約 3,974,820 件
https://w.atwiki.jp/kintetsuhyosiki/pages/123.html
タグ レア度7 丸形 白地赤枠青記号 規制標識 極稀に見られる丸形の規制標識のひとつ。 禁止マークの中に描かれているのは大八車(*1)で、人力車やリヤカー、馬車など自転車以外の軽車両は通行できないという意味がある。 「自転車通行止め」と併設されることが殆どであり、近年は「車両組み合わせ通行止め」の普及により姿を消しつつある。 (管理人撮影) 番号 308 分類 規制標識(丸形、白地赤枠青記号) レア度 7 コメント 2020/8/24 画像を追加しました。 -- 近鉄 (2020-08-24 13 40 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/98.html
最終更新:2024.4.7 ●[続]空気圧の自動測定(ティモA) 2024.3.24 ●[習慣化]パナ電アシ ティモ・Aの「空気入れタイミングお知らせ機能」 2024.2.4 ●空気充填しないだけで重くなり修理費用も嵩む 2023.8.27 ▲他の店で「4か月に一回空気を入れれば良い」と言われた(タイヤの空気圧から移設) 2022.8.21 ●イマイチ説得力に欠けるCBあさひの内容 2022.4.17 ●[中野鉄工所]エアハブの開発話から思う業界の根幹問題 2021.12.19 ●[習慣化]自転車のチューブに空気を入れない事は自ら破壊する行為 2021.11.21 ◆「空気充填の習慣付け」からパンク予防が始まる 2020.12.13 ■根付かない習慣の原因は教え方と学習方法が間違っている可能性大 11.22 ◆米式のメリットの1つとして挙げているガソリンスタンド"など"で空気入れが出来る意義とは[12.27追記] 9.20 ▲空気圧管理以前に「空気を入れる習慣がない」結果 7.12 微修正のみ 2019.11.17 ●週1回の空気入れ 10.27 ★【重要】1ヶ月の空気圧減少量は一定ではありません 8.11 ●減っていることに気付いてから入れるのでは遅いケース 8.4 ●何もしなければ何も変わらない 3.24 空気圧計(エアゲージ)単体より「▼GG-05の使い方」のみ追加 2018.11.18 ●「虫ゴム式の英式バルブは正確に空気圧を測定できません」 10.21 ●米式バルブ軸径とリム穴の互換性について★チューブの違い(英_米_仏_他)から転載 9.30 ●新車でも全く空気を入れなければ数か月でパンクする 9.16 ●定着しない習慣化の原因は? 7.1 ●パンクの原因は空気を入れていないこと 5.6 ●米式化以外のパンク予防など 2.4 ●ガソリンスタンドでの空気入れの使い方(米式専用) 2017.8.20 ●米式の不得意な点? 7.30 ▼「英式や他の方法で十分」かどうか疑問を持ったので8種の比較 7.2 若干の変更・追加のみ 6.25 UP ──────────────── 2016.5.29 ●空気圧不足と無習慣対策 メンテナンス・パーツ交換より移設 ─────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────── ★【重要】1ヶ月の空気圧減少量は一定ではありません https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/140.html (1ヶ月ごとの減少量は年間を通して異なる) 目安として1ヶ月としているが、厳密に言えば「数日どころか数時間単位」でも異なると言える。 (もちろんチューブがスローパンクなどではない正常な状態) しかし、計測時に若干空気が抜けることもあるので、短時間では判断しにくい。 特に一般車のような3気圧(300kpa)前提であれば、高圧タイヤに比べると元々は減りにくい。 そして、 「その1ヶ月で実際に乗って使っていた場合」「空気は入れたが乗っていない場合」 「どちらの場合でも年間を通して減少量は一定ではない」ことも知っておきたい。 "実際に"通年で""複数台"をチェックしてきたデータがあるからこそ断言できる。 「1、2回測ったからもう分かった。」は完全に間違い。 毎月一定の減少量であれば楽だが、 実際には気温35度以上が続く夏と、低い気温で一定の冬では全く異なる。 1ヶ月の空気圧減少量について数値を上げて案内している記事があっても信じ込まないように気を付けたい。 ─────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────── ★チューブの違い(英_米_仏_他) https //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/17.html ★タイヤの空気圧 https //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/91.html それぞれのページが長すぎて見辛いのでパンク防止のみに焦点をあてて単独ページ化。 結構減らしたつもりでも知ってもらいたい情報が多く、どうしても長めになってしまう。 ★パンク予防は[習慣]と[米式化]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●イマイチ説得力に欠けるCBあさひの内容 twitter.com/cbasahi/status/1560129362787127296 今日はパンクを予防するための秘訣をお教えします。 それは、、、こまめな空気圧のチェック!! 運悪く走行中に何かが刺さってパンクするのは避けきれないこともありますが、 こまめな空気圧の確認がパンク予防と快適な走行につながります♪ 「適正な空気圧とは何か」ということを知らない限り →少なすぎるのに「まあまだ空気あるし」 →多すぎでも「よし今日もしっかりある」 ということになる。 測定方法が ・基準のない「素人の曖昧な触診」 ・車重もタイヤの質も同じとは思えないのに「接地面の長さ」 で「チェックしているからOK」なわけもなく。 ◆「まずは"頻度"を知ってもらうため」としても・・・ タイヤ種別によっても異なるので1ツイートでは説明できず、 かといって長々と説明するのも違うというのであれば、 ↓ 「パンクを防ぐためには空気圧が重要です。ご来店頂ければ、スタッフが専用の機材で確認致します。」 ─────────────────────────────────────────────── ↑ ★「米式」か「仏式」であれば「空気圧計」ですんなり確認可能 ↓ ▲一方で英式は・・・専用空気圧計のあるシュワルベ英式バルブコア以外は、「ポンプの空気圧計」での計測のみ。 Gプランジャーはそのまま、虫ゴムの場合は約+130kpa表示されているものとする。MPプランジャーは不明。 つまり「測定基準」を全て把握しておく必要があり、 「どの英式規格か見るために一回開ける必要」もある。 更に、CBあさひの場合特に、液剤注入済み車種="液剤噴出する恐れ"もあるので、 その警戒や対処も必要になるという問題もある。 ↓ ◆よって店側で「英式でまともに空気圧管理しようと思うと手間がかかる」。 ─────────────────────────────────────────────── それでも一応、(有料・無料や充填頻度等は来店時に説明)くらいのニュアンスや、 「詳しい説明は当サイトにて解説しています」 から、ページ誘導も可能ではある。 www.cb-asahi.co.jp/blog/products/7347/ ↑ (※エアチェックアダプターは登場していても、最後が液剤紹介という難あり解説) (・・・とはいえ、一般車で液剤注入に意味を見出せる人達は「店選びの失敗」でもあり、 「英式虫ゴムを使用し続ける"被害"と同様の「勉強代」として消えて目が覚めるかどうかは読者の"知識量"次第) ▲他の店で「4か月に一回空気を入れれば良い」と言われた tobesaikuru.livedoor.blog/archives/21764317.html エアチェックアダプターを勝手に廃棄するような悪辣店の存在といい、 こういう「平然と無茶苦茶なことを言うような酷い店」も当たり前にあるから 安易に店を信用してくださいとは言い切れないのはある。 ※万が一「ファットバイク専門店で購入したファットバイク」且つ「冬季」であれば 4ヶ月でも大丈夫かもしれないが・・・ 実際に4ヶ月前に空気充填で「被害」が出ているので通常の自転車の可能性が高い。 「(パンク防ぐ意味であれば)2か月に1回の空気入れで十分」という店もあるが… その店では全て「空気が入る容積の多い太め幅タイヤ車種しか扱っていない」ならまだしも、 普通幅(35~37mm)の300kpa標準タイヤであれば 空気の減りやすい夏場も考えると、 どんなに面倒でも「最低でも1か月1回(2週間に1回を推奨)」が基本という案内が極めて妥当。 ●[習慣化]パナ電アシ ティモ・Aの「空気入れタイミングお知らせ機能」 cycle.panasonic.com/products/fta/ タイヤの変形量からモーターが推定し、空気の入れ時を[クウキチェック]の表示でお知らせ ※空気入れタイミングお知らせ機能は、モーター回転数やスピードセンサーからの情報をもとに タイヤの空気圧を推定し、空気を入れるタイミングの目安を液晶スイッチに表示する機能です。 使用条件によっては正しく推定できない場合があります。 あったほうが良さそうに思えども通知に頼っていると故障時に忘れることになるので 毎月1回以上の空気入れ習慣があれば不要な機能。 当然、どこまでが適正充填かという空気圧の判断も出来ないので、 エアチェックアダプターや米式チューブ化などで適正な空気圧管理を継続しましょう。 ●[続]空気圧の自動測定(ティモA) ascii.jp/elem/000/004/192/4192354/ パナソニック サイクルテックの電動アシスト自転車「ティモ・A」には STマイクロエレクトロニクスのマイクロコントローラー「STM32F3」 およびエッジAI開発ツール「STM32Cube.AI」を採用。 これにより、モーターの回転数やスピード・センサーの情報をもとに、AIがタイヤの空気圧を推定。 空気圧センサーなしで空気入れタイミングの目安を液晶スイッチに表示する機能を実装した。 空気圧充填の習慣化と米式化などで適正な空気圧充填ができるのであれば、エアハブ同様に「不要」。 ●空気充填しないだけで重くなり修理費用も嵩む cs-shinwa.sblo.jp/article/190758781.html 適正空気圧量やタイヤの質や車種を気にする前に まずは「(300kpa標準で)毎月1回か2回空気を入れる」という1点を続ける。 「ママチャリは重い」とは スポーツ自転車ユーザー感覚では「車重」や「タイヤの重さや幅の太さ」でも 多くの一般ユーザーは「まともに空気を入れてないことが原因」。 年間1000km走るわけでもないのに2年でタイヤもチューブも交換という無駄さ加減。 せっかく自転車に乗っているのに、 「ノーメンテでも動くから問題なし」とするから ちゃんと空気充填していれば必要なかった金が消えて行く。 その自転車の本来の能力を活かさず 「▲勝手に誤解したまま壊れやすく疲れやすい使い方をしておいて」 「壊した」のに「▲壊れた」と文句を言う。 ●[習慣化]自転車のチューブに空気を入れない事は自ら破壊する行為 cs-shinwa.sblo.jp/article/189196443.html 空気を入れる事はご飯を食べるのと同じです。 1年ちょっとで、また5,000円近く払うんです。 その間に2度のパンクで2,000円払ってるんです。 約2年ごとに、7,000円払うことが一生続くんです。 お金持ちですね!!! 自転車屋は自転車本体の販売かパンク修理だけでしか生き残れないと思っている人からすれば、 「紹介したら飯の種を自ら失っているのに」と思うのだろうか。 しかし、実際には何度紹介しても減らないことに対しての問題提起。 ※適正空気圧の把握は、この「次の段階」の話となる。 「毎月"必ず"充填しているのに、パンクする」という人に対しては、(リム噛みや異物残りでもなければ)、 過小or過剰充填の可能性が高いので、「空気圧計付きポンプ」と「米式化等」へと進んでもらう。 ※接地面の長さやアバウトな触診感覚は非推奨。 もちろん、店側から米式化を全く提案する意味がないとは思わないので、 出来るだけ薦めて欲しいのはあるが、 習慣化すら習得できていない段階では、一度に多くの内容を伝えても理解されにくい。 それは「交通安全教育機会の少なさに対して情報過多の問題」が全てを物語っている。 ●パンクの原因は空気を入れていないこと cs-shinwa.sblo.jp/article/183650229.html 自転車修理に携わっている人であれば100%見たことがあるであろう状態。 交通マナーも然ることながら、義務教育の一般常識として 「自転車のパンクは空気を入れていれば半分は防げる」として 身につけさせたほうがいいのではと思う。 しかし、「空気を入れればいい」とだけ書いてしまうと、頻度(標準300kpaであれば月1が目安)も分からず 今度は躍起になって一生懸命空気を入れて「過剰充填でパンク」というのがオチだろう。 そこで「米式化で空気圧計を見ながら空気圧の量をしっかり確認しましょう」という段階に進んでもらう。 ●新車でも全く空気を入れなければ数か月でパンクする www.instagram.com/p/BoMO6jUFykp/?taken-by=inuihitoshi 新車からまだ数ヵ月ですがその間全く空気を入れていなかった様で チューブはぼろぼろ傷だらけになっていました、 小径車+子供乗せのため、一般的な26インチママチャリよりも荷重があるので、 尚更、空気入れの頻度は増やす必要があるように思う。 ネット通販で買って取説を読まないのであれば自業自得だが、 実店舗で空気を入れることの説明をしないような売りっぱなしの店か、 聞いていても実行せず馬耳東風であれば、このような「本来必要のない出費」をすることになる。 ●定着しない習慣化の原因は? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 修理に持ち込むということは完全に無関心というわけでもない。 でも、習慣化が身につかない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「老化や認知症で記憶できない」家族やヘルパーのサポートも期待できないのであればどうにもならないが、 そうでなければ、客自身には「その場で手帳等に記入させる」、 店としては(客から低額の費用提供で)連絡するなどの対策が思いつくが、そうしない(できない)課題は 実際のところ客が「そこまで気にしていない」 「気が向いたら修理に行けば十分」と思っているだけなのだろうか。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 習慣化するために何をすればいいのか ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●無習慣で繰り返すパンクと改善方法 cs-shinwa.sblo.jp/article/164065890.html 元々習慣がない人は「入れようと思っていた」では間違いなく入れない。 今週か来週にというアバウトな感覚だったり○日にしようと空で「考えるだけ」では恐らく今後も変わらない。 空気を入れるタイヤを使うことが前提での対策は ●「手帳やカレンダーに「予定として」”自分で”書き入れる」 ●「休日に店から直接電話やメールで空気入れの定期連絡をもらい、急かしてもらうように促し 必ず店を訪れる」(次の連絡予定日もその場で確認しておく) というのが効果的。(店の時間と連絡にかかる金銭的負担はどうするのかという問題もあるが) ×「エアチェックアダプターのゲージキャップ付き」 乗る前に毎回目視で確認する方法よりも、 ゲージキャップ無しのACA-2を取り付けて「毎月1回以上の習慣付け」をオススメ。 ●空気圧不足と無習慣対策 star.ap.teacup.com/flatout/1365.html パンクの原因として何度も出てくる初心者の自転車メンテの最大の問題ともいえる課題。 空気圧が減って漕ぎが重くなってきたことが分からないから「大丈夫」だと思うのだろう。 エアチェックアダプターや米式チューブで空気圧が測定できるからといって、 空気を入れる習慣そのものが根付いていなければ意味がない。 そう考えると、(エアハブやノーパンクタイヤは費用やデメリットが多いので使わない場合) まずフロアポンプがあるかどうかが重要で、 ●ポンプがあれば10日おき~最低でも月1くらいで空気を入れることをどう習慣付けるか ・アナログ → カレンダーや手帳に「しなければならない予定」として記入する ・デジタル → スマホや携帯電話の通知リストで設定する 店から電話やメール等で通知してもらうという方法がなくもないが、 自分から能動的に管理できなければ習慣として定着しにくい気もする。 「パンクしやすくするかどうかはユーザーの勝手だから放っておけばよい」という考え方もあるが、 店からこういった「予防策としての具体的な提案」があると良いのではないだろうかと思う。 ●ポンプがなければ「店に定期的に訪問する」等の対策 (米式化すればオートバイや自動車と同じ規格になるのでガソリンスタンドでも空気入れを借りることが可能としても) 不具合のチェックや様子を確認するという点でも、信頼できる店を探し出して 空気入れは毎週、簡易点検は毎月1回といったペースで頼んだほうが後々の補修費用も少なくて済む。 しかし「腕が確かで相談もしやすく信頼できる店」を探し出すことが一番苦労する点でもあり、 近辺に存在しない場合は、日常的なメンテに関しては自分である程度のところまで意欲的に学ぶ必要もある。 ●週1回の空気入れ aono-cycle6766.on.omisenomikata.jp/diary/2007013 中央基準値が6気圧のようなクロスバイクであれば毎週1回として、 一般車であれば毎週は多すぎるのでは・・・と思ったが、 生活向け用途のはずなのに無闇に高い空気圧設定にしているタイヤが 取り付けられているケースもあるから油断できない(例:Jコンセプト)。 しかし、習慣付けが全く出来ていない人達に対しては まずは順番として「空気を入れればいいですよ」と案内するしかないのかもしれないが、 「基準が存在しない」ということをどうするのかという課題がある。 (当然、握力差も気温差も無視で側面を手押し確認する方法は論外) 英式であればエアチェックアダプターで米式にすることで 「ここまで充填」と分かりやすく数値で確認できるため ユーザーにとって非常に利便性が高いと思うが、 それを様々な理由から拒絶するにしても、 シュワルベ英式バルブコア+「空気圧計付ポンプ」すら 案内しているような店が皆無に等しいという現状では厳しい。 ●何もしなければ何も変わらない ameblo.jp/schonkm/entry-12498847332.html 交換の説明の時に聞かれました。 「交換したら卒業まで持ちますか?」 これはチューブだけの事ではないのですが・・・・・・。 もちろん、希望年数を考慮して選択しますし、念の為の予防処置も施工しております。 ですが当店に出来るのはソコまでで、その後はお客さんの協力が必須なのです。 (_ _) 【1】「パンク予防のための使い方の説明」 【2】「聞く気のあるユーザー」 までは説明力のある店であれば「常識的な接客として」妥当な線 と言いたいが・・・個人個人の理解力の差や基礎知識の差で どこからどこまで説明が必要になるかと考えたら、単純な時間ロスを防ぐためにも 「時間がかかりそう」とか「じっくり聞きたい」という場合は、 今後のフルオーバーホールや細かいカスタム等の販促も意味も込めて 「個々の状況に応じた相談そのものを商材」として扱うべきのようにも思える。 (口下手で説明力がない店には無理なので実際に出来る店は相当少なそうなイメージ) 学生で一応は半年しか使わないとしても、 「卒業後は今後の人生で絶対に自転車を使わない」ということもないだろうし。 この場合の具体的には【継続できるかどうか】が今後空気圧不足でのパンク阻止の決め手になる。 (ついでに米式化も薦めて欲しいところだが・・・) その場でどれだけ真剣に聞いていても、1ヶ月以内に忘れてしまえばそれまで。 本当に理解力があるとか「今度パンクしたら買い替え」という人もいるとして 絶対必要になるとは言わないが・・・ 「高齢でどうにも忘れてしまうような人」「若年層でも忘れっぽい人」には 「習慣付けの手助け」としての「パンク予防サポート」は 店の印象付けのためにも役立つと思うので積極的に導入する例があってもよいはず。 ●減っていることに気付いてから入れるのでは遅いケース ameblo.jp/schonkm/entry-12502119462.html お呼びして聞いたら、空気入れの頻度は「重くなってきたら入れる」だそうです。 期間を気にした事は無いそうですが、察するに2~3か月に一度かな? 初見さんの中では優等生と言えますが、ホントに惜しいデス。(T^T)クゥー 空気管理の習慣がある方は簡単な説明でも事足りる事が多いデス。(;^ω^) 空気は減ったらではなく、維持する為に入れるのです。 (_ _) 「習慣化」があったとしても、さすがに2,3か月に1回では手遅れ。 特に日中気温35度を超えるような時期であれば空気の減る量が多いので尚更、 「【重要】乗っても乗らなくてもチューブ内の空気は自然に減る」 ので、真夏であれば2週間に1度でも構わない。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/140.html (300kpaが標準のタイヤ)"見るだけで分かる"エアチェックアダプターの色判別キャップの場合・・・ 「黄色が見えている」段階で、空気充填すれば空気圧不足でのパンクは免れる。 「赤色が見えている」段階では即空気入れをしないと相当パンクしやすい。 パンクしにくいタイヤだけでなくロングレッドなど、 「側面まで丈夫で厚みがあるタイヤ」は空気量を触って判断しにくいだけでなく、 「チューブ内の空気が減っているのかどうか」さえも気付きにくいが、 そもそもそうした「気づいてから空気入れ」が誤り。 「日付や曜日をきっちり決めて」 食品でいえば消費期限が切れないような「スケジュール管理」が "空気圧不足が原因でのパンクをしないためには"欠かせない。 ▲空気圧管理以前に「空気を入れる習慣がない」結果 販売時に説明を聞いていても馬耳東風で【[空気入れの習慣化]を実行しない】と チューブボロボロ、タイヤも割れて交換コース。 応急処置をしてもチューブ自体が削れて部分的に薄くなっているので空気が抜けやすく、 当然、小さい段差や異物でのパンクもしやすくなってしまう。 ★ポイントは「安物系タイヤ」「パンクにしくい系のゴム厚タイヤ」に限らず、 【メーカー品の最上級タイヤ】であっても、 空気を入れるという習慣を身につけられなければ宝の持ち腐れというか、 (不具合までの限界点が比較的延びるだけで)【ほぼ無意味】ということ。 ↓ それゆえに「タイヤ種別"だけ"を過剰に問題視すること」は、 「無習慣を貫き通すような人達」に対して数歩先の話になる。 (つまり、雑多な店でもメーカーでも安物タイヤを付ける理由には 「(使用頻度や距離や保管状態を無関係で)安ければ安いほどいい」、 店もユーザーも「どうせ空気入れずボロボロにするから」という事情もあることが分かる。) ▲対処法として、何より「同様の結果が後を絶たない」ことからして、 「店で『自転車に空気を入れないとまた損しますよ』と言われました」では、 習慣化できる可能性どころか、ザッピングしたニュースやCMのように、 翌日どころか【聞いた次の瞬間には忘却の彼方】という場合すらある。 ★具体的には、繰り返しになるが、とにかくカレンダーでも手帳でも、 【重要:毎日必ず見る場所に】 「●月▼日:自転車に空気を入れること!」と書き入れるのがシンプルで一番分かりやすい。 もちろん、スマホ等に同様のタイトルを付けてアラーム設定でも可。 しかし、多くの店で同様の記事があっても、何故か助言や苦言を呈す以外に (この場合は基礎メンテ習得までの初期段階として米式化云々を一切考慮しないとして) 「習慣化を身につけさせるために、上記のような"具体的な提案"」をしていないのが謎。 ●行動を改善させるための策 toyokeizai.net/articles/-/304857 「~しなさい」と言わずに子どもを動かす"秘密" これは交通安全に限ったことでもなく、 空気入れの習慣化を促してみたり、 通販での自転車本体購入のデメリットや 英式バルブ(虫ゴム)のデメリットなどを理解させるためにも重要。 「~しなきゃダメ」「~しなさい」と子どもにガミガミ言い続ける親御さんたちへ、 ぜひ伝えたいことがあります。 勉強、生活習慣、身の危険などに関することで子どもの行動を変えたいのに、 何度言っても変わらないとき、それは親のアプローチの仕方が間違っているのです。 子ども本人が納得して進んでやり始めるための、もっといい方法があります。 「(300kpa基準で7~9月を除き)1ヶ月に1回空気を入れなさい」 「徐行や一時停止を守りなさい」など、どれだけ親切心で言っても 言われた当人に聞く気がなく納得もしていなければ 行動が改善することは絶対にありえない。 中学生の長男がスマホを見ながら歩いたり自転車に乗ったりするのが心配でなりません。 再三注意したのですが、なかなか言うことを聞いてくれませんでした。 実際に事故が起きたときの映像、”ながらスマホ”で視野がどれだけ狭くなるかを再現した映像、 事故を起こした人のインタビューなどで構成されていて、とても説得力のある動画でした。 動画サイトで見つけた”ながらスマホ”の危険性について啓発する他の動画も2つ見せました。 見終わった後で感想を聞いてみると「別に……」とそっけない返事でしたが、 「父さんとしては心配になるんだよね」と言っておきました。 すると、その後の長男の行動に変化があり、 一緒に登校する妹の報告によると、登校中の長男の歩きスマホが激減したそうです。 この文章自体が啓発目的としての「創作である可能性」も否めないが ここで注目すべきは「どのような動画を見せたか」よりも、 「誰が、どう見せ、どう説得したのか」という点。 授業の一環で交通教育と称して年1回もしくは3年間で1回のみ 主に講演などで「実質的に稼ぐことが目的」の人達が訪れ、 「半強制的に参加させ見せるだけ」では 全く効果がないとは言わないまでも、 必ずしも改善が見られるとは思わない。 それでも「学校自体に絶大な信頼を寄せている"珍しい人"であれば」 説得力があるとして、大幅に改善するだろう。 しかし、学校側の事なかれ主義の一環で、 教育委員会等の「お上から言われているから従って開催しているだけ」と 映れば、「若干リアリティのある劇や映画を見せられているだけ」に過ぎない。 一方で「身近で(赤の他人の教師などよりはある程度)信頼できる親族」であれば、 毎日のように顔を合わせ生活する「共同体」として、 「(学校などよりは)真剣に物事を聞くに値する」という評価から、 理解・納得し、行動を改善変化させる可能性は高くなるのは当たり前。 (無論「家族関係が崩壊していれば無駄」というのは言うまでもない) 子どもにやってほしいことがあったとき、その必要性や大切さを子どもが 【理解できるように】教えてあげることが大切なのです。 子どもも心から納得すれば、自らのやる気が高まって、けっこう自分から進んでやるようになります。 納得度とやる気は比例するというのが私の結論です。 口だけで「○○しなきゃダメ」と叱り続けるより、よほど顕著な効果があります。 手洗いをする前の手と、せっけんでしっかり洗った手を比べた写真も効果的です。 特殊なライトを当てて撮影した写真で、洗う前の手がどれくらい汚れているかがわかります。 その後で効果的な手洗いの仕方を説明する動画を見せ、 その洗い方で【実際に洗う練習をすると】大きな効果があります。 ただ口だけで「手洗いとうがいしなきゃダメでしょ」と叱っているだけでは、 なかなか実行に結びつきません。 親や先生がいるところではやったとしても、いないところではやりません。 【その必要性を本当には納得していないから】です。 ぜひやってほしいのは、実際に子どもがよく通る道や通学路などを親子で一緒に歩いてみることです。 危険なところを見つけ、注意すべき点や安全のための対処法をその場に即して教えてあげましょう。 実際の現場で具体的に教えると、非常に大きな効果があります。 「ここで飛び出したらどうなるか?」と想像させたり、 横断歩道の位置を確認したりすることも大切です。 小さい子の場合は、「右よし・左よし・右よし・渡ってよし」と確認してから 渡る練習を繰り返して、身体で覚えるようにすることも大切です。 (1)動画を見せる前にまず実際の道路状況を確認する どんなに間違っていても分からなくてもいいので「考えさせる」ことが大事。 (より心に深く刻み込むには、考える力を奪ってしまうような 「最初に答え」を与えてはいけない) (2)次に正解を教え、どうしたら安全に通行できるのか 「明確に・具体的に」 (いきなり正解ではなく"解き方のヒント"を与えることも必要) 「自己満足で"教えたつもり"にならないよう噛み砕いて"受け入れやすい方法で"」教える。 その際子供であれば「キャラクターや好きなものを取り入れる」方法もある。 (3)最後に「反復学習の意味」で動画を見せる 途中で動画を一時停止させ「このあと何が起こるのか」を予想させ、 頭の中で映像をイメージする力を育てる。 つまり、 「(自分自身に降りかかるという悲惨な)イメージが想像できなければ実行できない」として、 「事故の瞬間の1秒後から、怪我をした後の数日後を"予測させる"」という 「丁寧に順序立てて」理解を促すという手法。 (4)更に「記憶/行動」定着を強化するのであれば、逆に「教えてもらう」 自らが教えることで自信と納得を深め、行動を実行させやすくなる。 当然、知っていてもオーバーに(どこかの喋り接客のプロのように) 「そうなんだ!」「すごいねよく知っているね!」のように共感することで 「知っていることをより強く自覚させる」ことが出来る。 子供などが、相手より上手に理解しているつもりで 「実際には納得させられている」のだが、気づかないうちに 身についてしまっているという。 ■根付かない習慣の原因は教え方と学習方法が間違っている可能性大 「導入部」として、標準空気圧やkpaやACA-2や米式化など専門用語を並べても 大衆は自転車メンテの知識そのものが皆無で、 「チャリなんてテキトーでいい」と染みついてしまっている以上、価値観の上書きは難しい。 その上、基礎学力の高い人を除き、1回2回説明したところで理解される可能性は低く、 具体的に実行から継続に繋げることを考えると、実際には相当困難であることは容易に想像できる。 他にも、余程の「信頼」を得ていなければ、所詮は「他人の戯言」で流されてしまう。 特に口頭説明であれば尚更、わざわざ時間を作って来店したことを後悔するような、 小難しい表情で苦言を呈され、早口で一気に喋られても分かろうと思う気が起きるわけがない。 端的に言えば「興味を持たせる・試したい・続けたい」と思ってもらえるような話し方や手順が必要。 聞いてて眠くなるような言葉で「自分が知っている内容を得意気に説明するだけ」では全く意味がない。 (店側の都合と合わせるためにも、理解を深めてもらうためにも「講座」という形が最善。 無料で教えてもらったことよりも「有料」で、知識を買う経験を得ることに重点を置く) 対面接客は【喋りたいならそれ以上に相手の話を訊くこと】も忘れてはならない。 (しかし、無駄話を延々聞かされる「時間の無料提供」を避けるために、一定時間以上は"商材"とする) 本来店員の接客術として有るべき姿は、見た目や口調や話の内容から 個人の基礎学力・知識量まで出来る限り分析判断し、「適材適所の対応」が出来なければならないのだが、 技術を提供する側自体に何処かで「自転車ごとき」という感覚が強い人達も居るためか、 肝心の「接客技術の向上」を恐ろしいほどに軽視されてしまうことで、 劣悪な環境に置かれているユーザーにしてみれば、 「適正な教育機会の損失」から、理解度が著しく低い状況であることは当然と言える。 そうした結果が、予算に余裕がないわけでもないのに、用途に合わない安物自転車を選んでしまったり、 通販(売りっぱなし前提)専用車種を安易に購入している現状と思われる。 最初は、まず【パンク可能性を減らし、タイヤ/チューブを出来るだけ長く使って"節約したい"と思いませんか?】などの 「掴み」が必要で、現状を変化させる必要があることを知ってもらう必要があり、 この時点で「さほど聞く気がない/どうでもよさそう」であれば、 「タイヤチューブが早期劣化で交換=自転車店に貢献してくれている有難い人達」として放置。 どうしても「救いようがない人達」は居るわけで、無理強いしても反感を買うだけで双方共に得しない。 ▼興味を持ってもらえた人に対しては続いて ●何が起こっているのか → 慢性的な空気圧不足 ●空気圧不足の何が問題なのか → 乗り心地の低下、パンクリスク増大、チューブが削れる、タイヤの早期劣化 ●今の時点で何ができるのか → (タイヤが無事であれば)ひとまず空気充填する (この時点では「●どのくらい空気入れればいいのか分からない」は保留) ●どの程度の頻度での充填が必要なのか → (大抵の一般車は)夏場は2回、それ以外は1回を目安 ●放置したらどうなるのか → (大抵の一般車は)毎月ごと約1か月未満で不適正な空気圧になる ●忘れないために何が出来るか → 手帳記入またはスマホ等への予定登録を厳守 これらを順序立てて、丁寧で分かりやすい方法で説明する。 説明の際には、 「紙に文字で説明」「イラストや画像のある資料を作成しておいて渡す」「動画」「実物を見ながら紹介」などの 組み合わせで、より効果が高いと思われる方法を選択。 ここでようやく、 ●どのくらい空気入れればいいのか分からない → 空気の入れすぎや少なすぎを防ぐためにも「虫ゴムはやめましょう」に繋がる。 英式は、中途半端に維持することで「種別に対して各特性を学ぶこと自体が手間」という問題もあって分かりにくいので避け、 米式専用空気圧計が使用できることや適正空気圧の管理方法を明確にする意味でも「米式化」に移行することを前提で進め、 ■タイヤ・チューブが無事なら → 「エアチェックアダプター」、 (米式に不慣れで使い方に不安がある場合も →「エアチェックアダプター」で使い方に慣れる) ■米式を理解できてタイヤ・チューブの交換タイミングなら → 「米式チューブ」 と、(約650円~とはいえ)費用を伴うバルブ形式変更の説明は相当後にすべき話。 まず根本的に「習慣化が根付いていないことが大問題」なわけで、 それを飛ばしてバルブ形式やら空気圧の充填方法が云々を進めても 「身につく(理解→実行→継続に繋がる)可能性は低い」としか言えない。 ◆「空気充填の習慣付け」からパンク予防が始まる cs-shinwa.sblo.jp/article/189134752.html 空気さえ入れていれば、1円もかからず 一度もパンクせず、タイヤ交換すらまだ無く お店に来る手間すら無かったのに。 そして、この状況で多くの方が頭に描いてしまう最悪の一手があります。 買い替えた方が安い 本当ですか? ここで、「(修理のほうが安上がりであれば)修理を提案してもらえる店」かどうか を見極めることができる。 しかし世の中には、(購入1年程度でタイヤチューブ以外の問題がなさそうなのに) 「タイヤが割れている?じゃあ自転車ごと買い替えちゃいましょう」 こういう「自転車を販売することしか考えていないヤバい人達」も怖いが、 その話に乗って「買い替えてしまう人がいる」ことが更に恐怖。 何をどうすれば余計な消費をせずに済む選択かを考える時間すら惜しいのだろうか。 逆に、ボロボロなのに修理に使う費用すら出さず、買い替えもせず ケチってそのまま乗る人達も困りものだが・・・。 人のせい、物のせいじゃありません。 ドンキが悪いわけでも、ドンキの自転車が悪いわけでも 中国が悪いわけでもありません 乗っているあなたが全て悪いんです。 ↑ 「基本的な値段の安さに伴う耐久性の低さ」 「店での初期整備の無さからくる長期的な問題」 については、また別の話。 ●[中野鉄工所]エアハブの開発話から思う業界の根幹問題 www.sankeibiz.jp/article/20220326-EKITE4DMB5OHVKQDUWKEF4X3TA/ エアハブを開発したのは、自転車製造大手のブリヂストンサイクルから 「ユーザーの困りごとにはタイヤのパンクが多い」と聞いたのがきっかけだ。 「道は舗装され、くぎが落ちているわけでもないのにパンクするのは、空気圧の問題だった」と中野さん。 そしてエアハブの開発に着手したという・・・。 しかし、パンクさせないためには 「自転車のチューブには空気を入れる」という「常識を知ってもらうこと」から始まり、 ◆習慣付け ◆空気充填"頻度" ◆適正な空気圧 を「知る機会」があり、「継続実行」してもらおうという気概が「ブリヂストンサイクルにあれば」、 中野鉄工所としては、時間も費用もかかる「新たな機構」を苦心して開発する必要はなかったといえる。 ※一般車に米式チューブの自転車があったほどなので、 エアチェックアダプターやシュワルベの英式バルブコアがない時代でも、 「米式チューブ化」は可能だったと思われる。 パンク防止剤ほどではないとしても、 空気ミハル君すら「構造的にチューブへのダメージでパンク原因となっていてもおかしくない」だけに、 必要最低限のカスタムとして 「英式チューブを廃し米式チューブ化」+「空気圧計」+「習慣・継続する」 という常識を広めようとしてこなかった、業界全体の問題を 「慣例」として見過ごし、未だに全く表面化しないことを危惧する。 空気圧管理不足での問題が顕著になった時点で、 「メーカー側にパンク修理で稼いでもらおうという魂胆がなく」 「本当にパンク軽減をさせたいのであれば」、 特殊な用途で厚みのあるチューブが必要なように、 ◆英式(虫ゴム)チューブはポンプヘッドの素早い着脱が困難な人達用に「希望者のみ交換」という 「現在の置かれている米式チューブとは真逆の位置に据えるべきだった」といえる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 以下、米式化に関する内容 ※一般車(主にママチャリ)などに最初から[英式バルブ]が使われている車種に向けた内容なので 主にスポーツ自転車に最初から使われている仏式や特殊な伊式バルブ等については省略 英式バルブ(虫ゴム式)であれば、 速やかに「エアチェックアダプターで米式化」もしくは米式チューブに交換することを強くオススメします。 ★【なぜ英式バルブから米式に変更したほうがいいのか】 ※英式バルブとは「タイヤに空気を入れるところの口金部分の形状の種類の1つ」 主に虫ゴムが使用されていて、あまり知られていないが厄介な存在。 ▲「空気を入れるときに重い」 ▲「空気圧計の計測値を低く表示するどころか、その計測値自体が信用に値しない」(虫ゴムの状態まで考慮する必要あり) (Gプランジャーに変更していても、ポンプの空気圧計でしか確認できない影響で、ポンプ/バルブの不具合に気付けないリスク) ▲「虫ゴム自体の劣化が早い」 というデメリットがある。 ※英式でも「シュワルベの英式バルブコア」と「シュワルベの専用計測器」を使う方法もあるが、 米式化することで自転車店以外にガソリンスタンド"など"でも空気を入れられるようになる最大のメリットが得られない。 ●ガソリンスタンドでの空気入れの使い方(米式専用) www.youtube.com/watch?v=4VSt34Dr7aU 自動車用の解説動画になっているものの、使い方としては自転車用の米式でも同じ。 ※容積の大きい自動車タイヤ用なので慎重に使うこと。 ▼自転車の場合の空気圧の目安は基本的に「タイヤ側面」に書いているので確認。 ※大抵のママチャリは300kpaと書いてあることが多いが、体重80kg以上の人などは350kpaくらいを目安に。 ※電動アシストやスポーツタイプ自転車では異なることもある。 ※英式・仏式はそのままでは使えない。 ◆英式→米式(エアチェックアダプター)交換済であれば上記と同じ。 ◆仏式→米式変換用の口金では一部使えなかったり、使えてもあまり空気圧をあげられないということもあるようだ。 ※詳しくは仏式バルブのページにある以下の記事を参照 https //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/129.html#id_34653287 ◆米式のメリットの1つとして挙げているガソリンスタンド"など"で空気入れが出来る意義とは 基本的には約3000円以上費用をかけて空気圧計+ポンプ(または空気圧計付ポンプ)を買うことを薦めるが、 もし借りるとしても 【自転車本体や米式チューブを購入(取り付け)した自転車店をメインにすべきなのは当たり前の話】。 ※ホムセンの安いポンプでさえ米式対応があるのに、それすら置いていない店はさすがに遠慮したい。 何も日常的な空気入れを怠ったことによる空気圧不足を補うために ガソリンスタンドを使うことを推奨しているつもりはない。 (そもそも、そんな短絡的な思考の人達が増えれば貸し出し禁止になることも懸念する) ★具体的には【緊急措置として】空気漏れを抑えるために使うことを想定 ●ポンプが壊れて購入までの一時的なもの ●走行中に「小さめの異物パンクが原因で」スローパンク状態になったとき (ロードサービスを待つよりもガソリンスタンドを経由しつつ自転車店まで移動したほうが早い)など。 ▼つまり、空気入れができる【拠点数を増やす】=【リスクを軽減すること】が目的。 もし行動範囲内にはガソリンスタンド等よりも自転車店のほうが多いとしても、 自転車店の他にも借りられる可能性のある拠点数は少しでも多く確保することはメリットがある。 更に現実的に考えると「日本全国様々な地域がある」ことから、広い視野で捉えた場合、 ガソリン給油の必要がある自動車は全国で広く使われている= ガソリンスタンドの拠点数は多い=「自転車店"以外にも"ガソリンスタンド"など"が使える」 =「米式は便利」と言える。 ▼英式ポンプが置いてある可能性のある拠点 「自転車店・交番・大型家電店・スーパー・ホムセン・ドンキ等・自転車扱いのある雑貨店・コイン式英式ポンプ」など しかし・・・ ▲ちょうど自転車店の定休日や急な休みが重なっているケース ▲交番に人がいないことは全く珍しくもない ▲大型家電店・スーパー・ホムセン・ドンキ等・自転車扱いのある雑貨店・コイン式英式ポンプが近くにあるとも限らない (気軽に[英式]ポンプを他人の家に借りに行くようなことは、常識的にありえないので考慮しない) ────────────────────────────────────────────────── ─●「英式専用ポンプなら借りやすい」? いくら声掛け不要で借りやすい環境があったとしても、そんな状態で放置できるということは、 大半が屋外野ざらしの鉄くずのような状態の英式専用ポンプも多々あるはずだが、 それらを使えるのがメリットというのは如何なものかと。 そもそも、(緊急時に)米式ポンプが使用できる「拠点数」の多さで勝てるわけがない時点で・・・。 「ガソリンスタンド"など"の店員の手間をとらせる」という感覚で、問題視されても正直意味が分からない。 ポンプを借りることを強要できるわけもないわけで、 「混雑状況などで使用されると通常業務に差支えて困るのであれば普通に断る」と思うのだが、 何故か「米式ポンプのある店の店員は断らない」+「(店が全く混雑していなくても)借りるのは迷惑になる」というのは ちょっと思い込みが激しいとしか。 使い方に慣れていないので壊される恐れがあると思ったなら店員が協力してくれるだろうし、 無料で借りられることを問題視するのであれば「当店の直接のお客様ではない自転車の人は有料です」となるだけ。 「恐れ入りますが、敷地内にある自販機のジュース等を買ってください」という営業方針も考えられる。 (利用者が子供(学生)であれば大人になってクルマに乗ってその店を頼る場合も考えられるが、 そんな可能性は低いので拒否するという店があるのも否定しない) 逆に「英式ポンプなら、借りられないならしっかり断ってくれるし、通常業務に差支えることはない」・・・わけがない。 ポンプ貸し出しでトラブルになっている例などいくつもある。 ・ポンプの破損、盗難 ・先客が居てもお構いなしで優先させようとする ・有料と言うと怒り出す 「業界都合の英式」で何ら不都合がないと思い気に入っているなら自由に使ってくれれば構わないのだが、 米式の便利さを心得ている以上、テキトー店やメーカー都合に付き合わされる筋合いは全くない。 英式が有利という点でいえば、1円でも安いほうが正義と疑わないなら「値段」と、 「よくあるサイズであれば」雑多な店でも"英式チューブの在庫率は高い"ことを最大の拠り所とすべきだろうに。 明々後日の方向から米式を否定しようとすることの意図が分からない。 少なくとも毎月のように店を利用することを推奨しているわけではないのに、 「道具を少しでも安易に借りられるような環境は良くない」という意味で憤慨しているとすれば、 英式専用ポンプでもセルフではなく無料で空気入れをするような店も存在している以上は、 米式にだけ矛先を向けるよりも、そういう店の善意(または戦略)を全て否定してもらうしかない。 ●店舗での空気入れについて(●「無料空気入れの設置」は是か非か) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/126.html#Shop_Pumps 以前書いたのは自転車店での話なので「接客対応重視」の観点になっているが、 自転車の販売/修理等とは無関係であっても、「店の方針が様々ある」ので、 許容している店と拒絶する店を同一視する理由もない。 店員が安易に手を借すとことに拒絶感を持っている人がいるとしても、 大した手間でもないので何とも思わないという店であれば、口を挟む余地はない。 ────────────────────────────────────────────────── ▼米式対応ポンプが置いてある可能性のある拠点 ※スーパーでも規模の大きめなイオンバイクであれば米式対応ポンプが常備されている可能性あり。 上記の英式拠点から英式専用ポンプしかないであろう拠点は 「交番・スーパー・ドンキ等・ホムセン・コイン式英式ポンプくらいまで絞り込まれ、 その中でも英式クリップを外して米式対応しているポンプがないとは限らないので・・・ ↓ 実質(コイン式英式ポンプのみ除く)「英式ポンプ拠点全て」 + 自動車(カーショップ)の各種販売店/整備店、更にオートバイ関連店でも 「許可が得られれば」借りられるので、 「米式=ガソリンスタンド"だけではない"選択肢が多数存在する」と覚えておきたい。 英式・米式の口金の形状の違いは↓から確認 ▼英式・米式・他への空気の入れ方(画像解説) www.geocities.jp/taka_laboratory/20050806-Air-pump-hand/20050808-Air-pump-hand.html archive.fo/x0ITx 最も基本的なことなので、一番最初に覚えなければならない事柄。 [タイヤの空気圧は触って判断すれば十分」ではなく不十分。 理由【1】「人の握力には差がある(弱:一般的な子供や老人等、強:プロレスラー等)」 理由【2】「タイヤの硬さにも差がある(柔:安価な粗悪タイヤ等、硬:ゴム層が厚いタイヤ等)」 しっかりと目盛りや数字を見て目視で判断できるようにすることが初心者には特に重要! ●一般車(ママチャリ)の英式は米式へ変換/交換すべき ※分かりやすくママチャリの表題にはなっているが、英式であれば全て可能な限り米式に変更することを薦める。 パンクの原因・乗り心地の改善には「空気圧」が非常に重要。 大抵の一般車には慣例で英式(虫ゴム)が使われていて、空気圧が測れず劣化もしやすいので問題。 そこで、 繋ぎで米式変換できる「エアチェックアダプター」を使いながら、 チューブ交換時にはリム穴に互換のある「米式チューブ」に交換し 最低月1回きちんと空気圧を測りながら入れるクセをつけることを薦める。 キャップをせずに泥が詰まって空気が抜けやすいというのはバルブ形状以前の整備不足の問題。 虫ゴムのほうが修理しやすいとか、「無整備でも修理しやすい」というのは自転車店の都合に過ぎない。 英式を使い続けるということは、適正空気圧を理解せず、空気圧不足を起こしてパンクしやすくする または空気を充填しすぎてタイヤのひび割れを促進させたり破裂を誘発する可能性も高くなる。 ●自転車のタイヤの空気圧を知る minivelo-road.jp/tips-for-bicycle-tire-air-pressure 空気圧に関する数値は「タイヤの側面」に書いているので、まずは確認する。 ●空気圧をしっかりチェックする 空気圧が適正に入っていないと →クッションがないので「乗り心地が悪い」。路面のガタガタを直接自転車や体に伝える →路面に対する抵抗感が増えて「走りが重くなる」 →段差などで安易に「パンクしやすい」。当然無駄に「修理費用も時間も」とられる。 とにかくロクなことがない。 ★一般車(ママチャリ)タイヤの標準空気圧は「3気圧」が目安 ※一般車でもタイヤによっては異なるのでタイヤ側面をよく確認すること! 300kpa=3bar=43.5psi www.panaracer.com/new/info/picup/20070509img/City2007.pdf ↓(webアーカイブにて確認) http //web.archive.org/web/20140805062930/http //www.panaracer.com/new/info/picup/20070509img/City2007.pdf 一般タイヤの標準空気圧は300kpa(約3kgf/cm2)が目安です。 これより高いとスリップを起こしやすく、低いと早期にひび割れを起こしやすくなり危険です。 体重65kg以上の方は10~20%多めに調整ください。←(330~360kpa) 一般車に多い英式(虫ゴム)のチューブそのままでは空気圧は計測できないので注意 基本的には「パナレーサーのエアチェックアダプター」で英式→米式変換、または「米式チューブ」に交換し、 空気圧計付ポンプや、自動車やオートバイ用にも使える空気圧計(エアゲージ)を使う。 ※仏式チューブは軸が細いので英式チューブが使われる車輪のリム穴には適さない ●空気圧を知る意味 panaracer.co.jp/products/faq.html#tab01_01_05 panaracer.com/products-q_a/ 「一般編:タイヤ:Q5」 Q5 なぜ空気圧を測ることが大事なのですか? A 通勤・通学などに多く使用されている いわゆる「ママチャリ」仕様の24~27x1 3/8のタイヤなどは 200kPa(2kgf/cm2)以下の低圧で使用すると、 異常な摩耗やひび割れを生じバーストを起こしたりして重大事故につながりたいへん危険です。 ●「虫ゴム式の英式バルブは正確に空気圧を測定できません」 仏式バルブや米式バルブは、空気圧ゲージのみで測定可能です。 虫ゴム式の英式バルブは正確に空気圧を測定できませんが、 当社エアチェックアダプターをご使用いただくと測定できるようになります。 (↑2022年9月掲載) (↓上記が再び消えた時に備えて過去掲載残し) https //web.archive.org/web/20160704235647/http //panaracer.co.jp/products/manual.html 空気の入れ過ぎや低圧使用はタイヤの破損やバーストの原因となりたいへん危険です。 空気圧のチェックは必ず走行前に行い、 タイヤ側面に刻印されている「標準空気圧」または「推奨内圧」に従ってください。 ※米式または仏式バルブはそれぞれ専用ゲージで測定可能です。 虫ゴム式の英式バルブは正確に空気圧を測定できませんが、 当社エアチェックアダプターをご使用いただくと測定できるようになります。 (英式虫ゴムでもある程度判断できるようだが・・・100kpa以上も異なるという時点で信用できないし使いにくい。 米式化するほうが確実) ●パンクを予防するには約650円から可能 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】「目で見てはっきり分かる基準」を知るために、まずは約650円で買える エアチェックアダプターを購入して「米式化」してください。 www.yodobashi.com/product/100000001001586320/ (「基本的に一般車の場合であれば月1の習慣化が身につけばあまり必要ではありませんが、 ”色で空気圧の状態を確認できる機能”が必要な人は 約650円で買えるACA-2ではなく、約1200円でACA-2-Gを購入してください」 www.yodobashi.com/product/100000001001586321/ ) 【2】許可をもらってガソリンスタンド等で「必ず空気圧計のあるポンプで空気を入れてください」 【3】一般車の場合の基準は300kpa=約3気圧です。 (タイヤによっても異なりますのでタイヤ側面の数字を確認してください) これで入れすぎや少なすぎを防止できます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・ポンプを購入するかどうかは後で考えてもらえればOK。 ・空気圧計を別途購入しておくと空気の状態を確認できるが、 まずは「適正な空気圧での習慣化」が大前提。 ◆米式用の空気圧計のオススメ(初心者用) GIYO「GG-05」★約1000円 www.amazon.co.jp/dp/B003H06APO ※買うなら上記のような先端が筒状になっているものを推奨。 「先端が球状になっているものは固定しにくい」ので微妙。 ▼GG-05の使い方 ●標準3気圧(約300kpa)の場合 0.2気圧程度の誤差を考慮し、 【1】一旦4気圧程度まで充填(空気圧計がないポンプでは一気に入れずにポンピング5回おきくらいで確認) (※計測時の注意点:盛大な空気漏れを防ぐために"手早く""バルブに対して垂直"に当てること!) 【2】3.5気圧くらいまで減圧ボタンを押して減圧 【3】手早く外す ★「盤面が小さくて角度的にも見辛いので、見ながら減圧するなんて出来ない!」場合 外してもリセット(減圧ボタンを押す)まで目盛りは固定される「ホールド機能」を活用。 具体的には、 「(計測時にも減ることを利用し)装着→外す→計測」を何度か繰り返し、 外したときに数値を見て「約3.2気圧くらい」になっていたら(最後に忘れずにキャップを取り付けて)終了すればいいだけ。 ▼正確な空気圧管理の必要性 個人個人で握力が異なるのも当然として、 低圧で使用すれば「段差などでリム撃ちパンク」、 高圧で使用すれば「ひび割れやすくなりタイヤ寿命そのものを短くする」。 (ひび割れについては直射日光を当てるような保管状態を避けることも重要) 低すぎず、高すぎない丁度いい空気圧を、どんなタイヤ銘柄にも左右されず直感で判断するのは困難。 「交換しやすさを優先」または「修理を増やしたい」という思惑があれば 正確な空気圧管理なんて必要ないという考え方になる。 虫ゴムならゴミが詰まっても取り除きやすいということではなく、 そもそも「バルブキャップは塵や埃などが入らないように取り付けるもの」であり、不要な飾りではない。 ──────────────────────────────── ★「虫ゴムを使わない」米式化して空気圧を測る パナレーサー「エアチェックアダプター」関連 ──────────────────────────────── ★英式→米式へ簡易変換「エアチェックアダプター」に交換で空気入れ時に軽く+空気圧管理も可能に! 動画■www.youtube.com/watch?v=W2QzjenHexc ─────────────────────────────── ★英→米式[ACA-2](エアチェックアダプター) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/147.html 詳しい内容はこちらにまとめてあります↑ ─────────────────────────────── 解説■blogs.yahoo.co.jp/nobuaki_com/51838447.html https //web.archive.org/web/20131012152638/blogs.yahoo.co.jp/nobuaki_com/51838447.html 解説■irodoriworld.com/archives/3731 ★panaracer「ACA-2 エアチェックアダプター(バルブ変換アダプター)」2個 JAN 4931253202421 ※ゆっくり締めすぎると空気が漏れるので注意。 ▲但し、簡易変換であり部品点数も多いので、 「米式チューブ」そのものに比べると個々の部品耐久性が劣ると見ていいだろう。 ↓ ●エアチェックアダプター取り付けと使用感(ACA-1) goma514.blog.so-net.ne.jp/2011-06-05 そして、ただ空気を入れるだけと思ったらすごく軽い。 空気が漏れてるのかと思うくらい軽い。 米式ってこんなに軽いんだなあ、最初からチューブ換えていればよかったくらい軽いです。 弁を開いて固定してから空気入れてるので当たり前といえばそうなんですが。 英式だと虫ゴムで常に栓をしている状態なので全然違いますね。 現行品はACA-2だが構造は同じ。 空気入れが軽くなるという点ではスーパーバルブやシュワルベの英式バルブコアでも同じ。 (●panaracer「ACA-2-G エアチェックアダプター(キャップゲージ付)」2個 JAN 4931253202438) (ACA-2に空気圧の目安のキャップが付いたもの) 緑:300kpa以上・・・空気を入れる必要なし 黄+緑:240kpa・・・余程急いでなければ空気を入れる 赤+黄+緑:220kpa以下・・・空気を入れる ●エアチェックアダプターのレビュー www.yodobashi.com/community/product/100000001001586320/review.html 爺さん婆さんによる個人経営な自転車店だと コレを取り付けただけで整備出来ない! とか言い出す事もあります。 使い方の分からなさを製品のせいにして拒否するというのは如何なものかと。 こういう店が「プロ」を名乗っていないことを切に願う・・・。 もともと適正値をかなり下回った気圧で乗っていたことに気づきました。 適正気圧付近まで空気を入れるととても軽快になり、機材の真の性能を知ることができるのでおすすめです。 これまで、タイヤを押した時の感触で、空気圧を判断していました。 私の場合、入れ過ぎていたようです(チューブが膨らみ過ぎて、タイヤがボコボコになったこと有り)。 今回、英式バルブから当アダプタに交換することで、空気入れ付属の圧力計でも真値に近い圧力が見えます。 適正圧の範囲がタイヤに記載してありますが、実際に空気を入れてみると意外にこの範囲が狭く、 調子に乗って、何回も空気入れをついているとすぐにオーバーすることが判りました。 もう装着してから2年が経ちましたが、問題ないです。 もう英式を使うことは無いでしょうね。 保管状況にもよるので、自転車にとって最悪の環境に近い「海沿いで潮風を常に浴びる」「年中野ざらし」でも 他の人が絶対に2年使えると信じ込んでしまうのも期待しすぎに思える。 完璧な商品というわけでもないので、デメリットに関しても感想はあって、 ●重くなるのでホイールバランスが悪くなる ●子供車のような小径ではポンプ用のL字が必要になる ●ポンプとの相性なのかポンプ口が外れにくい、どこまで締めればいいかわからない、空気が漏れる といった内容もあった。 「エアチェックアダプター部分を、緩まないように抑えつつポンプ口を外す」という ある程度「慣れ」が必要な点がないとはいえないので、その注意は必要かもしれない。 最後の空気漏れに関してはキャップゲージなしは1回取り付けてしまえば そう簡単に漏れるわけでもないはずだがポンプ着脱時のホースのエア抜けのことなんだろうか。 www.yodobashi.com/community/product/100000001001586321/review.html ACA-2-Gで測ったところ、タイヤを指で押さえて凹まないほど固くても、標準空気圧(300kPa)に達していないのが判明。 何十年もずっと空気不足な状態で乗っていたと気づいた。 「ずっと標準空気圧を下回っていた人、反対に入れすぎていた人」 「接地面の長さや触っただけ」という管理方法では不十分というのが分かる。 「年齢性別問わず人間の握力が常に一定」、 「タイヤの質や種類の違いはなく硬さは全て同じ」はずもない。 店でも「雑な管理でも何となく空気が入っていればそれで十分パンクリスクは減らせる」 という意味で 「習慣づけのために英式バルブでも構わない」というのも分からなくはないが、 「どのくらいまでなら一般車のタイヤで標準的な300kpaよりも超えてもいい範囲なのか」ということを理解してもらうためにも、 どうせなら「しっかりと管理する快適さと楽しさ」というものを広めるためにも 米式チューブ化という選択も視野に入れた提案をしてもらいたいと願う。 ●エアチェックアダプターの耐久性? blog.bambusaceae.net/?eid=80 保管状態不明なので一概には言えないが3年でチューブを交換するまで使えたようだ。 ■いずれ米式チューブに交換を推奨 これで空気圧も測れるが、常時取り付けしポンプも交換するなら キャップの損傷やイタヅラを考えると米式チューブにしてしまったほうが良いが、 例えば、24インチママチャリ向けタイヤ(24×1-3/8)の米式チューブは (2015年6月現在)「BBB、IRC、サギサカ、シュワルベ」、 26×1-3/8、27×1-3/8向けにも米式チューブはあるが数は少ない。 ▼ホダカ(INOVA)の米式チューブは廃盤のようだ。 https //web.archive.org/web/20180721172602/http //www.geocities.jp/taka_laboratory_3/20070614-A-valve/A-valve.html 無加工ねじ切り有りのものはシュワルベのみなので競合相手として残って欲しかったが・・・。 ●米式チューブに交換する場合 空気圧の確認を怠り、空気を入れをサボってバルブ軸付近が損傷するというのは 「使い方の問題」であり、米式チューブ自体の耐久性とは無関係。 「リムが3流品でバルブ穴の縁が鋭利な状態でバルブ軸付近が損傷」の場合は、低級なリムが原因 +確認した上で処理を行えば防げるため「交換時のリム穴の確認不足」でもある。 ▼ユーザー目線から「米式にすると困ると思い込んでいそうな点」 を改めて書き出すと・・・ ◆【困】厚みのあるチューブがない 一般的なママチャリサイズの26インチWO(26×1-3/8)では スーパーチューブ(約1.2mm厚)やストロングチューブもあるが、 米式ではこのサイズの場合ノーマルチューブ(約0.9mm厚)しかない。 【解】 (1)「チューブそのものから空気が若干漏れやすい」について 英式米式に限らず、チューブの厚みが薄いほどそうなるのは確かだが、 「月1回の空気を入れる日という習慣化」が出来ていれば問題にならない。 ※デメリットとして「チューブが厚い=チューブが重い」という回転時に必要な力も増えるが これは更に外周部にあるタイヤの重さも更に大きく差が出るところでもある。 (2)「厚みが薄いと刺さりものでパンクしやすい」について 厚みがあるほうが有利として差がないことはないとしても、刺さればパンクするのは同じこと。 しかし、主なパンクの原因としては刺さりものではなく、 (1)にある「空気を入れるという習慣化」を怠けて起こる「空気圧不足」が原因のため、 大きな問題とは言えない。 ◆【困】今ある空気入れが使えない。 【解】本当に使えないのかよく確認。クリップ部分を外せば米式でも使える。 ↓ もし外して使える構造ではなかった場合 【1】米式対応のポンプを新しく買う。 (計測目盛りのあるポンプ or 計測器単体[タイヤゲージ]+クリップ部分が外せるポンプ) ※携帯型は日常用途では使いにくいので必ず普通の形状「フロアポンプ」にすること。 【2】ガソリンスタンドで許可をもらって使わせてもらう。 【3】「米式対応の空気入れを(当たり前として)置いている自転車店」を利用。 ◆【困】軸にナットがないので斜めになる 【解】取り付ける際の手順ミスか、慢性的な「空気圧不足」が問題。 要するに「斜めにならないように使い方を改める」ということが先決であって、 これをバルブを英式にしたからといって解消されるというものでもない。 ※シュワルベ米式チューブは(小径の特殊な斜め軸のものを除き)全てナット付。 ◆【困】米式チューブの軸が通らない。 【解】ネジ切りされている米式チューブを使う。(シュワルベ・コンチネンタル) (パナレーサー等のゴムで覆われているものは若干軸が太くなる) もしくは、リム(車輪の輪っか部分のみ)をアラヤ等の名のあるリムに組み替える。 (組み換えは前輪・後輪併せて1.5万~2万円程度) (単純に穴を拡げることも出来るがリムを加工することは薦めない) ★チューブの違い(英_米_仏_他)より ●米式バルブ軸径とリム穴の互換性について https //web.archive.org/web/20170818195158/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/rim.html (JIS基準では英式向けリム穴が8.2mm) ↓ detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12143652187 米式チューブはゴムベース(VAR)であれば軸径が8.7mmで 無理というケースも中にはあるようだが・・・ ↓ 自分が所有している 「パナレーサーの米式チューブの軸は実測で「8.0mm」 「シュワルベの米式チューブの軸は実測で「7.6mm」 なので何ら問題なし。 手持ちの 「アラヤの 27インチ”ステンレス”リム」 「JISマークのある”ステンレス”リム」 どちらもパナレーサーの米式チューブ「軸径8.0mm」は普通に取り付けられたので互換性がある。 数値上ではなく実際に使っているということが証明になるが、 他のメーカー(または製造時期によっても?)バルブ軸が太いことも考えられるので 余裕をもって使うなら最初からシュワルベの米式チューブ一択ということになる。 (コンチネンタルもネジ切り軸だが種類が少なすぎるので除外) ◆【困】自転車店で修理しようとしたら米式だから修理できないと言われた 【解】無知な自転車店には頼らず、知識のある店を選ぶ。 (オートバイや、古くからMTB等に携わってきているスポーツ自転車「も」扱う店など) 同じ乗り物のオートバイや自動車でも使われているような信頼性の高い規格であり、 自転車用チューブも存在することすら知らないような知識量に問題があるその店は今後利用しないほうがお互いのため。 (高額なスポーツ自転車を専門に扱うような店もママチャリ関連を毛嫌いする傾向が強いので避けたほうが無難) ◆【困】米式チューブを在庫している店がない(特にママチャリ用サイズ) 【解】事前に1本は予備チューブを購入し保管。 (ヨドバシなら送料無料で1本約1000円~) 「(出張修理店を含めて)持ち込みパーツ歓迎の店」も予め探しておく。 ※工賃をケチるなら工具を一通り揃える必要がある上、作業ミスをすれば結局2度手間なので 基本的には依頼したほうが早い。 ◆【困】パンク修理が難しくなる? 【解】チューブに空いた穴を塞ぐ作業は英米関係なく同じ。 「パンクの原因」と「それに対して的確な対処法」を理解できなければパンクは再発しやすい。 「自分で簡単に出来ると思っている人ほど失敗しやすくなる」 出先でもし大穴のパンクをした場合、応急処置だけを施してもらい、 その後、なるべく早く手持ちの米式チューブを持参して取り付けてもらうのが早い。 タイヤまで損傷していて、タイヤ銘柄をこちらで指定したい場合、店に預けられる場合は預け、 出来ない場合は借りられる駐輪場に停めておきタイヤも持参する。 ◆【困】空気圧が分からない 【解】適正空気圧はタイヤによって異なるのでタイヤに書いてある表示を確認。 ママチャリのような一般車では300kpa(3気圧)であることが多い。 計測するには「タイヤゲージ」と呼ばれる目盛りのついた計測器を単体で使うのが確実だが、 フロアポンプに付いている計測器でも目安になる。 ◆【困】内部のコア部分の構造が複雑なので埃が溜まりやすい? 【解】コア部分の構造自体に問題があれば自動車で使われているはずもない。 埃除けとしては必ず「バルブキャップ」を忘れずに取り付けること。 ただの飾りではなく防ぐ意味がある重要な部品。 キャップは削れやすい付属の樹脂キャップではなく、アルミや真鍮製のものに付け替えることを薦める。 ◆【困】空気が上手く入っていかないことがあるのは米式だから? 【解】まず「ポンプの使い方」が正しいかどうか確認。 次に「虫回し」と呼ばれる工具でコア部分を押しつつ、 エアダスター等で挟まっているかもしれない埃を飛ばしてから、コアを増し締めして、 それでも改善しない場合、案外見落としがちなポイントとしては 「ポンプが壊れている可能性」があるので、他の自転車では使えるのかどうかよく確認すること。 ※ポンプのホースやパッキンなども消耗品なので、劣化すれば交換する必要がある。 ※購入して1ヶ月や2か月程度のチューブであれば店の古い在庫品や製造不良品の疑いがあるので 購入店とメーカーに要相談。 ◆【困】米式への空気の入れ方が分からない 【解】それぞれのポンプによって異なる 大抵はポンプの口を差し込んで「レバーを倒す(または起こす)」と固定される。 レバーの固定後には必ず「シュー・・・という空気の漏れがなくなっていることを確認してから」空気を入れる。 ※固定が上手くできていないとチューブ内に空気を送り込む前に空気が漏れて抜けてしまう。 ◆【困】空気を入れるときに漏れるなど使いにくい 【解】慣れるしかない 英式にあまりにも長年慣れていると、当然だが米式に変更して即時慣れるはずもない。 逆になぜ1回2回で簡単に使い慣れると思えるのか不思議。 とりあえず、器用ではない人は初回に10回以上 「ポンプ口の取り付け→空気を入れる→手早く外す」(虫回しで一旦空気を抜く) を繰り返して慣れるより他にない。 ※その際にどの程度空気圧の減少があるのかも確認しておくこと。 それでも、どうしても「無駄にポンプヘッドの食いつきが良くて外しにくい」のであれば、 高くても「ヒラメポンプヘッド」を導入するなど、「ヘッド部分が全く違うものを使う」ことを薦める。 自転車店でヘッド部分が違うもの(ホムセン系・パナ・トピーク・サーファス・ヒラメ)が揃っていて、 その中から実際に使いやすいものを教えてもらいながら選ぶことができればいいだけなのだが、 「ポンプなんて何でも同じだろう?」と思っている人に対しての"接客・営業"ができる店など存在するのだろうか・・・。 ※もし店に頼んでも 「米式への空気入れが不慣れ」で適正空気圧を管理できないのであれば その店にはあまり関わらないことを薦める。 ─────────────────────────────── 追記:「慣れ」だけでは分かりにくく、投げやり過ぎたので改めて詳細な補足 ↓ 【解】「構造の理解とその対応」「ポンプヘッドとの相性」 空気入れ着脱時だけでなく、計測時でも若干漏れることを理解し 「0.2気圧(200kpa)ほど多めに充填する」ことと、 「一瞬で手早く外す」ことも重要。 【ポンプに故障(パッキン劣化など)なし】 【ポンプの使い方に間違いはない】としても、 ポンプヘッドには様々な種類があるので着脱しやすいものを探す。 ↓ ◆「鎖付きクリップを外して使う安物タイプ」 ◆「ワンタッチ型(パナレーサー)」 ◆「サーファス(GIYO)」 ◆「トピーク」 ◆「ヒラメ」 ●空気圧は低すぎでも高すぎでも良くない star.ap.teacup.com/flatout/1328.html 英式バルブ(虫ゴム式)ではタイヤの厚みや握力の違いによって正確は判断ができない。 米式か仏式であればポンプの計測機器や単独の空気圧計でも数値を目でしっかりと確認できる。 ●空気の入れすぎに注意 yama105011.exblog.jp/24422054/ 空気は個々のタイヤに表記されている規定の上限まで入れる事ができますが、 品質の悪いタイヤは規定内でもこういった事が起こります。 上限とは限らず「標準空気圧」という場合もあるし、タイヤ別でも異なることが多い。 一般車関連では300kpa(3気圧が標準)ということは多いがそれ以上の4.5気圧だったり2.5気圧という場合もある。 また、それを具体的に個人の握力の差で判断しようにも 力加減の基準がなければ分かるわけがないので、虫ゴム式は特殊な事情でもない限りは使わないほうがいい。 ▼「標準」と「上限」の違い panaracer.co.jp/lineup/city.html panaracer.com/products/city/e-ride/e-ride/ パナレーサーのe-ライドの商品ページを見ると 「推奨内圧(kPa)」が300とある。(≒3気圧) 確かに「推奨の”上限”内圧」という見方もできるが、下記内容もあって判断するのは少々厳しい。 ↓ web.archive.org/web/query?type=urlquery url=http%3A%2F%2F www.panaracer.com%2Fnew%2Finfo%2Fpicup%2F20070509img%2FCity2007.pdf Submit=BROWSE+HISTORY (スーパーハードタフネス等のタイヤ情報) 一般タイヤの標準空気圧は300kpa(約3kgf/cm2)が目安です。 これより高いとスリップを起こしやすく、低いと早期にひび割れを起こしやすくなり危険です。 体重65kg以上の方は10~20%多めに調整ください。 ↑(330~360kpa) パナレーサーの解説でも「10~20%多めに調整」することを可としている。 いや「360kpaではなく450kpaにもなると危険だろう」という意味だったとしても、 問題が全くなくはないとしても、過剰に危険性を訴えかけるほどでもないような気もする。 ▼同じタイヤサイズでも空気圧設定に差がある ザ・ママチャリの代名詞の26WO(ETRTO 590)である 一般車タイヤと同じタイヤ(ビード リム座)径で見てみると ●タイオガ「eコモド」は「310~450kpa」 ●シュワルベ「マラソン」は「400~600kpa」 ●ミシュラン「ワールドツアー」に至っては「250~600kpa」という設定幅が存在している。 この場合も「上限」になっている数値が 「推奨の範囲」か「本当にこれ以上は禁止とされる上限」か というところは個々のメーカーの表記を確認の上で判断することになる。 ▼但し、リム(車輪の輪っか)がWOという構造上「あまり高い空気圧は避けるべき」 という視点から見れば意見は近い。 いくら600kpaまで設定されているからといって、 「WOリムでもギリギリ600kpa入れても問題ないだろう」とは言いにくい。 せいぜい「最大でも500kpa未満」に止めておくことを強く推奨する。 そもそも一般車のリムでそこまで高圧にして乗らなければならない状況というものに無理がある。 高圧タイヤを安全に履きたいなら700Cや26HE(ETRTO 559)が使われている車体を購入し、 それなりの値段がするマヴィック等のリムやスポーツ車にも使われるスポークを用いたホイールに組み替えた上で、 思う存分高圧タイヤを満喫したほうが安心できる。 ●空気圧不足がパンク原因の約6割 www.cy-factory.com/work/pank.html (札幌の自転車店の2008~2009シーズンの実績) 「パンクかな?と思ったら」のフローチャートも分かりやすい。 panaracer.co.jp/products/faq.html#tab01_02_01 panaracer.com/products-q_a/ 「一般編:チューブ:Q1」 Q1 リム打ちパンクとはどんなパンクですか? パンクの原因の約6割がこのリム打ちパンクと推定されています。 空気圧が低いと発生しやすく、タイヤの推奨内圧を守って正しく空気圧管理をすれば発生率を抑えることができます。 ●空気圧不足→チューブねじれ→バルブベース剥離 star.ap.teacup.com/flatout/1489.html 米式化→空気圧計のあるポンプで月1空気入れを習慣付けでこういうことにはならない。 英式のままでは空気圧不足状態が解消していない可能性もある。 (反対に入れすぎるとクッション性能が落ちるだけでなく破裂する) ●空気を入れずに乗り続けると・・・ cs-shinwa.sblo.jp/article/164654052.html タイヤ内部が削られ、チューブにもその削られたヤスリ面で傷が付き、薄くなってパンクする。 いっそ「修理したがりの人は空気は入れなくていいです。」という 逆キャンペーンを展開したほうがいいような。 ●空気を入れずに乗り続けた結果 cs-shinwa.sblo.jp/article/167633773.html 外観は問題ないように見えても内部はボロボロのためタイヤチューブ交換。 前輪タイヤチューブも同時に交換であれば約1万円? バッテリーの消耗も激しいので交換時期も早まると考えると、 いくら原付より維持費が安いとはいえ無駄極まりない使い方。 利益重視の店にしてみれば「学習能力のない金色のカモ」でしかないので 下手に刺激して逆ギレされても面倒なだけとして、 笑顔で「とにかく危険なのでタイヤチューブ交換しときましょう!」ということになる。 かといって怒りをぶつけてしまっては諭しているつもりでも糠に釘。 しかし、ふと思ったのは 「高価な電動アシストを買えば頑丈なのでパンクもしないと思っていた」という 意味不明な決めつけをしていて店にクレームが付くようなことがあれば、どんな形態の店であっても さすがにかわいそうに思える。 「自転車は、殆どがチューブに空気を入れて走る乗り物です」 「空気を入れて走らないとパンクの確率が非常に高くなります」 「機構が増えて故障する箇所も増えるが自動で空気を充填されるエアハブ」や 「乗り心地と1万以上を捨ててノーパンクタイヤ化も出来なくもないです」 のような内容の音声を常に駐輪場等で流して無意識レベルまで擦り込みでもしない限り無理なんだろう。 「出張修理」が成立するなら・・・とも考えたが、 本物の節約家はどんな安物自転車でも直射日光を遮るカバーをかけていたり 小まめに注油・清掃・点検・整備をしているはず。 「適正空気圧で乗るというクセをつけるべき」以前の話。 ●パンクの原因 主に「空気圧」の管理不足。面倒だからと街中でよくみる空気を入れなさ過ぎて残念なことになっているタイヤは 段差でパンクするリム打ち(スネークバイト)が圧倒的に多くなる。 もう1つ、空気圧が計れない英式バルブのチューブで起こる分かりやすい悲劇といえば、 反対に一度にたくさん入れておけばなかなか減らないだろうと考え闇雲に入れすぎ「破裂」させること。 とにかく横着をしようとしない。もちろんチューブも即交換しなければならないので手間も出費も増えるだけ。 一般車でも、いい加減な目測やタイヤの質に左右される触感ではなく、きちんと空気圧は測ったほうが良い。 ●空気が少なければパンクを引き起こす 完全に抜けきった状態でなくとも、エアボリュームが少なければ段差に打ち負けてしまう。 (チューブ自体とパッチ貼りにも不良が存在しなかったと仮定すれば) 根本的な原因はもちろん、空気を入れるという常識感覚のなさによる「無習慣」によるものとして、 その「無自覚を改めることが本当のパンク修理」となる。 ●米式化したら オートバイやクルマと同じ形式になるので、自動二輪ショップやガソリンスタンドでも 無料~1回100円程度でも払えば充填できるとは思うが、 自分に最適な適正空気圧内でのピンポイントの数値を探るためにも ポンプも交換しておくといいだろう。 →★ポンプ(空気入れ) 約4000円弱 ↓ ●日付を決める こういうキャンペーンサイトもある。「9がつく日は自転車の空気を入れよう」 www.jbpi.or.jp/9ki/ 月3回は小径(親子乗せ含む)や、クロスバイクで比較的長距離で使用頻度が高いなら必要。 一般車のスローパンクしていないチューブで近距離移動であれば月1でも十分にも思えるが、 やはり直射日光に当たる屋外や軒下保管でタイヤ・チューブが劣化しやすい状況では必要かもしれない。 ↓ ●適正な空気圧は? ★一般車(ママチャリ)タイヤの標準空気圧は「3気圧」が目安 一般車(ママチャリ)の基本空気圧は乗車人の体重65kgで300kpa=3bar=3気圧が基準。 ▼空気ミハル君 (空気ミハル君(3.0気圧版)の基準では、そのまま300kpa=3.0bar=3気圧) (空気ミハル君(4.5気圧版)の基準では、少し高めの450kpa=4.5bar=4.5気圧) (その場合4.5気圧まで様子を見ながら乗り比べてみるなどして最適な空気圧を探る) ▼同じブリヂストンの車種でも BWX(子供車)で使われているような「太いタイヤ(58mm幅)」では、元々のエアボリュームがあるため、 2.0-3.5気圧と少し低めになる。(※1) ▼クロスバイクなど、他の車種の場合 タイヤ側面に記載されている空気圧を必ず確認! 「範囲の記載があれば」範囲内で空気を充填する。高ければいいというものでもない。 (地面の衝撃を拾いやすくなる、高圧すぎればリムからタイヤが外れやすくなるなど) 「標準値であれば前後+1気圧くらいまではOKと見る」 ▼※要注意「数値が最大値の場合」※ 「最大値(MAX---kpa,MAX---psi)の場合はあまり参考にならない」と見るべきで、 特にそのタイヤを取り付けているリム(輪っかの部分)自体が、無名で検索しても全く分からないような シングルウォールのリムであればなおさら、 500kpa=5bar=5気圧以上の高圧を充填するのは、信頼性の点であまりオススメしない。 とにかく、最適な性能を発揮するためには空気圧の確認は非常に大切ということを覚えておいて欲しい。 ■厚みのあるタイヤは尚更空気圧を知るべき zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-49a3.html ゴム厚や耐パンクベルト層などが入っているとパンクに気づきにくい・・・としてもここまでとは。 エアチェックアダプターの色判別ゲージキャップがなくても、 空気圧が低くなっていたら気づくことができるように小さな段差や路面からの衝撃は感覚で覚えておくべきだろう。 zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-f38f.html 確認はタイヤサイド? zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-9d7e.html 接地面が厚く、サイドが薄いので横への負担が大きいという判断。原因不明。 感覚を覚えることも重要だが、 やはり「エアチェックアダプター」を使いつつ劣化してきたら「米式チューブ」。 ●触っただけでは分かりにくい厚みのある丈夫なタイヤでも適正な空気圧を維持するために star.ap.teacup.com/flatout/1275.html 握力で感覚の違いもあり、どんなタイヤでも手で側面を触って適正空気圧を判断できるとは思えない。 エアチェックアダプターの色で判別できるゲージキャップ付のものを買って 取り付けておくのが最善の予防方法。米式チューブに交換後でもキャップのみ取り付け可能。 または、10日おきくらいに(本当に信頼できる)自転車店で確認する。 データの蓄積が少ない店では判断をしかねる場合も考えられる。 ▼「英式や他の方法で十分」かどうか疑問を持ったので8種の比較 【1】英式「虫ゴム式」 ○【店】○これを知らない自転車店はさすがに無いはず ×【測定】ポンプの空気圧計数値+130kpaが目安にはなるようだが、虫ゴム劣化も考慮しなければならず信用に値しない。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#130 ×××【耐久性】劣化が早い ・【ポンプ】「実売の”種類”としては特殊な」英式対応ポンプが必要 ×【充填】ポンプを所持していなければ、自転車店かコイン式のエアポンプ程度 ◎【価格】安い。実質タダのようなもの。むしろこれだけが取り柄。 いわゆる「論外」の選択。素人騙しの時代遅れの規格を未だに業界を挙げて歓迎している傾向が情けない。 ※130kpaで適正な測定値になるという話もあるが・・・曖昧なポンプの数値や特殊な機材が必要であれば話にならない。 【2】MPプランジャー[底ゴム型] (スーパーバルブ or スペシャルバルブ は [底ゴム/底閉じ]の両方該当する紛らわしい呼称なので避ける) △【店】これですら(修理が減るので)毛嫌いする自転車もある気がする △【測定】空気圧測定は計測器のあるポンプで可能?(検証結果が割れている) (※但し、空気圧だけを測定する機器は存在しないので1つのポンプだけで確認している場合、空気圧計に不調があれば判断しにくい) ○【耐久性】虫ゴムよりは耐久性は増す。扶桑精器株式会社(日本製)や BS品であれば虫ゴムよりはマシな耐久性と思われる。中国製は微妙という声も? ・【ポンプ】「実売の”種類”としては特殊な」英式対応ポンプが必要 ×【充填】ポンプを所持していなければ、自転車店かコイン式のエアポンプ程度 ○【価格】高くても500円くらいか。それほど高くもない。 【3】Gプランジャー「底十字[閉じ]型」 (スーパーバルブ or スペシャルバルブ は [底ゴム/底閉じ]の両方該当する紛らわしい呼称なので避ける) △【店】黙って虫ゴムに交換しそうな自転車店も多いような印象。 ○【測定】空気圧測定は計測器のあるポンプでのみ可能 (※但し、空気圧だけを測定する機器は存在しないので1つのポンプだけで確認している場合、空気圧計に不調があれば判断しにくい) ×【耐久性】パナレーサーのアリゲーター社のものもあるようだが、中で弁が詰まる不具合の報告が多い傾向が強い。 ・【ポンプ】「実売の”種類”としては特殊な」英式対応ポンプが必要 ×【充填】ポンプを所持していなければ、自転車店かコイン式のエアポンプ程度 ○【価格】高くても500円くらいか。それほど高くもない。 【4】仏式化「Viva 英-仏アダプター」 (仏式ポンプで使えるようになるが、仏式というより先端延長の底ゴム型) 最大の弱点は胴長のバルブキャップを付けても、構造的に英式トップナットとの隙間ができてしまうこと。 △【店】英バルブ→コア部分のみ先端延長で仏式化を知っている店は 相当少ない気がするので下手すると壊されかねない? △【測定】空気圧測定は計測器のあるポンプで可能?(MPプランジャー同等と思われる) (※但し、空気圧だけを測定する機器は存在しないので1つのポンプだけで確認している場合、空気圧計に不調があれば判断しにくい) ○【耐久性】MPプランジャー同等と思われる。 △【ポンプ】仏式対応ポンプが必要 ×【充填】ポンプを所持していなければ、仏式バルブの自転車も扱う自転車店か自前の携帯ポンプのみ ○【価格】2個入りで約700円くらいか。それほど高くもない。 しかし、携帯ポンプでも米式非対応のものは珍しいため 仏式専用ポンプでなければならない特別な事情でもない限り不要に思える。 【5】シュワルベ「英式バルブコア」 △【店】存在そのものは知らない店のほうが多い気がするが、普通に空気を入れるぶんには問題はなさそうに思える。 ●【測定】空気入れの空気圧計でも参考になるが「専用計測器エアマックスプロ(約3000円)」を別途購入しておくと便利。 ○【耐久性】MPプランジャーよりも耐久性は良い気はする。 ・【ポンプ】「実売の”種類”としては特殊な」英式対応ポンプが必要 ×【充填】ポンプを所持していなければ、自転車店かコイン式のエアポンプ程度 ○【価格】1個約300円くらい。ピーアールインターナショナルから直接購入も可能。 【6】エアハブ ×【店】知っている店は相当少ない気がするので下手すると壊されかねない。 ・【測定】空気圧測定の必要はないだろう ▲【耐久性】機構を増やせばそのぶん壊れる可能性は高くなる ・【ポンプ】しばらく乗らなくて空気圧が減ったときは米式対応ポンプで空気を入れることになるようだ ・【充填】基本的には外で空気入れをする必要がないが、米式であればガソリンスタンドでも可。 ×××【価格】ホイール組み換えであれば工賃が各5000円×2ほど必要、ホイール交換でも前輪後輪それぞれ7000~12000円ほど。 【7】ノーパンクタイヤ ×【店】手間がかかるので断られるとか、交換のために1ヶ月以上かかるというケースもある。 ・【測定】不可 ▲【耐久性】劣化しないわけではない上に、乗り心地も空気入りタイヤより劣る。 ・【ポンプ】不要 ・【充填】不可 ×××【価格】タンナスの場合前後で約15000円(工賃別)www.whizz-jp.com/tannus/#lineUp ※主に工事現場、切り屑が多い作業現場付近での単距離移動用、災害時用途などの特殊な使い方限定としては有用。 ■米式化「エアチェックアダプター」(米式チューブでも同じ) ×【店】無知な店であれば修理拒否というケースもあると思われるが、 パナレーサー製品すら知らない店が信用できるのかという話でもある。 ★【測定】空気圧計付きのポンプだけでなく、自動車やオートバイのエアゲージも使用可能(約1000円) ★【耐久性】もし米式コアの耐久性が低ければ自動車やオートバイには使われない ○【ポンプ】逆に米式対応ではないポンプのほうが珍しい。安物ポンプでも大抵はトンボ口を外せば使える ★【充填】「(使用許可を得た上で)ガソリンスタンドで空気入れができるようになる」のは最大の利点 ○【価格】2個入りで約650円~。色判別できるゲージ付は約1200円。 【1】は論外。【6】【7】は高い上に万能とは言えない。 【2】~【5】でも悪くないかもしれないが、 「耐久性に信頼がある」 「ガソリンスタンドで空気入れができる」 「自動車・オートバイ用のエアゲージも使える」 というメリットがあるだけにやはり米式化を薦める。 ●米式の不得意な点? minkara.carview.co.jp/userid/207103/car/2242503/8197259/parts.aspx 米式が自動車・オートバイと同じ規格といえども、タイヤ内の空気量自体が少ないため ポンプ口や空気圧計は手早く外さなければタイヤ内の空気がすぐに抜けてしまうので使いにくいという感想。 (何がどう不便なのか全く書かずに英式のほうが優れているかのような内容と比べると遥かに参考になる意見) 使い慣れた感覚としては、 減圧も考慮しながらポンプでは多めに入れて(空気圧計で)調整するというのは普通と思っていただけに、 不慣れであれば不便に思えてしまうのだろう。 これは習慣化と同じで、結局は「空気圧調整・管理」の作法として慣れてもらうしかない。 また、バルブとポンプヘッドとの相性もあるとして、 ヒラメのポンプヘッド(縦カムまたは横カム)に交換すればこういう不満は出にくいとしても 予算のハードルが高く思えるのは仕方がない。 ※ポンピングの前にポンプヘッドからの空気漏れが収まらない場合は 「ゴムパッキン(Oリング)」の劣化が考えられる 「補修パーツを販売しているメーカーであれば」交換は可能。 できない場合はポンプごと買い替え。 ●米式化以外のパンク予防など jitensyazamurai.com/db/archives/9583 スポーツ自転車の場合は とあっても、こちらのお店の場合は主にスポーツ自転車販売店だからという理由だけで ママチャリ等の一般車の場合、300kpa等の数値がタイヤに書いてあることが多く、 ブリヂストンの取説でも英式(虫ゴム)がほとんどなのに一応数値に触れていることからも 無視できない内容。 タイミングは週1回、もしくは乗るたびくらいでしょうか? ママチャリ等の一般車では毎月1回くらいで十分。 常に載せる荷物が多いとか毎日10km以上走るという場合は2週間に1回くらい確認したほうが良い。 シティサイクル(ママチャリ)の場合は、空気圧はあまりわかりませんので、 「しっかり入れる」を心がけてください。 何度も書いているように、タイヤを押して判断すればいいというのは 握力差やタイヤ種別で感覚は異なるため無意味に近い。 最近は「パンクしにくいタイヤ」としてものすごく分厚くて、硬いタイヤが採用されている場合もあります。 この手のタイヤって、指で押してもわからないんです。 ですから、感触に頼らずコマメに! がコツ。 ほんとに紹介されない米式化・・・そんなに米式化されると困るのだろうか。 もちろんこれは真似しなくていいやり方。 ちゃんと「エアチェックアダプターを取り付けたり、米式チューブに交換して数値でしっかり確認しましょう」。 ▼路肩を走らない そもそも「路肩は自転車の走行指定位置ではない」ので、 律儀に走りにくい場所をキープする必要はないが、 車道では特に煽り運転に備えて各種の 予防策(動画撮影/(恥を捨てるなら)白地に大きく黒文字で地域名を書いたゼッケンをつけるなど)を講じたほうが良さそう。 ▼抜重 一般車でタイヤの空気圧が十分であればエアボリュームもそれなりにあるので さほど心配は不要。とはいえ、体重や荷物が多いときは一旦降りてから超えたほうが安全。 ▼劣化したタイヤは新しいものに 基本的に寒さは着込むほど緩和されるのと似たようなもの。 ゴムの厚みが十分で割れたり穴が空いていなければパンクも防ぎやすい。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/31.html
最終更新日:2024.9.22 ●ブレーキのキーキー音の相談 2024.9.1 ▲スポーツ自転車のブレーキシューは減りやすい? 2024.7.28 ●[群馬]自転車用自動ブレーキを高校生が開発? 2022.6.5 ★【オススメ】アルミリム掃除用の専用品「ラバー砥石」 2021.12.26 ★【予測運転】自転車のブレーキで急制動機能を求める人の「知らない/忘れている」事 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※キャリパーブレーキ(スポーツ車用[ショートアーチ])、カンチブレーキ、ディスクブレーキ(機械/油圧)の個別品は未掲載 ◆キャリパーブレーキ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/102.html ●ブレーキシュー(キャリパー用) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/160.html ◆Vブレーキ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/105.html ●ブレーキシュー(Vブレーキ用) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/161.html ◆ドラム系ブレーキ(バンドブレーキ、サーボブレーキ、メタルリンクブレーキ) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/103.html ◆ローラーブレーキ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/104.html ◆コースターブレーキ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/31.html#coaster ●「固定ギア」と「フリーギア」の違い https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/31.html#fr ━━━━━ ●ブレーキレバー https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/30.html ●ブレーキケーブル,ワイヤー他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/38.html ━━━━━ ▲スマートコントロールブレーキ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/106.html ▲「(油圧)ディスクブレーキ」関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/88.html#Disk-b ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ブレーキ総合━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2021.11.07 ◆ブレーキシューのアルミ片除去は安全ピンがオススメ(ライトウェイ解説) 2021.05.23 ●ブレーキ本体に注油は厳禁 2021.02.02 (単独ページとの重複内容を削除し、このページは注意喚起などをメインへ) (各ブレーキ種別に関する内容は、それぞれの単独ページのみ更新) 2021.01.24 ●店で購入時にブレーキ調整できているかどうか 2020.09.20 ●コースターブレーキ関連の雑記 2020.07.12 ■自転車のブレーキ不良は"罰則あり"の違反 2020.02.23 ●店の一般車向けの後輪ブレーキ各種への雑感 2019.07.21 ●ブレーキが効かない自転車を乗り続ける危険 2019.07.07 ●ブレーキ変更時の注意点と店での使い方の説明の無さに対抗する補足 2019.06.30 ●ブレーキの異音への対処法への注意点 2019.06.09 ●危険なブレーキ整備 2019.04.14 ●ブレーキに注油は厳禁 2019.02.17 ●1100円のブレーキ補修費用が高いと思う感覚 2018.09.09 ★初期整備が出来ていなければ十分な機能は発揮できない 2018.07.29 ●ブレーキ調整の重要性、◆ブレーキの正しい使い方への理解、●たかが子供車のブレーキ? 2018.08.12 ●過剰な制動力に意味はあるのだろうか? 2018.04.01 ●「ブレーキが効きにくい・滑りやすい」原因とは 2017.08.06 ●定期的にブレーキの確認をおすすめします 2017.07.09 ●不良ブレーキ放置対策としてのキャンペーン 2017.07.02 ●最近のブレーキ不良の自転車 2016.12.11 ●シマノ「コースターブレーキ」,●コースターブレーキのオーバーホール(分解) 2016.12.11 ●コースターブレーキが無知な取り締まりで赤切符を切られたが無効にできた例 2016.10.16 ●後輪のハブブレーキ「音鳴き反対」か「走行性重視」か 2016.01.10 リンク修正のみ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★【予測運転】自転車のブレーキで急制動機能を求める人の「知らない/忘れている」事 twitter.com/ASAHICYCLE/status/1474662070222462976 たまに相談されるブレーキの効きが弱い系 お話を聞いているとほとんどの方がスピードがついた状態でレバーを握ってもその場で止まらないとおっしゃいます 急ブレーキをしないような運転が大前提だと私は考えております 角があるな!何か飛び出すかもしれない!などと予測しつつ運転することが事故を減らすのではないでしょうか ※ローラーブレーキに引き量不足のドラム系ブレーキ向けの汎用(安物)ブレーキレバーが使われている可能性や 整備状況・調整・ブレーキシューに問題がある場合を除けば・・・ こうした【予測運転】の重要性を、具体的に「考えさせて」「理解させる」ということが 事故ゼロを目指すために"必須"であり「真の交通"安全"教育」。 ◆「自転車でも安全走行徹底厳守者用フルセット」 「臆病運転(周囲への警戒) → 危険個所察知 →【予測運転】→ 早期減速 → 徐行 → 一時停止 → 前後左右確認 → 慎重運転」 ▲ところが現状では・・・、「これが違反、これが義務」の羅列に始まり、 学習効果が低い詰め込み型の内容や、警察の街頭指導でも的外れな内容に偏重していることもあり、 このような悲惨な教育状況に対して疑問を持たない人達だらけだからこそ、 「急制動できる性能さえあれば事故回避できる」と思い込んでしまう人達が出てくるのも已む無しというべきか。 そして、 ▲自動車免許があって【予測運転】を「知らない」「分からない」「覚えていない」という人は、 自転車とはいえ"乗り物を運転する適正があるとは言えない"ので、 (「事故に巻き込まれる第三者の被害を防ぐこと」が主な理由でも) [事故時の時間や、係る賠償金も含む] 「あなたの身の安全のため」にも、 自転車に乗らないことを強くオススメします。 ●過剰な制動力に意味はあるのだろうか? (シングルピボット→ダブルピボットに変更や、ノーマル→ハイパータイプのローラーブレーキでも不十分という考え方) 実際には使い方の問題やデメリットを気にすべきのような。 前輪・後輪で役割は異なるが、どちらにしても急停止/急制動すれば 晴天時であればタイヤの摩耗促進、雨天時であれば鉄蓋などの上で特に滑りやすくなるのが代表的なデメリット。 前輪であれば前方に乗車人だけが吹き飛ぶようなことにもなるが、 それでも急制動が良いという人は、キャリパーブレーキやローラーブレーキではなく、 Vブレーキ車種に買い替えるべきだろう。 タイヤの早期劣化を気にしないとしても、そうして偏摩耗を促進する使い方では、 特に神経質な人が気にするであろうホイールバランスが(若干でも)狂うことになるが、 それはどうでもいいのだろうか。 しかし、そもそも何のために必要かと考えたときに、 「急ブレーキで停止しなければならない状況」を作り出していることが問題。 「そういう速度や状況になるように走行することが危険」という認識が足りないように思える。 しっかりと予測運転ができてその予防策を採った安全走行が出来ていれば、 日常的に急停止しなければならない場面は「殆どない」と言える。 例えば、事故多発地点でもある「交差点」で 「停止線も標識も徐行義務も無視、減速もせずにそのまま進む」という状況は まさに全く危険を予想していないという証拠。 ↑の状況から「歩行者などが急に飛びだしてきた」という場面が続いたとして 危険者は「一時停止や徐行を無視した自転車側」に他ならない。 次に、車道の左側を走行していて 自動車がウインカーも出さず、後方から加速・追い抜きから左折巻き込みされそうになるケースであれば、 狭い道で歩行者もいなければ素直に「歩道を走行」、 十分に道幅もあるようであれば走行位置を車道の左端に寄せすぎないことが重要。 もし前方がほとんど詰まっているにも関わらず、 自転車を追い抜けないことで煽り運転を仕掛けてくるようであれば普通に通報すべき案件。 ●ブレーキのキーキー音の相談 financial-field.com/living/entry-324780 購入して約1年の自転車ですが、ブレーキをかけると「キーキー」鳴ります。 まだ使える気はしますが、修理やメンテナンスが必要でしょうか? 最後まで見ても「ブレーキ種別の特定無し」という…。 各ブレーキの種別を画像を許可とって借りてくるか、 URLを貼り閲覧者や質問者に どのブレーキかを説明しないことには始まらないと思いますが…? キーキー音といえば、基本はママチャリの「バンドブレーキ」を想定しても 「初心者質問なので前後ディスクブレーキ車なわけがない」は思い込み。 バンドブレーキなら研磨剤どうこうでの小手先整備ではなく そのバンドブレーキのメーカーの唐沢ブレーキが 「サーボブレーキへ交換しましょう」と案内しているので素直に従いましょう。 それにしても、いい加減…古い業務用の自転車以外で バンドブレーキなんて使うのをさっさとやめてもらいたいんですが… 唐沢ブレーキが販売停止したところで 特許がなければ値段の安さで他社製品が乗るだけなのだろう。 どうせすぐ使わなくなるのと制動力で採用されているとしても 子供車に使っているのも論外で、 キーキー音が嫌で使われなくなったら元も子もないので 大手の自負があるなら幼児子供車でもドラム系ブレーキならサーボか、 制動力のグニュ感に慣れさせるために ローラーブレーキくらい搭載すればいいでしょうに。 ブレーキシューでも店の長期在庫でゴム硬化してそうな物なら1000円で交換できても、 「カートリッジシュー」という場合も想定すれば倍以上の値段も考えておく必要もある。 パナ(テクトロ製?)のサイレントシューでもそんなに安くは買えない。 ※ディスクブレーキのブレーキパッドであれば、 素材はゴムではなくレジンやメタルとなる。 ●元記事のあったヤフコメ欄では「自転車店に持って行けば解決する」の大合唱。 しかし、そもそも知識がまるでない量販系の自転車店への不信感や、 威圧感丸出しの喋り方しかできないような 「モンスター訪問者退治のスイッチが切れない」個人店主もいるわけで… ネットで予め聞いておきたいという姿勢が間違っているとは思えない。 なにしろ、仏式バルブへの空気の入れ方が分からずに わざわざ数分では済まないであろう自転車店まで時間をかけて行くような ご苦労様な人までいて、煙たがられるのがオチなので。 それに「ローラーブレーキBR-IM31-Rを100mm放熱板の物に交換したいんですけど」とか 「メンテナンス性向上と制動力UPのために、ブレーキレバーごと ハイパーローラーブレーキにしようと思うんですけど」と言っても 「なにそれ???」と知識が足りない店員店主も少なくないと思われるので、 自転車店に聞くだけが唯一の正解ではない。 しかし、話が本当なら 店に行こうとする前に『調べ方を工夫して答えを探し出しましょう』とアドバイス。 でもこんなレベルで執筆依頼があってお金貰えるなら 当方が数倍マシな濃い内容書きますよ…ほんとに。(但し料金も数倍) ▲スポーツ自転車のブレーキシューは減りやすい? まずタイヤ同様に同形でも 「各種シューの特性に違いがある」ので、それをひとまとめにするのが間違い。 Vブレーキはキャリパーブレーキより制動力が高く、 リムに押し付ける力が強いため削れやすいという理屈はあっても… 現行Vブレーキの自転車は、(昔の車種でもない限り) 今の時代「スポーツ自転車」とは言うべきではない。 コミューターバイクやクロスバイク系統であり、 「あくまで生活向けの自転車」でしかないので、 100歩譲って「スポーツレクリエーション風」用途ではあっても 断じて「”ガチ”スポーツ向け自転車」などではない。 現行スポーツ自転車といえば「9割以上ディスクブレーキ」であり、 比較するなら「ディスクブレーキパッド」の「薄さ」を引き合いに出さなければならない。 そして、Vシューのスポーツ自転車(もどき)の車輪とブレーキ一式交換よりも 「電アシのユニットやバッテリー交換のほうが遥かに高い」ことは言うまでもありません。 ●[群馬]自転車用自動ブレーキを高校生が開発? gp-award.jp/トマールくん(前橋高3人組)mvp%E3%80%803部門15組/ iszk-gr.jp/blog/918/ news.yahoo.co.jp/articles/8e3a6d40134ae9f1d90b395540c82b9f6c239ff0 自転車用自動ブレーキを高校生が開発 機能向上に向け警察官と意見交換 群馬県内でも後を絶たない高校生の自転車事故を防ごうと、 自転車用の自動ブレーキを開発した前橋高校の生徒と警察官が機能の向上に向け、 意見交換しました。 前橋高校の科学・物理部では、カメラとAI=人工知能を使い、 自動車や道路標識を認識して、自動で自転車のブレーキをかける装置 「トマールくん」を開発しました。 23日は、機能の更なる向上を図ろうと、前橋東署の警察官を招き、 交通法規に関するアドバイスを受けました。 生徒たちは、装置を使用して事故が起きた場合の法的な責任などについて質問していました。 一方、警察官は、道路標識の認識の精度などを尋ねていました。 そして「この装置は事故防止に役立ちます。早期の実用化に期待します。」と エールを送っていました。 県内の高校生1万人あたりの自転車通学中の事故は、 9年連続で全国最多の状況が続いています。 前橋高校の科学・物理部では今後、軽量化や認識精度の向上など 「トマールくん」の改良を重ねることにしています。 いやあのですね。自動でブレーキではなく そもそも「どのような場所や状況で」 「ブレーキをしなければ法的に罰則がある違反」という教育すら「全く足りない」から いつまで経ってもロクに自転車事故が減らないんですが…。 群馬の全ての高校実地で講習を「罰則なしで」義務付け、 校則として検定に合格できない者は合格するまで自転車通学を禁止し、 抜き打ちでボランティア等を募り高校生の「一時停止違反」一点に絞り、 止まれの標識の傍などで状況を街頭で継続調査し 報告を各高校に上げるなど、具体策くらいすぐに思いつきますが・・・。 これには含まれていませんが、高齢で認知機能に問題があるとか、 もはやブレーキレバーを握る力もない筋力であれば そもそも自転車に乗る前に最低限の筋力トレーニングを推奨するのが先。 ヘルメット着用に血眼になる人達といい…なぜこうもう優先度を見誤るのだろう。 しかしこれでも特小原付区分やナンバープレートを隠す擬態機能の導入のようなモノたち に比べれば遥かにマシ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★非常に重要な部品のため、改修するなら何を置いてもまずブレーキから。 次点もライトや反射板などの道交法に関わる部分として その次に走行性のタイヤ・チューブを検討すべき。 ◆ブレーキシューのアルミ片除去は安全ピンがオススメ(ライトウェイ解説) www.riteway-jp.com/itemblog/カテゴリー-40479/2021/10/_kamata 新品に交換できるのであればアルミ片が出にくいシューに交換してしまうのも手。 ※ライトウェイ扱いの「BBB:3色ブレーキシュー」「BBB:青白柄ブレーキシュー」など ※ちなみに、ステンレスリムの場合は ステンレスリム用シューを使っていて削れることはまずないので除去の必要なし。 ステンレスリムといえば重く雨天時にブレーキをかけても滑りやすく前輪ブレーキで止まりにくいが リム面の耐久性でいえば手間がかからず便利な側面もある。 ★【オススメ】アルミリム掃除用の専用品「ラバー砥石」 ※古く硬化しているもの、雨天走行前提で墨汁が出やすいブレーキシューであれば 手間や頻度が多く大変なので、まずはブレーキシューの変更が望ましい。 ※ブレーキシューに「金属片」が埋まっている場合は必ず取り除くこと! その上で、これでリムのブレーキシュー当たり面の掃除をすれば、 「★制動力≒コントロール性の向上」&「★リムの寿命も延びる」。 ラバー砥石は3種類(※数字が小さいほど荒い・大きいほど細かい) www.hozan.co.jp/corp/r/r3512/ K-140 ラバー砥石(#60)990円(税込) K-141 ラバー砥石(#120)990円(税込) K-142 ラバー砥石(#320)990円(税込) ↓ 60ではリム面に傷が付きすぎる可能性はあるが一気に削るなら良いのかもしれない 320を仕上げに使う方法もある ◆実際の作業の動画ではK-141(#120)を使って作業している。 www.hozan.co.jp/mechanic/wheel/WH-9.html ※K-140(#60)約700円で購入可能 www.yodobashi.com/product/100000001000419136/ ※K-141(#120)約700円で購入可能 www.yodobashi.com/product/100000001000419135/ ●K-145 ラバー砥石ホルダー テコの原理から「使ったほうが力を与えやすい」のと、 手を汚しにくいので、頻繁に使うのであれば購入しておくのもアリ。 ※K-145 約1200円で購入可能 www.yodobashi.com/product/100000001004668238/ ●ブレーキに注油は厳禁 cs-shinwa.sblo.jp/article/185834919.html ※ローラーブレーキへの専用グリスや油圧ディスクブレーキは別の話 なお、これは超基本的な事なので頭に入れてほしいのですが ブレーキという装置は止めるためのもので 油は潤滑させる=滑らせるためのものです。 止めるための装置に滑るための油をかけたら 止まらなくなるのは当たり前ですね。 「滑る」という物理現象を全く理解していない人が多いとは思えないが、 「たかが自転車だからテキトーでいい」と思っているのだろう。 ●1100円のブレーキ補修費用が高いと思う感覚 「危ないから交換したほうがいいですよ」程度のアドバイスでは、 「"たかが自転車"の"ブレーキごときに払うのが勿体ない"」という感覚なんだろう。 「後ろブレーキがあるから」とか、「降りて止まればいい」とか、 「スピード遅いから大丈夫」では済まない。 ▼不整備車は違法 突発的な状況に対応するために必要な装備として、 「制動距離が不十分であれば違反」になる。 ●道路交通法 第六十三条の九 自転車の運転者は、内閣府令で定める基準に適合する制動装置を備えていないため 交通の危険を生じさせるおそれがある自転車を運転してはならない。 (罰則 第一項については第百二十条第一項第八号の二、同条第二項) (第120条→5万円以下の罰金) ↓ ●道路交通法施行細則 第九条の三 法第六十三条の九第一項の内閣府令で定める基準は、次の各号に掲げるとおりとする。 一 前車輪及び後車輪を制動すること。 二 乾燥した平たんな舗装路面において、制動初速度が十キロメートル毎時のとき、 制動装置の操作を開始した場所から三メートル以内の距離で円滑に自転車を停止させる性能を有すること。 ▼結局後で損をする 今度は「警察はまともに取り締まりなんてしてないからどうでもいい」と言い張るかもしれないが、 それだけではなく、ブレーキゴムがなくなり、 やがて下地の金属部分が車輪のリムを削り、 割れて走行不能になり修理費用が5倍以上かかるだけではなく、 その割れ方によっては足に突き刺さることになりかねない危険な状態に陥る。 「その前に買い替えればいい」として、 「たかが1100円」で治るものを数万円かけて新車にすることは (他の部分も新しくなるとしても)決して得な選択とは言えない。 そもそもブレーキゴムの硬化を考えると 業務用もしくは神経質な人であれば「半年ごとに交換」でも 多すぎるというほどでもない。 年間走行距離1000km未満くらいであれば (TS更新するならその時にでも)毎年更新するくらいでちょうどいい。 減ってから交換ではブレーキゴムの 「最適な性能」が十分に発揮できるとはいえない。 こういう「法律」「金銭」「安全」を含めた説得材料と共に、 「完全に整備された1万円自転車」と 「完全不整備の5万円以上の一般車」を用意して乗り比べてもらうなどの 「問答無用で理解させる可能性が高い説得力のある対策」が必要だと考える。 ●ブレーキ本体に注油は厳禁 star.ap.teacup.com/flatout/2848.html サーボブレーキも同様。 ※メタルリンクブレーキやローラーブレーキには「専用グリス」であり液体オイルではない。 キャリパーブレーキやVブレーキでもブレーキ本体への注油は不可。 「どの箇所に」「どの程度」注油が必要か、分かっていないのに注油はしないこと。 この自転車の場合、注油が必要なチェーンには注油が施されていないという時点で 「注油方法が全く分かっていない」ということがよく分かる。 ●店で購入時にブレーキ調整できているかどうか cs-shinwa.sblo.jp/article/188331615.html 店員にもよるとは思うが、量販系(スーパーやディスカウント系)の店では 「時間効率重視」により、まともに調整しているとは考えにくい。 恐らく、ネジ締めやチェーン引き同様に、目いっぱい固く締めている状態であれば、 「完全ノーメンテでもある程度もつ」ということに最大限の利点を置いているのだろう。 当然、タイヤの空気圧など、 「日々適切に調整することの意義」を理解できている人達にすれば論外となる。 ◆「初期伸び」後に「店で再調整"しない"」非常識な店やユーザーが後を絶たないことも 鬼締めの遠因になっていることは間違いない。 とはいえ、後輪用ブレーキでいうと、 ◆シマノのローラーブレーキBR-IM31用の「純正ブレーキレバーBL-C6000」取説より si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 ブレーキユニットまたはブレーキレバーのケーブル調整ボルト(A)を回して、 ブレーキレバーの遊び(a)が15mmになるように調整します。 ※新型ローラーブレーキ搭載車種は皆無に等しいのでBL-C6010の場合は省略 どちらにしろ、取説準拠では「ブレーキレバーの可動領域は狭い」というのもある。 ★但し、取説だけを信じてしまうと 制動時にむしろ危険なことにもなるので、使用者に応じて調整は必要。 ●「ブレーキが効きにくい・滑りやすい」原因とは (1)タイヤ性能の低下 劣化や硬化していて路面との摩擦抵抗が減っていると起こりやすい。 タイヤの使用限界を超えてケーシングと呼ばれる布目が出ていてもそのまま使い続けるようなことをしていれば 適正な路面抵抗を得られない。 摩耗以外にも新品でもタイヤ自体が製造されてから数年経過、紫外線を浴び続ける、 高温多湿のような劣悪な保管状態による影響も考えられる。 (2)体重が80kg以上/荷物が重い 体重:JIS規定では標準体重を65kgに設定してある。 70kg台であればさほどでもないとしても、80kg台になると影響は無視できない。 荷物:前は5kg、後ろは最大で25kg程度は積載できるとしても、それだけ積めば思うようにコントロールしにくくなる。 (3)路面状況が悪い ・乾いた路面でも「アスファルトの上に砂が溜まっている場所は滑りやすい。特にカーブであれば徐行でも良い程」 ・歩道走行時は点字ブロックの上を進行すべきではない。 ・網の目に限らず「(自転車の走行を無視した施行により)滑り止め加工されていない鉄の蓋」や 落ち葉が溜まっているような場所ではそもそも滑りやすいので注意が必要。(特に雨天時) (4)整備が不十分、誤った整備方法 ・ブレーキワイヤーの初期伸びを無視し続け、レバーを握ってもグリップまで完全に接触するような状態になっているのに そのまま放置していれば十分な制動力は得られない。 ・ローラーブレーキ・メタルリンクブレーキに専用グリスではないものを使用していたり、 専用グリスでも過剰充填すれば効きが鈍くなる。 ・大雑把な感覚で空気圧を無闇に高め(推定5気圧以上)にすれば路面との接触面積が減るので滑りやすくなる。 ・ゴム質の硬さ柔らかさを気にしてタイヤを選ぶ前に、まずは空気圧を調整したほうが早い。 ──────────────────────────────────────── ★初期整備が出来ていなければ十分な機能は発揮できない (「自転車店の仕事」であり、あまりにも常識的なことで省略していたが念のため追記) 例えばドラム系ブレーキであれば「本体のアームを引っぱりながら」 インナーワイヤーを引っ張りつつダルマネジを仮止め、 レバーを握ってブレーキが効くまでの距離の調整として ワイヤーの引っ張りを調整する等は「普通で最低限」の整備。 調整不足が原因であることを置き去りにして「効きが悪い」というのは無茶苦茶。 (「通販で買ったので調整不足だった」と言われても「自業自得」だが、 「初期調整すらまともに出来ないようなロクでもない店」に当たってしまったら、 多少遠くなっても早めに別の店に変更することを強く薦めるが、それも無理なら各自で習得) ──────────────────────────────────────── (5)使用方法 「過積載」で「砂地の上や濡れた鉄蓋の上」を「フルブレーキ」して滑らない自転車は存在しないと言える。 ↑は極端としても、これに近い状況であるほど危険。 未だに誤解が散見される「ある程度速度が出ていても前後両方とも思いきり急ブレーキをかけたら車輪が急停止する状態こそ適正」というのは誤り。 ブレーキをかけてから停止するまでの「空走距離」は雨天に限らず乾いた路面でも存在するのが当たり前。 だからこそ急制動(急ブレーキ)をかけないような安全走行が求められる。 「交通事故に遭いたくなければ(起こしたくなければ)」車両や歩行者が常に飛び出してくると見越して減速&徐行を徹底。 ●ブレーキが効かない自転車を乗り続ける危険 ameblo.jp/schonkm/entry-12495970964.html ワイヤー切れですね、効くわけありません。Σ(゚д゚lll)ガーン 親御さんの話によれば、「とうとう両方効かなくなった」と聞いたのが昨夜の事。(;^ω^) 前ブレーキは随分前から効かない事も昨夜初めて聞いたそうです。(;^ω^) ユーザーに「違法な整備不良車両」という認識が全くないのだろう。 ママチャリであっても、ブレーキが片方効かないということは 稀にニュースになる「ノープレーキピスト」や「ノーブレーキBMX」と 「ほぼ同じ」公道走行すれば違反になる問題のある車両。 「常用スピードが遅いから」とか「気を付けて走っているから」では済まされない。 (いたずら等も考慮し)乗車前にはブレーキが効くかどうか毎回確認し、 壊れているようであれば「乗らない」のが正解。 自分で修理できるに値する十分なスキルがなければ 「出張修理を呼ぶ」とか「押して自転車店まで歩く」しかない。 具体的には「ブレーキシュー」と 「ブレーキケーブル」(インナーだけでなくアウターもついでに) を交換すれば直る。(工賃別で各500円~) ブレーキレバーが折れていたり、 ブレーキ本体に異常があればブレーキ丸ごと交換も必要になる。 (工賃別で各2000円~) ■自転車のブレーキ不良は"罰則あり"の違反 たとえママチャリであっても 「前または後ろブレーキだけ使えればいい」というのは れっきとした罰則のある道路交通法違反なので、 故障していて修理せず走行した場合は、 本来「走行禁止命令を受けなければならない」のだが・・・、 警察が「優先度の低い内容に固執する余り」まともに検査せずに野放しになっているとすれば問題。 もし店側で発見し、修理に応じない場合は、 「(防犯登録してればその番号)車体の特徴・車体番号等」を添えて、 危険運転(事故を発生させる恐れあり)として 一応は警察側に情報を提供しておくべきに思える。 とはいえ、「たかが自転車」と思っている人の「自覚の無さによる非常識の壁」は厚いことは間違いなく、 店としても言い争いでのトラブルを避けたいだろうから、 こういうときに「漫画等で分かりやすく解説した小冊子」でも作っておいて見てもらうほうが、 効果的なのかもしれない。 しかしそもそも・・・こういう道交法内にもある安全上最低限のメンテ必須項目に関することは、 「啓蒙活動を課せられている警察側で用意していて当たり前なのでは?」という疑問もある。 ※既に配布しているような安全意識の高い地域が存在しないとは言わないが少なくとも全国的ではない。 ●前後ともに制動装置があること ●「夜間等」灯火義務 ●後部の「反射板もしくは尾灯」 ●[正直要らないとは思うが](一部地域を除き)警音器の装備義務 ※他にも事故防止の観点から見れば、 「タイヤ・チューブに異常がないか、ネジ締めが適切かどうか、 曲がりや歪み割れがないかどうか」など多岐に渡る。 別角度からのアプローチで言えば ●「幼稚園・保育園」側から「入園冊子での自転車利用者への注意警告」と「毎月点検を義務化」。 ●「保育雑誌などでの自転車メンテの重要性」についても、シリーズ化や書籍化という方向もある。 ▼道路交通法 elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/viewContents?lawId=335AC0000000105_20200523_501AC0000000020 第六十三条の九 自転車の運転者は、内閣府令で定める基準に適合する 制動装置を備えていないため交通の危険を生じさせるおそれがある自転車を運転してはならない。 (罰則 第一項については第百二十条第一項第八号の二、同条第二項) (自転車の検査等) 第六十三条の十 警察官は、前条第一項の内閣府令で定める基準に適合する 制動装置を備えていないため交通の危険を生じさせるおそれがある自転車と認められる 自転車が運転されているときは、当該自転車を停止させ、 及び当該自転車の制動装置について検査をすることができる。 2 前項の場合において、警察官は、当該自転車の運転者に対し、道路における危険を防止し、 その他交通の安全を図るため必要な応急の措置をとることを命じ、 また、応急の措置によつては必要な整備をすることができないと認められる自転車については、 当該自転車の運転を継続してはならない旨を命ずることができる。 (罰則 第一項については第百二十条第一項第八号の三 第二項については第百二十条第一項第八号の四) ▼道路交通法施行規則 elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=335M50000002060 「自転車のブレーキ基準について」 第9条の3 法第63条の9第1項の内閣府令で定める基準 1 前車輪及び後車輪を制動すること。 2 乾燥した平たんな舗装路面において、制動初速度が10キロメートル毎時のとき、 制動装置の操作を開始した場所から3メートル以内の距離で円滑に自転車を停止させる性能を有すること。 ※右または左のブレーキレバー1本しかない場合の陥りやすい誤解 ★「左右にブレーキレバーが存在しなければならないという規定は存在しない」ので勘違いしないように。 【1】2本引き ブレーキレバー1本で前輪後輪のブレーキワイヤーを2本引きするのは何ら違反ではない。 【2】コースターブレーキ 後輪用にブレーキワイヤーがないからといって違反ではない。 「コースターブレーキはJIS規格基準に適合している制動装置」。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/31.html#coaster 【◆乾いた路面では「時速10kmで3m以内、時速16kmで5.5m以内、雨天時は時速16kmで9m以内に停止できること】が目安 ↓ ▼雨天時であれば タイヤと路面の間に水があるのでいくら影響を受けにくいハブ(車輪軸)ブレーキといえども止まりにくいのは当たり前。 常識的に「速度を出し過ぎなければ」止まりやすい。 ▼乾いた路面で止まりにくいという場合は ・前ブレーキを一切使わない ・坂道だけでなく平坦路でも速度を出している ・砂や落ち葉で滑っているだけ といった「使い方に難点がある」場合も考慮しておきたい。 参考●(乾燥した路面)時速10km時には3m以内に停止できること 「道路交通法施行規則、第9条3」には次の規定がある。 「乾燥した平坦な舗装路面において、制動初速度が10km/hのとき、 制動装置の操作を開始した場所から3m以内の距離で円滑に自転車を停止させる性能を有すること。」 参考●時速16kmでの乾燥路面と水濡れ路面での制動距離の違い https //web.archive.org/web/20160906094411/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/braking_distance.html ◆JIS規定(JIS規格D9301) (砂や葉っぱなどがない状態) ●乾いた路面・・・時速16kmで5.5m以内 ●雨天時・・・時速16kmで9m以内 これらの距離内で停止できなければ問題があるが、 これら以下の距離で例えば時速20km以上速度が出ていても1m以内に即停止できるようにしたいということであれば それは逆に車体のバランス的にも危険だと思う。 ◆速度が分からないというのであれば サイコンを取り付けてタイヤの周長をキャットアイのサイトで調べて入力するか実測して入力し www.cateye.com/jp/tire_guide/ 例 ママチャリ26インチWO 37-590(26x1-3/8)→ 2068mm 例 ママチャリ27インチWO 37-630(27x1-3/8)→ 2169mm 実際にどのくらいのスピードなのかという感覚を得るのも良い。 ★【交換検討の前に確認】 ●前ブレーキ (キャリパーブレーキの場合) 前ブレーキアーチ画像の右のもの(シングルピボット)であれば左のもの(ダブルピボット)に交換推奨。 www015.upp.so-net.ne.jp/fit/difference.html ●後ブレーキの種類が分からなければ「一般車の後ろブレーキの種類」で確認 www.sorei.net/cn25/cn32/pg212.html kazamakase.exblog.jp/10331848 (●ローラーブレーキは側面の上のほうに「高温注意」の黄色シールや「SHIMANO INTER【M】と記載) (ブリヂストンの放熱フィン付きのものはBRIDGESHONE INTER【M】と「SHIMANO BR-IM31-R」を併記) asibinaa.com/?p=703 【(一般車向け)簡易交換チャート】 「前輪用」 ▲貧弱なシングルキャリパーブレーキ → ★ダブルピボットキャリパーブレーキ ▲うるさいキャリパーブレーキ → ブレーキシューの交換(ステンレス用・アルミ用を確認)[別ページ] ───── 「後輪用」 ─バンド・サーボ類 ▲うるさいバンドブレーキ → ★サーボブレーキ or ★メタルリンクブレーキ (後者はドラム交換が必要) (バンドブレーキ → サーボブレーキ化でもドラム椀が古いものは交換しておいたほうが良い) ▲サーボブレーキの効きが悪い → ★サーボブレーキを新調 or ★メタルリンクブレーキ (後者はドラム交換が必要) ─ローラーブレーキ類 ▲効きにくいローラーブレーキ → ★ワイヤー調整 or ★「ハイパータイプのローラーブレーキ」 ▲うるさいローラーブレーキ →★必ず専用グリスを「適量(約5g程度)」充填 ─────────────── ★シフト・ブレーキともに、「アウターケーブル、インナーワイヤー」も 切れてなくても錆びていたり解れていたら交換しておいたほうがいい。 インナーは内3シフトケーブルの一体型でなければシフト・ブレーキ共にステンレスワイヤー化。 アウターはブレーキレバーも交換するならシマノ純正にしておいたほうが良い。 ─────────────── ●装着されている種類 [多くの一般車・電動アシスト・幼児子供車・の場合] 前:キャリパーブレーキ、後:[バンドorサーボorローラー]ブレーキ [クロスバイク・小径の場合] 前後:Vブレーキなど [クルーザー]など他は様々な組み合わせがある。 ※現状、「ディスクブレーキ」「カンチブレーキ」は記載なし ▼互換性のないブレーキ種別の変更 バンド/サーボ/メタルリンクブレーキ→ローラーブレーキへの変更、 後輪のハブブレーキ(バンド/サーボ/メタルリンク/ローラーブレーキ)→後輪もキャリパーブレーキ に交換するのは泥除け取り付け部分に手を加え、強化することで取り付けられるようだが、 加工改造が必要な作業になるため、あまり勧められない。 どうしても後輪もキャリパーがよければ完成車乗り換えを検討すべき。 ◆ブレーキ力を最大限発揮させるならタイヤも交換 ブレーキが効きにくいというのは単に調整不足やワイヤー伸びやブレーキ自体の性能だけでなく、 「タイヤ劣化」でグリップ力が低下していることも考えられる。 最適な性能を維持するためには走行距離が少なければ3年を目安に交換するのが良いだろう。 (BSの中級マイティロードや上級のロングライフを想定。下級のタフロードではそれ以下、 激安タイヤ、状態の悪い中古では1ヶ月以内に交換になることも珍しくはない) 距離で換算するなら5000km程度が目安。 電動アシストや業務用自転車で荷物重量があればそれより早めに交換すべき。 (20インチ[406・451]のような小径車では2年よりも早い段階で交換) ▼交換・修理する手段 交換方法が分かる人はパーツを各自購入し組み換えになるが、 分からなければ実店舗の自転車店でパーツを取寄せてもらい交換してもらう。 基本は「部品代+送料+工賃」だが、送料なしなど各店の方針で異なる。 工具を揃え、作業の手間を考えると、信頼できる店で交換してもらうほうが早い。 但し、店選びで失敗してしまうとバック広げ工具を使われてしまう可能性もあるので慎重に選ぶ。 値段だけで決めずに技術力で決めることが望ましい。 ↓ ▼自己責任で挑戦する場合 不器用と雑さに自信があるなら推奨できないと前置きした上で、 前輪キャリパーブレーキ交換はさほど難しくもない。 後輪(内装)の交換手順は以下のサイトを参考にホイールを外して交換。 https //web.archive.org/web/20190213004032/http //www.geocities.jp/taka_laboratory_2/20100306-R-tire/20100306-R-tire.html ●ブレーキ変更時の注意点と店での使い方の説明の無さに対抗する補足 ameblo.jp/schonkm/entry-12489018503.html ブレーキは他の種類に変更できるケースもありますが・・・・。 基本的にですけど、、ブレーキに不満が無ければ同じ物で交換しています。 種類によって個性があるので変更すると違和感を感じる事が多いからです。 逆に言えば「慣れる前に交換したほうが良いこともある」ということになる。 ●バンドブレーキ → サーボブレーキ or メタルリンクブレーキ ●カンチブレーキ → Vブレーキ ●スマートコントロールブレーキ → キャリパー(サイドプル)ブレーキ (シングルピボットのキャリパーブレーキ → ダブルピボットのキャリパーブレーキ) もちろん、ワイヤー・シュー交換のような定期的なメンテナンスは欠かせない。 そして、効き方はワイヤーである程度調整できるので 「マニュアル通り」に効き始めるようにすると「むしろ危険」ということもある。 ローラー・メタルリンクって言うブレーキがあるんですけど・・・・・・。 定期的にグリスを注油する必要があるんですよね。(・ω・`)ネー ですが、その説明を受けたという人に出会った事が未だかつてありません。。。。_| ̄|○ どのブレーキ云々よりも特徴やメンテナンスを知る事の方が大切な気がします。 説明している店は極稀に存在しているかもしれないが 「鍵をかけることも鍵を置いた場所も忘れる」人もいると考えると、 説明していたとしても忘れている確率のほうが高そうでもある。 まずは「知る機会があること」が必要で、 次に「実践すること」、 その次に「継続すること」 この「継続」が一番難しいところかもしれない。 「そうすることで具体的にメリットがある」という「分かりやすさ」と 続ける意味があることを「忘れさせない」だけの「緻密な方策(戦略)」が欠かせない。 ●ブレーキの異音への対処法への注意点 jitensyazamurai.com/db/archives/11662 ブレーキシューの商品リンクを貼っているが・・・ リムブレーキで一般的に使われているキャリパー(サイドプル)用ではなく Vブレーキ向けシューにしているのは何故? (その下のブレーキ本体もVブレーキ) 摩耗で減っていなくても、ゴムが硬化しちゃっていることもあります。 硬化したシューを交換するという目的で店に交換依頼するも・・・ ↓ ■【要注意】店が商品管理を徹底できていない場合 「硬化しているシューを買わされる(付けられる)羽目になる」ので 十分に気を付けておきたい。 「入荷日や製造年月」を把握できているようなしっかりした店を除き、 滞留在庫品を無理やり買わせようとする店には関わらないこと。 基本的には店に在庫があっても「取寄せ」をしたほうが確実 といいたいが・・・、 (あまり動きがないものであれば)問屋にある在庫自体が 「相当古い」という可能性がなくもないので気を付けたい。 ■一般車の後輪ブレーキ 特に「バンドブレーキ」であれば 小手先の一時しのぎで音鳴りを消すようなことはせず、 速やかに「サーボブレーキ」または「メタルリンクブレーキ」への 「交換」を強く薦める。 ■ブレーキワイヤーが錆びている場合 いざという時切れてしまい大変危険な状況になる前に これも同時に交換すること。 (インナーだけでなくアウターも同時に交換推奨) ■ブレーキレバーのガタ 外側についているブレーキレバーは 風などでの転倒などによってガタが出ていることも珍しくない。 そのまま使えばボロっと折れることもあり非常に危険なので、 ガタがあれば交換。 ■ブレーキ周りはタイヤよりも特に慎重に タイヤがボロボロでも速度が出しにくくなるぶん 放置しておいても(グリップ力が劣るので問題はあるが)危険は少ない (しかし修理せず使い続ける期間が長いほど車輪等他の部分まで壊れかねないので結果的に修理費は嵩む) 一方で、ブレーキ周りは事故防止に必要な 「停止」ができなくなる可能性があり非常に危険なので、 修理は絶対に最優先で行うこと。 ●危険なブレーキ整備 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/17529815.html ブレーキの効きが悪いということでお持ち込みいただきましたが…。 ブリヂストンサイクルのダイネックスブレーキでした。 分解してみると油まみれでした。洗浄程度では元通りの制動力は戻らないでしょう。 こういう酷い自己流整備はどうすれば無くせるのだろうかと考えるも、 講座や書籍を用意したところで、 危険性を認識している人ほど更に学んで活かすことに期待できる一方で、 こうした誤った感覚を持った人は見向きもしないと思われるので 矯正するのは並大抵ではない。 ●店の一般車向けの後輪ブレーキ各種への雑感 mitubosi.site/archives/62 ◆まずはバンドブレーキの欠点 まずブレーキをしたとき「キー」という音鳴りがします 残念ですがこれはなおせません ブレーキが効いている証拠として諦めてください 一応「直せる技を持っている」という店もあるようだが一般的ではないし、 販売している唐沢ブレーキ自身で「サーボブレーキへの交換を推奨している」。 雨の時、効きが弱まります 簡単に説明するとブレーキに水が入り、滑るということです これは決定的且つ、圧倒的にローラーブレーキ・メタルリンクブレーキが有利な点。 一番気をつけてほしいことが絶対に注油してはいけない、ということです たまに音鳴りするから注油したという人がいますが 摩擦で車輪の回転を止めるブレーキに注油すると、滑ってブレーキが効かなくなります 一度油がつくと、どれだけ洗浄しても使えなくなってしまう場合が多いので注意しましょう サーボブレーキも然り。 一般車で言えば「前輪のキャリパーブレーキ」も同様。(ワイヤー部などへのグリスは除く) ◆ローラーブレーキの大敵は「ノーメンテ」 ローラーブレーキはグリスの注入が必要不可欠です しかし毎日、特に何も気にせず適当に乗っているママチャリで ブレーキのグリスを気にする人がどれだけいるでしょうか? ほとんどいないと私は思っています 販売側もローラーブレーキの自転車を売るとき ブレーキのグリスのことを説明するところはほとんどありません ◆バンドブレーキの利点 バンドブレーキはというと 20年30年前のものでも何の問題もないものがほとんどです 不調が出ても簡単な調整でほとんどの場合解決するため修理金額も安く済みます ほったらかしで何も考えず乗り続けても後でちゃんと整備すればほとんど大丈夫です ママチャリに高いお金を使うなんでバカらしいと私は思ってしまうので 欠点が多くてもテキトーに使っても長持ちする その方がいいと私は思います 「ブレーキでの音鳴りを何も迷惑と思っていないのであれば」気にする必要はないのだろう。 「音鳴りするから[キーという喧しい音が鬱陶しいので]使いたくない」という人には (修正できる店が近くにあるとは限らないので)絶対にお薦めするべきではないというのも確か。 ◆「メタル"リンク"ブレーキ」 ダイアコンペから出ているローラーブレーキに似た構造のもの しかし明らかに性能は劣っています 個人的意見ですが メタル、サーボはバンド、ローラーに比べ圧倒的に不調を起こしやすいです 具体的な不調内容を書いてないので何も参考にならない。 ローラーブレーキと同じく「グリス切れ」であれば 「ユーザーの自転車への思い入れの無さ」としか言いようがない。 ◆サーボブレーキ ブレーキの効き方にクセがある 急にガツンと止まりすぎる場合もある なぜだかよく調整が狂っていて車輪の回りが悪くなる自転車をよく見る むしろ制動力重視でバンドブレーキという人もいるほどなので、 本当にサーボブレーキで急制動可能であれば、人によっては「当たり個体」。 個人的には数年間サーボ系ブレーキを使っていたが1度も急制動できた試しがない。 ●後輪のハブブレーキ「音鳴き反対」か「走行性重視」か (ローラーブレーキ・メタルリンクブレーキ vs バンド・サーボ系) star.ap.teacup.com/flatout/1503.html 直接ブログ記事内では言及はないが、 サーボブレーキでもローラーブレーキのようにグリスを充填して使うブレーキとして 「メタルリンクブレーキ」が存在する。 そして、同じグリスを充填するという特徴としては、ローラーブレーキとメタルリンクブレーキは親戚。 「グリスが適量ある状態では」音鳴りしにくいというのが利点。 但し、若干の走行抵抗性が増してしまうということでいえば劣る。 「気付かないレベル」でしかないとすれば、 ハイパータイプへの換装も可能になるので、ローラーブレーキのハブに組み換えてしまうのも良い。 ※メタルリンクブレーキの場合は上位機種がまだ存在しないのでブレーキ力は「そこそこ」。 バンド・サーボ系は サーボは音鳴りはしにくいが絶対に出ないということでもない。 解消するためには「基本的にブレーキごと交換」という手段をとらざるを得ない。 一方で、グリスは充填していないので走行抵抗になるようなことはない。 一長一短があって迷いどころではあるが、 バンド・サーボ系は徐々に数を減らしている傾向は強い。 ●購入時に確認しておきたいポイントでもある。 基本的にはローラーブレーキの場合、用途に応じてブレーキ力を上げることもできるのでオススメ。 ●「固定ギア」と「フリーギア」の違い okwave.jp/qa/q6855090.html フリーギア=「ペダルを漕ぐのを止めても車輪が回転し続ける」 固定ギア=「ペダルの回転を止めると制動できる」が公道用ではない。 キャリパーブレーキを前輪メインブレーキとして、後輪にも同様のキャリパーを取り付ければ 確かに違法ではなくなるが、制動距離も方法も一般的なブレーキに比べて優れているとは言えないので 使わないほうがいい。見た目をすっきりさせるためだけならフレームに内蔵するなど別の方法もある。 ▼「道路交通法」 law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35HO105.html (自転車の制動装置等) 第六十三条の九 自転車の運転者は、内閣府令で定める基準に適合する制動装置を備えていないため 交通の危険を生じさせるおそれがある自転車を運転してはならない。 ▼「道路交通法施行規則」 law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35F03101000060.html 第九条の三 法第六十三条の九第一項 の内閣府令で定める基準は、次の各号に掲げるとおりとする。 一 前車輪及び後車輪を制動すること。 二 乾燥した平たんな舗装路面において、制動初速度が十キロメートル毎時のとき、 制動装置の操作を開始した場所から三メートル以内の距離で円滑に自転車を停止させる性能を有すること。 固定ギアは持てる力を全て変換するために必要なトラックレース(競輪)向けのもの。 フリーギアは回転を止めても回転し続ける。制動は下記のコースターブレーキでもいいし、 普通のキャリパーブレーキなどでも可。 ■コースターブレーキ ブレーキレバーが片方しかない場合に誤解されがちなコースターブレーキだが、 JIS規格適合であり何ら問題なし [日本工業規格(JIS)の規定JIS D 9419「自転車用ハブ」] 自転車の基本知識を測る目安になる規格。 「ブレーキレバーが片方にしかない=必ず違法」というのは大間違い。 前ブレーキ+後コースターブレーキ(ペダルを止めても進む)は○。 当然、後ろにコースターブレーキのみで前ブレーキがない場合は違法。 メンテナンス性の問題からか、シングルスピードやビーチクルーザーを除いて さほど採用されていないので誤解を生みやすい。 道路交通法第63条の9と道路交通法施行規則の第9条の3 「前・後輪両方にブレーキ装置が必要」とあるが、JISに規定のあるコースターブレーキは適法とされる。 急いでいるときに職質で長引くような余計な時間をとりたくないなら、 最寄りの警察の交通課に直接説明しておき、その場にいる役職の高い人から但し書きを貰うか、 警察手帳規則第五条を挙げ名前を確認し控えておいたほうがいいかもしれない。 ●シマノ「コースターブレーキ」 (コースターブレーキの特徴はハブに内蔵されている一体型) ▼廃盤 SG-C6000-8C(内装8段ハブ) SG-C6000-8CD(内装8段ハブ)SM-RTC60用コースター SG-C6060-8C(Di2 内装8段ハブ) SG-C6060-8CD(Di2 内装8段ハブ)SM-RTC60用コースター SG-C3000-7C(内装7段ハブ) SG-C3000-7C-DX(内装7段ハブ) ▼後継 SG-C6001-8C (内装8段ハブ) SG-C6001-8CD(内装8段ハブ)SM-RTC60用コースター SG-C6061-8C(Di2 内装8段ハブ) SG-C6061-8CD(Di2 内装8段ハブ)SM-RTC60用コースター SG-C3001-7C (内装7段ハブ) SG-C3001-7C-DX(内装7段ハブ) ▼継続 SG-3C41(内装3段ハブ) ▼「SG-3C41の取説」より 製品の性能を維持するために、使用開始から2年間に一度(頻繁に乗車される場合は5,000kmごと)を目安に、 自転車購入店もしくはプロショップで、内部のグリスアップなどのメンテナンスを推奨します。 またメンテナンスの際は、シマノ内装ハブ専用グリスまたは、オイルキットを推奨します。 専用グリス・オイルキットを使用されない場合、変速機が正常に作動しない等のトラブルの原因となる可能性があります。 ディーラーマニュアルには 車輪の回転が重たくなった場合は、コースターブレーキシューの交換またはハブのグリスアップを行ってください。 とあり、 ●SG-3C41の展開図 si.shimano.com/php/download.php?file=pdf/ev/EV-SG-3C41-2330B.pdf 内部のブレーキシュー単品は「Y33R90600」としてあっても、 他の摩耗や劣化を考えるとユニットごと交換したほうが良さそうに思える。 Y35U98010 軸長168mm Y33R98020 軸長175mm Y35U98020 軸長178mm ●コースターブレーキのオーバーホール(分解) plaza.rakuten.co.jp/ew21st/diary/200710010000/ wakaba-office.sblo.jp/article/128490920.html 内部に充填するグリスについては耐熱性能も重視されるということは、 ローラーブレーキ専用グリスも適しているようにも思えるが、 シマノ内装3段ハブ(SG-3C41)の場合、 「シマノ内装ハブ専用グリスまたは、オイルキット」を使用するよう指定があるので従うべきだろう。 ●コースターブレーキが無知な取り締まりで赤切符を切られたが無効にできた例 hashirin.com/archives/1398420.html こういう場合、2度と同じことを起こさないためにも所轄の警察署に出向いて 実際の取り締まりに当たる人達に逆にメーカーや店員も呼んでこちらから直接講習したほうがいいのかもしれない。 搭載されている市販車が少ないからといって知らなくてもいいでは済まされない。 ●コースターブレーキ関連の雑記 【メンテフリー?】 コースターブレーキならメンテフリーで済ませられるわけでもなく、むしろコスト的にはマイナス。 内装3段やベルトドライブにしても同じことが言えるが、 世の中のママチャリユーザーに「メンテフリー」は、実際のところ「危険な言葉」。 「全く効かない状態になっても問題と思わず修理せず乗る」という人が少なからずいる事や、 サーボブレーキ系やローラーブレーキより取寄せまでの期間や整備コストも考えると、 自転車での「メンテフリー」とは「稼働箇所が一切ないシンプルな構造体パーツ」にしか相応しくない言葉。 それにしても、全国的にノーブレーキピストと混同するような無知な警官が問題と思うのであれば、 少なくとも全国の47都道府県警に、毎年コースターブレーキ付きの実車を持ち込んで 講座を開いて周知させるくらいまでしないと 「不当な取り締まり」というのは減らないように思う。 特に警察官を志す人達自体が減っているそうなので尚更。 諸々高給取りの先生と呼ばれるような人達然りで 「公的権力を振りかざせることで"一般人よりも偉い"」と 勘違いしているような者は珍しいわけでもないのだから。 もしコースターブレーキ搭載車を所有する場合、 実際に警視庁や道府県警に直接持って行って 「"双方ともに完全に時間の無駄"になる取り締まりを防ぐためにも」 "適法な制動装置"であり何ら違反ではないことを証明してもらい、 「証明書」は無理でも「確認に帯同した警官達の名前を複数しっかりと控えておく」 という手間をかけたほうが良いように思う。 その前に、 コースターブレーキハブそのものを販売するシマノや、 搭載車種を販売している輸入代理店(メーカー)などが、 個別に警視庁や道府県警に訪問し毎年レクチャーしていないことが不思議というか。 ●ブレーキ調整の重要性 ブレーキを多用する環境であれば、 初期伸びが出て効きはじめまでの遊びが増えるのでその調整が必要。 使い方に問題があったかどうかまでは置いておくとして 「まあいいや、こんなもんだろう」で事故を起こして壊れるまで 絶対に店に行かない(単に面倒という理由以外にも、 説明下手や愛想皆無の偏屈な店が多いので行きたくないとか、 以前直して貰ったが改善していなくて店自体が信用できない) というケースも少なくないと思うので 「効きにくい」と気付いてそれなりに信用できそうな店に持ち込んできただけ 安全意識の高いユーザー。 恐らく雑多な店では(そもそも初回点検にすら来ないようなユーザーしかいなければ) 初期伸びすら全く知らずに問答無用で 「はい、じゃあブレーキ周り全て新品に交換しましょう」 または 「原因が分からないのでメーカーに送りますね」 という対応になるのが関の山だろう。 ◆選択肢の提案 「ブレーキシューを変更」「後ブレーキの変更」「ワイヤー調整・交換」などの選択肢もある。 パナのサイレントシュー自体の性能は悪くないので シューだけ経年劣化で硬化して効きにくいとすれば製品管理の問題よりも やはりまずは初期伸びを疑うのが基本。 ◆安全に止まるためには速度を抑えればいいという当たり前の話 最も重要な点として、事故なく安全に停止したいのであれば 「速度を抑える走行=慎重な使い方を心がけましょう」というのが、 無料で出来る最大の安全対策。 ◆ブレーキの正しい使い方への理解 基本的なことだが見落としてはならないこととして、前輪ブレーキだけではなく、 必ず「前後ブレーキを両方使うこと」というのも忘れてはいけない。 左レバーで後輪から減速させ、右レバーで前輪を制動。 余談◆自転車店の役割 子供車やママチャリの頃の感覚を引きづって、総重量を一切考えず 軽く握れば簡単に止まれるだろうという思い込みが多いとすれば 子乗せ自転車だけの講習会も開く価値がある。 こういう商材はいくつも転がっているはずなのだが、 多くの一般車店ではパンク修理か取引継続のために新車販売台数だけに異常にこだわる感覚から ネットや量販の存在だけを批判し、ジレンマから抜け出せていないような印象が強い。 しかし、そういう旧来の考えから脱却しなければ業界は廃れる一途だろうとも思っている。 ●たかが子供車のブレーキ? 玩具屋は自転車店に非ず。 元自転車店で働いていた「まともな店員」が奇跡的に玩具店にいるケースを期待するだけ無駄。 ▲自分で修理して勝手に付け替えてしまった場合も考慮する必要と、 ▲通販での自転車本体の販売も考えるべきとしても、 ブレーキの雑整備が許されるような業界は「異常」。 もし販売した店の最終整備が酷くても、 「事故が起こってから、そのときだけ考えればいい」としか考えてないのだろう。 業界都合でBAAのようなものを推奨するのは自由だが、 まず問題店への規制を強める必要があるのでは。 ●定期的にブレーキの確認をおすすめします star.ap.teacup.com/flatout/1761.html この場合「調整すればギリギリ使える」ということにしたいユーザーもいるかもしれないが・・・ 溝がなくなってきた段階、もしくはゴムの硬化で効き具合が落ちることを考慮し、 年に1回はワイヤー類と一緒にブレーキシューも交換することを強く薦める。 理想としては、パンク修理依頼だとしてもまずブレーキの確認を最初に行い、 問題があればブレーキ部分の修理を行ってからパンク修理を受け付ける形にすべきとは思う。 ブレーキがダメでパンク修理されて走り回られる危険よりも タイヤ・チューブがダメでもブレーキ機能が十分であればまだマシというのが理由。 ●不良ブレーキ放置対策としてのキャンペーン naositeya.com/blog/category/info 「前後ブレーキワイヤーと前ブレーキゴム交換でパンク修理無料」 修理側としては絶対的に優先しなければならない内容であっても、 ユーザー側としては「まだ使えるから修理しなくてもいい」として放置されがちな部分も しっかりと修理してもらためには良いキャンペーンに思える。 ●最近のブレーキ不良の自転車 yama105011.exblog.jp/25884725/ 古い物は整備不足だと思いますが買いたての新車で前ブレーキ本体を固定するナットが締まっておらず、 手で確認できるほど緩みが分かります。そういった新車なのに整備不良の自転車が最近増えています。 ネジの精度が悪いから締めても緩む 車輪の歪みブレがある 車輪の取り付けが緩みブレーキに影響する 販売店が締め付け確認をせずに販売する。 など理由は様々ですがブレーキ本体がブラブラの状態になっている自転車が目につきます。 ガタつきがあったりブレーキ本体が止まっていない場合は乗車せず速やかに整備をしたほうが懸命です。 近所しか乗らない、スピードを出さないから大丈夫と放置はしない方がよいです。 咄嗟にブレーキをかけても止まれずに怪我をする、そういった事は自転車を乗る上ではあり得ることです。 ブレーキがまともに整備できていない状態にも関わらず、他のところを先に直す意味も必要性はほぼないと考える。 2015.09.20 ▼互換性のないブレーキ種別の変更 2015.08.23 タイヤとブレーキ 2015.07.02 コースターブレーキ微解説 2015.04.16 諸々微修正・追加 2014.11.24 シマノ解説、フリーギアの簡易説明 2014.11.06 交換手順などの備考 2014.10.24 微修正のみ 2014.10.11 微修正のみ 2014.10.04 特殊ブレーキ補足など諸々追加 2014.09.29 特殊ブレーキの修正
https://w.atwiki.jp/hibikibicycle/pages/3.html
Under the Groove of "響き" since 2006 総合トップ 響き サイト ├ 響きLinks ├ 響きblog ├ BAR WORLD ├ Cigar? ├ Malt? ├ ライブラリー(書籍・CD・DVD) ├ Beat?/獣の身体 ├ 自転車大好き! ├ 今日のtepu └ wikiTIPS 掲示板 メールフォーム 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/209.html
SHIMANO トリプル用チェーンリング アウター44T スペック SAINT FC-M800-3用 44T 購入価格 1500円(新品) 比較対象 FC-TX71 アウター 評価 5 ●●●●●○○○○○ 使用感など 結構硬い。 軽量化していないXT FC-M770のアウターにしか見えない。 このチェーンリングでもたわむのでXTのものはもっとたわむのだろう。
https://w.atwiki.jp/ad2004ks/pages/70.html
円状畳み込み(circular convolution)…周期的な信号の間の畳み込みや周波数領域での畳み込みに用いられる計算。二つの相違は、ひとえに、信号あるいはスペクトルが周期的であるか否かに由来している。 N点円状畳み込みの計算結果は周期Nの周期信号になる。円状畳み込みの計算から直線状畳み込みの計算結果を得るには、このNを、畳み込まれる数列の(周期の和-1)以上にとればよい。
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/1050.html
「原付? いや悪いけど僕は全く興味ない」 どうしてだ? 「わざわざ原動機付自転車に乗る理由が無いからさ。 僕にはキミと言う原動機付自転車が既にあるからね」
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/404.html
峰床山 八丁平の西にある山。 低山しかない京都の山の中では標高第二位らしい。 峠位置 京都市左京区 道所在地 京都市左京区 距離 路面距離(計算値) 最大標高 970m 最大標高差 平均勾配 スタート ゴール 山頂 地図 Google Map ルート地図 峰床山山頂。 一部方向に景色が開けている。 八丁平から 鞍馬-百井峠-前坂峠-久多尾越林道-大黒谷林道-八丁平-峰床山 往復。 八丁平からは押し担ぎとなる。 担ぎ上げ出来ないようなところは無いが、ほぼ乗れないので、乗りたいならそのままオグロ坂峠へ。 自転車乗りの場合、ピークハンター以外には行く価値はあんまりない。 舗装状態 未舗装路、シングルトラック(登山道) 路面状況 一部荒れている。階段あり。 交通量等 なし、ハイカーなどのみ 普通の登山(というかハイキング)ならば自然満喫で楽しいのかもしれない。 マムシがいるらしい。 いてもおかしくない場所は確かにあった。 ヒルもいるらしい。 登坂走行ルート 八丁平から 登坂未走行ルート それ以外
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/49.html
メンテ・パーツ交換2へ続きます https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/123.html 作業台◆メンテナンススタンド https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/92.html 最終更新日: 2018.11.25 ●修理はすぐに完了するとは限らない(フロントフォーク) 2018.11.11 ●バック拡げ工具について 2018.04.22 ●修理見積もりと明朗会計 (他、事故と金銭的な損得感) 2018.04.08 ●買ったばかりなのに調子が悪い原因は 2017.12.31 ●使っていなかった自転車を店で再生(レストア)依頼する場合の注意点 2017.11.19 ●早め早めの整備で修理代も安く済みやすい 2017.06.04 ●3つのポイントを抑えれば自転車は長持ちする 2017.05.21 ●修理か交換か 2017.04.16 ●異音解消までの長い道のり 2017.01.22 ●「どうも漕ぐと重い気がする」という場合の対処法 2016.12.11 ●残念な客にならないために「料金は作業前に必ず確認」し追加料金が必要になることも考慮しておく(一部追記12.25) 2016.12.04 ●タイヤ・チューブ交換と前ブレーキシュー交換からプチオーバーホール 2016.11.27 ●自転車の快適性を向上させる3つの方法(追記12.4)、●異音解消までの長い道のり(軋み音) 2016.11.13 ●自転車の価値と予算 2016.10.09 ★チェーンケース(フルチェーンカバー)の外し方(微修正) 2016.08.21 ▲「自転車の日常メンテなんて金と時間の無駄」という思考 2016.07.31 ●おおよその修理時間は原因が見定まってから 2016.07.10 ●なぜメンテが必要か 2016.06.19 ●安く済ませようとして原因除去を延期するメリット? 2016.06.05 ●一目で症状を判断できるとは限らない 2016.05.22 ●単に「どの部分にどの工具を使えばいいか」ということだけはない 2016.05.22 ●後輪の一般車のワッシャーやステーの順番 2016.05.15 ●「違和感」は不具合の目安、●高校生向けメンテナンス記事、 2016.04.24 ●真っ直ぐ進めない不具合と理由 2016.04.10 ●点検は事故や立ち往生を防ぎ「将来的に安く済ませる」自己投資 2016.04.10 ●修理が得か買い替えが得か、●[京都]駐輪場にて無料点検(移動) 2016.04.03 ●業務用であれば更に点検に強化をすべき 、●会社で使う自転車でも定期点検が疎か 2016.03.13 ▼割高に思えるパーツ(や完成車)を使うことは無駄かどうか 2016.03.06 ▼過小メンテナンスになっている一因 2016.02.21 ●修理か新車購入か 2016.02.14 ■パンク修理関連を単独ページに移動 2016.01.03 ●メンテを欠かさず変速を正しく使おう 2015.12.20 ●修理時間(期間)と値段は、自転車を見ないと分からない 2015.11.22 ライト(灯火)項目 2015.11.01 ●自転車をどこから補修すべきか、●大学の自転車80台の点検の模様 2015.10.25 ●本当に「乗れればいいだけ?」という問題 2015.10.25 ●折れていても気づかない、 ●定期点検を習慣付けるために(IRCの取り組み) 2015.10.17 雑感●不具合に気付かない・気付いても直さないのは何故か 2015.10.17 ●修理は短期的に損してでも長期的には得を取れ 2015.10.06 ●異音の原因の一例 2015.09.20 ▼一般車のカスタム「パーツ交換について」 2015.09.06 ●大阪で自転車の無料点検キャンペーン 2015.07.02 ■各部の名称 2015.06.20 ■定期メンテナンス項目の追加 2015.05.15 目次の設置 2015.04.16 日常的なメンテナンス(車体保護、他)、他 2015.03.14 2項目追加 2015.02.15 異音の原因と対策 2015.01.25 UP ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★5つのポイントを抑えれば自転車は長持ちする (早く壊れて欲しいと思っている自転車店では絶対に教えてもらえない方法) ★【空気】(チューブが英式であれば)米式化し月1で適正な空気量を充填 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/98.html ★【変速】切り替えできる変速機付きであれば、適切に使いこなす。 (停止前や減速時には「軽く」、回転が「重くならないように」選択すること) ★【注油】週1もしくは雨天後には必ず水気を拭き取り適切に注油 (556はNG!!!) (チェーンオイルなどはこちらのページで解説) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/82.html ★【保管】屋根下を含め屋外保管であればカバーをかける https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/118.html ★【補修】タイヤやブレーキシューは摩耗・劣化する前に早めに交換すること! (タイヤの交換時期) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/119.html (ブレーキシュー全般) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/32.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●バック拡げ工具について blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/1070805.html 他のページにも書いているがこちらにも。 小径でも電アシでもない鉄フレームなら使っても問題ないという話ではなく、使えば確実に歪む。 「工具を使わずに作業すれば時間がかかる」というような言い訳で使うのは、典型的な「技術力が低い店」。 こちらから使わないように指定しなければ黙って使うような店にも関わらないことを強く薦める。 ●修理はすぐに完了するとは限らない(フロントフォーク) prestigebike.hamazo.tv/e8259472.html フロントフォークの在庫の問題。 入荷が早い汎用品と互換性があれば取り付れば済むかもしれないが 「色が合わず変」になるが、気にしない人ならそれでもいいのだろう。 基本的には「走行方法を誤って事故を起こさなければ」自分の自転車が 1ヶ月も使えなくなるということにもならないので、 こういう観点からも日頃の走行を見直す価値があるといえる。 (「もともと一般車を複数所有しているので問題なし」という人は稀だろう) 「1ヶ月も待たされるなら安物の新車を買う」という人もいるかもしれないが、 安物に買い替えて乗り心地が明らかに落ちたところで、これも自業自得。 ●修理見積もりと明朗会計 (他、事故と金銭的な損得感) sites.google.com/site/keymartcycle/1nen/yanguidenoburekidiaozhengkarano ▼「何がどう悪いのか」 客:(フォーク曲がりの不具合を知らないため)ブレーキシューの交換と調整だけで直るはずという考え 店:フォークの曲がりによってブレーキ周りだけでなく直進性も劣ることを説明。 説明の段階で実際にこういう状態なので大がかりな修理が必要になるということを 「実際に乗って確認してもらっている」のが良い対応。 「○○に置いておくので勝手に修理しておいてくれ」では 不具合の確認や追加修理や取寄せが必要になった際に再度連絡をする必要が生じて確実に2度手間。 修理するためには「実車の状態の確認が必須=店に持ち込む必要がある」ため、 電話口で安易に修理料金を聞いて、その料金で必ず出来ると思い込んでしまうと、 双方とも非常に困ったことになる。 ▼「放置すればどうなるのか」 自然治癒はしないので違和感は残り続け、走りにくい自転車を使い続けることになる。 ▼「車体の状態を実際に確認してもらった上で 修理すれば値段はいくらで日数はどれくらい必要なのか」 純正部品と思われる部品では安い自転車=1万円必要になった。 半額以下で汎用フォークもあるにはあるが、それが使えるかどうかは現物合わせになるので賭け。 色も当然合わないはずなので非常に不格好で貧相に見えるというデメリットもある。 ─取寄せが可能としても 「車種と色」がメーカー在庫としてあるかどうか。 もしなければ再生産まで半年以上待たなければならないということも十分あり得る話。 ─もしメーカー在庫が切れていて生産も既に終了し再生産もなく、メーカー代替品も見つからないとき 汎用品が使えるかどうか賭ける、アテのない中古を探す、 最悪は「特殊な規格のため買い替えるしかない」ということも考えられる。 ────────────── 衝突しなければ前フォークも壊れずお金も時間も無駄にすることはなかった ────────────── 1万円以内の細かい修理費用であれば、 日頃から適切なメンテナンスをしていればタイヤもチューブも早々に交換しなければならないような事態にはならないため、 「点検や整備を疎かにしない」ということで大抵は防げる。 しかし、事故は単に時間やお金がかかるだけでは済まない可能性もあるということをよく考えたい。 「取寄せに1ヶ月もかかった」「部品代に1万円もかかった」から今度から気を付けようという きっかけを得たことを勉強と考えるのは構わないが、 自転車の修理は可能でも、乗車している人自身は大怪我では済まない場合も考えられる。 ヘルメットや保険で備えるという以前に、事故にならないような走行方法を身に付けることが、 修理費用も発生することなく、無事に毎日を過ごしやすいと考えれば「それだけで得している」といえる。 ●買ったばかりなのに調子が悪い原因は 実店舗であれば「初期調整の概念が存在するかどうか」「まともな点検をしているかどうか」 ネット購入で「70%から自分組立であれば自業自得」「100%完組であれば信用しすぎ」 安く買ったつもりでも、どこかで安くするために作業が簡略化されていると見て、 あとで高くついたとしてもその安く買えたぶんの工程を後から払っているに過ぎないことに気付くべき。 (しかし、定価購入でもロクな説明もなく納車前整備も酷い店が絶対に存在しないとも言えない) 自転車はテレビのような買ったら繋いで初期設定して終わりではなく 「調整が不可欠な”乗り物”」と知ってもらいたい。 ※鈍感を極めている人であれば、不具合のオンパレードでも「全く気にしない」ということもあるのかもしれないが、 公道を走る乗り物として必要最小限の安全基準すら満たしていないもので満足しているような人は 考えなおして欲しいと切に願う。 ●購入後の維持費も必要 jitensyazamurai.com/db/archives/8728 それでも原付やオートバイより安いことは間違いない。 ※本格的なスポーツ自転車や国産電動アシストで無茶苦茶な使い方をして早々に壊すケースは考慮しない。 ●使っていなかった自転車を店で再生(レストア)依頼する場合の注意点 jitensyazamurai.com/db/archives/8141 最初に 「どれだけ酷い状態でも安く早く簡単に直せると思っているのであれば諦めて下さい」 ▼断られる理由 もしかしたら… お店によっては「レストアが面倒だから、新しいのを買え」とか、 「新しいのを買ってもらうほうが儲かるから、新車買って」と言う場合もあるかもしれません。 そんな話も、聞いたことがあったりします。 「面倒」「儲かるから」なのか、「本当にできない」「あなたのために止める」なのかは、正直むずかしいところ。 1:(適正な金額を払ってもらえるとしても)「面倒」「新車売った方が楽」だから依頼を受けない ↑話にならないので今後この店には近づかないほうが身のため。 2:「(技術力不足や部品の販路から)本当に出来ない」・・・これは仕方がない。 3:「フレーム自体が折れそうな致命的な状態」であれば「レストアそのものを止める」のは当然。 ▼古いパーツから現行品への交換への注意点 古い特殊なパーツは手に入れることができなくても、 「互換性を現物合わせした上で交換可能な場合もある」が、 当然「付けられても付けられなくても工賃は必要で、取寄せになった場合は部品代も必要になる」。 ▼再生にはお金がかかる レストアって高価になる可能性が高いです。 基本のメンテナンスだけでも数千円~1万円くらい。ワイヤを交換するとさらに数千円。 タイヤは1本安くて3000~4000円、チューブも必要、ブレーキシューも変えたい。 錆びたチェーンは交換して…… なんて重ねていくと、あっという間に3万円~5万円、 もっというと10万円近くになっちゃうこともあります。 「ちょっと走れるように簡単に直すだけでいいから」というのは まともな店であれば「申し訳ないですが安全面軽視の範囲での修理は受けられません」と返ってくるだろう。 10万円というのは古いレア部品を調達するためにオークションを使った場合とか、 電動アシストのバッテリーだけでなくユニット部分も交換する場合や、 高額なスポーツ車独特の高額なパーツ類を使ったときくらいで 一般車ではなかなかそこまでの金額になることはないはず。 各パーツ単位までまで完全分解した上で9割交換したとして 「工賃別」で部品代だけで5,6万円くらいあれば大抵はどうにかなるはず。 (あとは、めったに使わない特殊な高価な工具の購入が新たに必要な場合は別) ●早め早めの整備で修理代も安く済みやすい jitensyazamurai.com/db/archives/7952 いつもいつも書いていますが、「自転車は歯と同じ」。 普段からコマメにブラッシングしたり、歯科でクリーニングを受けていると 虫歯や歯周病を予防できますし、仮になってしまっていても早めに気づけますので、早期治療ができます。 さて、予防や早期治療をしていると、いつまでも健康ですし、治療にもお金を使わなくて済みます。 メンテや日頃のケアには費用がかかりますので、 つい「何もなっていないのにもったいない」と思うかもしれませんが、 ここでしっかり「する」か「しない」かで、将来に大きな差が出てきます。 例えばパンクの状態でも段階があり・・・ 【初期】空気がすぐに抜ける (この段階で直せば高くても2000円くらいで済みやすい) 小さい穴からスローパンクと呼ばれる状態になっているケースの他にも、 虫ゴムの劣化が原因の場合もある。 (「空気を入れるという習慣化」が無く、「適正な空気圧」を知らなければ減っているのかどうか気付きにくい) ↑ この段階で出張修理を呼ぶか「乗らずに」自転車店に持って行くと安く済む。 ※乗っていくとチューブまで交換しなければならない状態になりやすい 【中期】チューブだけでなく、タイヤも交換 (前輪か後輪は別で最低でも4000円以上、マラソンプラスのような高級タイヤを付けるなら工賃込で片輪1万円以上になる可能性大) パンクを放置し空気圧不足のまま乗り続ければタイヤのサイドが破れて修理不能になる。 【重傷】車輪ごと交換 空気圧で緩和するはずのダメージを車輪のベアリング球で直接受け続けることになり、 車軸付近の筒(ハブ)の球受け内部に虫食いが起きてハブ交換、または車輪ごと交換になる チューブとタイヤだけでなく車輪も交換になれば、 一般車でハブダイナモ(オートライト)等の別機能「無し」で最低ランクのタイヤ込みで店で頼むなら8000円くらいから? 内装5段等でも確実に1万円以上必要だが前輪駆動の電アシの車輪であれば恐らく数万円コース。 ●修理か交換か もし、「完全に壊れたら買い直す」という感覚の客だったとしても、 大怪我に繋がる可能性も上がるとすれば 店としては危険性を放置できないとして「ブレーキ部分を修理しない」という客は 「本当に客をことを考えるのであれば」断るしかないだろう。 とにかく最低限の箇所を直してもらわないことには、パンク修理だけで応対することが最善とは言えない。 記事内で書いているように「自転車には最低限の安全性を確保するための車検」はない。 ※TSマーク発行は「任意」で自主的に行わなければならないし、 しかもその点検自体も「目視しただけ」のような 安全性も客の命すら軽視するような店もあると考えると非常に困りもの。 (そもそもTSシール発行のために得るような自転車整備の資格は国家資格ではないということもある) パーツ単位だけでなく、自転車ごと買い替えるという選択肢もある中で、 安全性を確保しながら使う場合、結果的に「修理のほうが安い」か、「交換したほうが安い」かを 判断するのは今後使用する期間とは思うが・・・、 客にとっては期間どうこうではなく「その作業やパーツに対して対価を払う意味がある」か「意味がない」か 納得できるかどうかなんだろうと思う。 ●「交換が必要なことを説明されても納得できない」「払いたくない」 「少々自転車のリムが削れようが、タイヤがバーストしようが事故なんて早々起きやしない」 という感覚に陥るのは、自転車を単なる「近所履きの靴」のように捉えているのだろう。 空気圧も含めてこういう無頓着を改めるには、やはり「知識の底上げ」というか 「糠に釘」にならないようには「最低限の交通教育」が必要だと考える。 それにしても、日常生活に本当は必須ではない「どうでもいい健康食品」や 「趣味品」等には金を払うことには躊躇しなくても、 「健康に寄与する」「日常的に必要な乗り物」の自転車に対しては気を使わないとすれば よく考えれば非常におかしな話でもある。 そして、やはり「まともに整備されている自転車」がどういうものなのか 乗り心地や使い勝手の良さも含めて「知らない・体験したことがない」というのも 理由としては大きいのではないだろうか。 ●異音解消までの長い道のり チェーンの伸び、後輪ハブ不良、チェーン、サスペンション、 BB、サドル・シートポスト、ナットの増し締め、スポークテンション、ハブ椀のグリス、他。 異音なんてプロが見ればパッと簡単に直せるというわけでもない。 運良く予想をつけて最初に手をつけて分解清掃していればすぐに解消することもあるが、 料金的にも後輪ハブの脱着・清掃・グリスアップまで手を付けるということは、 それなりに手間も増える工程のため「それなりの工賃が必要」であることを覚悟しなくてはならない。 「時間」「予算」をかけたとして、「本当に異音が解消するまで料金がかかったとしても構わない」という前提でも、 最悪のケースとしては、 もしあれこれと手を尽くしたが、最終的に「フレーム内部に発生している微細な亀裂が原因?」 ということになれば、それまでに支払った工賃を支払った上で、 結果的に解消せず買い替え以外どうにもならないというのも事実。 そして、悪徳修理店であれば、不具合を発見していたとしても該当箇所は見逃し、 それ以外の交換する意味も必要もないパーツ群を交換するように提案し、 挙句異音が解消しなくても「気のせいでしょう」で済ませるようなケースがゼロとは言えないだけに 本当に信頼できる店かどうか、 「その店の評判を事前に把握しておく」など十分に注意しておきたい。 ●「どうも漕ぐと重い気がする」という場合の対処法(一部追記1.29) ▼最初に基本的なこととして ・サドルを跨いで両足の爪先が届く程度の適正な高さにする サドルが低いことで脚力を走力に伝えにくくするだけでなく、疲れやすくなる。 (ベタ足付けは基本的に子乗せ自転車に幼児2人同乗時のみ) ・空気圧のチェックをする(英式[虫ゴム]であればエアチェックアダプターを取り付けて米式化するなど) ・変速を使いこなす 重いギアで漕ぎ続けているにも関わらず「重い」と文句を言われても意味が分からない。 外装・内装問わず、変速機があれば適切に使いこなす。 内装で常用の歯数が合っていなければギア歯の交換も考える。 シングル(変速なし)は内装よりギア歯交換に手がかかる場合のほうが多い。 ・ブロックダイナモのライトのゴムがタイヤやリムに接触している 夜間点灯時に重くなりやすいのは当然。(それでも最近はあまり重くならないLEDタイプのブロックダイナモもある) ・向かい風では重くなるのが当たり前 さすがに無関係だと思い込んでいるような人は存在しないとは思いたいが・・・ 正面から風が吹いていれば自転車の漕ぎの重さに影響する。 ・路面の状態が悪いところでは重くなる 舗装状態がよければ軽快感は強い。反対に悪い極端な例を挙げれば「砂地」で足をとられるようなもの。 ・泥除けが変形しタイヤに接触している 異音や漕ぎにくさが発生するはずなので気付くとは思うが、曲がっていれば要修正。 (どこかに衝突しフロントフォークが明らかに歪んでいる場合は交換) ・老化によって脚力が衰えている場合もあるので体力を過信しない。 ▼メンテナンスをする場合は ・ブレーキワイヤー調整 ブレーキが常にかかっているような状態になっている場合もあるので、そうであれば調整。 ・チェーンの清掃後にチェーン専用オイルを注油 状態にもよるが、潤滑効果も減るので必ず清掃。 ・RDハンガーの歪み 一体型の場合は交換パーツもないのでRDごと交換 ・車軸折れ(特に外装6段と7段のボスフリーハブは要注意) シマノ自身がFBで解説していたように、ボスフリーハブ自体に問題があると言わざるを得ないが、 カセットハブに交換するハードルは店に要求される技術とその料金も比較的高め。 ・BB部分の改善(カップ&コーンであればグリスアップ、カートリッジ式であれば交換) ※粗悪・安物自転車やズボラな自転車店ではグリスアップをしていないので要確認。 (カップ&コーンの場合、玉押しの調整も必須) ・ハブの清掃とグリスアップと調整を行う 車輪軸の根元のボールベアリング部分のグリスが硬化や不足していたり、 玉押し調整が出来ていないと回転が重くなることもある。 ・タイヤを交換する 新しいタイヤにすることでグリップ力も向上し、ハキハキと漕ぎが伝わりやすい。 軽量なタイヤに交換することで漕ぎ出しは軽くなる。(クッション性能は下がりやすい) ●結論 前半部の基本的なことは「常識」として理解してもらうしかない。 「チェーン清掃&注油」「ハブ清掃&グリスアップ」「BB部の改善」「タイヤ交換」 基本的にはこの4点を重点的に行うことで改善できるはず。 ●残念な客にならないために「料金は作業前に必ず確認」し追加料金が必要になることも考慮しておく(追記12.25) naositeya.jp/blog-entry-13.html パンク修理では、どんな状態でもパッチを貼るだけでOKなわけではない。 タイヤやチューブがボロボロであれば「交換が必要」。 問題は、店からその場合に交換が必要なことを・・・ 【1】「事前に説明された」→「了承するか、拒否するか」を選択するのは自由。 ”店はきちんと説明した”にも関わらず、「思った以上に金がかかったこと”だけ”」を気にして、逆恨みするのは無茶苦茶。 「なぜ交換が必要なのか」 「交換しなかったらどういうことが起こるのか」 しっかりと納得できるまで聞くべきであり、それを怠って店の言われるままに作業させてしまうと結局トラブルになりかねない。 【2】「説明なしで作業されて料金を請求された」→「戻すにも金が必要と言われた」 これは店が悪質なケース。 「交換に数千円もかかることが分かっていればまた安物自転車を買ったのに」という場合もあるだろう。 (しかしながら、安物自転車に付属しているタイヤに過度の期待を持つこと自体が無謀とも言える) (+1万円以上かけてタイヤ・チューブ・リムテープを交換し、最低でも1ヶ月おきに定期的に空気を入れれば無駄なパンクを起こしにくい) (但し、走行路面状態にもよるので異物パンクを絶対防げるわけではないが、空気圧不足が原因と言われる6割のパンク原因は防げる) 【3】複合的な不具合によって総額が予定額を超える可能性 例えば衝突による前のフォークの歪みも発見できた場合の見積もりは分解しなくても分かるが、 (※但し、汎用品の場合は分かるとしても、メーカー専用品の場合、値段はメーカーの営業時間中に 問い合わせてみなければ分からないだろう) 外側から見ただけでは分からず、揺らしたり動かしても判別しにくい箇所は、それほど多くはないかもしれないがある。 チューブ・・・パンク穴調べだけならそう高いものでもない (リムバンド・・・チューブ確認時に一緒に見る) ライト・・・基盤の交換が必要な状態であればライトごと交換 BB・・・球が収まっているリテーナー部分の割れや軸部分の不具合などがあれば交換 ハブ・・・内部の椀の割れや内部パーツの不具合があれば、ハブだけ組み替えか、車輪ごと交換 ハブの種類にもよるが、工賃込で1万を超える可能性はある。 予算的な話だけでいえば、 電動アシストで電装部分の修理になった場合、スイッチパネルだけなら1万円強、バッテリーだけなら2,3万で済むとしても、 国内メーカー品ならなかなか壊れるということでもないのかもしれないが、 エラーコード次第では電装モーターユニットの部品一式交換になれば5万円くらいの結構な金額になってしまうだろう。 同じく電動アシストでも前輪駆動の場合は2,3万では済まないであろう結構な出費を覚悟したほうが良いかもしれない。 整備途中の分解時に内部の不具合が発見できた場合には、そのぶんの「追加料金」が発生することは十分に考えられる。 この場合も「事前の説明していた料金とは違う」というのも横暴。 分解せずに内部の不具合を発見できる能力が人間に最初から備わっていれば確かに不当な請求と言えなくもないが、 外側から揺らすなどでは発見できない「不具合の種」を解消するためには、分解しなければ分からない。 こういった場合、 「構造を1から解説させて納得するまで説明してもらう」としても理解できない人も居るだろうから難しいところか。 ●自転車の快適性を向上させる3つの方法(追記12.4) archive.wiredvision.co.jp/blog/matsuura/200811/200811211530.html 【1】タイヤの空気圧 まず最初は、「きちんとタイヤに空気を入れること」。街を走るママチャリを観察すると、タイヤがつぶれている車体が非常に多い。 安い自転車は、安いが故に気を遣わずに使いがちだが、だからといって必要なメンテナンスを怠っていても大丈夫というわけではない。 タイヤが規定の空気圧に達していないと、走行時の抵抗が大きくなり、いくらペダルを踏んでも前に進まない。 また障害に乗り上げた時にタイヤが完全につぶれ、タイヤ内のチューブが障害物とタイヤのリムに挟まれてやぶれ、 パンクすることもある。「リム打ち」と呼ばれる現象だ。 【2】サドルの高さ サドルの位置を低くすると膝に負担がかかる。これは、わざとサドルを低くした自転車に乗ってみるとすぐに分かる。 きちんとデータを取ったわけではないのだが、私は、特に中高年の女性の場合、「怖いから」といってサドルを低くしていると 膝関節を痛めてしまう危険性があると思う。 【3】変速ギア 3番目は「変速ギアを使いこなす」ということだ。最近は安い自転車でも3段から5段程度の変速機がついている。 しかし、これまた街に出てよくよく観察すると、変速機を使いこなして走っている人は少ない。 たいていは、一番高いギアに入れっぱなしにして、坂を登る時に軽いギアに落とすぐらいだ。 自転車のギアは、速度に応じてこまめに変速してこそ真価を発揮する。 発進するときは踏み込みが軽くなる低いギアで出て、 速度が上がるほどに踏み込みが重いが速度が出るギアにチェンジしていくというのが基本だ。 速度に相応の適切なギア比で走ると、足にも負担がかからないし、なにより出足のよいきびきびした走りが可能になる。 このようなアドバイスを読んだ時、反応は大きくふたつに分かれる。 「そりゃ面白そうだ。今度の休日にすぐやってみよう」、そして「そんなことをしたら危なそうだ。怖いからやらない」 または「それで高価な自転車が欲しくなっちゃったら困るな。自分には今の状態で十分だよ」??。 私の経験からしても、消極的な反応を示す人は決して少なくはない。 私は、どちらかといえば消極的な反応に対していらだちを感じる方だ。 自分の知っている世界をちょっと広げるだけなのに、それは素晴らしいことなのに、と。 「タイヤの空気圧・サドルの高さ・変速を使いこなす」3つを改めるだけで快適性が別物になるといっても、 「面倒、危なそう」といった自己都合によって改めようとしない。 何十回何百回繰り返しても「絶対に間違っていない、今までそうしてきたのだから文句を言われる筋合いはない」で 聞こうともしなければ、いつまで経っても本来の力を発揮できないまま自転車も当人も朽ちて行くことになる。 但し、親切心からのアドバイスだったとしても、ロクに興味がない人には信頼関係もないのに講釈をいくら並べたところで、改善してくれるとは全く思えないのは、 例えば、車道を右側通行している人に左側を走るようどう言っても素直に「改めます」と心を入れ替えてくれるとは到底思えないことからも明らか。 走行することだけではない「講習会」として興味がある人には広めていくことも相当重要としても、 やはり大多数の無関心層を感化させるには 「最低限の一般常識として幼年期から通年での教育面の強化」を根気強く訴えかけていくしかない。 (他にもチェーンの清掃・注油、適正空気圧の把握のために米式化するといった比較的安価で改善する方法から 走行性重視のためにタイヤの軽量化といった方法など様々な方法があるが、これも実際に納得してもらってから初めて効果がある提案) ◆ブレーキの弱さの改善 (前ブレーキは薄いシングルピボットのものをテクトロ800Aのようなダブルピボットに変更し、 ブレーキシューは(安い自転車は大抵アルミリムなので)シマノのR55C4のシューが付いているカートリッジ型に交換、 後ろブレーキはバンドブレーキ自体の制動力は良いほう。音鳴りが気になるならサーボブレーキかメタルリンクブレーキに変更 アウターケーブルとインナーワイヤーとブレーキレバーも交換すれば改善は可能) そうだ。安いママチャリは、実際のところ「誰もがろくに自転車を整備せず、調整もせず、正しい乗り方もしない」ことを前提に製造、販売されている。 しかし、そうして適正な状態にすれば、今度はフレームの弱さに気づかされることになったときに・・・ その意味では、「空気圧の足りないタイヤで、体に合わないサドルの位置で、だらだらとゆっくり走る」ということは “正しいママチャリの使い方”なのだ。 ↓ 雑記●「安価なママチャリが支持されてしまった経緯の1つ」へ続く ●異音解消までの長い道のり(軋み音) ameblo.jp/cycle-plus/entry-12221273621.html 一例として、電動アシストで漕いだときに発生する音を解消するまで試行錯誤している様子。 1)クランク・ペダルの異常や緩み 2)サドルの異常や緩み 3)シートポスト・シートチューブ内のグリス 4)駆動系(後輪ハブと変速?) 5)チェーン 6)チャイルドシート関連の異常または緩み 7)リアキャリア取り付けネジ緩み 8)カゴネジ緩み 9)ヘッドパーツのガタや緩み 10)ドロヨケ曲がりやネジ緩み 11)前輪曲がりやハブ、フロントフォークの異常 ・アシストのON/OFFは無関係 ・ペダルを漕ぐと鳴る ・上り坂で強く踏むと鳴りやすい ・立ち漕ぎは関係なし? ↓ やっぱりペダル付近の足回りだろうということで、ドライブユニットの取り付けボルトをチェックしたら緩んでいたようだ。 明らかに目視で破損確認できるなら修理はしやすい。 見ただけでは判別しにくい部分であれば手順が相当かかることになる。 しかし、購入店が酷ければ持ち込んだとしても 「(全部調べるのは面倒だから)音が出ていても問題はないので気にせずに乗ってください」ということもありうる。 「○万円出してもらえれば全分解で再組立てしますよ」とか、それでお金を支払っても改善しないような悪質な店がないとも限らない。 判断できずにただ「見るだけの店ではなく診てくれる店」を探すことは非常に重要。 ●自転車の価値と予算 「暫く乗っていなかった自転車を直して乗りたい」という場合、 必ず安く上がるとは限らないので、ある程度の出費を覚悟できるかどうか。 ロクにメンテナンスをしていないボロボロ状態で 自転車購入時の本体価格が2万円以内であれば基本的に直そうと思わないほうが良い。 (新品でも中古でも1万円程度であれば言うまでもない) 外観状態を見た上で「どこまで修理費用を出せるのか」ということは念頭に置いたうえで 修理依頼をかけるのか検討すべきだと思う。 話し相手が欲しいという理由で呼ばれてしまうことへの対抗措置としては「相談料」を設定しておくというのも手だが、 これは違うなと思った段階で、予定が無くても「この後待っている人もいますので」とでも言いながら 速やかに引き上げるとして、具体的な説明が必要であれば 「ブレーキシュー、ワイヤーの交換、車軸のグリスアップ、チェーンを含む駆動部、変速があればその調整など、 1点や2点だけを短時間で簡単に調整すれば済むというものではないので 「正常な状態で乗れる」ように、きちんとパーツを交換して分解や整備をすると 数万円は必要になってしまいますが、それでもよろしければ見積もりに伺いますがいかがいたしましょうか?」 のような案内になるのだろうか。 見積もり無料を謳ってとりあえず訪問して見るだけ見るというのもなくはないと思うが・・・。 何らかの「機会を設ける」手段を考えたほうが早い気もする。 ★チェーンケース(フルチェーンカバー)の外し方 www.youtube.com/watch?v=ZgOS8AQJ3t8 クランクを外すところまでは省略しているので (1)クランクキャップをマイナスドライバーなどで外す (2)嵌め込まれている六角ナットをボックスレンチで外す (3)コッタレスクランク抜きでクランクを外す (4)ケース表から見えるねじを全て外す(チェーンステー部分2か所、後ろ1か所) (5)ロックリングを(壊すならマイナスドライバーで)再利用するなら専用工具(C-135)で外す ここまでやってやっと外せる。 「適切に締め込む」という意味では 修理をするママチャリ扱い店では必ず持っていなければならない工具だと思うが・・・ HOZAN「全ケースロックリングツール(C-135)」自体を持っている店がそう多くない気がする。 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11915433450.html (基本新しいリングに替えるとしても、締め込むためにはマイナスドライバーではなくて C-135は必要になる気がするが・・・たまに聞くロックリングが緩みやすくなっている原因があるとすれば こういうところかもしれない。) 女性であればスカートが巻き込まれにくい、チェーンオイルが切れにくいという反面、 (カタカタ音が当たるようになった時点でチェーン引きで調整するとしても) ▲チェーンチェッカーで確認するのはカバーを外さなければ使えない。 ▲注油がしにくい。塗布後に無駄にベタつかせないためにふき取りする際にも煩わしい。 という整備性の低さから、個人的には 「快適性を維持するために定期的に整備をすることが前提」という考え方であれば フルチェーンケース自体を常態化させたくないのはある。 片面のみカバーされた半面カバーであれば、外しやすくなるので多少楽。 そこからさらに半分になったピストル型ケースであればもっと楽に整備できる。 ●おおよその修理時間は原因が見定まってから takesno.com/archives/2933 逆に何気に時間がかかるor読めないのは、少し曖昧な修理です。 例えば、真っ直ぐ進まない気がする。ギーギー、キーキー、ガタガタ音がする。前より重く感じる。 というような修理ですね。 あとパンク修理やオートライトが付かない等の配線不良もこっちに入ります。 ・真っ直ぐ進まない → 衝突して前フォークが歪んだ、車輪が歪んだ、段差を乗り越えた、違法な2人乗りで軸が歪んだ、など ・前より重い → 単に空気圧不足なだけ、雑な店に工作された、加齢で体力が落ちた、変速機の故障、など ・パンク → 別ページに書いているように、単純に異物だけが原因というわけではなく、10個以上の原因が考えられる ・ライト → 球切れか、配線コードか、基盤か、端子か、電池や充電式であれば電池切れか、ハブ内部の錆び、など 一番困るであろう内容として「何となく異音がする」といったケース。 最悪のケースとしては「フレームに破断の予兆があることが原因の場合」、酷ければ問答無用で廃車を推奨。 ペダル付近から鳴っていてもハンドル付近が原因ということもあり得るが、 基本的に音鳴りがする近い位置から探すのが普通だと思うので、こういうときは結構な時間がかかることになる。 ▼原因と特定を別のものに置き換えると ・伏せた紙コップ=「予想される不具合の可能性部分」 ・紙きれ=「実際の不具合の原因」 伏せた紙コップの中に紙きれを入れたものを見つける場合、 その紙コップが多くなるほど探し当てるまでの確率は下がるので時間もかかる。 紙きれも1つとは限らず2つ以上の場合があればそれを全て見つけようとすれば、全ての紙コップを開ける必要がある。 過去のデータから不具合の可能性を順番に探し出すとしても、 それぞれの部分を確認するまでには「分解作業」と、最終的に「組み戻し作業」が必要で 必ず短時間で特定出来るわけではないということになる。 ●一目で症状を判断できるとは限らない takesno.com/archives/2844 事故で車輪がねじ曲がって「真っ直ぐ進まない原因が分からない」という人がいるとは思えないが、 このようなパンクの場合や、特に多い症状としての「異音がする」といった場合、 原因を正確に特定するには様々ある全ての可能性を考慮し、1つづつ調べていくより他になく、 簡単に治ることがあったとしても「今回は偶然特定できただけ」に過ぎないということもあるため、 原因の特定は基本的には様々な「分解作業が必要」として「その原因を調べるための工賃も必要」ということになる。 いわば「レントゲン写真を撮るのにも費用がかかるのと似たようなもの」 そして「特定できて初めて修理が可能かどうか判断ができる」ということ。 ●「違和感」は不具合の目安 takesno.com/archives/2768 異音は自転車の嘆きや愚痴や悲鳴とでも言うべきか。 おかしいと思ったらすぐに「技術の確かな信頼できる店」で点検修理してもらうことを薦める。 (しかし故障だけでなく、使い方の問題や老化や体力の減少によるものなど理由は様々ある) 店を強調した理由は 「雑な店や酷い店」に持ち込んでしまうと、症状が改善しないどころか「破壊工作を施される危険もある」 (例:タイヤ・チューブ交換時にバック広げ工具を使う、556をそこらじゅうに潤滑油代わりに使う) 他にも「ねじの締め忘れや調整不足で最初より悪化させ」挙句「そろそろ買い替えしたほうがいいですね」という もはや犯罪に近いのではないかと思えるようなことも考えられる。 ●高校生向けメンテナンス記事 teens.mynavi.jp/blog/bike-cycle-20160508 「メンテナンスされた自転車とそうではない自転車の違い」は、単に見た目がキレイかどうかというだけでなく、 「走りやすい」とか「止まりやすい」とか「疲れにくい」といったメリットもあるということを 空気入れに訪れられるだけの自転車店としてもしっかりと案内してほしい。 ■目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●自転車をどこから補修すべきか ■定期メンテナンス ■異音の原因と対策 ■車体などの保護 ■各パーツの思案「補修・カスタム交換用」 ■具体的な交換案(※工賃別)「補修・カスタム交換用」 ▼やすいホムセンチャリをカスタム [ママチャリ24,26,27] ▼カラーリング交換できるもの ■一般車用でオススメの交換タイヤ・チューブ 雑感 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■メンテナンス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★分からない用語や解説などを知るには 「自転車探検」 www.geocities.jp/jitensha_tanken/ (2017年10月頃にひっそりと消えていた) webアーカイブ http //web.archive.org/web/20170331183749/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/ ★定期点検(ワールドサイクル) www.youtube.com/watch?feature=endscreen v=-z0kP8TD0xY クイックレバーの位置など。 ★一般車メンテナンス情報といえばここを見れば大抵解決する。 「Takaよろず研究所」(2019.3.31閉鎖) www.geocities.jp/taka_laboratory/ ↓ ★★★[代替URL] https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/123.html#taka ■各部の名称 riusyusyantezi.web.fc2.com/tool.html ●自転車をどこから補修すべきか━━━━━━━━━━━━━━ [主に一般車(ママチャリ等)を想定] ●修理時間(期間)と値段は、自転車を見ないと分からない jitensyazamurai.com/db/archives/3396 見ないと正しい判断ができないのでメールで状態だけ伝えても分からない。 店頭に来ても自転車がなければ同じく正確な見積もりなんて出せない。 「明日だけ使えればいいのか、性能アップまで考えているのか」どこまで修理するのかでも違う。 パンクと思われる症状でも書いてある通り対処の方法が全く異なる。 空気を入れるだけでよければ高くても着手料金として500円でもあれば十分だろう。 パンクの水調べも頼むならまた別料金としても、 後輪のタイヤ・チューブ・リムテープ交換で良質国産タイヤ指定なら6000円以上かかるかもしれない。 具体的に正確な見積もりを尋ねることができるケースというのは・・・ 「前タイヤを補修しようと考えています。ママチャリの26WOの前だけです。 タイヤと米式チューブとリムテープの交換をしたいのですが、 タイヤはIRCサイクルシード、チューブはパナソニックを指定で、 リムテープはゼファールのコットンリムテープの13mmでお願いします。 以上の3点に工賃込みでの合計金額を教えてください。在庫がなければ扱いがあるかどうかと納期も教えてください」 とすれば見ないと分からないということにはならない。 スポークテンションやニップルやリムのバリについても確認を依頼したいところだが、 それが問題ないことを確認できるとすれば、もはや自分で作業したほうが早い。 具体的な値段を提示しておいて実際はそれよりも高くなれば 「パンク修理だけのつもりで安いと思ってたらこんなに高いなんて!」ということになる。 では逆に「パンク修理といっても1万円以上高くなる場合もありますね(ホイール交換を想定)」 とすればぼったくりの店というレッテルを貼られかねない。 (技術のない店や、反対に通販や量販での組み方を一切信用しない店でも値段を極端に高く言う場合も) それゆえに、具体的に自転車を確かめずに見積もり金額を提示するというのは避けることになる。 異音については部分ごとに確かめ続けても特定できないことも考えて全てバラすことになれば数万円。 古い自転車の手直しをしようにも現代の規格にはない部品が手に入らず「修理不可能」という場合もある。 当然「通販専売メーカーで特殊部品を使っている」場合も「修理不可能」になる可能性もある。 在庫が店にあれば即時対応できても、立て込んでいてすぐに取り掛かれなかったり、 在庫がない部品でもメーカー在庫があって3日程度で入荷するものもあれば、 シマノ部品でも1年経過しても再生産がなくそのまま消えるようなパーツというのもある。 廃盤品の補修部品も7年ほど経過していればメーカーでは破棄している可能性が高い。 よって時間(期間)というのも簡単には分からないのが当たり前。 ↓ (自分で症状を判断できる場合に限り)今現在の自転車の状態を最低限改良するために出来ること。 ↓ 【0】「各種のねじ締め確認」「注油」「タイヤへ空気入れ」は補修以前の項目。 事故等で車輪が歪んだといった場合も順番以前に「最優先で直すべき部分」として記載なし。 【1】ブレーキ 【2】リフレクター(反射板) 【3】ベル(警音器) 【4】チューブ・リムテープ 【5】タイヤ 【6】他、BBや変速など ★【1】まずは何を置いても最も基本的な道路交通法にも関わるブレーキから。 法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 一口にブレーキを修理・補修するといっても(1)~(5)まで色々ある。 当然ながら「シングルピボット」→「ダブルピボット」等の種類の変更は義務ではなく改良案。 「きちんとブレーキが効くことが法律で義務付けられている」。 ■(1)ブレーキシュー全般 (前輪に押し付けるゴム部分が)摩耗や古すぎて硬化等していれば交換。 ■(2)ブレーキケーブル,ワイヤー他 ブレーキを引く「ケーブル線」錆びていたり、ワイヤー束の細いワイヤー1本でも切れていれば交換。 ├インナーワイヤー:中のワイヤー部分 └アウターケーブル:ワイヤー部分を覆っている部分 インナーとアウターを同時に両方交換することが望ましい。セット品もある。 ■(3)ブレーキアウターキャップ ケーブルの種類によってはアウターキャップを交換する必要もある。(ブレーキレバーを交換する場合も含む) ■(4)ブレーキ総合本体部分。(詳しくはブレーキ総合のページ) 前輪は「シングルピボット」キャリパーブレーキと呼ばれるアーチ部分を「ダブルピボット」に交換推奨。 後輪は2系統に分類される。 [1]「(キーキー音がする)バンドブレーキ」系統であれば「サーボブレーキ」か「メタルリンクブレーキ」に交換推奨。 [2]ローラーブレーキであれば「ローラーブレーキ専用グリス」を適量注入する。 ローラーブレーキ本体の性能を変更するのであれば色々な種類がある。 ■(5)ブレーキレバー 手で握るブレーキを効かせる部品。 ローラーブレーキ本体を交換するのであれば、シマノのアルミブレーキレバーに交換推奨。 ↓ ★【2】ライト(灯火)法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 「日没後~日出時まで」や「視界50m以下の濃霧などの状態」で灯火義務あり。 灯火義務についてのみ詳しくはリフレクター(反射板)のページに記載。 【動作確認】 ハブダイナモ(オートライト)でも ブロックダイナモ(タイヤやリムと接触発電するもの)でも、きちんと点灯しているかどうか確認。 充電式や電池タイプの場合は電池切れにならないように注意。 【光軸の向きについて】 どのタイプでも 光軸は必ず下向き3~5度で路面を確認できるように設置すること。 真っ直線に照らすのは歩行者への攻撃にもなるので絶対禁止。 【オススメ】 ・ハブダイナモ専用オートライト → 丸善「MLI-1AL」約1500円 時速15km中心光度:3500cd 平均周辺光度:1500cd www.magnix.co.jp/pdt_cycles11.htm ・ブロックダイナモ → YSD「DL-8」約2200円 時速15km中心光度:2100cd 平均周辺光度:1200cd www.ysd-corp.jp/pg238.html ・充電式 →CATEYE「VOLT800」約1.2万円 (約200、400、800ルーメン点灯選択式) www.cateye.com/jp/products/detail/HL-EL471RC/ 値段的にもVOLT800が比較にならないほど一番明るいのは当たり前だが付け外しが面倒なら不向き。 1ランク下げてVOLT400でもいいが、明るいものを選べる充電式のメリットが薄いので敢えて避けた。 ↓ ★【2】リフレクター(反射板)法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 灯火と同じ項目。「夜間の走行時」に必要。(他には濃霧時や、50m先が見えないトンネル走行時) (色褪せ、破損がなければ直す必要なし) CAYEYE純正でも500円ほどで購入できるため取り付けておく。側面や前面は無くても違法ではない。 ペダル部分の橙色の反射板があれば赤色反射板は道交法上は無くてもよさそうにも思えるが・・・ 大して嵩張るわけでも、重くなるわけでもないので付けておいたほうがいい。反射角度も確認。 ↓ ★【3】ベル(警音器) 法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) (破損がなければ直す必要なし) 2015年10月現在「青森・宮城・静岡・佐賀」を除き取り付け義務がある。これも500円ほどで購入できる。 ↓ ★【4】チューブ・リムテープ 法律には無関係なのでいくらパンクしていたところで違法とはならない。走りにくいだけ。 空気圧の測れない英式チューブであれば「エアチェックアダプター(ACA-2),[キャップゲージ付(ACA-2-G)]」を付けて米式化。 または、チューブごと交換するなら米式チューブ一覧から適合するサイズを選んで米式チューブに交換。 リムテープも同時に交換することが望ましい。 ↓ ★【5】タイヤ 質の悪い安物タイヤではパンクの原因にもなるので交換。 丈夫でオススメの国産タイヤは「パナレーサー スーパーハードタフネス」か「IRC サイクルシード」 走行性優先で軽量+ある程度の耐摩耗性がある「パナレーサー スーパーハードオリタタミ」もオススメ。 26x1-3/8(26インチ)限定であれば、「シュワルベ マラソン」は海外の状態の良くない舗装路でも使えることが前提になっている。 店任せでブリヂストンの無駄に高いタイヤや、反対に粗悪な安物タイヤを取り付けられないように気を付ける。 ↓ ★【6】他、BBや変速など ▼BB BBに手を入れることは下手な自転車店であれば最も嫌がる部分。 納車前整備と定期点検を行っていれば問題にはなりにくいが、「ノーメンテ・安さ絶対主義の消費者様に応えた結果」 過剰なトルクや雑な組み付けが当たり前になってしまっている現状では仕方がない。 整備を受けてくれる店を探すこと自体に苦労するかもしれない。 右椀はそのままでグリスアップまでするならできても、カートリッジBBにしようと思っても 「固着していて取り外し不可能」となっている場合はどうしようもない。 ▼変速 グリップシフターをトリガー型にしてグリップも変更するのはオススメできるが、 変速そのものを変更することは本当に必要かどうかよく考える。 変速交換が前提であれば、色んな意味で一般車(ママチャリ)では乗り換えをすることが望ましい。 交換すれば速くなると思っているならそれは勘違いで「大して変わらない」。 しかし、単に気分で交換したいのであれば、まずは変速よりも「ホイール部分(タイヤ・リム・スポーク)」を軽量化すべき。 ●変速なし → 坂道で軽くしたいので、常に回転数が増えても構わないというのであれば、ギアを軽くするだけの意味がある。 但し、18Tなどの歯数が交換できるハブの組み替えをするなら1万円ほど必要。 他にも、14→16Tか16→14Tの歯数交換の方法も一応ある。 ●内装変速→ 同様な状態にはなるが、軽くしたいのであれば効果がある。 内装変速であれば歯数交換はしやすいし、受けてくれる店があれば5000円くらいで交換もできるだろう。 電動アシストを買う前に2T歯数を増やして様子を見るのも手ではある。 ●外装変速 → OLD135mmであれば弱いボスフリー6速から、丈夫なカセット7速にもできるが 後輪だけで予算的に1万円程度はかかると見ていい。 同時に前輪やタイヤも交換することになれば3万円以上必要と考えるべきなのでハードルは高くなる。 ●定期メンテナンス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-11987044264.html 趣味で乗るからとしても「車両」として定期整備は必要な「乗り物」と思う必要がある。 一般車ならそれでも、ユーザー数に対して基本歩道をゆっくり走るような使い方のほうが多いからこそ あまり重大な問題が頻発するということもなく済んでいるとしても、 ロードだけに限らずスピードを軽く出せるような自転車なら防犯だけではない「管理」に注意すべき。 ■購入後にも定期的にチェックが必要な項目 ・空気圧(300kpa基準で毎月1回以上) ・ブレーキ&シフトワイヤーの伸び、錆チェック ・ブレーキシューの削れ具合 ・ライトの角度、正常点灯チェック ・リフレクターの汚れのふき取り・角度の確認 ・タイヤ溝の削れ具合 ・各種ねじの緩み、錆チェック、鍵穴も点検 ・BBやハブなど回転部分の異常チェック ・チェーンの伸び、錆チェック、当然適切な量と方法でチェーンオイル塗布も忘れず。 ・ステム/BB/シートポスト/ペダル軸の錆チェック ・リアディレイラーの歪みチェック (・サスペンションフォークならメンテナンス必須) ・痛みやすいのは他車と接触しやすいペダルとグリップ。ワイヤーカゴもよく錆びる 車検がないので未整備車でも当然のように使われているが、調整することで性能に差が出る。 ・フォークの歪みもチェック zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-a8cb.html よそ見運転は事故の元。状況確認は常に怠らず。 ■メンテナンスをする場合 ・サドルの高さを適正に。(低すぎるサドルは力のロスが大きいので無駄に疲れる) ・空気圧(空気が抜ける場合は「虫ゴム」交換だけで済むパターンが多い) ・ブレーキシューの位置調整「片利き修正」「リムに対して平行かどうか」(溝がないほど磨耗していれば交換)、 ローラー(メタルリンク)ブレーキの場合はグリス ・シフト・ブレーキワイヤーの伸び調整 ・クランクからジャリ音など症状を確認しておく→BBに砂利が入り込んでいるのでOH └ペダルが原因(緩み)の場合もある。 事故を防ぐための要注意ポイント ●スポーツ系自転車での説明 news.mixi.jp/view_news.pl?id=3476200 media_id=168 一般車でもほぼ同じだが、平均の速度の違いから重大事故が起こりやすい傾向。 「ステム(ハンドル部分)」 「クイックリリース(車輪軸)」 「シートクランプ(シートポスト留めネジ)」と「サドルレールのねじ」 「ディレイラーハンガー」 実証実験では以上4箇所を要注意点として挙げている。 ディレイラーハンガーの主に「歪み」を除いて「十分締まっているかどうか」が重要でも、 過剰な力で締めすぎれば破断するので、心配なら「信頼できる自転車店で定期点検」をオススメする。 ↓上記と同じ内容の詳細 ◆「点検の必要性」 cyclist.sanspo.com/190849 cyclepress.co.jp/report/20150625_03/ 一般的にスポーツ車は軽量化に重点を置いて造られているため、 外部からの衝撃などに対して大きな余裕を持っていないものもあることから、 条件によっては取り扱い中に横倒しにしただけでも重要部品が変形することがあり、 そのまま乗車すると部品が破損し転倒事故に発展することがある。 また、スポーツ車特有の構造や点検・調整方法を熟知せず調整が不完全のまま使用していると、 やがて走行中に車体の構成部品が破損して転倒事故に発展することもある ↑ 単純に「ママチャリ感覚でスポーツ自転車」という使い方が相応しくないという理由がここに。 タイヤ内空気の容積や衝撃吸収性の違い、基本速度の違いも当然関係する。 ●軽量→横倒しで部品変形→そのまま乗り続ける→破損→事故 ●構造理解不足・調整不足→点検・整備が不完全→破損→事故 (1)フォーク・ステム部分の固定不良・・・・・アヘッド型は一体型よりもねじ数が多く破損可能部分も増える (2)サドル・シートポスト部分の固定不良・・・これは一般車でも同じ (3)リアディレーラーの曲がり・・・・・・・・一般車の外装変速にはガード金具があるので曲がりにくい (4)クイックハブの固定不良・・・・・・・・・一般車はナット締めなので外れにくい 勿論、しっかり点検整備が行き届いているスポーツ自転車では防犯性能の低さを除いて問題はない。 ●注油不足の果て━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ potapotabicycle.blog.fc2.com/blog-entry-1695.html 不快な音がカシャカシャ鳴るだけでなく、 錆によって「ヤスリ」状態になり、チェーンもスプロケット(ギア歯)も削られやすくなる。 例え錆だけならサビ落としで綺麗にはできても、削られてしまったスプロケットは元には戻らない。 雨天後の適切な少量の注油と表面ふき取りをしっかりしていれば、 このくらいの摩耗状態になるまでには結構な差が出ただろう。 そもそも「注油なんてしたくない」と思われる使い方で 「外装変速を選んだこと自体が間違い」と言わざるを得ない。 外装の完組ホイールの交換費用の安さではなく、 足に負担が少ない軽い乗り心地がいいのであればメンテナンスは欠かせないもの。 出来ないなら、 フルカバーの内装変速に乗り、せめて半年ごとに自転車店に注油と点検を依頼。 ■グリスアップを怠ると・・・ 「ステム・BB・シートポスト・ペダル軸」 ・錆びてしまい調整が一切できなくなる ・交換が必要になったときに一切弄れなくなり、廃車を余儀なくされる可能性もある。 zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/miyata-c897.html ハンドルが簡単に抜けました。だからどうしたと言われそうですが、これは大事なことです。 新しい古いは関係なく、部品が錆びついて外れないといったことが、自転車にはよくあります。 これを防ぐには、組み立て時に固着防止剤を部品同士が接触する部分に塗るしか方法はありません。 丁寧に組み立てられた自転車と、そうじゃない自転車の差はここにあります。 ↓ いろんな意味で問題がある個人店も中にはあるが・・・ 安易に通販や量販で安価な完組自転車を買うと こういう見えない部分を無視される可能性が非常に高い。 ●異音の原因と対策━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ www.mkspedal.com/MKS_pedal_news/News.htm ペダルとクランクのゆるみ クランクとボトムブラケット(以下、BB)のゆるみ BBとフレームのゆるみ クランクとチェーンリングのゆるみ サドル部のゆるみ ペダル近辺以外の不具合 その他 ●こちらの通販サイトにも情報あり www.qbei.jp/info/bicycle-maintenance/1044 ●異音の原因の一例 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12081192892.html この場合、よくあるクランク付近ではなく「シートポスト周辺」が発生源。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「ゴムの荷紐」の劣化 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12014260277.html 標準搭載ではないが、日常使用が多いということでいえば、意外な盲点かもしれない。 ゴム紐も「毎回しっかりと取り付ける」、劣化していたら「交換」 ●スポーク折れの予想外の原因? ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-11997902004.html スポーク折れを防ぐには「過積載をしない」「開錠を確認する」の他にも、 「横倒しにならないような場所と方法を考えておく」というのも必要だろう。 駐輪場の壁や柵沿いに施錠する。これも長持ちさせる秘訣になる。 ●折れていても気づかない star.ap.teacup.com/flatout/1146.html 常日頃から自転車店等で見てもらうという癖がついていないと 異常なのかどうかということにすら気付けない。 ■サーボブレーキのねじ調整 bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=168 ▲メンテナンス以前に使い方を誤れば寿命を短くする ▲過積載 2人乗り含む。非子供乗せやタンデムでもない自転車は1人用。 走行が安定しないだけでなく、外6ボスフリーのハブシャフトやスポークが折れやすくなる。 基本体重が重いなら華奢な自転車は使わず、業務用自転車など頑丈なものに乗る。 ▲ケンケン乗り(片足乗り) ペダル・クランクに負荷がかかる。歪みやBB(ハンガー)部への歪みを誘発。 スタンドを外し、しっかり跨って座ってからペダルに足をかけて乗ることを心がける。 ▲適切な速度とブレーキを。 ■フロントホイール:リム割れ bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=39 前ブレーキ多用の末路。後輪で減速しつつ前ブレーキ。 前ブレーキ過多にならないような速度も心がけるべき。 ■各パーツの思案━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼一般車のカスタム「パーツ交換について」 新車であっても交換を勧める部品としては以下がある。 ・英式チューブ → 米式チューブ ・安物タイヤ・カラー入りタイヤ(アメ・白サイドなど) → 全黒の高耐久タイヤ ・(前輪)シングルピボットキャリパーブレーキ → ダブルピボットキャリパーブレーキ ・(後輪)バンドブレーキ → サーボブレーキ or メタルリンクブレーキ ・(後輪)ローラーブレーキ(ノーマル) → ローラーブレーキ(ハイパータイプ) ・ボスフリーハブ(フレームOLD135mm) → カセットハブ7速(OLD135mm) ・グリップシフター → トリガー系シフター+グリップをボルトタイプに変更 は積極的に薦めている内容。 カゴや泥除けを外してリアキャリア+サイドバックや、タイヤを少し細いものにするのはまだしも WOリムで高圧にしたり(そもそも構造上WOリムは上限は約5気圧とすべき)、 後輪をキャリパー化するメリットが軽量化としても一般車では恩恵がさほどあるとも思えず、 他にもドロップハンドルにしてロードバイク系に寄せたところで フレームそのものが適していないため見た目のアンバンランスさだけでなく、 乗りづらく日常使用しにくい乗り物と化してしまう恐れもある。 ▼経年劣化が及ぶもの ※タイヤ・ブレーキ周りをまず第一に。大体予算1万強(タイヤ交換の場合)、タイヤそのままなら5000円で済む。 BB・・・玉押しリテーナーがある場合は割れている場合あり。無用な割れを防ぐために玉だけ使うほうがいいとも言える。 シートポスト・・・(ピラー)(サドル軸)内側は錆びている場合が多いので念入りにクリーニング。 タイヤ・・・ゴムのヒゲがなく「接地面がひび割れていたら」交換←石などを挟みやすくパンクも起こしやすくなる。 チューブ・・・タイヤと一緒に交換が望ましい。 英式バルブは虫ゴム交換で短期的には安いが、後々を考えると空気圧調整ができる米式に交換すべき。 リムテープ・・・テープが朽ちてニップルでパンクの可能性も否めない。 BSの銀巻きテープを2重にしたりゼファールの細めの布リムテープが良い。 前ブレーキ・・・鉄板の薄い1ピボットブレーキではなくアームの太いツーピボットキャリパーへ。ブレーキシューをR55C3へ。 後ブレーキ・・・音鳴りが必然のバンドブレーキならサーボかメタルリンクへ。ローラーブレーキならグリス注入。 ワイヤー(ブレーキ・シフト)・・・シマノのステンレス製に チェーン・・・伸び調整してもダメなら交換。錆防止チェーンは動きが渋いので銀色+注油のほうがいい。 チェーンオイル・・・556は使用禁止。WAKO'sをオススメするがシマノ純正オイルも良い。 グリップ・・・通常グリップは手が痛くなりがち。幅広エルゴン系を取り付ける。 サドル・・・尿道を圧迫しない穴空きか溝付きに交換 シフター・・・内3でも交換すると気分が違う。2013年には新型ピアノタッチレバーも出ている。外6でも内5などでも交換化。 ●車体が古く劣化が気になってきたら 状態を見るためにも全て分解が望ましいが、適切に処理できず戻せる自信がないなら店に任せる。 (分解消耗品交換で費用は3万くらいから?) ■具体的な交換案(※工賃別)━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・チューブ(★前後で約2000円) :リム穴に互換性のある米式チューブ換装が良い。パナかシュワルベが定番。 一般的英式より空気漏れが少ない。 (仏式は一般車リム穴にはバルブが細いので入るが隙間ができるのでやめたほうがいい。) ・リムテープ(1巻★約400円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/27.html :テープ劣化でスポークがタイヤにダメージを与えやすくなり結果的に空気が抜けやすくパンク誘発の恐れ。 チューブの切れ端のような薄いリムフラップは交換。ゼファールのコットンリムテープや BS補修用テープを2セット購入して「2重巻き」。 タイヤ (★前後4000円~) :一般車や小径であればパナ・IRC・シュワルベだけで十分。ロード・MTBであればコンチネンタルやビットリアなども可。 走行性ならパセラブラック。 耐久性ならIRCサイクルシードかパナのスーパーハードタフネス。 540(24)はシュワルベの車いす用が使えるが値段高め。 630(27)は実質パナレーサーかIRCのみ。590(26)ならシュワルベマラソンも選べる。 ・リア ブレーキ(★約2000円~)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/31.html :音鳴りのするバンドブレーキは廃棄推奨でサーボブレーキかダイヤコンペのメタルリンクブレーキへ。 ローラーブレーキはハイパータイプ(約5000円)への交換もオススメ。 ・ブレーキシュー(2個★700円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/32.html :新品でも小雨で利かなくなるようなゴミシューは処分。シマノで700円と安くて良い品もあるのでお手ごろ。 アルミリム用であれば色々選べる。ステンレス用は角度付きで少ないがパナかダイヤコンペ。 ・ワイヤー(1本★約500円)(インナー・アウター) :インナーワイヤーはステンレスに。アウターは黒が対候性が高い。 シフトとブレーキでそれぞれ異なる。 ブレーキケーブル,ワイヤー他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/38.html シフトケーブル,ワイヤー他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/39.html ・チェーン(★約1500円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html (シルバータイプにすれば汚れも目立ち自発的にクリーンにする効果) カラータイプで彩り重視もアリ。KMCのRB(ラストバスター)は錆には強いが動きが渋くなる。 ・リフレクター(反射板) (★約500円~):後方用は外れていて取り付けていない場合は必ず取り付ける。 ペダル・ホイール用は義務ではないがあったほうがいい。 ▼以下パーツ交換ススメ順 ※防犯と快適性を求める。 鍵:街乗り前提ならヒモワイヤーは禁止、リング錠も太いものに交換。 5分以内であろうが必ず固定物に2ロック(以上)。ダイヤル式は雑使用になりがちなので避ける。 グリップ:手が痛くなるのを防止。ダンシング(立ち漕ぎ)用にバーエンドバーを付けるかどうかはお好みで。 ★ゴムグリップ交換方法(切り裂かない場合) 店にあるようなエアコンプレッサーがあればすぐなのだが・・・ 1:隙間を少し開け556を入れてからバーを傷つけないために竹串をその隙間に入れる 2:カナヅチで竹串を叩きながら水や556を入れてバーが途切れる場所まで少しづつ押し込む 3:ペンチで一旦竹串を取り出すか、そのまま反対側など4箇所ほどに分けて周囲全てに556を入れてから回転させる ※周囲全てが液体に浸される前の空転しない状態で外そうと力まかせにやっても手の皮が剥けるだけなので危険。 サドル:接地する部分は快適さに直結するため交換を薦める。盗難防止にサドル鍵も取り付けたい。 シートポスト:上部空洞の場合BBに砂が入りやすいので交換を薦める。サス付きの効果は疑問? Fキャリパーブレーキ:薄い鉄板のシングルピボットブレーキでは制動力が心もとない。 ツーピボットタイプへの換装をすすめる。 ライト:お手軽交換ならマグボーイ推奨。ブロックダイナモからの交換なら抵抗軽減70%。手元スイッチも便利。 面倒臭がりならハブダイナモを取り付けてしまう。(しかしホイール交換1万~+加重) ベル(警音器):(一部地域を除き)装備義務のある部品。 コンパスベルがそこそこ使える。初期ベルが錆びてていざというとき使えないというのは避けたい。 一部地域を除き罰則付き。 ペダル:防犯性能を高めるなら取り外し式。色や形状も様々なので彩りを変化させるという点でも。 スタンド:メンテ前提ならセンタースタンドが◎。但し取り付けるためにスペーサー加工など工夫が必要な場合も多い。 ブレーキレバー:形状や剛性効果により力量を少なくして制動力も上げるにはこれ。 シフトレバー,シフター:グリップシフターはゴムが経年劣化でヘタるのとトリガー式のほうが操作感覚が良い。 アイガード:虫・埃ガード。伊達メガネでいい。 メンテ用- ポンプ・・・★約3500円 日常使用に必須。英式バルブ限定であれば米式バルブに換装した際に一緒に購入。 チェーンオイル・・・★約1500円 ワコーズのチェーンオイルやシマノのドライ系オイルを勧める。塗布後の表面のふき取りも肝心。 フィニッシュラインは冬固まるワックスタイプを購入して後悔。 グリス・・・★約1500円 余りにも定番のシマノのプレミアムグリス。 BB・シートポスト・ステム・ペダル軸への固着防止にはアンチシーズコンパウンドなどを使う。 内装用(白)やローラーブレーキ用(黒)は別途。 ▼その他 ※より自転車を楽しむために。 ハンドルバー:乗車位置変更やハンドル周りに色々乗せたいならストレートに。 ボトルケージ :水筒置きに。春先~秋までとても便利 テールライト :夜間の視認性を高める。 サイコン :趣味感覚をより高めるなら。 └★メンテナンス時期の計算は不特定なコースでない通勤なら距離x日数で感覚を図るべきだろう。 ネジ類 :錆防止にステンレス化。 キャップ類 :バルブキャップやワイヤーキャップなど。わりと見た目重視なら。 ステム :可変にしてもほぼ位置換えしないし重くなるのでシンプルステムのほうがいい。 ポジション出しのために変更するのも良い。 ハブ毛 :アクセント+綺麗好きに。 交換できるパーツの種類を予め知っておくと、修理するときにも店の言いなりにならずに済むのと パーツをグレードを自分で選択できる。 店から取寄せ可能なものは極力頼んで取り付けも依頼、出来ないものは工賃上乗せしてでも頼むのが良いが、 取寄せ可能なメーカーが多いかどうかという取引実績と 「技術力があるかどうか」「工賃も適正かどうか」も見極めてから考えるべきだろう。 ▼やすいホムセンチャリをカスタム [ママチャリ24,26,27]━━━━━━━━━━━ 「フレームの捻れ」や「BB」や「ホイールハブ」の 「精度の低さ(ねじ山潰れてる可能性とか)や「錆びやすさ」を度外視するなら 4000・タイヤ(前後):IRCサイクルシードかパナのスーパーハードタフネス。 (8000・タイヤ(前後):シュワルベ マラソン(26x1-3/8のみ) 2000・チューブ(前後):シュワルベ米式チューブ(前後) 1000・リムテープ(前後):ゼファール布テープ 1500・前:テクトロキャリパー 1500・前:ブレーキシュー(アルミリム用)→R55C3シュー付き舟込み 2000・後:メタルリンクブレーキかサーボブレーキ 2000・レバー一式(アウターケーブル・ステンレスインナーワイヤー入り) ・変速は3速としてシフターは大概ピアノタッチだった気がするのでそのままでいいだろう。 1万4000+送料くらいがパーツだけの目安。 工賃や工具類込み(ドラム抜き含む)なら2万オーバー。 防錆チェーン・重くなりにくいブロックダイナモライト・尿道にやさしいサドル・手が痛くなりにくいグリップ ・錆びない樹脂カゴなども交換するなら合計3万くらい必要。 ■自転車屋でオーバーホールを頼む場合 ・ホイールの振れ撮り ・BBのグリスアップ ・ヘッドパーツのグリスアップ ・ホイールのグリスアップ など諸々で工賃2~3万。 つまり完全に仕上げるなら5万ってところだろう。 しかし元々のフレームの質が低いものは直して使うメリットは少ない。 タイヤ・チューブ・リムテープとブレーキ前後とシュー交換が最低快適条件。 ▼カラーリング交換できるもの━━━━━━━━━━━━━ ・ブレーキ/シフトアウターケーブル ブラック・ホワイト・ブルー・レッド・イエロー・ピンク・グリーン・パープル・オレンジ・薄グレー・濃グレー・透明/シルバー ・ハンドルバー ブラック・ホワイト・ブルー・レッド・イエロー・シルバー・オレンジ・メタル(赤/青/黄) ピンクはドロップのみ ・グリップ:多種多様 ・ペダル:多種多様 ・サドル:基本は黒か灰か茶だが、赤・青・銀・白などもある。 ・チェーン:多種多様 ・タイヤ(リム径依存)・・・但し劣化は早まる ・バルブキャップ【A&F】赤・青・黄・黒・灰・銀(米式) 仏式は黄なしで緑と紫がある ・ハブ毛 赤・青・黒・緑・紫・桃・トリコロール(赤/白/青) リンエイ、敷島自転車株式会社 BSは青のみ ・鍵 リング錠は基本銀か黒のみ ・ボトルケージ:多種多様 ・ボルト アルミにすると耐久度が落ちる傾向。 ・フォークはサイズの互換性を、ホイールを交換する場合はハブの互換性を把握すること。 ■一般車用でオススメの交換タイヤ・チューブ━━━━━━━━━━━━━━━━ ここに記載しているパナ・IRCのタイヤは日本製 540【24×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ 予算があれば・・・「シュワルベ マラソンプラス」 1本約7000円 通常☆Panaracer 「スーパーハードタフネス」 [W2483B-SHTSP 黒] 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70130・黒] 約4000円(2本セット) 電アシ★走行性重視 → Panaracer e-ride Eライド [W2483B-ERSP] 約4000円(2本セット) 電アシ★耐久性重視 → IRC 足楽PRO 1本約3000円 [40-540]24 x 1 1/2 日本製 720g [C70064・黒] [47-540]24 x 1 3/4 日本製 810g [C70063・黒] ▼チューブ シュワルベ 「9-AV」 24×1-3/8他 (28~37-540) 130g BBB 「BTI-42:761222」24×1-3/8他 (32~40-540)122g 590【26×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ 定番★シュワルベ「マラソン」[650×35A(26×1-3/8)]1本約4000円 (前後で8000円) 通常☆Panaracer 「スーパーハードタフネス」 [W2683B-SHTSP 黒] 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70132黒] 約4000円(2本セット) ▼チューブ BBB 「BTI-65:762551」26×1-3/8他 (32~40-590)133g パナレーサー「0TW26-83A-NP」 26×1-3/8他 (35~38-590) シュワルベ 「12-AV」 26×1-3/8他 (32~44-590) 140g ※12"A"の米式(AV)はサイズが違うので注意。 630【27×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ ★走行性重視 Panaracer 「パセラブラックス」27×1-1/4 [8W27-41B18] 500g 前後で約5000円 通常☆Panaracer「スーパーハードタフネス」[W2783B-SHTSP]670g 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70132黒] 約4000円(2本セット) ▼チューブ BBB 「BTI-81:762809」(630対応) ※(28~32-630)125g ※700C向けだが対応可。 パナレーサー「0TW735-40A-NP」 27×1 3/8~1/2 (35~38-630) シュワルベ 「17-AV」 27×1-3/8他 (32~40-630) 150g ●リムフラップが切れていればリムテープも交換しておく。 基本的なメンテナンス・カスタムの類はここまで見ておけば十分。 以下個人的な雑感。 ▼一般車のオーバーホール zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-53e9.html 確かに古すぎてパーツの互換性の問題から入手ができないパーツがあれば 廃車にしなければならないことがないとは言わないが、 近年の「安い自転車に買い替えるほうが得」と安易に飛びついてしまうと あまりの乗りにくさに落胆する可能性大。 10年以上前で購入価格が3万円以上のもので、 フレームに亀裂などの異常がなくパーツ交換が可能であれば、直して乗ることをオススメする。 使用感があるということは、体に合っているので乗りやすいだけではないメリットもある。 ■自転車は定期的に「手入れ」と「お金」が必要な”乗り物” ─何もしなけりゃ壊れるに決まってる 自動車のように免許や車検が強制的に必要な乗り物ではないので まるで一切手入れしなくても乗り続けられるような勘違いをしている人もいるかもしれない。 「内装でベルトドライブだからメンテナンスしなくていい!」 ・・・わけがない。確かに外装に比べメンテナンス箇所の手間も減り、 余程使い方に問題がなければ全く走れないことはないだろうが、快適性が違う。 メンテナンス方法が異なるだけで、整備は必須。 BB部分がジャリジャリ。ホイールハブがガタガタ。ステム・シートポストが錆び付いて動かせない。 ネジも錆まくり・ローラーブレーキにグリス不足で音鳴り。 内装ハブそのものも5000km(または3年?)を目安でオイル漬けもしくはグリスアップが必要。 最悪の保管方法である野ざらしでせいぜい空気を入れるだけ。といって適正空気圧にできていない。 (もっとも消費者は普及大衆自転車に半ば英式バルブを強制されているので被害者とも言えるが) チェーンに油を注さずにシャリシャリ・・・。反対に注しすぎてブレーキが効かなくなってしまっていたり。 「空気圧・サドルハンドルの高さ・ブレーキシューの位置・チェーン引きの調整・各種ボルトの増し締め・各部グリスアップ。」 「保管は直射日光が当たらない場所でなければタイヤの劣化が早くなる。」 ・・・と理解しようとしている人がどれだけいるのだろうか。 メーカーは説明書で簡単に触れるだけ、自転車屋は売るだけ、 学校交通教育は地域にもよるし基本的には極簡単に教えるだけ。 行政は公道の自転車の走行区分整備の地域差も大きくとても十分とは言えないうちに、 とりあえず違反者に講習を受けさせるような制度は先行。 購入者が積極的に情報収集を行っていなければ原因を知りうる機会もないのだから、 当然・・・ ・その必要性を理解せず、メンテナンス一切なしで、お金をかけないでも乗れていたのだから、 ・(格安自転車)新品なのだから、壊れた場合に「そんなはずがない」という心理に陥るも頷ける。 そもそも後々トラブルを招く原因にもなる2万にも満たない低価格車を扱わない まともに整備できない店で買わない というのが最善なのだが、なかなかそうもいかないのだろう。 たとえ修理で直る故障でも 弄って他にガタが出て面倒なことになるのを避けるために修理費用をふっかけて買い替えを促す。 「低価格車を好んで買うユーザーに対してはそれが一番」だとしてもなんだか切ない話だ。 それなりの自転車を買ってもらって、我慢して使う乗り物から快適に使える乗り物に昇華できたら最高だろう。 そのためにはメーカー、販売店、レンタル業者、交通教室など自治体などにも協力してもらい 値段だけで決めて後悔させないためにも 乗り比べをしてもらう機会をちゃんと作る。これが必須だと思う。 ■壊れていても完全に壊れるまで修理しない ─不便な毎日が最高? さすがに虫ゴム・スーパーバルブほどすら払えないほど困窮しているとは思えないが、 車体が5千ほどの「何か」であればチューブ交換前後で2000円~・タイヤの磨耗で前後5000円~を払いたくはないのだろう。 自分で「空気圧」「サドルの高さ調整」「ワイヤーの伸び調整」「ブレーキシューの位置調整」」くらいはできるべき。 タイヤの違いは本当に乗り比べてもらわないとその違いが実感できない。 単純に300kpsより空気圧高めにすれば走りやすくはなるが 米式化+まともなタイヤにすることで「パンクもしにくく、空気も漏れにくくなる」というのは 毎日使っていく中で体感してもらわないとその効果を信じようもないだろう。 そうだからいくら説明してみたところで、 「壊れたらその度に修理するほうが手間も金も得」と信じている以上はどうにもならない。 数回繰り返してようやく、「やっぱり最初から言われたようにちゃんと修理しておけば」「いいものを買っておけば」と 納得できるのだろう。 店は格安タイヤチューブをとりあえず付けて「すぐ空気が抜ける」と言われても「仕様です」と答える不誠実に徹するか、 (安物でクレーム出て後で面倒なのはこの店自体だと思うが・・・) 誠実さを重視するなら悪名高い安物粗悪メーカーは扱わず、まともなメーカー以外は扱わなければいいのにと。 試乗車・代車として用意して 「タイヤ・チューブ・リムテープ・グリップ・サドル・ワイヤー・シートポスト・BB」を替えた物に乗ってもらって、 通学ならスチールでもタフフレームにパーツが豪勢なものを使っておけば 少々のことでは壊れないというアピールが重要かと。 徐々に実感してもらったらあとは部品代込みで4万ほど出してもらえれば完全フルカスタムも可能と。 そこからスポーツ車などへの追加需要も促せるようになれば全体が活気づくだろうし。 ●大阪で自転車の無料点検キャンペーン cyclist.sanspo.com/203794 ※今回のキャペーンは異常がないかどうかを「確認するのが無料」であって、 部品の「交換が必要であれば費用が発生する」のは当たり前と見ておくべき。 www.sankei.com/west/news/150906/wst1509060023-n1.html 2015年1月~7月末まで府内の自転車事故約7100件、死者は30人以上を受けて点検キャンペーン。 (2015.9.1~9.30まで)84店舗で実施。 具体的にはブレーキシューやワイヤーの摩耗状況や効きしろの点検、フレーム割れや歪み、 ハンドルステム部分の緩み、ペダルのガタのチェックといった内容だろう。 反射板やライトといった部分も恐らく一緒に見るはず。 ↑ このときに「前ブレーキはシングルピボットからダブルピボット型にすれば効きが良くなりますよ」、 「インナーワイヤーをステンレスにすると錆びにくくなりますよ」、 「後ろバンドブレーキはサーボブレーキやメタルリンクブレーキにすればこのようなメリットがありますよ」、 といった内容を待ち時間の暇つぶしに実際に搭載してある試乗車に乗ってもらうなどして 「実感できる機会を設ける」ことができれば、各種点検に止まらず店の売上にも期待できるはずだが、 口下手すぎるあまりに単に点検だけで「直したほうがいいですよ」では 点検に応じる意味は薄いように思える。 あとは、各自でキャンペーン後も店で定期点検をしてもらうために何ができるかを考える必要がある。 ●修理は短期的に損してでも長期的には得を取れ www.cycle-hokuto.com/blog/?p=671 「今現在の不具合だけ修理すれば本当に得なのか?」よく考える。 チェーン調整だけで済ませれば確かに安く済む。 しかし、限界点に達しているタイヤを放置しておけば 遠くない未来に摩耗でパンクすることになる。 パンクした場所が運良く自転車店に近い場所であれば 押して歩くことになっても大して問題ではないかもしれないが、 もし店まで遠ければ乗って移動してしまえばチューブ+タイヤ交換で済めばまだしも、 車輪自体へのダメージで「車輪ごと交換」となってしまう恐れもある。 そうなったときに 「あの時タイヤを交換しておけばこんなことにならなかったのに」と思っても遅い。 また、摩耗していなくても3年や5000kmを目安に早めに交換しておけば 路面とのグリップ力も増すので制動力にも期待でき、安全性も向上することも覚えておきたい。 カバーなしで屋外や屋根下駐輪をしているなら尚更。 本来はこうならないためにも月1でも店に目視点検だけでも状態確認をしてもらうというのが最良だが やはり自転車に対する思い入れや習慣づけがなければ難しいのだろう。 ●定期点検を習慣付けるために(IRCの取り組み) as-pj.com/about/ 無料登録で点検のみ 現在はほぼ神奈川県のみで店舗も増えている様子がない。 メールが使えることやホイールの振れ取りが出来ることも条件になるから 技術のない店が参加できないとしても全国的に増えない理由にはならないと思うが・・・。 空気充填はともかく、汚れ落としが「チェーンの汚れ落としも含むとすれば」 200円は安すぎて話にならないということなのか。 IRCタイヤの仕入れや送料の価格に多少融通が利くという店側のメリットでもあれば十分増える余地はあるはず。 IRCではシェアを広げられ、店は定期点検でその他の補修も期待できる。 ●本当に「乗れればいいだけ?」という問題 cs-shinwa.sblo.jp/article/165969805.html 事故を防ぐためにも、1にも2にも点検の習慣づけ。 自分ではおかしいと思わなかったとしても、きちんと点検できる人から見れば危険極まりない状態だったとすれば それは利益のためというだけの話でもなく、「周囲の人間にまで危険性が及ぶことを防ぎたい」という意味も含まれている。 中古・量販・個人店問わず、もし問題がありそうな箇所を見てもらっても 「ママチャリなんだからそんなもん(特にブレーキ部分であっても)適当でいんだよ」 という店が万が一あれば絶対に任せず、今後一切近づかないことを強く薦める。 ●不具合に気付かない・気付いても直さないのは何故か jitensyazamurai.com/db/archives/3057 ※念のため書いておくと、下記に想定される店は元記事の店とは全く無関係です。 「普通に乗れるから」「使わない機能だから」「気付かなかったから」 「車検もないので不具合があっても乗り続ける」 「余計な修理費用なんてかけたくもない」 というのが主な要因だとして、大丈夫だと思っている以上に・・・ 【1】接客力皆無の個人店にありがちな「自転車店に行けばくだらない説教を延々されるのでウンザリ」 という「行きたくないと思わせる原因」があるからではないだろうか。 どの個人店でも技術が必ず確かだと考えるのも厳しいものがある。 料金提示でトラブルになることを想定出来ず、無言で修理を始めるような店も信用したくない。 【2】そもそも原因を突き止められるのかどうか (安物自転車ではなく使い方を誤っていなかったという前提で) 質の相当低い店員しかいない店であれば、何が原因かを突き止められず、再修理を繰り返すことも考えられる。 そうして、自転車店そのものへの不信感が構築されてしまっていては 「直す気がない」という結論に達していても、それは責められるものでもない気がする。 【3】ケチるだけの意味があると思い込んでいる 「食費や遊興費や服飾費を削ってまで修理する価値がない。」 機能向上できればエネルギー消費も抑えられるので食費も浮く、 遊興費に使う体力や気力の消費も抑えらえる、 衣服に気を遣っていても自転車はボロボロで本当に大丈夫なんですかと。 結局のところ、【1】~【3】の不信感を払拭できて納得させられる 「何か」が足りないというのが、修理に至らない根本的な原因に思える。 ・単に威圧的で客商売に向いていない人柄や説明力や知識の無さなのか ・技術力の無さを客の使い方のせいだけにするような店員しかいないのか ・正常に動作する状態との比較ができないので、実感が湧かないからなのか 説得材料の提示が足りないので「現状維持で十分」ということになっているのではないだろうか。 しかし、もっと具体的に方法があっても、実際に実行運用が成功している例でもなければ これ自体に説得力がないということでしかない。 ●大学の自転車80台の点検の模様 jitensyazamurai.com/db/archives/3139 空気圧不足によるタイヤの問題が多いのは 「自転車のタイヤが正常であれば何日くらい適正空気圧を維持できるか」ということを そもそも全く知らないと思われる。 虫ゴム式では(握力を考慮せず)まともに空気圧を測ることそのものが不可能な英式チューブ自体も悪いが、 恐らく、自転車に対する思い入れの違いの差ではと考えている。 そういう使い方をしている人達にしてみれば、自転車というものは近所履き用の靴と同じか それ以下の「トイレットペーパーや綿棒」のような消耗品のような感覚でしかないのだろう。 メーカーや銘柄なんて関係なく、色と大きさだけ決まればそれで良く、 最初から使い捨てる前提なので「安ければ安いほどいい」。 だからまともにメンテナンスするという観念自体が存在しない。 使いやすさや快適性よりも「とにかく早くて安くて面倒ではない道具」という扱いであれば、雑になるというのも頷ける。 そしてベル(警音器)については 「滋賀県道路交通法施行細則」 第14条 法第71条第6号の規定により車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (5) 有効な性能の警音器を備えない自転車を運転しないこと。 ベルの金額約500円(取り付けは頼むまでもなく+ドライバー1本で30秒もあれば出来る)と天秤にかけて 「注意されたこともないし別に使わないからいいや」となってしまうのも已む無しか・・・。 しかし、「使う使わないの問題ではなく」 知る限り取り付け義務のある地域でのベル非搭載での赤切符どころか 警告票の発行すら聞いたことがないので実質無意味な法律とはいえ、 ベルが無いか壊れている自転車を運転している時点で本来は「違法」となる。 ●メンテを欠かさず変速を正しく使おう ameblo.jp/cycle-plus/entry-12110858421.html 変速があるのに全く使わないような使い方しか出来ないのであれば、 変速なしの自転車を買ったほうがトラブルが起こる可能性が下がる ということを知らなければ値段だけで買おうとするのだろうか。 ▼例によって常に重いギア 「筋力トレーニングをしている」と言い張るのであれば何も言うことはないが・・・。 「(信号等でも)停止前にギアを軽くする」これは鉄則。 ▼注油に関しては自分で出来ないなら店に行くことを習慣化すればいだけの話。 それも嫌ならば、修理費用が後々高くなっても自分が招いた結果なだけ。 ▼スポーク&ニップルの錆 この状態にまでなってしまっていれば変速周りどころか 「スポーク折れの危険性もあるため、ホイールも交換しないというのであれば修理できない」 と言い放っても良かったのでは・・・? ●修理か新車購入か jitensyazamurai.com/db/archives/3989 愛着のある大事な自転車ならいいんです。 明言はしていないものの、恐らく購入価格が2万円以内の安物自転車の話という前提だろう。 近年の3万程度の完成車を買うくらいなら、10年以上前のあまり使っていない自転車であれば お金をかけてでも補修したほうが作りがいいので得ということには触れて欲しかった。 そして、時間をかけて見積もりを出すまでもなく、 (パーツのグレード選択次第なので大雑把な価格になるとしても) タイヤ前後4000・チューブ前後2000・リムテープ前後500、ブレーキアウター&インナー2000、 ライト2000、チェーン2000、カゴ2000、サビ落としと工賃で約2~2.5万円 (使えない場合のみ交換→ブレーキレバー2000・グリップ2000・サドル3000・ペダル2000) この程度を紙にサっと書いて提示すれば済むだけのような。 というよりも、 即答で「自転車は様々なパーツの集合体ですので、ちょっと磨いてササっと直して簡単に乗れるようにはなりません」 「ゴム部品の劣化は当然で、錆び部分も磨いて新品同様というわけにはいかない箇所もあります」 「タイヤとブレーキとチェーン周りだけでも軽く1.5万円以上が確実に必要で、 場合によっては総額で5万円以上かかる場合もありますが、本当にそれでも構いませんか」 と具体的な金額を提示して、その反応として「躊躇う」か「それでも構わない」といった様子を見てから 詳細な見積もりを出すかどうか検討するというわけにはいかなかったのだろうか。 ▼過小メンテナンスになっている一因 自転車のメンテナンスに関するアンケート結果 cyclepress.co.jp/report/20160302_03/ 「面倒」「仕方・頻度などが分からない」が上がっているが これは何が原因と考えると、 消費者の立場で言えば「義務教育での教育」が最も大きいとしても、 次は「販売店の怠慢」に思える。 売れたらそこで終わり。 壊れたら持ち込まれるというケースが圧倒的ではないだろうか。 例え、数か月おきのメンテンスをするように購入時に「案内」をしていたとして 「来たほうがいいですよ」というだけでは実効性に疑問。 本来(自分で整備方法が分からないのであれば尚更) 店に出向かなければならないはずなのに「その必要がない」かのような感覚を 育ててしまわないために何か出来ているかということになる。 日々の持ち込み修理や新車販売に手を取られ過ぎて、 買った客に対して定期点検が不十分ではないだろうか。 「暇な自転車店」というのも原因は、 こういう「過小メンテナンスで構わない」というような 販売店側の意識にあるように思えて仕方がない。 実店舗でも単に安さだけを求める客であれば「ユーザー側では何もしない」 という選択肢は当然あるとして、 きちんと手入れされた状態で「快適に乗り続けたい」という感覚のユーザーもいるはず。 そのニーズを放置することは結局店も客も得ではない という感覚を持たせられるかが重要に思える。 ▼割高に思えるパーツ(や完成車)を使うことは無駄かどうか ▼安さ第一は多くても 自転車産業振興協会の毎月の自転車の国内販売動向を見ても分かる通り 「安くて手軽な車種が一番」として支持されるのは「購入時に買い求めやすい」ということが第一にあるとしても、 実際に販売購入される自転車は一般車といえども様々な価格帯が存在し、 安いものでは譲ってもらうような0円中古車~ 高いものではフレームビルダーに制作依頼で20万~30万程度だろうか。 (日常の足なので「補修時も考え」数十万するようなスポーツ車の高級なパーツは使わない) 需要の幅は広く、必ずしも安さ重視が重宝されるというものでもないように思う。 ▼選択肢の幅 「面倒なことはしたくない」 「安いから売れる」→「売れるから作る」 経済社会で消費することが美徳とされるとしても、 「選択肢の幅」として「高耐久性」「高性能」に振ったものという考え方の提案は、 何も完成車購入時に限らず、修理に於いても発生するものということを たぶんほとんどの一般車ユーザーは「知らない」。 ▼具体的な提示 例えばチューブ交換であれば・・・ 【今後どの程度使う予定があるかを聞いてみてから】 【1日で十分】(1)「草でも詰めて無理やり修理して1日だけもたせる」 【1週間ほど】(2)「ギリギリ使えそうな中古を取り付けて極短期間用」 【半年程度】 (3)「同じ程度の性能の安価な新品を取り付ける」 【1年以上】 (4)「海外産でも米式でネジ切りがあるシュワルベチューブや、サイズ次第では分厚いチューブにする」 【1年以上】 (5)「国産のパナチューブに交換する」 といった5つか6つくらいまでの提示。 (26HEのような銘柄が多いサイズでは銘柄指定までする客は自分で修理するだろうし、 銘柄自体は2,3提示できれば十分かと) →◆「米式に交換するかどうか」という選択も聞く必要がある。 (英式チューブであれば、一時的にエアチェックアダプターで簡易換装するかどうかも確認) →◆所有者の家にポンプがあれば先の金具を外して米式に使えるかどうか確認 →◆ポンプがなければ「店に来てもらうように何らかの方法をとる」か、 「(ユーザーとしては)手間がかかるのが面倒なので出張料を毎回もらっても訪問サービスが必要」かどうか +選んだ内容によって「保証期間と内容を明確に定める」ことも大切だと思う。 (1)は安くてもその代わりに2日後でも保証不可とか、 (4)や(5)であればチューブ製造年月をしっかり控えておいて 「製造不良の疑いがあれば」メーカーに原因調査と代品についての交渉も受け付けるとか。 対価をしっかり支払ってでも 絶対に大手では出来ないことをしてもらえることを喜ぶユーザーは少なくないのではないだろうか。 ●業務用であれば更に点検に強化をすべき star.ap.teacup.com/flatout/1305.html 通勤通学送り迎えでもそうだが、思わぬところで立ち往生してしまい その日の予定が全て台無しになる前に、 定期的な「点検をする日」というのを定めておくと良いのではないだろうか。 ●会社で使う自転車でも定期点検が疎か cs-shinwa.sblo.jp/article/174711872.html 変な見方をすれば 「雑な使い方で壊してもらって会社の予算を食いつぶすことが必要であり、 その目的として何もしないことを暗に奨励している」という可能性もないとは言えないが、 基本は 「自動車みたいに車検もないし」 「多少壊れてたくらいで大事故になるわけないし」 「壊れたら直せばいいだけ」 やっぱりこういう感覚なんだろうと思う。 「何が正常な状態」で「どういう使い方乗り方が正しくて快適」といった 基準となる概念そのものが「説明書は全く見ない&見るつもりもない」ので 広がらないというのもあるのだろう。 基本的な教育不足と安物自転車の台頭もあって 「自転車なんて使い捨て傘や玩具の延長のようなもの」という感覚が 「半ば常識」になってしまっている残念な現実がここに。 業務に使う足として必要な備品の管理すら満足に出来ていなくても 「全く問題ではない」というのがその会社にとっても「常識」なのだろう。 しかし、会社備品の自転車の適正な管理すらまともに行われていないようでは、 その延長線上にある「自転車通勤に補助金」や「自転車交通に関する教育」を行うような会社というのは 世間的に見れば「運動不足解消で健康志向やエコな会社」というよりも 「貧乏臭い変な会社」というイメージのほうがまだまだ強いのだろうか。 ●[京都]駐輪場にて無料点検 cyclepress.co.jp/report/20150928_05/ 「ハンドル、タイヤ、ペダル、ブレーキ、チェーン、サドル、ライト(前照灯)、ベル(警音器)」を点検。 自転車店に向かうということではなく、駐輪中に点検という形式。 この方法には単なる「点検→自転車店」というだけではない、更なる商機が広がっているように思える。 ●修理が得か買い替えが得か takesno.com/archives/2695 上にも似たような話題があるが、別の店の感想。 そりゃ安いタイヤを探せばどれだけでも下限はあるでしょうが用途や目的。 新品でも1本1000円にも満たないような安いタイヤというのは 「それだけ安くできるだけの安価な素材や製作工程の違いがある」と考えるべき。 1日や1週間使えるだけでいいのであれば廃棄寸前の中古タイヤという方法もあるが、 限られた用途であり薦められるものでもない。 学生さんだったら、あと何年乗るか?ってコトや、学校までの距離等に応じてタイヤの種類を吟味します。 適正な使用方法であれば、一見高いだけに思えるタイヤで「立ち往生のリスクを減らせる」。 当たり前ですが その1万円の自転車には片輪5000円相当のタイヤが装着されているハズがありません。 「何故自動車のタイヤで違いを説明するCMをしているか」 何気なく見ているだけでも「自転車でもタイヤの種類は同じではない」と 気づけばいいのだが、なかなかそうも思ってくれないのだろう。 タイヤだけじゃなくって、もちろん他の部品の程度もガクッと下がります。 自転車を買い換えたがタメに、トラブルが増える可能性もあるのです。 ある程度値段のする品質の良い自転車(3万円以上)から 安物自転車に乗り換えて 「新品にしたから3万円程度の自転車の新品と全く同じ性能」が得られると思ったら大間違い。 もちろん修理前の自転車が安物自転車であれば 「量販店やホームセンターや通販」で「値段だけを見て性能を見ず」買えば良いのではないだろうか。 当人がそれで本当に一切の不満が無く満足しているなら。 反対に、「これを機に4万円以上の自転車を新たに購入したい」というのであればオススメしたいが、 「空気入れをしない癖があって直す気も依頼する気もない」という 性格的な問題があれば、その場合は何を買っても同じなので デメリットを理解せずに適当にノーパンクタイヤでも選べばいいのではないだろうか。 『今まで◯年乗っていて、この先◯年乗るのか?』 かかる費用を日数で割り、出た金額を見ても払う価値がないと思うのであれば 公共交通機関だけを使うか「徒歩」が(目先の感覚だけで見れば)一番安上がり。 しかし、こうした誤解が生まれやすいというのも つくづく「まともな値段のまともに整備された自転車を知らない」ということに 尽きるように思えて仕方がない。 (本当に理解できていて、メンテや防犯対策を拒絶するための方法として安物が得だと信じてやまないとすればある意味幸せな人だろう) 一般車ユーザーの感覚を育てるための施策が全く足りない。 「空気を入れることすら知らない」ユーザーを野放しにしていることを 業界全体でも、もっと真剣に問題視すべきだろうと。 ●点検は事故や立ち往生を防ぎ「将来的に安く済ませる」自己投資 takesno.com/archives/2681 修理を断るケースの考え方として「(不具合のある)今のままでも気にしなければ乗れるから」 「自転車の修理・改善に金を使うのは無駄」だと信じてるということだろう。 「金を払う=自転車屋の儲けになるのが嫌だ」というのであれば 点検に応じず故障して立ち往生して修理費用が余計にかかることになるだけ。 その後 「なんで修理にこんなに金がかかるんだ」 →「故障箇所が多いから(甚大なので)仕方がないですね。あの時直していればもっと安く済んだのですが残念でしたね」 という自ら不満を募らせる状況になったとしても自業自得。 BBやチェーンやタイヤ等の駆動系や、ブレーキ周りの制動系ではなく 「まともに取り締まりがないとか、付けても大して意味がないと信じている反射板」や 「道交法上まともに使う機会がないベル」であれば放置していても関係ないという考えだったとしても 「不整備車両を送り出さず、真っ当な整備を目的とする自転車店」であれば見過ごせないだろう。 他の可能性として 「以前に他の自転車店(のように見えて酷すぎる整備しかできない店)に 修理を頼んだら余計に調子が悪くなったから、自転車店自体を一切信用していない」としても やはり点検キャンペーンなんて無視して自己流か既に他の店に行っているだろう。 ●真っ直ぐ進めない不具合と理由 takesno.com/archives/2725 故障が原因の場合の車輪の歪みについての解説。 ホイールバランスやフォークなど。 一方で、大径の車輪(630 27インチWOなど)に乗り慣れていると、 406:20インチHEのような小径車に乗り換えた場合、慣れるまで数分はフラフラするのは感覚の問題。 ●単に「どの部分にどの工具を使えばいいか」ということだけはない ▼必要な工具などは「takaよろず研究所」にて大抵分かるとはいえ・・・ www.geocities.jp/taka_laboratory/ 「グリスか、オイルか、焼き付き止めか」 「ワッシャーの順番」 「必要なトルク(力加減)」 「ケーブル・ワイヤーの適正な長さ」といった項目も理解した上で作業すること。 ▼日曜大工感覚で施行してしまうとおかしなことになるという例 cs-shinwa.sblo.jp/article/175305123.html ●後輪の一般車のワッシャーやステーの順番 一般車のタイヤ交換の際に重要なこと。 車輪軸に色々が役割のものが共締めされていることを理由に 面倒臭がるスポーツ車しか扱わないような店では邪魔者扱いされるが、 手順をきちんと覚えればそれほど苦でもない。 「車種によっては回り止めが最初からない場合もある」 「外装はチェーン引きなし」 「変速なし(シングル)と内装変速はチェーン引きがある」チェーン引き自体の向きも重要! 内装3段の場合は https //web.archive.org/web/20181103020656/http //www.geocities.jp/taka_laboratory_2/20100306-R-tire/20100306-R-tire.html (1)カバーを外し、シフトケーブルを外す (2)ブレーキワイヤーの固定ボルト/ナットを外す(コイルバネはない車種もある) (3)ブレーキ本体とフレームを固定しているボルト/ナットを外す (4)チェーン引きを末端までゆるめる(ナットを外す必要なし)(チェーン引きが最初から片側についていない車種もある) (5)車軸のナットなどを外す ここで順番を確認しておく。 (紹介されている旧型内装三段変速機の場合) 左は外側から 【ハブナット】→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】→ →「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」→ 【泥除けステー】→【ベルクランク(変速機)】→【スタンド】→【本体フレーム】→【チェーン引き】 右は外側から 【ハブナット】→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】 →「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」→ →【泥除けステー】→【スタンド】→【本体フレーム】→【チェーン引き】 (6)チェーンを外す チェーン引きを緩めて車軸を前に押して外す。チェーン切り(ピンを外す)は基本不要。 緩めても余裕があまりない様子であれば、ここでチェーン切り(ピンを外す)をして ミッシングリンク式に交換という手もある。 ▼取り付け編 (紹介されている旧型内装三段変速機の場合)の取り付け順 ※旧型のため変速機が左側になっているが現行品は右側 左は外側から (1)【チェーン引き】 ※チェーン引きはギア歯がある側には「小判型の穴」が空いているので、それに合わせて取り付ける。 ※重要※ チェーン引きの向きは「外側が出っ張っている」 ※重要※ チェーン引きは「フレームの内側」に入れる 【チェーンをチェーンリングとスプロケにかける】 (2)→【本体フレーム】 (3)→【スタンド】 スタンドの形がピッタリと合うように取り付ける。 スタンド自体の重さでズレてきやすいので支えることも重要。 ◆現行品の場合「【回り止めワッシャー】は、この位置(スタンドより外側)」 現行品では左側=変速機&チェーン引きがない側には【回り止めワッシャー】を取り付ける必要がある。 (旧品の場合、変速機がない側は、小判型の穴が空いている回り止めワッシャーが取り付けられる適した軸になっていない) bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=252 左側のハブシャフトのスリットに合わせて入れ、エンド(ないしはスタンド)の溝に噛ませてハブの共回りを防止する部品です。 フレーム→スタンド→回り止めワッシャーの順に入れます。 ちなみに右側は、内装三段用のスリット付のチェン引き金具で回り止めをしています。 エンドの溝(またはスタンドの溝)にワッシャーの突起部が収まるように取り付けること。 (4)→【ベルクランク(変速機)】※現行品では右側 旧型の内装変速機のため、ベルクランク(変速機)が車体左側に装着されます。現行タイプは車体右側となりますのでご注意下さい。 (5)→【泥除けステー】 ※稀なケース※ (リアキャリアなし、ハブ軸共締めのスタンドを外してWレッグのセンタースタンドを取り付けた場合など) スタンドもリアキャリアもない場合は泥除けステーの内側に 「溝を”外側に向けて”もう1枚菊座金(ワッシャー)を追加」する必要がある。 「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」 (6)→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】 (7)→【ハブナット】 (8)チェーン引き調整、変速器の調整→カバーの取り付け (9)ブレーキ本体とフレームを固定しているボルト/ナットを付ける 順番は外側から 【ボルト】→【固定バンド(アームクリップ)】→(※ブレーキワイヤーステー) →【ブレーキ本体】→【固定バンド(アームクリップ)】→【ナット】 ※ブレーキワイヤーステーは無い場合もある ※ブレーキレバー側のブレーキアウターキャップが収まっていることを確認 (10)ブレーキワイヤーの固定ボルト/ナットを付ける インナーワイヤーの固定時は、ブレーキレバーではなく、 「本体から伸びているアーム部分を進行方向の前側に押しつつ、ワイヤーを引っ張りつつ、固定する」というちょっとした技が要る。 (11)ブレーキの調整 アウターケーブルの末端のネジ付ナット(アジャスター)は調整できるように少し間を開けておく、 固定用のナットは最後に締めるのを忘れないように。 ※URL先の画像がある作業手順ページでは書かれていないので 【回り止めナット】と【リアキャリアのステー】の位置にも注意 ※変速器の調整は「ベルクランク型」と「カセットジョイント型」で異なる。 その店で扱っていなければ「カセットジョイント型を知らないケースもある」ので要注意。 それでも、ネット環境がある「ディーラーマニュアルを参照できる店」であれば作業は可能だが、 それができない店では「作業不可能」。 ▼内装ハブなのでギア歯交換方法も載っている。 同じ「変速なし」でもスポーツ向けの「シングルスピード」と、一般車向けでは種類が異なる。 一般車向けシングルハブでも、内装ハブと同じような方法でギア歯が交換できるハブもあるが貴重。 今では一般車向けといえば14Tか16Tしか選べないものが主流になってしまっている。 ●安く済ませようとして原因除去を延期するメリット? cycleserviceo.blog.fc2.com/blog-entry-61.html やっぱり「たかが自転車にそんな金出してられない」という思いが強いのだろう。 原因除去を解決しなければまた余計な時間もお金も必要になって 鬱陶しい思いをしなければいけないのはユーザー自身のはずだが・・・。 1:タイヤサイドが割れていても使う 2:チューブが削れていても使う 3:チェーンの伸びを1コマ詰めて収める 修理店としては「時間と予算的に客の要望に応えた」ということなので仕方がないとしても、 本来は「タイヤもチューブもチェーンも」交換すべきに思えるため、 時間も予算もないということであれば 安全性を担保できないとして断る勇気も必要なのではと。 そして、 通常は「空気いれないとまたこういう状態でパンクしてお金かかりますよー」くらいは言ってるとは思うが、 「全く言わない」ような修理店があると仮定した場合の話。 ↓ 誤った使用方法を改善するつもりがなければ何度でも再発する 修理すれば確かに店としてはそこで終わりで、 ユーザーがまたパンクしようがまた修理に行けばいいだけで、 根本的な「空気を入れるという習慣づけ」を定着させる必要は全くないどころか そういう無頓着なユーザーを賢くさせることは「利益にならない」として 何も言わないほうが「いいカモ」にはなる。 しかしながら、理想論で言えば「使い方を誤った修理で儲ける」よりも 「定期的な細かいメンテナンス」や「アップグレード」でのカスタムでの 快適性向上に対しての対価を貰うほうがより正常な関係に思える。 ●なぜメンテが必要か jitensyazamurai.com/db/archives/5106 よくいうのが「自転車と歯は似ている」ってこと。 日頃のケアを怠らなければ、いつまでも健康でいられます。 でも手入れをサボると、どんどん状態が悪くなっていく。 そのまま放置すると、悪くなる一方で勝手に改善はしないのです。 放っておいていいことなんか何もありません。コマメに手をかけてあげてください。 「自分ではできない」「めんどうだからやりたくない」って方は、自転車店へどうぞ。 ▼チェーンオイルなどの「ケミカル類」について 自分でクリーニングやメンテをしたいって方は、 できれば自転車用のケミカル類(洗剤や油など)を揃えてほしい。 一般に売っているモノでも使えるのですが、 自転車には向いていないのや、ダメージを与えてしまうものもあります。 店主メカタも過去にそれで大失敗をしたことがあるとか。 塗装がずるっとはげちゃったり、機械を傷めちゃったり… そんな失敗をしないためにも、自転車用ケミカルを使ってくださいね。 よく「ク●5-56でいいですよね?」「パーツクリーナーでいいですか?」と聞かれますが… 正直ダメです。詳しくは過去のブログをどうぞ。 jitensyazamurai.com/db/archives/2409 ▼パーツを交換する意味と必要性について 自転車って乗っているといろんな部品が伸びたり、削れてチビたりします。 たとえばワイヤー、チェーンは伸びます。 ある程度以上伸びると、動きが悪くなったり、トラブルの原因になったりします。 となると、新しい物への交換が必要になります。 たとえばブレーキシュー、タイヤ、スプロケットなどは使っている間に削れていきます。 そうすると十分な能力が発揮できなくなりますので、やっぱり交換が必要になります。 快適じゃないってだけじゃなくて、「走らない」「止まらない」ってことにもなりかねませんので、 パーツの交換を含むメンテはホントに重要です。 人間ドックを受けるような気持ちで、点検とケアをしてください。 これはもう自転車店からの切実なお願い。身に覚えのある方は、ぜひどこかの自転車店へ。 ▼大規模なメンテナンスを行うまでの期間について 納車前の整備がしっかりされている3万や4万円以上のまともな値段のする一般車であれば ([子乗せではない]2人乗りや階段降りのような無茶苦茶な使い方や、事故に遭っているか起こしているような最悪のケースを除けば) 最低でも1年はトラブルは起きにくいとしても、 何がどう整備されているのかも分からない中古自転車に手を出してみたり、 1万や2万円程度でロクに納車前整備も出来ていない安物自転車とか、 何も分からないまま通販で買ってしまって雑に組み上げただけの安物自転車であれば 半年よりも早い段階でトラブルが起こる可能性はあるので 期間の目安で整備時期を決めるよりも、 その自転車の値段と「店の納車前整備の状態次第」でもあるため、 一概にどんな店のどんな自転車でも最低でも1年は大丈夫とは言えない。 ▼絶対に信頼できる店というのはたぶん「どこにも存在しない」 不具合と思われるような状況になった場合は その不具合についての情報経験が乏しく得意ではない店もあるとして なるべく店を数件渡り歩いて症状を判断してもらうことをおすすめする。 医者でも専門分野が様々あるように、 「開業するために難関の国家資格が必要ではない自転車整備業」であったとしても 総合的に全ての知識技術が高い店ばかりではない。 ※自転車整備士等の資格は国家資格でもなければ、整備に関しても限定的な内容しか扱っていないので注意が必要。 ▲「自転車の日常メンテなんて金と時間の無駄」という思考 安物自転車にも共通して言えることだが、 「自転車にかけるお金がない」ではなく、 「自転車に金なんて払いたくない」というのが本音だろう。 「外食を控えるとか、服飾費や通信費やその他の雑費を節約してまで修理すべきだと思えないし、 ましてや貯金を下ろすなんて面倒だし勿体ないので1円たりとも無理」というだけでは。 「壊れたら、その時に行けばいいだけ」として、日常点検やメンテ(ねじ締めや適切なグリスアップなど)を放棄。 1000円で直るとしても「1000円もかかるならいいや」として ブレーキシュー交換すら拒否するといった人もいると思うが、 そこまで価値も優先順位も低いと思わせてしまう原因は一体何なのか。 ▲パーツの集合体という感覚がない? 1個どこかが壊れたら廃車にするというのはこういう意識があるからに思える。 直せば済むとして、他も修理しないといけなくなるのが嫌だと言うかもしれないが、 それは今までロクに整備してなかったことが原因だとしても、恐らく認めようとしない。 安物自転車に起因するとしても「そんなはずはない」と思い込む。 ▲自分だけは大丈夫と思い込んでいる? 交差点の通行方法と同じ。「少々ガタが来てても大丈夫」「乗れるから平気」 坂道でブレーキが壊れる可能性を引き上げていても、極論でも命より優先しなければならない支出とは一体何なのか。 ▲まともな自転車の状態を知らない、または忘れている 「走る、曲がる、止まる」全ての自転車の全ての状態が同じわけがない。 知らないから許されるとは言いたくない。 考えを放棄することで、結果的に後々不満を募らせることになるのは当の本人。 サドルのベタ下げにしても、足付きがよいからといって、 「足が疲れにくい」走行性能を犠牲にしてまで不格好なスタイルを貫く意味があるのだろうか。 新車販売のみに尽力する説明力に乏しい間違った自転車店が当たり前だろうという状況も 今のこの「自転車の整備に無頓着」な層を増やしているように思えて仕方がないが、 1度「まともな店」の「まともに整備されている代車」にでも乗らせてもらい、 現在の自転車の状態を知って、何がどう危険でどう修理や整備すれば安全で快適な乗り物になるのか、 余程鈍感でなければ気付くのでは? ・ちゃんと止まるブレーキ (後方からしっかり確認できる反射板) ・ブロックダイナモでも軽いLEDライト ・本当に適正な空気圧での走行性能 ・本人に合わせた適正なサドルの高さ ・ギシギシやカタカタも異音がしない、回転も滑らかな駆動系 義務教育段階で1回でも自転車を全てバラして組み上げと交通法規に関する通年授業でもあれば 少しはマシになるはずだが、そういったことが実現するのはまだ先のようだ。 ●タイヤ・チューブ交換や前ブレーキシュー交換の延長でプチオーバーホール 修理時に他の部分の不具合が見つかれば、予算をかけてでも全て補修しておくことを推奨。 具体的には、ハブ調整、BBのリテーナー交換・玉当たり調整、RD調整、ヘッドの玉当たり調整など。 英式(虫ゴム)であればエアチェックアダプターか米式チューブへ交換。 ゴムのリムバンドはズレやすい印象からあまり使いたくないので貼りつけるリムテープやコットンリムテープに交換しておきたい。 他にも、スタンド、ペダル、ブレーキワイヤー、ブレーキレバーに注油、フレーム・ホイールの清掃。 錆びやすい箇所のシートポスト、ペダル取り付け部分へのグリスアップまでしておけば完璧。 改めて修理というのは難しいと思う。 修理したら「交換してから調子が悪くなった」と理不尽なクレームを付けられないためにも丁寧にする必要があるはず。 しかし、今度は交換した部分の調子が良くなった代わりに、 それ以外の調子の悪さが目立つようになったという場合に説明しても理解してもらえるのかどうか・・・と思ったが、 とんでもない組み付けをしているような店があっても 「修理してもらったから」で「悪化してもそれを不具合と気付かないケース」が多いのだろう。 だからといって、量販・個人店問わず、「どうせ気付くわけないんだから、どんな雑な修理でもやったもん勝ち」だとしても、 「不誠実に徹する」ことで、店どころか自転車そのものへの不信感に繋がるなんて微塵も考えてないのだろうか。 結局そうすることで間接的に自分の首を絞めてることになっていたとしても、「それが常識」で済ませられる状況が華か。 そうして、バック拡げをはじめとする「雑な整備」で修理費用を効率よく稼げればよく、 単に「修理して欲しい」というだけの依頼であれば、何も言わずに「頼まれた部分だけすればいい」として不具合の種は放置、 逆に、押しつけがましく店都合で無許可で言われてもいない様々なパーツを交換して「戻すにも金が必要」と 代金を要求するような半ば詐欺に近い悪質なケースも考えられる。 (この場合、双方の思う「修理」に対する考え方に相違があり、通常想定する修理代金の範囲を逸脱した内容となり、 支払い契約が成立しているとは思えないので、客側に支払い義務は発生し得るとは思えないし、 組み戻し料金も当然ながら不当な請求と思われる。) そういう点でも店にとって「技術力の無さ」「接客力の無さ」は 「商機」を失うどころか「損害を被る可能性すらある」というところまで考えて取り組んで欲しいと思うし、 客はそういうロクでもない店を野放しにさせない厳しい目を持つことも重要。
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/377.html
若狭街道 鯖街道と総称される道はもともと若狭や美浜と京を行き来した若狭越えの道であったもののようで、その範囲は概ね、琵琶湖西岸(水路としての琵琶湖を含む)と、頭巾山から長老ヶ岳にかけて連なる峰の間のようである。 西近江路全線を鯖街道とするのならば日本海側は敦賀から高浜辺りの港町が起点の範囲になりそう。 現在鯖街道と言えば、小浜市から(国道162号、)国道27号線、国道303号線、国道367号線(、川端通)を経て出町柳へ至るこの若狭街道のことらしい。 一応、起点は小浜市のいづみ町商店街、終点は出町商店街にある。 終点のほうは、この商店街と言うよりも出町橋にある鯖街道口のほうが分かりやすく明確で終点らしいため、ここでは出町橋とする。 休日に自転車で行きたくも無いし。 起点にしても、商店街内部より、小浜駅前辺りのほうが街道口としては分かりやすく明確で起点らしいと思う。 こちらは休日閑散としているが、やはりどこかひとつの商店街の一点をそうするのはどうも違う気がする。 ちなみに出町橋は左京区と上京区の境界だが、出町商店街は上京区のため、左京区までとするとやはり出町橋終点が合う。 花折トンネル北にあるトンネルは全て旧道?により回避できる(国道を行くよりしんどい、特に登りは)。 鯖街道は、当時のルートを今でもたどることが出来るが、自転車でそれを往復するには貧弱な自分の場合、2日がかりになりそう。 自転車ではなく、走ることによってこのルートを走破する鯖街道マウンテンマラソンというものもある様。 コンパートメント症候群なんかでなければ、マラソンに関係なくチャレンジしてみても良かったが。 道の駅 若狭熊川宿、くつき新本陣 峠 水坂トンネル(or水坂峠)、檜峠、花折峠orトンネル、途中越 道所在地 福井県小浜市~若狭町、滋賀県高島市~大津市、京都市左京区 距離 片道74.64km、往復149.28km 路面距離 多分片道75km、往復150kmぐらい 最大標高 488m 最大標高差 498m(!?) 平均勾配 スタート いづみ商店街or小浜駅前交差点 ゴール 出町橋 地図 ルート地図 出町橋起点終点往復 出町橋から 舗装状態 良好 路面状況 概ね良好だが一部砂利類多め 交通量等 多い 水坂トンネルも1つと数えると、4つの峠を超える。 峠が2つずつセットになっている。 平均勾配はマイナス。 車、バイクともに多い。 迂回出来るトンネルが多い。 いづみ町商店街から 舗装状態 良好 路面状況 概ね良好だが一部砂利類多め 交通量等 多い こちらのルートが道としては順路。 平均勾配はプラス。 なんとなく道の雰囲気が名前負けしている感じがする。 鯖街道の内、京都市内と小浜市をつなぐ国道メインのルートは他にもR162の周山街道と、R161とR303メインの琵琶湖西岸を廻る西近江路がある。 距離が長く、コースの雰囲気無視で登りが少ないという意味で楽な道が良ければ、西近江路。 距離が短く、雰囲気そこそこヒルクライムもそこそこなら、若狭街道。 距離が長く、峠越えも多いが、雰囲気も良いのが周山街道。 国道メインのルートでは、一番きついけど周山街道が一番好き。 西近江路のR161、R367それぞれの交差点間のR303は走った事が無い。 走行ルート 出町橋から いづみ町商店街から 未走行ルート 無し いづみ町商店街内にある鯖街道起点の石。 この方向に進むと商店街を出てr14に入る。 商店街を出たところで小浜駅側へ左折し、駅からは国道をたどる。 出町橋西詰めにある石柱。 鯖街道の終点。