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第一回COOL率チャレンジコンテスト 期間 2011/06/10(金)~2011/06/19(日) お題 COOL率の合計 課題初級 難易度☆1~☆4の楽曲より4曲選択 中級 難易度☆4~☆7の楽曲より4曲選択 上級 難易度☆6~☆9の楽曲より4曲選択 期間 難易度 銅ノルマ(÷2)(÷3)(÷4) 銅報酬 銀ノルマ(÷3)(÷4) 銀報酬 金ノルマ(÷3)(÷4) 金報酬 2011/06/10(金)~2011/06/19(日) 初級(★1~★4) 140.00%70.00%46.67%35.00% 20VP 240.00%80.00%60.00% スキン「海辺ドライブ(BLUE)」 280.00%93.33%70.00% 称号「ジャスミン」 中級(★4~★7) 150.00%75.00%50.00%37.50% 30VP 260.00%86.66%65.00% スキン「アウトサイダー(BLUE)」 300.00%100.00%75.00% 称号「ジャスパー」 上級(★6~★9) 160.00%80.00%53.33%40.00% 40VP 280.00%93.33%70.00% スキン「狐火祭の鏡(BLUE)」 320.00%-80.00% 称号「ジェミニ」
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Be Cool! ◆EboujAWlRA 静かな夜の中、空には月が輝いている。 そんな夜を二つの影がゆっくりと動いていた。 その影とは詰襟の制服を着た少年、ルルーシュ・ランペルージとセーラー服の少女、柊つかさである。 二人はそんな暗闇の中を手探りで歩いていた。 最初は山小屋に残るつもりでは在った。 しかし、ルルーシュが廊下を見回りに行ったときに一つの影が外から迫っており、移動することになったのだ。 その影は、月の光を反射をする30cmほどの何かを持ったスラリとした体躯の男。 その反射する何かとは間違いなくあの男がV.V.から支給された刃物だろう。 殺し合いに乗っているか否かはそれだけでは判断できないが、何の策もなく接触するのが危険。 それに、殺し合いに乗っているのなら食堂に居る浅倉を殺害する可能性が高い。 ギアスを使うのはそれからでも遅くはない。 だから、ルルーシュは山小屋を出た。 体力は有り余っているし、つかさから引き出しておきたい情報は引き出せた。 そのつかさも山小屋を出るということについてはあっさりと了承した。 やはり本音を言えば、早く知り合いと合流しておきたいところなのだろう。 今のルルーシュにとっての最大の問題はギアスについてだ。 絶対命令権であるギアスはルルーシュにとってのアキレス線。 ルルーシュの最大の武器はギアスではなく、天才と呼ぶにふさわしいその頭脳にある。 ただギアスを持っただけでは一つの国の転覆など出来はしない。 素晴らしい頭脳を持っているからこそ、ブリタニアを追い詰めることを可能としているのだ。 故に、ルルーシュはその頭脳を最大に生かすことが出来る策を得意としている。 だからこそ、ギアスが多くに知られればその姦計を生かすことが出来なくなってしまう。 言いなりにさせることが出来る能力を持っているという聞けば、誰だって警戒する。 ルルーシュの周りで妙なことが起きれば、ギアスを持っているルルーシュが疑われるのは当然だ。 他の人間が犯人だと分かっても『ひょっとしてギアスで操ったのでは……』と疑う人間も出てくるだろう。 ギアスとは知られてないからこそ価値がある。 しかも、今のギアスには最初の場で兵士がギアスを全く効かなかったと言う不安な部分が残っている。 何度かテストをしておきたいが、ギアスが有効なのは一人につき一度だけ。 ギアスに問題があるのか、それともあそこに居た兵士にギアス対策を施されていたのか。 つかさや蛇柄の服の男には問題なくかかったことを考えると、恐らく後者だろう。 恐らくルルーシュと同じコンセプトのコンタクトを使用していたと考えるのが妥当。 もちろん、必ずしもそうとは限らない。 ギアスの研究に関してはブリタニアはルルーシュの一歩も二歩も先を行っている筈。 ギアスを無効化、もしくは弱体化が出来る可能性も高い。 ルルーシュにギアスを託した女、C.C.ならば兵士に効かなかった原因を知っているかもしれない。 不死身の女を殺し合いに巻き込んだのは甚だ疑問だが、ギアスについて詳しいのが彼女だけだ。 その彼女がここに居るのは、喜んでおくべきだろう。 (……やはり、現状はギアスは多用すべきではないな。 だが、あの場ではギアスを使う以外に方法は無かったのも事実。 余計な荷を背負ってしまったが、全く使い道がないわけではないからな) ルルーシュは隣を呑気に歩いているつかさを醒めた目で見つめる。 戦闘に使えるとも首輪を外す技能があるようにも見えない。 足手まといになることは必須。なるべく早く始末するのが利口と言うものだろう。 問題は何時始末するかだ。 何処に人の目があるか分からないことを考えるとルルーシュが手を出すのは避けるべきだろう。 ベストはつかさの知り合いと出会う前に殺し合いに乗った人間が殺すことだ。 そんなことを考えながら獣道を歩いていく。 獣道と言っても、月の光が綺麗に差し込んでくるため歩くだけならそれほど危険ではない。 もちろん、それでも昼の道と比べると格段に危険ではあるためスピードはゆったりとしたものだが。 (細かな修正と情報収集は必要だが、全ては順調。 待っていろよV.V.……! ナナリーを攫ったその諸行、忘れたわけではないぞ!) ◆ ◆ ◆ 静かな、静かな夜の中。 蛇柄の派手な服を着た肉食獣のような獰猛な目をした男、浅倉 威はただ食堂の扉をにらみつけていた。 正確に言うならば、何も出来ない状態で扉をじっと睨みつけていた。 その頭はたった一つの思考で塗りつぶされている。 (殺す……殺す……殺す……殺す、殺す、殺す殺す!) 殺意という浅倉に最も似合う言葉は、今はただ一人の男へと向けられていた。 それは北岡秀一でも、神崎士郎でも、他のライダーでもない。 今はどんな人間相手への殺意よりも、ルルーシュ・ランペルージへの殺意が勝っていた。 学生服を着た顔立ちの整った長身痩躯の男。 人を見下した目と嘲笑、どこまでも余裕ぶった悠々とした態度。 どうやら浅倉はあの手のタイプと相性が最悪らしい。 北岡も神崎も、浅倉が何よりも殺したいと思った相手と身体的特徴も性格もルルーシュはそっくりだ。 ルルーシュへの殺意に塗れた思考だけで支配されている。 一刻も早く殺してやりたい、そう思いつつも行動できない。 何故か? それはルルーシュの『跪け!』という言葉に従ってしまっているから。 何かをされたのは間違いない。間違いないが、浅倉にとってそんなものはどうでもいい話だ。 戦うときには耳を塞いで、喉を潰してから甚振れば良い。 今、重要なのはルルーシュを追いかけること。 つい先ほど扉が開く音と閉まる音、その少し後に同じく扉が開く音と閉まる音。 そして、食堂の前を通った気配はない。 恐らく食堂の前を通らないルートで外へと出たのだろう。 ルルーシュを追いかける方法は直ぐに思いついた。 体全体を動かせは出来ないが手と頭と腰を動かせることは確認済み。 つまり、下半身を落とした跪いた状態を維持していれば何でも出来るということだ。 ならば簡単に移動できる。 と言っても、あるものがあれば、という前提がついてしまうが。 結局、それがなければ今の状態は変わらない。 浅倉は何度目になるかもわからないほどに拳を床に叩きつける。 その音と同時に、遠くから扉が開く音がする。 耳を澄まして辺りを伺う。 ……ゆっくりとだが、こちらへと向かってきている。 (チッ……!) 舌打ちをしながら、どうするかを考える。 まず前提条件として浅倉は動けない。腕を動かすことは出来るが、下半身が使えない。 これでは威力のある攻撃は出来ないし、何より避けることが出来ない。 せめて、鏡。目の届く範囲に鏡があれば―――。 だが、現実には目に映るのは壁とテーブルと椅子だけ。 動ければ窓を覗けるかもしれないが、テーブルが見事に塞がるように聳え立っている。 「……」 そう考えていると、食堂の扉が開き一人の男と目が合う。 妙な服装をして手に鉈を持った、冷たい底冷えのするような目をした男だ。 目を合わせた人間を恐怖で凍りつかせるという意味では浅倉とよく似ている。 だが、種類は全く違う。 浅倉がギラギラと輝いた肉食獣の瞳ならば、男は機械のような無機質的な冷たさを持っている瞳。 その奥にあるものが何かは分からないし、浅倉には興味もない。 強いて言うならば、黒い騎士を思わせるライダーや神崎士郎辺りの瞳と良く似ている。 この手のタイプは目的を達成するためなら手段を選ばない。 そう思った瞬間、動物のような素早い動きで距離を詰めてくる。 単純に足が速いのではなく初動が早いのだ。 「チッ!」 手に届く範囲にある椅子を投げつけるが、下半身を使えないためゆったりとしたスピードで飛んでいく。 だが、効果はあった。 男はそれを防ぐために鉈で払いのけ、前進のスピードに乗った状態で前蹴りを放ってくる。 まるでライダーの蹴りかと見間違うほどの威力。 浅倉は椅子とテーブルを巻き込んで後方へと吹き飛ばされる。 だが、その痛みなどどうでも良かった。 ようやく目当てのものを見つけた喜びに全身に走る痛みすら心地よいものへと変わっていく。。 「ク……ククク……ハハハハ!!」 その目当てのものとは壁に架けられた振り子時計。 浅倉は笑い声と共にゆったりと手に収めた王蛇のカードデッキを振り子時計を覆っているガラスへ向ける。 そして一言、たった一言―――。 「変身!」 短く、しかしはっきりと強い意志を持った言葉を口に出す。 その言葉と共に素早くデッキを胸元へと持っていき、ゆったりとデッキを突如現れたベルトへと差し込む。 それと同時に男は素早い動きで懐へと迫り、今度は蹴りではなく鉈を使い首元へと襲い掛かる。 スピードも首への攻撃位置も完璧な、人を殺すための一撃。 浅倉も人間である以上、普通ならば完全に死んでしまう一撃だが。 「!?」 「ふん……」 いつの間にか手に持っていたコブラを模した杖によって、浅倉は鉈の一撃を防いでいた。 さらに、ぴっちりとしたスーツの上に紫の装甲を身に纏い、同色の仮面をつけた姿へと変貌している。 それは仮面ライダー王蛇――仮面ライダーBLACKとは大きく違う思想を持った、人の形をした怪物。 男も姿と威圧感を変えた浅倉に警戒してか、素早くバックステップで距離を取ろうとして。 ――ADVENT―― どこからか響いた機械音と同時に、バックステップの途中で無理やり体を左へと転がるように動かす。 形振りを構わない無様の極みとも言える動き、だが、同時に生物として優れた素晴らしく勘の良い動きだ。 何故なら、猛スピードで化け物が後ろから襲ってきたのだから。 その化け物は桃色をした巨大な空中を泳ぐエイ――エビルダイバー。 浅倉は迫ってくるエビルダイバーを掴み、エビルダイバーも意思を汲み取ったように浅倉を背へと乗せる。 ……跪いた状態のまま。 「急げ……」 低い声でエビルダイバーへと脅すように短く話しかける。 それが通じたのか通じないのか、エビルダイバーは襲撃者に見向きもせずに猛スピードで食堂を出て行く。 速い、すいすいと廊下を出て瞬時に暗闇に包まれた山の中へと飛び出していく。 そのスピードに満足したのか、仮面の奥の唇をニヤリと歪ませる。 唇の片方だけを持ち上げる、醜悪で邪悪な見るものの恐怖を煽る笑い。 ライダーの状態で動ける時間は限られている、あまりにも短すぎる制限時間。 しかし、この暗さと山道だ。そう遠くへと行っていない可能性が高い。 賭けるには十分な可能性だし、あそこに何時までも留まっていても本丸のルルーシュを殺せるわけがない。 逆に身動きできない状態の自分は簡単に殺されるだろう。 それは駄目だ、それだけは駄目だ。 自分はまだ殺していない。 北岡秀一も神崎士郎も他のライダーもルルーシュ・ランペルージもこの先出会う人間も、誰も殺していない。 それで死ぬなんてあり得ない。 「ルルーシュ・ランペルージ……!」 小さく、噛み締めるように、今最も殺したい相手の名前を呟く。 それが終われば他のライダー、北岡秀一、そして神崎士郎。 その後はまた殺したい人間を殺す、浅倉威に重要なのはそれだけ。 問答無用の殺し合いなんて、彼の日常となんの変わりもないのだから。 浅倉の物騒な考えと同時にエビルダイバーは山小屋を中心に円を描く様に動いていく。 エビルダイバーは木々の間を縫うように動いていき、徐々にその円を大きくしていく。 それが何分ほど続けた後だろうか。 浅倉はライダーになり強化された視力で、二つの影を見つけた。 仮面の奥で唇の端を持ち上げて邪悪に笑う。 僅かに体から霧のようなものが吹き上がっている、制限時間が迫っている証拠だ。 だがそんなことに何の関心も持たずに、エビルダイバーのスピードの勢いに任せて突進していく。 ◆ ◆ ◆ 「ガッ――――!?」 突然、突然だった。 ルルーシュの隣を歩いていたつかさに僅かな衝撃と凄まじい風圧が襲ってくる。 それが何かも分からずに、非力な女子高生に過ぎないつかさはペタリと尻餅をついてしまう。 「ランペルゥジィ!!」 そこに居たのは化け物としか言えない何かに乗るゴツゴツした何か。 まるで仲の良い友達である泉こなたが良く見ているアニメから飛び出してきたかのような何か。 現実のものとは思えない、芝居がかった何か。 だけど、不気味な恐ろしさを放つ何か。 「ガッ……グゥ……」 その不気味な何かに目を奪われているところを、途切れ途切れの苦しげな声を放つルルーシュに意識を移す。 胸を押さえ、蹲りながら息を大きく吐いている。 どう見ても危険な状態だ、恐らく目の前の何かの攻撃をまともに喰らったのだろう。 「ルルーシュくん!」 急いでルルーシュへと駆け寄っていく。 ルルーシュはあまりの痛みに目を大きく見開いて、前に這いずる様に手足を動かすが、上手く動かせない。 恐らく肋骨か何処かが折れたのだろう、ひょっとするとその骨が内臓に突き刺さっているのかも知れない。 つかさは何も出来ない自分に歯噛みしながら、これから何をすべきか必死に頭を働かせる。 ルルーシュを置いて逃げるべきか、ルルーシュを助けるべきか。 「! ……チッ」 そんな二人を眺めながら恐ろしい何かは舌打ちをする。 そして、手に持った杖のようなものを思いっきりルルーシュへと投げつけ、同時に化け物は消えていった。 変わりに現れたのは、金色の髪とギラギラとした目を持った一人の男。 食堂に現れ、ルルーシュの『魔法』で身動きが取れなくなった男だ。 「ぐぅ!」 その杖を思いっきり脚へと打ち付けられ、蛙を踏み潰したような嫌な音がルルーシュの口から飛び出す。 恐らく脚の脛が折れたか、ひびが入ったのだろう。 それがつかさでも想像できるほど速く、威力のありそうなスピードだった。 だが、幸いなことに襲った男は身動きが取れなくなっている。 ルルーシュの『魔法』がまだ効いているのだろう。 「ルルーシュくん、こっ……!?」 傷を負いすぎたのか、あまりにも強烈な痛みを続けて味わったのが原因か。 ルルーシュは気を失っていた。 無理もない、むしろ最初の突進を喰らったと言うのに気を飛ばさなかったことを褒めたいぐらいだ。 つかさは何とかルルーシュを引っ張るように、この場から立ち去っていく。 放っておく選択肢もあったが、ルルーシュが悪い人間には見えない。 山小屋にもルルーシュは危険な影が近づいてきていると言った。 (なんとか助けないと……!) ルルーシュはつかさを落ち着かせてくれた。 そして、何よりルルーシュの能力はつかさやその姉のかがみや友達を助けるのに役に立つ。 さらに頭も良くて落ち着いて物事を考えれる、今はまだはっきりとは言えないが、悪い人には見えない パニックにならずに、冷静に状況を把握して山小屋と反対方向にルルーシュの体を引っ張っていく。 「え?」 だが、痩せているとは言え背は高い男子高校生であるルルーシュを運ぶのは簡単ではない。 集中していて前方不注意になっていたつかさは簡単に軽い崖状になった高い段差を転げ落ちた。 「きゃああああ!」 転がる転がる、斜面と言うことも交じり合ってどんどんと落ちていく。 ルルーシュは気絶していたのが幸いしただろう、意識があれば間違いなく痛みでショック死していた。 「いたたたた……ルルーシュくんは、大丈夫かな……?」 強く打ったお尻をさすりながら、そばにいる筈のルルーシュへと視線を移す。 そこには体を撃った際の衝撃で目を覚ましたのか、声にならない声を出しながら胸を押さえてもがいている。 あの化け物の突進をまともに受けたのだろうか? (ルルーシュ君……死んじゃうのかな?) 苦しみ、声も満足に出せないようなルルーシュをつかさは心配そうに見ながらも頭はひどく醒めていた。 ルルーシュを心配していないわけではない、逆に心の底から心配している。 だが、不思議なほど落ち着いてルルーシュの様子を観察できている。 (声が出せないほど痛い……ってことはただの骨折じゃないよね? やっぱり、テレビの特番で見た事故にあった人たちみたいに折れた骨が内臓に突き刺さってるのかな?) テレビで見た、車の事故であばらの骨が折れて肺に突き刺さった人のことを思い出す。 その人は助手席に居た人がいち早く救急車を呼んだため、一命を取り留めた。 インタビューではとても辛くて声を出すことはもちろん息を吸うのも満足に出来なかったと言っていた。 (でも、私今携帯電話持ってないし……お医者さんも来るわけないよね、こんなところに) 救急車も恐らく来ないだろう、何せ殺し合いなのだから。 「ぁ……かぁ……!」 その間にもルルーシュは声にならない声を上げながら悶えている。 手は何かを求めるように動き、その動きが傷に触ったのか再び声も出さずに苦しみだす。 (このままじゃルルーシュくんは辛いだろうな……でも、私に出来ることなんて何も……) 何も出来ない、その現実が何度もつかさを襲い掛かる。 だが、特に絶望も恐怖もなく自然とその事実を受け止めて思考をさらに次へと動かしていく。 まるで、自分は絶対に冷静でないといけないかのように。 (……多分、簡単には死ねないと思う。痛みでショック死するならもうしてるだろうし……) ルルーシュは出血多量で死ぬか、再び誰かに殺されるか。恐らくその二択だけだろう、現実とは非常なものだと思い知る。 (そっか……! それなら……!) つかさは冷静な思考でようやく回答に至り、ルルーシュのデイパックをひっくり返すような勢いで漁る。 その間にもルルーシュはもはや身じろぎもせずに苦しんでいる。 最も不幸なのは、なまじ意思が強いだけに気を失うこともショック死もしないということだろう。 「……ルルーシュ君」 「……ぁ……なぁ!」 もう動くことも疲れたと言わんばかりに身じろぎもしなかったルルーシュが再び焦り始める。 そんなルルーシュの様子を見て、つかさは心の底から可哀想だと同情の眼差しを向ける。 普段ならば、その高い知能と同じく高いプライドがその哀れみの目をルルーシュは許さない。 だが、ルルーシュは真剣につかさを呼びかけようとして、それが不可能と悟って直ぐに逃げようとする。 それが冗談でないことはルルーシュは最も知っているから。 ――何故なら、つかさの眼球の外周は真っ赤に染まっていたのだから。 ――つかさの手にはFNブローニング・ハイパワーが、拳銃が握られていたから。 「ルルーシュ君、辛いよね。安心して、私が楽にしてあげるから」 迷子の子供に話しかけるように優しげな口調とにこやかな表情でルルーシュへと言葉を出すつかさ。 本で読んだのか、友達の高良みゆきから教えてもらったことかは忘れたが、つかさは聞いたことがある。 難病に体を犯され、もはや麻酔も効かないほどに手術を繰り返してきた人のことを。 モルヒネ漬けになるしかなく、もう安楽死を選ばざるを得ないほどの重病患者。 安楽死をさせたとき、当初はそれなりに話題になったらしい。 安楽死させるべきか僅かな可能性に賭けるべきかのどちらが正しいのか分からなかったため、覚えていた。 だが、今は答えを出せた。 その場合、死なせてあげるべきだ。 だって、こんなに苦しそうじゃないか。 僅かな可能性なんて見えもしないもののために、この苦しみを続けるなんてあまりにも可哀想だ。 「ああ、動かないでルルーシュ君。外したらもっと苦しくなるだけだよ?」 「……! ……や…め……!」 やめろ、と言いたいのだろう。 だが、それすら満足に言えないのだ。 生きれるわけがない、そのうち死んでしまうに違いない。 だからこそ、その間にも辛い思いを与えたくなかった。 (頭を狙えば……直ぐに死ぬよね) つかさはルルーシュの額へと限界まで近づけ狙いをつける。 確かルルーシュは拳銃を撃つとき、引き金を引いた後に上へと持ち上げていた。 恐らく衝撃を逃すためなのだろう、つまり衝撃に逆らってはいけないのだ。 少し躊躇いが入り、目を閉じて引き金を引いた。 パン、という音ともに銃弾は明後日の方向へと飛んでいった。 「……いたぁい」 「や……ガァ……!」 拳銃の反動は思ったよりも大きかった。 よくこんなものを警察官やルルーシュは撃てる物だと感心する。 腕がびりびりと痺れるが、ルルーシュの痛みに比べれば微々たる物だと自分を叱咤し拳銃を構えなおす。 今度こそルルーシュの額へと照準を合わせる。 そして、今度は何の迷いもなく―――― 「ナ……ナ…」 ―――ルルーシュの声をかき消すように、引き金にかけた指に力を込めた。 【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス 反逆のルルーシュ 死亡】 ルルーシュの頭を銃弾が貫いたその瞬間、つかさの目を染めていた赤が引いていった。 痺れを覚えた腕を押さえて、ルルーシュが確かに楽になったことを確認する。 ピクリもせずに、目線は虚空をさまよっている。 (……え?) そこで、つかさは冷静になった。 正確に言えば、冷静な状態から追い詰められた状態へと戻った。 (……え? ルルーシュくん、え?) 状況が把握できない。 いや、脳が把握しようとしてくれない。 拳銃とルルーシュを何度も見直して、実行した時とは何倍もパニックなった頭で遅れて初めて認識する。 自分が、拳銃を使って、ルルーシュの頭を、撃ったのだと。 それを認識した瞬間、吐き気が込みあがってくる。 「ぅ……!」 いや、実際に胃の中のものを吐き出してしまう。 その中には、ルルーシュと一緒に山小屋で食べたパンのようなものが見えて―――。 「あ……あぁ……!」 ペタリと尻もちをついて、じりじりとルルーシュの遺体から遠ざかっていく。 この凶行は自分が自分の意志で行った。 だが、そこに行くまでの理論が自分にも分らなかった。 確かにルルーシュは苦しそうだった、動くことも満足にできないほどに苦しんでいた。 そこまで苦しんでいるのなら、楽になってしまった方が幸せなのではないかと思わないこともない。 だが、実際はそんなこと出来ないだろう。 人を殺す――それは何よりも避けるべきであるはずだ。 だというのに、まるでテレビを介して見ているかのように落ち着き払っていた。 「る、ルルーシュく……!?」 ルルーシュに近づこうとするが、遠くから足音が聞こえる。 「ひっ!」 怖い。 殺されるのも、殺したところを見られるのも、それについて責められるのも怖い。 それに、方向からして向かってきているのはあの見るからに危なそうな浅倉という男だろう。 つかさはわき目も振らずに逃げ出す。 (ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……) ただただ、ルルーシュへの謝罪だけを思い浮かべて、涙を流しながら山道を下り続けた。 【一日目/黎明/C−6】 【柊つかさ@らき☆すた】 [装備]FNブローニング・ハイパワー(11発) [支給品]支給品一式、ランダム支給品(確認済み)(1〜3) [状態]強いパニック状態、腕に痺れ、お尻に痛み [思考・行動] 1.ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…… ◆ ◆ ◆ レイ・ラングレンは身構えたまま、化け物が出て行った方向を眺めていた。 初めに見つけた男に逃げられた後、下るでもなく上るでもなく一先ず東へと向かうことにした。 東ならば廃洋館、展望台、山小屋、動物園、舗装された道路のどれかへと行き着くだろうと踏んだからだ。 まずは現在地の把握としておきたいと思ったがゆえの行動だ。 そして思惑通りに山小屋を見つけた時、こうなるとは思いもしなかった。 何かがあれば良い。そう思い入った先でこんな不可思議な物を見てしまったのだ。 うずくまった状態でこちらを鋭い視線で睨んでいたあの男。 風貌を見る限り、危ないだけの普通の男に見えた。 服の膨らみに不自然な膨らみはないため、確実に殺せると判断した。 あの男は危険だ。銃のない自分が勝てる相手とは思えない。 (あのケース……まさか……) 廊下を覗くと、西の壁が壊されている。 恐らくあの方向へと立ち去ったのだろう。 そして、何時戻ってくるか分からない男に警戒を解かずに、先ほどの出来事を思い出す。 蹴られて吹き飛ばされた後、男が急に笑い出して何かのケースを時計へと見せ付けた。 重要なのはそこからだ。 『変身』という言葉と共に、いつの間にか男は重々しい印象を与える『ベルト』を巻いていた。 そこにケースを差込み、急に姿を変えた。 (まるでヨロイを人間の大きさにしたかのような物々しいスーツ。 そして、突然現れた化け物としか形容の出来ない空中を動く生き物。 ……理解出来ないことだらけだ。それに、あれはデイパックの中にあったあれと同じものなのか?) 謎が多すぎるこの状況。 だが、仮定をするなら化け物をあの男が呼んだのだとすれば、それはこのケースの力による可能性が高い。 少なくとも、このケースを使うことで何か出来る様になるのは確かだ。 ひょっとすると、それは自分でも使えるのではないか。 変身……その言葉を唱えることによってあの力を得ることが出来るのだろうか。 そうだとするならば、カギ爪を殺すのに十分役立つ力を手に入れるのではないか。 「……だが、今は使うべきではない」 推測できる成功した場合の効果は魅力的だが、どんな人間にも使用が可能な物とは限らない。 使った際に何が起こるのか、それが分からない限りこれはガラクタと同じだ。 それでも使う時があるのならば、この『何か』の情報を集めた後か、どう転んでも死んでしまうという時。 この二つのケースくらいだろう、使う場合など。 「やはり、銃が居るな」 ここには頭が切れる人間と凄まじい力の持ち主が居ることが分かった。 そのためには、慣れない上に殺傷力の低い鉈よりも、銃が必要だ。 それを再確認させるほどの相手だった。 四角いケースの『何か』を調べるのはその後でも良い。 そして、ここが山小屋だと分かったら行動は早い、山道よりも舗装された道を下るべきだ。 レイは警戒しつつも、デイパックからコンパスを取り出して山小屋への出口へと向かった。 ――ここで死ぬわけにはいかない。あの男を、カギ爪の男を殺すまでは自分は絶対に死ねない。 目を閉じて浮かんでくるのは、幸せそうに笑っている一人の女性。 その笑顔は徐々に赤く血に染まっていき、そしてどんどんと土気色へと変化していく。 その顔が思い浮かべるだけでレイは戦える。 妻を殺したカギ爪の男に復讐を果たすという意識がある限り、レイは止まらない。 なんだって出来る、どんな人間も殺してやる。 心は怒りに染まっていながらも、表情には臆面も出さない。 冷静に、慎重に、確実に。ただただ、カギ爪の男に復讐をする。 「シノ……!」 この世で最も愛しい、愛した女の名前を呟く。 レイにとって重要なのは、妻の復讐の一点だけである。 【一日目/黎明/B−6 山小屋】 【レイ・ラングレン@ガン×ソード】 [装備]鉈@バトルロワイアル [所持品]支給品一式×2、ゾルダのカードデッキ@仮面ライダー龍騎、不明支給品0〜2(確認済み) [状態]健康 [思考・行動] 0:カードデッキは、はっきりとした情報を掴めるまでは使わない。 1:優勝を目指す。 2:銃が手に入るまで無理はしない。 3:願いを叶える権利が本当なら、カギ爪の男を連れて来させる。 [備考] ※参戦時期は5話終了時。 ※デルフリンガーが喋ることに気付いていません。 ◆ ◆ ◆ 銃声が聞こえる。 何処かで自分以外の誰かが殺し合いをしているのかと思うと歯軋りをしたくなる。 ここには鏡はもちろん、木と草を除けば何もない。 どこかの誰かがご丁寧に鏡を持ち出してこない限り、自分は動くことが出来ない。 これを歯軋りしなくてどうしろというのか。 もう一度銃声。 それが限界だった。 歯を食いしばり、欲求を満たせぬ怒りに拳を地面に叩きつける。 「……?」 だが、拳を叩きつけた瞬間。脚が動くことに気づく。 ゆっくりと確かめるように立ち上がる。 そして前へと歩き、思いっきり誰も居ない空中へと蹴りを放つ。 「フ……」 思わず笑みがこぼれる。 これで自由に殺せる。 首をゴキゴキと鳴らすように軽く回して、早速ルルーシュと女が逃げた方向へと向かう。 鏡がないためライダーにならないのは同じだが、あの程度の痩せた男なら素手で一発で十分殺せる。 笑みをさらに深くして崖を降りていく。 確かこの辺りに逃げ込んだはず。 だが、中々に見当たらない。 時間だけならもっと遠くへ行っていても不思議ではないが、大の男を運ぶとなると話は別だ。 まず、この辺りに居るはずなのだが。 そう思っていると、月の光に照らされた何かを見つける。 大きさからして、恐らくルルーシュの着ていた上等そうな学生服のボタンだろう。 浅倉はゆっくりとスピードを上げていき、三日月のように口を歪ませる。 「ランペルゥ……ジ……?」 だが、そこで目にしたのは浅倉が全く想像しなかった光景。 「……ああん?」 辺りを支配するのは夜の静けさと鼻につく吐瀉物の臭いと闇に映える鮮血の赤。 その中心で転がっている額に穴をあけたルルーシュを、ただ浅倉は見続けていた。 「……」 ――――ルルーシュ・ランペルージが死んだ。 そのことを認識すると、浅倉は傍にある木へと頭をぶつけていく。 何度も、何度も、何度も、何度も何度も何度も何度も…… 額が割れるのではないか、なんて考えはまるでないかのように強く打ち付ける。 「……あぁ!」 声にならない、怒りに任せただけの叫び声を上げてルルーシュの遺体を思いっきり蹴り飛ばす。 死者を慈しむなんて思いは全くない、ただ殺せなかったことだけに怒りが頭に占めている。 浅倉は怒りを隠そうともせずにルルーシュのデイパックを強引に奪い取り、中からパンを取り出す。 かさかさとしたとても美味しいとは言えない乾パン。 だが、浅倉にとって美味い不味いは関係ない。腹を満たせれば十分だ。 欲を言うなら肉がよかった、という程度だ。 「……」 苛立ちながらパンを食べながら、中を見た際に一緒に落ちた紙に目を通す。 それは島の全域を描いた地図。 興味もないため、放り投げるようにデイパックへと仕舞い直す。 その際、もう一枚の紙に目をついた。 興味は惹かれなかったが、食事中で手持無沙汰ということもありチラリと目を通す。 「……! 北岡ぁ……!」 浅倉の思惑とは逆に、その行動は正解だった。 ちらりと見た際に見つけた一つの名前、北岡秀一。 浅倉にとって因縁深い、人生でも一、二を争う気に食わない相手。 ルルーシュが自分でない誰かに殺された不快感を十分すぎるほど拭う朗報。 見れば、城戸真司とかいうライダーも居る。 「ククク……ハ、ハハハッハ!」 笑い声が森に響く。 蛇のように体にまとわりつき、肉食獣のように今にも噛み殺してくるかのような邪悪な笑いが響く。 【一日目/黎明/C−6】 【浅倉威@仮面ライダー龍騎】 [装備]なし [所持品]支給品一式×2(浅倉とルルーシュ)、王蛇のデッキ@仮面ライダー龍騎、FNブローニング・ハイパワーのマガジン×1(13発)、ランダム支給品(未確認)(2〜3) [状態]全身打撲 [思考・行動] 1.北岡秀一を殺す。 2.全員を殺す。 ここで一つの不幸の元を説明しておこう。 柊つかさの不幸、ギアスが解けたことについてだ。 ルルーシュの絶対遵守の力、ギアス。 ギアスはルルーシュの力だ、間違いなく。 仮面ライダーBLACKとシャドームーンのキングストーンと同じく、カズマや劉鳳たちのアルターと同じく。 ただ、問答無用で強すぎるからという理由で弱くするのは気が引ける。 ゆえに一つの制限を課した。 それは死後では絶対にルルーシュのギアスが解けるというもの。 ギアスといっても様々な種類があり、は有効期間も制約も能力もまるで違う。 ルルーシュのギアスが死後有効であるかはルルーシュが死んでいない今は何とも言えない。 だが、死後までルルーシュのギアスの影響が強く出るのを嫌ったのだ。 例えば数人の相手に『優勝しその褒美で自分を蘇生させろ』というギアスをかけるのを良しとしなかった。 ルルーシュはそんな命令をしないだろう。 たった一度きりのギアスをそんな優勝するかも分からない、しかも主催が本当に生き返らせる可能性は少ない。 なにより、ルルーシュがブリタニア皇帝シャルル・ジ・ブリタニアの仲間であるV.V.に膝を屈するわけがない。 とはいえ、万に一つということもある。 さすがに保険を作れるのはあまりにも強すぎる。 強い参加者はいくらでもいるが、どの参加者も殺せないほど圧倒的、というほどではない。 誰もが死んで誰が優勝するのがわからない企画。 それなのにルルーシュの生存が早い段階で確定するのは避けたかった。 それゆえの、ギアス制限。 この制限によって一人の少女が追いつめられる。 現時点では、主催の目論見は見事に成功したといえるだろう。 時系列順で読む Back ルイズに届けこの想い! 才人ザオリクを唱える。の巻 Next 悲劇、決意、そして覚悟 投下順で読む Back くノ一は見た! Next 幸せの星 010 反逆 する 者たち ルルーシュ・ランペルージ GAME OVER 柊つかさ 049 I ll be Back 浅倉威 041 未知との遭遇 レイ・ラングレン 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(後編)
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第十一回COOL率チャレンジコンテスト 期間 2014/12/10(水)~2014/12/23(火) お題 4曲プレイ分のCOOL率の合計 課題初級 難易度「EASY NORMAL」の中から4曲を選択 中級 難易度「NORMAL HARD」の曲の中から4曲を選択 上級 難易度「HARD EXTREME」の曲の中から4曲を選択 期間 難易度 参加賞 銅ノルマ(÷4)(÷3)(÷2) 銅報酬 銀ノルマ(÷4)(÷3) 銀報酬 金ノルマ(÷4)(÷3) 金報酬 2014/12/10(水)~2014/12/23(火) 初級(EASY NORMAL) 10VP 140%35.00%46.67%70.00% 20VPor称号「シクラメン」 240%60.00%80.00% スキン「ブルーウィンド (YELLOW)」 280%70.00%93.34% 称号「ミント」 中級(NORMAL HARD) 15VP 150%37.50%50.00%75.00% 30VPor称号「ターコイズ」 260%65.00%86.67% スキン「mirrored (YELLOW)」 300%75.00%100.00% 称号「ジルコン」 上級(HARD EXTREME) 20VP 160%40.00%53.34%80.00% 40VPor称号「カシオペヤ」 280%70.00%93.34% スキン「純情バタフライ (ORANGE)」 320%80.00%- 称号「アケルナル」 ※銅報酬は前年「第八回COOL率チャレンジコンテスト」の金報酬 で入手できる称号、またはVPとなる。
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機神装甲 COOL(クール) GUY(ガイ)・バスター R 火文明 (4) 進化クリーチャー:ヒューマノイド 6000+ ■進化―自分の火のクリーチャー1体の上に置く。 ■自分のマナゾーンに文明が3つ以上あれば、相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。 ■W・ブレイカー 作者:赤烏 フレーバーテキスト DMW-14 「レジェンス編I レジェンスの邂逅」誰にも触れられない疾風、俺こそが最クール! ――機神装甲 COOL GUY・バスター 収録 DMW-14 「レジェンス編I レジェンスの邂逅」 評価 名前 コメント
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第八回COOL率チャレンジコンテスト 期間 2013/12/06(金)~2013/12/19(木) お題 4曲プレイ分のCOOL率の合計 課題初級 難易度EASY・NORMALの曲の中から4曲を選択 中級 難易度NORMAL・HARDの曲の中から4曲を選択 上級 難易度HARD・EXTREMEの曲の中から4曲を選択 期間 難易度 参加賞 銅ノルマ(÷4)(÷3)(÷2) 銅報酬 銀ノルマ(÷4)(÷3) 銀報酬 金ノルマ(÷4)(÷3) 金報酬 2013/12/06(金)~2013/12/19(木) 初級(EASY・NORMAL) 10VP 140%35.00%46.67%70.00% 20VPor称号「カトレア」 240%60.00%80.00% スキン「mirrored (AQUA)」 280%70.00%93.34% 称号「シクラメン」 中級(NORMAL・HARD) 15VP 150%37.50%50.00%75.00% 30VPor称号「エンジェライト」 260%65.00%86.67% スキン「Strangeness (BLUE)」 300%75.00%100.00% 称号「ターコイズ」 上級(HARD・EXTREME) 20VP 160%40.00%53.34%80.00% 40VPor称号「ベテルギウス」 280%70.00%93.34% スキン「リアクターぷち (BLUE)」 320%80.00%- 称号「カシオペヤ」 ※銅報酬は前年「第五回指定曲コンテスト」の金報酬 で入手できる称号、またはVPとなる。
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第十回COOL率チャレンジコンテスト 期間 2014/08/06(水)~2014/08/19(火) お題 4曲プレイ分のCOOL率の合計 課題初級 ★1 ~ ★5.5の曲の中から4曲を選択 中級 ★4 ~ ★7.5の曲の中から4曲を選択 上級 ★6 ~ ★10の曲の中から4曲を選択 期間 難易度 参加賞 銅ノルマ(÷4)(÷3)(÷2) 銅報酬 銀ノルマ(÷4)(÷3) 銀報酬 金ノルマ(÷4)(÷3) 金報酬 2014/08/06(水)~2014/08/19(火) 初級(NORMAL) 10VP 140%35.00%46.67%70.00% 20VPor称号「アンスリウム」 240%60.00%80.00% スキン「コスモトラベラー (AQUA)」 280%70.00%93.34% 称号「アサガオ」 中級(HARD) 15VP 150%37.50%50.00%75.00% 30VPor称号「ペリドット」 260%65.00%86.67% スキン「Sporty! -MIKU- (AQUA)」 300%75.00%100.00% 称号「サードニクス」 上級(EXTREME) 20VP 160%40.00%53.34%80.00% 40VPor称号「キグナス」 280%70.00%93.34% スキン「歯車ウォールアート (AQUA)」 320%80.00%- 称号「ポルックス」 ※銅報酬は前年「第八回達成率チャレンジコンテスト」の金報酬 で入手できる称号、またはVPとなる。
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ゲーム/聴覚/ COOL×2 DJ![索引|一覧] リズムに合わせて ビートをきざむぜ まずはYo!く聞け Super take!(Listen!) つぎはよしきた スクラッチ!(Play!) ゲーム概要 最初に「Listen」でお手本を見た後、「Play」でお手本通りにターンテーブルをスクラッチ。 ターンテーブルに表示されている矢印の方向(上下)に合わせる。 判定はCOOL、GREAT、GOOD、BADの4種類。 (COOL、GREAT、BADは判定が表示される) 後半になるごとに矢印の間隔が狭くなっていく。 聴覚ではなく視覚(目押し)問題だという声多数。 攻略 矢印が表示されていない(ただの縦線)時もあるので、お手本をよく見ることが重要。 コメント ゲーム前の説明は最後まで聞く派だったけど、これに関してはスキップした。 -- 竹薮 (2007-10-24 00 51 26) 視覚と同時に、メンテゲーでもある。タッチパネルの反応が薄い筐体は注意。 -- 名無しさん (2007-11-05 23 49 26) 設問は7問。5問目が点配分が大きい。 -- 名無しさん (2008-07-06 03 43 12) 名前 コメント
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◆曲タイトル:いいひと(USSY cool MIX) ◆アーティスト:岡めぐみ? ◆歌唱:岡めぐみ ◆作詞:岡めぐみ ◆作曲:水野達也? ◆編曲:後田信二? ◆原曲・関連曲 いいひと? ◆収録作品 V-RARE SOUNDTRACKS 7
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Be Cool! ◆EboujAWlRA 静かな夜の中、空には月が輝いている。 そんな夜を二つの影がゆっくりと動いていた。 その影とは詰襟の制服を着た少年、ルルーシュ・ランペルージとセーラー服の少女、柊つかさである。 二人はそんな暗闇の中を手探りで歩いていた。 最初は山小屋に残るつもりでは在った。 しかし、ルルーシュが廊下を見回りに行ったときに一つの影が外から迫っており、移動することになったのだ。 その影は、月の光を反射をする30cmほどの何かを持ったスラリとした体躯の男。 その反射する何かとは間違いなくあの男がV.V.から支給された刃物だろう。 殺し合いに乗っているか否かはそれだけでは判断できないが、何の策もなく接触するのが危険。 それに、殺し合いに乗っているのなら食堂に居る浅倉を殺害する可能性が高い。 ギアスを使うのはそれからでも遅くはない。 だから、ルルーシュは山小屋を出た。 体力は有り余っているし、つかさから引き出しておきたい情報は引き出せた。 そのつかさも山小屋を出るということについてはあっさりと了承した。 やはり本音を言えば、早く知り合いと合流しておきたいところなのだろう。 今のルルーシュにとっての最大の問題はギアスについてだ。 絶対命令権であるギアスはルルーシュにとってのアキレス線。 ルルーシュの最大の武器はギアスではなく、天才と呼ぶにふさわしいその頭脳にある。 ただギアスを持っただけでは一つの国の転覆など出来はしない。 素晴らしい頭脳を持っているからこそ、ブリタニアを追い詰めることを可能としているのだ。 故に、ルルーシュはその頭脳を最大に生かすことが出来る策を得意としている。 だからこそ、ギアスが多くに知られればその姦計を生かすことが出来なくなってしまう。 言いなりにさせることが出来る能力を持っているという聞けば、誰だって警戒する。 ルルーシュの周りで妙なことが起きれば、ギアスを持っているルルーシュが疑われるのは当然だ。 他の人間が犯人だと分かっても『ひょっとしてギアスで操ったのでは……』と疑う人間も出てくるだろう。 ギアスとは知られてないからこそ価値がある。 しかも、今のギアスには最初の場で兵士がギアスを全く効かなかったと言う不安な部分が残っている。 何度かテストをしておきたいが、ギアスが有効なのは一人につき一度だけ。 ギアスに問題があるのか、それともあそこに居た兵士にギアス対策を施されていたのか。 つかさや蛇柄の服の男には問題なくかかったことを考えると、恐らく後者だろう。 恐らくルルーシュと同じコンセプトのコンタクトを使用していたと考えるのが妥当。 もちろん、必ずしもそうとは限らない。 ギアスの研究に関してはブリタニアはルルーシュの一歩も二歩も先を行っている筈。 ギアスを無効化、もしくは弱体化が出来る可能性も高い。 ルルーシュにギアスを託した女、C.C.ならば兵士に効かなかった原因を知っているかもしれない。 不死身の女を殺し合いに巻き込んだのは甚だ疑問だが、ギアスについて詳しいのが彼女だけだ。 その彼女がここに居るのは、喜んでおくべきだろう。 (……やはり、現状はギアスは多用すべきではないな。 だが、あの場ではギアスを使う以外に方法は無かったのも事実。 余計な荷を背負ってしまったが、全く使い道がないわけではないからな) ルルーシュは隣を呑気に歩いているつかさを醒めた目で見つめる。 戦闘に使えるとも首輪を外す技能があるようにも見えない。 足手まといになることは必須。なるべく早く始末するのが利口と言うものだろう。 問題は何時始末するかだ。 何処に人の目があるか分からないことを考えるとルルーシュが手を出すのは避けるべきだろう。 ベストはつかさの知り合いと出会う前に殺し合いに乗った人間が殺すことだ。 そんなことを考えながら獣道を歩いていく。 獣道と言っても、月の光が綺麗に差し込んでくるため歩くだけならそれほど危険ではない。 もちろん、それでも昼の道と比べると格段に危険ではあるためスピードはゆったりとしたものだが。 (細かな修正と情報収集は必要だが、全ては順調。 待っていろよV.V.……! ナナリーを攫ったその諸行、忘れたわけではないぞ!) ◆ ◆ ◆ 静かな、静かな夜の中。 蛇柄の派手な服を着た肉食獣のような獰猛な目をした男、浅倉 威はただ食堂の扉をにらみつけていた。 正確に言うならば、何も出来ない状態で扉をじっと睨みつけていた。 その頭はたった一つの思考で塗りつぶされている。 (殺す……殺す……殺す……殺す、殺す、殺す殺す!) 殺意という浅倉に最も似合う言葉は、今はただ一人の男へと向けられていた。 それは北岡秀一でも、神崎士郎でも、他のライダーでもない。 今はどんな人間相手への殺意よりも、ルルーシュ・ランペルージへの殺意が勝っていた。 学生服を着た顔立ちの整った長身痩躯の男。 人を見下した目と嘲笑、どこまでも余裕ぶった悠々とした態度。 どうやら浅倉はあの手のタイプと相性が最悪らしい。 北岡も神崎も、浅倉が何よりも殺したいと思った相手と身体的特徴も性格もルルーシュはそっくりだ。 ルルーシュへの殺意に塗れた思考だけで支配されている。 一刻も早く殺してやりたい、そう思いつつも行動できない。 何故か? それはルルーシュの『跪け!』という言葉に従ってしまっているから。 何かをされたのは間違いない。間違いないが、浅倉にとってそんなものはどうでもいい話だ。 戦うときには耳を塞いで、喉を潰してから甚振れば良い。 今、重要なのはルルーシュを追いかけること。 つい先ほど扉が開く音と閉まる音、その少し後に同じく扉が開く音と閉まる音。 そして、食堂の前を通った気配はない。 恐らく食堂の前を通らないルートで外へと出たのだろう。 ルルーシュを追いかける方法は直ぐに思いついた。 体全体を動かせは出来ないが手と頭と腰を動かせることは確認済み。 つまり、下半身を落とした跪いた状態を維持していれば何でも出来るということだ。 ならば簡単に移動できる。 と言っても、あるものがあれば、という前提がついてしまうが。 結局、それがなければ今の状態は変わらない。 浅倉は何度目になるかもわからないほどに拳を床に叩きつける。 その音と同時に、遠くから扉が開く音がする。 耳を澄まして辺りを伺う。 ……ゆっくりとだが、こちらへと向かってきている。 (チッ……!) 舌打ちをしながら、どうするかを考える。 まず前提条件として浅倉は動けない。腕を動かすことは出来るが、下半身が使えない。 これでは威力のある攻撃は出来ないし、何より避けることが出来ない。 せめて、鏡。目の届く範囲に鏡があれば―――。 だが、現実には目に映るのは壁とテーブルと椅子だけ。 動ければ窓を覗けるかもしれないが、テーブルが見事に塞がるように聳え立っている。 「……」 そう考えていると、食堂の扉が開き一人の男と目が合う。 妙な服装をして手に鉈を持った、冷たい底冷えのするような目をした男だ。 目を合わせた人間を恐怖で凍りつかせるという意味では浅倉とよく似ている。 だが、種類は全く違う。 浅倉がギラギラと輝いた肉食獣の瞳ならば、男は機械のような無機質的な冷たさを持っている瞳。 その奥にあるものが何かは分からないし、浅倉には興味もない。 強いて言うならば、黒い騎士を思わせるライダーや神崎士郎辺りの瞳と良く似ている。 この手のタイプは目的を達成するためなら手段を選ばない。 そう思った瞬間、動物のような素早い動きで距離を詰めてくる。 単純に足が速いのではなく初動が早いのだ。 「チッ!」 手に届く範囲にある椅子を投げつけるが、下半身を使えないためゆったりとしたスピードで飛んでいく。 だが、効果はあった。 男はそれを防ぐために鉈で払いのけ、前進のスピードに乗った状態で前蹴りを放ってくる。 まるでライダーの蹴りかと見間違うほどの威力。 浅倉は椅子とテーブルを巻き込んで後方へと吹き飛ばされる。 だが、その痛みなどどうでも良かった。 ようやく目当てのものを見つけた喜びに全身に走る痛みすら心地よいものへと変わっていく。。 「ク……ククク……ハハハハ!!」 その目当てのものとは壁に架けられた振り子時計。 浅倉は笑い声と共にゆったりと手に収めた王蛇のカードデッキを振り子時計を覆っているガラスへ向ける。 そして一言、たった一言―――。 「変身!」 短く、しかしはっきりと強い意志を持った言葉を口に出す。 その言葉と共に素早くデッキを胸元へと持っていき、ゆったりとデッキを突如現れたベルトへと差し込む。 それと同時に男は素早い動きで懐へと迫り、今度は蹴りではなく鉈を使い首元へと襲い掛かる。 スピードも首への攻撃位置も完璧な、人を殺すための一撃。 浅倉も人間である以上、普通ならば完全に死んでしまう一撃だが。 「!?」 「ふん……」 いつの間にか手に持っていたコブラを模した杖によって、浅倉は鉈の一撃を防いでいた。 さらに、ぴっちりとしたスーツの上に紫の装甲を身に纏い、同色の仮面をつけた姿へと変貌している。 それは仮面ライダー王蛇――仮面ライダーBLACKとは大きく違う思想を持った、人の形をした怪物。 男も姿と威圧感を変えた浅倉に警戒してか、素早くバックステップで距離を取ろうとして。 ――ADVENT―― どこからか響いた機械音と同時に、バックステップの途中で無理やり体を左へと転がるように動かす。 形振りを構わない無様の極みとも言える動き、だが、同時に生物として優れた素晴らしく勘の良い動きだ。 何故なら、猛スピードで化け物が後ろから襲ってきたのだから。 その化け物は桃色をした巨大な空中を泳ぐエイ――エビルダイバー。 浅倉は迫ってくるエビルダイバーを掴み、エビルダイバーも意思を汲み取ったように浅倉を背へと乗せる。 ……跪いた状態のまま。 「急げ……」 低い声でエビルダイバーへと脅すように短く話しかける。 それが通じたのか通じないのか、エビルダイバーは襲撃者に見向きもせずに猛スピードで食堂を出て行く。 速い、すいすいと廊下を出て瞬時に暗闇に包まれた山の中へと飛び出していく。 そのスピードに満足したのか、仮面の奥の唇をニヤリと歪ませる。 唇の片方だけを持ち上げる、醜悪で邪悪な見るものの恐怖を煽る笑い。 ライダーの状態で動ける時間は限られている、あまりにも短すぎる制限時間。 しかし、この暗さと山道だ。そう遠くへと行っていない可能性が高い。 賭けるには十分な可能性だし、あそこに何時までも留まっていても本丸のルルーシュを殺せるわけがない。 逆に身動きできない状態の自分は簡単に殺されるだろう。 それは駄目だ、それだけは駄目だ。 自分はまだ殺していない。 北岡秀一も神崎士郎も他のライダーもルルーシュ・ランペルージもこの先出会う人間も、誰も殺していない。 それで死ぬなんてあり得ない。 「ルルーシュ・ランペルージ……!」 小さく、噛み締めるように、今最も殺したい相手の名前を呟く。 それが終われば他のライダー、北岡秀一、そして神崎士郎。 その後はまた殺したい人間を殺す、浅倉威に重要なのはそれだけ。 問答無用の殺し合いなんて、彼の日常となんの変わりもないのだから。 浅倉の物騒な考えと同時にエビルダイバーは山小屋を中心に円を描く様に動いていく。 エビルダイバーは木々の間を縫うように動いていき、徐々にその円を大きくしていく。 それが何分ほど続けた後だろうか。 浅倉はライダーになり強化された視力で、二つの影を見つけた。 仮面の奥で唇の端を持ち上げて邪悪に笑う。 僅かに体から霧のようなものが吹き上がっている、制限時間が迫っている証拠だ。 だがそんなことに何の関心も持たずに、エビルダイバーのスピードの勢いに任せて突進していく。 ◆ ◆ ◆ 「ガッ――――!?」 突然、突然だった。 ルルーシュの隣を歩いていたつかさに僅かな衝撃と凄まじい風圧が襲ってくる。 それが何かも分からずに、非力な女子高生に過ぎないつかさはペタリと尻餅をついてしまう。 「ランペルゥジィ!!」 そこに居たのは化け物としか言えない何かに乗るゴツゴツした何か。 まるで仲の良い友達である泉こなたが良く見ているアニメから飛び出してきたかのような何か。 現実のものとは思えない、芝居がかった何か。 だけど、不気味な恐ろしさを放つ何か。 「ガッ……グゥ……」 その不気味な何かに目を奪われているところを、途切れ途切れの苦しげな声を放つルルーシュに意識を移す。 胸を押さえ、蹲りながら息を大きく吐いている。 どう見ても危険な状態だ、恐らく目の前の何かの攻撃をまともに喰らったのだろう。 「ルルーシュくん!」 急いでルルーシュへと駆け寄っていく。 ルルーシュはあまりの痛みに目を大きく見開いて、前に這いずる様に手足を動かすが、上手く動かせない。 恐らく肋骨か何処かが折れたのだろう、ひょっとするとその骨が内臓に突き刺さっているのかも知れない。 つかさは何も出来ない自分に歯噛みしながら、これから何をすべきか必死に頭を働かせる。 ルルーシュを置いて逃げるべきか、ルルーシュを助けるべきか。 「! ……チッ」 そんな二人を眺めながら恐ろしい何かは舌打ちをする。 そして、手に持った杖のようなものを思いっきりルルーシュへと投げつけ、同時に化け物は消えていった。 変わりに現れたのは、金色の髪とギラギラとした目を持った一人の男。 食堂に現れ、ルルーシュの『魔法』で身動きが取れなくなった男だ。 「ぐぅ!」 その杖を思いっきり脚へと打ち付けられ、蛙を踏み潰したような嫌な音がルルーシュの口から飛び出す。 恐らく脚の脛が折れたか、ひびが入ったのだろう。 それがつかさでも想像できるほど速く、威力のありそうなスピードだった。 だが、幸いなことに襲った男は身動きが取れなくなっている。 ルルーシュの『魔法』がまだ効いているのだろう。 「ルルーシュくん、こっ……!?」 傷を負いすぎたのか、あまりにも強烈な痛みを続けて味わったのが原因か。 ルルーシュは気を失っていた。 無理もない、むしろ最初の突進を喰らったと言うのに気を飛ばさなかったことを褒めたいぐらいだ。 つかさは何とかルルーシュを引っ張るように、この場から立ち去っていく。 放っておく選択肢もあったが、ルルーシュが悪い人間には見えない。 山小屋にもルルーシュは危険な影が近づいてきていると言った。 (なんとか助けないと……!) ルルーシュはつかさを落ち着かせてくれた。 そして、何よりルルーシュの能力はつかさやその姉のかがみや友達を助けるのに役に立つ。 さらに頭も良くて落ち着いて物事を考えれる、今はまだはっきりとは言えないが、悪い人には見えない パニックにならずに、冷静に状況を把握して山小屋と反対方向にルルーシュの体を引っ張っていく。 「え?」 だが、痩せているとは言え背は高い男子高校生であるルルーシュを運ぶのは簡単ではない。 集中していて前方不注意になっていたつかさは簡単に軽い崖状になった高い段差を転げ落ちた。 「きゃああああ!」 転がる転がる、斜面と言うことも交じり合ってどんどんと落ちていく。 ルルーシュは気絶していたのが幸いしただろう、意識があれば間違いなく痛みでショック死していた。 「いたたたた……ルルーシュくんは、大丈夫かな……?」 強く打ったお尻をさすりながら、そばにいる筈のルルーシュへと視線を移す。 そこには体を撃った際の衝撃で目を覚ましたのか、声にならない声を出しながら胸を押さえてもがいている。 あの化け物の突進をまともに受けたのだろうか? (ルルーシュ君……死んじゃうのかな?) 苦しみ、声も満足に出せないようなルルーシュをつかさは心配そうに見ながらも頭はひどく醒めていた。 ルルーシュを心配していないわけではない、逆に心の底から心配している。 だが、不思議なほど落ち着いてルルーシュの様子を観察できている。 (声が出せないほど痛い……ってことはただの骨折じゃないよね? やっぱり、テレビの特番で見た事故にあった人たちみたいに折れた骨が内臓に突き刺さってるのかな?) テレビで見た、車の事故であばらの骨が折れて肺に突き刺さった人のことを思い出す。 その人は助手席に居た人がいち早く救急車を呼んだため、一命を取り留めた。 インタビューではとても辛くて声を出すことはもちろん息を吸うのも満足に出来なかったと言っていた。 (でも、私今携帯電話持ってないし……お医者さんも来るわけないよね、こんなところに) 救急車も恐らく来ないだろう、何せ殺し合いなのだから。 「ぁ……かぁ……!」 その間にもルルーシュは声にならない声を上げながら悶えている。 手は何かを求めるように動き、その動きが傷に触ったのか再び声も出さずに苦しみだす。 (このままじゃルルーシュくんは辛いだろうな……でも、私に出来ることなんて何も……) 何も出来ない、その現実が何度もつかさを襲い掛かる。 だが、特に絶望も恐怖もなく自然とその事実を受け止めて思考をさらに次へと動かしていく。 まるで、自分は絶対に冷静でないといけないかのように。 (……多分、簡単には死ねないと思う。痛みでショック死するならもうしてるだろうし……) ルルーシュは出血多量で死ぬか、再び誰かに殺されるか。恐らくその二択だけだろう、現実とは非常なものだと思い知る。 (そっか……! それなら……!) つかさは冷静な思考でようやく回答に至り、ルルーシュのデイパックをひっくり返すような勢いで漁る。 その間にもルルーシュはもはや身じろぎもせずに苦しんでいる。 最も不幸なのは、なまじ意思が強いだけに気を失うこともショック死もしないということだろう。 「……ルルーシュ君」 「……ぁ……なぁ!」 もう動くことも疲れたと言わんばかりに身じろぎもしなかったルルーシュが再び焦り始める。 そんなルルーシュの様子を見て、つかさは心の底から可哀想だと同情の眼差しを向ける。 普段ならば、その高い知能と同じく高いプライドがその哀れみの目をルルーシュは許さない。 だが、ルルーシュは真剣につかさを呼びかけようとして、それが不可能と悟って直ぐに逃げようとする。 それが冗談でないことはルルーシュは最も知っているから。 ――何故なら、つかさの眼球の外周は真っ赤に染まっていたのだから。 ――つかさの手にはFNブローニング・ハイパワーが、拳銃が握られていたから。 「ルルーシュ君、辛いよね。安心して、私が楽にしてあげるから」 迷子の子供に話しかけるように優しげな口調とにこやかな表情でルルーシュへと言葉を出すつかさ。 本で読んだのか、友達の高良みゆきから教えてもらったことかは忘れたが、つかさは聞いたことがある。 難病に体を犯され、もはや麻酔も効かないほどに手術を繰り返してきた人のことを。 モルヒネ漬けになるしかなく、もう安楽死を選ばざるを得ないほどの重病患者。 安楽死をさせたとき、当初はそれなりに話題になったらしい。 安楽死させるべきか僅かな可能性に賭けるべきかのどちらが正しいのか分からなかったため、覚えていた。 だが、今は答えを出せた。 その場合、死なせてあげるべきだ。 だって、こんなに苦しそうじゃないか。 僅かな可能性なんて見えもしないもののために、この苦しみを続けるなんてあまりにも可哀想だ。 「ああ、動かないでルルーシュ君。外したらもっと苦しくなるだけだよ?」 「……! ……や…め……!」 やめろ、と言いたいのだろう。 だが、それすら満足に言えないのだ。 生きれるわけがない、そのうち死んでしまうに違いない。 だからこそ、その間にも辛い思いを与えたくなかった。 (頭を狙えば……直ぐに死ぬよね) つかさはルルーシュの額へと限界まで近づけ狙いをつける。 確かルルーシュは拳銃を撃つとき、引き金を引いた後に上へと持ち上げていた。 恐らく衝撃を逃すためなのだろう、つまり衝撃に逆らってはいけないのだ。 少し躊躇いが入り、目を閉じて引き金を引いた。 パン、という音ともに銃弾は明後日の方向へと飛んでいった。 「……いたぁい」 「や……ガァ……!」 拳銃の反動は思ったよりも大きかった。 よくこんなものを警察官やルルーシュは撃てる物だと感心する。 腕がびりびりと痺れるが、ルルーシュの痛みに比べれば微々たる物だと自分を叱咤し拳銃を構えなおす。 今度こそルルーシュの額へと照準を合わせる。 そして、今度は何の迷いもなく―――― 「ナ……ナ…」 ―――ルルーシュの声をかき消すように、引き金にかけた指に力を込めた。 【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス 反逆のルルーシュ 死亡】 ルルーシュの頭を銃弾が貫いたその瞬間、つかさの目を染めていた赤が引いていった。 痺れを覚えた腕を押さえて、ルルーシュが確かに楽になったことを確認する。 ピクリもせずに、目線は虚空をさまよっている。 (……え?) そこで、つかさは冷静になった。 正確に言えば、冷静な状態から追い詰められた状態へと戻った。 (……え? ルルーシュくん、え?) 状況が把握できない。 いや、脳が把握しようとしてくれない。 拳銃とルルーシュを何度も見直して、実行した時とは何倍もパニックなった頭で遅れて初めて認識する。 自分が、拳銃を使って、ルルーシュの頭を、撃ったのだと。 それを認識した瞬間、吐き気が込みあがってくる。 「ぅ……!」 いや、実際に胃の中のものを吐き出してしまう。 その中には、ルルーシュと一緒に山小屋で食べたパンのようなものが見えて―――。 「あ……あぁ……!」 ペタリと尻もちをついて、じりじりとルルーシュの遺体から遠ざかっていく。 この凶行は自分が自分の意志で行った。 だが、そこに行くまでの理論が自分にも分らなかった。 確かにルルーシュは苦しそうだった、動くことも満足にできないほどに苦しんでいた。 そこまで苦しんでいるのなら、楽になってしまった方が幸せなのではないかと思わないこともない。 だが、実際はそんなこと出来ないだろう。 人を殺す――それは何よりも避けるべきであるはずだ。 だというのに、まるでテレビを介して見ているかのように落ち着き払っていた。 「る、ルルーシュく……!?」 ルルーシュに近づこうとするが、遠くから足音が聞こえる。 「ひっ!」 怖い。 殺されるのも、殺したところを見られるのも、それについて責められるのも怖い。 それに、方向からして向かってきているのはあの見るからに危なそうな浅倉という男だろう。 つかさはわき目も振らずに逃げ出す。 (ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……) ただただ、ルルーシュへの謝罪だけを思い浮かべて、涙を流しながら山道を下り続けた。 【一日目/黎明/C−6】 【柊つかさ@らき☆すた】 [装備]FNブローニング・ハイパワー(11発) [支給品]支給品一式、ランダム支給品(確認済み)(1〜3) [状態]強いパニック状態、腕に痺れ、お尻に痛み [思考・行動] 1.ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…… ◆ ◆ ◆ レイ・ラングレンは身構えたまま、化け物が出て行った方向を眺めていた。 初めに見つけた男に逃げられた後、下るでもなく上るでもなく一先ず東へと向かうことにした。 東ならば廃洋館、展望台、山小屋、動物園、舗装された道路のどれかへと行き着くだろうと踏んだからだ。 まずは現在地の把握としておきたいと思ったがゆえの行動だ。 そして思惑通りに山小屋を見つけた時、こうなるとは思いもしなかった。 何かがあれば良い。そう思い入った先でこんな不可思議な物を見てしまったのだ。 うずくまった状態でこちらを鋭い視線で睨んでいたあの男。 風貌を見る限り、危ないだけの普通の男に見えた。 服の膨らみに不自然な膨らみはないため、確実に殺せると判断した。 あの男は危険だ。銃のない自分が勝てる相手とは思えない。 (あのケース……まさか……) 廊下を覗くと、西の壁が壊されている。 恐らくあの方向へと立ち去ったのだろう。 そして、何時戻ってくるか分からない男に警戒を解かずに、先ほどの出来事を思い出す。 蹴られて吹き飛ばされた後、男が急に笑い出して何かのケースを時計へと見せ付けた。 重要なのはそこからだ。 『変身』という言葉と共に、いつの間にか男は重々しい印象を与える『ベルト』を巻いていた。 そこにケースを差込み、急に姿を変えた。 (まるでヨロイを人間の大きさにしたかのような物々しいスーツ。 そして、突然現れた化け物としか形容の出来ない空中を動く生き物。 ……理解出来ないことだらけだ。それに、あれはデイパックの中にあったあれと同じものなのか?) 謎が多すぎるこの状況。 だが、仮定をするなら化け物をあの男が呼んだのだとすれば、それはこのケースの力による可能性が高い。 少なくとも、このケースを使うことで何か出来る様になるのは確かだ。 ひょっとすると、それは自分でも使えるのではないか。 変身……その言葉を唱えることによってあの力を得ることが出来るのだろうか。 そうだとするならば、カギ爪を殺すのに十分役立つ力を手に入れるのではないか。 「……だが、今は使うべきではない」 推測できる成功した場合の効果は魅力的だが、どんな人間にも使用が可能な物とは限らない。 使った際に何が起こるのか、それが分からない限りこれはガラクタと同じだ。 それでも使う時があるのならば、この『何か』の情報を集めた後か、どう転んでも死んでしまうという時。 この二つのケースくらいだろう、使う場合など。 「やはり、銃が居るな」 ここには頭が切れる人間と凄まじい力の持ち主が居ることが分かった。 そのためには、慣れない上に殺傷力の低い鉈よりも、銃が必要だ。 それを再確認させるほどの相手だった。 四角いケースの『何か』を調べるのはその後でも良い。 そして、ここが山小屋だと分かったら行動は早い、山道よりも舗装された道を下るべきだ。 レイは警戒しつつも、デイパックからコンパスを取り出して山小屋への出口へと向かった。 ――ここで死ぬわけにはいかない。あの男を、カギ爪の男を殺すまでは自分は絶対に死ねない。 目を閉じて浮かんでくるのは、幸せそうに笑っている一人の女性。 その笑顔は徐々に赤く血に染まっていき、そしてどんどんと土気色へと変化していく。 その顔が思い浮かべるだけでレイは戦える。 妻を殺したカギ爪の男に復讐を果たすという意識がある限り、レイは止まらない。 なんだって出来る、どんな人間も殺してやる。 心は怒りに染まっていながらも、表情には臆面も出さない。 冷静に、慎重に、確実に。ただただ、カギ爪の男に復讐をする。 「シノ……!」 この世で最も愛しい、愛した女の名前を呟く。 レイにとって重要なのは、妻の復讐の一点だけである。 【一日目/黎明/B−6 山小屋】 【レイ・ラングレン@ガン×ソード】 [装備]鉈@バトルロワイアル [所持品]支給品一式×2、ゾルダのカードデッキ@仮面ライダー龍騎、不明支給品0〜2(確認済み) [状態]健康 [思考・行動] 0:カードデッキは、はっきりとした情報を掴めるまでは使わない。 1:優勝を目指す。 2:銃が手に入るまで無理はしない。 3:願いを叶える権利が本当なら、カギ爪の男を連れて来させる。 [備考] ※参戦時期は5話終了時。 ※デルフリンガーが喋ることに気付いていません。 ◆ ◆ ◆ 銃声が聞こえる。 何処かで自分以外の誰かが殺し合いをしているのかと思うと歯軋りをしたくなる。 ここには鏡はもちろん、木と草を除けば何もない。 どこかの誰かがご丁寧に鏡を持ち出してこない限り、自分は動くことが出来ない。 これを歯軋りしなくてどうしろというのか。 もう一度銃声。 それが限界だった。 歯を食いしばり、欲求を満たせぬ怒りに拳を地面に叩きつける。 「……?」 だが、拳を叩きつけた瞬間。脚が動くことに気づく。 ゆっくりと確かめるように立ち上がる。 そして前へと歩き、思いっきり誰も居ない空中へと蹴りを放つ。 「フ……」 思わず笑みがこぼれる。 これで自由に殺せる。 首をゴキゴキと鳴らすように軽く回して、早速ルルーシュと女が逃げた方向へと向かう。 鏡がないためライダーにならないのは同じだが、あの程度の痩せた男なら素手で一発で十分殺せる。 笑みをさらに深くして崖を降りていく。 確かこの辺りに逃げ込んだはず。 だが、中々に見当たらない。 時間だけならもっと遠くへ行っていても不思議ではないが、大の男を運ぶとなると話は別だ。 まず、この辺りに居るはずなのだが。 そう思っていると、月の光に照らされた何かを見つける。 大きさからして、恐らくルルーシュの着ていた上等そうな学生服のボタンだろう。 浅倉はゆっくりとスピードを上げていき、三日月のように口を歪ませる。 「ランペルゥ……ジ……?」 だが、そこで目にしたのは浅倉が全く想像しなかった光景。 「……ああん?」 辺りを支配するのは夜の静けさと鼻につく吐瀉物の臭いと闇に映える鮮血の赤。 その中心で転がっている額に穴をあけたルルーシュを、ただ浅倉は見続けていた。 「……」 ――――ルルーシュ・ランペルージが死んだ。 そのことを認識すると、浅倉は傍にある木へと頭をぶつけていく。 何度も、何度も、何度も、何度も何度も何度も何度も…… 額が割れるのではないか、なんて考えはまるでないかのように強く打ち付ける。 「……あぁ!」 声にならない、怒りに任せただけの叫び声を上げてルルーシュの遺体を思いっきり蹴り飛ばす。 死者を慈しむなんて思いは全くない、ただ殺せなかったことだけに怒りが頭に占めている。 浅倉は怒りを隠そうともせずにルルーシュのデイパックを強引に奪い取り、中からパンを取り出す。 かさかさとしたとても美味しいとは言えない乾パン。 だが、浅倉にとって美味い不味いは関係ない。腹を満たせれば十分だ。 欲を言うなら肉がよかった、という程度だ。 「……」 苛立ちながらパンを食べながら、中を見た際に一緒に落ちた紙に目を通す。 それは島の全域を描いた地図。 興味もないため、放り投げるようにデイパックへと仕舞い直す。 その際、もう一枚の紙に目をついた。 興味は惹かれなかったが、食事中で手持無沙汰ということもありチラリと目を通す。 「……! 北岡ぁ……!」 浅倉の思惑とは逆に、その行動は正解だった。 ちらりと見た際に見つけた一つの名前、北岡秀一。 浅倉にとって因縁深い、人生でも一、二を争う気に食わない相手。 ルルーシュが自分でない誰かに殺された不快感を十分すぎるほど拭う朗報。 見れば、城戸真司とかいうライダーも居る。 「ククク……ハ、ハハハッハ!」 笑い声が森に響く。 蛇のように体にまとわりつき、肉食獣のように今にも噛み殺してくるかのような邪悪な笑いが響く。 【一日目/黎明/C−6】 【浅倉威@仮面ライダー龍騎】 [装備]なし [所持品]支給品一式×2(浅倉とルルーシュ)、王蛇のデッキ@仮面ライダー龍騎、FNブローニング・ハイパワーのマガジン×1(13発)、ランダム支給品(未確認)(2〜3) [状態]全身打撲 [思考・行動] 1.北岡秀一を殺す。 2.全員を殺す。 ここで一つの不幸の元を説明しておこう。 柊つかさの不幸、ギアスが解けたことについてだ。 ルルーシュの絶対遵守の力、ギアス。 ギアスはルルーシュの力だ、間違いなく。 仮面ライダーBLACKとシャドームーンのキングストーンと同じく、カズマや劉鳳たちのアルターと同じく。 ただ、問答無用で強すぎるからという理由で弱くするのは気が引ける。 ゆえに一つの制限を課した。 それは死後では絶対にルルーシュのギアスが解けるというもの。 ギアスといっても様々な種類があり、は有効期間も制約も能力もまるで違う。 ルルーシュのギアスが死後有効であるかはルルーシュが死んでいない今は何とも言えない。 だが、死後までルルーシュのギアスの影響が強く出るのを嫌ったのだ。 例えば数人の相手に『優勝しその褒美で自分を蘇生させろ』というギアスをかけるのを良しとしなかった。 ルルーシュはそんな命令をしないだろう。 たった一度きりのギアスをそんな優勝するかも分からない、しかも主催が本当に生き返らせる可能性は少ない。 なにより、ルルーシュがブリタニア皇帝シャルル・ジ・ブリタニアの仲間であるV.V.に膝を屈するわけがない。 とはいえ、万に一つということもある。 さすがに保険を作れるのはあまりにも強すぎる。 強い参加者はいくらでもいるが、どの参加者も殺せないほど圧倒的、というほどではない。 誰もが死んで誰が優勝するのがわからない企画。 それなのにルルーシュの生存が早い段階で確定するのは避けたかった。 それゆえの、ギアス制限。 この制限によって一人の少女が追いつめられる。 現時点では、主催の目論見は見事に成功したといえるだろう。 時系列順で読む Back ルイズに届けこの想い! 才人ザオリクを唱える。の巻 Next 悲劇、決意、そして覚悟 投下順で読む Back くノ一は見た! Next 幸せの星(前編) 010 反逆 する 者たち ルルーシュ・ランペルージ 柊つかさ 049 I ll be Back 浅倉威 041 未知との遭遇 レイ・ラングレン 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(後編)
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頭脳に汗かくゲームシリーズ! Vol.1 COOL104 JOKER SETLINE 発売日 2004年12月2日 ジャンル 知的戦略ゲーム 人数 1~2人用 DSワイヤレスプレイ対応 2人対応 CERO 全年齢 JAN 45 24073 34001 7 (C) 2004 ARUZE CORP. All Rights Reserved. https //www.nintendo.co.jp/ds/software/azaj/index.html アーケードのメダルゲームを2作収録。