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Yuri 側面視点ACT 横スク ACTADV 1,499円(税込)281MB→310MB 指のウォーミングアップを行ない、目を閉じて深く深呼吸・・・あなたは今、Yuriの世界の奥深くへと入り込んでいくところです。 Yuriは独特な雰囲気を持つプラットフォーム・ゲームです。 Yuriに障害を乗り越えさせ、その神秘的な旅を成功させるには、器用さ、好奇心、そして、時には少し距離を置くことが必要となります。 たくさんの秘密の通り道や秘められた記憶があふれる、有機的で繊細な世界を冒険してください。 Yuriは6年という長い時間をかけ、アンジュとオレリアンというポティエ兄弟によって愛情を込めて開発された、素晴らしい独立プロジェクトです。 素敵なデッサンや魅惑的なサウンドトラックとともに、詩的でチャレンジングなYuriの独自の世界が広がります。 神秘的な原生林、地球の奥深く、家族の古い家、Yuriが秘めている夢、そして無限の空間を探検する覚悟を決め、この幻想的な旅に出発しましょう・・・ 準備はいいですか? メーカー Fingerlab 配信日 2019年10月31日 対応ハード Nintendo Switch セーブデータお預かり対応 対応コントローラー Nintendo Switch Proコントローラー タッチスクリーン プレイモード TVモード, テーブルモード, 携帯モード プレイ人数× 1 対応言語 日本語, 英語, スペイン語, フランス語, ドイツ語, イタリア語, ロシア語, 韓国語, 中国語 レーティング CERO A 2019年10月30日 23 59 まで割引価格でお買い求めいただけます。 yuri、たわい無いゲームだけど 雰囲気とグラフィックとレスポンスが 物凄くいいな。 -- 名無しさん (2019-11-17 20 44 18) 名前 コメント
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あなたはどう思う? 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 許さない 1654 (31%) 2 絶対にだ 1359 (26%) 3 ゆりしーかわいそうです(´;ω;`) 356 (7%) 4 詐欺だと思う 306 (6%) 5 佐藤利奈にゴスロリを着せたい 235 (4%) 6 アンユーファッス 171 (3%) 7 複乳板から来ました 163 (3%) 8 ロレンス、これはヤバイ取引だぜ 157 (3%) 9 詐欺は許さないけど小清水は許す 145 (3%) 10 小清水は俺の嫁 59 (1%) 11 植田は? ねぇ植田は? 47 (1%) 12 三瓶は小清水の嫁 31 (1%) 13 お気になさらず! 27 (1%) 14 (´・ω・`)らんらん♪ 26 (0%) 15 それでクリスマスにさかな君となにしてたの? 24 (0%) 16 アスミスはゴスロリが似合うと思う 23 (0%) 17 「こんにちは、ナージャです。」 22 (0%) 18 ぐっさーん!早く来てくれーっ! 21 (0%) 19 そんなオカルトありえません 20 (0%) 20 ゆりしーとユニットを組むべき 20 (0%) 21 あうあうあー 18 (0%) 22 伊藤かな恵のゴスロリが見たい 18 (0%) 23 許されざる声優 18 (0%) 24 賢狼ならなんとかするだろ 18 (0%) 25 小清水も騙された側 16 (0%) 26 ナージャの受難再び 15 (0%) 27 バオバブ仕事しろよ! 14 (0%) 28 野中藍にメガネは反則 14 (0%) 29 いいとも! 13 (0%) 30 全員出張遊牧民 13 (0%) 31 枢木スザクはもう許した 12 (0%) 32 もう許してやれよ 11 (0%) 33 よりにもよってなぜ小清水 11 (0%) 34 小清水は許さないけど詐欺は許す 11 (0%) 35 みのりん!みのりん! 10 (0%) 36 わっちが馬鹿だった。ヌシよ、傍に居て欲しい。 10 (0%) 37 照井君!ワイも恋愛サーキュレーション聴きまくってるで! 10 (0%) 38 絶対に許さないよ メモったからな 10 (0%) 39 賢狼を馬鹿にするな。わっちは騙されてはおらん! 10 (0%) 40 ゆかりんかと思ったら天使だった 9 (0%) 41 お腹空いた(´・ω・`) 8 (0%) 42 ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! 8 (0%) 43 どう見てもマルチまがいです、本当にありがとうございました 7 (0%) 44 福山潤は許す 7 (0%) 45 許す 7 (0%) 46 ほっちゃんこんばんてん 6 (0%) 47 ウチにも来た 6 (0%) 48 キンタマー 6 (0%) 49 ホロは俺の嫁 6 (0%) 50 ラモスが悪い 6 (0%) 51 福山潤のゴスロリが見たい 6 (0%) 52 通販刑事に相談しよう 6 (0%) 53 どうも中居正広です 5 (0%) 54 仏陀爆誕 5 (0%) 55 真中中央 5 (0%) 56 くぎゅうううううううう 4 (0%) 57 わっちは無実でありんす、許してくりゃれ。 4 (0%) 58 ワシが育てた 4 (0%) 59 いい加減理解れよな 3 (0%) 60 しーんぱーいないさぁぁぁぁ 3 (0%) 61 まぁおっぱいしだいということで 3 (0%) 62 代打、俺 3 (0%) 63 小清水は早くエロゲデビューしてくれ 3 (0%) 64 /( ^o^ )\ 3 (0%) 65 そもそも御坂がババァ声(ry 2 (0%) 66 どちらともいえない 2 (0%) 67 もう許してやれよ・・ 2 (0%) 68 りょーこがいるからだいじょーぶ 2 (0%) 69 スネーク!スネーーーーーク!! 2 (0%) 70 七未かわいいよ七未 2 (0%) 71 小早川大尉殿、愛しておりました… 2 (0%) 72 小清水になら騙されてもいい 2 (0%) 73 終わったんだから消せよ 2 (0%) 74 詐欺とは思えない 2 (0%) 75 ガッ 2 (0%) 76 3連単はオートレース 1 (0%) 77 あっはい 1 (0%) 78 あれ 1 (0%) 79 あれはノイズ 1 (0%) 80 いい勉強になったろう 1 (0%) 81 うポつ@ウンババー(゚∀゚) 1 (0%) 82 てへぺろ(・ω ) 1 (0%) 83 ぬるぽ 1 (0%) 84 ねひょん 1 (0%) 85 アネモネは俺の嫁 1 (0%) 86 ギギギ・・・ 1 (0%) 87 ホルディンの戦士たちよ! 1 (0%) 88 メロメロ メロウ! 1 (0%) 89 内職商法? 1 (0%) 90 前園さんのいう通り 1 (0%) 91 粗塩ラヂヲ聞こえます。 1 (0%) 92 許すギアス 1 (0%) その他 投票総数 5290 最終更新日時:0000-00-00 00 00 00
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あなたも私もハッピー 作詞/74スレ33 A)僕はいつだって 上機嫌 悪いことなんて 何一つないのさ 君はちょっぴり 曇り顔 きっと何か あったんだね でも B)そんな顔をしないで 僕の元気をあげるから そんな顔をしないで 笑って楽しくいこう! S)みんなhappy 君もhappy 僕もhappy みんなで幸せを感じよう みんなhappy 君もhappy 僕もhappy 何があっても最後にはハッピー!
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♪あなたへ 作曲 作詞
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すべてあなたのゆえんです【登録タグ 作す 作り手】 特徴 主にYouTubeで活動している。 全てあなたの所為です。氏をリスペクトした楽曲を投稿する、所謂「模倣」と呼ばれる界隈の人物である。 YouTubeの動画一覧に載っておらず、プレイリストでしか確認できない曲も多い。 2023年8月28日、過去作を再公開することが発表された。 リンク YouTube Twitter 曲 # ¹ R² ∴ ∴∴ ∴∴∴ 想い出の枯葉が飛び去る前に 確執 奇 偶 ∴∴∴∴ 呪縛 セル 鵺 動画 (「動画一覧」にある動画のみ) コメント 名前 コメント
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※元は「ドラミ ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?」の主題歌 眠れない夜はいつだって 瞳を閉じて そっと耳をすませて… 聞こえるでしょう?あなたの優しくて…あのmelodyが… 私はそれを聴くと…いつも涙が流れ落ちてしまうの… 切ない程の…涙が連れてくれるのよ hallelujah いつまでも あなたを忘れないわ もう一度…その胸に抱かれ…眠りたい 「あなたを忘れない…」 あの時… 私は彼にとって大切なものをプレゼントした 今思えば なぜこんなに胸が熱くなったのでしょう… また彼も…私を見て…胸が熱くなっているのであろうか… 桜の散る…あの卒業式で… Wow wow wow hallelujah Wow wow wow hallelujah あなたを忘れない
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あなたはここにいますか? 後編 ◆2Y1mqYSsQ. □ シャトル基地内にある転送カプセルに向かっているのは、仮面ライダーたちだけではなかった。 武美を再び後ろに乗せ、サイクロン号を操りながらもすでに三体のT-800シリーズを手にかけている。 「本郷さん、あたしに構わずやっちゃって!」 武美はそういうのだが、さすがに仮面ライダーは自分の身体能力に彼女をつき合わせる気はない。 後ろにいる武美に気遣いながらも、狭い通路を駆け抜けてターミネーターたちを弾き飛ばした。 「本郷さん、動かないで!」 ミーの指示に従い、身体をかがめると光弾が仮面ライダーの頭上を通り過ぎて、T-888へと直撃した。 光弾が直撃したT-888の頭部が吹き飛び、首から火花を散らす。 テントローを背中から伸びるアームで器用に操るミーが仮面ライダーに並走した。 アームのうち二本はソルティを抱えている。上空では両手が空いているイーグリードが戦っていた。 「ありがとう、ミー」 「どういたしまして。このまま突っ切ろう!」 ミーの言葉に頷いて、仮面ライダーはサイクロン号をさらに加速させた。 殿はゼロとドラスが勤めている。ようやく破られた壁の向こうに、転送カプセルが存在するのを確認した。 「イーグリード、ウフコック。武美とソルティを頼む」 「本郷……?」 「向こう側にもターミネーターたちがいる可能性が高い。俺とミーはここで転送カプセルを守っておく。だから先に行ってくれ」 仮面ライダーはそう告げて、飛んできたロケット弾を蹴り返した。発射したT-888の近くで着弾。 続いて爆風に巻き込まれて吹き飛ぶT-888の頭部が爆ぜる。ミーのバスターが火を噴いたのだ。 吹き飛ぶターミネーターを尻目に武美とウフコックが仮面ライダーに向かって忠告をする。 「本郷さん……また無理しちゃ駄目だよ!」 「そうだ。お前はすぐに無茶する」 「大丈夫、武美さん、ウフコック。僕がついているから、そう無茶はさせないよ」 ミーの爽やかな言葉に、武美はお願いね、と返す。 それほど無茶をしているのか、と仮面ライダーは自問自答したが、怒っている滝の顔を思い出し沈黙した。 「本郷、念のために俺のPDAを渡しておく。こいつは通信能力を強化している。なにかあったら知らせてくれ」 「分かった。後は任せてくれ。すぐに追いつく」 そう仮面ライダーはイーグリードに告げて、ミーと共にターミネーターの大群へと身体を向けた。 イーグリードが武美とソルティと共に要塞へと渡ったのを見届け、転送カプセルへと迫るミニガンの弾を弾く。 「さて、ゼロやドラスが通る道を開くぞ」 「了解!」 ミーの肯定の言葉を合図に、仮面ライダーの脚の筋肉が盛り上がり、地面に莫大な力を押し当てて跳躍した。 仮面ライダーは反動で前方宙返りをしつつ、空中で徐々に蹴りの体勢に入る。 「ライダァァァ――キィィィィック!!」 砲弾の勢いで繰り出される、一筋の矢。流れるように前方に突き出された仮面ライダーの蹴りが、T-888の頑強な頭部を砕き通る。 勢いを殺すため地面を滑りながら、仮面ライダーは再び身をかがめて二度目の跳躍に備えた。 突如、仮面ライダーの目の前のコンテナが吹き飛び、T-888が一体姿を現した。 T-888は直進して、大きくミニガンを振りかぶる。砲身でこちらを叩くのだろう。 だが間合いの計算が甘い。仮面ライダーが硬直したと見て、油断している。仮面ライダーにとってはすぐに懐にもぐりこめる距離だ。 振り下ろす軌道を計算し、T-888の右肩がぶれたと同時に仮面ライダーはさらに身を屈めた。 仮面ライダーは右手で上半身を支え、背をミニガンの砲身が通り過ぎる。 右腕の人工筋肉が軋み、片腕だけの力で身体を持ち上げた。 戦車すらスクラップにする力を有する右腕の反動で、上半身が神速の勢いで立ち上がる。 ミニガンを振り下ろしきったT-888の動きは固まっていた。 仮面ライダーの左拳を固め、腰を回転し顎を引いて一歩踏み込むと共に脇を締めた一撃を頭部へとぶつける。 「ライダァァーパァンチ!!」 T-888の頭が内部の精密機器を撒き散らしながら弾ける。 素早く拳を戻して、T-888のボディを突き飛ばして次の敵へと備えた。 「オラオラオラオラー!」 ミーはウィルナイフを振り回し、T-888を切り刻んだ。 バスターだと水素電池を刺激する可能性があったためだ。牽制目的以外ではあまり使っていない。 両腕をなくしたT-888が蹴りのため腰を落としたのを確認して、天井の鉄パイプを背中のアームで掴んで身体を引き上げた。 直後、ミーの身体があった位置にT-888の蹴りが通り過ぎる。 内心ゾッとしながら、止めを刺すために脳天にウィルナイフを突き立てる。 動きが鈍った隙にナイフを手放し、爪を出してT-888の頭部をミーはナマス切りにした。 「硬い! 硬いよ、爪の刃が欠けたよ!」 帰ったら剛にパーツを交換してもらおう。 郷愁の念が強くなったのか、ミーはついそう思ってしまう。 (さてと、ゼロさんやドラス君の逃げ道を作ってやらないとね。って、本郷さん凄い。 僕が一体倒す間に五体はつぶしているよ……いかん。呆けている場合じゃない) ミーは軽く地面を蹴って跳躍し、仮面ライダーに向かおうとしたターミネーターの視線を引き寄せる。 頭部に牽制の光弾を撃ちながら、宣言した。 「かかってこい、雑魚ども。俺が料理してやるよ」 つい昔の一人称に戻りながらも。 白いカラスのサタンポッドからロケット弾を放ちながら、ゼロはようやく転送カプセルのある通路へとたどり着いた。 戦闘力のあるゼロとドラスが殿を買って出たのは自然の成り行きだ。 ゼロが斬り伏せる間にも、ターミネーターは送られてきた。 いい加減鬱陶しくなる。 「くそ、こいつらいったい何体いるんだ!?」 「倒しても倒してもきりがない……ゼロさん、本郷さんたちに追いつこう」 ドラスの提案は当然の成り行きだ。そろそろ本郷たちも転送カプセルを使っているはず。 ゼロは白いバイクを操り、転送カプセルの目前へと舞い降りる。 その様子を見届けたのか、戦っていた仮面ライダーとミーが近寄ってきた。 ゼロはまだ要塞に向かっていない事実に呆れる。 「どういうことだ? まだ向かっていないのか」 「そうしたいのは山々だが……」 仮面ライダーが続きを告げようとした瞬間、転送カプセルに向かってミニガンが掃射された。 地面の床を仮面ライダーが剥がし、盾代わりに使う。ミニガンの弾丸を受け止め、射撃が途切れたときゼロが軽々と宙を跳んだ。 そのままカーネルのセイバーを構え、上から下へ手を手前に引くように振り下ろした。 T-888が真っ二つになって崩れ落ちるのを見届け、新手の射撃を後方に跳んで避けながら仮面ライダーに顔を向ける。 「なるほどな、こいつらが邪魔で向かえないのか」 「一人残って守れば問題ない。ゼロ、先に行け」 仮面ライダーの言葉にゼロは渋面を作る。たった一人残って囮になるのは自棄といえるのではないのか? 自己犠牲という奴なら、押し付けがましい。同じく話を聞いていたドラスも口を出す。 「本郷さん、どうして……」 「どうしても転送時には無防備になるからな。要塞に着いたら、転送カプセルの電源を落とすように伝えてくれ。 それに、残るのは俺でないといけない」 「どういうことだ? 例えば、俺が残るとなにか不都合なことがあるのか?」 ゼロが不満げに仮面ライダーへと問う。当然の言葉だ。 仮面ライダーの答えに満足しなければ、ゼロは転送カプセルに無理やり押し込んで一人残るつもりだ。 「簡単だ。シャトルで要塞に向かう。シャトルの移動設定を変えれる技術を持つのは、俺か武美くらいだ。 ゆえに、俺が残らねばならない。転送カプセルなしで要塞に向かうにはな」 「なるほど。だが……」 ゼロにはまだ答えに満足していない。確かに仮面ライダーの強さは認める。 ゼロよりも多くのターミネーターを相手にしたのだろうが、息すら切らしていない。 力の緩急のつけ方と、熟練した体捌きは年季が入ったものだ。一対多数の戦いを強いられた経験が多いのだろう。 もっともゼロも似たような過去をもっているのだが。 「それでも危険が大きすぎるよ。いったんここで数を減らしてから、転送カプセルを使うのが……」 「いや、ドラス。それは無理だ。メガトロンたちが向かっている。なるべく早く向かわないと、これまでの苦労がパアだ」 ゼロの指摘に、ドラスがしゅんとうなだれる。そのドラスの頭を、仮面ライダーが撫でてゼロへと視線を向けた。 仮面の下とはいえ、決意を乗せたとわかるほどの瞳を向けられ、ゼロは仮面ライダーの言葉を待つ。 「安心しろ。必ず俺は要塞にたどり着く。それまで武美やドラス君たちを頼む」 「本郷……」 「いや、本郷さんだけ残させるわけにはいかないよ」 「ミー……」 ミーはバスターでターミネーター郡を牽制しながら言葉を続ける。 チャージしていないためせいぜい数歩後退させる程度だ。 近づいてきたターミネーターはゼロが雷神撃で迎撃する。 「僕も残る。僕の悪魔のチップの能力なら、シャトルの改造も楽になるだろうしね」 「ミー……しかし」 「本郷さん、この条件だけは譲れないよ。武美さんも言っていたでしょ? 無理はしないように、ってね。 だからゼロさん、ここは僕と本郷さんに任せて先に行ってよ。後から必ず追いつくから」 「……ミー君」 ドラスの寂しそうに猫のサイボーグの名前を呟くのを耳に、ゼロは黙考した。 ここで仮面ライダーとミーを残すのは正解か? 答えが出るはずもない。 しかし、このままここでジリ貧しているよりは充分いい選択なのは確実だ。 たっぷり三秒熟考した後、ゼロは結論を出した。 「ドラス、行くぞ」 「ゼロさん!」 咎めるようなドラスの強い口調を無視して、ゼロはドラスを抱えて白いカラスに跨る。 仮面ライダーの瞳にも、ミーの瞳にも諦めの色はない。 二人が強く決意しているなら、ゼロにはそれに甘えるしかないのだろう。厄介な話だ。 「二人に条件がある。必ず来い」 「当然だ」 「もちろん!」 仮面ライダーが力強く、ミーがまだまだ余裕があると示して返事した。 この二人を信じるしかない。ゼロは不満を抱えているドラスを連れて、転送カプセルへと消えた。 ゼロとドラスが飛び込み、転送カプセルが発する光が部屋に満ちる。 光は一瞬で晴れ、同時にゼロたちの姿もない。転送が成功した証拠なのだろう。 仮面ライダーはT-888の頭部を蹴り飛ばし、反動でバスターを撃つミーの背中に立つ。 「ミー、いいのか?」 「構わないよ。それに……本郷さんこいつらの数を減らすつもりだったんでしょう?」 「よく分かったな」 「結構最初のほうから一緒にいるしね。それに、本郷さんある意味わかりやすいくらい正義の味方だし」 「ムゥ……」 どうにもミーには考えを読まれていたことに、仮面ライダーは唸った。 数を減らそうと思ったのは、要塞でのイーグリードたちの負担を減らすこと。 転送カプセルの電源を落とせば、これ以上ターミネーターたちが要塞に向かうこともない。 だが、仮面ライダーがシャトルを利用して要塞に向かうように、彼らもなんらかの手段を利用して要塞にたどり着く可能性がある。 もしそうなった場合でも対応できるよう、ある程度数を減らしてから要塞に向かうつもりなのだ。 「ならば俺が言うことは一つ。ミー、手を貸してくれ」 「おやすい御用さ!」 ミーは笑顔を作り、仮面ライダーは仮面の下で力強い笑みを浮かべ、ミニガンを構える五体のT-888へと向かって地面を蹴った。 あたかも骨だけとなった地獄の亡者に立ち向かう、英雄であるかのように。 【D-3 シャトル基地/二日目・早朝】 【ミー@サイボーグクロちゃん】 [状態]:健康、仲間を失った悲しみとやるせなさ、爪の刃欠け、爆弾解除 [装備]:アームパーツ@ロックマンX、ウィルナイフ@勇者王ガオガイガー(何でも切れる剣のあった場所に収納) [道具]:PDA(ミー)、青雲剣@封神演義、ライドチェイサー『シリウス』@ロックマンXシリーズ [思考・状況] 基本思考:バトルロワイアルを終わらせる 1:ターミネーターたちを減らす。 2:1の後、要塞内へと向かう。 3:武美、ソルティを守る。 4:ソルティが心配 5:メガトロン、コロンビーヌ、T-800を許さない。 6:本郷に対し、少々の罪悪感。 [備考] ※悪魔のチップの制限は精密動作性の低下、他者への使用には遠慮気味になる、支給品と合体するとやや疲労する、です。 ※合体による肉体の主導権は、基本的に相手の側にあります。 【本郷猛@仮面ライダーSPIRITS】 [状態]:疲労小、ダメージ中、胸部に包帯。応急処置済み。生命の水により回復中(ただし、しろがね化はまだしていない)。 爆弾解除。フランシーヌを守れなかったことによる後悔。変身中。 [装備]:サイクロン号@仮面ライダーSPIRITS [道具]:支給品一式、トマト×97@THEビッグオー、謎の金属片(外装解除。解析は八割程度)、 PDA(グレイ・フォックス、ドロシー、草薙素子、ドラ・ザ・キッド)×4。 ロジャー・スミスの腕時計@THEビッグオー、ブルースシールド@ロックマン、ジローのギター@人造人間キカイダー 虹(ドクターケイトの毒が染み込んでいる)@クロノトリガー、ライドル@仮面ライダーSPIRITS、ラブラブビッグバンの音楽ファイル@パワポケシリーズ PDA(イーグリード用通信強化Ver。ラミア)、サブタンク(満タン)@ロックマンX、サブタンク(空)@ロックマンX [思考・状況] 基本思考:シグマと決着をつけ、バトルロワイアルを終わらせる。 1:ターミネーターたちを減らす。 2:1の後、要塞内へと向かう。 3:シグマの下へと向かう。可能ならば彼を説得したい。 4:武美の寿命タイマーをどうにかする。 5:メガトロン、コロンビーヌ、T-800を最後の敵として警戒。 6:ソルティを早く修理してやりたい [備考] ※原作8巻(第32話 称号)から参戦。 ※武美とは、一エリア以内なら通信が取れます。 【D-4 要塞内部/二日目・早朝】 【ソルティ・レヴァント@SoltyRei】 [状態]:全身にダメージ(中)。疲労(中)。気絶中。爆弾解除 [装備]:なし。 [道具]:支給品一式、PDA×2(ソルティ、神 敬介)、ToHeartの制服@ToHeart スラッシュクローの武器チップ@ロックマン 紫の仮面@現実、K S Model 501(7/10)@SoltyRei、予備弾各50発、LUCKの剣@ジョジョの奇妙な冒険 ミラクルショット@クロノトリガー、ガイアアーマー@ロックマンX5 [思考・状況] 基本思考:壊し合いに乗っていない参加者を守り、シグマを倒す 0:気絶中…… 1:フランシーヌたちを守る。 2:武美を守る。 3:ロイさんやローズさんの元に帰りたい。 4:放送がないのに疑問 [備考] ※参戦時期はアニメ10話~11話です。 ※戦い自体への迷いは消えましたが、相手を躊躇なく殺せるまでには至っていません。 ※気絶のため、すべての思考が気絶前のままです。 気絶状態を回復するには、修理が必要になります。 【広川武美@パワポケシリーズ】 [状態]:健康。爆弾解除 [装備]:ウフコック@マルドゥックシリーズ [道具]:PDA(武美、クロ)×2、ランダムアイテム0~1 アポロマグナム@仮面ライダーSPIRITS(弾切れ、発電所内にクロの右手と共に放置)、風船いかだ [思考・状況] 基本思考:絶対に生き残り、ここから脱出する。 1:他のメンバーが要塞に来るのを待つ。 2:ソルティが心配。 3:メガトロン、コロンビーヌ、T-800を警戒 4:元の世界のあの人のところに戻って、残り少ない人生を謳歌する。 [備考] ※本郷とは、一エリア以内なら通信が取れます。 ※ウフコックは、ターンした物を切り離すこと(反転変身【ターンオーバー】)が出来なくなっています。 ※ウフコックの参戦時期は、ボイルド死亡後です。 【イーグリード@ロックマンX】 [状態]:全身にダメージ(中)。疲労(中) [装備]:なし [道具]:PDA(ラミア) [思考・状況] 基本:バトルロワイアルを終わらせる。 1:他のメンバーが要塞に来るのを待つ。 2:シグマの自殺を止める。 3:ライト博士にソルティの修理を頼む。 4:メガトロン、コロンビーヌ、T-800を敵視。 【ゼロ@ロックマンX】 [状態]:健康、T-800を敵視。ハカイダーとフランシーヌを殺したことを後悔。 [装備]:チャージキックの武器チップ@ロックマンシリーズ、カーネルのセイバー@ロックマンX4、 白いカラス(表面に焦げ)@人造人間キカイダー [道具]:支給品一式、PDA(ゼロ)、空っぽの平凡なデイバッグ@ゴミ処理場 謎の金属片(マルチの残骸から回収) [思考・状況] 基本:シグマと決着をつける。 1:イーグリードたちに本郷の決意を伝える。 2:ハカイダーと同じ道を歩まない。彼が望んだゼロの道を行く。 3:凱を殺したボブ(T-800)を最大の敵と認識。 4:メガトロン、コロンビーヌ、T-800を敵視。 5:ソルティにエックスのことを伝える。 [備考] ※覚醒した影響でゼットバスターが使えるようになりました。 ただし、覚醒時より威力は低いです。 ※真・滅閃光、真月輪、幻夢零は覚醒時のみ使える技のため、現在使えません。 【ドラス@仮面ライダーZO】 [状態]:右腕がスバルのもの、自分が求めていたものが『家族』と自覚、ナタク@封神演義を吸収、疲労小 セインを四、五歳幼くした状態に擬態(ただし生えている)、スバルの死に深い悲しみ [装備]:ラトゥーニのゴスロリ服@スーパーロボット大戦OG、メカ沢の学ラン@魁クロマティ高校、オルゴール付き懐中時計@仮面ライダーZO 混天綾@封神演義(マントとして)、乾坤圏@封神演義(左腕の方は修理が必要)、カセットアーム@仮面ライダーSPIRITS(体内) 金蛟剪@封神演義(体内のナタクと付属)、テントロー@仮面ライダーSPIRITS [道具]:PDA(ドラス、マルチ、ノーヴェ、ロボ、アラレ、シュトロハイム、城茂、エックス、あ~る、バロット、チンク、メカ沢、灰原、ロックマン) 荷電磁ナイフ@マルドゥックスクランブル(D-3基地に放置。呼び出し可) スタームルガー レッドホーク、装弾数0/6@ターミネーター2(D-3基地に放置。呼び出し可) ぎんのいし@クロノトリガー、液体窒素入りのタンクローリー@ターミネーター2 (D-3基地に放置) タイムストッパー@ロックマン2(メカ沢の胴体部):ロボのPDA はちゅねミクのネギ@VOCALOID2(E-3道路に放置)メッセージ大砲@ドラえもん(E-3道路に放置) 拡声器@現実(E-3道路に放置):アラレ、及びシュトロハイムのPDA。 転送可能 スモールライト@ドラえもん(残り四回):城茂のPDA クロマティ高校の制服@魁!!クロマティ高校 、グロスフスMG42(予備弾数20%)、 NIKU・Q・マックス@サイボーグクロちゃん、 ナイスなグローブ×2@パワポケシリーズ、ダンボール@メタルギアソリッド、 大型スレッジハンマー@ジョジョの奇妙な冒険、アトロポスのリボン@クロノトリガー、高性能探知機(バッテリー切れ) [思考・状況] 基本思考:バトルロワイアルに決着をつける。 1:イーグリードたちに本郷の決意を伝える。 2:スバルの死と、最期の言葉とT-800の行動にショック。……それでも? 2:シグマを説得したい。 3:メガトロン、コロンビーヌ、T-800を敵視。T-800には……? [備考] ※志郎の言った10人ライダーの中に仮面ライダーZOがいると思い込んでいます。 ※他人の肉体を吸収すると取り出せなくなっています。 ※金蛟剪@封神演義に『使用者の資格がある』と認められましたが、龍を発現させるまでには至っていません。 ※赤ドラスに変身可能になりました。 ※制限が解ければ、少なくとも体内の爆弾は自力で排除可能です。ナタクは不明。 時系列順で読む Back あなたはここにいますか? 前編 Next オール反BR派 対 大デストロン (1) 投下順で読む Back あなたはここにいますか? 前編 Next オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 ゼロ 154 オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 本郷猛 154 オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 広川武美 154 オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 ソルティ・レヴァント 154 オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 イーグリード 154 オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 ドラス 154 オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 ミー 154 オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 メガトロン 154 オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 コロンビーヌ 154 オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 T-800 154 オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 トーマス・ライト 154 オール反BR派 対 大デストロン (1) 153 あなたはここにいますか? 前編 シグマ 154 オール反BR派 対 大デストロン (1)
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初美「大変なのですよ」 春「いきなりなに?」 初美「近々大掃除の予定ありだとか」 春「はぁ、年末にやったような気がするけど」 初美「その時は上手く隠しおおせたんですけどねー、霞ちゃんに見つかったらマズいあれやこれや」 春「ガサ入れ?」 初美「そうなのですよ! 卒業したから……とか色々理由をつけて強行する気満々なのですよ!」 春「そう……(無関心)」 初美「むむっ、一大事なのははるるも一緒かもしれないのですよ?」 春「見つかって困るものは特にないから」 初美「……先日、霞ちゃんと戒能さんの密会があったとか」 春「まさか……」 初美「ええ、その可能性も十分あり得るのですよ」 春「くっ……!」 春「わかった、協力する」 初美「その言葉を待っていたのですよ」ガシッ 春「背に腹は変えられない」ガシッ 初美(まぁ、実際は霞ちゃんを連れ回してただけみたいですけどねー) 初美(その時にはるるの黒糖について触れたかもしれませんし) 初美(ウソはついてないのですよ、うん) 春「それで、具体的にどうするの?」 初美「とにもかくにも隠し場所ですねー」 春「山のどこかに埋める?」 初美「まるでサスペンスの一場面なのですよ」 春「共犯」 初美「だけど、土の中となると漫画の類は湿気っちゃいそうですねー」 春「じゃあ、だれかに預けるとか」 初美「ふーむ、それも一つの手ですかね?」 「というわけで、うちで預かることになったから、受け取りに行ってくれない?」 京太郎「バカじゃねぇの?」 「ひどいっ、実の母親に向かってバカだなんて!」 京太郎「いや、ダンボール箱抱えて山を下れって方がひどいだろ」 「大丈夫よ、お父さんも協力してくれるらしいし。ね?」 京太郎「そうなの?」 「いや、初耳」 京太郎「って言ってるけど」 「ダメ……?」 「……しょうがないなぁ」 京太郎(うわー、母さんに甘いなぁ) 「というわけだ。二人で行くぞ」 京太郎「はぁ……わかったよ。それで、いつ取りに行けばいいのさ」 「これからね」 京太郎「ちょっと急すぎない!?」 「こりゃ、断られることは想定してなかったな」 「もちろんよ。だって、二人のこと信じてたもの!」 京太郎「……バカじゃねぇの?」 「ひどいっ」 初美「んしょ……ふぅ、ここまで来たら後は一人でも大丈夫なのですよ」 春「私が行ってもいいけど」 初美「いえいえ、厳正なジャンケンの結果なのですよ」 春「どうしてもと言うなら代わってもいい」 初美「そもそも代わってほしいとは言ってないですねー」 春「私も行きたい」 初美「キレイさっぱり諦めるのですよ」 春「くっ……」グヌヌ 春「……わかった。陽動は任せて」 初美「お願いするのですよ。ブツを運び終わる前に感づかれたら厄介ですからねー」 春「そっちも、黒糖は任せたから」 初美「まさかダンボール箱二つ分も備蓄があるとは……」 春「買い出しに行く前でよかった」 初美「買い足す必要性がまったく見当たらないのですよ」 京太郎「うおっと……まだまだ山は雪あるな」 「気をつけろよ? 荷物受け取る前にダウンなんてカッコつかないからな」 京太郎「わかってるってば」 「案外近くまで車で登ってこられたのはラッキーだったな」 京太郎「というか、俺一人で来てたらどんなことになってたんだよ……」 「面白いことになってたんじゃないか?」 京太郎「笑えないっての」 初美「あ、やっと来た! こっちですよ、こっちー!」 京太郎「待たせたか?」 初美「んーと、五分ぐらいですかね?」 京太郎「具体的な時間指定もなかったのにジャストだな」 初美「ですねー」 「運ぶのはそこのダンボールでいいのかな?」 初美「あ、お久しぶりなのですよ」 「こっちこそね。さ、冷えるから早く運び込んじゃおうか」 初美「お願いするのですよ」 京太郎「ふぅ……一個だけやたら重かったな」 初美「私のやつですねー。漫画類がぎっしりなのですよ」 京太郎「どうりで……」 「あとの二つは他の人の分かな?」 初美「はるるのですね。主に黒糖」 京太郎「……二箱分も?」 初美「近いうちに買い足す予定だったとか」 京太郎「尋常じゃねーな」 「ははは、よっぽど好きなんだな」 京太郎「本当だよな……黒糖を隠すってことは、戒能さんとなんかあったのか?」 初美「さぁ、どうでしょうねー」 京太郎「まぁ、それはいつものことか」 京太郎「そんで、お前はすぐ戻るのか?」 初美「おやおや? そっちからお誘いとは珍しいのですよ」 京太郎「別に誘ってるわけじゃないから。いつもはなにかと理由つけて押しかけてくるだろ」 初美「あまり長く不在にしてると怪しまれちゃいますから」 京太郎「そうか? じゃ、気をつけて帰れよ」 初美「むぅ、素っ気なさすぎなのですよ」 京太郎「なんだ、高い高いでもしてやろうか?」 初美「蹴られたいのならやってみるといいのですよ」 京太郎「ははっ、冗談だって」 初美「もうっ、ちょっとこっちに来るのですよ!」グイグイ 「どこ行くんだー? って、聞こえてないか」 「仕方ないな、俺も一服するか」シュボッ 初美「……えいっ」ギュッ 京太郎「相変わらず軽いなー」 初美「年頃の女の子に抱きつかれてその反応はなんですかっ」 京太郎「色々と物足りないんじゃないか?」 初美「どういう意味ですかっ!」 京太郎「さぁてね」 初美「こうなったら……んっ」チュッ 初美「こ、これで……参りましたかー?」 京太郎「ぎゃふん……って言えばいいのか?」 初美「バカにしてるのが見え見えなのですよ!」 京太郎「まぁ、ほっぺたぐらいで参ったとは言えないよな」 初美「じゃあ、今度は……」グイッ 初美「……」 京太郎「……」ジー 初美「うぅ……」モジモジ 京太郎「なんだ、なにもしないのか?」 初美「ど、どうしてジッと見てるですか」 京太郎「なにされるか気になるからな」 初美「気になってできないのですよ……」 京太郎「この前は馬乗りになってしてきたくせにな」 初美「あれは! ……ヤケになってたというかですね」 京太郎「それとも――こっちからしようか?」クイッ 初美「ひゃわ!」 初美「な、なんのつもりなのですか?」 京太郎「お前もしようとしてただろ」 初美「……本気なのですか?」 京太郎「良い機会だから言っておくけど――」 「うわっ」ズシャ 京太郎「……親父?」 「まいったな、気をつけろって言った俺が雪に足を取られるなんてな」 初美「はわわ……」カァァ 「お構いなくって雰囲気でもないな……写真撮ったけど見るか?」 京太郎「写真?」 「ほら、見つめあった二人の」 京太郎「あっ、いつの間に撮ったんだよ!」 「呼びに来たらいい雰囲気だったから、記念だな」 京太郎「今すぐ消してくれ」 「お、そうだ。初美ちゃん、一枚いるかい?」 京太郎「聞けよっ」 初美「あ、欲しいのですよ」 京太郎「もらうのかよ!」 「じゃあ、コンビニに寄りがてらお茶でもどうかな? 一息入れるぐらいだったら、時間も大丈夫だと思うよ」 初美「うーん、そういうことならお言葉に甘えちゃいますねー」 京太郎「あーもう、勝手にしてくれ……」 「さて、見送りも終わったし俺らも帰るか?」 京太郎「だな」 「ところで、言わなくて良かったのか?」 京太郎「何の話さ」 「神境の子達の中じゃ、初美ちゃんが一番母さんに似てるよな、性格的に」 京太郎「だから何の話だっての」 「お前って意外とマザコンだったのかって話」 京太郎「親父」 「なんだ?」 京太郎「叩いていいかな?」 「ダメだ」 京太郎「……まぁ、伝えたいことはあったけど、やっぱり俺が向こう行くときでいいかなって」 「そういうことならいいんだけどな。出発は週末だったな」 京太郎「気ままに楽しんでくるよ」 「お土産に期待しておこうか」 京太郎「んじゃ、蜂の子でも買って帰ってくる」 「そこに売ってるのじゃないか」 京太郎「じゃあおやきで」 「せめて県外の物にしろよ」 京太郎「逆にさ、お土産に買うようなものって普段は食べなくない?」 「たしかにな」 京太郎「というわけで、信州そばでも」 「やっぱり県外の買ってこい」 初美「さ、大掃除なのですよ♪」 霞「……なんだか楽しそうね」 春「うん」 霞「いつもは多少面倒そうにしているのに」 春「たしかに」ポリポリ 春(マズい、つい二袋目を食べてしまった) 春(霞さんと姉さんは結託してる) 春(このままじゃ、取り上げられちゃう……!) 霞「それじゃあ、私は上から埃を落としていくから、窓拭きをお願いね」 春「……あれ?」 霞「どうしたの?」 春「姉さんに頼まれてたんじゃ……」 霞「戒能さんに? たしかにこの前、連れ回され……じゃなくて、一緒にお買い物はしたけれど」 春「それだけなの?」 霞「それだけね。戒能さんに用事でもあった?」 春「……はっちゃんに騙された」 初美「ふんふふーん♪」 霞「初美ちゃん、ちょっとお話があるのだけど」 初美「なんですかー? 私には隠してるものなんてないのですよ」 霞「ここには、でしょ?」 初美「ちょっとなんのことかわかりませんねー」 霞「春ちゃんから事情は聞かせてもらったわ」 初美「まさか……」 春「よくも騙してくれた」 初美「はるる、裏切ったのですか!」 春「お互い様」 霞「なにを誰に預けたのか、全部聞いたわ」 初美「くっ……だ、大体、霞ちゃんが取り上げようとするのがいけないのですよ!」 霞「あんな……は、破廉恥な漫画を隠し持っているのが問題なのよ!」 初美「なにが破廉恥ですか! あんなの少女漫画じゃ普通なのですよ!」 霞「……とにかく、小蒔ちゃんに悪い影響があるといけないわ」 初美「……」 初美(今でも時々貸してるなんて言ったら、もっと怒られちゃいますかね?) 初美「と、とりあえず、ここはお掃除の方を優先して……」ソロー 霞「待ちなさいっ」ガシッ 初美「あっ」ポロッ 春「写真?」 霞「……これは、どういうこと?」 初美「見られちゃいましたか……」 霞「初美ちゃん、答えて」 初美「……見ての通りなのですよ」 霞「これが許されると思っているの? 私たちは――」 初美「それは、霞ちゃんの考えなのですよ」 初美「たしかに私たちは姫様に仕える六女仙……」 初美「でも、その前に私たちは私たちなのですよ」 初美「自分の気持ちを偽り続けて、そんなの耐え切れなくなるに決まっているのですよ……!」 春「はっちゃん……」 霞「……」グッ 初美「あ……」 初美(マジギレの予兆ですねー) 初美(……私もついつい熱くなっちゃいましたか) 初美(しかし、どうしましょうか) 初美(正直、逃げたいのですよ) 初美(でも、確実に禍根は残っちゃいますねー) 初美(うーん……) 『とにかく、逃げたきゃ逃げればいいさ』 『それで首が回らなくなったら、俺がなんとかしてやるよ』 初美(……なんとかしてもらっちゃいますか) 初美(責任、取ってもらうのですよ) 初美「というわけで、今から修行に行ってくるのですよ」ダッ 霞「――っ、待ちなさい!」 京太郎「いい朝……ってほど早くもないか」 京太郎「まぁ、とりあえず晴れて良かったよ」 京太郎「さっさと山抜けて……えっと、どこ向かってんだっけ?」 京太郎「……地図見るか」 京太郎「現在地は……ここら辺か?」 京太郎「うーん、ナビでも付けときゃよかったな」 京太郎「このまま進んでったら……」 ――ガサガサッ 京太郎「あん?」 初美「わ、わっ、どけるのですよっ」ガサッ 京太郎「うおっ」ガシッ 京太郎「っと、危ないな。いきなり飛び出してくるなんて野生のポケモンかよ」 初美「う~……って、あれ? どうしてあなたが……」 京太郎「今度はなんだよ。鬼ごっこでもしてんのか?」 初美「そうなのですよっ、鬼が来るのですよ!」 京太郎「はぁ?」 初美「わ、私は隠れるからなんとかお願いするのですよっ」ソソクサ 京太郎「おい、まったく話が――」 霞「初美ちゃん、今日という今日は……! あら?」 京太郎「よう、久しぶり。鬼ごっこか?」 霞「ど、どうしてあなたがここに……」 京太郎「そりゃこっちのセリフだ。まぁ、俺はただの通りすがりだけどな」 霞「そう……初美ちゃんを見なかった?」 京太郎「さあ、見てないな」 霞「ごめんなさいね、煩わせてしまって。それじゃあ――」 京太郎「ちょっと待て。どこ行く気だ?」ガシッ 霞「初美ちゃんを探しに行くわ」 京太郎「お前ら、まさかとは思うけど、神境から追いかけっこしてるんじゃないだろうな?」 霞「……初美ちゃんが逃げるからよ」 京太郎「……まぁいいや。とりあえずお前は戻れよ」 霞「いいえ、初美ちゃんを捕まえるまでは――」 京太郎「ていっ」ビシッ 霞「いたっ……ちょっと、どういうつもりなのかしら?」 京太郎「頭冷やせって言ってるんだよ。何があったかは知らんけど、自分が冷静じゃないってのはわかってるよな?」 霞「……」 京太郎「あいつは俺が見つけておく。ちゃんと帰すから安心しろ」 霞「そう、ね……お願いしてもいいかしら?」 京太郎「任せとけ」 初美「……終わりましたかー?」ソロー 京太郎「とりあえずは帰ったみたいだな」 初美「ふぅ、今日という今日はダメかと思ったのですよ」 京太郎「というか、お前らけっこう私用でワープしてくるな」 初美「使わないともったいないのですよ」 京太郎「それもそうだ。で、またトラブルか?」 初美「それは……私が熱くなって、つい霞ちゃんの逆鱗に触れちゃった感じですねー」 京太郎「逆鱗、ねぇ」 『あなたにそれを言われたら、私は……』 京太郎「それで逃げてきたってところか」 初美「マジギレの予兆があったのですよ……今戻ったらどうなるか」 京太郎「……しょうがないな、一回うちに戻るか」 「あら、いらっしゃい初美ちゃん」 初美「お久しぶりなのですよ」 京太郎「母さん、ちょっとの間でいいから泊めてやってくれないかな」 「なになに、駆け落ち?」 京太郎「ちがうわっ。なんか向こうでトラブったみたいでさ、そのほとぼりが冷めるまで」 「ふーん、なるほど……ちょっと待っててね」 「はい、これが着替えで、こっちが――」 京太郎「ちょっと待った! なにこの荷物」 「初美ちゃんのよ」 初美「私のですか?」 京太郎「……つまり、俺に送ってけってことか」 「だって、やっぱり一人で卒業旅行なんて寂しいじゃない」 京太郎「そういう問題じゃないだろ……」 「旅は道連れ世は情けって言うじゃない? それに――」 「初美ちゃんを選んだんでしょ?」ボソッ 「せっかくだから楽しんできちゃいなさいよ」 京太郎「はぁ……抵抗しても無駄か」 「はい、これ軍資金ね」 初美「わっ、こんなに……」 京太郎「ほら、行くぞ」 初美「ついていってもいいのですか?」 京太郎「ま、お前とだったら楽しめるんじゃないか?」 初美「まずはどこからですかね?」 京太郎「とりあえず西だな。そうしてりゃそのうち鹿児島だ」 初美「うーん、今更ながら怖いのですよ……」 京太郎「ま、なるようになるってな」 初美「そういえば、あの時はなにを言おうとしてたのですか?」 京太郎「そりゃあ……あれだ、むこう着いたら教える」 初美「ぶぅ、もったいぶっちゃって!」 京太郎「もったいぶりたくもなるっての」 初美「もう……責任、取ってもらうのですよ」 京太郎「そうだな。まぁ、さしあたっては神境に着いた時か」 初美「そう、ですね……」ギュッ 京太郎「……傍にいてやるよ」 初美「え?」 京太郎「前になんとかしてやるって言ったしな」 初美「……やっぱり、あなたの傍にいたいのですよ」 京太郎「好きにしろよ」 初美「あなたは、どうなのですか?」 京太郎「俺はな……これだ」グイッ 初美「んんっ」 京太郎「――いやって言っても、はなしてやらないからな」 初美「……はい」 京太郎「あ、しまった」 初美「どうかしたのですか?」 京太郎「向こうで伝える予定だったのに……悪い、さっきの忘れてくれ」 初美「むぅ、なんですかそれっ!」 京太郎「いてっ、暴れんな!」 初美「ぜったいに、ぜーったいに忘れてなんか上げないのですよ!」 京太郎「わかった、わかったから暴れんなって!」 『エンディング――あなたの傍で』
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「・・・と、いう訳です。」 「・・・そだ・・・」 「え?」 「嘘 だ ッ ッ ! !」 シンの目の前には、泣きながら全身を怒りに震わす中年の男が居た。 泉そうじろうその人である。理由はもちろん・・・ 「こたながッ!こなたにすきなひどがsjftあせふlじこ;@」 「ちょ、ちょっと!落ち着いてください!!」 まったく厄介な依頼を引き受けたものである。 当初のシンの予想通り、こなたの件を聞いたそうじろうはやはり激怒した。 まぁあれだけ溺愛しているのだから仕方ないといえば仕方ないのだが・・・。 それにしてもこの怒り様は異常である。このまま相手を撃滅しそうな勢いだ。 「俺はあくまでもこなたの友達から聞いた話をいっただけですよ! あいつ本人から聞いたわけじゃ・・・」 「いや、かがみちゃんが言うんだから間違いない… ちくしょう…ちくしょぉぉぉおおおおーーーーーー!!」 これはもう駄目かもしれない。シンの瞼には、そうじろうさんにフルボッコされる男子の姿が浮かぶ。 可愛そうに…こなたに好かれた為に・・・。そう思い少しその男子に同情すら覚えた。 「シン!!」 「…はい?」 「君に第二のミッションを与える。その男を突き止め…俺の前につれて来い!!」 「え!俺が、ですか…」 「シンならやってくれる、よね?」 「いやでも…」 「よね?よね?」 「…わ、わかりましたよ。やればいいんでしょ、やれば!」 「戦果を期待する!!」 鉈でも隠してそうなその雰囲気に、嫌という選択肢はシンには残されていなかった。 普段温厚な人ほど、怒ったら怖い。その意味を今深く理解したシンだった。 書斎を出て居間へ。そこにはゲームに興じるこなたとゆたかの姿が。 「あ、シンお兄ちゃん。おじさんと何話してたの?」 愛くるしい笑顔で問いかけてくるゆたかに、シンは苦笑いであいまいな返事をするしかなかった。 「い、いや~、まぁその、色々と。」 「駄目だよゆーちゃん、男が二人で話しこむっていったら…ねぇ?」 ゲームをする手を止め、こなたが目を細めてこちらを見ている。 「なにがだよ、何が。」 「フッフッフー。さぁてねぇ」 「???」 頭上に『?』を浮かべるゆたかと、いやらしい笑い方をするこなた。 誰のせいでこんな面倒なことを背負い込んだのか・・・ 今すぐぶちまけてやりたかったが・・・そこは我慢してため息にすり替えた。 「ッ・・・ハァ~・・・もういい・・・」 それっきりにして自室へ戻ろう。そう思い居間を出ようとした時だった。 「あ、シンお兄ちゃん!」 ゆたかの声にシンは足を止めた。 「ん?何だゆたか?」 「うん、えっとね、明日なんだけど・・・」 なぜか言い出し辛そうなゆたかに変わって青いアホ毛のちんちくりんが続きを語った。 「あたしとゆーちゃんで明日お弁当作るんだけど、シンの分もつくってあげようか?」 「うん、もしシンお兄ちゃんがよかったら、だけど・・・」 「弁当か・・・」 意外な申し出だった。ゆたかもこなたも料理については全く文句のつけようが無いため、味の保障は十二分にある。 さらに、シンの今の財布の中身を考慮すると少しでも昼食など出費は抑えたかった。 (特に断る理由も無いか・・・) シンはその申し出を受け入れることにした。 「ああ、じゃあついでによろしく頼むよ」 ゆたかの嬉しそうな顔と、終始ニヤニヤのこなたが印象的だった。 ―――翌日。 (弁当か・・・) 鞄の中にはこなたとゆたかが早起きして作った弁当が入っている。 長いこと一人での生活だったシンにとって、誰かに弁当を作ってもらう事はある意味で新鮮だった。 不思議な感覚だな。そう思いながら靴箱で靴を履き替える。 「お、あの後姿は?」 紫の長い髪を二つに結んだツインテールが、シンの少し前を歩いていく。 「おーい、かがみ」 「え・・・あ、シン・・・」 振り返ったその顔は、柊かがみその人だった。 が、その顔はいつもと少し違った印象を受けたのはシンの気のせいだろうか。 「オッス。どうした、元気ないな」 「別に・・・そんな事無いわよ」 「そうか?俺はてっきりお菓子の食べすぎかと・・・いや悪い!冗談だ!」 いつもなら、ここで確実に鋭いツッコミが入ってくるところだった。 もちろん、シンもそれに備えて防御の体制をとっていた。しかし。 「そうかもね。それだといいんだけど。」 「え?あ、ああ・・・」 やはりおかしい。ここ最近、かがみに元気が無い。 シンといえど、それぐらいは気づくのだ。 「なぁ、本当にどっか悪いのか?」 「別に。何とも無いわよ」 「そんなわけないだろ、何か変だぞ?」 「何とも無いって」 「いやでも・・・」 「だから!私は何でもないって!!」 昨日の今日で、まだ心の整理も出来ていない。 その状況で好きな男に自分を心配される。かがみにはそれが耐え難いものだった。 そんな中、募った不安や不満が大きな声となって出てしまった。 「なんだよ、なんでそこまで怒るんだよアンタは!?」 売り言葉に買い言葉、シンも声を荒げて答える。 無論、シンにその理由は分からないのだから、シンからしてみれば大声を出されるいわれ等ないのだ。 「ハッ!人が心配してるのにその態度はないだろ!もういい、勝手にしろ!」 そう言ってかがみに背を向け、逆方向に歩いていく。 背中で何か声がしたが、シンは聞こえないことにしてその場から立ち去った。 「クソッ!なんなんだよあいつは・・・あ、これ美味いな」 シンは今朝の出来事に怒りながらもしっかりと弁当は味わっていた。 「おーっすシン、飯食おう…って、なんだ今日は弁当か?」 「白石」 「いいねぇ、愛妻弁当か。かー、俺も作ってもらいたいもんだ」 「そんなんじゃない、ついでに作ってもらったんだよ。」 「ついででそこまで作ってくれるとは、お前の嫁さんは働きものだねぇ」 昼食はいつも売店な白石の冷やかしを受け流しつつ (やっぱりこなたの玉子焼きは美味いな。) そんな事を考えながらこなたとゆたかの弁当をモリモリ食べる。 * 「食った食った。」 白石のしょうもない世間話やバイトの愚痴を聞きながらでも、弁当は美味かった。 (出来ればたまに食べたいな・・・) 弁当を包みながら白石と雑談をしていた時・・・ 「おいウサ眼!」 聞き覚えのあるその声。というかシンをそう呼ぶのはこの学校でも彼女だけだろう。 「みさお・・・と、あやのさん?」 昨日と言い今日といい、どうしてこう白石と話していたら来客があるのだろう。 白石には時報ならぬ呼び鈴のような特性でもあるのか? 「アスカくん。ちょっといいかしら?」 意見するといつものようにニコニコしているが、その眼は・・・笑っていない。 ちなみにみさおはいつものままだ。 「俺はいいですけど、白いs」 そこに既に白石の姿は無かった。相変わらず、奴には厄介ごとから逃げる素晴らしい能力があるのだろう。 「ここじゃあ何だから、ちょっと表で話しましょうか」 「ウサ眼~覚悟しろよ~?」 「みさちゃん」 「・・・悪いあやの…」 なんだ、今度は何が起こるんだ・・・シンの第六感が、この先起こるであろう面倒ごとにビンビンに反応していた。 * 「で、話っていうのは?」 シンの言葉に振り向いたあやのに、先ほどまでの笑顔は無かった。 「あなた、柊ちゃんに何をしたの?」 その眼には怒りの感情が見て取れた。 =続く= 戻る
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元スレURL 【安価】あなた「怖い話?」 概要 安価で語る幼馴染?の怖い話 ……本当に? タグ ^上原歩夢 ^あなた ^短編 ^安価 ^ホラー これ即興で作ったとか信じられん…… -- 名無しさん (2021-01-14 08 06 24) 名前 コメント