約 3,450,368 件
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/17604.html
自転車男 UC 闇文明 (6) UMAクリーチャー:UMAへドリアン 4000 ■スレイヤー ■このクリーチャーが変身した時または攻撃する時またはバトルゾーンを離れる時、次のうちいずれかひとつを選ぶ。 ►「スレイヤー」しか持たないクリーチャーを好きな数、自分の墓地からバトルゾーンに出す。 ►能力が2つ以下の「スレイヤー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の墓地からバトルゾーンに出す。 変身前⇒《錆びた車輪》 作者:切札初那 フレーバーテキスト 収録 NDM-06 「冒険編 ステージ1 ダークモナーク洞窟」 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/70.html
SCOTT X-Rod スペック オーバーサイズ(25.4mm) 580mm 購入価格 1000円(新品) 使用期間 1年半 比較対象 不明アロイライザーバー 600mm 評価 3 ●●●○○○○○○○ 使用感など もともと130mmのグリップ+グリップシフトだったためか、短くなった感じは受けなかった。 他に特に何かが変わった感じでもないが、いまいち良い具合に調整できなかった。 重く頑丈(鉄系素材)。 舗装路メインでは長すぎる感じがしたので45mm程短くした。 カット後の重量 490g シフトレバーとブレーキレバーを独立したものに交換し、バーエンドバーをつけた結果、長さ不足に陥った。フラットバーを購入し、これは人にあげた。
https://w.atwiki.jp/tyaridoro/pages/7.html
自転車泥棒※1とは 東京から沖縄まで 自転車で走りきるという 旅行です。 ママチャリなめんな ※実際に盗んだ自転車ではありません
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/133.html
Buggy EP-219 タイプ モーターサイクル用レーシンググローブ 装備 カーボンプロテクター 購入価格 4000円(新古品) 比較対象 軍用レザーグローブ 評価 3 ●●●○○○○○○○ 使用感など バイク用のこういうタイプの中では薄く、指を動かしやすいものだと思うが、指の防寒性は低い。 少し寒い時期ぐらいしか使えない。バイクなら春秋用。10~15度程度。 革が薄いため、プロテクター部分以外の強度が低い。 指部分の耐久性が低い。
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/149.html
MINERVA MV9220 メッシュショルダーパッド 購入価格 750円 x2 使用期間 数回 比較対象 なし 評価 2 ●●○○○○○○○○ 使用感など 汗汚れ対策用ショルダーパッドパネル。 2サイズあり、装着には自由度があるため、大抵のショルダーベルトに対応できる。 高すぎ。 つくりはいまいち。 すべるような素材のベルトにつけると、このパッドも滑ってずれるので、有効利用するためには、装着に工夫が必要。 MEIで使用。 夏には使ったことが無いので、効果があることを期待したい。
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/186.html
RITCHEY Comp ポスト径 26.8mm 重量 271g タイプ 2本止め 素材 6061アルミ合金 購入価格 2500円(古) 比較対象 GTサスペンション 評価 3 ●●●○○○○○○○ 使用感など SMPサドルは無段階調整と相性がいいが、メモリがついていないので調整しづらい 一度ずらすと、前の状態に調整できないのが、個人的には痛すぎる がたが来ていた安物のサスペンションシートポストでも多少は効果があったことは分かった サドルの問題が大きいが、お尻への攻撃性が増して数km乗っただけで痛くてたまらなくなる ポストが硬い? がたがなくなり、左右に動くこともなくなったことはよかった
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/19928.html
登録日:2011/08/05(金) 01 01 02 更新日:2024/08/26 Mon 10 54 03 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 いつもそばにいる いつも泥だらけ いらない子 フェンダー 俺は自動車派だから 健気 失ってから気付く大切さ 気付いたら無くなっている 泥 泥除け 自己犠牲 自転車 追記要請 雨具 泥除けとは車両の部品の一つでフェンダーとも言う。 走行中タイヤが跳ね上げた水・砂・泥などを防ぐ役割をする。 ここでは自転車の泥除けについて説明する。 上の言い方では分かり辛いが、要するにロードバイクに無くてママチャリの車輪の上にあるアレである。 泥除けがないロードバイクとかで水たまり踏んだら前も後ろもビッチャビチャになるよ。エロいこと想像した奴は帰ってヨシ。 一言に泥除けといえどいろいろな形、素材がある。 まず基本のママチャリ用泥除け。フルカバー・フルフェンダーとも呼ばれる。 だいたい金属製で水跳ねをほぼ完全に防いでくれる優れモノ、車体に標準装備されておりお財布にも優しい。 例えるならいつも側にいて支えてくれる伴侶のような存在。 クロスバイク以上のスポーツ車にも取り付けることはできないでもないが、他のパーツに比べ簡易な見た目の割にその作業はかなり難しい。 そのため自転車屋で取り付けを依頼しようとすると、ママチャリ標準装備とは真逆にお財布に優しくない。 重量もかさむのでスピードを重視する場合には向かないため、長距離向けのランドナーなどに装着されることが多い。 次にあまり有名ではない簡単脱着できる泥除け。 形状はママチャリ用に似ているがゴムバンドなどで止められる為、脱着が簡単。金属製、プラスチック製、木製の物もある。 例えるなら普段はそっけなくても実は頼れるお姉ちゃん。 主にクロスバイクなどスポーツバイクに使用される…のだが見た目を損なう、空気抵抗が増す、といった理由からあまり使われない。反抗期ですね。 次にMTB用泥除け プラスチック製でなかなか見た目のバリエーションが豊富、これも脱着しやすく、カバー面積は少ない。 おしゃれ好きで背のびをしたいお年頃なロリッ娘。水跳ねを防ぎきれなくても一生懸命な姿を愛でてあげよう。 最後に分割式泥除け 泥除け自体が分割できるタイプ。何の意味があるかというと輪行が非常に楽になる、よく考えられた仕組みなのだ。 女の子と二人乗り中に分割して水たまりへ→ぶっかけ→「濡れちゃったね、あそこ入ろっか。」→そして伝説へ…とかいうけしからん理由ではない、 断じてない。二人乗りダメ、ゼッタイ 主にランドナーなどのツーリングバイクに使われる。 しかし、ツーリングバイク自体があまり見られなくなったため目にすることは稀。 秘境にすむ双子の野生児といったところ。触れ合うほどに愛しくなるだろう。 その細くしなやか体を張って汚れながらも健気に僕らを守ってくれる泥除け… 近くにいるほど、そのありがたさに気づかないもの。 たまには褒めてあげましょう。 追記、修正は自転車を降りてから △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 項目がニッチすぎる(誉め言葉) -- 名無しさん (2016-09-28 12 57 20) 雨の中走る機会が多くあるなら付けて損はない -- 名無しさん (2016-09-28 13 05 38) 人気なさ過ぎワロタ。もう少し追記が必要だと思います。 -- 名無しさん (2020-02-21 14 26 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hachimanjinja/pages/1042.html
自転車にこやか整理軍 ここはパウダー王国中の違法駐輪自転車を取り締まる組織だ。 それらの自転車を売りさばき、富裕な人生へと邁進しようではないか! 曹長 六芒星 メンバー一覧 star メンバーになりたい方は自由に追加してください。 曹長いきます -- 六芒星 (2010-11-27 17 41 19) メンバーに -- star (2010-11-27 19 29 04) おk -- 曹長 (2010-12-01 16 02 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/babywiki/pages/480.html
自転車の運転 関連サイト 妊娠中の自転車|みんなの妊娠用語・出産用語辞典|-たまひよweb- 関連用語 車の運転
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2938.html
『自転車』 13KB 嫉妬 妬み 誤解 飼いゆ 現代 救われないお話 以下:余白 『自転車』 私は生まれつき、言葉を話すことができませんでした。それが原因かどうかは判りませんが、小さい頃はあんまり外に遊びに行かせて貰えませんでした。 たまに家の窓から外の景色を眺めた時、走り回る同じ背丈くらいの子供たちを見ているとどうしようもなく寂しい気持ちになっていたのを覚えています。 私にはお兄ちゃんがいます。いつも一緒に遊んでくれるお兄ちゃんが私の世界の全てでした。世間では「お兄ちゃんっ子」と言うらしいです。 ある日、家に新しい家族がやってきました。赤いリボンに黒い髪。明るい笑顔を振りまく可愛いゆっくりれいむ。ペットショップで買ってきたそうです。 れいむは私にも「ゆっくりしていってね!」と挨拶をしてくれました。でも、私は喋ることができないから返事を返してあげることができませんでした。 お父さんとお母さん。それにお兄ちゃんが一緒になってれいむにその事を説明したときに、れいむは「ゆっくりりかいしたよ!」と言っていました。 れいむはリボンにバッジをつけており、れいむを買ってきたお父さんは「れいむは優秀なゆっくりなんだよ」と説明してくれました。 なるほど、たしかに。たまにお兄ちゃんと外に出かけた時に野良ゆっくりというものを何度か見て来たけれど、確かにそれとは違う雰囲気を持っています。 「おねーさん! ゆっくりよろしくね!」 そう言ってソファに座る私の隣にやってきて、にこにこ笑いながらゆらゆら揺れるれいむ。思わず私も微笑んでしまいました。 れいむを抱き上げて膝の上に乗せた私は、その頭をリボン越しにそっと撫でてあげました。 「ゆぅん」と気持ち良さそうに声を出すれいむを見ていると、何故だか私も嬉しい気持ちになります。 お兄ちゃんも私の隣に座ってそこかられいむの頭に手を伸ばしました。お兄ちゃんと二人でれいむの頭を撫でているととても幸せな気分になれました。 「ほら、こっち向いて」 「ゆ?」 「写真を撮るんだよ。 れいむも、ほら。 お父さんが持っている道具の方を見て」 言われたとおりにお父さんが持っているデジタルカメラに目を向けるれいむ。私もそちらへと目を向けました。もちろん、お兄ちゃんも。 デジタルカメラのフラッシュにびっくりしたのでしょう。出来上がった写真に写ったれいむの揉み上げがピンと伸びていました。 その写真を見て、みんな楽しそうに笑っています。私も一緒になって笑っていました。れいむには意味がわからなかったかも知れませんが、れいむも笑っていました。 それから皆で夕食を食べて、お風呂に入り、寝る時間がやってきました。 お兄ちゃんと私の部屋は同じでした。れいむもそこで一緒に寝ることになりました。普段はくっつけない布団をくっつけて、二人の間にれいむを呼びます。 れいむは嬉しそうに布団の上にやってくると、「ゆっくりおやすみなさい!」と言って目を閉じました。 れいむの寝顔を見ていると、ついついイタズラしたくなってきましたがそれは可愛そうだと思い実行には移せません。お兄ちゃんも同じなのか私と目が合いました。 「ゆぴぃ……ゆぴぃ……」 疲れていたのでしょう。れいむは目を閉じたと思ったらすぐに寝付いてしまったようです。お兄ちゃんが小声で私に話しかけてきました。 「可愛いね」 私はクスクス笑ってこくりと頷きました。布団の中はお兄ちゃんと私とれいむの体温で少しずつ温まっていきます。幸せな温もりでした。 ある日、お兄ちゃんが自転車に乗っている姿を見て私もそれに乗ってみたいと思いました。それをどうにか伝えるとお兄ちゃんは私には難しいと言います。 私はそう言ったお兄ちゃんの制止を振り切って自転車に跨りました。足はぎりぎり地面につくくらいで少しふらつくのが怖かったです。 お兄ちゃんは私の気持ちを汲んでくれていたのか、不安そうな顔でこちらを見ていました。 自転車を漕ぎだしてすぐ、私はバランスを崩して自転車ごと横に倒れました。右の腕を打ってしまったようで鈍い痛みが走ります。 お兄ちゃんは慌てて私を抱き起こしてくれました。別に腕が痛くて泣いたわけではありません。ただ、なんとなく涙が頬を伝います。 お兄ちゃんが私に何度も「大丈夫?」と声をかけてくれるたびに、心の奥から温かい何かが溢れてきます。きっと、それが涙の正体なのでしょう。 「大丈夫」と言葉で告げることはできないから、私はその場から立ち上がって二度、三度とぴょんぴょんジャンプをしてみせました。 私は自分の感情を言葉で表すことはできません。でも、お兄ちゃんには十分に伝わります。 「危ないからもう自転車には乗っちゃ駄目だよ?」 私の頭を撫でながらお兄ちゃんが優しく声をかけてくれました。私は少しだけ寂しそうな表情を見せてしまったかも知れません。 お兄ちゃんと同じ世界を見ていたかったのでしょう。同じ目線で同じ速度で動いていく、これまで私が見たことのなかった世界を。二人で。 それもどうやら叶わぬ夢だったようです。あれからお兄ちゃんの言う事を聞かずに自転車に乗ってみましたが、結果は散々なものでした。私は自転車に乗るのを諦めました。 「ゆー。 おねーさん、どうしたの? なんだかくらいおかおをしているよ?」 どうやら、れいむにも気づかれてしまうくらいにここ何日かの間私は沈んでしまっていたようです。 自転車に乗れるか乗れないか。それはそのまま私がお兄ちゃんと同じ世界にいられるか、いられないかと言う事と同じ意味のようなものに感じていたのでしょう。 私はそっとれいむを抱き上げました。 「おそらをとんでるみたい!」 嬉しそうにはしゃぐれいむを見て私は素直に羨ましいと感じました。私に抱き上げられるだけで空を飛んでいるように思える素直な心が。 私は無言のままれいむを抱きしめました。れいむは少し戸惑い気味に私の事を見上げています。きっと私のことを心配しているのでしょう。 れいむの頬に自分の頬を摺り寄せてみました。れいむは嬉しそうに「ゆーん、すーりすーり……」と言っています。 私は自分の感情を言葉で表すことはできません。でも、れいむにも私の気持ちはなんとなく伝わったみたいです。 私とお兄ちゃんとれいむは、いつも仲良く三人で遊んでいました。お部屋の中でれいむの歌うお歌を聞いたり、とにかく皆一緒にいればゆっくりすることができました。 廊下に座ってお団子を食べながらお月様を見たりもしました。三人一緒にいれば何をやっても面白くて楽しくて、どんな悩みも暗い気持ちも掻き消すことができたのです。 しかし。 私は見てしまいました。 れいむがお兄ちゃんの乗る自転車の籠の中に乗せられて楽しそうにはしゃいでいるのを。何故でしょうか。心にチクリと痛みを感じました。 笑っているのです。れいむも。おにいちゃんも。私のいない場所で。私のいない世界で。なんだか、一人ぼっちになってしまったような気になりました。 「おねーさん! じてんしゃさんが、びゅーんびゅびゅーん、ってすごかったんだよ! れいむ、たくさんおそらをとんでるみたいだったよ!」 興奮気味に話すれいむを見て余程楽しい思いをしたのだろうという事が伝わってきます。お兄ちゃんも心なしか嬉しそうでした。 ……いいなぁ。お兄ちゃんに自分の言葉で自分の感情を伝えることができて。きっと、すごくれいむの気持ちが分かるんだろうな、と思うとなんだか寂しくなりました。 私はお兄ちゃんとお喋りをする時間が減りました。別にお兄ちゃんが私に冷たくなったわけではありません。私が距離を置いてしまっていたのです。 お兄ちゃんが本当は私の事をどう思っているのだろうと考えると、なんだか目を合わせることができなくなってしまいました。 悪いのは私。それを理解していてもどうすることもできませんでした。この気持ちを言葉以外で表す方法が思いつかなかったのです。 どうしてでしょうか。お兄ちゃんとれいむが一緒に遊ぶ時間が増えてきたような気がします。 まるでお兄ちゃんがれいむと一緒にいる間は時計の針が進むのが遅くなっているような、そんな気がしました。でも時計は嘘をつきません。 寂しくて。悲しくて。心の中にたくさんの靄がかかったまま、毎日を過ごしました。そんな私をお兄ちゃんはどんな風に見ていたのでしょうか。考えると怖くなります。 泣いてしまいたい気持ちでした。泣いて泣いて泣いて、喚き散らせば何かを気付いてくれたでしょうか。言葉を話すことのできない自分を呪いました。 こんなに色々なことを考えることができるのに、それを一つも伝えることのできないもどかしさ。 だから、私は一人でどんどん悪い方向へ、悪い方向へと進んでしまいます。 お兄ちゃん……私のこと、嫌いになってしまったのですか。 あんなに仲良くしてくれたのに。あんなに優しくしてくれたのに。夜一人で眠れないときは一緒に眠ってくれたのに。寂しい時は手を繋いでくれたのに。 なんだか最近は一緒に遊んでくれなくなりましたね。私とお喋りするのが楽しくなくなってしまったのでしょうか。 私のことはいらないのですか。教えてください。不安で、不安で堪りません。 傍にいたいだけなんです。仲良くしたいだけなんです。だから、私だけを見てください。私だけを見て貰えるにはどうすれば良いでしょうか。 ……どうすれば、良いでしょうか。 お兄ちゃんが学校に行った後。私はお兄ちゃんの部屋でれいむと一緒に過ごしていました。でも、一緒にいてもあまり楽しくありませんでした。 どちらからも話しかけないまま時計の音だけが部屋の中で聞こえます。どれほどの静寂に包まれていたのでしょうか。時折家の前を通る車の音が五月蠅いと感じました。 私はお兄ちゃんの机の椅子に座ったまま、そこから一歩も動きませんでした。ここに座っていればお兄ちゃんと同じ世界を部屋の中でだけでも見ることができます。 そんなとき、私の左足に柔らかい感触が当たりました。視線を下に向けると足元にれいむがいます。れいむは少し申し訳なさそうな表情で私に言いました。 「おねーさん。 あのね、れいむをおにーさんのつくえのうえにのせてほしいよ。 だっこしてね」 私は止まってしまいました。何故かはわかりません。まるで時間が止まってしまったかのように心も体も動かなくなってしまいました。 下から見上げるれいむを見ていると沸々とこれまでに感じたことのない感情が沸き上がってきます。気が付いたら私は拳を握りしめていました。 ここから見る世界は私とお兄ちゃんだけのもの。……ここに登れないれいむにその世界を見る資格なんてありません。私が自転車に乗れなかったように。 それなのに。れいむは私にここに乗せてほしいと言ってきました。れいむが私を自転車に乗せてくれるわけでもないのに。 どうして私がそんなことをしなければいけないのでしょうか。 「おねーさん……?」 私はれいむの顔を思い切り爪先で蹴りました。親指の辺りにれいむの柔らかい皮の感触が伝わります。れいむはそのまま部屋の壁まで一直線に飛んでいきました。 そして後頭部を思い切り打ち付け、跳ね返って私の足元に転がってきます。 「い、い゛だい゛よぉぉぉぉ!!!」 “痛い”という気持ちを言葉にできるのが羨ましかったです。私も痛くて痛くてたまりませんでした。ずっと痛くてたまらなかったのです。……何処が?わからないけれど。 私はお兄ちゃんの机に立てかけてあった木製のバットを掴みました。それを見たれいむが顔を真っ青にして私を見上げています。 私は力任せにれいむの頭をバットで殴りました。余程痛くて苦しかったのでしょう。口から餡子をたくさん吐き出しました。 涙も流しています。滝のように。まるで留まることを知らない決壊したダムのように。 「どぼじでごんな゛ごどずるのぉぉぉ?! いた゛いよぉっ!! やべでね゛っ! やべでぇっ!!! れ゛い゛む゛、しんじゃう゛よ゛ぉぉぉぉ!!!!!!」 私はれいむの悲痛な叫びを聞きながら頭の中でその言葉の意味を理解しようとはしていませんでした。無意識だったのかどうかは分かりません。 私は一心不乱にれいむの頭にバットを振り下ろし続けました。それからしばらくしてれいむは動かなくなりました。 あれだけ動いていた揉み上げも、今はぴくりとも動きません。 私は肩で呼吸をしていました。額を大粒の汗が流れていきます。先程よりも部屋の中が静かになったように感じました。何も聞こえません。 ただ、目の前のれいむだった何かを見下ろして、私は気が付いたら泣いていました。 私はれいむの死骸を押し入れの中に隠しました。れいむの死骸を見ていると恐ろしくて震えが止まらなくなってしまうからです。 れいむの死骸が見えなくなるとどうしてか私は安心してしまいました。ここが、私とお兄ちゃんだけの世界になったことが確認できたからかも知れません。 お兄ちゃんが学校から帰ってきました。ドタドタと廊下を走って一直線にこの部屋へと向かっているのが分かります。お兄ちゃんは部屋の扉を勢いよく開けました。 「ねぇ! ちょっとこっちに来てみてよっ!」 私の手をお兄ちゃんの手が掴みました。そのとき、私はどうしようもない喜びを感じました。 お兄ちゃんは私の手を引いて玄関の外へと出て行きました。久しぶりに出た外の空気はとても澄んでいて不思議と私を落ち着かせてくれます。 「これなんだけどさ、何処か変わってる場所がないかい?」 車庫の中に入れてあった自転車の前まで私を連れてきて、得意気にお兄ちゃんが話します。私は呆けてそんなお兄ちゃんを見つめていました。 お兄ちゃんに促されて自転車に目を移すと、いつもお兄ちゃんが座っていた“自転車の椅子”の後ろに、もう一つ小さな“椅子”がついています。 これはなんなのだろうと考え込みました。お兄ちゃんは待ちきれなくなったのか私の頭を撫でながら答えを教えてくれました。 「ここにお前が座るんだよ! れいむは籠のなかに入るからこっちね! そしたら、三人で一緒に自転車に乗って出かけよう!」 私は嬉しさの余りにその場を動けなくなってしまいました。ああ、ここに私が座るんだ。そして、こっちにお兄ちゃんが座って。この前の籠に……――。 「………………」 「どうしたの?」 れいむは、もういません。私が殺してしまったからです。心と体が同時に冷たくなっていくのがはっきりと理解できました。 額に汗が吹き出し、それが私の顔を舐めるように伝っていきます。息苦しくてたまりません。 お兄ちゃんが心配そうに私の顔を覗きこみます。お兄ちゃんと目が合った瞬間、私は思わず顔を背けてしまいました。見ないでください。私を、見ないでください。 「れいむがさ。 お前も一緒に自転車に乗りたがってるから何とかしてほしいって言ってきたんだよ」 ……冗談でしょう。お願いです、冗談だと言ってください。れいむがそんなことをお兄ちゃんに言っていたのですか。 「お前一人じゃ自転車には乗れないだろう? だから、僕が漕ぐ自転車の後ろに乗せてあげるよ! そうすれば、皆一緒だからねっ!!」 得意気に言うお兄ちゃんは笑っていました。なのに私は少しも笑うことができませんでした。れいむも押し入れの中で笑うことはできていないでしょう。 れいむ。……あぁ、れいむ。優しいれいむ。素直なれいむ。私はそんなれいむを自分の我儘だけで、殺してしまったのです。 私にこの自転車の後ろに座る資格なんてありません。お兄ちゃんと一緒の世界を見る資格なんてもうありません。 私はこの気持ちをどうやってお兄ちゃんに伝えればよいのでしょうか。教えてください。誰か、教えて……。 お兄ちゃんと同じ体を持っていなければ、叶わぬ夢を見ることはなかったでしょうか。 カタカタと震えている私に向けて、お兄ちゃんが寂しそうに私の名前を呼びました。 「……ゆゆこ?」 「……こぼねー……」 私は……胴付きゆっくりのゆゆこは、こんな悲しい思いをせずにすんだのでしょうか。 私は自分の感情を言葉で表すことはできません。だから、この気持ちを誰にも伝えることができません。 La Fin