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2014年9月OVA発売開始。 http //www.shogakukan.co.jp/pr/anisun/anelog/ 監督 市村徹夫 原作 田口ケンジ シリーズ構成 高橋ナツコ キャラクターデザイン 伊藤依織子 デザインワークス 中村千恵子 美術監督 小倉宏昌 色彩設計 大塚奈津子 撮影監督 荻原猛夫 3Dワークス 佐々木研太郎 特殊効果・2Dデザイン 齋藤睦、緒方郁子 編集 内田恵 編集助手 齋藤朱里 音響監督 山田陽 音響効果 山谷尚人 整音 八巻大樹 音楽 クラーク・ビショップ アニメーション制作 ブレインズ・ベース 脚本 高橋ナツコ 絵コンテ 市村徹夫 金子伸吾 演出 市村徹夫 三上喜子 作画監督 伊藤依織子 渡邉亜彩美 川上暢彦 福世真奈美 ■関連タイトル 姉ログ 5 OVA付き限定版 原作コミック 姉ログ 靄子姉さんの止まらないモノローグ 1 姉ログ コミック 1-9巻セット
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1 唯と憂 2012/12/03 http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354530289/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 澪ちゃん… -- (名無しさん) 2020-01-19 23 01 37 いいねコレ(´∀`) 癒されました(´∀`) -- (名無しさん) 2017-03-20 22 33 46 本当のけいおんの話であって良いと思うw そういう可愛さがあるね -- (名無しさん) 2015-11-12 03 21 56 ひゃっくりはみんなの共通言語なのかな。 にしても、可愛いねぇ。 -- (名無しさん) 2015-10-15 22 52 17 ほのぼの系だから百合は期待しなかったけど、憂ちゃんがガチで大満足でした 憂ちゃん大勝利 -- (名無しさん) 2015-06-11 17 31 11 しゃっくりじゃなくてひゃっくりにしてるのがうまい。 -- (名無しさん) 2014-10-07 12 21 47 和ちゃんにも何かポジションを… 可愛い姉妹とムギならではのアドバイスを見れて満足。 -- (名無しさん) 2014-10-05 16 57 27 最強にかわいい -- (名無しさん) 2014-04-25 03 17 56 昔のSSで唯のしゃっくりが止まらない奴あったな。 ひゃっくりというタイトルといい、姉妹の愛らしさといい素敵なSSだ。 -- (名無しさん) 2014-04-22 01 03 34 さすが紬さん、よく分かってらっしゃる -- (名無しさん) 2013-07-15 13 51 48
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BNT/022 U ロマンチックが止まらない 著莪/湖の麗人 女性 パートナー セクハラする著莪/湖の麗人 女性 レベル 3 攻撃力 3500 防御力 5500 【いとこなんだから恥ずかしがることないっしょ?】《料理》《湖》 【スパーク】【自】 あなたは自分の控え室の《湖》を2枚まで選び、自分の山札に戻す。1枚以上戻したら、その山札をシャッフルする。 作品 『ベン・トー』 関連項目 《湖》 『ベン・トー』 セクハラする著莪/湖の麗人
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こいがとまらない【登録タグ こ ほぼ日P 初音ミク 曲】 作詞:ほぼ日P 作曲:ほぼ日P 編曲:ほぼ日P 唄:初音ミク 曲紹介 半年ぶりくらいの続編です。曲調が昭和歌謡風だったり平浩二に似てたりするのは気のせいです。(動画説明文より) ほぼ日Pの284作目。 時代的には、シリーズ前作「恋愛捜査官」と変わらないくらいの頃の、マイノリティ化した恋愛体質患者の曲。 調教具合を云々するコメントもありますが、曲調に合わせたものだと思って聴けば結構しっくりきます。 久々の「きれいなほぼ日P」。 歌詞 (動画より書きおこし) 恋が止まらないのは あたしがだめな女だから そうみんなが言ったし あたしもずっと諦めてた だけどこれが病気なんて 思いもしなかった まして治らない病気なんて 落ち着いた生活なんて 私なんかには望むべくもない 次から次へと新しい恋に 落ちては流され今じゃ独り 結婚だってしたことあるわ それも何回も懲りもせずに 変わらない愛を誓ってたはずが 冷めては別れの繰り返し 恋が治る病気とわかってから みんな恋愛から足を洗ったのに ワクチンが効かないあたしたちは 「恋愛ジャンキー」と 医者も匙を投げる 恋を繰り返すのは あたしが悪い女だから そう後ろ指さされ 家族や友達傷つけてきた いつも後悔ばかりで 生きるのが辛かった それでも恋はやめられない コメント ジョバンニ!乙です -- 名無しさん (2011-08-10 17 50 04) ところで、恋がなくなったら、どうやって子孫を…おや、だれか来たようだ -- 名無しさん (2012-06-25 07 07 00) 人造人間かな? 「あらおやつの時間だわ」 -- リリアンヌ (2013-03-25 16 17 07) 名前 コメント
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チャットログ セッション中の会話続5 美の探究者、現る ラスノール家当主、アルフォンスから依頼を紹介される一行。 依頼主は「リーリゥム」に屋敷を構える、"タナス家"に仕えるメイド、シェフィだった。 曰く、当主であるオリヴァ―氏が何かの趣味のめり込み、散財しているらしい。 それだけならまだいいが、使用人も軒並み解雇してしまったらしく、 残された依頼人一人で屋敷を切り盛りしているらしい。 原因を調査するため、一行は「リーリゥム」へと向かう。 街にて情報収集を進めることしばらく。 途中、変な奴らが原因でいざこざに巻き込まれるも、 当主がある宗教に心酔している情報を掴んだ。 いざ屋敷に乗り込んでみれば、それを裏付ける証拠が得られたではないか。 調査は終盤、依頼主のシェフィは証拠を提出するよう求める。 それ自体は変なことではなかったが、彼女の様子がおかしいことに気が付く一行。 当主から見れば、それは一目瞭然だったようだ。 目論見を暴かれ、逃走するシェフィ。 完全に撒かれたかと思われたが、証拠物として入手していたある粉が突破口となる。 一行はシェフィと対峙し、これに勝利。 オリヴァ―氏は、宗教から手を引くことを選んだ。 全ては解決したが、シェフィは戦いの中で死亡。 宗教に繋がる情報を引き出せなくなってしまい、何とも苦い結果となった。 主な出来事 「諸侯同盟軍」の依頼を達成した 「オリヴァー」初登場 「シェフィ」初登場&戦死 「療神トーナル」の情報を掴んだ 出演 PL ヴィスタリア ファリス ヒカリ マキラ NPC キスケ ピエンス クリスト レイ オリヴァー シェフィ
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依頼主 アルル 出現条件 アルル解放後 クリア条件 2013/5/22 12 00 までに以下の神様を解放する。アルル(第一進化) 成功報酬 豪華骨付き肉脂したたる骨付き肉を贅沢に炙ったもの。肉の旨みがよくわかる、シンプルな味付け。親密度が1500も上がります。 依頼時 うーん、もう少し力が戻ったらもっといいもの造れる気がするんだけどなぁ…ね、君、あたしの1回目の進化を手伝ってくれない? クリア時 ???
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「だんな様……起きて下さい。放送が始まります。これまでに、窓からはどなたも見えませんでしたよ」 気味の悪いそいつ……ヨーヨーマッの呼び掛けに目覚めたおれは、ヨーヨーマッの手から時計を奪い時刻を確認した。 五時五十七分。放送のジャスト三分前。 「メモとペンがデイパックに入っていました……放送の内容はだんな様自身がメモするのが宜しいでしょう。 私も一応、この頭脳で記憶して置きます」 ヨーヨーマッは角の生えた頭を指で突付き、ニタリと笑った。 やれやれだぜ……。このスタンド……不気味な野郎だが、仕事はキチッとこなしてくれている様だな。 おれはメモとペンも奴の手から引っ手繰った。奴は何も言わずに、この店の一階への階段を降りようとする。 「おい、何処へ行く?」 「ちょっと一階を調べてみます……放送の形態を観察するために」 「まあ、好きにしな」 奴は無言で降りて行った。全く、何を考えてるんだか分からねー。 ところで、その放送ってのは何処から聞こえてくるんだ? スタープラチナにペンを弄らせながら、おれは窓から、静か過ぎる町並みを眺めていた。 * * * 『……えー皆聞こえてるかな?……』 だらだらと間延びした、耳障りな声が街に響き渡って来やがった。 スピーカーか何かか?この放送の音源を探ろうと一瞬考えたが、すぐに意味の無いものと理解した。 スタープラチナの超高感度の耳の遠近感覚が伝える。この放送には『音源』が無い。『街』それ自体が、音声を放っている様なイメージ。 今聞こえるこの放送もあの……荒木のスタンドの一部だってのか?不気味な能力だぜ。 『……それじゃあただいまから一回目の放送を……』 おれは奴の言葉一字一句をメモに取り始める。荒木の野郎が内容の何処かに、 この『ゲーム』のヒントを埋めているかも知れねえからな。 しかし、奴の眠たそうな声からは何か暗号を隠しているとか、そういったものはどうにも感じられねえ。 それに、こいつは何かおかしい。 野郎がこの音声を出力している筈の『場所』……放送室のようなもの……がどのような場所なのか、 スタープラチナの聴覚で放送の『バックノイズ』を聞き分けて、探ろうと思っていたんだが。 チッ。聞こえるのは奴の声それだけで、奴の声に付帯する筈の情報が、全く掴めねえ。 微かに何かの音が漏れているとか、奴が狭い部屋で喋ってるとか、そういった詳細情報が全く分からん。どういう事だ? 恐らく、これも奴の能力の一環なのだろうな……全く、とんでもねえスタンドパワーだぜ。 「だんな様!このテレビを見て下さいッ!『荒木飛呂彦』ですッ!」 「何ッ!?」 おれはペンを走らせながら、一階からの階段からのそのそと昇ってきたヨーヨーマッと、奴が両手で掲げる中型のテレビのモニターに視線を向けた。 荒木だッ! 薄暗いどこかの中央に一人の男がいて、町中に響き渡る放送と同様のものを述べていた。 その表情は微笑んでいるようにも見える。 奴の動きのどこかギクシャクしている所が、さらにおれをイラつかせた。 『……そうだな、まず死んだ参加者から話そうか。 君たちだっていの一番に知りたいだろう?……』 荒木の野郎ッ! おれは画面の中、奴の背後に存在している『闇』に対し、スタープラチナの視力でもって分析を行うッ!奴はどこにいるッ!? 『……誰の『運命』が潰れたのかを……』 ……だが、やはり何も見えねえ!糞ッ! こいつの背後は、『闇』だッ!無限の暗闇でしかないッ! 先を読まれているッ!おれの能力を知り尽くしているのか、荒木はッ! 『……死亡者を発表するよ。死亡したのは――――』 ちっ……結局『情報』は奴によって語られる事実だけと言う訳か。 荒木は名を告げ始めた。この不可解なゲームの犠牲者の。 『……ジョナサン・ジョースター、ロバート・E・O・スピードワゴン……』 呼ばれた死者の名を書き込み始め、おれはその『意外』な名前に眉根を寄せた。 ジョナサン・ジョースター……ジジイと同じ姓。そう、以前ジジイから聞いた……ジジイの祖父。 百年前にDIOと対決し、DIOにその肉体を奪われた男……の名前だ。 何故、百年も前のおれの先祖の名が? ロバート・E・O・スピードワゴン……こいつもジジイから聞いた名だ。古い知り合いで、スピードワゴン財団の創立者。 やはり、おかしい。何十年も前に既に死んでいる男だぜ。どうしてゲームに参加出来る? 『ジョナサン・ジョースター』も同様に、名前が同じだけの全くの他人なのか? いや、それにしては……何か妙な予感がするぜ。計り知れねえ『何か』があるような気がする。 とにかく、名簿から他に『過去の人間』の名があるかどうか、調べる必要があるな。 そしておれは確認する。奴の映っているテレビから伸びた、プラグに刺さっていないコンセントの先を。 テレビの電源さえも自由自在か。やはりこいつは凄まじいスタンドだぜ、『荒木飛呂彦』ッ! 死者の名は続く。おれは放送の分析に失敗したこの状況、メモだけは完璧なものにしようと考えていた。 『……黒騎士ブラフォード、ジョセフ・ジョースター……』 しかし、おれの指から、ペンが滑り落ちる。スタープラチナの手がペンを掴み上げて、おれの『代筆』を始めた。 肉体の方の指は、テーブルの上、ピタリと止まっていた。 まさか……だろ? ジジイが……ッ! * * * 『じゃあ、おおむねそうゆうことでよろしくね―――』 闇の中の男のビジョンが消滅する。コンセントの刺さっていないテレビは電源の切れた、本来の状態に戻った。 テレビを抱えていた召使スタンド、ヨーヨーマッは『主人:空条承太郎が見やすい方向に向けていたテレビ』を床に置いた。 「どうやら、終わったようですね……だんな様?」 椅子に座った空条承太郎は指の上に頭を置いて、何か考えている様子だ。 ヨーヨーマッは放送の内容を自分なりに整理して主人に伝える。 「中々興味深い結果ですね。四分の一が脱落とは……。意外と参加者は動いている様です。 あと、最悪の状況……禁止エリアに囲まれてしまう様な事は起こりませんでしたね。 いずれの位置もここからは二マス以上離れています。しかしこの禁止エリアにいる参加者は近々必ず動くでしょう。 そこに近づくかどうかはだんな様にお任せしますが……。 ああそうだ、だんな様……死者の中に知り合いはおりませんか?私、だんな様の『ゲーム開始直前』の事情を知らないものでしてね。 いやあ、正直私自身もかなり混乱してるんですけれども……」 「黙りな」 承太郎は低い声で、ただそれだけを言い放った。 ヨーヨーマッは臆することなく語りを続ける。 「申し訳ありません。纏わり付き、主人の世話をするというのが私の能力なのです。 私がだんな様に対し有益と思われている事を話す。それは私の能力であり、私自身にもどうしようもない。 聞き耳を立てなくてもいいですが、私自身では、話すことを止める事は出来ません。 まあ、イラ付いたらぶん殴るでも何でもして下さいブガアァッ!」 ヨーヨーマッは顔面にスタープラチナの拳を受けた。拳は顔はめり込み、 その丸い体は吹き飛んだ。壁に体がぶち当たり、破壊された壁の欠片が薄暗い部屋に飛び交う。 「ヴゴゴゴゴゴオォォッ!ワタグシに、物理コウゲキは効きませン……! 幾らでも殴ルがイイデショウッ。きっとだんな様は今、非常に苛立っておられブハウゥゥッ!ゴオウゥッ!オオッ!」 空条承太郎は椅子の上に腰掛けたままだ。指一本動かしてはいない。 殴ったのはスタンドだった。そしてその足は光速を超えるか否かの速度でヨーヨーマッの頭部にめり込んだ。 「アアアゴッウゴゴゴゴッ! ガハアァゥッハアァァガガッ!もっとッ!もっとッ!」 承太郎は動かない。しかしスタープラチナは執拗にヨーヨーマッを攻撃する。 テーブルの上、指に隠れ表情は伺えない。承太郎は脅すようにヨーヨーマッに告げる。 「そうだぜ。イラついてんだよおれはよ……! ジジイが死んじまった。誰がやったのか?何時やられたのか?おれにはサッパリ分からねー。 それがまた無性に腹が立つ。全然分からないまま、やられちまったんだよ。 不甲斐無いなんてレベルじゃねえ。おれのスタンド、スタープラチナは強い。強いが、この状況ではどうしようもないだろ?」 スタープラチナはヨーヨーマッに拳をぶち込む。何度も。何度も。 穴の開いたその体を蹴り飛ばし、天井に不気味なボディを食い込ませる。 「アガッブゥッゴォォォォォッ!」 「一個人の無力さを……思い知ったぜ」 ぼそりと呟き、空条承太郎はテーブルの上のペンとメモをデイパックに閉まっていく。 暴れていたスタープラチナは既にそこにおらず。 ヨーヨーマッは天井からずり落ち、そのダメージは急速に回復していく。 「……ぞ、ゾレでッ……これカらドうなされるのデスガ?だんなザマ」 下僕の主人への問いに、承太郎は帽子の位置を直し立ち上がり、いつものクールな調子で答えた。 怒りはすでに静まっていた。激昂してはいけない。何処に待ち構えるとも知れぬ敵につけ込まれるから。 おれが簡単にやられちまったら、死んだジジイに申し訳が立たねえ。 「ここから動く。仲間として行動出来る者を探し…… 『荒木』を倒す」 【ムカデ屋二階(F-04)/一日目/朝】 【空条承太郎】 [スタンド] スタープラチナ [時間軸] ロードローラーが出てくる直前 [状態] 冷静(荒木、DIOに対しての怒りはある) [装備] なし [道具] デイパッグ [思考] 1:仲間や協力出来そうな参加者を探す 2:ヨーヨーマッを利用する 3:荒木を倒す 4:DIOを殺害する 5:『過去の人物の名』にやや疑問 【ヨーヨーマッ(支給品)】 [現在の主人]空条承太郎(主人変更の命令があれば主人は変わる。ただし変更対象人物の同意が必要。 主人変更の命令をされた時、次の主人候補がヨーヨーマッの視界に入っていなければ命令は無効化される) [装備]マスク [持ち物]なし [任務] 1:承太郎に付いて行く [備考]・ヨーヨーマッは攻撃できない。能力も完全に封じられている(主人がヨーヨーマッ自体を利用して攻撃というのは可能かもしれない) ・主人の命令には絶対服従。しかし、命令を曲解して受け取ることもあるかもしれない。(ヨーヨーマッを殺すような命令には従えない) ・ヨーヨーマッは常に主人の半径20メートル以内にいなければならない ・ヨーヨーマッの主人が死んだ時またはヨーヨーマッが規則を破った時ヨーヨーマッは消滅する(荒木によってDアンGの首輪が爆破される) *承太郎は、アヴドゥル、花京院、イギーがこの世界に生きている謎に気付いていません。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 49 承太郎と哀れな下僕 空条承太郎 70 Excuse Me!考え中
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それでも『世界』は止まらない ◆eNKD8JkIOw 波紋。 吸血鬼 柱の男。 スタンド使い。 ジョナサン・ジョースター。 ジョセフ・ジョースター。 そして、空条承太郎。 「全く、こうして俯瞰的に見せられても忌々しき血族よ」 彼らは時に写真の中で、絵画の中で、映像で、活字で、音声で。 青春を過ごし、仲間と出会い、別れ、吸血鬼と対峙し、柱の男に立ち向かい、スタンド使いを薙ぎ倒しながら。 『奇妙な冒険』を繰り広げていた。 タイトルは『ジョースターの系譜』 細く、長く連なることで、なんとか地下通路の体裁を取り繕っているようなジョースター展示会。 彼らの活躍を華々しく喧伝しながら、その空間は博物館、美術館、ミュージアムのような様相で、DIOの目の前に広がっている。 ここは、ホテルの地下通路のその先。 『ホテル』と『地下闘技場』を繋ぐ『地下道』の始点、もしくは終点としてこの舞台に用意された、いわゆる『目的地にたどり着くまでの暇つぶし』として用意されたものだった。 DIOは万が一、この通路を使うような事態――例えば、どこぞの阿呆がホテルを倒壊させた場合の逃走経路として。 また、万が一、ま・ん・が・い・ち、このDIOがホテル内で集団相手に後れを取り(1対1でこのDIOが負けるはずがない!)この地下通路まで撤退、そのままそいつらと戦らねばならぬ時に備えて。 ある程度、ホテル地下のその先を見ておく必要があると考えた。 意気揚々と戦略的撤退をかました果ての出口が、遮蔽物など一切ないお日様サンサン大平原だった、などという事態になってしまえば目も当てられぬ。 また、もしも地下で戦うことになった際に、そこがどのような構造になっているのか知っている者と知らぬ者では、どちらが有利かなどはモンキーでも分かる理屈。 どうせこのまま地上のホテルに戻っても、結局は寝るだけなのだ。ならば、少しでも時間は有効に活用せねばならぬ。 そう考え歩いた先にあったのは、ご丁寧にも地下通路の入り口に用意された『地下道』の地図、そしていくつかの特殊ルールが書かれたパンフレットだった。 それによると、この通路は会場内の四つの島を結ぶためのもの。 『ホテル』⇔『地下闘技場』⇔『放送局』⇔『映画館』⇔『ホテル』といった感じで、少し歪んだ四角形で結ばれた地下の道だということだった。 例えば、ホテルから直通で行けるのは、ホテルから見て西にある『地下闘技場』と、南にある『映画館』 ホテルから見て南西にある『放送局』に向かうためには、そのどちらかを通らねばならない。そんな地下道だ。 そして、この地下を進むにあたって、いくつか知っておかねばならぬ特殊ルールが存在する。 まず一つは、この通路は駅を結ぶ線路と同じように、禁止エリアの影響を受けぬということ。 考えてみれば当然だ。道が一方向しかない以上、禁止エリアで道のどこかが塞がれてしまえば、そのルートはもう利用できなくなってしまう。 となると、先ほど行った考察と同様に、この道を繋ぐ四つの施設、『ホテル』『地下闘技場』『放送局』『映画館』も、禁止エリアには選ばれないと見ていい。 そう考えれば、ますますこのホテルは日中出歩けないDIOにとっての『安全地帯』として最適だといえよう。 「真下に展示されていたのがあのジョースターどもを賛美するものだということを除けば、だがな」 二つ目は、この地下通路を使用できるのは、一度この『地下通路』を出入りするにつき、最高6時間までということ。 滞在時間が6時間を超えれば、その者は強制的に地上に、自分がいた場所の真上にワープさせられる。 また、この『制限時間』を回復させるためには、地上に一時間は滞在しなければならない。 これはどういうことかというと、つまり地下で誰にも見つからないように「穴熊を決め込む」ことは許されないということだ。 DIOのようにホテルを隅々まで探索するならばともかく、普通の参加者はよほど頭が回らない限りは、もしくはよほど運が良くなければ、この『地下通路』の存在には気付くまい。 ならば、特殊ルールで最大滞在時間を決めない限り、禁止エリアの影響も受けぬ地下にずっと居座り残り人数が減るまで力を温存する、という発想に至る参加者も現れかねない。 この特殊ルールはそういった戦略を縛るためのもの、ということだ。 「……ほう、芸が細かいではないか」 ではその『残り六時間』はどう計ればいいのかというと、答えはDIOの腕についていた。 正確には腕に着いた腕輪。そこに嵌まった白のマスターカードに、いつのまにか『残り時間』が表記されていたのだ。 恐らく、地上に出るとこの、今はDIOの腕で『残り5時間45分までに地上へ出てください』となっている表記が『次に地下へ潜ることが出来るのは1時間後です』というものへと変わるのだろう。 1時間経たぬうちに地下に戻ろうとするとどうなるのかは分からないが、主催の定めたルールをわざわざ破ってまで確かめようとは思わない。 そして三つ目、これはルールというよりも案内だが。 この地下通路には、様々なものが『展示』されているということ。 例えば、このDIOに楯突くジョースターどもの軌跡のように。 道を進めば、違った『何か』が展示されているに違いない。 『海の中を通るB4エリアには、海の中に100年間沈んでいた、そして今はB4の海中に沈めてある【DIOの棺桶】を鑑賞できる小窓をご用意いたしました! 制限時間を超え地上ならぬ海中に出てしまわぬようくれぐれもご注意いただきながら、ごゆるりとご鑑賞ください!』 そんなナメたことを抜かす看板(人の寝室を見世物にするとは良い度胸だ)を粉砕しつつ、先に進む。 ジョナサンを苛め抜いた子供時代を、そんなこともあったなと大人の余裕で振り返りながら。 自分の知らぬ時代にて「柱の男」なるものたち(このDIOを差し置いて究極生物とは笑止千万)と戦い抜いた、若かりし頃のジョセフを馬鹿にしながら。 にっくき空条承太郎御一行様が、DIOの差し向けた刺客たち(使えんやつら)を必死こいて追い払っている様を見て、舌打ちしながら。 DIOは、辿り着いた。 辿り着いて、しまった。 『てめーの敗因は…たったひとつだぜ』 一度、それとなくスルーしてしまいかけ。 『たったひとつの、単純(シンプル)な答えだ』 二度見する。 『てめーは俺を』 目を擦る。 『怒らせた』 念のため、三度見する。 そうして。 『「ば…ばかなッ!……こ…このDIOが…………」』 知るはずのなかった未来を。 知るべきではなかった真実を、知ってしまう。 『「このDIOがァァァァァァ~~~~~~~~~~~~~ッ」』 「空条承太郎にッ、敗れただとぉ~~~~~~~~~~ッ!?」 思わず、キメたポーズを取る承太郎が映し出された画面を叩き割った。 もはや何も移さなくなった液晶を、それでも吸血鬼の膂力で、力の限り殴り続ける。 そうすることで、今見た『あり得ない光景』を、空条承太郎に全身を砕かれる己の姿を、なかったことにするかのように。 この帝王DIOともあろうものが、認められない現実から、逃避するかのように。 「はぁッ、はぁッ、はぁッ……」 汗がタラーッと流れ落ちる。懐に忍ばせておいたハンカチーフで拭い取る余裕など、なかった。 力加減を間違えたのか、腕からは血が流れている。吸血鬼たるDIOにとっては、この程度は大したダメージにはならないが。 それでも、この傷は今のDIOの内心を表しているかのように、じんじんと芯に疼く痛みを脳に放った。 「……ふん、大方、この忌々しい空間を準備したジョースターどものファンの仕業。下らぬ三文創作よ」 本当にそうか? DIO自身さえもこうして見せられねば忘却の彼方にあった、ジョナサンを苦しめるために殺した犬――ダニーを模造した彫刻。 あの石仮面を作ったという『柱の男』たちの特徴を非常に事細かに記していた、分厚いレポート。 このDIOを追跡した承太郎たちの移動経路を示した世界地図の一部。 どの地点でどのスタンド使いと誰が戦ったのかさえも分かりやすく説明した、ガイドブック。 どこを見渡しても、DIOよりも、下手をすればジョースター本人たちよりも、彼らのことを理解しているような展示物が並んでいる空間で。 嘘や酔狂とも思えぬ、本物(マジ)の気配が濃厚に漂う世界で。 あれだけが、あの映像だけが。 真っ赤な嘘だと、作りものだと。 本当に言い切れるのか? それに、空条承太郎相手に醜態を晒していたあの男を一目見て。 「これは自分だ」と、己自身の『魂』が理解してはいなかったか? 『残り5時間30分です』 「少し黙ってろ!」 30分ごとに注意を喚起する仕組みなのか。 馬鹿正直に残り時間を告げるカードさえも、今は憎々しい。 苛立ち交じりに、腕輪を壁に叩きつける。 罅割れた煉瓦の真横には、光り輝く笑顔を見せるジョナサンとエリザの肖像画があった。 誰がしかに囲まれながら、結婚衣装を身に着けつつ『このDIOを振った』女に寄り添われている、かつてのライバル。 もはや、無様に死ぬ未来が確定しているお前のことなど、歯牙にも欠けていないと言われているような気がした。 「クソがッ!」 腕を振るい、絵を叩き割る。地面に落ちた残骸を、足で何度も何度も、地団駄を踏むように次々と踏み抜いていく。 ジョナサンの身体で、ジョナサンの『幸せ』を粉々にしていく。 それでも、全く気分は落ち着かない。むしろ、虚しいことをしている気分にさえもさせられる。 気に喰わない。気に喰わない気に喰わない気に喰わない! このDIOが、この帝王であるDIOが! これほどの屈辱を受けるなど!そんなことが許されてなるものか! 『残り5時間29分』 それでも世界は、そんなDIOの気持ちなど全く気にせず、動き続ける。 人間を辞め、肉体的成長も、精神的成長も止まった彼を置きざりにしていく。 今先ほど目にしてしまった『真実』を受け入れ、乗り越えなければ、DIOが『その先の世界』へ行くことなど。 空条承太郎に打ち勝つ『未来』へいくことなど、決してない。 【B-7/ホテル 地下通路/一日目 朝】 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:精神的疲労、右腕と胴体にダメージ、全身にダメージ(小) [服装]:なし [装備]:サバイバルナイフ@Fate/Zero、拡声器@現実 [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(9/10) [思考・行動] 基本方針:主催者を殺す。そのために手っ取り早く他参加者を始末する。 0:このDIOが……空条承太郎に負けただと……。 1:夕刻までホテルで体を休める。その後、DIOの館でセイバーと合流。 2:ヴァニラ・アイス、ホル・ホースと連絡を取りたい。 3:銀髪の侍(銀時)、長髪の侍(桂)、格闘家の娘(コロナ)、三つ編みの男(神威)は絶対に殺す。優先順位は銀時=コロナ=桂>神威。 4:切嗣、ランサー、キャスターを警戒。 5:言峰綺礼への興味。 6:承太郎を殺して血を吸いたい。 [備考] ※参戦時期は、少なくとも花京院の肉の芽が取り除かれた後のようです。 ※時止めはいつもより疲労が増加しています。一呼吸だけではなく、数呼吸間隔を開けなければ時止め出来ません。 ※車の運転を覚えました。 ※時間停止中に肉の芽は使えません。無理に使おうとすれば時間停止が解けます。 ※セイバーとの同盟は生存者が残り十名を切るまで続けるつもりです。 【施設情報・地下通路】 『ホテル』⇔『地下闘技場』⇔『放送局』⇔『映画館』⇔『ホテル』を繋ぐ地下通路です。 地下通路に限れば禁止エリアの影響は受けません。四つの施設が本当に禁止エリアに選ばれないかは不明。 最大滞在時間は6時間。一度地上に出ると、もう一度地下に潜るためには1時間の経過が必要です。 通路内には『ジョースターの軌跡』のようなコーナーがいくつか設けられています。何がどれだけ展示されているのかは他の書き手さんにお任せします。 時系列順で読む Back 世界一歪んだ親孝行 Next この花弁は悪意 投下順で読む Back 世界一歪んだ親孝行 Next この花弁は悪意 092 Underworld DIO 128 悪魔と吸血鬼! 恐るべき変身!