約 1,709,513 件
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/423.html
http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1298520872/342-352 [とある黒猫の異常行動 2] 俺は高坂京介。高校3年生の18歳だ。来年には受験も控えてるし、進路に関しても悩んでる時期だ。 ―――なんで急に自己紹介を始めたかって?俺の年齢だよ、18歳。それを言っておきたかった。 まぁ18年なんてその辺の大人からしてみりゃ短いかもしれないが、俺としては色々あった人生だし、長くも感じてる。 だが、今この瞬間だけは言わせてくれ………。 「短い人生だったな………」 「何を急に訳の分からない事を言っているんですか? 私は何故あなたが女の子を連れて、こんな場所から出てきたのかを聞いているんですよ?お兄さん」 あぁ、この「事と次第によってはブチ○しますよ」と爽やかで真っ黒な笑顔を向けてくる女は、新垣あやせっていうんだ。 素敵な笑顔だろ?こんな天使のような可愛い顔して、俺に手錠掛けたり通報しますよと脅してきたりするんだぜ。 ちょっと前に、桐乃の―――桐乃ってのは俺の妹でな、あやせとはモデル仲間なんだが―――オタク趣味がバレた時には 狂気の沙汰としか思えねぇ反応しやがった。今にも刃物取り出してきそうな感じだったんだぜ。ほら、丁度今みたいにさ。 桐乃の事を心配しての行動だったし、悪いやつじゃないとは思うけどな。 「あー……、俺こいつと付き合ってるんだ」 「随分と嘘が下手ですねぇ?さ、もう大丈夫。ひどいことされたでしょ?でも私が助けてあげるから!」 「ちょ、ちょっと……………先輩?これはどういう事なのかしら?」 恐ろしさで忘れるところだったが、あやせに腕を引っ張られて抵抗している少女は五更瑠璃って名前で つい先日付き合い始めたばかりの彼女だ。付き合い始めてまだ1日だってのに、なんでこんな場所にいるんだろうな………。 「ぼんやり見てないで助けて頂戴!」 「可哀想に、催眠術でもかけられたの?なんて事するんですかあなたは!」 「そっくりそのまま言い返すが、なんて事するんですかあなたは。そいつ俺の彼女なの、放してくれよ」 「そうよ!放しなさい!」 「なんだあれ?ドラマ?」「やだ、浮気現場とか?」「なんか俳優地味じゃね?」などなど、好き勝手言いながら野次馬が集まってきた。 ちょっと強引にでもここを離れないと余計面倒なことになりそうだ。というか、切実に離れたい。 この茶番劇が起きた理由を語るには、少し時間を遡る事になる。 「黒猫」 「……っ…」 「俺の、彼女になってくれ」 いつも通り、と言うべきか――――黒猫が俺の家に来た。で、茶菓子を用意しようと下におりて そこでくつろいでたお袋と少し話し込んでいたら、黒猫が俺のベッドで半裸になってやがった。 何を言ってるか分からないと思うが、俺も何が起こったのか分からなかったぜ。 話をしてる内に黒猫が俺の匂いに欲情しただのなんだのと言い始めて、半裸になってた理由は「オナニーしてました」だとさ。 そんでもって「裸を見た責任を取れ」と来たもんだ。そりゃ、こう言うしかないだろ? 「と、とりあえずは合格よ………」 こいつには珍しいくらい、えらくニヤけた顔でそう言われた。ったく、俺はラノベの主人公か。 人気のないところへ呼び出したり、部屋に上がりこんでベッドで寝転んだり、別れ際にキスしたり。 心当たりはいくらでもあるじゃねぇか。どんだけ鈍いんだ俺。………あぁ、ちなみに今突っ込んだヤツは明日財布を落とすぞ。 彼女になってくれなんて言ったのは、まぁ―――――責任を取れって言われたのもあるっちゃある。けどな、それだけじゃなくて 俺はこいつの事が好きなんだと思ったよ。好きじゃなかったら付き合うなんて選択肢出てこないしな。 これは責任じゃなくて、俺が告白しただけなんだ。 でもホントにこれで良かったのか? 「やっぱ俺のこと好きだったのか?」 「うん……でも先輩、私が何をしていたか忘れたの?」 「え…っと………黒猫さん?」 両思いなのは良かったが、ちょっと雲行きが怪しいな。 「あなたが邪魔するから満足出来なかったの。か、彼氏なのだから、責任を取って満足させなさい?」 ごめんなお前ら。俺、今日で童貞卒業かもしんないわ。 ―――いやいや、落ち着こう。こんな美味しい展開エロゲに決まってるって。そうだよな、うん。 だってよ、見てみ?こんな顔真っ赤にして目を潤ませた黒猫なんてあり得ないだろ? これはきっとアレだ、沙織辺りが作ったエロゲだ。黒猫がヒロインの。 ………おかしいな、なんで立体に見えるんだろう。3Dテレビだってここまでリアルに出来ないはずだぞ? 「………っぅ…………ぇっ……」 「っお!?おい、何で泣くんだよ!?」 「………黙っ……てないで何かっ……ひっぅ………言ってよ………」 誰だよ女の最大の武器は涙とか言ったヤツ。最大の武器どころじゃなくね?もう壊滅的ダメージなんですけど。 とか言ってる場合じゃねぇ!何か考えるんだ俺!こいつを泣き止ませる方法を! 「おおおい頼むから泣かないでくれよ!俺が悪かったから!」 「………ぷふっ、あはははっ!」 「え?!」 「見事に騙されてくれたわね、面白かったわ……ヒック………」 こ、こいつ!嘘泣きしてやがった!――――割には今しゃくり上げてなかったか? 「私がせっかく勇気を振り絞って……っ………素直になったのに、何も言ってくれないんだもの」 「わ、悪い。あまりの超展開にびっくりしたもんだからついな……」 「……っぅ………だったら早く答えてよっ…………」 そう言われてもなぁ………。満足させてほしいというのは―――つまりはそういう事だろう。 しかし俺にも良識だとか理性だとかがあるわけで、その観点からすると「いきなり」はよろしくない。 そりゃ興味はあるぜ?半裸の黒猫を見たときにはもう砲撃準備整っちゃってたよ。 けどこの場合、こいつも俺も未成年なので青少年健全育成なんちゃらというヤツに 思い切り引っかかるだろうし(実際のところどうなのかは知らないが)、お袋は多分いろいろと勘違いしてる。 今はまだ「あらぬ疑い」で済むが、ここでOKしてしまえばかなりまずい事になるのは確実だ。 黒猫には悪いが、拒否するしかない。 「……なぁ黒猫、いきなりそういうのはどうかと―――」 「いきなりが……っ………ダメなら、段階を踏めばいいの?」 「んー……まぁ、そういう事だな………」 俺が答えた直後、黒猫が動いたところまでは見えた。その次の瞬間には―――― 「………っは!?」 「こ……れで、第二段階よ…………先輩?」 ―――キスされてた。前にもキスされた事はあるが、今度は口と口だ。正直に言おう、キスってヤバイ。 よく甘酸っぱいとか表現するヤツがいるけど、あれ間違い。もう甘々です。いや、実際味とかしないけど なんかもうスゲェの!味だとかどうだとかそういうのを通り越してる!ダイレクトに甘~いんだよ! ていうか黒猫の表情がヤバイ。もう可愛いとかそういうレベルじゃない、天使みたい! 前に誰かを「マイエンジェル」とか呼んだ気がするけど天使ここにいた! とにかくお前ら、俺の目の前に現れた天使の可愛さをもっと知るべきだと思います。 さっきまで断る気でいたけど、どうするよ俺?こんな可愛い黒猫今まで見たことあったか? ここは据え膳食わぬはなんとやらって言葉に習って食べちゃおうかな。 「はーい、続きはお外でやってね~」 俺が黒猫の可愛さに理性を失いかけていた時、不意にドアが開いてそんなセリフが聞こえた。 「「…………は?」」 「ほら!ぼーっとしてないで出て行った出て行った!お父さんには友達の家に泊まりに行ったって言っておくから!」 「……え?…………え?」 オーケイメーン、状況を整理しようか。 今ドアを開け放って何事か言っているのはお袋だな。んでもって俺と同じタイミングで「は?」って言ったのは黒猫だ。 お袋は何て言った?続きはお外?親父には友達の家に泊まりに行った?え?もしかして今までのやり取り聞いてたわけ? 「ホンリーシーッ!」 「ちょ、ちょっと先輩落ち着いて―――」 「あ、そうそう。制服だと断られるかもしれないから着替えていった方がいいわよ~。それじゃ☆」 畜生!プライバシーもへったくれもありゃしねぇな! 俺、この先もこういう扱いなのかな………。 しかも、トドメとばかりにちょっと落ち込んでいる所へお袋が戻ってきて「ちゃんと避妊はするのよ~?」とか言ってきやがった。 「余計なお世話だ!」 「…………わ、私もさすがに子供は早いと………」 ぬあああああああ!なんでお前も俯いて赤くなってんの?!もうやだこの星!! 「ねぇ、もしかして来た事あるの?」 「………ないぞ?」 「今変な間があったわよ」 「…………ごめん、ある」 お袋に追い出された俺たちは、悩んだ末に食事とちょっとした買い物を済ませてから いつぞやのクリスマスに来た渋谷の某ラブホへ向かった。覚えてて良かったぜ、ここ泊まりもOKなんだよな。ちょっと高い気もするが。 「まさかとは思うけれど、あの子とじゃないでしょうね?」 「…………………黒猫、それには深~い事情が―――」 「"取材"に付き合ったという話でしょう?聞いていたわ」 「聞いてたんならなんで………」 「あなたがどう答えるか気になっただけよ、シスコン先輩」 ですよねー。こいつはホント、俺をイジメてる時だけは楽しげで緊張もしないんだよな。 やっぱ調子が出るからなのか?友達みたいに落ち着けるから?くそう………そんな理由でイジメられては身が持たない。 「……先輩。お願いだから、今は私だけ見て………」 その考えを否定するかのように、細い声で黒猫が話し始めた。 「どうせ自覚は無いでしょうけど、結構好かれて…・・・いえ、モテてるのよ?先輩……… 沙織も、田村先輩も………おそらくはあの子もね。私が知らないだけでもっといるのかもしれないわ」 「い、いきなり何言い出すんだ?」 また緊張し出したと思ったらとんでもない事を言いやがる。モテてる?この俺が? 沙織は………多分こいつの言う好きとは違うだろうが、友達としては好かれているつもりだ。麻奈美に関しても違う。 あいつは幼馴染ってだけで、そういう感情は無いはずだ。 問題は、桐乃の事か。あ、その前にあやせならちょっと嬉……じゃなくて、ちょっと疑わしいところもあるかもしれない。 いやほら、ツンデレってやつ?普段は罵倒したり暴力振るったりするけど実は好きです、みたいな? まぁそうだとしても、今はこいつがいるしな。あやせにゃ悪いが―――― 「今思い浮かべてる人は多分違うわよ」 速攻切り捨てやがった!つかなんで俺の考えてることが分かるんだよ……。 ―――そうだった、桐乃の事だな。 「黒猫、お前盛大な勘違いをしてるぞ?桐乃が俺を好きなわけ―――」 「嫌いだったら…………嫌いだと言うのなら、何故あの子はあなたに頼るの? 思い返してみなさい、本当に嫌いなら頼るどころか口も利かないわよ。どうして分からないの……?」 「…………」 今日の黒猫は何かおかしい。プライドの高いこいつが、自らの醜態を暴露したり―――いや、俺はちょっと嬉しかったけどね? もちろん暴露した事じゃなくて、黒猫が俺を好いてそういう事を………。あー、俺が恥ずかしくなってきたな。 まぁそれは置いておくとして、確かに桐乃は俺を頼ってくる。けどそれは好きだからとかではなく、ただ単純に「使える」からだ。 頼ればどうにかしてくれると思っているからだ。好き嫌いの問題じゃない。こいつならそれくらい分かってると思うんだが。 …………どうしてそんなやつを助けるかって?決まってる、「妹」だからさ。 黒猫に限ってこんな事を言い出すなんて、本当にどうしちまったんだろう? 「…………お風呂、先に入ってるから」 「え?あ、あぁ」 黒猫よ、ココの場合「シャワー」だと思うんだ――――とは言えず、擦りガラス越しに水音が聞こえてくるのをぼんやりと聞いているしかなかった。 もしかしたら黒猫があんな話をし始めたのは、あいつの言う「他の誰か」に俺を奪われるのが怖いからかもしれないな。 何故そこで麻奈美や沙織、そして桐乃の名前が出てきたのかは分からない。だが仮に俺がモテていたとしても 俺は黒猫が一番好きだ。自信を持って、そう言ってやろう。 そういやあいつ「先に入ってるから」って言ってたよな………。まさかアレ、後から来てもいいよ的な お誘いだったの?でも最初だしなぁ………うん、非常に気まずい。ここは後で入る事にするか。 しばらくして黒猫が出てきた後、俺が入ろうとすると「……意気地無し………」と恨めし気に言われた。 やっぱ入った方が良かったのかなぁ……。 シャワーを浴びて、洗うべきところを洗った後(言わせんな恥ずかしい)俺は少々悩んでいた。 だってよ、ここから出たら黒猫が待ってるわけで――――いよいよだろ?どう声をかければいいんだよ。 悩んでいても擦りガラス越しにこちらの様子は分かるはずなので、備え付けのバスローブを着て出てみた。 「あら、丁度出てきたわね」 そう声をかけてきた黒猫は、ノートPCを立ち上げていたんだ……。 「念のため聞くが、何してたんだ?」 「新しいシナリオを書いていたのよ。今読んで感想を聞かせてくれないかしら?」 そう言って自分の隣を指す。………あれー?なんかいつも通りのこの感じ、ラブホに来てまでそれやるの? 他に仕方が無いのでここは素直に従っておく事にする。 「……どう?」 「これって………」 「そうよ。文にするとこうなるの」 黒猫が見せてきた”シナリオ”は、今日まさに俺と黒猫が繰り広げた超展開を文にしたものだった。ちょっと電波入ってるけど。 改めて見るとすげぇな。こいつ完全に変態じゃん。好きだから別にいいけど。 「まぁなんというか……お前、エロいな」 「なっ!?急に何を言い出すのかしらこの雄豚はッ!」 お前もついさっき急に変な事言い出してたよね。つーかよくこの短時間で書けたな。 「でも嬉しいぜ?お前すげぇ可愛いし」 「かわっ!?………え!?……」 「俺なんかの事好きになってくれてありがとな」 「? ??? ??」 黒猫、大混乱である。目を白黒させて顔を赤くして、本当に可愛い。 そろそろ頃合だ。……どうやって始めればいいんだ?とりあえずキスしてみるか。 そのままでは難しいので、黒猫の方に向かい直して抱き寄せてみる。 すると慌しく瞬きを連射してパニクってたのが急に大人しくなっちまった。 「…………上書き………」 様子を窺ってみると、ボソボソと何か言っている。上書きって………PCの事か。 「これを上書き保存でいいのか?」 「……そうじゃなくて…………呪いよ、前にかけた呪い」 「それって………」 抱き寄せといてなんだが、顔が熱くなった。呪いってあれだよな、アメリカ行く前の………。 呪いを上書きするって事なのか?上書きって、もしかして次の段階を指して言ってる?するつもりだったけどさ。 あの時はこいつからしてきたんだったな。まさかとは思うが、私がシテあげる的なイベント始まるの?それなんてエロゲ? 「あら、顔が赤いわよ?何を考えているのかしら」 「えっ?いや、別にお前がしてくれる的な事を考えていたわけじゃ――――あ」 やべぇぇぇぇ!!何口走ってんだ俺落ち着け!そんな事言ったら怒って帰っちまうかもしれないだろうがぁぁぁぁぁ!! ………ってあれ?なんか照れてる?俺を見ては何か言いかけ、俯いてしまう。(←かわいい) お、なんか言ったぞ。よく聞こえないけど。 「………………し、してほしいの………?」 辛うじて聞き取るとそんな事を言っていた。お前ら、萌えってコレの事で合ってる?………ああ、そうだよな。 あんまりかわいいもんだから勢い余ってキスしちゃったもん。ちょっとびっくりしたような顔をしていたが、すぐ背中に手を回してきた。 しかし間近で見るとホント美人だよなぁ、こいつ。 ……確かディープキスだっけか?舌入れたりするんだよな………。 「んぐっ!?」 「あら、痛かった?」 「痛ってーよ!何で噛むんだ?!」 「言ったじゃない、上書きよ。今から他の女に欲情したら、こっ……この………………かたくなってる………………」 「言いよどんで恐る恐る触ってんじゃねぇッ!?」 なんとなく舌を入れてみたところ、抵抗されないと思ったら噛みやがった!これ血出てるだろ、口の中が鉄の味だ。 油断したぜ。こいつそういえば俺をイジメるの大好きだったよな。 「……っ………他の女に欲情したら、全身の血液が沸騰して死ぬ呪いよ。 私の唇を自ら奪ったんだから…………貴方の舌を噛んで血を飲んだのは、貴方の血を呪う為に仕方なかったからよ」 電波が入ってるのは多分、照れ隠しだろう。にしたってホントに噛まなくてもいいじゃねぇか。痛ぇ……。 「田村先輩にも、沙織にも、あの子にも………少しでも私を裏切ったら、その呪いで死ぬんだから。 普段は今まで通り、誰にお節介を焼いてもいいから………今は私だけ見て………?責任、取ってくれるんでしょ……?」 バカか俺は。かもしれないじゃなくて、その通りだった。こいつは、こいつの言う「他の女」に俺が 好意を向ける事を恐れていたんだ。そりゃそうか。言われて見れば、俺は困ってるやつを見るとお節介焼いてた。 大嫌いなはずの桐乃をはじめ、色々な人に。まぁ助けになったかどうかは別としても、黒猫だってその中の1人だ。 そんな俺が、求められれば他のやつを好きになりやしないか不安だったんだな。 だったら、安心させてやるだけだ。 「黒猫。俺はお前の事が一番好きだ。一番大事に思ってる。……だから言うぞ、愛してる」 「え………」 「黒猫、俺はお前を愛してる」 たった1文字のシンプルなもの。けれど何より価値のあるもの。そして、口にすれば途端に安っぽくなるもの。 誰かがそんな事を言っていたが、安っぽくなったって構いやしない。黒猫に伝わればそれでいい。 ああくそっ、世の男性方が口にしない理由が分かったぜ。これ滅茶苦茶恥ずかしいじゃねぇか。 ……なんだ?プルプル震え出したぞこいつ。言っとくが俺のほうが恥ずかしかったからね?今のセリフ。 「………あの子より、私の方が大事?」 そりゃ彼女だもん。 「決まってるだろ。どっちも大事さ」 あれ? つづけ。
https://w.atwiki.jp/copypasta/pages/18.html
リアクション画像(reaction image)とは、掲示板において自分の気持ちを表現するために使われる画像のこと。 MFW(~のときこんな顔してた)を示すときにも使われる。 Feels Good Man(フィールズグッドマン) Feels Bad Man(フィールズバッドマン) Puking Rainbow(虹の嘔吐) Vomit-chan(嘔吐ちゃん) Rage Guy(怒り男) Troll Face(釣り顔) Forever Alone(ずっと一人) Okay Guy(OK男) Sweating Towel Guy(汗ふきタオル男) I know the feels bro(その気持ち分かるよ) Your tears are delicious.(涙うめぇ) My Brain Is Full Of Fuck.(頭の中がファックでいっぱい) I can't fap to this.(これではシコれない) Y U NO ~(なんで~しないんだ!) implying(含みをもたせてるよ~!) You mad(怒ってるでしょw) O RLY(へーホントに?) wat(なにこれ) Your Waifu is Shit(お前の嫁はクソ) Opinion Discarded(あなたの意見はゴミ箱行き) James Van Der crying face(James Van Derの泣き顔) Computer Reaction Image (パソコン・リアクションイメージ) Do Not Want(いらない!) Feels Good Man(フィールズグッドマン) 4chanの利用者が描いた漫画「Pepe the Frog」が元ネタのリアクション画像。喜びや気持ちよさを表す。 元ネタではズボンを足首まで下して小便をする気持ちよさについて語っている。 Feels Bad Man(フィールズバッドマン) 別名、悲しみガエル(Sad Frog)。Feels Good Manから派生した。見た目通り、悲しみを示すときに使われる。 Puking Rainbow(虹の嘔吐) 何か素晴らしいものを見た時に使われる画像。「素晴らしすぎて虹が溢れてくる」ということだろうか? Vomit-chan(嘔吐ちゃん) もともとはPIXIVの蒼天空氏の描いたイラスト。もともとのタイトルは「★嘔吐★」 描かれているキャラクターはフリーゲーム「夢日記」の主人公、通称「窓付き」 主に気持ち悪いものを見た時に使われる。 これをパロディしたものでいくつかのバリエーションが存在する。 例 ダークソウルのパロディ DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION (特典なし) - PS3 スプラトゥーンのパロディ Splatoon(スプラトゥーン) Rage Guy(怒り男) この商品はAmazon商品紹介機能をご利用いただけません。 Rage Comicというオリジナル4コマのキャラクター。 Rage Guyはその代表的キャラクターであり、名前の通り、怒りを表す。 余談だがアスキーアートも存在する。 ___,,...._.__ ._-=ニニ,,..,,ノl!ィア, ヽ、 FFFFFFFFFFF / !l|イ’ ゙ll_ ,,,,_, / ノ》l ソヘ、 》、 FFFFFFFFFFF / ゙゙̄ニ⊃ !彳 /’ i \ ソ ├’ ,--‐ヘ 、 ! / ^''''"゙l ヽ FFFFFFFFF ソ.| /-、 ゙┐ ゙ゝ `| l.! l丿 〈..ノ 丿 __..._.ヽ..____/ l.ヽ FFFFUUU l! │ ノ'/ヽ. |-r^ヽ-,,へ |! l| `ー--‐"./ヽ__ノ^" ヘ | UUUUUU .l! |‐^ ,... ヽ. │ 《 │ /'ー´ \/'ヽ_l | UUUUUU │l. │ ./ , -J´⊥,,..ノ |i ゙l」 ノ ,-、/ /´ l〉 UUUUUU Λ . / .ノ`丿 __>'´ / | ゝ、_ ^‐―-‐" 丿 UUUUU- Troll Face(釣り顔) Rage Comicのキャラクター。 「Problem?」(何か問題でも?)というセリフとセットで使われることが多い。 相手をからかうときや、邪悪な喜びでいっぱいのときに使われる。 余談だが、アスキーアートも存在する。 ,n―'''''゙゙゙ニニ「ニニ「「ニ二二二ョ--....,_ ,/'´ _..-''彡- ; ;二二''‐ーー―--‐―-`゙ヽ、 j 丶/ニ-'"’ ´) '''√ ̄``ヽ │ ,,ィ __ _,'゙ ゞ´■`冖ゝ,, ¦ ,,,,........, ゙ ヽ_ ,ィク^゙ニ二..二‐  ゙゙゙̄ ̄''+x〃 -ll■'''゙゙゙゙  ̄^ニ;‐ヾ、ヽ .j jl'´ ュ, ̄¬ー‐''´ 、..,n―''ー l l | ソ ||丶'l广゙''=.._ ---- ァ''_ ゙|lゝ._ ∧ ./ノ// ゙ゝ ; ㌔_.|广¬=-,.. ⌒ 、./ ゙;_,ィ l'' "丿 `ゞ ゙ヘ~~|゙ゞ゙ョ_丿~~゙゙'''''lァ'ー┬一''l厂|l!,|∥ / ゙ヽ ヾt/ ''|lヾ=ョョ=ノ=ョソョョョョソiiillillli. | ゝ、 `゙'+、__ソ `广''''''ll゙゙゙゙゙|゙゙゙|「]|.]. | ヽ ニーニー..,,~~ー--...ノl,,,,,,,,ノ,,‐..ー'´ | ゙゙''+こ;ーニ ;;-....,,,,.二......---‐ _,..‐' .: .| 丶ー-..,⌒''''‐ー-ニニニニニ...-‐'" │  ̄'ー--,,__ ,,r´  ゙゙̄'¬―-―"´ Forever Alone(ずっと一人) Rage Comicのキャラクター。孤独にむせび泣く男。 Forever Aloneはひきこもり、オタクを端的に表す言葉としてもよく使われる。 ネタ画像や動画でTroll Guyへの反応として使われることも多い。 Okay Guy(OK男) Rage Comicのキャラクターのひとり。 不本意な同意や絶望を表す。 Sweating Towel Guy(汗ふきタオル男) 不安や居心地の悪さを表すために使われる画像。 以下のグリーンテキストストーリーのMFW画像として使われ広まった。 On my way out of Gamestop Girl my age is approaching the door from the outside at the same time Immediately change directions and stiffly walk to the closest display I could find Pretend to look at the display until she enters the store and completely passes me Speed walk the fuck out Mfw I finaly made it to the car ゲームストップ(ゲーム屋の名前)から出ようとしたとき 俺と同じ年くらいの女の子がドアの外から近づいていた。 俺はすぐに方向を変え、ぎこちなく歩いて、一番近くの商品棚のそばに立った 商品を見ているフリをして、彼女が見せに入り、完全に歩き去るまで待った。 早足で店から出た。 ついに車までたどり着いた時の俺の顔 I know the feels bro(その気持ち分かるよ) 相手の気持ちに共感するときに使われる画像。 抱かれている方の男単品で「形容しがたい感情」を表すときにも使われる。 Your tears are delicious.(涙うめぇ) 他人の不幸を喜ぶときに使われる。 元ネタはサウスパークのエピソード「Scott Tenorman Must Die」(日本版では「カートマンレクターの鬼畜晩餐会」)だと言われている。 My Brain Is Full Of Fuck.(頭の中がファックでいっぱい) あまりのバカバカしさに脳が耐えきれない様子などを表す。 頭を抱えている画像でいくつもバリエーションがある。画像は比較的人気のジャッキーチェン・バージョン。 I can't fap to this.(これではシコれない) 異常な性癖のエロ画像に対する反応として使われる。 バリエーションに「I can fap to this」もある。 can fap to~ パターン Y U NO ~(なんで~しないんだ!) 相手が何かの行動をしないことに憤慨しているときに使う画像。 元ネタは日本の漫画「GANTZ」の55話で頭が破裂しそうになっている男の表情。 ネット上で最初にこのコラ画像が投稿されたのはtumblrだと言われている。 その際の文面は「俺がメールしたのになんでメール返さないんだ!」という内容だった。 implying(含みをもたせてるよ~!) implyは「暗示する、仄めかす」という意味。 言外に何かを仄めかしていることを示すときに使われるが、自分で「含みを持たせてる」と強調してしまっているというネタ。 テキストのみでは" implying"という風に" "をつけて使用されることが多い。(4chanでは をつけると強調表示できることから) 強調表示にすると文字が薄い緑色になることから画像では多くの場合、緑色の文字色になっている。 両手をチョキのような形にした人の画像とセットで使われることが多い。このポーズの意味は「" "」つまり、「今言っているセリフは紙に書くと" "で囲まれるくらい重要だよ~」と暗に伝えるポーズである。 相手の傲慢さや固定観念を茶化すときにも使われる。相手が周りをバカにしているとき「君はなんでも知っていると言いたそうだね」という感じで。 女性がソーセージを咥えているなどの性的な「仄めかし」にも使われることがある。 ただ緑色っぽいだけの画像に使われることも多々ある。 You mad(怒ってるでしょw) 怒っている相手をさらに煽る画像。u madとも。 もともとはヒップホップの「ディスり」文化で生まれた定番のフレーズ。 もっとも有名な画像はラッパーのCam’RonがTV番組のBill O’Reillyで見せたもの。 ユマ~ッド、ユマァ~~~ッド♪と歌うように言うのがポイントらしい。 10秒くらいから O RLY(へーホントに?) 無表情なふくろうがO RLY?と聞いている画像。(O RLYは「Oh Really?」の短縮) 適当な返事と無表情っぷりから言外に「そんなこと誰でも知ってるよ」あるいは「そんな嘘誰でもわかるよ」という含みを持たせている。 結構古い画像ネタで2000年代中ごろに流行した。 wat(なにこれ) 「What」の短縮系。 ただし単なる短縮系だけでなく、「意味不明なものに遭遇したときに出す言葉」という面が強調されている。 使い方は主に意味不明な文章、画像、動画を見た時の反応として。 たまに動詞っぽくつかわれることもある。(例:You wat, You luse.「何これ?ってなったら負け」) 似た表現でlol(笑い)とwhatを組み合わせた「lolwut」という表現もある。こちらは笑いと「なんじゃこら」がミックスされた状況で使う。 Your Waifu is Shit(お前の嫁はクソ) Fate/Zero 全6巻完結セット (星海社文庫) アニヲタへの煽り。画像のキャラクターはfateシリーズのセイバー バリエーションにYour waifu doesn't exist.(お前の嫁は実在しない)もある。 Opinion Discarded(あなたの意見はゴミ箱行き) 相手の意見をゴミ箱に突っ込みたいときに使われる画像。 映っているのはマジシャンのPenn Jilletteという人。 なぜかアニメ「ゆるゆり」のキャラクター「京子」のバリエーションもある。 #amazon plugin Error amazonは1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 James Van Der crying face(James Van Derの泣き顔) 俳優「ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク」の迫真の泣き顔。悲しみを表すときに頻繁に使われる。 元ネタはアメリカの青春ドラマ「ドーソンズ・クリーク」のシーズン3の23話で、幼馴染にフラれた際に主人公のドーソン(ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク)が見せた表情 本人もこの画像がネット上で流行していることを知っている。実はこの泣き顔は台本になかったが役に成りきった結果、自然と流れてしまった涙だと本人は明かしている。 動画 Computer Reaction Image (パソコン・リアクションイメージ) パソコンとキャラクターが一緒に写っている画像の総称。さまざまなバリエーションがある。 泣き顔 長首リアクション男(Long Neck Reaction Guy) ※もちろん日本語の「首を長くして待つ」とは関係ない。PC画像に映っている画像や映像の恐ろしさから首が伸びるほど後ろにのけぞっている様子を表している。 日本のパソコンAAと共通するものがある。 ____ / \ / ⌒ ⌒ \ / (●) (●) \ | 、" ゙)(__人__)" ) ___________ \ 。` ⌒゚ j´ ,/ j゙~~| | | |__/ \ |__| | | || | / , \n|| | | || | / / r. ( こ) | | || | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________| ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_ Do Not Want(いらない!) 強い拒否感を表す字幕ネタ。 画像の人物はマッシモ・ダレマというイタリアの政治家。Do Not Want Guy(いらない!男)としてネット上で有名 そもそもの元ネタは中国の海賊版スターウォーズ:エピソード3の字幕から + 念のためネタバレ注意 ※ダースベイダーがNoooooooo!と叫ぶ有名なシーン。なぜかDo Not Wantと訳されている。 また派生パターンで「Do Want」(ほしい!)という字幕ネタもある。
https://w.atwiki.jp/coolpa/pages/295.html
376 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/20 20 41 ID Ef3Z1x3A そうやって何度も打ち切り回避してきたからね でも悪いのは知欠じゃなくてそれがまかりとおるジャンプ自体だ 385 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/20 21 17 ID SUPtPen1 376 同人女のアシが入ってから変わったような気がする 黒猫のドジンシ作ってコミケ出てるしな・・・ 646 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/22 21 14 ID 6EMFhkP3 アーマーを切り裂いたあとの一連のイブの表情、絶対元がある。 ギャグっぽいシーンのディフォルメという以上に、普段の絵と違いすぎる。 特に口を歪めて髪でこぶし作ってるシーンは、描線の調子まで そっくりな元絵がある気がする。有識者指摘頼む。 647 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/22 21 19 ID DiQbLzuY 646 ただ単にそこのシーンだけいつもと違うアシスタントが描いてるだけなんじゃ? いくらなんでもその見方はちとひどい。 648 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/22 21 19 ID g21MI8/R そのイブに萌えたのは俺だけか? 649 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/22 21 25 ID 6EMFhkP3 647 いや、きっかけはデジャブを感じたからなんだ。 どっかで見た気がする。でもどうしても思い出せない。 もちろん単なる勘違いという事もありえるが。 別に知欠だからパクりに違いない、と言いたいんじゃないんだ。 本当に、誰か指摘してくれる人がいないか知りたい。 こういう絵柄で普段書いている人とかに心当たりいる人いないかな 650 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/22 21 29 ID 6EMFhkP3 追記 例えば、るろ剣なんかで、薫がギャグっぽく怒ったりするときは こういう絵になっていたことがあった気がする。 ありがちな表現だと言えばそうなんだが、妙に「黒猫」にハマっ てない感がするので、みてびっくりな元絵がある気がしてならない。 651 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/22 21 29 ID +XHHPzfD 確かにあのイヴの表情はいつもの絵柄と全然違うね でも可愛かったからパクリだろうがなんだろうがどうでもいいです今回は 652 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/22 21 30 ID HFzFgLQJ 今週は知欠の限界を見た 737 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/23 01 37 ID pXjKUqDS てか、少し前くらいから描くやつ(考えるやつ)変わった? 何だか空気が微妙に違う。かといって「マシになった」わけじゃないのだが。 予想:本格的にアシが描いてる 739 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/23 01 42 ID x9v4ooKZ >予想:本格的にアシが描いてる そういうのもアシって言うの? 744 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/23 02 05 ID Dc/G2S3K 伝説のマスター赤松様は、連載初期だけは自分でやって まず、絵をアシ任せ、展開を編集まかせ、終にはネームまで 切ってもらって、それでも作者としての取り分はしっかり貰っ ていたそうだが。 745 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/09/23 02 07 ID rY60tHvs 744 正直それでもクオリティを落とさず面白ければいい。 読むほうには関係ないから。 まあ面白ければな・・・・
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/452.html
http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1299681223/892-896 『黒猫の幸福』後篇その一 全裸のまま、私はベッドに横たわっている。 同じくベッドの上には、何も身につけていないこの人の裸がある。 この人の屹立した雄のシンボルは、鼓動に合わせてひく、ひく、とその兇悪な姿で一瞬ごとに天を指し示している。 そこから私は目を離せない。 この人のベッドの上に横たわったままそれを見つめる。 コレが。 コレが、私に。 コレで。 コレで、私は。 その想像だけで私は融けてしまいそうになる。 体の芯にうまく力が入らない。 コレで蹂躙されたら。 コレで女にされたら。 コレで雌にされてしまったら。 ぐるぐると頭の中でそんな感情が渦巻き、粘膜が熱を持ってしまう。 どく、どく、と心臓が暴れまわり、うまくものを考えられない。 ずっと妄想していたそれが今現実になる。 この人に、全てを奉げることができる。 体の全ての骨が甘く蕩けていってしまう。 だから私は、この人が言っている言葉の意味を理解できなかった。 「悪い……やめよう」 この人はこんなになっているのに。 私がこんなに愛しているのに。 こんなにもこの人の全てを待ち焦がれているのに。 どうして、そんなことを言うの!? 「どうして!?」 私の脳と直結した唇が勝手に喋る。 苦しそうな顔をしながら、この人は言う。 「その、あれだ。俺、アレ持ってないから」 「アレ?」 私は鸚鵡返しに問い返す。 すると恥ずかしそうにこの人は答える。 「…アレだよ! コンドームだよ! 避妊具! 俺、まだ、お前のこと妊娠させるわけにはいかないから」 半ば怒ったかのように。 ふてくされてるみたいに。 全裸で激しく勃起したままのこの人はそんな言葉を口にする。 その言葉の意味が私の身体に染み入る。 『まだ』 この人はそう言ってくれた。 『今はまだ』 その喜びが子宮を満たし、全身に飛び散らせる。 『今はまだ早いけど、そのうちに』 この人のそんな声が私の脳裏を焼く。 『そのうちきっと。必ず』 その言葉は私を抱きしめ、恍惚の中に燃え尽きそうなほど熱い滾りで私を一杯にする。 好きだと言われたときよりも嬉しい。 子宮が嬉しがってるのがわかる。 私の女の子の器官が腰の中で悲鳴をあげている。 そんな浮かれた気持ちのまま、私は二つ目の武器について口にする。 膝立ちになって、私の脱ぎ捨てられたノースリーブのブラウスを指差す。 「…先輩。私のブラウスの左のポケットを探って頂戴」 「こっちか」 この人はその中に私が準備していた二つ目の武器を見つける。 「…なっ…」 絶句するのも無理はない。それは私が持っているべきではないものだから。 私は意を決して言う。 「軽蔑されても構わないわ。それでも、私は先輩と一つになりたいと思っているの」 この人が見つけたものはコンドーム。 夜中、こっそりと人気のない薬局前の自販機で買ったもの。 散々頭を悩ませた挙句、通学用カバンの一番奥に隠した5個とは別にポケットに入れて持ってきたそれ。 箱を細かく千切って捨てた、コンドームの一個を胸のポケットに隠したまま、私はこの人を誘ったのだ。 本当ならば、初めては隔てるもの無しで感じたかった。 雑誌やインターネットで調べた限りでは、男の子はそうなったら止まらない、とあった。 だから避妊は女の子が気をつけよう、とも書いてあった。 でもこの人は、自分の欲望よりも私の身体のことを気遣ってくれた。 この人が、私のことを大切に思ってくれているのがわかる。 それがとてもとても嬉しい。 この人が気にしたときのための策。 それが今こうして役に立っている。 あさましい計略だけれども。 でもこの人はそれを気にするようなこともせず、お礼を言ってくれる。 「黒猫。すまない。お前にこんなことまでさせて」 そんな姿も私の体の芯をキュンキュンと昂ぶらせる。 「べ、別に気にすることはないのよ。そんなものは自販機で買えるのだから」 そんな軽口にも、この人は真摯に応えてくれる。 「ゴメンな。女の子のお前に準備させちゃって。これからは俺が準備するから」 『これから』 というこの人の言葉が私の胸の芯をよりいっそう甘く蕩けさせる。 今だけじゃない。 これからも。 これからもずっと、この人は私のことを愛してくれるのだ。 そのつもりでいるということが、私の腰の裏側辺りをジンジンと熱していく。 膝に力が入らない。 ベッドのシーツの上、くなくなと力なく女の子座りのまま崩れていくことしかできない。 「痛かったら、言ってくれ」 コンドームのパッケージを破り、肉竿に装着したこの人が言う。 この人が私の両脚を開き、その内側に入ってくる。 「お、お願いがあるのだけれど」 意を決して私は懇願する。 「私がどんなに痛がっても、やめないで頂戴」 きょとんとしているこの人に、私は続ける。 「私は今日、本当にあなたのものになりたいの。だから、私がどんなに嫌がっても、やめないで欲しいの」 そんな私の懇願に、この人は真っ直ぐに応えてくる。 「…黒猫。俺がこれからすることが、どうしてもイヤだったら『ストップ』って言ってくれ」 「お前が『ストップ』って言ったら俺はやめるから。そんときだって、お前が俺のことを好きじゃないんじゃないか、 なんてことはこれっぽっちも思わねえよ。ちょっとでも怖いとか痛いって思ったら『ストップ』って言ってくれ」 再び私の視界でこの人の顔が歪む。 なんて優しい。 なんて素敵な。 なんて素晴らしい男の人。 そんな最高な無二の人を、私の身体で興奮させてあげられることが嬉しい。 こんな貧相な身体でも、全てを奉げて喜ばすことができるだなんて。 女の子らしくないこの身体を、この人は喜んでくれる。 夢どころではない。 私の妄想がいま、本当のことになりつつある。 そのためなら、私は喜んで火口に身を投げる贄にだってなろう。 でも贄どころではない。 この人は優しく、私の初めてを奪ってくれる。 私の体の一番奥に消えない印を刻んでくれる。 それが嬉しくて。それが楽しみで。 私の下半身から骨が消失してしまったかのよう。 この人にされるがままに、両脚を大きく広げさせられる。 そしてこの人の先端が、私に押し入ってくる。 無毛の肌の中の、柔らかな粘膜をこの人の熱い男性の象徴が押し広げてくる。 不思議に恐怖はなかった。 胸の動悸が激しくなりはするが、それでも不安でも怖くもない。 すぐ近くにこの人の顔があるから。 兄さん。先輩。京介。 なんと呼べばいいのかわからない。 そのうちに、時期が来ればもっと違う呼び方で呼ぶに違いない、そんな素敵な人。 その人が、私の内側に入りたいと熱望しているのが嬉しい。 ぷつり。 私の中でそんな音がする。 かすかな痛みと、激しい熱。 そのゴム越しの粘膜の熱さが、私を酩酊に押し上げる。 言葉にならない。 胸の中が一杯で、唇は動くけれど、まるで夢で叫んでいるみたいに言葉は意味をなさない。 そんな私の唇にそっと触れてくれるのはこの人の唇。 私の顔を上向きにさせると、貪るように乱暴にキスをする。 下半身で深く繋がったまま、唇を奪われる。 そこから温かな波が全身に広がっていく。 眦が柔らかくなってしまう。 「動くけど、いいか?」 この人の気持ちが私に伝わってくる。 私は言葉ではなく、キスで答える。 唇を通して届く想い。 唇を通してしか届かない想い。 「ん。ゆっくり動くから。痛かったら言ってくれ」 そう言うこの人の瞳の優しさが私を酩酊に誘う。 好き。大好き。この世界の、この宇宙の誰よりも大好き。 ゆっくりとした、私をいたわるような動き。 破瓜の血が流れていて、そこは張り裂けそうなほど痛いはずなのに、なぜか麻酔を掛けられたみたいに痛みは感じない。 まるで魔法を掛けられたかのように、幸せだけが溢れてくる。 この人の怒張が私を割り裂く。 そのただ熱く、甘く痺れるような感覚が私を酔わせる。 そしてこの人の肉槍がゆっくりと引き抜かれる。 その喪失感に私は寂しくなる。 でもまたすぐに、その熱い滾りは私の中に戻ってきてくれる。 それが嬉しい。 自分の内側が、ぴったりとこの人に吸い付いている。 自分の内側が、この人の形に変えられていく。 それがすごく嬉しくて。 私は無重力空間にいるみたいにふわふわという多幸感に酔っていた。 そんな間もこの人は、私の手を優しく握ってくれる。 私の掌を包んでしまえるくらい、大きな手で。 温かい。力強い。優しい。 その手を通して、唇を通して、ゴム越しの粘膜を通して、私のことを好きな想いが伝わってくる。 掌で深く繋がろうと、指と指を絡ませた「恋人つなぎ」にしてくれる。 昔ならば「なにを莫迦な」と思っていた。 どんな繋ぎ方だろうと違いはないと思っていた。 それは大間違いだった。 より深く、より綿密に繋がりあえる指と指。 指の骨の芯が痒くなってしまいそうなほど、悦びが溢れてくる。 「黒猫…瑠璃」 この人が私の真名を呼んでくれるだけで、私は恍惚の高みに登らされてしまう。 「先輩…先輩っ…せんぱいっ」 呂律の回らない唇で、必死にそれだけを口にする。 好きで好きで、何百回キスしても足りない。 粘膜が甘く蕩けて。 身体の奥から奥から甘い気持ちが溢れてきて。 体中が甘くなって。 部屋中が甘くなるくらいの。 好きすぎて、それが部屋から溢れて夜空にハートを描いてしまうくらいの甘いキス。 この人の充血がより激しくなる。 突き刺されているそれが一回り大きくなったように感じる。 ひく、ひく、とその肉がかすかに脈動する。 「うっ…瑠璃」 うわずった声で私の真名を呼んでくれる。 私がこの人の全てになれたらいい。私の全てはこの人だけでいい。 熱さを増した獣欲の権化で一番奥を突かれながら、私はそう思った。 奥を突かれるのは幸せ。 浅いところをズリズリと擦られるのは恍惚の極み。 手指を触られるのは気持ちがいい。 乳首を優しく噛まれるのは涙が出るくらい嬉しい。 私は全身が甘い甘い蜜みたいにとろとろに溶けていくのを感じていた。 顔がほどけていく。表情を作れない。 私はそんな締りのない顔を見られるのがイヤで、この人から顔を背けた。 しかし、この人はそれを許さない。 あごを軽く指先でつままれただけで、この人に全てをさらけ出してしまう。 反射的に顔を隠そうとした手も、太くてがっしりした片手で軽々と両方封じられてしまう。 「お前の感じてる顔、もっと見せて。可愛い俺の瑠璃が感じてる顔、もっと見たい」 『俺の瑠璃』 その一言が私を打ち抜いた。 この人のモノ。私は全部、この人だけのもの。 そう思った瞬間、身体の奥から爆ぜるように熱い蜜が噴出した。 どうにも止められない。 感じる無重力のなか、真っ白な爆発が私の意識を押し流していく。 私の名を呼んでくれているこの人が。 愛しくて。 嬉しくて。 私は意味の無い叫びを挙げていた。 そして、それと同時にゴム越しになにか熱いほとばしりを感じて。 真っ白い闇に私の意識は包まれていった。
https://w.atwiki.jp/tip_1017026271/pages/18.html
血液型:B型、誕生日:4月10日、身長:154cm。 本作の主人公。15歳の高校1年生。半分の花の形の髪飾りがトレードマーク。 高校入学を機に木組みの家と石畳の街に引っ越してきて、喫茶店ラビットハウスに下宿している。当初は産地や銘柄による味や香りの違いを判別できないほどコーヒーには疎かったが、ラビットハウスの店員として働くうちに喫茶店に相応の技能を身につけていった。 とても前向きで、明るく朗らかな性格。少々ドジなところがあり、チノやリゼにフォローされることが多い。可愛い物やモフモフしたものが大好き。ココア (保登心愛) 抱き枕カバー ご注文はうさぎですか? 等身大抱き枕カバー 萌え萌え 人気アニメ抱き枕カバー 激安 2WAYトリコット ご注文はうさぎですか? 等身大抱き枕カバー (保登心愛) ココア 全裸 両面プリント抱き枕カバー アニメ周辺 ★材質特徴★ ピーチスキン 布地の表面が桃の膚触りような感触で柔らかくしっとりした風あいの素材です、極細のデニール系で高密度に織られているため、透湿防水、撥水効果等もあり,かなり光沢が強くテカテカしています、傷や汚れが目立ちにくいです コットンベルベット 艶やかな光沢となめらかな手触りを持つ,厚さもコットンベルベットとしてはお勧めです。 スムースニット 2Wayトリコットに比べ丈夫な生地で、サラサラした肌触り,ヨコの一方向に伸縮します、洗濯しても色落ちしにくい 2Wayトリコット しっとりとした柔らかい生地で,すべすべとした手触りが特徴、タテ、ヨコの2方向へ伸縮します,洗濯しても色落ちしにくい.現在一番人気の生地になっております。 ★オススメ★ プリントも鮮明でしっかりしています。とても滑らかでしっとりした材質でお肌にも優しく、サラサラ、ツルツル、スベスベです。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/6919.html
ツキヨノクロネコダンサチ【登録タグ ID SAO パワーパンプ 早見沙織】 autolink() SAO/S20-084 カード名:月夜の黒猫団 サチ カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2500 ソウル:1 特徴:《アバター》?・《武器》? 【永】相手のターン中、このカードのパワーを+1000。 何よ、人をみそっかすみたいに レアリティ:U illust.
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/24999.html
呪弾の黒猫(バレット・ブラック) C 自然 (3) クリーチャー:ビーストフォーク/バトラー 4000 ■マッハファイター 作者:翠猫 DMAE-05「バトラーズ・オデッセイ」収録。バトラーを持つビーストフォーク。 少しパワーが高めのマッハファイター。 収録エキスパンション DMAE-05「バトラーズ・オデッセイ」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fsss/pages/13.html
画像集2
https://w.atwiki.jp/gazoukakoo-gazoo/pages/11.html
画像加工の注意点 画像加工のサイトには海外のものがありますがむやみにクリックしないようにしましょう。 その理由は有料サイトなどがあるからです。 知らぬ間に有料ソフトをダウンロードされたりする報告もありますので注意しましょう。 有料サイト以外にもウイルス感染などの問題もあります。 おすすめ画像加工サイト →無料画像加工サイトもじまる アニメーション画像や文字入れなど今人気のサイト →画像編集君 ホームページ上でGIF、JPEG、PNG画像編集、ファイル形式変換、 アニメGIF作成ができる。 →超!美味しく変換 作った料理をきれいに見せる画像加工サイトです。 自動修正で簡単です。 →画像加工.com デカ目美人、漫画風、ミラーフレーム、逆光補正 、集合写真の顔抜き出しなどいろいろあります。 →画像加工・トリミングツール シンプルに簡単にトリミング、画像縮小などができます。 →写メ加工無料! 簡単に画像加工できる携帯サイトです。 PCからも可能! →クイックカバー 簡単にかわいい模様を付けることのできるフォトデコレーションのアンドロイドアプリ 2013年版 #bf
https://w.atwiki.jp/aoyoku/pages/65.html
くろねこ【黒猫】 シスカが黒一色の服・装備をしたことから呼ばれるようになった。 他に桃色や白色になっているときもあったが、課金ファッションでは一番着ている期間が長かったため、この色で定着している。 しかし、二次職ではデフォルトカラーである緑を基調とした装備品を選んでいるので、緑猫と言われている。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る