOULS』らしくないと言った評価がなされることがあったが、今作はまた別な理由で『DARK SOULS』らしくない作品になってしまったという声もある。 とはいえ元々万人受けを狙ったシリーズではなく、シリーズ新作ごとに賛否両論が吹き荒れるのはもはや風物詩。 ソウルシリーズの利点は「絶妙な歯ごたえの難易度と、それを乗り越えた時の達成感」「ソロプレイだけでも十分なボリューム」に加え、「協力プレイ、侵入プレイといった多彩なシチュエーションによる対人戦」を楽しめること、それでいて「アクションRPGとして成り立っている」ことに尽きる。 しかし、それら全てを絶妙なバランスで成り立たせることはほぼ不可能に近く、10回以上のアップデートを経てなお不満が絶えないのが現状であり、限界であるともいえる。 それでいて尚このゲームが多くのファンを惹き付けてやまないのは、単なるシリーズのネームバリューではなく、このゲームに不満以上の魅力があることに他ならない。 人を選ぶという点では相変わらずだが、シリーズ特有の高難度と達成感も健在でありゲーム自体の水準は非常に高い。 大きく強化されたオンライン要素もあり、馴染むことが出来ればプレイヤーにとって多くの楽しさを提供する名作にもなるだろう。 その後の展開 2019年6月に『SOULS』シリーズの流れを汲んだアクションRPG『ELDEN RING』が発表された。『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者であるファンタジー小説家のジョージ・R・R・マーティン氏とコラボしたダークファンタジー作品で、物語のベースとなる神話は氏によって書き下ろされている。 システム面ではステージがオープンフィールドとなり、世界と物語のスケール感や探索の深さと自由度が大きく増しており、ボリュームも過去最大級となっている。 発表以来情報が途絶えていたが、2021年6月に対応機種がPS5/XSX/PS4/One/Winであることが発表され、一度は延期があったものの2022年2月25日に発売された。
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/538.html
『EE=XVIIII=M.M.=n』 本名:白薔薇百合恵 M. M.=n 1分間にn拍打つテンポで もえ。もえ。=にゃん ttp //d.hatena.ne.jp/BC_NO7/20070227/p5 だらだらすやすや 2007-02-27 白薔薇百合恵 (だらすやver) BC(プロフィ) BCのプロフィです。 白薔薇百合恵 『そう! 愛! 頂点を極めし私などだけでなく! ヴァース全域に広がる愛! 私白薔薇百合恵は応援します! 貴方と貴女の恋愛を!純愛を!泥沼の愛を! 私白薔薇百合恵は応援します! 貴方と貴方の激しい愛を! 貴女と貴女の禁断の愛を! そして私は見つけ出すのです! この空の下、史上最高にして至上最高にして私情最高の私だけの愛を!』 −更新履歴− 19 48 2007/02/28 更新開始 05 22 2007/03/02 一時完成 ×基本設定× 名前:白薔薇 百合恵 シロバラ ユリエ 種族:魔人−無属性 性別:♀ 年齢:17歳 身長:160cm 外見:栗色の髪に赤いリボン。 :派手やかな黄色ドレスに身を包む少女。 :宝積寺れんげちゃん。 職業:白薔薇家現当主にして天才アドバイザー 拠点:ポウフェナ地方 人生:−人生年表− 00歳:薔薇家に生まれる。 00歳:薔薇百合恵と名づけられる。 00歳:既に魔人能力に目覚める。 00歳:分割思考のイメージトレーニング教法を受ける。 03歳:魔人能力を制御できるようになる。 03歳:分割思考の授業と特訓を受ける。 05歳:才能開花。魔人能力と三千の分割思考を組み合わせる。 06歳:次期当主候補の筆頭になる。 06歳:九千の分割思考を達成。 07歳:魔人能力を外の世界で初使用。 12歳:白薔薇百合恵の名を貰う。 17歳:現在。 ×独自設定× −分割思考− 思考する部屋を複数に分割、または複数持つ技術。 同時に違うことを考えたり、同じ命題解決のために違う部屋同士が相互に補佐しあうことで相乗効果を発揮したりする思考技術。 だが百合恵は隣の部屋同士のコネクションが不得意で、後者の技術は習得していない。 学者や錬金術師を志す者が訓練する技術で、分割思考が出来ると出来ないでは天地の差があると評価する錬金術師も一部ではいるようだ。 生まれつき持っているものでは無く、努力によって手に入れるのが一般的。 生まれついての魔人能力ゆえの素質と、幼きころからの英才教育で白薔薇百合恵が得た分割思考。 その思考数、およそ九千。 九千種類もの違う命題を同時に考え、実行することが出来る。 自称『九千の脳を持つ天才少女白薔薇百合恵』 歴史ある『薔薇家』でも九千の思考数に辿り着いた当主は一人も居なかった。 −魔人− 外見は人間とほとんど(あるいは全く)変わらないが、人には無い特殊な能力を持つ者達のこと。 各々の魔人が持つ特殊能力は千差万別。 属性を自在に操るもの、何かを生み出したり、消したりするもの、変化させたりするもの等々。 白薔薇百合恵は『属性』に該当しない『無属性』の魔人能力者。 −無属性能力− 能力名『インフィニティ・ラヴ・オブ・ヴァース・エナジー・アンリミテッド』 頭文字を取ると『I LOVE U』 「妄想 イメージ したキャラクターをこの世に具現化する」能力。 『初対面の人には怪しまれないように紳士を装うが、その本性は低俗な下種で、趣味はロリ系お父さんプレイ。 職業:人攫い―としてセントラ地方をチマチマ行動している。 口癖は「娘」と「クソ餓鬼」。 所持アイテムは普段着と6連装リボルバー拳銃。 身長190cmを超える大男。』 ―をイメージすれば具現化できる。 ちなみにこの大男は百合恵のセントラル喫茶初登場時のキャラクターイメージである。 具現化された人物は『しもべ』と呼ばれる −しもべ− 『しもべ』は以下の特性とルールを持つ。 『しもべ』は魔人である。 『しもべ』は共通の無属性魔人能力を持つ。 『しもべ』の魔人能力詳細は別枠にて。 『しもべ』一体につき、一つの分割思考部屋を使用して動く。 『しもべ』の性格や口調、五感や能力行使に至るまで全ての動作は術師が直接脳波で操る。 ゆえに分割思考を習得していない者は『ILOVEU』を使いこなせない。 『しもべ』は一体一体が一人の人生として動く。 『しもべ』は自分が白薔薇百合恵の一部であることすら気づかない。 同じ白薔薇百合恵の脳でありながら、分割思考の一部屋は別人の用に考え、行動する。 また、『しもべ』はイメージされた『しもべ』の設定に忠実に動く。 よって『しもべ』はアクトの召喚などとは違う。 ゆえに『しもべ』が白薔薇百合恵の命令に逆らうこともある。 白薔薇百合恵は『しもべ』にテレパシーを送ることが出来る。 『しもべ』が最初に具現化される場所は白薔薇百合恵か別の『しもべ』が肉眼で確認できる場所に限られる。 『しもべ』が絶命すると、死体は消滅する。 『しもべ』は氣が使用できない。 『しもべ』は魔法や魔術が使用できない。 『しもべ』は魔武が使用できない。 『しもべ』は機械を使用できる。 『しもべ』は洗脳されない。(本体は白薔薇百合恵なため) 『しもべ』は他種族とのハーフの血を持たない。 『しもべ』と『しもべ』から生まれた子供は『しもべ』である。 『しもべ』と一般人の間で子供は生まれない。 『しもべ』が加護の力を受けているかは不明。 −しもべの魔人能力− 能力名:『恋するしもべはせつなくて百合恵様を想うとすぐ―――しちゃうの』 『百合恵様によってイメージされた所持アイテムを具現化する』能力。 白薔薇百合恵は『ILOVEU』使用時に『しもべ』の所持アイテムを決定できる。 所持アイテムの数に上限は無く、一人の『しもべ』に対していくらでもアイテムを設定できる。 所持アイテムには服装も含まれ、『しもべ』の身につけている服は基本的にはアイテムである。 所持アイテムには武器も含まれ、戦闘では非常に重宝する。 『しもべ』のアイテムは全て、『しもべ』がそのアイテムの所有権を失うと消滅する。 『しもべ』Aのアイテムを『しもべ』Bに譲ることもできない。 譲るのでは無く、貸すことなら出来る。 その場合、『しもべ』Bに貸すことも、一般人に貸すことも可能。 いわゆる又貸しも可能。 しかし借りた側の不正な処理により『しもべ』Aが所有権を失った場合にはアイテムは消滅する。 『しもべ』が絶命すると、『しもべ』のアイテムは全て消滅する。 この際、『しもべ』Aが『しもべ』Bに貸していたアイテムの所有権は『しもべ』Bに移る。 ただし、『しもべ』Aが一般人に貸していたアイテムは消滅する。 例外として白薔薇百合恵は全てのアイテムの所有権を持つ。 所持アイテムの具現化は無音無動作で可能。 所持アイテムを消す事も無音無動作で可能。 ただし、具現化する事も消す事も所有権を持つ『しもべ』にしか出来ない。 白薔薇百合恵さえも出来ない。 所持アイテムの種類と数は『ILOVEU』で決まっている。 所持アイテムが『スーツ、サングラス、リボルバー、短剣×6』だった場合には同時にリボルバーを二つ具現化することは出来ない。 ただ、具現化したリボルバーが破損した場合には、一度リボルバーを消して再び具現化すれば直る。 『しもべ』は所持アイテム以外にヴァースに存在する機器や機械を一般人と同じように使用することが出来る。 ただし、『魔武』と『対魔金属』は使用できない。 白薔薇家には大量の機械や乗り物、道具がある。 『しもべ』達は白薔薇家からそれらを調達してくる事もあるだろう。 −しもべ例− 下に記すのは『ILOVEU』で具現化できる『しもべ』のイメージ例。 『しもべ』の両親などは設定だけの存在で、実在しない。 ルーヴァルト 白薔薇家直系の護衛部隊『ゆりえさ・ま・もル〜ン』 の一等騎士。 身長180cm。 銀髪長髪美形。 古くから白薔薇家に使える護衛一族の末裔で、素質実力能力いずれもトップクラス。 亡き父の教えを受け継ぎ、白薔薇百合恵様の護衛に全力を尽くす。 同じ一等騎士のルーフランナに淡い恋心を抱いているが、職務を第一とする家訓との板ばさみに悩まされている。 誇り高き彼の願いはルーフランナに届くのか? 所持アイテムは 『鎧一式、ロングソード、手鏡、お守り』 『ポロシャツ普段着セット一式、白薔薇百合恵とルーフランナのツーショット写真立て。』 ルーフランナ 白薔薇家直系の護衛部隊『ゆりえさ・ま・もル〜ン』 の一等騎士。 身長165cm。 青髪ボーイッシュヘアー。 白薔薇家に最近入ってきた一流剣闘士。 ポウフェナ生まれのフォーデン育ちで、護衛人になるために腕を磨いていた。 剣術だけでなく武術も使えるエキスパート。 白薔薇百合恵様に恋してしまっている百合っ娘。 同僚ルーヴァルトの想いなど全く気づかない。 所持アイテムは 『軽装鎧一式、ショートソード×2、百合恵様写真入ペンダント』 『へそ出し都会系ファッション一式、写真付きケータイ』 −アイテム例− アイテムにはこんなものも含まれる。 「開閉式の喫茶の天井」 「上昇するステージ」 「壊れやすい壁」 白薔薇百合恵の登場退場演出はそれらのアイテムを持つ黒子をイメージすれば全て可能になる。 −薔薇家− 財力。 金と経済。 一般人の社会状況があまり重視されないBCだが、そんなBC世界ヴァースでも熾烈な金をめぐった争い、経済淘汰は起こっている。 中でも『四天王』だとか『四帝』と呼ばれる 中央大陸の富と財と名声を持つ強大な 4大勢力 そんなカの一つ『白薔薇家』(薔薇家)。 基本的には血の直系に当主の座を譲る形を採用している。 しかし優秀な人材が見つかれば必ずしもそれには当てはまらない。 (いとこ、はとこでもOK)(男女は問わない) だだし、どんなに優秀でも部外者は採用しない。 生まれから白薔薇家で育っている人間以外は信頼できないという初代当主の意向からである。 生まれた子は全て「薔薇」という苗字で育つ。 当主が確定したときに「白薔薇」の名を譲り受けるらしい。 上手く書けないので誰か一緒に書いてくれる人or書いてくれる人募集です。 ヴァース経済とか富豪に興味のある方挙手よろ。 −白薔薇百合恵の財力− 中央大陸にさまざまな会社を持っており、それら全ての経営補佐。 社長やその部下。 さまざまな位の人に的確なアドバイスを出す仕事らしい。 社長達、社員達は白薔薇百合恵にメールで用件を送り、アドバイスをメール返信してもらっているとの噂だが、真偽は不明。 アドバイスを貰った人はそのメールを他人に見せることを原則禁止されており、ハッカーに機密情報を拾われた形跡も無い(たいしたこと無い挨拶などのメールならハッキングされたことがあると噂も)。 社長達、社員達がどれほど百合恵に貢いでいるのかも定かではない。 それほどの地位に就きながらも当の白薔薇百合恵が喫茶に訪れる暇人な理由も不明。 白薔薇百合恵の魔人能力に関係するとの説が有力だが、白薔薇百合恵は魔人であることを世間に公表していない。 しかし、白薔薇百合恵の財力と九千の分割思考はあまりにも有名。 (一部の企業トップや財閥は白薔薇百合恵の能力を知っているらしい。) −その真相− アドバイスを貰う社員や部下は全て『しもべ』である。 アドバイスはメールではなくテレパシー送信。 挨拶メールのハッキング説も白薔薇百合恵の自作自演である。 表向きに白薔薇家に貢ぐ会社や団体が多数存在するが、表向きは白薔薇家と対立しているようで白薔薇百合恵の『しもべ』である社長もいる。 −経済的錬金術− 白薔薇家は広大な土地を中央大陸の各地に持ち、その土地と分割思考の技術を生かして代を重ねるごとに少しづつ成長してきた。 ―が5年前、白薔薇百合恵が当主になった時から白薔薇家は急速に拡大し始める。 その経済的錬金術の正体をここに記す。 白薔薇百合恵が5歳の時には既に魔人能力と分割思考を習得していた。 7歳から自分の『しもべ』達を密かに社会に紛れ込ませる。 5年間の歳月をかけて『しもべ』達をじわじわ成長させる。 12歳、白薔薇百合恵が当主になった日からアドバイサー業を開始。 『しもべ』達だけにアドバイスを送る。 17歳、5年たった現在。 ヴァースでも有数の富豪となる。 『しもべ』を成長させ、会社を大きくするシステムはいたって簡単。 『しもべ』同士の情報交換と、『しもべ』同士の売り買い。 『しもべ』単体が持つ情報を白薔薇百合恵を通して交換。 一般人よりも多角度的に情報が得れるため昇格は容易い。 必要とあらばヤラレ役の『しもべ』まで用意して印象を上げる。 一人でも昇格してしまえば、後は昇格した『しもべ』が部下の『しもべ』を高くする身内主義。 営業担当の『しもべ』は別企業の『しもべ』に向かって製品を売りに行く。 そして独立し会社を建てる『しもべ』も存在し、そのスポンサーも『しもべ』がやりくり。 etc... 社員も敵も上司も取引先も消費者も全て白薔薇百合恵の完全なる自作自演によって膨れ上がる。 成長が見込めない『しもべ』やヤラレ役の『しもべ』は役割を終えると同時にデータ消去し、新たな『しもべ』を作る。 これを10年繰り返し今に至る。 魔人能力『ILOVEU』が織り成す無限の錬金術。 −白薔薇百合恵の人生− 薔薇家に生まれる。 当時の当主「白薔薇」の直系、三姉妹の三女。 長女「万合恵(まりえ)」も次女「千恵(ちえ)」共にとても優秀で、遅れて生まれてきた三女「白薔薇百合恵」に当主の座は譲られるはずもなかった。 しかし幼くして三千の分割思考を突破。同時に魔人能力と組み合わせる。 魔人能力を両親と姉妹にだけ明かした百合恵は数年後、当主の座を約束される。 6歳までひたすら分割思考と経済学の勉強。 つまづく事無く、白薔薇百合恵は楽しんで学んでいた。 自分が歴史上最高の人間だと思っていたし、そのことに満足していた。 7歳から魔人能力を外界で使用し始める。 白薔薇百合恵の考え出した無限の錬金術は滞りなく機能し、無事12歳には当主の座を得る。 当主になってからは九千の分割思考と、百合恵自身をサポートする『しもべ』の活躍によって自分本体の体は暇な時間を得る。 そこで外界で学んだ娯楽に手を出す。 ダンスや歌など薔薇家で習った娯楽は幼少期にあったが、どれも持ち前の才能で人並みにこなす。 外界で学んだ娯楽は主にインドア系。 ダンス、カラオケ、ボードゲーム、TVゲーム。 全てを楽しみ、全てをクリアしてきた。 白薔薇百合恵は生まれたときから恵まれていた。 手に入れようと思ったものは全て手に入ったし、そもそも最初からほぼ全てを持っていた。 分割思考を手に入れるまでは少しばかり努力したが、それも他の人よりも遥かに短い時間で、圧倒的思考数を手に入れる。 他は全て環境と才能で超えてきた。 全て楽しみ、後悔を生まれてから一度もしたことがない。 しかしある日、特別でもなんでもない一般人が持っていて、白薔薇百合恵が経験したことの無いモノに気づく。 それは『恋愛』 かくして白薔薇百合恵の旅が始まる。 「政略結婚も見合い結婚もまっぴらですわ!」 目指すは『理想の王子様』! ×性格設定× −属性− 萌え属性、にぎやか系、女王様属性。 −目標− 1.史上最高にして至上最高にして私情最高の白薔薇家当主になる。 2.史上最高にして至上最高にして私情最高の私だけの愛を見つけ出す。 3.史上最高にして至上最高にして私情最高のカップリングを作り出す。 −性格− 人間台風。 通称「あの黄色い奴」 史上最高の才能と地位と脳を持つ白薔薇百合恵。 更に九千以上の人生を既に経験した彼女の性格は理解の領域を超える。 でも見た目は馬鹿そうだ。 −口癖− 「私(常にわたくしと読むのですわ)」 「九千の脳を持つ天才少女白薔薇百合恵」 「〜〜ですわ!」 「―まぁ♪」 「―っは!」 「ズバリ、〜〜ですわ!」 「貴方こそ、私が、外界で捜し求めた!」 「オーホホホホホ!」 −口調− 王女様口調。 ビジネス時には少しテンションダウン。 同じような単語を3回並べて言うのが好き。 「〜〜(説明)〜〜、〜名詞〜!」も好き。 −台詞− 「私の僅かな声を聞き届ける繊細なお耳! 一文字だけでも届ければ届く、私の心! 武器を見ても怖気ず潰さず説得する、貴方の心! 貴方こそ、私が、外界で捜し求めた! 『お・う・じ・さ・ま』っですわ!」 「割れる窓、放たれる銃撃、淫らな恋愛関係…そう、この喫茶の名は『Endless Battle』! この白薔薇百合恵、か弱き少女では命の危険があると! そうおっしゃいますのね!」 「―まぁ♪ そばに居てやりたいのにそばに居れない、危険な戦場が常に背後にある貴方! 突き放す、忘れ去る、思い出し、涙する! そんな貴方の至上の愛! 貴方こそ、私が、外界で捜し求めた! 理想の『おうじさま』ですわぁ〜♪」 「あなたクヌギ王子様のどこが好きなの?ねぇ!ねぇ! あなた王子様の何を知っているのよ!どう考えても私のほうが王子様を知っていると思うのですわ!私白薔薇百合恵はクヌギが好きなの!大好きなの!世界で一番好きなの!否宇宙一ですわ!理想の王子様なのですわ!ねぇ!ねぇ!どう考えても私の方だと思わない!!?」 「ハッキリ、するのですわ!」 「理想の王子様なるもの! 私の手作りを食べてもらわねば駄目なのですわ!」 「私のことは白薔薇百合恵嬢ではなく! 白薔薇百合恵様とお呼びなさい! でも、ただし、しかし! 可愛く『ゆりえちゃん♪』なら可ですわ!」 「そう! 愛! 頂点を極めし私などだけでなく! ヴァース全域に広がる愛! 私白薔薇百合恵は応援します! 貴方と貴女の恋愛を!純愛を!泥沼の愛を! 私白薔薇百合恵は応援します! 貴方と貴方の激しい愛を! 貴女と貴女の禁断の愛を! そして私は見つけ出すのです! この空の下、史上最高にして至上最高にして私情最高の私だけの愛を!」 −恋愛− 彼女の恋愛感は複雑すぎるので省略。 基本、王道が好き。 −喫茶− 喫茶を訪れる理由は人生の目標の2と3のため。 −好色− 黄色。赤。白。 −好物− 愛。 愛にかかわるもの全て。 才能。名声。大掛かりな演出。 フルーツ。 −嫌物− 無し。 ×技能設定× −基本技− 『分割思考』 九千の分割思考を行う。 『インフィニティ・ラヴ・オブ・ヴァース・エナジー・アンリミテッド』 イメージした『しもべ』を具現化する能力。 『恋するしもべはせつなくて百合恵様を想うとすぐ―――しちゃうの』 百合恵様によってイメージされた所持アイテムを具現化する能力。 『回転の舞』 回転するダンス。別名 回転舞踊り。 百合恵の運動能力を飛躍的に上昇させる。 『バリバリバリバリ』 ヘリを使った演出。 主に入退場時に使う。 −必殺技− 『必殺ラブリーサークルダンシンぐるぐるはぐキッス』 回転舞踊りから派生する技。 対象者に空中横回転しながら抱きつく 『必殺!ラブリータンクドッカンサッドゥンキャノン!』 アイテム「戦車」が無いと使用不能。 主砲が標的を狙い打つ。 −超必技− 『秘密』 全て秘密ですわ! なぜならその方が美しいから! ×戦闘設定× −戦術− 遠距離。 自己強化型。 特定の条件を満たすと召喚される『しもべ』を使って戦闘を行う。 −弱点− 近距離速攻型。 パワーアップ系統を封じられると弱い。 −基本能力− 体力: 筋力: 地上: 空中: −特殊能力− 未設定 −技リスト− 未設定 −補足− 未設定 −能力指標− CL:D/D [1:B/B] SL:E/E [1:B/B] ML:E/E [1:B/B] LL:E/E [1:B/B] 耐久:D 防御:A 筋力:E 知覚:S 速度:C 機敏:C 空中:E 経験:E [1]インフィニティ・ラヴ・オブ・ヴァース・エナジー・アンリミテッド単体 ×裏話設定× −名の由来− 白薔薇百合恵 薔薇と百合が好きな恵まれた子。 白は貴族っぽいからつけました。 白薔薇家 マリ見てとかぶったのは偶然です。 中の人はマリ見て知りません。ごめんなさい。 インフィニティ・ラヴ・オブ・ヴァース・エナジー・アンリミテッド 百合恵様の能力名が壮大じゃあない訳ない! でも長すぎると打つの面倒。 そうだ頭文字をつなげよう! そうして出来た名前。 無限大・ヴァースの愛・動力無制限。 なんとも強そうだ。 インフィニティじゃなくてインフィニトのが良かったり オブ・ヴァースじゃなくてオブ・ザ・ヴァースの気がするけど、 百合恵様がそんなこと気にするわけないから、そのままで。 恋するしもべはせつなくて百合恵様を想うと―――しちゃうの 元ネタはノベルゲームCAGE作品の『恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの』から。 このゲーム、プレイしたことないけどタイトルが強烈だから覚えてた。 「―――」の中身は各々の妄想に任せます。 ルーヴァルトとルーフランナ ttp //www.kajisoku.com/archives/eid622.html の「双子の妹の机の中からすごい内容のノートが出てきた」の登場人物をもじって。 例によって名前だけパクり。設定は別物。 このスレは爆笑しながら読みました。 「なりチャ」してる人は読まない方がいいよ! オレもしてるけど( ´ω`) ゆりえさ・ま・もル〜ン 元ネタは「ギャラクシーエンジェる〜ん」 例によってコレも見たことありません。 『さま』と『まもる』がかけてありますね。だからドーダコーダいうわけではないんですがね 必殺ラブリーサークルダンシンぐるぐるはぐキッス 『ダンシング』と『ぐるぐる』がかけてありますね。だからドーダコーダいうわけではないんですがね。 −SPthanks− 宝積寺れんげ。 ミッピ、凛、アイ。 流氷砂糖。 ...and all BC player character −中の人のぼやき−6 06 2007/03/02 新テンプレ長いよ!(挨拶 黄色い奴こと九千の脳を持つ天才少女『白薔薇百合恵』様でございます。 白薔薇百合恵誕生のルーツ。 モチーフやキャラクターイメージなどを中の人視点で語ります。 起源はヒュウマ以前まで遡ります。 その時YJはさややちゃんの「弱いくせに性格的には負けられない」設定に苦労していた時期。 「戦闘で負けてもOKな設定のキャラ」欲しいなぁ… と考えていました。 そこで思いついたのが「M気質のお嬢様キャラ」 理想の王子様を探していて、そのために片っ端から戦闘を挑む。 負けるたびに「快っかン♪」とMっぷりを発揮し、倒した相手に惚れるという設定。 戦闘で負けてもOKという理由から探してコレになるのはちょっと違う気がしますがコレが最初のアイディア。 しばらくそのアイディアは放置していたんですが、プロフィに「没アイディア−白馬に乗った王子様を探すキャラ」とだけ書いていたら砂糖さんと綴おねえさんに一言コメントを貰ったので、 「んじゃ作ってみっか。」とノリ気になってみた。 そんな時期、目に止まったのは『宝積寺れんげ』様。 派手な登場と演出。何時でも何処でもハイテンション。 あらゆる属性に精通しているスーパー腐女子っぷり。 「こんだけ印象の強いキャラをBC化しないわけにはいかない!」 ―と、れんげちゃんをモチーフに作り始めました。 強力モーターの登場シーンは、戦闘ヘリでよりBCらしく。 本家れんげちゃんを超える圧倒的財力。 本家れんげちゃんよりも『愛』に重点を置いたキャラ設定。 いろいろいじってこの形。 魔人能力の方は… 「襲って助けてもらうのよくね?」 ↓ 「部下に襲わせよう」 ↓ 「めんどくせーから部下キャラにしね?」 ↓ 「ていうか部下具現化する能力にしちゃおうぜ」 の流れ。 この『ILOVEU』能力採用により、黒子ーsやウェイターの演出がよりめちゃくちゃに。 いつの間にか中の人が違う「凡人の群れ」とかを呼び寄せるぐらいの魅力になりました。 部下の具現化だけだと物足りないのでイメージしたキャラ設定を具現化できる事に。 これで一人脳内カップリングを次々具現化できますね。 んー百合恵に関しちゃこんぐらいかな? 基本「勢い」です。 ミッピや、凛ビームや、ストロベンジャーアイみたいな感じでやってけたらなーと思ってます。 「浦巌」とか「SA8883」とか前期のYJキャラ暗すぎたんで。 以上。 ぼやき終了。 百合恵の『しもべ』案とか募集してまーす。 BC_NO7 13年前
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/13102.html
ベルセルク42 ガッツ(狂戦士の甲冑)胸像フィギュア付き特装版 発売日:9月29日 狂戦士の甲冑を身に纏った「ガッツ」の胸像フィギュアをスタジオ我画監修の元、 世界的に人気を博したPUPガッツのMAX FACTORYが立体化! 狂戦士化したガッツから”気”(オド)が滲み出るイメージをもとに渾身の造形で表現!! ”気”(オド)のエフェクトはクリアパーツで再現!! 卓上におけるサイズで、狂戦士のフィギュアが手に入る!!! 2013年2月公開。~黄金時代篇II ドルドレイ攻略の続編。2013年6月19日にBlu-ray・DVDが発売。 http //www.berserkfilm.com/ 監督 窪岡俊之 原作 三浦建太郎 脚本 大河内一楼 キャラクターデザイン 恩田尚之 アニメーションディレクター 岩瀧智 美術監督 新林希文、中村豪希、竹田悠介 美術設定 中村豪希、竹田悠介、末武康光、菱山徹 コンセプトボード 竹田悠介 BSKフォントデザイン 笠原碧 美術ボード 新林希文、木村真二、中村豪希、益城貴昌 色彩設計 成毛久美子 CGI監督 草木孝幸、廣田裕介、斉藤亜規子 アクション監督 新上博巳 編集 重村建吾 録音演出 名倉靖 音響デザイン 笠松広司 音楽 鷺巣詩郎 主題曲 平沢進 世界観監修 岩尾賢一 世界観設定 有田満弘 アニメーション制作 STUDIO4℃ 絵コンテ 窪岡俊之 岩瀧智 堀元宣 金井次朗 三原三千夫 大平晋也 平野浩太郎 秋本賢一郎 佐野雄太 演出 清水保行 金井次朗 菅野利之 初見浩一 窪岡俊之 三原三千夫 塩月小鳥 芦野芳晴 松尾衡 内田信吾 OP絵コンテ・演出 廣田裕介 総作画監督 恩田尚之 作画監督 岩瀧智 桑原幹根 細越裕治 大杉尚広 伊本龍守 松田勝巳 清水保行 江口寿志 石川晋吾 金井次朗 村田峻治 高橋信也 安彦英二 ■関連タイトル ベルセルク黄金時代篇 Blu-ray BOX ベルセルク42 ガッツ 狂戦士の甲冑 胸像フィギュア付き特装版 ベルセルク 41 キャンバスアート ドラマCD付き特装版 Blu-ray ベルセルク 黄金時代篇III 降臨 本編DISC2枚+CD1枚 Ash Crow 平沢進 ベルセルク サウンドトラック集 figma 映画「ベルセルク」 キャスカ ART OF WAR ドラゴンころし ソフトソード RAH ガッツ 鷹の団 Ver. figma 映画「ベルセルク」 ガッツ 鷹の団ver. 映画「ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略」オリジナル・サウンドトラック 映画パンフレット ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略 豪華版 映画パンフレット ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略 ガッツ ドルドレイ攻略戦 1/10スケール 映画ベルセルク ART BOOK キャラクター編 映画ベルセルク ART BOOK 美術編 ベルセルク 37 figmaガッツ狂戦士の甲冑ver.付き限定版 平沢進/Aria figma 映画「ベルセルク」 グリフィス ベルセルク iPhone4/4S対応ケース 烙印 フィギュア・ホビー:ベルセルク 原作コミック 三浦健太郎/ベルセルク 1巻 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」