約 1,709,599 件
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/69.html
これは、とある休日の出来事。 「ふー! 今日もいい買い物したァ~!」 「……よくもまぁ、これだけ湯水の如く散財出来るものね。感心を通り越して呆れるわ」 何時ものように秋葉原で買い物を済ませた私たちは、家路の途中で高坂邸で小休止することになった。 残念ながら、沙織は次の予定があるようで、駅でそのまま別れたけれど。家が遠いというのも中々不便なものね。 「『迷ったら買う!』がアタシのポリシーなの! あんたなんか、あんだけ色々悩んで結局ほとんど買わなかったじゃん!」 辿り着いた高坂邸には誰も居なかった。先輩も、残念ながら外出しているようだ。 ……別に期待していたわけでは無いわ。仲裁役が居ないと、この女との会話は疲れるから厭なだけよ。 最近はそれでも、二人になったら即喧嘩、のような事は殆ど無い。……フッ、私も、随分この女の扱いに慣れたものだわ。 「私にとっては、欲しい物をじっくりと吟味している時間こそが買い物の醍醐味なのよ。……ところで、あなた」 ――話の腰を折って、私は先程から気になっていた疑問を口にしようとする。 それは、帰りの電車の中での事。 普段なら、買い込んだグッズを胸に抱いて終始気味悪くニヤニヤしているこの女が、ウトウトとうたた寝をしていたことだ。 ……こういう表現をすると、普段のほうが余程アレな気がするけれど……、まぁとりあえず今は置いておきましょう。 「……最近はどうなのかしら? 読モとか、陸上とか」 「へ? アンタがそんなこと聞くなんて珍しいね? ――ん~、別に、いつも通りだよ? 昨日も練習のあと仕事だったし」 「……そう」 ふん、いつも通り、……ね。 勿論、これは言葉通りの意味なのだろう。本人にとっては何も特別な事ではない、ごく普通の日常。 部活も仕事も、趣味も、そしておそらくは勉強も……この女はいつも全力で、一縷の手抜きもしない。 それがこの女が“この女”たる所以。それは私にとって、疎ましくも煩わしくもあり、同時に羨望して止まない―― ただ、いくらこの女が超人的な“能力《スペック》”を誇ろうとも、所詮は人間風情の虚弱な身体。 例え万全の体調管理を施したとしても、疲労を全く蓄積しないなどという摂理は何処にもないのだ。 全く、今日の約束は私が発端だし、これで体調を崩した……なんて事になったら寝覚めが悪いどころの話ではないわよ。 「――ちょっとキッチンを借りていいかしら。それと、冷蔵庫の中の物を少し使わせて貰いたいのだけれど」 「ナニ、お腹空いたの~? しょーがないなァ、何か作るならあたしの分もね!」 「はいはい。少し待っていなさい」 そう言って、私は席を立つ。後ろ目に見ると、あの女は、今日買った同人誌の封を切って閲覧を始めたようだ。 相変わらず、欲望に忠実な女ね。……少しの溜息と共に、何故か自然と笑みが零れた。 キッチンに立った私は、まず冷蔵庫を開けて中を探ってみる。……とりあえず、必要な物は揃っているようね。 後は道具だけど……、これも、適当に扉や引き出しを開けると程なく見つけることが出来た。 それじゃ、手早くやってしまいましょう―― 「はい、どうぞ」 私が作ったのは、甘い香りの漂うカスタード色の飲み物。 ゴブレットに注がれたそれを、あの女の目の前のテーブルに置く。 「え、もう出来たの? ……ナニこれ、プリン……じゃないよね」 「ミルクセーキ。卵黄と牛乳にお砂糖を加えて混ぜただけの簡単なものよ」 厳密に言えば、それに香り付けのバニラエッセンスと、隠し味のレモン汁を数滴。 この私が編み出した、黄金比率の調合。その味は、私の可愛い妹たちのお墨付きだ。 「あ~、なんか昔飲んだコトある! って、この上に乗ってるのは? 生クリーム? ウチにあったっけ」 「これはメレンゲよ。さっきのレシピだと卵白が余ってしまって勿体無いから。撹拌してトッピングにしたのよ」 「ふ~ん、よく分かんないケド。なんかカロリー高そォ~?」 ……そう言えばこの女、飲食する時は結構カロリーを気にしていたわね。 ダイエットするようには見えないし、読モなんてやってる上での体型維持目的なんでしょうね。 運動だってしているのだから、そんなに気にすることはないと思うのだけど。 というか、そのプロポーションで何を贅沢言っているの。……久々に呪いたくなったわ。一服盛っておくべきだったかしら。 「……いいから、つべこべ言わずに飲みなさい」 「ハイハイ。んじゃ、いただきます、っと。……んぐんぐ」 文句を言っていた割には、一気にグラスの半分ほど飲んでしまう。 喉が渇いていたのかしら。全く、外見ばかり大人びて、こういうところは本当に子供と変わらないわね。 「ぷは~! 何コレ、甘~い! ッてか美味しい! ちょっとコレ、どっかで買ってきたやつじゃないの!?」 「そ、そう。……べ、別に、こんなもの誰でも作れるわよ。混ぜるだけだし」 「ふ~ん、牛乳と卵と、あと砂糖だっけ……んぐんぐ」 意外と素直な反応に、頬が勝手に赤くなってしまう。……何か少し、妹たちの反応に似ていて、くすぐったい。 ――程なくして、グラスはすっかり空になってしまった。 「ふ~、ごちそうさまっ! 生き返った~」 「お粗末さま。……それじゃ、ちょっと後ろを向いて貰えるかしら」 そう言って、あの女の座るソファーの隣に腰を下ろす。――ここからは、“第二段階”といったところね。 「ん? 今度はナニしようっての」 「いいから、こっちに背中を向けなさい」 訝しげに、体を90度捻ってこちらに背後を見せる。いつも薄着なものだから、背中のラインがよく分かる。 同じ女性の目線で見ても、見惚れてしまうほどの滑らかな曲線。 ……全く、これでカロリーとか気にするのだから、モデルというのは因果な職業ね。 「体を楽にして。……ちょっと失礼するわね」 「え――きゃぅっ!?」 っな、何て声を出すのよっ、吃驚するじゃない。……後ろからちょっと首筋に手を置いただけなのに。 不意を突かれたせいか、妙に艶っぽい奇声だったわ……もしかして、ここが所謂“弱点”だったりするのかしら? 「な、ナニすんのよ……!?」 あの女の戸惑う声。肩を竦め、体を抱きかかえるような仕草。……な、何か変な想像をしているのではないでしょうね、この女。 百合の花を咲かせるとでも思っているのかしら。まぁ、創作活動の上で、その方面の表現を好んで使っていたことは認めるけれど……。 それは“虚構世界”での事であって、現世の私は“そっち”の趣味は無いのよ。……その辺りは、くれぐれも誤解しないで頂戴。 それは兎も角、妙に身構えられても困るし、ここは余計な警戒心は解いておくべきね―― 「っふ、――あなたの“魔力”を吸収するのよ」 「…………ハァ?」 ……今、『ナニ言ってんのコイツ? またいつもの始まったワケ? 頭大丈夫ゥ?』という思念波を受信した気がするわ。 警戒心を和らげるような言葉を模索していた筈が、つい無意識に一番格好いい台詞を選んでしまったわよ。 まあ、期せずしてあの女の緊張は解れたようだけれど、――今ひとつ釈然としないのは何故かしらね……。 ともあれ、これで当初の目的通り、あの女に置いた手をゆっくりと揺動させ始める。 最初は優しく、首の付け根から裾野へ押し広げるように。 「ん……、魔力、とか言って、……単なる、肩揉み、じゃん。……んっ」 「フッ、さあ、どうかしら。……それにしても、あなた……意外と凝っているわね」 「ま、まぁ、ね。アンタと違って、胸も、重いし……って、ぁイタっ!?」 ……あら、つい力が入りすぎてしまったわ。何か余計な一言が聞こえた気がするけれど、気のせいかしらね。 「……口は災いの元よ? ふとした拍子に、私のこの手がうっかりあなたの首に掛かってしまうかもしれないわ」 「ほ、ホントのコトじゃん……って、イタタタ! 嘘ウソっ! 何でもないッ!」 「ふん、分かればいいのよ。……大人しくしていなさい」 お仕置きが効いたのか、それ以上の抵抗は無く、あの女はじっと私の施術を受け続けている。 良い感じね。少し親指に力を込めて、要所を刺激するような動作も加えて―― 「ん……、あんた、なんか慣れてる、ん、……カンジ? 結構、うまいじゃん……んっ」 「親に、よくしてあげているわ。妹たちにも、たまに」 「妹ちゃん、かぁ……、いいなぁ、……羨まし……」 段々と、あの女の体から力が抜けていく。……もう一押し、かしら。 肩から、背骨へ、肩甲骨の辺りへと、ゆっくりと丹念に血流を巡らせていく。 ――程なくして、あの女の頭が、かくん、と前方に落ちる。 手を止め、俯いたその顔をそっと覗き込んでみると。――眼を閉じ、緩んだ口元は静かな寝息を立てていた。 「ふ、……“堕ちた”わね」 フッ、他愛も無い。この私の手に掛かれば、人間風情を“無限の闇《アビス》”に堕とすことなど造作もないことよ。 ――実のところ、これは、妹が愚図って中々寝付かないときによく使った手段だった。 妹たちの好物でもあるミルクセーキを作ってあげて、その後、小さな体を優しく撫でてあげていると、簡単に眠りにつく。 所詮、体ばかり無駄に育っても、この女の中身は私の妹たちと変わらない程度の精神構造、ということね。 ゆらゆらと微睡むあの女の体を、起こしてしまわないように気を付けながら、ゆっくりと後ろに倒す。 丁度、私の膝の上に頭を乗せる形で、そのたおやかな肢体はソファーに横になり、静かな寝息は安らかなそれへと変わる。 膝枕も、よく妹たちにしてあげるけれど……、やっぱり少し重いわね。このマル顔のせいかしら。 少し悪戯っぽく茶色の前髪を掻き分け、その寝顔を見つめる。 穏やかなその寝顔は、やはり“熾天使”と見紛う美しさで、その内には年相応の少女の可憐さがあって。 それでいて、子供のような愛らしさを見せる。――それは、私の可愛い妹たちに、負けないくらい。 ……ふふ、あなたも、こうしていれば只の“可愛い妹”なのに、ね。 普段のあなたは、本当に憎らしくて、苛立たしくて、忌々しくて……、でも、それはきっと。 私の“心象世界”のあなたという存在、その存在が放つ輝きが、私の暗闇を否応無しに掻き消していくから。 自分で高みに掲げた目標に向かって走り続けるのは、実にあなたらしいけれど、……時には休んで貰わないと困るわ。 ――だって、この私が追い付く“隙”が無くなってしまうもの。 膝の上で眠る、光を反射して金色に輝く髪を、優しく撫でる。その寝顔が、一瞬、甘えるように微笑み、うわ言を呟いた。 「……ん……、……お……にぃ、ちゃ…ん……」 おまけのエピローグ それから数日後の朝の登校時。 「どうしたの、先輩? ……顔色が良く無いわよ」 「やっぱりそう見えるか……? 実は昨日、桐乃にドヤ顔で妙なものを飲まされてな……」 ……妙なもの? あのブラコン女、怪しい通販で惚れ薬でも買ったのかしら。 「……大丈夫? 無理はしないほうが良いわよ。というか一体何を飲まされたの」 「何、と言われても……。昨日の晩、部屋で勉強してたら桐乃が何かコップで持ってきてな。 『アンタ、最近疲れてるでしょ? コレ飲んでいいよ! 効果抜群だから!』って」 『疲れてる』ときに『飲み物』? 何処かで聞いたシチュエーション……。 ……ふん、……お見通しだった、というわけね。全く、これだからあの女は厭味だと言うのよ。 次に逢ったら、あの“うわ言”のことで弄ってやろうかしら。フッ、さぞ面白い痴態を演じてくれることでしょう。 ……それにしても、何がどうなって先輩はこんな状態に……? 「……先輩、それって……ミルクセーキよね?」 「ミルクセーキ……? そう言えば見た目はそれっぽかったが……なんで分かるんだ?」 ……まあ、当然の疑問ではあるわね。でも、あれは自分から公にするような事でもないし……。 「……先日、秋葉原に行った時に入った喫茶店で飲んで、それをあの女が大層気に入っていたのよ」 「なるほどな。それで桐乃のヤツ、見よう見まねで作って俺を実験台にしやがったのか……。 それにしたってアレは人間が飲める代物じゃなかったぜ……俺を殺す為に作った『化学兵器』としか思えん」 …………おかしいわね。確かに、正確なレシピを教えたわけではないけれど。 材料をただ混ぜるだけで、どうやったらそんな“劇毒物《ヴェノム》”が出来るのかしら……。 「そ、そう。大変だったわね……。……それで、それから何かされたりしたの?」 「いや、それからも何も……そのままトイレに駆け込んで、そこで一晩過ごす羽目に……」 どうやら、あの女の企ては早々に頓挫したようだった。……ご愁傷様。 稀にこういう気紛れを起こした時に限って、ことごとく裏目に出るのは何かの“呪い”なのかしらね……。 ……はぁ、全く、仕方ないわね……、今度作るときはちゃんとしたレシピを教えてあげるわよ。 先輩がもう一度、口を付けてくれるかどうかは保証しないけれど。 それにしても、あの女。常々、多才だとは思っていたけれど。 もしかすると、稀代の“錬金術師《アルケミスト》”としての才能もあるのかも知れないわね―― -END-(黒猫レシピのミルクセーキ)
https://w.atwiki.jp/viptasukote/pages/175.html
ナイトメア黒猫 ◆BSjtEEhz/I 別名 タグ 常駐スレッド 常駐板 コテハン暦 Beアカウント レス 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/85.html
「ハッピーバースデー黒猫」 ベッドに寝転びながら、パソコンをいじっている黒猫にプレゼントを差し出す 「これ、プレゼント。まぁ、安物だけど。黒猫に似合いそうだと思って選んだから良かったら使ってくれ」 「え、私の誕生日知ってたの……?」 と言った黒猫に、まぁなと返す 受け取った黒猫は嬉しそうに包みをごそごそと開ける だが、出て来たプレゼントを見て、何故か少し顔を曇らせた 「…………ふぅ、ありがとう先輩。でもこれ……」 「お前さ、黒猫好きっぽいからな。そういうデザインの選んでみたんだ」 黒猫のマークの付いたシャーペンである プレゼントを探している時に、見つけて 凄く黒猫に似合いそうだと感じたので選んだ 「そうね。結構好きなデザインよ。だから私、それと同じシャーペンをいつも使ってるわ」 「……え?」 「部室でも使っているのだけど、気付いて無かったようね……」 なん……だと…… 既に持ってる物をプレゼントにするのはまずいだろ 何やってんだ、俺 そりゃあ、似合うよ 使ってる姿を見慣れてんだから 「す、すまん黒猫。何か他の……」 「別にこれで構わないわ」 観察力の足りない俺を不満そうな顔で見ていた黒猫は ふと、何かに気付いた顔になる 「あ、そう言えば、あなたの誕生日も四月よね?」 「あぁ、そうだけど、それが……?」 桐乃の留学に巻き込まれて、家族に祝って貰えなかった誕生日である 「ハッピーバースデー先輩。こっちのシャーペンをあげるわ」 黒猫は自分の筆箱から同じシャーペンを取り出し、俺に渡す 「お、おう」 これって交換しただけでプレゼントになって無いんじゃね?と思ったけど プレゼントしたシャーペン楽しげにいじってる黒猫を見て、思い直す まぁ、こういう誕生日プレゼントもたまには良いか そして、その日は、買っておいたケーキを食べて、お互いを祝った 後日、お揃いのシャーペンを瀬菜にからかわれたのは別の話
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/410.html
http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296227693/609-620 [とある黒猫の異常行動]の黒猫視点。 [先輩の匂い] 「え?うちで?」 「そう、先輩の家で」 「まぁいいけどよ…」 高校に入学してから更に身近になった、この人との帰り道。 今日は保護者会が開かれるので、全学年が5時限目に下校する。 あの子はまだ学校から帰らないでしょうし、少しくらい良いわよね? ……もう少しだけ、2人で……。 「なんで俺の家なんだ?俺はもうやる事無いんじゃ……」 相変わらず鈍い事ね……。ある意味楽だけれど、少し悔しい。 「集中しやすい場所を選んだだけよ。他意はないわ」 「……はぁ、そうかい。桐乃は部活で遅くなるぞ?」 「そういう意味じゃ―――」 「分かってるって」 分かってないわ。……私も名前、呼んでほしいのに。 そこからも途切れ途切れに言葉を交し、彼の家に着く。 「ほら、上がれよ」 「……お邪魔するわ」 そう言って靴を揃え、階段を上って彼の部屋にある自分の定位置に寝そべる。 また何か言いたそうな顔をしているわ。……あら?何も言って来ないわね。 何か言ってくるまで、作業に没頭するとしましょうか。 「……はぁ」 言葉の代わりに溜息が聞こえたわね。まだかしら? そんな私の気も知らず、彼は鞄から教科書や参考書の類を取り出している。 この状況で受験勉強でもするつもりなのかしら。面白くない事ね。 ……そうだわ、今は制服だし。 ちょっとした思い付きで、足をぱたぱたと動かしてみる。案の定スカートの裾が少し捲れたのが分かった。 男性は視覚的な刺激に弱いと、何処かで聞いた覚えがある。反応するかしら……? 「……なぁ、何で毎回俺のベッドを占領してるんだ?」 「あら、今更何を言っているの?兄さん」 来た来た。やっと面白くなりそうね。 「……仮にも男の部屋で――」 「少し黙っていて頂戴。集中出来ないわ。」 あ、しまった。今のはまずかったわね。黙られては面白くないわ。 話を続けさせる方法を考えていると「ったく――茶菓子でも用意してくるよ」 などと言われてしまった。………もういいわ、好きにして頂戴。 彼が部屋を出てしまい、私も溜息をつく。ダメね……。 すぐ戻ってくるでしょうけど、スカートに関しては何も言われなかった。 念のため自分で確認してみると、反射的に直してしまう程度には捲れている。 下着が覗く程ではないにしても、少しくらい反応してくれてもいいじゃない。 「……はぁ」 思わず2度目の溜息が出てしまう。なんとなくやる気になれなくて、PCをシャットダウンしてバッグに仕舞う。 考えたくはないけれど、やはり女として見られていないのかしら……。 そんなに魅力、無いのかしら?キスだってしたのに……。 ……やめましょう。 どんどん沈んでいく気分を止めるため、思考を停止して仰向けになる。 彼の、匂いがする。男の匂いなんて好きではないはずなのに、彼のは違う。 とても落ち着いて、なんだかリラックスしてしまう。 その匂いを胸いっぱいに吸おうとして、すぐにやめる。これではまるで変態じゃない、私。………やだ、また少し濡れているわ。 落ち着いていたにも関らず、不快感を訴える体。下着が少し湿っていた。 いつもそうだ。彼と一緒に居る時、彼の事を考えている時、そこが濡れてしまう。 厭らしい、とは思う。 彼に対して劣情を催す雌の部分に、なんとも言えない嫌悪感にも似た感情を懐く。 それと同時に、狂おしい程に愛しい。 あのお人好しとしか言いようのない優しさ、意外と男性的で大きな手………独り占めにしたい。 それにしても遅いわね。 机に置いてある時計を確認すると、彼が出てから20分を過ぎようとしていた。 恋をすると時間の感覚が無くなると言うけれど、まさにその通りね。時計を見なければ気付かなかったわ。 彼のことだから予想より早く帰宅したあの子に捕まってるとか……そんなところでしょう。 恐らくこの先も、彼はあの子の世話を焼くだろう。振り回されて、罵倒されて、それでも。 才能だけでは飽き足らず、彼すらも独占するあの子が少し妬ましい。 ここで大人しく待つのも癪ね………こちらから出向いてあげましょう。 変な話でもしていようものなら、盗み聞いてやる。私を待たせた代償は大きいわよ?先輩。 「…………だったら………なん……よ?」 「………奈実は………だとし……」 階段を下りていくと、段々声が聞こえてきた。あの子じゃないみたいね……誰かしら? 「それじゃ瑠璃ちゃんとはどうなの?部屋に連れ込んで……変なことしてないでしょうね?」 「してねーっつーかそもそも連れ込んでるんじゃねぇよ!あいつが勝手に入るんだって!」 「ふーん?やっぱりあんたの事好きなんじゃない?それ」 「んなわきゃねぇだろ………」 お母様みたいね………今日は保護者会のはずなのに、どうしているのかしら? 何にしても、面白い話が聞けそうだわ。 「それじゃちょっと思い返してみなさいよ。いい?初めて家に連れてきた時はどうだったの?」 「……そりゃ、結構普通にしてたぞ?」 「普通って?」 「ゲーム作ってたよ、大人しく。それ以外は特に………」 私がベッドに寝転んでる事は黙っておきたいようね……出て行ってバラしてみましょうかしら。 「ちなみにあんたはどうなの?」 「どうって……なんだよ?」 「瑠璃ちゃんの事。どう思ってるの?好き?嫌い?」 ………!!!! 知りたい。知りたいけど………怖い。聞きたくない。やっぱり今のうちに部屋へ――― 「……嫌いだったら家に入れないだろ。可愛い後輩だしな。それに―――」 それ以上は聞き取れなかったが、それでいい。聞くのが怖い。 急いで部屋まで戻って、再び定位置に着く。ここで大人しくしていればよかった。 可愛い後輩、か……。 彼にとって、私は恋愛対象じゃないのかな………。 ふと思い出して、自分の胸を触ってみる。あの子の情報によると、彼は「巨乳」「メガネ」、この2つに 弱いらしい。あの地味……じゃない、田村先輩がそれに近かったかしら。メガネはこの際だから無しとしても……… やっぱり小さいかしら? 私のソレは、少々ボリュームに欠けるかもしれない。有効性の高いと思われる武器が、2つとも私には無い。 ……私はまだ成長期を過ぎていないはず。身長はこのところあまり伸びないけれど、胸はもう少し大きくなる。……そうであってほしい。 そういえば、揉まれると大きくなるなんて話があるわね。どうせ揉みたいが為に吐いた嘘が始まりなんでしょうけど 最近聞いた話では"ある特定の相手"に揉まれた場合、ホルモン分泌を促進して成長しやすくなるとか。 「……んあっ………」 いけない。変な声が出てしまった。 信憑性は低いにしても、そんな話を聞いては想像してしまう。彼の手の感触を。 無意識のうちにソレを揉んでいた自分の手を止め、落ち着くために深く息を吸う。 「……っ」 すぐに後悔した。ここは彼のベット。そんな事をすれば、嫌でも彼の匂いを……どうしよう。 無理矢理押さえ込もうとしていた下腹部の疼きが、もう止まらない。 しばらく戻ってくる様子は無かったし、大丈夫よね。我慢できないもの………。 制服のボタンを外しながら、少しだけ罪悪感を感じる。 彼のベットでだなんて……多分すぐ満足できるでしょうけど、彼はどう思うかしら? もしバレたりしたら、どんな反応をされるだろう。いやらしく発情した私を見て、どんな顔をするだろう。 ………今はそんな事どうだって良いわ。 ブラを上にずらして、少し触ってみる。どんなふうに触ってくれるかのかな……。 多分気を遣って優しくするのでしょうけど、荒っぽいのも悪くない。 貪る様に吸われるのも気持ち良いでしょうね……。 彼はスイッチが入ると暴走する傾向がある。最初はちょっと乱暴なくらいなのかもしれない。 それとも、こっちに興味を示すかしら? 先程からぐっしょり濡れているショーツに手を入れて、そこを軽く刺激してみると電流が走ったように身体が跳ねた。 普段より敏感になってるかも……。邪魔にならないようにそれを下ろして、再度そこに触れる。 ……抱かれる時は、ここに入れるのよね………。普段は怖いから入れないけれど、恐る恐る指を入れてみると 奥のほうから熱い体液が溢れ出てきた。 趣味の関係上、どうしても耳年増になりがちな己の知識では「濡れやすい」方が良いらしい。 それと「締り」も強い方が良いと聞く。濡れやすさでは一応合格なんでしょうけれど、締りに関しては分からないわね。 入れた指を動かしてみても、体液が垂れるだけでいまいちよく分からない。 あ、いけない。シーツを汚してしまったわ………。でも案外気持ち良いわね……これが彼のものなら、もっとすごいのかしら………? この部屋で彼に抱かれるのを想像し始めたその時、足音が聞こえてきた。ここに向かってくるみたいね。 ……………大変…………!! ぼんやりとしていた頭がパニックに陥った。今から制服を正すのは時間がかかってしまう。 一体どうしたらいいの!?こんなとこ見られたら……! ベッドの脇にあった毛布に潜り込んだのと同時にドアが開いた。 「おい、寝転ぶだけならまだしも本格的に寝ようとすんなよ」 どうしよう……このまま寝たフリでもしていれば見逃してくれるかしら……。 しかしそんな都合の良い事は当然起こらず「なぁ、起きろよー。桜餅、好きだろ?」と声をかけてくる。 そればかりかこちらに近付いてきた。 「こ、ここないで!!」 咄嗟に声を出してしまった。お願いだから来ないで………。 「来ないで!じゃねぇよ、なんで本格的に寝ようとしてんだ」 願い虚しく、彼は更に近寄ってくる。せめて下着だけでも直そうとするが、毛布の中ではうまくいかない。 焦りも手伝って更にひどい状態になったかもしれない。それでもまだ、余裕は持っているつもりだった。 私の計算が狂って、彼に毛布を剥ぎ取られるまでは。 「ぬぁッ!?」 彼が毛布を剥ぎ取るなど予想もしなかった。口では何だかんだ言いつつ、優しくしてくれるのに。 私を見た彼が驚愕の声を上げる。一番見られたくなかったのに、見られてしまった。 「やっ……!!!」 「おま?!え、ええええぇぇぇええ?!」 混乱しているのか、目をそらすどころか思いっきり見てくる。視線を追うと、丁度下の方………最悪だわ!! 「かかかえ、返しなさい!」 なんとか毛布を奪い返して体を隠す事に成功した。素早く動けたのは奇跡だ。 全身がこわばって、そのままの姿勢で動けなくなってしまった。 「み、見たわね?」 「おま、お前、一体何を?!」 「見たのね……!!」 「い、いや、悪かっ――」 「煩い……!」 もしかしたらちゃんと見えてなかったかもしれないと思い、確認してみた。しかしこの反応……やっぱり見られた。 よりにもよって彼に。ここでいやらしく発情していたのを。大きな手で揉み解されるのを望んでいたソレも、彼の愛撫を 期待して体液が垂れるほど濡れていたそこも………全部見られた。 「と、とりあえず服を――」 「煩いわね……!そうよ、悪いのは私よ……!」 「いや!いいから服!」 「そうよ………先輩のベッドの匂いに欲情してしまったのが悪いと言いたいんでしょ……!」 「欲ッ!?」 「先輩が遅いからといって自慰行為に及んでいたのが悪いんでしょ……!」 自分でも何を言っているか分からないまま、出てくる言葉をそのまま発していく。 「ちょ、ちょと待て。お前匂いにって……?」 さっきまでとは違う雰囲気で質問され、少し冷静さを――― 「え…………あっ?!」 ここでようやく自分が何を言っていたのか理解した。自らバラしたのだ。「私はあなたの匂いに欲情してオナニーしていました」と。 顔から火が出る、という言い回しの意味を身をもって知った。とにかく何か別の話題に切り替えてうやむやに………。 「そそんな事……大体!遅すぎるのよ!何処で道草を食っていたのかしら?」 なるはずもないわよね。こんな話題じゃ。 「あー、そ、その……下におりたらお袋が居てよ。お前のことで話し込んでたんだ」 「わ、わわたしの、ことっ?」 自分が再び冷静さを失っていくのが手に取るように分かった。私のことって、好きか嫌いかとかっていう話よね………。 言葉が出てこなくなるまで混乱し始めたとき、不意にドアが開いて彼の母親が顔を覗かせた。 「京介ー、これから買い物行くけど何か食べたいものあるー?」 タイミングが悪いにも程が――― 「あら?何してるの?」 ――しまった。ここは挨拶しておくべきだ。 「お、お邪魔してます」 そう言うと、一瞬驚いたような顔をして何やら思案顔になっている。一方彼はといえば、こちらを向いて青ざめている。 それもそうよね………こんな格好じゃ、まるで”事後”みたいじゃない。 「ほどほどにしなさいね」 結局それだけ言って出て行ってしまった。どう思われたのかしら………。 「さて、お前が勝手に喋った事を整理していこうか」 「だ、駄目!駄目に決まってるじゃない!」 「駄目じゃねぇ」 「くっ……!」 幾分か冷静な、というよりも冷めた声だったのもあり思わず否定したものの、すぐに否定で返されてしまう。 ……あら?ズボンが……。あ、あれってもしかして元気になってるのかしら?心なしか顔も赤いし………。 …………適当にからかってこの場は収めましょう。 「…そんなに確かめたいのね、いやらしい「のはお前だろ」 科白の途中に割り込まれて一瞬混乱したものの、すぐに意味を理解した。 やっぱりいやらしい子だと思われてる……。怒ってるかしら………? このままだと泣いてしまいそうで、毛布に頭まで潜り込んだ。 「怒ってる……?」 恐る恐る聞いてみるものの、答えは返ってこない。やっぱり怒ってる……。 「怒ってない。怒ってないから頭だけ出せよ、息が詰まるだろ?」 永遠のような長い間があったものの、答えは返ってきた。 「本当に……?」 「あぁ、本当だ。だからとりあえずそこから出て来いって。」 「うん……」 どうやら怒っていたわけではないようね。そうよ、考えてみればわかるじゃない。 この人が“こんな事”で怒るわけない。………………莫迦みたい。 「ちょ!顔だけ出てれば良いから!」 安心して毛布から出ると、随分と慌てた様子でそう言われた。………あ。 「?……なっ?!」 「とりあえず服をちゃんと着よう!俺出てくから!」 「もういいわよ!」 毛布に包まり直して、口をついて出た言葉がそれだった。 確かにもういい。見られた事に変わりはないし………さ、さっき見た限りでは元気になってたわよね? もしかしたら……………とにかく、見られたことはもうどうでもいい。 「もういいから……そこにいて?」 「お、おう……?」 ……大丈夫よ。押しの部分は今までので十分よね。引いてみましょう。 「…………ごめんなさい」 「いや謝るのは俺だよ。まさかお前が、その……」 「……グスッ…」 「――あのさ、さっきのは全部忘れる。俺は何も見なかったし、聞かなかった。それで勘弁してくれよ、な?」 「そんなの……!」 まるで娘の入浴シーンを目撃した父親のような言い草ね。 忘れるなんて言ったって、狙ってその記憶だけ消せるわけでもあるまいし。 それに、困るわ。忘れられては。 「そんな……そんなのイヤよ……」 「分かってるけどそれでも――」 「分かってないわ!」 分かってないわ、先輩は。どうして分かってくれないのかしら。 あなたが好きなの。好きで好きで堪らないの。だからあなたのベッドでこんな格好に………。 素直にそんな事を言う勇気、私には無いわ。気付いてよ、先輩。 けど、このまま黙っていても埒が明かないわね。ヒントくらい出してあげましょう。 …………今回だけの大サービスよ。 「ねぇ、先輩……。私が貴方のベッドで……その、オ、オ、ナニーしてたら嫌?」 本当に大サービスよ、全く。普段なら恥ずかしくてこんな事言えない。 けれど、彼の反応は少し予想外なものだった。 「嫌っつぅかビックリするわ!しかもそれ今聞くんだ!?」 「や、やっぱり嫌なの?」 さっきまでの余裕は何処へやら、一気に不安になってしまった。怒ってるのかな……嫌だったかな……。 やっぱり、私の勘違いだったのかな………? 「………その、なん…だ…嫌だとは思わなかった」 一気に落ち込んだ私に気を遣ったのか、優しい口調で言われた。 ………前に情けをかけるなと言った筈なのだけれど。 「…嘘吐き」 「いやマジだって!」 「だったら!だったら何であんな反応を……?」 「そりゃあ……毛布引っぺがしたらお前の服が………脱げてたからビックリしたんだよ」 「そう……そうだったのね……」 その通りだ。本当に今日はどうしてしまったのかしら、この私が………。 私だって先輩が自分のベッドで…………………流石にそれは警察を呼んでしまうかもしれないわね。 そう、さっきの怒った様な態度はビックリしてたからよね。 ………なら、顔が赤くなってたり……ズ、ズボン……が膨らんでるように見えたのは、そういう事で合ってるかしら? 「ねぇ、先輩」 「っ!?お、おぉ、なんだ?」 「責任を、取ってくれるかしら?」 もしそういう事で合っているなら、責任を取れと言われた彼がどう出るか………。 大丈夫よね?まさかそこまで鈍いなんて事……ないわよね? 「見たでしょう?私の……む、胸とか…!」 「……はい、見ました」 「そう、見たのよね………し、下もっ…」 「ホ、ホントごめん」 「謝らないで頂戴………み、見ようとして見た訳ではないのだから」 「いやでも――」 「見た責任は、取ってもらうわ」 次で王手ね、きっと。 「責任ったって………どうやって?」 ほら、王手よ。ここで素直に告白してしまおうかしら。 ……それでは面白くないわね。 「……そ、そんな事、自分で考えたらどうかしら?」 考える前に口が動いていた。でも、それでいい。 こう言えばいい加減分かってくれるはずよ。これでもダメなら、少し失望するわよ? 「黒猫」 「……っ…」 今までと打って変わって真剣な声に、体が強張ってしまう。 ………あ、変な顔になってないかしら?大丈夫よね。や、どうしよう……目を合わせられない……。 緊張が頂点に達した時、一番聞きたかった言葉を………彼は聞かせてくれた。 「俺の、彼女になってくれ」 思わず口元が緩むのが分かった。どうしましょう……多分今すごいにやけてる……。 ………ここは少しハードルを上げるべきよ。そう簡単に認めないんだから。 「と、とりあえずは合格よ………」 「やっぱ俺のこと好きだったのか?」 「うん……でも先輩、私が何をしていたか忘れたの?」 「え…っと………黒猫さん?」 覚えているようね、良かったわ。 「あなたが邪魔するから満足出来なかったの。か、彼氏なのだから、責任を取って満足させなさい?」 おそらく、今日一番勇気を出して言ったセリフはこれね。 つづけ。
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/21.html
下僕達の追憶(過去スレ保管庫) 2chアニキャラ個別板 黒猫スレの過去ログ倉庫です。 【俺妹】黒猫(,,゚Д゚)<集まりなさい、虫けらども html dat 【俺妹】黒猫(,,゚Д゚)<表2出なさい、このBitchども html dat 【俺妹】黒猫うるさいわね 呪うわよ html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼カワイイ4猫目 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼カワイイ5猫目 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼カワイイ6猫目 html dat 【俺妹】黒猫は7みだの数だけ強くなる html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼カワイイ∞8 html dat 【俺妹】黒猫は妹思いカワイイ9 html dat 【俺妹】黒猫は†千葉の堕10聖† html dat 【俺妹】黒猫は†千葉の堕天聖†可愛い11 html dat 【俺妹】黒猫はメイド猫カワイイ12 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼カワイイ13 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼カワイイ14 html dat 【俺妹】黒猫は猫にゃんダンス可愛い15 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼カワイイ15(実質16) html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼カワイイ17 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼カワイイ18 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼カワイイ19 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い20ダンス目 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼リア充21爆発目 html dat 【俺妹】黒猫はにぃにぃ大好き22 html dat 【俺妹】黒猫「遠慮しなくて良いのよ23」 html dat 【俺妹】黒猫は後輩可愛い24 html dat 【俺妹】黒猫はニコ25動画でウマウマダンス可愛い html dat 【俺妹】黒猫(五更瑠璃) 「妹をお26に入れないと」 html dat 【俺妹】黒猫(五更瑠璃)私27にをするつもりなのっ html dat 【俺妹】黒猫は後輩可愛い28【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は後輩可愛い29【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は後輩可愛い30【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は後輩可愛い31【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は後輩可愛い32【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は後輩可愛い33【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は後輩可愛い34【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は後輩可愛い35【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い36【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い37【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い38【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い39【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い40【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い41【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い42【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い43【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫に呪い殺されたい44【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い45【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は46猫モードも可愛い【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い47【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い48【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い49【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い50【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い51【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い52【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い53【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い54【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫様は邪気眼可愛い55【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫様は邪気眼可愛い56【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫は邪気眼可愛い57【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫”運命の記述58冊目”【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』59冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』60冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』61冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』62冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』65冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』66冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』68冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』70冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』71冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』72冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』73冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』74冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』76冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』77冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』78冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』79冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』80冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』81冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』82冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』83冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』84冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』86冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』88冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』89冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』90冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』91冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』93冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』95冊目【五更瑠璃】 html dat※表記94冊目 【俺妹】黒猫『運命の記述』96冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』98冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』100冊目【五更瑠璃】 html dat 【俺妹】黒猫『運命の記述』101冊目【五更瑠璃】 html dat
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/795.html
『人形の気持ち』 プルルル プルルル 黒猫「沙織? こんな朝っぱらから何かしら」 ガチャ 沙織「黒猫氏!! 黒猫氏!!」 黒猫「ちょっと、どうしたの?」 沙織「大変でござる!! 非常事態ですぞ!!」 黒猫「ちょ…お、落ち着いて」 沙織「申し訳ござらんが大至急来て欲しい場所があるのでござる!!」 黒猫「来て欲しいって何処に?」 沙織「地図を送るのでその場所に来て欲しいでござる!」 黒猫「わ、分かったわ」 ―――1時間後 黒猫「ハアハア… ここの建物でいいのよね?」 ガチャ 沙織「おお~黒猫氏、よく来てくれたでござる」 黒猫「よく来たって…あなたが呼んだんでしょ」 沙織「おっと、そうでしたな」 黒猫「それで?」 沙織「それがですな、あるツテからフロア一杯の衣装を頂きまして」 黒猫「は?」 沙織「折角なので黒猫氏を着せ替えて遊ぼうと思いまして」 黒猫「帰るわ、さようなら」 クルッ 沙織「ちょ ちょ…待ってほしいでござるよ~」 黒猫「何故私があなたのお人形遊びに付き合わないといけないのかしら?」 沙織「そういいなさるな、報酬は黒猫氏の気に入った服を差し上げるという事で」 黒猫「!」 ピク 沙織「お? これは脈ありですかな?」 ニヤニヤ 黒猫「し、仕方ないわね、どうしてもというなら付き合ってあげてもいいわ」 沙織「お~、黒猫氏ならばそう言ってくれると思ってましたぞ」 黒猫「よくもいけしゃあしゃあと」 沙織「まずは定番のメイド服で」 黒猫「スカートの丈が足首辺りまであるわ、随分しっかりした作りね」 沙織「メイド服にはロングスカート!! 絶対領域なんて言語道断!!」 黒猫「以前あなたが用意したメイド服はミニスカートだったのだけれど?」 沙織「あれはあれでいいものでござる」 黒猫「随分と都合のいい思考をしているわね、このぐるぐるメガネは…」 沙織「ロングスカートは「ヴィクトリアンメイド型」、ミニスカートは「フレンチメイド型」と呼ぶそうでござる」 黒猫「スカートの長さによって名称が変わるのね」 沙織「ゲームでは良く見かける非常に需要のある衣装でござるな、コスプレネタの筆頭でござる」 黒猫「安易というか安直というか…」 沙織「ご奉仕という言葉を勘違いしたクソライター共のせいで世間では メイドはエロいという間違った認識がされておりますが非常に不愉快ですな #」 黒猫「確かにメイド本来の仕事 掃除、洗濯、炊事から大きく外れた行動も見かけるわね」 沙織「最近では戦うメイドという物まで見受けられますな、気持ちは分かりますが」 試着後 黒猫「どうかしら?」 沙織「ほぉ、良くお似合いでござる、拙者の専属メイドにしたいぐらいでござるな」 黒猫「本職を雇って頂戴」 沙織「むぅ」 沙織「お次はチャイナドレスでなどいかがでござる?」 黒猫「派手な色合いね」 沙織「中国は中華料理と三国志とチャイナドレスだけ残して全て滅べ!! …という意見がありまして」 黒猫「随分過激ね」 沙織「そんな訳でチャイナドレスは評価が高い様です」 黒猫「どんな訳よ」 沙織「チャイナドレスといえばスリットから覗くふとももが堪らないでござるな」 黒猫「同意を求めないで欲しいわ」 沙織「ゲームではレア衣装でござるな、イベント時に披露する事が多い様に思うでござる」 黒猫「日本人で日常的に着ている人なんてそうは居ないでしょうね」 試着後 黒猫「スリットが大胆で恥ずかしいのだけれど」 沙織「おぉ、中々色っぽいでござるな、気のせいかいつももより胸が大きいような…」 黒猫「つ、次の衣装に移りましょう」 沙織「お次は巫女装束でござる」 黒猫「お正月に一度着させてもらったわね」 沙織「紅白の鮮やかなコントラストが眩しい等の理由で人気の巫女装束でござるが 同じ和服である浴衣、着物属性好きの琴線に触れない事もあり、完全な別系統とみなされております」 黒猫「あら、そうなの」 沙織「毎年、年末年始になんちゃって巫女さんが大量生産されるでござるが言語道断!!」 黒猫「まぁ茶髪の巫女はどうかと思うわね、黒髪にして出直して来なさいと思わなくもないわ」 沙織「ゲームでは非常に良く見かける 大人気属性の一つでござるな、 学園では先輩であることが多い様に思います、基本的に神社に行けば会えますな、 中には霊力なるものを用いて妖怪退治などをする個体もおりますぞ」 黒猫「昨今の”取り敢えず巫女さん入れときゃいいだろ”的な物は勘弁してほしいわね」 試着後 黒猫「和服は着るのが大変ね」 沙織「黒猫氏は黒髪で姫カットなので巫女姿が良くマッチしているでござるよ」 黒猫「そう、ありがとう」 テレ 沙織「次はこれを着てもらいましょう」 黒猫「ナース服ね、白衣の天使とよく言われるけれど実際はピンク色も多いのよね」 沙織「世間ではナースはエロいものと思われているそうですが拙者は異を唱えたい!! ナースは清楚で清廉なものでござる!! エロいと思う人がエロいのであって…」 クワッ 黒猫「そんな事を私に言われても」 沙織「ゲームでは学園が舞台な事も多く、どうしてもメインキャラとして出しにくいでござるな」 黒猫「それを言ったら職業物はほぼ全滅じゃない」 沙織「じゃあ病院を舞台にすればいい と思いますが何故かその場合、勘違いしたライター共が エロ中心のシナリオを書きやがるのでござるよ」 黒猫「儘ならないものね」 試着後 黒猫「随分ひらひらした衣装ね」 沙織「おぉ~拙者を診察してほしいでござる!!」 黒猫「ちょっと、くっ付かないで頂戴」 沙織「宗教上の理由から日本では馴染みが薄いシスター服ですが」 沙織「日本では”参拝者を癒す””悪魔(妖怪)退治”という似たような役割を持つ”巫女”が 幅を利かせているせいで割を喰らっている感がありますな」 黒猫「そのようね」 沙織「そのせいかゲームでもシスターは非攻略キャラである事が圧倒的に多いのでござる」 黒猫「まぁ舞台が日本の場合は登場させる事自体難しい訳だから仕方のない事ね」 沙織「挙句の果てには地味だ、被りもので髪が見えない、メイドに似てると言われる始末」 黒猫「ま、まぁウィンプルのせいでキャラの区別が付きにくいのは事実ね」 沙織「某所で巫女の踏み台扱いされていた時は怒りさえ感じましたぞ!!」 黒猫「そんな事知らないわよ」 試着後 黒猫「思ったよりもスカートが広がるのね、どうかしら?」 沙織「ふむ、拙者、ウィンプルはない方が好みでござる、或いは前髪を出して貰えば…」 黒猫「前髪出しは邪道ではないの?」 沙織「細かいことは気になされるな」 ポイッ 黒猫「これで満足かしら?」 沙織「むっふっふ、滲み出る色気がたまりませんな」 黒猫「つ、次に移りましょう」 アセッ 沙織「ブルマ、スク水と並ぶ日本の三種の神器の一つ、セーラー服でござる」 黒猫「元は水兵の軍服であったものを何をトチ狂ったのか女子生徒用の制服として採用したのよね」 沙織「当時の男子制服が陸軍の軍服に強く影響されていた為、それならば女子は海軍の軍服だ! というノリの良さが広く普及した理由ではないかと言われているでござる」 黒猫「…そんな決め方で良かったのかしら」 沙織「ゲームでは最も多い服装…と思いきや最近勢力を拡大してきたブレザーと人気を二分してるでござるね」 黒猫「弁展高校もブレザーだったわ」 沙織「アニメやゲームでは派手な衣装もチラホラ多いでござる、 シンプルイズベストという言葉の意味が分からんとは困ったものでござる」 試着後 黒猫「どうかしら?」 沙織「おぉ~、黒猫氏はブレザーも似合いますがセーラー服姿も格別ですな、それに白系統の服は良く映えるでござる」 黒猫「舐めるような視線を向けないで、厭らしい」 沙織「衣装自体も良いですがミニスカートとニーソックスの間の絶対領域が堪りませんな」 黒猫「そろそろあなたに対する認識を改める必要がありそうね」 浴衣 沙織「夏祭り御用達の衣装、浴衣でござる」 黒猫「日本の民族衣装、日本の心ね」 沙織「最近はなんちゃって浴衣なる物が登場しほとほと困り果てているでござる」 黒猫「確かにただのお洒落着に成り下がってる感は有るわね」 沙織「ゲームでは夏祭り、縁日等 御用達の衣装ですな、むしろこの手のイベントで出さない理由がないでござる」 黒猫「某所では水着か浴衣かの議論が絶えないそうね」 沙織「和服程 日本人に似合う服はないのになぜ日本人は洋服を着るのでござるか… 外国人も首を捻っているでござるよ」 黒猫「和服が高いからでしょう」 試着後 黒猫「名前が瑠璃だからって瑠璃色の物を用意することはないでしょうに」 沙織「いやいや、お似合いでござるよ~」 黒猫「もう」 沙織「ほらほら黒猫氏、回って回って」 黒猫「こ、こうかしら」 クルクル 沙織「むふー ω」 黒猫「やれやれね」 黒猫「これは…男物のYシャツ?」 沙織「上半身のみをワイシャツで包み込む事により剥き出しとなる生足!!」 ジュル 黒猫「さ、沙織?」 沙織「そして胸のボタンや裾によって醸し出されるギリギリのチラリズム!!」 ゴクリ 黒猫「み、身の危険を感じるのだけど…」 沙織「さあ試着を♪」 黒猫「こんな破廉恥な恰好、出来る訳がないでしょう」 沙織「むむ、た、確かにこの手の物はシチュエーションが大事という事は拙者も十分かっておりますが」 黒猫「全然分かってないじゃない、何の話よ」 沙織「セーラー服、スク水と並ぶ日本の三種の神器の一つ、ブルマでござる」 黒猫「ただの体操着でしょ? 何がいいのかしら?」 沙織「個人的な見解を言うと…お尻がエロいでござる」 ニヤ 黒猫「なっ!?」 ズザザ 沙織「ちょ、黒猫氏、そんなに離れなくても良いではござらんか~」 黒猫「本編では見せられないような顔で何を言っても無駄よ」 沙織「おっと これは失敬、そんな訳で一部で大人気のブルマですが最近ではハーフパンツにお株を奪われた感がありますな ゲームでは今でも現役…と思いきやこちらでもハーフパンツやスパッツを着用する物が増えてきましたな」 黒猫「時代の変化は斯くも虚しいものね」 試着後 黒猫「これでどうかしら」 沙織「ふむ、良く似合うでござる」 黒猫「まさかこの年になってブルマを履かされるとは思わなかったわ」 沙織「むふふ~」 黒猫「どこを見てるの、厭らしいわね」 沙織「婦人警官というのはコスプレでは割と見かける服装でござるな」 黒猫「昔、深夜にピッチピッチの制服を着てた集団が居たわね」 沙織「あれこそ婦人警官に対する冒涜!! これは普通の制服なので安心してくだされ」 黒猫「ならいいのだけれど」 沙織「日本の規定では身長155cm以上、体重40kg以上が条件になっているでござる、 黒猫氏は身長160cm(アニメでは155cm)、体重43kgなのでギリギリクリアでござるね」 黒猫「何 故 私の身長と体重を知っているの?」 ジロ 沙織「き、禁則事項でござる」 アセッ 黒猫「後でたっぷり話し合いましょう♪」 ニッコリ 沙織「ゲ、ゲームなどでは婦人警官は非常にレアキャラでござる、特に攻略キャラとなるとちょっと思いつかないでござるな」 黒猫「そもそも婦人警官として知り合う切っ掛けが限定され過ぎているわね、常習犯にでもなれというのかしら?」 試着後 黒猫「意外とスカートが短いわね、動き易さの為かしら」 沙織「良く似合いますぞ、拙者 黒猫氏に逮捕されたいでござる」 黒猫「そういうプレイは余所でやって頂戴」 沙織「にょろーん」 沙織「次はこれを着てもらうでござる」 黒猫「最近の忍び装束は随分お洒落ね」 沙織「忍者といえば日本より外国の方が熱狂な人気があるでござるな」 黒猫「海外では偽物が蔓延してるわね」 沙織「外国の忍者は破壊活動を主な活動としておりますが日本の忍者は隠密を主としておりますから 一般人は存在さえも知る事がないでござるぞ ニンニン」 黒猫「最近はネットでよく忍者ネタを見かけるわね」 沙織「RPGでも良く見かけるようになりましたな」 黒猫「日本の文化が見直されている影響かしら?」 沙織「ネタとしての需要が高まったせいでござろう」 黒猫「……そう」 沙織「ゲームといえば くノ一は敵陣に捕まって××される展開ばかりお見受けしますな」 黒猫「なっ!?」 沙織「お? 何を想像したでござるか?」 黒猫「な、何でもないわよ」 試着後 黒猫「着てみたのだけど」 沙織「おぉ、装束がセクシーですぞ」 黒猫「どうでもいいけれどこんな派手な衣装では目立って仕方ないのではなくて?」 沙織「まぁそこはフィクションという事で」 黒猫「元も子もない事を…」 沙織「ふっふっふっ」 黒猫「ひぃぃぃ!」 ズザザザザ 沙織「さぁ黒猫氏、次はこの危ない水着を…」 黒猫「絶対に嫌よ、冗談じゃないわ!」 沙織「そういわずに~ ハァハァ」 ジリッ 黒猫「あなたいつもとキャラが違うわよ、これ以上近づいたら舌を噛むわ!」 沙織「ううう…拙者は、拙者はこの水着を黒猫氏に来て欲しいだけでござるのに…」 黒猫「そそそそんな汚らわしい物、お断りよ!」 沙織「しょぼーん」 沙織「では普通のスクール水着で」 黒猫「まぁそれぐらいだったら」 沙織「セーラー服、ブルマと並ぶ日本の三種の神器の一つでござる」 黒猫「…槇島? もしかしてこれは沙織の?」 沙織「いやー懐かしいですな、拙者が小学4年生の時の物ですぞ」 黒猫「小学…4年?」 沙織「黒猫氏にぴったりのサイズでござる」 黒猫「………」 ワナワナ 沙織「さて黒猫氏、今度はこのウェディングドレスを着てみてくだされ」 黒猫「乙女の死装束ね、き、着てみていいのかしら?」 ドキドキ 沙織「どうぞどうぞ ω」 試着後 沙織「純白のドレスとベール、これは黒猫氏の魅力を飛躍的に上げる事が出来るアイテムでござる、 ぶっちゃけとっくに限界値を突破してオーバーキル喰らってますが気にしたら負けでござるよ」 黒猫「じ、実際に着てみると気恥ずかしいものね」 沙織「ゲームではED後にこの姿が見られることが多いでござるな、流石は乙女の最終形態といったところでござるな」 黒猫「そんな別称 初めて聞いたわ」 沙織「拙者、早く黒猫氏の本チャンのウェディングドレスが見たいでござる、 ですので ちゃっちゃと結婚しちゃってくださいよ このこの~」 黒猫「か、からかわないで頂戴 ///」 ―――数時間後 黒猫「ふう…、着せ替え人形の気持ちが良く分かったわ」 沙織「いやー素晴らしい時間でした~♪」 黒猫「まさか5時間も付き合わされるとは思わなかったわ」 沙織「まぁまぁ、それで黒猫氏の気に入った衣装はございましたか?」 黒猫「そうね…、メイド服と巫女装束とシスター服とナース服と浴衣と…」 沙織「………後日、黒猫氏の自宅へ郵送するでござる」 - 完 - ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 相変わらず冒頭がてきと…練りこみが足りないです 2人の会話が微妙に噛みあってないのは書いてる人のコミュ力不足のせいですね
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/1115.html
海賊 オリヴ コスト 16 レベル 1 MAX 進化元 - 進 化 素 材 アメタヌキ (タヌキC+) - ランク A HP 453 824 進化先 黒船のオリヴ (A) アクアフラウ (フラウC+) - MAX Lv 50 攻撃 487 799 進化費用 160,000 アクアフラウ (フラウC+) - No.---- Aスキル ハードラッシュ+ 敵単体へのダメージ小アップ 売却価格 8,800 氷石のロシェ (ロシェC+) - 編集 Sスキル 水の紋章 (7) ジャンルパネルを水属性化 入手方法 『2分ではじめるシリーズ 魔法使いと黒猫のウィズ』特典 個別データ 備考 図鑑に載らない精霊
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/4523.html
《黒猫&赤城 瀬菜(220)》 キャラクターカード(コンビ) 使用コスト2/発生コスト2/赤/AP40/DP40 【体操服】/【オタク】/【メガネ】 〔コンビ〕 このカードが登場した場合、全てのプレイヤーは、手札1枚を捨て札にする。 (……計算外よ……これほどの邪悪を、秘めていたなんて……。) 俺の妹がこんなに可愛いわけがないスペシャルパックで登場した赤色・【体操服】【オタク】【メガネ】を持つ黒猫と赤城 瀬菜のコンビ。 登場した時にお互いの手札1枚を捨て札にする効果を持つ。 登場させるだけで相手の手札を1枚減らせるが、自分もその被害を追うデメリットを持つ。 しかしコスト2でAP・DP40とステータスは高く、デメリットアタッカーといえる。 実質ファッティといえるだろう。 カードイラストは描き下ろし。フレーバーは第13話「俺の後輩がこんなに腐ってるわけがない」での黒猫のセリフ。 収録 俺の妹がこんなに可愛いわけがないスペシャルパック 02-020 パラレル 編集
https://w.atwiki.jp/deces61007/pages/30.html
雪羽音らる みなさん初めましてっ!黒猫しっぽ団のギルドマスターを務めさせてもらっている 雪羽音らるです。・ω・ノ みんなからは(らるるん・らるにゃん)とか呼ばれてるです。///ω/// 戦闘スタイルはw・・・近接・錬金・魔法・銃・人形・・・etc・・・ 色々ありますが、どれも中途半端ですにゃぁw ^^; 演奏で作曲とか曲を加工したりするのが楽しいお年頃ですにゃっ♪///ω/// このギルドも最初は少人数でしたが、サブマスをはじめギルドメンバーさんのお力で ここまでのギルドになりました。^^ 初心者さん応援ギルド。そう思っていましたが、ギルメンさんみんなが家族みたいになったらいいなぁw と、思っていますにゃぁw♪^^ (にゃんこは正義っ!!)をモットーにがんばりますにゃっ!・ω・b+ (痛い子じゃないんだからねっ!! ///ω///
https://w.atwiki.jp/souku/pages/3856.html
《公開済》※日程変更※SEV002214 シナリオガイド 公式掲示板 みんなごろごろ、ごろにゃーご。 担当マスター 常葉ゆら 主たる舞台 (空京) ジャンル 冒険 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2013-02-22 2013-02-24 2013-02-28 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 2013-03-12 2013-03-14 公開予定日を変更。 予定日 リアクション公開日 2013-03-17 2013-03-16 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) 猫になりたい + ... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 パートナーとほっこりする ▼キャラクターの目的 猫になりたい ▼キャラクターの動機 一日寝て暮らしたい ▼キャラクターの手段 黒猫耳の呪いに掛かり、一日寝て過ごす。パートナーが何を言っても完全無視。ひたすら寝る。パートナーが膝に乗せようとするが抵抗しないで膝枕されて居る。何となく幸せで、ついつい甘えた態度を取ってしまう。 呪いを何とかする + ... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 トラブルを解決する ▼キャラクターの目的 呪いを何とかする ▼キャラクターの動機 放っておく訳には行かない ▼キャラクターの手段 パートナーが黒猫耳の呪いに掛かってしまったので、その原因を探しに行く。聞き込みをしたところ公園に怪しい猫の集団がいるらしいので駆けつける。怪しい雰囲気が漂っているのでいきなり近づくことはしないで様子を伺おう。そして、中心の猫の像が怪しいと踏んで、遠距離からの破壊を試みる。 その他補足等 [部分編集] 【タグ:SEV リスケ 冒険 常葉ゆら 正常公開済 空京】