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メンテ・パーツ交換2へ続きます https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/123.html 作業台◆メンテナンススタンド https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/92.html 最終更新日: 2018.11.25 ●修理はすぐに完了するとは限らない(フロントフォーク) 2018.11.11 ●バック拡げ工具について 2018.04.22 ●修理見積もりと明朗会計 (他、事故と金銭的な損得感) 2018.04.08 ●買ったばかりなのに調子が悪い原因は 2017.12.31 ●使っていなかった自転車を店で再生(レストア)依頼する場合の注意点 2017.11.19 ●早め早めの整備で修理代も安く済みやすい 2017.06.04 ●3つのポイントを抑えれば自転車は長持ちする 2017.05.21 ●修理か交換か 2017.04.16 ●異音解消までの長い道のり 2017.01.22 ●「どうも漕ぐと重い気がする」という場合の対処法 2016.12.11 ●残念な客にならないために「料金は作業前に必ず確認」し追加料金が必要になることも考慮しておく(一部追記12.25) 2016.12.04 ●タイヤ・チューブ交換と前ブレーキシュー交換からプチオーバーホール 2016.11.27 ●自転車の快適性を向上させる3つの方法(追記12.4)、●異音解消までの長い道のり(軋み音) 2016.11.13 ●自転車の価値と予算 2016.10.09 ★チェーンケース(フルチェーンカバー)の外し方(微修正) 2016.08.21 ▲「自転車の日常メンテなんて金と時間の無駄」という思考 2016.07.31 ●おおよその修理時間は原因が見定まってから 2016.07.10 ●なぜメンテが必要か 2016.06.19 ●安く済ませようとして原因除去を延期するメリット? 2016.06.05 ●一目で症状を判断できるとは限らない 2016.05.22 ●単に「どの部分にどの工具を使えばいいか」ということだけはない 2016.05.22 ●後輪の一般車のワッシャーやステーの順番 2016.05.15 ●「違和感」は不具合の目安、●高校生向けメンテナンス記事、 2016.04.24 ●真っ直ぐ進めない不具合と理由 2016.04.10 ●点検は事故や立ち往生を防ぎ「将来的に安く済ませる」自己投資 2016.04.10 ●修理が得か買い替えが得か、●[京都]駐輪場にて無料点検(移動) 2016.04.03 ●業務用であれば更に点検に強化をすべき 、●会社で使う自転車でも定期点検が疎か 2016.03.13 ▼割高に思えるパーツ(や完成車)を使うことは無駄かどうか 2016.03.06 ▼過小メンテナンスになっている一因 2016.02.21 ●修理か新車購入か 2016.02.14 ■パンク修理関連を単独ページに移動 2016.01.03 ●メンテを欠かさず変速を正しく使おう 2015.12.20 ●修理時間(期間)と値段は、自転車を見ないと分からない 2015.11.22 ライト(灯火)項目 2015.11.01 ●自転車をどこから補修すべきか、●大学の自転車80台の点検の模様 2015.10.25 ●本当に「乗れればいいだけ?」という問題 2015.10.25 ●折れていても気づかない、 ●定期点検を習慣付けるために(IRCの取り組み) 2015.10.17 雑感●不具合に気付かない・気付いても直さないのは何故か 2015.10.17 ●修理は短期的に損してでも長期的には得を取れ 2015.10.06 ●異音の原因の一例 2015.09.20 ▼一般車のカスタム「パーツ交換について」 2015.09.06 ●大阪で自転車の無料点検キャンペーン 2015.07.02 ■各部の名称 2015.06.20 ■定期メンテナンス項目の追加 2015.05.15 目次の設置 2015.04.16 日常的なメンテナンス(車体保護、他)、他 2015.03.14 2項目追加 2015.02.15 異音の原因と対策 2015.01.25 UP ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★5つのポイントを抑えれば自転車は長持ちする (早く壊れて欲しいと思っている自転車店では絶対に教えてもらえない方法) ★【空気】(チューブが英式であれば)米式化し月1で適正な空気量を充填 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/98.html ★【変速】切り替えできる変速機付きであれば、適切に使いこなす。 (停止前や減速時には「軽く」、回転が「重くならないように」選択すること) ★【注油】週1もしくは雨天後には必ず水気を拭き取り適切に注油 (556はNG!!!) (チェーンオイルなどはこちらのページで解説) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/82.html ★【保管】屋根下を含め屋外保管であればカバーをかける https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/118.html ★【補修】タイヤやブレーキシューは摩耗・劣化する前に早めに交換すること! (タイヤの交換時期) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/119.html (ブレーキシュー全般) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/32.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●バック拡げ工具について blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/1070805.html 他のページにも書いているがこちらにも。 小径でも電アシでもない鉄フレームなら使っても問題ないという話ではなく、使えば確実に歪む。 「工具を使わずに作業すれば時間がかかる」というような言い訳で使うのは、典型的な「技術力が低い店」。 こちらから使わないように指定しなければ黙って使うような店にも関わらないことを強く薦める。 ●修理はすぐに完了するとは限らない(フロントフォーク) prestigebike.hamazo.tv/e8259472.html フロントフォークの在庫の問題。 入荷が早い汎用品と互換性があれば取り付れば済むかもしれないが 「色が合わず変」になるが、気にしない人ならそれでもいいのだろう。 基本的には「走行方法を誤って事故を起こさなければ」自分の自転車が 1ヶ月も使えなくなるということにもならないので、 こういう観点からも日頃の走行を見直す価値があるといえる。 (「もともと一般車を複数所有しているので問題なし」という人は稀だろう) 「1ヶ月も待たされるなら安物の新車を買う」という人もいるかもしれないが、 安物に買い替えて乗り心地が明らかに落ちたところで、これも自業自得。 ●修理見積もりと明朗会計 (他、事故と金銭的な損得感) sites.google.com/site/keymartcycle/1nen/yanguidenoburekidiaozhengkarano ▼「何がどう悪いのか」 客:(フォーク曲がりの不具合を知らないため)ブレーキシューの交換と調整だけで直るはずという考え 店:フォークの曲がりによってブレーキ周りだけでなく直進性も劣ることを説明。 説明の段階で実際にこういう状態なので大がかりな修理が必要になるということを 「実際に乗って確認してもらっている」のが良い対応。 「○○に置いておくので勝手に修理しておいてくれ」では 不具合の確認や追加修理や取寄せが必要になった際に再度連絡をする必要が生じて確実に2度手間。 修理するためには「実車の状態の確認が必須=店に持ち込む必要がある」ため、 電話口で安易に修理料金を聞いて、その料金で必ず出来ると思い込んでしまうと、 双方とも非常に困ったことになる。 ▼「放置すればどうなるのか」 自然治癒はしないので違和感は残り続け、走りにくい自転車を使い続けることになる。 ▼「車体の状態を実際に確認してもらった上で 修理すれば値段はいくらで日数はどれくらい必要なのか」 純正部品と思われる部品では安い自転車=1万円必要になった。 半額以下で汎用フォークもあるにはあるが、それが使えるかどうかは現物合わせになるので賭け。 色も当然合わないはずなので非常に不格好で貧相に見えるというデメリットもある。 ─取寄せが可能としても 「車種と色」がメーカー在庫としてあるかどうか。 もしなければ再生産まで半年以上待たなければならないということも十分あり得る話。 ─もしメーカー在庫が切れていて生産も既に終了し再生産もなく、メーカー代替品も見つからないとき 汎用品が使えるかどうか賭ける、アテのない中古を探す、 最悪は「特殊な規格のため買い替えるしかない」ということも考えられる。 ────────────── 衝突しなければ前フォークも壊れずお金も時間も無駄にすることはなかった ────────────── 1万円以内の細かい修理費用であれば、 日頃から適切なメンテナンスをしていればタイヤもチューブも早々に交換しなければならないような事態にはならないため、 「点検や整備を疎かにしない」ということで大抵は防げる。 しかし、事故は単に時間やお金がかかるだけでは済まない可能性もあるということをよく考えたい。 「取寄せに1ヶ月もかかった」「部品代に1万円もかかった」から今度から気を付けようという きっかけを得たことを勉強と考えるのは構わないが、 自転車の修理は可能でも、乗車している人自身は大怪我では済まない場合も考えられる。 ヘルメットや保険で備えるという以前に、事故にならないような走行方法を身に付けることが、 修理費用も発生することなく、無事に毎日を過ごしやすいと考えれば「それだけで得している」といえる。 ●買ったばかりなのに調子が悪い原因は 実店舗であれば「初期調整の概念が存在するかどうか」「まともな点検をしているかどうか」 ネット購入で「70%から自分組立であれば自業自得」「100%完組であれば信用しすぎ」 安く買ったつもりでも、どこかで安くするために作業が簡略化されていると見て、 あとで高くついたとしてもその安く買えたぶんの工程を後から払っているに過ぎないことに気付くべき。 (しかし、定価購入でもロクな説明もなく納車前整備も酷い店が絶対に存在しないとも言えない) 自転車はテレビのような買ったら繋いで初期設定して終わりではなく 「調整が不可欠な”乗り物”」と知ってもらいたい。 ※鈍感を極めている人であれば、不具合のオンパレードでも「全く気にしない」ということもあるのかもしれないが、 公道を走る乗り物として必要最小限の安全基準すら満たしていないもので満足しているような人は 考えなおして欲しいと切に願う。 ●購入後の維持費も必要 jitensyazamurai.com/db/archives/8728 それでも原付やオートバイより安いことは間違いない。 ※本格的なスポーツ自転車や国産電動アシストで無茶苦茶な使い方をして早々に壊すケースは考慮しない。 ●使っていなかった自転車を店で再生(レストア)依頼する場合の注意点 jitensyazamurai.com/db/archives/8141 最初に 「どれだけ酷い状態でも安く早く簡単に直せると思っているのであれば諦めて下さい」 ▼断られる理由 もしかしたら… お店によっては「レストアが面倒だから、新しいのを買え」とか、 「新しいのを買ってもらうほうが儲かるから、新車買って」と言う場合もあるかもしれません。 そんな話も、聞いたことがあったりします。 「面倒」「儲かるから」なのか、「本当にできない」「あなたのために止める」なのかは、正直むずかしいところ。 1:(適正な金額を払ってもらえるとしても)「面倒」「新車売った方が楽」だから依頼を受けない ↑話にならないので今後この店には近づかないほうが身のため。 2:「(技術力不足や部品の販路から)本当に出来ない」・・・これは仕方がない。 3:「フレーム自体が折れそうな致命的な状態」であれば「レストアそのものを止める」のは当然。 ▼古いパーツから現行品への交換への注意点 古い特殊なパーツは手に入れることができなくても、 「互換性を現物合わせした上で交換可能な場合もある」が、 当然「付けられても付けられなくても工賃は必要で、取寄せになった場合は部品代も必要になる」。 ▼再生にはお金がかかる レストアって高価になる可能性が高いです。 基本のメンテナンスだけでも数千円~1万円くらい。ワイヤを交換するとさらに数千円。 タイヤは1本安くて3000~4000円、チューブも必要、ブレーキシューも変えたい。 錆びたチェーンは交換して…… なんて重ねていくと、あっという間に3万円~5万円、 もっというと10万円近くになっちゃうこともあります。 「ちょっと走れるように簡単に直すだけでいいから」というのは まともな店であれば「申し訳ないですが安全面軽視の範囲での修理は受けられません」と返ってくるだろう。 10万円というのは古いレア部品を調達するためにオークションを使った場合とか、 電動アシストのバッテリーだけでなくユニット部分も交換する場合や、 高額なスポーツ車独特の高額なパーツ類を使ったときくらいで 一般車ではなかなかそこまでの金額になることはないはず。 各パーツ単位までまで完全分解した上で9割交換したとして 「工賃別」で部品代だけで5,6万円くらいあれば大抵はどうにかなるはず。 (あとは、めったに使わない特殊な高価な工具の購入が新たに必要な場合は別) ●早め早めの整備で修理代も安く済みやすい jitensyazamurai.com/db/archives/7952 いつもいつも書いていますが、「自転車は歯と同じ」。 普段からコマメにブラッシングしたり、歯科でクリーニングを受けていると 虫歯や歯周病を予防できますし、仮になってしまっていても早めに気づけますので、早期治療ができます。 さて、予防や早期治療をしていると、いつまでも健康ですし、治療にもお金を使わなくて済みます。 メンテや日頃のケアには費用がかかりますので、 つい「何もなっていないのにもったいない」と思うかもしれませんが、 ここでしっかり「する」か「しない」かで、将来に大きな差が出てきます。 例えばパンクの状態でも段階があり・・・ 【初期】空気がすぐに抜ける (この段階で直せば高くても2000円くらいで済みやすい) 小さい穴からスローパンクと呼ばれる状態になっているケースの他にも、 虫ゴムの劣化が原因の場合もある。 (「空気を入れるという習慣化」が無く、「適正な空気圧」を知らなければ減っているのかどうか気付きにくい) ↑ この段階で出張修理を呼ぶか「乗らずに」自転車店に持って行くと安く済む。 ※乗っていくとチューブまで交換しなければならない状態になりやすい 【中期】チューブだけでなく、タイヤも交換 (前輪か後輪は別で最低でも4000円以上、マラソンプラスのような高級タイヤを付けるなら工賃込で片輪1万円以上になる可能性大) パンクを放置し空気圧不足のまま乗り続ければタイヤのサイドが破れて修理不能になる。 【重傷】車輪ごと交換 空気圧で緩和するはずのダメージを車輪のベアリング球で直接受け続けることになり、 車軸付近の筒(ハブ)の球受け内部に虫食いが起きてハブ交換、または車輪ごと交換になる チューブとタイヤだけでなく車輪も交換になれば、 一般車でハブダイナモ(オートライト)等の別機能「無し」で最低ランクのタイヤ込みで店で頼むなら8000円くらいから? 内装5段等でも確実に1万円以上必要だが前輪駆動の電アシの車輪であれば恐らく数万円コース。 ●修理か交換か もし、「完全に壊れたら買い直す」という感覚の客だったとしても、 大怪我に繋がる可能性も上がるとすれば 店としては危険性を放置できないとして「ブレーキ部分を修理しない」という客は 「本当に客をことを考えるのであれば」断るしかないだろう。 とにかく最低限の箇所を直してもらわないことには、パンク修理だけで応対することが最善とは言えない。 記事内で書いているように「自転車には最低限の安全性を確保するための車検」はない。 ※TSマーク発行は「任意」で自主的に行わなければならないし、 しかもその点検自体も「目視しただけ」のような 安全性も客の命すら軽視するような店もあると考えると非常に困りもの。 (そもそもTSシール発行のために得るような自転車整備の資格は国家資格ではないということもある) パーツ単位だけでなく、自転車ごと買い替えるという選択肢もある中で、 安全性を確保しながら使う場合、結果的に「修理のほうが安い」か、「交換したほうが安い」かを 判断するのは今後使用する期間とは思うが・・・、 客にとっては期間どうこうではなく「その作業やパーツに対して対価を払う意味がある」か「意味がない」か 納得できるかどうかなんだろうと思う。 ●「交換が必要なことを説明されても納得できない」「払いたくない」 「少々自転車のリムが削れようが、タイヤがバーストしようが事故なんて早々起きやしない」 という感覚に陥るのは、自転車を単なる「近所履きの靴」のように捉えているのだろう。 空気圧も含めてこういう無頓着を改めるには、やはり「知識の底上げ」というか 「糠に釘」にならないようには「最低限の交通教育」が必要だと考える。 それにしても、日常生活に本当は必須ではない「どうでもいい健康食品」や 「趣味品」等には金を払うことには躊躇しなくても、 「健康に寄与する」「日常的に必要な乗り物」の自転車に対しては気を使わないとすれば よく考えれば非常におかしな話でもある。 そして、やはり「まともに整備されている自転車」がどういうものなのか 乗り心地や使い勝手の良さも含めて「知らない・体験したことがない」というのも 理由としては大きいのではないだろうか。 ●異音解消までの長い道のり チェーンの伸び、後輪ハブ不良、チェーン、サスペンション、 BB、サドル・シートポスト、ナットの増し締め、スポークテンション、ハブ椀のグリス、他。 異音なんてプロが見ればパッと簡単に直せるというわけでもない。 運良く予想をつけて最初に手をつけて分解清掃していればすぐに解消することもあるが、 料金的にも後輪ハブの脱着・清掃・グリスアップまで手を付けるということは、 それなりに手間も増える工程のため「それなりの工賃が必要」であることを覚悟しなくてはならない。 「時間」「予算」をかけたとして、「本当に異音が解消するまで料金がかかったとしても構わない」という前提でも、 最悪のケースとしては、 もしあれこれと手を尽くしたが、最終的に「フレーム内部に発生している微細な亀裂が原因?」 ということになれば、それまでに支払った工賃を支払った上で、 結果的に解消せず買い替え以外どうにもならないというのも事実。 そして、悪徳修理店であれば、不具合を発見していたとしても該当箇所は見逃し、 それ以外の交換する意味も必要もないパーツ群を交換するように提案し、 挙句異音が解消しなくても「気のせいでしょう」で済ませるようなケースがゼロとは言えないだけに 本当に信頼できる店かどうか、 「その店の評判を事前に把握しておく」など十分に注意しておきたい。 ●「どうも漕ぐと重い気がする」という場合の対処法(一部追記1.29) ▼最初に基本的なこととして ・サドルを跨いで両足の爪先が届く程度の適正な高さにする サドルが低いことで脚力を走力に伝えにくくするだけでなく、疲れやすくなる。 (ベタ足付けは基本的に子乗せ自転車に幼児2人同乗時のみ) ・空気圧のチェックをする(英式[虫ゴム]であればエアチェックアダプターを取り付けて米式化するなど) ・変速を使いこなす 重いギアで漕ぎ続けているにも関わらず「重い」と文句を言われても意味が分からない。 外装・内装問わず、変速機があれば適切に使いこなす。 内装で常用の歯数が合っていなければギア歯の交換も考える。 シングル(変速なし)は内装よりギア歯交換に手がかかる場合のほうが多い。 ・ブロックダイナモのライトのゴムがタイヤやリムに接触している 夜間点灯時に重くなりやすいのは当然。(それでも最近はあまり重くならないLEDタイプのブロックダイナモもある) ・向かい風では重くなるのが当たり前 さすがに無関係だと思い込んでいるような人は存在しないとは思いたいが・・・ 正面から風が吹いていれば自転車の漕ぎの重さに影響する。 ・路面の状態が悪いところでは重くなる 舗装状態がよければ軽快感は強い。反対に悪い極端な例を挙げれば「砂地」で足をとられるようなもの。 ・泥除けが変形しタイヤに接触している 異音や漕ぎにくさが発生するはずなので気付くとは思うが、曲がっていれば要修正。 (どこかに衝突しフロントフォークが明らかに歪んでいる場合は交換) ・老化によって脚力が衰えている場合もあるので体力を過信しない。 ▼メンテナンスをする場合は ・ブレーキワイヤー調整 ブレーキが常にかかっているような状態になっている場合もあるので、そうであれば調整。 ・チェーンの清掃後にチェーン専用オイルを注油 状態にもよるが、潤滑効果も減るので必ず清掃。 ・RDハンガーの歪み 一体型の場合は交換パーツもないのでRDごと交換 ・車軸折れ(特に外装6段と7段のボスフリーハブは要注意) シマノ自身がFBで解説していたように、ボスフリーハブ自体に問題があると言わざるを得ないが、 カセットハブに交換するハードルは店に要求される技術とその料金も比較的高め。 ・BB部分の改善(カップ&コーンであればグリスアップ、カートリッジ式であれば交換) ※粗悪・安物自転車やズボラな自転車店ではグリスアップをしていないので要確認。 (カップ&コーンの場合、玉押しの調整も必須) ・ハブの清掃とグリスアップと調整を行う 車輪軸の根元のボールベアリング部分のグリスが硬化や不足していたり、 玉押し調整が出来ていないと回転が重くなることもある。 ・タイヤを交換する 新しいタイヤにすることでグリップ力も向上し、ハキハキと漕ぎが伝わりやすい。 軽量なタイヤに交換することで漕ぎ出しは軽くなる。(クッション性能は下がりやすい) ●結論 前半部の基本的なことは「常識」として理解してもらうしかない。 「チェーン清掃&注油」「ハブ清掃&グリスアップ」「BB部の改善」「タイヤ交換」 基本的にはこの4点を重点的に行うことで改善できるはず。 ●残念な客にならないために「料金は作業前に必ず確認」し追加料金が必要になることも考慮しておく(追記12.25) naositeya.jp/blog-entry-13.html パンク修理では、どんな状態でもパッチを貼るだけでOKなわけではない。 タイヤやチューブがボロボロであれば「交換が必要」。 問題は、店からその場合に交換が必要なことを・・・ 【1】「事前に説明された」→「了承するか、拒否するか」を選択するのは自由。 ”店はきちんと説明した”にも関わらず、「思った以上に金がかかったこと”だけ”」を気にして、逆恨みするのは無茶苦茶。 「なぜ交換が必要なのか」 「交換しなかったらどういうことが起こるのか」 しっかりと納得できるまで聞くべきであり、それを怠って店の言われるままに作業させてしまうと結局トラブルになりかねない。 【2】「説明なしで作業されて料金を請求された」→「戻すにも金が必要と言われた」 これは店が悪質なケース。 「交換に数千円もかかることが分かっていればまた安物自転車を買ったのに」という場合もあるだろう。 (しかしながら、安物自転車に付属しているタイヤに過度の期待を持つこと自体が無謀とも言える) (+1万円以上かけてタイヤ・チューブ・リムテープを交換し、最低でも1ヶ月おきに定期的に空気を入れれば無駄なパンクを起こしにくい) (但し、走行路面状態にもよるので異物パンクを絶対防げるわけではないが、空気圧不足が原因と言われる6割のパンク原因は防げる) 【3】複合的な不具合によって総額が予定額を超える可能性 例えば衝突による前のフォークの歪みも発見できた場合の見積もりは分解しなくても分かるが、 (※但し、汎用品の場合は分かるとしても、メーカー専用品の場合、値段はメーカーの営業時間中に 問い合わせてみなければ分からないだろう) 外側から見ただけでは分からず、揺らしたり動かしても判別しにくい箇所は、それほど多くはないかもしれないがある。 チューブ・・・パンク穴調べだけならそう高いものでもない (リムバンド・・・チューブ確認時に一緒に見る) ライト・・・基盤の交換が必要な状態であればライトごと交換 BB・・・球が収まっているリテーナー部分の割れや軸部分の不具合などがあれば交換 ハブ・・・内部の椀の割れや内部パーツの不具合があれば、ハブだけ組み替えか、車輪ごと交換 ハブの種類にもよるが、工賃込で1万を超える可能性はある。 予算的な話だけでいえば、 電動アシストで電装部分の修理になった場合、スイッチパネルだけなら1万円強、バッテリーだけなら2,3万で済むとしても、 国内メーカー品ならなかなか壊れるということでもないのかもしれないが、 エラーコード次第では電装モーターユニットの部品一式交換になれば5万円くらいの結構な金額になってしまうだろう。 同じく電動アシストでも前輪駆動の場合は2,3万では済まないであろう結構な出費を覚悟したほうが良いかもしれない。 整備途中の分解時に内部の不具合が発見できた場合には、そのぶんの「追加料金」が発生することは十分に考えられる。 この場合も「事前の説明していた料金とは違う」というのも横暴。 分解せずに内部の不具合を発見できる能力が人間に最初から備わっていれば確かに不当な請求と言えなくもないが、 外側から揺らすなどでは発見できない「不具合の種」を解消するためには、分解しなければ分からない。 こういった場合、 「構造を1から解説させて納得するまで説明してもらう」としても理解できない人も居るだろうから難しいところか。 ●自転車の快適性を向上させる3つの方法(追記12.4) archive.wiredvision.co.jp/blog/matsuura/200811/200811211530.html 【1】タイヤの空気圧 まず最初は、「きちんとタイヤに空気を入れること」。街を走るママチャリを観察すると、タイヤがつぶれている車体が非常に多い。 安い自転車は、安いが故に気を遣わずに使いがちだが、だからといって必要なメンテナンスを怠っていても大丈夫というわけではない。 タイヤが規定の空気圧に達していないと、走行時の抵抗が大きくなり、いくらペダルを踏んでも前に進まない。 また障害に乗り上げた時にタイヤが完全につぶれ、タイヤ内のチューブが障害物とタイヤのリムに挟まれてやぶれ、 パンクすることもある。「リム打ち」と呼ばれる現象だ。 【2】サドルの高さ サドルの位置を低くすると膝に負担がかかる。これは、わざとサドルを低くした自転車に乗ってみるとすぐに分かる。 きちんとデータを取ったわけではないのだが、私は、特に中高年の女性の場合、「怖いから」といってサドルを低くしていると 膝関節を痛めてしまう危険性があると思う。 【3】変速ギア 3番目は「変速ギアを使いこなす」ということだ。最近は安い自転車でも3段から5段程度の変速機がついている。 しかし、これまた街に出てよくよく観察すると、変速機を使いこなして走っている人は少ない。 たいていは、一番高いギアに入れっぱなしにして、坂を登る時に軽いギアに落とすぐらいだ。 自転車のギアは、速度に応じてこまめに変速してこそ真価を発揮する。 発進するときは踏み込みが軽くなる低いギアで出て、 速度が上がるほどに踏み込みが重いが速度が出るギアにチェンジしていくというのが基本だ。 速度に相応の適切なギア比で走ると、足にも負担がかからないし、なにより出足のよいきびきびした走りが可能になる。 このようなアドバイスを読んだ時、反応は大きくふたつに分かれる。 「そりゃ面白そうだ。今度の休日にすぐやってみよう」、そして「そんなことをしたら危なそうだ。怖いからやらない」 または「それで高価な自転車が欲しくなっちゃったら困るな。自分には今の状態で十分だよ」??。 私の経験からしても、消極的な反応を示す人は決して少なくはない。 私は、どちらかといえば消極的な反応に対していらだちを感じる方だ。 自分の知っている世界をちょっと広げるだけなのに、それは素晴らしいことなのに、と。 「タイヤの空気圧・サドルの高さ・変速を使いこなす」3つを改めるだけで快適性が別物になるといっても、 「面倒、危なそう」といった自己都合によって改めようとしない。 何十回何百回繰り返しても「絶対に間違っていない、今までそうしてきたのだから文句を言われる筋合いはない」で 聞こうともしなければ、いつまで経っても本来の力を発揮できないまま自転車も当人も朽ちて行くことになる。 但し、親切心からのアドバイスだったとしても、ロクに興味がない人には信頼関係もないのに講釈をいくら並べたところで、改善してくれるとは全く思えないのは、 例えば、車道を右側通行している人に左側を走るようどう言っても素直に「改めます」と心を入れ替えてくれるとは到底思えないことからも明らか。 走行することだけではない「講習会」として興味がある人には広めていくことも相当重要としても、 やはり大多数の無関心層を感化させるには 「最低限の一般常識として幼年期から通年での教育面の強化」を根気強く訴えかけていくしかない。 (他にもチェーンの清掃・注油、適正空気圧の把握のために米式化するといった比較的安価で改善する方法から 走行性重視のためにタイヤの軽量化といった方法など様々な方法があるが、これも実際に納得してもらってから初めて効果がある提案) ◆ブレーキの弱さの改善 (前ブレーキは薄いシングルピボットのものをテクトロ800Aのようなダブルピボットに変更し、 ブレーキシューは(安い自転車は大抵アルミリムなので)シマノのR55C4のシューが付いているカートリッジ型に交換、 後ろブレーキはバンドブレーキ自体の制動力は良いほう。音鳴りが気になるならサーボブレーキかメタルリンクブレーキに変更 アウターケーブルとインナーワイヤーとブレーキレバーも交換すれば改善は可能) そうだ。安いママチャリは、実際のところ「誰もがろくに自転車を整備せず、調整もせず、正しい乗り方もしない」ことを前提に製造、販売されている。 しかし、そうして適正な状態にすれば、今度はフレームの弱さに気づかされることになったときに・・・ その意味では、「空気圧の足りないタイヤで、体に合わないサドルの位置で、だらだらとゆっくり走る」ということは “正しいママチャリの使い方”なのだ。 ↓ 雑記●「安価なママチャリが支持されてしまった経緯の1つ」へ続く ●異音解消までの長い道のり(軋み音) ameblo.jp/cycle-plus/entry-12221273621.html 一例として、電動アシストで漕いだときに発生する音を解消するまで試行錯誤している様子。 1)クランク・ペダルの異常や緩み 2)サドルの異常や緩み 3)シートポスト・シートチューブ内のグリス 4)駆動系(後輪ハブと変速?) 5)チェーン 6)チャイルドシート関連の異常または緩み 7)リアキャリア取り付けネジ緩み 8)カゴネジ緩み 9)ヘッドパーツのガタや緩み 10)ドロヨケ曲がりやネジ緩み 11)前輪曲がりやハブ、フロントフォークの異常 ・アシストのON/OFFは無関係 ・ペダルを漕ぐと鳴る ・上り坂で強く踏むと鳴りやすい ・立ち漕ぎは関係なし? ↓ やっぱりペダル付近の足回りだろうということで、ドライブユニットの取り付けボルトをチェックしたら緩んでいたようだ。 明らかに目視で破損確認できるなら修理はしやすい。 見ただけでは判別しにくい部分であれば手順が相当かかることになる。 しかし、購入店が酷ければ持ち込んだとしても 「(全部調べるのは面倒だから)音が出ていても問題はないので気にせずに乗ってください」ということもありうる。 「○万円出してもらえれば全分解で再組立てしますよ」とか、それでお金を支払っても改善しないような悪質な店がないとも限らない。 判断できずにただ「見るだけの店ではなく診てくれる店」を探すことは非常に重要。 ●自転車の価値と予算 「暫く乗っていなかった自転車を直して乗りたい」という場合、 必ず安く上がるとは限らないので、ある程度の出費を覚悟できるかどうか。 ロクにメンテナンスをしていないボロボロ状態で 自転車購入時の本体価格が2万円以内であれば基本的に直そうと思わないほうが良い。 (新品でも中古でも1万円程度であれば言うまでもない) 外観状態を見た上で「どこまで修理費用を出せるのか」ということは念頭に置いたうえで 修理依頼をかけるのか検討すべきだと思う。 話し相手が欲しいという理由で呼ばれてしまうことへの対抗措置としては「相談料」を設定しておくというのも手だが、 これは違うなと思った段階で、予定が無くても「この後待っている人もいますので」とでも言いながら 速やかに引き上げるとして、具体的な説明が必要であれば 「ブレーキシュー、ワイヤーの交換、車軸のグリスアップ、チェーンを含む駆動部、変速があればその調整など、 1点や2点だけを短時間で簡単に調整すれば済むというものではないので 「正常な状態で乗れる」ように、きちんとパーツを交換して分解や整備をすると 数万円は必要になってしまいますが、それでもよろしければ見積もりに伺いますがいかがいたしましょうか?」 のような案内になるのだろうか。 見積もり無料を謳ってとりあえず訪問して見るだけ見るというのもなくはないと思うが・・・。 何らかの「機会を設ける」手段を考えたほうが早い気もする。 ★チェーンケース(フルチェーンカバー)の外し方 www.youtube.com/watch?v=ZgOS8AQJ3t8 クランクを外すところまでは省略しているので (1)クランクキャップをマイナスドライバーなどで外す (2)嵌め込まれている六角ナットをボックスレンチで外す (3)コッタレスクランク抜きでクランクを外す (4)ケース表から見えるねじを全て外す(チェーンステー部分2か所、後ろ1か所) (5)ロックリングを(壊すならマイナスドライバーで)再利用するなら専用工具(C-135)で外す ここまでやってやっと外せる。 「適切に締め込む」という意味では 修理をするママチャリ扱い店では必ず持っていなければならない工具だと思うが・・・ HOZAN「全ケースロックリングツール(C-135)」自体を持っている店がそう多くない気がする。 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11915433450.html (基本新しいリングに替えるとしても、締め込むためにはマイナスドライバーではなくて C-135は必要になる気がするが・・・たまに聞くロックリングが緩みやすくなっている原因があるとすれば こういうところかもしれない。) 女性であればスカートが巻き込まれにくい、チェーンオイルが切れにくいという反面、 (カタカタ音が当たるようになった時点でチェーン引きで調整するとしても) ▲チェーンチェッカーで確認するのはカバーを外さなければ使えない。 ▲注油がしにくい。塗布後に無駄にベタつかせないためにふき取りする際にも煩わしい。 という整備性の低さから、個人的には 「快適性を維持するために定期的に整備をすることが前提」という考え方であれば フルチェーンケース自体を常態化させたくないのはある。 片面のみカバーされた半面カバーであれば、外しやすくなるので多少楽。 そこからさらに半分になったピストル型ケースであればもっと楽に整備できる。 ●おおよその修理時間は原因が見定まってから takesno.com/archives/2933 逆に何気に時間がかかるor読めないのは、少し曖昧な修理です。 例えば、真っ直ぐ進まない気がする。ギーギー、キーキー、ガタガタ音がする。前より重く感じる。 というような修理ですね。 あとパンク修理やオートライトが付かない等の配線不良もこっちに入ります。 ・真っ直ぐ進まない → 衝突して前フォークが歪んだ、車輪が歪んだ、段差を乗り越えた、違法な2人乗りで軸が歪んだ、など ・前より重い → 単に空気圧不足なだけ、雑な店に工作された、加齢で体力が落ちた、変速機の故障、など ・パンク → 別ページに書いているように、単純に異物だけが原因というわけではなく、10個以上の原因が考えられる ・ライト → 球切れか、配線コードか、基盤か、端子か、電池や充電式であれば電池切れか、ハブ内部の錆び、など 一番困るであろう内容として「何となく異音がする」といったケース。 最悪のケースとしては「フレームに破断の予兆があることが原因の場合」、酷ければ問答無用で廃車を推奨。 ペダル付近から鳴っていてもハンドル付近が原因ということもあり得るが、 基本的に音鳴りがする近い位置から探すのが普通だと思うので、こういうときは結構な時間がかかることになる。 ▼原因と特定を別のものに置き換えると ・伏せた紙コップ=「予想される不具合の可能性部分」 ・紙きれ=「実際の不具合の原因」 伏せた紙コップの中に紙きれを入れたものを見つける場合、 その紙コップが多くなるほど探し当てるまでの確率は下がるので時間もかかる。 紙きれも1つとは限らず2つ以上の場合があればそれを全て見つけようとすれば、全ての紙コップを開ける必要がある。 過去のデータから不具合の可能性を順番に探し出すとしても、 それぞれの部分を確認するまでには「分解作業」と、最終的に「組み戻し作業」が必要で 必ず短時間で特定出来るわけではないということになる。 ●一目で症状を判断できるとは限らない takesno.com/archives/2844 事故で車輪がねじ曲がって「真っ直ぐ進まない原因が分からない」という人がいるとは思えないが、 このようなパンクの場合や、特に多い症状としての「異音がする」といった場合、 原因を正確に特定するには様々ある全ての可能性を考慮し、1つづつ調べていくより他になく、 簡単に治ることがあったとしても「今回は偶然特定できただけ」に過ぎないということもあるため、 原因の特定は基本的には様々な「分解作業が必要」として「その原因を調べるための工賃も必要」ということになる。 いわば「レントゲン写真を撮るのにも費用がかかるのと似たようなもの」 そして「特定できて初めて修理が可能かどうか判断ができる」ということ。 ●「違和感」は不具合の目安 takesno.com/archives/2768 異音は自転車の嘆きや愚痴や悲鳴とでも言うべきか。 おかしいと思ったらすぐに「技術の確かな信頼できる店」で点検修理してもらうことを薦める。 (しかし故障だけでなく、使い方の問題や老化や体力の減少によるものなど理由は様々ある) 店を強調した理由は 「雑な店や酷い店」に持ち込んでしまうと、症状が改善しないどころか「破壊工作を施される危険もある」 (例:タイヤ・チューブ交換時にバック広げ工具を使う、556をそこらじゅうに潤滑油代わりに使う) 他にも「ねじの締め忘れや調整不足で最初より悪化させ」挙句「そろそろ買い替えしたほうがいいですね」という もはや犯罪に近いのではないかと思えるようなことも考えられる。 ●高校生向けメンテナンス記事 teens.mynavi.jp/blog/bike-cycle-20160508 「メンテナンスされた自転車とそうではない自転車の違い」は、単に見た目がキレイかどうかというだけでなく、 「走りやすい」とか「止まりやすい」とか「疲れにくい」といったメリットもあるということを 空気入れに訪れられるだけの自転車店としてもしっかりと案内してほしい。 ■目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●自転車をどこから補修すべきか ■定期メンテナンス ■異音の原因と対策 ■車体などの保護 ■各パーツの思案「補修・カスタム交換用」 ■具体的な交換案(※工賃別)「補修・カスタム交換用」 ▼やすいホムセンチャリをカスタム [ママチャリ24,26,27] ▼カラーリング交換できるもの ■一般車用でオススメの交換タイヤ・チューブ 雑感 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■メンテナンス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★分からない用語や解説などを知るには 「自転車探検」 www.geocities.jp/jitensha_tanken/ (2017年10月頃にひっそりと消えていた) webアーカイブ http //web.archive.org/web/20170331183749/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/ ★定期点検(ワールドサイクル) www.youtube.com/watch?feature=endscreen v=-z0kP8TD0xY クイックレバーの位置など。 ★一般車メンテナンス情報といえばここを見れば大抵解決する。 「Takaよろず研究所」(2019.3.31閉鎖) www.geocities.jp/taka_laboratory/ ↓ ★★★[代替URL] https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/123.html#taka ■各部の名称 riusyusyantezi.web.fc2.com/tool.html ●自転車をどこから補修すべきか━━━━━━━━━━━━━━ [主に一般車(ママチャリ等)を想定] ●修理時間(期間)と値段は、自転車を見ないと分からない jitensyazamurai.com/db/archives/3396 見ないと正しい判断ができないのでメールで状態だけ伝えても分からない。 店頭に来ても自転車がなければ同じく正確な見積もりなんて出せない。 「明日だけ使えればいいのか、性能アップまで考えているのか」どこまで修理するのかでも違う。 パンクと思われる症状でも書いてある通り対処の方法が全く異なる。 空気を入れるだけでよければ高くても着手料金として500円でもあれば十分だろう。 パンクの水調べも頼むならまた別料金としても、 後輪のタイヤ・チューブ・リムテープ交換で良質国産タイヤ指定なら6000円以上かかるかもしれない。 具体的に正確な見積もりを尋ねることができるケースというのは・・・ 「前タイヤを補修しようと考えています。ママチャリの26WOの前だけです。 タイヤと米式チューブとリムテープの交換をしたいのですが、 タイヤはIRCサイクルシード、チューブはパナソニックを指定で、 リムテープはゼファールのコットンリムテープの13mmでお願いします。 以上の3点に工賃込みでの合計金額を教えてください。在庫がなければ扱いがあるかどうかと納期も教えてください」 とすれば見ないと分からないということにはならない。 スポークテンションやニップルやリムのバリについても確認を依頼したいところだが、 それが問題ないことを確認できるとすれば、もはや自分で作業したほうが早い。 具体的な値段を提示しておいて実際はそれよりも高くなれば 「パンク修理だけのつもりで安いと思ってたらこんなに高いなんて!」ということになる。 では逆に「パンク修理といっても1万円以上高くなる場合もありますね(ホイール交換を想定)」 とすればぼったくりの店というレッテルを貼られかねない。 (技術のない店や、反対に通販や量販での組み方を一切信用しない店でも値段を極端に高く言う場合も) それゆえに、具体的に自転車を確かめずに見積もり金額を提示するというのは避けることになる。 異音については部分ごとに確かめ続けても特定できないことも考えて全てバラすことになれば数万円。 古い自転車の手直しをしようにも現代の規格にはない部品が手に入らず「修理不可能」という場合もある。 当然「通販専売メーカーで特殊部品を使っている」場合も「修理不可能」になる可能性もある。 在庫が店にあれば即時対応できても、立て込んでいてすぐに取り掛かれなかったり、 在庫がない部品でもメーカー在庫があって3日程度で入荷するものもあれば、 シマノ部品でも1年経過しても再生産がなくそのまま消えるようなパーツというのもある。 廃盤品の補修部品も7年ほど経過していればメーカーでは破棄している可能性が高い。 よって時間(期間)というのも簡単には分からないのが当たり前。 ↓ (自分で症状を判断できる場合に限り)今現在の自転車の状態を最低限改良するために出来ること。 ↓ 【0】「各種のねじ締め確認」「注油」「タイヤへ空気入れ」は補修以前の項目。 事故等で車輪が歪んだといった場合も順番以前に「最優先で直すべき部分」として記載なし。 【1】ブレーキ 【2】リフレクター(反射板) 【3】ベル(警音器) 【4】チューブ・リムテープ 【5】タイヤ 【6】他、BBや変速など ★【1】まずは何を置いても最も基本的な道路交通法にも関わるブレーキから。 法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 一口にブレーキを修理・補修するといっても(1)~(5)まで色々ある。 当然ながら「シングルピボット」→「ダブルピボット」等の種類の変更は義務ではなく改良案。 「きちんとブレーキが効くことが法律で義務付けられている」。 ■(1)ブレーキシュー全般 (前輪に押し付けるゴム部分が)摩耗や古すぎて硬化等していれば交換。 ■(2)ブレーキケーブル,ワイヤー他 ブレーキを引く「ケーブル線」錆びていたり、ワイヤー束の細いワイヤー1本でも切れていれば交換。 ├インナーワイヤー:中のワイヤー部分 └アウターケーブル:ワイヤー部分を覆っている部分 インナーとアウターを同時に両方交換することが望ましい。セット品もある。 ■(3)ブレーキアウターキャップ ケーブルの種類によってはアウターキャップを交換する必要もある。(ブレーキレバーを交換する場合も含む) ■(4)ブレーキ総合本体部分。(詳しくはブレーキ総合のページ) 前輪は「シングルピボット」キャリパーブレーキと呼ばれるアーチ部分を「ダブルピボット」に交換推奨。 後輪は2系統に分類される。 [1]「(キーキー音がする)バンドブレーキ」系統であれば「サーボブレーキ」か「メタルリンクブレーキ」に交換推奨。 [2]ローラーブレーキであれば「ローラーブレーキ専用グリス」を適量注入する。 ローラーブレーキ本体の性能を変更するのであれば色々な種類がある。 ■(5)ブレーキレバー 手で握るブレーキを効かせる部品。 ローラーブレーキ本体を交換するのであれば、シマノのアルミブレーキレバーに交換推奨。 ↓ ★【2】ライト(灯火)法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 「日没後~日出時まで」や「視界50m以下の濃霧などの状態」で灯火義務あり。 灯火義務についてのみ詳しくはリフレクター(反射板)のページに記載。 【動作確認】 ハブダイナモ(オートライト)でも ブロックダイナモ(タイヤやリムと接触発電するもの)でも、きちんと点灯しているかどうか確認。 充電式や電池タイプの場合は電池切れにならないように注意。 【光軸の向きについて】 どのタイプでも 光軸は必ず下向き3~5度で路面を確認できるように設置すること。 真っ直線に照らすのは歩行者への攻撃にもなるので絶対禁止。 【オススメ】 ・ハブダイナモ専用オートライト → 丸善「MLI-1AL」約1500円 時速15km中心光度:3500cd 平均周辺光度:1500cd www.magnix.co.jp/pdt_cycles11.htm ・ブロックダイナモ → YSD「DL-8」約2200円 時速15km中心光度:2100cd 平均周辺光度:1200cd www.ysd-corp.jp/pg238.html ・充電式 →CATEYE「VOLT800」約1.2万円 (約200、400、800ルーメン点灯選択式) www.cateye.com/jp/products/detail/HL-EL471RC/ 値段的にもVOLT800が比較にならないほど一番明るいのは当たり前だが付け外しが面倒なら不向き。 1ランク下げてVOLT400でもいいが、明るいものを選べる充電式のメリットが薄いので敢えて避けた。 ↓ ★【2】リフレクター(反射板)法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 灯火と同じ項目。「夜間の走行時」に必要。(他には濃霧時や、50m先が見えないトンネル走行時) (色褪せ、破損がなければ直す必要なし) CAYEYE純正でも500円ほどで購入できるため取り付けておく。側面や前面は無くても違法ではない。 ペダル部分の橙色の反射板があれば赤色反射板は道交法上は無くてもよさそうにも思えるが・・・ 大して嵩張るわけでも、重くなるわけでもないので付けておいたほうがいい。反射角度も確認。 ↓ ★【3】ベル(警音器) 法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) (破損がなければ直す必要なし) 2015年10月現在「青森・宮城・静岡・佐賀」を除き取り付け義務がある。これも500円ほどで購入できる。 ↓ ★【4】チューブ・リムテープ 法律には無関係なのでいくらパンクしていたところで違法とはならない。走りにくいだけ。 空気圧の測れない英式チューブであれば「エアチェックアダプター(ACA-2),[キャップゲージ付(ACA-2-G)]」を付けて米式化。 または、チューブごと交換するなら米式チューブ一覧から適合するサイズを選んで米式チューブに交換。 リムテープも同時に交換することが望ましい。 ↓ ★【5】タイヤ 質の悪い安物タイヤではパンクの原因にもなるので交換。 丈夫でオススメの国産タイヤは「パナレーサー スーパーハードタフネス」か「IRC サイクルシード」 走行性優先で軽量+ある程度の耐摩耗性がある「パナレーサー スーパーハードオリタタミ」もオススメ。 26x1-3/8(26インチ)限定であれば、「シュワルベ マラソン」は海外の状態の良くない舗装路でも使えることが前提になっている。 店任せでブリヂストンの無駄に高いタイヤや、反対に粗悪な安物タイヤを取り付けられないように気を付ける。 ↓ ★【6】他、BBや変速など ▼BB BBに手を入れることは下手な自転車店であれば最も嫌がる部分。 納車前整備と定期点検を行っていれば問題にはなりにくいが、「ノーメンテ・安さ絶対主義の消費者様に応えた結果」 過剰なトルクや雑な組み付けが当たり前になってしまっている現状では仕方がない。 整備を受けてくれる店を探すこと自体に苦労するかもしれない。 右椀はそのままでグリスアップまでするならできても、カートリッジBBにしようと思っても 「固着していて取り外し不可能」となっている場合はどうしようもない。 ▼変速 グリップシフターをトリガー型にしてグリップも変更するのはオススメできるが、 変速そのものを変更することは本当に必要かどうかよく考える。 変速交換が前提であれば、色んな意味で一般車(ママチャリ)では乗り換えをすることが望ましい。 交換すれば速くなると思っているならそれは勘違いで「大して変わらない」。 しかし、単に気分で交換したいのであれば、まずは変速よりも「ホイール部分(タイヤ・リム・スポーク)」を軽量化すべき。 ●変速なし → 坂道で軽くしたいので、常に回転数が増えても構わないというのであれば、ギアを軽くするだけの意味がある。 但し、18Tなどの歯数が交換できるハブの組み替えをするなら1万円ほど必要。 他にも、14→16Tか16→14Tの歯数交換の方法も一応ある。 ●内装変速→ 同様な状態にはなるが、軽くしたいのであれば効果がある。 内装変速であれば歯数交換はしやすいし、受けてくれる店があれば5000円くらいで交換もできるだろう。 電動アシストを買う前に2T歯数を増やして様子を見るのも手ではある。 ●外装変速 → OLD135mmであれば弱いボスフリー6速から、丈夫なカセット7速にもできるが 後輪だけで予算的に1万円程度はかかると見ていい。 同時に前輪やタイヤも交換することになれば3万円以上必要と考えるべきなのでハードルは高くなる。 ●定期メンテナンス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-11987044264.html 趣味で乗るからとしても「車両」として定期整備は必要な「乗り物」と思う必要がある。 一般車ならそれでも、ユーザー数に対して基本歩道をゆっくり走るような使い方のほうが多いからこそ あまり重大な問題が頻発するということもなく済んでいるとしても、 ロードだけに限らずスピードを軽く出せるような自転車なら防犯だけではない「管理」に注意すべき。 ■購入後にも定期的にチェックが必要な項目 ・空気圧(300kpa基準で毎月1回以上) ・ブレーキ&シフトワイヤーの伸び、錆チェック ・ブレーキシューの削れ具合 ・ライトの角度、正常点灯チェック ・リフレクターの汚れのふき取り・角度の確認 ・タイヤ溝の削れ具合 ・各種ねじの緩み、錆チェック、鍵穴も点検 ・BBやハブなど回転部分の異常チェック ・チェーンの伸び、錆チェック、当然適切な量と方法でチェーンオイル塗布も忘れず。 ・ステム/BB/シートポスト/ペダル軸の錆チェック ・リアディレイラーの歪みチェック (・サスペンションフォークならメンテナンス必須) ・痛みやすいのは他車と接触しやすいペダルとグリップ。ワイヤーカゴもよく錆びる 車検がないので未整備車でも当然のように使われているが、調整することで性能に差が出る。 ・フォークの歪みもチェック zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-a8cb.html よそ見運転は事故の元。状況確認は常に怠らず。 ■メンテナンスをする場合 ・サドルの高さを適正に。(低すぎるサドルは力のロスが大きいので無駄に疲れる) ・空気圧(空気が抜ける場合は「虫ゴム」交換だけで済むパターンが多い) ・ブレーキシューの位置調整「片利き修正」「リムに対して平行かどうか」(溝がないほど磨耗していれば交換)、 ローラー(メタルリンク)ブレーキの場合はグリス ・シフト・ブレーキワイヤーの伸び調整 ・クランクからジャリ音など症状を確認しておく→BBに砂利が入り込んでいるのでOH └ペダルが原因(緩み)の場合もある。 事故を防ぐための要注意ポイント ●スポーツ系自転車での説明 news.mixi.jp/view_news.pl?id=3476200 media_id=168 一般車でもほぼ同じだが、平均の速度の違いから重大事故が起こりやすい傾向。 「ステム(ハンドル部分)」 「クイックリリース(車輪軸)」 「シートクランプ(シートポスト留めネジ)」と「サドルレールのねじ」 「ディレイラーハンガー」 実証実験では以上4箇所を要注意点として挙げている。 ディレイラーハンガーの主に「歪み」を除いて「十分締まっているかどうか」が重要でも、 過剰な力で締めすぎれば破断するので、心配なら「信頼できる自転車店で定期点検」をオススメする。 ↓上記と同じ内容の詳細 ◆「点検の必要性」 cyclist.sanspo.com/190849 cyclepress.co.jp/report/20150625_03/ 一般的にスポーツ車は軽量化に重点を置いて造られているため、 外部からの衝撃などに対して大きな余裕を持っていないものもあることから、 条件によっては取り扱い中に横倒しにしただけでも重要部品が変形することがあり、 そのまま乗車すると部品が破損し転倒事故に発展することがある。 また、スポーツ車特有の構造や点検・調整方法を熟知せず調整が不完全のまま使用していると、 やがて走行中に車体の構成部品が破損して転倒事故に発展することもある ↑ 単純に「ママチャリ感覚でスポーツ自転車」という使い方が相応しくないという理由がここに。 タイヤ内空気の容積や衝撃吸収性の違い、基本速度の違いも当然関係する。 ●軽量→横倒しで部品変形→そのまま乗り続ける→破損→事故 ●構造理解不足・調整不足→点検・整備が不完全→破損→事故 (1)フォーク・ステム部分の固定不良・・・・・アヘッド型は一体型よりもねじ数が多く破損可能部分も増える (2)サドル・シートポスト部分の固定不良・・・これは一般車でも同じ (3)リアディレーラーの曲がり・・・・・・・・一般車の外装変速にはガード金具があるので曲がりにくい (4)クイックハブの固定不良・・・・・・・・・一般車はナット締めなので外れにくい 勿論、しっかり点検整備が行き届いているスポーツ自転車では防犯性能の低さを除いて問題はない。 ●注油不足の果て━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ potapotabicycle.blog.fc2.com/blog-entry-1695.html 不快な音がカシャカシャ鳴るだけでなく、 錆によって「ヤスリ」状態になり、チェーンもスプロケット(ギア歯)も削られやすくなる。 例え錆だけならサビ落としで綺麗にはできても、削られてしまったスプロケットは元には戻らない。 雨天後の適切な少量の注油と表面ふき取りをしっかりしていれば、 このくらいの摩耗状態になるまでには結構な差が出ただろう。 そもそも「注油なんてしたくない」と思われる使い方で 「外装変速を選んだこと自体が間違い」と言わざるを得ない。 外装の完組ホイールの交換費用の安さではなく、 足に負担が少ない軽い乗り心地がいいのであればメンテナンスは欠かせないもの。 出来ないなら、 フルカバーの内装変速に乗り、せめて半年ごとに自転車店に注油と点検を依頼。 ■グリスアップを怠ると・・・ 「ステム・BB・シートポスト・ペダル軸」 ・錆びてしまい調整が一切できなくなる ・交換が必要になったときに一切弄れなくなり、廃車を余儀なくされる可能性もある。 zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/miyata-c897.html ハンドルが簡単に抜けました。だからどうしたと言われそうですが、これは大事なことです。 新しい古いは関係なく、部品が錆びついて外れないといったことが、自転車にはよくあります。 これを防ぐには、組み立て時に固着防止剤を部品同士が接触する部分に塗るしか方法はありません。 丁寧に組み立てられた自転車と、そうじゃない自転車の差はここにあります。 ↓ いろんな意味で問題がある個人店も中にはあるが・・・ 安易に通販や量販で安価な完組自転車を買うと こういう見えない部分を無視される可能性が非常に高い。 ●異音の原因と対策━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ www.mkspedal.com/MKS_pedal_news/News.htm ペダルとクランクのゆるみ クランクとボトムブラケット(以下、BB)のゆるみ BBとフレームのゆるみ クランクとチェーンリングのゆるみ サドル部のゆるみ ペダル近辺以外の不具合 その他 ●こちらの通販サイトにも情報あり www.qbei.jp/info/bicycle-maintenance/1044 ●異音の原因の一例 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12081192892.html この場合、よくあるクランク付近ではなく「シートポスト周辺」が発生源。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「ゴムの荷紐」の劣化 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12014260277.html 標準搭載ではないが、日常使用が多いということでいえば、意外な盲点かもしれない。 ゴム紐も「毎回しっかりと取り付ける」、劣化していたら「交換」 ●スポーク折れの予想外の原因? ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-11997902004.html スポーク折れを防ぐには「過積載をしない」「開錠を確認する」の他にも、 「横倒しにならないような場所と方法を考えておく」というのも必要だろう。 駐輪場の壁や柵沿いに施錠する。これも長持ちさせる秘訣になる。 ●折れていても気づかない star.ap.teacup.com/flatout/1146.html 常日頃から自転車店等で見てもらうという癖がついていないと 異常なのかどうかということにすら気付けない。 ■サーボブレーキのねじ調整 bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=168 ▲メンテナンス以前に使い方を誤れば寿命を短くする ▲過積載 2人乗り含む。非子供乗せやタンデムでもない自転車は1人用。 走行が安定しないだけでなく、外6ボスフリーのハブシャフトやスポークが折れやすくなる。 基本体重が重いなら華奢な自転車は使わず、業務用自転車など頑丈なものに乗る。 ▲ケンケン乗り(片足乗り) ペダル・クランクに負荷がかかる。歪みやBB(ハンガー)部への歪みを誘発。 スタンドを外し、しっかり跨って座ってからペダルに足をかけて乗ることを心がける。 ▲適切な速度とブレーキを。 ■フロントホイール:リム割れ bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=39 前ブレーキ多用の末路。後輪で減速しつつ前ブレーキ。 前ブレーキ過多にならないような速度も心がけるべき。 ■各パーツの思案━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼一般車のカスタム「パーツ交換について」 新車であっても交換を勧める部品としては以下がある。 ・英式チューブ → 米式チューブ ・安物タイヤ・カラー入りタイヤ(アメ・白サイドなど) → 全黒の高耐久タイヤ ・(前輪)シングルピボットキャリパーブレーキ → ダブルピボットキャリパーブレーキ ・(後輪)バンドブレーキ → サーボブレーキ or メタルリンクブレーキ ・(後輪)ローラーブレーキ(ノーマル) → ローラーブレーキ(ハイパータイプ) ・ボスフリーハブ(フレームOLD135mm) → カセットハブ7速(OLD135mm) ・グリップシフター → トリガー系シフター+グリップをボルトタイプに変更 は積極的に薦めている内容。 カゴや泥除けを外してリアキャリア+サイドバックや、タイヤを少し細いものにするのはまだしも WOリムで高圧にしたり(そもそも構造上WOリムは上限は約5気圧とすべき)、 後輪をキャリパー化するメリットが軽量化としても一般車では恩恵がさほどあるとも思えず、 他にもドロップハンドルにしてロードバイク系に寄せたところで フレームそのものが適していないため見た目のアンバンランスさだけでなく、 乗りづらく日常使用しにくい乗り物と化してしまう恐れもある。 ▼経年劣化が及ぶもの ※タイヤ・ブレーキ周りをまず第一に。大体予算1万強(タイヤ交換の場合)、タイヤそのままなら5000円で済む。 BB・・・玉押しリテーナーがある場合は割れている場合あり。無用な割れを防ぐために玉だけ使うほうがいいとも言える。 シートポスト・・・(ピラー)(サドル軸)内側は錆びている場合が多いので念入りにクリーニング。 タイヤ・・・ゴムのヒゲがなく「接地面がひび割れていたら」交換←石などを挟みやすくパンクも起こしやすくなる。 チューブ・・・タイヤと一緒に交換が望ましい。 英式バルブは虫ゴム交換で短期的には安いが、後々を考えると空気圧調整ができる米式に交換すべき。 リムテープ・・・テープが朽ちてニップルでパンクの可能性も否めない。 BSの銀巻きテープを2重にしたりゼファールの細めの布リムテープが良い。 前ブレーキ・・・鉄板の薄い1ピボットブレーキではなくアームの太いツーピボットキャリパーへ。ブレーキシューをR55C3へ。 後ブレーキ・・・音鳴りが必然のバンドブレーキならサーボかメタルリンクへ。ローラーブレーキならグリス注入。 ワイヤー(ブレーキ・シフト)・・・シマノのステンレス製に チェーン・・・伸び調整してもダメなら交換。錆防止チェーンは動きが渋いので銀色+注油のほうがいい。 チェーンオイル・・・556は使用禁止。WAKO'sをオススメするがシマノ純正オイルも良い。 グリップ・・・通常グリップは手が痛くなりがち。幅広エルゴン系を取り付ける。 サドル・・・尿道を圧迫しない穴空きか溝付きに交換 シフター・・・内3でも交換すると気分が違う。2013年には新型ピアノタッチレバーも出ている。外6でも内5などでも交換化。 ●車体が古く劣化が気になってきたら 状態を見るためにも全て分解が望ましいが、適切に処理できず戻せる自信がないなら店に任せる。 (分解消耗品交換で費用は3万くらいから?) ■具体的な交換案(※工賃別)━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・チューブ(★前後で約2000円) :リム穴に互換性のある米式チューブ換装が良い。パナかシュワルベが定番。 一般的英式より空気漏れが少ない。 (仏式は一般車リム穴にはバルブが細いので入るが隙間ができるのでやめたほうがいい。) ・リムテープ(1巻★約400円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/27.html :テープ劣化でスポークがタイヤにダメージを与えやすくなり結果的に空気が抜けやすくパンク誘発の恐れ。 チューブの切れ端のような薄いリムフラップは交換。ゼファールのコットンリムテープや BS補修用テープを2セット購入して「2重巻き」。 タイヤ (★前後4000円~) :一般車や小径であればパナ・IRC・シュワルベだけで十分。ロード・MTBであればコンチネンタルやビットリアなども可。 走行性ならパセラブラック。 耐久性ならIRCサイクルシードかパナのスーパーハードタフネス。 540(24)はシュワルベの車いす用が使えるが値段高め。 630(27)は実質パナレーサーかIRCのみ。590(26)ならシュワルベマラソンも選べる。 ・リア ブレーキ(★約2000円~)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/31.html :音鳴りのするバンドブレーキは廃棄推奨でサーボブレーキかダイヤコンペのメタルリンクブレーキへ。 ローラーブレーキはハイパータイプ(約5000円)への交換もオススメ。 ・ブレーキシュー(2個★700円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/32.html :新品でも小雨で利かなくなるようなゴミシューは処分。シマノで700円と安くて良い品もあるのでお手ごろ。 アルミリム用であれば色々選べる。ステンレス用は角度付きで少ないがパナかダイヤコンペ。 ・ワイヤー(1本★約500円)(インナー・アウター) :インナーワイヤーはステンレスに。アウターは黒が対候性が高い。 シフトとブレーキでそれぞれ異なる。 ブレーキケーブル,ワイヤー他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/38.html シフトケーブル,ワイヤー他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/39.html ・チェーン(★約1500円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html (シルバータイプにすれば汚れも目立ち自発的にクリーンにする効果) カラータイプで彩り重視もアリ。KMCのRB(ラストバスター)は錆には強いが動きが渋くなる。 ・リフレクター(反射板) (★約500円~):後方用は外れていて取り付けていない場合は必ず取り付ける。 ペダル・ホイール用は義務ではないがあったほうがいい。 ▼以下パーツ交換ススメ順 ※防犯と快適性を求める。 鍵:街乗り前提ならヒモワイヤーは禁止、リング錠も太いものに交換。 5分以内であろうが必ず固定物に2ロック(以上)。ダイヤル式は雑使用になりがちなので避ける。 グリップ:手が痛くなるのを防止。ダンシング(立ち漕ぎ)用にバーエンドバーを付けるかどうかはお好みで。 ★ゴムグリップ交換方法(切り裂かない場合) 店にあるようなエアコンプレッサーがあればすぐなのだが・・・ 1:隙間を少し開け556を入れてからバーを傷つけないために竹串をその隙間に入れる 2:カナヅチで竹串を叩きながら水や556を入れてバーが途切れる場所まで少しづつ押し込む 3:ペンチで一旦竹串を取り出すか、そのまま反対側など4箇所ほどに分けて周囲全てに556を入れてから回転させる ※周囲全てが液体に浸される前の空転しない状態で外そうと力まかせにやっても手の皮が剥けるだけなので危険。 サドル:接地する部分は快適さに直結するため交換を薦める。盗難防止にサドル鍵も取り付けたい。 シートポスト:上部空洞の場合BBに砂が入りやすいので交換を薦める。サス付きの効果は疑問? Fキャリパーブレーキ:薄い鉄板のシングルピボットブレーキでは制動力が心もとない。 ツーピボットタイプへの換装をすすめる。 ライト:お手軽交換ならマグボーイ推奨。ブロックダイナモからの交換なら抵抗軽減70%。手元スイッチも便利。 面倒臭がりならハブダイナモを取り付けてしまう。(しかしホイール交換1万~+加重) ベル(警音器):(一部地域を除き)装備義務のある部品。 コンパスベルがそこそこ使える。初期ベルが錆びてていざというとき使えないというのは避けたい。 一部地域を除き罰則付き。 ペダル:防犯性能を高めるなら取り外し式。色や形状も様々なので彩りを変化させるという点でも。 スタンド:メンテ前提ならセンタースタンドが◎。但し取り付けるためにスペーサー加工など工夫が必要な場合も多い。 ブレーキレバー:形状や剛性効果により力量を少なくして制動力も上げるにはこれ。 シフトレバー,シフター:グリップシフターはゴムが経年劣化でヘタるのとトリガー式のほうが操作感覚が良い。 アイガード:虫・埃ガード。伊達メガネでいい。 メンテ用- ポンプ・・・★約3500円 日常使用に必須。英式バルブ限定であれば米式バルブに換装した際に一緒に購入。 チェーンオイル・・・★約1500円 ワコーズのチェーンオイルやシマノのドライ系オイルを勧める。塗布後の表面のふき取りも肝心。 フィニッシュラインは冬固まるワックスタイプを購入して後悔。 グリス・・・★約1500円 余りにも定番のシマノのプレミアムグリス。 BB・シートポスト・ステム・ペダル軸への固着防止にはアンチシーズコンパウンドなどを使う。 内装用(白)やローラーブレーキ用(黒)は別途。 ▼その他 ※より自転車を楽しむために。 ハンドルバー:乗車位置変更やハンドル周りに色々乗せたいならストレートに。 ボトルケージ :水筒置きに。春先~秋までとても便利 テールライト :夜間の視認性を高める。 サイコン :趣味感覚をより高めるなら。 └★メンテナンス時期の計算は不特定なコースでない通勤なら距離x日数で感覚を図るべきだろう。 ネジ類 :錆防止にステンレス化。 キャップ類 :バルブキャップやワイヤーキャップなど。わりと見た目重視なら。 ステム :可変にしてもほぼ位置換えしないし重くなるのでシンプルステムのほうがいい。 ポジション出しのために変更するのも良い。 ハブ毛 :アクセント+綺麗好きに。 交換できるパーツの種類を予め知っておくと、修理するときにも店の言いなりにならずに済むのと パーツをグレードを自分で選択できる。 店から取寄せ可能なものは極力頼んで取り付けも依頼、出来ないものは工賃上乗せしてでも頼むのが良いが、 取寄せ可能なメーカーが多いかどうかという取引実績と 「技術力があるかどうか」「工賃も適正かどうか」も見極めてから考えるべきだろう。 ▼やすいホムセンチャリをカスタム [ママチャリ24,26,27]━━━━━━━━━━━ 「フレームの捻れ」や「BB」や「ホイールハブ」の 「精度の低さ(ねじ山潰れてる可能性とか)や「錆びやすさ」を度外視するなら 4000・タイヤ(前後):IRCサイクルシードかパナのスーパーハードタフネス。 (8000・タイヤ(前後):シュワルベ マラソン(26x1-3/8のみ) 2000・チューブ(前後):シュワルベ米式チューブ(前後) 1000・リムテープ(前後):ゼファール布テープ 1500・前:テクトロキャリパー 1500・前:ブレーキシュー(アルミリム用)→R55C3シュー付き舟込み 2000・後:メタルリンクブレーキかサーボブレーキ 2000・レバー一式(アウターケーブル・ステンレスインナーワイヤー入り) ・変速は3速としてシフターは大概ピアノタッチだった気がするのでそのままでいいだろう。 1万4000+送料くらいがパーツだけの目安。 工賃や工具類込み(ドラム抜き含む)なら2万オーバー。 防錆チェーン・重くなりにくいブロックダイナモライト・尿道にやさしいサドル・手が痛くなりにくいグリップ ・錆びない樹脂カゴなども交換するなら合計3万くらい必要。 ■自転車屋でオーバーホールを頼む場合 ・ホイールの振れ撮り ・BBのグリスアップ ・ヘッドパーツのグリスアップ ・ホイールのグリスアップ など諸々で工賃2~3万。 つまり完全に仕上げるなら5万ってところだろう。 しかし元々のフレームの質が低いものは直して使うメリットは少ない。 タイヤ・チューブ・リムテープとブレーキ前後とシュー交換が最低快適条件。 ▼カラーリング交換できるもの━━━━━━━━━━━━━ ・ブレーキ/シフトアウターケーブル ブラック・ホワイト・ブルー・レッド・イエロー・ピンク・グリーン・パープル・オレンジ・薄グレー・濃グレー・透明/シルバー ・ハンドルバー ブラック・ホワイト・ブルー・レッド・イエロー・シルバー・オレンジ・メタル(赤/青/黄) ピンクはドロップのみ ・グリップ:多種多様 ・ペダル:多種多様 ・サドル:基本は黒か灰か茶だが、赤・青・銀・白などもある。 ・チェーン:多種多様 ・タイヤ(リム径依存)・・・但し劣化は早まる ・バルブキャップ【A&F】赤・青・黄・黒・灰・銀(米式) 仏式は黄なしで緑と紫がある ・ハブ毛 赤・青・黒・緑・紫・桃・トリコロール(赤/白/青) リンエイ、敷島自転車株式会社 BSは青のみ ・鍵 リング錠は基本銀か黒のみ ・ボトルケージ:多種多様 ・ボルト アルミにすると耐久度が落ちる傾向。 ・フォークはサイズの互換性を、ホイールを交換する場合はハブの互換性を把握すること。 ■一般車用でオススメの交換タイヤ・チューブ━━━━━━━━━━━━━━━━ ここに記載しているパナ・IRCのタイヤは日本製 540【24×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ 予算があれば・・・「シュワルベ マラソンプラス」 1本約7000円 通常☆Panaracer 「スーパーハードタフネス」 [W2483B-SHTSP 黒] 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70130・黒] 約4000円(2本セット) 電アシ★走行性重視 → Panaracer e-ride Eライド [W2483B-ERSP] 約4000円(2本セット) 電アシ★耐久性重視 → IRC 足楽PRO 1本約3000円 [40-540]24 x 1 1/2 日本製 720g [C70064・黒] [47-540]24 x 1 3/4 日本製 810g [C70063・黒] ▼チューブ シュワルベ 「9-AV」 24×1-3/8他 (28~37-540) 130g BBB 「BTI-42:761222」24×1-3/8他 (32~40-540)122g 590【26×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ 定番★シュワルベ「マラソン」[650×35A(26×1-3/8)]1本約4000円 (前後で8000円) 通常☆Panaracer 「スーパーハードタフネス」 [W2683B-SHTSP 黒] 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70132黒] 約4000円(2本セット) ▼チューブ BBB 「BTI-65:762551」26×1-3/8他 (32~40-590)133g パナレーサー「0TW26-83A-NP」 26×1-3/8他 (35~38-590) シュワルベ 「12-AV」 26×1-3/8他 (32~44-590) 140g ※12"A"の米式(AV)はサイズが違うので注意。 630【27×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ ★走行性重視 Panaracer 「パセラブラックス」27×1-1/4 [8W27-41B18] 500g 前後で約5000円 通常☆Panaracer「スーパーハードタフネス」[W2783B-SHTSP]670g 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70132黒] 約4000円(2本セット) ▼チューブ BBB 「BTI-81:762809」(630対応) ※(28~32-630)125g ※700C向けだが対応可。 パナレーサー「0TW735-40A-NP」 27×1 3/8~1/2 (35~38-630) シュワルベ 「17-AV」 27×1-3/8他 (32~40-630) 150g ●リムフラップが切れていればリムテープも交換しておく。 基本的なメンテナンス・カスタムの類はここまで見ておけば十分。 以下個人的な雑感。 ▼一般車のオーバーホール zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-53e9.html 確かに古すぎてパーツの互換性の問題から入手ができないパーツがあれば 廃車にしなければならないことがないとは言わないが、 近年の「安い自転車に買い替えるほうが得」と安易に飛びついてしまうと あまりの乗りにくさに落胆する可能性大。 10年以上前で購入価格が3万円以上のもので、 フレームに亀裂などの異常がなくパーツ交換が可能であれば、直して乗ることをオススメする。 使用感があるということは、体に合っているので乗りやすいだけではないメリットもある。 ■自転車は定期的に「手入れ」と「お金」が必要な”乗り物” ─何もしなけりゃ壊れるに決まってる 自動車のように免許や車検が強制的に必要な乗り物ではないので まるで一切手入れしなくても乗り続けられるような勘違いをしている人もいるかもしれない。 「内装でベルトドライブだからメンテナンスしなくていい!」 ・・・わけがない。確かに外装に比べメンテナンス箇所の手間も減り、 余程使い方に問題がなければ全く走れないことはないだろうが、快適性が違う。 メンテナンス方法が異なるだけで、整備は必須。 BB部分がジャリジャリ。ホイールハブがガタガタ。ステム・シートポストが錆び付いて動かせない。 ネジも錆まくり・ローラーブレーキにグリス不足で音鳴り。 内装ハブそのものも5000km(または3年?)を目安でオイル漬けもしくはグリスアップが必要。 最悪の保管方法である野ざらしでせいぜい空気を入れるだけ。といって適正空気圧にできていない。 (もっとも消費者は普及大衆自転車に半ば英式バルブを強制されているので被害者とも言えるが) チェーンに油を注さずにシャリシャリ・・・。反対に注しすぎてブレーキが効かなくなってしまっていたり。 「空気圧・サドルハンドルの高さ・ブレーキシューの位置・チェーン引きの調整・各種ボルトの増し締め・各部グリスアップ。」 「保管は直射日光が当たらない場所でなければタイヤの劣化が早くなる。」 ・・・と理解しようとしている人がどれだけいるのだろうか。 メーカーは説明書で簡単に触れるだけ、自転車屋は売るだけ、 学校交通教育は地域にもよるし基本的には極簡単に教えるだけ。 行政は公道の自転車の走行区分整備の地域差も大きくとても十分とは言えないうちに、 とりあえず違反者に講習を受けさせるような制度は先行。 購入者が積極的に情報収集を行っていなければ原因を知りうる機会もないのだから、 当然・・・ ・その必要性を理解せず、メンテナンス一切なしで、お金をかけないでも乗れていたのだから、 ・(格安自転車)新品なのだから、壊れた場合に「そんなはずがない」という心理に陥るも頷ける。 そもそも後々トラブルを招く原因にもなる2万にも満たない低価格車を扱わない まともに整備できない店で買わない というのが最善なのだが、なかなかそうもいかないのだろう。 たとえ修理で直る故障でも 弄って他にガタが出て面倒なことになるのを避けるために修理費用をふっかけて買い替えを促す。 「低価格車を好んで買うユーザーに対してはそれが一番」だとしてもなんだか切ない話だ。 それなりの自転車を買ってもらって、我慢して使う乗り物から快適に使える乗り物に昇華できたら最高だろう。 そのためにはメーカー、販売店、レンタル業者、交通教室など自治体などにも協力してもらい 値段だけで決めて後悔させないためにも 乗り比べをしてもらう機会をちゃんと作る。これが必須だと思う。 ■壊れていても完全に壊れるまで修理しない ─不便な毎日が最高? さすがに虫ゴム・スーパーバルブほどすら払えないほど困窮しているとは思えないが、 車体が5千ほどの「何か」であればチューブ交換前後で2000円~・タイヤの磨耗で前後5000円~を払いたくはないのだろう。 自分で「空気圧」「サドルの高さ調整」「ワイヤーの伸び調整」「ブレーキシューの位置調整」」くらいはできるべき。 タイヤの違いは本当に乗り比べてもらわないとその違いが実感できない。 単純に300kpsより空気圧高めにすれば走りやすくはなるが 米式化+まともなタイヤにすることで「パンクもしにくく、空気も漏れにくくなる」というのは 毎日使っていく中で体感してもらわないとその効果を信じようもないだろう。 そうだからいくら説明してみたところで、 「壊れたらその度に修理するほうが手間も金も得」と信じている以上はどうにもならない。 数回繰り返してようやく、「やっぱり最初から言われたようにちゃんと修理しておけば」「いいものを買っておけば」と 納得できるのだろう。 店は格安タイヤチューブをとりあえず付けて「すぐ空気が抜ける」と言われても「仕様です」と答える不誠実に徹するか、 (安物でクレーム出て後で面倒なのはこの店自体だと思うが・・・) 誠実さを重視するなら悪名高い安物粗悪メーカーは扱わず、まともなメーカー以外は扱わなければいいのにと。 試乗車・代車として用意して 「タイヤ・チューブ・リムテープ・グリップ・サドル・ワイヤー・シートポスト・BB」を替えた物に乗ってもらって、 通学ならスチールでもタフフレームにパーツが豪勢なものを使っておけば 少々のことでは壊れないというアピールが重要かと。 徐々に実感してもらったらあとは部品代込みで4万ほど出してもらえれば完全フルカスタムも可能と。 そこからスポーツ車などへの追加需要も促せるようになれば全体が活気づくだろうし。 ●大阪で自転車の無料点検キャンペーン cyclist.sanspo.com/203794 ※今回のキャペーンは異常がないかどうかを「確認するのが無料」であって、 部品の「交換が必要であれば費用が発生する」のは当たり前と見ておくべき。 www.sankei.com/west/news/150906/wst1509060023-n1.html 2015年1月~7月末まで府内の自転車事故約7100件、死者は30人以上を受けて点検キャンペーン。 (2015.9.1~9.30まで)84店舗で実施。 具体的にはブレーキシューやワイヤーの摩耗状況や効きしろの点検、フレーム割れや歪み、 ハンドルステム部分の緩み、ペダルのガタのチェックといった内容だろう。 反射板やライトといった部分も恐らく一緒に見るはず。 ↑ このときに「前ブレーキはシングルピボットからダブルピボット型にすれば効きが良くなりますよ」、 「インナーワイヤーをステンレスにすると錆びにくくなりますよ」、 「後ろバンドブレーキはサーボブレーキやメタルリンクブレーキにすればこのようなメリットがありますよ」、 といった内容を待ち時間の暇つぶしに実際に搭載してある試乗車に乗ってもらうなどして 「実感できる機会を設ける」ことができれば、各種点検に止まらず店の売上にも期待できるはずだが、 口下手すぎるあまりに単に点検だけで「直したほうがいいですよ」では 点検に応じる意味は薄いように思える。 あとは、各自でキャンペーン後も店で定期点検をしてもらうために何ができるかを考える必要がある。 ●修理は短期的に損してでも長期的には得を取れ www.cycle-hokuto.com/blog/?p=671 「今現在の不具合だけ修理すれば本当に得なのか?」よく考える。 チェーン調整だけで済ませれば確かに安く済む。 しかし、限界点に達しているタイヤを放置しておけば 遠くない未来に摩耗でパンクすることになる。 パンクした場所が運良く自転車店に近い場所であれば 押して歩くことになっても大して問題ではないかもしれないが、 もし店まで遠ければ乗って移動してしまえばチューブ+タイヤ交換で済めばまだしも、 車輪自体へのダメージで「車輪ごと交換」となってしまう恐れもある。 そうなったときに 「あの時タイヤを交換しておけばこんなことにならなかったのに」と思っても遅い。 また、摩耗していなくても3年や5000kmを目安に早めに交換しておけば 路面とのグリップ力も増すので制動力にも期待でき、安全性も向上することも覚えておきたい。 カバーなしで屋外や屋根下駐輪をしているなら尚更。 本来はこうならないためにも月1でも店に目視点検だけでも状態確認をしてもらうというのが最良だが やはり自転車に対する思い入れや習慣づけがなければ難しいのだろう。 ●定期点検を習慣付けるために(IRCの取り組み) as-pj.com/about/ 無料登録で点検のみ 現在はほぼ神奈川県のみで店舗も増えている様子がない。 メールが使えることやホイールの振れ取りが出来ることも条件になるから 技術のない店が参加できないとしても全国的に増えない理由にはならないと思うが・・・。 空気充填はともかく、汚れ落としが「チェーンの汚れ落としも含むとすれば」 200円は安すぎて話にならないということなのか。 IRCタイヤの仕入れや送料の価格に多少融通が利くという店側のメリットでもあれば十分増える余地はあるはず。 IRCではシェアを広げられ、店は定期点検でその他の補修も期待できる。 ●本当に「乗れればいいだけ?」という問題 cs-shinwa.sblo.jp/article/165969805.html 事故を防ぐためにも、1にも2にも点検の習慣づけ。 自分ではおかしいと思わなかったとしても、きちんと点検できる人から見れば危険極まりない状態だったとすれば それは利益のためというだけの話でもなく、「周囲の人間にまで危険性が及ぶことを防ぎたい」という意味も含まれている。 中古・量販・個人店問わず、もし問題がありそうな箇所を見てもらっても 「ママチャリなんだからそんなもん(特にブレーキ部分であっても)適当でいんだよ」 という店が万が一あれば絶対に任せず、今後一切近づかないことを強く薦める。 ●不具合に気付かない・気付いても直さないのは何故か jitensyazamurai.com/db/archives/3057 ※念のため書いておくと、下記に想定される店は元記事の店とは全く無関係です。 「普通に乗れるから」「使わない機能だから」「気付かなかったから」 「車検もないので不具合があっても乗り続ける」 「余計な修理費用なんてかけたくもない」 というのが主な要因だとして、大丈夫だと思っている以上に・・・ 【1】接客力皆無の個人店にありがちな「自転車店に行けばくだらない説教を延々されるのでウンザリ」 という「行きたくないと思わせる原因」があるからではないだろうか。 どの個人店でも技術が必ず確かだと考えるのも厳しいものがある。 料金提示でトラブルになることを想定出来ず、無言で修理を始めるような店も信用したくない。 【2】そもそも原因を突き止められるのかどうか (安物自転車ではなく使い方を誤っていなかったという前提で) 質の相当低い店員しかいない店であれば、何が原因かを突き止められず、再修理を繰り返すことも考えられる。 そうして、自転車店そのものへの不信感が構築されてしまっていては 「直す気がない」という結論に達していても、それは責められるものでもない気がする。 【3】ケチるだけの意味があると思い込んでいる 「食費や遊興費や服飾費を削ってまで修理する価値がない。」 機能向上できればエネルギー消費も抑えられるので食費も浮く、 遊興費に使う体力や気力の消費も抑えらえる、 衣服に気を遣っていても自転車はボロボロで本当に大丈夫なんですかと。 結局のところ、【1】~【3】の不信感を払拭できて納得させられる 「何か」が足りないというのが、修理に至らない根本的な原因に思える。 ・単に威圧的で客商売に向いていない人柄や説明力や知識の無さなのか ・技術力の無さを客の使い方のせいだけにするような店員しかいないのか ・正常に動作する状態との比較ができないので、実感が湧かないからなのか 説得材料の提示が足りないので「現状維持で十分」ということになっているのではないだろうか。 しかし、もっと具体的に方法があっても、実際に実行運用が成功している例でもなければ これ自体に説得力がないということでしかない。 ●大学の自転車80台の点検の模様 jitensyazamurai.com/db/archives/3139 空気圧不足によるタイヤの問題が多いのは 「自転車のタイヤが正常であれば何日くらい適正空気圧を維持できるか」ということを そもそも全く知らないと思われる。 虫ゴム式では(握力を考慮せず)まともに空気圧を測ることそのものが不可能な英式チューブ自体も悪いが、 恐らく、自転車に対する思い入れの違いの差ではと考えている。 そういう使い方をしている人達にしてみれば、自転車というものは近所履き用の靴と同じか それ以下の「トイレットペーパーや綿棒」のような消耗品のような感覚でしかないのだろう。 メーカーや銘柄なんて関係なく、色と大きさだけ決まればそれで良く、 最初から使い捨てる前提なので「安ければ安いほどいい」。 だからまともにメンテナンスするという観念自体が存在しない。 使いやすさや快適性よりも「とにかく早くて安くて面倒ではない道具」という扱いであれば、雑になるというのも頷ける。 そしてベル(警音器)については 「滋賀県道路交通法施行細則」 第14条 法第71条第6号の規定により車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (5) 有効な性能の警音器を備えない自転車を運転しないこと。 ベルの金額約500円(取り付けは頼むまでもなく+ドライバー1本で30秒もあれば出来る)と天秤にかけて 「注意されたこともないし別に使わないからいいや」となってしまうのも已む無しか・・・。 しかし、「使う使わないの問題ではなく」 知る限り取り付け義務のある地域でのベル非搭載での赤切符どころか 警告票の発行すら聞いたことがないので実質無意味な法律とはいえ、 ベルが無いか壊れている自転車を運転している時点で本来は「違法」となる。 ●メンテを欠かさず変速を正しく使おう ameblo.jp/cycle-plus/entry-12110858421.html 変速があるのに全く使わないような使い方しか出来ないのであれば、 変速なしの自転車を買ったほうがトラブルが起こる可能性が下がる ということを知らなければ値段だけで買おうとするのだろうか。 ▼例によって常に重いギア 「筋力トレーニングをしている」と言い張るのであれば何も言うことはないが・・・。 「(信号等でも)停止前にギアを軽くする」これは鉄則。 ▼注油に関しては自分で出来ないなら店に行くことを習慣化すればいだけの話。 それも嫌ならば、修理費用が後々高くなっても自分が招いた結果なだけ。 ▼スポーク&ニップルの錆 この状態にまでなってしまっていれば変速周りどころか 「スポーク折れの危険性もあるため、ホイールも交換しないというのであれば修理できない」 と言い放っても良かったのでは・・・? ●修理か新車購入か jitensyazamurai.com/db/archives/3989 愛着のある大事な自転車ならいいんです。 明言はしていないものの、恐らく購入価格が2万円以内の安物自転車の話という前提だろう。 近年の3万程度の完成車を買うくらいなら、10年以上前のあまり使っていない自転車であれば お金をかけてでも補修したほうが作りがいいので得ということには触れて欲しかった。 そして、時間をかけて見積もりを出すまでもなく、 (パーツのグレード選択次第なので大雑把な価格になるとしても) タイヤ前後4000・チューブ前後2000・リムテープ前後500、ブレーキアウター&インナー2000、 ライト2000、チェーン2000、カゴ2000、サビ落としと工賃で約2~2.5万円 (使えない場合のみ交換→ブレーキレバー2000・グリップ2000・サドル3000・ペダル2000) この程度を紙にサっと書いて提示すれば済むだけのような。 というよりも、 即答で「自転車は様々なパーツの集合体ですので、ちょっと磨いてササっと直して簡単に乗れるようにはなりません」 「ゴム部品の劣化は当然で、錆び部分も磨いて新品同様というわけにはいかない箇所もあります」 「タイヤとブレーキとチェーン周りだけでも軽く1.5万円以上が確実に必要で、 場合によっては総額で5万円以上かかる場合もありますが、本当にそれでも構いませんか」 と具体的な金額を提示して、その反応として「躊躇う」か「それでも構わない」といった様子を見てから 詳細な見積もりを出すかどうか検討するというわけにはいかなかったのだろうか。 ▼過小メンテナンスになっている一因 自転車のメンテナンスに関するアンケート結果 cyclepress.co.jp/report/20160302_03/ 「面倒」「仕方・頻度などが分からない」が上がっているが これは何が原因と考えると、 消費者の立場で言えば「義務教育での教育」が最も大きいとしても、 次は「販売店の怠慢」に思える。 売れたらそこで終わり。 壊れたら持ち込まれるというケースが圧倒的ではないだろうか。 例え、数か月おきのメンテンスをするように購入時に「案内」をしていたとして 「来たほうがいいですよ」というだけでは実効性に疑問。 本来(自分で整備方法が分からないのであれば尚更) 店に出向かなければならないはずなのに「その必要がない」かのような感覚を 育ててしまわないために何か出来ているかということになる。 日々の持ち込み修理や新車販売に手を取られ過ぎて、 買った客に対して定期点検が不十分ではないだろうか。 「暇な自転車店」というのも原因は、 こういう「過小メンテナンスで構わない」というような 販売店側の意識にあるように思えて仕方がない。 実店舗でも単に安さだけを求める客であれば「ユーザー側では何もしない」 という選択肢は当然あるとして、 きちんと手入れされた状態で「快適に乗り続けたい」という感覚のユーザーもいるはず。 そのニーズを放置することは結局店も客も得ではない という感覚を持たせられるかが重要に思える。 ▼割高に思えるパーツ(や完成車)を使うことは無駄かどうか ▼安さ第一は多くても 自転車産業振興協会の毎月の自転車の国内販売動向を見ても分かる通り 「安くて手軽な車種が一番」として支持されるのは「購入時に買い求めやすい」ということが第一にあるとしても、 実際に販売購入される自転車は一般車といえども様々な価格帯が存在し、 安いものでは譲ってもらうような0円中古車~ 高いものではフレームビルダーに制作依頼で20万~30万程度だろうか。 (日常の足なので「補修時も考え」数十万するようなスポーツ車の高級なパーツは使わない) 需要の幅は広く、必ずしも安さ重視が重宝されるというものでもないように思う。 ▼選択肢の幅 「面倒なことはしたくない」 「安いから売れる」→「売れるから作る」 経済社会で消費することが美徳とされるとしても、 「選択肢の幅」として「高耐久性」「高性能」に振ったものという考え方の提案は、 何も完成車購入時に限らず、修理に於いても発生するものということを たぶんほとんどの一般車ユーザーは「知らない」。 ▼具体的な提示 例えばチューブ交換であれば・・・ 【今後どの程度使う予定があるかを聞いてみてから】 【1日で十分】(1)「草でも詰めて無理やり修理して1日だけもたせる」 【1週間ほど】(2)「ギリギリ使えそうな中古を取り付けて極短期間用」 【半年程度】 (3)「同じ程度の性能の安価な新品を取り付ける」 【1年以上】 (4)「海外産でも米式でネジ切りがあるシュワルベチューブや、サイズ次第では分厚いチューブにする」 【1年以上】 (5)「国産のパナチューブに交換する」 といった5つか6つくらいまでの提示。 (26HEのような銘柄が多いサイズでは銘柄指定までする客は自分で修理するだろうし、 銘柄自体は2,3提示できれば十分かと) →◆「米式に交換するかどうか」という選択も聞く必要がある。 (英式チューブであれば、一時的にエアチェックアダプターで簡易換装するかどうかも確認) →◆所有者の家にポンプがあれば先の金具を外して米式に使えるかどうか確認 →◆ポンプがなければ「店に来てもらうように何らかの方法をとる」か、 「(ユーザーとしては)手間がかかるのが面倒なので出張料を毎回もらっても訪問サービスが必要」かどうか +選んだ内容によって「保証期間と内容を明確に定める」ことも大切だと思う。 (1)は安くてもその代わりに2日後でも保証不可とか、 (4)や(5)であればチューブ製造年月をしっかり控えておいて 「製造不良の疑いがあれば」メーカーに原因調査と代品についての交渉も受け付けるとか。 対価をしっかり支払ってでも 絶対に大手では出来ないことをしてもらえることを喜ぶユーザーは少なくないのではないだろうか。 ●業務用であれば更に点検に強化をすべき star.ap.teacup.com/flatout/1305.html 通勤通学送り迎えでもそうだが、思わぬところで立ち往生してしまい その日の予定が全て台無しになる前に、 定期的な「点検をする日」というのを定めておくと良いのではないだろうか。 ●会社で使う自転車でも定期点検が疎か cs-shinwa.sblo.jp/article/174711872.html 変な見方をすれば 「雑な使い方で壊してもらって会社の予算を食いつぶすことが必要であり、 その目的として何もしないことを暗に奨励している」という可能性もないとは言えないが、 基本は 「自動車みたいに車検もないし」 「多少壊れてたくらいで大事故になるわけないし」 「壊れたら直せばいいだけ」 やっぱりこういう感覚なんだろうと思う。 「何が正常な状態」で「どういう使い方乗り方が正しくて快適」といった 基準となる概念そのものが「説明書は全く見ない&見るつもりもない」ので 広がらないというのもあるのだろう。 基本的な教育不足と安物自転車の台頭もあって 「自転車なんて使い捨て傘や玩具の延長のようなもの」という感覚が 「半ば常識」になってしまっている残念な現実がここに。 業務に使う足として必要な備品の管理すら満足に出来ていなくても 「全く問題ではない」というのがその会社にとっても「常識」なのだろう。 しかし、会社備品の自転車の適正な管理すらまともに行われていないようでは、 その延長線上にある「自転車通勤に補助金」や「自転車交通に関する教育」を行うような会社というのは 世間的に見れば「運動不足解消で健康志向やエコな会社」というよりも 「貧乏臭い変な会社」というイメージのほうがまだまだ強いのだろうか。 ●[京都]駐輪場にて無料点検 cyclepress.co.jp/report/20150928_05/ 「ハンドル、タイヤ、ペダル、ブレーキ、チェーン、サドル、ライト(前照灯)、ベル(警音器)」を点検。 自転車店に向かうということではなく、駐輪中に点検という形式。 この方法には単なる「点検→自転車店」というだけではない、更なる商機が広がっているように思える。 ●修理が得か買い替えが得か takesno.com/archives/2695 上にも似たような話題があるが、別の店の感想。 そりゃ安いタイヤを探せばどれだけでも下限はあるでしょうが用途や目的。 新品でも1本1000円にも満たないような安いタイヤというのは 「それだけ安くできるだけの安価な素材や製作工程の違いがある」と考えるべき。 1日や1週間使えるだけでいいのであれば廃棄寸前の中古タイヤという方法もあるが、 限られた用途であり薦められるものでもない。 学生さんだったら、あと何年乗るか?ってコトや、学校までの距離等に応じてタイヤの種類を吟味します。 適正な使用方法であれば、一見高いだけに思えるタイヤで「立ち往生のリスクを減らせる」。 当たり前ですが その1万円の自転車には片輪5000円相当のタイヤが装着されているハズがありません。 「何故自動車のタイヤで違いを説明するCMをしているか」 何気なく見ているだけでも「自転車でもタイヤの種類は同じではない」と 気づけばいいのだが、なかなかそうも思ってくれないのだろう。 タイヤだけじゃなくって、もちろん他の部品の程度もガクッと下がります。 自転車を買い換えたがタメに、トラブルが増える可能性もあるのです。 ある程度値段のする品質の良い自転車(3万円以上)から 安物自転車に乗り換えて 「新品にしたから3万円程度の自転車の新品と全く同じ性能」が得られると思ったら大間違い。 もちろん修理前の自転車が安物自転車であれば 「量販店やホームセンターや通販」で「値段だけを見て性能を見ず」買えば良いのではないだろうか。 当人がそれで本当に一切の不満が無く満足しているなら。 反対に、「これを機に4万円以上の自転車を新たに購入したい」というのであればオススメしたいが、 「空気入れをしない癖があって直す気も依頼する気もない」という 性格的な問題があれば、その場合は何を買っても同じなので デメリットを理解せずに適当にノーパンクタイヤでも選べばいいのではないだろうか。 『今まで◯年乗っていて、この先◯年乗るのか?』 かかる費用を日数で割り、出た金額を見ても払う価値がないと思うのであれば 公共交通機関だけを使うか「徒歩」が(目先の感覚だけで見れば)一番安上がり。 しかし、こうした誤解が生まれやすいというのも つくづく「まともな値段のまともに整備された自転車を知らない」ということに 尽きるように思えて仕方がない。 (本当に理解できていて、メンテや防犯対策を拒絶するための方法として安物が得だと信じてやまないとすればある意味幸せな人だろう) 一般車ユーザーの感覚を育てるための施策が全く足りない。 「空気を入れることすら知らない」ユーザーを野放しにしていることを 業界全体でも、もっと真剣に問題視すべきだろうと。 ●点検は事故や立ち往生を防ぎ「将来的に安く済ませる」自己投資 takesno.com/archives/2681 修理を断るケースの考え方として「(不具合のある)今のままでも気にしなければ乗れるから」 「自転車の修理・改善に金を使うのは無駄」だと信じてるということだろう。 「金を払う=自転車屋の儲けになるのが嫌だ」というのであれば 点検に応じず故障して立ち往生して修理費用が余計にかかることになるだけ。 その後 「なんで修理にこんなに金がかかるんだ」 →「故障箇所が多いから(甚大なので)仕方がないですね。あの時直していればもっと安く済んだのですが残念でしたね」 という自ら不満を募らせる状況になったとしても自業自得。 BBやチェーンやタイヤ等の駆動系や、ブレーキ周りの制動系ではなく 「まともに取り締まりがないとか、付けても大して意味がないと信じている反射板」や 「道交法上まともに使う機会がないベル」であれば放置していても関係ないという考えだったとしても 「不整備車両を送り出さず、真っ当な整備を目的とする自転車店」であれば見過ごせないだろう。 他の可能性として 「以前に他の自転車店(のように見えて酷すぎる整備しかできない店)に 修理を頼んだら余計に調子が悪くなったから、自転車店自体を一切信用していない」としても やはり点検キャンペーンなんて無視して自己流か既に他の店に行っているだろう。 ●真っ直ぐ進めない不具合と理由 takesno.com/archives/2725 故障が原因の場合の車輪の歪みについての解説。 ホイールバランスやフォークなど。 一方で、大径の車輪(630 27インチWOなど)に乗り慣れていると、 406:20インチHEのような小径車に乗り換えた場合、慣れるまで数分はフラフラするのは感覚の問題。 ●単に「どの部分にどの工具を使えばいいか」ということだけはない ▼必要な工具などは「takaよろず研究所」にて大抵分かるとはいえ・・・ www.geocities.jp/taka_laboratory/ 「グリスか、オイルか、焼き付き止めか」 「ワッシャーの順番」 「必要なトルク(力加減)」 「ケーブル・ワイヤーの適正な長さ」といった項目も理解した上で作業すること。 ▼日曜大工感覚で施行してしまうとおかしなことになるという例 cs-shinwa.sblo.jp/article/175305123.html ●後輪の一般車のワッシャーやステーの順番 一般車のタイヤ交換の際に重要なこと。 車輪軸に色々が役割のものが共締めされていることを理由に 面倒臭がるスポーツ車しか扱わないような店では邪魔者扱いされるが、 手順をきちんと覚えればそれほど苦でもない。 「車種によっては回り止めが最初からない場合もある」 「外装はチェーン引きなし」 「変速なし(シングル)と内装変速はチェーン引きがある」チェーン引き自体の向きも重要! 内装3段の場合は https //web.archive.org/web/20181103020656/http //www.geocities.jp/taka_laboratory_2/20100306-R-tire/20100306-R-tire.html (1)カバーを外し、シフトケーブルを外す (2)ブレーキワイヤーの固定ボルト/ナットを外す(コイルバネはない車種もある) (3)ブレーキ本体とフレームを固定しているボルト/ナットを外す (4)チェーン引きを末端までゆるめる(ナットを外す必要なし)(チェーン引きが最初から片側についていない車種もある) (5)車軸のナットなどを外す ここで順番を確認しておく。 (紹介されている旧型内装三段変速機の場合) 左は外側から 【ハブナット】→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】→ →「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」→ 【泥除けステー】→【ベルクランク(変速機)】→【スタンド】→【本体フレーム】→【チェーン引き】 右は外側から 【ハブナット】→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】 →「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」→ →【泥除けステー】→【スタンド】→【本体フレーム】→【チェーン引き】 (6)チェーンを外す チェーン引きを緩めて車軸を前に押して外す。チェーン切り(ピンを外す)は基本不要。 緩めても余裕があまりない様子であれば、ここでチェーン切り(ピンを外す)をして ミッシングリンク式に交換という手もある。 ▼取り付け編 (紹介されている旧型内装三段変速機の場合)の取り付け順 ※旧型のため変速機が左側になっているが現行品は右側 左は外側から (1)【チェーン引き】 ※チェーン引きはギア歯がある側には「小判型の穴」が空いているので、それに合わせて取り付ける。 ※重要※ チェーン引きの向きは「外側が出っ張っている」 ※重要※ チェーン引きは「フレームの内側」に入れる 【チェーンをチェーンリングとスプロケにかける】 (2)→【本体フレーム】 (3)→【スタンド】 スタンドの形がピッタリと合うように取り付ける。 スタンド自体の重さでズレてきやすいので支えることも重要。 ◆現行品の場合「【回り止めワッシャー】は、この位置(スタンドより外側)」 現行品では左側=変速機&チェーン引きがない側には【回り止めワッシャー】を取り付ける必要がある。 (旧品の場合、変速機がない側は、小判型の穴が空いている回り止めワッシャーが取り付けられる適した軸になっていない) bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=252 左側のハブシャフトのスリットに合わせて入れ、エンド(ないしはスタンド)の溝に噛ませてハブの共回りを防止する部品です。 フレーム→スタンド→回り止めワッシャーの順に入れます。 ちなみに右側は、内装三段用のスリット付のチェン引き金具で回り止めをしています。 エンドの溝(またはスタンドの溝)にワッシャーの突起部が収まるように取り付けること。 (4)→【ベルクランク(変速機)】※現行品では右側 旧型の内装変速機のため、ベルクランク(変速機)が車体左側に装着されます。現行タイプは車体右側となりますのでご注意下さい。 (5)→【泥除けステー】 ※稀なケース※ (リアキャリアなし、ハブ軸共締めのスタンドを外してWレッグのセンタースタンドを取り付けた場合など) スタンドもリアキャリアもない場合は泥除けステーの内側に 「溝を”外側に向けて”もう1枚菊座金(ワッシャー)を追加」する必要がある。 「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」 (6)→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】 (7)→【ハブナット】 (8)チェーン引き調整、変速器の調整→カバーの取り付け (9)ブレーキ本体とフレームを固定しているボルト/ナットを付ける 順番は外側から 【ボルト】→【固定バンド(アームクリップ)】→(※ブレーキワイヤーステー) →【ブレーキ本体】→【固定バンド(アームクリップ)】→【ナット】 ※ブレーキワイヤーステーは無い場合もある ※ブレーキレバー側のブレーキアウターキャップが収まっていることを確認 (10)ブレーキワイヤーの固定ボルト/ナットを付ける インナーワイヤーの固定時は、ブレーキレバーではなく、 「本体から伸びているアーム部分を進行方向の前側に押しつつ、ワイヤーを引っ張りつつ、固定する」というちょっとした技が要る。 (11)ブレーキの調整 アウターケーブルの末端のネジ付ナット(アジャスター)は調整できるように少し間を開けておく、 固定用のナットは最後に締めるのを忘れないように。 ※URL先の画像がある作業手順ページでは書かれていないので 【回り止めナット】と【リアキャリアのステー】の位置にも注意 ※変速器の調整は「ベルクランク型」と「カセットジョイント型」で異なる。 その店で扱っていなければ「カセットジョイント型を知らないケースもある」ので要注意。 それでも、ネット環境がある「ディーラーマニュアルを参照できる店」であれば作業は可能だが、 それができない店では「作業不可能」。 ▼内装ハブなのでギア歯交換方法も載っている。 同じ「変速なし」でもスポーツ向けの「シングルスピード」と、一般車向けでは種類が異なる。 一般車向けシングルハブでも、内装ハブと同じような方法でギア歯が交換できるハブもあるが貴重。 今では一般車向けといえば14Tか16Tしか選べないものが主流になってしまっている。 ●安く済ませようとして原因除去を延期するメリット? cycleserviceo.blog.fc2.com/blog-entry-61.html やっぱり「たかが自転車にそんな金出してられない」という思いが強いのだろう。 原因除去を解決しなければまた余計な時間もお金も必要になって 鬱陶しい思いをしなければいけないのはユーザー自身のはずだが・・・。 1:タイヤサイドが割れていても使う 2:チューブが削れていても使う 3:チェーンの伸びを1コマ詰めて収める 修理店としては「時間と予算的に客の要望に応えた」ということなので仕方がないとしても、 本来は「タイヤもチューブもチェーンも」交換すべきに思えるため、 時間も予算もないということであれば 安全性を担保できないとして断る勇気も必要なのではと。 そして、 通常は「空気いれないとまたこういう状態でパンクしてお金かかりますよー」くらいは言ってるとは思うが、 「全く言わない」ような修理店があると仮定した場合の話。 ↓ 誤った使用方法を改善するつもりがなければ何度でも再発する 修理すれば確かに店としてはそこで終わりで、 ユーザーがまたパンクしようがまた修理に行けばいいだけで、 根本的な「空気を入れるという習慣づけ」を定着させる必要は全くないどころか そういう無頓着なユーザーを賢くさせることは「利益にならない」として 何も言わないほうが「いいカモ」にはなる。 しかしながら、理想論で言えば「使い方を誤った修理で儲ける」よりも 「定期的な細かいメンテナンス」や「アップグレード」でのカスタムでの 快適性向上に対しての対価を貰うほうがより正常な関係に思える。 ●なぜメンテが必要か jitensyazamurai.com/db/archives/5106 よくいうのが「自転車と歯は似ている」ってこと。 日頃のケアを怠らなければ、いつまでも健康でいられます。 でも手入れをサボると、どんどん状態が悪くなっていく。 そのまま放置すると、悪くなる一方で勝手に改善はしないのです。 放っておいていいことなんか何もありません。コマメに手をかけてあげてください。 「自分ではできない」「めんどうだからやりたくない」って方は、自転車店へどうぞ。 ▼チェーンオイルなどの「ケミカル類」について 自分でクリーニングやメンテをしたいって方は、 できれば自転車用のケミカル類(洗剤や油など)を揃えてほしい。 一般に売っているモノでも使えるのですが、 自転車には向いていないのや、ダメージを与えてしまうものもあります。 店主メカタも過去にそれで大失敗をしたことがあるとか。 塗装がずるっとはげちゃったり、機械を傷めちゃったり… そんな失敗をしないためにも、自転車用ケミカルを使ってくださいね。 よく「ク●5-56でいいですよね?」「パーツクリーナーでいいですか?」と聞かれますが… 正直ダメです。詳しくは過去のブログをどうぞ。 jitensyazamurai.com/db/archives/2409 ▼パーツを交換する意味と必要性について 自転車って乗っているといろんな部品が伸びたり、削れてチビたりします。 たとえばワイヤー、チェーンは伸びます。 ある程度以上伸びると、動きが悪くなったり、トラブルの原因になったりします。 となると、新しい物への交換が必要になります。 たとえばブレーキシュー、タイヤ、スプロケットなどは使っている間に削れていきます。 そうすると十分な能力が発揮できなくなりますので、やっぱり交換が必要になります。 快適じゃないってだけじゃなくて、「走らない」「止まらない」ってことにもなりかねませんので、 パーツの交換を含むメンテはホントに重要です。 人間ドックを受けるような気持ちで、点検とケアをしてください。 これはもう自転車店からの切実なお願い。身に覚えのある方は、ぜひどこかの自転車店へ。 ▼大規模なメンテナンスを行うまでの期間について 納車前の整備がしっかりされている3万や4万円以上のまともな値段のする一般車であれば ([子乗せではない]2人乗りや階段降りのような無茶苦茶な使い方や、事故に遭っているか起こしているような最悪のケースを除けば) 最低でも1年はトラブルは起きにくいとしても、 何がどう整備されているのかも分からない中古自転車に手を出してみたり、 1万や2万円程度でロクに納車前整備も出来ていない安物自転車とか、 何も分からないまま通販で買ってしまって雑に組み上げただけの安物自転車であれば 半年よりも早い段階でトラブルが起こる可能性はあるので 期間の目安で整備時期を決めるよりも、 その自転車の値段と「店の納車前整備の状態次第」でもあるため、 一概にどんな店のどんな自転車でも最低でも1年は大丈夫とは言えない。 ▼絶対に信頼できる店というのはたぶん「どこにも存在しない」 不具合と思われるような状況になった場合は その不具合についての情報経験が乏しく得意ではない店もあるとして なるべく店を数件渡り歩いて症状を判断してもらうことをおすすめする。 医者でも専門分野が様々あるように、 「開業するために難関の国家資格が必要ではない自転車整備業」であったとしても 総合的に全ての知識技術が高い店ばかりではない。 ※自転車整備士等の資格は国家資格でもなければ、整備に関しても限定的な内容しか扱っていないので注意が必要。 ▲「自転車の日常メンテなんて金と時間の無駄」という思考 安物自転車にも共通して言えることだが、 「自転車にかけるお金がない」ではなく、 「自転車に金なんて払いたくない」というのが本音だろう。 「外食を控えるとか、服飾費や通信費やその他の雑費を節約してまで修理すべきだと思えないし、 ましてや貯金を下ろすなんて面倒だし勿体ないので1円たりとも無理」というだけでは。 「壊れたら、その時に行けばいいだけ」として、日常点検やメンテ(ねじ締めや適切なグリスアップなど)を放棄。 1000円で直るとしても「1000円もかかるならいいや」として ブレーキシュー交換すら拒否するといった人もいると思うが、 そこまで価値も優先順位も低いと思わせてしまう原因は一体何なのか。 ▲パーツの集合体という感覚がない? 1個どこかが壊れたら廃車にするというのはこういう意識があるからに思える。 直せば済むとして、他も修理しないといけなくなるのが嫌だと言うかもしれないが、 それは今までロクに整備してなかったことが原因だとしても、恐らく認めようとしない。 安物自転車に起因するとしても「そんなはずはない」と思い込む。 ▲自分だけは大丈夫と思い込んでいる? 交差点の通行方法と同じ。「少々ガタが来てても大丈夫」「乗れるから平気」 坂道でブレーキが壊れる可能性を引き上げていても、極論でも命より優先しなければならない支出とは一体何なのか。 ▲まともな自転車の状態を知らない、または忘れている 「走る、曲がる、止まる」全ての自転車の全ての状態が同じわけがない。 知らないから許されるとは言いたくない。 考えを放棄することで、結果的に後々不満を募らせることになるのは当の本人。 サドルのベタ下げにしても、足付きがよいからといって、 「足が疲れにくい」走行性能を犠牲にしてまで不格好なスタイルを貫く意味があるのだろうか。 新車販売のみに尽力する説明力に乏しい間違った自転車店が当たり前だろうという状況も 今のこの「自転車の整備に無頓着」な層を増やしているように思えて仕方がないが、 1度「まともな店」の「まともに整備されている代車」にでも乗らせてもらい、 現在の自転車の状態を知って、何がどう危険でどう修理や整備すれば安全で快適な乗り物になるのか、 余程鈍感でなければ気付くのでは? ・ちゃんと止まるブレーキ (後方からしっかり確認できる反射板) ・ブロックダイナモでも軽いLEDライト ・本当に適正な空気圧での走行性能 ・本人に合わせた適正なサドルの高さ ・ギシギシやカタカタも異音がしない、回転も滑らかな駆動系 義務教育段階で1回でも自転車を全てバラして組み上げと交通法規に関する通年授業でもあれば 少しはマシになるはずだが、そういったことが実現するのはまだ先のようだ。 ●タイヤ・チューブ交換や前ブレーキシュー交換の延長でプチオーバーホール 修理時に他の部分の不具合が見つかれば、予算をかけてでも全て補修しておくことを推奨。 具体的には、ハブ調整、BBのリテーナー交換・玉当たり調整、RD調整、ヘッドの玉当たり調整など。 英式(虫ゴム)であればエアチェックアダプターか米式チューブへ交換。 ゴムのリムバンドはズレやすい印象からあまり使いたくないので貼りつけるリムテープやコットンリムテープに交換しておきたい。 他にも、スタンド、ペダル、ブレーキワイヤー、ブレーキレバーに注油、フレーム・ホイールの清掃。 錆びやすい箇所のシートポスト、ペダル取り付け部分へのグリスアップまでしておけば完璧。 改めて修理というのは難しいと思う。 修理したら「交換してから調子が悪くなった」と理不尽なクレームを付けられないためにも丁寧にする必要があるはず。 しかし、今度は交換した部分の調子が良くなった代わりに、 それ以外の調子の悪さが目立つようになったという場合に説明しても理解してもらえるのかどうか・・・と思ったが、 とんでもない組み付けをしているような店があっても 「修理してもらったから」で「悪化してもそれを不具合と気付かないケース」が多いのだろう。 だからといって、量販・個人店問わず、「どうせ気付くわけないんだから、どんな雑な修理でもやったもん勝ち」だとしても、 「不誠実に徹する」ことで、店どころか自転車そのものへの不信感に繋がるなんて微塵も考えてないのだろうか。 結局そうすることで間接的に自分の首を絞めてることになっていたとしても、「それが常識」で済ませられる状況が華か。 そうして、バック拡げをはじめとする「雑な整備」で修理費用を効率よく稼げればよく、 単に「修理して欲しい」というだけの依頼であれば、何も言わずに「頼まれた部分だけすればいい」として不具合の種は放置、 逆に、押しつけがましく店都合で無許可で言われてもいない様々なパーツを交換して「戻すにも金が必要」と 代金を要求するような半ば詐欺に近い悪質なケースも考えられる。 (この場合、双方の思う「修理」に対する考え方に相違があり、通常想定する修理代金の範囲を逸脱した内容となり、 支払い契約が成立しているとは思えないので、客側に支払い義務は発生し得るとは思えないし、 組み戻し料金も当然ながら不当な請求と思われる。) そういう点でも店にとって「技術力の無さ」「接客力の無さ」は 「商機」を失うどころか「損害を被る可能性すらある」というところまで考えて取り組んで欲しいと思うし、 客はそういうロクでもない店を野放しにさせない厳しい目を持つことも重要。
https://w.atwiki.jp/rapid_trains/pages/143.html
幕張車両センターの歴史・概略はこちらから ・幕張車両センター 〔209系:「BOSO BICYCLE BASE」〕 千葉県の房総地区ではサイクリング客の需要が高まり、自転車を電車に積んで房総地区に向かう乗客が増えてきた。しかし、通常の電車は法律上、自転車の積載に制限があり、分解もしくは折り畳んだうえで輪行袋に収納して持ち込むものに限られていた。これに対応すべく、2013年からはJR東日本千葉支社がサイクリングイベント「Station Ride in 南房総」を企画。209系のつり棚・つり手に自転車をぶら下げるためのひもを用意して自転車を分解・折りたたみせずに持ち込める団体列車「サイクルトレイン」を運行してきた。しかし、「サイクルトレイン」の人気の高まりの一方で、作業スタッフによる自転車の積み下ろしは停車時間が確保できる駅に限られていたことから、「サイクルトレイン」に充当するための専用車両として企画されたのが本車両である。 列車愛称の「BOSO BICYCLE BASE」とは、 BOSO 「房総」の各地を BICYCLE 「自転車」で駆け巡るための BASE 「基地」 を意味し、電車そのものをサイクリングの「基地」にしようというコンセプトを表している。 当編成は2017年2月にE233系8500番台に置き換えられて運用を終了した、南武線・中原電車区(現・鎌倉車両センター中原支所)所属ナハ53編成6両(1994年・東急車輛製造製、元京浜東北線・浦和電車区(現・さいたま車両センター)所属ウラ24編成を2009年7月に転用改造)を大宮総合車両センターで再改造したもの。2017年4月12日付で中原電車区から幕張車両センターに転属、「J1」の編成名が与えられた。同年6月から改造工事が行われ、同年9月28日に竣工。再改造に伴う番台区分等の変更はなく、京浜東北線から南武線への転用改造時に改番された車両番号が維持。実際の改造作業はJR東日本テクノロジーが中心となって担当。サイクリング用自転車はタイヤが多種に及ぶため、自転車固定ラックの幅などは自転車メーカーと協議の上での決定。但しロードバイク及びクロスバイク向けに限定しているため、シティサイクルやマウンテンバイク、ミニベロ、リカンベント、3輪型などはラックへの積載は想定されていない。 編成全体での座席数と自転車搭載台数は99ずつ。車外の外装に大きな変化はないものの、車体塗色はコンセプトである「基地」をイメージしたグレーを一面に広げ、ロゴ・号車番号・B.B.BASE オリジナル自転車をアクセントにしたデザインが施される。4号車を除く5両は、扉間に4人掛けと2人掛けの大型テーブル付きボックスシート1組ずつを配置。館山駅・銚子駅寄り(6号車は両国駅寄り)の妻部にも2人掛けのシートを配置。座席はリクライニングこそ出来ないが、E5系以降のJR東日本所属新幹線車両と同様、枕部分は上下させる事が可能。テーブルには充電用のコンセントを人数分設置。全ての座席の背後(扉側)に自転車を縦置き出来るサイクルラックを配置。サイクルラックは自転車積載時に列車特有の揺れに耐えられるほか、緊急停車の際に自転車が倒れないなどといったサイクリストの視点を考慮した設計。2号車は車椅子対応の大型トイレ(真空式)が備えられている関係上、他の車両より定員が1名少なくなっている。4号車は乗客同士が交流できるフリースペースとし、一部の扉(片側4枚のうち3枚)や窓を埋めたうえで、ロングシートとパイプベンチ、大型トイレ、洗面スペースが設置。洗面化粧台機器はE2系の廃車発生品を流用している。また、ビンディングシューズ着用のまま乗車できるよう、全車両に滑り止めが施されたゴム床材を採用している。 なお、既存の幕張車両センター所属車両(2000番台・2100番台)との併結は行わないため、先頭車への電気連結器・自動解結装置は搭載せず、排障器(スカート)も京浜東北・根岸線時代の物から交換せず、塗色の変更のみにとどまる。 (「Wikipedia」より一部改) 【6両J編成 = 全1本 】 マリJ1編成 〔1994年 7月19日 東急車輛製(現編成2017年 4月13日転属)〕 元宮ウラ24編成→横ナハ53編成より転入 【 9821M:深谷~岡部間】臨時列車運転 ◇HM 【 9391M:市川~船橋間】 臨時列車運転 TOP PACEへ戻る 系式別ページへ戻る
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魚谷峠 【いおだにとうげ】 自転車ヒルクライムルートとしては2or3通りある。 他にもこの峠に至る道は3本程(orもっと?)ある。 一部未舗装路だが、ロードでも下手でなければ峠まで十分走れる程度。 峠位置 北区 道所在地 北区 距離 出合橋から 5.79km 路面距離(計算値) 出合橋から 5.84km 最大標高 764m 最大標高差 出合橋から 518m 平均勾配 出合橋から 8.9% スタート 出合橋から 交差点 ゴール 峠(交差点) 地図 ルート地図 出合橋から ルートは結構適当だが、大体あっていると思う。 データはルートの数値参考のため、ずれがある。 峠全景。 右の道が出合橋からのルート(松尾谷)。 まっすぐ奥は石仏峠など。 後ろは雲ヶ畑、祖父谷方面。 自転車と、道標の間から山側へは魚谷山など~芹生峠。 看板左奥は医王沢。 この写真ではわからないが、左後ろから狼峠への道がある。 出合橋から 出合橋~松尾谷ルート 中津川沿いに登っていく道。 滝谷峠へと続く直谷林道との交差点まではそれほどきつくは無い坂道。 交差点から左へ別れ、松尾谷林道へ入るととたんに急勾配となる。 そのまま峠手前までほとんど急勾配が続く。 路面状態 悪路、一部未舗装路。 堆積物等 多い。 交通量 少ない(クルマはほぼ走っていない(軽トラぐらいしか走れない)が、バイクがいる)。 歩行者 ハイカーがたまにいる模様。 路面は基本的にはアスファルトだが、ところどころコンクリート、途中一箇所と最後のヘアピンカーブを曲がり終えたところから峠までが未舗装路。 上でも書いたとおり、ロードでも走れる程度(23cで走れるが、軽量タイヤや乗り手が下手なら知らない)。 途中の短い未舗装区間は貴重なほぼ平地。 最終ヘアピン後の未舗装路区間も、峠に近づくにつれ勾配がゆるくなる。 ところどころがけ崩れや一部道の崩落があるが、自転車で走ることは可能。 舗装状態は、そこまでひどいことは無いが、とにかく落石などが多い。 個人的感覚の峠到達難易度は、花脊、芹生、百井、前ヶ畑よりも高い。 石仏峠から 荒れたダート、ダブルトラック。 ところどころガレている。 石仏峠からとしているが、石仏峠からだと途中までくだりとなる。 どこから登りなのか、そもそもルートラボでは道がわからない。 非常に面倒なため、手動でルートを作ることもしない。 路面状態 未舗装悪路。 堆積物等 未舗装路。 交通量 少ない。 歩行者 少ない。 松尾谷林道とは逆に、ほぼ全域未舗装路。 ごく一部コンクリ打ちがあった気がする。 登坂走行ルート 出合橋から(○) 石仏峠から(○) 登坂未走行ルート その他 スタート地点。 写真左が出合橋。 バス停であり、その名前にもなっている。 橋の名前は、川と道それぞれが出合うために付いたのかも。 松尾谷林道(出合橋ルート)からの峠。 自転車のある辺りから魚谷山などへ。 右奥のダートから石仏峠へ。 看板の奥の谷から医王沢へ。 左奥のピンクリボン手前辺りから狼峠へ。 ダートを左へ行くと雲ヶ畑、祖父谷方面。 石仏峠ルートからの峠。 奥へ行くと雲ヶ畑、祖父谷方面。 わかりにくいが右に狼峠へのシングルトラックが見える。 左は松尾谷林道(~出合橋)。 魚谷峠の札。 この辺りから魚谷山へ登っていく。 魚谷山への登山道付近にある札。 この松尾谷林道、舗装路の状況がひどいためダウンヒルしたくない。 看板隣にある札。 魚谷を、いおだにと読むことと関係があるのだろうか? 狼峠への登山道。
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最終更新日:2024.1.7 THIRDBIKES(ホダカ)値段改訂、新★C「SUPERSONIC CHILL」 〃 廃盤▲「SUPERSONIC(無)TB-22-007」▲「FESCOOL TB-21-007」 〃 アサヒサイクルボスフリー車種(●新規、▲廃盤)、●BS「LB-1」「LB1(DX)」一覧表に登録、他 2023.11.19 ●BS「LB-1」の役割とは 2023.11.12 ●BSがボスフリーの安物系クロスバイクを新発売 2023.1.15 丸石「廃▲ハーフマイラー」「改●バルボアスィンコ 」「新★バルボアセイス,トライアングルSF,アーバニティーAL」 〃 THIRDBIKES(ホダカ) 7車種、アサヒサイクル3車種登録[全てボスフリーのためイマイチ車種欄] 2022.9.11 ▲イマイチ車種を一覧表に追加、◆「フロントシングル」+「後ろ8速」を薦める理由【4】【5】 2022.9.4 ◆「フロントシングル」+「後ろ8速」を薦める理由、他序文追加、一覧表の設置 〃 ◆ディスクブレーキ高額車種の懸念点【整備拠点】【費用】など 〃 [10.0kg]●FUJI「BALLAD」700×28C 、[9.4kg]●K.B(ホダカ)RAIL sakura 700x32C、▲丸石のボスフリー2車種 2022.08.28 UP ▼条件 含む ──────────────────────────── ◆外装変速 ◆フロントシングル ◆リムブレーキ ◆カセットスプロケ(●比較用としてボスフリー車種も掲載) ◆標準タイヤの太さが28mm幅以上 ◆トップチューブが水平に近いフレーム ──────────────────────────── ※BS「マークローザ」などの「★乗り降りしやすいトップチューブが斜めフレーム」は、 クロスバイクではなく「ママチャリ車種」として分類しています ↓ ■ママチャリ(外装変速)17kg以下 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/141.html 含まない ──────────────────────────── ●内装変速、変速無し(シングルスピード) ▲通販(売りっぱなし)前提の安物車種 ▲ラインナップが流動的なCBあさひ等の「量販車種」 ▲17kg超え ▲[要注意] 650C[ETRTO 571] (タイヤ・リム・ホイール) ──────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────── ※ディスクブレーキ車種は非掲載 (理由はページ下部の◆ディスクブレーキ高額車種の懸念点【整備拠点】【費用】など) 及び ※規格のアレコレページより ▲「(油圧&機械式)ディスクブレーキ」関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/88.html#Disk-b ─────────────────────────────────────────────────── ▼フロントシングルのクロスバイク一覧表───────────────── ★C・・・カセットスプロケ ▲B・・・ボスフリー ●ボスフリーとカセットフリーの違い www.riteway-jp.com/itemblog/カテゴリー-14425/2017/11/_kamata ※・・・付属品除く ◆「8速★C」と「7速★C」に大きな違いなし 8速のほうがスプロケを選びやすい。7速カセットでも少しだけ選択肢があるが、8速カセット化できれば選択肢は広がる。 C・・・キャリパーブレーキ、RB・・・ローラーブレーキ ▲ ・・・ 昇順(安い → 高い) ▼ ・・・ 降順(高い → 安い) ★カセットスプロケ車種 重さ目安 変速 メーカー 品名 型番 フレーム材質 前後BR タイヤサイズ バルブ 値段[税込] 色 身長目安 ※9.6kg 外装8★C NESTO(ホダカ) LIMIT 3 NE-22-006 アルミ 前後V 700×32C 仏式 69960円 黒,白 500(173-190cm)440(160-175cm)380(145-162cm) 10.0kg 外装8★C FUJI BALLAD ----- クロモリ 前後C 700×28C 仏式 92400円 銅(橙),白系,紺,黄緑 560(178-185cm)540(173-180cm)520(168-175cm)490(163-170cm)430(158-165cm) ※10.0kg 外装7★C NESTO(ホダカ) VACANZE 2 NE-22-011 アルミ 前後V 700×32C 仏式 59950円 黒,白,赤,紺 500(173-190cm)440(160-175cm)380(145-162cm) 10.2kg 外装8★C Tern CLUTCH ----- アルミ 前後C 700×28C 仏式 68200円 黒,青,緑,灰,白系,橙 540(170-185cm) 10.3kg 外装8★C ライトウェイ シェファード ----- アルミ 前後V 26×1.35 仏式 75900円 黒,銀,白系,赤,青,緑 160-175cm 10.7kg 外装8★C ライトウェイ シェファード ----- アルミ 前後V 700×35C 仏式 75900円 黒,銀,白系,赤,青,緑 173-185cm 10.8kg 外装8★C ライトウェイ スタイルス ----- クロモリ 前後V 26×1.35 仏式 86900円 黒,銀,白系,青,緑 160-175cm ※10.9kg 外装7★C NESTO(ホダカ) VACANZE 2FLASH NE-22-012 アルミ 前後V 700×32C 仏式 65890円 黒,白 500(173-190cm)440(160-175cm) 11.1kg 外装8★C かもめ自転車 K-045 ----- クロモリ 前後V 700×32C ★米式 64800円 黒,白 420(155-165cm) 11.2kg 外装8★C かもめ自転車 K-045 ----- クロモリ 前後V 700×32C ★米式 64800円 黒,白 470(165-175cm) 11.4kg 外装8★C ライトウェイ スタイルス ----- クロモリ 前後V 700×35C 仏式 86900円 黒,銀,白系,青,緑 170-185cm 11.6kg 外装8★C TOKYOBIKE TOKYOBIKE 26 ----- クロモリ 前後C 26×1.15 ▲英式 86900円 赤,青,黄,緑,薄緑,白系 570(175-185cm)530(165-175cm)470(150-165cm) 12.2kg 外装8★C ラレー CLB(Club Sport) ----- クロモリ 前後V 700×32C 仏式 99000円 紺・緑 530(165-178cm)480(155-170cm) 13.0kg 外装8★C THIRDBIKES(ホダカ) SUPERSONIC CHILL TB-23-002 クロモリ 前後V 700×38C 仏式 66000円 紫・水色 160cm~ 15.1kg▲重め 外装7★C BS TB1 TB422 アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 65000円 黒,銀,白,赤,紺,黄緑,水色 146cm~ 15.3kg▲重め 外装7★C BS TB1 TB482 アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 65000円 黒,銀,白,赤,紺,黄緑,水色 157cm~ 15.7kg▲重め 外装7★C ミヤタ フリーダム タフ AFRF502 クロモリ 前後V 700×45C 仏式 67000円 黒,緑 500(160cm~) 女性向け 重さ目安 変速 メーカー 品名 型番 フレーム材質 前後BR タイヤサイズ バルブ 値段[税込] 色 身長目安 ※9.4kg ●外10★C K.B(ホダカ) RAIL sakura KB-22-007 アルミ 前後V 700x32C 仏式 86900円 白 480(170~190cm)440(165~180cm)400(155~170cm) ※外装10段のためチェーン寿命が6~8速より劣ります。 ▲ボスフリー車種(値段の安さ重視)「6万円未満」のみ 重さ目安 変速 メーカー 品名 型番 フレーム材質 前後BR タイヤサイズ バルブ 値段[税込] 色 身長目安 12.1kg 外7▲B 丸石 バルボアスィンコ BALA400K アルミ 前後V 700x32C ▲英式 43780円 黒・青・薄緑 151cm~ 12.2kg 外7▲B 丸石 バルボアスィンコ BALA450K アルミ 前後V 700x32C ▲英式 43780円 黒・青・薄緑 158cm~ 12.2kg 外6▲B アサヒ ニジックドレスコード(M) NDM70A アルミ 前後C 700x32C ▲英式 53900円 黒・白・青 160cm~ 12.2kg 外6▲B アサヒ ニジックドレスコード(L) NDL70A アルミ 前後C 700x32C ▲英式 53900円 黒・白・青 170cm~ 12.5kg 外7▲B 丸石 バルボアセイス BALAMT450K アルミ 前後V 27.5x1.95 仏式(▲英式) 47080円 黒・濃灰・薄灰 158cm~ 12.8kg 外6▲B THIRDBIKES(ホダカ) FESCROSS LIGHT TB-22-005 アルミ 前後C 700×28C ▲英式 42800円 黒・白系 160cm~ 13.0kg 外6▲B アサヒ ニジックシークレットコード NSC70A スチール 前後V 700x28C ▲英式 46200円 黒・灰・赤 159cm~ 13.0kg 外7▲B GIOS ESOLA ----- アルミ 前後V 700x35C ▲英式 56100円 黒・白・青・茶 155~180cm 13.7kg 外7▲B THIRDBIKES(ホダカ) FESWORK TB-22-008 アルミ 前後C 700×32C ▲英式 53900円 黒・紺 160cm~ 13.9kg 外6▲B THIRDBIKES(ホダカ) SURFSIDE TB-22-013 スチール 前後V 26×1.95 ▲英式 44000円 青・緑・橙 160cm~ 13.9kg 外6▲B THIRDBIKES(ホダカ) SURFSIDE(NEW) TB-23-008 スチール 前後V 26×1.95 ▲英式 44000円 黒・水色・橙/紫 160cm~ 14.0kg 外7▲B THIRDBIKES(ホダカ) FESRESORT TB-22-001 アルミ 前後V 27.5×1.75 ▲英式 49500円 紺・緑・白系・水色 160cm~ 14.4kg 外6▲B BS エルビーワン LB764 アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 42000円 黒・白・青・橙 150cm~ 14.6kg 外7▲B 丸石 トライアングルSF TRSF707M アルミ 前後C 700x28C ▲英式 43780円 緑系・水色系・ベージュ 164cm~ 16.3kg 外6▲B 丸石 アーバニティーAL UBAP276K アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 50380円 黒・灰・青 160cm~ 16.5kg 外6▲B BS エルビーワンデラックス LBD764 アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 49000円 黒・ベージュ・紺 150cm~ [掲載未定] ●Wレッグセンタースタンド取付可否 ●フル泥除け(フェンダー)取付可否 ▲▲▲論外:今や廉価品向けコンポーネントのボスフリーで6万円超えの車種の存在意義が全く分からない。 ※14.1kg 外装7▲B NESTO(ホダカ) UNIFY NE-22-014 アルミ 前 C後 RB 700×32C 仏式 73700円 黒,銀 480(170-185cm)420(155-170cm) ※15.4kg 外装6▲B NESTO(ホダカ) SCORTO NE-22-015 アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 61600円 黒,白,紺 480(165-185cm)420(150-165cm) 廃盤 |約13kg|外6▲B|アサヒ|ルーツシークレットコード|RSC70A|スチール|前後V|700x28C|▲英式|48400円|黒・灰・赤|150cm~| |13.3kg|外7▲B|シュウィン|ベルフィールド|-----|スチール|前後C|700x28C|仏式|62700円|黒|165~185cm| |約14.5kg|外7▲B|アサヒ|ビズトレイ|BTS70A|アルミ|前後V|700x28C|▲英式|67100円|黒・銀|155cm~| |約18kg|外6▲B|アサヒ|ビズストレート|BSS76A|スチール|前C後RB|27x1-3/8|▲英式|58300円|黒・灰|145cm~| 条件を絞り込んでピックアップしてみると意外と少なかったので備忘録として。 お薦めできる車種の値段は「▲ボスフリー車種は6万円未満、★カセットスプロケ車種は10万円未満」。 ──────────────────────────────────────────── ※購入に際して ★「納車前の整備を真っ当に施している店」を推奨。 「通販は(自分で不具合判断が可能で工具等があり整備できるか、店に数万円確認費用を支払うことが出来る人以外は)論外」 として、実店舗でも 「ステム・BB・ペダル取り付け箇所の固着防止処理、ヘッドパーツやハブ等のグリスアップ」が 「業態として不可能な」「台数を多く売ることが目的」の店はおすすめしません。 一方で、「個人店でも雑整備する店は普通にある」ので、 店員が「自転車整備に対する思い入れがあるかどうか」を、SNS等の内容などで判断しておきたい。 ※分かりやすいのは「台数販売主義(量販に近い感覚)」だったり、 「具体的な整備に関する記事が少ない」場合は避けたほうが賢明。 ※「5%ほど割引してても良い店」もあったり、 「完全にメーカー希望小売価格でも雑整備主義の店」もあり得るので、 【販売価格だけで判断するのは危険】。 ──────────────────────────────────────────── ▲17kg超え:外装変速であれば比較的軽量な車種を選びたい 18.5kg 外7▲B THIRDBIKES(ホダカ) FESCITY TB-23-013 スチール 前後V 700×32C ▲英式 49500円 黒・紺 160cm~ 18.7kg 外6▲B アサヒ コンフィデンスSスペック CDS76A スチール 前 C後 ▲バンド 27×1-3/8 ▲英式 47300円 黒・銀・赤 166cm~ 18.9kg 外6▲B THIRDBIKES(ホダカ) SOON TB-22-008 スチール 前 C後 RB 26×1.50 ▲英式 46200円 薄紫・薄緑・薄茶 160cm~ 19.0kg 外6▲B アサヒ コンフィデンスRスペック CDR76A スチール 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 50600円 黒・灰 166cm~ ●フロントシングル ★長所「シンプル。前変速の調整不要。交換時も比較的安価で済む」 ▲短所「アップダウンが激しい走行路は不得意」 ▼フロントダブルやフロントトリプルの車種を「フロントシングル」にするとして・・・ 簡単に前3枚や2枚を分離して1枚にできるとは限らない。 また、別クランクとチェーンリングを用意する場合、 「元々のフレーム設計」とチェーンの位置の相性が悪く、 調整してもそう簡単に適切な位置に収まらない可能性もあり、 BB軸長変更も必要なケースも考えると、 気軽に「フロントシングル化すればいい」とは言えない。 ●そもそも、シマノ側で廉価クロスバイク向けに「フロントシングル」のクランクを用意すれば早いのだが、 未だに継続するボスフリーとは違い、何故かこちらにはあまり商品展開しないのが腑に落ちない。 前2枚はまだ分かるが、「街乗りメインの車種」で「前3枚が絶対に必要な人」が多いとは思えない。 しかも廉価グレードの前3枚は「分解不可」だったりするので尚更厄介な存在。 そして、修理時にタイヤ・チューブを他メーカーに変更するのとは違い、 初期搭載ではない特に根幹部分とも呼べる駆動系・変速部分の「規格変更」は「大きな改造」であり、 様々なパーツを用意し、「組み替え"試行"にも費用が必要」と考えておきたい。 対照的に、元々フロントシングルであれば、 店側の納車前整備の時点で、回転させてスプロケ等に接触での違和感があったとして、 調整でも改善が見込めなければ 「フレーム歪みの可能性から」工場出荷時点での不良品と判断できた場合は 「実走する前に(店が納車整備時の段階で)交換」となり、自身で悩む必要はない。 ◆「フロントシングル」+「後ろ8速」を薦める理由 【1】安価 単純に「チェーン・スプロケ等が9速以上の消耗品価格より安い」。 そのわりに、「ボスフリーよりも優秀且つ9速以上チェーンよりも耐久度が増す」ことで 「ランニングコストを抑えられる」というのがメリット。 【2】用途的に「そこまで段数が必要ない場合」は最適 街乗り系でアップダウンが激しいなら 移動用としてだけで考えると、素直に「電動アシスト」でいいだろうし、 「鍛えることが目的」であれば、多少「軽い・重いギア」でも、 シングルスピードや内装3段変速ほど不自由ではないので、そのまま使えばいいという話になる。 (※最長で片道10km程度が目安) 【3】チェーンライン「たすき掛け」に(さほど)無理がない (9速でも大差ないかもしれないものの) 前2枚や3枚にして、整備時の手間を抱えつつ、チェーンラインを気にするくらいなら、 出来るだけリアを少なく8速に抑え 「たすき掛け(斜め)」でも無理の少ない状態を維持できるのは気楽。 ↓ ▼反対に、特に【用途】で「フロントダブル・トリプル」が必須の場合 「廉価なリムブレーキよりも全体的なコストは増す」ことをどう見るか。 ※「フロントダブル・トリプル」でも 「チェーンリング交換可能=分解可能」になっている場合は チェーンラインの位置取りを気にする必要は低くなるが・・・、 廉価品の場合、まず「クランクごと交換」か 「かしめられている箇所をサンダーで削ぎ落とす」ような手間があり、 別途互換性を見つつチェーンリングカバー取り付け等も考えると、 結局のところ「最初からフロントシングル」であることの「手軽さ」を個人的には薦めたい。 【4】少し軽量化に貢献 単純にチェーンリングの枚数が少ないので「そのぶん車重が軽くなる」 ※では、後ろ変速も7枚のほうが良いのではと思うかもしれないが、 「7速のカセットスプロケは選択肢が少ない」という問題、 「6速は基本的にボスフリー規格」なのでお薦めしない。 【5】整備しやすさ 前変速と後ろ変速の両方を調整する必要がないので楽。 構造がシンプルゆえに雑多な自転車店でも整備してもらいやすくなる。 ●リムブレーキ ★長所「比較的安い・多くの自転車で対応可能」 ▲短所「雨天時に止まりにくいか、リムを削りやすい」 ●カセットスプロケ ★長所「構造的に強度が増す・スプロケ選択肢がある」 ▲短所「ボスフリーよりも値段は"若干"高くなる(カセット8速の場合)」 ※S型フレームではないのでリアキャリアにカゴや荷物を積載での運用は困難。 ※ある程度積載する場合は「リュックを背負い続ける」か、リアキャリアに「パニアバック」が前提。 ↓ つまり「買い物前提での用途には不向き」であり、あくまで「移動用途に特化」として考えること。 ◆「S型フレームよりも優れている点は、フレームの強度が高くなる」 「買い物はしない」が「荒めの使い方」であれば、こちらのほうが向いている。 ◆S型フレーム車種と比べて700Cタイヤが多くタイヤを選べる自由度が高い。 ◆個人的なオススメ 全体的に綺麗に仕上がっている「安定のライトウェイ」に、「老舗のアラヤ」。 NESTOも構成としてはおすすめしたいところでも、 「個人店よりも量販系の店での扱いのほうが多い傾向」というのが懸念点。 ───────────────────────────────── [※9.6kg]★NESTO(ホダカ)「LIMIT 3」 700×32C 64350→69960円(税込) (※付属品除く:高輝度ライト、ベル、リフレクター、スタンド、バルブアダプター、ペダル) nestobikes.com/products/limit_3-d/ 500mm(173-190cm) 440mm(160-175cm) 380mm(145-162cm) フレームサイズが異なる場合でもタイヤサイズは共通で700×32C。 ───────────────────────────────── [※10.0kg]★NESTO(ホダカ)「VACANZE 2」 700×32C 58300→59950円(税込) (※付属品除く:ベル、リフレクタ、スタンド、バルブアダプター、ペダル) ※ライト別売り nestobikes.com/products/vacanze_2-d/ ●貧弱な安物ライトが付属するよりも、自分で好きなライト購入費用に充てられるので実はお得。 ───────────────────────────────── [※10.9kg]★NESTO(ホダカ)「VACANZE 2 FLASH」 700×32C 62700→65890円(税込) (※付属品除く:ベル、リフレクタ、スタンド、バルブアダプター、ペダル) nestobikes.com/products/vacanze_2_flash-d/ ●VACANZE 2のオートライト版。オートライトが必要な人には後付交換の手間が省けるのが利点。 ───────────────────────────────── [※14.1kg]▲NESTO(ホダカ)「UNIFY」 700×32C 63900→73700円(税込) ▲ボスフリー (※保安品除く:常時点灯ライト、馬蹄錠、ベル、リフレクタ)? nestobikes.com/products/unify-d/ ───────────────────────────────── [※15.4kg]▲NESTO(ホダカ)「SCORTO」27×1-3/8 58300→61600円(税込) ▲ボスフリー (※保安品除く:常時点灯ライト、馬蹄錠、ベル、リフレクタ)? nestobikes.com/products/scorto-d/ ───────────────────────────────── [10.0kg]●FUJI「BALLAD」700×28C 92400円(税込) www.fujibikes.jp/products/ballad/ ●クロモリフレーム ★8速カセット 8速クロスバイクでは珍しい「フレームサイズ5種類」が最大の特徴。 仏式 ※フル泥除け・Wレッグセンタースタンド可? 430mm(158-165cm) 490mm(163-170cm) 520mm(168-175cm) 540mm(173-180cm) 560mm(178-185cm) 前後キャリパーブレーキ 色:銅・アイボリー・紺・黄緑 Bronze , Ivory , Steel Navy , Apple Green ↓ ysroad.co.jp/ueno/2020/09/14/71717 銅色(ブロンズ)というよりは「メタリックなオレンジ色」 ●ブロンズと名付けるのであれば、このようなカラーであって欲しかった www.charlie-jp.com/2017/06/west-azabu-cycling-club.html ───────────────────────────────── [10.2kg(700C)]★Tern「CLUTCH」700×28C 68200円(税込) www.ternbicycles.com/jp/bikes/471/clutch#tech_specs 700Cは「フレームサイズ"540"のみ」 └◆適応身長目安:170~185cm ●アルミフレーム(RDハンガー破損時は調達必須) ●仏式バルブ ●前後キャリパーブレーキ ◆Wレッグセンタースタンドやフル泥除けも可能のようだ ▲走行重視の車種でもないのにセミディープリム。 ▲【650C】は「タイヤ選択肢が少ない」ため非推奨 ●「GRIT」は「ディスクブレーキ」のため省略 ───────────────────────────────── [10.7kg(700C)]★ライトウェイ「シェファード」700x35C 75900円(税込)~ www.riteway-jp.com/bicycle/riteway/shepherd 700C(適応身長目安:173-185cm)=10.7kg 26HE(適応身長目安:160-175cm)=10.3kg 24HE(適応身長目安:150-165cm)=9.9kg ●アルミフレーム(RDハンガー破損時は調達必須) ●仏式バルブ ───────────────────────────────── [11.4kg(700C)]★ライトウェイ「スタイルス」700x35C 86900円(税込) www.riteway-jp.com/bicycle/riteway/styles 700c(適応身長目安:170-185cm)=11.4kg 26HE(適応身長目安:160-175cm)=10.8kg 24HE(適応身長目安:145-165cm)=10.6kg ◆クロモリ ●仏式バルブ ★前後キャリパーで「泥除け可」 (センター片側スタンドなので)Wレッグセンタースタンドも可 重さから見ても「かもめ自転車の親戚」のような感じ。 ※全体の車体シルエットも細身なので「見た目重視」としてもオススメしやすい。 ◆タイヤ ★700×35C・・・多種多様の選択肢 ◆26×1.35・・・1サイズダウンすればそれなりにある ▲24×1.35・・・507(24HE)で1.35は相当特殊。近いサイズで一般市販品はKENDAくらいしかないので要注意。 ───────────────────────────────── [11.6kg]★TOKYOBIKE「TOKYOBIKE 26」26×1.15 96800円(税込) tokyobike.com/product/tokyobike-26-booking/ tokyobike.com/tokyobike-26/ ●[559]26インチHE 1.15(約32mm)幅 ▲英式バルブ ★8速カセットスプロケ ★クロモリフレーム ※フル泥除け別売り tokyobike.com/product/fender-tb26-bisou26/ tokyobike.com/product/fender-colors/ ※Wレッグセンタースタンド別売り tokyobike.com/product/opendoublelegstand/ ※700Cは「622」、26HEは「559」で26HEのほうが小さい。 ・タイヤ選択肢が多く、慣性で進みやすいのは700C。 ・車高が低くなりやすいのは26HE。 TOKYOBIKEはクロスバイク系統としては珍しく「700Cを使わない車種だけ」が並ぶ。 ───────────────────────────────────── ───────────────────────────────────── ▲「TOKYOBIKE SPORT 9s」「TOKYOBIKE CS」は「フロントシングル」でも、 「タイヤ選択肢が極めて少ない【650C】」のため完全非掲載。 ↓ ※具体的な「タイヤ種類の少なさ」等の注意喚起は、下記650Cのページを確認。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/111.html ※同様に、小径の「451(20インチWO)タイヤ車種」にも注意が必要。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/64.html ───────────────────────────────────── ───────────────────────────────────── ───────────────────────────────── [12.2kg]★ラレー「CLB」99000円(税込) www.raleigh.jp/clb.html ●仏式バルブ ★8速カセットスプロケ ★クロモリフレーム クラシックスタイルがお馴染みの定番車種。 以前は6万円程度だったのでTOKYOBIKEと同じく大幅に値上がりしている。 ───────────────────────────────── [15.1kg~]●BS「TB1(ティービーワン)」27×1-3/8 65000円(税込) www.bscycle.co.jp/items/bicycle/tb1/ [630]27×1-3/8WO → 700Cより選択肢は少ない 純正チェーンケースあり 前カゴや両立スタンドも可 後輪は(フィン付き)ローラーブレーキで雨天時走行を一応カバーできる。 ▲鉄スポーク:折れにくいが、錆びやすい ▲防錆チェーン:錆びにくいが、動きが渋くなりやすい ★ここまでママチャリに寄せていても何故か「カセットスプロケ」ではあるようだ www.c-w-s.sakura.ne.jp/cws02/2017/08/_tb1_2.html 一発二錠リコールの費用回収を兼ねているのか知る由もないが、 急激な値上げの影響を受けて、あまりお買い得な価格とは言えない。 ───────────────────────────────── [15.7kg]●ミヤタ「フリーダム タフ」700×45C・外装7段 58300 67800円(税込) www.miyatabike.com/miyata/lineup/freedom/freedom_tough.html ●タイヤの太さ的に走行重視ではなく「クッション重視」。 しかし、クッション重視であれば「S型フレーム車種+後ろカゴ」で運用したほうが便利に思える。 ◆[神奈川]地域限定 かもめ自転車「K-045」 700×32C 64800円(税込) (販売店での紹介ブログ記事) kosunacycle.com/archives/12147 kosunacycle.com/archives/9797 ◆かもめ自転車の公式サイト kamome-jitensya.jp/bicycles/ 基本的にフレーム形状が水平に近いクロスバイクの情報は非扱いとしているものの 気になったので紹介。 分かりやすく「無駄がない」のが特徴的。 ★★★米式チューブ・・・この時点で「一味違う」と分かる。 つまり、 ★「分かりやすく空気圧管理出来ることにメリットを見出すことができる人達向け」 と言える。 ※そのため、「何か空気口が変で分からん(覚える気ゼロ)、チューブはいつもの(英式虫ゴム)がいい」 という感想が出てくるようであれば、BSのTB-1でも買うほうが用途的に合っている。 (タイヤもバルブもママチャリ規格のクロスバイク風味車種) ※「フル電動での米式採用」は単に海外での規格そのまま何も考えずに輸入しているだけなので話は別。 ↑そもそもフル電動="原付オートバイ"なのだから米式で当たり前ともいえる。 ★ダブルウォールリム・・・シングルウォールとの比較で強度が上がる。 「ナットスペーサーが適切に機能する」ので、仏式チューブにも変更可能。 所有自転車が全てスポーツ自転車で仏式になっているようであれば変更は楽。 ただ、緊急時のガソリンスタンド等での利用を考えると米式運用を強く推奨。 ヒラメポンプヘッドを仏式から都度変更するのが面倒であれば、 米式用にGIYOの3000円程度のフロアポンプ新調をオススメ。 ★クロモリフレーム・・・RDハンガー調達を気にしなくていい ★フロントシングル・・・煩わしいフロント変速の調整や故障可能性が皆無 ★8速カセット・・・・・・当然構造的に劣るボスフリーに非ず。スプロケの選択肢もあり交換しやすい。 ★Wレッグセンタースタンド取り付けを想定済 ★フル泥除けも問題なく取り付け可 ★68-110mmとあるので「カセットBB」のはず ◆Vブレーキ(+パワーモジュレーター)は評価が分かれるところか。 どうせ街中メインで速度出さない走行用途なのだから 「キャリパー」のほうが「急制動抑えられて良いのでは」という考え方と、 「いや、雨天走行も考えるとリムブレーキでもVになるのは必然」という考え方。 これは一長一短なのでキャリパーブレーキ版でも良かったような気もする。 ※シマノのロード系コンポのキャリパーはロングアーチでもフル泥除け非対応ではあるが、 そもそも、ロード系コンポーネントでカセットスプロケ入門の「claris」の必要はない。 ↓ 想定する客層の速度域的に、テクトロかダイヤコンペの泥除け対応ロングキャリパーブレーキで十分と思われる。 カラー: ○ホワイト、 ●ブラック 変 速:★8段変速 フレーム素材:クロモリ タイヤサイズ:700C×32C フレームサイズ(適正身長): 420mm(155~165cm)、470mm(165~175cm) 重 量:11.1kg(420mm) 、 11.2kg(470mm) 付属品:反射板、ベル フレームカラー2色だけは仕方ない。 バリエーションを増やせば増やすだけコストも増すのだから。 数千台単位であればスケールメリットで価格抑制できるとしても、 地域限定販売なのだから無理な話。 ※安易にタイヤサイズではなく「フレームサイズ」で分けているのも好印象。 モデル名●K-045 サイズ●420mm, 470mm (C-T) カラー●WHITE, BLACK 適応身長●420mm/155-165cm, 470mm/165-175cm コンポーネント●シマノ アルタス (8SPEED) フレーム素材●4130クロモリ フロントフォーク●ハイテン ストレートブレード ヘッドセット●FSAスチールカップ リテーナータイプ ハンドルバー●アルミライザーバー(580mm) ステム●アルミ アヘッドタイプ φ25.4mm (75/420mm,90/470mm) グリップ●エルゴタイプ シングルロックオン クランクセット●アルミ クランク●42T シングル チェーンリング●アルミガード付 ボトムブラケット/軸長●スチール (68/110mm) リアディレーラー●シマノ アルタス (8SPEED) シフター★シマノ SL-M315 ブレーキ●テクトロ Vタイプブレーキ ブレーキレバー●テクトロ アルミレバー カセット●シマノ CS-HG40 11-34T チェーン●KMC Z8.3 サドル●ベロ VL-1353 シートポスト●アルミ Φ27.2mm (350mm) ハブ アルミ●32H スポーク ステンレス リム★アルミダブルウォール 32H タイヤ●ケンダ 700x32C ★米式 ↓ ◆カスタムするなら・・・ ●ブレーキ本体 テクトロ → シマノ ●ブレーキレバー テクトロ → シマノ ●チェーン KMC → IZUMI ●ペダル 無名 → 三ヶ島 ●タイヤ ケンダ → パナレーサー等(多種多様) ●BB 無名 → シマノ EBBUN300B10X 68x110mm ─────────────────────────────────────── ▼ついでに雑感 ●「試供品的な備え付けタイヤ = KANDA」は 「海外工場での都合」にしても、いい加減何とかならないだろうかと思う。 ウレタンを結束バンドで括りつけるなどで、タイヤ(チューブも基本)別売りにしてもらいたいのはある。 「拘りが強ければ、フレームから組むのが当たり前」という人ばかりでもない。 ●そういえば、三ヶ島ペダルは近年の車種には初期採用されていない傾向。 クロスバイクで日本企画の車種なら、コスト的に1000円ほどの樹脂ペダルが付属されていてもおかしくはない。 経緯は定かではないが、アラヤリムの国内→海外→ほぼ撤退の様子を鑑みると、 やはり「コスト」「納期」「文句」で煩い完成車メーカー(輸入商社)に振り回されたくないのかもしれない。 シェア100%の競輪ペダルの存在からして、 「実力を買ってくれている人達に向けて提供できれば良し」という考え方であっても納得できる。 ●IZUMIも廉価品に関しては、最後に日本組立になるとコストが増すというのもあるとして、 パナ以外の日本組立の一応国産扱いになるBSの(一部だけ?)電アシには KMCの廉価防錆チェーンの評判が散々なだけに、 とっくに採用されていても良さそうに思えるが、 やはりあまり(特に一般車系統の)完成車メーカーには直接関わりたくなさそうなイメージ。 ●業界を挙げて製品への理解を深めようという気概が足りないように思うが、 本体価格が電動アシストではない一般車であっても最低10万円くらいにでもならないと なかなかまともに広報活動を展開することすら難しいのかもしれない。 ●BSがボスフリーの安物系クロスバイクを新発売 「エルビーワン」 www.bscycle.co.jp/items/bicycle/lb1/ www.bscycle.co.jp/items/bicycle/lb1/#anc04 同じボスフリー車であればユーザー層が広く取れるS型フレーム車にすれば良かったものを トップチューブ高クロスバイク型フレームを新投入。 ・カゴ泥除けあり「エルビーワンデラックス」 ・カゴ泥除けなし「エルビーワン」 リコールの連続と円安のため軒並み高価格になってしまい目先の売り上げを迫られている危機感というよりは 「TB1が高すぎる」と未だにFAX注文しかできないような店達にせがまれた形か。 タイヤが「630(27WO)」なのでそういうことなんだろう。 英式バルブもだが、もう日本くらいしか使ってなさような化石規格をいつになったら辞めるのか。 ●BS「LB-1」の役割とは 「とにかく買うときは5万円以下であること」? 「修理しやすさ重視で、よくある630(27WO)タイヤであること」? 批判している動画 www.youtube.com/watch?v=sJkipNjGDsM 小径自転車へのほぼ全否定動画とは違い同意したいところだが、 「▲6段ボスフリー」も「▲630(27WO)」も「▲後:ローラーブレーキ」も、 「そこらの雑多な店で修理しやすければそれでいい」という客都合に寄せた形で ポジションやらタイヤ選択肢やらの概念は最初から全く想定していないのだろう。 後半では「重さ」について触れているが・・・ www.youtube.com/watch?v=yKdPtFreH7c 「泥除けやスタンド有りのLB-1"DX"の16.5kg」と「GIANTのエスケープR3」を比べる意味とは? せめて「泥除けなどないLB1の14.4kg」と比べるのが筋でしょうに。 ●ステンガードチェーン? KMCの防錆チェーン「Z8.3RB」「Z7 GRAY/BROWN」程度であろう物の何が珍しいのか分からない。 6~8速は共通で「1/2×3/32」が使えることを把握していれば防錆チェーンすら知らないわけなどないと思うが・・・。 「▲表面ザラザラの防錆チェーン」の動きの渋さの問題が電アシでも発生しているのに同様の物を薦めようとは普通思わない。 →★「防錆かつ動きが良さそうな物」としては、KMC「X8EPT」へ ペダルのように気軽に交換したほうが後悔しないだろう。 ◆カスタムできない? ハブをIM20に組み替えて7段カセットスプロケ化、 タイヤをパセラブラックスの28幅に、空気圧管理しやすさで米式チューブ化で一応走行重視には出来るが、 そもそも一般公道の近所移動用に走行重視のカスタムをしようと思う人が 「スポーツ自転車もどきのBS車」をメインで考えるだろうか? 矛盾しているのは「速度を出して走るつもり用途でカスタム前提運用」で話を進めているはずなのに ▲ハブダイナモの搭載を良しとすること 初期装備にB Mのハブダイナモなんて付属するわけがないので 備え付けであれば「軽量ではヒルモ、非軽量では通常のシマノかHapyson(旧中華パナ)か、BSならミツバのハブダイナモ」になるが、 そもそも「速度を出して走るつもり用途」であれば、明るさが十分とは到底思えない。何かしたいのか分からない。 (全てではないかもしれないが)ハブダイナモのハブは半田付けされているのもあり整備性が劣る問題もある。 ▲街中利用でサイドスタンドはありえないという観点もなし 「駐輪場でどれほど邪魔になるのか」くらい分かるはず。 同じフロントシングルでボスフリー車であれば・・・ 丸石 バルボアスィンコ(2023) BALA450Zは ボスフリーでも「12.5kg」で実売で5万円以下だった。 ※但し「前後Vブレーキ」「タイヤは700C規格」 「▲6段ボスフリー」「▲630(27WO)」「▲後:ローラーブレーキ」の 当atwikiページに掲載の同スペック競合品 「NESTO(ホダカ) SCORTO」の場合、61600円(税込)で重さ15.4kgのため 両方BSが勝っている。 否定するにしても、この辺りの「競合会社単位」でのリサーチ不足が否めないのが残念。 さすがに19800円の通販投げ売りと比べるのはどうかと思うが、 自転車に詳しい人達やスポーツ自転車乗りが思う「(広義)ママチャリ」の範疇と 「クロスバイク」の範疇が異なっていて、 クロスバイクという車種のJIS規定があるわけでもないので 何でもありというのが実情なので 「フル電動を(時速25km時にはアシストゼロでなければならない)電動アシスト」 と呼称するような問題とは違い、景品表示法的に問題があるというわけでもない。 そう考えると、安物クロスバイク需要に応えたように見せて 結局は「目先の売り上げ欲しさ」から安物自転車でお茶を濁してきたようにしか見えないが・・・。 しかし新規で今の時期に5万円切る値段で出せるということは 逆に言えばいかに「BSの一般車が軒並み高級化してしまっているのか」という話でもある。 だからこそ、この車種どうこうより・・・ 円安はともかく自業自得でリコール多発させたことも原因の 「異様なまでの値上げ」を是正するために「全体的に値下げ」できるような方策を採ることが 急務ではないのだろうか? それを自転車の精度やパーツをダウングレードすることに終始する前に、 (「定期点検は一応ある」で済ませるだけで、 メンテの重要性を説き車種個別の有用性を周知させる気などないなら) 「車種のみならず"リム・タイヤ規格"の集約」で とにかく在庫を減らし生産種別・補修パーツも減らし 「スケールメリットで値下げを断行することは避けられない」はず。 細かいところで言えば 「フルカバーのチェーンケース」も時代の役目を終えた物であり不要。 「電アシでフルカバーチェーンケース車がなくても販売好調」と証明していることから つまり「実はもう要らない物になってる」ため、 BS以外でも安物自転車への材料費を少しでも安く上げて チェーン注油を怠らせ劣化促進で買い替え需要を促す意味でも また「整備性を向上させる」という店の都合にも優しい 「半面カバー」や「ピストル型ケース」だけに完全に移行することが必須。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼個人的にはイマイチな車種達 [9.4kg]●K.B(ホダカ)RAIL sakura 700x32C 86900円(税込) khodaa-bloom.com/bikes/rail/railsakura/ 「配色的に女性専用の印象が強い」 ●アルミフレーム 仏式バルブ ▲外装10段 ▲10速なので「チェーンの耐久性が下がり、スプロケ交換時のコストも増す」 [13.0kg]▲GIOS「ESOLA」53900円(税込) www.job-cycles.com/gios/collection/detail6.php?22-ESOLA-1 ロクにスペックを書いてない時点で「あまり売る気がない」と判断できるため 「買わないほうが良さそう」となる。 ●2021版も「ボスフリー」 www.cycle-eirin.com/blog/brand_info/167943.html ※2014年仕様「ボスフリー」 revoeliteibtakato.naturum.ne.jp/e2203024.html [13.3kg]▲シュウィン「ベルフィールド」700×28C 62700円(税込) schwinn-jpn.com/21bikes/belfield.html 「ラレーのCLB」に似ているが「ボスフリー」だったり「シートポスト径25.4mm」など完全に別物。 [12.3kg]●丸石自転車「バルボアスィンコ」700×32C ●丸石自転車「バルボアセイス」 www.maruishi-cycle.com/2022/12/02/バルボアセイス/ ●丸石自転車「トライアングルsf」 www.maruishi-cycle.com/2022/11/29/トライアングルsf/ ●丸石自転車「アーバニティーal」 www.maruishi-cycle.com/2022/11/30/アーバニティーal/ ●アサヒサイクル www.asahicycle.co.jp/degital_catalogue/ac_2023/index.html www.asahicycle.co.jp/degital_catalogue/ac_2024/index.html 「全車ボスフリー」。 ▼THIRDBIKES ※14-28Tはボスフリーのみ thirdbikes.com/products/ hodaka-bicycles.jp/branding/ thirdbikes.com/products/fesresort/ thirdbikes.com/products/fescross-light/ thirdbikes.com/products/fescity/ thirdbikes.com/products/feswork/ thirdbikes.com/products/surfside/ thirdbikes.com/products/supersonic-chill-e/ thirdbikes.com/products/supersonic/ thirdbikes.com/products/fescool/ |13.8kg|外6▲B|SUPERSONIC|TB-22-007|スチール|前後C|700×32C|▲英式|35200円|黒・黒/桃|160cm~| |18.9kg|外6▲B|SOON|TB-22-008|スチール|前 C後 RB|26×1.50|▲英式|46200円|薄紫・薄緑・薄茶|160cm~| thirdbikes.com/products/fesmtb/ ※▲前サスなので省略 ●その後探してみたものの・・・ 主要メーカー(代理店)の車種には、 フロントシングルでも「ディスクブレーキ」であれば、それなりに見かける。 リムブレーキでも「フロントダブル・トリプル」の場合もあり、 なかなか全ての条件もクリアしている車種は少ない。 ▲他、多くの5万円未満の車種 搭載コンポーネントからして「安物ママチャリの延長でしかない」にも関わらず、 主な用途を考えると、(乗り降りのしにくさや後ろカゴ搭載運用も困難で)積載力も劣るためメリットは少ない。 ▽型フレームで構造的な強度を得られることで、全体的な鋼材の質自体が低い可能性も考えられる。 ▲▲▲論外:一覧掲載の価値なし▲▲▲サカモトテクノ「オールストリート」53900円(税込) www.sakamoto-techno.co.jp/cn3/cn21/SPORTS.html 相変わらず仕様確認すら独特の作法が必要なサイト。 分かりづらく検索にもヒットし辛い表示にメリットはあるのだろうか。 ↓ 改めて確認すると・・・ www.sakamoto-techno.co.jp/img/sports/allstreet_a.jpg ▲右側「700Cオールストリート」とあるのに「27.5×1.95」←27,5であれば「650B」 ▲右側「シフト:外装7s」とあるのに、左下には「チェンジ:外装6段」上側にも「外装6段標準装備」 ↑ 単純なスペックすらまともに記載できないような車種に購入メリットなしと判断。 ──────────────────────────────────── ◆ディスクブレーキ高額車種の懸念点【整備拠点】【費用】など ●「機械式・油圧式ともに」ディスクブレーキは・・・ → 「車輪を固定する駐輪機との相性」や、「駐輪場での雑な扱い」で不具合が起きる可能性が高まる。 → その後「雑多な自転車店では整備しようと思っても整備スキルも工具もないので不可」のケースもある。 ●雨上がりなど「プォーン」という音鳴りが出やすいという欠点(仕様)もある 「ブレーキパッドを外して「やすりがけ」 → 中性洗剤で洗って十分に乾かす」で改善はするようだ。 ●「ブレーキパッドの摩耗消耗具合が確認しにくい」 ●機械式は「値段安め」でも「整備頻度が多くなる」 ●油圧式は「値段高め」で「整備費用も高くなる」&「オイル入れ替えに時間もかかる」 つまり、「後のことを考えず、気軽に購入してしまうと後悔する確率が高い」。 拠点は自転車用ロードサービスに加入しておくことである程度カバーできるとしても、 自転車にかけられる費用が殆どないのに、 無理をして軽く10万円を超える自転車を買うと後々困ることになる。 (※7~10万円車種でも「きちんと整備」で、結果的に一番得出来る可能性が高いが、やはり「店選び」は重要。) ●「油圧ディスクブレーキ」でも「真っ当に整備できる店がある」とか 「ブレーキ整備費用が(距離次第とはいえ)例えば半年ごとに1万円でも何ら問題なし」であれば このような油圧ディスクブレーキのフロントシングル車種でも良いだろうし、 www.riteway-jp.com/bicycle/bombtrack/bikes/arise-geard2021/ www.riteway-jp.com/bicycle/bombtrack/bikes/munroe2022/ ●「機械式ディスクブレーキ」でも 「頻繁且つ適切に自分で整備できる」、「店に定期的に整備を依頼するので問題なし」というのであれば 特に気にするほどではない。 ◆ディスクブレーキ特有の課題がクリアできるのであれば、 「強度を確保しつつリムを軽くできる」メリットもあるので選ぶ価値もある。 スポーツ自転車メーカーであれば、補修部品の管理コストも考えると、 「スポーツ自転車と共通規格に移行させてしまったほうが都合が良い」というのはあるので ディスクブレーキへと移行してしまっているが・・・、 現実的に「ふらっと立ち寄って整備できる店があるかどうか」の差を埋められるほど 「実際に使用する地域的に恵まれているかどうか」 「整備費用をかけられるだけの経済的余裕があるかどうか」を よく考えた上で購入することが望ましい。 ※規格のアレコレページより ▲「(油圧&機械式)ディスクブレーキ」関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/88.html#Disk-b (主に油圧ディスクブレーキの問題点について掲載) ────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/105.html
Helen s Cycles PRO PATCH タイヤレバー 3本セット 購入価格 100円(新品) 使用期間 未使用 比較対象 なし 評価 * ○○○○○○○○○○ 使用感など まとめて買ったうちのひとつで使わずデッドストック化。
https://w.atwiki.jp/920p/pages/17.html
2chテンプレ 現行スレ 〓SoftBank 920P by Panasonic Part5 http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/keitai/1204367593/ テンプレ 〓SoftBank 920Pby Panasonic Part×× VIERAの技術をケータイへ 。 気軽に楽しむ、身近に感じる、VIERAケータイ。 2008年2月29日に全国一斉発売。 主な仕様(予定) 通信方式 国内 W-CDMA方式 海外 W-CDMA方式、GSM方式(900/1800/1900MHz) サイズ(幅×高さ×厚さ) 約49×106×18.8mm(折りたたみ時、突起部除く) 重さ 約135g 連続通話時間/ 待受時間 W-CDMA網 約220分/約580時間(静止状態、折りたたみ時) GSM網 約200分/約340時間(静止状態、折りたたみ時) 「ワンセグ」連続視聴時間 約4時間30分(ECOモード時:約6時間45分) ディスプレー メイン 3インチフルワイドVGA(480×854ドット) TFT液晶(最大26万色) サブ 0.77インチ(96×25ドット)有機EL(白1色) モバイルカメラ メイン 有効画素数507万画素/CMOS(オートフォーカス・手振れ補正対応) サブ 有効画素数33万画素/CMOS 外部メモリー/推奨外部メモリー容量 microSDカード(別売)/最大4GB カラーバリエーション メタルブラック、ゴールド、ホワイト、ライトブルー、ピンク 主な対応サービス・機能(予定) ワンセグ ミュージックプレイヤー Bluetooth 赤外線通信(IrDA)シンプルモード PCサイトブラウザ 世界対応ケータイ 3Gハイスピード デコレメール S!ミュージックコネクト 着うたフル 電子コミック S!アプリ(メガアプリ)S!速報ニュース Yahoo! mocoa S!タウン TVコール S! FeliCa S! GPSナビ S!おなじみ操作 ソフトバンクモバイルプレスリリース http //www.softbankmobile.co.jp/corporate/news/press/2007/20080128_09/001.html パナソニック920P紹介サイト http //panasonic.jp/mobile/softbank/920p/index.html 920Pまとめ http //www39.atwiki.jp/920p/ 前スレ 〓SoftBank 920P by Panasonic Part4 http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/keitai/1204025331/ 〓SoftBank 920P by Panasonic Part3 http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/keitai/1203145632/ 〓SoftBank 920P by Panasonic Part2 http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/keitai/1201767255/ 質問等はメーカーやキャリアのサイト、まとめサイトにも目を通していただいてから 質問して頂けるとありがたいです。
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/343.html
朝日峰山 GPSで確認済み確定。 眺望は結構良く、山と京都の町が重なって見える。 峠位置 右京区 道所在地 距離 路面距離(計算値) 最大標高 688.3m 最大標高差 平均勾配 スタート ゴール 地図 Google マップ ルート地図 Googleマップでは朝日峯となっている。 Googleで朝日峯と検索すると、もしかして朝日峰?とでてくる。 朝日峰手前の山頂、三角点。 やたら石が多いが、自転車下側の直方体のような形のものが三角点。 この標識を見て朝日峰だと判断しかえってしまった。 札の数からすると、勘違いしている人が多い模様。 林道の分岐からはそれほど遠くないが、結構急なので、担ぎも多い。 松尾峠付近から 松尾峠のある林道からシングルトラックとして道が伸びている。 確か案内札もあり、道自体もわかりにくいことは無いので見逃すことも無いと思う。 シングルトラック自体ももわかりやすい。 ところどころ自転車に乗って走れるが道が道だけに基本は押し担ぎしたほうが良いと思う。 登坂走行ルート 松尾峠付近から 登坂未走行ルート その他 朝日峰手前の山頂からの景色。 なかなか良い。
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/254.html
有栖川沿い林道 大覚寺から北西に行くと有栖川沿いに伸びている林道。 峠位置 右京区 道所在地 右京区 距離 1.85km 路面距離(計算値) 1.87km 最大標高 198m 最大高低差 122m 平均勾配 6.6% スタート 三叉路 ゴール 嵐山高雄パークウェイ高架下 地図 ルート地図 アリス 写真なし。 三叉路から 舗装路、荒れたダート、ダブルトラックガレ道と変わっていき、最後はシングルトラックになる。 溝?を過ぎるとほとんど自転車に乗れない上に、急勾配になる。 川沿いにあり、全体的にウェットな路面。 たまに車が走っている。ハイカーはいないと思うが、散歩や、何かをしている人がたまにいる。 イノシシがいる形跡もある。 途中の分岐を右に曲がるとすぐにダブルトラックは終わるが、押し担ぎすれば菖蒲谷池に行ける。 STを除いて基本的に勾配は緩やかなので、初心者で山道を走りたいというのに向いているかも知れない。 ただし、短めで、登っても何もない。 上り走行ルート 三叉路から 上り未走行ルート なし
https://w.atwiki.jp/jujin/pages/101.html
※**枠内の文は本SSとは関係ありません、リンクを付ける為だけに添えた物です。 自転車にのって 「それではお先に失礼します」 「お気をつけて、泊瀬谷先生」 職員室の出入り口でぺこりと先輩の先生方に帰りの挨拶。今日も素直な一日が、時計の言うとおりに過ぎてゆく。 トートバッグを肩に掛け、学校の廊下を歩いていると、生徒たちとすれ違う。 「はせやせんせーい、バイバーイ」 「廊下を走るなあ!」 「はーい!クスクス…」 彼らも同じように家路に急ぐ者もいれば、居残りで勉学に勤しむものもいる。わたしの勤める学校はけっこう自由。 「泊瀬谷先生、お帰りですね」 「あっ、猪田先生。この間はありがとうございますっ!」 「いえいえ、喜んでいただければわたくしも嬉しい限りです。妻の親戚がみかん農家でしてね」 「それであんなに素晴らしいみかんを!はい、とても甘くて美味しかったです」 猪田先生から頂いたみかん、また食べたいな。わたしのネコミミをくるりと回して感謝を示す。 のんびり炬燵に入りながらみかんを食べるのはネコにとって最高のしあわせ。今年の冬も楽しみだな。 さて、家に帰るかな、学校の自転車置き場へと歩く。遠くの家の子もいるので、自転車で登校する子も多い。 しかし、ここは丘の上の学校。毎朝この坂道を登るのは生徒をはじめ、わたしたち教師も結構つらいことなのだ。 さて、前かごにトートバッグを入れ、 サドルに跨りぎりりと一歩扱ぎだすと自転車は素直にわたしの言う事を聞いてくれる。 校門を出ると下り坂。石畳の両脇には桜の並木。秋休みしている茶色の幹に挟まれて風を切って走る。 つらいこともあれば、嬉しいこともあるのがこの世の道理。 長い坂道を毎朝駆け登ったご褒美は一気に坂を駆け下ることなのだ。 ごらんなさい、この風を切る爽快感。 この快感と今日も一日終わった!との喜びで風がいっそう快く感じるではないか。 生徒たちも一緒に自転車で坂を下る。わたしの生徒も道一杯に自転車を走らせていた。 「スズナせんせーい!」 「こらーっ!あんまり広がって走るんじゃないよ!」 わたしは一応ここの国語教師、あんまり通学態度が悪いと怒っちゃうぞ。 でも、『いのりん』こと猪田先生みたいな威厳もないし、 もしかしたら生徒たちはわたしのことを只の『お姉さん先生』ってしか思ってないかもしれない。 ボーイッシュにきめたわたしの短い髪と自慢の尻尾は風を受けふわりとなびき、 身体中の五感で秋の空気を肌で感じる。 空は茜色に染まり、小さな街灯が優しく輝き始めるいちばん街がきれいに見える時間。 そんな夕暮れの雑踏の中の一人となる。 学校は生徒たちを苛める中間考査を終えて、ひと段落。 しかし、ここでたるんでちゃいけない。わたしも生徒たちのお手本にならなきゃと、 今日のホームルームで教壇の上から檄を飛ばす。 わたしのクラスの生徒たちに向かって、慣れない大声で一喝。 「みなさん、えっとお…テストが終わったからって、気を抜いちゃだめですよっ!」 わたしの言葉は生徒たちに届いただろうか。不安だが、届いたとしておこう。 しかし、どうしても気になる子が一人いた。 ヒカルだ。わたしの言うことなんか聞かずイヌミミをそっぽ向けて窓の外を眺めていた。 尻尾を見てもだらりと垂れているので、わたしなんぞに興味なしっていう所か。 彼は鋭い目つきでわたしをちらり。彼は不良とかの類ではなく、むしろ文学少年。 休み時間はしょっちゅう一人で本を読み、誰と群れることなく過ごしている。 社会に出て間もない新米のわたしには彼の気持ちが分からない。 別の日のこと。今日も一日が終わり、いつもの様に学校帰りの坂を下っていると、 見覚えのある後姿に追いついた。ヒカルだ。 彼も自転車に乗って石畳の下り坂を走る。わたしはわたしでブレーキを緩め加速、ヒカルの横に並ぶ。 「ヒカルくん?ヒカルくんっ!待って」 「……」 「一緒に帰ろ!」 「……」 顔色一つ変えないヒカル、沈黙を続けたまま坂を下りきってしまった。 路地を進んで電車通りに入る手前、もう一度ヒカルに声をかけようとすると、 彼はわたしの家と反対の方へ自転車を走らせてしまう。 わたしの目の前をガタゴトと古い路面電車が走り抜ける。今日も街は正しく回りつづけている。 「みなさん注目っ!今日は答案を返します」 先に行われた、中間考査の採点が終わり各々生徒に返すときがやって来た。 テストの採点は、始めのうちは支配者になった気分でふんふんふんと赤ペンを走らせたりするのだが、 後になればなるほどおっくうになってゆき、精神的にも肉体的にも疲労困憊するというのもだと 初めて採点する側になって分かった。しかも、わたしの担当は国語科。 数学と違って決まりきった回答がない設問もあり、これも始めのうちは「これは、なかなかよい発想ね」 と楽しんでいたのだが、それさえ面倒くさくなる。 つまり、わたしの気分で丸にでも三角にでも、最悪バツにもなるので、後の出席番号の生徒は泣かないで欲しい。 その点、数学科のサン・スーシ先生は採点の際は割り切っていて白いものは白、黒いものは黒とはっきりしている。 わたしには白いものが薄い灰色に見えたっていいじゃない、とか思ったりするのに。サン先生が羨ましい。 と、上の空で答案を返し続けていると、教室からイヌ女生徒の声が上がった。 「スズナせんせーい!ここの問題さあ、合ってるのにバツがついてますよー!」 「あ、わたしもだ」 「え…さっき配った模範解答とよーく照らし合わせて、違ってたら先生の所まで見せに来て下さい…」 なんということだ。わたしの前にはちょっとした行列が出来上がった。 どうやら、出席番号が後の方の生徒を中心に選択肢問題での採点ミスがあったらしい。ミスだ、わたしのミスだ。 これによって点数の上がるもの、逆に下がるものと悲喜交々。また、点数の計算やり直さなきゃ…。 しかし、どうしてツイてないことは立て続けに起こるのか、今日は学校に遅れそうになった。 昨日の採点ミス事件で落ち込んでいたので、気分を変えるために夜遅くまで本を読んでいたのが悪かったのか、 わたしの気持ちがたるんでいるのか。 この際、何もかも悪者にして自分だけが偽りのヒロインにでもなってやろうか、と悪しき考えが脳裏をよぎる。 必死で坂道を自転車で扱ぐ。 近づいてくる時計台の針は朝礼間際だと叫び、生徒たちへの挨拶なおざりに校門を突っ切る。 いつもの自転車置き場に突っ込み、そのままわたしの足で職員室になだれ込むと、 既に先輩たちの教師が朝礼で並んでいた。 校長先生の話は皮肉にも『最近、遅刻する生徒が多い』とのことだった。 ずきずきと自分のことを言われているようで、まわりの先輩たちとは目が合わせられない。 気の向くまま生きている自分を恨みながら、最悪な一日が終ってしまい、掃除当番を除いて生徒たちは帰ってゆく。 わたしも個人的な用事なのだが、家に弟がやってくるので早く帰らなければいけない。 「ほらー!用事の生徒は帰った帰った!」 「はーい、スズナせんせーい」 イヌの女生徒が友達を連れてそそくさと帰ろうとしている。いや、確か今日、彼女は掃除当番であるはず…。 ぽんぽんと肩を叩いて、彼女を呼び止める。しかし、彼女の答えはこうだ。 「今日の掃除当番はヒカルくんと交代してもらったんですう。これって当人同士の合意に乗っ取ったものなんだから、 とっても民主的で合理的な方法ですよねえ、スズナ先生! さ、わんこはわたしの帰りを待ってるご主人さまのところに早く帰らなきゃ!」 「ええ?ちょっと、待ちなさい!犬飼さん!!」 「先生さようなら!みなさんさようなら!また明日、遊びましょ!」 彼女たちの足に追いつけず、そのまま見失ってしまったのは教師失格だ。 これから恥の多い教師人生を送ってしまうのだろうか。 こんな時なら、猪田先生はどう言うだろうか。けっして上から目線でなく、生徒との対話を重んじ、 幾多の生徒からの信頼を受けた事か。猪田先生の影響で教師を目指した子も多いと聞く。 職員室に戻ると、猪田先生の大砲のような声が響き渡る。 「す、すいません!お義母さま!キチンと掃除したはずなんですが…」 「あら、いのりんさん。これでもお掃除したわけですの?ほら…まだまだ埃が残っていますわよ」 何故か『お義母さま』と呼ばれているサン先生にペコペコと謝る猪田先生、 それに乗じて帆崎先生が跪いてサン先生に擦り寄る。 「ほら…こんなにいのりんさんも謝ってることだし、母上さま…もうお許しになさっては?」 「そうね…お掃除しか出来ないウリボウを虐げるのはわたしの趣味じゃなくってよ!」 「お、お義母さま…ご慈悲を…!」*3教師のコントはきっとこれの続き* ダメだ、取り込んでる。側でコーヒーを飲んでいたシロ先生も、渋柿を十も食べたような顔をしている。 おっと、弟が家にやって来る時間に間に合わない。小さく「お先に失礼します」と会釈をして職員室を後に。 しかし、廊下でわたしのクラスの生徒のウサギが困っていた。 「先生…、将来のことで…相談を」 不安に震える若人を見捨てて帰るようでは教師とは名乗れない。そのまま相談室へ。 しかし…わたしは大丈夫だろうか。猪田先生、わたしに力を…。 なんとか相談を終え、わたしも家路を急ぐ。やはり、不安そうな生徒が晴れ晴れとした顔になるのは快い。 ところが、自転車置き場でわたしは薄暗い真っ黒な曇り空になった。 たしか、バッグの内ポケットに…。ない、ないのだ。自転車の鍵がないのだ。 思い当たる所は全部探した。それでもないってことはどこかに落としたのだろうか。 いや、ぜったいバッグの中に入れたはずだ。いつもそうしているもの。 しかし、どう足掻いても自転車の鍵は掛かったまま。鍵を壊して帰るしかないのか。 もう、すっかり陽も落ちかけて下校する生徒も少なくなっている。 おそらく技術教室に工具があったはずだ。わたしには少し無理かもしれないが、やってみるしかない。 そう考えながら校舎に向かうと、中庭の池の側でヒカルが本を読んでいた。 ヒカルの視線がわたしを止めてしまうのは何故だ。 「……」 「ヒカルくん、なに?」 不思議だ。彼はわたしをじっと見つめて沈黙を続けている。鋭い目は何故か優しく見える。 「先生、何?」 わたしよりずっと年下なのに、ヒカルが兄のように見えてくる。 年上のネコが若いイヌをたぶらかすなんて話、みなさん聞いたことありますか? でも、今わたしがそれを聞いたらきっと信じ込んでしまうだろう。わたしはヒカルにことの全てをさらけ出した。 「ふーん」 「…先生、バカね」 ヒカルに気を許してしまったのはきっと、ヒカルが無口な子だからだろう。 この子ならわたしのどんな失態でも、キチンと受け止めてくれるはず…、と勝手に思うのがわたしの悪い癖。 「乗ってく?」 「ええ?何って言ったの」 「……」 ヒカルは黙って歩き出し、わたしは彼に取り付かれたように後を追った。 生徒用の自転車置き場に向かい、そのままヒカルは彼の自転車に跨るとわたしの前で自転車を止めた。 彼は何も言わない。まわりの生徒の声だけがやかましい。 わたしはトートバッグをぎゅうと肩に掛けたまま握り締め、尻尾を揺らしながらヒカルを見つめていた。 「乗ってよ、先生」 「だめよ、二人乗りなんて」 「…先生が困るだけだよ」 言葉巧みではないヒカルの不器用な気遣いに、なかなか気付かないわたしは大バカやろうだ。 後輪の軸に足を乗せてヒカルの肩に両手を乗せて跨ると、自然とヒカルの後頭部が目の前に。 こんな間近に生徒に近づくのは初めて。若いケモノの匂いがわたしの鼻に届いている。 「行くよ」 そうヒカルが言うと、静かに自転車は動き出し、わたしはヒカルにぎゅうと抱きつく。 理由はわからない、何かにしがみ付きたくなるのはきっと自分が不安だからだろうか。 ふっさふさの毛並みであるヒカルの首筋に、思わず顔を埋めたくなるわたしは悪いヤツだ。 いつもと同じように桜並木を駆け下りているのに、風も同じように感じているはずなのに、 胸の鼓動が幾ばくか激しい。 もしかして、ヒカルにわたしの心臓が幾らか心許なくなっているのということが、ばれてしまうのではないのか。 それを考えると少し怖い。どうして怖いのかが分からない。なのに、いつものように風が吹く。 今が桜の季節だったらいいのに。 ならば、この胸の鼓動を桜の花がきれいだったから、と言い訳することができるのに それさえも出来ないなんて、わたしは全くツイていない女だ。季節にまでバカにされている愚直なネコだ。 風吹き抜ける坂の途中、いきなり自転車が止まる。 「ぼく、見たんだ」 「何のことかな…」 「昨日のテスト、返すとき…一番初めに『間違ってます!』って言った犬飼のこと」 ヒカルは淡々と続ける。わたしは黙ってヒカルにしがみ付く。 「アイツ、先に配られた模範解答を見ながら、こっそり間違ってる答えを正解に書き換えてた。 それでドサクサにまぎれて『間違ってバツ付いてます!』だよ。アイツ…いい加減にしろって思いませんか」 答案を持ってきたときに気付かなきゃいけないはずなのに、わたしは全く気付かなかった。 クラスメイトに心許さないヒカルのことだ。どうしようかと悩んでいたら、ヒカルが口を開く。 「ゴタゴタはいやだよ」 このことは忘れよう。ネコの得意技は『嫌なことはすぐに忘れる』こと。 ぐいと再びペダルを扱ぐヒカルにしっかり掴みながら、途中まで送ってもらう事にした。 夜の顔を半分見せだす電車通り。あいもかわらず路面電車は不器用に走っている。 「ここでいいよ。うん、ありがとう」 「…うん」 わたしはすたっと自転車から降り、ヒカルと別れて、最寄りの電停に向かう。今日は電車で家に帰ろう。 普段は雨の日にしか乗らない路面電車、きれいな夕焼けを見ながら電車に乗るのは初めてかもしれない。 最寄りの東通り16丁目電停に着くと、電車乗り場の安全地帯には保健室のシロ先生が立っていた。 「あ…シロ、先生…」 「ん」 「同じ方向なんですね…」 「ほう、泊瀬谷先生が晴れた日に電車で帰るのは珍しいな」 「そ、それが…」 遠くからやって来た路面電車が鋼の軋むブレーキ音を立てて電停に止まり、わたしたちは車内に入る。 ざわつく車内で事の顛末をシロ先生に話した。 白衣を脱いだシロ先生、わたしの話を聞くや否や髪を掻き上げながら推理をする。 「もしかして、バッグに鍵を入れたって錯覚をしてはないか」 「ええ?だって…いつもここに入れて…」 「それだ。その『いつも』が曲者なんだ。泊瀬谷先生は今日、遅刻しそうになっていた。 それであわてて自転車を止めて『鍵をかけて、バッグの内ポケットに入れた』と思い込んでいたんだ。 しかし、実際には鍵なんかはかけてない。 いつもの習慣が邪魔して、鍵がありもしないバッグの中を探していたんだ」 「でも…自転車に鍵が付いてなかったんです」 「そこまでは知らない」 うん…そうですよね…。無茶振りでしたか。 「ところで、泊瀬谷先生…。この毛は」 わたしのほっぺたに手を伸ばして、引っ付いたヒカルの羽毛を取ろうとすると 「次は十字街、十字街です。お乗換えのお客様は…」 空気を読まない車内アナウンスが、シロ先生の手を遮る。 街の中心、十字街電停でシロ先生とはお別れ。どうせ壊せば自転車にまた乗れる。 盗まれなかっただけ幸い、とシロ先生に励まされ、そのまま電車に揺られてわたしの住む町へ。 わたしたちオトナや生徒たちと同じくらいの子と乗り合わせ、時間を共有する。 自転車と違って電車から眺める既に真っ暗な秋の街のる景色は何故か新鮮だ。 「次は蕗の森ー、蕗の森です」 わたしの住むアパートが最寄りの電停。ここで下車をして、アパートに向かう。弟が待っている。 しかし、弟の代わりに待っていたのは玄関のドアノブに引っかかった麻の袋、その中に差し込まれた置手紙であった。 『姉ちゃんへ。あんまり遅いんでお土産だけ置いて帰ります。弟より』 ごめん、姉ちゃん間に合わなかったね。袋を広げてみると、中身は熟れかけたみかんだった。 その黄色いみかんの中にふわりとヒカルの白い羽毛が落っこちた。 自転車は学校に置きっぱなしなので、翌日も電車と徒歩で学校に向かう。いつもより早い時間に出るのは 今日これっきりにしたい。しかし、足で登る坂とペダルで登る坂はこんなに違うのか。 自転車がこんなにも頼りがいのあるヤツだったとはしらなんだ。スイスイ登ってゆく生徒たちが恨めしい。 だけど、予定より少し早く職員室に着いたのは嬉しい。 見渡すと帆崎先生にシロ先生、そして猪田先生がお茶を飲んでいた。 緑茶の香りに誘われて、先生方へと近寄ると猪田先生、わたしを見てこう言い出した。 「いやー、昨日は悪いことをしてしまいました、泊瀬谷先生」 「わ、わたしに?何でしょうか?」 「実はですね、昨日のお昼休み校内の見回りをしていたところですね、 泊瀬谷先生の自転車に鍵が付いたままの所を見つけたんですよ。 最近、自転車の盗難が多発しているとよく耳にするので、 鍵を掛けておいて泊瀬谷先生にお渡ししようと思っていたんですよ」 巨体に似合わず恥ずかしそうな声で続ける猪田先生。 「ところが、その後は先生とすれ違いばかり。 結局、先生に会うことなくお日様が落ちてしまったというわけなんです。 ああ!面目ない!!どうも失礼いたしました、泊瀬谷先生」 猪田先生は深々と頭を下げながら、わたしにわたしの自転車の鍵とお詫びにと、みかんを差し出す。 シロ先生は静かにみかんを剥いていた。 青空に映える飛行機雲のような猪田先生の真っ直ぐさに心打たれ、わたしの曇り空も少し晴れたような気がする。 片隅でニヤリとしているシロ先生。昨日の推理は当っていたのだ。 少し早めに教室に行くと、ヒカルが一人で本を読んでいた。 昨日感じたヒカルの温もりと、自転車の風がわたしの胸に蘇ってきた。 「いつも、本…読んでるね」 「…猪田に勧められたんだ」 へえ、他人嫌いなヒカルのいつもと違う一面を見た気になる。ヒカルは目を擦りながら読み続ける。 あんまり目を使いすぎるとよくないぞ。そっとみかんをヒカルに差し出す。 「みかん?どうしたんですか、これ」 「…猪田先生に勧められたんだ」 おしまい。 関連:泊瀬谷先生 ヒカル君 白先生 猪田先生 帆崎先生 サン・スーシ先生
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最終更新日:2024.6.16 「▲55○→パーツクリーナー」でローラーブレーキ専用グリスを流す素人整備に注意 2024.3.10 ★汎用グリスを使わせないための一案【専用の充填剤】 2023.10.15 ◆ローラーブレーキ専用グリス充填時の注意点 2022.6.26 ●BR-IM31-R(放熱フィンなし)の僅かな変更(本体文字色が変更のみ) 2022.3.27 ●ローラーブレーキ純正グリスの10g(Y04140020)がシマノ掲載外へ 2022.1.2 ▲純正グリスの充填に200円→約500円すら払いたくない理由とは・・・? 2021.12.19 【重要】●[BR-IM31-R]ローラーブレーキが効きにくい原因の1つは【ブレーキレバーの不適合】 2021.10.17 ◆パナソニックの子乗せ車に「BR-C3000-R」採用 2021.10.3 ◆【2021年9月下旬】ローラーブレーキ現行品調べ 〃 ▲廃盤[BR-IM31-F] ▲廃盤品:旧品データ(現行品でも海外扱いのみの6050,6060も最下部へ移動) 2021.5.2 ●【海外市場のみ】BR-C6050-F (前用) 2020.12.06 ▼ローラーブレーキ専用グリスを安く充填する方法 [2020年12月6日調べ] 2020.11.08 ローラーブレーキ専用グリスの販売店掲載(ヨドバシ,モノタロウ,amazon) 2020.10.25 ◆【重要】汎用グリスの充填は厳禁(モリブデングリス・ウレアグリス・他) 2020.03.01 ●グリス注入での整備ポイント 2020.02.23 ●効きが悪い理由に「個体差」もあるという【追記3.1】 2019.12.22 ●ユーザーのノーメンテで「壊した」が根本的な原因とは 2019.12.15 ●ローラーブレーキも酷使すれば音鳴きする ◆【重要】汎用グリスの充填は厳禁━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q (専用品以外の)__グリスはOKですか? → A 全て不可です。 使っていて問題ないという風潮に流されて安易に非推奨グリスを使うのは絶対に避けてください。 専用品以外を使ってケチろうとせずに、専用品を安く充填できる方法を模索しましょう。 ▼ローラーブレーキ専用グリスを安く充填する方法 [2023年12月調べ] ────────────────────────────────────────── ▲[参考] 非適合グリス 二硫化モリブデングリース 80g 549円+送料550円(税別3500円未満) www.monotaro.com/p/5841/2487/ ※「(80g÷1回5g)16回ぶん使えるので(送料込み合計1099円÷16=)1回約68円」 400g 約700円(送料無料) www.yodobashi.com/product/100000001001990128/ ※「(400g÷1回5g)80回ぶん使えるので(合計700円÷80=)1回8.75円」 ↓ CBあさひでの純正ローラーブレーキグリス充填との比較で安くできることを喜ぶ人もいるかもしれないが・・・ ↓ 重要なブレーキ装置に、通常"頻繁充填ではない"のに「僅か500円」をケチる意味とは? 逆に、充填機会が多ければ尚更「約1500円出してでも純正グリス100gを買う意味がある」。(1回約75円) ────────────────────────────────────────── ▼小分けされたローラーブレーキ専用グリスを探す ●ヤフオク:約5g小分け 約250+送料120円 ●メルカリ:約9g小分け 約630円(送料込み) ▲2回充填未満の中途半端サイズ ★店舗で充填する「グリス+工賃」 ※個人店でも大抵は「約500円」で可能。 ●CBあさひ:ローラーブレーキグリス注入 550円(税込) ※グリス代込みの料金 www.cb-asahi.co.jp/lp/service/maintenance/price/ ●イオン北海道 ローラーブレーキグリス注入 550円(税込) www.aeon-hokkaido.jp/cycle/repair/images/price_general.pdf 【ポイント】個人店・量販店問わず、シマノ取説すら読んだこともない店員に任せるのは避けたい。 グリス充填口がリアキャリア等で奥まっていて差込みにくい場合は、 予め「シリンジとキッチン量り」を店に持ち込んで量りつつ使ってもらうことをオススメ。 シマノ取説にある通り、ノズルを12mm以上差し込み、ゆっくり車輪を動かしながら満遍なく充填されているかどうかが重要。 si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 ★「非適合品の購入ではなく、純正グリスの充填を選ぼう」 近所の店での値段が心配なら、電話やメールで「ローラーブレーキグリス充填は工賃込みでいくらですか?」と事前に確認。 (※電話口で「面倒そう」だったり「何故か半ギレや半笑い口調」であれば、別の"まともな"店へ) 但し、他の安全装備品にも問題があって直す気がない場合は(違法状態を野放しに出来ないため)断られる可能性あり。 「例:ブレーキシュー、ブレーキワイヤー、反射板、(夜間であれば)ライト、他」 自分の命の値段が修理費用よりも安いとは思わないのであれば、忠告に従って必ず修理すること。 ───────────────────────── ◆ローラーブレーキ専用グリス充填時の注意点 「キッチン量りを持っていない」 「シマノ取説すら確認する気が無い」のであれば、 自分で作業するのは止めましょう。 「駐輪環境・走行距離・勾配・ブレーキ頻度」など グリスの減少状態から適正な充填量や頻度は異なりますが ★1回の充填量の目安は約5g si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 ローラーブレーキ用グリスを補給するときは、グリス穴キャップを取り、 (シリンジ使用が分かりやすいが、シリンジを使わないのであれば) グリスノズルを12mm以上差し込んで、 「極少量づつ充填」し、小まめに量りながら 車輪をゆっくり【反時計回り】に回転させながら注入。 マイルドな効きから鋭い効きになりはじめたら充填のタイミングと言えます。 もしローラーブレーキからブレーキ時に音鳴りしているなら即充填が必要。 「ブレーキ装置」は命を直接預ける大切な機構です。 決して甘く見て"テキトー整備"にならないように重々お気を付けください。 ───────────────────────── 未だに汎用グリスで大丈夫と思う人もいるようなので再掲載。 平然とモリブデングリスやウレアグリスを充填することを是としているような 難あり整備情報ページまで野放しで存在する始末。 街乗り自転車向けのシマノFBを消したのはどう考えても悪手だったというべきか、 安全性に関わることなのだから、 せめて(現状ほぼ役立たずでしかない)公式ページに entry-parts.shimano.co.jp/tsugaku/roller_brake.html ◆ローラーブレーキ用グリスの「代用品はありません」。 ◆モリブデングリスを専用品と称して割高販売しているわけではありません。 ◆ウレアグリス他の汎用グリスも厳禁です。 ◆ウレアでもモリブデンでもないブレーキパッドグリスでも不可です。 と、 「なぜ充填してはいけないのか」という下記理由も事細かに示した上で、 問題のある整備情報を書いているような該当ページの管理者には、 シマノから直接、訂正を促すよう積極的に動くべきだろうに、なぜこうも 今後スポーツ自転車を下支えするかもしれない人達の基礎にもなる 一般車の情報を軽視するのか理解に苦しむ。 5★★ローラーブレーキ専用グリス https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#chemical5 ■「市販のモリブデングリスを使っているのですが・・・」 ■「エンジンオイルは高熱に耐えれるので使えますよね?」 ■「スプレータイプのオイルを入れていますが大丈夫ですよね?」・・・といった様々なお問い合わせを頂きます。 これらの質問には「使えません!」とお答えしつつ、 「ローラーブレーキ専用グリース」の特殊性をご説明申し上げています。 4★専用グリス開発秘話の1 https //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb4 「グリース」って馴染みのない方も多いかと思いますが、 一般的に「潤滑材」と呼ばれる「モノとモノの摩擦減らすための油脂類」です。 ええーっ!そんなモンを「摩擦を発生させることでブレーキ力を出す」 ブレーキの中に入れたんですか~(@@)・・・と思われるかも知れませんが、まさにその通り。 実は市販されている様々なグリースを入れテストしましたが、 まったく目指す性能が出ず、苦難の道を歩むことになったのです。 5★汎用グリスは不適格(開発秘話の2) https //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb5 そのグリースに必要な性能をおさらいしますと 1)ブレーキ力を発生させる時には滑りにくく、内部の機構を動かす時には滑りやすい性能を持つこと 2)ブレーキ力は摩擦により発生しますが同時に熱も発生します。 ブレーキをかけながら長い下り坂を下ると、ローラーブレーキの内部温度は200度近くにもなります。 また、冬季には気温が零下の環境でも使えなければなりません。それらの激しい温度変化に耐えること 3)ブレーキを発生させるときに金属同士を接触させますが、いやな「キーキー音」を出す成分を含まないことでした。 いくら探してもそんな「都合の良いグリース」は世の中に存在しませんでしたので、 「なければ、作ってしまおう!」=当社の得意技♪・・・と工夫を凝らして開発したのが、 この内部の部品に「ネチョネチョ♪♪」と纏わりつく「ローラーブレーキ専用グリース」たったのです。 でも、こんなに苦労を重ねて開発した専用グリースなのに、 「“ローラーブレーキ用グリース”の色は 市販の“モリブデングリース”と同じだから、成分も一緒では?」 ・・・・な~んておっしゃる方もいらっしゃいますが、 その成分と性能は似て非なるもの。 決して誤用しないで下さいね、みなさん! クレ556を安易に使用しまくる人などもそうだが、 「適切であるかどうかの判断すら出来ていないのに自転車の整備をすべきではない。」 ネット環境があって最低限の整備料金としての数百円単位の金銭すら 生活の足としての自転車整備の費用に捻出できない人が多いはずがないのだから、 決してケチろうとは思わないこと。 ★1回の充填量の目安は約5g si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 ▼充填時の手順 ※100gの純正ローラーブレーキグリスの場合、内部のキャップを外しておく (1)ローラーブレーキ本体のグリス充填穴のキャップを外す (2)12mm以上差し込む (3)車輪をゆっくり回転させながら[約5g]を目安に充填。 【約20回分】▼100g 約1400~1700円 ローラーブレーキ専用グリス「Y04120400」 www.monotaro.com/p/3679/9393/ www.yodobashi.com/product/100000001001146726/ www.amazon.co.jp/dp/B00H8M0JWC/ ●ローラーブレーキ純正グリスの10g(Y04140020)がシマノ掲載外へ set.shimano.co.jp/bc_catalog/parts/ 元々割高だったので消えるのは必然だったというべきか。 ◆リアキャリアが邪魔で差し込みにくい場合(極細チューブ付小型シリンジ)約700円 www.yodobashi.com/product/100000001003372349/ www.amazon.co.jp/dp/B015VYXGTG/ チューブが柔らかく差し込みにくい場合は半固定できるように工夫するだけ。 ↑ 間違ってもブリヂストンのノズル(GN-ROL B620104)を買うようなことは薦めないが さすがに100均レベルの樹脂ノズルに約4000円はありえないと思った人が多かったのか既に販売終了。 www.yodobashi.com/product/100000001002919821/ ★汎用グリスはローラーブレーキグリスの代用にはならない http //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb5 http //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#chemical5 使えるから問題ないと勝手に判断しても「それが大丈夫」とは限らない。 安易に使用することのないよう十分に注意しておきたい。 ◆◆モリブデングリスとは成分配合が異なるので必ず純正品を使用すること。◆◆ 量が少なすぎれば「音鳴り」、「多すぎ充填でもブレーキ性能が低下」 充填時期は急制動気味や音鳴り発生時に。 適量は量りを使い、注入には「AZ 注入型計量容器」などのシリンジを使うのが最良。 サーボと同じくキャリパーやVブレーキに比べ重いという欠点もあるが雨天にとても強い。 各種グリスと違い色は真っ黒。(ちなみに内装ハブ用は白っぽい色) ◆バンド/サーボブレーキなどへは使用厳禁。 ●ローラーブレーキに専用グリスが必要だということ cs-shinwa.sblo.jp/article/170314243.html 購入時に説明すべきだろうとは思うが、大抵は、その場で1回説明したところで 恐らく「はいそうですか」で終わって1週間どころかその日のうちに忘れている可能性大。 ワイヤーの初期伸びが起こる購入1ヶ月は車種限らずで、 その後は野ざらし保管や屋根下駐輪であれば月1で、 カレージ内保管でも2か月に1回くらいのペースで定期的に調子を見てもらうことで 不要な出費やトラブルを減らすことが出来る。 しかし、客としてその店に訪問しやすい雰囲気があるかどうかという話でもある。 いくら客のことを思ってとはいえ即説教コースに突入する店があるとすれば、足が遠のくのも無理はないと思う。 (反対に、笑顔で接しやすい雰囲気でも整備力が低く、むしろ悪化させるような状態にした挙句 「この値段ですし仕様ですね」で済ませる店というのも勘弁してほしいが・・・) 1回約5g、ローラーブレーキ専用グリス「Y04120400」 は100gなので 100g÷1回約5g=約20回(台)使えるが、 黒グリスで見づらいこともあり、計測も面倒なので、容器内に残ることも考えて1回ぶんを6gとして、 使い切りのミニスポイトに入れたものを安価で市販してくれないものだろうかと常々思うが、 コスト的に割高になるのでシマノ的には今後も販売しなさそうなので、 やはり店で約500円払って充填してもらうか、素直に100gを買うしかなさそう。 ●グリス補充せず乗り続けたローラーブレーキの末路 ローラーブレーキなのにキーキー音が出ることになる。 もちろん、「キーキー音が出ていなくても」「利き難くなった時点で」、 ワイヤー等の交換や調整を 「ローラーブレーキ専用グリスの補充タイミングと補充量を判断できる店」に任せることを薦める。 ※過剰充填でも問題になるので要注意。 ▲純正グリスの充填に約500円すら払いたくない理由とは・・・? www.cb-asahi.co.jp/lp/service/maintenance/price/ ローラーブレーキグリス注入 330円(税込) → 550円(税込) グリス代込みの料金となります。 近くのCBあさひの店舗まで数十分?で難しいと仮定して、、 近隣自転車でもローラーブレーキグリス充填を依頼したくない理由を慮ると・・・ (1)▲「性能差などない」=「市販品と同じなのにシマノが暴利を貪っている」という「思い込み」。 (2)●シンプルに「500円ですら高価に見える生活を送っている」ため。 (3)●近くに数店舗あっても、様々な理由から他店購入車の作業拒否のため依頼できない。 (4)●近くに数店舗あっても、殿様商売やまともに対話する気がない店員の問題。 (5)●逆に近隣店から全て出禁になっている。[ユーザーの問題] ▼充填頻度で費用効果を考えると・・・ ●数か月~約1年 → 1500円超で100g入りを買っても(余程高齢でなければ)元は取れる。 ●数年に1回のみ → 自転車店で約500円を支払うだけ。(月額換算で10円以下) 通常は金額が問題になるとは思えない。 「小銭をケチりたいがために、純正グリスが市販品と同じ」ということにして、 どうしても非純正品を使いたいと思うのであれば勝手に使えばいいと思うけども、 「自分は問題なく使えている」など、使用が妥当かのような感想を書かれても困るわけで。 それに、真剣に(2)であれば、そもそもネットで時間を潰している場合ではないような。 他のもっと大切なことに時間を使って欲しい。 ▼近隣に充填依頼できる店がないと仮定 「オークション等での入手が面倒」、「数年に1回遠めの自転車に行くのも面倒」、 「でも純正品に1500円超は絶対に払いたくない」と思わせてしまっていることの根幹は・・・。 「約1500円で済む」を「約1500円もかかる」と 1本買えば(約20回ぶん)一生使えると思われる ローラーブレーキ専用グリス「Y04120400」を買うだけの 「(1)価値も意味もないと思わせてしまっている原因」としては、 【シマノ側で(現在は)理由を提示していない】のもある。 「説明不足による理解力難民」が出ている現状を もしシマノ側が何とも思っていないとすれば、これこそが問題に思えてくる。 ★汎用グリスを使わせないための一案【専用の充填剤】 twitter.com/ASAHICYCLE/status/1765639741150744693 ローラーブレーキのグリス切れによる音鳴りの相談 ちょっと今日は時間がないので~というとこまではいいのですが、 お連れの方が「要はグリス入れればいいんですよね?」とちょっと怖い質問 ローラーブレーキグリスって専用のモノ以外は絶対入れないでくださいと念押ししましたが なんか心配です twitter.com/LionKape/status/1765707858010910804 非常にわかる!自分の場合は、怖いのでグリスとか油とか言わずに、 「使っていくうちに、音消すための専用の充填剤が焼けとんでくので足さないとですね。」とか言うようにしてます。 グリスとは言わないことで自己整備を避ける良い案。 しかし「グリスだったら何でもいいだろう」「色が同じだから成分も同じだろう」と 自己責任で使用例を公開しているのが素人であればまだしも、 そんな有様の自転車店もあるのだから困りもの。 不適合車両に子乗せ取り付けてしまうような店にしても そういう店とはメーカー側で取引しないように出来ないのだろうか。 「▲55○→パーツクリーナー」でローラーブレーキ専用グリスを流す素人整備に注意 x.com/bicycleoshigamo/status/1799725090424381744 「音がする→55○→パーツクリーナー」という最悪の処置。 最初に「ローラーブレーキ専用グリス」を注入すれば一発で解決できたのに 間違いに間違いを重ね、最終的にブレーキが効かないと自転車店に持ち込まれる。 まずその友人とやらが さほど詳しくない量販の自転車売り場の店員よりも詳しいという保証がどこにあるのかと・・・ 体調不良で医者に診てもらわず聞いて解決するとでも思うのだろうか。 ネット検索でも専用ではない汎用グリス注入している詐欺広告並に酷い記事もあるが… 正しい情報を取捨選択できないなら、素人整備はせず「専門家」に任せましょう。 しかも「前ブレーキを使わない」など言語道断。 「後輪は主に減速目的」制動は主に前ブレーキで重要なことも知らない。 こうなるから「通年での交通教育をしましょう」という話にもなるが 買ったであろう別の自転車で教えてもらったとしても この感覚であればすぐに忘れてしまいそうなので無駄かもしれない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ローラーブレーキ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最初からローラーブレーキが付いているハブでなければ取り付けられない。 どうしてもというなら、ハブやホイールなど交換すれば取り付けられるが、 フレームエンド幅や軸径に互換性があり対応していなければ取り付けは困難。 意味がよく分からなければバンド/サーボ系→ローラーブレーキというのはやめたほうがいい。 音鳴りがするようになったときには専用グリスの充填が(少量)必要。 バンド・サーボブレーキは本体ごとの交換が必要だが、 ローラーブレーキの場合、基本的にはブレーキ本体ごと交換する必要はない。 グリスの注入を忘れなければ耐磨耗性でサーボより優れる。 ■前輪にローラーブレーキをとりつけるには新フォークが必要 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=785921111467120 id=466183956774172 前輪制動にローラーブレーキを使っている2021年現在の現行車種は パナソニック自転車「レギュラー」 cycle.panasonic.com/products/rg/ もしくは「Blessのビーチクルーザー」。 www.blessbike.com/ どうしても前輪ローラーブレーキにしたい場合、 補修パーツとして前フォークを取寄せるしかないが、 交換したい自転車との互換性があるかどうは現物合わせになるので賭け。 ●ローラーブレーキの効きが悪い? 【1】ブレーキレバーの"ワイヤー引き量"が足りない【不適合品】 特に「安物自転車では不適合品が使われている可能性が高い」ので、素直に交換しましょう。 「BR-IM31-R」のブレーキレバーは「BL-C6000」がシマノの正式な互換品。 (詳しくは【ブレーキレバー】のページを参照) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/30.html (※ハイパーローラーブレーキ(BR-C6000-R)に交換するのであれば、 最適な効果を発揮するブレーキレバー「BL-C6010」に同時交換。) ※BR-C3000-R、(BR-C3010-R)も同様。 ブレーキケーブル/ワイヤーも専用品を使うと良い。 グリップもエルゴン等のねじ止め式へ同時交換すれば後に楽に交換作業できるようになる。 【重要】●[BR-IM31-R]ローラーブレーキが効きにくい原因の1つは【ブレーキレバーの不適合】 www.diacompe.co.jp/qa ●シマノ社製ローラーブレーキはワイヤーの引き代が14.5mm以上必要とされています。 一般のレバーは10㎜前後ですので、ローラーブレーキをご使用になる場合は 専用レバー(CT180N)が必要になります。 よって一般のサイドプル用レバーを使った場合、 ブレーキが効かないということが考えられますのでご注意ください。 ↑ つまり、"テキトー"に部品選択されているような、特に「安物自転車」の場合、ローラーブレーキが採用されていても、 「ワイヤーの引き量が足りない」=【不適合なブレーキレバー】と組み合わされている可能性が高い。 ↓ よって、「BR-IM31-R」の場合、 純正で適合するシマノBL-C6000の供給が不安定な以上は、 ヨシガイ(ダイヤコンペ)「CT180N」などを使うことで、問題を「1つ」回避できる。 (●テクトロ製の「CL332」もBR-IM31-R対応) (●吉川製作所(YSB)「BL618AS-A」もBR-IM31-R対応) 参考画像●AF200のワイヤー引き量は少ないが・・・ blog.kanazawacycleparking.jp/bicycle/v-cr-brake/ blog.kanazawacycleparking.jp/wp-content/uploads/2020/10/DSC_1403-480x446.jpg ↓ www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00643862 左:ローラー・バンド兼用 どうやらこれも「BR-IM31-R」であれば対応。 ▲安物の(芯は鉄でも)樹脂のブレーキレバーで力が逃げている 樹脂製かどうかよりも、ワイヤー引き量の開始位置(ワイヤー末端のタイコ部分が収まる部分の位置)が 短いために、ワイヤーの引き量が不足することで制動力不足に陥っている可能性が高い。 【2】ワイヤー調整が出来ていない 見かけだけの完成車は真の完成車ではない。 効きはじめの位置など「適切に調整されていないことを疑う」必要がある。 ※大量販売の通販購入車が適切に整備できている可能性は低い。 単なる調整不足を製品の問題にすり替えるようなことは避けたい。 【3】走行方法の問題 ・雨天時に晴天時と同じように速度を出すだろうか? ・積雪で路面状態が悪いのに平坦路と同じような走行をするだろうか? 「速度を出し過ぎない」 「交差点や歩行者がいれば早めに減速」 「常に【飛び出しがあるに違いない】など"予測運転"を心がけること」 【4】状況的に止まりにくい 例えば、荷物込みで100kg超えの過重状態で速度を出して余程の急坂を下れば止まりにくいのは当たり前。 ※放熱版が"ない"ローラーブレーキの場合、長い下り坂の継続制動で効きにくくなるのは「仕様」。 【5】グリスの使い方を誤っている ◆特殊な配合がされている純正品のローラーブレーキを【適量】使うこと。 ◆適正効果が発揮できなくなる汎用グリスの使用も当然厳禁! ◆但し、ローラーブレーキ専用グリスでも、シリンジなどを用いて「約5g」が目安。過剰充填すれば効きにくくなる。 【6】製品の特性を理解していない 根本的に「キーキー音がするバンドブレーキ」とは制動具合が異なるため、 同じ感覚で使うと違和感があるようだが慣れるしかない。 後輪ローラーブレーキ(標準的なBR-IM31R)とは 基本的に「急制動」が目的ではなく「減速が主な役割」。 元々の標準的なBR-IM31-Rは(当然JIS基準はクリアしていても)「ブレーキ力重視」ではなく「コスト重視」 調整しても物足りない場合は「ハイパータイプのローラーブレーキ(BR-C6000-R)」に交換してみることを薦める。 (但し、シマノ製品とはいえ、ブリヂストン等のメーカー経由ではなく、 スポーツ車関連の製品も取り扱う「シマノセールス(シマノ直結の問屋)」との直接取引がない店からの取寄せは恐らく難しい) ※最初からハイパーローラーブレーキが初期搭載されているような珍しい車種を扱っていれば補修品でも取寄せ可能。 ●どうやっても改善を実感できない場合 調整しても、ハイパータイプに交換しブレーキレバーを専用品に交換しても 「どうしても急制動したくて仕方ない」物足りないというのであれば、 最終的にはバンドブレーキの車種を買い戻すか、「前後Vブレーキ車種」に買い替えるしかない。 しかし、Vブレーキの使い方を理解せずパニックブレーキで大怪我を負うとしてもそれは自己責任。 ●効きが悪い理由に「個体差」もあるという【追記3.1】 【追記3.1】 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/73.html#cheap (主に安物自転車に対する内容のため別ページに記載) ────────────────────────────────────── ●このケースは ▲「上記【1】ブレーキレバーの"ワイヤー引き量"が足りない【不適合品】」 ▲「ブレーキワイヤーに問題がある(調整しても伸び続ける)」 の可能性あり。 ※「放熱板有りの場合」その時点で「適正な引き量のアルミブレーキレバー」と組み合されていて問題は起こりにくいはず。 ※「放熱板無しの場合」「安物ブレーキレバー問題」だけでなく「B級品の横流し」というのも考えられなくもない。 よって 「安物自転車特有の問題」という見方もできる。 ────────────────────────────────────── mitubosi.site/archives/728 個体差 これはいわゆるハズレというものです 自転車パーツで絶大な信頼のある天下のシマノですが このハズレが結構多いのが事実で ブレーキレバーを握った感覚がフニャっとした感じのもの ブレーキをかけても制動力が絶妙に弱くズルズルと止まらず進んでしまうもの (調整しても)「ブレーキレバーを握った感覚がフニャっとした感じ」と聞くと、 「ブレーキワイヤーがどうしようもない屑鉄ワイヤー」というのが真っ先に思い浮かぶが、 同車種同時期に作られた最低でも「実売価格で4万円以上の車種」で アルミブレーキレバーでも明確に違いがあるとすれば、 「不良品」として送り返すべきだろうと思う。 効きの悪いハズレに当たってローラーブレーキの評価を下げる方も多いと思います これは調整やメンテで解決できませんし いくつものローラーブレーキを見比べて当たりハズレを見分けることも無理です 実際に走行する以外確認方法がなく 人によっては厄介なトラブルに感じるでしょう もしBR-IM31-Rの 「放熱板なし」を「少し長めに継続的に握って効きにくいというのであれば仕様」。 「放熱板あり」でも「連続で延々使い続ければ効きにくくなるのは仕様」。 廃盤になった「IM35」のような放熱板の大きいものに交換して使う必要がある。 ※現行品では「BR-C6000-R」など まさかとは思いたいが、実売3万円以下の安物自転車に付けられているような ローラーブレーキ(BR-IM31-R 放熱板なし)が、 実は「同じ工場で造られてはいるが、検品で落とされたものを横流しされたものだった」 というオチではないと信じたいが、 昨今の無闇にコスト重視だけを至上命題にするようなメーカー向けであれば、 【安い自転車ゆえに粗悪品があっても黙って使うかそのまま享受してください】 「努力してコストを切り詰めた結果です」という密かなメッセージとして そのようなことがあっても不思議でもないように思えてくる。 ※「バンドブレーキは音鳴りするから使わない」という人を考慮するとお薦めしない。 ●グリス注入での整備ポイント ※グリス注入は別途「シリンジ」を使う方法もある。 どちらにしても500g以内の重さを測るようなキッチン量りは必要。 「目分量でテキトー」というのは絶対に避けて欲しいというか、 基本的に(不器用な人も考慮すると)制動部品は 余程の事情がなければ自分で作業するのは避けて欲しい箇所でもある。 ※もし音鳴りが酷い状態で長期間使い続けた場合 内部のローラー部分に摩耗が生じ、グリス注入で改善しない場合もあると補足しておきたい。 その場合は「新品への交換」となってしまうが仕方ない。 ■修理について気を付けておきたいポイント 店での作業の前に、別の店で「フレーム形状によってはホイール外しの工程が必要で恐らく手間がかかるという理由で」 「(ローラーブレーキ専用グリスを)ほぼ塗っただけ」という作業で対応されてしまうこともあるようだ。 料金よりも、その前の店の作業によって結果的に修理完了していない時点で、 まずは「消費生活センター」に「適正な修理に対する契約が成立していない」 として相談すべき案件に思える。 ●ユーザーのノーメンテで「壊した」が根本的な原因とは cs-shinwa.sblo.jp/article/185682542.html 「異常があっても異常と思わない」から修理代が多く必要になってしまう。 「轟音が出ているけど・・・ブレーキがうるさいのはしょうがないねママチャリだし」 という、【特に「バンドブレーキ」のせいで】「制動時に音が出るのは普通」という 【異常な常識】が染みついてしまっていれば気付かないのは当たり前。 前輪用のキャリパーブレーキでもブレーキシューのゴムが完全にすり減り 金属が露出して金属部分で制動しているような状態でも、 それが「異常だ」と気付かないようであれば、 放置して使い続けることになってしまう。 (※キャリパーブレーキでもVブレーキでも雨天時に異音になるということもあるのと ディスクブレーキでも音鳴きすることもあるが、 その特性を把握できていれば同じ状態とは思わない) 少なくとも毎年1回異常がないか 「まともな店に」「点検を依頼する」ことで防げるが、 (常用速度からして)「罰則のある」法整備されるわけもないので、 気付かないまま一生を終える人も少なくはないと思われる。 結局は「幼少期からの"自転車への無教養のツケ"」としか言いようがない。 「止まることの重要性」「救護報告義務」にしても、 「空気を入れること」「適正量を充填すること」にしても、 「どういう状態が異常なのか知らなければ」 どうすべきかと全く考えもしないのは仕方がない。 (まともな自転車教育が出来ていれば、 適正空気圧充填の阻害にしかならない英式虫ゴムなど早々に消されて、 諸外国同様に「米式チューブか仏式チューブが標準装備」が常識だったはず) ●ローラーブレーキも酷使すれば音鳴きする 専用のグリスの適量補充も重要だが、そもそも激坂地帯であれば、 「放熱版が大きいローラーブレーキへの換装が必須」と考えるべきであって、 「放熱板すらないようなローラーブレーキ自体を使うべきではないだろう」と言いたい。 しかし、基本的には客側が「そのための対価を支払おうと思わない」ために難しいのもあるのだろう。 「試乗車」にそのローラーブレーキを装着したものを 数日試乗したもらうだけでも意識変革が見込めるとは思うが、 現実としてやはり、そのお金すら「払う価値がない」と思い込んでいる人が多そうなことが問題。 店側としてもカスタムに消極的というか、保証に関わる?などの理由をつけて 仕様変更を快く思わない立場の人達も多そうだが、 「商品知識があるなら」薦めて欲しいのはある。 客がロー(ノー)メンテ当たり前であれば、 インナーケーブルクイックリリース型のローラーブレーキを薦めたくないのもあるのかもしれない。 しかしそれでも、せめて放熱版なしであれば放熱板ありのIM31への換装くらいは薦めてもいいのではと。 ●ローラーブレーキの短所 [BR-IM31-R,BR-IM35-RF] www.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/SI/RollerBrake/SI_IM31E/SI-IM31E-001-JPN_v1_m56577569830753883.pdf si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 [BR-IM45~81-R] www.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/SI/SI_8G80C/SI-8G80C-001-JPN_t_v1_m56577569830765412.pdf si.shimano.com/pdfs/si/SI-8G80C-001-JPN.pdf インターMブレーキは、従来のバンドブレーキと異なり、 ドラム内部にグリスが封入されているため、タイヤ回転がわずか重たくなっています。(とくに冬期) メリットが多い一方で、ハブダイナモ同様に抵抗感が少しあるということ。 走行抵抗感を少しでも減らしたいのであればサーボブレーキ、 雨天時にもサーボより安定した効きを優先する場合と長期間使いたいのであればローラーブレーキ系 (グリス封入なのでこの場合メタルリンクブレーキもこちら側)という使い分け。 ★【交換検討の前に確認】 ●後ブレーキの種類が分からなければ「一般車の後ろブレーキの種類」で確認 www.sorei.net/cn25/cn32/pg212.html kazamakase.exblog.jp/10331848 (●ローラーブレーキは側面の上のほうに「高温注意」の黄色シールや「SHIMANO INTER【M】と記載) (ブリヂストンの放熱フィン付きのものはBRIDGESHONE INTER【M】と「SHIMANO BR-IM31-R」を併記) asibinaa.com/?p=703 【(一般車向け)簡易整備チャート】 ▲効きにくいローラーブレーキ → ★ワイヤー調整 or ★「ハイパータイプのローラーブレーキ」 ▲うるさいローラーブレーキ →★必ず専用グリスを「適量(約5g程度)」充填 ●廉価品ローラーブレーキとの違いは放熱版の有無(BR-IM31R) blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/4d656cef360b425d105070b1aa81a728 むしろ放熱板ありが「標準仕様」であるべきだと思っているので、 廉価車の「(放熱板なしには一切触れず)ローラーブレーキ」を特長として 挙げるメーカーは何か違う気もする。 購入時に組み替え前提になると工賃割増を躊躇する人も少なくないだろうし、 効果の違いを理解できるほどであれば、 インナーケーブルクイックリリース型のローラーブレーキに組み替える気もする。 ●後輪のハブブレーキ「音鳴き反対」か「走行性重視」か (ローラーブレーキ・メタルリンクブレーキ vs バンド・サーボ系) star.ap.teacup.com/flatout/1503.html 直接ブログ記事内では言及はないが、 サーボブレーキでもローラーブレーキのようにグリスを充填して使うブレーキとして 「メタルリンクブレーキ」が存在する。 そして、同じグリスを充填するという特徴としては、ローラーブレーキとメタルリンクブレーキは親戚。 「グリスが適量ある状態では」音鳴りしにくいというのが利点。 但し、若干の走行抵抗性が増してしまうということでいえば劣る。 「気付かないレベル」でしかないとすれば、 ハイパータイプへの換装も可能になるので、ローラーブレーキのハブに組み換えてしまうのも良い。 ※メタルリンクブレーキの場合は上位機種がまだ存在しないのでブレーキ力は「そこそこ」。 バンド・サーボ系は サーボは音鳴りはしにくいが絶対に出ないということでもない。 解消するためには「基本的にブレーキごと交換」という手段をとらざるを得ない。 一方で、グリスは充填していないので走行抵抗になるようなことはない。 一長一短があって迷いどころではあるが、 バンド・サーボ系は徐々に数を減らしている傾向は強い。 ▼互換性のないブレーキ種別の変更 バンド/サーボ/メタルリンクブレーキ→ローラーブレーキへの変更、 後輪のハブブレーキ(バンド/サーボ/メタルリンク/ローラーブレーキ)→後輪もキャリパーブレーキ に交換するのは泥除け取り付け部分に手を加え、強化することで取り付けられるようだが、 加工改造が必要な作業になるため、あまり勧められない。 どうしても後輪もキャリパーがよければ完成車乗り換えを検討すべき。 ◆ブレーキ力を最大限発揮させるならタイヤも交換 ブレーキが効きにくいというのは単に調整不足やワイヤー伸びやブレーキ自体の性能だけでなく、 「タイヤ劣化」でグリップ力が低下していることも考えられる。 最適な性能を維持するためには走行距離が少なければ3年を目安に交換するのが良いだろう。 (BSの中級マイティロードや上級のロングライフを想定。下級のタフロードではそれ以下、 激安タイヤ、状態の悪い中古では1ヶ月以内に交換になることも珍しくはない) 距離で換算するなら5000km程度が目安。 電動アシストや業務用自転車で荷物重量があればそれより早めに交換すべき。 (20インチ[406・451]のような小径車では2年よりも早い段階で交換) ▼交換・修理する手段 交換方法が分かる人はパーツを各自購入し組み換えになるが、 分からなければ実店舗の自転車店でパーツを取寄せてもらい交換してもらう。 基本は「部品代+送料+工賃」だが、送料なしなど各店の方針で異なる。 工具を揃え、作業の手間を考えると、信頼できる店で交換してもらうほうが早い。 但し、店選びで失敗してしまうとバック広げ工具を使われてしまう可能性もあるので慎重に選ぶ。 値段だけで決めずに技術力で決めることが望ましい。 ↓ ▼自己責任で挑戦する場合 不器用と雑さに自信があるなら推奨できないと前置きした上で、 前輪キャリパーブレーキ交換はさほど難しくもない。 後輪(内装)の交換手順は以下のサイトを参考にホイールを外して交換。 https //web.archive.org/web/20190213004028/http //www.geocities.jp/taka_laboratory_3/20080608-R-Brake/R-Brake.html ※放熱板が大きいほど坂道で効きにくくならない。 ●付け替え思案 BR-IM31-R標準ブレーキよりも制動力は若干増すくらいで十分だが、 タイヤ・チューブ交換時に楽なインナーケーブルクイックリリースが必要であれば「BR-C3000」、 道中に長い坂道を下るのであれば「BR-C3010」、 下りの坂道にも強く、制動力も欲しいのであれば放熱板も大きくなるが「BR-C6000」。 (制動力だけ高くて放熱板は小さい軽量なものというのは耐久性的に無理な話だろう) ※最適な効果を発揮させるためにも「ブレーキレバーBL-C6010」の同時購入もお忘れなく。 ↓ ▼新型ローラーブレーキに最適なブレーキレバー■「BL-C6010」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/30.html#BL-C6010 ※シマノ純正のアウターケーブルとインナーワイヤーとケーブルキャップも合わせて揃えておきたい。 他にもシマノローラーブレーキクイックリリース型専用のワイヤーの長さ調整ツールなども必要であれば買い揃える。 ↓ ▼(インナー固定ツール「TL-IM21」(Y75W98021) 「TL-CJ40 内装ハブ用調整工具」カセットジョイント型ハブのインナーワイヤー長さ決め道具」 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11564515396.html (シマノ SG-3R75は127mm) ●BR-C6000-Rの画像と納期・入手方法など ameblo.jp/cycle-plus/entry-12393201396.html ブレーキレバー「BL-C6010」(左のみ)も紹介。 ※納期に関しては店が取引する問屋と在庫次第。 シマノセールスと直取引ルートがあって在庫もあれば本州であれば1週間くらいで入手できるはず。 シマノ側での在庫も切れていると再生産まで数か月や、 待っていて気付いて1年経過したらそのまま廃盤というケースも珍しくない。 卸問屋を経由する場合で「まとめての注文しかしない」と数か月待つようなことにもなる。 取り付けが自分で問題なく出来るのであれば、 送料等の兼ね合いで安さか早く入手したいかを考えて注文する店を選ぶ方法もある。 こういうときは自転車店ではない店からの取寄せが便利なこともある。 しかし、国内向けの位置づけとされるBR-C2050-Rは未だに実物画像すら不明。 本当に流通しているのだろうか。 ※インナーケーブルクイックリリースとは si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 一般的なIM31に比べ、着脱の手間が少ない機能が搭載されている。 タイコ部分から直接インナーワイヤーの着脱もなくなるので負担も少ない。 交換するならIM45以降のものに交換すると後で楽。 但し、最初にインナー固定ツール「TL-IM21」(Y75W98021)(約1500円)で長さ調整は必要。 もっと採用車種が増えるべきだと思うが、コスト面の観点で採用されにくい。 廉価車種ならともかく、ある程度高い車種には、価格が上がっても、そのぶん基本機能も向上されて、 後々の作業の手間を減らせるアピールポイントになると思うのだが・・・。 メーカーは取説を読む気すらないような店に配慮しているのだろうか。 ↓ ameblo.jp/cycle-plus/entry-11982328995.html 今更ながら、見ていて思ったのは一般車でインナーケーブルクイックリリースにしないのは、値段も然ることながら、 雑な管理でワイヤー固定部分が外れるかもしれないという懸念があるのかもしれない。 整備性が劣る以前に、大抵は壊れかけた段階でしか持ち込まれないことを考えると仕方がないのか。 ●ローラーブレーキ本体の黒い小さい蓋キャップ シマノ「Y75F1100 グリスホールキャップ」(90円税込) www.yodobashi.com/0/pd/100000001002226295/ しかし通販で買うまでもなく身近な自転車店で廃棄車からパーツ回収している余りがありそうなので 自転車店に行ったほうが早いかと。(中古品なら0円~新品でも約100円) 取寄せで送料必要な店しかない場合は通販のほうが良いとはいえる。 物が物だけにここまで自転車店に任せろとは言わない。 ●BR-C3000-R-DX,BR-C6000-R-DXの特長 bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c3000-int7/BR-C3000-R-DX.html bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c6000-int8/BR-C6000-R-DX.html 「シェアバイク用に設計された高耐久性ハブローラーブレーキ」で 「SUSアウターキャップ」が搭載=「防錆外装キャップが錆を防止」する とのこと。 bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c3000-int7/BR-C3000-R.html bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c6000-int8/BR-C6000-R.html 通常のC3000,C6000-Rと画像での違いはあまりないように見える。 互換性があるのでインター7や8に限るということでもないが、 これらの比較的高価なブレーキ装備のある自転車をシェア自転車で導入するところがあるのだろうか。 逆にインナーケーブルクイックリリース型は (ほぼ無点検で運用するつもりなので)「外れると困る」とかいう事業者は多そう。 しかし、一応DXは「高耐久」を謳っているので、 個人で今後導入するつもりがあればDXタイプのほうが良いかもしれないが 果たして国内で流通があって購入できるのだろうか。 ●DX版のローラーブレーキは「外の殻(ケース)自体がステンレス」? Shimano Roller Brake BRC3000F-DX | eBay www.ebay.com/itm/254318600607 i.ebayimg.com/images/g/TegAAOSwDFFdRIVq/s-l1600.jpg こちらの調査不足だったとはいえ・・・ シマノ側の説明も商品画像も紛らわしい。 重さはどの程度違いがあるのだろう。 「たぶん鉄+塗装」と「ステンレス」では差はそれほどでもないか。 スポーツ自転車向けのコンポではない場合 シマノ側で重さは調べない(公開しない)ということもあるので 現物を比較できる人がいるかどうか次第・・・。 シマノセールス扱いがあって普通に取引のある店から取寄せ購入できるなら楽だが、 個人輸入前提であれば、元々軽くもない部品なので カスタム派の人達にもあまり興味を持たれにくいことを考慮すると、 国内で見かけることはまずないような気がする。 ◆【2021年9月下旬現在】ローラーブレーキ現行品調べ ▲[2021.10.3現在]このシマノカタログに書いてある品番では売っていないので要注意! set.shimano.co.jp/bc_catalog/comfort/#target/page_no=13 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ productinfo.shimano.com/download/pdf/spec/2.7/en productinfo.shimano.com/#/spec/URBAN/Brake%20(Roller%20Brake) 前 海外のみ[BR-C6060-F] ブレーキ力1.7 放熱板138mm 放熱性1.4 ※許容範囲100~130kg (自転車+運転手+荷物) 海外のみ[BR-C6050-F] ブレーキ力1.7 放熱板138mm 放熱性1.4 ※許容範囲70~100kg (自転車+運転手+荷物) 前 [BR-C6000-F] ブレーキ力1.5 放熱板150mm 放熱性1.4 [BR-C6000-F-DX] 〃 [BR-C3010-F] ブレーキ力1.2 放熱板140mm 放熱性1.2 [BR-C3000-F] ブレーキ力1.2 放熱板122mm 放熱性1.0 [BR-C3000-F-DX] 〃 後 [BR-C6000-R] ブレーキ力1.2 放熱板150mm 放熱性1.4 [BR-C6000-R-DX] 〃 [BR-C3010-R] ブレーキ力 1 放熱板140mm 放熱性1.2 [BR-C3000-R] ブレーキ力 1 放熱板122mm 放熱性1.0 [BR-C3000-R-DX] 〃 [BR-IM31-R] ブレーキ力0.9 放熱板 90mm 放熱性1以下 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▲旧品番 → ★現行品番 =====BR-C6000シリーズ:放熱板150mm===== [前] ▲ABRC6000FA → (ABRC6000FA2 海外のみ?) 4mmナット付属(M10) ▲ABRC6000FB → ★ABRC6000FB2 3.5mmナット付属(M9) ▼ナット単品 M9×3.5mm → Y22V05020 M10×4mm → Y22T05000 [後] ▲ABRC6000RA → ▲廃盤? 8.2mmワッシャ付属(M10) ▲ABRC6000RB → ★ABRC6000RB2 8.2mmワッシャ付属(BC3/8) ▲ABRC6000RC → (ABRC6000RC2 海外のみ?) ▼ナット単品 BC3/8:7.2mm → Y8JK98010 BC3/8:8.2mm → Y8JK98020 BC3/8:9.7mm → Y8JK98030 M10:8.2mm → Y8JK98040 =====BR-C3010シリーズ:放熱板140mm===== [前] ▲ABRC3010FA → ▲廃盤? 4mmナット付属(M10) ▲ABRC3010FB → ★ABRC3010FB2 3.5mmナット付属(M9) [後] ▲ABRC3010RA → ★ABRC3010RA2 8.2mmワッシャ付属(M10) ▲ABRC3010RB → ★ABRC3010RB2 8.2mmワッシャ付属(BC3/8) ▲ABRC3010RC → (ABRC3010RC2 海外のみ?) =====BR-C3000シリーズ:放熱板122mm===== [前] ▲ABRC3000FB →(ABRC3000FB2 海外のみ?) [後] ▲ABRC3000RA → ★ABRC3000RA2 8.2mmワッシャ付属(M10) ▲ABRC3000RB → ★ABRC3000RB2 8.2mmワッシャ付属(BC3/8) ▲ABRC3000RC → (ABRC3000RC2 海外のみ?) ▲ABRC3000RD → (ABRC3000RD2 海外のみ?) =====BR-IM31シリーズ:放熱板なし・90・100mm===== [前] ▲ABRIM31FXJ → (KBRIM31FXJS:海外のみ?) www.sekaimon.com/itemdetail/233765367836 ▲ABRIM31FAFJ → ▲廃盤? [後] ▲ABRIM31RCJM →★ABRIM31RCJMT 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RFJ130 →▲廃盤? 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 7.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RFJ9 →▲廃盤? 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 9.7mm (BC3/8) ▲ABRIM31RFJC →▲廃盤? 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 9.7mm (M10) ▲ABRIM31RFJH →★ABRIM31RFJHT 冷却フィン 100mm SG-3R40/42用 OLD 120mm 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) ▲---------- →★ABRIM31RFJ7H 冷却フィン 100mm SG-3R75用 付属/ブレーキ取付ナット 7.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RJ130 →▲廃盤? ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 7.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RJS →▲廃盤? ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 9.7mm (M10) ▲ABRIM31RJSS →★ABRIM31RJSST ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RJSSW →▲廃盤? ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) 軸径が同じであれば、サイズ違いの付属ナットをそれぞれ付属したものをパッケージにする意味がないと 日本では"安物自転車で"M10軸を使っている車種自体が存在するのかどうかすら不明なので、 効率化のために終了していたとしても納得できる。(必要であればナットだけ取寄せれば済む) ついでに、海外通販でDX版を購入できるサイトを発見したので一応記載。 長い坂が多く自転車自体の利用頻度が高いとか、屋外野ざらし駐輪の人であれば買う価値があるかもしれない。 シェアサイクル向けでもあるが、メンテが不十分運用前提ではインナケーブルクイックリリース型は使いにくいのだろう。 ↓ ▼DX型:海外通販 ◆BR-C6000-R-DX「BRC6000RDXC」 約1.1万円 www.sekaimon.com/itemdetail/313537251552 付属:BC3/8の7.2mmワッシャー ●BR-IM31-R(放熱フィンなし)の僅かな変更(本体文字色が変更のみ) twitter.com/noguchi_shokai/status/1540249534806499329 2022年以降の生産時期が分かりやすいくらいのメリットしかない。 改修用としては【僅か100~400円ほどの差しかない】ので、 あまり坂が多くない場所でも「放熱板あり」を強く推奨します。 ▲【フィンなし BR-IM31-R】 約 2400 → 3200円 www.monotaro.com/p/7307/8295/ ※「放熱板なし」は「用途を考慮せず同型品で十分と思い込んでいるだけ」か、 例外的には「僅かでもローラーブレーキで軽量化しておきたいママチャリレース」向け。 ◆【放熱板90mm BR-IM31-R】約 2600 → 3300円 www.monotaro.com/p/7307/8268/ ◆【放熱板100mm BR-IM31-R】約 2700 → 3600円 www.monotaro.com/g/05172525/ ◆パナソニックの子乗せ車に「BR-C3000-R」採用 cycle.panasonic.com/special/gyutto/ (※DX版ではない) (※ブレーキレバーはBL-C6010ではないが、必要とするワイヤー引き量は確保) ロー(ノー)メンテでのインナケーブルクイックリリースの問題が出る可能性よりも、 「実用性を重視」に大きく舵を切った形。 違いが分かる人達にしてみれば「ちょっと良いブレーキ」を使っていると誇れる。 一方、前輪用では未だに珍妙ブレーキに拘り続けるBSでは 後輪でも「BR-IM31-Rにフィンが有れば十分。新型でコストUPとトラブル可能性を増やしたくない」 と思っていれば、今後も追随することはなさそう。 ●パナの子供乗せに「br-c3000」が搭載されたことでの懸案 まず、既存のローラーブレーキとは着脱方法が異なるので、 整備マニュアルが配布されているのだろうかという心配がある。 正直「シマノのオンラインマニュアル」の存在すら知らず、 参照もできないような店では扱って欲しくないのはある。 2019.10.06 ●DX版のローラーブレーキは「外の殻(ケース)自体がステンレス」? 2019.05.12 ●BR-C3000-R-DX,BR-C6000-R-DXの特長 2018.08.12 ●日本市場向けのBR-C2050-Rは計画消滅? 2018.07.29 ●BR-C6000-Rの画像と納期・入手方法など 2018.05.27 ●ローラーブレーキの効きが悪い?【2019.3.31改訂】 2018.05.20 ●2018-2019のローラーブレーキ新製品「予定」 2018.03.11 ●廉価品ローラーブレーキとの違いは放熱板の有無(BR-IM31R) 2018.03.04 ●【前輪用】新製品「BR-C6060-F、BR-C6050-F」 2017.10.22 ブレーキ総合からページ分け 2017.09.24 ●新ローラーブレーキ「BR-C2050-R」 2017.09.24 ●新ローラーブレーキ「BR-C2050-R」、コースターブレーキ型番更新 2017.06.25 (●ローラーブレーキの短所のURL変更のみ) 2017.02.19 ●ローラーブレーキの現行品 2016.11.13 ●グリス補充せず乗り続けたローラーブレーキの末路 2016.04.24 ●ローラーブレーキ本体の黒い小さい蓋キャップ 2016.01.03 ●ローラーブレーキに専用グリスが必要だということ 2015.09.27 新型ローラーブレーキ市販開始(BR-C3000,BR-C3010,BR-C6000) 2015.08.23 ローラーブレーキ部分の追加 2015.02.25 シマノFBリンク置き換えのみ 2015.02.21 BR-IM70-Rの再登場、他 2015.02.15 強化ローラーブレーキの在庫と今後? 2015.02.08 BR-IM80-R 画像解説リンク 2014.12.28 ハイパータイプのローラーブレーキの在庫について 2014.10.04 ローラーブレーキなど諸々追加 2014.09.29 ローラーブレーキの修正 ▲廃盤品:旧品データ ※IM80,81,86はハイパータイプ(ブレーキ力が強い) ───────────── ▼前輪用(あまり見かけることはない) 【廃盤】[BR-IM31-F] 約2000円 放熱板なし 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0 【廃盤】[BR-IM35-FF] 約3000円 放熱板160mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.0 ▼インナーケーブルクイックリリース 【廃盤】[BR-IM45-F] ------------ 放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1 【廃盤】[BR-IM55-F] ------------ 放熱板140mm 放熱性1.2 ブレーキ力1.0 【廃盤】[BR-IM80-F] 約4000円 放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.5 【廃盤】[BR-IM81-F] 約4000円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5 【廃盤】[BR-IM86-F] 約6000円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5 ディスクブレーキマウント対応 ───────────── ▼後輪用 (よく使われている) [BR-IM31-R] ------------- (放熱板なし) 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0 激安車に搭載されているらしい [BR-IM31-R] 約2000円 放熱板90mm 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0 BSなどの一般軽快車に多い 【廃盤】[BR-IM35-RF] 約3000円 放熱板160mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.0 一般車ナットB.C.3/8が1種(M10:2種) ▼インナーケーブルクイックリリース 【廃盤】[BR-IM45-R] 約3000円 放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1 【廃盤】[BR-IM55-R] 約4000円 放熱板140mm 放熱性1.2 ブレーキ力1.0 【廃盤】[BR-IM70-R] 約3500円 放熱板150mm 放熱性2.2 ブレーキ力1.3 【廃盤】[BR-IM80-R] 約4300円 放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.5 一般車用ナットB.C.3/8が2種(M10:1種) 【廃盤】[BR-IM81-R] 約5500円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5 2014-2015再販したが終了 ───────────── ▼[BR-IM81-R] ABRIM81RC=「BC3/8軸用」(7.2mm左間座ユニット[ワッシャー]付属) ABRIM81RD=「M10軸用」(7.2mm左間座ユニット[ワッシャー]付属) si.shimano.com/php/download.php?file=pdf/ev/EV-BR-IM81-R-3283A.pdf 「フレームエンドの厚みによって固定できなければ厚みがある8.2mmに変更可」 参考: [BR-IM80-R]採用車種 「ヤマハの業務用電動アシスト」 www.yamaha-motor.co.jp/pas/gear-cargo/ 業務用に採用されるほどの信頼性。 「BR-IM81-R」採用車種 「ベルトドライブのクロスバイクのような自転車」 www.miyatabike.com/miyata/lineup/ex_cross/ex_cross_street.html こっちは単にディスクブレーキを採用したくなかっただけのような。 ────────────────────────── 「2014.12.28現在」 BR-IM81-Rだけでなく、BR-IM80-Rも終了。 一般車の「BR-IM31-R」から「BR-IM45-R」「BR-IM55-R」に交換する意味は・・・なくはないが微妙。 いつ購入できるかどうかはシマノの生産計画次第。 81と80に関しては見つけたら確保しておくほうが良さそう。 81はミヤタが、80はヤマハが補修用として部品確保しているとは思うが、 カスタム用に提供される可能性は低い。 ※故障したとすれば原因確認のため店から送付を求められる可能性もある。 ────────────────────────── ●「BR-IM80-R」の画像 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11982328995.html こちらでは4600円(税込)で取り寄せ可能のようだが入荷日未定な様子。 上級一般車クラスにはこのブレーキを標準搭載してもらいたいところでも、 「ブレーキ本体の重量増」というのはともかく、 「効きすぎで(タイヤが早く摩耗するので)困る」とかいう人もいるのだろうか。 ────────────────────────── ●2.15追記 BR-IM81-Rは「5月中旬」 BR-IM80-Rは「終了」(残りは完成車メーカー補修用、卸問屋、小売販売店の流通在庫のみ) ↓ ▼一時期掲載から白紙になり、旧品の継続状態だったが段階的な入れ替え 前 [BR-C3000-F]放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1 [BR-C3010-F]放熱板140mm 放熱性1.1 ブレーキ力1.2 [BR-C6000-F]放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.6 [BR-C6010-F]放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6 後 [BR-C3000-R]放熱板122mm 放熱性 1 ブレーキ力1.1 [BR-IM45-R]後継? [BR-C3010-R]放熱板140mm 放熱性1.1 ブレーキ力1.2 [BR-IM55-R]後継? [BR-C6000-R]放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.6 [BR-IM80-R]後継? [BR-C6010-R]放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6 [BR-IM81-R]後継? [BR-C6060] 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6 ディスクブレーキ対応 ※放熱性:[BR-C3000]を基準値1とする場合 ────────────────────────── ●なぜか限定?復活 [BR-IM70-R] 約3500円 放熱板150mm 放熱性2.2 ブレーキ力1.3 終了していたが、EUで大量発注でもあったのだろうか。 放熱版がフレームに干渉するとか、 ハブ付近がどうしても黒じゃないと困るとかということでもなければ 店によっては安めの値段で買えるのはメリットとしても、 81を買うならわざわざ70を選ぶ必要もないのでは・・・? ────────────────────────── 2015.8.23現在「BR-IM70-R」「BR-IM81-R」は購入できる店あり。 急ぎでブレーキ強化するのであれば「BR-IM81-R」、来年まで待てるなら「BR-IM80-R後継のBR-C6000-R」他。 ↓ 「BR-C3000-R」「BR-C3010-R」「BR-C6000-R」はシマノに展開図の掲載だけで (「BR-C6010-R」「BR-C6060」は展開図もない状態) まだ単品販売は開始されていないようだ。 ◆[BR-IM80-R] は[終了] 勝手な予想では早ければ海外では秋くらいから販売で、国内で購入できるのは2016年4月以降くらいだろうか。 ★NEXUSシリーズ(2016年以降モデル) cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/newpro2016/for_comfort/nexus.html 新規投入が楽しみではあるが、日本の一般車では高級とされる自転車でも搭載するのは稀になるのだろう。 最低でも「BR-C3000-R」を標準搭載するだけで交換時の手間が インナーケーブルクイックリリースによって多少楽になるが、 一般車に対しては「性能」より「安さ」「過小メンテ」を絶対視する消費者が多いから難しい。 推定使用距離が2,3kmで坂もないというところであればBR-IM31-Rの放熱板なしでもいいとして、 実際は店でもっと用途に応じて様々なブレーキに交換すべきだと思うが、ブレーキ種類の変更を提案どころか ハイパータイプのローラーブレーキの存在自体を全く知らないということのほうが多そうな印象。 ↓ 2015.9.27 新型ローラーブレーキの販売開始を確認(BR-C6010、BR-C6060は確認できず) 【前用】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前用のローラーブレーキを採用している完成車メーカーは少ない。 代表的な車種としてはBlessのビーチクルーザー(MAHILOW 3i、MAHILOW SPECIAL、SHO 3i)。 ※買い間違えてもナットのみ購入できるが、分からないなら確認すること。(実測またはメーカー問い合わせ) ABRC3000FB Nexus BR-C3000 3.5mmナット付属(M9) 約4300円 ABRC3010FA Nexus BR-C3010 4mmナット付属(M10) 約4300円 ABRC3010FB Nexus BR-C3010 3.5mmナット付属(M9) 約4300円 ABRC6000FA Nexus BR-C6000 4mmナット付属(M10) 約5000円 ABRC6000FB Nexus BR-C6000 3.5mmナット付属(M9) 約5000円 ▼ナット単品 M9×3.5mm → Y22V05020 M10×4mm → Y22T05000 【後用】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※通常の一般車軸はBC3/8(←量販店のスポーツ車風でもBC3/8)、本来のスポーツ車軸はM10 買い間違えてもワッシャーのみ購入できるが、分からないなら確認すること。 ABRC3000RA Nexus BR-C3000 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約3700円 ABRC3000RB Nexus BR-C3000 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約3700円 ABRC3010RA Nexus BR-C3010 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約4000円 ABRC3010RB Nexus BR-C3010 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約4000円 ABRC6000RA Nexus BR-C6000 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約5000円 ABRC6000RB Nexus BR-C6000 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約5000円 ▼ナット単品 BC3/8:7.2mm → Y8JK98010 BC3/8:8.2mm → Y8JK98020 BC3/8:9.7mm → Y8JK98030 M10:8.2mm → Y8JK98040 (2017.2.19追記)●ローラーブレーキの現行品 BR-C6010 は2014-2015のVer012には載っていたが、その後消滅。 2015.9.27頃にはC3000、C3010、C6000は発売されたが C6010、C6060の大型放熱版の新型の発売はなくなり、BR-IM81が継続という形になったが、それも廃盤。 ▼ブレーキレバーは 「BR-IM31、BR-IM35、BR-IM81、BR-IM86」→「BL-C6000」「BL-IM65」など 「BR-C3000、BR-C3010、BR-C6000」→「BL-C6010」が最適 BR-IM35-RF(後ろ用)も廃盤のようだ www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00615150 「用途に応じて変更する」ということが当たり前であれば、 長い坂道で使うような地域では本来「組み換え推奨」となるべきだったパーツだが、 完成車として組み込まれたパーツの変更を望まないメーカーや店にとっては どうでもいいパーツでしかなかったのだろう。 BR-IM81も廃盤で今のところ後継品もなさそうなので、 2016年2月現行品でローラーブレーキ最大の放熱版で最大の制動力を得たいのであれば、 ブレーキ本体「BR-C6000」+ブレーキレバー「BL-C6010」ということになる。 ローラーブレーキの効きが悪いのがどうしても気に入らないという人は、試してみるのも良いのでは。 「インナーケーブルクイックリリース」で着脱が多少楽になるのと、 ブレーキグリス充填用の穴の位置がフレームに干渉しにくい場所に移動することもあるので、 無駄に高いノズルを買うくらいなら変更も視野に入れることをオススメする。 こういう効果のあるものが付いている完成車や試乗車があれば 一般車に対する印象も少しは違うものになるはずだが・・・、 前輪駆動のようなもっと全体的に独自パーツ数を増やすような 金のかかる進化のほうが真っ当のような流れはどうなんだろうと。 ●ホイールの空転時に抵抗があるという問題(BR-IM80-R) ameblo.jp/rantzwadorl/entry-12136071758.html (ブレーキワイヤーの調整不足やハブや玉当たり不具合ではなく) 「空転時に何十秒も回転するホイールが必ずしも良い意味があるというわけでもない」 という話もあるので、走行時に気にならない程度であれば「気にしない」というのも一つの手。 抵抗感を補うこともできる「電アシ」であるなら尚更。 「追記その2」には 通常ある抵抗感の範囲内であった可能性も高く、無実かもしれないともあり、 やはり気にしすぎだったのかもしれない。 ●ノーマルタイプ(IM31,35)とハイパータイプ(IM80,81,86)の違い 内部のローラーの大きさそのものが違う。 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11507544978.html 内部のシューの形状も違う。 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=532846020107965 id=466183956774172 (IM45,55は制動力にはさほど違いはなく、交換が容易なインナーケーブルクイックリリースになったもの) ハイパータイプどころかIM35すらさほど見かけないだけに違いを実感するのは困難。 IM31(放熱板なし)「下級グレード自転車向け」 IM31(放熱板あり)「普通装備」 IM35→IM31の放熱版を拡張「下りの坂道でも効きが落ちにくい」 IM45(後継:C3000)→ほぼIM31を「インナーケーブルクイックリリース化」 IM55(後継:C3010)→「インナーケーブルクイックリリース化」+「放熱板を大型化」 ─ここから別物─ IM70→「内部シュー構造変化だけ?でブレーキ力の強化」「放熱板も拡張」 IM80(後継:C6000)→「内部シュー構造変化」+「内部ローラー部分の大きさ」+「放熱板も大型化」 IM81(後継:C6010)→「内部シュー構造変化」+「内部ローラー部分の大きさ」+「放熱板を更に大型化」 ●新ローラーブレーキ「BR-C2050-R」 日本市場向けのようだが インナーケーブルクイックリリース系統のものかどうかは今現在画像もないので分からない。 スペックを見る限りでは放熱版はBR-C6000-Rと同サイズの150mm、 ブレーキ力もBR-C6000-R同等の1.2のハイパータイプに属する。 [BR-C2050-R]放熱板150mm ブレーキ力1.2 ●日本市場向けのBR-C2050-Rは計画消滅 2017-2018最終の製品仕様に載っていた「BR-C2050-R」は 2018-2019の現行最新ver.2.8(更新日 2018年7月4日)から消えている。 昨今の経済状況を鑑みて新製品投入は見送ったようだ。 そもそもハイパータイプのローラーブレーキどころか、 本来は坂道が多い地域では組み替えてでも販売すべき (BR-IM31から放熱板を拡大しただけのような廉価品の)BR-IM35すら消えてしまったことを思うと ブレーキに対する価値を(恐らく数百円でもコストが増えることを理由に) 微塵も見出していない完成車メーカー(代理店)に落胆する。 (軽量化でコストも下げられるのであろうハブダイナモだけは新製品投入を歓迎しているようだが・・・) (既存品との違いが不明のハイパータイプDX版は欧州での一定需要があるので新規投入する予定なのだろう) ●【前輪用】BR-C6060-F 【ハイパータイプ】26-28インチ(ETRTO 559~635) ブレーキ力1.7 放熱版150mm 放熱力1.4 インナーケーブルクイックリリース ↓仕様変更 ブレーキ力1.7 放熱版138mm 放熱力1.4 インナーケーブルクイックリリース 放熱版をコンパクトにしつつ性能はそのまま。 日本市場では前ローラーブレーキの車種は相当珍しいので 更に交換してまで使ってる人を見ること自体なさそう。 ●2018-2019のローラーブレーキ新製品「予定」 計画段階の予定も含まれるため、当初書かれていた品番ごと消えたり 品番は存在していても、一向に(日本)市場投入されないというケースもある。 productinfo.shimano.com/#/spec/2.5/COMFORT/ (DX品番と既存品の違いは仕様表には書いていない) 【前輪用】BR-C3000-F-DX ブレーキ力1.2 放熱版122mm 放熱力1.0 【前輪用】BR-C6000-F-DX ブレーキ力1.5 放熱版150mm 放熱力1.4 【前輪用】BR-C6060-F ブレーキ力 1.7 放熱版138mm 放熱力1.4 【後輪用】BR-C3000-R-DX ブレーキ力1.0 放熱版122mm 放熱力1.0 【後輪用】BR-C6000-R-DX ブレーキ力1.2 放熱版150mm 放熱力1.4 ●【海外市場のみ】BR-C6050-F (前用) 日本では殆ど使われていない前ブレーキ且つ「海外専用」なので、 あまり追加する意味はないが参考として。 productinfo.shimano.com/#/lc/nexus/inter-8?q=br-c6050 【「Except Japan market」=日本市場を除く】 ●Wheel size (inch)/Outer diameter of tire (mm) = ホイールサイズ(インチ)/タイヤ外径(mm) 660~712mm ●Structure type:Hyper 構造:ハイパー ●Braking power ( 1 ) ブレーキパワー:1.7 ●Cooling fin diameter (mm) 放熱フィンサイズ:138mm ●Heat dissipation ( 1 ) 放熱力:1.4 ●With POWER MODULATOR function パワーモジュレーター機能つき ●Inner cable quick release インナーケーブルクイックリリ-ス ※1 Performance index rating uses BR-C3000-R brake unit as a reference value of 1. Testing condition. ※1 BR-C3000-Rブレーキユニットを基準値1として比較。 ● Range of overall allowable mass for modulator (kg) mass = bicycle + rider + luggage 許容質量の範囲(kg) 質量=自転車+乗車人+荷物 70~100kgまで ◆既存の前輪用C6060との違いは許容質量の違いにあるようだ productinfo.shimano.com/#/lc/nexus/inter-8?q=br-c6060 ●ブレーキパワー:1.7 ●放熱フィンサイズ:138mm ●放熱力:1.4 基本性能は同じ。 bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c6000-int8/BR-C6050-F.html バイクの総重量範囲 BR-C6050 70 ~ 100 kg、 BR-C6060 100 ~ 130 kg 660~712mmという分かりにくさ。特に海外ならETRTOのリム径で書くべきだろうに。 www.cycle-yoshida.com/pc/freepage.php?NUM=82 ▼ヨシダのサイトを参考にすると以下が適合 559:26インチHEの約2.00[50mm幅]超 584:650B 27.5インチ 590:26インチWO 622:700C 630:27インチWO (カタログ落ち)●BR-C6050-F【ハイパータイプ】20-24インチ(ETRTO 406~547) ブレーキ力1.7 放熱版100mm 放熱力1.0 カタログ落ち品と型番が同じなので少々紛らわしい。 ▲廃盤[BR-IM31-F] ※完成車メーカーの補修パーツとしては極僅か継続するかもしれないがシマノでの単品販売なしへ →(C-3000,C-6000系へ完全移行) 日本では特に元々前用のローラーブレーキ自体使われている車種自体が珍しいので消えるのも必然か・・・。