約 4,223,266 件
https://w.atwiki.jp/kabucircle/pages/146.html
2007年5月2日(水) 2007年7月2日(月)に再編集(情報の追加) 立案者 中島豊 企画 ニュース時事能力検定 日時 2007年9月2日(日) 動機 資格試験をつうじて、一般常識及び「時事能力」を身につける。 内容 ニュース報道を読み解くための「時事力」を認定する(公式サイトより) 費用 実施要項から各自受験する級の受験料を確認。テキスト・問題集代は2,835円。 場所 受験地一覧より、最寄の場所を各自が選択。 備考 今回が第一回試験実施 3級中級、2級上級 申し込み6/1から7/31 報告 この企画の活動報告を見る
https://w.atwiki.jp/kabucircle/pages/148.html
企画 ニュース時事能力検定 実施日 9月2日(日) 参加人数 費用 場所 以下報告 企画目的 企画結果 改善点 企画者の感想
https://w.atwiki.jp/sakura398/pages/591.html
ニュース時事能力検定とは 政治、経済、暮らし、国際問題、社会・環境の5テーマから出題され、総合的な時事問題の理解力(時事力)を5級から1級の5段階で判定する。 この検定試験は2007年にスタートし、全国主要都市で年2回程度実施されている。2009年度より厚生労働省の若年者就職基礎能力支援事業(YES-プログラム)の認定試験となった。また、全国226校、510の学部・学科の大学・短大・高校の入学試験において、出願および判定での優遇・一部試験科目免除などに活用されている。 ニュース時事能力検定 (wikipedia) 特定非営利活動法人 日本ニュース時事能力検定協会役員 http //www.newskentei.jp/a_director.html 岸井成格 ( 公式サイト ) 毎日新聞東京本社特別編集委員。21世紀臨調運営委員。早稲田大学客員教授。日本ニュース時事能力検定協会理事長。 2003年11月2日のサンデーモーニングでは、石原慎太郎東京都知事の「日韓合併を100%正当化するつもりはない」という発言を「100%正当化するつもりだ」とした、いわゆる「テロップ捏造事件」で、事実に反する情報に基づき執拗に石原都知事を攻撃した。 「テロップ捏造」に関してTBS側は「単なる事故」と主張したが、岸井本人は数日前の毎日新聞にて、この石原発言を扱っており、テロップ捏造を認識した上での都知事攻撃であるとの批判を受ける。 過去問・模擬問題 http //www.newskentei.jp/question_list.cgi 主催者 http //www.newskentei.jp/a_alliance.html
https://w.atwiki.jp/kolia/pages/892.html
ニュース時事能力検定とは 政治、経済、暮らし、国際問題、社会・環境の5テーマから出題され、総合的な時事問題の理解力(時事力)を5級から1級の5段階で判定する。 この検定試験は2007年にスタートし、全国主要都市で年2回程度実施されている。2009年度より厚生労働省の若年者就職基礎能力支援事業(YES-プログラム)の認定試験となった。また、全国226校、510の学部・学科の大学・短大・高校の入学試験において、出願および判定での優遇・一部試験科目免除などに活用されている。 ニュース時事能力検定 (wikipedia) 特定非営利活動法人 日本ニュース時事能力検定協会役員 http //www.newskentei.jp/a_director.html 岸井成格 (公式サイト ) 毎日新聞東京本社特別編集委員。21世紀臨調運営委員。早稲田大学客員教授。日本ニュース時事能力検定協会理事長。 2003年11月2日のサンデーモーニングでは、石原慎太郎東京都知事の「日韓合併を100%正当化するつもりはない」という発言を「100%正当化するつもりだ」とした、いわゆる「テロップ捏造事件」で、事実に反する情報に基づき執拗に石原都知事を攻撃した。 「テロップ捏造」に関してTBS側は「単なる事故」と主張したが、岸井本人は数日前の毎日新聞にて、この石原発言を扱っており、テロップ捏造を認識した上での都知事攻撃であるとの批判を受ける。 過去問・模擬問題 http //www.newskentei.jp/question_list.cgi 主催者 http //www.newskentei.jp/a_alliance.html
https://w.atwiki.jp/denpakouryku/pages/45.html
電波人間能力検定試験トップページ 電波人間能力検定試験とは、このWikiで作成した問題を解き、その正解数などであなたの電波人間能力をはかる試験です。問題は全部で15問。全部で5級あります。電波人間能力検定試験には制限はありませんが、本当の実力をはかるなら何も見ずに自分の力だけで解くことを推奨します。(このページ及び問題ページはメンバー及び管理人以外編集できません) 電波人間能力検定試験5級 こちらをクリック 電波人間能力検定試験4級 こちらをクリック 電波人間能力検定試験3級 こちらをクリック 電波人間能力検定試験2級 電波人間能力検定試験1級
https://w.atwiki.jp/kanken_wiki/pages/267.html
1975年に現在の公益財団法人日本漢字能力検定協会が実施し、現在も行われている検定試験です。 10級から1級で準一級、準二級を入れた12段階で構成され、 一般に中学卒業程度なら3級、高校卒業程度なら2級を取得していると入学試験での資格欄に記入することが出来、一般的に二級前後なら取っておいても損はない資格と考えられます。 二級以下だと読み書き、筆順や部首、四字熟語などが問われ、準一級以上だと更に難度の高い対義語、類義語や誤字訂正、文章題からの漢字の読み書きが問われます
https://w.atwiki.jp/denpakouryku/pages/48.html
電波人間能力検定試験3級第一問 第二問 第三問 第四問 第五問 第六問 第七問 第八問 第九問 電波人間能力検定試験3級 この検定は3級です。全20問で90点が合格点です。頑張って下さい。 第一問 電波人間の世代を7世代まであげることのできるアイテムの名前を答えなさい。 +答え ノビノビタケノコ 第二問 オーラがかかった際に全属性耐性が+1させる単色の色を答えなさい。 +答え 黒 第三問 賭けたお金を最大48倍にできるステージの名前を次の中から番号で答えなさい。 ダブルカネコチャンス! ダブルフーラチャンス! ダブルアップチャンス! +答え 3 第四問 プリンツの打撃全体猛毒付加の技を答えなさい。 +答え つるぎのまい 第五問 メインステージ18をクリアした後に転身できる副属性を答えなさい。 +答え ぜん属性 第六問 あく属性に転身した際につく相手を行動キャンセルさせられる効果名を答えなさい。 +答え きょうふ 第七問 メインステージ内で電波人間と対戦できるステージ数を答えなさい。 +答え 16 第八問 メインステージ内での最終ボスの名前を答えなさい。 +答え アビス 第九問 クリアするとあく属性に転身できるステージ数を答えなさい。 +答え 20
https://w.atwiki.jp/monwedfrijp/pages/4.html
日本語教育能力検定試験 締め切り 8月7日 消印まで
https://w.atwiki.jp/asimojipro01/pages/64.html
ハングル 朝 한글 (Hangɯl), 英 Korean alphabet 《文字》 [名称] 朝鮮(大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国)の国字. ハングル(Han-gɯl)は「大いなる文字」の意で、古くは「諺文(ɔn-mun)といった.諺文の諺は「俗」の意味で,漢字に対する「俗の文字」のことである.日本のカナ(仮名)が漢字のマナ(真名)に対して言うのと同じ考えである.この卑下した呼称を嫌って,解放後(第二次世界大戦後)ハングルという名称を採用した.この文字がつくられた時は「訓民正音」とよばれ,略して「正音」ともいった. [作者と年代] 正式には,この文字は,李氏王朝の第四代の王,世宗大王が自らつくったということになっている.実際は,国王は多忙な立場にあるし,一人で考え出したわけではない. 世宗は李朝屈指の名君で,他にもその治世に見るべきものが多々あった. 世宗は中国の音韻学にも通じていたが,この王は,集賢殿という施設を作り,若い俊才を側近に集めた. その中に申叔舟という人がいた.この人は語学の才能に恵まれ,中国語に堪能であり,おそらく満州語も解した.中国の音韻学に精通していたことも確かである.世宗の国字親製にもっとも強力に与っていたと思われる. この文字が発明されたのは1443年で,3年後,1446年に頒布された.この3年間の間に,保守的な貴族(両班)に有力な反対運動があり,それを鎮定するために頒布が遅れたのである. この文字は「訓民正音」の名の下に頒布されたが,この文字を規定した同名の『訓民正音』という文書の前文に製字の趣旨が書かれている.それには2つの方針がうち出されている.一つは,朝鮮語と中国語の相違を明確に意識し,漢字では十分に朝鮮語を表わすことができないことを主張し,朝鮮語に固有な文字の作製の必要を述べている.これは民族意識の覚醒であって,当時の保守的な中華思想の土壌では画期的なことである.元来,朝鮮は漢字文化圏に属する国であったから,文字は漢字に決まっていた.当時,朝鮮の周囲に固有の文字をもつ国はモンゴルや日本などであって,それらは夷狄と見なされていた.朝鮮は小中華をもって自任していたから,自国の文字をもつことなどは慮外なことと考えられた.その反対を押しきって世宗は国字制定の英断を敢えてした. 製字の第二の目的は人民に文字を与えて,その訴えることを聞くことであった.もちろん当時の民衆は文盲であった.漢字は支配階級の専有物であって,その知識の獲得には多くの学習を要した.民衆に接する面では「吏読」を交じえた漢文が用いられたが,それは役人の使用に供するもので,一般大衆には理解されなかった.そこで世宗は,一般人民がその言わんとするところを書く,人民にも容易に使用しうる表現手段を考案しようと図ったのである. このような世宗の企図は,理想的なものであったが,その実現は第二次大戦後の朝鮮の解放後にようやく見られるようになった. [構成原理] ハングルという文字を考えるには,要素と単位を区別することが肝要である.現代のハングルには24の要素文字がある.その1要素は,原則として1音素を示す.そして,これらの要素文字を組み合わせて単位をつくり,単位は原則として1音節を示す.その単位を初声・中声・終声の三声に分ける.初声字はその音節の頭子音を表わし,中声字はその音節の母音,そして終声字は音節の末子音を示す.母音で終わる音節の場合は終声字を書かない.たとえば,감はᄀ(k)ᅡ(a)ㅁ (m)→kam, 도はㄷ(t)ㅗ(o)→to,별はㅂ(p)ㅕ(yɔ)ㄹ (r)→pyɔr.単位内の要素字は,中声字の種類によって,初声字と中声字が横に並ぶ場合と縦に並ぶ場合がある.中声字がㅏ,ㅓ,ㅑ,ㅕ,ㅣの場合は横,中声字がㅗ,ㅜ,ㅛ,ㅠ,ㅡの場合は縦.終声字は常に下に置かれる. 初声字は14.ㄱ(k), ㄴ(n), ㄷ(t), ㄹ(r), ㅁ(m), ㅂ(p), ㅅ(s), ㅇ(ゼロ'), ㅈ(c), ㅊ(ch), ㅋ(kh), ㅌ(th), ㅍ(ph), ㅎ(h)(この初声字の配列順は伝統的なもので,今日でも用いられている). 中声字は10.ㅏ(a), ㅑ(ya), ㅓ(ɔ), ㅕ(yɔ), ㅗ(o), ㅛ(yo), ㅜ(u), ㅠ(yu), ㅡ(ɯ), ㅣ(i)(この順序も伝統的なものである). 終声には初声字を用いる.すなわち,現代風にいえば,初声字と終声字は子音字,中声字は母音字である.ただ,ㅇの字は初声では子音ゼロであるが,終声では[ŋ]を表わす.これは同じ文字であるが,初声と終声で相補分布をなす.これには歴史的な理由がある(後述). なお,以上は基本的なものであって,要素字を組み合わせたものもある.たとえば,現代朝鮮語に特徴的な「濃音」は初声字を重ねて示す.これを「並書」という:ㄲ(kk), ㄸ(tt), ㅃ(pp), ㅆ(ss), ㅉ(cc).これは新しい綴字法によるもので,古くはㅺ(sk), ㅼ(st), ᄲ(sp), ㅆ(ss), ㅾ (sc)と書いた.ㅅはsの字で,siotとよばれ,濃音を示す場合は’toin(渡い)siot'といわれた. 中声字の複合もあるㅐ(ai[ɛ]), ㅔ(ɔi[e]), ㅖ(yɔi[je]), ㅚ(oi[ø]または[we]), ㅟ(ui[wi]), ㅢ(ɯi), ㅘ(oa[wa]), ㅝ(uɔ [wɔ]), ㅙ(oai[wɛ]), ㅞ(uɔi[we]). 終声字にも複合がある.現代の綴字法では形態音素論の立場をとり,語幹末子音は発音されなくても書く.たとえば없다「無い」は없’ɔps₋が語幹で,다taは用言終止形語尾である.없다は,こう書いて[ɔpta]と発音する.現在の綴字法以前は,発音通り업다と書いた. [歴史] 上に述べたように,ハングルは1443年世宗大王によってつくられた.当初は要素文字は28字,そのうち,初声字17字,中声字11字.現代のハングルと比べると,初声字は3字(ㆁ,ᄒ,ᅀ)多く,中声字は1字(﹅)多く,計4字多かつた.このうち,ᄒは喉頭閉鎖音(ʔ)を表わし,現実には現われるが,独立の音素とは認められず,後世には用いられなくなったㆁは元来[ŋ]を表わすために作られたが,[ŋ]は語頭(初声)には現われず,筆写の間にㅇと混同するようになった.またㅇはゼロを示したが,母音で終わる音節では終声を用いなかった(当初,字音には終声に用いたこともあった)ので,ㆁとㅇは形の上では混同するようになっても,初声にはㆁは立たず,終声にはゼロは書かないところから相補分布をなすことになり,今日のような状況になったのである.初声字のᅀは中期朝鮮語の音素/z/,中声字の﹅は中期朝鮮語の音素/ ɐ/[ ʌ]を表わすために作られたのであるが,この両者は音韻変化の結果,消滅し,ᅀはゼロに,﹅は大部分ㅏ(a)に変わった.ことに,﹅は中期朝鮮語の母音体系の中核をなした母音で(下説を参照),この母音の消滅は,母音体系全体の崩壊を来たした.その崩壊は,中期朝鮮語でなお顕著であった母音調和をその衰退に導いた. さらに,中期朝鮮語では初声に重子音・三重子音で表わされる語があった.たとえば,■psɐ r「米」,■pstai「時」など.これらが実際どのような発音を写したかは今もって不明であるが,いずれも今日では濃音に変わっている 쌀 ssar「米」,때ttai「時」.なお,朝鮮漢字音や中国音を表わす特別の文字も作られていた. ハングルは今日まで約500年使われてきたが,創始者世宗大王やその子の世祖大王の頃は新しい国字の製作に情熱を傾け,現在伝わって残っている文献の文字は実に見事なものである.しかし,その後,保守的勢力が強くなって,せっかく作られたこの文字も順当に培養されず,知識階級は従前通り漢字漢文を正式な文字・文語として近代に及んだ.ハングルは主として文献の「諺解」(注釈と翻訳)や訳官の外国語の学習書に用いられ,また『千字文』『訓蒙字会』のような貴族の子弟の啓蒙的な字書,あるいはその他の実用的な啓蒙書,さらには後宮の婦人の読み物などに使われた.ハングルが正式の国字になったのは朝鮮の解放後である. [起源] ハングルは文字としてはかなり新しくできた文字である.それに年代も作者も分かっている.また,この文字は,日本の仮名のように,周辺の他の文字に手を加えてできたものではなく,まったく独創的なものである.しかも,理論的にも優れた文字で,特に朝鮮語という言語にはうまく適合(fit)している.そこでこの文字は,朝鮮民族の誇りの一つになっている. しかし,この文字はまったく突発的にでき上がったものではない.この独創的な文字が発明されるに至るには,その背景に世界の文字の2つの潮流が流れていたのである.一つは漢字の原理であり,もう一つはアルファベット文字の原理である.漢字一つ一つは音声的にはl音節をなし,それが単位となっている.それはマルティネ(A. Martinet)のいわゆる第一次分節(→二重分節)の単位であり,漢字ではそれ以上音韻的には分解されない.いいかえれば,漢字では第二次分節はなされない.ハングルが音節を単位としていることは,この漢字の原理に基づくのである. 一方,アルファベット文字の原理は,シリア,パレスティナから始まって,東方へは2つの経路を通って東アジアに進んだ.一つはシリアから北方,ソグドを経てウイグルに達し,ウイグル文字からジンギス汗によってモンゴル字が作られた.もう一つは,セム系アルファベットのアラム文字がインドに入り,インドで種々の文字を誕生させ,その一派からチベット文字が作られ,これを改造,縦書きにしてモンゴルのもう一つの文字,八思巴(’Phags-pa)文字を作った.これは元の世祖クビライ汗がチベットの高僧パスパに命じて創らせたものである(1269年).朝鮮は高麗の時代,一時元に支配されていたので,モンゴルの文字は2つとも知っていたと思われるが,パスパ文字がハングルの原型になったと考えるのが至当であろう.それは縦書きで,漢字を模して1音節単位としているからである.これは,漢字音の場合もモンゴル語の場合も同じである.ちなみに,ウイグル系文字ではl音節単位ではなく,1語単位である. アルファベットは,元来,子音しか示さなかった.これは,セム族の間で使われている限り,同様であった.旧約聖書やコーランのような聖典の場合は,読みまちがいのないように母音を識別記号を使って表わしたが,一般には今日でも子音しか示さない. 東方に向かったアルファベットは,その北方ルートではソグド(イラン系),ウイグル(チュルク系)と移っていくうちにいくつかの子音字を母音字に使うようになり,ウイグル系モンゴル字には母音字ができた.このモンゴル字も縦書きになったが,パスパ字のように l音節単位ではなく, 1語単位で区切っている. このように見ていくと,アルファベットは,シリア・パレスティナに発し,蜿蜒と東に向かって進展し,一方では中央アジアを,他方ではインドを経過してモンゴル支配の中国に至り,それが朝鮮に及んだのである.ハングルの要素文字が単音を表わすのは,このアルファベットの原理が東アジアの半島に到達したことを物語る.上にも述べたように,おそらくモンゴルのパスパ文字がハングルの原型となったことと思われるが,ただ一つ異なる点は母音aの表わし方にある.パスパ字では,その基になったチベット字も,さらにその基になったインド文字も,一般に,もともとはセム族のアルファベットを踏襲したものであるから,子音字が字の体で,母音は識別記号を改変したものである.そして,母音aは子音字の中に内含されていて,特にaを表わす文字はなかった.たとえば,パスパ■m(a).しかし,ハングルではaの母音(中声)字はㅏで示される.たとえば,마ma.母音字aは,ウイグル系モンゴル字では,ウイグル字の影縛で母音字として示された(図-i).ㅓは語中形で,母音調和によって,aともeとも読まれる.字形の類似も偶然ではないかもしれない.ちなみに,パスパ字では,上述のとおり音節に分けて書く(図-ii). 以上,単音要素,音節単位のハングルが,世界文字史の立場から,アルファベットの原理と漢字の原理の合体から生じたことを略説した.このような背景の下に,個々の文字がいかにして作られたかというと,従来,ハングルの字形の起源については種々の説が試みられてきたが,戦後,『訓民正音』の「制字解」が発見されてから,疑問は氷釈した.ハングルが創られた時は,中国は明の英宗,正統8年(1443)であった.当時,中国の音韻学はすでに長い伝統の下に確固たる基盤をもっていた.ハングルの製作者たちはこの中国音韻学事に造詣が深かった.現代のように音声学はいまだ知られず,いわんや音韻論の技巧についてはこれを学ぶはずもない彼らにとって,中国音韻学は新しい文字の創造に恰好の理論を提供した.そのもっとも顕著な現われは初声字の創案である.ハングルの初声字は,中国音韻学の声母の「七音率」,すなわち牙・舌・唇・歯・喉・半舌・半歯の体系によって生まれた.上にあげた『訓民正音』の「制字解」によれば,まず,この牙・舌・唇・歯・喉の五種の音(五音)のそれぞれに,その発音器官を象徴する図形を考えた.すなわち,牙音にㄱ,舌音にㄴ,唇音にㅁ,歯音にㅅ,喉音にㅇをそれぞれの基本形とした.唇音のㅁは唇の象徴,ㅅは歯の象徴,そしてㅇで喉を表わすのは気管を象徴する.牙音と舌音の基本形はよく分からないが,牙音のㄱは「象舌根閉喉之形」といい,舌音のㄴは「象舌附上顎之形」といっていて,おそらく横の棒が舌で,縦の棒は牙音の場合は喉を,舌音の場合は上顎を表わしているのであろう.この五音の基本字にk,n,m,s,'を選んだのは,各音のもっとも弱い音の字をもってした.そして音が強く(属)なるにしたがって画を加える(加画)原則をたてた. 牙音k(ㄱ)→kh(=ㅋ) 舌音n(ㄴ)→t(ㄷ)→th(ㅌ) 唇音m(ㅁ)→p(ㅂ)→ph(ㅍ) 歯音s(ㅅ)→c(ㅈ)→ch(ㅊ) 喉音' (ㅇ)→ʔ (ㆆ)→h(ㅎ) 牙音の系列にアンバランスが見られるが,これは牙音の鼻音ŋは軟口蓋閉鎖音ではあるが,牙音より喉音的要素が多いから,ㆁという字を作った.また,半舌音r(ㄹ)は舌音系(ㄴ)の異形,半歯音z(ᅀ)は歯音系(ㅅ)の異形である.こうして,中国語の声母の七音体系を基にして,初声の文字化が完成した. しかし,初声・中声・終声の三声の分割は中国音韻学の知識から発したものではなく,朝鮮の独創である.中国の音韻学では音節の分析は声母十韻母の二分法が伝統的に用いられていて,朝鮮のように中声と終声を分割することはしなかった.現代の注音字母(→注音符号)ですらそうである.中声字(母音字)の析出は,中国音韻学の中にも萌芽は認められるであろうが,むしろウイグル系モンゴル字にもパスパ字にも母音字があった.したがって,ハングルの製作者は母音字の存在は知っていた.それを初・中・終三声の体系に意識的に作り上げたのは独創的な見解である.ただし,中声字が独立して用いられず,必ず初声字を伴うのはやはりアルファベットの原理に従っているのである. 中声字の体系は,中国音韻学の中にその模範を見ることはできない.まず,そこにはっきり見られるのは,母音の陰陽の対立である.ㅏ(a)に対してㅓ(ə,のちɔになった),ㅗ(o)に対してㅜ(u),そして、﹅(ɐ)に対してㅡ(ɯ)は陽母音と陰母音の対立で,字形の構造もその対立を示している.母音調和車の基になる陰陽母音の対立は,アルタイ諸語の一つの特徴であって,朝鮮語も中期語(ハングル創製時代の朝鮮語)では明白に認められる.「制字解」によると,﹅(ɐ)とㅡ(ɯ)と,陰陽の対立には中性のㅣ(i)の3母音が,もっとも基本的な母音であって,﹅(ɐ)は天, ㅡ(ɯ)は地,ㅣ(i)は人と,天地人の三才に配せられている.この母音体系では,﹅(ɐ)はもとは・で,もっとも中核の母音で,母音ㅏ(a)は﹅(ɐ)の「張口」,母音ㅗ(o)は﹅(ɐ)の「蹙口」であり,母音ㅓ(ə)はㅡ(ɯ)の「張口」,母音ㅜ(u)はㅡ(ɯ)の「蹙口」と説明されている.蹙口とは口をつぼめることである.母音aを中核とせず,母音ɐを中核としたのは何故であるか判明しない.それはともかく,母音の調音の観察はきわめて正確であり,現代の音声学からいっても驚くべき記述を残している. このほか,中期朝鮮語に明瞭に識別された声調の区別も,中国の四声の術語を借りてその高低の違いを明らかにし,平声(低音調)には無点,去声(高音調)には一点,上声(低高調)には二点と,「声点」の別を考案している. このように,ハングルの創製は,中国音韻学の深い知識と実際の調音の正確な観察とに基づいたもので,その結果,この文字はきわめて理論的な文字になった. ハングルの創製の過程は記録に残されていない.ただ,その過程において,2つの副産物が残されているので,想像はつく.一つは朝鮮漢字音の整理であり,他は中国の標準漢字音の模索である.前者は『東国正韻』(1447)であり,後者は『洪武正韻訳訓』(1455)である.いずれも戦後発見され,影印復刊されている. 今日のように,音声学があり,音韻論があるという時代ではないので,自分たちの話している朝鮮語の観察から音韻論的に音韻体系を構成するということはなかったであろう.このハングルの場合,幸いにも朝鮮漢字音というものがあって,この漢字音の観察から始められたと思われる.なぜなら,朝鮮漢字音は朝鮮語化された中国音であるから,中国音韻学の体系によって朝鮮漢字音の音韻体系を把握できれば,そこから朝鮮語自体の音韻体系が得られるであろう.おそらくそういう考えから朝鮮漢字音の調査が行なわれたのであろう.これにも上述の申叔舟が中心になっていたらしい.しかし,残念なことに,伝来の朝鮮漢字音をそのあるがままに観察するという科学的態度はとらず,伝来の漢字音が中国の音韻体系から見ると,あまりに乱雑であったので,漢字音を規範的に整理しようとしたため,その結果である『東国正韻』はきわめて人為的な字音を作り出してしまった.そのため,しばらくは字音の標準とされたが,やがて使用されなくなってしまった.しかし,この朝鮮漢字音の整理の中で要素音の抽出は成功し,ハングルの土台は築かれた. 一方,中国音韻学の研究が進むにつれ,文献だけを眺めているだけではどうにもならない.どうしても実際の音がどういうものかを知りたくなるのは当然である.ことに訳官の養成には実用的にも必要なことであった.そこで,中国音の標準を具体的に知ろうとした.当時,明では,太祖の初めに作られた韻書『洪武正韻』(1375)が字音の標準であったから,この訳音を考えた.それが『洪武正韻訳訓』である.ところが,ハングルの製作者たちが求めていたものは,中国の首都北京の音であったのに,『洪武正韻』は南方の呉音の標準音(当時の南京音)であったため,『洪武正韻訳訓』は要求には応じられなかった.そこで,「俗音」などの注記でその違いを埋めようとした.そしてこの中国音の記述にも規範的な意識がはたらいて,必ずしも客観的な記述にはならなかった.やや降って,訳官崔世珍はこの『洪武正韻訳訓』を基にして,その他の資料によって,『四声通解』(1517)という中国音の韻書を作った.この韻書は,中国の近世音の資料として貴重である.このように,ハングルの創製は朝鮮字音にとっても,中国音にとっても面白い結果をもたらした.
https://w.atwiki.jp/kuroneko_miku/pages/101.html
国語力検定○× 国語力検定四択 国語力検定連想 国語力検定画面タッチ 国語力検定並べ替え 国語力検定文字パネル 国語力検定スロット 国語力検定タイピング 国語力検定キューブ 国語力検定エフェクト 国語力検定線結び 国語力検定一問多答 国語力検定順番当て 国語力検定グループ分け