約 247,909 件
https://w.atwiki.jp/1942_fhsw/pages/118.html
名称 IV号戦車 F2型 略称 四号,Pz4 弱点 車体側面下部、背面、上面 座席 1番席 KwK40 43口径75mm戦車砲、MG34 7.92mm機銃 (装甲貫徹力) AP → 93mm 2番席 キューポラ席(砲撃要請) 3番席 MG34 7.92mm機銃 4番席 タンクデサント 5番席 タンクデサント 関連 IV号戦車 D型 IV号戦車 F1型 IV号戦車 F2型 IV号戦車 H型 IV号戦車 J型 IV号戦車D型 (増加装甲付) IV号戦車 H型 7.5cm無反動砲搭載 概要 ドイツ軍の中戦車。大戦初期から出現し、大戦後期では多く出現する。 大戦中期頃から砲身が延長され、それに従い貫通力も向上している。また装甲も強化されている模様である。 強化されているとは言え側面装甲は正面装甲の半分以下であるため食事の角度を取ることはお薦め出来ない。 上記の通りF2型以降は砲身が延長されている。 0.7以降モデルが一新され、従来モデルより若干防御力が強化された。 コメント 正面装甲が強化されてはいるがH型より防御性能が低い シュルツェンも無いので突っ込みすぎ注意 -- 名無しさん (2013-03-14 22 24 30) 本来G型から搭載する予定だった長砲身75mmを前倒しでF型に搭載した応急車両、故にF2型。初~中期MAPでは対戦車の要になる事も少なくない。射撃自体は短砲身のF1より素直なので、被弾に気を付けて運用しよう。 -- 名無しさん (2013-05-12 19 29 37) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wadaisenryaku/pages/212.html
3号戦車G型 中戦車 移動力 5 索敵範囲 2 燃料 42 索敵海中 1 生産資金 650 搭載 不可 防御力 対空 15 対地 20 対艦 20 搭載武器 武器名称 対司 対空 対装 対非 対艦 対潜 射程 優先 1 2 3 4 50mm砲L42 12 0 45 50 1 0 1 16 10 - - - 7.92mmMG 3 0 5 60 0 0 1 4 5 - - - NOT - - - - - - - - - - - - NOT - - - - - - - - - - - - シーライオン作戦から開発可能になる中戦車。攻撃力、防御力ともに向上している。 実際にシーライオンで運用してみると分かるが、わんさか湧くイギリス戦車にほぼ無双できるほどの実力。 元気なうちは積極的に矢面に立たせ、4号戦車や3号突撃砲で支援しよう。 バルバロッサ作戦から3号戦車H型へ、ブラウ作戦またはアメリカ本土侵攻作戦から 3号戦車J型へ進化できるようになる。 ※補足:3号戦車系の共通項 3号戦車と名のつくユニットは3号戦車L型を除き全て3号突撃砲B型へ進化でき、 3号戦車H型、3号戦車J型、3号戦車L型は3号突撃砲G型へ進化できる。
https://w.atwiki.jp/wadaisenryaku/pages/134.html
アイランドキャンペーン 陣営情報 陣営 軍事費 都市収入 国家収入 都市 空港 港 陸 空 海 MAX 訓練値 ドイツ帝国(独) 8000 800 500 8 1 3 1 0 0 28 50 ソビエト連邦(ソ) 8000 800 500 8 2 3 1 0 0 28 45 マップ詳細 担当国 ドイツ帝国 参戦国 ソビエト連邦 作戦期間 `45.4.19~7.27 MAPサイズ 46×46 ユニット生産 43年前半 お勧めユニット ドイツ帝国 ソビエト連邦 主力航空機 Fw190A、Me110E Mig3、Pe-8 主力陸戦兵器 パンターD型、装甲擲弾兵、擲弾兵、4号戦車F2型 T-34B、122mm野砲(ソ)、KV-IB 攻略 大戦略シリーズ定番ともいえるシナリオ。 両陣営とも勢力は同レベルだが、陸空ともドイツ軍ユニットが圧倒的に優れている。 ドイツ軍プレイなら歩兵で都市、空港を占領しつつ戦車、航空機を前進させれば楽勝。 非常に雨が多いマップであり、地形はすぐに泥沼化する。 泥沼では装軌弱のパンターは動けなくなるので、戦車は違うユニットを選んだ方が良いかも。 このマップの本当の敵は天気であると言っても過言ではない。 ゲーム入手時、最初に遊ぶ人が多いであろうマップ。ドイツとソビエトで海軍なしと手堅く纏められている。兵器を試す練習に丁度よく、初心者殺し的なトラップもあり、また戦略価値の場所、後方都市の厄介さ、歩兵、野砲のありがたさ等など、このマップでは色々な特性や弱点を学ぶことが出来るだろう。 【ドイツ帝国】 既に書かれている通り足回りが脆弱な兵器は動くことすらままならなくなる。そのため陸は4号戦車F2型を主力とし、擲弾兵、装甲擲弾兵を添えて進軍する。但し装甲擲弾兵の変形移動は途中からはむしろ弱点にもなるため、このマップでは擲弾兵も合わせて使うと戦車撃滅の役に立つだろう。 初心者への罠兵器としてパンターD型がある。まだG型ではないため装軌弱型。この特性がある車両は泥沼では一歩も動けなくなる。そのためこのマップでは実質使い物にならない。急いで先行させても、恐らく島と島の狭いつなぎ目、マップ中央付近で大渋滞を起こし、泣く泣く処分するはめになるのは、多くの人が歩んだ道でもあるので、一度それを実際に経験してみるのも悪くない。 但し森の中や都市ならば動けるので、先行しまくって森の中に潜ませることができれば、敵を狩るのにちょっとだけ便利ではある。 4号F2型はパンターに比べると弱さが目立つが、それでも攻撃能力は高いので、こちらを使おう。3号突撃砲G型は対空機銃付きと防御力の面で分があるが、どうせ大半は雨なので対空能力にあまり意味はない。更に補充率と移動と燃料の悪さに索敵1はなかなか痛いので、4号F2型で押して行こう。 マップ北の、やや突き出ている空港都市群は、ドイツ軍側だと戦略的にあまり価値がない。こちらにはあまり戦力を割かずに、中央を平押ししていけばソビエトはほぼ粉砕できる。南東の島気味な場所を抑え、そちらに歩兵を送ったら、ソビエト司令部真西の森付近まで前進してしまえる。 ここからの抵抗が若干激しい。ソビエトの野砲は射程が5と長く威力も高めで後方の都市から補給が得られるので、この森から先にすすむと生産したばかりの野砲の射程内に入ってしまう。更に考えなしに突っ込むと後ろの都市にも野砲があったりして複数から撃たれて蒸発する。 そうして訓練値250の都市配置野砲なんてのが出来上がってしまうと非常にめんどくさい。航空機で晴れた日を狙って排除するくらいしかやり方がないので、航空機で念入りに索敵しつつ野砲の射程外に戦車を集め、機会を見て一気に突撃しよう。 側面背後に都市が多くあるため、ソビエトの収入は最後まで切れにくい。ある程度の息切れが見えてきたら、野砲に撃たれる被害を覚悟の上で攻めてしまおう。 航空機は基本的にFw190A。敵航空機が生産されなくなったら爆弾威力をアテにしてJu88AやMe110Eも導入してもいい。が、天候を考えると限られた兵器数を削ってまでアテに出来るかは考えもの。難しいマップではないので、これもプレイヤー次第だろう。 【ソビエト連邦】 陸も空も弱く資金も互角。ビギナーというよりやや中級者向けな気もするので、手慣れてきてから遊んでみるといいかもしれない。 まず空白を抑える狙撃兵とMig3、他の都市でKV-1B、補給車を生産。空港は占領できなくても、占領させない、という手段を取るのが大事なので、燃料切れに気をつけつつ中央付近の2つの空港にMig3で陣取る。その間に北と東の空港をまずは抑え、燃料が切れそうになったら交代で占領を防ぎ続けよう。 狙撃兵は弱いのも気をつけたいが、足が遅い点も気をつけたい。森や林、都市の方が動けるので、上手く地形を生かしていこう。 カチューシャや122mm野砲は悪天候のためすぐにまともに進めなくなる。活用するならばKVと合わせて最初のターンで生産し、X28Y17付近にまずは置いておこう。偵察車とパンターがだいたいこの辺りまで四ターン目くらいに進出してくる。 この戦力は航空機とKV-1Bで守りながら追い払いつつ、パンターは泥沼になる予定の草原に誘い込む。泥沼になったらパンターを無視して、他の兵器を片っ端から片付けつつ進軍しよう。 細くなった箇所でだいたいごちゃごちゃした戦いになりやすいが、港と山の脇道から進出してくる兵器もいるので、こちらもそこから戦力を流し込むと、この狭い地域は上手く抜けられるだろう。 同時に、抑え込んでいた空白空港を占領。占領する際も周りを戦車や航空機で囲み、狙撃兵を討ち取られないようにしたい。 中央の狭い箇所を抜けたら、2つ目の空港占領組と真南から西へ進軍する組と、中央の三通りで攻める。なるべく中央を襲わせるように目立つように進軍しつつ、野砲を優先で撃破していく。その際空港が空いたら陣取って生産を止めてしまってもいい。このマップでは他と違い戦闘機を割と生産してくるので厄介なためだ。 北と南の占領組はそのまま海岸沿いを南と西へ進み、そこにある都市と港を占領、このあたりで恐らくパンターとぶち当たる機会があるので、手持ち戦力の訓練を当てにして一気に撃破するか、放置してしまおう。晴れた日に航空機で襲えばいい。 全面的にこちらは弱い。敵はパンターや4号F2はおろか100$の擲弾兵でもこちらのあらゆる戦車を破壊してくるので、どんな敵も数で勝負しよう。 コメント 攻略等に関して意見のある方はコメントをお寄せください。 また誤字脱字以外で特に攻略内容に変更を加えた場合は、変更箇所とその理由をコメントするようにしましょう。 名前 コメント 何度も遊びましたがドイツの方が楽でした。 -- 名無しさん (2020-11-16 15 03 05) ソ連の方が侵攻が楽。COMは泥沼で進めないパンターの罠に嵌ってしまう。独は4号戦車を主力にせざるを得ない。両陣営とも野砲は中盤以降前線に追い付けなくなるが、ソ連はカチューシャが支援出来るのも理由。 -- いもはむ (2019-08-25 21 48 24)
https://w.atwiki.jp/wadaisenryaku2/pages/36.html
アイランドキャンペーン 陣営情報 陣営 軍事費 都市収入 国家収入 都市 空港 港 陸 空 海 MAX 訓練値 ドイツ帝国(独) 8000 800 500 8 1 3 1 0 0 28 50 ソビエト連邦(ソ) 8000 800 500 8 2 3 1 0 0 28 45 マップ詳細 担当国 ドイツ帝国 参戦国 ソビエト連邦 作戦期間 `45.4.19~7.27 MAPサイズ 46×46 ユニット生産 43年前半 お勧めユニット ドイツ帝国 ソビエト連邦 主力航空機 Fw190A、Me110E Mig3、Pe-8 主力陸戦兵器 パンターD型、装甲擲弾兵、擲弾兵、4号戦車F2型 T-34B、122mm野砲(ソ)、KV-IB 攻略 大戦略シリーズ定番ともいえるシナリオ。 両陣営とも勢力は同レベルだが、陸空ともドイツ軍ユニットが圧倒的に優れている。 ドイツ軍プレイなら歩兵で都市、空港を占領しつつ戦車、航空機を前進させれば楽勝。 非常に雨が多いマップであり、地形はすぐに泥沼化する。 泥沼では装軌弱のパンターは動けなくなるので、戦車は違うユニットを選んだ方が良いかも。 このマップの本当の敵は天気であると言っても過言ではない。 ゲーム入手時、最初に遊ぶ人が多いであろうマップ。ドイツとソビエトで海軍なしと手堅く纏められている。兵器を試す練習に丁度よく、初心者殺し的なトラップもあり、また戦略価値の場所、後方都市の厄介さ、歩兵、野砲のありがたさ等など、このマップでは色々な特性や弱点を学ぶことが出来るだろう。 【ドイツ帝国】 既に書かれている通り足回りが脆弱な兵器は動くことすらままならなくなる。そのため陸は4号戦車F2型を主力とし、擲弾兵、装甲擲弾兵を添えて進軍する。但し装甲擲弾兵の変形移動は途中からはむしろ弱点にもなるため、このマップでは擲弾兵も合わせて使うと戦車撃滅の役に立つだろう。 初心者への罠兵器としてパンターD型がある。まだG型ではないため装軌弱型。この特性がある車両は泥沼では一歩も動けなくなる。そのためこのマップでは実質使い物にならない。急いで先行させても、恐らく島と島の狭いつなぎ目、マップ中央付近で大渋滞を起こし、泣く泣く処分するはめになるのは、多くの人が歩んだ道でもあるので、一度それを実際に経験してみるのも悪くない。 但し森の中や都市ならば動けるので、先行しまくって森の中に潜ませることができれば、敵を狩るのにちょっとだけ便利ではある。 4号F2型はパンターに比べると弱さが目立つが、それでも攻撃能力は高いので、こちらを使おう。3号突撃砲G型は対空機銃付きと防御力の面で分があるが、どうせ大半は雨なので対空能力にあまり意味はない。更に補充率と移動と燃料の悪さに索敵1はなかなか痛いので、4号F2型で押して行こう。 マップ北の、やや突き出ている空港都市群は、ドイツ軍側だと戦略的にあまり価値がない。こちらにはあまり戦力を割かずに、中央を平押ししていけばソビエトはほぼ粉砕できる。南東の島気味な場所を抑え、そちらに歩兵を送ったら、ソビエト司令部真西の森付近まで前進してしまえる。 ここからの抵抗が若干激しい。ソビエトの野砲は射程が5と長く威力も高めで後方の都市から補給が得られるので、この森から先にすすむと生産したばかりの野砲の射程内に入ってしまう。更に考えなしに突っ込むと後ろの都市にも野砲があったりして複数から撃たれて蒸発する。 そうして訓練値250の都市配置野砲なんてのが出来上がってしまうと非常にめんどくさい。航空機で晴れた日を狙って排除するくらいしかやり方がないので、航空機で念入りに索敵しつつ野砲の射程外に戦車を集め、機会を見て一気に突撃しよう。 側面背後に都市が多くあるため、ソビエトの収入は最後まで切れにくい。ある程度の息切れが見えてきたら、野砲に撃たれる被害を覚悟の上で攻めてしまおう。 航空機は基本的にFw190A。敵航空機が生産されなくなったら爆弾威力をアテにしてJu88AやMe110Eも導入してもいい。が、天候を考えると限られた兵器数を削ってまでアテに出来るかは考えもの。難しいマップではないので、これもプレイヤー次第だろう。 【ソビエト連邦】 陸も空も弱く資金も互角。ビギナーというよりやや中級者向けな気もするので、手慣れてきてから遊んでみるといいかもしれない。 まず空白を抑える狙撃兵とMig3、他の都市でKV-1B、補給車を生産。空港は占領できなくても、占領させない、という手段を取るのが大事なので、燃料切れに気をつけつつ中央付近の2つの空港にMig3で陣取る。その間に北と東の空港をまずは抑え、燃料が切れそうになったら交代で占領を防ぎ続けよう。 狙撃兵は弱いのも気をつけたいが、足が遅い点も気をつけたい。森や林、都市の方が動けるので、上手く地形を生かしていこう。 カチューシャや122mm野砲は悪天候のためすぐにまともに進めなくなる。活用するならばKVと合わせて最初のターンで生産し、X28Y17付近にまずは置いておこう。偵察車とパンターがだいたいこの辺りまで四ターン目くらいに進出してくる。 この戦力は航空機とKV-1Bで守りながら追い払いつつ、パンターは泥沼になる予定の草原に誘い込む。泥沼になったらパンターを無視して、他の兵器を片っ端から片付けつつ進軍しよう。 細くなった箇所でだいたいごちゃごちゃした戦いになりやすいが、港と山の脇道から進出してくる兵器もいるので、こちらもそこから戦力を流し込むと、この狭い地域は上手く抜けられるだろう。 同時に、抑え込んでいた空白空港を占領。占領する際も周りを戦車や航空機で囲み、狙撃兵を討ち取られないようにしたい。 中央の狭い箇所を抜けたら、2つ目の空港占領組と真南から西へ進軍する組と、中央の三通りで攻める。なるべく中央を襲わせるように目立つように進軍しつつ、野砲を優先で撃破していく。その際空港が空いたら陣取って生産を止めてしまってもいい。このマップでは他と違い戦闘機を割と生産してくるので厄介なためだ。 北と南の占領組はそのまま海岸沿いを南と西へ進み、そこにある都市と港を占領、このあたりで恐らくパンターとぶち当たる機会があるので、手持ち戦力の訓練を当てにして一気に撃破するか、放置してしまおう。晴れた日に航空機で襲えばいい。 全面的にこちらは弱い。敵はパンターや4号F2はおろか100$の擲弾兵でもこちらのあらゆる戦車を破壊してくるので、どんな敵も数で勝負しよう。 コメント 攻略等に関して意見のある方はコメントをお寄せください。 また誤字脱字以外で特に攻略内容に変更を加えた場合は、変更箇所とその理由をコメントするようにしましょう。 名前 コメント 何度も遊びましたがドイツの方が楽でした。 -- 名無しさん (2020-11-16 15 03 05) ソ連の方が侵攻が楽。COMは泥沼で進めないパンターの罠に嵌ってしまう。独は4号戦車を主力にせざるを得ない。両陣営とも野砲は中盤以降前線に追い付けなくなるが、ソ連はカチューシャが支援出来るのも理由。 -- いもはむ (2019-08-25 21 48 24)
https://w.atwiki.jp/wadaisenryaku/pages/579.html
○○mm砲L×× 戦車の主砲である「75mm砲L24」などについての解説。 前の○○mm砲というのは口径(砲の中の直径)のことで、砲の中の幅≒砲弾の大きさのこと。 当然弾が大きい方が威力が高いが、反動や重量が増大してしまう。 第二次世界大戦時は砲弾は榴弾と徹甲弾、その他(曳光弾など)があるだけで、 対戦車戦闘には徹甲弾、一部に榴弾が用いられていた。 砲弾ごとの差異はあまりなかったため、ほぼ口径=砲弾の威力といっていい。 第二次世界大戦時、対戦車戦闘の重要性の 増大から敵戦車を倒せる威力の必要性はどんどん高まっていき、大型化はどんどん 進んでいった。 例えばドイツ軍開戦当初の主力3号戦車は37mm砲だったが、パンターは105mm砲が 搭載され、E-100は150mm砲の搭載が検討されている。 しかし戦後の戦車はほぼ全て120mm砲となっている。 これは砲弾などの工夫で対処したり、戦車の装甲の限界からこれ以上の威力が 必要とされなくなった、ラインメタル社の120mm砲L44が傑作で各国で採用され、 それぞれの国で砲弾などの基準となった、などの理由がある。 では後ろの「L××」とはなんぞや、というと口径長(口径に対する砲身の比率) を表す。 長さで言えば、75mm砲L24(4号戦車E型)ならば75×24で1800mm=1.8m 75mm砲L43(4号戦車F2型)ならば75×43で3225mm≒3.23mとなる。 本来「口径長」なので「24"口径長"75mm砲」などと言うべきなのだが、砲は 慣例的に「24"口径"75mm」と呼ばれる。 砲身が長ければ長いほど砲弾が加速できて砲口初速を速くでき、同じ砲弾でも 威力・射程・装甲貫通力を高めることができる。 対戦車には向かない榴弾でも、高い初速を得られれば、装甲を打ち砕くことで 対戦車戦闘にも十分な威力を発揮できる。 (例えばKV-IIの152mmHIは152mm野砲(ソ)を戦車砲として乗せたもの) 直接長さで表さないのは、同じ2mでも25mm砲ならば細長く加速が長いとなるし、 100mm砲ならば逆に短い加速となるなど、砲弾に対する比率が問題だからである。 砲弾は同じだし砲身は細いので資源をそんなに使わない、ならば長くすれば いいやとだれもが考えるが、長い重量物を掲げるということは慣性モーメントや テコの原理で重量の問題が何倍にも増幅され、砲身や支持部の耐久性、フロント ヘビーとなる重量バランスなど解決しなければならない問題が多々有るので、 そう簡単にはできていない(4号戦車のように元から裕度があれば別だが)。 ただ対戦車攻撃に砲口初速は非常に重要な点なので、多少の問題があっても 実戦投入された戦車も多々ある。 (SU-100はフロントヘビーだったがサスペンション強化で乗り切っている)。 特に問題となるのが砲塔の容積とリングサイズである。 であれば、戦車で最も大きい構造物、即ち車体でで砲を支えればいい。という 発想でできたのがドイツの駆逐戦車となる。 なお急な攻撃力増大の要求に対し、高射砲を戦車の主砲として転用した例は多い。 (一部では榴弾砲を搭載したものもあるが) これも、高く・遠く飛ばすということは即ち高い砲口初速を得るということであり、 高射砲や榴弾砲は元からできていたためである。 これも終戦時にある程度限界点に達しており、戦後の戦車では砲弾自体の工夫 (弾芯の比重増加、APDS、APFSDSなど)で対応する流れとなった。
https://w.atwiki.jp/wadaisenryaku2/pages/506.html
ハリコフ奪回作戦 陣営情報 陣営 軍事費 都市収入 国家収入 都市 空港 港 最大数 兵力 ドイツ帝国 2000 500 0 5 2 0 48 1 ケンプフ軍 3000 600 400 6 2 0 32 32 第2軍 3000 500 500 5 2 0 32 19 南西正面軍 0 5100 0 51 10 0 48 34 ヴォロネジ正面軍 0 4100 0 41 9 0 56 35 マップ詳細 担当国 ドイツ帝国 友軍 ケンプフ軍、第2軍 参戦国 南西正面軍、ヴォロネジ正面軍 作戦期間 43年3月4日~4月2日 勝利条件 大勝利 25ターン以内に全敵司令部を破壊 勝利 全敵司令部の破壊 勝利の鍵 素早い進軍、雪への対応 戦勝ボーナス 結果 訓練値 経験値 資金 大勝利 40 20 4000 勝利 20 10 2000 攻略 [簡単なマップ説明] もう1943年になっており、戦線がまた大きく戻されている。 兵器面では4号戦車F2が即生産可能となり、ティーガーⅠ型への進化も解禁された。歩兵もSS装甲擲弾兵、擲弾兵が追加。空では足の長さが他爆撃機よりも光るHe177が登場。戦略に幅が広がった。 一方、ソビエト側もYak9やMig3をきっちり出してくる。更に天候は晴れにくい。決して雪ばかり、ではないものの、曇りや雪が続くと進軍が遅くなる上に索敵が疎かになりがち。南西正面軍もヴォロネジ正面軍もそこそこ遠いので、急ぐ気持ちもわかるが折角のユニットを失わないようにしたい。 [大勝利を狙うパターン] 序盤。まずは進化出来るものは進化させつつ、それに満たぬものはさっさと進軍させる。東北東(ハリコフ方面)に行くと都市や空港がたくさん手に入る。道中トーチカも多いので索敵に注意しよう。西側では珍しくも友軍が頑張っており、ここを拠点に北に進軍すると比較的安全である。エリート歩兵に代わってSS装甲擲弾兵が雪でも2マス進める強さを発揮してくれるだろう。補給車もついていくことを忘れずに。 運にもよるが、どうしても雪が多い場合はここからHe177、もしくは降下猟兵を大量に飛ばし、晴れた時に司令部を叩くしかない。初めから豪雪だとどう頑張っても進軍が間に合わないためだ。本当に最短ルートで行くならば、友軍の空港を借りて初めから飛ばすとなお早く片付くが。 [経験値を稼ぐパターン] 友軍が頑張るので、ヴォロネジ正面軍を残すとやはり安定しない。残すならば南西正面軍だろう。ここならば補給地点もそこそこあり、敵航空機や戦車もそこそこできてくれるので、稼ぎやすいだろう。もちろん、経験値を稼いだら、進化しておくこと。まあ、陸軍に限って言えば、次のマップでパンターが手に入るので、それほど進化に固執することもないのかもしれない。 [高射砲の進化について] 開発表上で88mm41式高射砲(独)が出現するため、手持ちの高射砲はこれに進化させたくなる。しかし実は次マップのクルスクでFlak37Pzが解禁されるため、自走化を優先させたい場合は一旦進化を我慢した方が良い。高射砲が手元に複数ある場合は、牽引41式に進化する部隊と自走37式に進化する部隊に分け、固定だが長射程・短射程だが自走、で役割分担しても良いだろう。Flak41Pzはノルマンディー以降の出現になるため、それまではどちらも経験値を稼ぎつつ、最終的には自走41式に統合進化だ。 コメント 攻略等に関して意見のある方はコメントをお寄せください。 また誤字脱字以外で特に攻略内容に変更を加えた場合は、変更箇所とその理由をコメントするようにしましょう。 名前 コメント 4号戦車E型は強制進化しないのでこのマップ攻略の際に手元に4号戦車E型がある場合は処分してF2を生産するかハリコフでパンターを生産するための枠にするかの二択になる。 -- 名無しさん (2022-04-10 22 56 24)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/138.html
登録日:2012/10/29 (月) 04 48 34 更新日:2024/07/23 Tue 20 12 13 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 Ⅳ号戦車 ガルパン ガールズ&パンツァー ドイツ ナチス ワークホース 兵器 戦車 第二次世界大戦 軍事 軍馬 陸軍 黒騎士物語 IV号戦車とは、ナチスドイツ軍で使用された戦車である。 ▽目次 概要 開発経緯 特徴 実戦での活躍 バリエーション 各種メディアでの活躍 概要 制式名称はPanzer kampf wagen IV。 制式番号はA型~F型はSd.Kfz.161、G型はSd.Kfz.161/1、H型~J型はSd.Kfz.161/2である。 対空戦車や指揮戦車を除く派生型にはSd.Kfz.162~167のナンバーが与えられた。 開発時の秘匿名称は大隊指揮車両(BW=Bataillonsführerwagen)だった。 ティーガーやパンターのような愛称も無く、知名度も低いが第二次世界大戦を通して戦場にあり続けた、兵士から最も身近だったと言える名戦車。 最後まで装甲防御力の不足に泣かされたが、傾斜装甲の導入は量産体制の都合、砲塔再設計による増厚は時期的な問題から実施されなかった(*1)。 開発経緯 ナチスがドイツの政権を取る前から、軍部は密かに新型戦車の開発をしていた。 しかし、これらは重すぎたり信頼性が無かったりと問題があった。 そこへ、グデーリアン(構想段階や開発要求時の階級は佐官で、最終的には上級大将まで昇進)から戦車の開発要望が来る。 グデーリアン「電撃戦のために新しい戦車が必要だ」 開発局「頑張ります」 …と言うわけで、ドイツ陸軍の主力となるべき戦車が、2つ開発されることになった。 III号戦車とIV号戦車である。 IV号戦車は、III号戦車を火力支援する為の「随伴戦車」として開発された。 III号を主人公とするなら、それを常にサポートする名脇役とか、親友とか、幼なじみと言ったところだろう。 WWII初期の機甲戦における弾丸陣/楔形隊形(パンツァー・カイル)を形成した際の第一陣では、主力のIII号戦車やチェコ製の35(t)/38(t)戦車が先頭、補助のII号戦車とI号戦車が側面に就き、IV号戦車は工兵や砲兵の前進観測班及び空軍の前線航空管制班とともに中央へ配置されて、榴弾で戦車の敵となる対戦車ライフルや対戦車砲が配置された防御陣地(パックフロント)を制圧したり、徹甲榴弾で対戦車戦闘の援護を図り、機動打撃時における障害の排除に務めたのである。 第二陣の自動車化歩兵(装甲擲弾兵)と行動を共にする事もあったせいか歩兵直協戦車と解説される場合もあるが、一時的な任務に過ぎず本業ではない。 そもそも歩兵直協用には突撃砲が開発されており、戦車とは役割分担している(*2)。 III号戦車「こんな挑発に乗っちゃいけない…うおおおおお!」 IV号「ちょっと!一人で突出しないで、って言ったでしょ!!…し、仕方ないわね!」 私もIV号に夜まで随伴……おや、お寺の卍みたいな旗を持った人が家の外に… ちなみに帝国陸軍でも同種の構想はあり、長砲身中口径砲搭載の中戦車と短砲身大口径砲搭載の砲戦車を戦車連隊に配備して運用する筈だった。 チハの後継である47mm砲搭載中戦車チヘ(後の一式中戦車で、更に三式中戦車チヌへ発展)と75mm砲搭載砲戦車ホイ(後の二式砲戦車)、57mm砲搭載中戦車チト(後に75mm砲搭載の四式中戦車へ発展)と75mm/105mm砲搭載砲戦車ホチ(開発中止)といった具合にである。 諸事情で実現しなかったが。 特徴 そういうわけで、IV号戦車はIII号戦車に比べ火力が強化されている。 Stummel(切り株)と称される程の短砲身ながらも、榴弾の炸薬量がM4中戦車や三式中戦車の同口径砲よりも多かった7.5cm KwK(L/24)を搭載していた(*3)。 徹甲榴弾でも炸薬が多目で、特火点(トーチカ)(コンクリート堡塁)や装甲掩蓋(ケースメート)に対する破甲榴弾としても使用されている。 よく誤解されがちだが対戦車戦闘も最初から考慮されており、当時の戦車戦としては標準的な中距離以内であれば十分な貫通力を有している(*4)。 対戦車戦闘のメインはあくまでもIII号戦車だったが、自衛や援護程度の任務は十分に果たせたのである。 とはいえWWII勃発前から仮想敵の仏軍重戦車に対する貫徹力不足が懸念された事も事実で、IV号戦車用として34.5口径砲が試作されている(*5)。 もっとも後に生じたある出来事が原因で量産に移されなかった。 最高速度は約40km/h(A型は35km/h、H型とJ型は38km/h)。 リーフ・スプリングボギー式サスペンションを使っており、III号戦車のトーションバー式に機動力や乗り心地こそ劣るが整備性は良好だった。 実は軍兵器局がトーションバー方式の採用を迫っていたが、クルップ社の拒絶と緊急生産の必要性により断念した経緯がある。 VK20.01(K)の初期設計では、トーションバーサスペンションとオーバーラップの転輪配置だったので、何らかの技術的な問題もあったのかもしれない。 また、地味であるが砲塔とターレットリング(砲塔を車体にはめ込む穴)が大きめで車長、 射手、装填手の三人が入れた。 当時は一人か二人用の小型砲塔が多かった事を考えると珍しい。 これで車長が状況判断をし易くなり、車内での連携、更に他の車両との連携が取りやすくなった。 「電撃戦」という連携が重要視される戦略化では、無視できない点である。 また、ターレットリングの大きさは後に大きな影響を与えることになる。 実戦での活躍 1936年にA型が制式採用、その後エンジンを換装して装甲も若干強化したB型/C型、1939年にはD型の量産が開始されたが、戦時体制の立ち遅れと戦車部隊の拡張が祟って戦前に構想していた編制に必要な編成需要を満たす事は出来なかった(*6)。 英仏を大陸から追い出すと、戦いの舞台は北アフリカ、東部戦線へと移る。 IV号戦車はE型、F型となり、III号戦車と共に戦うが、東部戦線でドイツ軍に激震が走った。 パンターなどの項目を見てくれている察しのよいウィキ篭もり諸君なら分かるだろう。 ソビエトの救世主、T-34中戦車である。 この戦車はIII号戦車、IV号戦車の両方に火力、装甲、機動力全てで勝っていた。 独ソ戦以降損害が激化したドイツ陸軍にとっては死活問題で、パンターなどの新型戦車や強力な対戦車兵器の開発を余儀なくされた。 T-34対策は、IV号戦車と後に戦車部隊へも配備される事となるIII号突撃砲にも施された。 IV号戦車は以前から武装強化が検討されていて、60口径5cm砲や前述の34.5口径7.5cm砲に換装する予定だったが、いずれも威力不足で新型砲(7.5cm KwK 40)の開発が決定し、徹甲榴弾も炸薬減と引き替えに硬度を増したPzgr.39に変更された。 F型に43口径7.5cm砲を搭載したF2型(後日G型に編入)や生産途上で48口径7.5cm砲に切り替えられたG型が生産され、 T-34や1942年秋以降に対峙する事となったM4中戦車シャーマンにも対抗可能となった(*7)。 しかし、これがIV号戦車の大きな転換点になった。 開戦当初から共に戦ってきたIII号戦車が、ここでリタイアしたのである。 III号戦車はターレットリングが小さいため、全周旋回砲塔に43乃至48口径7.5cm砲は装備できなかった(*8)。 既存の5cm砲では高速徹甲弾のPzgr.40を用いてもT-34に対抗することはできない…。 帝国陸軍の穿孔榴弾ことタ弾の元にもなった成形炸薬弾のGr.38シリーズ(*9)を使用すればN型の24口径7.5cm砲でも対抗できなくはないが、長砲身砲程の有効距離や命中精度は望めず、貫徹後の破壊効果も徹甲榴弾に劣る事から撃破しても回収された場合は復帰される可能性も高かった。 このIII号戦車の脱落により、IV号戦車は数的にも主力戦車として装甲師団の主力を担うことになったのである。 その後、次期主力戦車としてパンターが開発されるが、全ての工場をパンター生産に移行させるほど、ドイツには余裕が無かった。 IV号戦車はH型、J型へと改良されつつ、終戦の5月8日までナチスドイツと共に終末へ向かったのである。 ちなみに脱出口は乗員の数より多かった。 一応おかしいことではない。 バリエーション A型 プロトタイプの先行量産型。 正面装甲でも20mmと小銃弾を弾く程度しか装甲が無かったが、この頃から砲塔バスケットを採用していた。 35両が作られ、ソ連侵攻時までこき使われた。 B型/C型 正面装甲を30mmまで強化したり、エンジンをマイバッハHL120に替えたりと色々改良したタイプ。 同じC型でも細部が違ったりするので区別しにくい。 このエンジンがかなりの傑作で、A型より重くなったのに最高速度が上がったりした。 ちなみにB型では車体機関銃が一端廃止されたが、C型で復活している。 地味な改良などはあったが、IV号戦車はずっとこのエンジンで戦う事になる。 170両程生産され、ノルマンディー上陸までこき使わry D型 側面装甲が15mmから20mmに。 それでも装甲不足で後々増加装甲を取り付けられた。 本格的に量産され始めた型で、生産数は230両程。 大戦末期には長砲身7.5cm砲を装備したりと最後までこき使ry E型 装甲厚が最大30mmから50mmに。 これも増加装甲を取り付けられたりした。 アフリカ戦線、東部戦線初期での主力。 生産数は220両程。 F型 車体その物を見直し、根本的に大規模改修がされた。 正面装甲は50mm、側面装甲は30mmとなっている。 重量増加による接地圧悪化に備えて、履帯も大きめなっている。 最後の短砲身型である。 生産数は393両。 F2型 ヒトラーの要求でG型で導入される予定だった43口径75mm砲を前倒しして装備したF型。 F型393両の内、175両がこれで、F1型から改造された25両も加わったが、1942年中にG型へ編入された。 僅か9両のF2型が、アフリカ戦線で大暴れし、「人IV(読ん)で、マークフォー・スペシャル!」 でも最終的には70両程しかアフリカでは暴れられなかった。 アフリカ戦線からドイツは撤退し、逆に東部戦線は激化していく。 G型 当初から43口径7.5cm砲を武装した型。 これも生産途中でよく改良された。 1943年から48口径7.5cm砲に強化されたり、 「シュルツェン」と呼ばれる対戦車ライフル用の付加装甲(*10)が取り付けられたり、車体前面に30mmの増加装甲が取り付けられたり。 III号戦車が脱落した影響で増産され、生産数は約2,000両。 H型 車体前面装甲を一枚板の80mmにして、新型の変速機も乗っけた。 航空機の機関砲掃射対策で砲塔上面の装甲を増厚したが、曲射弾道の大口径榴弾が直撃した場合はまだ貫通されるおそれがあった。 ゴムの節約から転輪を全金属にしたりとこれも細かい改修が多かった。 重量は25トンに達し、最高速度が低下している(整地40km/h→38kn/h、不整地19km/h→16km/h)。 2,300両程が生産されたが、途中で対空戦車や突撃砲に改造されたりした。 ドイツの切迫感が伝わってくる。 余談だが、シュルツェンを装備したG型やH型は、ティーガーによく誤認されて敵兵をビビらせたとか。 ティーガーがどれほど怖れられたか分かる話である。 なお戦闘室前面装甲板の傾斜化と側面装甲増厚による装甲強化等を図った改修案もあったが、作業工程の変更に伴う一時的な生産量の減少が生じる事から見送られている。 J型 生産性の向上の為、無駄を省き簡略化したもの。 発電用の補助エンジンや、マフラーの消音機能が無くなった。 またエンジンが回転数を上げたHL120TRM112に変更されている。 砲塔の回転も手動と不便になったが、装填手と協力した場合は以前よりも旋回速度が向上し、車体が傾いた状態の旋回も容易になったという。 燃料タンクの増設により、航続距離が整地では210kmから320km、不整地では130kmから210kmに延長されている。 また、シュルツェンがノーマ・シールド(*11)と言う金網状の物に変更された。 生産数は約3,000両で最多。 IV号戦車がIII号戦車と違い、終戦まで戦えたのは「拡張性」があったからだろう。 未来を見据えて長く使える事、それも優秀な兵器の重要な要素だろう。 各種メディアでの活躍 長い間ドイツ陸軍を支え続けた軍馬ではあるが、映画やゲーム等ではV号、VI号の影に隠れ気味。 登場したとしても前記車両への橋渡し的な所謂「前期主役メカ」的な扱いが多い…と割と不遇な位置にある。 『マジンガーZ』のOPにちらりと登場している事はしばしばネタになる。 もしかしたらこれが本邦初の「アニメに登場したIV号戦車」かも知れない。 『ガールズ&パンツァー』では主役メンバーである「あんこうチーム」の戦車として抜擢された事で一躍有名になった。 同アニメでは自動車部の協力を得て、D型→D型改(F2型仕様)→D型改(H型仕様)と段階的に改修・改造されている。 武装のみならず、装甲、各種パーツにまで手が入っており、性能面では各バージョンと同等の性能を持つとか… 自動車部、パねぇ。 この項目も改良の余地があります。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 公式の愛称では無いが、「軍馬」の名で慕われていた -- 名無しさん (2013-07-08 15 10 24) ドイツ装甲師団の主力はどう見てもコイツ -- 名無しさん (2014-03-26 10 46 46) T34が第二次世界大戦最高の戦車だとするなら、コイツははかなり僅差での2位だな -- 名無しさん (2014-03-26 10 56 06) ドイツは戦中を通して戦車不足だったため内容を書き替えた -- 名無しさん (2014-11-06 09 57 00) なんで兵器解説のページはホモなんですかねぇ -- 名無しさん (2014-12-18 17 24 19) IV号って史実では採用されなかったロマン溢れる発展プランがあったけど、パンターあるならそりゃいらんよなと思った。あっちはまだ改良の余地あったし -- 名無しさん (2015-02-14 14 27 42) ガンダムで例えるならストライクガンダムっぽいな、拡張性的な意味で -- 名無しさん (2015-04-04 20 53 56) ドイツの機動兵器ではFw190と並んで好きな機体。どっちも軍馬に喩えられているというのがまたいい -- 名無しさん (2015-12-19 15 42 20) いや、ガンダム的にいうならズバリ「ザク」でしょ。初期から終戦まで多数のバリエーションを産みながら戦い抜いた軍馬的存在だし -- 名無しさん (2016-02-13 23 09 28) 説明のIII号に霧がかかってんな・・・ -- 名無しさん (2016-07-05 09 46 08) いや、幼馴染は絶対に違う; 萌えを持ち込むなど、誇り高きナチスドイツ軍の皆さんがお怒りになるぞ。 -- 名無しさん (2016-12-29 13 23 36) ティーガーフィーベルが取説に出てくる国の戦車に何を言っとるのかね?過去を美化したくなる気持ちはわからんではないが、誇り高きナチスドイツ軍の皆さんも当時の普通の若者だしおっさんだ。 -- 名無しさん (2017-01-14 13 05 55) あんなに早い時代にこれを作れたという衝撃と、これを最後まで主力にしなければならなかったという悲しみの、二面性を持った名戦車だよな -- 名無しさん (2018-06-14 19 05 03) ↑13 という資料を時々見るけど、「ワークホース」の意味を勘違いしたことから来る誤解じゃないかな。他の有名ドイツ戦車に豹だの虎だの鼠だのといった通称があるのも誤解に拍車をかけたに違いない。 -- 名無しさん (2018-06-26 15 05 25) ↑文字通り -- 名無しさん (2018-06-26 15 54 26) 「ワークホース」の意味で「軍馬」と呼ばれたんだよ。パンターとかとは意味が違う。 -- 名無しさん (2018-06-26 15 55 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/army2ch/pages/177.html
戦後に開発されたドイツ戦車の話題は、各国の戦車をご覧下さい。 wwⅡのドイツの戦車ですが,1号2号3号4号ときて5号パンター6号ティーガーとなってますが、ティーガーのほうがパンターより早く開発されてるのにナンで5号じゃないんでしょう? 4号戦車の長砲身型(F2、G)がアフリカに配備されはじめたのって、いつからでしょうか? 2次大戦のドイツ戦車によく観られる”千鳥足転輪”アレって生産効率悪そうだし,整備も大変だったみたいだし、なにかメリットてあったんでしょうか? vk6501ってどんなの? ディーゼルエンジンを発明したのはドイツ人だけどドイツの戦車は何故ディーゼルを採用しなかったのですか? 友達に、ドイツの4号戦車F2型というのは実は存在しなかったと聞いたのですが本当ですか? 1号F型と2号J型の側面に脱出口みたいなのがついてますよね。でも、キャタピラが丸出しで危険だと思うんですがどうなんですか? 1号戦車F型のほうが2号戦車J型より重いのはどうしてですか? ドイツのⅠ号とⅡ号、どっちが性能良いですか? ドイツの4号戦車の砲で、75ミリ43口径の物があったと思いますが、それは75ミリ48口径と砲弾は同じなのでしょうか? 旧ドイツ軍戦車で最後まで現役に就いていたのは何でしょうか? パンターは、D型より後に開発された型が、なぜ「A」型と名づけられてるんですか? ヴィルベルヴィントが英軍地上部隊に向かって、ぶっぱなしている映像を見た事が有るんですが、これって反則ではないでしょうか? マウスが実戦投入されたとか・・・・・本当ですか? ドイツ軍では特にバリエーションの多い駆逐戦車・突撃砲・自走砲・砲戦車といった戦車の亜種ともいえる兵器群の存在意義とは何なんでしょうか。 4号の初期型など大口径短砲身の戦車がどうして「歩兵支援」になるのか WW2のドイツの戦車についてる「Sマイン発射機」ってのは「対人地雷発射機」なんですか? ドイツ軍の戦車の砲塔横に3ケタの番号がありますがどのような基準でつけているのでしょうか。 WW2時代のドイツ軍戦車で通信手と操縦手はお互い行き来できたんかのぅ? 何故ドイツ戦車の車体前方機銃は最後までMG34だったのでしょう? ツィメリットコーティングについて質問なのですが素材は何色なんでしょう? スペイン内戦に派遣された二号戦車はどのタイプが何両ぐらい派遣されたんですか? キャタピラ・シューってのは増加装甲によく使ってる予備のキャタピラのことでしょうか。 M10偽装パンターについて教えて下さい。 ドイツのパンサーがあんなに大きな車体になってしまったのは何故なんでしょうか? WWⅡのドイツ戦車等についてるシュルツン(?)って何のために付いてるのでしょうか? III号戦車は後期のものは起動輪側の車体内部にキャタピラのアジャスターがついてたってホント? WWⅡドイツ戦車の車体番号はどのような法則でついてるのでしょうか? なぜドイツは鋳造砲塔、車体の戦車を作らなかったのでしょう? 二号Fは砲塔後部にゲペックカステンを装備していたのでしょうか? T-34のコピーを作ろうとしたのに何でパンターみたいな大物ができたんでしょうか? 旧ドイツ軍の4号戦車はいつ頃まで生産を行っていたのでしょうか? パンターのカマボコ型防盾は、下部に砲弾が当たると砲弾が滑って戦闘室を破壊するといいますが、戦闘室を破壊されて放棄されたパンターの写真を見た事がありません。 WWII のドイツ戦車は優秀だが生産性の低いのが欠点、ということがよく言われますが、 大戦中のドイツの駆逐戦車は視認性が悪いようですが 四号短砲身や三号NのHEAT弾に対する乗員の評判ってどんなもんでしたか? 三号戦車の役割について。敵戦車を撃破するために作られたのですよね? 突撃砲と駆逐戦車って別な必要あるんですか? ティーガー、パンターのお値段は? WW2後期のドイツ戦車についてなんですが、なんで車載機銃がいつまでもMG34だったんですか? パンテルの75mmはティーゲルの88mmよりも装甲貫徹力で勝っていたと聞きましたが、それなら何故ティーゲルに75mmを搭載しなかったんでしょうか? ティーゲルより総合的にはパンターの方が優れた兵器と思えてなりません。当時のナチスではどのような見解だったのでしょうか? 4号戦車F2型で搭載された75mm43口径砲弾はG型以降の75mm48口径砲にも使用できたのでしょうか? 四号戦車乗りがティーガーに機種転換したことありましたか? パンテルの75mmの方がティーゲルⅠの88mmより装甲貫徹力が上だったと聞きましたが、実際はどうなのでしょう? 2号戦車は訓練用戦車で、戦闘に向かないですよね? ティーガーとIS-2どっちが強い? ドイツ戦車の稼働率 Ⅱ号C型軽戦車の機関砲弾はベルトリンクで繋がれているのでしょうか? Panzerkampfwagenと戦車とはどうちがうのでしょうか? タイガー戦車には、幾つか華々しい戦果の逸話が有りますが、パンター戦車にも有りますか? WW2のドイツ戦車の照準器は性能が良かったそうですが? ドイツ軍の戦車って一両いくらぐらいするの? WW2 でドイツ軍戦車に行われたツゥメリットコーティングの材質は何なのでしょうか? ドイツ戦車にあるシュルツェンがなぜ現代の戦車やWW2の連合軍戦車付いていないのですか シリアで使用されていた4号戦車などの詳細を教えてくれないでしょうか? パンターD型は後期にどんな改修がされたのでしょうか? Ⅲ号戦車とⅣ号戦車の共通化車台がありますが、これを使った新型戦車の計画はなかったんでしょうか? wwⅡのドイツの戦車ですが,1号2号3号4号ときて5号パンター6号ティーガーとなってますが、ティーガーのほうがパンターより早く開発されてるのにナンで5号じゃないんでしょう? 設計開発が決まった順に番号がついているのです。 パンターは実戦配備されるまで、開発に時間がかかっただけです。 (2 607) 4号戦車の長砲身型(F2、G)がアフリカに配備されはじめたのって、いつからでしょうか? 1942年10月のエル・アラメインで50台参戦しているみたいです 生産が1942年3~7月ですから、造ってすぐに回したみたいです (2 887) 2次大戦のドイツ戦車によく観られる”千鳥足転輪”アレって生産効率悪そうだし,整備も大変だったみたいだし、なにかメリットてあったんでしょうか? 戦車の転輪はチャーチル戦車のように小さくて数があったほうが、キャタピラにかかる圧力が均等になり、軟弱地盤での活動が容易と成る。しかし、日々の整備が殺人的になるし高速走行には向かないという欠点がある。 転輪を大型化したほうが高速走行に向くが、キャタピラにかかる圧力が偏り、軟弱地盤での活動に不利になる。また、転輪と転輪の間の間隔が大きくなるため、ここでキャタピラがたわんで、酷い場合には断裂する。 この問題に対するドイツ軍技術部の解答が複合転輪(千鳥足配置転輪)である。大型の転輪を2列に互い違いに配置することにより、キャタピラにかかる圧力を分散化させ、また、キャタピラのたわみによる断裂を防いだ。 ただし、内側の転輪を取り替える場合は外側の転輪2枚をはずさねばならないとか、外側の転輪を支える車軸が内側の転輪2枚の間にあって破損しやすいとか、内外の転輪がずれて動くため異物が挟まりやすいとか、新たな問題が発生。整備・補修のテマは酷かったらしい。 (hismed) vk6501ってどんなの? 1939年当時ヘンシェル社が「最強戦車」を目指して作った大型戦車です マイバッハのHL224型エンジンという600馬力のエンジンを搭載し、足回りとしてはヘンシェル初のトーションバー(棒バネ式)を採用しました 重量65tで目標最高速度は時速25~26キロ 旋回砲塔にはMG34と24口径7.5センチ砲が装備され、操縦席横の球形銃架にもMG34が搭載と言う構成で試作が進められましたが、 1942年にティーガーの試作の邪魔になった為中止されました PanzerIVの発展型である、重量65トンの重戦車です。1939年にすでに開発計画はスタートしていましたが、実働機は製作されずに終わりました。 重量:65トン 乗員:5名 エンジン:マイバッハHL224、12気筒、600馬力 速度:20-25km/h 全長:7m 全幅:3.2m 全高:2.92m 武装:75mm/L24 KwK37 + MG34×2 装甲:前面80mm~100mm の予定でした。 (7 267-268) 1941年に軟鋼製の試作車台一両のみヘンシェルで作られたもので、VK3001(H) (後の6号戦車)の更に重装甲型として開発されました。 特徴は多砲塔(主砲塔に7.5センチKWK L/24と7.92ミリ機銃、副砲塔に7.92ミリ 機銃)であること。 輸送用に3分割出来ることです。 試作車は軟鋼製なので余り意味はありませんでしたが、80ミリの装甲を有し、 生産型では100ミリの装甲を持つ予定でした。 なお、これの組立用にファウン社製のクレーン車も開発されています。 (10 名無しさん@眠い人 ◆ikaJHtf2) ディーゼルエンジンを発明したのはドイツ人だけどドイツの戦車は何故ディーゼルを採用しなかったのですか? 現代の戦車はディーゼルかタービン、昔の戦車はガソリンが普通です。 基本的には車載可能なレベルへの小型化、特に補機の小型化と信頼性が問題だったような気がします。 二次大戦中に戦車にふさわしい大出力ディーゼルエンジンを実用化して いたのはソ連だけ(日本のは小出力)だったはずです。 (8 system) 合成ディーゼル油を実用化するまでドイツではディーゼル油の備蓄量がガソリンの 三分の一であった為、ディーゼルエンジンに重きをなす訳にはいかなかったというのも 要因の一つのようです 合成ディーゼル油を実用化後は開発を再開したのですが、着手するのが遅かったのと 補給上の混乱を恐れた為に実際には使われなかったのではないでしょうか (8 400) 友達に、ドイツの4号戦車F2型というのは実は存在しなかったと聞いたのですが本当ですか? 43口径という中途半端な大砲がなんともいえず好きだったんですが・・・。 うろ覚えだが、「F2型」という呼称が存在しなかったという意味だったと思う。 (長砲身型は全てG型に区分だったかな?)43口径は初期G型も同じですよ。 (8 621) 「G型登場後、F2型も運用上G型に統合して扱う事になった」が一部マニアに誤解され 「F2型なんて形式は存在しない」に化けてしまっただけです。 長砲身砲搭載F型は間違いなく製造時には「F2型」でしたし、 部隊に配布された取り扱い説明書の表紙には「Ausf.F2」と明記されてます。 1号F型と2号J型の側面に脱出口みたいなのがついてますよね。でも、キャタピラが丸出しで危険だと思うんですがどうなんですか? また、どうしてキャタピラ丸出しなんですか? え~と、どうもこの側面ハッチは非常口ではなく、1号戦車F型では、 操縦手の、2号戦車J型では操縦手、無線手のそれぞれ、出入口だったようです。 つまり、小さな車体に極限まで装甲を厚くしたため、砲塔の口径が大きく なり、上面にハッチが取り付けられなくなった。 → さりとて砲塔部分は、一人用なので、車長が出入りするのがやっと。 → 仕方ないから側面にハッチ取り付け。 → でも、大柄なアーリア人が出入りするには、直径が足りないので、 泥除けを切り取り(まぁ、泥除けの機能を果たすのは前と後にあれば いいから)。 → ウマー(・д・) てな感じではないかと思います。 (10 名無しさん@眠い人 ◆ikaJHtf2) 1号戦車F型のほうが2号戦車J型より重いのはどうしてですか? 車体構造が1号戦車の方が一回り大きいのと、開発に1年間のブランク があったため、転輪、懸架装置の構造に見直しが為されている可能性がある。 あと、80ミリの前面装甲の使用面積も重量に関係してくるのではなかろうか。 (10 名無しさん@眠い人 ◆ikaJHtf2) ドイツのⅠ号とⅡ号、どっちが性能良いですか? 7.62mm機関銃2門の一号よりも20mm機関砲2門の二号の方が多少使いではあったけど、ポーランド戦の時点では火力のなさや 装甲の薄さで既に問題続出だった。 ドイツ陸軍としては本当は三号と四号で戦うつもりだったのに、ヒトラーが思ってたよりも早く戦争を始めちゃったからな。 その割には開戦後に機関銃2門しか積んでないのに前面装甲80mmという、何をしたかったのかよくわからない1号戦車F型 なんていうのを作ってもいるが。 (354 201) ドイツの4号戦車の砲で、75ミリ43口径の物があったと思いますが、それは75ミリ48口径と砲弾は同じなのでしょうか? また、できましたらロシアのT34/76の砲弾は、全バージョンで同じだったかどうかも教えて頂けませんでしょうか? 43口径、48口径とも砲弾も同じ物を使用します。 T34/76もL-11、F-34、ZIS-5、全バージョン同じ砲弾を使用します。 (9 28) 基本的に同じ物を使用する。ただし野砲で使っても、 T-34では使わない砲弾もあるようだ。 (9 47) 旧ドイツ軍戦車で最後まで現役に就いていたのは何でしょうか? (あくまでナチスドイツ製ということで戦後のヘッツアーは対象外と見なしてます…) IV号戦車は、1939~64年までスペインが、1945~68年頃までシリアが それぞれ使用しています。 トルコはIII号とIV号を使っていましたが、NATO加盟時に米式装備に 改変したようです。 (11 名無しさん@眠い人 ◆ikaJHtf2) パンターは、D型より後に開発された型が、なぜ「A」型と名づけられてるんですか? 元々は順番通りでした(A型~D型)。 この4種は同時期に設計開発が行われ、最初にD型が完成し、 A型がD型の設計の良い点を取り入れて、D型より後に完成した、という話らしいです。 情報かく乱や書類上のミス、といった説もあるみたいですが。 (12 495) F型は、ほんとうはA型(D型の後のA型)の次に生産される予定でしたが、 A型~D型よりも設計が大きく変更され生産が遅れてしまう、 という理由で、暫定タイプとしてG型が先行したらしいです。 (12 499) パンターはD型以前にプリ・プロダクションモデルが存在しました。 それぞれⅤ号A/B/C型重戦車と呼ばれましたが、生産されたのはA型のみです。 D型の生産が始まったときそれはD1型と改称されました。 D型の次がE型でなくA型になったのは、敵に対する欺瞞のためとされています。 (32 24) ヴィルベルヴィントが英軍地上部隊に向かって、ぶっぱなしている映像を見た事が有るんですが、これって反則ではないでしょうか? 大口径機関砲による地上掃射は歩兵にとってもっとも恐ろしい攻撃のひとつです。 榴弾による砲撃よりもはるかに制圧効果が高く、 そのうえ歩兵の身で用意できる遮蔽物はすべて役に立たない。 (13 10) マウスが実戦投入されたとか・・・・・本当ですか? そのような説もありますが、確たる証拠は現状で出てきていません。 (23 173) ドイツ軍では特にバリエーションの多い駆逐戦車・突撃砲・自走砲・砲戦車といった戦車の亜種ともいえる兵器群の存在意義とは何なんでしょうか。 兵科により車両の用途が異なり、突撃砲や自走砲は砲兵科、戦車と駆逐戦車は機甲科の所属となっています。 例えば、ドイツの場合では突撃砲は歩兵用の支援兵器として開発されましたが、 戦局の悪化と共に対戦車戦闘にも投入され、おまけに生産が容易なので戦車師団にも配備される様になりました。 又、事実上は突撃砲でも「駆逐戦車」と位置付けられた車両もあります。 ソ連やアメリカでは、ドイツ以上に生産の統一化を図っていますが、車体の流用のみに留まっています。 (28 266) 1.運用する部隊が異なった事。 2.目標に対して手持ちの器材を利用して対処しようとしたが、目標の能力がインフレーションを起こした事。 等が原因かと。 突撃砲は、歩兵の火力支援を行なう野砲を部隊に随伴出来る用に自走・装甲化した物です。 ところがこれの代表三突が対戦車戦闘に有効であった事から、後の駆逐戦車への流れが出来ました。 マルダーの様な対戦車自走砲は、歩兵の運用した対戦車砲を手近なシャーシに載せて自走化したもの。 敵が強力になって辛くなった戦車も、カーマゼットでより大きな砲を搭載出来るようにして駆逐洗車に。 手持ちの器材で増大する要求をこなそうとした事が、逆に多種多様な車種を生んでしまったかと。 (28 269) 4号の初期型など大口径短砲身の戦車がどうして「歩兵支援」になるのか 榴弾砲です。 初速が高い砲は、発射した榴弾の信管が作動する前に土等にめり込んでから爆発する為、 歩兵支援には向かないのでは? と考えられていました。 実際にはそれ以上に敵の戦車等の脅威に対処するため、初速の早い野砲や対戦車砲ベースの戦車砲が主流になります。 (28 ばばぼん♪) マシンガンデストロイヤー。直接照準で機銃座を狙うと、当然打 ち返される。歩兵に追随できる機動力と必要な防御力を持たせた歩 兵砲(ドイツの場合は75mm短榴弾砲)という訳。 (28 291) WW2のドイツの戦車についてる「Sマイン発射機」ってのは「対人地雷発射機」なんですか? 対人地雷を戦車の上で爆発させる。そうすると、パチンコ玉みたいのが 飛び散って戦車に張り付いている敵兵を一掃する。 (31 353) ドイツ軍の戦車の砲塔横に3ケタの番号がありますがどのような基準でつけているのでしょうか。 123だとすれば左から中隊・小隊・号車です。 この場合は第1中隊第2小隊3号車、0は小隊長、中隊長などを表します 800なら第8中隊長車というわけで Sは重戦車(シュタールパンツァー)のSだと思われます。 大隊内の重戦車中隊のため特有のものを当てています。 似たようなものとしてはR01などで連隊(レギメント)本部をあらわす場合もあります。 いずれにせよ、厳密に定まっているわけではありません。 色などは連隊などにより変えていたようですが、その辺は写真資料を当たることをお勧めします。 (33 272) WW2時代のドイツ軍戦車で通信手と操縦手はお互い行き来できたんかのぅ? 喉頭マイクで会話は出来たハズです。 行き来は…… 戦車によって違うと思うんだけど、難しかったんじゃないかな~ 戦車被弾、脱出って時に、砲塔の位置の関係でハッチが開かず、通信手や操縦手 が脱出できなかった、って話は良く聞きますもの。 (36 ベタ藤原 ◆MNjfnp0E) 何故ドイツ戦車の車体前方機銃は最後までMG34だったのでしょう? MG42が登場して、MG34は生産中止になったわけではないのです。 1942年以降多少数が減ったものの、 終戦に至るまで生産が続きました 例えば1944年にMG42は21万丁余り、MG34は6万丁余り作られています。 ここからは想像ですが、ではMG34を何処に配備するべきか。 もちろん機関銃は複雑で小火器にしては整備に手間がかかる 交換用銃身は初めとして交換部品の補給上なるべく、部隊 ごとに統一したい、MG42は汚れへの耐性が改良され 歩兵部隊向きである、また量産向きで数を確保できる。 逆にMG34の弱点、汚れへの弱さは車載する事で軽減できそう。 また比較的コンパクト 何より、戦車部隊に供給する機関銃は統一してどの戦車(ある物は 何でも使ってた)でも使い回しが聞いたほうが良いに決まっている。 いちいち付け替え改造なんでやってられないからでは。 MG34も十分世界水準を越える機関銃だし (37 機甲自転車) 単純にバレルジャケットの大きさと銃身の強度の問題では? MG42をボールマウントに差し込むには無理がある…。 (37 894) ツィメリットコーティングについて質問なのですが素材は何色なんでしょう? コンクリートだからコンクリ色 (40 242) スペイン内戦に派遣された二号戦車はどのタイプが何両ぐらい派遣されたんですか? A/B/C型の15両ほどがスペインに送られたようです。 (41 眠い人 ◆ikaJHtf) キャタピラ・シューってのは増加装甲によく使ってる予備のキャタピラのことでしょうか。 多分予備キャタピラのことでしょう。 戦車整備中隊は鉄道での移動を基本とし、現地で修理不可と判断された場合 即本国もしくはK工場と呼ばれる占領地の戦車修理工場へ送り返すシステムが 東部戦線のドイツでは整っていました。 とはいえ一番苦労したのは現地の戦車回収小隊なんだろうけど。 (41 572) M10偽装パンターについて教えて下さい。 アルデンヌ攻勢は知ってますよね? あの作戦で米軍の後方にSSのオットー・スコルツェニー中佐率いる特殊部隊を侵入させ 米軍の後方攪乱や、独軍主力部隊の先導をさせようという作戦(グライフ作戦)が考案されました。 そのため米軍の装備(銃、軍服、ジープ、戦車等)を集めようとしましたが、予定数に足りなかったため パンターをM10に偽装して使うことになりました。 しかし少数の攪乱部隊の侵入には成功したものの、M10を装備した部隊は普通の戦車部隊として使われたそうです。 大日本絵画「バルジの戦い」上巻に作戦準備から結果まで詳しく載っていますので、どうぞ。 (43 296) ドイツのパンサーがあんなに大きな車体になってしまったのは何故なんでしょうか? エンジンが高さ方向に大きい エンジン冷却系も意外に容積を食っている 馬鹿食いする燃料のための燃料タンクが大きいし、ディーゼルエンジンのソ連 戦車みたいに補助タンク外付けには出来ない でかい砲弾を大量にしまっておくスペースもでかい などの理由によるみたいだよ。 (44 ごっぐ ◆Cs6PCFec) 当初、T-34と同等のものを作ろうとしていたが、結局T-34より強いものを 作りたくなって巨大化したということもあるようだ。 内燃機関の背が低くなるのは、実は、80年代くらいであり、 それまでは、オイルパンだのカムシャフトのスペースだの、今じゃ考えられないくらい、 エンジンの背が高かったのもあります。 また、 ●T-34にはついていない、砲塔バスケットを採用したこと。 ●T-34は、エンジンもギヤボックスも車体の後部にあるのに対し、 パンターのギヤボックスは前方のため、後ろから前方にドライブシャフトを設ける必要がある。 この二つで車高が高くなったことも付け足しておきます。 (44 541) WWⅡのドイツ戦車等についてるシュルツン(?)って何のために付いてるのでしょうか? 対戦車榴弾対策。アレに当たって信管が作動して爆発するが、 本当の装甲板までは隙間があってメタルジェットが拡散して効果がなくなるって感じ。 (45 875) 対戦車銃の銃弾の被帽(軟鉄のキャップ。装甲との衝突の時に潰れて、弾が兆弾するのを防ぐ)を、 シュルツェンを貫通するときに潰させて、内側の装甲には兆弾させるためにつくられた。 対戦車榴弾に対する効果もあるが、これは偶然で、もともとそのためのものでは無い。 ティーガーは装甲が厚いから無い。 パンターには車体下部を守るためにシュルツェンついてる。 (45 876) シュルツェンは元々は対戦車ライフル対策として採用された。 対戦車ライフルは戦車の主装甲を貫通できなくても、 その弱点(のぞき穴・転輪基部等)をピンポイントで狙うことにより効果を上げていた。 しかし、対戦車ライフルは口径が小さいため、薄い鉄板などでもその威力を大幅に減じることが出来る。 このため、薄い鉄板を主装甲の外側に吊り下げたのがシュルツェンである。 その後、成形炸薬弾(HEAT)のジェット噴流を拡散する効果が確認される。 戦争末期には、対戦車ライフルが減少したことと、資源節約のためにシュルツェンは金網になった。 成形炸薬弾(HEAT)だけの対策であればこれで充分だった。 (hismed) III号戦車は後期のものは起動輪側の車体内部にキャタピラのアジャスターがついてたってホント? あと、転輪のサスペンション部でキャタピラの張りの調整することもあったってのもホントっすか? 調節とゆうか転輪自体を加工する、具体的には歯車を削ったりしたそうです。 (6 507) WWⅡドイツ戦車の車体番号はどのような法則でついてるのでしょうか? 一桁目は中隊、二桁目は小隊、三桁目は車両ナンバーです。 一桁目がRの場合連隊本部(Rが付かずに二桁しかない場合もあり) ローマ数字の場合大隊本部の車両です。 二桁目が0の場合は中隊本部車両です。 (50 854) なぜドイツは鋳造砲塔、車体の戦車を作らなかったのでしょう? ドイツの四号戦車などを見ると、小さな装甲板の溶接で出来ていて素人目に見ても構造的に弱そうで、生産性も悪そうですが ドイツの冶金技術は意外と低くて、シャーマンのような滑らかな被弾径始を持った 砲塔は量産できなかったからだと言う話を聞いたことがありまつ (54 617) 大型の鋳物製造設備(蒸気機関車や造船関連)に空きが無かったのだと。 (54 620) 鋳造で戦車の車体を作れるのは、当時のアメリカでもリマ・ロコモーティブ等ごく僅かです。 それでM4も鋳造はM4A1のみで、M4以降は溶接になっています(生産はM4よりM4A1の方が先)。 普通の自動車会社や機械工場では、とても生産できません。 (54 622) 二号Fは砲塔後部にゲペックカステンを装備していたのでしょうか? Ⅱ号戦車はフェンダー上(右中央部と左後部)に工具箱がありますんで、 わざわざ砲塔後部につける必要はないっす。 (61 392) T-34のコピーを作ろうとしたのに何でパンターみたいな大物ができたんでしょうか? 縦に高いエンジンを積んで、大きな主砲を3人乗り砲塔に収めたらあの大きさに。 (61 950) 競作された物には、まんまT-34のコピーも有ったのですが、ドイツのオリジナリティー を取り入れたい&確実にT-34を撃破出来る物を、と言う事でああなりました。 (61 954) 旧ドイツ軍の4号戦車はいつ頃まで生産を行っていたのでしょうか? 最後(最期?)まで作っています。 といっても完全に終戦まで、ということではありませんが。 爆撃で工場が止まったり、占領されたり、はたまた記録が混乱で残っ ていなかったりで、基本的にドイツの戦車生産は45年4月以降は停 止状態でした。 ともあれ4号戦車は最後まで作り続けていたということは言えます。 (62 437) 437に付け加えるならば、Ⅳ号戦車はコストがⅤ、Ⅵ号と比べかなり安いです。 ファミリーも多く、信頼性もまずまずのものがあります。 Ⅴ号は重く、整備に多大な労力を要し、Ⅵ号は駆動系の信頼性がありませんでした。 (62 439) パンターのカマボコ型防盾は、下部に砲弾が当たると砲弾が滑って戦闘室を破壊するといいますが、戦闘室を破壊されて放棄されたパンターの写真を見た事がありません。 本当の話なんでしょうか? 手元の資料をめくると、「シュトルム ドランクNo.5 パンター」の111ページに 米第703戦車駆逐大隊が鹵獲したパンターに対し90mm砲で試験射撃を行った写真が 掲載されています。 それを見ると、1~5と番号が書き込まれた命中痕のうち1・2番が正面装甲を貫通。 3番が防盾下部に命中の後無線手席上面を貫通、4・5番が防盾を叩き割っています。 また、104ページには戦闘室上面の吹き飛んだパンターの写真も掲載されています。 G型後期から防盾下部を垂直に近い形状に変更したという事実からしても、跳弾による 戦闘室への被害は実際にあったとみて何ら不思議はありません。 そもそも戦争末期の混乱の中で無意味な設計の変更がなされるはずもないですし。 (559 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) WWII のドイツ戦車は優秀だが生産性の低いのが欠点、ということがよく言われますが、 T32 を鹵獲、模造して大量生産するようなことをしていれば、その後の戦局を多少なりとも有利に展開できたんでしょうか。 逆に、資源の問題から、少数精鋭の設計をせざるを得なかった、というような面はあるのでしょうか。 とりあえずドイツでは不足してたアルミニウムがエンジンに使われてたのでT-34のコピーは無理 でもパンターは相当T-34の影響を受けてる シャーマンやT-34みたいな鋳造砲塔は生産性がよいが、冶金技術が高いわりに何故か鋳造がヘタなドイツにはそれができなかった あとレアメタルの不足から装甲に表面硬化処理をせねばならずそれも工数を増やしていた まあ確かにドイツ人は凝り性だったが(挟込式転輪とか)生産性を気にしてなかったわけではない それに大きな装甲板の溶接が行える設備のある工場や砲塔に必要なベアリングの供給が最初から限られているので、 ヘタに性能を落として生産性を上げてもあまり意味が無いどころか戦力低下につながる恐れがある 主力の戦車の生産ができない工場では突撃砲や駆逐戦車を大量生産して戦車数の不足を補っていたので数を気にしていなかったわけではない (573 396) 大戦中のドイツの駆逐戦車は視認性が悪いようですが ヤクトパンター、ラング、ヘッツァー等の駆逐戦車にはキューポラが付いていません 三号突撃砲の代用で出た筈のヘッツァーなど、ハッチを閉めると車長席からは後方しか視認出来ません 駆逐戦車は基本的に前しか見えなくてOKだから。 装甲の厚い前面を敵に向けながら、主に待ち伏せ攻撃す為の車両だしね。 例え全週視界が確保されてても、砲をすぐに横に向けたりはできないから あんまり意味がないし。 とは言え戦車兵達には不評ではあったようだ。 ただ、姿勢が低く発見され難いのがメリットの一つの駆逐戦車にキューポラを 設けると、発見される確率が高まるとは言える。 ヤクトパンターのように「今更そんなこと気にしてどないすんねん」みたいな バカでかい車両もあるが・・・。 (326 586) 四号短砲身や三号NのHEAT弾に対する乗員の評判ってどんなもんでしたか? 独ソ戦の開戦当初は成形炸薬弾はトーチカなどにしか使用を許可されておらず、公式的な 記録はほとんどない。 戦車相手に特殊な榴弾を使ったとされる記録があり、成形炸薬弾のことだと主張する人も 居るが、短砲身75mm砲の場合、近距離なら遅発作動信管をつけた榴弾も非常に高い貫通力 を持つ(近距離では徹甲弾と逆転する)とする資料もあるため、そちらの可能性もある。 アフリカ戦では英軍の評価として、3号が75mm砲を搭載して危険な相手に戻ったとしている。 おそらく、ドイツ側でタングステンの使用制限がきつくなった時点で、3号の長砲身型 (MK3スペシャル)が硬芯徹甲弾を打ち尽くした頃合で3号の脅威度が低下。 成形炸薬弾で再び危険な相手に。ってことかと思う。 また、時期的に積極的な侵攻をしなくなっているので、アナグマの武器としては低初速でも 使い勝手は良かったのかも知れない。 東部戦線では、ティーガーの補助、軽量さを生かして偵察・通信・連絡などに就く。 が、組み立て中の車台を突撃砲生産材料に回している所から、言うほど使い道も無かったし、 運用上の制限も多いはずの突撃砲の方がまだ有益と言うレベルでしょ。 なお、突撃砲F8型のベースとして、M型車台が使われていると言う説は、車体前方上面の ハッチは似ているだけで構造が異なる(防水シールの有無・開閉ではなく取り外し式)ことが 判明して誤りと判ったので、3号戦車が突撃砲に転用されだすのは5年ほど前あたりまで信じ られていた説より少し後のタイミングらしいと言うことで注意されたい。 (607 264) 三号戦車の役割について。敵戦車を撃破するために作られたのですよね? Ⅲ号戦車に求められたのは機動力を生かした敵戦線の突破・攪乱で、対戦車戦闘は二の次。 そもそも当初Ⅲ号戦車は3.7cm砲を戦車砲として搭載しており、5cm砲搭載型のG型が 生産されたのは1940年に入ってから。 グデーリアンは当初から5cm砲の搭載を主張していたが、兵器局に押し切られる格好で 3.7cm砲の搭載が決定した。しかし、ターレットリングを広く取っておく配慮がなされたため、 5cm砲の搭載が比較的容易にできた。 (321 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) 突撃砲と駆逐戦車って別な必要あるんですか? 突撃砲は元々歩兵支援のために対陣地・歩兵用の榴弾砲を搭載する車輌 駆逐戦車は元から対戦車砲を搭載して対戦車戦闘をする車輌 東部戦線のT-34ショックで対戦車火力の強化が急務となり、対戦車用の長砲身砲を搭載するだけのキャパシティがあった突撃砲が長砲身化されて駆逐戦車として使われるのが常態化してしまった IFVはある程度の攻防力のある歩兵の移動手段であり、突撃砲や駆逐戦車とは丸きり異なる 敵MBTに対しても自衛戦闘くらいはできるようにATMを搭載したIFVはあるが、ATMを搭載することがIFVの必要条件ではない 今では全装軌で済ましている用途の車輌が半装軌式が一般的だったのは、その頃の技術では全装軌式の路上機動力と価格・生産性、全装輪式の路外機動力がそれぞれ非常に劣っていたので半装軌式にすることで弱点を補っていたから シュトルムティーガーは駆逐戦車化する前の突撃砲本来の用途を任務とするより攻防力を強化された車輌 用途を限定しすぎてあんまり使えなかったが APCにATM付けただけじゃIFVにはならない 機関砲ないし低圧砲を搭載し機関砲に耐える装甲を備えないとIFVとは言えない (632 51) ティーガー、パンターのお値段は? ティーガーは300,000ライヒスマルク、Bf109の初期型でその半額くらい。 パンターは125,000ライヒスマルクとお買い得。 (639 34-40) WW2後期のドイツ戦車についてなんですが、なんで車載機銃がいつまでもMG34だったんですか? 時期的に、MG42に変わっててもおかしくないのに。 バレルジャケットの強度や形状がボールマウントに適応していないため。 このため、同軸機関銃のみをMG42に換装して、前方機関銃はMP44突撃銃に 変更する予定だった。 (305 520) パンテルの75mmはティーゲルの88mmよりも装甲貫徹力で勝っていたと聞きましたが、それなら何故ティーゲルに75mmを搭載しなかったんでしょうか? そういうアイディアもあった。 実際ティーゲルのヘンシェル社案ではパンターのものによく似た砲塔に 75mmゲルリッヒ砲(超硬弾頭を使用した、砲口に行けば行くほど内径が細く なっている砲。砲身内圧を無理やり上げて初速を増し、威力を増やす)を 搭載する予定だった。 ティーゲルⅠは重戦車として陣地攻撃に使うことが想定されていたので、 最終的には榴弾の威力を考慮して88mm砲が採用された。 で、実際パンターと同じ75mm砲に換装する案もあったが、パンターの生産に 支障が出るので没った。 (305 805) ティーゲルより総合的にはパンターの方が優れた兵器と思えてなりません。当時のナチスではどのような見解だったのでしょうか? ティーゲルⅠはその戦闘能力の高さが絶賛されたが、現場では「重くて大きくて 整備が面倒ですぐ壊れる」と不評だったし、軍需関係者には「1両作るのに金と 資材と手間がかかり過ぎる」とやっぱり不評だった。 パンターは生産コストは安かった(ティーゲルと比べればの話だが)が、初期型は やたら故障する上に新機軸が多くて取り扱いが面倒で現場にも不評だった。 (305 824) 4号戦車F2型で搭載された75mm43口径砲弾はG型以降の75mm48口径砲にも使用できたのでしょうか? 弾薬は一緒。 ただしパンテルの75mm砲とⅣ号の75mm砲は弾薬の共通性はない。 (300 21) 四号戦車乗りがティーガーに機種転換したことありましたか? 多くのティーガー重戦車大隊は既存の戦車連隊から兵員を抽出して編成されていますので、 当然四号戦車からティーガーに機種転換した戦車乗りも多かったでしょう。 例として挙げると、第506重戦車大隊は第9装甲師団第33戦車連隊第Ⅲ大隊を基幹として 編成されています。 (300 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) パンテルの75mmの方がティーゲルⅠの88mmより装甲貫徹力が上だったと聞きましたが、実際はどうなのでしょう? ティーガーⅠの8.8cmKwK36L/56は、初速においてパンターの7.5cmKwK42L/70に劣ります。 8.8cmKwK36:773m/s 7.5cmKwK42:925m/s(Pzgr39使用時の比較) これにより、実際の装甲貫徹力は 8.8cmKwK36:100mm 7.5cmKwK42:111mm(垂直装甲板に対してPzgr39使用時。射距離1000m) となっています。 (300 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) 2号戦車は訓練用戦車で、戦闘に向かないですよね? Ⅱ号戦車は訓練用を兼ねていたものの完全に実戦投入を前提とされた軽戦車・偵察戦車であり 使用する20mm徹甲弾は射距離100mで20mm、500mで14mmの装甲貫徹力を有し 軽戦車クラスとしては十分な火力を備えていますし、またそのように運用されました。 なお後に高速徹甲弾を採用したことで、射距離100mで49mm、500mで20mmにまで貫徹力を向上させ、 BTクラス相手なら十分撃破可能な能力を獲得しています。 (650 ゆうか ◆u8WC078ef5ch) フランス戦時のドイツ戦車部隊 Ⅰ号戦車 1077両、内554両が戦闘に参加 Ⅱ号戦車 1092両、内955両が戦闘に参加 35(t)戦車 128両、内10両は指揮戦車 38(t)戦車 228両 Ⅲ号戦車 339両 Ⅳ号戦車 290両、内280両が戦闘に参加 (650 376) ティーガーとIS-2どっちが強い? ティーガーIIだと余裕でIS-2に勝ってしまうので、56口径8.8cm砲のティーガーIの話で。 オスプレイのザロガの著書によると、距離1000mで互いの前面を撃ち抜いて撃破できる、とある。 1500以上だとティーガーはIS-2を撃ち抜けず、反面IS-2は(完全撃破は無理でも)榴弾でもダメージを与えられる。 ただしその距離だと、ティーガーの方が命中率がずっと高く、また発射速度は遙かに勝る。 ティーガーIとIS-2の最初の遭遇戦では、ティーガーが距離3000から砲撃を開始したがダメ。もっと近づいてから3輌の撃破に成功。 ちなみにIS-2の砲塔全面装甲最大165mmってのは、幅広になった防盾と砲塔前面の重なっている、さらにほんの一部の箇所ね。 参考サイト http //www.bekkoame.ne.jp/~bandaru/deta02a2.htm そのキングタイガーですらIS-3には惨敗してしまうのだが。 IS-3の主砲である122mmカノン砲は 距離550mで152mm貫徹、以下1000m-142mm、1500m-133mm、2000m-122mm だがティーガーⅡの装甲は砲塔全面180mm、車体前面150mm(ただし傾斜50度)なので正面からの貫徹は不可能 一方でティーガーⅡの主砲である88mm71口径砲は 距離500mで207mm貫徹、以下1000m-190mm、1500m-174mm、2000m-159mm IS-3の装甲は砲塔全面220mm、車体前面110mmで、傾斜など考慮しても1000m以下なら抜かれる 結論としてティーガーⅡの戦闘能力は単体としてならIS-3を楽に凌ぎ、第二次大戦最強戦車の名を欲しいままにできる。 ではIS-3に価値がないかというとそうではなく、IS-3はティーガーⅠを凌ぐ戦闘能力をわずか45t級の 車体に詰め込んだ点に最大の意義がある。 ただしIS-2にせよ3にせよ、照準能力や速射能力ではドイツ戦車にはるか劣っており、 1対1での勝ち目は非常に乏しかった。 ドイツ軍のパンターにせよティーガーにせよ、3000m超の長射程で命中弾を送り込む能力を持っており 正面きってなら常にアウトレンジを狙えたからだ。 ソ連軍は数を頼みに懐に飛び込むことで、多くの犠牲と引き換えに勝利を収めるのが常だった。 当時の戦車で3000m先の目標に当てるなんて相当熟練した戦車兵じゃないと不可能だぞ ドイツ軍だけは例外。 光学照準器の優秀さが他国と段違いなので、マジで有効射程3000m以上ある。 ゆうか氏の調べたところでティーガーⅡは4000m~5000mで狙い撃てる。 有効射程が3000m以上でも命中率は一桁だな。よって殆ど無意味。 3000mでは平均20~30%の命中率。 砲弾の無駄ではあるのでよほど数の差があって最初から数減らしたいとかじゃなきゃそこまではやらん。 だが2000m前後での砲戦は普通にやらかしており、待ち伏せ状態なら5割内外は命中させた。 そしてこの距離でティーガーは大抵の、ティーガーⅡはISを含む全ての戦車に有効打を与えることができた。 (650 677-696) ドイツ戦車の稼働率 1945年3月15日の報告初によると、全線に配備されたドイツ戦車の稼働率は IV号戦車 62%、パンター 48%、ティーガーII 59%。 …パンター、そんなに最終減速器の故障が多かったのか? ティーガーIIは数が少ないので大事に使ってたんだろうか。 ティーガーの整備が集中して、徹底して行われてたのは事実。 だがパンターの場合、もうⅣ号を上回る数が配備されてた。 それでいてⅣ号よりは気難しいんだからこの稼働率は妥当な線だと思うよ。 むしろ信頼性の塊の如く言われてたⅣ号でも6割程度なんだなーと。 (650 705-706) Ⅱ号C型軽戦車の機関砲弾はベルトリンクで繋がれているのでしょうか? Ⅱ号戦車の機関砲(Sdkfz222等の20mm搭載装甲車も同じ)は 弾倉式です。 (297 561) Panzerkampfwagenと戦車とはどうちがうのでしょうか? 正確には PanzerもKampfwagenもPanzerkampfwagenも日本語訳で「戦車」の用語がある一方 Panzerは「戦車」「機甲」「装甲」 Kampfwagenは「戦車」「戦闘車両」 Panzerkampfwagenは「戦車」「装甲戦闘車両」 となります。 日本語訳だと似た意味になりますがドイツではきちんと区別があります。 (674 743) タイガー戦車には、幾つか華々しい戦果の逸話が有りますが、パンター戦車にも有りますか? 「バルクマン パンター」あたりでぐぐれ 米英軍はパンサーの前面装甲の厚さを良く知っていたらしく.. パンターに乗っていた戦車兵の話で前進しても敵の気配も判らなかったのに 旋回して町に側面を向けると とたんに辺り中から砲弾が飛んできた SS戦車隊から引用 (288 29-30) WW2のドイツ戦車の照準器は性能が良かったそうですが? ドイツにはカール・ツァイスやライカなど優れた光学メーカーがあり 19世紀終わりの実用カメラが普及したころから技術的に優位だったから。 また国家も政策として光学を国の主要産業に位置付けていたから。 いうなれば今の日本でトヨタや日産があるから自動車産業が優れてるのと一緒。 (690 751) ドイツ軍の戦車って一両いくらぐらいするの? 当時の価格は、下記です。 「3号戦車 9万6200ライヒス・マルク 4号戦車 10万3500ライヒス・マルク 5号パンター戦車 12万5000ライヒス・マルク #とてもリーズナブル 6号ティーガーI戦車 30万0000ライヒス・マルク 3万1000ライヒス・マルク 主砲の8.8cmKwK戦車砲のみでの価格 6号ティーガーII戦車 35万0000ライヒス・マルク 日本購入価格 3号突撃砲G型 8万2500ライヒス・マルク 武装・無線等付属品無しでの価格 ヘッツァー 5万4000ライヒス・マルク 」 下記、 資料室> お値段>ドイツ兵器のお値段>1945年以前(大戦終結まで) を参照ください。 ttp //www.geocities.jp/kanabow11/price/german_old.html (691 霞ヶ浦の住人 ◆1qAMMeUK0I) WW2 でドイツ軍戦車に行われたツゥメリットコーティングの材質は何なのでしょうか? 材質はポリビニール、木質繊維、硫化バリウム、 硫酸亜鉛、黄土の混合物。 開発製造はベルリンのツインメル化学工業社。 (102 一等自営業 ◆BVruYgneoI) ドイツ戦車にあるシュルツェンがなぜ現代の戦車やWW2の連合軍戦車付いていないのですか 必要性を認めなかったからでしょう。 そもそもシュルツェンはドイツ軍では3号・4号戦車の各所に付いていた視察孔や車体側面を ソ連兵に対戦車銃で狙い撃ちされたためにその対策として取り付けられたものです。 成形炸薬弾に対する効果が認められたのはその後だったりします。 要するに車体に元々ある程度の装甲があるのならば必要ないものなわけで。 ましてやドイツ軍は対戦車銃なんてあまり使ってませんし。 もっともパンツァーファウスト対策には土嚢を積み上げたり、T-34/85がベッドの スプリングを溶接したり現場ではいろいろやっていましたが。 (105 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) シリアで使用されていた4号戦車などの詳細を教えてくれないでしょうか? シリアは1946年仏より独立後、ブルガリア・ハンガリーといった東欧諸国やスペインなどから Ⅳ号戦車・Ⅳ号駆逐戦車・Ⅲ号突撃砲等を数は不明ですが購入しています。 これらの戦車のスペアパーツはフランスにあった撃破されたドイツ車両のスクラップヤード から調達された部品でした。 しかし60年代にはパーツも尽きたのかゴラン高原に作られた陣地にトーチカ代わりに 配備されました。 1965年のイスラエルとシリアの「水戦争」(ヨルダン川の水利を巡る紛争)において Ⅳ号戦車はゴラン高原からイスラエル軍に対して射撃を行いましたが、イスラエルの センチュリオン戦車に対しては明らかに力不足でした。 生き残ったⅣ号戦車はさらに1967年の六日戦争でもイスラエル軍に対して砲撃を行いますが、 ゴラン高原はイスラエルに突破され、最後のⅣ号戦車がM50アイシャーマンに撃破されて その生涯を閉じました。 (137 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) パンターD型は後期にどんな改修がされたのでしょうか? パンターD型は1943年7月以降、いわゆる後期型に生産が切り替わっています。 その内容は質問にあったものを除けば、 簡略化のためにヘッドライトを二つから一つに省略 車長キューポラ上に対空機関銃を取り付けられるリングマウントが追加 転輪をリムボルトを追加して16個から24個にした強化型に変更 砲防盾上の双眼鏡式照準機用の穴に雨除けを追加 履帯を改良し、ハの字型の滑り止めを追加 また、シュルツェンの追加は5月から、ツィンメリットコーティングは9月から 行われています。 発煙弾投射機の廃止は5月に行われた野戦試験で小火器による誘爆が問題になったためです。 転輪の補強もこの時期から検討されています。生産簡略化の検討も同様と思われ。 下二つはクルスク戦の戦訓による改良です。(9月生産分に実施) (240 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) Ⅲ号戦車とⅣ号戦車の共通化車台がありますが、これを使った新型戦車の計画はなかったんでしょうか? 一応計画案としては、Ⅳ号戦車の砲塔/エンジンをそのまま流用して 傾斜面を多用して装甲厚を強化した車体に組み合わせた物が提示されてます。 転輪は6組でリーフスプリングを使用、ギヤボックスや起動輪はⅢ号戦車のものを 使用していました。 44年3月にクルップ社と試作の契約にまではこぎつけてますが、Ⅳ号戦車ラングの 開発を優先するために計画は中止されています。 (194 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)
https://w.atwiki.jp/bf_njurf3f5/pages/118.html
びぃえふに登場する数々の兵器が、現実ではとんなものだったのかなぁという疑問に壁を轢きながら答えていくコーナー。 第八回目の今回はひょっとしたらお待ちかね? 枢軸の頼れる軍馬、Ⅳ号戦車の登場である。 びぃえふでもクセの無い扱いやすさで親しまれるこの戦車の素顔を、それまでのドイツ戦車の歩みと併せて見ていこう。 第一次大戦後、ベルサイユ条約の打撃から立ち直りつつあるナチス政権下のドイツで、ある農業用トラクターが開発されていた。どんな不整地も走破できる無限軌道タイプの車輪、ちょっとやそっとのことではビクともしない頑丈な鋼鉄の車体、そして極めつけは車体の上に鎮座する7.92mm機関銃2門。カラスを追い払うためにしては少々物騒すぎないかね。その通り、コレは立派な戦―――おっと危ない。ベルサイユ条約の下ではドイツがそんなものを作っていいはずがない。これは農業用トラクターなのである。日々運転の練習をしているドライバーは、そんなことを言っていた。 さて、時に1935年。ドイツはベルサイユ条約を破棄し、再軍備を宣言。みるみるうちに常備軍を再編したドイツは翌年スペイン内戦に介入。このⅠ号戦車も実戦に投入された。トラクター? お前は何を言っているんだ。こんなトラクターがあるわけないだろう。まあ、まさか訓練用の戦車で実戦に送り込まれるのは予想外だったがな。と戦車兵に華麗な転身を遂げたドライバーは、そんなことを言っていた。 再軍備のその年、軍部は訓練用のⅠ号およびⅡ号に次いで、本格的な戦車戦術に運用できる戦車の開発を開始した。こうして誕生したⅢ号戦車は37mm径の旋回式砲塔を備えた中戦車となった。第二次大戦初期には数が揃わなかったものの、ソ連との戦線を開く頃には主力戦車になりつつあった。しかしながら未だに技術的な未熟さは否めず、またサイズ上の制限から火力・装甲と共にソ連の戦車には劣るようになった。 このⅢ号から遅れて1939年、いくつかの試作を経てⅣ号戦車(Pz.Kpfw IV)が誕生する。Ⅲ号で得られたノウハウを活用し、サイズも一回り大きいこの戦車は、様々な要求に応じることが可能だった。最高速度は整地なら38km/h、不整地では19km/h。乗員は5名で、それぞれ車長、射手、装填手、操縦手、通信手に分担される。主砲は75mm径短砲で、装弾数は78発。Ⅲ号では砲塔の旋回に併せて装填手がいちいち移動しなければならなかったが、Ⅳ号では解決されおり、高い速射性を実現した。副武装としてMG34機関銃を2門装備、装弾数は3150発である。この装備は装甲を貫徹するには少々物足りないが、非装甲車輌や機関銃陣地などのいわゆる「軟性」の目標に対しては有効な打撃を与えることができた。初期のⅣ号戦車は専ら歩兵との共同戦線を張るべく設計されているのである。ベテランの虹裏兵士の諸兄は記憶しているだろうか。かつて負けっぱなしだった枢軸側が歩兵と戦車のコンビネーションにより、凄まじい戦果を挙げたあの時のことを。あれこそまさしくⅣ号戦車のあるべき姿だったのだ。 しかしこのような運用ができたのも戦争初期のこと。前述の通り優秀な戦車を備えたソ連との戦いや、ノルマンディーから上陸してくる連合軍の機甲部隊と戦うには、対戦車攻撃能力が必須なのである。そこで主砲を倍近い砲身に延長したF2型が開発された(びぃえふのⅣ号は恐らくF型。実際ならばシャーマンとやりあうのは辛いものがあるだろう)。対戦車戦闘に主眼を置いて製造されたⅤ号戦車やⅥ号戦車は、故障率の高さや「愛国心のない」燃費の悪さ、コスト高も相まって数は多くなく、最終的にはこのⅣ号が最多生産台数(約8000両)を記録している。Ⅳ号自体のJ型にまで至る多くの改修もさることながら、Ⅳ号をベースにした様々な兵器も存在している。 例えば歩兵支援を目的とした移動砲台的なⅣ号突撃砲や、虹裏兵士には醤油差しの愛称で知られるⅣ号対空戦車ヴィルベルヴィントなどがある。中には海を渡ってイギリスに上陸するためにⅣ号潜水戦車という、虹裏兵士から多大な人気とF1F2を集めそうなシロモノまであったという。何このリアル変態兵器。 このバリエーションについては後日、専用のコーナーを設けて詳細な解説をしてみたい。それだけこの戦車はバリエーションに富んだ表情を持っているのだ。 Ⅴ号戦車パンターやⅥ号戦車ティーガーの陰に隠れがちではあるが、猛獣の名前こそ持たないものの大三帝政ドイツ陸軍の主力戦車として縦横の活躍を見せた。 戦後もドイツと同盟関係にあった諸国で使用され、中には中古販売で流れ流れてシリアに行き着いたⅣ号が、中東戦争に参加していたという記録もある。 少々詰め込み気味になってしまったが、大戦中のドイツの戦車はそれだけで一つの世界が出来てしまうほどのカテゴリーなのだ。ロマンなのである。 ATにケツを掘られて吹き飛ぶ様も、またロマンか。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9612.html
登録日: 2011/09/06(火) 13 13 38 更新日:2023/09/10 Sun 16 18 32 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 III号戦車 ドイツ ナチス 不遇 戦車 第二次世界大戦 軍事 III号戦車とは、ナチスドイツ軍で使用された戦車である。 正式名称はPanzerkampfwagen III。 正式番号はSd Kfz 141(A型~J型)、Sd Kfz 141/1(L型~M型)、Sd Kfz 141/2(N型)、Sd Kfz 141/3(火炎放射仕様)。 秘匿名称はZW(Zugführerwagen=小隊長車)。 質も量も常に満足の行く水準に到達できなかったが、第二次世界大戦の初期から中期まで活躍した。 ドイツ軍の代名詞とも言える「電撃戦」の立役者である。 開発経緯 種類開戦に向けて 量産、そして戦いへ その後 フィクションにおけるIII号戦車 開発経緯 ドイツ陸軍はナチスが政権を取る前から新型戦車の開発を進めていた。 1934年1月に、ハインツ・グデーリアン大佐(最終階級は上級大将)から「電撃戦」の為の二種類の戦車開発が要請された。 III号戦車とIV号戦車である。 参謀総長のルートヴィヒ・ベックが戦車隊の2/3を占める主力と構想したのはIII号戦車であった。 IV号戦車は項目を見てもらうとして、III号戦車に求められたのは グデーリアン「電撃戦は機動力が大事なんだよ。おう、(戦車の足を)速くしろよ。」 ベック「戦車の敵は戦車!!重機関銃では威力不足!!対戦車砲を載せろ!!」 要求された速度は40km/hと、当時としては高速であった。 これ以外にも様々な要望があり、開発担当のダイムラー・ベンツ社(DB社)は相当苦労をすることになる。 種類 開戦に向けて A型 ほぼ試作型と言うに等しい型。生産数も1937年の10両だけ。 要求された 5人乗りで砲塔に3人入れる。 15トンを超えないこと(※当初軽戦車として構想されたためで、後に撤回された)。 3.7cm砲を装備し、将来的に5cm砲も搭載できる設計にする。 以上の事項を概ね達成する(※全備重量が0.4トン超過)。 しかし、 重量制限で装甲が14.5mmと貧弱(※対戦車ライフルに撃ち抜かれる危険性がある)。 にも関わらず最高速度が32km/hで要求速度に達しない。 とまだまだ問題も多かった。 ちなみに三番目の要求事項は、将来への脅威に備えて5cm砲を検討したところ、兵器本部長と砲兵監に3.7cm砲で充分だと異を唱えられたり、 牽引式対戦車砲(後にドアノッカーと晒された3.7cm PaK 36の事)と弾薬を統一したいという意向から採用を断念する代わりに、 ターレットリング径に余裕を持たせて後日載せられるようにしたためである。極東の某国でも似たような事が行われている。 B型 & C型 & D型 兎に角、最高速度を上げる為に足まわりを改良し、改良し、改良したタイプ。 コイルスプリングからリーフスプリングに変更したものの、3km/h増の35km/hに留まり解決せず。 15両(1937年)、15両(1937年~1938年1月)、30両(1938年1月~同年6月)と作られた。 D型が出来たのが1938年の初め。第二次世界大戦が起きたのが1939年。 総統閣下「遅っせぇ開発だなぁ、早くしろよ」 グデ「おう早くしろよ」 兵器局「ハヤクシロ!!」 DB「毎日が辛い!」 量産、そして戦いへ E型 & F型 そんな感じで難航していたDBであったが、ここで一転攻勢に出る。 サスペンションに「トーションバー方式」を採用したのだ。 これは比較的最近まで戦車に使われていたり、現在も重量のある車両の主流でもある方式で、まさに「革新的」だった。 このサスペンションとエンジン変更(マイバッハ HL108TR 250馬力→マイバッハ HL120TR 300馬力)のおかげで機動力が上がり、 更に重量にまで余裕が出来たので装甲を今までの14.5mmから30mmに強化し、これが正式に生産型として採用された。 実用最高速度は40km/hだが、G型まで装備されていた変速機はなんと70km/hまで対応していたという。 E型が96両(1938年12月~1939年10月)、それを微調整したF型(1939年9月~1940年7月)が435両生産された。 ただ、E型が出来たのが1938年末。1939年9月の開戦に数が揃わないのは当たり前である。具体的には96両くらい。 その後も数が足りず、1940年の西部戦線に参加したドイツ戦車2,128両のうち339両がIII号戦車だった (詳細な内訳はI号×554、II号×955、III号×339、IV号×280で、チェコのメーカー製である35(t)と38(t)はカウント外)。 これまでの戦闘でIII号戦車は二つの教訓を得る。 砲がやっぱり貧弱だった(ポーランド戦で42口径5cm砲、対仏戦で60口径5cm砲が制式化される契機となる)。 装甲もやっぱり貧弱だった(ポーランド戦で足回りにも問題があるA型~D型がリストラ、対仏戦でE型以降の装甲強化が決定)。 華麗な電撃戦の印象のあるフランス戦だが、投入されたIII号戦車の40%が破壊されていた。 ちなみに5月だけでも110両を損失していて、1/3近くが撃破された事になる。 だがしかし!前述したようにIII号戦車は5cm砲を搭載することができる! じゃあ次は5cm砲を乗っけようか、という話になったのだ。 G型 工場「(急に言われても数が揃って)ないです。」 仕方ないね。 と言うわけでG型は後ろの装甲を強化しただけで、従来の3.7cm砲を装備したまま量産された。 1940年4月~1941年2月にかけて600両が生産された。 E型後期 & F型後期 & G型後期 戦車兵「5cm砲はま~だ時間掛かりそうですかね~?」 工場「お待たせ!E型F型G型関係無く載せるけど、良いかな?」 戦車兵「あーいいっすねー。」 1940年7月頃になると、42口径5cm砲も数が揃ったので、現在あるIII号戦車に順次搭載された。 区別が付きづらく我々にとっては紛らわしいのだが。 H型 最初から42口径5cm砲を装備した型。 車体を抜本的に見直し、III号戦車の新基準を作る…筈だったが、結局砲塔を新しくして30mmの増加装甲を付ける程度に留まった型。 とはいえ、砲塔内部の容積拡張と砲塔バスケットの追加によって戦闘効率の改善に寄与した。 1940年10月~1941年4月にかけて308両が生産された。 潜水戦車型 1940年秋に予定されたゼーレーヴェ作戦(英本土上陸作戦)用として開発された特殊任務車両。 F型~H型の内168両を水密構造に変更してダクトパイプを追加した事で、水深15mの海底を5km/hで航行可能だった。 戦車揚陸艦艇を持たなかった故の苦肉の策で、上陸地点の沖合で輸送用の徴用船舶から発進させる予定だったという。 後に渡河作戦用として改造され、ダクトパイプからシュノーケルに交換された。 Tp(Tropen)仕様 北アフリカ戦線用の熱帯地対応で、機関系の防塵機能及び冷却能力を高める改修が施されている。 G型から導入されたが、1941年12月以降はベースとなったサブタイプを問わず標準仕様化された模様である。 J型 リベンジH型。今度こそ車体を改良し、E、F型から続くベースを更新した。 装甲を50mm一枚板に変更したが、これは30mm+30mmの二枚板(60mm)のH型より優れている。 1941年3月~1942年7月にかけて1,549両が生産された。 ここで改良は一段落を終え、バトル・オブ・ブリテン(英本土航空戦)の敗北で後に少佐が敢行したゼーレーヴェ作戦が凍結された事もあり、 豆戦車や軽戦車が大部を占めていた装甲師団は1941年の戦闘に備えて、本来の主力であるIII号戦車とIV号戦車に陣容を改める同時に、 鹵獲器材の活用と戦車定数の更なる削減を以って大拡充された(戦車を有する装甲大隊を35個から57個へ、装甲師団を10個から20個へ増設)。 ところが、番狂わせの事態が生じる。 北アフリカ戦線におけるイタリア第10軍の大敗北とユーゴスラヴィア王国の反枢軸クーデター及びイギリス軍のギリシア派遣である。 前者はロンメルが率いるDAKの派遣、後者は電撃戦と空挺作戦(増援として山岳猟兵の空輸も行われた)で打開を図ったが、 これらは1941年春に発動されるはずだったバルバロッサ作戦とその後の東部戦線に深刻な悪影響を及ぼした。 貴重な装甲兵力の一部と兵站の維持に不可欠な大量の支援車両を新たな戦線に割けなくてはいけなくなり、 バルカン半島の作戦行動に参加した装甲部隊は疲弊して対ソ作戦の発動が一ヶ月以上延期される羽目となったのだ。 III号戦車は北アフリカでは対戦車砲との連携もあり活躍できたが、バルカン半島ではある戦車中隊が誤った指揮により壊滅的な被害を負っている。 そして1941年の初夏、また新しい敵と対峙していた… ヨシフおじさんと愉快な赤軍、そしてT-34とKV-1である。 特にKV-1はIII号戦車では全く歯が立たず、貴重なタングステン弾芯の高速徹甲弾でさえ有効弾にならない事が多かった。 他戦線の分もカウントされているが、1941年におけるIII号戦車の損失は1,400両近くに達している。 J型後期 & L型前期 実はJ型は主砲違いの二種類がある。 H型までと同じ42口径5cm砲 新型の60口径、つまり5cm長砲身砲 何故そうなったかと言うと42口径5cm砲の火力が、かつて威力不足と評された試作対戦車砲(5cm PaK 37)と似通っていたためである。 対仏戦の戦訓から求められていたのは5cm PaK 38(1940年に部隊配備が開始された対戦車砲)と同じ性能の60口径砲だった。 総統閣下「III号に長砲身砲を載せて差し上げろ。」 兵器局「はい(すぐにやるとは言ってない)」 製造上の都合もあり42口径5cm砲の生産を継続していたのだが、1941年4月18日の供覧でバレてしまい…… 総統閣下「あのさぁ…言わな、載せなかった?長砲身砲ォ!!あのIII号んとこ!!」 兵器局「すいません許してくださいなんでもしますから!!」 こうして総統閣下の怒りを買った結果、ようやくにして60口径5cm砲が導入される事となった。 と長らく解説されてきたのだが、1941年12月~1942年7月にかけて1,067両が生産されたJ型の後期仕様は、 研究が進んだ現在では後日L型に編入されていた事実が判明している。 よって最も多く量産されたサブタイプはJ型ではなく、L型という事になる。まあマニア以外にはどうでもいい事だが。 L型 & M型 T-34との戦いで 総統閣下「東方作戦実施から一年過ぎたけど、T-34相手に分が悪いって言われてるぞ。とりあえず攻防走、全ての点で負けてるんだよね、それ一番言われてるからな。」 と気付いた。 1941年12月に量産車が登場した60口径5cm砲搭載のIII号戦車でさえ、射距離500m以内ではないと正面装甲を貫通できなかったのである。 そこで43口径7.5cm砲を搭載したIV号戦車用の砲塔へ換装する計画に着手したが、ターレットリング径の問題により失敗に終わってしまう。 これが幻と化した本来のK型で、重量増加対策としてサスペンションの強化と履帯幅の拡幅、トップヘビー対策の重心調整も予定されていた。 それでも何とか戦おうと、砲塔前面を57mm厚にして防楯と車体前面に20mm装甲板を中空式に貼ったL型(1942年6月~同年12月)1,700両や 何故か川を渡る能力を向上したM型(1942年10月~1943年2月)250両が生産された。 なおネタにされているM型については、渡河作戦に転用された前述の潜水戦車型の後継ではないかとする見方もある。 またL型については英軍からマークIIIスペシャルと称され、M4中戦車シャーマンの前身であるM3中戦車リー/グラントともそれなりに戦えた。 しかし、1942年の末には、軍部の意見はほぼ一致していた。 時代遅れ、と。 その後 1943年8月。III号戦車の生産中止命令が下された。事実、III号戦車の改良は限界点まで達していた。 新しい期待の星パンターが後継となり、女房役だったIV号戦車は立派な砲を携えて立ち向かう事になった。 しかし前線で残った戦車は、劣勢になっていく戦場で戦い続けたのである… N型 亜種とでも言うべき型。 IV号戦車とIII号突撃砲が43口径ないし48口径7.5cm砲を採用し、従来の24口径7.5cm砲が余っていた頃、 どこぞの頭の良い奴が「頑張ればIII号に載せれるんじゃね?」と言うことで作った。 1942年6月~同年8月にかけてまず450両、更に1943年8月までに213両が生産され、1944年には後送された旧型37両がN型に改装された。 榴弾の炸薬量が850gと砲兵の持つ野山砲用より多く、軟目標(人やソフトスキンなど)への直射に威力を発揮した。 成形炸薬弾(HEAT)(*1)を使えば、従来搭載していた5cm砲の徹甲榴弾よりも高い対戦車戦闘能力を発揮できた。 成形炸薬弾の貫徹力は砲口直径に左右されるので、弾速の遅い短砲身砲でも問題無いのである(7.5cm Gr.38 Hl/Cは100mm貫通可能)。 ちょっとしたリサイクル精神から生まれたのだが、兵士からの評判は良かったとか。敵側の英国軍公式戦史でも言及されてる程。 独立部隊の重戦車大隊には穴埋めとして配備されたが、ティーガーの援護に活躍したという。 K型 部隊統制用に無線機やアンテナを増設した指揮戦車の特別仕様。 5cm PaK 38用の弾薬も扱えるように改修した60口径5cm砲をIV号戦車用の砲塔に収めて、III号戦車の車台へ搭載している。 1942年12月から1943年2月にかけて50両が生産された。本来は200両の整備が予定されていたが、旧型からの簡易流用改造で賄った。 他に亜種としては、火炎放射仕様(Fl)とか、牽引車や観測車など雑用係的な物が存在する。 III号が第一線で通用しなくなったためで、少なくない車両が他用途へと改造されている。 III号戦車は実戦ではなかなか苦戦する事も多く、改良しても改良しても新たな敵に劣勢を強いられた。 しかし、その技術はけして無駄ではなく、革新的で優秀なものであったことに違いはない。 ポーランドの騎兵隊を駆逐し、英仏の連合軍を大陸から追い出し、モスクワの一歩手前まで攻め込んだのは、紛れもなく彼女の功績なのだから。 フィクションにおけるIII号戦車 ドイツ戦車ではティーガーの知名度が高い事もあり、まともな出番は殆ど無い。 仮想戦記や架空戦記でも登場する機会は珍しく、WWIIの陸戦を描いた戦争映画でも主役としてはまず出てこない。 アニヲタ的には、ガールズ&パンツァーで黒森峰女学園の所属車両としてJ型が登場した事で有名だろうか? 映画マニアの中には、Saints and Soldiers The VoidでアメリカのM18GMCヘルキャットと戦う姿を見た人もいるかも知れない。 追記・修正は限界点までお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 帝国軍はホモ -- 名無しさん (2013-07-25 01 28 30) フランス戦では数が全然揃ってない→揃ってきたソ連戦だとT34出てきて陳腐化というクッソ哀れな主力戦車 -- 名無しさん (2014-03-26 10 27 38) なおアフリカ戦線では英戦車相手に十分無双できた -- 名無しさん (2014-12-20 18 52 21) 北アフリカでもマチルダ2には手を焼いたはずだが。だからこそ88の武勇伝が生まれたわけだし -- 名無しさん (2014-12-20 19 53 27) とろいので正面戦闘を避けて横から殺れた 特に5cm60口径はマーク3スペシャルとして恐れられた -- 名無しさん (2014-12-20 21 05 05) 初期型はチハたん以下の性能だったんだね… -- 名無しさん (2014-12-20 21 10 33) 性犯罪アニメの情報を記載するな -- 名無しさん (2017-02-16 11 33 38) 一々セリフを淫夢にするのは止めてほしい -- 名無しさん (2017-02-25 19 03 50) 最近だと、「週末のイゼッタ」や「幼女戦記」など20世紀ヨーロッパ風架空世界を舞台にした戦争アニメではちょこちょこ出番がある。やられ役として。 -- 名無しさん (2019-01-09 11 59 24) ガルパンで質の高いCGが作られまくったおかげだな、戦争がちょろっと出るようなアニメでも出てくる -- 名無しさん (2019-01-09 12 07 38) ドイツ戦車は照準器が優秀で射程が長いのに肝心の砲火力が足らないのが勿体無いな -- 名無しさん (2020-11-29 17 39 15) 名前 コメント