約 1,709,287 件
https://w.atwiki.jp/tiasarashi/pages/52.html
クラブマスター:フランツ フォロマジョーレと同じく、これまたチーム掲示板のクラメン募集の為の書き込みが痛い 七色のカルデア放棄後、順番の関係でほんの一瞬だけ カルデアを占拠するが、その後今だけ150円率いる聖羽覚醒軍団五人に落とされた。 まさに噛ませ犬。これにめげずに頑張ってもらいたい 360 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2008/05/03(土) 18 55 57 ID H24cR2e30 以前見た1番ひどい食い残しは、AD3にて黒猫連盟の「まふ」だねw 狩り下手すぎてむかつき通りすぎて可哀想に思えたね 秀美・子竜は横師、まふはかなりの食べ残し、フランツはまともな人だと思ってたけど こんなやつらを野放しにして見損ないました 361 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2008/05/03(土) 19 06 25 ID nEZmyOtO0 まふは本当にひどいw
https://w.atwiki.jp/picotto/pages/744.html
No 名前 ★ コスト タイプ 属性 HP アタック ガード - 黒猫シールド ★★★★☆ - シールド - 0 0 441 スキル Lv:-- スピードアップ2 移動速度+20% Lv:+12 ダーティートリック1 麻痺・毒などの状態異常発生率+10% Lv:+24 ダーティートリック2 麻痺・毒などの状態異常発生率+15% Lv:+36 スピードアップ3 移動速度+30% サポートスキル Lv:+25 状態異常確率★2 状態異常の発生確率UP・中 -
https://w.atwiki.jp/d-geb/pages/79.html
黒猫護衛隊 腕前 地下 財力 ? 厨房度 ★★★ 裏方 ★ PCダメージ 当てられない キル数 0 デッド数 エリート工作員クラス 所属部隊名 ? 勝ち馬属性 あり 戦闘スタイル サラ 逸話 スコアが0キル10デット5kダメ 総評 ゲブに移住後は嬉々としてカセ民を煽る。 しかし本人は晒されている。 別キャラ 黒猫~(ゲブ) 炎の飛鳥(カセ) 本人への要望 本人より 備考 過去ログ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vana/pages/201.html
黒猫のポン(くろねこのぽん) ステータス コードネーム 幸運な黒猫 クラス 装備 建国暦 紹介 にぎりのRU先をサイコロを振って決めた人 ハズレの目がでたらにぎり売るとか言ってたら惚れたかもしれない それで本当に売ったらいっそ抱かれてもいい (ギャンブル好きな通りすがり)
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/66.html
俺妹SS 「黒猫、風邪をひく」 by PLOT センター試験も間近に迫った一月ある日の放課後、俺は一年生の教室へと向かった。 それは当然といえば当然なんだけど黒猫の教室なわけで、一緒に久しぶりにゲー研に顔を出そうと思ったからだ。 ここ最近の俺はというと流石に受験生という立場上あまり大っぴらに遊ぶこともできず、もともと幽霊部員に 近かったゲー研にも秋以降はほとんど顔を出せていなかった。そんなんだったから、年も明けたことだし久しぶり に挨拶も兼ねて黒猫と一緒に顔を出そうと思い立ったわけだ。 当の黒猫はというと、この年末年始もヲタク活動で忙しかったみたいだ。…みたいってのはどういうことかと いうと、俺は当然、受験生の身なので冬コミとかのヲタクイベントにも参加するわけにいかず、この年末年始も ずっと家で受験勉強という名の苦行に勤しんでいたため、時折携帯に送られてくる黒猫の激励とも脅迫ともつか ないメールでしかその活動内容を知ることが出来なかったからだ。 「黒猫よ 私は今、冬コミでマスケラ本の回収という崇高な使命を全うしているところだけど、貴方は自分の使命を 果たすために一分一秒も時を惜しまず勉学に励みなさい。もし浪人なんて辱めを受けるようなことにでもなったら、 一生呪うから覚悟なさい」 黒猫からのメールは始終こんな感じだ。・・・本当にたまにはもうちょっと心癒されるメッセージが欲しいもんだぜ、 恋人からのメールとしては。まあ黒猫なりに気を遣ってくれているんだとは思うけどな。 ちなみにゲー研の三浦部長はまた留年が決まったらしい。あの人、本当にこれからの人生どうする気なんだろうな。 さて、教室に着いて見渡してみたんだが・・・ 黒猫の姿が見えない。あれー? まさか先に行ったとか・・・ いやそんなはずは・・・ と、思っていたところに後ろからバン!と背中を叩かれた。 「わあっ!」 「久しぶりじゃないですか、先輩」 後ろに立っていたのは瀬奈だった。そう、黒猫と同じクラスで同じゲー研部員だけど、その中身は超がつくほどの 腐女子でなにかとアレな女だ。 「・・・やあ、久しぶり」俺はひとまず取り繕った笑顔で答えた。 「いったい誰を捜しているんですかー?」続けて瀬奈が意味深な笑みを浮かべながら聞いてくる。 分かっているくせにわざと聞いてくるんだよな、こいつは。いい性格してるぜ、まったく。 「いや、久しぶりにゲー研に顔を出そうかと思ってな」 「五更さんなら、さっき帰りましたよ」 分かってるんだったら聞くなっつーの、まったく。って、え? 帰った? 「ええ、なんか妹さん達の世話があるからとかで。先輩にもそう伝えておくようにとのことです」 それを先に言えよ、お前は。しかし妹の世話か・・・。まあ急な事情でも出来たんだろう、そういうことなら仕方がないな。 「あれー、なんか凄く残念そうな顔になってますけど、先輩」・・・うるせーばか。 顔を出すと言った手前、そのまま帰るわけにもいかなかったのでとりあえずゲー研には行くことにした。 でも、ここのところ黒猫と満足に顔を合わすことすら出来ていないんだよなあ・・・ 本当に受験という制度を考えた奴を 呪うぜ。 家に帰った俺は黒猫の携帯にかけてみた。・・・が、 「・・・おかけになった電話は只今電波の届かない場所にあるか電源が入っていないためかかりません」 電源切ってやがる。チェッ、声だけでも聞こうと思ったんだがな。はいはい、分かりました、受験生という肩書きの使命を 全うするために勉学に励みますよ。・・・あー切ねえ。 次の日の放課後、俺はもう一度、黒猫に会いに教室へ行ってみた。・・・が、またしても目的を達成することは出来なかった。 「五更さんなら今日は休みですよ」 瀬奈が淡々とした口調で答えた。おいおい、それはどういうことなんだよ。こっちは必死なんだぞ。受験のストレスと会え ない欲求不満のせいか、俺は瀬奈の何気ないそんな答えにもかなりイラついていた。 「担任の先生によると風邪をひいたので欠席するとの連絡があったそうです」 あっそう。瀬奈の答えに俺は無愛想に返事をすると教室を後にした。・・・しかし今にして思えば、瀬奈は俺がまた来ることを 見越して、ちゃんと欠席理由を先生に聞いておいてくれていたんだよな。でも、その時の俺はそんなことに考えが及ぶ余裕は なかった。二日連続で肩すかしをくらった上に、さらに黒猫が風邪で欠席という事態に半ば気が動転していたんだろうな。 家に帰ってまた黒猫の携帯に連絡してみたが、昨日と同じく電源を入れていないしメールを送っても返事がくる気配もない。 ここにきて俺のイライラは頂点に達していた。当然、受験勉強にも身が入るわけがない。俺はどうやったら連絡が取れるか、 そればかりを考えていた。センター試験も近いってのに、どうしようもねえな。 次に俺がとった行動は沙織に連絡するということだった。沙織なら何か聞いているかもしれない。沙織の携帯にかけてみた。 「おや京介氏。久しぶりでござるなー、いかがですかな、受験勉強の方は?」 「いやまあなんとかやってるよ。ところで沙織、最近、黒猫と話とかした?」 「黒猫氏とは冬コミでお会いした後は連絡してないでござるよ。拙者も年始はちと忙しかったもので・・・」 そうだった、こいつお嬢だったんだよな。立場上、年始はいろいろと忙しかったんだろうな。俺は正直に黒猫と最近連絡が とれていないことや、今日、黒猫が風邪をひいて学校を休んだことなどを話した。 「ははあ、なるほどー。それは京介氏も心配でしょうなあ。しかし黒猫氏も京介氏に心配をかけないようにとの思ってのこと かと」 いや、余計に心配するっつーの。しかし沙織とも最近は連絡とっていなかったのか、あいつ。その後はいろいろとお互いの 近況などの話をし、そしておもむろに俺は沙織に聞いてみた。 「・・・なあ沙織。お前さ、黒猫の住所って知ってる?」 「いや黒猫氏の住所は存じ上げておりませぬなあ。京介氏の住所は以前に同人誌をお送りする際に伺っておりますが」 俺は電話をかけた本来の目的をようやく聞いてみたが、残念ながら沙織も知らないとのことだった。そう、俺は沙織から 黒猫の住所を聞いて直接会いにいこうと思ったわけだ。だって電話も繋がらないメールも返事がこないとなれば直接会いに いくしかしょうがないだろ?しかし、ここにきて自分の恋人の住所すら知らない事実には凹んだね。まあ出会いの形がアレ だけにしょうがないともいえるが・・・ 「ふむう、きりりん氏ならあるいはご存じかと・・・」 やはりきたか、その名前が。俺もその可能性は高いと思ったが、敢えてそのルートは一番後回しにしたいと思って沙織に 連絡したんだけど、やっぱりそっちしかないですか。俺は沙織との電話を切ると、一大決心をして妹の部屋に向かった。 コンコン。…俺は妹の部屋の扉をノックした。前にもこんなことがあったけど、いい思い出はないな。しかし背に腹は 代えられない。 ガチャ。前と同じく少しだけ扉を開けて桐乃がこちらを睨んだ。 「何?」 「いや、あの教えてもらいたいことがあってさ・・・」 「何よ?」 「お前さ、黒猫の住所って知ってるか?」 「はあ? アンタ何言ってんの? そんなの本人に直接聞けばいいじゃん!」 バタン! ほら、こうなるだろ。だから嫌だったんだよ、桐乃に聞くのは。でも今はこいつに懸けるしかないんだよな。 俺はもう一度、扉をノックした。 「いい加減にしてよアンタ、チョーうざいんだけど」 「いやだから今、黒猫と連絡がとれないんだよ。頼むから知ってたら教えてくれ」 俺の真剣な懇願に少し驚かされたように桐乃が聞いてきた。 「・・・何よ、アンタ達。喧嘩でもしたの?」 「いや、そういうわけじゃないんだが・・・」 下手に隠し立てしても返って災いを招きそうな気がした俺は、沙織に対してと同じく正直に事の次第を桐乃に話した。 「・・・ふーん」 桐乃は俺の話を聞き終わった後、その時にはもう全開になっていた扉の出口に腕組みをして、もたれながらつぶやいた。 俺の方はというと、どういう答えが返ってくるかと固唾を呑んで待っている状態なわけだが・・・ 「知ってるよ、アイツの住所」 しばらくして桐乃が答えた。マジ? やった! ナイス妹! さすがデキる子! 頼れるものはやっぱり肉親だぜ。 しかし俺がほっと胸を撫で下ろしたのもつかの間、桐乃が悪魔のような笑みを浮かべてつぶやいた。 「でも、教えてやんない」 はああ!? なんでだよ! お前が最後の望みなんだぞ! 俺は半ば逆上しかけた気持ちを抑えて理由を聞いた。 「だってさー他人の住所を勝手に教えるのなんてヒジョーシキだしー」 お前の趣味の方が、よっぽど非常識だろうが。この野郎、ここにきて足下見やがって。しかしここで逆上して問い詰めて ヘソを曲げられても困る。なんとかして聞き出す方法を考えないと・・・。と、思っているところへ桐乃が言った。 「フフン!まあアンタがアタシに対して誠意をみせるんだったら教えてあげないこともないケドー」 悪魔かお前は。しかしここまできたら条件を呑むしかない。なんだ言ってみろ、今の俺なら地の果てまでもエロゲー買いに 行ってやるぜ。 「アンタが一度、あたしのいうこと何でもきくって約束するなら教えてあげてもいいよ」 「何でも」ってところが引っかかるが俺はその条件に対してOKした。そして結局その後、メールでなんとか黒猫の住所を 教えてもらうことに成功した。まあその「何でも」という条件で、その後、俺が大変な目にあうのはまた別の話になるわけ だが・・・ 桐乃からのメールには、出来れば会いに行かない方がいいといったことも書かれていたが、その時の俺にはそんなことは 眼中に入らなかった。 次の日から連休だったので、俺は受験勉強もひとまず休止して桐乃から聞いた住所を頼りに黒猫に直接会いに行くことにした。 当然、その時点でも黒猫からの返事は一切無かった。大丈夫なのかな、あいつ。住所を見るとウチから電車で一駅くらいの 距離だった。 昼をだいぶ過ぎてから家を出たので、黒猫の家に着いたのは昼の2時を回ったぐらいだった。 「ここで、いいんだよな・・・?」 住所の場所にあったのは四方を塀で囲まれた純和風の一軒家だった。確かに玄関の表札には「五更」と書かれている。 ・・・なんか緊張するな。いきなり尋ねたらびっくりするだろうな。不安や期待などいろんな気持ちが胸の中に渦巻いたが ここまできたら行くしかない。俺は玄関の呼び鈴を押した。 「ピンポーン」 ・・・返事がない。もしかして留守とか? いやここまできてそれは勘弁してくれよ。俺はもう一度、呼び鈴を押した。 しばらくして家の奥から誰かが出てくる音がして、やがて玄関の引き戸の向こうに人が現れた。磨りガラスの向こうに 映った姿を見ただけで俺は黒猫だと確信した。 「・・・どちら様でしょうか」 カラカラと少し引き戸を開けて伏し目がちに言う黒猫の姿がそこにあった。 俺は久しぶりに会うことができた嬉しさを胸に感じながら答えた。 「よっ! もう大丈夫なのか?」 その俺の声を聞いて顔を上げた黒猫は、俺の顔を見るなり目を大きく見開いて驚きの表情を見せたのもつかの間、 ピシャッ! ・・・と、玄関の戸を閉めた。・・・さすがにそれはちょっと悲しいぜ。 「な、な、な、なぜ貴方がここにいるの? か、帰って頂戴!!」 「・・・ちょっと待ってくれ。いきなり来たことは謝る。けど、俺だって心配したんだぜ? 具合がまだよくないんなら 仕方ないけど、少し話ぐらいはさせてくれよ」 「も、もう大丈夫だから!! と、とにかく帰って頂戴!」 「・・・分かったよ。あ、でもお見舞いも持ってきたからさ、これだけでも受け取ってくれないか?」 俺の突然の訪問に相当驚いた黒猫は、声を聞く限りではそれほど悪くもなさそうだ。俺としては久しぶりに顔が 見られたことと、思ったより元気そうなのを確認できたから、それで十分だ。 少し間をおいて再び玄関の戸を開ける黒猫。さっきと同じく伏し目がちで恥ずかしそうに俯いている。 「・・・本当に突然来て悪かったな。じゃあこれ」と俺は微笑みながら来る途中買ってきたケーキの箱を手渡した。 「・・・あ、ありがとう」玄関越しにお見舞いを受け取る黒猫。 「思ったより元気そうでよかったよ。・・・じゃあな。あ、でも、できればメールぐらいは返事くれよ、心配性だからオレ ハハハ」 そういって俺は帰ろうとしたが黒猫の声に呼び止められた。 「・・・待って ・・・せっかく来てくれたのだから・・・ よければ上がっていって頂戴・・・」 つづく・・・
https://w.atwiki.jp/dactiltoeb/pages/1470.html
黒猫のポン ステータス コードネーム クラス ロード 装備 神鳴明王剣 建国暦 紹介 双竜の月3日~ 10/21 ~〔22 34〕 愛と青春のぼくたちの侵攻により、うちは少人数制で効率よくやってますが陥落。カラムーチョ滅亡。 〉 〉 〉 〉 〉 〉 〉 〉 〉 MVP 〈 黒猫のポン 〉 War Trophies 神鳴明王剣 にぎった数日後に、技まで手に入れたラッキーなお方。 お願いです、片方だけでいいからください。 (名無しさん)
https://w.atwiki.jp/outer-heaven/pages/35.html
黒猫瑠璃 Skype:路地猫 メインアカウントでは路地猫というキャラクターでプレイしています。 A2LtUandEさんに憧れてニコニコ生放送してます。 路地猫の集会場 http //com.nicovideo.jp/community/co1130406 [動作環境] CPU:PhenomⅡ X4 955 Black Edition BOX CPUクーラー:ARMAGEDDON+AMR-01 CPUファン:R4-L4S-10AB-GP M/B:785GM-E65 メモリ:W3U1333Q-2Gx4 SSD:X25-V SSDSA2MP040G2R5 GPU:ENGTX460 DirectCU/2DI/1GD5 SC:無し(増設予定) ケース:MiniP180 (Mini P180) 電源:SS-650KM ドライブ:DVR- S16J-BK キーボード:Logicool Compact Keyboard K300 マウス:Gaming Mouse G500 ヘッドセット:Logicool USB Headset H530 所持武器 PM P90 Harimau RM AK-47 Hawkeye SR M24 HG P226 Glock 21C Beretta 92FS ユーロガチャ装備で固めていこうと思っています。なかなか武器が当たらないのでユーロが尽きるという結果に。゚(゚´Д`゚)゚。 戦い方はPM的なプレイスタイルを得意とします!クラン戦などのとき声をかけて欲しいです。よろしくお願いします!
https://w.atwiki.jp/nekocategory/pages/26.html
黒猫まこちゃん このカテゴリーに含まれる猫ちゃん まこちゃん 幸せになりました♪ 2009年09月22日: ■まこちゃん正式譲渡です。 2009年08月25日: ■金沢の現場と黒猫まこちゃん
https://w.atwiki.jp/denki_anma/pages/16.html
381 :黒猫:04/04/28 21 05 ID gy90qmjo 「うわぁきれい。ほら、勇も早く来てよ」 鬱蒼とした森を抜け、たどり着いたその広場は、一面に雪の降り積もる銀世界だった。 「なんでこんな寒いのにそんなにはしゃげるのさ?」 勇と呼ばれた少年。樋村勇は、そんなことを独りごちつつ、先行する少女に追いつくために足を速めた。 385 :黒猫:04/04/29 00 28 ID eaybJ1FA 「お前なんでこんな雪のなか、そんなにさっさとあるけるんだよ」 ぜえはあと息を切らしつつ、勇はいとこである少女――森下春奈に問いかけた。 雪は膝下二十センチのところまで積もっており、普通に歩くようにはいかない。 386 :黒猫:04/04/29 00 38 ID eaybJ1FA それを彼女は舗装された道路を歩くかのようにひょこひょことすすんでしまう。 雪の上を歩くことに慣れていない勇は、正直今すぐにでもダウンしてしまいたかったが、彼女は欠片も疲労の色を見せない。 388 :黒猫:04/04/29 00 49 ID eaybJ1FA 「へへ。ここほどじゃないけど東京よりは雪降るとこに住んでますからね」 ようやく春奈に追いつくと、勇はすぐそばにあった切り株に腰を下ろした。 広場はそこだけ木が生えておらず、ミルクを満たした皿の中にいるような錯覚さえする。 390 :黒猫:04/04/29 01 03 ID eaybJ1FA 「おばあちゃんが死んでもう三年かぁ。なんだかあっという間だね」 「そういえばお前、葬式のとき大泣きしてたよな」 「勇だって部屋でこっそり泣いてたじゃん」 「……まあ、ばあさん良い人だったからな。でなきゃ三回忌なんかにこんな辺境に来てないよ」 言いつつ、足元の雪をすくう。 軽く握ると、さらさらとしたゆきは固まることなく指の間からぽろぽろとこぼれ落ちた。 少し汗ばんだ肌を、吹きつける風が冷やしていく。 「ここ嫌い?」 391 :黒猫:04/04/29 01 15 ID eaybJ1FA 「まさか。だた時間がないし、ちょくちょく来るには遠すぎるしなお前だって似たようなもんだろ?」 「…………」 勇の問いには答えず、春奈はすっと立ち上がると、広場の中に駆け出していった。 疑問符を浮かべつつそれを眺めていると――春奈の投げた雪玉が勇の顔に命中した。 相当硬く握られていたらしく、崩れることなくぼとりと落ちる。 「こ~の~や~ろうっ!」 勇は足元の雪をすくうと大雑把に握り、けたけたと笑う春奈に思いきり投げつける。 しかし雪玉は春奈のところへと到達する前にはらはらと散ってしまった。 392 :黒猫:04/04/29 01 31 ID eaybJ1FA 柔らかい粉雪なのでしっかりと握らないと、こうしてすぐに散ってしまう。 「あははは。少しも進歩しないね、勇は」 「うるさい!大体卑怯だろ。いつもいつもいきなり始めて!」 涙さえ長し笑う春奈を捕えるべく、勇は広場の中に踊りこんだ。 とりあえず、勝敗はいつも通り春奈の圧勝だった。 「雪の中に埋めるなんて反則だろ~。しかも上に乗るなんて。窒息したらどうするんだよ」 「大丈夫だよ。布団蒸しにして一時間ほっといたときだって大丈夫だったんだし」 「うう…もうちょっと年長者としての自覚を持つべきだと思う」 393 :黒猫:04/04/29 01 42 ID eaybJ1FA 「なに言ってるのよ。二つしか違わないのに」 二人は再び切り株に腰を下ろし、乱れた息を整えていた。 呼吸をするたびに、鼻の奥がつんと痛くなる。 「ねえ勇」 肩を弾ませながら、春奈は問いかけてきた。 まだ少し呼吸が苦しかったが、先ほどよりはずいぶん楽になってきた。 「おばあちゃんがよく話してくれた、雪の精霊の話って覚えてる?」 「あの些細な願い事をひとつ叶えてくれる、ってやつ?」 「そうそれ。あれって確か、こうやって森の中で遊んでると出てきてくれるんだよね」 そう言い、ゆっくり視線を巡らせる。 396 :黒猫:04/04/29 22 22 ID eHlWVgfG そう言い、視線を巡らせる。勇もその後を追った。 広場には、来たばかりのときとは違い、無数の足跡と表面をすくった跡がある。周囲の森は、先ほどとまったく変わらないようにも見えた。 今この瞬間にも刻々と変化しているようにも見えた。 「わたしのお父さん、こっちの家を継ぐんだって」 唐突に、告げてくる。話の展開についていけず、勇は眉根をよせた。 しかし、春奈はそれに気づいた様子も無く、話を続けてくる。 「だから、わたしもこっちに来なくちゃいけないんだ……また、会いづらくなっちゃうね」 「……そうだな」 「さっきの……勇なら、どんなことをお願いする?」 言いつつ、春奈春名はこちらを見つめてきた。 その双眸に射すくめられ、視線をそらすことさえできなくなる。 「俺…は……」 声がかすれてしまう。彼女が求める、明確すぎるその答えが……自らが求め続けていたものだから… どうして今まで気付かなかったのか、我ながら情けなくなってくる。 397 :黒猫:04/04/29 22 38 ID eHlWVgfG 「春奈と一緒に…いたい。些細なことじゃないけど…」 ようやく目線をそらすことができた。自然と紅潮していくのがわかる。 「勇……」 赤熱した頬にひんやりとした手を添えられ、やさしく上を向かされる――次の瞬間に視界に広がっていたのは、春奈の長いまつげと閉じられたまぶただった。 「んんっ!?」 自分のに起こったことが理解できず、じたばたともがく。しかし、両腕ごと身体をきつく抱き締められ、完全に身動きが取れなくなってしまう 「ん……ふあ…ぅ…」 唇を割って口の中に春奈の舌が侵入してくる。歯茎をやさしくなぞられると、力が抜けて歯を噛み合わせることさえできなくなり、口内をいいように犯されてしまう。 「…ずっとこうしたかったんだ。勇にキスして…かわいい声出させて…さ…」 398 :黒猫:04/04/29 22 39 ID eHlWVgfG 唇を解放し、再び手を頬に添える。固く目を閉じ、ビクリと肩を跳ねさせて反応する勇の顔を固定すると、寒さと嬲られる恥辱感に赤く染まった耳に甘噛みする。 「ひああっ! やめぇ…」 「でも、そんなにかわいい声ばかり出してると、わたし歯止めがきかなくなっちゃうよ?」 「――――っ!」 その言葉を聞いて勇は、目に涙をためつつも、自らの唇を噛み締めた。だが、再び始められた耳への愛撫に理性を溶かされ、自然と声を漏らしてしまう。 「ん…ぐぅ…ぅぅぅぅぅっ!」 「そんなにいいの? こんなにかわいいと、もっと良いことしてあげたくなっちゃうなぁ……」 ぴちゃり、と音を立て耳から唇を離す。それさえも感じるのか、勇は一際大きく身体を跳ねさせた。 「……痛くないから、じっとしてるんだよ?」 そう言い、勇の身体を解放する。支えをなくした勇は、雪の上にペタンとしゃがみこんでしまった。 「……仰向けになって……そう、そのまま…」 優しく口付けて、勇の腰に手をあて身体を反らすようにして押し倒す。勇は憔悴しきった目でこちらを見上げ、されるがままにしている。 「良い子だね。ご褒美にもっと気持ち良くしてあげるよ」 399 :黒猫:04/04/29 22 42 ID eHlWVgfG 言いつつ、右手には右足、左手には左足を、それぞれ抱え込むようにして持ち上げる。 「……え?……あ!? だめぇ!」 これから自らの身に起こることを悟り、必死に抵抗しようと身をよじらせる。しかしそれには先ほどの力さえ無く、足をしっかりと抱え込まれ、股間に足を添えられるとそれすらもできなくなる。 「昔はよくやってたよね……なんで嫌がるようになったのか、知ってるんだよ?」 「だめぇ! お願い、やめてぇ!」 もはやその言葉に答えることもできず、拒絶の言葉を紡ぐこと以外できなくなる。 「……気持ち良いからでしょ?」 言葉と共に足を振るわせる。その動きに合わせ、勇の身体が踊るように跳ねあがる。 「ひああああっ! やめぇ…やめてぇ!」 「どうして止めるの? こんなに感じてるのに」 「ち、ちが…ああああああっ」 「なんて言ったの? よく聞き取れないよ」 勇がなにかを言おうとする度に、踵で前立腺を蹴り上げる。その屈辱と快感に、眼の端から涙がぽろぽろと零れ落ちる。 「泣いちゃうほど気持ち良いの? 勇の変態っ!」 言いつつ、右手には右足、左手には左足を、それぞれ抱え込むようにして持ち上げる。 「……え?……あ!? だめぇ!」 これから自らの身に起こることを悟り、必死に抵抗しようと身をよじらせる。しかしそれには先ほどの力さえ無く、足をしっかりと抱え込まれ、股間に足を添えられるとそれすらもできなくなる。 「昔はよくやってたよね……なんで嫌がるようになったのか、知ってるんだよ?」 「だめぇ! お願い、やめてぇ!」 もはやその言葉に答えることもできず、拒絶の言葉を紡ぐこと以外できなくなる。 「……気持ち良いからでしょ?」 言葉と共に足を振るわせる。その動きに合わせ、勇の身体が踊るように跳ねあがる。 「ひああああっ! やめぇ…やめてぇ!」 「どうして止めるの? こんなに感じてるのに」 「ち、ちが…ああああああっ」 「なんて言ったの? よく聞き取れないよ」 勇がなにかを言おうとする度に、踵で前立腺を蹴り上げる。その屈辱と快感に、眼の端から涙がぽろぽろと零れ落ちる。 「泣いちゃうほど気持ち良いの? 勇の変態っ!」 400 :黒猫:04/04/29 22 45 ID eHlWVgfG 否定することもできず、腰を突き出して快感を求めてしまう。その姿 を見て、春奈は意地悪く足の動きを止めた。 「ああ……あ…?」 「はい、ご褒美はここまで~。あとはお願いしないとしてあげないよ?」 「そ…んな…」 「わたしはいいんだよ? もう十分にかわいい勇を堪能したし」 言葉とは裏腹に、春奈は情欲の滲む表情を勇に向けた。いつもとは違うその妖艶さが、幼さの残る春奈の表情を大人の女性のものにしていた。 「でも……」 「どうなの?」 言いつつ、膨らみきった性器を軽く踏みつける。それだけで勇は、悲鳴のような嬌声を上げ、壊れそうなほどに激しく身体を跳ねさせる。 「……しま…す」 「うん?」 「お願いします! メチャクチャにしてください!」 「……よく言えました…お願い通り、たっっぷり虐めてあげるよ」 そう言い、勇のズボンへと手を伸ばす。勇は、素肌に触れる雪と春奈の素足の感触に身体を強張らせた。 「いい?…いくよ!」 同時、先ほどよりも強烈に足を振るわせる。 401 :黒猫:04/04/29 22 47 ID eHlWVgfG 「ふああぁぁぁぁっ!」 ビクビクと身体を痙攣させそれに応える。足を上へと滑らせ、性器に直接刺激を与えられると、呼吸すら困難なほどの快感を感じてしまう。 「……こんなに大きくして…やっぱり勇は変態さんだね」 「だめぇぇぇぇっ!…もう…出ちゃうぅぅぅぅぅぅぅっ!」 一際大きい痙攣とともに、勇は精を吐き出した。浅い呼吸を繰り返し、必死に酸素を求める。 「はぁ…はぁ…あああっ!? もういいっ! もういいよ!」 「だ~め。たっぷり虐めてあげるって言ったでしょ? やめてって言ったって許してあげないよ」 「うくぅっ…やあああっ」 「そんなにここ好きなの?」 射精をして敏感になっている先端をつつかれ、扱きたてるように足を動かされると、またすぐに上り詰める寸前にまで自身を膨張させてしまう。春奈の動作の一つ一つに、刻々と理性を削り取られ、なにも考えられなくなる。 「わたしより子供のくせにこんなに喘いじゃって。恥ずかしくないの?」 「ごめ…んなさいぃ。もう許してぇっ」 「だめだってば。勇が望んだんでしょ?」 前立腺を蹴り上げられると、声を上げることさえできずに絶句してしまう。飲み込むことができなかった涎が口の端をつたう。 「はあぁぁっ! ま…たぁ…出るぅぅぅっ!」 先ほどよりも大量に精液を吐き出し下腹部を汚す。それでもなお止まらずに痙攣と射精を繰り返していく。 「勇…すごい…ここぐちょぐちょだよ…」 「言わ…ないでぇっ! ふあああっ」 その言葉だけで、意識が飛んでしまいそうなほど感じてしまう。腰をくねらせ、必死で耐えようとするが、それが新たな快感を生み出してしまい、頭の中が真っ白になる。 「も、もう……ひあああああああああああああっ!」 大量の精液を吐き出すと共に、勇は意識を暗転させていった。 402 :黒猫:04/04/29 22 48 ID eHlWVgfG 「目が覚めた?」 痛いほどにに熱をもった肌を、雪が優しく冷ましていく。何度も何度も吐精させられ、下肢と下腹にはべっとりと精液がついている。射精後の倦怠感が勇を襲い、気を抜けばまた意識を暗転させてしまいそうだった。 「勇…その…ごめんね? こんなことしちゃって…さ」 春奈が気まずそうな顔でこちらを覗きこんでいる。その表情に先ほどまでの妖艶さは無く、勇がよく知っている人懐こい少女のものだった。 「まったく…ほんとだよ……」 「ごめんなさい……」 しゅん、とうつむき、表情に影を落す。 「もっと……離れるのがつらくなるじゃないか……」 「……へ?」 「なんだよ。また繰り返させる気? 死ぬほど恥ずかしかったんだぞ…」 「ううん……ほんとに…ごめんね」 「もういいって……でも、今度からはいきなりじゃなくて先に言ってな。すごくびっくりしたから」 「へ? なに?」 「なんでもないっ! 聞こえてないならそれでいいよ」 視線をそらし、頬をかく。 「なによ…気になるじゃない……」 「なんでもないって言ってんだろ。馬鹿」 「むう…そんなこと言うとこうだっ!」 「ご、ごめ…悪かったってば。ちょ…ひあああああっ!」 fin
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/432.html
http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1299681223/216-219 最初に好きになったのは、声。 それから大きな掌と、どこか含羞のある笑顔。 気付いたら視線が引き寄せられていた。 私の…友達の、お兄さん。 真っ直ぐな目で私を見てくれるひと。 私のためにどれだけ必死になってくれたか。 私のことを心底思いやってくれているか。 それを知ったとき、それを実感したとき、私の心の奥底に、不思議な火が灯った。 その火はあの人の顔を見るたびに熱くなり、あの人の声を聴くたびに大きくなった。 その火は炎となり、私の胸の底に疼きを産む。 ただの肉体に過ぎないと思っていたこの身体が、熱く火照ってしまう。 この薄汚れた現世の、仮初めの肉体があの人を見るたびに脈動する。 心臓が尋常じゃないくらいに胸の中で踊ってしまう。 うまく呼吸ができない。 あの人の匂いを嗅ぐだけで。 あの人の近くに居るだけで。 私のこの現世(うつしよ)の身体は熱く滾ってしまう。 夜、布団の中で目を閉じると浮かんでくるのはあの人の顔。 朝目が覚めて、最初に聴きたくなるのはあの人の声。 それだけで。 それだけで、この仮初の肉体は熱く甘く蕩けていってしまいそうになる。 それが恋だと認識したのは、しばらく後のこと。 そう。恋。 小説の中では何度も読んだことのある、感情。 それは虚構の中のできごと。そう思っていた。 創作のなかでは書いた事はあるが、私の上には訪れないと思っていた生の感情。 そう考えていたその感情を私は生まれて初めて実感していた。 恋。 そう。恋。 ばら色の感情。 あの人のことを考えるだけで幸せになれる。 あの人の姿を見るだけで、心の底が浮き立つような感情に浸れる。 あの人がメールをくれるだけで、世界の色彩がうきうきと回りだす。 恋とはこんなに苦しいものだと、私は今生(こんじょう)で始めて知った。 あの人のことを思うだけで底知れぬ多幸感に浸れるということを。 あの人の声を思い出すだけで、胸の奥が切なく甘く疼くということを。 あの人の匂いを嗅ぐだけで、体の芯が熱く震えてしまうということを。 そう。恋。 ……でも。 でも。 それが実るはずがないということも、私は判っていた。 こんな肉体の私を、あの人は好いてはくれない。 薄すぎて女の子らしくない胸。 華奢すぎる肉体。 そんなものをあの人が好いてくれる筈が無い。 あの女、あの人の妹より格段に女の子らしくない身体。 沙織なんかとは比べることすら恥ずかしいくらい、小さな胸。低い背。 そんな冷徹な思考は私の胸の中心に鋼の冷たく暗い杭として打ち込まれる。 どんな滾りも、あの人が私の想いに答えてくれるはずがないという現実が打ちのめす。 あの人を想って、初めてしてしまった行為。 私の薄い胸の先端の突起を指でなぞる。 これはあの人の指。 そう思い込んで薄い胸に指を這わせる。 妹たちと並べた布団の中で。 妹たちが寝入った後で。 こっそりと、パジャマの中の下穿きの内に手を差し入れる。 同時にあの人の声を脳裏に思い浮かべる。 あの人の体温が私に伝わってくる。 あの人の声。あの人の匂い。あの人の優しさ。 妄想の中だけでも、それに耽溺することは無常の喜びだった。 ゆっくりと指を這わせる。 濡れたあそこに、かすかに指を触れさせて 枕カバーを噛み締め、声が漏れそうになるのを防ぐ。 絶頂が近くなるにつれて、涙が零れてしまう。 あの人は、別の人を好きになってしまう。 あの人は、私じゃない人を好きになる。 あの人の優しい視線は、私以外の誰かに注がれる。 あの人が微笑む相手は、私ではない他の誰か。 妄想の中でもいい。 そう思って私は息を殺しながら手指を動かし自涜に浸る。 そうでもしないと溢れてしまう。 そうでもしないと破裂してしまう。 あの人を思って。 あの人の声を思い浮かべて。 私は背徳の悦楽を極めていた。 重荷を心に抱いたまま、あの人からは離れられない。 妹の友達でもいい。 近くにいられるだけでいい。 そう思っていた。 この人の近くにいられるだけで幸せ。 それ以上は望むまい。 そう思っていたとき。 「黒猫。俺と、付き合ってくれ」 言葉が出てこない。 唇は動くけれど、言葉は空気の中に溶けていってしまう。 「俺の彼女になってくれ」 夢。 きっとコレは夢。 夢だから、この人は私の夢見ていた言葉を言ってくれている。 きっとそう。そうに違いない。 ――夢なら、覚めないで。 心の底からそう願った。 気がつくと、目の前はすべてが制服の胸だった。 温かい。 この人の胸は、まるでその人となりを現すみたいに暖かかった。 その腕に抱かれて、その胸に顔を埋めているだけで、足が地に着かないくらいの多幸感に洗われてしまう。 足の裏からゾクゾクするような喜びの感覚が沸きあがってきて、それが私の背筋を通って登ってくる。 そして脳天から爆ぜるように突き抜けていく。 いつの間にか、私はこの人の腕の中に包まれている。 頬を押し当てているのは、意外に筋肉質なこの人の胸板。 親友のお兄さんの、固くて熱い、大胸筋。 大きくて優しい掌が私の頭を撫でてくれている。 指が太くて、力強くて。でも、そっと触れてくれてるその優しさはまるで私の心に直接触れているみたいだった。 「な、なにを、いきなり、言っているのよ」 恥ずかしすぎてそんな言葉しか紡げない自分の舌を噛み切りたくなった。 「俺は黒猫のことが好きだ。黒猫のことが可愛くてたまんない。黒猫が大切で、大好きだ」 呼吸が止まった。 息ができない。 胸の奥が苦しい。 温かい波が胸の奥から湧き出てくる。 全身の骨の芯が甘くなって溶けてしまいそう。 この人の制服の背に掴まった掌さえ、力が抜けてしまう。 体重をこの人に預けながら、息のできない胸で必死に声を出す。 「…わ……わた…し…わたしも、よ」 必死に搾り出すようにそれだけを答えた。 そう口にした途端、私の足は重力を感じられなくなった。 宙に浮かんでいるかのような高揚感。 この人が私を思ってくれているという喜び。 私の好きだという気持ちをこの人に伝えられたという 熱い。熱い、灼熱が私の唇を覆っていた。 それがキスだと気付いたのは彼が私の頬に手を当てたときだった。 舌が蕩けてしまいそう。 唇から伝わってくる熱い感覚。 涙で溢れた瞼を開いた。 すると、その瞬間から世界が変わった。変わってしまった。 彩りという言葉の意味を知った。 世界が突如として色を持った。 私が今まで見ていた世界の色は色じゃなかった。 この人のことを好きになる前には考えられなかった。 私の腕を掴んでいる太くて、力強い掌。 それが私の手首を軽々と掴んで私の体を抱きしめている。 言葉なんかにはできない。 甘い甘い痺れがこの人に触れられた肌から伝わってくる。 私の骨の芯を甘くしていく。 グズグズに蕩かしていってしまう。