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ストロームカール ノルウェーとスウェーデンの民間伝承に伝わる水の精霊。 その名は「川の男」の意。 音楽を奏でる。
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カナディアンの基本ストローク。 シングルパドルで片側だけ漕ぐとカヌーが回転してしまうので、その回転を殺す方向に最後にちょっとだけブレードの向きを変えて漕ぐ。すると、左側を漕いだ場合、ブレードの描く軌跡がちょうど「J」みたいな形になる。もっとも、本当にJの字を書いてしまうと、やりすぎだが。 また、当然の事ながら、右の場合はJの字にはならないが、ストロークの名前が変わることはない。
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《コントロール》/俗語 コメント 1)TCGのデッキタイプ分類の1つで、相手の行動を妨害していくことで勝利に向かう戦法・デッキのこと。 2)主に場のカードについて、そのカードのプレイヤーである権利をコントロールと呼ぶ。離反工作や因幡てゐなどの能力をさして、コントロールを変更する効果などと表現される場合がある。 ここでは1について解説する。 種別としては、大きく分けて除去・ハンデス・ロックなどで能動的に相手を妨害するものと、カウンターのように相手の行動に対して受動的に妨害するものの二つに分類される。後者の場合は多くの場合パーミッションとも呼ばれる。 また、そのコントロールする手段や主軸とするカードによって「~コントロール」「~コン」と呼ばれる事が多い。(ex.西行寺 幽々子/5弾とそれが持つスペルカードによる除去重視デッキ→幽々子除去コントロール) 本作ではマナチャコンやぐるコンなどがそれに当てはまる。 そのまんま、『(ゲームを)操作(Control)する』が語源。 対義語はビートダウン。 関連 その他TCG用語・俗語集
https://w.atwiki.jp/thvision/pages/682.html
《コントロール》/俗語 コメント 1)TCGのデッキタイプ分類の1つで、相手の行動を妨害していくことで勝利に向かう戦法・デッキのこと。 2)主に場のカードについて、そのカードのプレイヤーである権利をコントロールと呼ぶ。離反工作や因幡てゐなどの能力をさして、コントロールを変更する効果などと表現される場合がある。 ここでは1について解説する。 種別としては、大きく分けて除去・ハンデス・ロックなどで能動的に相手を妨害するものと、カウンターのように相手の行動に対して受動的に妨害するものの二つに分類される。後者の場合は多くの場合パーミッションとも呼ばれる。 また、そのコントロールする手段や主軸とするカードによって「~コントロール」「~コン」と呼ばれる事が多い。(ex.西行寺 幽々子/5弾とそれが持つスペルカードによる除去重視デッキ→幽々子除去コントロール) 本作ではマナチャコンやぐるコンなどがそれに当てはまる。 そのまんま、『(ゲームを)操作(Control)する』が語源。 対義語はビートダウン。 関連 その他TCG用語・俗語集
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デスストローク (Deathstroke)、別名 デスストローク・ザ・ターミネーター (Deathstroke The Terminator) / スレイド・ジョセフ・ウィルソン(Slade Joseph Wilson) 初出: New Teen Titans Vol.1 #2 (1980年 12月) 現在のバージョン:Deathstroke Vol.2 #1 (2011年 11月) 属性:訓練と改造を受けた人間、地球人、男性 概要 隻眼の傭兵。世界で最も恐れられ、最も尊敬される傭兵。 [以下、追記します] 能力 [以下、追記します] 、 経歴 現在 チーム7出身。 名前の呼び方 名前で苦労しているひと。 元々は「ターミネーター」のほうで通用するキャラクターだったが、某映画のヒットにより、「デスストローク」を主要な呼び名とすることにした。 しかし「デスストローク」だと、不適切な文字の並び(Death[激しい]+Stroke[こすりたてる])にあたるため、お子様向けのアニメーションなどでは、本名の「スレイド」で呼ばれている。 トリビア 未成年との淫行 傭兵紳士といわれるが、未成年とセックスしたという、いささか不名誉な過去がある。相手は初代テラタラ・マーコフ Iで推定15歳、外見年齢11歳のロリロリ娘。同じくらいの歳の娘と息子がいるのに、いいのか? デッドプールとの姻戚関係 マーベルのデッドプールの元ネタとなったキャラクターの一つ。デッドプールのスタッフがヒットするようにとの願いを込め、デッドプールの本名(ウェイド・ウィンストン・ウィルソン)をデスストロークの本名に似せたうえ、遠い親戚という設定にした。
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前へ ヤバい… 今季最大の危機だ… 野比のび太は今、恐怖に顔を引き吊らせていた。彼の真下には目を光らせてこちらの様子を伺う大量のラッタ、コラッタの群れが居る。 こ、殺される… なんでこうなってしまったのか…順を追って説明しよう。 のび太はヨシノシティを立ち去り、次の町、キキョウを目指しながらポッポのレベルを上げていた。しかし、そこで事件が発生した。 なんと倒した野生のコラッタが大量の仲間を引き連れて戻ってきてしまったのだ。その中には進化形のラッタの姿も見える… どう考えてもポッポ一匹で退けれる相手ではない。のび太はもう逃げるしかないと思い、木の上に逃げ込んだようだ。その様は日本猿のようだった。 「た、助けて!僕が悪かった! もう野生のポケモンを乱暴に傷つけたりしないから、だから命だけは…」 コラッタ達はのび太がしがみつく木の上に爪を引っ掛けてよじ登ってくる。その光景は知らぬ者が見たらコメディーにしか見えないが、のび太から見れば本当に怖い、今にも切り掛かって来そうだ。正直言ってどこぞのガキ大将より恐ろしい。恐怖のあまりのび太は小悪党のような命乞いを吐いてしまった。 『助けてだと?貴様ら人間はそうやって命乞いしてきた俺達を何匹傷つけてきたと思ってるんだ!』 なんか今、コラッタ達の内の一匹の声が聞こえた気がする。間違いなく錯覚だ。気にしなくていい。 「ドラえも~~ん!!!」 ついにのび太はお馴染みの青き身体の友の名を叫ぶ。この言葉を知らない人が聞いたら「何の呪文?」と笑い飛ばすしかないだろう。 ドラえもんが一緒に居てくれたら…つくづくそう思ってしまう。しかしいつまでも彼に頼ってはいけない…そもそもこの冒険はのび太が一人でやっていけるようにする為にドラえもんが企てたものだ。ドラえもんが居なくても生きていける為に… 「う、うわあぁぁっ!!」 しかし今はそれどころではない。殺されるか殺されないかなのである。木の側面は何十匹ものコラッタに覆われ、数匹はのび太まで到達してしまった。そしてコラッタは牙を剥いてのび太に飛び掛かってきた。 (や ら れ る !) 短い人生だった…だが1日1日がとても濃い密度の、充実していたものだったと思う。ポケモンに殺されるなら本望だ。のび太は現実を受け入れ、そっと目を閉じる… 「静香ちゃんは頼んだよ、出木杉…」 一度だけでもこんなカッコいい事を言ってみたかった。今の自分は平成のヒーロー並に輝いているだろう…のび太はそんな自分に酔いしれていた。 「あれ?」 ふと気がつく。まだ殺されないの?と…目を開けてみると、そこには地面でコラッタ、ラッタ達が眠りについていた… 「助かった…の?」 ぐっすり寝てしまっている。さっきまで自分を襲おうとしていた連中が…目を閉じている間に何かが起こったのだろうか?訳の解らないのび太はただただ目を点にさせていた。 「よくやったフシギバナ、戻ってくれ」 安心したのび太が木の上から滑るように降りると、今度は若い男の声が耳に入った。その声の方を向いてみたら、そこには緑色のポケモンをモンスターボールに戻す赤帽子の青年の姿があった。 (この人が助けてくれたのかな?) いくら鈍いのび太でも、この青年がコラッタ達を押さえた事はすぐに分かった。きっとこの人のポケモンが連中を眠り粉か何かで眠らせたのだろう。彼はモンスターボールからのび太へと目線を移す… 「あ、あの… ありがとうございました!」 戸惑いながらのび太は彼に頭を下げる。この人は命の恩人だ…見ず知らずの自分を助けてくれたのだ。 「…ふっ…ははは!」 「えっ?」 青年はのび太の顔を見るなり、唐突に笑い出す。何が可笑しいのだろうか、彼は腹を押さえている。 「何ですか…」 「はは、いや… 何でもない。 死ぬのを受け入れていたくせに、助けてもらえると嬉しいんだな」 「それは… って、えっ? なんでそんな事…」 のび太は一切自分が思った事を口に出していない。しかしこの青年はのび太が思っていた事を知っているようなことを抜かしている。初めてドラえもんと出会った時と同じくらい訳が分からない気持ちだ。 「…ドラえもんか… 凄い友達を持っているな… こんなのが身近に居たら確かに依存してしまうよな…」 「!?」 青年はあろうことか、ドラえもんの事まで知っている様子だ。何者なのだろうかこの人は… 一難去ってまた一難…のび太はこの人が怖くなってきた。 「…すまない、つい興味深かったものだから… 今僕が言った言葉は忘れてくれ。決して僕は怪しくない」 「そんな事言われても… 何なんですかあなたは?」 「助けてもらった人がそんな口を聞くのか?」 「…すみません… 助けてくれてありがとうございました」 礼を言うのはこれで二度目、なんか不愉快だ。 「たまたま通り掛かったからな… まあ、あのままだと君は確実にやられていたね。君もポケモントレーナーならポケモンを使えば良かったんじゃないか?」 「ポケモンって言っても…」 「ポッポでは頼りないのか?」 「そうです、ポッポ一匹じゃ… ってあれ? なんで僕のポケモンを知ってるんですか?」 「おっと失礼、また癖が出てしまった。 …気にしなくて良い…」 「気にします!なんであなたは僕の思った事が分かるんですか?超能力で僕が思った事が分かったみたいに…」 「あっ、バレた?自重出来なくてね」 「うそ…」 これは何と言ったら良いのだろうか… 彼は超能力者? ともかく人の心を読めるのは確かなようだ。 (ポケモンの世界って、人間まで凄いのかな?) 「いや、そうでもないよ。人間は君たちの世界と同じだ」 「また…」 君たちの世界と今彼は言った…という事は自分が違う世界から来た事を知っているという事か… 他人に自分の心を見抜かれるのは非常に不愉快である。プライバシーの侵害も良い所だ。 「悪い、でも面白そうだな。異世界での冒険というのは…」 「あの… 誰にも言わないでくださいよ」 「ああ、そんな事を誰が知ろうと気にしないよ。この世界はそんな人ばかりだからな…」 面倒な人と出会ってしまった。のび太はとことんツイてない男だ。だが超能力者というものが現実に存在している事を知った彼はある意味幸運だったのかもしれない。 「さて、そんな事より早く逃げた方が良いんじゃないか? そろそろコラッタ達が目覚めるよ」 「そうだ、じゃあ僕はこれ…で?」 のび太は大量のコラッタ達が眠るその場所を急いで立ち去ろうとする。しかし、それは何かに阻まれてしまった。今、彼の目の前には茶色の巨大なネズミが三匹ほど立ちふさがっている… 「…終わった…」 ラッタ起床、続いて周りのコラッタ達が続々と起き上がっていく。気づいた時には既に、周囲を堅められていた。赤帽子の青年と一緒に… (さあどうする野比のび太。 状況は木の上に居た時より悪くなっただろう… 僕の目に狂いが無ければ、君は…) 赤帽子の青年は自身を睨み付けるコラッタ達には目もくれず、微かな笑みを浮かべながらのび太の後ろ姿を眺めていた。 この時からのび太の運命の歯車は狂い出していたのかもしれない。少年は後々に起こる出来事の中で、そう思う事になる。 だが今はまだ、そんな事を知る由もなかった… 次へ
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ストローク教官 ストライブ GNC_ori055.gif ■データパック(※データを使用する場合はこちらからDLしてください) 概略 氏名:ストローク教官 性別:性別不明 年齢:不詳 所属:ラディランドルト社員 主な乗機:大型宇宙艦ガレオン、小型宇宙艦ベルガンティン 備考: ラディランドルト社員。セクションC所属。 本名は、ストローク=ラザという名前らしい。 教え子であるエリス同様、冗談か本気か分からない発現を繰り返す。 かなりの博識らしく、様々な助言をしたりするが、たまに嘘をつく。 本人曰く、人間とバララス星人のDNAは99.38%一致するらしいが、たぶんこれは嘘。 バララス星人は嘘をつけない種族らしいが、たぶんこれも嘘。 ただし、地球人の4倍長生きするのは本当で、その為に時間の感覚が鈍い。 経歴 西暦2315年 火星 地球原理主義者によるテロに巻き込まれる 火星の夜明け データ パイロット・ユニット ストローク教官(サポート) 教官, 男性, 戦艦 機動兵器 多目的機動兵装 生身, AAAA, 180 特殊能力なし 120, 120, 120, 120, 175, 150, 普通 SP, 50, 応援, 1, 足かせ, 2, 必中, 10, 加速, 14, 直撃, 24, 補給, 55 GNC_ori055.bmp, -.mid メッセージデータ ※単独メッセージデータは現在未製作。 エリス=ヴァンホーデン ストローク教官(サポート) 回避 ストローク教官, まさか避けられるとはね 回避 エリス=ヴァンホーデン, さっすがー!! 回避 エリス=ヴァンホーデン, あああ当た……あれ? ストローク教官, どうやら、無事だったみたいだね 回避 エリス=ヴァンホーデン, 外れてくれましたね ストローク教官, 私たちは、運が良い ダメージ小 エリス=ヴァンホーデン, 敵の攻撃、命中! ストローク教官, 想定の範囲内だよ ダメージ小 エリス=ヴァンホーデン, うわっ、ちょっと揺れましたよ!? ストローク教官, かすっただけみたいだね ダメージ小 エリス=ヴァンホーデン, これぐらいなら大丈夫そうですね…… ダメージ中 エリス=ヴァンホーデン, 敵の攻撃、命中! ストローク教官, ふむ、敵さんもやってくれるね…… ダメージ中 エリス=ヴァンホーデン, うわわわわっ、大丈夫なんですかこれ!? ストローク教官, さあ……? ダメージ中 エリス=ヴァンホーデン, 敵の攻撃、被弾!! ストローク教官, ふむ、敵さんもやってくれるね…… ダメージ大 エリス=ヴァンホーデン, あわわわわ…… ストローク教官, まずいね、これ…… ダメージ大 エリス=ヴァンホーデン, あの、この状況すごくヤバイような気がしますよ…… ストローク教官, いや、全然大丈夫だ エリス=ヴァンホーデン, うそだー!! ぜってーうそだー!! 破壊 エリス=ヴァンホーデン, だ、脱出ー!! ストローク教官, 乗りかかった泥舟、やっぱり逃げれー!! 射程外 エリス=ヴァンホーデン, レーダーに何も反応は無いですね……? ストローク教官, はて、どこから攻撃してきたんでしょう? 攻撃 エリス=ヴァンホーデン, 射程内に敵が入りました ストローク教官, よっしゃ、適当にばらまいちゃってー 攻撃 ストローク教官, さあ、ふるえるがいい…… エリス=ヴァンホーデン, 適度な量で発射しておきますね 攻撃 エリス=ヴァンホーデン, 射程内に敵が入りました ストローク教官, 攻撃開始ー!!
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位置情報は負の値を許容しない 当然だが。 デザインビューで開けてるときのプロパティを見れば、 上位置 -2cm とか、「どこに表示すんねん」ってなって当たり前です。 だから、 位置不確定のラベルaとラベルbの間に、ラインが引きたい という時、 a-bの差をラインのWidthに設定 だと場合により負の値がでちゃう。 abs関数で絶対値を取得して設定するとかすればよいのである。 プロパティは契機イベントを選ぶ VBAでコントロールのプロパティを設定しようという場合、 契機イベントによってはエラーが発生する場合がある。 例えばLINEコントロールのTopプロパティは、「印刷時」イベントでは設定出来ない。 どころか、見当違いなエラーメッセージが出る。 コントロールプロパティのタグを活用する テーブル連結しているコントロールについて、 コントロールの値を元に何度も値算出またはDB検索をする場合、 同様の結果が出るはずの計算・DB検索を都度行うのは、効率が悪い。 特に、DB検索の場合Accessではどんどん要領が太っていってしまう。 そこで、計算・DB検索した結果をコントロールのタグプロパティに保存しておくのがよい。 プロパティは基本的にAccessの起動・終了に左右されず残るため、 次回起動時にもタグデータは変わらず保持されている。 DBの更新等をタグに反映させるために、画面表示などのタイミングで都度タグの内容を更新するとよい。 .
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あなたのヒーローカードや、あなたがプレイに出すカードは全てあなたがコントロールします。 他のプレイヤーがコントロールしているカードに能力カードを付加しても、その能力はあなたのコントロールでプレイに出ます。 あなたがチェーンに乗せるカードや効果もあなたがコントロールします。
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前へ 空低く舞う鎧鳥ポケモン、エアームド…本来はこんな所ではなくもっと北にあるフスベシティの付近に生息している筈のポケモンである。それが渡りの時が来たのか、それとも迷い込んでしまったのか、出木杉の居る場所へと現れてしまった。 それは嬉しい誤算だ。金銀のゲームで出現するエアームドのレベルは基本的に30、今捕獲したら当分コイツで無双出来るだろう。エアームドは飛び疲れたのか、フラフラと出木杉の近くに立つ木に停まった。この好機を逃す訳にはいかない… (捕まえるぞ…) 絶対に捕獲してみせる…出木杉の眼にはかつてない程の闘志が宿っていた。 「よし…」 懐に装着させている空のモンスターボールを右手で取り出し、彼は捕獲の隙を伺う。鳥が木の上に停まる理由には身体を休める為というのがあるがポケモンも同じだとすれば、エアームドはこれから何をするのか予想ついた。 (やっぱり… ツイてるぞ僕は…) 予想的中、思わず出木杉は口元を緩めてしまう。そう、エアームドはぐっすりと寝付いてしまったのだ。眠り状態での捕獲率は極めて高い… 出木杉は物音を立てず、そっとエアームドが寝ている木の側に近寄った。3m…2m…1m…彼は確実に一発で捕らえるつもりでいる。 (この距離… もらった!) 手首のスナップを効かせ、出木杉は高くボールを投げつけた。描いた放物線は狙い通り、出木杉はエアームド捕獲を確信した… しかしあろう事か、エアームドは突然目を覚まし、向かって来るボールをすんでのところで交わしてしまった。 (なんて奴だ…) 身の危険に反応したのだろうか、予想以上に起きるのが早かった。エアームドはボールを投げつけてきた者を捜す為、木の上でキョロキョロと辺りを見回す。その行動を予測していた出木杉は見つからないように素早くその身を隠した。かなり緊張する…今、彼はポケモンの一匹すら持っていないのだ。襲われたらひとたまりもない。 (これで残るボールは二つ… 参ったな) 出木杉はウツギからモンスターボールを三つしか貰えなかった。せめて五つなら良かったのだが、これしかくれなかった彼は非常に気前の悪い男である。しかし人を恨む事を知らない出木杉は彼に対する陰口を一言も呟かない。 (まだあの木に停まっているままなのは幸いか… よし、隙を見てもう一発…) ここでふと出木杉は気がつく。ダメージを与えなければ眠り状態でも捕獲は出来ないと…ゲームとは勝手が違うと思っていたがここらへんは同じシステムだと彼は感づいた。 (やれるか… あれのレベルは多分、30… ここいらのポケモンは高くて4、大体26のレベル差がある… でもやれる筈だ。今まで僕に出来なかった事はなかったからね。そうだ、出来る! やってみるさ!) 出木杉は不安を抱いたが、こうして自己暗示を掛ける事で希望を持った。天才である彼の輝かしい実績が、何事に対しても自信になっているのだ。 「さてと… そろそろかな?」 不意に出木杉は呟く。そしてチラッと背後に目をやった。 「ワカバタウンを出てから君は僕を追い掛けてたね? 君は僕と一緒に旅したいのかい?」 深い茂みに向かって出木杉は問いかける。すると、草は揺れ、中からゴツゴツとした外見の石みたいなポケモンが彼の前に姿を現した。 「……………」 「僕は最初から気づいてたよ、イシツブテ」 そいつの名はイシツブテ、出木杉が言うようにそのポケモンは今までずっと後を追い掛けてきていたのだ。出木杉からトレーナーとしての風格を見いだしたのかもしれない、イシツブテは彼のポケモンになれば強くなれると思ってここまで着いてきた。 イシツブテは力強く頷く。出木杉は爽やかな笑顔でそれに応える。 「よろしくイシツブテ、君が僕の最初のポケモンだ」 対エアームド戦で使う為のポケモンを捕まえた…というよりは着いてきたのを迎え入れた。イシツブテはとても嬉しそうだ。 「じゃあ早速だけど僕の力になってくれ」 視線を再び木の上のエアームドに移す。奴はまた眠りについていた。それを見た出木杉は笑みが零れる。 「なる程ね… 案外捕獲は楽かもしれない…」 その様子から出木杉は分かった。何故エアームドがこんな所に来たのか… それはエアームドが既に別のトレーナーと一戦交えていたからだ。つまり、こいつは手負いの状態で、大きなダメージを受けているという訳である。その証拠にエアームドは眠って体力を回復しようと休んでいる…ダメージがまだ残っている状態なら捕獲は簡単、要はボールを当てるだけで良いのだ… 「イシツブテ、丸くなるだ」 出木杉の頭にはエアームド捕獲法が完全に浮かんでいた。ここのポケモンならイシツブテにしか出来ない作戦が… 「…よし、そのくらいで良いだろう。行くよ」 エアームド捕獲作戦、開始!! 「当たれーー!!」 出木杉は大声を出してモンスターボールを投げつける。その声に反応したエアームドは素早く目覚め、そのボールを楽々回避する。そして投げてきたポケモントレーナー、出木杉に気づいた。すると物凄い勢いで急降下してきた。時速は約40km、本来は80まで出せるエアームドがこの程度しか出せないのは体力を大きく消耗している証拠だ。一撃で仕留める!もう満足に飛ぶ力すら持っていないエアームドは出木杉が再起出来ないようにする為、トレーナー自身に直接攻撃を仕掛けてきた。 万 事 休 す 端から見ればまさに絶体絶命の危機だ。しかし出木杉は笑っていた。まるで自分の作戦が成功したかのように… 「!!」 エアームドは驚愕する。渾身の力を込めた一撃、つつく攻撃が防がれたのだ。たかがレベル4のイシツブテによって… 出木杉はエアームドの注意を自分に引き付けて、丸くなるを最大まで積ませたイシツブテによって防御するという策を仕掛けたのだ。 しかし相手が手負いとはいえ、イシツブテとの差は26レベルの開きがある。限界まで上げた防御力で向こうの攻撃を受ける事が出来ても、こちらの攻撃は一切通用しないだろう。だが、何も戦わなくても良いのだ。エアームドにモンスターボールをぶつける隙さえ出来れば良い、何せ相手はもうほとんど体力を残していないのだから…出木杉はイシツブテが攻撃を受けた刹那、目にも留まらぬ速さでエアームドの背後に回り込んだ。その背中はがら空きだった。 (見事だ、少年…) エアームドは出木杉の手並みに感服した。この少年となら素晴らしい戦いが出来る…戦わずして捕獲される悔しさよりも、そんな気持ちの方が大きかった。満足そうな顔をして、エアームドは力尽きた… 「!? エアームド!!」 モンスターボールを投げる前に倒れてしまったエアームドを目の当たりにして捕獲も忘れて駆け寄る。エアームドの身体を間近で見るなり、彼は驚愕した。 「なんて傷だ… こんなに酷いダメージを受けていたなんて…」 エアームドのダメージは予想以上のものだった。こんなダメージを受けていれば、確かに木の上で休むしかないだろう…それ程エアームドの傷は酷かった。今まで気がつかなかったのが不思議なくらいの傷に覆われていて、銀色の鎧が所々へこんでいた。死んでしまってもおかしくないダメージだ。こんなものを自然に癒せる訳がない。 「急いでヨシノシティに行かないと…」 出木杉はエアームドを残る最後のモンスターボールに収め、最初に外してしまったボールを拾い上げ、イシツブテをそれで捕まえる。そしてポケモンを回復する事が出来る施設、ポケモンセンターがあるヨシノシティへと全力で走っていった… 「もう大丈夫です。あなたのポケモンは無事回復しましたよ」 「えっ?あ、ありがとうございます!」 ヨシノシティ、ポケモンセンター…出木杉はとんでもない医療技術の世界に来たんだなと内心震えていた。驚いた事にエアームドは僅か10秒で完治した。あれだけの怪我がそんなにも早く治ってしまったのだ。回復装置はどんな仕組みになっているんだと思わず凝視してしまう。 「凄いですね…」 「ポケモンの回復を任されたらこれに不可能はありませんよ。ただ、もう少しここに来るのが遅かったら危なかったかもしれません… あなたのおかげでこの子は助かったのよ」 「そうですか… 良かった…」 全身の力が抜けたように出木杉はホッとする。エアームドは助かった… ダメージを与えておきながら捕まえる事もしないという事はどういう事なのか、彼は分かった気がする。それが彼をやるせない気持ちにさせた… (野生のポケモンでレベル上げをするのは止めよう…) これから旅をする中でむやみに野生ポケモンを傷つけはしない…それがこの冒険での彼のモットーとなった。 (そういえばワカバタウンに赤髪の子は居なかったな、やっぱりここは金銀とは違う世界なのか…) さっきまで気にしてなかった事だ。まあこの世界が何なのか知ったところでチャンピオンを目指す事に変わりない。そんな事を考えるのは止めだ。 空はオレンジ色、出木杉はポケモンジムがある次の町、キキョウシティを目指して早急にヨシノを出発した。 イシツブテとエアームドという頼もしいパートナーを連れて… 次へ