約 2,371,681 件
https://w.atwiki.jp/new_jack/pages/232.html
新ジャンル「あっそ」 952 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします sage 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 01 26.88 ID t7xp2nkZO 女「…そろそろ帰らないと…」 男「……zzz」 女「男君…良く寝てる…」 男「……ん…?」 女「……(////)」 男「どした? 顔、真っ赤だぞ?」 女「…っ別に…(////)」 男「ま、良いや、早く帰ろうぜ。 視たいテレビ始まっちまう。」 女「…あっそ…(////)」 955 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 09 05.96 ID HyH/uqqI0 男「さて突然だが女、これはなんと読む?」 女「……あっそ」 男「それじゃあ問題です、今の外務大臣は?」 女「………あっそう太郎……っは!?」 男「(・∀・)ニヤリ」 956 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 10 11.83 ID H2WndQwI0 これだけは言っておきたかった 男「お前のあっそが聞けなくなると思うと寂しいよ」 女「あっそ」 男「でも、スレが消えたって、女との思い出はなくならないから」 女「………」 男「会いたいと思えば、きっといつでも会える。心の中で」 女「あっそ」 男「大好きだったぜ」 女「……あっそ(///)」 961 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 20 39.83 ID fX++svDi0 ま、間に合った! 今から長編投下! 最後の力を込め、いざ! 962 1/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 21 18.40 ID fX++svDi0 女「……ねえ」 男「ん? どうかしたか?」 女「……何でもない」 男「何か……さっきからこのやり取りの繰り返しな気がするんだが。言いたい事あるなら言った方が良いぞ?」 女「あっそ、別に……何でもない」 男「そっか」 女(言えない……もうすぐ私の誕生日だからプレゼント欲しい、だなんて) 女(結局……今日も言えなかった。もうこのまま言わずに……でも、男には祝ってもらいたい) マ「あれ? 女さんどうしたの? 暗い顔して」 女「マドンナ……別に。何でもない」 マ「……男君のこと?」 女「っ!」 マ「やっぱり……私でよかったら相談に乗るよ? ね?」 女「……実は――――」 マ「そっか、女さんもうすぐ誕生日なんだ。ちょっと早いけどおめでとう」 女「ありがとう……」 マ「それで? さっきの私のセリフを男君にも言ってもらいたい、と」 女「……うん」 マ「分かるなぁその気持ち。やっぱり自分の一番好きな人に誕生日を祝ってもらいたいよねぇ」 女「うん……でも、いざ言おうと思ったら言いよどんじゃって……」 963 2/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 21 57.96 ID fX++svDi0 マ「……じゃあ、私から言ってあげようか?」 女「え?」 マ「ほら、女さんから言いにくいって言うならさ、私から男君に伝えてあげよっかなって」 女「マドンナ……ううん、いい。自分で言った方が良いと思うから」 マ「……そう! じゃあ頑張って! 私も応援するから!」 女「うん……ありがとうね。じゃあ私はここで」 マ「バイバイ! また明日!」 女「……また明日」 マ「……女さん、私ね? あれからずっと男君と女さんの傍にずっといたけど、やっぱり私じゃ女さんには敵わないって分かった。 男君と女さん、本当にお互いを分かり合ってるみたいなんだもん。二人が一緒に居るとき、どっちも輝いて見えた。 だから二人が一緒にならないといけないんだよ。そういう訳だから……頑張って、女さん」 しかしマドンナのそんな想いも虚しく、女から男へ誕生日のことは伝えられることはなく、 そのまま誕生日当日を迎えることとなった。 964 3/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 22 39.53 ID fX++svDi0 ――放課後 女(とうとう言えなかった……私のばか。ばかばかばか! 何で……何で『もうすぐ誕生日なの』の一言も言えないのよ! 今から言っても、男になんで言ってくれなかったのかって責められるだけ……もう、私の……ばか) ガラガラッ 男「……おう」 女「!! ……あっそ」 男「……今日のオススメは?」 女「あ……(誕生日のことで頭いっぱいで忘れてた……最悪。男、いつも楽しみにしてるのに)」 男「ん? どうかしたのか?」 女「……ごめん、忘れてた」 男「そっか。……まあ、たまには自分で探すのもいいか」 女(……何だろう? 男、何だか様子が変) 男「おう、おまたせ。じゃあ読むか」 女「……あっそ」 男「……」 女(男、さっきからそわそわしてる。一体何? 何でそんなに落ち着かないの? 私と居たくないの? 私のこと嫌い? ……駄目。さっきから嫌な方にしか頭が回らない。もう何が何だか――) 男「……なあ女」 女「っ!? な、何?」 男「あのさぁ……その……」 女「……何? (本当に何なの? 早く言って。じゃないともう頭の中パンクしそう)」 男「だから、だな……なんつぅか……」 女(……何なの? そんなに、私に言いにくいことなの? 何なの――) 女「……何なのよ、一体」 男「え?」 965 4/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 23 21.52 ID fX++svDi0 女「そんなに言いにくいことなの? そんなに私って話しかけ難い? 私と居るの、そんなに苦痛? (……何言ってるの、私?)」 男「おいどうしたんだよ。誰もそんなこと――」 女「じゃあ何なの!?」 男「!! ……女」 女「どうせ私となんか同情でしか付き合ってなかったんでしょ!? 可哀想だとか、そんなこと思ってたんでしょ!? そういうの一番嫌いなの! 私のこと、何も分かってないくせに勝手に良い人ぶって! (何言ってるの、そんなことない。 男はそんな奴じゃないって私がよく知ってるのに。もうやめて私! こんな事言うの!)」 男「女、ホントにどうしたんだよ? まずは落ち着け――」 女「近寄らないで!」ブンッ ガスッ 男「っ! ……つぅ」 女「あ……あぁ……(男に本、ぶつけた。血、出てる。私が、やった。私が――)」 女「っ!!」ダッ 男「あ、お、おい女!」 女(嫌われた。嫌われた嫌われた嫌われた! 絶対に嫌われた! 私のばか! 大ばか! 何イライラを男にぶつけてるのよ! 原因は誕生日の事を言えなかった私の自業自得なのに! なのにあんなひどいこと……。最低! 最悪!) 男「……同情、か。そんなつもりはなかったんだが、な。やっぱ偽善に見えたのかな、あいつには。 なら……尚更言わなきゃいけんよな、これは」 966 5/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 24 03.82 ID fX++svDi0 女(ここは……いつもの帰り道。そっか、こんな所まで走ってきたんだ、私。どうせ今戻っても気まずいだけだし、このまま帰ろ。 あ……でも鞄、学校に置きっ放し。……まあいいや。はあ……生まれて初めての最悪の誕生日だったな……) 女友「あれ? 女、あんたこんなとこで何してんの。図書館は?」 女「……女友。それに……」 司書「どうも」 女「司書さん……。二人で何を?」 女友「あ……えーっとね、なんて言うか、あれなんですよ、あれ。そのぉ、まあ――」 司書「デートです♪」 女「えっ?」 女友「ちょ、ちょっと! そんなストレートに言ってどうするんですか!」 司書「ですが事実ですよ?」 女友「うぅ……」 女「そうだったんだ……二人とも、いつの間にかそんな仲に」 女友「ほ、他の人に言っちゃ駄目よ?」 司書「さすがに生徒に手を出してるのがばれるとまずいので。ぜひご内密に」 女「うん……分かった」 967 6/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 24 48.24 ID fX++svDi0 女(そう、だったんだ……。女友と司書さんが……。確かに二人とも、幸せそう。私も、あんな風に男と――っ! 何考えてるんだろう 私。そんなの無理なのに……。あんなことして……そんな……都合の良いこと……) 女友「っ、女どうしたの!? 急に泣き出したりして!」 女「女友……私……私ぃ……」 司書「どうやら、何か由々しき事でもあったみたいですね」 女友「……ねえ」 司書「……ええ、構いませんよ。こういうのは同性の方が話しやすいでしょうし」 女友「ありがとう。さ、女こっち来て。近くに公園があるから、そこで話そ。ね?」 女「……うん」 ――公園 女友「……なるほどね、そんなことが」 女「うん……私、最低よね? 男の事、分かってるのにそんな酷い事言って。嫌われるわよね、こんな女……」 女友「……女、ちょっとこっち向いて」 女「? な――」 ぎゅううううううう 女友「オー伸びる伸びる。女、あんたの頬っぺた柔らかいわね」 女「いひゃいいひゃい! ひゃめてよ、おんにゃともぉ!」 女友「あのねえ女、あんた男がそんなことで女と縁を切るような奴だと思ってんの?」 女「ふぇ?」 968 7/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 25 27.79 ID fX++svDi0 女友「そんなことで、たった一回喧嘩したぐらいで終わると思ってんの? もしそうだったとしたら、 皆一人ぼっちってことになっちゃうわよ?」 女「……」 ぱちんっ 女「うぅ……まだ痛い」 女友「どう? 反省した?」 女「……」 女友「あのさ、私と女との友達歴って女と男の付き合い歴と比べると短い方だけどさ、私は女が良い奴だってことは知ってるわ。 だから男だってそんぐらいの事、許してくれるよ。許さなかったら男の子じゃないって」 女「……うん、ごめんね、女友。迷惑掛けて」 女友「いいのよ。私たち、友達でしょ?」 女「うん……私、女友と友達になれてよかった」 女友「私もよ。さ、そうと決まれば図書館に戻った戻った」 女「うん、それじゃ」 969 8/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 26 08.30 ID fX++svDi0 司書「行きましたね」 女友「そうですね」 司書「ええ、では――」 女友「え? ――いひゃいいひゃい!」 司書「お友達の頬っぺたをつねるのはよくありませんねえ」 女友「うぅ……強くつねり過ぎですよぉ」 司書「おや、痛いですか?」 女友「それはそう――」 ――ちゅっ 女友「!!?」 司書「痛いの、飛んで行きましたか?」 女友「……不意打ちなんて、卑怯です」 司書「不意打ちじゃないとドキドキしないじゃないですか。はっはっはっ」 女友「もう……」 司書「……まあ、あちらの方は健闘を祈りましょうか」 女友「ええ……そうですね」 女友(男……あとは頑張りなさい) 970 9/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 00 26 46.76 ID fX++svDi0 ガラガラ 男「っ!! おう、お帰り」 女「うん……頭、大丈夫?」 男「ああ、ハンカチで当ててたらなんか止まった」 女「あ、そ……よかった。…………ごめんなさい」 男「え?」 女「さっき、あんな酷い事言って」 男「ああ、気にしてないよ。女もなんかイライラしてたんだろ」 女「うん……」 男「それよりさ……これ」ガサガサ 女「……これは?」 男「マフラー。最近寒くなってきたし」 女「でも、何で?」 男「それ、誕生日プレゼント」 女「――え? (今、なんて……)」 男「女、誕生日、おめでとう」 980 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 01 00 00.69 ID Zpkvt9cfO 女友「んもぅ!もうすぐスレも終わっちゃうわよ!」 女「あっそ」 女友「んもぅ!でもその前にスレが落ちても男君に会えなくなっちゃうのよ!」 女「あっそ。で?」 女友「んもぅ!だから、最後に保守しておきなさいってこと!」 女「…別に私は会えなくてもいい」 女「…(キョロキョロ」 女「…保守…待ってるから」 984 10/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 01 05 18.15 ID fX++svDi0 女「!? 何で、それを……」 男「いや、最近女の様子が変だったからさ、女友に聞いてみたんだよ。そしたらもうすぐお前の誕生日って言うじゃん。 だからそれが理由かなっと思ってさ……迷惑だったか?」 女「う、ううん! ……嬉しい」 男「そっか……それで、さ。まだお前に言いたいことがあるんだよ」 女「?」 男「俺がなんとなくフラフラ校内を歩き回ってて、たまたま図書館に入ったときにさ、お前と初めて会ったんだよ」 女「あっそ」 男「その時に……綺麗だな、て思った」 女「……あっそ」 男「それでこんな所でこんな綺麗な人と会えるてぇって思って声掛けた。もうそれは下心丸出しで」 女「あっそ」 男「そんで声かけてお前の第一声が『あっそ』だもんな。本読んでて目も合わせてくれんかったし、普通に凹んだぞあの時は。 でも、あきらめずにもう一回話しかけた。また『あっそ』って返された。もう一回話しかけた。そうして何度も話しかけて やっと女はこっちを向いてくれた。そん時は普通に嬉しかったよ」 女「……」 男「それからずっと女の所へ行った。そうしている内にどんどん話しかけてくれるようになって、女の意外な一面が 色々と見ることが出来て――どんどん惹かれていった」 女「――え?」 男「女、好きだ。俺と付き合ってくれ」 986 10/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 01 06 01.93 ID fX++svDi0 女「!!? ……あ、あっそ」 男「あっそじゃ分かんないって。……やっぱ、友達としてしか見れないか?」 女「……」スタスタスタ 男「お、女?」 女「黙って」 男「え――」 ――ちゅ 男「ぁ……」 女「……これが、私の返事」 男「え、あ、えぇ、ちょ、は、ま、マジか!?」 女「……うん。私も、男のこと、好き」 男「え、ええっと。い、至らない所があるとは思いますが、末永くどうも」 女「うん……こちらこそ」 男「……あ、あのさ」 女「ん?」 男「もう一回、キスして良いか?」 女「あっそ……いいよ」 それから男と女は、お互いの気持ちを確かめ合うように、何度も、何度も、口付けを交わした。 女(さっきの、訂正。今年は……人生最高の誕生日) 987 12/12 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 01 06 44.37 ID fX++svDi0 エピローグ 男「そんじゃあ、帰るか」 女「うん」 男「うおっ、やっぱ日が沈むと結構寒いな。女、大丈夫か?」 女「うん。私はこれがあるし」 男「早速プレゼントが役に立ったようで」 女「うん。……あ、男」 男「ん? どうし――」 ――ふぁさ 男「ヘ?」 女「マフラー、お裾分け」 男「あ、あのっ、女! ちょっと近――」 女「……駄目だった?」 男「い、いやそのお、あ、ありがとう。で、でも」 女「でも?」 男「ちょ、ちょっと恥ずかしいんだが……」 女「ふふっ、あっそ♪」 そんな幸せな放課後。 この二人に、永遠に幸あれ―― 988 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします sage 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 01 07 07.87 ID +KCo9Knr0 いいネタ素晴らしい絵師大量の保守そして結婚フラグw 終わるのが名残惜しいいいスレだったなぁ。・゜・(ノД`)・゜・。 989 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 01 09 06.14 ID fX++svDi0 な、何とか間に合った。 このスレでは何本か長編書いたが本当に楽しかった。 このスレに出会えて本当によかった。 皆ここまで読んでいただきありがとう! 「あっそ」スレよ、栄光あれ! 991 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 01 09 50.71 ID aNY70VL10 最後にいいもん見せてもらいました、本当に 乙! 998 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 01 10 48.00 ID fX++svDi0 男「 1000はもらったあ!!」 女「あっそ」 999 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 01 10 47.96 ID s1UHWTtqO 最後をかざるには素晴らしすぎ GJ!!!! PREV 新ジャンル「あっそ」01_vol06 NEXT コメント 感想・要望などご自由にどうぞ
https://w.atwiki.jp/new_jack/pages/391.html
新ジャンル「葬儀屋」 1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 19 00.18 ID 4PlrYAqw0 男 「…おい」 女 「…何」 男 「お前…向いてないんじゃねえの?」 女 「…うるさい」 男 「プロ失格なんだぞ、そういうの」 女 「わかってる」 男 「…」 女 「…」 男 「なー…」 女 「…」 男 「泣くなよー…」 女 「…ぐずっ」 2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 19 31.17 ID muY6sdT60 期待していなかっただけに これはいい 5 涎(よだれ) ◆90luq5TOlE 2006/04/29(土) 04 20 17.59 ID Fw6FXPxA0 BE 207355436-# 「べっ、べつにあんたが死ぬの待ってるわけじゃないんだからねっ!」 7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 20 54.86 ID KH9stphT0 5 台無しだよ。 何もかも 8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 20 58.49 ID OMalHWrW0 それよりも「私が死んだら、泣いてくれる?」のほうがいいんじゃあないんですか 9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 21 23.07 ID bhKDXJVFO 悪くない 11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 22 01.18 ID emr2eP5z0 葬儀以外のシチュエーションきぼんぬ 20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 25 44.78 ID 4PlrYAqw0 女 「私、そろそろ帰るね」 友 「なに、早いじゃん」 女 「うん…明日も仕事」 友 「ふーん…明日は、何」 女 「溺死」 友 「大変じゃん」 女 「うん」 友 「…」 女 「…」 友 「泣くなよ」 女 「うるせー」 21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 25 56.09 ID OMalHWrW0 11 それじゃあ葬儀屋としての意味が…まあ必要かもね。 ご出棺のときに、自分と同じくらいの女の子が泣いていて それで感情が溢れ出して、自分まで泣いちゃうとか。 上司に怒られるんだけど、後でその女の子に 「アイツのために泣いてくれて、ありがとう」って言われたり。 それでオトコに「アンタはこの娘、泣かせちゃダメよ」とか言ったり。 22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 26 30.56 ID KH9stphT0 20 ィィ! 25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 35 41.24 ID 4PlrYAqw0 女 「自殺の人ってさあ…」 男 「うん?」 女 「なんで、あんなに幸せそうな死に顔するのかなあ」 男 「…さあ」 女 「…生きてることよりさあ」 男 「うん」 女 「死ぬことのほうが幸せってさあ」 男 「…泣くなよ」 女 「どういう気持ちなのかなあ」 男 「だーっ、だから泣くなっつーの!」 26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 36 38.17 ID muY6sdT60 とにかく泣くんだなwww 27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 37 24.38 ID emr2eP5z0 25 やべぇなんかそれやべぇ 抱きしめてあげたいとか思う俺キモス 29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 42 51.85 ID 4PlrYAqw0 女友 「あんた…前から思ってたけど」 女 「ん?」 女友 「清め塩で料理とか、やめなよ」 女 「えー…」 30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 55 59.22 ID 4PlrYAqw0 幼女 「ねー」 女 「うん?」 幼女 「おばあちゃん、ねてた」 女 「ぐっすり寝てたねー」 幼女 「きれーだった」 女 「きれいだったねー」 幼女 「おばあちゃんね。きなこがすきなの」 女 「おもち?」 幼女 「きなこのおもち」 女 「そうなんだー」 幼女 「さっきおかあさんがいったの」 女 「おもちかー」 幼女 「おもち。わたしこんど、おばあちゃんにおもちつくる」 女 「いいねー。きなこのね」 幼女 「うん。きなこの」 女 「よろこぶねーおばあちゃん」 幼女 「おもちー」 女 「…」 男 「…あー、うん」 女 「…」 男 「今は、泣いてよし」 女 「…」 31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 04 59 46.46 ID Kv7Npwgm0 本多孝好のMOMENTっつう小説思い出した 32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 05 02 31.32 ID 79zUeiWvO なんだこれ。いいな、ちょっと。 今後に期待だ。 33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 05 19 25.35 ID 4PlrYAqw0 女 「突然ですが」 男 「おう」 女 「この仕事してて嫌なことベストワンの発表です」 男 「お前はそのたぐいの話好きだな」 女 「はいドラムロール、どうぞ」 男 「やるか馬鹿」 女 「だかだかだかだんっ」 男 「…」 女 「栄えある第一位は…」 男 「…」 女 「例えば誰かのご遺体を見て、年齢とか職業とか腐敗の度合とかで」 女 「ある程度式にかかる費用が計算できてしまうことー」 男 「…わー」 女 「わーぱちぱちぱちー」 男 「わー…」 女 「わー…」 男 「…」 女 「…」 男 「…そしてそれがイコール遺体の値段だと錯覚しそうになる自分がいつの間にかいることー」 女 「わー」 男 「わーぱちぱちぱちー」 35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 05 33 31.54 ID 4PlrYAqw0 女 「いつも思うんだけどね」 男 「うん」 女 「ご住職って、なんでみんなビーエム乗ってるのかな」 男 「公願寺さんはジャガーだろ」 女 「高級車には変わりないじゃん」 男 「儲かるからだろ」 女 「やっぱりそうかな」 男 「羽振りいいぞ坊さんは」 女 「ふーん…」 男 「…まあ、言わんとしてることはわかる」 女 「歩けよな坊主なら」 男 「天竺目指せよな」 37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 05 51 57.02 ID 4PlrYAqw0 友1 「いやーマジ怖えわそれ」 友2 「もう寝れないー今日ー」 友3 「ちょっと、みんな話したんだから、あんたも一つくらいネタ出してよね」 女 「あたしはいいよ…」 友1 「ノリ悪いー」 友2 「だめ、強制ね。これ強制」 友3 「はい五秒以内。3、2、1…」 女 「えー…、じゃあ、こないだの話だけど」 友1 「お、来た」 友2 「うんうん」 女 「ご両親がね、いらして」 友3 「…?どこに?」 女 「お子さんのね、ご遺体を見て」 女 「『汚い』って、言ったの」 友1 「…」 友2 「…」 友3 「…」 38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 05 52 51.79 ID muY6sdT60 なんか妙にリアルなんだが、 1は葬儀屋さんですか 39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 05 54 30.87 ID 79zUeiWvO 37 KOEEEEEEEEEEEEE!!! 40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 05 54 43.58 ID 4PlrYAqw0 38 バイトしていたことがあります 41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 00 32.16 ID muY6sdT60 40 ・・・そうですか なんか・・・すごいですね 43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2006/04/29(土) 06 03 04.00 ID ryh1mCra0 すごくイイ! どうせ泣くなら最後全部 …ぐずっ で終わらせていただきたい! 44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2006/04/29(土) 06 03 12.63 ID tGNciJGCO 37 こういう親にはなりたくないな 45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 05 32.29 ID 4PlrYAqw0 上司 「おい」 女 「はい」 上司 「今日、どうだ。一杯」 女 「すみません。病院に行きます」 上司 「弟さんか」 女 「はい」 上司 「…悪いのか。容態」 女 「あまり、芳しくないみたいです」 上司 「そうか…」 女 「ええ…」 上司 「…」 女 「…」 上司 「…式なら、うちが安くs」 女 「殺しますよ」 上司 「…ごめんなさい」 46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 07 27.76 ID 4PlrYAqw0 42 記憶にないです 43 さすがに無理ありますそれ 47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 09 24.24 ID S9Se3OuS0 35 天竺目指せよなにバロスwwwwwww 49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 17 14.68 ID 4PlrYAqw0 弟 「ねえちゃん、どうなの」 女 「何よ」 弟 「仕事とか」 女 「…何が」 弟 「話してくれないじゃん」 女 「そうだっけ?…リンゴいく?」 弟 「いく」 女 「割と順調じゃない。たぶん」 弟 「ふうん…」 女 「…」 弟 「ねえちゃんのお仕事ってさー」 女 「…うん」 弟 「…便利、だよね」 女 「…何が」 弟 「…いや…うん」 女 「…」 弟 「…ねえちゃん?」 女 「…」 弟 「…ごめん。ねえちゃんごめん。マジごめん」 女 「…」 弟 「俺生きるから、…俺生きるから、ね。俺生きるから。」 50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 19 06.48 ID 4PlrYAqw0 女 「…リンゴ」 弟 「え、ああ、リンゴ。うん」 51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2006/04/29(土) 06 20 08.36 ID OgqDoDEI0 やべえ・・・ 52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 21 56.88 ID LleUSfLBO 生きるって素晴らしい 53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 22 28.96 ID 79zUeiWvO せつねええ 54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 24 22.78 ID h/mlXTr30 姉ちゃん抱きしめてやりてえ・・・。 57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 32 48.61 ID 4PlrYAqw0 女 「あたしあれ、どうしても好きになれないの」 男 「写メか」 女 「最近多いでしょ」 男 「気にはなるな」 女 「あれどうすんのかなあ持って帰って」 男 「『見て見て、これうちのじいちゃん』」 女 「『うわ白れー、怖えー、モノみてー』」 男 「『死にたくねー、こうなりたくねー』 女 「…」 男 「…さすがにそれはないか」 女 「そう願うね」 58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 40 46.35 ID Hp/mHuW00 なかなか深いな・・・ 62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 50 15.17 ID 4PlrYAqw0 女 「あたし今までさ」 男 「うん」 女 「人の死って、いつも自分の視界をを避けて通ってるもんだって思ってたよ」 男 「…そう」 女 「麻痺してたんだ。そこんとこ今までずっと」 男 「まあなあ」 女 「…」 男 「…今は、その真逆の部分が麻痺してんだろ」 女 「たしかに」 男 「どいつもそうだよ」 女 「…ミーティング始めます。今日は出棺・通夜併せて13件」 男 「仏滅日和だ。ほれいくぞ。仕事仕事」 63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 52 30.61 ID 4PlrYAqw0 ここまでにしとく。 なんか楽しかった。見てくれた人ありがとう。 67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 54 05.50 ID Hp/mHuW00 短めだがそれもまたよし 堪能しますた 70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 56 43.49 ID 79zUeiWvO 保守したら続き書く? 71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 58 56.03 ID UlRsvMB/O なんか淡々とした感じが妙にリアルw 72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 06 59 10.99 ID 4PlrYAqw0 書く。たぶん。 ごめん眠くて適当に終わっちゃった。 76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 07 07 36.08 ID BKgKp//AO 男「あれ?何でお前棺桶なんか持ってるの?」 女「お前の分だ」 男「…俺に死ねと?」 女「いやじゃなくて。意外に中快適だよ?見てみる?」 男「おう」 女「じゃあ開けるね」 ギイィィィーーー 女「あれ?」 男「!! 中にいたのは…女ッ!?」 女「そんな…私が今開けたはずなのにィ~ 」 ジョセフ「気をつけろッ!!奴はもう出てきておるぞッ!!」 こうですか?わかりません br / 85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 07 27 43.25 ID 4bO541LBO なんか女の細かい設定とかよかった。 86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 07 33 28.18 ID EPSRCf9/O 男もいい味だしてる 103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 08 48 47.42 ID UEUM/XnBO 新ジャンル「俺」に近い雰囲気だな 123 犯ずきん ◆71isWD/fFU 2006/04/29(土) 10 11 03.22 ID rxQrCaybO 男「……」 女「……おじいさん、いい顔してましたね……」 男「……」 女「……私、この仕事始めてまだ浅いですけど、あんな死に顔始めて見ました」 男「……」 女「悔いは無い、みたいな……」 男「……」 女「……どうしても、焼いてしまうんですか」 男「……」 女「……わかっています、わかっていますけど…… あんな安らかな死に顔も、焼かれてしまえばただ無機質な灰と骨になってしまうなんて……」 男「……」 女「……」 男「……おじいさんはあの顔で、天へ昇っていったんだ」 女「……」 男「……」 女「……はい」 124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 10 12 28.58 ID GLUdKErJ0 123 なんか久しぶりに外でたくなる爽やかさ 139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 11 06 05.03 ID YxNUlTSfO 女「……ねぇ。」 男「…ん?」 女「泣いてたね……あの子。」 男「…ああ。」 女「……我慢してたのにね。」 男「やっぱ…実際に骨みちまうとな。」 女「……。」 男「……。」 女「…私が死んだら泣く?」 男「…骨になるまでは我慢するよ。」 女「…あー…そっか。」 男「…笑うなよ。」 で、保守 143 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 11 23 49.65 ID eQwvpUEz0 女「お医者さんが身内の体にメス入れるのはタブーなんだってさ」 男「へえ」 女「でもさ、私が死んだらさ、焼いてくれる?」 男「・・・・・・」 女「やっぱりいいや」 男「・・・・・・」 女「私が死んだらさ、忘れてね」 男「・・・・・・」 女「・・・・・・」 男「火葬終わったあとに骨食べる人見たことある?」 女「ない」 男「食べてやるから」 女「なんで?」 男「・・・・・・」 女「・・・・・・」 男「・・・・・・」 女「・・・骨が喉にひっかかったらご飯で飲み込めばいいんだよ」 男「それ魚だしほんとはそれ迷信だし」 145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 11 28 01.36 ID jKYgKMUl0 でも葬儀屋の人ってまじすげーよ お辞儀の仕方とか完璧だもん つまるところお辞儀するときの尻の突き出し方も完璧なわけで、 不謹慎ながら興奮したことがある 146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2006/04/29(土) 11 28 18.07 ID CtVZQ21Y0 145 不謹慎にも吹いてしまった 150 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 12 02 33.30 ID yicUjGdj0 「変態クール」と並んで現在俺の中ではトップだぜ!! 151 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 12 19 18.09 ID J0vieTpG0 女「……ぐず、ぐずっ」 男「出棺のたびに泣くな」 女「だって……」 男「俺たちは葬儀屋だ。大事故は儲け話で、人の死は甘い蜜だ」 女「そんな言い方……!」 男「泣くのは遺族に任せとけ。笑うのは遺影だけだ。そして俺たち葬儀屋は ただひたすら冷徹に」 女「……」 男「でなきゃ、葬式に出ている人間がみんな泣いていたら、 亡くなった人が安心して天国に逝けないじゃないか」 女「……」 男「だから葬儀屋は泣くな。ほんの少しでもいい、残された遺族の支えになるためにも」 女「……はい」 男「……後でいくらでも胸を貸してやる(ぼそ」 159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 13 29 06.44 ID gqcZmDUwO 女「…「壺」…渡して来ました」 男「あ…あぁ、じゃ次まで、休んでていい。」 女「…え、先輩は?」 男「俺は一服してくる…お前、次の仕事の前に涙拭いとけよ…」 女「ぐすっ…先輩もですよ…」 男「…」 161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 13 36 44.48 ID f7KyiwD40 女の子より男のカッコよさの方が目立つ気がする あ、こーゆうジャンルか 163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 13 49 43.28 ID gqcZmDUwO なんか深夜枠やってたら泣きそうになるな 170 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 14 24 35.73 ID gqcZmDUwO 女「こんな…こんな…小さい子でも…命は…グスっ…」 男「…いくら若くても、人は死ぬ時は死ぬ…神様は想像以上に薄情なんだ…」 女「ぐ…ぇぐ…」 男「控え室で休んでろ、コーヒーでも飲んで落ち着いてこい。」 女「あ、ぁい……ぐすっ…」 男「【明日】が、必ず【明日】になる保証なんてドコにも無いなんて…物騒な世の中だな…」 171 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 14 28 33.57 ID i2xloUP6O 女「…」 男「…」 女「空が青いね」 男「…そうだな」 女「死んだらもう見られないんだよね…」 男「……」 女「……」 男「そうだな」 女「でも汚い物ももう見なくて…す…むよ…ね」 男「泣くなよ」 女「だって…」 男「お前が死んだら、こんな晴れた日に墓参りに行ってやるから。」 女「うん。」 172 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 14 32 22.17 ID 4PlrYAqw0 おはよう なんかいない間にスレがいい流れで嬉しい みんなで共有して、書きたい人が書き、描きたい人が描く そんなかんじでやっていけると個人的には楽しい 178 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 14 58 14.90 ID xD3qVx580 男「あ、クロネコだ…」 女「…」 男「…」 女「野良・・・なのかな…」 女「…」 男「…」 男「……飼いたいのか?」 女「えっ!?そ、そんなわけないじゃないですか!!」 男「でもお前の家…確かペット駄目なんだよなー…?」 女「…」 男「可哀想だから、会社で飼って欲しいなーとか思ってるんじゃないだろうな…?」 女「…」 男「…」 男「黒猫飼う葬儀屋は無理だろ?ウチはナマモノじゃ扱えないし・・・・?」 女「………………最低です…」 男「ちょっとおい!!何処行くんだよ!!」 女「…」 男「さっきは悪かった…な…」 女「…」 男「…」 女「……私そんな風なつもりだったわけじゃありませんから……」 女「…………きゃっ!!背中…っ!!」 男「…」 女「…この子…さっきの…?」 男「……名前、何にするんだ?」 179 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 14 59 38.82 ID gGYJwItY0 やっぱどれも男のほうに惚れそうだ 180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 02 02.85 ID 4PlrYAqw0 男 「なんかさあ、さっき喪主さんに呼び止められて」 女 「うん」 男 「『隣の祭壇のほうが大きい』ってさ、文句つけられた」 女 「…それで」 男 「隣は花祭壇だろ。段数も違うし、まあ…基本的に払ってる額が違うわけよ」 女 「うん」 男 「でもさ、そんなこと面と向かって言うわけにもいかねーからさ」 女 「気休め言った?」 男 「言った」 女 「大切なのは値段じゃありませんよ的な」 男 「そうそう」 女 「納得した?」 男 「せざるを得ないよな」 女 「だろうね」 男 「…こういうところで人間の意地みたいなの見るとさ」 女 「うん」 男 「…なんか、へこむよな」 女 「…うん」 187 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 12 37.66 ID 4PlrYAqw0 女 「…あたし今日さ」 男 「うん」 女 「カルシウムの大切さを改めて知った」 男 「ジャリみてーだったもんな。骨」 190 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 14 24.94 ID gGYJwItY0 187 それマジ話だよな・・・俺もカルシウム摂ろう・・・ 202 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 26 14.59 ID bnTNDj+70 女「あっ!」 男「なんだ猫か」 女「この子死んでる・・・」 女「猫ってさ、自由気ままに外を走り回ってこうやって車にひかれて死ぬのと、家から出られないで暮らすのとどっちが幸せだったのかな?」 男「・・・」 男「埋めてやるか」 女「うん・・・」 男「ホントお前泣き虫だよな」 女「ぐずっ・・・」 203 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 31 48.62 ID cxsFq5r00 男「で、反省の言葉は?」 女「すいませんでした……」 男「はぁ……。じゃ、親族の連中にも謝って来い」 女「……嫌です」 男「……今、すいませんっつったろ。嘘か?」 女「嘘じゃないです。先輩に言ったんです。代わりに謝っていただいて、すいませんでした」 男「お前……」 女「……死ぬときまで面倒かける奴だったなって、どういうつもりなんですか……!」 男「だからって、お前が張り手をしていい理由にはならないだろう」 女「だって、死んだ人にあんなことに言うなんて……!」 男「俺たちも連中と同じようなもんだ。死んだ奴を歓迎する奴もいれば、面倒だという人間もいる。どっちもどっちだ」 女「でも、私は違います! 私は、あんな……あんな……」 男「……わかってる。だから代わりに謝ってきてやったんだろうが」 女「先輩……」 男「お前は飲まれるなよ。人の死は、悲しいものだ」 女「……はい」 206 犯ずきん ◆71isWD/fFU 2006/04/29(土) 15 34 02.84 ID rxQrCaybO 男「……」 女「……」 男「……」 女「……誰も、こないね…… 依頼人の、奥さんも何処かへ行っちゃいましたし……」 男「……奥方さんも、実の所顔も見たくないんだろう……」 女「……」 男「……仕事に生きた男なんて、そんなものだ」 女「……」 男「……」 女「……でも……"最後"を、誰にも見送られないだなんて……」 男「……」 女「……」 男「……二人、は見てるだろう……」 女「……」 男「……しっかり、見送ってやろう」 女「…………うん」 207 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 34 10.75 ID 4PlrYAqw0 女 「あっ」 弟彼 「こんにちは」 弟 「来てたんだ」 弟彼 「はい」 女 「…寝てる?」 弟彼 「はい。一時間くらい前から」 女 「ふーん」 弟彼 「起こしますか?」 女 「いいよ別に。…学校は?」 弟彼 「早引けしました」 女 「そう…ほどほどにね」 弟彼 「はい」 女 「…」 弟彼 「…」 女 「白いね」 弟彼 「白いですよね」 211 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 39 42.66 ID Vj6og4vZ0 男「お前泣かなくなったな」 女「慣れましたから」 男「仕事に?……死に?」 女「………」 男「ごめん」 女「………」 男「なんつーか」 女「………」 男「…ごめん」 212 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 41 01.51 ID gVdNAhIF0 206 ええ話や 217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 44 03.60 ID cirFidbcO 207 3行目に弟発見 218 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 46 43.10 ID lrVC3N/I0 207 「弟彼」の文字に一瞬ウホッかと思ってしまった俺ガイル 219 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 46 52.62 ID nmOr5Jyw0 女「……ご両親、泣き崩れてますね」 男「かわいい一人娘だったからな」 女「……棺、普通のよりちっちゃいんですね」 男「まだ五歳だったからな」 女「うぇ、ぐすっ……」 男「泣くなよ」 女「だって、まだあんな小さな子供なのに……!」 男「生物の死亡率は100%だ。どんな元気な奴だって、例え小さな子供だろうと死ぬ時は死ぬ。 遅いか早いかの違いだけだ」 女「でも、だからって……ぐすっ」 男「……ん、何だそれは?」 女「この子、一度も雪を見たことがないってご両親から聞いたから、カキ氷機で作った雪だるま…… せめて、作り物の雪だけど……」 男「火葬場に着く前に解けるだろ、ばか」 女「ううぅ、ぐすっ……」 男「……天国まで届くといいな、雪だるま(ぼそ」 220 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 47 06.91 ID hmjIdHQa0 218 お前は俺か 221 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 49 02.29 ID 4PlrYAqw0 217 お詫びして訂正いたします。 226 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 15 54 54.88 ID xD3qVx580 女「あ、犬…」 男「ダメだぞ。」 女「…即答しなくたって…」 男「…」 女「…」 女「やっぱ、駄目ですよね…」 男「ダメだな。さすがに」 女「…」 男「…」 男「…ま、代わりにそこのモスチキンでも買って。そっちを…」 女「………………やっぱり最低…」 236 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 16 04 45.98 ID 4PlrYAqw0 弟彼女 「なんか、ちょっと、不安になりますよね」 女 「んー…」 弟彼女 「もしかしてもう起きないんじゃないかとか、私は弱いから、思っちゃいます」 女 「…大丈夫よ」 弟彼女 「でも、動かないし…真っ白だし」 女 「…そうね」 弟彼女 「…」 女 「…でもね、死と生を分かつ瞬間は、見分けがつかないほどわかりにくいものじゃない」 弟彼女 「…」 女 「死んだ人ってね、別人かなって思うくらい、すごく顔が変わっちゃうの」 女 「顔の筋肉が弛緩するからね。…生前の顔に近づけるの、すごく技術がいるんだよ」 弟彼女 「…」 女 「だからね、こいつがあんたの知ってるこいつである限り、こいつは大丈夫」 弟彼女 「…」 女 「わかった?」 弟彼女 「…なんか、すごい…」 女 「うん」 弟彼女 「すごい説得力ですよね」 女 「でしょ」 240 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 16 06 16.71 ID cirFidbcO 236 また無駄知識が増えていくwwwwww 245 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/04/29(土) 16 09 08.27 ID yxGp5bO80 本職だが 62のありえなさに吹いた PREV NEXT 新ジャンル「葬儀屋」01_vol02
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/161.html
男「はぁっ、はぁっ!女、好きだっ!大好きだっ!!」 女「男ぉ…私もぉ……あ、あンッ!あンッ!あンッ!!……とってもぉ………大好きぃぃいッ!!」 バラバラバラバラ…… 男「はぁ、はぁ……いいときに……なんだよ、うるせぇヘリだな」 女「ね、なんかスッゴイ近くない?」 カッ!! 男「なんだ!?ライトが……こっちに!」 ??『我々は某音楽著作権協会の者だ!大人しく使用料を払いなさい!!』 女「……はぁ?」 ??『踏み倒す気か……フン、ならば状況をレベルCに移行しろ!』 ??『サー、イエッサ!!』 ガッシャーン!! 男「うわぁ!なんか窓ブチ割って上から降ってきた!なんなんだよお前ら!」 ??『使用料を払いなさい。今ならまだ間に合う』 女「なんのことよ!?」 ??『……隊長、使用者に支払いの意思が無いことを確認しました』 ??『ならば、レベルBに移行しろ』 ??『了解。逮捕します』 男・女「「な ん で さ !?」」
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/434.html
女「ん~」 男「……女さん?何やってるの?」 女「ひゃあ!お、おおお男くん!」 男「男くんですが何か?」 女「えと……見た?」 男「女さんが両手の手のひらあわせて何か唸ってたのは見たけど」 女「うわわわわ」 男「はい、逃げない逃げない。何やってのか聞かせてから逃げるように」 女「うう……バストアップ体操です………」 男「………なんで?」 女「だ、だって、男くんは胸の大きい女の子が好きっていうから……」 男「………………」 女「だから、その……頑張ろうって………うう、恥ずかしい。逃げるっ!」ダッ 男「あ、女さん!」 女「ばいばーい!夏までに大きくするからーっ!」 男「………………」 男「……………………」 男「………………………いや、女さん既にバスト90のFカップじゃ……」 女「日々是精進!お母さーん、牛乳もうないよぉ!?」
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/115.html
浅川「……………」モグモグ 山村『……………………』 (;゚‐゚)ゴクリ サマ『……………………』 (( ;゚д゚)アワワ 浅川「………………」ポリポリ 山村『……………………………』 (lll゚Д゚)ヒィィィ サマ『……………………………』 ((;゚Д゚)ガクガクブルブル 浅川「……………………」ゴクゴク 山村『………………………………………』ヒィー (*1))ガタガタ サマ『………………………………………』 (*2))ガクガクブルブル 浅川「……………………………うわ」 山村『………………………………………………」 (*3))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク サマ『………………………………………………」 (*4))))))ウウ…グスグス………ヒック 浅川「あー、ドキドキしたぁー!……あれ、どうしたお前ら」 山村『ど、どうしたじゃないわよ!何よさっきの映画!!怖いじゃないバカぁ!!!!』 サマ『………ヒック……ウウゥ………う、ふえぇぇぇ…』 浅川「なにって……お前らの元ネタだが」
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/270.html
猫「なぉ~ん…なぉ~ん」 女「先生!ジャックが…ジャックが変なんだ!助けてくれ!」 医者「勇者様!?」 女「ジャックに…ジャックに何かあったら俺…俺…!!」 医者「あー…ジャック君…盛りかな?」 女「さ、盛り?!」 医者「オスだもんねぇ、ジャック君」 女「…………オ、オス…」 医者「勇者様メス猫も飼ってらしたでしょう?つがいにしてみては?」 女「…………つ、つがい…//////」 医者「ありがとうございましたー」 女「ジャ、ジャック…お前…/////」 猫「なぉん?」
https://w.atwiki.jp/new_jack/pages/106.html
新ジャンル「しろくろ」 102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 13 33 10.58 ID Wj605SIq0 その日は学校に行くつもりはなかった。 それどころか、一晩中悩んでいたおかげで意識すら危うい。 できることなら、ここで眠ってしまいたい。 そうすれば、もう一度昨日をやり直せる気すらした。 それでも、世界は待ってくれなかった。 ならばせめてと、僕は信仰すらしていない神に祈った。 今日、学校にあの子は居ませんように。 できるなら、それは僕の所為であって… 答えを聞けなくてもいいから、またなんにもない世界に戻してください。 願いは届かなかった。 色のある、僕の世界に…しろくろで僕を見ていてくれたその人はいた。 103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 13 33 21.97 ID BGuL1DHI0 立て男! 立つんだ!! 105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 13 36 14.32 ID Wj605SIq0 女「…」 斜め前の席を見ることができない。 女「…」 一生懸命、人に見せるためにノートをとることができない。 女「…」 少しでもあの子に近づきたくて、読んでいた小説を読めない。 女「…」 今になってやっと、あのとき彼女は靴箱を一つ一つ確認していたことに気が付いた。 それでも…僕は彼女をみれなかった。 誰もいないトイレの壁を、左手が思いっきりノックした。 手には、鮮やかな赤が広がっていた。 鮮やかな…あの小鳥のような紅い色が。 106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/05/20(日) 13 36 15.44 ID YChqB54BO 泣きそう…wktk 110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 13 43 08.21 ID Wj605SIq0 どうすることもできないまま…どうもしないまま、時間だけが進んだ。 斜め前のあの人は、席替えによって斜め後ろに行ってしまった。 相変わらず振り返ることができない。 左手に巻かれた包帯を、何度も何度も引っ掻いた。 そのたびに、いろんな痛みが僕を襲ってくる。 まるでそれを当然のように。 苦しみながらも味わう。 僕じゃない人が、彼女にノートを貸しているのを見てしまった。 見るつもりじゃなかったのに、見てしまった。 寂しい顔をしていた。 今、女は……しろくろの世界でなにを見ているんだろう… 僕はなんにも見たくなかった。なのに、君は… 今になってようやく、僕の中での彼女の大きさがわかった。 今更――― ―――あとに戻ることができないって…痛いほどわかった。 111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/05/20(日) 13 45 12.41 ID 3qzLqOhmO 男、しっかりしろ! 男、頑張ってくろ! サーセンwwww 112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 13 46 37.56 ID BGuL1DHI0 あー!! 男ひっぱたいて背中押したい 113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 13 47 42.31 ID Wj605SIq0 彼女に異変が起こった。 授業中、ふっと倒れたかと思うと、そのまま救急車で運ばれていった。 先生は貧血だと。そう言った。 次の日も。 その次の日も。 一週間経っても、僕の斜め後ろの席は空席のままだった。 人が一人いないだけで、僕は何度も振り返ることができた。 もう無駄なのはわかっているのに…ノートを必死に書いた。 空が青い。青いだけなのに…僕は忘れることができない。 そんな色すら彼女は、しろとくろの世界でしか見つめられないのだろうか。 僕はもう、忘れることなんてできなくなっていた。 なにもかも、忘れることなんて… 115 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 13 52 11.55 ID Wj605SIq0 初めて一人で図書室に来た。 最近付き合いが悪い。そう言われても大富豪に付き合う意識はなかった。 なぜか、その日は僕しかそこにいなかった。 ふと、彼女がいつも座っていた席を見る。 窓際の風が吹き込む席。あの子はここで、本を読むのが好きだった。 この一ヶ月。 世界はいつも通り動いている。 なにも変わらない。空の色も。空気の味も。……僕の気持ちも。 窓を開けると、風が吹いた。 その風は部屋を廻って小さな音を集めてきた。 鈴の音が、僕の斜め後ろで鳴った。 本棚の隙間に……紅い鳥が眠っていた。 その日はあの日と同じように、また雨が降りそうだった。 119 みすったー sage 2007/05/20(日) 13 58 57.02 ID Wj605SIq0 先生はなかなか教えてくれなかった。 連絡網を頼りに、やっと入院している病院が分かった。 そとは完全に雨が降っていて、傘を取りに帰る時間すら惜しかった。 走った。 鈴の音は、僕の手の平に包まれて曇った音を漏らしている。 肺が痛くなっても、僕の足は止まってくれない。 その病院は大きな病院だった。 4696号室…そこに、あの人はいる。 家族の人に、いろいろと聞いた。 女の眼は、もうしろくろすら分からないかもしれない。 怖くなんて、ないよ。 僕は、君が好きだから。 4696号室は、完全な個室になっていた。 扉はゆっくりと開いて、大きな白いベッドの上に…いた。 120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 13 59 20.90 ID BGuL1DHI0 走れ!! 121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/05/20(日) 14 02 21.30 ID GEmYEcusO 気になって仕事が手につかない 122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 06 32.68 ID Wj605SIq0 女「……誰?」 世界から白すら奪われた彼女は、僕のいないほうを向いてそう言う。 驚かさないように…近づく前に声を出した。出せた。 男「……僕だよ」 女「!男……男なの?」 男「あぁ。男だ……女……」 女「……傍に来て」 彼女のベッドの傍に、椅子を置く。 まっすぐと前を向いていた女は、手探りで僕の手を見つけてくれた。 女「男……男……」 男「…」 そっとその手を握る。か細いその腕は、点滴の針が繋がれていた。 痛々しく巻かれた包帯は、僕の顔をしっかりと見つめていた。 女「……こんなになっちゃった」 男「…」 女「もう、見えないかもしれないって」 男「…」 女「手術するんだ。それで……治るかどうかもわからないけど」 男「女、あのな」 女「ごめんなさい」 言おうとした言葉は、先に言われた。 包帯が湿っているのが分かった。……雨音が酷くなった。 125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 12 00.10 ID Wj605SIq0 女「……やっと言えた」 男「…」 女「返事。言えなかったから……悩んでたんだ」 男「…」 女「私も、男のこと好きだよ」 男「…」 女「でも……ごめんなさい」 男「…」 女「……嬉しかった……でも、だめなんだ。私……こんなだから、もう愛せないんだ……」 男「…」 女「ごめんね?ごめんね?……ひっく、もういいよ?もう、悩まないで?」 男「…」 女「もう大丈夫だから……私、もう一人でも平気だからね?……ありがとう。……さようなら」 手を放すと、女は顔を覆った。 僕の手は、微かな温もりを頼りに…今すべき事を優先してくれた。 意思と同じように。 そっと肩を抱き寄せ、背中に手を廻した。 129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 19 11.22 ID Wj605SIq0 男「…」 女「うぁ……っ……だめっ」 男「……女」 女「んっ……もういいから……っ……帰って!」 シャリン。 女「……あ……」 男「…」 シャリン。シャリン… 男「聞こえる?」 女「…」 男「……紅い小鳥。捕まえてきたよ」 女「キーホルダー……なんで……」 男「図書室に落ちてたんだ。あのとき……本を返すからって、少しだ寄っただろ?」 女「…」 男「ほら、キーホルダー。もう、落とさないで?」 女「……あ……っ」 男「好きだ」 女「…」 全力で、声を絞り出した。 130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 20 16.33 ID Wj605SIq0 男「僕は君が好きだ。君を……愛してる」 女「…」 男「……僕が……僕が君の世界の色になるから」 女「…」 男「僕の傍に、居てください」 それだけ。 いろいろ言いたいことはあったけど…それだけで伝わる気がした。 でも、それは予想じゃない。確信できたんだ。 132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 23 37.71 ID POIIsA3K0 ∧_∧ ( ・∀・) ドキドキ ( ∪ ∪ と__)__) 134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 25 18.00 ID Wj605SIq0 女「…」 男「大丈夫。ずっと、君の隣に居るから……僕を愛して?」 女「でも、私……」 男「関係ない。たとえ色がわからなくても……僕と君はここにいるんだ」 女「…」 男「たとえ君の目が見えなくなっても、しろくろの世界しかわからなくても…… 僕は傍にいる。君に色を教える。君を愛していく。だから……僕に君を守らせて?」 女「……男……っ」 男「…」 女「……治らないかもしれないよ?」 男「大丈夫。絶対治る」 女「無事でも、元のまま……しろくろしか見えないかも……」 男「関係ない。温もりは色じゃ判別できやしないさ」 女「…」 男「好きだ」 女「……ほんとに……いいの?」 男「君じゃなきゃ……いやだっ!」 ぎゅっ。 136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/05/20(日) 14 27 23.62 ID OxiuMS5M0 無意味に動悸が激しくなってきた 138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 28 30.31 ID Wj605SIq0 女「…」 男「ほら、わかるだろ?僕……こんなにどきどきしてるんだ」 女「……うん」 男「顔だって、こんなに温かい。君も僕も、ここにいるんだよ」 男「……色がなくたって、僕は君を抱きしめられる」 女「…」 男「だから、僕の隣で笑ってて……僕を、僕が君をそうするように愛してください……」 ぎゅっ… 女「…」 女「……愛しても……愛してもっ……いいの?」 男「もちろん。大好きだ。……君を、愛してる」 140 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/05/20(日) 14 30 32.63 ID 8RvwrtXr0 (´;ω;`)イイハナシダナー 141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/05/20(日) 14 30 37.00 ID K3B7hcFtO 昨日から多いな 俺の知る限り「死刑囚妹」「ウンコ」 そしてこれ さてどのようなクオリティか 146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 35 57.17 ID Wj605SIq0 女「……うん……大好き」 男「…」 女「私、男のこと大好きっ!……ひっく……愛してるよっ」 男「うん、うん……」 女「嫌だ。離れるのなんてやだっ……また、一緒に図書室で本読みたいっ!」 男「あぁ。また一緒に、あのペットショップに行こう」 女「うぁっ、うぁぁぁ……っ……あぁっ!」 男「…」 しっかりと抱きしめた。 もう二度と、君を放さない。 雨の降る悲しい場所に、君を置いてけぼりになんかしない。 ずっとずっと……君のしろくろの世界には、僕が絵の具になってあげる。 もう二度と、分からないなんて言わせない。 僕の色は、君の色。 君の色は…僕の色なんだ。 148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 36 52.83 ID Wj605SIq0 ずっと泣き続けた。 雨音は、混ざり混ざってここに返ってきた。 泣き止んだ女は、ちゃんと包帯の向こうから僕を見つめてくれた。 あぁ、そうだ。 僕は…この顔が、君が愛しいから見つめていたんだ。 やっと、わかったよ。 愛してる。 この世界で、いいや、どこだろうが…僕は君が一番大好きだ。 152 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/05/20(日) 14 42 01.29 ID H5t8VGGa0 141 あれらと比べるなwwww方向違うだろうが 三点リーダ減らすだけで読みやすくなるぞ いい話だから頑張れ 153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/05/20(日) 14 42 30.73 ID 0eBQ6Qu/0 また厨房小説かよ、本当にVIP終わったな あれ?キーボードが濡れて・・・? 155 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 43 31.15 ID Wj605SIq0 女「これは?」 男「スプーン?銀色」 女「これは?何色?」 男「黒。綺麗な椅子だよ」 女「……抱きしめて」 男「うん」 女「私の髪、何色?」 男「綺麗な黒。お人形さんみたい」 女「男の髪は?」 男「女ほどじゃないけど、一応黒だね」 こんな風に。 ずっと僕に色を聞いてくる。 抱きしめたまま、僕の顔を見上げた。 女「…」 男「……可愛いよ」 女「嘘。こんな包帯巻いた女の子なんて……」 男「嘘じゃない。可愛い……本当に、愛してる」 女「…」 包帯越しに、眼を閉じたのがなんとなくわかった。 158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 46 02.53 ID Wj605SIq0 重ねた唇は、甘酸っぱい味がした。 ほんとうに…漫画のような、愛しい味が。 そのまま、ずっと放さなかった。 互いに…ぴたりとも動かなかったんだ。 時間が許す限り、僕は女と距離を保った。女もそうしてくれた。 女と出逢って、数ヶ月…やっと僕とこの子の線が重なった。 唇を放しても、腕はしっかりと体を支えていた。 もう二度と、放さないように。 162 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 14 51 29.10 ID Wj605SIq0 男「手術って、いつ?」 女「……明日」 男「え?早いね……」 女「でも、ずっと怖かったんだ」 男「…」 女「男が来てくれてほんとによかった……」 男「頑張れよ。僕、待ってるから」 看護婦さんがやってきた。 面会の時間は終わったそうだ…ぎりぎりまでその部屋に留まり、ずっと手を握っていた。 明日手術したのち、女の回復を待って包帯を外すらしい。 それまで俺は、学校に通う。 女がいつ帰ってきてもいいように。僕は女の分まで勉強する。 最後に小さくキスをして、僕は病院を後にした。 そとは雨があがっていて、独特の香りと湿気た冷たい温度が体包んでいた。 女に会えたのは、それから二週間たった日だった。 169 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 15 00 03.62 ID Wj605SIq0 その日は、とても晴れた日だった。 日本晴れってやつ。 朝から暑くて、どうしようもない日だったんだ。 教室に入ると、誰も居なかった。 斜め後ろの席には、沢山プリントが詰まっていて、それを人知れず 直すのが僕の日課になっていた。今日もまた同じ作業をする。 先生が教室にやってくる頃、生徒は一人を除いてみんな座っていた。 先生が珍しく、嬉しそうな顔で話す。朝からご機嫌な先生をどれくらいぶりに見ただろう。 今日、帰ってくる。 先生曰く、いろいろあって入院していた。理由は一切話さない。 ただ…俺達には変わらず接してくれと、そう言った。 その先生の言葉は、女がよくも悪くも…なにかが変わって帰ってくることを 指しているんだろうと、勝手に解釈する。そうでもしないと、胸が張り裂けそうなんだ。 173 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 15 04 29.53 ID Wj605SIq0 先生に連れられて、真っ黒な制服が帰って来た。 未だに、その制服は他校のままだ。暑そうなその制服に包まれた子は… 相変わらず、真っ黒な瞳をしていた。 少し、壇上で僕達に挨拶をすると、なにもなかったように席に着いた。 すれ違いざまに眼があったけど、なにもなくそのまま席に座る。 真っ黒な瞳は、ちゃんと僕を捕らえていた。 隣の席の子が、女にノートをみせる。女はどこから写せばいいかわからないから、 あとでいいよと言っていた。机の横に鞄を釣る。 シャリンと、小さく音が聞こえた。 そのまま昼休みになるまで…僕は女と話さなかった。 昼休みになると、僕は無言で図書室に向かった。 177 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 15 08 45.38 ID Wj605SIq0 また図書室には、人の影が一つもなかった。 ただ、窓際に座る。数分すると……この席を指定席にしているあの子が入ってきた。 男「…」 女「…」 無言のまま、僕の隣に立つ。 僕も椅子から降りて、まっすぐ女を見つめる。 その眼は相変わらず真っ黒だったけど…口を開いたのはやっぱり女からだった。 女「……ただいま」 男「……おかえり」 女「私の目、何色ですか?」 男「黒。真っ黒な透き通った色だよ」 女「そっか」 少し離れて、窓を閉めた。 外で遊んでいる生徒の声は聞こえなくなって、二人だけがこの空間に残った。 180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 15 12 06.46 ID Wj605SIq0 女「…」 男「…」 無言のまま、時間だけが過ぎる。 それでも、君は笑ってくれている。 女「うそつき」 男「え?」 女「……黒くないじゃん」 男「…」 ゆっくりと、ゆっくりとこちらに近づいて。 手を伸ばせば届く距離にまで縮まった。 女「うーそーつーき」 男「嘘じゃないよ。黒だって」 女「違うよ」 男「…」 女「……男の髪……」 男「…」 女「黒じゃなくて……ちょっと茶色だよっ!」 男「!」 183 愛のVIP戦士 2007/05/20(日) 15 13 34.27 ID S1UTNFYY0 (´;ω;`)ブワワッ 186 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/05/20(日) 15 14 32.61 ID 3w7oawKW0 「公表された作品については、みる人全部が自由に批評する権利を持つ。 どんなこきおろされても、さまたげることはできないんだ。 それがいやなら、だれにもみせないことだ。 批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!! あいつはけなした! ぼくは怒った! それでこの一件はおしまい!! 」 188 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 15 15 46.94 ID Wj605SIq0 ふわっと。 少し、女の体が浮いた気がした。 こっちの世界に帰ってくると、僕はしっかりと女を抱きしめていた。 耳元で、帰って来たよ?って言ってる。 大好き。愛してる…それぐらいしか言葉がでなかった。 ぎゅうっと力を込めた腕の中で、女はうっすらと涙を浮かべている。 それでも、僕が流している涙に比べれば少量のものだろう。 しっかりと。 僕は女を抱きしめた。 二回目のキスは、あまり覚えていない。 ただ、学校だってことも忘れて…僕はひたすら女を愛しく思った。 女も、そうしてくれた。 女の世界は、やっと色に包まれたんだ。 191 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 15 20 03.51 ID Wj605SIq0 変な女の子に出会った。 全身真っ黒の制服を着た子。うちの学校の制服じゃなかった。 靴下だけが真っ白で、体の色を抜けば全部黒。 変な女の子に出会った。 その子は世界をしろくろでしか判断できなかった。 でも、それも昔の話。 変な女の子に出会った。 昼休みになると、図書室に向かう。 窓際の涼しい席で、いろんな図鑑を僕と読むようになった。 変な女の子に出会った。 でも、その子は世界で一番可愛かった。 194 おわりー。 sage 2007/05/20(日) 15 21 56.02 ID Wj605SIq0 しろくろ。 もう君に、たった二色の世界なんて与えない。 これからは、僕が一緒だ。 変な子じゃなかった。 ほんとは… ただの、普通の女の子。僕の一生愛すべき、たった一人の愛しい女。 終。 198 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/05/20(日) 15 24 25.69 ID GEmYEcusO 1乙 朝から読んでたよ 面白かった 199 ハマァンカァン sage 2007/05/20(日) 15 25 33.63 ID Wj605SIq0 お疲れ様でした。 日曜日の朝っぱらからお昼まで、貴重な時間をありがとうございます。 まー、特定されるのはわかってたけど…なんとか頑張って甘えを抜きましたよ? 三点リーダは…もっと頑張りますwwwww まあなんだかんだいっても、結局は 186ですよね。 どちらにしろ、叩かれるのは僕が未熟なだけですからwwwwww それじゃー、もう寝ます! みんなありがとー。またどこかで! ノシ 202 愛のVIP戦士 2007/05/20(日) 15 25 56.15 ID S1UTNFYY0 1乙 おもしろかったよー 203 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/05/20(日) 15 26 37.15 ID 6816PCMUO おつかれ どこが新ジャンル?…とは思ったが、面白かった。 204 忘れてたー。 sage 2007/05/20(日) 15 26 43.40 ID Wj605SIq0 | ∧ ∧ |/ ヽ ./ .∧ | `、 / ∧ |  ̄ ̄ ̄ ヽ | ̄ ̄ ̄月曜日 ̄ ̄ ̄) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.\ |ヽ-=・=-′ ヽ-=・=- / 絶望しろおまいら。 | \___/ / | \/ / 207 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/05/20(日) 15 27 37.40 ID T1xmeIMF0 204 ニートには無効 PREV 新ジャンル「しろくろ」01_vol01 NEXT コメント 感想・要望などご自由にどうぞ
https://w.atwiki.jp/new_jack/pages/123.html
新ジャンル「誤解優等生」 200 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 39 17.18 ID XMEa9W/aO 二人はガチで仲がいい って設定がいいと思うんだ 203 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 41 41.17 ID Mn6dYGXjO これくらい殺気があればいい? http //imepita.jp/20070605/708640 205 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 42 51.80 ID to7OtJs1O 道端にて 優(猫さん可愛いなぁ~) ぬこ「ミャーミャー」 優「…あれ、殺気さん?キョロキョロしてどうしたんだろ?」 殺「…!」だっ 優(こっちに走ってきた!?) 殺「あの…ハンカチ落としたよ?」 優「えっ?あ、ありがとうございます!そそ、それでは!」だっ 殺(走っていっちゃった…急ぎの用事でもあるのかな…?) ぬこ「ミャー」 殺「あ…ニャーニャーだ……チチチチ…」 206 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 43 53.37 ID hyEuMjaAO A「ぉ…おい見ろよ…殺気さんずっと優等生さん睨んでるぜ…」 B「やっぱ殺気さんからするとイライラするんじゃ…Koeeeeeeeee」 殺「ジーッ(まだかなぁ…授業暇だから手紙したはいいけど…優等生さん長いぃ~…気になるけど目良くないからあまり見えないし…)」 優「……よしッ(じゃあ殺気ちゃんに…えいッ)」 殺「Σ?!…ジロッ(あっ優等生さんからキタ----vV)」 A「優等生さん宣戦布告!!!」 B「戦争じゃああああぁぁビクンビクン」 207 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 44 15.14 ID XOAoZk+a0 203 茅原先生思い出した。 こっちの方が断然好みだけど。GJ!! 211 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 49 55.27 ID E2y/fFxW0 203 殺気というか妖気に近いものがある、コワス 212 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 19 51 59.62 ID yfGjJKjc0 200 殺気「……」 生徒1「今日の殺気さんはいつもの五倍増しの怖さだな……」 生徒2「ああ、近づいただけで斬られそうな感じだ」 殺気「……っク!っク!っク!」 生徒1「と、突然笑い出したっ!?」 生徒2「きっと、想像で小動物を捻り殺して愉悦に浸っているんだ……ゴクリ」 優等「……」(ててて) 生徒1「優等さんっ! 今の彼女に近づいちゃ危ないっ!」 生徒2「いくら優等さんでも、無茶だっ!」 優等「わっ!!」(どんっ) 殺気「!!!」 生徒2「なんだと……!? 殺気さんが反撃しない……?」 生徒1「流石の殺気さんも優等さんには迂闊に手が出せないんだよ、きっと」 優等「シャックリとまった?」 殺気「うん、ありがと」 こうですか?わかりません>< 213 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 54 31.19 ID Mn6dYGXjO 支援支援 つhttp //imepita.jp/20070605/715750 p01_213_715750.jpg 214 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 55 48.88 ID wNpLQBjFO 周囲の奴らがDMCっぽいwwwwww 215 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 56 05.75 ID XOAoZk+a0 203 ちょwww 優作のは逆立ち!? 216 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 19 56 57.31 ID yfGjJKjc0 214 なんか書いてて覚えがあると思ったらそれだwwww 217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 57 27.89 ID Mn6dYGXjO 215 多分元気に走っているところが描きたかったんだよ 218 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 57 27.80 ID LFGilfRz0 エンジェル伝説みたいだ 殺「……(優さんにカッター返さなきゃ)」 A「お、おい見ろよ! 殺気さんがカッター持って優さんに近づいてるぜ!」 B「や、やべえ……で、でも俺達なんかが割って入ってもどうにもならないぜ」 殺「ジー……(どうやって返そう)」 優「あ、殺気ちゃん。どうしたの?」 殺「ビクッ(先に声かけられたどどどどうしよ……)」 A「もう終わりだぁぁぁぁ!」 B「俺達の天使がぁぁぁぁぁ!」 殺「は、はい……」 優「あ、さっきのカッターだね。ありがと」 A「何もしてこない……奇跡だぁぁぁぁ!」 B「俺達は今奇跡に立ち会ったぁぁぁぁ!」 219 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 19 57 31.64 ID to7OtJs1O 213 ちょww優はかけ離れた物しか描かないのかwwww 223 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 00 42.13 ID JnGFtGa40 http //vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/17177.jpg 妥協した・・・ 疲れてるとだめねww 63の髪型好きだからぱくたー 224 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 20 02 00.46 ID yfGjJKjc0 223 光速で保存した 226 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 05 24.64 ID Mn6dYGXjO 223 か わ い い !! 細っこさが堪んねぇよ(*´д`) ポカーンとした顔も…www 228 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 06 34.89 ID hyEuMjaAO 優「カリカリ…カリカリ」 生徒A「おい…流石優等生さんだな勉強だよ勉強」 生徒B「すげぇよな…ってか殺気さんも勉強してね?」 殺気「カリカリ…」 その他のクラスメート「カリカリカリカリ」 生徒A「……これ何?」 生徒B「イジメかな? イジメ( A`)イクナイ」 生徒A「ん?…うはwwwww明日テストなの判明www」 生徒B「ちょww\(^O^)/オワタwww」 優「(明日テストなのに楽しそうだなぁ…)カリカリ」 230 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 08 01.85 ID Mn6dYGXjO 228 生徒A・Bwwww 232 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 08 05.91 ID khNz9pvbO 171続き 殺気がお見舞いにきた 殺気「(病気だなんてかわいそう…苦しいんだろうな)」(ぎろっ) 優等「(めちゃくちゃ睨まれてる…きっと仮病で休んだのがバレてるんだ…)」 殺気「(顔色悪いし振るえてる…)…調子はどうだ?」(ぎろっ) 優等「は、はい!大丈夫です…!(とりあえず素数を数えて落ち着こう…)1、3、5、7…」 殺気「(こんな時でも数学なんてさすがだわ…そうだ。 リンゴを剥いてあげよう。えーと果物ナイフはと…ゴソゴソ。あった。)」(シャキン!) 優等「(23、29…!? ナ、ナイフ出してる!?絶対殺る気だ!)」 殺気「さてリンゴを…!? (ゆ、優ちゃんが真っ青になって泡吹いてる!?)」(くわっ!) 優等「(命だけは…命だけは…)」 殺気「優ちゃんが死んじゃう…(泣)!!」 優等「(殺気さんに殺される…泣)」 239 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 13 59.82 ID Mn6dYGXjO 232 やっぱりこの二人組が誤解しまくりで可愛いwww 244 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 20 17 36.77 ID yfGjJKjc0 不意に誤解優等生って単語でバルキス思い出した 248 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 22 22.21 ID Mn6dYGXjO 用事で俺離脱( A`) かえってきたらまた描きたいが残ってるかな… 最後かもしれないので風ちゃんの方を… http //imepita.jp/20070605/721840 誉めて下さった方心からありがとう。 それではノシ 249 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 23 23.11 ID khNz9pvbO 248 全力で残す! 251 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 25 34.11 ID XOAoZk+a0 248 残業中に和ませて(?)もらったよー。 とりあえず乙。 255 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 28 54.49 ID njqgFmkkO 生徒A「ねぇ、昨日テレビなに見た?」 生徒B「ドラマとかバラエティばっかりだなあ…。あ、優さん」 生徒A「優さんおはよ~。優さんは昨日テレビなに見た?」 優「え…あ…NHKの…」 生徒B「やっぱり優さんはまじめだなぁ。見てるものが違うもん」 優「(この歳で『おかあさんといっしょ』を見てるなんて言えない)…」 256 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 20 29 04.52 ID yfGjJKjc0 221俺も原点に戻さないといけない気がしてきたんだぜ (美術の時間) 女(うう、自由に描いていいと言われても何を書いていいか分からない……) 教師「はい、やめー」 女「結局何も描けなかった……」 生徒1「女さんは何を描いた──こ、これはっ!」 女「あ、見ないでっ、見ないでっ」 生徒1「なんて……なんて素晴らしいんだっ!」 女「は?」 生徒1「一見、何も描かれていないように見えるが、逆に言えば何でも描けるという事!」 生徒2「まるで、俺たちの未来のようじゃないか!」 生徒3「これこそ芸術と呼ぶに相応しい……俺は今猛烈に感動しているっ!」 生徒4「あえて題名を付けるなら……そう、『希望』」 女生徒「さすが女さんだわっ!!」 女(だからなんでこうなるのーっ!?) 259 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 31 48.25 ID dJpY85Fo0 256 感動したがなんというかアレだな まわりwwwww 261 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 32 21.04 ID hyEuMjaAO キーンコーンカーンコーンヤスーミジカーン 殺気「zzZ…はっ?!(やばぃ…ノート…ッ)カリカリ…」 優等「はぁ…日直面倒だなァ…サッサッ」 殺気「カリカ…あぁ?!ガタタン!!(ちょ…黒板待ってぇ!!)」 優等「ひっう?!(殺気さんが立ち上がってこっち睨んでるぅう…怖…怖…ふぇ)キィイイィ」 殺気「Σ黒板ん!!!(や、待って待って!!私黒板ひっかき音スッゴいダメなのにぃいぃ)」 優等「は…はいぃ!!(は…早く消せってことかな?とにかく怖いコワイコワイコワイコワイコワイ)サッサッサッサッ」 殺気「……(優等生さん…真面目すぎだよ、授業終わってすぐ黒板消すかぁ…ノート…)」 264 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 20 39 33.94 ID yfGjJKjc0 (お弁当) 女「わ、おかーさん……私がピーマン嫌いなの知ってるのにまた……」 女(ゴミ箱に捨てたらバレちゃうから……そうだ) サクサク 女(こうして埋めとけば自然に土に帰る、ハズ) 生徒「? 何してるんだろう……ま、いっか」 (数日後) 生徒1「俺見たんだよ! あの日女さんがここに種を埋めてたのを!」 生徒2「こんな荒れた土に花が咲くなんて……」 女生徒1「なんてキレイ……」 女生徒2「受験で荒んだ心を癒してくれるなんて、さすが(ry 女(うーん、たまたまだと思うんだけどなあ) 267 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 44 40.93 ID TT41/5+e0 生徒A「あっ!優等生さんが殺気さんのもとへ向かってるぞ!!」 生徒B「なんと…危険を冒してまで殺気さんと仲良くなろうとするなんて…心優しい人だ…」 優等「あの…また数学教えてくれない…?」 殺気「…仕方ないわね」 優等「いつもごめんねーw私も頑張って理解してるつもりなんだけどねー」 殺気「…まったく……簡単なんだよこんなの」 優等「おいかーけてーねー♪(おいかーけてーね♪)」 殺気「…反応すると思ったw」 生徒A「おい!!今、めったに笑わない殺気さんが笑ったぞ!!」 生徒B「まさか…優等生さんは笑いのセンスまであるのか!!さすが優等生さんだ!!」 271 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 20 50 34.67 ID yfGjJKjc0 (調理実習) 教師「今日は肉じゃがを作ります」 女(ううう、包丁なんてほとんど使った事ないよ) ザク ザク ボロ グシャ 女(あぅ、ニンジンもボロボロだよ……) 教師「はい、女さんは正しく「乱切り」出来てるわね。みんなも見習うように」 全員「はーい」 女「え、え、え」 生徒「女さんは料理もできるんだなー!」 女生徒「結婚する相手は幸せモノよねー」 女(だからたまたまだってば……) 272 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 50 45.78 ID to7OtJs1O 悩…み? 生徒1「そしたらさ~…ん?」 優「はぁ…」 生徒2「優さんが溜め息ついてる…どうしたんだろ?」 生徒1「なんか難しい顔してるし、悩み事かな?」 生徒2「だとしたら、俺達じゃ考えもつかない悩みなんだろうなぁ」 生徒1「流石は優さん、憂い顔も絵になるな~」 優(らき☆すた見忘れた…) 273 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 52 33.19 ID pQMdrRfj0 生徒A「俺キーボード打つの苦手なんだよな・・・。」 生徒B「おい、女さん見てみろ!ブラインドタッチだぞ!」 生徒A「すげえ!手元をまったく見てないうえに速い!」 生徒B「さすが俺たちとはレベルが違うな・・・。」 女のモニター画面 「jsjあwjlsdgjせいあいくぁwせdrftgyふじこlp;@」 女「(何これ!?どうやったら変換できるかまったくわからないよ・・・)」 274 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 53 55.02 ID 6BLNZtfR0 女「先生、少しトイレに行ってきます」 先生「調子が悪いのか?大事な時期なんだから気をつけてくれよ」 男1「ヒソヒソ・・・優等生でもトイレにいくのな」 男2「この授業聞かなかったら試験やばくない?」 男1「でも、、、優等生の女さんなら大丈夫だろう」 男2「おい、男1!女さんの鉛筆見てみろ・・・」 男1「あ・・・・汗でふやけてる・・・普通の勉強量で出る汗じゃああんなのには為らないぞ・・・!」 ートイレ 女「あぁ・・・教室でオナニーも興奮するけどトイレもいいわぁあああ」 276 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 20 54 32.23 ID i5rA8C5M0 274 277 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 55 13.71 ID Z81L/gHP0 い~しや~きいも~ 女(焼き芋食べたいな~、でも今月ちょっときついし……そうだ! 自分で焼こう!) 女(落ち葉をサッサカサ~) 女(お出かけですか、レレレのレ~なんちゃって) 生徒1「おい、見ろよ! 女さんが自主的に町を掃除してるぞ!」 生徒2「本当だ! おい、俺たちも手伝おうぜ!」 生徒1「女さん! 俺たちも手伝うよ!」 生徒2「あっちは俺たちに任せてくれ」 女「えっ、あっ、うん、ありがとう」 女(みんなお腹減ってるのかなぁ?) 女(これぐらいでいいかな? 焼き芋焼き芋~♪) 生徒1「あっ女さん、掃き終わったみたいっすね」 生徒2「んじゃ、後は俺らが片付けとくんで!」 女「えっちょっと」 生徒1「いやいや気にしないでいいっすよw」 生徒2「いや~いいことした後は清清しいなぁw」 生徒1「それじゃ女さん、また学校で」 女「わ、わたしの焼き芋ぉ……orz」 278 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 55 48.44 ID ABeScIjw0 優等「あれ?眼鏡、眼鏡眼鏡…(おろおろ)」 生徒A「アッハハ優等生さん、眼鏡頭の上にー……」 優等「ふぇ?(くるっ)」 生徒A「……あ…その、いや…(やばっ、優等生さん眼鏡外した顔めちゃくちゃ可愛い)」 生徒B「おっA!なーにボーッとしてんだよっ!(ボカッ)」 生徒A「∑どわっ?!なっ…何でもねーよラリアットかましてんじゃねぇよガッ…ガキだなっ//」 生徒B「?……??」 生徒A「(………なんだこのドキドキは…///)」 優等「あわわぅ~…眼鏡どこぉ……;?」 279 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 20 58 29.24 ID SP/hk/yJO フラグ立てちゃダメだぁぁぁ! 優等生に恋愛はなんかダメだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! 280 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 20 59 10.59 ID yfGjJKjc0 (自宅) 女「うーん、クッキー食べたい」 女「でも出かけるのめんどいなー」 女「これと、これと……うん、材料はあるみたい」 女「えーと小麦粉を(どばさっ)あああっ!!」 女「水、水足して(どばしゃーっ)キャーーーッ!!」 (次の日) 生徒1「おおーいみんなー! 女さんからクッキーの差し入れだぞーっ!」 生徒2「なんだってー!」 女「ちょっと作りすぎちゃって……はは、ははは……」 女生徒「またまた、こんな山ほど作っておいてちょっと作りすぎちゃっただなんて!」 生徒1「わざわざ俺らのために作ってくれたんだよねっ!」 生徒2「うん、味もなかなか!」 女「はは、ははは……」 282 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 21 01 58.86 ID yfGjJKjc0 279 このスレに関しては同意せざるを得ない 283 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 03 18.07 ID 1SZT7zyaO 優「今日もいい天気だね~」 殺「そうだね。小鳥さんも嬉しく鳴いている」 優「フフフ…」殺「何?」 優「ううん。殺さんって結構子供みたいだなって」 殺「そう?」 優「ああ…睨まないでよ。怖いよ」 殺「あ…ごめんなさい…」 優「いや、その…」 殺「私ね…」優「ん?」 殺「私…その顔怖いじゃない…だから誤解されて友達が出来ない…したいと思っても相手が逃げてしまう…」 優「………」 殺「本当に嫌になるよ…はぁ~…なんでこんな顔になっちゃったんだろう…」 優「いいじゃないの?」 殺「え?」 優「だって…私も優等生だってみんなに誤解されているし、もう普通にお茶でも飲んでゆっくりしたいわ」 殺「………」 優「それにね、殺さんは私も最初は怖かったけど、勇気を持って話したら、ほら、横にいるようになった」 殺「うん」 優「何事にも勇気を持てってね…なんか臭い台詞だけど…で、でも勇気を示せば人は振り替えるのよ」 285 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 06 15.46 ID k3pVotwX0 勇気を絞りきって投下 159 ttp //vista.jeez.jp/img/vi8104507399.jpg p01_285_vi8104507399.jpg 286 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 21 07 44.64 ID i5rA8C5M0 285 (・∀・)イイヨイイヨー 4コマテイスト 287 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 07 51.09 ID TT41/5+e0 女(カタカタカタカタカタカタ) 生徒A「すげえ…女さんのキーボードさばき…」 生徒B「何という真剣な顔…まるで仕事が出来る女だな…」 生徒A「あれはきっと素晴らしい論文を打っているに違いない!」 生徒B「さすが女さん、優等生だぜ…」 女(あれ?インターネットにつなぐボタンってどれなんだろ?これボタン多すぎて分からないよ…) 291 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 10 00.48 ID to7OtJs1O 285 ギャグマンガタッチでGJ!!ww 294 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 15 55.78 ID 1SZT7zyaO 283の続き 殺「勇気か…」 優「そう。勇気!」 殺「分かった、試してみる…。もし…相手が悪く思っても私は勇気を持って言って話してみる…」 優「うん。その活きね!」 殺「うん。ありがとう」 優「いやいや~当然までよ。おっほん!」 殺「プッ…」 優「ハハッ!校長先生の真似~」 殺「ハハ!おっかしい~」 優「アハハ」 殺「ハハ!貴方も全然、優等生じゃないわね」 優「うるさいな~。これでも勉強は出来るんだよ!」 殺「いつも私に聞いてくるのに?」 優「それは言いっこ無しだって~」 殺「フフ…あっ!」 優「ん?」 殺「今日、生徒会じゃないの?」 優「あーいっけない!私って委員長だって忘れてた!」 殺「じゃあ急がないと叱られるよ」 優「平気よ。だってまた、誤解が起きるから」 殺「そう…」 優「んじゃまた」 殺「うん(頑張ってね。優しい心の優等生さん…)」 295 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 21 17 35.30 ID wfKiBYGQ0 294 どんな誤解をされるのかwktk 296 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 19 25.94 ID 1SZT7zyaO 294 最終回ぽくてすまん あと長文すまん 299 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 23 55.31 ID 1SZT7zyaO 295 思い付かない 書いてくれないか? 300 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 25 23.92 ID gpiRaBF+0 http //vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/17206.jpg 空気読まずに投下 選べなかったんだぜ p01_300_17206.jpg 301 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 29 36.91 ID es0VtBsI0 誤解殺気の設定コピペ 口下手なクール系美人。愛嬌に欠ける不器用な性格と 鋭い目つきのため、周囲に「殺気出してる」と畏怖される。 性格は外見と裏腹に子供っぽい。大人しい寂しがり屋。 男たちに遠巻きにされるため、自分はブスだと思っている 書く人参考に汁 303 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 35 36.44 ID Mn6dYGXjO 300 こういう絵柄大好きだ にゃんこ可愛いww 304 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 21 36 08.75 ID lHQH42aA0 300 空気読み過ぎだぁぁ!! 殺気分は足りないが、GJ!!と言わざるを得ない。 307 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 21 36 27.98 ID wfKiBYGQ0 299 ちょwwwww 優等生歩きながら生徒会に向かう。 パタパタパタ 職員室前 先生「お、優等生だ。今は生徒会があるはずだが…」 先生「…っ!『廊下を走ってはいけない』という校則を守ったのか!流石優等生だ。」 優「(どうせ遅れるなら歩いて行こう~♪)」 311 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 21 38 13.55 ID yfGjJKjc0 304 いやこれどっちも優等生だろ? 選べなかったってのは髪形の事だと思うんだがなんにせよGJ 312 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 38 16.50 ID gpiRaBF+0 304すまん、どっちも優だ 313 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 21 38 18.86 ID vnzJwHTH0 優「殺気ちゃーん、睨めっこしよー」 殺「うん、いいよ」 生徒い「お、おい見ろよ! 殺気さんと優等さんがガチで睨みあいしてるぜ!」 生徒ろ「きっと優等さんが殺気さんに何か粗相をしたに違いない!」 生徒は「いいや、殺気さんの無愛想さに優等さんが教育的指導してるんだよ!」 生徒ろ「なるほどな、さすが優等さんだ、クラスの和を取り持つために殺気さんに挑戦したんだな!」 生徒い「何にせよこの戦い、どちらも無事ではすむまい……!」 生徒は「見ろよ殺気さんのあの冷たい視線を! お前ん家の犬を鍋の具にするぞって顔だぜ!」 生徒ろ「俺、優等さんのあんな真剣な顔始めてみたぞ!」 生徒い「これは血を見るぞ……!」 優「……ぷっ」 殺「ふふっ……」 優&殺「あっはははっは!」 生徒い「?! な、なんだ、二人していきなり笑い出したぞ!」 生徒ろ「ど、どういうことなんだ?!」 生徒は「そ、そうか……優等さんと殺気さんはさっきの一瞬で互いを宿敵(とも)と理解したんだ!」 生徒ろ「そんな! ただ睨みあってただけじゃないのか?!」 生徒い「きっと俺たちには想像も付かない高い次元での駆け引きがあったんだろう……」 生徒は「ああ、さすがは学校一の優等生とダークサイドだ……次元が違う!」 優「あれー? なんだかみんながこっちを見てるよ?」 殺「ほんとうだ。どうしてかな?」 316 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 39 00.46 ID Z81L/gHP0 女(あ~、あの雲ドーナツみたいでおいしそ~) 生徒1「女さん! 悪いけどここの答え教えてくれないかな」 女「……へ?」 生徒1「He(ヘリウム)か、サンキュ!」 女(あ、え、なんだったんだろう? まぁいいか。あ、あの雲猫みたいでかわいい) 生徒2「女さ~ん! これなんて読むか教えてくれ!」 女「……へぁっ!?」 生徒2「hearか、ありがとな!」 女(私、なにかしたのかなぁ) 生徒1・2「やっぱ女さんは頭いいな!」 304 どっちも誤解優等生だろ 324 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 50 22.08 ID TT41/5+e0 優等「ぬるぽ」 生徒「さすが女さん!!俺らの知らない難しい言葉を知っているなんて!!!」 優等(あっ!思わず口にしてしまった!!) 329 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 54 31.41 ID VQMIqx6P0 324 シュールすぎて好きだw 331 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 56 01.92 ID pQMdrRfj0 ソフトボール大会 生徒A「ここで女さんが打てなきゃウチの負け確定か・・・」 生徒B「それでも・・・女さんなら何とかしてくれる!」 女「(ど、どうしよう・・・代打で出たけど打てる自信ないよ・・・)」 相手ピッチャー「この一球で終わりだ!」 ピシュッツ! 女「ひやぁっ!?え、えいっ!」 こつん・・・ 相手ピッチャー「馬鹿な!この状況でバントだと!?」 生徒A「相手の意表を完璧についたプレーだ!」 生徒B「三塁!そのままホームへ突っ込めー!」 ダダダダ・・・ズザー!! 審判「セーフ!ゲームセット!」 生徒A「やった!勝ったぞ!今日のMVPは女さんだ!」 生徒B「俺、家帰ったらパワプロで”女”って選手作るよ!」 生徒達「よーし!みんなで女さんを胴上げだ!」 ワーッショイ!ワーッショイ! 女「(ひぇぇ・・・高いよぉ・・・怖いよぉ・・・)」 332 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 57 21.10 ID 1SZT7zyaO ゴゴゴゴゴ… 男子1「うわ!優さんと殺さんが睨み合ってる!これは危険だ!混ぜると危険だ!」 男子2「いや、優さんの事だあらゆる方法で対処するに違いない!」 男子1「なるほど!だが殺さんもどうゆう行動に出るのか!」 優「いっせ~のいち!」 殺「いっせ~のに!」 優「いっせ~のさ ん!」 男子1「おお…あれは指ゲーム」 男子2「ただ遊んでいる臭いが…」 男子1「馬鹿!違う!やはり喧嘩にならないように優さんが提案したに違いない!」 男子2「なるほど。じゃあ!もし殺が勝ったら!」 男子1「俺らの明日は無くなる!」 男子2「それは困るぜ!ベイベー!頑張って優さん!」 優「いっせ~のゼロ!」 殺「負けたー!」 男子1「いやっほぅーー!!俺達の未来は続くぜー!!」 男子2「胴上げだーー!!持ち上げろーーーー!!」 優「え?ちょ!」 みんな「わっしょい!わっしょい!わっしょい!」 優「待ってよ!いやーーー!!殺さーん!」 殺「わっしょい!わっしょい!わっしょい!」 優「えええええ!!!?」 333 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 21 58 59.98 ID dJpY85Fo0 332 ノリノリwwwww 340 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 22 04 21.83 ID yfGjJKjc0 (体育祭、借り物競走) 男1「えーと何々……? ふっ、この勝負、勝った!」 女「がんばれー」 男1「女さんっ! ちょっと来て! 借り物内容が『優等生』なんだ!」 男2「おっと待てよ。こっちは借り物が『眼鏡っ子』なんだよ」 男3「ウチは『学校の人気者』だっ!」 男4「こっちは『教師からの評価が高い人』です」 女「え、え、え」 全員「女さんはウチのチームが借りるっ」(ぐいぐい) 女「(ギャーーー!! 腕もげるーーっ!!)ストップストップ!」 女「み、みんな落ち着いて聞いて! その、皆で一緒にゴールすれば、なーんて……」 生徒1「(ガクッ)俺が間違ってた……自分一人が勝とうと思って、俺は、俺はッ!」 生徒2「そうだよな、女さんは一人なんだ! それなのに俺たちと来たら……!」 生徒3「そうさ、皆の女さんなんだ! 皆でゴールしようぜ!」 生徒4「その前に皆で女さんを胴上げだっ!」 全員「わーっしょい、わーっしょい」 女(なんだこれ……) 342 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 05 51.13 ID es0VtBsI0 なんかこのスレ脳内でアニメになって再生される 優「すぅ…すぅ…」 A「優さんが瞑想しているぞ」 B「次の授業へ向けての精神統一か…さs(ry」 343 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 22 05 51.06 ID sMr+hXpC0 340 なんて言うか・・・青春学園て感じ。すごく(・∀・)イイ!! 344 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 07 04.67 ID to7OtJs1O 340 最終的に「わっしょい」ww 345 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 08 54.00 ID SP/hk/yJO 胴上げ好きだなwwwwwwwwww 346 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 09 25.94 ID Mn6dYGXjO わっしょいは必須なんだwwww 351 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 18 46.57 ID TT41/5+e0 生徒A「やっぱさ、女さんの挨拶って…」 生徒B「もちろん『ごきげんよう』だろ」 生徒A「いやでもまさかーwww」 生徒B「だよなーwwww」 女「ごきげんよう」 【申し訳ない、表示が崩れるのでAA略(まとめ人)】 女「…のサイコロっていつも思うんだけど…ってうわ!!なに!?」 全員「わっしょい!わっしょい!」 女「ええええええええ!?」 352 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 22 20 00.97 ID yfGjJKjc0 わっしょいはやりすぎたと思っている。反省はしている。そして寝る。良スレだったぜ 356 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 27 07.94 ID 1SZT7zyaO 優「練り消し~♪」 男子1「おい!優さんが練り消しで遊んでいるぞ!授業中に!」 男子2「ばか野郎!(バコン)」 男子1「殴ったね!」 男子2「ああ…殴ったさ!」 男子1「何故殴ったんだ!」 男子2「いいか!優さんの家は貧乏なんだよ!だからあーやって消しゴムのカスでも大切に使っているんだ!」 男子1「エコか!」 男子2「そうだエコなんだ!」 男子1「すまん… 俺が間違っていたよ…」 男子2「いいさ。人間誰しも間違いはあるさ!」 男子1「ありがとう男子2…」 男子2「いや、殴った俺も悪かったよ。すまん…」 男子1「いやいや俺の方が……」 男子2「男子1………」 男子1「男子2………」 男子1&男子2「俺達はいつまでも一緒だ!そして笑え!ハハハハハハハハハ!!!」 先生「留年な」 優「うるさいな~」 359 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 30 11.19 ID 6qQOiNCPO 肉じゃがの料理実習 優「(あう~、殺さんと同じ班になっちゃった…)」 殺「(やっぱり優さんは料理も凄いんだろうなぁ…)」 殺「あとは醤油を入れて煮込めば完成ね」 優「う、うん(やっぱり緊張するよ~)」 ドボドボ 殺「!」 優「あっ!(間違ってソース入れちゃった!)」 優「ごっ、ごめn 殺「ギロリ(まっ、まさか、これが優さん流?!)」 優「(おっ、怒ってる~)」 ことこと 優「(出来たけど…)」 殺「(優さん特製の肉じゃが…)」 パクッ 優「あっ(さっ、殺さん食べちゃった…)」 殺「フルフル…」 優「(震えるほど不味いんだ~!)」 殺「(味 の I T 革 命 やー!!!!!)」 ニコリッ(満面の笑み) 優「(こっ、殺される~~!)」 ソース入り肉じゃがは美味い 異議は認めない 361 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 31 45.12 ID 1SZT7zyaO 359 そうなんだ! よし!試してみない! 364 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 22 34 08.29 ID eKl9/Czt0 優(また変な絵になっちゃった。人の絵って何処から描けばいいのかな………) 優「あ、これで(紙が)最後だ」 生徒A「女さん、かれこれ4時間も描いてるな」 生徒B「きっと想像を絶する大作に違いない!」 生徒A「………にしては、女さんの周りに失敗作のような紙が溢れてるけど」 生徒B「いや……女さんは『これで最後』と言っていた。其処にヒントがある!」 生徒A「どういうことだ?」 生徒B「よく見てみろ、この紙とこの紙……絵の端と端が繋がっている!」 生徒A「た、確かに!」 生徒B「他にも合うやつを見つけるんだ!」 生徒A「よっしゃ!」 優(あー、また失敗………) 優「終わっちゃった」 生徒A「よし、最後の一枚が仕上がったみたいだ!」 生徒B「生徒A軍曹!今すぐに拝借するんだ!」 生徒A「サー!イエッサー!」 優「え?えぇ!?」 生徒B「よし、これで完成だ!」 生徒A「こ、これはぁ!」 生徒B「まさしく!俺たちのクラスの集合写真の絵が出来上がっている!」 生徒A「さ、流石女さん!」 生徒B「俺たちに出来ない事を平然とやってのける!」 殺(其処に痺れる憧れる………あ、タイミング逃した) 優「ええぇぇぇぇぇ!?」 365 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 38 05.51 ID Z81L/gHP0 生徒1「あっ、女さんが先生と話してるぞ」 生徒2「ほんとだ 勉強熱心だなぁ」 生徒1「……俺たちも勉強するか」 生徒2「そだな」 先生「女、今日も支援頼む」 女「わかりました。何時ごろに入ればいいですか?」 先生「んーそだな、0時で」 女「先生、明日学校なんですけど」 366 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 22 40 34.94 ID EfghGpjuO (´・ω・`)優さんって、新ジャンル『やさしい』と雑種の人を思い出すじゃないか 370 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 22 52 34.40 ID 7hOtzqCs0 ここまでのまとめ ttp //2chshare.net/mini/files/2chshare-mini_1115.txt.html 372 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 54 31.70 ID 1SZT7zyaO 優「ねぇ殺さん」 殺「ん?」 優「最近、男子1と男子2の行動が怪しくない?」 殺「そうかな?」 優「だっていつも殺さんと私を誤解させる雰囲気にするじゃない」 殺「確かに」 優「でさあ、今度は逆に探っておちょくらない?」 殺「いいの?」 優「平気だってまた誤解してくれるよ」 殺「はぁ…」 優「さっ!いこいこ~」 殺「ちょ!引っ張らないでよ~」 優「ん~何処かな~」 殺「定番で体育館の裏とか?」 優「それいいね!な~あんだ結構ノリノリじゃん!」 殺「まあ…」 優「レッツゴー!!」 男子1「お前のあそこ…大きいよ…ああ…うっ…」 男子2「俺も…もう…ヤバイ…出していいかい?」 男子1「い…いいよ…いっぱい出して…」 男子2「分かった…」 優「………」 殺「………」 373 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 55 55.51 ID Mn6dYGXjO 支援パンダ http //imepita.jp/20070605/823950 p01_373_823950.jpg 375 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 57 55.56 ID P3chhbVA0 他校 不良A「おい、次はあの学校の頭つぶそうぜ?」 不良B「・・・お前、知らねぇのか?」 不良A「あぁ?」 不良B「あそこには武の誤解殺気がいるんだよ・・・」 不良A「な!? ・・・いや、所詮は女だ。俺たち二人で不意打ちすりゃあ・・・」 不良B「知の誤解優等生もいるのにか?」 不良A「な!? ・・・マジかよ?」 不良B「ああ。誤解殺気の影に隠れがちだが、本当にヤバイのは策士であるアイツだ・・・。 いや、違うか・・・策なんて甘いもんじゃねー、アレは予知だな」 不良A「・・・・・・」 不良B「悪いこと言わねーからやめとけ」 不良A「あ、ああ・・・いや、違うからな! うまい棒は後からいただく主義なんだ俺は!」 不良B「わかってるってw」 誤解優「・・・くしゅん・・・(あれ、誰か噂してるのかな?)」 誤解殺(くしゅん、だって。優ちゃんカワイー♪) 376 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 57 58.10 ID Mn6dYGXjO 370 まとめ乙(`・ω・´) 372 ちょwwwww 377 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 58 12.52 ID khNz9pvbO 遠足のバス内 生徒A「遠足ーきゃっほぅー♪目一杯楽しむぜ!」 生徒B「早く目的地着かねぇかなー♪」 生徒C「おい!横を見てみろ!女さんが静かに窓の外を眺めているぞ! それに殺気さんが俺らを見て睨んでるぞ…。」 生徒A「…そうか!女さんはバスから見える景色も 遠足の楽しみの一つとしてちゃんと楽しんでるんだ…。 そんなこともわからずに俺たちは目的地のことだけ考えて横で馬鹿みたいに騒いじゃって…。」 生徒B「そりゃ殺気さんも怒るよな…。よし、俺たちも景色を見ながら静かにトランプでもしようぜ。」 女「(うぅ…酔っちゃった…外の景色でも見て気を紛らわせよう)」 殺気「(あの二人楽しそうでいいなぁ…私もあんな風にはしゃいでみたい…)」 381 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 22 59 29.76 ID dJpY85Fo0 372 ちょwwwwwww 373 その消した後にある化け物はなんだwwwwww 382 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 02 54.01 ID 1SZT7zyaO 372の続き 優「どうしよ…」 殺「大変な物…見ちゃったよ…」 優「とりあえず写メする?」 殺「面白いかもだからいいよ」 優「んじゃ撮るね。ん~」 殺「あっ!近すぎ!」 優「あ…やば…」 男子1「優さん!!これは違うんです!」 男子2「そ、そうです!これは保険体育の実践訓練です!」 優「あの……」 男子1「おい!優さんが固まっているぞ!」 男子2「仕方ない!持ち上げろーーーー!!」 みんな「わっしょい!わっしょい!わっしょい!」 優「あー!やっぱりーーー!!」 殺「どうしよ…濡れてきちゃったよ……」 383 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 03 20.52 ID B1peDhDPO 書いてみた http //imepita.jp/20070605/828580 p01_383_828580.jpg 387 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 05 01.23 ID dJpY85Fo0 375 つまり前エピソードに DQN「おっ…可愛いねーちゃんがいるじゃねーか…襲っちまおうかなぁー…そこの物陰に隠れて…」 誤優「…そこにいるのはわかってるぞ!」 DQN「なっ!?…チッ、所詮は女だ…男に力でかなうわけ…」(飛び出そうとする) 誤殺「あ?」 DQN「ヒィィオァアァ!!すいませんでした勘弁してください命だけわアアアアアアアア」 誤優「あ、誤殺ちゃんみーっけ、ポコペン!」 誤殺「えー…誤優ちゃんそれは卑怯だよ!ノーカウント!…ところでコンタクトしらないかな?」 みたいなことがあるわけですね! 388 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 06 47.60 ID Mn6dYGXjO 381 パンダですよ? http //imepita.jp/20070605/830590 383 殺気がカコイイ(・∀・)!! p01_388_830590.jpg 389 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 09 24.86 ID 1SZT7zyaO 382 すいませんでした… あとその時は 雨が降っていました 394 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 13 07.79 ID to7OtJs1O 風呂入って寝る前にちょろっと覗いてみたら… 388 頭の触角はなんだww 395 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 14 50.74 ID Mn6dYGXjO 394 ちょっとうさぎとまざったかもしれん(´・ω・`) 396 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 16 48.17 ID 1SZT7zyaO なんか色々的に誤解殺気が強いな! 397 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 17 06.77 ID nmWahTEQ0 女子1「休日は昼過ぎまで起きられなくてさー」 女子2「あるあるw優さんって日曜は何時に起きるんですか?」 優「えっと、8時くらい……かな」 女子1「さすが!休日にもかかわらず朝から勉学に励んでいるんですね!?」 女子2「私たちには真似できませんねこれは」 優「え、いや……その……」 優(電王かかさず見てるなんて言えないよぉ……モモタロスカワイス) 399 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 17 32.56 ID B1peDhDPO こういうのはじめてなんだ 絵師なんて呼ばれるとマジで嬉しい。 383オマケ http //imepita.jp/20070605/831860 p01_399_831860.jpg 400 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 18 00.20 ID to7OtJs1O 395 ああ、なるほど。ウサギと混ざっ… ねーよww 406 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 25 35.92 ID dJpY85Fo0 399 手がちん…あ、誤殺さん。違いますよ?珍妙で、味があるっていおうとしたんですよ? 412 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 32 01.51 ID Z81L/gHP0 369 そのつもり 生徒1「ふあ~、弁当の後の授業は眠たすぎる……」 生徒2「そうだよなw この満腹感と授業のつまらなさがちょうどよいハーモニーを奏でる」 生徒1「もうほとんどの奴が寝て授業聞いてないな」 生徒2「体起こしてる奴らもきっと寝てるんだろうな」 生徒1「あっ、おい女さんを見てみろよ! 起きてるどころかちゃんとノートを取ってるぞ!」 生徒2「あっ、ほんとだ! この眠気に耐えられるとは女さん恐ろしい子!」 生徒1「ふあ~もうだめだ寝る……」 生徒2「ふあ~俺も寝る……」 女(眠気覚ましに絵描いてたら楽しくなってきちゃった♪ ワンワンニャーン♪) 先生(俺の授業を聞いてくれるのは女だけか) 418 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 37 41.30 ID nmWahTEQ0 男子「図書委員とかだるいなぁ……あれ?優さんだ」 優「……」 男子「な、泣いてらっしゃる!?一体何を読んで……詩集!?」 優「(ぷるぷる)」 男子「詩集で泣くとは……なんて感受性豊かなお人だろう」 優(姉ちゃんアホスwwイミテーーーーシャンww笑いこらえすぎて涙出てきたw) 419 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 38 47.47 ID 1SZT7zyaO 413 じゃあ誤解殺気に続く新ジャンルと言えば ほぼ無反応「………」 優「ほぼさん。どうしたの?」 ほぼ「………」 男子1「おい!優さんがほぼさんに声をかけているぞ!」 男子2「ほぼさんは、ほぼ無反応だから手強い!」 男子1「だが優さんなら可能だ!」 男子2「そうだな!」 ほぼ「……男子がうるさい」 優「そうだよね。注意してくるから」 殺「私も行くよ」 ほぼ「あ…ありがとう…」 男子達「すいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんでしたーーーー!!」 ほぼ「………凄い…」 421 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 40 13.20 ID Mn6dYGXjO ごめん 先にかいてた セクロスではないが http //imepita.jp/20070605/851520 p01_421_851520.jpg 422 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 40 55.69 ID 1SZT7zyaO 418 分からん 423 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 41 20.93 ID CefoFSeX0 419 普通に優等生してね?www 425 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 42 27.25 ID 1SZT7zyaO 421 男子1ww まるっきり女の子じゃねぇか!! 426 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 42 44.70 ID nmWahTEQ0 422 分かる人だけニヤリとすればいいかなって思ったけど元ネタはこれ http //www.kajisoku.com/archives/eid420.html 427 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 44 01.33 ID 1SZT7zyaO 423 いや、優と殺が声をかける三秒前に男子は土下座しました 説明無くてスマソ… 432 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 45 53.66 ID WOY1otB+0 427 「注意してくるから」←ココ 435 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 49 01.32 ID t8WMJGQUO http //imepita.jp/20070605/856010 407だが空気読まずに投下 後悔はしてない p01_435_856010.jpg 437 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 49 49.88 ID 1SZT7zyaO 432 優「注意しよ」 殺「うん」 男子1「あわわわ!優と殺がこっちにくるぅぅ!!」 男子2「とりあえず謝らないと!絶対に!!!」 こんな感じにした 438 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 49 56.81 ID Mn6dYGXjO 女の子くなった男子のお詫びに 風ちゃん優 http //imepita.jp/20070605/824220 443 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/05(火) 23 54 25.09 ID sMr+hXpC0 438 たまんねえ(;´Д`)ハァハァ 445 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 56 55.06 ID dJpY85Fo0 435 なよっとした女の子は2次元では素晴らしいと思う あーもうかわいいなもう 438 かわいいなもうあーちくしょう神ばっかじゃねーかあーあーあー 447 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 58 31.03 ID khNz9pvbO ガリ勉「女くん!今回の学級委員選挙は 君と僕の1対1の勝負になるだろう。 しかし僕は負けるつもりはないからそのつもりでいてくれ!」 女「は、はい…(あの人が学級委員になってくれたらいいなぁ)」 学級委員選挙 投票結果 ガリ勉 2票(自分で1票、女が1票) 女 40票 生徒A「やっぱり女さんがダントツだな」 生徒B「やっぱりこのクラスの学級委員は女さんしかいねぇよな」 ガリ勉「負けた…しかし敵である私に票をいれてくれるとは… 何て器のでかい人なんだ… これが私と彼女との差か…ふっ、惨敗だ。彼女ならきっと立派に学級委員を務めてくれるだろう…。」 女「(あー…また面倒な役割になっちゃった…)」 448 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/05(火) 23 59 14.30 ID 1SZT7zyaO 女子「ねぇ優さん」 優「ん?」 女子「やっぱり夜は9時に寝るんですか?」 優「そんな早くに寝ないよ~いつも2時位だよ」 女子「ええ!?そんな遅くまで勉強を!?」 優「いや、その…」 女子「よし!私も頑張らないとね!お忙しいの所すいませんでした!」 優「(深夜アニメあるから…可愛いよこなた可愛いよ…)」 優「(あっ!…今日は火曜日か…間違えた)」 PREV 新ジャンル「誤解優等生」01_vol01 NEXT 新ジャンル「誤解優等生」01_vol03
https://w.atwiki.jp/new_jack/pages/397.html
新ジャンル「埋まった女」 1 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 15 18 17.52 ID iTmFC5JP0 スレ立てるまでもない新ジャンルはここでやれ http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1174401206/ 4 : CGクリエイター(アラバマ州) :2007/03/20(火) 23 40 19.48 ID LOULzfJu0 新ジャンル「埋まった女」 コンクリートに女が生えてた。 へそから下が完全に埋まってる。 眉をハの字にして、俺を見上げてた。 どうしよう。 2 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 15 20 43.64 ID iTmFC5JP0 9 : アナウンサー(大阪府) :2007/03/20(火) 23 45 17.42 ID 0oHpssfP0 新ジャンル「埋まった女」 コンクリートに女が生えてた。 へそから下が完全に埋まってる。 口をだらりと開けて、頭から花を咲かせていた。 どうしよう。 4 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 15 22 12.28 ID iTmFC5JP0 30 : 国会議員(京都府) :2007/03/21(水) 01 51 41.47 ID iTmFC5JP0 【埋まった女】 玄関の戸を開けようとしたら、何かにつっかえた。 隙間から覗いてみると女が上半身だけ出して戸の前に埋まっている。 打ち所が悪かったらしく、恨めしげにこっちを見上げていた。 仕方ない、窓から出よう。 7 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 15 25 33.35 ID iTmFC5JP0 【埋まった女】 電柱と電柱の間に女が上半身だけ出して埋まっていた。 犬にふんふんと匂いをかがれ、泣き出しそうな眼でこちらを見上げている。 「ハッ」と馬鹿にしたように息を吐くと、犬は何もせずリードを引っ張って行った。 女は安堵したような悔しいような、複雑な表情をしていた。 10 電力会社勤務(関西・北陸) 2007/03/21(水) 15 27 54.12 ID v+WExrj8O 八墓村~! 11 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 15 30 08.49 ID iTmFC5JP0 【埋まった女】 階段の途中から女が生えていた。 腰から下が完全に階段に埋まっている。 しかも下向きだ。 これでは暇つぶしに通りすがりのスカートの中すら覗けまい。 12 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 15 31 31.86 ID eTj5/VFB0 郵便受けの前に女が上半身だけ出して埋まっていた。 暇つぶしに話しかけてみることにする。 「こんにちは」 「……」 無視かよ。 13 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 15 35 07.79 ID iTmFC5JP0 シャッターの真下の位置に女が生えていた。 腰から下が完全に埋まっている。 シャッターを下ろそうとすると手で持ち上げて抵抗してきた。 何とかしたかったが、外はまだ冬の風が強かったのでそのまま自宅に帰ることにした。 14 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 15 41 40.79 ID eTj5/VFB0 歩道の真ん中に女が腰だけ上を出して埋まっていた。 寒そうに襟を合わせている。 「寒いでしょ。コーヒー、どうぞ」 「……」 やっぱり無視か。 15 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 15 41 57.89 ID iTmFC5JP0 市長がさっと取り払った幕の下、記念碑の基台から女が生えていた。 本来あるべき像はなく、女の下半身は完全に埋まっている。 一斉にたかれるフラッシュ。 女は眉をハの字にして市長を見下ろし、市長は口をへの字にして女を見上げていた。 16 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 15 46 41.10 ID eTj5/VFB0 コンビニの前の駐車場に女が埋まっていた。 しきりにコンビニの中をうかがっている。 最初、何がしたいのか分からなかったが、ピンと来た。 「にくまん、食べる?」 「……」 返事は無かったが、おいしそうに食べる彼女の顔を最上の褒美としておくことにした。 17 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 15 47 16.47 ID iTmFC5JP0 校門のレール端に女が上半身だけ出して埋まっていた。 女のせいで門が閉まりきらない。 遅刻しそうだったので、これは助かったと女を乗り越えようとしたらなぜか笛を吹かれ腕を回された。 仕方ないので渋々ボールを相手チームに放り投げた。 18 将軍(アラバマ州) 2007/03/21(水) 15 49 59.78 ID 2esPPRQi0 新ジャンル「埋まった女」 コンクリートに女が生えてた。 へそから上が完全に埋まってる。 足をハの字にして、パンツが俺を見上げてた。 どうしよう。 19 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 15 57 11.09 ID iTmFC5JP0 葉桜の下に女が上半身だけ出して埋まっていた。 今にも泣き出しそうな顔で頭を抱え、毛虫のびっしりついた樹を見ないようにしている。 頭上だけでもと毛虫用殺虫剤を撒いてやると毛虫がぼとぼと落ちてきた。 いいことをしたせいか、その日は心に桜が咲いたようにさわやかだった。 20 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 15 59 46.47 ID eTj5/VFB0 通学路にあるポストの下に女が埋まっていた。 日光を浴びて気持ちよさそうに目を細めている。 もう見慣れた光景なので素通りしたが、 「……ありがとう」の声に思わず振り返る。 相変わらず眠そうにしている女。 もしかしたら……いや、まさか。 しかし意外にかわいい声だった。 21 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 15 59 58.10 ID iTmFC5JP0 裏の畑に女が生えていた。 腰から下が完全に埋まっている。 ポチがさっきからやたらとうるさい。 時間には少し早いけど、散歩に連れて行くことにした。 22 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 16 03 52.87 ID eTj5/VFB0 女が埋まっている。コンクリートにがっしりと。 どうやって埋まっているのだろう。 好奇心で調べようとしたが、嫌がられる。 「どうしてもダメ?」 「……エッチ」 顔が赤くなったのは夕焼けのせいではない。 23 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 16 05 24.28 ID iTmFC5JP0 家の前に女が上半身だけ出して埋まっていた。 道路に背を向けているためか、うしろで音がするたびにひかれやしないかとびくっとなっている。 とりあえず女に手鏡を持たせ、新聞をとって家に戻った。 いいことをしたあとに読む新聞四コマほどすがすがしいものはない。 24 運動員(埼玉県) 2007/03/21(水) 16 06 15.12 ID tIEkN7KG0 なんか良く分からんがwktk 25 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 16 10 47.44 ID eTj5/VFB0 朝起きると、隣家に女が腰から上だけを出して埋まっている。 ……しかも壁から横向きに。 あの体勢では首が痛いだろうと思うが、 肩に止まる小鳥を幸せそうに眺めているので大丈夫なのだろう。 「小鳥好きなの?」 「……」 まあ、いつもの反応。 26 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 16 14 25.81 ID iTmFC5JP0 戦車の上に女が上半身だけ露出して埋まっていた。 自衛隊の公開演習を見に来た人々から沸き起こる「大雪山おろし」コール。 女は申し訳なさそうにこっちを見ている。 とりあえず理論だけは教えておいた。 28 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 16 17 58.01 ID iTmFC5JP0 http //www.vipper.org/vip470690.jpg 元スレで 1と 2を参考に描かれた絵(元スレ 59) 描いたのは別人だけど、理解の一助として 29 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 16 20 58.98 ID eTj5/VFB0 すべり台の上に女が埋まっていた。 ブランコの方をうらめそうに見つめている。 「ブランコに乗りたかったのか?」 「……」 子どもの遊ばなくなった公園は意外と静かだった。 31 酒類販売業(福島県) sage 2007/03/21(水) 16 25 14.61 ID CzIkv7I10 38 : 国会議員(京都府):2007/03/21(水) 02 19 26.89 ID iTmFC5JP0 【埋まった女】 グラウンドに女が上半身だけ出して埋まっていた。 「わたしと赤い糸で結ばれた人だけが、わたしをここから引き抜けます」 となりに刺さっていた伝説の剣は、危険なので体育教師が引き抜いて警察に持って行った。 今日の体育はサッカーから体育館でバレーに変更か。 元スレより引用 http //wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper25183.jpg 32 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 16 27 14.52 ID eTj5/VFB0 翌日、ブランコに女が埋まっていた。 ……どうやって埋まっているのかは詮索しないでおこう。 イタズラ心が湧いて後ろから押してみる。 「……!?」 驚きと嬉しさの入り混じった表情で見つめられる。 その日帰宅したのは日がとっくに落ちてからだった。 33 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 16 27 38.60 ID iTmFC5JP0 大仏の螺髪にまじって女が生えていた。 へそから下は完全に埋まっている。 下から拝む老人を恐縮そうに拝み返していた。 腰は完全に埋まっているのに腰が低いとはこれいかに。 34 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 16 34 27.94 ID iTmFC5JP0 ラーメン屋の行列に混じって女が生えていた。 へそから下が完全に埋まっている。 行列が進んでいく中、取り残された女は漂ってくる匂いに向かって必死に手をのばしている。 となりの駅前食堂で食った肉野菜定食は、並んで食うラーメンよりよっぽど美味しかった。 35 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 16 34 28.77 ID eTj5/VFB0 畑のど真ん中に女が埋まっていた。 小鳥の代わりにカラスが群がっている。 「……」 急用で寄り道している暇はない。 踵を返す背中に彼女の視線が刺さったような気がした。 36 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 16 37 17.11 ID eTj5/VFB0 道端に、忘れ去られた雑草のように、女が埋まっていた。 「こんにちは」 「……」 あいさつしたが顔を背けられる。 ……ひょっとして怒っている? 37 2軍選手(神奈川県) sage 2007/03/21(水) 16 38 20.95 ID HkzteJ7r0 元スレ 75の続き 男「うわあああああああああ(ry」 俺は逃げた。やばいよこれマジやばい。どんなシュールな設定だっての。おかしいだろ埋まったまま高速移動なんてよ。。。 女「まってよぅ!!!」 女もまけじと追いかけてくる。流石元ネタがすばやいだけのことはある。ガシッ、と俺の足にしがみついてきた。 女「ちょっと聞いてよぅ!!私だって怖いんだよぅ!!」 そういえばそうだったな。こいつはいつの間にか埋まってたんだっけ。俺は深呼吸を二度三度と繰り返し、なんとか話しかけた。 男「動けたのか?」 女「うん・・・そうみたい」 男「腰から下はどうなっているんだよ・・・」 女「・・・それがよく分からないの。あんまり感覚がつかめない」 男「そうか・・(納得できねえよ)でもなんでいきなり追いかけてくる?」 女「いきなりこんな状況になって、しかも一人ぼっちで怖かったんだもん・・・お腹は冷えるし・・・」 男「それも・・・そうな、逃げてすまんかった。だが、正直に言うと不気味だ」 女「・・・グスッ」 38 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 16 39 25.91 ID eTj5/VFB0 37 出来れば元スレのも貼ってくれ。 39 2軍選手(神奈川県) sage 2007/03/21(水) 16 43 14.97 ID HkzteJ7r0 37の始まり 元スレより 75 : 留学生(関東):2007/03/21(水) 14 54 24.89 ID 27j3fX59O 【埋まった女】プロローグ(仮 昼、午前授業の帰りに、アスファルトから上半身だけ飛び出した女がいた。上半身は同じ学校の制服を着ている。 なんでこんな状況になってるのか、気になるだろう?いや、気にならない奴の方が常軌から逸脱している。 困った目で俺を見つめてくるんだから、きっと不本意に埋まっているに違いない。 そうあやふやに確信しながら、俺は女に話しかけた。 男「何で埋まっているんだ?」 女「今、朝起きたと思って気付いたら……」 寝てる間どれだけ鈍感なんだっての。俺は釣られてんのか。 男「本当に?」 女「本当!!」 ……嘘じゃないと判断する事にする。それにしても誰が何の為に? 男「抜けないのか」 女「そう。凄い困ってる。引っ張って欲しいんだけど……」 男「無理だろう。アスファルトがぴっちり腰まで埋まってるし」 女「どうしよう…」 今にも泣きそうだ。流石に放置は可哀相に思えて、家からつるはしか何かを持って来て穴を広げてやろうと思った。男「ちょっと道具持って来てやるから待ってろ」 女「……ありがとう」 俺は急いで家に帰ると、つるはしはなかったのでハンマーやら何やらの入った工具箱を引っ掴んで、さっきの場所にトンボ返りした。 駆けている最中、一抹の不安がよぎる。変な問題が絡んでいたらどうしよう。……まあいい、知るか。人助けはするものだろう。 角を曲がり、女を視界に入れて少しスピードをさげ、クールダウンしながら近付く。 ふと視線を落とし、また前に向け、そして愕然とした。 女「うえぇぇぇぇん!!!」 泣きながら、さながら某有名育成RPGのディ〇ダのごとく、俺に近付いてくる女。キモッ!! 41 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 16 44 52.33 ID eTj5/VFB0 雨の日に、女が電信柱の近くに埋まっている。 傘も差さずに濡れそぼって、大丈夫だろうか。 「傘いる?」 「……」 本格的に怒っているようだ。 42 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 16 47 19.23 ID iTmFC5JP0 ラーメン屋の行列に混じって女が生えていた。 へそから下が完全に埋まっている。 行列が進んでいく中、取り残された女は漂ってくる匂いに向かって必死に手をのばしている。 となりの駅前食堂で食った肉野菜定食は、並んで食うラーメンよりよっぽど美味しかった。 44 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 16 49 10.20 ID eTj5/VFB0 駅前に女が埋まっていた。 そこだけエアーポケットになっていたからすぐ分かった。 どうやって仲直りしようか考える。 「あの、この前は見捨ててゴメン」 「……」 許してはくれないようだ。 45 住所不定無職(埼玉県) 2007/03/21(水) 16 56 47.40 ID ysYkxlNO0 スレタイがシューーーーーール 46 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 16 58 52.26 ID eTj5/VFB0 雪の降る夜に中央分離帯に女が埋まっていた。 車を避けながらどうにか到達する。 「にくまん、いる?」 「……」 やっぱり怒っているみたいだ。 「……ピザまんがいい」 !? 驚くがあわてて買いなおしに行く。 戻るとき車にひかれかけたが、至福の笑みをもらす彼女を見たらどうでも良くなった。 47 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 17 00 48.55 ID iTmFC5JP0 階段の踊り場に女が生えていた。 下半身は完全に埋まっており、幅のせまいこの階段ではかなり邪魔だ。 重い荷物を上の階に運ぶ途中、一休みしようと女の上に置かせてもらった。 荷物が大きいので女の表情はよくわからないが、とりあえず大きく伸びるといい気持ちだった。 48 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 17 09 11.65 ID eTj5/VFB0 ポストの下に女が埋まっていた。 挨拶するが反応が返ってこないのはいつものこと。 「じゃあ、学校行くから」 「……」 いってらっしゃい、って言うかのように手を振られる。 心にポッと火が灯ったような気がした。 49 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 17 11 28.61 ID iTmFC5JP0 久々にロマサガ2で遊んでいると、ラスボス面で七英雄のついでに女が生えていた。 腰から下は他と同様、完全に埋まっている。 嫌われ者のクジンシーと向かい合うように生えていて、困ったようにこっちを見ていた。 とりあえずクイックタイム連発はお約束だろう。 50 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 17 13 41.09 ID eTj5/VFB0 ダンボール箱の側に女が埋まっていた。 女の抱かれて鳴く子猫。 「この子猫、飼うの?」 「……」 彼女は少し悲しそうな顔をして首を振った……。 51 酒類販売業(福島県) sage 2007/03/21(水) 17 18 44.28 ID CzIkv7I10 4 http //wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper25188.jpg 52 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 17 19 20.87 ID iTmFC5JP0 刈り取りの終わったたんぼの中に女が上半身だけ出して埋まっていた。 刈り取りあとからは小さな稲穂が生えている。 この女も刈ったらまた生えてくるんだろうかなどと考えていることに気付かれたのか、 顔を真っ赤にして手を振り、木枯しがこたえるのか大きなくしゃみを連発。 くねくねのまねをしてみたけれど、木枯しがきつくなってきたのでさっさと帰宅した。 53 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 17 20 45.95 ID eTj5/VFB0 子猫を抱いて女が道端に埋まっていた。 思いつきでミルクを買って来る。 「ミルク飲ませたら?」 「……」 ミルクを飲む子猫と、慈愛に満ちた表情を浮かべる彼女。 影が長くなるまで、ずっとそこに立ちつくしていた。 55 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 17 23 34.72 ID iTmFC5JP0 コンクリートに女が生えていた。 へそから下が完全に埋まっている。 ヒマなので日時計にでもどうかと思い、時間ごとに影の先にしるしをつけていった。 14時の時点で気付かれ、くいっと体を丸められてしまった。 56 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 17 25 01.46 ID eTj5/VFB0 ウチはアパートだから猫を飼うことは出来ない。 クラスメイトの何人かに当たって、飼い手を探すことにする。 「飼い手、今探しているから」 「……」 彼女は複雑な表情を浮かべて、子猫を抱きしめた。 58 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 17 36 02.05 ID eTj5/VFB0 子猫の飼い手に目星が付いた頃、女が道端に埋まっていた。 腕の中には、ぐったりと抜け殻みたいになった子猫。 夜まで沈黙が続く。 「もう、埋めないと」 「……」 彼女は一切泣かなかった。子猫を埋める時でさえ。 ただ、それから数日、彼女が道端に小さく盛られた土の前から離れることは無かった。 59 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 17 42 10.49 ID iTmFC5JP0 男湯と女湯を隔てる壁の上に、女が上半身だけ出して埋まっていた。 ずっと女湯のほうに首を向けているせいか、肩がこっていそうだった。 男湯から老若心を一つにして沸き起こる「中継!」コール。 風呂あがりのコーヒー牛乳とマッサージ機は最高に気持ちよかった。 60 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 17 47 10.46 ID eTj5/VFB0 女がポストの下に埋まっていた。 いつもの光景。いつもの場所で。 いつもと違うのは、挨拶した途端に抱きつかれたことだ。 「えっと、これはどういう……!」 「……」 ただ泣きじゃくる彼女を見て、今日は学校を休もうと決意した。 学校のチャイムが遠くで鳴り響いた。 61 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 17 52 05.29 ID iTmFC5JP0 団地の屋上の端に女が生えていた。 風が吹くたびによろめいているが、抜ける様子はなく、安全そうだ。 五階の上なので表情はよくわからない。 四階のベランダでは小さなこいのぼりが面白そうに泳いでいた。 62 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 17 55 56.52 ID eTj5/VFB0 塀に女が腰から上だけ出して埋まっていた。 さっきから顔をそらされてばかり。 「ねえ、今日はどうしたの?」 「……」 女はあっち行けとでも言うように、手をヒラヒラさせる。 少しだけ覗いた顔はリンゴみたいに真っ赤だった。 何だか分からないが、恥ずかしがっている、のか? 63 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 18 02 03.05 ID iTmFC5JP0 雨上がりの樹下に女が生えていた。 自分の周囲に一夜で生えた無数のキノコを、ずぶぬれになって見つめている。 キノコを抜いてみたけれど下半身はついていない。 ずっと女を見ていたけど、胞子を飛ばしそうにもないので家に帰った。 64 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 18 04 03.32 ID eTj5/VFB0 駅前の噴水に女が埋まっていた。 水に濡れて寒そうにしている。 「タオルいる?」 「……いい。あっち、行って」 最近、ずっとこういう調子だ。避けられているのだろうか? ただ、ずっと無言だった時と比べると格段に会話が出来ているのが唯一の救いか。 65 酒類販売業(福島県) sage 2007/03/21(水) 18 06 50.51 ID CzIkv7I10 7 http //wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper25192.jpg 66 きしめん職人(関西地方) 2007/03/21(水) 18 07 58.06 ID XVyB5Rg10 65 かわゆすw 67 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 18 13 41.66 ID iTmFC5JP0 波打ち際に女が上半身だけ出して埋まっている。 潮が満ちたときのために、シュノーケルを渡しておいた。 女が邪魔で夕暮れの波打ち際を走れないカップルがフナムシ散らしに逃避している。 シュノーケルの先っぽと一緒に見上げる夜空は曇っていて、死兆星は見えなかった。 68 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 18 21 47.59 ID eTj5/VFB0 バスの屋根に女が上半身だけ出して埋まっていた。 道ですれ違った時は、一瞬我が目を疑った。思わず追いかけたが、あっさりと見失う。 仕方なく飲み物でも買おうかとコンビニに立ち寄ると、コンビニのコピー機に女が埋まっていて更に驚く。 「どうやって移動したんだ?」 「……エッチ」 乙女の秘密だそうです。 69 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 18 24 35.20 ID iTmFC5JP0 登り棒の下に女が上半身だけ露出して埋まっていた。 登り始めたときは気付かなかったが、てっぺんまで登った以上あとは降りるしかない。 ゆっくりと降りようにも握力は限界、女は修羅の形相で浣腸の構え。 どうしよう? 70 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 18 29 51.24 ID eTj5/VFB0 電車の座席に女が埋まっていた。 おばあさんが目の前に立っていて、ひどく心苦しそうだ。 「前みたいに、移動したら?」 「……人前じゃ、恥ずか、しい」 恥ずかしさと心苦しさと、どっちに天秤が傾くのだろうか。 しかし、おばあさんは次の駅で降りていったので、決着はつかなかった。 71 果汁(埼玉県) 2007/03/21(水) 18 30 04.28 ID CufTz7sP0 道路脇に女が上半身だけ出して埋まっている。 腕を大きく広げ日光浴を楽しんでいるようだ。 車がすぐ横を走り、その風で彼女の白い髪が飛んでいった。 彼女がそれらを見送っているようだったので僕もそうした。 72 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 18 37 11.70 ID eTj5/VFB0 深夜外に出ると、女が自動販売機の上に埋まっていた。 勉強疲れでボーッとしていた頭が一気に冴え渡る。 「何してるの?」 「……月が、キレイ、でね」 見上げた空には、雲の影から満月が微笑んでいた。 73 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 18 41 58.19 ID iTmFC5JP0 教室の机の上に女が上半身だけ出して埋まっていた。 机の下には何もなく、例によって理屈がよくわからない。 自由な手には花瓶にいけられたひとさしの桜。 嫌がらせなのか風流なのか判断に迷うこちらを見て、女はにっこりと笑った。 74 トリマー(関東・甲信越) 2007/03/21(水) 18 44 31.88 ID kCXyMOf9O こんな町中に女が生えてる町住みたくない。 75 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 18 47 47.34 ID eTj5/VFB0 今日は教室の扉を開けるのに、かなり緊張している。 というのは、彼女が学校に来る、というのだ。 恐る恐る開けた教室には、女が教壇の上に埋まっていた。 「何で。何でよりによってここに……?」 「……ダ、メ?」 ダメです。 76 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 18 48 22.46 ID iTmFC5JP0 テトラポッドに女が上半身だけ出して埋まっていた。 波が押し寄せるたびに顔をしかめている。 台風が近いというのにまた馬鹿なサーファーが大波を求めて繰り出している。 地元の人がいくら注意しても聞かない様子にため息をついた女を、大波が直撃した。 77 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 18 53 32.31 ID eTj5/VFB0 屋上に出ると、フェンス近くのコンクリートの上に女が埋まっていた。 手にはお弁当らしき包みを持っている。 「お弁当、作ったの?」 「……ちょっと、失敗、した、けど」 ちょっぴり塩がきつかったです。 78 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 18 55 47.11 ID iTmFC5JP0 すべり台の先に女が上半身のみ露出させて埋まっていた。 両手を合わせ必殺の浣腸の構え。 仕方ないので滑る側から登り、階段を下りてみたところ、相当につまらなかった。 だから階段を登りすべり台を滑るのだとようやく合点がいった、五月の昼下がり。 79 酒類販売業(福島県) 2007/03/21(水) 19 00 38.11 ID CzIkv7I10 16 http //wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper25199.jpg 疲れたんで一旦離脱 82 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 19 03 57.98 ID eTj5/VFB0 だらだらとしたお昼下がり。相も変わらず女が屋上で埋まっている。 今まで抱えていた疑問をぶつけてみる。 「どうして、いつも埋まっているの?」 「……」 あれ、地雷だった、かな? 83 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 19 04 49.93 ID iTmFC5JP0 リレーの中継ポイントに選手の姿はなく、女が上半身だけ出して埋まっていた。 こっちに手を出しているし、仕方がないのでたすきを渡す。 手馴れた動きでたすきをかけたはいいが、一向にその場から抜け出せない。 いちおう参加賞のノートを渡すと、彼女は雲の絵を描きはじめた。 84 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 19 15 44.69 ID iTmFC5JP0 コンクリートに女が上半身だけ出して埋まっていた。 ヒマそうなので本でも読んでやろうと思ったものの、 星の王子様と間違えて山椒大夫を持ってきてしまった。 やはり首まで埋めて竹鋸挽きのシーンまできちんと読んでこその山椒大夫だろう。 85 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 19 16 27.35 ID eTj5/VFB0 屋上に埋まった女。 難しい顔をして悩んでいる。 「ごめん、やっぱりいいよ」 「……う、ん」 そう言っても曇った表情は晴れなかった。 86 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 19 38 27.60 ID iTmFC5JP0 三十三年に一度公開されるされる秘仏の台座に、女が上半身のみ露出させて埋まっていた。 とりあえずおすまし顔で印を組んでみるものの、寺の人に違うと指摘され困惑している。 しかも見返り仏らしく、上体をひねって苦しそうだ。 一応お賽銭として財布でだぶつく一円玉を十二枚、投げておいた。 87 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 19 46 43.39 ID iTmFC5JP0 つばめの巣の下に女が上半身だけ出して埋まっていた。 新聞紙で折った兜はすぐに糞まみれになってしまう。 やかましく鳴く雛を恨めしげに見上げようにも糞が怖いので、いつもこっちを恨めしげに見つめている。 それでも雛が無事巣立ったあとは、ちょっぴりさびしそうだった。 88 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 20 02 22.88 ID iTmFC5JP0 ベッドの下に女が上半身だけ出して埋まっていた。 といってもベッドに圧迫されて完全に折れ曲がり、手だけがだらんと外に出ている。 ジャンプを押し込んでみるとすぐに放り出されてしまった。 ベッドの下には何があるべきか、その辺は彼女なりにこだわりがあるらしい。 89 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 20 17 37.39 ID iTmFC5JP0 雪降りしきる庭に女が上半身だけ出して埋まっていた。 その周囲には十数匹の雪うさぎ。 それ以上は手が届かないので増やせないようだ。 雪うさぎと女を眺めながら縁側で一人食べるうさぎさんりんごは、とても美味しかった。 91 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 20 36 05.58 ID iTmFC5JP0 縁台の端に女が生えていた。 下半身はいったいどうなっているんだろう? もう一方に誰か座っていないとバランスが崩れ縁台が倒れてしまう。 でも彼女は外を向いているので、夕涼みがてら将棋をさすこともできやしない。 92 渡来人(福岡県) 2007/03/21(水) 20 43 18.02 ID E+fLuH4U0 このスレはなんだろうか……シュールなようなカオスなような。 それでいて嫌悪感はなく、少し口の端が上にあがるという……。 93 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 20 49 46.45 ID iTmFC5JP0 テレビの画面に女が上半身だけ出して埋まっていた。 下向きならまだ貞子になれたものを、なぜか女は上向きだった。 腹筋を痙攣させながら哀願のまなざしでこちらをちらちらと見ている。 言いたいことはわかったので親指でわき腹をえいやと突いてやると、親の仇みたいににらまれた。 94 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 20 57 46.58 ID iTmFC5JP0 床の間に女が上体だけ出して埋まっていた。 部屋にこたつを持ち込み、こちらも上体だけ出して埋まってみる。 女は違う違うと呆れ顔で手を振った。 それならと全身埋まってみてから、スイッチは切っておくべきだったと後悔した。 97 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 21 22 36.77 ID iTmFC5JP0 裏の畑に女が上体だけ出して埋まっていた。 マンドラゴラの故事に倣い女にひもをくくりつけ、ポチにつなぎ離れたところから呼んでみる。 いくら呼んでも来ないと思ったら、女にしっかりと全身をつかまれていた。 柴犬のサイズではパワー不足だったらしい。 98 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 21 26 27.22 ID eTj5/VFB0 風の強い日に、新聞を抱えた女が埋まっていた。 熱心に新聞を読んでいる。 「海、行きたい?」 「……」 コックリと頷く姿を見て、絶対に連れて行ってあげようと心に誓った。 99 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 21 38 02.06 ID iTmFC5JP0 雪だるまの中に女が上半身だけ出して埋まっていた。 これは下半身がどうなっているか確かめる千載一遇のチャンスではなかろうか。 だがあいにくと日曜朝八時半、 「趣味の園芸」をリアルタイムで見ないのは柳生真吾の笑顔に対する重大な裏切り行為。 三十分後に戻ってきたとき、女はいつもどおりコンクリートに半身が埋まっていた。 100 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 21 42 09.44 ID eTj5/VFB0 ガレージの前で女が地面に埋まっていた。 自転車を出すとじっと見てくる。 「乗る?」 「……」 恥ずかしいから後ろを向いていて、と言うのでしばらく待ってると、後輪に心地よい重み。 自然とペダルを漕ぐ足に力が増しつつ、自転車は行く。 101 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 21 50 22.49 ID iTmFC5JP0 卒業式の日、壇上に女が上半身だけ出して埋まっていた。 校長は三分の一の確率で女の右・上・左から卒業証書を渡す。 女は三分の一の確率で右・上・左からカットを試みる。 単純計算で今年は三分の一が留年か――たまにはこういうこともあるのだろう。 102 酒類販売業(福島県) 2007/03/21(水) 21 52 23.51 ID CzIkv7I10 VIPで遠慮なんざ一番無縁の言葉のはず 15 http //wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper25216.jpg 103 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 22 05 07.08 ID eTj5/VFB0 ガードレールのすぐ下に女が上半身を出して埋まっていた。 傷だらけであちこちから血を流している。 「な、何があったの!?」 「……勝っ、た」 ……何に? 105 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 22 11 23.35 ID iTmFC5JP0 ニュースを見ていると、画面の向こうではソファから女が生えていた。 へそから下が完全に埋まっている。 そのかたわらには自分の椅子を取られた安倍総理がいつもよりさらに情けない顔で立ち尽くす。 女はカメラ目線で眉をハの字にしてお茶の間に何かを訴えかけていた。 106 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 22 12 45.71 ID eTj5/VFB0 黒猫とにらみ合う女の下半身は地面に埋まっていた。 異様な雰囲気の一人と一匹。しばらくすると根負けしたように黒猫が向こうへ行った。 「あの猫って……」 「……新し、く来た、子」 その猫の後姿は、女の胸で息を引き取ったあの猫にそっくりだった。 107 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 22 13 26.19 ID eTj5/VFB0 106 ミスった。 胸→腕の中 だった。 110 文科相(岩手県) 2007/03/21(水) 22 33 07.43 ID mwD3yI0G0 デデレデレデレと似た雰囲気だな 111 酒類販売業(福島県) 2007/03/21(水) 22 41 56.78 ID CzIkv7I10 たまには下半身描きたくなった 18 http //wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper25226.jpg 112 国会議員(京都府) 2007/03/21(水) 22 42 40.89 ID iTmFC5JP0 ねむ…… 首から上だけ出して布団に完全に埋まってこよ…… 114 造園業(新潟・東北) 2007/03/21(水) 22 44 12.08 ID El4FcPTiO 111 男オナニーしてるみたいwwwwww 115 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 22 44 57.52 ID eTj5/VFB0 ごみ箱の上に女が腰から上だけ出して埋まっていた。 かの黒猫が来ると、威嚇して追い返す。 「一体何があったんだ?」 「……ピザまん」 食べ物の恨みは恐ろしいようだ。 118 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 22 48 04.08 ID eTj5/VFB0 塀の下の地面に女が埋まっていた。 塀の上の黒猫を恨みがましくにらんでいる。 「何やってるの?」 「……」 手が届かないらしい。 119 文科相(岩手県) 2007/03/21(水) 22 52 52.70 ID mwD3yI0G0 いつものように女が埋まっているのが目に入る。 常識的に考えて下半身が存在しないということは無いだろうし、 もしかしたら上半身と同じ様に、どこか遠くで 下半身が単体で存在しているのかもしれない。 ……いや、素人判断は良くないな。 120 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 22 56 05.40 ID eTj5/VFB0 動く歩道に埋まっている女を見つけた。 何だか楽しそうだ。動いているのがいいらしい。 「でも、端まで行ったらどうするつもり?」 「……!」 引っ掛かった。 121 文科相(岩手県) 2007/03/21(水) 23 12 15.94 ID mwD3yI0G0 飽きもせず地面に埋まる女。 子供と言葉を交わすためには対等の視線に立つのが大事だというし、 見下ろさなくて済むようにしゃがんで話しかけてみると、 途端に彼女はさらに沈んでいって、誇らしげな顔で見上げてきた。 対抗してうつ伏せになって見上げると、彼女もまた沈んでいく。 しばらく睨みあっていたが、勝てる気がしなかったので、 立ち上がって思い切り見下してやった。 122 文科相(岩手県) 2007/03/21(水) 23 22 51.05 ID mwD3yI0G0 テレビの上に埋まるというか、むしろ生えている女。 時々、画面の中の人物の動きを真似して、死んだり倒れたりしている。 早送りすると予想通り、難しい顔をしながら高速で動き始めたので、 停止ボタンを押してやると、少し困惑した後に彼女も静止した。 でもすぐに飽きて、リモコンを手にとって映画の続きを見始める。 途中で濡れ場があって、少しきまずくなった。 123 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 23 27 41.86 ID eTj5/VFB0 女がクーラーに埋まっていた。 動作が悪くなる度に面目なさそうな顔をしている。 「そこ、寒くない?」 「……」 暑かったようだ。 125 こんぶ漁師(徳島県) 2007/03/21(水) 23 30 35.11 ID eTj5/VFB0 ……一度でいいから札束に埋もれてみたいものだ。 で、眠いから撤退する。さらば。 126 文科相(岩手県) 2007/03/21(水) 23 38 20.82 ID mwD3yI0G0 公園の砂場に埋まって女は日向ぼっこをしている。 これは良い機会だと思い、傍にあったシャベルを持って近寄ると 泣きながら止めてきたので、仕方が無いから自分の分の穴を掘って 隣に埋まることで彼女の気持ちを知る努力をしてみた。 恥ずかしいことだけは、よく分かった。 PREV NEXT 新ジャンル「埋まった女」01_vol02
https://w.atwiki.jp/new_jack/pages/171.html
新ジャンル「ザルクール」 619 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 02 43.70 ID DCwewL4x0 女「保守、と」 男「お、いつも風情に五月蝿いのに、PCやりながら酒を飲むなんて珍しいな。」 女「いや、これはこれで風情があるものだよ。 顔も知らない、声も知らない。そんな相手を想って飲む酒も、また格別だ」 男「そんなもんかねぇ?」 女「ふふっ、そんなもんさ。回線の向こうの酒好き達に・・・・・」 男・女「乾杯!」 こんなことを考えながら一人酒してる俺きめぇwwwwww 日本酒うめぇぇwwwwwwww 625 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 16 44.01 ID E/G0wu2Q0 男「おーい、女ぁ、いないのか?」 女「あぁ、こっちだ、庭に回ってくれ」 男「これはまた・・・・・・」 夏の木漏れ日の中、庭で一番大きな桜の木下に茣蓙を敷いてそこで一人の浴衣の女が優雅にグラスを傾けていた。 正直に言うと、数秒間見惚れてしまっていた。 正気に戻ったきっかけは氷水に揺れるラムネビンのカランという音。 女「『これはまた』・・・・・どうした?」 男「・・・・・・風情だねぇ」 女「そうかそうか」 男「ラムネ一本もらっていいか?」 女「好きに飲むといい。 なんならびい球もあげようか?」 男「いや、子供じゃないし」 女「子供じゃないなら酒に付き合うべきだと思うがね」 男「今日は酔いつぶれるわけにはいかないんだよ、日が沈めば花火大会じゃないか。 それにシラフで言いたいこともあるし」 女「・・・・・・夜空に花火、氷水に揺れるラムネ、膝の上で眠る一人の男、あぁ、君の言いたかったことはなんだったんだろうな? 今夜は実に風情だ・・・・・・・」 629 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 24 40.26 ID 5RQT7q/gO 台詞だけの情景描写のほうがむずかしいと思うのだが 地の文がはいってるSSのほうがあちゃーなのは伝統かなにか? 630 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 27 06.14 ID bGNJ2QPl0 629 新ジャンル住人は脳内声優飼ってるから地の文入れるとメダパニる 632 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 30 54.36 ID W/OFSSpWO 春の河原で 男「うわっ!人大杉」 女「桜を見に来たは良いが、 いかんせん人が多くてゆっくり呑めないな」 男「・・・・でもこれだけ一気に人が集まるのは きっと咲く期間が短いからだろうな」 女「力強く一気に咲いて優雅に散って行く 何かに似てないか?」 男「・・・・・・・人生」 女「そうだ。今宵は家でゆっくり語り明かそう」 640 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 38 52.75 ID oA7DmEhL0 びい玉に惚れた なんだか懐かしい響きだ 641 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 40 44.52 ID 4jFFaP5L0 640 しかし、ラムネにはB玉はじゃなくてA玉が入っているという罠 643 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 41 52.19 ID nR92RqEz0 641 それを言うのは野暮ってものだよ? ってザルクーに言われちゃうぞ 646 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 44 29.28 ID GxclR29z0 男「やれやれ、面白い日本酒が手に入ったからって、指定の肴がパイ菓子とはねぇ」 女「くくっ、たまには風情よりもネタに走ろうかと思ってね」 男「それにしてもこんなモノが売っているとはなぁ」 女「では、お約束の口上で宜しく」 男「『山吹色のお菓子』で御座います」 女「クックック、越後屋、お主も悪よのぉ」 男「いえいえ、お代官様には敵いませぬ」 女「そうとも、これが『悪代官』」 男「……そんな銘柄あったんだ」 女「あったんだよ。一度無くなったけど復活したんだ」 男「しかし何だな、時代劇のお約束としては正義の味方も欲しいな」 女「抜かりは無い。『越乃梅里』も仕入れてある」 男「『越乃梅里』? どこが正義の味方なんだ」 女「『梅里』は水戸光圀の俳号なんだ」 男「ということは……」 女「正に越後のちりめん問屋に偽装した黄門様だよ」 男「へぇー、ひねってあって面白い。銘柄だけでも楽しめるものなんだな」 女「楽しみや幸せのタネはどこにでもある。それこそ目の前にもね」 男「童話の『青い鳥』か?」 女「その主人公並に鈍感だな君は……いや、やがて目の前に見つける時が来る、と考えるか」 男「何を小声でぶつぶつと……」 女「気にするな。さて、銘柄の次は味を楽しもうか」 男「おう」 647 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 47 14.06 ID DNd6fmaQO 声優の話始めちゃったよオイ 文章だからこそ美しいんじゃないか 俺は地の文有りも好きです 648 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 49 07.28 ID tDPalwVy0 http //pict.or.tp/img/8275.jpg 高校のとき買った泡盛を今飲んでる・・・ なんか切ない 649 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 49 44.91 ID aq2h+hy00 文字だからこそ出せる味があり、声だから出せる空気がある そう私は思うのだが 650 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 50 09.38 ID W/OFSSpWO ピルピピ、パピピ 男「ヒバリか、今が繁殖期だっけ?」 女「そうだ。今は巣作りに励んでいる頃だろう」 くいっ 男「・・・・・・鳥ってさ何考えて飛んでるんだろう 楽しいのか?苦しいのか? それでも奴等は飛び続ける」 女「ククッ、深いな・・・・・男も私に似てきたようだな」 男「そうかもしれんw またひとつ肴が増えたな」 651 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 53 26.93 ID jayFUdeOO コンビニで何か酒買ってくる 生まれて初めての酒を、このスレを肴に呑むよ 絶対に後悔しなさそうだ 652 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 54 29.29 ID J+/YzJz40 男「それにしてもよく飲むなぁ・・・」 女「まぁな」 男「バッカスの生まれ変わりかなんかなのかな?やっぱ」 女「バッカス?おいおい・・・あんな下戸と一緒にしないでおくれよ」 男「え?でもあれって酒の精じゃないのか?」 女「ただでさえアルコール濃度の低いワインを水で薄めて自分を酒豪に見せ付けるような奴だ」 女「雅のかけらもないな」 男「き・・・きびしいな まぁ・・・確かにナ・・・誰かに自慢するために飲むわけじゃないし」 女「よく判ってるじゃないか・・・よし私が酌してやろう」 男「無限ループは勘弁な?」 ここは雑談止まぬスレだなwwww別になんでもいいがwwwww 654 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 00 58 01.22 ID dKplycw60 セリフだけで頑張るのも個人のこだわりといってしまえばそれまでさ。楽しめ。美味い酒のために。 男「今日はマッタリペースだな」 女「合わせてるんだよ。まあ、量をこなすのが満足ではない。好きなときに好きなだけ飲むのが、もっとも気持ちいい飲み方だと思う」 男「そんなもんか。今日は色々と洒落てるな。飲んでるものといい、つまみといい」 女「赤ワインとカプレーゼか。新鮮なものがほしくなっただけさ。流石に少し、口に残るがな」 男「しかし赤ワインて、そんなに赤いものだったっけ?」 女「シャンベルダンの若いものだ。実を言うと、結構値が張る」 男「一杯いただいてもいいかな?」 女「どうぞどうぞ」 男「……渋っ。これは、けっこう舌に来るものがあるな」 女「鉄のような味だろう。玄人は失恋の味に喩えるらしい」 男「ほほう?」 女「私は違うぞ。ただ、気分がそうなっただけだよ」 男「ほほう?」 女「……まったく身に覚えが無いというような顔だな」 656 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 00 35.55 ID C0EIj4xm0 651 生まれて初めてならまずいと感じてしまうかもしれないな 呑み続けると酒の良さが分かるものさ・・・まるで友達のようにな でも呑みすぎにはきをつけてな 659 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 04 54.99 ID W/OFSSpWO 秋 ヒュュュュュュ 女「外は風が強いな。こんな日は熱燗にかぎる。さぁ呑め」 男「どうも。 くいっ しかし秋の風の音はどうも気分を変にさせるな。 季節の変わり目だからか?」 女「ククッ、そうだろうな。 目を閉じて野原に立っているところを想像してみろ 何を感じる?」 ヒュュュュュュ 男「・・・・寂寥感」 女「そうゆう気持ちを肴にして呑んでみようじゃないか」 660 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 05 50.54 ID 4jFFaP5L0 女「~♪」 男「すげぇ上手いけど、何の歌?」 女「グレゴリオ聖歌だよ。散歩の途中に教会を見かけてね」 男「歌詞覚えてるのか、すげぇな」 女「さて、気分も乗ってきたし、白百合を肴に一杯飲もうか?」 男「何故白百合?」 女「聖母マリアの象徴だよ。教会のステンドグラスを肴にしたいが、流石にまずいだろう?」 男「当たり前だよ」 女「くくっでは、遠いバチカンに想いを馳せながら、乾杯」 実は歌詞打とうとしてラテン語が出なかったのは内緒 665 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 12 59.13 ID tDPalwVy0 660 キリエエレイソン クリスタエレイソン だったかな 666 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 12 59.32 ID J+/YzJz40 女「おい・・・男・・・何やってる・・・」 男「っ・・・!・・んー素手じゃ割れないか・・・クルミ」 女「くるみ割り機使えばいいだろう常識的に(ry」 男「せつないじゃん・・・なんとなく・・」 女「んー・・・せつないって言われてもなぁ・・・」 男「まぁ・・・ともかく俺はツマミのためのクルミを素手で割るっ」 女「ん・・・好きにしろ・・・」 667 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 13 20.97 ID dKplycw60 細かいことを言うようだが、シャンベルダンは確かフランスワインだったよな……カプレーゼとの相性はどうなんだろうか……まあいいか。 女「……むぅ、鳥皮」 男「コラーゲンだな。俺は砂肝」 女「なぜタレなんだ……私は塩が好みなんだが」 男「オーダーしなおせばいいだろ。砂肝は断然、塩だよな」 女「タレの甘味と、塩の甘味は微妙に酒の相性と……」 男「拘りすぎだろ」 女「レモンはいいよな。香りが油っぽさを拭き取ってくれる」 男「酔ってるだろ、お前」 女「腹は膨れてきたな」 男「待て、それは俺の……いいや、お前の豚トロ貰うし」 女「こうして取り合いになるのも、ヤキトリの華だな」 男「しかし俺はビールで」 女「私は日本酒。まったく、お前は本当に酒を飲みにきたのか?」 男「いや、焼き鳥食いに来たんだけど」 671 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 21 11.98 ID W/OFSSpWO 月 女「今宵も満月だな。何万年前から変わらぬ美しさだ」 男「生きてたのかよw でもさ・・・・・・ ・縄文人や平安時代の貴族や 江戸時代の将軍や 第二次対戦中の兵士や いま俺たちが見てる月は一緒なんだよな・・・・・・ 月に感情があったら俺たちの事どう見てるかな? 儚いとか想ってるのかな?」 くいっ 女「・・・・・・・・随分と風情が分かるようになって来たじゃないか」 女「今宵は最高の肴が手に入ったな」 673 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 22 54.81 ID W/OFSSpWO 花・鳥・風・月で4つかいてみた 反省はしていない 678 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 30 01.14 ID 4jFFaP5L0 男「今日の肴は桃か。やっと咲きはじめたからな」 女「ああ、桃と言うか枝垂れ桃だね。綺麗だろう」 男「妙にこだわるな」 女「ククッ、そうかな? まあこちらの方が色濃く八重咲きで綺麗だろう?」 男「ん~、お前にはこういう華々しい花よりは、もっと清楚な花の方が合うと思うけどな」 女「例えばどんな花かな?」 男「例えば、あそこに咲いている椿とか?」 女「白い椿か……もしかして、わざとかい?」 男「なにがだ?」 女「はぁ、まったく。なんでもないよ」 679 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 31 21.70 ID pVy8Bn540 なかなかに粋なスレだな 思わず酒がすすんでしまう 680 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 31 57.53 ID oA7DmEhL0 花言葉をググらにゃわからんなw 681 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 34 03.32 ID dKplycw60 男「最近お洒落だな」 女「そうかな。たまたまワインが続いてるだけだろう。とはいえ、これは少し、重いな」 男「ラクリマ・クリスティ。バンド名にもなってるワインだな。意味は何だっけ?」 女「キリストの涙だ。それに見合う、少し重めの味わいがある。白は特に辛口だな」 男「つまみは、サーモンのホイル蒸しか。しかし、なんでまた、そのワインなんだ?」 女「気分だよ。時には涙したくもなるもんさ」 男「やなことでもあったか?」 女「ん~、どうだかな。まあ、今はそうでもないよ。酒を飲むときは、何かに浸ることもよくあることだよ」 男「困った事があるなら、相談に乗るぜ」 女「今の君には、甘口の白が似合いそうだ。なにかあったかな」 男「お前はソムリエかよ」 女「女の場合はソムリエールだ。不勉強だな」 男「人が心配してやってんのに……ま、飄々としてるのが、お前らしいっちゃそうだけど」 女「まぁ、そうだな。泥酔する事ができたなら、それはそれでいい事なのかもしれないな」 男「そんときゃ、介抱してやるよ。下心無しで」 683 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 43 34.48 ID E/G0wu2Q0 なんだろう、 女「下心・・・・・私としてはあったほうが嬉しいんだがね」 とか聞こえた僕は末期。 684 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 47 30.29 ID dKplycw60 男「ん、甘い匂い……酒じゃないよな?」 女「たまにはね」 男「甘酒か。珍しいな。酒とはいえ、酔っ払うのは子供か苦手な奴くらいだよな」 女「珍しく枝豆が余ったから、ずんだもちをつくってみた。甘酒はついでだな」 男「てことは、今日は素面なんだな」 女「なんだ、酔っていた方がいいのか?」 男「どっちもあんまり変わらんだろ」 女「……いかんな」 男「どうしたよ?」 女「少し酔った。肩を借りてもいいかな?」 男「甘酒じゃないのか?」 女「実は濁酒……といったら、信じるか?」 男「それでいいなら」 女「じゃあ、そういうことさ」 男「って、マジ寝かよ。ったく……なんで甘酒で安眠できるんだ」 688 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 51 07.78 ID E/G0wu2Q0 何か活発にならないな 690 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 01 54 14.95 ID dKplycw60 このマッタリ感がいいのだよ。眠くて仕方ないから、ペース落ちるぜ 692 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 02 06 10.94 ID aq2h+hy00 男「うい~頭痛い水、水」 ぐいっ 男「今何時だ?うわこんな時間か、あいつはどこだ、もしやまだ呑んでいたり」 女「スゥ、スゥ」 男「流石に寝てたか。縁側で寝るとは俺も体が痛い」 女「いや…まだいけるぞ…」 男「夢の中でも酒ですか。さて布団にでも連れてってやるか」 693 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 02 08 44.61 ID dKplycw60 男「よう、やってるか」 女「やってるよ。相変わらずな」 男「今日は芋か。相変わらずオッサンみたいなチョイスだな」 女「それは偏見だと思うが……なんだ? 今日はやけに嬉しそうだな」 男「ちょっとしたお祝いをしようと思ってさ。ほら」 女「シャンパンにショートケーキか。またどうして?」 男「もう一年になるんだよ。俺達がこうしてグダグダやってんのもさ」 女「……覚えてたのか。そういえば、そんな気もするな」 男「素っ気無いなぁ……ま、酒にケーキってのも邪道かもしれないしな」 女「いや、これはなかなかいい……なんというか、いい気分だ」 男「? どうかしたか?」 女「いや、なんというかな……このケーキ辛いぞ。驚きのあまり、涙出てきた」 男「俺のはそうでもないぞ。外れだったのかな?」 女「……冗談だとしても、その鈍感さはある意味で魅力だな」 696 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 02 18 49.03 ID aQRr5iX/O 男「何だ? 新しく買った靴を自慢したいのか?」 女「おいおい、ブーツだけに注目してどうする。もう少し視野を広げてほしいね」 男「酒はウイスキー、肴は月、基本的にはいつもと同じように思えるんだが」 女「ブートレッグにムーンシャインときたら、答えは一つしかないだろう」 男「さっぱり判らん」 女「密造酒を意味する俗語なんだよ」 男「禁酒法の無い時代と場所に生まれてこれて幸せだ、ってことか」 女「まぁね。お望みとあらば、ここに座って見てても構わないよ」 男「お前の呑みっぷりを、か?」 女「脚線美を、さ」 697 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 02 20 36.02 ID 4jFFaP5L0 男「また飲んでるのか、夏の長雨が肴かな?」 女「いや、アレだよ」 男「おお、綺麗な花。で、何の花?」 女「アガパンサス。花言葉は恋の訪れ」 男「おお、詳しいな」 女「まあね。だが、キミだって花言葉の一つくらい解るだろう?」 男「例えばどんな花?」 女「例えば、そうだな。あのアジサイなんて私にぴったりだとは思わないか?」 男「えっと、「あなたは美しいが冷淡だ」・「あなたは冷たい」だっけ?」 女「はぁ……あっているよ」 男「何でため息つくんだよ?」 698 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 02 27 34.75 ID zKDQpbX0O 697 移り気? 699 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 02 28 11.09 ID 4jFFaP5L0 698 辛抱強い愛 700 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 02 37 16.74 ID zKDQpbX0O 699 知らんかった 701 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 02 44 56.84 ID bGNJ2QPl0 女 からん 男 「なぁ」 女 「静かに」 男 「え? な、何?」 女 「雪音、聞こえない」 702 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 02 52 49.92 ID bGNJ2QPl0 女 「ねぇ」 男 「ん?」 女 「このカクテル、何か判る?」 からん 男 「へ?それ日本酒まんまじゃね?」 女 「そう? 見てて」 男 「桜の酢漬け、一枚乗せるのか?」 女 「これでおしまい」 男 「え? それは普通の」 女 「パーフェクト」 男 「……」 女 「名前、素敵よね」 703 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 02 58 12.08 ID tDPalwVy0 697 http //pict.or.tp/img/8301.jpg 704 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 02 58 35.86 ID dKplycw60 女「珍しいな。指輪なんかつけて」 男「ああ、これな。昨日、真夜中に何気なくつけたまま寝てたみたいで、翌日起きたら指がむくんで外れなくなってた」 女「無骨なデザインだな。手作りか?」 男「随分前に友達がくれたんだ。彼女にあげるつもりで失敗したんだってさ」 女「いい話だな。今はどうしているんだ?」 男「作り直した指輪をプレゼントして、うまくいったってさ。卒業してすぐに結婚したよ」 女「……熱燗がほしくなるな」 男「何でも酒にたとえるなよ。もしかして照れてるのか?」 女「羨ましい。そういうアプローチは、憧れるよ」 男「じゃ、これやろうか?」 女「外れないんだろう?」 男「飲んだあと、寝る前に付けたから、むくんだんだよな……もうすぐはずれそうなんだけど……そしたらやるよ」 女「……それまで待てというのか?」 男「まあ、どうせ明け方まで飲むわけだしなぁ……」 女「相変わらず、待たせるね。君は」 706 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 03 09 24.07 ID dcbDgeIDO 701 すごい短いのに 空気が気持ち良い 707 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 03 10 10.55 ID LEzvcWbR0 699 そんな意味あったのか… 一般的には「移り気」「気まぐれ」「心変わり」の方が知名度高いと思うが。 709 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 03 17 48.95 ID dKplycw60 男「今日は雰囲気違うな」 女「カクテルメインだからな。つまみが少ないのが玉に瑕だが、バリエーションは豊かだよ」 男「といっても、それほど詳しいわけじゃないんだけど……」 女「じゃあ、一杯御馳走しようか。なに、適当に名前で選ぶのも面白いぞ。たとえば……君にはこれが似合うかな。チェリーブロッサム」 男「さくらんぼか……失礼な」 女「僻むなよ。まあ、味は確かだから」 男「ふむふむ……じゃあ、そうだな。お前にはこれかな」 女「む……これは、なんだろう。赤い……リトルプリンセス?」 男「言ってて恥ずかしくないのか?」 女「むぅ……思ったより甘いが、このトロピカルな風味は、パインなんかに近い気がする……初めて味わうな」 男「そのカクテルの名前は、プロポーズだよ」 女「っ……なるほど。どうりで、甘いわけだ……」 男「まあ、俺は、どっちでもいいけどな」 女「強い酒だな……顔が熱くて仕方ないよ」 もういい加減寝よう……また今夜。残ってたら保守しよう。 714 1-2 2007/06/24(日) 04 10 58.29 ID WYBJKEsv0 男「スコッチを少っち。」 女「君は実に馬鹿だな。」 男「そのワインはワイんや!」 女「いや、その理屈はおかしい。」 男「ドラちゃん!」 女「は?なんだ、いきなり。」 715 2-2 2007/06/24(日) 04 12 40.34 ID WYBJKEsv0 男「デキャンタが出来ゃん」 女「・・・どんどん苦しくなってきてるな。」 男「『はー、ワインの栓が堅くて手が痛くなっちゃったよ』『コル苦労さん(すごい早口で)』」 女「・・・・・・・・。」 男「すみませんでした。」 女「・・・・・・・・。」 女「この酒を飲むと、はながむずがゆくなるんだよな・・・・・。 ハ、ハ、ハ・・・・白州!!」 女「はっ!ち、違う!今のは違うぞ!! なんだ、そのニヤついた顔は!? いいか?古典で有名な詩歌にもこういった言葉遊びから生まれたものも多くてだな!! その・・・なんだ!」 女「そうだ、飲もう!記憶が飛ぶまで飲もう!!な!」 717 1-3 2007/06/24(日) 04 28 26.26 ID WYBJKEsv0 女「酒との出会い?」 男「そ、女が酒を飲み始めたきっかけみたいなの。なんかある?」 女「そうだな・・・今にしてみれば笑い話なんだが・・・。」 女「いや、やはりやめておこう。恥しい。」 男「なんだよ。余計に気になるな。」 女「まあ、子供の頃の話だからいいかな・・・。笑わないでくれよ?」 男「それは約束できないな。」 女「む。意地が悪いな。」 718 2-3 2007/06/24(日) 04 30 38.87 ID WYBJKEsv0 女「子供の頃に読んだ漫画にね、酒を飲むと胸が大きくなるというのがあって・・・。」 女「子供だった私はそれを真に受けて・・・というわけさ。」 男「あははははは。」 女「笑うなと言ったろう?」 男「そこから坂道を転げ落ちるように飲兵衛へと・・・。」 女「ふふふ。酒道とは上手いことを言うね。」 男「おお、自分で言ってて気付かなかった。なかなか洒落てるな。」 719 3-3 2007/06/24(日) 04 33 04.82 ID WYBJKEsv0 男「それで、酒で胸が大きくなるってマジなん?」 女「そんなわけないだろう。」 女「まあ、胸は君に大きくしてもらうことにするよ。」 男「え?」 女「あははは。なんて顔をしている。」 男「からかうなよ。」 720 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 04 37 17.55 ID nR92RqEz0 駄洒落は嫌いじゃないぜw 酒飲むと胸でかくなるって Drス○ンプでも言ってたなw 721 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 04 39 39.53 ID WYBJKEsv0 ほよ?ア○ネちん、何飲んでるの? (ヤベッ、ア○レだ!) いいか、誰にも言うなよ。おっぱいが大きくなる薬だよ。 そのものズバリ当てるんじゃねえよw 女に無粋だって怒られるぞwww 722 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 04 43 37.48 ID tDPalwVy0 715 http //pict.or.tp/img/8322.jpg 723 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 04 45 43.98 ID nR92RqEz0 マジで当たるとは思わんかったよw 相当古いネタだしねw 724 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 04 46 57.08 ID LEzvcWbR0 722 取り乱した女も(・∀・)イイ!! 735 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 05 34 26.04 ID WYBJKEsv0 男「ウィスキーってのはやっぱり年代物の方が上手いんもんかね。」 女「いや。確かに味は違ってくるけど長期熟成が上手いとは限らないね。」 女「樽で寝かせることによってアルコールの角がとれ、まろやかになり、 華やかなエステル香りが生まれてくる。これがウィスキーの熟成なわけだが、 しかし、熟成が進むと同時にモルトが弱くなってしまうのだよ。」 女「早すぎれば、香りが弱く、アルコールの刺激が舌に障る。 遅すぎれば、香りは良くなる反面、モルトの風味が弱くなり味がぼやける。。 モルトの風味と熟成香が絶妙のバランスになったところがその酒の飲み頃、というわけだな。」 男「へー。さすがに詳しいな。」 女「ふふ。ウィスキーに限らず、寝かせる酒はみんなそうだな。飲み頃というのは難しい。 そして、やはり飲むなら旬は逃すな、だ。」 男「ははは。熱弁ですね。」 女「私ももう、随分と寝かせてるものがあるのだが・・・。 それを楽しめるのはいつのことだろうな。」 男「へー。そんな酒があるんだ。楽しみだな。」 女「いいか、男。旬は逃すな、だぞ。」 男「はいはい。」 女「(やれやれ、君がその調子では当分先だな。)」 741 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 06 41 27.89 ID WYBJKEsv0 女「なあ、男。いい加減に帰ってくれないか。」 男「いいや、帰らない。」 女「はー・・・。しつこい男は嫌われるぞ?」 男「俺が帰ったらお前、飲むだろうが。」 女「それはまあ、当然だよ。君は私を誰だと思ってる。」 男「あほ。いいか?お前は今、病人なの!39℃も熱出して何言ってんだ。」 女「だからアルコール消毒を~・・・。」 男「いいから寝てろ!酒が抜けなきゃ薬も飲めないだろうが!」 女「酒は百薬の長というじゃないか。」 男「~~~~~!!!!」 女「わ、分かった、分かったよ!もう寝るから! 寝るから本気で怒らないでくれ。」 742 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 06 42 55.57 ID WYBJKEsv0 女「なあ、男。」 男「ん?」 女「私は本当に飲まずに寝てるから男はもう帰りなよ。明日も仕事だろう?」 男「今日は泊まる。」 女「はあ!?」 女「頼むよ。もうこれ以上弱ってる姿を君に見られたくないんだ。。 寝る前に化粧も落とさなきゃだし、みっともない顔を晒したくないんだよ。」 男「だから、そんなに弱ってるお前を一人で放っておけないって言ってんだ。 それにお前はスッピンでも美人だからそんなの気にすんな。」 女「もう、好きにしろ。はー。 君のせいで熱が上がってきたよ。責任をとって看病してもらうからね。」 743 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 06 44 23.82 ID WYBJKEsv0 女「・・・ん。」 男「お、起きたな。調子はどうだ?」 女「男・・・。ずっと看ていてくれたのか?」 男「熱は下がったみたいだな。よし、何か作ってくるからその間に体拭いてパジャマも替えとけ。」 男「ほら、玉子酒。これくらいならいいだろ。」 (ズズッ) 女「あたたかい。おいしい。・・・嬉しい。」 男「ははは。1日あけただけで、玉子酒なんかがそんなに嬉しいなんて呆れるほど酒好きだな。」 女「そうじゃないよ。けど、ただ、何かどうしようもなく嬉しいんだ。変だね。」 男「言っとくけど、普通に酒飲むのは治るまでだめだからな。」 女「分かったよ。」 女「男。」 男「ん?」 女「ありがとう。」 744 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 06 46 34.60 ID WYBJKEsv0 女「やあ、男。この前はすまなかったね。おかげさまですっかり元気になったよ。」 男「おう。そりゃよかった。」 女「これはお礼だ。良い酒だから心して飲んでくれよ。」 男「あー、そりゃありがたいんだが・・・。」 女「どうした?具合が悪そうだな。ひょっとしてうつしてしまったか?」 男「別にお前のがうつったわけじゃない。自己管理がダメだっただけだ。」 女「よし、今度は私が看病してやろう。」 745 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 06 47 43.08 ID AfAtE45P0 744 看病フラグktkr 746 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 06 48 22.57 ID WYBJKEsv0 男「女。」 女「ん?」 男「看病はいいけど、お前、なんか酔ってないか?」 女「ははは。玉子酒を作ってる時に味見、味見と思っていたら一升空けていたよ。 君の酒なのにすまないね。」 女「でも私はザルだからな。そんなに酔っ払ってはいないよ?」 男「そうか~~?」 女「ほら、服を脱げ。随分汗をかいてるじゃないか。 お姉さんが体を拭いてあげよう。」 男「やめ~~!!!余計に熱が出るわ!お前やっぱり酔ってるだろ!」 ちゃんちゃん、と。 748 1-2 2007/06/24(日) 07 03 18.54 ID WYBJKEsv0 女「男は一生に一度でいいから飲んでみたい酒ってあるかい?」 男「俺はそんなに酒には詳しくないし、特にないけど・・・。 そうだな。女のワカメ酒なら飲んでみたいかも。」 女「君が倒れるまで、ウォッカを口移しで飲ませてやろうか?」 男「すみません、調子に乗ってました。」 749 2-2 2007/06/24(日) 07 05 21.75 ID WYBJKEsv0 男「女はなんかあるのか?」 女「んー・・・私も銘柄で特にこれ、というのはないのだけど。」 女「ウィスキーのカスクオーナーになってみたい。」 男「カスクオーナー?」 女「うん。作られたばかりの原酒をカスク、つまり樽ごと買い取ってね。」 男「はー。樽ごととは豪快な話だ。女らしいっちゃらしいのか。」 女「想像してごらん?素敵だろう? 熟成を待ちながら、『ああ、そろそろ飴色がついてきた頃だろうか』、 『今はどんな味に、どんな香りになっているのだろう』、と 永い、永い刻を楽しむんだ。」 女「ま、原酒を樽ごとなんて、とんでもなく値がはるし、夢のまた夢だな。」 男「『しかし、その夢を肴に飲むのもいいだろう?』・・・だろ?」 女「その通り。ふふふ。君も分かってきたね。」 751 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 07 43 50.44 ID Sa4uCh0z0 おぼろ夜のかたまりとしてものおもふ http //rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow44498.jpg このスレがdatの海に沈む前に爪痕残しておやすみなさい 754 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 07 51 38.34 ID WYBJKEsv0 バイトなのに徹夜しちまった。もう落ちなきゃ。 で、申し訳ないんだけどこのスレ落ちたら、誰かdatとっといてくれませんか? 下手すると帰りが夜中になるので、1000はもちろん、スレの寿命も見届けられなそう。 まだネタはあったし、最終回も考えていたのに間に合わなかった・・・。くやしいっ! 一足先に消えます。 1本当に乙。他の職人も乙。 良きスレとともに良き酒を・・・。なんつってw 761 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/24(日) 08 25 49.42 ID BbqIY+4v0 花言葉辞典 ttp //www.hanakotoba.name/ 世界の酒辞典 ttp //home.att.ne.jp/zeta/marti/jiten.htm PREV 新ジャンル「ザルクール」01_vol04 NEXT 新ジャンル「ザルクール」01_vol06