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柳茜、幸村カヤ、夢崎麻也、祠堂統、月宮香蓮は洋風庭園へとやってきた。 不気味な霧の中ではあるが、庭園の入口には赤や白の薔薇が鮮やかにアーチを彩っている。 「わぁ、綺麗な薔薇だね。妖精さんいるかな~?」 「うん居るといいね…さてと、僕は庭園内を探索して来るから、皆手入れの仕事がんばってね。」 まるで散策でもしているように、ゆったりとした足取りで薔薇のアーチを見上げながらくぐる麻也と香蓮だったが、香蓮は爽やかな笑みを浮かべ、一足先に庭園の奥のほうへと歩いていった。 「え?あ、はいっ!月宮さんも頑張ってくださいっ!」 一緒に依頼をこなすものと思っていたカヤは一瞬瞠目するが、軽く片手を挙げて見送った。 丁度そんなやり取りをしていると、背後から初老の男性が手押し車を押してやってきた。 「おーおー、若いもんが集まってくれて嬉しいねぇ。 わしが市倉だ。・・さっそくだが、時間がもったいねぇから説明するぞ? まずは植木の下の雑草を抜いて、薔薇の根元の土を盛りなおし、あとは水遣りと枝の選定と、噴水の落ち葉とりだな、ざっとこんな感じだが・・わしはちょっこし噴水の水を止めてくるから作業をしててくれや。」 市倉は道具や仕事の説明をすると、一度水道管の方へと去っていった。 「・・・えーっと・・・、ちょっと想像より仕事量が多いんですけど。 これって他の場所より確実にハードじゃないですかね?」 思った以上の仕事量に思わず茜がぼやくと、統も小さく息を吐いた。 「まぁ、やるといった以上やるしかないだろ。 幸い月宮さんが一人で探索してくれてるし…」 「ほれほれ、ぼさっとしてねぇでさっさと仕事しろ~。日が暮れちまうぞ!」 最初は控えめだった(?)市倉だが、ぶんぶんとタオルをふって声を上げていた。 腰が痛い、というのはまるで嘘のような元気ぶりだ。 ◆◇ そんなこんなで、皆が汗をかいてがんばっている中、香蓮は噴水を調べていた。 「ん?これは・・・」 噴水の水が止まった瞬間、石でできた噴水の先に光る玉のようなものを見つけた。 どうやらガラス細工のようだが、さらによく見ようと近づいたところにタオルで汗を拭きながら市倉が歩いてくる。 「おお、見つけたのか?綺麗だろう? 月が丁度この噴水の真上に昇ると反射して妖精の姿が映し出される様になってるんだ。 今日みてえな霧も、雲もない、しかも満月位のあかりじゃねぇと綺麗にでないからそう沢山の人がみられるわけじゃあねえんだけどな。 お陰で誰が言い出したかしらねぇが、妖精に会えば良い事がある、なんつー噂もあるみたいだな。」 「へえ、噂の妖精さんの正体はガラスの映写だったんですね・・・。 本物の妖精が見られなかったのは残念だけど、これはこれでロマンチックだね。」 依頼【庭園の手入れ】を達成! 噂【妖精の贈り物】を完成、真相を解明! 戻る
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最終ポイント結果 烏月揚羽:依頼P:2679 行成ハナ:依頼P:2593 白神凪:依頼P:2524 六角屋灼:依頼P:2400 桐石登也:依頼P:2375 瀬名波那智:依頼P:1080 藤八沙耶:依頼P:2275 東雲直:依頼P:2306 柳茜:依頼P:2638 天瀬麻衣:依頼P:2465 桜木有布:依頼p:2170 日野守桜:依頼p:2090 向坂維胡琉:依頼P:2408 祠堂統:依頼P:1990 福良練:依頼P:2519 蛇姫神紗咲良:依頼P:1845 鬼ヶ原空:依頼P:1815 志島武生:依頼P:2369 甚目寺禅次郎:依頼P:2224 板垣勝猛:依頼P:2614 寒河江由加:依頼P:1845 幸村カヤ:依頼P:2275 日浦博樹:依頼P:2320 月宮香蓮:依頼P:1770
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喜屋武「そういえば、村のみんながいろいろと困ってて、よかったら手伝いお願いします!」 依頼一覧 失踪した恋人の手がかり(進行不可能) 不幸そうな男『失踪した恋人を探しています。 3年前、二人で真夜中に海岸沿いで逢引をしていたんです。 ちょっと口論をしてしまって、彼女を置いて先に家に戻ったんですが、それ以後彼女は家にも帰っていなくて…。 せめて彼女の手がかりだけでも欲しいんです、どうかお願いします』 『結局ハンターってこの程度なんですね。失望しました、もう頼みません』 依頼達成:依頼失敗 毒クラゲに復讐(達成!) 無茶する漁師『毒クラゲにやられた!海岸沿いで詩を作ってたら、刺されちまったんだ! ハンターなら、簡単にやっつけれるよな!?海岸に平和を再びもたらしてくれ!』 『さっすがだな!これで俺の怒りも晴れるぜ!』 依頼達成:100ポイント 漁の手伝い(達成!) 気風のいい漁師『なんでもアンタらが滞在中の魚が無いみてぇでな。 まあ自給自足っつーわけだ!手が空いてたら、港まで来てくれよな!』 『俺っちも大満足さ!』 依頼達成:150ポイント 魔物の生態調査(達成!) 双三『よかったら栄命島の周辺に棲息する魔物の生態の調査をお願いしたい。遭遇して倒せば、大体のパターンとか弱点はわかると思うよ』 生態調査完了: コーラルジェリー コーラルジェリー(大) ジャッキ 海木樹 骨クジラ 盲アンコウ グレートマム ジンベエ 5種類の魔物討伐達成:100ポイント(達成!) 8種類の魔物討伐達成:200ポイント(達成!) 揺らぎの炎(達成!) 大城『そういえば、わしのひい婆さんは栄命島出身らしいのだが、水の中でも消えない“揺らぎの炎”という物がその島にはあるらしい。ひい婆さんもその更に爺さんから聞いたわけで、真偽はわからん。もし見つけたら、一度見てみたいから回収しておいてくれんかの』 大城の奥さん『これが揺らぎの炎かい。よくわからんもんだねぇ…』 依頼達成:200ポイント 頑丈な木の皮(進行不可能) 村長の奥さん『あんたたち!雨風で壊れた屋根の修復に使いたいから、よかったら頑丈な木をとってきてくれないかね?ここら辺で取れる木は、流木やあまり強度がないから、魔物になるね。栄命島の海中には、海木樹という魔物が住んでいるらしくてね。倒せば、表面の木の皮はだけは消滅しないで残す珍しい魔物だって双三が言ってたよ! そうさね、10個くらいあれば十分だが、あればあるほどいいかな』 『まあ最低限は集めてくれたし礼を言うよ』 海木樹を10体倒す:50ポイント(達成!) 海木樹を20体倒す:依頼失敗 海木樹を30体倒す:依頼失敗 最奥の地へ(達成!) 双三『骨クジラを倒せた君達に、もう一回骨クジラの討伐をお願いしたい。できればサーチアイを駆使してくれるとうれしいんだけど…。 できれば、遺跡の中にいる骨クジラで頼むよ。前回の住処だと、骨クジラの調査にならないしね』 骨クジラをサーチアイを使って討伐:200ポイント 隣国の脅威(強制中断) 漁師の男『な、なんかアンタらの船以外にも、変な船が入ってきたぞ…ヒエッ飛鳥の軍船だ!戦争でも仕掛けにきたんか!?恐ろしいからちょっと調べてくれ!』 飛鳥の軍人と会話(どういう経路で行くかはシークレット):100ポイント 神崎信の依頼(強制中断) 神崎『お前達に調査の依頼をする。前回発見できなかった番場佑を探し出し、私の所に連れてこい』 番場佑を宿酒場「民羽」に連れていく:500ポイント 火の手の謎(達成!) ギルド『集落全体から、雑貨屋タイショー全焼の謎の調査を依頼されています。放火なのかただの火の不始末なのか、確認してください』 喜屋武『今でも田中まゆみさんの実の父親がそんなことをしていたなんて…ちょっと整理できませんね色々と』 ※指定箇所を全て巡った 漣港、村長の家、村はずれの家、宿酒場「民羽」、番場佑の家の五箇所を巡った後、イベントチャット中に洞窟へ向かい、一定時間までに貸しボートを借りる:200ポイント ☆全ての依頼は、依頼達成時、依頼達成者以外は半分のポイントが振られます。 他のポイント獲得方法 戦闘勝利 30ポイント 魔物に弱点攻撃 3つの魔術・特殊技使用の選択の中に、敵が弱点とする魔術があれば戦闘勝利ポイントが45ポイントに 回復 体力・魔力・技力を回復した場合、1回毎に+5ポイント 主に戦闘方面に行かないと活躍できないと思われます。 救助 回復が間に合わず、救助に向かった場合、無事に拠点まで戻ることができれば+10ポイント 調査完了 以下の調査個所の探索を完了する。 完了の仕方は、 1・魔物を全部倒す 2・トラップ等があれば解除する 上記二点を達成していれば完了となる。 海上…達成!…15ポイント 海中…達成!/後編…40ポイント 遺跡A郡…未達成…150ポイント 遺跡B郡…未達成…250ポイント 遺跡最奥…未達成…500ポイント ???(シークレット) 1つ目(雑貨屋タイショーの全焼前に店主から話を聞く)…15ポイント 2つ目(水鏡の早期救助に成功)…50ポイント 3つ目(呼び戻される前に海上・海中の調査を完了している/後編)…100ポイント 4つ目(気が動転した民羽六三郎の自殺を阻止/後編)…175ポイント 5つ目(美澄との賭けに勝った)…350ポイント 6つ目…(民羽と港を回った後、神殿最奥でランマー撃破…失敗 7つ目…(邪神ランマー戦で、双三のターンになる前に双三を倒す…失敗 ☆調査完了・及びシークレットは達成時、全員に同ポイントが振られます。 戻る
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始祖の悪魔・ブランディッシュ撃破 ―始祖の悪魔、ブランディッシュをこうも早く倒すとは…感心したぞ― 「それはともかく、早く助けた子を解放してやってよ!」 拠点に戻った四人は、エストレアに手に入れた4つの宝玉を渡すと、それを解放する。 光に包まれ、そこには蒼氷カノン、牧本シュウ、紫堂陽人、尸黄泉の4人が出現していた。 「…一体、何事ですか…?」 「美澄少尉、ご無事ですか!」 「くらえっ!ヒートウェーええええ!?」 「どうも~、今日は時事ネタっちゅーことで、監獄。つまりプリズンとワイが食べてるプリンを合わせた漫才でお送りします~。ってさすがにプリンとプリズンは無理があるやろ!?」 4人はそれぞれ驚いて辺りを見渡した。 ―まだ始めの1体目の悪魔を倒しただけ。これからも、新たな者達と共に精進するがいい― 困惑する4人にもエストレアは声を届けると、そのまま眠りについた。 ひとまず彼らにこれまでの状況を説明し、新たな協力者を得たのだった。 始祖の悪魔・シルバーヴァンデット撃破 ―始祖の悪魔、2体目も倒したか― 「これで文句ないでしょ、エストレア」 拠点に戻った四人は、エストレアに手に入れた3つの宝玉を渡すと、それを解放する。 光に包まれ、そこには九重匠、風見次郎、義貴つつじの3人が出現していた。 「…いくら俺でも、不思議な空間にワープする力は持ってないいないんだが…」 「…あれだけ色々あったしな。もう慣れたぜ…。なぁ、お前さん達」 「ん?どこ、ここ?」 3人は驚きもあるが、すぐに理解した。 また不思議な目にあわされた、と。 ―2階層目は水獄の階層。悪魔アスクレピオスが支配する海域だ― 3人を遮るようなエストレアの声があたりに響いた――。 ≪ツヅク≫
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■ 魔物 人間や動物を遙かに上回る生命力、身体能力、及び魔力を持つ生物の総称で、温和なものから獰猛なものまで多種にわたります。 大きさも愛玩動物程度の小型なものから恐竜を思わせる巨大なものまで様々で、無機物や植物のような魔物も確認されています。 無機物系や植物系の魔物は魔力の副産物、動物系の魔物は突然変異等と言われていますが、詳細は不明です。 中には生殖能力を持つ魔物も存在しますが、魔物の起源は何か、それは遥か昔から調査されてはいるものの、分かってはいません。 魔物は心臓の変わりに核を命の源として活動しており、大和のいたる所で見ることが出来ます。 大和の魔物は飛鳥・出雲と比べまだ温厚な魔物が多いですが、それでも蒼は魔物の宝庫とも言える地域で、 いまだ未確認の魔物も多く存在していると言われています。 ハンターギルドによる警備もあり、都市部周辺には凶暴で強力な魔物はいませんが、 蒼だけは特別で安全区域、危険区域、特別危険区域と、出没する魔物の強さに応じて区画分けされています。 最も強力な魔物の出現する特別危険区域では、腕利きのハンターでさえ命を落とす事もある程です。 ■ 魔獣 知能を持った魔物が主にこう呼ばれます。 あくまでも知能というのは一例であって、知能が低くとも太古の凶悪な化け物などは魔獣と呼ばれる事が多いようです。 伝承の悪魔や竜も、魔獣と呼ばれる一種です。
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ストーリー概要 ラウム神殿第一区画攻略 ○メンバー:東雲直・祠堂統・福良練・幸村カヤ 三手に別れ、長い一本道の通路を進む一行は、最奥で台座の上に場違いなコンピュータを発見する。 そのコンピュータに近づいた時、統が見覚えのある気配を察した。 黄泉と志度。その二人と対峙した四人は、交戦を開始する。 何とか猛攻を掻い潜るが、交戦中に悪魔ベレトが横から乱入。 ベレトの一撃は志度を貫き、黄泉は直をかばい、地に伏せた。 ベレトを何とか撃破した貴方達だったが、空間を裂いていつものように逃亡を計られる。 仕方なく、貴方達は黄泉と志度を助けるべく、彼らを連れて飛行船へと戻ったのだった。 ※報酬:10000円 ※チャレンジ:ベレトの1ターン撃破(煌石+3/達成) ラウム神殿第二区画攻略 ○メンバー:烏月揚羽・向坂維胡琉・日野守桜・志島武生 三手に別れ、長い一本道の通路を進む一行は、最奥で台座の上に場違いなコンピュータを発見する。 そのコンピュータの前には、包帯の男が待っていた。 魔装Fジェネレーションを使いこなす包帯の男だったが、猛攻により包帯の男を圧倒する四人。 彼を倒したものの、彼の張ったパソコンへの魔結界によりパソコンが破壊される。 しかし、そこに零と思しき声が響き、パソコンを元通り何もなかったかのように修復してみせた。 貴方達は喜びの束の間、思い通りにならない事に包帯の男は逆上し、一番近くにいた維胡琉の首を氷の刃で掻っ切ろうとする。 それも成功はせず、維胡琉はベレトの槍によって空間を転移させられ近くの安全な場所に。 一方の包帯の男は、魔槍により無数に貫かれ、絶命して砂と化した。 最後まで分かり合えず、横から邪魔をされた後味の悪い結果を残し、それでも先へ進むためのキーパネルを押して戻ったのだった。 ※報酬:10000円 ※チャレンジ:包帯の男の1ターン撃破(煌石+3/成功) ラウム神殿第三区画攻略 ○メンバー:桐石登也・藤八沙耶・天瀬麻衣・鬼ヶ原空 三手に別れ、道を長い一本道の通路を進む一行は、最奥で台座の上に場違いなコンピュータを発見する。 そのコンピュータのロック解除キーを押して解除する一行。 そして登也の中に憑く悪魔ウバルの進言により、入口のエレベータ前にいるメンバーの手助けをするべく急ぎ戻る貴方達だった。 しかし、突如魔力の気配と共に、大量の地雷があたりに出現する。 それはかつて仲間だった傭兵達と同じように、真田斎の時と同じように。 カッツェを『食った』魔導使い、ランツィラーの新たな能力だった。 辛くも耐えきった四人は、ランツィラーが出現させた特殊な状態異常を引き起こす魔花により大苦戦を強いられる。 だが天瀬麻衣を起点とし、桐石登也がランツィラーの鉄壁の鎧を剥がし、鬼ヶ原空と藤八沙耶の一撃によりダメージを与える事に成功する。 直後に反撃に出たランツィラーにより全滅しそうになるも、ランツィラーが突如何かを気にしたような素振りを見せる。 見逃された。 そう感じずには思えない貴方達は、暫くした後、動けるまでに自然治癒をした後、きちんとした手当をするべく飛行船へと戻るのだった。 ※報酬:10000円 ※チャレンジ:ランツィラーを撃退する(煌石+3/成功) 最終決戦 ○メンバー:白神凪・柳茜・深海将己 他の3組がロックを解除したエレベータに乗り、上へと向かう一行。 到着した場所には、巨大な機械装置の前に神崎信が一人、待っていた。 彼はその機械装置、気象制御装置ハルフェを起動させるため、時には会話をし、そして彼の力では既にこの3人に勝てない事は分かり切っていたものの、戦闘を行い時間を稼いだ。 神崎を倒すことに成功するものの、気象制御装置は起動してしまう。 しかし、何も起こらない。 それどころか、神崎は後は好きにしろという始末。 好きにするために、何とか止めれないかと探ろうとした時、3人の背後に魔導使いランツィラーが立っていた。 彼は魔導の力で深海将己の奥義の精霊をも防ぎきれない妨害を行うと、持っていたトライデントを剛投し神崎ごと気象制御装置のモニターを貫いた。 神崎は気象制御装置を起動させ、魔王竜アドラメレクの存在する異次元への道を開くためにこの気象制御装置ハルフェを起動しようとしていたのだ。 それがランツィラーの気に障ったようで、裏切り者として処分される神崎。 そして零と呼ばれる少年も、神崎の命令を無視してランツィラーと共に去っていった。 一方で、残った者達は気象制御装置の暴走を食い止めるべく、防衛モードに移行したハルフェに立ち向かう。 劣化コピーの力で、何とか即死から一時的に蘇った神崎が、水鏡流星の人格だけコピーし手助けをさせたり、死んだ包帯の男のものだったF・ジェネレーションのパーツの一部を将己へ渡したり、白神凪に憑いた悪魔ラウムが手助けをしながら、最後は柳茜、凪が気象制御装置自体を破壊し、異常気象を止めた。 こうして大陸に平和が戻ったかと思われた矢先、気象制御装置が発動した極小規模のブラックホールが発動を止めない。 成す術もなかった貴方達を、最後の神崎の命を受けた水鏡が、悪魔ベレトの力で全員を飛行船エリュシオンの前に転移させ、事件は幕を閉じた――。 ※報酬:20000円 ※チャレンジ:神崎信を行動前に倒す(煌石+1/成功) 戻る
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名前 HP増減 獲得P 向坂維胡琉 HP-162 635P 六角屋灼 HP-44 635P 藤八沙耶 HP±0 635P 志島武生 HP±0 635P 祠堂統 HP±0 635P 桐石登也 HP-166 635P 鬼ヶ原空 HP±0 635P 甚目寺禅次郎 HP±0 635P 福良練 HP±0 635P 行成ハナ HP-115 635P 烏月揚羽 HP-227 635P 幸村カヤ HP-88 635P 白神凪 HP±0 620P 深海将己 HP-66 620P 天瀬麻衣 HP±0 620P 東雲直 HP-130 620P 日浦博喜 HP-118 620P 柳茜 HP-86 620P 日野守桜 HP±0 620P ◆鬼ケ原、甚目寺、祠堂、桐石 ◎チェックポイントにて調査を完了する:+15P ◆六角屋、向坂、志島、藤八 ◎チェックポイントにて調査を完了する:+15P ◆福良、幸村、烏月、行成 ◎チェックポイントにて調査を完了する:+15P ◆イベント参加者全員に配分 ◎シークレット依頼【紫の霧】達成ポイント:+250P ◎噂を一つ完成させる:+50P×1 ◎噂の真偽を確認する:+100P×1 ◎シークレット【水島七恵の正体】:+150P ◎シークレット【全施設制覇】:+50P ◎シークレット【消された文字】:+20P
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コガラシ プロローグ 前編 中編
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エピローグ~one year later…9~ 蒼ギルドから出発した次の日。 甚目寺禅次郎と小此木剛毅は、危険区域のとある民家へと来ていた。 この辺りの魔物が凶暴化し、危険区域に指定されたのが先月。 周辺の住人の退去率は1割弱。 危険区域に指定されたので、すぐに退去してくださいと言われても、転居手続き等様々な問題が積み重なる。 国から支援金は出るが、余程現在の暮らしに満足していない者でなければ退去しない者が殆どだ。 そのため国からの支援金を村で持ち寄り、ハンターに周辺の魔物掃討や警備をお願いする場合が多くなっている。 「しかしまァ、蒼も物騒になったもんだな」 「蒼全土の8割が危険区域、もしくは特別危険区域ですからね…魔物掃討の依頼もここ3ヶ月で7割以上ですし、実績を積むなら蒼ギルドに所属するという人が増えていると聞きますが…」 禅次郎は斜め前先を歩く小此木を見る。 Aクラスハンターであり、雷神の異名を持つ小此木剛毅。 影では戦闘狂と言われるほどのバトルマニアでもある彼が、近年増えてきているとは言え蒼特区ギルドより魔物の質が落ちる蒼ギルドに移籍したのはなぜか。 一時期そういう疑問が浮かんではいたが、何回か依頼を共にすることにより、禅次郎には彼の人となりが見えてきた気がしていた。 「ふぅん…ま、お前みたいな奴も中にはいるみたいだな」 「はは…」 禅次郎は苦笑を浮かべた。 紅ギルドから移籍し、蒼ギルドに来た彼もまた、今自分が言ったように実績を積むために蒼に移籍したわけではない。 今日の依頼も魔物退治ではあるが、彼の目的はそうではなかった。 とある民家の扉をノックすると、「どうぞ」と返事が帰ってくる。 「お邪魔します」と断り、扉を開け足を踏み入れると、そこには二人のハンターの姿があった。 「よく来たね。歓迎するよ」 「これでも忙しいんだ。とっとと依頼内容を言えよ」 「相変わらずだな小此木剛毅…。それに依頼を受けてくるのは、甚目寺だけだと聞いてたんだが…」 「いいじゃないか兄貴。説明をするから、とりあえず椅子にでも座ってくれ」 小此木と禅次郎を迎え入れたハンターの二人。 それは砂川亮太・瑛太の兄弟のハンターだった。 ☆ 「変な魔物がいるだと?」 訝しそうな眼で、ハンター兄弟を見る小此木。 対して禅次郎は真剣に話を聞いている。 「だからお前は来なくてもよかったのに…」 「兄貴、前に小此木に魔物と一緒に攻撃された事、まだ根にもってるのは分かるけど抑えて…」 「そんな事してたんですか?」 「しらねェな」 話を戻す、と亮太が言い、説明を再開した。 「そうだ。一応仮に魔物と説明してはいるけど、おそらくは幽霊の類だな」 「俺も兄貴も霊感があるから、結構そういうものと遭遇することがあるんだよ」 「だから小此木、お前は必要ないぞ。どうせ役に立たん。怪異に遭ったことがあると聞いた甚目寺だけでいい」 「あ?」 「兄貴…魔物退治もあるから、小此木はいた方が…」 「いや、こいつは外す。また魔物と一緒に攻撃されてもたまらんからな」 「本当、執念深いぞ兄貴…」 やれやれと言わんばかりに、鼻で笑い大げさに両手を開く小此木。 その様子に頭にきたのか、亮太が更に言葉を捲し立てる。 「何がおかしい?お前のそういう態度が、他の奴から嫌われているんだよ!どうせ砂金も、事故じゃなくお前が殺したんじゃ――」 ガン!とテーブルが思い切りひっくり返った。 小此木が蹴り倒したのだ。 彼は無言で、亮太を睨みつけるように見る。 「…悪い小此木、兄貴の失言だった。兄貴も少し落ち着け、こいつのせいで病院送りになったのは腹立つかもしれないけどさ」 「あの、とりあえず話の続きを」 「おっとそうだったな。悪い甚目寺、説明は今度は俺からするよ」 一部は険悪な空気のまま、話が再開された。 纏めると、退治すべき魔物の中に一体、後方から見ているだけの魔物がいるらしい。 そしてその魔物は、魔術を当てても特に動じる事はなく、いつの間にか消えているとの事だ。 砂川兄弟が怪異も絡んでいると判断し、ギルドに魔物退治の応援がてら、依頼をしたという事らしい。 「とりあえず、チーム分けは俺達兄弟、小此木と甚目寺でいいか?俺達は魔物掃討、甚目寺と小此木はその不思議な魔物だけを狙ってくれ」 「わかりました」 「おい、怪異に遭ったことがあるっていう甚目寺はわかるが、俺達がその魔物を狙った方がいいんじゃないか?」 「それはそうなんだけど…察しろよ兄貴…」 「と、とにかく現地にいきましょう。ここから近いんですよね?」 4人は移動を開始する。 山道を走る車の中、悪い空気を打破しようと瑛太が禅次郎が持つブレスレットに気付いた。 「あれ、甚目寺そのブレスレットってお前の魔導具か?」 「いや、魔導具じゃないだろ。そこまでの力は感じないぞ」 「でもなぁ…武器とかとも違う感じが…」 さすが霊感兄弟、と思いながら、禅次郎はまず首を横に振り否定する。 そしてブレスレットを見て。 「ちょっととある知り合いから貰いまして」 「エストレアか」 「エスト…なんだって?」 「また小此木がワケわかんないことを…」 ブレスレットの話は、小此木にもしたことが無かったためよく気づいたな、と驚きの視線を送りつつ、どう説明したものかと砂川兄弟を見やる。 この二人は、エストレアという竜を知らない。 そのためそれ以上は語らず、また今はエストレアとの最期を語る時間も無かったため「それについては今度」と小此木を納得させた。 車から降りた後も他愛もない会話をしつつ、山道を更に進んでいく。 「お二人さん、ここが目的のポイントだぜ」 「8…いや9か。獣にしては手際がいいじゃねぇか」 先導している瑛太が、すぐ後ろを歩く禅次郎と小此木に声をかけた。 すると待っていたと言わんばかりに、突如四人を取り囲む亜人タイプの魔物。 それらも見た事の無い種であったが、それとは別に後方に一体。 小此木が言い直した数の9体目。 「…あれですね」 「ああ。おそらく幽霊の類だと思うんだが…」 亮太が言い終わる前に、急に辺りに雷光が迸る。 そしたら一瞬で辺りの魔物は消滅し、その一体だけが残った。 亮太は驚きから怒りの表情へ、その顔は小此木に向けられた。 「小此木ィ!またお前は勝手に…!」 「あれは…!」 怒号を遮るように、瑛太が9体目の亜人を見た。 その亜人の体はバチバチと雷を奔らせ、一瞬狼狽した様子を見せる。 禅次郎は「成程」と言うと、手帳を取り出して確認をする。 「機械を使いこなすなんざ、人間みたいな亜人もいたもんだ」 その亜人は消えた。 他の亜人がやられたからではないのだろう。 おそらく、正体を見破られたから。 「お、おい!わかるように説明してくれ!」 他の亜人の殲滅という仕事を取られた亮太が、二人に問いかける。 説明は禅次郎の口からされた。 「以前、葵方面で出回っていた機械ですね。その時も幽霊騒ぎになりましたが、実際は機械によるホログラフだったようです」 「ホログラフだァ?」 「はい。それを小此木さんがスキャンしてみて把握したというのが、今の形です」 改めて説明をしつつ、禅次郎は小此木の規格外っぷりを理解する。 要は雷光でダメージを与えつつ、サーチアイをかけているようなものだ。 サーチアイは魔術だから、あまり機械の幻影等の把握は難しいが、彼にとってはそんなものはお構いなしらしい。 なぜ禅次郎とよく同行してくれるのかは謎だが、一緒の時はその能力に助けられている。 「は、はあ。まあつまりその機械を見つけて壊せば、一件落着ってことか。幽霊ではない…ってことか」 「そうなりますね。小此木さん、場所は分かりますか?」 「あっちだ」 小此木が指し示す方角へ、全員は歩き出した。 あくまで小此木が感じた電磁波の把握のため、魔力とは違い機械を放って逃げられてしまっては、機械を動かしていた本体の撃破はできない。 「まあ、その時は破壊すればいいんだろ?」 「い、いいのかな…」 簡単に破壊という瑛太に苦笑を浮かべる禅次郎。 おそらく安い機械ではないはずだ。 そんなものを簡単に壊してもいいのだろうか、とも思ったが、ここは依頼主である彼らに判断を任せる事にした。 だが、そんな事よりも禅次郎には気にかかる事があった。 「…」 「どうした?」 「いえ、杞憂だったらいいんですけど…」 禅次郎も霊感自体は有る方ではないが、亮太と瑛太のいう事が事実なら、霊感で幽霊と判断したような印象を受ける発言だった。 それなのに、今はそういった感じは全くなかったし、亮太と瑛太もこちらの機械発言に納得してしまっている。 少々妙だ。 その引っかかりがまさか大事件になるとは、今の四人には思いもしなかった。 ◆砂金美作 異次元帰還後、とある依頼で嵐の日に、子供を助け庇った時に崖から落ちて急流へと放り込まれる。 捜索もされたものの、以後彼の姿を見た者はいない。 ◆小此木剛毅 異次元帰還後、砂金と共に受けていたとある依頼を機に蒼ギルドへと移籍した。 禅次郎だけでなく、桐石登也の稽古にも付き合ったりと、面倒見がよくなったという噂があるが、真偽は不明。 ☆ 「…で、その後はどうなったのだ?」 「続きは今書いてるよ。今回の話の小説を持ち込んだら、とりあえず後編を読んで面白ければ掲載するって言ってくれたしね」 それから数か月後。 禅次郎は恋人である藤八沙耶と電話で近況報告をしていた。 あの時の幽霊騒ぎを参考にした小説を執筆し、とても小さな出版社ではあるが、面白い、後編も読んで判断したいと言ってくれた事だけを報告。 本当なら先の事も話たくはあったのだが、彼女も本という媒体で見たいと言ったため、これ以上の話は語らない事にした。 昨年の事件と比べると、ほんの小さく不思議な怪異。 だが、確かにそこにあった怪異。 禅次郎は、これからもそういった類の依頼を受けて、体験し、それを元に小説を書いていくのだろう。 ◆甚目寺禅次郎 異次元帰還後、蒼ギルドへと移籍する。 そこで依頼の傍ら、ホラー系の小説作家としても活躍する事になっていくのだが、それはまだ先の話。 そしてそうなるにつれ、ハンターとしての活動も少なくなるが、こういった調査にはハンターの肩書は便利なため、小説家として生活出来るくらい売れるまでは続けていくのだろう。