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千頭岳 京都市伏見区、山科区、滋賀県大津市の境界にある山。 山科川より東、R1より南、琵琶湖から宇治川で囲まれた小さな山岳地帯の最高峰。 峠位置 京都市伏見区/山科区/滋賀県大津市 道所在地 京都市伏見区 距離 2.56km 路面距離(計算値) 2.6km 最大標高 600m 最大標高差 361m 平均勾配 14.1% スタート 橋 ゴール 山頂三つ辻 地図 ルート地図 r782から 三つ辻側からの山頂(?)。 自転車の向いている先、写真の奥から登ってきた。 r781から 前半舗装路、後半未舗装路。 もともとは、山頂まで自転車でも登れるような道が付いていたように見える。 今は一部のMTBクライマーぐらいしか足を付かずに山頂に至ることは難しい。 路面状態 良好~悪路、未舗装路 堆積物等 多い 交通量等 オフロードバイク(エンデュランス系よりもトラ車)が走っている。 未舗装路区間の道の侵食、えぐれ具合は酷い。 ここを山頂まで足を付かずに上れれば、腐道の横峰峠伏見側も足を付かずに上れるはず。 登坂走行ルート r781から(未舗装区間のヘアピンカーブ、1.4kmか1.6km地点で足つき) 登坂未走行ルート その他 スタート地点。 山頂付近の三つ辻にある石碑? 三つ辻から滋賀県側。 四角いものは反射板らしい。 反射板らしいもの。 くすんだ緑色。
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有栖川沿い林道 大覚寺から北西に行くと有栖川沿いに伸びている林道。 峠位置 右京区 道所在地 右京区 距離 1.85km 路面距離(計算値) 1.87km 最大標高 198m 最大高低差 122m 平均勾配 6.6% スタート 三叉路 ゴール 嵐山高雄パークウェイ高架下 地図 ルート地図 アリス 写真なし。 三叉路から 舗装路、荒れたダート、ダブルトラックガレ道と変わっていき、最後はシングルトラックになる。 溝?を過ぎるとほとんど自転車に乗れない上に、急勾配になる。 川沿いにあり、全体的にウェットな路面。 たまに車が走っている。ハイカーはいないと思うが、散歩や、何かをしている人がたまにいる。 イノシシがいる形跡もある。 途中の分岐を右に曲がるとすぐにダブルトラックは終わるが、押し担ぎすれば菖蒲谷池に行ける。 STを除いて基本的に勾配は緩やかなので、初心者で山道を走りたいというのに向いているかも知れない。 ただし、短めで、登っても何もない。 上り走行ルート 三叉路から 上り未走行ルート なし
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※**枠内の文は本SSとは関係ありません、リンクを付ける為だけに添えた物です。 自転車にのって 「それではお先に失礼します」 「お気をつけて、泊瀬谷先生」 職員室の出入り口でぺこりと先輩の先生方に帰りの挨拶。今日も素直な一日が、時計の言うとおりに過ぎてゆく。 トートバッグを肩に掛け、学校の廊下を歩いていると、生徒たちとすれ違う。 「はせやせんせーい、バイバーイ」 「廊下を走るなあ!」 「はーい!クスクス…」 彼らも同じように家路に急ぐ者もいれば、居残りで勉学に勤しむものもいる。わたしの勤める学校はけっこう自由。 「泊瀬谷先生、お帰りですね」 「あっ、猪田先生。この間はありがとうございますっ!」 「いえいえ、喜んでいただければわたくしも嬉しい限りです。妻の親戚がみかん農家でしてね」 「それであんなに素晴らしいみかんを!はい、とても甘くて美味しかったです」 猪田先生から頂いたみかん、また食べたいな。わたしのネコミミをくるりと回して感謝を示す。 のんびり炬燵に入りながらみかんを食べるのはネコにとって最高のしあわせ。今年の冬も楽しみだな。 さて、家に帰るかな、学校の自転車置き場へと歩く。遠くの家の子もいるので、自転車で登校する子も多い。 しかし、ここは丘の上の学校。毎朝この坂道を登るのは生徒をはじめ、わたしたち教師も結構つらいことなのだ。 さて、前かごにトートバッグを入れ、 サドルに跨りぎりりと一歩扱ぎだすと自転車は素直にわたしの言う事を聞いてくれる。 校門を出ると下り坂。石畳の両脇には桜の並木。秋休みしている茶色の幹に挟まれて風を切って走る。 つらいこともあれば、嬉しいこともあるのがこの世の道理。 長い坂道を毎朝駆け登ったご褒美は一気に坂を駆け下ることなのだ。 ごらんなさい、この風を切る爽快感。 この快感と今日も一日終わった!との喜びで風がいっそう快く感じるではないか。 生徒たちも一緒に自転車で坂を下る。わたしの生徒も道一杯に自転車を走らせていた。 「スズナせんせーい!」 「こらーっ!あんまり広がって走るんじゃないよ!」 わたしは一応ここの国語教師、あんまり通学態度が悪いと怒っちゃうぞ。 でも、『いのりん』こと猪田先生みたいな威厳もないし、 もしかしたら生徒たちはわたしのことを只の『お姉さん先生』ってしか思ってないかもしれない。 ボーイッシュにきめたわたしの短い髪と自慢の尻尾は風を受けふわりとなびき、 身体中の五感で秋の空気を肌で感じる。 空は茜色に染まり、小さな街灯が優しく輝き始めるいちばん街がきれいに見える時間。 そんな夕暮れの雑踏の中の一人となる。 学校は生徒たちを苛める中間考査を終えて、ひと段落。 しかし、ここでたるんでちゃいけない。わたしも生徒たちのお手本にならなきゃと、 今日のホームルームで教壇の上から檄を飛ばす。 わたしのクラスの生徒たちに向かって、慣れない大声で一喝。 「みなさん、えっとお…テストが終わったからって、気を抜いちゃだめですよっ!」 わたしの言葉は生徒たちに届いただろうか。不安だが、届いたとしておこう。 しかし、どうしても気になる子が一人いた。 ヒカルだ。わたしの言うことなんか聞かずイヌミミをそっぽ向けて窓の外を眺めていた。 尻尾を見てもだらりと垂れているので、わたしなんぞに興味なしっていう所か。 彼は鋭い目つきでわたしをちらり。彼は不良とかの類ではなく、むしろ文学少年。 休み時間はしょっちゅう一人で本を読み、誰と群れることなく過ごしている。 社会に出て間もない新米のわたしには彼の気持ちが分からない。 別の日のこと。今日も一日が終わり、いつもの様に学校帰りの坂を下っていると、 見覚えのある後姿に追いついた。ヒカルだ。 彼も自転車に乗って石畳の下り坂を走る。わたしはわたしでブレーキを緩め加速、ヒカルの横に並ぶ。 「ヒカルくん?ヒカルくんっ!待って」 「……」 「一緒に帰ろ!」 「……」 顔色一つ変えないヒカル、沈黙を続けたまま坂を下りきってしまった。 路地を進んで電車通りに入る手前、もう一度ヒカルに声をかけようとすると、 彼はわたしの家と反対の方へ自転車を走らせてしまう。 わたしの目の前をガタゴトと古い路面電車が走り抜ける。今日も街は正しく回りつづけている。 「みなさん注目っ!今日は答案を返します」 先に行われた、中間考査の採点が終わり各々生徒に返すときがやって来た。 テストの採点は、始めのうちは支配者になった気分でふんふんふんと赤ペンを走らせたりするのだが、 後になればなるほどおっくうになってゆき、精神的にも肉体的にも疲労困憊するというのもだと 初めて採点する側になって分かった。しかも、わたしの担当は国語科。 数学と違って決まりきった回答がない設問もあり、これも始めのうちは「これは、なかなかよい発想ね」 と楽しんでいたのだが、それさえ面倒くさくなる。 つまり、わたしの気分で丸にでも三角にでも、最悪バツにもなるので、後の出席番号の生徒は泣かないで欲しい。 その点、数学科のサン・スーシ先生は採点の際は割り切っていて白いものは白、黒いものは黒とはっきりしている。 わたしには白いものが薄い灰色に見えたっていいじゃない、とか思ったりするのに。サン先生が羨ましい。 と、上の空で答案を返し続けていると、教室からイヌ女生徒の声が上がった。 「スズナせんせーい!ここの問題さあ、合ってるのにバツがついてますよー!」 「あ、わたしもだ」 「え…さっき配った模範解答とよーく照らし合わせて、違ってたら先生の所まで見せに来て下さい…」 なんということだ。わたしの前にはちょっとした行列が出来上がった。 どうやら、出席番号が後の方の生徒を中心に選択肢問題での採点ミスがあったらしい。ミスだ、わたしのミスだ。 これによって点数の上がるもの、逆に下がるものと悲喜交々。また、点数の計算やり直さなきゃ…。 しかし、どうしてツイてないことは立て続けに起こるのか、今日は学校に遅れそうになった。 昨日の採点ミス事件で落ち込んでいたので、気分を変えるために夜遅くまで本を読んでいたのが悪かったのか、 わたしの気持ちがたるんでいるのか。 この際、何もかも悪者にして自分だけが偽りのヒロインにでもなってやろうか、と悪しき考えが脳裏をよぎる。 必死で坂道を自転車で扱ぐ。 近づいてくる時計台の針は朝礼間際だと叫び、生徒たちへの挨拶なおざりに校門を突っ切る。 いつもの自転車置き場に突っ込み、そのままわたしの足で職員室になだれ込むと、 既に先輩たちの教師が朝礼で並んでいた。 校長先生の話は皮肉にも『最近、遅刻する生徒が多い』とのことだった。 ずきずきと自分のことを言われているようで、まわりの先輩たちとは目が合わせられない。 気の向くまま生きている自分を恨みながら、最悪な一日が終ってしまい、掃除当番を除いて生徒たちは帰ってゆく。 わたしも個人的な用事なのだが、家に弟がやってくるので早く帰らなければいけない。 「ほらー!用事の生徒は帰った帰った!」 「はーい、スズナせんせーい」 イヌの女生徒が友達を連れてそそくさと帰ろうとしている。いや、確か今日、彼女は掃除当番であるはず…。 ぽんぽんと肩を叩いて、彼女を呼び止める。しかし、彼女の答えはこうだ。 「今日の掃除当番はヒカルくんと交代してもらったんですう。これって当人同士の合意に乗っ取ったものなんだから、 とっても民主的で合理的な方法ですよねえ、スズナ先生! さ、わんこはわたしの帰りを待ってるご主人さまのところに早く帰らなきゃ!」 「ええ?ちょっと、待ちなさい!犬飼さん!!」 「先生さようなら!みなさんさようなら!また明日、遊びましょ!」 彼女たちの足に追いつけず、そのまま見失ってしまったのは教師失格だ。 これから恥の多い教師人生を送ってしまうのだろうか。 こんな時なら、猪田先生はどう言うだろうか。けっして上から目線でなく、生徒との対話を重んじ、 幾多の生徒からの信頼を受けた事か。猪田先生の影響で教師を目指した子も多いと聞く。 職員室に戻ると、猪田先生の大砲のような声が響き渡る。 「す、すいません!お義母さま!キチンと掃除したはずなんですが…」 「あら、いのりんさん。これでもお掃除したわけですの?ほら…まだまだ埃が残っていますわよ」 何故か『お義母さま』と呼ばれているサン先生にペコペコと謝る猪田先生、 それに乗じて帆崎先生が跪いてサン先生に擦り寄る。 「ほら…こんなにいのりんさんも謝ってることだし、母上さま…もうお許しになさっては?」 「そうね…お掃除しか出来ないウリボウを虐げるのはわたしの趣味じゃなくってよ!」 「お、お義母さま…ご慈悲を…!」*3教師のコントはきっとこれの続き* ダメだ、取り込んでる。側でコーヒーを飲んでいたシロ先生も、渋柿を十も食べたような顔をしている。 おっと、弟が家にやって来る時間に間に合わない。小さく「お先に失礼します」と会釈をして職員室を後に。 しかし、廊下でわたしのクラスの生徒のウサギが困っていた。 「先生…、将来のことで…相談を」 不安に震える若人を見捨てて帰るようでは教師とは名乗れない。そのまま相談室へ。 しかし…わたしは大丈夫だろうか。猪田先生、わたしに力を…。 なんとか相談を終え、わたしも家路を急ぐ。やはり、不安そうな生徒が晴れ晴れとした顔になるのは快い。 ところが、自転車置き場でわたしは薄暗い真っ黒な曇り空になった。 たしか、バッグの内ポケットに…。ない、ないのだ。自転車の鍵がないのだ。 思い当たる所は全部探した。それでもないってことはどこかに落としたのだろうか。 いや、ぜったいバッグの中に入れたはずだ。いつもそうしているもの。 しかし、どう足掻いても自転車の鍵は掛かったまま。鍵を壊して帰るしかないのか。 もう、すっかり陽も落ちかけて下校する生徒も少なくなっている。 おそらく技術教室に工具があったはずだ。わたしには少し無理かもしれないが、やってみるしかない。 そう考えながら校舎に向かうと、中庭の池の側でヒカルが本を読んでいた。 ヒカルの視線がわたしを止めてしまうのは何故だ。 「……」 「ヒカルくん、なに?」 不思議だ。彼はわたしをじっと見つめて沈黙を続けている。鋭い目は何故か優しく見える。 「先生、何?」 わたしよりずっと年下なのに、ヒカルが兄のように見えてくる。 年上のネコが若いイヌをたぶらかすなんて話、みなさん聞いたことありますか? でも、今わたしがそれを聞いたらきっと信じ込んでしまうだろう。わたしはヒカルにことの全てをさらけ出した。 「ふーん」 「…先生、バカね」 ヒカルに気を許してしまったのはきっと、ヒカルが無口な子だからだろう。 この子ならわたしのどんな失態でも、キチンと受け止めてくれるはず…、と勝手に思うのがわたしの悪い癖。 「乗ってく?」 「ええ?何って言ったの」 「……」 ヒカルは黙って歩き出し、わたしは彼に取り付かれたように後を追った。 生徒用の自転車置き場に向かい、そのままヒカルは彼の自転車に跨るとわたしの前で自転車を止めた。 彼は何も言わない。まわりの生徒の声だけがやかましい。 わたしはトートバッグをぎゅうと肩に掛けたまま握り締め、尻尾を揺らしながらヒカルを見つめていた。 「乗ってよ、先生」 「だめよ、二人乗りなんて」 「…先生が困るだけだよ」 言葉巧みではないヒカルの不器用な気遣いに、なかなか気付かないわたしは大バカやろうだ。 後輪の軸に足を乗せてヒカルの肩に両手を乗せて跨ると、自然とヒカルの後頭部が目の前に。 こんな間近に生徒に近づくのは初めて。若いケモノの匂いがわたしの鼻に届いている。 「行くよ」 そうヒカルが言うと、静かに自転車は動き出し、わたしはヒカルにぎゅうと抱きつく。 理由はわからない、何かにしがみ付きたくなるのはきっと自分が不安だからだろうか。 ふっさふさの毛並みであるヒカルの首筋に、思わず顔を埋めたくなるわたしは悪いヤツだ。 いつもと同じように桜並木を駆け下りているのに、風も同じように感じているはずなのに、 胸の鼓動が幾ばくか激しい。 もしかして、ヒカルにわたしの心臓が幾らか心許なくなっているのということが、ばれてしまうのではないのか。 それを考えると少し怖い。どうして怖いのかが分からない。なのに、いつものように風が吹く。 今が桜の季節だったらいいのに。 ならば、この胸の鼓動を桜の花がきれいだったから、と言い訳することができるのに それさえも出来ないなんて、わたしは全くツイていない女だ。季節にまでバカにされている愚直なネコだ。 風吹き抜ける坂の途中、いきなり自転車が止まる。 「ぼく、見たんだ」 「何のことかな…」 「昨日のテスト、返すとき…一番初めに『間違ってます!』って言った犬飼のこと」 ヒカルは淡々と続ける。わたしは黙ってヒカルにしがみ付く。 「アイツ、先に配られた模範解答を見ながら、こっそり間違ってる答えを正解に書き換えてた。 それでドサクサにまぎれて『間違ってバツ付いてます!』だよ。アイツ…いい加減にしろって思いませんか」 答案を持ってきたときに気付かなきゃいけないはずなのに、わたしは全く気付かなかった。 クラスメイトに心許さないヒカルのことだ。どうしようかと悩んでいたら、ヒカルが口を開く。 「ゴタゴタはいやだよ」 このことは忘れよう。ネコの得意技は『嫌なことはすぐに忘れる』こと。 ぐいと再びペダルを扱ぐヒカルにしっかり掴みながら、途中まで送ってもらう事にした。 夜の顔を半分見せだす電車通り。あいもかわらず路面電車は不器用に走っている。 「ここでいいよ。うん、ありがとう」 「…うん」 わたしはすたっと自転車から降り、ヒカルと別れて、最寄りの電停に向かう。今日は電車で家に帰ろう。 普段は雨の日にしか乗らない路面電車、きれいな夕焼けを見ながら電車に乗るのは初めてかもしれない。 最寄りの東通り16丁目電停に着くと、電車乗り場の安全地帯には保健室のシロ先生が立っていた。 「あ…シロ、先生…」 「ん」 「同じ方向なんですね…」 「ほう、泊瀬谷先生が晴れた日に電車で帰るのは珍しいな」 「そ、それが…」 遠くからやって来た路面電車が鋼の軋むブレーキ音を立てて電停に止まり、わたしたちは車内に入る。 ざわつく車内で事の顛末をシロ先生に話した。 白衣を脱いだシロ先生、わたしの話を聞くや否や髪を掻き上げながら推理をする。 「もしかして、バッグに鍵を入れたって錯覚をしてはないか」 「ええ?だって…いつもここに入れて…」 「それだ。その『いつも』が曲者なんだ。泊瀬谷先生は今日、遅刻しそうになっていた。 それであわてて自転車を止めて『鍵をかけて、バッグの内ポケットに入れた』と思い込んでいたんだ。 しかし、実際には鍵なんかはかけてない。 いつもの習慣が邪魔して、鍵がありもしないバッグの中を探していたんだ」 「でも…自転車に鍵が付いてなかったんです」 「そこまでは知らない」 うん…そうですよね…。無茶振りでしたか。 「ところで、泊瀬谷先生…。この毛は」 わたしのほっぺたに手を伸ばして、引っ付いたヒカルの羽毛を取ろうとすると 「次は十字街、十字街です。お乗換えのお客様は…」 空気を読まない車内アナウンスが、シロ先生の手を遮る。 街の中心、十字街電停でシロ先生とはお別れ。どうせ壊せば自転車にまた乗れる。 盗まれなかっただけ幸い、とシロ先生に励まされ、そのまま電車に揺られてわたしの住む町へ。 わたしたちオトナや生徒たちと同じくらいの子と乗り合わせ、時間を共有する。 自転車と違って電車から眺める既に真っ暗な秋の街のる景色は何故か新鮮だ。 「次は蕗の森ー、蕗の森です」 わたしの住むアパートが最寄りの電停。ここで下車をして、アパートに向かう。弟が待っている。 しかし、弟の代わりに待っていたのは玄関のドアノブに引っかかった麻の袋、その中に差し込まれた置手紙であった。 『姉ちゃんへ。あんまり遅いんでお土産だけ置いて帰ります。弟より』 ごめん、姉ちゃん間に合わなかったね。袋を広げてみると、中身は熟れかけたみかんだった。 その黄色いみかんの中にふわりとヒカルの白い羽毛が落っこちた。 自転車は学校に置きっぱなしなので、翌日も電車と徒歩で学校に向かう。いつもより早い時間に出るのは 今日これっきりにしたい。しかし、足で登る坂とペダルで登る坂はこんなに違うのか。 自転車がこんなにも頼りがいのあるヤツだったとはしらなんだ。スイスイ登ってゆく生徒たちが恨めしい。 だけど、予定より少し早く職員室に着いたのは嬉しい。 見渡すと帆崎先生にシロ先生、そして猪田先生がお茶を飲んでいた。 緑茶の香りに誘われて、先生方へと近寄ると猪田先生、わたしを見てこう言い出した。 「いやー、昨日は悪いことをしてしまいました、泊瀬谷先生」 「わ、わたしに?何でしょうか?」 「実はですね、昨日のお昼休み校内の見回りをしていたところですね、 泊瀬谷先生の自転車に鍵が付いたままの所を見つけたんですよ。 最近、自転車の盗難が多発しているとよく耳にするので、 鍵を掛けておいて泊瀬谷先生にお渡ししようと思っていたんですよ」 巨体に似合わず恥ずかしそうな声で続ける猪田先生。 「ところが、その後は先生とすれ違いばかり。 結局、先生に会うことなくお日様が落ちてしまったというわけなんです。 ああ!面目ない!!どうも失礼いたしました、泊瀬谷先生」 猪田先生は深々と頭を下げながら、わたしにわたしの自転車の鍵とお詫びにと、みかんを差し出す。 シロ先生は静かにみかんを剥いていた。 青空に映える飛行機雲のような猪田先生の真っ直ぐさに心打たれ、わたしの曇り空も少し晴れたような気がする。 片隅でニヤリとしているシロ先生。昨日の推理は当っていたのだ。 少し早めに教室に行くと、ヒカルが一人で本を読んでいた。 昨日感じたヒカルの温もりと、自転車の風がわたしの胸に蘇ってきた。 「いつも、本…読んでるね」 「…猪田に勧められたんだ」 へえ、他人嫌いなヒカルのいつもと違う一面を見た気になる。ヒカルは目を擦りながら読み続ける。 あんまり目を使いすぎるとよくないぞ。そっとみかんをヒカルに差し出す。 「みかん?どうしたんですか、これ」 「…猪田先生に勧められたんだ」 おしまい。 関連:泊瀬谷先生 ヒカル君 白先生 猪田先生 帆崎先生 サン・スーシ先生
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SHIMANO トリプル用チェーンリング アウター44T スペック SAINT FC-M800-3用 44T 購入価格 1500円(新品) 比較対象 FC-TX71 アウター 評価 5 ●●●●●○○○○○ 使用感など 結構硬い。 軽量化していないXT FC-M770のアウターにしか見えない。 このチェーンリングでもたわむのでXTのものはもっとたわむのだろう。
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Biolab 参照。
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若狭街道 鯖街道と総称される道はもともと若狭や美浜と京を行き来した若狭越えの道であったもののようで、その範囲は概ね、琵琶湖西岸(水路としての琵琶湖を含む)と、頭巾山から長老ヶ岳にかけて連なる峰の間のようである。 西近江路全線を鯖街道とするのならば日本海側は敦賀から高浜辺りの港町が起点の範囲になりそう。 現在鯖街道と言えば、小浜市から(国道162号、)国道27号線、国道303号線、国道367号線(、川端通)を経て出町柳へ至るこの若狭街道のことらしい。 一応、起点は小浜市のいづみ町商店街、終点は出町商店街にある。 終点のほうは、この商店街と言うよりも出町橋にある鯖街道口のほうが分かりやすく明確で終点らしいため、ここでは出町橋とする。 休日に自転車で行きたくも無いし。 起点にしても、商店街内部より、小浜駅前辺りのほうが街道口としては分かりやすく明確で起点らしいと思う。 こちらは休日閑散としているが、やはりどこかひとつの商店街の一点をそうするのはどうも違う気がする。 ちなみに出町橋は左京区と上京区の境界だが、出町商店街は上京区のため、左京区までとするとやはり出町橋終点が合う。 花折トンネル北にあるトンネルは全て旧道?により回避できる(国道を行くよりしんどい、特に登りは)。 鯖街道は、当時のルートを今でもたどることが出来るが、自転車でそれを往復するには貧弱な自分の場合、2日がかりになりそう。 自転車ではなく、走ることによってこのルートを走破する鯖街道マウンテンマラソンというものもある様。 コンパートメント症候群なんかでなければ、マラソンに関係なくチャレンジしてみても良かったが。 道の駅 若狭熊川宿、くつき新本陣 峠 水坂トンネル(or水坂峠)、檜峠、花折峠orトンネル、途中越 道所在地 福井県小浜市~若狭町、滋賀県高島市~大津市、京都市左京区 距離 片道74.64km、往復149.28km 路面距離 多分片道75km、往復150kmぐらい 最大標高 488m 最大標高差 498m(!?) 平均勾配 スタート いづみ商店街or小浜駅前交差点 ゴール 出町橋 地図 ルート地図 出町橋起点終点往復 出町橋から 舗装状態 良好 路面状況 概ね良好だが一部砂利類多め 交通量等 多い 水坂トンネルも1つと数えると、4つの峠を超える。 峠が2つずつセットになっている。 平均勾配はマイナス。 車、バイクともに多い。 迂回出来るトンネルが多い。 いづみ町商店街から 舗装状態 良好 路面状況 概ね良好だが一部砂利類多め 交通量等 多い こちらのルートが道としては順路。 平均勾配はプラス。 なんとなく道の雰囲気が名前負けしている感じがする。 鯖街道の内、京都市内と小浜市をつなぐ国道メインのルートは他にもR162の周山街道と、R161とR303メインの琵琶湖西岸を廻る西近江路がある。 距離が長く、コースの雰囲気無視で登りが少ないという意味で楽な道が良ければ、西近江路。 距離が短く、雰囲気そこそこヒルクライムもそこそこなら、若狭街道。 距離が長く、峠越えも多いが、雰囲気も良いのが周山街道。 国道メインのルートでは、一番きついけど周山街道が一番好き。 西近江路のR161、R367それぞれの交差点間のR303は走った事が無い。 走行ルート 出町橋から いづみ町商店街から 未走行ルート 無し いづみ町商店街内にある鯖街道起点の石。 この方向に進むと商店街を出てr14に入る。 商店街を出たところで小浜駅側へ左折し、駅からは国道をたどる。 出町橋西詰めにある石柱。 鯖街道の終点。
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クロスバイク オフロード(未舗装路)用の自転車であるマウンテンバイクをベースに、舗装路をより軽快に走れるようにと作られた自転車。比較的最近登場した車種でありながら、その使いやすさからか一気に普及しました。 なかなか万能で価格もお手頃なので、マウンテンバイクと同じく千葉大ちゃり部でも多く使われています。 日本ではクロスバイクという呼び方が定着しているけれど、他にもトレッキングバイクやハイブリッドバイクなど様々な呼び方があります。 スマートでおしゃれなものが多く街乗りが似合う、そんな自転車です。 メリット 万能、そこそこ軽い、登りが楽、おしゃれ、スマート,無限の拡張性(?) デメリット 万能だが、悪く言うと中途半端 その万能さゆえに… クロスバイクはオールラウンダーであるがゆえに、突出したものがありません。そのため自転車にのめりこんでいくと後々物足りなくなるというケースもまれによくあります…。 ただ、初心者が自転車の楽しさを体感するのに最も適していて、オススメできる車種であることに変わりはありません。 無限の拡張性!! その汎用性を活かして(勘違いして?)魔改造を施す部員もちらほら。 ドロップハンドルをつけてロード寄りにしたりツーリング車使用にしたり。 君もぜひトライしてみよう!
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▲「頭守って事故防がず」 これが正しい交通安全ですか? ヘルメットは「被害軽減のため」であり「事故の発生そのもの」を防ぐ催眠効果なんてありませんよ? 賢明な皆様は、予測運転・徐行・一時停止を徹底的に守り、周囲の状況確認も【自動車同様に視覚で】怠らず「事故を」防ぎましょう。 最終更新日:2024.6.16 ◆ヘルメット工業会の会員に"自転車用ヘルメットとして"登録がある会社から見える「都合の悪いこと」 2024.5.26 ●[石川]ヘルメット着用の中1自転車乗りが通学中に丁字路一時不停止で死亡事故 2024.5.19 ◆「ヘルメットは自己責任」◆「乗り手の技術と意識の方が遥かに重要」 〃 ●[兵庫]自転車運転者とヘルメット着用と思われるオートバイ運転者が死亡 〃 ●[兵庫]ミスリード狙いに見える記事 〃 ●[静岡]ヘルメットを着用し自転車で横断歩道での死亡事故 2024.5.5 ▲根本的な原因の履き違え 〃 ◆「ヘルメット着用是非の”前提”が置き去り」の意味不明さ加減 2024.4.28 ▲[高知]徐行義務の周知ではなく「ヘルメット未着用」を強調する記事 2024.1.14 ●自転車パーツ卸のヘルメット感に見る「安全感覚のズレ」 2024.1.7 ●ヘルメット着用推進派の真の目的は「自転車ユーザーの削減が目的」か? 2023.12.3 ●[新潟]褒めてヘルメット着用率を上げる作戦? 2023.11.19 ★[宮城]チラシの内容こそヘルメット着用でも「予測運転の重要さ」に触れている生徒会長 2023.11.12 ●ドラマから自転車シーンが消える? 〃 ▲[広島]頭を強く打つ事故で"ヘルメット着用していたのに"守れなかった 2023.10.22 ●[新潟]着用率最下位を気にすることの異常さ 〃 ●自転車ヘルメットが遊具に挟まってしまった子供の事故 2023.10.8 ▲根本的な安全感覚のズレ 2023.10.1 ▲[福岡]ヘルメット着用でも被害のあった事故 2023.9.24 ●[大阪]死因とヘルメット未着用を強調する記事 〃 ▲[岐阜]ヘルメット着用でも死亡のロードバイク 2023.9.17 ●[徳島]事故時のヘルメット非着用を強調する記事の問題 〃 ●「ヘルメット着用率」など気にする前に「一時不停止率」を計測しては?、●着用率が低い新潟県の理由? 2023.9.10 ●[東京杉並区]ヘルメット助成金最大5000円 2023.8.27 ●[京都]何故キャッシュバック申請が伸び悩むのか理解できない…? 〃 ▲50度を超える場所に保管でヘルメットの2次発砲が起こって機能しなくなる可能性 2023.8.13 ●コメントでは「ルール周知」を望む声も 2023.7.16 ●安全基準を満たしていないヘルメットの流通 2023.7.9 ●サイト登録の弁護士6割がヘルメット未着用での罰則化反対 〃 ●[米国]ヘルメット着用によって人間らしく見えなくなるという結果 〃 ●交差点ノーブレーキ問題よりもヘルメット着用が重要? 2023.6.25 ◆「ヘルメット未着用ばかりを強調する」報道を否定するも「根幹は道路構造の問題」の指摘・・・ 〃 ◆番組内で特にヘルメットなしには触れていないケース 〃 ●[北海道]ヘルメット着用でも長い下り坂で死亡事故 2023.6.4 ●「ヘルメット着用していたので命に別状がなくて良かった」?、●ヘルメット以前の問題 〃 ◆所さんの世田谷ベース BSフジ 6月3日(土)放送分より 2022.5.7 ★「ノーヘルの自転車が関係する事故が発生しても保険の有無責に影響はない」 2023.4.30 ●案の定1か月もせず殆ど消えたヘルメットの記事、●ヘルメット努力義務化の意義とは? 2023.4.16 ◆「ヘルメットをかぶっても事故は起きます。」、◆[海外]「英国でヘルメット「努力義務化」の声が上がらないワケ」 2023.4.9 ◆【重要】「例えヘルメットをかぶっていても死亡事故は防げなかった」 〃 ▲「転倒の直接原因を置き去り」でヘルメット着用を強調する違和感 〃 ●「事故発生そのもの」とヘルメット未着用は「無関係」なケース 2023.4.2 ▲「努力義務」という紛らわしい言葉のせいで・・・ 〃 ●「ヘルメット被らないと危険ですよ!!!」というが、"実数"は? 〃 ●ドラマの自転車シーンは今後どうなる? 〃 ●ヘルメット努力義務関連の報道がない地域(4.2時点) 〃 ▲ヘルメット預かりサービスがあれば定着? 〃 ●街中を見た限り特段ヘルメット着用者は全く増えていない様子の記事 〃 ●ヘルメット未着用での事故を強調している記事への疑問 2023.3.26 ●シマノの自転車文化発信の一環で「散走」,●ヘルメットのSGマーク・・・ 2023.3.19 ●どうせ「喧しく騒ぐのは最初だけ」 2023.2.26 ●「ヘルメット被ってくださいね」と街頭活動が始まった場合の想定やりとり 〃 ●「過失割合に影響する」と思い込む心理 2023.1.29 ●状況確認と事故防止への備え 2023.1.15 ▲ヘルメット着用してないと事故の過失割合に響く? 2022.12.31 ◆自転車のヘルメット着用義務化はかえって危険? ●ヘルメット着用に疑問を持つ意見 ▼「費用負担」で最優先すべきはブレーキ周りでありヘルメットの優先度は当然低い ▼無頓着な人々と政治利用も臭うマクロ視点 ★「ノーヘルの自転車が関係する事故が発生しても保険の有無責に影響はない」 www.webcartop.jp/2023/05/1105986/0/ 確かに「具体的な保険会社の名前が出ていない」というのは気になるところではあるが・・・ そもそも「実質的には努力"目標"でしかない」「努力義務ごとき」で なぜ影響があると思ったのが湧いて出たのか? 「▲▲ヘルメット無着用で保険にも影響が及ぶ」などと 【明らかな嘘や誤解を招く吹聴をしている】とは残念ながら考えられないのだろう。 もしくは、 実際に影響があったのであれば、事実関係を紹介するので是非とも教えて頂きたい所存。 (「イヤホン着用だけ」で反抗的な意思もなく「赤切符を切られた」というケースが実在するのか?と同様) (※そもそも「着用だけでは」違反を問うことは出来ない) 有りもしない妄想を垂れ流すのは勝手でも、 自転車乗りであれば、まず自分たちが「徐行・一時停止」という 「違反すれば罰則のある義務」を「全て」「完全に」守っているのかどうかを 事故"防止"のために「最優先で」必要ということに気付いて周知徹底に協力して頂きたいところでも… 「全ての一時停止と徐行を完全に守ることなど現実的ではない」などの言い訳を挙げて これからも「知らぬ存ぜぬで無視し続けるのがオチ」だろう。 反面教師として、ヘルメット程度の軽装備に命を預ける気はなくても、 「安全運転を"神経質なほどに徹底する"ことに命は預けられる」と考えたい。 (※暴走車両による巻き込み可能性を完全に回避するには、 根本的に車が通れないような細い道を走行する以外に対応は不可能) ●[石川]ヘルメット着用の中1自転車乗りが通学中に丁字路一時不停止で死亡事故 またしても「ヘルメット着用は完全に無意味」と知らしめる死亡事故が発生。 一体何百人の犠牲者が出れば気付くのか。 [石川テレビ] 自転車側に一時停止の標識…自転車で通学中だった13歳中学生が車にはねられ死亡 住宅街の丁字路交差点 news.yahoo.co.jp/articles/9a946b5374300684529414f4588475c24270e711 [読売新聞] 中1男子が交差点ではねられ死亡、ヘルメットかぶり通学途中…車運転の35歳男を過失運転致傷容疑で逮捕 news.yahoo.co.jp/articles/13d838173fcdaaeba87e1cbad0636ad8d296a1ad 石川テレビではヘルメット着用について、読売新聞では一時不停止に触れず。 「▲双方ともに情報不足の記事」となっている。 ヘルメット着用を過信しキャンペーン展開し、一時不停止の問題を放置した結果がこの有様。 いい加減「ヘルメット着用で命が"ほぼ防げる"かのような妄言」を垂れ流すのはやめてくれませんか? ヘルメット着用で頭部を怪我せずに済んだ人もいるのでしょうが、 顔面から落ちて強打や骨折、頸椎損傷、 こうして実際に命まで失われていることを思えば、 まず間違いなく「最優先」ではないでしょう? あくまで「お守りのような”補助”装備具」であって、 道交法違反が許されるような免罪符には”絶対に”ならないのだから。 事故を防ぎ命を守りたいなら、ヘルメット着用の「洗脳」に命を預けず、 ”最低限何が何でも絶対に止まる"という「行動規範」を 身に染み込ませることだけを考えるような教育こそ必要なこと。 この場合「丁字路の危険性を認識できていない可能性がある」ことから、 個別に通学ルートを 「末端警官OBなどの(暇を持て余している高齢者への)外部委託ボランティアで」 一時停止を守ることや、横断時の注意点、 見通しが良くても交差点では警戒するなど、 「1人1人個別対応」で実地でどのように走行すべきか「考えさせて」 交通安全研修をしたほうが良いことは明白。 学校の全体集会で「交通ルールを守りましょう」などという 旧態依然のことをしていても命など守れない。 ▲[広島]頭を強く打つ事故で"ヘルメット着用していたのに"守れなかった news.yahoo.co.jp/articles/4eacf0d9bbb317ce4a64519d737e278a5745916e 広島県三次市の国道で11日、自転車に乗っていた中学生(14)が乗用車と衝突し、 死亡する交通事故がありました。 頭を強く打っていて、三次市内の病院に運ばれましたが、およそ3時間後、重症頭部外傷で死亡しました。 警察によりますと、11日午後5時20分ころ、三次市秋町の国道54号で、 軽乗用車が自転車に乗って道路を横断していた男子中学生をはねました。 現場の道路は片側1車線で、軽乗用車から見ると、緩やかな左カーブ後に直線となっていました。 信号や横断歩道はありませんでした。 ヘルメットをかぶっていたとみられています。 もはや何のためのヘルメットなのだろうか? ヘルメット着用の幻想論に浸かっている人達からすれば 「例外だっただけ」とするのだろう。 ・午後5時20分なので薄暗い状況 ・「道路を横断していた」 ・「軽乗用車から見ると、緩やかな左カーブ後に直線」 推測では 自転車からすればちょうど車が来るタイミングとは気付かずに 車が来ていないと思って横断し始めたことが原因だろうか? 「片側一車線」なのでそこまで道幅があるわけではないので 「余程ゆっくり渡っていた」か、「急に曲がった」か。 一時停止の有無は?順走から逆走状態に移行しようとしていたのかその逆か。 完全遮音状態であったかどうかや無灯火やホイールの反射板の有無も不明。 いずれにしても 絶対的に「横断に適している場所ではなかった」ことは間違いないと言える。 こうした「事故の原因の推測と検証」 事故防止のために「何をすべきか」こそ必要な話であり、 ヘルメット着用幻想に憑りつかれ 「何故ヘルメット着用していたのに死亡事故になったのか」などと、 狼狽えることなど時間の無駄でしかないと「反面教師」にしましょう。 ▼コメント欄 自転車に乗るはヘルメットより大事なことがありますよね。 ヘルメットを着用してたら安全みたいな風潮が危険を招く一面もあると思います。 ↑ まさにその通り。 車にはねられたらヘルメットの有無は関係無いと思いますが。わざわざ書く必要が有りますか? ヘルメットなど被っても無駄と思う人が益々増えるのでは? ↑ まるで"必ず"意味があるかのような風潮があるからこそ その安易な思考の「危険」を知らしめるためには必要かと。 ▲まだまだヘルメットの着用が浸透していません、被っていても死ぬのですから着用は必至です。 ↑ 「無意味なこともある物でしかない」のに必至とは?無茶苦茶な論法。 オートバイと比較しているコメントもあったが 「グリップ捻れば勝手に走る乗り物」と比べること自体ナンセンス。 ◆「ヘルメットは自己責任」 x.com/MS758/status/1791356287059661157 ヘルメットの有無で他人を傷つける事はないけど、 整備不良は他人を巻き込む可能性があるから、 ヘルメット着用以上に意識を高く持たないとダメよ。 ヘルメット着用していても 「整備不良で前後のブレーキ状態が正常ではない」など言語道断。 でも警察は街頭指導で「自転車メンテしよう」などとは言わない。(ノーブレーキピストだけは例外的に取り締まる) 「制動装置の適合基準となる規定はあるにも関わらず」だ。 ◆「乗り手の技術と意識の方が遥かに重要」 x.com/MS758/status/1791357354531016873 ぶっちゃけヘルメットなんて「自己責任」そのものなので 順序で言ったら最後で良い。 それよりも乗り手の技術と意識の方が遥かに重要。 これが疎かな人はヘルメット被ってても他人に迷惑かける。 「遮音状態では安全を担保できるわけがない」と言う人が 見通しの悪い交差点での徐行を完全遂行できているのかといえば…?のようなもの。 優先順位の問題で 「まずヘルメット着用ありき」というのが、どこからどう考えてもおかしい。 いや、もちろんMTBや競輪など「競技」であれば 「転倒が何度でも頻繁に起こる前提」なのでそれは別。 しかし一般道を”一般生活自転車”で「高校生以上にもなって」 幼児子供のように判断力がない扱いで 「君たちはヘルメットさえ被れば事故起こさなくなるので万事解決」のように 集団妄想に本当に憑りつかれているとしか思えないほど連呼し 「事故そのものを防ごう」を徹底的に無視・軽視し、 「被害軽減”可能性”」を神格化するのは、もはや宗派に等しい。 「一時不停止」さえ、ようやく1歩進んできている程度で まだまだ自転車でも止まれの標識で止まらなければならないことが 浸透しているとは言えないので 本来は「まず止まろう」こそが 最大の第一目標として掲げるべきではないのか? そんな体たらくなので、予測運転の実行など遥か遠い目標で 通年での交通教育など、方法以前に議論にも挙がってない有様。 ●[兵庫]自転車運転者とヘルメット着用と思われるオートバイ運転者が死亡 news.yahoo.co.jp/articles/a6880cec960a25e0f7ef9da01315c498cb1a8fc3 オートバイは「速度超過の疑い」 自転車は「信号無視の疑い」というところ。 ヘルメット着用で必ずしも命が助かるわけではない。 自分の走行場所が優先道路だからといって配慮してくれる他車ばかりではない。 結局のところ 「漫然と速度を過剰に上げて走行するようなことはしない」 「赤信号のような小さな子供でも分かる交通ルールは守る」 ほんの少しだけ自衛すれば失うことのなかった命。 「一瞬の注意を怠ることに人生を賭す価値などあろうはずもない」のだから、 「他車と状況を安易に信用してはならない」という心構えで 慎重で臆病な運転をするくらいで丁度いい。 ●[兵庫]ミスリード狙いに見える記事 news.yahoo.co.jp/articles/e973853fb0c9bd183a821b29454d1f5af15b6a51 警察によりますと、男の子2人が並走してT字路に出たところで軽トラックと出合い頭に衝突したということです。 男の子の1人が大腿骨を折る重傷、もう1人は軽傷です。 2人ともヘルメットはしていなかったということです。 現場は信号のない交差点で、警察が事故の詳しい原因を調べています。 ▼事故の状況を判断すれば見えてくること 2つとも間違い。 ×「”並走”していて喋っていたから」軽トラに出会い頭でぶつかった ×「”ヘルメット”着用していなかったから」軽トラに出会い頭でぶつかった ●「ヘルメット着用していれば」大腿骨を骨折もしくは軽傷も負わない? ヘルメット着用でこれらの被害が防げたわけがないので全く関係なし。 ◆「並走し喋っていなければ事故は回避できた?」とは思えない。 「優先道路」や「徐行義務の有無」に関わらず、 「出会い頭では事故が起こりやすい」ということが頭に入っていれば、 ”並走し喋りながらでも”、自然な行動として減速→徐行によって事故は 「確実に」回避できた。 つまり、原因は ○「出会い頭での事故を警戒せずに対策も講じていなかったから」 軽トラに出会い頭でぶつかっただけ。 ●[静岡]ヘルメットを着用し自転車で横断歩道での死亡事故 news.yahoo.co.jp/articles/3b9f5ff6f99c358f234f401d4f5928111f152537 ごみ収集車にひかれ...小4女児死亡 現場に自転車とヘルメット 静岡・浜松市 報道初期では着用の有無は濁されていたが・・・ ↓ news.yahoo.co.jp/articles/23465070d098d1f8be9c0acc99af28a2e68672dc ヘルメットを着用し、 自転車で横断歩道を渡っている最中にはねられたとみられていて ヘルメット着用していたとみられるため 「事故被害の軽減に全く効果がない」ことの証明がまた1つ増えた結果。 「もしヘルメット着用していなかった場合」でも →「ヘルメット着用していれば死亡することはなかったかもしれない」? →「着用を促すことが出来なかった指導の問題」? いや違う。 ◆「頭部は無事でも”衝突事故”そのものを防げなければ意味がない」 だからこそ 視野が狭く注意力にも乏しい子供であれば尚更、 横断時の注意事項として ◆【左右をしっかり確認すること】 ◆【自動車は(自分と)自転車に気付いていない・気付いてるわけがない】と 危険を予知して、車内のドライバーと目線が合ってもなくても、 「完全に停止している状態を確認できない限り」 絶対に横断してはいけないと 「歩き方のように当たり前にできるようになるまで」 何度も繰り返して「教えるだけ」ではなく 「学び習得してもらう」必要がある。 暴走車両の突撃は回避不可能な場合もあるが… 見通しの悪い交差点は完全徐行を徹底の前提で 「自動車が通れない道」を出来るだけ通ることで 事故遭遇可能性を下げることも出来る。 とにかく「今回は被害軽減はできなくて残念だった」などと思っていそうな 意味不明な勢力に屈することなく、 「99%事故に遭わない・起こさない」方法を第一に考えたい。 「事故そのものを」防ぎたいのであり、被害軽減を考えることは後回しは当たり前では? ヘルメット着用さえしてればいいんだと思っているような人達には 事故の原因から目を背けず、どう「事故そのものを防止する」のかを (その思考力の無さゆえに無理だとしても)少しは真剣に考えてもらいたい。 ●稀にオートバイを引き合いに出してくるような人がいますが・・・ 駆動構造も基本速度も免許有無も走る場所も「全く異なる」ので比べるのは無意味。 (この場合は遮音とは違い、状況や優先度の問題で必要不可欠とされている) (特小原付は「分類としてはその名の通り”原付”由来の区分に該当」なので 免許やヘルメット着用を訴える人が多いのも納得) ▲[福岡]ヘルメット着用でも被害のあった事故 news.yahoo.co.jp/articles/18aedee7e675081bf70217aec05358f6ff4c5ff0 (TNCテレビ西日本) 27日午前、福岡市早良区の交差点で、自転車で登校中の男子中学生(15)が 軽乗用車にはねられ意識不明の重体です。 警察によりますと、27日午前8時過ぎ、福岡市早良区東入部の市道の交差点で、 女性(70)が運転する軽乗用車が、自転車に乗っていた少年をはねました。 で、この中学生はイヤホン使用だったのでしょうか? イヤホン使用じゃければ自動車の走行音は聞こえてたはずでは? 福岡県ではイヤホン自転車への警告に必死な印象ですが、 そのような"時間の無駄な啓蒙活動"の結果が このような事故を引き起こす原因にもなっていると分かりませんか? はねられたのは、近くに住む中学3年の男子生徒で、市内の病院へ搬送されましたが、 頭を強く打っていて意識不明の重体です。 男子生徒は事故当時、登校中で、ヘルメットを着用して自転車に乗っていたということです。 【ヘルメットを着用して自転車に乗っていた】 ヘルメット着用していたのに頭を強く打つ重体に? ご自慢の「頭部被害軽減"可能性"」を無残にも打ち砕かれてますが・・・? 交差点に信号や横断歩道はなく、出会い頭に衝突したとみられていて、 警察は、車を運転していた女性から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べています。 ↑ この事故で「どちらが優先道路だった」とか「どちら側の車両が優先だった」など はっきり言って事故"防止"の観点からは「どうでもいい話」。 相手がその事実を知っていて実行してくれる確証などあるわけがないので。 何故「相手が避けてくれる」などと思えるのか疑問。 危険の可能性があるならそれを"予見"し、 そのために予測運転を徹底し、 「どうせ気を抜いたときに(車両)飛びだしてくる罠があることなんて分かってるから。」 と双方が普段から気をつけていれば無事故で済んだ話であり、 自転車側は特に 「ヘルメット着用に命を預けて爆走しているほうが余程危険な行為」と自覚する必要がある。 「ヘルメットなんて着用する気がない。でも、だからこそ"予想をしっかり立てて"走行する」 として、減速→徐行→一時停止→確認すれば間違いなく避けられるのに なぜかこの方向での交通指導などしようともしない。 「イヤホン使用」にしても、「歩道の通行方法」でも同じ。 「違反だから」と条件も無く主旨を歪め誤解を広め、 「歩道使うな」などと狭い車道を無視し無茶苦茶なことを言い始める。 どうすればその状況でも「安全」か、が第一命題では? 【ヘルメット着用に夢を見るのも大概にしましょう】 ※自己責任でヘルメットに命を預けるのは自由でも、 「ほぼ防いでくれる」と高を括って事故を"未然に防ぐ"ことを怠って事故になれば こうした事態に巻き込まれることになる。 だから個人的にはヘルメット着用に信用などできない。 ※努力義務とは「義務とは名ばかり」の「罰則なし」=「目標に過ぎない」ため、 例え一切努力しないとしても取り締まることは不可能。 高齢者が云々も無理のある論調。そういう高齢者がいることも考慮すれば、 どちらが警戒しておかなければならないのか明白。 ヘルメットかぶり自転車で登校中に軽乗用車と衝突 中学3年生が重体 福岡市早良区 news.yahoo.co.jp/articles/a2b05997edf3548c9ba11b00e34d29c664cad64b (FBS福岡放送) 現場を見るとそこまで見通しが悪い交差点とは言えないので 徐行義務はないと思われるかもしれないが・・・ ────────────────────────────────────── ▼道交法 第42条(徐行すべき場所) 1■自転車でも、道路標識等により徐行が指定されている部分と(1)と(2)は徐行。 (1)●左右の見とおしがきかない交差点への侵入・通行 (その交差点で交通整理がある場合、優先道路を通行している場合は除く) (2)●道路の曲がり角付近、上り坂の頂上付近、勾配の急な下り坂 ●罰則→第119条【3か月以下の懲役または5万円以下の罰金】 ●または、過失(予想できたのに回避を怠った)場合→【10万円以下の罰金】 ────────────────────────────────────── 道交法42条により【道路の曲がり角付近】の時点で徐行義務は発生し、 徐行義務がなかったとしても、道交法36条4項の適用により ────────────────────────────────────── ▼道交法 第36条(交差点における他の車両等との関係等) 4■自転車や自動車は、交差点に侵入・通行するとき、その交差点の状況に応じて、 交差道路を通行する自動車や自転車、反対方向から来た右折する自転車や自動車、 その交差点や直近で道路を横断する歩行者に特に注意し、 安全な速度と方法で進行しなければならない。 ●4への罰則→第119条【3か月以下の懲役または5万円以下の罰金】 ────────────────────────────────────── 【安全な"速度"と方法で進行しなければならない】と 安全な速度を守らなければならない規定が存在する。 だから「予測運転しましょう」となり、 最低でも何をすべきかといえば、当然ヘルメット着用などではなく "減速が絶対に必須"と分かる。 実際にはこういう細かい情報まで覚える必要はなくても、 現場の警官でここまでの知識がある人が一体どれだけいるのだろうか? そんな人など居ないから徐行無視での取り締まりができないと分かる。 未だにヘルメット着用に夢見ている各警察を始めとする人達は 「レアケース」で見て見ぬふりを続けるのでしょうね。 事故が起きた時に備えてヘルメット着用してればそれで良くて、 「たまたま今回ヘルメットでは被害防げなくて残念でしたね」のような腐った感覚で 予測運転や減速、徐行・一時停止よりも、とにかくヘルメットが最優先なんでしょうから。 狂ってますね。本当に。 本気で交差点での危険を周知し、安全な走行のための"通年での"教育が出来ていれば 事故そのものがなかった可能性が高い。 だからヘルメットの有無のような装備品など、 金もかかるわけで「後回しにすればいい」と繰り返します。 ★「安全な走行のためにどうすべきか」を ★「1人1人に"考えさせ"」 ★「実行・"継続"」させるための、地域ごとにあらゆる方策を採ることが 交通安全と思っていますが、間違ってますか? 現実的に「出来る」「出来ない」の話じゃなくて、 まず「"通年での"教育の重要性にすら気づいてないし、実行のための試案すらない」でしょう? ▲スタントマンショーや独演会で理解習熟するわけがない。 「歩き方、箸の持ち方」は、何故習得できるのか分からない? それでも「ヘルメット着用しましょう」が先? 着用率が上がったところでこのような事故が減るとでも? 本当に意味が分からない。 「焚火をすれば暑いです。なので冷却スーツを着ましょう」と言ってるようなもの。 実際には「火から出来るだけ離れればいいだけ」ですよね?分かりませんか? 装備ではなく「行動規範の改善」こそ、安全のためには必要です。 ▲[岐阜]ヘルメット着用でも死亡のロードバイク news.yahoo.co.jp/articles/6f2f82b705b9a59b33f769c2d359f20dfee0e0ca ロードバイクの男性、停車中の散水車に追突、死亡 ヘルメットは着用 岐阜・川辺町 22日午前8時ごろ、岐阜県加茂郡川辺町石神の県道で、可児市兼山、自営業の男性(62)の ロードバイク(自転車)が止まっていた散水車に追突した。 男性は美濃加茂市内の病院に搬送されたが、大動脈破裂で死亡が確認された。 散水車を運転していた愛知県岡崎市の男性会社員(51)は車外に出ていて、けがはなかった。 加茂署によると、散水車は交差点付近の敷地に入るため、 交差点を通り過ぎた辺りで道路脇に車を寄せ、エンジンをかけた状態で停止していた。 男性はヘルメットを着用していたという。 ヘルメット着用で死亡事故は防げるという話はどこへ・・・? だから「ヘルメット着用ごときに命を預けるようなことはやめよう」と 何度でも言う。 とにかく「予測運転・徐行・一時停止」常に何時でも念仏のように唱えながら 自転車に乗るように努力義務化してはどうか。 自転車(ロードバイク)が停止中の散水車に衝突 62歳男性死亡 岐阜県川辺町 news.yahoo.co.jp/articles/6f2f82b705b9a59b33f769c2d359f20dfee0e0ca 現場は片側1車線の平坦な道路で、事故当時、男性はヘルメットを着用していたということです。 ついでに・・・ 「北海道のレース事故の話」が紛糾しているのは意味が分からないというか、 ▲片側通行のルールすらロクに把握せずに公道レースに出る者達やら ▲全面通行規制すら出来ずに開催してしまう主催者 どっちもどっちなことよりも そもそもこうした一応は「競技」としている場合は、 「事故に遭うかもしれない前提で」"被害軽減を目的に"ヘルメット着用しているだけで、 最初から転倒や怪我など織り込み済で参加しているのでは? だからその延長線上に命を賭したとしても参加者にしてみれば本望でしょうとしか思えない。 まさか怪我するのが怖いというなら 何故転倒事故など当たり前にあるレースに参加したんですか?となる。 例え主催者側が全面通行制限が出来ていたとしても、だ。 だから「レースなど関係なく無闇に公道で速度を上げて走るのは危険なのでやめよう」と 普段から発信しているし、 ヘルメット着用ごときに無"事故"を夢見るのも大概にしてくれという話になる。 ●[北海道]ヘルメット着用でも長い下り坂で死亡事故 news.yahoo.co.jp/articles/4745a1b3908c0393e2a23fc441b5f30a21dc5d6c 札幌 厚別区 自転車の男性転倒して死亡 ヘルメット着用 長い下り坂で転んだか・・・ 「ヘルメット着用で致死率が下げられる」という触れ込みでも、 こうした死亡事故は起こる。 (状況的に速度を出して走行していたとすれば) 「安全な速度で運転していれば」落とすことのなかった命でも、 (車種無関係で)速度の出しやすい自転車を素晴らしいかのような風潮で、 「予知能力があるわけでもないのに根拠皆無の謎の自信」で 公道で無闇に速度を出して走行すれば、遅かれ早かれ何らかの事故に遭う。 だから努力義務として定めるのであれば 最初からへルメット着用ではなく、「予測運転」にすべきだった。 「この速度では事故に遭うかもしれない」「転倒するかもしれない」と 常に気を張って運転することが、安全装備品に金をかけるよりも先。 でもそれでは「儲からない」から言わない。 交差点での事故防止のための一時停止や徐行の徹底義務も「守れるわけがない」として 事故がどれだけ多くても見て見ぬフリをする。 ヘルメット着用を最優先することの何が安全なんだろう。 「着用率が何%で・・・」心の底からどうでもいい。 そんなことよりも。 「見通しの悪い交差点での自転車の徐行率」 「止まれの標識での自転車の一時停止率」 これを警察でも民間でも、それぞれ交通量の最も多い箇所で全国一斉に計測すれば 「如何に危険な状態が野放しになっているのか」分かるだろう。 ★「事故に遭いたくないなら、自衛措置として安全な走行を実行しましょう」 そんな「当たり前が全く浸透していないから」無法地帯で問題なわけで。 「道交法で定められていても全く周知されていない」ことに風穴を開けるために 「どうやって考える時間を作ってもらうのか」に試行錯誤することが 本当の急務なのでは? ◆【重要】「例えヘルメットをかぶっていても死亡事故は防げなかった」 news.yahoo.co.jp/articles/40080e6a063387c586badbc887105d4ff2d6c4c8 「たとえあの日ヘルメットをかぶっていても、今回の事故はヘルメットが死亡理由じゃないので。 死因は外傷性ショックで、右のあばら骨にタイヤ痕があり、4か所骨折していた。 車の下から引き出すのに時間がかかっている。 ヘルメットをかぶっていたとしても、今回は同じだったと思います」 ヘルメット至上主義者の方々はこの事故をレアケース扱いとして徹底的に見て見ぬふりをするのだろうか。 [コメント欄] 4月1日からヘルメットが"努力"義務になった途端に以前より自転車事故を取り上げて、 その報道をするたびに"ヘルメットをつけていませんでした"ってなんなんだ。 ヘルメットをつけていなかったのが悪いように聞こえるし、このお母さんの言いたいことわかるわ。 曲がるときにきちんと確認しない運転手が悪いのにね。報道の仕方って見出しひとつでだいぶ印象変わる。 ↑ ほぼ同意できる内容。しかし「自転車側も」周囲への警戒は怠れないので 「予測運転」の重要性を周知を考えなければならない。 そして、「ヘルメット着用していれば車が避けてくれる保証」などないし、 (むしろヘルメット着用した場合のほうが自動車の側方距離が近くなる検証結果もあるほど) 「ヘルメットさえ着用していれば外傷性ショックの事故に至らない保証もあるわけがない」 だから真の被害「軽減可能性の向上」が目的であれば、 「(頸椎・胸部・肘・膝の)プロテクターもつけましょう」と案内する。 ●「ヘルメット着用していたので命に別状がなくて良かった」? news.yahoo.co.jp/articles/b2a94992e12194cadc968c702888dda1278ea92e 事故があったのは岩見沢市5条東12丁目の信号のない交差点です。 1日午前10時ごろ、男性(90)が乗った自転車が左から来たライトバンと出合い頭に衝突しました。 ライトバンはボンネットが大きくへこみ、自転車の男性(90)は左足の太もも、足首を骨折する重傷です。 事故当時、男性はヘルメットを着用していて、 頭から出血はあるものの命に別状はなく、会話もできる状態だということです。 90歳ということもり、バランスを失って転倒する恐れもあることから、 その自損事故に備えてヘルメット着用することは決して間違っているとは思わない。 しかし、少なくともこの事故に関して、 まるでヘルメット着用で軽減できたことを誇るかのような書き方は納得できない。 「今回は確かにヘルメット着用により被害を軽減できました。 "でも事故は防止できませんでした"」という事実をもっと重く受け止めて欲しい。 ↓ 分かっているだけで【左足の太もも、足首を骨折する重傷】を負う事故が こうして実際に起きているにも関わらず、 この「事故に至った原因」は何なのか、 「自転車側が事故に遭わないためにはどうすべきだった」か、本気で分からない人が多いのだろうか? 優先道路がどちらかなど関係なく、 「予測運転 → 徐行 → 一時停止 → しっかり確認」が徹底できていれば 【左足の太もも、足首を骨折する重傷】を負うことは決してなかったはず。 だからこそヘルメットどうこうを周知させるよりも、 どうせ罰則のない規定であれば、もっと重要な「予測運転」を含め、 守らなければ罰則のある"法的な義務のある"徐行や一時停止を 周知遵守してもらうことが重要ではないのだろうか? ●ヘルメット以前の問題 「自転車のチューブに(適宜)空気を入れることが必要」ということすら 理解しようとしない人が当たり前のようにいることからも分かるように、 徐行や一時停止を守らないことの何がどう危険か「分からない」人も同様にいるわけで、 「家庭に交通教育を任せる」というのは、現実的には難しい。 ↓のように「本当に安全を考えている店」なんてこの世には存在しないのだろうか。 「当店では皆様の色の好みやサイズの違いなどに応えるために 様々な種類とサイズを一通り並べるなど、十分な置き場所を十分に確保できません、 (自転車のように調整でどうにか合わせることなど安全上できません) そして、皆様には頭だけを守ることにしか気付かないことがないように、 手足の擦り傷等の怪我にも一切遭って欲しくありませんので、 「無事故」を目指し、ルールの周知を最大限優先しておりますので ヘルメット販売での目先の利益を得ることを諦め、 警察の雑な指導よりも、更に厳格な「交通安全講座」を開設しておりますので 是非とも御受講頂ければ幸いで御座います。」 こんな店が理想でも現実には組合からの同調圧力や 補助金という「エサ」に安易に跪いて屈服してしまうような「情けない店」しかいないのが現実か・・・ ▲[高知]徐行義務の周知ではなく「ヘルメット未着用」を強調する記事 news.yahoo.co.jp/articles/f8a5bf8a8a46d917e20e1b5eefb8605db4654da6 www.fnn.jp/articles/-/690091 《ヘルメットなし》自転車の高校生が意識不明の重体 春野の市道で出合い頭に乗用車と衝突【高知】 きのう4月23日、高知市春野町で普通乗用車と自転車が衝突し、自転車に乗っていた高校生が意識不明の重体です。 事故があったのは高知市春野町弘岡下の市道です。 23日午後4時ごろ、高知市の会計年度任用職員の30代女性が運転する普通乗用車と横からきた自転車が出合い頭に衝突。 自転車に乗っていた高知市の男子高校生が頭を強く打ち意識不明の重体です。 ヘルメットは被っていなかったということです。 現場の交差点には信号がなく、角に建物があって見通しが悪く、事故当時は雨が降っていたということです。 だから「ヘルメット着用すれば出会い頭の飛び出しをしない効果があるんですか?」と問いたい。 もはやマスコミも最優先で推奨する警察も集団妄想に憑りつかれてるとしか思えない。 「事故そのもの」を防ぎたいとは思っていない「被害が軽減できる可能性が高まることが重要なんだ」と 言っているに等しいのだが…これの何が交通安全なのか。 交通安全週間でも相変わらずヘルメット着用推奨の連呼に呆れる。 (歩道での徐行徹底は現実的に無理としても) 「見通しの悪い交差点での徐行は法的な義務です。絶対にしましょう。遵守しない車両は道交法違反です。」 これを何故大々的にキャンペーン展開できないのか。 もしくは自動車の「横断歩道手前で止まる」キャンペーンに合わせて 自転車では最低でも「止まれの標識では自転車も止まること」を周知。 ▲根本的な原因の履き違え news.yahoo.co.jp/articles/29450d97897b1b5aa2e6a8f8f40b1cbca80cdd26 「あの日ヘルメットをかぶっていれば…」自転車事故で脊髄損傷 伝えたい思い (RKB熊本朝日放送) 暑くて脱いだシャツをハンドルにぶら下げてペダルを踏み出した際に、 前輪にシャツが巻き込み、首から転倒。 スピードは出ていませんでしたが、ヘルメットは着用していませんでした。 伝えるべきは 「スピードが出てなくても転倒事故は起こるからヘルメット着用したほうがいいんだ」 ではなく、 「あの時横着せずにシャツを腰に巻き付けていれば」と後悔する前に、 「★シャツをハンドルにぶら下げるのは絶対にやめましょう!」 もしくは 「★ロードバイクでも簡易的な前カゴは絶対あったほうが良いですよ」 では? 前カゴが嫌なら「シャツ程度余裕で入る大きめのサドルバッグ」もある。 芸能人が「ロングコート」で転倒した事故でもヘルメット着用を進める論調も同じで 原因は「ヘルメット着用していなかった”から”転倒した」わけじゃないでしょうと。 「もう今後一生、自転車に乗るときは2度とロングコートは着ません」が正解なわけで。 まるで「箪笥の角に足をぶつけるのを防ぐ為に家の中でも靴を履きましょう」のような違和感。 この場合「歩く動線や歩幅を意識する」こと、 「タンスそのものにコーナーガード」をつけるほうが早いし楽。 無理やりヘルメット着用を推奨するように仕向ける意味があるのだろうか。 そして、「逆にヘルメット着用していたことで頸椎損傷になったケース」や 「ヘルメット着用していても助からなかった事故」について考慮する必要はないのだろうか? 「被害軽減可能性を上げられれば”事故発生そのものを防ぐ必要などない”」とか 「ヘルメットを売りたいだけ」のような、歪んだ思惑が本当に介在していないのか よく考えて物事は見ておきたい。 ◆「ヘルメット着用是非の”前提”が置き去り」の意味不明さ加減 ・公道を身勝手なレース感覚で時速30km以上出すことを躊躇わない者達 ・視野も認知機能も衰えている高齢者 ・視野も狭く周囲への注意が十分ではない幼児と子供 「これらのような層であれば」 着用することに一定の意味はあるのだろう。 しかし、速度も遅く、全体的に事故が増えたわけでもない一般車にも 急にヘルメット着用連呼しているのはどう見ても狂ってるとしか思えない。 (周知優先度で言えば保育所などでの「交通教育」を努力義務化(笑)するほうが先) しかし、100歩譲ってヘルメット着用推奨を許し、 目標ではなく、意味不明な日本語の「努力義務」とかいう文言にも目を瞑るとして、 最大の問題は 「▲一時停止や徐行よりも絶対的に優先」になっている周知活動の意味不明さ。 このことがずっと引っかかって離れない。 自分自身で【考える】という意識が非常に低い「扇動(洗脳)されやすい」 という自覚がまるでない人達には、この問題に気付いていない。 「▲全ての見通しの悪い交差点で徐行義務遂行する気は一切ない」くせに まるでその免罪符のような扱いで 「▲ヘルメット着用しとけばいいや」というのはあまりにも本末転倒。 「狭い道で追突されるからー」「巻き込まれる可能性があるからー」 「不意の転倒がー」だの・・・ だから 「昨日今日”突然”自転車の重大事故が増えたんですか?」と。 所有コストが割に合わないとか少子高齢化で、自動車人口が減ってきているために 警察や業界からの「新たな儲け口」として利用されている側面はないのだろうかと 「考えましょう」。 既にそういう扇動チームが「各所で情報操作」に勤しんでそうにも思えるが 実際には「思考力がない人達」が 時速10kmで近所100mであってもヘルメット着用に絶対に意味があるかのように (洗脳されて)吹聴している滑稽な言い分でしかない。 ★走行路の選択 ★走行速度 ★予測運転 ★徐行や一時停止の徹底遵守 ↑ これらの周知活動が全く十分とは思えないことについて 何も疑問に思わないのだろうから心の底から呆れる。 これらが少なくとも50%以上は守られるようになって じゃあ次は「事故の軽減”可能性”を上げるために保護具を…」なら分かる。 ヘルメット着用で「事故の発生そのものが防げる」と妄信することはどう考えても異常。 もし本当に法規法令完全順守の催眠効果があるなら学会で発表しましょう。 【実際にヘルメット着用でも死亡事故が発生している】のに、 ヘルメット着用で被害が「軽減できた」都合の良い事実しか見ようとしない。 ヘルメット着用を強固に完全義務化などという施策をすれば 自転車人口は一気に減って大変なことになりますが そういう危機感すらないような人達が 「自分達はヘルメット着用してる意識高い系自転車乗り」気取りだから 手に負えない。 それに何度も書いているように、 そんなに頭部の保護が重要であれば 「家の中でも」「歩行中でも」「歩き始めたら赤ん坊の頃から」 お風呂場でも当然、ヘルメット着用推奨キャンペーンでも展開すればいいのでは? 恐らく世界中から笑い者にされるだけだと思いますが。 とにかく「◆着用したい人はどうぞご自由に着用ください」というのは当たり前。 着用しないことだけが正しいなど一切言うつもりはない。 それを「着用すること”だけ”が正しい」ような 努力義務(笑)という言葉に酔いしれて、まるで後援されているかのように 傲慢極まりない言い草は意味が分からないと言うだけ。 その「後援されている事実」に乗っかりたいのあれば、 是非とも遮音関連で「警察庁の通達」として 「イヤホン着用走行”そのものは”一切禁止されていない」という 「カーオーディオ同様に」状態が適切であれば何ら問題なく使用可能という 【事実】を広めて欲しいものですが… こっちは逆に目障りな存在を認めてしまうことになるので 「非常に都合が悪い」のでしょう。 「法令遵守」の優先度を考えるとイヤホン走行など気にする前に 予測運転から教え込むほうがどれほど重要か分からないから 「▲ヘルメット着用こそ”最優先”」のように頓珍漢なことに憑りつかれてしまうのだろう。 ▲根本的な安全感覚のズレ bestcarweb.jp/feature/column/703654 ヘルメット着用したところで"危険そのもの"を回避できるわけではないと なぜこの手の意見の人達は理解しないのだろうか。 警察が意味不明な努力義務とかいう文言をつけて目標に掲げているのが 勝手に独り歩きしているような状態。 傍からみれば、それまで「一般生活用途で」ヘルメット着用の是非論すら 全く投稿していなかったような人達が 我先にと喜び勇んで啓蒙活動に見せかけた「自転車叩き」の恰好の "エサ"に、みっともなく喰らいついているようにしか見えない。 本当に"事故を"防ぎたいのであれば、最低限「一時停止の厳守」を連呼しましょう。 「ヘルメットで"事故が"防げるわけではない」ですよ? あくまで被害も軽減できる"可能性が一応高まる"というだけで 既に掲載しているように死亡事故もある。 まず自動車やオートバイとは「常用の速度域」が異なるという観点すらない。 ▲「速度が遅くても転倒時のリスクがー」 「グリップを回せば動くオートバイ、アクセルを踏めば進む自動車」 「"漕がないと進まない"自転車」 向かい風がちょっと吹けば減速させられる自転車、 何食わぬ顔で進むオートバイ自動車。 ヘルメット着用の意義も意味も定義も全く異なる。 それなのにロビー活動だか何だか知らないが いつまで集団で妄想に憑りつかれているのだろう。 年間の事故実数から本当にヘルメット着用に意味があった件数は? 事故"総数"に対しての割合は? 「被害側としてヘルメット着用すべきだ」というなら 「歩行者」にヘルメット着用の議論が上がらないのは何故? 事故被害軽減可能性を上げたいのではない? "車両利用者だけ着用率上げれば問題なし"?意味が分からない。 ・自転車で事故が減らないのは 「自動車利用が減っているのだから当然、自転車使用の高齢者が増えたこと」 と常識的な想定すらできないことにも疑問。 そして、電動キックボードの問題点は 無意味な「高重心」「超小径タイヤ」であること。 (公道走行不向きな激細タイヤやロクに代替がない珍サイズタイヤを使わない) (公道を野良レース場と勘違いしている命知らずを除けば) 「主要な自転車」と比べること自体お門違いで話にならない。 予測運転・徐行一時停止・確認までルールの"完全遂行"の周知徹底が 「全く足りない」ことこそが問題。 その肝心の交通ルールを"通年"で学ぶ機会などない。(警察の啓蒙活動は概ね的外れ) ★[宮城]チラシの内容こそヘルメット着用でも「予測運転の重要さ」に触れている生徒会長 news.yahoo.co.jp/articles/916f965979810bdc9445a05811ea32f7d3cdea25 (TBC東北放送) チラシ内容はいかにも「模範解答を書くように促されました」という空気感がアリアリの薄さ。 文字の薄さや全体的に伝わりにくい内容などチラシ自体のイマイチさはさておき・・・ ヘルメット着用云々ではなく、 生徒会長 「もしかしたらここで歩行者が出てくるかもしれない、 車が飛び出してくるかもしれないという危険を考えたうえでの運転が大切だと思う」 と素晴らしい回答。 動画では「"一番"大切かなと思います」なので、 「なぜヘルメットが"最優先"でなければならないのか?」という疑問への回答に等しく カットされている発言内に「ヘルメット着用"第一主義"」は無かったと思われる。 テレビ局側で「一番」を勝手に削っているため歪曲表現ではあるが 「もしかしたら歩行者が出てくるかも車が出てくるかもと考えて」 高校生が自転車の安全運転を呼びかけ 仙台 ヘルメット表題ではないことを評価したい。 新潟の学校でも新潟県でのヘルメット着用最低率を揚げ足取りされようが気にせず 「あくまで補助具に過ぎませんので」と反抗的に明言しないまでも、 最重要課題として「予測運転」を上げてから そのために「徐行や一時停止を」と促すことが同調圧力に屈しないために必要不可欠と考える。 news.yahoo.co.jp/articles/d2f788c02171fd90bf13842afc781816dffe7d25 同じ生徒会長の言葉。 「三桜高校から死亡交通事故をゼロにする、その思いでやってまいりました。 大人が子どもにばかり注意するのではなく、子どもから子どもへという形が大切だと思います」 ↑ 内容も然ることながら「誰の」発言か。 例えば、見ず知らずの他人且つ弱そうな相手に対して「逆走すんじゃねえ!!」などと怒鳴る小物がいたとして 相手は萎縮するとしても余計に反感を買うだけで行動を改めようとは思わないだろう。 「突然怒鳴る怖い人が居るので注意しましょう」と逆に不審者情報に載る可能性すらある。 遮音に関して条文を正しく読み解いても匿名では説得力がないとされ無視できても 警察のトップである警察庁から通達となれば、 「そもそも罰則が無い京都等の遮音関連条文など"無名"無実」と 考え方を改める必要に迫られるのが当たり前。 「身近な大人が交通教育すべきだ」という意見も一理あるが、 もし家族関係が破綻してればその言葉に何ら説得力などない。 身近な年代のほうが余程自身の今の人生において 「良くも悪くも影響力のある存在」に違いない。 しかしこちらのテレビ局では(KHB東日本放送) 自転車の安全利用促進を 高校生がヘルメット着用を呼び掛け 仙台・太白区 と、生徒会長の言葉は無視した表題。 ◆ヘルメット工業会の会員に"自転車用ヘルメットとして"登録がある会社から見える「都合の悪いこと」 www.kagahelmet.com/products/lineup.html アライヘルメット▲トライアル用のみ www.arai.co.jp/ 加賀産業▲所謂「ドカヘル」 www.kagahelmet.com/products/lineup.html 北川工業株式会社(▲サイトなし) 真田嘉商店▲所謂「ドカヘル」 sanada-yoshi.co.jp/product_category/bicycle_helmet/ SHOEI▲BMX用のみ www.shoei.com/ 大洋プラスチックス工業所▲所謂「ドカヘル」 taiyo-pc.co.jp/catalog_cat/17/ 谷沢製作所▲所謂「ドカヘル」+◆スポーティなSGヘルメット www.tanizawa.co.jp/products/helmet-ride/ DIC プラスチック◆ドカヘルよりはマシな通気孔のあるSGヘルメット www.dic-plas.co.jp/products/helmet/chalino.html 東洋物産工業▲所謂「ドカヘル」+▲ドカヘル型に通気孔があるだけ www.toyo-safety.co.jp/products_category/helmet/#helmet_bicycle 山本光学▲BMX系のみ swans.co.jp/product/list/category/104/140/ リード工業▲オートバイ向けのみ www.weblead.co.jp/product/helmet_list.php SHOEIと山本光学は普通の一般車でも使えるヘルメットを何故開発しないのかといえば 無頓着な一般層が必ず買い替えるわけでもないことから安全性能を無視して使い続けられる恐れが高く、 保管や可搬性の点からも全国的に普及することは考えにくく 「実際には大した需要などないので開発する意味などない」と見込んでいるからではないだろうか。 それにしても令和にもなって「▲通気孔なしの自転車用ドカヘル」が未だ平然と売られている情けなさ。 防犯性など皆無に等しい箱型錠やプレスキーの錠前を未だに売っているのと同じで 何ら情報や規格がブラッシュアップされていないので 問題なしということなのだろうが、こういう終わっている感覚も含めて 徐行や一時停止の周知徹底よりもヘルメット着用を優先していること自体が余りにも酷い。 ▲OGK www.ogkkabuto.co.jp/common/pdf/k24CS_240229.pdf 後半の幼児子供車や一般車向けにはSGマークはあれど・・・ 前半の競技向けヘルメットは「JCFマーク(公認・推奨)」はあってもSGなし。 あれだけヘルメット連呼し煽っているわりに OGKは「自転車用ヘルメット会社として協会から認められていない?」というのがまた… それでも「▲まずはヘルメットが(徐行や一時停止ごときより)大切なんだ」と力説できる人達は ヘルメット会社の社員か、余程自転車業界を衰退させたい思惑のある者達か、 「思考力ゼロ」ゆえに、徐行や一時停止での事故”そのものの防止”という意味が理解できず 全く性質の異なるエンジン駆動のオートバイを、車両という区分だけで 人力駆動の自転車と同じと思い込んでいるのか、重度に洗脳されてしまっているとしか思えない。 ●自転車パーツ卸のヘルメット感に見る「安全感覚のズレ」 twitter.com/noguchi_shokai/status/1745247263071580214 で、(加害)「ヘルメット着用すればその自転車が歩行者や自転車などに衝突しなくなる」でしょうか? (被害)「交通法規を守らなくて腕なり足なり骨折しようが軽症で済む(可能性が一応ある)なら良いよね」で済む話なのだろうか・・・ 100歩譲ってせめて「交通法規の遵守は大前提で」とあればまだしも これでは「ヘルメット着用すれば事故防止に効く」かのような妄言に見えてしまう。 こうした「ヘルメット着用すれば交通安全が確保できる」というミスリードを強弁し 推進すればするほど既存の一般車ユーザーを委縮させ、 クロスバイク乗り程度でも面倒さを覚え、▲業界規模全体が縮小し、 その「▲扱っている他の多くのパーツの数々の売れ行きまで下がる」とは 全く考えもしないのだろうから呑気だなぁと思う。 実際既に値上げだらけでもう国内でロードバイクなどの高額車の需要は 本格的に終わりを迎えようとしている状況で、その受け皿となる車種まで 「正装」を半強制するようなことを歓迎し後方支援していれば 「自分達の首を絞めかねない」と分かるだろうに。 長期的に考えればヘルメット販促よりも、 ★適切に止まれなければ事故防止に意味がないので 「ブレーキ周り」ブレーキシュー、ケーブル類、ブレーキレバー、ブレーキ本体の補修や改修 「タイヤ周り」タイヤ、チューブ、リムテープ、空気圧計付きポンプ、空気圧計、 他にもハブのグリスアップ関連商品、長持ちさせて自転車に愛着を持たせるためには 「自転車カバー」の仕様あたりでも細かく定期的に宣伝したほうが余程助かる人が多いのでは。 twitter.com/noguchi_shokai/status/1745256003933962331 だから、ヘルメット着用以前に「予測運転を心がけ交通法規をしっかりと守ることは大切です」。 なら分かるが・・・ 「ヘルメット着用の習慣化をすれば全ての被害が軽減できる効果」などあるのだろうか。 そして「気が抜けた時や、街中のどうでもいいところで転ぶ」のは 自転車であれば、何よりの「予測運転が出来ていない」証拠。 「(非遮音であろうがなかろうが)周辺の状況を常に注意深く慎重に運転」が当たり前。 元々の注意欠陥があるなら、そもそも他者の安全のためにも 自転車であっても車両に乗るべきではない。 また、それが歩行者状態であるなら、 「歩行者であっても、家の中でも、ヘルメット着用推奨」しないのは何故?努力義務(笑)がないから? 「飲食店で酒を飲むなら徒歩で帰る場合ヘルメットを被りましょう」と言えばどういう反応を示されるか。 「罰則のある交通法規よりも優先すべきは努力義務」としか思えないような風潮が本当に無茶苦茶。 事故防止には「予測運転」から徐行や一時停止をきっちりと守りましょう。 ●ヘルメット着用推進派の真の目的は「自転車ユーザーの削減が目的」か? 今後も「一時停止の周知よりも重要と位置付けるほど意味不明な」ヘルメット着用を 強行すればするほど自転車ユーザーは減ることは明らか。 にも関わらず喜び勇んで販売好機と浮かれている業界関係者は本気で正気を疑いたくなる。 そもそも「一般車でもロクに一時停止もせず無闇に速度を上げて乗るから必要」 という人が多いだろうと思ってそうな根拠が間違いで 「まともな"通年"教育が全く出来ていない」 「高齢者が増えたから自転車乗りも増えた」から 自転車に原因がある事故が減らないだけなのではと思えて仕方ない。 警察側としては「事故被害軽減」という名目で、徐行違反など完全に蔑ろで 「ロビー活動」への対応を遂行したに過ぎないのだろうとは思うが、 「自動車しか乗らない利己主義者」であれば 「自分達には関係がないから自転車が減ってくれるに越したことはない」と 高を括っていて、もしもその延長線上で今後 自転車でのヘルメット未着用が「罰則あり」の本当の意味で法的に義務化されてしまうと 運転不慣れな高齢者やペーパードライバーが増えて、 「結果的に事故も被害も多くなる」という 「本末転倒な状況に陥る」という想像力まであるのかどうか。 それも保険加入者が増えて保険会社が潤えば問題なし? 自転車への側面距離をとらずに追い抜き追い越ししない車両は 「一発で罰金数万円」のような厳しい処置でもしない限りは 車道の安全は確保できないと思われるが、やはりこれも「人員不足」で不可能。 だからこそ、日本国中の道路構造を1から変更するほど自転車道を設置するような 「夢物語」とは違い、現実的に考えると、一刻も早く自動運転車の精度を向上させ、 自動車の手動運転を(職業プロレーサー以外)禁止できれば 狭い道で無理な追い抜きや追い越しをするような輩を撲滅できて 車道でのヒヤリハットが手動運転車が当たり前の今よりも減って走りやすくなり 「車道は自動車の物」という勘違いをさせなくて済むのだが・・・。 それ以前に「通年での」交通教育の話さえ議論のテーブルに上がらないような状況で 実際には運用が厳しくなるわけでもない 青切符の制度開始予定で全体のマナーアップを掲げられても 注意警告の件数が全国各地で交通だけの警察人員の余裕があるわけでもないのに、 どう事故の"防止"に? ●[新潟]褒めてヘルメット着用率を上げる作戦? news.yahoo.co.jp/articles/cbbc5aee5b643ce6c8fdea97724dd825a43f110c 斜に構えてるほうがカッコイイとされる時期で 反抗期真っ只中でもある中学生は褒められても 余計にこじらせる割合のほうが高いというか… コメント欄にあるが「通学時の」ヘルメット着用は 少なくとも校則で定められているようであれば 学校周辺等であれば特に着用割合が高くて当たり前。 そもそも現時点で着用してる人が褒められているからといって 校則にもなければ尚更、 「褒められていて羨ましいからヘルメット着用しよう」 となるだろうか? 長野県での横断歩道渡る歩行者がドライバーに挨拶することを 参考に「褒めて伸ばす」つもりかもしれないが無理がある。 それよりもまずは事故の抑止のためには 「予測運転・徐行・一時停止」を、 しっかり守ると「どう得するのか」を理解させる教育こそ必要。 おだてる前段階の「理解」。 「理解できてから、その行動に対して褒める」順番。 意味も分からず大人が言うから褒められるために 従わせるような犬の調教のような単純ではないのでは? その前にどのように安全と行動について意識を向かせられるのか 紙芝居でも講演会でも一過性のスタントマンショーでもない 身につくように興味を持たせる施策を考えようとする人達は 残念ながら皆無と言ってもいいだろう。 ●ドラマから自転車シーンが消える? www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/331903 テレビドラマから「自転車で走るシーン」がなくなる深いワケ…収録現場は四苦八苦 テレビ番組は「小3並の知能に合わせて番組を作っている」とは言ったもので、 制定された背景や意図を理解できず、安全や事故防止ではなく 「ヘルメット着用することが目的」になっている滑稽さに呆れる。 そもそもドラマや映画で言えば「一般公道で」 「明確な違反となる"2人乗り"」を放置してきておいて何を今さら。 「撮影は私有地で行っております」などの注釈を 最期のスタッフロールや最後に「フィクション」であることを示す注釈時に 一緒に提示している映画やドラマが一体どれだけあったのか。 そもそも自転車でのヘルメット着用とは「法的拘束力としての罰則の存在しない」 単なる【目標】であり守る意味があるのかと。 「義務」という言葉尻で思考停止している「考える力の弱い人達」が 阿鼻叫喚してる光景には首を傾げるしかない。 まるで「昨日今日で道路が"急に"危険な場所になった」ような感覚も見て取れるが 自身が洗脳されているとは思わないのだろう。 その一方で、努力義務ですらないが 「事故ゼロに強く寄与する予測運転」を置き去りする意味とは? 法的な義務のある「止まれの標識での一時停止」や「徐行」は? 一体どれだけの人が無視しているのか。 「マスコミや警察が言ってるから重要」? 「言わないことは大した問題じゃない」? 狂ってますねえ・・・ ヘルメット着用連呼するような人達が 「歩行者だったとしても安全のためにヘルメット着用連呼しない」のは何故? 歩行者が接触で転倒した際の危険度を下げる必要がない理由は? 事故ゼロに対しては大した意味のない「掲げてるご立派な大義名分」と 事故そのものを完全に防止するために必要な「真にやるべきこと」の アンバンランスさの違和感に虫唾が走る。 ●[新潟]着用率最下位を気にすることの異常さ news.yahoo.co.jp/articles/43e560cd1c774681947ea5ce495addfc5673a38c ロビー活動でも受けた警察庁の(権力はあっても思考力がない)お偉方から 着用率アップさせるようにしろとでも言われたのだろうか。 生徒会でもあれば 「僕たちはヘルメット着用よりも交通ルールの周知と 事故"発生のゼロ"を第一目標に掲げ ヘルメット着用は個人の自由に任せるので、着用率の低さそのものは問題とは思っていません。 その代わり、一時停止の遵守率は全国1位にします」 とでも堂々と発表すれば良いのだが・・・、 同調圧力と思考力皆無の情けない大人たちによって「不正解」とされてしまうのだろう。 なぜ常用速度の遅い自転車でも「被らないと危険」と思い込んでしまうのか…。 (視野も判断力も低い幼児・子供や、視野も判断力も衰える高齢者であれば分からなくもないが) そもそもこんな目標が定められる前に、 年間何百人も自転車乗り「だけ」が被害に遭っていたのかという。 被害軽減目的なら「歩行者」にも同じ目標を掲げて どう思われるかという想像力が足りない。 こんなときだけ「車両だから」などと都合よく使ったところで、 普通自転車歩道通行可の標識など関係なく 「徐行も守らず」「歩道を"走行"しているだけでは」 「赤切符発行どころか警告カードすらほぼ発行されない」のだから 多くの生活用の一般自転車ユーザーからすれば 「歩行者の延長」と思われていて当たり前。 道路構造上、子供や老人に限らず 「現実的に歩道から自転車を締め出すことなど不可能」と分かっていれば ヘルメット着用が最優先なわけがない。 徐行だけに限らない歩道の安全な通行方法として 「予測運転、減速、一時停止」も徹底させる必要がある。 それよりもコメント欄の中身の低さ・・・ 「ヘルメットよりも先にすべきことがあるだろう」と思っている賢明な考えの方々は 「書く時間の無駄」と思っている人達が多いのだろうか。 自動車ユーザーなのか分からないが相変わらず 事故になれば自転車側の「過失」割合について書いているのは、 結局のところ「自分やその周囲の人間が」事故時に不利益を被る心配をしているに過ぎないのだろう。 余程悪質な横断などであればヘルメット云々ではなく 「その行為そのものを問題視」すればいいものを、 保険額の心配が先なのか被害割合で考えて 自転車の締め付けを厳しくすることさえ出来れば目的達成なのだろう。 こんな「周りが全く理解できていない者」が自動車ドライバーではないことを願いたい。 酷いのになれば全く無関係のイヤホンについて書いてる場違い者が数名… 走行中のスマホとイヤホンの使用は完全な道路交通法違反です いわゆる「噴飯もの」コメント。 スマホは除くとして、警察庁の通達など知るわけもなく、 元の条文を読む気さえないのでしょう。 (※このページまで辿り着いた方のためには貼っておきます) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/125.html 「道路交通法違反」って使いたい年頃なんでしょうかね。 もういい年なら無知を晒して恥をかいてるという自覚を持ったほうが宜しいかと。 こういうのに指摘しても逆切れするのがオチで面倒なので 一切教えてあげようなどとは思いませんが 何方か親切な方に教えてもらって早くその「間違い」に気付けるといいですね。 しかしこれも無意味な警告カードの優先発行に「洗脳」されてしまった 「犠牲者」でもあるので、一概にこういう考え方を責めるのも酷かもしれません。 やはりこれも通年での"誤解のない真っ当な"交通教育の無さが招いている悲劇。 ●自転車ヘルメットが遊具に挟まってしまった子供の事故 雲ていに自転車用ヘルメットがひっかかって心肺停止 yomidr.yomiuri.co.jp/article/20231011-OYTET50016/ 雲てい棒の上部(高さ1.5メートル)にのぼり遊んでいたところ、 足を滑らせて、雲てい棒のあいだに落下した。 ヘルメットが鉄棒と鉄棒のあいだ(幅17.5センチ)にひっかかり、 あごひもで宙づりになった。救急隊の到着時は心肺停止状態で、35日間入院した。 万が一歩行者にもヘルメット着用目標などと言い始めれば こうした子供の事故も頻発しかねないが、それでも 転倒時の事故防止には役立つから気にも留めないのだろう。 ●[大阪]死因とヘルメット未着用を強調する記事 news.yahoo.co.jp/articles/330d456c6c976329c386c609d5f06c4d273f0d3d 9月11日、阿倍野区松崎町の交差点で、北西から来たワゴン車が南から来た自転車と 出会い頭にぶつかる事故がありました。 この事故で自転車に乗っていた小学生の男の子(11)が意識不明の状態で病院に運ばれ 治療を受けていましたが、警察によると、19日に死亡したということです。 男の子はヘルメットを着用しておらず、死因は頭を強く打ったことによる脳ヘルニアでした。 警察によりますと、車がスピードを出しすぎていたことが 事故の原因の可能性もあるということで、 過失運転致死の疑いで運転していた男性(56)から任意で話を聞いています。 子供であれば一般的には周辺認識力が弱いので ヘルメット着用すべきだという意見になるのも分かるが・・・ 例え頭が無事で命が助かったとしても、事故次第では寝たきりにもなりかねないし、 骨が折れてしまうことなど大した問題ではないのだろうか。 「通年で」交通教育をすることで 「予測運転を行い、交差点での徐行・一時停止を常識として守る」ことが 普通に身に付いて出来るようになることは、そんなに無意味だろうか? 「誰も出てこないと…」車と自転車が出会い頭に衝突、小6男児が死亡 “一般的”な交差点で起きた事故 news.yahoo.co.jp/articles/cc5074dcd27fc502f64705b127b018d62a302ab0 車を運転していた配送業の男性(56)は、警察の調べに対し、 「交差点から誰も出てこないと思った。 自転車に気づいてブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているといい、 警察は車のスピードの出し過ぎが事故の原因の可能性もあるとみている。 警察庁の統計によると、交通事故による死者数は減少しているが、 交通事故のうち車両側の「前方不注意」などの安全運転義務違反が7割以上を占めていて、 安全運転義務に留意していれば、未然に防げた交通事故が多くあるといえる。 安全運転義務だのスピードの出しすぎだの以前に、見通しの悪い交差点では自動車側も 「止まれの標識がなかろうが」【徐行は義務(違反は罰則あり)】ですが・・・? 警察は何故”徐行”義務があったことを周知させないのか。 そして、その後に続くヘルメット論調。 そんな思考力の頭達に必要なものは装備具ではなく薬では? 効く薬が存在するかどうか分かりませんが。 ▲「停まるという標識があったら1回停まって右左を見る」など互いにルールを話し合った。 これは適切な案内とは言えない。 「標識があったら」?いや、なくても徐行義務がありますよ? 止まれの標識なんてなかろうが(適切な減速と共に)止まったほうが安全ですよ? 今月21日、損保大手のアクサ損害保険が大阪市の小学校で交通安全の授業を開催 まぁ保険会社としては予測運転の重要性や、 徐行義務が存在している事実など知って欲しくもないのだろう。 ●[徳島]事故時のヘルメット非着用を強調する記事の問題 相次ぐ自転車事故 ヘルメットを着けておらず頭に大けが【徳島】 news.yahoo.co.jp/articles/b0986316a07f32deb007236c0a0940a3ed9998da 動画では事故2件ともに横断歩道を横断中の事故とされるような映像だが 詳しい内容なし。 しかし本来はヘルメット着用かどうか以前に「どういう状況で事故が起こったのか」 最も肝心なことは「どうすれば"事故そのもの"が防げたのか」が重要では? 自転車では横断歩道を通るよりは 「クルマの流れに乗り、車道の信号に従って車道を直進するべきである」 という「原則論者の話」はこの場合考慮しないとして、 横断歩道を「どの程度の速度」で「どのタイミングで渡ろうとしていたのか」。 (1)「横断歩道の信号が変わった直後、自動車が横断歩道をそのまま突っ切ってきた」 これは間違いなく自動車の問題でもあるが、 暴走車両の存在を認識していれば、「左右確認」に「対向車線の右折」も 事故防止のためには、しっかりと【予測運転】しなければならない。 (2)横断側の信号が点滅などで「駆け込み横断」 これはヘルメットなど"無関係"で「自転車側の過失が高くなるのも已む無し」 横断歩道渡っているときに自動車が進行方向への通行を妨げることが 「1度たりともなかった」わけがない。 そう考えると、安全のためには「自転車から降りて」 【歩行者状態でゆっくり渡る】ことこそ「安全」。 事故の詳しい検証結果もせず、 杓子定規で「とりあえずヘルメットつけとけば"頭部の"被害軽減可能性あがるから」で 何が事故防止なのか。「その頭の"中"」のほうが余程問題ではないのか。 「死亡事故減りました。でも事故は減りませんでした」 通常の帽子でも考えられるが ヘルメット着用が原因で汗を拭おうとしてバランスを崩して転倒し 骨折したとしても、ヘルメットは関係ないとでもいうのだろうか。 「ヘルメットが原因による頸椎損傷」に至っては実際に起こっているが こっちに関しては「そんなケースなんて少ないから」で 見て見ぬふりをするのは悪質ではない? 一方で保険加入や遮音に関してはあるかどうかレベルの事故話を 「針小棒大」に大げさに広げるのを卑怯と言わずに何というのか。 「警察の活動を何も考えずそのまま流すことがマスコミの役割」というなら その報道自体に意味などあるのだろうか? 「"頭部の"被害軽減可能性を上げる」こんなことだけに躍起になり、 「事故撲滅」のためにしなければならないことを避ける状況こそ改める必要がある。 ●「ヘルメット着用率」など気にする前に「一時不停止率」を計測しては? 自転車のヘルメット 全国の着用率は13.5% news.yahoo.co.jp/articles/2a6cde584c9bf3ed080bbb149000b53292626a0c 7月に全国の警察がヘルメットの着用状況を調べた結果、 全国平均の着用率は13.5%、およそ5万2000人の 自転車利用者のうち7000人が着用していたということです。 着用率は地域で差があり、最高が愛媛県で59.9%、最低は新潟県の2.4%でした。 また東京で10.5%、大阪4.2%、福岡8%と都市部は軒並み低い着用率となっています。 これは言い換えれば「思考せず話を鵜呑みにする人が多い」 =「特殊詐欺で騙されやすい地域かどうか」という話にすら思えてくる。 しかし、警察はそんなに暇なら 赤切符積極交付の動きもあるので「一時不停止率の現状」を計測するのが先でしょうに。 それに 「道端の自転車の全ての防犯登録照会し盗難届が出ているかどうか確認」するほうが 余程有意義に思える。 相変わらず優先順位の低いことに躍起になり、 本当に最優先すべきことをしない警察には疑問しかない。 ●着用率が低い新潟県の理由? news.yahoo.co.jp/articles/9b7f00930fc0590609454aa5df529949a7f08b2c 新潟県では7月に下越と中越の4か所で調査をした結果着用率はわずか2.4パーセント。 全国平均の13.5パーセントを下回り、全国最下位でした。 新潟県の着用率が低かったことについて、 県警は新潟では交通事故に占める自転車事故の割合が 全国平均を10ポイントほど下回っていたことを挙げ、 「自転車事故を身近に感じていないのでは」と分析。 ↑ 「自転車事故が少ないのにヘルメット着用する意味なんてある?」と真っ当な考え方。 そもそも雪国のため冬季に自転車に乗れる機会が多いわけでもないのもあるだろう。 ヘルメットを着けていない人にその理由を聞きました。 【ヘルメットを着けていない人は】 「着けなくていいかなと思います。安全運転していれば大丈夫かな」 まさにその通り。 「徐行・一時停止・予測運転」を「完全に守るのであれば」事故は確実に減る。 ※暴走車両はヘルメット云々で済む問題とは思えない。 (フルフェイスヘルメットや全身プロテクターでさえ十分とは言えない) 「オートバイでは義務化されたから自転車でも義務化されるに違いない」とか 乗り物の「性質」が根本的に違うことが理解できないのか 車両という括りで考えてしまうのは些か早計。 一方で、上限時速20kmでも特小原付は あくまで「オートバイの派生」なので全く意味が異なる。 純然たる自転車は「自ら漕ぐ」乗り物。 段差や鉄蓋で転倒は今までも当たり前にあって、 それらの状況改善されているわけでなくても、 そこまで問題になるほどの重大事故の"実数"が多いのであれば まずそれらについて積極的に情報を集め改善するためには 出来るわけがない道路全てではなく「個別の環境整備」が当然先。 【ヘルメットを着けている人は】「別にヘルメットなくてもスピード出すわけではないし、 普通の買い物行く分には別になくてもいいだろうという安易な考えがあると思います」 安易ではなく、今までの事故数と危険度を見れば、 急に思い出したように【多くの一般車使用で】ヘルメット着用が最優先なわけがない。 ヘルメット着用していることを免罪符のように見通しの悪い交差点を徐行無視することが どれだけ異常なことなのか理解できているのだろうか。 当然、事故防止のためには「一時不停止率を下げること」こそ最優先事項であり、 その徹底周知とは赤切符を気が向いたときに発行することではない。 ●[東京杉並区]ヘルメット助成金最大5000円 news.yahoo.co.jp/articles/7786aa194cdd9d174fc7c2aeac95fcf4b7ec2669 杉並区によりますと、区内のヘルメット着用率は5.7%に留まっていて、 区ではこうした助成を通して着用率を倍増させたい考えです。 自転車のルールなどを学ぶ講習会に参加した18歳以上の人には最大5000円、 それ以外で購入した場合には最大3000円を助成します。 予算は約2200万円で、11月1日からスタートする方針です。 ↑ これを「ブレーキ整備」「タイヤ交換」の助成金にすれば希望者は跳ね上がるのだから 一時停止後に軽く漕ぎ出すためにも「変速の正しい使い方」や 「適切な空気入れの方法」も含めた「交通ルールの周知」に充てれば良いものを・・・。 但し、この場合は、自転車ユーザー割合としては少ないが 元々道交法に関しての興味が高いと思われる「主にスポーツ自転車ユーザーは除外」とし、 「何も知らない人に知ってもらう機会」に近づけることを重視する。 それこそ保育所など厚労省や学校単位の文科省などと擦り合わせによる 「省庁の垣根を超えた大規模な改革」こそ意味があるのだが、 どうでもいい綺麗事を並べ目先口先で優先度の低いことばかりを続けるのだから 本音では事故を減らしたいと思ってる人達など居ないだろう。 何かにつけて「ヘルメットに意味がある」などと強弁する人に聞きたい。 「本当に"全ての"徐行義務も守ってますか?」 ※違反すれば罰則もある"徐行"です。もちろん減速ではありません。 減速よりも速度を抑えた「推定で時速5km程度」です。 (ブレーキ装置に問題がなければ)お金が一切かからない徐行義務すら守る気すらないのに わざわざ日常的に絶対に必要でもない装備品なのに、 定期的に更新し続けなければならないような ヘルメットの有効性を説くことに何の意味が? 同じ金を使うにしてもブレーキシューやワイヤーを(使用状況に関わらず)半年や1年単位で 細かく買い替えることを「簡易的な講習と共に努力義務化」するほうが まだ意味があるとしか思えない。 ●[京都]何故キャッシュバック申請が伸び悩むのか理解できない…? 「自転車ヘルメット購入に1000円補助」も申請わずか4人、なぜか伸び悩み news.yahoo.co.jp/articles/f94181a55746a084b313b6859be9f4e25667f675 7月から先着30人でスタートしたが利用が伸び悩んでおり、 23日時点で申請は4人にとどまっている。 補助は、同署と京都府交通安全協会南丹船井支所、 南丹船井地域交通安全活動推進委員協議会が実施。 対象は7月1日以降に南丹市、京丹波町の店で購入した両市町の住民。 安全基準を満たした大人用ヘルメット3千円以上の製品に、千円を補助する。 ヘルメットと購入時のレシート、住所が確認できる証明書を持参し、 同署交通課の窓口に申請する。 当初は8月31日までだったが、受付期間を今年いっぱいまで延長し、 定員に達し次第終了する予定という。 1「そもそもそんなキャンペーンを知らない」 2「3000円以上で1000円だけ?」 3「申請が面倒」 4「先着30人なので手続き時に既に定員になっているかもしれない」 5「わざわざヘルメット着けるつもりはない」 1>5>2=3だろうか? 「努力"目標"」になってから急に事故が増えたわけでもないのに 煽ることだけに必死な様子を見ても 一般大衆は「はぁそうですか」と「聞き流す」のが実情。 何しろ「自ら"損をしない"パンク予防のために、自転車タイヤ(チューブ)に空気を入れること」すら 何度言われても習慣化しないような人達が当たり前にいて、 「お金を出さずとも守れる交通法規すら無視する」のに 「わざわざ、お金を出してまで買って」「しかも毎回わざわざ着ける」なんて無理に決まってるわけで、 何故実現可能かのような目標に掲げようと思ったのか…。 挙句、反則金制度を凝りもせずに導入しようと動き始めるなど無茶苦茶にも程がある。 ▲50度を超える場所に保管でヘルメットの2次発砲が起こって機能しなくなる可能性 twitter.com/OGK_KABUTO/status/1694621174242877557 twitter.com/OGK_KABUTO/status/1694621347782283682 「ヘルメットボックスでも着けて保管すればいい」等と言ってた人達は 「夏だけは持ち歩けばいい」とでも言うのかもしれないが、 そもそも、こうした問題と付き合うはめにもなる「装備具」に頼る意味があるのだろうか? 「酷暑によって予測運転もブレーキ操作も覚束ないような状態で 自転車に乗ることもあるから意味がある」? ↓ いや、そんな状況に陥らないように、 「ヘルメットより風通しが良く熱で変形しない帽子」や、 熱中症対策の飲料などを備えるほうが先。 ▲買うときにお金もかかり、盗難だけでなく、維持保管にも気を遣う必要があるのがヘルメット。 ★(勉強としての通信費や講座でもあれば必要であっても実質的には殆ど)お金かからず、 (行動なので)当然盗難されず、維持保管に気を遣う必要がないのが「予測運転・徐行・一時停止」。 どっちを優先すべきか…など迷うこと自体がありえないと思うのだが。 判断力の乏しい幼児や児童でもなく、常用速度の遅い「普通の一般車で」装備具推奨する暇があるなら、 1秒でも1人でも「予測運転・徐行・一時停止」の重要性を周知させたほうが、間違いなく「交通安全」に繋がる。 危険な道路だったり、「事故を起こす暴走車両が毎週のように出没する」のであれば それは自己防衛の範疇を超えた道路管理者や警察の仕事。 ●コメントでは「ルール周知」を望む声も news.yahoo.co.jp/articles/72ddeb8413af0c9db9481c0e0d9727f01642c137 ヘルメット着用浸透せず? 努力義務化から4か月も「面倒くさい」「好きじゃない」 着用率を調査…見た目気にする声も多く 一時のヘルメット信仰どこ吹く風で 「交通安全期間でもなければ」記事もすっかり減った。 それでもたまに見かけるこうした記事そのものも見飽きた内容で触れる価値もないが、 いつまでこんな「ヘルメット幻想論」に憑りつかれている異常さに気付くのだろう。 よくある「ヘルメット着用率が●%で、まだまだ普及浸透しているとは言えない状況です」 これがそんなに大切なことだろうか・・・? そんなことよりも「止まれの標識での自転車の一時停止率」を調べたほうがいいのでは? あまりにも酷すぎる状況が放置されてることに気付くだろうに。 ※当然、ヘルメット着用者でも一時停止遵守できているかも調べるべきだろう。 まるで「ヘルメット着用により安全走行の催眠効果まである」かのような優先度なので。 自動車やオートバイと同じ「車両だから」で、 「完全に人力ではない動力」の乗り物と比べること自体があまりにも無意味。 常用スピードも危険度も注意点も「全くと言っていいほど」違うことくらい 子供でも分かるのでは? 本当に・・・「装備具にご執心なだけでは"事故そのものは絶対に"防げない事実」を なぜ未だに理解できないのか。 「被害"は"軽減できるから」の一辺倒で、 一時停止も徐行も予測運転もせず無謀運転が許されるわけがない。 それよりも「歩行者優先」や「止まれの標識では自転車も止まる必要がある」などの 基本内容を「どこでどうやって学ぶのか」という もっと「意味のある」現実的な話し合いや検討部会すら立ち上げられることもなく 再び安易に「反則金制度の検討」に向かっている状況には呆れる他ない。 「道交法が多くの自転車乗りにとっては法として機能していない」問題を 何もせずに多くの地域では未だ恐らくは 遮音に優先的な警告カード発行のような無駄なことをしていて、 一体何の周知活動をしているつもりなのかと。 ●安全基準を満たしていないヘルメットの流通 www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230712_1.html 「安全基準を満たしている高価なヘルメットなんて買う気はありません」なら お金なんてかけずに、徐行・一時停止・予測運転を徹底することで 「事故を防ぐ」努力をすることを真っ先に考えればいいものを・・・ 普段から細かい徐行や一時停止など無視しても構わないと決め込んで ヘルメット着用連呼だけするから「とりあえずヘルメット」で、こういうことになる。 「安全基準満たしてなかろうが着けてるだけマシ」とか思うような人達は 「ガワ」だけ整っていればいいという感覚なのだろう。 「2000円"も"出してヘルメット買ったしこれで安心。 これでちょっとくらいスピード出しても危ない状況でも大丈夫になった」となるほうが 余程「危険な思想」。 しかし例え1万円のヘルメットを支給されたとしても、 自動的に"全ての"交通法規を遵守する催眠効果なんて絶対に無いので同じこと。 一般用途であれば、ノーヘルでも「一時停止・徐行・予測運転で臆病運転」してるほうが 遥かに優良な自転車運転になるということが想像できないのだろうか。 これが本当に分からない。 暗に示していないだけで、 「身体機能が著しく衰えている高齢者」に買わせることが目的なのだろうか。 (競技車両でもなければ)そこまでヘルメット着用なんて交通法規遵守を蔑ろにしてまで、 何とかの一つ覚えで連呼するような意味なんて絶対にないのでは? ●サイト登録の弁護士6割がヘルメット未着用での罰則化反対 forbesjapan.com/articles/detail/64371 弁護士ドットコムは7月3日、同サービスの一般会員1260名と 登録弁護士82名を対象に実施した調査結果を発表した。 経験上、自転車は被害者ではなく加害者となることが圧倒的に多い。 加害者のケースが多い?という根拠は不明。 むしろ自動車との「被害者」事故のほうが圧倒的に多いイメージだが・・・ 「自転車で歩行者に軽く接触する」程度も全て事故として、 裁判沙汰になるほど事故が多ければ それこそ保険加入の重大事故のような例がもっと多くても良いはずだが そのような傾向もニュースもまず滅多に見ないし、 「そんなに加害事故が多いのであれば自転車単独での保険料も安く済むわけがない」 のだから無理がある。 かつ、車と接触・転倒した場合の受傷は頭部ではなく四肢であることが多いので、 自転車が被害者となる死亡事故の割合をわずかに下げるに留まるのではないかと思う」 + 警察庁からは、自転車関連の交通事故において ヘルメット非着用時の致死率は、着用時の約2.6倍高いというデータも発表されている ↑ 警察側での転倒時の頭部被害の倍数はあくまで 「"頭部に衝撃を負った場合であれば"死亡率が低下するだけ」という論拠に 基づいたヘルメット重視の詭弁なのだろうというのは推測できる。 「努力義務とはいえ法律で義務付けるべきものではないと思ってます (子供に被らせることの義務化は賛成)。本人で判断すべき問題です。 ↑ 子供に被らせることの完全義務化=「保護者への罰則あり」に果たしてできるのだろうか・・・ 子乗せ電アシ許可に至った逆で、 「全時間一瞬も目を離さずに1秒たりともヘルメット着用せず子供が自転車に乗らないように 注視し続けることなど現実的に絶対に不可能」と「大反発」を招く可能性も高そう。 自転車利用者の安全のために検討すべきは、ヘルメットの義務付けではなくて、 ヘルメットを被らないと危ない道路の状況だろうと思います」 ↑ 他でも見る「道路の構造が」と問題提起するのは定石ですが… 「どこにそんな"お金が"ありますか?」 国家予算規模の「数兆円」をポケットマネーで出してくれる富豪が地球上の何処に存在? 柔らかいオレンジポールでの仕切りさえ珍しいのに 「自転車道整備」=「縁石を全国の車道に敷設できる」とでも・・・? そんな「絶対に出来もしない夢物語」を語る前に、 歩道を歩行者と安全に共有するために 「一時停止」をドがつくほど「徹底的且つ徹底的に通年で教育も赤切符も発行を増大し続ければ」 「自ずと環境も良くなる」とは考えられないのだろうか。 ※もちろん、予測運転も徐行も教えること。 (コメント欄) ▲「ヘルメット着用に催眠効果があると信じて已まない人」は本当に実在しているようだ。 ヘルメットしてでも乗るというような方々は 少なくとも無法者では無いでしょうし、ルールやマナー守れる方多い ↑ プロ?セミプロ?のピチピチ正装集団であれば 「車間距離保持義務違反の公道練習」「右折レーン侵入」が「少ない」? 一時停止や徐行の義務を守らないことが珍しくないのは 正装集団も一般車ユーザーも同じとしても、 「ヘルメット着用すれば、これら無法者にならなくなる」という根拠は? 「自身の身の回りの尺度」でしか想像できないと、このような視野狭窄に嵌ってしまうのだろう。 ●[米国]ヘルメット着用によって人間らしく見えなくなるという結果 www.businessinsider.jp/post-271834 news.yahoo.co.jp/articles/bc4a1e6f0e551697059b237b1d61806da85a499b/ 自転車ヘルメット義務化は有害?…人間だと認識されにくい、 道路上の安全性が低下するといった研究結果も(海外) 最近の研究で、車を運転する人はヘルメットや安全ベストを着用し自転車に乗る人を 「人間」として認識していないということが分かった。 自転車に乗る人たちを「人間以下」だと認識する人たちは、 路上で自転車に乗る人の脅威となる可能性が高い。 2019年の研究では、人間として見られていないことと、 自転車に乗る人の周囲での攻撃的な運転との間に関連性があることが分かっている。 「ヘルメット着用の効果は被害軽減でしかない」にBADが多いのを見ると、 認識力不足というか、これも余程都合が悪いのだろうか。 事実として認められない人達は、なぜそこまで夢を見られるのか不思議。 はたまた本当にヘルメット着用すれば安全走行できるようになる 「催眠効果のある奇跡のヘルメット」でも流通しているのだろうか。 「シルエット」として素の人間に見えるかどうかの実験でしかないとするようなコメントや 「人間らしくないから注意が薄くなる?」とすれば確かに違和感はあるが、 結論ありきで「シルエットクイズ」したいだけで実験をするのだろうか? だったとしても、「比べると異なる印象を受ける」のは紛れもない事実。 しかし、意味としてはそういうことではなく、 他のコメントにあった 「大人がヘルメットにプロテクター完全防備している」のと、 「子供がノーヘルで運転してたら」後者に気を付けるのでは?という意見に納得できた。 同じように「車道に自転車がいる」に対して「危なそうに見える」ことで更に気を付ける。 つまり、「ヘルメットを被っていてもフラフラしている高齢者」と 「ヘルメット被っていないが慎重に走っている青年」であれば、 この場合「ヘルメット着用でもフラフラしている高齢者」により強く注意が向かうのは当たり前。 「公道には色々な人がいる」だから自分自身の身を守るために必要な行動を採る。 「手信号(手合図)」出して「全ての自動車ドライバー」に「必ず」通じるなら 使ってみるのも良いかもしれないが、実際そこまで意味が通じるとは思わないだけに 「不安定な走行になりかねない片手運転」により道交法70条との矛盾があるように、 「使うことで必ずしも安全な状況を作り出すとは言えない」場合もあるという 1つの結果を示したにすぎないと見る。 ヘルメット被れば避けてくれる「だろう」というのは性善説に基づいた思い込みで、 自動車の速度に近い速度で近い位置に居ても居なくても、 車道に自転車がいること自体に攻撃的になるようなドライバーもいるとすれば、 多くの一般車ユーザーがそうであるように「歩道で自転車に乗る」という必然に導かれる。 どれだけ原則論で車道走行を説いても、 そこまで自転車が車道を走りやすい幅が十分な車道が多いというわけでもない。 当然、車道の構造や環境を簡単に改善できるわけもない。 だからこそ、「歩道を」歩行者と「安全に」共有するための キャンペーンや施策こそ必要な啓蒙活動のはず。 しかし、実際はといえば「事故"後"に備え金を使わせる」ばかりの異常な有様で それに疑問を持つ人がまるで無いものとされるのは悲しい限りだが、 所ジョージ氏のように意見を述べている著名人も確かに存在する。 そして、大衆の「行動として否をはっきり示している」ことで「世間の答え」としては分かる。 結局は「必要であると思う人はご自由にどうぞ」以外の答えは存在しない。 しかし「ヘルメット着用が"最優先"」であることは 「実質無意味な遮音規制のように」全面的に否定し続ける。 ●交差点ノーブレーキ問題よりもヘルメット着用が重要? news.yahoo.co.jp/articles/e69b3e2d9f36f1aa165d7e6fbb1b97794e5a1425 いやいや事故にあったときに あの時ヘルメットをかぶっていたらなって 後悔しても始まらないですよ 先日も見遠しの悪い交差点に電動アシスト自転車がノーブレーキで突っ込んでましたが 案の定交差している道から車が来て 事故起こしていました 電動アシスト自転車の女性は倒されて動けない状態になっていて 周囲の人が助けに走って行ってました いつ何時事故にあわないとも限らないのだから 「面倒だから 髪が乱れる」などより 自分の安全の為にヘルメット着用を推奨します ↑ 「見遠しの悪い交差点に電動アシスト自転車がノーブレーキで突っ込んでました」 何故この「一番重要なポイント」を見逃すのか・・・ 見遠しの悪い交差点は「徐行する義務(違反には罰則あり)」がありますよ? 「事故が起きないように走行すること」よりも「被害を軽減すること」がそんなに重要???? ヘルメット着用さえすればノーブレーキで交差点突っ込んでも必ず無事で無傷なんですか・・・? たぶんそれは「通常の人間とは異なる生物」になりますが素直に羨ましいです。 もし「徐行徹底してもノーヘルでは車に轢かれやすいんだ」というなら その根拠となるデータでもあるのでしょうか…? まず徐行徹底している自転車自体珍しいのであるわけないですよね。 「車道の命がけ走行当たり前、周囲確認も絶対しない」なんて人達は最初から論外で、 一時停止も徐行も徹底すれば、ほぼ全ての時間にヘルメット着用なんて必要ないですよ? 「歩道の段差が気になるから前サスペンション絶対あったほうがいい」と同じで、 普段の走行時にはむしろ全く必要のない「極一瞬にだけあったら良い物」を、 「常に抱えて負う」という無駄さ加減に気付くべきでは。 仮に「高齢者の暴走に至る車両が毎日のように出る道路を通るしかない」のであれば意味があっても、 そういう道が万が一あれば警察が待ち構えて間違いなく交通整理してるでしょうし。 ◆「ヘルメット未着用ばかりを強調する」報道を否定するも「根幹は道路構造の問題」の指摘・・・ news.yahoo.co.jp/articles/50b477b9484e1a25be31264cecc424ad8b3924da merkmal-biz.jp/post/41923 衝突した自動車側の過失が明らかであるにもかかわらず、 「ヘルメット未着用ばかりを強調する」報道もあった。 ここまで読んできた人の一部は、すでに疑問を抱いているだろう。 ヘルメットを着用すれば事故は減るのかと。もちろんそうではない。 ↑ しかし本気で「ヘルメット着用すれば交通ルールを守るようになる催眠効果がある」かのように 「事故"防止"のためにヘルメットを」と最優先している様相でもあったので、 まさしく「異様な光景」だった。 自転車のための独立した走行環境、つまり 「自転車道や自転車レーンを増やす」ほうが、事故防止には効果があるということだ。 ↑ 取り敢えず、矢羽根マークだけ増え、結果どうだったかといえば…? 縁石を敷設する「完全な自転車道」は、あまりにも現実的ではない。 余程交通量が少なくなった箇所で複数レーンがあれば潰して作ることが出来そうでも まず「その予算をどこから持ってくるのか」ということになる。 極短距離の一部区間だけ敷設しても、それに大した意味があるとも思えない。 いずれにしても、そうした「現実離れした」金の使い方が出来るとも思えないし、 正しい方向とは個人的には思わない。 何度も書いているように 「"通年で"の教育方面」「(教師に負担を増やすのではなく)警察OBの有効活用」で、 土台をしっかりと支える「教育面」こそ必要なサポート。 一方の日本は高度経済成長期に自動車が増加し、自転車事故が増えた際、 一部の歩道を走っても良いという、世界的にも珍しいルールを導入した。 いわゆる自歩道(自転車歩行者道)だ。 青い円の中に歩行者と自転車を描いた交通標識は、今なお多くの道路で見かける。 その結果、欧州ではあまり問題にならない、歩行者と自転車の接触事故が多数発生している。 自転車マナー悪化の原因のひとつも、この曖昧なルールにあると感じている。 ↑ 「一部」なのか「多く」なのかはっきりしない書き方。 そして「曖昧なルール」が問題なのではなく、 「歩行者最優先で最大限の配慮が不可欠」という「概念」そのものへの教育が足らず、 全く浸透していないことこそ、 実行できていない「予測運転・一時停止・徐行」と一緒に問題視すべき。 上手く出来ている諸外国だけを紹介するのも筋違いで、 「箱物」ありきの地域振興が大失敗を繰り返してきた歴史から学び、 ヘルメットにしろ、道路にしろ、何でもかんでも「金を使う」ことではなく、 「今ある物」つまり「既存のルールの範囲内」で、何をすべきかを考える方向こそ必要なこと。 ◆番組内で特にヘルメットなしには触れていないケース tver.jp/episodes/epk9w5op49 元就。 Dr.リトー「柑橘の楽園佐木島」前編~島の悩みに処方箋を~ これで、同調圧力による「TV番組内では絶対にヘルメットを被らなければならない」ような 「規制はない」ということが明らかになった。 地域によって差はあれど着用率を上げることに必死になるより、 まず「安全のためには速度を出さずゆっくり走る」ことが重要と分かる。 ◆所さんの世田谷ベース BSフジ 6月3日(土)放送分より tver.jp/episodes/epcbsgg9px (5分40秒頃から) 「なんかさぁ 自転車がさぁ ヘルメットを着けんだなんて騒いでんじゃん ねえ」 「面白くないそれ またさぁ 何か上の方たちがさぁ 自分の責任を曖昧にするのにさぁ」 「"努力義務"とか言ってんじゃん」 『自転車「ヘルメット」着用努力義務化。』 「なんだよ もう いくらなんでもね 子供(も)騙されないよお前って」 「努力義務・・・まぁこれは義務ではなく努力義務ですからって」 ★「そういう曖昧なこと止めろよ」 ★「努力義務だったら要らないわ」 「だからあれでしょ まあ別に義務じゃないけど そうしたほうがいいですよ みたいなさぁ」 「それはさぁ あの 国が決めることじゃないよね 決まりじゃないよね」 ↑ 「決まり」=(法的に罰則のある規定)ではないことは確か。 風呂場では転倒事故が起きやすいので 「浴室でヘルメット着用の"努力義務化"を定めます」と同じような「余計なお節介」なのに 何故か真っ当なことをしているかのような風潮の押しつけには疑問しかない。 ママチャリで近所100m交差点なし直線移動でも ヘルメット着けたい人がいるなら、それは着ければいいし自由。着用を阻止しようなんて全く思わない。 それを「決める」ってどういうこと?という意味。 徐行は法的義務があってもロクに警告カードすら配られていないのも意味が分からないが、 ヘルメット着用と同じで法的義務はなくても 「予測運転」は努力義務の必要がないのか?という話にもなる。 道交法70条の適切にブレーキを使用する「前」の「心構え」は事故"防止"に大事なことではないのか?と。 「義務にするんだったら義務にして 反対とか何だガヤガヤ騒ぎが起きるぐらいの事をやってよ」 「義務にするんなら義務 義務にしないんだったら言わない」 「その何?一応はそうがいいですよ ぐらいのこと 私はそう思うんですけどね みたいなものを」 「言ってんじゃないよ と思いますよ僕は えぇ」 ★「"努力"義務っておかしな話ですよ えぇ」 ★「あとねぇ 自転車で危ないのは歩行者だから」 ↑ 「歩道の安全な通行方法」「歩行者がいる場合に自転車側がすべきこと」 このあたりの交通教育が全く出来ていないという大問題。 単に「ベルを使うな」だけが独り歩きして、 「側面距離もないのに黙ってすぐ傍を通り過ぎることが正しい」わけがない。 スタントマンショーを見せ公演を聞かせ標識マークを覚えさせることだけが事故防止? ★「あと あれ消さなきゃダメ 環八とかルート20とかで」 ★「自転車の絵が描いてあって矢印がこう・・・(車道の)一番左側に描いてあんじゃんあれ あれ」 「自転車ってこのくらい幅あんだよ 人の肩幅は必ず 人の肩幅はあるよ自転車は」 ★「それが あの狭い この車が一台ぶんぐらいのルート20とか環八で」 ★「ここが自転車ですよー優先ですよーってやってみ」 ★「あそこみんなママチャリだ何だも走り出したら一車線自転車用だぜあれ」 ↑ そもそも矢羽根マークによって自転車が車道を走ることを周知できたかどうかも怪しいし、 自転車の車道走行絶対主義の人達は「車道が混雑する」という概念は存在しないかのような考え方も不思議。 一般車が車道に溢れ始めたら、真っ先に困るのは 「速度の出しやすい自転車が走りにくくなる」とは何故か考えないようで。 「だったら真ん中に一車線自転車用にしようよ」 「あれを車が避けなきゃいけないとか あそこで事故が起きるよ」 「そのためのヘルメットなの?何だかよく分かんないけどさ」 ★「なんかこう事故が起きるようなこと(狭い車道に自転車誘導)を何か作っといて ヘルメットを被れじゃねぇよ」 ★「だから努力義務も何もない 危ないと思ったら(自分で判断すればいい)」 「だからレースやるんだったら 自転車のね競輪場で あんな(急角度)バンク走るんだったら」 「俺はヘルメットも被るし、こんなの(肘当て)もニーパッドも全部するよこうやって」 「ところが俺はそこのコンビニ買いに行くのに 何?貴方ええ?」 ★「これ もしかすると まあもしかするとっていうか ヘルメット売りたいからなの?」 「俺はオートバイなんかはヘルメット売りたくて義務付いてるんだと思うの」 「自転車もそういうこと?何かそういうことがあんの?売りたいの?ヘルメットを」 「何だかよく分かんないよね」 「それが最近の社会事情っていうか に対する 何それとか 皆さん思ってるでしょ?ねえ」 (8分25秒頃まで) ↑ 「ロビー活動」や「ロイヤリティ」を疑うのは、そのヘルメット最大手の評判もありそうだが、 「あまりにも急いで法整備したようにしか見えない電動キックボードも思うと疑いたくもなる。 (電動キックボードの場合はメルカリ出品一律禁止のように、 基準を定めたことで販売そのものを禁止に近づける動きもあるが・・・) オートバイの場合は「暴走車の数を減らしたかった」とすれば 自転車も「ユーザーそのものを減らすことが目的」という見方も出来るが、 あまりにもイメージや生活に根差した存在という意味では全く異なる。 テレビ番組でもまだ一応「警察の方針に苦言を呈すること」は可能のようだ。 結構思い切った意見と思うがカットせず放送出来たことは良い傾向。 今後地上波の自転車番組は出禁扱いにされることを心配するまでもなく 「近所移動でもヘルメット被って走って欲しい」なんて妥当なギャラを積まれても むしろ「断固出演を断る」に決まってるが。 「努力義務=実質的には"目標"に過ぎない」のに、何とかの一つ覚えで 「ヘルメット着用すること"だけ"が正しい」のように煽ることがそもそも異常。 「ヘルメット着用しない場合に限らず安全に走るためには」という現実目線の論調など見た試しがない。 競輪や速度を出して走るような転倒が前提のMTBも含む「競技」なら分かる。 百歩譲って競争でもないのに公道でロードバイクでスピードを出して乗るつもりであれば 「ヘルメット着用」"も"するなら分かる。(頸椎損傷リスクに備えないことには疑問) 子供向けとしては既にあったので、それ以外の全ての年齢層に対して 「近所の移動用にヘルメット着用することを努力しましょう」とは? 「高齢者にも"オススメ"します」であればまだ分かる。 それを街頭で、巡回時に世間話でもしながら、 「徐行や一時停止のような代表的交通法規を守ることを前提として」 ヘルメット着用「も」勧めるならまだしも・・・ ヘルメット着用「が」最優先のような意味不明さ加減。 (以降キャノンデールの小径電動アシスト自転車(CompactNeo)紹介へ) (www.cannondale.com/ja-jp/bikes/electric/e-urban/compact-neo) クルーザーハンドルに変更、 1000円程度折り畳みカゴはタイラップで補助固定とハンドル引っ掛かけ部分ガソリンホースで養生 ※カゴにタイラップは某自転車では激怒案件ではあるが、 「近所用で5kgすら積載しないから気にしない」ということなのだろう。 しかし坂もない近所用なら電アシの必然性もないので 取り回しやすさでは軽量なミニベロで十分では?というのは禁句かもしれないが まあ乗り物として面白いかどうかという基準か。 (外装変速を押し歩き時に切り替えていたのは気になったが・・・) ●「事故発生そのもの」とヘルメット未着用は「無関係」なケース 「入院する事故に遭った子供が原因が自らにあると反省している話」でも、 その事故原因として、もし自転車側が「完全停止」しているような 「何ら落ち度がない」のに車から突然衝突されたのであれば 確かにヘルメットがそれなりに有用な「場合もある」かもしれないが・・・ 「安全運転をしていなかったこと」=「確認せず横断や飛び出し」であれば 「ヘルメット着用していなかったこと」に置き換えること自体が意味不明。 ●それでも、ヘルメット着用していれば 「"入院するまでの怪我には"ならなかった可能性がある」は分かる。 ●「"子供ゆえに"感情の抑制ができない段階なので、安全意識よりも自己欲求行動優先のため ヘルメット着用の意義がある」という観点からも、意義は理解できる。 ●他にも、「公道で"無闇に命がけで"速度を上げて走行するようであれば、 ヘルメット着用を促す気持ちは分からなくもない。 ◆しかし、「ヘルメット着用さえしてれば事故に遭うことはなかった」とは「絶対に」ならない。 理由は簡単。 ヘルメット着用するだけで事故に遭うような行動を採らない安全運転を必ず行う「催眠効果などない」ため。 また、自動車が「ヘルメット着用で運転している自転車」を避けて事故を起こすわけもない。 もし特定の人達だけでも、ヘルメット着用した瞬間に 「いかなる交通法規も徹底遵守する暗示効果がある」なら別だが、 例えば「見通しの悪い交差点での徐行"義務"(違反者には罰則規定あり)」を 「完全に」守っているとは到底思えない。 では反対に「ヘルメット着用なし」でも「交差点を特に警戒し、徐行や一時停止を徹底遵守」していれば? 大抵の出会い頭の「事故そのもの」に遭わない可能性が高い。 そして、それは装備品を買って身につけるだけで瞬時に出来るようになるわけがない。 危険な状況や場所を危険と認識していないことそのものが「事故を招く」という認識が 事故"防止"の観点からは絶対に必要であり、 少なくとも「思考力と自制心のある大人であれば」 まず装備品が先ではなく、安全な走行方法を徹底することが事故"防止"に繋がる。 ※そういう意味では「大人でも注意欠陥がある自覚があれば」着用の意義はある。 ★「考える」→「予測運転する」→「安全運転のための行動を実行する」 なぜこの過程を採ろうとしないのだろう。 そんなに難しいことなのだろうか? 精神的に余裕がないから不可能? ●案の定1か月もせず殆ど消えたヘルメットの記事 交通安全週間あたりで散発的な記事は出て来ることはあっても、 「所詮はこの程度の話題性しかない」分かり切っていた予想通りの展開。 散発的にヘルメット着用の有無が事故の記事タイトルに入っていることがあっても それもじきに同様にほぼ消えると思われる。 このような結果になるのは当然といえば当然の話。 「世間の無頓着の壁」はそんなに薄くないのだから。 何しろ「自転車(のチューブ)に(適性量の)空気を入れることでパンクを防げる」という 空気入れ拠点に持ち込めば、ほぼお金をかけずに可能なことでさえも 全く定着しないのだから「数千円のお金が必要」となれば到底無理な話。 特定小型特殊に含まれる最高時速20kmの電動キックボードの解禁までに 無理やり自転車の規制だけを強めた格好に見えるが 大山鳴動して鼠一匹のような「居所的には売り上げが伸びたような気がする」 安全という名目で「セールスキャンペーンに利用されただけ」という見方が強い。 「努力義務ではない義務化への道筋なんだ」と戦々恐々としているような 未だに「(実現できるわけがない)夢見がちな人達」もいるようでも、 「特に人手不足の地方での取り締まり不可能」の時点で、 少額違反金制度が導入不可になった経緯や「事実」を知ってもらいたいものだが、 恐怖感や余程自転車が憎いのか実現することしか頭になければ聞く耳を持たないので、 知ったところで「実現不可能」を理解する気はないのだろう。 「自転車免許制度も同じで出来るわけがない」。 その代わりとして無駄に余らせている警察OBの天下りとしてでも 防犯登録協会こそ解体し全国共通制度に組み換え、 その代わりに「交通教育機関」でも開設し、「毎週1回程度であっても必ず通年で」 義務教育に組み込むことが重要なのだが、そういう話すら上がらければ交通マナー向上などありえない。 そして何より ★「事故の"防止"」には様々なルールを頭に叩き込む前に、 まずは「徐行・一時停止」をしっかり守ることから。 そのためには「予測運転を欠かさないこと」こそ、 「多くの事故の"完全"防止」に近づく「最も有効な策」として継続実行しましょう。 ※もちろん、「前後とも」しっかりブレーキ装置が機能することのご確認も忘れずに。 (錆やブレーキシューの削れ・硬化があれば交換、ブレーキレバーのテコ比の適性化など) ●ヘルメット努力義務化の意義とは? gendai.media/articles/-/109264 蓋を開けてみれば当然のように着用者が増えなかったこともあり、 勢い付いてようやく否定的な記事も見かけるように。 つまり、今回のヘルメット着用努力義務化は、 (どう考えても真面目に取り組めば取り組むほどに、利用者が減るものであるにも関わらず) 「自転車利用」の促進のためにできた規制なのである。 自転車は後述するように安全な乗り物である。 これを「過剰規制」と評価する以外に、どういう評価の方法があるのだろうか。 (安全かどうかは自動車比較と利用者の運転次第でもあるが) 明らかに矛盾しているのは確か。 こんなことに歓迎できる人達は、優先順位を判断することすらできず 「自分たちの首に見えない縄をつけられて絞められていること」に気付いていない呑気な人達なのだろう。 全国に6870万台、国民の二人の一人が保有し、また多くの人が日常的に利用している自転車が、 1年でわずか433名の死亡者しか出していない。 例えば、厚生労働省の研究班の発表によると、風呂場での推定死亡者数は年間約1万9000人だ。 自転車の利用を減らしてまで規制をかけるのではなく、行政はまず風呂場に目を向けたほうが良さそうである。 ↑ その通り。だから風呂場で(血中濃度での失神ではなく)転倒事故の割合が高ければ こっちこそヘルメット着用を積極的に推奨すればいいのでは?と思うのは必然。 ここで着目すべきは、自転車での事故死が年々減っているという事実である。 増えすぎて困っているというのであれば、意味がある可能性がゼロではないが、 なぜ、80%減という大きく進む死亡者数減を考慮せず、さらなる規制をかけるのか意味不明だ。 自転車関連事故が減り、対歩行者が増えているのであれば、ヘルメットをつけるべきは歩行者ではないのか。 ↑ 確か、「自動車事故に比べると減少率が低い」ことを理由に挙げていたが… 自動車ユーザーが減り高齢者が自転車に乗る割合が増えれば減りにくいのは分かり切ったことでも そういう観点はないものとされる。 死亡者の7割は高齢者 人口10万人当たり交通事故死者数の推移(警察庁資料)をみても、常に、歩行者のほうが(自転車利用者より)死亡者数は高い。 「特に、自転車乗用中の死傷者のうち、65 歳以上の高齢者が(中略)自転車乗用中の死者に占める割合は約7割であり、 重点的な対応が必要である。 さらには、ヘルメット非着用の自転車乗用中の死者の約6割が頭部に致命傷を負っていることから、 全ての年齢層の自転車利用者に対して、ヘルメットなど安全装備の装着を促すことが重要である」 (先述の『自転車活用推進計画』)とあるが、 死んでいる7割は高齢者であるのにもかかわらず、 次の文章に移ると、全年齢にヘルメットを着用させよとガラリと言っていることが変わることに注目してほしい。 なにより、60%が頭部に致命傷というが、ヘルメットをつけても40%の命は助からなさそうである。 ↑ そう「事故"防止"」の観点が完全に欠落している。 ヘルメット着用で事故被害軽減可能性が上がって仮に6割全ての事故を防げたとしても、 「残り4割は自己責任でどうでもいい」と言い放っているようなもの。 1、今回のヘルメット着用努力義務化は、自転車利用の促進が目的だが、ヘルメット着用が推進するほど、利用者は減る 2、自転車事故死は、80%減っていて、さらに毎年減っている 3、風呂場の事故死、歩行者の事故死のほうが、自転車より多い。自転車規制だけ突出する意味がない 4、死亡者の70%が高齢者。なぜ規制が全世代なのか不明 「みんながヘルメットをしているのに、君だけしないのはおかしいだろ」という理論が、 平気で罷り通るのが日本社会というものだ。 みんなが無視していれば、無害。みんながヘルメットし始めたら、自転車利用が減るという成り行きになりそうだ。 このヘルメット規制について、ヘルメットを買うための補助金、ヘルメット規制を世に知らしめるための啓発運動に、 行政は多額の税金を投入している。 規制を実行した当局には、環境にやさしく安全な乗り物である自転車に、 無意味で有害な規制をかけたことを少しは反省してほしいものだ。 ↑ 「被害軽減の"可能性が"上がる」ので完全に無意味とは言わないまでも、 「ヘルメット着用での死亡事故」や「安全運転への目線」「通年での交通教育」からも 今回の件を否定してほしかったのはある。 ◆「ヘルメットをかぶっても事故は起きます。」 news.yahoo.co.jp/articles/366d94ee4d8bc4ba386da2ff6c8e5fcfb160cb1f 自転車は庶民の「足」。免許制にすべきとまでは言いませんが、 どこかがしっかり舵を取って最低限の交通ルールをきっちり指導頂かないと、 ヘルメットをかぶっても事故は起きます。 ヘルメットは事故に遭った時に防御するものであって、事故を防ぐ物ではないはずだと思うのですが。 「今まで必要ではなかった物が急に押しつけがましい規定された表向き以外に考えられる理由」や 「金銭的な負担」や「交通教育」に関してもあって欲しかったが、 「優先度」についての観点から見ればこのような意見が当たり前。 「免許制にすべきとはまでは言わない」というのも 現実的な実効性の難しさからの言葉であればよく理解されている。 ヘルメット着用によって「被害軽減可能性が上がる」ではなく 「"事故そのものが"未然に防げる」と本気で思ってそうな人達がいるのが恐ろしいところ。 「ヘルメット着用した瞬間から自然と交通法規が身について安全運転を行うわけがない」し ヘルメット着用していたとしても転倒すれば「自損事故が起きた」となるのでは? 真の交通安全のためには、「整備不良は改善し、まずは一時停止を全て守る」 「見通しの悪い交差点は徐行する、無理な横断はしない」 このあたりに絞り込むことから始められる。 ●傘の支持具は別で解説してもらいたいが・・・ 例えば自転車のハンドルに傘を固定する傘スタンド 「ぎりぎりグレー」の状態。 傘を差した時の高さ、幅によって視界をさえぎったり通行妨害、 風にあおられて転倒するなどで違反に問われる可能性 「販売→器具取り付け→傘を取り付けて広げても"自転車を押して歩く" "閉鎖私有地内であれば走行もセーフ"」 一方で、傘を取り付けて広げて公道を"走行した"時点で 「事故を"起こしていなくても"安定を失う"可能性"が発生する時点で」 「"条文を読み解く限り直ちに違法"と言えるが、取り締まっていないために形骸化している」まで説明しないと 「グレー」だけでは分かりにくい。 ◆参考:傘の詳細ページ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/53.html ◆[海外]「英国でヘルメット「努力義務化」の声が上がらないワケ」 merkmal-biz.jp/post/37688 news.yahoo.co.jp/articles/ce88cde9ac0944b2e1724d3f583d63ff99636d6a 「自転車のヘルメット着用は安全対策の効果がないばかりか、 自転車に乗ることを思いとどまらせたり、サイクリングをリスクの高い活動と思わせたりするもの」 【1】「ヘルメットなのに頭部を保護するとは限らない」 自転車用ヘルメットが脳振とうから保護するようには設計されていないことだ。 米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、 「ヘルメットのデザインで脳振とうを防ぐことが証明されたものはありません」としている(2021年5月18日付同ホームページ)。 一般に求められるヘルメットの役割は、走行中の車に衝突された際に、頭を守ることだろう。 しかし製造者サイドは、自転車用ヘルメットは 「頭の高さから地面に地面まで落下する」 ことに備えた設計であり、ハイスピードの車による衝突で跳ね飛ばされたときに 「頭を保護するものではない」ことを強調している(2022年12月21日付『米国版フォーブス』)。 ヘルメットには、頭部外傷には効果があるといわれているが、 ロンドンのセント・ジョージ病院の脳神経外科医であるヘンリー・マーシュ博士のように 「通常のヘルメットは単純に薄すぎるので負傷を防ぐものではない」とする意見もある。 【2】むしろ「ヘルメット着用することで危険性が増してしまう」ケース 「ヘルメット着用により誤った安心感が植え付けられてしまう」という、 英国バース大学の交通心理学者イアン・ウォーカー博士による2006年の研究が、今も議論の中心にある。 車のドライバーには、 「ヘルメットを付けるようなサイクリストは、経験豊富で予想外の動きをしない」 という先入観があり、衝突の危険度が高まる傾向にあるという。 博士自身が距離センサーを付けた自転車に乗り、車のドライバー2500人に追い越されるときに どれくらい距離を空けられたのかを計測した。半分はヘルメットを着け、半分は着用しないで、その違いを比べた ヘルメット着用時には、ヘルメット無しに比べ、平均8.5cm車が近くを通過していた。 車は乗用車よりも大型トラックやバスの方がより近づく傾向にあった。 博士は、2500回のうち2度車にぶつけられたのだが、どちらもヘルメット着用時だったという。 (2006年9月13日付『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』)。 サイクリスト自身も、ヘルメットを着用することで過信し、 リスクを冒しやすくなる傾向があることもよく議論にのぼるテーマである。 ↑ 典型的な違反行動は「右折レーン侵入」「車間距離保持義務違反(トレイン走行)」。 特に「狭い道で他車も多い危険な道」であっても、 原則論に縛られて車道走行に「ヘルメット着用だけ」で 命を懸けられるような人達の気持ちは全く理解できない。 【3】ヘルメット義務化によって自転車の利用者が減ってしまった国 自転車走行時のヘルメット着用が義務付けられているのは、世界では ・アルゼンチン ・キプロス ・オーストラリア ・ニュージーランド と非常に数が少ない(『同フォーブス』)。 ここではアメリカの一部州の記載なし。 オーストラリアのニューサウスウェールズ州では、 1992年に大人に続き子どもも義務化されると、翌年に自転車通学する子どもが 30%減ったことが明らかになった(2017年3月21日付『ガーディアン』)。 1994年に義務化されたニュージーランドでも、 1989~1990年と2003~2006年を比べると自転車利用数が51%減少したという研究結果がある。 罰金が科せられる義務化で自転車の気軽さが薄れてしまったのだ。 それらも踏まえてか、英国では、日本で自転車のヘルメット努力義務化が閣議決定された2022年12月、 ジェシー・ノーマン運輸相が義務化を否定した。 「目先の金」欲しさに「先のこと」が考えられない。 ・自転車購入時に安さで通販を選んでしまう消費者 ・素人騙しの販売か修理でしか商売になるわけがないと思い込んでいる店 ・空気圧管理やメンテ方法なんて詳しく教える必要などなく売れればそれでいいというメーカー 「検査団体が作れれば」「目先の売上さえ伸びれば」 「ユーザーが減ろうが、結果的に今後ますます医療費が増大しようがお構いなし」 ↑ こんな有様が「まとも」なわけがない。 ヘルメットに脳振とうを防ぐ効果がないのであれば、日本においても、 ・自転車専用レーンの整備 ・自転車の逆走(右側通行)禁止 を定着させていくことが不可欠だろう。 それがすぐにはできないことで、個々にヘルメットを着用させるとしても、効果は限定的なのではないか。 ヘルメット着用が進まなかったり、自転車に乗る人が減ったりしたら、制度が再検討される可能性もありそうだ。 オランダを例を挙げる人達もいるが、日本で自転車専用レーンを全国に簡単に張り巡らせられるなら苦労しない。 そして、中途半端に敷設し縁石などで隔離され、その区間だけでも歩道から一般車完全締め出しになって 自転車専用道を強制されるということは 歩行者や一般車メインユーザーにとっては有益になるかもしれないが、 「速度を出して走行する自転車」にとっては 自転車量が多ければ間違いなく走りにくくなって困ることになるが・・・ 「そんな箇所は少ない」と賛成できるのだろうか。 ●「ヘルメット被ってくださいね」と街頭活動が始まった場合の想定やりとり ヘルメット配布された学校や会社等で着用走行してる光景を開始時だけ報道し 模範的行動のようにどれだけ素晴らしいことのように紹介されても・・・ 警察官「ヘルメット着用努力義務化されましたのでよろしければ着用をお願いします」 ↓ A「うん。じゃあヘルメット買ってくるから代金払ってくれる?」 B「何千円もするような物を、じゃあ今から買うわってすぐ買えると思うか?」 C「暑いし蒸れるし髪型崩れるのにほんとに被らないとダメなの?」 D「置きっぱなしとか嫌すぎるし、持ち歩くのもダルいし、考えてないなぁ」 E「努力義務でしょ?罰則ないんでしょ?つけたい人だけつければいいのでは?」 F「自転車側が気を付ける前に、路駐だらけで車道走りにくいのを何とかせえよ」 G「本当に必要な方として、視野も狭く運動機能が衰えている自覚のない多くの高齢者の方と、 判断力に乏しい子供さんと、速い自転車の方だけで十分ではないですか?」 ↑ 生活用自転車乗りの多くの大衆心理からすれば、 こんなやり取りが幾度となく繰り返されることでしょう。 それよりも安全装備品として 「一般車でも前後ともブレーキが適切に使えるかどうか」、 夜間であれば「反射板」「ライト」の 徹底確認をするほうが優先度として重要とは考えないのだろうか。 ●どうせ「喧しく騒ぐのは最初だけ」 であることは間違いないのだが・・・ 「思考停止の壊れたスピーカー」は「正しいことをしている"つもり"」だからどうしようもない。 分かりやすく例えるなら「年末年始だけ干支を気にする」ようなもの。 春や夏頃になって、人形作りの関連職でもないのにわざわざ今年の干支の話をする人が多いだろうか? 街頭活動の強化期間でもなければヘルメット着用をイチイチ問い正せるほど警察官は余っていない。 自転車への少額違反金制度の計画が頓挫した事実さえも知らないのだろう。 それにしても、なぜこうも「本当に優先すべきこと」を見ようとしないのか分からない。 ▲「安全のためにヘルメット着用!」といいつつ「頸椎損傷リスクは無視、プロテクターは断固拒否」 ▲「自転車で音情報は大事!」といいつつ「生活道路交差点での徐行・一時停止(止まれの標識など)の義務は概ね無視」 ▲「自転車免許!反則金!導入すべき」といいつつ「幼年期から通年での交通教育の必要性に気付かない」 ▲「防犯登録は義務」といいつつ「防犯性皆無に等しいワイヤー錠、プレスキーのリング錠」 ※「通年での交通教育」というのは義務教育課程以外も想定 特に「高齢者の事故は無視できない」にも関わらず 自転車でも高齢者のための自転車安全運転講習は稀にニュースになる程度で 頻繁に開催されている様子はない問題もある。 「多くの人達が言っているから正しいに違いない」という国民性特有の「前に倣え」で 疑問を持たない「思い込みの怖さ」が如実に出ているというべきか。 衆愚政治の研究テーマからの派生として取り上げられそうな内容。 (本当に無知なら仕方ないが、分かっていて無視を決め込んでる人達こそ最も悪質といえるが・・・) 民主主義で多数派を「気取って」本質が見えず困るのは結局「自分」。 本来は、ヘルメット着用して助かったと思えるような「状況を作り出さないため」に、 「どのような方法で安全に走行すべきか」を考えたり話し合う機会だろうに・・・ 人間であることを放棄するに等しい「思考停止」の場当たり対応には心底辟易する。 正直「外出時に鼻水が出るかもしれないのでティッシュ携帯の努力義務を定めました」のような 「大人なのにわざわざ事細かに決められない=自ら考えて選択できない」 知的レベルを疑われているような規定に見えないことが信じられないというか。 せいぜい、今まで規定のなかった「高齢者」への努力義務であればまだ分かるが 配慮なのに高齢者イジメと顰蹙を買うのを避けたかったのかもしれないが、 だとすれば、明文化されていなくても暗黙の了解となっていた 「速度の出しやすい"主に"スポーツ系自転車など」とすれば済む話。 ※「通勤/通学は会社/学校単位でご勝手にどうぞ」と案内すればいいだけ。 車道を走ることが多く(ヘルメット着用により側方の距離詰められるとは考えないので) 「あったほうが安全と思うなら自由に被ればいいだけ」なのに、 今まで(大人且つ"一般車で")ヘルメット着用が異端のようで肩身が狭かった人達にしてみれば 実際には到底叶えられない理想の幻に過ぎないとしても、 「まるで多数派の仲間が入りできそう」で喜んでいるような人もいるのだろうか。 ※不慮の事故を防ぎたいなら「まず0円から始められる交通安全」が最優先なことは当たり前であり、 「走行場所・時間・状態・速度・周囲への意識」などを総合的に理解することが始まりであり、 被害「軽減する(かもしれない)」機能に期待して「お金を払って装備を買うこと」が要点なわけがない。 ▲「転倒の直接原因を置き去り」でヘルメット着用を強調する違和感 news.yahoo.co.jp/articles/4dd422c4f3d0df0c831b71b8ff8c69d3ad5bdec4 滝川は「身をもって自転車の転倒には気をつけてほしいという想いと 4月1日からのヘルメットの努力義務を伝えたくて」と、ケガをした写真を投稿した理由を明かした。 3歳の男の子を育てている滝川は「子どもが乗っている電動自転車になるとかなり重くなり、 止まっていても転倒するときの衝撃が大きいので気をつけてくださいね。 バランスを崩したときは腕力が足りず倒れるしかなく、 私は止まっていたときに、また動こうとしたタイミングに 足がコートに引っかかってしまい倒れてしまいました」と転倒した時の状況を説明。 ケガについては「子どもをまずなんとか守りたかったのと、 頭を守ろうと反射的に顔から落ち、サングラスが顔に刺さってしまったのかと。 ヘルメットをしていれば、頭は守られるので頭から落ちようとしたかもしれません」と ヘルメットを着用していなかったことを後悔し、 「みなさんもご自身を守るため、是非ヘルメットを。 そして、ちょっとした油断も大変なことになるので気をつけてくださいね」と、呼びかけている。 ↑ 何というか・・・本当に同様の事故を「防ぎたい」と思っているのだろうか。 ●まず「自転車に乗るときは車輪に巻き込まれる危険のある「ロングコート」は今後一切やめます」と (実際今後は着ないまたは"丈調整を必ず行う"と決めた場合であっても) "断言しない"のは何故ですか・・・? もし「オシャレ1番で安全2の次」で「ロングコートはこれからも着ますよ?」であれば、 ヘルメット着用しても「フルフェイスでもなければ顔面を怪我する可能性」がある。 万が一「ヘルメット着用すると同様の転倒が起きないようにコートの挙動を操れます」? という能力が身につくスゴい効果があるなら是非ともそのヘルメットを教えて欲しいです。 ●「サングラスが顔に刺さってしまった」 サングラス着けないという選択肢は・・・ 芸能人ゆえにプライベート空間を守るためには「外せない」と一定の理解は出来ますが、 ヘルメット着用してれば「頭から落ちようとした"かもしれません"」と この時点で「安全を保障できない可能性がある」ことを分かっていて、何故ヘルメット着用が先? まず原因となった「ロングコート」についての「対策」は「絶対に不可欠」でしょう。 それを置き去りにして、ヘルメット着用で転倒して 同様に「(脳ではなく)"顔面"」の怪我を防げなかったときには どう「言い訳」するのでしょう?興味が湧きます。 ※パンク修理でも「原因を取り除かなければ」修理は完了しません。 刺さりものであればそれを見つけ除去することでも、 実際のパンク原因の多くは「空気入れ習慣の無さ」と「適正空気圧の無理解」にあって、 その対策として「タイヤ・チューブ交換したからパンク修理完了した」では、 「根本的には解決していない」ようなもの。 交通安全アンバサダーと称するような人達でも こういうニュースでまず開口一番に「ヘルメット着用」を先に出すような論調であれば 「全く信用に値しない」ことだけは分かる。 コメント欄に「ロングコートの問題」や、 「顔の怪我を防ぐには半ヘルでは防げず論争になる」ような内容もあって 余程マスコミ達より冷静に見ている人達もいることに感心する。 ▲「努力義務」という紛らわしい言葉のせいで・・・ 誤認させかねない記事タイトルをつけ始めるところまで。 ・自転車ヘルメット着用義務化・売れ行き変化?【愛媛】 news.yahoo.co.jp/articles/62a7b21504ef49796d9f44f259338d651883dba8 ・間もなく始まる自転車のヘルメット着用義務化。 news.yahoo.co.jp/articles/aeb85754d44b5d8a1e02b8cd057322ec3bd83ba8 kaden.watch.impress.co.jp/docs/topic/topic/1485187.html そもそも「努力義務」という言葉自体に違和感がある。 「努力」→ 成し遂げるために励むこと 「義務」→ ~しなければならない。~する必要がある 遮音関連の場合「警告カードを優先発行するという人員の無駄遣い」が最大の問題ではあるが…、 条文のイヤホン等をつけ交通に関する音などを 【聞こえないような状態で】(=「聞こえる状態」であれば違法性一切なし)を無視して、 末尾の「運転しないこと」までしか文脈を理解しようとない者達のお陰もあって、 誤解が蔓延っている状況に比べればまだマシなほうとはいえ、 法律用語であっても「努力を義務とする」ように見えて言葉尻の"義務"が強調されてしまうため、 意味からすれば啓蒙活動として広報の場合、「努力"推奨"」「努力"目標"」とすべきであり、 義務という言葉を混ぜるのは明らかに不適切。 そして、「自転車」でニュース検索するとあまりにも多かったこともあってか、 「北風と太陽」の話ではないが、 1次ニュース配信元に各テレビ局が1回だけならまだしも 何度も何度も同じような内容を繰り返すほど ウンザリして反感を買っている兆候も見られるようになってきたのは むしろ良い傾向といえるかもしれない。 文章記事でも「似た内容」や「重複表現を避ける」のは基本中の基本であり どんな良い言葉でも栄養でも「多すぎれば毒となる」。 当然、記事を調べるわけもない大衆にしてみれば 偏向報道が著しいニュースなど見ないか、 ニュースで流れていても特に気にかけないのですぐ忘れるだけで 「へー。ふーん」で終わり。 割合的に熱心に見ている高齢者は影響(扇動)されて買った人もいるようだが・・・ 本来の主旨からすれば高齢者の「事故軽減(可能性)」(を名目に金を巻き上げる)という 立派な役割を果たしたといえるのだろう。 ●「ヘルメット被らないと危険ですよ!!!」というが、"実数"は? 自転車保険の加入での煽り文言も似たようなもので、 高額賠償支払いに至った事故が「年間何件発生しているのか」ということは伝えず 「金額」だけを強調し不安を煽る手法がどうにも薄気味悪い。 近年急に頭部損傷での自転車死亡事故が「毎日必ず1人以上出ている」わけでもないのに まるで「ヘルメット被らないと明日にでも事故に遭うから」のような「煽りだけは必死」なわりに 一時停止や徐行など肝心の「交通法規の遵守」や「定期メンテナンス」を重視しないことは はっきり言って疑問しかない。 台風報道でも「無駄に不安を煽るのが仕事」のような節があるが、 「軽んじて事故が起きたときの責任を擦り付けられたくないだけ」のよう。 しかし、マスコミとして不安を煽りたいだけなら毎日「自転車の歩道での徐行無視」を 「違反で罰則がある」と煽り続けて欲しいのだが、なぜかこっちは問題なしのような感覚。 NEW(S)だから「新しく始まることだけ報道の価値がある?」わけでもないのだから、 安全意識の低い広報活動に何ら疑問を持たないマスコミ自体の質の低さが分かる。 自転車は車両であって「対自動車での被害は減らす」という根底に (徐行一時停止の徹底遵守は無視する一方で)過失割合を持ちだしたがる層の存在からして 「車道での自動車側を立場をより有利な存在に」という思惑も垣間見える。 国民全体の健康割合が減ることで医療費が増えればその重荷には自分たちに返って来るなど 想像もしてないか、本当に国力を下げたい勢力でしかない可能性もある。 ●ドラマの自転車シーンは今後どうなる? 今までも「違反者には罰則のある2人乗り」を違法性など一切ないかのように 平然と使ってきたのだから、今後もヘルメット被らせるようなことは 特に高校生や大学生超えの「生活用一般自転車」ではまずありえない。 ヘルメット着用していない2人の距離の近い場面を撮るために オートバイ原付2種以上ではなく違法性のある自転車2人乗り描写を使ってきたのだろうし。 わざわざ学校敷地内の門を閉じて撮影したりするようなこともなく もし変わることがあるとしても「このドラマはフィクションです」の後に せいぜい「公道撮影時は許可を取り閉鎖して撮影しました」のような注釈文を付けるくらいだろう。 高齢者は自転車シーンが減り、基本的に徒歩/セニアカーにされそうな気はする。 自動車運転シーンも減らし、近年の免許返納の流れからして「バスかタクシー」に。 ●ヘルメット努力義務関連の報道がない地域 全国どこかの地域の記事が上がっている中で 「群馬・栃木・千葉・山梨・福井・三重・高知・熊本・沖縄」を含めた検索で 調べた限り1か月以内での記事は上がっていなかったのは 今回の努力義務について各県警で疑問を持っているために動いていないか、 (ヘルメット盗難やイタズラが増えるなど)余計に面倒なことになりかねないことを懸念しているとか、 各報道機関が「報道する価値なし」と判断しているか。 関東圏は「キー局」がカバーしているので別としても、 それぞれの「事情や都合」の背景を考えると面白そうでもある。 少なくとも熊本は2022年10月に既に(努力義務)条例制定されているようなので 今更改めて報道しようとは思わないのだろう。 ※他でも同様の条例がある地域もあるのかもしれないが、 今後この手の報道自体が一気に下火になるのもあってわざわざ調べようと思わない。 ▲ヘルメット預かりサービスがあれば定着? www.jprime.jp/articles/-/27327 弊社のようなメーカーが技術開発を進めるとともに、 駐輪場でヘルメットを預かってくれるサービスなどがあると、 ヘルメット着用が定着しやすくなるのではないか、と思います」 数台停めるだけの屋外駐輪場でロッカー併設などありえないし 反対に何百台も停める駐輪場でそんなことが出来るわけがないことくらい ちょっと考えれば分かりそうなものだが・・・ ヘルメット用にコインロッカー100円で併設できたとしても 「毎日」ともなれば使う人がいるのかどうか。 月額契約で数十円に下げれば元がとれるまで何年もかかることになるので、 「設置側のメリットが低い」。そもそも駐輪台数が減れば本末転倒。 「数十台程度」で管理者が常駐しているような駐輪場であれば可能かもしれないが そんな場所が全国的に多いとは思えない。 それにしてもヘルメットを普及させようと目論むことで 自転車ユーザーが減り結果的に医療費増大への懸念まで考慮すれば 「明らかに愚策」としか思えないが、 むしろこれこそが真の目的なのだろうかとも考えられる。 少し前の2022年10月の「東京で重点4項目違反の悪質者には赤切符を発行する」内容も 既に思い出せない人しかいないのではないだろうか? (「●赤信号無視」「●一時停止の無視」「●歩道で徐行せず」「●車道の逆走(右側通行)」) 特に「歩道での徐行」に触れない場合、その時点でどういう人達か分かりやすくて便利。 残念ながら、決して「世間感覚とのズレ」は強弁では埋まらない。 ★しかし「転倒での事故被害軽減可能性を上げたい」なら 「屋内でも転倒の危険があるのだから起床してから寝る直前までヘルメット被りましょうね」となる。 (※ベッドの人は寝がえりで落ちて頭を打つかもしれないので"寝るときも"着用) 風呂場はもちろん転倒する可能性が高いので座っているとき以外着用。 事故防止で罰則のない「努力義務」ならここまで決めてしまえば良いのではと思ってしまう。 そう。それほど「大きなお世話感」が強いのが今回の"騒動"だったが 目に見えて実際の着用率が上がってる様子もなければ始まってしまえば 「着用率を毎週のように追加報道するわけもない」ので1か月もすれば報道は消え、 夏までには電動キックボード等の特定小型原付の話題が大半を占め 「あーそんな話もあったっけ?」と15項目同様に すっかり何の話だか忘れられてるに違いないので 気にするだけ時間の無駄ではあるのだが・・・。 ●街中を見た限り特段ヘルメット着用者は全く増えていない様子の記事 merkmal-biz.jp/post/37109 いくら販売好調という盛ったような話があっても、やはり"実数"で考えるべきなのだろう。 今回のことで影響されてしまいヘルメットを買った人でも 「そもそも週1回使うかどうかで実際ほとんど自転車に乗っていない」という理由もありそうだ。 そうなれば 「ヘルメット着用者が一向に増えない」というのも納得できるが 元々少なかった流通量から見れば 「"実数としては"大して売れてない」からこそ、街中で目に見えて増えていないと言えるのでは? 例えば今まで月10個だった売上が月20個売れただけでも 「何と今までの倍も売れています」とすれば、売れているような錯覚を与える。 「(一般車ということもあり)周りの"普通は着けない"という世間体を気にして着けようと思わない」ような 理由は実に日本らしいというか。 マスクとの比較で言えば、まずマスクの具体的なメリットには、 ・「顔を隠せる」ので楽 ・「口臭」を防ぎやすい ・わざわざ人のいる方向にくしゃみをしていたような迷惑な輩からの「飛沫防止」 ・主に女性にとっては「メイクの手間が減らせる」利点 ・「他人の顔色を窺う」ことへの疲れを「マスクしてて分かりにくいので」と言い訳にできる など、国民性とも相まって着けることに"メリットが様々ある"こと そして何より 「値段が安いこと」「嵩張らない」というのも普及した理由といえる。 一方のヘルメットはヘルメット警察が出張れるほど ▲(特に生活困窮者も含むため)「誰でもすぐに買えるような値段ではない」こと。 SG指定という基準も一切ないので2000円程度の物を買って補助金で無料にすることが 可能な自治体もあるかもしれないが・・・、「1回転倒で買い替え必須」ではコスパが悪いのも確かだろう。 ▲「嵩張る」持ち運ぶのが面倒・小型のバッグに付けて持ち歩くのは現実的ではない。 「スポーツ自転車でもないのに似合わないしダサい」より ▲「他に居ない・普通ではない」という「世間の壁」が立ちふさがる。 ●最大にして唯一のメリット「被害軽減する(かもしれない)」の1点のみでは 使用に優位性が見いだせないのも頷ける。 英式バルブを主に表向きはコストを理由を未だに標準変更の兆しすらないのだから 「今までの常識」がそう簡単に覆るわけがないのは当たり前。 ※単純に「金を徴収する」という点で見れば、ヘルメット関連から回りくどいことをせずとも、 個別の反則金制度は頓挫したとはいえ、道路の維持費用を名目に、 購入時に「自転車購入税」を20%ほど徴収されそうな気はしないでもないが その前に逃亡犯の足になりにくくするためにも 「全国共通の"所有者登録"」に移行し防犯登録関連団体を全て解散して貰わないことには・・・。 (いや…残してても良いが"(罰則なし)加入義務"対象は所有者登録だけに移行) 本当に、まずこっちの問題を解決しようとは思わないのだろうか。 手続きも煩雑であり、引っ越し時など利便性も著しく欠いているのに 登録抹消手続きがなくても流通できたり、ましてや削って販売など言語道断。 ●ヘルメット未着用での事故を強調している記事への疑問 news.yahoo.co.jp/articles/45bc8492a68f297140119b9d015f99b32f9611bb はねられた男子高校生はヘルメットを着けておらず、 頭に大ケガをして一時意識不明となりましたが命に別状はないということです。 ↑ 「ヘルメット着用せず事故で頭に怪我を負った」ということを記すのであれば、 もし「ヘルメット着用していても事故で大けがを負った」場合、 「頭部"は"守られた」とでも強調するつもりなのだろうか。 しかし公平を期すためには、「ヘルメット"着用していたことで頸椎損傷"」の事故も どれだけレアケースであっても高額賠償になったようなケースと同様に、 今後はしっかりと紹介してもらいたいと思うのと同時に、 頸椎損傷保護のためのプロテクターや高価な自転車乗り用のエアバッグまで 特にレース参加条件に強制的に組み込めば、業界は潤うんじゃなかろうかと思うが、 諸外国ではレースでの怪我リスクなど最初から織り込み済みで これ以上重くなる装備を強制される筋合いはないと反発されるだけだろう。 ●「過失割合に影響する」と思い込む心理 遮音関連への条文誤認のように「絶対そうに違いない」と1回思い込んでしまうと 抜け出すのは相当難しいのかもしれない。 それにしても、罰則すらない"努力義務"に戦々恐々となっているのが…なんというか もはや呆れを通り越して「人間心理として面白い」というか。 14項目(現在15項目)の違反から、3年以内に2回の赤切符発行を受けて 「講習を受けられる機会が得られる」ことを 「罰則"強化"」と吹聴していた思考力と酷似している。 その後、赤切符が生活用自転車が日常的に走行するのをためらうほどに 発行されてるかどうかといえば、増えてはいても、そこまで過剰に多いほどもない。 ↓ なぜなら「警察の人員が無尽蔵ではない」のだから当たり前の話。 地域によって大きな差があるのも特徴。(※だからこそ「違反金制度も導入不可能」となった) より重大な事故に直結する自動車関連への取り締まりよりも重視する意味もないのも当然。 そもそも 「違反すれば"罰則のある"徐行義務や一時停止義務」を 自転車では恐らく9割以上の人達が「徹底遵守」していないくせに、 何故罰則のないヘルメット着用には必死になれるのか意味不明。 「徐行一時停止無視すると過失割合に響くぞ」 どころか「無視してると事故に遭う確率が激増するぞ」なんて話すらも見たことがない。 まるで「真冬に窓全開なのに着こんで温かくなろうとしている」ようなもの。 違反直結の安全運転義務を疎かにして、罰則なしいえば「予測運転」すらロクにせず、 「ヘルメット被っとけばセーフ」のように考えられること自体が・・・ 低速でも「不慮の転倒に備えるため」というなら なおさら「止まらないことで日常的に危険のある状況」を 「ブレーキの整備も含めて」第一に徹底するのが先に思えて仕方ないし、 「優先順位を根本的に履き違えている」。 ヘルメット連呼するような人達の「全て」が、 普段から「事故防止のために徐行・一時停止守りましょう」と 啓蒙活動しているかといえば各種ニュース記事でも見かけることは 皆無に等しいことで興味が低いことが分かる。 ※1次ニュース記事に「徐行」の文字をまず見かけなかったために 「徐行という言葉や概念すら頭の中に存在しない可能性」もある。 防犯登録も同じ。「錠前や盗難そのものを防止するための対策を軽視」しているくせに なぜかこの「(罰則もないのに)義務」だけが頭にあって入りたがるのは何なんだろう。 ※「職質の時短対策としては一定の効果がある」ということが周知されているとは考えにくい。 ※違法駐輪での撤去で連絡が来るとは限らない。盗難時も同様。 それはまるで空気圧管理を一切せずに、 「タイヤや車種の値段が上がればパンクしないに違いない」ような斜め上論理に近い。 そう考えたときに、14(15)項目以外の共通点は何かと考えると・・・ 全て「お金(拝金主義)」と考えると納得できる。 だからこそ各所で「広報活動」に勤しんでいるのだろうと分かる。 一方で、そんな活動に影響されてしまっていることに気づかない人達は気にしないとして 情報など見向きもしない大衆の無頓着を説得できるほどの強制力は 今後も絶対発動し得ないと断言できる。 理由としては、州ごとに異なるアメリカは例外として、 世界中に見て自転車で競技でもないのにヘルメット着用が強制的になれば 「子供の国」扱いされること想像に難くない。 もしくは「世界一危険で幼稚な車両乗りと危険な道路しかない国」のようなレッテルを貼られるだろう。 「大人でもヘルメット被らないと安全に走れないって知的レベルが園児ってこと?」 「自動車の国だから自転車乗りへの当たりが強いのか」 「途上国未満のような崩れる道路だらけなのか?」 など 道路構造なんてそう簡単に変更できるわけがないのだから、 出来もしない海外の自転車道路に夢を持つより、 "現実的に" 「生活用自転車=歩道」という概念が覆されることは どれだけ狭義(競技)自転車乗りが訴えかけてもありえないので、 まずは幼少期から 「"歩道を"どのように安全に通行しなければならないのか」についてを 徹底教育することが肝心。 ・なぜ歩行者を優先しなければならないのか ・徐行とは何か ・歩道では「車道寄り」と明記されているのは何故か ●自転車店側を想定しても・・・ 「試着しないと買えるわけないでしょう?」と 「ヘルメット展示場」になって、サイズ感だけ確かめられて「また今度くるわ」で、 あとはポイントや値段の安いネットで買われる。 自転車本体のように「整備技術の差」などないのだから 余程その店に貢献する気がないのであればそうなってしまう。 他にも ▲色・柄デザイン・サイズで数種置くだけで場所を取る ウェア類と同様に店の在庫スペースが広ければ 10年売れなくても関係ないのかもしれないが だったら売れ筋タイヤサイズの「種類をいくつか」揃えたり 各種米式チューブを豊富に置くほうが遥かにマシ。 ●状況確認と事故防止への備え 「幅寄せされて転倒」を防ぐには、 簡単なことで、まず原則論に影響されずぎて「車道を走らない」こと。 「車道を走るから車に幅寄せされ得る」という当たり前すぎる状況。 ↓ ※自動車が左折時には左端に寄せるため「必然的に自転車側の進路妨害になる」 ↓ 歩道でも「急に自動車が曲がってきた」というのも状況確認できていない証拠。 猛スピードで曲がってくる車両も考慮し、 交差点では特に事故に巻き込まれやすいことを意識しておくことが大切。 自転車側で備えておきたいのは 車道走行に限らず、常に「左折車(対面右折車も込み)」に備えて状況確認を怠らないことが肝心。 だから常に「速度を出しすぎない」「安定して止まれるくらいの速度や止まり方」を 後続車を聴覚だけに頼らずとも「予測」し「備える」ことで転倒を防ぐことは可能。 軽装備で防げる程度の衝撃は、「予測運転を常に巡らせて」走行すれば防げる程度の可能性は高い。 買うことで防げるかもしれない可能性か、「買わずとも神経質に走行することで事故を防ごうとする」か、 前者の観点だけが絶対に正しいとは思わないので、 あまりにも少ない後者の考え方も周知されるべきと考える。 そもそも徐行も一時停止も「違反者には罰則があり実行しなければならない意味」が分かっていない人があまりにも多い。 努力義務でしかないような文言とは重要度が全く違う。 ※「どんなに備えてても絶対安心ではない」と心配するなら 「フルフェイスヘルメット」に「全身プロテクター」もしっかり装備しましょう。酷暑時は要対策。 ▲ヘルメット着用してないと事故の過失割合に響く? 不安に憑りつかれた狭い考えか、ヘルメット会社の仕業か分からないが 「罰則なしの努力義務」を神格化するにも程がある人達には疑問しかない。 法的拘束力がない「努力義務でしかない」ヘルメット着用有無が、 法的拘束力のある「徐行や一時停止」より過失割合に影響するという根拠は何処に? いや・・・そんなものがあるわけがない。法の概念が根底から崩れてしまう。 何のために「罰則がないのか」ということさえ理解できていないのに 過失云々を持ち出してくること自体が余程危険な思考に思えてならない。 年間10件もないような「自転車が加害者で相手に"重大な"被害を負わせた事故」を まるで「頻繁に起こり得るリスクかのような触れ込み」で 保険加入を煽るような愚策にしか見えない。 転倒リスクにはそれぞれの「対応策」があり、 ヘルメット着用が必ずしも「最適解」とはならない。 ▲滑る蓋 道路管理者および担当の管理会社に連絡し滑り止め加工の提案。 ▲道路の段差 水はけと視覚障害者のために必要な道路構造。 「段差を意識した安全なコース取り」 もしくは「停止して降りて押して再び乗る」だけで済む。 ▲小石などの落下物 前方の路面も周囲の状況と共に注視する。 それらよりも、まずは「違反すれば法的に"罰則のある"」 「適切なブレーキ操作が出来ていたのかどうか」を気にしましょう。 そのためには、安全に止まることができないような 命知らずな速度で身勝手な公道レース・トレーニング気分で 自転車としては「過剰な速度」で走行していないかどうかを気にするのが先。 とはいえ、世間一般での自転車使用"多数"者の常識的には、そんな人は少ないので・・・、 ↓ 事故のケースで多いとされる「出会い頭」での事故を最優先で防ぐために、 同様に「違反すれば法的に罰則のある」 徐行や一時停止を守りましょう。 そして"罰則のない"安全重視の走行といえばやはり「予測運転」が最優先。 聴覚でもなければ、ヘルメットでも、ましてや事故後にしか意味がない保険でもない。 「前方の落下物に注意する」「路面状況は安全か」 「曲がり角から飛び出しがあるから気をつけよう」など "事故後に役立つ"ではなく"事故前"に備える行動こそ安全走行の根幹。 ◆自転車のヘルメット着用義務化はかえって危険? jp.wsj.com/articles/SB12576472522368314760904581292320073788858 多くの自転車推進派は、意外な立場をとっている。 彼らは米国やその他の国で自転車のヘルメット着用を義務化する法律に反対している。 義務化した法律で、とりわけ大人を対象にしたものだと、自転車の利便性が損なわれ、 安全性を下げる可能性があるというのだ。 このため、自転車に乗る人が増えるという市民の健康上の大きな利益が損なわれている、と彼らは指摘する。 オーストラリア、カナダとニュージーランドの一部でヘルメット着用を義務付ける法律が施行された後、 【頭部損傷は目に見えるほど減らなかった】が、 【自転車の利用自体が20~44%減った】という内容だった。 この研究は、法律が制定される前後の数年間を対象に調査した。 メリーランドの法律は委員会で廃案になった。 運動不足の時代において、ヘルメット着用法が自転車という利便性の高い運動を邪魔すると指摘する。 座っている時間の長いライフスタイルは、自転車の衝突事故よりも、 静かだが広範な長期的悪影響をもたらし得るという。 例えば慢性疾患を引き起こし医療費に何十億ドルもかかるといった影響だ。 実際にヘルメット着用法のメリットとデメリットを計算した。 同教授は12年に学術誌「リスク分析」に掲載された論文で、頭部損傷の減少と、 サイクリングが減ることによる運動の減少で上がる有病率とを比較して考察した。 その結果、同教授は「差し引きしてみると、 【(ヘルメット着用法には)健康上マイナスの影響がある】」と結論付けた。 専門家たちによれば、これは、職場に行ったり、 買い物に行ったりするために自転車に乗る人が少なくないことが一因だという。 人々はこういったサイクリングをやめる場合、その代わりに 他の運動(ジムに通うなど)をするのではなく、車に乗ってしまう傾向があるからだ。 ●一方で「子供には」有効というデータ 自転車に関連した子どもの死亡率は、ヘルメット着用法のある州で約20%低かったとの結論が出ている。 元々の注意力に限界があるのが当たり前なのだが、 これを大人に適用されるということは 「周囲への空間把握能力まで大人ではなく子供と見なされている」ということに。 そう考えると、ヘルメット着用を推進している人達は 「自転車乗りは全員注意欠陥のある奴しかない」と言ってるようにも思えてくるので 無茶苦茶な言いがかりでもある、 全米では21の州とワシントンDCが16歳未満の少年による自転車用ヘルメット着用を義務付けている。 また約50の都市ないし郡は、全ての年齢層にヘルメット着用を義務付けているという。 それでもアメリカの場合細かく異なっているので 罰則の有無は不明だが全年齢層に義務化している地域もあるようだ。 そもそもアメリカでは超自動車社会であり、 一般生活で自転車を使うユーザーそのものが少ないために あまり気にしていないのかもしれない。 ●ヘルメット着用に疑問を持つ意見 ヘルメット着用"最優先"こそ正義のような偏った意見に辟易している中で、 冷静に物事を捉えている方も居て安心する。 twitter.com/MS758/status/1605766426534346752 「カジュアルなヘルメットもあるから、女性はそれを付ければ良い」なんて言ってる男性サイクリストを Twitterで散見するが、全く女性の事を理解してなくて、ああやっぱり自転車乗りだなって感じてる。 「自転車はスポーツ自転車が全て」という視野狭窄の行き着く末路は、 「生活自転車(ママチャリ)は自転車ではない」などと 冗談ではなく本気で言えるようになるそうなので反面教師にしたいところです。 twitter.com/MS758/status/1605866787790147585 見方によっては、本来自転車という乗り物は非常に安全な物であるが、 国の失策により持ち味が活かされず危険に晒され、 それをヘルメット義務化という形で尻拭いさせられ様としている。という考え方も出来る。 道路構造の問題も然ることながら、 「青い矢羽根マーク」に「遮音への優先的警告カード」という無駄さ加減の結果でもあり。 ●道路整備については矢羽根ラインの効果が無かったに等しいので ヘルメット着用(努力義務であり罰則なし)という次の手に出たのだろうと思うが、 教育政策が議会などで議論にすらなっている気配がない時点で、 本気で事故防止の交通安全を考えているとは思えないのはある。 twitter.com/MS758/status/1605864056555917313 青線:自転車による一人当たり年間走行距離(km)、 黄色:自転車利用中の死亡事故率(自転車による走行10億kmあたり死亡人数) オランダ市民の殆どはノーヘル。 事故や死亡率の低下に繋がる最も有効な政策は道路整備。 twitter.com/MS758/status/1605854728591507457 自由に着飾り優雅に自転車を流す豊かな世界。 ヘルメットを義務にする事で失われる未来もあるのです。 手軽だからこそ活きる交通手段。 義務が強制になってしまうと困るのは生活自転車ユーザー。 推進派は…持ち歩く?ロッカー? 「ヘルメットボックスをつければいい」などと短絡的にしか考えていない様子。 ▼「費用負担」で最優先すべきはブレーキ周りでありヘルメットの優先度は当然低い 同じお金を払うとしても、「最重要保安装置であるブレーキ装置周りへの注意を払うこと」よりも ヘルメット優先という、この異常さに気付けない人が多いことに愕然とする。 ◆ブレーキシューの位置は適正? ◆ブレーキシューの摩耗・硬化度合いは進んでいない? ◆ワイヤーは錆びたりほつれていない? ◆引き量は正しく確保できている? ◆そもそも適正なブレーキレバーが付けられている?(特にローラーブレーキ) ▼無頓着な人々と政治利用も臭うマクロ視点 ●「ヘルメット着用したら死亡率が減る」という話を真に受けたくないのは 「事故を"防ぐ"ために【予測運転の講習】を同じく"努力"義務の法整備化」するほうが 事故"防止"効果が期待できるだけマシのため。 ●とはいえ、「無頓着な人達は意見しない」ので、気付いたら努力義務化されていたが どれだけ推進派が息巻いて世論形成しようとしても そもそも日本における自転車"特にママチャリ"に持っている関心度からして ヘルメットの非着用が違法でもないことから、全体としては変わるわけもない。 少なくとも「一般生活自転車の」自転車乗りでヘルメット着用を最優先で考えたがる人は、 遮音規制然りで、もはや優先順位を判断できないまでの思考に陥っているに等しいのではないのだろうかと逆に心配する。 業界全体でヘルメット着用ムードのようなものを作り上げようとしている気配も見られるが どうにも「このご時世でなお優先度の低い"負担"を強いることを厭わない薄気味悪さ」を憶えるのは 「金の臭い」があるからかもしれない。 安全という名の大義名分を掲げれば 「綺麗事並べて金を使わせるような政策を採ることが資本主義国家として正しい道」とでも 暗喩しているような。 ヘルメット着用を罰則ありでの義務化を歓迎するのは (広報スピーカーな一般人を除けば) 「自動車族」「医療費増大を目論む派閥」くらいしか居らず、 「日本全体での負担」という観点からすると、 海外での事例同様に、「自転車人口そのものを減らし医療費の増大を画策」し、 「国力までさらに削ぐことを目的に掲げている」に等しいため阻止・拒否が妥当と考える。 正直「被害軽減の"可能性"しかないようなものを褒め称えている時点で異常なのだが」 やりたい放題で政治利用されてしまうようなこと自体が どれだけ自転車業界の力が無さすぎるかということがよく分かる。 ●ヘルメットのSGマーク・・・ 「果たしてSGマークがあっても本当に安全基準をクリアしているのかどうか」。 敢えて何のことかは触れないとして… その内容も含めて「努力義務化への経緯も含めて総じて胡散臭い」と思わざるを得ないのもあって 電動キックボード等の特定小型特殊への許可と同様に 流されるまま思考せず「潮流への懐疑的な見方」を見失ってしまう事こそ恐ろしいと思う。 個人的には当然「無料で出来る予測運転の方法」を、 まず最初に習得してもらう機会を提供することが最優先と考える。 しかし、店であれば「ブレーキ周り全て」「ライト」「反射板」の補修案内が先。 (※自転車の警音器は無意味且つ迷惑行為を助長するので優先度は低い) ・ブレーキシューの位置調整~適宜交換 ・ローラーブレーキであれば専用グリスの充填 ・ブレーキワイヤーケーブルの交換 ・テコ比不適合なブレーキレバーであれば交換 案内・提案出来ることは多く 何しろ「ヘルメットのように場所をとり在庫を抱えて困るようなこと」も起きにくいので 営業観点から見ても旨味は多い。 「ヘルメットは特に使い方というほど説明が必要でもなく売っておしまい」 一方で各種保安部品は「部品代+工賃」で、「長期的な今後のお付き合い」にも繋げやすい。 ●シマノの自転車文化発信の一環で「散走」 news.yahoo.co.jp/articles/5b6f001a736e9ca99ec2b3ac638269d6107197ae こうしたイベントで「まずヘルメット着用」という時点で「一般大衆は興味を持てない」 ということに気づいていないようでは発展はありえない。 そのうえ、ガチガチのレースイベントでもないのに 「どんなに交通量が多かろうが車道走行が絶対主義」のような 「現実の交通状況に則せない融通の利かない人」が1人でもいれば、 楽しむどころか怖さばかりが優先してしまい 1回でウンザリして2度と参加しようなどとは思わない人のほうが多いのではないだろうか。 そもそもシマノには「一般車」に関する情報発信を街乗り情報のFBを削除して以来、 完全に諦めて「意識高い系」の人達にだけ発信すればいいような感覚で 「広く情報発信できていない現状」について考えてもらいたいのだが・・・。 だからこそ、間口を広げ情報発信するという観点からすれば、 「一般車限定(小径も問わず高額自転車やスポーツ系自転車"全て禁止")」 「ヘルメット着用なし」で、変速の使い方すら全く分からないような人達にこそ 「自転車を知ってもらう機会を提供すること」こそ最優先の課題にすべきと考える。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/104.html
最終更新日:2024.6.16 「▲55○→パーツクリーナー」でローラーブレーキ専用グリスを流す素人整備に注意 2024.3.10 ★汎用グリスを使わせないための一案【専用の充填剤】 2023.10.15 ◆ローラーブレーキ専用グリス充填時の注意点 2022.6.26 ●BR-IM31-R(放熱フィンなし)の僅かな変更(本体文字色が変更のみ) 2022.3.27 ●ローラーブレーキ純正グリスの10g(Y04140020)がシマノ掲載外へ 2022.1.2 ▲純正グリスの充填に200円→約500円すら払いたくない理由とは・・・? 2021.12.19 【重要】●[BR-IM31-R]ローラーブレーキが効きにくい原因の1つは【ブレーキレバーの不適合】 2021.10.17 ◆パナソニックの子乗せ車に「BR-C3000-R」採用 2021.10.3 ◆【2021年9月下旬】ローラーブレーキ現行品調べ 〃 ▲廃盤[BR-IM31-F] ▲廃盤品:旧品データ(現行品でも海外扱いのみの6050,6060も最下部へ移動) 2021.5.2 ●【海外市場のみ】BR-C6050-F (前用) 2020.12.06 ▼ローラーブレーキ専用グリスを安く充填する方法 [2020年12月6日調べ] 2020.11.08 ローラーブレーキ専用グリスの販売店掲載(ヨドバシ,モノタロウ,amazon) 2020.10.25 ◆【重要】汎用グリスの充填は厳禁(モリブデングリス・ウレアグリス・他) 2020.03.01 ●グリス注入での整備ポイント 2020.02.23 ●効きが悪い理由に「個体差」もあるという【追記3.1】 2019.12.22 ●ユーザーのノーメンテで「壊した」が根本的な原因とは 2019.12.15 ●ローラーブレーキも酷使すれば音鳴きする ◆【重要】汎用グリスの充填は厳禁━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q (専用品以外の)__グリスはOKですか? → A 全て不可です。 使っていて問題ないという風潮に流されて安易に非推奨グリスを使うのは絶対に避けてください。 専用品以外を使ってケチろうとせずに、専用品を安く充填できる方法を模索しましょう。 ▼ローラーブレーキ専用グリスを安く充填する方法 [2023年12月調べ] ────────────────────────────────────────── ▲[参考] 非適合グリス 二硫化モリブデングリース 80g 549円+送料550円(税別3500円未満) www.monotaro.com/p/5841/2487/ ※「(80g÷1回5g)16回ぶん使えるので(送料込み合計1099円÷16=)1回約68円」 400g 約700円(送料無料) www.yodobashi.com/product/100000001001990128/ ※「(400g÷1回5g)80回ぶん使えるので(合計700円÷80=)1回8.75円」 ↓ CBあさひでの純正ローラーブレーキグリス充填との比較で安くできることを喜ぶ人もいるかもしれないが・・・ ↓ 重要なブレーキ装置に、通常"頻繁充填ではない"のに「僅か500円」をケチる意味とは? 逆に、充填機会が多ければ尚更「約1500円出してでも純正グリス100gを買う意味がある」。(1回約75円) ────────────────────────────────────────── ▼小分けされたローラーブレーキ専用グリスを探す ●ヤフオク:約5g小分け 約250+送料120円 ●メルカリ:約9g小分け 約630円(送料込み) ▲2回充填未満の中途半端サイズ ★店舗で充填する「グリス+工賃」 ※個人店でも大抵は「約500円」で可能。 ●CBあさひ:ローラーブレーキグリス注入 550円(税込) ※グリス代込みの料金 www.cb-asahi.co.jp/lp/service/maintenance/price/ ●イオン北海道 ローラーブレーキグリス注入 550円(税込) www.aeon-hokkaido.jp/cycle/repair/images/price_general.pdf 【ポイント】個人店・量販店問わず、シマノ取説すら読んだこともない店員に任せるのは避けたい。 グリス充填口がリアキャリア等で奥まっていて差込みにくい場合は、 予め「シリンジとキッチン量り」を店に持ち込んで量りつつ使ってもらうことをオススメ。 シマノ取説にある通り、ノズルを12mm以上差し込み、ゆっくり車輪を動かしながら満遍なく充填されているかどうかが重要。 si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 ★「非適合品の購入ではなく、純正グリスの充填を選ぼう」 近所の店での値段が心配なら、電話やメールで「ローラーブレーキグリス充填は工賃込みでいくらですか?」と事前に確認。 (※電話口で「面倒そう」だったり「何故か半ギレや半笑い口調」であれば、別の"まともな"店へ) 但し、他の安全装備品にも問題があって直す気がない場合は(違法状態を野放しに出来ないため)断られる可能性あり。 「例:ブレーキシュー、ブレーキワイヤー、反射板、(夜間であれば)ライト、他」 自分の命の値段が修理費用よりも安いとは思わないのであれば、忠告に従って必ず修理すること。 ───────────────────────── ◆ローラーブレーキ専用グリス充填時の注意点 「キッチン量りを持っていない」 「シマノ取説すら確認する気が無い」のであれば、 自分で作業するのは止めましょう。 「駐輪環境・走行距離・勾配・ブレーキ頻度」など グリスの減少状態から適正な充填量や頻度は異なりますが ★1回の充填量の目安は約5g si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 ローラーブレーキ用グリスを補給するときは、グリス穴キャップを取り、 (シリンジ使用が分かりやすいが、シリンジを使わないのであれば) グリスノズルを12mm以上差し込んで、 「極少量づつ充填」し、小まめに量りながら 車輪をゆっくり【反時計回り】に回転させながら注入。 マイルドな効きから鋭い効きになりはじめたら充填のタイミングと言えます。 もしローラーブレーキからブレーキ時に音鳴りしているなら即充填が必要。 「ブレーキ装置」は命を直接預ける大切な機構です。 決して甘く見て"テキトー整備"にならないように重々お気を付けください。 ───────────────────────── 未だに汎用グリスで大丈夫と思う人もいるようなので再掲載。 平然とモリブデングリスやウレアグリスを充填することを是としているような 難あり整備情報ページまで野放しで存在する始末。 街乗り自転車向けのシマノFBを消したのはどう考えても悪手だったというべきか、 安全性に関わることなのだから、 せめて(現状ほぼ役立たずでしかない)公式ページに entry-parts.shimano.co.jp/tsugaku/roller_brake.html ◆ローラーブレーキ用グリスの「代用品はありません」。 ◆モリブデングリスを専用品と称して割高販売しているわけではありません。 ◆ウレアグリス他の汎用グリスも厳禁です。 ◆ウレアでもモリブデンでもないブレーキパッドグリスでも不可です。 と、 「なぜ充填してはいけないのか」という下記理由も事細かに示した上で、 問題のある整備情報を書いているような該当ページの管理者には、 シマノから直接、訂正を促すよう積極的に動くべきだろうに、なぜこうも 今後スポーツ自転車を下支えするかもしれない人達の基礎にもなる 一般車の情報を軽視するのか理解に苦しむ。 5★★ローラーブレーキ専用グリス https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#chemical5 ■「市販のモリブデングリスを使っているのですが・・・」 ■「エンジンオイルは高熱に耐えれるので使えますよね?」 ■「スプレータイプのオイルを入れていますが大丈夫ですよね?」・・・といった様々なお問い合わせを頂きます。 これらの質問には「使えません!」とお答えしつつ、 「ローラーブレーキ専用グリース」の特殊性をご説明申し上げています。 4★専用グリス開発秘話の1 https //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb4 「グリース」って馴染みのない方も多いかと思いますが、 一般的に「潤滑材」と呼ばれる「モノとモノの摩擦減らすための油脂類」です。 ええーっ!そんなモンを「摩擦を発生させることでブレーキ力を出す」 ブレーキの中に入れたんですか~(@@)・・・と思われるかも知れませんが、まさにその通り。 実は市販されている様々なグリースを入れテストしましたが、 まったく目指す性能が出ず、苦難の道を歩むことになったのです。 5★汎用グリスは不適格(開発秘話の2) https //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb5 そのグリースに必要な性能をおさらいしますと 1)ブレーキ力を発生させる時には滑りにくく、内部の機構を動かす時には滑りやすい性能を持つこと 2)ブレーキ力は摩擦により発生しますが同時に熱も発生します。 ブレーキをかけながら長い下り坂を下ると、ローラーブレーキの内部温度は200度近くにもなります。 また、冬季には気温が零下の環境でも使えなければなりません。それらの激しい温度変化に耐えること 3)ブレーキを発生させるときに金属同士を接触させますが、いやな「キーキー音」を出す成分を含まないことでした。 いくら探してもそんな「都合の良いグリース」は世の中に存在しませんでしたので、 「なければ、作ってしまおう!」=当社の得意技♪・・・と工夫を凝らして開発したのが、 この内部の部品に「ネチョネチョ♪♪」と纏わりつく「ローラーブレーキ専用グリース」たったのです。 でも、こんなに苦労を重ねて開発した専用グリースなのに、 「“ローラーブレーキ用グリース”の色は 市販の“モリブデングリース”と同じだから、成分も一緒では?」 ・・・・な~んておっしゃる方もいらっしゃいますが、 その成分と性能は似て非なるもの。 決して誤用しないで下さいね、みなさん! クレ556を安易に使用しまくる人などもそうだが、 「適切であるかどうかの判断すら出来ていないのに自転車の整備をすべきではない。」 ネット環境があって最低限の整備料金としての数百円単位の金銭すら 生活の足としての自転車整備の費用に捻出できない人が多いはずがないのだから、 決してケチろうとは思わないこと。 ★1回の充填量の目安は約5g si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 ▼充填時の手順 ※100gの純正ローラーブレーキグリスの場合、内部のキャップを外しておく (1)ローラーブレーキ本体のグリス充填穴のキャップを外す (2)12mm以上差し込む (3)車輪をゆっくり回転させながら[約5g]を目安に充填。 【約20回分】▼100g 約1400~1700円 ローラーブレーキ専用グリス「Y04120400」 www.monotaro.com/p/3679/9393/ www.yodobashi.com/product/100000001001146726/ www.amazon.co.jp/dp/B00H8M0JWC/ ●ローラーブレーキ純正グリスの10g(Y04140020)がシマノ掲載外へ set.shimano.co.jp/bc_catalog/parts/ 元々割高だったので消えるのは必然だったというべきか。 ◆リアキャリアが邪魔で差し込みにくい場合(極細チューブ付小型シリンジ)約700円 www.yodobashi.com/product/100000001003372349/ www.amazon.co.jp/dp/B015VYXGTG/ チューブが柔らかく差し込みにくい場合は半固定できるように工夫するだけ。 ↑ 間違ってもブリヂストンのノズル(GN-ROL B620104)を買うようなことは薦めないが さすがに100均レベルの樹脂ノズルに約4000円はありえないと思った人が多かったのか既に販売終了。 www.yodobashi.com/product/100000001002919821/ ★汎用グリスはローラーブレーキグリスの代用にはならない http //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb5 http //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#chemical5 使えるから問題ないと勝手に判断しても「それが大丈夫」とは限らない。 安易に使用することのないよう十分に注意しておきたい。 ◆◆モリブデングリスとは成分配合が異なるので必ず純正品を使用すること。◆◆ 量が少なすぎれば「音鳴り」、「多すぎ充填でもブレーキ性能が低下」 充填時期は急制動気味や音鳴り発生時に。 適量は量りを使い、注入には「AZ 注入型計量容器」などのシリンジを使うのが最良。 サーボと同じくキャリパーやVブレーキに比べ重いという欠点もあるが雨天にとても強い。 各種グリスと違い色は真っ黒。(ちなみに内装ハブ用は白っぽい色) ◆バンド/サーボブレーキなどへは使用厳禁。 ●ローラーブレーキに専用グリスが必要だということ cs-shinwa.sblo.jp/article/170314243.html 購入時に説明すべきだろうとは思うが、大抵は、その場で1回説明したところで 恐らく「はいそうですか」で終わって1週間どころかその日のうちに忘れている可能性大。 ワイヤーの初期伸びが起こる購入1ヶ月は車種限らずで、 その後は野ざらし保管や屋根下駐輪であれば月1で、 カレージ内保管でも2か月に1回くらいのペースで定期的に調子を見てもらうことで 不要な出費やトラブルを減らすことが出来る。 しかし、客としてその店に訪問しやすい雰囲気があるかどうかという話でもある。 いくら客のことを思ってとはいえ即説教コースに突入する店があるとすれば、足が遠のくのも無理はないと思う。 (反対に、笑顔で接しやすい雰囲気でも整備力が低く、むしろ悪化させるような状態にした挙句 「この値段ですし仕様ですね」で済ませる店というのも勘弁してほしいが・・・) 1回約5g、ローラーブレーキ専用グリス「Y04120400」 は100gなので 100g÷1回約5g=約20回(台)使えるが、 黒グリスで見づらいこともあり、計測も面倒なので、容器内に残ることも考えて1回ぶんを6gとして、 使い切りのミニスポイトに入れたものを安価で市販してくれないものだろうかと常々思うが、 コスト的に割高になるのでシマノ的には今後も販売しなさそうなので、 やはり店で約500円払って充填してもらうか、素直に100gを買うしかなさそう。 ●グリス補充せず乗り続けたローラーブレーキの末路 ローラーブレーキなのにキーキー音が出ることになる。 もちろん、「キーキー音が出ていなくても」「利き難くなった時点で」、 ワイヤー等の交換や調整を 「ローラーブレーキ専用グリスの補充タイミングと補充量を判断できる店」に任せることを薦める。 ※過剰充填でも問題になるので要注意。 ▲純正グリスの充填に約500円すら払いたくない理由とは・・・? www.cb-asahi.co.jp/lp/service/maintenance/price/ ローラーブレーキグリス注入 330円(税込) → 550円(税込) グリス代込みの料金となります。 近くのCBあさひの店舗まで数十分?で難しいと仮定して、、 近隣自転車でもローラーブレーキグリス充填を依頼したくない理由を慮ると・・・ (1)▲「性能差などない」=「市販品と同じなのにシマノが暴利を貪っている」という「思い込み」。 (2)●シンプルに「500円ですら高価に見える生活を送っている」ため。 (3)●近くに数店舗あっても、様々な理由から他店購入車の作業拒否のため依頼できない。 (4)●近くに数店舗あっても、殿様商売やまともに対話する気がない店員の問題。 (5)●逆に近隣店から全て出禁になっている。[ユーザーの問題] ▼充填頻度で費用効果を考えると・・・ ●数か月~約1年 → 1500円超で100g入りを買っても(余程高齢でなければ)元は取れる。 ●数年に1回のみ → 自転車店で約500円を支払うだけ。(月額換算で10円以下) 通常は金額が問題になるとは思えない。 「小銭をケチりたいがために、純正グリスが市販品と同じ」ということにして、 どうしても非純正品を使いたいと思うのであれば勝手に使えばいいと思うけども、 「自分は問題なく使えている」など、使用が妥当かのような感想を書かれても困るわけで。 それに、真剣に(2)であれば、そもそもネットで時間を潰している場合ではないような。 他のもっと大切なことに時間を使って欲しい。 ▼近隣に充填依頼できる店がないと仮定 「オークション等での入手が面倒」、「数年に1回遠めの自転車に行くのも面倒」、 「でも純正品に1500円超は絶対に払いたくない」と思わせてしまっていることの根幹は・・・。 「約1500円で済む」を「約1500円もかかる」と 1本買えば(約20回ぶん)一生使えると思われる ローラーブレーキ専用グリス「Y04120400」を買うだけの 「(1)価値も意味もないと思わせてしまっている原因」としては、 【シマノ側で(現在は)理由を提示していない】のもある。 「説明不足による理解力難民」が出ている現状を もしシマノ側が何とも思っていないとすれば、これこそが問題に思えてくる。 ★汎用グリスを使わせないための一案【専用の充填剤】 twitter.com/ASAHICYCLE/status/1765639741150744693 ローラーブレーキのグリス切れによる音鳴りの相談 ちょっと今日は時間がないので~というとこまではいいのですが、 お連れの方が「要はグリス入れればいいんですよね?」とちょっと怖い質問 ローラーブレーキグリスって専用のモノ以外は絶対入れないでくださいと念押ししましたが なんか心配です twitter.com/LionKape/status/1765707858010910804 非常にわかる!自分の場合は、怖いのでグリスとか油とか言わずに、 「使っていくうちに、音消すための専用の充填剤が焼けとんでくので足さないとですね。」とか言うようにしてます。 グリスとは言わないことで自己整備を避ける良い案。 しかし「グリスだったら何でもいいだろう」「色が同じだから成分も同じだろう」と 自己責任で使用例を公開しているのが素人であればまだしも、 そんな有様の自転車店もあるのだから困りもの。 不適合車両に子乗せ取り付けてしまうような店にしても そういう店とはメーカー側で取引しないように出来ないのだろうか。 「▲55○→パーツクリーナー」でローラーブレーキ専用グリスを流す素人整備に注意 x.com/bicycleoshigamo/status/1799725090424381744 「音がする→55○→パーツクリーナー」という最悪の処置。 最初に「ローラーブレーキ専用グリス」を注入すれば一発で解決できたのに 間違いに間違いを重ね、最終的にブレーキが効かないと自転車店に持ち込まれる。 まずその友人とやらが さほど詳しくない量販の自転車売り場の店員よりも詳しいという保証がどこにあるのかと・・・ 体調不良で医者に診てもらわず聞いて解決するとでも思うのだろうか。 ネット検索でも専用ではない汎用グリス注入している詐欺広告並に酷い記事もあるが… 正しい情報を取捨選択できないなら、素人整備はせず「専門家」に任せましょう。 しかも「前ブレーキを使わない」など言語道断。 「後輪は主に減速目的」制動は主に前ブレーキで重要なことも知らない。 こうなるから「通年での交通教育をしましょう」という話にもなるが 買ったであろう別の自転車で教えてもらったとしても この感覚であればすぐに忘れてしまいそうなので無駄かもしれない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ローラーブレーキ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最初からローラーブレーキが付いているハブでなければ取り付けられない。 どうしてもというなら、ハブやホイールなど交換すれば取り付けられるが、 フレームエンド幅や軸径に互換性があり対応していなければ取り付けは困難。 意味がよく分からなければバンド/サーボ系→ローラーブレーキというのはやめたほうがいい。 音鳴りがするようになったときには専用グリスの充填が(少量)必要。 バンド・サーボブレーキは本体ごとの交換が必要だが、 ローラーブレーキの場合、基本的にはブレーキ本体ごと交換する必要はない。 グリスの注入を忘れなければ耐磨耗性でサーボより優れる。 ■前輪にローラーブレーキをとりつけるには新フォークが必要 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=785921111467120 id=466183956774172 前輪制動にローラーブレーキを使っている2021年現在の現行車種は パナソニック自転車「レギュラー」 cycle.panasonic.com/products/rg/ もしくは「Blessのビーチクルーザー」。 www.blessbike.com/ どうしても前輪ローラーブレーキにしたい場合、 補修パーツとして前フォークを取寄せるしかないが、 交換したい自転車との互換性があるかどうは現物合わせになるので賭け。 ●ローラーブレーキの効きが悪い? 【1】ブレーキレバーの"ワイヤー引き量"が足りない【不適合品】 特に「安物自転車では不適合品が使われている可能性が高い」ので、素直に交換しましょう。 「BR-IM31-R」のブレーキレバーは「BL-C6000」がシマノの正式な互換品。 (詳しくは【ブレーキレバー】のページを参照) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/30.html (※ハイパーローラーブレーキ(BR-C6000-R)に交換するのであれば、 最適な効果を発揮するブレーキレバー「BL-C6010」に同時交換。) ※BR-C3000-R、(BR-C3010-R)も同様。 ブレーキケーブル/ワイヤーも専用品を使うと良い。 グリップもエルゴン等のねじ止め式へ同時交換すれば後に楽に交換作業できるようになる。 【重要】●[BR-IM31-R]ローラーブレーキが効きにくい原因の1つは【ブレーキレバーの不適合】 www.diacompe.co.jp/qa ●シマノ社製ローラーブレーキはワイヤーの引き代が14.5mm以上必要とされています。 一般のレバーは10㎜前後ですので、ローラーブレーキをご使用になる場合は 専用レバー(CT180N)が必要になります。 よって一般のサイドプル用レバーを使った場合、 ブレーキが効かないということが考えられますのでご注意ください。 ↑ つまり、"テキトー"に部品選択されているような、特に「安物自転車」の場合、ローラーブレーキが採用されていても、 「ワイヤーの引き量が足りない」=【不適合なブレーキレバー】と組み合わされている可能性が高い。 ↓ よって、「BR-IM31-R」の場合、 純正で適合するシマノBL-C6000の供給が不安定な以上は、 ヨシガイ(ダイヤコンペ)「CT180N」などを使うことで、問題を「1つ」回避できる。 (●テクトロ製の「CL332」もBR-IM31-R対応) (●吉川製作所(YSB)「BL618AS-A」もBR-IM31-R対応) 参考画像●AF200のワイヤー引き量は少ないが・・・ blog.kanazawacycleparking.jp/bicycle/v-cr-brake/ blog.kanazawacycleparking.jp/wp-content/uploads/2020/10/DSC_1403-480x446.jpg ↓ www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00643862 左:ローラー・バンド兼用 どうやらこれも「BR-IM31-R」であれば対応。 ▲安物の(芯は鉄でも)樹脂のブレーキレバーで力が逃げている 樹脂製かどうかよりも、ワイヤー引き量の開始位置(ワイヤー末端のタイコ部分が収まる部分の位置)が 短いために、ワイヤーの引き量が不足することで制動力不足に陥っている可能性が高い。 【2】ワイヤー調整が出来ていない 見かけだけの完成車は真の完成車ではない。 効きはじめの位置など「適切に調整されていないことを疑う」必要がある。 ※大量販売の通販購入車が適切に整備できている可能性は低い。 単なる調整不足を製品の問題にすり替えるようなことは避けたい。 【3】走行方法の問題 ・雨天時に晴天時と同じように速度を出すだろうか? ・積雪で路面状態が悪いのに平坦路と同じような走行をするだろうか? 「速度を出し過ぎない」 「交差点や歩行者がいれば早めに減速」 「常に【飛び出しがあるに違いない】など"予測運転"を心がけること」 【4】状況的に止まりにくい 例えば、荷物込みで100kg超えの過重状態で速度を出して余程の急坂を下れば止まりにくいのは当たり前。 ※放熱版が"ない"ローラーブレーキの場合、長い下り坂の継続制動で効きにくくなるのは「仕様」。 【5】グリスの使い方を誤っている ◆特殊な配合がされている純正品のローラーブレーキを【適量】使うこと。 ◆適正効果が発揮できなくなる汎用グリスの使用も当然厳禁! ◆但し、ローラーブレーキ専用グリスでも、シリンジなどを用いて「約5g」が目安。過剰充填すれば効きにくくなる。 【6】製品の特性を理解していない 根本的に「キーキー音がするバンドブレーキ」とは制動具合が異なるため、 同じ感覚で使うと違和感があるようだが慣れるしかない。 後輪ローラーブレーキ(標準的なBR-IM31R)とは 基本的に「急制動」が目的ではなく「減速が主な役割」。 元々の標準的なBR-IM31-Rは(当然JIS基準はクリアしていても)「ブレーキ力重視」ではなく「コスト重視」 調整しても物足りない場合は「ハイパータイプのローラーブレーキ(BR-C6000-R)」に交換してみることを薦める。 (但し、シマノ製品とはいえ、ブリヂストン等のメーカー経由ではなく、 スポーツ車関連の製品も取り扱う「シマノセールス(シマノ直結の問屋)」との直接取引がない店からの取寄せは恐らく難しい) ※最初からハイパーローラーブレーキが初期搭載されているような珍しい車種を扱っていれば補修品でも取寄せ可能。 ●どうやっても改善を実感できない場合 調整しても、ハイパータイプに交換しブレーキレバーを専用品に交換しても 「どうしても急制動したくて仕方ない」物足りないというのであれば、 最終的にはバンドブレーキの車種を買い戻すか、「前後Vブレーキ車種」に買い替えるしかない。 しかし、Vブレーキの使い方を理解せずパニックブレーキで大怪我を負うとしてもそれは自己責任。 ●効きが悪い理由に「個体差」もあるという【追記3.1】 【追記3.1】 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/73.html#cheap (主に安物自転車に対する内容のため別ページに記載) ────────────────────────────────────── ●このケースは ▲「上記【1】ブレーキレバーの"ワイヤー引き量"が足りない【不適合品】」 ▲「ブレーキワイヤーに問題がある(調整しても伸び続ける)」 の可能性あり。 ※「放熱板有りの場合」その時点で「適正な引き量のアルミブレーキレバー」と組み合されていて問題は起こりにくいはず。 ※「放熱板無しの場合」「安物ブレーキレバー問題」だけでなく「B級品の横流し」というのも考えられなくもない。 よって 「安物自転車特有の問題」という見方もできる。 ────────────────────────────────────── mitubosi.site/archives/728 個体差 これはいわゆるハズレというものです 自転車パーツで絶大な信頼のある天下のシマノですが このハズレが結構多いのが事実で ブレーキレバーを握った感覚がフニャっとした感じのもの ブレーキをかけても制動力が絶妙に弱くズルズルと止まらず進んでしまうもの (調整しても)「ブレーキレバーを握った感覚がフニャっとした感じ」と聞くと、 「ブレーキワイヤーがどうしようもない屑鉄ワイヤー」というのが真っ先に思い浮かぶが、 同車種同時期に作られた最低でも「実売価格で4万円以上の車種」で アルミブレーキレバーでも明確に違いがあるとすれば、 「不良品」として送り返すべきだろうと思う。 効きの悪いハズレに当たってローラーブレーキの評価を下げる方も多いと思います これは調整やメンテで解決できませんし いくつものローラーブレーキを見比べて当たりハズレを見分けることも無理です 実際に走行する以外確認方法がなく 人によっては厄介なトラブルに感じるでしょう もしBR-IM31-Rの 「放熱板なし」を「少し長めに継続的に握って効きにくいというのであれば仕様」。 「放熱板あり」でも「連続で延々使い続ければ効きにくくなるのは仕様」。 廃盤になった「IM35」のような放熱板の大きいものに交換して使う必要がある。 ※現行品では「BR-C6000-R」など まさかとは思いたいが、実売3万円以下の安物自転車に付けられているような ローラーブレーキ(BR-IM31-R 放熱板なし)が、 実は「同じ工場で造られてはいるが、検品で落とされたものを横流しされたものだった」 というオチではないと信じたいが、 昨今の無闇にコスト重視だけを至上命題にするようなメーカー向けであれば、 【安い自転車ゆえに粗悪品があっても黙って使うかそのまま享受してください】 「努力してコストを切り詰めた結果です」という密かなメッセージとして そのようなことがあっても不思議でもないように思えてくる。 ※「バンドブレーキは音鳴りするから使わない」という人を考慮するとお薦めしない。 ●グリス注入での整備ポイント ※グリス注入は別途「シリンジ」を使う方法もある。 どちらにしても500g以内の重さを測るようなキッチン量りは必要。 「目分量でテキトー」というのは絶対に避けて欲しいというか、 基本的に(不器用な人も考慮すると)制動部品は 余程の事情がなければ自分で作業するのは避けて欲しい箇所でもある。 ※もし音鳴りが酷い状態で長期間使い続けた場合 内部のローラー部分に摩耗が生じ、グリス注入で改善しない場合もあると補足しておきたい。 その場合は「新品への交換」となってしまうが仕方ない。 ■修理について気を付けておきたいポイント 店での作業の前に、別の店で「フレーム形状によってはホイール外しの工程が必要で恐らく手間がかかるという理由で」 「(ローラーブレーキ専用グリスを)ほぼ塗っただけ」という作業で対応されてしまうこともあるようだ。 料金よりも、その前の店の作業によって結果的に修理完了していない時点で、 まずは「消費生活センター」に「適正な修理に対する契約が成立していない」 として相談すべき案件に思える。 ●ユーザーのノーメンテで「壊した」が根本的な原因とは cs-shinwa.sblo.jp/article/185682542.html 「異常があっても異常と思わない」から修理代が多く必要になってしまう。 「轟音が出ているけど・・・ブレーキがうるさいのはしょうがないねママチャリだし」 という、【特に「バンドブレーキ」のせいで】「制動時に音が出るのは普通」という 【異常な常識】が染みついてしまっていれば気付かないのは当たり前。 前輪用のキャリパーブレーキでもブレーキシューのゴムが完全にすり減り 金属が露出して金属部分で制動しているような状態でも、 それが「異常だ」と気付かないようであれば、 放置して使い続けることになってしまう。 (※キャリパーブレーキでもVブレーキでも雨天時に異音になるということもあるのと ディスクブレーキでも音鳴きすることもあるが、 その特性を把握できていれば同じ状態とは思わない) 少なくとも毎年1回異常がないか 「まともな店に」「点検を依頼する」ことで防げるが、 (常用速度からして)「罰則のある」法整備されるわけもないので、 気付かないまま一生を終える人も少なくはないと思われる。 結局は「幼少期からの"自転車への無教養のツケ"」としか言いようがない。 「止まることの重要性」「救護報告義務」にしても、 「空気を入れること」「適正量を充填すること」にしても、 「どういう状態が異常なのか知らなければ」 どうすべきかと全く考えもしないのは仕方がない。 (まともな自転車教育が出来ていれば、 適正空気圧充填の阻害にしかならない英式虫ゴムなど早々に消されて、 諸外国同様に「米式チューブか仏式チューブが標準装備」が常識だったはず) ●ローラーブレーキも酷使すれば音鳴きする 専用のグリスの適量補充も重要だが、そもそも激坂地帯であれば、 「放熱版が大きいローラーブレーキへの換装が必須」と考えるべきであって、 「放熱板すらないようなローラーブレーキ自体を使うべきではないだろう」と言いたい。 しかし、基本的には客側が「そのための対価を支払おうと思わない」ために難しいのもあるのだろう。 「試乗車」にそのローラーブレーキを装着したものを 数日試乗したもらうだけでも意識変革が見込めるとは思うが、 現実としてやはり、そのお金すら「払う価値がない」と思い込んでいる人が多そうなことが問題。 店側としてもカスタムに消極的というか、保証に関わる?などの理由をつけて 仕様変更を快く思わない立場の人達も多そうだが、 「商品知識があるなら」薦めて欲しいのはある。 客がロー(ノー)メンテ当たり前であれば、 インナーケーブルクイックリリース型のローラーブレーキを薦めたくないのもあるのかもしれない。 しかしそれでも、せめて放熱版なしであれば放熱板ありのIM31への換装くらいは薦めてもいいのではと。 ●ローラーブレーキの短所 [BR-IM31-R,BR-IM35-RF] www.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/SI/RollerBrake/SI_IM31E/SI-IM31E-001-JPN_v1_m56577569830753883.pdf si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 [BR-IM45~81-R] www.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/SI/SI_8G80C/SI-8G80C-001-JPN_t_v1_m56577569830765412.pdf si.shimano.com/pdfs/si/SI-8G80C-001-JPN.pdf インターMブレーキは、従来のバンドブレーキと異なり、 ドラム内部にグリスが封入されているため、タイヤ回転がわずか重たくなっています。(とくに冬期) メリットが多い一方で、ハブダイナモ同様に抵抗感が少しあるということ。 走行抵抗感を少しでも減らしたいのであればサーボブレーキ、 雨天時にもサーボより安定した効きを優先する場合と長期間使いたいのであればローラーブレーキ系 (グリス封入なのでこの場合メタルリンクブレーキもこちら側)という使い分け。 ★【交換検討の前に確認】 ●後ブレーキの種類が分からなければ「一般車の後ろブレーキの種類」で確認 www.sorei.net/cn25/cn32/pg212.html kazamakase.exblog.jp/10331848 (●ローラーブレーキは側面の上のほうに「高温注意」の黄色シールや「SHIMANO INTER【M】と記載) (ブリヂストンの放熱フィン付きのものはBRIDGESHONE INTER【M】と「SHIMANO BR-IM31-R」を併記) asibinaa.com/?p=703 【(一般車向け)簡易整備チャート】 ▲効きにくいローラーブレーキ → ★ワイヤー調整 or ★「ハイパータイプのローラーブレーキ」 ▲うるさいローラーブレーキ →★必ず専用グリスを「適量(約5g程度)」充填 ●廉価品ローラーブレーキとの違いは放熱版の有無(BR-IM31R) blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/4d656cef360b425d105070b1aa81a728 むしろ放熱板ありが「標準仕様」であるべきだと思っているので、 廉価車の「(放熱板なしには一切触れず)ローラーブレーキ」を特長として 挙げるメーカーは何か違う気もする。 購入時に組み替え前提になると工賃割増を躊躇する人も少なくないだろうし、 効果の違いを理解できるほどであれば、 インナーケーブルクイックリリース型のローラーブレーキに組み替える気もする。 ●後輪のハブブレーキ「音鳴き反対」か「走行性重視」か (ローラーブレーキ・メタルリンクブレーキ vs バンド・サーボ系) star.ap.teacup.com/flatout/1503.html 直接ブログ記事内では言及はないが、 サーボブレーキでもローラーブレーキのようにグリスを充填して使うブレーキとして 「メタルリンクブレーキ」が存在する。 そして、同じグリスを充填するという特徴としては、ローラーブレーキとメタルリンクブレーキは親戚。 「グリスが適量ある状態では」音鳴りしにくいというのが利点。 但し、若干の走行抵抗性が増してしまうということでいえば劣る。 「気付かないレベル」でしかないとすれば、 ハイパータイプへの換装も可能になるので、ローラーブレーキのハブに組み換えてしまうのも良い。 ※メタルリンクブレーキの場合は上位機種がまだ存在しないのでブレーキ力は「そこそこ」。 バンド・サーボ系は サーボは音鳴りはしにくいが絶対に出ないということでもない。 解消するためには「基本的にブレーキごと交換」という手段をとらざるを得ない。 一方で、グリスは充填していないので走行抵抗になるようなことはない。 一長一短があって迷いどころではあるが、 バンド・サーボ系は徐々に数を減らしている傾向は強い。 ▼互換性のないブレーキ種別の変更 バンド/サーボ/メタルリンクブレーキ→ローラーブレーキへの変更、 後輪のハブブレーキ(バンド/サーボ/メタルリンク/ローラーブレーキ)→後輪もキャリパーブレーキ に交換するのは泥除け取り付け部分に手を加え、強化することで取り付けられるようだが、 加工改造が必要な作業になるため、あまり勧められない。 どうしても後輪もキャリパーがよければ完成車乗り換えを検討すべき。 ◆ブレーキ力を最大限発揮させるならタイヤも交換 ブレーキが効きにくいというのは単に調整不足やワイヤー伸びやブレーキ自体の性能だけでなく、 「タイヤ劣化」でグリップ力が低下していることも考えられる。 最適な性能を維持するためには走行距離が少なければ3年を目安に交換するのが良いだろう。 (BSの中級マイティロードや上級のロングライフを想定。下級のタフロードではそれ以下、 激安タイヤ、状態の悪い中古では1ヶ月以内に交換になることも珍しくはない) 距離で換算するなら5000km程度が目安。 電動アシストや業務用自転車で荷物重量があればそれより早めに交換すべき。 (20インチ[406・451]のような小径車では2年よりも早い段階で交換) ▼交換・修理する手段 交換方法が分かる人はパーツを各自購入し組み換えになるが、 分からなければ実店舗の自転車店でパーツを取寄せてもらい交換してもらう。 基本は「部品代+送料+工賃」だが、送料なしなど各店の方針で異なる。 工具を揃え、作業の手間を考えると、信頼できる店で交換してもらうほうが早い。 但し、店選びで失敗してしまうとバック広げ工具を使われてしまう可能性もあるので慎重に選ぶ。 値段だけで決めずに技術力で決めることが望ましい。 ↓ ▼自己責任で挑戦する場合 不器用と雑さに自信があるなら推奨できないと前置きした上で、 前輪キャリパーブレーキ交換はさほど難しくもない。 後輪(内装)の交換手順は以下のサイトを参考にホイールを外して交換。 https //web.archive.org/web/20190213004028/http //www.geocities.jp/taka_laboratory_3/20080608-R-Brake/R-Brake.html ※放熱板が大きいほど坂道で効きにくくならない。 ●付け替え思案 BR-IM31-R標準ブレーキよりも制動力は若干増すくらいで十分だが、 タイヤ・チューブ交換時に楽なインナーケーブルクイックリリースが必要であれば「BR-C3000」、 道中に長い坂道を下るのであれば「BR-C3010」、 下りの坂道にも強く、制動力も欲しいのであれば放熱板も大きくなるが「BR-C6000」。 (制動力だけ高くて放熱板は小さい軽量なものというのは耐久性的に無理な話だろう) ※最適な効果を発揮させるためにも「ブレーキレバーBL-C6010」の同時購入もお忘れなく。 ↓ ▼新型ローラーブレーキに最適なブレーキレバー■「BL-C6010」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/30.html#BL-C6010 ※シマノ純正のアウターケーブルとインナーワイヤーとケーブルキャップも合わせて揃えておきたい。 他にもシマノローラーブレーキクイックリリース型専用のワイヤーの長さ調整ツールなども必要であれば買い揃える。 ↓ ▼(インナー固定ツール「TL-IM21」(Y75W98021) 「TL-CJ40 内装ハブ用調整工具」カセットジョイント型ハブのインナーワイヤー長さ決め道具」 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11564515396.html (シマノ SG-3R75は127mm) ●BR-C6000-Rの画像と納期・入手方法など ameblo.jp/cycle-plus/entry-12393201396.html ブレーキレバー「BL-C6010」(左のみ)も紹介。 ※納期に関しては店が取引する問屋と在庫次第。 シマノセールスと直取引ルートがあって在庫もあれば本州であれば1週間くらいで入手できるはず。 シマノ側での在庫も切れていると再生産まで数か月や、 待っていて気付いて1年経過したらそのまま廃盤というケースも珍しくない。 卸問屋を経由する場合で「まとめての注文しかしない」と数か月待つようなことにもなる。 取り付けが自分で問題なく出来るのであれば、 送料等の兼ね合いで安さか早く入手したいかを考えて注文する店を選ぶ方法もある。 こういうときは自転車店ではない店からの取寄せが便利なこともある。 しかし、国内向けの位置づけとされるBR-C2050-Rは未だに実物画像すら不明。 本当に流通しているのだろうか。 ※インナーケーブルクイックリリースとは si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 一般的なIM31に比べ、着脱の手間が少ない機能が搭載されている。 タイコ部分から直接インナーワイヤーの着脱もなくなるので負担も少ない。 交換するならIM45以降のものに交換すると後で楽。 但し、最初にインナー固定ツール「TL-IM21」(Y75W98021)(約1500円)で長さ調整は必要。 もっと採用車種が増えるべきだと思うが、コスト面の観点で採用されにくい。 廉価車種ならともかく、ある程度高い車種には、価格が上がっても、そのぶん基本機能も向上されて、 後々の作業の手間を減らせるアピールポイントになると思うのだが・・・。 メーカーは取説を読む気すらないような店に配慮しているのだろうか。 ↓ ameblo.jp/cycle-plus/entry-11982328995.html 今更ながら、見ていて思ったのは一般車でインナーケーブルクイックリリースにしないのは、値段も然ることながら、 雑な管理でワイヤー固定部分が外れるかもしれないという懸念があるのかもしれない。 整備性が劣る以前に、大抵は壊れかけた段階でしか持ち込まれないことを考えると仕方がないのか。 ●ローラーブレーキ本体の黒い小さい蓋キャップ シマノ「Y75F1100 グリスホールキャップ」(90円税込) www.yodobashi.com/0/pd/100000001002226295/ しかし通販で買うまでもなく身近な自転車店で廃棄車からパーツ回収している余りがありそうなので 自転車店に行ったほうが早いかと。(中古品なら0円~新品でも約100円) 取寄せで送料必要な店しかない場合は通販のほうが良いとはいえる。 物が物だけにここまで自転車店に任せろとは言わない。 ●BR-C3000-R-DX,BR-C6000-R-DXの特長 bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c3000-int7/BR-C3000-R-DX.html bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c6000-int8/BR-C6000-R-DX.html 「シェアバイク用に設計された高耐久性ハブローラーブレーキ」で 「SUSアウターキャップ」が搭載=「防錆外装キャップが錆を防止」する とのこと。 bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c3000-int7/BR-C3000-R.html bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c6000-int8/BR-C6000-R.html 通常のC3000,C6000-Rと画像での違いはあまりないように見える。 互換性があるのでインター7や8に限るということでもないが、 これらの比較的高価なブレーキ装備のある自転車をシェア自転車で導入するところがあるのだろうか。 逆にインナーケーブルクイックリリース型は (ほぼ無点検で運用するつもりなので)「外れると困る」とかいう事業者は多そう。 しかし、一応DXは「高耐久」を謳っているので、 個人で今後導入するつもりがあればDXタイプのほうが良いかもしれないが 果たして国内で流通があって購入できるのだろうか。 ●DX版のローラーブレーキは「外の殻(ケース)自体がステンレス」? Shimano Roller Brake BRC3000F-DX | eBay www.ebay.com/itm/254318600607 i.ebayimg.com/images/g/TegAAOSwDFFdRIVq/s-l1600.jpg こちらの調査不足だったとはいえ・・・ シマノ側の説明も商品画像も紛らわしい。 重さはどの程度違いがあるのだろう。 「たぶん鉄+塗装」と「ステンレス」では差はそれほどでもないか。 スポーツ自転車向けのコンポではない場合 シマノ側で重さは調べない(公開しない)ということもあるので 現物を比較できる人がいるかどうか次第・・・。 シマノセールス扱いがあって普通に取引のある店から取寄せ購入できるなら楽だが、 個人輸入前提であれば、元々軽くもない部品なので カスタム派の人達にもあまり興味を持たれにくいことを考慮すると、 国内で見かけることはまずないような気がする。 ◆【2021年9月下旬現在】ローラーブレーキ現行品調べ ▲[2021.10.3現在]このシマノカタログに書いてある品番では売っていないので要注意! set.shimano.co.jp/bc_catalog/comfort/#target/page_no=13 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ productinfo.shimano.com/download/pdf/spec/2.7/en productinfo.shimano.com/#/spec/URBAN/Brake%20(Roller%20Brake) 前 海外のみ[BR-C6060-F] ブレーキ力1.7 放熱板138mm 放熱性1.4 ※許容範囲100~130kg (自転車+運転手+荷物) 海外のみ[BR-C6050-F] ブレーキ力1.7 放熱板138mm 放熱性1.4 ※許容範囲70~100kg (自転車+運転手+荷物) 前 [BR-C6000-F] ブレーキ力1.5 放熱板150mm 放熱性1.4 [BR-C6000-F-DX] 〃 [BR-C3010-F] ブレーキ力1.2 放熱板140mm 放熱性1.2 [BR-C3000-F] ブレーキ力1.2 放熱板122mm 放熱性1.0 [BR-C3000-F-DX] 〃 後 [BR-C6000-R] ブレーキ力1.2 放熱板150mm 放熱性1.4 [BR-C6000-R-DX] 〃 [BR-C3010-R] ブレーキ力 1 放熱板140mm 放熱性1.2 [BR-C3000-R] ブレーキ力 1 放熱板122mm 放熱性1.0 [BR-C3000-R-DX] 〃 [BR-IM31-R] ブレーキ力0.9 放熱板 90mm 放熱性1以下 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▲旧品番 → ★現行品番 =====BR-C6000シリーズ:放熱板150mm===== [前] ▲ABRC6000FA → (ABRC6000FA2 海外のみ?) 4mmナット付属(M10) ▲ABRC6000FB → ★ABRC6000FB2 3.5mmナット付属(M9) ▼ナット単品 M9×3.5mm → Y22V05020 M10×4mm → Y22T05000 [後] ▲ABRC6000RA → ▲廃盤? 8.2mmワッシャ付属(M10) ▲ABRC6000RB → ★ABRC6000RB2 8.2mmワッシャ付属(BC3/8) ▲ABRC6000RC → (ABRC6000RC2 海外のみ?) ▼ナット単品 BC3/8:7.2mm → Y8JK98010 BC3/8:8.2mm → Y8JK98020 BC3/8:9.7mm → Y8JK98030 M10:8.2mm → Y8JK98040 =====BR-C3010シリーズ:放熱板140mm===== [前] ▲ABRC3010FA → ▲廃盤? 4mmナット付属(M10) ▲ABRC3010FB → ★ABRC3010FB2 3.5mmナット付属(M9) [後] ▲ABRC3010RA → ★ABRC3010RA2 8.2mmワッシャ付属(M10) ▲ABRC3010RB → ★ABRC3010RB2 8.2mmワッシャ付属(BC3/8) ▲ABRC3010RC → (ABRC3010RC2 海外のみ?) =====BR-C3000シリーズ:放熱板122mm===== [前] ▲ABRC3000FB →(ABRC3000FB2 海外のみ?) [後] ▲ABRC3000RA → ★ABRC3000RA2 8.2mmワッシャ付属(M10) ▲ABRC3000RB → ★ABRC3000RB2 8.2mmワッシャ付属(BC3/8) ▲ABRC3000RC → (ABRC3000RC2 海外のみ?) ▲ABRC3000RD → (ABRC3000RD2 海外のみ?) =====BR-IM31シリーズ:放熱板なし・90・100mm===== [前] ▲ABRIM31FXJ → (KBRIM31FXJS:海外のみ?) www.sekaimon.com/itemdetail/233765367836 ▲ABRIM31FAFJ → ▲廃盤? [後] ▲ABRIM31RCJM →★ABRIM31RCJMT 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RFJ130 →▲廃盤? 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 7.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RFJ9 →▲廃盤? 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 9.7mm (BC3/8) ▲ABRIM31RFJC →▲廃盤? 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 9.7mm (M10) ▲ABRIM31RFJH →★ABRIM31RFJHT 冷却フィン 100mm SG-3R40/42用 OLD 120mm 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) ▲---------- →★ABRIM31RFJ7H 冷却フィン 100mm SG-3R75用 付属/ブレーキ取付ナット 7.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RJ130 →▲廃盤? ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 7.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RJS →▲廃盤? ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 9.7mm (M10) ▲ABRIM31RJSS →★ABRIM31RJSST ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RJSSW →▲廃盤? ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) 軸径が同じであれば、サイズ違いの付属ナットをそれぞれ付属したものをパッケージにする意味がないと 日本では"安物自転車で"M10軸を使っている車種自体が存在するのかどうかすら不明なので、 効率化のために終了していたとしても納得できる。(必要であればナットだけ取寄せれば済む) ついでに、海外通販でDX版を購入できるサイトを発見したので一応記載。 長い坂が多く自転車自体の利用頻度が高いとか、屋外野ざらし駐輪の人であれば買う価値があるかもしれない。 シェアサイクル向けでもあるが、メンテが不十分運用前提ではインナケーブルクイックリリース型は使いにくいのだろう。 ↓ ▼DX型:海外通販 ◆BR-C6000-R-DX「BRC6000RDXC」 約1.1万円 www.sekaimon.com/itemdetail/313537251552 付属:BC3/8の7.2mmワッシャー ●BR-IM31-R(放熱フィンなし)の僅かな変更(本体文字色が変更のみ) twitter.com/noguchi_shokai/status/1540249534806499329 2022年以降の生産時期が分かりやすいくらいのメリットしかない。 改修用としては【僅か100~400円ほどの差しかない】ので、 あまり坂が多くない場所でも「放熱板あり」を強く推奨します。 ▲【フィンなし BR-IM31-R】 約 2400 → 3200円 www.monotaro.com/p/7307/8295/ ※「放熱板なし」は「用途を考慮せず同型品で十分と思い込んでいるだけ」か、 例外的には「僅かでもローラーブレーキで軽量化しておきたいママチャリレース」向け。 ◆【放熱板90mm BR-IM31-R】約 2600 → 3300円 www.monotaro.com/p/7307/8268/ ◆【放熱板100mm BR-IM31-R】約 2700 → 3600円 www.monotaro.com/g/05172525/ ◆パナソニックの子乗せ車に「BR-C3000-R」採用 cycle.panasonic.com/special/gyutto/ (※DX版ではない) (※ブレーキレバーはBL-C6010ではないが、必要とするワイヤー引き量は確保) ロー(ノー)メンテでのインナケーブルクイックリリースの問題が出る可能性よりも、 「実用性を重視」に大きく舵を切った形。 違いが分かる人達にしてみれば「ちょっと良いブレーキ」を使っていると誇れる。 一方、前輪用では未だに珍妙ブレーキに拘り続けるBSでは 後輪でも「BR-IM31-Rにフィンが有れば十分。新型でコストUPとトラブル可能性を増やしたくない」 と思っていれば、今後も追随することはなさそう。 ●パナの子供乗せに「br-c3000」が搭載されたことでの懸案 まず、既存のローラーブレーキとは着脱方法が異なるので、 整備マニュアルが配布されているのだろうかという心配がある。 正直「シマノのオンラインマニュアル」の存在すら知らず、 参照もできないような店では扱って欲しくないのはある。 2019.10.06 ●DX版のローラーブレーキは「外の殻(ケース)自体がステンレス」? 2019.05.12 ●BR-C3000-R-DX,BR-C6000-R-DXの特長 2018.08.12 ●日本市場向けのBR-C2050-Rは計画消滅? 2018.07.29 ●BR-C6000-Rの画像と納期・入手方法など 2018.05.27 ●ローラーブレーキの効きが悪い?【2019.3.31改訂】 2018.05.20 ●2018-2019のローラーブレーキ新製品「予定」 2018.03.11 ●廉価品ローラーブレーキとの違いは放熱板の有無(BR-IM31R) 2018.03.04 ●【前輪用】新製品「BR-C6060-F、BR-C6050-F」 2017.10.22 ブレーキ総合からページ分け 2017.09.24 ●新ローラーブレーキ「BR-C2050-R」 2017.09.24 ●新ローラーブレーキ「BR-C2050-R」、コースターブレーキ型番更新 2017.06.25 (●ローラーブレーキの短所のURL変更のみ) 2017.02.19 ●ローラーブレーキの現行品 2016.11.13 ●グリス補充せず乗り続けたローラーブレーキの末路 2016.04.24 ●ローラーブレーキ本体の黒い小さい蓋キャップ 2016.01.03 ●ローラーブレーキに専用グリスが必要だということ 2015.09.27 新型ローラーブレーキ市販開始(BR-C3000,BR-C3010,BR-C6000) 2015.08.23 ローラーブレーキ部分の追加 2015.02.25 シマノFBリンク置き換えのみ 2015.02.21 BR-IM70-Rの再登場、他 2015.02.15 強化ローラーブレーキの在庫と今後? 2015.02.08 BR-IM80-R 画像解説リンク 2014.12.28 ハイパータイプのローラーブレーキの在庫について 2014.10.04 ローラーブレーキなど諸々追加 2014.09.29 ローラーブレーキの修正 ▲廃盤品:旧品データ ※IM80,81,86はハイパータイプ(ブレーキ力が強い) ───────────── ▼前輪用(あまり見かけることはない) 【廃盤】[BR-IM31-F] 約2000円 放熱板なし 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0 【廃盤】[BR-IM35-FF] 約3000円 放熱板160mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.0 ▼インナーケーブルクイックリリース 【廃盤】[BR-IM45-F] ------------ 放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1 【廃盤】[BR-IM55-F] ------------ 放熱板140mm 放熱性1.2 ブレーキ力1.0 【廃盤】[BR-IM80-F] 約4000円 放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.5 【廃盤】[BR-IM81-F] 約4000円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5 【廃盤】[BR-IM86-F] 約6000円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5 ディスクブレーキマウント対応 ───────────── ▼後輪用 (よく使われている) [BR-IM31-R] ------------- (放熱板なし) 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0 激安車に搭載されているらしい [BR-IM31-R] 約2000円 放熱板90mm 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0 BSなどの一般軽快車に多い 【廃盤】[BR-IM35-RF] 約3000円 放熱板160mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.0 一般車ナットB.C.3/8が1種(M10:2種) ▼インナーケーブルクイックリリース 【廃盤】[BR-IM45-R] 約3000円 放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1 【廃盤】[BR-IM55-R] 約4000円 放熱板140mm 放熱性1.2 ブレーキ力1.0 【廃盤】[BR-IM70-R] 約3500円 放熱板150mm 放熱性2.2 ブレーキ力1.3 【廃盤】[BR-IM80-R] 約4300円 放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.5 一般車用ナットB.C.3/8が2種(M10:1種) 【廃盤】[BR-IM81-R] 約5500円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5 2014-2015再販したが終了 ───────────── ▼[BR-IM81-R] ABRIM81RC=「BC3/8軸用」(7.2mm左間座ユニット[ワッシャー]付属) ABRIM81RD=「M10軸用」(7.2mm左間座ユニット[ワッシャー]付属) si.shimano.com/php/download.php?file=pdf/ev/EV-BR-IM81-R-3283A.pdf 「フレームエンドの厚みによって固定できなければ厚みがある8.2mmに変更可」 参考: [BR-IM80-R]採用車種 「ヤマハの業務用電動アシスト」 www.yamaha-motor.co.jp/pas/gear-cargo/ 業務用に採用されるほどの信頼性。 「BR-IM81-R」採用車種 「ベルトドライブのクロスバイクのような自転車」 www.miyatabike.com/miyata/lineup/ex_cross/ex_cross_street.html こっちは単にディスクブレーキを採用したくなかっただけのような。 ────────────────────────── 「2014.12.28現在」 BR-IM81-Rだけでなく、BR-IM80-Rも終了。 一般車の「BR-IM31-R」から「BR-IM45-R」「BR-IM55-R」に交換する意味は・・・なくはないが微妙。 いつ購入できるかどうかはシマノの生産計画次第。 81と80に関しては見つけたら確保しておくほうが良さそう。 81はミヤタが、80はヤマハが補修用として部品確保しているとは思うが、 カスタム用に提供される可能性は低い。 ※故障したとすれば原因確認のため店から送付を求められる可能性もある。 ────────────────────────── ●「BR-IM80-R」の画像 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11982328995.html こちらでは4600円(税込)で取り寄せ可能のようだが入荷日未定な様子。 上級一般車クラスにはこのブレーキを標準搭載してもらいたいところでも、 「ブレーキ本体の重量増」というのはともかく、 「効きすぎで(タイヤが早く摩耗するので)困る」とかいう人もいるのだろうか。 ────────────────────────── ●2.15追記 BR-IM81-Rは「5月中旬」 BR-IM80-Rは「終了」(残りは完成車メーカー補修用、卸問屋、小売販売店の流通在庫のみ) ↓ ▼一時期掲載から白紙になり、旧品の継続状態だったが段階的な入れ替え 前 [BR-C3000-F]放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1 [BR-C3010-F]放熱板140mm 放熱性1.1 ブレーキ力1.2 [BR-C6000-F]放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.6 [BR-C6010-F]放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6 後 [BR-C3000-R]放熱板122mm 放熱性 1 ブレーキ力1.1 [BR-IM45-R]後継? [BR-C3010-R]放熱板140mm 放熱性1.1 ブレーキ力1.2 [BR-IM55-R]後継? [BR-C6000-R]放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.6 [BR-IM80-R]後継? [BR-C6010-R]放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6 [BR-IM81-R]後継? [BR-C6060] 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6 ディスクブレーキ対応 ※放熱性:[BR-C3000]を基準値1とする場合 ────────────────────────── ●なぜか限定?復活 [BR-IM70-R] 約3500円 放熱板150mm 放熱性2.2 ブレーキ力1.3 終了していたが、EUで大量発注でもあったのだろうか。 放熱版がフレームに干渉するとか、 ハブ付近がどうしても黒じゃないと困るとかということでもなければ 店によっては安めの値段で買えるのはメリットとしても、 81を買うならわざわざ70を選ぶ必要もないのでは・・・? ────────────────────────── 2015.8.23現在「BR-IM70-R」「BR-IM81-R」は購入できる店あり。 急ぎでブレーキ強化するのであれば「BR-IM81-R」、来年まで待てるなら「BR-IM80-R後継のBR-C6000-R」他。 ↓ 「BR-C3000-R」「BR-C3010-R」「BR-C6000-R」はシマノに展開図の掲載だけで (「BR-C6010-R」「BR-C6060」は展開図もない状態) まだ単品販売は開始されていないようだ。 ◆[BR-IM80-R] は[終了] 勝手な予想では早ければ海外では秋くらいから販売で、国内で購入できるのは2016年4月以降くらいだろうか。 ★NEXUSシリーズ(2016年以降モデル) cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/newpro2016/for_comfort/nexus.html 新規投入が楽しみではあるが、日本の一般車では高級とされる自転車でも搭載するのは稀になるのだろう。 最低でも「BR-C3000-R」を標準搭載するだけで交換時の手間が インナーケーブルクイックリリースによって多少楽になるが、 一般車に対しては「性能」より「安さ」「過小メンテ」を絶対視する消費者が多いから難しい。 推定使用距離が2,3kmで坂もないというところであればBR-IM31-Rの放熱板なしでもいいとして、 実際は店でもっと用途に応じて様々なブレーキに交換すべきだと思うが、ブレーキ種類の変更を提案どころか ハイパータイプのローラーブレーキの存在自体を全く知らないということのほうが多そうな印象。 ↓ 2015.9.27 新型ローラーブレーキの販売開始を確認(BR-C6010、BR-C6060は確認できず) 【前用】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前用のローラーブレーキを採用している完成車メーカーは少ない。 代表的な車種としてはBlessのビーチクルーザー(MAHILOW 3i、MAHILOW SPECIAL、SHO 3i)。 ※買い間違えてもナットのみ購入できるが、分からないなら確認すること。(実測またはメーカー問い合わせ) ABRC3000FB Nexus BR-C3000 3.5mmナット付属(M9) 約4300円 ABRC3010FA Nexus BR-C3010 4mmナット付属(M10) 約4300円 ABRC3010FB Nexus BR-C3010 3.5mmナット付属(M9) 約4300円 ABRC6000FA Nexus BR-C6000 4mmナット付属(M10) 約5000円 ABRC6000FB Nexus BR-C6000 3.5mmナット付属(M9) 約5000円 ▼ナット単品 M9×3.5mm → Y22V05020 M10×4mm → Y22T05000 【後用】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※通常の一般車軸はBC3/8(←量販店のスポーツ車風でもBC3/8)、本来のスポーツ車軸はM10 買い間違えてもワッシャーのみ購入できるが、分からないなら確認すること。 ABRC3000RA Nexus BR-C3000 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約3700円 ABRC3000RB Nexus BR-C3000 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約3700円 ABRC3010RA Nexus BR-C3010 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約4000円 ABRC3010RB Nexus BR-C3010 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約4000円 ABRC6000RA Nexus BR-C6000 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約5000円 ABRC6000RB Nexus BR-C6000 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約5000円 ▼ナット単品 BC3/8:7.2mm → Y8JK98010 BC3/8:8.2mm → Y8JK98020 BC3/8:9.7mm → Y8JK98030 M10:8.2mm → Y8JK98040 (2017.2.19追記)●ローラーブレーキの現行品 BR-C6010 は2014-2015のVer012には載っていたが、その後消滅。 2015.9.27頃にはC3000、C3010、C6000は発売されたが C6010、C6060の大型放熱版の新型の発売はなくなり、BR-IM81が継続という形になったが、それも廃盤。 ▼ブレーキレバーは 「BR-IM31、BR-IM35、BR-IM81、BR-IM86」→「BL-C6000」「BL-IM65」など 「BR-C3000、BR-C3010、BR-C6000」→「BL-C6010」が最適 BR-IM35-RF(後ろ用)も廃盤のようだ www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00615150 「用途に応じて変更する」ということが当たり前であれば、 長い坂道で使うような地域では本来「組み換え推奨」となるべきだったパーツだが、 完成車として組み込まれたパーツの変更を望まないメーカーや店にとっては どうでもいいパーツでしかなかったのだろう。 BR-IM81も廃盤で今のところ後継品もなさそうなので、 2016年2月現行品でローラーブレーキ最大の放熱版で最大の制動力を得たいのであれば、 ブレーキ本体「BR-C6000」+ブレーキレバー「BL-C6010」ということになる。 ローラーブレーキの効きが悪いのがどうしても気に入らないという人は、試してみるのも良いのでは。 「インナーケーブルクイックリリース」で着脱が多少楽になるのと、 ブレーキグリス充填用の穴の位置がフレームに干渉しにくい場所に移動することもあるので、 無駄に高いノズルを買うくらいなら変更も視野に入れることをオススメする。 こういう効果のあるものが付いている完成車や試乗車があれば 一般車に対する印象も少しは違うものになるはずだが・・・、 前輪駆動のようなもっと全体的に独自パーツ数を増やすような 金のかかる進化のほうが真っ当のような流れはどうなんだろうと。 ●ホイールの空転時に抵抗があるという問題(BR-IM80-R) ameblo.jp/rantzwadorl/entry-12136071758.html (ブレーキワイヤーの調整不足やハブや玉当たり不具合ではなく) 「空転時に何十秒も回転するホイールが必ずしも良い意味があるというわけでもない」 という話もあるので、走行時に気にならない程度であれば「気にしない」というのも一つの手。 抵抗感を補うこともできる「電アシ」であるなら尚更。 「追記その2」には 通常ある抵抗感の範囲内であった可能性も高く、無実かもしれないともあり、 やはり気にしすぎだったのかもしれない。 ●ノーマルタイプ(IM31,35)とハイパータイプ(IM80,81,86)の違い 内部のローラーの大きさそのものが違う。 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11507544978.html 内部のシューの形状も違う。 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=532846020107965 id=466183956774172 (IM45,55は制動力にはさほど違いはなく、交換が容易なインナーケーブルクイックリリースになったもの) ハイパータイプどころかIM35すらさほど見かけないだけに違いを実感するのは困難。 IM31(放熱板なし)「下級グレード自転車向け」 IM31(放熱板あり)「普通装備」 IM35→IM31の放熱版を拡張「下りの坂道でも効きが落ちにくい」 IM45(後継:C3000)→ほぼIM31を「インナーケーブルクイックリリース化」 IM55(後継:C3010)→「インナーケーブルクイックリリース化」+「放熱板を大型化」 ─ここから別物─ IM70→「内部シュー構造変化だけ?でブレーキ力の強化」「放熱板も拡張」 IM80(後継:C6000)→「内部シュー構造変化」+「内部ローラー部分の大きさ」+「放熱板も大型化」 IM81(後継:C6010)→「内部シュー構造変化」+「内部ローラー部分の大きさ」+「放熱板を更に大型化」 ●新ローラーブレーキ「BR-C2050-R」 日本市場向けのようだが インナーケーブルクイックリリース系統のものかどうかは今現在画像もないので分からない。 スペックを見る限りでは放熱版はBR-C6000-Rと同サイズの150mm、 ブレーキ力もBR-C6000-R同等の1.2のハイパータイプに属する。 [BR-C2050-R]放熱板150mm ブレーキ力1.2 ●日本市場向けのBR-C2050-Rは計画消滅 2017-2018最終の製品仕様に載っていた「BR-C2050-R」は 2018-2019の現行最新ver.2.8(更新日 2018年7月4日)から消えている。 昨今の経済状況を鑑みて新製品投入は見送ったようだ。 そもそもハイパータイプのローラーブレーキどころか、 本来は坂道が多い地域では組み替えてでも販売すべき (BR-IM31から放熱板を拡大しただけのような廉価品の)BR-IM35すら消えてしまったことを思うと ブレーキに対する価値を(恐らく数百円でもコストが増えることを理由に) 微塵も見出していない完成車メーカー(代理店)に落胆する。 (軽量化でコストも下げられるのであろうハブダイナモだけは新製品投入を歓迎しているようだが・・・) (既存品との違いが不明のハイパータイプDX版は欧州での一定需要があるので新規投入する予定なのだろう) ●【前輪用】BR-C6060-F 【ハイパータイプ】26-28インチ(ETRTO 559~635) ブレーキ力1.7 放熱版150mm 放熱力1.4 インナーケーブルクイックリリース ↓仕様変更 ブレーキ力1.7 放熱版138mm 放熱力1.4 インナーケーブルクイックリリース 放熱版をコンパクトにしつつ性能はそのまま。 日本市場では前ローラーブレーキの車種は相当珍しいので 更に交換してまで使ってる人を見ること自体なさそう。 ●2018-2019のローラーブレーキ新製品「予定」 計画段階の予定も含まれるため、当初書かれていた品番ごと消えたり 品番は存在していても、一向に(日本)市場投入されないというケースもある。 productinfo.shimano.com/#/spec/2.5/COMFORT/ (DX品番と既存品の違いは仕様表には書いていない) 【前輪用】BR-C3000-F-DX ブレーキ力1.2 放熱版122mm 放熱力1.0 【前輪用】BR-C6000-F-DX ブレーキ力1.5 放熱版150mm 放熱力1.4 【前輪用】BR-C6060-F ブレーキ力 1.7 放熱版138mm 放熱力1.4 【後輪用】BR-C3000-R-DX ブレーキ力1.0 放熱版122mm 放熱力1.0 【後輪用】BR-C6000-R-DX ブレーキ力1.2 放熱版150mm 放熱力1.4 ●【海外市場のみ】BR-C6050-F (前用) 日本では殆ど使われていない前ブレーキ且つ「海外専用」なので、 あまり追加する意味はないが参考として。 productinfo.shimano.com/#/lc/nexus/inter-8?q=br-c6050 【「Except Japan market」=日本市場を除く】 ●Wheel size (inch)/Outer diameter of tire (mm) = ホイールサイズ(インチ)/タイヤ外径(mm) 660~712mm ●Structure type:Hyper 構造:ハイパー ●Braking power ( 1 ) ブレーキパワー:1.7 ●Cooling fin diameter (mm) 放熱フィンサイズ:138mm ●Heat dissipation ( 1 ) 放熱力:1.4 ●With POWER MODULATOR function パワーモジュレーター機能つき ●Inner cable quick release インナーケーブルクイックリリ-ス ※1 Performance index rating uses BR-C3000-R brake unit as a reference value of 1. Testing condition. ※1 BR-C3000-Rブレーキユニットを基準値1として比較。 ● Range of overall allowable mass for modulator (kg) mass = bicycle + rider + luggage 許容質量の範囲(kg) 質量=自転車+乗車人+荷物 70~100kgまで ◆既存の前輪用C6060との違いは許容質量の違いにあるようだ productinfo.shimano.com/#/lc/nexus/inter-8?q=br-c6060 ●ブレーキパワー:1.7 ●放熱フィンサイズ:138mm ●放熱力:1.4 基本性能は同じ。 bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c6000-int8/BR-C6050-F.html バイクの総重量範囲 BR-C6050 70 ~ 100 kg、 BR-C6060 100 ~ 130 kg 660~712mmという分かりにくさ。特に海外ならETRTOのリム径で書くべきだろうに。 www.cycle-yoshida.com/pc/freepage.php?NUM=82 ▼ヨシダのサイトを参考にすると以下が適合 559:26インチHEの約2.00[50mm幅]超 584:650B 27.5インチ 590:26インチWO 622:700C 630:27インチWO (カタログ落ち)●BR-C6050-F【ハイパータイプ】20-24インチ(ETRTO 406~547) ブレーキ力1.7 放熱版100mm 放熱力1.0 カタログ落ち品と型番が同じなので少々紛らわしい。 ▲廃盤[BR-IM31-F] ※完成車メーカーの補修パーツとしては極僅か継続するかもしれないがシマノでの単品販売なしへ →(C-3000,C-6000系へ完全移行) 日本では特に元々前用のローラーブレーキ自体使われている車種自体が珍しいので消えるのも必然か・・・。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/119.html
最終更新日:2021.6.6 ●交換時期の目安(パナレーサー解説) 2021.4.18 ●タイヤが経年劣化でひび割れ 2020.10.4 ◆単に溝が減ってきたら交換すればいいというわけでもない理由 2019.7.21 ●接地面のひびわれ 1.20 ●自重と風化でタイヤサイドのひび割れ 2018.12.9 ●下地が見えている要交換状態のタイヤ 11.25 ★タイヤ解説より単独ページとして重複掲載 2018.7.29 ●「まだ使える」は「もう使えない」 ─────────────────────────────────────────── ●交換時期の目安(パナレーサー解説) twitter.com/PanaracerJ/status/1400005460128763908 Q.距離や年数以外でタイヤ交換時期の見極め方法はありますか? A.トレッドが平滑になった、ケーシングが一部露出したなどの場合は 走行に危険を及ぼすおそれがあるため交換推奨です。 外傷、耐パンク性能や走行性能の低下を感じたときも総合的に判断ください。 ハブに問題がなく、段差でもないのにタイヤがガタガタするような違和感を覚えたら、 外側から見て問題がなさそうに見えても、実際にパンクする前に交換しておけばトラブル防止になる。 ●タイヤが経年劣化でひび割れ twitter.com/CM1TD9fPYEf1rJH/status/1381838460491755521 ゴム製品は、紫外線や熱、油の付着などで経年劣化していきます。 タイヤにおいても表面のトレッドは減っていなくても画像のようにヒビが入ってしまったり、 ゴム自体が硬化している場合には交換が必要です。 ひび割れていても乗れるから問題ないという人もいるかもしれないが、 「砂消しに近いようなカチカチ消しゴム」と「通常の新しい消しゴム」を同じノートに使ってみると どちらが滑りにくいか考えれば分かる。 別の表現で言えば、特に冬季の手肌が「荒れ放題であれば、触れるだけで痛い」 「しっかり保湿されていると何ともない」の差で考えてもらえば、 実感されやすいだろうか。 しかし「油分のないガサガサタイヤはそのぶんダメージも受けやすい」としても、 自転車のタイヤに自動車タイヤの艶出し剤や、テキトーなオイル等を付着させるような 付け焼刃な対策は厳禁。 チェーンが錆びている場合と同様で【素直に交換しましょう】。 (チェーンの場合は状態が酷ければ前後のギア歯自体の交換も必要な場合あり) ◆単に溝が減ってきたら交換すればいいというわけでもない理由 star.ap.teacup.com/flatout/2696.html こうしたスリックタイヤ状態になる前に交換しておきたいが・・・、 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「(標準300kpaで)毎月1回以上空気を充填」 「米式(チューブやACA-2)化などで「適正な空気圧を維持していること」が 出来ていなければ無意味なので、まずこの2点をクリアしていることが条件の上での話。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 懸念としては、 (1)「安物タイヤ」または「滞留在庫品」の場合 「早期にひび割れや剥がれ」などが起こるリスクが考えられる。 (2)減りが早い後ろタイヤ1本だけ早めに交換するのもありだが [1](一般車の)良タイヤは比較的2本セットで販売していることがあるという問題 [2]前輪タイヤの溝が減ってなくてもタイヤのゴム質自体が紫外線や熱や摩耗によって「硬化や劣化」が 進んでいるため、特に操舵の要である前輪が制御できないと問題になることから 「結局、後ろが減ってきたら、ケチらずに前後とも交換したほうがいいのでは?」ということになる。 つまり「安全性重視」の観点では、 「前輪だけ交換を遅らせるようなことはせず、 前後とも各メーカー中級品以上のタイヤに交換してください」と言う。 但し、注意点としては、(一般車の日常的な走行距離は往復でも10km前後くらいを想定するため) 毎日何十kmも走り、更には体重80kg超えで、重い荷物も乗せるような"特殊な用途"では異なる。 この場合は「前タイヤの自然劣化が進む前に」前後とも中級品以上に交換するとなると、 コスト的に微妙な気もするため、 「安物タイヤを含む"1本単位"」で交換するほうが理にかなっているとも言える。 (自分でタイヤ交換できるなら尚更) そして、摩耗限界までの距離は「タイヤ径が大きいほど減りにくい」ので、その反対に位置する小径車では確実に損をする。 (※子供乗せ車種のような小径であることに必然性があれば話は別だが、 その場合でも子供を乗せて毎日何十kmも走行することは現実的に考えにくい。) 基本は身長がクリアできるなら、630(27インチ)や種類の多さでは622(700C)を選択しておきたい。 やはり自転車の購入時の車種や装備選択と同じで、 タイヤも「用途(保管・路面状態・使用環境も含む)によって最適な選択をする」必要がある。 交換時期の目安になる具体例 ●接地面のひびわれ star.ap.teacup.com/flatout/2387.html パッと見、まだ溝もしっかりあってよさげなんですけどね。 でもサイドウォールを押してみると 全周にわたってもう亀裂が入っています。 こうなるとリムとの接触部分、ビード周辺も亀裂が入ってきます。放っておくと裂けてしまいますね。取替時のサインです。 乗っていなくても劣化は進みますよ。 ●自重と風化でタイヤサイドのひび割れ star.ap.teacup.com/flatout/2238.html 表面の部分はまだまだ溝もあり綺麗なもんです。 でも外に放っておいてしまうとこんな風にゴムは劣化してしまいます。 空気が入っていないと、自重でつぶれて余計に割れてしまいます。 タイヤを保管する場合はゴムに重さがかからないように、吊るして保管するといいでしょう。 「直射日光を避ける」「高音多湿を避ける」ことでも 劣化速度を減少させることができると思われる。 ●下地が見えている要交換状態のタイヤ prestigebike.hamazo.tv/e8272284.html カラータイヤかどうかではなく、 「このままではこのタイヤ状態が原因でパンクして立ち往生するリスクがある」と どれだけ説明しても絶対に今ケチりたい人は放置するかもしれないが、 このような下地が見えている状態になっていれば「即時交換」が妥当。 ●タイヤ内部まで亀裂が達している場合、その亀裂もチューブを削る yama105011.exblog.jp/13168961/ 空気圧不足のまま走り続け、タイヤ内部に亀裂が入るまで破壊してしまった例。 一度タイヤがこういう状態になってしまうと チューブを交換したところでタイヤ内部の壁によって再び削られてやがてまたパンクすることになる。 結局のところ空気圧を確認・判断するという「習慣づけ」が身に付くかどうかが一番のパンク対策。 ●チューブがはみ出ている star.ap.teacup.com/flatout/1572.html 逆によくこの状態でパンクしなかったと思えるある意味奇跡的な状態。 スーパーチューブやストロングチューブや同等のダウンヒルチューブといった厚みのあるチューブであれば こういった芸当も再現不可能ではないのかもしれないが、 そもそもタイヤがとっくに限界なので、こうなる前に交換するのが常識。 ●「溝が薄い、”接地面の”ひび割れ」がタイヤの交換時期 star.ap.teacup.com/flatout/1474.html 一般車のような溝ありタイヤであれば溝が薄くなった段階で交換。 完全溝なしのスリックタイヤであればひび割れで交換。 カーカスと呼ばれる繊維質が見えた段階でも交換。 たまに製造不良で早期にカーカスが表面に出てくることもあるようなので その場合は店で買っていれば店を通じ、通販等で買っていれば店や自己交渉で対応してもらう。 「製造ロットの問題でもなく仕様」という場合は少なくとも数年は同じタイヤは購入しないほうが賢明か。 ●分かりやすいタイヤ限界(サイド割け) prestigebike.hamazo.tv/e6911065.html これでも中には「まだ乗れるから大丈夫」と言ってしまう人もいるかもしれないが、 数千円のお金が本当に払えないような人が多いとは思えない。 そんなに自転車にお金を使うという感覚に拒絶感があるのだろうか。 「意味がない、効果が低い、違いが分からない」と思い込んでいるといった理由もその裏にあるとして、 余程毎日の生活の刺激の無さにうんざりしていてしょうがない人なんだろうかと思える。 安全で快適に乗れるということよりも、パンクするかもしれない危機感を常に持ちたいという感覚? ●タイヤの状態チェック ameblo.jp/cycle-plus/entry-12153879511.html 溝が残っていれば必ず使えるというものでもない。 ▼タイヤの交換時期 溝がなくなり繊維質が見えてきた頃、タイヤに穴が開いている、黒とカラーサイドのつなぎ目が割れているなどの状態。 また、異常がない場合でも経年劣化でゴムが硬化傾向にあると不具合がおきやすくなるので 基本的には走行距離が短く屋内ガレージ保管でも3年くらいで交換を推奨。 ※走行距離で見ればタイヤのJIS K6302規定では(26,27インチ)×1-3/8タイヤで5000kmが目安。 20インチ(406,451)では3000kが目安なのでタイヤを長持ちさせたいのであれば小径は避ける。 ●交換時期を過ぎたタイヤ ameblo.jp/cycle-plus/entry-12147418577.html star.ap.teacup.com/flatout/1314.html 走行面から繊維質が多く見えているというのは限界を超えすぎているタイヤ。 使用方法として空気圧管理ができていて、溝がなくなってきた時点で交換すべきもの。 または走行距離が少なくてもグリップ力の低下を防ぐために2年程度で交換。 下手にケチって店がない場所で立ち往生してしまっても構わないのであれば放っておいても良いだろう。 ●タイヤ寿命の目安 star.ap.teacup.com/flatout/1182.html 走行面のゴムが硬化し「ひび割れ」が出来て小石などを挟みやすくなってしまっている状態。 (問題がない使える状態のタイヤであれば溝に小石が挟まってもタイヤ内部にまで入り込まない) ■タイヤの寿命 zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-1e24.html 下地が見えた頃。 ●タイヤの限界 star.ap.teacup.com/flatout/1692.html star.ap.teacup.com/flatout/1693.html ・摩耗=「タイヤがすり減ってゴムの厚さがなくなったもの」 ・劣化=「直射日光など自然な経年劣化、元々のゴムの質が低い、556のようなものがタイヤに付着した」 (英式(虫ゴム)で適正空気圧が判断できず、常に過剰空気圧で早期にひびわれるという可能性も) ・破損=「刺さりもので大穴が開いた」など タイヤが限界に来ていても交換するもしないも自由。 パンク修理を繰り返し、遂には短期間の修理を繰り返し、タイヤを交換するよりも高い修理費用になったとしても、 どうしてもそのタイヤに愛着があるという稀有な人が全く居ないこともないのだろう。 一方で、道交法的にも無視させるわけにはいかない安全性に直結する 「ブレーキ周り」や「ライト」等に問題があれば(程度にもよるが)基本的には後で構わないとは思わない。 それに比べると、走行時に当然チューブが破裂することで転倒などが全く起きないというわけでもないが、 タイヤの優先度は低くなるのも分からなくもない。 (溝なしタイヤで雨天時滑りやすいというのは誤認。 速度の速いロードバイクでスリックタイヤが珍しいものでもなく、自転車の速度でハイドロプレーニング現象は考慮しない) 多い歩道でも無闇にスピードを出しすぎるような性格であれば、 慎重であればむしろ速度を出し辛くなるぶん安全かもしれない。 (さすがに居るとは思わないが、完全にタイヤが破れてリムまで覆ってブレーキまで効かないような状態や、 車輪に巻き付くほどの状態であればさすがに交換か買い替えるしかないはずだが・・・) ●タイヤ交換の目安「走行面の溝のひび割れ」 star.ap.teacup.com/flatout/1798.html パンクしたときに限らず、 (壁で覆われていない状態のガレージを含む)屋外保管であれば半年おき、 屋内保管でも1年おきくらいに空気を抜いてひび割れの有無を確認するとパンクリスクを減らすことができる。 ●タイヤの溝が残っていても内部損傷していれば交換推奨 star.ap.teacup.com/flatout/1870.html この状態で使い続ければチューブがダメージを受けやすい。 「パンクが頻発しても構わない」という考え方であれば放置する人もいるかもしれない。 ●「まだ使える」は「もう使えない」 使うのは自由でも、走行途中にパンクして、 そこから店まで押して歩かなければならなくなったときに ちょうど店まで近い位置でパンクするとも限らない。 贔屓にしている店は定休日かもしれない。 量販店は近くにあったとしても、その店で適正な整備がされるという保証もない。 (バック拡げを使われたり、ネジ締めが不十分か過剰、パーツの欠落や順番間違いなどの可能性) 換えられるときには換えておいたほうが結局後々のトラブルを予防することができると考えて欲しい。 「損して得とれ」という言葉を贈りたい。 タイヤ・チューブ・リムテープ、ブレーキシュー、ブレーキワイヤーは 特に消耗品として早め早めの交換が快適な自転車走行の肝。 ●接地面のひびわれはタイヤの限界 star.ap.teacup.com/flatout/2125.html 接地面が擦り切れて布地が見えていなくても、 接地面がひび割れていれば「パンクしたくないなら」交換が必要。 「まだ使えるから」とケチれば後で立ち往生して困ることになる。 ───────────────────────────────────────────