約 3,536,175 件
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/864.html
終盤への布石と思いきや、今回、書き手の年齢の所為で、『若年層完璧置いてけ堀』なネタが満載しております。 理解出来ない貴方は、多分正常です。 「すまねぇ、お嬢。あんまりにも竜の嬢ちゃんの思いつめたような顔見てたら、俺ら、止めるに止めらんなくて…」 「いいよ。もし力尽くで止めて、こいつやお前らに何かあったら、そっちの方が大変だ」 「良いものか。この破廉恥女が、我らの邪魔をするのは二回目だぞ」 「元就は黙ってて」 元親の胸でひとしきり泣いた後、何とか気持ちを落ち着かせた政宗は、目の前に出された茶の隣に並んだ菓子を、珍しそうに眺めていた。 「ははっ。流石のお前も初めてか。それは、南蛮渡来の『かすてぃら』だ。ここまでの長旅は疲れたろ?甘くて美味いぞ」 「まったく、人騒がせな。それを食ったら、さっさと奥州に帰るが良い」 「──自分用に、丸々1本独り占めしてるヤツが言うなよ」 横から茶々を入れる元就を肘で小突きながら、元親は政宗を促す。 おずおずと口を付けた政宗は、卵と小麦のふんわりとした食感と、程好い甘さが、全身の疲れを癒してくれるのを覚えた。 暫し、夢中で目の前の菓子を口に運んでいた政宗だったが、やがてそれらを食べ終えると、改めて元親のいる四国へ来た理由と、これまでの事を思い出して、再び眉根を情けない角度に寄せ始めた。 「どうした?まさか…ダメ…だったのか……?」 「あのな…」 慎重に尋ねてきた元親に、政宗はポツリポツリとあの日の事を説明する。 あの後。 明け方に目を醒ました政宗は、幸村の姿が何処にもない事に気付くと、布団から飛び出して彼の姿を探した。 部屋を出た所で小十郎と遭遇した政宗は、幸村の行方を尋ねると、何と、雨の降りしきる夜中の内に奥州を発ったというのだ。 小十郎も「せめて、雨が上がるまで待ってはどうだ」と引き止めたが、幸村はそれを固辞すると、嵐の中を去っていったらしい。 話している内に、段々と情けなくなってきたのか、時折ぐしりとしゃくり上げる政宗を、元親は気遣わしげに見守っていた。 「俺…恥かかされて……ううん、違う。俺が、アイツに恥かかせちまったんだ。だからアイツ、俺に愛想尽かせて何も言わずに……」 「馬鹿か、貴様。房事の最中に寝こけるとは…」 「そ、それよりも!ここまで来るならその前に、甲斐にも寄れたじゃねぇか。行かなかったのかよ?」 辛辣な態度を崩さない元就のどてっ腹に、さながら『五羅』の勢いで拳を叩き込んで黙らせた元親は、努めて明るく政宗に質す。 「最初は、そのつもりだったんだ…あいつがいなくなったって判った後、直ぐに御前(田村御前。史実では、政宗の影武者といわれる女性)に留守任せて、甲斐まで馬飛ばしたんだけど……」 幸村に追いつく事までは出来なかったが、自慢の馬を飛ばした政宗は、どうにか甲斐に戻って間もないらしき、彼の姿を目にする事が出来た。 あの時の事を詫びようと、思い切って武田の屋敷に足を踏み入れようとしたが。 「アホか、おぬしわああああぁぁぁっっっ!!!!」 「のわああああっっ!?」 垂直落下式DDTにより、屋敷の庭に出来た巨大なクレーターの中心で、『甲斐の虎』とその若子による物騒なコミュニケーションが繰り広げられていた。 「貴様、ワシがあれほどの日数を与えておきながら、やった事といえば、『♪Bまでいったとぉ♪』止まりかあぁ!?何故『A・B・CでE気持ち』まで行き着かなかったのじゃ、こん馬鹿者があっ!!」 「も、申し訳ございませぬお館様。ですが…」 「口答えは無用じゃあ!!」 「ぶぅっはあーっ!!」 「た、大将大将。ダンナの首折れてる。それに、竹の○族なんて昭和の遺産なネタ、今時の若いコ、誰も知りませんって!」 「母さんは黙っとれ!まったく、据え膳の竜もロクに食えないとは、男の恥もいいところよ!」 「えぇっ!?こないだノリでやっただけなのに、俺様ってばおかん確定なの!?ま、でもヘタに竜の旦那と関係結んで、色々ややこしくなるよりは良かったんじゃない?」 「…仮に、男の恥であっても、この幸村の恥ではございませぬよ……」 「まーだ言うか、このヘタレめええええぇぇぇ!!!」 「大将!ダンナも落ち着いてー!」 姉貴48
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/825.html
一番鶏の鳴く声に、政宗は目を醒ます。 隣で寝ている元親を起こさぬよう布団から出ると、未だ閉じそうになる目を擦りながら、着替えを手に取った。 昨夜は、「どうしても一緒に寝たい」と、元親を自室に引き込んで、夜中までずっと喋り続けていたのだ。 普段では決して出来ない話題や、互いの持つ南蛮渡来の化粧や装飾の品定めや交換をしながら、政宗は本当に楽しいひと時を過ごしたのだ。 ──長旅の疲れで、眠そうにしていた元親には、少々申し訳なかったが。 昨日、『竜の右目』という名の小姑を引き離してくれた礼にと、元親に与えた舶来の下着は、現在僅かな面積ではあるが、彼女の豊満な肢体を包んでいる。 布団をかけ直そうとしたが、昨夜元親が、何度も暑がって肌がけを蹴飛ばしていたのを思い出すと、政宗はそのまま放っておく事にした。 やがて、着替えを済ませた政宗は、未だ安らかな寝息を立てている元親を残して、静かに部屋を抜け出すと、厨房へ向かった。 君主自ら、というのは非常に珍しい事なのだが、料理を趣味とする政宗は、自作の品を客や、時には家来などに振舞ったりする。 だが、今日の相手はそのどちらでもなかった。 厨房にある小さな釜で飯を炊くと、夏ゆえの悪し(腐敗)を予防する為に、出来るだけ具財の水気を飛ばすようにして調理する。 「急がなきゃ。ボヤボヤしてたら、小十郎が畑から戻って来ちまう…」 自ら漬けた梅干を握り飯の中に詰めると、政宗は竹の皮にそれを包み、別の容器に入れたおかずと一緒にカゴに押し込んだ。 「…よし」 食べ物の入ったカゴを抱きかかえる様に表へ出た政宗は、見張りの目を掻い潜りながら馬房に辿り着くと、繋いでいた愛馬に跨り、極力音を立てずに走り始めた。 幸村が去った後、密かに彼の足取りを黒脛巾(伊達の隠密)に探らせていた政宗は、彼らに教えられた幸村の滞在先へと辿り着いた。 粗末、とまではいかぬが質素極まりない設えに、政宗は、半ば目を丸くさせながら宿の敷地に入ると馬から下りる。 「おい」 声を掛けられた宿の使用人は、政宗の姿を認めると、驚愕の声を上げる。 「大声出すんじゃねぇぞ。この宿に、甲斐から来た男が泊まってるだろ?」 幸村の特徴を話しながら尋ねる政宗に、使用人は恐縮しながら頷く。 「どうせ、てめぇらの事だ。余所者のアイツにロクなメシ食わせてねぇんだろ」 「い、いいえ。決してそのような……」 「黙ってろ。いいからコレを、今日の朝メシにアイツに渡しとけ」 「は…?」 まるで引き摺られるようにして、物陰に連れ込まれた使用人は、目の前に差し出されたカゴと、仄かに頬を染めた政宗を交互に見やる。 「いいから、言うとおりにしろや。くれぐれも、俺の名前は出すんじゃねぇぞ。適当に差し入れだ、とでもしとけ」 「は、はあ…」 「言っとくが、今この宿の周囲は、伊達の人間が常に見張っているからな。アイツに粗相しようモンなら、ただじゃおかねぇぞ、コラ」 「わ、わ、わ、判りましたああぁ!ですから、どうか命だけはお助けをー!」 「Fu○k!だから、大声出すなっつってんじゃねーかよ!」 「そこに、どなたかおられるのですか?」 (──幸村!?) 思わぬ声を耳にした政宗は、まるで不整脈を起こしたかのように心音をバクバクさせる。 「な、何でアイツ…未だ寝てると思ってたのに……」 「あ…あのお客さん、毎朝早起きで、宿の周囲を散歩してるんですよ」 「──それを先に言えよ、バカヤロウ!」 近付いてくる足音に、政宗は使用人にカゴを押し付けると、逃げるように走り去る。 どうにか、幸村に姿を見られず宿の外へ飛び出す事に成功した政宗は、馬を急がせながら、様々な想いに胸をざわめかせていた。 あの使用人は、ちゃんと幸村に渡してくれるのか。 幸村は、ちゃんと食べてくれるのか。 そして何よりも。 (ホントはちゃんと、面と向かって渡したいのに……何でそんな簡単な事が出来ないんだよ、俺……) こみ上げてきそうな涙をぐっと堪えながら、政宗は、小十郎に見つかる前に戻らなければならぬ事を思い出すと、懸命に馬を走らせた。 その後。間一髪で自室への帰還を果たした政宗は、自分が外に出るまでは肌蹴られていた筈の布団を、何故かすっぽりとかぶりながら、しきりに「暑い」とうなされている元親の姿を見る事になる。 姉貴18
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/844.html
「ぁ……あんっ!あっ、あっ、ああぁん!」 そこには、殆ど全裸の元親が、背後から誰かに抱えられた状態で乱れていた。 たわわな胸を鷲掴みにされながら、悩ましげに腰を揺らめかせている。 「な…な…なな……」 全身を仄かな桜色に染めながら、情事に耽る元親は艶やかで、政宗には未だ無い『女』の顔をしていた。 男の雄が、元親の中を激しく抜き差しする様子まで目に入ってしまい、政宗は思わず口に手を当てると、しかし視線を反らす事が出来ずに、戸の前で立ち尽くしていた。 外に聞こえてしまうのではないか、というほどドキドキと鼓動を繰り返す心臓を反対の手で押さえると、戸の向こうを見つめ続ける。 やがて、ひと際高い嬌声の末、限界まで仰け反った元親の身体が、ガクリと崩れ落ちた。 湿った息遣いと共に、未だ結合している箇所から、どろりとした白い液体が零れている。 「おい、そこの出歯亀」 元親の耳たぶを甘噛みしつつ、元親の巨乳を揉み解していた元就は、とても情事の直後とは思えぬ硬質な声で、外にいる政宗に呼びかけた。 「な…だ、誰がpeeperだテメェ!」 若干の気まずさを誤魔化すようにして、政宗は大声を上げると扉を開けて室内に踏み込む。 「ほお、出歯亀は不服か。ならば、破廉恥女と呼んでやろうか」 「この野郎!言うに事欠いて!俺は、この屋敷の主人だっっ!」 「そんなに大声を出さずとも、知っているぞ。奥州の独眼竜」 「今すぐ、元親から手を離しやがれ!」 「ならぬ。こやつは、我のものだ」 「うぅ…ん?」 半分夢見心地にいた元親は、喚き散らす政宗と冷淡に返す元就の姿を認めると、瞬時に意識を現実に引き戻した。 「改めて自己紹介をさせて貰おう。我は、毛利元就。中国は毛利家の当主にて、長曾我部元親の、そう遠くない未来の伴侶でもある」 小十郎と共に、彼らを自室に呼び寄せた政宗は、憮然とした表情でひと組の男女の姿を眺める。 元親に引っぱたかれて出来た頬の赤みも気にせずに、元就は本来の緑を基調とした装束姿で会釈をした。 そのふてぶてしいまでに堂々とした態度と、彼の隣で心底恥ずかしそうに坐っている元親を見比べると、政宗は小さく息を吐いた。 「…で?つまりは元親、テメェはヒトん家にコッソリ男を連れ込んでたって訳か?」 「え?ち、違う。俺は…」 「──独眼竜」 しどろもどろになっている元親の代わりに、元就は口を開く。 「こやつは何も知らぬ。すべては、我がひとりで勝手にやった事だ。…恥ずかしながら、こやつが四国から遠く離れた奥州へ行くと聞き、急に心配になってしまってな」 政宗はともかく、元親の片思いの相手が気になって仕方なかった事などはおくびにも出さず、済ました顔で元就は続けた。 「その前に、ふとした事からこやつと仲違いをしていたのもあり、長い間離れる事に不安を覚えてしまった。居ても立ってもいられず、とうとうこやつには内緒で海賊の一団に紛れ込み、ついて来てしまったのだ」 「女の尻をコソコソ追い回す真似をしたってか?…ha!随分と小せぇ男だな!」 「そうか?人並みの大きさはあるつもりだが。貴様も知っておろう」 「……肝っ玉の話だよ、バカヤロウ!」 思わぬ切り返しに、政宗は訝しげに自分を見る小十郎の視線を避けると、顔を真っ赤にさせて怒鳴り立てる。 「だが…確かに貴様の言うとおりだ。我は、こやつ為ならどのようなみっともない真似でも出来る」 「え…?」 「ほぉ…」 迷いのない元就の発言を聞いて、政宗だけでなく元親や小十郎も、僅かに表情を変える。 「少し前ならここまで考えなかったかも知れぬ。しかし、今なら自信を持って言える。我は、こやつを守る為ならば何でも出来る」 「元就…」 「済まなかったな、元親。我の至らなさが、『お前』を不安にさせてしまった」 「う…ううん。もう、いいよ。元就の気持ちは、判ったから……」 「元親…」 男の告白に、嬉しそうに微笑む元親の表情は、政宗が一度も見た事のない、本当に美しい笑顔だった。 元就も、平淡な口調は崩さぬものの、さり気なく元親を気遣うようにして、彼女の様子を窺っている。 (…いいなぁ……) 互いを見つめる元親と元就の姿に、政宗は羨望の眼差しを送っていた。 姉貴34
https://w.atwiki.jp/zooworld/pages/14.html
【mixiアプリ】ZOO☆World【ロックユーアジア】 http //pc12.2ch.net/test/read.cgi/sns/1278368842/
https://w.atwiki.jp/pachipara14/pages/47.html
2chログ パチパラ~パチプロ風雲録総合攻略スレ Part1 (2007-08-02 11 28 30) URL
https://w.atwiki.jp/itmsanime/pages/1284.html
【作品名】劇場用アニメ となりのトトロ OP主題歌 【曲名】さんぽ 【歌手】井上あずみ 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥150 □■iTMS■□ 【作品名】劇場用アニメ となりのトトロ ED主題歌 【曲名】となりのトトロ 【歌手】井上あずみ 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥150 □■iTMS■□
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/850.html
「具合の悪い貴様にどうこうする程、我は人でなしではない。それに…」 戸惑う元親の傍まで近寄ると、元就は彼女の銀髪に触れる。 「これまで、我らは徒に身体を重ねていただけだった。だから今、こうして互いの心や気持ちについて言葉を交わす事が、とても新鮮に思っているのだ」 「元就…」 自分の隣に腰掛けて、膝を叩いている彼に小さく頷くと、元親は元就の膝枕に頭を載せた。 そのまま窓から外を眺めると、名月に相応しい満月が、煌々と輝いていた。 「どうした?浮かぬ顔だな」 中秋の名月を眺める元親の表情が、何処か憂いを帯びている事に気付いた元就は、彼女に尋ねる。 「痛むのか?」 「ううん、そうじゃなくて…こないだの雨雲、東に向かって流れてただろ?だから…」 ──きっと、今頃奥州は雨だろう。 悪友であり心友の恋の行方が気がかりで、元親はその瞳を僅かに細めた。 「こんなこったろうと、思ったよ」 軒下に吊るした照る照る坊主への願いも空しく、激しい音を立てた秋雨が、室内にいる政宗の声すらもかき消す勢いで降り続けていた。 月見の約束をしても、肝心の月が拝めなくてはどうしようもない。 元々、半ば強制的に約束をさせたようなものだ。 おそらく、その罰でも当たったのだろう。 「待たなくてよろしいのですか?」 「来ねぇよ。それにこの雨なら、もう奥州を発った後かも知れない」 彼が来た時の為にと、新しく用意していた着物も放り出したまま、政宗は落胆を隠せない声で返した。 「どうやら、見込み違いのようでしたな。政宗様との約束を反故にする愚か者とは…」 「やめろ、小十郎。あいつだって、暇じゃねぇんだ。それにこんな土砂降りン中、無理をしてあいつに何かあった時の方が、俺はイヤだ」 「…よろしいのですか?彼の為に、色々とご用意なさっていたのでしょう?」 彼をもてなそうと、政宗は殆ど徹夜で団子を拵えたり、床の間にススキをはじめとする秋の花を飾ったりしていたのだ。 「……いいんだ。オマエだって言ってただろう?あいつと会chanceは、また来るさ」 「政宗様…」 「団子は、明日にでも皆に分けてやってくれ。俺…ちっと顔洗ってくるから」 未だ何か言いたそうな小十郎を振り切るように、政宗は自室から廊下へと足を踏み出した。 これでもかというほどの土砂降りの雨を見て、いっその事顔どころか、この大雨の中に飛び込んでしまおうか、という考えが頭をよぎる。 その時、 「ごめん下され」 雨音に紛れて、何処か懐かしい声が、政宗の鼓膜を震わせた。 そんな、まさか。でも。 様々な想いでざわめく胸を抱えながら、政宗は廊下を駆けると声のした方へ向かう。 するとそこには、外套に身を包んではいるが、この雨脚の勢いを防ぎ切れなかったのだろう、全身ほぼ濡れ鼠の幸村の姿があった。 「遅参してしまい、申し訳ござらん。すっかりお待たせしてしまいましたな」 「幸…村…な、何でお前……」 「約束したではございませぬか。今宵は共に、月を見ようと」 幸村の来訪に気付いた小十郎は、部下に大きめの手巾を用意させると、幸村に服を乾かすから着替えるように言う。 「ah…き、気持ちは嬉しいけどよ……見れないぜ?何せこの雨で、中秋の名月は暗雲のはるか向こうだ」 声を震わせながら、政宗は精一杯の作り笑いで、幸村に返事をする。 しかし、幸村はそんな政宗に小首を傾げると、穏やかな笑みを浮かべながら言葉を続けてきた。 「そうでございますな。でも、それがしは『中秋の名月』を見に来た訳ではございませぬよ」 外套を預け、貰った手巾でひとしきり雫を拭った幸村は、僅かに歩を進めて政宗との間の距離を縮めてきた。 見かけよりも逞しい彼の身体が近付いて来た事に、ドキドキしている政宗に向かって、幸村は己の左親指と人差し指で半円のようなものを作ると、額にかざしてみせる。 「それがしが何よりも見たい『月』は、ちゃんと今もございます」 「…what?」 「すぐ目の前に、あるではございませぬか。いつもそれがしを眩しく照らして来られる『三日月』が」 一体それが何を意味するのか、説明されるまでもなかった。 月よりも何よりも、自分に会う為に、この紅蓮の武士は来てくれたのだ。 「──政宗殿。お会いしとうございました」 「…ふぇ」 「政宗殿?」 「ふえぇ……」 「まさ……」 「ふええぇぇん……ふええぇぇぇ……」 「政宗殿、政宗殿?泣かないで下され、政宗殿…」 「ふえええぇぇぇん………」 後は、もう言葉にならなかった。 おろおろしながら、それでも懸命に宥めようとしてくれる幸村の腕の中に倒れ込むようにしながら、政宗は、これまで虚勢を張る事によって隠し続けていた素直な気持ちを、涙と一緒に吐き出していた。 姉貴38
https://w.atwiki.jp/usbportable/pages/12.html
2++ 2chブラウザ メーラー Web掲示板・POP3・IMAP4・RSSやら,とりあえずテキスト形式のものは一元的に見られる。 Acty Webブラウザ 2chブラウザ 2ちゃんねる用ブラウザの機能を付加したタブブラウザ Open Jane Doe 2chブラウザ _ Portable Firefox (98/Me/NT4/2000/XP/2003) Webブラウザ 2chブラウザ プラグインで拡張可能なブラウザ (拡張:chaikaにて) twintail (2000/XP) 2chブラウザ かゆい所に手が届く2chブラウザ かちゅ~しゃ (95/98/Me/2000) 2chブラウザ _ V2C 2chブラウザ Windows(32bit)でポータブル化する方法 1) Windwos用JRE同梱インストーラでV2Cをインストール 2) インストールフォルダごとUSBメモリにコピー(Uninstall.exeは不要) 3) アンインストーラでV2Cを削除(レジストリのアンインストール用の情報は削除される) 4) USBメモリのV2C.exeを実行 念のため「ランチャーの設定…」で保存用フォルダが「ランチャーのディレクトリ」に なっていることを確認してください。
https://w.atwiki.jp/hakushinvt/pages/134.html
TIS姉貴(ALC) ( たいさ・あねき(ありす)) ALC一派 ALC姉貴の個人的な友人であり、彼女の紹介によりマリナーズ傭兵団に加わった。容姿が似ていることから姉妹とも噂されるが、真偽は不明。ヴォイス市のTIS姉貴との関連性も疑われているが、これについても不明である。キノコ全般に詳しく、毒キノコを使った医薬品・毒薬・麻薬・媚薬の調合に長けている。自身も自前の薬を常用しており、その作用によって常に発情している危険人物。戦乱の終結後は低コストで高品質な舞茸の培養法を確立し、巨万の富を得た。 台詞 雇用時:「魔理沙ぁ……。」 死亡時:「中はらめぇ!」 必殺スキル使用時 イリュージョン:「キノコらめぇ~え!!」 戦闘ボイス + 互角、優勢、劣勢時 「そんな……ところ……らめぇ……!」 「あぁん……あっ……。」 「あぁっ……あっ……。」 タイプなし ステータス(個人・部隊スキル込み) レベル クラス名 HP MP 攻撃 防御 魔力 素早さ 技術 HP回復 MP回復 移動タイプ 移動力 召喚数 ノック耐性 財政値 種族 性別 1 ALC役クッキー☆声優 1000 100 50 35 72 60 92 5 25 強脚 120 0 歩兵 600 クッキー☆族 女性 15 ALC役アマチュア声優 1700 100 92 63 127 60 124 19 25 強脚 120 0 歩兵 600 クッキー☆族 女性 25 七色の人形使い 2200 100 122 83 168 60 147 29 25 強脚 120 0 歩兵 600 クッキー☆族 女性 耐性(個人・部隊スキル込み) 近接 弓矢 火 光 幻覚 混乱 長柄 銃撃 水 土 麻痺 石化 能力低下 突撃 風 雷 毒 恐慌 闇 魔力 沈黙 即死 汎用系 0 0 0 0 -3 -3 迎撃系 0 0 0 0 0 0 -1 衝突系 0 0 0 +3 0 その他 +2 +1 0 0 一般ユニットより高い・低い耐性は強調表示 戦闘スキル スキル名 LS 習得LV 攻撃力 射程 属性 減速 消費MP 備考 ヘルギャザリング LS 攻撃×80%(範囲大)(状態異常効果無し)魔力×10%(範囲大)(貫通4hit)(状態異常効果あり) 400 闇 50% 100 接敵時使用不能引き寄せ(歩兵にも効く)毒、恐慌、幻覚、混乱、麻痺、石化、沈黙からランダムでどれか30% ショット(闇属性) LS 攻撃×85%魔力×10%(2回) 400 闇 70% 0 接敵時使用不能 イリュージョン 攻撃×0%(120回)(範囲大) 400 土 50% 必殺技混乱、幻覚50%使用後行動不能(スキル2回分) ALC一派・鉄の掟 イベント習得 召喚(七色の人形使い×5) (9999) 召喚 50% 必殺技残り召喚数に関わらず使用可能召喚ユニット自部隊化 整列 固定値20(移動力アップ) 自分のみ 移動力アップ 100% 移動力アップ 部隊スキル スキル名 上昇値 技術UP 技術+15% 魔力UP 魔力+20% MP回復UP MP回復+10 毒耐性UP 毒耐性+2 耐性UP 闇耐性+2 召喚限界ダウン 召喚可能数-3 個人スキル スキル名 習得LV 上昇値 魔力攻撃耐性 魔力耐性+1 基礎強化(魔力) 15~24 魔力+5 基礎強化(召喚限界) 15~24 召喚限界+1 基礎強化(魔力) 25 魔力+10 基礎強化(召喚限界) 25 召喚限界+2 雇用 雇用可能兵科 ALC役クッキー☆声優系 人材雇用 雇用元:ALC姉貴 TIS姉貴 雇用先:なし ランシナ勢力名 ハゥンマー民族代表院 雇用費 ランダムシナリオ 3600 ひとくちランシナ 5000 考察 8ターン目以降、シアトルシティに出現する放浪人材。 大陸南部、東部の勢力で開始した場合は最初からマリナーズ傭兵団に所属しており、マリナーズ傭兵団プレイ時はイベントで自動加入する。 ALC役の人材では唯一の魔法使いタイプ。ただし、例によって歳納人形の召喚は出来ない。 闇術師に近い特徴を持ち、配下のALC役にヘルギャザリングと闇属性のショットを付与する。 彼女自身が放つヘルギャザリングは並の闇術師のものとは一線を画しており、高い技術値によって高確率で状態異常を引き起こす事が可能。場合によっては耐性を貫通することもある。MP回復速度も速く、魔力が高いのでダメージも上々。 どの戦場でも十二分に活躍してくれる。 敵対峙は、放っておくと状態異常を連発してくるので早めに仕留めたい相手。 イリュージョンに気をつけながら足の速い遊撃ユニットで素早く倒そう。歩兵並の体力を持つため意外と粘られる事がある点に注意。 キャラ解説 ALC一派のひとり。不明な点だらけなのに危険人物であることだけはしっかりと列伝に記されている。こいつ相当変態だな(ドン引き) 元ネタ ハゥンマー民族代表院: ヴァーレントゥーガの派生オリジナルシナリオ「きのこたけのこ戦争・IF」に登場する列強勢力のひとつ。きのこの山がモチーフとなっている。 TIS姉貴(ALC) クッキー☆☆1期においてTIS姉貴が演じたわき役。出番もセリフも少ないのは、初めての監修や編集に忙しかったためだと思われる。それとTIS姉貴は自分の脚本では人がやりたがらない不人気キャラを担当することが多いと生放送で語っており。アリス自体は人気キャラであるようだが、今回は脚本が脚本なので自分でやったそうである。MZ姉貴の為にあの脚本を書き、MZ姉貴の為にあのやり取りをしたかと思うと、後の事件を考えれば感慨深いものがある。現在ではこのキャラはALCTISと呼ばれており、ALC一派のリーダー格を務めるロリキャラという設定が一般的になっている(迫真戦記を作った当時はなまら受ける事件の前だったので、HNS姉貴のカリスマ性のほうがはるかに上だった)。またクッキー☆は声優が同じでもアバターが違えば別人という暗黙の了解があるが、彼女だけは例外的にというか、このキャラはもう片方のTIS姉貴の変装という設定である(その逆かもしれない)。大抵はどちらにしても性格がほぼ変わらず腹黒い悪徳商人のような人物として描かれている。迫真戦記では比較的クリーン(?)な雰囲気で描かれているのはALCTISのキャラが固まってなかったことと、TISラジオで見せる彼女の意外な一面が関係あったのかもしれない(見てない人にお勧めである)。 コメント @ -- 名無しさん (2018-07-12 16 57 31) YMNと同じ「声優名を変えないまま複数キャラが登場している」キャラだが影が薄い -- 名無しさん (2020-08-08 10 04 38) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/688.html
──こいつは、政宗様に良く似ている。 はじめて『西海の鬼』の姿を垣間見た瞬間、小十郎は無意識にそんな印象を抱いていた。 政宗とは対の隻眼(正確には違うが)を持つ、この大柄な女性が、どうした訳だかとても気になったのだ。 (……だが、あくまで『似ている』だけだ。コイツは、政宗様ではない) 己の中に仄かに芽生えていた得体の知れぬ感情を、多少手こずりながらも押し込めると、小十郎は、小憎らしいまでに不敵な面構えの元親を見据えた。 「アンタは、『竜の右目』を自負しているようだけれど…これだけは覚えときな。アンタの行動次第では、その竜の『左目』すら、濁らせるおそれがあるって事を」 「……ちっとオトコが出来たくらいで、いい気になってんじゃねえぞ。政宗様は、お前と違って相手を吟味してる最中なんだよ」 元親の指摘を否定しきれない事から、半ば八つ当たり紛いの言葉を口にした小十郎だったが、直後、明らかに顔色が悪くなった元親を見て、失言だったと僅かに後悔した。 「……やっぱり、アンタもそう思ってんのか?」 「こ、言葉のあやだ。今のは俺が言い過ぎた」 「──別にいいよ。アンタの言うとおり、俺は政宗と違って、男の選択肢は、本当 に狭いから」 寂しそうに笑った元親は、己の白い手首を擦り合わせる。 「それに……今度ここに来る時には、俺はきっと、アイツに捨てられてるだろうし」 「……?」 俯きながら言葉を続ける元親の姿が、小十郎の目には、何故かたおやかな姫君のように見えていた。 一方その頃。 残された政宗と幸村は、暫し呆然と元親たちの去った方角を眺めていたが、 「ま、政宗ど」 「ゆ、幸む」 互いを呼びかけようとする声が、見事に重なってしまい、ふたりは慌てふためいた。 「ももも申し訳ござらん!な、何用でござるか!?」 「い、い、いいから!お前が先に言えよ!」 ガクガクとお辞儀を繰り返す幸村に、政宗も壊れたカラクリのように、手をぶんぶんと振り続ける。 「そ、それでは…じ、実はそれがし、お館様から多めに使いの日数を頂戴しまして、この度暫くの間、奥州に滞在する事にしたのでござる」 「ほ…本当か?」 「はい」 嬉しそうに頷いた幸村に、政宗は自分の胸が期待に高鳴るのを覚えた。 「な、なら、ウチに来ればいいじゃないか。客間は余ってるし、遠慮なんかしなくてい いぜ?」 「勿体無きお言葉にございます。ですが、もう滞在先の宿は確保いたしました故、お気 持ちだけ頂いておきます」 「cancelしろよ。こっちの方が設備も居心地も上等だぞ?」 「しかし…今、政宗殿は、元親殿という長曾我部の当主をお迎えしていらっしゃる。そのような場所に、それがし如き一介の武士が、割り込む道理はございませぬ」 「…オマエまで、『小姑郎(こじゅうろう)』みたいな事言いやがって」 「……何だか、字面が違いませぬか?」 「いいんだよ、あんなヤツ『小姑郎』で!」 そう言って拗ねてしまった政宗に、幸村は少しだけ困ったように眉根を寄せた。 「……そのオトコとは、話し合ったのか?」 疎ましい、と思っていた筈の元親が元気をなくしているのを、どうしても捨て置け ず、小十郎は僅かに口調を和らげると、元親に問い掛けた。 「アイツにとって、俺との会話なんて何の意味もねぇよ。アイツは、色恋沙汰とい う名の盤上を、俺という駒が上手に動けば、それで満足なんだから」 「戦じゃあるめぇし、んな訳ねえだろうが。お前だって、ソイツを憎からず思って るから、そういう仲になったんだろう?」 「……判んない」 「判んねぇって…仮にも、契った相手じゃねぇのかよ」 「だって…契ったって言っても……俺、アイツに強姦されたから」 瀬戸内近隣の諸国同士の会合、という名目で、他国の大名達と共に四国に訪れた彼 は、長曾我部の所有する船や重機に興味を示してきた。 彼の家と同盟が組めれば、こちらにも有利に働くと考えた長曾我部の一族は、重機 に詳しい事もあり、当主の元親を案内役に、彼を重機その他の眠る倉庫へと連れて 行ったのだった。 そんな矢先に起こった、突然の出来事。 それまで元親の説明に耳を傾けていた筈の彼は、不意に元親に近付くと、彼女の首 筋に手刀を当てて来た。 思いもよらぬ一撃を受けた元親は、意識を失い、その場に崩れ落ちた。 そして気が付くと、元親は、両手を愛用の武器『八流』によって拘束され、倉庫の 壁際に張り付けられていたのだ。 姉貴11