約 2,556,387 件
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/4662.html
<< part16-150 >> 岩砕き 《岩砕き》 通常魔法 フィールド上に2枚以上モンスターカードがあるときに発動できる。 表向き表示モンスターの中で守備力が一番高いモンスターを破壊する part16-150 名前 コメント << part16-150 >>
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47746.html
登録日:2021/04/05 Mon 09 04 18 更新日:2024/07/11 Thu 03 17 30 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 SCP SCP Foundation SCP-5733 SCPオブジェクト SCP財団 SCiP Safe サバーブ・スラッシャー サバーブ・スラッシャーの帰還 シミュレーション ヘザー・キャンベル 包丁。悲鳴。暗転。 映画 殺人鬼 視聴者参加型映画 SCP-5733はシェアード・ワールド「SCP Foundation」に登場するオブジェクトのひとつである。 オブジェクトクラスはSafe。 項目名は「包丁。悲鳴。暗転。」 まずは説明から。 このオブジェクトが何かというと、「サバーブ・スラッシャーの帰還」というホラー映画が録画されているVHSのカセットである。 カセットの外箱によると、この映画は1983年に「クリスタル・エルムズ・プロダクション」によって制作されたと書かれているが、 そんな映画や制作会社、出演者の名前はどれも財団世界において聞いたことのないものだった。 もちろんこの映画は我々のいる現実のものでもない。 映画のあらすじとしては、主人公のヘザー・キャンベルが袋小路にある自宅で、両親の留守中にパーティの準備をしていたのだが、 丁度この日は同じ袋小路で発生した連続猟奇殺人事件からちょうど10年目であった。 この事件の犯人は正体不明であり、事件後、地元住民やメディアから「郊外の切り裂き魔(サバーブ・スラッシャー)」と呼ばれていた。 パーティーの最中、「サバーブ・スラッシャー」が袋小路に出現する。 報告書ではこの「サバーブ・スラッシャー」がSCP-5733-1である。以降、当記事においては『殺人鬼』と表記する。 袋小路に戻ってきた殺人鬼は、ヘザーが招待した友人5名と定期パトロールで袋小路を訪れた警察官1名を尾行、殺害する。 この殺人鬼は黒い麻袋を顔に被っており、黒の緩いオーバーオールを着用しており、一切言葉を話すことはない。 殺人鬼の正体は映画を通して謎のままであった。 このオブジェクトの異常性は映画開始から97分後に発現する。95分の時点で、ヘザーは居間に飾られた友人の遺体を見つけ、 殺人鬼と出くわして地下室に逃げ込むわけだが、ここでヘザーは、カメラの方向を向き、これを見ている視聴者に助けを求めてくる。 このシーンに入ると、視聴者は双方向に意思疎通が可能となり、結果としてヘザー(報告書ではSCP-5733-2であるが、ここでは「ヘザー」と呼称する)に対し、アドバイスを送ることができる。 もし視聴者が無視したり、関係ない話題をしようとすると、ヘザーは諦めた様子で地下室の階段を上がってドアを開ける。 しかしすぐ近くに殺人鬼が待ち構えており、その後画面が暗転し、VHSカセットが自動的に再生機器から出てくる。 視聴者が脱出するためのアドバイスを行うと、その内容に応じて映画の展開が変化する。 このVHSのテープを調べたところ、この映画の再生時間は97分であると言うことが分かった。 つまり、本来なら地下室に逃げ込んだ時点で映画は終わっているはずなのだ。 そういうわけで特別収容プロトコル。 VHSカセットについてはサイト73アーカイブ記憶媒体セクションのテープ保管庫A、棚番号HS、箱番号#1984に保管されている。 この映画に出てくる出演俳優や撮影地を特定するため、財団顔認識データベースを使ったり、現代の映画製作セットを調査し、 映画の舞台と比較するなどあらゆる努力が行われている。 オブジェクトを行った実験は、研究主任であるカーペンター博士の承認の下で行われていたが、事案5733-01以降、全ての実験が中止されている。 一体何があったのだろうか。 補遺5733.1 試験ログ というわけで袋のネズミになってしまったヘザーを救うべく、財団は色々なアドバイスを考え、試験を行うことになった。 試験001 対象:D-1973 助言:車を走らせて逃げる。 結果:自分の車のタイヤが切り裂かれているのに気づき、D-1973は隣家の車を使うよう彼女を説得する。 彼女が了承し、車の窓ガラスを割ってドアを開けられるようにした後、鍵なしで車のエンジン起動方法を教え、実行。 無事車を走らせることに成功したが、なんと殺人鬼はその車の後部座席に潜んでいた。 殺人鬼は包丁を振りかざし、ヘザーが悲鳴を上げたところで画面は暗転した。 このDクラスは車上荒らしでもやっていたのだろうか。 試験002 対象:D-1944 助言:再生25分時点で映っていた父親のショットガンを手に入れ、殺人鬼を倒す。 結果:無事に両親の寝室に入り、ショットガンを手に入れた直後、寝室の入り口に殺人鬼が現れる。 ヘザーは殺人鬼に向けて引き金を引くが何も起こらない。 殺人鬼は右手に何かを握っており、それを上げて手を開くと、そこからショットガンの薬莢が落ちた。 殺人鬼は包丁を振りかざし、ヘザーが悲鳴を上げたところで画面は暗転した。 どうやら殺人鬼はショットガン自体を回収することなく、弾だけを抜き取ったようだ。絶望感を与えたいからだろうか。 試験003 対象:D-1958 助言:抵抗を諦め、地下室にある園芸バサミを使って自殺するよう促す。 結果:ヘザーはそんなことできないと答え、すすり泣く。10分後、ヘザーは立ち上がり、地下室の階段を上っていくが そこから先は無回答と同様の結果だった。 自殺を促すことはできないようだ。 以降も実験を重ね、視聴後のDクラスに非異常性のトラウマを除いて悪影響が確認されなかったため、視聴することで視聴者に及ぼす異常性は無いと判断。 一般財団職員も実験を行うことができるようになった。 Dクラス職員たちが[[トラウマ]]になるまで視聴実験を続けるあたり、やはり財団は残酷ではないが冷酷である。 試験011 対象:フェリッサ・ベイカー研究助手 助言:他人に助けを求める。 結果:何事もなく地下室と家を出て、すぐ隣に住むルーミス氏の家に向かう。 家に到着したが、ドアが半開きになっており、明かりが消えていることに気づく。 家に忍び込んだヘザーは、ルーミス氏とその妻らしき人物がベッドで横になっているのを見つける。 ヘザーはルーミス氏を起こそうとするが、既にルーミス氏はのどを切り裂かれて死んでいた。 隣で横になっていた人物が体を起こすと、その人物は殺人鬼だった。 ヘザーが悲鳴を上げたところで画面は暗転した。 試験015 対象:ニック・エングルンド=ダスケヴィス研究助手 助言:映画の中の世界にいるだろう財団に助けを求める。そのために1983年時点で有効だった財団の秘匿回線番号をヘザーに教える。 結果:地下室を出て固定電話があるキッチンに向かったが、既に電話は破壊され、血液で記されたと思しきメモが電話の残骸に包丁で固定されていた。 ヘザーはメモを読み上げてカメラに向け、ニック研究助手にどういう意味かを問う。 メモには「ここに在る礎(Foundation)は恐怖だけ」と書かれている。 ニック研究助手が答える前に、ヘザーに対し背後の殺人鬼の存在を伝える。 殺人鬼は別に持っていた包丁を振りかざし、ヘザーが悲鳴を上げたところで画面は暗転した。 破壊するだけならまだしも、なぜこのようなメモまで残したのだろうか。 試験017 対象:フィールドエージェント マルコム・プレザンスとドナルド・マクドウェル 助言:物資を使い果たすまで地下室に籠り、その間徒手格闘技術をヘザーに指導し、それを駆使して殺人鬼を倒す。 結果:112時間の間地下室に籠り、ヘザーは2人から戦闘技術基礎入門コースに相当する内容の訓練を教わる。 エージェントはこの訓練を交代で指導し、ヘザーが寝ている間もエージェントの片方が起きて殺人鬼が現れないか警戒していた。 できる限りの準備を終えると地下室を出て玄関に向かい、そこで殺人鬼と対峙する。 対峙した2名は23分にも及ぶ死闘の末、ヘザーが殺人鬼を床に倒すことに成功する。 ヘザーはダイニングルームのテーブルにある燭台を使って殺人鬼を攻撃しようとする。 ついに脱出成功かという歓喜も束の間、カメラ視点が横に移動し、背後にいるもう1体の殺人鬼を移す。 第2の殺人鬼がヘザーにとびかかり、体がぶつかる直前に画面が暗転した。 なお、この実験において双方の殺人鬼ともに、それまでの実験では確認されなかったレベルの体術を駆使していることが確認された。 また、112時間の籠城を考慮すると、出てきたときの時刻は午前10時のはずだったが、地下室を出た時点での光量は午後11時~午前1時の時間帯のそれと一致していた。 まさかの増殖である。 試験028 対象:フィールドエージェント ティルダ=ジョアン・ベネット 助言:奇跡論(所謂魔法)について高度な知識を持っているため、ヘザーに攻撃・防御目的の初歩的な奇跡術の使用法を指導する。 数時間後、ヘザーは基礎的な保護象形文字を記すことと、音韻体系に基づく低級元素呪文を実行することが可能になった。 結果:ヘザーは前庭に出た時点で殺人鬼と遭遇。 殺人鬼が包丁を振りかざして近づくと、ヘザーはエージェント・ベネットの助言を受けて保護象形文字を記す。 これによって殺人鬼の攻撃を防ぎ、包丁が殺人鬼の手から離れたところで、ヘザーは風の呪文を唱え、殺人鬼を吹き飛ばす。 この隙にヘザーは逃げようとするものの、追ってきた殺人鬼は、過去に確認されていなかった奇跡論技能を使い、ヘザーに凍結呪文を浴びせてその場に固定する。 殺人鬼が召喚魔法を唱えると、殺人鬼の手元に包丁が引き寄せられる。ヘザーは悲鳴を上げることもままならず、画面は暗転した。 実験を重ねたものの、どの実験もヘザーを脱出させるまでには至らなかった。 そこで研究主任のカーペンター博士は一計を案じることになったのだが… 補遺5733.2 事案5733-01 カーペンター博士は次の試験への準備のため、過去のすべての実験を見直した。 そして指揮下のチームに命じ、ヘザーが殺人鬼から逃走するために取り得るあらゆる選択肢を考えさせる。 選択肢は以下のカテゴリに類別される。 地下室から持ち出す物 地下室を出てから向かう場所 家を脱出する手段 袋小路を脱出する手段 各カテゴリにはそれぞれ最低20種類以上の選択肢を含むように設定され、いかなる状況においてもカーペンター博士に対し事前に相談や通知をされることはない。 これらの選択肢は印刷され、上記カテゴリに対応する4個のプラスチックボウルに入れられる。 これに加えて「顔」「身体」「脚」という単語を記した3枚のカードが作成された。 そして試験当日、カーペンター博士は映画の視聴を開始した。開始95分の時点で研究助手たちが4個のボウルと伏せた3枚のカードが博士の前に置かれた。 そう、この実験は「視聴者本人によって考案されないランダムに用意された選択肢を使用して脱出させる作戦」である。 そして試験が始まった。 対象;ダリオ・カーペンター博士 まずカーペンター博士はヘザーに対し、指示内容を無作為に選択する旨と、ヘザーがそれらに厳密に従うことが必要不可欠である旨を伝える。 助言・地下室から持ち出す物:カーペンター博士は画面から目を逸らし、第1のボウルに手を入れて選択肢を引き出す。 そしてヘザーに対し、地下室にある園芸バサミで武装し、出口の階段を上るよう伝える。 結果:ヘザーは反論せずに武装し、階段を上り始める。 助言・地下室を出てから向かう場所:カーペンター博士は第2のボウルから選択肢を引き出す。 ヘザーに対し、上階の寝室に入ってからダイニングルームに戻るように伝える。 結果:ヘザーは指示に従った。この時点で殺人鬼の姿はない。 助言・家を脱出する手段:第3のボウルから選択肢を引き出す。 ヘザーに上階に戻って両親の寝室に入り、窓から抜け出して屋根に上り、そこから庭に飛び降りるよう伝える。 結果:ヘザーは指示に従う。この時点でも殺人鬼の姿はない。 助言・袋小路を脱出する手段:第4のボウルから選択肢を引き出す。 ヘザーに対し、柵を飛び越えて隣家の庭に入り、敷地の正面へ移動し、助けが見つかるまで通りを走って下るように伝える。 結果:ヘザーは指示に従い、袋小路から道路に出て走り始める。カメラ視点が移動し、殺人鬼がヘザーの住宅のドアから飛び出す様子が移る。 ヘザーは逃げ続けるが、殺人鬼が追うことはなかった。 ヘザーは歓喜し、カーペンター博士は最寄りの警察署までの距離を訪ねる。 ヘザーは、分からないが一緒に探せば見つかるはずだと答える。袋小路の外の道路に人通りはなく、道路脇に木々が並んでおり、時折街灯も置かれている。 ヘザーは20分間走り続けたのち、ペースを落として呼吸を整える。この時点までに周囲の木々はまばらになっており、その先には暗闇だけが見える。 更に5分間歩くと、道路脇の並木は消え、どちら側にも完全な暗闇が広がっている。 カーペンター博士はヘザーに対し、道路横に何か見えるものがあるかを尋ねたが、ヘザーは何も見えないと答える。 カーペンター博士はヘザーが着用しているブレスレットを外し、道路の外へ投げるよう指示する。 言われたとおりに投げると、道路と暗闇を隔てる境界線を通過した直後、ブレスレットは消失して見えなくなる。 ヘザーはこれからどうするべきかを訊ねる。カーペンター博士は歩き続けるべきだと答える。 歩いて1時間経過した後も、道路はまっすぐ続いており、人間はおろか、他の生命が存在する兆候すら見られない。 木々が再び道路の境界線に現れ始め、先に進むにつれて密度が増してきた。 そしてヘザーは前方に灯りと家並みが見えると述べ、歩調を速める。 家並みに向かって走り始め、ヘザーは助けを求めて叫ぶ。しかし、到着したところ、周囲に見覚えがあることに気づく。 着いた先は、元の袋小路であった。 ヘザーはパニックになり、どうなっているのか訊ねる。しかし答える暇もなく殺人鬼が包丁を振りかざしてヘザーに近づいてくる。 カーペンター博士は伏せられた3枚のカードのうち1枚をめくる。そこには「顔」と書いてあった。 顔を攻撃するするよう指示すると、彼女は殺人鬼の攻撃をかわし、顔面に攻撃を行うことに成功した。そして殺人鬼の顔を覆う麻袋が裂けた。 カーペンター博士は2枚目のカードをめくる。「脚」を攻撃するよう指示。この攻撃も成功し、殺人鬼の動きを鈍らせた。 カーペンター博士は3枚目のカードをめくろうとするが、この時あることに気づく。 カードに書かれているのは「顔」「身体」「脚」。「顔」と「脚」は出たのだからあとは「身体」しかなかったのだ。 カーペンター博士はヘザーに対し、胴体を攻撃して致命的な一撃を与えることを指示した。 しかし、殺人鬼は攻撃をかわし、園芸バサミを奪い取って地面に突き刺した。 カメラ視点が上に傾き、地面に倒れたヘザーから、裂けた麻袋で一部だけが覆われた殺人鬼の顔へと移動する。 カーペンター博士は殺人鬼の顔を見ようと画面を凝視する。そこに映っていたのは カーペンター博士と瓜二つの顔であった。 ヘザーは悲鳴を上げ、画面は暗転した。 もうわかっただろう。このオブジェクト、殺人鬼を演じているのはアドバイスを与えた本人であり、知識や技能も完全にコピーしてしまう。 展開もアドバイスの内容に合わせて対策されていたり、殺人鬼の数が増えたりしたのはそのためだった。 現在は、財団職員によるオブジェクトの利用が情報漏洩を引き起こしたか否かについて捜査が行われている間、すべての実験が中止されている。 過去の被験者の現在及び過去の配属先の調査が進行中である。 余談 このオブジェクトの報告書に登場する固有名詞は、実在するホラー映画に関連する名前であると思われる。 制作会社である「クリスタル・エルムズ・プロダクション」については、「クリスタル」は映画『13日の金曜日』の舞台である「クリスタルレイク」から、「エルムズ」は映画『エルム街の悪夢』からだろう。 「ヘザー」は映画『飛び出す 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』に出てくるヘザー・ミラー、 「キャンベル」は映画『スクリーム』に出演しているネーヴ・キャンベル、 「ダリオ」は映画『サスペリア』などを手掛けたダリオ・アルジェントから、 「カーペンター」は映画『ハロウィン』などを手掛けたジョン・カーペンターからであると思われる。 追記・修正は脱出させるための方法を考えてからお願いします。 CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-5733 - Knife. Scream. Cut to Black. by Dysadron http //www.scp-wiki.net/scp-5733 http //ja.scp-wiki.net/scp-5733(翻訳) この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 面白かった -- 名無しさん (2021-04-05 10 28 13) スペランカー先生がアドバイスするしか倒す方法がないな -- 名無しさん (2021-04-05 11 38 11) 唯一の救いは某バスケみたいにヘザーが記憶を保持していない事かな…… -- 名無しさん (2021-04-05 12 03 37) 試験017上手いなぁ。「まさかの増殖」が、お約束としての理不尽かと思えば、ちゃんとオチの為の伏線になってるとか。 -- 名無しさん (2021-04-05 13 13 37) アドバイザーをUIUのメンバーにしよう!(提案) -- 名無しさん (2021-04-05 13 48 31) ↑3あれは「中の人たち」が精神的に追い詰められて生贄儀式までやったけど脱出できない以外は平常だったのに対して、こっちは散々恐怖を味わわされた末に殺人鬼にキッチリやられるの確定だからなぁ…記憶あったら数度でヘザーは発狂してたと思う -- 名無しさん (2021-04-05 14 22 42) 『中国人の部屋』実験じゃないけど、例えば英語と魔法が使えない日本人のDクラスに「ここに書かれた文章(カタカナ表記で英語の魔法の教本)を伝えろ」で突破できないもんかね? -- 名無しさん (2021-04-05 14 39 17) ↑書き込んだ人が現れるかもね。 -- 名無しさん (2021-04-05 15 42 41) 5000判台の3桁回帰路線いいぞお -- 名無しさん (2021-04-05 15 54 16) 未来のゲーム感 -- 名無しさん (2021-04-05 17 29 58) さあ君もヘザー絶対殺すマンになろう! -- 名無しさん (2021-04-05 18 01 41) 面白いSCPだった。隣人のルーミスの由来もハロウィンのルーミス医師からだろうか?殺人鬼の容貌は初代ジェイソンとマイケルを足して2で割ったような印象。 -- 名無しさん (2021-04-05 18 32 17) 日本支部の某クソザコ怪人にアドバイスさせるぐらいしか思いつかないな… -- 名無しさん (2021-04-06 04 51 16) ↑天才か 実際どうなるんじゃろ -- 名無しさん (2021-04-06 05 56 52) なーんか、この殺人鬼がいつか財団世界に顕現してきそうな余韻があって怖いな。単なる未来型ゲームであってくれ・・・。 -- 名無しさん (2021-04-06 07 24 41) このお姉ちゃん自身よりよわっちい人物にアドバイスさせたらどうだろう 老人や子供には流石に勝てるだろう -- 名無しさん (2021-04-06 08 43 36) おんぼろボットとクロステストしたい -- 名無しさん (2021-04-06 12 20 19) ↑2アドバイス開始前の殺人鬼の体格や必勝が決まってる以上、こじつけ補正か何か入って結局ダメな気がする(老人→実は秘めた馬鹿力の持ち主でした!、子供→成長して逞しい男に!とか) -- 名無しさん (2021-04-06 12 25 59) ヘザーが -- 名無しさん (2021-04-06 13 52 23) バグって途中送信になってしまったヘザーが殺人鬼倒してしまったらアドバイサーの方が死んでしまいそう -- 名無しさん (2021-04-06 13 53 30) ↑それありそうで怖いな…… -- 名無しさん (2021-04-06 15 02 21) 112時間も使って指導した結果が無駄になったとか、フィールドエージェント二人の絶望感凄そう。「いけるいけるいける!」→「(絶句)」 -- 名無しさん (2021-04-06 16 16 00) 子供や老人にアドバイスさせたら…と思ったけど、現実改変を起こして子供や老人を超人にして辻褄合わせにくるって危険性も無くはない…か? -- 名無しさん (2021-04-07 04 20 42) ↑10、多分あのクソザコ怪人が無理やり勝つ流れになると思う。「ヘザーが上を向いた瞬間に空中に殺人鬼が出現して、お互いの頭が衝突してカチ割れてダブルKO」みたいな感じの -- 名無しさん (2021-04-07 07 21 16) ……これ、『SCP財団』そのものの暗喩にもなってるよね。「どんなにヘザーを助けようとしても、結局ヘザーに止めを刺すのは、画面の前の人間」ってのが「悲劇・惨劇のエンディングという様式美は外さない」って、SCP-1374-JPみたいな。まぁ、本家タグに『メタ』ってついてない以上、そういう意味のあるSCiPじゃないんだろうけど。 -- 名無しさん (2021-04-07 07 44 55) 久しぶりに面白かった。新しいパターンってまだあるんだなー -- 名無しさん (2021-04-07 16 43 28) カーペンター博士本人の実験のラスト、口頭で残った選択肢を伝えるんじゃなくて3択カードをまた用意して選び直したらどうなったんだろ? -- 名無しさん (2021-04-08 10 34 34) 結局どこまでやっても元の場所に戻されたり増殖したりするのがえげつねぇなのこれ…いくら選択肢増やしても結局は時間稼ぎにしかならない -- 名無しさん (2021-04-08 10 48 47) カクタスマンにアドバイスさせれば、殺人鬼が凶器を持たなくなったりしないかな?そうすれば一般男性から逃げるだけになるし大分楽になる気はする -- 名無しさん (2021-04-09 16 20 20) というか上の方のコメにもあるけど、財団的にはそもそも「ヘザーを勝たせる」意義が無い。こっちに実害が出る恐れもあるし、あるいは効力を失って無力化してしまうかもしれない。結局は「誰にも見せずにしまう」が最適解 -- 名無しさん (2021-04-09 16 29 08) ↑6本家メタタグは記事にギミックがあるって意味だから必ずしもそうではない -- 名無しさん (2021-04-10 00 30 11) ここ最近のscpで1番好き。こういう感じのもっと増えてほしい -- 名無しさん (2021-04-15 19 37 54) ↑2 それは知らなんだ。thx -- 名無しさん (2021-06-23 20 53 46) 最近のScpの中では一番好き。計り知れない不気味さというか -- 名無しさん (2021-08-16 01 52 52) 最後は実質ヘザーが勝ったようなもんだけどその結果がお先真っ暗だからなぁ〜後は暗闇にワンチャンダイブ位しか出来る事無いのでは -- 名無しさん (2021-08-16 09 35 24) ビデオの本質があらゆる方法でプレイヤーを勝たせる異常性なら職員の潜在能力引き出しとしても使えるな -- 名無しさん (2021-08-22 20 28 53) 読者的にはいつも通り「完成された記事を読んでる」だけなのに、ホラゲ実況でも見てるような、あるいは自分でプレイしてるような臨場感があって引き込まれる記事だな。すごい面白かったわ -- 名無しさん (2021-10-08 04 45 57) 弱いやつにアドバイスをさせれば…と思ったけど現実改変を起こして弱いやつを超強いやつに変化させて辻褄合わせてくるって可能性も無いとは言い切れないな…なんたってSCPなんだし -- 名無しさん (2021-10-08 05 12 25) 112時間の指導を受けただけで、1対1なら師であるエージェントに勝ってしまうヘザー、……凄くね? -- 名無しさん (2021-10-25 13 40 02) ドナルド・プレザンスとマルコム・マクドウェル にも言及してほしかった -- 名無しさん (2022-02-15 17 38 22) みんなで案を持ち寄ってくじ引き -- 名無しさん (2022-06-08 20 02 12) 伝える人が別でも案を考えた人が殺人鬼として出力されそう -- 名無しさん (2023-08-14 13 50 35) もしかすると別の世界財団ではこれの殺人鬼視点版があってそれの結果なのかも -- 名無しさん (2023-08-14 14 27 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/36684.html
登録日: 2017/04/19 Wed 00 44 13 更新日:2024/09/08 Sun 20 42 35NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 Explained SCP SCP Foundation SCP-EX psul カニバリズム サイコパス 深刻な収容違反 記憶処理 財団やらかし案件 過ち SCP-3000-EXは、シェアード・ワールドSCP Foundationに登場するオブジェクト(SCiP)である。 本家財団世界10番目のオブジェクトクラス:ExplainedのSCPであり、非常に特徴的なオブジェクト。 SCP-3000コンテストに触発されて生まれたと原作者は語っている(これ自体はEXである以上、SCP-3000コンテストに関与しないし、原作者は別のオブジェクトで参戦している)。 項目名は『Modified Hospital Beds (改造された医療用ベッド)』。 先に断っておくと、このオブジェクトはSCP-014-JP-EXやSCP-1841-EX・SCP-1851-EXに近い。 また、グロテスクな描写が含まれているため注意されたし。 概要 SCP-3000-EXは以下の物品で構成される一群のオブジェクト。 医療用ベッド(1975年以前に製造されたもの) × 4。ベッドには改造が施され、サイズや形状の様々な短い金属パイプが取り付けられていました。パイプは金属クランプでベッドのサイドレールに取り付けられているか、その場に不正確に溶接されています。 IKEAブランドの指向性フロアランプ × 7 (うち2つは電球無し)。延長コードとテーブルタップが付随。 睡眠薬の瓶 × 12 手錠 × 9。この他に俄か仕立ての手枷と思しき物も数個発見されている。手錠のうち幾つかは、医療ベッドの金属パイプに接続されていました。 ステーキナイフ × 6 ナイフ研ぎ機 × 1 複数の赤身肉が入った箱型冷凍庫 × 1。肉は後日になって牛肉と判明しました。 内蔵を摘出された人間の死体 × 3 (全て10代男性)。これらの死体は後日、テキサス州の記録において行方不明者として記録されているガヴィン・スタウブ、ミシェル・クラーク、ジェローム・サイモンと特定されました。 リストを見るだけでもおどろおどろしいものである。 財団は1987年4月4日、タラント郡の警察の通信を傍受していたときに、 “殺人”、“儀式”、“子供”、“肉”、“舌を這わせるような話し方”、“カルト的”など といった要注意ワードを確認し、その話題になっていたテキサス州アーリントンのカール・フレイザーさんのところを訪れた。 その際、警察は既にこのカールさんを逮捕しており、そのカールさんの自宅地下から出てきたのが上のオブジェクト群。 三人の少年の死体はベッドに手錠で括りつけられており、少年たちは四週間お腹をすかせた後死んだと見られ、 腹部は人間の血と動物の血を混ぜ込んだもので汚れていたという。 死因はステーキナイフで臓器をえぐりだされた際の出血性ショック死とみられ、死体は全てステーキナイフを握った状態だったという。 想像するだけで失神しそうである。 更にガレージの下部に穴があり、生石灰でかぶせてある中には少なくとも10人の死体が眠っていた。 さて、財団としては「ナイフで自分の臓器をえぐって自死したのかな?」と捉え、 ベッドに何らかの異常性があるとみて調査を進めようとした。 そのため、地元警察には記憶処理を施し、全ての物品とカールさんを財団の保護下においた。 真相 ぶっちゃけEXという時点で出落ちって部分はあるのだが、正直な話を言うと、このカールさんがそもそもの原因である。 もともとカールさんのお宅はカールさんのおばあさんが住んでいた家で、 カールさんはそれを引き継いだ後、ベッドのひとつが気に入ったため、複数同じタイプのベッドを購入した。 ジャクソン古物店という店で同じタイプのベッドを購入したあと、それらに改造を施し、少年を手錠で括りつけられるようにした。 財団のエージェント・カーティスはベッドに異常性があるという前提でまくし立てるのだが、 カールさんは魔法など信じない人で、「お前俺をペテンにかけようとしてない?」と冷静に切り返す。 カールさんは動物の血をつけたのは意図的なものではないと主張(冷蔵庫の牛肉を運んだ時垂れただけ)。 最初の少年はビールで酔っ払って気分良くなってるうちに殺してしまったが、美しかったので家に残しておいた。 それが腐り始めたので処理をしなくちゃいけなかった、と主張する。 二人目以降についても殺す気はなかった。ただ彼らの美を損ないたくないと思い、そのためにどうすべきか考えた。 編み出した答えはなんと…「彼ら自身の肉を食べさせればよい」というぶっ飛んだものだった。 しかし当然ながら、「お前自身の肉を食え」と言っても少年らはそれを拒否する。 そこで一計を案じ、冷凍庫で凍らせたステーキを横たわる少年の腹の上に置き、とてもよく切れるナイフを持たせて「食べても構わない」と言った。 するとカチカチのステーキでナイフが滑る。手元が狂って自分の腹を傷付けてしまうが、冷凍ステーキの冷たさで腹の感覚が麻痺しているため、すぐには気付かない。…後はわかるな? もっとも、少年らは弱っていたため、実際にはナイフをしっかり持つことができなかった。だから最終的にはカールさんが「手助け」をしたようだが。 エージェント・カーティスは「アディトゥムの目覚め」や「第五教会」を含めいくつかのカルト系GoI関係のキーワードを出して、それらを知っているかと尋ねたが、彼は知らないと解答、ポリグラフ検査(いわゆる嘘発見器)でも嘘をついていないことがわかった。 これがサーキシズム関係だったらまだ納得行くのだが、ぶっちゃけこの話を見る限り、ただ単にカールさんがサイコパスあるいは猟奇殺人鬼だったとしか言いようがない。 さらなる実験でも上記の物品は異常性を持たないと結局結論付けられ、しょうがないのでカールさんは記憶処理後警察に送り返した。 おそらくはカールさんはこの後死刑か終身刑かになるんだろう(テキサス州は死刑制度が存在するため、死刑が妥当か)。 そしたらまたDクラスとして財団に来るかもしれない… ――ここで「あれ?」って気付いたあなたは素晴らしい。気づかなかった方はもう一度最初から読みなおしていただきたい。 まずいことが起きていることに気が付かないだろうか? そのため、地元警察には記憶処理を施し、全ての物品とカールさんを財団の保護下においた。 カールさんを裁判に送り込んだ後の顛末が”アーリントン・ボイス”新聞に載っている。 カールさんの家で見つかった陰惨な三人の少年の死体。 それは傍聴席の全員が息を呑む内容であった。 だがカールさんの担当弁護士のリドリーさんがある質問をしたことで急に裁判の流れが変わる。 「ダグラス巡査、あなたはカール・フレイザー氏宅を捜査した時のことを覚えておりますか」 ダグラス巡査は思い出せなかった。当たり前である。財団が記憶処理をしちゃったんだから。 リドリーさんはダグラス巡査に続けて質問した。 「なんでカール・フレイザー氏を逮捕した後、そこから物品を回収するのが遅れたのですか」 もちろんダグラス巡査は答えられない。当たり前である。財団が記憶処理をしちゃったんだから。 回収が遅れたのも、財団が調べてたから以上のなんでもない。その間どこにあって、いつ回収できたのかを説明できる人間は、既にどこにもいなかった。 自身の記憶が欠けている事を指摘され、ダグラス巡査は「証拠が改竄された可能性は否定できない」との結論を出してしまった。 この時点で地区検事長は裁判長に告訴撤回の許可を求めた。これではカールさんを有罪になんてできないからだ。 法定は騒ぎになったが、“アーリントンの人喰い”カールさんの裁判はその場で中止、カールさんは釈放された。釈放されてしまった。 財団は酷いミスを犯した。ダグラス巡査の記憶処理後のフォローアップをしなかったせいで、 明らかにサイコパスで独善的な殺人鬼のカールさんをシャバに解き放ってしまったのだ。 カールさんはもしかしたら、また同じことをやらかすかもしれない。 彼にとっては「法の裁きを受けるような行いではなかった」というお墨付きを貰ったに等しいのだから。 これを受けて財団は記憶処理の標準プロトコルの改訂を決定したようだが……。 余談 原作者・psul氏がこのオブジェクトを書いた背景には、 SCP-3000コンテストのテーマが「ホラー」であることを元に、 「恐怖を呼び起こすのに異常性は必ずしも必要ではない」ということを示すためだったとか。 もちろん、psul氏は別のオブジェクトでコンテストに参戦しているため、3000コンテストを否定しているわけではない。 ちなみに2017年の2月にはSCP-3000-Jが投稿されている。 こっちはホラーとか微塵も関係ないが、一応こっちはちゃんと(?)サーキシズム絡みではある。 財団はケロッグ®の新しい財団フレーク™をグランドカルキスト・イオン™爺さんから守れるのか? 不死のトカゲイグナッツ™を迷路から、好きなだけ財団フレーク™を食べれられるアラガッダ・シティのパーティーに連れて行ってあげよう! 追記・修正は記憶処理後のフォローをしっかりやってからお願いします。 CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-3000-EX - Modified Hospital Beds by psul http //www.scp-wiki.net/scp-3000-ex http //ja.scp-wiki.net/scp-3000-ex SCP-3000-J - Kellogg's® Foundation Flakes™! by LordStonefish http //www.scp-wiki.net/scp-3000-j http //ja.scp-wiki.net/scp-3000-j この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 規模と権力が大きい組織程、不祥事が発生した時大変なことになる。財団不祥事はその典型例だよな -- 名無しさん (2017-04-19 00 51 58) 正直財団やらかし系は食傷気味 -- 名無しさん (2017-04-19 01 06 12) 3000コンテストやってたのか -- 名無しさん (2017-04-19 01 19 37) ちょいちょい記憶処理絡みのミステイクあるよな -- 名無しさん (2017-04-19 03 42 11) 異常性に翻弄されたのですらない、純粋なやらかし系か…見てて気持ちいもんじゃないな。何より前線メンバーが軽率すぎた -- 名無しさん (2017-04-19 10 59 06) これってSCP報告書の禁忌「財団は軽率な行動によるミスを犯さない」に抵触しないのか? 異常物品の扱いではなくそれとは違う所でのミスだから容認されたのか -- 名無しさん (2017-04-19 21 55 22) ↑時間軸がちょっと昔の時代に設定されてるので逆に「昔こういうことをやらかしたから禁忌になったんだよ」っていう感じかなあとは あと禁忌つっても「面白ければタブーなんてない」のがSCPなのでなので「やってはいけないリスト」ではなくて「やるとハードルが上がるリスト」だと思うといいと思うよ -- 名無しさん (2017-04-19 22 33 56) 財団をマヌケにしない方策として「かつて未熟だった時代」として描くパターンはいくつかあるよね。しかし、この事件は1987年だから「たった30年前」とも取れる。ヘッドカノンだからバッティングしないとは言えリストマニアやドラペトマニアよりだいぶ後にこのザマとも言えなくはないか。 -- 名無しさん (2017-04-19 22 57 09) ネタバレまでが早すぎない? -- 名無しさん (2017-04-20 08 14 30) 元の記事もネタバレ結構早いから…引き伸ばすよりこっちのほうがいいかなって思った -- 名無しさん (2017-04-22 22 43 42) 記憶処理という3000に共通して関わる重要ワード -- 名無しさん (2017-04-24 17 50 22) こういうの好き -- 名無しの財団職員 (2017-09-15 14 08 47) カールさんは「少年の美しさを損なわないためには少年自身の体の肉を食べさせるのが最善」と考えていて、そうさせようと行動したが、当然拒否されたので、冷凍した牛肉をおなかにのせて食べさせれば、間違えてそのうち自分の肉も食べるのでは?と考えた(実際は無理だろうが)。その頃には少年たちは衰弱してナイフもうまく持てない状態だったので、手を添えて牛肉と腹の肉を切った(カールさんが)という流れ。 -- 名無しさん (2018-04-14 15 30 09) アメリカのステーキナイフは切れ味抜群ですね どんだけ硬いんだ向こうの肉…… -- 名無しさん (2018-09-09 17 24 40) これって、財団のやらかし部分のほうがメインなのか? SCPオブジェクト絡みの事件じゃなかったことが逆におぞましい、ってとこを楽しむ作品だと思ってた。死体に非ずみたいな。 -- 名無しさん (2018-10-22 01 30 56) ↑「恐怖を呼び起こすのに異常性は必ずしも必要ではない」って作者が言ってるんだから、それも間違いなく意図の内ではあると思うよ -- 名無しさん (2018-12-24 05 00 03) その「恐怖を呼び起こすのに異常性は必ずしも必要ではない」だが、カールさんは間違いなく異常者なのだから、異常性ではなく超常現象とかの方が訳としてしっくりくるんじゃなかろうか。アニヲタ報告員じゃなく本家の訳者様の問題かもしれないが -- 名無しさん (2019-01-24 20 34 30) 財団世界において「異常性」って語が「非科学」や「超常現象」を指すのは言わずもがなやろ。 -- 名無しさん (2019-07-07 16 32 02) 別にやたかしたって拉致してDクラスに落とせば良いんじゃねぇの?法律とか気にしないでしょ。 -- 名無しさん (2019-08-11 02 43 25) 無論のこと怖さも感じたけど、巡査が気の毒だなと思った -- 名無しさん (2019-12-09 02 47 04) カールさんのやったことを具体的に追記して、ついでに冒頭にグロ注意と書いておきました -- 名無しさん (2020-06-28 00 47 01) 財団ならどうせすぐとっ捕まえてe -- 名無しさん (2024-06-30 06 19 10) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40757.html
登録日:2018/10/29 Mon 00 07 20 更新日:2024/03/24 Sun 19 47 48 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 Keter SCP SCP Foundation SCP-2047 SCP財団 外宇宙 宇宙 宇宙人 惑星 魚類 SCP-2047は、海外のシェアワールド「SCP Foundation」に登場するオブジェクト(SCiP)のひとつ。 項目名は『Collaboration (共動)』。 オブジェクトクラスはKeter。 概要 SCP-2047は直径40cmの中空の鉄球である。 モノ系SCiPらしく安定の破壊耐性を持っており、表面には未知の言語でメッセージが書かれている。 スキャンの結果、内部は空洞であり中に謎の機構が入ってることがわかったものの、それ以上の詳細については案の定わかっていない。 2047の主な特性はこれだけなのだが、どうもこいつ「イベント2047-A」と呼称されるある現象と密接に関わっているらしい。 というかメタ的には恐らくイベントの原因そのものだと考えられる。 オブジェクトクラスからも分かるとおり、こいつのヤバさはイベント2047-Aにある。 このイベントは現在までに1度しか発生していないものの、その規模と影響が尋常ではない。 具体的には直接K-クラスシナリオに繋がりかねないレベルである。 それほどの影響をもたらす現象とはどんなものなのか。簡潔に言おう。 地球と外宇宙の別の惑星の位置が、瞬時に入れ替わる現象である。 画像出典:http //www.scp-wiki.net/scp-2047この画像は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 イベントログ ことの始まりは1973年7月13日の0時ごろ、ほぼ日付の変わり目に起きた。 地球がもといた惑星系から瞬時に消滅し、新たな恒星系の軌道上に再出現したのである。 当然周囲に存在する惑星も恒星もなにもかも違う。 人類はイベントに気づくこともなく即座にサヨナラ!……とはならなかった。 どうやら別の星系のハビタブルゾーン(*1)の領域内にちょうど出現したらしい。マジかよ。 更に都合の良いことに月とよく似た衛星まであったため、地軸のブレや隕石の衝突なども全く起こらなかった。 なんとこれほど大規模な現象に遭遇しながらも、地球には特に何の被害もなかったのである。 しかし人間社会への影響はそうもいかない。イベント発生から2週間の内に全世界に情報が広まってしまった。 なんせ夜空の景色が丸ごと変わってしまったのである。財団が何をしたところで到底隠蔽など間に合うはずもない。 当然世界各地で大混乱が発生した。宗教施設は人々でごった返し、それ以外の人はこぞって無神論者となり、デモや抗議がそこら中で勃発した。 おまけにこの状況でアメリカとソ連と中国は新天地の宇宙開発で激しい競争をおっ始めやがった。 財団はなんとか社会の崩壊を防ぐため尽力していたようだが、流石に手も費用も足りなすぎる。 そっちに金がかかりすぎて肝心の収容活動に問題が生じ始める有様だった。 SCP-2047自体はイベント発生前の時点で既に確保されていたが、世界が世紀末状態に陥りかけているこのタイミングで謎の無線信号を発信し始めた。 最初こそ2047に記されているものと同様の謎言語だったのが、12時間を経て徐々に英語に変化し、最終的に完全な意思疎通が可能となった。地味に恐るべき学習速度である。 どうやら無線を送ってきたのはある異星文明、通称 「シータ-c」 という連中であり、イベントを起こしたのもこいつららしい。 何でもこの惑星取り替えっこ現象は連中の「星間交換プログラム」とやらの一環だそうだ。 当然ながら財団も急にそんなこと言われて「はいそうですか」と納得する訳がなく、元に戻すよう要求したのだが…… シータ-c ( ´,_ゝ`)「え?やだよ。」 と拒否された。 あくまで元に戻せないのではなく戻せる上での言い分らしい。 というかそれだけ発展した技術を持っているなら事前に警告くらいできたはずだが、後述の内容から考えると妨害を避けるため意図的に送らなかった可能性がある。 向こうの言い分はともかく財団側は説得している暇もない。 そうこうしている内にも国家間の緊張感はどんどん高まり。戦争が起こる瀬戸際まで来ていた。 本来これを解決するための国連も影響力が大きく下がり、もはや効果は微々たるものに。 先述の宇宙開発競争では中国が大きく遅れはじめ、そのせいか東南アジアへの政治的圧力が高まってきた。 これらの始末に追われた財団も(金銭的に)とうとう追い詰められ、ついにKeterクラスオブジェクトの収容にまで無視できない影響が出始めてしまった。 進退窮まった財団は、それまで却下していたシータ-cへの支援要請を実行することに。 シータ-c ( ´,_ゝ`)「え、やだy 財団 (# ゚Д゚)「こっちは滅亡しそうなくらいには被害甚大なんじゃワレェ!!」 とか言ったのかは知らないが、とにかく人類側に損害が出ていることを主張した結果、なんとかシータ-cの協力を取り付けることに成功。 さて、その後シータ-cが何をしたかというと、自身の技術と2047の中継を利用し、地球においてある種のCK-クラス 再構築シナリオを引き起こした。 どうやらこれによって局所的現実のリセットを行ったらしく、結果として地球上に存在するあらゆる天文学的データが書き換えられ、地球の日付もイベント発生時の7月13日まで逆戻りした。なおこの再構築の影響は2047を収容していたサイト-88のみ例外とされた。 つまり「元々地球はこの星系に存在していた」という歴史の修正を行ったのである。 このようなシータ-cの協力もあり、なんとか事態の収束に成功したのだった。 「一時はどうなるかと思ったが、これで安心だ」 Ω 「…つまり俺達の住んでる地球は、もともと全く違う星系にあったんだよ!」 ΩΩΩ 「な、なんだってー!?」 とはいえ地球が新天地へやってきた事実は変わらないため、まずは新しい月に向けてアポロ18号が打ち上げられることになった(*2)。 この探査機には建築資材と財団職員も載っており、月面到達と共に新しい月面サイト-190の建設が始まった。この辺りの仕事の速さは流石財団クオリティと言ったところか。 そして記事内最後のログでは、新たな惑星系調査のためにボイジャー1号が発射されている。 成すべきことはまだまだ山積みだが、ひとまずは一件落着と言っていいだろう。 宇宙の車窓から シータ-c編 さて、ここからは一連の騒動を起こしたシータ-cとその文明についてまとめよう。 原住民からは「パイコール(Pycole)」と呼称されるシータ-cは地球型惑星で、歴史は47億年と地球より若干長いらしい。 1日の長さや重力はほぼ地球と同じだが、驚くべきことに91億4400万種もの生物が住んでいるとのこと(地球でさえ既知の生物は約175万種、未発見のものを含めても1400万種ほどであることを考えればその差は歴然である。))。 また地球では霊長類ことサルが文明を築いたが、あちらでは魚類などの水棲生物から進化した種の社会が形成されている。 よってシータ-cの支配種は体に鱗を持ちエラによる限定的な水中呼吸が可能な半水棲生物……つまりレプティリアンみたいな奴らである。 財団世界の異文明と言えば人類をめっちゃ恨んでたり虫みたいな社会を構築してたり以前の地球の支配種だったり魔法が日常と化してたりグロカルトじみた儀式をしてたりと大抵ろくでもないが、シータ-cはその中でも比較的普通で友好的な文明である。 少なくとも話が通じるだけでもマシな方だろう。 嗅覚と味覚がものすごく発達しており、特に味覚に関しては料理から宗教を確立しているくらいには相当なもの。某美食屋漫画か何か? ただそのせいか神格などに関する信仰はほぼ存在していない。 このように割と人類に近い感性や文化を持つ連中だが、面倒なことにシータ-cの人類はどいつもこいつも旅好きの集まりらしい。 どれほどのものかはさっきやってた通り、宇宙規模で惑星ごと移動するぐらいにはすごい。 「星間交換プログラム」というのも彼らの探究心を満たすのが目的で、SCP-2047もそのために作られた装置なんだとか。 彼らは2047と同じ装置を宇宙の様々な惑星にばらまいているらしく、イベント自体は今までも何度も起こしてきたそうだ。 地球が転移後すぐに滅亡しなかったのも、環境が似通った星同士が対象となっていたためである。そこだけは微妙に親切だなおい。 どっちにしろばらまかれた側の文明にとっては傍迷惑とかいうレベルでは済まない。 SCP-2047がKeterクラスなのは、今後イベント2047-Aが発生する可能性が残っているからだろう。 シータ-cの連中はイベントによる被害などへの罪悪感はあるものの、今後も旅をやめるつもりはないようである。またいつ地球が踏み台にされるかもわかったものではない。 おまけに他の星にも2047があるなら、そこの支配種辺りが機構を解析して独自にイベントを起こすことだってありえる。そいつらがシータ-cのように話が通じる連中とは限らないのだ。 とはいえ財団は現状イベントを防ぐことができないし、発生後の対処法も充分ではないため、何かまともな対策が取れるかというと正直なところかなり厳しい。 現在は2047が何か受信したり発信したりしないように電波遮断室にぶち込んでいるものの、こちらの技術を遙かに上回る文明の産物である。 それだけでどうにかなるとは到底考えにくいだろう。 ……まあとどのつまり、アレだ。 財団の明日は微妙なところである。 余談 本家記事にはもう一つ補足があり、そこにはイベント前の太陽系についての説明が書かれているのだが、そこに色々すごいことが書かれている。 1969年、米国の宇宙計画によって人類は月に降り立ちました。しかしこれにより、我々の太陽系の更なる探査は地球軌道もしくは月面から行う必要があることが明らかになりました。1972年後半にアポロ17号をもってアポロ計画が完了し、ミネルヴァ・ミッションが人類の月面における恒久的居留地建設のために実行に移されました。 いくつかの例外、1972年12月29日に発射直後に爆発した補給船ミネルヴァ18号などの例外を除けば、この計画は素晴らしい成功を収めました。もともとの計画は1973年1月、おもにミネルヴァ18号の喪失を理由として終了されました。補給ミッションのほとんどは民間業者が人材と技術を提供するようになり、ミネルヴァ基地は1973年より始まった安定と世界平和の時代における不可欠な中心的存在と見なされるようになりました。 その時点で、およそ2500名のさまざまな国籍の人々がいくつかの月面基地に居住していました。こうした成果を失った社会的衝撃は交換による宗教的分裂以上に、最終的な社会の崩壊を招いた主要な原因となりました。 以前の地球はなんと月面コロニーを既に実現していたらしい。 現在でも月面基地はさまざま課題を抱える試みであることを考えると、かつての人類は今より優れた技術レベルを有していたようだ。 ただ、少し気になるのは残されたコロニーがその後どうなったかということである、地球からの補給が途絶えたなら遅かれ早かれ壊滅しているかもしれない。 しかし、2047の特性から考えて元の月はシータ-cを回っているはずだ。普通に考えれば彼らと接触しているだろう。 ただ、そのことついて特にシータ-cからの通達とかは来ていない。いくら不親切でも一言くらいあっても良さそうなものだが……。 果たして2500人の地球人は今何をしているのだろうか? 彼らのその後についてはカノンハブ「朝までまっすぐに」にて語られることになる。 追記、修正はシータ-cにお住まいの方にお願いします。 CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-2047 - Collaboration by InsipidParoxysm,Doctor Cimmerian http //www.scp-wiki.net/scp-2047 http //ja.scp-wiki.net/scp-2047 この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] きらいきらい星回避ワンチャンあるんじゃね、と思ったがコレのせいで擦り付けられたとも考えられるな 駄目だこりゃ -- 名無しさん (2018-10-29 08 21 51) 謎の球体型って多いよな、形状がイメージしやすいからだろうけど -- 名無しさん (2018-10-29 08 58 58) 2500人はどうなったか? 『朝までまっすぐに ハブ』をご覧ください -- 名無しさん (2018-10-29 12 35 37) ↑2 そう!そうでした!確かにアレは丸くなかった! -- 名無しさん (2018-10-29 13 24 15) ↑2 おっとそんなハブあったんですか!調査不足で申し訳ありません。ちょっと読んできます。 -- 記事制作者 (2018-10-29 14 52 17) シータ-cの奴等は「人妻っていいよね…」みたいな感覚で「人星っていいよね…」「一度スワッピングしたいな」という欲求を抱いている可能性 -- 名無しさん (2018-10-29 21 38 26) 異星のやつらに解析されたらヤバいかもだけど逆にこっちが先に解析できれば…… -- 名無しさん (2018-10-29 22 29 29) これEX事案なのでは・・・ -- 名無しさん (2018-10-30 01 32 16) ↑シータ-cが手伝ってくれなかったらそうなってただろうな。 -- 名無しさん (2018-10-30 09 24 38) しゅみです -- 名無しさん (2018-10-30 19 21 43) 月面着陸はガセだったってそういう事かよ!…なんて想像が広がっちゃうのもすごいネタだな -- 名無しさん (2018-10-30 19 42 31) ↑x2よろしくおねがいします -- 名無しさん (2018-11-01 21 30 41) くそう、奴らの星が同じ宇宙にあれば、人の惑星を勝手に移動したうえに、こちらの支援要請を散々蹴ってくれた礼(シータ征服)を思う存分してやれたというのに!! -- 名無しさん (2019-04-24 15 15 05) ビミョーなのか? -- 秘匿 (2021-12-24 16 51 36) これ、図によれば我々が太陽系だと教わってきたものが実はシータ3系ってことなのかな? -- 名無しさん (2023-05-29 08 44 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/52983.html
登録日:2023/01/06 Fri 04 59 33 更新日:2024/08/23 Fri 12 26 21 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 SCP SCP Foundation Thaumiel いつもより殺伐とした財団世界 認識災害 財団製SCP “何でも知っている”のは、”何でもできる”くらいには強すぎる。だから、同じ対処をしなければならない。 SCP-6442はシェアード・ワールドSCP Foundationに登場するオブジェクトである。 メタタイトルは「ミーミル、ミーミル」。 この記事には異常存在分類システムが導入されており、分類のされ方が従来とは異なる。詳しくは当該項目を参照。 収容クラスはThaumiel。 攪乱クラスはVlam。五段階中二段階目、影響力は無くはないが局地的。 リスククラスはCritical。五段階中五段階目、影響を受けると確実に死ぬか、死んだ方がマシなことになる。 報告書の閲覧にはセキュリティクリアランス5が必要である。 財団に利するThaumielにもかかわらず、極めて脅威度の高いCriticalというのはなかなか見ない組み合わせ。 物々しさを感じさせるが、実際その通り。元記事の構成は特別収容プロトコルと説明のみの単純なものだが、そのうち8割以上を特別収容プロトコルが占める。 しかも、以下のような記述もある。 保安上の懸念があるため、本文書からは完全版の収容プロトコルに含まれる未決部分が除外されています。 これでも全てではない、ということだ。 特別収容プロトコル 説明がしやすくなるので最初に言ってしまうが、コイツは財団製オブジェクトである。 なので「確保」は最初からされているし、自分から動くものではないので「収容」もそんなに重要ではない。 問題はコイツが抱える性質により、「保護」がとんでもなく重要になること。 以下では要約するが、とにかくガッチガチに警備が固められている。 まず、SCP-6442が収容されている収容施設[データ削除済]について。 ここへの立ち入りは財団防諜局によってしか認められないよ。 どこにあるか絶対知ることのないために、ここに配属される職員は着いた時にBクラス記憶処理をされるし、GPSとかの位置測定機器を持ち込んではいけないよ。 職員は緊急ゾーンとかメンテに必要な場所以外はここのレイアウトを深く知らなくてもいい、というか知ろうとしなくていいよ。 ここから無許可で出ようとしたり、ここに無許可で入ろうとしたら速やかに拘留・記憶処理・降格。場合によっては終了されるよ。 ここの外部は財団製オートマトン部隊が警備してるよ。潜入者の撃退、航空機の無音撃墜、奇跡論的な攻撃への対抗ができるよ。 まず、財団には防諜担当の部門もあるらしい。どっかの要注意団体と四六時中ぶつかっているイメージだし、確かに必要だ。 その防諜局が管理しているオブジェクトのようなので、スパイの抑止に役立つのだろうか。 という割にはなにやら直接的に、かつアノマリーを用いて攻めてくる勢力も想定されているようである。 次にSCP-6442を収容するチャンバーについて。 16個の、全く同じで区別できる要素が一切ない球形のチャンバーのどれか1個に収容されてるよ。 16個のチャンバーは最低50m離して、それぞれを超絶難易度の狭い迷路で接続してあるよ。 どれが本物かは財団職員は絶対に知ってはならないよ。 それぞれのチャンバーの中心に天井からタングステンの球体が吊り下がってて、その中に本物か精巧な複製かが入ってるよ。 ガワだけでもうこれ。 ところで財団職員が本物がどれかを知ってはならないということは、人工知能とかが知ってるのか? それとも保安的には財団側にさえもマジで誰もどれが本物か知っている必要がないのか。 ……おそらく後者。 そしてトドメにソフト的な対抗策があまりに多種多彩に用意されている。 以下に列挙するが、これだけに留まらないらしい。 対核兵器・対固有兵器防衛プロトコル 各収容チャンバーに充満するエアロゾル化したクラス I 記憶処理薬。 スクラントン現実錨 (SRA) 。現実改変攻撃によるSCP-6442への被害を防ぐため、各チャンバーに6基ずつ設置。 シャンク/アナスタサコス恒常時間溝 (XACTS) 。時間操作を防ぐため、各チャンバーに1基ずつ設置。 ここまではよく見るレベル。とはいえ下2つのせいで実質的な除外サイトができてそうだし、普段こいつらを見るのはアノマリーの性質を抑制するためなので、「そういう攻撃」をしてくる者がいるのだろう。 ちなみにクラスI(アイ)記憶処理薬は一時的に記憶喪失にさせるものらしい。 実験的ランドール/ヨッサリアン式アキヴァ無効装置 (ERYAN) 。神格の介入を防ぎ、かつ思い止まらせるため、各チャンバーに36基ずつ設置。 敵は神すらけしかけて来る。もしくは敵が神本人。そしてそれを抑止できる財団。 なんかやたら数が多いのは装置が「実験的」だからだろうか?というかベータ版の設備すら駆り出さねばならんのだろうか。 機動部隊タウ-5 (“サムサラ”) 構築タンク。上記の対応策が不十分であるか、現地保安部隊が敵対勢力に圧倒された場合に備えて、各チャンバーに1セットずつ設置。 いやそこまでするか。 というか「死した神の肉から生み出された不死のサイボーグクローン」ってこんな普通に生成できるんだ。 さんざん他のアノマリーを利用して保護しているこのオブジェクトだが、まだある。 万が一、ホンモノを取り出す必要がある場合は他の15個の複製も一緒に運び出されるのだが、再収容するときにどのチャンバーに入れるか決めなければならない。 元記事には「無作為に選ばれた16ヶ所のチャンバーのうち1つに」戻されるとあるのだがコレがどうもこの世唯一のガチの無作為で、この「無作為に選ばれた」の部分にSCP-4559へのリンクが張ってある。 何でこんなにガッチガチなんだ?何が襲ってくるというんだ? 特別収容プロトコルもこれで最終盤なのだが、ここである要注意団体の名が出てくる。 このオブジェクトは様々な対抗策を以って何としても守らなければならないが、そのために財団が相手をしなければならないその団体は、攻撃のエキスパートだった。 そう、世界オカルト連合(GOC)。 ここにSCP-6442を奪われてしまった場合、何が何でもSCP-6442を無力化せねばならない。 ……この記事での財団世界では、どうも超常を扱う団体同士の仲がよろしくないらしい。 ずっと緊張状態が続いているし、その状態を緩和するための会議も難航している。 互いが互いを全く信頼できない。スパイ活動の嵐。それもアノマリーを使ってのスパイ活動が横行しているのだろう。 スパイに使える異常性、もしあったらどういうものが便利だろうか。少し考えてみよう。 好きな書類を覗き見る能力?書類以外に書いてある重要情報もあるだろう。 ネット上のセキュリティを突破できる能力?スタンドアロン状態の端末にしかないファイルもあるだろう。 ならば誰にも認識されなくできる能力?現実改変でもしてあらゆる防御を無効化する能力? ……いやいや、もっと単純に考えよう。なぜわざわざ情報を得に行く必要があるのか? その答えを明かす前に、SCP-6442の正体を明かそう。 説明 端的に説明する。SCP-6442は財団の防諜局とミーム部門が共同で開発した財団史上最強の認識災害である。 物理的には、機密指定されたゴムみたいな素材でできた球体に彫り込まれた刻銘の形で存在する。 効果は単純明快、この刻銘の73%を知覚したその瞬間、そいつの神経学的機能が止まる。死ぬ、と言い換えても支障ない。 SCP-6442が最強たる所以、それはその強度だけでなく効果範囲の広さである。 なんとこの効果、あらゆる知性体に及ぶというのだ。人間以外の生物はおろか、物理的実体がなくとも認識してしまえば死んでしまうということになる。 強度の方とは言うと、認知抵抗値742以上無いと生き残れないらしい。この値がどういう定義かは不明なのだが、対数の尺度で示されているとのこと。 つまり、この742という数字は本来、10かなにかの右肩に乗っている数なのである。 例えば10から20は2倍だが、10の10乗から10の20乗は10の10乗つまり100億倍なのだ。マグニチュードと同じように数字が上がるほどそのエネルギーは指数関数的に増大する。底(今の例で使った10の部分に当たる数)が不明なので認知抵抗値742がどれだけヤバいかも不明瞭だが、ともかくこの世には恐らくこれを認識して生き残れるやつはいないだろうことがうかがえる。 こんなもの、あまりに強すぎて対抗ミームが作れないだろう。財団はそう見なしている。 では、本題に移ろう。なぜSCP-6442はここまで厳重に保護されているのか。 先ほどの疑問、「スパイをするにあたって便利な能力とは?」に対する最も単純かつ強力な解答は、これだ。 全 知 能 力 何でも知っているなら、もはやスパイするにあたって何も行動をする必要がない。だってもう知りたい情報は知っているから。 あまりに、あまりに反則的過ぎる。 こんな能力を持っているヤツが敵対勢力にいたら、それだけであらゆる防諜やセキュリティが無意味と化す。そして実際いたのだろう、主にGOCに。 だから、財団はもううんざりしてしまって、全知アノマリー全自動皆殺しマシーンSCP-6442を作った。 2023年に制作され、収容下に置かれて以来、SCP-6442は最低でも8,000体の全知能力実体を成功裏に無力化しており、そのうち少なくとも2,000体は世界オカルト連合に雇用されていました。 反則的な能力を持つ敵の、その能力が反則的であるがゆえに生じた弱点を突いた見事なカウンターである。GOCなど、財団の敵側からしたら、こんなものの存在を許すことは出来ないだろう。だから、どんな犠牲を払ってでも無力化するか、対抗ミームを作りたい。 それをさせないために、ここまで厳重なセキュリティが取られているのだ。 もちろん、SCP-6442の製作工程などから対抗ミームを作られないために、そういう情報は全部焼却処分されている。だから、これをもう一度作ることはできない。 絶対に、守りきらねばならないのだ。 この荒んだ超常社会で、明日を生き抜くために。 余談 SCP-6442があらゆる知性体に効果があるのなら、完成したその瞬間にいわゆる「全知全能の神」が全滅して天界とかがえらいことになった可能性がある。だから神格の介入をどうこうする装置が置かれているのかもしれない。 もしこのヘッドカノンを採用した世界でSCP-5321が発生した場合、その瞬間XK-クラス世界終焉シナリオが発生すると思われる。 ENの元記事のディスカッションより意訳したQ A Q(読者):この世界には既に大量の認識災害やミームがあるので、全知能力なんて手に入れたら(SCP-6442がなくても、例えば)その場でヒトデに食われるんじゃないんですか? A(作者):適者生存的に考えて、全知能力者は高い認知抵抗値を持っている(から大丈夫な)んじゃないかと思います。 ……あのヒトデよりも強い認識災害だ、ということである。 コレが正しいなら、上2点は杞憂かもしれない。 追記・修正・保護・保護・保護をお願いします。 ▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-6442 - Mimir, Mímir by Dr Shoulder https //scp-wiki.wikidot.com/scp-6442 (翻訳) by C-Dives http //scp-jp.wikidot.com/scp-6442 この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 久しぶりにシンプルな内容で面白かった そうそうこういうの -- 名無しさん (2023-01-06 10 59 57) ↑いいよねこういうの -- 名無しさん (2023-01-06 11 38 54) こういうの最近の日本支部ではあんま見ないから新鮮だった -- 名無しさん (2023-01-06 12 55 48) 全知能力者8000体って、どうなってんだこの世界 -- 名無しさん (2023-01-06 17 39 26) これ以外にも知ったらヤバいものって幾らでもあるし全知能力は珍しくないけどすぐ死んでるからそんなに問題にならないのかも -- 名無しさん (2023-01-06 17 49 33) 一言でいうと「知ったら死ぬ」ってことか -- 名無しさん (2023-01-06 21 25 38) 682も殺せるかな? あいつ人間との意思疎通ができる程度には知性があるし、このオブジェクトの攻撃範囲には充分入るはず -- 名無しさん (2023-01-07 10 05 29) ↑2 加えて、それをチート使わないとわからないところに置いておく、かな。↑なんか、60%くらい知覚したところで認識をずらしてきそうな気がするな……対ナチ用殺人ジョークが、ドイツ語理解できないイギリス兵には効かないように。 -- 名無しさん (2023-01-07 20 53 12) ↑4なるほど、アノマリー入り乱れるカオスな財団世界でマジモンの全知全能が多くいないメタではない理由付けにもできそうなんだなこれ -- 名無しさん (2023-01-08 19 49 53) 知ったら死ぬ系は緋色の鳥とか含め沢山あるだろうが、知ったら死ぬことの戦略的意義に切り込んだのは面白い -- 名無しさん (2023-08-01 12 41 36) 全知ならこんなの作ってる最中に全力で阻止されるんじゃないの……? -- 名無しさん (2024-04-11 07 14 41) ↑あくまで全「財団が全知殺すアノマリー作ろうとしてる!!止めて!!」「マジで!?財団に殴り込みじゃ!!」『そうはさせるか!!絶対に作ったる!!』ってドンパチしてる間に頑張って作ったんだろうなぁ… -- 名無しさん (2024-06-17 08 20 28) 全知は全能ではないってことね -- 名無しさん (2024-06-17 10 11 10) 通りでほぼ全能に近い現実改変能力者はいても全知全能は居ないわけだ… -- 名無しさん (2024-08-08 19 08 56) これ元ネタはモンティ・パイソン第1話の殺人ジョークか? -- 名無しさん (2024-08-23 12 26 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/36180.html
登録日:2017/02/04 Sat 16 46 04 更新日:2024/07/19 Fri 11 22 31 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 Keter SCP Foundation SCP-710-JP SCP-JP SCP財団 yanyan1 タイムパラドックス タイムマシンリボルバー 拳銃 日本支部 武器 銃 彼を撃ち殺したのは財団だ。だから何の問題もない。 SCP-710-JPは、シェアードワールド「SCP Foundation」に登場するSCPオブジェクトのひとつである。 日本支部生まれなのでJPのコードがついている。 特別収容プロトコル まずは、特別収容プロトコルから説明しよう。 オブジェクトの色々な基準、オブジェクトクラス。つまり取り扱いの容易さは「Safe」……を経て、現在「Keter」。 かつては完全に収容できていると思われていたが、実は全くそうではなかったことが後から判明したパターンである。 かつてはこんなプロトコルだった。 SCP-710-JPは████州に位置するサイト-██の専用ロッカーにて管理、収容されています。対象を使用する際はレベル3職員による許可を得た上で実行してください。無断で対象を使用した職員は処分の対象となります。 が、現在はこうなっている。 SCP-710-JPは収容不可能な状態です。機動部隊はプロトコル「パラドックス710」に記載されているSCP-710-JP使用日程にのっとり発砲を行ってください。SCP-710-JP使用日程はSCP-710-JPによる新たな事件の発覚の都度更新されます。SCP-710-JPによって引き起こされた事件に関する被害者及び関係者にはAクラスの記憶処理を施し、その上で事件の隠蔽工作を行ってください。 つまり、特定のスケジュールに従い、財団がSCP-710-JPを発砲せよ、ということになっているのだ。 「被害者」「事件」で「発砲」と来れば、まあ予想はつくだろうが……。 1つ注意すべきは、「収容できていない」とは財団がオブジェクトを保持していない、ということだけではなく、「オブジェクト自体は手元にあるが、その異常性の封じこめが出来ていない」ことも含まれる、という部分である。 説明 SCP-710-JPはスミス ウェッソンM66、2.5インチリボルバーに酷似した一丁の拳銃である。この手の物品系オブジェクトの恒例として製造番号などの記録は存在していない。さらに、グリップとトリガーに本来のM66とは異なる特徴をいくつか有している。 SCP-710-JPの異常性は、コイツを発砲した後に発生する。 SCP-710-JPを用いて発砲した場合、発砲した地点の「過去」と「未来」に、発砲した弾丸が出現するのである。その際、SCP-710-JPの機構は問題なく機能しており、また使用された弾薬は普通に消費される。 これらの異常性はある程度制御することが可能であり、グリップの右側面内部にある「random ON OFF」と記入されたスイッチ、および「F、P 00/00/00」と記入されたつまみを操作すれば、弾丸を出現させたい時間を設定できるのだ。 グリップ右側面は取り外し可能になっており、ここから「random」の項目をOFFにすることによってSCP-710-JPの発砲時のタイムワープをコントロールできるようになる。逆に言うと、ONだといつの時間軸に飛ぶかさっぱりわからないのである。 で、このハンドガンに取り付けられているメモリはFとPにより過去、未来の切り替え(つまり「Future」と「Past」)、数字を入力する部分はそれぞれ年/月/日に該当。ただし年の選択は下二桁までしかなく、過去、未来の設定は現在の年数から換算した年数に依存すると推定されている。 例えばこの記事を執筆したのは2017年2月4日だが、メモリを「F 01/3/5」にして午前9時に撃つと、2018年3月5日の午前9時に、同じ場所から弾丸が飛んでくるのである。 また、「空白 00/00/00」に設定すると時間移動は起きず、普通の拳銃になる。 これらの機構については当初わかっていなかったが、最初の実験で弾丸が消えるという事態が発生。 どうなってんだこりゃ、とX線検査を行った結果、時間移動制御スイッチの存在が判明。これをコントロールすればどこかわからないところに弾丸が飛ぶ心配はない、ということで、Safeに分類された。 ……が、財団ははっきり言って、このリボルバーをあまりにも甘く見すぎていた。 それは、実験の結果と、収容に至る経緯を繋ぎ合わせることで浮かび上がった、恐るべき事実と可能性が示していた。 実験記録 SCP-710-JPが収容されてから、何度か実験が行われた。 最初の実験は特異性がわかっていなかったため、それが判明してからの二度目以降の実験を引用する。 なおオブジェクトの性質上、他の多数の報告書と違い実験日時は黒塗りの伏字にはなっていない。 2012/10/04 この実験では、Dクラス職員に普通に発砲させてみた。そして、2日後になって、同じ場所から弾丸が飛び出してくるという結果になった。 この実験により、SCP-710-JPが弾丸を移動させられるのは日数単位だという仮説が立てられた。 2012/12/24 クリスマス・イブにも平常運転で実験。 今度は過去に設定して撃ってみた。相変わらず弾丸は出て来なかったが、資料を調べてみると、発砲を行った実験室で93年に別のオブジェクトの実験を行った際、何者かによる発砲事件が起きたという記載があった。 財団が保管していた弾丸を調べたところ、この実験で撃たれた弾丸だということがわかった。 これを受けた財団は、もしかしてこの拳銃は過去改変型のオブジェクトなのではないか、と考えた。 つまり、過去に発砲事件の記録がない場所で過去に向けて撃てば、「その場所でかつて発砲事件があった」と現実が書き換えられるのではないかと思ったのだ。 2013/1/11 というわけで、年明け早々に実験。 別のサイトの実験室の壁にSCP-710-JPを向けた。もちろんここでは、未だかつて発砲事件が起きた記録はない。 ここで過去に向けて撃ち、現実が改変されるのかどうかを調べる実験だ。 が、結果としてこれは失敗した。いざ発砲、という段になって、サイトで収容していた別のオブジェクトの収容違反が発生。しかもかなりの被害が出たらしく、このサイトは凍結されることになってしまった。 まるで、何もかも最初から決まっていたかのようだ……。 過去に発砲事件が起きていない場所では、この拳銃を過去に向けることは出来ない。 このオブジェクトには、過去を変える力はないことが判明した。 収容経緯 そもそもこのオブジェクト・SCP-710-JPは、2004/4/2に、アメリカのとある州で発生したトラブルが切っ掛けで発見された経緯がある。 当時、射撃場に来ていた一人の利用客が射撃場のオーナーに、「この拳銃、いくら撃っても弾が出ねえぞ!!」とクレームをつけた。 しかし、オーナーが拳銃内の全ての弾薬を調べたところ、問題なく消費されていたことが判明。悪質なクレーマーの文句であるとしてスルーされた。 ところが2012/3/1の同じ場所にて、来客が無かったにもかかわらず、オーナーが2発の発砲音を確認。その後も数回の無人の発砲事件が発生したためオーナーは現地の警察に通報。この報せは、当時その署内に潜伏していたエージェントの目にとまった。 オーナーの証言では、2004/3/26の夜中、不審な人物が射撃場に侵入する事件が発生したという。この時、オーナーは設置してあったショットガンを用いて侵入者を撃退。逃げて行ったこの不審者が落としたと思われる銃を貸出用の銃として利用、この事件を切っ掛けにこれらの一連の出来事が発覚することになった。 財団はこの拳銃がSCPオブジェクトに該当すると考えて事件に介入、関係者に記憶処理を施して発砲事件を隠ぺい。オーナーは拾得物横領の罪で起訴された。 アニヲタ諸君も、拾ったものは警察に届けよう。 財団は現在もこの、SCP-710-JPの元々の持ち主を捜索しているが、案の定見つかっていない。 事件記録 財団はこのオブジェクトを調査する傍ら、「弾丸が時を超える」という異常性に着目し、類似の事件がないかを調べていた。 結果がこれである。 なお、わかりやすくするために、時系列は無視して発砲→着弾の順で記す。 事件その1 発砲:1946/9/16。アメリカのとある州の郊外、何もない場所で男が銃を撃った。 着弾:1995/11/3。アメリカのとある州の郊外、一軒家で妻に暴力を振るっていた男がいきなり誰かに撃ち殺された。 事件その2 発砲:2003/3/3。イタリアのとある街の夜9時、不審な男が銃を撃った。 着弾:1952/10/7。イタリアのとある街の夜9時、とある男性が誰もいない真正面から撃ち殺された。 事件その3 発砲:1994/8/19。日本のとある港で、不審な男が銃を撃った。 着弾:1982/4/10。日本のとある港で、麻薬取引をしていた暴力団組員が至近距離から撃ち殺された。 事件その4 発砲:1982/7/7。ブラジルのとあるホテルで、不審な男が銃を撃った。 着弾:1993/5/4。ブラジルのとあるホテルで、泊まり客の女性が誰もいない室内で撃ち殺された。 事件その5 発砲:1995/11/4。中国のとあるマンションで、ある部屋を買った男が銃を撃って、引っ越した。 着弾:1999/6/2。中国のとあるマンションで、ある部屋でパソコンをしていた学生が後ろから撃ち殺された。 事件その6 発砲:??? 着弾:2013/4/7。新設サイトで報告書を書いていたS博士が誰かに威嚇射撃を受けた。 時系列で並べ替えると、こうなる。 1946/9/16。アメリカのとある州の郊外、何もない場所で男が銃を撃った。 1952/10/7。イタリアのある街の夜9時、とある男性が誰もいない真正面から撃ち殺された。 1982/4/10。日本のとある港で、麻薬取引をしていた暴力団組員が至近距離から撃ち殺された。 1982/7/7。ブラジルのとあるホテルで、不審な男が銃を撃った。 1993/5/4。ブラジルのとあるホテルで、泊まり客の女性が誰もいない室内で撃ち殺された。 1994/8/19。日本のとある港で、不審な男が銃を撃った。 1995/11/3。アメリカのとある州の郊外、一軒家で妻に暴力を振るっていた男がいきなり誰かに撃ち殺された。 1995/11/4。中国のとあるマンションで、ある部屋を買った男が銃を撃って、引っ越した。 1999/6/2。中国のとあるマンションで、ある部屋でパソコンをしていた学生が後ろから撃ち殺された。 2003/3/3。イタリアのある街の夜9時、不審な男が銃を撃った。 2013/4/7。新設サイトで報告書を書いていたS博士が誰かに威嚇射撃を受けた。 オブジェクトクラス変更へ 調査の結果、現在でも世界各地で、このオブジェクトを用いたものと思われる「過去から」「未来から」の射殺事件が多発している。 しかも、財団の博士が威嚇とはいえ、このオブジェクトによる射撃を受けている。S博士がいたサイトは新設されたばかりであり、ここでSCP-710-JPをぶっ放したという記録はない。つまりこの射撃は未来からのものであり、同時に未来のどこかでこのオブジェクトが収容違反を起こす、という事態が確約されてしまったのだ。 そして、 SCP-710-JPの恐ろしさはその性質でもなく時間的矛盾を引き起こすことでもない。タイムパラドックスを逆手に取った、我々財団にも阻止することができない殺人を犯すことが可能であるという点こそ、SCP-710-JPの真の性質なのだ。 そもそも、何故、SCP-710-JPを所持していた人物が射撃場などに侵入し、SCP-710-JPを紛失するなどという事態を起こしたのか。 何故、これはこのサイトに保管されるようになり、サイト内の実験室にはSCP-710-JPによって生み出された形跡がずっと昔からあったのか。 少し考えればわかるはずだ。これは時間連続体の波に乗り、ここまで来た。まるであらかじめ決められていた、運命と言われるもののように。 私はこれでも科学者の一人だ。このようなオカルティズムに浸っていていいような人間ではない。しかし、これらの事象はもはやそのような言葉で表現することしか私にはできない。 SCP-710-JPは内在的なketerである。私はこれを強く主張する。 S博士のこの提言により、SCP-710-JPはKeterに再分類されることとなった。 このオブジェクトの恐ろしさは、時間の不可逆性を逆手に取った、誰にも阻止できない殺人を侵せるという一点にある。 収容までにSCP-710-JPを使用した不審な男が、どうやって過去や未来にそこに誰かがいることを確認し、そしてなぜ撃ったのか? それは何の意味もない問いだ。 実際に、時間を超越した射殺事件は起きている。そして、それは覆すことも防ぐことも出来ない。財団が「これはSCP-710-JPによるものだ」と推測できるのは、事件が起きてから、人が殺されてからなのだ。 オブジェクトは総じて収容違反などあってはならないが、この危険物は輪をかけてまずい。 誰かの手にもう一度渡ってしまえば、その時点で財団に成す術はなくなる。しかし、どうにかせねばならない。 諦めるわけにはいかないのだ。 財団は苦渋の決断を下した。それがあのプロトコルである。 機動部隊はプロトコル「パラドックス710」に記載されているSCP-710-JP使用日程にのっとり発砲を行ってください。 つまり、各地で起きている謎の射殺事件に対し、その事件が起きた日付に向けて、その場所から、その時被害者がいた場所目がけて財団がSCP-710-JPをぶっ放すことで、「その殺人事件は財団によって引き起こされたものである」という事実を確定させるのだ。 外界からSCPオブジェクトを確保し、収容し、外界を保護する。それが財団の理念であり使命。 その財団が、よりによってオブジェクトを用いて、積極的に外界の人間を殺傷するのだ。本来こんなことはあってはならない。 だが、収容違反が起きるよりははるかにマシなのだ。人道も同義も人権も関係ない。 殺された者達は、最大多数を守るための、最小の犠牲なのだ。 ……ここまで書くと曲がりなりにも収容は維持できているように見えるが、甘い。 実は、このオブジェクトの収容違反は絶対に阻止できないのである。 一番まずい、そして一番起こり得るのは「財団が関与していないSCP-710-JPによる殺人事件」が起きることである。 財団の現在の対処法は、「現在から過去へ向けて撃つ」ことで成り立っているが、もしこの先同様の殺人事件が起き、財団がこのプロトコルを実行しようとして、トラブルにより発砲できなかったら? それはつまり、財団ではない誰かが、その時間に向けて発砲していた、ということである。 過去からの銃弾ならば犯人らしき人物は探せる。だが、探して見当たらなければ、それは未来からの発砲=SCP-710-JPが財団の手を離れてしまっている、ということである。 ならば隔離すればどうだ、となればこれもNG。S博士のオフィスにおける威嚇射撃の発砲者が確定していないからだ。 また、使うのが人間である以上ミスショットは確実にある。被害者が出ている事件ならば把握は出来るが、それがどこにも被害を出していないただの空撃ちであったら? 的を外して空に、地面に向かってしまった単なるミスであったら? 財団がその全てを把握することは、絶対に出来ないのだ。 ならば破壊すればどうだ、となればこれもダメ。 未来からの射撃が一発でも確約されている限り、破壊する試みは永久に成功しない。 それは、実験その3の結果が物語っている。このオブジェクトは過去を変えることは出来ない。 過去に発砲されていない場所に向けて撃つことは出来ない。同様に、未来からの発砲が決まっているのに破壊されることはない。 そして、破壊できたならできたで、さらに面倒になる。 その後で同様の事件が起きてしまった場合、同じオブジェクト「SCP-710-JP-2」が存在することが決定するからだ。 つまるところ、財団がどうあがこうがどこかで収容違反が起きることは確定しているのだ。 そして、何よりも現状。 財団が撃たねばそれ以外の誰かの手に渡る。財団が撃てばそうはならない。だが、そうすることを決定したのは、財団にそうさせた殺人事件はなぜ起きたのか? 計算式が違っても答えは同じ。1+3も、2+2も、答えは4だ。 1+3から導き出された4という答えを確定させるために、財団は代わりに2+2という式を当てはめて回っている。 だが、そうさせたのは、確定されるべき4は、どこからやって来たのか? さらにもう一つ。財団の理念とは何ぞや? 確保。 収容。 保護。 異常な特性を持ったオブジェクトを確保し、それが異常な特性を発揮しないよう収容し、それの異常な特性から外界を保護すること。 現状はどうか? SCP-710-JPを収容するために、財団ではない第三者の手に渡さないために、財団はこのオブジェクトで人を殺したという事実を付け足して回っている。 つまり、このオブジェクトによる殺人自体は防げていないのだ。確保は出来ていても、収容と保護は出来ていない。 収容違反を防ぐための収容違反という矛盾。 SCP-710-JPの収容違反は、いつか起きるわけではない。 プロトコルの冒頭をもう一度。 SCP-710-JPは収容不可能な状態です。 収容違反は、財団によってとっくに起こされているのだ。 だが、財団が真に恐れているのはSCP-710-JPの収容違反、そのものではない。 収容違反が起きることがわかっていて、それが阻止できないと確定しているなら、次善の策をきっちり固めればいい。 それが本当に、財団から奪われての収容違反だったら、の話だが。 財団が本当に恐れているのは、SCP-710-JPが収容違反となった原因の方である。 それがPOIやGOIに奪われてのことであれば、追跡・特定・奪還すればいい。 だがもしも、「SCP-710-JPの収容を維持できない、壊滅状態に陥ったから」収容違反となったのであれば? いつかの未来に、収容を維持できないほどの機能不全を財団が起こす可能性が否定できない。 だからその可能性を限界まで潰すために、「収容違反であっても財団の手元にはある」状態を維持するためにこんなプロトコルを組んでいるのである。 いつか、その時は来る。 このリボルバー拳銃が収容違反を起こす、その時は。 そしてその時、 SCP財団は、まだ存在しているのだろうか? SCP-710-JP タイムマシンリボルバー 追記・修正は過去に向けて拳銃をぶっ放してからお願いします。 CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-710-JP – タイムマシンリボルバー by yanyan1 http //ja.scp-wiki.net/scp-710-jp この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] まさしく悪意ある「逆説的な保険証明」だな。収容違反が確定してるとか悪夢でしかない。 -- 名無しさん (2017-02-04 17 02 27) 出来がいいのに財団神拳とナンバーが被ってるせいで検索にヒットしにくいクッソ哀れなオブジェクト -- 名無しさん (2017-02-04 17 12 07) あんまりにもややこしすぎて作者すら混乱させたオブジェクトと聞く -- 名無しさん (2017-02-04 18 01 51) 過去改変能力はないのか ちょっと意外だわ -- 名無しさん (2017-02-04 18 28 24) とうとう来たか -- 名無しさん (2017-02-04 19 26 53) 下書きの時、内容も作者も込みで割と色々叩かれてた記事なんだよなぁ -- 名無しさん (2017-02-04 19 50 01) そうなのか… 普通に面白いSCPだと思うけど -- 名無しさん (2017-02-04 20 28 18) 作者も込みってどういうこと? -- 名無しさん (2017-02-04 23 00 09) これのtale好き -- 名無しさん (2017-02-04 23 39 14) てっきり財団神拳かと -- 名無しさん (2017-02-05 00 01 40) 俺も財団神拳のナンバーから聞いてしまってこれと勘違いした覚えが -- 名無しさん (2017-02-05 00 43 31) 収容違反を免れないどころか収容違反に"絶対に"気付けないレベルなのが凄まじいな -- 名無しさん (2017-02-05 02 06 12) 最初のコメにもあるけど、理屈の部分はSCP-711に似ているね -- 名無しさん (2017-02-05 05 33 16) 収容違反するんじゃなくて、同じオブジェクトが他にもあるだけなんだよ!…そっちのほうがやべえ! -- 名無しさん (2017-02-05 12 44 39) ↑7 今の記事は何度か書き直した後のもので、書き上げた当初は色々粗があったのをかなり細かく指摘されていた。ディスカッションで当時の様子が見られるはず。 -- 名無しさん (2017-02-05 17 18 02) 照らし合わされた事件は本当に偶然の産物だったのか? そうなるよう想定し、財団を殺し屋集団へと変えた『何者か』が居たのではないか? この予想が当たっていると、本当に恐ろしい時間旅行者は他に居るのだ -- 名無しさん (2017-02-08 09 36 19) 逆にもう1丁存在すれば未来からの射撃もそいつからで、現状財団が確保してる1丁は今後も無違反って可能性もあるのでは??それもそれで面倒か -- 名無しさん (2017-02-08 13 43 36) JP -- 名無しさん (2017-02-09 01 59 48) ミスった…JPオブジェクトで一番好きだわ。何度読んでもゾクゾクする。 -- 名無しさん (2017-02-09 02 00 20) この銃のお陰で終焉シナリオが回避できたっていうテイルがあったような気がする -- 名無しさん (2017-02-09 09 18 08) 現在の収容と同じ方法で2003/4/7に向けて銃を撃てばよいだけなのでは・・・? -- 名無しさん (2017-05-12 10 57 23) ↑問題は誰かがそう仕向けていて財団もそれにどう対応しようとしても掌の上だってことだと思う -- 名無しさん (2017-05-21 15 40 47) ↑「タイムパラドックスは起こせない」のであれば仕向けることも不可能だろう、財団が撃てるならそれより未来ではもう撃てないし、未来で撃てたなら財団は撃てないので判別できる -- 名無しさん (2017-05-22 11 05 25) 過去・現在・未来をある程度「確定」する銃って認識でいいのかね -- 名無しさん (2017-07-19 00 26 45) パッと見keterらしからぬ特性から恐ろしい展開。JPオブジェクトの最高峰だと思う。 -- 名無しさん (2017-10-09 21 39 11) これって過去撃たれてない場所には未来から撃てないんだよな?なら誰かを未来から狙撃しようとしても最初の一発が絶対に撃てず未来からの狙撃はあり得ないと思うんだが…そこはどうなってんの? -- 名無しさん (2017-12-19 04 18 04) ↑ 今の記載だと過去改変は起こせないっぽいから、この銃が存在している時点で過去に無作為に狙撃が発生して、未来のほうがそれに合わせて改変されるんじゃないか、運命論的なオブジェクトだと思う -- 名無しさん (2017-12-19 07 56 29) 逆説的な保険証書のメッセージ送信機をこいつが撃って文字列17が送信されてしまうというオチになる可能性はあるのだろうか -- 名無しさん (2018-07-03 00 31 56) 卵が先か鶏が先か -- 名無しさん (2018-11-19 16 12 14) 実は新サイトの博士に威嚇射撃したのは、サイト建設前の過去の草原とかで銃の製作者が試射しただけだったりしないんだろうか。 -- 名無しさん (2019-09-02 07 48 35) 性質的にもそっくりだしナンバーも近いし、やっぱりSCP-711のオマージュなんかな -- 名無しさん (2019-09-23 10 42 10) 2003/4/7に向けた発砲者は「確定していない」。つまり、財団がこの日付に向けて撃とうとしたが失敗した、とも読み取れる。即ち財団以外の何者かが行った可能性が非常に高い=この一件だけで収容違反がほぼ確定している -- 名無しさん (2019-09-24 20 21 45) S博士が威嚇射撃されたのは過去じゃない理論てちょっと穴がないか。サイトが新設されたとは言え土地そのものは以前からあるんだろうしそこで位置座標だけ固定して撃てばいいだけのことでは。元から未来への殺人行為が出来るやつなんだし -- 名無しさん (2019-10-02 21 32 28) ↑仮にS博士への射撃が過去からのものであるなら、それは財団の調査能力すら及ばないほと隠蔽されている、あるいはどうあがいても記録なんて残ってない遥かな過去(持ち主がタイムスリップorとんでもない過去に製造された?)、とかそういうレベル。いずれにせよ収用違反案件なのは変わらない。 -- 名無しさん (2019-11-02 05 36 12) ↑見落としがちだがこの銃は2桁年までしか時間を指定できないので、MAXでも99年前の過去からの銃撃までしか考えられない。 -- 名無しさん (2020-03-19 23 45 27) 連投すまぬ。そしてヘッドカノン次第だが長い歴史を誇る財団がたかだか100年足らず前の、少なくとも場所が特定できている事案について洗い出せないとは考え難い。 -- 名無しさん (2020-03-19 23 47 38) そのS博士が撃たれた「新設サイトのオフィス」が地下100m以下の地中で建築前100年にわたって誰も入れない(仮に何とかして入ったとしても調査しようがない)とか -- 名無しさん (2020-03-27 18 42 43) 弾を狙って発砲すれば相殺して消えるんじゃ?って思ったけど結果は変わらないのかぁ…難しいな -- 名無しさん (2020-06-16 03 52 26) 他の事件は財団が成り代わる事で収容違反を防ぐって話なのに、博士の研究室の射撃は財団が成り代われないって矛盾してるよな -- 名無しさん (2020-06-24 18 41 12) 威嚇射撃の年を2013年に修正。威嚇射撃を財団が撃った事に出来ないなら2113年までには収容違反することが確定してるし、その間に起きた発砲事件は全て収容違反後の射程圏内だからわざわざ財団が肩代わりする意味は無いんじゃないかな…… -- 名無しさん (2020-08-15 06 25 08) 破壊して2丁目あったら面倒は考え方としては理解できなくもないけどそれでいいのか -- 名無しさん (2020-08-18 06 03 01) 破壊しても解決しないし、破壊しなくても悪化はしないから… -- 名無しさん (2020-08-18 07 18 02) これと似ているけど逆に最終兵器になった未来から撃たれる銃にSCP-3797がある -- 名無しさん (2020-10-25 13 14 25) 財団としてもS博士に対して威嚇射撃は試みてるんじゃないかな。ただ、ことごとく失敗してるから「もっと未来からの射撃」であることが確定してるだけで。 -- 名無しさん (2020-11-15 11 26 05) taleのオチでシュタインズ・ゲートを思い出した。 -- 名無しさん (2020-12-04 20 32 12) 収容違反が確定したオブジェクトじゃなくて、財団に非人道的処置を強制させ続けるオブジェクトに見えるがどうなの -- 名無しさん (2021-04-06 19 08 58) 過去から未来までの全時点でのオブジェクトの発砲を財団が把握してそれに合わせて財団が発砲できれば少なくとも帳尻は合うけど、それができなかった弾丸が一発でもある時点で財団以外の誰かが発砲したってことだから収容違反が確定してるって表現されるんじゃないか -- 名無しさん (2021-04-08 16 41 58) じゃあ未来の財団と連絡できるscpはこの世界にはないのか… -- 名無しさん (2021-04-19 18 44 12) 気持ちわりぃ書き方だ -- 名無しさん (2021-07-31 22 07 59) いろいろ危惧されてるけど結局この銃が世界を滅ぼすほど危険ってわけじゃないんだよな。単に収容違反の未来を検知するってだけだし、未来は決定されているというこの記事の立場に立つならばいろいろ心配するだけ無駄な気がする。確定してる収容違反がKクラスシナリオ関連じゃないことを祈るしかない。 -- 名無しさん (2021-10-15 02 20 14) 威嚇射撃した奴は明確な目的意識を持って撃ったんだよな?これだと過去改変できることにならない?あと、「過去に撃たれた記録が無いと偶発的な要因で撃てなくなる」というなら、それはもう現在を改変しているんじゃないか? -- 名無しさん (2022-08-15 00 12 14) ↑仮に改変されてたとしても、その証拠が出せないからな...。前者はともかく、後者はSCPによるものなのか本当の偶然なのかが断定できない -- 名無しさん (2023-04-08 13 04 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/minidisc/pages/569.html
LIP-12 対応機種:MZ-R2 / MZ-B3 LIP-12 (H) 対応機種:MZ-R4ST 中身は18650電池のUS18650S https //aoiyamani.hatenadiary.jp/entry/2018/10/14/230415 https //aoiyamani.hatenadiary.jp/entry/2018/10/28/001658 ソニー MDウォークマン用 充電式リチウムイオン バッテリーパック LIP-12B Li-ion 互換電池 PowerSmart SONY MZ-B3/MZ-R2/MZ-R30/MZ-R35のLIP-12対応充電池 対応交換用 LIP-12 LIP-12H MZ-B3 MZ-E3 MZ-R2 MZ-R3 MZ-R30 MZ-R35 MZ-R4 MZ-R4ST 2300mAh HP F1255-80055 F1255A F1287A LIP-12 LIP-12H 互換バッテリー 対応電池 MZ-B3MZ-E3MZ-R2MZ-R3MZ-R30MZ-R35MZ-R4MZ-R4ST LIP-12LIP-12H F1255-80055F1255AF1287A互換バッテリー
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39726.html
SCP-3118 1get -- (YF) 2018-06-10 18 14 27 何でDクラスにはちょくちょくまともじゃないもん食ってるのがいるんだよと ワンタメ博士の電子レンジとかSCP-1048-JP(キチクマじゃないよ)とか -- (名無しさん) 2018-06-10 19 48 11 そりゃ死刑囚だからね猟奇殺人者やらも多いだろうからカニバリストもいるだろう -- (名無しさん) 2018-06-11 01 28 03 頭の中を通り抜ける間に記憶を読み取ってるんだろうか。記憶処理とかで今まで食べたものを覚えてない人を撃ったらどうなるのかな。……もしや17対の足を持つ未知の節足動物が? -- (名無しさん) 2018-06-11 11 01 47 上から下まで内容がカオスすぎてもう何この……なに? -- (名無しさん) 2018-06-13 04 31 58 タイトルが出てくるまでの部分でもう十分オチてる気がするゾ -- (名無しさん) 2018-06-14 20 36 52 そうえばDクラスって死刑囚だったな -- (名無しさん) 2018-06-15 09 37 22 児童の複製体せめて記憶処理とかして財団の児童養護施設に行かせるとかさあ・・・もっとなんか方法あったんじゃねえかなってなる -- (名無しさん) 2018-10-19 16 11 07 児童は生きてんなら終了したげるなよ…と思ったが、生きていると同時に『調理済み』な状態だったから止む無く…って考えたらこのDクラス怖すぎw -- (名無しさん) 2018-10-19 19 50 50 何気にトマト案件なのね昼食(lunch)を発射(lanch)って -- (名無しさん) 2019-03-27 19 20 16 つまりこれは過去に食べた物を吐き出させて「食べなかった」ことにする銃なのかな だから死んだり後遺症が残ったりするのか -- (名無しさん) 2019-04-30 18 09 10 おい誰だケーキ食ったDクラスを撃った奴は! -- (名無しさん) 2019-07-13 16 51 57 SCP-871を摂取した人物を実験対象にしてはいけない。絶対にだ!! -- (名無しさん) 2019-10-18 06 17 43 ↑4 そういやトマトも収容のきっかけが「旦那が昼飯に殺された」じゃなかったか… -- (名無しさん) 2019-12-15 15 52 51 「射出点の軌道に沿った位置にあり、かつ全ての食品や容器を保持できる表面積を有する直近の水平面」が無い状況で撃ったらどうなるんだろう。例えば断崖絶壁(「出口」が崖下側)とか、こめかみの一方を壁に当ててもう一方を撃ったときとか。 -- (名無しさん) 2020-03-03 15 26 33 コーディさん、自殺寸前にしては充実した昼飯食ってねえか -- (名無しさん) 2020-03-13 09 11 05 ↑2軌道はたぶん普通の銃弾と同じだから放物線の軌道を描いて崖下の地面に出現するんじゃね? -- (名無しさん) 2020-07-20 15 51 49 SCP-500入りのスープとかも再現できるんだろうか -- (名無しさん) 2020-08-25 21 10 26 ↑3 むしろ死ぬ前だからでは? -- (名無しさん) 2021-01-13 18 57 35 最後の実験のやつ、日本支部ならなんだかんだで生かしそうではある -- (名無しさん) 2021-03-02 12 17 00 児童といっても他同様既に料理として完成された状態で出現した可能性もあるわけで…安楽死させてあげたのかも -- (名無しさん) 2021-06-26 21 13 10 「食べ残しても完全に複製される」が最後に活きるんだねえ~ -- (名無しさん) 2021-09-17 20 15 24 ↑……その場合多分『調理』してないって事になるな -- (名無しさん) 2022-06-24 23 04 39 「食器」が肉切包丁(≒テーブルナイフ)だからな…… -- (名無しさん) 2022-09-22 19 38 42 (≒じゃなくて≠) -- (名無しさん) 2022-09-22 19 40 22 幾ら親元に返すわけには行かないと言っても、新しい戸籍与えて生かすくらいしてもおかしくないのでは?と思ったけど、他の実験例的に「調理前」じゃなくて「調理後」で出て来た可能性あるのか -- (名無しさん) 2023-04-19 18 33 30 石榴倶楽部に撃ったらどうなるのか試してみたいな -- (名無しさん) 2024-03-10 00 37 47
https://w.atwiki.jp/kusanagi2009/pages/24.html
wa-puro
https://w.atwiki.jp/tomita0724/pages/16.html
wa-puro