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12話 《偽典・八戸のぶなが物語12》 夏も終り高校三年時のドラフト会議。 八戸のぶながは史上初となる14球団同時1位指名という栄光を受けた。 ドラフト前からマスコミは八戸を清原、桑田、山田、松井以上の逸材と騒ぎ立て、彼の意中の球団を知りたがったが、八戸には特に希望の球団も拒否するつもりの球団もなかった。 (強いて言えばかつて父が在籍していた※※に行きたい気持ちはあったが、八戸は近年の※※軍の金にものを言わせるやり方が嫌いでもあったので複雑な所だった) 運命のその日。 マスコミが、野球関係者が、いやすべての野球を愛する人間が注目するドラフト会議で、 当たりの紙を引き当て八戸のぶながとの交渉権を引き当てたのは、四国アイアンドッグスを率いる犬飼小次郎監督だった。 犬飼監督はその日の会見で 「八戸のぶながは俺を遥かに超え、あの沢村栄治さえしのぐ逸材。野球界の至宝となるべき男だ。この幸運を逃すつもりはない。必ずうちのチームに入団してもらう」 と語った。 その次の日、犬飼監督は球団代表ともに自ら八戸家を訪れ、のぶながに対して熱く語りかけた。その中で犬飼監督はこんなことを言った。 「~~のぶなが君。俺は君の父上を尊敬している。君の父上に憬れて野球を始めたと言っても過言じゃない。いや、多くの野球少年が俺と同じだろう。 …だが、そろそろ野球界は世界の※に代わるスターを発掘しなくてはならない。そしてその役割を果たすのに、君以上にふさわしい人間はいないだろう。 野球選手として君は父上を超え、君が『世界の八戸』と呼ばれるようになるべきだ。微力ながら俺にその手伝いをさせてくれ」八戸が※選手の隠し子であることは野球界では公然と知られた秘密であった。 八戸は犬飼監督のその言葉に心を打たれた。八戸の素性を知りつつ、腫れ物に触るような物言いをしなかった犬飼監督のストレートな性格も八戸は気に入った。 「お世話になることになります。――FA権を取得するまでのことだとは思いますが」 むろん最後の一言はジョークだ。犬飼監督は一瞬目を丸くしたが「ピッチャーはそのくらい生意気な方が大成するな」と豪快に笑った。 翌朝、スポーツ新聞の見出しに「八戸のぶなが、四国アイアンドッグス入団決定!」の文字が踊った。
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セリフ番号1201~1220 1201 私は、生を気のままに謳歌する 誰にも縛られず、誰の助けも借りない 死は、快く受け入れよう それもまた、私の生きる道だ …そんな事を思っていたが 今は此奴の用心棒 私はただ仕方なく、此奴に雇われている 1202 待て、ご主人 僕は今、ふみふみで忙しいんだ 構うなら後にしてくれ …何だか飽きてきたな そろそろご主人の元に…ん? 何だ、徐ろに携帯を持ち出して …はぁ、仕方の無い奴だな… もうちょっとだけやってやるか 1203 お父さん…この日が、やって来ましたね 娘の結婚式が… ここまで長いような、短いような… あら、お父さん、もしかして…泣いてるんですか? ははは!いつものあなたらしくないですね それもそうですよね、〇〇の事1番愛してましたもんね ちょ、ちょっとお父さん?お父さん!待ちなさいよ! ダメですよ!それは私たちにはどうすることも出来ません! だって…〇〇に私たちの声は聞こえないんですから… それに、見てください…彼ならきっと、〇〇を幸せにしてくれますよ これからも見守り続けましょう、あの子の事を… 届かないと思うけど…〇〇、結婚おめでとう。 1204 はぁ…ダメだ、身体がビールを求めてる 禁酒してるからなぁ…飲んじゃダメなんだよなぁ… …いや、待てよ。 ビールって麦ジュースって呼ばれてるよね… て事はつまり…ビールはジュース… つまりお酒じゃない!? よし!それじゃあ飲むか!麦ジュース! 1205 おはよ、今日はちゃんと起きれたんだね いや、いつも遅刻ギリギリだからさ 何だか珍しいね、君が早起きなんて それで、何か言いたいことでもあるのかな? そうだったんだ。成程、それを伝えるために… あ、こんな時間だ。早く学校行くよ 僕も好きだよ 1206 あー、あれだ。 あのぉ、なんだっけなぁ… んー、ダメだ。 思い出せない… ほら、アレだよアレ。 あの、パンの袋止める… 何とかロジャー的な そう、それだ。 ふぅ、スカッとした。 1207 ほぉ、まだ足りないか ふふふっ…そうか、もっとか 丁度良かった。ここで槍を振るわずに済みそうだ。 良かろう。なればこの戦場を更に掻き乱してやろう お前の求る血潮で、戦場を彩らせて見せよう 1208 ふふふ…ははは… いや何、貴様の考えを嗤っただけよ 何処が可笑しいか気付いてないようだな ならば教えてやろう 誰が槍だけを使うと言った 私の武具は変幻自在 言うなれば私の思うがまま 槍から銃に、銃から剣に 私に弱点など…ないのだよ 1209 さてと、2人っきりになっちゃったね 今は誰も見ていないから、何してもバレない 君は僕を好きにしてもいいし、僕が君を… はは、なんちゃって。 君はそんな事しないよね。 でも、僕に何をして欲しいのか、何したいのか その口で言ってくれれば…特別に、何でもしてあげるよ 1210 先輩、あの…お願い何ですけど… その、えっと…頭を…撫でて欲しいなと… 最近、その、構って貰えてないと思って… あ、先輩が忙しいのは分かってます… でも、お願いした… あ、ありがとう…ございます… その、きゅ…急に撫でるのは…反則です 1211 今日も一日頑張ったようじゃのぉ ご苦労じゃったなぁ、お主は本当に愛い奴よ して、何か嫌な事は無いか? 溜め込んだままでは、苦しいだけじゃぞ? 最後まで聴いてやるぞ、思う存分、気が済むまで、語ると良い 我だけはお主の味方であり続けよう 1212 髭生えてきたなぁ 特に顎辺りがなぁ 抜きづらいし剃りづらいし 時間が経てば経つほど伸びてくし はぁ…何で髭ってこんな伸びるの 鬱陶しいなぁ…朝目覚めて鏡に行くと髭とご対面とか 1213 まだ逃げる気? 早く出てきた方がいいよ? さもないと、お仲間はどうなっちゃうかな? 自分は安全な所で、お仲間が惨たらしく殺される所を見る…いや、声を聞いてるだけか… ふぅん、まぁいっか。 さーて、どんな死に様をお望みかな? 1214 にぃにー、いっしょにあーそぼ! おうまさんごっこしよー! あたしがおひめさまでぇ、にぃにがおうまさん! あそやでくれないの? にぃにのいじわる… わーい!にぃにだーいすき! おうまさんはやーい!たのしーなー! 1215 敵である俺を何故殺さない ほぉ…そうか、つくづく思う 反吐が出るってな、俺を実験か何かに使うんだろ? はっ、外道の仲間の言葉なんざ信じれるかよ 無理矢理連れてくって算段かよ なら…俺はここで舌を噛み切ってやるさ 怖かねぇよ、外道の軍門に下るくれぇなら… 俺は死を選んでやらぁ!あばよっ!外道共っ! 1216 あぁ?何だお前かぁ、俺に何か様か? あ?授業?んなのいいんだよ つまんねぇし、クソの役にも立ちゃしない それに、内容とか凡そは理解したしな テストなんて余裕よ余裕 それ言いに来ただけならとっとと帰んな さーて、俺はもうちと昼寝でも… あ?んだよ、もしかしてお前もサボるのか? はぁ…俺は別に構わねぇが、テストとか大丈夫か? 1217 なぁ、後輩。 ジュース持ってきてくれよ いやいや、俺客だぜ? 飲み物とかお菓子の一つや二つ 持ってきてくれよぉ てか、これからお前に勉強教えるんだぜ? それくらいしてやってもいいと思うんだけどなぁ へへ、センキュー あぁ、何でもいいぜ 1218 そこのあなた ここが何処か分かっておいでですか? 随分と変わった人ですね もしかして、血を吸われにでも来たんですか? はぁ、たまーにいるんですよね。あなたみたいな人 まぁ別にいいですけど?でも、どうなっても知りませんよ? 1219 今日も一日お疲れさん ほら、早よ目ぇ瞑り そんな遅ぉまで起きとったら 体、壊してまうで あ、まだスマホ触っとるやろ こんな暗い所で触ったら目ェ悪なるで ほら、スマホ置いて 俺と一緒に寝ようや 1220 どうした?何か嫌なことでもあったのか? そりゃ分かるさ 普段の〇〇と全然雰囲気違うからな んで、どうしたんだ? 悩み、ぜーんぶ聞いてやるよ いいよ、気にすんな どんと受け止めてやるよ それが彼氏ってもんだろ?
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No 券種 ウエ 名前 C 身長 体重 生年月日 守備適正 長打 ミート 走塁 守備 SPECIAL ABILITY 005 ID クラッチ 0 - - - マスコット SECRET ゴキゲンエール 005 ID ★ クラッチーナ 0 - - - マスコット SECRET ハートわしづかみ No 券種 ウエ 名前 C T B P 守備適正 球威長打 変化ミート 制球走塁 スタミナ守備 SPECIAL ABILITY ACTIVE SKILL 045 VC ★ 松井 稼頭央 5 右 左 内 遊 11(12,14) 16(17,18) 17(18,19) 16(17,18) リアル5ツール 046 SS 塩見 貴洋 3 左 左 投 先 13(15,16) 15(16,18) 11(12,13) 15(16,17) 立ち向かう心意気 047 GR 釜田 佳直 1 右 右 投 先 13(14,17) 12(13,14) 10(11,12) 13(14,14) 東北のニュースター 048 ST 美馬 学 2 右 左 投 先中 12(13,14) 11(12,12) 11(12,13) 12(12,14) 先発アプリケーション 049 ST ★ 銀次 1 右 左 内 一二三 10(11,12) 12(13,15) 11(11,12) 10(11,11) 異端のミートセンス 050 NB 藤田 一也 3 右 左 内 二三遊 4(4,4) 8(8,9) 10(12,13) 9(9,10) マルチなニューカマー 051 NB ★ 永井 怜 4 右 左 投 先 8(8,8) 10(11,12) 7(7,7) 9(9,10) 待望の復活 052 NB 岡島 豪郎 1 右 左 捕 捕 7(8,10) 6(7,8) 5(5,6) 7(8,10) サヨナラストーリー 053 NW ハーパー 1 右 左 内 一 9(10,12) 6(7,8) 4(4,4) 5(5,5) フリースインガー 054 NW 島内 宏明 1 左 左 外 左中 7(9,11) 6(7,7) 6(6,7) 7(7,8) ワシの秘蔵っ子 055 NW 河田 寿司 1 右 左 捕 捕一 5(6,6) 6(7,9) 5(5,5) 5(5,6) 職人肌バッティング
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C12 74(国鉄C12形蒸気機関車) 岐阜県恵那市長島町中野2丁目2―5 恵那市中央図書館 (MAP) 写真提供 進行豹:2016/03/18撮影 最新の情報提供 進行豹:2017/07/27 現在の状況 恵那市中央図書館前に静態保存されている。 柵で囲われ、機関車に触れることはできない。 管理者 不明 協力募集 不明 備考: 昭和9年製 三菱造船製造
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129.闇へと消えている記憶 ♂ブラックスミスはむっくりと起き上がった 「…………」 右手がなくなっているな、まあいい。 右手を損失したがあまり気にしないそぶりで再び獲物を探し歩き出す。 探知機を見ると近くに人はいないようなので場所を変えることにした (♂ウィザードと♀ローグのハイドを見破ったのは実は探知機を持っていたらしい) 「……一つ思い出した」 そういえば俺にはたしかかけがえのない大事な人がいた……誰だったか? まあいい、忘れた……。 ♂BS所持品、探知機所持していた →130
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前へ「第11話」 次へ「第13話」 電池消費量 第12話ステージ01 第12話ステージ02 第12話ステージ03 第12話ステージ04 第12話ステージ05 第12話ステージ06 第12話ステージ07 第12話ステージ08 第12話ステージ09 第12話ステージ10 第12話ステージ11 第12話ステージ12BOSS
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2012年度入学 1年1学期 ロシア/スペイン/朝鮮・韓国語 言語文化1 ロシア/スペイン/朝鮮・韓国語 教授名 教科 年度 学期 授業プリ 本試 再試 時間割コードとシラバス 教科書販売 柳沢 民雄 ロシア語1 2012 1 none none none 20120012227 寺澤 宏美 スペイン語1 2012 1 none none none 20120012236 Villalobos スペイン語1 2012 1 none none none 20120012237 P.Apaza スペイン語1 2012 1 none none none 20120012238 李 惠敏 朝鮮・韓国語1 2012 1 none none none 20120012239
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1F/2F/3F/4F/6F/7F/9F 11F/12F/13F/14F/15F/16F/17F/18F/19F/20F 21F/22F/23F/24F/25F/26F/27F/28F/29F mob 白丸はソーサラー / ブラックスライムのどちらかランダムpopレベルは全てlv.24 repopは部屋ごとに3分 黄色丸はフロアスタート10分後にlv.25ソーサラーがpop メイジゴーストは2体ともlv.24/lv.25のランダム エニグマ ゴーストを除くフロアすべての敵12体(10分後沸きも含む)をドルイドの状態にする 検証一覧 +... × 【その他】階上後動かずゴーストを倒す 未 【通気口】全ての通気口に敵が同時に乗る × 【討伐】ゴーストをのぞく全ての敵をスライムにする ○ 【討伐】スラだけ倒し、ドルをリポップさせドルが12匹の状態にする × 【MAP】壁に近づかずに扉を開ける 未 【討伐】 上の隠し部屋で、扉前のゴーストだけを倒す 未 【時限】壁に触れずに5分経過 未 【時限】座らずに5分経過 未 【時限】バフ無しで5分経過 × 【その他】 最下段にゴーストを出現させる × 【鍵】 鍵を取ってからゴースト2匹を倒す × 【鍵・扉】スタートからバック走で鍵を取る × 【鍵・扉】素手で鍵を取る × 【討伐】下の隠し部屋にでるL25のドルを一番上へ連れて行って倒す × 【その他】ドル25部屋にゴースト2体押し込み × 【MAP】全ての通気口を踏む × 【MAP】全ての床を踏む × 【その他】上の隠し部屋にスライム3匹連れ込み、倒す × 【その他】上の隠し部屋にドルイド3匹連れ込み、倒す × 【MAP】ウィスプが回る場所を壁沿いに時計回りに回る × 【MAP】ウィスプが回る場所を壁沿いに逆時計回りに回る × 【MAP】壁を壊さず外周を壁沿いに回る × 【その他】扉を開いてから、L25のドルイドを倒す × 【壁】下、上、真ん中の順に壁を壊す × 【壁】下、真ん中、上の順に壁を壊す × 【壁】上、下、真ん中の順に壁を壊す × 【MAP】3つの隠し部屋全てにドルイドが居る状態にする × 【その他】壊れる壁を背にしてドルイドの転倒を受ける × 【その他】L25ドルイドが出現するタイミングで、南の壁に張り付いている × 【討伐】ゴースト1→ドルイド1→スライム1の順に倒す × 【鍵・扉】ノースキルノーアイテムで扉を開ける × 【壁】中→上→下の順で壁を壊す × 【壁】中→下→上の順で壁を壊す × 【その他】隠し部屋ドルを10回転倒させる × 【その他】隠し部屋ドルに10回転倒させられる × 【MAP】最下段の壁を全て触れる × 【討伐】LV25ドルイドを最初に倒す × 【その他】LV25ドルイドが出現するタイミングで、上の隠し部屋の真ん中に居る × 【その他】LV25ドルイドが出現するまで最初のマスから動かない × 【その他】LV25ドルイドを右回りに左上の小部屋に連れて行く × 【その他】LV25ドルイドを鍵のある部屋へ連れて行く × 【その他】扉前のゴーストを鍵のある部屋へ連れて行く × 【その他】マトックを壊す × 【その他】LV25ドルイドを扉の中に誘導 × 【MAP】上下の隠し部屋の中央に同時に立つ × 【その他】スタック対応でスタート地点に戻る 未 【その他】アイテムの種類を沢山使う × 【討伐】ブラックスライム→ドルイド→メイジゴーストの順に倒す(アルファベット順)を2SET × 【討伐】上下の隠し部屋のなかでゴースト倒す × 【その他】鍵周辺の最下段でログアウトする × 【その他】5人でキャンドルを使う × 【討伐】階上後ブロックを移動せずにゴーストを倒す × 【その他】隠し部屋の敵を釣り、ヘイトダウンでもとの位置にもどす × 【鍵・扉】鍵取得と同時に扉を開ける × 【その他】敵を倒さず10分経過させる × 【その他】自分、スラ、ドルを重ねる × 【鍵・扉】鍵を取ってからぐるっと遠回りして扉を開ける 画 × 【討伐】上の隠し部屋にいるドルを右下の隠し部屋で倒す × 【MAP】通気口を通りながら鍵を取る 画 × 【その他】扉の中に敵を大量に詰め込む 未 【鍵・扉】ヘイトリストクリア状態で扉に触れる 未 【MAP】特定の順番で通気口を踏む 画 未 【討伐】フロアの敵を同一種だけにする(リポさせて合わせる。ゴーストは討伐) × 【鍵・扉】扉に触れてから鍵を取る × 【その他】ゲーム中にクライアントの多重起動を試みる コメント 名前
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セリフ番号1261~1280 1261 ねぇ、どうして下向いてるの? 下ばっか向いてると、いい事起きないよ? 何か嫌な事でもあったの?相談乗るよ ねぇ、どうして何も返事しないの? 私は今、君の前にいるんだよ? それにさっきから何言ってるの? え、その名前って…あれ、その子は… あぁ、そっか、その子は私か 君の目の前で私は、そっか ありがとね、楽しい時間を ゆっくりでいいから、また会おうね 1262 なんて言うか、人間さんって 可哀想だよね だってさ、誰かを蹴落とさないと生きてけないんだし 無駄な事で争い始めて周りを巻き込むし 地球の限りある資源を我が物顔で使いまくるんだよ? 地球にいてもいなくても変わんないのにね こんなのなら、地球にいない方がマシじゃない? 1263 このメイド服、似合うかな? 結構短めのスカートだから なんか…変な気分 君も物好きだよね、願い事に僕のメイド服なんて ねぇ、これで満足? いつまで写真撮ってるの? ちゃんと感想文100文字以上で書いてね あと、可愛い以外の感想禁止だから 1264 あーあ、悪い子だ そんな子には、お仕置が必要だね もしかして、わざとやったのかな? ふふふ、本当に悪い子だ たっぷり躾てあげるよ 1265 やっほー、先入ってるよ え?昨日約束したじゃん 思い出した?まぁ酔っ払ってたからね 今日だけ、今日だけだから、ね? やった!それにしても久々だね、一緒にお風呂入るの なに?照れてるの?ふふ、可愛いね いや?見ない間に大きくなったなーって 前までこんな小さかったのに あ、ちゃんと泡落としてから湯船浸かってね 1266 うわっ!?ちょ!何風呂入ってんだ! はぁ?そんな約束した覚えねぇぞ! じゃあ覚えてる訳ないな! はぁ、仕方ねぇなぁ… 当たり前だろ?数十年前だぞ は!?て、照れてねぇし… それに何だよ、さっきからジロジロ見て そんな豆粒みたいにちっちゃかなかったわ! わ〜ってるよ、お前こそ湯冷めすんなよ? 1267 あぁ、煙たかったか 悪ぃな、次から気ぃつけるよ いやホント悪いって思ってるよ? 何ならお前も吸うか? いや冗談だよ、悪かったな ただ、お前が大きくなったら 吸い方教えてやるよ 1268 けほっごほっ 何度目よ!受動喫煙て怖いんだから! ホントに悪いと思ってる? は?未成年に煙草勧めるとか引くわ はぁ、冗談も程々にしてよね うん、絶対教えてよね 1269 ご主人様 天気予報で雨が降ると言ってたのに 全く、あなたと言う人は… ノータリンなのはお勉強だけにしてください 失礼、つい本音が ん?どうされました? はぁ、あなたは本当にノータリンですね まぁ、今回は特別ですからね ほら、早く行きますよ、ご主人様 1270 店長、どうやったら恋人出来るんだろ いやだってさ! こんな歳にもなって恋人いない歴イコール年齢だよ?もうヤバいって… はぁ…そいや店長てさ、恋人いるの? あ、そうなんだ いや、なんか経験豊富そうだなって はぁ、私、いつか店長みたいな人と付き合いたいなぁ あ、べ、別に!そういう意味じゃないからね! 1271 まさか君とここで合うなんてね なんと言うか予想外だなぁ ねぇねぇ、何でそうまでして勝とうとするの? 君はさ、この戦いに勝って何をしたいの? へぇ、そんな理由で… 何て言うか、子供っぽいねw さて、お話はこのくらいにして… 外したか…これで終わりじゃないよ ほら、精々足掻いてみろよ 1272 はいはい、そこ行くお嬢さん。君が家出少女? ダメじゃないか、非行に走るのは …なーんて説教、聞いてくれないよね 何かあったんでしょ?ほら、話聞くよ へぇ、そんな事があったんだ ほら、気が済むまで話しなよ 私は、共感もしなければ助言もしない ただ君の話を聞く1人の人間だよ 1273 やぁ、久しぶりだね、何か用かな? あぁ、あの事件かい…悲しい事件だったね 犯人も捕まってないんだろ? そう思うと、怒りが込み上げてくるよ それで、どうして私にそれを? あぁ、あの時は隣町に出掛けていたよ へぇ、そんな証拠、何処にあるのかな? 凄いじゃん。全部大当たりだ でも、それで私を追い詰めたつもりかな? 1274 君、見ない顔だね もしかして、新入りくんかな? 私はこの部隊の隊長だ あと君に残念なお知らせだ 私はビシバシ行くから 絶対に手は抜いちゃダメだよ? それとこの部隊って女の子が多いんだよね あ、くれぐれも私を女扱いはしないでね? しようものなら頭と体がおさらばだ?いいね? 1275 お兄さん、僕にこんな格好させるとか 頭イカれてるんじゃないの? それで、僕に攻めて欲しいんだ ホント病院行った方がいいよ こういうのって普通、僕のが攻められるよね 女の子の格好した僕に攻められたいとか 言いたくなかったけど、気持ち悪いね 1276 ただいま あれ?珍しいね、こんな時間まで起きてるなんて ふぅん、それで?話したい事って? あぁ、何だ。バレてたのか そっか、君は悲しいんだね? 君なら浮気の1つや2つ許してくれると思ったんだけど どうやら、違ったみたいだね そんなに悲しいなら、ここでお別れだね さようなら 1277 私って何なんだろ 宿題で自分について書けとか そんなの、自分がこんなんじゃ書けないじゃん こんな紙切れ1枚に自分を書くなんて無理 自分の写真なんて見たって、何も変わんない 顔も心も分からない、こんな私には 本当に私って、何なんだろ 1278 はいはーい そこのおマヌケな警察のみんなー? 本物の僕はこっこだよー 今回の鬼ごっこもぉ、僕の勝ちだったねー 一体いつになったら僕を捕まえられるのかなぁ? せいぜいその足りない脳みそを集めて、僕を捕まえる方法(笑)でも考えててねーw 1279 さーて、何処にいるのかな? そっか、そこにいたんだね それは幻影だよ 捕まえた、ふふふ でもこれ、偽物でしょ? やっぱり、でも、何処へ行こうと 私はあなたを必ず捕まえるから うさぎさん 1280 あぁ、風が心地いいなぁ うん、やっぱりこの場所はいいね んっ、日差しが強いな ちょっと髪も伸びてきたかな おっと、危ない危ない 風で飛ばされるとこだった
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122.聖なる大馬鹿者 見知った顔だった。会相えたのはほんの少しの時間なのに、腹立たしい程に記憶に焼きついた顔だった。 ―皆が助かりますように、ってか?手前だって、そこまで馬鹿じゃ… きょとん、とその頬から少し血を流しながら自分を見つめる顔。 水を補給するためにローグ達は地理を思い出しながら川原に来たのだが。 川についた途端、はしゃいでちょろちょろと動き回るアラームと、それを危ないからと止めようとするアーチャー。 そしてそのアーチャーの頭にのっかっているバフォメット。 その騒ぎをぼんやりと見つめてぶつぶつと不貞腐れる♂ローグを♀クルセが苦笑いしながら水をそれぞれの水袋に入れるのを手伝っていた。 が、2人と一匹が走っていった方向で悲鳴があがる。 悲鳴の上がった方向へと悪漢と聖堂騎士が駆ける。 そしてそこ…夕日で赤く染まる中、その夥しい赤に目を奪われた。 ―馬鹿野朗!! 助けたんじゃねぇ!! 手前みたいなInt1馬鹿は、わざわざ殺さんでもすぐにおっ死ぬから、手間省いただけだ!! びくりと震えて、涙のあとがのこる顔をこちらを向いて。 手に食べ物をもったまま突っ伏して死んでいる男、 少し離れたところで背中から大量に血を流してこときれているシーフ、 争った痕跡、血が乾いてこびりついたスティレット。 そして… そして少しうつむいて、ポツリと。 ―お優しいんですね 「……っとに…!!」 ローグは目を閉じ、拳をぎりと音が出るほど強く握る。 頭にくる。頭にくる。頭にくる…。 吐き気がする、ムネがムカムカする… どんな状況で殺されたのか、わからない…けれどきっとこいつは、そう…バカだから。 こんなところで、死んだ。 ♂ローグの思考が何か彼自身わからない感情に染まりきる寸前、その肩をたたくものが居た。 肩を叩いたのは沈痛な面持ちの♀クルセである。 「ローグ。もう、行こう…。」 この光景を目の当たりにして気付かぬうちに結構経っていたらしい。 日は既に完全に沈み、 スティレットをクルセが持っていた。 そのクルセの肩越しに顔色を暗くして、野花を供えているアラームたちの様子が見えた。 舌打ちをして歩き始めようとするが、プリーストのそばに転がっているものに気が付く。 それは、小さな青箱。 無言でプリーストの遺体とそれを交互に見つめ、ローグは青箱を拾い上げた。 「いくぞ、日が落ちる前に少し川上って休む所を探さないとな」 惨劇の場からしばらく離れた辺りで苛立っているローグを見て、 アーチャーが先頭を行くローグに小走りで追いついて話しかける。 「ねぇ…。」 「あんだよ」 胸の中でまだわからない怒りがぐるぐると渦を巻いている。 頭痛までしてきた。 「ローグ、もしかして…さっきの人たち、知り合…」 「しらねぇ。」 遮るように言う。それきりアーチャーは黙ってまた歩き続ける。 そうとも、理解なんかできない、あんな大バカは。 知らない、知らない、識らない。 あの馬鹿のせいで。 後ろを振り返る。 アラーム、アーチャー、クルセ。それにバフォ。 そういえばなんでこいつらがついてきているのか。どうして、自分は。 そして少しうつむいて、ポツリと。 「…ああ…馬鹿って、うつるもんなんだな…」 まったく、可笑しい。 そうとも、あんな大馬鹿は笑ってやる。くっくっとひとり笑う。 嘲笑の形を型作っているつもりだったが、ローグのそれは苦笑い。 うまく、笑えない。 最後尾を歩くクルセイダーは一人、考えていた。 『♀BSは…もしや』フラッシュバックする先程の光景。 ハッとなって頭の中から振り払う。 まだだ、まだ…。 しかし、ミョルニール山脈をどうやって超える。禁止区域、あの狂ったBSの脅威、アルデバランへ、約束の… 思考がまとまらない。 ふと、前を見る。 私には、一時的にとは言えパーティーが居る。 ♂BSは…ひとり。 そして♀BSも。 何かに焦る。 最初に集められた場所では、あの♂BSだって普通の青年の表情をしていた。 何が起きたのかわからない。 唯、狂気がそこに。 先程の川辺の光景は異様だった。 『私はひとりじゃない、しかし…』 唯不安が募る。 ♂BSの狂乱と、ひどく狼狽した♀BSの顔がちらついた。 ローグの乾いた笑い以外、誰も一言も発しないまま、日が落ちるまで一向は歩く。 <ローグ一行 また移動中 ♂ローグ→小さな青箱1個獲得 ♀クルセ→スティレット1個獲得> 戻る 目次 進む 121 目次 123