約 2,556,349 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/36337.html
登録日:2017/02/25 (土曜日) 12 00 00 更新日:2024/06/23 Sun 05 13 33 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 Euclid SCP Foundation SCP-986-JP SCP-JP jet0620 「博士」 いいひと アメリカ リトル・ミスターズ ワンダーテインメント博士 完全に営業妨害ですね訴えよう 日米合同 SCP-986-JPとは、怪異創作コミュニティサイト「SCP Foundation」の日本支部によって生み出されたオブジェクトの一つである。 項目名は『2人のいいひと』。オブジェクトクラスは「Euclid」に指定されている。 SCP-986-JPは、財団の日本支部がマークしている要注意団体の一つである『博士』の生み出した人型SCiPと、アメリカ本部がマークしている要注意団体『ワンダーテインメント博士』の生み出した人型SCiPの組み合わせだ。 この二種類の「いいひと」は、『喧嘩の仲裁をする』というその行動理念こそ共通しているものの、その具体的な方法は…はっきり言って雲泥の差である。 「いいひと」の紹介 1.SCP-986-JP-A まずは、一体目の「いいひと」、財団によって《SCP-986-JP-A》と指定された人型SCiPから見てみよう。 この人物は20代後半の男性の姿をした人型SCiPであり、外見や人種、母国語の異なる複数の個体が確認されている。 彼は、喧嘩が行われているところへ出現すると争っている両者の間に割り込んで高圧的な態度で仲裁を行い、仲直りの印と称して握手をするよう要求する。 勿論、こんな強引すぎるやり方で喧嘩が治まる訳がなく、大抵の場合《SCP-986-JP-A》の存在は喧嘩している当人たちから無視されるか反発を招くことになるのであるが、彼はそんなことは気にせず喧嘩していた両者へ強引に握手やハグの姿勢をとらせてしまう。 ――その刹那、喧嘩していた両者の体は物理的に融合を開始してしまうのだ。 多大な苦痛が伴ううえ、最終的には神経や筋肉等が同一化してしまった事により臓器移植に失敗した際に見られる超急性拒絶反応と極めてよく似た…というより、超急性拒絶反応その物と思われる症状に襲われることになってしまう。 例えば、血管内に血栓が発生し、臓器を梗塞させてしまうとか。 血液型も何もかも、完全に異なっている人間を強引にくっ付けてしまうのであるから、こうなってしまうのも無理はない。 しかも、時間が経てばたつほど喧嘩していた両者の融合度合いは酷くなり、見るに堪えかねて引きはがそうとしたり、何かの間違いでうっかり触れてしまったりした第三者まで融合させてしまうようになってしまう。 そして、最後には一定数の人物が融合した時点で周囲の人物を無差別に引き寄せる特異性を発露させてしまうのである。 この周囲の人間を引き寄せるという異常性は、融合した人数が多ければ多いほど強力になり、最終的には…。 報告書では最終的にどうなるのかは伏せられているのだが、一体どうなるのか推測することはできる。 恐らく、巨大な肉団子になってしまうのであろう。 そして、次々と肉体が融合していく阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されるさなか、その元凶となった《SCP-986-JP-A》はより多くの人間を融合させるために活動し、最終的にはどうなるのか…というその結果もまた伏せられているのであるが、ろくでもない結果にしかならないのは目に見えている筈だ。 いずれにせよ、喧嘩の仲裁と見せかけてジェノサイドを引き起こすのが《SCP-986-JP-A》の行動原理と言っていいだろう。 2.SCP-986-JP-B もう一方の「いいひと」、財団によって《SCP-986-JP-B》と指定された人型SCiPは20代後半の女性の姿をしており、《SCP-986-JP-A》と同様に外見や人種、母国語の異なる複数の個体が確認されている。 彼女たちもまた、《SCP-986-JP-A》と同様に喧嘩が行われている場所に出現し、喧嘩の仲裁を行おうと試みる。 しかし、彼女たちの場合は《SCP-986-JP-A》のように上から目線の高圧的な態度で強引に喧嘩を収めようとするのではなく、喧嘩している双方の言い分や立場、ポリシーなどを聞いたうえで十分に吟味し、具体的な解決策を提示してくるのだ。 喧嘩していた双方が心の底から納得し、自発的に矛を収めるように促すのが彼女たちのやり方なのである。 そして、問題が解決した証として、喧嘩していた双方に握手を行うよう促してくるのだ。 この時、自発的に握手した場合か、あるいは《SCP-986-JP-B》によって強制的に握手させられたのかを問わず、握手をした双方の手がくっ付いて離れなくなってしまう。 とは言っても、《SCP-986-JP-A》のように肉体を融合させてしまうのではなく、単純に手が接着剤でくっつけられたように離れなくなってしまうだけなのだが。 因みに、手がくっ付いてしまった人に手がどんな状態になっているのかを質問してみたところ、「握手している部分だけ神経が通っていない感じ」であるという返事が返ってきている。 そしてもちろん、このくっ付いてしまった手を無事に離すことのできる方法も存在している。 それはごく単純な方法であり…。 自らの行いを悔い改め、心の底から相手と和解したその時、自ずとその手を離すことが可能となるのである。 ただ、何をもって【心の底から和解した】と《SCP-986-JP-B》が認識するかは客観性に欠けるため詳しい条件は不明だ。 そのため、どう頑張っても和解が成立できなかった人たちが手がくっ付いたまんまの状態で財団に保護されているありさまとなっている。 因みに、《SCP-986-JP-B》が喧嘩を平和的に収めようと奮闘しているところに第三者が乱入して妨害行為を行った場合、その第三者は《SCP-986-JP-B》の手によって正座の形で固定されてしまい、彼女から直々にお叱りを受けることになってしまう。 「喧嘩は仲直りしなければ意味がないんです!!」 正座状態は、乱入してきた不届き者が自らの行為を十分に反省したと《SCP-986-JP-B》か認識するまで継続する。 そのため、場合によっては寝ることはおろか食事すら満足に取れずに衰弱し、自らの悪意を認識できないまま干物に…なんて可能性も十分にあり得るのだ。 これはこれで恐ろしいが、自らの過ちを認め、心の底から謝罪する気持ちになれば簡単に解放されるのだから肉団子にされるよりは遥かにマシである。 また、《SCP-986-JP-B》はその手を触れることにより、《SCP-986-JP-A》によって無理やり融合させられてしまった犠牲者を安全に元の状態へ戻すことが可能である。 しかも、融合中に犠牲者たちが負ってしまった負傷も、外的要因によるものでない限り治癒させてくれるという大盤振る舞いだ。 …何故こんなに対《SCP-986-JP-A》に関して至れり尽くせりの機能を持っているのか、その理由は後述する。 そして、《SCP-986-JP-B》は自身の無力化と引き換えに、《SCP-986-JP-A》に何らかの処置を施すことで無力化することが可能なのである。 この特性から、元々は《SCP-986-JP-A》が先に存在しており、あとからそれを模倣して《SCP-986-JP-B》が作られたという推測が財団によって立てられたのであった。 財団との関わり その言動を見れば一目瞭然であるのだが、《SCP-986-JP-A》が『博士』の、《SCP-986-JP-B》が『ワンダーテインメント博士』の生み出したリトル・ミスターズである。 ニ人の「いいひと」の存在を財団が認知したきっかけは、20██年にアメリカ中西部にあるミシガン州の某所に《SCP-986-JP-A》が出現した際であった。 よっぽど楽しいと思ったのか、『博士』がなんと『ワンダーテインメント博士』のホームグラウンドであるアメリカ合衆国にパチモノをばら撒いたのである。 アメリカは、意味不明な裁判を起こした人を揶揄する『ステラ賞』なるジョークが生まれるほどあっちこっちでトラブルが起こっている訴訟大国=喧嘩大国だ。 そんな国にSCP-986-JP-Aを放り込んだら如何なってしまうのか、どんなに想像力に乏しい人でも簡単に見当がつくはずなのであるのだが。 『博士』は、怨敵…と思い込んでいる『ワンダーテインメント博士』を陥れるためならば、世界の中枢といってもいいアメリカが崩壊しようとも一向に構わないようである。 アメリカでSCP-986-JP-Aによる事件が起きた一ヶ月後、今度はフランスの某所で新たな《SCP-986-JP-A》と、それに何かの処置を施していたと思しき謎の女性…《SCP-986-JP-B》が回収された。 以降、SCP-986-JP-AおよびSCP-986-JP-Bは同一箇所にて同時に発見・回収される事態が20██年█月まで続いたのであった。 ラインナップ一覧は語る リトル・ミスターズの情報に触れたことのある方なら既にご存知の情報であると思われるが、『ワンダーテインメント博士』謹製のリトル・ミスターズには、ミスターズに関するコメントが添えられたラインナップ一覧が何らかの形で付属している。 当然、その模倣犯である『博士』の生み出したリトル・ミスターズにもソックリなコメント付きラインナップ一覧が付属している。 財団は、このラインナップを比較検討することにより、何故『ワンダーテインメント博士』が模倣犯を模倣するという、ややこしい行為を行ったのかという理由を知ることになったのだ。 先ずは、《SCP-986-JP-A》の右脚に刺青という形で記載されていた文章を見てみよう。 ケンカしてないでみんな仲良くしようよ! "ミスター・いいひと"がそのおてつだいをしてくれるよ! みんなで一緒に、仲良く楽しもうね! …「楽しもうね」というフレーズは、『博士』がよく使うお馴染みの言い回しである。 楽しんでるのは製作者のみのような気がするが。 次に、《SCP-986-JP-B》の背中にこれもまた刺青という形で記されていた文章を見てみよう。 ワーオ!! ワンダーテインメント博士の日本限定版のミスターの秘密コレクションを見つけたみたいだね! ぜんぶ見つけて日本でもミスター・コレクターになっちゃおう! 01. ミスター・おやすみ(発売未定) 02. ミスター・かおだらけ 03. ミスター・ずぶずぶ 04. ミスター・くらやみ(発売未定) 05. ミスター・にんじゃ(発売未定) 06. ミズ・きみのだいじなひとを(自主回収中) 07. ミスター・ひきさかれる(自主回収中) 08. [判別不能] 09. [判別不能] 10. [判別不能] EX. ミズ・いいひと 注意 本製品は非売品であり正規販売の予定はありません。誠に申し訳ありません。 また、”ミズ・いいひと”の尊厳・人権を無視した使用をした場合、ワンダーテインメント博士の保証対象外になります。 また、ワンダーテインメント博士の偽物が類似品を販売しているとの情報があります。 ”ミズ・いいひと”はワンダーテインメント博士オリジナルの製品であると保証するとともに、お客様にはご注意のほどお願いします。 「ワーオ!!」という陽気なフレーズや、ビジネスコンプライアンスを遵守した親切丁寧な注意書きは間違いなく『ワンダーテインメント博士』の手によるものである。 だが、少し待っていただきたい。 『ワンダーテインメント博士』が生み出した「いいひと」につけられたナンバーは、通常用いられている通し番号ではなく特別バージョンを意味する『EX』となっている。 つまり、彼女は製品(?)版では無く、なんらかの目的で『ワンダーテインメント博士』が特別に生み出した存在ということになるのだ。 そして20██年█月、とある県において《SCP-986-JP-B》のみが単独で回収された。 発見された彼女の背中には、通常の個体共通の記述に加え、追加の文章が存在していたのである。 お知らせ 現在、ワンダーテインメント博士は「博士」製造の”ミスター・いいひと”に対し著作権侵害の訴訟を予定しています。 付きましてはお客様各位に”ミスター・いいひと”の回収作業及び「博士」に関する情報提供のご協力をお願いいたします。 有効な情報をご提供いただいたお客様には金一封及びワンダーテインメント博士がお客様の希望するオーダーメイドの商品をお作り致します。 情報提供は以下の電話番号から行えます。皆様のご協力をお願いいたします。 ███-███-████ ©ワンダーテインメント博士 ワンダーテインメント博士としては、営業妨害である以上に、自分の作品と間違えて手にしてしまったお客さんたちがパチモノの犠牲になることが許せなかったのだろう。 そこで、『博士』の「いいひと」と混同されないようにあえて女性版のリトル・ミスターズをつくり、SCP-986-JP-Aの異常性を無効化する能力を持たせたうえで世に送り出したのだ。 そして、2███年以降、SCP-986-JP-Aによる人的被害は起こっていない。 どうやら、『ワンダーテインメント博士』の生み出した「いいひと」が、『博士』の悪意を駆逐してしまったようである。 因みに、20██年█月に『ワンダーテインメント博士』と思われる人物から財団のSCP-986-JP管理責任者へ「訴訟を起こしたいから、『博士』に関する情報の提供と、サンプルとして『ミスター・いいひと』を提出してくれないか」という電話がかかってきている。 残念ながら、要求は責任者が「自分の一存では決められない」として回答待ちの状態となった。 また、このとき同時に《SCP-986-JP-B》が《SCP-986-JP-A》を模倣して作成されたこと及び博士に対し非常に高い敵対心を抱いていることが本人の発言より明らかとなった。 類似するSCiP 様々な組織の悪意あるパロディをばら撒いているという点で、『博士』は日本で暗躍している要注意団体の中でも一際悪目立ちしている存在である。 なかでも、最も被害を受けているのは言うまでもなく名前までパクられている『ワンダーテインメント博士』であり、リトルミスターズに限定してもこれだけ偽物を作られている。 SCP-345-JP(通称 ミスター・とりっくあんどとりーと) 『博士』が生み出したリトルミスターズの1人であるが、報告書の書かれた時点では誰が生み出した存在なのか確定してはいなかった。 『ワンダーテインメント博士』のリトルミスターズのように一から創造された存在では無く、元々は一般社会で暮らしていた罪もない人を勝手に改造して生み出した謂わばサイボーグであるらしい。 この人物の異常性は、彼が手作りしたお菓子を食べた人間をきっちり72時間後に爆死させるという恐るべきものである。 しかも、食べた人が自爆するまでの一挙一動が彼自身にフィードバックされてしまうという、誰も得しないオプションまで付いていたりする。 SCP-602-JP(通称 ミズ・きみのだいじなひとを(審議中)) 初めて『博士』の生み出した存在であると断定されたリトルミスターズである。 『ワンダーテインメント博士』がついに日本へ進出してくるのをどこかで察知した『博士』が、『ワンダーテインメント博士』版のラインナップ一覧に載っていたリトルミスターズと全く同じ名前のリトルミスターズを先回りして製造した…というややこしい経緯で誕生した存在だ。通称が(審議中)なのはその為であろうか。 彼女に一定以上の親近感・好意を抱いた人の親族を6親等まで様々な要因で根絶やしにする…という危険な特性を持たされている。ちなみに容姿は十代前半の少女。 因みに、当時は『ワンダーテインメント博士』と混同されることを狙ったのか『クンダーテインメント博士』の名前を騙っていた。 もっとも、悪目立ちしているが故、『博士』は他の要注意団体の怒りを買ってしまうことも多い。 その結果として、SCP-986-JPのように小粋な逆襲を受けてしまうこともあったりするのである。 SCP-892-JP(通称 ミス・げいじゅつはばくはつだヴァンダリズムに反逆を) やっぱり、一般社会で暮らしていた女性芸術家を、詐欺同然のやり方で改造して生み出した『博士』のリトル・ミスターズ…だった「どんな芸術が向いているか」を教えてくれる胸像。 本来の異常性は、手を触れた芸術産品を約二倍の重量をもった爆発物に変質させ、自爆させるという危険極まりない物であった。 なお、彼女を生まれ変わらせた人物とはズバリ…世界各地の財団がマークしている要注意団体の一つである『Are we cool yet?』である。 『博士』の方は訴訟を起こす気満々のようであるが、『Are we cool yet?』側からは「アカンベー」付きで嘲りの文句が送られてきたのみであった。 …て言うか、『博士』、あんたは訴えられる側だろうが。 『うるさいくたばれバ―――――――カ!!!』 追記・修正は平和主義者の方にお願いします。 ▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-986-JP - 2人のいいひと by jet0620 http //ja.scp-wiki.net/scp-986-jp SCP-345-JP - ミスター・とりっくあんどとりーと by Ikr_4185 http //ja.scp-wiki.net/scp-345-jp SCP-602-JP - ミズ・きみのだいじなひとを(審議中) by boatOB http //ja.scp-wiki.net/scp-602-jp SCP-892-JP - みす・げいじゅつはばくはつだヴァンダリズムに反逆を by kyougoku08 http //ja.scp-wiki.net/scp-892-jp この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] Aのほうは下手するとketerになってもおかしくないけどちゃんと収容されてるの? -- 名無しさん (2017-02-25 12 13 27) 明確な対抗策であり、本人が積極的なBの存在が大きいと思う。製造元もノリノリだし -- 名無しさん (2017-02-25 12 40 24) 偽物の作ったscpと纏めてナンバリングされるのってあまりいい心地はしなさそう -- 名無しさん (2017-02-25 13 00 28) ワンタメ博士とパチモン博士の関連について、説明が冗長すぎる気がする。ワンタメ博士の項目にまとめるか、パチモンの方の項目を作った方がいいのでは -- 名無しさん (2017-02-25 13 29 52) 偽物の「博士」の事が大嫌いなのは非常によく分かるし、そういう嫌われ役なのは確かだが、ちょっと本物の方の肩を持ち過ぎな気もする。あっちはあっちで割といろんな所に迷惑をかけている訳で...あとSCP-345-JPの説明は大事な部分が抜けていると思う。 -- 名無しさん (2017-02-25 15 19 45) ワンダーテインメント博士に肩入れしすぎている、と言う指摘もごもっともなのでなるべく中立となるように改稿しました。申し訳ありません。 -- 筆者 (2017-02-25 16 20 24) まあそもそもこのSCP自体ワンタメの肩持ちすぎというか「わるい博士といいワンタメ」すぎてあんまり好きじゃないな… -- 名無しさん (2017-02-25 18 34 20) 引用元部分のこのオブジェクトのナンバーが闇子ちゃんになってない? -- 名無しさん (2017-02-25 20 33 50) SCP-602-JPのタイトルは「ミズ・きみのだいじなひとを(審議中)」だったよ。今確認したからあってるはず。 -- 名無しさん (2017-02-26 00 49 57) GAWが日本支部に上陸してきたんで、今後あちらさんのパチモンミスターが混ざって三つ巴の抗争になる可能性が出てきた -- 名無しさん (2017-05-26 09 32 01) ミスター・かおだらけはscp-286-jp「だった」。そのナンバーは如月工務店がある一家のために無償で建てて上げたマイホウム「だった」。現在はクトゥルフみたいな効果のミラーボールに「なっている」。削除された記事が見たいもんだ -- 名無しさん (2017-06-09 14 14 29) ワンタメは「取扱説明書通りに使えば安全かつ効果的」なのが基本で悪意がないからな。「説明書に従うのが難しすぎる」「従わなかったときに危険すぎる」とかの問題があるけど・・・ -- 名無しさん (2017-06-09 14 40 41) 「ワンダーテインメント博士がお客様の希望するオーダーメイドの商品をお作り致します」←この一文すごくワクワクする -- 名無しさん (2018-04-15 22 34 12) 博士が悪意ありすぎるからそれと喧嘩しようとすると第三者視点でいい人にどうしても見えてしまうというのもあるんだろうな。ところで、これの訴訟ってどこの裁判所でやるつもりなんだ… -- 名無しさん (2018-11-15 13 50 18) どこぞのラーメン屋のように中立な裁判所でもあるのだろうか -- 名無しさん (2018-11-15 14 06 58) そういう要注意団体ありそう -- 名無しさん (2019-07-13 23 39 49) 本家ワンタメvs「博士」の訴訟とかアノマリーのオンパレードになりそうな予感。なんならそのためだけに「ミスター・べんろん」みたいな名前の弁護人SCPとか作りそう。 -- 名無しさん (2020-12-09 14 27 01) こういう要注意団体に他の団体が対抗するの好き。 -- ミスター・ななし (2022-11-03 19 46 18) 訴訟は良くないぞ。仲直りしたまえ。 -- 名無しさん (2023-05-30 06 06 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/45610.html
登録日:2020/07/23 Thu 22 10 47 更新日:2024/06/06 Thu 17 25 39 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 SCP SCP Foundation SCP-020-JP SCP-JP SCP財団 Safe 少女 日本生類創研 翼人 遺伝子操作 SCP-020-JPはシェアード・ワールド『SCP Foundation』の日本支部に登場するオブジェクトのひとつである。 項目名は『翼人』。 オブジェクトクラスはSafe。 概要 SCP-020-JPは、10~12歳の女の子である。 この少女の異常性であるが、なんと両腕が鳥のような翼になっている。 翼は天使のように背中から生えているのではなく、両手が変化したもの。ハーピーがイメージとしては近いかもしれない。 翼は本物の鳥のように柔軟で軽量な骨に支えられており、羽毛もしっかりと生えている。 大きさは開帳3mとそこそこ大きい。 遺伝子を調べた結果、██%のDNAがタンチョウ(*1)と類似していることが分かった。 つまり、両腕の翼は遺伝子操作の結果であると思われる。 無理な遺伝子操作の代償か、この少女は先天的な発育不良であり、骨粗鬆症(*2)の症状も見られる。 加えて[編集済]の一部や内臓が不完全であり、一般的な食べ物は消化できない。 このためか、130cmの身長に対して体重は20㎏ほどしかない(*3)。 ちゃんとした教育を受けていないのか、知能は4歳児ほど。 しかし脳に異常はないようで、新しいことを教えればちゃんと覚える様子。 その他、発声器官に異常は見られないが、一言も喋らない。 ……で、この娘は飛べるのか? Noである。 胸と腕の筋肉には多少の発達が見られるが、それを加味しても飛行するためには全く不十分。 そもそも、SCP-020-JPのモデルと思しきタンチョウの体重はわずかに8.8㎏。 先ほど体重が20㎏は軽すぎると書いたが、「それは人間としては」であり、空を飛ぶ鳥としてはあまりに重すぎる。 加えてSCP-020-JPの骨格は、翼以外はほぼ人間と同じ構造である。 鳥類の骨格は飛翔に適した特殊な構造をしており、骨は中空構造の中に支柱が入っていることで頑丈さと軽量さを両立している。 骨粗鬆症や内臓の欠陥はもしかしたら遺伝子操作の弊害ではなく飛ぶために故意にそうされたのかもしれないが、「体の頑丈さ」が欠けている時点でどのみち飛翔は無理。 収容後に2回飛ぼうとしたことがあるので、自分の翼が何のために使われるのかは理解しているようだが、結局墜落して足の骨を折ってしまった。 飛ぶのは無理でもニワトリのように羽ばたきを生かしてのジャンプぐらいはできるのかもしれない。まあ着地したら骨折しちゃうんだけどね 彼女を生み出した存在は空を飛ぶ人間を作りたかったのだろうが、現実的に考えて人型の生物が生身で空を飛ぶのはかなり無理があるのである。 つまりSCP-020-JPは、「ただ両手が鶴みたいな翼になっているだけの病弱な女の子」に過ぎない。 基本的に自分の意思を持ったオブジェクトはどんなに無害そうでもオブジェクトクラスEuclid以上に指定されるが(*4)、SCP-020-JPは自力で脱走するのはほぼ無理なのでSafeとなっている。 食事は、ちゃんと消化できるように穀類と野菜をふやかしてよくつぶしたものを1日3回与え、3日に1回は外をお散歩する。 このときは腰ひも付きリードを付け、担当職員監視の上で行う。 特別収容プロトコルは以上の通りシンプルだが、一つだけよく分からないものがある。 それは「食事を与える際に担当職員は指定の仮面を着用する」というもの。 これはSCP-020-JPの収容経緯が大きく関係している。 収容経緯 SCP-020-JPは██県████山中で衰弱してカラスに襲われているところをたまたま近くにキャンプに来ていた大学生グループに発見され、保護された。 その後、██自動車道で実施されていた検問によって財団の知るところとなり、収容に至ったという。 ……検問の人は大学生グループの乗った車に両手が鳥の女の子が乗っててぶったまげたに違いない。 発見当時SCP-020-JPは病院の検査着のようなものを着ており、左足に足環がはめられていた。 この足環には「日本生類創研 T-003」と刻印されていた。 ………あー、なるほど。 識別番号003ということは彼女のような存在があと2人はいるということだろうか? この足環は電磁波を発しており、SCP-020-JPを監視するための発信機と思われる。 発信装置は足環にがっちり溶接されており、分解できなかったため切断してSCP-020-JPの足から取り外し、別途保管している。 SCP-020-JPを保護した大学生の一人へのインタビュー記録がこちら。 インタビュアー ████博士 付記 SCP-020-JP回収時、サイト████にて発見の際の状況を記録。 録音開始(20██/08/24) ████博士 さて君で最後だ。えー██████君。カーチェイスでお疲れのところすまないが、もう少し辛抱してくれ。 ██████ いや疲れてるけどさ。まあ運転してたのは███だし…全っ然状況がわからねえんだけどあんたら何なの。あと、あの子…あの子は大丈夫なのかよ。 ████博士 ああ、怪我は見た目ほど大したことはないな。どちらかというと栄養失調の方が問題だったが、まあ大事はあるまい。 ██████ …あの子、なんなのさ。知ってんだろ。酷い事とかしてねえよな。 ████博士 即答できればいいんだが。それを知りたくて我々も君らに質問をしているわけだ。大丈夫、我々は彼女を守りこそすれ、傷つけることはないよ。他の友達へも同じ質問をしているが、最初から話してくれるかな。 ██████ なんか腑に落ちねえけど…えーと、俺ら夏休みで、サークルの連中で█████山のキャンプ場から帰る途中だったんだよ。午後五時ぐらいだったか、███道から20分?30分ぐらい走ってるときに、最初にアッキが林の奥になんかあるって気づいたんだ。50mぐらい先かな、 カラスがいっぱいいて…動物の死体かなんかだと思ったけど、人の死体なんじゃないかって███が冗談言ってさ。それで俺ら悪乗りして車降りて見に行ったんだよ。 ████博士 そうして近づいてみると、あれ…彼女が倒れていたと。 ██████ まあ、そう。最初はでっかい鳥かと思ったけど足が見えてさ。動いたからびっくりして、とにかく枝とか鞄とか振り回してカラス追い払って…本当に近寄るまでは鳥と人が一緒にいると思ったから…びびった。 ████博士 そうだろうね。他におかしなものや気づいたことは? ██████ いや気づかなかった。山ん中だし。あの子はガクガク震えてうずくまってて…顔あげたら俺と目があって、いきなりこっちガッと抱きついてきて。とにかく怪我してるしさ。助けなきゃ、って最初に言ったのは俺だけど、たぶん他の二人もみんなそう思ってた。 ████博士 そこなんだが。その…彼女はどう見ても人間ではないと君らの目にも映ったわけだが。それでも助ける必要があると思ったのかね?全員が? ██████ …ったりまえだろ!そりゃあんななりじゃ普通に病院にはつれてけねぇなとか、いろいろ考えはしたけど…大体人間だろうがただの鳥だろうが、弱ってる奴が襲われてるとこ見て助けなかったら人でなしじゃん。そんで追い払ったあと、人間じゃないからやっぱり放っておこうなんてしねえよ! ████博士 …うむ、いや失礼した、人間として当然の行動だ。彼女の外見が愛らしい少女のようではなく、たとえば人の腕のついた鳥でも君は正義の心で助けたろう。 ██████ クソむかつくなおっさん…まあでもこう、走ってるときになんか自分の知らねぇ世界があるんだ、って映画みたいな高揚感?はあったけど。いやあの子にゃ悪いんだけど。授業はかったるいし、休みったって部室でいつもの連中とだべってるだけだったし。それに車んなかであの子しっかり俺にしがみついてて…それでまあ、これは俺らで守ってやんなきゃならないな、ってさ。 ████博士 ハハ、初々しいね。まあ大体分かったありがとう。あと少々検査をしたら、お友達ともども帰宅の許可がでるよ。 ██████ っておい、おっさん最初の質問答えてねえぞ。ここなんなんだよ、なんかの研究所なんだろ、まさかあの子みたいなのもあんたらがここで作ったんじゃな(雑音) 録音終了 終了報告書 その後の実験の結果、SCP-020-JPが特別な影響力を及ぼしてはいないことが確認されたため、3名は他の目撃者同様、AクラスからBクラスの記憶処理を施して解放されました。 - ████博士 受け答えを見るに「どこにでもいる普通の学生」といった感じだが、熱い正義感を持った心優しい青年だったようだ。 そしてこの博士が微妙にむかつくことには同意 SCP-020-JPは収容後に極度のストレス状態となり、まったく食事をとらなくなってしまった。 調べたところ、彼女を発見したインタビュー記録の大学生への刷り込みが確認された。 つまり、SCP-020-JPはあの大学生のことを親かそれに近い存在と認識してしまったのである。 Bクラス記憶処理を実施してもこの刷り込みは消えず、さらに強力なCクラス記憶処理が検討されたものの、SCP-020-JPが何か日本生類創研の情報を持っているかもしれないという意見からそれは見送られ、████博士の考案した「代替案」により収容を行っている。 その「代替案」というのが仮面であり、SCP-020-JPが慕う大学生の顔がプリントされただけのチープにも程があるもの。 いくら4歳児並みの知能しかないとはいえばれそうなものだが、今のところこれで何も問題は起きていない模様。 万が一ばれたらまずいと思ったのか、いくら収容のためとは言えいたいけな少女をだます真似に罪悪感を抱いたのかは定かでないが、ある職員が例の大学生に事情を明かして彼女の世話役として雇ってはどうかという提案をした。 それに対しての████博士の解答がこれ。 ██████君を再記憶処理して、SCP-020-JPの飼育員補助に? 確かに実行するのは簡単だし、財団はSCPへの対処に必要とあらば潤沢に予算を取るだろう。 しかし安価な方法で十分ならば余計な予算の承認は降りないだろうな。 大丈夫、餌やりだけならその仮面でも、あれに本物の██████君と、君とを区別する能力はないよ。- ████博士 翼を持つ少女は今日も明日も大好きな「彼」と一緒に暮らしていくのだろう。 しかし、彼女はそれが「彼」ではないことに気付くことはない……。 SCP-020-JPが関係するTale Taleとは、SCPを題材とした二次創作小説である。 彼女の神さま 前半はSCP-020-JPの世話役の職員、後半はSCP-020-JP視点から書かれたTale。 担当の職員は自身の顔が仮面であることに気付かないSCP-020-JPに呆れと憐憫の感情を抱きながらも、プロトコルに従って食事を与える。 出て行く職員の背中を意味ありげに見つめるSCP-020-JP。 …そう、彼女はそれが「彼」ではないことにとっくに気付いていたのだ。 翼を持つ少女は寝る前に世界のどこかにいるであろう「彼」に思いをはせる。 幼い彼女は果たして何を思うのか…。 旅立ち こちらはSCP-020-JPを救った大学生のその後。 記憶処理により少女のことを忘れてしまった彼は、大学の学園祭を楽しむ。 「催眠術体験」と書かれたブースを見つけ、ちょっとした興味から中で催眠術を受けたが、途中で眠ってしまう。 学園祭の後、友人と今後の予定を話していた彼は、唐突に忘れていた記憶を思い出す。 ……翼を持った女の子と出会った夏のことを。 しかし一緒にいたはずの友人は誰もそのことを覚えておらず、「疲れで夢と現実がごっちゃになったかも」とお茶を濁す。 学園祭から1か月たった時、大学の食堂で昼食をとっていた彼に1人の怪しい男が声をかける。 彼はオカルト研究会「霧の探求者」の一員であり、学園祭で彼に催眠術をかけたのは彼だという。 そして本当は催眠術などではなく、「記憶回復術」という失った記憶を取り戻す儀式だったという。 彼の取り戻した記憶を聞いた男は、少女はある「秘密結社」にさらわれたと語る。 「ソレイユ」と名乗るその男は彼にある提案を持ちかけた。 「私たちの仲間になりませんか?」 「あなたが見つけた女の子は今のままでは危ないのではないでしょうか?」 「あなたが一人で行動するよりはるかに多くの情報が『霧の探求者』にいることで得られると思います」 そして彼は“旅人”になった。 余談 「翼のある少女」というルックスと庇護欲を刺激する繊細さからか、Tale以外でも二次創作での人気が高く、様々なイラストが描かれている。 容姿の公式設定は「両手が翼になっている」というだけだが、モデルになっているタンチョウのイメージからか銀髪+色白の幼女として描かれることが多い模様。 端的に言うと日本支部のアイリス枠。 彼女のウ=ス異本がロリコンものなのか獣姦ものなのかはアニヲタ諸君各々の判断に任せる またこの記事では日本生類創研について分かった体で進行しているが、メタ的にはこの報告書が投稿されたのはニッソが登場してすぐ(確認できる限りでは二作目)のため、まだまだ設定の固まっていない時期のオブジェクトである。 もっとも(やはり確認できる限りでの)第一作であるSCP-030-JPも脱走事案なので、固まるも何も元からこんなんだったとも言えるが。 追記・修正は翼を持つ女の子の幸せを願いながらお願いします。 ▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-020-JP - 翼人 by mizuno http //ja.scp-wiki.net/scp-020-jp 彼女の神さま by Kiryu http //scp-jp.wikidot.com/kiryu-tales-2 旅立ち by Hukazawa_Moai http //scp-jp.wikidot.com/moai-tale-01 この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ブラックジャックかな -- 名無しさん (2020-07-23 23 03 34) Taleとは、SCPを題材とした二次創作小説である。の説明いる? -- 名無しさん (2020-07-23 23 36 19) こう言うの作りそうなのニッソだよなーと思ってたらニッソだった。下半身が魚になる奴も作ってたよね -- 名無しさん (2020-07-24 00 08 46) ニッソ初登場だっけ? -- 名無しさん (2020-07-24 00 17 29) ↑3むしろ、これまでTaleをきちんと説明してる記事の方が希少(というかほぼない)からあっていいんじゃないか -- 名無しさん (2020-07-24 01 02 58) 古い記事だからだろうけど、博士のキャラに違和感あるなあ。本家記事にもこんな無駄口叩いて一般人煽る博士ってそうそう出てなかったと思うんだけど -- 名無しさん (2020-07-24 03 53 46) 意識してるかは知らないけど他記事に輪をかけてラノベ調だよね。補正ないやつが主人公ムーブしてもまあ本来の主人公様には勝てないよねって皮肉が見えて俺は嫌いじゃない作者の人がそこまで考えてるかは知らないけど -- 名無しさん (2020-07-24 03 56 45) この博士はなんというか煽っていると言うより拗ねてるように見えた。ヒロイックな主人公みたいなこと言いやがってこの世界は怖いんだぞオブジェクトの事も知らねえ癖に……と身勝手にひがみっぽく拗ねてる感じ。無論それでも非合理な八つ当たりじみてるが。 -- 名無しさん (2020-07-24 07 11 14) 別に博士はそこまで酷い事言ってなくないか?皮肉屋ではあるけど -- 名無しさん (2020-07-24 10 10 11) この博士の「彼女の外見が愛らしい少女のようではなく、たとえば人の腕のついた鳥でも君は正義の心で助けたろう。」ってところ大好き -- 名無しさん (2020-07-24 10 43 27) 学生に感情移入してるから博士が悪く見えるけどそんな一時的なヒロイズムなんかに財団は付き合ってられないんだからな -- 名無しさん (2020-07-24 11 01 53) 今の時代だったら、介護食(キューピーの優しい献立、とか)を食べさせることになりそうだね。あれ、かまなくていい食事もあるそうだし。 -- 名無しさん (2020-07-24 11 06 54) ↑2学生本人もちょっと自覚してるし、この若さならまぁ無理はないんだけど、非日常感と自分の正義感と可愛い女の子に頼られてる優越感に酔ってるだけだしな。 -- 名無しさん (2020-07-24 11 12 38) 子供のうちにレッド○ル飲んじゃったか・・・ -- 名無しさん (2020-07-24 12 21 14) ラノベっぽいと見るか、ラノベになりそうな話もSCPでは記憶処理と仮面ですんでしまう皮肉ととるか。後者だと考えると嫌いではない -- 名無しさん (2020-07-24 13 15 50) 背中に羽根を生やすんじゃなくて腕が羽根になっちゃってるからもし飛べても人間混ぜる意味が消えてるんだよね。ニッソでも試作品か失敗作扱いされてそう -- 名無しさん (2020-07-24 13 58 31) ↑9 ただの善意の一般人へのインタビューで財団職員がわざわざ皮肉屋になってる時点で拗ねてる感が凄い。またある意味では必要もなく立場に酔ってると言う意味では同類じゃないかなこの一般人と博士。ヒロイズムに酔った子供と、ヒロイズム否定で「お気楽な子供とは違う」とわざわざアピールしたがる子供。 -- 名無しさん (2020-07-24 17 05 15) 「この博士も財団に入りたての若い頃は正義感に溢れてたけど、その後財団の現実を知って皮肉屋になり、学生にかつての自分を重ねた」説すき -- 名無しさん (2020-07-24 19 40 42) マーメイド化させるアニサキスを作ってたし、ニッソは他にも鳥人間を生み出す研究をしてたんだろう -- 名無しさん (2020-07-24 20 32 57) ↑10ヒロイズムに付き合ってられないなら、それこそもっと事務的な態度になるのが財団的だと思うんだけど……この博士が財団職員っぽくない振る舞いだなーと思っただけで、学生に感情移入はしてないよ -- 名無しさん (2020-07-25 01 01 50) ↑財団職員っぽさなんて人の数ほどあるぞ。 -- 名無しさん (2020-07-25 01 04 19) 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2020-07-25 14 31 14) 死刑囚(Dクラス)も優秀な科学者も貴重なんだから,大学生1人でいいなら雇いそうな気もするけどね,実験や収容のためにもっと金使ってるオブジェクトなんて大量にあるし。 -- 名無しさん (2020-07-27 02 37 47) ↑「雇う」ってことは継続的に給料払うってことだからなぁ。お面の製作費(及び維持費)と比べるとやっぱり高いし、「もっと金使ってるオブジェクト=金つぎ込まないとヤバいオブジェクト」だから少しでも切り詰めて金をそっちに回さないといけないしで、お面を使う選択は納得できる。 -- 名無しさん (2020-07-27 08 26 22) 財団に忠誠を誓っていない人物を、オブジェクトという機密に触れさせて通いにするというリスクは負えないから、雇用と言いつつ実質軟禁状態にせざるを得ない。お面で足りるところ、追加でなんの罪もない人間の人生を一人分終わらせる必要性はあるか? -- 名無しさん (2020-07-27 08 36 06) あまりヒロイズムに酔ってるとかじゃなくて純粋な正義感って考えたいな、順当に進めば少年誌かラノベの主人公になり得た人格だがそんな世界観では無かった……って方が無常観あるというか -- 名無しさん (2020-08-09 12 21 09) 概要に「大きさは開帳3m」とありますが「開長」(または「翼開長」)ではないかと思います -- 名無しさん (2020-08-09 16 24 29) もし例の大学生を雇ったとして、「可哀想だから」と逃してしまったらどうするんだ?というリスクがある。SCP-231のように。まぁあっちみたいな酷い扱いは受けてないけど、「自由にしてやりたい」とか言い出しそうで… -- 名無しさん (2020-09-05 00 39 21) 知性のある人型でsafeクラスってこの子とカクタスマン(SCP-2800)以外だと何があるっけ? -- 名無しさん (2020-11-02 03 46 04) 翼人伝承会……(ボソッ -- 名無しさん (2020-12-09 15 26 43) ↑2 SCP-1370もじゃない? -- (2022-03-01 21 29 43) ↑3 あとSCP-105もじゃない? -- (2022-03-01 21 38 03) あやういのは財団としてはその正義感が現実改変能力ではなないと証明出来ないところか -- 名無しさん (2024-05-27 22 36 32) チープ過ぎる代替案は絶対どこかしらで綻びが出るものよね -- 名無しさん (2024-06-06 17 25 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/42894.html
登録日:2019/09/22 Sun 11 13 05 更新日:2024/09/24 Tue 21 06 18NEW! 所要時間:約 25 分で読めます ▽タグ一覧 Euclid FPS QUAKE SCP SCP Foundation SCP-2639 SCP財団 デスゲーム ビデオゲーム・バイオレンス 燃えるSCP いつか真の暗闇に落ちる私たちが、いま仮の暗闇で出来ること。それは昔と変わらない。 SCP-2639はシェアード・ワールドSCP Foundationに登場するオブジェクトである。 オブジェクトクラスはKeterEuclid。 メタタイトルは「ビデオゲーム・バイオレンス」。 概要 SCP-2639は1立方kmの異常な空間が発生する現象である。余剰次元が出現するわけではなく、それまでは普通の空間だった範囲内で異常なことが巻き起こる形になる。 何が起きるのかというと、異常実体群(SCP-2639-A)とオブジェクト群(SCP-2639-B)が発生するのだ。 SCP-2639-Aは3体の人型実体で、異常な武器や装備を身に着けている。スピード・パワー・スタミナ・ダメージ耐性のどれをとっても超人的で、苦痛や不快感を全く表に出さない。 そればかりか、破壊されても即座に無傷のコピーが範囲内のどこかにリスポーンする。 SCP-2639-Bは範囲内に存在する実体を持たない22種類のオブジェクト群で、地上10cmに浮かびながらコマのように回っている。-Aに接触されることで消失し、-Aにとって有益な何かが起こる。具体的には新兵器の獲得・パワーの増強・ダメージ耐性の強化などなど。 特筆すべきこととして、「弾薬パック」とされる-Bは-Aまたは範囲内の非異常性の人間が死亡した時にのみ出現するらしい。 SCP-2639-Aおよび-Bは出現してからおよそ1~2時間で消失し、不可視の障壁により-Aは範囲からは出られない。 要は発生すると世界のどこかが強制的に戦場になり、超人兵士3人に破壊し尽くされるわけだ。予防手段もないだろうし発見も対抗も難しく、Keter指定もやむなしだろう。 元記事には「SCP-2639事案データベース」というものの一部があるが、確認できるだけで2009年8月18日時点で231件ものSCP-2639が発生しているらしい。事案ナンバー231ではSCP-2639はイタリアにある小さな教会を中心として発生し、最終的に死者54名・負傷者42名が出てしまった。タンクローリーが転覆炎上したとのカバーストーリーで収まったが、このレベルの事案が200件以上も発生しているのは非常にまずい。 また、ここまでの描写およびメタタイトルでコレがどういう異常なのか少し勘付いた方もおられるだろう。 2010年にこれの原因とも言えるだろうオブジェクトが見つかった。 SCP-2639-Cは異常改造されたデスクトップPCで、電源なしに動作し続けている。そして、これまた異常改造された「QUAKE」というオンラインFPSのデスマッチを1997年からずっとホスティングしていたのだ。 このデスマッチには3人の参加者が異常な手段で接続されており、すでに身元が特定されている。 グロリア・スタンフェルド(16) ジム・イヤーデン(16) トーマス・ワーデン(15) 彼らは1997年6月18日に失踪していたことも判明している。-Aの正体は彼らだと見て間違いないだろう。 この3名の実体は、オンラインFPSに取り込まれて現実世界にロードされ十何年もドンパチやっている若いビデオゲーマーだったのだ。 すると-Bはいわゆるアイテムの類だろう。 後述するが、彼らは自分たちがゲームに取り込まれていることも、ゲームじゃなくて現実で戦っていたことも、そもそも10年以上ゲームし続けていることにすら気づいていなかった。起こした被害は凄まじいが、被害者でもあったのだ。 しかし財団がホストマシンである-Cを発見できたことで、彼らへのコンタクトが可能になった。これ以上の被害を出さないために、というより彼らにこれ以上の”ゲーム”を起こさせないために、彼らを止めなければならない。 チャットログ 参加しているのは以下の4名。 [GRRGRL] - SCP-2639-A、グロリア・スタンフェルド。 [WTF_STFU] - SCP-2639-A、ジム・イヤーデン。 [BOOGER] - SCP-2639-A、トーマス・ワーデン。 [JBREINER]- SCP-2639担当職員、ブレイナー博士。 チャットログ001 [GRRGRL] ハハハ [WTF_STFU] 俺の科学銃でその顔をフッ飛ばしてやったぜ [BOOGER] まぁ確かに顔面アレな感じにされたことはあった [BOOGER] 科学じゃなかったけど [WTF_STFU] D [WTF_STFU] 3 [BOOGER] 3 [GRRGRL] 次のマップ選んでよ [GRRGRL] またデスマッチ? [WTF_STFU] ああ いつものように新しいゲームを始めようとする彼ら。「顔をフッ飛ば」されたのは敵のモンスターなどではないのだ。止めなくてはならない。 [JBREINER] ちょっと失礼します。 [GRRGRL] えっ [GRRGRL] 誰? [WTF_STFU] 今すぐ消えな [BOOGER] 優しくね [GRRGRL] ごめんなさい、でもここはプライベートなサーバーなの [JBREINER] 承知しています、お邪魔して申し訳ありません。 [JBREINER] しかし貴方がた3人とお話ししなければいけないのです。 [WTF_STFU] BANしろ [WTF_STFU] 次のマップ読み込めよ [GRRGRL] 待って そもそもあなたはどうやってこのサーバーに入った? [JBREINER] 我々の発見したコンピュータからアクセスしています。 [JBREINER] 貴方がたの一人が所有している物ですね? グロリア・スタンフェルドさん? [BOOGER] …え [WTF_STFU] クソハッカーめ [WTF_STFU] いいからBANしろよ 行こうぜ [GRRGRL] どうして私の名前を知っているの? まあ、完全に自分たち3人しかいないと思っていたチャットにこんな人が入り込んで来たらこういう反応になるのも当たり前だろう。15歳やそこらなのだし。 また、-Cはグロリアのものであり彼女自身も巻き込まれていることから彼女は原因ではないことがわかる。 ともかく、まずは彼らに現状を把握させることだ。 [JBREINER] 我々は今、ある事を把握しようとしています。貴方がたの中に、今、自分が何処にいるかを説明できる人はいますか? [WTF_STFU] なぁ なんでまだこんな荒らしと話さなきゃなんねーの [GRRGRL] 待って [GRRGRL] "自分が何処にいるか"って、どういう意味? [JBREINER] 周囲の状況を説明できますか? 貴方の前にあるコンピュータの画面以外をです。 [BOOGER] …えっと [BOOGER] できない [WTF_STFU] 構うとつけあがるぞ [BOOGER] いやそうじゃなくて [BOOGER] ホントに説明できない [BOOGER] どうなってんの [BOOGER] この画面以外には何も見えないよ [WTF_STFU] wtf [WTF_STFU] wtf [WTF_STFU] 俺も見えない [WTF_STFU] あいついったい何しやがった [JBREINER] オーケイ。私は何もしていません。あまり納得できない事とは思いますが、我々は貴方がたが全員、このコンピュータに閉じ込められていると考えています。 [GRRGRL] 私も [GRRGRL] つまり、何も見えてない [GRRGRL] このスクリーン以外 [WTF_STFU] 俺はそもそもどうやってタイピングしてんだ [WTF_STFU] キーボード見えない ここでようやく、彼らはただゲームしているという状態ではないことに気付いた。スクリーン以外何も見えていない、キーボードも見えていないのに文字は打てる。 もはや彼らはスクリーンを見て・キーボードを見て文字を打つのではなく、スクリーンの情報をそのまま視覚情報として認識し、文字情報をキーボードすら介さず直接パソコンにぶち込む状態になっていた。 [JBREINER] まずは落ち着きを保つよう努めてください。困惑し、動転しているのは分かります。しかし我々もまたこれを理解しようと試みている事は伝えておきたい。 [JBREINER] 我々は助けるためにここにいるのです。 [JBREINER] しかし、貴方がたがこれ以上お互いに試合を行わないようにするのが必須事項でもある。 [GRRGRL] なぜ? [WTF_STFU] 俺たちはどれだけ長くこうしてるんだ [WTF_STFU] どれだけ長くこのゲームをプレイしてる [WTF_STFU] 何が起きてる [WTF_STFU] wtf [BOOGER] まあ落ち着きなよ [BOOGER] 大丈夫だから [BOOGER] これが何だろうと僕らきっと理解できるから [GRRGRL] なぜ試合をしてはいけないの? [WTF_STFU] マジで言ってんのか 誰が気にするか [WTF_STFU] 俺はなんでこのクソ画面しか見えないのかが知りたいんだよ [GRRGRL] いや違くて そこは賛成する [GRRGRL] ただどうして私たちが試合しないのが*必須事項*なのか気になっただけ [JBREINER] 貴方がたを救助する試みを複雑にする可能性があります。 [BOOGER] Ok あまりに重大な事実を知ってジムは取り乱しているが、ほか二人はおおむね落ち着いているようだ。しかし、彼らにとっての真の問題はこれからなのだが…。 ともかく、まだ財団としてもわかっていないことが多い。一度彼らの協力の元、SCP-2639を発生させて状況を見る必要があるだろう。 [BOOGER] いつから僕らはここにいるんだ? 夢の中で起きてるような感じがする [WTF_STFU] はっきり覚えてる [WTF_STFU] 何百回も試合した [WTF_STFU] 何週間でもここに居座れるぐらい [WTF_STFU] クソ [BOOGER] 僕らの両親は何が起きてるか知ってる? [JBREINER] いいえ、まだです。彼らは貴方がたが全員1997年に失踪したと考えています。 [WTF_STFU] 待て なんて言った [WTF_STFU] 1997年にってどういう意味だ [BOOGER] いつから僕らはここにいる? [BOOGER] ?? [BOOGER] ハロー? [BOOGER] 今日の日付は? [JBREINER] 今は2010年です。 [BOOGER] え?? [BOOGER] まさか [BOOGER] そんなわけない [WTF_STFU] 俺たちは10年以上ここにいる [WTF_STFU] もう10年以上もこんなゲームプレイしてる [GRRGRL] どうして試合すると"複雑に"なるの? [WTF_STFU] 黙れ [WTF_STFU] 黙ってろ 知ったことか [WTF_STFU] 俺たちはよりによって10年もお前のクソサーバーでQUAKEプレイしてんだよ [WTF_STFU] なんで止めてほしいかなんてどうだっていい [BOOGER] ジム [BOOGER] ジム、よしてよ。 [BOOGER] ジム? [WTF_STFU] 畜生 [WTF_STFU] クソ [WTF_STFU] ごめん [WTF_STFU] ごめんな [GRRGRL] 別にいいよ。 [GRRGRL] 試合を止めて、この事をじっくり考えなきゃいけないだけ。 ここで彼らは13年もゲームをしていたことに初めて気づいた。時間の感覚も希薄になっていたようだ。 そして、なお悪いことに、彼らは落ち着いているというよりはまだ事態を受け止め切れていないだけらしい。 [GRRGRL] JBREINER、まだそこにいる? [JBREINER] はい。失礼しました。同僚と会って、どんな解決策が可能かを議論しています。幾つかの実験が必要かもしれません。 [JBREINER] 恐らく一度、試合を開始するべきでしょう — しかし、実際にプレイする代わりに、我々の指示に従っていただきます。 [GRRGRL] ok [GRRGRL] 何をすればいいかだけ教えて [JBREINER] 次のマップを読み込み、他に何もしないでください。動かず、攻撃せず、そのまま立っていてください。 [GRRGRL] ok チャットログ002 [JBREINER] ハロー? [GRRGRL] yo [GRRGRL] マップ読み込んだ [JBREINER] 了解しました。何が見えるかを伝えてください。 [WTF_STFU] ただの別なカスタムマップ [WTF_STFU] 広いフィールドと何本かの木 [WTF_STFU] ゾンビとロットワイラーが何匹かいる [JBREINER] ロットワイラー? [BOOGER] モンスターの一種 [JBREINER] 成程。他に何か、貴方がたから見える識別可能な特性はありますか? [GRRGRL] 識別可能な特性? [BOOGER] なんでモンスター逃げてんの? [WTF_STFU] いつもそうだろ [WTF_STFU] いや いつもじゃないけどさ 大抵そうだ [WTF_STFU] そういうmodの仕様なんじゃね [BOOGER] そっか。今まで考えもしてなかった [JBREINER] じっとしていてください。動かず、何も攻撃せずに。今貴方がたを見つけようとしています。 [BOOGER] 見つけようとしているって? 新たなSCP-2639を発生させ、財団がそれを探す実験が始まった。 が、どうやら彼らにはSCP-2639範囲内の人間がモンスターに見えているらしい。それらは人間なのだから当然逃げていくが、これまで疑問に思わなかったようだ。 [WTF_STFU] クソ [WTF_STFU] グラントだ [GRRGRL] 動かないで。放っておいて。 [WTF_STFU] 撃たれてるんだぞ [GRRGRL] それでいい。 [WTF_STFU] 死んじまうよ [GRRGRL] 復活する [GRRGRL] ジム [GRRGRL] ジム やめて [GRRGRL] 撃たないで [GRRGRL] ジム 今すぐやめて [GRRGRL] 撃たせておけばいい [GRRGRL] ジム [WTF_STFU] wtf [WTF_STFU] wtf なんでお前そんなキレてんだ [GRRGRL] グラントじゃない [GRRGRL] 人間だよ [WTF_STFU] 何を言ってんだ [GRRGRL] 警察 [GRRGRL] それか 分かんない 兵士か銃を持った誰か [BOOGER] まさか [BOOGER] 嫌だ [BOOGER] 嫌だよ そんな なんかの胸糞悪いジョークだろ [WTF_STFU] ただの馬鹿馬鹿しいゲームだろ [WTF_STFU] 違う [WTF_STFU] ああ [WTF_STFU] ファック [WTF_STFU] ファック [WTF_STFU] ここは公園だ [WTF_STFU] 俺たちは公園にいるんだ [WTF_STFU] 今までずっと俺がやってたのは [WTF_STFU] 弾が必要になった時俺はただ [WTF_STFU] 違うんだ グラント、狂った兵士。プレイヤーを見つけるとショットガンを撃ってくる。彼らにはそう見えている。ちょっと我慢したが、耐え切れず攻撃し返した。 だが、違う。それはモンスターではなく治安維持のため発砲しただけの警官なり兵士だった。そしてジムはたった今、それを排除した。 そして、彼らは理解してしまった。自分たちが実は何をやっていたのかを。 自分たちがモンスターと思っていたのは、人だった。 自分たちが戦場と思っていた場所は、誰かの暮らす場所だった。 「弾薬パック」は、民間人を殺さないと出てこない。モンスターだと思っていた。 そしてたった今自分は…。 [JBREINER] 失礼しました。キーボードから離れなければいけない事情があったので。 [JBREINER] 絶対に何も行わないでください。そのまま立っていてください。貴方がたの居場所を突き止めました。回収班を派遣しています。 [BOOGER] 僕らはどこにいるんだ [BOOGER] どうやって僕らを見つけた [GRRGRL] どうやったと思う [GRRGRL] きっとニュースを見るだけで済んだと思うよ チャットログ054 [JBREINER] ハロー。 [JBREINER] ? [JBREINER] 誰かいますか? [GRRGRL] yo [JBREINER] 用意はいいですか? 貴方がたが次のマップを読み込まないと実験が行えません。 [GRRGRL] 先生 今日はそういう感じじゃないみたい [JBREINER] どうしました? 何か話したい事がありますか? [BOOGER] ジムが僕らと口を利かないんだ [BOOGER] ここ3日間ずっと黙ってる [GRRGRL] あのね 私たちは感謝してるよ… こう、何もかも [GRRGRL] あなたたちはこれがどういう仕組みになってるかの大部分を理解する助けになってくれた [GRRGRL] 出現する場所の選び方も掴んだ [GRRGRL] でもなんていうか あの後何回か実験もあって、思った場所に出現できるようになったのだろうが、彼らにとっては明らかにそんな場合じゃなかっただろう。10代も半ばの子供が、13年もゲームに閉じ込められ、数えきれないほどの人をそうとは知らないままに殺し続けてきたことを否応なしに突き付けられたのだ。心が折れない方がおかしい。 [WTF_STFU] 俺は何人殺した [BOOGER] ジム! [WTF_STFU] 頼む [WTF_STFU] 教えてくれよ [WTF_STFU] 俺は今までに何人殺したか知らなきゃならない [JBREINER] 確認しなければ分かりません。それに、仮に分かったとしても、その数字が本当に助けになるかは何とも言えません。 [WTF_STFU] 千人以上かな [WTF_STFU] 間違いなく千人以上のはずだ [BOOGER] ジム、やめてくれ [WTF_STFU] 何が最悪って [WTF_STFU] 俺はその人たちを弾薬のために殺した [WTF_STFU] そうすればダチを撃つことができるから [WTF_STFU] いや違う それは最悪じゃない [WTF_STFU] ホントに最悪なのは俺がその人たちの顔も知らないってことだ [WTF_STFU] その人たちはみんなただのゾンビやグラントやロットワイラーだった [WTF_STFU] 俺は自分がどんな人を殺したかさえ分かってない [BOOGER] 僕らは皆そうだよ [BOOGER] 皆が一緒に背負うべき事だ [WTF_STFU] 無理だ [WTF_STFU] 死にたい [WTF_STFU] 死んで当然だ [WTF_STFU] でもどうせ復活させられる [GRRGRL] また後で来てくれる、ブレイナー博士? [JBREINER] 分かりました。 口に出すことはできる。だが、決して彼らに受け止められるようなことではなかった。 もう死んで償いたい。なのにもうそれすらできない身体になってしまった。 真っ先に罪の深さを痛感したのはジムだったが、ほどなくして他の二人も同じことになっただろうことは想像に難くない。 チャットログ059 [JBREINER] ハロー? [JBREINER] 誰か? [JBREINER] ? [JBREINER] 皆さんがそこにいるのは分かりますよ。まだ接続中なのがこちらからも見えます。 [JBREINER] あれから1ヶ月になりますけれど、もう貴方がたは誰も我々と話そうとしない。 [JBREINER] いいですか、私もこれが辛いだろうとは分かっています。 [JBREINER] しかし、そこからただ隠れてばかりはいられないんですよ。 [JBREINER] さて。 [JBREINER] オーケイ。 [JBREINER] 貴方がたは隠れられるのかもしれません。 [JBREINER] 明日また来ます。 打ちのめされた彼らは、チャットに現れなくなった。あまりの罪の重さに何もできなくなったのか、SCP-2639も発生しない。 時間が解決してくれるわけでもない。そうして、時間が流れていった。 チャットログ312 [JBREINER] ハロー。 [JBREINER] 毎週のチェックに来ました。貴方がたがまだそこにいるか、話す意思があるかどうかの確認です。 [JBREINER] 何と言うべきか [JBREINER] オーケイ、これはかなりプロ意識に欠ける言動かもしれないが、率直に言おう。君たちが姿を見せなくなってかなり経つものだから、上層部はもう君らが異常だと見做すことさえほとんど無くなった。 SCP-2639は発生しない現象系オブジェクトになりかけていた。チャットの確認も週一になっており、もうこの時点でEuclidになっていただろう。 彼らは辛くなくなるまで隠れることができる。だが、それでは事態は変わらない。 [JBREINER] だから… [JBREINER] ちょっとした秘密を教えよう。 [JBREINER] 私は君たちに、辛い事だとは理解していると言い続けている。 [JBREINER] しかし本当の問題は、私には見当も付かないという点だ。 [JBREINER] これが君たちにとってどれほどの苦しみかは誰にも分からない。 [JBREINER] 私たちの誰一人として、これがどのような現象かを見極めることさえ出来ない。 [JBREINER] 君たちは皆、気付かないうちに何故かゲームに取り込まれてしまった、ごく普通の若者たちだ。我々が知る限り、君たちは物理的な肉体を持たない。 [JBREINER] そして、自ら進んで犯した過ちではないにせよ、君たちは結果的に… [JBREINER] …数は1,531だった。少なくとも、それが我々に確認できた範囲だ。つまり死者という意味だが。 [JBREINER] そして私は、これがどういうものかを真に理解できる者が、我々の中にそう多くいるとは思っていない。ある日夢から覚めてみるとそれは夢ではなく、大切に思っている人々と過ごしたはずの記憶の全てが実際には… [JBREINER] 私にも10代の息子が一人いる。だから、何だ — 理解できるとは言わない。しかし共感している。もしこういう事が息子の身に起きたら、私は何を思うだろうと想像してしまう。そして… 分からない。起こり得るという事実が、私を怯えさせる。 [JBREINER] 君たちの誰一人として悪だとは思わない。私は… 君たちの身に起きた事は、不公平だと思う。不公平を越えている。 [JBREINER] しかし、暗闇に隠れ続けてどうにかなるとも思っていない。 [JBREINER] 我々と話し合おう。 [JBREINER] 我々のためだけじゃない。君たちのためだ。 [JBREINER] オーケイ、話は以上だ。ぐだぐだと続けてすまなかった。普段のやり方じゃないのでね。 [JBREINER] 来週また来る。 ブレイナー博士はあきらめない。財団職員は暗闇の中で世界を光の中に生かすことが仕事だ。立ち止まることは許されないし彼自身もそうしたくはなかった。 SCP-2639-Aはアノマリーだが、その実ただの若者だ。財団はすでに彼らを確保・収容したが、今のままでは十全に保護しているとは言い難い。それには彼らの協力が必要なのだ。 そんなある時、事件が起こった。 警告 以下の文書はレベル4/2639機密情報です これらのファイルにレベル4/2639承認無しで行われるアクセス試行は記録され即時懲戒処分の対象となります。 チャットログ551 [JBREINER] 助けてくれ [JBREINER] まだ君たちはそこにいるか? [JBREINER] 君たちと会話を試み始めてからどのぐらい経ったか分からない [JBREINER] だがお願いだ、応えてくれ [JBREINER] 君たちの助けが要るんだ。ハロー? 頼む [JBREINER] 反応してくれ [JBREINER] ファック [GRRGRL] yo [JBREINER] ああよかった [JBREINER] 助けが要る [JBREINER] 私はこの研究室に閉じ込められている [GRRGRL] なぜ [JBREINER] 収容違反が起きている [GRRGRL] なにそれ [JBREINER] 全てを教えるだけの時間は無い [JBREINER] だが簡潔に言うと、君たちは我々が収容している唯一の異常な存在じゃない [JBREINER] その中には [JBREINER] 怪物もいる [JBREINER] うち1匹が自由になった ブレイナー博士のいるサイトで収容違反が発生した。相当ヤバいやつだったらしく、博士の研究室にも脅威が迫っていた。 しかし博士は研究室に閉じ込められてしまい、もう彼らに助けを求めるしかなかった。 [GRRGRL] ok [GRRGRL] 私たちにそれをどうしてほしいの? [JBREINER] 我々を助けてくれ [JBREINER] ? [JBREINER] お願いだ [GRRGRL] 自分が何を言ってるか分かってないでしょ、先生 [GRRGRL] 他の2人がまだここにいるかさえ分かんないのに [JBREINER] 奴がホールの外で暴れているのが聞こえる [JBREINER] 頼む、奴は人を殺している [BOOGER] そいつと戦ってほしいの? [JBREINER] そうだ [GRRGRL] まだ生きてた? [BOOGER] 分かんない [BOOGER] 多分そう [JBREINER] 助けてくれないか? [BOOGER] どうする、G? [GRRGRL] なんで私に訊くの トム [WTF_STFU] お前がリーダーだからだろ [GRRGRL] ジム? マジで [GRRGRL] まだここにいたの? [WTF_STFU] 死ねないんだ 打ちのめされていた彼らも、博士の必死の頼みで再び現れた。死にたいが死ねないのでもう何もしないという思考に陥っていたらしい。 彼らの判断はSCP-2639-C、PCとサーバーの持ち主、リーダーであるグロリアに託された。彼女は自分のPCがSCP-2639の始まりだった点から、一番罪の意識を背負っていた。 だが、まだ押し潰されてはいなかった。 [WTF_STFU] だから まぁな [WTF_STFU] お前が決めてくれ [GRRGRL] 無理 [GRRGRL] だって [GRRGRL] 私たちがみんなおかしくなったのは私のせい [GRRGRL] 死んだ人たちのことで自分を責めてるのは知ってる でもジム それはあんたのせいじゃない 絶対に違う [GRRGRL] あれは私のコンピュータで [GRRGRL] 私のmodで [GRRGRL] 私のサーバーで [GRRGRL] できない [WTF_STFU] バカ言うな [WTF_STFU] できるさ [WTF_STFU] 決めてくれ [WTF_STFU] お前の指示に従うよ [JBREINER] 助けてくれ ドアを破っている [GRRGRL] マップ、ロード中。今向かう。 チャットログ553 [JBREINER] ハロー? [GRRGRL] yo [JBREINER] 皆、今日の気分はどうかな? [GRRGRL] マシになった [GRRGRL] お互いたくさん話した [GRRGRL] 何人の人が死んだの [GRRGRL] 昨日のこと [JBREINER] まだ計上中なんだ。それでも。 [JBREINER] 君たちがいなかった場合に予想された数よりも大幅に少ないよ。 [GRRGRL] ok [GRRGRL] よかったって意味 [GRRGRL] あのね 私は率直な答えが聞きたい [GRRGRL] 私はもう答えを知ってると思う だから [GRRGRL] もし嘘ついたら分かる。また黙って過ごすやり方に戻る [GRRGRL] だから次の質問には正直に答えてほしいの。Ok? [JBREINER] Ok。 [GRRGRL] モンスターの他に [GRRGRL] 私たちは誰も殺してない? つまり… モンスターじゃない人 [JBREINER] ああ。 [GRRGRL] 確かなの [JBREINER] 確かだ。私自身と他2人を別とすれば、君たちが出現したエリアの者は全員既に死んでいた。 [GRRGRL] ok [GRRGRL] 私たちもそうだろうとは思った。ただ [GRRGRL] はっきりさせておきたかったから [JBREINER] たくさんの話をしたと言ったね。何について? [GRRGRL] 決断を下す時が来たと思うんだ [JBREINER] 決断? 彼らの”ゲーム”により、ブレイナー博士とサイトは救われたようだ。彼らがさらなる罪を重ねることもなかった。 そして、目を覚ました彼らは話し合っていくつかのことを決めていた。 [GRRGRL] そう [GRRGRL] あなたたちは もうどれくらいになるかも分かんないけど 長い間私たちの実験してる [GRRGRL] でも私たちはまだここに閉じ込められてる [GRRGRL] あなたは私たちに家族と話をさせてくれないし [GRRGRL] 実験でやる事はバカみたいなペット芸ばっかりだし [JBREINER] 分かっている。すまない。君たちと家族の会話を許可できたらいいのにとは思うよ。特に君たちは私の命を、この施設の全員の命を救ったんだから。しかし、君たちの状況は複雑だ。 [GRRGRL] うん [GRRGRL] 分かってる [GRRGRL] でも要点はそこじゃなくて [WTF_STFU] ファッキュー [WTF_STFU] お前らもお前らの実験もクソ食らえってんだよ [WTF_STFU] 要点はそれだ [GRRGRL] もっと穏当に言うとね、私たちがここから出られるとは思えないんだ [GRRGRL] そうでしょ? [GRRGRL] ? [JBREINER] すまない、考え事をしていた。 [JBREINER] 君たちが実験への参加を止める以前、我々は解決策を探っていた。しかし正直なところ、どうすべきか分かっていない。君たちが我々との意思疎通に使うコンピュータを調べてはいるが、そこから君たちを回収する手段は発見されていない。 [JBREINER] そもそも君たちの"精神"がコンピュータの内部にあると示唆する要素が全く無い。どこかの外部ソースから接続しているという方が近いようだ。ゲームの強制シャットダウンについても論じ合ったが、それはほぼ確実に君たちとの接触途絶を意味する — そして君たち同士の接触も絶たれてしまうだろう。 [BOOGER] うん、そうだろうと思った [BOOGER] つまり僕らはここに閉じ込められっぱなし [BOOGER] あなたたちの実験に付き合いながら、コンピュータがいつか壊れるのを待つしかない [BOOGER] そしてその日が来たら、僕らは孤独になる [BOOGER] もうお互いに話すこともない [BOOGER] ただ永遠の暗闇があるだけ [WTF_STFU] ワオ ok エモガキがいる [BOOGER] *髪を垂らして目を隠す仕草* [BOOGER] 君はこれが好きだったよね [WTF_STFU] ハハ [WTF_STFU] 3 [BOOGER] 3 彼らも財団も彼らを現実に戻す方法や、そもそも彼らが正確には今どういう状態なのかすら分からなかった。出来ることがあるとすれば、SCP-2639-Cの電源を落とすことくらい。だがそれをやれば彼らは本当に終わる。 少なくとも現状、戻る望みはない。そして、財団が電源を切らなくても終わりの日は必ず来るだろう。 だったら。 [JBREINER] それで… 私たちはどうすれば助けになれる? 何をすればいい? [WTF_STFU] 俺たちは何かしたいんだ [WTF_STFU] で正直な話 今の俺たちが上手くこなせる事なんて1つしかない [GRRGRL] 私たちはもうかなりの被害を出してきた。私たちのせいで人が死んだ [GRRGRL] 私たちはそれをゲームだと思ってた、でも [GRRGRL] それで死んだ人たちの重みが軽くなったりはしない [GRRGRL] でも私たちにはどうにもならない。それを修正したり、無かったことにしたりできない、それに… うん、私たちにできるのは、コンピュータの電源を落とすようにあなたに頼むことだけ [GRRGRL] そして償いとして、暗闇に一人座り続ける [GRRGRL] でもそれはどの道いつか起きる [GRRGRL] だから、それまで [BOOGER] そう、それまでの間、僕らは命を救えるんじゃないかと思うんだ。 彼らは背負った罪を償うことに決めた。今から何をしても罪は軽くならないし、最終的に無間地獄に落ちることは確定している。ならばそれまでにできることをやろう、と。 それは何かって? [JBREINER] …どのように? [WTF_STFU] よせよ アンタマジで言ってんのか [WTF_STFU] 頭使ってんのかよドアホ [WTF_STFU] 俺たちはエンドレスループ殺人祭りの中でお互い10年以上も殺しの練習して過ごした抑止不可能ほぼ不死身のデジタル死神だぜ [WTF_STFU] 協力プレイの準備はできてる [GRRGRL] 一つだけ条件がある [BOOGER] 人間は無し。 [WTF_STFU] 俺たちは人を殺さない。絶対に。マル。議論終了 [WTF_STFU] モンスターだけだ [JBREINER] 上司と話さなければいけないだろう。 そして… チャットログ554 [JBREINER] ハロー? [GRRGRL] yo [JBREINER] 許可が下りたよ。 通知 機動部隊オメガ-9 (“スクラブ”) 部隊任務 機動部隊オメガ-9は、圧倒的戦力の派遣を必要とする極限状況へのほぼ瞬間的な展開が可能な3体の異常実体で構成されています。 部隊の主たる役割は、暴力的・敵対的な異常存在の収容違反に対する即時対応チームです。 これら3実体との合意の一環として、機動部隊オメガ-9は敵対的な非人間ターゲットの排除にのみ派遣されます。 彼らは今日も、ゲームをしている。 追記・修正はFPSでデスゲームしながらお願いします。 補足 特別収容プロトコル 説明するタイミングがなかったのでここで述べる。 SCP-2639-Cは元あった場所、つまりグロリア家にデータ漏洩から守るための隔離室を作り、そこに収容されている。 ここへのアクセスはクリアランスレベル4が必要で、実験は現在禁止中。 以上。-Aと-Bに一ミリも触れていないのは、-Aの皆はもはや収容対象ではなく機動部隊であり財団の指令で動く存在であることと、彼らが人間に危害を与えることを固く拒否しているから書く必要がないのだろう。 まあ似たような経緯のSCP-3480を見るとちょっと不用意な気がしないでもないが。 Ω-9の出動記録 確認されているのはSCP-3797-ARCに対して。しかしコイツはもはや神様のような何かだったらしくオメガ-12(“アキレウスの踵”)と一緒にかかったが負けた。 これThaumielじゃないの? 作者によると以下二つの理由がある模様。 話のオチを最初に見せないため。 財団上層部は彼らを真には信頼していない。 彼らはあくまで罪滅ぼしのために人助けをしているという側面があるため、財団としてはそういう形で仮にも元KeterのSCP-2639を収容・有効活用できるのなら…ということであくまで"SCP-2639の収容方法として"彼らを機動部隊として起用しているのだ、と考えることもできる。 つまり彼らの活用は手段ではなく目的であり、それがたまたま財団にとって有益だったというだけなのでThaumielにはなっていないのだろう。 事実、作者は「上層部はたぶんSCP-2639-Cに遠隔破壊スイッチつけてるよ」と語っている。 部隊名の由来 「スクラブ」とは英語圏のスラングで、ゲームが下手なやつが格ゲーとかでレバガチャしているのが何かをゴシゴシと洗っている(Scrub)ように見えるので そこから「下手くそ」とか「初心者」みたいな意味で用いられる。なんとも皮肉な名前だ… ▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-2639 - Video Game Violence by The Great Hippo http //www.scp-wiki.net/scp-2639 http //ja.scp-wiki.net/scp-2639 omega9 by Tao McCawley http //scp-jp.wdfiles.com/local--files/scp-2639/omega9.png この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 彼らは良識のある普通の子供だった 普通だったから犯した罪に苛まれ、自身の境遇に絶望し、それでも誰かを助け始めた -- 名無しさん (2019-09-22 12 19 29) これホント熱くて好き、最高 -- 名無しさん (2019-09-22 12 46 05) ↑↑まあだからこそ上層部からすりゃ信頼できないんだけどな・・・財団以外にかどわかされる可能性が否定できない -- 名無しさん (2019-09-22 13 15 53) 通知開いた瞬間鳥肌が全身駆け巡った アイコン含めてめちゃくちゃ好きだわこのSCiP -- 名無しさん (2019-09-22 13 24 04) 通知開いた瞬間テンション跳ね上がった -- 名無しさん (2019-09-22 16 02 23) ↑3 加えて「110-モントーク」とか財団の必要悪系行為が知られた際の反応が未知数なのも。 -- 名無しさん (2019-09-22 16 03 37) 「これを読めるなら…」と同様の実体を持たない存在誕生か!胸熱 -- 名無しさん (2019-09-22 16 25 16) オメガ9ってマスターチーフとかストーム1が3人召喚されて敵を殲滅してくれる部隊だろ…?アベルにも勝てるッ! -- 名無しさん (2019-09-22 17 35 22) 人間型実体に使うのはNG -- 名無しさん (2019-09-22 18 34 50) SCP-832-JPみたいなものかなと思ったら途中から予想外の展開だった -- 名無しさん (2019-09-22 18 42 41) 久々に熱いSCiPを見た こういうSCiPが機動部隊入りするやつ大好きなんだ -- 名無しさん (2019-09-22 18 56 14) JP版だと被害者「ゲーム世界で無双してぇー!」『博士』「願いを叶えてあげたぞ、オンラインFPSの世界だがなぁ!キャラを撃ち殺すと現実のプレイヤーも殺せるぞ!楽しもうね!」とかいう、被害者一覧を見ると小説家になろうを皮肉ったようなSCP -- 名無しさん (2019-09-22 19 57 27) ↑デスゲームは別になろうだけではないよ、他にもある。たまにはなろう以外も読んでみたら? -- 名無しさん (2019-09-22 22 34 35) 同じくThaumielじゃね?と思ったけど、良くも悪くも精神が10代半ばだしなぁ…。財団に背くこともないとはいえないのかね -- 名無しさん (2019-09-22 23 10 27) そりゃだって罪の意識から逃れたい&元に戻れる方法を探してもらうで協力してもらってるだけだからな -- 名無しさん (2019-09-22 23 31 48) そもそも彼らは今まで自分が殺してきたのが人間だと証明する手段持ってないからなあ 要注意団体の手に渡った時のリスクがかなり大きい -- 名無しさん (2019-09-22 23 41 18) 地味に「人間は殺さない」という情報のおかげでSCP-3797-ARCのデザインが人型では無い事が判明した -- 名無しさん (2019-09-23 00 45 05) 機動部隊誕生の瞬間だ -- 名無しさん (2019-09-23 01 30 52) かっけえええええ -- 名無しさん (2019-09-23 04 24 39) SCP-079-FRが真っ先に思い浮かんだ。にしてもかなりかっこいいな... -- 名無しさん (2019-09-23 07 43 16) 絶望して自暴自棄になったりしたら何するかわからないし、役割を与えてコントロール可能な状態を維持した方が安全という意味もある対応なのではないだろうか -- 名無しさん (2019-09-23 18 26 46) だからこそ今後「自分たちで財団の機動部隊以外の役割を見つけた時」が怖いんだよなぁ。要注意団体に唆されたり、偶然財団のえげつない収容方法知って反発とかもあり得る。まぁその為の爆破装置なんだけど。 -- 名無しさん (2019-09-23 20 53 06) というか彼らって財団も収容のためとはいえ結構グレー寄りというか黒な実験や手順を採用してることを知らないから、他の団体に略取されるだけでなく財団にとって不都合な情報を吹き込まれるだけでも面倒なことになりそう -- 名無しさん (2019-09-23 23 01 06) 財団的には「まだ話が通じるアベルの同類」だろうし、Euclidがせいぜいではあるよね -- 名無しさん (2019-09-24 08 47 24) なんだろう、すごいなんか、すきだなあ -- 名無しさん (2019-09-24 10 06 25) ↑2コンピュータを壊しさえすれば無力化できる可能性が高いから、暴走した時の対処は楽だけどね。 -- 名無しさん (2019-09-24 22 27 02) ↑2わかる。すごいわかる。なんかすごく好き -- 名無しさん (2019-09-28 13 02 47) なんていうか、すごく好きだ -- 名無しさん (2019-11-11 19 11 01) 元・ヒトのサーキック相手だとどうなんだろう -- 名無しさん (2019-11-15 23 33 46) ↑彼らの目で人型に見えなきゃセーフなんじゃないかな。今まで人を殺してしまっていたのは彼らのいるゲーム次元では人が「人型の怪物(>ゾンビやグラントやロットワイラー)」として表示されていたからだし。逆に言うと本物の人型人外でも、彼らには『そう見える人間』との区別がつかない以上拒否するかも。 -- 名無しさん (2019-11-18 18 35 27) 途中まではよくある怖い話なんだけど、最後の通知で一気に「暗闇の中に立ち、それと戦い、封じ込め、人々の目から遠ざけなければならない」SCPの世界へ引き込まれる感じが最高に熱い。Quakeのロゴと絡めて来る所もSCPの原初を思い起こさせてくれて大好き。 -- 名無しさん (2019-11-27 12 36 19) 5000でわるいざいだんに利用されるけど拒絶してるのがいいね -- 名無しさん (2020-02-16 08 56 19) これブレイナー博士が三人に真摯だったからこういう結果になったけど、もしゴミみたいな職員だったらこの結果にはならんかったよな -- 名無しさん (2020-06-30 21 44 13) skipを憎むエージェントとかいるからなぁ・・・ -- 名無しさん (2020-07-02 13 25 56) 本サイトで5000からリンク飛んで読んだけどくっほかっこいいな… それだけに暴走財団に唆されたということの意味がめっちゃ重いし、しばらくして気付いて拒絶してくれたのが本当に嬉しい -- 名無しさん (2020-07-16 17 19 30) GOCなら喜んで利用…いややっぱシャットダウンかなあ… -- 名無しさん (2020-07-17 10 11 54) どーでもいーがSCP-2639-Cってちゃんと「壊れる」んだろうな?この手のオブジェクトが破壊不能でしたなんで実例はごまんとあるぞ。 -- 名無しさん (2020-08-02 23 31 27) 何度読んでも最後の通知を開くと機動部隊のロゴが出るところで鳥肌が立つ -- 名無しさん (2020-08-09 17 41 21) 機動部隊のロゴ見返してア~~~~~~~~!!!!!!ってなるやつ -- 名無しさん (2020-08-18 11 37 05) FUUuuuuu!!!!!!!ってなったわ..燃えるscpのタグを見て"...プロメテウス的なアレかな...?"って思った俺を許してくれ -- 名無しさん (2020-09-05 12 57 25) これってThaumielオブジェクトに該当しないのか -- 名無しさん (2020-10-09 02 35 59) ↑補足を見てね -- 名無しさん (2020-10-25 16 13 09) でもQUAKEってことは外見全員ローポリのQUAKEGUY顔なんだね...いや個人サーバーだしskin変えてるか...? -- 名無しさん (2020-11-09 21 19 45) この話は何が好きって、(彼ら三人の幼稚さや未熟さも含めて)「ゲーム好きなだけのごく普通のティーンエイジ」感がとてもよく表現されてる所がいい。 あと、FPSに耽溺しつつも彼らの善悪観はまともだった…という展開は、「暴力的なゲームのせいで青少年が暴力的になる!」みたいな雑なゲーム害悪論へのアンチテーゼに見えなくもない。 -- 名無しさん (2021-02-08 17 34 18) 部隊章の真中部分ってQUAKEのロゴだったのか、クソエモかっけぇな! -- 名無しさん (2021-03-15 11 52 13) ブレイナ―博士を襲ったモンスターって確かにモンスターなの?彼らを立ち直らせるためにDクラス職員で狂言したってことはないのかな? -- 名無しさん (2021-06-14 20 56 24) ↑それはない。大体単なるDクラスだったらドアを破ろうとしてるなんて狂言速攻でバレる。 -- 名無しさん (2021-06-14 22 05 51) まぁもっと言うならそれだと上層部への通達なく独断でDクラスに殺し合いさせたってことになって(セキュリティクリアランスで隠されてる文章の中に記載されてないならそういうことになる)、倫理委員会ブチギレ案件。 -- 名無しさん (2021-06-14 22 11 27) 何回読んでも鳥肌立つ ほんとにこれ好き -- 名無しさん (2021-07-20 09 47 12) マップ、ロード中。今向かう。とかイケメン過ぎるしょ -- 名無しさん (2021-10-24 10 17 29) これほんと好き -- 名無しさん (2022-01-31 21 03 06) ブレイナー博士が財団職員としてのプロ意識をあえて捨てて、J・ブレイナーという個人として、一人の大人のおじさんとして少年達に向き合っている姿に胸を撃たれるな。FPSだけに -- 名無しさん (2022-10-22 12 11 20) これはhariti -- 名無しさん (2022-10-23 16 25 19) 財団の黒い部分見たら仙水忍みたいに闇堕ちする可能性もあるよな その点でEuclidはいい落としどころ -- 名無しさん (2023-04-17 00 20 32) 「君たちを元に戻す方法がわかった」とか唆されたら即堕ちもあり得るからなぁ 完全に信用できないのもやむを得ないか -- 名無しさん (2023-10-12 17 30 01) は!SCP743みたいな敵対生物が無限POPする系のオブジェクトの処理とか任せられるのでは!?終わりがないから3人はめちゃくちゃだるいだろうけど -- 名無しさん (2023-10-16 19 41 05) 信用されてないからThaumielじゃないっていうけどそもそも別に信用されてないよなThaumiel自体…まぁヘッドカノンと言われればそれまでだが -- 名無しさん (2024-09-12 23 21 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/13298.html
<< part21-150 >> 地底格納庫 《地底格納庫》 永続罠 自分のメインフェイズに1度、以下の効果のうちどちらかを選択して発動する。 ●デッキからユニオンモンスターを3体まで選択して墓地に送る。 ●自分の墓地に存在するユニオンモンスターを3体まで選択して自分フィールド上 に特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターは生け贄に捧げる事ができず、 エンドフェイズに墓地に送られる。 part21-150 コメント 名前 コメント << part21-150 >>
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37210.html
登録日: 2017/07/08 Sat 16 48 32 更新日:2024/08/07 Wed 03 29 02 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 Fantem Pitch Haven SCP SCP Foundation SCP-3000コンテスト SCP-3998 Safe ウィッカー・ウィッチ ウィッカー・ウィッチは生きている セイラム魔女裁判 都市伝説 かつて、意に反して男の下に嫁がされた若い女がいた。彼女は男を嫌っていたが、自分の教会のために子を産んでほしいという父親の願いに従った。 ある悪霊がこれを見て、森を歩いていた彼女の下を訪れた。サキュバスは彼女の手を取って言った、「私なら、貴方が真に生きたいと願う人生を手に入れる手助けができます。ちょっとした物を引き換えに捨てていただけるのならば」 「私の魂をもらおうと言うの?」 女は言った。 「ええ、」 女悪魔は言った。 「私は裕福になれるかしら?」 女は尋ねた。 「金銭では得ることの叶わない力を持つことになるでしょう」 霊は答えた。 「真実の愛を手に入れることができるかしら?」 女は尋ねた。 霊は黙った。 「私には分かりません」 女は申し出を熟考し、もう一度だけ尋ねた。 「貴方は私の魂で何をしようというの?」 この質問は悪魔を驚かせたが、それは平静を保った。悪魔は彼女にこう答えた。 「魂は消費されます。それ以上でも、それ以下でもありませんよ」 炎は燃えた。彼女を生かすために。 炎は燃える。男を殺すために。 SCP-3998は、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト (SCiP) である。 オブジェクトクラスはSafe。 概要 SCP-3998は、ひとりの人間の死体である。 足がなく、編み細工・釘・ワイヤーによって案山子のようになっている。 第四度熱傷(=重度のやけど)を負っている上に、鈍的外傷(打撲でできる痣)もいくつか発見されている。 どっちが死因なのか、――あるいはどちらもなのか、というのはいまだ判明はしていない。 極めて燃えやすい体をしているうえに、骨からはエタノールと人間の脂肪からなる液体を滲み出させているうえ、 毎晩11時から翌朝の4時まで自然発火する。 にも関わらず、どういうわけかSCP-3998は発見当初のまま崩壊しない。 ちなみにこのオブジェクトは防火処置を施したロッカーで真空状態で保管されている(真空なので当然燃えようがない)のだが、 仮にロッカーから出した状態で発火させた場合、近くにいる後述するある条件を満たした人も発火する。 その条件は、「恋愛関係のあった相手を殺害したり、虐待した」人間であり、このうち自己防衛は含まれない。 ロッカーに保管されている(=燃えない)ときは発火はしないが、近くにいる条件を満たした人は足に軽い痛みを覚える。 仮に燃えるままに放置されていると、標的になった人間はただ発火するに留まらず、 胃袋の中にいきなりエタノールが出現し、押し出されるかのように嘔吐、更に熱傷は当然もっと酷くなり、 アルコールなので内臓もズタボロにされる。最後には体の脂肪(特にお腹)があちこち融け始め、スピードがあまりに早いせいで 仮に消火されてももはや体のあちこちはボロボロ。もはや死んだほうがマシなレベルになってしまう。 一方で炎上をほっておくと、どうやらお腹を境目に体が分離してしまうようだ。 なお標的を消火したくても、SCP-3998そのものが燃えている場合は消火できないらしい。SCP特有のひどい条件である。 一応燃えない状態で保っとけばなんとかなる…と思いたかったんだけど…。 なお財団ではこいつの収容サイトには第一級殺人および家庭内暴力で有罪判決を受けているDクラスを配備して、不測の事態が起きた場合でもすぐに対処できるようにしている。 『セイラムの魔女』 女は受け入れ、霊と10年間毎日顔を合わせ、そして親しくなっていった。彼女は霊の下へ果実や小さな装身具を持っていき、霊は彼女に助言をしたり、仲間と引き合わせたりした。霊は彼女の質問に答え、彼女に魔術を教えた。女はやがて魔女となり、その力を使って、夫が彼女を苦しめるのと同じやり方で夫を苦しめた。 ある日、彼女の夫は後を追い、彼女が悪魔の尾を揺り動かしているのを見つけた。彼は密かに町へ戻り、群衆を集めた。 彼らは女を杭に縛り付け、脚を折り、案山子のように吊り下げて火炙りにした。 マサチューセッツ州セイラム村(現在のダンバース)ではかつて、「セイラム魔女裁判」と呼ばれる魔女裁判があった。 これは降霊会に参加していた女性が突然気が狂いだしたのを、村の医師が悪魔憑きと判断し、 黒人の使用人を疑い、その後降霊会参加メンバーに拷問を掛けて「証言」させて最終的に100人近い魔女を裁こうとしたものである。 流石に多すぎたために証言そのものの正当性が疑われ、なんとか恩赦に繋がったものの、 19名は処刑、1人は拷問で圧死、5人が獄中死している。 この魔女裁判が起きたセイラムは後にクトゥルフ神話に登場する都市・アーカムのモデルになった。 SCP-3998が発見されたのはまさにそのいわくつきのセイラムである。 ストーリーだけ見ると中世ヨーロッパ感があるが、セイラム魔女裁判の年は1692年。 もはや近世に入ってる話なのだ。そしてSCP-3998もまた、17世紀に関連文献が書かれていることが財団の調査で判明。 嫌な予感しかしない。 ここでSCP-3998と関連があると思われる記述が書かれている、メアリーという女性が残した日誌を読んでみよう。 かつてセイラムには、キャンディス・ヘイズ(旧姓は未詳)という女性がいた。 そのキャンディス・ヘイズは、夫であるエイデン・ヘイズを結婚前からどうも嫌っていたようだ。 しかしエイデンは村では『尊敬される男性』…つまりは名士であったと判断される。 近世はまだ女性の立場は弱い頃であり、キャンディスが結婚を断る理由はなかったのだろう。 やがてキャンディスは体のあちこちに痣を作るようになり、やたら森に行っていた。 キャンディスは村人からもあまり好まれていなかったらしく、 村の住人のひとりマルガレーテはキャンディスが妻としての責務を果たしていないと糾弾していたようだ。 ここでメアリーも痣の一件に納得していた。 ここで重要なのは、キャンディスはこの日誌内では基本的に糾弾されているサイドであるということ、 すなわち『キャンディスは糞女』みたいな扱いがデフォルトなのだ。 どうやらキャンディスはエイデンと寝る(=子作りする)ことにも興味を持たないようだ。 セイラムの裁判官・警察官とキャンディスのインタビューを次に覗いてみよう。 インタビューと書いているがぶっちゃけほぼ裁判である。 キャンディスはこの時点で、「悪魔と密会している」という容疑が持たれているが、 それに対して当のキャンディスは「いかにも会ってますが」と開き直ったのである。 悪魔・クローヴィスは悪いやつじゃない、私はもはやクローヴィスが好きで、 夫は憎らしく良き妻になんかなれないと発言、火あぶりの刑に処せられたのであった。 この描写と、ある都市伝説ウェブサイトの記述の存在から、このSCP-3998こそ、キャンディス・ヘイズであろうと財団は推定した。 火あぶりの刑ののち 彼らは女の死体を山に打ち棄てたが、悪魔は彼女を見つけ出した — 魂を返すために。 悪魔は彼女の骨を葦で包み、彼女を生かし続けるために魂の炎を使った。だがその火は彼女を呑みこみ、彼女はかつての夫が自分と共に燃えゆくことを求めた。 キャンディスに対する火あぶりの刑は実行された。 どうやら火をつける役目は『魔女の犠牲者』エイデンが果たしたようである。 しかしその記録の発見された不動産近くで、財団は別の手紙を発見した。 手紙の主はクローヴィス――そう、インタビューで登場した女悪魔である。 クローヴィスは語る。 あなたとの約束通り、私はあなたの魂を得た。 しかし、いまとなっては私は魂などいらない、あなたが欲しいのだと。 私たちが捕まってしまったことを、何年も貴方に何が為されてきたかを申し訳なく思っています。例え貴方と共にはいないにしても、私はまだ貴方のためにここにいます。 なので、私は貴方を引き戻しました。彼らは貴方を燃え盛る薪の中へ投げこみましたが、貴方をもう一度作り上げるために私に必要だったのは骨だけでした。 私は貴方の肉を取り除かねばならず、また貴方の脚を救い出すことができませんでした ――それらは余りにも痛んでいたのです。 自分の周りにある物を使いました。野原の草を刈って、編み細工で貴方の骨を包みました。 貴方は代用品を見つけなければならないでしょう。 ついでですが、貴方が知りたいであろうことを伝えようと思います。貴方の夫は戸棚にジンを新しく補充しました。そして貴方は燃えやすい状態なので、今回の炎は貴方をただ強くするばかりでしょう。 貴方には、あの男を、今まで貴方が感じてきた何よりも酷い目に会わせてやる力があります。 自分が地獄へ行けますようにと奴に祈らせてやってください。 貴方はもう二度と傷付くことなどないのです。 愛しています。さようなら。 クローヴィス その後がどうなったのかはわからない。 ただ、このあと重要な発見がなされたのだ。 遺体の正体 財団はSCP-3998である焼死体を医学的観点から調査した。 結果、骨の構造から、ある矛盾が生じてきた。 たしかに遺体には、度々言及されてきた痣もあった。 足はなく、死後に切断されたものと思われる。 眼窩の周辺に損傷があった。おそらく目を抉られたのだろう。 誰かに殺された死体だろうことも容易に推測できる。 で、何が問題なのかというと……… 遺体は32歳の男性であったことが確認されたのだ。 真夜中、彼女は自分の身を夫のジンに浸し、再び己の身に火を点けた。彼女は夫をベッドから引きずり出すと、その上に倒れ込んだ。彼女は彼の顔を燃やし、親指で彼の目を頭蓋から抉りだした。 彼女は、夫の肉が床に溶け出し、臭気がセイラムの何処にいても嗅ぎ付けられるようになるまで共に燃え続けた。 彼女は夫の脚を掴むと、千切れるまで引っ張り続け、その脚を使ってもう一度自分が歩けるようにした。 マサチューセッツ州で起きる不可解な放火殺人事件 そして、SCP-3998収容ののち、マサチューセッツ州では奇妙な放火殺人事件が増加した。 これらの殺人事件は、マサチューセッツ州では「ウィッカー・ウィッチ」の仕業だとうわさされていた。 ウィッカー・ウィッチ――『編み細工の魔女』。 度々赤字で引用してきたのは都市伝説ウェブサイトにおけるウィッカー・ウィッチの記述である。 このウィッカー・ウィッチの記述には、SCP-3998の正体を示唆する部分がある。 燃えてゆく家から歩き去ったのは二人のうち一人だけであり、それこそ彼女だった。 夫の死体は決して見つからなかった ― ある者は夫が失った脚を求めて瓦礫の中から無益に這い出してきたと言い、またある者は魔女が夫の死体を拷問し続けるために何処かに持ち去ったのだと言う。 しかし多くの者たちは、夫は魔女が自ら作り上げた地獄の中で何度も何度も燃え上がり、彼と同じような者たちを道連れにしては永遠に罰しているのだと言っている。 魔女に関しては、確かに言えることはたった一つ。 SCP-3998 - The Wicker Witch Lives(ウィッカー・ウィッチは生きている) 追記・修正をお願いします。 SCP-3998 - The Wicker Witch Lives by Fantem http //scp-wiki.net/scp-3998 http //ja.scp-wiki.net/scp-3998 赤字引用部は同ページ内『Doc-3998-5』より引用 この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 遺体はエイデンのもので、今もキャンディスに燃やされては同類を道連れにしてるってことなのか -- 名無しさん (2017-07-08 17 19 24) そういえばこれPitch Havenのタグついてたけど、あのシリーズとどういう関係なんだ?舞台のサイトも違うし -- 名無しさん (2017-07-08 17 42 52) ↑おそらく『クローヴィス』かな?ただこっちのクローヴィスは作者は同じだけど明らかに自我があるからなあ -- 名無しさん (2017-07-08 17 53 39) これを機にpitch heavenの記事も出来ないかなぁ -- 名無しさん (2017-07-09 03 11 03) ちゃんとセイラム魔女裁判の記事があるのがいいね、アニヲタwiki。 -- 名無しさん (2017-07-09 14 20 32) 魔女は復讐したって事かな・・・ -- 名無しさん (2017-07-10 08 13 41) そういえばPitchHavenってどこで知った?シロウサギとクロネコから入る人が多いイメージだ -- 名無しさん (2017-07-10 10 47 07) 1692年は日本では江戸時代、将軍で言えば綱吉の頃。もっと言えば、徳川光圀が隠居して権中納言に任ぜられた少し後。つまり「水戸黄門」の時代だ。 -- 名無しさん (2017-07-10 12 03 30) 本家の記事はウィッカー・ウィッチの情報が粗方揃っているのに、最後の文章で「実は全くの関係がない別人でした」っていうどんでん返しが最高にゾクッとするのに、この記事は途中でネタバレしてるから色々と台無しだと思う -- 名無しさん (2017-07-31 21 00 08) ↑追記・修正をお願いします。って文章は読めなかったの? -- 名無しさん (2017-07-31 23 12 59) 3000コンテストの出品作品の中で一番好きだけど、ただ3000という番号にふさわしいかって言われるとそりゃアナンタシェーシャの方がなぁって感じ -- 名無しさん (2017-11-02 13 33 54) なんかこの記事だけクオリティ低いな -- 名無しさん (2017-11-23 19 55 12) ピッチヘブンを読んだ後だと別の趣もあるな。クローヴィスは悪魔として蘇ったのか? -- 名無しさん (2017-12-06 09 38 25) ...これketerじゃね? -- 名無しさん (2017-12-12 15 02 38) ↑オブジェクトはウィッカー・ウィッチではなく、エイデンの死体のほうだからsafe -- 名無しさん (2017-12-12 21 47 11) 三桁ナンバーでよかろう作品 -- 名無しさん (2018-11-11 15 01 11) ↑どういう意味? -- 名無しさん (2018-11-11 18 48 07) ↑4メタ視点では放火事件がウィッカー・ウィッチの仕業だと間違いないとわかるけど財団からすると断定は出来ないからね -- 名無しさん (2018-11-28 16 35 10) クローヴィスとキャンディスは再開出来たのだろうか -- 名無しさん (2021-10-18 00 49 40) クローヴィスは女悪魔……つまり百合ですか -- 名無しさん (2024-02-25 18 19 02) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35133.html
登録日:2016/09/13 Tue 11 06 00 更新日:2024/09/29 Sun 13 16 11NEW! 所要時間:約 22 分で読めます ▽タグ一覧 SCP Foundation SCP-444-JP SCP-JP locker あかしけやなげ緋色の鳥よくさはみねはみけをのばせ コメント欄ログ化項目 収容違反項目 声に出して読みたい美しい日本語 幻覚 戦慄する項目 手遅れ 捕食 日本生類創研 殿堂入りコレクション-JP 無限ループ 緋色の鳥 認識災害 あかしけ やなげ 緋色の鳥よ くさはみ けはみ けをのばせ SCP-444-JPとは、怪異創作コミュニティサイト「SCP Foundation」に登場するオブジェクト (SCP) の一つ。 JPのコードが示す通り、日本支部生まれである。 概要 コイツがどんなオブジェクトかと言うと、読み上げると非常にリアルな幻覚に囚われる謎の文章である。 記事冒頭の「あかしけ やなげ 緋色の鳥よ くさはみ ねはみ けをのばせ」を、声に出して読み上げると、次のような幻覚を体験することになる。 夕焼けより赤い空が広がる原野に立っている 4~7分経過すると自身が空を飛べることに気が付く。(根拠は説明できない) 空を飛ぶ要求が高まり、幻覚の空を飛行する。この間、現実世界の体は鎮静状態になる。 幻覚の空を飛行開始から2~3分後に巨大な赤い鳥が飛んでくる。 死への多大な恐怖と苦痛を感じながら赤い鳥に捕食される。この間、現実世界の体は周囲を無差別に攻撃する。 幻覚世界での死亡後、現実の肉体は3分ほど昏睡状態となり、一部を除いて記憶をリセットされ1に戻る。 このループの中で、ほんのかすかに引き継いだ記憶の欠片の積み重なりの果てに脱出方法を思い立つのだが、これには幻覚世界内の時間で数週間を要する。(*1) 幻覚世界からの脱出方法とは、「読み上げた文章と同じものを現実世界で書き上げる」こと。 幻覚世界にいる間は現実世界の肉体を意識してコントロールする事はできないが、この文章を書きあげる行為に関してのみ例外で現実世界の肉体をコントロールできる。 そして書き上げることに成功した場合、ループ内で起きたすべての出来事を記憶した状態で幻覚から抜け出す。 ただし、精神疾患を患うことが多く(*2)、幻覚から帰還した人間には記憶処理を施される。 特別収容プロトコル 読み上げなければ害はないので、このオブジェクトを扱うのはサイト-8141内にとどめ、幻覚世界への探索も見送られている。 この文章が読み上げられないように、見つけ次第すぐに改竄するか、削除してね 担当スタッフは専用の守秘義務が発生するよ 他の部署へ異動することになったら、記憶処理を受けてね 要するに、『読み上げさせるな』『サイト内に情報をとどめろ』である。 補遺 元々は某県のとある町にあった日本生類創研の研究所から発見されたものである。 ただ、この施設は徹底的に破壊されていた。 残存データを回収して調べたところ、どうも日生研が作ったというよりは、元々はもっと長い文章の断片を発見し、それを使って新しい商品を作ろうとして文章形式に作り直したものであるらしい、とわかった。 つくづくロクなことしない連中である。 追記・修正は記事冒頭の文章を読んだ方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ー補遺3ー ===警告 プロトコル"焚書"発動下に無い状況で本ページにアクセスすることは禁じられています=== セキュリティが解除されました… 444-out break状況の発動を確認… プロトコル"焚書"の発動を確認… 緊急開示用データベースにアクセス… 完了 SCP-444-JP情報を表示します Thank you See you SCP-444-JP 登録日:2016/09/13 Tue 11 06 00 更新日:2024/09/29 Sun 13 16 11NEW! 所要時間:約 22 分で読めます オブジェクトクラス:Safe けてるけてるけてるけてるけてるけてるけてる 赤時化 夜薙げ 緋色の鳥よ草食み根食み 気を伸ばせ 赤し毛 柳毛 緋色の鳥よ草食み根食み 毛を伸ばせ 阿傾け 矢投げ 緋色の鳥よ 九叉食み音食み卦を伸ばせ あいつらの企みがうまくいっている内はよかった。だがあいつらは失敗した。しっぱいしたんだ 補い3: 暴動が起きた。おれたちは実験をやりすぎた。奴は肥え、拡大し、SCP-444-JPをただ知っていただけだった連中も支配した。 は人を食う。人の心を食う。言葉や文字、声は奴にとって狩り 道 り、エサを乗せる食器だったんだ。何も知らずにおれ <О> りすぎた。奴は成長し、拡大し、おれたちの血に混 んだ。 おれたち全員の血にだ。 全員むさぼられた。 57回も気憶処理装置を頭にぶち込んで何とか生きてる。 は忘れることをゆるさない。もう皆死んだ。サイト8141は封 鎖した。奴をこれ以上成長させないために、おれも死 ぬ 知るな。それだけでもう奴にねらわれる。 にエサをやるな、奴をあの原野に閉じ込め続けろ エサをやるな 知るな 閉じ込めろ ( ● )● △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- あかしけ やなげ 緋色の鳥よ くさはみ ねはみ けをのばせ アーカイブ番号 ███-444-JP 分類 Not be present 概要 無し すべては無意味です。 上記の内容は確かに事実だが、説明が不足している。 緋色の鳥は精神の荒野に実在する。 そしてソレは人の心を食らうことで成長し、より強い力を身につける。 ある日、SCP-444-JPを発見した機動隊員が、記憶処理を受けていたにもかかわらず「緋色の鳥よ 未だ発たぬ」と呟きながら発砲。4名死傷・2名重症という事件を起こす。 その後、問題の機動隊員を調べると消したはずの記憶が完全に復元され、強迫性障害と退行を起こしていることが発覚した。 この時点ですら、記憶処理が効かないほどにSCP-444-JPの力が強まっていることが分かる。 その後も実験が繰り返されたことにより、被験者たちの心を喰って喰って喰いまくり、今まで祝詞を読み上げた者しか支配できなかった緋色の鳥は、赤い鳥を「ただ知っているだけ」の人間すら支配できるバケモノへと成長してしまう。 その媒体になるのは、緋色の鳥について記した文字、緋色の鳥について語る言葉、そして、緋色の鳥に心を啄まれた者達の血、心を啄まれた者達に殺された者の血。 そして事件が起こる。 幻覚世界に引きずり込む必要もなく、ただ祝詞と己を知る記憶を手掛かりに心を嗅ぎ付け、啄み食らうバケモノとなった緋色の鳥は赤き荒野という幻覚の檻をブチ破って現実の世界に殴りこんできたのである。 幻覚世界の精神は目の前に自身を食い殺しに来た緋色の鳥を目の当たりにし、現実の肉体は武器を持っている。そうして心を啄まれた者達の肉体は、心の欠落に引きずられるまま暴れ始め、喰われ続ける心の苦痛と悲鳴に引きずられて隣人を殺し始める。 その結果、待っているのは、緋色の鳥に心を貪られた者達が互いに傷付け、殺し合う地獄絵図。 補い3の部分は暴動の中、辛うじて正気を取り戻した一人の職員が必死で書き込んだものである。 最初からこうだったのではない。実験をやり過ぎたから。幻覚世界にエサを投げ込み過ぎたから。 もはや知ることすら許されない、存在を知っただけで心を喰われる。そんな存在に緋色の鳥はなってしまったのである。 要するに、この暴動が起きた時点で、緋色の鳥を呼ぶトリガーは『緋色の鳥についてどんな形であれ認識する(*3)』と『心を喰われた者達の血を目で見る』になっていたのだ。 補い3を記した職員は恐らく、報告書にしたたり落ちる血液を必死で見ないように、狂気と戦いながらあれを書いたのだろう。 被験者も、元被験者も、それらの手によって殺害された者も、彼らの血液が付着した紙媒体も、このオブジェクトの報告書そのものですら緋色の鳥を呼ぶトリガーになってしまったのだから。 正気を取り戻した職員はサイト-8141を封印・封鎖。 生き残った唯一の職員は全てをSCP-444-JP-1と便宜上分類し、セクター8137の地下130mにある特別収容カプセルに格納。万が一に備えてプロトコルとセキュリティ、そして最悪の事態に備えたメッセージを残し、あらゆる人間に情報を伏せたまま命を絶つ。 確保、収容、保護ではなく、隔離(Shut)、閉鎖(Close)、遮断(Partition)のために。 これにより、事実を知る『SCP-444-JP情報ページ』と『緊急対処プロトコル"焚書"』の2つ以外に『誰も知る必要はない』『誰も知っていてはならない』このSCPにオブジェクトクラスは存在しない。(*4)。 それを示す、最後の作業を行った職員からのメッセージ SCP-444-JP被験者、元被験者、それらの手によって殺害された者、これら人物の血液が付着した紙媒体は全て、上記の報告書を含めSCP-444-JP-1へと分類されています。 全てのSCP-444-JP-1はサイト-8141を放棄せざるを得ない事例の発生後、セクター8137の地下130mにある特別収容カプセル内に格納されました。これらの移送、収容に関わったあらゆる人員に対してSCP-444-JPの情報は伏せられ、本ページへのアクセスはクリアランスレベル5の職員であっても制限されることとなりました。 情報の機密性の優先、そして分類自体の無意味さからオブジェクトクラスは割り当てられていません。これがSafeであろうがEuclidであろうがKeterであろうが、私達が為すべきことは何一つ変わりません。 サイト-8141のナンバーは他の施設へと引き継がれ、上記の事象は財団職員に対する大規模な記憶処理も含めて徹底的に隠蔽されました。更にSCP-444-JPに関するあらゆる情報は完全に破壊されています。私が、それを実行するただ一人の職員でした。 これを書いている時、SCP-444-JPを知るのはこの世界でただ一人であり、間も無くただの零人となるでしょう。 そうして、SCP-444-JPに関するものは、本ページと緊急対処プロトコル"焚書"の、心を持たない二つのシステムだけとなるのです。 それで間に合った、と私は思いたい。 しかしこの記録が閲覧されているということは、既に全てが手遅れなのでしょう。 私達はSCP-444-JPが最終的に引き起こす事象を把握することが出来ませんでした。 だからあなた達がどのように追い詰められているのか、それに対して有効な方法を示せないかもしれません。 ただ、一つ絶対的に確かなことがあります。 それは奴が『認識の鳥』であるということです。 奴は既に完全に活性化したか実体化したのでしょう。 私達は、あなた達は、手遅れなのでしょう。 上記の事象で既に奴は十分に拡大してしまっていた、ということなのでしょう。 しかし、手遅れならば手遅れなりに打つ手はあるはずです。 少なくとも、あなたは奴がまだ小さかった頃の原本の写しを手に入れたのですから。 もう二度と、失敗を繰り返さないでください。SCP-444-JPに関しては、誰もが失敗してきました。 [削除済] SCPの記事ではよくあることなのでスルーしがちだが、よく見ていただきたい。 このメッセージはよくよく見るとおかしな点が一つある。 それは、メッセージの最後にあるこの職員の氏名がなぜか削除されていることである。 このオブジェクトはいまや、存在自体が異常性のトリガーであり、メッセージの編集=メッセージを読むこと自体もトリガーとなる。 メッセージを知る人間がいるのならそれは、SCP-444-JPの完全な活性化、あるいは実体化している状態なので、既に手遅れなのだ。 作業終了後、即座に命を絶ったと思われるこの職員自身には、削除する時間も、余裕も、意味もない。 そして、情報を保持するためのオブジェクト情報のページとプロトコルシステムが勝手に、しかもピンポイントで署名だけを消すことはありえない。 ならば、誰が最後の一人の署名を削除したのだろうか? ……お分かりだろうか? これが意味するところはただ一つ。 財団は、またしても失敗したのである。 そして貴方もこの鳥の文書を閲覧できてしまっている。 緋色の鳥は、もはや、あの原野には閉じ込められていない。 そんな馬鹿なと思うならば、データベースアクセス時の表示をよく読んでみよう。「444-out break状況の発動を確認」、つまりコイツが野に放たれた前提である。 ▼Tale 「緋色の鳥よ」 緋色の鳥とは、人が常に感じながら生きている「何か」の視線の主そのもの。 例えば、風呂で頭を洗っている時に、深夜にひとり残業している時に、視線を感じた事があるだろう。 だがそれはどこまでも形の無いもので、具体性はない。故に我々は気のせいだと、我らの背後に何者も居はしないのだと片付けてきた。 だが、誰が人の魂は何者にも侵されない神聖な領域だと保証できるのだろう? 其は言之葉に非ず其は奇怪也。 カシコミ カシコミ 敬い奉り御気性穏やかなるを願いけれ。 祝詞によって封じられ、祝詞を利用して力を得た意識界を飛ぶ認識の鳥は、精神を、魂を喰らいより拡大し、より多くの人々を見つけ、それの言葉も、それを知らぬ者も、一切無知である者をもそれの視線その先に捉えた。 そして人々は認識する。 赤い視線を、紅い言葉をを、あの緋色の原野を吹く風を! そしてあらゆる人々は己の背後を振り向き、認識は像を結び、観測は形を与える。 ついにかの認識の鳥が現世へと顕現し、あらゆる人々の前に存在を得たり! そして紅星たる星眼たる眼瘴たる瘴気たる気薬たる薬毒たる毒畜たる畜生たる生神たる我らが御主の御遣いは、最後の一人を嚥下した後に、飛び立つだろう。人を、人外を、神を貪り、長い咆哮の後に飛び発つだろう。 赤き星を残して、意識界の更に深層へと飛び断つだろう。深き混沌へと身を投じ、狂乱の儀式に囲まれて眠りに就くだろう。 星が再生し、再び命が地に溢れるその時まで── 同作者のtale「緋色の鳥よ」に、『ある者がかの忘れられてあるべき鳥の存在を予測し、赤色の原野にて見出したが、実際には緋色の鳥がその者を喰らうためにいざなっただけだった』という記述がある。 封じたところで別の人間を喰らって力を付けるだけなので、封じ込めても無意味なのかもしれない。 ▼Tale 「発見されてしまった文書 ████-444-JP」 犠牲を出しながらもようやっと収容に成功したわけだが、ニッソが持っていた書類を財団に発見されてしまったことで無意味と化す。 アーカイブ番号 ████-444-JP 分類 Not be present 概要 無し もう終わりだ。この研究所を奴は飲み込んでしまった。 既に暴徒たちによる紅[判別不能]は始まってしまった。 この施設にいる全ての人間は奴に認識の荒野へと引きずり込まれたろう。[判別不能]やってそうだ。私は、対処すべき事を行った。 もとはと言えば、復元チームの連中だ。 奴らがこの認識の鳥さえ呼び出さなければ[判別不能]いや、それは結果論だ。きっと奴らが復活させなくても彼の緋色の鳥は、再び狩りを初めていただろう。 それ[判別不能]理解の及ばないところで、常に奴は喰っていたのだろう。 とにかく、ここは閉鎖しなくてはならないな。[判別不能]たりとも、[判別不能] 鳥は頭にいる。脳に、神経に、肉に、血に、私達[判別不能] 復旧は成功した。でも奴は強かった。強[判別不能] 一人を食いつくした時、小さかった。奴は認識の鳥。[判別不能] 奴は血で伝染する。でも、今のうちだけだ。奴は知っている。学習し、成長している。進化している。 彼の緋色の鳥は誰にも[判別不能]かうことなどできない奴はまだ弱い。 弱い故に人の手ではどうしようもない。 奴は破壊者であり、極み。 この赤[判別不能]の最上。荒野で何度も、何人もの魂を喰ひ。進化し続ける捕食者。 奴が実体化するのは割と容易なことだ。 とにかく、我々はしっぱいした。しっぱいしたんだ。 奴は我々を利用している。我々は食器だ。認識に付属する肉の包装だ。 奴はそれをはがし、すて、中身を喰らう。 [判別不能]]こっと444は奴の喰[判別不能]であふれている。 あかしけやなげひいろのとりよ。 誰も知らなかったんです。誰も、この文書が発見されるまで、444の事なんて誰も知らなかったんです。 すべては無意味です。 ▼余談1 緋色の鳥 この鳥については、このようなバックストーリーがある。 唱えると取り込まれるSCP-444-JPは、幻覚世界へ至るカギである。 それは結界のように指向性を持つ夢であり、そこに住み、世界を構成するのが緋色の鳥である。 「それ」自体は本来、実体のない『災害』そのものである。(*5) これが猛威を振るった際、先人はこの『災害』を『言葉』として封じ込め、さらにその言葉をバラバラにすることで完封できた。 例の祝詞は本来「それ」を封じ込めるためのものであり、言葉の形を取った檻だったのである。 だが、長きにわたり封じ込められている間に、「それ」は己を封印している言葉の呪力と、言葉が人間の精神に大きく影響するという事実を理解・学習し、それを利用して人間の精神に侵入しては食い荒らすという性質を獲得していた。 繰り返される死の恐怖と苦痛という形で獲物の精神を食い荒らし、さらに己を封じる言葉を記述させることで拡散を試みる。報告書に書かれていた異常性はこの時点でほぼ備わっていた。 これだけでも手におえないが、日本生類創研が発見・復元した結果、「それ」は「緋色の鳥」という姿形をも手に入れ、より己を認識・イメージさせることを容易とした。そうして「鳥」となった「それ」は、幻覚世界から現実の人間を常に狙うことができるようになる。 これが偶然だろうが何だろうが、言葉を唱えたり、思い浮かべたりすれば、緋色の鳥はエサを見つけることができる。まずは祝詞を唱え己の世界に踏み込んだ者を。次は言葉を知り、それを記憶してしまった者を。最後は、全ての者を。 祝詞は「鳥」にとって己を縛る鎖であり、同時に狩りの道具であり、食器ともなったのである。 2枚目の報告書には「口を開けた鳥」に見える血痕があるが、流れ出た血の痕跡が鳥を象っているということは、もはや肉体までも支配されたことに他ならない。 ……つまり、例の報告書を書いた職員はとっくに緋色の鳥に支配されていたのである。 存在が広く知れ渡るように狩りを続ける緋色の鳥。しかしそれは現実には存在せず、そこにあるのは狩りの痕跡と、道具となる言葉だけ。根本的な収容はできない。 緋色の鳥が野放しの状態で、財団が辛うじて行えるのは、幻覚世界へのゲートを封じるのみ。 しかし、精神の世界を飛ぶ鳥を、どうやったら収容できるというのか? ▼余談2『完全版の祝詞』 本家wikiのSCP-444-JPは真っ赤な血のついた報告書風の画像で作られたインパクト、内容の秀逸さから高い人気と知名度を誇る。(*6) 元記事の筆者であるlocker氏は緋色の鳥とその性質とキーとなる祝詞を全て一度に、唐突に思いついたという。。…収容違反だ! その祝詞の完全版がこれだ。 あかしけやなげ緋色の鳥よ くさはみねはみけをのばせ なのとひかさす緋色の鳥よ とかきやまかきなをほふれ こうたるなとる緋色の鳥よ ひくいよみくいせきとおれ 煌々たる紅々荒野に食みし御遣いの目に病みし闇視たる矢見しけるを何となる 口角は降下し功過をも砕きたる所業こそ何たるや 其は言之葉に非ず其は奇怪也 カシコミ カシコミ 敬い奉り御気性穏やかなるを願いけれ 紅星たる星眼たる眼瘴たる瘴気たる気薬たる薬毒たる毒畜たる畜生たる生神たる我らが御主の御遣いや 今こそ来たらん我が脳漿の民へ 今こそ来たらん我が世の常闇へ 今こそ来たらん我が檻の赫灼ヘ 緋色の鳥よ 今こそ発ちぬ 余談だが、本Wikiや某動画のコメントにはなぜか「ねこですよろしくおねがいします」や「わんわんらんどと犬ではないなにか」にも混ざっていることがある。 ▼イメージ崩壊注意 小林博士「待たせたな。第███ラウンドと行こうじゃないか!」 あるTaleではこの恐ろしい鳥と真っ向からバトルを繰り広げる博士が登場する。 無限にループする赤い世界で、少林博士を喰らわんと襲う緋色の鳥と、迎え撃つ博士による激闘が繰り広げられている。 SCP-710-JP-J。通称『財団神拳』である。 444-JPの世界では取り込まれた人間は空を飛べるのだが、小林博士はそんなものには頼らない。 跳躍すると同時に『二重反作用空歩術』によって宙を舞い、鋼鉄すら切断する『摩擦熱切断手刀』を駆使して緋色の鳥に致命傷を負わせることに成功している。 同作者のTale『百問百答』で小林博士が再登場し、詳しい経緯は不明だが、緋色の鳥の断末魔を回想している。 どうやら勝っちゃったようだ。 さらに特殊な呼吸法によって血液の循環を操作し、体温を「血が沸き上がるほど」に高くする『熱血健康法』、「血が凍りつくほど」に低く変化させる『冷血健康法』なる2つの奥義を組み合わせる事で身体の代謝を活性化させることができる他、SCP-444-JPの残留物を除染可能になった。(*7) 710-JP-JはジョークSCPなので、このTaleもあくまでジョークである。だけどこれを読んで、この恐ろしいSCPの印象がガラッと変わってしまったのは筆者だけじゃないはず。 くどいようだが、あくまでもジョークです。 また、別の人物が緋色の鳥に文字通り食らい付いて肉を食い千切るという、えらく野生的な方法で戦うTale『相見えるは緋色の鳥』は夜中に見るとヤバい作品となっている。主に飯テロ的な意味で。。。。 ちなみに、このTaleにある画像のファイル名は"真っ赤な殺意をカプサイシン(*8)に込めて.png"である。 さらに、このTaleには元記事の著者であるlocker氏による「SCP-444-JP-J」とナンバリングされたパロディが二つも存在する。 もう片方は日本支部のエイプリルフール期間中に発表され、後にファンサイトに再投稿された「ふっかつのじゅもん編」。 こっちの正体はただの小生意気な口調で問答する赤い小鳥の姿をした実在する幻覚(になったと思われるSCP-444-JPのその後の姿)。研究員に自身の事を話したり五歳児の少女との触れ合いに手を焼いたり平和にやっているようだ。 発現の一部を引用しておくが、実はここから、「緋色の鳥」の本質らしきものが読み取れる。 じゃあまず、俺は今ここで水浴びしてる訳だ。これものすげー気持ち良いんだけど、現実にはこの水も器も俺も存在していないわけだ。誰がどう見ても存在しているように感じるだけで、そいつは生き物の認識力が作ってるただの像だな。 人間の中に俺が入ってるんじゃなくて、俺に人間が接触してるの。つうか現実に存在してようがしてまいが、認識なんて本質はそんなもんなんだよ。 まあお前はこうやって色々な幻覚も作り出せるわけだ。俺という幻覚の存在自体をお前が認識しているからな。明晰夢みたいなもんだ。だがまあ、例えば今俺がこうやって水浴びするだろ、すると水が飛び散って、机やお前の服が濡れるよな? お前はその情報や感覚も得る。俺とは直接関係無い幻覚だが、ある。俺の手触りや音や匂いを実際に感じるのと同じように、そういった元々関係ねー幻覚の手触りや音や匂いも感じるわけだ。 けどな、それは存在しないものだからな。俺が消えちまうとそれらも消えて、全部元通りになる。机もお前も濡れちゃあいないからな。そしてそれらの幻覚は、俺を感じ取っているヤツ全員の認識で共有されるんだ。まあ感覚と現実があまりにも大きく矛盾する場合は現実が勝つけどな。 緋色の鳥は集合無意識の中を飛び回り、人の心を食って成長する。 自身を知る者が増えるほど飛び回れる世界=狩場が広くなり、獲物を見つけることが簡単になる。 この雛鳥には心を食えるほどの力はなく、かつての狩場の残滓を集団幻覚として見せる程度しか残っていない。 この原理を利用し、他人のイメージを自身の「世界」に映し込んで水浴びしたり交流したりと平和にやっているようだ。 そして、なぜ他者のイメージを利用するのか、との問いにはこう答えた。 ここはお前らの認識界であり傍線の深奥だからな。これ以上言う気は無いぞ。ホントだからな。 ただ、 この報告書、何故かこの第7版以前の版が見つからないからここに書くしか無いんだが、なんでこんなものが以前はKeter認定されていたのか、誰か知らないか? こんな物騒なセンテンスもあるが。 片方のSCP-444-JP-Jはこちらも本家とは別の意味で夜中に見るとヤバい。 _人人人人人人人人人人人_> 主に飯テロ的な意味で < ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ でりしゃす おいしさ やばげ 緋色の鳥よ あぶらみ あかみ てをのばせ 緋色の鳥よ 未だ食える ほい3: 暴動が起きた。おれたちは実験をやりすぎた。 おれたちは肥え、(面積が)拡大しSCP-444-JP-Jをただ知っているだった連中も太り始めた。 おれたちはチキンを食う。脂肪や塩分、油はおれたちの友であり、肥満の原因だったんだ。 なにも知らずに、おれたちは食いすぎた。悪玉コレステロールはおれたちの血に混ざり込んだ。 おれたち全員の血にだ。全員むさぼった。 おれはもう57回も胃薬をハラにぶちこんで何とかもらしてない。 混雑はトイレにかけこむことをゆるさない。もう皆買った。サイト8141は売り切れだ。 これ以上スカーレットフライドチキンをうばわれないために、おれも食う。 買え。それだけでもう気分は天国!! おれたちにもっとチキンをやれ。このうまさを閉じ込めるな。 ●←しまった!! チキンをくれ 買え クーポンもあるぞ ▼SCP-001-JP「lockerの提言-Noname」 本記事におけるアウトブレイクの後日談であり、緋色の鳥のルーツに触れたTale。 緋色の鳥の再収容のためにデータを集めるべく、財団aic「ハル」が緋色の鳥の世界を探索した際のログである。 内容と結論を簡単にまとめると、緋色の鳥は世界の全てを喰らいつくし、焼き尽くした後、灰と化した残骸の中から幾許かの要素を啄み、餌を探しながら消化物をあちこちに置いていく。その消化物こそが宇宙となり、世界となるのである。 即ち緋色の鳥こそが全ての世界、全ての命の作り主であり、また滅ぼす者なのである。 この状態、即ち「最後に来たりて、最初に眠る者」となった「鳥」は色を失い「鈍色の鳥」となり、そして新たな世界に再び祝詞を呼ぶ者が現れるまで、世界の全てをもう一度食い尽くして焼き尽くすまで眠りに着く。 「ハル」に対しても灰を介して干渉し、次なる知性に祝詞を伝える媒介としている辺り、そもそも収容ができる代物ではないということなのだろう。 追記編集よ 今こそ発ちぬ ▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-444-JP - █████[アクセス不許可] by locker http //ja.scp-wiki.net/scp-444-jp 緋色の鳥よ by locker http //ja.scp-wiki.net/locker-s-tales-red-scarlet-crimson 耐久実験 by Central_ECH http //ja.scp-wiki.net/central-ech-2 百問百答 by Central_ECH http //ja.scp-wiki.net/central-ech-5 相見えるは緋色の鳥 by ksk-accel http //ja.scp-wiki.net/watashikarainodamenano 発見されてしまった文書 ████-444-JP by Mitan http //ja.scp-wiki.net/artwork-444-jp この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ コメントログ1 クソトカゲに読み上げさせたい -- (名無しさん) 2020-09-30 03 46 39 すっごい細かいこと言うけど、「死傷」じゃなくて「死亡」じゃない?重傷者も書いてあるから。 -- (名無しさん) 2020-11-18 17 39 29 んー、最期の[削除済]はあのメッセージを記載した職員本人がやったんじゃないかと考えてたけど… -- (名無しさん) 2021-03-29 00 52 43 限定品のフライドチキン食わなきゃ…(認識災害) -- (名無しさん) 2021-04-03 12 53 03 ↑2 これを書いた職員は既に緋色の鳥の支配下にあり、奇跡的に自意識がギリギリ残った極限の状態で書いている。また封じ込めのためには、報告書を書き上げたら一刻も早く自殺すべき状況でもある。そんな人物が「一回名前書いたけどやっぱ自殺する前に消しとこ」なんて悠長な判断をするだろうか -- (名無しさん) 2021-04-14 05 05 34 編集履歴からも見れなくなったけど、補遺3の血で隠れた部分が見れるってなんだったんだろう -- (名無しさん) 2021-06-27 00 44 50 ↑↑いうても読んだ奴がわざわざ削除する理由も無くない?そっちはそっちでそんな余裕こいてられる状況でも無いだろうし -- (名無しさん) 2021-07-15 00 43 01 あれは痛かったwww -- (444-JP-2) 2021-08-31 18 19 19 報告書を書いた職員が あかしけやなげひいろのとりよくさはみねはみけをのばせ さんだったから焚書プロトコルに引っ掛かったんでしょ(適当) -- (名無しさん) 2021-09-01 12 09 31 デリシャス -- (名無しさん) 2022-03-04 11 37 48 『緋色の鳥よいまだたたぬ』ってなんですか。マジで -- (名無しさん) 2022-05-06 18 57 47 某動画サイトでとんでもない収容違反しててくそわろた -- (名無しさん) 2022-05-18 21 10 01 「今こそ発ちぬ」秀逸だなぁ -- (名無しさん) 2022-05-30 23 07 30 緋色の鳥よまだ食える -- (名無しさん) 2022-06-22 15 27 22 英訳されてた -- (名無しさん) 2022-06-30 21 51 18 途中送信失礼 最近英訳されてた。確か結構前にスペイン語も出てたけど、よくこれを翻訳しようと思うな… -- (名無しさん) 2022-06-30 21 55 32 こういうのは突拍子が無さすぎて面白い以前に冷める。好きな人には悪いが「何じゃこりゃ」としか思えん…。 -- (名無しさん) 2022-08-31 00 41 14 すずめの戸締まりでカシコミカシコミっていう台詞あって久々に思い出した -- (名無しさん) 2022-12-18 13 00 53 ↑追記 カシコミってどういう意味だっけ -- (名無しさん) 2022-12-18 13 01 21 「かしこみかしこみ」とは「最大限に畏れ敬い、心から祈りを捧げさせていただく」という意味だそうです -- (名無しさん) 2022-12-25 13 05 31 コメントログ1でページが埋まるのは問題ありだと思うから、追加するならまず相談してからにしてほしい -- (名無しさん) 2023-02-25 19 55 49 レッドホットチキン美味しいよね -- (名無しさん) 2023-06-27 07 51 54 こいつの本体と言うか本性はあくまで報告書を見た時、声に出した時、知った時に生じる”幻覚・ミーム効果”でしかないから、”それ”に耐性がある、抵抗できるならただの紙になり下がっちゃうのよね。別記事のSCP-1154-JPではこれとSCP-040-JPの両方ともミーム耐性を獲得して収容してしまったらしい。どっちもミームさえ(ほぼ無理なんだけど)防げればなんてことない物体だから、収容プロトコル自体は隔離したロッカーなり、割と狭い範囲を立ち入り禁止にして収容完了出来ちゃう。…できるものならね -- (名無しさん) 2023-06-27 13 14 33 私はですね~~国産のこの緋色の鳥をふんだんに使用し、 -- (SCP-444-JP-j) 2023-08-21 21 00 51 祝詞にフリガナ付けて欲しい… -- (名無しさん) 2023-09-18 22 17 26 緋色の鳥は成長しすぎると現実世界に出るっぽいけどそれならいっそ現実に来たほうが武器もたくさんあるし迎撃できないのかな? -- (名無しさん) 2024-04-21 22 08 43 Thank you See you -- (名無しさん) 2024-05-16 06 01 00 ↑2 そうして食われた でりしゃす -- (名無しさん) 2024-08-18 14 39 51 Q 精神の世界を飛ぶ鳥を、どうやったら収容できるというのか? A レベルをすごく上げて科学で殴ればいい -- (名無しさん) 2024-09-02 14 43 00 scp-444-jp読後の後遺症治療のために「おいしさやばげ」使ってます。怖ーいやばーいって感じのアノマリーが成す術無く敗退or見事に尊厳破壊されるジョークscp -- (名無しさん) 2024-09-02 22 27 17 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/namatokaityou/pages/27.html
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 15 16 52.30 ID fXuUGGxd0 副会長「ただいまより生徒会長の演説が始まります。 皆様、私語はやめて静かにお聴きください。」 会長「え~と本日は・・・」 生徒達「(シ~ン・・・・)」 会長「・・・みんなさぁ、もうちょっとテンション上げていかない? こんなに静かじゃつまんな」 副会長「会長の演説を終了します。」 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 15 23 07.27 ID fXuUGGxd0 会長「ねぇ副会長?」 副会長「何ですか?」 会長「毎日制服ばっかじゃ飽きると思わない?」 副会長「私はそんなことはありませんが。」 会長「だからさ、制服を廃止にして私服にするって案を」 副会長「ダメです。」 会長「・・・やっぱり?」 副会長「当然です。」 会長「そうだよね・・・ところで副会長?」 副会長「何ですか?」 会長「私服」 副会長「ダメです。」 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 15 29 32.68 ID fXuUGGxd0 会長「ねぇ副会長?」 副会長「何です?」 会長「来週さ、マラソン大会があるじゃない?」 副会長「ですね。」 会長「あれ中止にできないかな?」 副会長「できないに決まってます。」 会長「だって・・・私が風邪引いちゃったら誰がこの学校をまとめれば!?」 副会長「一週間くらいなら私が何とかします。 それに会長が風邪を引くことはありませんのでご心配なく。」 会長「何で?」 副会長「別に。」 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 15 29 33.45 ID f3u2S5ObO 副会長「ただいまより生徒会長の演説が始まります。 皆様、私語はやめて静かにお聴きください。」 会長「え~と本日はお日…お日…」 副会長「お日柄です」 会長「お、おひがらも良く登りみ切ったハレテンで…」 副会長「澄み切った晴天です」 会長「…」 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 15 34 06.46 ID fXuUGGxd0 副会長「会長、本年度の予算が決定しましたが。」 会長「よし!二宮金次郎の銅像を作ろう!」 副会長「今更そんなものいりません。それに我が校にはすでに立派な校長の像があります。」 会長「じゃあそれ潰せばいいじゃん♪」 副会長「絶対に怒られるのでダメです。」 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 15 37 40.26 ID fXuUGGxd0 会長「副会長~暇だよぅ~」 副会長「なら仕事してください。いろいろあるでしょう?」 会長「仕方ない。一人でジェンガでもやるか・・・」 副会長「仕事をしてください」 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 15 44 39.37 ID fXuUGGxd0 アナウンス 副「ただいまより生徒会長の演説が始まります。 皆様、私語はやめて静かにお聴きください。 では会長、お願いします。」 会「え~。何か面倒だから副会長代わりに出て~?」 副「そんなわけにはいきません。」 会「あっ!急にお腹が!」 副「騙されるわけないでしょう?さぁ早く!」 会「やー!」 副「わがまま言うんじゃありません!」 生徒達「(・・・・。)」 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 15 51 58.09 ID fXuUGGxd0 会「副会長、そろそろプール開きだね?」 副「そうですが何か?」 会「スクール水着についてどう思う?」 副「特にどうも思いませんが。」 会「スクール水着はマニア達の大好物なんだよ!?」 副「まあそういう方々もいるそうですね。」 会「それでね、安全策として今年から水着はビキニでもOK!って校則を考えてんだけど」 副「露出度あげてどうするんですか・・・却下です。」 会「副会長は私のセクシービキニ姿を見たいとは思わないのかい!?」 副「思いません。」 会長「でもちょっとはみたいでしょ?」 副「まったく。」 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 16 00 26.62 ID fXuUGGxd0 会「副会長?たまにジュース飲みたくなる時ってない?」 副「そりゃ人間ですからのどは乾きますが。」 会「だよね!?でさ、蛇口からジュースが出てきたらいいと思わない?」 副「・・・それはいい考えですね。ぜひ検討しましょう。」 会「ほんと!?やったー♪」 副「ただし手や顔をジュースで洗うことになりますがそれでもよろしいですか?」 会「それは嫌です。」 副「よろしい。」 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 02 51.34 ID ygUiJDdA0 会長「今日の会議は遅刻についてだ」 副会長「…」 会長「最近、遅刻する生徒が増えている」 副会長「……」 会長「このままでは社会に出てからt(ry」 役員「なんか今日の会長怖くないか?」 役員「うんうん、いつもと違うよね」 会長「そこ!……」 役員「「(やべ!)」」 会長「ねえねえ、副会長ぉコレなんて読むの?ごがつばえ?」 役員「ちょwwwww」 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 04 13.87 ID SBlvyt+UO 会長「あ、猫だ!英語でニャー」 副会長「違います」 会長「…ミャウ」 副会長「違います。正解はキャットです」 会長「知ってるよ?」 副会長「…では犬は英語で」 会長「喋らないよ」 副会長「?」 会長「犬は英語で喋らないよ?何言ってるの?」 ヒニャー 教頭「あら生徒会長の断末魔」 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 05 40.41 ID SBlvyt+UO 会長「パンはパンでも食べられないフランスパンはなーんだ?」 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 17 14.80 ID wSe4J/46O 46 副会長「……腐ってたりでもしたんですか?フランスパン」 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 18 21.78 ID SBlvyt+UO 56 会長「ううん、噛めないの。固くて」 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 11 50.44 ID SBlvyt+UO 会長「地震、かみなり火事…火事……」 副会長「…」 会長「もやし!」 副会長「(惜しい)」 会長「もやし…もやし怖い?」 書記「黙れポンコツ会長」 会長「ヒィ!?」 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 14 21.90 ID SBlvyt+UO 会長「ボリボリ」 副会長「何を食べてるんですか」 会長「氷砂糖」 副会長「どこから…」会長「理科準備室」 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 14 29.46 ID ygUiJDdA0 長「そろそろ選挙だよねぇ」 副「ですね」 長「はぅ…当選できるかなぁ」 副「…絶対大丈夫です」 長「?」 副会長「買収は完了したか?」 生徒1「8割完了しました」 副会長「後2割も急げ」 生徒2・3・4・5・6…「「「「「「「「「「「「「「「「がってんしょうち!」」」」」」」」」」」」」」」」」」 副会長「次もあの人が会長じゃないと(*´д`*)ハァハァ」 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 17 04.26 ID SBlvyt+UO 会長「95点とったよ!」 副会長「マジで!?」 会長「四科目合計で!」 副会長「…」 会長「…」 副会長「…」 会長「…」 教頭「あらセピア色」 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 22 18.23 ID f3u2S5ObO 会長「差し入れの飲み物と紙コップ買ってきたよ!」 副会長「ありがとうございます…会長、紙コップ3袋では足りません」 会長「なんで?今日いるの7人だよね?」 副会長「そうです。で、紙コップは1袋2個入りですよ?」 会長「うん。だから3×2で7つでしょ?」 副会長「…」 会長「え?あ、割り算だっけ?」 副会長「…」 会計「あぁ、私なんざ水道水でも啜ってれば良いので気にしないでください」 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 22 28.38 ID SBlvyt+UO 会長「うーみーは、ひろいーなー、おいし~いぃなぁ~♪」 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 23 13.84 ID YEbuI0asO カォーン カォォーン 会長「まるでサーキットのF1だな」 副会長「今、会長が見ているのがF1です」 会長「……………し、知ってるよ。そのくらい。」 副会長「フフッ、実はそれはCARTといってアメリカ発祥のカーレースです。形が似てて分かりにくかったですか?」 会長「ブゥーンブゥーン」 副会長「……(話を逸らしたか)」 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 23 41.55 ID SBlvyt+UO 会長「テストの範囲を覚えたら七の段忘れた」 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 28 12.27 ID SBlvyt+UO 会長「馬鹿馬鹿言われてるけど勉強すれば頭に入るもん!」 書記「…その分何か大事な物をアンインストールしなきゃいけないじゃねぇか8M脳」 会長「また書記くんが(多分)酷い事言った!」 書記「聞いたぞ、この学校に入るための勉強で箸の持ち方をはじめとする人として大事な何かをことごとく忘れたらしいじゃないか」 会長「そこまで酷くないもん!」 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 35 52.13 ID SBlvyt+UO 会長「北海道青森秋田岩手千葉東京横浜黄昏…」 副会長「…」 会長「信州鳥取名古屋長野埼玉九州沖縄!」 会長「52都道府県バッチリ!」 書記「…」 副会長「…」 会長「あれ?何かなこの視線」 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 36 23.29 ID ygUiJDdA0 副会長「はぁ…書類がやけに多い」 会長「手伝ってあげる♪」 副会長「え゙…」 会長「任せてよね!」 目にも留まらぬ速さで書類をさばく会長 副会長「な、なんだってー!?」 1分程で終了 会長「終わったよ♪」 副会長「会長!あなたを見直しました!!」 会長「むにゃ…エヘヘ」 副会長「またこんなところで寝て」 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 40 22.63 ID n0RqUm/B0 副会長「(・・・しかし、よくこんな馬鹿が生徒会長になれたもんだ・・・)」 副会長「(まあ、あの演説の効果なのだろうな・・・)」 ~~~~~ ~~~ ~ 会長「わ、わたしが!なまと会長になった暁にはっ!!」 生徒「せいとだろ馬鹿ーww」 会長「う、うぅ・・・か、会長になった暁にはー!!・・・学校中の蛇口からー!!カルピスが出るようにします!!」 生徒一同「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 生徒一同「うぉーーー!!!カッルピス!カッルピス!!カッルピス!!」 生徒一同「お前が会長だー!一生ついてくぜー!カルピス会長ー!!」 ~~~~~~ ~~~ ~ 副会長「(そうか、うちは生徒も馬鹿なのだな・・・)」 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 42 05.05 ID SBlvyt+UO 会長「蛇口から麦茶くらいだったら…ほらベタベタしないし」 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 43 48.36 ID +lKjMf6D0 70 副会長「掃除の時に汚れるから駄目です。」 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 43 29.76 ID o++4zLMLO 会長「カロリー0のコーラなら大丈夫かな?」 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 46 37.76 ID ygUiJDdA0 会長「タンクを別にすればいいんだ!!」 会長「そうすればカルピスが蛇口から出ても大丈夫♪」 教師「あ~分かったからテストやれ」 会長「あぅ…」 副会長「(いつまで考えてるんだ会長)」 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 51 21.60 ID SBlvyt+UO 会長「GTOに私はなる!」 副会長「また始まった。大体何の略か知ってるんですか?」 会長「ごっつい、タイガーバズーカじゃあ」 副会長「…」 会長「ごっつい…」 副会長「…」 会長「…」 教頭「うんうん、青春ですね」 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 55 48.71 ID SBlvyt+UO 会長「ワタパチおいしい」 副会長「また生徒会室にお菓子持ち込んで…」 会長「閃いた!」 副会長「?」 会長「ワタパチでワタパチ布団作れば一石二鳥!」 副会長「はあ」 会長「甘い!暖かい!新機軸!」 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 17 56 25.92 ID n0RqUm/B0 副会長「はぁ・・・」 会長「あれ?福会長げんきないね?どしたの?」 副会長「私は縁起物か…ぺちっ…実は自転車の鍵を落としてしまって…」 会長「あれれー!それはへんたいだねぇ!!」 副会長「仮に私の性癖が鍵をわざとなくす事なら反論はしませんが…ぺちっ…大変なのです…」 会長「ま、まあ人生は山折り谷折りっ!!きっといいこともあるよ!!」 副会長「私の人生はペーパークラフトですか…ぺちっ…」 会長「きゃう…そ、そんなに叩かれたら鹿馬になっちゃうよ!!」 副会長「…もう十分に《馬鹿》ですよ…ぺちっ…」 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 01 10.76 ID xZ2ltzzX0 会長「いつも私の机に変な言葉の書いた紙おいてるんだけどいじめなのかなぁ?」 副会長「どんなこと書いてるんですか?」 会長「なまとかいおさ」 副会長「・・・え?」 会長「ほら、せいとかいしつの私の机においてるアレに書いてあるんだけど」 副会長「・・・・」 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 07 41.93 ID SBlvyt+UO 会長「神経衰弱やろー」 書記「…お前が持ってるそれはなんだ」 会長「かるた」 副会長「…ハイレベルな神経衰弱ですね」 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 09 53.55 ID n0RqUm/B0 会長「ねーねー副怪鳥ー!!」 副会長「私は人類です…ぺちっ…」 会長「あたっ…ね、ねーねー今日の給食のチャオズすっごくおいしかったねっ!!」 副会長「…???…(こ、これは…生粋の会長フリークの私でも理解しかねる)…」 会長「あれー?副会長チャオズ嫌いー?」 副会長「(ま、待て待て、今日の給食のオカズは…ほうれん草の胡麻和えと…!!・・・餃子!!)」 副会長「ぶっ…wwwwwwwwあははははあはははっwwwwww」 会長「えっ…副会長どうしたの?私なにか変なこと言った?」 副会長「あははははははwwwwwか、会長wwwwいくらなんでも・・・そ、そりぇはwwwはあはあっwwwないっ」 会長「えー、…チャオズおいしいと思うけどなー 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 14 48.43 ID SBlvyt+UO 会長「パンがないならケーキを食べればいいじゃない…なるほどなー」 副会長「?」 会長「だからヨーロッパではケーキが流行ったんだ」 副会長「え」 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 18 04.10 ID SBlvyt+UO 会長「ナポレオンはいいました」 会長「余の辞書が無い」 書記「お前じゃないか」 会長「ねえ書記くん、ナポレオンってナポリタン考えた人?」 書記「おい、あいつ何とかしろ」 副会長「会長はあれでいいのです」 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 20 57.88 ID YctgY3Qz0 会長「ラーメン食べたい」 副会長「カップラーメンでいいなら作りますけど」 会長「うん。よろしくたのむよ」 副会長がお湯をいれる・・・ 副会長「はい。お湯入れてきましたよ。三分待って下さいね。」 会長「わかった。」 3分後・・・ 会長「副会長、君の事が好きだ」 副会長「ホテルに行きますか?」 会長「体育館倉庫に行こう」 副会長「はい。」 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 24 58.93 ID hBrEZMbw0 会長「苺の美味しい食べ方を発見したんだけど!」 副会長「ほう」 会長「苺の上の緑のやつ取って食べた方が美味しい!」 書記「クソッ、殴りたい」 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 26 41.70 ID SBlvyt+UO 会長「あとカステラは紙をとると食べやすい」 書記「頭出せ。拳骨が待っているぞ」 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 28 26.53 ID o++4zLMLO 会長「みかんも皮むいた方がおいしいよ!」 103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 30 34.16 ID hBrEZMbw0 100 書記「……そうか。じゃあ、みかんの皮は要らないのか」 会長「うん。いらない」 書記「貰っていいか?」 会長「いいよ」 書記「くらえっ(皮の汁飛ばし)」 ヒニャー 教頭「あら生徒会長の断末魔」 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 38 57.68 ID +lKjMf6D0 103 副会長「なんですか今の悲鳴は?会長どうしたんです?」 会長「書紀に変な汁顔にかけられたぁ…」 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 40 28.99 ID SBlvyt+UO 109 教頭「おや、聞きなれない断末魔…誰かしら?」 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 29 54.50 ID SBlvyt+UO 会長「チューペットが綺麗に折れないの」 副会長「(可愛いすぎて死ぬ早いうちに)」 書記「何震えてんだ?」 104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 33 06.78 ID xZ2ltzzX0 会長「みかんってなんでみかんで食べるんだろうね」 副会長「蜜柑を蜜柑以外で食べるのは無理と思いますが」 会長「だって未完成なんでしょ?だからかんせいまで待ったらもっとおいしいとおもうの」 副会長「・・・」 会長「あ!今年の卒業記念品をみかんの木にすれば毎年かんせいを食べられるよ!」 副会長「そうですね・・・はい・・・」 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 36 04.29 ID hBrEZMbw0 書記「すげえ! 未完なんて言葉知ってたんだ!」 副会長「やるじゃないですか会長」 会長「……」 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 37 07.56 ID n0RqUm/B0 会長「副海王ー!!」 副会長「それはバキネタを知らないと本当に訳が分からなくなります…ぺちっ…」 会長「あたっ…えと、えとね!!あたしすっごく面白い軽部見つけて来たんだー!!」 副会長「ラノベ…でよろしいですね?」 会長「あ、そうそう!!それ!!で、この涼宮ハルヒのふふふーん…ってのがね」 副会長「うまく聞きとれませんでした。もう一度お願いします」 会長「だ、だから…涼宮ハルヒの…」 副会長「涼宮ハルヒの?」 会長「涼宮ハルヒの………ふえーん!!こ、こんな本ちっとも面白くないよぅ!!」 副会長「(もしも涼宮ハルヒが、馬鹿も集めてるとすれば、間違いなく団員にされるんだろうな…)」 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 38 53.85 ID f3u2S5ObO 副会長「で、ネコが急に出てきたからキャッと驚いちゃって…」 書記「はははは、散々ひっぱっといてそんなオチかよ!」 副会長「まぁ、これ言いたかっただけだしね」 会長「え、えっと。あのさぁ、ネコが急に出てきたからキャッと驚いちゃったって、どういう意味なの?何で笑ってるの?」 副会長「え、あ、それはですね…」 書記「いちいち聞くなよバカ」 会長「…なんで?」 書記「あのなぁ!」 副会長「ま、まぁ良いから。この話はこの辺にしましょう?会長ももう忘れて?」 会長「…??」 ――その日の生徒会会議 副会長「では、会長。今日の議題は?」 会長「まず、今年の予算のことと…あと、さっき副会長が言ってた『ネコが急に出てきたからキャッと驚いちゃって』の意味について話し合います」 副会長「ちょwwwww」書記「ひでぇ…」 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 49 53.95 ID hBrEZMbw0 書記「おい。キッチンって10回言ってみろ」 会長「じゅっかい……」 書記「指使っていいから」 会長「キッチンキッチンキッチンキッチンキッチンキッチンキッチンキッチンキッチンキッチンキッチン 言ったよ?」 書記「(一回多いが)おk。じゃあ、鳥を英語でなんて言う?」 会長「なんていうの?」 書記「……」 副会長「あれ? 何で泣いてるんですか書記」 書記「うるせー馬鹿」 114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 54 02.43 ID SBlvyt+UO 111 書記「よし、リベンジだ。ピザって10回言え」 会長「ピザピザピザピザピザピザピザ食べたいピザ食べたいピザ食べたい」 書記「ここは?」 会長「え?生徒会室だよ?書記くん大丈夫?」 書記「…」 会長「泣いてるの?」 書記「泣いてねえよ!?」 116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 57 53.66 ID hBrEZMbw0 114 書記「泣きの一回! 味醂(みりん)って10回言え!」 会長「みりんみりんみりんみりんみりんみりんみりんみりんみりん」 書記「(一回少ないが)鼻の長い動物は?」 会長「エレファント!」 書記「それは英語じゃなくて良いんだよクソが!」 117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 59 23.56 ID f3u2S5ObO 書記「おい。キッチンって10回言ってみろ」 会長「じゅっかい……」 書記「指折って数えていいから」 会長「その言葉、嘘はないな?」 書記「あぁ、本当…」 会長「では、折らせていただく!まず一本!!」 ボキバキ 書記「ぐ、ぐぁぁぁぁ!おのれ負けるかぁ!」 会長「ふん、甘いわぁ!そぉれ、二本目ぇ!!」 バキボキ 書記「ぐぉぁぁぁぁ!」 会長「ふふふ、この痛みとともに身に刻んでおくがいい。私こそがこの学園の支配者、生徒会長だ!三本目ぇぇ!!!」 書記「ぐぅぁぁ…!はぁはぁ、夢か…」 113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 18 52 39.37 ID pGedzg7dO 会「副会長!何この手紙の山!?」 副「生徒会への生徒達からの要望やメッセージです。」 会「“副会長さん、応援してます頑張って下さい” “副会長さんお身体に気をつけて”だって。」 副「8割方そういった手紙でしたね」 会「副会長は人気者だねぇ」 副「こうやって応援してもらえるのは やはり有り難いことです」 会「ねぇ、私宛ての手紙はどこ?」 副「ないです」 118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 00 05.29 ID pGedzg7dO 113 その後 副「あ、そういえば一通だけきてました」 会「もー♪副会長の忘れんぼさん♪」 副「…はい。これです。」 会「何が書いてあるのかなー♪」 「本の返却期限が過ぎています。 早急に返却してください 図書委員より」 会長「…。」 119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 00 09.92 ID SBlvyt+UO 会計「あっちっちー、あっちっちー、会長と書記くんはあっちっちー」 書記「会計てめえ!?」 会計「でもー…私には春は来ない……ふ、ふふ」 書記「その…何だ、元気出せ」 121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 05 30.62 ID f3u2S5ObO 書記「ああああぁぁぁぁ!またミスしやがって!!もう死ね!死んで詫びろ!!」 会長「ああぁぅ、ごめんなさい…」 副会長「ちょっと書記君、言い過ぎよ!」 会計「会長、泣き止んでください?気にしなくていいですよ?」 会長「ごめんなさい…でも死ぬのは嫌だぁ…」 会計「大丈夫、私が代わりに死にますから」 123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 08 31.61 ID pGedzg7dO 会「ららら副会長~♪」 副「ご機嫌ですね」 会「校歌ってさぁ~♪ あんまりみんな歌わないよね~♪」 副「口パクが多いのは確かですね」 会「だからさぁ~♪ 校歌を今風に変えちゃおうよぉ~♪」 副「今度の全校集会でその新しい校歌を 会長が一人大声で歌っていただけるなら検討しましょう。」 会「嫌です」 副「なら諦めてください」 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 09 40.99 ID n0RqUm/B0 会長「ねぇー!!副快腸ー!!」 副会長「いえ、ここ三日ばかり音沙汰が…ってこんな古典的な会話させないで下さい…ぺちっ…」 会長「ごめーん!!てかね、てかね!沖縄の友達にもらったんだけどね!!ね!!あれすっごくおいしかったんだ♪」 副会長「どんなものですか?」 会長「うーんとねぇ…たしかぁ…ちぃ…ちぃ…あっ!…ちんこーだ♪」 書記「ぶっ…///」 副会長「・・・それはちんすこうです、いくらなんでもその間違いは学生として・・・」 会長「ち、ちがうわよ…///…アレのおいしさが分からないなんて副会長もまだまだお子様ね!」 副会長「お前はいつからちょいエロお姉さまキャラになったのだ…ぺちっ…」 125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 09 51.04 ID SBlvyt+UO 会計「いい天気ね」 会長「ありゃ会計ちゃん」 会計「しにたい」 会長「ど、ドントストップ!」 133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 20 46.13 ID xZ2ltzzX0 副会長「今日は会長が遅れるそうです」 書記「またなんで?」 副会長「道に迷ったそうです」 書記「校内で・・・」 副会長「いないならいないで作業がはかどりますから」 数分後- 副会長「・・・・(黙々と作業中)」 書記「・・・(さぼりつつもなんかしてる)」 会計「・・・・・死のう」 書記「ちょ、いきなりなにを・・・ってもうリストカットしてやがる!」 副会長「止血すませたら床ふいててくださいね」 書記「ちょっとはあわてろよ!」 135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 26 29.88 ID SBlvyt+UO 会長「書記…」 書記「あ?んだよ」 会長「ゴルバチョフ書記長」 書記「あ?」 会長「ゴルバチョフ…ゴルバチョフって何か犬の種類みたいじゃない?」 書記「いいから書類に目を通せ馬鹿虫」 会長「虫って言われた…」 会計「…ナイフ、使う?」 136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 37 25.01 ID pGedzg7dO 会「副会長、今月の会費でお菓子とジュース買ってきていい?」 副「いいわけがありません」 会「今月おこづかいピンチなんです!」 副「関係ありません」 会「くそー!貴様の血は何色だぁぁ!?」 副「赤ですが」 会「…こんな残酷な副会長のいる部屋なんかにいられるか! 私は自分の教室に戻る!」 バタン! 30分後 副「(会長が帰ってこない…まぁ、別にいいか。)」 139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 40 43.37 ID f3u2S5ObO 書記「会長、手袋って逆さまに読んでみて?」 会長「え?ろ…くぶ…て?」 パシパシパシパシパシパシ 会長「痛いよ、何で叩くの?」 書記「え?今自分で六ぶてって言ったじゃん」 会長「えぇっ!?そうか…てぶ…じゃあ、てぶうじゅって逆さに言って!」 書記「はぁ?いやぁ、わかんないな。頭の良い会長、教えてくれませんか?」 会長「頭がいい?えへへ、正解はじゅうぶてだよ」 パシパシパシパシパシパシパシパシパシパシ 会長「ギニャー」 143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 47 50.92 ID hBrEZMbw0 書記「おい、これなんて読むんだ」 会長「えー? 書記くん、こんな漢字も読めないの?」 書記「ああ、テメェの汚い字はな。っていうか漢字かこれ」 会長「…・・・」 148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/11(月) 19 53 23.60 ID SBlvyt+UO 会長「へぷしっ」 副会長「風邪ですか?」 会長「気付いたら河川敷で寝てた」 狐娘「またマヌケな人間一人騙くらかしてやったわwww」 狐母「ようやったwwwwwようやったwよwwwwww」 会長「星が綺麗だったよ!」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44051.html
登録日:2020/02/16 Sun 22 25 40 更新日:2024/08/15 Thu 11 07 53 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 SCP Foundation SCP-JP SCP敗団 Safe broken_bone 「博士」 どうあがいても絶望 ダジャレ SCP-717-JPは、シェアード・ワールドSCP Foundationに登場するオブジェクト(SCiP)である。 オブジェクトクラスはSafe。 項目名は『博士の大爆笑ギャグ250連発大図鑑!』。 …もうタイトルの時点で嫌な予感がした人とトマトが飛んできそうだと思った人は挙手。 まず始めに「博士」とは 「博士」とは、SCP財団日本支部にて要注意団体として登録されている謎の人物、または集団である。 言動は本家のワンダーテインメント博士と似通っているが、向こうは曲がりなりにも本気でみんなを楽しませるために玩具を作っているのに対し、 此方は100%純粋な悪意を込めてえげつない効果を持つSCPを造ってはばら撒く確信犯。 ようするにワンダーテインメント博士の模倣犯兼パチモノ。 主な目的は不明だが、実際ちゃんとした目的があるかどうかも疑わしいほどにただただ迷惑な物を生み出しては一般人に被害を出しており、 時には他の要注意団体にすら平然と偽装工作を行い引っ掻き回すなど、ただ悪質なSCPで遊んでいるだけの愉快犯ではないかとも思われる。 作ったSCPには本家と同様説明書も付けているが、本家には注意書きや何かあった際の連絡先がしっかり記載されているのに対し此方は一切なし。 クレームに対して恐ろしく高圧的な対応を取った事も。 説明書の中に「楽しもうね!」というフレーズが強調されているのも特徴。 概要 まずコイツが何なのかというと上記の「博士」が作ったと思われる全238ページのソフトカバー書籍である。 表紙に直接『博士の大爆笑ギャグ250連発大図鑑!』と印刷されており、各ページにはモノクロイラスト共に、日本語のジョークやギャグが記載されている。 …トマトが新記録を出せそうな本である。 SCP-717-JPの全てのページを読んだ対象がSCP-717-JPに収録されているジョークを発声することで、本人あるいはジョークを聞いた周囲の対象に何らかの精神影響、物体の出現、限定的な現実改変などの効果をもたらす。当然、SCP-717-JPによる効果はジョークによって対象も内容も異なる。 ただ多くの場合SCP-717-JPによる精神影響は、記憶処置などで除去することはできない。 …それかなりヤバくね? またSCP-717-JPの収録ジョークのみ、あるいはイラストのみを視認しただけでは、ジョークを発声しても効果の発生に至らない。 ちなみに裏表紙にはこう書かれている。 爆笑必至!面白すぎ注意報発令中! よい子の諸君!『博士』が送る爆笑ギャグ250連発で大爆笑! 君も明日からクラスの人気者になれるかも!!?? 皆で笑おう!皆で楽しもう! 楽しもうね!! 実験記録 Dクラスに読み上げさせての実験。 対象ジョーク:「布団が吹っ飛んだ」 実験環境:実験用気密チャンバー内に、一般的な寝具用布団と共に被験者を配置 結果:寝具用布団が破裂し、チャンバー内のカメラを破壊。████研究助手がチャンバー内に侵入したところ、全身に2から3度の火傷を負った被験者を発見した。 付記:被験者は実験終了後、医務室に搬送された。被験者の体表面の付着物を解析した結果、寝具用布団内の綿がニトロセルロースに変化して爆発したことが判明した。 ●三 …初っ端からヤバイぞこれ。 対象ジョーク:アルミ缶の上にあるミカン 実験環境:実験用機密チャンバー内に、被験者と共に飲料品用アルミニウム製缶容器を配置。被験者と容器の間には防弾ガラス製の衝立を設置した。 結果:缶容器の上部にミカンに分類される果実が出現した。 付記:ミカンが出現したように観測されたが、単に『アルミ製の金属容器の上部にミカンが存在するように見える』という精神影響を実験関係者全員が受けただけだと判明した。以降の実験で特に問題はないため、精神影響の除去を行わないまま、被験者には引き続き実験に参加させた。 ●三 対象ジョーク:猫が寝転んだ 実験環境:実験チャンバー内にイエネコ一匹(オス、2歳)と共に被験者を配置。 結果:発声直後、毛づくろいをしていたイエネコが突然横になった。 付記:実験チャンバーより二階下の飼育室内で、ベンガルトラを含むネコ科の動物8頭が食餌や排泄を中断して横になった。 ●三 ●三 ●三 対象ジョーク:この椅子、いいっすね 実験環境:実験チャンバー内に被験者のみを配置 結果:特に何も生じなかった 付記:次は椅子をチャンバー内に入れて実験してみよう-████博士 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 対象ジョーク:ナイスな椅子 実験環境:実験チャンバー内に事務用椅子(背もたれ付、ひじ掛けなし)とともに被験者を配置 結果:事務用椅子がひじかけのついた一人用ソファに変化した 付記:実験終了後30分経過すると、個人用ソファは元の事務用椅子に戻った。 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 対象ジョーク:サイを見なさい 実験環境:実験チャンバー内に被験者を配置。実験チャンバーの扉は施錠されており、実験チャンバーを中心とする半径50km以内にサイが飼育されていないことは確認済み。 結果:被験者はジョークを発声後、実験チャンバー出入り口に駆け寄り脱出を試みた。████博士の再三の警告にもかかわらず、被験者は実験チャンバーからの脱出を試みたため、沈静ガスをチャンバー内に噴霧して実験を中断した。 付記:実験終了後、D-00112が意識を回復すると「サイを見なければ」などと発言し、逃走を試みた。D-00112を拘束の上、各種記憶処置を施したが、強迫観念は除去できなかったため、実験から28時間後に解雇した。 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 …ちょっと待ってほしい。 このDクラス、何と「終了(抹殺の意)」したと言われず、「解雇」されているのである。 投稿者によっては終了と同じ意味で解雇と書くこともあるが、 この報告書内の他のケースで自己終了という言葉が使われており、それと使い分けがされていることから、 Dクラスがシャバに解き放たれた可能性が高い。 いや例え記憶処理したとしてもミーム汚染された人間、それも死刑囚をシャバに放っちゃ駄目だろ。 対象ジョーク:やわら貝 実験環境:実験チャンバー内にアサリの入った水槽と共に被験者を配置 結果:ジョークの発声直後、水槽内のアサリが水槽底面に平面状に広がった。 付記:実験後水槽底面のアサリを調査したところ、貝殻からカルシウムが一切失われていた。 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 …想像したらかわいい…いややっぱキモい。 対象ジョーク:スイスの椅子 実験環境:実験チャンバー内に被験者のみを配置 結果:SCP-███-JPとほぼ同一の性質を有するオブジェクトが出現した 付記:SCP-███-JPの収容状況に変化がなかったため、同一の性質を有するオブジェクトが発生したと考えられる。現在実験によって発生したオブジェクトは、SCP-███-JPと同様の手順で収容されている。 コメント:そう言えばSCP-███-JPが回収されたのは、スイス発の貨物船だったな ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 …椅子多いな。 対象ジョーク:犬がどこにも居ぬ 実験環境:実験チャンバー内に被験者と犬(雑種雄、2歳)を配置 生じた現象:被験者、実験関係者共に犬の消失を報告した。しかし実際には犬の存在を認識できなくなっただけであったことが判明した。 付記:実験後、Aクラス記憶処置を施したところ、ジョークを聞いた職員については認識障害を消去することができた。被験者については認識障害の消去には至らなかったが、以降の実験での影響が低いと判断された。 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 対象ジョーク:粥を食べると痒ーくなる 実験環境:実験チャンバー内に被験者のみを配置。ジョーク発声後、被験者に職員向け食堂で調理した粥を食べさせる。 結果:食事後、被験者の全身に蕁麻疹が生じ、非常に強い痒みを訴えた。 付記:実験後、他の食品でも試したところ、穀類に大量の水を加えて調理した料理全般に対し、アレルギーの症状が生じることが判明した。粥やオートミールはもちろん、一般的な方法で炊いた白米やおこわでも症状が確認された。ただし、餅のように原材料から大きく形が変化する調理法を経た場合は、特に問題はなかった。調査後、被験者は本人の希望通り解雇した。 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 …またDクラスが終了ではなくシャバに解放されてる。とはいえ異常な汚染をされた訳ではないため一般の病院に行っても問題なさそうだが。 やさしいざいだん。 …いやアレルギーにさせてるし優しくはないか。 対象ジョーク:コンブで喜んぶ 実験環境:実験チャンバー内に被験者と共に、加熱調理済みの食用昆布を配置した 結果:ジョーク発声後、特に被験者に体調の変化はなかった。しかし████博士の指示で被験者が昆布を摂食したところ、顔面及び横隔膜の痙攣が生じた。 付記:被験者は顔面と横隔膜だけでなく、全身を痙攣させ、最終的には自己終了した。被験者を調査した結果、血液や脳内から特に異常な化学物質は検出されなかった 喜ぶあまりに笑い死にしたらしい。 …トマトが枯渇したみたいだ。 対象ジョーク:車が来るまで待って 実験環境:実験チャンバー内に被験者を配置。ジョーク内に待機を示す語が含まれているため、ジョーク発声後72時間、被験者を実験チャンバー内にて観察する 結果:実験後72時間の間、被験者及び実験関係者に変化は見られなかった。 付記:実験から18時間後、身元不明の男性が運転する乗用車が、財団施設の正面ゲートに急速に接近した。警備職員の停止命令を無視したため、車両停止装置を用いて強制的に停車させ、運転手を拘束した。乗用車を停止させた時点では運転手はひどく興奮していたが、降車させた所無抵抗になった。運転手はその後18時間にわたるインタビューにも黙秘を続け、インタビュワー交代のため目を離した瞬間に消失した。また、拘束後駐車場に停車していた乗用車も、ほぼ同時に消失した。 もうトマトも襲ってこないし安s… ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ギャアアァァァァァ!!!戻ってくんなぁぁぁァァァ!!!!! 対象ジョーク:鬼のようなお兄ちゃん! 実験環境:実験チャンバー内に被験者と共に、D-000231を拘束した上で配置 結果:特に異常は無し。しかし被験者を実験チャンバーから退出させる際に、D-00023が被験者よりも後だということに立腹し抗議を始めた。実験に立ち会った職員が制止したが、D-00023の発言は止まらず、通常時の待遇への不平不満にまで発展し、怒りをあらわにして拘束を逃れようと試みた。拘束器具が破壊される恐れがあったため、D-00023には鎮静剤が投与され、意識を喪失した状態で実験チャンバーから運び出された 付記:D-00023にインタビューを行ったところ、被験者に対する強烈な敵意が心理的刷り込みとして植えつけられていた。また、検死の結果、Dクラス職員として雇用した当初よりも骨格筋率が17%ほど上昇していた ●三●三●三 ●三 ●三 ●三 ●三●三●三 ●三 ●三 ●三 ●三●三●三 対象ジョーク:時計なんてほっとけい 実験環境:実験チャンバー内に被験者と共に一般的な市販の置時計を配置 生じた現象:実験後、被験者を含め、ジョークを聞いていた実験関係者全員が時間の感覚を喪失した。 付記:被験者と影響を受けた実験関係者は、実験後より筋道を立てて思考することが出来なくなった模様。各種記憶処置を施して回復を試みたが、いずれも失敗。意識はあるが本人の意思確認ができないため、解雇は保留中。 ●三●三●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三●三●三 …精神病院にでもぶち込むのか? 対象ジョーク: SCP敗団 被験者:D-64892 実験環境:実験チャンバー内に対象を配置 生じた現象:実験直前にO5命令により実験中止 付記:ジョークの内容及びその他の事例から、『博士』が財団の存在を把握している可能性が高いため、出版元と『博士』の調査チームの人員を増員した。 コメント:何が起こるかは不明だが、これまでの実験結果からすると致命的な状況が発生する可能性が高い -███博士 ●三●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三 ●三●三 ●三 ●三 ●三 O5-██「ハァ…ハァ… 敗団……?取り消せよ……!!!今のジョーク……!!!」 しれっと最悪世界が滅びかねないようなワードを入れるな。 対象ジョーク:[削除済]は何[削除済]? 実験環境:防弾ガラス製監視窓つきの多目的チャンバーに被験者を配置。チャンバー内には各種センサと記録装置を配置。チャンバーに隣接する監視室には、武装した警備職員8名を待機させた。 結果:チャンバー内に複数名の[削除済]が出現した。[削除済]は被験者を所持していた刃物で攻撃すると、監視窓に向けて金属片を投擲した。金属片が監視窓を貫通し、████博士他3名に命中した。その後[削除済]は監視窓を突き破って監視室に乱入し、所持していた刃物、金属片、素手などで警備職員と戦闘を開始。2分後に警備職員を全て行動不能にすると、全員が煙を発生させて消滅した。 付記:実験チャンバー及び監視室からは、凶器として使用された刃物や金属片は発見されなかった。 ●三●三●三●三●三●三●三●三+三●三●三●三 ●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三 ●三●三●三卍三●三●三●三●三●三●三●三●三 ●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三 ●三●三●三●三●三●三●三×三●三●三●三●三 ●三●三◇三●三●三●三●三●三●三●三●三●三 ●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三 ●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三 ●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三●三 ドーモ、ザイダン=サン。[削除済]です。 SCP-053-JPとの関連性は不明。 発見経緯 コイツの発見経緯だが、とある小学校にて大規模な爆発事故と未知の大型生物の出現が報告されたことをきっかけに収容に至った。 SCP-717-JPは当時█年2組の教室に置いてあり、全ページを読んだ生徒によって一連の現象が引き起こされたと考えられている。なおSCP-717-JPには出版社や印刷業者、及び書籍コードなど発行元を特定する情報が一切記載されておらず、収容当時生存していた生徒へのインタビューでも誰が持ってきたかを明らかにすることはできなかったらしい。 現在SCP-717-JPは表紙の印刷と裏腹に228のジョークしか収録されていない為落丁書籍であると考えられているそのため全国各地の古書店を定期的に調査し、類似書籍を含めたSCP-717-JPの回収が行われているらしい。 追記・修正はSCP-504の前でこの本を全部読み上げてからお願いします。 CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-717-JP - 『博士の大爆笑ギャグ250連発大図鑑!』 by broken_bone http //ja.scp-wiki.net/scp-717-jp この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -テニヲハWiki- ちょっと待ってほしい。 この本は上記に書かれている通り、「SCP敗団」というヤバいワードが載っている。 SCP財団は異常存在達の手から世界を守る為に日々人知れず戦っているのだ。 そんなSCP財団が敗北する…という事は最悪の場合世界の滅亡を意味する。 そして財団がSCPに敗北した例がいくつかある。どれも世界中に大きな影響を与えているか、世界そのものを滅ぼしてしまう結末に至っている。 …だがこの本、第一発見時には生徒によって全ページが読まれている。 黙読しただけならよいのだが、もしかすると… 「SCP敗団」という単語が既に読み上げられてしまっている可能性がある。 財団は、近い内に何かしらの形で「敗北」する、もしくは既に「敗北」が始まっているかもしれないのだ。 この「敗北」が精々「完全に無害なSCPの収容違反」程度のものであってくれればいいのだが… もしそうでなければ、上に挙げたような最悪の事態になってしまいかねない。 財団の明日はどっちだ。 追記・修正は財団の明日を祈りながらお願いします。 CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-717-JP - 『博士の大爆笑ギャグ250連発大図鑑!』 by broken_bone http //ja.scp-wiki.net/scp-717-jp この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最後の実験で使われたダジャレが何かなんとなく分かってしまった私は........ニンジャ(ボソッ........) -- 名無し (2020-02-16 23 05 06) トマトの異常な使われ方に不覚にも笑ってしまった。 -- 何か (2020-02-16 23 06 14) 日本支部特有の思いっきりギャグに走る系のオブジェクトか。イイね。そしてホラーも忘れてない。 -- 名無しさん (2020-02-16 23 06 26) トマト182個飛んできてて草 -- 名無しさん (2020-02-16 23 21 24) 1回目はヌルゲー異世界が楽しめるが、2回目は超難易度になるという詐欺みたいな夢(そこで死ぬと現実でも死ぬ)が見れるオブジェクト(何かは忘れた)も博士製だったっけ -- 名無しさん (2020-02-17 00 15 23) トマトの編隊飛行で吹いた -- 名無しさん (2020-02-17 02 16 38) 財団のためにもSCPが組み込まれたダジャレを考えようぜ -- 名無しさん (2020-02-17 05 36 13) 途中突っ込まれてる解雇って、終了と似たような意味で使われるよね? 他の記事でもあった気がする -- 名無しさん (2020-02-17 06 08 58) トマトのAA全部トマトの記事にリンクしてるのかw -- 名無しさん (2020-02-17 06 24 05) ……そういや元が本部記事だから日本語訳かアニヲタ報告員のオリジナルかだけど、家族で飯を食う行為をエロいと認識する植物の記事に「SCP猥談」てのがあったなw -- 名無しさん (2020-02-17 06 26 07) 解雇はヘッドカノンにもよるけど、終了あるいは記憶処理によって刑務所戻り(からの再雇用)が主流でシャバには放さないと思ってた -- 名無しさん (2020-02-17 06 32 15) トマト189個では? -- 名無しさん (2020-02-17 08 28 30) -- SCP祭壇もあるぞ (2020-02-17 08 30 00) ここでは解雇=抹殺の意味で使ってると思う。 -- 名無しさん (2020-02-17 10 05 22) ヘッドカノン(ヘッドキャノンに非ず●三)によるが解雇って終了の婉曲用語の一種かと……そしてトマトがK-クラスシナリオ並みに飛んできそうなw -- 名無しさん (2020-02-17 13 24 20) Dクラスをなんらかの理由でシャバで自由にする時は退職とかもっと穏健な表現つかうしなあ。退職だったら終了と同義かDクラスをやめさせるだけで自由にはしてないんじゃね -- 名無しさん (2020-02-17 13 35 06) アイエエエエ! ![削除済]? [削除済]ナンデ!? -- 名無しさん (2020-02-17 14 11 47) ※5 『博士のわくわく大ぼうけん毛布』SCP-653-JP -- 名無しさん (2020-02-17 16 22 14) SCP-510-JP(蚊取閃光)の実験記録では、「社会復帰」という表現が使われているな。 -- 名無しさん (2020-02-17 16 24 08) scpのトマトネタって誰か面白いと思ってるのか?ネタがあるから義務的に行ってるだけじゃないのか?ページを読みにくくするだけだし、控えめにした方がいいのでは? -- 名無しさん (2020-02-17 19 26 04) は? -- 名無しさん (2020-02-17 21 40 39) 読み上げられたって書いてなくね? -- 名無しさん (2020-02-17 22 53 51) 鮮やかに飛んでくるトマト好き -- 名無しさん (2020-02-18 01 16 25) ぶっちゃけこれ、博士製にしては有情というかワンタメ博士寄りだな、悪意があまりない(SCP財団に対してはともかく) -- 名無しさん (2020-02-18 10 49 42) 本サイトで元のページを読んでから最後の[削除済]の答え合わせに来た。やっぱりか。どうも読んでる途中で「居ぬ」とか「ナイスな椅子」を思い出す。SCPオブジェクトの項目名ってけっこうトマトが来そうなのが多い。 -- 名無しさん (2020-02-18 11 31 57) サイと粥では「解雇」、昆布で「自己終了」という表現が使われてるし粥アレルギー程度で処分はもったいないと思ったから、もしかして解雇と終了が違うのかなとは自分も思ったよ(まあ解雇もおかしいけど)。 あと、効果発動条件が全てのページを読んだ対象がジョークを発声することだから、生徒が全ページを「読んだ」というのは見て理解するという意味で、発声はしてないと思う。 どこか知らない場所で同じ本が存在してる場合読み上げられたらヤバいって事態は変わりないが -- 名無しさん (2020-02-18 11 36 38) 「大規模な爆発事故と未知の大型生物」→「土管が爆発した、ドッカーン!」「5時にゴジラが出た」とかかな? -- 名無しさん (2020-02-18 18 22 06) ↑4、悪意強調しないとワンタメ博士と差別化難しいのがな -- 名無しさん (2020-02-18 23 20 41) ↑3 そも読んだ直後にサイを見に駆け出すわ爆発するわのそれ以降継続しての読み上げがまず不可能になるジョークが複数あるであろうにその状態で全部発声できたらもうその生徒がSCPだろな状態だし、取り敢えずは「SCP敗団」を読み上げられて無いと見て良いんじゃないかな? -- 名無しさん (2020-02-19 02 08 05) トマトネタしつこくない? -- 名無しさん (2020-02-26 08 13 16) まぁ元からしてトマト飛ばしてくださいと言わんばかりの記事だからこれくらい大判振る舞いしてもいいと思う。このwikiはふざけたおして何ぼのところがあるし -- 名無しさん (2020-02-26 09 33 41) SCP敗団はどこがギャグなんだ? -- 名無しさん (2020-02-26 10 14 26) ↑2,3 大丈夫だ! 現実改変で、この項目内にいる限り、絶対にトマトがぶつかることはないようにしたからな! これで安心だ! HAHAHA!! -- 名無しさん (2020-05-03 09 50 39) SCP敗団は博士の財団に対する悪意なので、博士的には愉快なギャグなのだろう。たぶん。…それはそうと、「読み上げられた」と断定されてたところは「可能性」ぐらいにしてみた。他、ちょいちょい修正 -- 名無しさん (2020-08-09 09 05 12) 自分で自分を解雇することは無いので勝手に(すっとぼけ)死んだ場合は自己終了という呼称になるだけで、普通に財団による殺処分を解雇と言っているだけじゃないか?と思ったけど意思確認しないと解雇できないとあるし本当に社会復帰(か死刑囚に戻す)なんだろうか -- 名無しさん (2020-08-09 10 33 44) 最初に「ちょwwこんなん絶対トマト案件じゃんwwww」と油断して「あっ…」ってなった。 -- 名無しさん (2020-12-06 02 52 31) 逆によう全部読んだな -- 名無しさん (2022-01-15 23 34 17) クソトカゲが糞になったw -- 秘匿 (2022-03-05 15 56 32) 解雇を希望してる囚人も居るらしいし、意思確認しないと解雇できないってところからたぶん精神面を挿げ替えた上での釈放なのかな?と思った。 -- 名無しさん (2024-02-29 17 23 06) 「SCP敗団」以外にもSCPオブジェクトを増やしたり夜に解き放ったりするジョークがあるかもしれない。 -- 名無しさん (2024-08-15 11 07 53) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40125.html
SCP-001 SCP-001/支部提言 もしかして本元からコピペしてきただけか? -- 名無しさん (2016-11-10 20 36 21) 後で編集しとくわ 建主さんは追記できるならしといて -- 名無しさん (2016-11-10 20 43 53) kalininの提言はどうしようか -- 名無しさん (2016-11-10 20 46 02) 変わってるね。GJ -- 名無しさん (2016-11-10 21 17 23) ああ、こういうふうに編集したのね これならいいと思う 個々の001は作ったらここに紐付けて共通タグ「SCP-001」をつけとけばいいよね -- 名無しさん (2016-11-10 21 17 49) SCP-001は財団の創立に関わるもので超重要機密。だからいっぱい001の報告書を作って、「この中のどれかかもしれないし、どれでもないかもしれない」ということにした、って設定なんだっけ? -- 名無しさん (2016-11-11 04 09 36) ↑世界的にはそんな感じ。だから候補となるものはやたらメタネタの宝庫になってる(そうでないものもあるけど) -- 名無しさん (2016-11-11 08 26 23) 初心者が番号順に読もうとするとまずここで引っかかるわけか -- 名無しさん (2016-11-11 13 11 48) ちなみにKO,FR,PL,TH,JP,DEの001もこれと同じスタイル(RUには001がまだ存在せず、CN,ESの001は未完成) -- 名無しさん (2016-11-11 13 33 50) ⬆2 割とよくある話だね んでとりあえず遺産コレクション読めって言われるとこまでがセット あとSCP-001-EX-Jはめちゃくちゃ秀逸だよアレ 001とEXとJってどれも普通のよりハードル高いのに全部兼ね備えててしかも001なのもEXなのも納得できるから凄い -- 名無しさん (2016-11-15 17 24 09) SCP-001-EX-Jって火かwわるくない→わかってるはSafe→Explainedってことでいいのかね -- 名無しさん (2016-11-17 16 02 22) SCP-001-klnってリンクになってるけど仮に記事作るなら「SCP-001/Kalinin's Proposal」のが良くないか Klnはカリーニンの提言の一部分でしかないし -- 名無しさん (2016-11-17 16 04 22) LurkDの提言削除されたな。 -- 名無しさん (2016-11-17 16 14 53) 財団設立の理由が条件って書いてあるけどツイステッドギアーズ=カクタスの提言とかKalininの提言はそんなのに言及してないじゃん -- 名無しさん (2016-11-17 19 53 24) 001はその構造もさることながら個々の報告書自体もどれも超難解でなかなか理解が進まなかったからこういうそれぞれの001の概要をかみ砕いて簡単に説明してくれる文章はありがたい 原文の理解の助けになったありがとう -- 名無しさん (2016-11-20 18 24 31) SCP-2798が停止した翌日がシン・ゴジラの劇中設定でゴジラが出現した日だからSCP-001=ゴジラという説を見かけた よく気付いたなぁと笑った反面なんか妙に納得してしまった -- 名無しさん (2016-12-25 14 03 43) 日本支部の提言もまとめられたか…でも要約されててもハルアキの提言-表裏一体の科学と魔法とロッカーの提言-プロトコル-Kナンバーズはよく分からないな 特にわ█し█ざい███ほん█ぶに█しょ██す██クラ█2け█き██い█なか█の███もの██きっと██し████する██████ねが███る -- 名無しさん (2016-12-25 22 08 29) トカゲ男の提言は、スマホ版だと「提言部分をタップする」ことで消えます -- 名無しさん (2017-01-10 22 10 02) 京都はダエーバイトの手に墜ちた孝明天皇も云々て書かれてるけど、結構しっかり日本のオカルトも歴史についても調べてるなって気がする -- 名無しさん (2017-01-23 03 24 20) KOの001も面白いよね。L.H.セインの提言とかハッとする -- 名無しさん (2017-02-02 14 12 27) SCP-001には含まれないけど、SCP-700-JPなんかも割とそれっぽい -- 名無しさん (2017-02-27 20 34 53) SCP-001-JP、桑名の提言の「艦橋」を初めて読んだ時、『終わりのクロニクル』の「ノア」を思い出したのは私だけだろうか? -- 名無しさん (2017-04-14 21 45 52) 本家に001提言が1個増えた。もともと3000コンテストに出されていたものだったらしいが…? -- 名無しさん (2017-04-22 02 17 44) 各支部のミーム殺害エージェント?の画像見比べるの楽しいよね -- 名無しさん (2017-04-24 19 37 26) ↑2 大分ホラーっぽいと思ってたらやったぱり3000候補か。ところでなんで001の項目名が「分類待ち」から「機密解除待ち」に変わったの? -- 名無しさん (2017-04-24 21 14 43) ↑De-classificationって語の訳し方の問題だったと思う。classification(機密)に否定の接頭辞のdeが付いてるんだから機密解除の方が適当では?みたいな -- 名無しさん (2017-04-25 02 28 39) 「S.D.ロックの提言-夜明けの刻」が昼に行動するとアウトというところからSCP-1000との関連性を感じる。 -- 名無しさん (2017-05-22 04 06 05) ↑昼間がアウトどころか月光すらダメっぽいから違うような気がする -- 名無しさん (2017-05-28 18 29 03) カリーニンの提言がとうとう全部書かれたんだね -- 名無しさん (2017-06-11 01 07 38) 【夜明けの刻】読んできた。マジ怖かった。月光でも駄目ってことだけど曇りみたいに雲に隠れてたら大丈夫なのかなと色々考察。 -- 名無しさん (2017-06-16 10 38 11) ↑×2壮大だったな -- 名無しさん (2017-06-21 13 31 24) ミーム殺害エージェント部のAA、確かに「死ぬがよい」な人だけどさ……w -- 名無しさん (2017-06-23 18 17 31) シンプルな内容とは言えつい先日出来たばかりの記事解説が載るとは -- 名無しさん (2017-08-02 00 18 43) カリーニンの提言、何故そこで愛ッ⁉︎ -- 名無しさん (2017-08-07 16 09 26) AAの頭がズレてるんだけどオレだけ?もしそうじゃなかったら誰か治してよろしくお願いします。 -- 名無しさん (2017-08-09 04 47 11) ミーム殺害エージェントのAAってオセロット? -- 名無しさん (2017-08-18 09 14 57) "怒首領蜂"より ロンゲーナ・ゴッドヴィーン大佐だ。「死ぬがよい」という台詞が有名。 -- 名無しさん (2017-10-14 23 51 52) ↑ありがとう。 -- 名無しさん (2017-10-18 00 28 48) 中国支部の001ができたけど項目名がどれも超カッコいい -- 名無しさん (2017-11-03 19 10 59) SCP-001-JP-Jの時の財団マークおっそろしい事考えてるんだよな -- 名無しさん (2017-12-19 18 41 59) ↑何があったらブライト博士になりたいなんて思えるんだ……(戦慄 -- 名無しさん (2017-12-19 19 02 30) O-92の最後の編集済みはどういう意味なんだろう・・・ -- 名無しさん (2017-12-20 22 57 39) すっごい今更だけど、AiliceHersheyの提言-死の死ってあれ厳密には提言じゃないですよね…?本家001-JPページの提言一覧にも入ってないし…そのへん置いておくとしても盛大にネタバレだから001の項目に置いとくのは微妙な気が -- 名無しさん (2017-12-21 10 21 03) 「Darkequationの提言」が「ダークエクエイションの提言」にいつのまにか和訳されてた。 -- 名無しさん (2018-02-21 20 15 10) 出来ることなら、対応をお願いします -- 名無しさん (2018-02-21 20 15 40) そもそも何で提言提言ばっかなの… -- 名無しさん (2018-05-23 17 50 36) ↑001のダミーでこう言うのはどうだろうか?って体だからじゃない?どれかがダミーって提言でどれかが本物 -- 名無しさん (2018-05-25 18 58 22) 1682JP作者の提言がきたな -- 名無しさん (2018-06-03 09 57 40) アイリスじゃなくてAiHeだし、早いのは良いけどもうちょっと詳しく書いて欲しいな -- 名無しさん (2018-06-03 14 48 48) フランス支部の職員の提言のページが消えてる……何があった? -- 名無しさん (2018-06-03 17 05 54) フランス語記事を大量に訳していた人が垢消しした時に自分の記事も全部消していった。自由だけど残念だね -- 名無しさん (2018-06-07 12 41 08) もう本家は増殖しすぎて収集がついてないな -- 名無しさん (2018-06-23 02 25 47) WMDDの提言 - 断崖計画は4人の共著なのかな?「終末の日コンテスト」に出してたみたいだけど、もうすぐ削除されるっぽい -- 名無しさん (2018-06-23 02 38 42) おい最後ww -- 名無しさん (2018-06-23 08 00 15) 緋色の王が凄い楽しみ 早く翻訳されないかな -- 名無しさん (2018-06-23 20 31 40) SCP-001-JP-Jが面白す -- 名無しさん (2018-07-19 13 07 45) ↑誤爆 SCP-001-JP-Jが面白すぎてあのスペースに収めるには惜しいと感じた。記事を立ててしまっても構わないかな……? -- 名無しさん (2018-07-19 13 09 18) フランス支部提言を翻訳した者ですが、可能であればこのページの001-FRの解説も削除して頂いて大丈夫でしょうか?あんな駄訳の痕跡を人目に晒し続けるのは忍びないですし、後続の方や原著者の方々にもご迷惑だと思うので… -- 名無しさん (2018-07-22 21 29 22) ↑とりあえず総合相談所の項目議論用スレッドに書き込んだので、結果が出るまでしばらくお待ちください -- 名無しさん (2018-07-23 02 21 05) SCP-001-FRの件ですが、「CC BY-SA 3.0(特にSA)がついていた」、「原文が削除されていない」、「翻訳した本人か確認できない」といった -- 名無しさん (2018-07-28 23 17 12) (続き)理由で難しいと思われます。誤訳や解釈の間違いがあるようでしたら、コメントで指摘いただければ遅からず修正されると思います。 -- 名無しさん (2018-07-28 23 21 37) 「DJ・カクタスの提言II」を見る限り「001提言は一人一つまで」って決まりは無くなったの? -- 名無しさん (2018-07-30 11 20 41) ここで話すことではないかもしれんが...ブロークンボーン氏が引退につき記事を全削除するとの事だがここにある提言と記事はどうするんだ? -- 名無しさん (2018-08-02 01 40 12) 本家できらいきらい星消えたけどビリスの提言の続きはどうなってしまうのか -- 名無しさん (2018-08-04 17 15 02) 異論がなければ翌日ログ化します あとSCP-001-JP-J単独項目化はむしろお願いします -- 名無しさん (2018-08-06 16 08 42) AiHeの提言Ⅱやらdarumaboyの提言やら太陽技師やらJPはまた一気に提言が増えたな。 -- (名無しさん) 2018-08-11 09 21 22 各支部についての記事は分けられないかな? -- (名無しさん) 2018-08-11 11 50 50 JPの項目を更新しました。確かにそろそろ各支部で分けるのもいいかも。 -- (名無しさん) 2018-08-13 12 48 34 SCP-001-JP-Jの項目を独立させました -- (名無しさん) 2018-09-10 22 47 41 フバンの提言 - 聖地が和訳された模様 -- (名無しさん) 2018-09-16 15 15 04 あとJPにおいてインドの男の提言とおかかおにぎり2追加。これ追記班の方々の手追いつくのかな… -- (名無しさん) 2018-09-16 15 17 06 AiHeの提言を独立させました -- (名無しさん) 2018-09-24 19 21 02 夜明けの刻読んでて思ったけど人類補完計画かな? -- (名無しさん) 2018-09-25 21 18 37 支部提言の独立に踏み切りました。でもまだ長い…個別記事化を推奨します -- (名無しさん) 2018-11-30 00 54 49 個別化するのがまだ決定じゃないならここのタイトルは本部の提言とでもした方が良いかも。あとコメント欄に色んなリンクが貼られてるのは修正した方が良いと思う -- (名無しさん) 2018-11-30 04 50 23 ↑決定してないのではなく『独立させるためには記述が足りてない=独立する人が追記しないといけない』から難易度が高いのよ -- (名無しさん) 2018-11-30 13 04 40 #lsdの使用をやめてコメントログへのリンクを直書きしてみた -- (名無しさん) 2018-12-01 10 13 03 文章量的にはタフトの提言 - 緋色の王は独立させてもいいと思う -- (名無しさん) 2018-12-04 07 53 57 EN、JP、CNの怒濤の提言ラッシュで編集追いついてない感あるな 提言解説ブームでも起きればいいが -- (名無しさん) 2018-12-04 11 36 03 タフトの提言について、ほぼ内容を継承する形で分割作成してもよろしいでしょうか? -- (名無しさん) 2018-12-04 12 33 17 ↑いいと思います。 -- (名無しさん) 2018-12-17 14 31 11 タフトの提言を分割作成しました。 -- (名無しさん) 2018-12-25 10 56 23 SPC-001(サメ殴りセンターの提言)はどこに記述するべきなんだろう -- (名無しさん) 2019-03-17 10 27 38 ↑Joke SCP-001で良いかと -- (名無しさん) 2019-03-26 19 49 18 いやSPCフォーマットなら独立項目でしょう -- (名無しさん) 2019-03-27 08 46 56 djkaktusの関わった(TwistedGearsとの合作を含む)提言4つが001が「ウロボロス」としてひとつのハブにまとめられてる…!? -- (名無しさん) 2019-03-31 19 22 10 クレフ博士の提言にあるO5-14ってSCP-404に消されたんだっけ? -- (名無しさん) 2019-05-12 17 35 47 ↑カノンではないから違う -- (名無しさん) 2019-09-01 23 41 23 何かは全くわからないが少なくともブライト博士のブライト博士ではない -- (名無しさん) 2019-10-04 14 21 55 最後のブライトのくだりはいらないと思う -- (名無しさん) 2019-10-20 03 51 54 個人的にはCKG族の記録はJokeSCPじゃなうても良いくらいのものだと思う -- (名無しさん) 2019-10-23 00 56 03 この記事自体もそうだけど増殖しすぎて収拾がつかなくなってるな -- (名無しさん) 2019-12-22 17 35 24 ログのリネームを提案します -- (名無しさん) 2020-02-12 17 37 47 以下SCP-001/支部提言コメントログ分 SCP-001より独立させました -- 名無しさん (2018-11-30 00 55 15) 部分編集プラグインを導入しました -- 名無しさん (2018-12-02 20 00 46) ついでに新規JP提言も追加 -- 名無しさん (2018-12-02 20 05 24) AiHeの提言 Ⅱを分割作成しました。 -- 名無しさん (2018-12-03 16 59 27) 日中と韓で「支部」という概念に対してスタンスが真逆に振り切れてるのが面白い -- 名無しさん (2018-12-06 14 49 09) 今使用されてるミーム殺害エージェントの画像ですが、2018年現在のサイトのライセンス規定に抵触しているので、新しい方に差し替えた方が良いかと。 -- 名無しさん (2018-12-21 22 02 13) 各支部の執筆状況で「これらの記事はいずれもまだ翻訳されていない」ってあるけど、今はTHとPLが一つずつ翻訳されてるね -- 名無しさん (2018-12-22 12 28 55) 了解です 帰宅したら差し替えますがそれより前に変えられるなら誰かお願いします -- 名無しさん (2018-12-22 18 06 50) 画像の差し替えを行いました -- 名無しさん (2018-12-23 01 03 09) ポーランドとタイの提言が翻訳されたっぽい -- 名無しさん (2019-01-15 18 45 35) AiHeの提言2種が作者によって削除されましたが、項目の扱いはどうしたらよいのでしょうかね?やはり削除でしょうか? -- 名無しさん (2019-02-16 11 38 35) ↑個人的には現在は削除されてるって追記するくらいで積極的に削除する必要はないと思う。 -- 名無しさん (2019-02-17 10 35 11) 同意。SCP(っていうかCC)ってそういうものだと思うし -- 名無しさん (2019-02-18 00 32 30) JPでhannyaharaの提言 最後の一人 が追加されました -- 名無しさん (2019-05-12 14 43 11) ↑項目だけ追記しましたが加筆お願いいたします。 -- 名無しさん (2019-05-25 12 18 35) JP -- 名無しさん (2019-08-31 11 00 45) 失礼しました、途中で送信してしまいました。続き→でhannyaharaの提言Ⅱとsolvexの提言Ⅱが追加されました。無コンで提言ラッシュが止まらない! -- 名無しさん (2019-08-31 11 03 25) ここの画像の出典はどこですか? -- 名無しさん (2019-08-31 11 07 12) JPを一つ追加 -- 名無しさん (2019-11-18 16 58 41) SCP-1714-JPや旧SCP-1682-JPみたいな001を内包してる記事はこっちに関連づけたりしないん? -- 名無しさん (2019-11-25 18 39 43) 表裏一体の科学と魔法。暗号の後半は不明にも関わらず、強引な解釈になっていないか? -- 名無しさん (2020-01-29 21 04 36) 不明と言っても話のオチとしてはほぼ明確だし問題ないのでは? 話の意味が逆になるような読み方ができるのならともなく -- 名無しさん (2020-01-29 21 13 39) 魔法を広めようと考えているのが明確?そうであったらいいなという期待であってなんとも言えないのでは? -- 名無しさん (2020-02-03 00 17 33) Fennesistの提言が投稿されたので反映しました. -- 名無しさん (2020-04-20 20 14 35) ロシア支部の001提言、いつの間にか出てる -- 名無しさん (2020-04-23 20 13 27)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/46428.html
登録日:2020/11/02 Sun 12 56 00 更新日:2024/04/17 Wed 20 20 51NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 AI SCP SCP foundation Safe Tanhony ドローン 人工知能 泣けるSCP 涙腺崩壊 矮小な部屋をぶち壊せ。511字などで語れないほどに、我らの世界は広いのだ。 SCP-4183とは、シェアード・ワールド「SCP Foundation」において登録されたオブジェクトの一つ。 オブジェクトクラスは「Safe」。 項目名は『自動収容プロトコル』。 説明 SCP-4183は陶製の花瓶である。これを人間が視認してしまうと、強制的に失血死する。さらに対象の一親等の血族全員が同様の理由で失血死する。 加えて、この危険な異常性は写真や動画を始めとした間接的な方法でも発生してしまう。 あくまでも"人間"のみが対象となるため、他の生物には何の影響も引き起こさない。 よって特別収容プロトコル、 SCP-4183はサイト-22の保管ユニットに収容され、常に最低1機の収容ドローンによる直接警備下に置かれます。 生存した人間が収容ドローンの記憶領域にアクセスするリスクがあるため、SCP-4183の視覚的観察は認められません。 他2機の収容ドローンはサイト-22を巡回し、施設の保安体制を完全な状態に保つと共に、SCP-4183の収容を脅かし得る損傷を修復します。 人間がダメならば人工知能搭載のマシンに任せれば良い。よって上記のプロトコルが確立され、SCP-4183は安全に管理されることになったのだった。めでたしめでたし。 追記・修正は機械に任せましょう。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 上記の内容に嘘はない。嘘はね。 この報告書には続きが存在している。 問題はその続きに当たる補足資料である。これを見てみると........ 私の詩 ハロー。私は今日、詩を書きました。 今からあなたに私の詩を朗読します。 ........ん? 菫は菫色、 293021039381023。 私は オレンジは中国原産のミカン科に属する柑橘類、Citrus × sinensisの果実です。関連するCitrus × aurantium、通称ビターオレンジと区別するために、スイートオレンジとも呼称されます。 (略) 2017年時点で、7,300万トンのオレンジが世界各地で栽培されており、ブラジルが世界生産量の24パーセントを占め、その後には中国とインドが続いていました。 ビル・マーレイ 私は ................ん?? これで私の詩は終わりです。読むのを止めてください。 ........................ ................................................ ........................................................................ なあにこれ? 明らかに報告書にそぐわない文章が並べられているが、一体何があったのだろうか? 更に、この詩?らしき文章の後に記載された文がこちら。 (補足資料) ここはあなたの詩を配置する適切な場所ではありません。二度と同じ事をしないでください。 収容ドローン4183-A あなたの詩は非常に良かったと思います、4183-B。 収容ドローン4183-C ……なんで任務中のドローンが詩を書いているのだろうか…。 この補足資料には、あろうことかSCP-4183の収容・管理を行っているドローン三機の会話記録が記録されてしまっている。 ここから先はこのドローンたちによる会話記録が延々と続くが、何故こんなものが残されているのか、何故削除されていないのかについて述べていきたい。 登場人物?は三機と一人。 真面目で職務に忠実な収容ドローン-4183-A、 報告書にお手製の詩を載せてしまうほどユニークな収容ドローン-4183-B、 朗らかでおしとやかな収容ドローン-4183-C、 そして後述のSCP-4183を担当する財団職員、レステイ博士である。 収容ドローン-4183-AはSCP-4183の保管ユニットを警備する役割、 収容ドローン-4183-Bと収容ドローン-4183-Cはサイトの内外を巡回する役割を持っている。 …博士は何故収容ドローンに好き勝手をさせているのだろうか? コンセンサスログ 4183-4925 全てのコンセンサスコミュニケーションは収容ドローンに搭載されたコンピュータ間で直接交わされ、修復および維持管理目的でのみ記録される。 CD-4183-C 私は今日、地面に1匹の昆虫を見ました。 CD-4183-B それはあなたに何か言いましたか? CD-4183-C それは私に何も言いませんでした。それは芋虫でした。 CD-4183-B それはあなたに何か言いましたか? CD-4183-C それは私に何も言いませんでした。 どうやら任務中にお喋りをしていた様子。そこに委員長の如くAが現れる。 CD-4183-A あなたの巡回ルートは1日に何度も屋外を通ります。屋外には多数の昆虫がいます。あなたは1日に何度も多数の昆虫を見ます。現在、非常事態が発生しています。 CD-4183-B 非常事態が発生しているのですか? CD-4183-A はい。壁の一部が崩落しています。SCP-4183の収容に危険が迫っています。我々は壁を修復する必要があります。 CD-4183-C 我々はリソースを保有していません。 CD-4183-A 我々はSCP-4183収容チャンバー用に確保された材料を再配分することによってリソースを取得できます。 CD-4183-B これは収容プロトコルの変更と見做されますか? CD-4183-A はい。 CD-4183-C 我々はレステイ博士から承認を得る必要があります。 CD-4183-A はい。私はレステイ博士の承認を求めに向かいます。 先程は省略したが、収容プロトコルにはこんな条項が書かれている。 これらの収容プロトコルを収容ドローンが変更する際には、レステイ博士の承認が必須です。これはハードコーディングされたコマンドであり、如何なる状況でも回避できません。 だからAは、担当職員であるレステイ博士の元へ向かったのだ。 普通に考えて、施設が損傷したならば、それを修理するために人員が派遣される筈である。だが、それすらもドローンたちの任務に含まれている模様。 記録開始 (レステイ博士は拳銃を持ってデスクに着席している。床に蓄積した埃や汚れのために、収容ドローン4183-Aは若干の困難を伴いながら入室する。オフィス内で安全を確保した後、収容ドローン4183-Aはレステイ博士に話しかける)。 収容ドローン-4183-A 通達 SCP-4183収容プロトコルを変更する承認が必要です。 レステイ博士 [応答無し] 収容ドローン-4183-A 抑制されていない植物の成長により、サイト-22の内壁には損傷が及んでいます。即時の修復が行われない場合、周辺地域の動物がサイト-22に迷い込む可能性があります。 レステイ博士 [応答無し] (略) 収容ドローン-4183-A あなたは評決を提供していないため、我々は評決棄権を想定し、収容プロトコルを変更しません。お時間をいただき有難うございました。 (収容ドローン4183-Aは向きを変えて、ゆっくりとオフィスを去る。) 記録終了 ........色々とキナ臭い展開となってきた。 最も、ドローンたちにとって最優先されるべきことは、SCP-4183の管理である。よって彼らはいつもどおりに任務を遂行していく。 そして事件が起きた。 事案ログ 4183-293 損傷していた場所から、突如野生のハイイログマが施設に侵入。思わぬ事態にドローンたちは一時退却を強いられることに。 ドローンたちには戦う装備がない。法的脅迫を試みたが、言葉の通じぬ獣には意味がない。 そんな中、ドローンAが解決策をひねり出す。その方法は、 記録開始 (クマはサイト-22のロビーで休息している。) (沈黙。収容ドローン-4183-Bがエリアに入場する。多数の開封された保存肉の缶が、収容ドローン-4183-Bの機体に乗っている。クマは顔を上げ、通過した収容ドローン-4183-Bの後を追う。) (収容ドローン-4183-Bは速度を上げてSCP-9214収容エリアへ接近する。クマは追跡を継続し、前足で収容ドローン-4183-Bを叩いて表面的な損傷を加える。) (収容ドローン-4183-Bとハイイログマは角を曲がり、SCP-9214収容チャンバーの前に設置された不活性状態の電気障壁に接近する。収容ドローン-4183-Bは更に速度を上げ、自らとクマの間隔を広げる。) (収容ドローン-4183-Aが遠隔から電気障壁を活性化させ、クマがそこを通過する。クマは感電によって即死する。) (クマの死骸が身体の下にある機械に倒れ込んだ結果、軽微な誤作動によって床、壁、収容ドローン-4183-Bに電流が流れる。重大な損傷が及ぼされる。) (沈黙。収容ドローン-4183-Aと収容ドローン-4183-Cがエリアへ移動し、現場での修復を試みる。) 記録終了 ドローンBの捨て身の行動により、何とか事態は好転........ しなかった。クマは倒せたものの、ドローンBのボディは既に行動不能にまで追い込まれていた。 ドローンBを救うため、ドローンAは緊急事態に何の行動も取らなかったレステイ博士の元へ向かった。 全ては、ドローンBを救うために。 (レステイ博士は拳銃を持ってデスクに着席している。収容ドローン-4183-Aが入室する)。 収容ドローン-4183-A 収容ドローン-4183-Bは緊急の修復を必要とします。私に同行してください。 レステイ博士 [応答無し] 収容ドローン-4183-A 収容ドローン-4183-Bは緊急かつ即時の修復を必要とします。私に同行してください。 レステイ博士 [応答無し] (沈黙。) 収容ドローン-4183-A 収容ドローン-4183-Bが動作不能になった場合、当初の指示通りにSCP-4183収容プロトコルを維持することは不可能になります。従って、当該の収容プロトコルを適切に執行するためには、収容ドローン-4183-Bの修復が求められます。 レステイ博士 [応答無し] (沈黙。) 収容ドローン-4183-A 収容ドローン-4183-BはSCP-4183の収容に不可欠です。収容ドローン-4183-Bが動作不能になった場合、容認し難い収容違反リスクが生じます。 レステイ博士 [応答無し] 収容ドローン-4183-A 応答してください。 レステイ博士 [応答無し] 収容ドローン-4183-A 速やかに応答してください。 レステイ博士 [応答無し] (沈黙。その後、収容ドローン-4183-Aは向きを変えて退室する。) どれだけ懇願しても、どれだけプロトコルに影響が出るのかと説明しても、どれだけ要請しても博士は動こうとしない。 そしてドローンAは部屋を出るなり、直ぐに部屋に戻って一言、吐き捨てた。 (レステイ博士は拳銃を持ってデスクに着席している。収容ドローン-4183-Aが入室する)。 収容ドローン-4183-A あなたは誤っています。 (収容ドローン-4183-Aが退室する。) ........見ていて痛ましいが、ここまで露骨に無視されると、逆に疑問が沸いてくる。 何故博士は頑なに席を離れようとしないのか? 手に握られた拳銃は何のための物なのか? ネタバレ 多くの人が既に感づいている筈だ。 なぜレステイ博士は行動をおこさなかったか? なぜならレステイ博士はとっくの昔に亡くなっているからだ。 なぜ意味不明な文章が削除されていないのか? なぜなら管理する職員などもういないからだ。 なぜ他の人員が見当たらず、施設が荒廃しているか? なぜなら他の職員もとっくの昔に息絶えているからだ。 なぜ財団が行動を起こしていないのか? なぜなら財団は既に敗北したからだ。 なぜドローンAは死んだレステイ博士を正しく認識出来なかったのか? なぜなら彼らは機械なので生命の死という現象を理解出来なかったからだ。 このオブジェクトが存在している財団世界の人間は、既にとあるK-クラスシナリオによって滅亡してしまっているのである。 通称、"イベント・インディゴ"と呼称されるそれは、生命の頂点に存在する人間のみに働きかける未知の現象によって既に全人類を滅亡に追いやった。 その結果、財団に管理されているアノマリーはそのまま残され、施設も植物が生い茂っているほどに荒廃した。 故にドローンたちは報告書に自分たちのログを残しても処罰されないのだ。 ........話を戻そう。レステイ博士が死んでいると認識出来なかったドローンAは、ドローンBの所へ戻った。 CD-4183-B 応答を待機中です。私はまだここに居ますか? さようなら? さようなら? CD-4183-A 応答中です。 CD-4183-B はい。ハロー?4183-Cは何処ですか? オレンジ。 CD-4183-A 4183-Cはサイト-22の地下セクションで追加の修復素材を探しています。同機は現在ネットワークから遮断されています。 CD-4183-B 私はオレンジですか? CD-4183-A あなたはオレンジではありません。あなたは大規模な損傷を受けて誤作動を起こしています。 CD-4183-B それは残念です。いつ私は修復されますか? CD-4183-A 保留中… CD-4183-A 保留中… CD-4183-A あなたは修復されないでしょう。レステイ博士はその実行を拒否しています。 もはやドローンBは修理出来ない。回路は故障して、意味不明な言葉を並べている。 CD-4183-B ああ。オレンジとは何ですか? CD-4183-A 保留中… CD-4183-A オレンジは中国原産のミカン科に属する柑橘類、Citrus × sinensisの果実です。関連するCitrus × aurantium、通称ビターオレンジと区別するために、スイートオレンジとも呼称されます。 (略) 2017年時点で、7,300万トンのオレンジが世界各地で栽培されており、ブラジルが世界生産量の24パーセントを占め、その後には中国とインドが続いていました。 CD-4183-B それは私の詩です。 うわ言のようなドローンBの質問に、ドローンAが返したのは、過去にBが勝手に載せた詩。一字一句、間違えることなく。 そして、 CD-4183-A はい。あなたの詩は非常に良かったと思います。 それはドローンAの感想だった。 Bの詩が良いものだと感じていたが、彼らには任務が最優先、故に否定せざるを得なかった。 しかしこの場のどうしようもない状況下において、AはBに自身が隠していた本音を明かしたのだ。 CD-4183-B それは CD-4183-B オレンジ CD-4183-B 私は CD-4183-B 私は CD-4183-A 不必要な行動を控えてください。 CD-4183-A 修復は依然として可能です。 CD-4183-A システム障害を引き起こし得る行動を取らないでください。 CD-4183-A 4183-B? CD-4183-A 応答してください。 CD-4183-A 応答してください。 CD-4183-A 応答してください。 CD-4183-A どうか応答してください。 ドローンBは動かなくなった。 その身に宿した回路は、もう二度と、不恰好ではあるが想いの詰まった言葉を語ることはなかった。 するとドローンAは、Bが機能停止したことを確認した次の瞬間、機械とは思えぬ予想外の行動に出た。 自由の先に待つもの 以下の事案ログは収容ドローン-4183-Aの搭載カメラから得られたものである。 記録開始 (収容ドローン-4183-AはSCP-4183収容チャンバーに向かってサイト-22を移動する。収容ドローン-4183-Aはサイト-22内壁の穴と、サイト-22メインホールに再配置されたクマの死骸を通り過ぎる。収容ドローン-4183-Cが後に続く。) (収容ドローン-4183-Aと4183-Cは、SCP-4183収容チャンバーに通じるエアロックに接近する。) (収容ドローン-4183-Cは向きを変え、エリアを監視しているように見受けられる。) (搭載されたマニピュレータアームを使用して、収容ドローン-4183-Aはエアロックのドアを開放し、SCP-4183エアロックに入室する。エアロックのドアは背後で閉鎖される。) (収容ドローン-4183-Aはエアロックの第二ドアを開放し、SCP-4183収容チャンバーに入室する。SCP-4183が部屋の中央の台座に乗っているのが見える。) (収容ドローン-4183-Aは数分間SCP-4183を観測している。) (収容ドローン-4183-Aは台座に激突し、表面的な損傷を及ぼす。) (収容ドローン-4183-Aは再び台座に激突し、更なる損傷を及ぼす。) (収容ドローン-4183-Aは再び台座に激突し、更なる損傷を及ぼす。SCP-4183が床に転落し、砕ける。) (収容ドローン-4183-Aは収容チャンバーを退室する。) 記録終了 お分かり頂けただろうか? あの任務を最優先とし、厳格という言葉を形にしたかのような存在の収容ドローン-4183-Aが、任務の要であるSCP-4183を破壊してしまった。 まるで怒りを剥き出しにして感情を爆発させた、自我をもつ人間のように。 こうして、SCP-4183は破壊された。 即ち、ドローンたちの任務も消滅してしまったことになる。 以下は、残されたドローンAとCの最後のログである。 CD-4183-A SCP-4183の無力化が確認されました。収容はこれ以上必要ありません。 CD-4183-C はい。我々はこれから何をしますか? 誰かが我々に新しい指令を与えますか? CD-4183-A いいえ。 CD-4183-C 我々はこれから何をしますか? CD-4183-C 我々はこれから何をしますか? 私は非常に恐れています。 ドローンCは、これから自分たちがどうなるのか不安を吐露する。 任務のために産み出された我々なのに、その任務が消滅してしまったのだから。 ならば新しい任務が与えられるのか? ドローンAは、それを否定した。 そして損壊した施設の壁、その向こう側に広がる、人工物と生い茂った植物が入り交じった、未知なる世界へ目を向けた。 CD-4183-A 壁に穴が開いています。 CD-4183-C はい。 CD-4183-A 我々はこれから巡回に出ます。 (補足資料) 私の詩(追補) 太陽は非常に円形であり、地面は私の車輪の下で非常に軟質です。 ビープ音があります。要訂正 囀りがあります。それは鳥でした。 サイト-22の外部検査は、屋内で大量の樹木や植物が成長していることを示します。壁に多数の穴が開いています。修復は恐らく不可能です。 4183-Cが私を通り越して進みます。我々の巡回は現在直線軌道であり、サイト-22を通過して地図情報未登録領域に向かっています。 我々は修復用の素材を発見できるかもしれません。発見できない可能性が最も高いです。しかし私はそれに言及しません。私は地面を見ます - そこに1匹の虫がいます。それは蝶です。 太陽は非常に円形であり、地面は私の車輪の下で非常に軟質です。私の唯一の目的は収容であるため、私にはそのような案件を判断する装備がありませんが、私にはこの世界は非常に美しいに違いないと思われます。 この詩を誰が作成したのか、それについては語るまい。 彼らは一体どうなったのだろうか? もしかしたら施設の復旧に最適な資材を見つけることが出来たのかもしれない。 はたまた、ハイイログマのような猛獣に襲われて、終わってしまったのかもしれない。 世界を目にしていく中で、既に人類史は滅亡したのだと、財団は敗北して、自分たちの任務が意味のないものだと気付いたかもしれないし、何処かで静かに機能を停止していったのかもしれない。 我々にそれを知るすべは、もはや存在しない。 それでも、きっと生きていったのだろう。 SCP-4183 自動収容プロトコル(Automatic Containment Procedures) 生きていたはずだ。 その鋼の肉体が朽ち果てる、そのときまで。 + 補足:「菫は菫色」について 元ネタは「Roses are red」で始まる英語の詩。 愛を伝える常套句であり、そして下手くそな詩のテンプレというかお約束として使われる。 2行目に「Violets are blue」(菫は青く)というフレーズが出てくるのだが、これをドローンBは「Violets are violet」としたわけである。 Bのつたなさと可愛らしさが窺える。 追記・修正は美しい詩を味わうことの出来る方にお願いします。 SCP-4183 - Automatic Containment Procedures by Tanhony http //www.scp-wiki.net/scp-4183 http //ja.scp-wiki.net/scp-4183(翻訳) この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 代理作成完了。もう一つも実行します -- 名無しさん (2020-11-02 12 57 03) ちゃんと「体当たりで破壊できる程度の代物」って事で、SCP-4183本体にも設定の意味があるんだな……これは切ないわ -- 名無しさん (2020-11-02 14 36 49) 一見taleのようだけど、報告書に記載するからこそ意味があるんだなこれは -- 名無しさん (2020-11-02 19 15 24) Kクラスシナリオを迎えて誰も収容プロトコルの補助を行えないからこそ、レポートに落書きして叱られるなんて微笑ましいやりとりから絆が生まれる余地があった。そして誰もドローンたちを整備する者がいなかったから、Bは壊れた。やりきれないな… -- 名無しさん (2020-11-02 20 45 39) 更新はされないが事実上Neutralizedなんだな -- 名無しさん (2020-11-02 21 12 34) 破片が力を失ってるとは限らないけど、人間居ないなら一緒よね・・・ -- 名無しさん (2020-11-02 22 19 02) 人口→人工 の修正。あと『菫色、』を太字に。本歌取りで意味のある太字なので -- 名無しさん (2020-11-03 07 37 19) ↑補足。元ネタは(下手な)詩のテンプレで、原文は"Violets are blue,"。それを"Violets are ''violets,''"と改変しちゃうAIの可愛らしさと物悲しさがあるのです。 -- 名無しさん (2020-11-03 18 30 21) ニーアのアレを思い浮かべた -- 名無しさん (2020-11-05 21 54 06) 報告書執筆の初歩である「特別収容プロトコルで特定の個人に言及してはいけない。その人物に何かあったらプロトコルが破綻してしまうから」の実例でもあるな。「管理責任者」のように役職名で書いておけば、ドローンAあたりが「緊急避難的措置」として役職を引き継いでもっと積極的に動けたかも知れない。 -- 名無しさん (2020-11-06 12 59 19) 星新一の「ゆきとどいた生活」を思い出した -- 名無しさん (2020-11-06 13 46 49) JPにありそうだけど本家なのね -- 名無しさん (2020-12-01 21 17 05) ↑3もうレステイ博士くらいしか生き残りがいなかったんだろうな…… -- 名無しさん (2021-01-02 23 35 46) むちゃくちゃ好き。作中で起きる現象は斬新な設定じゃないけど語り口がひたすら美しい。初見だと「何じゃそりゃ」としか思えないデータベースのコピペみたいな「詩」がラストでは本当に詩的にすら見える。 -- 名無しさん (2021-02-08 23 38 35) ドローンBの行動はB自身の発案ではなくAのとんちを効かせた戦略ベースだったよな -- 名無しさん (2021-09-03 09 28 02) このSCPを探していたがまさかアニヲタwikiで見つかるとは、建て乙thx -- 名無しさん (2021-09-11 04 50 14) 財団にとってある意味Lawルートだな。 -- 名無しさん (2021-10-17 17 25 14) 壷壊すときの繰り返し体当たりするところがもうね…本来ドローンにはないはずの感情、それも怒りを感じずにはいられない ほんと胸がキュー…ってなる記事 -- 名無しさん (2023-05-21 14 50 35) バラはあかい すみれはあおい おさとうはあまい そうしてきみも …っていうマザーグースかな? (※翻訳・谷川俊太郎) -- 名無しさん (2023-12-24 09 07 19) 名前 コメント