約 219,506 件
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/13332.html
アサリ(あさり/蛤仔) 概要 グレイセスに登場した食材系のアイテム。 登場作品 + 目次 グレイセスデュアライズ 関連リンク関連品 ネタ グレイセス 食材の一種。 凍結防止効果の料理を作ることができる。 グレルサイドの店でスタンプカード2枚目コンプリートで追加で売られる他、カントリースターが落とし、トータスから盗める。 No. 186(Wii)210(f) 分類 食材 買値 48 売値 4 エナジー消費量 5 出現率 99.90% 入手方法 店 グレルサイド(スタンプカード×2) 落 カントリースター(12%) 盗 トータス(21%) デュアライズ 素材1 素材2 費用 完成品 アサリ パスタ 4 ボンゴレ ミソ 144 あさりの味噌汁 ▲ 関連リンク 関連品 ネタ アサリ(蛤仔)とは、異歯亜綱マルスダレガイ上科マルスダレガイ科に属する二枚貝の一種の事。
https://w.atwiki.jp/opfan/pages/2907.html
砂泥の海底に生息する大型の二枚貝。 殻は約60センチにもなり、子供程度の腕や足なら軽く飲み込んでしまう。 身は肉厚だがかなりの大味。 老齢の個体から真珠が取れる事もある。 関連 グレートシェル クロアサリ シヅツマテガイ ジャイアントスカラップ ソードシェル トラップシェル 満月貝 目次に戻る
https://w.atwiki.jp/mikumiku3838/
このwikiについて ここはゴッドイーターヲチスレで有名なアサリ(asari)についてまとめたwikiである。 Polka dot、哀水恋寺などの別名があるが、ここではアサリと統一して表記する。 このwikiは誰でも編集が可能なので、アサリに迷惑をかけられた人がいれば気軽に追記して欲しい。 何をした人か 見栄を張って縛り部屋に来るくせに離れた場所をウロウロするだけでろくに攻撃しない。 そのくせに誰よりも早く耐久値0になった挙句、他の参加者に回復弾が少ないと文句を言う。 他の参加者が撃つ回復弾が少ないのではなく、アサリの被弾が多すぎるだけである。 そもそも耐久値が尽きるのは自分の責任であり、回復弾を撃ってもらえないからといって文句を言うのは筋違いである。 また、攻撃の回数が少ないのは支援型だからと言い張っているが、縛り部屋での支援型とはあくまで攻撃と支援の比重が支援寄りになっているプレイスタイルのことである。 アサリのようにほとんど攻撃しないのはただの寄生である。 そして被弾の多さを部屋主の回線のせいにして萎え落ちしていく。なお、他の参加者は快適に遊べている模様。 性懲りもなくまた縛り部屋に来て上記の迷惑プレイを繰り返す。 皆アサリの問題行動に嫌気がさしてブロックするようになる。 アサリは逆恨みでヲチスレやTwitter、youtubeで自分をブロックした人を叩く。 これの繰り返しでアサリを嫌う人が増えていった。 アサリのPSNID miraitoha153 mikumiku3838 darkness_rold 名前
https://w.atwiki.jp/nojima/pages/20.html
アサリについての豆知識を出来るだけ多く入れましょう。これまでの文章と重複するケースもありますが、あえて載せています。豆知識に載せるかどうか、要検討ということで。 (ここから本文、写真は適宜) アサリの真珠 真珠はイケチョウガイなどの外套膜に異物が入って、異物のまわりに貝が真珠層をつくることでできます。人口真珠の場合は人口的に核を入れます。実はアサリからも真珠が出てきたことがあり、新聞で報じられました。本物の真珠のように輝いてはいないのですが、アサリも真珠をつくる能力があるということです。 裏もいろいろ アサリの貝の模様は他の貝と違って、どれひとつ同じものがないというほど多彩。でも、貝の表だけではなかったのです。実は裏側も白だけではなく、黄色や濃い紫までいろいろ。相模湾に行くとピンクもありますが、野島ではほとんどないようです。ピンクが出たら当たりかも。 カニが同居? アサリやバカガイなど殻の中には、時としてカクレガニの仲間が住んでいることがあります。アサリの吸い込む餌をいただいているようです。 どっちが美味しい? その1 沖のアサリと岸近くのアサリとどっちが美味しいでしょうか。沖のアサリは潮が満ちてきたとき、先にたっぷりとプランクトンを食べることができます。岸近くのアサリは海水が来ても、沖で食べられたあとのきれいな(プランクトンの少ない)海水なのでなかなか満腹にならないそうです。ということで、餌をたっぷり食べた方が美味しく、答えは沖です。 どっちが美味しい? その2 殻幅が高いアサリと低いアサリ。どっちが美味しいでしょうか。殻幅が高いアサリは岸近くのアサリに多いんです。引き潮のときに干上がる時間が長いので、殻の中に海水をため込んでおく必要があるから厚くなっているという説があります。低いアサリは海水をため込む必要がない沖のアサリで、中身は海水でなく身で一杯なんだそうです。ですから、答えは殻幅の低いアサリです。 アサリはクスリ その1 アサリの持つ栄養素の一番の特色は、タウリンが豊富なこと。タウリンはアミノ酸の一種で、肝臓の働きを高め、コレステロールを下げ、動脈硬化を予防する働きがあります。このほか、インスリンというホルモンの分泌を促し、糖尿病を予防する効果も期待できます。「生活習慣病予 防の強い味方」。タウリンは、牛や豚、鶏などの肉類には少量しか含まれていません。貝のほか、魚の血合い、イカ、タコなどの魚介類にたくさん含まれ、貝の仲間では、 サザエやアワビ、カキなどにも多いんですよ。 アサリはクスリ その2 アサリの栄養素のもう一つの特徴は、ビタミンB12をたくさん含んでいること。この栄養素は造血ビタミンとも言われ、葉酸(ようさん)とともに赤血球の生成にかかわっています。人体の中で欠乏すると、息切れや動悸(どうき)、疲れなどが現れる「悪性貧血」という病気になってしまう重要なビタミンです。神経系の働きを正常に保つ機能もあり、精神の安定や集中力向上に一役買っています。ビタミンB12は野菜には含まれておらず、動物性食品から摂取しなければなりません。肉や卵にも多く含まれますが、コレステロールのとり過ぎが心配。しかし、「アサリならわずか五グラムを食べると一日の必要量を摂取できます」。 最大のアサリは? アサリの寿命は8~9年くらいと考えられています。普通は殻長5cm以上にはなかなかなりませんが、7cmという記録もあるそうです。 大アサリもいるよ 野島には殻長7cmを超えるアサリがいます。「大アサリ」とも呼ばれていますが、実はアサリではないのです。本名はウチムラサキ。貝の内側が紫色なので、この名がつきました。アサリと同じマルスダレガイ科の貝です。ほかにアメリカやカナダの大西洋岸に住んでいるホンビノスガイも大アサリと呼ばれます。日本にはいなかったのですが、船のバランスをとるバラスト水とともに日本でも増えています。クラムチャウダーのクラムはホンビノスガイのことです。アサリより深いところには、オニアサリという種類もいます。 江戸時代のアサリ 江戸時代に詠まれたアサリの俳句があります。 「経緯の潮や淺蜊の縞ごのみ 酒井抱一」 「いきさつのしおやあさりのしまごのみ」と読むようです。詠まれた場所は金澤八景の乙艫海岸と言われています。「経緯」とは、彩なして押し寄せては砕ける波、引いてゆく潮の状態をそう表現したものと思います。春の潮に染まる浅蜊の殻の幾何学模様の美しさを、琳派の画家としての感性で捉え、「縞ごのみ」と表現したものと思います。ちなみにアサリの季語は春です。 アサリの模様と色 アサリの殻の色と模様はどうしていろいろあるのでしょうか。ひとつの説として「少数者有利の選択説」というのがあります。最初はアサリがすべて黒一色だったとします。アサリを食べる鳥は「アサリは黒い」と思い込みます。あるとき、違う色(例えば白)のアサリが出てきたとします。しかし、鳥は白いアサリをアサリだと思いません。また、しま模様のあるアサリが出てきても、これをアサリだとは思いません。こうして、まわりと違う色や模様のアサリが増えることで種として繁栄しているという説です。 アサリの化石 日本の各地からアサリの化石がでてきます。今から170万年~1万年前の氷河時代である第四紀更新世(こうしんせい)と呼ばれる時代のものが多いようです。日本にナウマンゾウがいた頃です。アサリの化石は、かつてそこが浅い海だったことを示しています。このように、昔の環境が分る化石を「示相化石(しそうかせき)」と呼びます。アサリのほかに浅い海だったことが分る示相化石には、ハマグリやカキなどがあります。
https://w.atwiki.jp/nojima/pages/2.html
アサリ冊子について 編集長の案です。 アサリ冊子の内容 編集の練習用です。 練習ページ アサリ冊子の目次 下記のページ名をクリックすれば 中身を見ることができます。 表紙(1頁) 2頁:目次 3頁:導入 4頁:野島の貝類紹介 6頁:二枚貝の構造 8頁:大事な干潟とアサリパワー 10頁:アサリ中心生態系模式図 12頁:アサリの生活史 14頁:野島貝塚の話、他 16頁:アサリあれこれ① 18頁:アサリあれこれ②? 20頁:アサリの美味しい食べ方 22頁:赤潮・青潮からの回復 裏表紙(24頁) お試し版なので、頁の編集も 自由にお試し下さい。 冊子編集会議日程 編集会議日程など このリスト
https://w.atwiki.jp/nojima/pages/17.html
アサリの美味しい食べ方 アサリ・バカガイ・マテガイ・シオフキ・カガミガイなどの美味しい食べ方(食べたあとの貝殻活用法・遊び方なども) 21頁(右) 続き (写真)貝に砂の入っているところ(なくても可) (写真)砂抜きしているところ(ボール+ザルなど) (写真)抜けた砂(ボールorバットに残った砂) (写真)調理済みのもの各種 (ここから本文) まずは砂抜きから 採ってきたアサリはそのまま料理すると、貝の中に砂が入っていて食べたときに口の中がじゃりじゃりするので、砂を抜きます。砂抜きはとても簡単で、ボールやバットの上にザルを乗せてそこにアサリを置き、アサリが海水または塩水をアサリがひたひたになるまで注ぐだけ。3~4時間で大部分の砂が抜けます。一晩置いてもOKです。海水はペットボトルなどに入れて持ち帰りますが、それが面倒な人は2リットルのペットボトルに塩を50g入れて水道水を入れて溶かすだけでOKです。そのままだと、アサリが驚くたびに海水をチューと吐き出して水びたしになってしまうので、ふたをしてください。1リットルの牛乳パックを開いたものなどで十分です。ふたをして暗くすることで砂をよく出すと言われています。砂抜きのときにさびたくぎを入れるとよく砂を出すという話もあり、試してもよいでしょう。 さらに美味しく食べたい人は 砂抜きしたアサリをそのまま料理しても十分美味しいのですが、さらに美味しく食べるには砂抜きしたあと、ボールをはずして3時間放置します。海水がなくなるとアサリの中にうまみのもととなるコハク酸と呼ばれる物質が何倍にも増えます。ただ、コハク酸が増えるのは3時間まで。3時間以上は意味がなく、アサリが死ぬ可能性もあるのでやめましょう。もし死んで口を開けっぱなしのアサリがいた場合はそのアサリを取り除き、死んだものは食べないようにしましょう。 アサリをよく水で洗ってから調理します。もし、すぐに食べない場合などは冷凍庫で冷凍できます(必ず砂抜きして水洗いしたあとで冷凍してね)。 アサリといえばまずは味噌汁 味噌汁にする場合、①アサリを水から煮る、②沸騰したあと入れる・・・の二通りの説があります。水から煮るとエキスが水に溶け出し汁の方が美味しくなり、沸騰したあとだとエキスが身に残り、身が美味しくなるので、好みの問題ですが、沸騰したあとに入れるとやけどの危険があるので、子どもは水から煮ましょう。沸騰して貝が口を開いたら、味噌を溶かします。貝の中にもともと海水が少し入っているので、このとき、味噌を入れすぎると塩辛くなり塩分の取りすぎにもなるので、薄目にしてください。 アサリの豆板醤炒め ごま油、みじん切りのニンニクを炒め、香りが出たら豆板醤を更に炒め、アサリを投入します。豆板醤はできれば赤唐辛子の粒の大きいものがおいしいですよ。酒、中華スープの素を入れたら、アサリを軽くかき回しながら炒め、口が開き始めたら蓋をして、20秒ほど蒸し煮にします。味を見て塩を足しても。 アサリ丼(別名 深川めし) アサリを軽く茹で身を取り出します。ねぎは4cmに切り油揚げは熱湯をかけて油抜き後千切り、アサリの煮汁を3倍の水で薄め煮立て、ねぎ・油揚げを加えます。一煮立ち後アサリと味噌とみりんの合わせを加え、沸騰前に火を止めます。できたアサリをご飯に乗せ、海苔を散らせば完成! アサリのかき揚げ 海苔とアサリを混ぜて揚げます。 アサリとこんにゃくのしぐれ煮 アサリは薄い塩水でふり洗いします。長ネギは小口切りにします。こんにゃくは一口大にちぎり(スプーンででも)、熱湯でさっと茹でます。鍋で乾煎りし、取り出します。その鍋にアサリと酒大さじ1を入れ、汁気がなくなるまで煎る。ネギの半量と出汁1/2カップ、みりん、醤油各大さじ1.5、酒大さじ1、砂糖小さじ1を加えて一煮立ちさせ、アサリを取り出します。鍋を一煮立ちさせてアクを取り除き、こんにゃくを入れて汁気が少なくなるまで煮る。残りのネギとアサリ、しょうが汁を加えて、一煮します。器に盛り、七味唐辛子を適量ふります。 アサリごはん アサリに適量の酒、醤油:みりんを1:1でひたひたになるくらい入れ、1時間くらい漬けます。ざるにあげ、乾かします(外で日に当てるのがベスト)。漬けだれはもったいないから取って置きます。お米を磨ぎ、普通よりちょっと少な目の水を入れ、30分くらい置きます。乾いたアサリを上から入れ、漬けだれを大さじ1.5くらい(お好みで)入れて炊きます。薄味に仕上げたほうが、アサリの香りが際立って上品だと思いますが、濃味好みの方にはパンチが足りないかも? 炊き上がったら全体を混ぜ、細切りにした生姜や、三つ葉などを入れていただくとGOOD! 焼きアサリ アサリの身をむきます。それを串に刺します。たれをつけながら焼みます。たれの味付けは醤油味、甘さはみりんと砂糖で調整します。アサリの野趣あふれる風味を楽しむなら、身をむいた時に出るドリップ(液)もたれに加えましょう。 アサリの串揚げ アサリの身を剥きます。串に刺します。衣をつけます。揚げて出来上がりです。
https://w.atwiki.jp/nojima/pages/12.html
大事な干潟とアサリパワー (浄化能力など、偽糞の役割も) 作成待ち 9頁(右) 続き (写真)浄化実験・実験前 (写真)浄化実験・実験後 (写真)かき混ぜているところ (写真)かき混ぜたあと (写真)偽糞を出しているところの拡大写真(撮らなくちゃ!) (ここから本文、カッコ内の表現は小学生に難しいと思い使用をためらってます) アサリは漢字で書くと浅利で、文字通り浅い穏やかな海に住んで(棲んで)います。浅い海は潮の満ち引きで海になったり、海底が出たり(露出したり)します。このような海を干潟(ひがた)と呼んでいますが、この干潟にアサリが多く住んでいるのです。海底が時々空気に触れることで、海底に酸素を与えて(供給して)くれます。また、海が浅いため光がよく届き、植物プランクトン(プランクトンの説明は野島ガイドブックⅡの21ページを見てね)や海藻、海草がよく育ちます。干潟にはアサリだけでなく、いろいろな生き物が住んでいて、いろいろな生き物がお互いに関係して生きています。また、魚やイカなどの中には、赤ちゃんや子どものときだけ干潟で暮らす生き物もいて、干潟はとても大事な役割を持っています。 プランクトンは海の中をただよっていますが、これを直接食べることのできる生き物は限られています。アサリなどの二枚貝はプランクトンを入水管から海水ごと吸って、こしとるようにして食べています。食べ残した分はそのまま吐き出さずに、ねばねばした粘液(ねんえき)にからめて貝の外に出します。これは、糞(ふん)のようで糞ではないため、偽の糞「偽糞」と呼びます。二枚貝の糞や偽糞は海底に住んでいるゴカイなどの生き物にとって大事な餌となります。二枚貝がいることで、プランクトンの栄養を海底に住む生き物に橋渡しができるのです。 プランクトンは栄養や温度、日光などの条件がよいと急激に増えることがあり、増えすぎて海の色が変わってしまうことがあり、多くは赤っぽい色をすることから、これを「赤潮」と呼びます。赤潮が起きると、プランクトンの死がいが分解されるときに大量の酸素を使ってしまい、海が酸素不足になって、多くの生き物が命を落としてしまいます。しかし、アサリなどのプランクトンを食べる生き物がたくさんいると、赤潮になりにくく、アサリが赤潮の被害から干潟の生き物を守ってくれているのです。 では、アサリはどのくらいの海水をこしとるのでしょうか。殻長2cmほどの小さなアサリでも1時間に1リットルの海水をこしとると言われています。小さなアサリでも1000個いたら1時間に1000リットルもの海水をこしとることになります。干潟には、無数のアサリがいますので、その力はものすごいものになります。残念ながら横浜市に天然の干潟があるのは、ここ野島海岸だけです。昔は東京湾のほとんどが干潟だったのですが、ところどころしかなく、東京湾では毎年、赤潮が何回も発生して問題になっています。 それでは、アサリパワーの実験をしてみましょう。泥で汚れた海水に片方はアサリを入れて、もう片方にはアサリを入れないでおきます。○分たちました。アサリを入れた方はこんなにきれいになっています。入れなかった方はにごったままです。これは、アサリが泥を吸い込んで、粘液で泥の粒子をからめて偽糞として出したからです。両方ともかき混ぜてみましょう。アサリのある方は泥が粘液で固められているため、かき混ぜてもに濁りません。どうです、こんなにちっちゃなアサリですが、すごいパワーでしょ。
https://w.atwiki.jp/nojima/pages/16.html
アサリの生活史 アサリの生活史・成長・天敵の説明(海外からのギャング・サキグロタマツメタガイの情報提供呼びかけも、最大の天敵は人間であり資源の持続的利用を訴える) 13頁(右) 続き (写真)トロコフォラ幼生 (写真)ベリンジャー幼生 (写真)できるだけ小さいアサリ(メジャーで大きさを表す) (写真)おたずね者、サキグロツメタガイ (ここから本文) アサリはどのように生長して、子孫を残しているのでしょうか、みてみましょう。 アサリには外見では分らないのですが、オスとメスがいてメスが卵を産みます。産卵は寒い北の地方では年に1回、野島など比較的暖かいところでは春と夏~秋の年に2回あります。卵は直径0.06~0.07mmで、1個のアサリが数100万個の卵を産みます。野島では春の方がたくさん卵を産むようです。春に生まれたアサリは餌のプランクトンをたっぷりと食べられますが、秋に生まれたアサリはすぐ冬が来てしまうので、生き残る確率が低いようです。 卵は海水より僅かに軽いため、海中をただよって、水温にもよりますが半日ほどで卵からかえります。卵からかえった赤ちゃんは親とは似ても似つかないオタマジャクシのような形(正しい?)をしたトロコフォラ幼生というプランクトンになり、海中をただよいます。この幼生は半日ほどで、ベリンジャー幼生に変わります。この幼生は目に見えるか見えないか程度の長さ0.1~0.2mmしかありません。ベリンジャー幼生で2~3週間過ごし、海底に行き着いて大きさ0.25mmといった砂粒と同じか小さいくらいの貝になります。 アサリは貝殻の中に入っているので、貝殻が大きくなってくれないと生長できません。そのため、生長が非常に遅く、1年で殻長15mm(0.7g)、2年で26mm(3.5g)、3年で34mm(7.6g)、4年で40mm(11.9g)、5年で44mm(15.9g)とゆっくりと生長します。2~3年でようやく卵を産める大きさになります。 東京湾では、アサリの赤ちゃんが育つ干潟が非常に少なくなってしまったので、運よく砂地に行き着けば貝になって生きられますが、行き着かないことも多く、アサリが増えにくい原因のひとつになっています。 アサリを食べる生き物は多く、なかでもツメタガイは有名です。海に行くと穴の開いた二枚貝が落ちていることがありますが、これはツメタガイが穴を開けて中身を食べてしまった残りです。また、ヒトデもアサリをよく食べます。ヒトデは5本の手でアサリをかかえ込むようにして、力ずくで貝をこじ開け、ヒトデの口から胃袋だけを貝の中に入れて食べてしまいます。アカエイなどのエイ類もアサリを殻ごとバリバリ食べてしまいます。 でも、こうした生き物はアサリを全部食べつくしてしまうことはありません。アサリを食べつくしたら自分たちも死んでしまうからです。実はアサリの一番の敵は人間なのです。人間はアサリがいなくても生きていけます。この人間がかたっぱしからアサリを採ってしまえばアサリがいなくなるだけでなく、アサリと関係している干潟の他の生き物にも悪い影響を与えてしまいます。赤潮も増えるでしょう。増えにくいアサリですので、小さいものは逃がしてあげるとともに、必要以上のアサリをとるのはやめましょう。採りすぎなけれは、毎年、新しいアサリが産まれてきます。 WANTED(おたずね者) 中国や朝鮮半島原産のサキグロツメタガイというツメタガイの仲間が東京湾で増えています。生きたアサリを輸入したときに一緒に来てしまったようです。野島ではまだ見つかっていないようですが、写真のような貝を見つけたら、巻末の「海をつくる会」の連絡先に連絡してください。この貝はもともと日本にいなかった貝で、どんどんアサリなどの二枚貝を食べてしまいます。
https://w.atwiki.jp/nojima/pages/7.html
導入文章 野島・海の公園の潮干狩りマップ (できれば潮時表の見方、道具なども) ---------------------------------------------- (写真)いろいろなアサリ (写真)熊手、スコップ、バケツなど、あるいはイラスト (コピー)新聞の潮汐欄 (ここから本文) みなさん、アサリを知っていますか?味噌汁などで食べたことがあるでしょう。このアサリが横浜で唯一残された自然海岸である野島海岸にたくさんいるんです。どんな貝で、どのような生活をしているのか、他の生き物とはどんな関係にあるのか、美味しい食べ方は、アサリをとりまく問題は何か・・・など、アサリについていろいろ調べてみましょう。 どんな貝なのアサリは大きくなっても数cmほどの小型の海産のニ枚貝の1種で、日本ではほぼ全国の浅い砂浜や干潟に住んでいます。大きく分けると、イカ、タコ、アメフラシ、ウミウシ、巻貝などと同じ軟体動物(なんたいどうぶつ)に分類されます。二枚貝の多くはプランクトンという小さな生物を餌にしていますが、アサリも同じです。ただ、他の二枚貝と違って、いろいろな色や模様があります。どんな色や模様があるのかさがして見ましょう。 どこで採れるの 野島周辺では、野島海岸、野島水路、海の公園、平潟湾などで引き潮のときに海が干上がるところなら、どこでもアサリがいます。砂地に小さい穴が2つずつ並んで開いているところには必ずいますので、探してみましょう。野島水路は急に深くなり、おぼれる危険があるので、水の中に入るのはやめましょう。 アサリを採る道具は? 砂を掘る熊手、スコップ、アサリを入れるバケツなどが最低必要です。ガラスや貝殻の破片があるので、手で直に掘るのはやめましょう。また、サンダルではなく、つま先とかかとがかくれる運動靴やマリンブーツをはきましょう。服装は濡れてよいもので、日差しがあるときは帽子をかぶり、タオルや着替えもあるとよいでしょう。水筒など飲み物も忘れないでね。 アサリはいつ採るといいの 海は潮が満ちたり引いたりする潮汐(ちょうせき)があり、潮が引いているときがアサリを採りやすくなります。潮がよく引くのは満月と新月の前後の大潮と、大潮のあとの中潮の日の干潮の前後1時間位です。新聞の地方版の頁にその地域の潮汐表がのっていますので、何時に干潮になるのか事前に調べてください。東京湾では大潮の干潮はだいたい正午前後になります。春は太陽と月の関係で潮がよく引くので、春が一番適しています。春は貝の身が大きく、食べても美味しいですよ。ただ、2cm以下の小さなアサリは持ち帰らないで、いたところに逃がしてくださいね。砂の上に置いておけば自分から砂に潜ります。 注意! 海には危険な生き物がいます。見つけても絶対にさわらないでください。危険な生物はⅠ-××ページに解説してあります。
https://w.atwiki.jp/nojima/pages/19.html
(写真)野島貝塚から出たアサリと今のアサリ (写真)貝塚にあったアサリを含めたいろいろな貝 (写真)野島貝塚の案内板 野島には約7000年前に人が住んでいました。そんなこと、どうして分かるかって? 実は、野島の頂上付近に昔の人が暮らしたあとが残っていたのです。証拠は何と貝なのです。太平洋戦争が終わったばかりの1945年(?)に野島の山頂とその北側斜面で厚さ2~3mほどの貝の層が見つかりました。これは昔の人が食べた貝を捨てたもので、貝塚と呼ばれています。貝の種類はマガキやカリガネエガイなどが中心ですが、アサリもあります。貝以外では土器や石器、鯨の骨で作った斧(おの)なども出てきました。 日本には、あちらこちらで貝塚が発見されており、野島の近くでも、となりの夏島にある夏島貝塚(8000年前?)や称名寺にある称名寺貝塚(4000年前?)、釜利谷の青ヶ台貝塚(6000年前?)、関東学園の敷地にあった室ノ木遺跡(?年前)などが見つかり、昔から貝を食べていたことが分ります。 野島貝塚は調査の結果、約7000年前のものと分かりました。出てきた土器は飾りが少なく、砲弾のような形をしていて先がとがっているのが特徴で「野島式土器」と名付けられました。当時の人は土器を持ち歩き、とがった先を地面につきさして、煮炊きをしたと考えられています。人の骨は出ていないようですが、山頂には10~20人程度が一緒に住んでいたと考えられています。 当時は今より寒かったことから、南極の氷なども厚く、海面は今より3mほど低かったようです。貝塚から出てきた貝の種類をみると、マガキやアサリなど今の野島でも見られる種類と、オオヘビガイなどもう見られない種類がいます。 野島貝塚からは石でできた鏃(やじり)が見つかっていて、当時の人は貝だけでなくイノシシなどの動物をとって食べていたようです。また、称名寺貝塚からはモリや釣り針のほか、マイワシ、ボラ、スズキ、アジ、サバ、カマス、カサゴ、ヒラメ、コチ、フグ、タイ、マグロなど多くの骨が出ており、大昔から海の恵みを利用していたことが分かります。 写真は野島貝塚でみつかったアサリの殻です。となりは野島で最近採れた中では一番大きかったアサリですが、見おとりします。昔の人は小さなアサリをとらず、大きいアサリだけを選んで採っていた証しです。カキもかたっぱしから採るのではなく、場所を少しずつずらし、大きくなるのを待って採っていたと考えられています。ちゃんと先のことを考えて暮らしていたのですね。7000年もの間、人間は貝を採り尽くさずにきたのですから、次の7000年も貝を採り尽くさずに利用したいものです。 注意! 貝塚は遺跡ですので、貝塚の周辺で貝などを掘り出すと文化財保護法により罪になりますので、ご注意ください。