約 1,319,082 件
https://w.atwiki.jp/diavo/pages/18.html
レクイエムの大迷宮クリア後、ホテルの出口からにバーへ行けるようになり、 バーの中に居る ロッコバロッコ所長に話しかけると入れるようになるダンジョン。 最初はバーに人がいないが、一度出て他のダンジョンに入ってから戻ってくると住人が出現し(自殺するor再起動でも)、ロッコバロッコ所長に話しかけることができるようになる。 装備DISC、記憶DISC、ヤバイものが未識別、遠距離スタンドが出現しない、持ち込み不可。 なおマジシャンズ・レッドなどの遠距離能力を持つ装備DISCは普通に出現する。 シビルウォーのDISCは出現しない。 敵配置はディアボロの試練よりもシビアで、強敵の出現が早い。 また、射撃敵が出現しない(オーラ付きと特殊MHは例外)。 19Fにある階段を下りる際に、1Fからやり直すかどうかを選択できる(通称 周回)。 やり直す場合は、所持している装備DISCのうち3つが無作為に選ばれる。 (装備、非装備を問わず選ばれる、ヤバイものの中身を除く) ステータスとレベル、識別が初期化され、選ばれた3つの装備DISC、ネアポリスのピッツァを持った状態で1Fに戻る。 これを応用して、装備DISCの修正値を稼ぐこともできる。(周回) 20Fに必ず感電エンポリオがいる。 オーラの付いている敵について 全階層でレベル5・オーラ付きの敵が稀に出現し、倒すと必ず装備DISCを落とす。 各階層ごとに登場するオーラ敵は決まっている。全ての敵がオーラを纏うわけではない。 2013年1月あたりのverから、オーラ付の敵を倒す(爆殺・白蛇の発動も含む)と必ず☆装備DISCを落とすようになった。 ただし、その場合の☆装備DISCは修正値が+1か+2限定。 また、一度でも19Fから1Fに戻ると、以降その冒険中は通常の装備DISCを落とすようになる。 ※要検証 変わった状況として、一部のキャラクターをレベルアップさせるとオーラを纏うようになる。 具体的には、エボニー・デビルを発動し、出てきた人形に康一のディスクを投げつけるとオーラを纏う(おそらくLv5以上は必要)。 これが倒されるか倒すと☆付きのディスクをドロップする。 Lv5以上のレベル変化であればペッシのディスクを投げつけてもオーラ化したとの報告も有り。 他に、スケアリー・モンスターズで恐竜化した敵が他のを倒した時や、 シルバーチャリオッツを発動し、出現したチャリオッツがマックイィーンなど経験値の高い敵を倒した時にもオーラ化。 (マックイィーンに限らず、ある程度経験値を稼がせればオーラ化するとの報告もあり) キラークイーンの発動で出現するシアーハートアタックでも同じくオーラ化。 G・エクスペリエンスの発動で出現する花は中立なためか、オーラ化しない。 これら味方に康一のDISCを投げつけてもオーラ化する。 ただしいずれも状況もどの階層でも可能なわけではなく、1Fでスケアリー・モンスターズ発動から 恐竜に康一のDISCを投擲してもオーラ化はしない。ボスのレベルの関係なのか、 数字として見えない味方キャラのレベルの関係なのかは不明。 また、オーラ化した味方シアーハートアタックは自爆させても何もドロップしない。 銭投げや全体攻撃の発動、ドヒュウの文字を踏んで衝突してもダメージは1しか入らないので、 何かしら能動的に倒す方法を見つける必要がある。DIOの罠に巻き込むことで可能かも? 混乱などで普通に敵のレベルが上がった場合は変化なし、オーラ敵をホルマジオのビンに入れ、出した後に康一のディスクを投げつけても変化なし。 50Fの離婚した承太郎を倒したあとにエボニーデビルの人形に康一のDISCを投げつけても変化なしとの報告もあり。 正確な検証ができれば☆付きDISC稼ぎに繋がる可能性がある。 ダンジョン仕様 出現条件 レクイエムの大迷宮クリア 階層 50F 持ち込み × 通常モンスターハウス ○ 特殊モンスターハウス ○ 特殊フロア ○ オエコモバの罠 ○ ラクガキの罠 × 黒い絵の罠 ○ 敵キャラクター分布 1F ヤク中のゴロツキ 小汚い浮浪者 ジョセフ(4部) 2F ドノヴァン 3F タワー・オブ・グレー ブルりん ヌケサク 4F,5F ワンチェン 涙目のルカ 6F ジョセフ(3部) ハイプリエステス ハイウェイスター ラバーソール ラバーズ 7F ジャック・ザ・リパー 8F エボニーデビルの人形 ダイアーさん ドゥービー 9F デス・13 ペイジプラントジョーンズボーンナム 10F ディオ・ブランドー エルメェス ジョリーン ラバーズ 11F デス・13 メローネ 12,13F オインゴ グェス(2013/11/2ver~) 14~15F ゲブ神 ワイアードのベック ジャッジメント 吉良の親父 ジョルノ ミドラー 16~17F ズッケェロ 18~19F シアーハートアタック ブラック・サバス エコーズACT3 グリーン・ディ 20F アナスイ ウェザー ウエストウッド看守 エルメェス ジョリーン ケンゾー スポーツマックス 感電エンポリオ ミューミュー(主) 21F ゲブ神 仗助 億泰 ブラック・サバス シアーハートアタック 22F アレッシー リゾット 牛飼いのチャカ(2013/12/1ver~) ブラフォード 23F ホルマジオ 24F フーゴ ノトーリアスBIG 25F レッドホットチリペッパー セッコ プロシュート兄貴 プッチ神父 若ジョセフ 26F 27F アヴドゥルさん 28~30F サンタナ ヌケサク ワンチェン ジャック・ザ・リパー 吉良吉影 ベイビィフェイス イルーゾォ 31~32F 承太郎(4部) 川尻浩作 ポルナレフ ウエストウッド看守 ピアスを開けたジョリーン 床屋のカーン(2013/12/1ver~) 33~35F ブチ切れた仗助 ブチ切れた億泰 ウェザー(2013/11/2ver~) 36~38F ワムウ カーズ エシディシ リサリサ サンタナ(2013/11/2ver~) 39~40F アヌビスポルナレフ スポーツマックス マックイィーン 41~42F 昇り調子の大柳賢 サーレー 43~45F ヴァニラ・アイス ギアッチョ エンポリオ(酸素) 46~49F 究極カーズ 最高にハイなDIO 成長した吉良 記憶が戻ったウェザー 50F アナスイ エルメェス ピアスを開けたジョリーン エンポリオ 離婚した承太郎(主) 階層別攻略 素振りでの罠探しが重要なテクニックである。 足踏み回復をしたい時には頑張って素振りして罠を探そう。 また、狭い部屋(特に3*3や3*5などの小さい部屋)は積極的に全素振りをして罠を探そう。(歩き回るマスが少ないので広い部屋より効率よく罠を探せる) 試練より罠数が2つ多く、オエコモバやドジュウの罠、ホワイトスネイクの罠などの利用も重要な要素になってくる。 特に射撃が出ないことで敵に囲まれた時の対処が厳しいものとなるので、オエコモバでの爆弾作成は極めて重要なテクニックである。 ピザに不安がある場合はドジュウ罠でカエルを焼くことで食料を製造できる。カエルの満腹度回復は5、カエルの丸焼きのそれは20であり、3つ焼けばピッツァ1枚分の回復になる。 素振りは罠利用以上に罠回避の利点も大きい。殊鉄獄においては眠っているオーラ敵を起こしてしまうエンプレスの罠や厄介な敵を透明で複数呼ぶリンプピスキッド、ピザ殺しのドジュウなど致命的になりやすい罠が多い。そのため基本的に素振りは必須行動となる。 しかし、この場合満腹度の減りが2倍になるため食料も必要量が倍となる。その上階段を降りた直後に吸血鬼にされた日にはとんでもない勢いで腹が減っていく。射撃ディスクがカエルになっていてやや餓死しづらいとはいえ、満腹度の管理もシビアになる。 鉄獄は階層が少ない上に敵の強さの上昇が著しいため、満腹度はある程度無理をして稼ぎに回すことも必要である。幸い稼ぎに適した階層が複数あるため、そこに向けて食糧を溜め込むと良いだろう。 オーラ付きの敵をビンに入れる・ワープさせる等するとオーラが消え、倒してもDISCは出なくなるので注意。 遠距離スタンドの代わりに装備DISCを発動する事になるので、入手しやすいAct3やデス13は出来るだけ多く持っておきたい。 1-3F そもそも論として単に無周回クリアのみが目標なら、1-3Fあるいは1-5Fあたりまでで、いい装備か紙などを引けるまでひたすら自殺リセットした方が良い。 邪道と見る向きもあるだろうが、どれだけの上級者だろうと鉄獄無周回はかなり引き依存のゲームであるため、楽しくプレイしたいなら仕方ない面もある。 ただし、初心者のうちから低層リセマラを常態化すると上達が遅れるため、初心者のうちは鉄獄周回プレイあるいはリセットせずとも十分やりくりしてのクリアが期待でき立ち回りを学べるレクイエムや試練などで腕を磨こう。 Lvは階層+2を維持。Lvが4ないと3Fから出てくるブルりんが苦しい。 オーラ対策に、ヤバイものはとりあえず拾ったらすぐ識別。お金は投げ運んだ方がいい。出会い頭のヌケサクゾンビ化対策にもなる。1階でレベル4にしておくと1撃でヌケサクを倒せるため、リンプピスキッドの罠があれば踏んで経験値を稼いでおこう。 入れる物なら未識別の記憶ディスクを詰めれば大半は識別できる。エニグマだったらお金を詰めていこう。 押すタイプなら用途が様々なのでピンチになる前に識別しておこう。 オーラ敵はヤク中のゴロツキ・小汚い浮浪者であれば戦っても問題ない。ドノヴァン・ヌケサクならアイテムと相談。エンポリオは危険すぎるので確殺する自信がないなら手を出すべきでない。 ヤク中のゴロツキ、小汚い浮浪者、ドノヴァン、ヌケサク、エンポリオ、タワー・オブ・グレーがオーラ敵として登場する。 4-5F 4Fから早くも涙目のルカが出てくる。相当強いが、Lv6あれば殴り合いにある程度余裕ができるので、4階に降りる前にLv5ぐらいまでは上げておきたい。 涙目のルカを2、3人倒せばLv7まで上がるので、この階での対戦に備えてカエルを残しておくこと。 「あと一発で倒せるけど、スカするとやられる」状態(通称:当たってくれ頼む!)なら回復アイテムを迷わず使うこと。 オーラ敵に備えて、防御が安定するまでお金は拾わずに最後に回収する。エニグマがあるなら詰める。 オーラ敵は部屋を出てすぐ目覚める可能性があるので、下手に逃げずにその場で倒すことを考えた方がよい。 記憶DISCの識別はフロア捜索が終わってから行う。オーラ敵がいたとき仗助やJガイルだと即詰みかねない。装備DISCの識別も慎重に。 このあたりからリンプ・ビズキットの罠は危険になる。素振りは絶対。 デス13、エボニーデビルの人形、ダイアーさん、エコーズact2、ジャック・ザ・リパー等がオーラ敵として登場する。 オーラ付きデス13に眠らされると必死。部屋に入る際の注意力はこの辺りで養おう。 6-9F 6Fからいきなりハイプリエステスが出没するのでHPが減っていても落ちている蛙にすぐ飛びつかない方がいい。 貧相な装備だとラバーズの分裂、硬くて痛い涙目のルカ、8Fのドゥービーがキツイ。 ラバーズは分裂後すぐの反撃を防ぐため通路で戦うこと。 ◆◆◆◆◆◆ ◇◇◇分ラ◆ ラ…ラバーズ ◆◆◆◆デ◆ デ…ディアボロ ◆◆◆◆◇◆ 分…分裂したラバーズが来る場所 ◆◆◆◆◇◆ この様な配置で戦うと安心。 白DISCを多めに抱えこむような引きの場合、ソートの一番上以外の上の方の漢鑑定は8Fで行うと無駄がない。 戦力ブースト系だった場合ドゥービーとの戦いに余裕を持てるぞ。 ヌケサクやJガイルを引いてしまった場合に備えてハミパやマントラの発動を構えられればなお良し。 オーラ付きのディオ・ブランドーが出てもAct3は使わないこと。 殴った反撃で凍らされたらダイアーさんの後を追うことになる。 ここまでにホルマジオのビンが確保できていればハイプリエステスを捕まえておこう。 次層のエルメェスが出現する回でシールを上手く配置できれば大幅な稼ぎになる。 ジョリーン、3部ジョセフ、FF、ディオ・ブランドー、マンハッタントランスファー等がオーラ敵として登場する。 老ジョセフにはグレイトフルデッドを等の老化させる効果が発動できれば、FFには熱湯になるDISC、 ジョリーンには承太郎のDISCが判別できていれば対処が楽になる。 10-13F 鉄獄では最大級の稼ぎ階となる。食料はできればここに備えて温存しておくと効率的。 エルメェスとハイプリでアイテム増殖が可能。障害物の周りをグルグル回れる部屋でシールを安全に貼らせる。 そしてアイテムは最後に回収するとムダなく増殖が行える。シールは敵が通りづらい位置がベスト。 ホルマジオのビンがあればエルメェスを入れる→出すでシールの数を増やすのに役立つ。後の階層用に持ち運んでもいい。 ベイビィフェイス増殖も狙えないことはないが、この階層で安全に増殖できる装備が整っていることはほぼない。ベイビィ化は意識しない方が安全だろう。 逆に、ベイビィフェイスの攻撃に十分耐えれる位の防御があれば更なる稼ぎも可能。 眠っているメローネや体力の低いグェス、シールを貼り終えたエルメェス辺りがねらい目か。 シールでベイビィフェイスを増やして処理しきれずに圧殺される程は欲張らないように。 防御が貧弱でも武器がエコーズact3で女性キャラに攻撃し鈍足が入った場合にはベイビィ化させるのも手。 ベイビィフェイス化しても鈍足のままなので対処しやすいだろう。 ワイアードのベッグ、エアロスミス、ブラフォード、仗助、ホル・ホースがオーラ敵として登場する。 オーラベッグやオーラ仗助の火力は必殺クラス。防具の引きが良くても注意を怠らないように。 エンプレスを装備してしまったりエンプレスの罠を踏んだりすると突然目の前にオーラエアロスミスが登場することもある。 14-17F 敵の集団やモンハウを見かけたら、準備が万端でも中に吉良の親父がいる可能性を忘れずに。 ロンサムミーを一つ確保しておくと致命的状況でも手軽に通路まで逃げやすい。貴重な7部コミックスの受け皿にもなる。 ジョルノは怖いが、あまりアイテムを割ける状況でもないのである程度は割り切る。 ホワイトアルバム能力装備と、最悪アイテムを階段周りに床置きする手もあるが、ピンチの時に対策がないことも。 新Verはミドラーがジョルノ以上に怖い。紙があるなら一撃で倒せる金(ジョルノHP25、ミドラーHP21)をかき集めておきたい。 重要アイテムを床置きしてミドラー対策をしつつ探索するなら、装備にデス13やザ・フール等オーラ敵に出くわした時や MHに飛び込んでしまったときに何かしら対処できるものを選んでおきたい。 この階までに潤沢な食料と粘れる工夫があるならば開幕に大事なアイテムを床置きすることで一転して10-13F並の稼ぎ階になる。 キッスが手に入っていればミドラー、ハイプリを叩いて増やせる可能性があり、稼ぎ効率がかなり上がる。 玉美にサイフを盗ませる、サーフィス人形を押すなど強引にゴミアイテムを増やすのも一手。 重要アイテムを床置きして探索するなら、オーラ敵に出くわした時の対策を装備DISCに持っておくと万一の時に安全。 落とし穴に落ちた場合は考えるのをやめよう。 無周回突破を目指す場合、この17Fまでのしっかりした稼ぎで強力な装備や大量の入れ物など20Fを超えた後の21Fから先に安定して対応できる目処が付かないと絶望的。 食糧事情や防御の兼ね合いでここまで駆け下りざるを得なかった場合は大人しく周回を視野に入れた方がいいかもしれない。 牛飼いのチャカ、フーゴ、アレッシー、シーザー、床屋のカーン、ノトーリアスbig、グリーンデイ等がオーラ敵として登場する。 ただでさえ高火力のアヌビス系は体力も多いので、眠らせても眠っている間に殴り倒すことができないことも当たり前にある。 スルーするか倒すかの見極めはこの辺りで付けられるようにしたい。 18-19F 20階前最後の山場。なんといってもブラック・サバスが恐怖。 防御のスロットが合成済みで埋まっているならいいが、そんなことはあまりないので対策は惜しまず使っていこう。 「敵が出現しやすい」や「呪われたディスクが出やすい」能力をメイン防御に付けられると目も当てられない。 21Fからも言えることだが、サバスの出現数が多いので爆発寸前のシアーハートアタックを上手く利用して爆殺を積極利用していきたい。 19Fの時点で装備に自信がなければ、持って帰りたい3つ以外の装備DISCを捨てて階段を下り、1Fに戻るを選択すると堅実。 (装備DISCのみしか持ち帰れないので注意。) 由花子、セッコ、プロシュート兄貴、康一、アヴドゥルさん、グリーンデイ等がオーラ敵として登場する。 シアーハートアタックが利用できることもあって他の階層と比べればオーラ敵の対処は楽な方だが、 セッコが目を覚ますと途端に厄介になる。オーラセッコを見かけたなら可能な限り見えている間に対処しよう。 20F 対スポーツマックス用に20Fまでに雪解け水かマンハッタントランスファー1回分かエピタフ発動かエアロスミスなど透明敵感知手段を確保しておくこと。 Lv.20程度でも防御力が35程度あれば殴り合える。 ミューミューを倒すまで階段が出ない。必ず店確定やモンスターハウスフロアになっている。 ミューミューは部屋内で隣接すると敵を召喚してくるが、通路ならば失敗するので通路に誘い込んで殴り合うこと。 主のミューミューは射撃をしてくるが、接近戦になっても逃げようとしないので他の敵に比べれば案外楽に倒せる。 むしろミューミューと遭遇するまでが地獄。無周回などは大半の敵と殴り合えないので爆弾やサンドマンなどアイテムをフル活用して打開しよう。ギタン砲も有効だが、1ターンが生死を分ける20Fでは外すことを考慮してジャンガリAを併用したい。なおウェザーは投擲無効なので注意。 なおこの階には必ず感電エンポリオがいるので、合成素材が充分あるならばDIOの骨を手に入れて先に合成してしまえばかなり楽になる。 強敵が多い中でも、特にスポーツマックスは姿が見えない上に攻撃力が高いので、防御力が低いと気づかぬ間にやられてしまいかねない。 防御8~9ならHP150~160あればギリギリ1発耐えられるので、低防御の無周回を目指すなら目安にするといい。 大部屋になることも少なくないのでモンスターハウス対策の全体攻撃やプロシュート兄貴のディスクも取っておくといい。 落とし穴の罠を踏めばミューミューを倒さずとも次の階へ行ける。 赤石付き石仮面やケンゾー、ポルナレフ、承太郎など戦闘力ブースト系DISCもこの階では有用。打開策が見えない時でも生存確率は上がる。 感電エンポリオをスケアリー・モンスターズで恐竜化させ、恐竜化中に倒されてしまうと骨がドロップしなくなるので注意。 オーラ敵の配置は19階までと同じと思われる。 うっかりアヴドゥルさんに骨を灰にされないように。 21-23F ブラック・サバスは能力・攻撃に不要なDISCを装備して対処。やっかいな能力の付加や体力半減を避けられる。 攻防能ともに空きがあるなら、不要な発動用DISCを装備して歩いたり、色んなDISCを付け替えてモンハウ・敵増加の能力を集めるたりするのも手。 わざわざ取っておくことは少ないだろうが、ボーイⅡマンのディスクがあれば防御に付いた致命的な能力を消せるので使いどころ。 特に対神父能力は非常に役立つのでおすすめ。 プッチ神父の体力は53ということを覚えておけば銭投げで倒せるかも。 防御が低いと仗助が怖い。仗助×2には行動順を考えてしっかり対処すること。(通路の角などを利用) シアーハートアタックはGEの反射か、3ダメージ後に攻撃DISCをハンドにつけかえて対応。 水場があるならダークブルームーンでさくっと倒すのも良い。 ポルポのライターがあれば地面に置いてそちらに向かわせればよい。 無ければ3ダメージ後に爆発覚悟で不要なアイテムを投げつける(2以上のダメージがでれば倒せる、もちろん1になって爆発することも)。 この階層にキッス(「時々殴った敵が分裂するぞ」が付いていれば大体何でもいいが)を持ち込むことができ、 ベイビィフェイスに出会ったなら、仗助にベイビィフェイスを回復させながら延々叩いて分裂させ、稼ぎができる。 20階で骨を使って防具を整えるなど被ダメージを抑える必要はあるが、十分な防御力と最終的に ベイビィフェイスの群れと周りの敵を全滅できる方法があるなら満腹度の続く限り粘るのもベネ。 ピアスを開けたジョリーンが出現する階でも同様。 それを見越してホルマジオのビンでベイビィフェイスを捕まえておくのもいいだろう。 ケンゾー、ブチャラティ、プロシュート兄貴、虹村形兆、若ジョセフ、タルカス等がオーラ敵として登場する。 タルカス以外のオーラ敵は一撃即死の可能性が低かったり対処がしやすかったりであまり警戒せずに済む。 オーラ付き若ジョセフに出くわした場合はその場で対処するか即刻逃げるかの判断を正確に。 24-27F リゾットが対処できないほど多い場合、メタリカ装備かマントラ発動で始末する。あえてバステト女神の罠を踏むのも一手。 特に何匹居るかわからないモンスターハウスが脅威。密集してると1ターンで100以上削られたりするので大部屋や2分割を引いたら迷わず全体攻撃ディスク発動。 密集地から逃れても逃げた先にも潜んでいる場合があるので、回復に余裕が無ければDISC発動を使う。 グレフルが無いとプロシュート兄貴の老化攻撃が怖い。ない場合は全部屋回った後は不用意に歩き回らない方がいい。 若ジョセフがボウガンを撃ってくるバージョンではHP101以上を維持しないと出会い頭にボウガン50ダメージ→痺れる→ボウガンで即死がありえる。 またホルマジオと若ジョセフやリゾットのコンボは極悪極まりない。固定ダメージは防御も関係ないので、小さくされたら巡回を早めに切り上げて降りるのが無難。 もちろん27Fからのアヴドゥルさんにも注意しておこう。 リゾットや若ジョセフ、ホルマジオへの対策手段をいずれも持ち合わせていない場合、理不尽に死ぬ可能性がとても高くなる。 下手に探索するより即降りの方が安全な場合が多い。 チリペッパー、吉良吉影、DIO、花京院、ペットショップ、ラング・ラングラー等がオーラ敵として登場する。 射撃敵のいない鉄獄において、視覚外から大ダメージ射撃を喰らう可能性が最も高く、 それ以外でもラングラーの混乱など何かと大部屋の危険性が高いエリア。 この階層が中~大部屋MHだった場合、視覚外からの攻撃は常に意識しよう。 28-30F サンタナの憎き肉片が非常に痛い。しかも試練と同じように餌になる吸血鬼(ヌケサク、ワンチェン、ジャック・ザ・リパー)が出現。 イエローテンパランスが組み込んであるなら防げるが、Lvアップした状態だと通常攻撃も脅威になるので警戒すべき。 要らないアイテムを吉良に爆弾に変えてもらい、緊急回避アイテムとして使う手も有り。 ホルマジオのビンがあるなら、 吉良吉影を捕まえておく こと。 いつでもどこでも安定して爆弾が生産できるようになり、生存率が大幅上昇する。 (ホルマジオで1回直線上の敵を消せるのも大きいが、中盤以降は手持ちのいらない白字アイテムを好きなだけ爆弾に変えてもらえる利益のほうがたいていは大きい) ウエストウッド看守、トリッシュ、ポルナレフ、花京院、禁煙中ホルホース等がオーラ敵として登場する。 グレイトフルデッド等でポルナレフを老化させられるがポルナレフさんもそこそこの強さはあるので舐めすぎないように。 31-35F 川尻浩作は金を盗まれる前に倒せばミキタカのカバンをドロップするが、確率は1/20なので、無理に狙っていくと物資の無駄遣いになる。出たらラッキー程度の気持ちで。 なお所持金一桁なら盗んでこないので、29Fや30Fで店や玉美の罠があったら上手くやりくりして一桁にしておくと普通に倒していくだけでそこそこ落ちる。 ウエストウッド看守は鉄獄で唯一射撃対策の必要な通常敵。50ダメージは厄介だが、登場階数が少ないのが幸い。 殴り合える余裕があるならば4部承太郎でときのがくぼうを稼いでおきたい。 ここまでは防御が低くても足踏み全回復などを駆使して慎重にいけば何とかなるが、ここから先はどうにもならない局面が増える。 防御が低すぎて辛い(目安としては13-20あたり、プレイスタイルと熟練度に左右される)、明らかにアイテム不足な場合は35Fまでに修正値を集めておくこと。 トリッシュ、ウエストウッド看守、禁煙中ホルホース、サンタナ、マライア、ウェザー、アナスイ等がオーラ敵として登場する。 壁に隣接しているとダイバーダウンの攻撃で大ダメージを喰らうことも。 36-42F 無周回だとこの辺りから被ダメージが急上昇するので注意。特にレベル上昇持ちのワムウや2回攻撃のカーズは非常に危険。 エシディシは出現フロアが限られているのでイエローテンパランスの発動かマジシャンズレッドで対応する。 無理ならゴミでアイテム欄を埋めて、貴重アイテムが壊される危険を分散する。 リサリサの波紋にはハミパを能力装備で。 防御が30あればアヌビスポルナレフ以外とは工夫すればどうにか殴り合える。 防御にもう余裕が無いならハミパ、マントラ発動で即降りをしていく事。 ストレイキャット、ブチギレ仗助、承太郎(4部)、プッツン由花子、ブチギレ億泰、エシディシ、康一act2、リサリサ、虫食い、虫食いでない、ミスタ等がオーラ敵として登場する。 オーラ付でもストレイキャットは楽に倒せる。他の敵と絡まなければほぼボーナス扱い。 41Fを過ぎると成長した吉良、アヌビスポルナレフ、退院した花京院記憶が戻ったウェザー、ヴァニライス等が登場。 行動を許すといずれも必殺クラスの攻撃力なので今まで以上に慎重に。 43-45F 即降り推奨。硬い敵が多いのみならずジャンケン小僧の修正値奪取、サーレーの固定、試練と違いホルス神での対処のできないギアッチョの凍結など隣接行動を許しただけで一気にピンチになる相手が多い。 殴り合う場合でもギアッチョやサーレーと渡り合うなら、攻撃をC-MOONに付け替えるか、防御にオアシスやGEの能力を入れておきたい。 相手するのが面倒ならクリームに飲み込ませてもよいが、今度はクリームが脅威にならないように注意。 酸素エンポリオ、最高にハイなディオ、承太郎(3部)、ヴァニラアイス等がオーラ敵として登場する。 どいつもこいつも強敵なので逃げれるなら逃げた方が無難。 酸素エンポリオは通常攻撃でもかなりの火力があるので起こしてしまった後は雑に殴りかからないように。 空振りした挙句ワンパンで神父と一緒に殉教することになりかねない。 46-49F 即降り推奨。開幕に高確率で究極カーズが数匹居るので、寄ってくるまで部屋で待って処理してから通路に進んだ方がよい。 通路で出くわすと移動方向の融通が利かないので一匹ずつ時間差になるが、部屋で待てば初期位置にもよるが爆弾で2匹巻き込んだりもできる。 ある程度殴り合える場合には究極カーズの波紋攻撃対策としてハミパを能力装備で。 いらないアイテムは吉良に爆弾にしてもらい、緊急回避に使用する。防御によってはHP満タンでも危ないのでカエルの爆弾化も積極的に考える。 階段が遠い場合などいちいち対処していると恐ろしい勢いでアイテムが消えるので、挟まれてどうにもならなくなるまで爆弾やワープ系は使わない方がいい。 究極カーズのみ爆弾処理してエコーズで鈍足にした敵で後ろを塞ぐ、ボヨヨン罠があれば最大限活用するなどあと少しでも節約の工夫は欠かさないように。 承太郎(3部)、究極カーズ、ギアッチョ等がオーラ敵として登場する。 オーラ敵はたとえ究極カーズであっても最初は寝ている。殴られれば普通の究極カーズであっても脅威には違いないので逆に安心かもしれない。 承太郎に出会っても虎の子のときのがくぼうを使って返り討ちに合わないように。 ケープ・カナベラル(50F) 全体発動があるなら使う。ジョリーンによって承太郎が回復するので注意。4部承太郎で稼いだときのがくぼうで時止め、クレDで防御ディスクを発動ディスクに合成からの発動連打が安全で簡単。 時止めを発動されると一方的に何発も殴られるので、中途半端な距離をおいて戦うと余計に危険。 また、隣接した状態から一歩遠ざかっただけでも時止めを発動する場合がある。倍速状態になっていれば時を止められても相手は動かないので覚えておくこと。 柱の多い地形なので、G・エクスペリエンス発動で引きこもって、ひたすらダイバーダウンで壁or柱を殴るとハメ殺せる。攻撃DISCに修正値を回している余裕がない無周回ならオアシスの装備効果は必須級。 アナスイ、エルメェス、ピアスジョリーン、エンポリオの4人は追加で沸き続けるが、一定数で新規出現が完全に無くなる。 何らかの手段でハメ殺す場合、まずは離婚承太郎を固定の状態異常(*1)にかけた上で必要な敵以外を枯らしてしまうのが最安牌。 ニュー神父、究極カーズ、承太郎(3部)、ギアッチョ等がオーラ敵として登場する。 ここまで到達できたならオーラ敵もまとめての打開策があるか考えるのをやめるかの2択なので何が出てもあまり影響はないかもしれない。 ギアッチョ以外がオーラ敵であれば、エンポリオや仗助のDISCで混乱させることで打開が見える可能性もある。 新DISCを使った戦略 ソフト・マシーン ある程度の防御があることが前提だが、連れ歩いての即降りでかなりの威力を発揮する。 発動で人質を作ると同種類の敵が周囲に集まるが、隣接すれば攻撃してくるし近付けば能力も使ってくる。 この「人質の地点に敵が集まる能力」は普通の敵は部屋に来ないと意味がないので使いづらいが、セッコや究極カーズにはとても役立つ。 例えばフーゴを人質にすれば同じ部屋にいる限りウィルスを使ってくる固定砲台の様に扱える。 また、単純に即死手段としても使える。 50Fでピアスを開けたジョリーンを承太郎に近づけない手段として使うのもベネ。 C-MOON 攻撃補正が低い、相手の防御が高い、自分と敵のLv差が開き過ぎなどの場合に有用。 防御も攻撃も安定している時には能力が邪魔になる。 クリームよりも能力の発生確率が高いので、ゴールドエクスペリエンス装備やスーパーフライ発動、サーフィス人形で無双出来る場合もある。 また、通路やケープ・カナベラルで敵に囲まれたときに発動が役に立つときもある。 クリーム・スターター 装備していると低確率で敵がローストビーフサンドイッチを落とす。 直接攻撃だけでなく敵が同士討ちした場合や全体攻撃を使った場合にも効果がある。 やや出にくいのでジャムのように頼り切るのは餓死の危険があるが、なかなか有用。 1個あたり満腹度40=400ターン=1階みっちり稼ぐ場合の半分、なので1個出ればかなり助かる。 必ずアイテムを落とす敵の場合はかなり高確率で落とすので、 ミドラーが登場する回層に持ち込めれば餓死の危険を避けつつ効率的な稼ぎができる。 単純に基本攻撃力もそこそこある+攻撃に装備しっぱなしになるのでSBRの読み先としても優秀。 またイエローテンパランスとの共鳴が強力。カエルの回復量が倍になるため、揃えばだが非常に重宝する。 深層でもカエルが全回復アイテムに近い働きをするので、クラフトやシアハがなければベースにする価値はある。 オー! ロンサム・ミー(新Ver) 新Verでは角から斜め攻撃が可能になっており、他の斜め攻撃ができるDISCと比較して出現率も高いため重宝する。 斜め攻撃の主な活用手段は以下の通り。 通路の角に弱い敵を挟む、またはゴールドエクスペリエンスやクラフトワーク等で壁を作って一方的に殴る。 お店でトニオさんに入口を塞いでもらい一方的に殴る。 壁掘りや水上を歩けるアイテムと併用して一方的に殴れる場所に陣取る。 いずれもダメージや嫌な能力による消耗を抑えられ、低層でのモンハウやフロアの居座りで威力を発揮する。 また装備能力についても爆弾と併用することで疑似的なワープ手段として利用できるシーンは多い。 発動能力は、吉良の親父に閉じ込められた部屋から出る他に、ハイプリエステスやベイビィに変わって欲しくないアイテムの上に乗るのにも使える。 TOTB・ワン 2015.11.21バージョン(通称トビー版)から追加。兄貴のDISCを使用していないなら(*2)永続移動封じが可能(隣接時の攻撃及び投擲などの特殊行動は普通に行えるので注意)であるため柱の角に引っ掛けるのに利用可能。上手く使えばクラフトやGEよりも消費リソースが減るのでベネ。 無周回クリアを目指すために 20階の準備は万端に 便利なアイテムを拾ったら20階を見据えて無理のない程度に温存していこう。 スポーツマックス発見にマントラや雪止め水やエピタフ、モンハウ対策に全体攻撃手段、 通路対策にチリペやBBスキャン等が確保できていると心強い。 ダメージ系アイテム(お金、ランドセル、鉄球等)が十分あればアナスイ・看守・スポーツマックスとの1対1で有利に戦える。 ウェザーとの1対1にはACT3、デス13、サンドマンのDISC、サーフィス人形、アヌビス神(装備で投擲が効く)等が欲しいところ。 爆弾を量産しておくとスポーツマックスやウェザーが大量にいても対抗できる。 (ミューミューは2013年11/02verから爆発耐性がついたため爆弾で倒すことは出来なくなったが、ホワイトスネイクのDISCの発動で一撃で倒すことが出来る。) 余裕があればポルナレフやケンゾーなどステータスを上げる白ディスクもあると心強い。他にもサンドマンや破裂など生き残る手段は一つでも持っておきたい。 ちなみに感知系が拾えず装備も貧弱(防御9以下が目安)な状態で辿り着くと、HP最大でも常に突然死の危険が付きまとう極めて理不尽な階になってしまう。 ミューミュー以外との戦闘を避け骨を掠め取って降りられれば完璧なのだが、骨を探しにいって倒れたのでは元も子もない。 骨を確保できないと30Fまでに力尽きる可能性が高いが、店が連発したりエアロスミスを拾ったり直後に骨が出たり一発逆転の目も一応ある。 スポーツマックスの一撃に耐えられないがミューミューを素早く倒し近くに階段が出た場合など、骨を拾わず降りるのもやむを得ないかもしれない。 DIOの骨はいつ使うか 20階で感電エンポリオから確実に1つ手に入るが、それ以外に合成手段が出ていない場合はギリギリまで合成を粘りたい。 21階から30階までの間は敵も試練並の強さであり、面倒な特殊能力持ちに対抗できる装備DISCがあれば 防御力が低くても十分に進んでいける(アレッシーや兄貴にグレフル、神父にDISC抜き取り防止能力など)。 問題は「ひたすら殴って来る攻撃力の高い敵」であり、これを消耗なく突破できるかどうかが一つの目安となる。 具体的な敵は、床屋のカーン(新Verは牛飼いのチャカ)が出る22階、チリペッパーが出る25階、サンタナが出る28階で、 これらの敵にまず耐えられそうにないと判断したら出てくる直前の階あたりで合成すると良い。 また、27階からはアヴドゥルが出てくるので、骨を燃やされる最悪の事態を回避するため26階で合成するのも一つの手。 これで守備力を30程度まで上げることができれば、比較的安全な31階~35階でじっくり経験値とアイテムをためることができる。 G・エクスペリエンスを防御能力に入れるのも手 階層が試練の半分しかなく、防御力を十分に上げにくい鉄獄ではカエル反射攻撃がとても有効。 射撃DISCの代わりにカエルが多く出現するため条件達成には困らない。 強敵と対峙、敵に囲まれた時でも(HPに余裕があれば)ある程度安心できる。 最大HPをカエル食いなどで底上げするとなお良い。 ちなみに反射で透明な敵の位置がわかる。リンプ・ピズキットの罠を踏んでしまっても安心。 「モンスターハウスが出やすいぞ」を付けた装備を作る 鉄獄での稼ぎはどうしても限界があるので、敢えてこの能力を持つのも一つの手段。 開幕パッショーネに放り込まれる等リスクはもちろんあるが、店やハイウェイスター・ルーム等対処が楽なハウスになる可能性もある。 手放しに推奨はできないが、サバスにこの能力を付けられた場合は捨てるか持ち歩くか冷静に判断しよう。 深層敵用の対処アイテムを豊富に用意する 40階あたりから無周回ではそうそう殴り合えない。 殴り合いもできず、アイテムもカツカツな場合、本来筋悪な、「強い敵を後ろに連れ歩いて逃げながら階段を探す」という戦略が最善になることがある。そのような場合通路で挟まれるとお手上げであるが、そのような場合に発動で対応できるDISCを防御ベースにしておくのが有力な手段である。 まず最大の対策は防御DISCを発動で敵を処理できるDISCにすることである。クラフトワーク、シアーハートアタック、ザ・フールなどが候補。 ただし、クラフトワークは通路で囲まれて発動した際に、固定した敵を何とかして排除する必要がある。 その点、すれ違うだけで処理の手間が要らなくなるクラフトワーク+ソフトマシーンは相性バツグンといえる。 変わり種では、ウェザー+C・ザ・レインボーというものがある。 C・ザ・レインボーの装備効果など気にしたことがない人がほとんどだろうが、「雨が降った時に、周囲計25マスに精神力×10のダメージの罠を作る」というものである。 深層の強い敵でHPが最も多いのは究極カーズなので、精神が10以上あれば通路で挟まれても全員確殺であり、シアーハートなどと違いHPが減らないので最強コンボである。さらに、50Fの承太郎対策にもそのまま使うことができる。 難点はクラフト・シアハと違い壁の中の究極カーズに対処できないことと、精神10をキープしていないと究極カーズが倒せず、9をキープしていないとハイDIO・承太郎を倒せないためセト神の罠を踏むと一気に(通路では)無力化するおそれがあることである。 部屋内での排除には非常に強力であるが、殴り合えないということはだいたい防御は30前後で発動はあまりポンポン使えないため、使える場面は(否応なく使わざるを得ない)通路サンドイッチよりも限られているだろう。 基本的には爆弾やホルマジオのビン、固定、デス13、ACT3など足を止めたり即死させたりするアイテムでかわしていく。 使い方も挟まれるまで歩いてから複数の敵を巻き込んだりして節約していきたいところ。 特に爆弾で通路の角に返しを作る、デス13で通路から部屋に一歩入ったところで眠らせて塞いで出ていくなどすると後続の敵がそこに溜まって追いかけてこない。 ペットショップやミキタカなどの緊急退避もあるといいが、結局排除できないとどうにもならないことが多いので1つ2つにしておくこと。 だいたいは爆弾を多用するので、爆破ワープと弱い敵を盾にした斜め殴りを兼ね備えたロンサムミーがあるとアイテムが相当節約できる。 50階の戦い方(一例) 投擲ダメージは与えられるだけ与えた前提で、それでも削りきれない場合の実践例を挙げる。 斜め1マスだと銛が飛んでこない、離婚承太郎以外の雑魚敵は一定数の出現で打ち止めになる、倍速で時止め無効、という仕様も覚えておくとよい。 全体攻撃DISC+クレDor骨:全体攻撃DISCに防御DISCを合成して連打する。サンドマン(兄貴入りのスケアリー・モンスターズも有効)やメタリカなど時止め対策も欲しい。 ダイバー・ダウン 承太郎を柱に引っかけたら、壁or柱を殴り続けてハメ殺す。当然他の敵に攻撃が分散するのでターン数はかなり掛かる。 ホルマジオの瓶 混乱敵に承太郎を襲わせる。究極カーズ、レベルの上がったカーズあたりがおススメ。事後処理に爆弾は必須。 G・エクスペリエンス 銛を投げさせ反射ダメージで倒す。時間がかかりやすいのでジョリーンの出現に注意。 クラフトワーク+プロシュート兄貴のDISC:離婚承太郎も含めた既に沸いている敵を全員止められる。後沸きした動く敵のみ倒し続けて、新規沸きを枯らしてしまえばハメやすくなる。 G・Eorクラフト+斜め攻撃可能なDISC 角に承太郎をハメて斜め間接攻撃。サンドマンやン・ドゥールのDISC、ごま蜜団子等の誘導に使える手段が複数無いとお膳立てが難しい。 スーパーフライ 離婚太郎を固定、敵を枯らして隣接したのちに鉄塔に引き籠りつつひたすら敵を殴り続ける。スーパーフライを防御ベースにしていないと現実的でないのは言うまでもない。 Cザレインボー+ウェザー 雨固定は精神力×10(兄貴使用でさらに倍)とダメージが大きい。時止めをくらっても接近中に倒せることも。 小技 波紋のツボorモッツァレラチーズ + ヘブンズドアの罠 装備の識別方法は、店識別、ホワイトスネイクの罠、聖人の左腕、聖人の眼球、漢識別などいろいろあるが、ヘブンズドアの罠を使った判別方法もある。そもそもの効果がランダムなうえに「装備ディスクを外す」を引くまでに罠自体が消える可能性もあるため上記の方法よりは有効的ではないが、波紋のツボかモッツァレラチーズを持っていて、ヘブンズドアの罠を見つけ、他に方法がない時は試してみてもよいだろう。 味方を出現させる能力 + 高経験値の敵(具体的にはマックイィーン 主に深層だが、エボニーデビル、シルバーチャリオッツ等味方を出現させる能力があれば 高経験値の敵を出現した見方に倒させることで味方がオーラを纏う。この味方がやられると☆付きDISCをドロップする。 現在オーラ化が確認できているのはエボニーデビルの人形、シルバーチャリオッツの発動、スケアリー・モンスターズで恐竜化した敵。 おそらくキラークイーンの発動で出現するシアーハートアタックでも同じ状況になると思われる。 経験値をどのくらい稼げばオーラ化するか検証できれば深層以外の場面でも利用できる可能性がある。 このページに関する情報・意見 16Fにオーラカーン出たんだけど (2021-08-08 11 16 20) 鉄獄無周回はどれだけ何をしようと、コミックスや高防御discの引きが無いと死にまくるな。DIO骨手に入っても防御力が4以下の防御discに修正値+1~2の装備が幾つかだと30Fにはまず辿り着けないし4部承太郎すら狩れない。 (2021-08-15 09 50 25) 試練クリアまでは4回死亡で無事にアリーヴェデルチ!したが鉄獄無周回は300回以上死んでるわ。 (2021-08-15 09 55 06) トビー版鉄獄2Fにてオーラタワーオブグレーの出現を確認しました (2021-09-11 10 06 58) 味方エボニーデビルにペッシでも投げた後のレベルが5以上ならオーラになるっぽい(レベル7→6の変化で確認) 修正値たくさんエボニーデビル+アヌビス+ペッシor康一で☆ディスク大量ゲットできそう そんな都合のいい機会はめったに無いが (2021-09-17 19 43 29) やっと鉄獄クリアできた~wikiと皆ありがとう… (2023-02-19 22 49 26) 50F太郎打開後にエボニーデビル発動、人形にペッシ投擲を試すもLv15→14に下がるだけだった。 (2023-03-02 22 52 28) 2014/02/06版にて鉄獄13Fでシュトロハイム出現しました。 (2023-06-05 00 10 25) シュトロハイムだと思ったらオインゴの変身でした(汗。 (2023-06-05 00 11 10) ver.0.15やり始めて初めてスタプラ拾えた!!超嬉しい!!! (2023-06-05 00 46 34) オーラ敵が落とした☆ディスクのハイウェイ・トゥ・ヘルに呪いがかかっていないことがありました。 (2023-06-05 01 33 24) 漆黒の意志が付いてたんじゃないかな。 (2023-06-06 02 23 01) そのディスクは捨ててしまって確認はできませんが、その後☆チープ・トリックが漆黒付きの呪い無しで出てきたので間違いないかと。お答えありがとうございます。 (2023-06-08 19 41 57) どう考えてもチョコレイトディスコとTOTBワンは出ないんだが。複数回見てるって言ってる奴は何なんだ。 (2024-06-29 10 34 23)
https://w.atwiki.jp/tamayo/pages/60.html
8 【ジョンタマ】暇だから安価で兄姉に構ってもらう避難所8【合体せず】 安価で兄様と風呂に入ると兄の背中にあからさまな引っ掻き傷があったらしい… さぁイキナリやってきましたハイパーウルトラゴールデンファイアーJET鬱タイムのお時間でs… アネモエは風呂安価で湯船でオナヌしていると姉さんに注意され途中で終わる。 孔明殿は安価で膝の上であ~んをしてもらう。兄スキーもフェラがなんとかどうとか言っていた… ジョンとタマヨは相変わらずのラブラブぶりで住人の鬱が疾風の如くkskする!!! あっ、ハヤテのごとく!でも見てこよっと
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4878.html
登録日:2009/08/26 Wed 09 43 44 更新日:2024/09/16 Mon 16 24 50NEW! 所要時間:約 23 分で読めます ▽タグ一覧 3部 7部 DIO SBR THE WORLD 「世界を支配する能力」 オーバーヘブン ザ・ワールド ザ・ワールド・オーバーヘブン ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スタンド スターダストクルセイダース スティール・ボール・ラン タロット チート ディオ・ブランドー ドォーン ネタバレ項目 三角マスク 上書き 世界 天国 時止め 時間停止 概念系能力 無駄無駄 真実の上書き 色彩反転 近距離パワー型 マヌケが…知るがいい…… 『世界(ザ・ワールド)』の真の能力は…まさに! 「世界を支配する」能力だということを! 「世界(ザ・ワールド)」とは、「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物であるDIOのスタンド能力。 以下ネタバレ注意。 ▶ 目次 【世界(ザ・ワールド)】◆ステータス 【概要】◆性能 ◆能力 ◆ザ・ワールドの披露した技及び行動 【本編での活躍】 【THE WORLD】 【ザ・ワールド・オーバーヘブン】◇能力 ◇弱点 【余談】 【世界(ザ・ワールド)】 ◆ステータス 破壊力 -A スピード - A 持続力 - A 射程距離 - C(10m程度) 精密動作性 - B 成長性 - B (『JOJO A-GO!GO!』による) 【概要】 『物事の完成』を意味するタロット大アルカナ21枚目のカード『世界』の暗示を持つスタンド。 屈強な体躯を持つ近接パワー型の人型スタンドで、顔の上半分を逆三角形のマスクで覆い、背中には2連のタンクのようなものを背負っている。(*1) 身体各部には当時の荒木飛呂彦のデザインの象徴ともいえる『♥』や、自身の能力の象徴である時計の意匠が見られる。 また、つま先はDIOの履いている靴と同じく反った形をしている。 ベタの多い星の白金とは対照的に紙面では白一色に見える彩色であり、事実OVA版では象牙色に緑の差し色、TVアニメ版の基本カラーは金色に灰色の差し色だった。 カラーリングのバリエーションは他にもTVアニメ・ゲーム・フィギュアなどで多々あり金色・紫色・薄紅色、 変わったところでは黒地に紫と赤のアクセントなどというのもある。ちょっとバットマンっぽい。 ◆性能 空条承太郎の『星の白金』同様の「近距離パワー型」に分類されるスタンド。 だが承太郎との初戦闘時は、それまで無敵の強さを誇った『星の白金』をパワー・スピード共に上回っていたのに加え、 射程距離も、2~3m程度が多い「近距離パワー型」では珍しく10mと長く、同タイプのスタンドとしては破格の基礎スペックを誇る。 攻撃手段は近距離パワー型らしく、殴る蹴るといったシンプルな物理攻撃であり、弾丸のような飛び道具は持っていないため、 スタンドで対象を攻撃する際にはスタンドの射程距離圏内まで近付く必要がある。 ただし、スタンドそのもののスペックが高いため、承太郎の『星の白金』と同様に「ただ殴るだけだが強い」スタンドであり、 特に『星の白金』に勝るとも劣らない拳の弾幕ともいえる怒涛の『無駄無駄』ラッシュは非常に強力。 また、周囲の環境をことごとく凶器として利用するDIOの極悪なセンスによる変則的な奇襲と後述する特殊能力によって、 近距離パワー型特有の「射程距離圏内まで近付かないといけない」という欠点もある程度カバーされている。 その射程距離の(近距離パワー型としては)破格の長さもあって、多種多様なスタンドを持つ承太郎たち一行を向こうに回して有利にすら立ち回っていた。 なお、ジョセフの波紋によるガードを警戒してスタンドによる直接攻撃を中断している辺り、スタンド越しにも波紋法による攻撃は通用するようである。 地力の時点でジョジョシリーズでも屈指の威力を誇るが、『世界』の真価はその特殊能力にこそある。 ◆能力 『世界(ザ・ワールド)』ッ! 時よ止まれ! その能力とは、「一定時間、自分以外の時間を停止させる」という極めてシンプルにして凶悪無比なもの。 能力を発現して間もない頃、スタンドの力試しをしようと部下(アニメ版ではヌケサク)に自分めがけて散弾銃を撃たせた際、弾丸が空中で静止したように見え、 さらに『世界』がその静止した空間で自由に動き、弾丸を摘まんだ事をきっかけに、 自分のスタンドが時間を停止させられること その時が止まった世界で自分とスタンドだけが自由に動く能力 を持っていることに気付いた。 DIOがこの真の能力に気付いたばかりの段階では、ほんの一瞬しか時間を止められることが出来ず、 自分が認識した「時が止まった世界」も、時が止まったように見えただけの錯覚だと勘違いしていたというが、 自身が奪い乗っ取ったジョナサンの体が自らに馴染んでいくのと比例して、徐々にその停止可能時間が延長。 承太郎たちとの最終決戦の時点では、最長で5秒間程度(*2)の時間停止が可能になっており、 最終盤でDIOがジョナサンの孫であるジョセフの血を吸って更に身体が馴染み、「最高にハイ!」になった時には約9秒にまで延長している。 DIOはこの時間停止能力と自身の吸血鬼としての人間離れした身体能力、そして『世界』自体の高いスペックを以て、 普通に考えればさほど長くない5~9秒間で多彩な攻撃を繰り出し、「ジョースター・エジプト・ツアー御一行様」と一般人を苦しめた。詳しくは後述。 共通しているのが、大抵は人を恐怖させるか殺傷するのに用いているという点。 これは後にDIOと同じく身に付けた時間停止能力を、基本的には自分や仲間の危機回避や、誰かを庇うために用いている承太郎とは対照的である。 ちなみに、スタンドの成長性は最後までBだった為、DIOがこの決戦を生き延びてさえいれば更なる長さに及ぶ時間停止が可能だったと思われる。(*3) いずれは一分…10分…一時間と、思いのまま止められるようになってやろう… 楽しみだ…だんだん長く時間を止めるのはな… ただし、本編登場時点でDIOが止められる時間には限度があり、さらに時間を止めるまでにも若干のタイムラグが生じるため、 連続して時間を止めることは出来ず、実質「間合い」というものが存在する。 時間を止めたところで相手が遠すぎれば有効打は狙えないし、近すぎては今度は出際を潰されてしまう。 また、『世界』と同じタイプのスタンドである『星の白金』を持っていた承太郎は、ジョセフから「DIOのスタンドは時間を止められる」と聞いていたこともあって、 (具体的にどの時点からかは不明だが)『世界』によって時間が停止した世界、言うなれば「DIOの世界」を認識できるようになった。 その上一瞬だけだが、『世界』によって時間が停止している状態でも動けるようになっている。(*4) 本編中では承太郎の迫真の死んだふりに騙され、念入りに斬首しようと近付いたところで(DIOからすれば)予想外の逆襲を喰らった際、 DIOは迫りくる『星の白金』の拳を止めようと時間停止を行うが拳は止まらず、そのまま頭部に痛烈な一撃を受けてしまっている。 ◆ザ・ワールドの披露した技及び行動 階段を登ろうとするポルナレフを一段ずつ降ろし、永久にその場で足踏みさせる(通称「ポルポル現象」) 時を止めてる間にせっせとポルポルくんを運んでいるDIO様を想像して萌えるのは誰もが通る道。 しかし『世界』の射程が10mあるので、恐らくはスタンドを利用して逐一運んだと思われる(それはそれで面白いが)。 殺そうと思えばこの時点でいつでもチェックメイトだったのだが、DIOはポルナレフの心をへし折って再び下僕にしたがっていたので脅し止まり。 相手の行動を階段を上るか降りるかの二者択一に誘導するのも上手い。 果たして目論見通り、(彼目線で)不可解な現象に見舞われたポルナレフは精神的に追い詰められたが、 ここで承太郎たちが館の壁を壊して乱入したことで、DIOは日光を避けるために撤退し、窮地を脱している。 ただし、この時点ではポルナレフ(と読者)はDIOの『世界』が持つ時間停止能力を知らなかったため、 ポルナレフはDIOのスタンド攻撃について「催眠術や超スピードなんてものじゃないもっと恐ろしいものの片鱗を味わった」としか表現できなかった。 法皇(ハイエロファント)の『結界』を時間停止の中で全て破壊した上で花京院を殺害 これが…『世界(ザ・ワールド)』だ……花京院 おまえは自分が死んだことにさえ気づいていない 何が起こったのかもわかるはずがない…… 『法皇の緑(ハイエロファントグリーン)』の触脚で半径20mを覆い尽くしたトラップゾーン『結界』。 DIOが例え高速で接近してきても、触れれば即座にエメラルド・スプラッシュを発射するこの技で、DIOの攻略を試みる花京院。 その思惑に嵌って結界内に誘い込まれ、身動きが取れなくなったDIOに花京院は全方位からのエメラルド・スプラッシュでトドメを刺そうとするが、 DIOは四方八方から迫るエメラルド・スプラッシュを尻目に慌てることなく『世界』の時間停止能力を発動。 そして、時間停止によって静止したエメラルド・スプラッシュの間を抜けると、結界を破壊しながら最短距離で花京院に接近し、その胴体を『世界』の拳でぶち抜いた。 絶対的な安全地帯から自分を認識できない相手を一方的に嬲り殺すという、時間停止の悪用の典型例そのものな胸クソ悪くなるパワープレイである。 当時シリアスなバトル漫画でこのような所業をしてのけるというのは、余りにも衝撃的な展開であった。 DIOの能力を知らない花京院は、いつの間にか『結界』が破壊された上に致命傷を負わされているという状況に混乱するも、 「何故自身が展開していた無数の『結界』が少しの時間差もなく同時に破壊されたのか」という疑問から「DIOは時間を止められる」という推測に至り、 致命傷を負って喋れないながらも、知恵と最後の力を振り絞り、ジョセフにダイイングメッセージとしてこのことを伝えようとし、 そしてそれを正しくジョセフが受け取ったことで、DIOは承太郎一行に能力の正体を悟られてしまった。 これがなければ、素質があると言っても承太郎が短期間で「DIOの世界」に入門できたか(時間停止中の世界を認識できたか)は怪しかったため、 DIO自身も後の承太郎との決戦中に、このダイイングメッセージの一件に触れて「花京院は大したお手柄だった」と言及している。 ちなみにTVアニメ版では、このシーンは花京院(とジョセフ)視点とDIO視点の2パターンで描写されている。 まず「トドメを刺そうとした次の瞬間に花京院がDIOに吹っ飛ばされている」という展開に困惑する花京院・ジョセフを描いた後、 その種明かしのように「『世界』の時間停止能力で結界を悠々と脱出し、花京院の腹部を『世界』の拳でブチ抜くDIO」を描くという展開になっている。 レストランから盗ってきた無数のナイフを時が止まった状態で大量に投げつけ、回避不能の状態を作り出す フン!逃れることはできんッ! きさまはチェスや将棋でいう『詰み(チェック・メイト)』にはまったのだッ! DIOの代名詞とも言える必殺の戦法。 隙あらば小細工を仕掛けてくる抜け目のなさと、『世界』に勝るとも劣らないパワーのスタンドを持ち、 さらには「時間が停止した世界」を認識する能力まで身に付けた承太郎を、その間合いの外から安全かつ確実に殺すために考案した極悪な処刑法。 時間を止めた上で、飛び道具を投げつけて相手の眼前で静止 これを繰り返し、相手のほんの手前で全方位から攻撃が飛んでくるという環境をセッティング 時が動き出した瞬間、静止していた全ての飛び道具が一斉に相手に襲いかかる というインパクト抜群の演出は、後に多くの作品でオマージュ&パロディ化されている。 有名な辺りで某弾幕シューティング。DIOのオマージュではパンの枚数もされている(ここでは無駄に少ない枚数で答えている)。 効果は覿面で承太郎に深いダメージを与え、「今度同じ攻撃を仕掛けられたら死ぬ」とさえ思わせた。 また、演出からもわかるように、時が止まった状態下ではあくまでDIOに接触した物だけが動き、DIOから離れると止まってしまう。 時間を止めた状態でロードローラー(OVAではタンクローリー)を承太郎に叩き付け無駄無駄ラッシュ ロードローラー/タンクローリーだッ! 承太郎を完全に抹殺すべく、正真正銘・最後の時間停止を行ったDIOがやらかした驚愕のフィニッシュブロー。 重量感もなくフワーッとどこからともなく馬鹿でかい車両を持って降ってくる様は恐怖を通り越してシュールである。 直接殴らないのはナイフ攻撃の時と同様、内心では承太郎にあまり近づきたくない用心深さの表れであろう。 ゴキブリを殺す時に新聞紙をのっけて上から踏み潰すようなものである。 ちなみにOVA版で落とされるのがタンクローリーに変更されたのは、その方が爆発→炎上で画面が派手になるから。 さらに、承太郎の背後に炎が燃え盛ることで、承太郎の闘志と、時間が停止したことを明確に表現できるという意図もある。 また、ゲーム『アイズオブヘブン』でもオープニングで入る第3部最終決戦イベントのシチュエーションがこのOVA版に酷似したものとなっており、 暗に「このゲームの中で起こってることは原作とは繋がらないパラレル展開だよン♪」という主張が込められているようにも思える。 ただし、このタンクローリーはもともと横転していたもので爆発もしないため、OVAとも違う展開である。 【本編での活躍】 その高い基本性能と無敵の能力で次々とジョースター一行を倒していくDIOと『世界(ザ・ワールド)』。 DIOとの戦いの中で同じく時間停止能力に目覚めた承太郎の『星の白金(スタープラチナ)』に壮絶な一騎打ちの末敗北した。 共に追い詰められては逆転するというシーソーゲームの末、「時間停止能力を身に付ける」という承太郎の急成長によって追い詰められたDIO。 が、承太郎は「後味の悪さ」を失くすべく、立てなくなったDIOに追い打ちをかけずに立ち上がれるくらいの回復をするまで待つと宣言。 その後で互いに同時にスタンド攻撃を放ち、「どちらのスタンドの拳が速いか」を競うという、西部劇のガンマン風の決闘を持ち掛ける。 DIOは「コケにしやがって」と内心憤りつつ、同時に承太郎の「人間らしい」価値観を侮蔑し、 宣言通り追撃してこない承太郎に、血の目潰しと共に『世界』の蹴りを放つ不意打ちを仕掛ける。 承太郎は目潰しを喰らいつつも、『世界』の「左足」に『星の白金』の渾身の拳を合わせて食い止めるが、 蹴りの衝撃によって拳にひびが入る『星の白金』に対し、『世界』は蹴りは止められたもののびくともせず、 その様子と目潰しのアドバンテージもあって勝利を確信したのか、不敵な笑みを浮かべるDIO。 しかし次の瞬間、『星の白金』の拳が命中した『世界』の左足にひびが入ると、そのひびは見る間に左半身全体へとおよび、 ついに頭部へ到達するや『世界』はほぼ真っ二つに割れ、直後『世界』同様のひびが全身に走ったDIOの肉体は、驚愕する当人を余所に木端微塵に砕け散った。 脳も破壊されては吸血鬼の再生能力でも復活できず、ついにDIOは承太郎…ジョースターの血統の前に完全敗北――死亡することになった。 DIOは自身の肉体についてこう語っていた。 「体の左半分が弱い。まだ時間が必要だ」 不死身の肉体を完成させるためにジョースターの血以上に必要だったもの、それは時間。 血を得はしたが時間を得ることができなかったDIOの肉体は、スタンドごと粉砕されてしまった。 『世界』の時間停止能力は、DIOが内心で抱いていた「時間の束縛から自由になりたい」という願望の発露であるという。 彼は完全な肉体とスタンドを手にし、時間の支配者となったかに思われた。 だが彼も結局は、時間の支配からは逃れえなかったのである。 「時間を止める」というのはSF作品ではお馴染みの描写だが、 それに「ごく短時間しか止められない」「発動までとその後に『隙』ができる」という制限を付け、 その上で、時を止められているが故にその相手側は能力の詳細に最初は気付けない『謎の能力』として描写することで、 単なる無敵の能力ではないまでも極めて強力な恐るべき能力として表現したのは、やはり荒木飛呂彦の天才的な技量によるものとしか言いようがない。 なお、『星の白金』の時間停止は「『星の白金』の速度が光速に達した時に時間が止まる」と第6部で説明されており、『世界』の時間停止能力とは毛色が異なっている様子。 第3部時点では最終決戦中にこの能力に開花したことで慣らす時間がなかったこと、第4部時点ではDIOとの戦いの後に時間を止めることがなかったこと、 そして第6部では本体の承太郎の加齢による衰えが原因で、停止できる時間は最長2秒程度であったが、第6部終盤では娘の徐倫のために覚醒して最長5秒止められるようになった。 親の子に対する愛は偉大である。惜しむべきはその愛が原因となってプッチ神父に倒されてしまったことか。 /!\ WARNING /!\ 以下、重大なネタバレ注意 【THE WORLD】 『THE WORLD(ザ・ワールド)』 オレだけの時間だぜ 第7部『スティール・ボール・ラン』終盤で、大統領の能力で呼び出された別の次元のDioが、『THE WORLD』という『世界』にそっくりな時を止めるスタンドを使う。 一巡後の並行世界であろうと、精神のパターンが近いから似たような能力になるということなのだろうか…? 微妙にデザインが変わっており、肘と膝部分のパッドがハート型から「D」のイニシャルになっている。 岩のようなマッチョなガタイに冷酷・傲岸な無表情をしていた『世界』と見比べると、 メチャクチャ痩せているうえに何やら気の抜けた優しげな目つきをしており「きれいなザ・ワールド」などと呼ばれたりする。 もっとも、これは意図的なデザイン変更というよりも作者の画風の変遷の影響によるものという線が濃厚で、 『JOJO-A-GO!GO!』でDIOの『世界』が新規に描き下ろされた時点で既にこの『THE WORLD』とほぼ同じデザインになっていたりする。 スタンド能力も『世界』と同じように近接パワー型(第7部では割と珍しいタイプ)で、上記の通り特殊能力として時間停止能力を有する。 一方、DIOの『世界』は、彼がジョナサンの肉体や時間停止そのものに慣れていくごとに時間停止できる限界時間が徐々に伸びていったのに対し、 Dioの『THE WORLD』は、「自分以外の時間を5秒間停止させる」と明確に時間停止の限界時間が定められている点が異なる。 劇中では馬を駆りながらのレースの最中という状況もあり、直接スタンドで殴り掛かるといった攻撃はせず、 走りながら時間停止を絡めたブービートラップを仕掛け、ジョニィにダメージを蓄積させていくというやり方で攻撃していた。 ただし、これは事前に大統領からジョニィのスタンド『牙』(特にACT4)の危険性を聞かされて戦う前から警戒していたのに加え、 戦闘中に『牙(ACT3)』の能力で追撃してきたジョニィの腕を時を止めて斬り落とそうとした際、『停止した時間の中で腕が動いた』と感じてさらに警戒を深めた結果、 徹底的にジョニィ及び『牙』の射程外から間接的に攻撃することで、なるべくジョニィからの攻撃を避けようとしたためと思われる。 /!\ WARNING /!\ 以下、ゲーム『アイズオブヘブン』の重大なネタバレ注意 【ザ・ワールド・オーバーヘブン】 我が『真実』の前に、ひれ伏すがいいッ!! ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』に登場する作者監修の同ゲームオリジナルスタンド。 『もしも3部で承太郎達が返り討ちにされていたら?』 『もしもプッチ神父ではなく、DIO自身が天国への行き方を実行し、天国へ到達していたら?』 という並行世界のDIOの持つスタンドである。 姿形は元の『世界』と同じだが、金色と白が反転したカラーリングになっている。 よく見ると眼もどこぞのギャング達よろしく白目と黒目が反転しており、不気味な印象を与える。 名前の由来は、西尾維新氏の著作である小説『JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN』からだろうか。 ◇能力 これが…『ザ・ワールド・オーバーヘブン』だ このDIOが望む真実に、必ず到達するのだ…… その能力は『真実』の上書き。 この世のあらゆる事象をDIOの望み通りの現実=『真実』に上書きし、書き換える……言うなれば現実改変能力。 その効果たるや、DIO自身が『自分には通用しない』という真実を「上書き」すれば、ジョニィのタスクACT4の爪弾や息子のGERをも無効化(*5)し、 例え『星の白金』に頭を砕かれようと『既にダメージを回復した』という真実を「上書き」すれば即座に全回復。 挙句の果てにあのD4Cを持つ大統領ですら何十という並行世界を逃げ続けても逃げ切る事は出来ず(*6)、 『大統領はどこにも存在しない』という真実で上書きして完全に消滅させるという、正真正銘のチート。 スピードワゴン曰く『むちゃくちゃだぜ』『勝てるわけがねえ』。 また、『甦り、自分に忠誠を誓う』という真実にでも書き換えたのか、作中で死亡した人達を蘇らせ、およそDIOに従うような性格ではない連中と一緒に洗脳した。 この時吉良吉影が顔を変える前後で2人になっており、同一世界の時間軸にいる人間ならばいくらでも増殖させることができるようである。…お金持ちになれそうだ。 メイド・イン・ヘブンの加速能力と同じ経緯で発現したと思われる。 ただ、メモによると自分は死ぬと想定しており、手順がいくらか異なる可能性が高い。 ベースである『世界』やメイド・イン・ヘブンと能力に共通点はなさそうに見えるが、実はそうでもない。 DIOが『世界』の能力をただ時間を停止させる能力ではなく、光の速度まで加速させる能力と捉えていたのであれば、このような考えに至りうる。 一瞬のうちに光速に至る力を超長期的に作用を及ぼすように作り替えるのであれば、『世界』を核として一度崩壊させないといけないのだろう。 そして、プッチは1巡しただけで終わりにする予定だったが、DIOは基準世界の外側で宇宙の時間を無限に加速させて開闢と終焉をやり直していると思われる。 無限にループする世界の中から都合のいい状態を取り出して、基準世界にマッチングさせているという訳である。 「必ず自分の望む真実に到達する」という能力は、奇しくも息子ジョルノの「決して真実に到達させない」能力とは真逆の性質であり、 それ故に、オーバーヘブンの能力を一早く見抜いたのもそのジョルノだった。 また後述するように「魂」が関わるスタンドのため、ダニエル・J・ダービーにも「自分のスタンドである『オシリス神』と共通点がある」と言われていた。 能力を抜きにした純粋なパワー自体も圧倒的に上昇しており、ゲーム中では謎の落雷でこちらにダメージを与えてくるなど、 自力で戦う際には直接攻撃しか出来なかった元の『世界』と異なり、遠距離攻撃まで可能となっている。 余談だが、プッチ神父の発現したメイド・イン・ヘブンは『運命』を確定させ、覚悟をさせる世界こそが天国としていたが、 DIOのオーバーヘブンは、その定まった『運命』を都合のよい『真実』に上書きができる『世界』こそが天国とすれば、彼らは確かに親友の間柄であっただろう。 なお、これでもまだ終着点では無いようである。 少なくともDIOはこの能力を自身がさらに高みを目指すために拠って立つ踏み台程度にしか考えておらず、まだまだパワーアップする気満々でいた。 この際限の無い欲深さこそ、DIOの最大の武器かもしれない。 以上のようにまさに神の御業の如き万能感を醸し出しているザ・ワールド・オーバーヘブンだが、完全無欠の最強のスタンドッ!……なわけでもなく、欠点や弱点も多い。 ムシのいいご都合主義を決して許さない荒木の美学からは逃げられなかったか…… ◇弱点 まず最大の弱点として挙げられるのが、強大過ぎる能力の代償からか燃費が非常に悪い点。 発動には膨大な魂のエネルギーを必要とする上に、一度能力を使うとインターバル(次に能力を使えるまでの時間)も極めて長いため迂闊に連発する事ができない。 まあ、こんなチート能力をホイホイ気軽に使われたら無理ゲーなんてレベルじゃないから当然なのだが 魂のエネルギーを補充することで再度使用可能となるが、DIOが自身のノートに記していた『極罪を犯した36名以上の魂』というのはこれを指す。 どうも劇中のDIOの言葉から察するに、これは単に「空になった器をまた補充する」というだけの意味ではなく、 36人分の魂を吸収すれば「燃費の悪さ」という弱点そのものが解消されるようである。なんてこった! DIOからすれば「ジョースター8人+彼らに仲間入りした『自身の敵』28人」が罪人なので、 最終決戦時は各地で相討ちとなった彼らの魂と聖なる遺体のエネルギーを吸収し、残りは承太郎と徐倫の2人のみとなっていた。 また、元の『世界』の能力である時間停止の方が安全に事が片付く状況でもオーバーヘブンを使用しているため、 プッチ神父のメイド・イン・ヘブンのように、新能力を獲得した代わりに元々持っていた時間停止能力を喪失してしまった可能性がある。 ただし、先述の謎の落雷の他に瞬間移動と思しき能力も披露している。 時間停止であたかも瞬間移動したかのように見せたのか、それに代わる新たな能力をオーバーヘブンによって発揮出来るのかは不明。 自分に対して「真実の上書き」を使うことで「今現在自分が存在している位置」を書き換えたのかもしれない。 そして、第5部でブチャラティが語った『スタンドか本体のDIO自身が拳で殴る(手で触れる)事』が能力の発動条件であるという点。 何らかの方法で拳を封じられた場合、能力を使う事が出来ず、完全に無力化されてしまう((蹴っ飛ばすとかはできると思うが)。 この他にも『発動時は到達すべき真実をDIOが想定していなければならない』ので、知識として存在していない事態には即座に対処できず、 頭部を破壊されたあと能力発動で傷を消していることからもわかるように、(吸血鬼並みの身体能力が据え置きとはいえ)天国に到達したDIO本体には普通にダメージが通る。 それこそ頭部を木端微塵にするなどして『能力を使う』と脳で判断することすら不可能なダメージを一瞬で与えれば、そのまま殺し切ることも充分可能といえる。 何より最大の弱点は、これ程までに強力なスタンドであっても、『同じ世界に並行世界の人物や物が存在すると消滅する』という並行世界の法則は無視できない……という点であろう。 ちなみに、上書きされた真実はDIOが死んでも解除されない。 そのため、本作のエンディングはファンにとって(賛否はあるだろうが)非常に印象深いものに仕上がっている。 【余談】 『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド(劇場版)』では、ストーリー自体は第1部を扱っているものの、 主題歌『VOODOO KINGDOM』は復活後のDIOを含めて『ディオのテーマ』をコンセプトにした曲となっている。 随所に部を超えたDIOを思わせる歌詞が使われており、Aパートにも「調和した真実の世界」というフレーズが。 JCコミックス27巻に収録された『DIOが結界を突破するために時を止めるシーン』。 件の『コーラン事件』の影響から、事件後に発行された版では背景のモスクの尖塔が送電鉄塔に修正されている。 しかも執筆時期の違いからそこだけ第6~7部っぽいタッチになってしまっていて、違和感が大爆発している。 作中でDIOは「精密動作性でもスタープラチナより上」だと言っている。が、実際にラッシュ比べで精密動作性まで判断できるかは不明。 ただ、自信過剰なDIOのこと、ラッシュ比べを制したことに気分を良くして「自分の方が全てにおいて上」と宣言するために適当に言った可能性も捨てきれない。 ちなみに、スタンドステータスにおいては、精密動作性については『星の白金』がA、『世界』がBと、『星の白金』の方が高評価となっている。 初期に『隠者の紫』らしき茨のスタンドで念写をするシーンがあるので、 「初期設定で世界は『全てのスタンドの能力を使える』能力だったが、さすがにチートすぎるので『時を止める能力』に変更された」 とも噂されていたが、これについて確実にそういう設定だったというソースは無いので注意。 今はこの茨のスタンドについては、『JOJO A-GO!GO!』のスタンド辞典に記載されているように「ジョナサンの肉体のスタンド能力」が公式設定である。 実際、茨のスタンドを使用していた物語序盤では、DIOは「未だジョナサンの身体は自分に馴染んでいない」と発言している上、 中盤→終盤にかけて人間の血を吸血することでジョナサンの肉体を徐々に馴染ませ、最終決戦直前には「あと一人」で完全に馴染むところまで来ており、 そして、ジョセフの血を吸血して「完全に馴染んだ」時にはその身体からジョースター家の証でもある「星型のアザ」が消えていたことから、 ジョナサンの肉体がDIOに馴染んでいく、言い換えればジョナサンの肉体がDIOの肉体に変化していくにつれ、 ジョナサンの(肉体の)茨のスタンドが使えなくなっていったとしてもおかしくはない。 ちなみに、小説『OVER HEAVEN』では明確に『隠者の紫』であると説明されている。 DIOが目覚めた事によってDIOが持つ2つの能力のうち『隠者』がジョセフに、『世界』(スタープラチナ)が承太郎に発現した、という噂もあるが、公式でそのような説明がされたことは無い。 第3部では、主人公たち(+某議員)が『世界』の時間停止能力を何度も喰らってもその事実に気付けず、最終的に花京院の犠牲でようやく見破ったのに対し、 第7部ではジョニィがDioの『THE WORLD』と数度相対しただけで「まるで時間が止められたみたいだ」と時間停止能力をズバリ言い当てていることから、 ジョニィが割合すぐに、それも単独で時間停止能力(と概ねの停止可能時間)を見破ったことに違和感を持つ声も見られる。 ただ、これについては「ジョニィは以前に似たような能力と戦った経験があるから」という反論があり、実際にジョニィは能力を喰らった際にリンゴォを思い出している。 また、SBR中ということもあって、互いに馬に乗り、競争しながらの戦いであったため、ジョニィは互いの距離や速度に注意を払っていたはずなので、 「5秒くらい」という大まかな停止可能時間まで特定出来たのも不自然ではないという考察もされている。 メタ的に見ると、読者にはバレバレの能力を作中の人物が考察して謎を解く展開をやってもつまらないのは目に見えているので、この点は仕方なかったのかもしれない。 アニオタの追記・修正はよく馴染む!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 時を止めるだけでも十分過ぎるほど厄介なのに、本体が吸血鬼なせいで数少ない対処法である不意打ちが実質的に潰されているという鬼畜さ。 -- 名無しさん (2013-08-13 17 14 53) ホル・ホースの背後を取り返したシーンで、わざわざ蜘蛛の巣をえっちらおっちら避けながら背後に廻ったのかと思うと思わず和む -- 名無しさん (2013-08-13 17 48 22) ↑2 紫外線照射装置による不意打ちィィィイッ! -- 名無しさん (2013-08-13 18 04 57) どうやってロードローラー運んだんだ・・・?てかよく見つけたな・・・ -- 名無しさん (2013-08-13 18 29 09) DIOの性格的に絶対やらないけど、逃げに徹されて後日襲われてたら負けてたな。 -- 名無しさん (2013-08-13 18 37 02) DIOの性格上闇討ちはしないだろうがね。ジョースター一行がエジプトに向かっていることが分てても場所を変えなかったし -- 名無しさん (2013-08-13 18 39 04) フリーザの戦闘力53万発言と世界の能力判明と、どっちがより多く当時のジャンプ読者を絶望に叩き落としたんだろうか -- 名無しさん (2013-09-06 14 53 59) 初見時の印象は(思ったより毒のないデザインだなぁ)と。アメコミヒーローと鉄人28号系のレトロなロボットが合わさったようなシルエットがDIOの屈託のない強さへの憧憬、さらにいうならインフレパワーバトル全盛の当時のジャンプを感じる。 -- 名無しさん (2013-09-06 16 40 51) スタプラとのラッシュ勝負では勝ったように見えるがさりげなく磁石を付けられてる辺り、単純なパワーやスピードでもあちらより上かは分からない -- 名無しさん (2013-10-18 22 57 28) 初期設定での世界は、「全てのスタンドの能力を使 える」能力だったらしい。 -- 名無しさん (2013-10-22 10 32 34) ↑これ、何の根拠もないガセネタだぞ。この部分は何を参照して書いてるんだ? -- 名無しさん (2013-10-22 10 33 31) DIOとおそろいのパンプキンイエローもいいが、OVA版準拠の白亜の巨体も美しい。スタチューレジェンドのセカンドカラーで黒一色になると一気にロボットっぽく見える。 -- 名無しさん (2013-10-22 13 13 45) ↑3それだと「強いも弱いも…」と完全に噛み合わない気がするが… -- 名無しさん (2013-11-18 11 07 13) 時止めは、再使用までどれくらいかかるんだろう? -- 名無しさん (2013-11-18 11 50 58) フリーザの戦闘力53万発言と世界の能力判明と、どっちが~ -- 名無しさん (2014-01-07 20 21 04) そりゃフリーザだろう。人気や知名度ではドラゴンボールの方が遥かに上だったし、時止め自体はギニュー特戦隊のグルドでもできるからな -- 名無しさん (2014-01-07 20 23 12) ディエゴのも同じパラメータなんだろうか -- 名無しさん (2014-01-17 21 56 05) ディエゴの方は本家よりパラメータはひくそうなイメージ -- 名無しさん (2014-03-26 05 58 10) 遊戯王のTHE・WORLDの元ネタだっけか? -- 名無しさん (2014-04-14 22 44 14) ↑全然違う。このスタンドの元ネタが元ネタ。ただ効果がこの世界を想像させた上に後に使用者が同じテラ子安になったおかげでさらにネタになった -- 名無しさん (2014-04-14 23 24 31) 遊戯王の方もこっちもタロットの大アルカナ「世界」がモチーフ -- 名無しさん (2014-04-14 23 40 53) ここまでの破格のスペックはやはり吸血鬼だからだと思う -- 名無しさん (2014-04-15 00 16 18) ↑そこは「DIOだから」だろ。吸血鬼自体は柱の男の餌じゃん。世界は最高格、GERが破格ってイメージ -- 名無しさん (2014-04-15 00 25 19) アニメ第一部のOPで弾丸がゆっくり飛ぶのはこのスタンドの、「弾が静止して見えた」というところから来てる -- 名無しさん (2014-04-15 00 56 57) ↑ソースは?神風動画サイドの発言? -- 名無しさん (2014-05-28 18 48 38) 3部格ゲーの時止めかっこいい -- 名無しさん (2014-06-27 02 09 04) ロードローラーは吸血鬼の聴力を使って探したのだろう -- 名無しさん (2014-10-19 09 22 10) ディエゴWORLDはスタンド自体の性能は初期GE位と思ってる。 -- 名無しさん (2014-10-19 09 40 31) 無駄に痩せてて弱そうだからな。 -- 名無しさん (2014-10-24 15 39 17) マスクの下ってどんな顔してるんだろ。イケメンが出てきそうだけど。 -- 名無しさん (2014-12-11 17 49 40) ↑20 一年以上前のものに返答するのもあれだけれど、ジョセフの念写をディオが同調して把握したところからそういわれている -- 名無しさん (2014-12-11 17 56 47) ↑でもそれも読者の想像で今のところ全部使える予定だったってて明言ないよね。「時間に関する能力は強いだろうからラスボスにした」って言ってるのはどっかで見た覚えが。ジョジョニウム17巻でDIO誕生秘話あるなら、なんか触れられるかな。 -- 名無しさん (2014-12-11 18 37 34) ナイフ!道路標識!ロードローラー!スタンドパワー!フフフフ!これで何者もこのDIOを超えるものがいないことが証明された! -- 名無しさん (2014-12-18 11 18 00) ↑文字にするとしょっぱいが、実際に絵にすると凄い威圧感なんだろうなそのフルアーマーDIO様・・・w -- 名無しさん (2015-01-26 21 54 31) まどマギのほむらもザ・ワールド・・・ -- 名無しさん (2015-01-26 21 59 23) ↑あれは時止めにしては変な描写が多かったから実質的には別物なんじゃね? -- 名無しさん (2015-02-09 13 12 48) エジプト編に入ってからのopの映像で承太郎達の周りに歯車みたいなのがあるのはザ・ワールドの能力の暗示なのか?少なくとも個人的にはそう思って見てる -- 名無しさん (2015-02-09 14 01 37) ↑まぁそうだろ。スタプラの辺りとか時止めっぽい演出多いし。曲名も曲名だし -- 名無しさん (2015-02-09 14 06 16) 余談に誤植発見(『時を止める』が『時を戻す』になってます) -- 名無しさん (2015-04-26 14 38 26) ↑間違ってないと思う。『全てのスタンドの能力を使える』→チート過ぎて『時を戻す』→それでもチートだから『時を止める』になったって噂だからね。『時を止める』もチートだとは思うんだが…ザ・ワールドさえあれば本来天敵のワムウとかエシディシとかゴミだわ -- 名無しさん (2015-05-08 18 48 19) パワーAでも柱の男たちに攻撃が効くのかな? -- 名無しさん (2015-05-30 19 01 35) 3部初期のスタンド名の付け方「タロット+色」の法則を続けてたら、『ワールド・ゴールド』で韻を踏んだ名前にするつもりだったんだろうか、なんて思った -- 名無しさん (2015-06-04 16 02 09) 読者に向かって、自分の能力を説明してくれるラスボス。 -- 名無しさん (2015-06-04 17 27 13) 俺も不死身!不老不死!スタンドパワー!が欲しい -- 名無しさん (2015-07-14 17 50 38) まぁそのいろんな意見はあると思うけど、世界は唯一無二の強力なスタンドだと思うよ -- 名無しさん (2015-07-23 22 33 11) 遊戯王GXでも子安でカリスマリーダーでザ・ワールドなんだ -- 名無しさん (2015-07-23 22 57 42) ↑もっともあっちのザ・ワールドは後にEX二種類が出たせいで立場なくしとるがな -- 名無しさん (2015-09-24 23 46 41) 最強のスタンド -- 名無しさん (2015-10-05 22 47 23) オーバーヘブンについても追加します -- 名無しさん (2015-12-21 11 02 06) 賛否両論かもしれんがオーバーヘブンは個人的には好き。 -- 名無しさん (2015-12-22 16 30 54) オーバーヘブンは半公式だけど日記は本音を書くとこじゃないんだよね。承太郎もダンに言ってたけど自分の事は自分じゃわからないからね。本音を書こうとしたって強がって理想の自分を書いたり恥ずかしい事は書けなかったりするよね。だから読んでて『自分の中のDIO様像』とかけ離れていたら「あ~DIO様がまた強がってるぅ~」とか「もう、DIO様ったらこんなこと書いちゃってるけど本当はテレちゃってw」なんて解釈しながら読むのも一つの楽しみ方である -- 名無しさん (2015-12-22 16 47 54) 将軍「回れ、朱黒の旋盤よ!」 -- 名無しさん (2016-02-23 16 32 01) Eohでのこととかはまだ書かれてないのか -- 名無しさん (2016-04-16 17 58 26) オーバーヘブンのおかげでラスボスとしての貫禄が戻った感じ -- 名無しさん (2016-04-24 08 33 43) オーバーヘブンはこれでもゲームという媒体だからわかりやすいチートに妥協した感がプンプンするんだよな・・・wもし本気で荒木先生が世界の究極進化系をデザインしたならもっと難解でブッ飛んでて、攻略の糸口すら予期できないシロモノが生まれそう。 -- 名無しさん (2016-04-24 15 35 54) 次はザ・ワールド・オーバーヘブン・レクイエムだな! -- 名無しさん (2016-04-25 06 14 52) ↑これ以上どんな風に進化するんだ… -- 名無しさん (2016-04-26 07 39 50) 時間停止発動のタイミングが完全に本体の状況判断なので、逆に言えば想定してない形の攻撃を自動で防御~的な使い方はできない。射程距離とかも含めて攻撃面では間違いなくぶっちぎりだが、本体が敵の位置や状態を把握できてない場面だと微妙にツライ(実際本編でもそういう状況でピンチに陥ってる) -- 名無しさん (2016-04-30 08 52 38) なんで欲望を操るスタンドは出ないだろうか -- 名無しさん (2016-05-23 14 05 07) ふはははははは -- 名無しさん (2016-06-17 16 45 33) これの進化系こそがザワールド・アイズオブヘブンなんだろ -- 名無しさん (2016-06-17 17 23 34) THE WORLD OVER HEAVENの能力が完全に第六魔法な件 -- 名無しさん (2016-07-17 21 17 44) オーバーヘブンもリングアウト復帰のときに時間止めてないか?今更だが -- 名無しさん (2017-02-12 17 26 27) 青と黒のカラーのアニメの「ザ・ワールド」が結構好きです -- 名無しさん (2017-05-06 17 27 51) オーバーヘブン -- 名無しさん (2017-06-22 22 11 29) オーバーヘブンって…森羅万象が対象のヘブンズドアーみたいな感じか… -- 名無しさん (2017-06-22 22 12 59) ↑9 ただ、DIOは吸血鬼特性のおかげである程度「食らい発動(格ゲーでいうバースト)」ができるのが最高に噛み合ってて厄介 -- 名無しさん (2017-12-21 17 23 32) このタイトルだとタロットの方の世界とごっちゃになってややこしい。ニコ百みたいに「ザ・ワールド(スタンド)」とか「世界(スタンド)」とかの方がいいんじゃないかな -- 名無しさん (2018-07-09 05 04 13) 『JJ』では諸事情で究極カーズと同等の究極生命体に進化した影響で、1時間以上時止め可能になったザ・ワールド・アルティメットとか披露してたね -- 名無しさん (2019-05-30 22 10 28) 実は時止め能力って無敵ではないんだよね。ほぼ不死身のDIOや、精神肉体共に最強の承太郎だからこそ使いこなせる。オレのような一般人なら使いさえできるけど、使いこなせはしないんだよなあ。ましてやバトル物なら尚更ね -- 名無しさん (2019-06-27 12 04 43) 世界の恐ろしいところは成長性Bであり、これだけの能力であっても発展途上といところだな -- 名無しさん (2019-09-26 23 23 27) ディエゴはDIOほど能力隠す余裕なかったしジョニィが気づいたのはそんなに違和感ないかな (姿や音を消せる・馬ごと瞬間移動・ナイフ同時出現) -- 名無しさん (2019-10-28 07 33 48) 日常的な環境で5秒止めたら何ができるだろうか?平和的な使い道が思い付かない。事故や犯罪を未然に防ぐのには使えそうだが、そうそう出くわすものじゃないしな。 -- 名無しさん (2019-10-28 13 39 41) ↑うっかり落ちたケーキやこぼしかけたジュースを戻す。 -- 名無しさん (2020-02-17 14 58 06) ↑↑スカートの中を覗くことさ! -- 名無しさん (2020-06-15 00 22 12) ↑ それ5秒そこらで足りるか? 逃げる時間も計算しろよ! -- 名無しさん (2020-06-30 20 45 26) DIOが9秒止められるのにディエゴや承太郎が5秒しか止められないのは5秒が人間の限界ってことなのかね -- 名無しさん (2020-07-27 18 47 57) 不老不死で疑似的に永遠を体験できている吸血鬼のDIOだから到れた発想とも考えられるしな -- 名無しさん (2020-09-07 22 13 40) 時間停止中にナイフ投げて少し進んだらピタッと止まる理由を考えてみたら「投げるまでは俺の物(身に付けた服のようにDIO様と一緒に動ける)」→「投げた後は俺の物じゃない(自分以外と同じように止まる)」みたいになった…が、DIO様が出来て当然と思ってるので出来てる(出来た)のでしょう。 -- 名無しさん (2020-10-01 17 25 19) それだと手から離れた瞬間に即座に停止して承太郎の目の前で止まるという風にはならないのでは -- 名無しさん (2020-10-01 17 48 14) ↑記憶の中と漫画(アニメ)の実際の光景がなんか食い違ってたわ。単純にある程度は自由に動かしたいだけ動かせるって考えればいのか。 -- 名無しさん (2020-10-01 19 15 21) オーバーヘブンでも流石に柱の男をどうにかしようとはしなかったのか -- 名無しさん (2021-04-03 22 58 45) ↑ 放っといても敵対するからじゃね。直接洗脳したのは殆どジョースターの仲間だし -- 名無しさん (2021-04-04 23 25 57) ↑11 麻雀やポーカーで、相手の手を覗くくらいかねぇ……オービー君がやられたんじゃないかと根強く囁かれる手の入れ替えとか山の仕込みとかは、一般人が狙ってやるのは5秒じゃまあ無理だろうけど。 -- 名無しさん (2022-11-06 09 52 07) ↑9↑10 エスカレーターに突然盗撮カメラが現れ、忽然と消えるみたいな、瞬間移動の代替というかポルナレフ状態のような使い方なら、5秒あれば何とか…… -- 名無しさん (2022-11-06 09 55 16) 曲がりなりにも他者の幸福のために発現したメイドインヘブンに対してオーバーヘブンはDIOだけが幸福になる能力になっている辺り天国への儀式って儀式を執り行った術者にとっての幸福をこの世に顕現させる方法なのかもしれないなって感じた -- 名無しさん (2023-01-23 15 08 59) たった5秒「しか」止められない設定が逆に時間停止の圧倒的強さを際立たせている。荒木先生の天才性。 -- 名無しさん (2023-10-15 07 23 34) 未だに「全スタンド能力使用説」を信じてる奴いるんだな。哀れ -- 名無しさん (2023-12-22 13 54 34) 精密動作とプッツン後のスタプラのパワーにこそ負けてるけどどっちのスタンドが欲しいか聞かれたら世界を選ぶ -- 名無しさん (2024-04-28 19 35 50) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/110.html
(前奏 レロレロ言っといて) 僕は忘れない 曲がりくねった紐を見る 生まれたての太陽は ノォホホフハハヘラヘラヘ 二度と戻れない ピシガシグッグッ決めた日 きっと 想像した以上に 騒がしいポルが 僕を待ってる DIOの カリスマだけで 生きてゆける気がしたよ 柔らかな 筋メロン つぶれるほど 締めないで こぼれそうな殺意 伸び切った字で書き上げた あの手紙はすぐにでも 捨ててほしいと言ったのに 少しだけ眠い 妄想だけが止まらない 今 せかされるように 赤ん坊めがけ 強行手段だッ! エメラルドの光だけで DIOに勝てる訳ない だから結界張って DIOの秘密解き明かす (マヌケが 知るがいい) (「ザ・ワールド」) どんなに悩んでも 謎が解けない 全部一度に切れたイト やっと気がついた DIOの能力 夜の闇を裂く 翠玉にこめて (ジョースター・・・さん) (受け取って・・ください・・・) (伝わって・・・・・・・・・ください・・・・・・) 気がついてほしい 壊れ 止まった針を見て きっと ヤツの能力 伝わったなら DIOを倒せる 仲間 の響きだけで 強くなれた気がしたよ ささやかな メッセージ 消えてゆく 力こめて 信じられる 仲間など 見つからない気がしてた いつかまたこの旅で みんなめぐり会いたい
https://w.atwiki.jp/animelonif/pages/363.html
174 絶望を斬る ◆MoMtB45b5k 「じゃあ、佐倉のところに行けばいいんだな」 闇が濃くなっていく中。 ウェイブは、自分が来た道をちょうど引き返しながら、救援を求めてきたサファイアと会話しつつ、橋を渡っていた。 喋るステッキには多少は驚いたが、帝具の中には人語を理解し意思を持つものもあるという。 サファイアもその一種なのだろうと納得した。 『ええ。武器庫の近くに、時を止める力を持ったDIOという男が――っ、掴まってください!!』 「うお!?」 突如、ウェイブの体が前へ引っ張られた。 橋が急激に遠ざかっていく。 「何を――っ、あれは――!」 『ええ』 一体何があったのかと聞こうとしたウェイブだが、橋のたもとに現れた影が視界に入り、全てを察する。 「後藤の野郎……!」 『あなたも、知っていましたか』 「こっぴどくやられた相手だよ」 『私も研究所で遭遇しましたが、恐ろしく強い怪物でした』 ウェイブとサファイアは頷き合う。 備えは十分とは言い難いし、ウェイブにはMS力(それが何のことかはよく分からなかったが)が足りずサファイアを扱い切ることもできないらしい。 何にせよ、今の自分たちには相手をしている時間はない。 急速に低空飛行しながら、ウェイブは西へ向かっていった。 ∫ 「……逃げたか」 ウェイブがあっというまに闇に消えていった方を見ながら、後藤は呟いた。 長い橋に差しかかかったところで、こちらに向って歩いてくる男の姿を認めた。 その姿には見覚えがあった。 殺し合いが始まってしばらく経った頃に戦い、先ほども顔を合わせた、マスタングと同じく軍人らしい、ウェイブと呼ばれていた男。 「まあ、いい」 ちょうどよい食料として、この場で食べておこうとした。 実力は知れていること、逃げ場のない橋、1対1。 全てが後藤に有利な状況だった。 だが、逃げられた。 恐らくは、彼が手に持っていた玩具の杖のようなものの力だ。 交戦したときは、あのようなものは持っていなかった。 手にしていたのならば、逃走のために使っていたはずだ。 交換、拾得、強奪。何らかの手段で手に入れたのだろう。 自分が拳銃や鎖鎌を手に入れたのと同じように。 「お前もあの時のお前ではないということだろう。新しい力――見せてもらおうか」 逃げた方角は、自分が向かおうとしている武器庫と同じ。 後藤は、ゆっくりと橋を渡り始めた。 ∫ 「あちらが気にならんかね、お嬢さん」 御坂美琴とキング・ブラッドレイ。 2人は、ヒースクリフとの邂逅を目的に、連れだってアインクラッドを目指していた。 「あっちって……」 2人がいるのは、地図上では「イェーガ―ズ本部」の傍ら。 ちょうど真西にあたる方角から、断続的な爆発のような音が聞こえ、ちらちらとした閃光も見えている。 「そんな暇はあるの?」 美琴は、はあ、とため息をつく。 「……私にとって重要な人物はまだ生きているのでな」 放送が確かならば、キンブリーは死んだが、人柱候補のマスタング、エルリックは健在だ。 さらには兄弟であるエンヴィーとプライドも残っている。 「派手にやっているらしいが、巻き込まれて死なれては困るのでな」 「でも、まずはヒースクリフとかいう――」 言い終わる前に、ブラッドレイは方向へ歩き出していた。 いつの間にか、2本の剣も抜いてすらいる。 「……まあ、いいわ」 それを見て、美琴は再度ため息をつkく。 自分は腐っても学園都市のレベル5だ。油断しているつもりは一切ない。 が、先ほど、確実に殺すつもりで襲った男2人組をほとんど無傷で逃がしてしまったのは事実だ。 西にいる連中は、ここまで遠くまで戦闘音を響かせる実力を持っている。 こうしてブラッドレイと手を組めているうちに、危険人物は刈り取っておくに越したことはないだろう。 美琴は、半ばしぶしぶといった体でブラッドレイの後を追い始めた。 ∫ 「はぁ、はぁ……」 「くそ……」 「くっ……」 そして、ブラッドレイと美琴が目指す音と光の源。 そこでは、3人の少年少女が、ピンクの衣装をまとった1人の少女と相対していた。 「早く――死んで」 体に負う傷は、明らかにイリヤよりも杏子、エドワードのほうが深い。 (少々、まずいですね) セリムは内心ごちる。 イリヤの攻撃には全く躊躇いがない。DIOに何かをされ、微かにあった迷いのようなものがなくなっている。 すでに武器庫からは引き離され、周囲に光源は見当たらない。 杏子が草に火を放つことで光を確保していたが、その杏子も攻撃を捌くのに手一杯。 必然的に自分は杏子とエドワードに守られるような形になり、ますます追い込まれる。 加えて、自分より体の大きな大人を殺すには有利に働いたこの容れ物が、体格が同じくらいのイリヤ相手には逆に不利になってしまっているらしい。 2人とは違い傷こそ表面化しないが、ダメージは確実に体に刻まれている。 状況は悪い。 こうなったら人柱のエドワードを連れて――、いや、最悪自分だけでも、ここから逃げるべきか。 「おい!」 そこまで考えたとき、エドワードがこの修羅場から離れていく陰に鋭く声をかけた。 「イリヤに何をしやがった、てめえ!」 しかし、DIOは意にも介さない。 無関心とばかりに、すたすたと歩を進めていく。 「待てっつってんだろが!!」 エドワードは地面に手を当てる。 すると、足枷が錬成され、DIOの足に絡みついた。 「――」 DIOの足が止まる。 舌打ちをし、足枷を蹴り砕く。 「追いついたぜ」 「……」 振り向き、エドワードを忌々しげに睨めつける。 「イリヤを解放しやがれ、この野郎!」 しかし、エドワードも一歩も引かず睨み返す。 「野郎とは、このDIOのことかな?」 「てめえ以外誰がいるってん――」 言い終わる前に、エドワードは胸ぐらを掴まれる。 「態度がなっていないな」 「く、あ……」 「――このDIOに物を頼むなら!」 「ぐっ」 「――『どうか解放してくださいませDIO様』とでも!」 「おっ」 「――言うべきだろうがァ!!!」 「ぐあぁっ!」 連続でパンチを叩きこまれ、エドワードは吹き飛ぶ。 「エド! DIOの力は――くそっ!」 倒れたエドの姿に、思わず振り向く杏子。 その杏子に向けて、猛スピードで何かが投げつけられる。 「ぐあ!」 「ち!」 吹き飛んだ杏子を庇い、セリムはその背にまともに光弾を食らう。 「貴様にくれてやろう……有難く使うがいい」 投げつけられたのは、インクルシオだった。 この鎧は、御坂美琴に屋根を削られ、日光を浴びせられた時の屈辱をどうしても思い出させる。 そんな縁起の悪い代物は、DIOにはもう必要ない。 大体にして、帝王に、狭苦しい鎧など不要だ。 「ちくしょう、舐め――」 が、それ以上DIOに声をかける時間はなかった。 身を投げ出して杏子を庇ったことにセリムが僅かな疑問を感じる間もなく、光弾が襲う。 「――かっ、は――」 咳き込むエドワードの前に、再びDIOが立ちはだかる。 「雑魚どもやり合う気は一切なかったが――そんなに死にたいとあっては、話は別だ」 エドワードを見下す。 「速やかに殺してやろう」 『世界』の拳が、振り上げられる。 「せいぜい地獄であのふざけた猫娘とイチャついていろ! 死ねい!!」 ――『みくは自分を絶対に曲げないから!』 「み、く……」 エドワードの脳裏に、少女の言葉がよぎった。 「く、そぉ……」 その目に、光が再び宿る。 「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉ!!! みくゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」 再び手を合わせ、地面から土柱を何本も錬成する。 「無駄ァ!」 その土柱も、『世界』の一撃で破壊される。 ひるまず次々に錬成しDIOに向ける。 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄む――むっ!?」 その時、DIOとエドワードの間に割って入った物があった。 刃が一閃、DIOの顔面を襲う。 が、難なくはたき落とされる。 「寄生生物(わたしたち)が、言えた柄ではないけれど」 杏子やイリヤとは違う、大人の女性の、どこか無機質な声がした。 「一方的な暴力というのは、あまり気分がよいものではないわね」 「貴様、田村玲子……!」 DIOの標的の一人、寄生生物。 「フフ、待っていたぞ……」 「貴方に会いに来たわけではないのだけれどな」 「エドワードだ。あんたは……?」 恐る恐る、エドワードは問いかける。 突如現れた、後藤と同じような体の変形を見せる女性。 田村玲子の名は、サファイアから聞いてはいる。後藤の同類ではあるが、敵ではないとのことだったが……。 「味方、と言っておこう。 ……腕に自信はあるが、アレが相手では心もとないからな」 田村はDIO、そして後方で未だ戦い続ける3人を見やる。 「2人とも……以前に会った時から、随分と変わったようだ」 「貴様を葬るのに十分すぎるほどの手に入れたのでな。 ククク……もはや死んでもサルなどとは呼ばせんぞ」 3人は再び対峙する。 ――が、DIOの敵は、エドワードの味方は、これだけではない。 ゴォォ、とでも形容すべき音が、東の方から聞こえてきた。 姿を現したのは、一つの魔術礼装と、それに掴まった男――。 「グラン――フォールッ!!!」 ウェイブが、空中から必殺の膝蹴りを見舞う。 「ふん――無駄ァ!!!」 が、渾身の不意打ちも、今の『世界』には通じない。 クロスした両手で難なく受け止めると、弾き返す。 「俺を忘れんな!」 第二の乱入者にも決して動揺はせず、エドワードはその合間を突いて土柱を錬成、DIOに向ける。 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」 やはり、通じはしない――が。 「ウェイブだ! 佐倉!」 『佐倉様!』 イリヤと一進一退の戦いを続けている杏子に、ウェイブがサファイアを投げ渡す程度の隙はできる。 「おう!」 杏子はそれを受け取り――。 『コンパクトフルオープン! 境界回路最大展開!』 「待ってたぜ! 味方連れてきてくれてありがとよ!」 『佐倉様、イリヤ様は、これは――』 「完全にどうかしちまってる。……目ェ覚まさせるぜ」 『っ、承知しました!』 衣装はそのままに、杏子の力が増す。 光弾を捌くのに精いっぱいだった杏子が、ここで攻勢に転じる。 その攻撃に、黒い影が加わる。 「これは有難い」 力が増すと同時に、杏子の体から放たれる光も俄然増す。 セリムはそれに寄り添うように動き、より濃い影を作り出す。 「――」 無表情に近かったイリヤの顔にも、ここに来て初めて僅かな動揺が浮かぶ。 「イリヤ! そこのガキどもはきちんと始末しておけ!」 戦局の変化を嗅ぎ付けたDIOが鋭く呼びかける。 「っ、分かりました。DIO様」 僅かに浮かんだ動揺は、それで消えた。 2人の魔法少女とはじまりの人造人間が、再びぶつかり合う――。 ∫ 「さて、貴様ら」 DIOは睥睨する。 当座の敵は3人。 寄生生物に、豆粒に、磯臭い男。 「どう葬ってやるか……」 「くたばってたまるかよ!」 「私も、やらねばならないことがあるからな」 「俺も忘れんじゃねえぞ!」 改めて見ると、集まったのは所詮ザコでしかない。 3人そろってキャンキャンとよく吠えるものだ、とDIOは思う。 (ふむ) ニヤリ、と笑う。 『世界』の能力――。この辺りで、試してみるのもいいだろう。 『気をつけてください! DIOは―― 「――まとめて死ねい! 『世(ザ・ワー)―― 戦いながらも動きに気付いたサファイアが、3人に警告する前に。 『世界』の能力が発動する、その前に。 巨大な音とともに、4人の間に雷が落ちた。 ∫ 「まとめて始末するつもりだったけど、狙いが外れたわね」 「御坂――! それに、ブラッドレイ――!?」 混沌の場に現れた2人に驚愕したのは、エドワードだった。 「久しぶりね。……随分な状況になってるみたいじゃない」 「苦戦しとるようだな、鋼の錬金術師よ」 DIOから目を反らさず、2人は話しかける。 「手を貸そうかね?」 「ブラッドレイ、お前……!」 ウェイブは、敵意の混じった視線を油断なく向ける。 今はどこか雰囲気が柔らかいようだが、相手はつい先刻、立て続けに自分やアカメたちの命を狙って来た相手だ。 「ウェイブ君か。……やり合うかね?」 そんなウェイブに、ブラッドレイはあくまで静かな物腰で答える。 「――いや……」 DIOの方を見ながら、ウェイブは苦々しさを含んだ声で答える。 この状況で一番の脅威は、目の前のDIOだ。 割り切れない思いはあるが、協力して事に当たれるならば、これほどの味方はいない。 『ブラッドレイ――貴様は、美遊様の――』 が、ウェイブに代わって、サファイアが敵意を露わにする。 「ほう、随分と久しぶりだな」 「な」 サファイアの言葉に驚いたのは、エドワード。 ――『エドワード様。そのブラッドレイという男に、私は主を目の前で殺されました』 ブラッドレイが美遊・エーデルフェルトを殺害した。 その一件は、サファイアの口から聞いてはいた。 だが、サファイアが事の詳細を積極的に語りたがらなかったこともあり、エドワードはどうにもそのことに納得がいかなかった。 ブラッドレイは正体はエンヴィーたちとホムンクルスではあるが、エドワードの印象に残っているその態度は、あくまで最高権力者らしく、時には好好爺として振る舞っている姿だ。 開始早々に殺し合いに乗って少女を殺害するとは、どうにも信じられなかった。 「――その話、本当なのか……」 DIOからあくまで視線は外さず、おそるおそる問いかける。 「さてな、そんな事もあったかな? ――などととぼける意味も、生き証人がここにいる以上皆無であるな。 美遊という少女。手にかけたのは、確かにこの私であるよ」 その言葉に、エドワードやウェイブ、サファイアが何かを言うよりも早く、ブラッドレイが剣を振り上げた。 老体から発散される闘気に、田村玲子ですらもが一瞬気圧される。 「さて。裁判沙汰のためにここまで来たのではないのでな。長兄があちらで手こずっているようでもあるし、込み入った話は後にしておこう。 私と戦うのは誰かね? それとも――全員でかかってくるか?」 「ラース! こちらに――」 「――このDIOだ。老いぼれめ」 セリムの言葉を遮り、ずいと一歩進み出たのは、DIOだった。 「貴様、人間ではないようだが――構わん。寄生生物や御坂美琴もろとも、『世界』の錆にしてくれよう」 「人間でないのは、どうやらお互い様かな? 青年よ」 ブラッドレイも呼応し、前に出た――その時だった。 誰もが予期していなかった方向からの攻撃が、ブラッドレイを襲った。 ∫ イリヤの脳裏には、殺せ、殺せ、という言葉が渦巻く。 『ブラッドレイ――、貴様は、美遊様の――』 『美遊という少女。手にかけたのは、確かにこの私であるよ』 だが、その言葉に交じって。 目に映る光景――佐倉杏子の棍棒と、セリムの影が交互に攻撃を仕掛けてくる、それに交じって。 誰だか分からない一人の少女の顔と名前が、浮かんでくる。 殺せ――殺せ――セリム――キョウコ――殺せ――殺せ――殺せ――殺せ―― セリム――殺せ――ミユ――殺せ――キョウコ―― 誰なのだろう。 ミユというのが、この少女なのだろうか。 殺せ――殺せ――ミユ――ブラッドレイ――殺せ―― ミユ――殺せ――ブラッドレイ――殺せ――ミユ―― 分からない。何も分からない。 でも、この少女のことを見てると、変な感情が湧き上がってくる。 この感情は何なのだろう。 どんどん強くなってくる。 目の前の二人が、眼中に入らなくなるくらいに。 殺せ、殺せ、という言葉が、だんだん弱くなってくるくらいに。 殺せ―― 殺せ―― ミユ―― ブラッドレイ―― 『美遊という少女。手にかけたのは、確かにこの私であるよ』 コロセ―― メノマエノオトコガ―― ミユノカタキ―― 「う――うあああああああああああああっ!!!!!」 ∫ 「むっ!」 予想外の攻撃に、ブラッドレイはわずかなたじろぎを見せる。 「う、ァァー!」 「君が私の相手かね」 「コロス……コロス!!!」 イリヤは、無茶苦茶に光弾を連射する。 相対するブラッドレイの言葉も、まるで耳に入っていないかのようだ。 二人は戦いながら集団から離れていく。 「何をやっている!」 その光景に、苛立ちを見せたのはDIOだった。 「指示に従え! ここに戻ってこい!」 「うぁぁ……」 指示に従うどころか、言葉すら耳に入っていない。 「残念だな、DIO君とやら。お嬢さんはお相手に、どうやらこの私をご所望らしい」 「ちぃ……」 DIOは毒づく。 食蜂操祈に洗脳を施したときから薄々分かってはいたが、肉の芽の効果にもこの場では制限が課せられているようだ。 いずれにせよイリヤは、いつの間にか洗脳を解いていた佐倉杏子同様、この時をもって抹殺対象に入った。 どうやって反抗しているのかは知らないが、奴隷にすらなれない人間など、もはや害でしかない。 「なめんな!」 イリヤに気を取られた瞬間を突き、ウェイブが斬りかかる。 「ふん!」 抜け目なく『世界』を発動、斬撃を防御。 「俺も行くぞ!! 田村も、っクソ!、御坂も、今だけは――頼む!」 「了解した」 「命令してんじゃないわよ!」 続いてエドワードが錬金術を発動し、田村は刃で、美琴は砂鉄鞭でそれを援護する。 「無駄だ! 破ァ――!」 裂帛の気合いとともに、DIOと『世界』はその全てを跳ねつける。 「あたしも加勢するぜ!」 イリヤの突然の離脱に戸惑った杏子だが、情勢を見てこちらに駆け付けた。 「私はラースに加勢させてもらいますね」 セリムだけが、そそくさとブラッドレイの元へと駆ける。 「セリム――ああクソ! 勝手にしてろ!」 エドワードは悪態をつくと、DIOに向き直る。 状況はあまりにも混沌としている。 御坂のことも、セリムのことも、サファイアの主を殺したブラッドレイのことも、豹変したイリヤのことも。 分かること、答えを出せることは何一つない。 ただ一つ分かるのは、DIOを相手にするなら。 イリヤがブラッドレイの相手をしていて、こちらには田村、ウェイブ、杏子、御坂の4人がいる。 この瞬間、今しかないということだ。 だが―― 「無駄!」 「く!」 「無駄、無駄!」 「ぐあ!」 ウェイブも杏子も、その攻撃は弾き返される。 「これでも――喰らいなさいっ!」 合間を縫い、美琴が砂鉄塊をぶつける。 「無駄無駄無駄ァ!!!」 が、それもまた、『世界』のラッシュにより粉砕される。 「嘘!?」 「御坂美琴よ――言わなかったか? このDIO、最初に会った時とは違うとなあ?」 5人を相手にしてなお、DIOの表情は余裕を失っていない。 「クソ! どうにもならねえのかよ!」 錬金術で礫を飛ばし、懸命に挑みかかる杏子とウェイブを援護しながら、エドワードが毒づく。 「……私の超電磁砲(レールガン)しかないわね。でも、そんな隙――」 「君たちは、飛び道具を持っているか?」 2人の後ろから問いかけたのは、田村玲子だった。 「飛び道具つっても、爆弾しか……」 「ふむ――初春飾利から聞いた。超電磁砲(レールガン)とは、電磁力を利用した音速の大砲、でよかったかな」 「初春さんが――! ……まあ、合ってはいるけど……」 美琴の言葉を聞き、エドワードが懐から取り出したパイプ爆弾を見て、田村玲子は頷く。 「隙を作れるかもしれん」 と、その時、杏子とウェイブが同時にエドワードたちの元まで吹き飛ばされてきた。 『待ってください』 すぐ再び挑みかかろうとする杏子を制したのは、サファイアだった。 『田村様。隙を作る――と、仰っていましたね』 「その通り」 『その作戦、わたしも一助になれるかと。 ただし――何を聞いても、決して驚いて足を止めることのないよう』 ∫ 「作戦会議のお時間は終わりかね? フフフ……」 何度目になるだろうか。 杏子がDIOに向かっていく。 「そんなもんいらねえんだよ! 行くぞ、オラァ!」 「何をしようが無駄だということを、いい加減学び――」 そこまで言ったところで、ふと気がついた。 佐倉杏子。先ほどまでと違い、変身を解いている――? 「上か!」 気配を感じ見上げると、サファイアが空中に浮いていた。 「そんなところで、冷や水でも浴びせるつもり――」 『皆さん!』 DIOの言葉を遮り、サファイアはこの場の全員に呼び掛けるように、叫ぶ。 『聞いて下さい! DIOの力は――時間を止めることです!!』 「――ほう」 その言葉に、DIOの纏う空気が変わった。 「玩具風情が、このDIOの力の本質を見抜いたこと――褒めてやろう」 素早く再変身を果たした杏子と、救援に来た田村玲子の刃を殴りつけ、吹き飛ばす。 「だが、絶対に許さん! 粉々にし尽くして、ゴミ置き場のチリにしてやろう!!」 「お前の相手は――」 「俺たちだ!」 猛るDIOの前に、エドワードとウェイブが同時に現れ―― 「む!?」 攻撃が届くか、というところで、左右に散った。 二人の手には、パイプ爆弾があった。 「エド!」 「おう!」 どちらを追うかわずかに逡巡している間に2人は距離を取り、爆弾を同時に投げつける。 「無駄無駄無駄無駄!」 それでも、DIOの足は止らない。 『世界』の拳を同時に左右に突きだすと、爆弾を逆に弾き返す。 「5人が頭を突き合わせて考えたのがこれか――お粗末なものだ」 大きな爆風が起きるが、それもDIOを捉えるには至らない。 投げつけたエドワードとウェイブが、逆に煽られていくのが見える。 その時だった。 反響する爆音に紛れて、かすかにピーンという音がした。 「あんたにこれを使うのは、2度目ね」 音の主は、御坂美琴。 「私もあんたも、あの時とは違う。でも、あんたは邪魔なのよ」 手を前に突き出し、まっすぐにDIOを狙う。 「私の世界から――消えて」 閃光が迸った。 「『世界』――時よ止まれ」 そして、全てが静止した。 「ふふ……ふははははははは!!!!!」 止まった時の中で、DIOは笑う。 「小賢しい……全く小賢しい! 貴様の知性など所詮そんなものだ、寄生生物よ!」 これ見よがしにこのDIOの能力を暴き立ててみせ、続いて爆弾を投げ込み、その隙に電撃を撃ち込む。 寄せ集めが考えたにしては、まあまあ上等な作戦といっていいだろう。 だが、御坂美琴のその技は、研究所で一度『見て』いる。 その電撃に最後の希望を託すことくらい、とっくに予想済みだ。 「『学習』が、『人間(じぶんたち)だけの特権』だとでも思っていたのかな? ククク……」 一生懸命に考えたそんな作戦も、『世界』の前ではおままごとに過ぎない。 この場に来てから、忌々しい制限とやらのせいでわずか1秒しか止められなかった時間。 それが今、明らかに増している。 4秒、5秒……否、6秒! 素晴らしい。 ジョースター御一行は、この異郷の地でついに滅び去った。 犬畜生のイギーも。 ブ男のアヴドゥルも。 ボケ老人のジョセフも。 そして、あの承太郎も。 100年に渡る愚にもつかない因縁は、ここでこのDIOの勝利を持って灰燼に帰した。 そして、ジョースターの血の力。 それを取り込んだことによる、身体能力、スタンド能力の上昇。 素晴らしい。 吸血鬼。 不死身。 不老不死。 スタンドパワー。 時間停止。 全ては揃った。 生意気にも止まった時間の中に踏み込んでくる小娘、暁美ほむらまでも勝手にくたばってくれた。 どれほど優秀な兵士だろうと、どれほど強大な兵器だろうと、どれほど熟練のスタンド使いだろうと。 もはやこのDIOを止められる者は、世界のどこにもいはしない。 それは、慢心でも油断でもない。 厳然たる、冷然たる、ただ一つの圧倒的な事実だった。 「残り4秒……」 電撃の槍を横目に、DIOは歩みを進めていく。 御坂美琴の電撃。 認めてはやろう。それは確かに、強大な能力ではあった。 だが、こうして止まった時間の中では無力そのものだ。 何十億ボルトの電圧だろうと、止まってしまえば、触れさえしなければ、何の意味もない。 要するに、発電所の厳重な柵の中の発電機も同然だ。 「残り、3秒」 周囲を眺める。 今のDIOには、改めて殲滅対象を選別する余裕すらあった。 よくもまあこれほど集まったと思うほど、忌々しい面々が勢揃いしている。 豆粒以下の分際で盾突いてくるエルリックとセリム・ブラッドレイ。 奴隷の役目すら果たせない佐倉杏子とイリヤスフィール。 どこかジョースターを彷彿とさせる風貌が不愉快なキング・ブラッドレイ。 『世界』の能力を見抜いてみせた玩具。 このDIOを猿などと見下していい気になっている田村玲子。 「残り2秒――やはり、まずは貴様だ――御坂美琴!」 だが、やはりこの場で一番最初に始末すべきは御坂美琴だ。 こいつは寸前のところで自分を殺しかけたのだ。 あの忌々しい記憶を払拭するためにも、真っ先に殺す。 「残り1秒――死ねいっ!!」 手を突き出しコインを弾いた、滑稽な姿勢のままの美琴。 スタンドではない。自らの拳で。 その無防備な腹を、撃ち抜く。 バキィッ、という音と共に、美琴の体が後方に吹き飛んだ。 ――おかしい。 人間の体にしては、感触が固すぎる。 まるで、鉄の板を殴ったような―― そう思うと同時に、拳の先から何かが体に流れこんできた。 波紋? まさか、この小娘も波紋使い? いや、違う。 ジョセフに食らった時のような、血液を沸騰させるような強烈な感覚がない。 行動を奪われるほどではないが、不快な刺激が走るようなこの感触は。 自分の横で光を放つ。それと同じもの――。 電流――。 そして、時は動き出した。 流れこんできたものの正体を察するのと、ほぼ同時だった。 「――ちぃ、痺れ――ッ!」 電流といえど、吸血鬼の身体の自由を奪うには、遥かに遠い。 だが、動き出す世界の中。 DIOの動きはほんの一刹那、止まる。 それと同時に、頭部が異様に肥大した黒い影が躍り込んできた。 ―― バ ク ン →
https://w.atwiki.jp/diavo_alpha/pages/29.html
合成にはDIOの骨、クレイジー・D、または仗助に変身すること(+α~)が必要。合成されたDISCには★がつく(☆は色違いのものなので注意されたし)。 DIOの骨はストーンオーシャンで容量を増やせる。 クレイジー・Dは修正値に関わらず、1枚につき一度しか合成できない。 仗助に変身するには仗助のコインを使用するか、エボニーデビルかエシディシの脳の特技を仗助に使用する。仗助の特技で変身1回につき1度だけ合成できる。(+α~) 聖なる弓矢を使用する事により、能力の容量はTrack8まで増やせる。 説明に「BASEONLY」とあるディスクは、合成時ベースにしかできない。 DIOの骨の有効活用法 先に入れたDISCに対して、新しく入れたDISCを合成しようとします。 間に合成に使用できないアイテムを挟めばで2つ以上の合成を行なえます。 後から合成するDISCがBASEONLYなら、間に合成できない物を挟まなくてもOK。 BASEONLY以外のDISCを2枚目のベースにしたい時、間に物を挟み忘れると 先に入れたDISCに取り込まれてしまうので注意。 例1 1. 「DIOの骨 (6)」に「クラッシュ」を最初に入れる。 2. 「ハーミットパープル」を入れる。 3.「アヴドゥルのDISC」(合成されないアイテムなら何でもいい)を入れる。 4. 「エコーズACT3」を入れる。 5. 「デス・13」を入れる。 6. 「ムーディーブルース」を入れる。 遠投しない状態で「DIOの骨 (0)」を投げて壊す。 『クラッシュ』「水場を通して攻撃できるぞ」「波紋に弱い敵に大ダメージを与えるぞ」 『アヴドゥルのDISC』 『エコーズACT3』「時々相手を遅くさせるぞ」「寝ている敵を起こしにくいぞ」「新入りに大ダメージを与えるぞ」 が出来る。 例2 1. 「DIOの骨 (6)」に「ハーミットパープル」を最初に入れる。 2. 「エコーズACT3」を入れる。 3. 「デス・13」を入れる。 4. 「クラッシュ」を入れる。 5. 「ムーディーブルース」を入れる。 6. 遠投しない状態で「DIOの骨 (1)」を投げて壊す。 『ハーミットパープル』「波紋に弱い敵に大ダメージを与えるぞ」「時々相手を遅くさせるぞ」「寝ている敵を起こしにくいぞ」 『クラッシュ』「水場を通して攻撃できるぞ」「新入りに大ダメージを与えるぞ」 が出来る。
https://w.atwiki.jp/ptm_bn0201/pages/61.html
Biography-Radiohead Discography-Radiohead
https://w.atwiki.jp/nicorpg/pages/1733.html
+... お茶目DIO様。 -- 描いた人 (2008-05-22 04 31 12) ディオ様wwwwwwwwww -- 名無しさん (2008-05-22 04 32 13) 一番和むDIOだwwww -- 名無しさん (2008-05-22 05 58 10) つまり、ミクは今・・・ -- 名無しさん (2008-05-22 05 59 24) アリスも尻が・・・ -- 名無しさん (2008-05-22 06 01 41) リョウの肩とアリスの位置が変に見えたけどこれでいいのか。ズボンやぶったのかな?ww -- 名無しさん (2008-05-22 06 04 20) うおぅ!?つ、続きが描かれてる!?どうもありがとうございます。 -- ○○風味 (2008-05-22 06 38 08) 一瞬DIO様がはいてないのかとw -- 名無しさん (2008-05-22 07 04 56) ロックの鼻は殴られたのか中見たのか… -- 名無しさん (2008-05-22 07 07 45) このDIOの中身はてゐだなw -- 名無しさん (2008-05-22 07 22 36) ふと思ったけど、ロックマンの場合はメットを脱げばいいのでは?w -- 名無しさん (2008-05-22 07 22 51) ↑3 ミクはロックを殴ったりできないので恐らく後者…、ゴフゥ…!! -- 名無しさん (2008-05-22 07 24 41) 誰もパンツのプリントにつっこまない件について -- ∇ (2008-05-22 07 40 32) ↑だって、ミクだし -- 名無しさん (2008-05-22 07 45 16) DIOがジャガーにしかみえねぇ… -- 名無しさん (2008-05-22 08 19 24) アリスの頭についてるのはズボン と言うことはリョウの下はパンツのみ! 阿部さんがいなくてよかったと言わざるを得ない -- 名無しさん (2008-05-22 08 23 14) あれ?ロックマンって鼻血出るんだっけ…鼻からオイルか!?wwww -- 名無しさん (2008-05-22 09 44 40) DIO様かわええwww -- 名無しさん (2008-05-22 09 49 20) この絵板のアリスは可愛い(ツボ的な意味で)のが多いから困る -- 名無しさん (2008-05-22 10 19 32) さすがにこれは完全にセクハラだろwwwwwww -- 名無しさん (2008-05-22 10 20 11) ↑×5 阿部「ウホッ」 ピコ「どうしたのだ突然」 阿部「いや、何故か大事な物を見落としたような気がした」 -- 名無しさん (2008-05-22 10 57 18) DIOを倒した後も気まずい空気に包まれそうだwww -- 名無しさん (2008-05-22 11 24 43) DIOに萌えたww -- 名無しさん (2008-05-22 11 55 35) 前作見てないけど ミクの髪が一部青くなってないか -- 名無しさん (2008-05-22 12 36 32) ↑それはロックマンのしt(ry -- 箱王 (2008-05-22 12 50 21) ↑↑アリスの下 -- 名無しさん (2008-05-22 13 00 56) つまりミクの頭についているのはアリスのスカートではないでしょうか? -- 名無しさん (2008-05-22 13 09 26) アリスの頭のはリョウの胴着の下でミクの頭のはアリスのスカートの一部だろうな。しかしこのDIOマサルさんみたいな笑い方がウザイwwwww -- 名無しさん (2008-05-22 14 28 14) やった方は楽しいだろうなぁwwwww -- 名無しさん (2008-05-22 14 29 08) DIO様の笑顔がムカツクwwwwwwww -- 名無しさん (2008-05-22 14 38 04) 大惨事を引き起こした模様ww -- 名無しさん (2008-05-22 15 09 05) まさかの続編、しかもDIOがこんなにかわゆくなるとはwww -- 名無しさん (2008-05-22 15 49 55) これはいいDIO様www -- 名無しさん (2008-05-22 16 14 29) リョウ「てめーの敗因は…たったひとつだぜ…DIO… てめーはおれたちを怒らせた」 -- 名無しさん (2008-05-22 16 39 54) ↑まさにそれだなwww -- 名無しさん (2008-05-22 16 43 05) そら怒るわww -- 名無しさん (2008-05-22 17 06 40) ていうかロック、あんな事されてちり紙1枚だけで血が止まるのか。 -- 名無しさん (2008-05-22 17 40 53) DIO様がうすたチックな笑いでワロタwそしておいしい状況になっているロックマン組が微笑ましい限りです -- 名無しさん (2008-05-22 18 00 11) ↑×2 逆に純真すぎて効果抜群じゃなかったんだよ、きっと -- 名無しさん (2008-05-22 18 20 28) それぞれの表情が良いww特にDIOwwwwwww -- 名無しさん (2008-05-22 19 02 34) カワイイDIO様に一番吹いたwwwww -- 名無しさん (2008-05-22 19 32 24) このイタズラっ子にはお仕置きが必要だなww -- 名無しさん (2008-05-22 20 20 14) 100年以上生きてても知的探求心は満たされないのだなぁww -- 名無しさん (2008-05-22 21 28 55) DIO様、イタズラが過ぎます。いいぞもっとやれ -- 名無しさん (2008-05-22 21 43 58) リョウはダメージ少なそう。格好は一番マヌケだろうけどww -- 名無しさん (2008-05-22 22 19 50) うすた笑いwこれは腹立たしいwwwww -- 名無しさん (2008-05-22 23 53 23) 皆の下半身が危ない! -- 神男 (2008-05-23 00 00 45) 恐ろしい攻撃だ…… -- 名無しさん (2008-05-23 00 57 15) ↑15 岩男だけはむしろ喜んでそうだがwww -- 名無しさん (2008-05-23 02 31 03) 自分が今までで一番萌えたDIO様です -- 名無しさん (2008-05-23 02 49 08) DIO「100年前に不老不死を手に入れたが……これほどまでにッ!絶好調のハレバレとした気分はなかったなァ…」 -- 名無しさん (2008-05-23 20 32 06) リョウは多分下に短パンはいてんだろうなと妄想。 -- 名無しさん (2008-05-23 22 45 33) ↑むしろ何もはいていないと妄s -- 名無しさん (2008-05-24 16 35 20) ↑想像したじゃねーかww -- 名無しさん (2008-05-24 18 10 23) やっぱり最強のスタンドはザ・ワールドなんですね。 -- 名無しさん (2008-05-24 19 40 16) てか、ミクのパンツのネギはバックプリントじゃないのか -- 名無しさん (2008-05-25 15 59 55) DIOの可愛さに吹くwwww -- 名無しさん (2008-05-25 18 35 01) DIO様顔がジャガーwwww -- 名無しさん (2008-06-01 13 54 00) ロックマンwwwwwwwwwwwwww -- 名無しさん (2008-08-18 12 04 21) このDIOはムカつくww -- 名無しさん (2008-08-18 12 17 01) ロックだけはいい目にあったんだなw -- 名無しさん (2008-08-18 12 30 11) なんだこのいたずらっ子はww -- 名無しさん (2008-08-18 12 34 21) ロック以外の3人の下半身が気になるwww -- 名無しさん (2008-08-18 15 44 07) ↑ミクははいていない状態だが、リョウは『何も』はいていない状態と予想w -- 名無しさん (2008-08-18 15 49 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconico2nd/pages/358.html
DIO様は本当に頭の良いお方 ◆sh/9YAh26Q 『それじゃあ、次の放送が聞けるように存分に殺しあってくれ…』 「既に十人以上殺されたな……」 「殺し合いに乗るなんて愚かなことだぁ。」 「全くですぅ。人の命をなんだと思っていやがるんですか。」 放送を聞いて憤る三人。 まあもっともDIOは内心、殺した者に賞賛を送っていたりするが。 「それで、二人の知っている人は居たかい?」 「いや、ダニーもグレッグもここにはいないらしい。」 「翠星石の知り合いもいないですぅ。」 「そうか、私の知り合いも居ないようでね、巻き込まれていなくて本当によかった。」 (どうやら他にスタンド使いは居ないらしい。これでこのDIOの優勝が一歩近づいたということだ!) DIO自身、何かしら自分の力に制限がかけられていることを察知しているが、それを考慮 してもスタンドを知る者がいない事でかなり優位に立っていると考えていた。 「(フフフ……)そういえば越前君。できれば武器としてメスなんかが欲しいんだがどこ にあるか分かるかい?あと、出来れば血も手に入れたい。」 「そういうことなら任せろぅ。」 「あ、翠星石も行くです!」 「それにしてもやっぱ吸血鬼って血を飲むんだなぁ。」 「その為に人を襲ったりしてるんじゃないですか?」 翠星石がDIOに疑いの眼差しを向ける。 (こいつは危険な奴に違いないですぅ!) (ふん、貴様ごときにぼろを出すDIOではない。) 「いやいや勘違いしないでくれ。飲まなければ生きていけないわけではないし、どうして もという時は親しい知人に譲ってもらっていたよ。もちろん了承は取ってね。」 「怪しいものですね。」 「おいおい翠星石、仲間を疑うのはよくないぞぅ。剣崎だって、吸血鬼にもいい人はいる って言っていたじゃないかぁ。」 「む~」 「いやいや、彼女が悪いわけではないさ。私が化け物であることには変わりないのだからね。」 「そんなこと言うなよぉ。俺達は信じてるさぁ。」 そんなことを言う越前の後ろでは翠星石が睨んでいるが、DIOはまるで気にしていない。 そうこう話している間にめぼしい所から次々とメスを見つけ出す。 DIOはそれらを全て自分の懐に入れていった。 「メスなんて役に立つのかぁ?」 「威力は余り期待できないだろうが投げれば牽制としてそれ相応に武器になる。無いより は大分ましさ。二人とも少しは持っていた方が良いだろう。」 「なら貰っておくかぁ。」 「翠星石はいらないですぅ。」 「そうだなぁ、翠星石じゃ投げても届かないだろうし。」 「そういう意味じゃないですぅ!馬鹿にするなですこのアンバランス人間!」 「な、このやろぅ!人が気にしてることをぉ!」 「まあそう怒るな越前君。」 言い争いを始める二人。 そんな二人をなだめながら、DIOは翠星石に困ったように言う 「だが参ったな。翠星石君には自分の身を守る術が無いのか……」 「む、翠星石だって戦えるです!」 「そうかい?とてもじゃないがそんな力があるようには見えないが。」 「翠星石には植物を操るっていうすっごい力が……あ。」 (かかったな。) 「ほお、植物の力か。吸血鬼の私から見ても不思議な力を持っているのだね。」 「あ、えーと……」 (ま、まずいですぅ!こいつに翠星石の力を教えちゃったですぅ!) 「どんな力なんだぁ?」 「そ、それは必要になったときに見せるです!」 「フ……そうか、楽しみにしているよ。」 翠星石は悔しそうに歯を食いしばる。 (やれやれ。自律行動する人形と聞いて何かあるとは思ったが、念のためにかまをかけて おいてよかったな。大事な場面でヘマをしていたかもしれない。) 続けて探索を続ける三人。 今度は輸血パックを手に入れる。 初めて見るそれにDIOは素直に驚いた。 「ほぉ……驚いたな。これ程までに新鮮な状態で血を蓄えられるのか。」 「現代医学に不可能はないっ!」 越前が得意気になる。 「なんで越前が偉そうにするですか。」 「いいじゃないかぁ。俺だって医者なんだぜぇ。」 話している様子を見ると、二人にはそれなりの信頼関係はあるらしい。 それを見ながらDIOは考える。 (越前にはもう警戒心はほとんど無い。お人よしというかポジティブというか、全く騙し やすい奴だ。これから色々役に立つだろう。だが、人形の小娘はDIOの本性を察知してい る。まあそれ自体はバレバレで、頭もそんなに良くないようだが、恐らく手駒にすること は叶わないだろう。意思があるとはいえ人形に肉の芽が効くとも思えない。それにこの二 人がそれなりの信頼関係を持っている以上、万が一越前が翠星石の考えに感化されること が無いとも言えない。) 「DIO、これで問題ないか?」 「ああ、かなり上出来だよ。いい物を手に入れられた。」 (できれば早めに始末してしまいたい……が、三人しかいない現状で殺すのでは確実に私 に疑いがかかる。折角の越前の信用がパァになっては意味がない。ザ・ワールドを使えば 証拠は残らないが、それでも疑念は残るだろう。あるいは翠星石が襲い掛かってきたと正 当防衛として殺すか?ザ・ワールドで時を止めてあたかも翠星石が越前に攻撃したように ……いや、植物の力とやらを偽ることは出来ないか……) 「用が終わったならさっさと戻りますです。」 「ああ、あいつらがなんか急用で戻ってくるかも知れないしな。」 (とりあえずは越前の信用をこちらに傾けるしかないか。越前に肉の芽を植えるという考 えもあるが、このまま普通に信用されている方が、他の参加者と会った時都合がいい。あ れはいささか妄信的過ぎる。明らかに不自然だろう。) ふと越前が足を止める。 「何してるですか越前?早く行くです。」 「ああ、ちょっと待ってくれ。」 「なんなんだいそれは?」 「見取り図のようだぁ。そんなに広く無いから、殺し合いに乗った奴が来た時に逃げるのにどうしようかと思っててな?」 「一理あるな。どれどれ……なんだ、階段は中央に一つしか無いぞ?逃げ場なんて無いじゃないか。」 「そうなんだ。俺達は窓から逃げられなくもないけど、DIOは日の光がダメだろぅ?どうしたものかぁ。」 「まあ撃退すればいい事さ。さっきも言ったがこれでも力はそれなりにある。それに植物 の力とやらがあれば怖いものは余り無いだろう。」 そう言いながらDIOは翠星石の方を見る。 勘繰るような視線をあまりよく思わなかったのか翠星石はDIOをムッと睨むが、自分の力 を頼りにされるのは悪い気がしないらしく、越前に向かって偉そうに言う。 「まあ、弱っちそうな越前は私が守ってやるです。」 「俺はそんなに弱くないぞぉ。まあ、頼りにしてるZE!」 「任せろですぅ!この翠星石にかかれば悪人の一人や二人けちょんけちょんにして…」 ――――コツ、コツ (……?) 「しかし俺にもクリムゾンがあれば戦えるのに、無念!」 「……越前君、ちょっと静かにしてくれ。」 「ん?どうかしたのかぁ?」 「なにやら物音がした。誰か病院に来たかもしれない。」 「も、もう来たですか!?」 ――――コツ、コツ、コツ 「……やはり」 下から足音が聞こえてくる。 ちなみに探索を続ける間にDIO達は二階まで来ていた。 「どうするんだDIO?」 「やり過ごすとしても見つかったときのリスクが高い。余裕がある分こちらから接触する 方がいいだろう。殺し合いに乗っている者か、乗っていない者かでその後の状況は大きく 変わるがね。とりあえず私が行ってこよう。」 「ま、待つです。翠星石も一緒に行くです!」 DIOが行こうとしたところに翠星石が付いて行く。 危険人物かもしれない奴とDIOを二人にすることに危機感を感じたからだ。 「おいおい、俺はどうすればいいんだ?」 「様子を見て、殺し合いに乗っている者だったらそのままここに居てほしい。」 「そりゃあないぜぇ。一人だけ隠れてなんていられないぞ。」 「だが相手が強力な者の時はどうなるか分からない。まあ、殺し合いに乗ってなければ一番いいんだが。」 「とにかく早く行くです!ここまで来られたらどうするですか!」 「そうだな、とにかく越前君はここに居てくれ。」 「しょうがない、無事でいてくれよぉ。」 「任せるです。」 ◇ 「ここが病院か。随分と立派なもんじゃねえか。」 越前たちが探索している頃、志々雄は目指していた病院の見える位置までたどり着いていた。 「ククク……さあ何人いる?全員斬り殺してやる。」 鞘から刀を抜きだらりと構えると、病院にむかっていった。 「ビンゴだな。」 入口近くの壁などが粉砕されており、既にここに入っていることが分かった。 志々雄は獲物がいると分かり笑みを深める。 コツ、コツ、と足音を立てて辺りを探し出す志々雄。 (さあ、強い野郎ならさっさと出てこい。弱い奴なら探し出して殺してやる。) 病院内は見たことのないようなものばかりであり、志々雄は少しばかり興味をそそられる。 すると階段から誰かが降りてくる音がした。 (来やがったな。さあ、どんな奴だ?) 志々雄は期待に胸を膨らます。 しかし、現れたのは奇妙な風貌の男に小さな女の子供であった。 志々雄は心の中で落胆する。 「……初めまして。随分とひどい怪我のようだが君は治療を、もしくは助けを求めに来た のかい?それともその刀で誰かを殺す為に来たのかい?答えによって対応は変わるのだが。」 「もし殺し合いに乗ってないっていうんだったら翠星石の仲間にしてやるです。」 二人は警戒しながら尋ねる。 ミイラのように全身を包帯で巻いているところを見ると、病院に治療する為に来たように見える。 しかし、刀を構えている様と、その雰囲気からまるでそうは感じられなかった。 志々雄はそれを聞いてニヤリと笑う。 「残念だが、答えは後者だ。俺はこの殺し合いに乗ってる。」 それを聞くと二人はさっと構える。 「……そうか。ならお引取り願おう。こちらは二人いるし、そちらとしてもその方が身の為だと思うが。」 一応言ったもののDIOは答えに期待はしていない。 志々雄はこちらが二人だと分かっていながら殺し合いに乗っていると言ったのだし、よほ ど自分の腕に自信があるのだろうと推測していた。 「却下だな。目の前に獲物が居るのに逃げる奴がどこにいやがる。それにてめぇみたいなナヨナヨした野郎と女子供に負ける訳がねえ。」 ナヨナヨしていると言われDIOの頭に青筋が浮かぶ。 だが、翠星石と越前がいる以上本性を出す訳にはいかない。 「そうか。そう言うならこちらもそれなりの対応をするしかないな!」 DIOがメスを投げる。 「なかなかいい腕してるじゃねえか、っと!」 それを難なく弾く志々雄。 次いで襲ってきた蔓も慌てず転がってかわす。 「ちっ、惜しかったですぅ。」 「こっちの餓鬼も只者じゃねえな。ククク、思ったより楽しめそうだな。」 「本当に大丈夫なのかぁ?」 自分には力が無いことを理解していたが、それでも一人みすみす隠れているというのも越前自身が許せない。 (殺し合いに乗ってなければいいんだがなぁ……) そんなことを考えていると、下から交戦する音が聞こえてきた。 「ま、まずい!俺も行くぞ!」 越前は迷うことなく階段を駆け下りていった。 「くっ、人間にしては手ごわいな……」 「どうした、さっきから当たってないぞ?」 「人間の癖に生意気ですぅ!」 左右からのメスと蔓の連携も避けるか弾くかでかわされている。 志々雄は人間としてはありえないほどの身体能力の持ち主であった。 だが、刀の範囲内に入らないように離れて牽制するDIOと翠星石に志々雄も攻めあぐねていた。 (いつも通りの力が出ねえな。) 志々雄は主催者によって熱を奪われた事でいつもと同じ力が出せないでいた。 発火する恐れは無いが、その分気分も高まらず力が入らない。 両者ともに有効な手を打てないでいた。 「DIO、翠星石、大丈夫かぁ!?」 そんな中、越前が降りてくる。 「もう一人いやがったか。どうやら今日の俺は運がいいらしいな。」 「危ないから下がってるです越前!こいつただの人間じゃないですぅ!」 「とても君を守って戦っていられる状況じゃない。ここは逃げた方がいい。」 「そんなこと出来るか!俺だって戦えるぞぅ!」 逃げるように促されるが、二人に加勢しようとメスを投げる しかし、メスは狙いが定まらず志々雄の脇を通り過ぎてしまう。 「もう一度だぁ!」 何度か投げるが、どうしてもDIOとはスピードも正確さも違いことごとく外れる。 「なんでえ、三人目は雑魚か。」 それを見ていた志々雄は一気に越前との距離を詰める。 「うっ!」 いきなりの事に驚く越前。志々雄はそのまま反応できていない越前に刀を振り下ろそうと するが、首を狙って飛んできたメスを避けるためにバックステップする。 「チッ、邪魔な野郎だ。」 「大丈夫かい越前君!?」 「あ、あぁ……」 「だから危ないって言ったです!さっさとどこかに逃げるですぅ!」 「今見た通り、並みの相手ではない。言いたくはないが銃が無い状態の君では足手まとい にしかならないんだ。ここは逃げてくれ。」 DIOの言葉に言い返せない越前。 デスクリムゾンがあればともかく、今はただの元傭兵であり、それだってかなり昔の話で ある。明らかに力不足であった。 自分がもしこのまま残っていたら今度はDIO達が危険にさらされるかもしれない。 でも一人逃げるような真似もしたくはない。 どうするべきか迷っている越前を、DIOが後押しする。 「私は自分も死にたくないし君にも死んで欲しくはない。奴を倒したら君を呼ぶ。だから今は安全な外へ!」 「……く、くっそぅ!」 なんとか迷いを振り切り逃げる越前。 もし戦いの音が終わっても何も合図が無ければそれはDIO達が殺されたということ。 そしてその時は自分だけでもどこかへ逃げろという事である。 自分だけ戦えないことに悔しくてたまらないが、ここにいるせいでDIOたちを殺す訳にも いかない。逃げてきた越前は病院から少し離れた場所で後ろを振り向く。 (何がコンバット越前だ!何も出来ないじゃないかぁ!) 自分の無力さを嘆く越前。どうか彼らが無事であることを祈る。 (DIO、翠星石、無事でいてくれよぉ!) 越前が去った後、それを見ていた志々雄は愉快そうに微笑む。 「戦いのなかで雑魚は邪魔になるってえのは分かってるらしいな。あのままやってりゃあ 隙をつかれてどいつか死んでた。」 「あんな言葉を吐いたのは不本意だがね。彼にはここにいてもらう訳にはいかないのだよ。」 志々雄の言葉に対し怪しい笑みを浮かべるDIO。 何か変な雰囲気を感じる志々雄だったが、飛んできた蔓に思考を中止させる。 「ボーッとしてたら死ぬですよ!」 「翠星石君、今度は固まって攻撃するぞ。」 今度はDIOと翠星石が同じ方向からメスと蔓で交互に攻撃し近づけないようにする。 当たりそうには無いが、志々雄はかわすのに集中しなければならない状態である。 再び進展の無い状況が続く。 (そろそろ頃合だな。) 志々雄の様子を見てDIOは心の中で呟く。 サッと一歩下がり翠星石の後ろを取るとスタンドを出した。 突然現れた人型の異形に志々雄は目を見張るが、前しか見ていない翠星石は気付いていない。そして、 「『ザ・ワールド!』時よ止まれ……」 DIO以外の全ての動きが止まる。 「無駄ァ!」 DIOは志々雄めがけて翠星石をザ・ワールドで思いきり殴る。 次いでその後ろから十本以上のメスとライトセイバーを投げた。 「そして時は動き出す……」 再び時間が進み始める。 瞬間、翠星石が感じたのは全身に走る激痛と、自分の体が前へ吹き飛んでいく感覚。 何が起きたか理解できないまま反射的に見た眼前の光景は、自分めがけて迫り来る刃であった。 「何が……起き…た…です……か…」 胴体を深く斬られた翠星石は苦しげに言葉を吐く。 自分のいた場所を見ると、そこには見たことのない人形のようなものと、笑っているDIOの姿があった。 (やっぱりあいつは危険な奴だったです。こんな事なら誰かに言っておけばよかったですね……) 翠星石はもはや遅いいと知りながらも後悔をせずにはいられなかった。 そして最後の力を振り絞り、届くことの無い言葉を送る。 「死ぬな……です…よ…公苗……」 それきり翠星石は動かなくなった。 一方翠星石を斬った志々雄にも次々と凶器が襲う。 突然眼前まで迫った翠星石に気を取られ、かわすことが出来なかったのだ。 メスが何本も刺さっていき、ライトセイバーも足に刺さる。 倒れるのはこらえるが、志々雄もまた何が起きたか理解出来ず混乱していた。 (いきなり餓鬼の捨て身の攻撃?そんな素振りは無かったし、この場面でやることでもね え。だがあの男は待ってましたと言わんばかりに武器を投げてやがった。) 志々雄は刺さった刃を抜くと、笑みを浮かべたDIOを睨みつける。 傍らには先ほど現れた謎の人型が立っていた。 (そのこととあの人形みてえなやつを考えると、あの野郎が何か仕掛けたんだろうな。) 「耐えるとは、思った以上にタフなようだな。」 「……今何をしやがった。その珍妙な人形の力か?」 「人形ではない、これはスタンドという物だ。人形とはそこで転がっている物のことを言うのだよ。」 もう動かなくなった翠星石を指差してDIOが言う。 「餓鬼の特攻もてめえの仕業か?どうやったか知らねぇがいきなり仲間を使い捨てるとはな。」 「その小娘は邪魔だったのだよ。越前はまんまと騙せていたのだが、この人形は私の本性に感づいてしまった。」 「だから殺したってのか。今までそのスタンドってのを使ってなかったのは、もう一人の 男にその力を知られない為にってところか?」 志々雄は、越前が逃げた時にDIOが怪しい笑みを浮かべていた事を思い出す。 「察しがいいな。まだ越前には使いどころがあるから私のことを知られる訳にはいかない。 だからスタンドを出すには、越前にいなくなってもらわなければいけなかったのだよ。」 「さっきの言葉もこれの為か、とんだ役者だな。だがそんなにてめえのことペをラペラ喋 っていいのか?それにそいつを殺したせいで今や一対一だ。俺に勝てるか?」 二対一だったところを、わざわざ不利な状況にしたのだ。当然志々雄は疑問に感じた。 (それともそのスタンドってのはそれだけ強いっていうのか?) 「その事なんだがね……ここは一つ、平和的解決といこうじゃないか。」 「ああ?」 「私は訳あってここから動くことが出来ないのだよ。そこでだ、代わりとして貴様に動い てもらい、参加者の数を減らして欲しい。ただ越前、さっきの男は殺さないでおいてくれ。」 「俺を駒扱いする気か?気に食わねぇな。」 「いやいや、勘違いしないで貰おう。貴様の実力を私も認めているからこそだ。貴様なら 期待できると思ったのだよ。それにこのまま戦って、もしどちらが勝ったとしても勝者は 大きな痛手を負うだろう。貴様にも悪くない話だと思うのだが。これは私からの提案、ひ いてはお願いさ。」 「…………」 (口ではああ言っているが、結局てめぇの代わりに動けってのは駒と同じだろ。天下を取 ろうってのにこんな奴の言いなりになるのは言語道断……って言いてぇ所だが) 志々雄はスタンドを見やる。 (あいつが何やったのか分からねぇ以上、対処は難しい。この祭りだってまだ始まったば かりだ。これから殺しを楽しむのに、今素性の分からないこいつと戦うのは利口じゃねえ。 どっちにしろ殺して回るつもりでいたからな、その手に乗ってやるのも悪くない。逃げる みてぇでむかつくが、こいつを殺す楽しみをとっておくと考えりゃあいいさ。) 「話は分かったが、タダで乗るわけにはいかねぇな。」 「いいだろう。欲しいものがあれば言ってみろ。」 「そうだな……水をよこせ。」 「そんな物でいいのか?ホラ、受け取れ。」 DIOは自分のデイバックから水を取り出し投げる。 「よし、いいだろう。その話乗ってやる。」 「交渉成立だな。私の名はDIOだ。感謝の意をこめてこれも送ろう。治療の道具が入っている。」 今度は医療品一式を取り出し投げる。 「羽振りがいいな。俺の名前は志々雄真実だ。それと話には乗ったが、次会った時にはて めぇも斬ってやるから覚悟しとけよ。」 「構わない。その時を楽しみにしておこう。」 「いい度胸してやがる。あと聞きたいことがある。てめぇはこの首輪、外す方法に心当たりはあるか?」 「いや、私にも私が出会った者にも心当たりは無いな。」 「そうか、ならもう話は終わりだ。あばよ。」 「フ、吉報を待っている。」 【C-4 草原/1日目・午前】 【志々雄真実@るろうに剣心(フタエノキワミ、アッー!)】 [状態]:数箇所軽い刺傷、右足に傷。いずれも処置済み [装備]:日本刀@現実 [道具]:支給品一式、禁止エリア解除装置@オリジナル、スタポカード刺しクリップ@ Ragnarok Online、リボン@FFシリーズ [思考・状況] 1:会場を回り見つけ次第殺す。 2:余裕があれば禁止エリア解除装置を使った盛大な罠を張る。 3:小僧(鏡音レン)を利用する。ドナルドがどう動くか気になる。 4 次会ったらDIOを殺す。 5:無限刃が欲しい。 6:機会があれば首輪を調べる、そのための人材なら生かしてもいい。 7:鳥頭は優先的に殺す。 8:弱肉強食の理念の元、全員殺害し元の世界に戻って国盗りの再開をする。 [備考]参戦時期は剣心が宗次郎戦を終えた時期からです。 「行ったか。」 DIOは志々雄が去ったことにホッとする。 (奴の性格からして戦闘になる可能性も高かったが、とりあえずは思惑通りといったところ か。人間にしてはなかなかのようだからな。このDIOの為にもせいぜい働いてもらうとしよう。) 邪魔な存在である翠星石の排除と、危険人物である志々雄の撃退。更には自分の代わりに動く駒を手に入れたのだ。 三つも自分に有利なことが起き、機嫌がよくなるDIO。 (ここまで上手くいくとはな。不安要素であったザ・ワールドの力も発動した。そして予想通りであれば……) 「『ザ・ワールド!』時よ止まれ……」 再び時を止めようとするDIO。 だが今度は発動しない。 (やはり制限の内容は連続使用の不可か。サンレッドの時に二回目が使えなかったのに、 先ほど使えたこととも辻褄があう。) 自身の状況を確認するDIO 辺りを見回すとふと床に転がる翠星石が目に入る。その胸には輝く結晶が現れていた。 「これがカラクリというわけか。」 それを手に取るとDIOは宙に放り投げ、 「無駄ァ!」 スタンドで叩き割った。 「翠星石、貴様はもう少し賢いか馬鹿だったらもっと長く生き延びられたのだがな。さて、 そろそろ越前を呼び戻すとするか。」 「音は止んだが、まだなのかぁ?」 外で待っていた越前は、戦いの音が止んでも中から自分を呼ぶ声がしないことに焦りを感じていた。 (DIO……翠星石……) 殺されたということなのだろうか? そう考えて弱気になる越前。 その時、入口から志々雄が出てくるのが見え、咄嗟に隠れる。 (あいつが出てきたって事は……) 越前は最悪の可能性にたどり着く。 二人は殺され、そして次殺されるのは自分の番なのだと。 見つかる前に逃げなくてはと考えるが、志々雄は特に越前を探す様子も無くどこかへと去っていった。 「どういうことだぁ?」 自分を見逃してもメリットは無いはず。 不思議に思いながらも、越前は気になる仲間の状況を確認する為に病院の中へ入っていった。 「DIO!」 「越前君!」 入ってすぐに越前はDIOを見つける。だがDIOの顔は暗く、傍には翠星石が見られない。 「無事だったのか!良かったぜぇ……あれ、翠星石はどうしたんだぁ?」 「……落ち着いて聞いてくれ越前君。」 「ど、どうしたんだぁ?」 いやな予感がする越前。 そしてそれは当たってしまう。 「彼女は、翠星石君は……私を守るために捨て身の攻撃をして」 「う、嘘だろぉ?」 「嘘じゃない。その際に……腹を斬られて殺されてしまったんだ。」 ガクリ、と越前は膝をつく。 「お、オーノー……さっきまであんなに元気だったんだぜぇ?それが、なんということだぁ……」 頭を抱えて嘆く越前。今頭を占めているのは、自分も戦える力を持っていれば助かったの ではという自責の念である。 DIOはそれを察して越前に言う。 「自分に力があればなんて思わないでくれ。力不足だったのは私も同じだ。それよりも越 前君。彼女を見てやってほしい。」 「う……分かった。」 DIOは翠星石のもとに越前を案内する。 腹を斬られ動かなくなった翠星石を見て越前は涙を流す。 「越前君。彼女の命を懸けた攻撃でなんとかあいつを追い返すことが出来た。私たちが今 生きていられるのは彼女のお陰なんだ。」 「ああ……」 「だから、私たちは彼女の分もしっかりと生きなければいけない。彼女の死を無駄にすることの無いように。」 「ああ、言うとおりだ。いつまでも泣いてるわけにはいかないよな。人間、辛抱だぜ!」 DIOの言葉に涙を拭き立ち上がる越前。 「とりあえず翠星石を運んでやるかぁ!床のまんまじゃ可哀想だしな!」 「そうだな。ソファーにでも持っていってあげよう。」 「よし、俺が運んでやるぜぇ!」 落ち込んだ気持ちを切り替えようと空元気を出す越前。 大事そうに翠星石を抱えると、ソファーに向かって運んでいく。 そんな越前を見て後ろでほくそ笑むDIO。 越前がそれに気付くことはなかった。 【C-4 病院/1日目・午前】 【DIO@MUGEN、ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]軽傷(自然治癒力によってマシになった)、去勢 [装備]ライトセイバー@外人が想像したとてつもない日本が出てくるゲーム(RedAlart3)、 阿倍さんのツナギ@くそみそテクニック 、メス 50本 [道具]支給品一式(水抜き)、マスクザ斉藤のマスク@ニコニコRPG、便座カバー@現実 [思考・状況] 基本思考:殺し合いの参加者はもちろん、あの主催者どもも全て殺す。 1:越前を利用し、更に他の参加者の信用を得る。 3:サンレッドを殺す、そのためなら手段は問わない。 備考 自身の能力が制限されている可能性を理解しました。 剣崎達にはザ・ワールドの存在を教えていません。ザ・ワールドの時止め能力が、時 間を空けないと使用できないことを理解しました 【コンバット越前(越前康介)@デスクリムゾン】 [状態]:精神的疲労(弱) [装備]:なし [道具]:支給品一式、翠星石@ローゼンメイデン、未確認支給品0~2(但し銃器の類 は無い)、医療品一式(包帯、消毒液など) 、メス 10本 [思考・状況] 1:翠星石をソファーに寝かせてやる。 2:このゲームを破滅へとミチ☆ビクッ! 3:剣崎ブレイドと協力する。 4:知人、友人と合流する。 5:民間人の保護。 6:夕方まで病院で待機 7:クリムゾンを回収する。 8:主催者及び統制者に関係するものに注意。 9:この茶番にデスゾルトスは関わっているのかぁ? 補足 あくまで原作準拠です。 ブレイバックル以外のランダム支給品は確認していません、次の書き手さんにおまかせします sm119 危険人物?いいえ、対主催です 時系列順 sm125 機動拳士リリカルさのすけ デバイスジェネレーション・ギャップ sm121 惨劇起きてすぐ覚醒~狂気の最終鬼畜オヤシロ様(後編) 投下順 sm123 デパートでほぼイキかけたKAITOの御退散レース sm95 地獄極楽エリアリリース 志々雄真実 sm139 The last wolf strategy ~志々雄真実の策略~ sm71 カリスマ株大変動 DIO sm132 エチゼンとバンパイア sm71 カリスマ株大変動 コンバット越前 sm132 エチゼンとバンパイア
https://w.atwiki.jp/rozenrock/pages/846.html
Story 0KB ◆ZCwZ4Y7N4 氏 ――バルバルバルバル 蒼星石「そのエフェクトやめたら? 正直飽きたよ」 水銀燈「いいえ、駄目よ。鳴らすわぁ!」 バルバルバルバルバルバルバルバルバルバルバルバル 雛苺「何をするだァーーーーッ! 許さんッ!」 蒼星石「ほら、五月蠅いから雛苺が起きちゃった」 水銀燈「嘘をつくなァーーーーッ!」 蒼星石「駄目だこりゃ」 END 短編連作SS保管庫へ