約 649,467 件
https://w.atwiki.jp/takujijo/pages/1451.html
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/1430.html
冤罪恐喝泥ママ 264 :名無しの心子知らず:2008/04/21(月) 00 36 42 ID aw8lYP0e ある知り合いのママ(A)に脅され金品を要求され(暗黙的に) 「一生奴隷にしてやる」的な事(これも遠まわしで)を言われていました。 理由は、 「私が同じく知り合いのママ(B)のバッグを盗んだのを見たぞ。」だそうですorz。 あるバザーがあり、私とBさんはその管理的な仕事を任されていまして 一つの部屋を事務所的に借りて作業をしていました。 当然、二人で一緒にいる時間は多くなります、 というよりそのバザーの間はほとんどその部屋で一緒に バザーの状況把握、動向管理、集計などを行っていました。 当然、バザーの合間には報告とか質問とかで部屋に入ってくる 人たちもたくさんいた訳ですが、Aもそんな中の一人でした。 そんなこんなの中、バザーは盛況のうちに終わったのですが そこで問題発生、バッグが見当たらないとBさんが言い出したのです。 間違いなく管理室に置いてあったと言い(私もそれは確認していました) 暫く前まであったはずだ、と言うことなのですが結局皆目見当はつかず。 関係者、知り合いにあらましとバッグの写真(Bさんが撮ってあった物)を配って 情報の提供をお願いすると共に警察に盗難届けを出すことになったのです、が・・・ 次の日、Aママからのメール。 「少し二人っきりで話したいことがあるんだけど会えないかな?Bさんのバッグの件で」と。 当然、私は盗難に関する情報提供だと思って直ぐに承諾の返事を出しました。 続く 266 :264:2008/04/21(月) 00 43 01 ID aw8lYP0e 会った時の会話の概要です。(以下「私」は私のことです) A「ねぇねぇ、私さんって本当に犯人に心当たりはないの。 ずっと一緒に部屋の中にいたんでしょ?」 私「残念ながら無いんです。 結構バタバタしてましたし部屋の様子をずっと見ている訳にはいかなかったから。」 A「ふ~ん、そうなんだ(ニヤニヤ)、(変な間を空けて)実はあたし見ちゃったんだよ。 帰り際、あんたの持っていた袋にBさんのバッグが入っていたのを。」 晴天の霹靂とは当にこのことです。私は思考がストップ、声も出ず、 あ、声と言えないような唸りみたいなものは出ていたような気がします。 「あぇぅおあぁぁ、なななうぇ」というような。 Aは間髪いれず 「綺麗なバッグだし、しょうがないよね。あたしだって欲しいくらいだもん。」 「ずっと一緒にいたのが「私」さんなんだから盗む機会はいくらでもあったでしょ。」 「こんな事が世間様に知れたら私子ちゃん(私の娘)も可哀想だよね。」 「私さん、色々豪華なもの持っているみたいだけど盗んでまで欲しかったの? 余り物持ちよすぎるとダメだよ。良かったらあたしが処分してあげようか。」等々。 もう、心臓バクバク、膝はガクガク、頭もブルブル、でしたが、 「これは何か夢に違いない。心頭滅却すれば火もm(ry」という 何か訳の分からん理屈で精神を落ち着けようとしていた覚えがあります。 気がついたら話始めてから5時間ほどたってました。 ファミレスだったけど怪訝に思われていたんでしょうね。 私は当然否定し続け、Aは「あんまりしらばっくれるなら出る処でるからね。」 延々とループ、ということでその日はお互いに「お前、何言ってんだ?」 みたいな感じで別れました。 当然、それからはずっとAからのメールが頻繁に届いてました。 「ねぇねぇ、どうするの?」 「もう、私には一生頭が上がらないんだから早いとこ諦めちまいな。」等々。 続く 275 :264:2008/04/21(月) 00 53 53 ID aw8lYP0e はぁ~、と思いながらも私は臆することもないし、長引かせることも危険だと思い、 旦那に全ての事情を説明、場合によっては弁護士に入ってもらうという 結論になりまして、そちらのほうは旦那に動いてもらっている所でした。 Bさんには話そうかどうか迷っていたのですが、Bさんにいらぬ気苦労を させてしまうかもしれないと思い言えなかったです。 そんなある日、Bさんから連絡がありました。 ある知り合い(Cさん)から 「Aが(無くなったBさんのバッグと)同じバッグを自慢してたよ。私も見せてもらったけど、 まさかねぇ。」という冗談半分な話を聞いた、ということなのです。 「どうしたらいい?」と聞かれました。 私は件の事があったのでさすがに頭の隅で何か感じたのですが、 とりあえず少し考えてみよう、と云うことにして旦那に相談・確認してみました。 その上でBさんに幾つか確認してそれで決定したことが、私、Bさん、後盗難事件が あった時に親身になっていただいた町内のドン的存在のXさんの3人で Aのところに確認しにいく、という事です。 これを決めた時には、私もAとのことは全て話しました。 BさんもXさんもびっくりしてましたが一旦それは保留にして、 ということで決行することになりました。 Aには私から「例の件で話があるので会いたい。」という連絡をしました。 で、当日会見?の場に私の他にBさんとXさんがいるのを見て今度はAがパニくってます。 「ななな、どどど、こここ」みたいなことを言ってましたw 私が「今回の件、観念しました。それで反省すべくBさん、Xさんにも全てを話した上で Aさんと一緒にお話させていただきたいと思いまして。」 続く 276 :264 4/5:2008/04/21(月) 00 56 58 ID aw8lYP0e その後はXさんの独断場。 「今回の「私」さんの件については只今調査中です。 私さんの家を家宅捜索していますから(嘘です)もう少し待ってくださいね。 ところで、Aさん、(無くなったBさんのバッグと)同じバッグをお持ちなんですってね。 ○○さん(ぼやかしてます)から伺いましたわ。うらやましいわぁ。 ずいぶん高級なものみたいですから今度是非見せていただきたいわ。」 Aは「はぁ、あはは」みたいな返事をしていたのですが、 ここで私が少しファビョりました(私的演技です)。 「Aさん、私に濡れ衣きせてもしかしてAさんが?」 Aは「馬鹿なこと、いい加減なこと言うな。」と言っていたのですが Xさんの「迷惑でなければ良かったら実物見せていただけないかしら?」 の一言に対してAの「分かったわよ。後悔するなよ!」と買い言葉。 実はこれを待っていた、というかこの言葉に誘導したかったのです。 少し長くなりすぎました。 纏めます。 A宅に皆で行ってバッグを見せてもらう。→最初は皆で褒める→ Xさん口を開けて中を見る→Bさんのものだという証拠発見→ Aを問い詰める→ファビョりつつも最終的にA自白 という流れです。 続く 288 :264 5/5:2008/04/21(月) 01 08 43 ID aw8lYP0e 最後です。 Bさんの話では、バッグには娘さんの悪戯で色鉛筆で落書きされてしまった ことがあるそうです。 慎重に補修をしましたが内部にどうしても消しきれない部分があってそれが残っていました。 それを指摘するとAは 「何よ!そんなものは言いがかりでしょ。見てからそんな事言ったって 信用できるわけないじゃない。」と 言っていたのですが、Xさんの 「ごめんね。ここに来る前にこのこと(証拠)を文書にして知人に渡してあるの。 今みたいなこと言われると困ると思って。」 本当にXさんの仰る通りでした。 XさんはBさんから聞いた「Bさんのものである証拠」を聞いて万が一のこともあるから、 ということでBさんの証言を便箋に書いて知人の方に渡していたらしいのです。 (私もBさんも知りませんでした。) Aは私がBさんとずっと一緒にいた、且つ私がひ弱な印象にあった ということで私を犯人にして私からカツアゲしたかったみたいです。 この辺の思考はよく分かりません。 私を犯人にしただけならまだしも、なんでカツアゲまで? とにもかくにも今回はBさんのお子さんに感謝です。 今はBさんは盗難届けについてAさんをどうするか、 私は私で精神的な被害が甚大であるわけですし 只今のところ、色々考えております。 長い上に時間が飛びとびで失礼しました。 290 :名無しの心子知らず:2008/04/21(月) 01 12 20 ID VOtMLP1Y 今後Aをどうするかはともかく その時のAの様子をkwsk 291 :名無しの心子知らず:2008/04/21(月) 01 12 45 ID /ss36fyI 乙! すごいなXさん 294 :名無しの心子知らず:2008/04/21(月) 01 21 24 ID v4WrUqLO バザーの時にBのバッグがなくなった。 Aはこっそり「 264がやったところをみた、だから言うことを聞け」と脅してきた。 何度も脅迫メールが届いたので、だんなに相談。 Bには知り合いから、無くなったバッグと同じものをAが持ってるのを見たというタレコミがあった。 なので町内の有力者Xさんを巻き込んで、Aと直談判。 小芝居の末現物をAに持ってこさせることに成功。 バッグにあった、Bの子供がつけた汚れで、AがBから盗んだバッグと確定。 現場でのでっちあげといわれないように、汚れがあることはあらかじめ他の人に書面で証明済み。 全てが明らかになったいま、(警察への)届出や処置について検討中。 こういう内容なんだよね?いまいちよくわからないけど。 298 :名無しの心子知らず:2008/04/21(月) 01 33 02 ID t+DmwVoo 乙でした これは悪質すぎるから他に被害者出る前にちゃんとしておいたほうが いいかなと思うけど。証拠、証人も多数いるわけだし。 301 :名無しの心子知らず:2008/04/21(月) 01 39 09 ID ImDlrYYM 288 A、すげーな。 脅迫されたんだからきっちり償ってもらわないとね。 294ガンバレ! 泣き寝入りはいかんよ。 302 :名無しの心子知らず:2008/04/21(月) 01 43 21 ID jPcSAOBE 264さん乙でした 置き引き+カツアゲのコンビAママ 手慣れ過ぎ?とも思ったけど、他で盗品見せびらかせか・・アホすぎる 318 :名無しの心子知らず:2008/04/21(月) 10 36 25 ID W76eRrWg バッグの中には何も入ってなかったのかが激しく気になる 次のお話→304
https://w.atwiki.jp/suka-dqgaesi/pages/653.html
807 :名無しさん@HOME:2007/09/22(土) 16 38 41 0 うちも似たようなことあったよ。 妊娠中にアポ無し訪問でさりげなーく夕飯時まで居座って遠回しに夕飯たかってくるから 一人前シッカリ出してトメが嬉々として食べ始めてから残業中の夫に電話。 「もしもし夫くん?悪いんだけど夫くんの今日の夕飯お弁当買ってきて。 夫くんのぶんトメさんにお出ししちゃったから」 トメ、サザエさんのようにウグッ!となって「なにコレ息子ちゃんの分なの!?」と。 「そうですよ。人数分ギリギリの量しか用意していませんから」 「少しくらい多めに作ったっていいじゃない!」 「少しでも荷物軽くしたいし少しでも節約したいだけですよ。夫くんもそれでいいって 言ってくれているし、足りない時や呑みたい時は自分の小遣いで買ってきてくれていますから。 ただ今日は散財させちゃいますね・・・可哀想な夫くん・・・・・・私が食べなければいいんでしょうけど おなかの子の為にもしっかり食べなくちゃいけないし・・・あ、トメさん、残さないでくださいね。 勿体無いですから」 トメが何か言いたそうにしつつも重~い空気の中夕飯完食してソソクサと帰っていったよ。 ちなみに夫の分は別に用意してあった。いくら夫が〆ても飄々としていたので 予め決めておいたサインだったんだよね>お弁当買ってきて 814 :名無しさん@HOME:2007/09/22(土) 17 10 30 0 807 GJ だがDQNじゃないな(´∀`) NEXT→823
https://w.atwiki.jp/takujijo/pages/1472.html
https://w.atwiki.jp/takujijo/pages/1462.html
https://w.atwiki.jp/madosayawiki/pages/1181.html
588 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/07/16(月) 04 23 42.51 ID sVzPqVoI0 [2/8] 海の日って事で海で遊ぶお話を投下させていただきますわ。 [青の幻] 今日は海の日。わたしはさやかちゃん、仁美ちゃん、ほむらちゃんと四人で海水浴に来ています。 仁美ちゃんの紹介で訪れたこのリゾート地はとても綺麗な海で、かなり遠くまで海の底が見えます。 でもわたしは海よりも先に違うものに目を奪われていました…。 「おやぁー? ま~どかさん、さっきからあたしばっか見つめてどうしたっちゃのかな~?」 「っ!! な、何でもないよぉ…。」 わたしは慌ててさやかちゃんの身体から目を逸らしました。 さやかちゃんのスタイルが中学生のそれとは思えないくらい素晴らしいのはよく知っています。 でも今日のさやかちゃんの水着に意表をつかれたわたしは思わず魅入ってしまっていたのです。 「さやかさん、とてもお洒落な水着ですのね。ロングパレオだなんて色っぽいですわ♪」 「へっへー、ちょっとはあたしも女らしくしてもようかなって思ってさ。」 さやかちゃんは青のビキニの腰部分に"ロングパレオ"と呼ばれた水色で柄の入った布を巻き付けています。 細いウエストに巻いたそれがとても大人っぽく見えて、それに腰から下のスタイルを隠しているのも色っぽくて…。 ちょっと照れながらパレオを摘んで持ち上げて見せるものだから、さやかちゃんの…そ、その…太股とか下の水着まで見えそうで見え難くて、でもちらっと見えてるのが… 「…まどか、鼻の下伸びてるわよ…。」 「あううううう~っ!!」 わたしを指摘したのはほむらちゃんでした。これではとても言い訳出来そうにありません…。 自分でも気付かない内に、わたしはまたさやかちゃんに釘付けになっていたみたいです。 仁美ちゃんもさやかちゃんに負けず劣らずで、セパレート型の水着姿は高校生くらいに見えます。 それに対してわたしとほむらちゃんはワンピース型。なんだか随分とスタイルの格差を感じてしまいます…。 「ありゃ? ほむらはなんで上にシャツ羽織ってんの…?」 「………。貴女達と比べられると凹むからよ…。」 ほむらちゃんはサイドにラインが入った濃紺の競泳用の水着の上に、薄手のブラウスを身に着けていました。 日焼け止めはみんな塗った筈なのだけど…? さやかちゃんの質問に悪気は無さそうですが。 「中学生でそんな気にする事かなー…。」 「慰めのつもりかもしれないけど、貴女が言うと皮肉にしか聞こえないわよ…。」 ほむらちゃんも黒髪に似合った水着なのですが、やっぱりさやかちゃんや仁美ちゃんと並ぶとちょっと気の毒です…。 「まぁまぁほむらちゃん。わたし達も頑張って大きくなろうね。」ニコッ 「………。」ホムスッ 同じく発展途上なわたしも笑顔で微笑み掛けたのですが、ほむらちゃんは依然として不満そうな顔のままでした。 「…まどかもこっそり成長してる癖に…。」ボソッ 「ふぇっ!?」 「知ってるわよ…。水泳の着替えの時、さやかとブラの話をしてたじゃない…。」 「ぎくーっ! あ、あれは…えっと、そのぉ…。」 実は最近さやかちゃんにそういうサイズとかの相談をする事が多くなっていたりします。 偶然かもしれないけど、さやかちゃんとお付き合いを始めてからは、さやかちゃん曰く"成長し始めている"そうです。 それでもまださやかちゃんや仁美ちゃんとは程遠いですが…。 「…ふふ…ふふふふ…。…私だけ置いてみんな大人になってゆくのね…しくしくしく…。」 「ほ、ほむらさんも恋をすればきっと…」アタフタ とうとうしゃがみ込んでのの字を書き始めてしまったほむらちゃんを仁美ちゃんが慰めていました。 「おーいほむらさーん…。とりあえずまどかと一緒に泳ぎ方の練習教えようと思うんだけど…。」 入院生活の長かったほむらちゃんは海どころか水泳自体も殆ど初めてだそうです。 でもそんなほむらちゃんはしょんぼりモードになってしまい、暫く戻って来そうにありません。 「ほむらさんはわたくしに任せて、お二人は一足お先に海に入られては如何でしょうか。」 ………………………………………………♭♭♭……………………………………………… 589 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/07/16(月) 04 27 32.75 ID sVzPqVoI0 [3/8] 「そんじゃちょっと遠くまで行ってみますか。」 仁美ちゃんの提案でわたしとさやかちゃんは先に海で遊ぶ事にしました。 わたしは浮き輪でぷかぷか浮かびながら、さやかちゃんに手を引かれて沖へ沖へと進んで行きます。 海岸の人達が小さく見えて、もうどれが仁美ちゃん達なのか判断らないくらいです。 「わぁー…もう海の底が全然見えなくなっちゃったよ…。」 「結構遠くまで来たからねー。まどか、恐くない?」 「ホントはちょっと恐いけど…さやかちゃんと一緒なら大丈夫だよ。」 犬掻きが精一杯で25メートルも泳げないわたしには、足の全く着かない海なんて想像も付かない世界です。 でもこうしてさやかちゃんがエスコートしてくれる海のデートはそんな恐さも忘れさせてくれます。 「さて、そんじゃそろそろ戻るか。今日はちゃんとまどか達を泳げる様にしなきゃね。」 「えへへっ、よろしくお願いします。」 (ザァァァァ…) でもその時、沖に背を向けたわたし達の背後かで予期しない大波が迫っていたのです。 穏やかだった海に現れたそれは余りにも突然でした。 (ザバァッ!!)「―――なっ…!?」 「きゃああああっ…!!」 もの凄い勢い量の水の壁に押され、わたしは一瞬で浮き輪から放り出されていました。 さやかちゃんからも浮き輪からも引き剥がされてしまい、わたしはどうする事も出来ずに水の渦に飲まれていきます…。 「…ぶはっ…! あれ…な、何で浮き輪だけ…。まどか…何処っ!?」 ………♭♭♭……… ここは何処なのでしょうか…わたしには唯、自分が沈んでゆく事くらいしか理解りません。 息が苦しくて、思わず開いた口元からしょっぱく冷たい水が進入し、わたしの熱を奪おうとします。 手足を動かして何とか水の上に上がろうとしますが、わたしにはもう上も下も認識出来ませんでした。 「(わたし…このまま…死んじゃうのかな…。さやかちゃん……ごめんなさい…。)」 零れた涙も海に解けてしまい、残り僅かばかりの空気も口から泡になって失ってしまいました。 「(………あれ…?)」 でも意識を失う寸前に、青い影が泳ぎながらわたしに近付いて来た事に気付きました。 お魚さんなのかな、それともイルカさん…? わたしを助けてくれるの…? そしてその青い影はわたしの唇に触れました。…っていうかキス…!? しかも唯のキスじゃなく、口からわたしの中に何かが入り込んで来るのが感じられたのです。 力尽き掛けていたわたしは抗う事も出来ずに受け入れたのですが、わたしに送り込まれたそれは空気でした。 受け入れた瞬間急に息が楽になって、わたしは思わずその息に貪り縋りました。 青い影から伸びた両手が優しくわたしの身体を包んでくれて、冷たくなりそうだった身体がすぐに暖かくなります。 でも意識のはっきりとしたわたしは目を見開いて唯々驚いてばかり。 何故なら目の前にいるのはわたしの親友であり、今は愛する人であるさやかちゃんその人だったからです。 「(夢みたい…さやかちゃんがわたしを助けてくれたんだ…!)」 本当に夢みたいですが、やっぱりさやかちゃんはわたしの王子様だったのです そんなさやかちゃんはバタフライの様に身体を前後に動かしながら泳いでいます。 でも両手はわたしを抱きしめていて泳ぎには使っていない筈…。 どんな泳ぎをしているのか気になってよく見ると、さやかちゃんの足は無くそこにあったのは魚の尻尾…。 わたし、幻覚を見ているのかな…? その姿はどう見ても"人魚"にしか見えません。 でもヘアピンと胸の水着、それから腰に巻かれたパレオは確かにさやかちゃんの物で…。 それに息を貰うと言ってもさやかちゃんだって人間です。苦しそうな素振りも見せないさやかちゃんはもしかして…!? 「んうっ!? んむむぅ~っ!?」 慌てるわたしに気付いたさやかちゃんは一度唇を離し、人差し指を口元に当ててウインクしながら内緒ポーズを取りました。 わたしが素直に頷くと、さやかちゃんはもう一度キスで息くれてまたわたしは楽になりました。 さやかちゃんは水面に向かわずに、わたしを抱いたままキスを続け、水の中で浜辺に向かって泳ぎ続けます。 この時間が少しでも長く続けばいいのに…。わたしは溺れた筈なのに、ちょっと欲張りな事を考えていました。 590 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/07/16(月) 04 29 13.50 ID sVzPqVoI0 [4/8] ………♭♭♭……… (ザバァッ) 「ぷはぁっ!!」 「ふいー…到着っと。」 「二人共大丈夫!?」 「まどかさんの浮き輪だけ流れ着いたので心配しましたのよ! よかった…お二人共ご無事で…。」 浜辺に辿り着いた瞬間仁美ちゃんとほむらちゃんが駆け付けてくれました。 「あの波はちょっと焦ったけどね。大事なまどかはさやかちゃんが無事に守りましたよーっと。」 「あ、あれぇー…?」 砂浜に上がったさやかちゃんの下半身は普通の人でした。目をごしごし擦ってみても何も変わりません。 「どしたのまどか? 息苦しくなかった?」 「う、うん…。さやかちゃん、ありがとう…。」 王子様の如く助けて貰えたのは嬉しいのですが、人魚姿のさやかちゃんが幻だったみたいでちょっとがっかりです。 「(…夢だったらもっとたくさん見ておけば良かったなぁ…。)」 ………………………………………………♭♭♭……………………………………………… それからわたしとほむらちゃんはさやかちゃんと仁美ちゃんに泳ぎ方を教えて貰いました。 ほむらちゃんはすぐに難しい泳ぎも覚えたみたいです。わたしはやっぱり最後までさやかちゃんに手を引かれていましたが…。 ―浜辺― 「こっちのお肉そろそろいいわよ。」 「レバーはしっかり焼いてくださいね。」 わたし達はくたくたになるまで泳いでいたのでもうお腹ぺこぺこでした。今日のお昼(?)は浜辺でバーベキューです。 「おおー!カルビ美味いぞー! ホタテも戴きっと!」ヒョイパク 「ほりゅもん固いよぉ…」モグモグ 「このブツブツしたの…食べられるの…???」 「それはセンマイですわ。焼くとコリコリして歯応えのある食感になりますのよ。」 「へぇー、バーベキューでウナギなんて珍しいねぇ。おっ、行ける行ける!」 さやかちゃんは男の子顔負けの食欲で次々と美味しそうに食べています。わたしも負けずに…は無理だけどしっかり食べなきゃ。 「ほむらちゃんも遠慮しないでもっとお肉食べればいいのに。」 「うん、でも太りそうだからちょっと…。」 ほむらちゃんがお箸を伸ばすのはトウモロコシやキャベツといったものばかり。 お肉を網に乗せてくれているのだけど、自分では余り食べていないみたいです。 「そんなんじゃ成長するものもしないぞー。たくさん運動したらたくさん食べりゃいいのよ。」 「…フッ、それもそうね。」 さやかちゃんに勧められたほむらちゃんは、牛タンとこんがり焼けたウインナーを受け皿に取りました。 「さあ皆さん、お代わりは幾らでもありますのでどんどん食べてくださいな。」 「さやかちゃんって…えっと、その…。人魚さんなの…?」 「んー? どうかなー♪」ニシシ さやかちゃんは軽く笑うだけで、意地悪な事にはっきりとは言ってくれません。 でもわたしの質問の意味は何となく理解ってくれてるみたいで、やっぱりあれは幻じゃなかったのかな…。 「あのさまどか、実はね…」 さやかちゃんは何か言いたそうに顔をわたしに近付けて来ました。 内緒話なのかなと思っていたのですが、唇の向かう先が耳元ではなくわたしの正面だったので慌てて目を閉じたのだけど…。 「…ソース付いてるよ。」ペロッ 「ひゃううううっ!? さ、ささささやかちゃん…!///」 不意を付かれてほっぺに唇を当てられたので、わたしは覚悟していた以上に声を上げてしまいました。 「ふふっ、こんな場所でまで見せ付けてくれるわね。」 にやりと悪戯っぽく笑うほむらちゃん。叫び声を思いっきり聴かれてしまったみたいです…。 「そういえばまどかさんを抱いて戻られたさやかさんは、まるでライフセーバーの様でしたわ。」 「あ、いや…何ていうかさ…まどかの事だけは何故かいつも勘だけで理解るんだよねー。」 そうなのです。小学校の頃からさやかちゃんはいつもわたしのピンチに駆け付けてくれます。 幼馴染で親友だった頃とは関係が変わった今でも同じで、それはまさに……… 591 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/07/16(月) 04 30 01.72 ID sVzPqVoI0 [5/8] 「愛ね。」 「愛ですわ。」 「へへへ、まぁねー!///」 「さやかちゃん…///」 さやかちゃんはわたしのかっこいい王子様であり、水着姿は美く凛々しいわたしのお姫様。 夢の中でもいいから、また人魚姿のさやかちゃんに逢えたら、それはとっても嬉しいなって。 [青の幻] おしまい。さやかちゃんの解釈はご想像にお任せなのです。 特にまどっちはしっかり動いて食べて成長すべし。
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/1429.html
https://w.atwiki.jp/takujijo/pages/1481.html
https://w.atwiki.jp/miraclebattle/pages/317.html
スーパーサイヤ人ゴジータ コスト 9(3) カードカラー 赤 キャラ名 孫悟空/ベジータ/ゴジータ 属性 スーパーサイヤ人/合体 LV1(0) 7000 Lv2(2) 10000 LV3(4) 13000 Lv4(-) - 【ミラクル】ダメージ時に表になったとき、以下の効果を発揮する。自分手札の「孫悟空」/「ベジータ」のキャラカード1枚を、コストを支払わずに登場できる。『このキャラのアタック時』自分手札1枚につき、このキャラをBP+2000する。
https://w.atwiki.jp/takujijo/pages/1510.html