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元ネタは野球試合中バッターがファウルを打つ球場内に流れるアナウンス。 これはファウルボールで事故が起こらないための防止策である。 ニコニコ内での元ネタは『イチローのレーザービームで人類滅亡』の動画。 イチローが三塁へ投げたレーザービームによって地球が壊滅すると言う内容。 地球崩壊中は様々な人物の名前で「またイチローか」とコメントされる。 この動画でのファウルボールは、終盤の崩壊した地球にたくさんの隕石が落ちてくるシーンを指す。 どう見ても隕石だが、ファウルボール。そういうことにしておいて下さい。 ニコニコワールドでは第十三幕の黄色中隊戦でヌ♪状態のときに技として使う。 「ファウルボールにご注意ください。」というセリフとともに巨大隕石を落としてくる。 全員にダメージを与える上燃焼、大地属性の耐性を下げるので結構厄介(先生は関係なし)。 さらに人数分使ってくるのでさらに厄介。基本的には自重しておいた方がいいだろう。 巨大隕石をぶつけられても倒れないにこたろう達って一体…。 関連動画
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「色彩学園」において黄色系統の色を持つ方々は此方です。 生徒 色名 色見本 キャラクター名 選択コース 学年 性別 黄金 ■■■■■ フレス・ウィンザー 剣士コース 3 男 琥珀 ■■■■■ 海園エリザ 魔剣士コース 3 女 鶸 ■■■■■ 椿鶸 魔剣士コース 1 女 山吹 ■■■■■ アルパ・コーディオ 衛生士コース 3 女 蒲公英 ■■■■■ 唐津藍鳶 衛生士コース 3 女 ブライトゴールド ■■■■■ クレスト・アルト=レグルス 衛生士コース 3 男 教員 色名 色見本 キャラクター名 担当コース 担当教科 性別 金色 ■■■■■ システィアーナ・ランブリング 魔術師コース 社会 女 秋明菊 ■■■■■ イリエル・ミルファート なし 理科(科学・生物) 男 その他 色名 色見本 キャラクター名 役職・立場など ■■■■■ *
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黄色意思 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 笑顔で暴言吐きます。マナーあんまり良くないよ 眉唾→ 同級生/受付嬢/笑顔/黒髪/金髪/ロング/包帯/猟奇/HappyEnd 作品の男女比は5 5を押す人 同性愛もダメだ、あれは受け付けない
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Prologue Mission 01 YELLOW×YELLOW Mission 02 来た、飛んだ、落っこちた 感想など貰えれば嬉しいです いろいろと楽しみ -- 名無しさん (2012-09-11 21 18 19) 元ネタが同じ人同士かっ! -- 名無しさん (2012-09-13 21 10 58) エスコンとのクロスもっと増えると良いなぁ~ って!俺は応援してるぞ! -- 名無しさん (2012-09-28 16 26 51) いいところで終わるか、面白い……続きを待ってるぞ! -- 名無しさん (2012-09-28 17 40 11) 頑張れ〜! -- 名無しさん (2012-09-28 17 55 15) 黄色の13と黄色の14か -- 名無しさん (2012-09-28 19 36 36) 面白い~続き期待してます(・∀・) -- 変態パイロット (2012-10-03 15 54 57) 続きがwktk -- 名無しさん (2012-10-05 23 35 51) 続きをお願いします! -- 名無しさん (2012-10-06 08 27 15) すごい面白い!!頑張って下さい! -- 名無しさん (2012-10-08 21 33 30) 遅かったじゃないか……言葉は不要か……。 -- AC繋がり (2012-10-11 23 59 28) さて リボン付き もくるのかな? -- 猛禽類の人 (2012-10-12 13 04 26) 頑張れ〜 -- 名無しさん (2012-10-12 23 02 58) 名前 コメント 黄の13の本日の撃墜数: - ジャン•ルイが落とされた数: - オメガ11のイジェークト!!総数: -
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194 :俺はロリではないが、 :03/03/20 03 28 ID xs0PahYW いままでで出ていないマニアックなのをば・・・ 「黄色い帽子」 と 「黄色い帽子Ⅱ」 属にいうオリジナルビデオドラマ(OVD)ってやつ。 1のほうは、保育園を舞台にした家族ドラマ。 園児のパンチラ多数。わりとまとも 原作/酒井一至 監督/滝坂祐二 発売元 スターレコード株 が、2はアホビ ロリからのリクエストが多かった為、2を大きく方向転換、アホビデオ化 2も家族ドラマなんだが、内容はロリ一色。 おとまり保育で、風呂のシーンが10分もあるし、園児の男女比も明かにおかしい。 パンチラと、着替えシーンのオンパレード。
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「ミーア、いいかな」 「何?」 顔を上げてから、僚友のいつもとは違う様子に、ミーア・ディートリンデ・ヴィルケは小首をかしげる。 呼びかけてきたミオは、何か考え込む様子でいつもと様子が違っていた。いつもなら、迷いもせずに要件から入るのが彼女だった。だがいつもと違い、ミオは片方だけの瞳を伏せ、口元に拳を寄せたりする。まるで迷うようだ。 彼女の一方の瞳は、内戦の北方戦線で失われていた。古人ゆえに年若く見えはするけれど、かつて彼女は北方辺境候軍の誇る黄色中隊の一人だった。彼女は果敢だった。動き始めたら迷うことはなかったはずだ。 だから、ミーアはうなずいだ。 「いいわ。ここで?」 いや、とミオは顔を上げる。一本束ねにした黒髪が揺れる。その面は明るく、もはや迷いは見られなかった。 「私事なんだ。今夜、時間をとってもらえないかと思っていた」 ええ、ではは夕食でも、とうなずいて、その午後は静かに流れていった。 魔道専科学校の教官はそれなりに多忙なのだ。帝都にあるこの魔道学校には、『帝國』全土の部隊から、学生が送られてくる。彼女ら教官の任は、それら学生に魔道というものがいかなるものなのかを教え、その魔道の技を教える。 そのような教えまた、教えるために究める学校を求められるほど、『帝國』軍は大きなものとなっていた。今やこの世界でもっとも大きな軍勢だ。それが本来の姿であり、それこそがあるべき姿ではあった。この二十年ほどが、本来の帝國にとって見れば、ありえるべからざる形であったのだ。 その内戦は終わり、今の帝國はたった一人の至高の皇帝リランディア・ケイロニウス・ケルトリア陛下を戴いている。その背後に立つ副帝レイヒルフト・シリヤスクス・アキレイウスを簒奪者と指弾するものはもはやいない。今上皇帝リランディア陛下は、皇兄アルトリウス殿下の認められた皇帝であり、また皇兄アルトリウス殿下はレイヒルフトと共にリランディア陛下を奉じて内戦を戦った。今の帝國こそ、あるべき姿なのだ。 ミーアとミオは、その敵であった。帝國の四つの辺境の一つ、北方辺境候グスタファスの軍勢として、皇帝軍と戦ったのだ。北方辺境候グスタファスが、至高の皇帝を敵に回して戦ったのは、ただの野望ゆえではない。しかしそれも今となっては何の意味も無い。 いまや副帝ではあるが、同時に東方辺境候でもあるレイヒルフトの帝國中央政治参画こそが、二十年近くにわたった帝國の混乱の源であった。彼の所業を簒奪と呼ぶものもいる。だが、彼でなければ帝國は四分五裂して帝國の形を失っただろうとも言われた。ならばレイヒルフトは帝國を守った英雄でもある。 そうであるなら、北方辺境候グスタファスこそ、皇帝陛下に刃を向けた忌むべき朝敵であり大逆者となる。 もはやミーヤにもミオにも、意味の無いことだ。グスタファスは十年にもわたり戦い、敗れ去った。皇帝陛下に弓を引いた北方辺境候軍は、皇帝陛下に許された。 虜となった彼らに、陛下御勅使は皇帝の許しの詔を読み上げ、そして最後に付け加えたのだ。 皇帝陛下は、お声を詰まらせられ、かくのごとく申された、と。北方の者らにとって、逃れることのできぬことであったのだろう。余に下りしそのものらに、余は向ける罰は持たぬ、と。 永久の幼子にして、まなこを向けるだけで人を死に至らしめるとも言われたリランディアの、その言葉は、虜の身であったかつての北方軍を揺り動かした。それまでの帝國軍人のすべてがそうしてきたように、踵をあわせ最敬礼をもって応じたのだ。 その中にミーアとミオの姿もあった。 彼女らもまた、許しを得、そして再び帝國軍の中に取り込まれた。もちろんそれが皇帝陛下の白きお心ゆえでないこともわかっていた。 ミーアも、ミオは、黄色中隊の生き残りだった。二人だけではない、同僚のバルクホルスも、ハルツも同じくそうだった。北方軍にて名を馳せた黄色中隊のものらすべてが、帝國軍の中にあった。彼女らを、北方に残しておくわけには行かない。北方の華ともたたえられた彼女らは、同時にグスタファスその人を除けば、最も帝國を苦しめたものらだったのだから。 彼女らをして、魔道戦技の教官とする帝國の度量を広いと見るのか、狡猾と見るのかはわかれるだろう。ミーアは賢いと考えていた。ミーアたちの前に示されたのは、帝國がいかにして黄色中隊を討ち取ろうと戦ったかの跡だった。無数の報告書と、訓令と、覚書は、帝國がいかに黄色中隊に苦しめられたかを記していた。魔道の力と、強い紐帯とで結ばれた黄色中隊は、少しずつ同胞を失いながら、最後まで戦い続けた。帝國の文書の中には、いっそのこと機神部隊を黄色中隊を追い詰めるためだけの選任として、一人残らず追い詰めるべし、というものすらあった。 機神部隊がレイヒルフトの切り札だとすれば、黄色中隊は北方の切り札だった。 最強の敵こそ、軍勢を鍛える最高の槌だ。ならばこそ、だからこその教官の任だとミーアは考えていた。もちろん、もっとも危険だからこそ、レイヒルフトらの目の届くところにおいたことも間違いないだろう。 ミーアは、今の境遇に満足し始めていた。帝國の全土より集まる学生達は、かつて彼女らが指揮した若者達より、希望と未来に輝いて見えた。魔道学校に送られてくるということは、資質と力を認められたということであり、魔道課程を卒業すればそれまでより上の階位につくことになる。退役したとしても引く手あまたでもある。 それこそが、若者のあるべき輝きなのだとミーアは信じて疑わなかった。故郷の危急を前に、身を捧げようとするのも若者だが、そのために散った命はあまりにも多く重い。彼女らの教える学生が軍人であり、いつかどこかで戦う定めだとしても、ならばこそ今度こそ、一人でも多くの若者が再び故郷へ帰れるよう、力を尽くすべきだ。ミーアはそう思い定めていた。 ひょっとしたらもう、かつてのように指揮刀を振るえぬかもしれない己を感じながら。 ミオはどう思っているのだろう。 少し早めだが学舎を出て、ミーナはミオと馬車を待った。 帝都は古い都だった。懐かしい北方へつながるヴィルミヘ河と、南方へと向かい運河をつなぐ都でもあった。 北方候軍は帝都を狙い、ついに果たせなかった。帝都健在を示すため、北方候軍が如何に近づいたとしても、その灯りは点され続けたという。そして帝都の北には、北方へ軍勢を送り出すための軍営地が作られていた。今は帝國軍の新たな施設の立ち並ぶところだ。 帝都との間は、連絡馬車によって結ばれている。やってきた乗合馬車に乗り、二人は席についた。 窓際の席を占めたミオは、傾きゆく夕日を静かに見つめている。 ひざを少し開いて座る癖だけは、昔と変わらない。騎士の生まれであるミオは、伝来の剣とともに北方候軍にあった。その剣を体の前に立て置くのが彼女の癖だった。座っていても剣を立て、その柄に手をかけていた。そのためにひざを少し開いて座る癖があった。 古人らしく、美しい乙女の顔であったけれど、彼女の心根は戦士だった。勝つべく戦ったが、同胞を救うためなら文字通りすべてを捨てて戦った。動けなくなった戦友を救うため、最後まで踏みとどまり、あるいはあの黒の龍神を相手にしてさえ、斬り込むのも彼女だった。片目を失ったのもそのためだ。 それでも彼女は変わらなかった。病院を抜け出し眼帯のまま皆の前に姿を現して驚かせもした。 そして彼女らしく、呵呵と笑って、奴らなんぞにわたしを倒せるわけが無いなどと強がって見せたのだ。 そう、負け戦では、ミオの笑顔と声が何より求められていた。それを強がりと思いながら、けれど不思議に力が湧いた。わたしを討ち取ったと思い込んでいる今こそ復仇の時じゃないかと、彼女が言えば、それはその通りに思えた。 何もかもが、ひどく昔のことに思える。それが年をとるということなのだろうか。そんな風に思うことが、ミーアにはここのところよくある。 「疲れたなら、眠っていていい」 ミオが振り向きそう言った。 「肩を貸してもいい」 「じゃあ、そうするね」 ミオはほんの少しだけ渋い顔をする。たぶん冗談のつもりだったのだろう。けれど、二言は無いがミオの信条であることも知っていた。仕方ないなと下唇を少し吸い込むようにした顔は、猫めいてみえる。その肩に頭をあずけて、ミーアは目を閉じた。 ゆれる馬車の中で、ミオの香りを心安らかに感じながら。 「我らに不可能は無い。誰一人おいてゆかない」 はっとして、ミーアは目を覚ました。それは出撃前にミオが良く言っていた言葉だった。 敗者であった彼女らだけれど、それは数少ない、そして本当の誇りであったかもしれない。 「もう降りる」 ミオが笑って、ミーアの頬をつつく。 「おいてゆくぞ」 ミーアは本当に眠っていたらしい。 馬車は既に帝都の中を走っているらしい。石畳を踏んでからからと車輪は回り、あまりゆれなくなっていた。窓の向こうを街明かりが通り過ぎてゆく。どこに向かっているのだろう。 ミーアは、どこに行くのかきちんと聞かないまま、導かれるままに馬車に乗ったのだった。連絡票には、ミオに同道と書いただけだ。平和になると気が緩むものらしい。 いけないわ、などと口の中でつぶやくと、となりのミオはくすくすと笑う。 「大丈夫だ。口をあけて眠っていたわけじゃない」 「どこに行くのかちゃんと聞かなかったからよ」 「跳ねる子馬亭」 ミーアは少し驚いた。北方貴族の彼女でさえ、名前を知っている宿だ。 ミオは少し眉をひそめてミーアを見かえす。 「何かおかしいか?」 「いいえ」 けれど気づけば宿と言われると、さすがに乙女心がすこしざわめく。 ミオは窓の外へと目を向けて言った。 「決心がつかなかった。どうしようかとずっと思っていた」 馬車の行き足が落ちてゆく。 「ゆっくり話をしたいと思っていたけれど、言って良いものかどうか、迷ってもいた」 「あなたらしくない」 「それはそうさ」 彼女らしく、笑って振り向きミーアを見る。 馬車は静かに止まってゆく。最後に車体がゆっくりと大きく揺れた。 それからミオが立ち上がる。馬車の天井に手をつき、ミーアへと手を伸ばす。 「それじゃ、お招きに応じていただけるかな。ミーア」 少し迷って、ミーアは応じた。 「ええ、謹んで」 その手を借りてミーアは立ち上がる。先に通路に立ち、ミオの手を肩越しにとりながら、開かれた後ろ扉へと向かう。 待ち受けていた御者の手をとって、踏み台をから、さらに石畳へと降りる。 帝都の夜は明るくそしてざわめいている。 軍人がその装束のまま歩いても、誰も気にしない。「跳ねる子馬」亭に入ったとしても、他の客と変わらず遇される。その装束から騎士様と呼ばれるだけで、商い表へと導かれ、そこで部屋の手続きをするだけだ。 硬筆を置いたミオは振り返る。 「先に食事にしよう」 先に、という言い方がおかしくて笑いそうになり、けれどミーアは口元に手をやってそれを押し隠した。それで笑うのは、何となくおかしく思える。 食事は美味しかったし、お酒も美味しかった。ミオは帝都自慢の凍り魚に旺盛な食欲で向き合っていた。凍り魚と言っても、氷った魚ではない。北方の海で取れた魚を、魔道の氷で絞めたあと、船で急ぎ帝都に運んだというものだ。 「・・・・・・なに?」 ミオは口元をそっとぬぐい、ミーアを見る。 「美味しそうだな、と思ったの」 「でもやっぱり、北の味付けが懐かしい」 ミオはふう、と息をついて淡い灯りに照らされた天井を見上げたりする。 「絞めたままの奴を、焼かず揚げずに阿列布油と生野菜で」 「それはどちらか言えば南方の食べ方じゃない?」 むう、とミオは唸る。北方の懐かしい味といえば、やはり煮たり焼いたりする魚だ。揚げたうえで酢をかけるような魚は最悪だ。 ふとミーアは気づいた。片方だけの瞳で、ミオはしずかにこちらを見ている。それからミオはミーアへ問うた。 「領地に帰らなくていいのか」 「今はね」 ミーアはこたえる。 気にならないわけはない。彼女の生まれ、育った土地なのだ。雪に閉ざされた冬を過ごし、泥濘の春がやがて緑に輝いてゆくのを見た。駆け足の夏を忘れるはずも無い。秋の実りと、やがて訪れる冬の備えをした領地の者達を、忘れることなどあるはずもない。 けれど、帰ることはできない。 北のいくさのあいだ、ミーアはずっと黄色中隊と共にあった。ミーアは、貴族の義務にしたがって、北方辺境候の衆参に応じた。貴族であり、古人であるものには、そうする義務がある。 その間に領地は、焼かれた。領地を守れなかった貴族など恨まれ憎まれるだけだろう。戻ることも出来なかったし、戻ることが出来ても、戻ったかどうか、わからない。 そして今も、戻れないままでいる。 禁じられたわけではない。だから今でも、領地遠隔勤務に関する皇帝便宜を賜り続けている。諸々の賦役についても免じられ、あるいは軽くされている。郵便は帝國軍公電を用いて運ばれるし、郵便は帝國軍公電を用いて運ばれるし、毎週のように領地の様子が書き送られ、いつかお嬢様のお戻りになられることをお待ちしていますと締めくくられる。 けれど戻れと命じられたとしても、ミーナには戻れるかどうかは、わからない。 ミオにも、他のみんなにも、話したことは無かった。話しても仕方ないと思っていた。いくさの最中なら皆を案じさせるだけであるし、いくさが終わった今なら、なおのこと意味が無い。 瞳をそっと上げたミーアを、ミオは片方だけの瞳でじっと見ていた。 それから、遣る瀬無さげな笑みを頬に浮かべる。それだけだった。次に彼女が口を開いたときには、もう取り留めの無い話で、二人は食事を続けた。 最後に、食卓に運ばれてきたのは、白くて甘い甘い乳氷菓だった。 乗せられた果実とともに、二人でくすくす笑いながら食べた。 だからといって、それで終わりに出来るほどお嬢様でもない。 飲みなおしたのは、部屋に戻ってからだ。 二つの寝台のある部屋を取ってるところが、ミオらしいと思った。 それから二人で酒を飲んだ。小さな卓を挟んで差し向かいになって、はじめは少しずつ、香る酒を舐めた。ミオはなかなか話し始めなかった。ミーアも促さなかった。代わりにつまらないことを言い合って、くすくす笑いあった。 このなんでもないときが、妙に愛しくて、終わらせたくなかった。 命を濯ぐような酒の飲み方を覚えると、それから離れられなくなってしまう。飲めば飲むほど辛くなるのが判っているのに、止めることができなくなる。 体が揺れて、世界が揺れて、笑いあいながら、胸の中から湧き出してくる何かに、見ない振りをする。だから余計に大きな声で笑い、何も無かった振りをする。 そうなってしまえば、良く醸された酒の甘さも辛さも旨み、どこかに消え去ってしまう。ただ覚めないように次から次へと流し込む。話していることに中身なんか無い。話している刹那から、流れて失われてゆく。それでも、醒めている何かが、己をじっと見つめている。 互いにそれは判っていた。ミオが酔いきっていないのも判っていた。 話すべきことを話していない。逃げることが出来るようなら、彼女はいまでも両目のままだろう。逃げることから逃げるための、それは代償だったのかもしれない。 なんだか判らないことで、二人はひとしきり笑い、それから奇妙な沈黙が降りた。 ミオは小卓にそっと手を置く。それから彼女は不意に言った。 「受けることにした」 その面は明るかった。 「そう」 うなずいて、ミーアは応じる。 「あなたが決めたのなら、わたしはそれでいいと思う」 それが何なのか、聞く要すらなかった。 それがたとえなんであったとしても、彼女のなかで、成されるべきこととして、決められたのがわかっていた。それは、彼女達にとって、何よりも大事なことだった。 悔いは負いきれないほどある。傷も、痛みも、その跡も、消せない後としていつまでもいつまでも残り続ける。決して逃れることは出来ない。 浴びるほど飲んでも、どんなに時が過ぎても、流れ行くことなく、胸の奥深くに留まり続ける。 ミオは、小卓の上で、そっと指を走らせる。塗れ跡を伸ばし、何かを描こうとしている。 「わたしも必要?」 ミーアは問うた。迷う気配がかすかにあった。けれどミオは応える。 「もちろんだ。わたしがそういえば、ミーアが来るのは判っている」 「じゃあ、それでいいじゃない」 ミオは、片方だけ残った瞳でミーアを見返す。 「次の任地を示された。実戦部隊だ」 ミオの言葉に、かすかに驚き、驚いた己に気づいて、もっと大きく驚いた。 遠ざけていた。 遠ざかり、そのまま、逃げ去ろうとしていた。 「魔道戦部隊だ」 「じゃあ、わたし達が教育した子たちが来るのね」 ああ、とミオはうなずく。ミーアは問い返す。 「なら、わたし達が行くのは当たり前でしょう?」 「すべての教官を連れてゆく必要は無い」 「なら、残すのはゲルトルートでいいでしょう。彼女なら一人でも、きちんとできる」 「でも、ミーアには・・・・・・」 ミオは言いかけて、口をつぐみ、けれど言った。 「・・・・・・待っている人たちがいる」 「待って!」 ミーアは立ち上がった。椅子が倒れることも気に留めなかった。 「待ってミオ、わたしは・・・・・・」 「ミーアの今度の義務は、あの時とは違う」 「だからだよ」 彼女を静かに見上げて、ミオは言う。 「いくさのときには、死ぬときは同じだと誓い合える。今は違う。今は、わたし達がたたかわねばならないいくさのときじゃない」 「じゃあ、あなたはどうして!」 「わたしたちが鍛えてしまったから。だから、わたしたちが行かなければいけない」 罠にはまったと気づいたときには、わなの口はもう閉じている。 苦しいのは、罠にはまったものではないと、いくさの中で思い知らされていた。そのものを残して去らねばならぬものこそ、何よりも苦しい。なぜなら、わなの中の獣はすぐに事切れるが、罠より逃げ去った人は、それを忘れられないから。 ミオは去れと言っている。 いや、ミオこそ去ってゆこうとしているのかもしれない。 「・・・・・・いや」 一人では、たぶん泣けなかった。 ミオの差し伸ばす手を、両手で包み握り締めて、もう立っていることもできずに、彼女の胸に崩れ落ちる。 そして、泣いた。 何年もしていなかったことだった。内戦の中でもしなかったことだった。それに、これが別れでは無いことも判っているはずだった。 ただ、自らの負うもののために、負えないものがあることが辛かった。 硬く結びついて、離れないと信じていたものが、ほどけてゆくのが辛かった。 そして、彼女の負えないものを負って、その人は行くべきと信じるところへ行ってしまう。 それは、ここへやってくるずっと前に、決まってしまっていたことだった。
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Prologue Mission 01 YELLOW×YELLOW Mission 02 来た、飛んだ、落っこちた 感想など貰えれば嬉しいです いろいろと楽しみ -- 名無しさん (2012-09-11 21 18 19) 元ネタが同じ人同士かっ! -- 名無しさん (2012-09-13 21 10 58) エスコンとのクロスもっと増えると良いなぁ~ って!俺は応援してるぞ! -- 名無しさん (2012-09-28 16 26 51) いいところで終わるか、面白い……続きを待ってるぞ! -- 名無しさん (2012-09-28 17 40 11) 頑張れ〜! -- 名無しさん (2012-09-28 17 55 15) 黄色の13と黄色の14か -- 名無しさん (2012-09-28 19 36 36) 面白い~続き期待してます(・∀・) -- 変態パイロット (2012-10-03 15 54 57) 続きがwktk -- 名無しさん (2012-10-05 23 35 51) 続きをお願いします! -- 名無しさん (2012-10-06 08 27 15) すごい面白い!!頑張って下さい! -- 名無しさん (2012-10-08 21 33 30) 遅かったじゃないか……言葉は不要か……。 -- AC繋がり (2012-10-11 23 59 28) さて リボン付き もくるのかな? -- 猛禽類の人 (2012-10-12 13 04 26) 頑張れ〜 -- 名無しさん (2012-10-12 23 02 58) 続き来い -- 名無しさん (2014-01-24 11 26 48) 続きに期待 -- 名無しさん (2014-03-06 10 27 01) 続き来い -- 名無しさん (2014-10-04 15 10 02) 名前 コメント 黄の13の本日の撃墜数: - ジャン•ルイが落とされた数: - オメガ11のイジェークト!!総数: -
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高専出身者まとめ 順番も規則もバラバラだけど気にしない。 一応学校順になってるはず。 活動名 本名 出身校 学科 活動分野 活動 卒業年度 ソース その他 性別 生 没 笑福亭銀瓶 松本鐘一 明石 上方落語家 wikipedia 男 1967 ジャイアント落合 岡田 貴幸 秋田 "プロレスラー,総合格闘家" wikipedia 男 1973 2003 岡しのぶ 旭川 歌人 wikipedia 女 1976 桂 七福 中川 博之 阿南 上方落語家 1985 wikipedia 男 1965 成瀬未亜 育英 声優 wikipedia 女 石田政吾 石川 競艇選手 wikipedia 男 1970 菅野哲雄 一関 衆議院議員 社会民主党 wikipedia 男 1948 天野滋 一関 ミュージシャン NSP wikipedia 男 1953 2005 中村 貴之 一関 ミュージシャン NSP wikipedia 男 1953 平賀 和人 一関 ミュージシャン NSP wikipedia 男 1954 田中 哲朗 宇部 シンガーソングライター wikipedia 男 1948 元永 好多朗 宇部 陸上選手 wikipedia 男 2000 秋口ぎぐる 川上 亮 大阪府立 小説家 wikipedia 男 1976 上川徹 鹿児島 サッカー審判員 wikipedia 中退 男 1963 中宮崇 釧路 フリーライター wikipedia 男 1970 林田 昌子 熊本電波 キックボクサー wikipedia 女 1979 安部龍太郎 久留米 機械工学 小説家 wikipedia 男 1955 乙一 安達寛高 久留米 材料工学 小説家 wikipedia 男 1978 中島志保 鈴鹿 スノーボード wikipedia 女 1978 丸山健二 仙台電波 小説家 wikipedia 男 1943 桂 よね吉 清水 竜成 宅間電波 上方落語家 wikipedia 男 1971 田尻 智 東京 ゲームクリエイター ポケットモンスター wikipedia 男 1965 高橋 健一 東京 お笑い芸人 キングオブコメディー wikipedia 男 1971 谷恒生 鳥羽商船 小説家 wikipedia 男 1945 2003 涌井 はるか 苫小牧 物質工学 アナウンサー NHK室蘭放送局契約キャスター wikipedia 女 DJ MITSU 豊田 電気工学 ミュージシャン nobodyknows+ wikipedia 中退 平山ユージ 都立航空 プロクライマー wikipedia 男 1969 神林長平 高柳 清 長岡 小説家 wikipedia 男 1953 小山田いく 長野 機械工学 漫画家 wikipedia 男 1956 山浦麻葉 長野 カーリング選手 wikipedia 女 1984 加藤敏幸 新居浜 参議院議員 民主党 wikipedia 男 1949 石田ショーキチ 沼津 ミュージシャン wikipedia 男 1968 中川 玲 中川 玲子 沼津 声優 wikipedia 女 いしわたり淳治 石渡淳治 八戸 "ギタリスト,音楽プロデューサ" スーパーカー wikipedia 男 1977 川原 正敏 広島商船 漫画家 wikipedia 男 1960 斉藤秀夫 福井 プログラマ 秀丸エディタ wikipedia 男 1967 佐々木梨絵 松江 グラビアアイドル wikipedia 女 1983 西川魯介 宮城 漫画家 wikipedia 男 Tama 白玉 雅己 弓削商船 ミュージシャン ポルノグラフィティ wikipedia 中退 男 1974 北村一輝 北村 康 弓削商船 俳優 wikipedia 男 1969 朝倉 祐弥 和歌山 小説家 wikipedia 1977 桜井 政博 ゲームクリエイター 星のカービィー wikipedia 中退 男 1970 福野泰介 福井 プログラマ 株式会社jig.jp 1999 jig.jp 男 稲田浩司 都立航空 漫画家 ダイの大冒険 Wikipedia 男 1964 加筆修正どしどしお待ちしております。編集したら一言書いてもらえるとうれしいです。 -- 3jyo (2009-02-24 04 32 32) "星乃だーつさん 男性 漫画家 校名は不明" 追加お願いします -- おざなり屋 (2009-09-29 18 07 05) 「木更津高専、AV女優」追加でお願いします。 -- 紗倉まな (2013-06-10 01 05 28) http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%8B%E6%9D%91%E9%9A%BC -- 名無しさん (2014-08-23 10 11 43) http //ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E5%B4%8E%E7%9C%9F%E4%B9%9F田崎真也さん、幾徳工業高等専門学校を中退 -- 名無しさん (2014-08-23 10 16 29) デュポン株式会社の代表取締役会長 天羽稔氏は阿南高専機械工学科第5回卒業 -- 名無しさん (2014-08-23 10 32 35) 函館 機械工学 歌手 -- 佳山明生 (2015-10-20 08 19 06) ニチアス社長・奈良高専卒 最後に問題起こして止めたけど -- 川島吉一 (2016-04-07 20 13 43) 高橋健一は雪谷高校卒業しているとwikiにあるけど? -- 名無しさん (2016-10-17 05 38 23) 横山克さん 長野高専出身 作曲家 -- わきゃ (2017-03-18 22 46 36) 2017年6月末に日揮の社長に就任する石塚忠さんは、宮城高専の出身です。 -- hiro (2017-06-19 21 35 50) 日産GT-R 開発責任者 長野高専1972年卒 ミスターGT-R -- 水野和敏 (2020-05-26 19 12 39) 石川高専機械工学科、今春卒業予定。ウクレレ演奏家 -- Rikuya (2021-03-07 21 33 43) カリビアン大塚 -- 名無しさん (2024-04-23 21 05 53) 名前 コメント
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501 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/04/19(土) 23 54 35.11 ID ??? まぁ中学生という性欲が服着て歩いてる年齢で お互い好意がハッキリしてれば、そりゃ1年の間にナニがあっても 502 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/04/20(日) 00 13 40.45 ID ??? あれ、 501に向かって黄色いクマが立体機動を…… 506 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/04/20(日) 00 45 45.93 ID ??? 502 クム「プ○さんだー!!」 ヤエル他園児「○ーさん!プー○ん!」 ドズル「人気者は流石だな」 ゼナ「子供たちもあんなに楽しそうに」 ガルマ(どうしよう、誰も突っ込んでくれない…) 507 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/04/20(日) 00 51 11.32 ID ??? 黄色いクマ(今更言えない…プ○さんじゃなくて、ベアッガイⅢ(さん)だなんて…) ttp //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5005887.jpg