約 2,785,594 件
https://w.atwiki.jp/cwc_dat2/pages/180.html
GOD EATER 体験版 GOD EATER 体験版ID+ゲーム名所持金999,999,999 ID+ゲーム名 _S NPJH-90069 _G GOD EATER Trial 所持金999,999,999 _C0 Money Max _L 0x2077DEB8 0x3B9AC9FF +410hで製品版のコードが使えるようです。 効果の無いものは以下のも必要かもしれません。 KHBBS_patch.prx - ずれなし Prometheus0.1 - +800h Prometheus0.2 - +1000h
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2212.html
海沿いの街道を走る一台の車――その漆黒の車体は、今は夕焼け色に染まっている。 水平線に沈む夕陽を窓ガラス越しに眺めながら、ティアナは重い息を吐いた。 戦闘終了後、事件の重要参考人として任意同行を求められたティアナとスバルは、試験官の一人――フェイトの運転するこの車に乗って、今どこかに向かっている。 ラゼンとラガン――ティアナとスバルが偶然発見し、文字通り二人の手足となってムガン相手に戦った謎の大型ガンメンは、なのはと共に試験会場に残った。 今は時空管理局からの回収部隊の到着をまだ現場で待っているか、或いは既に引渡し手続きを完了して本部に搬送されているかのどちらかだろう。 あの二体のガンメンを本局がどう扱うか――質量兵器として解体されるか、ロストロギア扱いで封印されるか――は、末端の新人に過ぎないティアナ達には解らない。 どちらにしても、本局に没収された二体のガンメンに今後自分達が関わることは、ラゼンとラガンにもう一度会うことは不可能だろう。 結果的に乗り捨てる形で別れてしまった『相棒』達の顔は、少しだけ寂しそうに見えた気がする。 馬鹿馬鹿しい……ティアナは頭を振って己の感傷を否定した。 インテリジェントデバイスならいざ知らず、ただの機械に感情などある筈がない。 自分は些かあのポンコツ共に感情移入し過ぎている、あの悪趣味なロボに情が移ってしまっている。 そんな余裕など無いのだ……ティアナは思考を無理矢理切り替える。 質量兵器――その運用に魔力を用いない兵器の存在を、時空管理局は許容していない。 ミッドチルダでは保有するだけで重罪となる質量兵器で、しかも本来ならばそれを取り締まるべき立場の筈の自分達が、派手に大立ち回りまで演じてしまった。 穴があったら入りたい、寧ろ穴を掘って埋まりたい……暗い思考の無限螺旋に陥るティアナを、隣のスバルがじっと見つめる。 車に乗り込んでから、スバルもまた一言も口を開かず、珍しく真剣そうな顔で物思いに沈んでいた。 普段は馬鹿で能天気なこの相棒も、流石に今回は事態の深刻さに思うところがあるらしい。 言ってみなさいよ……何かを言いたそうに自分を見つめているスバルに、ティアナはそう眼で語りかけた。 「ティア、あのさ……」 ティアナのアイコンタクトに首肯を返し、スバルは神妙な面持ちで口を開く。 「――ラゼンガンの色を、赤に変えてみたらどうかと思うんだ」 その瞬間、ティアナの時は止まった。 「…………は?」 思わず間抜けな声を返すティアナにスバルは続ける。 「あたしずっと考えてたんだけど、ラゼンガンってやっぱりどう見ても見た目悪役じゃん? 顔も怖い上に色まで真っ黒で、小さな子供が見たら絶対泣くよ、アレは。 悪役ロボにも浪漫はあるけど、やっぱり乗るなら正義のヒーローっぽい方でしょ。 顔を変えるとなると装甲全部剥がさなきゃだけど、色変えるだけならペンキ塗り替えるだけでお手軽だし、赤く塗ってもあの子なら絶対似合うよ。男前だもん、ラゼンガン! それで何で赤かとゆーと、あの子って主人公よりもライバルっぽいし、だったら赤が鉄壁でしょ。理屈じゃないんだよ、これは。 赤く塗って速さ三倍、でも現実には1.3倍! その意気込みで」 真面目な顔で馬鹿なことを語るスバルに、ティアナの理性が焼き切れた。 「……こ、の、馬鹿スバル! アンタはどこまで馬鹿なのよ!! そんな馬鹿なことに頭使う前に、もっと他の大切なことに心砕きなさいよこの馬鹿!!」 「ラゼンガンを馬鹿にするなぁーっ!!」 「変なところで逆ギレするなぁーっ!!」 ぎゃあぎゃあと後部座席で揉め合う二人の新人を、はやては助手席からミラー越しに見遣り、「元気やねー」と微笑した。 小高い丘の上に、巨大な顔が乗っている……。 窓の外に見えるその風変わりな建物――螺旋研究所が、どうやらフェイト達の目的地らしい。 「ふえぇ~、でっかぁー……」 感嘆の声を上げるスバルに、ティアナも素直に同意した。 「はやてさん、……あれもガンメンなんですか?」 あんなものが動き出したら、周辺住民の混乱は一体どれ程のものになるだろう……。 畏怖と不安を多分に含んだティアナの問いにフェイトは吹き出し、はやては声を上げて笑う。 「まさか! あのデザインはただの趣味やろ」 「幾らあの人でもそこまで無茶なことはしないよ」 「え~、そんなぁー……」 笑いながらそう否定する二人の言葉に、スバルが残念そうに肩を落とす。 「「……多分」」 ぼそりと続けられた二人の呟きを、ティアナは聞かなかったことにした。 四人がそんなやり取りをしている間に車は坂道を上りきり、目的地に到着する。 フロントガラスの向こうに聳える巨大な顔、その口の部分が音を立てて開き、眼鏡をかけた赤毛の女性――シャリオが四人を出迎える。 「皆さん、螺旋研究所へようこそ。フェイトさんもはやてさんもお久しぶりです」 「シャーリー、久しぶり」 「三ヶ月ぶりやろか? 元気そうで何よりや」 友人達と挨拶を交わし、シャリオはスバル達へと顔を向けた。 「そっちの二人ははじめましてだね。私はシャリオ・フィニーノ、気軽にシャーリーって呼んでね」 そう言って人懐こい笑顔を浮かべるシャリオに、スバルとティアナも肩の力を抜く。 「あ、はじめまして。スバル・ナカジマです」 「ティアナ・ランスターです」 スバル達と交互に握手を交わすシャリオを眺めながら、ふとフェイト達はこの場に肝心な人物が欠けていることに気付いた。 「ねぇ、シャーリー。……ロージェノムさんは?」 「所長なら研究所の奥で待ってます」 研究所の責任者の姿を探すフェイトに苦笑しながらシャリオは答える。 「立場的に言えばあの人がお出迎えしなきゃなんですけど、あの髭面見て皆が回れ右しちゃったら洒落にならないから」 屈託ない笑顔で中々黒いことをのたまうシャリオに、スバルとティアナは顔を引き攣らせ、逆にフェイトとはやては納得したように目を逸らした。 夕焼け色に染まる山肌に仁王立ちするマッシヴな髭親父……嫌だ、嫌過ぎる。 「じゃあ二人も納得してくれたところで、皆中に入りましょうか?」 そう言って先導するシャリオに続いて、スバル達も研究所内部へと足を踏み入れた。 薄暗い廊下を進み、広い部屋へと抜ける……。 その最奥、巨大なモニターの前で待ち構える男の姿に、スバルとティアナは思わず固まった。 3m近い巨身、白衣の上からでも分かる筋骨隆々の肉体、濃い髭に覆われた口元は真一文字に引き結ばれ、禿頭は天井からの光を浴びて照り輝いている。 ……プロレスラーが、科学者のコスプレをしていた。 シュールを通り越してホラーの領域まで達しているその光景に本能的に回れ右をするスバル達を、オーバーS級魔導師二人のバインド魔法が拘束する。 「あ、あの……フェイトさん? はやてさん?」 「な、何か任意同行が強制連行にクラスチェンジしたよーな気がするのはあたしだけでしょーか!?」 「こらこら、どこへ行くの?」 「逃げたらアカンで? 二人とも」 狼狽えるティアナとテンパるスバルに、フェイトとはやては笑いながら釘を刺す。 その笑みは、限りなく邪悪に染まっている。 うわぁ、この人達絶対楽しんでるよ……この時になって漸く二人は、自分達がとんでもない虎穴に足を踏み込んでしまったことを知った。 「ほな、話して貰おか?」 来客用のソファに腰掛け、はやてはそう切り出した。 その漠然とした言葉に、反対側のソファに座るスバル達は顔を見合わせる。 話すとは、一体どこから、何を話せば良いのだろう……? 数秒の逡巡の後、スバル達は取り敢えず、ムガンに襲われたところから話し始めることにした。 試験中、突如ムガンの襲撃を受けたこと。 落下してくるムガンにスバルが立ち向かい、そして見事撃破したこと。 その時にスバルが見せた驚異的な「力」――ティアナはそれをスバルの秘密、戦闘機人としての力の発現と推測している――については、矛先をかわすことを忘れない。 そして地面の崩壊に巻き込まれ、落ちた地下空洞でラゼンガンに出会ったこと。 そしてそれに乗って地上に戻り、ムガンの大群をほぼ全滅まで追い込んだこと。 全てを話し終えたスバル達に、フェイト達の後ろで話を聞いていたロージェノムが口を開く。 「……それだけではないだろう」 重々しく紡がれたその一言に、ティアナ達の肩が大きく震える。 まさかスバルの秘密に感づかれたのか……? 絶望的な表情を浮かべてロージェノムを見上げるスバル達だったが、しかし目の前の巨漢の言葉は別の方向へと続いた。 「ラゼンガンは魔力炉を搭載しているが、それはあくまで補助動力だ。主動力炉――螺旋エンジンの稼動、何より中枢システムであるラガンの起動には「鍵」を必要とする。 お前達は持っている筈だ、ラゼンガンを目覚めさせる「鍵」――コアドリルを」 そう言ってロージェノムが白衣のポケットから取り出した何か――金色に輝く小さなドリルに、スバル達は息を呑んだ。 「それ、スバルのペンダントと同じ……」 呆然と呟くティアナに突き動かされるようにスバルは胸元に手を突っ込み、ペンダントを引っ張り出す。 ロージェノムの手の中を転がるコアドリルとスバルの手の中に握られるコアドリル、二つのコアドリルはまるで共鳴するように明滅を始める。 「これ……一体何なんですか?」 ティアナの口にした疑問の言葉に、ロージェノムではなくはやてが口を開いた。 「コアドリル。螺旋力――気合いをエネルギーに変える力を増幅させるロストロギアや」 「気合いをエネルギーに変える力……ですか?」 頭の上に疑問符を浮かべるスバル達に、はやては首肯と共に続ける。 「そや。このロージェノムさんの世界では魔力の代わりにその螺旋力を利用した文明が発達しとってな、この螺旋研究所ではその技術を魔法理論に応用する研究をしとるんや」 ガンメンもその研究の成果なんやでーと話すはやての言葉を、二人は感心したような表情で聞き入る。 しかし不意にあることに気付き、スバルが慌てたような顔で声を上げた。 「って、ちょっと待って下さい! このペンダントがロストロギアだってことは、コレ本部に没収されちゃうってことですか!? 嫌ですよあたし、そんなの!!」 駄々を捏ねる子供のようなスバルの突然の言動にはやて達が唖然とする中、ティアナがフォローを入れるべく口を開いた。 「このペンダントはスバルの宝物なんです。四年前の空港爆破テロの時、命の恩人から貰った大切な物だっていつも話してました」 「そうなんか?」 はやての問いにスバルは首肯し、当時の体験を話し始めた。 崩壊炎上する空港の奥に独り取り残されたこと。 熱さと苦しさと心細さに泣いている自分の前に『あの人』が現れ、そしてこのコアドリルを託してどこかへ消えたこと。 お前の拳は天を突く――『あの人』の口にしたその言葉に励まされ、上を向いて歩けというその教えに突き動かされて今まで生きてきたこと。 全てを語り終えたスバルを、ロージェノムが驚愕の表情――余りに微妙な変化だったので、シャリオ以外は気付かなかったが――で見下ろしていた。 「……シモン」 ぽつりと呟かれたその名前に、はやて達が顔を上げる。 「シモンって……所長が前に話してた穴掘りの人ですか?」 事情を知る面々を代表して問うシャリオに、ロージェノムは重々しく頷く。 「知ってるんですか!? あの人を!!」 驚愕にソファから立ち上がるスバルと、話の展開に置いていかれているティアナを交互に見遣り、はやてはやんわりとした笑みで頷いた。 「判断材料不足で断定は出来へんけどな。シモンさんっちゅーのはロージェノムさんの世界の英雄で、恋と気合いで宇宙を救った男や。 ロージェノムさんと一緒に戦っとったって話やし、その時炎とグラサンのエンブレムつけたコートも着とったって話やから、可能性としては有り得へん話やない」 はやての言葉に、スバルは放心したような顔で再びソファに身体を沈めた。 「さて、それじゃあ今度は二人の今後のことなんだけど……」 話が一段落したところで、今度はフェイトが口を開いた。 「今回ムガンの襲撃で中止になった二人の昇級試験は、近い内に再試験ってことになると思う。詳細は追って連絡するね。 ラゼンガンの無断運用については、あの状況では仕方の無い行為だったし、それにアレをあんな場所に放置したロージェノムさんが全面的に悪いから、二人に責任は無いよ」 再試験、お咎め無し。 特に後者を耳にして、ティアナは大きく胸を撫で下ろした。 「で、や。ここからが本題なんやけど……」 フェイトから話の主導権を取り戻し、はやてはそう言いながら二人に顔を近づけた。 「実はウチな、今度新しい部隊創るんよ。 なのはちゃんもフェイトちゃんも、シャーリーとロージェノムさんも、皆その部隊に入ることになっとるんやけど……二人も一緒にどうや?」 新部隊への勧誘……はやてからの突然の誘いに、スバル達は思わず顔を見合わせた。 「何で、いきなり訊くんですか? そんなこと……」 控えめに尋ねるティアナに、はやては何かを含んだような笑みでこう答える。 「元々二人のことは目を付けとったんよ。それと昼間のアンタら見てて、これは是非とも欲しいなー思うた」 逃がさへんよーと笑うはやてに、二人はまたもや顔を見合わせる。 「それで、その部隊はどんな部隊なんですか?」 良くぞ訊いてくれました……はやてはソファから勢い良く立ち上がり、拳を握りながら名乗りを上げる。 「遺失物管理部機動六課――根気と根性でロストロギアを回収して、気合いでアンチスパイラルとガチ合う超実動実戦部隊や!!」 「どっちかというと、後者の方が本音っぽいかな?」 簡略的極まりないはやての言葉に、フェイトが横から補足を入れる。 「この数ヶ月間の螺旋研究所の調査で、ムガンの出現パターンが大体分かってきたの。 レリックとコアドリルという二つのロストロギア、そしてスバルちゃんみたいな強い螺旋力を持つ人間、そのどれかのある場所に、ムガンは現れる……。 私達機動六課はムガンの出現予測地点を先読みしてこれを撃破、ロストロギアの確保やターゲットにされた人間の保護を目的としているの」 フェイトの説明を表情で聞き入るスバルが、その時口を開いた。 「……じゃあはやてさんの部隊に入れば、あの人に会えるってことですか?」 螺旋力については未だよく解らないが、コアドリルを持っていた『あの人』もきっとその持ち主なのだろう。 機動六課はそんな人間を保護するのが仕事、ならばあの人に出会える可能性は高い。 「断言は出来ないけど、可能性はあるね」 フェイトの返答に、スバルの決意は固まった。 「……やります! やらせて下さい!!」 「スバル!?」 あっさりと決断した親友にティアナが声を上げるが、スバルの瞳の奥に渦巻く決意の炎に揺らぎは無い。 駄目だ、これはもう梃子でも動かない……諦めたようにティアナは嘆息し、「アタシも」と機動六課入隊に了承の返事を返す。 「ティア?」 驚いたような顔で自分を見つめるスバルに、ティアナは苦笑しながら肩を竦める。 「アンタ一人じゃ危なっかしくて見てられないからね、アタシがフォローしなくて誰がするのよ? それにアタシにも夢がある、出来ることがあれば何でもやっとかなくちゃね」 執務官を目指すティアナにとって、現役執務官のフェイトの下という環境は大きなプラスとなる。 感謝しなさいよーと指先でスバルの頬を突くティアナに、はやては「決まりやな」と破顔する。 「それじゃー二人は今日から機動六課の前衛兼、対ムガン用魔導兵器ラゼンガンのパイロットや」 「「ラゼンガン!?」」 思いがけない名前が思いがけないタイミングで再登場したことに、二人は思わず声を上げる。 話の流れからあのロボがこの研究所の物であるということは薄々分かっていたが、まさか自分達がそのパイロットになってしまうとは思いも寄らなかった。 「ラゼンガンの起動にコアドリルは必要不可欠らしいから、スバルちゃんのそれは自分で持ってて良いよ」 「本部に行けばぎょーさんあるんや、一個や二個着服しても誰も文句は言わへんて。どーせロージェノムさんが来るまで使い方も分からん代物やったしな」 フェイトとはやての言葉に、コアドリルを握り締めていたスバルの手から力が抜けた。 「それじゃあ正式にラゼンガンを任されるおとになった二人だけど……」 ラゼンガンの所有者であるロージェノムを無視して、シャリオはスバル達に項を向ける。 「何かアレについて二人から希望とか意見とかあるかな?」 シャリオの問いに、二人は同時に口を開いた。 「シートベルトを付けて下さい!」 「ラゼンガンの色を赤にして下さい!!」 二人の答えにシャリオ達三人は爆笑し、ロージェノムは独り何かを言いたそうな顔で沈黙していた。 天元突破リリカルなのはSpiral 第5話「皆さん、螺旋研究所へようこそ」(了) その後……。 「さて、それじゃー話も終わったことやし……」 ソファから立ち上がり、はやてはその場の全員を見回しながら口を開いた。 「――皆、後片付けに戻ろか?」 そう言ってはやてが指差した先――未だ点け放しの壁面モニターには、更地と化した第七特別演習場の惨状が映し出されていた。 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/7199.html
autolink() N2/W25-082 カード名:休息の時 なのは カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2500 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《武器》? 【自】あなたのクライマックス置場に「みんなでメンテナンス」が置かれた時、前列にこのカードがいて、他のあなたの《魔法》?のキャラが2枚以上なら、そのターン中、相手は『【自】アンコール』を使えない。(ルールによる『【自】アンコール[③]』も使えない) レアリティ:PR illust.桜沢いづみ ブースターパック 「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」 BOX封入特典 ・対応クライマックス カード名 トリガー みんなでメンテナンス 2
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3507.html
「……専用デバイスの開発?」 まだ完全に完成してはいないが 急ピッチで建設が進められている機動六課の庁舎。 その隊長室にジルグは呼び出されていた。 「そ、ジルグさんもうすうす気づいとったろうけど 今まで使ってたデバイスだと ジルグさんの魔力を全然生かしきれんのよ」 なるほど……実際に使用しているところは 初対面時の高町なのはのレイジングハートしか見ていないが 高位の魔術師はその魔力と自分の戦闘スタイルに合わせて 専用のデバイスを持つ事は知っていた。 デバイスの分類などは専門書を読み漁った事もあり ある程度の把握は出来ている。 「んでジルグさんの専用デバイスなんやけど 六課に配属予定のデバイス開発の専門家がおるから 彼女と話し合いながら進めて欲しいんよ」 「なるほど、話はわかった。 で、その専門家とやらはこれから訪ねるのか?」 「もうすぐ来ると思うからお茶でも飲みながら待っとってや」 そういうことならおとなしく待つしかない。 そう判断したジルグがソファーに向かった瞬間 部屋の扉が蹴り破られ、一人の女性が登場した! 「天呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ! デバイス作れと私を呼ぶ!! (自称)デバイスマスターにして 天才科学者シャーリオ・フィニーノ事シャーリー!ここに 参 上 !!!」 ………誰だあんた? 「………シャーリー?」 ポーズを決めたまま固まっているシャーリーにはやてが声をかける。 「あ……あら? もしかして滑った? 初対面のイメージは後々にまで影響するから 昨日そのための本を読んで勉強したんだけど」 一体何の本を読んだんや……と頭を抱えるはやて。 「ジルグだ」 全く動じずにシャーリーに名乗るジルグ。 ……やっぱり大物や、というはやての心の声が聞こえそうである。 「あら、あなたが六課に配属予定の漂流者さんね。話は聞いてるわ」 とりあえず話の進行には支障なさそうだ。 「で、このシャーリー殿が俺のデバイスを開発してくれる、と」 「あら、殿付けなんてしなくても…シャーリーでいいわよ。ジルグさん」 「自分は呼び捨てでこちらにはさんづけか、変わっているな」 「だって私はこっちの方が呼ばれ慣れてるし 男の人をいきなり呼び捨てなんてしたら誤解されちゃいそうだし」 「誤解云々はどうでもいいが、デバイスの話は?」 「とりあえず一息つけさせてもらえん? なんやえらい疲れがどっと出たわ……」 さて、初対面こそドタバタしたが 実際に開発コンセプトの話などに入ると まるで上から下に水が流れるように話が進んでいった。 はやてですら所々ついていけない程である。 「なるほど……つまり……」 「そうだ……だからここを……」 「あ~……集中してるところ悪いんやけど」 バツの悪そうな顔をしてはやてが言う。 「この場ではお互いの紹介と言うことで、 具体的な話はシャーリーの研究室でやってもらえんかな。 一応ここ執務するとこでこれから何人かお客さんもくるし」 「あらごめんなさい、ジルグさんが結構デバイスに詳しいから 話に夢中になっちゃってたみたいね」 「わかった、案内してくれ」 「ええ、こっちよ。じゃあ後でね。はやてちゃん」 「うん、よろしく頼むな」 そう言ってジルグとシャーリーは隊長室を後にした。 「でも面白いコンセプトね、それ」 「そうか? 俺にはこういう方が使いやすい」 「デバイスって言うのは基本的に魔力を出力して攻撃するって用途に使われることが多いからね。 私からすれば結構斬新なアイデアよ、それ」 「デバイスの専門家にそう言ってもらえるとは光栄だな」 「あなたって絶対相手から皮肉と受け取られるのをわかっててそういう言い方してるでしょ?」 「なんの話かわからないな?」 「素直じゃないんだから」 ジルグがシャーリーに提案したデバイスのコンセプトは いわばゴゥレムを人間大で運用するもの、である。 まずジルグとシャーリーが決めたのは インテリジェントデバイスではなくストレージデバイスとして設計することであった。 インテリジェントデバイスは魔法を扱うための処理の補助、 戦闘における状況判断などを独自の人工知能で行い術者をサポートするものである。 それ故術者の能力に応じて性能も大きく上下し、 術者とデバイスの相性などによっては、 カタログスペックを大きく超える能力を発揮させたりすることもある。 が、その逆もありけりで使いこなせなければただの産廃にもなりうる。 現在、機動六課の参加メンバーの主力メンバーは ほぼ全員がインテリジェンドデバイスを使用している。 今度配属される新人用に開発しているのデバイスもインテリジェンドデバイスだ だがジルグの考えでは、あくまでデバイスは道具であり消耗品だ。 デバイスが損傷した場合…… 特にインテリジェントデバイスの場合などは基本的にワンオフ品であるため 修復に時間が掛かる。 その間術者は戦闘手段をなくしてしまう。 武器などなくなったり壊れたりしたら相手から奪って戦えばいい。 そんな戦い方を当たり前のようにしていたジルグからすれば 武器はなるべく既存品から流用したい。 それにジルグからしてみれば、道具が勝手に状況判断して性能を変化されても困る。 道具はあくまで道具であり、判断して実行するのは自分なのだ。 ならば武装はシンプルにまとめ、その分強度や出力の強化で補うほうが望ましい。 というのが二人が出した結論であった。 「狙撃も可能なカートリッジ式のロングライフル型とベルカ式のダガー。 要は銃剣ね、元々それを使ってたの?」 「それもある、が大は小を兼ねるとも言うしな」 実際の銃であればともかく、魔力を消費して扱う銃であれば 自分のコントロール次第で距離を問わずに運用できる方がいい。 もう一つは携帯用として小型のアームドデバイスの搭載。 これは試験でも使っていた魔力障壁展開用のシールドと 近接戦闘用のある意味「最後の切り札」でもあるショートソード型デバイス これがジルグから出された武装の要望であった。 そしてもう一つがシャーリー曰く「面白いコンセプト」 身体の各所に跳躍補正と姿勢制御を行うためのデバイスを 複数装備するというものである。 ジルグの場合、身体能力的にはあくまでただの人間である。 高い魔力を有し、射手としての技量に優れるのであれば 防御力の高いバリアジャケットを選択するのも手ではないか、とシャーリーは提案したのだが その場合、単独での行動には向かず、味方のサポートが前提になる。 ならば逆転の発想で防御力ではなく機動力に回してしまえばいい というのがジルグの提案であった。 身体の各所に魔力を出力することで姿勢を制御するデバイスを装着し そこから瞬間的に魔力を出力することで 人間であるジルグには不可能な機動を可能とさせる。 数箇所に装備されたデバイスの操作は難しいが、ジルグには扱える自信があった。 なぜなら彼は元の世界で、似たような機構を持つゴゥレムに搭乗して戦った経験があるからだ。 このデバイスは武器と違いワンオフ品にならざるを得ないが 装備するのは自分の身体であり、デバイスがやられる時は自分がやられた時だ。 デバイスが壊れるような攻撃を受ければ自身も戦闘不能に陥るだろう。 そう語ったジルグにシャーリーは興味深そうに頷く。 「なるほど……でも今までの案を聞く限りだと、基本的に地上で戦うことが前提になってるみたいだけど 確かBランクの陸士試験には合格したのよね。 そういえば貴方、飛行魔法は使えないのかしら?」 確かに飛行できれば飛行できない相手の頭上を押さえる事が可能になり 戦況を有利に進める事が出来るだろう。 だが…… 「どうだろうな?」とはぐらかすジルグ。 「まぁいいわ。で、展開箇所はメイン出力デバイスを背中に 姿勢制御デバイスを両肩と膝下、の計5ヶ所でいいのかしら?」 問い詰めてもどうせはぐらかされるだろうし、 ジルグが『基本的に』地上戦をメインとして考えているのなら その要望にあったデバイスを作ることが自分の仕事である。 ジルグと多少話して大体の人間性を掴んだシャーリーはそう結論付けていた。 「ああ、それで十分だろう、後は姿勢制御デバイス本体の強度と障壁出力も 可能な限り高いほうがいい。 バリアジャケットの強度は大して無くともかまわない」 時には自らの手足が武器にもなる、出せる要望は早めに出しておくべきだろう。 「わかったわ、姿勢制御デバイスなんて前例がないから 試作した後、使いながら調整を進めるって方向になると思うけど 手持ちの武装デバイスに関しては量産品を流用した上で これ以上ないってくらい高出力高精度のものを作って見せるわ」 自信満々に言い切り、ふと思い出したようにジルグに問うシャーリー 「そういえば……このデバイス…いえ、統合デバイスユニットとでも言った方がいいかしら? 名前、どうする?」 そう聞かれ、一瞬天井を見上げ思案するジルグ。 やがてシャーリーに目線を移し、不適に笑うと一言 「エルテーミス」 それは、彼が元の世界において 他に類を見ない戦いぶりを敵味方双方に見せ付けた機体の名称だった。 前へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/930.html
百万年。 それは銀河の回転に比べればわずかな時。 星や星雲ははるかに古く、宇宙を漂う正体不明の物質・素粒子の断片・名も無き 特殊なエネルギーでもまだ古い。 百万年。 それは人類にとっては悠久の時。 時の流れをほんの僅かに遡るだけで、文明の萌芽もない、ろくに知性の発達して いない時代になってしまう。 一方で宇宙には、百万年を当たり前の時間単位として使う存在が、物質的にも 精神的にも強固に出来上がった存在がある。 その知性はひたすらに巨大だ。それを人間の知性と比べるのは、人間と蟻を比較 するようなものである。 彼らは、時に宇宙・時間・自らの存在について考える。 時に、人間の創造を遥かに超えるものを作り上げる。 時に、善行を為し。 そして時に、途轍もない災いをもたらす…。 魔法少女リリカルなのは TRANSFORMERS 1 地球上にはさまざまな砂漠が存在する。 モンゴルや北米西部の岩石砂漠、チベットの高原、ボリビアやチリのアルチプラノ 、北極・南極の寒冷地帯もある意味砂漠といえる。 しかし今、眼下に広がる砂漠を地球人類が目にすると、それらなどまるで公園の 砂場のようにつまらぬ物に感じられるだろう。 富士山に匹敵する高さの砂丘が山脈のように地平線の遥か先まで続き、その麓では アマゾン河など比にならない程幅広い岩の谷があって、陽の届かぬ深い谷底へ滝の ような怒涛の勢いで流砂が流れ落ちているのだから。 そんな雄大な光景を下に臨み、轟音を響かせて谷沿いを高速で飛ぶ二機のJF704 A2 ヘリは、傍目から見て不安を感じるほど狭い間隔で編隊を組んでいた。 しかし、日々様々な危険に晒されている現場で、細かいルールに一々従っていては 身がもたない、機内の全員は少なくともそのように考えていた。 従って、陸士の一人が移動中の時間つぶしにと持ち込んだポータブルラジカセから 流れる音は、時空管理局によるプロパガンダ放送や無味乾燥なポップスなどではなく、 各陸士の好みで選んだ雑多な曲が中心であった。 今掛かっているのは、どこのとも分からない言語で歌われるヒップポップで、 メタルーナミュータントを思わせる砂漠戦用迷彩服を着た陸戦魔導師、メルゲル・ イプマンダ二等陸士が体を前後に揺らしながら歌っている。 「それ、誰の曲だ?」 メルゲルの真正面に座っている、プレデターのような異形の肉食獣顔をした ロアラルダル・アムーシュ二等陸士が尋ねる。 「デディ・メジェってグループだよ」 「なら、そいつらに歌わせればいいだろ。何たってオメェのヘタレなボーカル で聞かにゃならねぇんだ?」 ロアラルダルの物言いに、メルゲルは二本の指しかない手を上げて抗議の声を 上げる。 「このオレ様の美声を甘く見るなよ。退役してミッドチルダに帰ったら、 オーディションを受けてデビューするんだからよ」 ロアラルダルの右隣に座っている、大アマゾンの半魚人似のグーダ・イマナムズア 三等陸士が、遠い目をしながら呟いた。 「もう十ヶ月以上も、この砂と岩しかない世界に居ますからねぇ…、故郷の母の 手料理が恋しいですよ。 あのブラックラグーンで獲れた、ミミズやムカデ・ナメクジを煮込んで作った極上 のフォンデュが…」 「教訓。グーダの家で晩飯に呼ばれるのは、全力で避けるべし」 グーダの右隣にいる火星人を思わせるタコの顔をしたデ・カタ三等陸士が、機内を 見回しながらからかい半分で言うと、グーダは声を荒げて言い返した。 「うちのフォンデュに以上に旨い料理はこの世にないぞ、それは断言したっていい! ミミズのヌルヌルした食感にナメクジのトロ味が加わると、非常にいい味になるんだ、 その上にムカデのプチプチした食感が加わると…」 グーダが、自家製フォンデュの素晴らしさについて講釈をたれるうちに、その口調が 早くなり、何を言っているのか分からなくなっていく。 「おいおい、母国語で言われても全然分からねぇよ。ちゃんとミッドチルダ語で 話してくれ」 ロアラルダルが口を挟んだが、グーダは追想の趣くままにただただ喋り続ける。 今の彼は、故郷の家のテーブルで母親の手料理に舌鼓を打っているところらしい。 「要するに、早く故郷に帰って親の手作りの虫料理が食いたい…そういうわけだな?」 メルゲルがそう言って締めくくると、グーダは不満そうに頷いた。 「料理に対する言い方が引っかかりますが、そういう事っス」 その時、彼らから見て機内の右奥、コクピットに一番近い席に座っていた20 代前半で金色の長髪をした、執務官の制服を着ている美しい女性が口を押さえて 小さく笑った。 「どうかしましたか?」 その様子を見ていたロアラルダルが尋ねると、女性は落ち着いた声で言った。 「皆さん、仲良さそうでいいですね」 その言葉に、座っている陸士たち全員が一斉に首を横に振って否定する。 「冗談じゃないですよ、ハラオウン執務官!」 フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官は、その様子に余計笑ってしまう。 うろたえた陸士たちが、隊内部でどんなトラブルがあって、自分たちはどれだけ仲が悪いか説明を始めた時、彼らの目の前に空間モニターが開く。 「もうすぐ基地に到着します、降りる準備をしてください」 グーダは、自分の右隣の座席に置かれている、自分と同じサイズの大きな莢を揺さぶる。 「起きて下さい、ポッドマン陸曹」 すると莢が開いて、中から三十代半ばの黒人男性、“ポッドマン”ことフューダー・エップス陸曹が欠伸をしながら出てきた。 「到着か?」 エップスは背伸びをすると、低い、落ち着いた声でグーダに尋ねる。 「もうすぐッスよ。ですから、降りる準備をしてください」 「分かった」 エップスは口少なく言うと、開いた莢を手早く片付けて自分のバッグに仕舞った。 JS事件より後、時空管理局は組織の抜本的改革によって大幅に陣容を変えていた。 中枢メンバーを失った最高評議会は解散されて、「管理局長官」とその補佐機関「統合幕僚会議」を新設。 本局と地上本部は、それぞれ「次元部局」「陸上部局」に名称を変えて統合幕僚会議の下部機関に組み込まれ、指揮系統は長官を最高責任者として一本化された。 管理局の全機能はクラナガンの旧地上本部ビルに集約されてこれを「本局」とし、旧本局は次元航行部隊の艦隊拠点「タイコンデロガ」となった。 しかし、故レジアス・ゲイズ中将麾下だった将官メンバーを中心に、本局・地上本部 の一部が改革に反発。 管理局を辞して「時空世界分離主義同盟」という独自の政治勢力を立ち上げ、 ミッドチルダからの独立を叫び始めた。 管理世界及び管理外世界で、ミッドチルダによる魔術の独占的支配に対して不満を 持っていた勢力や、経済面でミッドチルダの発展に寄与してきながらも、政治から 疎外されてきた一般市民層もこれに同調。 一部は首都クラナガンで、禁止されている質量兵器を使ったテロ事件を引き起こして いた。 管理局側もこれに対抗して時空・陸上両部局の戦力を増強。 更に親ミッドチルダの時空世界に、大部隊を常駐できる前線基地を設営して分離主義 勢力に軍事的圧迫を加える姿勢を見せ、一触即発の不穏な情勢となっていた。 ヘリが着陸すると、後部ハッチから陸士たちが次々と降りてくる。 「第1158管理外世界セギノール中央基地 ようこそ地獄の一丁目へ」 そう書かれた看板の横を通り過ぎて、屋根付の兵員集合場所に来ると、荷物を 降ろして休憩したり荷解きを始める。 それと同時に、集合場所より奥に建てられた兵舎より、鰐顔と狼男の航空魔導士 が駆けて来た。 「デュラグアムとオブマダの試合結果はどうだったんだ?」 メルゲルがやって来る彼らに尋ねると、鰐顔が答えた。 「5-2でオブマダの勝ち」 その答えに、メルゲルは舌打ちして後頭部に手を当て、頭を横に振る。 「くそっ、3000も賭けてたのに」 「はい、残念でした」 鰐顔はからかうように言って、メルゲルに手を差し出す。 メルゲルは舌打ちながら迷彩服のポケットから財布を取り出すと、紙幣を三枚 取り出して鰐顔に渡した。 「ミッドチルダから遠く離れたこんな辺境の地で、どうやって野球の結果を 知るんですか?」 澄ました表情でのフェイトの問いかけにメルゲルは振り向き、鰐顔は口を大きく 開けて驚愕の表情で凍りつく。 「げえっ、執務官!」 「心配するな、ハラオウン執務官は話の解る方だ」 メルゲルは固まったままの鰐顔に振り向いて肩を叩くと、再びフェイトに振り 向いて答える。 「空戦魔導師部隊の連中がノミ屋をやってるんですよ、そうだろ? エグゼンダ」 鰐顔の空戦魔導師、エグゼンダ・アルグ・マルダが気を取り直して答えた。 「そうですよ。陸士の連中と違って、俺たちは小数点以下の細かい計算がいくら でも出来ますし、次元航行艦との連絡も可能ですからね」 狼男の航空魔導士、ローレンス・タルボットがエグゼンダの後を引き継いで言う。 「ピンポイントの魔術攻撃も、野球の勝率計算も似たようなもんでさぁ」 空戦魔導師たちはお互いに笑いあい、陸士たちは毒づく。そこへ砂漠の強烈な太陽を 避けるための深いフードを被った少年が、砂漠戦用水分補給キットを持ってエップス の所へやってきた。 「陸曹、今日もかっこいいね。水持ってきたからチョコレートを頂戴」 キットを受け取ったエップスは、残念そうに首を振って言った。 「悪いなデュラハ、もう食べてしまったんだ」 デュラハと呼ばれた少年は、拗ねたように口を膨らませて強い調子で言った。 「嘘だ嘘だ! チョコ頂戴よ! くれないとエッガームとキャプテン・アメリカ が陸曹をやっつけちゃうよ!」 その言葉に、エップスは笑みを浮かべて呟く。 「いつの世も、子供たちにとって漫画のヒーローは神様…か」 エップスはポケットからチョコレートバーを取り出すと、デュラハに投げて寄越した。 「荷解きを手伝ってくれ、そしたらTVも見せてやる」 エップスの言葉にデュラハは笑って親指を立て、早速陸士たちの荷解きを手伝い始めた。 その様子を見ながらフェイトはエップスに聞いた。 「あの子は、この世界の原住民の子供ですか?」 「そうです、砂漠を放浪しながら住みやすいところを探しているとか。ここ最近、 基地に来るようになったんです」 エップスが微笑みながら言うと、フェイトも微笑を浮かべて陸士たちの所へ行く。 「私も手伝いましょう」 「いや、いいっスよ。執務官に荷解きなどさせては――」 ロアラルダルが言いかけたのを、フェイトは彼の口元に指を当てて制する。 「小さい子供まで働いているのに、執務官一人が楽をしてはダメですから」 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/elvis/pages/1370.html
Working for Yourself Godfrey Golzen Running Your Own Antiques Business (Kogan Page Working for Yourself Series) Noel Riley?Godfrey Golzen Changing Your Job After 35 Godfrey GolzenPhilip Plumbley? Going Freelance Godfrey Golzen Working for Yourself Godfrey, etc. Golzen? Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Working for Yourself Godfrey, etc. Golzen? Interim Management Godfrey Golzen Working for Yourself Godfrey Golzen Running Your Own Restaurant (The Kogan Page Working for Yourself Series) Diane Hughes?Godfrey Golzen Working Abroad The Daily Telegraph Guide to Working and Living Overseas Godfrey Golzen The Official MBA Handbook 2000/2001 Godfrey Golzen Smart Moves Successful Strategies and Tactics for Career Management Godfrey GolzenAndrew Garner? Working Abroad Godfrey Golzen Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey GolzenGodfrey Colzen? Working for Yourself Godfrey Golzen Going Freelance Godfrey Golzen Working for Yourself Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey GolzenG. Godfrey? Working for Yourself Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Going Freelance Godfrey Golzen Working Abroad The Daily Telegraph Guide to Living and Working Overseas (Daily Telegraph Guides) Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Guide to Self-Employment Working for Yourself Godfrey Golzen Going Freelance ("The Daily Telegraph" Guide) Godfrey Golzen Taking Up a Franchise The Daily Telegraph Guide ("The Daily Telegraph" Guide) Colin BarrowGodfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Working for Yourself (Daily Telegraph) Godfrey Golzen "Daily Telegraph" Guide to Working Abroad Godfrey Golzen Daily Telegraph Guide to Working for Yourself (DT Guides) Godfrey Golzen The Association of Mbas Guide to Business Schools 1998/99 Godfrey Golzen "Daily Telegraph" Guide to Working Abroad (Daily Telegraph) Godfrey Golzen Guide to Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey GolzenHelen Kogan? Working for Yourself ("Daily Telegraph" Guides) Godfrey Golzen The Daily Telegraph Guide to Working Abroad (Daily Telegraph Guide to Working Abroad) Godfrey GolzenHelen Kogan? Guide to Taking Up a Franchise (Daily Telegraph) Colin BarrowGodfrey GolzenHelen Kogan? The Association of Mbas Guide to Business Schools Godfrey GolzenLaura McGeary? Daily Telegraph Guide to Working for Yourself ("Daily Telegraph" Guides) Godfrey GolzenHelen Kogan? Working Abroad Godfrey GolzenJonathan Reuvid? Working Abroad Godfrey GolzenJonathan Reuvid? Working for Yourself ("Daily Telegraph" Guides) Godfrey GolzenJonathan Reuvid? Working for Yourself Godfrey GolzenJonathan Reuvid? Smart Moves Successful Strategies and Tactics for Career Management (Penguin Business) Godfrey Golzen Changing Your Job After 35 Godfrey GolzenPhilip Plumbley? Working for Yourself Godfrey, etc. Golzen? Changing Your Job After 35 Godfrey GolzenPhilip Plumbley? Changing Your Job After 35 Godfrey GolzenPhilip Plumbley? Working for Yourself Godfrey, etc. Golzen? Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Working for Yourself Godfrey, etc. Golzen? Introducing Value Added Tax Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Working for Yourself Godfrey, etc. Golzen? Working Abroad Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen Working for Yourself Godfrey, etc. Golzen? Changing Your Job After 35 Godfrey GolzenPhilip Plumbley? Working Abroad Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Changing Your Job Godfrey Golzen Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Changing Your Job After 35 Godfrey GolzenPhilip Plumbley? Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen Going Freelance Godfrey Golzen How to Make a Second Income Godfrey Golzen Working for Yourself Godfrey, etc. Golzen? Changing Your Job After 35 Godfrey GolzenPhilip Plumbley? Working for Yourself Godfrey, etc. Golzen? Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen Changing Your Job After 35 Godfrey GolzenPhilip Plumbley? Working Abroad Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Working for Yourself Godfrey, etc. Golzen? Working Abroad Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen Working Abroad Godfrey GolzenJonathan Reuvid? Running Your Own Antiques Business Noel Riley?Godfrey Golzen A Guide to Working for Yourself Godfrey GolzenJonathan Reuvid? Working for Yourself Godfrey, etc. Golzen? Working Abroad Godfrey Golzen Changing Your Job After 35 Godfrey GolzenPhilip Plumbley? Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen How Architects Get Work Godfrey Golzen How Architects Get Work Interviews With Architects, Clients, and Intermediaries Godfrey Golzen Franchising for Profit W A J Pollock?Godfrey Golzen Working for Yourself Godfrey Golzen Changing Your Job After 35 Godfrey GolzenPhilip Plumbley? Working for Yourself Godfrey Golzen Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen The Kogan Page Hrm Sourcebook Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Working for Yourself Godfrey Golzen Working for Yourself Guide to Self-Employmente to Self-Employment Godfrey Golzen Working for Yourself Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey GolzenG. Godfrey? Career Counselling for Executives Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Going Freelance Godfrey Golzen Corporate Outplacement Golzen Godfrey? Running Your Own Restaurant (The Kogan Page Working for Yourself Series) Diane Hughes?Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen Taking Up a Franchise Colin BarrowGodfrey Golzen Jobs in a Jobless World Godfrey Golzen Association of MBAs Guide to Business Schools Godfrey Golzen? How to Earn a Second Income Godfrey Golzen The Association of Mbas Guide to Business Schools 1995/6 (Financial Times) Godfrey GolzenLaura McGeary? The Association of Mbas Guide to Business Schools 1996/97 (Financial Times) Godfrey Golzen AMBA Guide to Business Schools Godfrey Golzen Jobs in a Jobless World Godfrey Golzen Working Abroad Godfrey Golzen The Official MBA Handbook 2001/2002 (The Financial Times) Godfrey Golzen
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/1507.html
依頼主 ウェウェコヨトル 出現条件 ウェウェコヨトル第一進化後 クリア条件 以下の神様の親密度を上げるウェウェコヨトル:親密度50 成功報酬 薬草(HP回復)自分のHPが50%程回復し、仲間のHPも25%回復する。大変貴重な薬草 依頼時 冒険する上で大事なのは、やっぱオレとアンタとの信頼関係だよな。もうちょっとだけ、オレに信頼の証を見せてくんねーかな? クリア時 お、アンタなかなかやるじゃん。やっぱ信頼されてるってわかると、テンション上がるぜ!
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3846.html
のゆね
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/143.html
プロテクション 正式名称、アクティブプロテクション。触れたものに反応し、対象を弾き飛ばす性質を持ったバリアを発生させる。 発動速度は早く、消費する魔力も小さいが、それゆえ防御力自体はさほど高くない。 黒い影と犬獣とで接触の際の反応が違うのは、黒い影は実体を持たない不定形生物なため。 変形・シーリングモード 封印を行うための機能開放モードにレイジングハートを変化させる。 このモードの時は術者及び杖の魔力リソースのほぼすべてを単一の目的に使用できるように設定されている。 封印 暴走した魔法を強制停止させるための手段。稼働中の魔法に対して強制的に動作コードの書き換えを行い、その機能を停止させる。 原則として、停止させる魔法よりも術者の方が強大な魔力を持っていないと停止させることはできない。 一話冒頭でユーノが封印に失敗していたのはそれが原因。 変形・ウエイトモード 持ち運びに便利な宝石形態に、レイジングハートを変化させる。 この状態でも魔力強化装置としての機能を持ち、術者が魔法を扱う際の手助けをしてくれる。 念話 なのはは魔力資質を持つため受信は可能だったが、魔法使いとしては未熟なため、送信はまだレイジングハートの助けがいるようである。
https://w.atwiki.jp/mechwarrior5japan/pages/78.html
アーチャー 基礎性能 分類:ヘビーメック 重量:70t 型式 ARC-2R ARC-2RB ARC-2S ARC-2P ARC-2K ARC-2W ARC-T ARC-AGC 耐久 446 446 446 446 446 446 446 446 速度 64.8 64.8 64.8 64.8 64.8 74.52 64.8 64.8 冷却 1 1 1 1 1 1 1 1 アップグレード 5 6 5 5 6 6 8 8 無装備重量 29/42.93 25.5/39.43 29/42.93 29/42.93 29/42.93 29/42.93 - 21/34.93 導入・名称 - DLC2 DLC2 DLC3 - DLC1 DLC1,テンペスト DLC1,アジャンクール 武装 型式 ARC-2R ARC-2RB ARC-2S ARC-2P ARC-2K ARC-2W ARC-T ARC-AGC 頭部 1 1 1 1 1 1 1 1 中胴 中Ex2、HSx1 中Ex1、1、HSx1 中Ex2、HSx1 中Ex2、HSx1 2、HSx1 2、HSx1 中Ex2、HSx1 中Ex2、HSx1 右胴 大Mx1、9 大Mx1、9 大Mx1、小Mx1、8 小Mx1、中Mx1、9 大Mx1、9 大Mx1、小Mx1、8 大Mx1、9 小Mx1、中Mx1、7 左胴 大Mx1、9 大Mx1、9 大Mx1、小Mx1、8 小Mx1、中Mx1、9 大Mx1、9 大Mx1、小Mx1、8 大Mx1、ECMx1、7 小Mx1、中Mx1、4、AP 右腕 中Ex1、小格HB、7 中Ex1、小格HB、7 中Ex1、7 大格HH、5 大Ex1、6 中Ex1、7 中Ex1、7 中Ex1、中Mx1、中格HB、5 左腕 中Ex1、小格HB、7 中Ex1、小格HB、7 中Ex1、7 中Ex1、中格HH、7 大Ex1、6 中Ex1、7 中Ex1、7 中Ex1、中Mx1、中格HB、5 右脚 2 2 2 2 2 2 2 2 左脚 2 2 2 2 2 2 2 2 耐久配分 型式 ARC-2R ARC-2RB ARC-2S ARC-2P ARC-2K ARC-2W ARC-T ARC-AGC 頭部 30/15 30/15 30/15 30/15 30/15 30/15 30/15 30/15 中胴 88/44 88/44 88/44 88/44 88/44 88/44 88/44 88/44 右胴 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 左胴 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 右腕 44/22 44/22 44/22 44/22 44/22 44/22 44/22 44/22 左腕 44/22 44/22 44/22 44/22 44/22 44/22 44/22 44/22 右脚 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 左脚 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 60/30 ミサイラー型のヘビーメック 速度が速く、装甲や副兵装備もそれなりに充実しており扱いやすい この重量であれば、LRM15やLRM20も載せやすくなってくる