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beatmaniaIIDX 【ビートマニア ツーディーエックス】 beatmaniaIIDX 譜面要素の変遷 シリーズ一覧 楽曲関連 難易度表記の比較など ポップンミュージックとの関連 移植関連 ポップンからbeatmaniaIIDXに移植された曲など beatmaniaIIDXからポップンに移植された曲など 音源がbeatmaniaIIDXのものを使っている移植曲 ジャンル名表記がpop'nとIIDXで異なっている楽曲 beatmaniaIIDXを初出とし、ポップンに登場した使用可能キャラクター 関連用語 1999年2月に登場したBEMANIシリーズ作品。 その名の通りbeatmaniaの進化版である次世代型DJシミュレーションゲーム。 鍵盤やエフェクターの数が増え、迫力のある筐体はまさにDXの名に相応しかった。 音質・画質も5鍵以上に進化して実写を使ったムービーは迫力満点で、まさにこのゲームの最大の特徴ともいえる。 当初は開発段階で「beatmaniaII」というタイトル表記であり、2種類の筐体が存在していた。モニターがbeatmaniaと同じく斜めに傾いた小型筐体と、足を乗せる台が付いており、現在も置かれているDX筐体の2種類であり、ゲームタイトルの「DX」はDX筐体のbeatmaniaIIという意味合いであった(小さい「TM」表記もIIの右下に付いていた)。しかし先行出荷でDX筐体に受注が集中した結果、小型筐体は出回ることが無くなり発売は中止となった。なお、現行バージョンでも、一部楽曲の汎用ムービーにおいて「beatmaniaII」の文字を確認することができ、開発当初の名残が見られる。 鍵盤を7つも使うので、当時は鍵盤の多さから馴染みにくく感じた人も多かったが、substreamから登場したデザイナー、GOLI氏の描くキャラクターによってIIDXの世界観が確立されていき、バージョンアップ毎に5鍵以上に人気となった。 3rd styleではLIGHT7(現在のNORMAL相当)が登場し、敷居が高かった7鍵盤にも入りやすくなっていったが、段位認定などの登場により高難易度化が進みすぎてそれ以上に敷居を上げてしまった感がある。 また、デザイナーの参加と共にキャラクターも増えていき、キャラクター目当てなプレイヤーも少なからずいて、本来のDJからはかけ離れているような部分もあるが、時代の変化を考えるなら致し方ない部分もあるだろう。 後に9th styleでビギナーモードや、DJ TROOPERSではチュートリアルが加わり、初心者にも馴染めるような配慮がされているが。 17 SIRIUSではキャラクターを前面に出したモードが登場したが、後にSTEP UPに変化し、初心者向けの上達モードへと変遷した。 18 Resort Anthemではポップンの個人解禁イベントのようなイベントが毎作登場する形となり、ポップンの要素も多少は取り込まれているような感じはする。 27 HEROIC VERSEでは、12月にBEMANI初となるプロ競技特化の「BEMANI PRO LEAGUE」発足に伴い、プロ大会用の新筐体である「LIGHTNING MODEL」が登場。 ヘッドフォンが標準装備で、ターンテーブルの回し具合の調整が可能など、プロ選手向けの仕様が多数取り込まれている。 その後、2020/09に「BEMANI PRO LEAGUE ZERO」の形で、初めてのプロ大会イベントが行われるようになり、翌年の2021年から本格的に開始となった。 ゲーム雑誌「ファミ通」で行われたゲーム総選挙において、音楽ゲーム部門で第3位に入るという快挙を見せた。 譜面要素の変遷 17 SIRIUSから新たな要素として、押し続けるオブジェのチャージノート(CN)や、そのスクラッチ版と言える回転させ続けて終点のオブジェで逆方向に回すバックスピンスクラッチ(BSS)が登場した。 23 copulaから、チャージノートの別バージョンといえる「ヘルチャージノート」(バックスピンスクラッチも含む)が登場した。 これはSOUND VOLTEXのロングオブジェクトのように、その部分を押し続けていなければゲージが減少し続けるという形になるため、冒頭だけ押して単押しのような方法で攻略する手段がしづらくなっている。 逆に押し続けることでゲージが回復するため、貴重な回復源となりうることも。 29 CastHourからはマルチスピンスクラッチが登場。 バックスピンスクラッチの派生型であり、複数のBSSが繋がった状態のオブジェで、始点と終点の間にもスクラッチのオブジェが配置されており、このオブジェが判定ラインに来たタイミングで方向を逆にして回し続けるという操作が求められるようになる。 ポップンシリーズと同じく追加譜面や復活曲の要素が存在し、追加される際に譜面変更でこれらの譜面要素が加わる場合がある(Pink Roseなど)。 シリーズ一覧 作品名 AC版での初出 CS版での初出 beatmaniaIIDX 1999/02/xx × beatmaniaIIDX CLUB VERSION 1999/02/xx × beatmaniaIIDX substream 1999/07/xx × beatmaniaIIDX 2nd style 1999/09/xx × beatmaniaIIDX 3rd style 2000/02/xx 2000/11/02 beatmaniaIIDX 4th style 2000/09/xx 2001/03/24 beatmaniaIIDX 5th style 2001/02/xx 2001/08/29 beatmaniaIIDX 6th style 2001/09/xx 2002/07/23 beatmaniaIIDX 7th style 2002/03/26 2004/05/15 beatmaniaIIDX 8th style 2002/09/28 2004/11/xx beatmaniaIIDX 9th style 2003/06/25 2005/03/xx beatmaniaIIDX 10th style 2004/02/xx 2005/11/xx beatmaniaIIDX 11 IIDX RED 2004/10/xx 2006/05/xx beatmaniaIIDX 12 HAPPY SKY 2005/07/xx 2006/12/xx beatmaniaIIDX 13 DistorteD 2006/03/14 2007/08/xx beatmaniaIIDX 14 GOLD 2007/02/xx 2008/05/xx beatmaniaIIDX 15 DJ TROOPERS 2007/12/xx 2008/12/xx beatmaniaIIDX 16 EMPRESS 2008/11/19 2009/10/16(+PREMIUM BESTとして発売) beatmaniaIIDX 17 SIRIUS 2009/10/23 × beatmaniaIIDX 18 Resort Anthem 2010/09/17 × beatmaniaIIDX 19 Lincle 2011/09/20 × beatmaniaIIDX 20 tricoro 2012/09/18 × beatmaniaIIDX 21 SPADA 2013/11/13 × beatmaniaIIDX 22 PENDUAL 2014/09/17 × beatmaniaIIDX 23 copula 2015/11/11 × beatmaniaIIDX 24 SINOBUZ 2016/10/26 × beatmaniaIIDX 25 CANNON BALLERS 2017/12/21 × beatmaniaIIDX 26 Rootage 2018/11/07 × beatmaniaIIDX 27 HEROIC VERSE 2019/10/16 × (LIGHTNING MODEL) 2019/12/16 × beatmaniaIIDX 28 BISTROVER 2020/10/28 × beatmaniaIIDX 29 CastHour 2021/10/13 × beatmaniaIIDX 30 RESIDENT 2022/10/20 × beatmaniaIIDX 31 EPOLIS 2023/10/18 × beatmaniaIIDX INFINITAS(e-AMUSEMENT CLOUD / コナステ、第1版) 2015/12/01 × (同 第2版) 2020/08/06 × (同 第3版) 2022/05/01 × 楽曲関連 初期はbeatmaniaシリーズと傾向が似ていたが、m-floなどのアーティストをゲストに迎えたり、さまざまな形でIIDX独自の路線を3rd Styleで確立させたといえる。 中期はトランス・テクノ・ユーロビート系の曲が目立ち、近年はハードコア関連やボーカルのポップス系も目立ちつつある。 難易度表記の比較など ゲームシステム自体はbeatmaniaやポップンミュージックと同じく、グルーブゲージが赤メモリに達していればクリアとなる。 ただし割合(%)も表示されるようになったので、80%以上に達していればクリアと分かりやすくなっている。 後に6th styleではEXPERTモードやDance Dance Revolutionシリーズなどと同じく、ゲージが0になった時点で曲の途中でも強制終了となるが、残っていればクリアとなるHARDオプションが追加された。 DDRとの通信プレイでできるclub version2では、ゲージがDance Dance Revolutionシリーズのようにゲージが0になった時点で曲の途中でも強制終了となる。IIDX部分とDDR部分で合わせて構成されるが、自分のミスで相手側のゲージが減少することは無く、相手側の減少分をサポートすることはできるという仕組みになっていた。 スコア計算は第1作から15万点+コンボボーナス5万点という特殊な形式の20万点満点方式で、5鍵版と同じく特別なクリアによるボーナスが存在していた。 しかしEXPERTモードにおけるJUST GREAT(後にPERFECT GREATと改称)=2点、通常の黄色GREAT=1点で計算されるEXスコアが定着化するにつれ、Lincleではゲーム終了時のトータルリザルトおよびボーナス点が廃止となった。 このこともあってか20万点方式のスコアは形骸化したに等しく、とうとう28 BISTROVERでは20万点計算のスコア方式は廃止となった。 INFINITASはしばらくこの方式のスコアは残っていたものの、2022/04/20のアップデートでAC最新版に準拠のシステムになり、同様に20万点のスコア方式が無くなる形となった。 当時はbeatmaniaシリーズからの踏襲もあってか、通常譜面の種類は7KEYS、上位・メロディラインなどが異なる譜面はANOTHER、3rd styleから追加された7KEYSより易しい譜面はLIGHT7、という表記が使われていたが、ANOTHERは隠し要素的なポジションが強かったのか、レベル表記がされていなかった。 CS版5th style(ACはIIDX RED)から加わった初心者向けの譜面はBEGINNERと表記され、SINGLEプレイかつ一部の楽曲のみ存在する(*1)。 その後、HAPPY SKYでLIGHT7→NORMAL、7KEYS→HYPERと改称され、さらにすべての譜面で難易度の数値がLv1~12として一定基準で細分化され、現在に至っている。 GOLDから2人プレイ時において、別々に異なる譜面難易度でのプレイが可能になった(※ただし、譜面難易度でBPMが異なる・曲の構成が変わるなどで当てはまらない楽曲もある)。 しかし、シリーズを重ねるにつれ高難易度の譜面が増えていき、同じレベル表記でも体感難度の差が激しいという問題を抱えている。 加えて21 SPADAで一部の楽曲に、ANOTHER譜面よりも上位の高難易度譜面である「LEGGENDARIA」が登場し、バージョンごとに追加されている。 当初はANOTHER譜面のみ(*2)の形で存在しており、中にはCS版で登場した黒ANOTHER譜面がAC版に逆輸入されたものも存在している。 HEROIC VERSEでは新たに譜面難度の区分に「LEGGENDARIA」が増設され、これまでに登場したLEGGENDARIA枠は該当曲のこの難易度に組み込まれる形となった。 このため、楽曲によっては5種類の譜面難度が存在することも。 BEGINNER譜面も27 HEROIC VERSEにおいて難易度切り替えで選択できる方式となり、ポップンSunny Parkから設けられたEASY譜面と同じポジション、という位置づけになる。 beatmaniaIIDX BEGINNER NORMAL HYPER ANOTHER LEGGENDARIA pop n music EASY NORMAL HYPER EXTRA - ポップンミュージックとの関連 基本的にbeatmaniaと大差がないが、どちらかといえばキャラクター面で色々関連性があったりする。 シリーズのマスコットキャラクターであるトランはもちろん、しろろやタルト&タフィは元々IIDXで初登場したキャラクターである。 SunnyParkではセリカが登場した。 16 EMPRESSで収録されたREMIX曲B4U(BEMANI FOR YOU MIX)は、ラップの歌詞の中にpop nが含まれている。 20 tricoroにおいて行われたイベント「Road to SPADA」では、「ポップン筐体でIIDX収録曲を10曲プレイする」という条件が存在していた。 29 CastHourでは、STEP UPモードをプレイ中の背景画像に、ポップンのワイド液晶筐体が描かれているのが確認できる。 ポップンに移植された楽曲に関してはキー音が入っているという性質上、移植に関してはそのままデータの移植がしやすく製作の手間が省けやすいといった利点があるが、譜面がIIDXと似通りやすいという難点もある。 ポップン以外の機種からIIDXに移植された楽曲がポップンに移植される場合は、IIDXの音源を利用するというパターンもよく見られる。 ロングポップ君が登場したうさぎと猫と少年の夢からは、元々チャージノートが入っていなかった譜面にロングポップ君を入れる、といった例も存在する。 移植関連 灰色の背景はAC版ポップンでは削除曲。詳細は各楽曲ページを参照。 ee MALLの配信曲で登場した楽曲は全てポップン14で、ee MALL 2nd avenueの配信曲で登場した楽曲は全てポップン15でそれぞれ常時解禁した。 ポップンからbeatmaniaIIDXに移植された曲など ポップンでの楽曲 beatmaniaでの曲名 備考 キャラクター関連ではジャック、ヴィルヘルムがムービー及びIIDXの関連要素として登場しており、CS版IIDXは、ポップンをモチーフとしたカラフルな鍵盤とオブジェに変わるスキンが登場している。 また、24 SINOBUZ初出の「OOO」では、アニメーション出力にモイモイ(チェンジ版)の衣装が使われている。 実はポップンコントローラはIIDXのコントローラとしても使えるという汎用性がある。 INFINITASでは、ポップンミュージック LivelyのIIDX楽曲パックの登場に合わせて、一部新規の移植曲が混じったポップン楽曲パックが登場した。 2021/02/17からVol.1が、2023/12/21からVol.2が登場。 + INFINITAS ポップンパック1 [Amabie] / BEMANI Sound Team “Coyaan” [朱と碧のランページ] / NU-KO 雪上断火 / Des-ROW・組 Remain / ZERO+ZIBA 雫 / あさき [Harmonia] / ATSUMI UEDA Space Dog / Sana 恋はどう?モロ◎波動OK☆方程式!! / あべにゅうぷろじぇくと feat. 佐倉紗織 produced by ave;new Eine Haube ~聖地の果てにあるもの~ / AIKO OI The Sealer ~ア・ミリアとミリアの民~ / Zektbach [おーまい!らぶりー!すうぃーてぃ!だーりん!] / BEMANI Sound Team "PON" feat.NU-KO [Vinculum stellarum] / iconoclasm + INFINITAS ポップンパック2 [LIMIT TOPPA REVOLUTION] / BEMANI Sound Team “PON” feat.NU-KO [情熱タンデムRUNAWAY] / Nana Takahashi BEMANI Sound Team "L.E.D." MANA / DJ YOSHITAKA uən / 少年ラジオ ♥LOVE² シュガ→♥ / dj TAKA feat.のりあ リメンバーリメンバー / rino m@sumi from plastic penguin [未完成ノ蒸氣驅動乙女] / U1 overground The Sky of Sadness / 猫叉Master シャムシールの舞 / Zektbach Ergosphere / TOMOSUKE [RINИE] / GeMiNioИ [輪廻の鴉] / BEMANI Sound Team "dj TAKA" エキスパートコースではIIDX13 DistorteDにはポップンからの移植曲を集めた隠しコース「pop n」コースが収録されていたりする(AC版のみ)。 構成は以下の通り。 ULTRA HIGH-HEELS Foundation of our love 虹色 MOON Votum stellarum 後に、IIDX CANNON BALLERSにおいては、近年のポップンからの移植曲で構成した「POP」コースが2018/09から登場した。 プログレッシブバロック サイレント トイコンテンポラリー ムラクモ beatmaniaIIDXからポップンに移植された曲など ポップンでのジャンル名 beatmaniaシリーズでの初出 ポップンに登場した作品 音源がbeatmaniaIIDXのものを使っている移植曲 ポップンでのジャンル名 beatmaniaシリーズでの初出 ポップンに登場した作品 ジャンル名表記がpop nとIIDXで異なっている楽曲 ※アレンジ・バージョン違いを含めて同じ音源で入っている楽曲が対象。 ポップンにおいて、選曲画面での表記とバナーでも表記のどちらか一方でも使われている楽曲を除く。 ※ジャンル名が書かれていないポップンミュージック ラピストリアからの初出曲は、こちらを参照。 曲名 ポップンでのジャンル名(通常 / バナー表記) beatmaniaIIDXでのジャンル名 GRADIUS -FULL SPEED- グラディウス / GRADIUS GAME MUSIC BEYOND THE EARTH(*3) コンテンポラリーネイション / COMTEMPORARY NATION WORLD/ELECTRONICA サヨナラ*ヘヴン コンテンポラリーネイション2 / COMTEMPORARY NATION 2 WORLD/ELECTRONICA The Sky of Sadness コンテンポラリーネイション5 / COMTEMPORARY NATION 5 WORLD/CONTEMPORARY 子供の落書き帳 プログレ(*4) / PROGRE PROGRESSIVE The Smile of You エレビッツポップ / Elebits POP POP たまゆら 和風プログレッシブ / JAPANESQUE PROGRESSIVE PROGRESSIVE Survival Games ウィザウチュナイ-ツヴァイ- / WITHOUT YOU TONIGHT -II- 90 s ELECTRIC POP Evans ハードルネッサンス2 / HARD RENAISSANCE 2 HARD RENAISSANCE JOMANDA ハードルネッサンス3 / HARD RENAISSANCE 3 HARD RENAISSANCE 月雪に舞う花のように(※) フォレストスノウ / フォレストスノウ FOREST SNOW(*5) HONEY♂PUNCH ハッピーダンスポップ / HAPPY DANCE POP J-HAPPY HARDCORE ※IIDXでは「月雪に舞う華のように」表記。 beatmaniaIIDXを初出とし、ポップンに登場した使用可能キャラクター SigSig(キャラクター) smooooch あおどきょうのみこと あかどきょうのみこと しろろ アンネース セリカ タルト&タフィ トラン ノクス マタン マーマーツインズ 部下A 部下B 関連用語 beatmania beatmaniaIII beatmania IIDX セレクション 楽曲パック vol.1 beatmania IIDX セレクション 楽曲パック vol.2 クプロ・ミミニャミ・パステルくんのみんなで宇宙戦争!! 【任務完了!ツインテールはくじけない!】 BEMANIカテゴリ BEMANI
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2008/11/19 稼動開始2009/01/07 beat#2 開始 2009/02/18 beat#3 開始 2009/03/25 beat#free 移行 2009/10/21 コンバージョン:beatmania IIDX 17 SIRIUS移行 新規収録:54曲(復活再収録:18曲) 収録総数:全537曲(37曲削除) 稼働日数:336日 ジャンル タイトル アーティスト 備考 beatmania IIDX 16 EMPRESS DANCE SPEED 3y3s 青龍 ONE MORE EXTRA STAGE09/01/07 解禁 HARD CORE ALL I NEED YOUR LOVE GUHROOVY fw. M-Project ONLY ONE EURO BEAT ALL MY TURN-このターンに、オレの全てを賭ける- SUPER STAR 満-MITSURU- ARABIC HARDCORE Arabian Rave Night dj MAX STEROID EMPRESS PLACE09/02/18 解禁 RECKLESS RAVE B4U(BEMANI FOR YOU MIX) Remixed by DJ YOSHITAKA with Michael a la mode HOUSE Bahram Attack-猫叉Master Remix- 猫叉Master feat.JUNE JUMPSTYLE BITTER CHOCOLATE STRILER L.E.D.-G ONE MORE EXTRA STAGE:beat#309/03/25 解禁 HAPPY ☆ JIG BRIDAL FESTIVAL !!! S.S.D. with ななっち NOSTALISH REQUIEM CaptivAte2~覚醒~ e-lma HAPPY HARDCORE Colorful Cookie Lucky Vacuum ONE MORE EXTRA STAGE:beat#309/03/25 解禁 BUCHIAGE TRANCE Cyber Force -DJ Yoshitaka Remix- Remixed by DJ YOSHITAKA MEGA MIX Flash Back 90 s kors k as disconation DREAM TRANCE Fly Above Sota Fujimori TRANCE CORE Go Beyond!! Ryu☆ Vs. Sota 遠征:15店舗or4エリア09/01/07 解禁 HOUSE HOUSE NATION ravex 提供曲 MORNING FULL ON HYPERION L.E.D. TECHNO POP I m Screaming LOVE Creative Life MIXTURE Jack DesQ DJ POINT:2000P09/01/07 解禁 HARDCORE JEWELLERY STORM L.E.D.-G fw. Eriko Tanzawa NU SKOOL BREAKS Just a Little Smile Sota Fujimori DJ POINT:1000P09/01/07 解禁 ASIAN JANGLE Kung-fu Empire 飛燕流舞 EMPRESS PLACE09/02/18 解禁 宮廷円舞曲 Marie Antoinette Marguerite de Pré EMPRESS PLACE09/02/18 解禁 ELECTRO-TECH Mind Mapping Ryu☆ EUROBEAT Monkey Dance 09 Y Co.Feat.DOMINO TRANCE MY FUTURE PINK PONG TECH-BREAKBEATS naughty girl@Queen s Palace DJ Mass MAD Izm* ENERGETIC TRANCE neogenesis DM Ashura DANCE MUSIC OF SORROW NΦ CRIME C×F HOUSE Our Song Shinichi Osawa 提供曲 PSY TRANCE(FULL ON) Programmed World kors k as StripE EXTRA STAGE09/01/07 解禁 PSYCHEDELIC TRANCE PSYCHE PLANET-GT Remixed by L.E.D. E-DANCE POP PunchLove♡仮面 上野圭市(aka.Babyweapon,DJ SWAMI)feat.星野奏子 BIGBEAT Queen s Tragedy 猫叉Master+ TECH-PARA Secrets good-cool ft. CHiCO CANDY RAVE smooooch・∀・ kors k TECHNO SOLITON BEAM L.E.D. EXPERTプレイ:3コース09/01/07 解禁 ONLY ONE EPILOGUE THANK YOU FOR PLAYING SUPER STAR 満-MITSURU- beat#3解禁曲09/02/18 解禁 UK HARD CORE THE SHINING POLARIS(kors k mix) Remixed by kors k HOUSE thunder HOUSE NATION Remix Remixed by Sunset In Ibiza (SII) 提供曲 ELEMENTAL CHANT Turii ~Panta rhei~ Zektbach PROGERESSIVE V² TAKA 90 s RAVE Y&Co. is dead or alive Y Co. ONLY ONE TECHNO You ll say Now! BLACK STAR 幸広-YUKIHIRO- beat#2解禁曲09/01/07 解禁 DRAGON BASS アタック NO.3 IDEA NOTE J-TRANCE 翼 小林ゆう RAGE AGAINST EMPRESS 天空脳番長危機十六連打 D.J.SETUP IRON CONCERTO 鉄甲乙女-under the steal- Seiya Murai HOU-ROCK ハリツヤランデヴー Des-MASTERS ESOTERIC SPEEDCORE 卑弥呼 朱雀 VS 玄武 EMPRESS PLACE:ONE MORE EXTRA STAGE09/02/18 解禁 HARDCORE 不沈艦CANDY Risk Junk ONE MORE EXTRA STAGE:beat#309/03/25 解禁 J-DANCE POP まほろば HHH+H TRENDY TECHNO ミッドナイト堕天使 Dr. Honda ポップス 山岡晃の「クイズ!家事都合!」 AKIRA YAMAOKA feat.喜屋武ちあき 撫子ロック 凛として咲く花のごとく 紅色リトマス 条件隠し曲09/01/07 解禁 復活再収録 ELECTRONICA ADVANCE SLAKE 撃墜数:2009/01/07 解禁 DRUM N BASS ALL RIGHT RAM 撃墜数:8009/01/07 解禁 BALLAD BALLAD FOR YOU ~想いの雨~ NM feat.Thomas Howard EXPERTプレイ:2コース09/01/07 解禁 TECHNO BREEDING SLAKE 遠征:10店舗or3エリア09/01/07 解禁 PSYCHEDELIC TRANCE Changes TaQ 撃墜数:3009/01/07 解禁 DRUM N BASS CLOUDY MUSIC SLAKE 撃墜数:7009/01/07 解禁 DISCO Dancin Into The Night good-cool 遠征:5店舗or2エリア09/01/07 解禁 TRANCE dissolve kobo 撃墜数:9009/01/07 解禁 DEEP HOUSE FLUTE MAN SLAKE DJ POINT:1250P09/01/07 解禁 EURO TRANCE INSERTiON NAOKI underground DJ POINT:1500P09/01/07 解禁 TECHNO LIMITED SLAKE DJ POINT:1750P09/01/07 解禁 GOSPEL Make A Difference Lala Moore with CoCoRo*Co 段位認定:初段以上獲得09/01/07 解禁 HARDCORE BREAKBEATS OUTER LIMITS L.E.D.-G 撃墜数:6009/01/07 解禁 TRANCE POWER DREAM PINK PONG 撃墜数:5009/01/07 解禁 JAZZ FUNK PUT YOUR FAITH IN ME(for beatmaniaII) dj TAKA feat. UZI-LAY 撃墜数:10009/01/07 解禁 NU JAZZ Ready To Rockit Blues SLAKE EXPERTプレイ:1コース09/01/07 解禁 NOISY route 80s sampling masters AYA 撃墜数:4009/01/07 解禁 DEATH DISCO TEXTURE SLAKE ライバル登録:アクティブライバル 3人以上09/01/07 解禁
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beatmania IIDX 22 PENDUAL 新曲リスト一覧 / 難易度別
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beatmania IIDX 9th style 概要(AC) 評価点(AC) 問題点(AC) 総評(AC) 余談(AC) beatmania IIDX 9th style(PS2版) 概要(PS2) 評価点(PS2) 賛否両論点(PS2) 問題点(PS2) 総評(PS2) 余談(PS2) beatmania IIDX 9th style 【びーとまにあ つーでぃーえっくす ないんすすたいる】 ジャンル DJシミュレーション 対応機種 アーケード 販売・開発元 コナミ 稼動開始日 2003年6月25日 判定 なし ポイント シリーズ初の基板変更更にe-amusement初対応ゲーム自体は良作だが環境に問題あり唯一のエフェクター廃止作音質もかなり劣化判定ズレとジェネラル判定ワンモアを出すとフリーズ beatmania IIDXシリーズ 概要(AC) 『beatmania IIDX』シリーズ第10作目(マイナーチェンジ作である『substream』含む)。シリーズで唯一キャッチフレーズが設定されていない。 長期稼働による筐体の経年劣化や部品調達の問題が深刻化したことを受け、本バージョンで基板が一新され、ディスプレイが36インチブラウン管に変更。 基板は8th StyleまでのPlayStationベースのものからWindows PCベース(*1)に変わり、各種性能面の向上や汎用性が図られている。 評価点(AC) システムの見直し シリーズ初のe-AMUSEMENTに対応し、専用の磁気カードを発売。 これまでインターネットランキングに参加するときはパスワードをいちいちメモしなければいけなかったが、この対応によりその手間が省け、さらには曲毎のスコア記録も行えるようになった。 令和の今となってはネット通信が当たり前過ぎて想像も付かないが、当時の環境で数百円の磁気カード一枚のみで全ての記録を保存出来たことは画期的と言って良い。 事実上AC8thではSP全段位が1000人を下回る達成者しか居なかったが、ネット環境以降は4桁超えが当たり前、目標としやすい段位である六段は10000人以上参加する事も珍しくない。8thと比べ大きく良くなった点と言える。 クリア状況の記録は「クリアの成否」のみで、各種オプションの使用による区別も存在しない。筐体側での難易度設定によるゲージ変動量の違いもあるため、指標としては現行とはだいぶ異なる。それでも一定の基準を元に楽曲クリアランプを埋めていく達成感は、IIDXの中で 大きなやり込み要素 と判断できる。ランプ数などを変えつつもこの伝統は最新作まで引き継がれている。 ナムコやセガ等当時の他社ではカードに直にデータを書き込むことが多いため、一定数記録するとカードの再購入・更新が必須だったものも珍しくないが、本作では買い替えは不要で次回作の稼働までずっとカードが使えた点も地味に評価点。(*2) ムービーデータもHDDに内蔵された。 長年の稼働で内部のDVDプレーヤーが劣化し、ムービーが流れない(*3)という事態に陥っている筐体も多かったが、記憶媒体がHDDに変更されたことでこの事態が解消された。 今作から選曲画面に「フォルダ」が登場。初出バージョン・難易度・曲名ごとに楽曲を抽出できるようになり、スムーズな選曲を可能にした。(*4) 楽曲・ビジュアル面 ユーザー投票で復活曲が決まるなどのイベントも行われ、非常に人気が高いが「DANCE EXPRESS Hi-speed」からの版権曲故に再収録が絶望視されていた「FANTASY」「JIVE INTO THE NIGHT」が復活した。 因みに今作で復活した曲は実に28曲。これはIIDXシリーズでは最多の復活曲数。しかも前作から全ての曲を引き継いでいる(削除曲無し)。 過去曲を各コンポーザーがリミックスで再び登場させ、離れていた元IIDXユーザーが戻ってくる現象も発生した。 初代beatmaniaシリーズの楽曲もリミックスで復活させるなど、コンセプトが上手く活きる事となった。 4th styleにて一般公募で選ばれたRyu☆、kors kがリミキサーとして再登場し、以降レギュラー化する。 さらにユーザーから楽曲とボーカリストを募るイベントも行われ、それぞれMt.Circle作曲の「FESTA DO SOL(*5)」とflare作詞・歌唱の「lights」が収録された。 大人気のOutPhaseが三度目の登場。提供曲の「quasar」は神秘的な雰囲気の曲調はもとより、後に段位認定 DP皆伝のトリを飾る程のDPA譜面の発狂部分の難易度が語り草に。 本来両手で叩いても(当時の基準からしたら)最強クラスの同曲のSP譜面(現★11)を片手でプレーさせられるパートが左右にあるという、二人プレー用の譜面としては普通(*6)だがメチャクチャな物。2作先のIIDX REDの時点ですらクリアしたのは1名だけと言われていた(*7)。 人気アーティストの一人のwacも新名義の「少年ラジオ」を引っさげ「moon_child」を提供。BGAこそは前作の「murmur twins」の流れを引き継いでいるが、曲調自体は神秘的なポストロックで熱狂的なファンを獲得した。 古参アーティストである山岡晃も前作の「bit beatmania IIDX 9th Style」「DANCER」の2曲以上に歌詞やBGAが強烈な印象の「ライオン好き」「昭和企業戦士 荒山課長」を提供し、山岡晃=電波・ネタ曲という図式を確立する事になった。 EDM作曲家・J-POP編曲家として活動するSADAが今作より楽曲提供を行った。IIDXでの曲数は少ないが「STAR FIELD」を始め根強いファンを獲得した。 メインビジュアルを務めるのは初登場の梅桐彩葉。後にメインキャラとなる梅桐姉妹の末娘。 また、DDRから移植された小坂りゆの「LOVE SHINE」にSD化されたRoot26のキャラ達が登場。楽曲共々明らかに「萌え」を意識した作風は当時賛否両論だったが。 ダンサーのDaiが初登場。今作では楽曲が渋めのハウス「Your Body」ということでまだ目立たなかったが、次回作以降凄まじい存在感を発揮。 問題点(AC) ハード仕様変更に伴う問題 仕様変更に伴うバグや問題が多発した。 判定ズレ 筺体によって、レスポンスがワンテンポ遅かったり、判定自体がズレる曲も発生した。 音ゲーはジャンルの性質上レスポンスや判定タイミングの完璧度が命となっており、ほんの少しの誤差でも大問題となってしまうため、この事態には不満が続出した。 ONE MORE EXTRAを出すとフリーズ ONE MORE EXTRA専用曲「quasar」を出現させるとフリーズする現象が起きていた。 判定バグ 上記のズレとは全く異なる、通称「ジェネラル判定」と呼ばれる問題がある。7thstyle初出の「General Relativity」は判定設定が抜けているため、直前にプレーした譜面に依存するという謎の仕様になっている。このため直前に判定の厳しい譜面を選ぶと、こちらも判定が厳しくなる。挙句の果てにゲーム起動直後の1曲目でこの楽曲を選ぶと、「直前のプレー曲とその判定基準が存在しない」という事になり、見逃しPOOR判定しか出なくなる(空押しPOORすら出ない)。というもの。ゲームが成立しなくなる致命的なバグなのだが、実は「ジェネラル判定」そのものは誰にも気つかれることなく埋もれるバグだったのである。 というのも、有志の検証により「直前にプレーした譜面に依存する」という判定仕様は、デモ画面の曲も含まれるが発覚したからである。つまり、ゲーム起動後にデモ画面が流れることで、判定がデモ曲に依存=判定復活となるため、この「ジェネラル判定」が起きるのは、ゲーム起動してデモ画面が流れるまてのおよそ五分まで猶予となる。普通に遊ぶだけなら、ここまで騒ぎが大きくなることもなく埋もれるはずだったバグなのである。では、何故「ジェネラル判定」が生まれたのかといえば、原因としてゲームを何かしらの理由で再起動させる必要があれば起き得るわけである。そう、本作では上記のquasarや下記の熱暴走によるフリーズで再起動をする機会が多かったのである。それにより、意図せずにこの「ジェネラル判定」がデバッグの目に止まることなく、日の目を見てしまったことのである。 音質劣化 左右の音量バランスが悪くなったり(モノラルを強制的にステレオにしたような音)澄んだ音が割れて聞こえたり、前作より耳触りの悪い音が多いように聞こえる。 個人差や表現の違いもあるが、少なくとも前作よりは劣化している。 エフェクター廃止 エフェクターとは、音響効果を変更または調整できる機能のこと。使い方として、好きな曲にエコー(山彦効果)を効かせたり、低音を強調させたりできる。また、音量の調整も僅かながら出来る。 あくまでDJシミュレーションなのでギミックの域を超えないが、今作品では欠かせない要素となっていた。 インターフェース自体は無くなっていないが、今バージョンではただのお飾りとなってしまった。 これによりDJ遊びが出来なくなったと嘆くプレーヤーが大勢いた。ゲーム的な面においても、エフェクターによる強調で周りとの音の干渉をカバーするプレーヤーもいたため、やはり批判は多かった。 その他 プレー中において、熱暴走などが多く発生しプレーにかなりの支障をきたしていた。 総評(AC) シリーズ初の基板変更でいろいろと苦労があったかと思われるが、判定ズレとエフェクターの廃止が痛いマイナスポイントとなってしまった。 収録曲の企画やクオリティなどを考えると評価できる点も多数あるために、あまりにもったいない。 実際「SWITCH(RAM)」や「The end of my spiritualy(EeL)」など、現在は削除されてしまった曲に対する復活希望の意見が特に熱い曲も今作には多かったが、ハード面の大きな混乱に飲まれてしまった。 しかし「e-AMUSEMENTによるネットワークサービスがバージョンアップとともに充実していくきっかけとなった」という点では大きな意義を持つ一作ではある。 後に幾つかの功罪を抱えつつも、アーケード全体へその技術を浸透させてゆく事になる。 本作はその先駆者として、大きなバグと共に語り継がれることとなるのであろう。 余談(AC) バグなど この作品に限らず、KONAMIが音ゲーの基板変更をした直後の作品は何かとバグが多い。 採用されたHDDの耐久性に難があったらしく、寿命による廃棄が多かったという。 某サイトで作り直しを依頼する署名活動も行われていた模様。 さすがに次回作の10thではエフェクターも含め大分改善されたが、まだ判定ズレが直っていないといった声もあった。 さらにゲーム以外の部分で大きな問題が発生することとなってしまった。 GAMBOL判定 『3rd』で削除され今作で復活した『1st』初出楽曲「GAMBOL」がいわゆる「GAMBOL判定」として注目され始めたのは本作から。 今作ではカードを使うことで選曲できた楽曲で、元々判定が辛めの曲とされてきたが、本作で復活するにあたりP-GREAT判定が1/60秒のみ(*8)でGREATを出すのすら難しいという判定幅が異様に厳しい設定となっている。 ☆1の譜面のためクリアについては特段問題ないが、判定のシビアさ故にとにかく高得点が出しにくい楽曲である。そして今回の復活の際に一部のプレーヤーは逆に燃え上がってしまい、この曲でどれぐらいスコアが取れるかといった原点回帰的なやりこみが生まれた。 次作『10th style』において公式のインターネットランキングがこの曲を含めて開催されたものの、スコアは散々なものだった。 難易度が正式に三段階になった『12 HAPPYSKY』では、NORMALとHYPERで譜面は同一、判定のみが違うという唯一無二の仕様でこの厳しい判定が続投(NORMALは他の曲に近い普通の判定でプレー可能。)。原因は不明だが、本作での復活以降最新作に至るまで登場し続けているプレーヤー・開発者からも愛される特徴となった。 なお、現在のバージョンで収録されているHYPER譜面仕様はP-GREATの判定こそ他の曲と同じだが、代わりに黄色GREATの幅が大幅に縮まり鍵盤ノーツを普通に叩いてもP-GREATかGOODしか出ないというものに。 『11 RED』の家庭用では「GAMBOL」のANOTHER譜面が登場。こちらも譜面は他の難易度と同じだが、P-GREAT判定が1/60秒、かつそれ以外はBAD以下の判定のみ(=ビタ押し出来なければゲージが減少)というクリアすら難しい判定となっている。 EXPERT MODEのSLAKEコース(*9)の5曲目にこの曲が入っており、これをANOTHERでクリアすれば解禁されるが、全体の難易度や譜面構成からゲージを残しづらく、更にこの曲での判定の厳しさから回復している余裕がないためクリアが容易ではなかった。プレーオプション・スタイルやオプションのゲームレベルが不問であったのは最後の良心だが。 『15 DJ TROOPERS』の家庭用と『16 EMPRESS』では楽曲選択時に隠しコマンドを入れることによって判定幅をGAMBOL(HYPERかANOTHER)の仕様に変えられる「G.JUDGE」という隠しオプションが存在。 Quickeningに関する諸事情 本作に「Quickening」が収録されたことにより、5鍵盤(beatmania)ユーザーと少しばかりイザコザがあった。 元々は『DanceManiaX 2ndMIX』初出の楽曲だが、作曲者のdj TAKA曰く『beatmaniaではゲーム性の都合で使いにくい手法を多用している(*10)』とのことで、他機種への移植は断っていた。 しかし、『最後なのでどうしても!!』と依頼され、5鍵盤の最終作品である『beatmania THE FINAL』に移植された。 結果としては大成功で、譜面の良さもあり高評価を得ている。 だが、あまり間を置かず本作にも移植されたことにより、『あの言葉は一体・・・』と不信感を露わにしたユーザーもいないではなかった。が、移植されたことを喜ぶユーザーがいたことも事実であるし、そういった裏事情を知らないIIDXユーザーにとっては、dj TAKAの新曲収録という単純に喜ばしい出来事でしかなかった。(*11) dj TAKAと親交のあった元IIDXスタッフVJ YUZが制作したムービーは、楽曲とマッチした大迫力のものでIIDXユーザー達から好評であった。この点は筐体スペック的に『THE FINAL』でも『III THE FINAL』でも表現できず、本作収録のメリットだったであろう。 余談だが、本作の数年後に発売・稼働開始の『DDR FESTIVAL』及び『Dance Dance Revolution SuperNOVA』にも同楽曲は移植されたが、この時は特に問題視されることはなかった。 beatmania IIDX 9th style(PS2版) 対応機種 プレイステーション2 販売・開発元 コナミ 発売日 2005年3月24日 定価 6,980円(税抜) 判定 良作 ポイント アーケード版の不満点は大体改善pop nから楽曲が移植されたが…どうしてこうなった(ムービー的に) 概要(PS2) ゲームセンターでの稼働から約2年後にはプレイステーション2への移植版が発売された。 アーケード版のあんまりな出来からCS版での改善が期待されていたが、いざ蓋を開けてみるとユーザーの期待にこたえた良作として評価される事になった。 評価点(PS2) AC版での不満点の改善 AC版があまりの出来だった一方のCS版だが、AC版で見られた判定のブレ等といった不具合も無く、今作の良質な新曲が遊べるとして多くのユーザーには大好評となっている。 前作8th styleと比べても音質、画質共に大幅に上がっている。 特に画質に関しては、アーケード版と同様に解像度が前作までの240pから480iに変更。 ただし、PS2の性能の都合か、640x480pであるAC版とは異なりインターレース表示であるため、近年の液晶テレビなどではノーツが見づらいというデメリットも。 音質に関しても8th以前よりも向上。AC版で実装されていなかったエフェクター機能も搭載(ただし仕様は異なる)。 さらにパワーアップしたCS曲 前作『8th style』から復活したCS版初出曲は本作でも健在。特に評判を呼んだのは以下の3曲。 サウンドディレクターのL.E.D.氏はCS版IIDXシリーズで展開していた『電人』シリーズ最新作「炸裂!イェーガー電光チョップ!!(JAEGER FINAL ATTACK)」を提供。同曲のムービーも「イェーガーを象った電車にスーツ姿のイェーガー軍団が乗っている」という、従来同様にカオスな出来になっている。 また、CS版pop n musicシリーズから2曲の楽曲が登場。 1曲はCS 10から「Beyond The Earth」(ポップンのジャンル名「コンテンポラリーネイション」)が移植、もう片方はCS 6から「Usual Days」(ポップンのジャンル名「シンパシー」)が作曲のota2氏によるセルフリミックスが収録され、楽曲自体は共に好評を得る事になった。 賛否両論点(PS2) ポップン関連曲について。 本作はpop n musicと関連する2曲の収録をウリにしているが、2曲とも賛否両論な要素が含まれている。 猫叉MASTER作曲の「Beyond The Earth」は、激しい曲調だが哀愁の意味を込められていて、ポップン側では担当キャラクター・背景共に曲のイメージに沿っていたが、IIDX版のムービーでは原作を彷彿とさせるシーンはイントロとアウトロの一部しかなく、以降は何故か「RPG調の世界観を持つ少年向けバトル物アニメ」という、原作のファンが見たら確実に困惑する内容になってしまった。一応冒頭とラストにイマ様(*12)は出ているのだが…。 何故こんなムービーになってしまったのかと言うと、ムービー作者曰く「スタッフの伝達ミスで郷愁を強襲と間違えてしまった」との事。どちらも「きょうしゅう」と読めてしまうが故に起こってしまったミスと言えるか。 3作後の『12 HAPPY SKY』のCS版ではコンテンポラリーネイションシリーズ次回作「サヨナラ・ヘヴン」が移植されているが、こちらの方は曲のイメージに忠実なムービーという事でファンからも良好な評価を得ている。同曲が絶賛された影響か様々な機種へと移植されていったのに対し、初代作であるこちらのアーケード移植は初出から9年経過した『22 PENDUAL』まで待つハメになった。 一方、「Usual Days-remix」の方はムービー自体は原作の担当キャラクターの「スミレ」が全面に登場している(*13)事から評判は良いものの、肝心の譜面の出来が「縦連打や隣接トリル等、調整不足と言わざるを得ない押しにくすぎる配置」「それを抜きに見ても延々と同じパターン配置の譜面が長い事降り続いて大いに面白さに欠ける」といった理由から「糞譜面」と呼ばれる事になってしまった。 ジャンルこそ「DANCE POP」となっているが、実際のところはテクノの要素を多分に含んでいる。リズム音や反復を主体とするジャンル故にある程度の繰り返しはやむを得ないが、クラブ系サウンドを聞き慣れてる人でないと理解し辛い部分があるのも否めず、(ゲームのテーマに合致しているとは言え)原曲ではなくリミックスを収録した事について疑問を感じるプレーヤーもまた多かった。 楽曲を担当したota2氏(*14)が、自身の持つ「IIDXは非常に難しい」という考えを元に音を詰め込める曲を製作したと語っている。その為、ある意味では作曲者の意匠を忠実に再現したとも言える。また、楽曲自体も雰囲気そのものは原曲の流れを汲むものであり、別の角度から形にしたとも見れる。 同曲は譜面の評判も相まってか、アーケードに無修正で移植されるのは『25 CANNON BALLERS』とかなり後発となった。 9th当時としては非常に高難易度で逸脱した配置だったのだが、2019年現在としてみるとSP ANOTHER譜面は少し癖が強いものの☆11の範囲内といえる(*15)。高速bpmの物量譜面が量産された現在では、このような癖配置はむしろ味があるとか、良くも悪くも5鍵っぽい独特の(ある意味ビートマニアらしい)配置とされる傾向がある。個人の好みによるが、時代の経過により一概に悪い譜面とは言えなくなっているのかもしれない。 もっとも、ポップン関連の楽曲はムービー・譜面の内容が問題だけであり、ゲーム自体への影響は全く無いのが救いか。 「Be Rock U (1998 burst style)」のボーカルが変更されている。 DIGICCOからTЁЯRA(辛島純子)で再録されている(*16)。 歌唱力には問題無い為、どっちがいいかは好みの問題程度である。 但し、ムービーはDIGICCOのまま差し替えられておらず、違和感は大きい。 問題点(PS2) 「CHECKING YOU OUT」の51小節目の2枚目のスクラッチにアサインされている音が従来とは違うミスがある。 プレー自体には支障は無いのだが、何しろキー音を鳴らしてこそな音ゲー故に気になる人には気になってしまう問題なのは言うまでもないだろう。 SPの九段は昔の段位認定にあった課題曲の中からランダムで4曲選ばれる形式なのだが、その課題曲が13曲も存在する為に難易度の幅が異様に凄まじい。 激しいソフランの「fun」、ソフランに加えスクラッチ主体の譜面の「CHECKING YOU OUT」、縦連打など癖が強い要素が多く前半殺しな「Macho Gang」はハズレと言われる難しさを持つ一方、八段の全ての課題曲よりも簡単な「Your Body」はボーナスステージ扱いされることに。今でいうところの☆10中~高程度の譜面が多く昔の基準で考えても九段としては弱い曲が多い。 本作は全体的に高難易度曲が少ないのにもかかわらず極端に課題曲を増やし過ぎたのも原因。その割に本作では高難易度曲と言える「RISLIM-Remix-」は課題曲にはなっていない。 曲ごとのBPMの幅が激しいためAC同様、1曲ごとにハイスピード設定が出来ないことを前提とした選曲をしたのではないかとは言われている。しかしCS作品は前作の時点で段位認定モードで1曲ごとにハイスピード設定が可能だった。 前作(8th)も12曲と大概多かったが今作程の難易度のブレは起きにくい選曲となっている。 とはいえ最終曲は「quasar」か「Usual Days-remix」のどちらかしか出ないようになっているためある程度の難易度は保たれている。 総評(PS2) 主にムービー関連のアレっぷりで他機種側のプレーヤーから白い目で見られてしまったものの、基板変更で問題が多発したAC版から見事に汚名返上を果たした1作、と言っても良いだろう。 余談(PS2) 本作で初登場した「Usual Days-remix」は、後に『ポップンミュージック peace』でリミックス元であるpop nへの逆輸入が行われた。本作では「Beyond The Earth」がpop nから移植されていることから、実質的に14年ぶりの交換移植にもなっている模様。 これまでなら移植に際しジャンル名が「シンパシーREMIX」となるのが通例だが、『ラピストリア』以降の方針転換によりジャンル名なしでの移植であるのが惜しいところ。 ゲーム性の都合もあるが、譜面はIIDX側のものを模した物になっており、案の定こちらでも賛否が分かれているようだ。
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beatmania IIDX 13 DistorteD 機種:AC, PS2 作曲者:多数 開発元:コナミ 発売元:コナミ 発売年:2006年 概要 IIDXシリーズ13作目。 この作品からタイトルロゴの「beatmaniaIIDX」が16 EMPRESSを除いて各バージョンでオリジナルのものとなった。 黒と黄色を基調とした昭和のオーディオ機器風の筐体が特徴。 家庭移植のオリジナル曲では有名コンポーザーが参加している。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 CUSTOM DRIVE DJ YOSHITAKA(西村宜隆) The Dirty of Loudness Tatsh dj Killer(清水達也) Tonight? dj REMO-CON(田村哲也) Crazy K.I.N.O. 平田祥一郎 So Fabulous !! Ryu☆(中原龍太郎) TYPE MARS (G-Style Mix) L.E.D.(角田利之) tripping contact kors k vs teranoid(斎藤広祐) ay carumba!!!! teranoid(斎藤広祐) Parasite World 前田尚紀 INFERNO TOMOSUKE(舟木智介)DJ YOSHITAKA(西村宜隆) bluemoon 小野秀幸 with you... 藤森崇多 夜364位 Double♥♥Loving Heart Tatsuya "Tatsh" Shimizu(清水達也)h-wonder(和田弘樹) Sun Field mh sequence This is Love D-crew(右寺修) Pretty Punisher 上野圭市(作曲・編曲)Asuka.M(作曲) tiger yamato tiger YAMATO(南雲玲生) wish DJ YOSHITAKA(西村宜隆) Power of Love kors k(斎藤広祐) Melody Life 石川貴之 タシカナモノ Tatsuya "Tatsh" Shimizu(清水達也) 罠 古川竜也 iFUTURELIST 山岡晃 BALLAD THE FEATHERS S.S.D.FANTASICA(飯吉新) Leaving... 村井聖夜 EURO-ROMANCE K-MASERA D.C.fish DJムラサメ(清水達也) DUE TOMORROW 内田智之 MINT SLAKE(藤井岳彦) Enjoy your life 内田智之 Ubiquitous Fantastic Ride エレキテル Broadbanded 中野定博 Heavenly Sun (IIDX VERSION) 山岡晃 with Fans Look To The Sky (cyber True Color) 藤森崇多 Harmony and Lovely Ryu☆(中原龍太郎) Apocalypse 〜dirge of swans〜 Zektbach(舟木智介) Zenius -I- vanisher Tatsh(清水達也) SAMBA DE JANEIRO Gottfried EngelsAirto G MoreiraRamon Zenker編:Lion MUSASHI(石川貴之) BREAK OUT John Andrew ConnellCorinne DrewryMartin Jackson編:橙色特別室 SPRING RAIN (LLUVIA DE PRIMAVERA) Bebu Silvetti編:DJ YOSHITAKA(西村宜隆) カゴノトリ〜弐式〜 TOMOSUKE(舟木智介) MOON dj TAKA(石川貴之) Rainbow-colored DJ YOSHITAKA(西村宜隆) Concertino in Blue 佐々木博史 Bloody Tears (IIDX EDITION) 原曲:松原健一編:DJ YOSHITAKA(西村宜隆) アレンジ224位 Winning Eleven9 Theme (IIDX EDITION) 藤森崇多 tripping contact (teranoid MC Natsack Remix) kors k vs teranoid(斎藤広祐) WISH (EUROBEAT MIX) DJ YOSHITAKA(西村宜隆) Why did you go away jun(辛島純子) BOOM BOOM DISCO NIGHT 田村哲也 DEEP ROAR 前田尚紀(作曲・編曲)Tatsh(清水達也)(編曲) ALFARSHEAR〜双神威に廻る夢〜 前田尚紀 Decision DJ YOSHITAKA(西村宜隆) 華蝶風雪 白虎(清水達也) CONTRACT 朱雀(西村宜隆) Ganymede 玄武(脇田潤) waxing and wanding 青龍(中原龍太郎) 嘆きの樹 金獅子(石川貴之) 家庭用オリジナル quell -the seventh slave- dj TAKA(石川貴之)DJ YOSHITAKA(西村宜隆) Go Beyond!! Ryu☆(中原龍太郎)藤森崇多 SOLID STATE SQUAD kors k(斎藤広祐)L.E.D.(角田利之) VANISHING POINT DJ CHUCKY breathless 藤後浩之 WaterCube Pf.(RX-Ver.S.P.L.) 高田雅史 Shoot Em All 並木学 Infinite cave 佐藤直之 コナミ118位 QUANTUM TELEPORTATION L.E.D.(角田利之) Bleeding Luv ~Immorality act~ 清水達也 Hybrid Landscape 藤森崇多 OUTER LIMITS ALTERNATIVE L.E.D.-G(角田利之) サウンドトラック beatmaniaIIDX13 DistorteDオリジナルサウンドトラック コナミスタイル専売
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beatmaniaIII - シリーズ一覧 beatmaniaIII beatmaniaIII APPEND CORE REMIX beatmaniaIII APPEND 6thMIX beatmaniaIII APPEND 7thMIX beatmaniaIII THE FINAL
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今日 - 合計 - beatmania for WonderSwanの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 13時04分32秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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beatmaniaIII 曲名 アーティスト Instant Love DJ KONAMI Overwhelming good-cool Devoted To You dj nagureo feat.Robbie Danzie Rest my mind dj nagureo feat.Doublecheese my cherie amour dj nagureo feat.sana Stay with me dj nagureo feat.Robbie Danzie Shake it down good-cool Live together good-cool feeling of love youhei shimizu BADBOY FLYGIRL Miss Monday Gury Keep On Liftin dj nagureo
https://w.atwiki.jp/bemani_ry/pages/13.html
beatmaniaIIDX - シリーズ一覧 beatmaniaIIDX beatmaniaIIDX Substream / CLUB Ver. beatmaniaIIDX 2ndstyle beatmaniaIIDX 3rdstyle beatmaniaIIDX 4thstyle beatmaniaIIDX 5thstyle beatmaniaIIDX 6thstyle beatmaniaIIDX 7thstyle beatmaniaIIDX 8thstyle beatmaniaIIDX 9thstyle beatmaniaIIDX 10thstyle beatmaniaIIDX 11 IIDRED beatmaniaIIDX 12 HAPPYSKY beatmaniaIIDX 13 DistorteD beatmaniaIIDX 14 GOLD beatmaniaIIDX 15 DJ TROOPERS beatmaniaIIDX 16 EMPRESS beatmaniaIIDX 17 SIRIUS beatmaniaIIDX 18 Resort Anthem
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beatmania IIDX 24 SINOBUZ 【びーとまにあ つーでぃーえっくす とぅえんてぃーふぉー しのばず】 ジャンル DJシミュレーション 対応機種 アーケード 販売・開発元 コナミアミューズメント 稼動開始日 2016年10月26日 判定 なし ポイント 大筋は前作からの引継ぎ豊富な旧作オマージュ改善の意欲は見て取れる3年ぶりの難易度インフレ beatmania IIDXシリーズ 概要 特徴・新要素 イベント 評価点 多彩な楽曲群 ビジュアル面 システム面 賛否両論点 問題点 解禁・イベントに関する問題点 ゲームシステム面に関する問題点 その他の問題点 総評 次回作 余談 この音色、世に忍BUZZ。 概要 beatmania IIDXシリーズ25作目。「シノビ」をコンセプトとし、黒を基調に和風を前面としたデザイン。 イメージキャラクターは「サクラ」「サヤ」「セム」「ユーズ」でシリーズ初の4人。やや若い設定になっている。 特徴・新要素 サブコンセプト 最前線で活躍しているアーティストの楽曲収録、最近収録されていなかったジャンルの再解釈収録(*1)の2つ。 遁術システム 曜日ごとに五行・陰陽(*2)をモチーフとしたバージョンに変化する。 それぞれに、個別のデザインとシステムBGM、更にゲームに影響する特殊効果が設定されている。 例えば、日曜日・月曜日ならそれぞれDJ VIP PASS PLATINUM・BLACKが1つ無料プレゼントされる、金曜日ならゲーム内通貨の獲得量が1.24倍になるなど。 PENDUALにあったデュアルバージョンの改良形で、あちらと違って日付変更時にバージョンも変更される(*3)、プレーヤーに恩恵があるといった違いがある。 TIME FREE・TIME FREE PLUS・TIME HAZARDモード 既存モードを時間制でプレーできるシステム。それぞれ4分・6分・8分間の貸し切りとなる。 遁術システムに連動して発動するもので、TIME FREE・TIME FREE PLUSは水曜、TIME HAZARDは火曜のみ利用できる。 ちなみに、TIME HAZARDは、強制HAZARDモードでのプレーとなる。 基本的には、通常モード時とプレーできる曲数は同じ。また対象日であれば、コイン・PASELIプレーを問わず強制発動となる。 その他の仕様は、PREMIUM FREEモードに準ずる。 忍者ランク SINOBUZフォルダ・LEVEL別フォルダの楽曲成績に応じて専用のランクが付くシステム。『REFLEC BEAT』シリーズにあったスキルポイントシステムをフォルダに限定して導入したもの。 フォルダごとにDJ POINTの上位30曲からポイントを算出、それに応じてランクが付与される。一例としては、「☆12 BRONZE 下」など。 譜面数の少ないフォルダに関しては対象曲が少なくなる。 一定の忍者ランクに到達させることが、新規のLEGGENDARIA譜面の解禁条件になっている。 師弟システム プレーヤー同士が師弟関係となり、師匠は課題を設定して弟子がその課題をクリアすると、共に褒美が貰える。 課題はビンゴカード方式で、各マスに楽曲や難易度やクリアタイプなどを設定する。 選曲画面 FULLCOMBO RATEの常駐、RATEの表示桁追加 従来はHAZARDモード限定で表示された項目だが、STEP UPを除く全モードでCLEAR RATEと併記されるようになった。 また双方ともに、数値が小数点以下第一位まで表示されるようになった。 DJ POINT表示 スコアデータにDJ POINTも表示されるようになった。 フォルダ内で忍者ランクの対象になっている場合は、文字色が変化する。 ソート追加・操作変更 上記2項目の表示追加に伴い、ソートに「フルコンボレート」「DJ POINT」が追加。 「フルコンボレート」はHAZARDモードでクリアレートに代わって表示されていたが、仕様変更を受けて追加された。 従来黒鍵盤かテンキー2で下方向にしか操作できないソートだったが、2・4鍵盤で下方向に、6鍵盤で上方向への移動が可能になった。テンキーでの操作もそのまま残されている。 「ALMOST FULL COMBO CLEAR」フォルダの追加 スコアの付いている楽曲の内、ミスカウントが5以下かつフルコンボクリアしていない楽曲が表示される。 プレー画面 グラフエリアカスタマイズ グラフエリアに背景を表示できるようになり、レーンカバーの背景をそちらにも利用できるようになった。 PACEMAKER NEXT ペースメーカーを自分のベストスコアに合わせて自動設定してくれる項目。 例えば、過去の記録がDJ LEVEL Aであった場合、AとAAの中間である「A+」、A+なら「AA」といったように、ステップアップする要領で決定される。ただしA未満の場合は全て「A」となる。 その他 ノーマルリトライ FREE系モード限定で使用できる機能。EFFECTボタンとVEFXボタンを同時押ししたままリザルト画面を終了すると、すぐに同じ曲を開始できる。 RANDOM系のオプションを適用している場合、レーン配置は再度シャッフルされる。 同じような機能に、e-AMUSEMENTプレミアムコースの特典である「PREMIUM FREEクイックリトライ機能」があるが、あちらと違ってリザルト画面からしか使用できない。 初期エフェクトモード設定・エフェクトモードロック 前者はゲーム開始後に設定しておいたエフェクトに自動的に切り替わる。後者はVEFXボタンを押しても、エフェクトの種類が変わらなくなる。 トランメダルブラック 黒色のトランメダルが新たに追加された。 ステータスなどではブロンズメダルの後ろに並んでおり、その立ち位置通り他のメダルとは特殊な取得条件が課せられている。 他のトランメダルと異なり、貰えるBUZZは一定ではない。 テンション eAMUSEMENTサイトのステータスに記載される項目で、顔と表情の描かれたアイコンが5段階に変化する。 効果は不明だが、プレー期間で変化が起こる辺りプレー状況の指標と思われる。 チュートリアルの一部変更 アトラクトのゲーム説明にて、CNの後にHCNの説明が追加され、チュートリアルモードもHCNの解説と練習が追加された。 ちなみに、ゲーム上では前作同様「特殊な長い音符」と書かれている。 ゲーム内通貨の名称が「BUZZ」に変更。 バズファイブ BUZZ入手企画。 IIDXを2回プレーする度に抽選できる。 1~25から5つ数字を選び抽選。発表された組み合わせと何個数字が同じだったかで貰えるBUZZが決まる。 オカルト研究所 2作ぶりに復活のクプロガチャ。 一部過去のサントラ特典等のものも解禁可能になった。 「バズ5」と合わせて安くなるキャンペーンが開催された。 EDP×beatnation summit 2017 beatnation10周年記念ソング「crew」がデフォルト追加。 各プレースタイルと難易度別に、オリジナルver.とリミックスver.の計5種類の音源が収録されている。 30回プレーすることで、「crew」の全ver.を収録したCDが先着で手に入るキャンペーンも行われた。 CLASSIC CLASS AC、CSの歴代段位を再現したEXPERTコース。 悪名高きAC10thのSP八段(*4)や、3QことCS DistorteDのDP皆伝(*5)などが収録されている。 一部コースでは、復活曲や†譜面(CSの黒譜面)が組み込まれており、完走することで解禁される。 イベント イベント展開は前作にほぼ沿っている。 BUZRA ARTS 前作の「Season Line」同様のEXTRA STAGE専用曲イベント。 今回は、1週目から全難易度が出現する。当然、譜面難易度が高ければ条件も厳しくなる。 途中で新曲登場の間隔が伸びた。 稼働終盤で、ONE MORE EXTRA STAGEも登場。 攻城シノバズ伝 稼働から1ヵ月弱で開催された第1回イベント。 忍者であるクプロが、日本各地にある城へ潜入し攻略するというもの。 楽曲プレーにより獲得する「米俵」を「おにぎり」に変換、おにぎりを「ぱくぱく(消費)」することで進行する。 潜入する城を選択し、まずは「探索」コマンドにより城内を探索する。探索によりイベントカードを入手したら、今度は「事象」コマンドでイベントカードの攻略に移る。カードごとに城門や門番、宝箱といった相手が決まっており、戦闘によりそれらのHPを無くす事で楽曲やBUZZを獲得できる。 クプロにはステータスとして「力」という数値が設定されており、自分と相手の力の差で戦闘結果が決まる。力の差は相手を選択する際のアイコンで大まかにチェックでき、力に不安があれば「鍛錬」コマンドを実行する事で強化できる。相手を倒すごとに鍛錬コマンドの効果も上がる。 プレーしなくても時間の経過に応じておにぎりが自動で貯まっていき、「年貢」コマンドからそれを受け取る事ができる。備蓄量に上限があるので、時折様子を見て受け取っておくのが望ましい。 また「忍術」というコマンドがある。城ごと回数制限があるものの、これを使えば各コマンドを有利に実行できるようになる。 これらコマンドを実行し城を制覇すれば新たな城へと潜入できるようになる。 忍々七鍵伝 前作の「Mystery Line」の流れを汲むイベントで、形式は伝統のボスフォルダ。 シノビであるプレーヤーが道場破りをしていくという設定で、複数の道場から一つを選択して攻略してゆく。 今回はクリアではなくスコアが重視される。 七つの鍵盤に対応する門下生(敵)が割り当てられている。楽曲をプレーすると七つの鍵盤毎にDJランクが表示され、ランクに応じたダメージを与えられる。敵を倒していくことで楽曲などの報酬が得られる。 門下生全員を倒すと師範が登場。こちらは七つの鍵盤にボスの部位が充てられており、それらを破壊して報酬を得つつ、全て破壊すれば道場破りとなり新曲が解禁される。 一人プレー時かつスタンダードモード限定だが、それ以外でも1曲プレー毎に「忍気」を溜める事ができ、これを自動消費して攻撃力を上げることができる。 1ゲーム中1回だけなのは前作と同じだが、どのステージからでも挑戦できる。この間だけは選曲のレベル制限も無くなる。 ノスタルジアFORTE バージョンアップ記念 楽曲交換イベント 「ノスタルジアFORTE」との軽い連動。 IIDX、ノスタルジアを1プレーずつで終わるイベントだが、開催期間が2週間と短い。 評価点 多彩な楽曲群 「忍び」というテーマがありながらも、サブコンセプトによってそれに囚われない幅広いジャンルを収録している。 Lincleで初参戦し前作からも続投したNhatoの「Beyond The Seven」、Ryu☆とmoimoiのコンビによるバブルガムダンスの「OOO」、久々のSETUP名義となったdj TAKAの「TOGAKUSHI」、他にも前作で参戦を果たしたアーティスト達が数多く続投している。 その一方でテーマを尊重した楽曲もちゃんとある。ジャンルが「PIECED MAKIBISHI(撒菱を撒く)」という凄まじさで鼓を取り入れたProject B-の「Sarutobi Champion is 拙者」、歌詞に『忍者』や『花吹雪』が入ったXceonの「冬椿」、ハイスピードながらも和風情緒を残す黒脛の「忍恋花」など。 サブコンセプトにより、旧来のファンには嬉しい楽曲も。 和風テーマに反し、5鍵beatmaniaの『tribe groove』彷彿とさせるRyu*(Ryu☆の別名義)のTRIBAL HOUSE「¡Viva!」、『DJ BATTLE』をモチーフとしたHommarjuの「Beat Juggling Mix」など。 5鍵beatmaniaの名曲『PAPAYAPA BOSSA』をモチーフにしたかめりあの「PAPAYAPA BASS」、GOLD以来実に9年ぶりとなるHIPHOP「焱影」、など、基本的にRHYZEメンバーは1人1曲は懐かしさを感じさせる楽曲を提供している。 また、HuΣeR流のBUCHIAGE TRANCEとして登場した「ECHIDNA」は、通常の制作手順とは逆に譜面の構成をほぼ決めてから楽曲を完成させるという面白い試みをしている。 ノスタルジアFORTEとの楽曲交換イベントでは、かつてIIDXに携わっていたMr.Tこと内田智之の「Surf on the Light」が移植され、旧作ファンを歓喜させた。 もう一方のサブコンセプトにより、banvox、MASAYOSHI IIMORI、Massive New Krew等の実力派若手も参加。今までのIIDXに無かったようなサウンドを披露した。 今作の復活曲は4曲。内2曲はLOUNGE HOUSE「SWEET LAB」、2 STEP「Luv 2 Feel Your Body」と、こちらも近年では収録されることのなかったジャンルの楽曲である。 beatnation10周年を記念した楽曲「crew」はプレースタイルと難易度によって編曲、ボーカリスト及びジャンルが代わるという初の試みがなされた。 両プレースタイルNORMALで原曲(dj TAKA&猫叉Master&星野奏子)、SPHでVENUS、SPAでRyu☆&NU-KO、DPHでkors k&星野奏子、DPAでL.E.D.&Primとなる。 ビジュアル面 楽曲と同様、BGAもbeatmaniaシリーズを意識したようなものが多い。 プレーに合わせて動くムービーで、一人の男性とそれを追う赤い鬼の恐怖を描くというイロモノ的なノリの「HADES」、黒い背景を基調にSDキャラや手書きの線、初代beatmaniaを彷彿とさせるペンキのようなタッチで描かれた静止画寄りレイヤーが主体の「SAMURAI-Scramble」。先の「PAPAYAPA BASS」や「Beat Juggling Mix」はもはや言うまでもない。 これら以外では、儚いタッチで楽曲を彩る「冬椿」、アメコミタッチでストーリーが描かれる「Amazing Mirage」、作曲者・USAOの趣味である男の娘が登場する「BroGamer」、シリーズでも前代未聞と言える競泳スク水姿のクノ一が登場する「お命ちょうDAI!901娘」が話題を集めた。 BEMANI芸人実写ムービーで特に話題になったのがジャカルタファンクブラザーズのアブディことDJ TOTTOによる「ROTTERDAM SHOGUN」。楽曲・ムービーともに過去作でsampling masters MEGAが展開していたrottelシリーズのリスペクトとなっており、忍者の格好をしたジャカルタファンクブラザーズがエビマヨを作る腹筋に良くないムービーとなっている。 隠し曲「Snakey kung-fu」では金獅子、麒麟、獏の3人にライオン好きのライオンが登場、ジャッキーもびっくりな謎のカンフー映画調とダイレクトに腹筋を狙いに来ているとしか思えないムービーに。 記念ソングらしくライブ映像を繋げて主要アーティストを登場した「crew」等、真面目なものもある。 〆のONE MORE EXTRA STAGE楽曲「刃図羅」では本作新曲のBGAのキャラクターたちが一堂に会す豪華仕様。最後に次回作の要素もチラリと覗かせて本作の幕引きを飾った。 システム面 日替わりバージョンによる恩恵 PENDUALという前例があったために不安視された日替わりバージョンシステムだが、実際にはプレーヤーに恩恵が多くあった事から好評をもって迎えられた。 これまでPASELI限定であったシステムがようやくコインプレーでも楽しめるようになり、PASELIによる格差も一部ではあるが改善される事となった。特に時間内貸し切りモードはプレー方針にも影響が大きいものであったために、PASELI非対応店舗を拠点としていたり通常料金でプレーしたいプレーヤーにとって嬉しいものであった。 曜日ごとに違った選曲BGMを楽しめるという、このシステムならではの長所もきちんと受け継がれている。 さらに基本的にイベントには影響しないという部分も好感があった。 PENDUALでの不評もこの部分が災いしていたために、きちんと反省しているという意思が伝わったのも大きかった。 便利な機能の追加 特に評価できるのがノーマルリトライ。TIME FREE・HAZARDの存在から利用機会も多くなった。 師弟システムもプレーヤー間でモチベーションを上げるものとして貢献しただろう。 イベント 前作の反省からか、イベントに運の要素を廃する動きが見られた。 攻城シノバズ伝では戦略性の導入、忍々七鍵伝では攻略対象の任意選択により前作のような運要素を廃している。 いち早く解禁したい曲があるので力押しに打って出る、解禁が遅くなっても効率重視で少しずつ進めるといったプレースタイルに幅を生んでいる。 「結局はプレーを積み重ねれば終わりじゃないか」と思うだろうが、アーケードである以上インカムを求めるのは仕方がない話である。本作の場合はなかなかプレーできないユーザーに対しても「年貢の受け取り」や「無条件で攻撃力MAX」という形でフォローしており、極力格差が生まれないような配慮をしている。 おにぎりの所持数は城ごとに独立しており、さらにイベント画面に入って米俵を変換しなければおにぎりを増やせないため、アップデートに備えて進行を工夫する必要もない。毎回全員が同じスタートを切れる。 忍々七鍵伝にしても、スコアや実力に自身のないプレーヤーでも必ず一体には大きなダメージを与えられるため(*6)、解禁の為に選曲を縛られたりする事は少ない。 ONE MORE EXTRA STAGEの改善 前作同様の新仕様のワンモアだが、その不満は大きく解消。 召喚難易度とのバランスで登場時は不満の声もあったが(*7)、隔週緩和によりASSISTクリアでもアイコン取得/常駐できるようになり、(紫ランプに抵抗の無い)適正者からの不満は解消。 アイコン集めは7曲も必要だが、EXTRA STAGE以外でも集めることが出来るようになった。つまり最短2プレーで再挑戦できる。 ワンモアのゲージは1回目こそ回復無しEX-HARDだが、2回目は通常HARD、3回目は通常ゲージ…と前作よりも親切になった。 賛否両論点 「忍々七鍵伝」の仕様 前述の通りイライラしやすい点は撤廃されたのだが、選曲縛りが残っている。 極一部だが☆12を1st、2nd stageに選曲できるため、その点を得に感じる上級者もいた。 1つの楽曲の1つの難易度だけ欲しいプレーヤーにとってはその解禁プレー数が微妙に増えている。 STANDARD以外のモードで「忍気」が貯まり1回のダメージを増やせるが、効率は落ちる。 結果、人のプレースタイルによって評価が変わってくるイベントだったと言えよう。 物量譜面重視の忍者ランク DJ POINTはEX SCOREから算出されるものなので、ノーツが多い曲ほど高くなる。 よって、ノーツが少なめで癖のあるタイプの譜面は、忍者ランクに関係しない傾向にある。 最高難易度譜面の扱い 本作のラスボスポジである「Mare Nectaris」は、聴こえにくいノイズ音を非常に細かくノーツに割り当てるという強引な難易度の上げ方をしており、楽曲共々評価が大きく割れている。 そして、それから1ヶ月も経たないうちに、CSDJTのナンバー2的存在である「ICARUS」の黒譜面が†譜面としてまさかの移植。結果として「Mare Nectaris」の存在を喰う形になってしまった。「ICARUS」の黒譜面移植自体を歓迎する意見がある一方、もう少し譜面追加の時期について配慮して欲しかった、という声も少なからずあった。 SPADAを上回った難易度インフレ 音ゲーには良くあるのだが、本作はSPADAを上回る難易度インフレを発揮していた。デフォルト楽曲では尖った高難易度譜面は無かったものの、後の解禁楽曲、及び†譜面にて高難易度譜面のインフレを見せた。 先ずは2017年2月にて追加された、攻城シノバズ伝のラスボスである「Go Ahead!!」から始まった。譜面構成は前作に相当する「Go Beyond!!」と似ているが、今度は例の発狂が後半に配置されており、その後の地帯を全てGREATでつないだとしても60%程度しか回復できない為、ノマゲクリアの難易度も更に高くなった。HARD以上は言わずもがな。 次にEXPERTが実装された3月、CLASSIC CLASSのSP皆伝コースにてCS GOLDをモチーフとした段位が追加されたが、そのラストである「KAMAITACHI」の†譜面が登場した。HARDは勿論難しいが、ラストの発狂が他の☆12最上位譜面と比べても引けを取らない程とても難しい。なお、DP側にも新譜面が追加されたが、こちらも非公式12.7という超難関譜面(最上位クラスの難易度)になっている。 更に7月に追加された、忍々七鍵伝のラスボスである「Mare Nectaris」だが、今度はそのSP ANOTHERが256BPMの速さで16分と32分階段が頻発するトンデモ譜面になっている。その難しさは、クリアレートがそれまで最低だった「Plan 8」を下回ったことからもうかがえるだろう。上記と同様、DP ANOTHERも非公式12.7という非常に難しい譜面になっており、クリアレートも1桁未満を記録している。 そして、それで終わりかと思いきや、トドメとして8月にて追加されたEXPERTのSOF-LANコースにてCS DJ TROOPERSのナンバー2である「ICARUS」の黒譜面が登場した。ノマゲ難易度は同傾向の譜面である「冥」より難しく、HARDに至っては「冥」を凌ぐ最強クラスである為、本作の難易度インフレはこの譜面によってピークを迎えてしまった。DP側の†譜面も登場し、こちらも他の非公式12.7譜面と比べても引けを取らない程の突破難易度を誇る。 以上の事から、本作は途轍も無い難易度インフレが起きていた事がうかがえるだろう。ちなみに、次回作のCANNON BALLERSでは自重する様になった。 問題点 解禁・イベントに関する問題点 「攻城シノバズ伝」の問題点 仕様が説明されていない部分(戦況、鍛錬の上昇量など)があり、効率の良い進め方がパッと見では分かりにくい。 一方で、分かったら分かったでただの作業ゲーと化してしまう。 演出が長くテンポが悪い。おにぎりを貯めて一気に消費しようとすると時間がかかってしまう。 終了イベントの救済措置が一切無い 「攻城シノバズ伝」とノスタルジア連動イベントは、終了後の救済措置が一切無かった。 「攻城シノバズ伝」はイベント終了から稼動終了まで8ヶ月。「HADES」など、BEMANI全体で相当話題になった曲があるだけに余計に痛いポイントとなってしまった。 旧曲解禁が重い 前作と全く同じ問題点である。 本作ではSECRETコースでの解禁は無く全てサイトでの解禁で、相変わらずベーシックコースの加入が必須。 曲数が多く全体的に価格が統一されており、イベントや曲次第では割高な感もあったりとまちまち。 金遁効果や「バズ5」を考慮しての値段なのだろうか。 前々作開催の「FLOOR INFECTION」は未だに再開催されていない。解禁していないプレーヤーが該当曲をプレーするには、課金アイテムを使うしかない。 ちなみに、稼動終盤でWRに合わせて「Season Line」曲が限定解禁されていたのだが、もう無条件解禁でよかったのでは…。 「BUZRA ARTS」の問題点 前作の「Season Line」同様、PASELI非対応店舗ではプレーできない(*8)。 また、楽曲常駐が可能になるまで相変わらずかなり遅い。1曲目登場から10ヶ月半もかかっている。 CLASSIC CLASSでの復活曲解禁 復活曲は2曲あり、それぞれ七段と十段の「完走」が求められる。相応の実力があるプレーヤーなら1プレーで気楽に解禁できるのだが…。 特にN・H譜面狙いの初~中級プレーヤーには、最高難易度の☆12の譜面が一定程度出来る人向けである十段を完走するのはまず不可能であり、不釣合いもいいところである。フルアシスト、VIP PASS BLACKを用いたとしても、4曲目は必ずクリアする必要があるのも厳しい。 解禁条件の緩和も無く、無理なプレーヤーは解禁を諦めるしかなかった。何かしらの救済措置は設けるべきだっただろう。 BUZZの使い道が乏しい 稼動後に追加されたカスタマイズアイテムはオカ研のみ。 結局、BGMやフレーム等のアイテムも追加されず。特に本作の曜日BGMはカスタマイズさせてほしいという声もあった。 また、「バズ5」も当たってもそれ程嬉しくはない状態だったため厳しい評価となった。 ゲームシステム面に関する問題点 STEP UPモードの運ゲー化 クプロの入手はステージをクリアするだけと簡単になったのだが、次に選択できる2ステージがランダムであるために運ゲーとなってしまった。 クプロパーツ入手がある程度進むと、入手済みのステージを選ぶしかないこともしばしば…。 ちなみに、STEP UPは全12ステージだが、最後の一人が登場するかどうかは確率1/6になっているためしんどい。 イベントでの運要素撤廃の反動、と言えるかもしれない。 前作までは2周目以降に攻略とは別の条件を満たさなければ取得できなかったクプロパーツが1周クリアするだけですべて入手可能になったのは幸いか。 一応そこまで含めての所要プレー数であれば前作までを下回る。 改善されないLEGGENDARIAフォルダの仕様 本作では、EXPERTコースを通して†譜面が多く追加されたため、選曲制限に関する問題もさらに浮き彫りになった。 一応、時間制限系FREEモードでも課金アイテムを用いることで選曲できるようになったがかなり割高で、連続でプレーしたいが時間が無い人向け。 PENDUAL以降、†譜面の選曲に関する問題は全く解決できていない。本作では、☆10から12中位レベルの†譜面が多めに追加されため、この仕様に対する不満が一層深まる形になった。 LEVEL別フォルダの肥大化・12段階難易度表記の限界 本作では、SP譜面において、☆9は400譜面、☆10は500譜面、☆12は250譜面を突破した。 特に☆12は、黒譜面移植の影響などで更なるインフレが起こったこともあり、最下位と最上位の難易度差が一層目立つことに。 その結果、攻略サイトや非公式の難易度表を参考にしないと、適正プレーヤーには選曲しづらい状況になってしまっている。 SPADAの頃から多くのユーザーから散々指摘されているが、12段階の難易度表記もいい加減限界が来ていると言わざるを得ない。もしくは、クリアレートをゲージ別にする等の改善が求められるだろう(*9)。 選曲バー横のHCN表示が消滅 このため、STEP UPの選曲画面では、HCN譜面なのかどうかが一切確認できなくなってしまった。 PENDUAL稼働時から言われているが、非表示にするメリットや必要性は全く無い。過去に出来ていた事が何故改善ができないのか? モード選択画面のデザイン 各項目が従来のような縦・横一列の並びから、デザインに合わせたサークル状に変更されたのだが、PASELI専用モードの存在や2人プレー時などで項目の位置が変化するために、操作ミスによる選び間違いの危険性がやや高まった。 項目が少ない場合は四角形、多い場合はサークル状といったように外見自体の変化が生じることも操作ミスを招く一因と思われる。 EXPERTモード解禁の遅さ ただし前述の通り、本モードで解禁できた旧曲は全て無条件解禁するという救済策は採られているため、そこまでの批判はなかった。 オリジナルコースの実装も遅く、稼動から半年経ってようやくである。 その他の問題点 ミスマッチすぎるボス曲のレイヤーアニメ 本作の2つのメインイベントの大ボス曲では、イベントに登場した敵キャラを強引に出演させたせいか批判が巻き起こった。 「攻城シノバズ伝」の「Go Ahead!!」は「Go Beyond!!」の続編曲なのに関連が薄いキャラ物アニメにされ、ボス曲なのに曲の雰囲気に合っているとは言い難いミスレイヤーがつけられた。 一応、キャラがつけている鎧の花の部分は「Go Beyond!!」のムービーに登場する花のリスペクト…ということらしい。 一方、「忍々七鍵伝」の「Mare Nectaris」はイベントで用いたアニメをそのままレイヤー映像に流用しており、曲調に合っておらずミスマッチ。 しかもテーマ設定の癖にテニスをするアニメという馬鹿らしさから、「テニス」という蔑称に近い愛称がつけられるハメに。 キャラアニメ及びレイヤー映像を制作したGOLI氏曰く最初から「忍々七鍵伝」最終解禁曲に使用する予定でアニメーション制作していたとのこと。制作完了時には最終解禁曲がどのような曲になるか決定していなかったためこうなってしまったと思われるが、それでも何とかならなかったものだろうか。 譜面に関するバグ・不具合 「Seaside Labyrinth」の後半のベース音が抜けているミスがあったが、早期に修正。 旧曲である「Daisuke」の譜面バグが発生したが、早期に修正。 「Macuilxochitl」の小節線が変拍子を無視した配置になっていた。これに関しては本作稼働中に修正されなかった。 同様の不具合が発生していた『IIDX 22 PENDUAL』での隠し曲「少年は空を辿る」も次回作で修正されたため、「Macuilxochitl」の不具合修正も同様に次回作へ持ち越しになった。 隠し曲バレ 「BUZRA ARTS」の「yamabiko(SINOBUZ Edtion)」が登場前にビンゴカードで設定できるようになってしまうミスがあり、解禁ネタバレを招いてしまった。 段位認定課題曲に関する問題 ☆8上位~☆9下位クラスが主に選ばれるSP五段の曲目で、☆8でも最も易しいと言われる「Follow Tomorrow(HYPER)」「Mermaid girl(HYPER)」が選出され、多くの不評が挙がった。 「Mermaid girl(HYPER)」は「22PENDUAL」で初めて五段に選出されて以降、易し過ぎるとの批判が絶えなかった。 そのような中で、☆8で最も易しく級位クラスのプレーヤーがEXTRA召喚に用いることも多い「Follow Tomorrow(HYPER)」が五段課題として選出され、一層激しい批判を浴びることとなった。 これらの問題は「25CANNON BALLERS」でも継続し、「26Rootage」でやっと是正された。 総評 前作を参考に運営したと言えるバージョン。前作からそのまま放置された問題も多く、中には改悪された点も増える結果となった。 とはいえ、前作より改善点も多々見受けられたイベントや、遁術システムやCLASSIC段位等の新要素は好評を博した。また、旧作(beatmaniaシリーズ含む)をオマージュした楽曲とビジュアルの数々は、古参からは懐かしさを、新参からは新鮮味をもって迎え入れられており、本作のテーマとサブコンセプトは成功したと言えるだろう。 欠点の項の通り無視できない問題もあったが、本作を良作として捉えているプレーヤーは少なくない。 次回作 本作に関しては、次回作『beatmania IIDX 25 CANNON BALLERS』のロケテスト中止騒動、全BEMANI機種でのBST問題からうかがえる社内でのゴタゴタから、稼動が少し伸びたという説がある。実際、BUZRA ARTSの最終緩和から次回作稼動まで1ヶ月半以上の間が空いてしまっている。 ただし、次回作がハードウェアレベルでの大規模な刷新を予定していたため、その調整も影響していると考えられる。 ちなみに、他のBEMANI機種も2018年現在新作が発表されない状況が続いていたが、同年7月に入りノスタルジアシリーズで『ノスタルジア Op.2』、jubeatシリーズで『jubeat festo』、GuitarFreaks DrumManiaシリーズで『GITADORA EXCHAIN』それぞれの製作が発表されており、全く動きがなかったわけではない。 やや長い稼動期間を経て、12月21日に次回作『beatmania IIDX 25 CANNON BALLERS』が稼動した。 本作の遁術システム、忍者ランクは「曜日ボーナス」、「DJランク」と名称を変えて続投した。曜日ボーナスは若干内容が変更。 ただし、2017年12月21日以降も本作で更新停止にしている店舗もちらほら見られる。ハードウェア刷新等で、これまでと異なり次回作へのアップデートが有償となっているためである。 原則オフライン状態での稼働が不可能で、2018年6月30日で本作のオンラインサービスは終了しているため、次回作へアップデートしていない筺体は同日以降プレー不可能となっている。 余談 上記のトラブルのせいか(?)、本作のVOL.2サントラ発売が稼働中に発表されない事態に。 同様に他BEMANI機種のサントラ発売も中々発表されていなかった。それらに関しては2017年11月末にGITADORA、jubeatの2機種のサントラ発売が発表された。 その後本作VOL.2サントラを待たずして次回作『IIDX 25 CANNON BALLERS』のサントラ発売が発表された。 同作のサントラではDisc 3及び4に本作の残りの楽曲が収録、つまり次回作のサントラのDisc 3及び4は本作のVOL.2扱いされていて、過去に発売された『IIDX 21 SPADA』サントラと同様のケースという事になる。 本作発表の少し前に前作にて収録されていた楽曲「NINJA IS DEAD」であるが、今作の最後のWEEKLY RANKING課題曲に抜擢されネタとして話題となった。ニンジャ殺すべし。また、次回作CANNON BALLERSでも稼働初日のオススメ楽曲となっていた。 『IIDX 11 RED』から欠かさずデフォルト楽曲を提供していた星野奏子のデフォルト楽曲収録が無くなってしまった。 以降のシリーズでもデフォルト楽曲では参加していない。IIDX常連アーティスト複数人の楽曲提供が途絶えた『IIDX 20 tricoro』以降の事例のように、これも一つの移り変わりと言えるだろうか。 ただしイベント追加収録曲では、記念ソングとして後日追加された「crew(NORMAL音源とDPH音源を歌唱)」や、連動企画「BEMANI 2021真夏の歌合戦5番勝負」の「LIKE A VAMPIRE」で参加している。 またBEMANI機種全体では2021年に入り、『DANCERUSH STARDOM』収録の「オネガイ・ディスコ・ミュージック」、前述の「LIKE A VAMPIRE(IIDXを含む現行8機種に収録)」、プレイアブル楽曲以外では『beatmania IIDX ULTIMATE MOBILE』の音楽プレイヤー機能収録曲「Change Change Change!」等、ふたたび歌唱参加するようになっている。