約 26,235 件
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/2129.html
アルカナフォースVI-THE LOVERS(OCG) 効果モンスター 星4/光属性/天使族/攻1600/守1600 このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、 コイントスを1回行い以下の効果を得る。 ●表:「アルカナフォース」と名のついたモンスターを生け贄召喚する場合、 このモンスター1体で2体分の生け贄とする事ができる。 ●裏:「アルカナフォース」と名のついたモンスターを生け贄召喚する事はできない。 アルカナフォース アルカナフォース補助 ギャンブル 下級モンスター 光属性 天使族 複数コスト
https://w.atwiki.jp/lanove/pages/469.html
タイトル 斎川唯はでも、アイドルでいる。 探偵はもう、死んでいる。Lovely Stage シリーズ 探偵はもう、死んでいる。Lovely Stage レーベル MF文庫J 著者 森林梢 イラスト あるみっく 発売日 2024/08/23 書籍情報 調整中 キミラノ https //kimirano.jp/detail/36860 購入ページ Amazon 楽天
https://w.atwiki.jp/thunderlove/pages/13.html
小見出し ゆかいななかまたち とりあえず毎週常駐っぽい人を サク よく使う色:白黒 虐待白黒おじさん。 青を許さない人としても有名である。 藍さまをそよ風をなでるように愛している。激しい頭痛から救ってくれるヒーローでもある。 なぜか夢屋の入り口にお断り札を貼られている。 他のLOVE勢にデッキを貸すと何故か決勝卓で当たって自分のデッキに轢かれる。 サクの激怒/Saku s Rageをキッカー込みで会社にぶっぱするのはそう遠くない未来であると予想される。 最近は会社に消散カウンターらしきものが乗っている・・・? 「わしは青は好かん。見つけ次第殺す」 「黙れ、このアンシー野郎!」 ゆっくり よく使う色:Jace Niで。 これだけはすべてを表現できます。POX、ma-fo区調和や、ドレッジや、8postなどの様々なデッキは扱われますが、shusatsuからそれをほとんど取り出して、プレーする外観が、見られます。 彼の特徴言語の感染率は、異常であり、新たな力のスタンドであるかもしれません。 集会で重要であるときに、それは動物園でしばしばひかれます、そして、深い悲しみで、包装されます。 黒が通りの戦闘機虹のデモンストレーションスクリーンの上の白人によって打たれている場面が見られるとき、それは気が狂います。 「. . くすぐりsurunona?Nda、Bokuoshikko。」 ホモ(非マナー行為) 淫夢くんをペットにしたぞ 情弱小学生 情弱小学生に人権を与えないで下さい。 近隣の住人が迷惑しております。 NDYSK(フリー素材) なんにんもいるぞ ミラクルとしあき 「うるせぇ舌入れんぞ!」 げどいさん よく使う色:黒枠・ファイター マイターンアンタップアップキープドローフェッチアンシーデュレスペタルダクリダクリアドダイヤダイヤフレームダクリダクリテンドリルじゃあ俺、ギャラ貰って帰るから なんかあの人ずっと一人で呪文唱えてる・・・こわい・・・ あ、ぼく死んでる・・・ 「おいしくなぁれ♡萌え萌えキューーーン♡(中指)」 「ずんき使いはAime折れ」 でいぶ よく使う色:Cancer ゆっくりとよくつるんでる、糞デッキしか使わない男らしい男。 糞デッキすぎて大会で対戦相手に「ひでぇデッキだな」「最低だ・・・」等と言われる。1T舌打ち投了されたこともある。2T捨てゲーもされる。 彼を見つけたら「でいぶちゃでぶでぶ」と言ってあげよう「やめてよ・・・」といって喜ばれるぞ。 日々地方への怒りを募らせている。九州で38℃の真夏日に厚着して暴れていたら救急車で運ばれた。 高統率でねづを出禁にしようとする。 GP横浜(ソシャゲーマスター) よく使う色:全色(驚愕) スロンゴ先生!スロやめたらTHISし放題や・・・!と言って一月で150kほどTHISした最強ゴールド勢。 しかし次の月にはスロンゴしに行く。65k負けたのでンゴっていたら数ヵ月後に130k負けた・・・!? 友人Aの導きによって電脳世界の申し子となった。 ぼんくん ぼんくんはぼんくんだよ 肺にsinkhole食らって失ったテンポアドを夏休みでペイした。 燭台 てあさん 国鉄料理人 突撃の出ないバグった騎馬を擦りながら亀を調理する 頭部を使用した料理が得意 KMR(★祝★グラスラ達成!!) ヴァミ様 グラスラ達成 赤ずきん
https://w.atwiki.jp/lord_of_vermilion/pages/2720.html
神名 千尋(かみな ちひろ) 己のみの正義(ラメド)を信じた。誰も顧みず、ただ、ただ── イントロダクション キャラクター紹介ページ|LoV4公式サイト CV:梶 裕貴 上恵大学・英文学科に在籍する2年生。 『大共鳴』に巻き込まれ意識を失った人々がその6日後一斉に目覚めていく中、 ただ一人目覚めず病院に収容される。二か月後、昏睡状態から覚醒した千尋は、 自身の血に眠る『英血の器』の力に目覚めていく。 セリフ・チャットボイス例 挨拶 みんな 勝とう …よろしく 了解 了解 任せて 了解 感謝 助かったよ ありがとう ありがとう 謝罪 ごめん 僕のせいだ ごめん 使い魔指定 これでマナタワーをやる 撤退 ごめん いったん下がる 死滅 こんなのは…僕は 認めない! チャットボイス集はこちら プロフィール 『2030年東京LoVツアー』[第1回]|LoVの処方箋 好き・趣味 風呂・読書(純文学・詩文) 好きな食べ物 サバ缶 嫌いな食べ物 ビスケット 特技 DIY 苦手 談笑 『2030年東京LoVツアー』[第7回]|LoVの処方箋 身長(cm) 174 体重(kg) 61 バスト(cm) 89 ウエスト(cm) 65 ヒップ(cm) 84 靴サイズ(cm) 26.5 関連人物 道明寺 虎鉄 共通する背景を持つ人物。 「孤島の魔法使いの心をつないでいたのはただ一人──。」 ギデオン 顔が似ており、担当CVが同じ。 何事にも果敢に立ち向かい、良くも悪くもまっすぐな青年だった彼に比べ、 千尋は後ろ向きでネガティブな印象が目立つ。 3のストーリーは各主人公が「レムギアの牙」のリーダーになる都合上、その主人公が抜けた穴に彼が入るという形になっていたが そのせいでヒーローにも悪役にもなれる名俳優っぷりを見せていた。(さすがに背中から翼を生やしたりはしなかったが) 関連使い魔 セルディッド(パートナー使い魔) コノハナサクヤ イワガナヒメ コノハナチルヒメ 結城友奈 以下、ストーリーモードのネタバレ注意。 + 開く 閉じる ストーリーモードは基本的に彼を軸として物語が進行する。 プロローグ〜 喫茶店でとある女性と話していた最中、大共鳴が起こり、赤い霧に包まれ意識を失う。 彼は夢の中で見知らぬ広間におり、そこでドゥクスを名乗る仮面の少女に出会うものそこで夢が終わる。 再び気がついた時には見知らぬベッドの上で目覚めていた。看護をしていた咲山小梅から自分が2ヶ月間昏睡状態であった事、そして彼女から様変わりしてさしまった街の様子を告げられる。 1話 目覚めたその後も、何度か目覚めや眠りを繰り返していた模様で犬樹・小梅両名から「変わった夢を見ていないか?」と問われる。 虎徹・郁朗の二人が病室に見舞いに来たのちに、小梅より退院の報せが告げられる。 帰路の途中、虎徹から当時の状況を教えてもらい下宿先である道明寺剣術道場に着く間際、共鳴音が鳴り響く。 同時に道場内に出現したトロールと対峙する風間夜刀に出くわし、そのトロールが虎徹の父である事が夜刀より告げられる。 怪物と化した虎徹の父を前に戸惑っていたその隙を突かれ不意の一撃を食らい千尋は瀕死の重傷を負うが、そこへ突如彼と同じ大学に通う森園英子が現れる。 なお、プロローグで話していた女性の名前を聞くと 主人公とは思えないくらい邪悪な表情を浮かべる。 どうやら彼女が絡んだことで、目の前で近しい人に自殺された経験があるらしい。 また、幼少時の彼は余り裕福ではなかった様子がうかがえる。 + 編集用コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします 名前 コメント 余りにも当Wikiやゲームから逸脱した無関係な雑談や、誹謗中傷めいた暴言、ページに関係ないコメントはおやめ下さい。 wikiは不特定多数の人が利用する場です。プレイヤーの個人名や所属ギルドなどを書き込む行為は慎んで頂きますようお願いします。 個人的な日記として使用するのも控えて下さい。 + コメント *雑談や使用方法などの相談にご利用下さい 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/takofooor/pages/36.html
職別役割分担 防衛編 前衛 攻撃力に自信の無い前衛。騎士・クルセ・アサ・BSなどで通常攻撃で敵を叩いても一発の威力がたいしたことないので、敵が回復財を連打しているとなかなか倒せません。前衛は殲滅ではなく、敵を叩いて足止めし、その間に後衛に倒してもらいます。武器も威力を重視する必要はなく、状態異常武器を装備します。 高LV前衛 攻撃力に自信のある人。たとえば高STRのBSなどは対人特化武器装備でメマー連射などで、敵の殲滅を狙っていってもよいです。それ以外は、敵を足止めするという基本的な役割は他の前衛と同じです。 プリ 基本は自分のいるPTのメンバに支援をかけます。余裕があればフル支援の方がいいですが、前衛は速度重視、後衛はブレス重視です。特に後衛PTで支援が忙しいときは、ブレス優先で速度は別にかけなくてもいいです。他のPTのプリがいなくなっているときなどは、多PTのメンバに対しても視界の範囲内で支援をかけてあげてください。基本的に防衛時は常時ブレス・マニピを切らさないようにします。攻めてきた敵が崖上の後衛に対して遠距離攻撃をしかけてくることがあるので、敵がきたらニュマもだしてください。また、敵のダンサがスクリームを連射してきて、WIZがピヨらされることがあります。味方がピヨったらブラギ鳥とWIZにリカバリを連射してください。 WIZ ブラギに乗って魔法を連射します。ドルを着ている敵以外はFWでの足止め効果が高いので、FWをWP付近に常時3本だします。大魔法は他のWIZと相談して分担を決めてください。MSは同じ範囲に出しても効果が重複して敵にHITするので、MS持ちの人はMSを優先します。MSの無い人は、Lovがある人は1人だけLoVを担当し、残りの人は全員SGを打ちます。 セイジ 敵のWIZが崖上の味方の後衛地帯に魔法を打ち込んでくることがあるので、LPを切らさないように出しておきます。敵がアムスEmcで突撃してくることもあるので、そのときは敵にディスペルをかけまくってください。LPを出して、余裕があるときはWIZと同じようにFWを出し、HDかTSなどの範囲魔法で火力を担当します。 バード 鳥が1人しかいないときはブラギをだします。後衛がブラギの範囲外にいるときは、鳥が移動して満遍なくブラギを味方に踏ませてください。鳥が2人以上いるときはVIT鳥はロキを担当します。ロキダンサがいなくて鳥が余っているときは、ジョーク連射か入り口で不協和音しながらMSで敵を叩いて足止めでもしててください。 ダンサ ロキが出せるときはダンサ1人はロキを担当します。ダンサが2人以上いるときは、WP付近で忘れないでを出して入ってきた敵に踏ませます。忘れないでを出しながら状態異常鞭TAなども効果的です。敵に防衛ラインを抜けられて乱戦になったときは、スクリーム連射や、エンペの上で忘れないでをして、エンペを叩く敵を妨害します。 ハンタ アンクル担当です。アンクルだけだと、敵に一気に駆け抜けられたときに、いっぺんに罠を壊されてしまうので、アンクルと交互にランドマインなどを仕掛けます。罠を仕掛け終わって余裕のあるときに敵が攻めてきたときは、状態異常弓ASなどで攻撃し、敵の進行妨害をします。 アルケミ フェアリーフの攻撃速度がけっこう速く、2体だすとHITストップとして非常に効果的です。植物の配置場所が難しいので注意が必要。味方のWIZの魔法に当たらない位置で、かつ、ERのWP出現地点に入ってきた敵をすぐに射程にとられる場所に召還してください。BPを出したら、ブラギの上に乗り敵が来たときには塩酸を連射して投げつけ、鎧破壊を狙います。
https://w.atwiki.jp/loverymonstersschool/pages/20.html
~連載開始(入学~期末テスト)~ 第1話「とんでもない学園」 第2話「瑞樹を狙う者」 第3話「大切な仲間」 第4話「健吾VS勅使川原」 第5話「転校生は蒼のフィアンセ」 第6話「黒桜山へ」 第7話「冴羅の笑えない秘密」 第8話「新居田の初恋物語」 第9話「期末テスト・サヴァイバル」 ~夏休み篇(夏休み突入~夏休み終盤)~ 第10話「惚れ薬パニック」 第11話「人間界キャンプ(奪ってしまった口付け編)」 第12話「人間界キャンプ(共同作業 飯盒炊さん編)」 第13話「人間界キャンプ(密着 肝試し編)」 第14話「お姫様たちを助け出せ(前編)」 第15話「お姫様たちを助け出せ(中編)」 第16話「お姫様たちを助け出せ(後編)」 第17話「VS洲祁部(スケベ)男子中学校・男子軍団」 第18話「晴希の記憶喪失」 第19話「思い出した」 第20話「智弥、蒼の騎士(ナイト)になる」 ~2学期・イベント盛り沢山篇(夏終盤~クリスマス)~ 第21話「新しい仲間は一匹オオカミ」 第22話「火花散る体育大会(前編)」 第23話「火花散る体育大会(後編)」 第24話「お姫様の憧れ」 第25話「お見合いパーティ」 第26話「茉莉亜の陰謀 再び」 第27話「來の憂鬱」 第28話「まねっこタカちゃん」 第29話「泰美のアンニュイデイズ」 第30話「妖洸学園高等部文化祭へ行こう」 第31話「龍也の逆鱗」 第32話「素直になれなくて」 第33話「妖怪風邪事情」 第34話「LOVE X’mas」 ~冬休み篇(冬休み突入~冬休み中盤)~ 第35話「お騒がせちびっ子」 第36話「リルフェンス城でアンハッピー」 第37話「咲良のダイエット作戦」 ~闇黒の未来篇(冬休み終了~3学期突入)~ 第38話「未来からのSOS」 第39話「覚醒」 第40話「決戦」 ~クライマックス(3学期終了~第1学年修了)~ 最終話「永遠に」 ~特別ストーリー【Future LMS】(17年後の妖洸学園)~ 第0話「17年後の妖洸学園」
https://w.atwiki.jp/to-love-ru-eroparo/pages/58.html
トラブル38『闇晴れる?』あるいはプロローグ 「全裸決定――!!」 (しまっ…) リトに気を取られ、イロガーマから目を切った瞬間。 金色の闇はイロガーマの口から飛び出た粘液を避けられないことを悟った。 「あうっ…」 ビチャァァ!! 粘着質な音と共に気色の悪い感触が体全体を覆い、少女は不快さに顔を顰めた。 同時に、粘液をモロに浴びる形になった漆黒の戦闘衣がジュゥゥという音とともに溶け落ちていく。 「い!!」 「い、いやっ…!」 顔を爆発させながら後ろを向くリトに構わず、金色の闇は胸を両手で抱えるようにしてしゃがみ込む。 宇宙でもトップクラスの知名度を持つ戦闘者である彼女も、一人の年端も行かぬ少女であることには変わりはない。 羞恥と屈辱に震え、両腕をかき抱く姿は直前までの凛々しさも相まって、可愛らしさを見る者に感じさせた。 「おおっ! いいザマだもん金色の闇!」 一方、惨状の仕掛け人であるラコスポは喜色満面であった。 自分に逆らう小娘をすっぽんぽんにひん剥き、追い詰めたのだから無理もない。 もっと近くで少女の恥態を見てやろう。 優越感とエロ根性全開で少女に近寄ろうとするラコスポ。 だが、彼は勝利を確信していたが故に気がついていなかった。 自分が今隙だらけであるということを。 そして、その隙に乗じて背後に迫ったララが拳を振り上げていたということを。 「さあて、ガマたん。もっと近くによ」 「ラコスポ」 「れ…って、へ? ラ、ララたんっ!?」 ラコスポはかけられた声に振り向き、戦慄した。 目に入ったのは怒気を漂わせているララの姿。 「ガ、ガマたん! ララたんを――」 「ヤミちゃんに、なんてことするのーっ!!」 「ちょっ…ぶ、ぶぎゃああああ!!??」 ドゴバギドガボゴメキャズドン!! すっかり油断しきっていたラコスポはなすすべもなく騎乗していたイロガーマ共々ララのラッシュをくらう羽目になる。 目にも留まらぬ高速連打、そしてトドメの右ストレートによって彼は空の彼方へと吹き飛ばされてしまうのだった。 (き、気持ち悪い…っ!) ドロッとした感触が真っ白な肌をトロトロと滑り落ちていく。 肌にまとわりつくようにへばりついた粘液に金色の少女は不快さを隠せずにいた。 とはいえ、衣服が溶け落ちた今、少女はそれを拭う術を持たない。 だが、どうしようもなく蹲っているだけの彼女に近づく一つの影があった。 「つーか強すぎだろララ…」 「え…?」 ふわり。 金色の闇は自身を覆う優しい布の感触に目をきょとんと瞬かせた。 ゆっくりと振り向く。 そこには、飛んでいったラコスポを見ながら冷や汗をたらしている少女のターゲットの姿があった。 「結城、リト…?」 「こ、これも着とけ」 肩にかけられたのはジャンバー。 そして、戸惑いに揺れる瞳の向こうではリトが上着を差し出していた。 リト自身は顔を真っ赤にしてあらぬ方向を向いているため表情を窺うすべはない。 だが、雰囲気から伝わってくる気配に邪なものは一片も見当たらず、金色の闇は僅かに感情の波を揺らした。 (どうして…) 少女にはわからなかった。 肩にかけられているのも、差し出されたものも彼の服である。 つまり、結城リトは自分の服をこの寒さの中自分に提供しようとしているのだ。 勿論、裸の女の子に対する行動としては納得できる。 しかし、自分に対して行う行動ではない。 何故なら、自分は掛け値なしの本気で彼を殺そうとしたのだから。 「なんのつもりですか」 軽く殺気すら込めて問う。 優位な立場を確信しての施しならば受けない。 そういった意思を込めての声音だった。 「な、なんのって…だってお前、その……は、はだか…じゃんか!」 だが、リトは怯えるでもなく、ただ慌てた声でそう返した。 そんな少年の姿に金色の闇はまるで珍獣を居つけたかのようなポカンとした表情を作る。 ――そういった表情をするのは初めてであるという自覚もないままに。 「…それだけですか?」 「そ、それだけで十分だろ!」 まるで聞き分けのない子を叱り付ける様なリトの怒声。 ナンセンスな発言に少女の思考は混乱した。 しかし、裸のままでいられないのも事実である。 金色の闇は半ば機械的に服を受け取り、それを身につけていく。 (暖かい…) つい先程までリトが着ていた服は、彼の体温が残っていた。 その服は戦闘衣とは違い、耐久性も機能性もないただの服に過ぎない。 当然、背丈も合っていないためサイズもぶかぶかだった。 けれど、そのぬくもりはどこか安心を与えてくれる。 少女は無意識の内にぎゅっと服の裾を握り締めていた。 「あとこれ、気休めだけどないよりはマシだろ」 そんな少女の様子を真っ赤な顔のまま視界の端で確認したリトは、やはり明後日の方向を向いたままハンカチを差し出す。 少女はそれを大人しく受け取るとゆっくりと肌にこびりついている粘液をふき取り始めた。 「…感謝は、しておきます。結城リト」 「恩に着せるつもりはないからそんな神妙にしなくてもいいって。あ、でもお前これから」 「リトーっ!!」 「ど――ぐえっ!?」 どうするんだ? そうリトが問おうとした時、彼は飛びついてきたララに容赦なく押しつぶされた。 当然、リトはすぐさまララを跳ね除け立ち上がり憤慨する。 「いっ、いきなり飛びつくなララ! 危ないだろーが!」 「あはっ、ごめんねっ」 「ったく…けどお前、大丈夫だったのか?」 「え、何が?」 「手とか…いや、なんでもない」 一方的なフルボッコを見ていたリトはララが怪我をしているなどとは欠片も思ってはいなかった、 が、あれだけ殴れば手が傷ついていてもおかしくはない。 そう心配しての言葉だったが、ララの表情は元気そのものであり、手も傷ついているようには全く見えない。 まあ、ララだしな… すぐにそう結論を下したリトは順調に非現実に染まっていた。 「ところで、ヤミちゃんは大丈夫?」 「ん? ああ、ケガとかはない…んだよな?」 こくり、と頷く少女にリトはほっとしつつすぐに目をそらした。 リトの服はしっかりと少女の小柄な体を覆っていたのだが、逆にそれが背徳的な色気を醸し出していた。 正直、根が純情なリトには目の毒以外の何者でもない光景だったのである。 幸い、ララも金色の闇もそんなリトのリアクションを不審には思わなかったのだが。 「そっか、よかった! じゃあラコスポもやっつけたし、これで一件落着だね!」 「ちょっと待ってくださいプリンセス」 「へ?」 「まだ終わっていません。私の処遇が決まっていないでしょう?」 「処遇って…なんでヤミちゃんを?」 心底不思議そうなララの表情。 金色の闇はそんな王女の姿に溜息を抑えることが出来なかった。 「だまされていたとはいえ、私はそこの結城リトの命を狙い、あまつさえプリンセスと敵対すらしました」 「そういわれても、私は別に気にしてないし…ね、リト?」 「そこでオレに振るのか…まあ、もうオレの命を狙うとかそういうのはないんだろ?」 「ええ、ラコスポが契約違反を行っていた以上、これ以上結城リトを害する気はありませんが…」 「それならいいよ、もう過ぎたことだし…こんなことにも慣れてきたしな」 後半はぼそっと言ったリト。 だが、彼の苦笑と共に発せられた言葉に金色の闇は大きく目を見開き、呆れた。 先程のことといい、お人よしにもほどがある。 地球人は皆こうなのか。 いや、少なくとも目の前の少年のような人間は見たことがない。 金色の少女は戸惑い、結局は 「あなたは変人ですね」 と憎まれ口を叩くしか他はなかった。 「いや、せめて変わった人とか言ってくれないか?」 「自分の命を狙った人物をこうも簡単に許すような人を変人以外どう呼べと? それとも、何か下心でもあったのですか?」 「し、下心!? な、ないない!」 「顔が赤いです。やはりえっちぃことを…」 ギロリ、と睨んでくる少女にリトはうろたえ焦った。 勿論、リトにそんな気はないし、金色の闇もそれをわかっているのではあるが。 「あれれ? なんか二人とも仲良しさんだね?」 「プリンセス、あなたの目は節穴ですか」 「えーでも地球のことわざにケンカするほど仲が良いって…」 「私は地球人ではありませんから」 「むう…」 少女の屁理屈(?)にぷくっと頬を膨らませるララ。 無表情にスルーする金色の闇。 そんな光景にリトはついさっきまでの騒動を忘れ、くくっと笑った。 「…何を笑っているんですか」 無論、それを見逃さなかった金色の闇に睨みつけられるのはお約束ではあったが。 「うえ!? あ、いや…そうだ! ララ。何だよ、さっきから『ヤミちゃん』っての」 「え? だって金色の闇って名前なんでしょ?」 「いや、それは本名じゃないと思うけど…」 「いいですよなんでも…名前になんか興味ないですし」 咄嗟に話題をそらすべくリトが問うた一言にララはあっさりを答えを返す。 だが、金色の闇は言葉通り興味なさげにラコスポが飛んでいった方向を見つめていた。 なお、ペケが至極まともな突っ込みを入れるが、誰もそれを気にするものはいない。 「いや、興味ないってお前…あ、そうだ。ララ、服を取ってきてくれないか? オレの分とコイツの分」 「あ、そうだね。二人ともそんな格好じゃあ風邪ひいちゃうもんね!」 リトの上半身はシャツ一枚。 金色の闇も上着とジャンバーだけ。 季節的にこのまま放置しておけば確かに風邪を引きかねないのは間違いない。 「蜜柑に言えばオレの分は用意してくれるだろ。コイツの分は…まあちょっと小さいかもしれないけど、蜜柑のを借りてくれ」 「りょーかいっ! じゃあ超特急で取ってくるね!」 リトの頼みを受けたララはびゅーんと擬音を残してその場を去っていく。 そして、場にはリトと金色の闇が残された。 (やべ…どうする?) リトは寒さに震える体を抱きしめつつあからさまに狼狽した表情で視線をさまよわせる。 もう危害を加えないとは言っていたものの、ついさっきまで自分の命を狙ってきた相手と二人きりである。 これで緊張しないはずがない。 まあ、リトの場合はどちらかというと男物の上着だけとう格好の美少女と二人という部分が強い原因となってはいるのだが。 「結城リト」 「な、なんだ!?」 「そう身構えなくてもいいですよ。とりあえず今日のところはもう何もする気はないですし」 「そ、そうか…って、え? 今日のところは?」 リトは不吉な台詞に一歩後ずさった。 金色の闇は後ろを振り向いたまま微動だにしない。 「プリンセスの手前、ああいいいましたが…一度受けた仕事を途中で投げ出すのは私の主義に反しますから」 「から…?」 更に不吉さが増した言葉にリトは更に後ざさる。 だが、それゆえに彼は気がつかなかった。 目の前の少女が服の裾を握り締めながらチラリとこちらを窺うように視線を向けたことを。 「結城リト。あなたをこの手で始末するまで、そしてこの服の借りを返すまで私は地球に留まることにします」 「へ?」 ぽかーんと目と口を開くリトを余所に少女はもう言うことはないとばかりに口を閉じた。 かくして、結城リトの周囲にまた一人宇宙人が定住することになり ――そして、彼を巡る恋のトラブルを彩るヒロインが一人追加されたのだった。 なお、余談ではあるが、リトのジャンバーと上着は帰ってこなかった。 リトとしては貸しただけのつもりだったのだが、それを口に出そうとするたびに大事そうに裾を握っていた少女の姿を思い浮かべてしまったからだった。
https://w.atwiki.jp/lanove/pages/486.html
刊行一覧 斎川唯はでも、アイドルでいる。 探偵はもう、死んでいる。Lovely Stage
https://w.atwiki.jp/loverymonstersschool/pages/1.html
Lovery Monster’s School@Wiki これはD-Noaがただ単にオリジナル小説の詳しい詳細を書きたいが為に作ったページです。 世界観やキャラのプロフィール等…… 妄想全開のD-Noaワールドをお楽しみ下さい。 管理人本家サイト Malice... キャラクターたちの種族参考サイト様 妖怪尽くし キャラクター達のイメージイラストは後々うp予定。
https://w.atwiki.jp/chibaho/pages/385.html
#redirect()プラグインを使うにはこのページの編集権を「管理者のみ」に設定してください。