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第65話「アフロでGO! バッフロンはNO!!」 放送日:2012年2月16日 視聴率:4.2% あらすじ: フキヨセシティへ向かう途中、サトシたちは昼食をとっていたが、そこでミジュマルとポカブが喧嘩を始めてしまう。 するとそこへ、バッフロンが現れサトシたちに襲い掛かってくる。バッフロンから逃げるうちに、サトシたちはアイリスとキバゴ、 そしてミジュマル、ポカブ、ツタージャとはぐれてしまった。アイリスたちも早速サトシたちを探し始めることに。 出演キャラ サトシ ○ ミジュマル ◎ ワルビル × ピカチュウ ○ ポカブ ◎ ヤナップ ○ デント ○ ツタージャ ◎ イワパレス × アイリス ◎ ハトーボー × マッギョ × キバゴ ◎ ズルッグ ○ エモンガ ○ ムサシ × クルマユ × ドリュウズ ○ コジロウ × ガマガル × コロモリ × ニャース × ガントル × デスマス × キャスト サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 デント:宮野真守 アイリス:悠木碧 キバゴ:津田美波 ミジュマル:福圓美里 ポカブ:水田わさび ツタージャ:林原めぐみ ズルッグ:渡辺明乃 エモンガ:かないみか ドリュウズ:古島清孝 バッフロン:鈴木恭輔 佐々木啓夫 倉持竜也 田尻浩章 ジョーイ:藤村知可 ナレーション:石塚運昇 キャスティング協力:81プロデュース スタッフ 脚本:大橋志吉 絵コンテ・演出:うえだしげる 総作画監督:広岡トシヒト 作画監督:小山知洋 原画: 第2原画: 動画チェック: 動画: 色指定: 検査: 特殊効果: 仕上げ: 背景: コンポジット: CGIデザイナー:阿部峰子 小野隆 靏田亮太 ビデオ編集:IMAGICA 内藤亮 鈴木希美 制作進行: アイキャッチ エモンガ オーキド博士のポケモンライブキャスター テレビ東京放送版 内容: ポケモン川柳: 他放送局版 内容: ポケモン川柳: その他 この回は何個星? 選択肢 投票 ★★★★★ (0) ★★★★ (0) ★★★ (0) ★★ (0) ★ (0) ★の数が多いほど高評価です コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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815 15スレ650 5話 sage New! 2008/11/30(日) 11 00 57 ID 3NQohYSA 俺は7時丁度に起きて、さっさと支度を済ませた。 こんなに寝坊できるなんて幸せだ。 バイトしてた頃の平日は、早朝から夜遅くまで入れてたからな。 ぴんぽーん 裕子さんかな? 俺は少しわくわくしながら、玄関に飛び出し、ドアを開けた。 「裕子さんおはようございます!」 「おはよう弟君。待ってたわ、さあ行きましょ」 待ってた?待ってたってずっと?まさかな。 俺は裕子さんの車に乗せてもらい、会社まで送ってもらった。 場所は大体把握してたけどわりと近いな。車で送ってもらわなくてもよかったかも。 「あの、俺適当にこの仕事にしたけど、いったい何すれば言いんすか?」 「後で説明するわ。大丈夫よ、私がちゃんと教えてあげるからね」 それにしても大きな会社だな・・ 裕子さんから聞いた話、ここの会社って優秀な人材ばっからしい。みんな大卒だろうな・・・ 中卒の俺じゃあ、正社員でも、派遣と同じ扱いされるのかな?これは逆に派遣に失礼か。 それでも、ちゃんと給料さえ貰えればいいけど。 「じゃあ早速だけど、今日から弟君は、私と常に一緒にいる事!」 えっ?今何と 「これは私からの命令よ」 裕子さんと一緒に?常に上司が付きっきりって事か? でも常にって言葉が引っ掛かるな・・・ 俺は裕子さんに誰もいない部屋に連れて来られた。 「あの、ここで何の仕事するんすか?」 「服を脱ぎなさい」 はっ今何と?俺の聞き間違いだよな。 816 15スレ650 5話 sage New! 2008/11/30(日) 11 02 35 ID 3NQohYSA 「あのいきなり何の冗談を?そもそもこの会社は一体・・・」 「冗談じゃないわよ。この会社は、大人の玩具を作ってる会社なの」 「大人の玩具?」 「アダルトグッズの事よ」 「アダルトグッズ!?」 「そのアダルトグッズの実験って事よ」 「実験台!?」 「早い話、弟君は、私の手で感じてればいいのよ」 「感じる・・って」 「こんな風に・・・」 そう言って裕子さんは、俺の股間に手を伸ばした。 「あっ・・止めて下さい・・」 「さあこのまま脱ぎ脱ぎしましょうね~」 そのまま裕子さんは俺の服を脱がした。 「パンツは別にいいじゃないっすか・・」 「脱がなきゃ実験にならないじゃない」 「止め・・」 抵抗するも、あっさりと脱がされてしまった。 そして股間を隠すも、あっさり手を払われてしまった。 「素敵、やっぱり大きいわ」 恥ずかしい・・・何で俺が脱がされなきゃいけねーんだよ。 それとやっぱりって何だよ。何この展開は?まじありえねー・・・・ 俺が実験台だって?まじ勘弁してくれ! 「辞めます!こんな仕事辞めます!」 「大丈夫、ちゃんと気持ち良くしてあげるから。なんなら時給も上げてあげるわよ。ボーナスだって」 そう言いながら、俺は裕子さんに押し倒された。 何て力だ!ビクともしねー! 「裕子さん離して下さい!まじこんな事して何になるんすか!」 「弟君といっぱいエッチなコミュニケーションがとれるわ」 「そんなコミュニケーションなんかとりたくねーす!」 「じゃあはっきり言わせてもらうわ!中卒の弟君1人じゃちゃんと就職できる当てなんかないわよ!」 「それは・・・そうですけど・・・」 817 15スレ650 5話 sage New! 2008/11/30(日) 11 03 46 ID 3NQohYSA 言い返す言葉が思いつかない・・・ 「昨日新聞見たでしょ?大手メーカーが大暴落して派遣社員に限らず、正社員が殆どリストラされた記事、就職先が決まった大卒の人が内定取り消された記事、最近そういう記事が多いわよね?」 「たしかに今は就職率は悪いですけど・・・」 「それだけじゃないわよ!例えば・・」 裕子さんはべらべらと今の経済状況や1人で生きてく事の辛さを語りだした。 んな事言われても・・・ 中卒じゃ当てがねーのかよ 今まで努力すりゃ何とかなる、努力した奴が最後は報われるって自分に言い聞かせて生きてきたけど・・・ 何をやっても凡人以下な俺じゃ駄目なのか・・・ ポタッポタッ いつの間にか涙が出てきた。くそっ涙が止まらねー! この先俺は何を心がけて生きてきゃいいんだよ! そしてこの先どうやって生活してけばいいんだよ・・・ でも自立したって決めたのに、あんな家族の元になんか戻りたくない・・・ ぎゅっ 「えっ?」 「大丈夫よ」 裕子さんは、泣いてる俺を優しく抱きしめて、宥めてくれた。 「今まで辛い人生を送ってきた分、私がずっと、ずっと可愛がってあげるから・・・」 「・・・でも、俺は1人で生きてくって・・・」 「私達、姉弟じゃない」 「姉弟・・・」 「お姉ちゃんがついてるから大丈夫よ。一緒に頑張りましょ」 「・・・お姉ちゃん」 818 15スレ650 5話 sage New! 2008/11/30(日) 11 04 49 ID 3NQohYSA 一週間経っても兄さんの手がかりは全く掴めなかった。 兄さんの匂いが薄れて行く・・・いや!私、おかしくなっちゃう! お兄ちゃんが恋しい!恋しいよ!!! 春休みが終わってしまい、学校も始まってしまった。 もう最悪だ・・・兄さんの顔が見れないなんて・・・ こんな事なら兄さんに素っ気ない態度を取らずに、もっと、もっと素直になるべきだったわ。 「おはよー」 バシッ!っと後ろから友達の鞘が、私の背中を叩いた。 彼女は私と違って、素直で明るい、天真爛漫な女の子だ。 「何?」 「元気ないわねー」 「私はいつもこんな感じよ」 「さてはお兄さんの事で悩んでるんでしょ」 「そんなんじゃないわよ」 「貴方はいっつもお兄さんの事となるとそう言う態度取るのよね~」 「だから兄さんは関係ないって言ってるでしょ」 私がそっぽ向いてると、男子のエロトークが聞こえた。 「なあこのAVよかったぜ」 「まじ、見せてみろよ」 朝からエロトーク・・・年頃だからあまり深く言えないけど少しは自粛してほしいわね・・・。 私の兄さんなんか、部屋で一切自慰をしないのに。 いや、兄さんの場合、逆にあの連中を見習ってほしいかも。 「なんだ、近親相姦かよ・・・」 「でもこの姉ちゃんがまじ綺麗なんだって!弟がやたら可愛がられてるんだけどさあ」 近親相姦、姉・・・ 「どうしたの?」 「何でもないって言ってるでしょ」 何故か気になるわ。
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【はじめに】 このSSは、人々と通常/希少/カオスゆっくりの非日常を淡々と描くものです。 過度な期待はしないで下さい。 anko526「はげの行進」の登場人物ゆん物が出てきます。 未読でも、支障はありません。 いつにも増して、混沌とした内容となっております。 特にヒャッハー目的でお読みになると、精神的にアレ化することがあります。 今作は長ーーいので、上中下に区切りました。 ぼちぼちお読み下さい。 (上)は特に、登場人物ゆん物が多いです。 ほとんどは、その場限りのキャラなので、ノリをお楽しみ頂ければ幸いです。 【本編】 『はげの復活(上)』 (作・二行) #1 『無垢なる混沌』 山は豊かだった。 秋の実りが一帯を潤し、白く点在する岩もまた優しげだ。 そんな自然の中に、小さいながらも美しい泉がある。 僅かにそよぐ水辺に、珍しいものが漂っていた。 ちるのである。 アイス饅頭は、ぼんやりとした顔で、ふらふらと浮いていた。 熱でもあるかのように見えるが、これが普通である。 ここは、ゆっくりが暮らす群れの外れ。 泉の後ろにある森を抜けると、ゆっくりの居住区となる。 群れゆにとっても、ちるのは珍しいらしく、会いに来るゆっくりも多い。 ちるのは希少種には珍しく通常種を毛嫌いしないので、好かれているのだ。 今日も群れに続く獣道から、人影ならぬ饅頭影が近づいてきた。 しかしそれは、明らかに尋常のそれではなかった。 「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」 「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」 ゆっくりらしきものが2匹、元気におうたを歌っている。 お馴染のものとは違い、随分はっきりとしたテーマソングである。 歌い手はこれまた変わっていて、髪の毛やお飾りなど一切なかった。 代わりに左右1本づつ、長いもみあげのような肉茎が伸びている。 これぞ世にも恐ろしい、はげまんじゅうである。 何が恐ろしいのか。 それは、これから起ることをご覧頂ければ、よくお分かりになるだろう。 2匹のはげまんじゅうが、ちるのを挟むような位置を取る。 その顔は陽気な笑顔で、ゲスの如き邪念など微塵も見られない。 「ちるのは、ゆっくりしているねっ」 「だねっ」 当のちるのはボーッとしていて、クリーチャーの存在にも気付いていないようだ。 はげゆの方も、もう何もかもお構いなしに、次の行動に出た。 「でも、はげのほうが、ゆっくりできるねっ」 「だねっ」 右のはげまんじゅうが、ちるのの髪の毛に吸い付く。 左は、ちるのの羽を1個づつ口に含む。 「ちゅるちゅる」 「ぽりぽり」 はげまんじゅうは、ゆっくりのお飾りや髪の毛を食べる。 食べきった後に出来上がるのは、ただただつるっとした、はげまんじゅうである。 ちるのも、そんな目に遭っていた。 青い髪もリボンも特徴的な氷の羽も、今ははげゆの中身の中だ。 「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」 「ちるのも、きょうから、はげまんじゅう!」 こうやって、はげまんじゅうは仲間を増やしていく。 外面がはげゆ化すれば、ゆっくり特有の思い込みにより内面も同化するのだ。 「じゃあ、はげはむれへ、かえるねっ」 「だいじなはなしがあるから、はげも、あとで、きてねっ」 2匹のはげゆっくりが帰っていく。 もみもみと自称する肉茎を揺らしながら、例の歌と共に足並みを揃える。 「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」 「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」 ちるのだったものは、見た目は完全にはげまんじゅうだった。 他のそれと違うのは、肉茎が伸びていないことだけである。 しかし、先ほどの来襲者は勘違いをしていた。 泉の側にいるゆっくりは、まだ、はげまんじゅうではない。 「あたいったら、さいきょーね!」 今の今まで考え事でもしていたのだろう。 ようやくちるのだったものは、活発に動き出した。 つまり、さっきまで自分の身に起ったことは、何も認識していない。 内面は、未だにちるののままであったのだ。 それでも外見ははげ上がっている。 顔の付いた、つるっとした球体。 それが虫のように、ふわふわと飛んでいるのである。 生物学者が見れば、卒倒するに違いない。 翌日。 はげの感染は、群れを完全に掌握していた。 「「「「「「「「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 「「「「「「「「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 はげの軍団が、山道を下っていく。 その列に、群れのゆっくりだったものは残らず参加していた。 能天気な表情とテーマソングが、山々を圧倒する。 肉茎をプラプラさせて行く様は、まるで何かの行進のようだ。 「みんなー、げんきに、はげてるー?」 「「「「「「「「「はげてるー!」」」」」」」」」」 ある1匹の声に、他のはげゆ達が答える。 どれがどれやらは、見分けが付かない。 「はやく、おやまを、おりよー!」 「「「「「「「「「「おー!」」」」」」」」」」 「そして、ゆっくりをみんな、はげにしよー!」 「「「「「「「「「「おー!」」」」」」」」」」 「はげは、ゆっくりできるねっ」 「「「「「「「「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 「「「「「「「「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 「ヒャッハー! ここが地獄の一丁目だー!」 唐突に、はげの行進を止めたもの。 それは革ジャン・火炎放射器装備の、モヒカン鬼威惨であった。 「汚物ゆは消毒だー!」 機械から激しく噴出した炎が、はげまんじゅうを焼き尽くしていく。 「まるやけー」 「こんがりー」 「みんな、ばいばーい」 「ぷれっつぇる!」 「はげまんじゅう! やきまんじゅう!」 「ゆっくり、もえてる、はげまんじゅう!」 「はげまんじゅう! やきまんじゅう!」 「ゆっくり、こげてる、はげまんじゅう!」 「はげまんじゅう! やきまんじゅう!」 「ゆっくり、くろずみ、はげまんじゅう!」 「ヒャァァア! うるせぇぇぇぇぇ!」 はげまんじゅうは、鬼威惨が喜びそうな苦悶や悲痛とは無縁である。 ご陽気に生き、ご陽気に死んでいく。 それでも今、行われているのは虐殺であった。 仕事を追えたモヒカンが、ぶつぶつ言いながら帰っていく。 ちるのだったものは一部始終を、木々に身を隠しながら目撃していた。 マルキュー脳にも、この光景は鮮烈に焼き付いたに違いない。 ただ1匹死を免れた、はげちるの。 よく見せる虚勢も、今は、見る影もない。 それからというもの。 泉の側で佇む時間だけが、長くなっていった。 秋を過ぎ、冬になり、年が明けた。 中身がアイスなだけに、はげちるのは冬ごもりをすることもない。 その日も、ちるのは泉の側にいた。 今までと全く同じように、ひたすら水辺に漂っている。 しかし、たったひとつだけ、違うことをやった。 ちるのは、俯(うつむ)いたのだ。 昨日までは、常に前だけを見ていた。 そうすることで、淋しさに耐えていたのかもしれない。 視線を下げた先にあったのは、泉に映る自分の姿。 ちるのではない、はげまんじゅうの全身。 「あたいったら、はげまんじゅうね!」 それを認めた瞬間に、はげちるのの両端から肉茎が伸びる。 ちるのだったものは、ようやく、自分が何者であるかを知った。 こうして、はげまんじゅうは蘇った。 たった1匹のそれは、咲き誇るような笑顔で山道を下りる。 道の先には林があり、そして、街がある。 孤独な行進を続けるはげゆの中身には、先達の全てが刻まれていた。 「はげまんじゅう! はげまんじゅう! ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」 野良ゆっくりは、冬でも、割とたくましく出歩く。 生ゴミ等を漁る狩りは、季節の影響を受けにくい。 適当なぬくぬくプレイスさえ確保できれば、冬でもそれなりーに暮らしていけるのである。 無論、凍死するゆっくりもいる。 しかし梅雨に流され、猛暑に焼き殺されるゆん生である。 冬ばかりが、特別なのではない。 クリスマスのイルミネーションの下にも、お正月の門松の側にも、野良ゆはいた。 それは正月を過ぎ、本格的な寒さを迎えている今も、変わりはない。 ダンボールや暖かい機械の下を住処としつつ、今日もまた街をさまよう。 山から来たはげまんじゅうが、そんな野良ゆと出会うのは必然であった。 「はげまんじゅう! はげまんじゅう! ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」 「うるさいよ! れいむのおうちのまえで、へんなおうた、うたわないでね!」 「ちゅるちゅる」 「れいむのかみのけさん、たべないでぇぇぇ!」 「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」 「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」 「おかしなやつがいるのぜ。せいさいっしてやるのぜ!」 「ちゅるちゅる」 「かみかみ」 「ばりざのおぼうじど、ぷろんどざんがぁぁぁ!」 「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」 「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」 「むきゅ、そこまでよ! このまちいちばんのけんじゃが」 「「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」」 「「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」」 「わからないんだねー、わかるよー」 「「「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」」」 「「「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」」」 「すかるふぁっく!」 「「「「「「「「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 「「「「「「「「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 はげの大行進が始まるまで、さほど時間はかからなかった。 アスファルトを、はげまんじゅうが埋めていく。 人々は、怪訝とも唖然とも付かない表情で、それを見送る。 ただここに、看過を許さない男達がいた。 「ヒャッハー! わけわからんが、虐待だー!」 街の愉快なモヒカン鬼威惨である。 彼らはある男に憧れ、一様に髪を逆立て、革ジャンに身を包んでいた。 「ヒャッハー! 喰らえ、怒りの虐待スターンプ!」 大層な名前を叫びつつ、モヒカンは、はげゆを踏み付ける。 苦痛が響いた。 「痛ぇーっ!」 「どうした、モヒカン!」 「足の裏が、刺ささるように痛えよ! 気を付けろ、モヒカン。こいつら、みょんに硬えぞ!」 「ならば喰らえ、復讐の虐待シュート!」 モヒカンは、シンプルに蹴り飛ばした。 今度は鮮やかに決まり、はげゆは軽やかに飛んでいく。 そしてビルの壁に跳ね返って、モヒカンの頭に当たった。 「痛ぇーっ!」 「どうした、モヒカン!」 「気を付けろ、モヒカン。こいつら、みょんに硬えぞ!」 「ならば喰らえ、復讐の虐待シュー」 「それはもういい」 「とにかく、蹴れ! 蹴れ!」 モヒカンは、蹴った。蹴りまくった。 なるべく跳ね返らないように、時にはソフトタッチに、蹴った。 そして、モヒカンは気付いてしまった。 「なんだ、こいつら」 「全然、痛がってないぞ」 「ドMか? てんこなのか?」 「喜んでもいねぇよ。それでも笑ってるんだよ」 「もう俺、足先が痛えよ」 「いったい、中身は何なんだよ! こんなに硬いゆっくりがいるかよ!」 「「「「「「「「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 「「「「「「「「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 「おいおいおいおい、近付いてんぞ」 「くんな、くんなよ・・・」 「何でこいつら、虐待できねぇんだよ」 「蹴っても蹴っても、潰れないぃぃ!」 「はげはゆっくりできなぃぃぃ!」 「おい、しっかりしろ! おい・・・」 「「「「「「「「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 「「「「「「「「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 「「「もうやだ、おうぢがえるぅぅぅ!」」」 地面が、割れたように見えた。 それほどの衝撃だったのだ。 3人のモヒカンの前にいたはげまんじゅうは、粉みじんに消し飛んでいた。 「大丈夫か、お前達」 「唐井のアニさん!」 はげまんじゅうの破片が舞う、向こう側。 短髪スーツ姿の男が、手刀を構えて立っていた。 #1 『愚者の選択』 3つのモヒカンが、短い髪に集まっていく。 「まさか、チョップで制裁しちまったんですか?」 「やっぱり、アニさんは強え!」 「すげぇよ! あこがれちゃうよ!」 唐井猛(からい・たけし)は、少し後悔していた。 封じたはずの業を、使ってしまったのだ。 「いや俺はもう、引退した身だからな」 「そんなこと言わないで下さいよ」 「俺達もう一度、唐井のアニさんのヒャッハーを見たいんですよ」 「アニさんがいたから、俺ら、鬼威惨やってるんスから」 「お前達、これからも鬼威惨でいたいのか?」 「「「当然ッス!」」」 「ならば、良いことを教えてやる」 そう言って、唐井はまだ残っているはげまんじゅうを指差した。 「あいつらには、関わるな。 あれは、ゆっくりであって、ゆっくりじゃない」 「じゃあ、何なんですか?」 「カオスゆっくりだ」 「カオス?」 「虐待鬼威惨じゃ、勝ち目はないってことだ」 「でも、アニさんはチョップ一撃で制裁したじゃないですか?」 「負けるのは、身体じゃない。心だ」 「こころ・・・」 「さっきは身を持って、知っただろ? あれを相手にし過ぎると、心が壊れる。だから、やめとけ」 「ヒャアアアアア!」 モヒカンの雄叫びが聞こえた。唐井の周りにいる者ではない。 少し離れた路地裏からだ。 歓喜の歌声かとも思えたが、何か、おかしい。 4人の男が、声の主へ足を向ける。 「ヒャ、ヒャ、ヒャアア・・・」 「どうした、モヒカン!」 「モヒカン。それに、唐井のアニさん」 薄暗い路地裏に、腰を抜かしたモヒカンがいた。 「何を見た?」 「アニさん、あ、あれ」 アスファルトの上に尻を着いたモヒカンが、指で奥を示す。 4匹のはげまんじゅうが、仲良くテーマソングを歌っている。 「「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」」 「「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」」 「あいつら、野良まりさの飾りや髪の毛を、食いやがったんだ。 そしたら、まりさも、あいつらと同じみたいに・・・」 「はげまんじゅうは、ゆっくりを丸ハゲにして仲間を増やす」 「仲間を? それが、カオスゆっくりなんですか?」 唐井は答える代わりに、はげまんじゅうへ近付いた。 「モヒカン、まりさだったヤツは、どれだ」 「今、アニさんの足元にいるヤツです」 言われるが早いが、それをつかみ上げて、左右に引っ張る。 「みっちみちー」 「「「みっちみちー」」」 皮膚に亀裂が入るほどの虐待を受けているにも関わらず、はげゆは笑顔だ。 仲間もニコニコとそれを見上げて、被害ゆと唱和したりする。 脅えているのは、モヒカンの方だ。 「くぱぁぁぁぁ!」 はげまんじゅうが、裂けた。 何の悲愴感もない、断末魔と共に。 中身が音を立てて、地に落ちる。 「あっはっはっは」 「くぱー、だってー」 「はげはしんでも、ゆっくりしてるねっ」 虐待を楽しんだ、モヒカンの感想ではない。 仲間の死を前にした、はげまんじゅうの言葉である。 唐井猛は、足元に転がった『中身』を拾い上げた。 小豆色だが、硬くて、冷たい。 「どうりで硬いはずだ」 「それは何なんです?」 「あずきバーってあるだろ。それと同じものだ」 「アイスの中で最も硬いとされる、アレですか」 「元々、ちるの種だったのかな? 以前は、ただの餡子が入ってたはずだが」 「ちるの種って、それはまりさだったんですよ?」 「はげになる前は、な」 「待ってください、アニさん。今、以前って言いましたよね。 もしかして、カオスゆっくりを虐待したことがあるんですか?」 短髪の男は、肯いた。 逆立てた髪が、瞬間、喜ぶように揺れた。 「だったらカオスだかはげだかを、俺らと一緒に制裁して下さいよ!」 「「「アニさん!」」」 「言っただろう。カオスゆを虐待すれば心が壊れる、と」 男の手が、はげまんじゅうの中身を離す。 乾いた音を立てて地にぶつかり、割れた。 「もう俺は鬼威惨になれない。ゆ虐すると、嫌なことを思い出すんだよ」 「そんな!」 「希望はないんですか!」 「もう一緒に虐待してくれないんですか?」 「やだー!」 「はげまんじゅうどもは、行政に任せとけ。 これだけの騒ぎだ。流石に何とかするだろう」 唐井はこれ以上口を開くことなく、その場を後にした。 語れば語るほど、どこかにある古傷が、うずくような錯覚を覚える。 街は夕焼けに染まり、人々はそそくさと家路を急ぐ。 はげまんじゅうの群れだけが、活発に動いていた。 唐井は、だらしなくテレビを見ている。 芸人が出て来ては消えていく様を、クスリともせず眺めていた。 「兄さん。最近『ゆたた』のダイレクトメール、見てないみたいだね」 童顔に無精髭を付けた青年が、ちゃぶ台に肘を付いている。 唐井猛の弟で同居人の、強(つよし)である。 「興味がない」 「この前まで、穴開くほど見てたじゃん。 ヒャッハー! 新作の虐待グッズだー!って」 「ゆ虐からは、足を洗ったんだ」 「兄さんからゆ虐を取ったら、何が残るの」 「真っ当なフロアマネージャーとしての、信頼と実績」 「つまんないね」 ちゃぶ台の上には、開けられてもいない封筒が無造作に置かれていた。 派手なデザインの中央には、『ゆ虐ネット・ゆたた』の文字が躍っている。 「じゃあ、僕、仕事にいくから」 「お前な、その髭で『僕』はやめろよ。 だいたい老人ホーム勤めで、その無精髭はないぞ」 「しょうがないよ。 おじいちゃんもおばあちゃんも、僕を『ヒゲの人』って呼んでるんだから」 「早く別の特徴を見つけてもらえ」 「いってきます」 似合わない無精髭が、部屋を出て行く。 アパートの階段から音がして、遠ざかっていった。 唐井兄はテレビを見ながら、夕飯はラーメンにしようなどと考えていた。 液晶の中で、売れない漫才師がネタを披露している。 「「はいどうも、水袋砂袋です」」 「いやー、この前ゆっくりを殴ったら、骨を折っちゃいましてね」 「お前、どんだけ貧弱なんだよ」 「砂袋さん、ああ見えてもゆっくりには餡子がたっぷり詰まってるんですよ」 「水袋は、水風船にも負けるからな」 「ゆっくりは、重いんです」 「ゆっくりは、軽いんです」 「重い」 「軽い」 「重い!」 「軽い!」 「「はいはい、設定次第設定次第」」 久々に饅頭と戯れたこともあり、唐井猛はこってりしたものを欲していた。 こってりした男の食べ物といえば、『ラーメン次狼』を置いて他にはあるまい。 そんな自明の理に基づき、唐井は次狼ののれんをくぐった。 男くさいラーメンとはいえ、店内には女性客もチラホラ。 中でも、入口近くのカウンター席にいた3人の女は、ちょっと目を引いた。 ともあれ唐井は食券を買い、セルフの水を取ると、開いてる席に座った。 3人の女性客の近くだったのは、たまたまである。 たまたま座ったからには、その会話が漏れ聞こえて来るのも、仕方がない。 「私、ボンちゃんと結婚するのよ・・・」 「おめでとう、荒沢さん、おめでとう」 結婚宣言をした女は、ハイネックを着ている。 泣きながら祝福している方は、灰色の髪とアホ毛が特徴的だ。 「ありがとう嘆木ちゃん。私、幸せになるからね」 どうやら妙齢のハイネックが荒沢、心優しいアホ毛が嘆木というらしい。 そして一番入口に近い席に、黒い眼帯をした女が赤ら顔で座っている。 「ほら、D.Oさんも」 「お、おめでとうございます・・・」 D.Oと呼ばれた女は小さく息を切らしている。表情もまるで酔っ払ってるようだ。 もしかして熱いのだろうか。ラーメン屋なのに、コートなんか羽織っているからだろう。 脱げばいいのに。 唐井は厨房に目を向けた。 ワイルドな店員と視線がかち合う。 そろそろ、トッピングを聞かれる頃合だろう。 「にんにく入れますか!」 「ニンニク、野菜、めーりんマシで!」 「じゃお!」 唐井が注文を終えたのと、3人娘の席にラーメンが並べられたのは、ほぼ同時だった。 嘆木のどんぶりが、一際うず高い。 「うまいッス。おめでたい席での次狼さんは、うまいッス」 「ほらほら嘆木ちゃん、もう泣き止んで」 「「「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」」」 「「「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」」」 やたら聞き覚えのある歌声が、唐井の盗み聞きを妨げた。 振り返ると、そこにはやはり。 「「「「「はげは、ゆっくりできるねっ」」」」」 カオスゆっくりが、券売機の前に並んでいた。 ちゃんと順番を守っているのは、感心するべきか、否か。 「ここに、めーりんがいるよねっ」 「めーりんを、はげにしようねっ」 「そうすれば、じゆうに、しゃべれるねっ」 「げんきにはげれば、ふりーだむっ」 「はげててごめんねっ」 店内がざわつき出した。 次狼のコッテリ分を一手に担う、自家製めーりん。 それがはげるなんて、とんでもない。 戸惑う人々には目もくれず、厨房へと繋がる道へ、はげが往く。 そこに颯爽と立ち塞がったのは、店員でも唐井でもない。 眼帯コートの女、D.Oだった。 彼女はハラリとコートの前をはだけ、その中にあるものを、はげゆに晒す。 「D.Oさんの公開露出自虐プレイが出たわ!」 「流石、『ハートキャッチ痴女キュア』の名を欲しいままにする女(ひと)ね!」 D.Oの麓に到着したはげまんじゅうが、無邪気な視線を上へと向ける。 「じゃんぐるー☆」 正直な感想であった。 「ぴんくいろのくさが、うっそうとしてるねっ」 「これは、はげさせないと、いけないねっ」 「ちきゅーしんりゃくだー。のりこめー」 「わぁーい」 D.Oの股座付近目掛けて、5つのはげが烈風のように飛び掛る。 見かねた。 唐井は女とはげゆの間に割って入り、右足で蹴り上げた。 「シュゥゥゥーッ!」 一撃で、5はげは仲良く吹っ飛ぶ。 その先には、次狼の入口。 察しの良い常連客が、店の引き戸を開けた。 「「「「「ちょー! えきさいてぃーん!!」」」」」 断末魔と共に、店外という名のゴールへ、はげまんじゅうが消えていく。 次狼を愛するもの達が見せた、見事な連携プレーであった。 「やったー! 次狼は守られたー!」 「ウチのめーりんは、はげてねー!」 「じゃお! じゃお!」 「寒いから、早く閉めろー!」 「おー!」 店内は無駄に沸き上がる。 お前ら見てただけだろ、という声を男は呑み込んだ。 そんな喧騒の中、唐井の指先に、しなやかなものが絡む。 「恥丘(ちきゅう)を守って頂き、ありがとうございました」 開け放たれたままのD.Oが、男の手を取り、優しく握っている。 手元を確認するため視線を下げると、ついつい目に入ってしまった。 「じゃんぐる・・・」 唐井は部屋に戻ると、早々に寝床に入った。 布団の中に入り、掛け布団をみぞおち辺りまで下げる。 眠れない。 別に刺激的な丘を見たからではない。 第一、上から確認できるのはピンクの森ばかりで。 そうではない。 忘れていたのに、思い出してしまったのだ。 唐井には、雨宮という古い友人がいる。 大学でゆっくりを研究して口を糊する、物好きにも程がある男だ。 彼は仕事柄、ゆっくりを教育したり、あまつさえ改造を試みたりする。 はげまんじゅうは、雨宮が作り出した。 さらに悪いことに、生態調査と称して群れに放ってしまったのだ。 そして群れは、はげ上がった。 秘密裏に事態を収束させるため、雨宮は唐井を頼った。 ゆっくりを虐待虐殺し放題という甘言に、ゆ虐好きはまんまと引っ掛かる。 クリーチャー相手と知って鬼威惨は渋ったが、最終的には受けた。 それからのことは、重いトラウマとなって圧し掛かっている。 どんなに潰しても、焼いても、殺しても、はげまんじゅうは笑っていた。 それは初めて目にする、カオスゆっくり。 心が気付かないうちに、壊されていく。 最終的に、はげ化したドスとも戦った。 10m級というふざけた大きさの個体だ。 正気ではなかったのだろう。 唐井は、素手で立ち向かった。 気付けば、弟の車の中で寝かされていた。 全身丸裸で、ドスの皮が毛布代わりに被せられている。 後から聞けば、あにゃるから体内に入り、内部から爆散させたという。 今でも信じられないし、それを信じてはいけない気がする。 そして唐井猛は、鬼威惨を辞めた。 ゆ虐に資格や免許があるわけではない。 あくまで心の問題だ。 それでもモヒカンを剃り、革ジャンを後輩に譲ると、周囲は事件扱いまでして騒ぎ立てた。 唐井は、全て無視した。 二度と、ゆ虐はしない。そう決めたはずだったのに。 唐井の意識が、眠りの中へ混ざっていく。 頭の中に、様々な事象が落ちては濁り出す。 はげまんじゅう。カオスゆっくり。自己増殖。行進。笑顔。 モヒカン。ゆ虐。過去。業。 次狼。アラサーがたどりついた島。アホ毛がすする山。美しく生える森。 そうだ、雨宮にメールを送っておこう。 ほんの少しだけ目覚めている部分が、唐井に告げた。 翌朝。 携帯の履歴を見る限り、メールはちゃんと送れたようだった。 肌寒い。 布団の中で蠢いていると、窓の向こうから嫌な歌が流れてくる。 「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」 「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」 男は跳ね起きると、窓を開け外気に身を晒す。 2階から見下ろした光景。できれば夢の続きと思いたい。 「「「「「「「「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 「「「「「「「「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 最早、行進とすら呼べなかった。 はげまんじゅうが川となって、道の上を流れていく。 昨日とは比べ物にならないほど、爆発的な増殖だった。 人のものだったはずの往来に、人影は見えない。 このような状況下で、まともに通行できるはずもなかった。 唐井は辺りを見渡し、出来る限り遠くまで瞳を凝らす。 その結果、気付く。 「・・・これだけの騒ぎになって、何故、行政も警察も動かないんだ?」 中身は最硬度のあずきアイスとはいえ、所詮は饅頭。 消防車で放水でもすれば、鎮圧は簡単なはずだ。 男は窓を閉め、TVのスイッチを入れた。 アナウンサーが、見覚えのある風景の中でマイクを握り締めている。 「ご覧のように、この街は謎のゆっくりによって占拠されてしまいました! このゆっくりは『はげまんじゅう』を名乗り、世話品市一帯を包囲しています。 はげまんじゅうは、あらゆるゆっくりを、はげにする程度の能力を持っています。 世話品市にお住まいの方は、決して飼いゆを外に出さないで下さい! このはげまんじゅうの中には、感染した飼いゆや商品ゆが大量に含まれていると見られます。 そのため、行政も一斉駆除などの対応が取れない模様です。 政府も前例のない事態に・・・」 唐井は、静かにリモコンのスイッチを切った。 「お役所仕事が・・・」 家の中は、静かになる。 しかし、外からは混沌とした歌声が押し寄せ、心を乱した。 感情が揺れている。 携帯電話が鳴った。 手に取る。 声の主は、元凶であった。 「やあ。随分愉快なことになっているようだな」 「雨宮。今、どこにいる」 「アメリカだ」 「アメリカ?」 「YHKの取材に同行してるんだ。なにせ世界で始めて純ドスの撮影に」 「何がドスだ! こっちはお前が作った化け物のせいで、大変なことになってるんだぞ」 「知ってるよ。市も国もお手上げだってな。 だからといって、私に何ができるんだ? 急いで帰って来て、カメラの前で切腹でもすれば良いのか?」 唐井は頭を激しく掻いた。 長い付き合いだが、この物言いには本当に、慣れない。 「だったら知恵を貸せよ」 「知恵も何も。法が無力なら、個人が頑張るしかないだろう。 ましてや、相手はゆっくりだ。ゆっくりを始末する存在は・・・分かるよな?」 「相手は、カオスゆっくりだぞ。並みの鬼威惨でどうにかできるか」 「私は、そいつらと戦って、帰ってきた男を知ってるがね」 「俺にやれってのか?」 「他に誰がいる?」 「俺はゆ虐からは足を洗ったんだ」 電話の向こうから、低く長い笑い声。 太平洋を挟んで、唐井は馬鹿にされている。 「何がおかしい」 「唐井。鬼威惨が、ゆ虐に染まった人間が、普通の人間に戻れると思うのか?」 無意識に、唾を飲んだ。 存外大きな音を立てたので、それにさえ少し怯む。 「お前の全身には、ゆっくりの餡子が染み込んでるんだ。 それから目を背けて、引退だ? 水袋砂袋と組んでお笑いでもやるつもりか? やあ、水袋砂袋虐袋。デビューしたなら見に行ってやるぞ」 「・・・お前とは、絶交だ」 「仲良くしてきたつもりはないな。私は馬鹿な鬼威惨を利用してきただけだ。 友達とでも思ってたのか?」 「この糞袋が! 今度見かけたら、ドスに食わせて饅頭の具にしてやるぞ!」 「そうだ、俺を怒れ、恨め、罵れ。 そして、お前のやるべきことを見失うな」 電話が、切れる。 唐井は、いつの間にか自分がはげまんじゅうの真上にいることに気付いた。 窓から飛び出したらしい。 着地の衝撃で押し潰す。 はげゆが2ダースほど四散した。 全体から見れば僅かな数だ。 拳を振るい、足を打ちつけ、五体を衝動に委ねた。 誰もいなかった。 他人も、友人も、はげまんじゅうでさえも、唐井の蹂躙を見てさえいない。 「「「「「「「「「「はげまんじゅう! はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 「「「「「「「「「「ゆっくり、すなわち、はげまんじゅう!」」」」」」」」」」 大量のカオスゆは、仲間の死さえ眼中にない。 ひたすら歌い、歩き、笑っている。 唐井猛は、尻を地に付けた。 息が上がっている。 汗で濡れた四肢の上を、はげまんじゅうが流れていく。 寝転がる。 本当に川の中のようだ。 視界には、はげゆの底部と空が交互に現れる。 はげのテーマソング以外は、何も聞こえなかった。 普段なら人の作ったものが、煩わしいまでに泣き喚いている時間なのに。 たったひとつだけ、誰かの声がした。 人のようで、人でない。はげと唱和することもない、か弱い叫び。 男が身を起こすと、乗っかっていたはげがパラパラと落ちる。 微かな音を頼りに、彼は化物の波をかき分けた。 「ゆー・・・はー・・・」 ゆっくりの声だ。 まだ、はげになっていないヤツが残っているのだろうか。 「ゆーはー」 しかし、こんな鳴き声は聞いたことがない。 それに、たったひとつだけのようだ。 「ゆーはー! はげは、ぎゃくたいだー!」 目を疑ったが、同時に今更だとも思った。 唐井とはげを挟んだ対岸に、袋小路がある。 そこに、風変わりなゆっくりがいた。 金髪が綺麗に逆立って、モヒカン状になっている饅頭。 ご丁寧にも、側面の髪の毛は剃られている。 「ゆーはー! もう、がまんできねー!」 モヒカンゆっくり、とでもいうのだろうか。 それが何度も何度も、はげの列へ体当たりを敢行していた。 はげゆの方は、ゆっくりと認識できないのか、完全に無視している。 「ゆーはー!」 それでもモヒカンゆは、生き生きとした顔をしている。 理論でも理屈でもない。 ただただ、相手を叩きのめすことしか頭にないのだろう。 唐井猛は、思う。 これこそが、モヒカンというものではないのか。 「ゆー・・・はー・・・」 体当たりの勢いが鈍ると、たちまちモヒカンが沈み出した。 激流に飲まれ、逆立った髪が沈んでいく。 唐井は、初めて駆け寄った。 それがいた場所を見下ろすと、もうモヒカンゆの体はなくなっていた。 はげゆに踏まれ続け、すり潰されたのだろう。 これを奇跡と呼んでいいのか。 小さなモヒカン髪だけが、残っていた。 アスファルトの上には、剥がれた頭皮。 そこから金髪が屹立していて、はげの進攻をかい潜っていた。 思わず、手に取る。 崩れることもなく、そのまま男の手に納まった。 「モヒカンの、魂か」 モヒカンゆっくりが何処のどいつかなんて、分かるはずもない。 ただ手の中にある小さな髪の毛が、唐井には燃えているように感じられた。 鬼威惨は、はげが往く先を見つめる。 どうやら、全てが同じ方向に進んでいるようだ。 一旦家に戻ると、唐井は押入れからダンボールを取り出した。 箱には、『ゆ虐一式』と書かれている。 彼はある衣装を取り出すと、モヒカンゆっくりの髪の毛を結い付けた。 細かい作業をする自分に苦笑していると、再び電話が鳴った。 「兄さん」 「強か。ダンボールに虫避けいれてくれて、ありがとな」 「やる気になったんだね」 「お前、もう上がりか? だったら早く家に帰って、一眠りしておいてくれ。 多分、手伝ってもらうことになる」 「そうするよ。それで兄さん、はげの目的は」 「分かってる。あの先には・・・」 世話品市の外れに、小さな山がある。 はげの群れがいた場所とは、街を挟んでちょうど反対側だ。 そのはげてない山には、ある施設が建っていた。 希少種ゆー園。 普段はなかなかお目にかかれない貴重なゆっくりを集めた、レジャー施設だ。 世話品市の観光スポットは、休日ならば家族連れで賑わっていることだろう。 しかし今日ばかりは、園内を緊張が走っている。 ゆー園の一室。 事務室兼管理センター兼会議室という、小さな部屋だ。 そこの一番奥にいる人こそ、園長。 希少種収集に生涯をかけた男であった。 「諸君。希少種ゆー園は、開園以来最大の危機を迎えている」 「はげまんじゅうとかいうゆっくりが、ここを目指している、ということでしょうか」 部屋は園長の他、職員で埋め尽くされている。 誰も彼も実にゆっくりしていない表情だ。 「そうだ。恐らく奴らの狙いは、園内の希少種。 可愛い可愛い我々のゆっくりを、はげまんじゅうにしようというのだろう」 「そんなことになったら、ゆー園は破滅だ」 「それだけじゃない。もし、希少種がはげになってみろ。 希少種好きのお兄さんお姉さんが、どんなに怒り狂うか。 きっと彼らは暴徒化するだろう。 そして社会不安が広がり、テロが頻発し、各地は無政府状態に陥る。遂には」 「遂には?」 「世界は滅亡する!」 「「「な、なんだってー!!」」」 「そんな危機的状況を回避するべく、園内の希少種を疎開させることにした。 これから総員総力を挙げ、直ちに作業に入って欲しい。 地球の未来は、君達にかかっている!」 「「「おー!!!」」」 職員は血相を変えて部屋を出る。 園長はといえば、案外のんびりとした顔で、お茶など啜っていた。 30分後。 ゆー園裏の車両出入り口に、マイクロバスが続々と到着した。 職員達は希少種を連れ立ってそこに集まり、園長に報告する。 「こーまかん一座、全ゆん集まりました!」 「ちれーでん、完了です!」 「やくも一家、集まってます!」 「てんかい、よーかいの山、はくぎょくろーはどうした?」 「もうすぐ来ます!」 希少種は、賢い。 職員の指示に従って、バスに乗り込んでいく。 「こーまかん一座、しゅっぱつだどー!」 「おぜうさま! おぜうさま!」 「こあーこあー」 「じゃおおーん!」 「しねっ! しねっ!」 「むきゅきゅ。みんな、ざちょーが大好きね」 「ぱちぇ、胴付きのくせに遅いんだどー!」 「・・・・・・」 「お、なんだい、おりん。ゆーぎのつのが、きにいったかい?」 「ほらおりん、エロいこと考えてないで、さっさとバスにのりなさい」 「おりんりんらんど、はじまるよー!」 「わぁい!」 「ねたましい・・・」 「こぼねー、こぼねー」 「ひぃぃぃぃ!」 「ゆゆこさま、みすてぃを食べちゃだめだみょん」 「こぼねぇ」 「あらあらゆゆこ、あいかわらずね」 「ちぇぇぇぇぇん!」 「らんしゃまぁぁぁぁ!」 「そっちも、てんぷれっぷりがひどいみょん」 「ゆゆこ。ようむのきょういく、なってないんじゃない?」 「こぼねっ!」 「このおう金でできた鉄のかたまりであるてんこが、皮そうびのまんじゅうにおくれをとるはずがにぃ」 「でも、おくれてましたよね。ゆうかにふまれまくって、伸びてましたからね」 「おっと、いくに言い負かされた感」 「そんなに、ゆうかのあんよがいいんですか?」 「ふまれるんじゃない。ふまれてしまうのが、どえむ」 「なら、一生ゆうかのところにいれば、いいじゃないですか」 「すいまえんでした。きげんなおしてくだしぃ。 ・・・おい、いく、きいてんのか。いく、いく、いくいくいくいくいく」 「名前をれんこしないで下さい。おりんがこっち見てますよ」 こんなやり取りを、園長は緩んだ顔で眺めていた。 彼は希少種を見れば、食欲さえ満たされるタイプの人間であった。 幸せは長くは続かない。 ある職員の言葉で、園長の眉間に皺が寄ることになる。 「あの、もりや一家はどうしましょう」 「・・・もりやだと? あんな出来損ない、放っておけ」 「でも、あれも希少種じゃないですか?」 「出来損ない。そう言ったはずだ」 さっきまでのえびす顔はどこへやら。 人でも殺してきたかのような目付きで、部下を睨んでいる。 「あれは、置いていく」 「はげにするおつもりですか?」 「犠牲は必要だからな。身を挺して仲間を守った、悲劇のもりや一家。 これは良いコンテンツになる」 それで、初めて役に立つ。 言葉にはしなかったものの、園長の思惑は明らかだった。 「あと、あのでかいのは」 今度は、いくらか表情が和らぐ。 「おいおい、あんなのどうやってバスに乗せる気だ?」 「それはまあ、そうですが」 「あれも置いていく。勘違いするなよ、あいつの意思だ。 このゆー園を最後まで守りたいとさ。泣かせる話じゃないか」 「はあ」 「知ってるか。ドス種の中には、責任感が詰まってるんだ。 こっちにとっては、好都合というものだ」 園長はそれ以上話すことはない、とでも言うかのように席を立った。 愛らしい希少種で満たされたバスに、乗り込んでいく。 これからこのバスは、はげが少ない裏道を通って市外へ脱出する。 先ほど園長と対した職員は、最後の乗客となる前に、ゆー園を振り返った。 そっけない箱型の檻に、目を向ける。 あそこに置きざりになるのは、3匹のゆっくりだ。 できれば、はげずに無事でいて欲しいと願いながら、彼はれみりゃの隣りに座った。 『はげの復活(中)/来るべき神徳』に続く。 【過去作】 ※カオスVS鬼威惨 本作 ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ※YHKアーカイブス ふたば系ゆっくりいじめ 840 プラネット・ゆース ~ドスまりさ~ ふたば系ゆっくりいじめ 675 プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース(うーぱっく&すぃー) ※単発物近作 ふたば系ゆっくりいじめ 833 俺持ってんの1円じゃなくて・・・ ふたば系ゆっくりいじめ 666 チューチューラブリームニムニムラムラプリンプリンボロンあにゃるぺーろぺーろ ふたば系ゆっくりいじめ 629 極上のすっきりプレイス ※続編準備中 ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 796 Detroit Yugyaku City 2 ※ぬえ nue059 「スキャット・ゆん・ジョン」 nue022 「ゆナッフTV」 nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 その他の作品に関しては、ふたばSS@WIKIの『二行の作品集』をご覧下さい。 餡娘ちゃんとWIKIあきに、多謝。
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作者は初期の頃感想の掲示板に律儀に返信を返し、そこで指摘される誤字にも対応していた。 しかし感想欄の利用者が膨大になり、時間がとられることや、ネット特有の礼儀をわざと無視するかのような暴言、感想でなく単なる個人的欲求の一方的な押し付けなどへの対応に疲れきったのか、いつしか感想掲示板を利用しなくなったため、誤字の修正がなされないようになりました。そのため修正がされる可能性は低いですが、感想掲示板で過去のものとして流れるよりは少しはましと考え、ここに誤字の記録を作ります。 このページを利用する際は同時編集で混乱の可能性もあるので最新話には24時間程度の猶予を。 1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 16話 17話 18話 19話 20話 21話 22話 23話 24話 25話 26話 27話 28話 29話 30話 31話 32話 33話 34話 35話 36話 37話 38話 39話 40話 41話 42話 43話 44話 45話 46話 47話 48話 49話 50話 51話 52話 53話 54話 55話 56話 57話 58話 59話 60話 61話 62話 63話 64話 65話 66話 67話 68話 69話 70話 71話 72話 73話 74話 75話 76話 77話 78話 79話 80話 81話 82話 83話 84話 85話 86話 87話 88話 89話 90話 91話 92話 93話 94話 95話 96話 97話 98話 99話 100話 101話 102話 103話 104話 105話 106話 107話 108話 109話 110話 111話 112話 113話 114話 115話 116話 117話 118話 119話 120話 121話 122話 123話 124話 125話 126話 127話 128話 129話 130話 131話 132話 133話 134話 135話 136話 137話 138話 139話 140話 141話 142話 143話 144話 145話 146話 147話 148話 149話 150話 151話 152話 153話 154話 155話 156話 157話 158話 159話 160話 161話 162話 163話 164話 165話 166話 167話 168話 169話 170話 171話 172話 173話 174話 175話 176話 177話 178話 179話 180話 181話 182話 183話 184話 185話 186話 187話 188話 189話 190話 191話 192話 193話 194話 195話 196話 197話 198話 199話 200話 201話 202話 203話 204話 205話 206話 207話 208話 209話 210話 211話 212話 213話 214話 215話 216話 217話 218話 219話 220話 221話 222話 223話 224話 225話 226話 227話 228話 229話 230話 231話 232話 233話 234話 235話 236話 237話 238話 239話 240話 241話 242話 243話 244話 245話 246話 247話 248話 249話 250話 251話 252話 253話 254話 255話 256話 257話 258話 259話 260話 261話 262話 263話 264話 265話 266話 267話 268話 269話 270話 271話 272話 273話 274話 275話 276話 277話 278話 279話 280話 281話 282話 283話 284話 285話 286話 287話 288話 289話 290話 291話 292話 293話 294話 295話 296話 297話 298話 299話 300話 301話 302話 303話 304話 305話 306話 307話 308話 309話 310話 311話 312話 313話 314話 315話 316話 317話 318話 319話 320話 321話 322話 323話 324話 325話 326話 327話 328話 329話 330話 331話 332話 333話 334話 335話 336話 337話 338話 339話 340話 341話 342話 343話 344話 345話 346話 347話 348話 349話 350話 351話 352話 353話 354話 355話 356話 357話 358話 359話 360話 361話 362話 363話 364話 365話 366話 367話 368話 369話 370話 371話 372話 373話 374話 375話 376話 377話 378話 379話 380話 381話 382話 383話 384話 385話 386話 387話 388話 389話 390話 391話 392話 393話 394話 395話 396話 397話 398話 399話 400話 401話 402話 403話 404話 405話 406話 407話 408話 409話 410話 411話 412話 413話 414話 415話 416話 417話 418話 419話 420話 421話 422話 423話 424話 425話 426話 427話 428話 429話 430話 431話 432話 433話 434話 435話 436話 437話 438話 439話 440話 441話 442話 443話 444話 445話 446話 447話 448話 449話 450話 451話 452話 453話 454話 455話 456話 457話 458話 459話 460話 461話 462話 463話 464話 465話 466話 467話 468話 469話 470話 471話 472話 473話 474話 475話 476話 477話 478話 479話 480話 481話 482話 483話 484話 485話 486話 487話 488話 489話 490話 491話 492話 493話 494話 495話 496話 497話 498話 499話 500話 501話 502話 503話 504話 505話 506話 507話 508話 509話 510話 511話 512話 513話 514話 515話 516話 517話 518話 519話 520話 521話 522話 523話 524話 525話 526話 527話 528話 529話 530話 531話 532話 533話 534話 535話 536話 537話 538話 539話 540話 541話 542話 543話 544話 545話 546話 547話 548話 549話 550話 551話 552話 553話 554話 555話 556話 557話 558話 559話 560話 561話 562話 563話 564話 565話 566話 567話 568話 569話 570話 571話 572話 573話 574話 575話 576話 577話 578話 579話 580話 581話 582話 583話 584話 585話 586話 587話 588話 589話 590話 591話 592話 593話 594話 595話 596話 597話 598話 599話 600話 732話 749話 839話 919話 1159話 1176話
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「ボクサーと左手と鳥ヤミー」 【種別】 放映リスト 【脚本】 小林靖子 【監督】 柴﨑貴行 【アクション監督】 宮崎剛 (JAE) 【放映日】 2011年03月06日 【収録DVD&Blu-ray】 仮面ライダーオーズ/OOO VOL.7 【OP主題歌】 Anything Goes! 【ED曲】 Time judged all 前回 第24話「思い出と恋と海のコンボ」←第25話→次回 第26話 「アンクとリングと全部のせ」 「ボクサーと左手と鳥ヤミー」【これまでの仮面ライダーオーズ】 【あらすじ】 【カウント ザ メダルズ】※前回のラストまでのメダル 【オーズ形態・コアメダル】 【2号ライダー・バース】 【カンドロイド】 【ヤミー】 【登場人物・出演俳優】 【用語】 【関連するページ】 【これまでの仮面ライダーオーズ】 欲望から作られたメダルを集め 完全なる復活を果たそうとする怪人グリード 彼らと戦うのは オーズに変身する火野映司とグリードの一人でありながら なぜか右腕のみ復活したアンク ギブアンドテイクで戦いを続ける二人 メダル争奪戦の渦はさらに激しくなっていた 【あらすじ】 アンクはコアメダルが増えたのに、なぜ腕だけしか復活しないのか?改めて疑問をぶつける映司だが、アンクははぐらかすだけ。「俺はもっと完全で強い体を手に入れる。二度とバラバラにされてたまるか」。 そんなアンクの言葉の意味とは? 「クスクシエ」で左拳を痛めて引退するボクサー・岡村を励ます会が開かれた。その帰り道、岡村は挑戦するはずだったチャンピオンの川田から試合をして欲しいと迫られる。岡村としても試合をしたいのは山々だが、左拳が治らないことには…。 そんな岡村の背後に赤い羽根が舞うと、岡村の後頭部にセルメダルが…。 カザリか、それともウヴァの仕業か!? 新たなヤミーが現れるが、なぜかアンクは不自然な行動をとって…。 【カウント ザ メダルズ】※前回のラストまでのメダル 現在仮面ライダーオーズが使用できるメダルタカ・コア×2 クジャク・コア×1 コンドル・コア×1 バッタ・コア×1 トラ・コア×1 ゴリラ・コア×1 シャチ・コア×1 (カザリから奪い1枚追加 シャウタコンボに変身) タコ・コア×1 ウナギ・コア×1 ※アンクの手元にメズールのコアメダル ウナギ、タコが1枚づつ。あと1枚でコンボが完成。メズールのコアを器の実験で体内に入れているカザリからトラクローをつかって奪う。シャウタコンボの初登場である。 【オーズ形態・コアメダル】 仮面ライダーオーズ形態 オーズドライバーメダル配置 (コアメダル) 右(頭部) 中(胴体) 左(下半身) 仮面ライダーオーズ タトバコンボ(基本コンボ形態) タカ・コア トラ・コア バッタ・コア 仮面ライダーオーズ タジャドルコンボ(コンボ形態) クジャク・コア コンドル・コア 【2号ライダー・バース】 仮面ライダーバース(装着者 伊達明)ブレストキャノン クレーンアーム 【カンドロイド】 タカカンドロイド ゴリラカンドロイド 【ヤミー】 ヤミー グリード5大幹部 オウムヤミー (青) 鳥系幹部怪人? 【登場人物・出演俳優】 【第25話、第26話登場人物】 【レギュラー】 登場人物 出演俳優 登場話 火野映司 (仮面ライダーオーズに変身するこの物語の主人公) 渡部秀 第25話、第26話 アンク (グリード5大幹部 鳥系幹部怪人 メダル不足で手だけが復活、泉信吾の体をのっとる) 三浦涼介 泉信吾 (刑事 アンクに体をのっとられる) 泉比奈 (アンクが体をのっとった泉刑事の妹) 高田里穂 白石千世子 (泉比奈のアルバイト先の多国籍料理店 クスクシエの店長) 甲斐まり恵 謎の巨大財団・鴻上ファウンデーション 出演俳優 登場話 後藤慎太郎 (元警察エリート 鴻上ファウンデーション所属のバイク隊隊長) 君嶋麻耶 第25話、第26話 真木清人 (鴻上生体研究所の天才研究員 メダルシステムの開発者) 神尾佑 伊達明 (仮面ライダーバースの装着者 鴻上と報酬1億の契約を結ぶ) 岩永洋昭 グリード5大幹部 出演俳優 登場話 謎の左腕 (グリード5大幹部 鳥系幹部怪人?) 不明 第25話、第26話 声の出演 出演俳優 登場話 ナレーション (予告、番組宣伝CMナレーション) 中田譲治 第1話~ バースドライバー・の電子音声 (バースドライバーの電子音声) 第16話~ オーズドライバーの電子音声 (コアメダルの組み合わせとフォーム名の変身ソング) 串田アキラ 第1話~ タジャスピナーの電子音声 (コアメダルの組み合わせとギガスキャンの音声) 第21話~ 【ゲスト】 登場人物 出演俳優 登場話 岡村一樹 (引退したボクサー 謎の左腕にもう一度リングで戦いたい欲望を開放されヤミーを生み出す) 福井博章・ 第25話、第26話 武田直之 (ボクシングライト級チャンピオン 岡村のタイトルマッチの対戦相手だった男) 夛留見啓助・ 泉恭子 (岡村の所属するボクシングジムの会長) 山口あゆみ・ 第25話 川田 長谷部恵介 第25話 その他 小林三十朗 霜山多加志 服部真樹 木村勇太 伊藤俊輔 大沼遼平 【ゲスト・声の出演】 登場人物 出演俳優 登場話 オウムヤミー (青)の声 (オウムの怪人) 坪井智浩 第25話、第26話 【用語】 【関連するページ】 Time judged all アンク オウムヤミー (青) ボクサー ヤミー リング 仮面ライダーオーズ タジャドルコンボ 仮面ライダーオーズ タトバコンボ 坪井智浩 声の出演 宮崎剛 小林靖子 岡村一樹 左手 放映リスト 柴﨑貴行 武田直之 泉恭子 監督 第24話 第25話、第26話登場人物 第26話 第3クール 脚本 鳥ヤミー