約 1,905,967 件
https://w.atwiki.jp/nors_arc/pages/8.html
用語集 ここではなりきりチャットにおける良く使われる用語を記載、説明させて頂きます 間違っているものは管理人まで報告お願いします。 Die Arche Noahに関与する用語 T県 物語の舞台となる、元は首都圏にある五千万平方kmの膨大な海に面した土地と 六千万以上の多くの人々が居た比較的大きな街です 今は大震災の影響で殆どの機能が停滞した状態となっています Lost (ロスト) 大震災後にT県が完全独立地域として指定され、日本から名前が消されたことによって新たについた地域名です 主に周囲からは軽蔑的な呼び名で呼ばれることが多々あります Arcウィルス (Ability Reveal Capture) これに感染した人がArcという異能力に目覚めます 異能の形は人それぞれで体の一部が変わるもの、物体を具現化させるもの等があります この物語のキーワードです Arcワクチン 国側が開発した対アーク用のワクチンです これを血液中に打たれたアーク使いはその能力を失うことになります。 アーク使い (アークつかい) Arcウィルスの感染者でアークを自在に操る異能者のことを指します ロスト側、組織Nor側両面で使う言葉です 人工アーク使い (じんこうアークつかい) 組織ノアの科学力によってArcウィルスを人体から抽出し、新たな人体に注入することで生まれたアーク使い Arc Crime(アーク・クライム) ロストのアーク使いが暴力や犯罪行為を行った際に呼ばれる名 今ではロストの殆どのアーク使いがNor側から差別的な意を込められ暴力や犯罪行為抜きにこう呼ばれます 覚醒 (かくせい) 一時的にだが強制的に自らの能力の限界を超えた力が発現する 尚、発動する条件は不明。 身体に深刻なダメージを負う等の所謂絶体絶命状態に陥ったことで発動したという報告もある これは人工的にウィルスを入れられた人工アーク使いには発現しなく ロスト地区の人間にしか見られない模様 Nor (Nation Oath Reconstruction) 国側が配置した復興施設です ロストを囲むように広がっているので内部の広さは相当なものでよく迷う人もいるそうです Project Zagros (プロジェクト・ザグロス) アーク使いの存在とArc能力を危険視。 表沙汰には復興という名目のもとに裏ではロストの生き残りを掃討するための作戦名 このサイト以外でもよく使われる成りきりチャット用語です TRPG (Table Talk Role Playing Game) 複数の人間が集まり、会話によってシナリオを進行させ遊ぶこと ちなみにこのDie Arche Noahはコレに分類します PC (Player Character) なりきっているキャラクターのことを指します 自キャラとも略します PL (Player) 自分自身を指す用語です 本体とも言います NPC (Non Player Character) PLが操っていなかったり、会話の中にだけ登場するキャラクターを指します EC (Event Character) 文字通り、イベントのためだけに作成されたキャラクターです ロール (Role) キャラクターの行動、感情を表す描写を指します コレが短すぎると相手に何も伝わりません ロルと略すことが大半ですね ソロール (Solo Role) 独りでロールを回すこと。 独り芝居とかのほうがよく使いますね 多窓 (たまど) 複数のブラウザを開いている事を指します 「多」を数字に変えて開いている画面数を表すこともあります
https://w.atwiki.jp/dwn-jpn/
DiscWorldNoir日本語化@wikiへようこそ このウィキはプログラムほぼ初心者の管理人が「DiscworldNoir」を日本語化する過程を記すウィキです。 このウィキはメンバーのみ編集することができます。 一部REWiki(http //rewiki.regengedanken.de/wiki/)様の記述を翻訳して記載していますが、日本人ユーザ(私も含めて)にわかりやすくする目的のためであり、著作権を侵害する目的はありません。 翻訳転載も許可の取られる限りは許可を取るつもりでいます。 念のためつたない英語でも書かせていただきます。 I have described some translated article which "REWiki(http //rewiki.regengedanken.de/wiki/)" or others had discribed in English here. But I have no purpose to violate copyright or translation right. I only want to show the articles for people can understand only Japanese. DicsworldNoirは、テリー・プラチェット氏のファンタジー小説「ディスク・ワールド」(Discworld)シリーズのPCゲーム「DiscworldNoir」のこと。 参考外部リンク http //en.wikipedia.org/wiki/Discworld http //rewiki.regengedanken.de/wiki/
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1000.html
GEASS;HEAD NOAH(前章) ◆hqt46RawAo □ 視点A→D:『見知らぬ天井/見慣れぬ表情』 □ 薄ぼんやりとした意識の中で、両義式は目を覚ました。 彼女が最初に認識したのは真っ白い天井。 天井がある、つまりここは室内ということだ。 次いで壁の方向を見ると、彼女を見下ろす少年の姿が視界に飛び込んできた。 「よっ、お目覚めかい」 少年は式が眠っていたベットの隣で、椅子に腰掛けていた。 そろそろ見慣れてきたブラウン髪の三つ編みと、見慣れていないぎこちない笑顔。 無理やり明るい表情を作っているのが見て取れる。 「……デュオ……か……」 式は全身を襲う疲労感に耐えながら体を起こす。 限界まで体を酷使したからか、全身の筋肉は依然として悲鳴を上げ続けている。 暫くは立つ事すら不可能に感じられた。 「ここ……どこだ?ていうか、あれからどうなったっけ?」 式にはバーサーカーを殺してからの記憶が無い。 この場所に来る経緯がスッポリと頭から抜け落ちていた。 「どこって、そりゃ診療所だけど……。憶えてないのか……?」 診療所と聞き、式は頭を抑えながら周囲を見回す。 どうやらここはE-5エリアにある診療所の一室らしかった。 一面真っ白い部屋の中には今まで式が眠っていたベットと、デュオが座っているパイプ椅子しか物が無い。 扉は正面に一つだけ。 ベットの隣に備え付けられているたった一つの窓からは、海と宇宙開発局の風景が見えた。 「あのでかいのを殺すところまでは憶えてるよ……」 そう言う式の状態を察したのか。 そうか、と答えてデュオは政庁での戦いの後の事を話し始める。 「政庁に現れた化け物を倒した後、俺たちはすぐにあの場所から離れたんだよ。 ルルーシュが『ここには殺し合いに乗った人間が必ずくる』とか言いだしてな。 最もな意見だったし、すぐに移動を開始したんだか――」 デュオの話によると、バーサーカーを倒した時点で、既に気絶していたメンバーは2人。 移動にはかなりの手間がかかると思われた。 しかし、ルルーシュは既に車を所持しており、それは政庁近くに隠してあったらしい。 気絶したメンバーを蟹で車まで運び、移動を開始。 そのまま、ルルーシュが避難所として目星を付けていたと言う診療所へ移動したという事だった。 「――で、お前は車で移動してる途中に寝ちまって、今に至るというわけだ」 そう言うデュオの表情は釈然としない様子だった。 理由は式にも分かる。 政庁での一件といい、この避難の速さといい、少々手際が良すぎないだろうか。 「なるほど……な。他の連中は?」 ルルーシュはおそらく何かを隠している。 デュオと同じく、式もそれを察しつつも今はそれを話さない。 現状優先すべきは状況の把握だった。 「今は違う部屋に居る、各自で傷の治療をしてるみたいだぜ。 あとで集まって今後の事を話すってよ」 「そうか……。じゃあ、それまでは寝てていいな。 正直、横になってないともちそうにない」 そう言って、式は再びベットに横たわる。 体を弛緩させ、布団を被る。 だがすぐには眠りにつかない、目を開いたままぼんやりと何事かを考えている様子だった。 やがて、数秒間の沈黙を挟んだ後、式は天井を見上げながらポツリと呟いた。 「…………あいつの声が、聞こえたんだ」 「あいつ?」 突然式から飛び出した、意味不明の呟きにデュオは疑問を返す。 だが式は構わず、独白するように言葉を続けた。 「あの怪物に殺されそうになったとき。 オレの頭の中に……あいつの声が直接響いた……」 式の表情を見て合点がいったのか、デュオはその『声』の内容まで聞くことは無かった。 代わりに、直接答えを問いかける。 「そーかい。それで、お前はどう思ったんだ? 答えは出そうか?」 式はそれに首を振りつつも、真剣な表情で視線を天井からデュオへと移す。 そして言った。 「わからない。でも、死ねないって……思った。死にたくない、じゃなくて。 ただ生きているだけじゃ、駄目だと思うけど。けど死んだら多分、あいつはオレを許してくれない」 そう言い残して、式は目を閉じる。 やはり疲労は相当の領域に達していたのか、間も無く彼女はゆっくりと穏やかな寝息を吐き始めた。 □ 再び、室内に沈黙が流れる。 ルルーシュ達からお呼びがかかるまでの待ち時間。 俺はただ、式の寝顔を眺め続けていた。 穏やかに両目を閉じた式の顔は本当にただの少女に見える。 俺は式が戦っている時の姿を知っているだけに、そのギャップは中々のものだった。 「ああくそっ……情けねえぜ……」 人知れず、歯噛みする。 ただ悔しかった。 やるせない思いでいっぱいだった。 先の戦い。 自分に何が出来たのだろうかと考える。 怪物と渡り合っていたのは目の前の少女と、死ぬ寸前の五飛だけだ。 戦っていた者の中で、あの時の俺は一番無力な存在だった。 あの怪物に決定打を与える事も出来ず、五飛を助ける事も出来なかった。 そしてなによりも、目の前で死んでいった少女の姿が忘れられない。 次いで聴こえた、あの慟哭の叫び声が耳から離れない。 あんな悲劇を阻止する為に、俺はガンダムに乗って戦ってきた筈なのに。 やはり奇跡は起こらなかった。少女達が大切な者を失う事態を止められなかった。 死んだ平沢唯の妹と、平沢唯を救う為に血に染まった覚悟を示していた友人。 2人は目覚めたときに何を思うのか。 想像するに痛々しい。俺は2人に掛ける言葉が見つからない。 何を言っても救えなかった事は事実。偽善にしかならないだろう。 ルルーシュは2人に関しては自分に任せて、俺には式の様態を見てろと言っていた。 確かに付き合いの長さに置いて、この人選は的確といえる。 だが本当にあの2人をルルーシュに任せてよかったのだろうか。 ルルーシュは一応共闘した仲だし、信用まではしないが協力はしていけると踏んでいる。 しかし、どうにもきな臭い感じがするのは確かだ。 少し2人の様子を見てこようかとも考える。 元々、式が目覚めれば、ルルーシュ達のところに顔を出そうと思っていた。 しかし、先程の式の言葉はどうしてか、俺の脚を止めていた。 この状態の式をほったらかすわけにはいかないと、思わせる何かが在った。 それに俺はもう少し、こいつの寝顔を眺めていたい気分になっている。 理由ははっきりとしないけれど。 式の珍しい穏やかな表情を見つめていると、 このやり場の無い憤りが、少し緩和されたような気がしたからだろうか。 □ 平沢憂:夕の日記 □ 何とも思わない現実を見た。 どうでもいい人が死んだという、現実。 わたしを庇って貫かれたその人が、私の目の前で死んでいく。 人が死ぬの見るのは、初めてじゃない。 誰かを、自らの手で殺したことだってある。 だからこそすぐに分った。 真っ赤に染まったその人を見れば、ああもうすぐお別れなんだなって、理解できてしまっている。 その死はわたしの心には波を立てなかった。 とても凪いでいる、こころの現実。 きっと一番見たくない光景が目の前に在ったとしても、痛まない。 でも、なぜなんだろう? どうして、何も思えないモノから、いまわたしは、目が逸らせないんだろう? どうしてあなたは、こんな私を庇って死んでいくんだろう? こんな所で死ぬべき人じゃないのに。 私なんかよりもっと、大きな可能性を持った人だったのに。 私はそれを、知っていたのに……。 「どうして?」 釘付けになってたら、目があった。 きっと、最愛だった人へと。きっと、最後の言葉。 永遠の別れに送る言葉。 私が選んでしまったものは、ただの疑問、それだけだった。 なのにその人は、わたしに微笑んで、言ったのだ。 『―――だってわたしは、憂のお姉ちゃんだから』 責めもせず、詫びもせず、私が今まで見たことも無いような表情で。 私の知らない、その人の言葉で。 これでいい、と。 こういう『決まり』なんだから、と。 あの人が全てを投げ打ってまで示した、そういう絆の形を目の前にしても。 何も動かない。 私の心は、何一つ動くことは無かったのだ。 □ 視点R→A2:『心の在り処』 □ 診療所のエントランスにて、俺は見張りを請け負っていた。 エントランス内いっぱいに並べられたソファ。 その内、一つの向きを180度変えて腰掛ける。 そうやって、診療所の外を見張りながら思考する。 多くの犠牲を払い、バーサーカーを仕留める事には成功した。 今はチームの体制を立て直すべく、桃子が発見したこの診療所に避難し、全員が傷の手当を行なっている。 政庁という地盤を崩し、残ったものは五つの手駒。 だがその中にも、不安要素がある。 平沢憂と秋山澪。 この2人が果たして、どのような精神状態になっているのか。 おもし蟹の力を持ってしても、心を読むことなど出来はしない。 彼女達の状態によって、対応を変えなければならないという状況だ。 秋山澪は先程目を覚まし、心の整理をさせて欲しいと言って来た。 現在は診療所の一室で、平沢唯の遺体と共にいる。 ここが彼女の正念場と言えるだろう。 部屋から出てきた彼女が使い物にならない様ならば、さっさとギアスを掛けて切り捨てる。 戦う決意を失わないようなら、仲間に加えるつもりだった。 憂はまだ目を覚ましていない。 現在はエントランス奥の部屋で寝かせ、桃子に手当てをさせていた。 彼女もまた然りだ、使い物にならなければ……。 「さて、ここからどう動くか……」 俺は次の行動について考える。 デュオと式の登場によって、戦力は大きく増強された。 単純に動くとすれば、このまま象の像へと全員で移動を開始するのが定石だろう。 象の像、大量の参加者が集うとされている場所。 だが、そこに発生するメリットはそう多くない。 第一に、戦力の補強は既に済ませている。 その上、殺し合いに乗った者が襲撃を掛ける可能性を考えれば。 移動距離に見合う旨みが無い。 だが、大量の参加者が集まる場所、という情報を活かさない手は無い。 より使えそうな人材は多く利用した方がいいに決まっているし、 阿良々木暦の悪評を振りまき、排除に繋げる面においても有用だ。 立ち回り次第では、俺たちに有利な状況にもっていけるだろう。 これは上手く作戦に組み込んでいきたい所だ。 「そして、その為には……づっ……!」 不意に、骨折していた右腕が悲鳴を上げる。 先の戦いでの無理が祟ったか、ここに来て右腕の鈍痛は激痛へと変わりつつあった。 俺は右腕を庇いながら、左手でデイパックを開き、包帯と痛み止めを取り出す。 しかし、片腕では上手く扱う事が出来ない。正直、この先ずっと片腕だけというのは不便きわまるな。 骨折を直せるような、都合のいい施設やら魔法やらは無いものか……などと考えていたとき。 背後から、声がした。 「あの、痛むんですか……?」 振り返る。 声の主は、背後の部屋から出てきた憂だった。 顔色は悪くない、やはり目立った外傷も無かったらしい。 彼女は出てきた部屋の扉を後ろ手に閉めながら、こちらに歩いてくる。 俺は憂の挙動に注目した。 どこか以前と変わったところは無いかと、目を凝らす。 姉の死が彼女に与えた影響を推し量る。 「……目が覚めたのか」 「はい、さっき起きました。 状況は桃子ちゃんから聞いてます」 そう答える表情は以前と変わっていなかった。 声の調子にも変化は見られない。 だが、分かる。これは仮面、意図的に作った表情だ。 ここまで変化が乏しいのは逆に不自然というもの。 憂は疲労の為か、少々危なげな足取りで俺の傍まで近寄り。 そのまま、俺の足元に屈みこんだ。 「手伝います」 そう言って、俺から痛み止めと包帯を受け取り、二度目の応急処置を始める。 一度やって慣れたのか、俺の指示が無くとも憂は黙々と手を進めていった。 応急処置をこなす間、彼女は何も話さない。ただ真剣な表情で作業に没頭している。 そして、一通りの処置が終わって始めて、彼女は口を開いた。 「終わりましたよ。どうですか?どこか、間違えてませんか?」 そう言って、俺の顔を見上げる憂は小さく笑顔すら浮かべていた。 しかし、その笑顔も明るい調子の言葉も、どこか痛々しいモノに見えてくる。 『どこか、間違えていないか』、その言葉にも二重の意味が込められているように感じられた。 ここまで来て、平沢唯の死が憂に与えた影響は明確だった。 「ありがとう完璧だ、憂は本当に飲み込みが早いな。頼りになる」 「いえ……こんなの大した事じゃないですよ……」 割と心からの賞賛の言葉に、憂はそう返してから、俺の左隣に腰を下ろす。 そのままぼんやりと、俺の隣で外の風景を見つめ始めた。 診療所の外は黄昏時。オレンジ色の日光に満ちている。 いずれこの光も途絶え、夜がやってくるだろう。 やがて絶え果てる遮光の中。 俺と憂は暫くの間、二人で外を眺め続けていた。 「私のお姉ちゃん……死んじゃったんですよね……」 そして不意に、憂はその言葉を口にした。 俺は憂の表情を覗き込む。 憂は表情を変えず、ただ夕焼けの景色を見ながら言葉を紡いでいく。 「なんだか……実感が湧きません……。 実感が湧かないっていうか、何も感じなかった。 お姉ちゃんが死んでも、目の前で死んでも、なにも感じなかったのに……」 そこで一旦言葉を切り、憂は俯く。 俯いて、搾り出すように言い切った。 「どうして……こんなにも胸が苦しいんでしょうか?」 そう言って顔を上げた憂は、未だに作り笑顔を貼り付けている。 けれど同時に辛そうに、本当に辛そうな表情を浮かべていた。 彼女は小さく震える手で、自分の両肩を掻き抱く。 見開かれたその目にはハッキリと、恐怖の色を湛えていた。 「私は……私の心が分からないんです……! お姉ちゃんが……死んだ……死んじゃった、でも何も感じない、辛くない。 でも、何も感じないのが辛い、苦しい……! ははっ……可笑しいですよね。 私が望んだことなのに。こんな思いは要らないって、捨てたのは私なのに……」 憂は俺の顔を見上げる。 口元には、やはり触れただけで壊れてしまいそうな、硝子細工のような笑顔を浮かべていた。 目には恐怖を滲ませ、心の苦痛に震え、それでも憂は笑う。 それは最早、到底笑みとは呼べないモノ。崩壊した感情の残滓だった。 「もう、ワケがわからなくて……。 ねえ、ルルーシュさん。 私の頭はおかしくなっちゃったんでしょうか? わたしは……わたしにとってお姉ちゃんは……!お姉ちゃんはわたしの……!」 「もういい、考えるな……!」 そこまで聞いた所で、俺は思惑を、実行に移した。 「……え」 小さく、驚いた声が上がる。 片腕で抱き寄せられた憂がキョトンとした表情で、俺を見上げていた。 「ルルーシュ、さん……?」 「お前は正常だ」 次にでた言葉は、誰が聞いても一笑にふせる大嘘だった。 憂の心は誰が見ても崩壊寸前。本人もとっくに自覚しているはずだ。 今の彼女が正常か異常か、そんな事は今更言うまでもない。 だが、今の憂に己と向き合っていく余力など、もう残されていないだろう。 「その苦しみも、俺が消し去ってやる。 だからこれ以上辛い事は考えるな。 お前はただ、俺の指示に従っていればいい……」 そうすれば救われると、俺は誰にでも分かる嘘をついた。 「…………」 けれど、憂は――。 「……本当……ですか……?」 そんな言葉に、 「わたしを、助けてくれるんですか? 信じて……いいんですか?」 見え透いた嘘に、救いを求めていた。 「ああ、必ず助けてやる。だから俺を――」 最後まで言わせる事無く、憂は俺にしがみつく。 まるで風に飛ばされるのを恐れるように、拠り所を見つけたような必死さで。 「――裏切りません。 わたしはルルーシュさんを信じます……信じていますから……」 憂はそう言って背中を震わせながら、俺の肩に体重を預けてくる。 ――軽い、どこまでも軽かった。 直接触れていながら、本当にそこにいるのか分らなくなりそうなほど、憂には体重というものがほとんど無かった。 重みの消失。それは心だけでなく、憂の存在の重さまで奪っていた事に、俺は今始めて気がついた。 これで、憂が発していた儚げな印象にも合点がいく。 「ああ、任せておけ」 ……これでいい。 不足の事態の賜物と言えたが、こんな状況でなければ、憂からここまでの信用を勝ち取る事など出来なかっただろう。 憂は心の大きな支柱だったを姉を失い、しかし何も感じられない。 それはつまり、自分の心の空洞を自覚させられる事態だったのだろう。 後は、放っておけば自壊する存在。俺はそこに付け込んだだけだ。 壊れていく精神に優しい言葉を投げかけ、俺の存在でもって繋ぎとめる。 彼女はただ闇雲に救いの手を捜し求め、偶々俺が、それを差し伸べただけだ。 だが一つだけ、わだかまるものが在るとすれば―― 苦痛に震える憂の姿。 それがどうしてか、この島に来る前、 死に行く俺が最後に見た、誰かの表情に被って見えたことか。 ……ばかばかしいな。 だとすれば、頭に焼きが回ってきているとしか思えない。 『妹』の概念、肉親を失う光景を見る表情、関係ない。 利用する。この信頼は利用するべきものなのだから。 最大限利用して、使えなくなったら捨てればいい。 憂が蟹に思いを奪われた直後に、思い描いていた構図通り。 重ねるものは何も無い。 誰かの重みを抱えながら生き残る事が出来るほど、この殺し合いは甘くないのだから。 だから俺は最後まで、この信頼を利用しよう。 そう、己に言い聞かせるように、定めて。 俺は秋山澪がこの場所に現れるまで、憂の微かな重みを感じ続けていた。 □ 夕日が差し込むエントランスで、並んで座るルルーシュと憂。 その二人を背後から見つめる少女の姿があった。 「清清しいくらい放置されてるっすね、私」 東横桃子である。 彼女は気絶していた平沢憂の手当てが終わった後、ルルーシュの指示通りに憂の様子を見ていた。 万が一、憂が錯乱した場合は対処しろと言われていたのだ。 そのため、ずっとステルス状態で憂を監視していたのだが……。 結果的にこの通り、一人だけ蚊帳の外という状態である。 「まあ、憂さんが落ち着いたのならそれでいいっすけど……」 そう言って、桃子は二人の斜め後ろのソファに腰を下ろす。 ゆったりと体を沈め。ほう、と息を吐き出す。 「とは言え、このままずっとほっとかれるのも……。 でも、普通に話しかけるのも無粋っぽいっすね。うーん」 傍から見れば、二人は兄妹のように寄り添っている。 突然、前に出て行くのも、空気読めてないみたいで憚られた。 けれども、放置されっぽなしというも癪だった。 「んー……おお? あれならいけそうっすね!」 そこで桃子は気がついた。 憂の耳に、通信機が掛けっぱなしになっている。 思い立ったら即行動。 桃子は自分の通信機を取り出し耳に掛ける。 そして、マイク越しに憂へと言葉をかけた。 「えーコホン。 それじゃあ、私からも一言だけ……。 ――辛いときは『友達』にも頼ってくださいっす。 なんて……たはは、なんか照れるっすね」 慣れないことはするものじゃないな、と。 呟きながらも、桃子が憂の反応を見ようとした矢先のことだった。 桃子の視界の隅、診療所の廊下の向こうから、秋山澪が姿を現した。 □ 秋山澪:『離別』 □ 失われていく。 奪われていく。 私の大切な人達が死んでいく。 診療所の一室で、私は一人だった。 一人ぼっちだった。 私はたった一人で、冷たい床の上に座り込んでいる。 目の前のベットには、唯の亡骸が寝かされている。 唯はまるで眠っているように、安らかな表情で目を閉じていた。 けれどもう、永久にその目が開く事はない。 「なあ、唯。軽音部、私一人になっちゃったよ……」 中野梓が死んだ 田井中律が死んだ 琴吹紬が死んだ 平沢唯が死んだ 今や、軽音部で生き残っているのは私一人だった。 「悔しいな……」 悔しくて堪らない。 奪われて、奪われて、戦うと誓って、守れると思って、それでもまた奪われる。 理不尽だった。 「ごめんな、唯。守ってやれなくて」 これ以上無いほど、私は非力だった。 せっかく手に入れた力で友達一人守れない、駄目な女だった。 「それに……嫌な性格になっちゃったな……」 自覚してる、私は変わった。 都合のいいように、周りを利用するような、 以前の自分なら、間違いなく嫌悪したであろう態度を示していた。 「お前は何にも変わってなかったな……唯」 思い出す。 私はこんなにも嫌な奴になっちゃったのに、唯は死ぬ時まで唯のままだった。 変わらない笑顔と、変わらないノーテンキさで、周りの人間を安心させてくれていた。 あの時の私が、それにどれだけ救われたか分らない。 もう一度唯と会えて良かったと、心から思ったのだ。 唯と一緒にいれば、以前の私に戻れるような気がしていた。 「私、思うんだ……。 お前はきっと、私たちの中で、誰よりも強かったんだなって。 こんな所に連れてこられて、それで普段通りを通せるなんて、凄いよ。 私は弱い……。 きっと弱いから、普段のままじゃいられなかったんだ……」 自分でも嫌になるくらい歪んでしまった。 そんなふうにしか、弱さを隠す事が出来なかったんだ。 「さっき、こんな物を見つけたんだ……」 私はディパックからアルバムを取り出す。 政庁で荷物をひっくり返した時に、入っているのには気がついていた。 あの伊達政宗が、いつの間にか入れていたらしい。 見つけた時は眺めている暇なんか無かったけど。 今、私はそれを膝の上で開いている。 「みんな、笑ってるよ。 私も笑ってる。 この頃の私達は……こんな事になるなんて、思いもしなくて……」 不思議と涙は出なかった。 いや、枯れ果てていたと言うべきなのかもしれない。 人間は本当に悲しい時、涙なんて一滴も出ないのだと何所かで聞いた事がある。 それとも心が麻痺したのか。 友達の死に“慣れて”しまったのかも知れない。 「みんな、居なくなっちゃったな……。 もう……何所にもいないんだよな……」 口に出して、正しく理解する。 現実はもう、幻想に変わってしまったのだと。 このアルバムに記されているモノ全て、 今はこの世界の何所にも存在しない。 欲しいと願う事は許されない、届かない夢物語。 「それでも……諦める事なんて出来ないよ……」 それでも私は――この夢が欲しかった。 妥協なんて出来ない。 死んじゃったから仕方ないなんて、そんなふうには思えない。 「皆がいないと、私は壊れてしまうんだ……」 私はみんなと居たいから……。 私一人で生きていたって、きっと心が耐えられないから。 みんなと一緒に、生きて帰りたい。 「だから……もう一度戦うよ……。 どんな私になっても、最後まで諦めない」 自分の力で、皆を助ける。 どれだけ辛くても戦い抜いて、失ったものを取り戻す。 方法なんて選ばない、贅沢はいえない。 だって私は弱い。 一人じゃ、生き延びる事も、皆を生き返らせる力を手に入れる事も出来ない。 だから集団に入り込み、周囲の人間を利用して目的を達する。 嫌な奴だ。 でも、それしか道は無い。 皆を救うのは、私にしか出来ない事だから、私に出来る方法しか選べない。 そうだ、私しか居ないのだ。 誰も助けてなんかくれない。 正義の味方なんて、どこにも居ないんだ。 『―――誰も死なせたりなんかしない。そうだ、そんなこと許されるはずがないんだ。だから―――』 『―――衛宮さんの言うとおりですわ。貴女も、貴女の知り合いも誰一人死なせない。こんなふざけたゲームを壊してみせますの』 一瞬、そんな言葉が脳裏を掠めた。 その言葉を信じられるかもしれないと、かつて思った事もあった。 明智光秀なんて信用せずに、 あの二人と一緒に居たならば……なんて、そんなifの話を思い浮かべた。 でも振り払う、全てはもう遅い。 私は既に失い尽くしている。 誰も死なせない?そんなことは不可能だ。 私はこの場所でそれを思い知ったんだ。 「私は一人なんだ……。 一人だけで、望みを叶えてみせる」 誰も死なせないどころか、もう誰も生きていない。 それでも、私はみんなで生きて帰ると決めたんだ。 孤独でも、血に染まる道でも、戦い抜くと誓った。 だから諦めない。 例え間違っていても、突き進む。 もう立ち止まったりしない。 せめてみんなに恥じないように、足掻いてみせるよ。 時系列順で読む Back 運命の通り道~Dark Road or ○×Road Next GEASS;HEAD NOAH(後章) 投下順で読む Back ふじのスパイラル Next GEASS;HEAD NOAH(後章) 215 HERO SAGA 『終憶』 デュオ・マックスウェル 221 GEASS;HEAD NOAH(後章) 215 HERO SAGA 『終憶』 両儀式 221 GEASS;HEAD NOAH(後章) 215 HERO SAGA 『終憶』 平沢憂 221 GEASS;HEAD NOAH(後章) 215 HERO SAGA 『終憶』 ルルーシュ・ランペルージ 221 GEASS;HEAD NOAH(後章) 215 HERO SAGA 『終憶』 東横桃子 221 GEASS;HEAD NOAH(後章) 215 HERO SAGA 『終憶』 秋山澪 221 GEASS;HEAD NOAH(後章)
https://w.atwiki.jp/originalwitch/pages/617.html
Noahworas Watkins (ノアワーズ ワトキンス) ラテン系の血を引く超陽気な天才オタク少女。非常に前向きで、無根拠でありながら上手い理屈を付けて現状に希望を見出し、前に進む生き方をしている。 非常に頭が良いのだが、家がドが付く貧乏スラム街出身の家庭であり、日々生きる糧を探してゴミ漁りやら犯罪紛い、って言うか犯罪もしながら生きていた。 アメコミ好き、B級映画好き、FPSゲーム好きで、漁ったゴミの中から使えそうな電子部品等を探し、分解したり組み立てたりしながら、コンピュータ制作、 作ったコンピュータでのゲームで遊ぶと言う典型的なギーク(geek)肌で、瞬間記憶術を駆使し図書館等で一度でも読んだ専門書の内容を完全に記憶した後で、 記憶の中から作り出したイメージを元に、あらゆる機械を手探りで作っていた。彼女の行いは全て楽しい事にベクトルが向いている物の探求心を抑えきれず、 もっと自分の想像した産物を作り出したいという思いに駆られていた。そんな事を考えながら日々をのんびり過ごしていた際にやっぱりキュウベぇに出会う。 願いを叶えられると聞き、 願いを「ともかく開発に使える資金だな。勿論どっかから持って来ては意味無いし、新しく作り出すのも駄目だな。純金も面倒だ。EU、日本円と、HKDと分けて銀行の口座は…」と、 やたらと細かく設定し、大量の資金を合法且つ税金も取られないよう入手する。こうして資金を手に入れ、 自分のアイディアを次々と形にし、新しいネットワークの構築、新型金属素材の開発、素材加工方法の開発等、世界中の技術革新の大きな原因となる。 魔法少女としての姿は、エプロンのような前掛けをかけた姿に、腕にはハンドヘルドコンピュータを付け、頭にはバイザーを被り、任意且つ自動で展開が可能。 彼女の魔法少女の在り方は、思いっきり好きなゲームや映画の影響を受けた物である。 あらゆるものを思いつくままに作り続けて来たが、ある時期に自分のブログに「やりたい事が沢山思いつくのに体が追いつかない、少しリフレッシュして来る」 と言う書き込みを残して更新が止まり、同時に彼女の行方も分からなくなる。 願い 「ともかく開発に使える資金だな。勿論どっかから持って来ては意味無いし、新しく作り出すのも駄目だな。純金も面倒だ。EU、日本円と、HKDと分けて銀行の口座は…」 一言で言うと金をよこせ。 武器 チェーンソー 正確にはチェーンソーみたいな刃をした大きな剣。持ち手の部分がバイクのアクセルのような仕様になっており、捻るようにして起動。 エンジンを吹かすようにして高速回転を行い、破壊力を倍加させる事が出来る。 本人がアルバトロス映画好きなため、テキサスチェーンソーよろしく魔女やら手下をともかくバラバラにする為に、 爆音を響かせブレードを振り回す戦いを得意とし、別に血は流れていないのに何故か衣装の前掛けには血が飛び散ったような跡がある。 固有魔法 強化技術 腕のコンピューターっぽい物にアクセスし、バイザーに相手の情報等をアップデートしたり、自分の装備等を強化出来る。 今の状態はチェーンソーブレードをトンファーモードに変形可能にし、次はマシンガンモードに変形させるようにし、その次にはバイクモードに可変させる予定だと言う。 ジェムの色 血のような錆色の赤 変身後はバイザーの額の部分に付く。 魔女 ジャンクの魔女
https://w.atwiki.jp/kakis/pages/756.html
noa /// / ノア \ 17 seren klel sid セレンの造語は気。人体を囲む緑の光で表現される。『アティーリ』で頻繁に現れる能力で、鍛え抜かれた格闘家が操ることができる \ ノア、気、気力 \ 2 良い意味か強い意味での雰囲気、ムード \ [ kirs ] \ ヴィードの一つ。『幻想話集アティーリ』では、生命は多かれ少なかれユノ・ヴィル・ノアという3つの力を持っている。各々性質の異なるエネルギーであるが、ノアは身体運動能力を活性化させるエネルギーである。ユノとヴィルは元々霊人に備わっているが、ノアは鍛えないと殆どない。ノアを使うと常人では不可能な身体技能を発揮することができる。ユノと違って枯渇しても死には至らないが、体力が極度に衰弱するので動けなくなる。ノアは体外に出ると針のように尖った緑の光の束になって現れる。光の色が鮮やかで淡くないため、緑の霊力と区別される \ [ ova ] \ noa et ven 快活でない、はきはきしてないという意味で元気が無い \ noa /// / [ 中期制アルカ ]娘 2 \ seren klel kosarka noa(子供)。元は大人に対する子供の意味であり、「狙うな」が原義 \ 後期制アルカではmio \
https://w.atwiki.jp/shin0000/pages/411.html
はじめに 我々は何故TRPGをするのか?決まっている、TRPGが面白いからだ。 ならば、TRPGをするのは「楽しむ」ことが目的であり、 セッションが上手くいったかどうかは「楽しめたかどうか」に集約される。 一人でやるゲームや、ルールが明確なボードゲームであればただ楽しむことに集中すればいい。 難しいことを考えなくても、勝負や展開を楽しむことが出来るだろう。 技術や知識は必須ではなく、なくても結構楽しかったりする。 しかし、TRPGは必ずしもそうではない。 他者との関わり、会話が存在するし、PC同士の利害が一致しないことだってある。 こんなとき、TRPGを楽しむにはどうしたらよいのであろうか? このページはTRPGを「楽しむ」ための手助けになれば、と思って作成してみた。 将棋を深く楽しむためにはルールや定石を学ぶ必要がある。 同じように、TRPGを深く楽しむにはマナーを学び、スキルを磨く必要があるのだ。 理論編第一章 コミュニケーションにおけるマナーとスキル 発言は相手に伝わるように どんなにいい言葉も相手に伝わらなければ意味をなさない。 オンセでは文章で相手と対話を行うため、ここは特に注意するべき。 読みにくい文章は勿論のこと、誤変換や誤字、隠語にも気をつけるといいと思う。 PCの行動や発言を描写する際には、何を言おうとしているのかが分かるようにすること。 『「~」と言いつつ照れたように顔を背けます』という風に台詞と行動を一緒に書くと分かりやすいかもしれない。 誰かに向かって発言する場合は、その人の名前を書くなど相手に分かりやすくすると相手も反応しやすい。 相手の立場で考える 発言する前にちょっと立ち止まって、相手が不快に思う内容ではないか考えること。 「相手の立場で、こう言われたらどう思うか?」と考えれば、迂闊なことは言えないはず。 悪口は、必ず冗談と分かる状況であり、ある程度親しい人に対して以外は言わない方がよい。 ネタを振る際は相手がそのネタを知っているかどうかを考えた方がいいと思うな。 礼儀や約束を守る 言うまでもないが、尊大な態度や暴言は慎むこと。 約束は守り、守れない場合は事前に連絡を入れること。 セッション後のGMなど、世話になったり楽しませてもらった際は必ず感謝の意を述べるべきである。 反応を予測する 自分の発言に対して相手はどのような反応を返すか?こういう状況で相手はどう動くか? 予想通りの反応が返ってきたら自分はどう返すべきか? 実際に発言する前に会話をシミュレートしてみると分かりやすいと思う。 慣れれば望む反応を返すような発言、行動で相手を誘導することも出来る。 引き際をわきまえる 自分の意見を固持しすぎないこと。例え正しかったとしても反感を買いやすい。 自分と相手の主張が分かっていれば、妥協点を捜すことが出来るはずだ。 「正しい方が引く」ということを忘れないように。 特にTRPGに関しては「論争になる」こと自体が悪である。周りが迷惑し、いいことは何もない。 空気を読む 場の空気や状況というのは非常に大きなファクターである。 シリアスなのか、ギャグなのかを見極めないとしらけてしまうことがよくある。 周りの信頼を失えば期待されなくなり、「場」にたいして出来ることが減ってしまう。 皆が自分に対してどう期待しているか、周りを見失わないように。 理論編第二章 プレイヤーとしてのマナーとスキル To be continued まだ書き終わってないけどあとがき このページを作成するに当たって 実は原本があり、自分はそれを要約している「つもり」です。 原本を書いてくださった知り合いに多大なる感謝の意を。一応許可はとってあります。
https://w.atwiki.jp/dwn-jpn/pages/17.html
DiscWorldNoirでは以下の拡張子を使用している。 bak おそらく通常のバックアップファイル bmv おそらくbmpのアレンジ h 通常のC言語ヘッダファイル gbl idx mus pal rbh scn smp Sma4 for Windowsではない sym vmc
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1001.html
GEASS;HEAD NOAH(後章) ◆hqt46RawAo □ 視点A3:『偽り の チーム メイト』 □ 「……来たか」 診療所のエントランスに訪れた秋山澪を迎えたのは、 ルルーシュと平沢憂の二人だった。 「心の整理とやらは付いたのか?秋山澪」 わざわざ澪の方向にソファの向きを変え、その上で足を組みながら言い放つルルーシュ。 今までとは違う不遜な物言いに、澪は怪訝な表情を浮かべる。 だが漠然と、コレがこの男の本性なのだろうと察した。 そして、男の問いが自分を試すものである事も推測できていた。 故に澪も神妙な顔で頷き、答えを返す。 「はい、もう大丈夫です。 私は戦う。逃げたりしない、その心は変わりません」 それにルルーシュは満足そうに頷き。 「そうか……ならば、これを受け取れ」 そう言って、澪へと二つの物体を投げ渡した。 少々戸惑いながらも、澪はそれを受け止める。 「これは……?」 「それは通信機と発信機。言わば仲間の証だ」 掌の上に乗った二つの機械を見つめ、 澪は一層怪訝な表情を見せる。 だが、ルルーシュと憂の耳に、 渡された通信機と同型のモノが掛かっているのを見て、大体の察しは付いていた。 自分が属していた集団は一枚岩ではなかったという事実に。 ルルーシュは語り始める。 ルルーシュ達がチームを組んだ意義。 集団内に潜む者達。 各自が各自を目的の為に利用し、利用される。仮初の協力関係。 メンバーの方向性はバラバラで。 故に、最終的には仲間割れで崩壊することすら是とする、偽りのチームメイト。 「俺たちは『黒の騎士団』。君を歓迎しよう」 そう言うルルーシュを見て、澪は思った。 ――腐っている。 この場所は腐っていると。 「これでやっと、バンドが組めますね。澪さん」 そう言う平沢憂を見て、澪は思った。 ――狂っている。 みんな狂っていると。 「よろしくっす」 そして最後に、 まるで影のように隣に立っていた少女を見て、澪は思った。 ――上等だ。 利用しあう関係、望むところだった。 □ 平沢憂が目覚め、秋山澪が覚悟を決め。 ようやく、この診療所の内部に居る者たちが一堂に会するときがやって来た。 両儀式、デュオ・マックスウェル、平沢憂、東横桃子、ルルーシュ・ランペルージ、秋山澪。 計6名。 ただし東横桃子だけはステルス状態で、両義式とデュオ・マックスウェルに気取られぬようにしていたが。 メンバー全員が現在、エントランスにてチーム建て直しの最終段階に入っていた。 二つのソファを向かい合わせて、各自で腰掛ける。 玄関方面のソファにルルーシュと憂、澪が座り、 診療所奥方面のソファにはデュオと式が腰掛けていた。 「体の方は、もう大丈夫なんですか?」 式とデュオにむかってルルーシュが問う。 「俺は大分持ち直したよ、けどコイツはまだちょっとキツイみたいだぜ」 デュオはそう答えて、親指で隣に座る式を示す。 式はこの場に着てからも、ソファにもたれたまま、一言も喋っていない。 「っていうかお前、本当に大丈夫か?起きてんのか?」 デュオがそう言って式の肩をゆするが、式は答えない。 代わりに、軽く手を挙げ、寝てはいない事を伝えた。 「まあ、こんな感じだ。あんたらは大丈夫か?」 「ええ、なんとか二人とも落ち着いてくれましたよ」 憂と澪は答えず、ルルーシュが対応したが、二人とも取り乱す様子は無い。 デュオも少し怪訝に思いながらも、一応は安心する。 「んじゃま、所持品の交換でもしますかね」 「そうですね、各自で使える武器と使えない武器がありますし……」 そう言って、彼らは互いが持つ武器の分配を始めた。 当然、お互いにそれほど深い信頼関係は無い。 バーサーカーとの戦いで共闘したとは言え、個々の事情を深く知るわけではないのだ。 よって、全員がデイパックをひっくり返したりなどせず。 「これはデュオさんが持っていてください」 このように、それぞれがディパックから取り出した物を人に渡す。 そういう形式で、交換は行なわれた。 「五飛が使ってたやつか……」 デュオは渡された、二挺の拳銃と双剣を見つめる。 そして、思い出す。 五飛の最後の姿、まともな死体すら残らずバラバラに散っていった男の姿。 だが、そんな凄惨な死の光景よりも、 五飛の、壮絶な剣舞がデュオの脳裏には鮮烈に残っていた。 「わかった。使わせてもらうぜ」 そう言って、デュオは拳銃と双剣を仕舞い、心の中で誓いを立てる。 ――あの男の分も込めて、必ずこのゲームの主催者を叩きのめす。 「これも、俺が持ったままでいいのか?」 デュオは取り出した『COLT M16A1/M203』を指して言う。 先の戦闘でデュオが扱った物だが、元は憂の所持品だった。 「ええ、貴方が使うのが一番有効でしょう。 憂には代わりになる銃器を渡しておきます」 そう言った後、 ルルーシュは憂に自分が持っていた『S W M10“ミリタリー&ポリス』を手渡した。 「あんたは銃を使わねえのか?」 「元より両手が使えないので。 良い銃を持っていても大して活かせませんよ。 それに、一応これを持ってますので……」 ルルーシュは左手でニードルガンを摘み上げてみせる。 「先程、秋山澪から受け取りました。 これなら、反動も無く片腕でも十分に扱えます。 ――たとえ女性でも、簡単に人の命が奪えますよ……」 ルルーシュはほんの一瞬だけ、鋭く目を細める。 まるで積年の恨みでも有るかのように、 忌々しそうな目つきでニードルガンを見つめていた。 「……刀は全員が一本ずつ持つ事にしましょう。 まとめて持つより、その方がなにかと都合がいいでしょうし」 だが、すぐに元の表情を取り戻し、そう提案する。 しばらくの間、彼らの武器交換は続いた。 日本刀は全員に行き渡る。それぞれが得意とする武器を持つ。 銃器も式以外の全員が所持しておくことになった。 □ そうして所持品の交換はとりあえず終了となり。 話題は首輪についてへと移る。 「随分集まりましたね」 床に積み上げられた首輪を見て、憂がそんな声を上げる。 各自がディパックから取り出した首輪の数。 それは今や、合わせて10個にまで及んでいた。 式とデュオが所持していた三つ。 元々ルルーシュ達が所持していた二つ。 そして、政庁の戦いの後に回収した四つ。 「こんだけありゃ、幾つかは換金に使って良いかもな」 デュオの言葉にはルルーシュも同意見だった。 彼は解析用サンプルとして、荒耶宗蓮のダミー首輪と、他にもう一つだけ通常の首輪を所持し続けようと考えていた。 しかし、流石に10個にまで増えてしまっては、内の幾つかを換金に使うほうが効率が良いと言える。 とは言え、まとめて換金してもペリカがかさばるだけである。 それに、以前ルルーシュが桃子に話した通り、武器を買い込みすぎても、奪われた時のリスクを高めるだけだ。 よってどれだけ換金に使用するかは、購入できる商品を実際に見てから、臨機応変に対応することになった。 「それじゃあ、デュオさんはダミーの首輪と他になにかもう一つ、通常の首輪を持っていてください。 残りの首輪はどこかの施設で必要な分だけ換金に当てましょう」 ここまでの会話で、ルルーシュはデュオが技術者に該当する人間であることを知っていた。 よって、解析用の首輪はデュオが持っているのが妥当と判断する。 「りょーかい」 デュオはダミーの首輪と五飛の首輪を受け取り、見比べる。 「なにか分りそうですか?」 「…………いや」 デュオは首輪について、以前から考えていたことを話す。 「解析しようにも、この金属を切り開いて解体する術が無い。 ボルトなんてもちろん溶接の跡も、継ぎ目もねえんだよな、この首輪。 どうやってこんなもん作って、俺達の首にはめ込んだのかはわからねえけど……。 この首輪は……式曰く『見えにくいようにする魔法』が施されているらしい」 「……ようするに、その魔法を解かないと解体は難しい……と?」 つまり、この首輪は仕掛けられた魔法によって、解体されないように細工されている可能性があるということ。 逆に言えば、その魔法さえ解呪出来れば、首輪解体への道が開けるということだ。 「ああ、この金属を直接ぶった切れる物でもありゃ別だけどな。 そりゃ無理だろうさ。多分コレ、ただの金属じゃねえぜ? 俺の世界にあった、ガンダニュウム合金ってやつだとしたら、力ずくの解体は無理だろうな」 おそらく、銃弾にも耐えかねない強度。 そうでなければ、先のバーサーカーとの戦いはもっと楽に終わっていただろう。 「では、その魔法を解く方法の目星は付いているんですか?」 「それに関しては……式に話して貰った方が早いだろうな」 その言葉に、全員の視線が式に集まる。 だが、式は疲労のためか、ソファにもたれたまま動かない。 デュオに肩を揺すられてようやく上体を起こし、気だるそうにしながらも、ポツポツと話し出した。 この島の各所に仕掛けられた結界について。 式がもと居た世界における荒耶宗蓮の存在。 式はそれらを若干早口で、この場に居るメンバーに伝えていく。 「別に……結界をすべて壊したら、この首輪が『視える』ようになる、なんて保証は無い。 けど、荒耶がこの場所に居て、しかも主催者側の人間だったんだろ? だったら、結界を壊していけば必ず何かが起こる。 オレはそう確信してるよ……」 そうして、喋り疲れた式は「もう限界だ」と呟いて再びソファに沈み込む。 やはり、彼女の体力消耗は深刻なようだ。 脱力状態の式を見つめながらルルーシュは考えていた。 (これは俺達の動きを決める重大な情報だな。 スザクを生還させる上で首輪の解除は必須課題。 結界の破壊がそれに繋がるのなら、積極的に行なうべきか……) だが、ルルーシュにはもう一つ首輪解除の心当たりがある。 (それに内通者の存在……。そいつはダモクレスの存在を俺達に知らせ、危機感を煽るだけか……? もっと確固たる形の援助はないのか……? 結界の仕掛け場所は地図に記された要所の施設。 同じように、ホール以外の施設でも内通者の援助が得られる可能性がある。 それこそ、首輪の解除に繋がるような……。 おそらくは手軽に得られるような手段ではないだろう、ホールと同じように何らかの条件が課せられる可能性が高い。 だが、探してみる価値はあるな……。) 一方、考え込むルルーシュを見ながら、デュオは更なる不信感を募らせていた。 ルルーシュのさわやかな笑顔といい。丁寧な敬語といい。 普通の人間なら好感を持つところだ。 しかし、デュオ・マックスウェルはガンダムパイロットとして、卓越した手腕を備える工作員である。 その手の装いにすんなりと騙されることなど無い。 政庁での巧妙な手際を見た後であれば尚更だ。 あの一件で、ルルーシュの頭の回転、手回しの良さはデュオにもよく伝わった。 ならば、この丁寧な対応や、『協力しよう』という態度も、すべて計算の内ではないか? そのような疑念が湧き上がる。 それで居て、デュオがルルーシュと協力していけると踏んでいるのは、 ルルーシュの隣に座る少女達の存在が大きい。 更に深読みすれば、彼女達すら疑う対象だったが。 デュオの結論としては『今はまだ協力できるだろう』という事だった。 油断はできない、とは言え彼ら彼女等が戦力不足に陥っていたのは事実である。 己と式が負傷したルルーシュと少女達を守護できる存在である以上、すぐに後ろから刺されるような状況には陥るまい。 「こいつの解除はまだまだ時間が掛かりそうだな……。 で、これからどーするんだ?ルルーシュさんよ」 だが、警戒は怠らないよう心がけることを決め、デュオは話を一つ進めた。 「そうですね……」 武器の交換、首輪の考察ときて、最後に残る話題は次の移動場所。 要するに、これからの行動である。 『象の像』という一応の目的地は有る。 もう、どれだけ急いでも放送前に到着することは不可能と言えたが。 正確な集合時間は『放送前後』である為、少しくらいなら遅れることは許容された。 しかし、デュオもルルーシュも象の像が殺し合いに乗った者に襲撃される可能性は考慮している。 移動するならば、全員の体勢を万全に整えてからが望ましい。 「この状況で、陸路は危険ですね……。 診療所を出て少し南の海岸に、揚陸艇が隠してあります。 それに乗って海上を移動しましょう。 象の像へ向かうかどうかはその後、放送を聞いて、状況を見て決めます」 「揚陸艇って……船なんか持ってたのかよ。 政庁を爆破するやら、避難見越して車を配備するやら、アンタちょっと物持ちすぎじゃねえか?」 流石にここまで準備が良いと、デュオも少々舌を巻く。 この集団内に置ける、最大戦力である両儀式の体調回復にはまだまだ時間が掛かる。 北上し、おそらく危険であろう政庁方面通る陸路は危険と判断された。 よってルルーシュは海路を進むことを提案する。 海上ならば、襲撃の危険性は縮小され、移動中にも式の休息を続行出来るのだ。 ただし、この時間から海路で象の像に向かえば、集合時間には大きく出遅れることになるだろう。 「とりあえずは危険地帯を避け、海上を西に回って進みましょう」 なので、今は兎に角、政庁から距離を取ることを優先した。 海路で政庁から離れつつ、象の像へと近づく。 実際にどうするか決めるのは放送を聞いた後だ。 象の像へと接近した際に、付近の状況と式の状態を見て判断することにした。 「なるほどね。 それじゃあ、そろそろ移動開始と行きますかね……」 「そうですね、この場所に留まり続けるのもそろそろ限界だ」 そして彼らは診療所を後にする。 各々胸中に渦巻くものを抱えたまま、揚陸艇へと足を進めた。 □ 視点FINAL:『NOAH』 □ 揚陸艇は動き出した。 それはさながらノアの方舟の如く。 乗り込んだ6人を災厄に混沌とした地上より逃がす。 だが、果たしてその船が向かう先は安息の地か? そうは言い切れないだろう。 逃げた先が更なる地獄だった。そんなことはよくある話だ。 そもそも、この船が内包する集団は実に剣呑だ。 策を弄する者、それを利用せんとする者、それを知らずしかし警戒を怠ってはいない者。 今や彼ら自体が混沌と言えた。 ならば、彼等こそが地獄をもたらす存在となるのか。 船内の者達は思い思いの行動をとっている。 □ ルルーシュ・ランペルージと平沢憂は操縦席に居た。 ルルーシュは船を操縦しつつ、秋山澪から回収した『バトルロワイアル観光ガイド』を開いている。 象の像とは別に、訪れる価値がありそうな施設をチェックする。 結界の破壊と平行して、首輪の解除に繋がるような、内通者に繋がるような施設が無いかを調べていた。 その後ろで、平沢憂は返り血を浴びた体を流す準備をしていた。 湯は既にルルーシュが準備してある。 彼女は今、ルルーシュの後ろで、次に着る服を選んでいる。 澪から渡された『コスプレセット』の中にある服か、デュオから渡された『メイド服』、どちらを着ようか悩んでいる。 「俺達の進行方向上には【廃ビル】があるな……」 「そこには何かあるんですか?」 ルルーシュの呟きに憂が反応する。 コスプレセットから目を離し、ルルーシュの背後からガイドブックを覗き込む。 「まあ、何かあると決まっている訳ではないが……。 このゲームが始まった当初から注目していた施設の一つさ。 機会が有れば訪れたいと思っていた」 「そうなんですか……。 じゃあ、何かあると良いですね」 「そうだな、象の像行きが断念される場合は行ってみるか……。 というか、お前は早く体を流してこい。 服選びにどれだけ時間を掛けているんだ」 言われた憂は「はーい」と元気よく返事を返し、選んだ服を掴んで、とてとてと走り去っていく。 立ち去る寸前、憂の表情は笑っていた。 しかし、本人がそれに気づいているのかいないのか。 彼女の瞳の奥には、いまだ苦痛の色が濃く残っている。 それを見送った後、ルルーシュは再びガイドブックに視線を落とした。 「そろそろ、放送の時刻か……俺も少し疲れたな」 だが迫る放送を前に、彼に気を抜く時間など、まだまだ与えられそうに無かった。 □ 一方その頃。 揚陸艇の格納庫の中では、秋山澪が東横桃子にばったりと出くわしていた。 二人の視線が交錯したまま、しばらく沈黙が流れる。 数秒間、時間だけが過ぎ。 結果、最初に口火を切ったのは東横桃子だった。 「こんな所に、一体何の用っすか?」 問われた澪は背負っていたモノを下ろしながら答える。 「唯はここに寝かせてやれって、ルルーシュさんが……」 澪が格納庫の床に下ろしたのは平沢唯の遺体だった。 彼女は唯の遺体を診療所に放置する事が出来なかった。 とはいえ、憂の傍に置くことはルルーシュに止められていた。 なので彼女は遺体をこの場所へと、安置しにきていたのである。 「貴女こそ……こんな所で何をしてるんだ?」 問い返した澪に、桃子も答えを返す。 「ステルス解除っすよ。 解除できるときに解除しといたほうが、後々楽になるっすから……」 桃子がこの場所に隠れていた理由は、デュオと式に見つからずにステルスを解除する為である。 船井と共にいた際に6時間以上のステルス持続が実証済みとは言え、 やはり小まめに解除して、持続時間を稼いでおくに越したことは無い。 また、今回は船井や平沢唯の様な一般人相手とは状況が違う。 戦いなれている、侮れない観察力や洞察力を持つ者達にステルスを仕掛けているのだ。 ステルス精度はなるべく高く保ちたかった。 「……そう」 澪は素っ気無く言って、唯の遺体の隣に座り込む。 以前この格納庫に収納されていた蟹は、今は憂のデイパックの中に収納さていている なので、現在の格納庫の中は閑散としていた。 桃子も澪と向かい合うように床に座り込む。 共に大切な者の蘇生を望む者同士。 しかし、その道はいつか必ず対立の形を描くだろう。 互いがそれを分っているからか、それきり会話は途切れてしまった。 再び立ち込めた静寂を切り裂くのは、どちらかの言葉か。 それとも三回目の定時放送か……。 二人きりの格納庫。 今はただ、沈黙が流れている。 □ 両儀式は船内で眠りについていた。 揚陸艇に乗り込むなり、すぐに横になり、診療所から持ってきた毛布を被っている。 その隣で、デュオ・マックスウェルはダミーの首輪を弄くっていた。 結局のところ、これからの行き先はルルーシュに任せ、自分は首輪の解析に集中することにしている。 「爆発の危険が無いなら……いっそ壊してみるのも一つの手かねえ……。 いやでも、やっぱ強度的に難しいか、くそっ厄介なもん作りやがるぜ」 やはり、現状では首輪の解析は不可能に感じられた。 とはいえやれる事、考え付くことは試してみようと思い立ち、一人うなり続ける。 「魔法を解かずに首輪を解除するには、この金属を剥がせる装置か何かが必要になるのか……。 しっかし、そんなもんこの島にあるのかよ」 頭を掻き毟りながら暫くの間、デュオはうなり続けていた。 「そういや、あの女は結局、何だったんだろうな……」 考えに詰まったデュオはふと、先の戦闘の中で見た、一人の少女の姿を思い出す。 巨人の顔面へとグレネードを打ち込む寸前、巨人の足元に突如現れた少女。 デュオ以外の誰もが『見ていない』と言っていた。 式すら、『オレはあのとき、満身創痍で敵以外を見るような余裕は無かった』と話していた。 しかし女の存在は兎も角、女が持っていた武器はデュオにとって非常に馴染み深い物だった。 故に、デュオは見間違いでは無いと確信していた。 「鬼が出て巨人が出て、次は『消える女』か……」 この島は異常な奴でいっぱいだな、と。 船内でデュオは一人、苦笑いを浮かべたのであった。 □ それぞれの思いを乗せて、船は進む。 それぞれの思いに関わらず、日は沈む。 オレンジ色の海面は黒く染まり始める。 黄昏の時は終わりを告げ、夜の闇が近づいてくる。 それは、この島に存在する全ての人間へと、均等にもたらされるモノだ。 そして、均等に与えられるものはもう一つある。 ――放送。 誰かが安堵し、誰かが絶望する時刻。 このゲームを催した者と参加者の数少ない接点。 もう、すぐそこまで迫っていた。 【E-5/揚陸艇(海上&放送直前)/1日目/夕方】 【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス反逆のルルーシュR2】 [状態]:疲労(大)、右腕の骨折、思し蟹の力覚醒 [服装]:歩く教会@とある魔術の禁書目録、 [装備]:イヤホン@現地制作、ニードルガン@コードギアス 反逆のルルーシュ、ククリナイフ@現実 [道具]:基本支給品一式×2、盗聴機×8、発信機×6@現地制作、単三電池×大量@現実、 通信機×5@コードギアス反逆のルルーシュ、パソコン、CDプレイヤー型受信端末、リモコン、 USBメモリ(会場地図)@現実、USBメモリ(ダモクレス設計図)@現実 アッシュフォード学園男子制服@コードギアス反逆のルルーシュR2、 死亡者・おくりびと表示端末@オリジナル、【第1回放送までのおくりびと】のメモ、 首輪×8(セイバー・明智光秀・兵藤和尊・田井中律・キャスター・バーサーカー・ヴァン・竹井久) 蒼崎橙子の瓶詰め生首@空の境界、荒耶宗蓮の工房から回収した不明品多数、和泉守兼定@現実 “夜叉”の面@現実、ゼロの仮面とマント@コードギアス、バトルロワイアル観光ガイド、不明支給品(0~1) [思考] 基本思考:枢木スザクは何としても生還させる。 0:廃ビル……か。 1:次にどこへ移動するかを検討中。放送を聞き、チーム全体の状況を見て移動場所を決める。 象の像に向かわない場合は、ガイドブックを参考にして、結界の破壊及び、内通者に繋がりそうな施設を目指す。 2:デュオと式を上手く利用する。 3:殺しも厭わない。東横桃子、平沢憂、スザク、C.C.、ユフィ、澪以外は敵=駒。利用できる物は利用する。 4:阿良々木暦を排除したい。 5:スザク、C.C.、ユフィと合流したいが、参戦時系列の考察により、相応の警戒を持って接する事にした。 6:両儀式を警戒。荒耶宗蓮の工房から回収した品を見せる?式に既視感? 7:ライダー、織田信長、浅上藤乃、白髪の少年(一方通行)、顎の尖った男(伊藤開司)を警戒。 8:“金で魔法を買った”というキーワードが気になる。 9:首輪の解除方法の調査、施設群Xを調査する? 10:刹那と本田忠勝の想いを受け継ぐ。 11:桃子と憂の2人を、必要以上に大切に思わないように気をつける。 [備考] ※参加者が異なる時間平面、平行世界から集められている可能性を考察しています。 ※モモから咲の世界の情報を得ました。主要メンバーの打ち筋、スタイルなどを把握しました。 ※自分のギアスも含めて能力者には制限が掛っていると考えています。 ※モデルガン@現実、手紙×2、遺書、カギ爪@ガン×ソード、ミサイル×2発@コードギアス反逆のルルーシュ ジャージ(上下黒)、鏡×大量、消化器、ロープ、カセットコンロ、 混ぜるな危険と書かれた風呂用洗剤×大量、ダイバーセット、その他医薬品・食料品・雑貨など多数@ALL現実 揚陸艇のミサイル発射管2発×1機、皇帝ルルーシュの衣装(マント無し)@コードギアス反逆のルルーシュR2、 現在支給品バッグに入れています。 ※揚陸艇の燃料…残り10キロ分。 ※荒耶宗蓮が主催者側の魔術師である事を知りました。 ※トランザムバーストの影響を受け、刹那・本田忠勝・バーサーカーの戦い。 及びその記憶と想いを呼び覚ましました。 (どこまで記憶の影響を受けたかは後述の書き手さんにお任せします。 ただし、何か特殊な力に目覚める。イノベイターに覚醒する等は一切ありません) ※荒耶宗蓮の工房から不明品多数を回収しました。 (何を回収したのかは後述の書き手さんにおまかせします) ※荒耶宗蓮の工房内に在った大極図の魔方陣がルルーシュにより傷付けられ力を失いました。 (今後各所の結界等に何らかの影響が出るかは後述の書き手さんにおまかせします) ※発信機により東横桃子と平沢憂、秋山澪の位置を把握出来ています。 ※式、デュオ、五飛と情報交換をしました。3人に阿良々木暦は殺し合いに乗ってると吹き込みました。 ※ダモクレスが会場内にある可能性を危惧しています。また主催内に自分達を援護する工作員の存在を考えています。 【平沢憂@けいおん!】 [状態]:拳に傷、重みを消失、疲労(中) [服装]:血濡れのゴスロリ@現実、皇帝ルルーシュのマント [装備]:ギミックヨーヨー@ガンソード、騎英の手綱@Fate/stay night+おもし蟹@化物語、拳の包帯、 S W M10 “ミリタリー&ポリス”(6/6)、遠坂凛の魔力入り宝石@Fate/stay night×10個(in腰巾着)、 洗濯紐、発信機@現地制作、通信機@コードギアス反逆のルルーシュ [道具]:基本支給品一式、日記(羽ペン付き)@現実、桜が丘高校女子制服、カメオ@ガン×ソード、 ゼロの剣@コードギアス反逆のルルーシュR2、包帯と消毒液@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor 、 鉈@現実、阿良々木暦のMTB@化物語、ファサリナの三節棍@ガン×ソード、 燭台切光忠@現実、、 “泥眼”の面@現実 、.38spl弾×46、メイド服@けいおん! 、さわ子のコスプレセット@けいおん! [思考] 基本:ルルーシュとバンドを組みたい。皆を殺す。阿良々木さんはもう絶対殺す。 0:体を流しに行く。その後、新しい服に着替える。 1:辛いことは考えない、ルルーシュさんを信じる。 2:ルルーシュさんの作戦、言う事は聞く。 3:桃子ちゃんは友達。 4:阿良々木さんをブチ殺して、お姉ちゃんのギー太を返して貰う。 5:澪さんとバンドが組めて嬉しい。 6:梓を殺した荒耶宗蓮への憎悪。 7:ライダー、織田信長、浅上藤乃(と思われる黒髪の少女)、白髪の少年(一方通行)、顎の尖った男(伊藤開司)、ユーフェミアを警戒。 8:ユーフェミアに対して『日本人』とは名乗らないようにする。 9:思いを捨てた事への無自覚な後悔。 10:お姉ちゃんは私の――。 [備考] ※ルルーシュの「俺を裏切るなよ」というギアスをかけられました。 ※中野梓についていた「おもし蟹」と行き遭いました。姉である平沢唯に対する『思い』を失っています。 ※第2回放送をほとんど把握していません。 ※ユーフェミア・リ・ブリタニアの外見的特長を把握しました。 【東横桃子@咲-Saki-】 [状態]:ステルス解除、疲労(中) [服装]:鶴賀学園女子制服(冬服)、ポンチョのようなマント@オリジナル(現地調達) [装備]:FN ブローニング・ハイパワー(自動拳銃/弾数15/15/予備30発)@現実、果物ナイフ@現実(現地調達)、 双眼鏡@現実(現地調達) [道具]:デイパック、基本支給品×2(-水1本)、FENDER JAPAN JB62/LH/3TS Jazz Bass@けいおん! 、 シティサイクル(自転車)@現実、蒲原智美のワゴン車@咲-Saki-(現地調達)、 小型ビームサイズ@オリジナル(現地調達) 、キャンプ用の折り畳み椅子@現実 七天七刀@とある魔術の禁書目録、通信機@コードギアス反逆のルルーシュ、発信機@現地制作、 “狐”の面@現実、不明支給品(0~1)、 [思考] 基本:加治木ゆみを蘇生させる。 0:……。 1:ルルーシュを利用し(利用され)、優勝する。 2:もう、人を殺すことを厭わない。 3:覚悟完了。ステルスを使う時は麻雀で対局相手の当り牌を切る時の感覚を大事にする。 4:先輩が好きだ。それだけは譲らない。 5:……憂ちゃんは一応、友達ってことで。秋山澪は……。 6:バーサーカー、ライダー、織田信長、浅上藤乃(と思われる黒髪の少女)、白髪の少年(一方通行)、顎の尖った男(伊藤開司)、ユーフェミアを警戒。 7:浅上藤乃と思われる黒髪の少女に出会った際に、冷静であるように努める。 8:ルルーシュの能力とは? 9:ユーフェミアに対して『日本人』とは名乗らないようにする。 [備考] ※登場時期は最終話終了後。 ※カギ爪の男からレイに宛てて書かれた手紙は中身を確認せずに破り捨てました。 ※荒耶宗蓮が主催者側の魔術師である事を知りました。 ※自分の起源を知りました。 ※ユーフェミア・リ・ブリタニアの外見的特長を把握しました。 ※闘技場で伊達政宗達よバーサーカーの戦いの顛末を見ました。 ※【A-7】での爆発に気付きました。 【秋山澪@けいおん!】 [状態]: 疲労(中)、両頬に刀傷 [服装]: 龍門渕家のメイド服@咲-Saki- [装備]: 田井中律のドラムスティック、影絵の魔物@空の境界、ミニミ軽機関銃(183/200)@現実 [道具]:基本支給品一式×9、千石撫子の支給品0~1個(確認済み)、 桃太郎の絵本@とある魔術の禁書目録、2ぶんの1かいしんだねこ@咲-Saki-、 法の書@とある魔術の禁書目録 純白のパンツ@現実、下着とシャツと濡れた制服、桜が丘高校軽音楽部のアルバム@けいおん!、 モンキーレンチ@現実、忍びの緊急脱出装置@戦国BASARA×2、軽音楽部のティーセット、 シアン化カリウム入りスティックシュガー×5、特上寿司×10人前@現実、ゼロの仮面、 ジャンケンカード×十数枚(グーチョキパー混合)、ナイフ、薔薇の入浴剤@現実、 一億ペリカの引換券@オリジナル×2、ヒートショーテル@新機動戦記ガンダムW、発信機@現地制作、 通信機@コードギアス反逆のルルーシュ、刀身が折れた雷切 @現実、平沢唯の遺体 [思考] 基本:もう一度、軽音部の皆と会うために全力で戦う。 0:……。 1:この集団を利用し、目的を果たす。 2:軽音部全員を救う方法を見つける。 3:見つけ次第、実行する。 4:手段を選ぶつもりはない。 5:一方通行、ライダー、を警戒。 6:福路美穂子は大嫌いだ。 7:ユーフェミアに対して『日本人』とは名乗らないようにする。 8:正義の味方なんていない……。 [備考] ※本編9話『新入部員!』以降の参加です ※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました ※エスポワール会議に参加しました ※光秀が一度は死んだ身であることを信じています。 ※トレーズへの拷問と死に様を見ました。 ※刹那の声を聞きました。 ※ブラッドチップ(低スペック)の影響によって己の起源を自覚しました。 高揚しやすくなっています。 ※起源は『畏怖』と『逃避』の二つ。 ※自分の望みのために、起源を乗り越えて戦う覚悟を決めました。 ※黒の騎士団全員の情報を得ました。 ※ルルーシュたちの作戦を把握しました。 【(腹)黒の騎士団の作戦】 1:戦力増強のため、超人レベルか達人レベルの戦力を有する対主催派集団に入り込む。または作り出す。 2:ルルーシュと憂と澪は無害を装い。桃子はステルス状態で同行。 3:内側からギアス等で集団を都合よく操る。策を弄する際の連絡役は桃子。万が一の不意打ち役も桃子。 4:出会う参加者に阿良々木暦の悪評を伝える。 5:邪魔になる人物や戦場ヶ原ひたぎ、神原駿河は排除する。 6:桃子は集団内の人間をよく観察する。 7:集団内に殺し合いに乗った人間が居たら、懐柔するか排除する。 8:阿良々木暦に遭遇した場合は混乱に乗じて排除する。 9:戦力にならない集団とは阿良々木暦の悪評だけ伝えて分かれるか、そもそも関わらない。 10:『おくりびと』は見られないようにする。 【デュオ・マックスウェル@新機動戦記ガンダムW】 [状態]:疲労(中) [服装]:牧師のような黒ずくめの服 [装備]:フェイファー・ツェリザカ(弾数5/5)@現実、15.24mm専用予備弾×60@現実、 COLT M16A1/M203(突撃銃・グレネードランチャー/(20/20)(1/1/)発/予備40・9発)@現実 [道具]:基本支給品一式×2、デスサイズのパーツ@新機動戦記ガンダムW、 BMC RR1200@コードギアス 反逆のルルーシュR2、 桜舞@戦国BASARA(一本のみ)、 ラッキー・ザ・ルーレットの二丁拳銃(4/6)@ガン×ソード、干将・莫耶@Fate/stay night、 中務正宗@現実、首輪(張五飛)、ダミーの首輪(荒耶宗蓮) [思考] 基本:ガンダムパイロットとして主催を潰す。 0:首輪の解析について、後の段階で出来ることも考える。 1:五飛の分も込めて、主催者を叩きのめす。 2:アイツ(ルルーシュ)、手際良すぎねえか? 3:『消える女(桃子)』に警戒。 4:ルルーシュ・ランペルージ、平沢憂には用心する。 5:首輪の解析は現状の段階ではお手上げ。 6:デスサイズはどこかにないものか。いやこんなリアル鎌じゃなくて、モビルスーツの方な そういえばあの女(桃子)ビームサイズ持ってたな……。 7:式……マジで大丈夫なのか? [備考] ※参戦時期は一応17話以降で設定。ゼクスのことはOZの将校だと認識している。 正確にどの時期かは後の書き手さんにお任せします。 ※A-5の敵のアジトが小川マンションであると分かりました。 ※以下の情報を式から聞きました。 ・荒耶が殺し合いの根幹に関わっている可能性が高い。 ・施設に点在している魔法陣が殺し合いの舞台になんらかの作用があるかもしれない。 ・首輪にはなんらかの視覚を始めとした五感に対する細工が施されてあるかもしれない。 ※ルルーシュと情報交換をしました。阿良々木暦が殺し合いに乗ってると吹き込まれました。 【両儀式@空の境界】 [状態]:疲労(大)、 ダメージ(大)、睡眠中 [服装]:私服の紬(上着排除) [装備]:九字兼定@空の境界、毛布@現地調達 [道具]:基本支給品一式、首輪、ランダム支給品0~1 、ルールブレイカー@Fate/stay night 、 武田軍の馬@戦国BASARA [思考] 0:―――。 1:私は死ねない。 2:幹也のためにできることを考える。 3:刀を誰かに渡すんだっけ?もったいないな……。 4:浅上藤乃……殺し合いに乗ったのか。 5:荒耶がこの殺し合いに関わっているかもしれないとほぼ確信。 6:荒耶が施したと思われる会場の結界を壊す。 7:荒耶が死んだことに疑問。 8:首輪は出来るなら外したい。 [補足] ※首輪には、首輪自体の死が視え難くなる細工がしてあるか、もしくは己の魔眼を弱める細工がしてあるかのどちらかと考えています。 ※荒耶が生きていることに関しては、それ程気に留めてはいません。 しかし、彼が殺し合いに何かしらの形で関わっているのではないかと、確信しています。 ※A-5の敵のアジトが小川マンションであると分かりました ※以下の仮説を立てています。 ・荒耶が殺し合いの根幹に関わっていて、会場にあらゆる魔術を施している。 ・施設に点在している魔法陣が殺し合いの舞台になんらかの作用がある。 ・上の二つがあまりに自分に気付かせんとされていたこと自体に対しても疑念を抱いている。 ・首輪にはなんらかの視覚を始めとした五感に対する細工が施されてある。 ※ルルーシュと情報交換をしました。阿良々木暦が殺し合いに乗ってると吹き込まれました。 ※平沢唯から聞いた信頼できる人間に刀を渡すというプランを憶えています(引き継ぐかは不明) 時系列順で読む Back GEASS;HEAD NOAH(前章) Next 『REACH OUT TO THE TRUTH』(前編) 投下順で読む Back GEASS;HEAD NOAH(前章) Next 『REACH OUT TO THE TRUTH』(前編) 221 GEASS;HEAD NOAH(前章) デュオ・マックスウェル 232 想い の 翼(前編) 221 GEASS;HEAD NOAH(前章) 両儀式 232 想い の 翼(前編) 221 GEASS;HEAD NOAH(前章) 平沢憂 232 想い の 翼(前編) 221 GEASS;HEAD NOAH(前章) ルルーシュ・ランペルージ 232 想い の 翼(前編) 221 GEASS;HEAD NOAH(前章) 東横桃子 232 想い の 翼(前編) 221 GEASS;HEAD NOAH(前章) 秋山澪 232 想い の 翼(前編)
https://w.atwiki.jp/noah_lisp/pages/14.html
Noahのマクロについて マクロを取り巻く主な問題は2つ健全性 展開のタイミング 健全性 syntactic-closure。 アルゴリズムはChibi-Schemeの"environment swapping"をつかう タイミング トップレベルの式は全てコンパイル時に評価してしまう。 = clojureのやり方。
https://w.atwiki.jp/noahwlo/pages/15.html
2008年01月26日 ギルド作成。 2008年01月27日 http //www39.atwiki.jp/noahwlo にギルドwiki(ギルドサイト)作成 2008年05月05日 ギルドマスター変更 名前 コメント すべてのコメントを見る