約 3,621,126 件
https://w.atwiki.jp/hakarowa4/pages/217.html
思い願うこと、貫くこと~Several Cross-Point~ ◆5ddd1Yaifw 「おい」 「どうかしましたか、野田くん」 「ずっと考えていた。俺は、あの女が許せない」 ふと、思った。あの小さい女に言われた言葉。 お前は狂っている。その言葉は俺を怒りに駆り立てるのには十分だった。 紛れもない本物の怒りが頭の中に充満していることを自分でも理解している。 「個人的に気に入らんというのもあるがな」 生命なんて軽い。簡単に、人は死ぬ。それは生きていた時から俺にとって不変の事実として在った。 「殺しの痛み、とあの女は言った。殺しに痛みもクソもあるのか? 有る訳がない、死ねばそこで終り……それ以上は存在しないんだ」 その考えの中核には俺の過去が基因しているのだろう。人からは壮絶、悲惨、その他諸々と哀れみの目で見られた。 俺自身としてはそれが悲しいのか、苦しいのか、楽しいのか、よくはわからなかった。他人の人生をまともに知らないんだ、当然のことだ。 ともかく、まともな人生ではないらしい。俺からすると“まとも”な人生とは何だ? と疑問を投げかけたくなるものだが。 「何の意志も持たず殺すことを許容するのはおかしい……俺からすると可笑しいのはアイツの方だ。 意志だの信念だのごちゃごちゃと小賢しい。それらを持っていたとしても殺すということには何も変わりはしないだろうが」 意志がどうした。信念がどうした。そんなモノを伴った殺人と俺の殺人に違いなどあるのか。そもそも人を殺すことに違いなんて有るのか。 「まあ、そんなことはどうでもいい。何よりも俺が許せなかったのは俺等の戦線を狂っているの一言であの女が否定したことだ」 俺等に意志がないだと? ゆりっぺを護ると言う俺の信念をただの狂っているの一言で否定しただと? ふざけるなよ、余り俺を、いや俺等の『死んだ世界戦線』を嘗めるな。 復讐、ただこのまま終わることを認められずに神との戦いの道を選んだ集まりだった。 それは決して遊びなんかではなく本物だった。 「俺個人のことはいい、いくらでもバカにして構わん。だが、あいつは戦線を、ゆりっぺを侮辱した」 神への復讐を続けていた俺等の今までを、狂っているの一言で終わらせたあの女、到底許せるものではない。 人は何度でも蘇る。俺等が当たり前と思っていた事実。それをありえないとあの女は言っていた。 だからどうしたというのだ。そんなことで俺の進む道は変わらない。 今まで通り、敵は叩き潰す。ゆりっぺに刃が届く前に俺が全て叩き潰す。 そして。 「俺は次にあいつと会ったら、場合によっては殺すだろう」 あの女の戦線とゆりっぺに対しての侮辱は俺の許容範囲を大きくオーバーしている。もう、我慢など出来ない。 もし次に会う時、同じように侮辱をしたら……その時は――殺す。 あの時は動けなかった。動いたとしても日向達に止められて有耶無耶にされてしまうだろうと考えた結果だ。 それに俺一人であの変な武術を使う女と日向を同時に相手取ることは難しいだろう。 今度は違う。一人ついて行った奴がいるが関係ない。邪魔をするのなら叩き潰すだけだ。 「戦線の前線を張る者として、最初期からいる者として、これだけは譲れない」 今進んでいる道はもう止まれないし、戻れない。 自分は戦線の初期メンバーとして長く戦いを続けてきた。故に俺は、戦線を護らねばならない。 あの女は俺達の戦線の絆を壊す可能性がある。あの女が持つ理想は、毒だ。 俺達に対しては効果抜群な猛毒、その毒が蔓延する前に俺が始末する。 「俺は貴様には勝手にしろといった。だが、邪魔立てするなら容赦はしない、斬る」 こいつはこんな俺に対しても“普通”に接してくれた。 絶対に口に出しては言わんがこいつには助けられた。一緒にいてくれて、嬉しかった。 俺から見てもわかるぐらいなんだ、牧村南は、イイヤツなのだろう。 だからこそ、これ以上俺に付きあわせて危険な目には合わせたくない。 「貴様とは、此処でさよならだ」 ◆ ◆ ◆ 「お断りします」 私の答えははっきりと決まっていた。 余りにも簡単すぎる問いかけ。こんなの初めからわかっている出来レースみたいなものです。 「なぜだ……」 「なぜも何もありませんよ。お断りします、私はそう言ったんです」 苦々しく顔を歪める野田くんの目を真っ直ぐと見つめる。ここで目を逸らしたら駄目だ。 野田くんは私のことを真剣に案じてくれたんだ、私もそれに対して真剣に向き合わなければいけない。 「俺は貴様を斬るかもしれないと言っているのだぞ!? 怖くはないのか!!!!」 「怖いですよ」 「なら……ここで別れた方がお互いの得になるだろう」 「私は怖いとは言いました、ですけどそれとこれとは別です」 それに私は知っている。言動はガサツで後先考えずに行動する。人を殺すことにも躊躇はない。 だけど、野田くんが本当はとってもいい子だってことを私は知っているんだ。 思えば森の中を歩いている時も歩くのが遅かった私に気を使ってかペースを合わせてくれたりしていた。 そんな粗暴だけど優しい子をこのままほっとける訳がない。 「住む世界が違う俺と貴様では息が合わん」 「そんなの私が野田くんと別れる理由になってません。私は自分の意志で野田くんと一緒に行動するって決めたんです」 「ぐぬぬ……だが、俺はあの女を……!」 一番の問題はそれだ。野田くんの生きた世界を狂っているの一言で否定したあの子――クーヤちゃん。 クーヤちゃんと野田くんの確執を解消しない限り先は見えない。 「そのことなんですが、野田くんと話す前に私とあの子……クーヤちゃんとお話をさせてください」 だから私が間に入ってこの二人をとりなさなければいけない。 あの一緒に付いて行った子は雰囲気を見るかぎりではクーヤちゃん寄りだ。今の野田くんにとっては気を逆なでするだけだと思う。 それに私自身もクーヤちゃんには思うところがある。 「私も野田くんの怒りはもっともだと思っています。野田くんは野田くんなりに精一杯戦ってきたんでしょう?」 「当たり前だ……! 俺等の戦いは狂っているの一言で否定されるものじゃない!!!」 なぜあんな頭ごなしに否定したのだろう。『狂っている』。その一言は野田くんの全否定に他ならない。 そんなことを言われたら誰だってあんな風に敵意を持ってしまう。 もっと中立の立場でものを言えたのではないか。和解の道があったのではないか。 できれば彼女には感情に身を任せずにいてほしかった。 「私もそう思います。例え野田くんの戦いが間違っていたとしてもそれを安易に否定していい資格はありません。 だから、私がクーヤちゃんに謝るように説得します。それで手打ちにしてくれませんか?」 「ふん、あいつがそんなことをする奴だとは思わんがな」 野田くんはそっぽを向いて鼻を鳴らす。一度張り付いた敵意はそう簡単に剥がれはしない。 態度から見てわかるように野田くんはクーヤちゃんを心底嫌っている。 そして、クーヤちゃんも野田くんを好いてはいない。 「じゃあ、もしクーヤちゃんがきちんと謝ったら野田くんも同じように謝るんですよ」 「むぅ……何故だ!」 「今までの常識で人が生き返るとしてもいきなり殺すのは駄目です。 ここでは野田くんのいた世界と同じだとは限らないんですから。ね?」 「だが俺は!!!」 「ね?」 「戦線の前線を担っている身として!!!」 「野田くん」 「っ…………………………努力する」 うん、やっぱり野田くんはいい子だ。話したらちゃんとわかってくれた。 これで後はクーヤちゃんと出会った時……私がきちんと説得できるかにかかっている。 「いいだろう、今は貴様を信用してやる。だが、次に奴が戦線の侮辱をしたら……俺は抑えない」 「させませんよ。その時は、私が野田くんを止めちゃいますから」 【時間:1日目午後5時00分ごろ】 【場所:G-4】 野田 【持ち物:抜き身の大刀、水・食料一日分】 【状況:軽傷】 牧村南 【持ち物:救急セット、太刀の鞘、水・食料一日分】 【状況:健康】 106 漆黒の羽根にさらわれて 時系列順 071 Rebirth Syndrome 111 少年の主張、あるいは言訳 投下順 113 doll 076 死と狂いと優しさのセプテット 野田 131 キミとは致命的なズレがある 牧村南
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/24442.html
ここを編集 2018 ■逆転裁判 その「真実」、異議あり!Season2 ■青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ■ダーリン・イン・ザ・フランキス(16話~) ■抱かれたい男1位に脅されています。 ■FAIRY TAIL 2018 (A-1 Pictures、ブリッジと共同) ■PERSONA5 the Animation ■ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ オープニングアニメーション 2019 ■冴えない彼女の育てかたfine ■青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない ■センコロール2(制作協力) ■空の青さを知る人よ ■東京オータムセッション ■東方キャノンボール OPアニメ ■Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線バビロニア ■約束のネバーランド ■『LINEノベル』オリジナルアニメーションPV ラノベ編 2020 ■アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ 5周年記念!「Go Just Go!」アニメPV ■アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ 5周年CM 夢見りあむ篇 ■アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ 5周年CM 佐藤心篇 ■アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ 5周年CM 大槻唯篇 ■アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ 5周年CM 北条加蓮篇 ■アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ 5周年CM 一ノ瀬志希篇 ■「ATRI -My Dear Moments-」スペシャルアニメーションPV ■「ATRI -My Dear Moments-」スペシャルアニメーションPV 第2弾 ■「ATRI -My Dear Moments-」スペシャルアニメーションPV 第3弾 ■Eve MV「約束」 ■サクラ革命 華咲く乙女たち スペシャルアニメ ■富豪刑事 Balance UNLIMITED 2021 ■アイドルマスターシリーズ コンセプトムービー2021『VOY@GER』 ■アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ 2021年お正月CM 新春特番篇 ■アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ 2021年お正月CM 初詣篇 ■【グランサガ×RADWIMPS】スペシャルアニメ「摩訶不思議」 ■シャドーハウス ■劇場版 抱かれたい男1位に脅されています。~スペイン編~ ■Fate/Grand Order 終局特異点 冠位時間神殿ソロモン ■ホリミヤ ■劇場版 名探偵コナン 緋色の弾丸(制作協力) ■約束のネバーランド (Season 2) ■YOASOBI「三原色」Official Music Video ■ワンダーエッグ・プライオリティ 2022 ■明日ちゃんのセーラー服 ■Eve MV「白雪」 ■色を知るたび、世界が広くなる。就活篇 ■色を知るたび、世界が広くなる。私の仕事篇 ■くノ一ツバキの胸の内 ■シャドーハウス -2nd Season- ■SPY×FAMILY(WIT STUDIOと共同) ■その着せ替え人形は恋をする ■DIALOGUE+「1000万回ハグなんだ」アニメーションMusic Video ■東京24区 ■22/7「曇り空の向こうは晴れている」music video ■ぼっち・ざ・ろっく! 2023 ■SPY×FAMILY (Season 2)(WIT STUDIOと共同) ■劇場版 SPY×FAMILY CODE White(WIT STUDIOと共同) ■青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない ■青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない ■Fate/Grand Order Memorial Movie 2023 ■Fate/Samurai Remnant オープニングアニメーション ■ホリミヤ -piece- ■UniteUp! 2024 ■WIND BREAKER ■黒執事 寄宿学校編 ■トラペジウム ■逃げ上手の若君 ■劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re ■劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re Re ■関連タイトル Blu-ray 逃げ上手の若君 1 完全生産限定版 Blu-ray WIND BREAKER 1 完全生産限定版 Blu-ray ぼっち・ざ・ろっく! 1 完全生産限定版 Blu-ray SPY×FAMILY Vol.1 Blu-ray その着せ替え人形は恋をする 1 完全生産限定版 Blu-ray 明日ちゃんのセーラー服 1 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン- 完全生産限定版 Blu-ray ワンダーエッグ・プライオリティ 1 完全生産限定版 Blu-ray ホリミヤ 1 完全生産限定版 Blu-ray 冴えない彼女の育てかた Fine 完全生産限定版 Blu-ray 空の青さを知る人よ 完全生産限定版 Blu-ray ペルソナ5 1 完全生産限定版 オープニング エンディングテーマ収録CD付き rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/clover0331/pages/12.html
人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/1157.html
【登録タグ E いえろ~ぜぶら おてんば恋娘 ルーネイトエルフ 東方愁爽歌~Landing of Truth~ 藤宮ゆき 曲】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); } rt { font-family Arial, Verdana, Helvetica, sans-serif; } /** Main table styling **/ #trackinfo, #lyrics { font-family Noto Sans JP , sans-serif; font-weight 350; } .track_number { font-family Rockwell; font-weight bold; } .track_number after { content . ; } #track_args, .amp_text { display none; } #trackinfo { position relative; float right; margin 0 0 1em 1em; padding 0.3em; width 320px; border-collapse separate; border-radius 5px; border-spacing 0; background-color #F9F9F9; font-size 90%; line-height 1.4em; } #trackinfo th { white-space nowrap; } #trackinfo th, #trackinfo td { border none !important; } #trackinfo thead th { background-color #D8D8D8; box-shadow 0 -3px #F9F9F9 inset; padding 4px 2.5em 7px; white-space normal; font-size 120%; text-align center; } .trackrow { background-color #F0F0F0; box-shadow 0 2px #F9F9F9 inset, 0 -2px #F9F9F9 inset; } #trackinfo td ul { margin 0; padding 0; list-style none; } #trackinfo li { line-height 16px; } #trackinfo li nth-of-type(n+2) { margin-top 6px; } #trackinfo dl { margin 0; } #trackinfo dt { font-size small; font-weight bold; } #trackinfo dd { margin-left 1.2em; } #trackinfo dd + dt { margin-top .5em; } #trackinfo_help { position absolute; top 3px; right 8px; font-size 80%; } /** Media styling **/ #trackinfo .media th { background-color #D8D8D8; padding 4px 0; font-size 95%; text-align center; } .media td { padding 0 2px; } .media iframe nth-of-type(n+2) { margin-top 0.3em; } .youtube + .nicovideo, .youtube + .soundcloud, .nicovideo + .soundcloud { margin-top 0.75em; } .media_section { display flex; align-items center; text-align center; } .media_section before, .media_section after { display block; flex-grow 1; content ; height 1px; } .media_section before { margin-right 0.5em; background linear-gradient(-90deg, #888, transparent); } .media_section after { margin-left 0.5em; background linear-gradient(90deg, #888, transparent); } .media_notice { color firebrick; font-size 77.5%; } /** Around track styling **/ .next-track { float right; } /** Infomation styling **/ #trackinfo .info_header th { padding .3em .5em; background-color #D8D8D8; font-size 95%; } #trackinfo .infomation_show_btn_wrapper { float right; font-size 12px; user-select none; } #trackinfo .infomation_show_btn { cursor pointer; } #trackinfo .info_content td { padding 0 0 0 5px; height 0; transition .3s; } #trackinfo .info_content ul { padding 0; margin 0; max-height 0; list-style initial; transition .3s; } #trackinfo .info_content li { opacity 0; visibility hidden; margin 0 0 0 1.5em; transition .3s, opacity .2s; } #trackinfo .info_content.infomation_show td { padding 5px; height 100%; } #trackinfo .info_content.infomation_show ul { padding 5px 0; max-height 50em; } #trackinfo .info_content.infomation_show li { opacity 1; visibility visible; } #trackinfo .info_content.infomation_show li nth-of-type(n+2) { margin-top 10px; } /** Lyrics styling **/ #lyrics { font-size 1.06em; line-height 1.6em; } .not_in_card, .inaudible { display inline; position relative; } .not_in_card { border-bottom dashed 1px #D0D0D0; } .tooltip { display flex; visibility hidden; position absolute; top -42.5px; left 0; width 275px; min-height 20px; max-height 100px; padding 10px; border-radius 5px; background-color #555; align-items center; color #FFF; font-size 85%; line-height 20px; text-align center; white-space nowrap; opacity 0; transition 0.7s; -webkit-user-select none; -moz-user-select none; -ms-user-select none; user-select none; } .inaudible .tooltip { top -68.5px; } span hover + .tooltip { visibility visible; top -47.5px; opacity 0.8; transition 0.3s; } .inaudible span hover + .tooltip { top -73.5px; } .not_in_card span.hide { top -42.5px; opacity 0; transition 0.7s; } .inaudible .img { display inline-block; width 3.45em; height 1.25em; margin-right 4px; margin-bottom -3.5px; margin-left 4px; background-image url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2971/7/Inaudible.png); background-size contain; background-repeat no-repeat; } .not_in_card after, .inaudible .img after { content ; visibility hidden; position absolute; top -8.5px; left 42.5%; border-width 5px; border-style solid; border-color #555 transparent transparent transparent; opacity 0; transition 0.7s; } .not_in_card hover after, .inaudible .img hover after { content ; visibility visible; top -13.5px; left 42.5%; opacity 0.8; transition 0.3s; } .not_in_card after { top -2.5px; left 50%; } .not_in_card hover after { top -7.5px; left 50%; } .not_in_card.hide after { visibility hidden; top -2.5px; opacity 0; transition 0.7s; } /** For mobile device styling **/ .uk-overflow-container { display inline; } #trackinfo.mobile { display table; float none; width 100%; margin auto; margin-bottom 1em; } #trackinfo.mobile th { text-transform none; } #trackinfo.mobile tbody tr not(.media) th { text-align left; background-color unset; } #trackinfo.mobile td { white-space normal; } document.addEventListener( DOMContentLoaded , function() { use strict ; const headers = { title アルバム別曲名 , album アルバム , circle サークル , vocal Vocal , lyric Lyric , chorus Chorus , narrator Narration , rap Rap , voice Voice , whistle Whistle (口笛) , translate Translation (翻訳) , arrange Arrange , artist Artist , bass Bass , cajon Cajon (カホン) , drum Drum , guitar Guitar , keyboard Keyboard , mc MC , mix Mix , piano Piano , sax Sax , strings Strings , synthesizer Synthesizer , trumpet Trumpet , violin Violin , original 原曲 , image_song イメージ曲 }; const rPagename = /(?=^|.*
https://w.atwiki.jp/perikaku/pages/74.html
SSの後継クラブ。ルシエラを排除したいだけでつくられたクラブ?
https://w.atwiki.jp/tvsponsor/pages/2461.html
ウルトラ LOVE LOVE I LOVE YOU(1997.09.23) A枠1'00″…N NIPPON LEVER 0'30″…大塚製薬、千趣会、大塚化学、日本損害保険協会、ナイキ※1 B枠1'30″…花王、永谷園 0'30″…亀田製菓、Coca-Cola、ワーナー・ランバード、マクドナルド、Play Station ※1 カラー表記
https://w.atwiki.jp/onirensing/pages/87.html
LOVE LOVE LOVE (DREAMS COME TRUE) - DREAMS COME TRUEの曲。 Love Love Love (平井堅) - 平井堅の曲。
https://w.atwiki.jp/yurina0106/pages/182.html
タグ 作曲し 作曲 曲名 作品名 ジャンル ありがとうの花束 Chu×Chuアイドる2 -melodies×memories- 感動 our precious bond とらぶる@すぱいらる! 明るい 笑顔に逢いたくて さらさらささら 明るい EternalRing ユニティマリアージュ 電波 endlessly 剣乙女ノア 希望のウタ Trample on Schatten!! 〜かげふみのうた〜 明るい クローバー Clover Point 明るい 恋ゴコロ 廻り巡ればめぐるときっ!? おっとり Just I wish うつりぎ七恋天気あめ 感動 SWORD OF LOVE 剣乙女ノア かっこいい Spring Snow PrismRhythm -プリズムリズム- おっとり その先へ さくら色カルテット 明るい 宝物 るいは智を呼ぶ 感動 Cherry My Heart らぶでれーしょん! 明るい Chu×Chu! chu×chuアイドる 電波 NAMIDA ユニティマリアージュ かっこいい 薔薇に抱かれて Maria ~天使のキスと悪魔の花嫁~ かっこいい Festivity chu×chuぱらだいす 電波 ふたりのり 夏神 明るい precious ANGEL NAVIGATE 明るい Present PrismRhythm -プリズムリズム- 明るい Pulse of love Chu×Chuアイドる2 -melodies×memories- かっこいい My Dear HERO RGH~恋とヒーローと学園と~ 電波 道標 ANGEL NAVIGATE 感動 your little sister リアル妹がいる大泉くんのばあい 明るい Love Flower Chu×Chu! on the move~絢爛時空の歌姫祭~ 電波 Run コミュ -黒い竜と優しい王国- かっこいい
https://w.atwiki.jp/ln_alter2/pages/315.html
CROSS†POINT――(交信点) 前編 ◆EchanS1zhg 【0】 -・-・・ ---- -・--- ・-・-- -・・- ---・- ・-・・ 【1】 あなたは草原の中に立っている。 草原は広く暗い。 見上げればそこは星ひとつ瞬いていないただの漆黒で、真っ白な月が浮かんでいるだけだ。 草原には風が吹いている。 薄ら寒い風は長くのびた草とあなたの髪の毛を揺らす。 あなたは草原を当て所なく彷徨い始める。 草原はどこまで行っても草原のままで、あなたはどこにも辿りつくことができない。 声が聞こえたような気がする。 あなたは後ろを振り返る。するとそこにはいつの間にかに制服を着た少年が立っている。 ”―― Kill You!” 少年は血に濡れたナイフをあなたに向けてそう言った。 そして、少年自身もまた血塗れであった。 ”―― よくも!” あなたは拳銃を構えようとする。しかし、身体は鉛のように重く、そうすることはできなかった。 少年は真っ赤な目であなたを睨みつけて叫ぶ。 ”―― 人殺し!” 風が吹く。風がその声を四方八方へと運んでゆく。 あなたは人殺しだ。 運ばれた声はあらゆるところに届き、ほどなくしてあなたが人殺しだということは皆に知れ渡るだろう。 あなたは人殺しだ。 あなたは人を殺した。 あなたは人を殺してしまった。 だから、 あなたは人殺しだ。 ■ 薄暗い部屋。天井の木目。点いていない蛍光灯。少し埃っぽい空気。重たい布団。静まり返った空気。 荒い吐息。早鐘のように打つ鼓動。じっとり浮かび上がった汗。そして、うなじに張り付いた毛が気持ち悪い。 それは、つまり―― ――夢。そうだと気づくのに、テレサ・テスタロッサは横になった布団の中で1分の時間を必要とした。 「……………………」 無言で布団を捲ると、テッサは上体を起こしシャツの袖で額に浮かんだ汗を拭った。 夢だと理解しても鼓動の高鳴りは簡単には治まってくれないらしい。 テッサは目を瞑り、一度深く息を吸い、そして吐いて、もう一度目を開いた。幾分か落ち着いたと、そんな気がする。 戸を閉じきった薄暗い部屋の中、テッサは枕元に手を伸ばし、腕時計をとって時間を確かめた。 時刻は短針が3を指し、長針が12より少し右に傾いたところだった。 起きる予定であった時間よりかはかなり早く、とはいえ寝なおすには少し足りない。そんな時間の頃である。 なにより、夢のせいで目が冴えてしまっている。汗に濡れた身体も気持ち悪く、また寝なおすという気は起きなかった。 「……………………」 悪夢だった。 この人類最悪による催しが始まってよりすぐ、草原の只中で吉井明久と出合ったあの時の夢だった。 しかし夢の内容は現実とは異なる。 あの時の彼はテッサに敵意を向けてはいなかったはずである。ましてや凶器など手にはしていなかった。 「………………人殺し」 果たしてそうなのだろうか。テッサはいつかの自問を繰り返す。 彼を助けることができたかもしれない。自分の取った行動は不適切なものだったのかもしれない。 同じことを、しかしあの時と今とではひとつ違うことがある。もうすでに吉井明久は死亡しているのだ。助けることはできない。 彼の級友である島田美波に件の話をした際、彼女はそのことを実に彼らしいと笑い話にしてくれた。 しかし、もう一度同じ話をした時、彼女はまたそう言ってくれるだろうか――いや、それはありえないだろう。 最早、吉井明久の存在は取り戻せない。 収束した結果はそれまでの過程にある情報を揺るがせないものへと固定してしまう。 テレサ・テスタロッサが吉井明久の死に関与しているという事実はこの先、揺るぐことはないのだ。 無論。そこにある意味は取りようにより変化するし、自己を弁護する論を導き出すのも難しくはないだろう。だがしかし、 ”―― 人殺し!” 夢を見てしまったのだ。それはなにより、テッサ自身がその過去に罪悪感を抱いている証拠に他ならなかった。 たっぷりと5分は思考の中に沈んでいたか、テッサは喉が張り付くように渇いていることに気づくと布団から身体を出した。 鞄から水を取り出そうとし、しかしついでに顔も洗えるなら台所か洗面所がいいと膝を立て、何かに気づく。 「………………?」 それは、微かな女性の呻き声だったろうか? 油断をしていたかもしれない。今は、いつどこであろうが誰かに殺されるかもしれないという状況なのだ。 寝ている間に何かがあったのかもしれない。いや、それは現在も進行中なのかもしれない。 「インデ――……」 隣で寝ているインデックスに声をかけようとしてテッサはそれを中断した。 彼女の潜っている布団は寝息に合わせて軽く上下している。おそらくは心地よい夢の中なのであろう。 ならば下手に起こさない方が無難だと判断する。 もし襲撃者がいるのだとすれば、ここに誰かがいると気づかれるのはまずい。彼女を起こせば騒ぐ可能性がある。 再び枕元に手を伸ばし、テッサは脱ぎ捨てていた上着の下から拳銃を取り出した。 とても扱いやすいとは言えない重たいリボルバーを両手で握り、撃鉄をゆっくり起こして音を立てないように襖へと寄る。 耳を済ませる。だが何も聞こえてはこない。 もしかすればさっきのは気のせいだったのかもとテッサは思う。悪夢を見たせいで気が立っていたのかもしれない。 襖をゆっくりと引いて、顔だけを出して廊下を窺う。 一瞬、外の明るい日差しが目を刺したが、やはりこれといった変化はない。 右を見て左を見て、もう一度右を見て、胸元に構えた拳銃を下ろそうかとしたその時―― 「………………!」 再び呻き声が聞こえた。間違いない、女性の声だ。誰とまでは特定できないが、確かに女性の呻き声だった。 拳銃を構えなおし、テッサは意を決して廊下へと出る。ミシリと板張りの床が音を鳴らし、緊張から熱い息が口から漏れた。 廊下の片側へと身を寄せ、一歩、二歩。少しずつ慎重に歩を進める。 テッサは決して戦闘が得意な方ではない。ならば、今あるアドバンテージを保持していなくてはならない。 おそらくはまだ相手に気づかれていないこと。そして一撃必殺の威力を持つ拳銃を手にしていること。 それを不意にしないよう、テッサは彼女なりに最大限の慎重さで廊下を先に進む。 ミシリとまた床が音を鳴らし、テッサは廊下の角へと辿りついた。 角の向こうから血の臭いが僅かに漂ってきている。 最早、非常事態であることは疑いようがない。 今度は選択を誤らないように、テッサは拳銃を強く握り締め、そして―――― 【2】 病院の広いロビーの端。 ここにはありそうで、しかし実際には普通、人の目には触れないであろう奇怪な赤色のオブジェが4つ並ぶ、その向こう側。 受付を待つ人の為に用意されたソファのひとつに、一見して男子の学生だとわかる二人が肩を揃えて座っていた。 片方が大きすぎてもう片方が小さく見えるというようなこのコンビは、小さい方が持つ携帯電話の画面を覗き込んでいる。 【[本文]:死線の寝室 ―― 3323-7666 [差出人]:人類最悪】 表示されているのはたったそれだけで、たったそれだけの文字列が彼らにとっては非常に意味深であった。 果たして”死線の寝室”とは一体何なのか? 合わせて書かれている数列の意味とは? これらを彼らはそのよく回る頭で検討し始める。 さて、彼らは一体どこから手をつけてゆくのだろうか? それはまず、こんなところからであった―― 「――ではまず、我々が検討すべき事柄は”このメールの送り主は本当に人類最悪本人なのか?”だ」 ソファから立ち上がり人差し指を立てて問題を述べた大きい方――水前寺邦博の言葉に、小さい方の坂井悠二は驚いた。 「何を驚くことがあるのかね坂井クン? 先ほど聞いた話によれば、君が所有している携帯電話には既に誰からか電話がかかってきたという事実があるではないか。 つまり、その者が人類最悪と同一人物か仲間でもない限り、その携帯電話の番号を知っているものが他にいたということになる。 ではその心はどこにあるか。おれは君が先刻見せてくれた交渉によってこの着想を得たのだがね?」 考える時間を与えるよう発言を止めた水前寺を前に、悠二はソファに座ったままなるほどと頷いた。 確かにこの携帯電話の番号を知る者がこの企みの主催者以外にいてもおかしくはないのだ。 「そう。我々に支給された物品についてはほぼ例外なく”元の持ち主”がいたのだと推測できる材料がある。 先ほど、交渉により交換が成立したバギーと刀がよい例だな。どちらもワンオフ物故、個人の物であったと確定できる。 まぁ、全ての支給品がそうかはともかくとして、その携帯電話も元々”誰かの物”であったと推定できるわけだ」 ふむ。と悠二は頷く。『シズのバギー』に『贄殿遮那』、どちらもこの世にひとつしかないはずのものだ。 そして悠二は支給品と名簿の名前の中に同じものがあると気付き、バギーに関心を寄せている人物をシズ本人だと看過した。 この携帯電話の名前は『湊啓太の携帯電話』といい、湊啓太という名前は名簿にはないが問題そのものは変わらない。 ちょっとした応用にてある程度の仮説が導き出されることになる。 「湊啓太と言ったかその携帯電話の持ち主は。いや、登録されている持ち主の名前はまた別だったようだが、 まぁ、名簿に見当たらない名前なのは変わりないので細かいところは後回しにしておこう。 では不可解な怪電話をかけてきた女がどうしてこの電話の番号を知っていたのか?」 それは簡単だった。ただ単純にその女性――おそらくは同じ参加者である誰かは最初から電話番号を知っていたのだ。 「そうだな。いくつかのパターンが考えられる。 ひとつは件の彼女は名簿の中に自身の知りあいを発見し、連絡を取ろうとしたということだ。 この場合、湊啓太などという名前が名簿にないことは問題にならない。 そもそもとして名簿には本名らしからぬ名前がいくつも載っているのだ。名簿と電話の名前が一致しないことは不自然ではない。 そしてもうひとつは件の彼女がここより外に連絡を取ろうとした場合となる。 知りあいや家族などにまずは連絡を取ってみる。不自然な行動ではないし、こちらの方がもっともらしいだろう。 だが、この可能性は通話の内容により否定されるので、先の可能性が有力であろう」 またふむと頷き、悠二は夜中にかかってきた電話の内容を思い出した。 それは”友人を殺した”などというまさに怪電話そのものであった。 「あなたの友人を殺しましたなどとは物騒極まる。 言い捨てて切ったことから彼女は電話の持ち主が本人であると確信していたようだが、この点は間抜けと評価せざるを得まい。 もっとも、実際に誰かを殺していたのだとすれば関係者にとっては笑い話にはならないことだが……」 悠二は水前寺の視線を追って、ロビーの中に横たわる4つの死体へと視線を移した。 そう、ここでは人が死ぬのだ。そしてはじめに脱落者として呼ばれた10人の内に、友人である吉田一美の名前があった。 もしかすれば件の彼女はこちらを知る人物だったのかもしれない。そんな可能性もまだ存在している。 「ともかくとして、 おれが言いたいのはこの携帯電話にメールを送ることも、人類最悪の名前を騙ることも決して難しくはないということだ」 前提を語り終え、水前寺は次なる段階へと論を進ませた。 「では、まず第一の可能性として件の女がこのメールを送ってきた場合を考えよう」 了解したと、悠二は頷いた。 「この場合、死線の寝室とは彼女とその携帯電話の持ち主の間で通じる隠語だと推測するのが妥当であろう。 併記されていた八桁の番号が電話番号だとするならば、そこにかけることで彼女とコンタクトできるかもしれん。 無論。彼女の言動からこの行動には少なからず危険が伴う。 そして我々はその危険の度合いを測る術を持ってはいない。故に判断は慎重に行わねばならんだろう」 ”3323-7666”と書かれていた八桁の番号。確かに電話番号だと見るのがもっともなのかもしれない。 だが、これについても可能性は幅広い。 郵便番号から住所を割り出せるのかもしれないし、金庫や扉などの暗証番号かもしれない。 そもそもとして死線の寝室という言葉と合わせて謎解きになっているのかもしれないのだ。 ここらへんは一度発信者の意図を探ってみないことには特定することはできないだろう。 もっとも、電話番号であるならば、一度かけてみれば即座に判明するが――しかし、これはリスクが伴う。判断は慎重に、だ。 「では、第二の可能性として本当にあの人類最悪がこのメールを送ってきたのだと考える場合、 その意図を探る為には大きな問題がひとつある」 それはなんなのか? 悠二は考えるが、水前寺が答えを言ってしまうほうが早かった。 「それは、その携帯電話を悠二クンが持っていることを想定しているか否かだ。 あの男は鞄の中身はランダムだと言っていたが、それは当てにならんし、確定させることは不可能だ。 ならば、そうである場合とそうでない場合を想定せねばならん。 まずひとつに、その携帯電話を悠二クンが持っていることを人類最悪が想定し、君宛てにメールを送ったのだとする。 その場合、このメールの内容には人類最悪の明確な意図。引いてはこの企画からの意図が篭められていることとなる。 ならば、我々はあの男が我々を死線の寝室とやらにコンタクトさせようとする意図を推測せねばならない。 それは今の所全くもって不明であり、解く当ても目には見えていない。 だが! これを解決できれば、我々はそれを得るべくして動いていた事の真相とやらに一歩近づけることは間違いないだろう。 無論。ことに対しては慎重に慎重を重ねなくてはならんが、この場合は最終的にはコンタクトすることが望ましい」 なるほとと悠二は水前寺の説に関心した。 つまりこの場合は、坂井悠二という登場人物に人類最悪が役を与えようとしているわけだ。 その意図を辿れば、つまりこの企画――あの男の言葉を借りるなら物語の向かう先がわかるということになる。 「では逆に、支給品は言葉通りにランダムであり、悠二クンが携帯電話を持っているというのは偶然、 またはその電話を誰が持っていようが構わなかったとした場合、どうなるか。 その場合は、メールが送信されてきたのはその携帯電話の付加価値だと捉えるのが順当だろう。 つまりその携帯電話はただの連絡手段なだけでなく、時折メールが送られてくる携帯電話だったという訳だ。 例えば、送られてきたのが電話番号だとして、そこに電話をかければなんらかの情報を得られるとかな」 悠二は手にした携帯電話を見る。もしそうなのであれば、これを引いたのはとても幸運なのかもしれない。 だが、水前寺はそこに冷や水をかけるような恐ろしい発言を浴びせかけた。 「電話だからといって、かけたら通話が始まると考えるのは早計だぞ悠二クン。 携帯電話というのはだな、簡易の電波送受信機とするには実に優秀であり、それもそういう役割なのかもしれん」 つまり、送られてきた番号に電話をかければ、その信号を受けてどこかに仕掛けられた爆弾が爆発する。 などということもありえる。と聞き、悠二は電話を見つめたまま息を飲んだ。 「なんにせよ、迂闊には触れることはできんというわけだ。 そもそもとしてオレは自分のものではない携帯電話を信用できん。 スパイやテロリストの常套アイテムだからな。その電話にしたって何が仕掛けられているとも限らん。 かかってくる当てがある以上、捨てるわけにもいかんが、……まぁ、時間を見て中を検める必要はあるだろうな」 僅かに動揺した感じでなるほどと頷き、悠二は携帯電話に対する印象を改めた。 今まではただの通信手段としか思っていなかったが、水前寺が言うにはそれ以外にも色々と用途があるようだ。 なるほど、電波を飛ばすのであれば、何らかのリモコンとして使うことも難しくないのだろうと納得する。 「さて、3つの可能性が持ち上がった。 ひとつ。 これは参加者の内の誰かが、同じ参加者に向けて送ったメールである。 身に覚えがない故、我々にとっては間違いメールとなるわけだが、しかしなんらかの情報になるやもしれない。 ふたつ。 これは人類最悪より悠二クン宛てのメールである。 このメールはこの企画においてなんらかの意味が持たされていると考えるべきであり、 そして我々はそれがどういうものなのかを推測し、吟味した上でコンタクトを取るのが好ましいと言える。 みっつ。 このメールはこの携帯電話宛に送られた付加価値である。 この場合、メールの意味やコンタクトの結果がどうなるかと推測するのは極めて難しい。 当たるも八卦当たらぬも八卦の心持ちでコンタクトを試みる他はないだろう。 これら3つの可能性及び、まだ浮かび上がってきていない別の可能性からひとつの結論を導き出すことは現在不可能だ。 必要なのは”死線の寝室”及び”3323-7666”というワードに対する情報であろう。 オレはどこかの誰かがこれを知っているという可能性は少なくないと思っている。 なので、これよりの情報収集の過程でこれらに関してもアプローチし、知っている者がいれば何かと尋ね、 その人物にもこのメールの意図がどこにあるのかを探るのに協力してもらうことが望ましい。 と、思っているがどうかね?」 いいんじゃないかな。と悠二は答えた。 出会ってからというもの、感心しっぱなしだが、水前寺という男はなんにせよ頭が早く回る。 新聞部の部長ということらしいが、普段から膨大な情報を扱っていればこうなるのか、 それとも水前寺がこうであるから新聞部の部長というポジションにいるのか、なんにせよ感心し納得するばかりであった。 「では、ここからは君の仕事だぞ悠二クン。 実のところを言うと”死線”という言葉にはどこかで聞き覚えがある。 あー、まぁ、ぶっちゃけたことを言ってしまえば、神社で交わした情報交換の中で聞いた言葉のはずだ」 なので――という、水前寺の言葉の続きを聞く必要はなかった。 約束を反故にした手前、自分から電話をかけるのはばつが悪いから、悠二がそうしてくれという話である。 悠二としても、神社にいるはずのヴィルヘルミナには若干の苦手意識があったが、まぁかまわないと携帯電話の―― 「待ちたまえ悠二クン! 君はオレの話を聞いていなかったのかね?」 ボタンに指を置いたところで水前寺にそれを制された。 「言ったではないか。他人の携帯電話は信用できんとな。 かかってくるのは如何ともし難いが、できうる限りこちらからは使わないのが好ましい」 ならばどうするのか? 疑問に思う悠二に、水前寺は長い腕を伸ばしてホールの端を指差し、それに気づかせた。 「こちらからかける分に関しては電話などどこにでもあるだろう。 そこらの電話が使えるのかという実験も兼ねて、まずはそこの公衆電話から電話をかけてみてくれたまへ。 もっとも、この世界そのものがあの男の手の内となればこんなことに意味はないのかもしれんが、 しかしできるだけ奴の意図しない行動を取るということは、いつか我々によい結果を齎してくれるかもしれん」 なるほどね、と悠二はソファから立ち上がり、水前寺と共に公衆電話が並べられたコーナーへと近づいた。 とりあえず右端の電話から受話器を持ち上げ、そこで足りないものがあることに気づく。 「先ほど、院内の売店よりせしめておいた。使いたまえ」 水前寺のポケットから出てきたテレホンカードの束を見て、悠二は本当にこの人はよく動くなとまた感心した。 【3】 「――それでは、電話を切るのであります」 ヴィルヘルミナはそう告げると、持ち上げていた受話器を下ろし、小さな溜息をついた。 「多事多端」 「まったくであります」 電話をかけてきていた相手は悠二であった。 シャナが発見するか、キョンが電話番号を持ち帰るが先かと思っていたが、その前に本人より電話があったのである。 それについてはよいことだろう。いくら彼女とて彼が無事であることに安堵しないほど薄情ではない。 彼と同行しているはずであった水前寺の無事も確認されたし、杞憂は減った――が問題はまた増えた。 悠二と水前寺の二人は現在、この世界の北東に位置する病院に滞在しているらしい。 浅羽直之の捜索を主目的としていると考えればヴィルヘルミナから見ても妥当だと思える場所だ。 しかしまだ彼の発見には至っていないらしい。そして、彼ではない他の人物を悠二と水前寺は発見している。 島田美波の級友である吉井明久と土屋康太。キョンの仲間である朝比奈みくるであろうと思われるメイド服の女性。 どこの誰とも知れぬ着物姿の男。そして、ここから行方知らずとなっていた零崎人識。 合わせて5人。全て、既に物言わぬ死体に成り果てた後であった。 最初の4人は病院でまとめて、そして零崎人識はそこより離れた市街の中で発見したのだという。 彼や彼女らが死んだことをヴィルヘルミナは惜しいとは思わない。 話を聞く限り、彼らは戦力なりえないと思えたからだ。せいぜいが朝比奈みくるより未来のことを聞きたかったぐらいか。 「シズという人物でありますか」 「虚心坦懐」 そして、二人は多くの死体とは別に生きた人物とも出会っていたと言う。 シズという名前だけはキョンと会話を交えたアラストールより聞いていた。既に人を殺している危険人物とのことだ。 しかし、悠二は自身もそれを知っていながら彼と平和的な交渉を成し遂げたのだという。 まさにティアマトーの言う虚心坦懐の至りであろう。悠二が時折見せる機転と胆力にはヴィルヘルミナも感心するばかりだ。 交渉の結果、悠二はバギーを差し出し、シズの持っていた贄殿遮那と交換することができたらしい。 これは僥倖だとヴィルヘルミナも柄になく悠二を褒めたくなる。 シャナの手に愛刀が渡れば彼女も喜び、戦力の面から見ても十全を尽くせるようになるに違いない。 もっとも、それでシャナが悠二の評価をまた高め、喜びの表情を彼に見せる光景を想像すると心に波立つものもあるが。 だがしかし、そううまくいくならそれはそれでよいともヴィルヘルミナは考える。 贄殿遮那を取り戻せたのはいいが、バギーを失ったのはやや手痛い。 移動手段としてということもあるが、現在、シャナはそのバギーを目印に悠二を追っているのだ。 悠二の言によればシズは話の通じない相手ではないようであるし、シャナが負けるような相手でもないようでもあるが、 しかし何か誤解が起こってしまうかと想像すると心配になる。 「杞人之憂」 「……そうであります。今はいらぬ心配に気を割いている時ではないのでありました」 桜色の炎が揺れる一室にはそれより濃い赤の臭いが立ち込めていた。そう、只今手術中なのである。 ■ ヴィルヘルミナは逢坂大河の失った右腕に義手を取り付ける手術を行っていたが、 その光景は万人が想像する手術とはいささか様子が異なり、傍目には随分と幻想的に映るものであった。 部屋の中は、《夢幻の冠帯》を展開したヴィルヘルミナの発する炎によって淡く桜色に染められている。 狐面のヴィルヘルミナは部屋の一端に座し、そして中央には繭のように包帯で包まれた逢坂大河の身体が浮かんでいた。 大河の身体のうち、繭の中より露出しているのは手術を施される右腕と、頭。そしてそこから垂れる豊かな髪の毛のみ。 これらは手術の痛みで彼女が暴れたり、そのせいで自身を傷つけないようにとの処置だ。 右腕を切断し義手を取り付けるという手術だが、あいにくとここには麻酔がない。故に途轍もない激痛が伴う。 彼女はそれでもいいと言ったし、始める以上ヴィルヘルミナにも途中で止めるつもりなどないが、並みの痛みではない。 あまりの激痛に心変わりが起き、途中で止めてくれなどと泣き叫ぶかもしれない――故の拘束であった。 「――――んぐううううう! ……ぐぅっ! んんんっ! ――――っ!!」 実際、始めてみればこの通り、大河はあまりの苦痛に悶絶している。 猿轡を噛ましている為に何を言ってるのかは不明だが、おそらくそれがないとしても意味のある言葉は吐けなかっただろう。 ヴィルヘルミナは彼女の進言通りにその悲鳴を無視して、手術を進めてゆく。 既にティアマトーの一閃により大河の右腕は適切な長さに断たれている。今は細かい作業を繰り返す段階だ。 包帯に持ち上げられた腕の切口を前に、ヴィルヘルミナは片手に鋏。片手に糸を通した針を持って器用に仕事をこなしてゆく。 「おぐううぅおおおお……! んんんんんんんん……ぐうううううううう…………っ!」 肉の中に鋏を突き刺し、チョキン。血管を引き出したら手早く糸で先端を括る。その間に鋏は湯を潜らせ炎で消毒する。 また鋏を突き刺して、チョキン。神経を剥き出しにしたら必要なものを残し、不必要なものを桜色の炎で殺す。 「がっ! がぁっ! ぐぅうううう……んぐうううううううううう……!」 チョキン。チョキン。チョキン。チョキン。チョキン――ヴィルヘルミナの動作に揺るぎは見られない。 鋏と糸とを交互に通してゆく姿はまるで機織り機のようでもある。 見る見る間に作業は進み、肉の断面でしかなかった傷口は生身と作り物を接続するコネクタへと変じてゆく。 「あぐおあぐあぐおおあ! ん――っ! んん――っ!! んんんんんんんうううううう……!!」 作業が進むにあたって漏れ聞こえる大河の悲鳴も大きく切羽詰ったものへと変化してきた。 なにせ、肘から先の神経がほとんど剥き出しにされているのだ。それは言葉に表すこともできないような苦痛なのであろう。 獣のような唸り声をあげる大河の顔は真っ赤で、噴出した汗が髪をべっとりと濡らし、目に当てた包帯に涙が滲んでいた。 「ぐがおおおおおお……! あぐあっ! があっ! がああああ……っ!」 桜色の炎が傷口を舐め、穢れを落とし、僅かに痛みを癒す。しかし、これとて大河の身を慮ってのことではない。 癒しにより彼女の身体が僅かに弛緩するのを見てヴィルヘルミナはより深い場所に鋏を突き込んだ。 「がああああああああああああああああああああああ……っ!!」 ヴィルヘルミナはこれらを丁寧に丁寧に繰り返す。 鋏を肉に突き入れ、必要なものを糸で縛り、不必要なものを炎で焼き、鋏を湯に通して炎で炙り、また突き入れる。 耳に届く悲鳴にも、鼻につく血の臭いにもヴィルヘルミナは揺るがない。 チョキン。チョキン。 チョキン。チョキン。 チョキン。チョキン。 そして、手術は進み、終了した。 時間にしておよそ1時間ほど。手術の内容からすれば神業の如き速さだろう。だがしかし、 「………………………………………………………………」 小さな彼女。逢坂大河が真っ白に燃え尽きるには十分以上の時間であった。 【4】 「うえぇぇ…………」 薄暗い廊下の上を須藤晶穂がフラフラとした足取りでどこかへと向かっている。 ひとつ呻き声を漏らすと板張りの床がミシリ。またひとつ呻き声を漏らすと床もミシリ。 彼女がこんな風に廊下を歩いている理由は、その胸に抱えた中くらいのバケツのせいだ。 「これってどこに流せばいいんだろう……? 台所の流し? お風呂? トイレ? それとも外に捨ててきたほうがいいのかな……?」 中くらいといっても、中にはなみなみと水が湛えられており、少女が抱えて歩くにはややという以上に重い。 そしてその中の水は赤く濁っており、これが彼女に嘔吐くような声を上げさせる原因であった。 最初に水を汲んだ時には透明だったものが赤く濁っているのは、先ほどまで行われていた手術に使われていたからである。 「……う」 未だ耳に残る大河の悲鳴と、濃い血の臭いに晶穂は顔を顰めた。 なんで自分がこんなことをしなくてはならないのかとも思うが、しかしこんなことしかできないのだからしかたない。 最初は晶穂も手術の手伝いをするつもりだったのだ。 だが、ヴィルヘルミナが最初の一刀を入れた時、それは無理だと悟り、部屋を飛び出してしまった。 手術だということはわかっていたし、血を見ることも覚悟していた。だが、大河が苦しんでいる姿を正視することができなかった。 「(あんなのどう考えても18禁じゃない)」 自己弁護するとすればこんなところか。 できるのならば、大河の傍についてがんばるよう応援できるのがよかったのだろう。 彼女とはこの事態に陥ってよりすぐに一緒となった間柄である。 言わば、ここでの物語の中ならば最初の仲間であり、無二の友になる存在のはずなのだ。 多分、これが映画やドラマだったのならば大河の友は彼女に付き添い励まし続けたはずだと、晶穂はそう思う。 しかし現実は苛烈だ。少女らしさを投げ捨て獣のように吠える彼女の姿は女子中学生には刺激が強すぎた。 まるで洋画の中に出てくる悪魔憑きの少女である。しかもそれは作り物ではなく、スクリーン越しでもないのだ。 「はぁ……あたしって……」 沈む気持ちに抱えたバケツも重さを増し、晶穂の足は止まってしまう。 誰かの役に立とうという気持ちはあったのだ。しかし、そのやる気がたいしたものでなかったのは現状が証明している。 できたことといったら大河の声に耳を塞いで、最後の最後に汚れた水を捨てに行くことだけ。 「うぅ……」 ともかくとして、汚れた水を捨てに行くことが現在の限界で、与えられた役柄だ。 涙も出ないがそれも仕方ない。せめてこれぐらいは全うしよう――と、再び足を踏み出した時、 「――動かないで下さい!」 その目の前に拳銃が突きつけられた。 「え……?」 「え……?」 須藤晶穂とテレサ・テスタロッサ。うまくいかない少女同士が狭い廊下の中で交差する。 しかし、勘違いに食い違い。この交差では物語は発生しえず。 互いに空しさを与えるのみであった。 (CROSS†POINT――(交信点) 後編へ)
https://w.atwiki.jp/thecockrockshockpop/pages/55.html
web http //www.poisonweb.com/ facebook https //www.facebook.com/Poison myspace http //www.myspace.com/poison member ( L to R ) bass Bobby Dall vocal,guitar Bret Michaels drums Rikki Rockett guitar C.C. Deville aka PARIS ex-member Richie Kotzen guitar Blues Saraceno guitar member / PARIS Brett Michael Star (Brett Sychak) vocal, guitar Matthew "KoKo" Smith guitar Bobby Dall (Robert Kuykendall) bass Rikki Rockett (Richard Ream) drums MusicPoison'd! Flesh Blood [ Remaster ] Open Up and Say... Ahh! [ Remaster ] Look What The Cat Dragged In [ Remster ] The Best of POISON 20 Years Of Rock Greatest Hits 1986-1996 LiveLive @ Gibson Amphitheatre, Universal City, CA Augest 12th 2007 Live In Argentina [ 1996 ? ] Live In Stockholm Bootleg [ 1990 ] Paris @ Pep O'Brians, Old Forge PA Jan 15 1984 DVDLive @ Irvine Meadows, Irvine, CA May 19th 1991 V.A. world / Hollywood Rocks! Disc 2 ( 2005年6月21日 ) Music Poison'd! 2007/5/6 1. Little Willy ( cover of SWEET ) / 2. Suffragette City ( cover of David Bowie ) / 3. I Never Cry ( cover of Alice Cooper ) / 4. I Need To Know ( cover of Tom Petty & THE HEARTBREAKERS ) / 5. Can't You See ( cover of Marshall Tucker Band ) / 6. What I Like About You ( cover of ROMANTICS ) / 7. Dead Flowers ( cover of ROLLING STONES ) / 8. Just What I Needed ( cover of CARS ) / 9. Rock And Roll All Nite ( cover of KISS ) / 10. Squeeze Box ( cover of WHO ) / 11. You Don't Mess Around With Jim ( cover of Jim Croce ) / 12. Your Mama Don't Dance ( cover of Loggins & Messina ) / 13. We're An American Band ( cover of GRAND FUNK RAILROAD ) Flesh Blood [ Remaster ] 2006/6/14 [ Capitol ] 1. Strange Days of Uncle Jack [ 2006 Remaster ] / 2. Valley of Lost Souls [ 2006 Remaster ] / 3. ( Flesh Blood ) Sacrifice [ 2006 Remaster ] / 4. Swampjuice ( Soul-O ) [ 2006 Remaster ] / 5. Unskinny Bop [ 2006 Remaster ] / 6. Let It Play [ 2006 Remaster ] / 7. Life Goes On [ 2003 Remaster ] / 8. Come Hell or High Water [ 2006 Remaster ] / 9. Ride The Wind [ 2006 Remaster ] / 10. Don't Give Up An Inch [ 2006 Remaster ] / 11. Something to Believe In [ 2003 Remaster ] / 12. Ball and Chain [ 2006 Remaster ] / 13. Life Loves A Tragedy [ 2003 Remaster ] / 14. Poor Boy Blues / 15. Something To Believe In [ 2003 Remaster / Acoustic ver. ] / 16. God Save The Queen [ Instrumental Demo ] Open Up and Say... Ahh! [ Remaster ] 2006/6/14 [ Remaster ] 1. Love On The Rocks 2. Nothin' But A Good Time 3. Back To The Rocking Horse 4. Good Love 5. Tearin' Down The Walls 6. Look But You Can't Touch 7. Fallen Angel 8. Every Rose Has Its Thorn 9. Your Mama Don't Dance [ Loggins and Messina ] 10. Bad To Be Good 11. Livin' For The Minute [ Bonus Tracks ] 12. World Premiere Interview [ Bonus Tracks ] Look What The Cat Dragged In [ Remster ] 2006/7/28 [ S.A. @900- ] 1. Cry Tough 2. I Want Action 3. I Won't Forget You [ 2003 remaster ] 4. Play Dirty [ 24bit Digitally remastered 05 ] 5. Look What the Cat Dragged In [ Explicit ] 6. Talk Dirty to Me 7. Want Some, Need Some [ 24bit Digitally remastered 05 ] 8. Blame It on You [ 2006 Digital remaster ] 9. #1 Bad Boy [ 24bit Digitally remastered 05 ] 10. Let Me Go to the Show [ 24bit Digitally remastered 05 ] 11. I Want Action [ 7" single remix / 2006 remaster ] 12. I Won't Forget You [ 7" single remix / 2006 remaster ] 13. Don't Mess Around With Jim [ demo ] The Best of POISON 20 Years Of Rock 4/3/2006 1. Talk Dirty To Me / 2. I Want Action [ single ver. ] / 3. I Won't Forget You [ single ver. ] / 4. Cry Tough / 5. Look What The Cat Dragged In / 6. Nothin' But A Good Time / 7. Fallen Angel / 8. Every Rose Has Its Thorn / 9. Your Mama Don't Dance ( cover of Loggins & Messina ) / 10. Unskinny Bop / 11. Rock Roll All Nite ( cover of KISS ) / 12. Ride The Wind / 13. Something To Believe In / 14. Life Goes On / 15. Stand / 16. Last Song / 17. Shooting Star / 18. We're An American Band ( cover of GRAND FUNK RAILROAD ) compilation produced by Kevin Flaherty Greatest Hits 1986-1996 7/19/2000 1. Nothin' But A Good Time / 2. Talk Dirty To Me / 3. Unskinny Bop / 4. Every Rose Has Its Thorn / 5. Fallen Angel / 6. I Won't Forget You / 7. Stand / 8. Ride The Wind / 9. Look What The Cat Dragged In / 10. I Want Action / 11. Life Goes On / 12. ( Flesh Blood ) Sacrifice / 13. Cry Tough / 14. Your Mama Don't Dance ( cover of Loggins & Messina ) / 15. So Tell Me Why / 16. Something To Believe In / 17. Sexual Thing / 18. Lay Your Body Down Live Live @ Gibson Amphitheatre, Universal City, CA Augest 12th 2007 1. Intro / 2. Look What The Cat Dragged In / 3. I Want Action / 4. Ride The Wind / 5. I Won't Forget You / 6. What I Like About You / 7. C.C. Deville Guitar Solo / 8. I Hate Every Bone In Your Body But Mine / 9. Something To Believe In / 10. Your Mama Don't Dance / 11. I Need To Know / 12. Rikki Rocket Drum Solo / 13. Unskinny Bop / 14. Every Rose Has It's Thorn / 15. Fallen Angel / 16. Talk Dirty To Me / 17. Nothin' But A Good Time Bret Michaels (vo,g), Bobby Dall (b), Rikki Rockett (ds), C.C. Deville (g) Live In Argentina [ 1996 ? ] 1. The Scream / 2. Look What The Cat Dragged In / 3. Ride The Wind / 4. Stand / 5. Your Mama Don't Dance / 6. Body Talk / 7. Guitar Solo / 8. Something To Believe In / 9. Good Love / 10. I Want Action / 11. Fallen Angel ~ Drum Solo / 12. Every Rose Has Its Thorn / 13. Love On The Rocks / 14. Unskinny Bop / 15. Talk Dirty To Me / 16. Nothin' But A Good Time Bret Michaels (vo,g), Bobby Dall (b), Rikki Rockett (ds), Blues Saraceno (g) Live In Stockholm Bootleg [ 1990 ] 1990年 ( HP ) 1. Look What The Cat Dragged In / 2. Look But You Can't Touch / 3. Poor Boy Blues / 4. Unskinny Bop / 5. Every Rose Has Its Thorn / 6. Ride The Wind / 7. Let It Play / 8. Fallen Angel / 9. Nothin' But A Good Time / 10. Talk Dirty To Me Bret Michaels (vo,g), Bobby Dall (b), Rikki Rockett (ds), C.C. Deville (g) Paris @ Pep O'Brians, Old Forge PA Jan 15 1984 1. Looks That Kill ( MOTLEY CRUE ) / 2. We Belong To The Night ( U.F.O. ) / 3. Women On The Street ( NEW YORK DOLLS ) / 4. Lightning Strikes ( AEROSMITH ) / 5. Lets Get Crazy ( QUIET RIOT ) / 6. Sweet Girl ( original ) / 7. Hot Shot ( original ) / 8. D.O.A. ( VAN HALEN ) / 9. Top Dogs ( original ) / 10. Strutter ( KISS ) / 11. Jackie No! ( original ) / 12. Get It On ( Bang A Gong ) ( T-REX ) / 13. You Got Another Thing Comin' ( JUDAS PRIEST ) 14. Night School ( original ) / 15. Rock, Rock Tonight ( original ) / 16. Shout At The Devil ( MOTLEY CRUE ) DVD Live @ Irvine Meadows, Irvine, CA May 19th 1991 1. Intro / 2. Look What The Cat Dragged In / 3. I Want Action / 4. Ride The Wind / 5. Life Goes On / 6. Let It Play / 7. Rikki Drum Solo / 8. Something To Believe In / 9. Good Love / 10. Poor Boy Blues / 11. Unskinny Bop / 12. Love On The Rocks / 13. C.C. Guitar Solo / 14. Every Rose Has It's Thorn / 15. Fallen Angel / 16. Your Mama Don't Dance / 17. Nothin' But A Good Time / 18. Talk Dirty To Me Bret Michaels (vo,g), C.C. Deville (g), Bobby Dall (b), Rikki Rockett (ds)