約 1,278 件
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/23169.html
2006年4月放送開始。第1、第3シリーズを掲載。プライムビデオが配信開始。 http //www9.nhk.or.jp/anime/zenmai/ 監督 やすみ哲夫 原作 m k チーフ演出 野中かずみ キャラクターデザイン 秋穂範子 総作画監督 神戸環 美術監督 永井由香、丸森俊昭 色彩設計 宮下眞理 撮影監督 袖山岳大 編集 瀬山武司 音響監督 なかのとおる 音楽 三宅純、SUN.SALT TIME アニメーション制作 A-1 Pictures、ノーサイド 脚本 大野木寛 やすみ哲夫 河原ゆうじ 西園悟 北条千夏 石川智子 小松崎康弘 高橋健太 山田かおり 川辺美奈子 きたいさちこ 山下友弘 絵コンテ やすみ哲夫 野中かずみ 鈴木卓夫 藤森カズマ おがわひろし 河合夢男 矢澤範生 工藤進 野田作樹 のだのーだ 長村しんじ 麦野アイス 細谷秋夫 サトウ光敏 佐久間信計 前田康成 一川孝久 演出 佐藤清光 長村しんじ サトウ光敏 ながむらしんじ 作画監督・作画 神戸環 小堤一明 林桂子 湯川高光 山崎登志樹 加瀬政広 小野隆哉 佐久間信計 おがわひろし はっとりますみ 華房泰堂 椛島義夫 岩崎ヨーコ 増谷三郎 古宇田文男 山川宏治 細谷秋夫 窪田正史 前田康成 守屋麻美 工藤好美 プライムビデオ:ぜんまいざむらい 1. ぜんまいざむらい誕生 出演:鈴木晶子, 川崎恵理子, 那須めぐみ 再生時間:5 分 初公開日/初回放送日:2006年4月3日 ■関連タイトル DVD ぜんまいざむらい~ぜんまいざむらい誕生~ OPテーマ ぜんまいざむらいのうた ぜんまいざむらい ~これぞ!傑作選~ ぜんまいざむらい全キャラじてん 3DS ぜんまいざむらい 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/870.html
蛮「ジャッジメント?」 銀次「って、何?」 蛮「たしか、この街の治安を維持するための組織じゃなかったか? 警備員(アンチスキル)ってのもいるな」 銀次「つまり……ちょっとした警察ってとこ? それが、俺達になにか用なの?」 黒子「えぇ。あなた方、学園都市の方々ではありませんわね?」 蛮「……まぁな」 黒子「外の人々が、この学区を駆け回っている姿がカメラに映っていまして、あなた方ですよね? これは」スッ 蛮と銀次は、差し出された小型の携帯電話のようなもののディスプレイを見る。 そこには、路地裏から飛び出てくる蛮、銀次、卑弥呼の姿があった。 銀次「あ、ホントだ。カメラなんか気付かなかったよ」 黒子「一人欠けているようですが……それよりも、こんなところで何をなさっていましたの?」 蛮「ま、ちょっと……な」 黒子「その『ちょっと』について伺っていますの」 蛮「……色々と物珍しくてな、走り回ってたんだよ」 黒子「追いかけっこを楽しむような顔には見えませんわね」 蛮「……」 黒子「ここではなんですので、私達の支部にいらして下さいます?」 蛮「断る。って言ったら?」 黒子「申し訳ありませんが、拒否権はありませんの」 蛮「申し訳ないが、こちとら時間がないんでな、他所をあたってくれ」 黒子「なら、少々野蛮ですが……」ヒュン 二人の目の前から少女が消えた。 白井 黒子の能力は空間移動(テレポート)。瞬時に相手の背後に自身を転移させ、足を払い、拘束したり、後頭部めがけてドロップキックをかましたりできる。 太股に忍ばせた鉄矢を転移させ、それを相手の体内に転移させることも可能。 もっとも、立場上相手を拘束することのほうが多く、その使用率は極めて低い。だいたいは相手の衣服を壁や地面にダーツのように繋ぎ止めておくことのほうが多い。 今回は、蛮の後頭部に向け、ドロップキックをかまそうとした。が、 黒子「なっ!?」ガシッ 蛮「悪ぃけど、もっと厄介なのを見てきたんでな。物と違って気配を発してる分このぐらい楽勝だ」 蛮は、自身へと繰り出された足を、振り返りもせず後ろ手で掴んだ。 つまり、黒子は蛮に足を掴まれたまま逆さまに吊るされている。よって、 黒子「は、離して下さいまし!」 銀次「ば、蛮ちゃん! 離してあげなよ! その……なんか凄いものが見えてるよ……」 蛮「あん?」 蛮「あぁ? ったく、こんなガキのパンツ程度で……」 黒子を掴んだ手を、前に持ってきた蛮は絶句した。 蛮「……。なんてもん穿いてんだこのガキ!!」 黒子「くっ、いつまでも見ていないで下さいな!!」ヒュン テレポートで蛮の手から逃げ、目の前に現れる。 銀次「なんか、ヘヴンさんでも穿いてなさそうな下着だったね……」 蛮「最近のませたガキは……。そういうのは貧相な体には似合わねぇんだよ」 黒子「勝手に見といて散々言ってますわね」 蛮「お前が悪いんだろうが。……はっ!!」 銀次「どうしたの?」 蛮「いや、こいつを一言で表すような言葉を最近聞いてたんだが……。いま思い出したぜ」 銀次「なんだったの?」 蛮「たしか、ロリばばぁだったような……」 黒子「……」 銀次「なんだか斬新な言葉だね……」 ――第七学 とある車内 垣根「たいしたことねぇな、赤屍ってのも」 絹旗「動きに関しては超不気味でしたけどね。影から出てくるって……」 麦野「あれで能力者ってわけじゃないんでしょ?」 不動「この街で言う『能力者』ってわけじゃねぇ。ただ、おかしな男だ」 垣根「まぁ、あっさりと死んじまった野郎のことなんかもうどうでもいい。目的地に着いてから、何するかわかってるな?」 麦野「『アイテム』及び『スクール』は『ピンセット』の組み立て、動作確認」 鏡「俺達は、周辺の警戒にあたればいいんだよね?」 垣根「その通り。『レムナント』については追々な。目的のものが手に入ってからだ」 鏡(周辺の警戒か。どうやら、信頼は得られていないみたいだね。まぁ、この街で起きることを『観察』することが俺の仕事だから構わないけどね。それよりも、『超越者』である赤屍 蔵人があの程度で死ぬとは思えないね)クスッ 滝壺「かがみ? なにか楽しいことあった?」 鏡「ん? まぁ、そうだね。これから楽しくなりそうだからさ」クスッ 滝壺「?」 鏡(あの男の目的は恐らく『レムナント』じゃないね。いったい、『誰』に『何』を運ぶように依頼されているんだい? 赤屍 蔵人) ――とあるキャンピングカー内 土御門「痛っ!! くはぁ、あのウニ頭は手加減てやつを知らんのかにゃー。簡単にアバラを折りやがって……」 海原「生きてるだけでも儲けものですよ。彼の力なら殺されていてもおかしくなかったですよ」 土御門「たしかに、あの男は異常だったにゃー。聖人かと思ったぜぃ」 一方「アバラ折れてるくせに普通でいるお前もおかしいけどな」 土御門「ま、それはさておき……一応は仕事を行ったわけだが……」 海原「失敗しましたね……」 結標「不本意だけど、私の力は通用しなかったわね」 一方「……なンで俺のこと見てるンですかぁ?」 土御門「いやー、さっき言った通り俺は戦えないしにゃー」 海原「私も同じく」 結標「私も」 一方「くそったれどもが!!」 土御門「まぁまぁ、お前はあのDr.ジャッカルも倒したんだ。任せても構わないだろう」 一方「Dr.ジャッカル?」 土御門「さっきの黒衣を纏った男だよ。『史上最低・最悪の運び屋』と呼ばれているんだ。外の裏社会じゃかなりの有名人だにゃー」 一方「……」 土御門「俺も噂はよく聞いていたんだが、さっきの二人よりもよっぽど危険な男だったんだが……。簡単にあしらっただろう?」 一方「……いや、そうでもねェ」 海原「そうでしたか?」 一方「たしか……『赤い十字架〈ブラッディ・クロス〉』とかいうのを反射したときに違和感がな……」 土御門「反射していただろう?」 一方「ただ、あれは明らかに相手を切り裂く威力だったはずだ……それが、軽く傷を付ける程度で収まっていやがった」 結標「あなたの能力に関して詳しくはないけど、たしかに変ね」 土御門「けどまぁ、あれだけ血を流してるんだ、流石に死んだだろうさ。で、仕事はできるよな? 一方通行?」 一方「け、しょうがねェ。ただ、どうなっても知らねェぞ」ガラ 一方通行はスライドドアを開け、杖を突きながら地面を踏む。 土御門「やりたいようにやれよ。健闘を祈ってるにゃー」 海原「……一方通行さん」 一方「あァ?」 海原に声を掛けられ、振り向く一方通行。そこには深々と頭を下げている海原の姿があった。 海原「……お願いします」 一方「……」 結標「ま、私はどっちでもいいんだけど」 一方「けっ」 特に返事をすることもなくキャンピングカーから離れていく一方通行。彼は、体の不自由さを感じさせずに力強く歩いていった ――黒いワゴン車 車内 グループA「死体運びかぁ……あまり慣れないよな」 グループB「まぁ、あの一方通行さんがいるんだぜ? これからもこんな仕事が増えるよ」 グループA「うわぁ」 彼らは暗部組織『グループ』の下っ端構成員である。 今は、一方通行の処分した人物を運んでいた。 グループA「はぁ、いつかは幹部になって、でかいことやりてぇなぁ」 グループB「……」 グループA「ん? どうした?」 ???「お話になられても意味はありませんよ。彼はもう生きていませんから」シュッ グループA「へ? あぎゃ……」 しばらくして、車内が血に塗れたワゴン車が事故を起こした。 ???(依頼人からは〈第一位〉を殺してはいけないと言われていましたが、クスッ……とても面白い力でしたね。それでも、私の底を見せては頂けませんでしたか。まぁ、いいでしょう。今回の仕事は実に楽しいですね) そのワゴン車から、黒衣を纏った男の遺体は発見されなかった。 ――ジャッジメント第一七七支部 黒子「ただいま戻りましたの」ガチャ 初春「あ、白井さんおかえりなさい……ん? そちらの顔を真っ赤に腫らした方は?」 黒子「私達が懸念していたことの参考人ですわ」 蛮(この女……容赦なく殴りやがって……。能力なくても充分強いじゃねぇか) 銀次(間違いなく蛮ちゃんが悪いけどね) 初春「それと顔を腫らしているのとはなんの関係が?」 黒子「私に向かって暴言を吐きやがりましたの」 初春「なんと?」 黒子「……ロリばばぁと……」 初春「あぁ……」 黒子「なんですの!? その顔は! こうしてやる」ムギュー 初春「いふぁいれふひらいはん(痛いです白井さん)」 銀次「ジャッジメントって楽しそうな所だねぇ」 ???「おっ邪魔っしまーす!!」ガチャ 黒子「あら、佐天さん。どうかなさいましたの?」 佐天「いやーなにか楽しいことないかなぁ……と。おや?」 蛮「……」 銀次「……」 佐天「おぉ、なんだか楽しそうな予感が……って、どうしたの? 初春」 初春「うぅ……別にロリばばぁに納得したわけじゃないのに……」 黒子「そうは見えませんでしたけど?」 蛮「嬢ちゃんはどう思ったんだ?」 そう問われた初春は、コホンと軽く咳払いをし、姿勢を正しながら右手の人差し指をピンと立てる。 初春「まず、ロリばばぁっていうのは、実年齢は大人だけど外見は幼いっていういわゆる合法ロリだと思うんですよ」 蛮「ほぅ」 初春「つまり、白井さんが大人ならば当てはまります。けれど、白井さんは中学生ですから当てはまりません。まぁ、そう呼びたくなる気持ちもわかりますが」 蛮「ってことは、こいつは……」 初春「白井さんはロリばばぁではなく、単なるばばぁ声ってことで……いふぁいれふよ~」ムギュー 佐天「それで、この二人はどうしてここに?」 黒子「そうでした。さぁ、お座りになって下さい」 蛮「話すことなんてないんだがな……」 銀次「まぁまぁ、来ちゃったものはさ」 蛮(こいつは事の重大さがわかってねぇのか……) 初春「お茶淹れてきますね」 佐天「いったい何が聞けるんですかねぇ」 黒子「佐天さんはお聞きになられないほうが……」 佐天「面白そうなんで嫌です」 黒子「はぁ……」 蛮「こっちとしてはお前らに聞かせてやることはないんだが」 初春「どうぞ」コトッ 銀次「ありがとう。その花飾り綺麗だね。なんだか生えてるみたいにも見えるけど」 蛮(それを言っちまうのか……) 初春「なんのことですか?」 銀次「え?」 蛮「え?」 初春「え?」 黒子「……それで、お聞きしたいのですが」 蛮「俺らに話を聞く理由が、路地裏から出てきたってだけじゃねぇだろうな」 黒子「もちろんですわ。まずはこれです」カチャカチャ 黒子はノートパソコンを操作し、ディスプレイを二人に見せる。 銀次「あ」 蛮「……」 そこには自動販売機を壊す蛮の姿が映し出されていた。 黒子「正直、これだけでも拘束してアンチスキルに送り出しても構わないんですが……」 しかし、映像は卑弥呼がその場を離れていくところまでで途切れた。 黒子「こんなところで映像が切れるなんて、明らかにおかしいですの。普通なら、この後のあなた方の動きを追っていくのものでしょう?」 銀次「たしかに……器物損壊罪だもんねぇ、これ」 黒子「あなた方に会う少し前にこれを見まして、すぐさま行ってみましたら自動販売機がバラバラになっているだけでしたの」 蛮「俺がぶっ壊したんだよ」 黒子「パーツの一つ一つにわざわざ分解しましたの?」 蛮「あぁ……」 黒子「……まぁ、それを信じたとしましょう。不自然に人がいないことも置いておきましょう」 銀次(赤屍さんが戦って血の後もなかったのかな? 殺さなかったのか……) 黒子「あなた方はいつ頃学園都市に?」 蛮「今日の昼頃だよ」 初春「それは変です」 銀次「え?」 初春「今日、外から人が入ってきたという記録はどこにもないんですよ」カタカタ 初春はデスクに向かいパソコンを操作しながら言った。 銀次「えぇ!? それは有り得ないよ!!」 蛮「というか、そんな情報が簡単に手に入んのかよ……」 黒子「まぁ、普段なら絶対にしませんけれどね……」 佐天「ということは、二人は不法侵入者で自動販売機を壊した危険人物!?」 蛮「記録上はそうなってるわけか」 黒子「お連れした理由はよろしいでしょうか?」 蛮(ちっ、面倒臭ぇ)シュボ 蛮が煙草を口にすると、目の前にカードが現れ、煙草を真っ二つした。 黒子「申し訳ありませんが、ここは禁煙ですので」 蛮「別に誰かに見られてるわけでもねぇだろ」 黒子「警報が鳴ると困るのは私達ですの。その間に逃げられても面倒ですし」 蛮「……」 銀次「ほらぁ、やっぱり吸っちゃいけないんだよ」 蛮(こいつは……) 黒子「カメラに映っている姿は沢山ありますが、途切れ途切れでして、肝心のあなた方が何をしていたのかが全く記録にありませんの」 佐天「おぉ!! 怪しさ満点ですね!!」 蛮「なんかのミスじゃねぇか? たまたまだよ、たまたま」 黒子「外とは違いますの。学園都市の技術なら、半永久的に稼動していられますの。それが一日に何度もたまたまが起きると?」 蛮「つまり、意図的に俺らの情報が消されてる……と」 銀次「なんで?」 黒子「それを伺いたいのはこちらですわ」 蛮(くそ面倒臭ぇな……さっさと仕事にうつらねぇと) 銀次(やっぱり『レムナント』のせいかな?)ボソッ 蛮(十中八九そうだろうよ)ボソッ 佐天「あの、『レムナント』ってなんですか?」 二人が小声で話している間に、佐天はいつの間にか回り込んでいて、聞き耳を立てていた。 蛮「なっ!?」 初春「『レムナント』……ですか? どこかで聞き覚えが……」 黒子「あら、奇遇ですわね。私も同じく、お聞きしてもよろしいですか?」 黒子の体に力が入る。『レムナント』と聞いて、すぐさま思い浮かべたのは、お姉様と慕っているとある少女。 九月十四日。その『レムナント』を巡って大きな事件が起きたばかりだったのだ。 彼女はその日に大きな怪我を負っていたのだ。事件そのものはとある少年と、何処の誰だかわからない人物によって幕を閉じた……はずであった。 黒子と初春は蛮と銀次の方を向いている。 蛮「……」 黒子(まさか、またお姉様の身になにかが!?) 銀次(風紀委員って言うくらいだし、話したら手伝ってくれたりするんじゃ……) 銀次「実は……」 銀次が次の言葉を発しようとしたところで、爆発音と共に初春と黒子から見て後方、蛮と銀次、そして佐天から見て前方の壁が破壊された。 初春「!?」 黒子「なんですの!?」 佐天「え?」 二人が振り向いた先には、見覚えのある少女。それと、天使の翼を生やした男がいた。 黒子「あなたは!!」 結標「お久しぶりね、白井 黒子さん」 初春「や、やばいですよ……なんだかわかりませんが、この人危険です!!」 垣根「おいおい、初対面の人間に随分なご挨拶だな。ムカついた、覚悟しろよ?」 垣根の翼が振るわれた。それは、初春の体を捉え、今まで受けたことのない激痛が体中を駆け巡った。 初春「かはぁ……」 肺から強制的に空気を出される。あまりの痛みに悲鳴も上がらない。 黒子「初春!!」 結標「あら、余所見なんて随分舐められたものね」ヒュン 黒子「なっ!?」 自分の知っている相手は、自身の転移を軽々とすることなど出来ないはずだった。それが今、いとも簡単に自身を転移し、目の前に現れ拳を振るう。 佐天「な……にが?」 佐天は二人の様子を呆然としながら見つめていた。 蛮「……」ダッ 銀次「ば、蛮ちゃん!?」ダッ 二人はジャッジメント一七七支部から逃げ出した。 ――ジャッジメント一七七支部前 銀次「蛮ちゃん、ちょっと待って――っ!?」ドン ???「いたっ!!」 銀次は少女とぶつかり、少女は尻餅を着いてしまった。 銀次「わぁ、ゴメンね! 大丈夫?」スッ ???「あぁ、はい。こっちこそごめんなさい余所見してて」スッ 少女は差し出された手を掴み、立ち上がろうとした。 ???「っ!?」 銀次「あれ?」 そこで、動きが止まる。 そして、ゆっくりと自分の力で立ち上がった。 銀次「大丈夫みたいだね? ホントゴメン! 蛮ちゃ~ん」ダッ 少女が立ち上がったのを確認してから、銀次は蛮の後を追っていった。 ???(なにかしら今の。なんとなく同じニオイがしたけど……。あのウニみたいのは一瞬アイツかと思ったけど気のせいよね) 茶髪でショートヘアの少女は走り去っていく二人を見てから、一七七支部へと向かっていった。 ――ジャッジメント第一七七支部 ???「黒子~ちょっと落し物拾ったんだけ……」ガチャ 佐天「うぅ……み、御坂さ~ん。ひっぐ、えっぐ」グスッ 御坂 美琴が開けた先には座り込んで涙を流す佐天、床に手を着き肩で呼吸をする黒子、気を失っているのか、倒れたまま動かない初春の姿があった。 さらに、辺りには黒子の持っているはずの鉄矢が落ちていて、椅子や小物が散乱していた。 美琴「何よ……これ」 佐天「きゅ、急に二人が険しい顔をして、グスッ、し、白井さんが能力使って、初春が倒れちゃって」 美琴「初春さん、大丈夫!?」 初春「すぅ……」 初春に外傷はなく、一定のリズムで呼吸音が聞こえる。 美琴「怪我はなさそうね……。黒子!?」 黒子「お姉様……。私は何を見ていたんですの? あの二人は……」 美琴「二人? 何があったのよ!?」 黒子「Get Backersと名乗る二人組ですわ……。ウニ頭と金髪の……」 美琴「それって……」 美琴は、先ほどぶつかった男を思い浮かべた。 美琴「その二人がこんな風にしたの?」 黒子「いえ……」 黒子は、沈黙する。いま起きたことを美琴に伝えるか考えているのだ。 美琴「どうしたの!? どこか痛む!?」 黒子「体は大丈夫ですわ……。お姉様、信じてもらえないかもしれませんが、ここにはあの女がいましたの」 美琴「あの女?」 黒子「結標 淡希ですわ……」 美琴「なっ!?」 美琴はその名に聞き覚えがあった。彼女とは因縁があるのだ。『レムナント』を巡って。 美琴「あの女……」 美琴は立ち上がり、結標を追おうとした。が、それを止めたのは黒子だった。 黒子「お待ち下さい……。気付いたときにはあの女の姿はありませんでしたの」 美琴「は?」 佐天「グスッ、私はそもそも女の人をみていません」 美琴「なによ、それ」 黒子「本当にわけがわかりませんの……まるで、悪い夢でも見ていたようですの……」
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/745.html
何故だ。 どうしてこうなった。 自分たちの任務はただ子供を確保するという簡単なモノのハズ。 能力者対策も万全だった。 なのに。 「ハッ…ハァッ…!」 現実はどうだ。 部隊は壊滅状態で、自分は逃げ惑うばかり。 考えがまとまらない。 足がもつれる。 ここが限か――――― 「………」 スコープの中にある獲物の崩れ落ちる姿を認め、砂皿は次の標的を探す。 もっとも、敵の残存戦力は多くない。 大部分は、今はここに居ない味方達に無力化されたからだ。 ふと、近付いてくる気配を感じる。 「駆動鎧か…まだ残っているとはな」 どうにかできない相手ではないが、いかんせん距離が近すぎる。 だが、彼の表情に焦りは見られない。 駆動鎧が、銃口をこちらに向ける。 しかし、そちらに砂皿が目を向けることは無かった。 直後、ガガガガガッ!!と連続で金属が衝突する音が響く。 それと共に、駆動鎧がみるみるスクラップと化していく。 「ふぃー、危なかったですね砂皿さん……ってスルー!?私は空気か何かですかぁ!?」 「……煩い、集中できん」 「ぶーぶー!いいですよー!あとでネッチョリと絡ませてもらいますから!」 コントのような会話をしながらも、着実に敵を排除していく。 二人にとってはこのくらいがちょうどいいのかもしれなかった。 「……そろそろ、か。ここが終わったら他のメンバーの援護に行くぞ」 「はいはーい。……まあ行く前に終わってそうですけどね」 「反乱だと!?ええい、どうなっている!」 「隊長、どうしますか?」 「我々も出撃する!総員、相手にはレベル5もいる!十分に気を付け―――」 言いきる前に、爆音と共に近くの壁が崩れる。 「な、何があった!?」 「おそらく、爆発物が仕掛けられていた模様です!ここ以外でも被害は起きているようで…!」 「くっ…!」 カツン、と床を蹴るヒールの音が響く。 「あーあーフレンダの奴、張り切りすぎじゃないの?」 まさか。 「麦野…沈利…ッ!?」 「あらあら、名前を覚えてもってるのは光栄なんだけど……オッサンには興味無いのよね」 瞬時に、男たちは彼女に向かって構える。 「威勢がいいのは結構だけど―――後方注意ね」 「何ッ!?」 「超遅いです!」 集団に向かって、小柄な少女が突っ込む。 傍から見れば無謀に見えるが、彼女レベル4の能力者だ。 窒素装甲で覆われた人体という弾丸に吹き飛ばされ、隊員たちは散り散りになる。 「ナイス絹旗♪そんじゃ……サ ヨ ナ ラ」 麦野沈利が光線を放つ。 その光は、男たちの肉体を簡単に消し飛ばした。 「……派手にやったな」 「あ?あー…グラサン、名前なんだったっけ?」 「グラサン……土御門元春、だ」 「ああ、土御門ね…そっちの持ち分は終わったの?」 「いや、俺は戦力として数えられてないからな……だが、そろそろ出番だ」 そう言って土御門は携帯を取り出し、どこかへと電話をかける。 「超電話ですか、誰にです?」 「なに、ちょっと高みの見物をしてる狸にな」 『……よう』 「おや、貴方ですか……」 応対しているのは、スマートな黒の装束に身を包んだ人間。 顔も隠されていて、性別を確かめることすらできない。 「暗部同盟……なるほど、結束した貴方がたの力は凄まじいものがあります」 『お褒めにあずかり光栄、だな……随分余裕じゃないか』 「正しくは冷静、でしょうか……まあ、まだ策がありますので」 『そうか?』 土御門が、嘲笑するように言う。 訝しげに、黒い人間は相手の出方を待つ。 『そう思うなら、お前は随分と鈍感なんだな』 ガチャ、という音と共に頭に銃口が押し当てられた。 「悪いな、護衛は全員眠らせちまったよ」 「な…に…ッ!?」 銃口を向けるのは浜面仕上。 アイテムの雑用係で、無能力者の男。 「馬鹿な…!護衛には未元物質を元にした『アレ』を…!」 「ああ、ロシアで俺たちを襲ったヤツらだろ」 「無能力者程度が太刀打ちできる代物ではない…!元は第二位の、垣根帝督の力だぞ!」 「だからこそだ」 理解ができない。 他のレベル5ならまだわかるが、今目の前に居るのは無能力者だ。 こんなことがあるはずがない。 「未元物質はロシアに行く前に滝壺がそのAIM拡散力場を記憶している」 「……まさか」 「そうだ、全員無力化させてもらった」 だが、疑問が残る。 未元物質を使っているとはいえ、彼ら自身が能力者であるわけではない。 「元の能力が同じなら、できるんだよ」 答えるように、浜面が言う。 「元は未元物質なんだろうが。パンにとっての小麦粉……それを操れるなら、加工品のパンもってな」 つまり、武器の素材そのものを掌握されたということだ。 そして。 「覚えとけ、これが新生アイテム―――そして暗部同盟だ」 ズガン、という音と共に、黒が崩れ落ちた。 「おーおーお前ら俺のファンかよ、みんな俺の真似しやがって」 「いや、このメルヘンさは誰も真似したくないでしょ。ホラ、嫌そうな顔してる」 「仮面してるから見えねーっての」 「あら、メルヘンの方には突っ込まないの?」 ぐ、と垣根がうなだれる。 だが、コントをしたところで敵が笑い転げるわけではない。 「……自分の置かれた立場を理解できていないようだな」 「あ?理解してるぜ?雑魚共がウジャウジャしてるってなあ!」 「我々の力は、貴様の力を元にして作られたものだ。試作品が正式採用品に敵わないように、力の差は歴然だ」 「おいおい言ってくれるなぁ…だが、大事なことを忘れてんじゃねーか?」 「なに…?」 「俺の未元物質に常識は通用しねえ」 バサリ、と垣根帝得が翼を広げる。 「テメエらのルールはあくまでテメエら自身のモンだ、俺がそれに縛られる理由はねーんだよ」 「………」 仮面の男たちも翼を広げ、空に舞う。 垣根はそれを見て、ニタリ、と笑う。 「さあ…見せてやる。魔術さえも理解した俺の未元物質をな」 翼を持つ者たちが空で激突する。 そして。 ――――イギリス 「……今、何と言った?」 「おお、ステイル…そんな顔をしけると、小皺が増えなりけるのよ」 「うるさい…!何と言ったと聞いている!!」 激昂するステイルに対し、ローラ=スチュアートはただくすくすと笑う。 そう、人を見下したような顔で。 そして。 「魔導図書館を学園都市に送り込む、と言いけるのよ」 「貴様、あそこは今戦場だぞ!そんな所にあの子を―――」 ああ、と最大主教は答える。 今気付いた、という意味ではなく同意という意味で。 「だからこそ、意味がありしなのよ」 「―――な、に?」 どういうことだ、と炎の魔術師は思考を巡らせる。 その答えが出ないうちに、最大主教は言葉を続ける。 「あそこにはアレイスター=クロウリーが居けるのよ」 それは、つい最近になって魔術サイドに広まった事実だ。 もっとも、一般の魔術師には噂という形でしか認知されていないのだが。 「そして今、幻想殺し達がそれを倒そうとしたるのよ、好機に他ならぬことよ」 「……どういうことだ」 ステイルが再び問いをぶつける。 理解できない、むしろ理解したくないという風に。 「まだわからぬことなりけるの、ステイル?」 「………」 ステイルは、答えない。 何をしようとしているかはある程度理解できる。 しかし、それを阻止するだけの力はあるのか自分にはわからないから。 「アレイスターは魔術に関わる者にとって害悪そのものなるの。その討伐に我々が参加しすれば、功績によって発言力も増す」 「だけれども、大規模な討伐隊を組んでここを空けるわけにもいかぬことよ」 「だから、『アレ』を差し向けるのが効率的なりけるのよ」 それは違う。 確かに、フィアンマの件による被害の残るここを空けられないのは事実。 だが、禁書目録を向かわせるのが討伐隊を組むより効率的とは言えない。 その疑問に答えるように、最大主教は続ける。 「別に、戦力にはなるであろ?……そう、コレがありければ」 そして出てきた物は、ステイルにとって忘れようのないモノ。 そう―――禁書目録の遠隔制御霊装。 「また、そんなものを…そんなものを使えば、まだ全快でないあの子の体は…!」 「死んでも、構わぬのよ?」 今度こそ、ステイルは言葉を失った。 「他の組織を出し抜き、我々が参戦しけるという事実さえあれば、それで構わぬのよ」 最早、目の前の女が何を言っているのか理解できない。 「むしろ、損害がありける方がアレイスターの遺産と周りからの信頼も得られるであろうよ、それに、壊れたならまた用意すればよろし」 沈黙。 両者の心は憤怒と愉悦と、真逆の感情があった。 そして。 「遺産だと?信頼、だと?」 拳を握りしめ、炎の魔術師は、怒りを爆発させる。 「あの子の命が、そんなものと引き換えになっていいわけがない!!」 叫びと共に、ルーンが部屋中にばらまかれる。 そして使役する。 目の前の『敵』を殺すための力を。 「―――魔女狩りの王!!」 だが、発動しない。 それを疑問に思う前に、体が拘束される。 「が、はっ…!」 「……まさか、何の対策も取らぬとでも思うたの?」 そう言う女の顔には、焦りの感情は微塵も感じられない。 「な…にを…」 「この部屋にある霊装が起動したのみなるのよ。部下の反乱を防ぐ対策は必要であろ?」 そして、遠隔制御霊装を操作する。 「や、めろ」 「見ておれよステイル、お前の守ると誓ったものが滅びていく様を」 「やめろぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」 叫びに、答えは無い。 ただ、女は霊装を起動させた。 ―――学園都市 空に、白が舞う。 どちらが優勢かは、誰の目からも明らかだった。 「……どうした、大口を叩いた割に防戦一方だぞ?」 仮面の男が、垣根帝督に告げる。 その通りだった。 1対1ならいいものを、敵は複数いる。 垣根の翼で対応するのにも、限界はあった。 「―――チッ!」 敵の翼を破壊できる翼で、垣根は攻撃を加える。 だが、その間に別の性質を持った翼が割り込む。 「貴様が敵対した場合に備えて、性質の違う未元物質を用意していたのだ」 その繰り返し。 1対多では、持久戦に持ち込む意味もなかった。 「もう諦めろ。貴様の命運は決した。」 「―――く、」 ふと、垣根帝督が俯き、体を揺らす。 「くく――くははははははははははは!!」 突然の狂笑。 ついに狂ったか、と男たちは感じる。 「よお、お前ら……残念だったな、もう終わりだ」 「……ふん、この状況を打破することなどできん。ブラフだろう」 そうかそうか、と垣根は至極愉快そうに答える。 男たちは、妙な真似をする前に処分しようという結論に達し、そして、 「遺言なら聞いてやろう。この力を得ることのできた恩義もある」 「誠実だな、まあ、一言だけ言うなら――――」 「解析完了だ、クソッタレ」 「―――は?」 男たちが反応をする前に。 何らかの対処さえさせないまま、垣根は翼を振るう。 そして。 「が、あっ…!」 白い翼を粉砕された男たちが、ノーバウンドで数十メートル吹き飛ぶ。 男の一人が、かろうじて空中で垣根に向き直る。 だが。 「―――ひ、い!?」 「悪いが、俺は遺言を聞いてやるほど優しくはねぇぞ」 目の前に迫る、学園都市第二位。 再び、翼が振るわれる。 残ったのは、肉片だけだった。 「いやー、余裕だったぜ」 「あら、その割にはボロボロじゃない?」 物陰から、心理定規が姿を現す。 先の戦いに巻き込まれなかったのが不思議に感じられるが、理由はある。 垣根が、彼女をかばいながら戦っていたのだ。 「仕方ねーだろ、ハンデ付きで対複数だ。無傷で済むわけねぇよ」 「……やっぱり、居ない方が良かった?」 「いいや、そうでもねぇよ、おかげで第一位に近付くことができた」 「……?」 そう、周りの人間を守りながら戦うこと。 今だあの境地には程遠いが、前に進むことができたのは確かだ。 「なあ」 「何?」 「疲れた時はやっぱ膝枕だよな」 「………ハァ、まあいいけど、ホント締まらないわね」 「だろうな、俺に常識を当てはめる方が間違いだ」 「……それって、ただの馬鹿じゃない?」 戦いの後に訪れる平穏。 だが、未だ戦い続ける者もいる。 だからこそ、二人に休む暇などは無かった。 ピシ、とひびが入るような音がした。 「―――――?」 辺りを見回すが、特に変化は無い。 だが、ピシ、ピシと、音の間隔だんだんと短くなっていく。 まさか。 そう考え、手の中の霊装に目を向ける。 そして、 パキ…ンという音と共に魔道図書館の遠隔制御霊装はガラス細工のように砕け散った。 「なッ……!」 最大主教が、驚愕に目を見開く。 ステイルはそれに対し、最初は理解ができず、ポカンとしていたが、すぐに表情を変える。 「く…くくく……!」 その表情は歓喜。 まるで長年の研究の成果の出た科学者のような。 「――――ステイル、貴様の仕業か?」 「く、ふふ……おや、いつもの喋り方はどうしたんです、最大主教?」 「やはり……!」 「いいや……僕は何もしていないさ……」 そう言って、拘束されたままごろん、と仰向けになる。 「だが…これであの子を縛るものは無くなった……!」 ふ、と最大主教から顔から憤怒の表情が消えた。 だが、それはステイルに対する許しを意味しない。 そこには、ただ失望と侮蔑があったのだから。 コト、という音と共に、ローラ=スチュアートが杖を手に持つ。 ステイルにそれの正体はわからなかったが、どうせろくでもない霊装だろうと結論付けた。 ボウ、とステイルの上空に火球が現出する。 「炎、か……僕に相応しい死に様じゃないか」 「……そうか」 「まあ、あの子を守って死ぬのが理想だったかな」 興味なさげに、最大主教はブツブツと詠唱する。 それと共に、炎が肥大化する。 「―――先に行っているよ」 そして、炎はステイルに向けて堕ち、その体を完全に飲み込んだ。 「………」 反逆者は、一人始末できた。 ともかく、今は魔道図書館をどうにかしなければならない。 いや、アレイスターの件が先か。 そこまで考えた所で、 炎を落とした跡に、白い影が立っている。 「……何者かしら?」 煙と熱によって遮られていた視界が、徐々に晴れていく。 そして、そこに立っていたのは、 「―――禁書、目録?」 ステイルは、またも起きた事態に対応しきれずにいた。 炎から自分を守った少女は誰だ? 彼女が何故ここにいる? そもそも自分を助ける理由など、彼女には――― 「すている」 少女の唇から、炎の魔術師の名がこぼれおちる。 それは、彼が何より欲する言葉。 そして、もう戻るはずのない言葉。 「ごめんね、すている」 あの頃と同じ目で、少女が言葉を告げる。 慈しむように、警戒などの感情を全く感じさせない顔で。 「遅くなっちゃってごめんね、すている………ただいま」 「何故……」 驚きを隠せない顔で、最大主教が問う。 「どうして…記憶が戻っている…?」 答えるために、インデックスが最大主教に顔を向ける。 その目には、決意の色を宿して。 「今思えば、最初からおかしかったんだよ」 「私にかけられていた首輪は、記憶と魔力を奪うためのもの」 「にも関わらず、破壊された後も記憶はおろか、魔力さえ戻らなかったんだよ、つまりは―――」 「私の魔力と失われた記憶は全て、自動書記に奪われていたんだよ」 「そうだとしても、記憶を取り戻すことなど……ッ!?」 そこまで言ってから、気付く。 少女は一度、右方のフィアンマによって、霊装で操られたことに。 彼女には、あらゆる魔術を解析する力があることに。 そして、遠隔制御霊装が前触れもなく砕け散ったことに。 「ま、さか……」 あり得ない。 だが、あえてその可能性を口にする。 「掌握したのか……自動書記を……!」 返事は、無い。 だが、無言は肯定と同意だった。 ならば。 魔道図書館が命令を聞かぬ邪魔者になったのなら。 その意思と共に、最大主教は杖を構える。 「インデックス……!」 ステイルが、少女の名を呼ぶ。 危険だ、心配だという風に。 くす、とインデックスが微かに笑う。 「だいじょうぶだよ、すている」 やがてそれが、満面の笑みへと変わる。 「それに、今度は私が誰かを守る番なんだよ」 そして、少女はステイルに背を向け、敵に向かう。 ただ、大事な人を守るために。 少女の形をした生まれたての魔神は、己を傷つけた組織の首領へと牙をむく。 『……どうしますか、彼らは絶対に来ますよ?』 『ふむ、それなら……アレを出しなさい』 『アレ、ですか?しかし戦闘能力が少し足りないのでは……』 『問題はありません、彼か彼女のトラウマを刺激すればいいのですから』 『それは…前例が…』 『それよりは戦闘能力は少しは上ですし、強化用のツールもあるでしょう?』 『……わかりました、その通りに』 『頼みましたよ、それが唯一の対抗策です』 『……了解』
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/772.html
涙が枯れるという表現があるが、実際そう簡単には枯れてくれない。 どれくらい時間が経ったのか、御坂美琴は泣き止んだ。 今の私は、きっとみじめな顔をしているだろう。 真っ赤に腫らした目をしているだろう。 そう考えると、ますます個室から出難くなった。 「はぁ……ついてないわね」 ズルズルと鼻をすすり、溜息をつく。 インデックスは、どうしているだろうか。 もしかしたら、自分を探しているかもしれない。 「…………」 もしかしたら、また絡まれているかもしれない。 「…………………」 もしかしたら、悪い人について行ってしまってるかもしれない。 そしてその悪い人に騙され、監禁され、脱がされ、体をすみずみまで舐め回され「いやー、みことー、たすけてー」と悲痛な叫びをあ 「させるもんですかっ!」 バン!と勢い良く個室のドアを開く。 洗面台までダッシュし、洗顔。 その後すぐにロビーに舞い戻り、純白の修道服を捜す。 「うわぁぁぁぁぁ!」 彼女の声がした。 ロビーの奥の方、『休憩所』と書かれたプレートのぶら下がった場所のさらに奥。 そこから、彼女の叫びが聞こえた。 「インデックス!?………くっ!」 少数の客の目も気にせず、一心に駆け抜ける。 「遅かったか!」という後悔が焦りと共に背中を這い上がってくる。 休憩所の古びた木製のドア。 そのノブをつかみ、思い切り回して 「インデックス!!」 休憩所に飛び込んだ。 禁書「すごーい!何これー!」キラキラキラ ??「ふふふ、これはですね、1960年に公開された時に特定の映画館のみで配布された主演俳優の………」ペラペラ 美琴「でえぇぇぇぇ!」ズガシャーン! 禁書「うわっ!み、みこと、どうしたの?」 ??「関西を彷彿とさせる見事な超ズッコケですね。周りの机も巻き込むっていうところが超グッドです」 美琴「な、なに、してるの?」ボロッ 絹旗「!」 禁書「えっとね、さいあいに『映画の超素晴らしさ』を教えてもらってたんだよ!」 美琴「あ、ああそうなの。心配して損したわ」 禁書「心配?」 美琴「なんでもない。こっちの話よ」 絹旗「……………」 美琴「えーっと、はじめまして?」 絹旗「ハ、ハジメマシテ。キ、絹旗最愛デス」カチコチ 美琴「あはは、そんなかしこまらなくてもいいのに」 絹旗「イ、イエ」 絹旗(なんで超電磁砲が超ここにいるんですか!?) 禁書「さいあい、どうしたの?」 絹旗「い、いや超なんといいますか、その」 美琴「まぁ、いきなり年上に話しかけられたら怖いわよね」 絹旗「い、いえ、そうではなくて」 美琴「ところで絹旗さんは何年生?」 絹旗「超中学生ですー!」ウガー! 禁書「ええっ!?そうだったの!?」ビクッ 絹旗「………何歳だと思ってたんですか」 禁書「11歳くらいかなーと」 美琴「同じく」 絹旗「もうそれでいいですよぅ……」ガクッ 美琴「いやー、ごめんね」タハハ 禁書「……ねぇ、みこと」 美琴「ん?」 禁書「なんでそんなに眼が真っ赤なの?大丈夫?」 美琴「うえっ!?えーっと、それはー…あの………あのね!その………」 絹旗「…………超こすってたんでしょう?乾燥、してますから」 美琴「そ、そう!それよ」 禁書「なんだ。超こすってただけかー」ホッ 美琴「インデックス、『超』がうつってるわよ」 禁書「うっ……」ブルッ 美琴「?」 禁書「ち、ちょっとおしっこ!」ダッ! 美琴「女の子がおしっこなんて言っちゃダメって何回……………行っちゃった……」 絹旗「…………」 美琴「あ、そういや自己紹介してなかったわね。アタシは」 絹旗「常盤台中学2年、御坂美琴。通称『超電磁砲』」 美琴「!!」 絹旗「ですよね?」 美琴「い、いやー、びっくりびっくり。読心系能力者かー」アハハ… 絹旗「『第四位』」 美琴「!!!」 絹旗「『麦野沈利』『布束砥信』『クローン』『妹達』」 美琴「アンタ………何者?」バチバチッ! 絹旗「私ですか?」 絹旗「『アイテム』元構成員、絹旗最愛です」 美琴「ッ!!」バチッ! ざわついた空気が肌を舐めまわし、皮膚がピリピリと叫んでいる。 Lサイズのポップコーン2つの影に忍ぶ少女は、笑っていた。 不敵な笑みでは無く、あざけるような笑みでも無く、ただ「お久しぶりです」というような、友好的な笑み。 それは逆に言いようの無い不安や焦燥につながった。 何故そんな笑みを見せるのか。 何を考えているのか。 疑念が疑念を呼ぶ連鎖。 それがじゃらじゃら音をたてて私を縛りつけてゆく。 「アンタ……………今さらなんの用?」 紫電をまとわず、迎撃体制をとる。 空気は依然、弦のように張り詰めたままだ。 「ふっ………そんなあからさまに、超構えないでくださいよ」 木製のイスに身をゆだねている少女。 身構えるのでもなくうろたえるのでもなく、ただ憮然に泰然に、超然と座っている。 どっしりとした様子でくつろぐ少女からは、なんとも形容しがたい、言うなれば『オーラ』のようなものが感じられた。 「……………」 ゴクリ、とのどが鳴る 摂氏8℃下の環境で流れる汗が、緊迫し、切迫した心理状態を表している。 一触即発。 そんな空気が御坂美琴を支配した。 「何しに来たのかって聞いてるのよ」 鋭い眼光はポップコーンの林を貫通し、彼女の眼光と衝突する。 互いに眼を逸らさず、ジッとした、冷戦が展開された。 約5秒の沈黙。 永久凍土の中に放り込まれたかのようなこの時間は、 「別に。超偶然ですけど?」 彼女の一言で融解した。 美琴「偶然なら、なんで正体を明かしたのよ?このままの、初対面の関係で良かったんじゃないの?」 絹旗「…………まぁ、超そう言われればそうですね」 美琴「まさかアンタ、インデックスに接触したのもアタシと話すのが目的?」 絹旗「いえ、超違います」 美琴「なら、インデックスが目的なのね……………!」ギリッ! 絹旗「いや、そんなわけ無 美琴「あの子に何をしたの?勧誘?洗脳?それとも『何かをしようとしてた』のかしら?」 絹旗「いえ、ですから違 美琴「はっ!もしかして……誘拐………っ!?」 絹旗「あの、超電磁砲?話を 美琴「あーあー、そーゆーことか。……………アンタ、」 ーーーー「覚悟は………できてるんでしょうね?」バチバチバチッ!!! 絹旗「だから私の話を超聞いてください!」ガタッ! 美琴「何? あの子を狙ってるなら辞世の句すら言わせないわよ?」バチッ! 絹旗「………はぁ。そんな気、さらさらありませんよ」 美琴「じゃあ何?さっさと言いなさいよ」 絹旗「自分が超言わせなかったんじゃないですか……」ボソッ 美琴「なに?」ギロッ 絹旗「い、いえ、なんでも」 絹旗「簡単に言うと、近況報告です」 美琴「はい?近況報告?」 絹旗「ええ。私たち、『アイテム』の」 ---------- 美琴「へぇ。アンタたちも大変だったのね」 絹旗「ええ、まぁ」 美琴「でさ、原子崩しを倒した無能力者って、黒髪のツンツンで、身長170㎝くらいの男子高校生?」 絹旗「いえ、超茶髪のボサボサで、身長180㎝くらいの元スキルアウトです」 美琴「なんだ、聞いて損したわ」 絹旗「今の時間を超返還を要求します」 美琴「たった数秒じゃない。チマチマしてると、身長もチマチマしてくるわよ」 絹旗「それは超関係ないでしょう!」ウガー! 美琴「あはは……疑って悪かったわね?」 絹旗「いえ、こちらこそ、超説明不足でした」 美琴「で、あの子………誰だっけ?欧米人の………」 絹旗「……………フレンダ、ですか?」 美琴「ああ、それそれ。あの子はどうなったの?」 絹旗「いえ…………まぁ…………」 美琴「?」 絹旗「………あいつ、私たちを敵に超売ったんです」 美琴「………さしずめ、保身のため、ってとこかしら?」 絹旗「鋭いですね。それで、麦野に超粛清されました」 美琴「……………え?」 絹旗「殺されたんですよ。上半身と下半身が超真っ二つ」 美琴「いや、そんな………」 絹旗「内臓がね、切断面から超出てるんですよ。なんとも滑稽な死に様でしょう?」 美琴「………………」 絹旗「あはははっ!ホント、超いい気味ですよ」アハハハハ 美琴「……………ねぇ」 絹旗「なんですか?『そんなのダメっ!』とでも言いたいんですか?だから表の世界の人間は……」 美琴「もう、やめなさいよ」 絹旗「何がですか?『死者を冒涜するな!』とでも?」アハハ 美琴「違うわよ」 絹旗「じゃあなんですか?」アハハハ 美琴「もうさ、自分を傷つけるのはやめなさいよ」 絹旗「ッ!!」 絹旗「あはは……超何を言ってるんですか。私は何も傷ついてなんか 美琴「じゃあ、なんでそんな辛そうな顔してんのよ」 絹旗「…………」ギリッ 美琴「アンタ本当はさ、悲しいんじゃないの?その、フレンダさんが亡くなって」 絹旗「………レベル5の超推測ですか?それとも事件大好き乙女の超妄想ですか?」 美琴「さぁね。アタシには、なんにもわからないわ」フゥ 絹旗「…………」 美琴「でもね、なんだろうな。なんかさ、アンタがフレンダさんの話する時、なんか痛そうだった」 絹旗「…………」 美琴「ま、それだけよ。根拠もなにも無い、ただの妄想。忘れて」 絹旗「……………なんでですか」 美琴「ん?」 絹旗「あのシスターも、あなたも、なんでそんなに超鋭いんですか…………っ!」 美琴「………顔にでてんのよ、アンタ」 絹旗「くっ………………そうですよ」 美琴「うんうん」 絹旗「私は、フレンダが、あの裏切り者の超クソヤロウが、」 美琴「うん」 絹旗「大、好きだったんです………!」 美琴「!」 絹旗「あぁ、友達うんぬんの好きじゃありませんよ。…………性の超対象としての、好きです」 美琴「ッ!!」 絹旗「ハハッ………超、キモいですよね。…………笑って、下さいよ」 絹旗「女が女を好きになるって………どこの超D級映画ですか。ホント、気持ち悪い」ハハッ 絹旗「ま、超そーゆーことです。さ、笑って下さい」 美琴「……………ホント、滑稽よね」 絹旗「………ッ!」ギリッ 美琴「女が女を好きになるなんて、ホントに気持ち悪い。ありえないわ」 絹旗「……………」 美琴「ホント、ありえ、ない………わよ」ポロポロ 絹旗「………え?」 美琴「気持ち悪い。気持ち悪い気持ち悪い!」ポロポロ 絹旗「えっ?あ、あの……」オロオロ 美琴「ホントになんで………」 美琴「好きになんて、なっちゃったんだろうねぇ…………」グスッ 絹旗「! …………まさか」 美琴「…………………どう?自分と同じ性癖を客観視した感想は?」グスッ 絹旗「!!」 美琴「気持ち悪いでしょ?おかしいでしょ?アンタもこんな感じ。気持ち悪いよ。アタシも、アンタも」 絹旗「……………」 美琴「アンタこそさ、笑いなさいよ。指差して、腹かかえて、笑いなさいよ」 絹旗「…………できません」 美琴「そうよね。アンタもアタシも同じ異端だもんね。アタシのことを笑ったら、自分のことを笑ってることになっちゃうんだもんね」 絹旗「……………超、違います」 美琴「何が違うの?同情?偽善?やめてよそんなの。ヘドが出るわ」 絹旗「私たちは………私たちは、」 「同じ痛みを、知ってるじゃありませんか」 美琴「ッ………!」 絹旗「あなた、さっき泣いてたんでしょう?」 美琴「…………」 絹旗「実は私も、泣いてたんですよ。さっき」 美琴「!」 絹旗「そこに、インデックスが超来たんです」 美琴「…………」 絹旗「『君は泣いてもいいんだよ』って超言われちゃいました」 美琴「…………」 絹旗「それと、こんなことも言われましたよ」 絹旗「『誰かを好きになった気持ちを大切にすることは、とってもとっても素敵なことなんだよ』って」 美琴「……………あの子が?」 絹旗「はい。私も超一瞬見失ってましたけど」タハハ… 絹旗「だからあなた……御坂も、好きになった気持ちを、大事にして下さい」 絹旗「それがたった一つのプライドに変わる日だって、来るかもしれないんですから」 美琴「…………くっ…」ウルッ 絹旗「御坂、超大丈夫ですよ」 美琴「絹旗……さん?隣に座っ、て、くれる……かな?」 絹旗「はい」チョコン 美琴「う………ううぅぅぅ」ダキッ 絹旗「……………」ナデナデ 美琴「うええっ……ううぅっ……うえぇぇ……」 絹旗「大丈夫です。大丈夫、ですよ」ナデナデ ---------- ジャーーーーーーゴボゴボゴボ… 禁書「ふぅ」ガチャ 禁書「いやー、大量大量だったんだよ」 禁書「『おしっこ』って言ったのに、遅くなっちゃったかも」ジャバシャバ 禁書「………ん?」ゴソゴソ 禁書「あ、ハンカチ忘れた」 禁書「う~~~、冷たいんだよ……」 禁書「…………」チラッ 禁書「温風の出る箱………『ジェットタオル』………」 禁書「つ、使っても大丈夫なのかな…?」 禁書「いきなり熱風が吹き荒れたり………しないかな?」 禁書「……て、手を入れてみるくらいなら………」ソ~~~… ウゥ…フォーーーーン!! 禁書「ひゃわぁっ!」バッ! 禁書「あ、あったかい風が!フォーンって!フォーンって出てきたんだよ!」ビクビク 禁書「恐ろしきかな科学都市、なんだよ………!」 この街に来てから結構になるが、『機械』というものには まだ少々抵抗がある。 爆発する機械、『電子レンジ』。 指を挟んでくる冷たい機械、『冷蔵庫』。 目が回る機械、『洗濯機』。 私の唯一の味方は、喋る箱、『テレビ』のみだ。 そんなことを考えながら、どんどんと冷えてゆく手を合わせ、息を吹きかけた。 ふわりとした温風。 先ほどのびっくりさせる機械、『ジェットタオル』と比べて、幾分も優しく、思いやりのある風。 だが、思いやりと風勢は比例するようで、そよ風程度の温風は、私の手にまた冬を輸入した。 「みことにハンカチ借りよっかな………」 びちゃびちゃの手をブンブンと降ると、冷えた手が棒きれの様に硬くなった気がした。 『冷えた手』。 それから、いたずらを思いついた。 氷のように冷たい手を、誰かの暖かい背中に押し付けるという悪魔の計画。 標的はすでに決まっていた。 御坂美琴である。 「むっふっふ、わたしの怖さ、思い知るといいんだよ」 そう一人でつぶやき、猫のような足運びでトイレを出る。 休憩室の木製のドア。 それをそっと開けた。 (さぁ、覚悟を………………あれ?) なんだか、空気がおかしい。 あの2人しかいない休憩室全体の空気が、なんだか『重み』のようなものを孕んでいるような気がする。 磨りガラスすら はめこまれていない、薄い木製のドア。 それを薄っすらと開き中を伺うも、2人いる席は見えない。 もう少し開かなければならないようだが、なんだか、開いてはいけないような、そんな感じがする。 本当に漠然とした、言うなれば『女のカン』。 それがドアを開けることを阻害していた。 (なんだろう………?) 恐る恐るドアを、少しずつだが開いていく。 キィィという音。 それと共に、見える2人の姿。 「ーーーー!」 さっき見た、映画を思い出した。 同性愛者のA子、ノーマルのB子。 私はもちろん後者で、前者は異端だと思う。 おそらく日本国の大体数の人間が前者であろう。 そう思うのは、私が、私が所属する環境が、『A子的性癖』とはあまり関係の無いところにいるからなのだろうか。 まぁとにかく、前者は異端である。 が、 (……え?なんで?) 見えるのは、泣きながら抱き合う2人。 さっきの映画で聞いたレズビアンを指す言葉、『百合』という言葉がポップアップしてきた。 (え………?みことってもしかして……) ざわり。 胸の奥、心の隙間、そこに釘が打ち込まれた様に身動きが取れなくなる。 (い、いやいや、わたしだって、さいあいを抱きしめたんだよ。そうだよ。あれは、みこと なりの慈悲なんだよ) 必死に自身を洗脳するも、なかなか上手くいかない。 『友達がレズビアンかもしれない』。 そんな疑念が浮かんでは消え、大きくなってまた浮かぶ。 『泣いている絹旗最愛を慰めていた』という理由なら、美琴が抱きつき、泣く必要は無い。 『絹旗がせがんできた』という理由なら、応じた美琴も同類だ。 (違うよね?そうだよ、違う違う。みことがレズビアンなワケが) そこまで思考した時、御坂美琴が絹旗最愛を強く、深く抱きしめた。 絹旗最愛もそれに応じる。 その姿はまさに思い人同士だった。 (みことは………) (みことは、レズビアンなのかな?) (だったら、ちょっと汚らわしいかも………) 踵を返し、もう一度、トイレへ向かう。 寒い個室の中、考えることは一つ。 友人、御坂美琴のことだ。 (ねぇみこと、どうして?) 返答は、返ってこない。 (どうして?) 胸の中、頭の中、音が反響し、私の孤独を浮き彫りにする。 (どうして?) 冷えた身体に鞭を打つような洋式便器の非情さが、私を凍えさせた。 (どうして?) ねぇ、みこと、 「どうして…………どうして、わたしじゃないの?」 不意に、頬を冷たい液体が撫でた。 インデックスには、その正体が分からなかった。
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/13.html
・上条「學園都市……か」(連載中) 田舎の少年上条当麻が、學生になるべく上京してきた---舞台を現代から明治期(?)に置き換えたレトロ感溢れるもうひとつの禁書世界。良い雰囲気。 ・上条「二人で一緒に逃げよう」 美琴「………うん」① ②(完結作品) ある日突然、学園都市から追われることになってしまった美琴。絶望的な状況の中、アイツだけは味方だった……。学園都市脱出編のスリリングな展開に注目。作者曰く、「究極の上琴ss」。 ・一方通行(今更年上好きとか言えねェよなァ・・・)(連載中) 新説! 一方通行≠セロリ!? 学園都市第四位の麦野に近づきたい一方通行は……。 ・絹旗「きぬはた荘、ですか?」滝壷「うん」(連載中) 学園都市 第7学区の外れに存在するツタに覆われた怪しげな洋館。 洋館の住人、絹旗と滝壺は余った空き部屋の入居者を募集したところ、 集まった住人は偶然にも全員が大能力者(LEVEL4)であった。 7人の大能力者が一つ屋根の下で繰り広げる、ハートフルボッコメディストーリー。 ・上条「なんだこのカード」(連載中) ※クロスではないが原案:「ボーン・アイデンティティー」 脳内デバイスにより007並のエージェントになった上条当麻。一方学園都市はその能力者優遇の運営体制に、無能力者達の不満が爆発。本格的な革命運動が勃発しようとしていた……。全編シリアス。死人多数。逆行(!)あり。 ・佐天「きゅ、吸血殺しの紅十字ッ!」(連載中) 無能力者佐天涙子と魔術師ステイル・マグヌスが邂逅。そのころ、学園都市は学生の行方不明事件に揺れており……。魔術とは「才能のないものがそれを持つものに対抗する手段」。ステイルとの出会いで佐天はどう変わっていくのだろうか? ・中の人「おっ!目が覚めたか」上条「テメェ・・・・・・」(連載中) ※最新刊(22巻)ネタバレ注意 本格的な22巻アフター。生還した上条当麻を中心にさまざまな視点で物語が展開。 ・サーシャ「亡命します」(完結作品) 特殊な性癖がある上司からのセクシャルハラスメンントに悩むロシア正教殲滅白書所属のシスター、サーシャ。我慢の限界を超えた彼女がとった行動はイギリスへの亡命だった・・・。ほのぼの、シリアスの緩急が上手い。百合要素?あり。余談だが、魔術サイドだけに焦点を絞った本格長編ssは数が少ないので貴重である。 ・上条「はぁ・・・」(連載中) 「そろそろ彼女ほしいなぁ」---上条のその一言から始まった、女達の戦い。権謀術数の数々・・・。いまや、上条勢力の内部闘争は世界規模に及んでいるのだった。読んで字のごとく上条ハーレム。 ・一方通行「フラグ・・・ねェ」① ② ③ ④ (連載中) 覚醒し、天使の能力を得た一方通行がカザキリ以下天使達とともに行動する。 ・上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」(連載中) 時系列は妹達計画崩壊前---記憶喪失となった一方通行と上条達の交流。 ・佐天「時を止める能力……」(連載中)※クロスではないが原案:「ジョジョの奇妙な冒険」 「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!おれは道路で飛び出してきた少女を轢いたと思ったら轢いてなかった。な・・・ 何を言ってるのか わからねーと思うが・・・」---交通事故に巻き込まれそうになった佐天涙子。その衝撃から目覚めた能力はなんと「時間操作」だった・・・・・・。念願の能力を手に入れた彼女は、力を磨くべくさまざまな苦難に挑む。今回の佐天さんは一味違うぜ! ・番外個体「ってなワケで、今日からお世話になります!」 一方通行「……はァ?」(連載中) ロシアからやって来たシスターズ番外固体。行く当ての無い彼女は、ロシアで一戦交えたあの男の所に居候することに……。 ・とある暗部の心理掌握(完結作品) 垣根帝督による常盤台襲撃事件をなんとか乗り切ったLevel5第五位の超能力者「心理掌握」。平穏な日々を守るため、垣根の監視・記憶操作を使命に一人彼女は学園都市暗部へと潜入する。---心理掌握と垣根帝督メインのシリアス。 ・とあるミサカと天草式十字凄教(完結作品) 「出来損ない」として学園都市の科学者天井に転売されてしまった、シスターズ検体番号00000号(フルチューニング)。輸送されるところを天草式十字凄教の一団に救助された彼女は、「ミサカ レイ」と名づけられ、新たな人生、そして戦いへと身を投じることとなる---フルチューニングと建宮(!)を主人公にすえた本編再構成モノ。 ・とある魔術と木原数多 (連載中) 幻想御手事件の実行犯として拘禁されていた木山春生を尋ねてきた、学園都市暗部の科学者木原数多。彼の手により図らずも脱獄するはめになった木山は、自らの常識を超えた「魔術」の存在、そして、その裏に広がる果てしない闘争の世界に巻き込まれて行く---科学サイドvs魔術サイド。大人メインの本編再構成モノ。木原が渋い。 ・上条「アンチスキルだ!」美琴「ジャッジメントよ!」 (連載中) 学園都市統括理事長の意向で、学生にして警備員(アンチスキル)に入隊することになってしまった上条。同時期に風紀委員(ジャッジメント)に臨時入隊した御坂。能力者暴走事件を中心に二人の歩みはどう交差していくのか。---上条が警備員になる話。リクエストに応じて登場キャラクターを追加してくれるとのこと。 ・学園都市第二世代物語 (連載中) 本編から約20年後の世界。超能力を実現する学園都市は一般の少年少女にとって依然あこがれの場所。高校受験を控えた佐天利子(としこ)と上条麻琴は、学園都市の学校の受験について話すが利子は母涙子に反対されているという。そんななか、高位能力者を親にもつ麻琴の能力が発現。正式に検査をを受けるため二人は学園都市へと出向くが、そこで利子は母が学園都市編入に反対する理由、自らに潜在する能力と出生の秘密を知ることになる...。---本編メンバーの子世代(オリキャラ)を主人公に据えたifストーリー。オリジナルキャラクターに違和感がないのがすごい。 ・御坂「――行くわよ、幻想殺し」(第一部完・連載中) 舞台を彩るのは血。肉。そして硝煙の香り...。二人の能力者の衝突からはじまった、救いも願いも許しもない最低の茶番劇。これは、ひとつの終わりの物語。--シリアス一本の長編。御坂やアイテムなど複数のキャラクターを中心に話が展開する群像劇。随所にちりばめられた演出の工夫が光る。 ・浜面「俺は、どんな事してもお前を助けるって誓ったんだよ。インデックス」 br (連載中) スキアルアウト。Level0の落ちこぼれ...。単なるチンピラに過ぎないと自分を卑下する浜面の前に現れたインデックス。果たして彼は「ヒーロー」足りえるのか?---主人公を浜面にした本編再構成モノ。その泥臭い戦い方は他の主人公とは違った魅力がある。 ・美琴「ちょっとアンタ!」禁書「なぁに?」 (完結作品) ひょんなことからインデックスと同居することにことになった御坂。彼女の不遜な態度・豪快な食欲にあきれるも、ある日を境にその一挙手一投足に胸の高なりを覚える自分に気づく。認めがたい同性への想い。増長する自らの欲望。同時に存在する上条への恋心という矛盾。御坂はこの葛藤をどのように乗り越えるのか...。---御坂×インデックス。作者が全力で挑むシリアス百合モノ。絹旗×フレンダなど他の関係も交えて描かれる二人の姿から目が離せない。 ・とある夏雲の座標殺し(ブルーブラッド) (完結作品) 戦争により住む場所を失った姫神が出会ったのは、結標淡希。「グループ」と呼ばれる組織で働いていた彼女だが現在は暇を出されていると言う。いろいろあって、ルームシェアをすることになった二人は密接した関係の中で心の交流を深めていく。---姫神×結標の珍しい組み合わせ。あいわからずメンタルが弱い結標と意外にしたたかな姫神のキャラクター性に注目。 ・番外個体「小さい一方通行?」 (連載中) あの一方通行に弟(妹)がいた!?突如白日の下に晒された、絶対能力進化計画の別プランとその産物、欠損固体。ショタとロリが乱れ咲くなか、ぞくぞくと集まる特殊性癖者の影。ミサカネットワークによる実況は今日もサーバー(?)に負荷をかけ続ける...。---MNWモノ。全編ギャグ。各妹達の個性に注目。
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/2576.html
浜面は森林と市街地との境界に沿って続く道路を走っていた。 自分の足ではなく、街中の有料駐車場に泊めてあった車で、もっと言えば持ち前のピッキング技術で盗難せしめた車で。 浜面は片側一車線の道路を猛スピードで駆け抜けていた。 車種はライトバン。白色の車体から重低音のエンジン音を唸らせて、人間では到底追い付けない速度で道を進む。 その速度は浜面の焦燥感を表しているようであった。 (ちくしょう、人っ子一人見当たらねえぞ!) 周囲が暗闇だという事も影響しているのだろうか、幾ら車を走らせど参加者を発見する事はできない。 焦燥感が浜面の心中に募っていく。 『原子崩し』麦野沈利。 『AIMストーカー』滝壺理后。 どちらも暗部組織の一員として学園都市の裏側で生きてきた少女達である。 片や学園都市に七人しかいない超能力者、片や学園都市の上層部にすら重宝される大能力者。 レベル0の浜面如きが心配するような少女達ではないのかもしれない。 だが、浜面は知っている。 軍隊を相手取れる超能力者であろうと、将来的に学園都市最強の能力者に成りうる大能力者であろうと、その能力を振るう彼女達は少女だ。 まだ酒も飲めない、煙草だって吸えない、成人すらしてない少女。 分かっている。 彼女達だって人並みに悩み、人並みに笑い、人並みに後悔だってする。 そんな少女達がこんな殺し合いに参加させられている。 そう思うだけでペダルを踏み込む右足に力が籠もった。 呻りを上げるライトバン。 法定速度をぶっちぎりで超過して、白色の車両が道を進む。 そして数分後、浜面はとある少女と遭遇する事となる。 その出会いは浜面からすれば青天の霹靂で、シチュエーションなどまさに空から降ってきた系のヒロインであった。 いきなり空から降ってきて浜面の前へと現れた少女。 少女の名前は美樹さやか。 空から降ってきた系のヒロインであり、魔法少女でもあり、そして―――ヤンデル属性も持ったスーパー多ジャンルヒロイン。 確認しておく。 ヤンデ『レ』ではなく、ヤンデ『ル』のだ。 もう半端ないくらい、それこそ浜面が和解を果たした超能力者の全盛期と同等か、それ以上のヤンデル具合を見せつけている。 そんな少女との出会いを露とも知らず、レベル0の無能力者はライトバンを走らせる。 彼が、空から降ってきた系のヤンデル魔法少女と出会うまで、あと一分を切っていた。 ◇ そして将来の空から降ってくる系のヒロインにして、現ヤンデル魔法少女・美樹さやかは暗闇の森林を歩いていた。 時間にして浜面と遭遇する30分程前。まだ彼が車を探し歩いている時間だ。 何処か覚束ない足取りで森林を進むさやか。 その表情は無表情で、瞳にも何の感情も宿していない。 何も映さず、何も感じさせないその瞳は、言うなれば虚無。 感情を何処かに忘れてしまったかのような、そんな虚無の表情。 少なくとも、ただの少女が見せるような表情ではなかった。 さやかは、思う。 もうどうでも良い、と。 気付かぬ間に拉致されていた事。 爆薬の詰まった首輪により命を握られている事。 殺し合いを強制させられているという事。 その全てが、どうでも良い。 彼女はもう分からなくなっていた。 結局自分は一体何が大切で、何を守ろうとしていたのか。 自分は何で命懸けの戦いを続ける魔法少女になったのか。 自分は何で命懸けの戦いを続けていたのか。 何もかもが分からなくなってしまった。 命は、魂は、手中の小さな宝具にある。 肉体はもう、命を動かす為だけに存在する入れ物となってしまった。 もはや自分は動く死体で、まるでゾンビのようなものだ。 そんな身体になってまで、何を守りたかったのか。 そんな身体になってまで、自分はどんな願いを叶えたかったのか。 何で、戦い続けるのか。 何で、どうして、その全てが分からない。 分からないから、別にもう全部がどうだっていい。 死人のような瞳で、死人のような表情で、死人のような足取りで、さやかは道無き森林を進んでいた。 全てが全てに興味をなくした魔法少女が、死人のような容貌で進んでいく。 彼女の手中にある宝具が、見る見る内に色を変化させていく。 やはり魔法少女は殺戮の場であろうと、変わらない。 変わらずに破滅への未来へと突き進んでいく。 「あ~腹へった~。飯~、肉~。なのは、何か食い物持ってねえのか?」 「ルフィ君。ついさっき、食べちゃたじゃない。それも全部。分けるつもりで上げた、私の食料も全部」 「??? あれは繋ぎだろ?」 「あれで全部だよ。もう食料なんて何もないよ」 「えええええええ! どうすんだよ、なのは!!」 「それは私の台詞なんだけど……」 「くっそー、こうしちゃいらんねえ。早く飯屋を探さそう!」 そして、破滅の寸前にてさやかは見た。 暗闇の森林を歩く二人組の男女。 麦わら帽子を被った快活な青年と、茶色のスーツに身を包んだ女性。 こんな殺し合いの場だと言うのに、二人はギャアギャアと騒ぎ合って道を進んでいた。 愉しげに会話をする男女。 その光景を見て、何故だかさやかの胸中にある感情が沸き上がる。 理性では醜いと感じていても、どうしようもなく沸き上がってしまう感情。 その醜悪な感情は、嫉妬と呼ばれる感情であった。 さやかの表情に色が灯る。 この殺し合いに連れて来られて、初めて浮かべた感情。 冷徹な瞳で二人組を見詰め、さやかは手中の宝石を胸元へと掲げる。 さやかの身体が光に包まれ、一瞬にしてその姿を変えた。 白色の外套に、太腿まで伸びる白色のロングブーツ。 上半身は青と白の二色を基調にしたボンテージのような服。 腰回りもまた青色のミニスカートで覆われている。 先程までの学生服とは別次元にかけ離れた服装。 ファッションセンスとかそういう言葉を遥かにぶっちぎった恰好であったが、そんな服装のインパクトすらも霞む程のものを美樹さやかは右手に持っていた。 彼女の上半身よりも少し長い位のサーベル。 まるで中世の騎士が装備していそうなサーベルを、さやかはそのまんま右手に握っていた。 サーベルをクルリと一回転させ、そのまま中段の構えを取る。 その構えの先には、並んで歩く二人組がいる。 自分は何をやっているのかと、構えを取りつつもさやかは思った。 こんな事をしてもどうにもならないのに、そんな事分かっているのに。 さやか自身、自分を突き動かす感情の正体に気が付いていた。 醜悪な嫉妬。 おそらくは恋人同士ですらない、二人組。 そんな二人組を見て、自分はこんな醜い感情を沸き上がらせている。 醜い。 気持ち悪い。 さやかは、自分の事を心の底から、そう思った。 だが、そう自身を断じて尚も、身体は動き出そうとしていた。 心中に沸き上がる感情に任せて、身体が動く。 自己嫌悪の最中にて、絶望の魔法少女は動いていた。 渾身の力で地面を蹴り、最高の加速とスピードをもって視線の先の二人組へと迫る。 標的は二人組の片割れ、麦わら帽子の青年。 青年との間にあった三十メートル程の距離が一瞬で消失し、サーベルが暗闇で煌めきの軌跡を描く。 横一閃にその頸部へと。 木々の間から降り注ぐ月光に照らされながら、サーベルが振るわれた。 「うおっ!?」 が、サーベルは青年の薄皮を切り裂くに終わった。 魔法少女として強化された肉体による高速移動に、高速の一閃。 常人では反応すら出来ないであろう一撃に、青年は易々と対応せしめた。 上半身を弓のように反らし、ブリッヂのような体勢を楽々と取って回避する。 加えて、青年の行動はそれで終わらない。 上半身を倒したまま右手を振るい、返しの右拳をさやかの顔面へとぶちかました。 シフトウェートも型すらもない、右腕の力のみで放たれた一撃は、だがしかし強烈であった。 拳の刺さった右頬を中心としてさやかの身体を吹き飛ばし、再び三十メートル程の距離を造る。 地面を三回程バウンドし、木々に激突する事でようやく勢いが止まる。 「あーびっくりした。何すんだよ、いきなり」 額に小さく冷や汗をかきながら、青年は吹っ飛んでいったさやかを見詰めていた。 回避の際に頭から外れた麦わら帽子を、右手で掴む。 殺され掛けたというのに、その表情には純粋な驚きしかなかった。 「大丈夫、ルフィ君!」 「ああ。平気だ。何ともねえ」 唐突な事態に慌てたのはスーツ姿の女性であった。 焦燥を宿した表情で青年へと近寄り、安否の確認をする。 僅かな傷を負っただけの青年に、女性は安堵の息を吐き、自身の臨戦態勢を整えた。 青年と吹き飛んでいったさやかとの間に身を起き、右手を掲げる。 「私は、時空管理局機動六課スターズ分隊隊長・高町なのはです。現在が異常事態にあるのは確かですが、どうか落ち着いて下さい。でないと事態は悪い方にしか―――」 「おれはルフィ、よろしくな!」 「……ルフィ君、少し静かにしてて欲しいんだけど」 「へ? 何で?」 「今から彼女を説得するの。この状況で正常な判断力が低下しているかもしれないでしょ」 「ああ、たしかに」 と、何とも引き締まらない会話を続ける二人―――なのはとルフィであったが、さやかは構わず動いていた。 「ッ!」 再度の急加速をもって、今度はなのはの元へと急迫する。 その速度はやはり人間離れしたもの。 だが、歴然の魔導師を、管理局が誇るエース・オブ・エースを捉えるには余りに未熟。 技巧も、威力も、速度ですらも、まだ足りない。 少なくとも馬鹿正直に突撃するだけでは、エース・オブ・エースを切り裂くには至らない。 掲げられた右手を中心にして、桜色の模様が浮かび上がる。 円や三角形が組み合わさって構成された模様は、まさに御伽噺にでてくる魔法陣であった。 魔法陣が、さやかの一撃を易々と食い止める。 サーベルと魔法陣が火花を散らす。 陣が破れる様子は、ない。 均衡する魔法陣とサーベルを挟んで、二人の魔法少女の視線が交差した。 少女の瞳を見て、なのはは思った。 この瞳は、何処かで見た事のある瞳だと。 思い、直ぐに思い出した。 そう、この瞳は『あの時』親友が浮かべていた瞳だ。 現在からもう十年程も前の事。 母と信じていた女性から、全てを否定された親友。 その時、親友が浮かべていた瞳と酷似している。 「君は……?」 なのはの呆けたような声がさやかの鼓膜を叩くが、生憎としてさやかに会話に付き合うつもりはない。 ただ今は、胸にたぎる感情に任せて、身体を動かす。それだけであった。 一旦、さやかは大きく後ろに後退する。 一跳びで距離を離したさやかが、再度の加速で襲撃する。 今度は正面からではなく、木々の間を駆け抜けて攪乱を混ぜながら。 さやかが月光に照らされた暗闇の中を、走る。 「話を聞いて! 今のこの状況は悪意ある人達によって造り上げられたもの、その人達の言いなりになっては事態は悪い方に転がるだけだよ!」 必死の言葉がさやかに届く。 だが、瞳に映る虚無に変化は見られず、疾走の速度にも変化はない。 なのはとルフィを中心にして、円を描くように駆けながら、剣を構える。 転調は唐突であった。 円の動作から、一直線の突進へ。 その急転も常人には、いや熟練の戦士であっても対処は困難であろう。 「盾!」 だが、やはりエース・オブ・エース。 熟練という肩書きすらも超越したなのはには、決して命中しない。 背後からの穿突へ、なのはは振り向きざまにシールドを形成した。 さやかの攻撃が、再び止められる。 そして、今回の魔法は防御だけに終わらない。 盾から伸びた桜色に輝く鎖が、さやかのサーベルに絡み付く。 押せども引けども鎖はびくともしない。 さやかの動きが、止まる。 「話を聞いてもらうよ。そして、アナタの話も聞かせてもらう。力づくでも」 同時に、視界の端にて光が走る。 桜色の何かが走ったと思いきや、瞬後、衝撃がさやかの頬を叩いていた。 横からの衝撃にさやかの身体が横倒しに弾け飛ぶ。 揺れる視界でさやかは見た。 上下左右から迫る桜色の光球。 四発の光る球体は、まるで意志を持つかのようにそれぞれが別々の軌道を描いて、飛行する。 そのどれもがさやかを標的として動いていた。 なのはが発動させた誘導型の射撃魔法である。 並みの魔導師ならば一撃で昏倒させる事のできる射撃魔法が、四発。 それら魔弾を前にして、だがしかし、さやかは怯まない。 着地と共に態勢を整え、地面を蹴り抜いた。 最短距離をひたすらに真っ直ぐ。 サーベルの切っ先を、高町なのはへと向けて。 三度の突撃を開始する。 「アクセル」 その突進を阻止すべく桜色の魔弾が稼動する。 迫るさやかへと、上下左右から動く魔弾。 「アクセル!」 加速に次ぐ加速の末に、魔弾がさやかの身体に直撃した。 四発の射撃魔法が全て直撃した事に、なのははさやかの撃墜を確信し―――だが、その確信は覆される。 直撃の射撃魔法に、さやかは微塵の怯みすら見せなかったのだ。 想定外の事態になのはの反応が僅かばかりに遅れる。 その僅かな隙に、さやかは変わらぬ体勢と変わらぬ速度でエース・オブ・エースへと接近した。 選択された攻撃は刺突であった。 接近の速度そのままに、なのはの顔面へと刃を直線に走らせる。 (マズい……!) 一瞬の隙が、なのはを窮地へ追い込んでいた。 アクセルシューターが直撃して尚、怯みすらしない少女。 非殺傷設定とはいえ、直撃すれば痛いですまない攻撃だ。 先のルフィの一撃を喰らった際もそうだった。 十数メートルと宙を飛ぶ程の勢いで顔面を殴られ、それでいて易々と戦線へと復帰してきた。 その外見に反して相当な防御力を有しているようだと、なのはは考察する。。 (完全に隙を取られた。レイジングハートがいれば何とでもなる状況だけど……) 刃が近付く刹那の間に、なのはの思考が急速の回転を見せた。 この状況にあって、未だに余裕がある証拠であった。 生半可な攻撃では動きの阻害すら困難な少女。 速度も一級品で、生身でありながらなのはの愛弟子たる蒼きストライカーに迫るレベルだ。 剣戟の技巧や戦闘の駆け引きなど、未熟な点も多々見えるが、それ補い得る長所を有している。 難敵だと、なのはは素直に感じた。 少なくとも相棒の居ない現状であるとはいえ、此処まで追い込まれてしまった。 (やるしかない……ね!) 迫る切っ先に対して、なのはは右手を突き出した。 瞬く間に迫る刃が右手に触れる。 皮膚の裂ける感覚があったが、なのはは構わず魔力の操作に意識を集中させる。 刃が徐々に肉へと食い込んでいく感触。 皮膚どころか肉にまで刃が到達し―――そこで刃の侵攻が止まる。 なのはが発動させた魔法にて、魔法少女の動きを封じ込めたからだ。 『フープバインド』 高速の剣戟を前にしての、超高速のバインド魔法発動。 エース・オブ・エースの所以たる技量が、窮地において活路を開いた。 桜色の光輪に拘束されたさやかの身体が、宙に漂うような形で静止する。 虚無の瞳に僅かばかりの驚愕が見えるが、それも感情と云える程のものではない。 「ちょっとだけ、痛いの我慢してね」 スタスタと歩いて距離を離しながら、なのはは声を飛ばす。 右手に集まる桜色の淡い光。 掌の裂傷から鮮血を滴らせながら、なのはは魔力のコントロールを行っていく。 臨界に至るには五秒と掛からなかった。 「ディバインバスター」 発動されるは小規模の砲撃魔法。 桜色の光が一筋の線となって闇の中を突き進み、宙に拘束されるさやかに命中する。 爆音と爆煙が巻き上がり、さやかの姿を呑み込んでいく。 「バスター、バスター」 そして、駄目押しの追撃を二発。 先までの防御力を見越しての砲撃三連発。 相棒のデバイスが存在しない今、威力としては本来の半分程度しかないだろう。 それでもなのはの砲撃は必殺と呼べるもの。 どんなに防御力の高い魔導師であろうと、直撃を三発もくらえば撃墜は必至だ。 それは驕りでもない事実。 その筈だったのだが――― (ッ! まさか!) ―――爆煙を切り裂いて現れたのは白銀の刃であった。 砲撃の三連発を直撃し、それでもノータイムで突撃してくる少女。 (防御力じゃ……ない!) どれだけ堅牢なバリアジャケットといっても、エース・オブ・エースの砲撃を三発も直撃して無事な訳がない。 ましてやノータイムでの突撃など現実問題として有り得ない。 別の要因がある。 防御力とはまた別種の何かを、この少女は持っている。 ルフィに殴り飛ばされ、射撃魔法を喰らい、砲撃魔法すら直撃して尚、容易く行動する力。 なのはの表情が、歪む。 顔面へと迫る刃を、なのはは首を傾ける事で回避する。 だが、踏み込まれた。 完全なクロスレンジへと引き込まれた事に、なのはは幾分の焦燥を覚える。 デバイスがある状況ならまだしも、現状では敵の速度故に距離を離す事は難しい。 術の強度や発動速度も著しく低下している。 さしものなのはも、事態に全力の集中を来さねばならないだろう。 (くっ!) 顔の直ぐ横を通り過ぎた刃が軌道を変え、その首を刈り取らんと横に動く。 それを上体を屈める事で避け、なのはは大きく後ろへとステップを踏む。 なのはの後退に、さやかは一瞬と距離を離す事なく追いすがった。 距離を離せないと思いつつ、射撃魔法を一発だけ放つなのは。 射撃魔法は直撃するも、やはり怯みすら引き出せない。 接近され、刃が振るわれた。 直後、 「―――銃(ピストル)!!」 なのはの顔の直ぐ横を何かが通り過ぎていった。 ゴウと風を切り裂く音が耳を叩き、続いてグシャと何かのひしゃげるような鈍い音が聞こえた。 なのはの知覚した光景は、何とも不可思議なものであった。 後方から呻りを上げて直進してきた肌色の『何か』が、剣を振るう少女を吹き飛ばしたのだ。 そりゃあもう、物凄い勢いであった。 高速で近付いたさやかが、それ以上の速度にて遠ざかっていく。 斜め上へ、斜め上へと、木々を突き破って闇の彼方へと吹き飛んでいく。 何が起きたのかと、なのはは後方へと視線を移した。 そこには、モンキー・D・ルフィが拳を振り抜いた体勢で、ピクリとも動かずに立っていた。 ただ、その右腕だけが伸びていた。 動かない体勢で、ゴムの右腕だけが前へ前へと突き進む。 襲撃者を吹き飛ばす為に、その右腕が伸び続けていた。 「……ルフィ、君……?」 なのはが呆然と声を掛けたその時、限界まで伸びたゴムの腕がようやく戻って来る。 二秒程の時間を掛けて引き戻された右腕が、弾けるような音を経て元通りとなる。 「大丈夫か、なのは?」 「あ、ありがとう」 「しつこいから、殴っといた」 「う、うん……って、えぇ!?」 ニッと、口角を吊り上げるルフィにお礼を零すなのはであったが、次いでの発言に愕然とする。 殴っといたって、あの勢いで? 襲撃者の少女はヤード単位で吹き飛び、夜空の彼方へと消えていた。 馬鹿力とかそういうレベルの話ではない。 下手すれば、というか常人であれば確実に死ぬレベルだ。 なのはの仲間たる鉄槌の騎士であっても、あれだけの打撃を放てるかどうか。 ルフィの持つ剛力に、なのはは正直に驚いていた。 ……まあ、それでもあれだけのタフネスを見せ付けた少女ならばピンピンしているだろうが。 「ん? どうしたんだ、なのは?」 「……スゴいんだね、ルフィ君」 「まあな! 海賊になる為に鍛えたんだ」 少女が吹っ飛んでいった方角へと視線を送りながら、なのはは思考する。 この場には、生半可な力では通用しない猛者が集結している。 先の襲撃者も、ルフィも、相当な強者だ。 魔導師であるなしなど関係の無いところで、段違いに実力が高い。 自分も相棒が居ない状況とはいえ、もしやと云うところまで追い詰められた。 気を引き締めねばと思う一方で、仲間達の無事が心配になる。 状況は予想以上に悪いのかもしれないと、なのはは眉を潜めて思った。 【一日目/深夜/E-5・森林】 【高町なのは@リリカルなのはStrikerS】 [状態]疲労(小) [装備]なし [道具]基本支給品一式、ランダム支給品×1~3(食糧なし) [思考] 1:殺し合いを止める 2:ルフィと行動しながらルフィの仲間達や他の参加者達を探す 3:皆なら大丈夫だと思うけど…… 【モンキー・D・ルフィ@ONE PIECE】 [状態]健康 [装備]なし [道具]基本支給品一式、ランダム支給品×1~3(食糧なし) [思考] 1:なのはと一緒に食糧を探しにいく 2:仲間とも合流したい ◇ 頬を殴り抜ける感覚に視界を揺らしながら、さやかは空を飛んでいた。 いや、飛んでいたというよりは、飛ばされているという表現の方が正しいか。 頬に突き刺さる拳が、墜落を許してくれない。 何がどうなっているのか、何処まで飛ばされど右拳が頬から離れる事はない。 伸びる右腕に伴って、さやかの身体も飛んでいく。 (……何やってんだろ、私……) ただ、痛覚は存在しなかった。 魔法少女である美樹さやかは痛覚を完全に遮断する事ができる。 加えて、さやか固有の能力である超常の回復能力もある。 だからこそ、エース・オブ・エースの大魔導師を相手にあそこまで立ち回る事ができた。 (……何もしていない人達を相手に魔法少女の力を使って……) 流れていく視界の中で、遂に頬を殴る右拳が離れていった。 それでも勢いは止まらない。 さやかの痩躯が何処までも何処までも吹き飛んでいく。 (……剣を振るって……殺そうとして……) 虚無の瞳に何か暖かいものが込み上げる。 瞳に込み上げる『それ』が何なのか、さやかには分からない。 何もかもが、分からない。 もうどうでも良くなってしまったからだ。 (……そうだ……確かまどかにも酷いこと言っちゃって……) ごちゃごちゃとなった思考に、ごちゃごちゃとなった記憶が流れ込む。 流れ込み、流れ込み、流れ込み……やっぱり何もかもが分からない。 浮遊感に包まれた身体が段々と落下していく。 地上から数十メートルの高さにあるというのに、美樹さやかは何の抵抗もしようとしない。 やっぱり、何もかもがどうでも良くなってしまったからだ。 (……ああ……) 落下の最中で、さやかは空を見ていた。 淡い光で輝く満月が、さやかを見下ろす。 さやかの身体(からだ)が、墜ちていく。 さやかの精神(こころ)が、堕ちていく。 墜ちていく中で、堕ちていく中で、さやかの瞳から『何かが』溢れ出した。 暖かい、暖かい、『何か』。 それが何なのか、やっぱりさやかには分からない。 (……あたしって、ほんと―――) 思考が紡ぎ終える寸前で、さやかの意識は漆黒の中へと消えていった。 その身体が地上へと墜落し、意識を喪失させたのだ。 さて、全てがどうでも良くなった最中で、最後にさやかが思った感情とは何なのだろう。 それは誰にも分からない。 ただ一つだけ彼女が幸運だったのは、何もかもが破滅に向かう寸前で、その意識を途切れさせた事かもしれない。 意識の喪失により、来るべき破滅への進行も一時的に中断されたからだ。 穢れに染まり掛けたソウルジェムが、彼女の腹部を飾る。 そして、 「うおおおおおおおおおお!?」 そして、甲高いブレーキ音が鳴り響く。 こうして空から落ちてきた系のヤンデル魔法少女となった美樹さやかは、本人の預かり知らぬ所で出会いを経験する事となった。 ◇ 「うおおおおおおおおおおお!?」 こうして空から落ちてきたヤンデル系魔法少女に対して、浜面は全力でブレーキペダルを踏みしめた。 甲高いブレーキ音が響き渡り、ライトバンは魔法少女にぶつかる寸前で停止した。 「な、何だ……空から女の子が……!?」 ヘッドライトで照射される先には、地面に横たわる少女が一人。 空から落ちて現れた少女である。 何がどうなっているのか、と浜面は少女が現れた空へと視線を送るが、そこにはまん丸の満月と綺麗な星々深があるだけであった。 視線を右に左に落ち着かない様子で動かす浜面。 浜面は、少女が誰かに襲撃されたのだろうと考えていた。 簡単に周囲を見た感じでは、人の姿はない。 決断は直ぐであった。 車から飛び出し、倒れ伏す少女の側に屈み込む。 口元に手を伸ばすと、生暖かい吐息の感触があった。 手首を触ると拍動を感じ取れる。 目立った傷も見えない。 派手に飛んできた少女であったが、奇跡的にも殆ど無傷で済んだらしい。 浜面はホッと息を吐く。 (取り敢えずココから離れよう。こいつを襲った奴が近くにいる筈だ) しかしその安堵も束の間、浜面は気絶中の少女を抱きかかえて、ライトバンへと乗り込む。 少女を後部座席へ押し込み、自分は運転席へ。 乗車と同時に、ライトバンがフルスロットルで走り出す。 人間一人をあれだけ吹き飛ばす能力だ。おそらく大能力以上の能力者だろう。 武器も持たない無能力者が敵う道理などない。 逃げるが勝ち。 これを、この車を何の為に調達したと思っていやがる。 こんな時の為、化け物から逃亡する為だ。 (フゥーハハー! ざまぁ見やがれ能力者! てめぇの好きにはさせねーぞ!) 少女の救出に舞い上がりながら、浜面は車を走らせる。 不幸な事に彼は気付いていない。 少女が空から落ちてきた経緯を、本当の襲撃者が誰なのかを、実は今拾った少女こそが完全なる厄ネタだという事を、 浜面仕上は知らない。 不幸な無能力者が、物凄い速度で走り去っていった。 【一日目/深夜/F-5・森林】 【浜面仕上@とある魔術の禁書目録】 [状態]健康 [装備]白色のライトバン@現実 [道具]基本支給品一式、煙草@現実、ブレイバックル(ブレイド)@仮面ライダー剣、ウォルターのワイヤー@ヘルシング [思考] 0:殺し合いには乗らない。滝壺と麦野と合流する 1:少女を襲った能力者(?)から逃亡する。 2:滝壺と麦野を探す [備考] ※原作22巻終了後から参加しています 【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]疲労(中)、気絶中 [装備]ソウルジェム(穢れ九割)@魔法少女まどか☆マギカ [道具]基本支給品一式、ランダム支給品×1~3 [思考] 0:気絶中 1:あたしって、ほんと…… [備考] ※魔女化直前・電車から下車した辺りから参加しています Back もう何も怖くない……そう考えてた時期が私にもありました 時系列順で読む NextGO!GO!市民館 Back もう何も怖くない……そう考えてた時期が私にもありました 投下順で読む Next GO!GO!市民館 とある不良の反逆物語(カウンターストーリー) 浜面仕上 Next GAME START 美樹さやか Next それは強烈な出会いなの? 高町なのは Next それは強烈な出会いなの? モンキー・D・ルフィ Next
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/53.html
ま み む め も ま 名前 原作 マーシャル(ロボットポンコッツ) ロボットポンコッツ 馬呑吐 宵闇眩燈草紙 マーマネ(ポケットモンスター) ポケットモンスター サン・ムーン マーラ様 女神転生 マーリン(Fate) Fateシリーズ マーリン(プロトタイプ) Fateシリーズ マイクル・ゼーバッハ THE ビッグオー マイ=ナツメ BLAZBLUE 前川みく アイドルマスター シンデレラガールズ マエストロ(ブルーアーカイブ) ブルーアーカイブ 前田慶次(花の慶次) 花の慶次 前田藤四郎(刀剣乱舞) 刀剣乱舞 前原圭一 ひぐらしのなく頃に マエリベリー・ハーン 東方Project マオ(コードギアス) コードギアス 反逆のルルーシュ マオ(ポケットモンスター) ポケットモンスター サン・ムーン 魔王(まおゆう魔王勇者) まおゆう魔王勇者 猫猫 薬屋のひとりごと 牧瀬紅莉栖 STEINS;GATE 薪の王グウィン DARK SOULS マキマ チェンソーマン マクギリス・ファリド 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ マグナギガ 仮面ライダー龍騎 マグニフィコ王 ウィッシュ マ・クベ 機動戦士ガンダム マコト(プリンセスコネクト!) プリンセスコネクト!Re Dive マコト=ナナヤ BLAZBLUE マサムネ 戦国スクナ 真島吾朗 龍が如くシリーズ 間島P THE IDOLM@STER マジシャン怪人シアン 魔界ガチャは今日も渋い マジアベーゼ 魔法少女にあこがれて マシュ・キリエライト Fate/GrandOrder 魔将軍アスタロット 神羅万象チョコ 魔人アーチャー コハエース/Fateシリーズ マジンガーZ マジンガーZ 魔神柱 Fate/Grand Order 魔神ロボベロニカ 鳥人戦隊ジェットマン マスターチーフ HALO 魔族たち(ハーメルンのバイオリン弾き) ハーメルンのバイオリン弾き 又市 巷説百物語シリーズ マタムネ シャーマンキング 斑木ふらん フランケン・ふらん 斑目貘 嘘喰い マツイケンイチ ライブ・ア・ライブ マッコイ(エリア88) エリア88 マッシブーン ポケットモンスター 松平片栗虎 銀魂 マッピー(トリコ) トリコ 纏流子 キルラキル 間桐雁夜 Fate/Zero 間桐桜 Fate/stay night 間桐慎二 Fate/stay night 間桐臓硯 Fate/stay night 松永久秀(戦国BASARA) 戦国BASARA 松実玄 咲-Saki- マトイ(ファンタシースターオンライン2) ファンタシースターオンライン2 マ=ドーラ 天空の城ラピュタ 窓付き ゆめにっき 的場梨沙 アイドルマスター シンデレラガールズ マトリフ DRAGON QUEST -ダイの大冒険- マナ(遊戯王) 遊戯王 真人(呪術廻戦) 呪術廻戦 マホロア 星のカービィ マモー(ルパン三世) ルパン三世 ルパンVS複製人間 黛冬優子 アイドルマスター シャイニーカラーズ マリア・カデンツァヴナ・イヴ 戦姫絶唱シンフォギアG マリアベル・アーミティッジ ワイルドアームズ セカンドイグニッション マリィ Dies irae マリー・アントワネット(Fate) Fate/Grand Order マリオ マリオシリーズ マリク・イシュタール 遊戯王 マリカ(マリー&ガリー) マリー&ガリー マリンエンジェモン デジタルモンスター マルギッテ・エーベルバッハ 真剣で私に恋しなさい! マルグリット・ブルイユ Dies irae マルタ(Fate) Fate/Grand Order 麻呂 ふたば☆ちゃんねる/水戸黄門 麻呂重 麻呂派生キャラ マンガで分かるバーサーカー マンガで分かる!Fate/Grand Order 萬田銀次郎 ミナミの帝王 マンドリカルド Fate/Grand Order み 名前 原作 ミーシャ・ネクロン 魔王学院の不適合者 ミーア・ルーナ・ティアムーン ティアムーン帝国物語 三浦あずさ THE IDOLM@STER ミオリネ・レンブラン 機動戦士ガンダム 水星の魔女 ミカ(ガールズ&パンツァー) ガールズ パンツァー 三日月(艦隊これくしょん) 艦隊これくしょん 三日月・オーガス 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 三日月宗近(刀剣乱舞) 刀剣乱舞 三日月夜空 僕は友達が少ない 魅上照 DEATH NOTE 美甘ネル ブルーアーカイブ 美樹さやか 魔法少女まどか☆マギカ ミクダヨー VOCALOID派生 三雲修 ワールドトリガー ミゲル・オドゥオール 呪術廻戦 御坂美琴 とある魔術の禁書目録 御坂美鈴 とある魔術の禁書目録 美国織莉子 魔法少女おりこ☆マギカ 水城ゆきかぜ 対魔忍ユキカゼ ミスター(コヨーテ ラグタイムショー) コヨーテ ラグタイムショー Mr.キャッシュ ドラえもん のび太の南海大冒険 ミスター・サタン ドラゴンボール Mr.2ボンクレー ONE PIECE ミスター・ブシドー 機動戦士ガンダム00 ミスティア・ローレライ 東方Project ミストバーン DRAGON QUEST -ダイの大冒険- ミスト・レックス スーパーロボット大戦K 水無灯里 ARIA 水野灌太 砂ぼうず ミスマル・ユリカ 機動戦艦ナデシコ 水橋パルスィ 東方Project ミソギ(プリンセスコネクト!) プリンセスコネクト!Re Dive 聖園ミカ ブルーアーカイブ 道下正樹 くそみそテクニック 陸奥こまろ 生徒会にも穴はある! 深月フェリシア マギアレコード ミッシェル・K・デイヴス テラフォーマーズ ミッフィー ミッフィー 美津代 寄生獣 御剣怜侍 逆転裁判 ミドナ ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 緑谷出久 僕のヒーローアカデミア 三虎 トリコ 水上由岐 素晴らしき日々 ~不連続存在~ 蜷尻左近 衛府の七忍 水瀬秋子 Kanon 水瀬伊織 THE IDOLM@STER 水無月空 BALDR SKY 湊斗光 装甲悪鬼村正 南光太郎 仮面ライダーBLACK 南夏奈 みなみけ 南倍南 玄人のひとりごと 南夢芽 SSSS.GRIDMAN 南宮那月 ストライク・ザ・ブラッド 源さくら ゾンビランドサガ 源頼光(Fate) Fate/Grand Order 御庭つみき あっちこっち ミネルヴァ(邪眼は月輪に飛ぶ) 邪眼は月輪に飛ぶ 三ノ輪銀 鷲尾須美は勇者である 三橋貴志 今日から俺は!! 三橋廉 おおきく振りかぶって 三原一郎(ANGELIC LAYER) ANGELIC LAYER 三尋木咏 咲-Saki- 三船敬三 ロボット残党兵 魅魔 東方Project ミミ・ウリエ・フォン・シュヴァルツラング トトリのアトリエ ミミッキュ ポケットモンスター 宮子 ひだまりスケッチ 宮古芳香 東方Project 宮沢鬼龍 タフシリーズ 宮田司郎 SIREN 雅(彼岸島) 彼岸島 宮藤芳佳 ストライクウィッチーズ 宮本明(彼岸島) 彼岸島 宮本武蔵(Fate) Fate/Grand Order ミュール・テイワズ・アルトネリコ アルトネリコシリーズ 美遊・エーデルフェルト Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ミュウツー ポケットモンスター ミュセル・フォアラン アウトブレイク・カンパニー 三好長慶(戦極姫) 戦極姫 三好智広 賭博黙示録カイジ ミラボレアス モンスターハンター ミルドレッド・アヴァロン アルカナハート ミルヒオーレ・F・ビスコッティ DOG DAYS ミルフィーユ・桜葉 ギャラクシーエンジェル ミレニアモン デジタルモンスター 三輪防人 闘将ダイモス ミント・アドネード テイルズオブファンタジア む 名前 原作 向井拓海 アイドルマスター シンデレラガールズ 麦野沈利 とある魔術の禁書目録 夢月(東方Project) 東方Project ムゲンドラモン デジタルモンスター 武蔵(境界線上のホライゾン) 境界線上のホライゾン ムジナ(SSSS.GRIDMAN) SSSS.GRIDMAN 無常矜侍 スクライド ムスカ 天空の城ラピュタ ムック ポンキッキ 武藤カズキ 武装錬金 武藤遊戯 遊戯王 棟方愛海 アイドルマスター シンデレラガールズ 宗像伝奇 宗像教授シリーズ 無法松 ライブ・ア・ライブ 村岡隆 カイジシリーズ ムラクモ(アカツキ電光戦記) アカツキ電光戦記 紫式部(Fate) Fate/Grand Order 村紗水蜜 東方Project 村雨(閃乱カグラ) 閃乱カグラ ムルタ・アズラエル 機動戦士ガンダムSEED め 名前 原作 メアリー(Ib) Ib メアリ・クラリッサ・クリスティ 漆黒のシャルノス メアリ(境界線上のホライゾン) 境界線上のホライゾン メイ(ポケットモンスター) ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2 冥王ゴルゴナ ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 命令者(ジガ-ZIGA-) ジガ-ZIGA- アリューシャ 円環少女 メイプル(痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。) 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 メカ沢新一 魁!!クロマティ高校 メ・ガルメ・レ 仮面ライダークウガ メグメグ #コンパス 【戦闘摂理解析システム】 めぐみん この素晴らしい世界に祝福を! 巡音ルカ VOCALOID 馬頭鬼&牛頭鬼(鬼切丸) 鬼切丸 メタグロス ポケットモンスター Mettaton(メタトン) Undertale メタナイト 星のカービィ メタルゲラス 仮面ライダー龍騎 メディア(Fate) Fate/stay night メディア(リリィ) Fate/Grand Order メディスン・メランコリー 東方Project メドゥーサ(Fate) Fate/stay night メドゥーサ(ランサー) Fate/Grand Order メナス(クイーンズブレイド) クイーンズブレイド メフィスト・ヘレス 足洗邸の住人たち。 メリュジーヌ(Fate) Fate/Grand Order メルエム HUNTER×HUNTER メルクリウス Dies irae メルシア=アルマード やる夫スレオリジナル メルトリリス Fate/EXTRA-CCC メルラン・プリズムリバー 東方Project メルルリンス・レーデ・アールズ メルルのアトリエ メロ(DEATH NOTE) DEATH NOTE も 名前 原作 モウロ将軍 天空の城ラピュタ モードレッド(Fate) Fate/Apocrypha 毛利小五郎 名探偵コナン 喪黒福造 笑ゥせぇるすまん モシレチク 大神 モズグス ベルセルク モデコド研究員 やる夫スレオリジナル 望月千代女(Fate) Fate/Grand Order モッピー IS 〈インフィニット・ストラトス〉二次創作 本居小鈴 東方Project モニカ・ヴァイスヴィント グランブルーファンタジー モノクマ ダンガンロンパ 物部布都 東方Project モヒカン 北斗の拳 紅葉山テル SHY -シャイ- モモタロス 仮面ライダー電王 モモメノ セブンスドラゴン モモンガ(オーバーロード) オーバーロード 森久保乃々 アイドルマスター シンデレラガールズ モリソバ Demon's Souls二次創作 森近霖之助 東方Project 洩矢諏訪子 東方Project モルガン(Fate) Fateシリーズ モルボル FINAL FANTASYシリーズ 諸星きらり アイドルマスター シンデレラガールズ モンキー・D・ルフィ ONE PIECE モンティナ・マックス HELLSING モンテ・クリスト(Fate) Fate/Grand Order モンテ・クリスト(巌窟王) 巌窟王
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/352.html
御坂「ほら…さっさとしなさいよ」 上条「どうして俺が……いや、まあ良いけどさ。 …じゃ!これにて うみねこのなく頃に EpisodeX・proof of the golden witch は終了!みなさん、お疲れ様でした!」 垣根「おぅ!お疲れー」 絹旗「超おつでしたね!」 姫神「うん。お疲れ様」 打止「ほらほら、あなたも!ってミサカはミサカは場を盛り上げてみたり!」 一方「アァ!?大体なンでこンな所に俺が……」 純白のクロスが敷かれている丸いテーブルの上には、ふわりと湯気を立てているアッサムの紅茶に、バタークッキー。 彼を取り囲むかのように、辺りには色とりどりの薔薇が咲き誇っている。 招かれし客人は彼ら7人。 垣根「何はともあれ、これにて EpisodeX・proof of the golden witch は幕を降ろしたってわけだな」 一方「まァ…結果は俺達の惨敗ってトコロかァ?」 絹旗「うーん…まず私達は魔女と戦おうともしなかったわけですからね。その言い方で超正しいのかは判別しにくいところです」 打止「そうだねーってミサカはミサカは同意してみる。じゃあ……バッドエンドっていうのはどうかな?」 姫神「…それが多分。ぴったり」 御坂「うん。謎解きにほとんど挑んでいなかったしね…それが良いわね」 一方「一日目にクソガキが読み上げたベアトリーチェの手紙には、碑文の謎を解いてみろって予告してあったしなァ」 垣根「犯人探しやら何やらでそんな余裕なかったからな…」 絹旗「……もし碑文が解けていたなら、超違う結末もあったのかもしれませんね」 上条「……バッドエンド。不幸が日常の上条さんには、ぴったりの言葉ですよ…」 一方「……三下は不幸不幸っていつも煩ェンだよ」 御坂「ま、まあ…一方通行も、酷い目にあった者どおし、ここは仲良くしましょ!ねっ?」 打止「お姉様の言う通りだよ!喧嘩売るようなこと言わないのってミサカはミサカはあなたを怒ってみたり!」 一方「………チッ」 上条「ふ、不幸じゃないッ!?」 姫神「……酷い目と言えば。…やっぱり。あなたが一番だと思う」 絹旗「私ですか?まあ…顔面崩壊、膝に杭ですからね。……たしかに超そうかもです……ま、そういう運命だったって事ですよ」 垣根「あれは見るに悲惨ってヤツだよな。発見する身にもなれってモンだぜ?」 御坂「そんな言い方はないわよ…大体…垣根さん達だって、最期は壮絶に悲惨だったじゃない」 一方「…ほとんど身が残ってねェみてェだったしな。オジギソウでも骨と服は残ってやがったってのによォ」 垣根「でもよぉ、痛みってのがなかった気がするんだよな。…というか、そこら辺の記憶は曖昧で、ほとんどよく分からねぇんだけど」 姫神「それは。そうかも。私も痛かった覚えが無い」 上条「俺もだ。眉間に杭なのにな…」 打止「痛い記憶がないのはね、ベアトリーチェが魔法で殺害を行ったからだよってミサカはミサカは言ってみる」 一方「魔法に魔女ねェ…。……そんなオカルト信じる日が来るなンざ、一生ねェと思ってたわ」 御坂「うん、そうよね。…でも絹旗さんに土御門さん、雲川さんの死亡は、その事実の確固たる裏付けになったわ。この島にはいない20人目、すなわち魔女の存在を証明できたもの」 垣根「だな。まあ今となっちゃおかしい事は一つもなかったって事が、よく分かる話だ」 打止「お姉様達が最初、ベアトリーチェを信じる事が出来なかったのは、見えなかったからだよね?ってミサカはミサカはクッキーに手を伸ばしながら尋ねてみる」 一方「まァな。……目に見えないモンはそりゃ信じられないだろォがよ」 打止「うん。あなたは特に反魔法力が強かったからね。見る事が出来なかったのも、ミサカは理解できるけど」 絹旗「遺産に孤島。超古めかしい屋敷まで揃っていたので、てっきり超王道ミステリーだと思い込んでいました」 姫神「…本格ミステリーだと。私も思っていた」 垣根「が、実際はファンタジーでしたってな」 打止「むっ!ファンタジーっていうのは頂けないかもってミサカはミサカは反論する!ベアトリーチェは い るんだから!」 御坂「…人間には不可能な事を幾つもやってのけた。劇中の私達は、それを否定したくてあれこれと考えたけど。…ちゃんと今なら言えるわね」 一方「犯人は魔女だった。…もう、その一点においては何の疑いもねェな。黄金の魔女ってのは存在するンだよ」 打止「あなたまで!ミサカはミサカは感激で涙がこぼれるくらい嬉しいかも!」 絹旗「…神も魔女も、超恐れを抱く人間にはその通りの恐ろしい存在かもしれませんが、信じ、敬う人にとっては、きっと超慈しみのある存在であるという事ですね」 垣根「絹旗ちゃんの言う通りだ。それこそ宗教信仰の基本らしいぜ」 御坂「じゃあ、綺麗にみんなで意見も纏まったことだしさ。探偵ごっこは終わりにして、ベアトリーチェの碑文の謎解きをしましょうよ!私達がみんなで考えれば、きっと解けるはずだわ」 打止「賛成!ってミサカはミサカは手を挙げてみたり!きっと、ベアトリーチェも喜ぶよ」 一方「……劇中じゃ、ほとんど誰も手紙なンざ無視してたからなァ。良いンじゃねェの?」 姫神「……せっかく。わざわざ手紙まで送って出題したのに。ほとんど無視されて。少し可哀想に思う」 打止「こんな所に碑文のメモが!まあミサカのなんだけど☆ってミサカはミサカは一人でツッコミを入れてみたり!お姉様、お姉様ー!」 垣根「………物語は、この時点からすでに間違ってたんだろうな」 一方「………かもな。俺達は、指示にすら従わなかったンだからよ。……最初から碑文の謎に挑むべきだったのかもなァ」 絹旗「すっかり遅くなってしまいましたが、今からでも再挑戦するのは超オッケーでしょう。…それで魔女様には許していただくということで。……えっと、最初は… 懐かしき、故郷を貫く鮎の川 ……」 打ち止めは、ノートをぱらぱらとめくると、碑文を記したページが全員に見えるようにテーブルの真ん中に置く。 皆はそれを覗き込みながら、持ち前の頭脳を活かし、楽しげに碑文の謎をあれこれ推測している。 やさしい紅茶の香りと、クッキーのバニラの香りが、それに彩を加え、ゆったりとした時間が7人の間に流れる。 上条「…………なあ、ちょっと待てよ、お前ら…」 何か唖然としている様な、動揺している様な声色で、発言したのは上条当麻であった。 表情は苦虫を噛んだかのように…不愉快そうにしかめている。 上条「…お前ら、さっきから聞いてりゃ、何でそんな結論に至るんだ…?何で…魔女の仕業って事にして終わらせてんだよ。……たしかに世界中には魔術師だっている。だけどこれは違う!これは人間の犯行だろ!?」 先程までの雰囲気は一瞬で消え去ってしまい、もう誰の話し声も聞こえてこない。 ……上条当麻はどうしていきなり変な事を言い出すんだろうかと、不思議に思っている。 その雰囲気を感じとったのか、上条当麻も一度口を噤んだ。 御坂「……だって、明らかに人間には無理な事件だったじゃない。……例を上げるなら、第二の晩。私とアンタが殺された時よ。部屋には鍵だけでなく、チェーンまで掛かっていたらしいじゃない」 絹旗「全くもって超その通りです。どの事件だって、人間には超不可能なことばかりですが?」 姫神「そう。人間じゃ。説明がつかないことばかり」 垣根「今更何言い出すんだ?上条」 上条「ちょ、ちょっと待てよ…!レベル5のお前まで、どうしてそんな結論になるんだよ!?こんなの……何かのトリックでも使って、人間が起こした事件に決まってるじゃねぇか! 魔女 っていう幻想に罪をなすり付けてるだけだろ!?」 絹旗「……では、私が客間で殺されてた時、顔面を超全壊されていましたが、……あれは人間が犯人なら、どう超再現する のですか?」 上条「そりゃ、残酷だろうけど……庭園の鍬でも使えば、できない事はない…だろ?」 絹旗「……まあ…そうですね」 御坂「………じゃあさ、さっきも言ったけど、私とアンタが殺された第二の晩の密室は?扉にはしっかりと鍵もチェーンも掛かってた。無論、窓もね。……まさか、 私がアンタを殺してその後にチェーンを掛けた なんて言わないでしょうね?」 上条「…まぁ、そのトリックは劇中でも保留になったままだったっけな。……それはさ、とにかく、犯人は鍵だけは持ってる可能性が高い。扉の僅かな隙間からでも何かできるだろ…?」 御坂「…ちゃんと説明できやしないのに、人間に可能だと断言するのはどうかと思うわよ?」 上条「でも…おかしいだろ!?魔女なんかがいるなら、みんなが揃ってる時に出てきて、殺しを行わなかったんだよ!?…それをしなかったって事は、それは出来なかった。つまり魔女なんかいないって事だ!何でこんな所で、思考停止してんだ!?いい加減始めようぜ!!」 一方「……ハァ。その密室で殺された人間がよく言えンな。…犯行が人間に可能ってンなら、説明してみろよ。……………できねェよなァ?三下の頭じゃ、何一つ思い付きすらしねェだろ?クカカッ!」 上条「…ッ!…できなきゃすぐに犯人は魔女ってことになるのかよ!」 打止「……上条当麻は問題を取り違えてるよってミサカはミサカは冷静に言ってみる。…ミサカ達は、 人間には不可能→よって人間じゃない存在が犯人→犯人は魔女 。そう、三段論法で説明しているのに。あなたは、説明できないけど魔女はいないとか、一方的な決め付けばかり」 上条「…じゃあ説明さえ出来れば、……お前達はその魔女幻想やめるのか?」 御坂「さあ?まあ、アンタの説明次第じゃないの?………でもアンタ、分かってるのよね?……………その説明とやらは全て私達の中に犯人はいるって事を疑うことになるのよ?」 絹旗「あるいは、私達の中の人間を犯人にでっちあげたいか、でしょうか?」 上条「そ…そんな事は言ってねぇだろ!?……ただ、勝手に19人目を作りあげてるのは簡単に賛同出来ねぇし、もし居たとしても…人間だ!……それを全部を否定しきった最後の最後に出てくるのが 魔女 っていう幻想だっていう話をしてるんだ…!考えてみろよ!魔女なんているわけないだろ!?何でさっきからテメェらは、魔女が犯人ってので結論付けてんだよ…そりゃ、俺だってあの中に犯人がいると思いたくない……だからって、それで誤魔化すのは間違いだ!仲間を、自分を殺した犯人を。見つけ出したいとは思わねぇのか!?」 垣根「…だから言ってるだろーが。犯人は魔女だってな。ちなみに………そこに い るぜ?」 一匹の黄金の蝶が側を横切る。 打止「ベアトリーチェ!」 上条「…ッ!?」 一方「……悪ィな。三下は低脳だからよォ…」 「良い良い…。魔女である妾は、この程度の事で怒りを現にしたりせぬ」 姫神「……上条くん。魔女であるベアトリーチェが姿を現してくれるのは。とても珍しい」 上条「この人がベアトリーチェ………魔女だっていうのか…!?」 「……招かれた茶会のホストくらい、知っておいた方が良いと思うぞ?上条当麻」 御坂「こいつは…その、何も分かってなくて……」 上条「そ…そこまでして、俺に魔女が存在すると……19人目が犯人だと、思い込ませてぇのかよ。何が目的だよ…!」 絹旗「…誰か一人でも信じなければ奇跡は起きないんですよ。奇跡が、…… 魔法 が完成しないんです。これで分かっていただけましたか?」 上条「まずそれが間違ってるだろ!?奇跡なんてのは、本人さえ信じれば起こせるんだ…!てめぇが魔女だっていうなら、俺が信じようが信じまいが、 魔法 ってのは完成するだろ!」 「…………」 上条「……だからこれは幻想だ。打ち止め達が創り上げた 魔女ベアトリーチェ の幻影だ!………だから、全員がその存在を信じるなければ存在が許されない!………そうだろ!?」 「………成程。やはりラムダデルタ卿の言う通りであるな。…似ている。……ヒトの分際にしては、悪くない。 幻想殺し ………その右手を持っているのは些か厄介であるものよ…クククッ!」 上条「……似てる?…何の事か分からねぇけど、…俺はお前の事は認められない。信じることもできない!」 垣根「はぁ。…まだ言うかよ」 上条「垣根!……確かに、この2日間、おかしな事は何度も起こった。だけどそれは人間の仕業だ!……説明できないから、魔女の仕業だなんて論法には絶対ならない!生憎俺は学園都市の人間なんだ…火が欲しければ発火能力者を。電気が欲しければ電撃使いを。他人の心が読みたいならば念話能力を。っていう街なんだよ。そんな密室程度じゃ何も疑問にすらならなねぇ!」 「………そうであったな。全く…骨が折れそうだ。しかし、気に入ったぞ。上条当麻!お前は屈服させ甲斐がある…。……そなたには必ず、我が名を讃えさせてみせたようぞ!」 上条「…やってみろ…ッ!俺は絶対に屈服したりしない!」 「では、この魔法は解けてしまうぞぉ………?」 その瞬間、 呻き声が6人から漏れる。 上条「…垣根?」 隣に居たのは垣根帝督だったはず、なのに。 上条「一方通行…!打ち止め!?」 そして一方通行、打ち止め。 彼らはもうヒトとして存在していない。 そこに在るのは肉塊。骨と血と肉のみ。 御坂「アンタが…!信じないから……」 絹旗「でも…………きっと………超…大丈夫です。……何度だって…魔法がある限り…………」 姫神「…蘇ることが………………できる……」 御坂美琴は眉間に杭が、絹旗最愛に姫神秋沙は顔面崩壊。 鈍い音と共に3人は血塗れになって床に倒れ込んだ。 上条「…ふ、ふざけんな!!人の命を良いように弄びやがって…!」 「何をほざく。……そなたが信じぬからであると言ったであろう?魔法は壊れた、と」 上条「何が魔女だ…何が魔法だ……!…いいぜ…………、てめぇが好き勝手やるってならそのふざけた幻想をぶち殺すッ!!!」 「……良いぞ!それでこそ我が千年の退屈も紛れるというもの!さぁ、妾に説明してみろ。 人間 の犯行である事を証明してみせるが良い!……そして人間の身の程を知れ!愚かなる者よ!! 聞こう、上条当麻! 打ち止めの手紙は?6人の殺し方は?シャッターは?チェーンの密室は?ボイラー室の嘉音は?土御門達3人の客間は?麦野と滝壺の自殺は? そして、碑文の謎は?隠された黄金の在り処は? 安心するが良いぞ!妾はもう一つのゲームで忙しいが、そなたに考える時間は無限にある。精々思考して妾の期待を裏切るような真似はしてくれるなよ?」 くくくっ、はははははははははははははははははははは! ……笑い声だけが、鼓膜をいつまでも振るわせ続けた。 終わり result 結標 淡希 第一の晩に、死亡。 黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。 海原 光貴 第一の晩に、死亡。 黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。 初春 飾利 第一の晩に、死亡。 黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。 姫神 秋沙 第一の晩に、死亡。 黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。 使用人 紗音 第一の晩に、死亡。 黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。 熊沢 チヨ 第一の晩に、死亡。 黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。 御坂 美琴 第二の晩に、死亡。 眉間を、 レヴィアタンの杭 にて貫かれました。 上条 当麻 第二の晩に、死亡。 眉間を、 ルシファーの杭 にて貫かれました。 右代宮 縁寿 第四の晩に、死亡。 眉間を、 マモンの杭 にて抉られました。 使用人 嘉音 第五の晩に、死亡。 胸を、 サタンの杭 にて抉られました。 土御門 元春 第六の晩に、死亡。 腹を、 ベルゼブブの杭 にて抉られました。 絹旗 最愛 第七の晩に、死亡。 膝を、 アスモデウスの杭 にて抉られました。 雲川 芹亜 第八の晩に、死亡。 足を、 ベルフェゴールの杭 にて抉られました。 魔女 ベアトリーチェ 第九の晩に、復活。 彼女はついに黄金郷の扉を開きます。 麦野 沈利 第九の晩に、死亡。 魔女は高潔さを讃え、決闘の誉れを賜れました。 滝壺 理后 第九の晩に、死亡。 魔女は純潔さを讃え、決闘の誉れを賜れました。 最終信号 第十の晩に、行方不明。 魔女は、存在を認めて平伏した彼女を黄金郷へ招かれました。 垣根 帝督 第十の晩に、行方不明。 魔女は、存在を認めて平伏した彼を黄金郷へ招かれました。 使用人 源次 第十の晩に、行方不明。 魔女は、存在を認めて平伏した彼を黄金郷へ招かれました。 一方通行 第十の晩に、行方不明。 魔女は、存在を認めて平伏した彼を黄金郷へ招かれました。 そして、魔女は再び眠りにつくだろう。 勝者は、黄金の魔女、ベアトリーチェ。 19人の誰も、黄金の謎を解けず時間切れ。 19人は全員死亡。 うみねこのなく頃に、生き残れた者はなし。
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/24390.html
Blu-ray 宇宙戦艦ティラミス 上巻 発売日:6月27日 【初回生産特典】 ★地球限定特典 ・キャスト出演イベント優先抽選応募券〔9/29(土) 昼の部 ・佐藤 裕書き下ろしスペシャルドラマCD〔出演 石川界人、諏訪部順一 ここを編集 2018年4月放送開始。続編に宇宙戦艦ティラミスIIがある。 http //tiramisu-anime.com/ 監督 博史池畠 原作 宮川サトシ、伊藤亰 シリーズ構成 佐藤裕 キャラクターデザイン・総作画監督 横山愛 メカデザイン・プロップデザイン 杉村友和 美術監督 畠山佑貴、若松栄司 撮影監督 林コージロー 色彩設計 歌川律子 3DCGディレクター 白井賢一 モニターグラフィックス・特殊効果 南條楊輔 編集 廣瀬清志 編集助手 榎田美咲 音響監督 郷文裕貴 音響効果 八十正太 録音エンジニア 清本百合子 アシスタントエンジニア 村山魁杜 音楽 石毛駿平 方言指導 宮川サトシ アニメーション制作 GONZO 脚本 佐藤裕 絵コンテ 博史池畠 北井嘉樹 麦野アイス 吉川志我津 八谷賢一 演出 博史池畠 北井嘉樹 吉川志我津 八谷賢一 作画監督 横山愛 鎌田均 Kim Hee kang In Tea Sun Lee Boo Hee SEO SOON-YOUNG Kwon Young-sang 皆川愛香利 杉村友和 ■関連タイトル Blu-ray 宇宙戦艦ティラミス 上巻 スペシャルドラマCD付き OP&EDテーマ Breakthrough/DURANDAL 原作コミック 宇宙戦艦ティラミス 1 セット買い 宇宙戦艦ティラミス 1-巻セット 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/doruota/pages/1777.html
僕の考えたトレーナー/(絢辻詞) ,. - 、_,. - ., ,. .ィ. ´ >、 ,.ィ' \ / \ / ヽ / ハ / ハ / ハ / ', / ,イ ,イ i| i / クハ / !,从/7 ;く i| ,イ ! / /ハ Ⅳ _ィ'て心,/ イ ,イ /斗リィ ,' ,.イ {´(く ' '! ヒ ぅハ` `゙ '^"'',ィfr'vリVリ / / ヽ `' `ー' ' イ り )ト'/ , ' / rハ ` ´ '´/ r'ル' / ,. -v'´ { ', i, / | / ,.....<´ { ', \ ´ , イ f|/ _/ ハ , \ ` _ ‐ ,. イ i !| ,....≦ ヽ ハ ' , \ _,. イ ,イ i!/ `ヽ ヽ ', \ /`fーく ノ,' レ ハ ヘ ', Y ,' iヽ ;_, // リ' ヘ ヽ ', ∧イ ! iリ \ト、_ノイ'´ \ ハ ', / \| !' リ`ー'´ 【名前】絢辻詞(AA出典:『アマガミ』より「絢辻詞」) 【トレーナーステータス】 指示:B= 高水準な指示力。 育成:B+= 高水準な育成力。通常より多くの経験値を得る。 統率:C= 平均的な統率力。 能力:A= 偽装の能力に関連した2種の固有を保有 【固有ポテンシャル】 『仮面優等生の猫かぶり』… 絢辻詞固有ポテンシャル 味方が場に出た時、味方の特性を「ばけのかわ」に変更する。 能力でポケモンを偽ることで特性「ばけのかわ」を再現する固有。 『心を隠す虚飾の言動』… 絢辻詞固有ポテンシャル 自陣が「ここぞ!」の時、相手の指示が1ランク低下する。 最大限に発揮された偽装の能力でフィールドカバーリングを偽ることで、相手の読みを阻害する固有。 【ブリーダー】 ( ‐ )'⌒ヽ ('ω` ) , _)、___,,,ノ___/⌒ヽ ´ , 、 O ) /⌒Y =()()= ___ \ ( O -‐ァ T  ̄|/| ∧ヽ \ / / ∧/\{ |-====| \ ヽ 〃 |/===== \∧ | rJ ハ| ∨^7ハ │ j| | rJ ハ , 弋こソ! / / ∨ │ || | 弋こソ 、____ノヽ(//) / / | │ {| |(//) / } / / /' | | | | 、 ゝ ___ノ/ / / | { | ∨≧=- ___r―/{ / ∧ │. ∨ \___\ ̄ ̄___(o__ノ∨ ∧ 、 ∧ | / ,ノ)) / ∨ 、 ヘ | / ̄ ̄]/ ∨ \ | l /丁 ̄ ̄ ∨ .ハ | | / / ∨| | | | .イ / /⌒〉| | | | / | | / 、 | / リ ∨| 人|└─r‐‐ッ、,,____,,,,.. イ`'く ∨ノ / ( ‐‐ )\ \|\マニ|\ノ\/|人ノ|/ハ. }/ ( ゚ェェ゚ ) )>──‐)_j--------=ニ二¨¨`ー’ (__,,,,/ 【名前】土間うまる(AA出典:『干物妹!うまるちゃん』より「土間うまる」) 育成:A+= 卓越した育成力。 【サポーター】 ,. ''"゙ヽ. ,. ''"¨゙ヽ i. r‐ 、,. '''"¨ ̄ ̄¨丶、r.‐、. i ゙、 . '´ __ ヽ、' .ノ / ´ ̄` '¨¨¨゙ヽ ヽ'. / ● ● ゙、. ,' _ ',. i i´ ヽ i i __...>-、‐'" ,'.. ',/ 、 _ハ、_... / / 、 丶‐''"-ニニ´ /./ ヽノ / -、__ノヽ、‐- --‐‐'''" \ イ `‐- -‐''" ヽ 【名前】クマ吉君(AA出典:『ギャグマンガ日和』より「クマ吉君」) 統率:A+= 卓越した統率力。追加任命は『スカウター』。 【サポート効果】 『露出狂という名の紳士』… クマ吉君のサポート効果。 味方のばけのかわが剥がれた時、相手の能力をランダムに下げる。 【手持ちのポケモン】 ∧ / 、____,..-. 、 __ ,. r 7  ̄ ̄ ̄`ヽ、` } { > ´ __ \ \ / / -- 、ヽ ヽ ヽ 〃--、 | __ノ | | ∨、 . / _ノ | | { { } } マ、 . ,{ { } } ・ 、乂 ノノ マ、 . 、乂ノノ `¨¨¨´ <>} { ―― ´ _,...<>> ´ ∧ 、______,...--< <> ´ 、 、 { T T T T T T T T T_> ´ \ . 乂_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{ \ 、 } ∧ { ,. ― .、 l \ ノ { Ⅵ{ } , ー' 乂_マ乂 ノ ' , 、 __ ∨ / \ ( ) 、 ∧ 【名前】クマ(AA出典:『ペルソナ4』より「クマ」) 【タイプ】こおり 【特性】ゆるキャラ… 場に出た時、相手の「C」が下がる。 【もちもの】 【技x6:フリーズボルト、ドリルダイブ、つららおとし、リフレクター、ひかりのかべ、ちょうはつ】 こうげき:B ぼうぎょ:C とくこう:C とくぼう:C すばやさ:C 【ポテンシャル】 『不動のエース』… 「ここぞ!」という時、全能力値が上昇し、技のクリティカル率が上がる。 『看板熊の狭霧』… PTに参加している時、「ばけのかわ」の味方が解析された時、任意のポテンシャル1つを黒塗りにする。 『看板熊の鼓舞』… PTに参加している時、「ばけのかわ」の味方の『汎用ポテンシャル』の確率が上昇する。 『看板熊の助言』… PTに参加している時、「ばけのかわ」の味方の『撃』があらゆるタイプに適用される。 『着ぐるみ』… 1/試/自動 攻撃技以外のダメージを受けない。 『魂の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対闘回避』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、相手の「闘」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対闘耐性』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、相手の「闘」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対闘反撃』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 『スラッグアーツ』… 「ここぞ!」という時、自身の「命中」を強化(1.33倍)する。 『キラー』がいると発動しない。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『我は影・・・真なる我・・・』… T開始時、自身を「クマのシャドウ」にフォルムチェンジさせることが出来る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz ,ィ. . . . . _,,ィ´ _ ;, r----f ,_ . .`ヽ,ィ´ ヽ , イ . . . . / / ヽ´ ヽ ィ´ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ /. . . . . / j V ヽ !`ヽ ∧ ,ィ´ 7. . / ! r' ! ハ!V ! j /. ./ f ハ ,ィ ;;__; j .ノ V ! ! l. / ハ j ヘ ;ィ; ;イ´`ヽ/ ヘ ! / ! ! ,ィ ' ! _〉 ;イ乂__ノ _ 〉! / ∨ ! / ヘ ノ ニ ` /^ヽ//!______,,..ノ ∨ ._,. ----- 、 V l ;; ;==V 〈;; ;; ;イ´フ ! j / ! \ ヽイ. . . . . . . . . . . . . . . .ヽ .l ;ィ,イ o .j /! /´ ̄`ヽ ノ,,ィ jヽ ! / /! _,,..==='`ー-- 、 /. . . . . . . . . . . . . . . . ィニヽヘ ヘ ゝ---' ! ! ヽイ `ヽ / ヽ 〉イ / .jハ_,ィ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `ヽ イ . . . . . . . ,ィ. 二ニ. f. /´ ヽ.ヘ ∧ j ヽ_____ノ ` // ./ !. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ! !. ,ィニヽ. !/ ヽ. l !. .ヘ `ー-‐ ' / ; ィ / / !. . ,ィ. ニ. ヽ. . . -‐二`ヽ. . .;ィ^. . ヽ l. . ! ヽ! .lハ !⌒!ヽ ヽ ; ; イ/!イV /--!. . ./´ ヽ. !. イ ヘ. /イ ̄ヽ. j .ヽ! !.∨ j ハ /! ノ ヽ`ー--、____,,.. -‐''" -‐''" .! /--、.V. ! L! .!! ! ∨ ./ ∨ ./ ハ ./ l/ ヽ`ー--------‐ / / j. . ._! !ハ !ハ j .V./ V /  ̄ l/ V V ノ/''" ̄ ̄ ヘ .! ハ j ハ ./ V .V 【名前】クマのシャドウ(AA出典:『ペルソナ4』より「クマ」) 【タイプ】こおり/じめん 【特性】きんちょうかん… 戦闘中、相手は消費する持ち物を使用出来なくなる。 【もちもの】 【技x6:フリーズボルト、ドリルダイブ、つららおとし、リフレクター、ひかりのかべ、ちょうはつ】 こうげき:A+ ぼうぎょ:B とくこう:E とくぼう:B すばやさ:E 【ポテンシャル】 『不動のエース』… 「ここぞ!」という時、全能力値が上昇し、技のクリティカル率が上がる。 『深淵熊の威圧』… 自身の特性が「きんちょうかん」の時、相手の「攻/特攻」を低下(0.85倍)する。 『深淵熊の魔手』… 自身の「溜める攻撃技」に「3割:一撃必殺」の追加効果を付与する。 『深淵熊の吸収』… 相手を倒した時、自身の体力の1/3を回復する。 『ウルトラチャージ』… 「溜める攻撃技」を溜めなしで繰り出すことができる。 『魂の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対闘回避』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、相手の「闘」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対闘耐性』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、相手の「闘」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対闘反撃』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 『スラッグアーツ』… 「ここぞ!」という時、自身の「命中」を強化(1.33倍)する。 『キラー』がいると発動しない。 / / ./ ./ // ! ハ. / / ./ ./ / / / ./ ハ/ / / ./ / / / ./ ! ! / / / / / / / ./ ;i ! / ./ / / / ,イ . / /| | | / ./ / ./ / ./ // . / // .| | | / / // ./ /; ;彡''" / / . / |/ .! i / / l //斗;;;彡/;;~\_ ,/7 / ./ _,,斗 i | / / } . / /;;イ"~ヽ;;ミ /'.;/ // ;/ / ! . |/ / ,イ / {;;;;;;;ヽ-,イ;;;;} ,//ンャッ''ナ/ ./ / ! / / | { ヾ;;/|/;;;ゞ"///'" `" ~ / ./ / i! .| / / ,イ ∧ { { / / / i.i | / / ! | ∧ ヽ、_ / ./ .! ! .! !i / / i l ヽ `ヾミ= ==ァ‐ イ l | | .| |' ,イ l、-'" .| i \  ̄ < i! . ,ィ| /{ | .|// | ! }、 ! i i /ヽ- ' | \ i/ レ' {i/ /__, |∧. | ハl ∧ i i / | i { / ,/ }. ∧| ヽ| ト、j !. / / !. ! 〉 厶. /i! 〈 ゝ ,ゝ|、 ∨ . /‐-、 ィ'" / / ン / / i! / /´ | /| ヽ/ / / / / 〈 < 厶 | / / | !| ,/ /'、 / / {/ ゝ て´ ヽ | / .{ ,/ |レ ./ ∧ / / / 乂 < } `- "´ "~ L| / ∧ / / | 〈 ヽ フ } , -‐  ̄ ̄ ̄´|l \ \ }/ / ハ l/ ∧ 〈 / / 【名前】麦野沈利(AA出典:『とある魔術の禁書目録』より「麦野沈利」) 【タイプ】でんき/かくとう 【特性】ぼうそう… 自身の攻撃技でダメージを与えた時、1/2の反動ダメージを受ける 【もちもの】 【技x4:かでんりゅうしほう、きあいパンチ、らいげき、サイコキネシス】 こうげき:AAA ぼうぎょ:D- とくこう:AAA とくぼう:D- すばやさ:E+ 【ポテンシャル】 『エースキラーα』… 『エース』に与えるダメージを強化(1.5倍)する。 『エース』の「防/特防」の上昇(強化)を無視する。 『超能力者の一掃』… 自身の技「かでんりゅうしほう」が失敗しない。 『超能力者の剛腕』… 自身の技「きあいパンチ」が失敗しない。 『超能力者の執念』… 相手の場に『エース』がいる時、このポテンシャルを『狙撃』『追撃』『反撃』として扱う。 『能力体結晶』… 自身の「攻/特攻」を1ランク上げる。特性を「ぼうそう」に変更する。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対地回避』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「地」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対地耐性』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「地」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対地狙撃』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、低確率で自身の技が「必中」する。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『チャレンジ』… 敵陣に『エース』がいる時場に出ると、T終了時まで自身の技の優先度を+1する事が出来る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『制御不能の原子崩し』… 麦野沈利専用ポテンシャル。 1/試/先行 相手ポケモンの「まもる」等の技、特性、 相手ポケモンと相手トレーナーの防護ポテンシャルを無効化する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz ハ _、-- --,, , ,__/ 丶 、‐'´ ` '- ,\ y´ \ _______ン´ ン、----二ニ'r \_} \ 丶i 、r/ィ、ハ,、/ _、r 、/ ;ゝイ; 丶イ; 丶l i、/--==<__/、// /`ハ l i丶 丶丶丶丶丶 l ゝ‐‐r ミ} 、-t`j`''rr; `f_/_、/__L_、rリ'rl ;ト { {{ { l }´iこ丶'レ ノ ソ辷ゝ {゙'ッ {‐`} 、トト`´{」"`f / リ リ 'レ ヽ ノ,_) ヽ `' ‐ー ,ゝ ̄l ソ;;;ゞ {/i-t \,_ `'r`'‐--- ー´ _、"'ー´、ゝ/ ゝ;弋i゙⌒丶 、-‐‐‐-,_ `'‐‐弋´ ____! f ヽ ,/ 、//゙/ ___} {_∠,,_____、=ニ´/゙ __、´ 丶ノ `「 `'r r 、゙{ }´ 丶_、 ト;;;;;;;;;ヘ-ト }`'‐r}‐゙ 丶 丶 く‐‐‐ン_ `フ`\ iヽ丶. \ 'ィ, 〈 `'r 丶ィ; _ イ,ノ,_ `'ィ,_、辷‐‐ー''‐-,,,_廴 〈`'‐r fフ´` ´ \ 丶V 、/丶 丶..\ \\丶;/ 〈;;; 丶 K \ 'r 〉;;;_`'ィ 〈 ヽヽ ○〈 { ;/゙;; ィ i . / ヽ / {'ン; V /` ヾゝ ゝ ノ / 【名前】江戸川コナン(AA出典:『名探偵コナン』より「江戸川コナン」) 【タイプ】ゴースト/かくとう 【特性】おみとおし… 自分(相手)が場に出た時、相手の持ち物を解析する。 【もちもの】 【技x6:シャドーボール、はどうだん、がんせきほう、マグネットボム、ゆうたいりだつ、みきり】 こうげき:C ぼうぎょ:D とくこう:C とくぼう:D すばやさ:AA 【ポテンシャル】 『スカウター』… 場にいる限り、トレーナーの指示の前に相手のデータを解析する事が出来る。 『幽体種』… 「江戸川コナン」が死後に『固有種』として生まれ変わったことで、相手の「ノ」「闘」技を無効化する。 『名探偵の麻酔』… データ解析時、相手の特性を「ぜったいねむり」に変更する。 『名探偵の捕縛』… データ解析済みの相手に対して、自身の「だん」「ボール」技のダメージ判定を「速」で行う。 『名探偵の正義』… 相手の『悪』という文字を含むポテンシャルが発動しなくなる。 『エンジン付スケーボー』… 自身の「速」を1ランク上げる。 『先の先』… 相手が優先度+1以上の技を使用した時、低確率で先に行動する。 『対飛回避』… 敵陣に「飛」ポケモンがいる時、相手の「飛」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対飛耐性』… 敵陣に「飛」ポケモンがいる時、相手の「飛」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対飛反撃』… 敵陣に「飛」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 『タクティスコープ』… 敵陣にデータ解析済みの相手がいる時、自身の「避/命中」を強化(1.1倍)する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『事件閉幕のボールさばき』… 江戸川コナン専用ポテンシャル。 1/試/先行 自身の技に「おいうち」効果を付与し、相手に「必中」させる。 「おいうち」効果の発動時、技のダメージを2倍にする。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz / _. -‐ァ─ 、/ / /f / / / _ 、 ///| | / / ‘, ( _) \ 〈///し'^ト、/ /__ ∧ / / _ \` <_ノ /≧x\ ヽ / / ( _) }レへ(___) ,ィf斗fラ' ノ }\ x――‐〈 / | ヽーf_ぅxト'⌒ ┴'/ / . ///////∧ ′| |\_/「 ̄| ̄ |/| i //////////∧/ │ \//| ヽ | j/|\ | _////////////_\ |. _ V∧ l / | V´/ |/ト、___///// __ }ー―- 、. ( ) Vハ l / 」 / / ///ヽ(/////////} |__ \. ‘,∧ Vハ___レ< ̄ ̄ { /| {// // ///////// |////∧ }. ‘,∧ / ̄ ̄ _/ { \,|///////////// ∨////,} |. V∧ __ | // / ̄/|////////////{ ∨//// /\ V/ ̄ _`ヽ__ | ///〉/ //// |\_////_/⌒ヽ ∨/// / ̄‘,. / / / ___ |________///} {// {/////∧  ̄ ∨/}//,| {////∧ / / / 、 / ////// |(////////∧ }/ノ//,{ |//// }__. / / / \/ /// // ̄\\////////\ //// |/// / |. { l / | |// (//////} l///////////>。.____// ̄ \///| ∧ |. ∨ | ∧ ___L -‐ァ7'⌒ヽ_}///// | |//////////|///////////⌒}////} //,} / ∧_/ | i //// ̄ ̄/////////_,ノ  ̄\///////|__//////_//__///j/// /. / \___| ヽ__/////////////////厶-一'⌒ヽ}___/ ̄\\_////'⌒ヽ∨// / / 〉 \ {/////////////////\__ │{/////////, ̄\////////ノ人/ /.. / ′ } ,人///////////////////////\| l///////////// \__//}__/ l / | i `”Τ二ニ=一</////////////\///////////////∧_____/ | / ∧ } \_ | \////////////}\_/////////// /.. |/ / ∨ /j |`ヽ \/////////// \//////// / 【名前】シュバルツ・ブルーダー(AA出典:『機動武闘伝Gガンダム』より「シュバルツ・ブルーダー」) 【タイプ】ゴースト/あく 【特性】りんきおうへん… 場に出た時、任意の能力値を1つ上げる。 【もちもの】 【技x8:ナイトバースト、シャドーエッジ、シャドーダイブ、からたけわり すてゼリフ、くさかり、ビルドアップ、めいそう】 こうげき:B ぼうぎょ:B とくこう:B とくぼう:B すばやさ:B 【ポテンシャル】 『独忍者の修復』… 体力が回復した時、中確率で自身の状態異常を回復する。 『独忍者の進化』… 体力が回復した時、低確率で相手が「攻 特攻」なら「特防」、「攻≧特攻」なら「防」が上がる。 『独忍者の見切』… 相手と連続で対峙している時、対峙したT数に比例して自身の「C」を強化(2T目から+1、最大+4)する。 『DG細胞』… T終了時に自身の体力が1/16回復する。 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対妖回避』… 敵陣に「妖」ポケモンがいる時、相手の「妖」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対妖耐性』… 敵陣に「妖」ポケモンがいる時、相手の「妖」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対妖追撃』… 敵陣に「妖」ポケモンがいる時、低確率で自身の技に「おいうち」効果を付与する。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『ゲルマン忍術の防御法』… シュバルツ・ブルーダー専用ポテンシャル。 1/試/任意 相手の技のダメージを半減し、必ず耐える。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz ト、 |ヾ 、 ,ィ ト}ルヽ ___ハ__ /l/ ト._}'`^ ´/ `ー-、 `´゙ヾ/. Уィァ''´ ,.-=‐ミ=≧、____\. , ' /_ノ ̄`7 ハ } } ヽ.'., //} { `´.ノ‐-'、 ,.. '.,. <′/,ィチ{ } ̄ ̄ , -‐ミ、ヽ__}三ニ‐ ', {f^{ `ヾァ'、ィ´ {ニ=,,} { ゙´ ,/} }_ { \ /ヽ ヾミア_,}__,/ } }三> ,.イ,t }^{ \_ ,.-‐{ ,' ‐=ニニ三{ { r'´ {`{ / ミ∨. `V } / r;f^i7゙^Y´ ,ニ{ミt、 ヽ´\’ ヽ \i}{l/} , ニィ三ニミt、. }\ ≧‐' `´ ‐-≦イ´  ̄ ̄ ̄ //ア` ‐-=ニ=-‐ '''´ヽ| /''´ 【名前】メグレズ(AA出典:『デビルサバイバー2』より「水曜の侵略者 メグレズ」) 【タイプ】みず/じめん 【特性】けんせい… 場に出た時、相手の「特攻」を下げる。 【もちもの】 【技x5:せんすい、なみのり、じしん、あらいながす、ステルスロック】 こうげき:C ぼうぎょ:B とくこう:C とくぼう:A すばやさ:D 【ポテンシャル】 『エースアシストγ』… 場を離れる時、味方『エース』の任意の能力値を上げる。 『北斗七星の硬化』… 場に出た時、T終了時まで「防/特防」を強化(1.67倍)する。 『北斗七星の射出』… 味方と交代する時、低確率で味方が最初に繰り出す技の優先度を+1する。 『北斗七星の再生』… 自身の体力が1/3以上減った時、T終了時まで『リターンヒール』が必ず発動する。 『メグレズの芽』… 1/試 PT全員が技「じしん」を繰り出すことができる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対草回避』… 敵陣に「草」ポケモンがいる時、相手の「草」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対草耐性』… 敵陣に「草」ポケモンがいる時、相手の「草」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対草反撃』… 敵陣に「草」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『リターンヒール』… 味方と任意交代する時、中確率で味方の体力を1/4回復する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『殲滅に向けた移動』… メグレズ専用ポテンシャル。 相手の攻撃を受けた(無効化した)時、味方と任意交代する事ができる。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz へ、 //ヽ \/\ //\/ \\/\ //\/ \\/\ ___//\/ \\/ X__,. /\/ ` へ / l咢ト、へ,.ヘ,.-―┬┐ | ̄| ̄/\/ト  ̄|`| ロ / /| {___|、_, ゚、.゚へ_レ ト.|二イへ_/ , へ/ヽ 二\\ 、|、__ト、_ヽ j__i┐ //\/ 」 } 三 /\\{ r' ̄ リ_」 //\/¬, =i==i=i \/\\| ̄ lヽl //\//ー┼トヘトヘトヘl/リ\/\\_l__j. //\/ L_i/ / \/\|_U} く/\/ {_Uj彡三丕三丕三丕|ミ\/ \/ |ミi三丕三丕三丕三|ミ、_| ヽl__ |lメ、___| | _ 、_| | |\、 }‐‐ヘ | |/-┘ | | \,へ__ 「| |\ ヽ_ヽ__// |ヽト--イ |} /―// | l 匚 二l | /ニ/〈〈 |/ ト――l 〉 フ- ヽ ハ__/ヽ/ ̄ ̄レ _/_/\ニ--} / l__l\ { __\\_(( )二〉 {l_/___\l〉 【名前】ネーデルガンダム(AA出典:『機動武闘伝Gガンダム』より「ネーデルガンダム」) 【タイプ】はがね/ひこう 【特性】ぶきよう… 持ち物の効果があらわれない。 【もちもの】 【技x4:ぼうふう、ラスターカノン、おいかぜ、ふきとばし】 こうげき:D- ぼうぎょ:A- とくこう:B とくぼう:C+ すばやさ:C+ 【ポテンシャル】 『硬化』… 先発で場に出ると、「ぼうぎょ」が上がる。 『風車機の強風』… 場が「おいかぜ」状態の時、自身の技「ぼうふう」に「こうそくスピン」効果を付与する。 『風車機の必殺』… 場が「おいかぜ」状態の時、自身の「ぼうふう」が必中する。 『風車機の騙討』… 場が「おいかぜ」状態の時、相手が強制交代で出てきた時、体力の1/8の「飛」ダメージを与える。 『ガンダリウム合金』… 自身の「防」の種族値に「+」補正を得る。 「体力」の種族値が少し増加する。 『先の先』… 相手が優先度+1以上の技を使用した時、低確率で先に行動する。 『対電回避』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、相手の「電」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対電耐性』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、相手の「電」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対電反撃』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 『スターター』… 『先発』が発動した時、自身の全能力値を強化(1.05倍)する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『嵐を呼ぶネーデルタイフーン』… ネーデルガンダム専用ポテンシャル。 場に出た時、3Tの間自陣を「追い風」状態にすることができる。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz