約 3,451,079 件
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/87.html
最終更新日:2023.11.12 ●小径への否定的動画の後半 2023.11.05 ●小径車への批判動画に思うこと 2023.4.2 ●折り畳み自転車のリコール「ハイパーホリック合同会社」「株式会社テック・ワン」 2022.12.31 ●折りたたみ自転車のフレームの破断例 2022.11.06 ▲ブリヂストンサイクル(BS)「シルヴァ」の折りたたみ自転車もリコール 2022.1.16 ●折りたたみ自転車の必然性がある人とない人の違い 2016.12.4 小径の折りたたみ自転車のフレーム強度 9.18 ●デイトナの小径電動アシスト自転車のリコール DAYTONA POTTERING BIKE 8.21 UP ■小径車(折りたたみ)━━━━━━━━━━━━━━━ 「フォールディングバイク」とも呼ばれる。 小径車自体のメリット、デメリットは小径車(非折りたたみ)で確認してもらうとして、 折りたたみ自転車特有の内容についてはこちらにも掲載。 ────────────────────────────────────────────────── ■「折りたたまないのに折りたたみ式を買う」というのは絶対に避けること 用途を考えず、目先の安さで選んで日常的な使い勝手を悪くしても良いことはない。 「たぶん折りたたむ」=「たぶん折りたたまない」 「折りたたみ機能があったほうが便利やお得」という理由でも同様。(むしろ、得ではない) 折りたたみではない小径自転車を知らないというのは、逆に損することになる。 ↓ ▼なぜ避けるべきか 【1】車体が重くなる 折りたたみ機能があるということは、安全性や耐久性を維持しつつ、車体全体の強度を上げるために重さも増加する。 スポーツ的な乗り方を目的とするものとして軽量化されているものもあるが、 街中に停めるような日常生活的に使う物としては(防犯性も含め)全く向いていない。 【2】壊れる可能性のある箇所が増える ただでさえ小径でタイヤの摩耗度が上昇し、維持コストも(タイヤの質もよるが)ママチャリより増える小径車で、 更に稼働接続部分が増えてしまうということは、得をしない選択。 安物ママチャリでもなかなか、部品はともかく「フレーム自体が」ポッキリするという話は聞かない。 しかし、折りたたみ自転車はローメンテナンス前提でフレームが長期間無事である可能性は安物ママチャリよりも低くなる。 ●こちらの自転車店ブログでも折りたたみ自転車についての注意喚起 naositeya.jp/blog-entry-7.html ↓ 見た目の「分かりやすい仕掛けに騙されるな」といえば大袈裟かもしれないが、 本来は人(性格)を選ぶ乗り物であり、万人に薦められるものではない。 ↓ ★単に「20インチ(406)の小さめのタイヤがいい」というだけなら 「折りたたみではない小径自転車」を買うのが間違いのない賢い選び方。 「子供用ではなく大人専用」の小径自転車もちゃんとある。 ────────────────────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★★★小径の折りたたみ自転車のフレーム強度★★★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【鉄(スチール) or アルミ】 金属・フレーム・実験 「自転車産業振興協会」 平成22年度 自転車の3R設計促進 実施報告書 長寿化設計による折り畳み自転車の開発・試作 www.jbpi.or.jp/pohivp1so-512/ [報告書 その1] ●平成 21 年度 供試車 フレームの強度試験結果 番号 素材 耐振動試験で破損した回数 疲労試験で破損した回数 1 ※1 鉄系合金 21万回以上(JIS規定回数の3倍以上) 30万回以上(JIS規定回数の3倍以上) 2 ※2 鉄系合金 21万回以上( 〃 3倍以上) 30万回以上( 〃 3倍以上) 3 鉄系合金 182,793回( 〃 2.6倍) 30万回以上( 〃 3倍以上) 4 鉄系合金 21万回以上( 〃 3倍以上) 30万回以上( 〃 3倍以上) 5 鉄系合金 21万回以上( 〃 3倍以上) 30万回以上( 〃 3倍以上) 6 ※1 アルミ合金 21万回以上( 〃 3倍以上) 30万回以上( 〃 3倍以上) 7 アルミ合金 156,027回( 〃 2.2倍) 30万回以上( 〃 3倍以上) 8 アルミ合金 21万回以上( 〃 3倍以上) 249,734回( 〃 2.5倍) 9 アルミ合金 203,491回( 〃 2.9倍) 234,433回( 〃 2.3倍) 10 アルミ合金 118,115回( 〃 1.7倍) 229,914回( 〃 2.3倍) ※1・・・シティ車一本パイプ ※2・・・小径 1・・・・・・・・・鉄+一般サイズ+(折りたためない) 2・・・・・・・・・鉄+小径サイズ+(折りたためない) 3~5・・・・・・鉄+小径サイズ+折畳 6・・・・・・アルミ+一般サイズ+(折りたためない) 7~10・・アルミ+小径サイズ+折畳 ●1-10までの車体について●2009年版 年別(200901~200912) 平成20年度自転車試買テスト結果報告 www.jbpi.or.jp/poarxkzmp-516/ 「折りたたみは全て20型以下」 8ページ目(ページ内表記は-6-) 車種別では、折りたたみ車にのみフレーム強度不足(15 銘柄中 5 銘柄)が見られた。 19年度でも同様に折りたたみ車にのみフレーム強度不足(15 銘柄中 5 銘柄)が発生しており、 改善傾向は見られない。 【解説】 ▼鉄系フレームの場合 1は「鉄系のママチャリ」。なるほど、確かに問題なさそうだ。 2は「鉄系の折りたたまない小径サイズ」。衝撃は大きそうに見えても「折りたたまないので」強度としては十分のようだ。 3は「鉄系の折りたたみ小径サイズ」。疲労破損はないが、折りたたみゆえにフレームへの衝撃が来たのか「振動破損」を起こしている。 しかし4・5では同じ「鉄系の折りたたみ小径サイズ」でも耐えている。 ▼アルミフレームの場合 4は「アルミのママチャリ」。こちらもアルミとはいえ問題なさそうだ。 しかし、「アルミの折りたたみ小径サイズ」は【全て】フレームの強度に問題があるという結果。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「アルミ」「折畳」の自転車はなるべく避けるべき。(趣味・短距離除く) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 鉄系でも3のように破損しているものもあるが疲労実験では全てクリアなのでやはり優秀。 ただ、フレームに耐久性があっても、 シートポスト・ハンドルポスト類などはアルミが使われていると見るべきなので、 そこが弱いなら鉄系フレームであっても結局問題は解決しないようにも思える。 「同じ小径タイヤサイズでの比較」 折りたたまない+鉄・・・・・重いが頑丈。 折りたたまない+アルミ・・・軽いが金属疲労は蓄積 折りたたみ+鉄・・・・・・・・・普通のスチールなら重い。クロモリならそこそこ軽い 折りたたみ+アルミ・・・・・・軽いが全体的に壊れやすい。 【結論】 ●折りたたみ小径自転車について あくまで新品でこの差。 今回は検査車体が「高価でも3万程度」だが、 10万以上の車体であれば耐久性が多少違うとしても、 これが◆乗車荷重65kg以上◆野ざらし保管なら当然もっと酷い結果は目に見えている。 JISの規定では通常使用回数で問題ないとされていても、 やはり「アルミ」の金属特性上、過度の期待はしないほうがいいだろう。 小径自転車自体が巡航性能的に疲れやすいとか (操作感は慣れるしかないが、一般的な「ママチャリ」よりも段差の反応など機敏すぎて疲れる) タイヤの磨耗の早さなどのデメリットもあるが、 それ以上に、この結果からも分かるように、フレーム耐久性に限らず、 JIS基準はクリアしているとしてもアルミでもスチールでも「折りたたみを避ける」ことが賢明と言える。 室内保管で趣味で月数回程度の趣味用途ではなく、 日常使用で毎日何十kmも乗るような通勤・買い物などの用途は控えるべき。 (毎年必ず買い替えるなら問題ないかもしれないが・・・。) あくまで「輪行」「室内保管の省スペース条件が絶対」で 「短距離」を「折りたたんで使う必然性がある」場合のみとして考える。 ●折りたたみではないママチャリタイプで短距離使用であれば、アルミでも10年以上乗るとかでもなければ十分なのだろう。 しかし、せっかくこういうデータがあっても見る機会がなければ、 そりゃ安いほうがいいだろうと思ってしまうのも無理はないのだろうと、今の市場に溢れる品を見て思う。 ▲ブリヂストンサイクル(BS)「シルヴァ」の折りたたみ自転車もリコール 【発売開始は2015年9月】 www.bscycle.co.jp/news/release/2015/2311 (2015年09月09日) ミニベロ折りたたみ自転車「CYLVA(シルヴァ)F6F、F8F」を、 9月下旬より全国の販売店を通して順次発売します。 ↓ 【生産終了は2021年12月】 www.bscycle.co.jp/news/notice/2021/10309 弊社商品のシルヴァF6F/F8Fにつきまして、 一部パーツの調達先を変更せざるを得ない状況となったため、 新たな調達先を探して参りましたが、 当社基準品質を満たす開発の目処が立たないことから、 この度、生産の継続を断念することを決定致しました。 2021年12月21日 ブリヂストンサイクル株式会社 ↓ 【リコール情報】 www.bscycle.co.jp/info/2022/10765 折りたたみ自転車「シルヴァF6F・F8F」製品回収(返金)のお知らせ 2022年10月31日 ブリヂストンサイクル株式会社が製造いたしました 折りたたみ自転車「シルヴァF6F・F8F」(以下、対象製品)について、 フレーム折りたたみ部の溶接部の破損が原因で 走行時にバランスを崩し転倒する事故等が発生しています。 お客様の安全のため、2022年10月31日より対象製品全数の製品回収(返金)を実施いたします。 また、下記弊社純正オプションパーツをご利用の場合は、 オプションパーツも含めてご返金させていただきますので、 ご返金をご希望の場合はオプションパーツも合わせてお戻しください。 ※オプションパーツのみのご返金は承っておりません。 また、オプションパーツ費用以外は返金対象外となります。 ●消費者庁 www.recall.caa.go.jp/result/detail.php?rcl=00000030028 折りたたみ自転車 シルヴァF6F・F8F 回収・返金 (※一部の車両交換対応が必要な場合においては、同等額の車両へ交換の場合あり) 製造期間:2015年9月~2021年12月 対象台数:14,896台 リコール実施の理由: フレーム折りたたみ部の溶接部の破損が原因で走行時に転倒し怪我をする事故が発生しているため。 こんなだから折りたたみは薦められない。 メンテ趣味を兼ねて週1回とか月1回くらいしか乗らないなら 楽しい乗り物で済むのかもしれないが、 結露が多かったりする室内保管であっても錆びることはあると思うのでやっぱり微妙。 次は大本命の「スマートコントロールブレーキ」へ向かうか、 ほぼ搭載車が存在しない「空気ミハル君」や「フリストブレーキ」を 在庫のスリム効率化も兼ねて契機付けにお茶を濁してくるか。 アルミリムに関しても、耐久性ではないようだが 構造的な問題を抱えていることを指摘する声も上がっているので不安材料ではある。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▲本当にただの妄想話 こんな調子が続けば計画××の疑いすら湧いて来るが・・・ アルミーユ、ステップクルーズ、ベガス、レベナのように良い車種として認めている車種もあるので、 そうあって欲しくない気持ちもある。 パナに移行すれば寡占となってしまう恐れが強いので引き取れないとして、 イメージでは「ホダカ、丸石、アサヒサイクル、(CB)あさひ」くらいだろうか。 (個人的には後半3社といえば廉価品イメージが強いので正直微妙) 或いは、シュウィン等の自転車部門はあるもののあまり強くない反面、 一般車の補修部品にもめっぽう強い業界には不可欠の「マルイ」が 流通網の強みを活かして名乗りを上げる? タイヤをちゃんと自社国内工場で作っているほうの「ブリヂストン」からは分離していることや、 逆風だらけの自転車部門なんて助けてくれるとは思えない。 外資で言えば業界を牽引したい思惑も強そうなGIANTあたりが 傘下という形ではなく、販売流通網ごと吸収掌握できる旨味から 動く可能性も絵空事ではないのかもしれない。 もし動くことがあれば勢力図が大きく塗り替えられることになりそうだ。 ●折り畳み自転車のリコール「ハイパーホリック合同会社」「株式会社テック・ワン」 ●TABIBITHO CATAPULT ハイパーホリック合同会社 www.recall.caa.go.jp/result/detail.php?rcl=00000030440 screenkbn=01 hyperholic.handcrafted.jp/items/71699165 ●CARACLE-S(カラクルエス) 株式会社テック・ワン www.recall.caa.go.jp/result/detail.php?rcl=00000030457 screenkbn=01 www.caracle.co.jp/rc1 折り畳み自転車は「構造上」継続的に毎日使うような用途に"適しているとは言えない"。 ●折りたたみ自転車のフレームの破断例 twitter.com/MtTaka2600/status/1606930603857051649 体重などは定かではないが、 こういうことになりかねないので折りたたみ自転車を薦めない。 これはアルミフレームだから折れやすいんであって クロモリなら大丈夫という人もいるかもしれないが・・・ 「老舗メーカーのクロモリでも重大事故発生として上がってた」のを見て www.jbtc.or.jp/pro_accident.cgi (A201500629) 折りたたみ自転車を買うことを完全に諦めた経緯あり。 実際に上がってきている破断例自体は少なくとも、 走行性度外視で破断耐久面だけで言えば 「安物ママチャリのほうが遥かにマシ」というほど、 それだけ折りたたみ自転車というもの自体に無理があると思っている。 ●デイトナの小径電動アシスト自転車のリコール DAYTONA POTTERING BIKE www.meti.go.jp/product_safety/recall/file/160912-1.html 機種型番:DE01 51853/51854/51855/51856 機種型番:DE01S 51861/51862/51863/51864 車体番号:DE01G15001~DE01G15267 販売期間:2015年8月~2016年8月 www.recall-plus.jp/info/30767 電動アシスト自転車「DE01」「DE01S」で、生産中のロットでの抜き取り強度検査を行ったところ、 フレーム溶接強度が不足しているものが発見された。 過去に販売したロットでは不具合は発生していないが、万一を考え全車両フレームを交換する。 同時にバッテリーキャリアも形状変更品と交換する。 溶接強度が不足したものは、折り畳みヒンジ前の下側のパイプの溶接部分にクラック(亀裂)が入る可能性がある。(R+編集部) www.potteringbike.jp/img/20160912.pdf メーカー告知 他にも kuroneko-recall.jp/index/info.php?LinkID=15335 kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1020065.html フレーム破断の恐れありと判断。 バッテリーを積んだ電動アシスト特有の問題というより、折りたたみ自転車特有の問題。 当然折りたたみ自転車でなければ該当箇所が破断するようなことは考えにくい。 一例を挙げて全てを決めつけるつもりもないが、今一度「本当に折畳機能が必要か」よく考えてみて欲しい。 車種の具体的な提示やカスタム案を思案していたが・・・ 散々検討しつつ見てきた結論としては、折りたたみ自転車は基本的に買うことを薦めない。 (詳しい使用状況が分からないので過体重で使ったとか屋外駐輪で不整備の結果かどうかは不明だが) 購入検討していたクロモリの折りたたみ小径ですら近年の事故案件として挙がっている。 「ナンバー取得などの手続きもなくそのまま公道走行すれば違法になるフル電動アシスト自転車」のように、 闇雲に小径折りたたみを否定したいわけでもなく、 そう至るまでの理由があって、個人的には薦めないが、 それでも有り余るデメリットを甘受してまで「本当にどうしても必要」であれば止めはしない。 ●大丈夫でも最善とは限らない危機意識の問題 電動アシストでも前輪駆動のような故障可能性箇所が増えるという方向性で厄介ということではなく、 いくら耐久性テスト機の上でクリアできていたとしても、65kg未満だとしても、日本一周できたからといっても、 車体の構造上「万人向けとして折りたたみ自転車という車種そのものがちょっと厳しい」ものがあると思う。 (危険性ということでいうなら、クイックリリースの車種を不器用な人間にも使わせることも同じように危険だろうと いうことにもなるが、同じくそういう部分への危機意識が向く性格であるかどうかということ) ■自転車に折りたたみ機能が絶対に必要? 折りたたみ自転車を買うべきかどうかは 「絶対に折りたたんで使わけなければならない」場合のみと考えると、 一般的には本来「ほとんどの人には折りたたみ機能は無意味」。 不必要な機能を搭載して故障可能性個所を増やして 「値段が安いから」「軽そうに見えるから」「コンパクトでオシャレに見えるから」といって 大して軽くもない自転車を買ってまともに進まないようなことになりかねない。 ●軽そうに見えて本当に軽い? BSでいえば廃盤品だが「スニーカーシティ」は18kg。これはママチャリより少し軽いくらいで重い部類。 シルヴァ F8Fで11.6kgなので、「折りたたみ自転車=絶対に本体が重い」というわけでもないが 2万円もしないような折りたたみ自転車のようなものは値段が安ければ安いほど重くなると思っていい。 「車体の重さをきちんと公開しているかどうか」も着目すべき点。 ●安い小径車が欲しいなら「折りたたみではない車種」 どうしても予算2万円以内ということであれば、 こういった「折りたたみ機能がない車種」を選んだ方が遥かにマシ。 prestigebike.hamazo.tv/e6985490.html サカモトテクノ「パオラ20」 www.sakamoto-techno.co.jp/cn3/cn19/MINI.html 但し、変速はないので「近所専用」と割り切った使い方に徹すること。 当然ながら「改造・カスタムが視野に入っているなら薦めない」 最低でも「一般車」や「700Cで後ろのギアが8枚以上のクロスバイク」を選ぶべき。 (本当に小径に乗りたいなら折りたたみではない小径自転車で4,5万円以上するものを薦める) ▲具体的なデメリット ●故障した場合、フレーム部分の分離ともなれば深刻な大怪我に繋がる。 ●例え体重が標準的な65kgでも、車体が軽量なものは日常的な継続使用を考えると強度的に不安が残る。 (駐輪場で他人に雑な扱いをされたり、倒れてきた自転車で各所が簡単に歪む可能性もある) ●前ハブに74mmを使っている車種や、シートポストの太さが33.9mmのような特殊なサイズのせいでカスタム性に乏しい。 ●DAHONでも廉価品「Routeなど」ではRDを取り付ける部分(RDハンガー)がアルミフレームと一体型で曲げ戻し不可。 ↓ ●mist・route・Curveの罠 dahondego.com/2016/04/02/did-dahon-curve-d7-die-vol2/ 安い自転車のときはアルミフレームでもハンガーがない。 曲がってしまったらフレーム寿命も終了となる。 (補足:アルミでは曲げなおしをすると折れるため) 折りたたみ自転車はぶつけたりして曲がる確率が高いだけに、ぜひともハンガー搭載してほしい。 ●Birdy(旧BD-1)の場合特殊な形状のためオフセットの問題で安定性に欠ける。 ●ブロンプトンでは価格帯的にも防犯性の点で微妙。 ●12インチ以下のような超小径車はいくらコンパクトになろうが、走行安定性の意味で論外。(小さい段差でも凶器化) ●消費者庁の事故情報データバンク www.jikojoho.go.jp/ai_national/ 「折りたたみ自転車」と入力して参考にして欲しい。 消費者庁に届け出をすること自体を知らない人は多数いると思われるので氷山の一角で実数はもっと多いはず。 但し、分かる情報も少なく、詳しい事故状況や使い方や保管・整備状態も分からないので 例えばこういった内容であれば 当該製品で走行中、ブレーキを掛けたところ、転倒し、負傷した。 当該製品で走行中、転倒し、手首を負傷した。現在、原因を調査中。 「設計や製造段階でのミス」ではなく 「知識不足で使い方を誤っていた」「店の整備不良」という可能性も十分に考慮すべき点で、 一方的に「折りたたみ構造の商品自体が悪い」という見方にならないように気を付けたい。 当然、「折りたたみ自転車に限ったことではない不具合」も混ざっている。 ▼「アパートに駐輪場がない」 物件選びが根本的な失敗に思える。 日常的に折畳んで持ち運ぶことが本当に苦ではないのか予め考えておくことが必要。 多少遠くなっても最低限の日常の足である一般車を置くための駐輪場があるところを選ぶべきだろう。 ▼「折りたたむとコンパクトになって部屋に収納できる」とは言うが・・・ 普通の一般車(ママチャリ)でも重さを気にしなければ部屋に入れることは不可能ではないケースが大半だろう。 狭い部屋でも700Cのロードバイクを入れて保管するのは何ら珍しいことでもない。 ▼「主に賃貸住宅での防犯性を目的として持ち込むために折りたたみ自転車を使う」 本当に折りたたみ自転車でなければならないかどうか。 「エレベーターを使う場合輪行用バッグに入れなければならない」というルールもなく そのまま建物内を持って歩ける場合は折りたたみ自転車である必要性も低い。 ▼駅から目的地まで短距離使うだけ 防犯性を考慮すれば、レンタルサイクルやコミュニティサイクルを活用。 しかし、整備が行き届いていないこともあるようなので、自分である程度確認出来たほうがいい。 www.jikojoho.go.jp/ai_national/search/detail.do?id=0000011357 ▼「車でトランクに入れて持ち運ぶ」場合 「クイックリリース」であれば簡単に車輪を外せる。 折りたたみ自転車のほうが時短にはなるが、慣れるとそれほど違いもないような。 ▼「電車で輪行する」場合 この場合はバッグは小さくできるという利点はある。 かといって車種によっては折りたたむと横幅がそれほど狭くもないこともある。 駅前から構内の移動距離、乗り換えが多いというケースでは全く楽ではないどころか 苦痛でしかないこともあることをよく考えよう。 軽めの折りたたみでも10kg。 通勤ラッシュ時は特に迷惑を省みず持ち込んだとしても、 通勤の場合それをバッグに入れて肩にかけて移動することが 全く平気なほど体力があっても 自転車そのものにかかる負荷を考えると、とても薦められない。 ▼「中古+通販(オークション等も含む)+激安+小径+折りたたみ」という罠 「折りたたみ自転車」を選ぶのは「中古自転車」「通販で本体購入」「安さで本体選び」に並ぶほどの 「初心者ほど陥りやすいワナ」 すなわち、「中古+通販(オークション等も含む)+激安+小径+折りたたみ」 これが最も失敗を掴みやすい自転車選びということでもある。 (値段に関しては美品と偽って新品に近い値段で出していないともいえないので 必ずしも「激安ではないから安全という意味ではない」) (きちんとしたパーツを選んで修理費用をかけると新車買ったほうが安上がりになるというのを無視すれば) ・中古でも普通の一般車(ママチャリ)のほうが遥かに危険度で言えば下がる。 ・小径折りたたみが必要なら高くなっても新品のほうがマシ。 ▼結局のところ 「小径+折りたたみ」という特殊な車種の 全てのデメリットを上回るだけの「所有欲」や「整備欲」が 有り余って仕方がないという人向けの特殊な自転車という結論。 22インチや650C、(個人的にはベルトドライブやボスフリーも含む)といった、 「積極的に選ぶべきではない特殊な規格品の一部」だと思う。 ●折りたたみ自転車の必然性がある人とない人の違い jitensyazamurai.com/db/archives/15739 初心者にありがちな、通販で安易に購入したがるような 「用途的に不要」なケースを考えると、個人的には「非推奨」と案内する。 「折りたたみ自転車ゆえの欠点」として 「折りたたむ機能があるから壊れる可能性のある箇所が増える」というのもある。 ※折りたたみ自転車のクロモリフレーム車でも破損例は挙がっているほど。 そのため、5万円以上の折りたたみ自転車よりも、 「構造的には」1万円台の安物自転車のほうがマシという見方もできる。 「最初は折りたたんで使っていたけど面倒になって使わなくなった」というのもよくある話ではないだろうか。 電車輪行の場合、さほど考えるまでもなく「混雑する時間帯や路線」では「事実上不可能」というのもある。 一方で、有効活用している人達を否定する意図はなく、 最初から「折りたたみ自転車専門店」や「折りたたみ自転車が得意な店」に訪れて、 【デメリットを全て理解した上で】活用しているのであれば、他人がとやかく言う筋合いもない。 小径車の特徴や走行・操舵性から、長期運用を見据えて安全で快適に使い続けられるかどうか、 「利用者の自転車に対する基本的なモラル」にも大きく左右される。 ●小径車への批判動画に思うこと (非折りたたみページでも良かったが、 個人的には圧倒的に小径"折りたたみ"車種への批判的な感覚が強いため 「悲観論繋がり」でこちらに掲載) www.youtube.com/watch?v=0HYtRS61Igw 色んな考え方があって当然とはいえ… 「視野は広く持ちたい」と思う反面教師的な動画。 別に小径マニアではないが、全くといっていいほどメリットがないというのは さすがに無理があり過ぎる。 例えるなら「イヤホン自転車は"絶対に"危険な点しかない」と言うようなもの。 (※警察庁からの通達準拠で適法状態での使用前提に限っても) 人によっては注意散漫とは真逆で"カーオーディオ同様に"「運転への集中力が増す効果もある」。 ●車種が絞り込めていないため論点が曖昧 そもそも「論点が定まり切っていない」というか・・・ 「小径折りたたみ」も「非折りたたみ」も タイヤ摩耗速度こそ早いという点では同じでも「構造耐久的な意味では全く別物」。 もし「小径のスピード偏重の細幅タイヤ前提の車種」に絞り込んで批判だったり、 それこそ問題だらけの小径車といえば特小原付に限らない「電動キックボード」、 小径の部類になる「20x4.00のような違法フル電動」や 仮に型式認定あっても 「極太タイヤは修理時に取り寄せになるし停めにくさの点からオススメしない」のような 焦点を絞った内容であればまだ分かるが… 小径全部まとめて否定するのはなかなかの暴論。 ●固定概念の誤り 「小径=漕ぎ出しの早さ?」もよく考えたら実は思い込みで 停止前に「ギアを軽くしておけば大径小径関係ない」。 「小径でも重めのギアであれば漕ぎ出しにくい」わけで。 「同ギア比であれば」などの前提条件なしでは成立しない。 ●小径でも多種多様な車種があり用途も色々ある 時速10-15kmのような低速で走るぶんには問題ないというのであれば 「子供車」も「子乗せ自転車」も「メリットがある」ことになる。 「BMX」も小径車だがその観点も出て来ていない。 荷物運び用のカーゴバイクにしても「低床・低重心」にしやすいという メリットが確実にある。 「子供乗せも小径車」だからこそ、除外して話しているわけでもないなら このメリットも外せない。 ●可搬性 birdy(BD-1)やブロンプトンの名前を挙げるなら、 コメントにもあるように輪行での「可搬性」のメリットに触れない理由も分からない。 ●タイヤ選択肢 同じ20インチでも[ETRTO(以下掲載略)]451はタイヤの種類が少ない。 他にもニッチな22インチ全般、実質モールトン専用規格の17インチ(369)、 ブロンプトンありきの349(16インチWO)、650Cや520など 全体的にはタイヤの選択肢は少ないとしても 20インチの406はBMX、子供車、子乗せ自転車など「用途も多い」からこそ タイヤの選択肢は少なくないしリムの融通もききやすい。 特に生活用途の車種は子供車も含めて 「小径は406に全て集約こそメリット」という信念は強い。 ●規格が特殊? 車種を絞り切れていない弊害として、 「子供乗せや子供車でもパーツが特殊?」となってしまうが 待ちの自転車店でも修理できるパーツ群なわけで、そんなわけがない。 例えば5角ナット使うような怪しい電動車のような子供車が 国内一般流通品にあるとは思えない。 特殊といえば、自転車の油圧/機械どちらでもディスクブレーキのほうが 一般車がメインの自転車店では余程「特殊な規格」。 シマノコンポで小径向けコンポがカプレオしかなかったのに それも消えたことも問題とするのかもしれないが、それも大した問題ではない。 タイヤのような性能に直結する内容ではなく ニッチすぎる「変速カスタムありき」か、生活用途で「適正な整備で乗る」の差は大きい。 ポジション云々の話もスピード狂走行ではないとしても、 「公道で一般用途ではありえないような長距離走行」自体を「多くの人達は」想定しない。 「買って飽きて捨てる(売る・諦める)」は 某自転車アニメが一過性で流行って廃れたロードバイクブームでも同じこと。 個人的には「▲よくある590や700Cと比べ同じ距離走行でタイヤ摩耗度が早い」 (耐摩耗やタイヤファットタイヤであっても回転数の影響は受ける) 「▲"タイヤの幅が同じか細ければ"小径は容積が少ないので空気の減りが早い」 「▲(小径に限らないが無駄に多い)折りたたみもしないのに折りたたみ自転車を選ぶ」 今思いつく限りで、この3点だけは明確に小径特有の問題とすることに異論はない。 ●小径への否定的動画の後半 www.youtube.com/watch?v=MSyytjM8LMY (ブロンプトンで)「折りたたんで修理できる店に送りやすい」と「可搬性」のメリットだけは軽く触れたものの、 「輪行」についての話などなく 乗る人達への個人の思想を卑下するような発言まで。 個人的には「競技スポーツを生業としているわけでもないのに」 コスプレ気取りでキノコヘルメットのスポーツ自転車乗りのほうが圧倒的に違和感が強いが・・・。 小径全体を否定する=「子供車も子供乗せも業務用の低床車も競技者のBMXも全否定」 という想像力はなかったようだ。
https://w.atwiki.jp/dmrainbow/pages/94.html
《自転車は乗りながら乗る》 カード名:自転車は乗りながら乗る 色:緑 カテゴリ:クライマックス 【自】 このカードが手札からクライマックス置場に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を、ストック置場に置き、自分のキャラすべてに、そのターン中、ソウルを+1 ※自転車に乗るときは、車に気をつけ、スピードを出しすぎず、ルールを守って乗ってね! 乗りながら乗る場合は、倒れないように、怪我のないようにしようね!約束だよっ☆ 《自転車は乗りながら乗る》 カード名はTwitterより。《れいんbot》にも入ってます。 効果は普通のクライマックスをイメージ。 オリジナル要素あんまりないですね!
https://w.atwiki.jp/cucc/pages/1141.html
クロスバイク オフロード(未舗装路)用の自転車であるマウンテンバイクをベースに、舗装路をより軽快に走れるようにと作られた自転車。比較的最近登場した車種でありながら、その使いやすさからか一気に普及しました。 なかなか万能で価格もお手頃なので、マウンテンバイクと同じく千葉大ちゃり部でも多く使われています。 日本ではクロスバイクという呼び方が定着しているけれど、他にもトレッキングバイクやハイブリッドバイクなど様々な呼び方があります。 スマートでおしゃれなものが多く街乗りが似合う、そんな自転車です。 メリット 万能、そこそこ軽い、登りが楽、おしゃれ、スマート,無限の拡張性(?) デメリット 万能だが、悪く言うと中途半端 その万能さゆえに… クロスバイクはオールラウンダーであるがゆえに、突出したものがありません。そのため自転車にのめりこんでいくと後々物足りなくなるというケースもまれによくあります…。 ただ、初心者が自転車の楽しさを体感するのに最も適していて、オススメできる車種であることに変わりはありません。 無限の拡張性!! その汎用性を活かして(勘違いして?)魔改造を施す部員もちらほら。 ドロップハンドルをつけてロード寄りにしたりツーリング車使用にしたり。 君もぜひトライしてみよう!
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/145.html
SHIMANO DeoreLX FD-M570-G スペック 9S用 タイプ トップスイング、トップルート(上引き) 購入価格 500円(中古) 使用期間 なし 比較対象 なし 評価 * ○○○○○○○○○○ 使用感など 仕様がフレームにあわなかったので使わなかった。 RDが同じグレードの同じカラーだが、黒金は実際に見ると結構いい感じ。 500円で売却。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/129.html
最終更新日:2022.9.25 ★パナレーサー公式 ナットスペーサー 「シングルウォールのリムには不適合ですので、使用しないでください。」 ■仏式バルブ(チューブ)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼仏式(Flench/プレスタ) 軸径が細いのは細幅のリムに合わせるため。 ○:メリット 1 空気圧調整(減圧)しやすい。(高圧対応するかどうかはリムとタイヤの質にもよる) 2 バルブキャップの装飾可能。 3 ノーマルか、薄め軽量チューブ等、種類が選べる。 ×:デメリット 1 対応空気入れが必要。(スポーツ自転車扱い店や自転車専門量販店でも一応可能だが、フロアポンプは買っておくこと) 2 仏式のままではガソリンスタンドの空気入れは非対応。【要注意】変換アダプターでも適合しない場合あり。 3 700C(28C以下)以外のサイズを在庫している(一般的な)店は少なく、あまり出ない店では古い在庫チューブのリスク。 4 英式/米式のリム穴には不適当。隙間が出来、シングルウォールリムでは「スペーサー」が機能しない。 5 リムの高さに対応したバルブの長さが数種類あるので間違えると使えない恐れあり。 実質スポーツ自転車専用。細いリムに対応してバルブ軸が細いのが特徴。 減圧は簡単に出来る。軽量化目的で選択肢の幅があるが日常的な用途では不向き。 仏式ユーザーならば、最低限の知識として空気の入れ方くらいは把握しておくこと。 ★リム穴とバルブ(チューブ)軸径の関係性 【最初から仏式チューブが取り付けられている場合は仏式チューブを使ってください】 空気圧測定は何ら問題なく行えるのでリム穴を拡張してまで米式にすることはオススメしません。 しかし、最初から英式チューブが取り付けられている場合は米式チューブをオススメします。 ◆リム穴径【約6.5mm】 仏式バルブ(チューブ)【軸径 約6mm】が適合 ◆リム穴径【約8.5mm】 米式バルブ(チューブ)【軸径 約7.6mm(シュワルベ)】や、 米式バルブ(チューブ)【軸径 約8mm(パナレーサー等)】が適合 ※リム穴とバルブ(チューブ)軸径の互換上、仏式チューブは英式チューブの代用にはならない ※英式チューブの代わりに使うなら米式チューブ。 ★リム穴とバルブ軸の互換性を画像で確認 www.schwalbe.com/files/schwalbe/userupload/Images/FAQ/FAQ%20Detailseite/Ventil/ventill_abrisse_en.jpg 仏式は「6.5mmのリム穴」専用 英式/米式は「8.5mmのリム穴」専用 www.schwalbe.com/en/ventile www.schwalbe.com/en/technology-faq/valve/ What causes a valve tear off? の項目を参照 A valve tear off can occur if it was installed under tension. Another frequent cause is installing a Sclaverand valve tube into a rim with a larger valve hole. The metal edge of the valve hole can shear the valve stem off the tube. Caution Be aware that there are also rims that have the correct valve hole of 6.5 mm on the outside, but a larger hole of 8.5 mm on the inside, which causes the problem. ↓google翻訳:translate.google.co.jp/ バルブの破損の原因は何ですか? 張力がかかっている状態で取り付けると、バルブの破損が発生する可能性があります。 もう 1 つのよくある原因は、より大きなバルブ穴 を持つリムに スクラベランド(仏式) バルブ チューブを取り付けることです。 バルブ穴の金属エッジによりバルブステムがチューブから切断される可能性があります。 ※シュワルベSclaverand=【仏式】 注意 外側には 6.5 mm の正しいバルブ穴があるが、内側には 8.5 mm の大きな穴があり、 問題が発生するリムもありますのでご注意ください。 ★ナットスペーサーについて ▲パナレーサーの仏式バルブナット兼用バルブ穴スペーサーは 【シングルウォールの(ママチャリなどの)リムでは、内部からチューブに押し上げられて意味が無い。】 =米式(英式)穴【ダブルウォールのリム向け】。 どんなリムでも「英米リム穴にスペーサーを使えば仏式チューブが使える」と思っている人がいるようですが・・・ ▲▲▲【要注意】「英米式バルブ穴-スペーサー」は「シングルウォールのリム」には不適合です。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ★パナレーサー公式 ナットスペーサー 「シングルウォールのリムには不適合ですので、使用しないでください。」 panaracer.com/products/accessories/other/英米式バルブ穴-スペーサー/ ※ダブルウォールのリム専用です。 シングルウォールのリムには不適合ですので、使用しないでください。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ これでやっと・・・ 「▲シングルウォールリムでもナットスペーサーに意味がある」と「未だに勘違いしている人達」へ対し、 メーカーから正式に「不適合」と案内されたのは喜ばしい限り。 しかし、ここから周知が進み、 一般車(シングルウォールリム)には「仏式ではなく米式のチューブが最適」 と気付くのは何年かかるやら・・・。 ●一般車サイズだけでも、シュワルベ・コンチネンタル・スペシャルライズドのように 「◆バルブナットありの米式チューブ」がパナレーサーから発売されれば、 嘘(勘違い)を広められることは確実に減るはずでも・・・ 少なくとも「(ETRTO 590[26WO],630[27WO])クロスバイクでの 米式チューブ標準搭載車」が増えない限り、 新規投入するほどの需要が見込まれないから厳しいことは分かる。 ▼【重要】 ナットスペーサーが機能するのは「ダブルウォールリム」であり、 シングルウォールリムではほぼ無意味。 ↓なぜなら・・・、 仏式チューブ+ナットスペーサーを「実際に試したことがあるからこそ言える」が、 シングルウォールリムに取り付けた場合は、 ▲チューブ(バルブベース)がリムの隙間から上がってくる。 (リムテープをバルブ周辺まで付けていると300kpa程度でも上がってきてハミ出る) ▲ナットスペーサーは隙間に収まるどころか「"リムに接することなく"バルブの下のほうに鎮座するだけ」。 ▼ダブルウォールリムの断面図とリムナットの位置 panaracer.co.jp/products/pdf/PIF04-001.pdf この図にあるような「ダブルウォールリム」 =「リム外壁とリム内壁が離れている」のであれば「ナットスペーサー」が機能するが、 シングルウォールリム=「リム外壁とリム内壁が近接している」場合は、 「ナットスペーサー」は「内側のチューブのバルブベース部分が空気充填で上がってくるので」機能しない。 ◆【画像】シングルウォールとチューブの関係 参考:「シングルウォールリムとチューブをセットした状態の断面図」 https //web.archive.org/web/20181105080446/http //www.geocities.jp/charepair99/punksyurui.htm www.charepair.com/about-us 空気圧を特に高圧でもなく、一般的な3barでも入れればリム内側からチューブが直接バルブ穴に向かって密着する。 細い部分「13mm」の固いリムフラップ(バンド/テープ)もないので、英(米)→仏で隙間ができると (テープ重ね張りである程度防ぐことができても)根本的にはチューブのせり上がりを防ぎようがない。 ◆スペーサーはダブルウォールリム用と分かる形状 www.amazon.co.jp/dp/B00DSL30CI こういうスペーサーを知っていれば、シングルウォールリムには使えないので、 「シングルウォールには仏式チューブは使えないんだ」と分かるのだが、 バルブナットでは「中途半端にバルブ軸上に鎮座できる形状」のために、勘違いが横行しているのだろう。 ※対照的に、MAVICの"ダブルウォール"リム「A319」の場合・・・ shop.mavic.com/ja-jp/a-319-j24500.html バルブ穴径:8.5mm、バルブアダプター付属 ●8.5mm穴 = 英/米チューブ対応 ●バルブアダプター = スペーサーが付属していて仏式チューブ対応。 ↓ ※ダブルウォールリムしか使えない構造になっているスペーサーの実際の画像は下記のURL先で確認。 ★MAVIC Rim Valve Hole Converter Schraeder to Presta(Mavic Valve Hole Reducer) www.bike24.com/p2177930.html そのため、スポーツ自転車ユーザーだらけのような場所であれば、 「ダブルウォールリムではないリムは最初から存在しないもの」として、 【シングルウォールリム自体の存在を勝手に消去している可能性もある】ので、こちらも要注意。 ◆ナットスペーサー「パナレーサー&シュワルベ」と「MAVIC等」の明確な違い ●「パナレーサーのNTスペーサー」「シュワルベのリムナット」 cycling451.blog.jp/archives/1011910767.html [要注意]※仏式バルブ軸が「ネジ切り」されている場合のみ使用可能 以下の3商品★は「ネジ切りされていない仏式チューブでも使用可能」 ★MAVIC Rim Valve Hole Converter Schraeder to Presta(Mavic Valve Hole Reducer) マビック・リム・バルブ穴コンバーター(米式→仏式) www.ikd21.co.jp/ikd/items/i1825.html www.bike24.com/p2177930.html www.sjscycles.co.uk/rims-tape/mavic-rim-valve-hole-drilling-converter-insert-schraeder-to-presta/ ★BENEFIT (ベネフィット) バルブアダプター「品番:VA01」 benefit-jp.com/accessories/vc_ec_h/vc_ec_h.htm online.ysroad.co.jp/shop/g/g20700836/ www.askeycycle.com/products/detail.php?product_id=7291 www.ysroad.net/shopnews/detail.php?bid=349187 ★WHEELS MANUFACTURING バルブ穴変換アダプター www.worldcycle.co.jp/shopdetail/000000030765/ 同等品?「Rim Convertor Shraeder Valve to Presta Valve」 [リム・バルブ穴コンバーター(米式バルブ→仏式バルブ)] www.ikd21.co.jp/ikd/items/i580.html ▼形状は違う同じような役割のスペーサーでも・・・ cyclestyle.net/article/2014/09/06/13217.html ↑書いてはいないが恐らく「ダブルウォールリム」。 blog.livedoor.jp/happypottering/archives/50351465.html www.ysroad.net/shopnews/detail.php?bid=349187 ↑これらもバルブベースが上まで上がってきていないので恐らく「ダブルウォールリム」。 blog.cbnanashi.net/2019/12/12741 ↑こちらは紛れもなく「ダブルウォールリム」。 noguchi1904.blog109.fc2.com/blog-entry-1194.html もし「ヒラメ仏式をヒラメ米式に換装するのが面倒」であれば分からなくはないが、 通常のポンプヘッドの仏式米式を切り替えるのが手間というほど妙な構造であれば、 別のポンプを購入するか、ポンプヘッドを交換してしまったほうが結果的に得する。 ●リムとチューブ(バルブ軸・ベルブベース)の断面の簡略図 ━━━━━━━━「横から見た図」━━━━━━━━ ブラウザやフォントの環境に依存するため確実にズレるので分かりにくいがニュアンスは伝わる・・・はず。 .┃┃・・・仏式バルブ軸 .┃┃・・・仏式バルブ軸 ━┛┗━・・・チューブとバルブの接合部(バルブベース) 「 ^ 」・・・はみ出すチューブ ─・・・リム ▲シングルウォールの英(米)穴リム .┃┃ .┃┃ ─^┃┃^─ .━━┛┗━━ ↑▲「空気充填で内側からチューブがせり上がってくる」 → 「上からナットをつけても無意味」 ▲↓空気圧が減ると「X」部分に隙間ができてズレて摩耗し傷ができやすい (その場合にスペーサーが嵌るので問題ないという見方もできるが、 スペーサーが凹みに嵌るまでの微動=正常なバルブ位置からのズレを考慮すると微妙) ┃┃ ┃┃ ..─X┃┃X─ ━━┛┗━━ ..┃┃ ..┃┃ ..─XX┃┃─ ..━━┛┗━━ ★ダブルウォールの英(米)穴リム 「 ) ( 」・・・スペーサー} .┃┃ .┃┃ ─)┃┃(─ ─┃┃─ ← ★ダブルウォールリムの場合、内側からチューブがせり上がってきてもここのリム内壁で止まる ━━┛┗━━ ↑★チューブがハミ出ないので、バルブ軸の隙間を固定出来る。 参考までにダブルウォールリムの仏式穴に仏式チューブをつけた状態。 .┃┃ .┃┃ ─┃┃─ ─┃┃─ ━━┛┗━━ →英式(米式)穴に仏式を入れたところで、 外側穴から見えるまでせりあがるほど空気を入れることができる前に恐らく破裂する。 もちろん内側穴に押し付けられている状態にはなるが、適正幅のある固いリムフラップであれば その穴部分で防御もできる。 一方で、バルブ周辺は強化されているので問題ないという見方もできるが・・・。 そもそも空気を適正に充填した段階で狭い隙間に噛みこむ状態であり、 空気圧が減ってズレやすい状態になった場合に結局バルブとバルブ穴に隙間があれば そこから傷がつきやすいと考えるべきだろう。 自分自身で「リム穴の違いすら」理解していなかったときに実際交換してしまったことがあり、 取り付けてからしばらく実用しつつも観察しよく考えてみると 「1枚の金属を挟んでいるだけ(シングルウォールのリム)では 内側からチューブが隙間から上がってくるのは当然」だろうなと間違いだったことに気付いた。 何も理解せずに「仏式にしとけばいいや」という感覚で交換してしまうと余計なトラブルを招くことになる。 十分に注意しておきたい。 ◆「ダブルウォールリムなので普通に使えている」という人は除き、 【図解】している通り、 https //w.atwiki.jp/longmemo2/129.html#Drawing 英米穴のリムは(特に一般車向けの)「シングルウォール」が多く、 シングルウォールのリムに使っても「バルブベースやリムテープがせり上がってくる」ので【不適合】。 繰り返しになるが、「実際に使ったことがあり、問題が起こっている状態を確認している」から断言している。 ▲「そもそも使っていないが、特に何も考えず使えると勘違いしている」 ▲「使っていても問題がないと"思い込んでいる"」 いずれにしても、このような内容は絶対に参考にすべきではないと改めて注意喚起。 酷い内容の典型といえば、「空気圧はタイヤの設置面の長さで判断すればOK」のように、 「実際の空気圧判断方法としては問題がある」感覚で、 なぜ、何かどう問題になるのか「構造・変動」を理解していない。 ■英式(米式)穴に仏式チューブを使うとダメな実例 https //web.archive.org/web/20160802111352/http //panaracer.co.jp/products/pdf/faq_mtb.pdf panaracer.co.jp/products/faq.html#tab02_08 panaracer.com/products-q_a/ 「MTB編:Q8」 Q8:米式バルブ用リムを使っていますが、仏式バルブのチューブをそのまま使っても大丈夫ですか? A8 NTスペーサーをご使用ください。NTスペーサーは、米・英式用の大きな穴を仏式用の小さな穴に変換するものです。 NTスペーサーを使用しないと、仏式バルブの根本部分がリムの大きな穴のために傷んでしまいます。 ↓ ここのQ Aではナットスペーサーを シングルウォール、ダブルウォール無関係で取り付ければ問題ないかのような回答。 空気圧が十分な状態であれば必要ないという認識だったとして、適正な使用方法とは思えないが・・・。 ↓ arrowosaka.blog85.fc2.com/blog-entry-216.html メーカーからのアナウンスでも、 NTスペーサーは、タイヤを組み付けた後に、 バルブ側からスペーサーをセットするように言われています。 ですが、 昔ながらのシングルウォールのリムの場合、バルブベースがはみ出してきちゃうんですよね。 (ダブルウォールだと表にも出てこず、NTスペーサーもしっかり役割を果たすようです。) ↓ ※仏式バルブ軸のチューブは米式穴に使えない www.schwalbe.com/en/ventile.html www.schwalbe.com/en/technology-faq/valve/ 「What causes a valve tear off?」を参照 ▼英米チューブ用リムでも ▲「シングルウォール」に仏式チューブを使うと、下からチューブが上がって隙間に噛みこむのでNG。 ★「ダブルウォール」であれば仏式チューブを使うとスペーサーが機能する。 だからこそ一般車のリム穴には「仏式チューブを使わず米式化(ACA-2 or 米式チューブ)」が正解。 (そもそも一般車向けサイズでダブルウォールといえば、サンエクシードの590仏式穴リムくらい) ●一般車のシングルウォールリム(のバルブ穴径)に仏式チューブを避けたほうがいい理由 twitter.com/noguchi_shokai/status/1282872970940047360 一般車(ママチャリ)でも使える仏バルブチューブ、ございます。 ↑ (※上記ナットスペーサーの項目参照) ママチャリというか「シングルウォールリム」にスペーサーを使って仏式化するのは止めましょう。 未だにママチャリ(のシングルウォールリム)に不適合な仏式を、 しかも結構な古参の問屋の広報が安易に紹介するとは頂けない。 日本メーカーでは全く解説していないために誤った使用方法が横行しているのだろう。 老舗の卸業者(野口商会)すら誤解しているのはさすがに呆れる。 ↓ ★英式チューブは「米式チューブ」(またはACA-2)への交換推奨! 「シュワルベ、コンチネンタル、スペシャライズド」の米式チューブならネジ軸で細めなので確実。 ────────────────────────────────────────────── ▼米式チューブ一覧より↓ ●6AV=「20インチHE」・・・[20×1.10~1.50] 【ETRTO 28~40-406】 ※20インチWO(ETRTO 451)には適合しないので注意 www.yodobashi.com/p/pd/100000001003272105/ ●7AV=「20インチHE」・・・[20×1.50~2.40] 【ETRTO 40~62-406】 ※20インチWO(ETRTO 451)には適合しないので注意 www.yodobashi.com/p/pd/100000001003272108/ ※ヨドバシの商品名では~2.50になっているが、PRインターナショナル表記では「~2.40」 www.g-style.ne.jp/item.php?brand_id=16 item_category_id=97 ●9AV=「ママチャリ24インチWO」・・・[24×1-3/8など](ETRTO 540) ※24インチHE(ETRTO 507) [40~47-507(24×1.50~1.90)]も対応 www.yodobashi.com/p/pd/100000001003462642/ ●12AV=「ママチャリ26インチWO」・・・[26×1-3/8など](ETRTO 590) ※26インチHE(ETRTO 559) [(26×1.75~1.90)]も対応 www.yodobashi.com/p/pd/100000001003272120/ ●17AV=「ママチャリ27インチWO」・・・[27×1-3/8など](ETRTO 590) ※700C(ETRTO 622) [28~47-622(700×28~47)]も対応 www.yodobashi.com/p/pd/100000001003272136/ ────────────────────────────────────────────── ▼どうしてもシングルウォールリムに仏式チューブを使いたい場合 1:「ゴムワッシャー」を挟む(非Oリング) ※器用ならゴム板を切り抜く 2:廃チューブを切り取り仏穴を空けてバルブベース周辺に被せる という方法があるようだが、朽ちかけの700C予備チューブを一般車に使おうという魂胆として、 結局のところ 「一般車に仏式では(空気入れができる拠点数の問題から)利便性が悪い」ので、 やはり交換するのであれば素直に米式チューブのみ薦める。 ◆英式から米式ではなく何故か仏式にしてしまう人の動機を考察 「バルブ穴の互換性上、英/米式穴用のリムに細い軸の仏式軸ではズレを誘発するので不適切」 ということを「知らない」のであれば、まだ「無知ゆえに仕方ない」という見方もできるが・・・、 リスクを知った上で選択するのは正直意味が全く分からない。 1:「高圧に耐えられる」 → トラックや大型バス用の高圧用バルブも米式 2:「若干軽くなる」 → タイヤ自体が重めであれば"ほぼ無意味" 3:「工具なしで空気抜けできる」 → ほぼ意味なし 4:「スポーツ自転車っぽくしてみたい」 → 同上 どこかで見たことがあるのは・・・特殊な例として、 【メインのスポーツ自転車が仏式】且つ【ポンプヘッドがヒラメの"仏式"】のため、 もう1台が米式では使用時に内部アダブターを変更するのが面倒なので、 共用するために「仏式」を選択しているという内容。 ヒラメでもなければ、通常、仏式に使えるポンプであれば、 「反対側」や、「"差し込む深さの違い"で、そのまま米式も使える」。 ※「vivaの英-仏変換バルブコアを使う」という方法もあるが・・・、 「バルブキャップを着けても隙間ができる」というのが難点。 仏式のデメリットとしては【空気を充填できる拠点が圧倒的に少ない】こと。 そもそも、なぜスポーツ自転車ユーザーは 「CO2インフレーター」や「携帯空気入れ」を持ち運ぶのかを考えれば分かる。 理由は、【遠出してパンクしたときに、近所で空気入れできる可能性が低い】から。 近所の家や交番やコイン式はもちろんのこと、 ホームセンターの中の自転車コーナーに仏式対応のポンプが置いていない可能性は高い。 街の自転車店でも、ホームセンターですら売っている米式対応のポンプすらないような店では 仏式対応ポンプが置いているはずもない。 「構造を理解していないとしか思えない」某卸業者のように、 安易に仏式にできることを紹介しているのも問題としても、 「実際に取り付けて問題が起こることを知らないならまだしも、知っても理解できない」のが最大の問題で、 いわゆる「(理解力の低さゆえに)救うことができない層」の壁が存在することに尽きるというべきか。 ─「自分の使用状況では使っていてもパンクになったことはない」から問題ない ではなく、【構造的に相応しくないという意味でも、リスクの低減】と、 特殊な例を除けば、仏式を少なくとも生活用途で常用する具体的なメリットがあるとは思えないので、 素直に英式チューブの代わりは「米式チューブのみ使用するのが妥当」と覚えておきたい。 (緊急用に一時的に使うとしても英式チューブのほうがマシ) ▼本格的なスポーツ自転車の場合 「リムが仏式バルブ用なので仏式チューブしか使えない」のであれば、 そのまま仏式チューブを使うか、 「リムを交換して米式チューブを使えるようにする」しかない。 ※幅が細いリムで穴の拡張は強度低下になるので厳禁!!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼米式口金変換 ●(野口商会)仏式→米式口金変換アダプター twitter.com/noguchi_shokai/status/1303185991486730240 野口コード:772205 バルブ口金 仏式 終了の為、代替商品として 野口コード:772210 仏/米 変換アダプター の取り扱いを開始しました。 希望小売価格:オープンプライス ●緊急時用としては仏→英変換ではなく、仏→米変換をオススメする理由 基本的には仏式バルブはポンプの仏式口で使えばいい話だが、携帯ポンプも所持しておらず、出先で困った場合の応急処置。 英式ポンプは、実際のところコイン式ポンプなどの「一部の空気入れ」に過ぎないので拠点数としては不便。 「空気が入れられる拠点を増やす」という日常的な利便性を考慮するなら仏→英ではなく、 ↓のような「仏→米」アダプターで米式に変換しガソリンスタンドの空気入れを使うほうが圧倒的に便利。 www.yodobashi.com/product/100000001002488618/ いくらなんでも約200円(送料無料)すら払えないような人は居ないだろう。 しかし知名度の低さからか、動画で紹介している人はいないようだ。 追記 2018.11.18━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 画像での紹介ブログはあったので紹介 ●仏→米(口金)変換アダプター【パナレーサー「BFP-FA」】 karaage.info/2018/02/07/123922/ アダプタで英式バルブに対応すれば、普通の自転車用の空気入れが使えて便利なのだが、 ガソリンスタンドで空気が入れられないのはある意味不便。 車やバイクのバルブが米式となっているため、 英式より米式の方が使い勝手が遥かに良い。 アダプタを付けて空気を入れるためには、 一旦バルブアダプタを外してバルブのコアナットを緩めておく必要がある。 この状態で再びバルブアダプタを取り付ける。 適度に入れたところで、バルブアダプタを外しバルブのコアナットを締めて 再びバルブアダプタを付けてキャップをしておく。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 標準の空気圧が高めのクロスバイクでは尚更空気圧は重要。 (空気圧が手の感覚だけで分かるような熟練者か、早く壊したいなら別だが) せっかく空気圧が測定できる仏式なのに 英式変換によって「空気圧量も分からないようなポンプ」を使ってテキトー感覚で空気充填をすればロクなことにならない。 だからこそ、「米式口に変換することで空気圧量も分かる」だけでなく、 「拠点数も増えるガソリンスタンドのポンプ」を使うことをオススメする。 「入れすぎや少なすぎを防ぐために」絶対に数値を目で見て確認することを薦める。 空気圧測定ができない英式専用ポンプを使うメリットは [余程の緊急時を除き]ないと断言する。 仏→米変換でどの程度数値に誤差が出るのかまでは不明だが、 口金部分の変更のみなので大きく異なることはないはず。 ↓ ───────────────────────────────────────────────── ◆【要注意】仏→米アダプターが使えないケースあり karaage.info/2018/02/07/123922/ バルブアダプタ(仏式→米式)使用の注意事項 バルブアダプタで米式に変換した状態だと、ガソリンスタンドの空気入れの口金の形状によっては、 空気を入れられない可能性あり。ロングツーリングする際は、参考のブログ記事のとおり、適合するビニールホースも持った方が無難。 jitenkenbun.blogspot.com/2019/01/blog-post_25.html ホースを使用して接続します。使用するホースは外径 8mm × 内径 5mmがちょうどいい太さになります。 ホームセンターでメートル単位で切り売りし、1メートル100円~150円前後です。 何回も使用しないと思いますが、何回か使用すると緩むので、10cm程を切って持っていくといいかもしれません。 ガン式エアチャックに付いているこの形だとうまく入れることができます。 大体5barまで入れることができ、それより高圧だとホースが外れやすくなるので結束バンド等で固定する必要があります。 結束バンドで固定しても5bar以上だと空気が漏れてきますが、自転車旅行用の太めのタイヤだと大体問題ない空気圧だと思います。 おそらく、こちらのチャックのほうが一般的だと思います。 市販品の「仏バルブ→米式バルブ 変換アダプター」だと真ん中の突起が当たり、空気が漏れてしまいます。 こちらのチャックの場合、空気が漏れないように押し込め気味に入れる必要があります。 仏バルブ側は結束バンドで固定すると入れやすくなります。 市販品の「仏バルブ→米式バルブ 変換アダプター」が何社からか販売されてますが、 自転車用の空気入れを変換するためのアダプターみたいで、ガソリンスタンドにあるエアチャック用に作られていないみたいです。 エアチャックの真ん中にある突起が邪魔してかっちりはまらずに空気漏れを起こしたり、突起に当たらないため空気を出せない構造になってます。 そのため、米式バルブのチューブがガソリンスタンドの空気入れを使えるからといって、 「仏バルブ→米式バルブ 変換アダプター」がガソリンスタンドの空気入れを使える訳ではないようです。 ただ空気は漏れますが、空気量の勢いで、ある程度までは入れることができ、ある程度以上は無理な構造です。 ───────────────────────────────────────────────── ◆ガソリンスタンドのエアチャック式に対応「仏-米アダプタ」(扶桑精器株式会社) www.fuso-seiki.com/shop/shop_bicycle.html 値段は1個で800円(税込) フレンチバルブ用のアルミ製(アルマイト処理)バルブ付き米式変換アダプタです。 こちらを用いることで、 ガソリンスタンドなどにある自動車用のエアチャック式空気入れで 高圧エア注入が可能となります。 ↑ 市販の仏-米アダプタでは不具合があるケースでも、 こちらのアダプタであれば使える可能性があるかもしれない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 基本は最初から仏式ポンプやCO2ボンベを持ち歩くか、米式チューブを使ったほうが良さそうだが、 このように「米式空気入れのヘッド部分が 仏→米アダプターを介してそのまま使えない場合の保険」として備える以外の方法として・・・・ ↓ ▲英式変換 「英式専用の空気入れしかないしポンプは絶対に買いたくない」という不便を求めてる人、単に不器用を極めている人、 あとは「(米式)空気入れを借りられるガソリンスタンドの数よりも、 英式"専用"の空気入れを借りられる店のほうが多い」という特殊な地域であれば価値があるかもしれないが・・・。 仏式チューブから英式チューブを希望したということは こちらの記事のように実は最初からダブルウォールリムに英/米式穴が開いていて karaage.info/2018/02/07/123922/ 実は始めからOJC4は米式バルブ用のリムで、バルブ穴スペーサーを使って 仏式バルブのチューブが使用されていた。10,000km乗ってからようやくこの事実に気がついた。 スペーサーで仏式チューブを使っていただけではなかったとすれば、 リム交換していないのであれば「バルブ穴の拡張処理」をしたことになるが 「プロの目で」銘柄も見て判断した上で「強度的に問題ない」と判断しているはずだが、 個人的にはユーザー側の強固な意志による依頼だったとしても 素人返事であまり薦めたくない処理。(すぐ↓の記事を参照) 常套句の「そういうのは([この場合は]安全性を担保できないんで)ウチではやってないんですよね」で 済ませてしまうのが最善としても 「再訪問での時間などのコスト」を負担させられるわけでもないので厳しかったようだ。 「近場の在庫がありそうな店で取り急ぎ仕入れる」というのも 調べる手間や時間がかかるので避けるしかなかったのだろうか。 ▲リム穴拡張してまでわざわざ仏式→英式 www.facebook.com/konanrescue/posts/1618843994806162 前後輪のタイヤチューブの交換でした、元のチューブはフレンチバルブでしたが、 使い勝手の良い英式バルブに交換する為リム穴を拡張させていただきました まず、リム強度や幅にもよるのかもしれないが、リム穴の拡張はリムの強度を落とすという点で微妙。 英式であることを是とする傾向が強いのは 「雑多な自転車店・修理店での英式チューブの在庫率のほうが高い」ということを挙げるとしても、 何か「”ユーザーの無頓着やいい加減な空気圧管理が常識であることで 修理が増えやすいと言う意味での”自転車店(修理店)側の都合」がある気もする。 何もプロのためだけに空気圧計測器が存在しているわけでないはず。 親切な手段を採ってあげているようで、本当にユーザーにとって英式の選択が正しいのだろうか。 www.facebook.com/cycling.ss.net/posts/1243706359074272 夏の暑さで自転車のタイヤがバーストしています。 夜に自転車のタイヤに空気を入れる場合、昼間の気温が上がることを考えて、少し控えめにして下さい こういう「空気の入れすぎで破裂する」ケースも (無頓着な人もいるので全部とは言わないが基本的に) 「英式で空気圧を適切に判断できていないということ」が原因ではないだろうか。 「少し控えめに」と言われても、 素人感覚でそれを感触だけで判断できることが当たり前だろうか。 タイヤごとの適切な空気圧を、仏式・米式で空気圧計の数値を見てしっかりと判断できれば このような事態はそうは起こらないのでは? (シュワルベの英式計測器を買うより安く、MPプランジャーをポンプの空気圧計だけで曖昧に判断するよりも正確) ●英式アダプターについて 元々仏式なら利便性を考慮して「仏→米アダプター」と言いたいところだが、 実際にはガソリンスタンドで充填は困難という話もあって微妙なところ。 しかし、せっかく空気圧管理できる仏式なのに わざわざ分かりにくい英式規格を使うことは避けるべきだろう。 ●仏-英変換アダプターの空気漏れ jf1rsb.livedoor.blog/archives/3979938.html ポンプとの相性もあるとして、「仏式には普通に仏式口で使う」か 仏-米式アダプターを使うほうが理に適っている。 仏式バルブが使われている自転車に 仏-英式アダプターを親切のつもりなのか付属してくることもあるようだが、 基本的に使わないほうが良いだろう。 ●仏→英アダプターは常用するべからず www.youtube.com/watch?v=-115hzvbwLA 【仏式バルブの自転車を買うなら空気入れも買いましょう】という常識も、 スポーツ自転車の管理運用方法が理解できていない人にとってみれば、 恐らく「1円でも安く使いたいというドケチ根性」のほうが優先されてしまうのだろう。 そもそも空気圧管理の重要性に注目させないためとしか思えないような、 測定を阻害する厄介な英式(虫ゴム)というのものを ロクに問題視もせず、未だに当然のように使い続ける メーカー筆頭に大きな問題があると言わざるを得ない。 緊急用であれば自動車・オートバイ関連店の コンプレッサーや空気入れを使うことを前提で 「仏→米アダプター」を薦めたいところでも、 既に書いているように 「仏米アダプターと米式空気入れとの相性がイマイチ良くない」 という話もあるので・・・、 代わりに、 リム自体が必然的にワイドになるので耐久性UPも兼ねて 「8.5mm穴(米式対応)のリム」に交換というのが正攻法の案内。 ※安易に「リムの仏穴6.5mmを米式対応するように8.5mmまで拡張」という方法は、 用途として本来想定していない【▲リムの強度を落とす危険行為】なので非推奨。 【構造上"リム幅が太めの場合に限り"米式対応】と考えること。 ★元々英式チューブ(バルブ)であれば、 ACA-2で簡易変換か、米式チューブに交換すれば済むだけなので ここだけはスポーツ自転車もどき(ルック車)のほうが手軽。 ■英式ポンプでも英式用クリップを外せば米式で使えるポンプは珍しくないのと、 空気圧計がない場合は別途GIYO等の"ヘッド部分が筒型"の空気圧計の購入をする方法もあるが、 持っている空気入れが樹脂製や安物鉄ポンプで劣化もしているようであれば、 この際に2500円~4500円くらいの範囲で買える空気圧計付ポンプへのグレードアップをオススメ。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/46.html#RP ※送料込みで約2500円未満の安物ポンプを買っても結局後々空気圧計が不安定や 早期不具合が発生する恐れが考えられるなどを想定できるため、 最低でも約2500円以下の出し惜しみはしないことを強く推奨。 ●仏式→英式アダプター2種の比較 blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/0018779f64fc2b99798574f42c5ddbcf 「変換して英式クリップで空気入れしようとしても使えない場合がある」ということを知っておきたい。 仏式→米式アダプターでも空気漏れが起こるケースもあるので、 結局のところ、日頃から空気圧管理を欠かさないことは勿論、 【仏式の場合、仏式のままで充填できる手段を確保しておきましょう】ということになる。 具体的には ●「携帯用の小型CO2ボンベ」か●「ミニフロアポンプ」を持ち運ぶ ●近隣の仏式の空気入れを「有料でも」借りられる自転車店を把握しておく (すぐに検索できるように設定しておく) ※時間がかかる前提で、いざという時は「自転車のロードサービス」という方法もある。 ◆現実的には「米式チューブに換装出来るようにリムを交換する」というのが最も効果的。 (※リム穴の拡張は強度を低下させるので非推奨[特に軽量リムや細幅リム]) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆カタログなどに書いてある「DV、SV、PV」といった表記の見方 英式→EV(E/V)→(Englishイングリシュ・Valveバルブ)、DV(D/V)(Dunlopダンロップ・Valveバルブ)、Woods(ウッズ) 米式→AV(A/V)→(Americanアメリカン・Valveバルブ)、SV(S/V)(Schraderシュレーダー・Valveバルブ) 仏式→FV(F/V)→(Frenchフレンチ・Valveバルブ)、P/V(Prestaプレスタ・Valveバルブ) ※シュワルベのチューブは仏式を「SV」で分類しているので注意 ▼SVに関して www.schwalbe.com/en/ventile.html www.schwalbe.com/en/technology-faq/valve/ シュワルベでは AVはアメリカンだけではなく、「Auto Moto(自動車・オートバイ系)」とも分類しているようだ DVはダンロップ・バルブだけではなく「Dutch」とも呼ぶ? 仏式SVの「S」はSclaverand(スクラベランド) 調べても日本語で詳細解説されたページはない。海外では慣例として呼ばれていた名残かもしれない。 もし「SV」と書いてあれば注意して判断するのが良さそうだ。 ▼仏式 ●仏式チューブ → 仏式チューブのみ ※リムの穴を広げれば英式/米式も使えるようになるが、仏式での固定力が劣ってしまう。 ※一般人用ではない競輪用や日本での入手は困難な伊式は省略 ↓ ★サイズの互換性はETRTOで確認 例:WO系の20×1-3/8とHE系の20×2.125の互換性なし ★ETRTO (European Tire and Rim Technical Organization)=タイヤ幅とリム直径 ★タイヤ解説ページにもあるので、簡易紹介。 場所は「タイヤ側面」。互換性は数字(ETRTO)から確認 [画像あり]CBあさひ www.cb-asahi.co.jp/html/size-etrto.html [画像あり]ワーサイ www.worldcycle.co.jp/tokusyu/etrto ↓ ■インチサイズの見方・読み方 例:「26x1-3/8」で見ると 読み方は「26かけ(る)1と8ぶんの3」 「-」部分は、マイナスではない。 「・」や「空白」の場合もあるが、"13"/8にならないように間を埋めているだけの記号。 ↓ ■W/O?H/E?(WO?HE?) http //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/71.html#wo 斜線で区切ってあってもなくても同じ意味。 ↓ ■具体的にチューブのパッケージを見て考える パナレーサーのチューブを例に挙げると(0TW735-40A-NP) 例:「27×1 3/8~27×1 1/2」と「700×35~40C」の兼用サイズ。 ↓ 「27×1 3/8~27×1 1/2」はインチサイズ。 「27インチの自転車」といった言い方は自転車をあまり知らない人でも聞いたことがあるフレーズかもしれない。 1-3/8部分がタイヤ幅のサイズ。27がリム径サイズ。 1-3/8なのでWOリム。27インチのWOということでETRTOではリム径(車輪の大きさ)は「630」 1と3/8なので 「1インチの約25.4mm」+「25.4mm(1インチ)の3/8」→25.4÷8→3.125×3=9.375 25.4+9.375=34.775mm≒35mm 同様に1 1/2は 「1インチの約25.4mm」+「25.4mm(1インチ)の1/2」→25.4÷2→×1=12.7 25.4+12.7=38.1≒38mm つまりサイズ表記だけ読めば「1 3/8=約35mm」~「1 1/2=38mm」という幅となるが。 メーカーでのゴムの厚み等によって設定幅が異なる。(IRCでは「1 3/8=37mm」「1 1/2=40mm」) ↓ 「700×35~40C」は700Cという規格でETRTOではリム径(車輪の大きさ)は「622」 上記のものとは8mmの差があるが、大きさが変化するゴムの輪のため、タイヤのように互換性がないということはない。 この場合、35~40mmの間のタイヤであれば使えるということになる。 つまり、 このチューブは「622か630のリム径(車輪の大きさ)、概ね35~40mmくらいのタイヤ幅に使えますよ」 ということになる。 ↓ 実際は幅を計測して適合するかどうかを調べるようなこともなく、 タイヤの側面に書いてあるサイズを見て範囲内であるかどうかだけ確認して付けることになるので タイヤ側面をよく見て確認すること。(書いていないような特殊なタイヤは使わない) ●シュワルベの[英・米・仏]バルブパーツ www.schwalbe.com/en/zubehoer.html#valve-parts-en www.schwalbe.com/en/tire-accessories/valves/ ※ネットで売っている店もあるが、PRインターナショナルから個人が少量単位で直接購入することも出来る ▼仏式バルブ 「品番:3223.01」SV VALVE INSERT(バルブコア銀) 「品番:3224」SV VALVE INSERT BLACK(バルブコア黒) 「品番:6613.01」SV DUST CAP(バルブキャップ) 「品番:6614」SV DUST CAP SMOKE GRAY(バルブキャップ) 「品番:3620」SV RIM NUT(リムナット銀) 「品番:3630」SV RIM NUT BLACK(リムナット黒) ●コアが外せないタイプの仏式軸の内部構造 blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/58c9fd94be158671327d469d833cd3d3 しかし、チューブレスの場合は「気密性のため」というのは分かるが、 チューブド用途の場合は(壊してしまったときに)バルブコアが交換可能なほうが便利に思えるが、 緩んでいるなどでコア飛びに注意する必要がないメリット以外に 若干軽量のようなメリットでもあるのだろうか? ■タイヤサイズ・タイヤ幅・空気圧の関係 グリーンレーベルは詳細スペックが書いているので見比べてみると 車種により基準に違いがあることが分かる。同じグリーンレーベル内でも差は大きい。 www.bscycle.co.jp/greenlabel/ ▼仏式バルブ────────────────────────────────────────── 車種名 タイヤサイズ 空気圧 タイヤ幅 CHeRO 700C 8段と16段 700×32C (標準空気圧6.85気圧) 幅31mm CHeRO 700C Drop 16段 700×32C (標準空気圧6.85気圧) 幅31mm CHeRO 650C 650×32C (標準空気圧6.85気圧) 幅32mm CYLVA F8F 20×1.35HE (5.5~6.9気圧) 幅33mm CHeRO 20 20×1.35HE (5.5~6.8気圧) 幅33mm CYLVA D18とD16とFR16 700×28C (5.0~7.5気圧) 幅28mm CYLVA F8BとF24 700×32C (3.5~5.9気圧) 幅32mm 【廃盤】CYLVA D20 700×28C (5.0~7.5気圧) 幅28mm 【廃盤】CYLVA F27 700×32C (3.5~5.9気圧) 幅32mm ●厚みのあるチューブで空気圧の減少は低減される (毎日荷重をかけて遠距離を酷使しているようなケースは別として考える) 0.5気圧程度減少するノーマルチューブ(推定厚み0.9mm) 0.25気圧程度減少するIRCプレミアムチューブ(厚み1.2mm)(スーパーチューブ同等) この結果からも、更に厚みあるストロングチューブやダウンヒルチューブであれば恐らくもっと減りにくいと予想できる。 (反面、外周部が重くなるデメリットも発生する) とはいえ、結局「習慣化できるかどうか」がパンク予防の鍵になる。 「厚みのあるパンクしにくいタイヤだから空気を入れなくていい」という勘違いをされるようなもの。 ●軽量チューブについて(パナレーサー R'AIRチューブ) panaracer.co.jp/products/faq.html#tab01_02_07 panaracer.com/products-q_a/ 「一般編:チューブ:Q7」 Q7 R'AIRチューブはレース以外では使えない? A R'AIRはレース専用に設計された軽量チューブで基本的にはレース専用です。 毎日使用する通勤・通学などの使用には適していません。 レースで要求される「軽さ」に重点をおいてコンパウンド等を設計していますので、 スタンダードタイプのブチルチューブと比較すると耐久性、耐パンク性とも劣ります。 通勤・通学などの耐久性を必要とする場合には、スタンダードタイプか 重いですが耐久性、耐パンク性の高いスーパーチューブが適しています。 チューブのみならずタイヤもその用途に応じて設計されています。用途に応じた仕様をお選びください。 ▼サイズ選び━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■サイズ幅が境界の場合どっちがいい? 700x25-28までと700x28-35まで。 ●細いほうが軽いので軽快に漕げるが、膨張させるのでチューブが薄くなり防御性も弱くなり、空気も抜けやすい。 ●太いものは反対に重いが(細いものに比べれば若干)防御性もあり空気も抜けにくい。 日常用途であれば断然太いチューブ ▼細いタイヤ幅用はクッション性が低い ●細いタイヤ幅用=小さい風船=空気を充填できる容積が少ない=クッション性が低い ▼軽い薄いチューブは弱いというのを理解するには 風船のようなもので考えると早い。 ●同じ大きさでも厚みが薄い風船と厚い風船に同じ量の空気を入れ、割れやすいのは薄いもの =細いタイヤ幅用でも厚いチューブであれば頑丈さは増す。 ●タイヤとチューブの適合幅について 23Cチューブの詳しい仕様が分からないので何ともいえない。 「上限が23C(20~23C)」か「そのまま23C専用チューブ」か「下限が23C(23~28C)」か。 「23C上限チューブ×28Cタイヤ×8気圧」 「23C上限チューブ×28Cタイヤ×5気圧」 「23C専用チューブ×28Cタイヤ×8気圧」 「23C専用チューブ×28Cタイヤ×8気圧」 上記であればパンク修理以前にどの状態でも使用すべきではないので通常は使えていたとしても即交換。 「23C下限チューブ×28Cタイヤ×8気圧」で使うならやはり避けるべきだろうし 「23C下限チューブ×28Cタイヤ×5気圧」でも、やはりチューブが薄くなるぶん基本避けるべきか。 不相応なチューブを使用するに至った経緯もメーカー販売店に聞いてみたいところだが、 本当に勝手に使われていたのであれば被害者でしかない。 個人的には23C上限や専用チューブであれば「不良品」として 代わりのチューブをこちらの銘柄指定で用意させるか、 チューブ交換後にメーカー販売店に代金を請求しても良さそうに思える。 ●チューブ選びは「サイズ」「バルブ長さ」「厚さ」 jitensyazamurai.com/db/archives/6051 一般車関連でディープリムを使う意味はないので「バルブ長さ」は短めで十分として気にしないとして、 「サイズの把握」は長くてややこしくなるので避けたと思うが 26やら700かどうかということよりも、 普通はタイヤに書いてある「ETRTOサイズ」で確認するのが互換性で間違えず確実。 例えば「700×40C、29×38C、28×50C」という場合、これらの「タイヤ(ビード)径は全て622で同じ」。 ステップクルーズ(26HEサイズの場合)は26インチでも「26HEのETRTOでは559」で、 よくあるママチャリの26インチのチューブは「26WOのETRTOでは590」なので「大きすぎて合わない」。 ※但し、サイズについてはチューブ自体が膨張するので近いサイズが共用になっている場合もあり、 適合するかどうかは表記をしっかりと読み解く必要がある。 「厚くて丈夫だが重い(同じ空気圧であれば空気も抜けにくくなる)、 「軽量だが弱い(同じ空気圧であれば空気も抜けやすい)」というのは気を付けておいたほうが良い。 「日常用途に限れば」チューブを軽くするメリットはほぼないと考える。 ●実際に表記を確認する 分かりにくい表記の代表格といえばBBBのチューブ www.riteway-jp.com/pa/bbb/762551.htm HE:26×1 3/8 ETRTO:32/40-584/590 まず、一般的には26×1-3/8といえば一般車ママチャリ系26WOサイズの筆頭なのでHEとは普通なら書かない。 「32/40」は32~40mmの幅サイズのタイヤに使えるということで「分数ではない」。 「-」は繋ぎの記号であり「意味はない」。 「584/590」はETRTOサイズで「584~590」のタイヤ(ビード)径に使えるということで同じく「分数ではない」。 584というのはMTBジャンルの「27.5インチ」と呼ばれているサイズ。 商品ページには一切書いていないが間違いなく27.5インチのジャンル。 590というのは一般車(ママチャリ)ジャンルの「26インチ」と呼ばれているサイズ。 ↓ 外径:26"で参考として分かるが、MTBジャンルの26インチ[ETRTO 559]とも読み取れるので参考にすべきではない。 上にもあるように一般車ジャンルでもステップクルーズのような車種に使われていることもあるので勘違いは禁物。 (もちろん590向けのチューブは559のステップクルーズには使えない) 肉厚は0.87mmなので0.9mmに近いノーマルな厚み。 ちなみに、1.2mmのような暑さがやや厚めのスーパーチューブ系。 サイズによっては3mmを超えるような超厚チューブもある。 それぞれにメリットとデメリットがある。 ──────────────────────────────── ▼仏式バルブコア用工具 star.ap.teacup.com/flatout/798.html ●「TNI バルブツール」約300円 www.trisports.jp/?q=catalog/node/6471 ●「パナレーサー VCT-2 バルブコアツール」約500円 panaracer.co.jp/lineup/cycle.html panaracer.co.jp/lineup/tubepump.html panaracer.com/products/accessories/other/バルブコアツール/ seobicyclekawaguchi.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/vct-2-6120.html ●「HOZAN VC-1 バルブコアツール」約1800円 www.hozan.co.jp/parktool/catalog/VC1C.html ◆仏式→英式 パナレーサー フレンチバルブアダプター アサヒサイクル フレンチバルブ用バルブアダプター TNI バルブホルダー ブラック[2601171]、灰[2601177]、ゴールド[2601174]、ブルー[2601173]、レッド[2601172]、グリーン[2601178]、パープル[2601175]、オレンジ[2601176] ◆仏式→米式 パナレーサー BFP-FA バルブ変換アダプター(仏式→米式)真鍮製 【バルブ軸(チューブ側)に取り付け】 パナレーサー BFP-FV20 仏式バルブアダプター 真鍮製 【ポンプに取り付け】 バズーカ フレンチバルブアダプター 仏式バルブを米式に変換 [赤・青・黄・緑] アルミ グランジ 仏-米バルブアダプター 仏式バルブを米式に変換 1個 [黒・銀・赤・青・黄・緑・橙] TNI バルブホルダー(仏→米) [黒・赤・青・黄] ●グランジ [GRUNGE] 仏-米バルブアダプター kextuta.blog.fc2.com/blog-entry-136.html ◆仏式バルブに米式のポンプ口金を使うときに変換 パナレーサー (ポンプ用)兼用口金用-仏式バルブアダプター-クサリ付き 約180円 ●[仏式関連]仏→米アダプターがそのままでは使えない場合もある chariki.net/report/report7.html <仏式→米式変換アダプター> ¥250- 自動車用の口金で入れられる様にできます。 つ・ま・りガソリンスタンドでも入れられます。 ただし、圧力調整式の物で無いと入れ過ぎてバーストなんて事も有り得ますので、要注意です。 また、一部の自動車用の口金に入れられないものがあるので、 事務長は改造(簡単でっす!)して使ってます。 ●仏式バルブについて ポンプとバルブアダプターについて他。 「自転車 空気入れ 違い」と検索するなど バルブ形状のことは分からなくても、どうすれば 何を使えばいいのかということも知らずに困るようなことを避けるためにも事前に知っておくべきだとは思うが、 幼少期から家族や親戚でスポーツ自転車に乗っている人や、家業で慣れ親しんでいるのでもなければ 英式バルブ以外を知る機会そのものがないのだから 買った後に「この空気入れ口は何か違う」と、初めて気付くことになってしまうのも無理ない話か。 2022.02.03 (並び替え,微修正) 2021.11.28 ◆ガソリンスタンドのエアチャック式に対応「仏-米アダプタ」(扶桑精器株式会社) 2021.10.3 ◆ナットスペーサー「パナレーサー&シュワルベ」と「MAVIC等」の明確な違い 2021.9.26 ▼ダブルウォールリムの断面図とリムナットの位置 2021.7.11 ▲▲▲【要注意】「英米式バルブ穴-スペーサー」は「シングルウォールのリム」には不適合 〃 ★リム穴とバルブ軸の互換性を画像で確認 2021.06.20 ◆英式から米式ではなく何故か仏式にしてしまう人の動機を考察 2021.05.30 ●仏式→英式アダプター2種の比較 2021.05.09 ●コアが外せないタイプの仏式軸の内部構造 2021.01.10 ●仏→英アダプターは常用するべからず 2020.11.01 ★リム穴とバルブ(チューブ)軸径の関係性 2020.07.19 ●一般車のシングルウォールリム(のバルブ穴径)に仏式チューブを避けたほうがいい理由 2019.04.07 ページ分割 2018.11.18 ●仏→米(口金)変換アダプター【パナレーサー「BFP-FA」】 2018.10.28 ●[仏式]緊急時用としては仏→英変換ではなく、仏→米変換をオススメする理由 2017.09.03 ▲リム穴拡張してまでわざわざ仏式→英式 2017.09.03 ●[仏式関連]仏→米アダプターがそのままでは使えない場合もある 2016.04.03 ●仏式バルブについて 2015.01.25 ■英式(米式)穴に仏式チューブを使うとダメな実例
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/64.html
SHIMANO DeoreLX FD-M570 スペック 9S用 タイプ トップスイング、ダウンプル(下引き) 購入価格 1000円(中古) 使用期間 1年半 比較対象 FD-TY32 評価 6 ●●●●●●○○○○ 使用感など 8Sコンポでもしっかり変速してくれる。 シフトダウンにパワー不足を感じる。特に上り坂。 シフトアップは特に不満なし。 見た目は小さくて良い感じ。 プレート後ろ端のインナー側がカットしてあるので、太いタイヤにも対応できる。 重量は130g程度と軽量。 プレート合わせの固定方法が+-ねじなので、チェーンを切らなくても着脱できる。これ以降のものはロックピンのようなもので固定されていて、着脱にはチェーンを切る必要がある。 700円で売却。変更のために売却したが、実は変更の必要がなかったことが後で発覚した。Orz
https://w.atwiki.jp/hdprosthesis/pages/14.html
自転車に乗るときはどうしていますか? -工事中-
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/81.html
最終更新日:2022.5.8 ページ名変更、更新・新ページの解説も追加 ★全ページ紹介・解説━━━━━━━━━━━━━━━ ページが多すぎて分かりにくいと思われるため一覧化。 全てのページをまとめると結構な量。 1つだけオススメを選ぶとすれば、「一時停止」だけは必ず覚えて欲しい内容。 ●交通事故を防ぐ最大の優先項目は「止まる」こと ■事故防止は[一時停止]が最重要 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/96.html ■事故防止は[一時停止]が最重要2 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/159.html 当wikiの最重要課題の1つ。 赤切符の発行数が多い地域もある「赤信号」「踏切」だけでなく、 実際の事故が多いという統計もある「交差点」で 「止まれ」の標識や標示を守ることは事故防止に直結する最大の項目。 そして、「止まること」だけでなく、 「止まれ」の標識がなくても、見通しが悪い場所では「徐行」が義務。 しかしなぜか、交差点や止まることを重視した交通安全活動もほとんど見かけないし、 (赤信号や踏切以外の)「一時停止を守らせる交通取締り」のニュース記事自体が珍しい。 (●[兵庫]警告書の最多は一時停止、赤切符の最多は信号無視) www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201612/0009720054.shtml (↓他に補完情報サイトが見つからなかったため、やむを得ず代替URL) www.komei.or.jp/mobile/news/detail/20170217_23044 自分や他人の命や安全を守るだけでなく、自転車そのものを見直してもらうためにも これだけはどうにか少しでも改善出来る方向を見出したい。 以下全ページを簡易的に紹介。 ●ブレーキは「止まること」に必須の部品 ■ブレーキ総合 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/31.html ■ブレーキシュー全般 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/32.html 一般車(ママチャリ)であれば、前のブレーキシュー(ゴム部分)は特に小まめな交換が必須。 距離にもよるが、雨天でも毎日乗るようなケースであれば、早めに半年~1年程度で交換してしまったほうが安心できる。 ワイヤー自体に錆びがあれば一緒に交換するのが望ましい。 後輪はローラーブレーキであればグリス穴へグリスを極少量。 キーキー鳴るバンドブレーキであればサーボブレーキかメタルリンクブレーキに交換推奨。 後輪もVブレーキやキャリパーブレーキであればシュー交換。 機械式ディスクブレーキであればパッドの交換。 コースターブレーキは不具合があればユニットごと交換。 ★パンク予防は習慣と米式化 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/98.html 一時停止の次に重要な課題として取り上げている内容。 まずは空気を入れることの習慣化を身につけること。 そして、自転車店ではほぼ聞くことのない「米式化」によって 空気圧計付ポンプなどを使って「数値の見える化」でパンクを予防。 ★タイヤの空気圧 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/91.html ★タイヤの空気圧2 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html ★タイヤの空気圧3 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/194.html 空気圧情報に特化。次に空気をいれるまでの期間、パンク防止や乗り心地など、 日常的な快適性の向上のためには欠かせない情報。 ■季節と空気圧の変化について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/140.html 気温によって空気圧の減少量が異なることを、実測値を確認しつつ判断。 ●空気圧計(エアゲージ)単体 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/112.html 英式から米式への交換を薦めるのは、こうした個別空気圧計が使えることにもある。 初心者向けとしてはGIYOの「GG-05」、精度重視ではストレートの米式空気圧計。 仏式はパナのデジタルゲージが便利のはず。 (英式はシュワルベの英式バルブコア使用で専用計測器のエアマックスプロがあるが特には薦めない) ●ポンプは持っておいた方がいい ■ポンプ(空気入れ) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/46.html 米式チューブ化して「安めのポンプ+(自動車やオートバイでも使えるような)空気圧計」、 または空気圧計のついた3500円~のポンプ。 室外は論外だが、室内でも加湿器を使うような部屋や過度の湿度が高い場所では結露を起こすので 湿度が低い場所に置くこと。 ■ポンプヘッド https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/113.html 交換するなら(余程の小径や特殊なホイールでもない限りは)「ヒラメの縦型」の一択。 ●英式での空気圧管理は複雑怪奇 (※虫ゴムの場合+130kpaが目安、Gプランジャーとシュワルベ英式バルブコアは計測可) ★チューブの違い(英_米_仏_他) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/17.html 英式バルブ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html メーカーや店によれば、目測や感覚で判断できるというが、それは「仕事で毎日見ている」から慣れているのもある。 基本的には「エアチェックアダプター[ACA-2]取り付けから"お試し米式化"→米式チューブへの移行を推奨」。 ※ポンプ新調の必要性があるのは英式専用ポンプのみ。 ホムセン扱いの鉄ポンプも含めて、"種類としては"「英式のクリップを外して使えるポンプが圧倒的に多い」です。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/46.html#EP エアチェックアダプターと呼ばれる部品で簡易的に米式化 英→米式[ACA-2] https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/147.html または、米式バルブのチューブに交換することを推奨。 ■米式バルブ(チューブ) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/128.html 英式→米式化エアチェックアダプターなど。 米式への不安に関する答えも掲載。 米式チューブ一覧 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/50.html ●ママチャリ(一般車全般)には仏式ではなく米式のチューブを推奨する理由 ■仏式バルブ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/129.html 英式や米式とは軸径が異なるため互換性がない。 スペーサーを挟んで使ってもいいのは「ダブルウォールリム」だけ。 仏式なら高圧にできるというよりも、車輪(リム)自体が「フックなしのWO規格」であれば高圧に不適当。 穴径は、英式(米式)穴に対して、仏式は細いため、ズレやすく余計なトラブルを起こしかねない。 ナットスペーサーは「ダブルウォールリム」向けのものであり 一般車(ママチャリ)のようなシングルウォールリムには不適当。 英式チューブが付いている場合、交換すべきは米式チューブ。 ■歩行者の道交法 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/156.html 交通弱者の歩行者でも「違反には罰則」という内容もあり、 自身が歩行者側でも、事故防止のためには注意が必要。 ▲違法な2人乗り https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/145.html ママチャリ等の荷台等に2人で乗って公道を走行するのは「完全な違法行為」。 映画や漫画等のフィクション世界で安易に使われてしまう一方で、 死亡事故も出ている「明確な違反」ということを周知させるメディアは非常に少ない。 ※「小学校就学前の幼児」が同乗可能な子供乗せ自転車や、下記タンデム自転車とは別。 ■タンデム自転車の現状 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/146.html 全国47都道府県での公道走行が可能となった。(歩道走行不可) ■自転車の積載制限(上限) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/178.html ◆「自転車に30kgを超えて積載した状態で公道走行することは禁止されています」 どれだけ荷台が50kgなどに耐えられると謳っていても、 「法的に自転車への"荷物の"積載制限」は30kgと決められている。 ※子供乗せなどの特殊な車種は別の規定。 ■メーカー一覧 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/15.html 個人的に興味のある主なメーカー(卸問屋・輸入販売代理店を含む)の一部を掲載。 ■メンテナンス・パーツ交換 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/49.html ■メンテ・パーツ交換2 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/123.html パーツ交換時の注意点など。 正しいメンテナンス方法などを紹介。 「自転車店に相談する前に」是非とも目を通しておいて欲しい内容。 それぞれのパーツに関する内容は分散させたものの、現状では未だ情報過多。 ●パンク修理は簡単ではない パンク修理関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/59.html 様々な原因があり、それを解決するだけでなく、修理自体も手順を踏んで丁寧に行わなければ再発する。 通常想定しているであろう「異物」や「イタズラ」の可能性は実際の修理現場を見れば、その割合は低い。 ●パンク修理剤は不要 パンク修理剤(予防剤)関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/69.html (パンク以外のパーツの劣化等で費用を発生させないためにも、常日頃から”信頼できる自転車店”での点検を推奨) 空いている穴が小さいことが確認できる透視能力と、確実に空気漏れが止まると予測できる能力があるのであれば有効。 「パンクしていたら被害を広げないためにも乗らずに押して歩く」 「外側から見える異物があれば取り除いておく」 出張修理の範囲内であれば、街中移動のみであれば主張代金+修理工賃で十分だが、 範囲外も走る場合は、多めにタクシー代を持っておくか、ロードサービス付きの保険に加入しておくのが良い。 パンク修理道具で補修をするのもいいが、チューブ交換が必要なほどであれば 一般車(ママチャリ)では様々な工具類の持ち運びが必須なので現実的ではない。 ■一般車(ママチャリ)の選び方 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/48.html 「自転車なら何でも同じ」ではない。 各パーツの使いやすさや耐久性も含めて、良いものが安く手に入るとは考えないこと。 ■BAAについて https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/137.html あくまで新車時点での各パーツそのものに対しての評価であり、 肝心の「店での納車前整備」の有無や、「各ユーザーの扱い方」は一切考慮されていないため、 BAAマークがあるから長期的な耐久性が見込めると言えるのか疑問。 ■通学自転車の選び方 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/138.html 何は無くとも「校則」に尽きる。 1台での駐輪スペース削減と倒れにくくするために【両立スタンドが必須】が分かりやすい。 地域独特の特徴があるケースも。 ■高齢者の自転車について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/179.html 違反の槍玉に挙げられがちな若年層に対して、 高齢者に交通違反がないわけでもないので、改めて安全について考えてもらいたいのと、 三輪自転車に倒れにくいという「誤った幻想」を持っているケースについての注意喚起など。 ●安物自転車は金食い虫 安物自転車とは https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/73.html パーツが安いということは様々な部品が弱い、劣化しやすいのは当たり前。 その修理費用を出さずに半年~毎年のように買い替えるのは得ではない。 ●中古自転車は玄人向け 中古自転車について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/72.html パーツの劣化具合などを判断できなければ買うべきではない。 中古自転車をネットで買うというのは論外。 ●自転車本体をネットで購入すべきではない ▲通販で自転車本体 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html ネット購入は初期不具合を自分で見定めることができる人向け。 自転車店に依頼して組立てや整備してもらおうとすれば当然、実店舗で買うよりも高くなるだろう。 ■シマノFacebook[街乗り]抜粋 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html ■シマノFacebook[街乗り]抜粋2 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/76.html 以前は一般車向けの内容もあったシマノの旧FB。 削除前に有益な情報を残したアーカイブ的なページ。 なぜか何処かに補完ページを作るわけでもなく、内容を全削除一掃してしまい、 その結果として、「▲ローラーブレーキグリスは市販グリスでも問題ない」と勘違いしている人達が出てくる始末。 ■一般車(ママチャリ系) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/58.html 各ページに分散したので、現在では一般車系の総合ページへ。 ■クッション重視のママチャリ系 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/177.html ETRTO 559「26インチHE」 ETRTO 584「27.5インチWO」 ETRTO 622「700C,29er」 各車種を紹介。 ブリヂストンサイクルの「ステップクルーズ」が起点となった「やや太めのタイヤ」車種。 ▲欠点は「安いタイヤチューブのセット売りがない」ものの・・・、 用途無関係で「とにかく安ければそれでいいという人達にだけ」不向き。 ★利点は「クッション重視」で段差に強い。 タイヤの幅や質も用途に応じて選択しやすいので、実はお得。 ※エアボリュームが増えることで(若干)空気入れのペースも減らせる。 (とはいえ、ACA-2で米式か米式チューブに交換し、毎月1回は適正圧の充填を推奨) ■ママチャリ(外装変速)17kg以下 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/141.html ※駆動効率が良く、段数選択が出来るので快適。 但し、適正にメンテ費用を出せる人向け。 ■ママチャリ系(変速無)17kg以下 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/142.html 変速しないぶん故障箇所が減り修理費用も安く済みやすい。 5km以上のように、「やや長距離」になると快適度は極端に下がる。 ■ママチャリ(内装変速)17kg以下 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/143.html 故障しにくく駐輪場でのチェーントラブルも起きにくいが・・・、 どうしても構造的に車体が重くなってしまうデメリットがあり、軽量車種はかなり希少。 そして、外装変速と比較すると駆動効率が下がり、3段では段数が不足気味、5速は8速は「高価」になってしまう。 ●電動アシストは部品が多い https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/24.html 電動アシスト2 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/117.html 電動アシスト関連(カテゴリ別) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/149.html 電アシが人気だからこそ「問題点」を中心に掲載。使い方を誤れば損するのは自分。 快適走行が出来る反面、部品が多いということは「壊れる箇所が増える」ということ。 バッテリーの劣化によりアシストしてくれる走行距離は下がり続ける。 スイッチパネルだけでなく、前輪駆動のような特殊な機構があれば 修理になれば当然一般的な自転車よりも費用がかかる。 向かい風や坂道が多いなど、本当に電動アシストが必要な環境でなければ 無用な出費となってしまう可能性もある。 ●子乗せ自転車は「専用」車種が快適 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/57.html 一般的な自転車に比べて「小径タイヤ」であれば低重視で乗せ下ろしがしやすいだけでなく、 「車体そのものが長い」「タイヤが太い」ので安定性も抜群。 スポーツ自転車に子乗せ座席を取り付けるようなことはバランス面でも全く薦められない。 ●幼児車・子供車は「軽くて良いもの」を https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/56.html デザインが幼児向けであれば飽きも早いだけでなく兄弟での共用という意味でも厳しい。 値段が高めだったとしても「より良いものを大切に使う」ということを知ってもらうのは、 社会的マナーを身に付けさせやすい効果も期待できる。 ●小径車(非折りたたみ) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/86.html 普通の(26インチ=ETRTO 590)ママチャリよりはタイヤの摩耗速度は早いといったデメリットが色々ある。 見た目だけで選ぶと後悔することになりかねないので注意。 ●小径車(折りたたみ) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/87.html 絶対に折りたたんで使うことが目的ではない限り選ぶこと自体すすめない。 基本的に小径車は折りたたみではないものを薦める。 ▲自転車もどき(実質原付)関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/174.html ナンバーを隠して擬態する原付(自転車もどき) と フル電動自転車 の内容。 ▲電動キックボード関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/182.html 2024年までの改正法施行に向けた動きの数々。 ●通販でパーツ購入時の注意点,他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/77.html 互換性を把握した上で、そのネットショップが信頼できる店かどうかをしっかりと確認すること。 実店舗に持ち込みで取り付けてもらう予定であれば、引き受けてもらえるかどうか「確認」。 ●防犯とは「鍵をかけること」 ★防犯・鍵 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/18.html 「必ず2ロック」「その2つは違う種類を使うこと」「ワイヤー錠はリスク大」。長時間停めないこと。 「10万円以上するような自転車は基本的に外に駐輪しない」のが最大の防御。 ■盗難補償・盗難保険 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/150.html 盗まれた「後」に備えて金銭的な補償。 ■自転車用の錠前・鍵 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/152.html U字錠か多関節錠を基本と考えたい。 ■リング錠・サークル錠 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/158.html 一般車では便利。 ※但し、「プレス式のカンヌキ」や「ボタン式」は避けることを推奨。 ■錠前のメンテ方法と備忘録 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/153.html スペアキーは無くす前に置き場所をしっかりと決めておこう。 そして、鍵穴にスプレーして良いのは「鍵穴専用ケミカル」だけ。 ※ゴミは強風のブロワーで吹き飛ばすか、掃除機で吸い取る。 ■追跡タグ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/154.html AirTagやGPSタグなど。 盗難に備えて自転車に据え付ける追跡装置。 ■盗難・防犯の記事 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/155.html 近年では電動アシスト自転車のバッテリー盗難が社会問題になりつつある。 ■駐輪関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/118.html もっと普及して欲しい「地下ツリー型駐輪場」や 「盗難を防ぐための駐輪時の心得」から「自転車の劣化を防ぐ駐輪カバー」など紹介。 ●防犯登録をアテにしないこと 防犯登録について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/54.html 全国で統一もされておらず、有効期限すら書いていない地域もあって情けない。 登録しておいても盗難時に見つかるという保証もなければ、探してもらえるという保証もない。 しかし登録しておけば車体の所有者である本人確認が楽にはなる。 ●ライトは発展途上 ライト(前照灯)関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/55.html └ライト全般について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/110.html 夜間は点灯の義務がある。 問題点や課題など。解決のための提言などを掲載。 ■ブロックダイナモ タイヤやリム(車輪の輪っか)に当てて発電 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/107.html タイヤやリム(車輪側面)に接触させて発電するライト。近年のLEDタイプでは抵抗感が低く、 昼間であればハブダイナモ(常時点灯状態)よりも抵抗感で勝る。 しかし、抵抗感がないわけでもないので、夜間の長距離走行には不向き。 補修になっても外付けで交換が簡単な上に安上がりというのも最大のメリット。 ■ハブダイナモ用 軸の筒部分で発電 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/108.html 明るさだけで見ればブロックダイナモよりも明るく、 夜間走行が多く、且つ買い物も多いのであれば便利。 反面、スペック不明(性能隠し)のライトも多く、 J1,J2,J2-A,E2端子のように「端子の互換性の問題」もあって結構面倒な存在。 基本的には「通学用途としては有用」くらいの認識で十分。 ■バッテリーライト 充電が必要な「充電式ライト」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/109.html 「値段の高さが明るさに直結する」という分かりやすいライト。 (約15万円の超高額品にもなると自動車の前照灯に匹敵) 1個約1万円のVOLT800が夜間街頭のない場所でも対応できるので基本中の基本。 但し、防犯のためには「駐輪時の取り外し必須」なので夜間買い物が多い用途には不向き。 どれも一長一短でどれも決定版と呼べるものはないような状態。 それなりにオススメはあるが、まず無灯火をいかに改善させるかどうかという段階で、 「より明るく」「配光が良く」「補修部品も充実」「耐久性が高い」「1万円以内程度のリーズナブル」 といった理想のライトはほど遠い。 E2端子のハブダイナモライトは車軸自体の互換性だったり、 明るい充電式ライトでも眩惑対策が不十分であったり、著しく高価であったりと不満点は多い。 ●後部のリフレクター(反射板)は必要な装備品 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/42.html 細かい規定は全都道府県の条文にはあるが一律だと思っていい。 キャットアイの色褪せ対策を施してあるような正規のリフレクターでも500円ほどで買える。 デザインも若干選べるのでお手軽なカスタムにもなる。 ※尾灯(テールランプ)を付けるのであれば、反射板は不要になるが、電池切れや脱落には要注意 ●テールランプ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/83.html 電池切れの時でも反射板として機能するものをオススメ。 実質2種類ほどなのでさほど迷わない。 個人的には「点滅より点灯での使用」を心がけたい。 ●ブレーキランプ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/84.html ブレーキワイヤーに取り付けて使うものから、 最近では減速センサー付きのものまで登場。 ●ウインカー https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/85.html 利便性を考えると商品の充実が望ましいが、まだ実用性にあるものは乏しい。 ●ベル(警音器)は多数の地域で装備義務のある部品 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/36.html これも細かい規定は都道府県の条文になるが、 「全国共通ではなく」「取り付け義務の条文がない地域」もあるので注意。 それらの地域ではなぜ存在しないのかは不明。 「自転車の警音器不備で取り締まる気がないから策定は無意味」ということだろうか。 ■ブレーキ総合 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/31.html ブレーキの基本情報と各種ページの記載 キャリパーブレーキ(一般車向け) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/102.html ダブルピボット(ツーピボット)キャリパーブレーキについて掲載。 一般車向けであれば、 パナソニック自転車の物か、テクトロ、ダイアコンペだけ覚えて置けば十分。 ドラム系ブレーキ(一般車向け) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/103.html 「バンドブレーキ、サーボブレーキ、メタルリンクブレーキ」を分類。 ・バンドブレーキはブレーキ力があっても音鳴りしやすい廉価品。 ・サーボブレーキはバンドブレーキの上位品の位置づけ。 ・メタルリンクブレーキは「特性だけローラーブレーキ」に近い。【専用グリスが同じ】 上記3種は互換性がある。 ローラーブレーキ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/104.html 一般的なBR-IM31-R以外にも、ハイパータイプのBR-C6000-Rなども掲載。 「ローラーブレーキの効きの甘さは製品のせいとは限らない」と覚えておきたい。 Vブレーキ (前・後) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/105.html 本家MTBでは廃れてしまったが、生活自転車系ではまだまだ主力。 急ブレーキすると危険なので使い方には十分に気を付けたい。 ブレーキシューにも気を付けないとリムを削りやすいとか音鳴きしやすいとかで困る。 ▲スマートコントロールブレーキ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/106.html BSの現在進行形で困った存在。効きの良さを特長として挙げているようでも、 構造上複雑なため不具合が起きやすいとされる。 基本的には(保証切れになった段階で)ツーピボットキャリパーブレーキへの換装を薦めたい。 ■ブレーキシュー全般 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/32.html ブレーキシュー(キャリパー用) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/160.html ブレーキシュー(Vブレーキ用) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/161.html ■ブレーキケーブル,ワイヤー他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/38.html ブレーキアウターのエンドキャップは共通ではないので要注意。 ●チェーンオイル・グリスなど https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/82.html 基本的に556をチェーンに使うべきではない。 高いと思ってもワコーズのチェーンオイルを適切な量を丁寧に使いきちんと表面はふき取ることをすすめる。 (チェーンの洗浄剤なども同社製品をオススメ) ハブなどの*グリスアップは基本店に任せたほうが早い。 シートポスト・ペダル取り付け部分・BB・ステムの焼き付き防止のための対策も重要。 作業台◆メンテナンススタンド(ワークスタンド) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/92.html 有ると便利、特に電アシ整備でひっくり返して整備するなどありえない。 一般用途では約5000円の「★GRK WST-DX 電動自転車対応 修理台」だけ買えば事足りる。 ★タイヤ解説 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/47.html タイヤの違い、タイヤを長持ちさせる方法など。 タイヤの交換時期 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/119.html どういう状態になったら交換したほうがいいのかが分かる。 基本的には「接地面のひびわれ」が目安。 溝があるタイヤであれば溝がなくなりそうになった段階で交換しておきたい。 ▲黒以外のタイヤ(側面・全体) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/120.html 色付きタイヤを薦めない理由は「劣化が早く、汚くなりやすい」こと。 ■パンクしにくいタイヤは空気を入れなくていいわけではない https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/121.html 手で押してわかりにくいうえに、英式バルブでは分かりにくくて当然。 個人店から英式(虫ゴム)の問題を棚上げにして忌み嫌われる存在。 米式化していれば「タイヤ自体の重さ」から 「安物タイヤゆえの耐久性?」を問題にできるはずだが、 空気圧減少が分かりにくいことだけを安易に問題視しているのが残念。 ◆タイヤ情報(個別) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/101.html メーカー別に特徴的なタイヤの個別情報を掲載。 自転車用スノータイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/139.html 希少なスノータイヤについて詳しく紹介。 ●タイヤには互換性や個性がある ★タイヤ互換性(ETRTO)他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/71.html 例えば、26インチだけでも5種類があり、間違って買ってしまうと取り付けられない。 細幅は走行性はあるがクッション性能は低い。 太幅は走行性は低くなるが、クッション性重視で段差にも強い。 ●ノーパンクタイヤはデメリットが目立つ ノーパンクタイヤについて https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/70.html 災害対策用途では抜群の威力を発揮するが、日常用途ではその重さや特殊性から不向き。 ■パナレーサータイヤ一覧表 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/99.html 公式サイトには一覧表がないので、分かりやすくETRTO別に作成。 ■IRCタイヤ一覧表 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/100.html 公式サイトには一覧表がないので、分かりやすくETRTO別に作成。 ●シュワルベ タイヤ一覧表 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/115.html 元々ある一覧表をETRTO別に編集し判別しやすい表に作り替え。 マルイ扱いタイヤ一覧表 [TIOGA,MAXXIS,GIZA] https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/173.html 一般車補修タイヤからMTB系タイヤまで、扱い数が多いので探し出すときに便利な表。 メーカーのタイヤ全体を分かりやすく掲載。 (但しチューブラー・チューブレスなどの一般的ではないタイヤは省略) 互換性の判断は必ずETRTOで確認すること! 203~400◆12~18インチタイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/66.html ■203◆12インチ(HE) ■254◆14インチ(HE) ■305◆16インチ(HE) ■349◆16インチ(WO) ■369◆17インチ(WO) ■355◆18インチ(HE) 幼児車やプロンプトンなど小径自転車用のタイヤを掲載。 406◆20インチ(HE)タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/63.html ★子供車、子供乗せ電動アシスト自転車、BMX、小径自転車 用途が非常に多く重宝されている小径車の代表サイズ。 451◆20インチ(WO)タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/64.html 一般車向けの37mm幅タイヤが皆無に等しい20インチのニッチなサイズ。 基本的には細幅の小径スポーツ自転車向けような扱いだが、実質的なメリットは少ない。 ◆22インチ(WO,HE)タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/67.html 業務用で使われていることもある501(WO)、 主に子供車で使われることがある457(HE)、 タイヤの種類が少なく、451同様にメリットが少ないサイズ。 507◆24インチ(HE)タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/65.html BMXだけでなく、やや電動アシスト自転車にも使われる傾向もある 幅広タイヤもあり、米式チューブ化も用意で意外と器用なサイズ。 520▲24インチ(WO)タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/176.html 子供用ロードバイクなどに使われていることもあるものの、 細幅しかなく、一般公道走行には不向き。 540◆24インチ(WO)タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/60.html 車椅子タイヤの代表サイズ。 一般用の自転車タイヤでも多い部類。 559◆26インチ(HE)タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/68.html MTB規格。近年では一般自転車にも進出傾向にあり注目サイズ。 571◆650Cタイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/111.html 子供用のロードバイクに使われていることもあるが・・・、 選択肢が少ないためお薦めしないサイズ。 584◆27.5インチ[650B]タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/114.html 生活向けの廉価自転車でも増えつつある規格。 現行のMTB向けタイヤサイズということもあり、 太めの幅が多く街中使用にはそのエアクッションが有利。 ◆27.5×1.95関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/172.html 590◆26インチ(WO)タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/61.html 一般車では大人向けにも使われる、安ママチャリにも多いサイズ。 622◆700Cタイヤ(28C~) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/80.html キング・オブ・スポーツ自転車タイヤ規格。 一般車でも共用にすると利便性が高くなるが、まだあまりその傾向は見られない。 700C(28~):カラータイヤ系 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/181.html 種類が多いので黒以外の色付きタイヤのみ別ページに移動。(更新未定) 630◆27インチ(WO)タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/62.html 590と双璧を成す一般車タイヤサイズ。 パセラブラックスのお蔭でやや細幅にもできるものの、 いずれは700Cに吸収統合される可能性が高そう。 635◆28インチ(WO)タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/116.html 【一般車向けの28インチ(ETRTO 635)のみ】(700C[ETRTO 622]の28インチは含まず) 635自体が使われている車種自体が極めて稀。 630(27インチWO)とほぼ同じなので選ぶ意味は極めて低い。 630よりも更に大径がいいのであれば 700Cの中でも「29er」と呼ばれる太めの幅の車種を選択するのが賢明。 ■車いすタイヤ一覧 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/135.html 調べやすく一覧化。オープン価格が多いので価格だけでなく、同サイズでの種類比較も可能。 但し、現物合わせで全く同じサイズでも太さなどが異なる場合があるので注意は必要。 ●リムテープは最適な幅を https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/27.html 老舗の完成車メーカーでも雑な設定でズレていても問題ないというところもあるが、 本来は溝に合った適切な幅を使うことが望ましい。 ●バルブキャップは必要なパーツ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/28.html 塵埃やゴミを防ぐ重要な意味がある。 レースでg単位の軽量化が必須な状況ならともかく、日常用途でマネをする意味はないどころかデメリットが際立つ。 (余程神経質な人を除けば目立った悪影響は少ないため)色付きのアルミキャップに交換するのも良い。 ■[英式]C型(I型)チューブ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/134.html 「作業技術があるなら」出先で便利なI型チューブ。 かんたんチューブ交換だけ見ているとデメリットは見えてこない。 ●完組みホイール=互換性の把握が必須 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/45.html 完組みホイール一覧表 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/89.html ハブと呼ばれる「車輪の筒」の外側にあるナットの幅とフレームの内幅に収まるかどうか。 軸部分がフレームに削る必要がなく収まるかどうか。 安易にスポーツ自転車向けのホイールを買ってもハブの中心がズレてしまうことにもなり 全くおすすめできない。 ■ハブ総合 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/44.html 各ページへの案内と軸径の違いなど。 ◆前ハブ(普通) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/167.html 何の変哲もないハブ。軽くて安くて整備しやすい。 ◆ハブダイナモ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/168.html オートライト用のハブ。 出力や端子での互換性を把握する必要あり。 端子変更できない場合使用できるライトも限られる。 ※シマノハブの場合ベアリング部分の整備がしにくい構造になっているようだ。 ◆後ハブ(外装) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/169.html ギア歯が外側に見えているスポーツ自転車にも使われている。 駆動効率が良く軽量。 外装6・7段用ボスフリーハブも外装変速の仲間でも構造的には劣る。 ◆後ハブ(内装) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/170.html 筒の中にギア歯が内蔵されている変速機構。 3段では最適段数がイマイチで、5段では重いほうに集中していて値段も上がる。 8段や11段などもあるが、ハブ単体だけでも気軽に買える値段ではなくなる。 ◆後ハブ(変速なし) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/171.html スポーツ自転車系のシングルスピードではなく、 一般車系の変速なしハブの情報がメイン。 ●リム https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/43.html 車輪の輪っかだけ。シングルウォールリムと呼ばれる1層式と ダブルウォールリムと呼ばれる2層式に分かれる。 安物自転車はアルミのシングルウォールリム。 (ステンレスでもシングルウォールリムだが強度が異なる) まともなスポーツ自転車であればアルミでもダブルウォールリムが基本で 無名のメーカーではなく名前も銘柄もあるリム(もしくは完組ホイール)が使われる。 ●スポーク・ニップル https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/29.html 太さが色々あって太いほど頑丈だがその太いスポークが通せる「ハブ」かどうかも重要。 また車輪が重くなればなるほど減速時からの漕ぎ出しに不利になるため スポーツ傾向が強いほど本数が少なくなるが、日常用途からは離れる。 ●シフトレバー ■シフター(外装6~8用) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/34.html ■シフター(内装3~11用) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/166.html 大まかに「グリップ式」と「トリガー式」に分かれる。 グリップ式の場合、付けられるグリップの種類が限られてしまうのと 操作性が個人的にイマイチなので基本「トリガー式」への交換を推奨している。 ■シフトケーブル,ワイヤー他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/39.html シフト用のケーブルのほうがブレーキケーブルよりも細い。 ●リアディレーラー(RD) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/35.html 外装の変速機。取り付け部分の爪が正爪・逆爪・直付けの3種類があってそれぞれ異なる。 互換性を無視するのであれば正爪フレームに直付けRDを付けるようなこともできるがおすすめはしない。 ●スプロケット総合 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/33.html カセット式・ボスフリー式があるが,見た目や出来も含めてボスフリーを使い続ける意味は低い。 ▲外装ボスフリー(6,7速)の構造的問題 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/163.html 6枚以上のギア歯が外に付いている外装変速で、カセットフリーと呼ばれるものに比べて「軸が弱い」 (フレームのリアエンド幅(OLD)が135mmであればカセット式に変更可能) 弱いにも関わらず「部品単価の安さ」を利用するために未だに使われる。 ◆外装カセット(7,8速) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/164.html ●内装スプロケ(3速~)(+変速なし用、他) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/165.html ●チェーン関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html 6~8速までが同じ。9速→10速→11速と段数が増えるほどチェーン自体の耐久性が劣る。 全体的なパーツ値段も高価になるだけに日常用途で外装では「8速が最善」。 ●BB(ハンガー)[ボトムブラケット] https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/40.html 壊れると結構面倒なことになる割に、納車や工場での整備が雑という部品。 英式バルブのように「壊れやすくしている」役目もあるのだろう。 ユーザーの過小メンテナンスに付き合うことに慣れ切った業界では過剰に締め付けられていることも日常化。 それなりに問題意識に芽生えたメーカーでは「カセットBB」に移行しつつある。 ▲ベルト駆動について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/136.html 注油の必要はないが、その代償もあると知っておきたい。 ●ペダル https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/41.html 「細かい補修部品」があるかどうか、意外に重要。 一般車では三ヶ島ペダル以外の選択肢は除外してもらって構わない。 ●グリップ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/19.html フラット径グリップの代名詞ともなった「エルゴン」系グリップの充実度を考えると 基本はエルゴンのみで十分。多少値は張るがその価値はある。 ●ハンドル https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/20.html 使い方によって種類が色々。交換する余地もあるが、 ブレーキとシフトのケーブルの長さを変更する必要も出てくる。 ●ステム https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/21.html ハンドルの高さを調節するために使う。 スレッドタイプと呼ばれる突き出し部分が一体型のものは日東の種類が圧倒的に多い。 ●バーエンドバー https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/22.html フラットハンドルに取り付けて手の角度を変更して疲れを取るために取り付けることもある。 ●サドル https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/23.html 一般車であればクッションがあるもの。長距離を走るのでもなければ無闇に固いサドルを使ってもしょうがない。 ●シートポスト https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/25.html ベタ下げで乗る人が多すぎるためか、コスト削減も兼ねてか、最近では短いものが当たり前になってしまい、 適正の長さを出そうとすると交換が必須になってしまってきている。 アルミでも鉄でもスレッドコンパウンドのようなケミカルを薄く塗布することが望ましい。 ●シートクランプ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/26.html レバーで簡単に動かして上げ下げできるということは問題が起こりやすいので 単純に「ボルトとナット」にしてしまうか、シートクランプが別になっているものでも ボルトで簡単に動かせないようにしてしまったほうが良い。 ●カゴ(バスケット) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/79.html ビニールコーティングされたスチールメッシュはボロボロになりやすい、 アルミやステンレスでは柔軟性に乏しく折れやすい。 そう考えると日常用途では樹脂製が最も適している。 ■両立スタンド https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/175.html 生活用途では必須のパーツ。(倒れにくい、駐輪場で他自転車と絡みにくい) ●サイコン(速度計など) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/90.html 一般車系統であっても取り付けると案外楽しい。自転車への興味の湧きやすさにも期待ができる。 とりあえずCATEYEの有線式の安いもので構わないので取り付けてみることをオススメする。 但し、駐輪時には取り外しを忘れないこと。 ■ハブ毛(ハブブラシ) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/183.html 絶滅の危機にあるパーツ。 ■雑記いろいろ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/74.html ■雑記いろいろ(2) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/93.html ■雑記いろいろ(3) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/126.html ■雑記いろいろ(4) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/132.html ■雑記いろいろ(5) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/162.html 専用ページがない内容が多岐に渡って掲載。 ■規格のアレコレ 主に、ディスクブレーキ、空気ミハル君、フリーパワーについて掲載。 ■交通法規 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/16.html ■交通法規2 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/78.html ■交通法規3 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/94.html ■交通法規4 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/131.html ■交通法規5 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/180.html 事故から見る安全な走行方法など ●イヤホンやヘッドホンは着用そのものが違反ではありません 道交法「遮音関連」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/52.html 道交法「遮音関連」2 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/124.html 道交法「遮音関連」3 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/157.html 誤った解釈を展開している問題のある記事などを条文提示しつつ個別に反証。 徐行・一時停止や救護義務そのものを軽視もしくは完全に無視し、 まるで「音情報さえ優先すれば交通安全が保たれると勘違いしている傾向」が強く警戒が必要。 なぜか自転車の交通取締では目の敵にされている印象が強いが 実際の事故で遮音状態が直接の問題となるケースは存在しないのではないだろうか。 規制根拠となる各都道府県の条文で定められているように、 「(具体的な音量の大きさの制限のない)大音量」のような条件と サイレン音のような「交通に関する音または声」が聞こえる状態であれば違反とはならない。 一方、車両そのもので規制している地域も多く、 自動車の窓を閉め切って大音量でカーオーディオを流していても違法。 しかしなぜか自動車ではなく自転車だけ「停止を促されて注意されるケースが横行し、 その際に「聞こえることが確認出来れば問題なし」とはいえ、 外すように促されれば外しておいたほうが賢明。 理論や根拠の形成が不十分で面倒を避けたいのであれば最初から使わないのが得策。 ■遮音(47都道府県別)条文 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/125.html 解釈ありきで大雑把にもなっている警察サイトなどではなく、 原文となる全国都道府県の条文を掲載。 ※全国の条文を"等しく"提示せず【都合よく各所から抜粋して曲解しているサイト】に要注意! ※不安を煽るために罰則を過度に強調しているサイト内容にも影響されないよう冷静に真偽を見定めること。 ●傘を持って自転車走行は違反(条件付で許可された地域を除く) 道交法「傘」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/53.html これも規制根拠となる各都道府県の条文で定められているが、 傘の支持具でも「法文を読み解く限りでは」 安定を失う"恐れがある"(危険性・可能性がある)だけで違反になるので、 「傘を"取り付けて"公道を走行すると違反になる」と考えられる。 (※"傘なしで器具のみ取り付け"はOK、傘取り付けでも"押し歩き"であればOK) ●スマホや携帯電話を持ったまま自転車走行するのは(ほぼ)違反 道交法「携帯電話・スマホ他」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/122.html 自転車での携帯電話やスマホ注視の規制内容に関する内容。 「規制根拠となる全国の地方交通条例文もしっかりと掲載。」 「規制条文がない地域もある」のが最大の問題だったが・・・今後は道交法に繰り上げで直接違反となるようだ。 ◆自転車保険について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/151.html 業界団体の活動の賜物なのか、何故か安全に走行するためのルールを習得してもらうことよりも優先される。 ▲ヘルメットへの疑問 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/144.html 稀に?被っているだけで事故の"発生そのもの"が防げるオカルト的な効果があると信じている人達がいる装備。 ※軽くぶつかっただけで「互いに無傷でも事故」なので、通常ありえない話。 ▲ハンドルロックについて https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/130.html BSのリコール情報から問題点と改善案など。 ■(引用)特別措置ページ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/133.html 引用内容に対して特別な対処を行わせて頂いたページ。 2019.12.15 「★事故防止は[一時停止]が最重要~▲ハンドルロックについて」まで(ページ概要) 2016.12.4 ●タイヤの空気圧 10.20 ● サイコン(速度計など) 、●チェーンオイル・グリスなど 追加 8.21 ●小径車(折りたたみ)~●ブレーキランプ まで追加 7.31 UP
https://w.atwiki.jp/vipcycling/pages/15.html
初心者でも入りやすくて玄人も眺めて楽しめる、そんな用語集目指してどんどん追加・訂正して行こうぜ 英数字 ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行 英数字 IYH イヤッホオオオオオオオオオウ!の略。イェァ 要するに衝動買い。クレカ&通販の最強タッグで物欲がマッハ。 魔法のカードで(欲しいパーツが)ぽぽぽぽ~~~~ん Vブレーキ クロスバイクや少し前のMTBによく採用されるブレーキ。 軽量で単純な構造な上制動力も抜群だが、下手コクとジャックナイフすんぜ? リムブレーキだからリムの汚れには弱いぞ。 「Vブレーキ」はシマノの商品名で、一般名は「リニアプルブレーキ」なので 戯れにシマノ以外の製品を選ぶ場合は名前に注意だぞ。 29er 読み方はトゥーナイナー。肉屋(ニクヤー)とも。肉エロとも。 29インチホイールを装着したMTBの総称。大径ホイールによる走破性の高さが魅力だ。 海外のレースでは主流になりつつある29erだが、26インチホイールの扱いやすさもまだ根強い人気がある。 響きのカッコよさが封じ込めた中二病を刺激する! ア行 アルミ よくフレームに使われてるけど1円と同じ素材って考えるとすげーな 安価で軽いぜ。 よく硬い硬いといわれるが、フレームの構造次第な所もあるので、 アルミフレーム全てが硬いというわけでもないので注意だ。 お股が痛いの…/// 自転車あるあるの一つ。尻を浮かしてしのげ。結構慣れでなんとでもなる。 降りてからも数日レベルで痛いのは泌尿器科へでも行くヨロシ。 スケベ椅子のように穴が開いてるサドルを選ぶのも一手。 スレて痛いのはシャモアクリーム+レーパンで解決。 ぴっちりモッコリは伊達じゃないぜ! カ行 グルビューン VIP自転車スレが落ちたときの避難所。VIPコミュにあつまれー http //bicycle.sns-park.com/ クロモリ やたら日本語チックな響きを持つ素材。 実際の所はクロームモリブデン鋼って言う合金の略称 ケイデンス 横文字でハイカラにキメて見せてるが、ぶっちゃけペダルの回転数。 一分でどれだけ回すかを言ってるだけだからビビるな。単位はrpm。 よく90rpm前後が効率がいいという話も出るが、 体のデキてない一般人には結構キツい場合も多い。 目指すのは自由だが、あまりアスリートの話は真に受けない方が吉だ! サ行 サイクルベースあさひ 自転車屋さん。通販屋と思ってたけど、リアルあさひもあるよ。通販での対応は親切だけど比較的発送は遅め。 http //www.cb-asahi.co.jp/ サイクルベース名無し 自転車パーツレビューサイト 結構参考にしています http //cbnanashi.net/cycle/index.php http //www.cbnanashi.com/ 二つあるので紛らわしいが、前者は独立系で、後者は2ch自転車板の パーツの使用感スレのまとめサイト。 前者が後者のデータを無断転載したりで過去には色々と争いがあったようだが、 現在は一応決着はついてる模様。 まぁ第三者的にはどうでもいい話。 サイコン サイクルコンピューターの略。 無くてもいいけど、あるとモチベーションが違う。 「『サイコン読み』でAve.○○km/h」みたいな表現はアベレージの概念が違う事から生まれたらしいぞ! シートポスト サドルとフレームを繋ぐ柱 サドルバッグつけたり固定鍵つけたり シコる 支笏湖にいって来るの意。 オナニーではありません。 シャカリキ! 曽田正人による漫画。自転車乗りにとってのバイブル的存在。 読むと坂へ行きたくなる漫画。 スカンジウム 最近、よく名前を聞くようになった金属。 純粋なScではなく、製品として出ているものは全てアルミ等に配合された合金。 異常に高価なためレアメタルと言う人もいるが、実はそうではなく、 埋蔵量はありながらも工業的に需要が無く、収集する企業がほとんどいないため、 高価になってしまっていた。 近年、色々なものに添加するという用途でその特性を見直されてか 需要・供給ともに増加しており、価格は下落傾向にある。 なお、自転車部品での「スカンジウム」は、アルミにスカンジウムをごく少量添加したものであり、 「スカンジウム合金」ではなく、「アルミ合金」又は「アルミ・スカンジウム合金」と呼ぶのが正しい。 と思う。 タ行 チタン アルミ、カーボン、クロモリと色々乗り継いで、最後に行き着くのがチタン、とも言われる。 チタン部品は神聖なものと崇める人がいるくらい高価。 ただ、単にチタンと言っても色々あり、純チタンと言っても実は TiだけでなくO,N,C,Fe,Hといった不純物を少量含んでいるため、 金属としては1種類ではなく不純物の量によりJIS規格上4種類に分類される。 チタンと言えば硬いイメージがあるが、実はTiの純度が高いほど柔らかい金属であり、 他の物質と混ぜる事で異常に硬くなったりする、不思議な特性をもつ元素。 「チタン」と言うだけで飛びつくアホが多いためか、 チタンにアルミ等を配合したチタン合金を「チタン」と呼ぶインチキメーカーも後を立たない。 ツール! 大谷アキラによる漫画。クリリン監修だけのことはあってなかなかロードレースの分かる漫画。 ただ前半の伏線を回収しきれていないのが残念。 デジカメ 一昔前じゃ考えられないレベルで低価格高性能化が進んで普及しまくり。 サイクリングのお供にどうぞ。愛車撮ったり景色撮ったり楽しいよ! 『~ってどう?』 銅フレームを選ぶとはやはり天才か… マジレスすると自分ではどう思ってて、そこから何を人に聞きたいのかを書け デロ(デローザ) IYHする際の単位 1デロ=¥1,000,000 ナ行 ナンバー錠 鍵つきのじゃなくてダイヤル揃えたりするタイプのロック。 あんまり安物使うと手ごたえとか音でなんの道具も使わずに解錠されちまうから気をつけろ。 のりりん 俺自転車乗ってるヤツが嫌いなんです とにかく気持ち悪いというか そのナルシストっぽいところがイヤだし 日常の中で 汗臭い感じがイヤだし スポーツだか移動手段だかはっきりしないのもイヤだし 非日常を無理矢理日常の中に持ち込んでる そのガキっぽさがイヤだし マゾだかサドだかはっきりしないところもイヤだし なんだか盲信的で自分達こそ最高みたいな かんじもイヤだし 興味のない人間にも強引に勧めようとするのもイヤだし 鬼頭莫宏による漫画、イブニングにて連載中。キャッチコピーは「30歳過ぎたら男は自転車」。 ちなみにまだ誰も死んではいない。 ハ行 パナチタン パナソニック製のチタンフレーム、またはそのフレームを使用したロードバイクの事。 パナソニックと言えば家電のイメージが強いが、実は自転車メーカーとしても老舗で、 フレーム部品一つ一つから1mm単位でフルオーダーできる、 数少ないビルダーでもある。 バルブ 仏式と英式、米式がある。 いわゆるママチャリは英式、スポーツバイクは仏式が多いかな?米式はバイクや車と同じ形状だから、GSでもエアを入れられるぞ。 空気入れの先っぽが全然違うので、噛ませるアダプタもあるけど仏式のフロアポンプを新たに買うのがオススメ。 できたら気圧計ついてるやつな。詳しくは一緒に買いたい小物類見れ。 補給食 自転車にずっと乗ってるとのども渇くし腹も減ります。途中で食べ物も口に入れないとハンガーノックなんていうおっそろしい現象がおきて、 全く動けなくなってしまいます。それの防止に持つちょっとした食べ物のこと。 決まった補給食はないが、パワーバーやカーボショッツなど コンビニで売っているもので選ぶなら羊羹やスニッカーズなど 手軽に必要な栄養をとれるものもある。 補給食に求められる要素としては、 糖分や塩分、またそれらを効率よく吸収できるもの コンパクトに収められる 乗車中の「食べやすさ」(パッケージの開けやすさ、また純粋に食べ易いもの) 美味いもの が挙げられる。 ホローテックⅡ シマノの中空構造のクランク。DURA-ACE、ULTEGRA、105、XTR、XT、SLXで採用。 それ以下はツーピースクランク規格である。 取り付け規格は一緒で、違いは中空か裏抜きかである。 マ行 ママチャリ 現在の日本におけるごく一般的なイメージってこれじゃね? シティサイクルって名称で店では売られてる。ホムセンで安売りされてるのは、ほぼ間違いなく安物買いの銭失いになるからやめとけ。 餅は餅屋。自転車は自転車屋。 ヤ行 ヤフオク 盗難車の行きつく先と言われてたり。 初めての自転車なら可能な限り、こういったオクを含む通販避けてサービスの良い実店舗で買うべき。 アフターサービスとか人対人の値引き交渉とか色々な点からオススメする。 弱虫ペダル 渡辺航による漫画。週刊チャンピオンにて連載中。 主人公小野田坂道によるヒメヒメクライムによって他校の努力はことごとくつぶされていく漫画。 ショと忍者のクライム対決は疑似セックル。 勢いに任せすぎ。 ラ行 ライト 無灯火で高速走行する馬鹿は事故れ。 やはり出会いはどんな形であれ、自転車に興味を持って公道を走行するなら最低限の装備とマナーは完備しようぜ。 ライトの意味としては 歩行者や自動車、バイクに自分の存在を知らせる>>>>>>>>>前方の視界を確保する 位の比重。 ワ行 わ…輪行 「りんこう」。公共交通機関を利用する上で自転車を持って乗るからには最低限のマナーとして輪行バッグに自転車を入れにゃならんよ。たまーに例外もあるけど大体はそう。 前・後輪を外して入れるタイプが多いけど、前輪外すだけでいいのとかもある。 しかし前輪外すだけのタイプは特急の座席裏に収まらないので注意が必要。(サンダーバードとはくたかでエライ目に会った) バッグの生地や縫製の具合が丈夫で、なおかつ畳んだ時にかさ張らないものを探すべき。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/48.html
最終更新日:2024.9.15 ●ドンキの長く乗れる自転車? 2024.2.18 ◆ホームセンターによる自転車解説への補足 2023.9.24 ●シンプルなほど安く済む 2022.10.2 ●丸石自転車2023展示会レポ記事から見えてくる今後の自転車との向き合い方 2022.7.17 ★一般車でも完全分解してから納車前整備する店の方針(画像解説) 2022.2.27 ●自転車購入時に「用途・目的」をしっかり見極めないと失敗するという例 (メンテ2に移動)2022.1.30 ●国内メーカーの一般車の不具合? https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/123.html 2022.1.23 ◆[重さ]搭載パーツで大きく差が出る【スタンド&リアキャリア】(服部産業の解説) 2021.12.19 ●7部組の完成車のヘッドパーツにグリスほぼなし 2021.9.19 ●全ケース(フルカバーのチェーンケース)を薦めない理由 2021.9.12 ◆総合的な案内「10項目」 2021.8.15 ◆車種比較の落とし穴 ~条件は詳しく確認しよう~ 2021.6.27 ●一般車(ママチャリ分類)の定義 2021.4.4 ●予算2万円でオススメできる自転車はありません 2020.2.16 ●生活用自転車の購入を検討すべき時期について 2.2 ●変速なし自転車のポイント(修理時にかかる費用面での比較など) ─────────────────────────────────────── ●通学自転車の選び方 (2020.1.26ページ移動) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/138.html ●BAAについて https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/137.html ▲通販での自転車本体購入のデメリット https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html#warning ─────────────────────────────────────── 2019.12.22 ●買い方を間違えると「自転車は完成形にならない」 12.15 ●内装変速と外装変速(+変速なし)の違い 10.20 ●片道20km用途での車種選び 9.29 ●「ママチャリなんて何でもいい」という感覚 9.8 ●オーアンドエムの5年補償は既に消滅で(特定車種)1年補償が復活、アサヒサイクルは(特定車種)3年補償が復活 6.2 ●悪路向けの一般車? 3.31 ●ステンレスリムの弱点 3.24 ●しっかり整備されている新車 3.10 ●外装6段の問題? 2.24 ●改めて考える自転車購入前の注意点、●内3変速があっても・・・ ■目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★購入後を見据えて選ぼう ●パンクしにくい自転車が欲しい ▼整備の頻度で考える ◆「何が」「どこまで」必要かどうかということ ▼【どうやって実感する?】 ■買った後のことを考えたほうが得 ■メリット・デメリットを理解せよ ●店選び、購入方法での失敗例 ■特殊規格(ベルトドライブなど)について ▼事故案件を確認する ───────────────────────── ★選択チャート表(簡易・詳細) ●とりあえず内容としては何を見て決めればいいのか ●簡易的な一覧 ▼重量 ▼タイヤ(リム)サイズ ▼本体素材 ▼変速数と種類(変速なし・内装・外装) ◆内装3段と内装5段の違い ▼チェーンケース ▼ライト ▼[後]ブレーキ ▼駆動 ▼シートポスト ───────────────────────── ★素材と変速の組み合わせで選ぶ ───────────────────────── ★盗難補償で選ぶ ↓ 「盗難補償のある自転車メーカーや盗難保険など」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/150.html ───────────────────────── 雑感 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●シンプルなほど安く済む cs-shinwa.sblo.jp/article/190561862.html 手間がかかるという事は金額が増えるという事です。 作業=工賃=人件費ですからね。 みなさんは修理にお金のかかる自転車と そうでない自転車、どちらを選びますか? ※当然、共通部品の価格まで安くなるわけではない。 あくまで手間が少なくなれば割安にすることが"可能"というだけであって、 時間工賃は画一価格が売りのチェーン店でもなければ店ごとに異なる。 まず構造的にハブに何でもかんでも留めること自体をまず見直してもらいたいとは思う。 コスト削減だったとしても整備性は著しく劣るため。 ネジを増やせる余裕があるなら、まずフレームにキャリアはキャリアだけで単独で ネジ留めできる箇所を設け、緩み防止剤の中強度でもつけてナットワッシャーで両側から 挟んでめったに外さずに済むようにすればいいのに 一般車・一般車電アシではそういう当たり前を避ける。 その結果として、修理時にイチイチ全部外し、全部着けるという 毎回毎々手間のかかることを要求し、効率を著しく下げる。 メーカー的に整備無頓着が多くて事故多発の原因になりかねない心配がある? だったら業界挙げてロビー活動でもすれば 保険やヘルメットのように最優先すべきでもないようなことを優先できるのだから、 「適切なブレーキ操作」にも影響のある「定期整備」を「努力義務化」でもしたらと思う。 ●関連で「車種選び」に関しては間違っている人があまりにも多い気がする。 長距離で頻繁に使うのに安物自転車だったり、反対に、坂もないような近所でしか使わないのに、 むしろ体力維持のためにも整備費用面でも電アシは不適格なのに買ってみたり 歪な選び方が横行しているように思えてならない。 「タイヤ・チューブ・ワイヤーケーブルなど規格サイズが同一である場合は除き」 ・電動アシスト自転車より一般車のほうが電装パーツがないので安く済む ・内装変速よりも外装変速のほうが構造が簡単なので安く済む ・外装変速よりも変速がないほうが構造が単純なので安く済む ・フルチェーンカバーがあるよりも、半面やピストル型のほうが簡単なので分解は早くできる ・組み立てやすく整備もしやすいほうが修理時間も減るので比較で少しは安くできる だからこそ安物自転車でフルカバーチェーンケースの意味が分からない。 もし「ママチャリだからフルカバーが適切」というなら、 巷の「ママ向け電アシ」の数々がフルカバーではない時点でその論理は既に破綻している。 その上、変速を切り替えて使いもしない=必要がないのに 変速付きの電動アシストの必然性は低い(ハブ自体に強度を持たせるために太くする場合は除く)。 坂が多いわけでも、風が強い地域でもないのに、 近所移動しかないのに変速つきを買う意味もない。 「客が欲しいと思ってるから」で、そのまま何の相談も提案もせず 買わせて結局用途に合わなかったら本末転倒。 だからこそ、店の役割は非常に大きく、本来ネットで自転車本体を買っても構わない人は よほど自転車に詳しい「極限られた人間だけ」であるべきなのだが・・・ どうにもシマノを筆頭に「最も大切な基礎中の基礎の土壌を育てる」ことを完全に放棄し、 育成しなければモラルまで崩壊し続けるだけという危機感がなさすぎることに 何故誰も気付こうとしないのか。 ●ドンキの長く乗れる自転車? www.itmedia.co.jp/business/articles/2409/11/news118.html 「シートチューブ短くして低床サドルにできるので長く乗れる」 はぁ・・・ ハンドルとサドルまでの距離を サドルの後ろに下がる距離だけで十分としているのだろうが… 参考画像ですら子供には大きく、大人には窮屈そうに見える。 「帯に短し襷に長し」で、使いやすいとは思えない。 ちなみに価格は約2.5万円。 どう見ても6段外装変速の安物自転車なので 2,3年前には1.5万もあれば変えたような代物。 ▲両立スタンドではないため、駐輪時に邪魔で取り出すときも不便極まりないという 「実際の利便性」などより、 コストを抑えられればそれで良いという考えも透けて見える。 極近距離移動なら、いわゆる「黒ハンドル」と呼ばれる 変速なし自転車のほうが、両立スタンドも標準装備で 変速機のトラブルが起こらないので使い勝手は良い。 ◆ホームセンターによる自転車解説への補足 www.youtube.com/watch?v=pbL9nv2Qb-0 1 内装変速は外装変速とは違い漕ぎながら変速はNG 坂道は途中で変速せず「予め軽くしておく」のがセオリー。 どうしても登坂の途中で切り替えるなら一旦停止してから変速が望ましい。 外装変速は内装変速よりも走行性能は高い。 小まめに手入れすればシャリシャリ音鳴りで走りにくいようなことも、 適切な扱い方を習得していればチェーンが外れやすいこともないが ノーメンテ主義であれば、その恩恵が得られない。 2 26と27.5の説明では26はWOのETRTO 590と勘違いさせてしまうので しっかりMTB系の「26HE ETRTO 559」の説明と よくあるその590とは互換性が一切ないことへの解説が必要。 (タイヤは割高になるが、クッション性能が良くタイヤの選択肢は多い) 3 バンドブレーキの音鳴りは一応1粒研磨剤で改善できなくはないのとサーボブレーキへの変更が可能。 ローラーブレーキはBR-IM31Rでも「放熱板90mmと100mmの2種類」あるだけでなく 新型タイプ(C3000系,C6000)へ変更も可能という説明不足。 (放熱板なしは廉価型ローラーブレーキであり、放熱板なしなので必然的にグリスも蒸発しやすい) ※仕入れが不可であればその限りではないが… 少なくともアルベルト扱いがあれば放熱板90mmローラーブレーキの取り寄せは可能。 4 フルカバーのチェーンケースは整備がしにくくチェーンの状態も確認し辛い。 5 カセットBBやタイヤの側面反射は良いとしても「イノーバ」のタイヤは微妙。 しかしノーメンテ使用するならタイヤ銘柄を気にしてもほぼ無駄なので何でも良い。 6 テールライトは故障時の交換が面倒で実際にはデメリット。 シートポストに取り付ける電池式であれば付け外しの手間はあるが交換しやすいが そもそも電池式である必然性は低い。 6 ブロックタイナモでもカゴ下取り付けの物への交換可能。 7 内装5段は重めの方向に振っているので、恐らく16Tと思われる後輪ギアでは まともに使えないはずなので18Tへの変更が必須に思える。 8 ベルトドライブはローメンテで済んでもチェーンに比べて駆動効率が悪い。 9 「くるぴた」は使わなくても機能があればそのぶんの車体値段は上がる。 前カゴに5kg以上積載しない、風で倒れない駐輪場所を選ぶことが重要。 ※コメント欄 「片道20km用途」は…自動車か原付をお薦めしますが どうしても自転車であれば標高差を考えると値段が高くなっても 「電動アシスト自転車」が必須かと。 余程体を鍛えてる体力自慢で非電アシの場合でも、登坂を考えると 最低10kg前後のクロスバイクやグラベルバイクも視野に入れるべきで 予算は空気圧計付きポンプ込みで最低でも「10万円前後」から。 (※アルベルトも含む普通の一般自転車はお薦めしません) ●丸石自転車2023展示会レポ記事から見えてくる今後の自転車との向き合い方 cs-shinwa.sblo.jp/article/189839178.html 約2万円弱という尋常ではない値上げがされる車種や 単に「値段を上げる口実」としたかったのか 名称の複雑化・フレームの多様化・ハンドルロックの搭載など 「無駄な変更」が多そうな印象。 値上げに対して「辻褄合わせで小手先の変化をねじ込む」は選択ミスで、 分かりにくくても、延長保証や修理時の「補償特典を丸石が補助する形」で考えるべきではないだろうか。 ●やはり今後は今までの自転車の価格に慣れ切ってしまっている消費者達には 「中古自転車」の需要が高まり、「ネットで中古車を貰ったり買ってきて走れるように安く整備しろという難癖」から 「店が目先の金欲しさに安請け合い整備でのトラブル」も増えそうな予感。 消費者「今まで自転車を大切に使ってこようとしなかったツケ」が 薄利多売販売側(店/メーカー)「まともな整備を浸透推奨させず、早期買い替えを促し」 「適切な整備の重要性を軽視してきたツケ」が、重くのしかかって来ようとしている。 ◆「これでも貴方は自転車の使い捨てを続けますか?」という選択を突きつけられている状況で 今までの誤りに気付き、 「変速の"適切な"使い方、空気圧の"適正な"管理、適切な注油、家屋での外駐輪であれば車体カバー」など ようやく考え方を改められる人だけが安く使い続けられ、 それでも改める気がないような人達は、今後ますます無頓着に相応の"枷"として「搾取」されることになる。 ●予算2万円でオススメできる自転車はありません ※既存内容と重複でも注意喚起として。 使用頻度「1週間か1ヶ月に1回使うだけ」 短期間のみ「長期間使うつもりはない」 近所用「単距離しか使わない」 という限定条件であれば、安物自転車を使い潰すという選択肢はありかもしれない。 ※その場合「トラブルの少なさと機構の簡略化という点」から「変速なし」がベター。 【重要】「ノーメンテ主義」なのに「外装変速」は、相性最悪なので絶対に選択しないこと。 しかし、もし「稀に使うだけ」でも「長期間利用するつもり」であれば、 安物自転車は耐久面から見て良い選択とは言えない。 (※完全分解でグリスアップ等が出来るスキルと工具がある場合は除く) ※店に安物自転車の完全分解からのグリスアップを頼むのであれば、 常識的に自転車本体とは別に「工賃だけで2~3万円以上」が当たり前なので、 その工賃ぶんをもう少しまともな自転車が買える予算にしたほうが得。 ───────────────────────────────────────── 地域的に坂が多いとか風が強い場合は電動アシストが最適でも、 当然、2~3万円で買えるわけもなく、 余程年式が新しく、バッテリー状態も非常良い場合を除き、 バッテリー状態を考えると電動アシストで中古は論外。 タダで貰えても処分費ぶんマイナス。 ※通販などで売っているような5万円台でも、まともに薦められる車種は存在しない。 ※電動アシストでオススメできる下限は「パナソニックのSW(約8.5万円)」。 ───────────────────────────────────────── 安物タイヤと同じで、(乗り心地の違いなどは考えず) 「限定的な条件下では最適化される場合もある」が、 基本は「目先の安さに釣られてもロクなことはない」。 そして「購入後」も「性能維持のためには」その整備費用も必要。 空気圧管理のために空気圧計付ポンプ、 (556ではない)チェーン専用のオイル、チェーンの洗浄剤、 屋外であればカバー、 タイヤ・ブレーキシューのような消耗品も交換しなければならない。 それが面倒であれば、半年や1年おきに買い替えか、 最悪は買い替えずに使い続けることになるが、 走行性能を置き去りにするということは 「本来消費する必要のなかった体力まで削られる」ため、 結果、費用面でも効率面でも損をする。 どれだけサンダルのような使い方しかしなくても、 自転車は「様々な部品の集合体」であり「乗り物」。 ある程度の衝撃や風雨にも耐え、本来の実力を維持し、 安全で快適に使うためには、どうしても対価が必要。 可処分所得から通信費や遊興費などを見直してでも、 「自らの身体機能を拡張するための装置」として 「生活用の自転車」について、一度真剣に考えることをオススメします。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── ※しかし、こんなページまで辿り着いて情報収集しているような人であれば 既に安物自転車について理解している人が多いと思われるので、あまり意味はないという。 本来このような情報が届かなければならない人達のためにこそ 「行政」や「メディア」が活用されるべきと考えるが、 実際は「ヘルメット着用や保険加入に執着」、 「スポーツ自転車や電動アシスト自転車一辺倒」で 「一般の生活用自転車の情報発信力に関しては、完全に皆無に等しい」というのが現状。 ◆車種比較の落とし穴 ~条件は詳しく確認しよう~ (1)重さ 「後付」で、荷台やカゴなどを取り付けて「重さが同じになっていれば」まだ参考になっても、 掲載されている重さが「2~3kg違う」ということは、 その時点で「走行性能の比較は無駄」。 ※重い自転車でも走行感が軽いのであれば、スポーツ自転車でも強度重視で重いものだらけになっている。 ※だからこそ突き詰める人は「1g単位で軽量化を探求する」ことになる。 (2)タイヤの"太さ"・"タイヤ自体の重さ" 一般車のWO系「(24/26/27)×1-3/8」・・・・・・・約35~37mm幅 HE系の例えば「(26)×1.75HE」・・・・・・・・・約42~47mm幅 ◆「同じ重さ」であれば、タイヤが"太いほうが"走行軽快感では劣る (※但し、エアボリュームが増すのでクッション性能は高い) 初歩的な話として「クッション性能重視」か「走行性能重視」か、 特徴が大きく異なる車種の単純な比較は無意味。 日常使いとして「普通車」と「4WDのオフロードカー」の比較をしてもしょうがないように、 「普通に重い安全靴」と「さほど重くない革靴」を比べ 「革靴のほうが軽くて歩きやすい」という感想が出るのは当然というか。 逆に安全靴のほうが歩きやすいと思うとすれば驚く。 (3)変速の状況やギア比の違い これも当たり前で、「同じ外装変速6段」でも「段数の位置」で「軽さは違う」。 また、外装変速でも変速なしでも内装3段でも 「段数の位置が同じ」でも「チェーンリングの歯数&後輪スプロケの歯数」 =ギア比が異なれば走行感は異なる。 (4)ハンドル角度など 子供乗せのような必然性のある特殊ハンドルでもなければ 後で変更しやすい箇所なので、あまり気にするほどではないが、 直立姿勢で風を真っ向から受けるポジションほど「風の影響を直に受けるので進みにくい」 反対に「伏せるような姿勢」になるほど進みやすくなる。 ※シート角のポジションもあるが、一般車では気にしてもしょうがない。 (5)その他:坂の角度や長さや多さ、向かい風の多さ、個人の体力、 電動アシストのバッテリー残量、回転部分が正常か否か、等 異なるケースは多種多様。 空気圧の減り方すら細かい条件で全く異なるのに、 年齢も体力も走行箇所の条件も一切分からない状態で、 「相応しい自転車が何か」と安直に訊かれても、 大雑把に車種の紹介だけは出来ても、"的確に"答えるには困難を極める。 やはり、購入相談は店がちゃんとしっかり時間をかけて「商材」として 興味がある人には「違い」を徹底的に教えるべきと考える。 ◆[重さ]搭載パーツで大きく差が出る【スタンド&リアキャリア】(服部産業の解説) osaka1947.exblog.jp/32410267/ 片側スタンドが約0.45kg 両立スタンドとキャリアで約2.245kg 残りの細かい差はさほど気にしないとして約2.3kgの差。 しかも、この両立スタンドは安定性重視で接地面にU字金具があるので 一般的な両立スタンドよりも重くなる。 両立スタンドをアルミにすれば間違いなく軽くはなるが、単純にコストの問題と、 それ以上に、使い方を理解できていない人達に使わせてしまうと・・・ 駐輪時にスタンドを上げたままサドルや荷台に座ることで 「破損」を引き起こすために、安易に導入するようなことは出来るはずもなく。 かといって、スタンドの強度を上げてフレームに影響が出ても困るので、やはり難しい。 リアキャリアにしても同じ。 アルミの両立センタースタンドにすれば600gほど軽量化できるが、 両立スタンドとはいえ、やはりU字錠等でしっかり固定物と施錠する癖と環境が整っていなければ、 「安定性が悪い」というクレームにも繋がりかねない。 そのため、使い方を理解できる人であれば、 「リスクを理解した上で」(加工が必要であれば、その加工も含めて)自分で調べて交換する方向になる。 リアキャリアについては、一切使わないのであれば「真っ先に外すこと」が走行性のUPになる。 ●7部組の完成車のヘッドパーツにグリスほぼなし twitter.com/bicycleoshigamo/status/1471319744112660483 7部組みで入荷する完成車の殆どが画像のように グリースのグの字もないほどグリースが塗布されていません! これはスポーツ自転車の話として、 9割完組でも、逆にグリスが満足に充填されているケースがあるのかどうかすら怪しい。 工場組立時点でネジ溝に防錆処理が行われているわけもないことから見ても、 ロクに整備せずに納車しているような店であれば、 まず間違いなくグリスアップはしていないと見ておいた方がいい。 ※もし新車購入時に自転車を受け取る際、グリスアップの有無の状況を聞いても、 特に一般車がメイン販売の店であれば、 そもそも「何故必要なのかすら分かっていない」店のほうが恐らく多い。 ●全ケース(フルカバーのチェーンケース)を薦めない理由 長めのスカートを履くことが多い人を除き、基本的には選択肢に含めないことを薦めます。 ・蓋などのネジを外さなければチェーンの状態がほぼ確認できない ・全カバー自体が曲がってチェーンが当たりカシャカシャと音鳴りしやすい ┗・それを修理する専用工具が廃盤(2021年9月時点) ↓ ●HOZAN「全ケース直し」生産終了 www.hozan.co.jp/corp/g/g15172/ ※要望が多ければ数量限定で再販の可能性も? ▲一方で、バック拡げとかいう「準破壊工具」は継続しているのを見ると・・・ www.hozan.co.jp/corp/g/g15451/ 如何に一般車が「適正工賃の概念がないユーザー」と、 「こんな工具を使わないと時短作業できないロクでもない自転車店」に囲まれ、 「破壊前提」で酷い扱いに晒されているのかよく分かる。 「フルカバーならほぼ注油しなくてもオイルが枯渇しにくい」というが・・・、 それは「ローメンテこそ有意義」=「まともにメンテする気がない」と言っているようなもので、 砂ぼこりなどがほぼ付着していない「チェーンの快適性」を放棄しているので、 個人的には、そのような使い方を推奨しない。 ●フルカバー(全ケース)型チェーンケースのメリットとデメリット ●良い ・文字通りのママチャリという主に婦人車での特徴ということもあり、スカート等が巻き込まれにくい ・チェーンへの注油頻度が下がる ▲悪い ・カバーを外さないとチェーンの状態が確認しにくい ・チェーンの清掃に手間がかかる ・ロックリングを正しく嵌めるには専用の工具が必要 ・カバーの凹みをある程度綺麗に直すには全ケース直し工具が必要 ▼ピストル型ケース(ハーフェーンカバー)の場合 ズボンの裾が巻き込まれる場合は「ズボンクリップ」を使う。 www.cycle-yoshida.com/pc/syouhin_list.php?GCODE=007 BCODE=008 CCODE=001 (長いスカートの場合はフルケースカバーを選ぶより他にない?) ▼チェーンケースについて 要はスカートを履く必要がないのであれば「作業性が悪くなるだけ」に思える。 チェーンへの注油頻度が下がるというのは 空気入れ不足の常態化と同じように「自転車への手入れを怠けるための言い訳」にしか過ぎないように 思えて仕方ない。 時間工賃が上がるので「修理が前提の商売である場合も」歓迎されるものと言える。 ※半面ケースでもピストル型ケースに比べると若干手間だが、外す手間はそれほどかからないので 全ケースに比べると注油等はしやすい。 ※チェーンオイルが飛び散るというのは適切な塗布とふき取りができていないだけ。 ◆総合的な案内「10項目」 jitensyazamurai.com/db/archives/15168 ◆(1)安物買いの銭失い しかし、ベルト駆動は「ベルト部分のみ」メンテ軽減できるだけでしかないのと ▲ノーパンクタイヤをデメリット説明なしで安易に薦めるのはどうかと・・・。 ◆(2)中古は避けよう 「商品状態の目利きが出来る人であれば」 殆ど使われていない新古品を稀に入手することができるかもしれないが、 少なくとも「使用感のあるものは」割高になるのは間違いない。 「整備済み」とあっても、果たして細部のグリスアップまで施されているかどうか疑問。 ◆(3)空気を入れるという「習慣付け」 頻度については書かれているが、▲「空気の量」については案内なし。 米式化等は禁句扱い? ◆(4)タイヤは適宜交換 走行面や側面の"ひび割れ"や溝が無くなって下地が見えそうになってきている時点で交換。 ◆(5)適度に注油 (ノーマル)556は厳禁。全体につけまくるのも論外。一気に噴射するのもNG。 要は適量も注油が場所も分からないなら「店に頼む」が正解。 (※当然、556を使うような店には頼まないこと) ◆(6)駐輪状態で長持ち度合いが違う 軒下でも直射日光を避けるためにカバーをするのは有効。 ※安物カバーは撥水力が低いなどで不利なのでおすすめしない。 ◆(7)年1回以上は自転車店でメンテ推奨 自分で完全分解からの組み上げが適正に出来るとか、 不調の原因が分かるのであれば必要はないが、 基本的には不具合の種を消すためにも、 使用頻度や走行距離にもよるが年1回とは言わず、 「注油依頼も兼ねて毎月1回」でも過剰ではない。 ◆(8)危険な状態では乗らない そもそも"前後とも"適正にブレーキが効かなければ「道路交通法違反」。 正直、車体番号と防犯登録していればそれも共に、努力義務でも「報告するように規定」すべき。 ※「事故を起こす可能性の高い危険車両」として目を付けておく必要がある。 ◆(9)自転車の役割を意識しよう 「生活の足として欠かせない存在」ならば、より安全で、より快適に使えたほうが良いはず。 手間と時間とお金をかけるだけ、真っ当に応えてくれるのが自転車。 ◆(10)保険も分からないでもないが・・・ まずは「ブレーキ」を意識するのが最優先。当然、ヘルメット着用よりも優先。 「危険を予め予想しつつ、交差点の出会い頭に気を付けるなど、とにかく臆病に走行する」 「歩道は歩行者が優先」とにかく"止まる"。 停止からの漕ぎ出しのために"変速を素早く軽くしておく"スキルも必須。 「事故を " 防 止 " する(起こさない/遭わない) = 慰謝料も怪我の治療費も時間も浪費しない = お得」 事故後に備えるよりも、まずは「徹底的に無事故で自転車を扱うこと」が最重要。 ●一般車(ママチャリ分類)の定義 [極狭い範囲のみ]として・・・ ・「約1万円のカラフルな変速なしの安物自転車だけがママチャリ」 ・「"ママ"とあるので、婦人車だけ(非アシスト)」 (内装変速 or 変速なし、フルカバーチェーンケース、両立スタンドが標準装備) という人が多いかもしれないが・・・、 個人的には、 ●スポーツ自転車もどきの「ボスフリーの外装変速」の軽快車も全て ●ファットバイクと同じ「太幅タイヤ」でも「荒地走行はできません」と書いている車種 ●メーカー側がシティコミューターやアーバンバイク扱いや、 販売店側で「クロスバイク」として販売しているとしても、 「跨ぎやすい(トップチュープ)フレームが斜め」である車種も、 "非スポーツ用途"で「日常生活用向きの自転車」は、全て「一般車(広い意味でのママチャリ)」として定義しているため、 話が噛み合わない可能性はある。 「生活用自転車」という意味では、 幼児/子供車や、親子乗せ自転車でも、(e-bikeではない)普通の電動アシスト自転車でも、 「大枠としては」同じ"一般車"カテゴリと思っている。 レンタルの観光用に使うタンデム自転車は丁度中間。 しかし、観光用のレンタルファットバイクでも、 ボスフリーではない荒地走行できる車種は「スポーツ自転車」となる。 カセットスプロケのスポーツ自転車でも、 グラベルのような日常系であれば一般車になるのかといえば、そうは思えず。 それだけ「スポーツ用途としての自転車」は「扱いも管理方法も別物」と考える。 少なくとも、走行性重視で趣味性が高く、 「換金素材」として目を付けられてしまう車種、 例えば、シングルスピードや、カセットスプロケの使われているクロスバイク以上であれば、 「一般車」としては、防犯管理すべき方法が異なってくるので、同じとは思えない。 ●生活用自転車の購入を検討すべき時期について cs-shinwa.sblo.jp/article/187147194.html 例年どおり3月頃に品薄になるとはいえ 今年は状況的に楽観視できないのかもしれない。 とはいえ「3月末にならないと駐輪場の空きが出ないから買えない」などの特殊なケースや、 通学車のように「校則を確認するまで購入するわけにもいかない」という事情があれば、 遅くならざるを得ないのは分かるが、 特に理由がないのにギリギリで買おうとすること自体間違いなので、 その場合欲しかった車種が買えないとしても「自業自得」の面が強い。 基本的には車種選別の一助となる「必要なパーツのリストアップ等」を 1から勉強するなら「半年前」くらいからが妥当。 店選びも念入りに調べるのであれば1年以上前から検討していても間違いではない。 その上、メーカー全体的に商品入れ替え時期でもなく、 そもそも需要が高い時期なのだから店が値段を下げる可能性は低い。 (※まともな整備が期待できない売りっぱなし前提のネット通販などの投げ売りは考慮しない) (メーカーや店にもよるが、一般車であれば、 切り替わり時期に売れ残りが安くなる可能性が高いのは 自転車店全体の閑散期も重なる11月くらいと見ている) ※無論「何でもいいから自転車が手に入ればいい」という鈍感を極めているような人であれば、 中古でも買ってからその修理費用を払うしかないが、 あらゆる自転車が入手できなくて困るなどということは考えにくい。 ●変速なし自転車のポイント(修理時にかかる費用面での比較など) cs-shinwa.sblo.jp/article/187088097.html ギヤ付きとギヤなしで多少の差はあるものの ギヤなしの自転車の場合は特に 踏み込む力が強い方ほど、壊れる可能性が上がります。 よく、より安い自転車を買おうとして ギヤなしを買う方が多いのですが 坂のある街に住んでいる場合は摩耗が早くなるので ギヤ付きをお薦めしております。 【1】【適切なチェーン清掃&注油】で摩耗は抑えられる ※556やパーツクリーナーを雑に振り撒いてしまうようなことをすれば ブレーキがまともに効かなくなる恐れがあるので要注意! 「とにかくケチることしか考えていないユーザー」か、 「早く壊して欲しい店では」間違いなく提案されない。 まともに手間をかけ安全運転を心がけていれば、 そのぶんしっかり長持ちするのが自転車。 (駐輪場で倒れないように工夫するなどの条件もある) 【2】後ろのギア歯を増やすことで軽さは増す (1漕ぎで進む距離は減るが、坂が多いのであれば ギア歯を交換できるハブに交換するという方法もあるが、 そのハブの存在自体を把握していない店も相当多そうなので現実的には難しい。 こちらでハブだけ入手して手組ホイールを依頼できる店を探すほうが早そう。 しかし基本的には、余程変速なし車種に強いこだわりがないのであれば、 やはり[変速を切り替えて使う前提で]変速自転車を選ぶべきだろう。) 修理時の総額は店によって差があるが、手間を比べると 「内装変速の内部一式の部品代」と「変速なしの手組工賃」では、 内装変速の場合は車輪組をし直したりせず、 内部ユニットごとの交換で済むので作業としては比較的楽。 (※但し内装でも5/7/8/11速であれば、内部一式自体の値段が高くなるので 変速なしの手組のほうが安上がりになるはず) [内装3段でも"ベルト駆動"であればやはり値段は高めに思えるが不明] しかし、変速なしの場合は手組ホイールで対応するよりも、 手間を考えると最も楽な「完組ホイールにて対応」という店も少なくなさそう。 そして、当たり前の話だが、 【変速があっても絶対に切り替えて使わない】ような人であれば変速付を買ってもしょうがない。 ●買い方を間違えると「自転車は完成形にならない」 star.ap.teacup.com/flatout/2501.html わかりやすく言いますと、7部程度に組みあがった自転車の部品たちを、 販売店にいる整備士の資格を持った人により、安全な自転車に組み上げています。 通販とは異なり量販店用のメーカー車の完組は9割組で納入というケースも一応あるが、 グリスアップや固着防止処理が十分な可能性は低い。 (まともな店員がいれば本部指示を無視してでも丁寧に組んでいる場合が"極稀に"あるかもしれない) ブレーキの調整ページにおいては、調整は販売店にてお願いします!?とありました。 もはや安全であるべき自転車が危険な乗り物になりそうな予感しかしないです。 「調整は【別途、[粗悪な通販車でも受け入れてもらえる店に]有料で整備費用が必要になりますが】 実店舗にてお願いします」という意味まで理解できる人がどれだけいるのだろう。 前後ホイールの玉当たりはガチガチ ハブの玉当たり調整から ステムやシートポストにはグリスなんて塗布されていません。 固着防止処理など それらを組み直して、ワイヤー類にもグリスを塗布、 ブレーキ変速関係も調整をし直して自転車として組み直しました。 それだけのことをしないときちんと走ってくれないことを理解してください。 自転車の形をしているだけの 「ペダルを漕げば進みブレーキレバーを握れば一応止まる」完成車未満でも 問題ないと思っている人が多い方が、「売れればいい」「早く壊せばいい」と思っている 店やメーカーにとっては都合が良いのだろう。 (雑な組立では半年や1年でガタガタになるはずだったころが、 初期整備がしっかりしていて、消耗品交換だけで済んでしまうようでは困るという) 粗悪な車体では長期安全を期待できないという意味でBAAを薦めるのも結構だが、 本来はこのような ★「初期整備の重要性」から ★「(最低限の接客礼儀もあり技術も信頼できるまともな)店での定期的な整備」 ★「一般ユーザーでも日頃できるメンテナンスの"正しい"方法」といった 「自転車を形だけではない"まともな自転車として"使ってもらうための常識」を 身につけさせるための機会を設ける必要がある。 ●内装変速と外装変速(+変速なし)の違い ●内装変速について ★変速機そのものは錆びにくい ▲一般普及品は段数が少ない ▲価格が高くなる ▲修理する場合も高くなる ★停止時に変速を切り替えやすい チェーンケースは外装変速にもあるので特にメリットというほどもでないのと、 「ローメンテを是とするフルチェーンケース」はあまり薦めたくないのもある。 ▼内装5・7・8・11段は基本的には「生活用途としては考えない」こと 「5段では(車種にもよるが)常用するためには後ろのギア歯の1サイズアップ交換が基本」で、 「8段,11段は完全に高価な嗜好品」。 自転車のことを詳しく理解できるようになってから、その時に初めて選択肢として考えるべきもの。 ●外装変速について ★見えているのでメンテナンスしやすい ★適切な段数を選べる ※6速でも7速でも「ボスフリー」という軸が構造上弱いという欠陥があるのが微妙。 リアエンド幅が135mm確保できるのであれば、「7速カセット化」というのが望ましいカスタム。 (※フレームエンドを広げることはお薦めしません※特にアルミや小径は厳禁) (※そもそもホイールの手組が必須なので安易に自分で作業しようとは思わないこと) ▲「外装変速の自転車は、停止時には変速を切り替えにくい」ので 「停止前にギアを軽くしておく」という使い方を理解しておく必要がある。 駐輪場の雑な扱いで変速機が狂いやすいということを挙げる人もいるかもしれないが、 「異常を感じたらすぐに店で調整してもらう」という癖が身についていれば、 さほど大きな問題にはならない。(しかし、問題を放置すれば"無駄な"修理費用がかかりやすい) ◆はっきりと言えるのは「安いから外装変速の車種を選ぶ」というのは間違い。 「まともにメンテする気がないユーザー」は、 スポークプロテクターが割れても放置しているようなことをしていれば、 チェーントラブルで後々困ることになる。 ●「内装変速・外装変速ともに」変速は切り替えて使いましょう 特定の段数だけ使うと歯の摩耗が早くなるだけでなく、 「疲れやすい」「漕ぎだしが重い」といったデメリットがある。 ●(一般車の)変速なし(シングルギア)について 「なるべく手間がかからず壊れにくいものがいい」というだけで決めるなら 「シングル=変速なし」が最適。メンテもしやすく補修費用も安め。 もちろん坂には弱く、それを改善するためには(後輪)ギア歯交換が必要になるが、 基本的に「ギア歯交換が可能なハブへの組み換え」になるので、 購入前にギア比を確認しつつ「完全に短距離用」と割り切って使う覚悟は必要。 (※スポーツ系の[違法ピストではない]シングルスピードは別物として考える) ●片道20km用途での車種選び 片道20kmのような(特に一般車感覚ではかなりの)長距離の場合、 身長/体重/年齢/体格/荷物の有無とその重さのような 基本情報であれば電話で確認できても、 自宅から勤務地までの具体的なルート(坂の数やその勾配)から タイヤ交換だけでなく細かいメンテ頻度も考慮すると、 無関係な地域に問い合わせても最善案が出せないと考えるべきだろう。 問い合わせているくらいなので 恐らく自分では作業できないものと仮定すると、 大概は遠方で買っても得しないので、 この場合「埼玉もしくは都内の実店舗」しかないだろう。 それでも一般論でオートバイや原付・自動車・電車・バスを使わないとして 山道や急坂を通らない前提で「ざっくりと車種だけ提案するなら」 ●エルゴン系グリップ(&バーエンドバー)必須で「クロスバイク」 ●大容量バッテリー乗せ換え必須で「電動アシスト」 電動アシストでも様々なタイプがあるので、具体的にどの車種にすべきかは要相談。 ●まともに整備できる店と室内保管ができる駐輪環境が必須で「ロードバイク」 ↑雨天走行するなら「グラベルロード」や フル泥除け重視であれば「ランドナー」だろうか。 疲れにくさ重視なら消去法で「電アシ」一択。 それでも20代体力自慢であればクロスバイクで十分かもしれない。 どの車種にしても「適切な空気圧・適切な注油」「小まめな整備は必須」で 特にブレーキシューは平たん路が多くても半年に1回必ず交換、 ブレーキケーブル(ワイヤー)もタイヤ摩耗時の一緒のタイミングで交換しておいたほうがよさそう。 反対に選んではいけない車種は・・・ ▲ママチャリ(シングル・内装) → 長距離向き車種ではない ▲シングルスビード → 同上 ▲クルーザー → 同上 ▲小径車(折りたたみ・非折りたたみ問わず)→ 同上 ▲MTB → 車道走行ではサスペンションがほぼ車重増加装備でしかない ▲BMX・ピスト → 適法の前後ブレーキ取り付けていても長距離向きではない ▲スポーツ風自転車 → 外装6段でも7段でもボスフリーでは軸が弱い。車重があれば疲れる。 ▲ファットバイク → 偽物ではない本格的車種でも長距離には向かない。 ▲フル電動自転車 → ナンバープレートなどなしでは公道走行不可 ▲タンデム → (そもそも通勤に使いたい人がいるとは思えないが・・・) [2022年8月現在]東京都・神奈川県では一般公道走行が解禁されていない。 ●「ママチャリなんて何でもいい」という感覚 「近所の移動用に使うだけだからテキトーに選ぶだけ」 という人も多そうだが、 たとえ1万円や2万円といえども、安くはない買い物のはず。 タイヤに限らず、アレコレ試した上で全く違いに気付けないのであれば その人にとっては安物でOKということになるとして、 (「栄養補給できれば飯なんて何でもいい」と同じ) 「実際に乗り比べて違いに気付くことができるのであれば」 (高い安いに関わらず)違和感が強いものを使う意味はない。 タイヤであれば 「耐摩耗性や耐候性なんて要らないから、とにかく軽くて安ければいい」 と 「(適正空気圧を理解し維持できる前提で)なるべく長く使えるほうがいい」 では 薦められる価格帯も異なる。 そもそも+1000~2000円以上の価格帯のタイヤを発売している意味とは何なのか ということになるが、 「メーカーに騙されて大して違いのないタイヤを有難がっているだけ」 と思うか、 「立ち往生を避けるためにも、出来る限りトラブルの芽は潰しておきたい」と 備えるかどうかの違い。 車種も同様に、 「週5で10km以上使うこともあるし、出来るだけ長期間使いたい」か 「月1で1km未満圏内利用で半年~1年で買い替えるだけ」では 薦められる車種も全く異なる。 (当然2か所以上の施錠をした上で) 「良いものを出来るだけ長期間使いたい」というのであれば、 ◆ブレーキ周りやリムやスポークなど「部品自体の違い」 と ◆しっかりと丁寧に作業してくれているかどうかの「整備力の違い」 を 実感できるかどうかが、「良いものを選ぶことができる分岐点」なのだろう。 ●しっかり整備されている新車 star.ap.teacup.com/flatout/2286.html 定価販売であれば、むしろ手間暇がかかっているぶん「安い」と言える。 (但し、以前の記事から見てBBネジ部分の固着防止処理はしていないようなのでそこは微妙か) 「大量に仕入れて大量に捌くような販売方法ではない」からこそ可能。 (技術スタッフを多く雇えば可能でも余程の立地や客層に恵まれていなければ赤字だろう) 大抵の売りっぱなし主義の店にこれらの整備を頼めば 「そういうのは(技術がないので)出来ない」か、 出来るとしても 「どうせすぐ壊すんだから丁寧な整備なんて必要ないだろ」という感覚で 物凄い面倒臭そうな態度を隠そうともせず、 「追加工賃で1万円」はまだ良心的で、2万円以上をふっかけてくる可能性すらある。 ★一般車でも完全分解してから納車前整備する店の方針(画像解説) note.com/togt24/n/neb60944ae847 時間工賃¥9,000-~¥12,000-と言われる自転車業界において、 ここまで分解する時間とさらに組み直す時間を考えると、 販売価格の安い車体であれば、車体の販売による利益は溶けてしまいます。 さらに長持ちしてしまうということはその後の修理などでの収益が見込めず、 まさに『骨折り損のくたびれ儲け』になりがちです。 ネット通販や大手の自転車販売店チェーン等を見てみると 定価よりかなり安く販売されている場合もあります。 となると、後々のユーザーさんの出費を抑えられるような組立なんてしている場合ではありません。 ■当店だからこそできること 販売台数が大手と雲泥の差があるということもありますが、当店は最初から価格で勝負はしておりません。 というか、正直に言うと大手と価格勝負なんてできるハズもなく、 同じ土俵に上がることすらできないでしょう。 ではどうするか? 品質で勝負するしかありません。 自転車を購入する初期費用としては安くなくても、 後々の維持費などを抑えることで、ユーザーさんの負担を減らしたいとも考えています。 当店にてお買い上げいただいた車体には、追加料金無しでこのクオリティーの組立を行います。 また、有料ではありますが、ネット通販や他店様にてお買い求めの車体でも このクオリティーの組立が可能です。 ◆完全定価でも、このレベルの納車前整備で追加料金なしというのは 間違いなく「ありえないほど激安」。 雑多な店、特に「値段の安さ」を売りにしているような店は 「個人店・量販店問わず」ここまでの分解整備は【利益が消えるので確実にしない】。 頼んでも「"一般車ごときに"という感覚で呆れ顔」か 「とてつもなく嫌そうな表情で」とんでもない金額をふっかけてくる可能性すらある。 しかし、「どうせ空気充填の頻度感覚すらないような奴らが多いのだから無駄」とか、 「テキトー整備で利益出すことだけが正しい」と 思い込んでいるような「情けない同調圧力」には是非とも負けないで続けて欲しい。 そもそも「整備できるだけの工具」も「スキル」も 「ロクにない店」も存在するのだから十分に気を付けたい。 ※例え「きちんと整備しています」という口ぶりでも、 集中できないなどの理由から「整備内容を一切見せない」場合は疑いたくもなる。 しかし、個人的に、知り合いでもこのサイト同等の整備を頼まれるとすれば 「調整云々のレベルでは済まない精度の低い部品の実費は別途」で工賃を結構貰いたくもなる。 ※安物自転車ほど「調整に手間がかかる」ので、より高く、元々の精度が良さそうな自転車でも数万円ほど。 そう考えると、自店の宣伝も兼ねているとはいえ、 いわゆる「技術の安売り」になっているようにも思えるが 自店販売車の場合、販売前に丁寧に整備を行っておくほど、 (さすがに浸水や完全屋外野ざらしは除外するとして) 長期放置されたとしても、例えば「固着」で 後々「面倒で手間のかかる固着との戦い」をする必要がなかったり、 極限まで納車前整備を行っておけば、問題が起こっても、「ユーザーの使用方法の問題の割合が高いと分かる」ので 問題点の洗い出しの選択肢も減らせる。結果として「後々効率的になる」と言える。 そうする気がなければ、自店販売でも一瞥して「はいじゃあ買い替えましょう」と いつもの常套句を出してくることになるのだろうとは思うが、 そんな「フツーの店」があるのは避けられないとは思うものの、 「その選択肢しかない」ことが健全とは思えない。 「既存の商慣習に倣うことだけが正しい」というのは 「人間の可能性や多様性すらも否定するようなもの」。 固定概念に捉われすぎると見える問題点も得られるはずのメリットも見えなくなる。 結果、大衆自身で「安さに執着することこそ至上命題」と思い込み、 「英式やボスフリーのように、とっくに終了すべき規格まで未だに残り続けて」 ユーザー達は最低限のメンテの概念すら一切身につける機会も得ることなく、 店達には"無駄な"手間が増やされてしまっていることに気付いていない。 それに、「基本価格が安くない」ということは 未だに値段で量販やネットに勝負を挑もうとしているような 「"無謀な挑戦"にしか優位性を見出せない」店達としては、 「大抵の消費者は細かい作業なんてしても気付かない」という感覚であれば、 「競争相手が減って嬉しい」というだけでしかないはずなので、逆になぜ気にする必要があるのか謎。 一般車で英式から米式(チューブ)への移行と同じで、 (多くの店では一般車サイズの米式チューブは通常在庫していないということも理解の上で) 多少割高になっても「気付いた人達だけが得をする」ということで 「住み分け」が出来ることは無駄が減って、 より高品質・カスタムにまで意識が向かう人達が増えることは歓迎すべきのような。 他にも、他店に持ち込みされたとしても、固着などの心配も減るのでメリットのはず。 とすれば 「あの店ではもっと細かく作業していた」という 単に「モチベが下がる御小言を言われたくないだけ」というのは余りにも情けないので 「地域的に?修理費用が高くても理解してくれる客だけで経営が成り立つ」のが 羨ましいだけなのかもしれない。 そもそも、自転車の価格も総じて上がっているだけに、 「工賃に関しても値段の安さを売りにするような時代は終わりを迎えている」と言える。 だったらこれを機会に「後々の自分の手間を減らすために」 客を選別するのも必要な段階と見るべきなのではないだろうか。 ユーザーが、それをどうしても直視・実感することが出来なければ、 安易に半壊状態の中古自転車を買ってしまい、まともに走れるようにするだけでも 結構なお金がかかり、新車を買ったほうが安いことに気付いても手遅れで、 延々と安く(雑に)作業してくれるような店を探して呆然と彷徨うことになるのだろうが、 まともな店がそんな「ゾンビ達」に付き合えばどうなるのかは自明の理。 ◆「作業を公開」し「価格勝負していない」という「"意味を"理解できる人達」への作業に 如何なく時間を費やすことができることがメリット。 ↑ ※時間や価格重視の大衆層が多ければ多いほど、 「値段提示で大半が去る」ので、その時点で「厄介払い」できるというのも良い。 ▼「何が違うのかという意味」を理解できれば、簡単な話ではあるが 読解力・思考力・想像力のいずれも欠落していれば、理解は不可能な話かもしれない。 もしくは、理想はあっても「地域・客層的にどうにもならず他地域への移転も困難」であれば 「そんな業態なんて通用するわけがない」と腐したくもなるのかもしれないが、 「自分の価値観こそ全て」と視野狭窄に陥らないように「有難い反面教師」として、気を付けたいところ。 ▼切り分けて考えるだけ ↓ ▲「(自分で整備もできないし目利きもできないけど)自転車なんて通販で問題なし」 ▲「自転車を丁寧に扱うことができない」 ▲「自転車なんて完全ノーメンテ当たり前」 ▲「とにかく時短、工賃も値段の安さ重視!」 であれば → 「テキトー・雑整備が方針の多くの店や、大型店や量販店等にご依頼くださいませ」 ↓ ◆「丁寧に作業して欲しいから時短要求をしない」 ◆「自転車を日常生活の足として大切に思っている」 ◆「自転車を丁寧に扱って「★安全」「★快適」「★長持ち」させたい」 という場合、 店は 【完全予約】【会員制】などの「"網戸"を虫よけとして門戸に掲げておき」、 理解のある客には「ランニングコストの対価をちゃんと支払うことを厭わず宜整備し、 店との関係性を大切に頼りましょう」となる。 つまり、端的に言えば【"業態(業務内容の実態)"の根幹が異なる】というだけの話。 ●「中古専門店やリサイクルショップよりはマシな作業をしている」という誇りがあれば、 それを支持している客達で経営が成り立つなら、それで良いのだろうとは思うものの・・・ 消費者にとって「選択肢が少なく、似たような方針の業態しかない」ことは避けなければならない。 その現状が「変速の使い方や日常点検の方法も含む自転車の正しい扱い方」 「空気圧管理のテキトー感」から「交通マナーの雑さ加減」に繋がっていると考えられるだけに、 個人的には到底看過できない問題。 道交法について条文参照もせず誤った解釈のまま理解していたり、 そもそも「一時停止の重要性すら説かない」人達だらけという現状には違和感しかない。 ●(補足)別の店の納車前整備動画 www.youtube.com/watch?v=YVHlr4QJJXo ここまで出来るなら、ヘッドパーツとBBのグリスアップをして欲しかったのはあるが、 「追加費用必須になってでも」頼んでおいたほうが得。 あと、ハブダイナモも「端子側は隙間からグリスアップ追加可能」のはず。 ●自転車購入時に「用途・目的」をしっかり見極めないと失敗するという例 www.moneypost.jp/882827 「買ったけど乗らなくなった」3つのケース 創作ネタのような気もするが、参考になるので個別に対策を考えてみる。 【1】10万円以上のクロスバイク 10万円以上する高いものでしたが、ママチャリとは比較にならないくらい軽くて走りやすい。 2万円程度の安物自転車はフレーム自体が論外として、 5万円程度以上の(まともな)外装変速車であれば、10万円まで行かなくても 「適正な空気圧管理」「軽いタイヤ」に「適正なチェーン注油」「変速の切り替え」で 街中使用では走りやすい。 「過度に高額自転車でなければならない」というのが根本的に間違い。 ─「車道は怖い」 「気に入って、最初は都内から横浜のほうまで走りに行ったりしていたんですが、だんだんと乗るのが怖くなりました。 まず都内だと、車の交通量が多い場所も多い。幅寄せする車や、いきなり停止する車には注意していました。 風が強い日はフラッと揺れますし、車を運転する人にとっても自転車は怖いだろうなと。 ↑ 「何のために走りやすい自転車を買ったのか」という意味からして、 そもそも「交通量の多い道を走ること自体を避けて」進むべきだったと言える。 ─「細めのタイヤのデメリット」 また道路がドラックの車輪の跡などで削れていることもあって、 クロスバイクくらいの細いタイヤだと、その溝にハマってしまって危ないこともありました」 ↑ クロスバイクであれば、35mm幅やそれ以上も可能では・・・? ─「タイヤ(恐らくホイール)盗難」 「駅のそばの駐輪場に停めていた時、2時間ほどして戻ってみると、タイヤが器用に抜かれていたことがあったんです。 自転車仲間から、サドルやライトが盗難に遭うという噂は聞いていたのですが、まさかタイヤが……とびっくりしました。 盗難に遭うかも、とビクビクしながら乗るのはストレスになるので、高い自転車は考えものだなと(笑)。 ↑ 素直に「ナット式や盗難防止軸にしましょう」。 3点とも、原因と対策を知るために、 「きちんと(有償)対応してもらえる店」に相談を持ち掛ければ解決できたが、 こういうことが相談できる「単純に売るか修理する以外にも熱心な店」というのは 日本中探して100軒もなさそうなだけに無理な話か・・・。 何しろ盗難対策と銘打ってワイヤーロックを平然と並べているような店だらけでは。 結論◆【1】まともに「相談できる店」は多くないという現実。 【2】小径自転車 ─錠前・・・ではなく「店選択のミス」 「まず、面倒だったものに、鍵の問題がありました。 自転車屋さんに、『タイヤやサドルが気軽に取り外されて持っていかれてしまうことがあるから、 全部を引っ掛けられるようなワイヤーロックがいい』と教えてもらったので、長いものを持っているのですが、 それが意外に重たくて。なんなら、自転車で出かける時にいちばん厄介な荷物がソレです。 ↑ 防犯性皆無のワイヤー錠。長ければフレームに巻き付けるような方法もあるが、 使用時に引っ張り出して施錠するのが面倒となれば煩わしくなって当然。 U字錠や多関節なら、カゴの中やハンドルバー等に取り付ける方法もある。 ※盗難リスクと錠前の値段を天秤にかけて、錠前が高額と思うのであれば、最初から安い自転車を使えば済む話。 ─(恐らく)安物小径で諸々不便な設計 また当たり前ですが、タイヤが小さいので長距離には向きません。 荷物も乗らない。後付けでかごを取り付けましたが、あまり重たいものを乗せると、本体の自転車が小さいので不安定になる。 スーパーへの買い物でもリュックを背負う羽目になります。 さらに言うなら、うちの周りは坂が多いのですが、下り坂の時に、体が前に吹っ飛びそうになって怖かった経験があります。 ↑ タイヤが小さいからというよりは「進みにくいのは安物の小径自転車特有のギア比の問題」と思われる。 小径車といえば「ブルーノのミキストF」を知っていれば後悔しなかったはず。 買い物に使うのであれば「荷物の量や距離に応じて車種選択が基本だが、 5kg以上の荷物を乗せるのであれば【後ろカゴ】は必須。 そのため「後ろカゴを取り付けても跨ぎやすいフレーム形状」がオススメ。 結論◆【2】やはり「店選びは慎重に」。 「おばちゃん達に後ろカゴが選ばれている理由は非常に合理的」。 「重い荷物は後ろが安定する」ということを本能的に?知っているかのよう。 合理的といえば、歩道で自転車で対面時に降りるのも、 「予め歩行者状態であれば過失割合が軽減される」ことを見越しているのだろうかと思う。 (但し、安定を失う"恐れ"がある状態での走行は違法になるケースもある傘の支持具だけは擁護できない) 【3】折りたたまれない折りたたみ自転車 ─駐輪環境 「もともとクロスバイクに乗っていたんですが、駐輪場が近くにある施設ならともかく、 都内のカフェやショップだと、併設されていないことが多く、ヒヤヒヤしながら道路脇に停めることもありました。 ↑ 大きめの駐輪場に停めて「歩けば済む」か、 駐輪場から歩くのが面倒あれば「換金価値のない車種を選択」で済む。 マンションの駐車場に停めるのも、少し嫌だったんです。 屋外に出しっ放しだと汚れるので、できれば部屋の中に置いておきたいなと。 ↑ マンションの駐車場での盗難被害報告はよくあるだけに分かるが、 「クロスバイクでは屋内に入れられない」わけがないと思うが・・・。 何のためにクロスバイクが雑多なママチャリと比べて「軽量」かと考えれば、 走行性だけでなく「可搬性も考慮している」と見るべきだろう。 そして、余程の激狭物件ならまだしも、ワンルームでも置くことは不可能ではない。 「まず、折りたたむのが案外面倒というか……。慣れの問題だとは思いますが、とはいえワンタッチで折りたためるわけではない。 自分はズボラな性格で、すぐに折りたたまなくなりました……。 ↑ 何故買う前に気付かなかったのか。そして、気付いたのであれば、年式が古くなりすぎる前に 状態が良いうちにジモティ等で処分すれば良いのではと。 あと、軽いので、ワイヤーロックで鍵をかけても、それごと持ち上げられてしまうリスクに気がついてしまったんです。 だって私が持ち上げられるくらいの重さですからね。 なので、盗難防止を考えるなら、例えば歩道の柵とか、極力地面につながっているものにくっつけなくてはいけない。 ラック式の駐輪場ならラックにくくりつければいいのですが、停め放題みたいな駐輪場だと心配です。 まあ、折りたたみなら折りたたむべきで、折りたたまずに停めておくほうが目的外ではあるんですよね(笑)」 ↑ 折りたたむために買ったはずなのに、結局面倒で折りたたまなくなってしまうという 「折りたたみ自転車の購入失敗の理由ナンバー1」というべきか。 結論◆【3】「クロスバイクをそのまま使う」か「換金価値のない車種」を選択。 ●悪路向けの一般車? ameblo.jp/schonkm/entry-12463861515.html こちらの自転車は構内で使用してるのだが、どうやら悪路をメインにお使いのようデス。(・・?) エッ タイヤは勿論だが所々で泥まみれ。 (・0・。) ほほーっ 自転車は一般車だが悪路を走るとなるとタイヤは一考する必要があると思う。 恐らくだけど、今までも糸浮きで交換となる事が多かったんじゃないかなぁ。(-ω-;)ウーン 実際に走行路を見た訳じゃないけど・・・・・・・・・。 多分、、、もう少し太くて出来ればオフロードのタイヤが向いてるんじゃ・・・。( ̄へ ̄|||) ウーム 一般車のタイヤは舗装道を目的としてますしねぇ。(-ω-;)ウーン 条件を満たして、一般車サイズをある程度カバーしているとなると・・・。。。。_| ̄|○ こいつは、なかなか難問です。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン 難問なんだろうか・・・? 559(26HE)・622(700C)のどちらでも「ステップクルーズ」に 「エアチェックアダプターを取り付けて約2週間おきに適正空気圧を充填してください」 で話は簡単に済むような。 (※フレーム間隔にさほど余裕がないブロックタイヤに交換するなら泥除けは簡易型に付け替えで対応) 表題の「価格の壁」ということで「そこまでの予算がない」ということであれば、 他のメーカーのS型系のフレームの中から、700Cや 分かりにくい[26]と書いてあるものから559を探し出すしかない。 いや、「完全に泥の中を進む」ので、 「ディスクブレーキ」の本格的な車種ということであれば確かに厳しい。 ●ステンレスリムの弱点 「ステンレスリムは頑丈なので荒々しい使い方をするしかない場合でも有効」 という側面があっても・・・ 「雨天時にブレーキをかけても止まりにくい」という欠点があることを忘れてはいけない。 一方で、削れやすいというアルミリムだが、 (整備に問題がなく、製品に劣化や不具合もない場合は) ステンレスリムよりは雨天時に止まりやすい。 さすがに「(ステンレスリムの)自転車は雨の日の通学には使わないでください」というのは無茶。 「正しい使い方」を説明できる店員と、それを実行できるユーザーを育てることが重要。 あとは、一般車であっても、墨汁が出にくく異音も少ないなど ブレーキシューの違いの知識まである自転車店が果たしてどれだけあるのだろう。 ●外装6段の問題? hiasacycle.blog.shinobi.jp/自転車/外装6段変速はやめましょう 雨ざらしにしないように保管して、雨のあと走ったなら水や泥を拭いて落として、 適度に注油と掃除をして・・・ という方ならさほど問題ありませんが、 毎日駅まで乗って行って置いておくような自転車にここまでするという方、いらっしゃいますか? 「そんな珍妙な人は数えるほどしかいないはず」と繋がるように見える。 現実的に「通勤通学のママチャリのメンテにかけられる金と時間の余裕がない」から 出来るだけローメンテナンスでも長く使うためにも外装6段は避けたほうがいい」 という意味だとしても、 「定期的にメンテナンスをする必要があるという"常識的な使い方"を教えてもらっていない」とか、 店自体が「水置換オイルなどで防錆処理などを施す気もない」というケースも忘れてはいけない。 「一般車(ママチャリ)ユーザーなんてどうせすぐ錆びだらけのボロボロにするんだろうから必要ない」 「教えたって絶対メンテなんてするわけがない」 こういう店が圧倒的に多い気がする。 そもそも「一般車メンテ講座」を受講できる店が存在するのだろうか。 書籍すら存在しない、一般車やママチャリの専門の愛好家と呼ばれる有名な人もいない。 (生活用途とは無関係のママチャリレース専門家は完全に別ジャンル) (自転車の範疇として幅広く興味を持っているような人はいても、専門家としては知識量なども含めて力不足が否めない) 「ママチャリってパンク修理できなくなったら買い替えるものでしょう?」 「空気を入れる?チェーンにオイル?面倒だし触りたくもない」 世間が持つ一般車への感想はこのようなものが8割を超えているのではないかと思っている。 もし「まともに教えてもらえる機会がないのに」「知ってて当たり前」のような感覚があるなら、無茶苦茶にも程がある。 「ノルマをクリアするために売れればいい、日銭を稼ぐためにさっさと壊してくれたほうが有難い」として、 「パンクの"予防"」すら商材にする気もないような 低レベルの店だらけにしか見えない現状で、一体どうやって消費者に賢くなれというのか。 ●チェーン伸び そして「内装やシングルなら錆びてもトラブルが起きにくい」という 印象付けをしたいのであれば、それも違う気がする。 チェーンケースがフルカバーであれば錆びるまでの期間が延びるからといって、 通称「チェーン伸び」が起こればチェーン引きである程度はカバーできるとして その調整の必要を理解できるユーザーが多いとは思えない。 そのとき店に訪問する必要があるのに対して、 外装の場合は「RDである程度吸収する」ことで、訪問までの期間が延びるので むしろこの点に関しては外装変速のほうが優れているとも言える。 ●錆 錆に関しては内装でもシングルでも起こる。 防錆チェーンは動きが渋いことで抵抗感が増すだけでなく 電アシで起こっているようなチェーンが固まる問題もある。 ●ベルトドライブ ベルトドライブでもチェーンほどのトラブルは起こりにくいとして、 (チェーン式のメリットであるスプロケの歯数交換は考慮しないまでも) 「歯飛び」や「音鳴き」というケースも実際に存在する。 ●ボスフリー 但し、ボスフリーの構造的な欠陥については同意見。 カセット式というのがある程度以上のスポーツ車に使われる構造のハブ、 ボス式というのが外装6段変速をはじめとした安めの自転車に使われるハブの方式です。 絵は多少デフォルメしていますが、カセット式と比べて ボス式は概ね2~3cmほど真ん中に寄ったあたりに踏んだ時の力が掛かってしまうのです。 内装3段変速・変速なしの車軸はカセット式と同じような場所にベアリングが位置するため、 ボス式と比べてずっと曲がりにくくなっています。 なお、これは構造上の問題なので避ける術はありません。 ボスフリーは22インチや英式バルブのように 今後消滅させなければならない規格であることに違いない。 ■外装 vs 内装・シングル ■メンテ vs ノーメンテ ■チェーン vs ベルト ■ボスフリー vs カセット 内在する問題はそれぞれで異なる方向性にあるため、 一概に「外装6段が悪い」だけで切り捨てられない難しさがある。 「生活用の自転車なんて何でもいい」では片づけられない 中身のある内容にどうやって興味を持ってもらうのかを考えなければならない。 ●内3変速があっても・・・ cs-shinwa.sblo.jp/article/185575007.html 個人的には、脚力の強い方はギヤなしはオススメしません。 また、サイクルショップ・シンワ周辺の地域は 非常に坂が多いこともあって ギヤなしを購入される方は少ないと思いますが ギヤなしで坂を上る場合は更にこの部分に負荷がかかる為 より壊れやすくなってしまう事が多いです。 坂の多い地域にお住いの方は 最初に購入する金額が多くなったとしても 内装3段ギヤのついた自転車をお勧めします。 しかし、内3変速があって「購入時にどれだけ丁寧に使い方を教えられていても」、 「一番重い状態をゆっくり踏むことだけが正しい」と思い込んで適切に使うことを拒否し、 「全く切り替えて使わないなら」(ハブそのものは太いので捩じれには強いとしても) ギア歯の削れ具合に関しては似たようなもの。 空気入れの頻度に関しても同じようなもので、 何度言っても理解する気が更々ないような人は少なからずいると思われるので、 そういう人達は中古も含めた変速なしの安物(粗悪)自転車を乗り潰すのが理に適っているのだろう。 ●改めて考える自転車購入前の注意点 [1]●変速がないほうが壊れにくい 高価なパーツの使われているかもしれないシングルスピード車種は別として、 変速なしの車種は壊れても、フレーム折損のような大事故でもない限りは 「内3ホイールや電アシの各種トラブルと比較すれば」修理が安く済む可能性が高いというメリットもある。 しかし、外装変速のほうが細かく段数を選べるので「適切に使えば」脚への負担は減る。 ※基本的に街乗りでフロント変速は不要。 ※カスタム前提なら「後輪のギアが」8枚以上のものを選ぶ。 ◆そして、シマノが示しているように「(外装6,7段)ボスフリーは軸が構造的に弱い」。 ボスフリーは安物自転車の目安のような側面もあるので その他のパーツも貧弱なものが多いとして、全体的な耐久性も低いと見たほうがいいかもしれない。 しかし、それ以前に「適正な空気圧を維持しないような使い方をしていれば」壊れやすいのは当たり前。 ◆「ノーパンクタイヤ」と「パンクしにくい肉厚タイヤ」は構造的に別物。 ・ノーパンクタイヤは、基本的に災害備蓄用自転車向けか工場内向けのような特殊用途向け。 ・パンクしにくいタイヤは、「米式チューブ」や「エアチェックアダプター」で米式化して空気圧管理すればいいだけの話。 但し、意地でも「絶対に無対策でしか使わない」のであれば避けたほうが良い。 ◆店の注意喚起は言葉通り受け取ればいいというものではない。 特に米式化については触れないことが常識ような扱い。 他にも細かい補足説明が「面倒でしょうがない」のであれば仕方ないが、 あまり店の提供している情報だけを鵜呑みにしないほうがいい。 ◆耐久性 もし「8万円もするようなベルト駆動自転車なら頑丈でなかなか壊れない」と売った後に、 無茶苦茶な使い方で壊され「騙された簡単に壊れたじゃないか」と理不尽なクレームになったら さすがにメーカーにも店にも同情する。 しかし安物自転車の原材料をケチることに商魂を注いでいるような軟弱な鉄フレームよりは 「同じ衝撃を与えたとすれば比較的強い」とは言える。 ◆店 量販は文字通り数を売るから当然ある程度雑になるのは経営システム上仕方がないところはあるとして、 個人店だから絶対安心とは言えないのが難しい。 個人店でも悪びれることなくバック拡げ工具を使うような技術のない店員、 TSマークを点検せずに貼るだけのような店員もいる。 そして、全般的な雰囲気からも訪問することを躊躇うような店には近づかないほうが身のため。 ■値段に関しては「安易に安さを求めない」ということが重要。 「安い=(余程ボランティア精神に満ちていなければ)時間工賃と利益率を考えると必要最低限の整備しかできない」 と考えるべきだろう。 最低限は ●ステム・シートポスト・ペダル取り付け部分が固着しないように グリスやアンチシーズコンパウンドなどが適切に塗布されているのかどうか。 ※「変速調整」や「ねじ締め」確認は最低限未満の「絶対必要な整備」。 むしろ【定価を超えて別途追加料金を払ってでも】 ●「前後ハブのグリスアップ」 ●「BBのグリスアップ」 (もし最初から椀が無闇に硬く締められていて外せないようであれば初期不良品として交換も検討) この2点は重要。 ・・・かといって定価販売でも雑整備しているというケースもあるはずなので・・・ 面倒でも「(双方の折り合いを付けつつ)日時指定し店の納車前整備を目視し確認すること」が 雑整備されない自転車を手に入れるコツ。 万が一「作業の気が散る」とか「整備状況は見せていない」という店があれば その店は避けたほうが身のため。 [5]自転車の違い ハンドルは比較的簡単に交換可能。 グリップはねじ止め式に交換すると後々楽。 ローラーブレーキでも放熱板なしは安物。 しかし工賃と部品代を惜しみなく支払えば制動力の高い上位タイプへも組み換えは可能。 キーキー音が出るバンドブレーキも同様に支払えば、サーボブレーキやメタルリンクブレーキに変更可能。 チェーンカバーは半分のほうがチェーンオイルは差しやすいので便利。 雨に当たることを気にするよりも、「雨天後の水分のふき取りと水置換チェーンオイルの塗布」 つまりチェーン整備の方法を理解するほうが遥かに大切。 面倒なら雨天後には毎回店に行くことを強く薦める。 ◆自転車は基本的に「パーツ無交換・ノーメンテナンス」で大丈夫ではない むしろ積極的に自分に合うパーツに交換することが(愛着を持って整備頻度を上げる意味でも)望ましい。 (無駄に軽量化重視のパーツを除く) ◆ブレーキやハンドルなど交換できるパーツは追加料金でカスタム交換すればいいだけ (サーボブレーキやエアチェックアダプター等の対策があることは必ず知っておくこと) ◆整備が本当に丁寧な店かどうかは自分の目で確かめること ◆とにかく「安さで選ばないこと」 ★「消費者が無知であれば浸け込まれるのは詐欺に限ったことではない」 雑な整備による後々のトラブルを回避するためにも、事前に様々な情報を把握しておくことが重要。 ●「たかがママチャリ」という風潮 「スポーツ自転車に乗れば早く走れる」「電動アシスト自転車で上り坂も楽」 一方で「ママチャリなんて1万円台ので十分だし、走ればいいだけ」という感覚。 (余程鈍感でもなければ) ある程度パーツを優良品に交換して各部を完璧に仕上げたものは「全然違う」ので、 「まともに整備されている一般車(ママチャリ)を知らないんだろうな・・・」と落胆する。 もちろん「平地で半径1km圏内に使うだけ」だったり、 「使用期間が1ヶ月や半年」であれば「安物ママチャリ」でも十分かもしれない。 しかし、それなりの距離をそれなりの期間使用するのに 「どうでもいい」というのは損をする選択。 「壊れやすい」とか「錆びやすい」という内容については状態次第。 ・安物自転車でも日常の扱いが丁寧で各部の注油やグリスアップも欠かさない ・適正空気圧の意味を理解して習慣化できている ・屋内保管、または屋外保管でもカバーをかけている ・納車前整備に相当手間をかけている (※現実的には安売りしている店で安物自転車を買うほど雑になると見ていいが、 10万円近い電アシでも雑なこともある) 「壊れた=壊した」 機械類にめっぽう弱いとか、壊していることに全く自覚がないような人は どこまで日常的な使用方法を改善できるかどうか。 電アシかスポーツ自転車の2択ではなく、 「まともな一般車」という選択肢も考慮する余地がある。 ●(納車前整備)一般車のホイールの振れ取り star.ap.teacup.com/flatout/1980.html 「一般車で」ここまでの作業をしている店は恐らく全国でも数えるほどしかないのでは。 (当然仕入れ値なんて分かるはずもないが)定価販売でも作業時間や工賃等を考えると赤字が心配になる。 量販店などでは納車前整備として絶対にしない(販売計画として出来ない)であろう作業。 こうした箇所まで丁寧な作業をする店を見習って欲しいが、なかなかそうはいかないのが現実。 ●高額品だから絶対に大丈夫というものでもない(納車前整備と使い方) cs-shinwa.sblo.jp/article/183450576.html この場合は電アシの話でも、アルベルト等の高級一般車や 完全オーダーメイドの一般車でも同じ。 お客さんは「ヤマハの自転車なんだから安心して買った」 と言っていましたが、ヤマハがいくらいいものを作っても 組み立てる人間が素人ではどうしようもありません。 とても精巧に出来た数万するプラモデルを 幼稚園児に組み立てさせたらどうなるでしょう? 誰にでもわかりますね。 一番大事なのは、誰が組み立てて誰がチェックしたのかです。 それが解らないようなお店で買ったり修理すれば 当然、こういう結果を招く確率は高くなります。 モノを選ぶときに、値段や名前ばかりに気を取られていると 結果的に多くの金額を払う羽目になり 信頼を裏切られてがっかりする事になります。 しかしそれを「お店が悪い」と決めつけて終わるのではなく お店選びを失敗した自分の反省にしてほしいと私は思います。 特に自転車の場合は技術が一番重要ですから そこを見極められなければ失敗を繰り返すことになるでしょう。 ユーザー側が賢くなり、このような被害者が一人でも減ることを願うばかりです。 「納車前整備」も確かに重要。 BAAでも国産メーカーでも、ねじ締めすらまともに出来ていない自転車と比較するために、 (折りたたみ車種は論外として)激安の通販車種でも、自分で全て完全にバラしてから組み上げるだけの 「知識・技術と工具や道具」が揃っていれば、 錆びにくくそれなりに快適な仕上がりにすることも出来る。 ※当然、同じように完全バラしから JISさえギリギリでクリアしていればいいと思っているような どうしようもない屑パーツを普通に使えるものに交換しつつ 「まともに丁寧に」組み上げることを店に依頼すれば 時間/期間/日数は必要になるので数万円は必要。 なので結局は快適に使いたいなら(用途にもよるので治安が悪いとか使用期間が極端に短いといったことでもなければ) 最初からそれなりの値段のするものを買っておいたほうが 最低限のブレーキ周り(シュー・ワイヤーなど)と高性能なタイヤと米式チューブに交換するとしても得ということになる。 一方で「定期点検が自分で出来ないのに(信頼できる)店にも行かない」ユーザーの 使い方の問題もある。 cs-shinwa.sblo.jp/article/183276121.html 自転車の使い方 空気の重要性、点検の重要性 盗難補償の件、鍵の再発行の件など 必ず口頭でもお伝えしてからお渡ししています。 パンク修理にしても原因が空気圧不足の習慣化が全くできていないことに対して 「何度も何度も何度も・・・空気を月1で入れることをどれだけ説明しても”全く”実行しない」ような 救いようがない人というのも存在するようなので、 最終的には「ある程度はパッチ修理できてもそれ以上は交換するしか対処しようがない」という事実と 必要な修理費用だけ突きつけ、あとは感情を消して修理に徹するしかないという現実もあるのだろう。 他の方法で商売にする方法があっても恐らく「儲かるはずがない」とか 説得力のある分かりやすく丁寧な知識に乏しく 「困った状況にならないと金は払わない」と思っている店が多いからなのか、 積極的な「予防」で対処する店は皆無に等しいという印象。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■スポーツ向きではない生活自転車全般の呼び方 一般車・軽快車・シティ車・婦人車・シティコミューター・コミューター・アーバンなど、 メーカーや販売店の都合によりとにかく様々な呼び方や分類をされる。 ※正確に言えば「シティサイクル(=街乗り自転車)」の中にママチャリも含まれるとしても、 広く一般の人に街乗り自転車の代名詞として定着されてしまった呼び方ではないので ここでは「ママチャリ」をページタイトルに付しています。 ※チャリ・チャリンコ・ママチャリ・ケッタについては 俗称と蔑称を兼ねているため、店で使うと嫌な顔をされることもあるので注意。 ※法律用語としては自転車は「軽車両」に分類され、 歩道を走ることが出来る幅と長さのサイズの自転車の総称は「普通自転車」と呼ぶ。 (歩道走行は例外的に認められているだけで、歩行者の延長ではなく「車両」。) ★購入後を見据えて選ぼう━━━━━━━━━━━━━━━━ ●パンクしにくい自転車が欲しい 「とにかく適正な空気量を充填してもらうより他に対処法はない」 「英式でタイヤの質にも握力も考慮せずに全ての人に感覚を掴んでもらうというのは不可能」 「月1で点検も兼ねて空気補充するのであれば店で購入の自転車に限り空気入れは無料だったりするかもしれないが、 間隔が空けば当然パンクしやすくなる」 「基本的にはエアチェックアダプターで簡易米式化するか、米式チューブに交換し、空気圧計付きポンプを使う」 (米式に対応しているが空気圧計がない安いポンプ+計測器(エアゲージ)の単品で組み合わせて使うという方法もある) そして、「量販店のパンクしにくいタイヤ」でも 「シュワルベのマラソン」など丈夫なタイヤといえども空気を入れなくていいというものではない。 「ノーパンクタイヤはデメリットのほうが多いのでオススメできない」 ▼整備の頻度で考える とにかく買ってからもしっかり「メンテナンス(空気圧チェックや注油)をするつもりがあるかないか」 ということに尽きる。 「快適に使いたいけど手入れは一切したくないし費用もかけたくない」 というのであれば 「魔法でも使ってください」としか言いようがない。 ──────────────────────────────────── メンテナンスをとにかく「極力減らしたい」のであれば、内装+ベルトドライブになるが、 丁度快適な段数が選びにくい(内装3段)、比較的高価になる(内装5段)といった デメリットは受け入れてもらうしかない。 「とにかく軽く快適に乗りたいけど、いかなるメンテナンスもしたくない」のであれば 外装変速を買って、店に毎月1万円でも払って空気入れからチェーン掃除や点検まで 毎週「必ず」時間予約してでも行くこと。 ──────────────────────────────────── ▼2万円以下の自転車から「良いもの」という紹介はできない(修正) (きちんと整備するなら、それなりには使える。(もちろん手間も費用もかかる) ▼安い自転車の代表的な特徴 ●前ブレーキが「ペラペラで貧弱な」シングルピボットのキャリパーブレーキ →(ツーピボットキャリパーブレーキへの交換は部品単品で約2000円:工賃は2000円程度?) ●後ブレーキが「キーキー音鳴りがするバンドブレーキ」 →(音鳴りがしにくいサーボブレーキへの交換は部品単品で約2000円:工賃は3000円程度?) ●ライトが「点けると重くなる豆電球式のブロックダイナモ」 →(軽いLEDブロックダイナモにするなら工賃別の部品単品で約2000円) ●タイヤが安物で劣化しやすい →(まともそうなタイヤは1本2000円弱~[工賃別])(米式チューブ別売りで約1000円[工賃別]) 結局のところ、変速の有無程度の差で「どれも似たようなもの」としか言えず、 「家から近い」とか「店員の愛想がいい」とか「店独自の盗難補償付き」といった 購入動機としては自転車本体以外のものになる可能性が高い。 ●「安い自転車」=単純に「大量生産でコストを削減した企業努力の賜物」と考えるのは大きな間違い。 分かりやすいところでいえば、とにかくタイヤを究極に安く上げようとして「半分ゴミのようなもの」が使われる。 (「パッチ貼りができない=パンク修理ができないような安いチューブ」が使われることもあるらしい) ●性能の差を知るための判断材料 大手のメーカーであれば一般車であってもブレーキの種類などのある程度の詳細を書いていることが普通。 一般車に詳細性能を書く必要ないと考えるようなメーカーはまともにそういった情報を載せない。 そもそもメーカー(輸入販売代理店)のページすらないようなものを買うことは全く薦められない。 また安い自転車には 特有のデメリット「バンドブレーキではキーキーと音鳴りする等」があるが、 そういうマイナスになる情報は当然載っていないので購入後に交換や修理に費用がかかっても仕方がない。 ●違いを知ることの大切さ 何の疑問を持たずに「安ければそれでいい」で飛びついて 後ろブレーキがキーキー音を発生させるようになっても「自転車はこういうもの」として 本当にまともな自転車を全く知らなければ安物でいいと思ってしまう可能性は高い。 きちんと整備されている一般車をどこかで借りて1週間ほど乗って ロクに整備されていない安物自転車との差が分かるなら 4万円以上払ってでもしっかりとしたものを買うことを薦める。 ●しばらく乗っても違いなんて何も分からないという鈍感な人であれば 「ママチャリ系の中古自転車専門店」で1万円もしないような自転車を買って満足すれば良いだろう。 後々早々に修理費用がかかったとしても 「そういうもの」として修理料金を払い続ければ済むだけの話。 文句をどれだけ並べようとも 乗り物で「安くていいもの」というものは 「まともな自転車というものを理解しているのであれば」幻想でしかない。 (安いからと通販購入に飛びつくことはどうしてもやむを得ない理由がある場合を除き選択すべきではない。) その理由も含め実店舗の優良店を探して購入するほうが、 バック広げ工具を使われるような酷い整備をされず、後々カスタム時の相談時にも助かるだろう。 但し、そういう店で品質を保証できそうもない2万円以下の自転車を扱っているかどうかという話でもある。 ●2万円半ば~3万円台の自転車をさほどオススメしない理由 ローラーブレーキ、内装3段、オートライト程度であれば範囲内としても 車重約20kg前後でフレーム形状が異なるくらいでこれといった優秀な特徴がないものは、 (1年程度の短期間や、余程治安の悪い地域を除けば) 「頑丈さ or 走行性能重視」両面から見て 使い勝手の面で「中途半端」という理由から積極的な選択肢として提案していません。 「整備調整を定期的に適切に行い、最低でも5年以上の長期使用前提※」として、 「世間一般では常識になっている(実際は非常識な) 短期間ノーメンテ使い捨て」を目的とするような自転車としてもお薦めしません。 ノーメンテ主義ユーザーが少しでも減ってもらいたいという意味でも、 一般車(ママチャリ系)]に紹介してある通り 基本的にオススメできる車種の値段としては「約4万円以上から」としています。 ※【タイヤ、チューブ、リムテープ、ブレーキシュー、ケーブル類のような消耗品を除く】 ●丈夫な自転車 無茶苦茶な乗り方をしていて当然壊れないものは存在しない。 20kmの速度で壁にぶつかっても何ともない自転車というのも存在しない。 100kg超えで空気圧管理もできていないタイヤで車輪に何もダメージがないはずもない。 とにかく軽くて丈夫で「安いやつ」などというものもない。 そういった当たり前のことを書いた上で強そうなものといえば ▼業務用 電動アシストでも実用車でも「業務用」のものは 荷物が重くても通常使用で半年も使えないようでは話にならないので それなりに強く作っているのは当然といえる。 ▼親子乗せ(前後2人乗せ可) 運転者+子供を前後に2人乗せることを想定し設計していることからも、相当強く作っていなければ問題になる。 子乗せ自転車といってもビッケ2b/eのように子乗せ座席がなくても違和感のないデザインのものを使う方法もある。 ▼元々太いタイヤの自転車 ステップクルーズ(スタンダードタイプ)のように「ETRTO 559(26(HE)インチ)の太いタイヤ」を付けているものを選ぶ。 (タイヤがブロック系であれば舗装路メインであればゴツゴツした感覚になりやすいのでスリック系に付け替えるのは定番) ↓ ▼改良して強くする 今の自転車であっても、泥除けやフレームにあたるかどうかは現物確認にはなるが、 タイヤを少しでも太く「クッション性能」を向上させることで、 細かい路面の凹凸だけでなく、フレーム自体へのダメージも減らしやすい。 しかしながら、元々の自転車の値段が妙なブランド料がかかっていなくても3万円以下のようなものであれば フレーム強度自体をとりあえず普通に乗れる最低限の強度を確保しているに過ぎないと見ていいのではないだろうか。 ●3万円の自転車は高級自転車に非ず jitensyazamurai.com/db/archives/5054 シティサイクルでも3万円はフツウです! カタログやWEBを観ていても、安全面や防犯面にも配慮されていて、「いいな」と思うと4~5万円だったりします。 激安はすぐに壊れるものが多いですし、安全面でも残念なものが多いです。 もっと「命を乗せて運ぶ」ってところを考えて、ご自分やご家族、 そして路上を歩いたり、走ったりする人たちのために、イイモノを選んでいただきたいなと常々思います。 スポーツ自転車ならどうでしょう? 「3万円」という価格はほぼナイと思っていいお値段です。基本は車体だけで税抜き5万円前後~。 とくに… 「これはダメだ!」と思うのが、ネット通販でよくある、「定価と販売価格に大きな差がある自転車」。 よく見ませんか? 定価は9万円くらいなのに、販売価格は2~3万円代みたいなの。 これは、正直「イイモノ」が安くなっているんじゃありません。 そんなに定価が高いモノが、理由もなく安くなっているなんてありえない。 騙されている… というのは言いすぎかもしれませんが、定価で売っているようなトコロはナイはずです。 実売価格が安すぎる自転車は、やっぱりそれなりの性能なんです。それはもう絶対です。 店にも何度もそういう自転車が持ち込まれていますが、正直性能は褒められたものではないどころか、 「やめとけ」と強く止めたくなるものがほとんどです。 クロスバイクも含むスポーツ系自転車であれば3万や4万円では、まともな性能は期待できない。 いわゆる後ろのギアが6枚の「6段変速」や7段でもボスフリータイプであれば、典型的な一般自転車の延長にある乗り物。 よく「3万円も払った」「予算は3万円で」と考えている方がいらっしゃいますが… シティサイクルなら、安全のために選択肢に入れてほしいというか、 そのぐらいの価格帯をメインに購入車を決めてほしいなぁっていうラインです。 また、その価格帯ではスポーツ自転車はムリです。 スポーツ自転車を楽しみたいと思われるなら、 「3万円は高級」という感覚を変えていただくことからはじめてください。 ◆「何が」「どこまで」必要かどうかということ 「長持ちする」 or 「別に長持ちしなくていい」 「不具合が出にくい」 or 「壊れたら買い直すだけ」 結果的に見えてくる「違い」への対処法。 「多少自転車に難があっても慣れる人」もいるだろう。 自転車に金がかけられないというよりも 「たかだか数分に快適性は求めない」という用途もあるだろう。 週1で数分で済むならそれでいいとして、 往復で毎日という場合に、「どの部分」を「どこまで改善したいか」によって様々な方法がある。 しかも「半年でも使えるなら十分」とすれば、「中古でも何でも安いものをどうぞ」と言いたくもなる。 アタリを引いて壊れなければラッキーだが、補修費用が高くついたとしても知らない。 後でそうなってしまった場合に、ある程度の費用をかけて「直すことが可能な」自転車かどうかということも、 「実感できなければ」単に不要なものという認識に変化はないということ。 (例えばフレームが安物すぎてグニャグニャというのはどうにもならない) 中古の場合、状態があまりにも酷ければ最悪早期のフレーム破断というケースも考えられる。 →中古自転車について ─────────────────────────── ●修理が得か、買い替えが得か (メンテナンス・パーツ交換のページにも同等の内容あり) takesno.com/archives/2310 5万円の自転車の修理費用が8000円かかったとします。 『修理に8000円払うんやったら、新車が買えるやん!!』 って言いたくなるかも知れませんが、8000円では今まで乗っていた5万円の自転車は購入出来ません…。 8000円で購入出来るのは8000円以下の自転車だけです。 5万円の自転車から、8000円の自転車に乗り換えたらどうなるでしょう? 壊れていた部品は新品になったかも知れませんが、その質がガクッと下がります。 壊れていた部品だけじゃありません。その他の正常だった部品までも、質がガクッと下がります。。。 「元々1万円ほどの自転車だから買い替えが得?」というのも、 「同じ乗り方・使い方・保管方法でも”基本の”耐久性が違う」と見るべき。 「基本の」というのは1万円自転車でもフル分解してネジ1本まで不良部品も見直し 完全に組みなおせば「ある程度」は改善する。 スポークやリムをステンレスに変更したり、タイヤやチューブも交換も出来るが 当然そういう変更をするなら「最初から搭載されている車種を買ったほうが安い」となる。 無論、基本のフレームを交換すれば原型をとどめないことは言うまでもない。 一方で、5万円自転車でも10万円を超えるような電動アシストであっても 1万円自転車よりも基本性能は高いが、極端に基本整備が雑な店に当たってしまうと 数千万の賠償金を負う事故にもなりかねないことには注意が必要だろう。 ▼【どうやって実感する?】 走りやすさに関しても、実際乗り比べてみなければ 安物未整備と、安物でもフル整備されたものであれば違うということに気づけない。 そういう意味では、 ママチャリからまずロードを買えではなく、クロスを買って何が必要かを理解するように、 現状の自転車と比べ、どこが不満かを理解する目的で「敢えて安物を買ってみる」というのもひとつの手。 2万ほどの授業料と場合によっては防犯登録の抹消手続きと譲渡証明も必要という手間がかかるが、 結果 「ブレーキが効きにくい」「錆びやすい」「変速幅が足りない」「漕ぎが重い」「すぐパンクする」など 具体的なトラブルから 「簡単に修繕すれば済むだけの問題なのか」 「根本的にフレームや素材、様々な作りの良さが必要か」 という 「自分にとって必要な対処法」が見出せるはずだが、 そういうことが思考だけで処理できるなら不要な出費。 ■買った後のことを考えたほうが得 ●安いから通販で買った →調子が悪くて整備に出しても、その店で買ったものより修理費高くとられるのは「当たり前」で 断られるケースも全く珍しくない。 ●1万くらいで安いから適当に買った →耐久性が低いのでタイヤは磨耗しやすい、色々錆びやすい、壊れやすい。 ●中古を買った →あちこちガタがきて、色々直したらちゃんとしたメーカーのが買える値段になった。 ●特殊なサイズのタイヤやベルト機構で交換にやたら費用がかかった。 →メーカー純正しかなければ競争原理も何もないので必然的に高くなる。 いいタイヤを選べてなおかつ種類も多いものを選ぶのは絶対にメリットがある。 →ベルトが歯飛びして交換になれば工賃別の値段で最低でもチェーンの倍、カーボンベルトなら4倍。 ■メリット・デメリットを理解せよ 「安いママチャリ・高いママチャリの違い」安全性・品質の管理の違い 「過度の安さは金食い虫」タイヤにパーツに整備の甘さ 「使い捨ては本当にお得?」毎日使うものだからこそ無駄に疲れず快適に使って欲しい 「BAAは万能?」タイヤの耐磨耗や数か月先の錆防止までは規定していない メーカー・カタログ・店は売りたいのだから扱う新車の悪いことは滅多に言わない。 ■特殊規格(ベルトドライブなど)について 購入時高いが、補修発生時でも高くつく。 okwave.jp/qa/q3522058.html そう簡単に壊れないから、注油の必要がなく、メンテナンスも少なくていいので便利という反面、 シャフトドライブにしてもそうだろうが、修理代金が高くつくのがオチ。 当然、「ベルト駆動だからといって車体全ての箇所がメンテナンスフリーになるわけでもない」。 2014年からメンテナスフリーを謳ってベルト車を増やしてきたブリヂストンだが、 結局のところ英式バルブと空気圧不足の関連のような、 「稼ぐ方法として」割合を増やしてきたというのが本音だろう。 ▲ベルトドライブの不具合 17.pro.tok2.com/~ohtuka616/aaahuryouhinn/20109022.html 平らな道路での使用ではたぶん割れることはないと思う。 とはあるが・・・、 今回のベルトの磨耗はチェーンテンショナーの割れが原因で ベルトを押さえる力の不足により歯飛び状態の使用による磨耗と判断(私と同業者数人の意見)です。 ベルトが4年で摩耗→交換後9ヶ月で摩耗→ベルト押さえ部分約4000円+工賃、 ベルトモデルのハブの弱点が発覚。カシメて入れている様子で、強引にお客様に手伝ってもらって、 強引に叩き込んで一見直ったようであるが、いつ又、外れるか分からぬ?このベルトタイプの枠は 構造をネジタイプにすれば良いと思うが、製造元のシマノさんいかが・・・更新日2011/12/20 この状態を考えると今後はベルトモデルの自転車は極力薦めることが出来ない。 (メンテナンスハブ交換では1万円以上と高くつきます)。 チエンモデルのハブはギヤ板がニゴムの巻き込みで外れても、 部品は壊れることもなく元通りにギヤ板を戻すことが出来ます。 又、他の場所が壊れてもチエンタイプのハブの部品はシマノさんにて細かなパーツまで販売しています。 ベルトハブのパーツは自転車の完成車用に販売しているようで、補修部品は自転車メーカー経由で高くなります。 自転車を購入する時は2~3年先、修理することを考えて検討しましょう。 ↓ 但し、単身赴任で期限が1年だけ等予め短期間のみが決まっている場合、 しかも1kmや2km程度の単距離であれば、自転車を移送するよりも安物の新品自転車を買えば十分というケースもある。 または、2ロックをしていても自転車盗難が余りにも多いような地域で、 一般道から隔離された室内に置かせてもらえない場合も安物自転車という選択肢が最善になってしまう。 あとは、地域のコミュニティバイク(レンタル自転車)で十分であれば買う必要なし。 ●ベルトドライブの部品調達不可による修理不能→廃車 kin-chari.net/diary.html 2016年6月8日(水) 今日は、ベルトドライブの修理の件がありました 自転車屋で断られたようです、部品が手配できないとかで・・・ 一時期流行りましたが主流にはなり切れなかったですね 新しい自転車を購入されるようです BSでは未だに展開しているので、それなりに需要はあるのかもしれない。 しかしチェーンの代替部分である駆動部分だけにも関わらず、 全体的なメンテナンスの必要性を薄くしてしまうことからもベルトドライブ自体をすすめない。 一般車でベルトドライブに予算を割くくらいなら 4~5万円程度の車種を選びタイヤとチューブを交換するほうが直接的な耐久性面でも意義があると思える。 ●変速なしはギアを変えたことがないのであればオススメといいたいところだが・・・ ギア比が合わなかった場合、現行ではスプロケの交換に少々手間がかかるので、 その場合クランク交換も検討する必要もあり面倒。 ●変速は欲しいが駐輪場でRDが歪むなどのトラブルを避けたいなら内装。 本体が重くなるのはしょうがないとして、 ギア比も後ろのスプロケ(リアコグ)を交換できるのでメリットは大きい。 ●外装を選ぶなら発売元のシマノが弱いと言っている「ボスフリー式」は避けて「カセット式」を選ぶこと。 しかしなぜか一般車の場合9割9分ボスフリーなので選びようがない。 これは今後ユーザーや店からの声次第だろうと思う。 個人的には互換性のあるカセットハブでホイールを組み直す。 ▼便利さと引き換えに問題があるWロック ミヤタWロックのリコール www.miyatabike.com/topics/070822.html ▼事故案件を確認する 他には、ネットの評判は半信半疑でも、 事故案件は(仮に使用方法に問題があったとしても)メーカーが想定できなかった結果でもあるから注視すべき。 ■製品事故情報(リコール含む) www.jbtc.or.jp/current/html/menu_01.html ■事故情報データバンク([自転車]と入力) www.jikojoho.go.jp/ai_national/ ■消費者庁自転車事故案件(一覧) www.jbtc.or.jp/current/html/menu_01_2.html ■リコール情報 www.recall-plus.jp/search?search[d_word]=%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A ●2015年の製品事故色々 cyclepress.co.jp/report/20160413_02/ 事故として挙がっている内容として 大手メーカー製品から中古まで様々。 この中でも区別してもらいたいのは 「不具合を放置して起こったであろう使い方の問題」と「製品自体の不具合」の違い。 不具合の放置には、クイック軸の締め方が不十分といった「ユーザー側の問題」と ヘッドパーツのロックナットのような「納車時の組み付け不良」も切り離して考える必要がある。 某折畳自転車の破断で全国ニュースにもなったような「製造時の問題」には リコール対象の電動アシストのバッテリーも含まれる。 ★選択チャート表(簡易・詳細)━━━━━━━━━━━━━━━━ ●とりあえず内容としては何を見て決めればいいのか デザインやカラーは言うまでもないとして、 「変速なし・内装3段・5段・外装(6~8)段」 「スチール系フレーム・アルミフレーム」 「盗難補償の有無」 「タイヤ径(リム径)」 それぞれの違いはこのページの詳細を見てもらうとして、これだけは決めておくべき。 そして「用途を考えずに値段だけで決めると、きっと後悔することになる。」 タイヤ径はリムを組み替えれば変更はできるが、 泥除けへの影響とデザイン的なバランスも含めて サイズそのものはあまり変更しないほうが良いような気がする。 オートライト化や、オールランダー(トンボ)からセミアップ(カモメ・上がり)などの ハンドル形状は(ケーブルの交換や加工は必要になるが)比較的簡単に交換できるので、 そういう部分で決めるべきではない。 (ブルホーンやドロップハンドルはフレーム設計的にもコンポーネント互換性からも一般車では不適合) 個人的なオススメはいくつか挙げられるが、その中でどれが使用者にとって最適かは考えてもらうしかない。 ※ママチャリ=ここではフルチェーンケースの内装変速もしくはシングルスピードだけではなく外装変速も含む。 ※24・26・27インチという表記は混同しやすいのでHE/WOを記載したうえでETRTO準拠。 ●簡易的な一覧 【タイヤサイズ(リム)】「590(26WO)」「630(27WO)」「559(26HE)」「622(700C)」(540(24WO)や635(28WO)は基本的には選ばない) 【フレーム素材】 「アルミ」「スチール」 【変速】 「変速なし(シングルスピード)」「内装[3か5]」「外装[6か7]」それ以外は高価なので略。 【駆動】 「チェーン」(フルカバー・ハーフカバー) か「ベルト」 【[後]ブレーキ】 「バンド系(サーボ・メタルリンクなど含む)」か「ローラー」 【ライト】 「ブロックダイナモ」「ハブダイナモ」 【リム】 「ステンレス」「アルミ」 【フレーム形状】 「男は直線的なスタッガード(S型)」「女はなだらかなL型やループ型」が一般的。 値段 (実売で最低3万~) 本体重量 「軽快だが弱め」「頑丈だが重い」 【メーカー盗難補償】「なし」「1年」「3年」「5年」※店舗独自、単独保険もある。 ハンドル・ステム・バンド→サーボ・グリップ・サドルなどは後でも交換可能。 「フレーム素材・変速」だけは慎重に選ぶべきだろう。 タイヤは特殊サイズを選ばなければ後で様々な種類から選んで交換も可能。 サドル・グリップ・ペダルなどの各種パーツは交換できるので考える必要なし。 ホイール関係は互換性に注意しながらだが交換可能の場所もある。但し費用は高め。 (前ホイールをアルミリム→ステンレスリムくらいなら組み換え工賃は5000円ほどで済むが、 後ろホイール交換なら手間賃が多くなり1万程度はかかるはず) 内装3→5や内装を外装にすることはフレームに必要なエンド幅が異なるので避けるべき。 あとは、デザインで選ぶよりも機能で選んでから後でその中から色を選択するほうがいい。 ■詳細 数百種類あるであろう中からどのようなものが合っているか。 (ダイヤモンド型:ホリゾンタル系フレームを除く) ▼重量・・・・・・長距離ほど効果が出る。坂道では本体が軽いほど有利。 15kg未満・・・一般車では軽い。荒っぽい使い方には不向き。しかしほぼ外装で最低でも4万円程度から。 15~17kg未満・・・軽めの部類に入る。数えるほどしかない。 17kg以上・・・重い。メンテナンスを適切に行うのであれば積極的に選ぶことを薦めない。 ・耐久性重視・・・重いがステンレスリム、アルミパーツなど満載。 ・走行性重視・・・本体が軽量なものを選ぶ、その代わり扱いは丁寧にする必要がある。 ▼タイヤ(リム)サイズ 540(24WO) ○:26より小さいので小回りが効く。ストップ&ゴーも得意。 ×:26よりも安定性には欠ける。タイヤも摩耗が早くなる。 入手しづらいサイズ。24WOでも3種類サイズがあり間違えやすい。 559(26HE) ○:様々な種類が選べる。MTBと同じ規格のサイズで世界中では最も入手しやすいサイズ。 ×:通常店での在庫はないことが多い。一般車型フレームは少ない。 ハブダイナモ化を新たにしようと思うとちょっと手間と費用がかかる。 590(26WO) ○:国内一般車向けでは最も入手しやすいサイズ。27より小さいので小回りが効く。ストップ&ゴーも得意。 ×:27に比べて 若干進みにくい。タイヤの交換頻度は若干高くなる。 622(700C) ○:ロードバイクの規格だが街中用としても多種多様のタイヤを選択可能。 ×:欲しいタイヤが在庫しているとは限らない。これは他のサイズの良タイヤも共通。一般車型フレームは少ない。 630(27WO) ○:26より直進で安定して進みやすい。タイヤも若干長持ち。 ×:26よりは止まりにくい。小回りがしにくい。シュワルベマラソン32-630(27x1-1/4) は国内で買えない。 635(28WO) ○:長めの平地を走るには速度低下が抑えられる。 27インチより若干大きいのでより摩耗が抑えらえる。 ×:630とのサイズ差からしてわざわざ使うほどでもない。 タイヤはIRC「サイクルシード」に決めておくとしても、 特殊な事情でもなければ、やはり薦められない。 高身長であれば基本的には29erにスリック系タイヤのほうがいいが、 街乗り仕様であれば、泥除け付の700Cや27インチのシートポストとステム周りを交換で十分。 ■「【リム径】(タイヤ)」 「○インチの自転車で」というのは自転車のことをあまり知らない人でもよく基準にされる。 フレームと勘違いされることがあるかもしれないが、実際はタイヤ(リム)サイズ。 ■車輪の大きさについて 車輪が大きくなることの利点は 径が大きい=惰性で進む力が強い=スピードに乗ったとき速度が落ちにくい=長距離走行に向いている 反対に小径の場合はストップ&ゴーが多い街中で活きる。 しかし 段差でハンドルをとられやすい 回転数が増えるのでタイヤの磨耗が早い (ホイール)リム・スポークへのダメージが大きい というのはデメリット。 ●26インチの違い takesno.com/archives/2177 一般車に多い26インチは「WO 590」(但しステップクルーズでは↓のHE:559) マウンテンバイクなどの26インチは「HE 559」 ■「26は小さいから27を選んだ」 変化が分かりやすいからこういう選び方をしてしまいがち。 フレームサイズはシートポストとステムを交換し突き出し長の延長で補うことができる。 但し、ステムを下げてカゴが邪魔になる場合は浅いものに交換や、 リアキャリアにサイドバッグが前提ということにもなるが・・・ 28インチのような特殊サイズを選ぶとタイヤが少なく後から面倒。 ●誤解の温床となっているタイヤサイズとフレームサイズの混同 takesno.com/archives/2922 シティサイクルや、子ども向け自転車になると、同一車種でのフレームの大きさは一択であるコトが多いです。 なので、未だにインチ表記が主流なんだと思います。 本来「フレームのサイズ」で決めなければならないものを、大抵一般車では1サイズしかないために タイヤの違いで分かりやすくしているつもりになっているメーカーの慣習により誤解を生みやすくしている。 例えば、「身長が190cmあるから27インチ(ETRTO 630)じゃなくて28インチ(ETRTO 635)を選ぶ」 というのも間違い。 この場合のタイヤ径(ビード径)で見れば27と28インチの差は「5mm」しかない上に 28のタイヤの種類が少ない上に、通常在庫している店も少ないために少々手間がかかる。 ETRTOで見れば大した違いがないことは分かってもらえるはずなのだが、 この27、28という数字の差だけで違いがあるように錯覚をさせる。 (28の交換タイヤは実質IRCのサイクルシードだけを指定買いすれば良く、 正確に言えば28×1-1/2(40mm幅)でタイヤ幅が通常の1-3/8(35mm幅)より増えれば、 タイヤの周長自体も増えることにはなるが・・・) そもそも互換性を把握してもらうためにはETRTOでのサイズも併記すべきなのだが、 全くと言っていいほど書いている様子がない。 26WOや26HEの表記すら不十分で、業界で統一できておらず、 「26」でだけしか記載していないような、タイヤのサイズすらまともに書かないメーカーも未だにあるのだから 「自転車なんてその程度の存在」と思われても仕方がない。 業界では当たり前でも一般消費者に「インチ=フレームサイズではない」ことを 理解してもらう必要はないのだろうか。 ▼本体素材 アルミ ○:軽い・錆に強い ×:硬いので衝撃が体に届きやすい・金属疲労が溜まりやすい スチール ○:柔らかめなので衝撃が体に届きにくく金属疲労が溜まりにくい。 ×:重い・錆びやすい ★快適に漕ぎたい&3年程度で買い換えるならアルミ、重くても手入れをしつつ長く使いたいならスチール。 ▼素材の違いについて www.raleigh.jp/InfoFAQ/061216_material.htm 鉄・アルミ・カーボン・チタン・マグネシウム・ステンレス・プラスチック 植物系素材の「木材や竹」についての言及はないようだ。 ※ステンレスのフレーム 某一般車メーカーの接着ステンレスフレームは詳しい解説はあえて避けるがオススメできない。 ステンレスもスチールの一種とはいえ、 いわゆる安物スチールフレームのような形状に溶接成形するには 非常に高い技術が必要とされ、量産化できるような代物ではないので基本スポーツ車メーカーでもやりたがらない。 tomomori-kogyo.co.jp/TKBikes/TK-05Sustain7.htm オーダーフレームのため↑では値段記載がないが 例えば:「CHERUBIM(ケルビム)」では56万円(税別) www.cycling-ex.com/2015/01/2015-handmade-03.html#more-19188 困難を越えて出来たとしても、性質上今度はその重さがネックで趣味レベルでもあまり使われない。 かといって街乗り仕様にするには値段が高いので、 簡単にそこらに放置できるような物でもなくなるので現実的ではない。 本当は一生モノとして街乗りに1台購入して大切に使いたいところだが・・・。 重くても粘りのような効果を狙うなら、同じスチール系でもクロモリのほうが値段も安価(約5万)で好まれる。 ネジ、ワイヤー、スポークのような存在から身近な素材でも、 複雑な構造にするのは困難ということを覚えておきたい。 ↓ ●軽いステンレス&クロモリフレーム www.cycling-ex.com/2015/09/cherubim-super-leggera.html ステンレスとクロモリで完成車6.9kg。 ステンレスを含むフレームでも軽くできるとはいえ、やはり値段的に趣味の世界。 フレームとフォークだけで60万円(税別)車輪や変速機などの値段は一切含まれていない。 ↓ ●一般車リムでもお馴染みアラヤ(新家工業)のブランド「RALEIGH」ステンレスのフレーム www.cycling-ex.com/2015/09/raleigh-2016-crs.html 232,000円(税別)日常街乗り向きではないが、 入門ロードバイク2台弱くらいとはいえ、 信頼できそうなステンレスフレームが欲しい場合は比較的買い求めやすい値段。 ▼変速数と種類(変速なし・内装・外装) ━━━変速なし(シングルスピード)━━━ ○:安い。パーツが少ないので必然的に壊れにくい。メンテナンスの手間も少ない。 平地で近距離なら、変速なしが軽くて安くてメンテも楽。 ×:ちょっとした遠出にも不向き。5km以内程度なら考えてもいい。 現行品の一般車のハブ(車輪軸)はギア一体型のため14Tか16Tのみで それ以外の歯数を選択できるハブが必要であれば別途購入しホイールの手組が必要。 ━━━内装━━━ ○:停止中にも変速ができるので街中有利。スプロケ交換で常用段数の軽さも選べる。 ×:車体の重さから外装と比べ軽快感は劣る。内部のメンテや交換に手間・費用がかかる。 上り坂では変速を切り替えて使うことで進みにくいが漕ぎは軽くなる。 またスプロケ(リアコグ)を交換することで、常用段数(3段であれば2段)を (進みにくさを抑えながらも)軽くすることもできる。 ※信号が多いなら重くても内装で、距離が遠めなら段数多めに。 「3段」 ○・・・ホイール交換になっても外装6段よりは高いが、内装5段よりは安く済む。 ×・・・変速幅の少なさに物足りなさを覚える可能性も。 「5段」 ○・・・変速幅があるので疲れにくい最適なギアを選びやすい。 ×・・・ホイール交換になれば費用が嵩む。 ━━━外装━━━ ○:軽い・メンテや費用は安い ×:メンテの回数は増える・停止中に変速はできない ※坂が多いとかスイスイ走るのがいいなら手間が増えても外装。 「6段」 ○・・・ホイール交換時に安上がり。 ×・・・軸が弱い。スプロケ交換の選択肢が狭い。安物自転車にありがち。 「7段」 ○・・・「カセットハブ」であれば軸は強くスプロケも選べる。 ×・・・「ボスフリーハブ」であれば6段と大差なし。 ◆内装3段と内装5段の違い ameblo.jp/cycle-plus/entry-11503436492.html 内3でもカセットジョイント式のものもある(SG-3R75) カセットジョイントのタイプであればインナーワイヤーをステンレス化できるのもメリット。 ▼チェーンケース 「ケースの違いと見分け方」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=827917647267466 id=466183956774172 「ケースの違いによるメリット・デメリット」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=834616123264285 id=466183956774172 ↑メンテナンスしやすさについての項目なし フルカバー:注油頻度は少ないが駐輪時にケースが歪む可能性。チェーン引き調整不足で擦り音が発生。 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=828845923841305 id=466183956774172 ハーフカバー:注油頻度は多いが歪みを直すのはさほど難しくない。これもチェーンのたるみで異音が出やすい。 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=832494333476464 id=466183956774172 ピストル型:最も汚れやすくはなるが、歪み直しもチェーン擦りも直しやすく 「整備性は最も高い」のでマメにメンテナンス出来るならこれが一番。 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=830859953639902 id=466183956774172 「外装変速にも使える」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=831279523597945 id=466183956774172 ▼ライト ブロック(リム) ○:安い・本体そのものは軽い ×:点灯すると漕ぐのが重くなる→マグボーイなどで軽くはできる ハブダイナモ ○:点灯しても重くならない ×:車体が重くなる。メンテナンスはほぼ無理で交換費用は若干高くなる。 バッテリー ○:予算に糸目を付けなければ明るさ選び放題。 ×:持ち運び必須。夜間の取り付け点灯忘れは違法になるので注意が必要。 ●ハブダイナモ(オートライト) takesno.com/archives/2101 僕のお店だと通学自転車だと、このタイプ以外のモノは売りません。 「通学自転車に限って言えば」こういう店が増えるといいのだが・・・。 量販店で「このほうが安いから得」といって「ブロックダイナモ」を買って 「点けると重いから使わない」として違法状態で走行させてしまうことは避けなければならない。 高知の事故のようなことを防ぐ意味でも「基本的に自転車をよく分からない人」には「オートライト」が妥当。 大人でスポーツ車であっても無灯火が違法だと知らないような人には 「あなたはオートライトしか使わないでください」と言い切ってもいいような気がする。 しかし、店がM9軸:OLD100mmのE2端子ハブダイナモについての知識とホイール組能力がなければ不可能な話でもある。 ▼[後]ブレーキ バンド ○:安い・よく効く・メンテ不要 ×:すぐに音鳴りが始まり完全に直すのはほぼ不可能 サーボ ○:音鳴りはしにくい・よく効く・メンテ不要 ×:磨耗でいずれ効かなくなる(フリスト・ダイネックス・パナサーボなどの名称もある) ローラー ○:耐磨耗性・連続ブレーキに強い放熱性/制動力の高い上位機種に交換可能 △:適度にグリスを注入しなければ磨耗音鳴りする ×:走行抵抗感が若干増える ▼駆動 チェーン ○:安い。質の高いIZUMIチェーンで2000円弱。防錆チェーンもある。 内装外装ではギア(スプロケ)交換もできる。交換修理に一日の長がある。 ×:オイル必須 ベルト ○:注油不要 ×:ホイール交換時に高価。取寄せに時間がかかる。 プーリー交換が不可能に近い。アルベルトのような一般車系で 歯数の変更が想定されていない車種では基本的には無理と考えていいだろう。 メンテは少なくていいが歯飛び防止に掃除は必要。 傾向としてはシャフトドライブよりは若干マシだが 似たような交換時の手間費用がかかることは考慮すべき。 シャフトドライブ 丸石自転車の代名詞のような存在。 ○:裾汚れしにくい。見た目がすっきりしているくらい。 △:注油不要・・・でもない。ギア部分には専用グリスが必要。 ×ハブも特殊。倒れてシャフトが曲がっても修理費用や時間が嵩む。実用車的な使い方ではなく趣味自転車向き。 デメリットが多い。gtzaskar99xtr.at.webry.info/201012/article_3.html ▼シートポスト 27.2mm径であれば交換汎用性が高いが、特殊サイズで交換が困難な場合、純正では防塵性に劣る。 後からサイズ長ではなく径そのもの変更しようとしてもほぼ不可能なので意外と気になる箇所。 ▼盗難補償(下記参照) BS・パナ(ガチャリンコ・ガチガチロック・電動のみ)の一部車種なら3年間。 (BSの一般車の大部分は1年補償)あさひなら3年間・ちゃりぽは2年間。 BAA・・・基準にはなっているが、あくまで日本独自の激安自転車との比較時には参考になる程度。 スポーツ車扱いのメーカーはほぼ参加していない。 ★素材と変速の組み合わせで選ぶ━━━━━━━━━━━━━━━━ スチールで内装・・・重いので進みにくく疲れやすいが、金属疲労に強くメンテナンスの頻度は減らせる。 スチールで外装・・・スチール内装よりは軽いので疲れにくく金属疲労にも強いが、メンテナンス頻度は増える。 アルミで内装・・・若干軽いので進みやすく疲れにくく、メンテナンスも少なくていいが、金属疲労に弱い。 タフフレームは強度が高いそうだが金属疲労はスチールに負けると考えていいのでは。 アルミで外装・・・軽いので進みやすく疲れにくいが、メンテナンス頻度が増え金属疲労にも弱い。 スチールで変速なし・・・重いので進みにくく疲れやすいが、メンテナンスはほぼ不要。坂道は結構厳しい。 アルミで変速なし・・・軽いので進みやすく疲れにくいが、メンテナンスはほぼ不要。金属疲労に弱い。坂道も厳しい。 ★★アルミ:金属疲労はともかく、路面からの衝撃度は距離が短ければあまり考える必要はないかもしれない。 ■搭載されている各部品のクオリティや交換性を一切考慮せずに「変速とフレーム素材」だけでの判断基準 重:疲 坂道も厳しく、漕ぎで疲れようが、とにかく長く使いたい費用もあまりかけたくないなら「スチール変速なし」 ↑ 漕ぎで疲れようが、とにかくメンテは少なく長く使えるものがいい、坂道があるので変速は欲しい「スチール内装」 ↑ 十キロ以上の長距離を走る、若干悪路が多めなら「スチール外装」 ↓ メンテは少ないほうがいい、軽めに走りたい、坂道があるので重くても変速が欲しい「アルミ内装」 ↓ メンテは少ないほうがいい、軽めに走りたい、市街地メインでほぼ平地だけしか走らないなら「アルミ変速なし」 軽:快 メンテは欠かさない、快適に軽く走りたい、市街地メインなら「アルミ外装」(ハイテンやクロモリ鋼でもこの位置) 耐久性を考えずに短期間の用途ならスチールを使うメリットは少ない。安価でも疲れるだけ。 体力があり使い方が荒い通学車用途であれば意味はあるが・・・。 (子供の頃から自転車の乗り方やルールメンテナンス方法などを熟知していれば 選択可能であればアルミ外装を通学に使うのもあり) 内3厳守であればアルミ内3を購入し、一見分かりにくい部品をあれこれ交換するのも手。 ★★乱暴な言い方だが軽い自転車はそのぶん繊細と認識するのが早い。 例えるなら・・・原付は超軽いが防御性0とすれば、重戦車は鈍重だが超頑丈。 アルミなら5年、スチールなら10年使えるとして・・・ 普段使いでの疲労を時間や将来的な体への負荷の費用として換算しないなら安価なスチール。 早めの買い替えが必要でも、短距離であればフレーム衝撃よりも重量が軽いので疲労低減に勝るアルミ。 重量も疲労に直結するというのは「スチール内装」vs「スチール外装」乗り比べではっきり実感できた。 ★盗難補償で選ぶ━━━━━━━━━━━━━━━━ 「盗難補償のある自転車メーカーや盗難保険など」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/150.html 雑感━━━━━━━━━━━━━━━━ ●一般車の在り方 www.cyclorider.com/archives/4807 シティサイクルは複雑怪奇 シティサイクルは安物が多いが、恐らく、シティサイクルのほとんどは似たような形に、 似たような色がほとんどなので、高い物を買ってもあまり意味が無いと思ってしまうのも1つあると思う。 触ってみると、高いシティサイクルと安いシティサイクルの違いはわかるが、そのような機会はあまりない。 自転車雑誌も、特集のほとんどはやたら高いスポーツ自転車で現実味がなくて使えない。 ネットでも情報が少ないと、シティサイクルに関しては情報を得る手段がほとんど無いのが実情だ。 こういう現状もあり、 スポーツ車人気で競技者人口そのものが増えることは歓迎するとしても、 かける金額からして性質があまりにも違いすぎていて全くの別物という存在。 一方で その値段の安さもあり圧倒的多数にもかかわらず、一般車に対する使われ方や考え方が あまりにもいい加減で「いいのかこのままで」と思う。 そもそも生活向き自転車に関する情報があまりに少ないことを憂う。 大小規模問わず「試乗できる機会」が少なすぎるのが問題ではないだろうか。 「ほっといても気づいてくれて売れる」わけがない。 (追加) しかし試乗会は一時的にイベントのように開催しているだけでは効果が薄い。 (自転車を単なる足以上として捉えている人への広報活動はむしろ必要ないとすら思える) だからといって小さな店舗で試乗できる自転車を何台も用意するのは難しい。 そして、いくら試乗できる店を増やしても「購入は通販」になっては意味がない。 様々な車種を常設で試乗可能な店舗自体は増えてほしいが、 結局そのための運用資金を考えるとやはり現実的ではなくなってしまう。 各店舗で分担して試乗車を用意させてしまうと自由競争原理が薄くなってしまう恐れもある。 ↓ 結局、長々と説明で理解してもらうよりも、試乗で理解してもらうほうが早いので、 とにかく、あえて新車でなくても「とりあえず、この1台」という代車に その店の全てを注ぎ込む手間をかけて、 「雑整備車や安物自転車と何がどう違うかを」乗って理解してもらうということが大事に思える。 ▲あまり役に立たないCBあさひのママチャリ選び www.cb-asahi.co.jp/html/size-city.html 1:タイヤサイズではなくステムやシートポスト交換で調整可。 2:ハンドル形状は気に入らなければ有料でも後で交換できるので考える必要なし。(約2000円~+工賃) 3:フレーム素材は大きな要素なので気にするべき。 4:2と同様。 5:後ブレーキはサーボ系かローラーブレーキでハブの互換性も関係してくるので慎重に検討すべき部類。 6:カゴも気に入らなければ有料でも後で交換できるので考える必要なし。(約2000円~+工賃) 【記載なし】 これらも後で交換できるパーツなのでさほど気にするほどではないとはいえ、 一応下記パーツもチェックしておいていいかもしれない。 ・リム素材・・・アルミは軽いが削れやすい。ステンレスは重いが頑丈。組み換え約5000円~ ・ワイヤー・・・スチールは錆びやすい。ステンレスに交換すべきか。ブレーキ前後で約1500円~ ・[前]キャリパーブレーキ・・・ツーピボットでなければ交換推奨。約1500円~ ・ブレーキシュー・・・アルミリムなら高級シューも選べる。ステンレスリムは種類が少ない。 ・ブレーキレバー・・・樹脂レバーは安物の象徴。シマノのアルミレバーが基本使いやすい。 ・シフター・・・グリップは防塵性はあるがグリップを選ぶのでトリガー式に交換したい。 ・リムテープ・・・リム内幅をよく確認して巻テープで布かビニール式を付けるべきか。 ・フルチェーンケースのデメリット・・・整備性に劣る。歪み直しに手間がかかる。 ・英式と米式のメリットデメリット・・・★チューブの違い(英_米_仏_他)で解説。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/17.html ・サドル・・・クッション性が高いものが多いが気に入らなければ交換。 ・両立スタンド・・・加工処理ものよりステンレスのほうが見た目は綺麗になる。 ●自転車の買い替え時期について nanapi.jp/120203 値段の比較で 生活や街乗りに使う自転車と主に競技用の自転車を同一記事にまとめるのは無理がある。 文中の修理費は「部品代+工賃」か「部品だけ」か「工賃だけ」か分かりにくい。 3位はタイヤというよりは 工賃と部品代を考えると「フロントフォーク」に思えるが、フレームに含まれてしまうのだろうか。 衝突変形による一般車用フォーク交換はそれほど珍しくもないようだが・・・。 全く手入れをしない 「適正な空気圧のチェックをしない、チェーンに適切な注油をしない」が最大の要因で、 命にも関わりかねないブレーキやフレームやフォークのチェックも欠かせない。 欲しい自転車が値引きされるかどうかは分からないとしか言えない。 色によっては完売していて散々探して取寄せてしまうと高くついてしまうとか、 品薄状態や翌年のパーツのグレードや仕入れ値の変化により 「むしろ値引き額を減らすどころか価格値上げ」も考えられる。 しかし何よりも今回一番気になったのは・・・ ステンレス製の自転車が主流のため、ほとんど錆びないので、雨ざらしでも問題ないと考えがちですが、 正確には 「一般車(含ママチャリタイプ)でも4万円程度以上の自転車であれば、 ステンレス製の部品が使われている自転車もあるため、その場合目立って錆びる部分が少ないので・・・」になる。 ”主流”=「多数」と見るのであれば、 1万円台の安物自転車にステンレスパーツを使ってコストダウンが出来る部品が果たしてあるのだろうか。 せいぜい上部に穴がある筒状のシートポストくらい? ステンレスリムやスポークや泥除けは当然無理として、カゴや泥除けのステーとステムとハンドルバーも厳しそう。 15,000円ほどのママチャリを20~30年間 そもそも1.5万でも昔の自転車では作りが違うと考えると単純比較は難しいが、 「適正な空気圧のチェックが出来る、チェーンに適切な注油を当たり前のようにしている」 ハブやBBやブレーキシュー部分もチェックを欠かさない。ワイヤーの錆や伸びもチェックし交換も行っている。 紫外線や風雨に直接さらされる保管をしない、使用時間・距離が短い、荷物体重が軽い、雨天時に乗らない スピードを出して走らない、自転車店で定期点検もしている、などの徹底管理が出来るなら 今の同じ価格の自転車であっても長く乗ることが絶対に不可能でもない。 そして何より「修理・メンテナンス費用が”どれだけかかってもいい”なら」という前提付き。 ◆一般車でもきちんと組み立てられたものであれば快適さが異なる。 star.ap.teacup.com/flatout/1053.html 安物自転車の場合、基準をクリアする最低限の安全性を確保しつつ、 コストをどこまで下げられるかという賭けのような状態で組み上げなければ利益を得られないだろう。 適正なものを提供するためには値上げはやむを得ないということ以外にも「説得力のある対応が足りず」 「昨今の円安による影響で値上げ○月より行う」という案内に終始し、 メーカーはコストを削るために質を落とし値段だけは上がり続ければ販売店からも反感を買うのは当然とも言える。 (実際大手でも(届く箱状態の)組み上げの質が落ちてきているという声も実際の販売店からの声として統計データ内の声としても挙がっている) 工場で箱入りの7分組になるまでの過程でBB鬼締めや徹底したグリス少量などに始まる問題が噴出することになるが、 それを最終組み立てをする販売店で1から修正していては商売にならないだろう。 だからといって安易に値上げをすれば今度は消費者から「高いので買わない」ということになる。 スポーツ系自転車や親子乗せ自転車のようにある意味「ブランド嗜好」が圧力のようにあれば高くても売れやすい土壌はあるものの、 一般車で2~3km以内の近所の足で使うだけのものにも「まず5万出してもらえないことには話にならない。」というのを 納得させるのは厳しそうだ。 安物を場当たり的に買うことが得に思えて劣化速度を考えると実は損だったり、 5万払うことで損したように思えてトータルではそうでもないということを理解させるだけの方策がどれだけ提示できるかどうか。 販売店の手腕と消費者の見極め力のどちらも必要。 いっそ量販には7分や9分のみ提供し型番も「エアコンのような量販用型番」を設定し、 個人店で昔はそうだったという1台1台全ての部品を確認しながら1から丁寧に組み立てられるような 完全バラ状態の提供をするかわりに卸価格を下げるといった方法もありうると思うが・・・。 メーカー公認技術者の育成も兼ねつつ、 1分からの組み上げ車体には特別なエンブレムや特別保証を付けるなどの箔を付ける明確な棲み分けをすべきのように思える。 「安くてそこそこ」か「高くてもいいもの」というのは一般車と電動アシストのような基本的な車体価格の差だけではなく、 見えない部分にも細かい技が工夫されていることへの対価を支払うことを当たり前にできるかどうか。 ●消費者心理の移り変わり cyclepress.co.jp/report/20150805_02/ (BAAマークへの言及からも一般車に関する内容でもある) 「自転車は安ければそれでいい」という考えから 「安全性の高い自転車を買いたい」という意識が真逆に変化。 但し、安全性重視の要でもある店選びで依然として専門店外からの購入も目立つ。 「アンケート前に購入していたのはどこか?」という意図であれば結果も頷けるが、 これからも安全性の高いであろう著明なメーカーであれば 「購入する店なんてどこでもいい」とすれば、 まだまだ危険は内包しているかもしれない。 (2015.8.7) ●重さについて 片足スタンドではなく両足スタンドであれば重くなる、最初の片足スタンド→両足に変更すれば重量は増す。 リアキャリア(後ろの荷台)がなければ重量は軽くなるが、追加すると当然重量増になることは考えておくこと。 ●ベルトは「メンテナンスフリー」というわけでもない takesno.com/archives/2872 ベルト式の自転車は、チェーン車と違って金属同士が擦れているワケではないですし、サビの心配もないので注油の必要がありません。 なので、この場合 注油のメンテナンスが完全に不要なメンテナンスフリーです。 確かに「摩耗を防ぐという意味での」注油は不要かもしれない。 しかし取説には「例:AB65L6(アルベルト)2016年式」 www.bscycle.co.jp/support/pdf/ 【1】泥や汚れは取り除くこと ベルトに付着した泥や汚れはふきとってください。泥の付着は部品の磨耗を早め、異音の原因となることもあります。(ベルトドライブ仕様車) とある。 【2】ベルトの張り具合の確認と調整が必要 ※ ベルトを張った中央部を指で押して張り具合を確認してください。 〈フローティングベルト仕様車〉 10~20mmのたるみがあること 〈スマートベルト仕様車〉 張りが最も強いクランク角度で2~8mm (詳細は別紙取扱説明書をごらんください) ※ 損傷や、歯面に泥や汚れの付着がないこと。 【3】オプションパーツのコーナーにはベルト鳴きにも使用できる潤滑剤が販売されている www.bscycle.co.jp/products/option/other/ www.bscycle.co.jp/products/option/other.html サイクルフィニッシュ CF-420 ¥1,714(税抜き) P3303 ・高品質潤滑防鎮剤 ・逆さ吹き可能 ・ベルト鳴きにも使用できます ・420ml www.miyatabike.com/miyata/option/index.html ベルトスプレー ¥2,100 C09 ■ベルト車専用潤滑剤 よってベルトでも「完全なメンテナンスフリー」というわけでもなく、 もちろんその車体のブレーキやタイヤ等は「全くメンテナンスフリーではなくチェーン式と同じ調整や整備が必要」。 「摩耗防止のための潤滑注油の手間が省ける」を「メンテナンスレス」と呼ぶべきかもしれないが、 本来の「少ない」という意味ではなく「必要がない」と思われる可能性のほうが高そうなので 「省エネ」のように「省メンテナンス」とでも言い換えたほうがよさそう。 ■内装ハブやベルト駆動の「メンテナンスフリー」という幻想 ●ベルトのデメリット 「ベルト修理に取寄せで4日」 takesno.com/archives/1655 例えばその店で通常店頭在庫していない 間に合わせの補修品ではない高めのタイヤを取寄せするだけで1週間以上かかるようなケース、 電動アシストの電装部分が故障になってメーカー預かりになってしまうケースもあるので 日数に関してはそれほどベルトのデメリットとは思わない。 ここには書かれていないが 修理代金(商品代金)が安いチェーンに比べてベルトは高くなってしまうというほうが余程デメリットに思える。 (カーボンベルトであれば工賃別のベルトだけでチェーンの4倍程度の値段) ベルトはチェーンに比べて錆びないのでチェーンオイルが不要で楽というメリットもあるが、 アルベルトのような一般車ハブのプーリー交換自体が26T→28Tのような変更ができるのかどうか情報がなく不明。 (ホイールごと交換しようとしても約2万円。しかし、それぞれの車体専用補修部品のため部品供給されない可能性が高い) (HELMZはベルト車でもスポーツ系なので交換可能になっているが一般車系ハブとの互換性についても一切不明) ※ベルトドライブについてはスプロケットのページにて解説。 変速は出来ても基本的にはスプロケ交換して常用の軽さを変更しようと思っても「改良はできない」として考える。 ↓ ●内装ハブ自体のメリット・デメリット 内装ハブ自体が頑丈といったメリットもあるので トータルでは修理頻度が下がるので同じという見方もできるが、 他にも内装は「本体自体が重くなる」といったデメリットもある。 ↓ ●都合のいい解釈 それよりも、個人的に一番懸念するのは 「メンテナンスフリー」を「ベルトであれば全ての箇所に適用される」というような妄信に走られてしまうほうが怖い。 もちろん店側の考えるメンテナンスフリーはメーカーの保証にも関わる「取説を読んでいるなら」、 「駆動部”だけ”チェーンに比べて手間が”少ない”(泥や石は取り除く必要あり)」という 意味であることは間違いないとしても、詳しい内容を知らない一般客にとっては 値段も高いのだから当然メンテナンスフリー= 「せいぜい空気を入れるくらいで一切手入れしなくていいんだ」と曲解されかねない。 購入時に簡単に説明したところで、メンテナンスフリーという言葉の響きだけで錯覚を起こされる危険性さえある。 「メンテナンスフリーだっていうから高いのをわざわざ買ったのにメンテしなかったら不具合が起きた」 ということになって、店が「チェーンに比べて手間がかかりにくいという説明はしましたが、 不具合が起こらないなんてことはありませんよ」と言えば 「そんなことは聞いていない」と逆ギレする輩もいるだろう。 (しかし、こういうのはどんな自転車であっても必ず自分は悪くない理論だけを構築しているだろうから無意味なので まともに相手をするだけ無駄な労力を費やすのが勿体ないとして、「こういう人も居るんだなぁ」と 真摯で丁重に対応しつつ後腐れがないように損して得を取る今後の修理・購入を断ることが最善なんだろう。 [既に登録済みであれば防犯登録関連の対応だけは仕方なく例外にするか、抹消登録をしてもらい他店での新規登録料を負担するか]) ↓ ●内装もメンテナンスフリーではない 外装式は内装(ベルトではなく)チェーン式よりも手がかかる。 確かに手はかかるがしっかり「自転車はメンテナンスが必要な乗り物」という意識を根付かせるには 外装を使って定期的に店もしくは所有者によって適切な処置を施すことが出来れば、 内装よりも段数を細かく選べ楽に軽やかに使用することはメリットが十分ある。修理しやすさもメリット。 (安物や粗悪自転車については内装外装問わず、この中では論外として想定しないものとするが、 主流メーカーでも中国の人件費高騰が理由なのか「作りが悪くなっている」という報告もあるのは気を付けたい点でもある) 他には、内装チェーン式であれば引き調整が必要だったりするのは店でよくある修理としても、 内装ハブの内部一式にも内装ハブグリスや定期的にオイル漬けするようにシマノ取説にはあるが、 果たしてそれが出来ている(勧めている)店がどれだけあるだろうか。 ↓ ●客のメリットは店のデメリット? 停止が必要な状況になる前に段数を軽いほうに切り替えるといった「作法」も身に付けられれば、 将来的に電アシを購入したとしてもバッテリー消耗をより抑えることができて 経済的にも得をするといったメリットもあるし、何より 日常的に整備することを理解できれば根本的な「パンクリスク」自体を減らせるという大きなメリットがある。 客側のメンテナンスさぼりに対して「そのままでいいですよ」とは到底思えない。 店が修理で儲けなければならない前提であれば、確かに黙っているほうが利益になるだろう。 しかし、通販や量販の台頭で、違法な「フル電動」「ノーブレピスト」といったものを除いて 「基本的には(絶対に作業するという保証は一切できないが)持ち込み歓迎」という看板を掲げれば 自店販売車以外は絶対に見ないといった頭の固い店が居続けてくれる限りは、 量販では受けられない作業が出来れば、(過疎地でなければ)自然に客は集まってくるだろう。 質の低い販売店が居続けてくれることで、自転車修理自体が消えることはありえないからこそ、 訪問客に対しては「通販や質が低い一部量販店には出来ない作業で、こうしたほうが本当は得になりますよ」 といった提案等をしたところで、余程対人コミュニケーション能力に問題があるほどの口下手でもなければ 売り上げに影響するほど客が減るとも思えない。 ●結論 一般車orスポーツ車、内装or外装、チェーンorベルト問わず、メンテナンスは「必要なこと」であり 「自転車全ての箇所がメンテナンスフリー」と解釈させないように、 また、556を拭きまくるといったような不適切なメンテナンスを根付かせないためにも、 「一般ユーザーが出来る適切なメンテナンスとはどういうことなのか」 どのような施策努力ができるか考えることが店にも求められることだと思う。 「蛇足」 上記は快適性を重視した場合の話であって、 (一般車でペダルの反射板までないことは少ないので)自転車の装備としては 前後ブレーキと夜間のライト点灯だけ効くのであれば チェーンやスプロケがどれだけ錆びて伸びていても、タイヤに空気が入ってなくても鈍感で気付かないならどうでも良いとも言える。 (整備点検不足でフレームが折れようが、フロントサスがすっぽ抜けようが、自損ならメーカー代理店と栽培沙汰になったとしても他人はさほど関係ない) 整備が行き届いても無法走行されるくらいなら、錆び錆びでパンクしている自転車でも 信号や一時停止、左側通行などを守って走行されるほうがスピードが出せないぶん、より安全に思える。 (2015.9.19) ●試乗できるシティコミューターバイク cyclepress.co.jp/report/2015091102/ velo.tokyo/try.html ハイモデルクラスの一般車というべきだろうか。 「目先の値段の安さよりも質の良さ」を重視した 各メーカーが本当にオススメできるラインナップだろう。 他社の投げ売り安物自転車との比較は「比較広告の禁止」で出来ないとしても BSとdahonは自社の新品の最廉価モデルもあえて置いておいて 実際どう違うか乗り比べやパーツの比較をしてもらうと分かりやすい。 (2015.9.19) ●3か月で破損する虫ゴムもあるらしい 恐らく安物自転車と思われるが、組み付け技術が年々落ちてきているという大手ではないと思いたい。 購入時に調整を兼ねて作業するのだから、 いっそ英式チューブは補修用として店が引き取れば200円ほどはチューブの購入割引するとして、 すぐに米式チューブに交換してしまうという提案があってもいいのかもしれない。 (2015.10.17) ▼量販向け卸の自己破産 cyclepress.co.jp/report/20151105_03/ 納入先は九州イオン、イオンバイク、ナフコ、ダイエー、フジ、イズミ、ジュンテンドー、ユーホーなど 量販店150社以上と一部の大型専門店。 中国の労務費高騰と急激な円安が重なって採算がとれなくなったようだ。 3万円オーバーなので量販店にしては比較的高価。 今では通学用で大手で4~5万も珍しくないので、「中途半端な商品」という位置づけ。 3年間しっかり乗れることを求める客から見れば「よく分からない商品」、安物を求める客から見れば「高すぎる商品」。 CBあさひのように「専門店」ではなく「スーパーやホームセンターの中で片手間で扱う商品」で 3万円という価格設定は厳しかったか。 似たような商品であれば量販品であっても「専門店」のほうが後々のことを考えると良さそうに思える。 そもそも・・・、今の世界情勢や景気状態からして もはや一般車で新車販売台数で稼ぐ時代というものが終わっているのではと。 少子化で毎年の売上が落ちるのは必至、一方で電動アシストは好調というのは高齢化というだけでなく、 「高くても良い物」=「高付加価値商品」を求める客の割合が徐々に増えてきていると見るべきでは。 (2015.11.15) ●良い一般車の見分け方の1つ takesno.com/archives/2063 「シートチューブの先端部」に絞りがあるかどうか。 ●値上げとメーカーの思惑(シナモンJP:2016版) cs-shinwa.sblo.jp/article/167920524.html カゴは簡単に付け替え出来るとしても、そもそも荷物が多いなら前かごではなく 後ろにカゴを増設するという使い方の高齢者のほうが多いイメージで、 安定性の意味でもそのほうが使いやすいと考えるべきではないだろうか。 ハンドルストッパーに関しては壊れやすさからも元々必要であるイメージがない。 それでもどうしても必要なら内蔵式ではなく、外付けできる簡易タイプを取り付けるほうが修理もしやすいと思う。 なぜ今回のような変更になったのかといえば、リサーチや店からの声で子乗せ座席利用者を増やすためというよりは 「値上げをせざるを得ないが、そのための理由を分かりやすく付けただけ」に過ぎない気がする。 性能向上を目的とする訴求力であれば、 ”日本製の一般車向け最上級タイヤ「スーパーハードタフネス」搭載!” と「タイヤのランクを上げるだけ」で十分効果があるはずだが、 「どうせ空気を入れないで乗るような利用者が多いのだからさほど意味がない」として 「大型前かご」「子乗せ対応リアキャリア」「スタンド連動ストッパー」という 「分かりやすい変更」が訴求力になるだろうと考えてしまったのではないだろうか。 対案を出しておくとすれば、 子乗せを一切使わずに、高齢者向けで軽さ重視でオススメといえばBSの「アルミーユ」をオススメする。 樹脂カゴ・両足スタンドが標準装備。 ハンドルストッパーなしなので壊れる部分を減らせる。 リアキャリアは使わないのであれば取り外すと1.5kg程度は軽くなるはず。 肝心の組み付け不安に関しては恐らく中国組み立てのはずなので「半バラし組みなおし前提」と言わざるを得ないが・・・。 (ハブとBBとヘッドパーツのグリスアップなど) (個人的には本体の軽さでいえば「ロペタ」をオススメしたいが こちらは標準装備が片足スタンドで付け替えで追加料金が必要、ステンレスカゴも使い勝手でいえばイマイチ。 チェーンケースはピストル型で整備性を向上させてはいるが、スカートだと若干不安かもしれない。) ●ハンドルロックの故障 blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/2aa2c1d56f0fb55e621ac766db5aed38 殆どの電動自転車や一部の一般車に使われているハンドルロック、 スタンドを立てたり、後輪錠をかけたりすると自動的にハンドルもロックする便利な機能がついているが ロック状態で駐輪中に勢いよく自転車が倒されるとハンドルがまともに地面に当たりロック部分に大きな力が加わり それが度重なるとロック本体のアルミボディーが衝撃に耐えられずに割れてしまうことがあるんです 対処法としては倒れないように駐輪場では柱などにロックしておくか、 最初からハンドルロック機能がない車種を選ぶ。 ●BS2016 cs-shinwa.sblo.jp/article/168607424.html カゴのような交換しやすく見える部分の質を下げることはどちらかといえばまだマシに思える。 メーカー自身が「質落としてますが?」とアピールしているのが分かりやすい上に交換が簡単な部品。 何なら購入時に「これすぐボロになりますし、今すぐ樹脂製に交換するなら工賃サービスしますよ」と販促すればいい。 関連━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●前カゴを新車時から交換 blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/3d6cf035308c328783ebebc99c1325b8 標準仕様のメッシュバスケットは長年使っていると錆が出てくるので 錆対策として樹脂製バスケットに交換しています。 カゴ代金の料金上乗せはしているだろうし、こういったサービスはありがたいが、 説明がなく勝手に交換して売っているとすれば勿体ないような。 サビで朽ちたカゴを並べておいて「樹脂製に交換しておけば、こういう破れは起きにくいですよ」と言って 交換するかどうかを決めさせるほうが、 客の意識自体を「多少値段が高くなったがいい買い物をした」と納得させられるのではないだろうか。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼BBが先では それよりも先に、見えない部分(BBやハブの組み付け)を改善すべきなのではと。 値上げを繰り返す中で、そろそろBBにカップ&コーンを使うこと自体を止めて欲しい。 「BSでは全車カートリッジBB搭載!」で十分なアピールになるはず。 英式チューブとボスフリーも早く滅びてほしいが・・・。 ▼グリスという概念 それに工場で十分な量のグリス充填という概念そのものが存在しないのではなかろうか。 ▼高級志向の方向性 廉価品として鉄スポーク他、最低級品だらけのカタログ外商品は残すとしても、 なぜ「一般車の高級路線=ベルトドライブか電アシ」なのか。 一見どこにでもある車体でも全て日本組立で規定トルク管理、適切なグリス充填量で 「適切なメンテナンスメニューとセット」で「長く乗れる」ことを店に任せるとすれば、 スポーク1本まで全バラ箱を格安で販売したほうが「パーツ1つまで細部のチェックが出来るので」 「本当に技術のある店では」喜ばれるはず。 「分かりにくい」「それを理解できるユーザーなら自分で手入れしている」ということか。 ●軽い自転車は本当に良い自転車? takesno.com/archives/2508 逆に言うと重い自転車であれば全てが有利になるといったはずもなく。 坂道での負担の少なさ、向かい風で減速時でも速度を戻しやすく、 2段式の駐輪機でも扱いやすく、駐輪場で停車後の横移動、起こすときに必要な力、 ストップ&ゴーを繰り返す街中使用で漕ぎ出す際にも車体の重さが煩わしく思う場面に於いて (泥除けやカゴや両立スタンドはあるとしても)軽量な自転車は有利。 ハブダイナモ(オートライト)は便利だが基本的には片側しかグリスアップができないというのもデメリット。 もちろん、軽い自転車というのは頑丈さは劣るので「何が何でも雑な使い方しかできない」 または「雑な扱い方をされる駐輪場」で使うしかない環境であれば 「頑丈重視」であることが有利であることは言うまでもない。 ※一方「子乗せ自転車」「荷物運搬向け・業務用自転車」は、その用途から重くなるのは必然。 何も車体が重い自転車全てを否定するつもりはない。 しかし「頑丈重視」をいいことに 「壁に衝突しても自転車は絶対に無傷」などという勝手な思い込みをされる可能性もあると思うと 丁寧に使うように促した上で、(頑丈重視の車体から見れば比較的華奢な車種であったとしても) 気軽にメンテナンスで店に訪れてもらえるように様々な施策を講じることが大事なような気がする。 あと、頑丈さを目的とするのであれば、 米式に比べパーツも多く劣化も早い虫ゴムの英式バルブ自体を真っ先に否定しなければならないように思えるが・・・。 劣化速度よりも「一般車向けで厚みがあるチューブもある」英式のほうが有利という判断だろうか。 ●shimano製の自転車? takesno.com/archives/2565 初心者が陥りやすい勘違い。 やたらと画像が多く巨大な文字で表示している通販ショップで見かけるイメージ。 「誇れる場所がそこだけ」という裏返しでもある。 普通の店や商品では当たり前すぎて大々的にアピールするようなことはしない。 ●安物自転車か、まともなメーカー車か cs-shinwa.sblo.jp/article/174136414.html メンテナンス費用は同じとして、安物自転車を買いなおすほうが得なのかという話。 安物自転車でも購入金額に+3万円かけて諸々のパーツ交換し、 常日頃から小まめにメンテンナンスするのであれば、 メーカー車を野ざらしにした「完全な(空気すら入れない)ノーメンテ車」よりも、明らかに長持ちはする。 しかし、現実的に(空気入れまではともかく) 「安物自転車を細かく丁寧に手入れして乗ろうとする人がいるのか?」ということになるので、 安物自転車のほうが大概の場合には得というのは難しい。 そして、安物自転車はフレーム自体も貧弱と見るべきなので (若干頑丈な錠に変えて2ロックしておくだけで防犯性が高いことを除けば) 手入れをしてまで乗る価値自体が低い。 故障率や劣化速度についても触れていないが、メーカー車は購入時に高くついても 「しっかり点検・メンテナンス」することで、更に長期間「快適に」使えるというのはメリットがある。 ●「シートチューブの先端部」の絞りの有無 良い一般車の見分け方の1つ takesno.com/archives/2063 「シートチューブの先端部」に絞りがあるかどうか。 ↓ シナモンJP www.seocycle.co.jp/blog/20150122_1002210/ シートクランプ部分が樹脂だけで出来ているはずもないのでカバーが付いているとして シートチューブ部分の上部に絞りがあるというのが若干気になった。 安物自転車の特徴でもあるので、わざわざこうした処理を施しているのには 固定力よりも固着時の外しやすさが前提なんだろうか。 ●得体のしれないメーカーの自転車を選んでしまうと・・・ takesno.com/archives/2824 ただ、自分の所で販売をしていないとなると、色々と分からないコトがドッと増えます。 いつ販売したものか? いくらで販売したものか? 得体の知れないメーカーだったら、この自転車はどこのメーカーなのか? ってのも、わからないコトだってあります。 もし、自分の所が取り扱い・取引のあるメーカーであれば、 こういう不自然なコトがあればメーカーさんに問い合わせるコトが出来ます。 また、販売日もわかるので、使用年数も把握出来ます。 その上でメーカー側の不備等であれば、無性で代替部品を送ってもらったり無償交換で済む事例もあります。 けれど、何回も書きますが やはり販売店でないのも もちろんですが、 その自転車のメーカーすらわからない&取引がないので、そのような対応は出来ませんでした。 最低限その車種が載っているメーカー代理店webサイトがあるかどうかである程度は参考にはなるが、 対応力が期待できるかどうかということになる。 トラブルが起きやすいというのも当然問題だが、不具合内容にもよるが 「そういうのは仕様なので返品とか交換はメーカーでも一切しません」ということになれば 非常に面倒なことになる。 つまり、通販でしか見かけないような車種や得体のしれない安物自転車を購入するということは トラブルが起こっても自己責任ということになる。 量販店車種であれば「例え技術に問題があったとしても」 部品の調達面を考えると基本的にその店で修理することになるはずだが、 「互換性のある代替品もなく部品調達不可」で「修理できない(作業できる人がいない)」という場合は廃棄するしかなくなる。 2018.8.19 ●「たかがママチャリ」という風潮 6.10 ●高額品だから絶対に大丈夫というものでもない(納車前整備と使い方) 5.20 ●フルカバー(全ケース)型チェーンケースのメリットとデメリット(追記5.20) 4.1 ●(納車前整備)一般車のホイールの振れ取り 2017.12.17 ●2万円半ば~3万円台の自転車をさほどオススメしない理由 12.10 ▼2万円以下の自転車から「良いもの」という紹介はできない(修正) 6.4 ●フルカバー(全ケース)型チェーンケースのメリットとデメリット 2016.11.6小径項目追加,URL変更 【↑2020.1.26 650B部分を追加】 〃 ●誤解の温床となっているタイヤサイズとフレームサイズの混同 7.3 ●3万円の自転車は高級自転車に非ず 6.19 ●ベルトは「メンテナンスフリー」というわけでもない 6.12 ●ベルトドライブの部品調達不可により修理不能→廃車、他修正 6.5 ●得体のしれないメーカーの自転車を選んでしまうと・・・ 4.24 ●「シートチューブの先端部」の絞りの有無、中古自転車についてページ移動 4.17 ●2015年の製品事故色々 2.28 ●安物自転車か、まともなメーカー車か 2.21 ●shimano製の自転車? ●前カゴを新車時から交換 2.7 ●軽い自転車は本当に良い自転車? ●ハンドルロックの故障 2.11微修正のみ 1.3 雑感●ハンドルロック の修理 2015.12.20 ●重さについて ●修理が得か、買い替えが得か 12.5 雑感●一般車の在り方(追加)、他一部追加 11.29 雑感●BS2016、●26インチの違い 11.22 雑感●値上げとメーカーの思惑(シナモンJP:2016版) 11.15 ▼素材の違いについて、●ハブダイナモ(通学用途として)、▼量販向け卸の自己破産、他 10.31 ●丈夫な自転車、▲ベルトドライブの不具合 10.17 雑感●3か月で破損した虫ゴム 10.3 参考掲載:アラヤのステンレスフレーム(約23万) 9.27 微修正のみ 9.19-20 クロモリ&ステンフレーム、雑感■内装ハブやベルト駆動の「メンテナンスフリー」という幻想、他 9.6 特殊規格:Wロックの故障 8.7 雑感●消費者心理の移り変わり 7.25 ◆一般車でもきちんと組み立てられたものであれば快適さが異なる。 6.27、7.2 微修正のみ 5.31 目次の設置 5.30 買い替え時期について 4.16 とりあえず内容としては何を見て決めればいいのか 3.21 内装3段と5段の違い説明リンク追加 3.14 某量販CM自転車 2.25 シマノFBのリンクを固定リンクに差し替え 2.22 チェーンケースの補足 1.31 微修正、ステンレスフレーム解説の追加 1.25 微修正 2014.12.28 若干追加 12.23 UP