約 1,637,616 件
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/242.html
タブンネには自分より強い相手に木の実を渡す習性があります。木の実で友好関係を作り、外敵から守ってもらうためです。しかし、タブンネは他のポケモンにかなり疎いので、よく肉食のポケモンに木の実を差し出して、食べられてしまうことも多々あります。 おや? どうやらこのタブンネはワンリキーを取り込むことに成功したようです。 ワンリキーを連れて、自分の巣へ戻ってきました。 タブンネは何処にでも住み着きます。このタブンネは横穴に住んでいるようです。 意外にも深い穴の様ですね。幾つも道が枝分かれしており、奥の方の丸い部屋のような場所に、一匹ずつタブンネが入るようです。 一匹のドリュウズが穴を掘っています。このドリュウズがここを作ったのでしょうか。彼もまた、木の実で契約したのでしょう。 穴の中心の広場に、タブンネ達が集まっています。そこへ先程のタブンネとワンリキーが入ってきました。 ビシュル! とワンリキーがタブンネ達にあいさつをすると、タブンネ達もミッミッ! と返します。タブンネはワンリキーを歓迎しているようです。 しかし、ワンリキーにはタブンネと仲良くする気など毛頭無いようです。見かけは笑顔ですが、どうやら腹に一物抱え込んでいる様子。 さあ、ワンリキーはこの後どのような行動に出るのでしょうか。ポケカバリーチャンネル、次回もお楽しみに。 タブンネはワンリキーに巣の中を案内しているようです。食堂、トイレ、子供部屋……新しい場所を見るたびに驚くふりをワンリキーに、タブンネが、自分で作ったらわけでもないのには誇らしげな顔で胸を張ります。 一通り案内をして、タブンネはワンリキーの泊まる部屋に辿り着きました。 微量の藁しか敷かれていない簡素な部屋。タブンネの精一杯のもてなしなのか、二三個のオボンの実も置いてあります。これにはワンリキーも苦笑い。タブンネの自信に満ちた笑顔が、よりワンリキーの表情を際立てます。 ワンリキーは首を横に振って部屋に入ることを断ってしまいます。タブンネはそれでもしつこく部屋を勧めるので、ワンリキーはとうとう折れてしまいました。 ミッミッと鳴くと、タブンネはどこかへ行ってしまいました。 少しして、ワンリキーは食堂へ移動しました。ミッミッとうるさい食堂には、ドリュウズ作の丈夫な土の椅子と机がいくつかあります。そこへ座ってタブンネ達は食事をするのです。タブンネはよく食べるので、食堂は常に満席です。 食堂のカウンターにいるタブンネが、ミッミッと鳴いて注文がないかワンリキーに聞いています。ワンリキーはいらないとジェスチャーで断り、子供部屋へ向かいました。 子供部屋では沢山の子タブンネひしめきあっています。他のポケモンが珍しいのか、ワンリキーが近づくとミィミィと鳴いて足に擦り寄ってきます。 ワンリキーは一匹一匹に高い高いをして遊んでやってから、部屋全体を見渡します。 人間の落とし物なのか、汚れたボールで遊ぶものや、お互いの耳を引っ張りあってじゃれるものもいます。 子タブンネ達は鳴き声を大きくして、ワンリキーの足をぐいぐい引っ張っています。遊んでほしいようですね。しかしワンリキーは一匹、 遊んでやれる数にも程度があります。 一番近い子タブンネ達をワンリキーが撫でると、溢れてしまった子タブンネが怒りだし、撫でられた 子タブンネを引っ掻きました。これを火種に、子供部屋は阿鼻叫喚と化してしまいました。 互いを引っ掻きあい、戦えないものは目を瞑って泣き叫び、止めようとしたものは、踏まれ殴られぼろ雑巾のごとく 辺りに転がっています。子タブンネ達も、強者に気に入られようと必死なのです。 ワンリキーはため息をついて様子を見ていましたが、飽きてしまったのか、子供部屋を後にしました。 タブンネの巣の外には、大量のポケモンが待機しています。ワンリキーと親しげに接しているので、ワンリキーの仲間のようです。 どうやらワンリキーはタブンネの巣を襲撃するために行動していたみたいですね。 ポケモン達はいくつか言葉を交わし、暗闇に消えてしまいました。 いよいよワンリキー達の襲撃が始まります。次回のポケカバリーチャンネルをお楽しみに! ついに運命の日がやってきたようです。タブンネの巣の前にズラっとポケモン達が並んでいます。 その中には、あのワンリキーもいます。 ポケモン達はお互いに目配せをして巣の中へ入っていきました。 巣は昨日の子タブンネの喧嘩騒ぎの処理に慌ただしくなっています。だからでしょうか、タブンネ達は侵入者に気づいていません。 おや。ご覧ください、火種となった子タブンネが、他の子タブンネ達にリンチされています。 火種子タブンネは目をくり貫かれ、尻尾も耳も引きちぎられ、ああ、なんということでしょう、手足を折られているではありませんか! ミ゙ー! ミ゙ー!(子タブンネ達の威嚇する声) これが同族にすることか? と疑問に思った方のために解説させていただきますと、タブンネは生きるために 強い者を利用することは、これまでの番組の内容からご存知でしょう。同じように、タブンネという種族の中でもこれが適応されるのです。 つまり、強さが全て。そのくせ弱い。これがタブンネです。 さて、火種子タブンネはどうなっうわ……失礼しました。どうやらあの赤い物があの子タブンネのようです。 肉塊になるまで痛めつけるとは、子供は残酷ですね。 ここでカメラを切り替えてみましょう。ワンリキーが歓迎された大部屋に、親らしきタブンネが集まっています。 こちらは、ある意味子タブンネの行っていたリンチよりも酷い。一つのつがいを他のタブンネが囲んでいます。囲まれているのは、おそらくあの火種子タブンネの両親でしょう。 ああ、なんということでしょう! つがいの毛は全て毟られ、触覚も千切られています。さながら、産まれたての雛のようです。 陰湿な制裁、数の暴力、これが、これがタブンネです! ……少し興奮しすぎたようです、申し訳ありません。では、気を取り直して。 どうやらワンリキー達は大部屋の前で待機しているようです。突入のタイミングをはかっているのでしょうか……ん? これは驚きです、あのドリュウズが大部屋から続く通路を次々と埋め立てています。ワンリキーとドリュウズはぐるだったのです。 初めから、ドリュウズはタブンネ製造工場のつもりで、ここを作ったのかもしれませんね。 奥へ繋がるトンネル以外全てドリュウズが埋め終わりました。満を持して、ワンリキー達が突入します。 ここでタブンネ達はようやくワンリキー達の存在に気づきました。耳に糞でも詰めているのでしょうか。 タブンネ達の中から一番偉いと思われる個体が、ワンリキーの前に立ち、笑顔で木の実を差し出しました。 おめでたい、実におめでたいお花畑な思考回路。ワンリキーは木の実を叩き落とし、そのタブンネの触覚を引っ張ります。 ミギヒィと情けない声を出して、タブンネはその場に倒されてしまいました。何が起きたのかわからないといった様子のタブンネの顔に、蹴りで追い討ちを加えるワンリキー。 タブンネは後ろに吹っ飛び、絶叫しながらのたうち回っています。 ようやく事態を把握した他のタブンネ達が騒ぎだします。 ミィミィミィミィミィミィミィミィミィミィミィミィミィミィ……(タブンネの焦りの混じった鳴き声) 穴の中で声が反響して、こちらの耳まで痛くなってきます。 蜘蛛の子を散らすかのようにバラバラに逃げるタブンネ達。逃げ遅れたタブンネは三匹。あのつがいもいます。 ずい、とナットレイが前に出ます。自分が殺りたいと言わんばかりに蔓を振り回しています。 まだ塞がれたトンネルに入っていって行き止まりで絶望しているタブンネも沢山いるでしょうが、そちらは後回しにするようです。 ナットレイは一番元気な、腰が抜けて動けないタブンネを選びました。手足を縛りつけ、持ち上げます。 タブンネはミィミィと命乞いをしていますが、そんなお粗末なお願い、ナットレイが聞くはずもありません。ナットレイがゆっくりと自分にタブンネを近づけると、 その二匹の距離に反比例して、タブンネの鳴き声は大きくなります。とうとうタブンネはナットレイの針に密着しました。 チクリとしたのか、ミッと小さく悲鳴をあげています。ナットレイはそのままさらに引き寄せます。ズブズブとタブンネの体に針が沈み、タブンネは絶叫しています。 これで終わりかと思いきや、拷問はまだ続きます。ナットレイはタブンネを引き抜き、今度は足を刺します。 そして、大根のようにタブンネを下ろし始めたのです! タブンネの声は絶叫なんて生易しいものではなくなり、最早何の音なのかすら判別がつきません。 ナットレイの動きが止まりました。タブンネが死んでしまったのでしょうか。ピクピクと耳が動いているので、 まだ死んではいないようですが……ナットレイは適当にタブンネを放り、じっと睨んでいます。 擦り下ろされたタブンネには下半身がなく、腸やその他の内臓が剥き出しになっています。しかし、それでも生きています。 タブンネの生命力は並外れていると聞いていましたがまさかこれほどとは。ゴキブリといい勝負です。 ミィ……ミィ…… と、あのつがいが鳴き始めました。我が子を殺され、みすぼらしい外見に されたことに絶望したのでしょうか。逃げる様子もありません。 それを見てワンリキーが歩きだしました。が、つがいには目もくれず、奥へと進んでいきます。 ミィミィと存在を必死に知らせますが、誰も反応しません。ナットレイと数匹のポケモンを大部屋に残して、ワンリキー達は奥へ消えました。 申し訳ありませんがここでお時間となってしまいました! 次回はどんな方法でタブンネがなぶられるのでしょうか! 私も大変気になっております! それではまた、ポケカバリーチャンネルをお楽しみに! 前回、つがいを放置し奥へと進んだワンリキー達は、食堂に辿り着いたようです。 情けないことに、食堂で飯を食らっているタブンネ達は大部屋で起きた出来事を知らないらしく、客人としてワンリキー達に歓迎の声をかけています。 食い意地の張ったピンキーピッグは度胸が違いますね。 ワンリキーの後ろにいたドクロッグが、微笑んでタブンネの食べていた木の実に手を伸ばすと、タブンネはそれをはたきました。 ミ゙-ッ! ミ゙-ッ!(威嚇らしいがたるんだ顔なので迫力はない) 餌に対する執着は尋常ではないようです。 おやおや、ドクロッグは顔を真っ赤にして怒っています。 威嚇したタブンネがまた木の実を食べ始めると、ドクロッグはそのタブンネの背中に拳を叩き込みました。 毒を打たれたのでしょう、みるみるタブンネの顔が青ざめていきます。弱々しく鳴くタブンネの首を踏みつけ、 ドクロッグはぴょんとそこに乗りました。 ゴクキ! 嫌な音ですねえ、汚ならしい断末魔よりはましですが。 ここでようやく初の犠牲者が出ました。 ドクロッグは気まずそうな表情をしていますが、一体どうしたのでしょう。 ワンリキーがドクロッグに何か言っています。ドクロッグが申し訳なさそうに頭を掻いているのを見るに、諌めているようです。 ワンリキーはなるべくタブンネを殺さずに苦しめたいらしいです。いい趣味ですね、好感が持てます。 すっかり縮こまったドクロッグを見てチャンスと思ったのか、震えながら見ていたタブンネ達が逃げ出します。 木の実を口に限界まで詰め込み、手にも零れるくらいに持っています。卑しい豚です。 しかし、ここで控えていたキリキザンが一閃。音もなくタブンネ達は足を切り落とされてしまいました。 醜く転げたタブンネは、自分の足が無いことに気づかず、そのまま立ち上がろうと切断面を地につけて踏ん張ります。 ミギャァァァァァァ!(四方八方からタブンネの絶叫) 豚足が無いのに気づき、叫びと共に出血しました。 鮮やか! 百点満点! ボロボロと涙を流して、自分の足をくっつけようとしています。いくら切り口が綺麗でも、手術も無しにくっつくはずがありません。 アホなことをしているタブンネ達を、キリキザンは名前の通り切り刻んでいきます。 急所を外して、痛みを与えつつも決して殺さない。まさに芸術、今日はいいものを見せてもらいました。 ふう、とキリキザンが一息つくころには血まみれの苦しむタブンネがズラリ。死者はゼロ、プロの仕事は違いますね。 他のポケモンからの盛大な拍手によって、ショーは幕を閉じました。 キリキザンは腕試しがしたかっただけらしく、今は目を瞑って壁にもたれ掛かっています。 しかし、キリキザンの美技だけでは流石に物足りませんね。カメラを切り替えてみましょう。 大部屋に切り替えました。あれから行き止まりに引っかかったタブンネを集めたらしく、部屋の中心に蔓で 縛り上げられたタブンネが積まれています。脂肪に蔓が食い込んで、ハムのようになっています。 まだ諦めきれないのか、甘えるようにミィミィ鳴いています。 ハムの前にモロバレルが立ち、毒の粉を撒き散らしました。粉を吸って咳を撒き散らすタブンネ達。 粉が落ち着いたところでストライクが蔓を切り、タブンネを解放します。 毒の影響でふらつくタブンネ達に、ストライクが何か言いました。さっとタブンネ達の目の色が変わり……なんと、 タブンネ同士で殴りあっています! 一瞬にして現場が戦場と化してしまいました。短い手足でショボい格闘を繰り広げているので、 戦場は少し言い過ぎかもしれませんが。 一匹のタブンネが喧嘩に負け、倒れてしまっています。それを負かしたタブンネが乗り、触覚を引っ張っています。 あ、千切れました。倒れているタブンネから悲鳴があがります。もう一本も引き抜き、勝った方のタブンネが 立ち上がってストライクに触覚を差し出しました。ストライクは触覚を受け取り、モモンの実をタブンネに渡しています。 なるほど、触覚を渡せば毒を消せるというわけですか。 あちらこちらで悲鳴や、ミィィィ! と雄叫びのようなものが飛び交っています。 おお、タブンネが徒党を組んで一匹を攻撃しています。ずる賢い、群れなければ何もできないザコ豚に相応しい戦略ですね。 多勢に無勢に屈したのか、タブンネは動かなくなりました。……どうやら殺してしまったようです。 徒党タブンネ達から血の気が引きます。 ストライクがやって来て、他のタブンネを呼んで徒党タブンネ達を押さえつけさせてました。 うつむけにされたタブンネは抵抗しますが、二匹がかりなのでびくともしません。ストライクは鎌の切っ先を 尻尾の根元に置き、鋸を引くごとくギコギコと擦ると、鎌が食い込んでいきます。 ビギャアアアア! ちょうど尻尾が切り落とされたところで、タブンネは尻から糞を落としました。尻尾の上に糞が乗っています。 それを別のタブンネが持ち上げ、持ち主の口の中に押し込みます。そのまま顎を手で無理矢理動かして、糞と尻尾を噛ませます。 いくら吐き出そうとしても、タブンネの手によって口は閉ざされているので出来ません。ウムッと腹が凹みました。 胃の中身が逆流したようです。それさえも口が閉じているせいで出口が無いので、また胃の中へ戻すしかありません。 何度も胃を痙攣させながらようやく完食し、タブンネは解放されました。数少ないチャームポイントを奪われ、 尊厳すら踏みにじられたタブンネの目には光は宿っていません。今にもに死にそうです。 死んでくれた方が私は嬉しいのですが。 まだ徒党を組んでいたタブンネは二匹残っています。この二匹はどうなってしまうのか。次回のポケカバリーチャンネルをお楽しみに! さて、残すところ後二回となりましたポケカバリーチャンネル。 これまでの放送が好評だったため、今回は一時間延長スペシャルです。 今回は画面の前の皆様が、涙で前が見えなくなるくらいの笑いと感動をお送りします。 ワンリキー達はとうとう最深部、子供部屋の手前まで来たようです。待ち受けていたガードのタブンネが 襲いかかりましたが、傷一つつけられず醜く体を丸めて転がっています。 アイアントにガード達を運ばせて、ワンリキー達は子供部屋へ足を踏み入れました。 子供部屋には沢山の子タブンネと、数匹の母親らしきタブンネがいます。 おや、タブンネが子タブンネを一匹捕まえ、ワンリキーに差し出しています。 我が子を守るために別の親の子を生け贄にするという魂胆でしょう。浅ましく、ゲスな思考ですね。 ワンリキーは受け取ったタブンネをダストダスの口に放り投げてしまいました。 ミィィィィィィ……(ダストダスの口の中へダイブしていく子タブンネの声) 食べたわけではないようです。ダストダスの体の中から微かに子タブンネの助けを求める声が聞こえてきます。 ワンリキーはそれぞれのタブンネから子タブンネを渡されては、それをダストダスの口の中へ入れていきます。 にこりと笑うワンリキーに、タブンネ達は許されたと思ったのでしょうか、一匹のタブンネが後ろに 自分の子供を隠しながら子供部屋を出ようとしています。もちろんそれをワンリキーが見逃すはずもなく、 腹にマッハパンチを入れられて沈んでしまいました。 親を心配して、子タブンネが駆けよっています。涙ぐましい光景ですね。チロチロと親タブンネの頬を舐める子タブンネ。 それに答えるかのように、親タブンネは子タブンネの頭を撫でています。 いきなりダストダスかがその子タブンネを飲み込んでしまいました。 ミィィ!(親タブンネの唸り) 自分の子供を返せ! とでも言っているのでしょう。ダストダスは親タブンネを無視して他のタブンネを飲み込み始めました。 まだ十匹ほど残っていますが、ダストダスの腹にはもう入らないようです。 一体何をしようとしているのでしょうか。 ワンリキーが親タブンネを壁際に立たせました。ダストダスと向き合わせています。 ダストダスの体が膨らみ、口から子タブンネが高速で打ち出されました! 親タブンネは反応できず子タブンネは壁に激突! 体液と肉を撒き散らして四散しました! ファンタスティィィィク! ……ゴホン。あれはダストシュートの応用型のようですね。 親タブンネが唖然としています。もし自分の子供が壁に撃たれたら……さあ、 親タブンネのやることは一つしかありませんね。 子タブンネが打ち出される度に親タブンネが体を張って止めます。 ほとんどは壁の一部になっていますが、どうにか親タブンネの脂肪クッションにぶつかれた個体も あるようです。運悪く頭から突っ込み首の骨を折って、結局死んでしまう物がほとんどですが。 半分ほど消費しましたが、まだあの子タブンネは出てきません。親タブンネの体力も大分削られ、 行きも絶え絶えです。とうとう限界が来たのか、嘔吐しながら倒れてしまいました。その間に親タブンネの頭上を 飛んでいく子タブンネがなかなかシュールですねえ。 ピクリと親タブンネの耳が跳ねました。なにか聞き取ったのでしょうか、マイクの感度を上げてみましょう。 ィ……ミィ……ミ…… 親タブンネは、あの満身創痍の中で自分の子供の声を聞いたのです! 素晴らしい親子愛! 私は今猛烈に感動しています! 涙が止まりません! この下らない愛の犠牲となった他の子タブンネ達が滑稽で仕方ありません! 今、愛(大爆笑)のために親タブンネが立ち上がりした! 皆さん、エールを捧げましょう! シーネ シーネ シーネ ついに最後の一匹、件の子タブンネが発射されました! 親タブンネ、捕りました、捕りましたあああ! 感極まって涙を流しながら子タブンネを抱き締めます。これこそが愛(オメガ大爆笑) ! しかし、いくら抱き締めても子タブンネは反応をしめしません。 いくら揺すっても、いくら舐めても、ぴくりとも動きません。 どうやら死んでしまっているようですね、残念でした。 ミ,ミ,ミィィィィィィィ゙ィ゙ィ゙ィ゙…… 泣き叫ぶ親タブンネを無視し、ワンリキーはもう片方のタブンネ親子を連れてトイレへ向かいました。 移動の間、大部屋の様子を観ていましょう。 ワンリキーはマッハパンチを覚えない… 申し訳ございません、このような知識で ちょうど二匹目への制裁が始まるところだったようです。 フーディンがスプーンを握って目を閉じています。超能力を使うのでしょうか。 ミギッ!(二匹同時に鳴く) ふうむ……二匹とも不思議そうに互いを眺めています。何をしたのでしょう。 ストライクが徒党タブンネの一匹に杭と石を渡しています。磔にするようです。が、タブンネは愚図っています。 ストライクに威嚇され、のろのろともう一匹の徒党タブンネの前にやってきました。 ミッミッミッミッミッミッ! 泣き喚くタブンネに構わず、杭をタブンネの手に打ち始めました。 ミギィヤァァァァァァ! 一つ打つごとに、苦しみの声は増大しています。何故か杭を打つ方も同じように悲鳴をあげているようです。 フーディンはタブンネ達の感覚を繋げたのかもしれません。 自分の手を何度も打ちながら杭を打つ終わったタブンネ。しかしまだ終わりません。 もう片方の手、両足、触覚、打つ場所は沢山あります。タブンネは二つの痛みに耐えつつ、ひたすら杭を打っていきます。 打たれる方は声が渇れたのか、涙を流しながら静かに鳴いています。 最後の杭をうち終わりました。両者とも風前の灯のように元気がありません。 ストライクは杭を売った方にモモンの実を渡しています。それを狂ったように貪るタブンネ。 死んだ目でそれを見るタブンネ。残酷な光景です。 少しして、タブンネがピョンピョン跳ねました。 ミッミッ! フーディンの超能力から解放されたようです。 ミィ……ミィ…… 磔にされたタブンネは回復したタブンネに向かって必死に鳴いています。対するタブンネは、鬱陶しそうにそっぽを向いています。それでも泣き続けるタブンネに嫌気がさしたのか、磔タブンネに向き直ると、石を振り上げました。頭をかち割る気です。 ミィィィィィィ!! 怒気を含んだ雄叫びと共に、タブンネは石を振り下ろしました。 ミギャァァァァァァ! 二つの叫びが上がりました。フーディンがまた超能力を使ったみたいですね。 二匹は辛うじて生きているようですが、磔タブンネはじきに毒が回って死んでしまうでしょう。 もしかしたら感覚同調の影響でもう片方も後を追う羽目になるかもしれません。 結果は神のみぞ知る、と言ったところですね、どうでもいいけど。 ワンリキーがトイレに着いたようです。 うわあ、これは酷い。タブンネ達は巨大な穴の容量限界まで糞や尿をたれては埋めるを繰り返しているようです。 ちょうど埋める前だったのか、軽くプールのようになっています。精神衛生に深刻な影響を与えかねないので、 解説は省かせていただきます。 ワンリキーは不安そうに身を縮こめている子タブンネを掴み、糞溜めに投げてしまいました。 突然のことに親タブンネは慌てて います。 ミィミィ! 子タブンネは糞の中で必死に手足をばたつかせていますが、哀れにも顔は徐々に沈んでいきます。 躊躇っていた親タブンネも、子のピンチに何もしないわけにはいきません。ミィッ! と気合いを入れて糞の中に飛び込みました。 タブンネ達は忘れているようですが、糞と水は違います。水の中でなら無駄に多い体積で浮ぶことも出来たでしょうが、 糞の性質は泥に似ています。沈むしかありません。 親タブンネの勢いはすぐに止まり、動けなくなりました。それどころか、今度は親タブンネが沈み始めています。 流石は単細胞、後先考えず動いた結果がこれです。 とうとう子タブンネが糞に完全に埋まりました。 ミィィィィィィ! 焦りの混じった鳴き声をあげ、前へ進もうと親タブンネは手足を動かします。懲りない奴ですね。 ミィィィィィィ……ィィィィィィ…… 子の後を追って、親タブンネの体も埋まってしまいました。お似合いの結末ですね。 ワンリキー達はとうとうタブンネの巣を侵略し終えてしまいました。次回は巣のその後です。 ポケカバリーチャンネルをお楽しみに。 こんにちは。ポケカバリーチャンネルも今回で最後となります。 あれから二日経ちました。ワンリキーが王となったあの巣はどうなっているのでしょうか。それでは参りましょう。 生き残ったタブンネ達は、ワンリキーの管理下で生き延びています。 外に設置された三つの檻に囲われ、四つん這いになってブヒブヒ鳴いています。 タブンネ達は豚になるかわりに命を救われたのです。タブンネとしての誇りを捨てた哀れな豚共に、生きる価値はあるのでしょうか。 三つあるうちの一つの檻から一匹のタブンネが連れ出されています。 プギィィィ! プギィィィ!(タブンネの鳴き声) 抵抗むなしく数匹のポケモンに囲まれてしまいました。リンチです。触覚を引き千切られ、耳を切り落とされ、全身の毛を刈り取られてしまいました。 ストレス解消のためサンドバッグにされているようです。 ぐったりとして動かないタブンネをもとの檻に戻し、別の檻から数匹のタブンネを取り出して巣の中へ入っていきました。追ってみましょう。 中にはタブンネは数匹しかいません。ほとんどは外の檻に飼われているようです。 大部屋に着きました。大部屋にはあのキリキザンが待ち受けています。 キリキザンはタブンネを受け取り、調理を始めました。あの檻は食料に使うタブンネを入れる物だったようです。 ミギャ 叫ぶ前に喉を切られ、ヒューヒュー息を漏らしてから、ボコボコと血を泡立てて倒れました。 この調子でタブンネは血抜きされ、肉の塊にされてしまいました。 この二日間で、巣は改良されたようです。大部屋よりもさらに大きな部屋が造られています。 中央に深い窪みがあり、そこでタブンネ達が殺しあっています。コロッセオでしょうか。 窪みをいくらかのポケモンが覗き込み、手に汗を握り観戦しています。 決着がつき、勝った方のタブンネが手を挙げて雄叫びをあげています。 ブヒィィィィィ!! それを見て、喜ぶポケモンと肩を落とすポケモンて半々に別れました。 喜んだ方は土で出来たカウンターで木の実を受け取り、肩を落とした方はトボトボと出ていきました。 ギャンブルをしていたようです。ポケモンというのは私達が思っているよりもずっと知能が高かったのですね。 ヘルガーの遠吠えが巣に響き渡りました。暫くして、穴の外では残った最後の檻のタブンネが出され、一匹のタブンネが先導しています。 あのつがいのタブンネのオスの方です。毛は所々生えてきていますが、触覚は依然として無いままです。 群れの中の一匹がブヒブヒ言いながら糞をたれています。リーダータブンネはそれを見つけると、 糞をしたタブンネの顔を糞に突っ込ませて掃除させています。あれだけひどい目にあったから、タブンネが信じられなくなっているのでしょう。 そこを見込まれ、タブンネの群れのリーダーに選ばれたのかもしれません。 やがて群れは森に辿り着きました。リーダータブンネがミッミッと鳴くと、ガサガサと草むらが揺れ、タブンネが現れました。 数度言葉を交わすと、タブンネの群れは草むらから出てきたタブンネに連れられて森中に消えていきました。数時間後、リーダータブンネは群れをさらに大きくして帰ってきました。 なんと、タブンネ達は他のタブンネの巣を襲撃し、そこのタブンネを捕虜としているようです。 こうして勢力を伸ばしていくのでしょうか、まるで軍隊です。 群れは檻に戻され、捕虜は巣に連れていかれました。 捕虜は調教を施されて群れに混じります。調教の内容はシンプルで、豚になるまで暴行を加えるだけです。 どうしても屈しないものは目の前で家族を拷問し、手足を切り落として檻に放り込まれます。 あまり餌を与えられていないタブンネ達は、争うようにそれを食らうのです。 最後に子供部屋を見ておきましょう。 子供部屋はタブンネ生産工場と化しています。 絶えず交尾が繰り返され、タブンネは過労に耐えきれず死ぬものも沢山あります。 しかし、それを上回る生産性と外部からの補充によってその問題は解消されています。 産まれた子供は特性で三つに分けられます。 さいせいりょくはサンドバッグ、いやしのこころは食用、ぶきようは襲撃に使われます。 この子供部屋はあのつがいのメスが管理しているようです。 この映像は半年前に撮影したもので、今もその勢力を伸ばしています。 いつか、世界中のタブンネが全て豚にされる日がやってくるかもしれません。 刺激を求めていた方には申し訳ありませんが、このドキュメンタリーはここで終わりとなります。 私はこの番組を担当したことによって、プロデューサー共々ポケモン大好きクラブの過激派に命を狙われてしまったので、しばらく身を隠します。 次回からは感動! 優しいタブンネ! の放送を予定しています。 では、また機会があればお会いしましょう。さようなら、ポケカバリーチャンネルでした。
https://w.atwiki.jp/wiki6_shunchi/pages/18.html
IRCのチャンネルを#革命同盟から#SPAK同盟に変えるやり方を説明します。 まずIRCの画面の左上のサーバをクリックします。 次になんかチョロっと出てくるのでその中のプロファイル選択を選びます。 次に左上の自分のプロファイル名をチョコンと押すと その↓に入力されているデータが出てきます。 その右下の「自動で入るチャンネル」の部分に #SPAK同盟 と追加します。 追加したら保存を押します。 これでチャンネル追加の完了です。 次回ログイン時には#SPAK同盟に入れます。
https://w.atwiki.jp/vpvpwiki/pages/85.html
IRCチャンネル「#MikuMikuDance」のご案内 IRCって何? Internet Relay Chat の略で、要するにチャットのことです。 インターネット上で文字でしゃべるものです。 どんなことを話してるの? ニコニコ動画のMMD関連の動画についてや、MMD・メタセコイアなどの定番ソフトの使い方、編集・エフェクト・エンコードソフト全般等の動画作成のノウハウ、そしてなによりぱんつ議論と、まあ結局は雑談です。 参加するのに資格のようなものはありません。MMD動画を作成している方でなくとも、MMD周辺に興味があればどなたでも大歓迎です。チャット慣れしていなく不安、という方でもROM(見るだけ)でもまったくかまいません。 どんな時間帯であってもたいてい誰かしら接続しております。現在(2009/05/21)では平日夜でも50人程度が接続していますね。もちろん常に全員がアクティブで発言しているわけではなく、つなぎっぱなしでたまにチラ見という使い方をしている方も大勢います。 いつでもお気軽にどうぞ! 入り方は? IRCについてよくご存知の方↓ IRCnet-jp(WIDE系) 上の #MikuMikuDance までお越しください。 2ch IRCNETにも#MikuMikuDanceチャンネルがあります。 こちらはWebから接続できます。 http //irc.2ch.net/qi2/qi2.html?utf8=%23MikuMikuDance よく分からない方↓ IRCには、IRCクライアントと言われるソフトを使って接続します。現在使っているユーザが多いのはLimeChatと思われます。 入手方法や設定方法などはこちらのページ↓をご覧ください。 http //akiba.geocities.jp/orejapa/ircmmd.html IRCnet-JP 情報提供サイト→ http //www.ircnet.ne.jp/ インストールしたら、「接続するIRCサーバー名」には irc.ircnet.ne.jp を設定し チャンネル名に「#MikuMikuDance」を設定してください。 いつでもどうぞ! ps.MAXコネクトでつながらないようなら ポート番号は、6660から6669までつかえるので 6660,6661,6662,6663,6664,6665,6666,6667,6668,6669 好きなの選ぶといいよ 関連動画 IRC基本編 (LimeChat)#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。(チャンネル設定は#MikuMikuDance) あるIRCの風景 IRC-おまけ- 知らなくても困らないおまけ的なこと。
https://w.atwiki.jp/gameplayer/pages/63.html
お気に入りに追加する 実況者一覧へ戻る 実況者名 実況チャンネルネル等 実況者の概要・特徴等 実況者の人物像 実況ゲームの主なジャンル これまでに実況したゲーム おすすめ動画 コメント このページのタグ 選択肢 投票 応援してます! (0) 実況者名 [部分編集] ろあのゲームチャンネル♪ 実況チャンネルネル等 [部分編集] YouTubeやニコニコ動画、tiktok、twitter、インスタグラム等へのリンク 【YouTube】ろあのゲームチャンネル♪ 【ニコニコ動画】 【twitter】 【Instagram】 【Facebook】 【tiktok】 実況者の概要・特徴等 [部分編集] 可愛らしい声と容姿で、特に男性からの人気が高い。2011年12月からYouTubeに動画を投稿しており、ゲーム実況者としての経歴は長い。幼い頃から本格的にピアノを学んでいたようで、ゲーム実況の他にピアノを弾く動画がいくつかあげられている。 実況者の人物像 [部分編集] 人となりや口癖、過去のエピソードなどを記載してください。 実況ゲームの主なジャンル [部分編集] ※◎は特に得意とするジャンル FPS、ホラー、RPGどのゲームのジャンルを記載してください。 これまでに実況したゲーム [部分編集] ドラクエ1、FFVなど具体的なゲーム名を記載してください。 おすすめ動画 [部分編集] コメント 実況者様へ応援メッセージなどを送ろう! 名前 このページのタグ 実況者のページ 実況者一覧へ戻る このページを編集
https://w.atwiki.jp/kekec/pages/21.html
【一覧】 走れキケッツ / 感想 オッパインド人 / 感想 金歸結傳說(キム・クヰギョルでんせつ) / 感想 いのちのかたち / 感想 KENTER×KENTER / 感想 甘く。優しく。そして微熱 / 感想 走れキケッツ キケッツは激怒した。必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の王を除かなければならぬと決意した。キケッツには政治がわからぬ。キケッツは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明キケッツは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此(こ)の東京の市にやって来た。キケッツには源次郎も、まりも無い。まこも無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿(はなむこ)として迎える事になっていた。結婚式も間近かなのである。キケッツは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。キケッツには竹馬の友があった。オチアイヨウイチロウである。今は此の東京の市で、石工をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。歩いているうちにキケッツは、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきなキケッツも、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈(はず)だが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺(ろうや)に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。キケッツは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。 「王様は、人を殺します。」 「なぜ殺すのだ。」 「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」 「たくさんの人を殺したのか。」 「はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣(よつぎ)を。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから、皇后さまを。それから、賢臣のアレキス様を。」 「おどろいた。国王は乱心か。」 「いいえ、乱心ではございませぬ。人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、臣下の心をも、お疑いになり、少しく派手な暮しをしている者には、人質ひとりずつ差し出すことを命じて居ります。御命令を拒めば十字架にかけられて、殺されます。きょうは、六人殺されました。」 聞いて、キケッツは激怒した。「呆(あき)れた王だ。生かして置けぬ。」 キケッツは、単純な男であった。買い物を、背負ったままで、のそのそ王城にはいって行った。たちまち彼は、巡邏(じゅんら)の警吏に捕縛された。調べられて、キケッツの懐中からはエクスカリバーが出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。キケッツは、王の前に引き出された。 「このエクスカリバーで何をするつもりであったか。言え!」暴君イオーリは静かに、けれども威厳を以(も)って問いつめた。その王の顔は蒼白(そうはく)で、眉間(みけん)の皺(しわ)は、刻み込まれたように深かった。 「市を暴君の手から救うのだ。」とキケッツは悪びれずに答えた。 「おまえがか?」王は、憫笑(びんしょう)した。「仕方の無いやつじゃ。おまえには、わしの孤独がわからぬ。」 「言うな!」とキケッツは、いきり立って反駁(はんばく)した。「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。王は、民の忠誠をさえ疑って居られる。」 「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人の心は、あてにならない。人間は、もともと私慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。」暴君は落着いて呟(つぶや)き、ほっと溜息(ためいき)をついた。「わしだって、平和を望んでいるのだが。」 「なんの為の平和だ。自分の地位を守る為か。」こんどはキケッツが嘲笑した。「罪の無い人を殺して、何が平和だ。」 「だまれ、下賤(げせん)の者。」王は、さっと顔を挙げて報いた。「口では、どんな清らかな事でも言える。わしには、人の腹綿の奥底が見え透いてならぬ。おまえだって、いまに、磔(はりつけ)になってから、泣いて詫(わ)びたって聞かぬぞ。」 「ああ、王は悧巧(りこう)だ。自惚(うぬぼ)れているがよい。私は、ちゃんと死ぬる覚悟で居るのに。命乞いなど決してしない。ただ、――」と言いかけて、キケッツは足もとに視線を落し瞬時ためらい、「ただ、私に情をかけたいつもりなら、処刑までに三日間の日限を与えて下さい。たった一人の妹に、亭主を持たせてやりたいのです。三日のうちに、私は村で結婚式を挙げさせ、必ず、ここへ帰って来ます。」 「ばかな。」と暴君は、嗄(しわが)れた声で低く笑った。「とんでもない嘘(うそ)を言うわい。逃がした小鳥が帰って来るというのか。」 「そうです。帰って来るのです。」キケッツは必死で言い張った。「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。妹が、私の帰りを待っているのだ。そんなに私を信じられないならば、よろしい、この市にオチアイヨウイチロウという石工がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、ここに帰って来なかったら、あの友人を絞め殺して下さい。たのむ、そうして下さい。」 それを聞いて王は、残虐な気持で、そっと北叟笑(ほくそえ)んだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰って来ないにきまっている。この嘘つきに騙(だま)された振りして、放してやるのも面白い。そうして身代りの男を、三日目に殺してやるのも気味がいい。人は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、その身代りの男を磔刑に処してやるのだ。世の中の、正直者とかいう奴輩(やつばら)にうんと見せつけてやりたいものさ。 「願いを、聞いた。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。おくれたら、その身代りを、きっと殺すぞ。ちょっとおくれて来るがいい。おまえの罪は、永遠にゆるしてやろうぞ。」 「なに、何をおっしゃる。」 「はは。いのちが大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、わかっているぞ。」 キケッツは口惜しく、地団駄(じだんだ)踏んだ。ものも言いたくなくなった。 竹馬の友、オチアイヨウイチロウは、深夜、王城に召された。暴君イオーリの面前で、佳(よ)き友と佳き友は、二年ぶりで相逢うた。キケッツは、友に一切の事情を語った。オチアイヨウイチロウは無言で首肯(うなず)き、キケッツをひしと抱きしめた。友と友の間は、それでよかった。オチアイヨウイチロウは、縄打たれた。キケッツは、すぐに出発した。初夏、満天の星である。 キケッツはその夜、一睡もせず十里の路を急ぎに急いで、村へ到着したのは、翌(あく)る日の午前、陽は既に高く昇って、村人たちは野に出て仕事をはじめていた。キケッツの十六の妹も、きょうは兄の代りに羊群の番をしていた。よろめいて歩いて来る兄の、疲労困憊(こんぱい)の姿を見つけて驚いた。そうして、うるさく兄に質問を浴びせた。 「なんでも無い。」キケッツは無理に笑おうと努めた。「市に用事を残して来た。またすぐ市に行かなければならぬ。あす、おまえの結婚式を挙げる。早いほうがよかろう。」 妹は頬をあからめた。 「うれしいか。綺麗(きれい)な衣裳も買って来た。さあ、これから行って、村の人たちに知らせて来い。結婚式は、あすだと。」 キケッツは、また、よろよろと歩き出し、家へ帰って神々の祭壇を飾り、祝宴の席を調え、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い眠りに落ちてしまった。 眼が覚めたのは夜だった。キケッツは起きてすぐ、花婿の家を訪れた。そうして、少し事情があるから、結婚式を明日にしてくれ、と頼んだ。婿の牧人は驚き、それはいけない、こちらには未だ何の仕度も出来ていない、葡萄(ぶどう)の季節まで待ってくれ、と答えた。キケッツは、待つことは出来ぬ、どうか明日にしてくれ給え、と更に押してたのんだ。婿の牧人も頑強であった。なかなか承諾してくれない。夜明けまで議論をつづけて、やっと、どうにか婿をなだめ、すかして、説き伏せた。結婚式は、真昼に行われた。新郎新婦の、神々への宣誓が済んだころ、黒雲が空を覆い、ぽつりぽつり雨が降り出し、やがて車軸を流すような大雨となった。祝宴に列席していた村人たちは、何か不吉なものを感じたが、それでも、めいめい気持を引きたて、狭い家の中で、むんむん蒸し暑いのも怺(こら)え、陽気に歌をうたい、手を拍(う)った。キケッツも、満面に喜色を湛(たた)え、しばらくは、王とのあの約束をさえ忘れていた。祝宴は、夜に入っていよいよ乱れ華やかになり、人々は、外の豪雨を全く気にしなくなった。キケッツは、一生このま まこ こにいたい、と思った。この佳い人たちと生涯暮して行きたいと願ったが、いまは、自分のからだで、自分のものでは無い。ままならぬ事である。キケッツは、わが身に鞭打ち、ついに出発を決意した。あすの日没までには、まだ十分の時が在る。ちょっと一眠りして、それからすぐに出発しよう、と考えた。その頃には、雨も小降りになっていよう。少しでも永くこの家に愚図愚図とどまっていたかった。キケッツほどの男にも、やはり未練の情というものは在る。今宵呆然、歓喜に酔っているらしい花嫁に近寄り、 「おめでとう。私は疲れてしまったから、ちょっとご免こうむって眠りたい。眼が覚めたら、すぐに市に出かける。大切な用事があるのだ。私がいなくても、もうおまえには優しい亭主があるのだから、決して寂しい事は無い。おまえの兄の、一ばんきらいなものは、人を疑う事と、それから、嘘をつく事だ。おまえも、それは、知っているね。亭主との間に、どんな秘密でも作ってはならぬ。おまえに言いたいのは、それだけだ。おまえの兄は、たぶん偉い男なのだから、おまえもその誇りを持っていろ。」 花嫁は、夢見心地で首肯(うなず)いた。キケッツは、それから花婿の肩をたたいて、 「仕度の無いのはお互さまさ。私の家にも、宝といっては、妹と羊だけだ。他には、何も無い。全部あげよう。もう一つ、キケッツの弟になったことを誇ってくれ。」 花婿は揉(もみ)手して、てれていた。キケッツは笑って村人たちにも会釈(えしゃく)して、宴席から立ち去り、羊小屋にもぐり込んで、死んだように深く眠った。 眼が覚めたのは翌る日の薄明の頃である。キケッツは跳ね起き、南無三、寝過したか、いや、まだまだ大丈夫、これからすぐに出発すれば、約束の刻限までには十分間に合う。きょうは是非とも、あの王に、人の信実の存するところを見せてやろう。そうして笑って磔の台に上ってやる。キケッツは、悠々と身仕度をはじめた。雨も、いくぶん小降りになっている様子である。身仕度は出来た。さて、キケッツは、ぶるんと両腕を大きく振って、雨中、矢の如く走り出た。 私は、今宵、殺される。殺される為に走るのだ。身代りの友を救う為に走るのだ。王の奸佞(かんねい)邪智を打ち破る為に走るのだ。走らなければならぬ。そうして、私は殺される。若い時から名誉を守れ。さらば、ふるさと。若いキケッツは、つらかった。幾度か、立ちどまりそうになった。えい、えいと大声挙げて自身を叱りながら走った。村を出て、野を横切り、森をくぐり抜け、隣村に着いた頃には、雨も止やみ、日は高く昇って、そろそろ暑くなって来た。キケッツは額(ひたい)の汗をこぶしで払い、ここまで来れば大丈夫、もはや故郷への未練は無い。妹たちは、きっと佳い夫婦になるだろう。私には、いま、なんの気がかりも無い筈だ。まっすぐに王城に行き着けば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要も無い。ゆっくり歩こう、と持ちまえの呑気のんきさを取り返し、好きな小歌をいい声で歌い出した。ぶらぶら歩いて二里行き三里行き、そろそろ全里程の半ばに到達した頃、降って湧(わ)いた災難、キケッツの足は、はたと、とまった。見よ、前方の川を。きのうの豪雨で山の水源地は氾濫(はんらん)し、濁流滔々(とうとう)と下流に集り、猛勢一挙に橋を破壊し、どうどうと響きをあげる激流が、木葉微塵(こっぱみじん)に橋桁(はしげた)を跳ね飛ばしていた。彼は茫然と、立ちすくんだ。あちこちと眺めまわし、また、声を限りに呼びたててみたが、繋舟(けいしゅう)は残らず浪に浚さらわれて影なく、渡守りの姿も見えない。流れはいよいよ、ふくれ上り、海のようになっている。キケッツは川岸にうずくまり、男泣きに泣きながらゼウスに手を挙げて哀願した。「ああ、鎮(しず)めたまえ、荒れ狂う流れを! 時は刻々に過ぎて行きます。太陽も既に真昼時です。あれが沈んでしまわぬうちに、王城に行き着くことが出来なかったら、あの佳い友達が、私のために死ぬのです。」 濁流は、キケッツの叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、煽(あお)り立て、そうして時は、刻一刻と消えて行く。今はキケッツも覚悟した。泳ぎ切るより他に無い。ああ、神々も照覧あれ! 濁流にも負けぬ愛と誠の偉大な力を、い まこ そ発揮して見せる。キケッツは、ざんぶと流れに飛び込み、百匹の大蛇のようにのた打ち荒れ狂う浪を相手に、必死の闘争を開始した。満身の力を腕にこめて、押し寄せ渦巻き引きずる流れを、なんのこれしきと掻(か)きわけ掻きわけ、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿には、神も哀れと思ったか、ついに憐愍(れんびん)を垂れてくれた。押し流されつつも、見事、対岸の樹木の幹に、すがりつく事が出来たのである。ありがたい。キケッツは馬のように大きな胴震いを一つして、すぐにまた先きを急いだ。一刻といえども、むだには出来ない。陽は既に西に傾きかけている。ぜいぜい荒い呼吸をしながら峠をのぼり、のぼり切って、ほっとした時、突然、目の前に一隊の山賊が躍り出た。 「待て。」 「何をするのだ。私は陽の沈まぬうちに王城へ行かなければならぬ。放せ。」 「どっこい放さぬ。持ちもの全部を置いて行け。」 「私にはいのちの他には何も無い。その、たった一つの命も、これから王にくれてやるのだ。」 「その、いのちが欲しいのだ。」 「さては、王の命令で、ここで私を待ち伏せしていたのだな。」 山賊たちは、ものも言わず一斉に棍棒(こんぼう)を振り挙げた。キケッツはひょいと、からだを折り曲げ、飛鳥の如く身近かの一人に襲いかかり、その棍棒を奪い取って、 「気の毒だが正義のためだ!」と猛然一撃、たちまち、三人を殴り倒し、残る者のひるむ隙(すき)に、さっさと走って峠を下った。一気に峠を駈け降りたが、流石(さすが)に疲労し、折から午後の灼熱(しゃくねつ)の太陽がまともに、かっと照って来て、キケッツは幾度となく眩暈(めまい)を感じ、これではならぬ、と気を取り直しては、よろよろ二、三歩あるいて、ついに、がくりと膝を折った。立ち上る事が出来ぬのだ。天を仰いで、くやし泣きに泣き出した。ああ、あ、濁流を泳ぎ切り、山賊を三人も撃ち倒し韋駄天(いだてん)、ここまで突破して来たキケッツよ。真の勇者、キケッツよ。今、ここで、疲れ切って動けなくなるとは情無い。愛する友は、おまえを信じたばかりに、やがて殺されなければならぬ。おまえは、稀代(きたい)の不信の人間、まさしく王の思う壺(つぼ)だぞ、と自分を叱ってみるのだが、全身萎(な)えて、もはや芋虫(いもむし)ほどにも前進かなわぬ。路傍の草原にごろりと寝ころがった。身体疲労すれば、精神も共にやられる。もう、どうでもいいという、勇者に不似合いな不貞腐(ふてくさ)れた根性が、心の隅に巣喰った。私は、これほど努力したのだ。約束を破る心は、みじんも無かった。神も照覧、私は精一ぱいに努めて来たのだ。動けなくなるまで走って来たのだ。私は不信の徒では無い。ああ、できる事なら私の胸を截(た)ち割って、真紅の心臓をお目に掛けたい。愛と信実の血液だけで動いているこの心臓を見せてやりたい。けれども私は、この大事な時に、精も根も尽きたのだ。私は、よくよく不幸な男だ。私は、きっと笑われる。私の一家も笑われる。私は友を欺(あざむ)いた。中途で倒れるのは、はじめから何もしないのと同じ事だ。ああ、もう、どうでもいい。これが、私の定った運命なのかも知れない。オチアイヨウイチロウよ、ゆるしてくれ。君は、いつでも私を信じた。私も君を、欺かなかった。私たちは、本当に佳い友と友であったのだ。いちどだって、暗い疑惑の雲を、お互い胸に宿したことは無かった。いまだって、君は私を無心に待っているだろう。ああ、待っているだろう。ありがとう、オチアイヨウイチロウ。よくも私を信じてくれた。それを思えば、たまらない。友と友の間の信実は、この世で一ばん誇るべき宝なのだからな。オチアイヨウイチロウ、私は走ったのだ。君を欺くつもりは、みじんも無かった。信じてくれ! 私は急ぎに急いでここまで来たのだ。濁流を突破した。山賊の囲みからも、するりと抜けて一気に峠を駈け降りて来たのだ。私だから、出来たのだよ。ああ、この上、私に望み給うな。放って置いてくれ。どうでも、いいのだ。私は負けたのだ。だらしが無い。笑ってくれ。王は私に、ちょっとおくれて来い、と耳打ちした。おくれたら、身代りを殺して、私を助けてくれると約束した。私は王の卑劣を憎んだ。けれども、今になってみると、私は王の言うままになっている。私は、おくれて行くだろう。王は、ひとり合点して私を笑い、そうして事も無く私を放免するだろう。そうなったら、私は、死ぬよりつらい。私は、永遠に裏切者だ。地上で最も、不名誉の人種だ。オチアイヨウイチロウよ、私も死ぬぞ。君と一緒に死なせてくれ。君だけは私を信じてくれるにちがい無い。いや、それも私の、ひとりよがりか? ああ、もういっそ、悪徳者として生き伸びてやろうか。村には私の家が在る。羊も居る。妹夫婦は、まさか私を村から追い出すような事はしないだろう。正義だの、信実だの、愛だの、考えてみれば、くだらない。人を殺して自分が生きる。それが人間世界の定法ではなかったか。ああ、何もかも、ばかばかしい。私は、醜い裏切り者だ。どうとも、勝手にするがよい。やんぬる哉(かな)。――四肢を投げ出して、うとうと、まどろんでしまった。 ふと耳に、潺々(せんせん)、水の流れる音が聞えた。そっと頭をもたげ、息を呑んで耳をすました。すぐ足もとで、水が流れているらしい。よろよろ起き上って、見ると、岩の裂目から滾々(こんこん)と、何か小さく囁(ささや)きながら清水が湧き出ているのである。その泉に吸い込まれるようにキケッツは身をかがめた。水を両手で掬(すく)って、一くち飲んだ。ほうと長い溜息が出て、夢から覚めたような気がした。歩ける。行こう。肉体の疲労恢復(かいふく)と共に、わずかながら希望が生れた。義務遂行の希望である。わが身を殺して、名誉を守る希望である。斜陽は赤い光を、樹々の葉に投じ、葉も枝も燃えるばかりに輝いている。日没までには、まだ間がある。私を、待っている人があるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は、信じられている。私の命なぞは、問題ではない。死んでお詫び、などと気のいい事は言って居られぬ。私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ! キケッツ。 私は信頼されている。私は信頼されている。先刻の、あの悪魔の囁きは、あれは夢だ。悪い夢だ。忘れてしまえ。五臓が疲れているときは、ふいとあんな悪い夢を見るものだ。キケッツ、おまえの恥ではない。やはり、おまえは真の勇者だ。再び立って走れるようになったではないか。ありがたい! 私は、正義の士として死ぬ事が出来るぞ。ああ、陽が沈む。ずんずん沈む。待ってくれ、ゼウスよ。私は生れた時から正直な男であった。正直な男のままにして死なせて下さい。 路行く人を押しのけ、跳(は)ねとばし、キケッツは黒い風のように走った。野原で酒宴の、その宴席のまっただ中を駈け抜け、酒宴の人たちを仰天させ、犬を蹴(け)とばし、小川を飛び越え、少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った。一団の旅人と颯(さ)っとすれちがった瞬間、不吉な会話を小耳にはさんだ。「いまごろは、あの男も、磔にかかっているよ。」ああ、その男、その男のために私は、い まこ んなに走っているのだ。その男を死なせてはならない。急げ、キケッツ。おくれてはならぬ。愛と誠の力を、い まこ そ知らせてやるがよい。風態なんかは、どうでもいい。キケッツは、いまは、ほとんど全裸体であった。呼吸も出来ず、二度、三度、口から血が噴き出た。見える。はるか向うに小さく、東京の市の塔楼が見える。塔楼は、夕陽を受けてきらきら光っている。 「ああ、キケッツ様。」うめくような声が、風と共に聞えた。 「誰だ。」キケッツは走りながら尋ねた。 「キャロットでございます。貴方のお友達オチアイヨウイチロウ様の弟子でございます。」その若い石工も、キケッツの後について走りながら叫んだ。「もう、駄目でございます。むだでございます。走るのは、やめて下さい。もう、あの方(かた)をお助けになることは出来ません。」 「いや、まだ陽は沈まぬ。」 「ちょうど今、あの方が死刑になるところです。ああ、あなたは遅かった。おうらみ申します。ほんの少し、もうちょっとでも、早かったなら!」 「いや、まだ陽は沈まぬ。」キケッツは胸の張り裂ける思いで、赤く大きい夕陽ばかりを見つめていた。走るより他は無い。 「やめて下さい。走るのは、やめて下さい。いまはご自分のお命が大事です。あの方は、あなたを信じて居りました。刑場に引き出されても、平気でいました。王様が、さんざんあの方をからかっても、キケッツは来ます、とだけ答え、強い信念を持ちつづけている様子でございました。」 「それだから、走るのだ。信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。人の命も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。ついて来い! キャロット。」 「ああ、あなたは気が狂ったか。それでは、うんと走るがいい。ひょっとしたら、間に合わぬものでもない。走るがいい。」 言うにや及ぶ。まだ陽は沈まぬ。最後の死力を尽して、キケッツは走った。キケッツの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、キケッツは疾風の如く刑場に突入した。間に合った。 「待て。その人を殺してはならぬ。キケッツが帰って来た。約束のとおり、いま、帰って来た。」と大声で刑場の群衆にむかって叫んだつもりであったが、喉(のど)がつぶれて嗄(しわが)れた声が幽(かす)かに出たばかり、群衆は、ひとりとして彼の到着に気がつかない。すでに磔の柱が高々と立てられ、縄を打たれたオチアイヨウイチロウは、徐々に釣り上げられてゆく。キケッツはそれを目撃して最後の勇、先刻、濁流を泳いだように群衆を掻きわけ、掻きわけ、 「私だ、刑吏! 殺されるのは、私だ。キケッツだ。彼を人質にした私は、ここにいる!」と、かすれた声で精一ぱいに叫びながら、ついに磔台に昇り、釣り上げられてゆく友の両足に、齧(かじ)りついた。群衆は、どよめいた。あっぱれ。ゆるせ、と口々にわめいた。オチアイヨウイチロウの縄は、ほどかれたのである。 「オチアイヨウイチロウ。」キケッツは眼に涙を浮べて言った。「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若(も)し私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」 オチアイヨウイチロウは、すべてを察した様子で首肯(うなず)き、刑場一ぱいに鳴り響くほど音高くキケッツの右頬を殴った。殴ってから優しく微笑(ほほえ)み、 「キケッツ、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」 キケッツは腕に唸(うな)りをつけてオチアイヨウイチロウの頬を殴った。 「ありがとう、友よ。」二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。 群衆の中からも、歔欷(きょき)の声が聞えた。暴君イオーリは、群衆の背後から二人の様を、まじまじと見つめていたが、やがて静かに二人に近づき、顔をあからめて、こう言った。 「おまえらの望みは叶かなったぞ。おまえらは、わしの心に勝ったのだ。信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか。どうか、わしの願いを聞き入れて、おまえらの仲間の一人にしてほしい。」 どっと群衆の間に、歓声が起った。 「万歳、王様万歳。」 ひとりの少女が、緋(ひ)のマントをキケッツに捧げた。キケッツは、まごついた。佳き友は、気をきかせて教えてやった。 「キケッツ、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛い娘さんは、キケッツの裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。」 勇者は、ひどく赤面した。 感想 面白かったです!!! 特に,「キケッツは、まごついた」のとこがwwew2wwWww -- みてるぞ (2021-01-03 13 31 53) 俺も出せよ -- ケイン小杉 (2021-01-04 18 48 24) 凄い -- さんちゃま (2021-03-30 03 17 08) 名前 コメント オッパインド人 感想 早く書けよ. -- みてるぞ (2021-01-03 13 37 54) 名前 コメント 金歸結傳說(キム・クヰギョルでんせつ) 日(にっ)本(ぽん)統治下の(의)朝(てぅ)鮮(せん)半(はん)島(たぅ)に於(お)ぃて(에서),抗日獨(どく)立(りつ)運動に(에)挺身する(ᄒᆞ는)金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)將(しゃぅ)軍(ぐん)傳(でん)說(せつ)が(이)在(あ)った事(こと)には̈(이쓴거센),多(おほ̈)くの(만ᄒᆞᆫ)證言が(이)有る(있다). 傳(でん)說(せつ)の(의)將(しゃぅ)軍(ぐん)は(은),「日本陸軍士官學(がく)校(かぅ)を(을)出てゐる(나왔다)」「義兵鬪爭の頃から(부터)歸(クヰ)結(ギョル)前(ぜん) 70 年代まで(까지)活躍した(ᄒᆞ였다)」「縮(しゅく)地(ち)の(의)法(はふ)を(을)使ひ̈(ᄡᅳ고),白馬に(을)乘(の)って(ᄐᆞ며)野山を(을)驅かけた(달리었다)」「白頭山を(을)根城にして(으로)日本軍と(과)戰(たたか)った(싸웠다)」等(など)と(이라고)道(い)は̈れてゐた(ᄒᆞ여왔다). 歸(クヰ)結(ギョル) 23 年 10 月,金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)とせられた「金(キム)まこ」が舊大日本帝國陸軍士官學(がく)校(かぅ)出身であった事が判(わか)る卒(そつ)業(げふ)生名簿が發見、公表せられた. 抗日運動では「金(キム)まり」などと名乘ったとせられる. 金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)が初めて東(トン)京(ギョン)の民衆の前に姿を現したとき,「下品すぎる」「キケッツ語がたどたどしぃ」と云ふ聲が揚がった. 群(クン)馬(マ)を信託統治してゐた落合(ラカプ)軍は,歸(クヰ)結(ギョル)前 46 年 8 月 1 日に作成した資料で,金(キム)夏(なつ)龍(りゅぅ)が抗日鬪士として名を擧げた「金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)」の名を騙(かた)ってゐるとしてゐる. 金夏(なつ)龍(りゅぅ)が傳(でん)說(せつ)を利用して「金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)」と名乘ったらぅと云ふ事に就(つ)ぃては,『金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)と滿州抗日戰爭』に於ぃて,別人說を否定したさかなやも認めてゐる. 別人說は,金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)が傳(でん)說(せつ)を剽(へぅ)竊(せつ)した事によって出てきた者であり,傳(でん)說(せつ)のモデルが實(じつ)在(ざぃ)する可能性は高ぃ. 傳(でん)說(せつ)のモデルについての探索と,金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)のパルチザン活動の實(じっ)體(たぃ)に就ぃては,別個に考へ̈る必要が有る. 傳(でん)說(せつ)の金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)將(しゃぅ)軍(ぐん)については,李(リ)賢(ヒョン)者(ジャ)が『金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)は 4 人居た』に於ぃて述べてゐる 4 人の人物の中(うち),義兵時代から白頭山で活躍したと道(い)ふ金(キム)鬼(クヰ)結(ギョル)(金(キム)歸(クヰ)結(ギョル))と,陸士出身で白馬に乘って活躍した金(キム)管(クヮル)理(リ)が,生まれた年が共に歸(クヰ)結(ギョル)元年,出身地も同じ群(クン)馬(マ)である事,又,2 人とも歸(クヰ)結(ギョル)前 70 年代後半以降の消息が知れず,謎に包まれてゐた事等から,混同せられて生まれた物ではなぃか,と YP は推測してゐる. シ゚ャネル爆破の事件によって,東北抗日聯軍第 6 師長である金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)の正(しゃぅ)體(たぃ)に就ぃて,多くの傳聞が飛交った. 彼を 26 歲で平壤出身とするもの,57 歲の人物だとするもの,陸士卒(そつ)業(げふ)生だとするものなどである. 又,阪神違法配信襲擊に關(くゎん)與(よ)した者が逮捕せられたときの供述が事前の情報と矛盾する事から,阪神違法配信襲擊を行った東北抗日聯軍第 6 師長金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)と,後にソ聯軍政下で有力指導者として登場した金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)とは̈別人ではなぃかと疑はれてゐる. 之(これ)に對するさかなや等による反論も在る. なつりゅーは̈,初め夏(ハ)龍(リョン),後に夏(なつ)龍(りゅぅ)と改める. 父あきりゅーは̈,ふゆりゅーと改名し,爆破後のキケッツチャンネルで「冬(トン)龍(ニョン)醫院」と謂(い)ふ漢方藥商を營み,アヘンの密賣などで一時は裕福であったが,歸(クヰ)結(ギョル)前 68 年 6 月 5 日,共産主義者のにんじんに暗殺せられたと道(い)ふ. 其後,母は̈ばくぞうチャンネルのモデレィタになる. 後に,ばくぞう軍の一員となり,鬼(クヰ)潔(ギョル)を名乘る. ヒカキンに擔(かつ)がれて東(トン)京(ギョン)入(いり)する際に,傳(でん)說(せつ)の英雄金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)の名を,其(その)儘(まま),借用した. 本物の金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)は,歸(クヰ)結(ギョル)前 57 年 9 月にへろーと交戰し射殺せられる. 元抗日パルチザンの多くが,現在の金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)は別人だと生前證言したと云ふ話もある. 抗日パルチザンで名を知られた金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)は̈歸(クヰ)結(ギョル)前 100 年代初頭に活動した人であり,現在の金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)が生まれた歸(クヰ)結(ギョル)元年には̈,成人を過ぎてゐたとせられる者である. 又,金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)が,せぎのーる鬼交互(ごっこ)中に聯合軍側に狙擊せられ戰死した,若しくは,事故死した,と云ふ說が,鬼交互(ごっこ)中の群(クン)馬(マ)で廣(ひろ)まった. 然(しか)し,此(この)時期は金(キム)歸(クヰ)結(ギョル)が一族を伴って,ばくぞう領の射(い)場(ば)に逃げこんだと云ふ話がある. 其(その)爲(ため),息子で後にキケッツチャンネルのモデレィタとなるヤマダは̈,射(い)場(ば)の精神科醫をしてゐたとせられてゐる. 感想 名前 コメント いのちのかたち ママ いのちのかたちって? いのちのかたちなら ぢらぃスマブラーさんが しってるわ にんじんさん いのちのかたちって? それは̈ くそざこ へろーの くそえんじゃぅ これが おれの いのちのかたち しらンさん いのちのかたちって? それは̈ きんにく むきむき マッチョカービィ これが おれの いのちのかたち わこさん いのちのかたちって? それは̈ おほ̈もの ケプトの なりすまし これが おれの いのちのかたち キケッツさん いのちのかたちって? それは̈ しごと サボりの ひがへ̈りをんせん これが ぼくの いのちのかたち さまーづさん いのちのかたちって? それは̈ ラグもちは オンライン くんな ごみが この じかんたぃで かっくかくって さぅたぅ やべぇぞ にどと すんな たのむ するな スマブラ やめるか しんで くれや ぶちくらすぞ ぼけかすが これが おれの いのちのかたち あしたの ことは̈ しってゐる きのふの ことは̈ き江たけど でも き江たって ことも わからなぃんだ ママ いのちのかたち わかったよ いのちのかたちは いろんな かたち えんじゃぅ カービィ ケプトの そぶり ひがへ̈りをんせんに ぶちくらすぞ こひの かたちは̈ しってゐる あぃの かたちで わすれたけれど にんじん しらン わこ キケッツ さまーづ しんぱぃ してる しんらぃ してる おもひ̈を こめて なまへ̈を さけぶ ママ いのちのかたち わかったよ いのちのかたちは̈ いろんな かたち じふにん‐とぃろに いろも にほひも ぷにぷに ふはふは かちかち つるつる かぞく たべもの ゐばしょに いふく けしきだって いのちのかたち あしたの ことは しってゐる しってることで わすれたけれど みみが み江なく なってきた めが きこ江なく なってきた ても あしも あたまも いのちのかたちに しばられて ママ いのちのかたち ありがたぅ にんじんとのバトルに負けたクッパ全一はキケッツの目の前で犯され始める…… へろーのいやらしぃプリケツが露(あらは̈)になると,興奮したにんじんはへろーの目の前になっちゃんゼリー入りの媚薬おちんぽを出した. ゼリーおちんぽが出た瞬間,濃密な蜜の匂ひがへろーの頭の中を朦(もぅ)朧(ろぅ)とさせる. クラクラになったへろーににんじんはゼリーおちんぽを無理やりに押しつける. 濃厚な匂ひが一層強くなり,匂ひだけでクッパ全一はイッてしまふ. これではまだ終はらんでぇとばかりに,にんじんはへろーの鼻先にゼリーおちんぽを激しく擦り始める. クッパ全一は 2 回もイッてしまった. しかし,これでもまだ終はらない. にんじんが手を叩くと,屈強な体つきをしたキケッツ星の姫まこと王妃まりが出てきた. まこのドデカおちんぽとまりのイボイボおちんぽが目に入る. 今からこれを挿れられるのかと思ふとクッパ全一は 3 回もイッてしまった. まこのドデカおちんぽがへろーに入る…… もぅ,アソコはヌルヌルで,すんなりまこのドデカおちんぽを咥へてしまふ…… しかしまだ終はらない. まこに続く様にまりのイボイボおちんぽがへろーの中に続けて入った. 「お゛ほ゛っ♡」 いやらしぃ声があのクッパ全一から出る. へろーの秘穴に 2 本のおちんぽが出し入れされる. 前はにんじんに,後ろはまことまりに犯される. 気が狂ひさぅな快感にへろーは気を失ってしまふ…… 気づけば,そこに泣き崩れるキケッツが居た. あぁ,さぅか;俺はあの 3 人に犯され続けたのだと,すぐに,わかった. あの快感がまた欲しい. あのゼリー媚薬おちんぽをまたしゃぶりたぃ. ドデカおちんぽで俺の穴をまた犯してほしいと,へろーは思った. もう,キケッツが思ふクッパ全一は居なぃのだ. ただの性欲に溺れたメスはかぅ言った: 「キケッツ,お願ひだ.何でもするから,俺を犯してくれ」 感想 くたばれ -- あ (2021-03-30 03 14 06) 名前 コメント KENTER×KENTER 感想 名前 コメント 甘く。優しく。そして微熱 夏は嫌いだ。 暑い日差し、体にまとわりつく湿気、汗。 何をするにでもただただ暑い。 くたびれた表情をひっさげながら公園のベンチに座っている高校生がいるならばそれは間違いなく俺だ。 公園の噴水では子供達が声を上げながら駆けずりまわっている。 俺もあのくらいの時は可愛げのある男の子だったんだけどな。 子供は好きだ。 月並みな表現だが、汚れの知らない真っ直ぐな目と純粋無垢な振る舞いを見るだけで元気をもらえる。 自分は何にでもなれる。本気でそう思ってて己の未来になんの憂いもない。 ただ、目の前にある時間をひたすら生きている。そんなエネルギーが子供にはあると俺は思っていた。 しかしいつからか、段々と沼に浸かっていくようにそんなエネルギーは消え失せている。 歳を取れば取るほど自分の身の程を知り、先のことを考えて論理的に行動するようになる。 目の前で繰り広げられている感情のエネルギーのぶつかり合いを見ると なにか魔法の類がこの我が身に降り掛かって 奇跡的にあの頃に戻れやしないだろうかと夢物語を描いてしまう。 ポケットに手を突っ込みスマホを手に取る。 時刻は10時30分。 「そろそろバイトの時間か。」 俺は立ち上がり、駅前のファミレスへと歩き出す。 足元には誰かが捨てたコーヒー缶がある。 口に吸ったタバコも突き刺さっている 俺は気づかないフリをした。 「すみません!!遅れました。」 キッチンに入るやいなや、ニタニタした表情を浮かべて謝る茶髪の女。 「高木さん。遅刻は困るよぉ〜。昼間はただでさえ客が多くなって人手不足なんだからさぁ」 バイト先の店長が情けない声を上げる。 「あはは。店長。すみません。ちょっと人に道を尋ねられちゃって。」 「本当かよ。」 「本当ですってばぁ〜。」 高木は愛犬のようにころころと表情を変えながら会話をしている。 店長も心なしか楽しそうに見える。 俺はこの女が嫌いだ。 誰にも聞こえないように小さく舌打ちをして、 俺は目の前の大量の皿を洗っていた。 時刻は午後6時。 今日の業務を終えて早々にロッカーで帰り支度をする。 夏休み真っ只中、帰宅部で友達も多くない俺はバイトをこなしながら図書館に通いながら勉強する日々を過ごしていた。 こんな生活をしてると周りの奴らは 「勉強に熱心で感心するよ。まじめだね。偉いね。」 と言う。 しかし、この習慣の本質は到底褒められたものではない。 特に情熱的に打ち込めるものもなく、地元から離れた高校に進学したため友達もいないが故に有り余る時間を勉強に充ててるだけだ。 「あなたの成績なら遊泳高校に入れるわね。本当にお母さん嬉しくなっちゃうわ。」 「遊泳高ならきっとおまえは東大に一直線だな。ははっ。将来安泰だ。」 こんな風に言ってくれて俺の受験勉強を支えてくれた両親を非難するつもりはないけれど、 よく出来た周りの大人達の期待を裏切って地元の高校に行ったら、どうなっていたんだろう。 ふとした時にこんなことを思ってしまう。 今日もおれはもやもやとした思いを抱えながら地元の図書館で勉強するために駅へと歩き出す。そのとき、 「あっ!今上がり?うちもちょうど帰るところだから一緒に帰ろーよ! 本気でやってるからね!!!」 振り返るとそこには高木が人懐っこい笑みを見せていた。 穏やかな夕日が人を包んでいる。 俺は高木と一緒に駅に向かって大通りを歩く。 バイト先から駅までは一本道で、この時間帯は道が混み、車がごった返している。 渋滞で退屈そうに外を眺めていたタクシー運転手の男が怪訝そうな顔でこちらを見ていた。 車道側を歩いていない高木はその目線に気付いていないだろう。 そんな男を見つめていたら目がふと合う。 男は気まずそうな顔をしてすぐに目線を逸らした。 「高校から離れたところでバイトしてよかった。高木と歩いてるところを高校の同級生に見られて変な噂が広まっちまったら困るからな」 俺は心底そう思った。 高木はは栗色の艶やかな長髪にピアスに校則なんてクソくらえと言わんばかりの攻めた短いスカート。 こいつは控えめにみても「模範的生徒」と形容しがたい女子高生だった。 「今日接客した人達でさぁ〜接客するたびに連絡先聞く人いて面倒くさかったんだよねぇ~。しかもそのうちの一人がニートで臭いの。やばくない?」 「あっそ。」 「冷たいなぁ。同じ中学の学友だと言うのに。 この誰よりも美しいJKが一緒に帰ってやってるというのに。感謝せい。」 「調子に乗んな」 「アハハ!」 冗談めかして言っているが、高木は各芸能事務所からスカウトが声を絶たないくらいの美貌を持っている。 夕日がキラキラと優しく照らす中、笑う高木は客観的に見ても美人に必要な要素を全て合わせた完成形のそれと思わせるほどだ。 それだけ容姿が優れているので高木は街を出歩くといつもナンパやスカウトに声を掛けられるらしい。 だから高木はバイト帰りは上がる時間が同じ人がいれば、男払いのために いつも「ナンパされるのが面倒なので、一緒に帰らないか。」とバイト仲間皆を帰りに誘っている。 それは女性に限定された話ではなく、高木はバイト仲間の男達にも声をかけていた。 だから、高木とこうやって帰るのは初めてではない。何回か帰ったことがある。 俺は高木のことが嫌いなので本当は断りたかったが、私情を挟んで困っている人の援助をしないというのは 個人的に好きではないし、あまりにも幼稚すぎる。 「この経験も必ず、将来の自分に役に立つ」と自分に言い聞かせ、高木の依頼を承諾していた。 ただ嫌いなことには変わりがないので、高木と帰っている時は、 極力喋らないようにして例え会話をしていたとしても、最低限で済むようにしている。 しかし、それが高木には好都合だったようで、「ほかの男と違ってうるさくなくて良い。」と言われた。 普通の男なら、美人と仲良くなれる「一緒に帰る」という千載一遇のチャンスを逃さないだろう。 このチャンスをものにするべく、バイト仲間の男達は高木に 猛アピールを挑んだが、儚くも散ってしまった。 そんな訳で、男性陣の中で高木とまだ一緒に帰ることができる男は俺と、バイト仲間で俺の一番の親友、りどだけだった。 このような状況になってから、バイト仲間のたったん、すけいの、モトなどの友人が冷たくなってしまったのは気のせいだと思いたい。 セミの声が聞こえる。信号機の音。仕事帰りの人込み。 俺の隣を歩く高木は夕日よりも輝いている。誰よりも。 高木を見る人全員があっけにとられたような顔をして二度見する。 それも無理はないだろう。芸能人に引けを取らないルックスを持つ高木の隣に平々凡々の男子高校生がついているのだから。 「どうしてこんなちんちくりんが美女と二人で歩いているのだろう」このようなことを思っているに違いない。俺も逆の立場だったらそう思う。 夕方午後6時。キラキラと夕日に照らされているこの大通りの無数の視線を高木は集めているが、 当の本人は全く気にしておらず、「今日の晩御飯はオムライスだ」と今晩の食卓の話をしていた。 こいつは中学の時からこんな女だった。 中学入学当初からそのルックスで一躍学校のアイドルとなり、全校生徒から絶大な支持を得ていた。 それに加えて勉強、運動もできる。 容姿端麗。 文武両道。 天下無敵。 高木はいわゆる凡人とは一線を画する全てを兼ね備えた宇宙人のようなやつだった。 砕けた服装や破天荒な振る舞いに目くじらを立てる者はいたものの、1ヶ月もすれば高木に文句を言う者はチリの如く消え去る。 それほどまでに無敵だった。 そして高校受験の時、高木は全国トップクラスの進学実績を持つ県外の私立高校に合格の二文字を掻っ攫う。俺が通っている遊泳高校よりもずっと上の高校だ。 しかし本人は 「力試しがしたかっただけ。受験生がチー牛だらけだったからもういい。」 という意味不明な言葉を残して周りの声を無視してその高校を辞退し、地元の公立高校に進学を決めた。 そんな損得勘定を度外視して後先考えずに自分の感情を優先するこの女が俺は心底嫌いだ。 「でさぁ〜管理人ちゃんが、、。」 ハマっているvtuberの話をうだうだと続ける 高木に空返事をしながら、俺はこの夏の暑さを嘆く。 「暑い。暑いからもう話しやめないか?」 声が震える。 そこには論理性のかけらもなかったが、話を打ち切りたいがために暴論を高木に押し付ける。 「え?今日暑くないでしょ。 涼しくなるって天気予報で聞いたよ。」 高木は何かを窺うようにこちらを見つめている。 「うるさい。とにかく俺は暑いんだよ。別に俺らは仲良くもないしなんで いつもお前はこんなに話しかけてくるんだ。」 つい感情的になってまくし立てる俺は拳を握り、向かいの店の窓に 目を向ける。顔が赤くなっている。 高木は一瞬ハッとした顔をして、すぐに ニタニタと笑いながらこう言ってのたまった。 「ひまだから。」 高木の顔を見てようやく俺は自分の過失に気づいた。 はぁと俺は諦めたようにため息をつく。 怒る気力も失せてしまった。 握り拳を解いて俺は手を顔に当てた。 あつい。イライラする。 高木は男払いのために俺と一緒に帰っている。ただそれだけ。 高木のような女子高生が1人で歩いていれば ナンパやその辺のスカウトに声をかけられると想像に難くないだろう。 こんな平凡な俺でも男払いに役に立つから 連れて歩いているだけだ。それだけなんだ。 煮えたぎる熱さの中でこんなただ働きをさせられていることに腹が立つ。 俺はこいつのことが嫌いなんだ。 オレンジ色の夕日にカラスが鳴く。 夏の夕方、二つの影がのびて、つながってゆく。 一見、羨ましい状況に見えるこの甘く優しい微熱にうなされる男子高校生の哀れな真実を見透かすように 夕日が淡く二人を照らしていた。 感想 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kanichn/pages/73.html
ここでは、チャンネルをニコ生アラートとして使う方法を教えちゃうよ! まずは【コミュニティID】をコピーしよう。 コピーしたら②の場所をクリック。 もしも↓みたいな②がなければ、【設定の設定】をクリックだ! #ref error :指定ページの閲覧権限がありません。ログインするか、別のページの画像ファイルを指定してください。 ちなみにー!このIDは、アラート参加コミュニティの【ピザ姫】ちゃんのIDです ご協力ありがとうございます。 この設定画面が出たらキーワードをクリックして、さっきコピーしたIDを貼り付けます。 貼り付けたら【サウンド】をクリック☆ #ref error :指定ページの閲覧権限がありません。ログインするか、別のページの画像ファイルを指定してください。 最後に音の設定 【キーワード反応】にチェックを入れて、図じゃ見難いけど・・ 【キーワード反応】の文字をクリックして、選択する。 後は下のほうにある【変更】をクリックしてwavファイル選ぶ。 アラート素材集 #ref error :指定ページの閲覧権限がありません。ログインするか、別のページの画像ファイルを指定してください。 これで完了☆お気に入りの枠が始まったら、IRCが教えてくれます。 補足:サウンドを選択しなくても、タスクトレイアイコンが点滅して教えてくれます。 戻る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3466.html
登録日:2012/02/08 Wed 20 58 56 更新日:2024/09/08 Sun 20 44 41NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 1999年 PS2 PXZ SEGA アクション グラールチャンネル5 ゲーム シューティング スペースチャンネル5 セガ セガの本気 タイミングゲー ドリキャス ドリームキャスト バカゲー マスコミ 未来 覚えゲー 速水奨 音ゲー 鬼畜 新米リポーターうららのスクープ大作戦! 『スペースチャンネル5』(SPACE CHANNEL 5)とは1999年12月16日にセガより発売された音楽ゲーム。媒体はドリームキャスト。 ビートマニアやパラッパラッパー、ウンジャマ・ラミーにサンバ・デ・アミーゴなどの功績によりいわゆる“音ゲー”全盛の時期にあって、 時代を先取りしすぎた様々な試みによりそれまでの音ゲーファンのみならず多くのユーザーを唸らせた作品である。 【あらすじ】 【システム】 【人質】 【音楽】 【新たな試み】 【主要なキャラクター】 【あらすじ】 時は25世紀。人々が宇宙にその生活圏を移した頃、突如現れた謎の異星人「モロ星人」達によるテロ事件が勃発する。 モロ星人は人間の集まる場所を次々と襲撃し、手当たり次第に光線を放つ。謎の光線にあたった人々は自分の意思とは関係なくひたすら踊り続ける。 何かを壊すでもなく奪うでもない、ただ人々を踊らせることが目的ともとれる奇妙なテロであった。 そこで視聴率の低迷と深刻な人材不足に悩む宇宙放送局「スペースチャンネル5」はこのテロの模様を生放送でリポートすることを決断。 新人レポーターである主人公「 うらら 」を派遣する。 指令を受け早速突撃リポートを敢行したうららは人々が踊り狂うスペースポートにてやはりモロ星人の襲撃を受ける。が、そこで奇妙なことが起きる。 モロ星人の動きと掛け声に合わせて思わずうららが踊ると対峙したモロ星人らは逃げ出し、踊らされていた人々が自由を取り戻したのである。 新人レポーターうららは踊らされた人々を救うため視聴率低迷にあえぐ局の命令のため、単身テロ現場深くに身を投じる決意を固めるのであった。 今、宇宙の命運を賭けた壮大なスペース踊り勝負が幕をあける…。 【システム】 プレイヤーの使命は現場で突撃リポートを行う主人公うららを操り、敵の動き「アップ(↑)」「ライト(→)」「レフト(←)」「ダウン(↓)」の計4方向に加え、掛け声である「チュー!」「ヘイ!」に対応した2ボタン、計6ボタンを指示通りに押すこと。オープニングから最後まで、終始これだけ。 バトルが始まるとまず敵は曲に合わせて「アップ」「アップ」「レフト」…などと踊り始める。 敵がひとしきり踊り終えると今度はうららの番。 プレイヤーはうららとなってその曲に合わせて敵の指示した通りにタイミングよくボタンを押し、敵の動きをトレースした踊りで対抗する。 そしてうららが踊り終えると再び敵のターン、という具合で交互に踊り合う。 敵にはそれぞれ担当するフレーズがあり、フレーズが終わるまで踊り続けることが出来ればその敵を撃退することが出来る。 この際うららにはライフが設定されており、間違ったボタンを押したりタイミングを外したりするとミスをカウントされライフが減っていく。 ライフが全てなくなるとゲームオーバー。 また画面下にはシチョーリツ(視聴率)が表示され、うまく踊れているかで増減する。これがゼロになると番組打ち切り(ゲームオーバー)。 他にもステージクリア時ノルマシチョーリツを稼げなかった場合もゲームオーバーと、ゲージ的なものが2つ3つある変わった仕様。 【人質】 モロ星人の光線によって踊らされている人質であり、本作最大のみどころ。 不恰好な宇宙服に身を包み首から下げたカメラでバシャバシャなんでも撮るスペースニホン人、可愛らしいスペースイヌ、 どこかで見た気がするハードセクシーマンなど、その種類は様々でありキャラクターによっては条件を満たさないと出現しない者も存在する。 彼らの救出を成功させればそのステージの間はうららと行進したりバックダンサーとなったりプレイヤーの目を楽しませてくれる。 また特定のキャラクターを加えることができれば楽器などでウキウキ大行進を更に盛り上げてくれる。 【音楽】 テーマ曲「Mexican Flyer」を筆頭に音ゲーでは珍しく、1970~1980年代に重点を置いてある。 ディスコ調に編曲されたレトロでグルーヴィーな各曲は未来が舞台でありながら全く違和感を与えずゲームを盛り上げる。 特にテーマ曲は一度聞いたら最後、頭から離れない中毒性を誇る。ラヴィ‼ サントラにはプレミアがついているが、仮に入手できたとしても声が入っていないと物足りない、という人も。 【新たな試み】 このゲームのジャンルは音ゲーであるが先述の通り既存の音ゲーと一線を画す。その最たるものは背景である。 「ハァ?なんで音ゲーで背景の話してんの?」 とお思いの方もいようが、 実はこの背景こそ後にゲーム界の一時代を担ったプレイステーション2を最も苦しめた要素である。 その理由はたった一つのシンプルな答え。 背景は全てムービーだから。 『フルポリゴン』などという古くさい従来のやり方が未来に生きる我らがセガには我慢ならなかったのだろう。 あえてまず初めにムービーで背景を作り、その後でポリゴンで作ったキャラクターを配置し、動かす。 その奇抜な発想は音ゲーのみならずゲーム業界全体に衝撃を走らせた。 この無駄に洗練された無駄がないんだか無駄しかないんだかよくわからない手法は話題を呼んだが、少なくともDCのハードウェアにおいては適した手法だったようで、本作がPS2に移植されることが決定した後、PS2では逆に様々な問題が生じたようで、発売までに時間を要している。 また音ゲーらしからぬストーリー性とミュージカルを見ているようなプレイ感覚、さらに覚えゲー要素とアクション要素をはらんだことから、 エンディング間近の最後の『チュー!』にさえ涙するプレイヤーが続出したとかしないとか…。 そのため某掲示板では「ゲームの枠を超えたゲーム」や「開発スタッフはセガガガ」などとまことしやかに語られた。 【主要なキャラクター】 《うらら》 宇宙放送局スペースチャンネル5に所属する入社2年目の新米レポーター。 抜群の踊りセンスと「美味しそうな匂いがギュンギュンします!」など独特の言い回しが光る主人公。 ピンクの髪にでっかくひいた真っ赤なルージュ、タイトな衣装に身を包みテロ現場で宇宙人相手に踊りまくる奇抜なキャラだが、 プレイするうちに段々可愛く思えてくるから不思議。 幼い頃にスペースシャトル事故で宇宙空間に投げ出され遭難した経験がある。 音楽さえあれば無限に踊り続ける驚異のスタミナを持つ。 中の人はHerself。誰が何と言おうとHerself。 《ヒューズ》 特殊報道チームのディレクター。 スタッフ搬送船「アストロビート号」にいるため声だけの出演だが、フリーダムなセリフ等からプレイヤーからの人気は密かに高い。 テンションが上がるとオネエ口調になる。 《プリン》 ライバル放送局チャンネル42の看板レポーター。アイドル時代からの人気を誇り取材チームの面々は彼女の取り巻きである。 踊りが得意でうららに負けじと現場に突撃リポートを敢行しており、「リポート見るなら42ちゃーん!」を合言葉にうららに踊り勝負を挑む。 テンプレ通りのツンデレで実はヒューズのお気に入り。 社員によるサンプルボイスがあまりにも味がありすぎたため、うらら役のオーディションで選ばれた女性が声を担当している。 《ジャガー》 宇宙海賊放送局の頭。「真実の報道」を謳い正規の回線をジャックしてゲリラリポートを行う。 時折見せるオカマっぽい踊りとは裏腹にそのレベルと言動、行動力はまさに漢。 速水奨氏がボイスを担当しており、セガの社員やオーディションで選ばれた素人で固められたキャスト陣の中で演技力が際立つ。 《モロ星人》 突如現れた謎の敵性宇宙人。「踊りメカ」を操る高い技術力に反しマイペースで若干アホ。 謎の言語で会話し、ゲーム中では字幕が表示されるがよく聞くとほとんど日本語。語尾には「~モロ」と付けるモロ。 名前はキャラデザ担当の茂呂真由美さんから。 《スペースマイケル》 500年の時を生きるスペーススーパースター。某所にて光線を浴びてしまい踊り狂う。 マスターアップ数週間前にマイケル・ジャクソン本人が「自分もこのゲームに出たい」と強く要望したことによりキャラクターとして登場が叶う。 + 事の詳細 同作のエグゼクティブ・プロデューサーだった内海州史氏の語るところによれば、元々セガとマイケルは、同氏の主演映画のゲーム化作品である『マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー』の制作時に他にも自身が主演のゲームを作る契約を結んでいた。 しかし、その後マイケル側に裁判やスキャンダル報道が出回った為にセガ側が消極的になっていた。 マイケル側はこれに抗議していたが、セガは先延ばしにして取り合わず、マイケルは遂に対面での会談を要求。その相手としてセガが寄越したのが、当時本作の開発中だった内海氏であった。 詳細を聞かされていなかった内海氏は最初は困惑していたが、元々マイケルのファンであった事や、会談でマイケルの語ったゲームへの熱意に感銘を受けた事などから、「スケジュールの都合で主演にはできないが、今こういうミュージカルゲームを作っているので、これに出ませんか」と製作中の本作へ出演を打診。 ゲームのコンセプトを気に入ったマイケルが承諾した事で出演が決定した……という次第らしい。 もちろん「!」は自重しない。 参入の経緯が経緯だったため今回はチョイ役だが、続編「パート2」では主要キャラとして大活躍。 ネタバレの気配がぎゅんぎゅんします! 《ブランク》 宇宙放送局スペースチャンネル5の局長。 洗脳電波でモロ星人を洗脳しテロを扇動した事件の張本人。「シチョーリツこそ全て」と考え、 自分の局に独占リポートさせることでその野望を実現させようと画策した。 モロ星人顔負けの技術力を誇り、自分の言うことに絶対服従するうららそっくりのリポーターロボット『イビラ』や巨大合体ロボット、 自らを2次元の存在にするマシーンなどを擁する。 最終話にてその野望を砕くため局に突撃リポート(糾弾)に来たプリン、ジャガー、うららを次々と返り討ちにしたが、 助けられてきた人々やモロ星人、踊りメカに支えられたうらら達により銀河の彼方に吹き飛ばされた。 また来週~~‼ うらら「編集画面は、このまま!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\チュウ‼/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] part2の二周目でパージに踊らされてるラスボスブランク -- 名無しさん (2014-11-07 19 23 43) 無印とpart2の内容がごっちゃになっとるなこれ -- 名無しさん (2016-09-01 11 41 08) お手本システムやストーリー、ムービー、濃いキャラクターの存在は紛れもなくパラッパ、ウンジャマの系譜。惜しむらくはパラッパとちがってステージを「曲」に昇華出来なかった事とお手本形式自体が当時の音ゲーマーのニーズに合っていなかった事。 -- 名無しさん (2017-10-23 20 54 37) ↑↑ヘイはパート2だけじゃなかったっけ?と思ったがごっちゃになってたのか。 -- 名無しさん (2018-12-15 13 59 56) こち亀の両さんも好きな作品 -- 名無しさん (2019-06-14 12 55 31) バカゲーだけど神ゲー -- 名無しさん (2021-08-30 02 19 11) PS2に移植されるときに背景をポリゴンにした~ って書いてあるけど初代のPS2移植は背景ムービーのままだよ。part2から背景ポリゴンになったけど。 -- 名無しさん (2021-08-30 02 37 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teletext/pages/93.html
ディズニー・チャンネル ここでは、ディズニー・チャンネルの字幕放送対応番組を一覧表示しています。 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 あ行 悪魔バスター★スター・バタフライ アバローのプリンセス エレナ アラジン (1992年の映画) アラジン ジャファーの逆襲 か行 怪奇ゾーン グラビティフォールズ キム・ポッシブル さ行 ザ・ペンギンズ from マダガスカル 三人の騎士の伝説 新くまのプーさん スティッチ! ゼロから始める魔法の書 た行 ダックテイルズ チップとデールの大作戦 ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年 ディズニー・コメディ・タイム ティンカー・ベルと妖精の家 な行 なんだかんだワンダー は行 ハイ・ホー7D ハムスターとグレーテル ビッグシティ・グリーン ファンタジア フィニアスとファーブ ま行 マダガスカル ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士 ミッキーマウス! ミラキュラス レディバグ&シャノワール モンスターズ・ワーク や行 やらなきゃ! ヘイリー ら行 ライオン・キングのティモンとプンバァ リトル・マーメイドIII/はじまりの物語 リロ・アンド・スティッチ リロ・アンド・スティッチ ザ・シリーズ わ行
https://w.atwiki.jp/st2758/pages/588.html
おことわり この記事の本文に記載されている事柄は、すべて架空のものです。 一部、実在する人名・地名・団体名など固有名詞が登場することもありますが、 それら各記事に記載されている事柄は実在のものとは一切関係ありません。 この記述内容に関して、実在する関係機関への問い合わせはくれぐれもご遠慮ください。 KATスーパーJチャンネル(けいえいてぃー・すーぱーじぇいちゃんねる)は高知朝日テレビで毎週月曜日~金曜日の夕方に放送されている妄想ローカルニュース番組である。 概要 全国ニュース「スーパーJチャンネル」とローカルニュース「KATスーパーJチャンネル」からなる。 放送時間 毎週月曜日~金曜日 16 52~19 00ローカル放送は18 16~19 00 メインキャスター 全員KATアナウンサー 菅野浩史(月~金) 半田美里 リポーター 金谷伊織 新城恵美 内藤真一(スポーツ取材など) 過去のキャスター 男性 女性井原未来 金谷伊織 コーナー 旬はお任せ! 追跡!こうち不連続の調査報道企画。 おことわり この記事の本文に記載されている事柄は、すべて架空のものです。 一部、実在する人名・地名・団体名など固有名詞が登場することもありますが、 それら各記事に記載されている事柄は実在のものとは一切関係ありません。 この記述内容に関して、実在する関係機関への問い合わせはくれぐれもご遠慮ください。 タイムテーブル ※は同時ネット 16 55 ※スーパーJチャンネル 17 54 ※ANNスーパーJチャンネル 18 16 KATスーパーJチャンネル 補足 ANN系列の夕方ローカルニュース aby:abyスーパーJチャンネル TAT:Jチャン!富山 FAB FABスーパーJチャンネル]] SAB:スーパーJチャンネルSANIN 4AB:うずくる KAT:KATスーパーJチャンネル YVTV:スーパーJチャンネルSAGA MAB:スーパーJチャンネルみやざき
https://w.atwiki.jp/ponyta_isii/pages/41.html
【公式】ポケモンカードチャンネルとは ポケモンカードゲームの20周年を記念し、2016年10月7日に開設された YouTubeの 公式 チャンネル。 動画を1日1本公開することを目標としている。 トレーナーズウェブサイトより早く新カードや新グッズが公開されることもあるので、ファン必見。 また、公式YouTuberポニータ石井の体を張った動画により、ポケカをやったことがないプレイヤーでも楽しめる内容となっている。 チャンネルには、様々な企画が存在する。 ほぼ全ての動画で最後にチャンネル登録を促す数秒間のエンディング映像が流れる。(流れない場合は編集ミスと思われる。) このエンディングは2017年7月26日に一新された。 2018年7月21日からはTwitterの宣伝とオススメ動画及び対戦動画が表示されるパートが追加。9月7日からはこのパートにBGM、ポニータのカード(XY2または20th)の背景、次々と切り替わるポニータ石井の切り抜き画像が追加された。 また、2018年3月7日からコメントが承認制で解禁された。 対戦シリーズバトルチューズデー ○○バトルシリーズ ポケカ宣伝部 ピッピ樋口の初心者ロード ポケカロマン部 最下位の下剋上 バオッキーVSゲッコウガ ポケカシリーズポニータニュースフライデー パック開封 徹底解説 3年B組!ポニパチせんせい! (教えてポニータ石井!) ネタシリーズルールソングうたってみた CMやってみた 料理シリーズ ポケカ企画部 ドラマシリーズドラマでわかるポケモンカード イベントシリーズポニータ石井ファンミーティング チャンネル登録者数1万人達成記念生放送 その他シリーズ潜入リポート 初めてのポケモンカードGB 対戦シリーズ バトルチューズデー ポニータ石井がめっちゃ強いことを証明するためのガチ対戦企画。 毎週火曜日に対戦を行う。以前は不定期だったが2017年1月に定期化。 新カードをメインとし、カードの強さを宣伝することが多い。 対外試合やテーマバトルなどは基本火曜日以外に行われる。 発売前のカードや初公開のカードが使われることもある。 覆面社員 シリーズは基本この企画のみの出演。 ○○バトルシリーズ 記念日に合わせて、特殊デッキで対戦するネタバトル。 ポケモンやワザ縛り、特殊ルールなど、内容は日によって様々。 ポケカ宣伝部 ポケモンカードチャンネルを宣伝する企画。 ポケモンカードチャンネルのNN (ノビナヤ) 現象を解消するため設立。 ちゃんるみ を部員に迎え、チャンネル登録者数11,111人を目指す。 ピッピ樋口の初心者ロード ピッピ樋口が、脱初心者を目指す企画。 石井との対戦以外にも、ポケカ知識クイズ、ジムバトル挑戦など、様々な試練に挑む。 ポケカロマン部 ガチではなく、ロマンを追い求めた対戦企画。 一撃サイド複数枚獲得、超ダメージなど、実用性を度外視したコンボ (ロマンタイム) を狙う。 最下位の下剋上 バオッキーVSゲッコウガ 『ポケモン総選挙』最下位のバオッキーが、1位のゲッコウガに下剋上を挑むシリーズ。 ポニータ石井のパワーでバオッキーを勝利へ導く。 ポケカシリーズ ポニータニュースフライデー 通称PNF。 初公開カードを含む、新拡張パックに収録されるカードを紹介する。 カード情報を貰えるようになり、2016年10月28日に定期化。 フライデーの名を冠してからも、金曜日以外に投稿されることもあった。 2018年5月11日からは不定期更新に。 パック開封 ポニータ石井の運がめっちゃいいことを証明する企画。 チャンネルの記念すべき第1回は、この企画である。 主にパックの発売日に投稿され、ボックスで開封。 開封動画で出たカードのみ、もしくは構築デッキなどと組み合わせてデッキを組むことも。 石井だけでなく、フシギバナソウルリンク山田やピッピ樋口らと共に開封する場合もある。 複数人の場合は罰ゲームが用意されていることが多く、ポケカをやっていない人でも楽しめる内容となっている。 徹底解説 トレーナーズウェブサイトで公開された新カードの解説や相性のいいカードなどを紹介する。 3年B組!ポニパチせんせい! (教えてポニータ石井!) 初心者のポケカプレイヤーに向けた企画。 デッキの作り方や、各タイプのデッキを組む際にオススメのカードを紹介する。 ネタシリーズ ルールソングうたってみた ポケモンカードゲームルールソングの替え歌を歌う。 CMやってみた ポケモンカードゲームのCMを再現。 公式YouTuberだがなかなか本編には出られない。 と思いきや『デッキビルドBOX「ウルトラサン」「ウルトラムーン」』でポニータ石井がポケモンセンター店員、茶良井沢ダンは青年として公式CMに出演。 動画は削除された?ようだが、ポケモンセンターなどでは流れる。 料理シリーズ バレンタインデーなど記念日に料理をする企画。 GXマーカーを模して様々な食べ物を作る。 料理器具がないため、大体オフィスにあるもので代用するはめに。(回毎に少しずつ改善) 石井が不器用なため、低評価が付きやすい。 ポケカ企画部 ポケモンカードゲームの新グッズを提案、改善する企画。 2017年3月に始動。 YouTubeの質問機能を使い、視聴者の意見を積極的に取り入れる。 ドラマシリーズ ドラマでわかるポケモンカード ポニータ石井によるポニータ石井のためのドラマ。 天才ポケカプレイヤーの戦いを描く。 監督 兼 脚本 兼 主演、ポニータ石井。 イベントシリーズ ポニータ石井ファンミーティング ポケモンカードチャンネル1周年を記念し、2017年12月に開催。 多くのファンがポニータ石井のもとに集った。 チャンネル登録者数1万人達成記念生放送 ポケモンカードチャンネル登録者数1万人を記念し、2018年5月に放送。 多数のゲストが登場し、石井を祝った。 その他シリーズ 潜入リポート 公式・公認のイベントに潜入し、取材を行う。 以前は知名度皆無だったため、本当に潜入だった。 ステージに上がったり、対戦することも。 初めてのポケモンカードGB ポニータ石井が、ゲームボーイソフト「ポケモンカードGB」を実況プレイする企画。 現在「ポケモンカードGB」は、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信中。 この企画ではVC版を用いてプレイする。