約 859,236 件
https://w.atwiki.jp/tsvip/pages/959.html
173 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/05(月) 04 18 12.18 ID P/+ltKYl0 「これが台本かよ・・まるで本格的な舞台だな。 それにセリフ以外にも細かいところがいろいろ書いてあるな。 これもしかして・・全部覚えるのか?」 「まぁな・・あの部長見かけによらず結構きつくてな。部に入って間もない私にも容赦なかったよ」 「確かに、こんな台本や脚本までこなしているんだからかなりの才能はあるな」 沙織に台本を返すと、沙織は再び台本に夢中になって読んでいた。 台本に書いてあった沙織のセリフはたくさんとは言えないがそれでもかなり あった。それにアドリブや発声などの基礎練習・・これから沙織とは今まで のようには会えないのかもしれないな。 なんだか沙織が近いようで遠い存在になってきた・・ 174 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/05(月) 04 19 23.44 ID P/+ltKYl0 「何嘆いてるんだよ。お前が小林に言ったんだろ」 「そうだけど・・な」 帰り道、いつもなら沙織が一緒なのだが・・部活の練習で帰りは別々になった。 沙織の演技は確かに素晴らしい・・それを何度も見たい。だから俺は沙織に 演技をやるように進言した。だけど演劇部の活動が忙しく、なかなか俺たちと 一緒に帰る時間が取れないようだ。 最近は沙織との接点がないから少しばかり寂しいものだった・・ 「ま、その分俺がいるぜ」 「・・野郎に好かれてもちっとも嬉かねぇよ」 「ごもっともで・・」 十条は俺の方にポンッと手を置くとそのまま一緒に俺の自宅へと向かうことに したようだ。十条を引き連れてそのまま家に入っていくと、真理がいそいそと ご飯の用意としていた。 真理は俺と十条の姿を見るといつものように出迎えてくれた。 175 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/05(月) 04 22 31.24 ID P/+ltKYl0 「あら、お帰り。今日は多めに作っておいてよかったわ」 「いつもご馳走になってすみませんね」 十条は軽やかに答えるが、そもそもの原因はお前の金欠だろ。 大抵十条が家のメシにあやかる時は金欠によるものがほとんどだ。十条は 家の都合で中学のときから1人暮らしをしている。そんなもんで友達の好と いうことで一緒に飯を食っていたのだが、中学卒業後バイトもできる年代に なってくると経済的にゆとりがでてきたようで、自分で飯を買って食べているらしい。 それからはめっきりと十条と一緒に家の飯を食べる機会が減ってはきているのだが・・金欠になるとこうして家の飯を食べに来ていた。 「ま、別に食卓が賑やかになるのはいいけど、少しは節約しなさい。これはお姉さんからのご忠告」 「うっ・・は、はい」 さらりと真理は十条に釘を刺す。 十条の顔は明らかに引きつっていた・・どうやら今日も金欠だな。真理はそのまま 俺たちの周りをじっと見ていると誰かを探しているようだった。 俺は真理の行動をすぐさま把握するとここ最近の沙織の行動を伝えてやった。 176 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/05(月) 04 23 45.28 ID P/+ltKYl0 「あら、そういえば・・あの子は今日も来ないの?」 「あ、ああ・・沙織なら最近は部活で忙しいんだって。最近は帰りが別々だからな・・」 やはり、沙織が傍にいないのは少しばかり寂しい。 真理も沙織はかなりのお気に入りのようで沙織が来ないのを知ると 少し寂しがっていた。 やっぱり同じ同性として気が合うんだろうな・・ 「本当はあんたが一番寂しいんじゃなかったりして~」 「バッ・・バカいうなよ!!!沙織は・・部活で忙しいから仕方ないんだよ!!!」 十条の次は俺かよ・・全く、勘違いされても困るんだよな。 沙織がいないのは寂しいが、事情が事情なだけに仕方ない。 それに沙織がどんな演技をしてどんな風になっていくのか見てみたい気もする。 けど・・考えれば考えるほどなんだか気持ちがもやもやとしてきた。 「と、とにかく・・出来たら呼んでくれよ。行こうぜ」 「おう」 俺は少し強引に十条を部屋に連れていきその場を後にした。 沙織のことを考えるとなぜか興奮してしまう・・少し部屋で落ち着くことにしよう。 177 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/05(月) 04 27 34.45 ID P/+ltKYl0 部屋に十条を連れ込むと、俺は先ほどの興奮を抑えることにした。 やはり最近は沙織関連となるとこうした興奮がちらほらと目に付くようになる。 もしかして・・異性として意識しているのか? 十条はそんな俺を見ながら漫画を取り出し、聞き役に徹していた。 「あのなぁ・・あれだけ興奮すると誰だってお前と小林に何かあるのかって疑うぞ」 「ま、まぁ・・少し大人気なかったと思う」 まぁ、十条の言っていることはもっともだ。確かに少し興奮してしまった・・ 我ながら少し反省の余地ありだ。普段どおりにしていけばいいはずだ! って・・何俺は慌てているんだよ。落ち着け・・ここはクールに行こう。 しかし、そんな俺の意識に反してか・・感情はなかなか制御できなかった。 178 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/05(月) 04 28 00.07 ID P/+ltKYl0 「俺はな!!別に・・」 「・・わかったから、少しは落ち着け」 十条は俺をフォローしながらに諭すように俺を宥めた。こうしてみるといつも 俺と一緒にいる十条が雲の上の存在に見えてしまう。 なんだかんだ言っても十条はこういったことでは俺よりも上なのか・・? 「ま、しばらくして都合がついたら小林のほうから言ってくれるだろう。だからしばらく待て」 「だから、そんなんじゃねぇよ!!」 「はいはい」 前言撤回、やはり十条は十条だった。 俺は改めてそれを実感すると同時に真理の声が響いた。どうやら晩飯のご飯が 出来上がったらしい、俺と十条は自然とそれを確認すると台所へと歩を進めた。 738 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/07(水) 17 45 58.32 ID mbRDJglZ0 台所へ向かうといつもより少し多い料理の数々が並んでいた。 俺たちは真理の作ってくれた料理に手をつけると、その味は食べたものを ほんわかさせるような感じでとてもおいしかった。 このまま行くと本当に冗談抜きで留美を超えてしまうかもしれないな・・ 「いや~・・真理さんの料理はうまいね」 「おだてたって何もでないわよ。・・ところで、学校はどうなの?」 真理たちは俺たちの学校の卒業生だったのでよく学校の事情を知っている。 俺が入学したときは真理の弟だということで少し騒がれていたが次第に収まった ものだ。デートの螺旋とかもよく来たのも覚えている。 「実はな・・小林が部活始めたんだよ」 「ああ、それで寂しがってるのね」 「アホか!!・・あのな、沙織を演技に引き入れたのはほかでもない俺だ。だからこうなるのは仕方ないのさ」 そういって俺はご飯を無理矢理流し込んだ。 こうなることはわかっていたさ・・わかっていた。それに、暇ができればいつだって 遊べる。 それまではしばしの我慢だ。そう俺は自分に言い聞かせていた。 739 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/07(水) 17 47 46.68 ID mbRDJglZ0 「はいはい、わかったわよ。・・それよりもあの子、あの演劇部に入ったの?」 「ああ・・知ってるのか?」 うちの学校の演劇部の存在は前々から有名だったが、ここ最近になって からかなりの注目を浴びるようになって来た。真理もその演劇部の存在を もちろん知っているわけで、かなり厳しい練習についてもよく知っていた。 「ああ、あそこ練習には人一倍きついからね。 ・・そういえば、確か今は茜ちゃんが部長やっているはずよね」 「え、真理さんあの部長知ってるの!?」 十条は驚きながら真理を見つめていた。確かに真理があの部長を知っている なんて驚きだ。 何か昔にあの部長といろいろと遇ったのだろうか・・? 740 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/07(水) 17 54 07.17 ID mbRDJglZ0 「あの部長のお姉さんはね私の友達なの。 卒業してから忙しくてお互いに出会ってないけど・・あの茜ちゃんねとても すごいらしいのよ。なんでも演技力もさることながら、脚本やそういった文才能力もすごいんだって。 今までの演劇の脚本や監督は全部彼女がやったものらしいわよ」 「人は見かけによらず・・って奴だな」 「へぇ~・・あんな人が」 俺は思わず感心してしまった。あの部長のことは余り知らなかったの だが、ここまでとは思いもよらなかった。演技力については・・あの眼鏡を取れば いい線はいくと思うな。だけど・・あの台本を見る限りかなりの才能だと思わせ られる。それに細かいところまでちゃんと書いてあったしな。 どうやら責任者として人の上に立つ才能もどうやらあるようだ。 741 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/07(水) 17 54 56.10 ID mbRDJglZ0 「まさか、あの茜ちゃんに目をかけられるなんて・・よほど演技の才能があったみたいね。あの子は・・」 「まぁ・・な。前々から沙織に目をつけていたっていうし・・」 俺は沙織がその才能を活かせるのはすごいと思っている。だけど・・なんで寂しいんだろうな? 「お前もそう何も深く考え込むな。小林だって息抜きしたい時だってあるさ」 「あら、金欠者にしてはいい事言うじゃない?」 「ま、真理さん・・」 2人は笑いあっていると、なんだかさっき抱えていた不安や寂しさなどが 一気に吹き飛んでしまった。 やはり、たまにはほどほどに物事を考えることにしよう・・ 744 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/07(水) 18 00 13.06 ID mbRDJglZ0 「なぁ、明日は暇か?」 「・・ああ、暇だ。それがどうかしたのか?」 ある教室内での会話・・沙織は相変わらず舞台の台本を読みながら 俺たちと応対してくれていた。何でも文化祭に向けて舞台を公演するらしい。 稽古も今までとは格段にに増えておりなかなか休みが取れない状況だ。 それに・・あの部長も沙織を引き入れてからかなり気合が入っているようだった。 そんな中で俺は沙織とどこか遊びに行きたいと思い、思い切って誘ってみた。 久しぶりに沙織とも交友を深めたいし、最近になって激化する演劇部の稽古を 一旦、休めてリフレッシュして欲しいという友人ならではの心遣いという奴だった。 「どこに行くんだ?」 「あ、ああ・・良いところだ」 「・・フフフッ。ま、期待しておく」 実のところ、沙織を誘うのが目的で行き先はまだ全然決めていなかった。 沙織はそんな俺の思考など見透かすようにしながらクスリと笑いながら誘いを快く 受けてくれた。 しかし、いざ行き先を考えるとなかなか頭に浮かばないもので・・ 俺は明日、沙織とどこへ行こうかと結構迷っていた。1人で考えれば考えるほど 余り浮かばないもので・・ ここは不本意ながら十条の力を借りることにすることにした。 745 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/07(水) 18 05 06.01 ID mbRDJglZ0 「で、俺に白羽の矢が立ったと・・」 「まぁな・・どうすりゃいい?」 「どうすりゃいいって言われても・・」 体育の授業・・これなら男同士、十条と2人でしゃべれる時間だ。 俺は大方のことを十条に話すと、十条は少し戸惑いの表情のまま少し考え事を していた。 こればかりは流石の十条も戸惑っているようで俺にいくつかの提案を出してくれた。 746 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/07(水) 18 05 45.80 ID mbRDJglZ0 「一応お前の希望を聞いておこうか」 「そうだな・・街ってのもいいけど沙織はそういうの苦手そうだからな。 アウトドアってのもいいんだけど前にキャンプで行ったしな・・」 「・・じゃあ、何がいいんだよ。それだけ出尽くしたらもうほとんどないぞ」 十条は少し呆れながら沙織のいる教室を見渡した。 男女の授業は別れており女子は家庭科をやっているはずだ。古い仕来りかも しれないが、なぜかこの学校は男子は体育、女子は家庭科と昔ながらの 授業風景である。それに男女の体育は一緒の時間でやることは余りない。 こんな古い制度など教育関連の機関とかが黙ってはいないが、なぜか今までに 口出しはしてこなかった。大いなる謎の一つだ。 おっと、今はそんなこと関係ないか・・それにしても明日は本当にどこへ行こうか? 「ま、頑張れよ」 「おい・・」 十条はふと立ち上がるとグランドで再び走りこみをはじめた。 もう、こうなったら・・自分で決めるしかないのか。
https://w.atwiki.jp/tipaza/pages/56.html
1300 memo 49-50 16mb_1300 〆 17565 CPBS-1 ※1001-1630※ 1630- 9830 2006.07.22 19mb_1300 〆 15390 CPBS-1 1320-1330 2006.08.27 1234 〆 15390 CPBS-1 1120-1330 2006.09.18 |_|15390| CPBS-1(1000-) | 1010-1330→ | 2006.11.05 〆 15388 シンシン 1302-1303 2006.11.16 〆 15295 V.O.Malaysia-EE 1320-1400 2006.06.01 〆 15295 V.O.Malaysia-EE 1310-1400 2006.06.05 12345678 〆 15295 V.O.Malaysia-EE 1250-1400 1300 TS 2006.07.08 〆 15295 V.O.Malaysia-EE 1310-1400 2006.07.29 1234 〆 15295 V.O.Malaysia-EE 1310-1400 2006.09.03 1234 〆 15295 V.O.Malaysia-EE ※1150-1330 2006.09.23 1 〆 15295 V.O.Malaysia-EE ※1158-1330 2006.10.09 1②12 |_|15295| V.O.Malaysia | 1240- EE 1729 Malay 1800→ | 2006.11.18 1② |_|_|_| 1600 no TS,1700 1点鐘,1727 freq ann;bridge mx |_|15210| RFI via UAE-FF(1300-) | 1310-1459※ | 2006.11.11 1 22mb_1300 25mb_1300 〆 11880 REEコスタリカ-Sp //2005.09.11- no heard -2005.10.22 〆 11875 RHC-Sp //2005.09.11- 1234h 〆 11875 VOIRI-Ar(1230-) //2005.09.11- 1234567890123456 D05Aなし 〆 11875 UN ID Stn.-XX 1310-1330 2005.09.24 〆 11875 RHC-Sp 1220-1400※ 1258 IS;ID;Esta es Radio Habana Cuba 〆 _ _ s/44333 2005.09.25 1234567 |〆|11875| RHC-Sp | 1310-1359※ | 1354に急に状態が上がる|2006.04.29 12③123456789h 〆 11875 RHC-Sp 1220-1402※ 後半に行くほど良好 2006.07.29 |_|11875| RHC-Sp(1200-) | 1220-1404※ | 殆どCのみ | 2006.11.23 〆 11870 C(WEWN-Sp) 1310- 2005.11.19 12345678901 〆 11870 C(WEWN-Sp) 1310-1500 2006.01.02 12345⑥1 〆 11860 RRI-Jakarta //2005.09.11- no heard -2005.10.24 〆 11860 PBS Xizang-Ch //2005.09.11- no heard -2005.10.24 〆 11860 PBS Xizang-Ch 1310-1700 2005.11.03 〆 11860 PBS Xizang-Ch ※1157-1756※ 2005.12.31 |〆|_|_| 1300;1500 TS,1600 no TS|1500 切れ目なし 〆 11855 WYFR-Sp(1100-) //2005.09.11- no heard -2006.01.21 〆 11855 BBCキプロス-Per(1230-) //2005.09.11- no heard -2006.01.21 〆 11845 CPBS-2 停波中 〆 11845 CPBS-2 1310-1700※ 2005.12復活 2005.12.18 〆 11845 CPBS-2 ※1001-1700※ 2005.12.24 〆 11845 BBC本国-RR(mon-fri) //2005.09.11- D05Aなし 〆 11840 AIR-Hi //2005.09.14- 1234567⑧1②1② 〆 11840 AIR-Hi 1240-1315※ 2005.10.10 〆 11840 AIR-Hi 1220-1315※ 2006.02.14 no heard -2006.07.26 〆 11840 AIR-Hi ※1214-1315※ 1214 IS 2006.10.11 〆 11835 CPBS-2 停波中 〆 11835 CPBS-2 1310-1700 2005.12復活 2005.12.18 〆 11835 CPBS-2西安 ※0901-2000※ 2005.12復活 2005.12.24 〆 11835 VOAボツワナ-EE ※1258-1359※ 2005.10.03 〆 _ _ 1258 IS;ID,1330 ann good morning s/33333 〆 11830 (RAI-RR) 1310-1324※ 1327 c/off 2005.10.20 D05A 5965 〆 11820 R.ROMANIA INT.-EE //2005.09.14 no heard -2005.10.29 D05Aなし 〆 11820 UN ID Stn. 1250-1326+ 1300 no TS 2006.07.14発見 |〆|11820| UN ID Stn. | ※1231-1326+ | 1300 no TS | 2006.07.19 〆 11820 R.FREE AFGHANISTANクウェート-Dar ※1232-1329※ 2006.07.29 12h 〆 11820 R.FREE AFGHANISTANクウェート ※1130 Pas 1230 Dar 1329※ 2006.09.09 12 |_|11820| BBCオマーン-Ar | ※1300-1430→ | 1300 Big Ben | 2006.11.12 〆 11810 R.JORDAN-Ar //2005.09.14- no heard -2006.01.04 〆 11810 UN ID Stn.-XX +1303-1351+ 2006.06.04 12345678901h 〆 11810 UN ID Stn.-Ar 1310-1356+ s/34333 2006.07.16 no heard -2006.12.01 〆 11800 CPBS-2 0850-1900 2004.08.11 〆 11780 RLカヴァラ-RR 1310 RR 15 Avar 1330 Chechen 45 Circassian 1359※ 2005.09.16 D05Aなし 〆 11780 UN ID Stn.-XX 1310-1630 no list 2005.11.13 no heard -2006.04.22 〆 11780 C ※1300-1302※ s/45444 2006.02.28,03.09,04.04 〆 11780 C ※1300-1301※ s/35443 2006.03.09 no heard -2006.07.03 〆 11780 UN ID Stn.-XX 1310-1500 no list 2006.04.23sun発見 no heard -2006.07.18 〆 11775 R.Martiグリーンヴィル-Sp //2005.09.17- 12345678 〆 11775 R.Martiグリーンヴィル-Sp 1310- 2005.10.16 D05Aなし 〆 11770 PBS Xinjiangウルムチ-Ch //2005.09.17- 123456789012h 〆 11770 PBS Xinjiangウルムチ-Ch 1305-1330 2005.12.31 12h 〆 11770 PBS Xinjiangウルムチ-Ch 1310-2000 2006.01.28 1② 〆 11770 BBCキプロス-Ukr(mon.-fri.) //2005.09.17- no heard -2005.10.30 D05A+1h;9895 〆 11765 BBCWS南ア 1310-1414+ 2005.11.23 12h 〆 11765 BBCWS南ア 1320-1559※ 1400 6点鐘 2006.01.28 M06B 1400- 〆 11760 CPBS-1 →1000-1900 2004.08.26 〆 11760 BBCWSキプロス //2005.09.17- no heard -2005.12.19 〆 11760 RHC-Sp //2005.09.17- no heard -2005.12.22 〆 11760 CPBS-1石家荘 ※0901-1730 2005.11.26 〆 11760 CPBS-1石家荘 ※0901-1741+ 2006.01.07 〆 11760 RHC-Sp 1320-1357+ 1329 IS;ID 2006.05.13 no heard -2006.08.09 〆 11760 RHC-Sp(0900-) 1310-1419+ 2006.08.26 no heard -2006.11.30 〆 _ _ 1328 ID,1331 IS;ID 同波のCPBS-1を潰す勢い 〆 11750 CPBS-1石家庄 →1200-1700※ 1700- 7305 2006.01.28 〆 11740 BBCキプロス-Ar //2005.09.17- no heard -2005.12.31 〆 11740 RTIフロリダ-Sp //2005.09.17- no heard -2005.12.31 〆 11730 BBCセイシェル-Swa 1320-1329※ 2006.01.03 no heard -2006.03.25 M06B 15400 〆 11730 AIR 1320 Per 1330 Ar 1430 Ur 1500※ 2006.01.03 no heard -2006.06.19 〆 11720 CPBS-1 ※0830-1600 2004.08.19 〆 11720 CPBS-1石家荘 ※0831-1959※ 2006.01.02 〆 11705 RFAイルクーツク-Ch ※1200-1600※ 1200 no IS from M06B 2006.05.07 〆 11705 CPBS-1 ※1159-1600※ from M06B 2006.05.07 〆 11705 CPBS-1 ※1159-1600※ from M06B 2006.05.07 〆 11690 R.Okapi南ア-FF //2006.01.22- no heard -2006.06.03 〆 11685 CPBS-8-Tib →1300-1400⇒ 2005.06.15 〆 11685 CPBS-8西安 ⇒1300-1400⇒ 2005.12.01 〆 11680 KCBS平壌 →1100-2400→ 2005.06.16 〆 11675 R.Kuwait-Ar //2006.01.21- no heard -2006.06.03 〆 11675 Radio Solh PsyOps //2006.01.21- no heard -2006.03.25 M06B 11665 |_|11675| UN ID Stn.-XX | 1320-1500→ | R.Kuwaitなら1430※の筈 | 2006.11.26 〆 11670 CPBS-2 →1100-2100※ 2005.06.18 〆 11665 Radio Solh/PsyOps via UAE 1220-1519+ 殆どCのみ 2006.05.27 123④123④123456789h 〆 11665 Radio Solh PsyOps via UAE 1220-1300 1300 no TS 1300 s/25442 2006.08.13 |_|11665| Radio Solh PsyOps via UAE(1100-) | 1250-1330→1341+ | 1300 no TS | 2006.11.12 1 |_|11665| BBCWSセイシェル | ※1230-1330→1341+ | 1300 TS | 2006.11.12 〆 11660 CPBS-2西安 1120-1800※ 1800- 7315,2005.12復活 2006.01.01 〆 11655 VOZ CRISTIANA-Sp 1150-1458※ 2005.12.10 12 〆 11655 VOZ CRISTIANA-Sp 1310-1659※ 2006.04.02 no heard -2006.08.09 |〆|_|_| 1400;1500;1600 no TS,1429;1658 freq ann|後半に行くほど良好 〆 11655 FEBAサマラ //2006.03.07- no heard -2006.04.01 M06B 15530 |〆|11655| CVC Int.サンチャゴ-Sp | 1320-1659※ | 1658 freq ann | 2006.08.13 〆 11655 CVC Int.サンチャゴ-Sp 1220-1659※ 1300 no TS 2006.08.18 S06B 11805 〆 11650 DW本国-RR ※1256-1430※ 2006.06.17 1② 〆 _ _ 1256 IS,1400 N こんな時間に欧州波が入るとは 〆 11640 CBS華語網 ※0900-1400※ 2005.09.10 〆 11640 CPBS-1 ※0856-1401※ 2005.09.10 〆 11640 CHN-mx ※0900-1400※ 2005.09.10 〆 11630 CPBS-1 1110-1400⇒ 2005.09.11 〆 11630 CPBS-1 ※1101-1400⇒ 2006.07.23 〆 11625 Vatican.R-Amh //2006.01.22- no heard -2006.06.04 |〆|11620| CPBS-5北京 | ※0953-1515※ | 2006.06.24 〆 11620 AIR-Ur //2006.01.22- no heard -2006.06.03 |_|11610| CPBS-2北京 |_|11590| V.O.Strait 〆 11580 WYFR-Por //2006.01.30- no heard -2006.06.13 〆 11565 R.Pakistan-Guj //2006.01.30- no heard -2006.06.03 〆 10330 AIR-New Delhi 1110-1230 2006.02.04 123456789012345678 〆 10330 AIR-New Delhi 1310-1335※ 2006.08.05 no heard -2006.11.16 〆 10320 AFN LOS ANGELES-EE 0820-1800 2005.12.17 31mb_1300 (31mbは,06.15←06.30→07.15の30日間お休み) 〆 09985 WYFR-Sp //2006.01.30- no heard -2006.06.01 〆 09965 VOIRI-Dar 1310-1329※ 2006.03.04 M06B -1h;13740 〆 09915 BBCキプロス-Ar //2006.03.17- no heard -2006.07.29 〆 09885 VOAボツワナ-EE //2006.03.17- no heard -2006.07.21 〆 09880 VORWSクラスノ //2006.08.13- no heard -2006.11.29 |_|09875| VOV-2 | //2006.08.13- 12345678901234h |_|09875| VOIRI-Dar | 1240-1500→ | 2006.11.05 1② 〆 09865 R.Fardaモロッコ-Per //2006.08.13- no heard -2006.10.28 S06Bなし 〆 09860 VORWSヴァチカン //2006.08.13- no heard -2006.11.17 |〆|09855| RLモロッコ | //2006.08.13- | no heard -2006.10.28 | S06Bなし 〆 09850 PBS Qinghai西安-Tib //2006.08.13- no heard -2006.11.30 |_|09850| PBS Qinghai西安-Tib | 1310-1330→ | 2006.11.23 〆 09845 VO PALESTINEイラン-Ar //2006.08.13- no heard -2006.11.29 〆 09845 RLドイツ //2006.08.13- no heard -2006.10.28 S06B +1h;9770 〆 09840 VORペトロ 1310 WS 1400 WS 1500※ 2006.02.04 M06Bなし 〆 09840 VORペトロ ※1300 WS 1400 WS 1500※ 2006.10.29 〆 _ _ 1300 no IS,1357;1458 freq/url ann,1358;1458 IS from S06B |_|09835| PBS Xinjiangウルムチ-Ch | 1220-1300→ | 1300 no TS | 2006.10.01 1234567 |〆|09820| RHC-EE | 1220-1358※ | 1300 no TS | listでは1600までだが | 2006.07.22 〆 09820 RHC-EE 1320-1426※ 1356 IS;ID,1400 no TS やはりRHC 2006.08.05 |_|09820| RHC-EE | 1120-1358※ | 1300 no TS | s/35333 | 2006.08.27 123④1234 〆 09810 CPBS-2西安 ※1001-2130※ 2005.07.09 |_|09805| RFI本国-EE | 1320- | 2006.11.22 1 〆 09790 CRIハバナ 1220 EE 1300 Can 1357※ 〆 _ _ 1256 bridge mx こんな時間に入るとは 2006.07.22 〆 09790 CRIハバナ ※1201 EE 1300 Can 1359※ no IS 2006.11.26 |_|09780| PBS Qinghai西安-Ch | 1150-1300→ | 1300 TS | 2006.08.13 12345678901 〆 09745 V.O.HAN 0820-2000 2006.01.22 |⇒|09745| V.O.HAN | →1300-2200→ | 2006.04.02 〆 09745 HCJB-Sp 1240-1404※ 1300;1330;1400 4点鐘 2006.05.13 1 〆 09745 HCJB-Sp 1320-1401※ 1330;1400 4点鐘 2006.07.30 〆 09745 HCJB-Sp 1220-1401※ 1230;1300;1330;1400 4点鐘 2006.08.16 〆 09720 CPBS-2 ※0856-1830 from D04A 2004.11.23 〆 09720 CPBS-2西安 ※0857-1900※ 2006.02.12 |_|09685| CPBS-5北京 | 1140-1515※ | 2006.08.15 |⇒|09665| KCBS Pyongyang | 0815-1800⇒|2006.03.04 〆 09620 CPBS-2北京 0845-2200※ from M06B 2006.04.22 〆 09530 CPBS-8-Tib ⇒1300-1400⇒ 〆 09520 PBS Nei Menggu-Ch ※1013-1800※ 1200;1300 no TS 2005.07.25 |_|07320| R.Rossiiマガダン | 0910-1300→ | 2006.11.18 |_|07230| CPBS-1西安 | 1240-1330→ | 2006.08.26 |⇒|06399| PYONGYANG BS | 0750-2200→ | 2005.08.13 |⇒|06250| PYONGYANG BS | 0750-2200→ | 2005.08.13
https://w.atwiki.jp/aonotaka/
ζ碧ノ鷹ζ@c21ギルドページへようこそ ここはc21ギルド ζ碧ノ鷹ζ の総合HPです « » var ppvArray_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86 = new Array(); ppvArray_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86[0] = http //w.atwiki.jp/aonotaka/?cmd=upload&act=open&page=%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8&file=eac31740c43736b9c8a9a6ebe6f0605a.jpg ; window.onload=function(){ ppvShow_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86(0); }; function ppvShow_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86(n){ if(!ppvArray_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86[n]){ alert( 画像がありません ); return; } ppv_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86$( ppv_img_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86 ).src=ppvArray_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86[n]; ppv_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86$( ppv_link_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86 ).href=ppvArray_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86[n]; ppv_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86$( ppv_prev_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86 ).href= javascript ppvShow_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86( +(n-1)+ ) ; ppv_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86$( ppv_next_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86 ).href= javascript ppvShow_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86( +(n+1)+ ) ; } function ppv_0_ff60befc58931aef83105dfcea331d86$(){ var elements = new Array(); for (var i = 0; i arguments.length; i++){ var element = arguments[i]; if (typeof element == string ) element = document.getElementById(element); if (arguments.length == 1) return element; elements.push(element); } return elements; }
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/43.html
土蛇将・Zazarg ガルカ、8b(銀髪)、アルザビH-6 五蛇将・土蛇将(Stoneserpent General)ザザーグ(Zazarg) 五蛇将でただ一人、傭兵から現在の地位に上り詰めた。 ビシージ時は競売北のチョコボエリア防衛担当 関連イベント ビシージ全般 五蛇将BCこと「マーシナリキャンプ」参加 「アルタナの神兵」バストゥーク所属時関連イベント クエスト「土噛みし拳」「水和ぐ盾」等 代表セリフ集 「ひとつ、敵さんの度肝を抜いてやろうぜ。ガハハハハハッ!」 「見ろよ!お前たちがあまりにも強ぇんで、敵さんシッポ巻いて逃げちまったじゃねぇか。」 関連事項(補足) ビシージでの立ち振る舞いは「モンク」。 装備:アミール装備+ホマムツッケット+アダーガ 数多の戦場を知る歴戦の勇士。 だが、気さくな性格で兵士と寝食を共にし、誰にでも声をかける。 曲者ぞろいの五蛇将の中でも異例の履歴を持っている。 関連項目 Zazarg (詳細・ネタバレ編) Razfahd Razfahd(詳細・ネタバレ編) 五蛇将 サラヒム・センチネル 水晶大戦時バストゥーク軍勢
https://w.atwiki.jp/bonanza3/pages/12.html
Bonanza とは Bonanzaとは,
https://w.atwiki.jp/tsvip/pages/960.html
287 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/08(木) 23 26 13.48 ID cVwvu9Oi0 翌日・・結局とうとうこの日がやってきてしまった。 行き先は・・考えて考え抜いた末に散歩という形にすることにした。 まぁ、考えたって仕方ないから原点に還ってみようと思ってこの結論にたどり着いた。 沙織には直接家に来てもらうことになっている。なんだか少し緊張してきたな・・ 「ま、何とかなるか・・」 そう俺は意気込むと玄関のチャイムが鳴った。 ドアを開けると・・ドアの前にいる沙織の姿がいやに眩しく見えた。多分気の せいだと思う。俺はそのまま沙織と一緒に外に出ると、そこら周辺を歩き回ることにした。 「散歩か・・」 「嫌だったか?」 「いや・・これでいい」 歩きながらの沙織との会話はぼそぼそだったが俺らは辺り周辺を散歩していた。 やはり散歩だと駄目なのかと当初は危惧していたが、沙織は不満げな様子など 一切見せていなかったので杞憂で済んで本当によかった。 しかし、沙織の様子がどことなくおかしかった。とても緊張しているのか・・少しぎこ ちない様子であった。まぁ、今日は十条がいないのは仕方がないのだが、 俺みたいにドンと気楽に構えてればいいのになと思ったりもしていた。 それに・・沙織の格好が若干ながら変化していた。顔には少し薄化粧をしていることに気がついた。 289 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/08(木) 23 31 06.82 ID cVwvu9Oi0 「化粧・・したのか?」 「ああ、部長にこのこと話したらなんか喜んじゃってな。舞台で使う化粧道具貸してくれた」 「へー・・」 あの部長が貸してくれるなんてな・・気前がいいのかなんなのか わからないな。てか、公私混合っぽいが・・大丈夫なのだろうか? 少し心配になってきたな・・ おっと、いけないいけない。今はプライベート・・学校のことはシャットアウトだ。 ここは辛い日常を忘れて会話で盛り上げようと、俺は注意しながら沙織と会話することにした。 290 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/08(木) 23 31 47.32 ID cVwvu9Oi0 「そういえば・・最近はこうなることも少なくなったな」 「そうだな・・なんか久しぶりな気がする」 沙織の言うように確かに最近は沙織の忙しさが増加して余りこうすることも なくなってきたな。ま、沙織がリラックスできればそれでいいか・・ だんだんとリラックスしてきたのか・・沙織は落ち着いた表情のまま最近のことをぼそりと言い始めた。 「・・最近、少し疲れていたんだ。部活ってのは楽しいが疲れることが多かったんだ。 だけど今はこうして気分が楽になってきている」 「そうか・・そう言ってくれれば誘ってよかったよ。今日は・・一緒に楽しもうぜ」 「ああ、今日は頼むよ。行き先は・・お前の気ままでいい」 やっぱ行き先決めていなかったことはバレていたのか・・ でも、まあこうして楽しむこともできたしこれでよしとするか! 自信が出てきた俺はそのまま率先していつの間にか沙織の手を進んで引張っていた。 292 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/08(木) 23 35 19.34 ID cVwvu9Oi0 あれから俺たちはあらかた歩いた後、少し休憩することにした。 普通だったら味気もなくただ単に退屈なのだが、沙織からは何の文句もなく リラックスしてくれていた。むしろ、感謝までされていたほどだ。 でも、よくこんな退屈なことに付き合ってくれるよな・・普通の女だったらこんな 味気のないことすれば帰られてしまうのに・・ 「・・どうした?」 「ああ・・それにしてもこんな形で満足してくれたなって・・ただ呆然と歩いているだけだったらつまんなかっただろ?」 「何だ、そんなことか。・・心配しなくてもつまんなくはない。 それに元々、賑やかな街とかはどうも好かないからな・・だからかえって静けさが溢れるこの雰囲気がちょうどいいんだ」 そういって沙織は自販機で買ったジュースを口にする。 沙織は確かに静かというイメージが強い。物静かで、余り必要以上に 人と喋らないことも相成ってかそういった静のイメージがますます強くなっている気がする。 まぁ、しかし・・一度舞台に上がると、人が変わったようになるらしい。 297 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/08(木) 23 45 51.90 ID cVwvu9Oi0 「あの部長・・いつもああなのか?」 「・・ああ、なんか最近は気合入っているらしくてな。文化祭でやる奴も結構気合が入っているよ」 そういえば文化祭は演劇部もやるっていっていたな、十条に言わせれば 注目度は結構あるらしい。俺も沙織の晴れ舞台を見てみたな・・ おっと、今日は学校のことやらは忘れるんだったな。 だから、今日だけはすべて忘れよう・・ それにこうして沙織にも感謝されているようだし、何より俺自身も無性に 沙織と2人きりで歩いているのがとてもうれしかった。 俺は座りながら横にいる沙織にそのまま付き合ってくれた礼を述べた。 298 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/08(木) 23 46 20.25 ID cVwvu9Oi0 「本当に今日は付き合ってくれてありがとな。俺もお前と一緒にいれてなんだかうれしいよ」 「――ッ!!そ、それは・・おおお、お互い様・・だろ。 突然、お前は何を言うんだ・・」 「そうか? ま、次行こうぜ」 「あ、ああ・・」 俺たちは再び公園のベンチから立ち上がると一緒に歩を進めた。 それにしても沙織はあの時何故照れていたんだろう? そこだけは今日1日沙織と過ごしていても、あまりよくわからないものだった・・ 300 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/08(木) 23 53 49.03 ID cVwvu9Oi0 あれから翌日・・いつもどおりに教室に来てみると、沙織もいつものように舞台の 台本を熱心に読みながら十条と楽しく話していた。 だけどあれから少し変わったことが1つ・・沙織と2人きりになったときにいつもと 違ってなぜか沙織が少し緊張気味になりながら話すのだ。 これはなぜだろう?・・まぁ、昨日2人きりで歩いたんだから沙織が緊張するのも 無理はないだろう。 そう結論付けると俺もいつもどおりに友達の輪に入って楽しく会話をしながら毎日を楽しんでいた。 「そういえば・・今日も練習だったな。ためしに俺たちも行ってみるか?」 「おいおい、十条よ・・俺たちが行けば練習の迷惑にならないか?」 俺も沙織が部活で何やっているのかそりゃ見てみたい気もするが・・ 勝手に行ってしまえば部にも迷惑が掛かってしまうし何より沙織も 困惑して今までどおりの練習ができなくなってしまう。 だからここは・・沙織に余計な刺激を与えちゃいけないな。 しかし沙織は台本から手に止めると意外なことを言い出した。 162 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/11(日) 14 27 28.01 ID fimqTbem0 そのままうれしい気分が持続したままの俺はそのままお昼休みを迎えた。 ま、当然だろう。人間というのはうれしい気分を持続してこそうまく生きられるというものだ。 「お前今日は嫌に機嫌がいいな」 「まぁな。今まで劇の練習なんて見ていなかったからな。そりゃ楽しみで仕方なさ」 「はいはい、大人しくしてろよ」 そう十条は俺をなだめながらパンを食べた。俺もそれに同調するように弁当を 食べながらお昼休みを過ごしていた。 夏が過ぎ、文化祭が近くなっていく今日この頃・・秋も近くなってきており、空も夏と は少し変わっていった。そんな四季の移り変わりをしみじみと感じていると・・俺と 十条の席に1人の女性が現れた。女性といってもこの学校の生徒ではなく見たところどうも隣のクラスの人間だった。 俺たちは突然の女性の出現に驚きながらもその女性と応対することにした。 女性をよく見てみるが、顔はほがらかで声も優しいものなのだが・・目は余り好意的ではなかった。 「な、なんだよ・・」 「あなたが平塚 明人ね。・・ちょっと顔貸して」 「なんだか・・訳ありみたいだな。ま、行ってこい」 十条は厄介ごとに巻き込まれたくないのか・・はたまた楽しんでいるだけなのか。快く俺を送り出してくれた。 163 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/11(日) 14 38 36.43 ID fimqTbem0 「・・ここでいいわね。私は石塚 亜美、まぁ、こんな自己紹介なんて どうでもいいわ。 それよりあなた・・小林さんと仲良くしているわね」 「それがどうかしたのか・・」 亜美と名乗る女性・・さっきの顔つきが違い異性の俺に敵意剥き出しのまま 淡々とした口調で俺をじっと見ていた。なにやら沙織を引き合いに出しているよう だが、俺・・何かこの女性に恨まれるようなことしたのだろうか? 頭の中で今までの行動の数々を振り返ってみるが、この女性とは話したことも なければ見たこともない、それにこれはどうも初対面だ。 何故、初対面の俺にここまで殺意に近い敵意をむき出してくるのだろうか? 亜美と名乗る女性はさらに俺に対する敵意を更に強めながら吐き捨てるような言葉で言ってきた。 164 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/11(日) 14 41 13.02 ID fimqTbem0 「はっきり言って・・あなたの存在が煩わしいの。小林さんから離れてくれない?」 「はぁッ!!!何言ってんだよ!!」 はっきり言って全く意味がわからない。 いや、こいつはどこか逝ってしまっているのかと思ったりしてしまう。 この女はいったい何が目的で俺と沙織を引き離そうとしているのだろうか? も、もしかしてこの女は――ッ!!バイなのか!! そう考えたらすべての辻褄が合うけど、俺らと同じ歳で同性愛に興味を 持っている奴なんてほとんど皆無だ。もしいたとしても俺らと同じ歳では 有り得ない。 だけど・・沙織によく近づいている俺の存在が邪魔だとすれば確かにそう思えたり しなくもないけど・・ いや、だけどそういったのはもう少し歳が成熟しなければ・・ 165 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/11(日) 14 42 15.08 ID fimqTbem0 「お前、やっぱもしかして・・」 「ようやく気がついたようね。 はっきり言って小林さんにあんたみたいな鈍感邪魔なの。 さっさと小林さんを私に任せて消えてちょうだい」 「な、何だと――ッ!!」 よくわからないが・・恋敵って奴だな。それにかわいい外見だけど 性格はかなり悪い。なんだか腹のそこからムカついてきた・・沙織については 今の時点でよくわからない気持ちだが、俺のかけがえのない友人というのは 間違いない。 友人として・・沙織にこんな女を引き合わせるわけには行かない。 同性愛については偏見がないほうだが、こいつだけは別だ。こんな性格が悪い バイ女に沙織を渡すわけにはいかない。 俺は敵視して見つめる亜美に向けて決意を込めながら・・今の自分の本音をこの女にぶつける事にした 166 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2007/03/11(日) 14 43 18.87 ID fimqTbem0 「・・お前みたいな奴に沙織は渡さない」 「商談決裂ね。・・まぁ、端から期待してなかったけど。 これで私たちは恋敵同士って訳ね。 全力を持ってあなたから小林さんを奪ってみせるわ!!・・じゃ、さようなら」 言いたいことだけ言って亜美は去りやがった。 まだ、沙織に関しての気持ちはよくわからないままだが・・あんな女にだけは 渡したくはなかった。 よく、恋敵というのはほかの男が定番なのだが・・まさか女とやりあうとは 思ってみなかったな。だけど・・あんな女にだけは沙織を渡したくない。 それだけは変わらないままだ・・ここは負けられない。 俺は拳を力いっぱい握り締めると決意を固めた。 (あの女に・・あの女だけは沙織を奪われたくないッ!!!) 力いっぱいに拳を握り締めた俺はあの女から沙織を守るまいと決意しながらその場から立ち去った。
https://w.atwiki.jp/siranai/pages/40.html
家族・家庭環境 【スレ23】下の名前を改名した人 【スレ23】場末スナックのママとその娘 【スレ23】親子2代以上続く医師 【スレ23】韓国人の父と日本人の母との間に生まれ、韓国学校(高校のみ)に通っていた人 【スレ24】人を殺したことがある人 【スレ24】児童養護施設の保育士 【スレ24】子どもが多いのに綺麗に片付いた家で育った人 【スレ24】子どもの頃、1年の半分を母親と放浪して過ごしていた人 【スレ24】家庭内暴力を受けて公的機関に逃げ込んだ人 【スレ24】役所から、31年蒸発していた父親の面倒を見られるかと手紙が届いた人 【スレ25】日本育ちの白人 【スレ25】親が特殊機関に勤務していた人 【スレ25】障害をもつ身内を肯定的に捉えられない人 【スレ26】犯罪を犯した身内がいる人 【スレ27】天涯孤独の入院患者 【スレ28】事故物件に住む人 【スレ28】農地改革で土地を失った豪農の末裔 【スレ29】中学生のときから一人暮らしをしている人 【スレ29】児童福祉施設の乳児院で保育士のバイトをしていた人 【スレ29】問題の多い家庭で生まれ育った人 【スレ29】妻が夫より大幅に稼ぐ夫婦 【スレ29】家族が献体した人 【スレ29】母と祖母が元芸妓の人 【スレ29】自分のご先祖を何代も遡って把握している人 【スレ30】DQN高校卒業後、「ドラゴン桜」の影響で国立大を目指す予備校生 【スレ30】双子・三つ子の人 【スレ30】大人数の姉妹 【スレ30】家族がハゲ・ヅラの人 【スレ30】男ばかりの兄弟の一人として生まれた人 【スレ30】病弱な兄弟がいる人 【スレ30】路上で福の神を拾った人 【スレ30】配偶者なし・親類などの援助なしで子育てをした人 【スレ31】一時的に児童福祉施設に預けられていた人 【スレ31】在宅介護支援センターに勤める人 【スレ31】天涯孤独の人 【スレ31】実家が下宿をやっていた人 【スレ31】親が船乗りだった人 【スレ31】許婚がいる人 【スレ31】身内の葬儀で創価学会員に囲まれた人 【スレ32】家族にアルコール依存症患者がいる人 【スレ32】市販薬で薬物中毒になった人 【スレ32】母親がエホバの証人の信者だった人 【スレ32】船員 【スレ32】薬の副作用で心停止を起こし、以降は性格がガラリと変わった人 【スレ32】親がデリヘル・ラブホテルを経営している人 【スレ33】愛人の子として生まれ、本妻の養子になった人 【スレ33】日本史の教科書によるようなご先祖様がいる人 【スレ33】旧家の人 【スレ33】祖父が山師、父親が土地ブローカー&競売ビジネスをしていた人 【スレ35】子供の頃、子のいない親戚へ養子に行った人
https://w.atwiki.jp/zaida/
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
https://w.atwiki.jp/c3trpg/pages/15.html
Chapter.00 Track.02;【C3】について 【C3】とは、同人サークルnovvhere(ノフヴィア)がプロデュースするオリジナルTRPGシステムです。 システムおよびルール・データは、同サークルの主宰である長月十五(ナガツキ トオゴ)により作成・管理されます。 【C3】の正式名称は【C3-CardinalCrimeCasted-】であり、 「シースリー カーディナル クライム キャステッド」と読みます。 略称は【C3】であり、「シースリー」と読みます。 【C3】は、基本的には現代世界を舞台にした、異能者による冒険活劇を演じるTRPGです。 しかし、各種サプリメントの適用により、或いは各セッション・キャンペーンのGMの手腕により、 様々な世界・年代・設定で遊ぶことが出来る、汎用性を有するシステムとなっています。 ※現在は基本ルールのみであり、異世界・異年代を適用するサプリメントは用意されていません。 ※また、この基本ルールはベータ版であり、予告なく変更されることがあります。
https://w.atwiki.jp/tsvip/pages/1084.html
339 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 21 07 36.27 ID pUoBKqBc0 更に日は経って翌日の放課後、辰哉は同級生である柔道部員から伝言を伝えられる。 「え? 五十嵐先輩が俺に話・・」 「ああ、部長がお前を呼んでた。もしかしたら柔道部のスカウトかもな、てことはお前とご同輩か」 「んなわけねぇだろ。ま、行ってくるわ」 そのまま辰哉はカバンを持って指定された場所へと向かう・・指定された場所へと着くとそこには務が笑顔で 待ってくれていた。さきの翔のことがどうも引っかかる辰哉であったが考えるのをやめると務に軽く挨拶をする。 「遅くなりました」 「心配しなくてもいい。こっちも急に呼びつけてすまない」 「どうかしました?」 なんら変哲のない務の対応に辰哉は翔の事とは無関係だと結論付ける。上級生でありながら下級生の自分に 謙遜してくれる務を見ると悪い事が出来る人間とは到底思えない、翔はああ言っていたのだが杞憂だと判断する のにそう時間は掛からなかった。 340 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 21 08 17.83 ID pUoBKqBc0 「まぁ、ここじゃ何だし・・我が部室に来てくれないか? 歓迎するよ」 「はい」 務に促されながら辰哉は一緒に柔道部に着いていく、その途中で務が例の件について話し始める。 「君の先輩にはすまない事をした。ああみえても周りは正義感が強くてね・・ 現場を見た時は驚いたけど現行犯だから仕方なかったよ」 「・・・」 「だけど君の先輩がそう悪い人間じゃないと思っているのは此間の一件で確かだ、だから私は必死に先生に 減軽を嘆願したんだよ」 「そうだったんですか」 「さっ、そうこうしているうちに着いたよ」 硬柔織り交ぜた務の会話に疑いの余地なしの辰哉、そして柔道部室に入るのだが・・そこでは驚くべき光景を目にする。 341 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 21 10 37.94 ID pUoBKqBc0 「辰哉!! 来るな!!!」 「お、狼子!! それにこの匂い・・」 部室内は換気扇を廻しているもののシンナーやガスの匂いが充満しており数人の部員がその快楽を 愉しんでいる。そして縛られている狼子・・この光景に辰哉はハッとしながら気が動転してしまうのだが 務は部室の鍵をキッチリと閉めてこの光景を目で愉しむ・・突然の出来事に辰哉は驚きつつも務に 猛烈な抗議をする。 「五十嵐先輩!!! これはどう言う事ですか!!!!」 「見てのままさ・・勿論心配は無用だ、教師にも話をつけてある」 「そう言う事じゃない!! 狼子を・・まさか先輩の事も――ッ!!!!」 「だとしたら?」 「こ、この野郎ォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!」 全てを理解した時には既に遅い、怒りが体中に込み上げ熱くなるのを感じた辰哉は我先にと務に 拳を向けるが・・武道をやっている務はひらりとかわすと返す刀で辰哉の鳩尾に一発放つ、突然の 痛みに辰哉は胸を必死で抑えながら苦情の顔つきのまま務を睨みつける。 342 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 21 11 54.81 ID pUoBKqBc0 「中野の後輩だけあって少しはやるのかと思ったんだが・・とんだ期待はずれだな」 「畜生ッ!! 狼子を・・狼子を離せ!!!」 「・・おい、少しこいつで遊んでやれ」 「「「「「はい!!!」」」」」 務の指示に5,6人の柔道部員達が我先にと辰哉に牙を向く、辰哉もこのままではやられまいと 必死で抵抗するのだが相手は柔道の有段者で自分より格上・・しかもそれが数人いるとなると 太刀打ちすらできないもので成す術もなく辰哉はやられてしまう。 そんな光景に務はうっすらと笑みを浮かべたまま黙って見つめ続ける、辰哉の方は色々やられて 吐血をしながらも力の限り必死で抵抗するのだが立つのさえ精一杯な状況、そんな光景に狼子は 堪らず目を瞑り現実を忘れようとするのだが務がそれを許すはずもなくゆっくりと狼子の方へと 向かうと顔を無理矢理辰哉の方に向けさせる。 「ちゃんと見てやれよ。彼氏が必死で頑張ってるだろ」 「ッッ!!」 「やめ・・ろ・・狼子に触れるなぁぁぁぁ!!!!」 「辰哉・・」 「いい心がけだ」 残虐な宴は更に続きついに辰哉は朦朧としてしまってついに意識を失う。その光景に務は物足り なさげな表情をしているのに対し、狼子は余りにもの光景に身体は竦み声すらも出ない。 343 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 21 14 10.70 ID pUoBKqBc0 「あらら・・台本どおりに粘れよ。骨まで折るつもりだったのに、一応殺してはいないな」 「「「「「はい!!!」」」」」 「辰哉ぁ・・」 狼子はもうすすり泣くことしかできない、その光景に務は愉悦の表情で全てを見回す。 そんな状況が数十分続いただろうか・・突如として部室が轟音をうならせドアがぶち破れる、突然の 光景に務以外は行動をやめてドアの先一点に視線を集中させていたがそこからは2人の美女が現れる。 「・・・刹那、狼子を回収しろ」 「コクッ」 「刹那・・それに聖さん」 刹那を引き連れて現れたのは元不良でその2つ名は血に飢えた狂犬・・相良 聖その人であった。刹那は 聖の指示どおりに狼子の縄を解いて回収するとそのまま出口付近に退避する、対する聖はこの惨状を 見て全てを理解するとゆっくりと務の前まで歩みを進める・・ 348 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 22 04 45.63 ID pUoBKqBc0 「黒幕はてめぇだな・・部長さんよ」 「予定通りか・・台本どおりに期待を裏切らないね」 何故聖がここに来れたのかと言うとそれは狼子が連れ去られる前にに遡る、狼子の方はというと打ち合わせ どおりに背後から無理矢理気絶をさせられてこの柔道部の部室へと運び込まれた。しかしこれまた偶然にも 刹那がその光景をバッチリと見ておりそれを聖に知らせここまで来たと言うことだ、ちなみにドアの方はと 言うと鍵が掛かっているのはすぐに分かったため渾身の一蹴りで簡単にぶち破ったのだ。 聖が来てもまだ余裕の表情を保っている務に対して聖の方は怒りに染まった鋭い眼光で務を睨み上げると ありったけの怒りを込めて咆哮を上げる。 「てめぇ・・ただで帰れるとは思っちゃいないだろうな!!!」 「フフフッ・・フハハハハハハ!!!! 本当に期待を裏切ってくれないな君は」 「・・何が可笑しい」 「悪いが俺はこれから生徒会での会議があってね。少し席を外して貰うよ・・心配しなくても代わりは入る。おい!!」 務の一声によって部室からはぞろぞろと柔道部員が集まり、その数は全て合わせると40人は固い、この学校は 柔道に関してはかなりの人数がいるのでこれでも本の一部と言ったぐらいか・・務は軽く準備を整えると部員達に 一言残す。 350 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 22 05 24.25 ID pUoBKqBc0 「逃げるのか・・」 「粋がるなよ、いくらお前が強かろうが所詮は女だ。体力自慢でしかも有段者のこいつらには適わんだろうな・・ お前ら、ここからは自由だ。こいつらに薬を盛ろうが愉しもうが好きにするんだな」 「「「「「「おおおおっ!!!!!!!!」」」」」」 務の一声によって全ての柔道部員は盛りがついた犬のように喚き興奮する、しかし聖はそれらの柔道部員達に 怯える様子もなく静かに務に向けて一言発する。 「じゃあな・・」 「・・てめぇのシナリオ、いつまで持つかな?」 「恐怖の余り狂言か・・やれ」 務が裏口から消えて行くのと同時に柔道部員達は一斉に聖に向かい始めた。 351 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 22 06 44.16 ID pUoBKqBc0 無事に裏口から出た務はそのまま染み付いた制服の匂いを協力な消臭剤で消すと何食わぬ顔で生徒会室へと 向かうが、どうも聖の言葉と余裕の姿勢が一々引っかかってしまう。 (チッ、俺のシナリオは完璧だ・・中野の停学が終わったらそこにはヤク中と化した旧友との再会だ。 アドリブなど要れる隙もない筈だ) 今までに自分がプロデュースしたシナリオは何ら誤差もなく完璧に遂行できたと務は判断している、売春や いじめ等の黙認を握って脅している教師は3人ほどその中には自身の顧問である柔道部の顧問の名前も 入っている、だから自分には逃げ道はいくらでもあるし手は汚れない。 そう判断した務は生徒会室へと入るのだが・・そこには誰もいなく驚くべき人物が務を出迎えてくれた。 「よぉ・・プロデューサ」 「ききき・・きっ、貴様は中野 翔!!!! それに会議は――ッ!!!!!」 「ああ、それなら急遽中止になったってよ。舞台はここからが本番だ・・」 なんとそこにいたのは停学中で今は家にいるはずの翔本人であった、突然の翔の来訪に務は動揺を隠せず 持っていた資料をばさばさと落としてしまう。しかし翔はそれにも目もくれずそのまま立ち上がるとゆっくりと 務の方へと歩みを進める。 「・・今回は俺を嵌めただけじゃなく、よくもダチまでやってくれたな!!!!」 「今更、言っても遅いよ。今頃は部室で楽しい打ち上げでもやってるんじゃないか?」 動揺していた務ではあるがすぐに今の状況を思い出すとシナリオはまだ修正可能だと判断する。 しかし当の翔は暫くじっと黙っていると・・すぐさま猛スピードで左ストレートを務の顔面にぶつける、務は決して 油断していたわけではないのだが翔のスピードが余りに早すぎたので対処しきれずそのまま綺麗に左ストレートを 貰ってしまったのだ。殴られて出た血を右親指で拭き取ると務はそのまま柔道の構えに写る。 352 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 22 08 45.50 ID pUoBKqBc0 「フフフッ!! 少しはやるじゃないか・・だけどさっきの不意打ちはもう効かん! これでも俺は黒帯を持っているぐらいだからな」 「だからどうした、あいつも言ってたと思うがもうてめぇの書いたシナリオはお終いだ・・こっからはぶっつけ本番のアドリブだけだ!!!!」 「(構えも何もない隙だらけな姿・・勝ったな)強がりを・・俺のシナリオは完璧なんだぁぁぁぁ!!!!!!」 先手必勝と言わんばかりに務は翔に襲い掛かる、そして翔の学ランを掴むとそのままがっちりと構えて柔道の 基本である全身全霊の力を込めて投げようとする。そして務は学ランを持ったままそのまま投げる・・計算では 床の方は固く翔は素人なので受身は絶対に取れないと踏んで更には頭から打つように微妙にコントロールを しているので務は内心ほくそえむ。 そのままゆっくりと翔の亡骸を見ようと視線を見るが・・務が持っていたのは翔のビリビリに破けた学ランの 残骸、そしてそのまま務の体からは何かに当たった鈍い音が響く。務が気がついた時には自分は倒れてて肩から 体中に掛けて激痛が走りこの世の物とは思えない叫び声を上げる。当の翔はというと椅子を片手に務の様子を じっと見つめていた・・ 353 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 22 10 07.62 ID pUoBKqBc0 「ギェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!! 痛い!! 痛ェ!!!!!!!!!!!」 「てめぇが俺の学ランに掴む事は予測済みだ。だから俺は予め学ランにお前が投げたら切れるように細工をして 学ランが切れたらその隙にこの椅子でお前の方をブッ叩いたんだよ。俺は昔から喧嘩ばっかしてたがてめぇの ような格闘技経験者とも何度も喧嘩したから癖が分かるんだ。 ま、その様子だと多分神経の2本ぐらいは切れてるようだな・・」 「ごのやどう・・・」 「・・てめぇのした事はこんなんじゃ足りねぇんだよ!!!!!!!!!」 「ぎ、ギギャァァァァァァァァ!!!!」 そのまま翔は手に持った椅子を振るい、務の体中にこれでもかと言うぐらいに椅子を思いっきり叩きつける。 普通なら骨が折れそうな感じだが務の場合は柔道を嗜んでいたともあってか骨は折れず全身打撲程度で済んだ。 数分後、務は動くことさえも精一杯で全てが終わったと判断した翔はそのまま椅子を放り投げる。 354 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 22 11 10.44 ID pUoBKqBc0 「アガガ・・ガガッ・・・」 「フンッ、これぐらいじゃまだ足りんが・・人殺しにはなりたくないからな」 そのまま翔は目を瞑ると・・誰かに向かって声を掛ける。 「おいっ!! いい加減出て来たらどうだ・・ナンバー2さんよ」 「流石だ・・中野 翔君。いや殺戮の天使だったかな・・」 翔の声に合わせるように生徒会室の窓から現れたのは3年生、応援団参謀役副長の宗像 巌。 筋骨隆々でいかにもな感じだが性格は仏を具現化したようなもので別名、仏の宗像・・彼ら応援団の活動は 部活内外で有名であり時には他の部活での揉め事も片付けるといった荒行事を行う事もある。 「こいつ・・五十嵐 務は前々から応援団でもマークをしていた人物だったんだが中々手を出せなくてな。 尻尾を出す機会をずっと伺ってたのだ」 「そんなにこいつは有名だったのか・・」 「ああ、OBや辞めた連中に聞いたが・・柔道部の実情は本当に酷かったらしい。会員制の乱交や売春や 援助交際の手引きは当たり前、さらには薬や色々な事まで手を出してたらしいからな。さらに生徒だけではなく 教師も意図的に巻き込んでいたのだから余計に始末が悪い」 巌から実情を聞かされた翔であったがまさかこれほどまでとは驚きを隠せないものだ、しかしながら何故、務は 自分にこうまでして恨みを持っているのかは解らない・・だけども今はそんな事より聖達の安全が第一だ。 355 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 22 12 39.98 ID pUoBKqBc0 「あいつらは・・」 「・・心配しなくてもさっき柔道部に乗り込むために応援を引き連れた桃井から連絡があった。 一応全員無事だそうだ、しかも駆けつけた時には女1人で柔道部全員倒した後だったみたいだぞ」 「あいつらしいな・・そこまで強くなってたのかよ」 「後はこっちの仕事だ。こいつから色々吐き出して全ての事実を明るみにする、こればかりは学校の 問題を大きく逸脱してるしな・・」 巌の言う通り、ここまで来れば学校問題だけでは済まされないだろう。一応務たちは未成年と言う事で それなりには甘くしてもらえるのだろうが、それでも全校生徒達に与える衝撃は凄まじいものだと容易に 想像できる。巌は務を抱えるとこのまま職員室へ連行してこの後予定されている職員会議で務の実態を ありとあらゆる所からいぶり出すつもりだ。 しかし翔は巌を見てるととある事を思い出す。 356 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 22 13 35.17 ID pUoBKqBc0 「んなことより、早く団長とくっつけよ。もういい加減、何回ぐらい振られてるんだ?」 「それは君には関係ない話だ・・」 「全く、そんな逃げ腰だから振られるんだよ。あっ、そうだ・・学ラン代持ってくれないか? 俺のお陰でそいつ捕まえられたもんだし・・」 「・・図々しい奴だ。ま、今回ばかりは特別にいいだろう」 「さすが応援団の仏様だ!」 巌は財布から万札2枚取り出すとそっと翔に手渡す、これで新しい学ランが買えると踏んで喜んでいた 翔であったが巌が一言。 「釣りはちゃんと返せよ」 「・・ケチ野郎」 「それと早く保健室に行って来い」 「お前そんなんだから女にモテないんだよ」 最後の翔の言葉を無視して巌は務を抱えながら生徒会室へと消えていった・・ 357 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 22 16 15.97 ID pUoBKqBc0 エピローグ 巌から言われて翔は保健室に行くとベッドには意識を失ったまま倒れてた辰哉とそれに付き添って眠っていた 狼子の姿があり、心配させられたものだが辰哉の方は命に別状はないらしく後もう少ししたら目を覚ますそうな。 それとなぜかその横のベッドには応援団の補佐である桃井 国仁が眠っていたのだがその理由は聖が全ての 柔道部員を倒した後にその巻き添えを見事に喰らって気絶・・とかなり不幸な偶然である。 その聖はと言うと向かってくる柔道部員を片っ端からなぎ倒し本人は無傷の状態でピンピンしていた。 本人曰く、こういった異種格闘戦はもう手馴れているようで準備運動にも満たないぐらいだったようで動き足りない ようだ。礼子の方はと言うとこれから行われる職員会議の準備で忙しいらしい、怪我人をたったと手当てすると そのまま保健室から立ち去ってしまったようだ。 「しかし、柔道部全員なぎ倒すとか・・お前らしいと言えばお前らしいな」 「でもあんなので俺を倒そうと思ってたなんてあの部長も思ってたより頭悪いんだな」 「♪♪」 それで刹那の方はと言うと柄にもなく狼子を心配しながらも狼子が眠ってしまったと判断するとそのままいつもの ように聖に懐き至福の一時を過ごしている。 365 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 23 01 44.87 ID pUoBKqBc0 「で・・あの、刹那ちゃんだっけ? こいつは俺の彼女なんだけど・・」 「黙れ・・殺すぞ!」 「だそうだ。こいつは頭が固くてバカだもんな刹那~♪」 「♪♪~」 (俺って・・一体) 翔が隅で凹んでのの字を書いている中で長らく眠っていた辰哉がようやく意識を取り戻す。 「狼子!!! ・・ハッ、ここは保健室か。狼子起きろ」 「う、う~ん・・あっ、辰哉!! 目が覚めたのか」 「ああ・・怖い思いさせてゴメンな」 「バカッ!! でも辰哉が無事で良かった・・なんか噛みたくなってきた、噛ませろ!!」 「いででででで!!!! お、俺はまだ怪我してるんだぞ・・」 しかし辰哉はこれも悪くはないなと思いながら今までの経緯を狼子に尋ねる。 366 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 23 02 26.38 ID pUoBKqBc0 「と、ところで・・あれからどうしたんだ?」 「お前が気絶した後、あれから聖さんが助けてくれて柔道部全員をなぎ倒してくれた」 「そうだったのか・・相良さん、ありがとうございます」 「俺よりも刹那や狼子に感謝しろ。お前が眠ってる間、ずっと付き添っていたんだぞ」 ちょっぴり先輩の威厳を見せつつ聖は刹那を離すとゆっくりとまだ落ち込んでいる翔の方へと向かって蹴りを入れる。 「痛ッ! 何すんだよ!!」 「うるせぇな!! いつまでもボサッとするな!!」 「ったく・・おっ、目が覚めたのか」 「先輩!! どうしてここに・・それにあいつは!!!」 辰哉が一番気になるのは務の行方、それに何故停学中の翔がこんなところにいるか謎であったが翔は順を折って 今までの経緯とこれまでの行動を説明する。 367 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 23 06 52.25 ID pUoBKqBc0 「まぁ、落ち着け・・奴は俺がブッ倒した後、応援団に引き払った。そんで俺が何故こんな所に入るのかと言うと・・長年の勘だ」 「はぁ・・」 という訳でもなく、これは翔が思いついたの策の内。あの時、友に頼んだのは完全なフェイクで務に友と打ち合わせを して時間稼ぎを立案しているように思わせるため。務の配下の柔道部員に聞こえるようにわざと目立ったような 行動をしながら友に辰哉の事を頼み込む。しかし本当の頼みは友は役員をしているのでその伝で生徒会の スケジュールを聞き出して務の日程表だけを改ざんして生徒会の会議がない日を会議のある日と書いて その日程表を友にすり替えてもらう。 こうして翔は誰も居ない生徒会室に務を待ち伏せて襲撃する事が出来たのだ、例え友が日程表のすり替えが 失敗しても停学届けを出す時に職員室から頂戴した原本の日程表は務のファックス番号と一緒に友に渡して あったので絶対に成功すると確証があったのだ。 368 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 23 08 15.68 ID pUoBKqBc0 「ちょっと待ってください。それだと友ちゃんが予め翔さんと綿密に打ち合わせしているのが絶対条件じゃないですか!! いつの間に・・」 「確かに最初お前を呼び出した後、俺は友ちゃんにお前を止めるように頼んだ。 しかしそれは俺が奴らに時間稼ぎをしているように思わせるための芝居・・その後、俺は携帯のメールで本当の 用件を友ちゃんに頼み込んだんだ。 流石にこればかりはお前の事の後だから引き受けてくれるのか不安だったけど・・友ちゃんは引き受けてくれた。 こうして俺の策は完成して」 「あいつは自分で書いたシナリオどおりに動いていると思っていたが実態はてめぇが書いたシナリオ通りに事は 進んでいた・・ってことだな」 「おおっ、お前にしてはよくわかったな!」 「気にいらねぇな、そんな女々しいことしなくても直接ぶっ潰せばよかったじゃねぇか!!!」 「それができねぇからこの策を思いついたんだよ・・」 策を好まず正面から潰す聖らしい意見でもあるが、しかしながら翔の方法でも無事に務を潰す事が出来たので これも良しと考えるのも悪くはないと思うのであった。 369 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 23 12 15.62 ID pUoBKqBc0 翌日、全校生徒や保護者を交えた集会が開かれ重苦しい雰囲気の中で校長が事後報告を始める。 今回の件で処分者はかなりの物となり柔道部に関しては務も含めて約半数に上り、そのうちの8割方が 部活は退部させられ中にはその中には退学者もありこの学校で一大勢力を誇っていた柔道部はものの 見事に崩壊する。 教師に関しても務に握らされた者は全員懲戒免職処分となり教育委員会の厳しい取調べや社会的責任を 下されるのは間違いなく、いくら務に脅されてたとはいえ事実は事実なのでそれに対する処分は 相当きつい物となるだろう。 務に関しては退学処分は無論の事、更には押収された数々の証拠を警察に突き出され刑事処分を待つ身と なっている、更に昨日の柔道部室の様子をビデオで録画した映像が全校集会に流され会場にいた生徒は 無論の事、保護者からも普段の務のギャップをかなり感じかなりのショックを受けたようで終始無言のまま 事の流れをただただ聞いている。 このような証拠を誰がどのように集めたのかは語る必要はないとも思うので流しておく、非常に重苦しい 雰囲気のまま波乱の全校集会そのまま幕を閉じた。 370 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日: 2008/08/05(火) 23 13 48.40 ID pUoBKqBc0 「しかし、あいつの動機があんなしょうもなかったものだったとはな・・お前覚えてるか?」 「全然。それに振った奴の事なんて一々覚えてねぇよ」 全校集会が終わった後、当事者である聖と翔は務の動機を聞くことができたのだが・・その動機はあまりにも 下らない物で聖に関しては女体化した時に一番に告白したのだがあっさりと振られたのと翔の場合は昔に 翔が中学生の時に徹底的にやられたのを恨みに思いこの事件を起こしたそうな。 2人とも動機を聞かされた時には昔の務の事など点で覚えているはずもなく、余りにものアホらしい動機で 何度もお互いの顔を見合わせたほどだ。 「そういや、椿が珍しく遅く帰った事があったな。何をしてるのやら」 「お前と違って健全な方だろ。お前も少しは家族は労れよ」 「へいへい」 さっきの2人の会話で務の存在は綺麗さっぱりと消え去る、元々2人にとっては務などそのような存在なのだ。 青々とした空が2人をじっと見守り時は進む・・ ―fin―