約 3,744,694 件
https://w.atwiki.jp/blindjusticeplus/pages/6.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37096.html
登録日:2017/06/18 Sun 18 11 42 更新日:2024/07/13 Sat 09 19 09 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 2013年 DCコミックス Earth-0 New 52 Prime Earth アイヴァン・リース アメコミ クライム・シンジゲート サイボーグ ジェフ・ジョーンズ ジャスティス・リーグ ダグ・マーンキ ナイトウィング ポストフラッシュポイント 外伝 『Justice League Forever Heroes』は2013年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。 + 作品情報 『Justice League Vol.2』#24~#29 発売 2013年10月から 脚本 ジェフ・ジョーンズ 作画 アイヴァン・リース(#24、#26~#28)、ダグ・マーンキ(#25、#29) 日本では未邦訳。 ジェフ・ジョーンズによる『ジャスティス・リーグ』・サーガ外伝。 『フォーエバー・イービル』とクロスオーバーしており『クライム・シンジゲート』と『メタルメン』のオリジンや復活したサイボーグの活躍が描かれる。 『フォーエバー・イービル』では詳細が語られなかった『クライム・シンジゲート』が掘り下げられ特にオウルマンの行動理由がわかりやすくなっている。 その他メタルメンのオリジンでは彼らの愛らしさがフィーチャーされ、サイボーグは個人誌の無い分描かれてこなかった父との和解が描かれる。 『Justice League Vol.2』#24 『Justice League Vol.2』#25 『Justice League Vol.2』#26 『Justice League Vol.2』#27 『Justice League Vol.2』#28 『Justice League Vol.2』#29 『Justice League Vol.2』#24 『Forever Evil』#3に続く。 【物語】 惑星クリプトンの生き残りカル=イルは太陽系の地球に降り立ち悪の限りを行い志を同じくするものと『クライム・シンジゲート』を結成し世界を支配した。 しかしその支配は突如終わりを告げ『クライム・シンジゲート』は別世界に目を向け『Earth-0』に向かい世界征服に乗り出す。 支配を広げるために中東の小国カーンダックに向かうことにしたウルトラマンだったが自分の世界との違いを確かめるため、 メトロポリスのデイリー・プラネットを訪れる。 【登場人物】 ウルトラマン(クラーク・ケント/カル=イル) 『Earth-3』のスーパーマンで『クライム・シンジゲート』のリーダー格。太陽光を弱点として『クリプトナイト』を体内に取り込むことでパワーを発揮する。 何者かに惑星クリプトンを破壊され赤ん坊のころに地球に降り立ち、ケント夫妻をそのパワーで脅迫し育てさせた。 その後スーパーパワーの持ち主たちと『クライム・シンジゲート』を結成し世界を支配するが、 何者かに世界を滅ぼされたため別世界『Earth-0』に向かい支配に乗り出した。 人を思いやることが常識の『Earth-0』を弱い世界と断じており中東の小国カーンダックに向かう前に デイリー・プラネットに立ち寄りいかに弱い世界かを確認するがブラックアダムの襲撃を受ける。 ≪デイリー・プラネット≫ スーパーマンことクラーク・ケントが務めている新聞社。 ロイス・レーン デイリー・プラネットの美人記者。『ジャスティス・リーグ』敗北を知ってもスーパーマンのことを信じ続けている。 ジミーのピンチを救うもウルトラマンに見初められスーパーマンの助けを呼ぶ。 ジミー・オルセン デイリー・プラネットのカメラマン。ロイス同様スーパーマンのことを信じ続けている。 突如現れたウルトラマンをスーパーマンと思い話しかけるがカメラと手を破壊される。 腕の『シグナルウォッチ』でスーパーマンを呼ぼうとするがその音が気に入らないウルトラマンに殺されかける。 『Earth-3』の彼はロンバードの秘密を暴き脅迫しているらしい。 ペリー・ホワイト、スティーブ・ロンバード デイリー・プラネットの編集長と体育会系記者。『ジャスティス・リーグ』が敗れたことを知り逃げようとするが 襲われるロイスたちを助けようとして『スーパーブレス』で吹き飛ばされる。 ≪クライム・シンジゲート≫ 『Earth-3』からやって来た悪の『ジャスティスリーグ』。世界征服を進めている。 オウルマン(トーマス・ウェイン・ジュニア) 『Earth-3』のバットマン。人質にしたディック・グレイソンと面会する。 スーパーウーマン(ロイス・レーン) 『Earth-3』のワンダーウーマンでありロイス・レーン。一緒に『Earth-3』から連れてきた虜囚と話をする。 ウルトラマンを誘惑したことがあるが、彼からは八つ裂きにしたいと思われている。 しかしウルトラマンの子供を産めるのは彼女しかいないため生かされている。 パワーリング(ハロルド・ジョーダン)、デスストーム(マーティン・スタイン) 『Earth-3』のグリーンランタンとファイヤーストーム。命令に従わない『ローグス』の処理にセントラルシティに向かう。 ジョニー・クイック(ジョナサン・アレン)、アトミカ(ロンダ・ピネダ) 『Earth-3』のフラッシュとアトム。あちこちでヒーローや軍と戦う。 グリッド サイボーグをサポートしていた人工知能が進化したコンピュータウイルス型生命体。 『クライム・シンジゲート』のデータを収集して感情を理解しようとするがウルトラマンに注意される。 ≪その他≫ ジョー=イル、ララ ウルトラマンの生みの親。夫婦関係は最悪。 『Earth-3』のクリプトン人は自己中心的でその中でも彼らは人殺しをしてでも宇宙船を奪い息子を脱出させた。 ジョナサン・ケント、マーサ・ケント ウルトラマンの育ての親。彼らも夫婦関係は最悪。 一攫千金を狙ってスモールビルに住まいを構えるも上手くいかず夫婦喧嘩が絶えなかったが、 カル=イルの宇宙船が家の近くに降り立ちカル=イルに脅迫され彼を育てることになった。 カル=イルが7歳の時に逃げようとするが農場ごと焼き払われた。 ブラックアダム(テス・アダム) 支配というものを嫌う魔法の守護者。新たな魔法の守護者シャザムに敗れ灰となるも特殊の儀式で復活した。 世界を支配したと語るウルトラマンを襲撃する。 『Justice League Vol.2』#25 『Forever Evil』#4に続く。 【物語】 自らの家族を皆殺しにして財産を独り占めにしたオウルマンだったが、彼は家族というものに飢えていた。 自分の世界でディックという新たな家族を作るも失ってしまったオウルマンは『Earth-0』のディックを家族に引き込もうとする。 【登場人物】 オウルマン(トーマス・ウェイン・ジュニア) 『Earth-3』のバットマン。映画を見た帰りに両親と弟を殺害し財産を得て梟を思わせるコスチュームに身を包んでいる。 ギャングを支配するのに基本的に脅迫を駆使するが、時には自ら手を下し地盤を作っており今回はシカゴの犯罪組織を襲撃した。 その後拠点の墜落した衛星基地に戻りディックに家族になることを提案する。 ディック・グレイソン 初代ロビンで現在はバットマンから独立してナイトウィングとして活動していたが『クライム・シンジゲート』に捕まり正体を全世界に公開されてしまった。 その後も生かされたまま捕らわれていたがオウルマンに家族になるよう言われる。 『Earth-3』のディックはトーマス・ジュニアに家族を暗殺され、彼に引き取られた。 グリッド サイボーグをサポートしていた人工知能が進化したコンピュータウイルス型生命体。 『クライム・シンジゲート』の行動をチェックしている。オウルマンにディックとの面会中カメラを止めるよう言われ応じる。 アウトサイダー(アルフレッド・ペニーワース) 『Earth-3』のアルフレッド・ペニーワース。トーマス・ジュニアに協力して彼の両親と弟を殺害した。 ディックを説得しようとするオウルマンの気持ちを理解し尊重する。 トーマス・ウェイン、マーサ・ウェイン、ブルース・ウェイン 『Earth-3』のウェイン家。トーマスは気が弱く医療問題で訴えられている。マーサは性格が悪く財産を食いつぶしている。 このままでは自分の人生が台無しになると思いトーマス・ジュニアとブルースは結託して両親を殺そうとする。 しかし土壇場でブルースが裏切ったため協力者のアルフレッドが両親を殺害しトーマス・ジュニアはブルースにとどめを刺した。 ジョン・グレイソン、メアリー・グレイソン、レイチェル・グレイソン 『Earth-3』のディックの家族。全員空中ブランコ乗りをしている。 ジョンは極悪人でアンソニー・ズッコを殺害しサーカスを奪い、他の出演者は脅迫して参加させている。 資金洗浄の入り口役もしておりトーマス・ジュニアとも取引していたが、家族を欲する彼に全員殺害される。 イール・オブライエン シカゴの犯罪組織のチンピラ。緊張すると輪ゴムをいじる癖がある。 会合中にオウルマンの襲撃を受け産業廃液をかぶりドロドロに溶けてしまう。 『Justice League Vol.2』#26 【物語】 オウルマンがディックと面会している間、感情というものを理解できずにいたグリッドは 『クライム・シンジゲート』のデータを調べ感情を理解するためのヒントにしようとする。 ≪クライム・シンジゲート≫ グリッド サイボーグをサポートしていた人工知能が進化したコンピュータウイルス型生命体。 サイボーグのサポートをしていたころは彼やインターネットからデータを集めていたが感情は理解できなかった。 その原因はサイボーグのビクターとしての部分が感情を理解する機能を担っていると考え彼を排除した。 全てのネットワークと接続しさらにデータを集めるもまだ感情を理解できずにいたため、 オウルマンのサーバーに侵入し『クライム・シンジゲート』の個人データを調査する。 パワーリング(ハロルド・ジョーダン) 『Earth-3』のグリーンランタン。フェリス航空でスパイを行っていたがバレてしまい暴行を受けていたところ、 その臆病な性格が認められパワーリングに選ばれた。 ジョニー・クイック(ジョナサン・アレン)、アトミカ(ロンダ・ピネダ) 『Earth-3』のフラッシュとアトム。セントラルシティの殺人狂カップル。護送中のジョナサンをロンダが解放し、『STARラボ』で護送していた警官を惨殺した。 しかし増援が現れ屋上に逃げたところジョナサンには雷が直撃しロンダは『Earth-3』のレイ・パーマーの実験装置の影響を受け特殊能力を得た。 デスストーム(マーティン・スタイン) 『Earth-3』のファイヤーストーム。生と死について研究している科学者でホームレスを使って違法な人体実験を繰り返していた。 『シンジゲート』の敵対組織からの依頼で『シンジゲート』について調査したことがあった。 その後、死体を使った実験でデスストームに変化した。 スーパーウーマン(ロイス・レーン) 『Earth-3』のワンダーウーマンでありロイス・レーン。彼女のデータだけ消されていた。 アウトサイダー(アルフレッド・ペニーワース) 『Earth-3』のアルフレッド・ペニーワース。グリッドにオウルマンとディックの面会を他のメンバーに邪魔させないことと、 虜囚に薬を与え動きを封じてい置くように頼む。 ≪その他≫ ビクター・ストーン、サイラス・ストーン、トーマス・モロー、サラ・チャールズ サイボーグ本人とその誕生にかかわった人物たち。回想シーンに登場。 キャロル・フェリス、カール・フェリス 『Earth-3』のフェリス航空の関係者。軍事産業に関わっておりキャロルが電話中にハロルドにスパイされていた。 カールがハロルドのスパイ行為を発見し問い詰めるもパワーリングに殺されてしまう。 アビン・サー 『Earth-3』のアビン・サー。パワーリングの前任者で体の半分近くをパワーリングに乗っ取られており、 パワーリングの危険性を黙ってハロルドをに引き継がせ喜びと共に息を引き取った。 レナード・スナート、ミック・ロリー 『Earth-3』のキャプテン・コールドとヒートウェーブでセントラルシティの警官。ジョナサンを護送していたがロンダに襲撃され逆に捕まってしまう。 拷問を受けた挙句、殺し合いをさせられミックが生き残るも結局殺された。他の『ローグス』のメンバーも警官だったがジョナサンとロンダに殺されている。 虜囚 クライム・シンジゲートに連れてこられた謎の男。グリッド曰くただの人間だが『クライム・シンジゲート』からは脅威に思われ動きを封じられている。 『Justice League Vol.2』#27 【物語】 『クライム・シンジゲート』に立ち向かう『ドゥーム・パトロール』だったがあっさり全滅してしまう。 一方何とか意識を取り戻したサイボーグに再び改造するよう頼まれるサイラスだったが、息子を再び機械の体にすることを迷ってしまう。 しかし本人の意思と同僚のトーマスの言葉から改造する意思を固める。 【登場人物】 サイボーグ(ビクター・ストーン) 特殊な技術で半身が機械化された青年。グリッドに機械の部分が奪い取られ死の淵に立たされるもバットマンに助け出され、 父の居る研究機関『STARラボ』で治療を受けていた。意識を取り戻し再び改造することを悩む父を説得し、 『レッド・ルーム』の最奥部の技術でバージョンアップしたボディを得てようやく父と心を通わすことが出来た。 その後、各地を回って人助けをしながら以前『ジャスティス・リーグ』の候補メンバーだったプラチナのもとに向かう。 サイラス・ストーン サイボーグの父で研究機関『STARラボ』の主任。サイボーグを再び改造し戦いに向かわせることを拒むが、 サイボーグ自身の意思と同僚のトーマスの説得を受け改造することを決める。 改造完了後、妻の死後にビクターに構わずラグビーの試合にも行かなかったことを謝罪し息子と抱擁を交わした。 トーマス・モロー 『STARラボ』の研究員。サイボーグを再改造することを拒むサイラスに自分が『STARラボ』に所属したのは『レッド・ルーム』の技術を悪人に使わせないためと語り、 『レッド・ルーム』の技術を悪用するグリッドを止めるのはサイボーグだけだと説得しサイラスを後押しした。 改造完了後、サイボーグに自分の弟子でプラチナを作ったウィル・マグナスの居場所を教える。 ジョニー・クイック(ジョナサン・アレン)、アトミカ(ロンダ・ピネダ) 『Earth-3』のフラッシュとアトム。『ドゥーム・パトロール』と遭遇し一瞬で全滅させた。 ≪ドゥーム・パトロール≫ 世間から疎外された奇妙な能力を持つ人間が集まったヒーローチーム。 創始者のナイルス・コールダーの指示で『クライム・シンジゲート』と戦うも全滅した。 カルマ(ウェイン・ホーキンス) モヒカンヘアーのパンクな風貌をした男性。任務には乗り気ではなかった。 物理的接触を無効化する能力を持ちジョニー・クイックの攻撃も無力化するが、爆弾を設置され爆殺された。 スコーチ(スコット・フィッシャー) 気が優しく正義感にあふれた青年。恩人であるコールダーのために力を尽くそうとしている。 体から炎を出す能力を持つがアトミカに翻弄され、最後は血管から脳にまで侵入され死亡した。 ネガティブウーマン(バレンチナ・ボストーク) 体を特殊なエネルギー体に変化させることが出来る元軍人。ジョニー・クイックに殺された。 『Justice League Vol.2』#28 【物語】 グリッドとの戦いの援軍を募るためサイボーグは『ジャスティス・リーグ』の候補メンバーだったプラチナを作ったウィル・マグナスの元を訪れる。 しかしそこに待っていたのはプラチナではなく失意に暮れるマグナスの姿だった。マグナスはサイボーグに半年前の事件について語り始める。 【登場人物】 サイボーグ(ビクター・ストーン) 特殊な技術で半身が機械化された青年。グリッドと戦うためネットワークから独立したロボットのプラチナを仲間に誘おうと思い、 製作者のマグナスの元を訪れる。 そこでマグナスからプラチナとその仲間『メタルメン』に関する悲劇を聞かされる。 ウィル・マグナス 『メタルメン』の製作者。『STARラボ』のトーマス・モローの教え子。過去の経験から人間嫌いでかなりの偏屈。 援軍を求めて現れたサイボーグに『メタルメン』の話をする。 軍の下で人が活動できない状況下で救助任務を実行するロボットの開発を行っていた。 自立思考プログラム『レスポンソメーター』と6つの金属を使って意思を持ったロボット『メタルメン』を作った。 しかし『メタルメン』は彼の想定以上に人間臭い自己を確立していたため思わず声を荒げてしまう。 その直後軍が『メタルメン』を殺人に使うことを聞かされ、それを聞いた『メタルメン』はどこかに逃げてしまう。 家で『メタルメン』の再プログラムについて考えていると家具に変形していた『メタルメン』が姿を現し話し合おうとするが 謎の怪物ケモに襲われてしまう。 ≪メタルメン≫ マグナスが開発した人命救助を目的とした自立思考型ロボット。6つの金属をベースにしており自在に姿を変えることが出来る。 マグナスは自分で考えはするが命令は聞くロボットを想定していたが、実際は人懐っこく人間臭い個性を得て誕生した。 誕生した喜びをマグナスと分かち合おうとするが彼に感情を否定され、さらに殺人を命令されそうになったため軍から逃げ出す。 その後マグナスの家で家具に扮して待ち、彼が帰ると自分たちのどこに問題があるのかを聞こうとする。 しかしケモが現れたため本来の役目である人命救助に奮闘し……。 ゴールド 金をベースに造られた『メタルメン』。自分が最も価値があり柔軟性があると信じており『メタルメン』のリーダーになろうとする。 ティン 錫をベースに造られた『メタルメン』。もっとも小柄で礼儀正しく緊張からかつっかえつっかえ話す。 レッド 鉛をベースに造られた『メタルメン』。おおらかな性格でゆっくりとした口調で話す。自動販売機に恋をする。 アイアン 鉄をベースに造られた『メタルメン』。筋肉自慢でプロレス好き。 マーキュリー 水銀をベースに造られた『メタルメン』。過激でせっかちな性格でロボットによる革命を考えている。 プラチナ 白金をベースに造られた『メタルメン』。女性をベースにした外見、性格をしている。 彼女の試作型が『ジャスティス・リーグ』の候補メンバーになるも暴走している。 ≪その他≫ ジョセフ・デボル 国防長官。ロボット開発を進めておりマグナスに任せていたが金を使うだけで結果を出さない彼にいら立っていた。 『メタルメン』完成直後マグナスの研究所に押し入り、さっそく中東の小国カーンダックの過激派組織 『アダムの息子たち』の鎮圧にあたらせようとするがそれを聞いた『メタルメン』は逃げ出してしまう。 ケモ 何者かが『レスポンソメーター』の試作品を科学廃液に落として生まれた怪物。マグナスの命を狙い暴れまわる。 『Justice League Vol.2』#29 『Forever Evil』#7に続く。 【物語】 ルーサーたちが『クライム・シンジゲート』の拠点に挑むと同じ頃、サイボーグはマグナスと復活した『メタルメン』と共に 墜落した衛星基地があるハッピー・ハーバーに向かう。 グリッドをおびき寄せたサイボーグは『メタルメン』と協力して悪の分身に挑む。 【登場人物】 サイボーグ(ビクター・ストーン) 特殊な技術で半身が機械化された青年。復活した『メタルメン』にこれまでの出来事を話しマグナスも連れてハッピー・ハーバーに向かう。 市街地でグリッドを挑発しおびき寄せ『メタルメン』と協力して挑む。増援を『メタルメン』に任せ単独でグリッドに挑むも、 無理矢理グリッドの電脳空間に引きずり込まれてしまう。 ウィル・マグナス 『メタルメン』の製作者。『メタルメン』を復活させ共に戦場に向かい『メタルメン』の指揮を執る。 ≪メタルメン≫ マグナスが開発した人命救助を目的とした自立思考型ロボット。マグナスの手で復活しサイボーグに興味を持つ。 本来は戦闘用ではないにも拘らずサイボーグの思いに理解を示し戦いに協力する。グリッドとの戦いでは経験の差から押されるも、 増援として現れたヴィランたちとは相性の良さを活かして善戦する。 ゴールド、ティン、プラチナ それぞれ金、錫、白金をベースに造られた『メタルメン』。 レッド、アイアン それぞれ鉛、鉄をベースに造られた『メタルメン』。クレーンと鉄球に変形しグリッドに挑むもあまりダメージは与えられなかった。 マーキュリー 水銀をベースに造られた『メタルメン』。液体であることを活かしグリッドの内部に侵入するが電撃を食らい排除され、 脳であり心臓の『レスポンソメーター』を壊されかける。 ≪ヴィラン≫ グリッド サイボーグをサポートしていた人工知能が進化したコンピュータウイルス型生命体。 『クライム・シンジゲート』をサポートしていたがサイボーグの挑発に乗り姿を現す。 感情を持つ『メタルメン』に興味を持ち彼らの秘密をサイボーグに聞き出そうとする。 拒否されるとサイボーグを電脳空間に引きずり込み彼を乗っ取り感情を得ようとする。 フィアサム・ファイブ、ヘクター・ハモンド、ドクター・サイコ(エドガー・シズコ) グリッドの援軍として現れたヴィランたち。 『フィアサム・ファイブ』のメンバーは 様々なサイキック能力を操るサイモン(サイモン・ジョーンズ) 不幸を呼び寄せる禿頭の魔女ジンクス 大柄の怪力男マンモス(バラン・フリンダーズ) 悪の天才発明家ギズモ(ミクロン・オージャネウス) 分子変換能力を持つジマー(セリンダ・フリンダース) 半分近くの人員がサイキック能力を得意とするが機械の『メタルメン』に通用せず苦戦する。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/justicemasayosi/pages/2.html
メニュー トップページ ストーリー 人物紹介 ラクンシア王国 人物紹介 フラキシサス王国 人物紹介 エルクワーラ皇国 リンク http //id5.fm-p.jp/179/collaborate/ Justice本家 http //id40.fm-p.jp/22/scentmoon/ Scent Moon 塔野侶希の運営するサイト http //pksp.jp/n-kazetani/ Flax 風谷奈津の運営するサイト
https://w.atwiki.jp/shinmanga/pages/113.html
Destiny/Justice ◆H4jd5a/JUc 正義。 正義とは、どのようなものなのだろうか? 辞書で引けば、望む答えは出てくるだろう。 しかし、彼女が求めているのは、そんな文学的な定義ではない。 もっと明白な、精神的な―――正義という存在を求めていた。 「………………」 その正義を掲げて―――ひたすらに歩く少女。 名は、白雪宮拳―――剛力番長。その手には、可憐な外見には似合わぬ、巨大な武器が握られている。 「……正義……正義……正義のために……」 何かにうなされたように、ぶつぶつと呟きながら剛力番長は進む。 その顔は晴れやかとはほど遠く、今にも泣き出しそうにも見えた。しかし、彼女の中の『決意』と『罪悪感』が、ひたすた彼女の足を動かす。 「……私は……キンブリーさんを優勝させなければなりません」 それだけ、呟き前を向く。 ただずっと、道が永遠に繋がっているように思えた。 『本当にそうか?』 問う。誰かが、彼女に囁きかける。 『本当に、お前のそれは正義なのか!?』 知らない、知らない、知らない。誰なのかも分からない。 人間とは思えぬ巨体の、奇妙な髪型の男が、自分の頭の中で叫んでいた。 それは、彼女の『未来』で彼女に真の正義を教えてくれる男。 しかし、今の剛力番長にはそれが誰か、分からない。 ―――知らない人が、私の正義の邪魔をしているようですわね。 ―――私は、人を殺してしまったことを償うためにも、彼を優勝させなければいけないのです。 幻聴、あるいは、人を殺したことからくる罪悪感故の妄想だろう。 もう、剛力番長は立ち止れない。 正義を成すために進む、彼女にできるのはそれだけだ。 そうでもしないと―――彼女は、今にも壊れてしまいそうだったから。 はた、と足を止める。 視界の片隅、わずかに見知らぬ人間の姿が映った。 首輪をしていたかどうかまでは見えなかったが、この場にいる以上、自分と同じような参加者に違いない。 ―――優勝、しなければ。 ―――優勝して、あの子を生き返らせないと――― ―――それが、……私の、そしてキンブリーさんの……正義! 唾を呑みこみ―――彼女は、その人影に向かってそっと歩み寄る。 できるだけ、苦しめたくはない。相手に気づかれないように近寄り、心臓か脳を貫いて一発で殺してあげたい。 甚振り痛めつけるなど、剛力番長の『正義』が許さない。 だから、慎重に。 剛力番長は、そっと足を一歩踏み出し――― 「……僕をつけるなんて……何のようかな?お嬢さん」 その男に、声をかけられた。 ※ 運命。 運命とは、どのようなものだろうか? 辞書で引けば、望む答えは出てくるだろう。 しかし、彼が求めているのは、そんな文学的な定義ではない。 運命とはいかに『確実』なのか―――それが知りたいだけなのだ。 「………………」 目の前であっさりと変わった『運命』に翻弄されるがまま、森の中を進む少年。 名は、カノン・ヒルベルト―――ブレード・チルドレンの一人。その手には、麻酔銃が握られている。 「……火澄……」 思わず口から、一人の少年の名前が漏れた。 死なない運命だったはずの少年。ここに来る前に、謎の少女と男に『殺された』少年。 ―――どうすればいい? カノンは思考する。なまじ賢く、天才的故に、カノンは今のありえない状況に対して冷静な判断ができずにいた。 ―――運命は変えられる?そういうことなのか、清隆? ―――しかし、それなら、それならアイズを殺した僕はどうなる!?何のために今まで戦ってきた!何のために仲間を手にかけたと言うんだ! ―――そんなの、分からない、……理解できるはずがない! 不意に、何者かの視線を感じた。 カノンはそっと麻酔銃の引き金に手をかけ、振り向こうともしない。 振り向けば、自分がその人間の気配に気づいたことがばれてしまう。 あくまで平静に、何も知らないふりを装う。 一歩進む。相手も、それに呼応するかのように一歩、出る。 ……明確な殺意、狂気は感じ取れない。 ほんのわずかな足音などから考えて、相手はおそらく女性。敵意があるとは限らない。 しかし、カノンの本能は告げていた。 この相手は、きっと殺し合いに『乗っている』。 このまま背を向けていたら、相手に隙を見せることになる。 こうなれば仕方ない。……先にこちらから手を打とう。 カノンは警戒を怠ることなく背後に向きなおり、自らをつけていた相手をしっかりと確認した。 慌てて木の陰に隠れようとしていた彼女は、しかし少し遅かった。 「……僕をつけるなんて……何の用かな?お嬢さん」 それは、小柄な少女だった。 柔らかな金髪ショートヘアーに花型のリボンという女性らしい容貌とは裏腹に、その身には男子用の学ランを羽織っており、更に手には巨大な得物を握っている。 普通に考えれば、目の前の少女に到底振り回せる代物ではない。 しかし、カノンは知っている。人の見た目は強さと比例するはずがないということを。 そう例えば、あの竹内理緒のように――― 「……用事……というほどでもありませんが……」 少女は、すっと何の労もなく巨大な武器を構えて、言った。 あまりにも、当然のように。 「……私の『正義』のために―――死んでいただきたいのです」 刹那。 少女は、――-動いた。 そもそも武器など存在していないかのように、跳躍し。 質量が存在するのかすら疑ってしまいたくなるほどの速度で。 『それ』を―――カノンの脳天に向けて振り落とした。 ※ 命。 命とは、どのようなものだろう? 辞書で引けば、望む答えは出てくるだろう。 しかし、彼が求めているのは、そんな文学的な定義ではない。 自分は、『命』に関してはすでに定義に当てはまらないイレギュラーな存在なのだから。 「……ニーサン、大丈夫かなあ……ここにいないといいけど……」 アルフォンス・エルリックは、いるかどうかも分からない兄の姿を探していた。 そして、幼馴染のウィンリイも。 アルが向かう先は、東。 特に理由があった訳ではない。強いて言うなら、図書館になら今の状況を判断するための情報があるかもしれない、と思った程度だ。 とにかく自分が今すべきことは、知り合いを探すこと。 地図を見る限りかなりの広さがありそうではあるが、だからと言って待っているわけにはいかない。 ……自分が能天気にしている間に、知り合いの命が奪われてしまうかもしれないのだから。 もう一時間ほど歩いているのだが、今のところはだれにも 「……ん?」 そして、アルは、視界の先に見た。 それは本当に、偶然だった。 しかし、その偶然も、ある男にかかれば『運命』なのかもしれないが。 それは。 「……え―――!?」 少女が、青年に切りかかるその光景だった。 ※ 「……っ!」 それは、カノンの長い経験が生きた形となった。 人間の限界ぎりぎりの反応速度で繰り出されたドラゴンごろしは、カノンによって寸でのところでかわされ、カノンの脇を滑り抜けた。 「……いきなり攻撃してくるなんて……穏やかじゃないよ」 やはり、自分の勘は正しかった。 カノンはそう思う。やはり彼女は、殺し合いに乗っていた。 一瞬たりとも目を離さず、用心し続けて正解だったか。 「殺し合いに乗るのが、君の正義なのかい?」 少女の攻撃を回避しながら、カノンは問う。 その顔は涼しげに―――内心焦りながら。 ―――これは、まずいな。 少女の実力は、先ほど対面した相手―――趙公明に匹敵するかもしれない。 そう簡単に抜ける相手ではない。 そしてまず、彼女は自分を逃がしてくれない。 公明は殺人鬼というよりは戦闘狂だった。だからこそ、自分のことを再び追おうとはせずに、後に再戦するということに喜びを見出していた。 おそらく―――初めに会った時も、全力ではなかったのだろう。それは、殺意よりも戦意が上回っていたから、と考えるのが自然。 しかし、彼女は違う。 彼女は、殺し合いに『乗って』いるのだ。 彼女の目的は戦いを楽しむことではなく、カノンを殺すこと。自分が一旦引いても、追ってくる可能性も高い。 そして何より、彼女は『全力』だ。 もちろん、相手が殺し合いに乗っているというのなら、反撃もやむを得ない。 もっとも―――相手を殺すつもりはない。 カノンは鋼よりも硬い意志で決めている。……ブレードチルドレン以外の人間は、何があっても殺さない。 だから、目の前の少女が自分を殺すつもりであったとしても、カノンは彼女を殺すわけにはいかない。 うまく彼女を捲いて逃げたいが、実力的にそれも難しい。 この麻酔銃で眠らせるのが得策だろう。 しかし、カノンはそれを躊躇っていた。 より正確に言うならば。 ―――こんな化け物が、ここにはごろごろいるのか……! ―――カノンは、『現実』に戦慄していた。 決して、自分は弱い存在ではない。 それどころか、ブレード・チルドレン最強と常に謳われ、それだけの戦績も上げてきた。 負ける要素など、ないと思ってきた。 なのに、今の自分はどうだ? いくら武器が心もとないとはいえ、 ―――公明に、この少女に、防戦一方ではないか。 「……そうですわ……」 少女は、剣を振るう。 物理法則を軽く無視した高速攻撃が、細腕の少女の手から繰り出される。 「……これが……私の『正義』です!」 だから、方法は一つだ。 ―――隙を作り、その一瞬を見計らって麻酔銃を打ち込む。 それ以外に、彼女を殺さずに止める方法が見つからない。 ―――彼女に、精神的な揺さぶりをかけることだった。 「……正義?人を殺すのが正義だなんて―――立派な正義だね」 「何とでもおっしゃってください。……私は既に人を殺した―――殺してしまった彼女のために、私は優勝させなければならない人がいるのです!」 ドラゴンごろしが、宙を切る。 それをひたすらかわし、カノンはとん、と両足を地につけた。 もしカノンが普通の人間であったならば―――きっと、既に10度は殺されているだろう。 知らず、呼吸が上がる。今まで攻撃を受けずにいられたことが奇跡なのだ。 対して少女は―――息一つ乱していない。 体力?この違いはそんなものではないだろう。 根本的に、彼女にあって自分にない何か、努力や才能では埋められない何かがある。 (そう言えば―――何かの本で見たことがあるな) 通常の人間の数十倍筋肉を使うことのできる人間。 もしかして―――彼女もその類なのだろうか? 「……優勝させなければ、ならない……人……?」 その言葉が、引っかかった。 彼女は、『自分が優勝したいのではないのか?』 少女が続いて口にしたのは、衝撃的な一言だった。 「……ええ、そうですわ。……私はあの方を優勝させ、『彼に全ての参加者を生き返らせてもらう!』そのために私は人を殺すのです!」 ―――全ての参加者を、 ―――生き返らせる、だって―――? 「……そんなこと……できるはずがないよ。君は騙されているんだ」 きわめて冷静に、言葉を紡ぐ。 カノンからすれば、それは当然の回答だった。 しかし、剛力番長はそれを否定する。 「いいえ、彼は言いました。できる、と。その証拠に、彼は何もない場所から、人型を作り出したのですよ!彼は、不思議な力を持っている!」 本当は、土を対価として、なのだが、等価交換を知らない剛力番長からすれば無から作り上げたように見えても仕方あるまい。 「……手品の類じゃないのかい?君は気付いていないだけで、そこには何かトリックがあるかもしれな……」 「……っ!?」 その刃が、自らのすぐ横にまで迫っていた。 先ほどよりも、更に早い。 常に冷静なカノンとて、一瞬ひやりとしても仕方ないことだろう。 ……もしあれを買わせていなければ、きっと今ごと自分は五体満足ではなかっただろうから。 「……貴方が私の言葉を信じないのは構いませんが……どちらにせよ死ぬのならば、納得して死んでいただきたいのです。……貴方は私の正義のために死ぬのだと」 ―――何が、正義だ。 少女の言葉に、カノンは言葉にならない苛立ちを覚えていた。 人を殺すことが正義? この少女は、いつまでそんな戯言をほざくのか。 「……それが、正義?……笑わせるないでくれ」 気づけば。 そんな言葉が、カノンの口から零れ出ていた。 全身が痛む。直接の攻撃を受けたわけではないのだが、それでもあれだけの攻撃を受けて無傷であるはずがない。 「……な、貴方……これ以上私の正義を愚弄すると……」 「何が正義だ……君は知らないからそんなことが言えるんだ。 全ての人間を生き返らせるだって?本当にそれが幸せだと思うのか? 『死んでいた方がいい人間もいる』、それくらい君だって分かるだろう!?」 思わず、語気が荒くなる。 ―――そう、例えば。 ―――生きていても、人を殺す道しか進めない人間ならどうなる? ―――そんな人間に、生きている価値があるというのか? 「……!?」 少女の顔が、歪んだ。 心当たりがあるとでも、言いたげに。 「君は『悪』もろとも蘇らせるつもりなのか?それで正義と言えるのかい?」 「……そ、そんなこと……死んだ方がいい人間なんて……」 「いない?そう思うかい?じゃあもし、存在するとしたら?このまま生きていても、大量の人間を殺めると確約されている人間がいるとして、それでも君は彼を、彼女を生かすのか?そして、その行為を『正義』と呼ぶつもりなのか?」 「……君の行為は、『正義』じゃない―――ただの『エゴ』だ」 それは、まるで自分に呟くように。 そっと、カノンは麻酔銃を抜き取り――― 「……ち、ちが、違います……私は……私は『正義』を……!」 じり、と自分から一歩後ずさる少女に向け、光の速度で引き金を引いた。 それは少女の右胸を貫き―――少女は、そのまま声もあげずに倒れ込んだ。 ※ 「……っ……はあ……」 カノンは、草叢に倒れ伏した少女を見、大きく息を吐いた。 何とか、なったのか? とりあえず、殺さずに済んだ。 さすがに少女が並外れた力を持っているとはいえ、麻酔は効くようだ。 すぐにでも立ち去っても良かったが、しかしカノンはそうしなかった。 その理由は――― ―――くそ……思ったより怪我の状態がよくないな……。 それは、少女に負わされた傷のため。 その瞬間は大したことはないだろうと高をくくっていたのだが、思った以上に事態は深刻かもしれない。 多少の怪我とて侮ってはいけない。そのわずかな隙が命取りになることはよく分かっている。 少女は決してドラゴンころしのみで戦っていたわけではないのだから。 ……恐らくは、疲労もあるのだろう。常なら、ここまで吐き気と似た気分の悪さを催しはしない。 軽い治療しようにも、ふさわしい道具が何一つない。武器は麻酔銃と盾、基本支給品は食べ物とランタン、地図と何も書かれていない白紙の紙。 このままの状態でも今はまだ、いい。しかし再び彼女のような強者と出会ってしまった時に、逃げることも難しくなる。 ましてや―――ブレードチルドレンを殺すのも。 彼らの実力をかい被るつもりはない。もっとも、自分の方が彼らより強い自覚も自負もあるが、100%などとは思えない。体調が万全でないなら尚更だ。 であるから。 ―――彼女は、何か道具を持っているかもしれないな。 わずかな可能性かもしれないが、見てみる価値はある。 そして可能なら、少女の武器・ドラゴンころしも奪っておきたい。 あれだけの代物―――おそらく、人の首など一振りで落とせるだろう。 少なくとも麻酔銃よりは役に立つだろう―――持てるのならば、だが。 いくら武器の扱いにおいては天才的なカノンとて根本的な武器の重さはどうにもならない。……まともに持つことで精一杯だろうが。 しかし、それでも持っておいて悪いことはないはずだ。 仕組みはよく分からないが、このディパックは入れたものの重さを感じない作りになっているようだ。 この中に入れておいて非常時にいつでも取り出せるようにすればいい。 ……この武器では、ブレードチルドレンを殺すこともできやしない。 「……」 彼女が起きないことを確認して、カノンはそっと彼女に近づいた。 そして、その支給品を確認しようとし――― ここで、たった一つ、イレギュラーが存在していた。 彼の銃撃の腕は完璧だった。 外してなどいない。支給品の説明に嘘が書いてあった訳でもない。麻酔銃の威力は理解しているし躊躇いも手抜きもしていない。 問題など、何一つなかった。―――カノンの方には。 完璧で、本人もそれを理解していたが故に、気付かなかった。 問題だったのは――― 「…………な、」 ―――針の莚に落下しても死なない剛力番長に、『銃弾など効くはずがない』という、その事実だった。 本能が、一瞬にして全身を駆け巡る。 コンマ0.000数秒の間に、カノンの脳に警告を鳴らした。 ―――殺される、と。 「……っあああああああああああああああああああああああ!」 それは、幸運だったのか。 不幸だったのか。 少女は、叫び声を上げ、ただがむしゃらにドラゴンころしを振るい。 カノンは、それに研ぎ澄まされた『経験』で気づき。 そして。 攻撃行動と退避行動が同時に行われた結果。 残ったのは――― ※ 轟音が、鳴り響く。 それを知覚したのは、誰か。 少女の剣が、男の首を切り飛ばそうと刃物を振るい。 男は、それを並外れた直感で回避しようとした。 その瞬間。 それと―――全く同じタイミングで。 『土』が―――隆起した。 それは人間の握りこぶしの形に変わり、そして。 武器を握る少女の体を―――その大剣ごと弾き飛ばした。 ※ 「……っ……く…………」 数十分後。 森の中を、一人の人物が歩いている。 「……!」 がくり、と。 その影は、膝を折って草むらに崩れ落ちた。 「……なんだ……これは……どういうことなんだ……」 影―――カノン・ヒルベルトは、常の冷静さを欠いた、青ざめた顔で呟いた。 確かに、体調もすぐれなければ、疲労もたまっている。しかし、そんなことではない。 それが、彼に暗い影を落としている理由になどなりえるはずがない。 このくらいの怪我で追い詰められるほど、彼は柔ではない。 カノンが絶望しているのは、その事実ではなく。 「…………本当に……本当に彼女の言っていたように……人間を蘇らせる術があるなら……それなら……」 「それなら……僕は何のためにこんなことを……」 自分の前に突きつけられた、『前提』を根本から覆す現実だった。 もはや、否定などできない。 この場には、人間の領域を超えた連中がいるのだということを。 少女はまともな人間では扱えそうもない剣を平然と振り回し、銃をもろともせず―――明らかに人間とは思えない戦いをしてきた。 そしてこの目でしかと見た―――鎧の男が、数秒にも満たない時間で土の物体を作りだしたその瞬間を。 ドイツ人と日本人のクオーターであるカノンは、外国の書物はほとんどと言っていいほど読みこなしている。 (錬金術……か……?) そしてその中には、先ほどの現象を思い起こさせる知識も存在していた。 しかし、それにしても、『あれ』は錬金術と呼ぶには化け物的すぎる。 錬金術、賢者の石、ホムンクルス―――あんなのは書籍上、伝説上の産物にすぎない。現実に、しかも現代に存在する証拠とするには弱いだろう。 確かなのは、『自分の目の前で、人間には到底できると思えぬ光景が繰り広げられたこと』、それだけだ。 今思えば―――公明もそうでなかったのか、とすら思える。彼の纏うオーラは、明らかにただの戦闘狂とは一線を画していた。 これも、清隆の仕業だというのか? これが、『運命』だというのか? 例え清隆であっても、死者を蘇らせることなど、できるはずがない。そう思っていた。 しかし、実際はどうだろう。 火澄は死んだ。清隆が言っていた運命は、たやすく覆された。 あの男は―――化け物なのか? まさか、そんなことはない。いくら清隆でも、そこまでは――― 『本当に、そうか?』 本当にそうなのか? 清隆でもそこまでは不可能だと―――言えるのか? あの、現実的に起こりえない光景を目の当たりにしてからも? ブレード・チルドレンだとか、ミズシロ・ヤイバだとか、そんな次元でない、何かだと言う可能性は? そして、もし本当に人が生き返るのだとしたら。 清隆が本当に、そんなことができるなら? いや、本人がする必要はない。そのようなことのできる『何か』を、清隆が手中に入れていたとすれば。 ここで自分がブレードチルドレンを殺して―――『何になる?』 ここで、だけではない。自分が殺したアイズも、全て。 全て、何の意味もないのだとしたら。 この『殺し合い』のゲーム自体に、初めから『勝利』などないのだとすれば。 ―――自らの『覚悟』は、はじめから無意味なものだったとしたら。 運命は、覆される。 「……そんな……馬鹿なことが……!」 ただの、少女の虚言? 動揺の仕方からして、とてもそうは思えなかった。 それにあの少女は、自分の目的のためには手段を選ばないタイプだった。真っ直ぐで、頑固な―――どこか自分とも通じる信念の持ち主だ。 彼女はきっと、その『正義』を曲げることを許さないだろう。 自分が、病的だと言われようと『ブレードチルドレン以外の不殺』を心がけているように。 かつて、とある国家錬金術師は、とある女にこう説いた。 『翼』を持った人間は、太陽にその翼を焼かれて死んでしまうのだ、と。 それでは。 「……あって、……あってたまるか……っ!」 『片翼』になってしまった『呪われた子供』は、太陽から身を焼かれてしまうのだろうか? 【H-6/道路/1日目 黎明】 【カノン・ヒルベルト@スパイラル〜推理の絆〜】 [状態]:健康、混乱(大)、疲労(大)、全身にかすり傷 [装備]:理緒手製麻酔銃@スパイラル〜推理の絆〜、麻酔弾×17、パールの盾@ワンピース [道具]:支給品一式 [思考] 基本:ブレード・チルドレンは殺すが、それ以外の人は決して殺さない? 1:僕は――― 2:歩を捜す 3:ブレード・チルドレンが参加しているなら殺す? 4:本当に死んだ人間が生き返るなんてあるのか―――? ※剛力番長から死者蘇生の話を聞きました。内容自体には半信半疑です。 ※ ……油断、しましたわ――― 剛力番長は、強烈な眠気に襲われながら、先ほどの行動を反省する。 自分は動揺して―――あの男に隙を見せてしまった。 その結果がこれだ。……確かに剛力番長の体は丈夫だし、銃弾ごときで倒れはしない。 しかし、―――それは麻酔銃が効かないこととは別問題だ。もしかすると、これも制限によるものなのかもしれないが。 今眠ってしまったら殺されるかもしれない―――その精神力で、剛力番長はインドゾウさえ三秒で眠りに落ちる麻酔に耐えたのだ。 あの少年を殺すことはできなかったのが残念だが―――焦る必要はない。 最終的にキンブリーが優勝できればいいのだ。まだ、時間はある。 あの少年が天才的ともいえる銃の腕前の持ち主なのはすぐに分かった。だから剛力番長は、銃弾が当たって眠ったふりをしたのだ。 ―――私の正義は……私の我儘だと……? ずきり、と頭痛がする。 意識が、呑まれる。 ―――違います、私は、私の正義は――― (このまま生きていても、大量の人間を殺めると確約されている人間がいるとして、それでも君は彼を、彼女を生かすのか?そして、その行為を『正義』と呼ぶつもりなのか?) 剛力番長は、確かに『正義』のためなら何でも行ってきた。 諸悪の根源はすべて叩きつぶし、笑顔と共にその『正義』を行使してきた。 しかし、彼女は、人を殺したいと思ったことなどなかった。 たとえ悪人であっても、人を殺すことは正義ではない。 邪魔をする人間には、自分の『正義』を分からせてやればいいだけだ。そう思ってきた。 だから、考えたこともなかった。 生きているだけで、『悪』である人間がいるなんて。 本当に、彼の言った通りだとしたらどうだろう。 人を殺して回るような人間は、『悪』だ。 それは今更問わずとも分かっている。正義の名のもとに粛清しなければならない。 そして、その人間に加担するものも悪。当然だ。 ……だとすれば。 自分が、その『悪』を生き返らせてしまったら。 それは、自分が『悪』だと言えるのではないだろうか? 悪と善を判別して生き返らせてもらえばいい? そんなことができるのか? 人のよさそうな外見でも、『悪』を振るうものは数多くいる。 分かるはずがない。 ―――そんな、私は――― ただ、正義のために。 正義のために、人を殺して、生き返らせようとして――― 彼女の思考は、そこまでで。 剛力番長は、糸の切れた人形のように―――意識を失った。 ※ 「……どうしよう……この子……」 アルフォンス・エルリックは、こんこんと眠る少女の前で途方に暮れていた。 自分が先ほど、錬金術で吹っ飛ばしてしまった少女―――剛力番長である。 「……困ったなあ……あの人はどこかに行っちゃったし……」 少女が、男に武器を振るう。 それを見て見ぬふりをできるほど、アルは冷血ではなかった。 少女は殺し合いに乗り、男は乗っていないのか。 二人とも乗っており、少女の方が有利であっただけか。 二人とも殺し合いにのっておらず、ただ誤解が生じただけなのか。 アルにはそこまでは分からない、だが、少なくとも身に危険が及んでいる方を助けよう。 そう判断したアルは―――地面にその両手を押し付け、土の拳を錬成し、少女の体を吹き飛ばした。 もちろん、殺さない程度に多少の加減はして。 「……」 今見た状況からして。 この子は、少なからず危険人物であることは確かだろう。 先に考えたように誤解が誤解を呼んであんなことになってしまったとも考えられるが―――そうだとしても、彼女は刃物を人に向けて平然と振るえることには間違いない。 「……だからと言って、放っておくのもなあ……」 ウィンリイや兄と言った知り合いがいるなら、一刻も早く見つけたい。 その気持ちはある。正直、今すぐにでも走り出したい。 しかし、この子を置き去りにしていいのか。 この子を置いて、あとで死なれてしまったら名前も知らないとはいえさすがに心が痛む。殺し合いに乗っているかも定かではないのだから。 ……それに、この子が危険人物であるなら、尚更この場に残してはおけない。 目覚めた後再び別の人間を襲い、殺そうとするかもしれない。 そしてそれが―――ウィンリイかもしれないのだ。 兄や自分なら少女に対処できるだろうが、彼女のような一般人には無理だろう。 「……うーん……」 そして、アルの出した結論は。 ちょい、と少女に触る。 つんつんとつついてみる。 ……完全に眠っているようだ。いつになったら目覚めるのかも分からない。 「……よいしょ、と」 そしてそれを確認し、アルは―――自らの鎧の頭部を外し、その少女を中に『入れた』。 大人でも入るサイズだ、小柄な少女など造作もない。 そして少女から少し離れた所にあるドラゴンころし(その名前をアルは知らないが)を回収する。 「…………うーん……僕には必要ないかもしれないけど……預かっておいた方がいいよね」 鎧のアルにとって、その剣の重量など全く関係ない。 ただ、ここに残しておくと悪人に利用されるかもしれない、そう思ったが故に、それを拾って自らのバックに詰めた。 「……よし、と。……早く皆を探さないと」 不安要素は、ある。 鎧の中の少女が、暴れ出す可能性だ。 アルの生命は、鎧の中にある兄の地で書かれた錬成陣によって保たれている。もし彼女がそのことに気づき、刻印を破壊したりすれば、アルは死んでしまう。 ―――まあ、錬金術師じゃなさそうだし、そこまでの心配はないかな。 いくら彼女が強者とはいえ、武器がなく身動きも取れなければそう危険はないはずだ。 そう信じて、アルフォンスは再び歩き出す。 ―――いるかもしれない仲間を探すために。 自分が抱えているものが、爆弾なのか宝箱なのかまだ分からずに。 【I-6/道路/1日目 黎明】 【アルフォンス・エルリック@鋼の錬金術師】 [状態]:健康 焦り(中) [装備]:なし [道具]:支給品一式、不明支給品0‾2(確認済み、武器ではない)、 ドラゴンころし@ベルセルク [思考・備考] 基本:兄や知り合いを探し、このゲームに立ち向かう。 0:仲間を探しながらひとまずこの子を保護する 1:ウィンリィを探す。 2:できれば「1st」も探してみる。 ※ウィンリィを探しているが、いない可能性も考えています。 【白雪宮拳(剛力番長)@金剛番長】 [状態]:精神的疲労(中) 、睡眠中、アルの鎧の中 [装備]:なし [道具]:支給品一式、不明支給品0〜1 [思考・備考] 0:(睡眠中) 1:全員を救うため、キンブリー以外を殺す。 2:強者を優先して殺す。 3:ヒロ(名前は知らない)に対して罪悪感 4:私は……悪……?でも…… ※キンブリーがここから脱出すれば全員を蘇生できると信じています。 ※錬金術について知識を得ました。 ※身体能力の低下に気がついています。 ※主催者に逆らえば、バケモノに姿を変えられると信じています。 ※参戦時期は金剛番長と出会う直前です。 時系列順で読む Back そばにいる たとえどんなに哀しい夢だとしても Next 地獄とは神の在らざることなり(前編) 投下順で読む Back そばにいる たとえどんなに哀しい夢だとしても Next 出会って別れて 025 2つの想い……重ならず アルフォンス・エルリック 050 Escape ~逃逸~ 028 真夜中のティータイム カノン・ヒルベルト 067 電気羊の夢 012 犠牲になったような、悲しい顔はやめてよ 白雪宮拳(剛力番長) 050 Escape ~逃逸~
https://w.atwiki.jp/1548908-11/pages/110.html
パック ENEMY OF JUSTICE(P)11 BEFORE SHADOW OF INFINITY(P)11 NEXT POWER OF THE DUELIST(P)11 ※メニュー→編集で開きコピーする ※カード名記入とレアリティの確認。 ※デッキ用はこちら。→デッキページ用コピーテンプレ 注意:カードの名前の表記は、空欄は半角。英数記号は全角になります。50音順。 注意:必要無くなったら各説明文は削除 条件 レイミ(DU)・リリ(DU)・早川(DU)・マサキ(DU)・ゴードン(DU)・黒江(DU) の全員にシングルデュエルで3勝する 解説 主なカード ※OCGの同盟パックとの差分を発見した場合は、消さずに最下段に貼っておいて下さい。 ※レアリティ未チェック・レアリティ無表記のカードはノーマル ※チェック待ち 効果モンスター(26種) 荒ぶるアウス ガード・ドッグ 救済のレイヤード 緑光の宣告者(レア) サーチライトメン サイバー・チュチュ サイバー・フェニックス(スーパー) 逆巻くエリア 裁きを下す者-ボルテニス(ウルトラ) 疾風鳥人ジョー 閃光の追放者(レア) 超電磁稼働 ボルテック・ドラゴン(スーパー) D-HERO ダイハードガイ D-HERO ダイヤモンドガイ(レア) D-HERO デビルガイ D-HERO ドレッドガイ(ウルトラ) 電池メン-単一型 ハーピィズペット仔竜(レア) 紫光の宣告者(レア) ビクトリー・バイパーXX03(スーパー) 吹き荒れるウィン 豊穣のアルテミス 燃え盛るヒータ 光神機-桜花(レア) 光神機-轟龍(スーパー) ロイヤルナイツ 融合モンスター(05種) E・HERO シャイニング・フェニックスガイ(ウルトラ) E・HERO セイラーマン E・HERO ネクロイド・シャーマン E・HERO フェニックスガイ(ウルトラ) E・HERO ワイルド・ウィングマン(スーパー) 魔法(12種) R-ライトジャスティス E-エマージェンシーコール H-ヒートハート O-オーバーソウル ガードペナルティ(レア) グランドクロス 光神化 次元の裂け目 パワーカプセル ヒーローフラッシュ!!(レア) ミスフォーチュン 幽獄の時計塔(スーパー) 罠(12種) エレメンタル・アブソーバー(レア) エレメンタル・チャージ 奇跡の光臨(レア) キックバック(レア) ゴッドバードアタック D-シールド D-タイム(レア) デステニー・シグナル デステニー・デストロイ(レア) 罅割れゆく斧 マクロコスモス ライフチェンジャー(レア) ※OCGの同名パックとの差分 通常モンスター(00種) 効果モンスター(05種) サイバー・ジムナティクス サイバー・ジラフ サイバー・プリマ(レア) 真空イタチ 光神機-閃空 エクストラ(00種) 魔法(00種) 罠(00種)
https://w.atwiki.jp/teketekefantasy/pages/58.html
自分が今まで取得した武器、タマゴ、ペットなどが図鑑になって確認出来ます。 図鑑コンプ率100%になったことを確認すると(一時的称号)が授与され悠久の石碑に名前が刻まれます。 ※全部集めてもコレクションルームに来て確認をしないと授与されないです。 一時的称号は一度外してしまうともう一度付けることは出来ない。(称号を変更を参照) 下記のように分類されています。 武器図鑑 《コンプ率 0%》 コンプ率100%で★最終兵器が授与されます。 タマゴ図鑑 《コンプ率 0%》 コンプ率100%で★エッグマンが授与されます。 ペット図鑑 《コンプ率 0%》 コンプ率100%で★ペット牧場が授与されます。 編集者 Cechil デッドリンク修正
https://w.atwiki.jp/teketekefantasy/pages/27.html
国の状態 なし 通常通り 豊作 農業の効果1.5倍 景気 商業の効果1.5倍 暴風 農業の効果0.5倍 不況 商業の効果0.5倍 飢饉 徴兵の効果0.5倍 国の状態の変化・変更 大陸を統一する 国が滅亡する(一定の確率) エルトリア暦が変わる ペットを使う。メシア:自国の状態が豊作になる シグマ:自国の状態が景気になる ペスト:各国の状態が飢餓になる 編集者 Cechil
https://w.atwiki.jp/teketekefantasy/pages/104.html
メニュー→コマンド→移動→国の選択→行く(20分) 移動時間20分。 アルカディア豊国 キャメロット城 ワンダーランド ジパング アルカディア豊国 メニュー→コマンド→移動→アルカディア豊国→行く(20分) 自然に囲まれているため外部からの侵略がなく平和に育った国。 現在は多少ながら、武器の生産と輸出を行っている。 キャメロット城 メニュー→コマンド→移動→キャメロット城→行く(20分) 英雄アーサー王の居城。城下町は、多くの騎士や観光客で賑わっている。 腕の良い職人が多く、剣の質は桁違い。 円卓の騎士が、近々決闘場をつくると言う噂もある。 ワンダーランド メニュー→コマンド→移動→ワンダーランド→行く(20分) おとぎの国。 ジパング メニュー→コマンド→移動→ジパング→行く(20分) 東にある黄金の国。 黄金平原には黄金のモンスターが出現する。黄金のモンスターを討伐すると、普段より多くお金を貰える。 編集者 Cechil
https://w.atwiki.jp/namba/pages/90.html
『鬼さんこちら 手の鳴る方へ』 目隠しされて私は歩いた 幼い足取り 両手を差し出しながら 手を打つ君を追い駆けていた 寂しくないんだと知っていた 足音 手拍子 聞こえるから 見えない事など怖くはないと 可哀い愚かさを勇気と呼ぶ 『鬼さんこちら 手の鳴る方へ』 目隠しされて私は走った 確かな足取り 転ぶ事など怖れず 誘う(いざなう)君を捕まえたくて どんなに掴もうともがいても 虚しく空を掻く私の腕 見えない事など怖くはないと 凛々しく迷い込むは闇の底 無邪気だった日々は 歪み始め やがて消えてしまう いつ何処で間違えたかも見えない 見せてくれない Blind Waltz 『鬼さんこちら 手の鳴る方へ』 目隠しされて私は気付いた 止まった足取り 帰り道が判らない 笑った君はただ見ているだけ 『鬼さんこちら 手の鳴る方へ』 いったい何処へ連れて行くの? 『鬼さんおいで 解いてあげる』 今更目隠しを外すのは何故? 『鬼さん 見てごらん 君の周りを』 嗚呼...酷い景色ね ...back to Project?
https://w.atwiki.jp/aaarowa/pages/567.html
第136話 Justice In The Barrel 『洵。聞こえるか?』 『ああ』 『聞いてたか?』 『一言一句、聞き漏らしてない。お前の方は大丈夫か?』 『大丈夫だ。クロードからは離れた。この距離なら聞かれない。今あいつは仲間の様子を見てるよ』 『注意だけはしておけ。……それにしてもそいつ、ロキにまで丸め込まれていたとはな』 『ああ……放送聞いて落ち込んでるよ。お人好しにも程がある。 ……まあ、だからこそ見張り役を買って出た俺をあっさり信用して「こいつ」を貸してくれたんだけどな』 『…………ふん』 『どうした?』 『何でもない。それで、その首輪を追跡する道具だが――――』 『クロードのさっきの説明の通りだ。ここからだと生き残り16人全員分の反応が見られる』 『俺の居場所は分かるか?』 『多分、D-3のこれだ。……気を付けろ。すぐ南西が禁止エリアだ』 『……禁止エリアか。あの男、俺を道連れにしようと目論んでいたのかもしれんな……』 『……それから、そこから東の方向に4つの反応がある。見えるか?』 『東、だな。…………いや、ここからは見えないが――――少し待て。行ってみる』 『ルシオ』 『どうだ? 見えたか?』 『お前の言う通り、確かに一つの集団が街道に留まっている。だが……遠目で分かり辛いが、五人は居るな』 『5人? でも反応は――――』 『待て。あの内の一人は……レザードだ』 『レザード……間違いないのか?』 『あの格好は、恐らくな。であれば説明はつく。他の四人のいずれかは屍だ。その道具は死者には反応しないんだったな?』 『……屍霊術か』 『恐らく、な。……他にこの辺りに反応は?』 『無い。他の反応は、さっきの平瀬村に4つ。クロードが戦った奴らの方に4つ。俺とクロード達で3つ。それで全部だ』 『……平瀬村に、四つ? …………クロードが戦った奴らにしても三人だったはずだな?』 『ああ。でも確かにどっちも4つだ。殆ど固まってる……。平瀬村は、1つはブレアとして、後2つはマリアとレナだけど……』 『……確か、レナが一度あの家には逃げ込んでいたな。家内にもう一人隠れていたという事か。 それも、戦闘には出て来なかったのだから戦力にはならん奴が』 『ちょっと待てよ。だとしたらクロードが戦った奴らの側にいるのは――――』 『……ブラムス、だな。平瀬村にもここにもいない以上、そこしかない』 『……よりによってこいつら、ブラムスと敵対してるのか』 『やれやれ。……厄介な奴らを引き入れたな』 『……どうする? ここで殺すか?』 『……いや、まだだ。マリア達を殺す分には、そいつ等は使える』 『それは、俺もそう思った。同じ事を考えたみたいだな』 『理想は、マリア達を殺す際にそいつ等も殺す事。ブラムスと敵対しているならば、そいつ等の首は良い手土産になる』 『ブラムスに取り入るのか?』 『不死者風情を信用する気はない。だが、奴が何を案じているのかは知らんが、当面人間と手を組んでいるなら何かしらの取引は出来るかもしれん』 『だったら、出来る限り早く行動しないとな。まだブラムス達に動きはないけど、追い付かれたら台無しだ』 『……俺はこのまま平瀬村に戻る。お前もなるべく早く動け』 『レザードはどうする? ほっとくのか?』 『今はどうする事も出来ん。いくら俺でもレザード相手に一対五では勝ちは拾えん。 ……ブラムスと鉢合わせて潰し合うか、せめてマリア達を殺すまでの足止めになってくれれば良いんだがな……』 『そればっかりは運を天に任せるしかないか。……分かった。じゃあ出来るだけ早めに移動する。他には何かあるか?』 『そうだな……。クロード達が持つ道具は把握しておけ。無論、可能であれば分配する様に誘導しろ』 『分かってる。……いざとなったらスリ取ってやるさ』 『……頼もしい特技だが、見習いたくはないな』 『これが飯の種だったからな。……俺が自慢出来るのはこれだけだけど』 『……後はその道具だ。その首輪を追跡する道具は絶対に返すな。適当な理由をつけてお前が持っているんだ。……俺からはそれくらいだ』 『それも分かってるさ。じゃあ、俺は戻る。コミュニケーターはこのままにしておくから、何か話したい事があったら合図でも送ってくれ』 『……くれぐれもばれるなよ』 『……それも、分かってる』 【F-04/朝】 【ルシオ】[MP残量:10%] [状態:身体の何箇所かに軽い打撲。身体中に裂傷、打ち身、火傷。衣服が所々焼け焦げている(ほぼ回復)。精神的疲労大] [装備:アービトレイター@RS] [道具:首輪探知機@BR、マジカルカメラ(マジカルフィルム×?)@SO2、 コミュニケーター、10フォル@SOシリーズ、ファルシオン@VP2、空き瓶@RS、グーングニル3@TOP 拡声器、スタンガン、ボーリング玉@現実世界、首輪、荷物一式×4] [行動方針:レナスを……蘇らせる] [思考1:クロード達の道具を確認し、出来れば分配する様に誘導する。その後平瀬村へ] [思考2:洵と協力し、殺し合いを有利に進める] [思考3:ブレアから情報を得る] [思考4:ゲームボーイを探す] [備考1:デイパックの中にはピンボケ写真か、サイキックガン:エネルギー残量〔10〕[100/100]が入っています] [現在位置:F-04] 【D-03/朝】 【洵】[MP残量:5%] [状態:手の平に切り傷 電撃による軽い火傷 全身に打撲と裂傷 肉体、精神的疲労大] [装備:ダマスクスソード@TOP、アービトレイター@RS] [道具:コミュニケーター@SO3、アナライズボール@RS、スターオーシャンBS@現実世界、荷物一式×2] [行動方針:自殺をする気は起きないので、優勝を狙うことにする] [思考1:平瀬村に向かう] [思考2:ルシオ、ブレアを利用し、殺し合いを有利に進める(但しブレアは完全には信用しない)] [思考3:ゲームボーイを探す] [備考1:ブレアの荷物一式は洵が持っています] [現在位置:D-3南西部] ※D-3南西部にクレスの死体があります。 ※クレスの死体にはポイズンチェックが残っています。 ※チーム中年がD-3まで移動しています 【残り16人+α】 第135話← 戻る →第137話 前へ キャラ追跡表 次へ 第133話 ルシオ 第138話 第133話 洵 ― 第133話 クロード 第138話 第133話 アシュトン 第138話 第132話 クラース 第144話 第132話 エルネスト 第144話 第132話 ボーマン 第144話 第132話 レザード 第144話 第132話 レナス@ルーファス 第140話 第134話 チェスター 第141話 第134話 ブラムス 第141話 第134話 フェイト 第141話 第134話 ソフィア 第141話 第131話 マリア 第137話 第131話 レナ 第137話 第131話 プリシス 第137話 第131話 IMITATIVEブレア 第137話