約 3,112,008 件
https://w.atwiki.jp/ryu-ga-gotoku/pages/10.html
https://w.atwiki.jp/ryu-ga-gotoku/pages/13.html
https://w.atwiki.jp/hattan/pages/109.html
手に取った 慶びいつも 耐え難く 過ぎ行く日々に 揺れる心に 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/3530.html
悪け猫│和│獣部│ http //www10.plala.or.jp/cotton-candy/momomi2/maki-3363.htm
https://w.atwiki.jp/ryu-ga-gotoku/pages/25.html
https://w.atwiki.jp/ryu-ga-gotoku/pages/16.html
https://w.atwiki.jp/ryu-ga-gotoku/pages/22.html
https://w.atwiki.jp/ryu-ga-gotoku/pages/9.html
https://w.atwiki.jp/ryu-ga-gotoku/pages/12.html
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/79.html
殺意は昏き火が如く ◆ZbL7QonnV. 「ち……さっきの奴は逃しちまったか……」 流竜馬は苛立っていた。自分が現在置かれている今の状況に、激しく怒りを憶えていた。 何もかもが気に喰わなかった。 このクソッタレなゲームの事も、こんな馬鹿げたゲームを企てたあの化け物も、そしてそれに巻き込まれてしまった事も、全てが苛立ちの対象だった。 生きる為に他人を蹴落とす。これは、まだいい。これまでに繰り広げた戦いの中でも、そういった局面には何度も出くわしてきた。 他人の為に自分を犠牲にしてやるなど、甘ったれたガキの考えだ。名前も知らない他人の為に、自分の命を譲ってやる道理は無い。 だが……それでも、この状況は気に喰わなかった。 あんな得体の知れない化け物に従わされている事が、無性に腹立たしかった。 そして、なにより――永らく待ち望み続けていた復讐の機会が奪われた事が、なによりも我慢ならなかった。 「さっきのジジイみてえに、俺以外の全員が殺る気になってるって言うんなら、面倒臭え事は考えずに済むんだがな……」 獰猛な殺気を隠そうともせずに、竜馬は冷たい声で言う。言葉の内容とは裏腹に、男の声に情容赦など微塵も無かった。 ……以前の自分ならば、こんなゲームに乗ろうとは思わなかったのかもしれない。 ここから抜け出す方法を、必死に探し出そうとしたのかもしれない。 だが……長い獄中の生活は、彼を変えてしまっていた。 自分を裏切ったあの男……神隼人。 かつては戦友でありながら、自分を裏切り獄中に貶めた神隼人!! 奴に対する激しい憎悪が胸の奥に積み重なり、このドス黒い復讐心以外には何も残らなくなってしまった。 そしてその復讐心は、今この瞬間も自分を燃やし続けている……。 「待ってろよ、早乙女のジジイ……それに、隼人……! このゲームから抜け出して、てめえらを必ず血祭りに上げてやる……!」 ……思い出す。 復活の早乙女、空を覆い尽くさんばかりのゲッタードラゴン、それに単身立ち向かう自分。 そして……ゲッターG軍団との戦闘中、のうのうと自分の前に姿を現した裏切り者の神隼人。 もう少しだ……もう少しで、あの裏切り者をブチ殺してやれたものを……!! 「俺が戻るまで……絶対に死んだりするんじゃねぇぞ……!」 憎悪に目をギラつかせながら、流竜馬は拳を握る。 迷いは無かった。この手で隼人を地獄に叩き落してやれるのならば、他など知った事ではない。 このふざけたゲームで勝ち上がらなければならないのなら、そうしてやるまでの事だった。 かつての愛機――ゲッター1のマントさながらに、大雷鳳のマフラーは吹き抜ける風に棚引いていた。 【流 竜馬 搭乗機体:大雷鳳(バンプレストオリジナル) パイロット状態:良好 機体状態:良好 現在位置:C-8 第一行動方針:サーチアンドデストロイ 最終行動方針:ゲームで勝つ】 【初日 13 30】 BACK NEXT 迷いの行く先 投下順 カフェタイム ―あんたらつくづく…― インターミッション 時系列順 月の戦神と黄金の指 BACK 登場キャラ NEXT 憎悪 竜馬 それぞれの立場 それぞれの道