約 1,709,646 件
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/89.html
ツイッターの流れからの妄想 コンコン 桐乃 「……ふぁ~い」 かちゃ 黒猫 「失礼するわ。……具合はどうかしら」 桐乃 「あれ……あんた、お見舞いに来てくれたの?」 黒猫 「別に。……フッ、病床で弱っているあなたを嘲笑いに来たのよ」 桐乃 「あっそ。相変わらず口だけは……こほこほっ」 黒猫 「いいから、横になっていなさい。……あなたが体調を崩すなんて、いつぞや以来ね。どうせまた無茶をしたのでしょう」 桐乃 「――だってさ、今月末って期待のエロゲーの発売ラッシュなんだよね」 黒猫 「…………は?」 桐乃 「月末をその為にどーしても空けておきたくって、仕事とか部活とか詰め込みすぎちゃったのが原因、かなァ」 黒猫 「…………これ以上無いという程あなたらしい理由で呆れ果てたわ。もう帰っていいかしら」 桐乃 「ええ~、もうちょっと居てもいいじゃん? もう暇でヒマで死にそうなんだからさ」 黒猫 「暇潰しに付き合いに来たわけではないのだけれど……。……はい、これ」 桐乃 「ん、お椀?」 黒猫 「……卵粥よ。おば様にキッチンを貸してもらったわ」 桐乃 「お~っ、さすがアタシの心の妹! 以心伝心ってヤツ? 丁度食べたいと思ってたんだよね~♪」 黒猫 「誰が妹よ。……あれだけ怨念の篭ったメッセージを送っておいてよく言うわね」 桐乃 「そうだっけ? 熱のせいであんまり覚えてないし☆」 黒猫 「……はぁ、いいからさっさと食べなさい」 桐乃 「はいはい。……もぐもぐ……。うん、あんたやっぱり料理上手だよね~」 黒猫 「……こ、こんなものは慣れよ。私の妹たちにも、病気をしたときにはよく作って食べさせてあげているから」 桐乃 「ふぅん、いいなぁ妹ちゃん~。食べさせるときは、こう、おかゆ掬ってふーふーしてあげるんでしょ?」 黒猫 「え……、ま、まぁ、そういうこともあるわね」 桐乃 「んじゃ、あたしにもふーふーして♪」 黒猫 「なっ、何がふーふーよっ。その図体で何を甘えたことを言っているの、気色の悪いっ」 桐乃 「ちぇ。風邪ひいたときくらい労ってくれてもいいじゃん」 黒猫 「十分労っているでしょう。――それを食べたら、薬を飲んで大人しく寝るのよ?」 桐乃 「え、もう帰るの?」 黒猫 「病人の部屋に長居も出来ないでしょう。うつされてもしたらいい迷惑だわ」 桐乃 「そっか。…………その……あ、……ありがと……ね」 黒猫 「……ず、随分としおらしいわね。フッ、そんな風なら、もうずっと風邪をひいていたほうが周囲の為になるのではないかしら」 桐乃 「う、うっさいっ。――けほけほっ」 黒猫 「全く……仕方ないわね。珍しく殊勝なあなたに、この私が病魔を滅す、とっておきの“呪い《おまじない》”をかけてあげるわ」 桐乃 「へ?」 黒猫 「(耳元で)……早くよくなってね……、“おねえちゃん”」 桐乃 「――……き」 黒猫 「き?」 桐乃 「キタ──────(*゚∀゚)────── !!!!!???」 ガバッ! 黒猫 「ちょっ、待っ、お、落ち着きなさいっ!?」 黒猫 「けほっ、けほっ」 京介 「大丈夫か黒猫? 今度はお前が風邪か、最近流行ってるのかね」 黒猫 「……けほっ……、……強力すぎる“呪い”というのも、恐ろしいものね……」
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/50.html
黒猫 「……いらっしゃい。待っていたわ」 京介 「よう。お邪魔するぜ」 桐乃 「あ……えと、お邪魔します。……悪かったわね、アタシまで一緒に呼んでもらって」 黒猫 「別に構わないわ。……あなたに声を掛けないと、当日になって家の周りに不審者が徘徊しそうな気がしたから」 桐乃 「……不審者って誰・の・事ォ?」 黒猫 「フッ、自覚はあるようね?」 中猫 「あ、京にぃ、キリ姉ぇ、こんばんはっ!」 下猫 「いらっしゃいませっ。きょうにぃさま、きりねぇさま」 桐乃 「こんばんは、妹ちゃんたち~……って、何このコス!? サンタ!? ――ヤバい、チョー可愛いんですケド!?」 中猫 「あ……はは、これルリ姉のお手製。ウチじゃ毎年クリスマスはこんな格好でやるんだよ。そろそろ恥ずかしいんだどね~」 桐乃 「うはぁ~、ヤバすぎ、このコス最高! ちょっと、写メ! 写メ撮っていい!?」 黒猫 「……どちらかと言うと、そこで携帯を握り締めている変態のテンションの方がヤバいわよ。保護者でしょう、何とかしなさい」 京介 「いや……ホントすまん。アレはもう俺にはどうにも出来ん」 黒猫 「はぁ……、仕方ないわね。どうせこうなるとは思っていたから、あなたの分のコスも用意してあるわ。こっちに来なさい」 ☆ 桐乃 「お待たせ~! ふふ~ん、どう? アタシのサンタコスは?」 京介 「……何か、夜の繁華街に居そうd」 がすっ! 京介 「ぐおっ!? な、何しやがる!」 桐乃 「うるさいっ! もうちょっとマシなこと言えないワケ!?」 京介 「他にどう言えってんだ……って、黒猫は?」 桐乃 「あんた、早く入って来なさいよ」 黒猫 「……わ、分かっているわよ。……こ、こんな感じなのだけれど……どうかしら」 京介 「ぉ……おぉ、ネコ耳サンタか。お前らしいな、よく似合ってる」 黒猫 「そ、そう。…………ありがとう」 桐乃 「……アタシと随分扱いが違わない? やっぱネコ耳も付けるべきだったかなァ」 京介 「いや、お前が耳や尻尾付けても、さっきの方面に磨きがかかるだけだと思うz」 どかっ! 黒猫 「……人の家であまり暴れないで頂戴。クリスマスくらい仲良く出来ないのかしらね、あなたたちは……」 ☆ 京介 「ふぅ、食った食った、ご馳走さん。うまかったぜ。……あれ、桐乃は?」 黒猫 「居間で妹たちとメルルを観ているわ。……妹たちの相手をしてくれるのは助かるわね、変な悪影響を受けないか心配ではあるけれど」 京介 「まぁ、メルルくらいなら大丈夫だろ」 黒猫 「そうね……。……そ、それじゃ、……あの、これ……クリスマスプレゼント」 京介 「おぉ……サンキュ。開けてもいいか?」 ごそごそ 京介 「……マフラー、か?これも黒猫の手作り?」 黒猫 「え、えぇ。……こんなもので良かったかしら」 京介 「いや、手作りのマフラーとか最高のお約束だろ。しかもコレ、普通に売り物になるくらいよく出来てるぜ?」 黒猫 「……ありがとう。そう言って貰えると作った甲斐があったというものね」 京介 「んじゃ早速巻いてみるか。……ん、随分長いな?」 黒猫 「マフラーは長い方が格好いいと相場が決まっているのよ。本当はお揃いでマントも作りたかったけれど、それは来年以降の楽しみに取っておくわ」 京介 「何か数年後にはどこから見ても立派なダークヒーローになってそうだ!?」 黒猫 「フフッ……期待していて頂戴。……それに、これは“契約の鎖”でもあるのよ。この鎖に繋がれた以上、貴方はもうこの私の“呪縛”からは決して逃れられない、というね」 京介 「ふむ。――なぁ、隣、座らないか」 黒猫 「え? ……えぇ、それじゃ失礼して……」 ちょこん 京介 「……少し、目を閉じてもらっていいか?」 黒猫 「……っ。……こ、こうかしら……」 ふわっ 黒猫 「え……マフラー?」 京介 「せっかくこんなに長いんだし、一緒に巻いたらいいんじゃないかと思ってな」 黒猫 「……そうね。とても……暖かいわ」 京介 「ということで。――これで、黒猫も“契約の鎖”に繋がれたことになるのか?」 黒猫 「……そういうことになる、のかしら。………何人も断ち切ることは叶わない、“永遠の契約”ね」 京介 「それじゃ……契約の儀式をしないとな、瑠璃」 黒猫 「……えっ……、あ……」 ちゅっ -END-
https://w.atwiki.jp/coolpa/pages/297.html
189 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/10/12 20 10 ID apdCblnq 同じ支離滅裂な糞漫画でも、刃森のループ漫画は案外、愛されてる。 刃森は好かれてるのに、矢吹は嫌われてる。この違いは何なんだ? 191 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/10/12 20 23 ID PPryqOXW 189 多分、知欠は作家にあるべき何かが欠けているんだよ。 では何が足りないのか。以下の中から選択してください。 複数回答も可です。 1.画力 2.発想力 3.独創性 4.一般常識 5.人徳 6.その他 195 名前:189 :03/10/12 21 03 ID apdCblnq 191 2~6全部。 「絵も下手だ」という意見もあるが、画力だけならば 漫画家としてのレベルには達していると個人的には思う。 それでも、まあ2~6全てが欠けている漫画家など嫌われて当たり前だろう。 でも、刃森には5を抜かした1~6全てが欠けていると思うのだが。 いや、何故5を抜かしたかというと、葉森スレを見ている限り作者自身は 嫌われていないように感じたからそうしただけで、実際のところはどうなのか知らないが。 203 名前:191 :03/10/12 22 08 ID PPryqOXW 195 話の盛り上げ方がいつも同じループ漫画を延々と続ける刃森と 話の重要な部分を同誌で連載中の別作品からコピペする矢吹。 同じ糞漫画でもつまらなさのベクトルが少々違うかと。 矢吹は多数の盗作疑惑があるのにあの内容ですから。 ゴリ夫はこういう楽しみ方をすれば楽しめますし。 ttp //www1.u-netsurf.ne.jp/~inugo10w/gorio/ 204 名前:189 :03/10/12 22 12 ID apdCblnq 203 誤解を招かないように言っておくけど、オレも刃森スレは好きだよ。 ゴリ汚とか翔とか、漫画自体はどうでも良いが。 209 名前:191 :03/10/12 23 02 ID PPryqOXW 203 盗作疑惑、組織票疑惑、集英社のパーティーでアシスタントに蹴られた話に アシスタントが買物にいってくれないので自分で買物に行っているという話 真偽は定かではないが、こんな噂が立つ矢吹が人々に好かれるとは思えない。 と、ここまで書いたが どうでも良い漫画と盗作疑惑が濃厚な漫画の2つでは まだ前者が好かれる可能性が高いというだけの話の気がしてきた。 211 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/10/12 23 25 ID RSNsayzA 209 >集英社のパーティーでアシスタントに蹴られた話に >アシスタントが買物にいってくれないので自分で買物に行っている このふたつマジか(w。 気持ちわかるけど(w。 298 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/10/14 01 23 ID xX3n8xG/ 今頃の知欠の状況↓ 知欠「おーい、そろそろガングレイヴ始まるからビデオの用意しとけよ。」 アシ「はーい」 知欠「それと少しでもかっこいい表現出てきたら速攻メモれよ?」 アシ「わかってますよ」 323 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/10/14 17 20 ID 3gy6dDqb 「諸君、私はパクリが好きだ」 「諸君、私はパクリが好きだ」 「諸君、私はパクリが大好きだ」 「キャラをパクるのが好きだ。設定をパクるのが好きだ。ストーリーをパクるのが好きだ。背景をパクるのが好きだ。戦闘描写をパクるのが好きだ。効果音をパクるのが好きだ。台詞回しをパクるのが好きだ。服装をパクるのが好きだ」 「漫画から、アニメから、ゲームから、ドラマから、小説から、映画から、このメディア上のありとあらゆる所からの盗作行動が大好きだ」 中略 「諸君、私はパクリを地獄のようなパクリを望んでいる。諸君、私につき従う知欠アシ諸君、君たちは一体何を望んでいる?更なるパクりを望むか?情け容赦の無い糞の様なパクリを望むか?鉄雷風火の限りを尽くし、三千世界の黒猫信者を殺す嵐のようなパクリを望むか?」 ガガガガガガガガッ 「パクリ!!」「パクリ!!」「パクリ!!」 「よろしい、ならばパクリだ」 「我々は満身のパクリをこめて今まさに書き下ろさんとする原稿用紙だ。だがこの暗い邪馬台国打ち切りの底で、何年もの間耐え続けてきた我々に、ただのパクリではもはや足りない!!」 「パクリを!!一心不乱のパクリを!!」 「我々はわずかに一漫画家と、五名に満たない知欠アシにすぎない。だが諸君は一騎当千の古パクリと私は信仰している。ならば我らは諸君と私とで総兵力一億と五千人の盗作集団となる」 「我々を打ち切りの彼方へと追いやり、眠りこけている連中を叩き起こそう。髪の毛をつかんで引き摺り下ろし眼を開けさせ思い出させよう。連中にパクリの味を思い出させてやる。連中に我々のペン先の音を思い出させてやる」 「連載と打ち切りのはざまにはやつらの哲学では重いもよらない事がある事を思い出させてやる。六人のブラックキャットの盗作団で、世界をパクリ尽くしてやる」
https://w.atwiki.jp/aokiryu/pages/13.html
ああ
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/56.html
(7巻直後から 告白シーン プロット 8/18夕) えっ?! 一瞬、自分の耳を疑う京介。しかし思い詰めた表情の黒猫を見て ただならぬ意志の強さを感じ取る。 京介「・・・本気、なのか?」 黒猫「・・・冗談で、こんなこと言えないわ・・・」 うつむき微かに震えながら立ち尽くす黒猫。あまりのことに言葉が出ない京介。 やがて思いついたようにつぶやく京介。 京介「と、とにかく座ろうか・・・」 二人でベンチに腰掛ける。二人とも無言。しばしの沈黙の後、京介が切り出す。 京介「正直・・・驚いた」 黒猫はずっと無言、うつむいたまま口元をきゅっと結んでいる。京介の返答を待っている。 (目の前にいるのは後輩で黒髪の綺麗な美人だけど厨二病入ってるヲタクっ娘で、 プライドも高くてひねくれ者だけど人一倍頑張り屋で淋しがり屋で、か弱い女の子だ。 そんな子が平凡極まりない俺にあろうことか「告白」をしている。客観的に考えて 答えは一つだろう。・・・だが俺の口から出た言葉はそんな予想に反するものだった。) 京介「・・・少し、考えさせてくれないか?」(・・・何を考えるっていうんだ、まったく。) その言葉を聞いた黒猫は一瞬大きく目を見開いて京介の顔を見上げたが、 すぐまたうつむいて黙り込む。ただその表情は前と違って悲しみを含んでいた。 黒猫「・・・わかったわ。・・・でも、そんなに長くは待てないわ。」 静かに答える黒猫。その言葉を聞いてなるべく早く返答することを約束する京介。 しかし黒猫の表情は変わらなかった。 黒猫「答えが決まったら今度は貴方の方から連絡をしてちょうだい。」 そう言うと黒猫は立ち上がり、振り向きもせずにその場を後にした。 呼び止めることもなく、そのまま残される京介。 (自宅シーン プロット 8/18夜) 家に帰ってきても全てが上の空の京介。まるで「高坂京介」を演じているかのような 不思議な感覚に囚われる。いつもと同じ食卓。いつもと同じ家族。だが自分だけがどこか いつもと違っているというような・・・ そんな"異変"に一人だけ気づいた者がいた。桐乃だ。 部屋に戻る途中で桐乃に呼び止められる京介。 桐乃「・・・・・・アンタさぁ、なんかあったの?」 腕組みをしてぶっきらぼうに尋ねる桐乃。その問いかけに他人事のように感心する京介。 (なぜこいつには分かるんだろうか?)しかし当然のごとく「そのなにか」を答えるわけには いかなかった。なぜならそれは京介自身が答えを出さなければならないことだから。 京介「・・・いや、なにもねぇよ。気を遣わせて悪かったな。」 淡々と答えて部屋に入る京介。その態度にムカついた桐乃、京介の部屋のドアに蹴り一発。 部屋に戻った京介は、これまでのことを考える。なぜすぐに返答しなかったのか? いや、 できなかったのか・・・? 京介「大概そういう時ってのは、他に好きな奴がいる時とかだよな?」 自分にそういう対象がいるのかを自問する京介。 (あやせ? 違うな、好みのタイプだけどいかんせん向こうには変態兄貴と思われてるし。 麻奈実? 確かに麻奈実は幼馴染みでずっと一緒に過ごしてきた俺にとって掛け替えのない 存在だ。じゃあ麻奈実の存在が返答を止まらせたのか? これまで麻奈実のことを「そんな風」 に考えたことはなかった。ただあいつと一緒にいると居心地がよくて癒されて、そんな関係が ずっと続けばいいと思っていたことは確かだ。それは今も変わらない。ただそれが理由でない ことだけは何故か分かっていた。・・・じゃあ、なぜ?) 出口の見つからない迷路に迷い込んだように苛立つ京介。心の中で何かが引っかかっている。 それを探し求めようとする京介。しかしそこで思い浮かんできたのは予想だにしなかった顔だった。 (『・・・なんかあったの?』 桐乃・・・? 何考えてんだ? 妹が返答の障害になるわけねえだろ。 確かに俺はあいつのことが心配で-------) (中略) 京介、自分の思いに決着をつける。桐乃への思い、黒猫への思いに。 次の日、夏コミの打ち上げは、それぞれがそれぞれへの思いを秘めたまま行われる。 打ち上げ終了後、京介は黒猫にメール。 「明日再び"約束の地"で待つ」 (告白受諾シーン プロット 8/20夕) 京介がベンチで腰掛けて待っていると時間通りに黒猫が現れる。 今日は前と違ってゴスロリファッション。カラコンも装備。黒猫の姿を認めると京介は立ち上がり、 導き出した答えを告げる。 京介「こ、この間のことなんだけどさ。考えたんだが、・・・その、・・・俺で良かったらよろしくってことで・・・アハハ」 照れながら話す京介。 京介の答えを聞いて一瞬、きょとんとした顔をする黒猫。その顔を見てもう一度京介が微笑みながら言う。 京介「・・・よろしくな ニコッ」 言葉の意味を理解した黒猫は脇目もふらず京介に抱きつく。ブワッ 京介「おっおい?! 黒猫?!」 京介の腰に回した腕に力を込めながら黒猫が言う。 黒猫「・・・きっと、断られると思っていたわ グス」涙声 泣いている黒猫に慰めるように言葉をかける京介。 京介「そんなことないよ」優しく頭を撫でてあげる京介。 京介の顔を見上げて涙顔の黒猫が問いかける。 黒猫「じゃあ何故すぐに答えてくれなかったの?」 返答に困る京介 「いや、それは・・・」 京介の困惑した表情を見て、はっと気づいたように一瞬表情を変え黒猫が言葉を続ける。 黒猫「・・・ごめんなさい。答えなくても構わないわ・・・だって・・・」 黒猫「・・・だって貴方は"私の方を"選んでくれたのだから」少しだけ微笑んで京介の腕にすがる黒猫 かくして恋人になる二人。 桐乃にはまだ内緒。沙織には後から黒猫が電話で打ち明けたようだ。 ---------------------------------------------------------------------------- ひとまずここまで。この後は初デートシーン、桐乃へのカミングアウトシーンなどを考えてたりします。 ではでは。
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/869.html
『残念な日向』 日向「あたしは…殺されるかもしれない・・・」 珠希「誰にです? どうしてです?」 日向「でも、殺されないにしても夕飯は消されるかもしれない…」 珠希「?」 日向「実はルリ姉のお気に入りのコスプレ服を破いちゃって…」 珠希「ちゃんと謝れば姉さまも許してくれますよ」 日向「それはたまちゃんが普段ルリ姉を怒らせない良い子からだよ!」 珠希「そうなんですか?」 日向「どうしよう、ルリ姉が帰って来る前に何とかしなきゃ…」 ガラガラ 黒猫「ただいま」 日向「!?」 黒猫「どうしたの? 二人してこんなところで」 珠希「姉さま、お帰りなさい、おねぇちゃんが姉様の…」 日向「な、何でもないよ~、ルリ姉おかえり~」 ガバッ 珠希「もがもが…」 黒猫「……何をしてるの?」 ジト 日向「な、何でもないよ、ね~、たまちゃん」 珠希「もがもが…」 日向(やばい、たまちゃんに喋られたらやばい、ルリ姉に部屋に入られてもやばい、 ここは時間を稼がないと…) 日向「そ、そうだルリ姉、今日のご飯な何かなー」 黒猫「お刺身と煮物とお味噌汁よ」 日向「き、昨日の夕食は何だったっけ?」 黒猫「焼き魚とお豆腐とほうれん草のおひたしよ」 日向(ぐぬぬぬ…) 黒猫「それはそうと、そろそろ珠希を離してあげたら?」 日向「え?」 珠希「むーむー」 日向「わああぁぁぁ!! たまちゃんごめんねっ!!」 珠希「はぁ、姉さま、おねぇちゃんが…」 日向「わああああああああああああ!!」 黒猫「大きな声を出さないで頂戴」 日向(やばい、ルリ姉のあの顔、あたしが何か隠し事をしてる事に気づいてる) 黒猫「さぁ、私は部屋に行くからどいて頂戴、日向」 日向(マズイ、今部屋に入られたりしたら確実にルリ姉の雷が落ちる、何とかルリ姉を足止めしないと… たまちゃんが言う様にとっととルリ姉に話して謝っちゃった方が良いのは分かってるけど… 怒られるのも謝るのも少しでも長引かせた方が絶対いい!! こうなったら…) 日向「い、痛たたたた、お、おなかが…」 日向(ルリ姉はこういう時、本気で心配してくれるから仮病で騙してるのはちょっと気が引けるけど ここはなりふり構ってる場合じゃない、この場を凌げば後は有耶無耶にできる…) 黒猫「だ、だいじょうぶ? 日向」 日向「さ、さっき食べたおやつに当たったみたい」 日向(よし、主導権を掴んだ、これで夕食まで大人しく部屋で寝てればルリ姉も怒るに怒れないはず…) 珠希「あれ? おねぇちゃんおやつなんて食べましたっけ?」 日向「!?」 ダラダラダラ… 黒猫「………」 ジト 日向(やばいやばいやばいやばい…) 日向「い、痛たた、さ、さっき転んだ時に怪我した肘が…」 黒猫「そこは膝よ、怪我をした部位を押えるなら場所が違うわ」 日向「!?」 ダラダラダラダラ… 日向(やばいやばいやばいやばいやばいやばい…) 黒猫「日向…脂汗が凄いわよ」 日向「タ、タダノアセダヨ?」 黒猫「やれやれ、どうせまた私を脅かす為に部屋に蛇や蛙の玩具を仕掛けたりしたのかしら?」 日向「ソ、ソンナコトシナイヨ?」 黒猫「嘘おっしゃい、他にも部屋の本を積み木代わりにして遊んだり、教科書に落書きしたり 私の創作ノートで紙飛行機を作ったり、私の寝言を録音しようとしてテープを仕掛けたり 京介を顎で使ったり、私が大事に取っておいたお茶菓子を食べたりしたそうね」 日向「どうしてそれを!?」 黒猫「珠希が教えてくれたわ」 日向「ちょ、たまちゃん!?」 珠希「えへへ」 日向(くっ、珠希ちゃんは嘘が付けないから聞かれたら素直に答えちゃうんだ、迂闊だった…) 黒猫「さて、今度はどんなろくでもない事をしてくれたのかしら?」 日向「わああああ!! ルリ姉ちょっと待って―――!!」 黒猫「なぁに、まだ何かあるの?」 日向(わぁい、ルリ姉のこの疑惑に満ちた眼…、あたしの信用度って凄~い) 日向「え、え~と…」 黒猫「用が無いなら退いて頂戴、部屋に入れないわ」 日向「へ、部屋の中には何もないよ~」 黒猫「珠希、この中には何があるの?」 珠希「おねぇちゃんが姉さまの…」 日向「たまちゃん言っちゃダメ―――!!」 日向(ひーん、この状況で喋られたら弁解の仕様がないよ~ どうしてあたしはとっととルリ姉に謝らなかったんだよ~) 黒猫「やれやれ、もういいわ、開けるわよ」 日向「もうダメだ――――――!!」 ガラガラ 黒猫「!? ………………これはどういう事かしら? 日向」 ゴゴゴゴ… 日向「あわわわわわわわ…………」 日向(ど、どうしよーーーー!! 1.ルリ姉を説得する 普段の状態なら兎も角この状態じゃ無理だよ!! 2.逃げる この状況でルリ姉が逃がしてくれるとは思えない!! 3.脇目も振らずに逃げる ダメだ! ルリ姉からは逃げられない 4.たまちゃんを盾にする それは人間としてやっちゃいけない気がする… 5.土下座 これだ!! もうこれしかない!!) 日向「ルリ姉ごめんなさい!!」 ガバッ 黒猫「………」 日向「………」 黒猫「……………」 日向「……………」 黒猫「…………………」 日向「…………………」 黒猫「……ふぅ、しょうがないわね、日向、顔を上げて頂戴」 日向「えっ、でも…」 黒猫「いいから」 日向「う、うん」 ・ ・ ・ 黒猫「大丈夫、このぐらいだったら何とか直せるわ」 日向「えぇ!? ホントに!? 凄い!!」 珠希「よかったですね、おねぇちゃん」 日向「うん」 黒猫「まったく、素直に謝れば私だって怒ったりしないのに」 日向「ごめんなさ~い」 黒猫「さぁ、そろそろ私は夕食の支度をしないといけないわ、 貴方達は学校の宿題でも片づけてなさい」 珠希「は~い」 日向「あ、あたしの分の夕食は?」 黒猫「心配しなくてもちゃんと作ってあげるわ」 日向「まさか人参ご飯とか出てこないよね?」 黒猫「そんな事しないわよ、それに、そんなに沢山人参なんて用意していないわ」 日向(という事は用意できてたら人参ご飯になってた可能性が… いやいや、ここはルリ姉を信じよう) 日向「じゃあ、たまちゃん行こっか」 珠希「は~い」 黒猫「やれやれね」 ・ ・ ・ 黒猫「お味はどうかしら?」 珠希「美味しいです~」 日向「ルリ姉の料理はいつ食べても美味しいよ~」 黒猫「そう、よかったわ」 日向(ふぅ、一時は当分ご飯抜きを覚悟したけど、たまちゃんのいうとおり、 ちゃんと謝ればルリ姉も許してくれたね、これからは何かあっても 直ぐに謝っておけば大丈夫だよね?) 黒猫「これからは何かあっても直ぐに謝っておけば大丈夫、 …とでも考えてそうな顔ね? 日向」 日向「ギクッ!!」 黒猫「これからはその何かを起こさない様に気を付けて頂戴」 日向「あ、あはは…」 - 完 -
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/26.html
桐乃「ねぇ、ルリ姉」 黒猫「…やはり慣れないわね、その呼ばれ方」 桐乃「そう? あたし結構気に入っちゃったんだけど、もしかして恥ずかしいの?w」 黒猫「べ、別にそんなことは…あるかもしれないわね。くすぐったいわ」 桐乃「あんたも素直になったよねー。昔なら慌てふためいて否定してたのに」 黒猫「いっておくけれど、あなた程変わったつもりはないわよ」 桐乃「まぁねー。成長ってやつ?」 黒猫「ホントに…。まさかあなたが兄離れできるとは思いもよらなかったわ」 桐乃「あたしもいつまでも子供じゃないってことね。ま、今でも京介のことは好きだけど」 黒猫「………ん」 桐乃「だけど、ね…」 黒猫「……?」 桐乃「だけど、同じくらいルリ姉のことも好きだよ?(ジッ」 黒猫「~~~~~っ! とっ、ととと、突然何を言い出すの!?(フイッ」 桐乃「ハイ死んだー! ハイあたし死んだよー! その反応やっぱマジちょー可愛い…。 あたし、姉萌えに目覚めちゃいそう」 黒猫「な、何を気色悪いことを言っているの!? か、顔近いわよ!」 桐乃「ねぇ、ルリ姉………いい、よね…?」 黒猫「やめ…やめなさい、きり…の……んっ」 桐乃「んちゅ…」 黒猫「ってなるわ」 京介「いいから鼻血拭けよ」
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/52.html
コミケ前日ということでこんなSS というか黒猫と瀬菜が二人だけだとどんな会話をしてるのか妄想したかった 黒猫 「結局、今回も最後は泊り込みで徹夜になってしまったわね……」 瀬菜 「まぁ仕方ないですよ。ぎりぎりまで頑張っていいものを作りたいって思うのは当然でしょう?」 黒猫 「……そうね。とりあえず、納得出来るレベルには仕上がったかしら」 瀬菜 「それにしても、五更さんの書いたシナリオがハッピーエンドになったの、あたし初めて見ましたよ」 黒猫 「……そ、そうだったかしら」 瀬菜 「えぇ。これが彼氏持ちの心境ってやつですかね~」 黒猫 「う、うるさいわね。……どうせあなたも私が男女交際とか『意外だ』と思ってるんでしょう」 瀬菜 「勿論『意外』ですよ? でも、それは『今』付き合ってることじゃなくて、とっくに『付き合ってる』ものと思ってたからです」 黒猫 「……同じようなことを真壁先輩も言っていたみたいだけれど、何故みんなそう見えたのかしらね」 瀬菜 「そりゃ、そんだけ親密に見えたからでしょう? 逆に何で付き合ってなかったのか聞きたいくらいですよ」 黒猫 「……その頃はまだ、いろいろと……“壁”があったのよ」 瀬菜 「……そーですか。まぁ恋に障害は付き物ですからね、それを乗り越えてこそ強い絆で結ばれるってもんです」 黒猫 「あら、それは経験談かしら?」 瀬菜 「え、宿命の対決を経てライバル同士が禁断の恋に落ちるのは王道パターンですよ?」 黒猫 「……BLの話を聞きたいわけではないのだけれど」 瀬菜 「冗談ですよぉ~。……ぶっちゃけ、あたしは『そういう心境』になったことないんで、実はさっぱり分からないです」 黒猫 「それこそ意外ね。容姿だけで言えば男は放っておかないレベルだと思うけれど」 瀬菜 「容姿だけなんですか!? ……まぁ、実は中学の頃、クラスの男の子から告白されたこと、あることはあるんですけど」 黒猫 「……そういう気持ちになれなかった?」 瀬菜 「んー、ていうか、自分じゃどうしていいか全然分からなくて。その事、お兄ちゃんに相談したんです」 黒猫 「赤城先輩?」 瀬菜 「そーです。そしたらお兄ちゃん、その男の子呼び出して『妹に近付くな!』とか言っちゃったらしくて」 黒猫 「……」 瀬菜 「結局、それ以降その男の子はあたしに話しかけてこなくなったんです。さすがにそれ聞いて、お兄ちゃんと喧嘩したんですけどね」 黒猫 「……赤城先輩は、どうしてそんなことをしたのかしら」 瀬菜 「分かりません。でもお兄ちゃん、『俺に言われたくらいで諦めるなら所詮その程度の男だ』って」 黒猫 「…………」 瀬菜 「その男の子には可哀相な事をしてしまったけど、その時思ったんです。『好き』っていう気持ちだけじゃきっと足りないんだって」 黒猫 「……足りない?」 瀬菜 「何て言うんですかね……勿論、『好き』って気持ちは一番大事でしょうけど、例えばさっき言ってた“壁”を乗り越える為には『強さ』も必要なんですよ」 黒猫 「……『想いの強さ』ということかしらね。……確かにそうかも知れないわ」 瀬菜 「あれ? それは経験談ですかぁ?」 黒猫 「……っふ、ご想像にお任せするわ。……あなたにもそのうち、その『強い想い』を持った相手が現れるかもしれないわよ?」 瀬菜 「いや~、今のあたしにとって、その『強い想い』で世界の全ての男の人同士が結ばれていますから!」 黒猫 「……はぁ……あなたも大層深い“宿業”を背負って生まれたものね」 瀬菜 「あ、高坂せんぱいは別ですよ? 高坂せんぱいは五更さんの彼氏なわけだし、一応隠れホモということになってます!」 黒猫 「……あなたは人の彼氏を何だと思っているのよ……」 -END-
https://w.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/73.html
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 17 04 58.91 ID bhShE+950 それもそうだな。とりあえずこっちで書いてくことにする 普段は書き溜めて投下するけど、今回は即興でノープランだからオチも山場もないかもしれないけど許してね 京介「そういえばさ、お前ん家ってどんななんだ?」 黒猫「…いきなりどうしたの?先輩」 京介「いや、単純に気になっただけだよ。いつもの面子でお前の家だけどんなのか知らないからさ」 黒猫「…」 京介「やっぱり、悪魔城みたいなかんじなのか?」 黒猫「あなた、それ本気で言っているの?」 京介「半分冗談だ。だが正直、お前が普通の家に住んでいるところが想像できない」 97 :時系列は一応7巻終了後くらいで想像してます:2010/12/03(金) 17 19 26.21 ID bhShE+950 黒猫「…普通の家よ。とりたてて変わったところがあるわけでもないし」 京介「そうなのか?…俺としては一度自分の目で見てみたいんだが」 黒猫「…」 京介「駄目か?」 黒猫「…仕方ないわね。今日は予定を変更して私の家で作業をしましょう」 黒猫の言う作業ってのはゲーム製作の手伝いのことだ。 普段は俺の部屋でやるんだが、俺の部屋でやっていると黒猫が返った後の桐乃の小言がうるさくてかなわない。 京介「サンキュー。…悪いな、押しかけるみたいな形になっちまって」 黒猫「気にしなくていいわ。普段あなたの家にばかりお邪魔させてもらっていたのだから」 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 17 29 43.26 ID bhShE+950 京介「そっか。それはよかった」 黒猫「笑ったら呪うわよ?」 京介「…家見て笑うってどんな状況だ?」 あれ?ひょっとしてまじで悪魔城なの? 黒猫「ここよ」 京介「あれ?なんだ、至って普通の家じゃないか。ザ・日本家屋って感じだな」 黒猫「だから普通だと言ったでしょう。一体何を想像していたの」 京介「お前が笑ったら呪うとかいうからだろ。この家を見て笑えって言う方が……」 ふと、この家からいつものゴスロリのかっこをして出てくる黒猫を想像してしまう。 ぷっ……に、似合わねえ………いかん…いや、しかしこの破壊力は…………こらえろ…こらえるんだ俺。 黒猫「先輩?完全に顔に出ているわよ」 京介「……すまない…ば、馬鹿にしてるわけじゃないんだが」 101 :やべ妹の性格とか知らない:2010/12/03(金) 17 39 56.26 ID bhShE+950 駄目だ、笑ってはいけないと思えば思うほど笑いの沸点が低くなっていく… なんという負のスパイラル。 黒猫「…もう家に入ってもいいかしら?」 ひとしきり悶絶し終えたところで、黒猫が尋ねてくる。 京介「おう…すまんな。お前がなんだか妙にかわいくてよ…」 黒猫「!?そ、そんな言葉でごまかされないわよ?後でしっかり呪ってやるから覚悟なさい」 そう言うと、黒猫はぷいっと向こうを向いてしまう。 黒猫「ただいま」 ???「おかえり~」 玄関を開けると、家の奥の方から声が響いた。 105 :俺はまだ見れてないんだけど、黒猫妹って9話に出たの?:2010/12/03(金) 17 55 22.10 ID bhShE+950 黒猫妹「おかえり、お姉ちゃんと…どちらさま?」 京介「あ、俺は高坂京介。くろね…じゃなかった五更さんの学校の先輩っす」 黒猫「…」 俺が自己紹介を終えると黒猫はなぜかムスッとした表情になる。 今まで妹のご機嫌を伺い続けてきた結果、俺は多少ではあるが他人の感情を読むのが上手くなっていた。 こればっかりは桐乃に感謝しないといけないな。 あれだろ?俺が自分のことを彼氏だと言わなかったから怒ってるんだろ? 黒猫妹「へ~。あ、ひょっとして彼氏!?」 ははは、一瞬でばれてやがる。 俺もいきなり黒猫の家族に「俺が彼氏です」なんてのは言いたくなかったんだが仕方ない。 京介「あ、あはは…そうっす。実は瑠璃さんとお付き合いさせてもらってまして」 いかん、妙に緊張してきた。 いくら黒猫の家族とはいえ年下に敬語とは、俺相当てんぱってるな。 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 18 06 40.48 ID 4aWj2cWo0 出たよ~ 下の妹はですます調で姉さまって呼ぶ 真ん中は喋らなかった 109 : 106まじか…みなさん脳内補完でおねがいします:2010/12/03(金) 18 15 01.65 ID bhShE+950 妹A「そうなんですか。……あのお姉さまに彼氏が…」 妹B「…」 黒猫「しみじみするのはやめなさい」 黒猫とその妹との会話を聞いて一つの疑問が浮かぶ。 そういえば黒猫って家でもあんな…いわゆる邪気眼な感じなのかな。 妹A「じゃあ、私達は部屋にいますから。あ、一応ヘッドホンしとくから大丈夫ですよ?」 何が大丈夫なんだ、何が。 黒猫「…まったくあの子達は……。あなたはそこの居間で待っていて。私は作業用のPCを取ってくるから」 京介「あ、俺も手伝うよ。重いだろ?」 黒猫「ノートだから問題ないわ。あと着替えもしたいから」 そういうことか。それじゃあ待たせてもらうとするか。 京介「わかった。あのこたつのところでいいのか?」 黒猫「ええ」 113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 18 33 35.16 ID bhShE+950 着替えるって私服に着替えるんだよな。 まさか家の中でもゴスロリってことはないよな。 あれ?でもあいつゴスロリ以外の服って持ってんの? ワンピース姿は見たことがあるけど…今は冬だしな。 こたつに入りながらそんなことを考えていると、黒猫が姿を表す。 黒猫「おまたせ」 京介「……・……・…ジャージ?」 黒猫「わ、悪い!?これはこれで便利なのよ!汚れても構わないし、動きやすいから家事もしやすいし!」 京介「だ、誰も悪いなんて言ってねえだろ!?」 なんだろう、ジャージ姿の黒猫を見ていると妙な背徳感に襲われる。 恐らく中学の時のジャージだろう。サイズがピッタリのままなあたり、すくすくと成長している…とは言い難いようだ。 まぁ、こいつまで沙織みたいになってしまったら、俺はもう泣いてしまうかもしれないが。 一応言っておくけど、俺は決してロリコンじゃないよ? 119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 18 52 10.54 ID bhShE+950 誰に対するものともわからぬ言い訳を終えたところで黒猫がこう切り出す。 黒猫「さっさと作業にはいりましょう」 京介「お、おう。そうだな」 黒猫「あなたの仕事は今回もデバックよ。要領は前回と一緒だから… 京介「おう、まかせてくれ。もっとも、俺にはそれくらいしかできないしな」 俺達は黙々と作業を続け、気付けば時刻は18時となっていた。 京介「…腹減ったな」 黒猫「……先輩?よかったら夕飯、ここで食べて行ったら?」 京介「えっ?いや、でもご両親だって帰ってこられるだろ?」 黒猫「どちらも遅くなるわ。…夕飯はいつも私たちだけで食べているのよ」 京介「そ、それにしたって妹さんたちもいるだろ?」 116 書き溜るのってモチべの維持が大変で… やっぱり書き溜めた方がいい?俺以外にも書いてくれる人いるようだし 122 : 116そろそろ終わる気配だから許して:2010/12/03(金) 19 05 50.66 ID bhShE+950 黒猫「……そうね。一応あの子達にも聞いてくるわ。それで、もしよければ食べていってもらえるかしら」 京介「…そうだな。そっちが構わないならありがたく頂戴するよ」 妹A「話は聞かせてもらいました」 京介「うおおお!?いきなり現れるんじゃねえ!どこに潜んでた!?」 妹A「ふすまの向こうです。姉さま、私たちならどうかお気遣いなく」 妹B「…」 部屋にいてヘッドホンしてるんじゃなかったの? 黒猫「…そう。先輩?この子達からもお許しが出たから…」 京介「わかった。今日はごちそうになるよ」 黒猫「そう、よかった。じゃあ、早速作るわね、質素なものになってしまうけれど…」 京介「気にすんなよ。俺は黒猫の手料理なら何でもいいぜ?」 黒猫「ま、またあなたはそんなことを平気で…」 黒猫は照れてしまったのかさっさと台所へ向かって行ってしまう。 うむ、やはり黒猫をからかうのは面白いな。その上かわいいし。 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 19 15 49.69 ID bhShE+950 妹A「姉さま、私たちは部屋で食べますから」 妹B「…」 黒猫「えっ?でも…」 妹A「正直、あの甘々な空気の中は居づらいです」 黒猫「…甘々は認めないけれど、そういうことならわかったわ。できたら持って行ってあげるから、部屋で待ってなさい」 妹A「ありがとうございます」 妹B「…」 黒猫「おまたせ」 京介「…………………割烹着?」 黒猫「わ、悪い!?こ、これはジャージが汚れてしまわないように!」 さっきもこんなやりとりあったな。 そもそも、汚れてもいいようにジャージ着てるんじゃなかったの? 京介「悪くねえよ。意外と似合ってるじゃないか。いい奥さんになれそうな雰囲気かもしだしてるよ」 黒猫「…それは褒められてるのかしら」 125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 19 28 08.91 ID bhShE+950 京介「おう、褒めてるぞ。で、献立は?ご飯、味噌汁、鮭、漬物…」 うん、実に日本人らしくていいんじゃないかな?やっぱり日本の朝食はこうじゃないとな! 黒猫「………ごめんなさい。冷蔵庫の中、ろくなのがなくて」 京介「い、いやいや!俺は気にしてないぞ!?いいじゃないか、実に日本人らしくて!」 黒猫「質素ではあるけれど…そのかわり呪いをかけておいたから」 京介「えっ?呪い?」 黒猫「そう、呪いよ。後でしっかりと呪ってあげると言ったでしょう」 まだ根に持ってたのか…俺もわざとじゃないんだ許してくれ……。 京介「こ、今度はどんな呪いなんだ。まっ、まさか食べたら死ぬとかじゃあ…ないよな?」 自分の顔が引きつっていくのを感じる。 毒ではないにしても、原因不明の腹痛くらいは覚悟しておいた方がいいかもしれん。 黒猫「逆よ」 京介「えっ?逆?」 黒猫「そう。この呪いは、私の味噌汁を定期的に食べないと死ぬ呪いよ」 京介「」 おわり
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/192.html
黒猫: 堀井雄二氏が持つ「ドラゴンクエスト」の文法とは?「I」の成り立ちから「IX」の新たなコンセプトまでを語るhttp //bit.ly/3C6Ekn 黒猫: すれ違い通信はとても面白いシステムだと思うわ。 黒猫: 今後もしも携帯機でドラクエの続編ないしそれに類するものが出るなら、今度は「すれ違い」がウケることが分かっているわけだから、もっと面白くなるでしょうね。 黒猫: 個人的な意見だけど……擦れ違ってやってきた他の冒険者たちを、ルイーダの酒場で仲間にできたら、もっと楽しめたと思うわ。 黒猫: もちろんゲームバランスや容量、その他諸々の問題はあるでしょうけれど。 桐乃: @kuroneko_daten あんたまだドラクエやってたんだ。 黒猫: @kirino_kousaka ……ふん、私はものを買うときは、一生使うつもりで買うのよ。あなたとは違うの。 桐乃: @kuroneko_daten あっそ。んなこといーから聞いて聞いて! 桐乃: @kuroneko_daten あたしラブプラス友達パートクリアした! 黒猫: @kirino_kousaka 知ってるわ。さっきもさんざん自慢していたじゃない。 桐乃: @kuroneko_daten ネネさんはあたしの彼女(´∀`*) 黒猫: @kirino_kousaka 私、そのゲーム嫌いよ。 桐乃: @kuroneko_daten なんで!? 黒猫: @kirino_kousaka 人類を堕落させるから。 黒猫: @kirino_kousaka あなた、私が家に遊びに来ているというのに、ずっとそのゲームとお喋りしているというのは無礼ではないの? 黒猫: @kirino_kousaka 私と一緒のときはDSの電源を切りなさい。ジャンケンくらい、私が相手をしてあげるから。 桐乃: @kuroneko_daten え~? あんたとジャンケンしてもしょうがないしなー。てゆーかDSに嫉妬してどうすんの? 黒猫: @kirino_kousaka な……。わ、私はあなたの無礼な態度に怒っているのであって……。 桐乃: @kuroneko_daten はいはいwはーいはいw 黒猫: @kirino_kousaka ……く……。人の話を聞かない女ね……。 桐乃: @kuroneko_daten もーいっそあんたも買えばいいのに、ラブプラス。超面白いよ? 黒猫: @kirino_kousaka …………あなたと話しているだけでお腹いっぱいよ。やめておくわ。