約 1,608,962 件
https://w.atwiki.jp/mahouka/pages/1562.html
入学編のコミカライズ。きたうみつな(作画)、構成・林ふみの(構成)。月刊Gファンタジー(スクウェア・エニックス)にて2012年1月号から2013年10月号まで連載していた。全4巻 魔法科高校の劣等生 1 魔法科高校の劣等生 2 魔法科高校の劣等生 3 魔法科高校の劣等生 4 漫画誌とコミック収録情報 発売イベントなど 裏話 コメント 魔法科高校の劣等生 1 標題 魔法科高校の劣等生(1) 魔法科高中的劣等生 入學篇(1) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 きたうみつな 構成 林 ふみの レーベル Gファンタジーコミックススーパー 発売日 2012年9月10日 2018年3月19日 ページ数 181 ISBN 978-4-75-753722-4 978-957-26-0442-7 紹介ページ スクウェア・エニックス 東立出版 試し読み Gファンタジー BOOK☆WALKER 魔法科高校の劣等生 2 標題 魔法科高校の劣等生(2) 魔法科高中的劣等生 入學篇(2) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 きたうみつな 構成 林 ふみの レーベル Gファンタジーコミックススーパー 発売日 2013年1月26日 2018年4月27日 ページ数 176 ISBN 978-4-75-753869-6 978-957-26-0443-4 紹介ページ スクウェア・エニックス 東立出版 試し読み BOOK☆WALKER 魔法科高校の劣等生 3 標題 魔法科高校の劣等生(3) 魔法科高中的劣等生 入學篇(3) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 きたうみつな 構成 林 ふみの レーベル Gファンタジーコミックススーパー 発売日 2013年7月27日 2018年5月24日 ページ数 145 ISBN 978-4-75-754019-4 978-957-26-0444-1 紹介ページ スクウェア・エニックス 東立出版 試し読み BOOK☆WALKER 魔法科高校の劣等生 4 標題 魔法科高校の劣等生(4) 魔法科高中的劣等生 入學篇(4) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 きたうみつな 構成 林 ふみの レーベル Gファンタジーコミックススーパー 発売日 2013年12月27日 2018年6月21日 ページ数 137 ISBN 978-4-75-754191-7 978-957-26-0445-8 紹介ページ スクウェア・エニックス 東立出版 試し読み BOOK☆WALKER 漫画誌とコミック収録情報 1巻 第1話 賢妹愚兄(月刊Gファンタジー2012年1月号) 第2話 兄妹の家(月刊Gファンタジー2012年2月号) 第3話 衝突(月刊Gファンタジー2012年3月号) 第4話 勧誘(月刊Gファンタジー2012年4月号) 第5話 指名と任命(月刊Gファンタジー2012年5月号) 第6話 挑発X挑発(月刊Gファンタジー2012年6月号) 2巻 第7話 私闘(月刊Gファンタジー2012年7月号) 第8話 慕情(月刊Gファンタジー2012年8月号) 第9話 初仕事(月刊Gファンタジー2012年9月号) 第10話 事件=発端①(月刊Gファンタジー2012年10月号) 第11話 事件=発端②(月刊Gファンタジー2012年11月号) 第12話 秘匿技術(月刊Gファンタジー2012年12月号) 特別読切 夢の休日(電撃文庫MAGAZINE Vol.28 2012年11月号付録「“まるごと1冊”電撃文庫コミック side B」) 3巻 第13話 背後組織(月刊Gファンタジー2013年1月号) 第14話 テロリストの大義(月刊Gファンタジー2013年2月号) 第15話 決裂(月刊Gファンタジー2013年3月号) 第16話 決起(月刊Gファンタジー2013年4月号) 第17話 鎮圧(月刊Gファンタジー2013年5月号) 4巻 第18話 剣と魔法(前編)(月刊Gファンタジー2013年6月号) 第19話 剣と魔法(後編)(月刊Gファンタジー2013年7月号) 第20話 反撃(月刊Gファンタジー2013年8月号) 第21話 スペシャリスト(月刊Gファンタジー2013年9月号) 最終話 エピローグ(月刊Gファンタジー2013年10月号) 発売イベントなど GFCS『魔法科高校の劣等生』(1)巻 発売記念フェア開催!! GFCS『魔法科高校の劣等生』(2)巻 発売記念フェア開催!! GFCS『魔法科高校の劣等生』(3)巻 発売記念フェア開催!! GFCS『魔法科高校の劣等生』(4)巻(完) 発売記念フェア開催!! 裏話 『魔法科高校の劣等生 LOST ZERO』の設定は黒歴史ノートを読んでいる感覚!? 『魔法科LZ』プロデューサー×三木一馬編集長の対談を掲載 - 電撃オンライン ――まずこのアプリを作ることになった経緯を教えていただけますか? 椎名:スクウェア・エニックスの同じ部署に岩野(※『拡散性ミリオンアーサー』プロデューサーの岩野弘明氏)という者がいまして、その岩野と仕事の合間に『ソードアート・オンライン』や『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』などのライトノベルについていろいろと話すのですが、TVアニメが始まる前から『魔法科高校の劣等生』がおもしろいと2人で言っていたんですね。そんな中、岩野から「もしかしたら『魔法科高校の劣等生』のゲームを作れるかもしれない。それをやってみないか?」という話を受けたのがキッカケです。今思うと、岩野とラノベの話をしてきて本当によかったなと思いました(笑)。逆に三木さんに伺いたいのですが、本作のゲーム化の話ってどういう経緯でスクウェア・エニックスにきたのでしょうか? 三木:『魔法科高校の劣等生』が電撃文庫で発売された時、たくさんコミカライズのお話をいただいたのですが、その時『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス刊)の編集の方が『魔法科高校の劣等生』がおもしろいと話していたのを思い出しまして。そこでその方に「コミックをやってくださいよ」とお願いしたんです。その方は「えぇ!? あれをうまくやる人なんていないよ!」とおっしゃっていたんですけど、「いるじゃないですか、目の前に」と。それでやっていただきました。おかげさまでコミックがトントン拍子で進んだ後にアニメ化の話も進みまして、『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の時もスクエニさんがコミカライズもアニメプロジェクトも一緒にやってくださったので、今回もそのようなプロジェクトになるといいなと話していたんですね。でも、『とある』で唯一成し遂げられなかったものがあったんです。
https://w.atwiki.jp/mahouka/pages/1972.html
全国[[魔法科高校]]合同文化祭(通称:九校フェス)は、「論文コンペ」に替わって2098年から始まった、魔法大学付属高校全九校の合同行事。 日程は10月最後の金・土・日の三日間。 2099年は10/23〜10/25。 会場は魔法協会が奈良に所有する民間の魔法演習場。 経緯 2097年、日本魔法協会と司波達也の非友好的な関係が魔法関係者の間で広く知られていた中で、魔法協会が主催する「論文コンペ」に司波達也が出場しなかったことが主催者の意思だと見なされ、世間だけでなく魔法科高校生までもが「論文コンペ」の公正性に疑問を持ち、公然と批判するようになったため、「論文コンペ」の在り方が抜本的に見直された。 魔法協会は主催ではなく協賛に立場を変え、順位を争うコンペティションは順位付けをしない研究発表の舞台に変わった。また、学問的な研究成果だけでなく展示や演芸・演奏にまで発表の対象を広げた。 体育会系の晴れ舞台である「九校戦」に匹敵する、文化系の晴れ舞台として「九校フェス」が企画された。 「論文コンペ」が魔法科高校以外にも門戸が開かれていたのに対し、「九校フェス」は魔法科高校生のみを対象としている。 最終日の研究発表以外は参加人数の制限は無く、展示も演芸も、各校が割り当てられたスペースを自由に使って良いという、生徒の自主性を最大限尊重する運営形態をとっている。 登場巻数 新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 6 コメント 文化祭って、地元住民に対する「成果発表」や「施設公開」の機会でもあると思うんだよな。なんで地元じゃなくて奈良?って思わないんだろうかで (2024-02-15 23 09 00) そっちの方がかっこいいじゃん? 九校全部描写する機会も作れるし (2024-06-30 15 42 52) 学校
https://w.atwiki.jp/mahouka/pages/1267.html
司波深雪を主人公としたスピンオフ。月刊コミック電撃大王(アスキー・メディアワークス) にて2012年6月号より連載中。 オリジナルキャラクター 原作との違い1巻 2巻 3巻 5巻 6巻 7巻 コミック魔法科高校の優等生 1 魔法科高校の優等生 2 魔法科高校の優等生 3 魔法科高校の優等生 4 魔法科高校の優等生 5 魔法科高校の優等生 6 魔法科高校の優等生 7 魔法科高校の優等生 8 魔法科高校の優等生 9 魔法科高校の優等生 10 漫画誌とコミック収録情報) 裏話 コメント オリジナルキャラクター 一色愛梨(いっしき あいり) 風祭涼歌(かざまつり すずか) 十七夜栞(かのう しおり) 四十九院沓子(つくしいん とうこ) 水尾佐保(みずお さほ) 百舌谷(もずや) 萬谷颯季(よろずや さつき) 原作との違い 1巻 3話 原作 司波龍郎は四葉家直系で実母の司波深夜を「お母さんを悪く言うものではない」と「お母さん」とさん付け(*1)。 優等生 司波龍郎は義母の司波小百合を「深雪お母様に向かって「小百合さん」はないだろう」と「お母様」と様付け(*2)。 4話 原作 「クラス編成は入試の結果でA~D組の一科生各クラスが均等になるよう割り振られており…」(*3)とあるように均等になるように構成されている設定。 優等生 「難関である一高の中でもA組は特に優秀な成績で試験を通過した方たちにより構成されています 主席の司波さんだけでなく皆さん全員が優等生であり期待を背負っていることを忘れないでください」(*4)。 原作 「鈴音が説明した事柄は標準進行で二年二学期から、基礎魔法学に代わって学ぶことになる応用魔法学の中の「対抗魔法」――」と応用魔法学は基礎魔法学履修後に行われる科目になっている。(*5) 優等生 「午前中は基礎魔法学と応用魔法学 午後は魔法実技演習の見学を予定していますので」と一年の最初の授業で基礎と同時行う(*6)。 2巻 7話 原作 市原鈴音が服部刑部少丞範蔵を呼ぶときは「服部君」(*7) 優等生 市原鈴音が下級生の服部刑部少丞範蔵を「服部先輩」(*8)。 9話 原作 「男所帯」(*9)で「女子が風紀委員に選ばれるのは珍しい」(*10) 優等生 渡辺摩利以外の女子生徒が描かれていたが(*11)、コミック2巻では修正された(*12)。 3巻 17話 原作 風間玄信の階級は少佐(*13)。九重八雲が風間玄信を呼ぶときは「風間くん」(*14) 優等生 風間玄信が大佐に昇格。九重八雲が弟子を「風間大佐」と階級付けて呼ぶ(*15) 原作 司甲は三年生。そもそも八雲から司甲について語りだし、達也は「それにしても、俺が司甲の調査を依頼することが分かっていたんですか?」と問う(*16)。 優等生 「第一高校二年の司甲という生徒について何か知ってらっしゃいませんか?」と達也から司甲の名前を出す(*17) 5巻 27話 原作 風間玄信の階級は少佐(*18)。司波達也が深雪に風間玄信のことを説明するときは、「少佐」と呼ぶ(*19) 優等生 風間玄信が大尉に降格。達也が「風間大尉」と呼ぶ(*20)。 30話 原作 スピードシューティングの準決勝、三位決定戦で一高に連敗した女子選手が「一条君、吉祥寺君、それって……何だと思う?」と問う(*21)。 優等生 魔法科高校の優等生でその役に該当する十七夜栞は部屋に引きこもる(*22)。 6巻 35話 原作 明智英美は司波達也のことを「司波くん」と呼ぶ(*23)。これは2年生になっても変わらない(*24)(*25)。 優等生 明智英美が司波達也のことを「達也さん」と呼ぶ(*26)。 番外編 作者談 Q.エリカの兄・修次と摩利は交際関係にあるようですが、なれそめを教えて下さい A.二人のなれそめは千葉道場に摩利が入門したところから始まりました。と言っても、摩利も最初から千葉本家の道場に通っていたのではありません。中学二年生の時、地元の警察署の中にある千葉道場に入門した摩利はめきめきと上達し、第一高校入学を機に本家道場へ推薦されました。 摩利は確かにこの当時から優れたセンスを示していましたが、実力的には本家道場のトップクラスに到底及ばず、年下のエリカにも惨敗して、本家入門早々すっかり落ち込んでいました。その摩利を辛抱強く励まし、指導したのが修次です。皮肉なことに、修次と摩利の仲を取り持ったのは、摩利に敗北の苦汁をなめさせたエリカだったと言えるかもしれません。 BD/DVD特典 魔法科高校の劣等生 九校戦編3 GUIDE BOOK 教えて!佐島先生! 特別編 質問6 優等生 摩利「あれは私が中三の頃、彼に図書館で勉強を見てもらっていた」(*27)。 7巻 39話 原作 「アイス・ピラーズ・プレイクのルールでは氷柱を完全に空中へ持ち上げるのは禁止されています。」と語られている(*28) 優等生 明智英美が氷柱をロケットのように飛ばす(*29)。 コミック 魔法科高校の優等生 1 標題 魔法科高校の優等生(1) 魔法科高中的優等生(1) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 森夕 レーベル 電撃コミックス 電撃コミックスNEXT Kadokawa Comics Boy Series 発売日 2012年10月27日 2013年6月7日 2014年8月7日 ページ数 168 ISBN 978-4-04-891103-0 978-4-04-891781-0 978-986-366-060-6 紹介ページ KADOKAWA(旧版) KADOKAWA(NEXT版) 台湾角川 試し読み 電撃オンライン(旧版) 電撃オンライン(NEXT版) BOOK☆WALKER 魔法科高校の優等生 2 標題 魔法科高校の優等生(2) 魔法科高中的優等生(2) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 森夕 レーベル 電撃コミックスNEXT Kadokawa Comics Boy Series 発売日 2013年7月10日 2015年3月18日 ページ数 162 ISBN 978-4-04-891782-7 978-986-366-390-4 紹介ページ KADOKAWA 台湾角川 試し読み 電撃オンライン BOOK☆WALKER 魔法科高校の優等生 3 標題 魔法科高校の優等生(3) 魔法科高中的優等生(3) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 森夕 レーベル 電撃コミックスNEXT Kadokawa Comics Boy Series 発売日 2014年2月8日 2015年11月16日 ページ数 150 ISBN 978-4-04-866303-8 978-986-366-774-2 紹介ページ KADOKAWA 台湾角川 試し読み 電撃オンライン 魔法科高校の優等生 4 標題 魔法科高校の優等生(4) 魔法科高中的優等生(4) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 森夕 レーベル 電撃コミックスNEXT Kadokawa Comics Boy Series 発売日 2014年9月10日(よんてんご司波深雪付) 2014年9月26日 2016年4月13日 ページ数 162 ISBN 978-4-04-866514-8(よんてんご司波深雪付) 978-4-04-866916-0 978-986-473-046-9 紹介ページ KADOKAWA(よんてんご司波深雪付) KADOKAWA 台湾角川 試し読み 電撃オンライン 魔法科高校の優等生 5 標題 魔法科高校の優等生(5) 魔法科高中的優等生(5) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 森夕 レーベル 電撃コミックスNEXT Kadokawa Comics Boy Series 発売日 2015年3月7日 2016年9月8日 ページ数 162 ISBN 978-4-04-869309-7 978-986-473-281-4 紹介ページ KADOKAWA 台湾角川 試し読み 電撃オンライン 魔法科高校の優等生 6 標題 魔法科高校の優等生(6) 魔法科高中的優等生(6) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 森夕 レーベル 電撃コミックスNEXT Kadokawa Comics Boy Series 発売日 2015年12月10日 2017年2月16日 ページ数 162 ISBN 978-4-04-865706-8 978-986-473-542-6 紹介ページ KADOKAWA 台湾角川 試し読み 電撃オンライン 魔法科高校の優等生 7 標題 魔法科高校の優等生(7) 魔法科高中的優等生(7) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 森夕 レーベル 電撃コミックスNEXT Kadokawa Comics Boy Series 発売日 2016年8月9日 2017年8月28日 ページ数 162 ISBN 978-4-04-892176-3 978-986-473-848-9 紹介ページ KADOKAWA 台湾角川 試し読み 電撃オンライン 魔法科高校の優等生 8 標題 魔法科高校の優等生(8) 魔法科高中的優等生(8) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 森夕 レーベル 電撃コミックスNEXT Kadokawa Comics Boy Series 発売日 2017年6月9日 2018年1月17日 ページ数 146 ISBN 978-4-04-892909-7 978-957-853-189-5 紹介ページ KADOKAWA 台湾角川 試し読み 電撃オンライン 魔法科高校の優等生 9 標題 魔法科高校の優等生(9) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 森夕 レーベル 電撃コミックスNEXT 発売日 2018年4月9日 ページ数 146 ISBN 978-4-04-893646-0 紹介ページ KADOKAWA 試し読み 電撃オンライン 魔法科高校の優等生 10 標題 魔法科高校の優等生(10) 原作 佐島 勤 キャラクターデザイン 石田 可奈 作画 森夕 レーベル 電撃コミックスNEXT 発売日 2019年3月27日 ページ数 146 ISBN 978-4-04-912417-0 紹介ページ KADOKAWA 試し読み 漫画誌とコミック収録情報) 1巻 第1話(月刊コミック電撃大王2012年6月号) 第2話(月刊コミック電撃大王2012年7月号) 第3話(月刊コミック電撃大王2012年8月号) 第4話(月刊コミック電撃大王2012年9月号) 第5話(月刊コミック電撃大王2012年11月号) 2巻 第6話(月刊コミック電撃大王2012年12月号) 第7話(月刊コミック電撃大王2013年1月号) 第8話(月刊コミック電撃大王2013年2月号) 第9話(月刊コミック電撃大王2013年3月号) 第10話(月刊コミック電撃大王2013年4月号) 第11話(月刊コミック電撃大王2013年5月号) 特別編(電撃文庫MAGAZINE Vol.28 2012年11月号付録「“まるごと1冊”電撃文庫コミック side B」) 3巻 第12話(月刊コミック電撃大王2013年6月号) 第13話(月刊コミック電撃大王2013年7月号) 第14話(月刊コミック電撃大王2013年8月号) 第15話(月刊コミック電撃大王2013年9月号) 第16話(月刊コミック電撃大王2013年10月号) 第17話(月刊コミック電撃大王2013年11月号) 4巻 第18話(月刊コミック電撃大王2013年12月号) 第19話(月刊コミック電撃大王2014年2月号) 第20話(月刊コミック電撃大王2014年3月号) 第21話(月刊コミック電撃大王2014年4月号) 第22話(月刊コミック電撃大王2014年5月号) 第23話(月刊コミック電撃大王2014年6月号) 5巻 第24話(月刊コミック電撃大王2014年7月号) 第25話(月刊コミック電撃大王2014年8月号) 第26話(月刊コミック電撃大王2014年9月号) 第27話(月刊コミック電撃大王2014年10月号) 第28話(月刊コミック電撃大王2014年11月号) 第29話(月刊コミック電撃大王2015年1月号) 第30話(月刊コミック電撃大王2015年2月号) 6巻 第31話(月刊コミック電撃大王2015年3月号) 番外編(月刊コミック電撃大王2015年5月号)コミックでは「雫の熱闘九校戦」 第32話(月刊コミック電撃大王2015年6月号) 第33話(月刊コミック電撃大王2015年7月号) 第34話(月刊コミック電撃大王2015年8月号) 第35話(月刊コミック電撃大王2015年9月号) 番外編(月刊コミック電撃大王2015年11月号)コミックでは「ほのか、恋の勉強会」 7巻 第36話(月刊コミック電撃大王2015年10月号) 第37話(月刊コミック電撃大王2016年1月号) 第38話(月刊コミック電撃大王2015年2月号) 第39話(月刊コミック電撃大王2015年4月号) 第40話(月刊コミック電撃大王2016年5月号) 第41話(月刊コミック電撃大王2016年6月号) 8巻 第42話(月刊コミック電撃大王2016年7月号) 第43話(月刊コミック電撃大王2016年8月号) 第44話(月刊コミック電撃大王2016年10月号) 第45話(月刊コミック電撃大王2016年11月号) 第46話(月刊コミック電撃大王2016年12月号) 第47話(月刊コミック電撃大王2017年1月号) 第48話(月刊コミック電撃大王2017年2月号) 第49話(月刊コミック電撃大王2017年3月号) 第50話(月刊コミック電撃大王2017年4月号) 9巻 第51話(月刊コミック電撃大王2017年5月号) 第52話(月刊コミック電撃大王2017年6月号) 第53話(月刊コミック電撃大王2017年8月号) 第54話(月刊コミック電撃大王2017年9月号) 第55話(月刊コミック電撃大王2017年10月号) 第56話(月刊コミック電撃大王2017年11月号) 第57話(月刊コミック電撃大王2017年12月号) 第58話(月刊コミック電撃大王2018年1月号) 第59話(月刊コミック電撃大王2018年2月号) 10巻 第60話(月刊コミック電撃大王2018年3月号) 第61話(月刊コミック電撃大王2018年4月号) 第62話(月刊コミック電撃大王2018年6月号) 第63話(月刊コミック電撃大王2018年9月号) 第64話(月刊コミック電撃大王2018年10月号) 第65話(月刊コミック電撃大王2018年11月号) 第66話(月刊コミック電撃大王2019年1月号) 第67話(月刊コミック電撃大王2019年2月号) 裏話 https //twitter.com/dengeki_mahouka/status/145800765292806144 [お知らせ] 最新四巻、ただいま発売中! 『魔法科高校の劣等生』、スクウェア・エニックス刊『月刊Gファンタジー』につづき、『月刊コミック電撃大王』にて、 「優等生」の妹・深雪視点のコミック連載決定です! http //bit.ly/rB7T0v #mahouka https //twitter.com/dengeki_mahouka/status/184603757840048128 [お知らせ]本日発売の電撃大王5月号に、『魔法科』スピンオフコミックの続報が載っています! いよいよ『魔法科高校の優等生』、連載開始です!! “花冠(ブルーム)”の深雪視点で描かれる『魔法科』にもご期待くださいませ! #mahouka https //twitter.com/dengeki_mahouka/status/192968009386696704 [お知らせ]4月27日(金)発売『電撃大王』から連載開始『魔法科高校の優等生』! センターカラー&表紙で登場! 佐島勤原案のオリジナルエピソードです。というか原案といいつつ、佐島さんはなんとストーリーを小説にして提供くださいました……!http //bit.ly/HSD14r コメント パラレルワールドのスピン・オフなら、主人公は深雪以外にしてほしかったな。達也と一緒にいる時間が長いから、妄想が膨らむ幅が少ない。原作者に遠慮しての主人公深雪なら、時系列くらいは拘って欲しいって意見は、納得できなくはない。パラレルワールドなら、 - 2018-02-01 01 57 47 パラレルワールドなら、北山雫、千葉エリカ、西城レオンハルトが主人公の話が見たいな。 - 2018-02-01 01 59 23 自己修復って過去のエイドス読むんだっけ?バックアップがあるんじゃなかった? - 2018-02-01 08 15 28 独自性はあって構わんが (2020-07-11 23 16 25) 発揮していいトコそうでないトコの選択が問題。 (2020-07-11 23 17 52) 九校戦で完結? (2020-07-13 02 58 45) 優等生での九校戦は「使用魔法は全て可視化処理した特別放送でお送りします」とのことだが、可視化技術の詳細は置いとくとして、魔法が使えない一般の人にも、アニメ版みたいに起動式や魔法式が見えるという捉え方でいいのかな? (2020-07-14 21 48 00) アニメではそういう言及はなかったけど、非魔法師に魔法的感覚がないことを鑑みればそうなんだろうね (2020-07-24 07 41 00) 氷柱を完全に空中へ持ち上げるとその氷柱は倒れたことになるってだけなんじゃない?犠牲作戦と考えればOKなんじゃない? (2021-01-02 19 32 03) せっかくアニメ化されるんなら、本編アニメでスルーされた夏休み編とか生徒会長選挙編とかもアニメ化してほしい。 (2021-01-11 09 08 17) それな まあアニメ1期、2期を見るに結局漫画のダイジェストになりそうだけど (2021-01-24 12 06 10) 優等生って公式扱い?ちょっとみたらキャラとかに違和感があってみるのやめたんだが・・・ (2024-04-25 03 09 43) コミック
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/292.html
いつもの今日。変わらない毎日。痛む胃。 ため息をつきつつ、空を眺めれば恨みがましくなるほど綺麗な青色。 あぁ、今日もまったく持って良い空だ。 雨は雨の時の風情があるが、やはり晴れた空と言うのは良いものだと思う。 「さてさて……今日も馬鹿を逃がさないようにしないと」 帽子の位置を直し、白い手袋をして兎人たるラプラスは自宅を後にした。 朝の朝礼。 「今日は、通常業務以外の業務はありません。また、何かしらのイベントとかもありませんが」 ラプラスは、そこで言葉を切る。 「また、馬鹿が逃げて何かしらするかもしれませんので、教師の皆さんは基本的に無視を決めてください。 あぁ、ついでに言いますと教師の皆さん方に害のあるイベントの場合は、力の限り回避をお願いします」 毎朝毎回言うこの言葉に、教師たちはわかりました。と、ラプラスをどこか同情染みた瞳で見てそう言う。 「では、以上で朝礼を終了します。皆さん業務に戻ってください」 教師たちは、各々デスクで業務を始めたり職員室を出て行ったりする。 そんな教師達を見た後で、ラプラスも職員室を後にして校長室へと向かった。 「失礼します」 数回のノックの後に、校長室に入る。まだローゼンは居ない。 ラプラスは、今日中に済ませなければいけない書類をデスクの真ん中に置き(結構な量) ここ数日中なら大丈夫な書類を脇に置く。そして、窓を開けると 「いやぁほーぃ!」 何故か、ターザン顔負けで窓からロープで入ってくるローゼン。 ココ最近のローゼンが、学校にやってくるときのパターンである。 この前は、一輪車で登校するという可笑しすぎるパターンで登校していた。 「おはようございます。さぁさっさと書類処理をお願いします」 淡々とローゼンにそう言うラプラス。ローゼンは、あいよ。と軽く返事するとドカッとイスに座り書類を手に取る。 ソレをみたラプラスは、校長室にある自分の机まで行き自分は自分での書類処理を始めた。 校長室は、静寂でローゼンの判子を押す音やラプラスが書類作成のために打つパソコンのタイプ音以外ほぼ無い。 約二時間。ローゼンは突然立ち上がったが……瞬間。ラプラスがローゼンの後ろに立ちローゼンの右手を持ち関節を極める。 「イデデデデ! ちょラプラス君! 痛いって!」 「……何処行くつもりでした?」 「トイレ」 「嘘つくな嘘を」 僕嘘ついてますって顔のローゼンの言葉なぞ信じられるものではないし信じるわけが無い。 「ふ、ばれちゃーしょうがない! 右腕パージ!!!」 バシュッと言う音とともに右腕が外れる。 「サラバだ! ラプラス君!」 外れたはずの右腕をシュタッとあげて、校長室から堂々と逃亡するローゼン。 どうやら、今外れた右腕は偽物だったようだ。 「………はっ!? まちくされ! この馬鹿校長!!!」 一瞬遅れてラプラスも校長室を後にする。 毎年毎月毎週毎日こんな感じだ。 日々の日課になってしまったこのローゼン捕縛。 「よぅ! お前ら! 今日はなんと!「其処までだ!」おびょろっ!?」 放送室で、校内放送のスイッチを居れマイクを握りしゃべろうとしていたローゼンに 容赦ないとび蹴りを喰らわせる。 「失礼。全教師・全生徒は通常業務ならびに通常学務を続けてください」 そう告げて、マイクの電源を切るラプラス。 そして、倒れているローゼンの襟首をつかんで引きずって放送室を後にした。 あぁ、壁に血がついてしまった。業者に頼んで落としてもらわないといけませんね。と、ラプラスはそう思った。 「ラプラ……ス君………容赦なさ……すぎ」 「じゃぁ逃げないでください」 「はっはっは………そりゃ無理………」 「じゃ、また喰らってください」 「はっはっは………それ勘弁」
https://w.atwiki.jp/mahouka/pages/1384.html
死ぬまでずっと現役社長だったんか? - 2016-10-13 03 30 33 「前社長が息を引き取った」とあるが、この場合は退任後に亡くなったんじゃないの? - 2016-10-13 11 57 11 ローゼン家 (2021-01-03 21 32 17)
https://w.atwiki.jp/mahouka/pages/479.html
見出し・節番号 ページ番号 [8] p20 - pP124 [9] p125 - p160 [10] p161 - p251 [11] p252 - p278 [12] p279 - p306 あとがき p308 - p309 人物 司波達也 司波深雪 七草真由美 西城レオンハルト P189 柴田美月 千葉エリカ 北山雫 P37、P52、P147 光井ほのか 中条あずさ P169、P258 服部刑部少丞範蔵 P85、P203 十文字克人 桐原武明 P201 壬生紗耶香 P201 九重八雲 P32、P144、P177 森崎駿 P202 吉田幹比古 明智英美 P206、P219 里美スバル P206 五十里啓 P169、P201、P219、P255、P259 千代田花音 P201、P259 廿楽計夫 P255 藤林響子 P164 トーラス・シルバー P279 千葉修次 P241、P297 千葉早苗 P241 四葉真夜 P139 七草泉美 P174 七草香澄 P174 黒羽貢 P138、P158 四葉元造 P158 アンジェリーナ・クドウ・シールズ/アンジー・シリウス ベンジャミン・カノープス P290 ヴァージニア・バランス P131、P149、P227、P286 シルヴィア・マーキュリー・ファースト P29、P72、P96、P134 ミカエラ・ホンゴウ/本郷未亜 P36、P74、P86 タイタン P34 エンケラドス P34 ミマス P34 イアペタス P34 レイモンド・S・クラーク P37 ドナルド・ダグラス P154 アンナ・ローゼン・鹿取 P239 ピクシー P254 魔法 現代魔法の第一パラドックス P58 迦楼羅炎 P114 術式解体 P122、P142 催眠暗示能力? P155 毒蜂 P158 死神の刃 P158 グレート・ボム P163 精霊の眼 P185、P296 ダンシング・ブレイズ P289 ムスペルスヘイム P289 ニブルヘイム P290 術式解散 P290 情報強化 P296 圧斬り P303 その他 独立魔装大隊 P25、P213 七草家 P25、P213 十文字家 P25 千葉家 P25、P239 USNA P25 スターズ P26、P233 パラサイト P27、P79、P88、P140 スターダスト P34、P286、P299 戦略級魔法師 P36 マクシミリアン・デバイス P36、P75、P87、P128 北山家 P41 イデア P80、P143 魔法科高校 P82、P195 国立魔法大学 P82 LPS P83 SB魔法 P116 ブリオネイク P134、P287 四葉家 P139 FLT P139 人間主義 P148、P152 七賢人 P151 大亜細亜連合 P163 共有感応知覚能力 P214 国防軍 P242 魔法力 P288 フラッシュ・キャスト P295 仙術 P298 雷丸 P299 大蛇丸 P299 コメント 文庫
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/198.html
何時何処で何が起こるのかわからない。だから、人生とは楽しいのだ。 たとえソレが災厄でも幸福な事でも何時何処で起こるかわからないからこそ楽しい。 人生とはそう言うものである。 そう、今回は有栖学園の職員室でソレは起こった。 事の始まりはそう、やっぱり我が愛すべき校長ローゼンの馬鹿馬鹿しい発言である。 こう言うことに限っては、この有栖学園は不足するという事が無い。 むしろ、不足してくれと願う教師が多い事だろう。 「よし! 今日は大掃除な!」 馬鹿馬鹿しいのかよくわからないが、まだ夏休み前でも冬休み前でも……無論春休み前でもない。 なのに、この校長はにこやかな笑みを浮かべてそう言った。何故か女性のスーツを着ているのが違和感。 まぁ、ボディービルダー顔負けの体格無く、男らしい顔も女性らしく…… 何をどうやれば、そんな体格を変形させれるんだ? と、ヨガ真っ青な状態である。 ちなみに、ラプラスはとうとう胃をおかしくして入院してしまった。 ラプラスが入院する前の最後の言葉は「仕事しろよ……馬鹿……校長」である。 その言葉を聴いた生徒ならびに教師一同は目頭が熱くなったのを覚えている。 とりあえず、今日は全ての授業がつぶれ校内大掃除になった。 大掃除……とは、言うモノの本格的な大掃除は大晦日を過ぎてから数日後に業者が来てちゃんとするのだが 生徒と教師による大掃除は年に三回。春休み・夏休み・冬休みの前日である。 つまり、この大掃除を入れれば四回する事になる。 ぶっちゃけ、生徒ならびに教師は乗り気でない。 真紅のクラスを見てみても分かる。 「○○君。紅茶のお代わりをお願い」 「先生、それで三杯目ですよ?」 「やる事が無いからいいのよ。大掃除だなんて優雅でないわ」 「まぁいいっすけど」 こんな感じである。無論掃除といっても教室掃除と担当箇所の掃除を終えただけで終了している。 他のクラスもそんな感じであるのだが…… 一つだけ、違ったクラスがあった。 それは雪華綺晶が担任のクラスである。 何故か、シンと静まり返っている教室に響くカチャカチャと言う小さな金属音。 男子生徒の約半分と女子生徒の三分の一が、その作業に没頭している。 他の生徒達は、思い思いにグラウンドで掃除と言う名目で遊んでいたり 図書室でやっぱり掃除と言う名目で、本を読んでいたりしている。 ソレはおいておいて……さて、この教室に残っている生徒と雪華綺晶を含め全員『射撃部』の部員である。 雪華綺晶は、部員じゃなくて顧問なので間違えないように(当たり前だろ) さて、その射撃部一同が何をやっているのかと言うと…… 「……………あと、二、三発でジャムる所だった……」 「げっ……銃口んとこが欠けてる」 「○○君。油」 狙撃……射撃部らしく、愛銃の手入れである。 確かに、大掃除には部室や部活動で使用する道具の掃除とあるが…… テニス部なら、テニスラケットのガットを張りなおすとかボールを綺麗にするとかなのだが…… 射撃部ゆえに、銃。 まぁなんで、射撃部なのにMP5-A3(サブマシンガン)とかPROJECT-90(P90)とか 射撃にほぼ確実に使わないモノまであるのは謎であるが…… しかし、ラドム(ポーランド軍制式ピストル)とかガリル(イスラエル国防軍制式突撃銃)とかスチェッキン(大型自動拳銃)とか なんだこの万国銃博覧会みたいな品揃えって感じである。 ちなみに全てモデルガンであるが……本物は雪華綺晶が所持しているという情報が出ている。 そんな感じで、次々と銃の掃除をしていく面々。 非常に暗い。つーか、間違えたら犯罪者予備軍とか危険物所持者として逮捕されてもしょうがない。 アストラ(短機関銃)チェスカ(セミオートマチックピストル)エルマ(エルマ・ベルケMP40短機関銃)ドラグノフ(セミノート狙撃銃) 出るわ出るわ……本当に、万国銃博覧会開けるんじゃないかぐらいに銃が出てくる。 「よし……皆、各々の獲物を持て」 カシャンッと、雪華綺晶は自分の愛銃ベレッタに弾を装填すると教室に居た生徒にそう告げる。 射撃部の生徒全てが、思い思いの銃を手に取る。 「残りの銃を全てしまえ………しまったな? よし、行くぞ……敵はローゼン」 雪華綺晶の言葉に、ザワッと生徒達の間に同様が見える。 このまま射撃場へ行き、試し撃ちをするのかな? と、思ってた矢先に敵はローゼンと言われたらそりゃ驚く。 「教官。何故ローゼン校長が?」 生徒の一人が、雪華綺晶(部活動中は教官と呼ばせている)に問いかけると、雪華綺晶はギラリとその生徒を見る。 「ヤツは、我が妹にセクハラをした」 女子生徒一同はその言葉に、無言で銃に弾を込める。薔薇水晶のファンの男子生徒も同じく。 「ゴーグルをしていないモノには、銃を撃ってはいけない……だから……○○。貴様に重要な任務を任せる」 「はっ!」 要するに、無理やりゴーグルつけて狙い打ち。と言うわけである。 「な?! ちょっ!? 何を!??!!」 突然の出来事に、対応できないローゼン。ラプラスだったらすぐさま逃亡するのだが そのラプラスは、神経性胃炎が酷く現在入院中。しばらくは俺の天下だな。とのんきに思ってた矢先の出来事である。 無理やりゴーグルをつけられたローゼン。 「教官!」 「第一軍撃て!!」 すぐさま、ローゼンから離れた○○は影に隠れていた雪華綺晶にそう声をかけると直ぐに号令をかける。 ローゼンめがけて飛んでくるBB弾の嵐嵐嵐。 「いてぇ! いてててて!! ちょっ!? ま?!」 「続けて第二軍撃て!!」 弾が切れたのを見計らって直ぐに、第一軍を引かせ、後ろに控えていた第二軍に狙撃を命ずる雪華綺晶。 織田信長が、使った有名な陣は、こんなところで有効利用。 「よ、よくわからんが。俺がわるかった!! だから、やめ! ちょっ! 人のはな!」 ローゼンの言葉を無視して、狙撃は続く。 ローゼンの目には、何故か入院中のラプラスの笑みが見えたりする。 あぁ、俺、ちゃんと仕事しとけばよかったなぁ……と、いまさらな事を思って床に倒れるローゼン。 「敵の殲滅終了。各自弾の回収と共に帰宅」 「了解しました」 雪華綺晶の言葉に、シンプルにそう答えて生徒達はBB弾を回収しその場を去っていく。 雪華綺晶は、倒れているローゼンに一枚の紙をペシッとつけた後、気が晴れたのかさっさとその場から去っていった。 『この者、セクハラにより成敗』 それから、ラプラスが退院してくるまでちゃんと仕事をこなすローゼンの姿があったとか。 この事が、薔薇水晶にしれて薔薇水晶から怒られる雪華綺晶の姿があったとか。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/50.html
校長室にて ラプラス「ローゼン校長」 ローゼン「ん? なんだねラプラス君」 ラプラス「これはなんですか?」 バンッ! と、校長の机に一枚の用紙をたたきつけるラプラス。 ローゼン「なになに、『貴女が一番! アリスゲーム開催!』」 飄々と、ローゼンはソレを読む。 ラプラス「この企画は、私の方で却下しましたよね? 去年の事を忘れたのですか!?」 ローゼン「はっはっは。忘れる訳がないだろう。たしか薔薇水晶先生がアリスに選ばれたな」 ラプラス「違います! 確かに薔薇水晶先生がアリスには選ばれましたが、その後の事です!」 はて、なにかあったかな? と、ローゼンは思い出してみる。 ローゼン「別になんもなかったじゃないか」 ラプラス「なんもかんもあったじゃないですか! 一部男子生徒の暴動! 並び一部女子の暴動!」 ローゼン「若いっていいもんじゃないか。ラプラス君!」 ラプラス「そんな言葉で、納得しませんよ!」 ローゼン「まぁ、結論言おうかラプラス君」 ラプラス「この企画の取り消しですね?」 ローゼン「んにゃ、もうそれ通して準備はじめちゃったし」 はっはっは。と、笑うローゼン。 ラプラス「………(こ、この馬鹿校長!!!)」 さすがに、言葉に出す訳にはいかないので、ローゼンを睨みながらそう心で叫ぶラプラス。 かくして、第二十七回アリスゲームは、開始される事となる。 まぁ、文化祭と合同に行われるので、今のところあんまり関係ないが。 ラプラスは、去年の事を思い出し今年はどうなるんだと、頭を抱え。 胃薬が、切れてたな。また、買いに行かないとなどと考えていた。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/390.html
私立有栖学園の名物であるローゼン・・・ 彼の行動に胃を痛めるラプラス・・・ ○月×日 AM9:00 ゲーム開始 1時間目の授業が始まり、しばらくして緊急の校内放送が流れた ローゼン「やぁ、みんな今日も良い日だね!」 生徒達は皆(あぁ、また何かやるんだ)と内心つぶやいた そんな生徒達の内心等気にも留めないでローゼンは次の言葉を放つ ローゼン「では、今から日頃のお礼もかねて・・・」 全生徒+全教師(お礼?) ローゼン「これより有栖学園全体を使い逃げる僕を捕獲する、いやさせる!つまり、何でもあり鬼ごっこをする!」 全生徒+全教師「は!?」 全員が見事にハモった・・・ そして、皆困惑する中ローゼンの次ぎの放送が飛び交う ローゼン「簡単な説明するよ!鬼ごっこと言っても僕を捕獲してクラスに持ち帰る事が条件、 他には何を使ってもOK要は簡単、僕を戦闘不能にして捕獲したクラスがNo1!OK?」 ローゼン以外(OKじゃねぇぇぇぇぇぇ、しかも鬼ごっこって何だよ!?) ローゼン「では開始を9:20とする! あ、あと時間になるまで各クラスの先生と生徒は教室から出ないように!出たら失格だぞ ちなみに僕を捕まえたクラスには賞金500万円をプレゼントしちゃうぞ!プッ・・・・」 そしてローゼンの何時もの如くとんでもない内容の放送は終わりを告げた・・・・ 最後の一言で授業は崩壊、新たな血が流れるであろう有栖学園は激しい思考が入り混じる魔城と化していた 一方、その放送を聞いた格教室と教師陣は・・・ 真紅「皆、今日は授業を中止なのだわ。今すぐくんくんの為にローゼンを捕獲するのだわ」 3-A 真紅 参加 蒼星石「500万(新しいPCも欲しいし)・・・参加しない手はないよね、皆僕に協力してくれるかな?」 3-B 蒼星石 参加 薔薇水晶「・・・参加」 水銀燈「そ~うこなくっちゃぁ~!」 3-C 薔薇水晶 水銀燈 参加 翠星石「いますぐローゼンのやろぉを捕まえるですぅ!」 3-D 翠星石 参加 金糸雀「楽してズルして賞金は取っちゃうのかしらー」 3-E 金糸雀 参加 雛苺「うにゅ~を手に入れる為にぜぇぇぇぇったい負けられないのー!」 3-F 雛苺 参加 雪華綺晶「全員完全武装!!目標はローゼン!!生死は問わない!今すぐ捕まえろ!」 3-G 雪華綺晶 かくして、全生徒・教師一致で参加が決まった・・・・ この時既に開始5分前・・・・ 一方ローゼンは・・・・ ローゼン「ふぅ、とりあえず今日は本気で逃げましょう」 などと余裕しゃきしゃきな様子で放送室の隠し扉から狭く暗い階段を降りていた・・・・ そして放送室には一番先に駆けつけたラプラスが一人閉じ込められていた・・・ AM9:20 先手必勝ローゼンの奇策 その時間になった・・・・ 各教室から一斉に生徒が蜘蛛の子を散らしたように散っていった・・・ まず一番初めに放送室になだれ込んだのは3-D翠星石のクラスだった ドゴォッ!!!という轟音と共に放送室のドアが蹴り破られる・・・・ そして中に居たラプラスに翠星石が投げた卵爆弾が炸裂し放送室は煙だらけになり、奥でうごめく影を取り押さえた 翠星石「一丁上がりですぅ~、今日はこの翠星石の勝利なのですぅ」 ラプラス「翠星石先生・・・」 翠星石「・・・・・へ?な、なんでウサギやろぉがここにいるですかー!?」 もはや訳が判らないという風に騒ぐ翠星石、そして誤認で取り押さえられ、卵爆弾で体中粉だらけになったラプラス もはや放送室は騒然となっていた・・・ 一方校長室 はじめにやってきたのは雪華綺晶率いる3-Gのクラス・・・・ 生徒「ドアの爆破準備整いました!!」 雪華綺晶「爆破後は速やかに校長室を制圧せよ!」 生徒「サー!イエス!サー!!!」 ゴゴォ~ン・・・・校長室前から黒い煙ととてつもない爆音が響く・・・・ そしてしばらくして・・・ザザザッ・・・という足音と共に校長室の真ん中の人影に銃が向けられる 雪華綺晶「ローゼン、貴方の負けね・・・・・んっ!?総員退却しろ!」 生徒「!?」 ガシャーン!!!!という音と共に校長室の周りに鉄格子が現れる、そしてその中央に居る人影は・・・・ 雪華綺晶「ダミー人形・・・おのれっ!今すぐ鉄格子を破壊なさい!」 生徒「サー!イエス!サー!!!」 校長室には雪華綺晶が閉じ込められ、ローゼンは最強の敵を封じることに成功する その頃家庭科室では・・・・ 雛苺「ぜぇ~~~ったい、こーちょーはここにやってくるのー!」 と、言って3-F生徒全員で家庭科室を占領していた 生徒「でも先生、なんで家庭科室なんですか?」 確かにローゼンが家庭科室にくるとは限らないし、来る理由も無い・・・ 雛苺「兵糧攻めはおいしい作戦なのー!」 そして考えなしで家庭科室をぶん取った張本人はこの調子 もはや絶望感が漂う3-F生徒、一人ばっちりだと言う顔で待ち構える雛苺 しかし・・・これが後にローゼン捕獲に大きく関わる事になるとは誰も思いも知らないだろう 時を同じくしてローゼンは3-Cの天井裏に潜んでいた その時3-Cには薔薇水晶と数名の生徒しかおらず、残りは水銀燈筆頭に校内を探し回っていた ローゼン「やっぱり人数居ないと勝てないなー・・・・では失礼」 などと独り言をつぶやき3-Cの教室に何かを投げ込んだ・・・・ 約15分後校内放送にてローゼンが薔薇水晶を拉致したという内容が流れた AM9:40 まさかの敗北、雪華綺晶 雪華綺晶は焦っていた・・・・ 鉄格子に囚われ既に10分、あと数分で脱出できると生徒から連絡がひっきりなしに来るがこうしてる間にもローゼンがつかまるのではと考えてるからである 雪華綺晶「えぇい、まだか!!!」 生徒「あと3分程度で鉄格子は切断、脱出可能と思われます!!」 雪華綺晶「状況報告はいい!脳たれる前にサー!と言え!さもなくば笑ったり泣いたり出来なくしてやるぞ!!!」 生徒「サー!イエス!サー!!!」 こうしてる間に・・・ピンポンパンポ~ン等という気が抜けた校内放送が流れた 雪華綺晶はしまった、もう捕まったと思った・・・が ローゼン「皆がんばってるか~い 愛しき有栖学園のキム○ク、ローゼン校長先生だよーだれか早く捕まえてくれないかなー」 まだ捕まってないことに胸を撫で下ろし、ほっとする雪華綺晶 しかし確か校長室には翠星石が行ったはず、つまり翠星石から逃亡し再度放送室に戻ったのか?と考える だが、次ぎの発言でそんな考えは一瞬で奪われることになる ローゼン「誰も捕まえに来てくれないから、僕から1人捕まえちゃいました、はいっ!薔薇水晶先生!」 雪華綺晶「!!!!!」 薔薇水晶「・・・・・よく判らないけど捕まりました」 いつもの薔薇水晶の声でボソっと呟く様に放送された・・・ そしてローゼンの驚くべき次の放送内容 ローゼン「この放送を聞いてる3-Gの担任・・・そう!雪華綺晶先生は降参してくれませんか?」 雪華綺晶「・・・・な・・・なにを!?」 雪華綺晶の声など聞こえないローゼンは着々と放送を続ける ローゼン「降参してくれるなら薔薇水晶先生は解放する!もし降参しないならイタズラしちゃうぞ!」 薔薇水晶「・・・・お姉ちゃん、助けて」 雪華綺晶「・・・・・・っぁ・・・!!!!!!」 声にならない雪華綺晶の悲鳴、そして薔薇水晶の一度あるかないかの発言に生きててよかったと喜ぶ男子生徒 ローゼン「では、よい返事を待ってる!さらば!」 薔薇水晶「じゃぁ、お昼ご飯まで待っててね・・・・プッ」 本当に人質なのか疑問に思うような最後の放送を残しローゼンはまた逃亡を開始した それから程なくして 生徒「鉄格子の切断完了しました!!!」 放送を聞いてもやらせなのは明白なので一切動揺しない生徒・・・しかし 雪華綺晶「ばらしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいぃぃいいぃいいいいいいぃぃぃいぃいぃいぃぃ!!!!」 発狂寸前の雪華綺晶、この放送により3-Gは司令官を失い実質的に行動不可能に陥った AM9:42 3-G 教師/雪華綺晶 脱落(?) 以後参加クラスへ襲い掛かる事になる AM9:50 激突 蒼星石+翠星石vs雪華綺晶 今の放送を聞き蒼星石は3-Bの生徒全員と共に放送室に急いだ しかし、放送室前では翠星石とラプラスがまだ揉めていた、それ以前にローゼンは放送室に戻っていない 翠星石「そ・・・そうせぇ・・・・・い・・・せき~・・・」 などと半泣きの状況で蒼星石に助けを求める翠星石 蒼星石「な・・・ど・・・どうしたんだい?いったい・・・それにそこの白い物体は・・・ラプラス先生!?」 蒼星石は一瞬判断に困ったがこれが粉まみれでボロボロなラプラスと気づく 翠星石「翠星石は悪くないですぅー、悪いのは勝手に放送室に居るそこのうさぎやろぉですぅー」 ラプラス「こっちは閉じ込められていたのだ!それをドアといきなり蹴破り同時に何か投げつけて粉まみれに・・・!!」 幼稚な喧嘩に見えるがとりあえず二人とも姿が酷い有様だ 蒼星石「ま・・・まぁ、お二人とも落ち着いて」 などと仲介に入る蒼星石・・・・しかし、突拍子も無いことでこの幼稚な喧嘩は幕を閉じる 突如轟音と爆音と銃声が近づいてきた、3人はふとそちらに目をやると・・・・・ 戦車に完全武装した生徒がゾロゾロと現れた・・・と同時に放たれるゴム弾の嵐がやってきて命中した生徒はそのあまりにも恐ろしい破壊力から意識を失った 翠星石「な、なんでですぅ~!?!?なんで戦車が学校の中を暴走してるですかぁ~!?答えなさいチビ人間~!!!」 蒼星石「翠星石、突っ込むところはそこじゃないと思うんだ・・・」 と漫才顔負けの如く息の合ったコントが展開された 一方ラプラスは、あまりに奇天烈な出来事が目の前で展開されついに脳内ヒートか気絶してしまった・・・ 雪華綺晶「ロォォォォォゼェェェェェェェェン!!!!」 戦車の爆音も轟音も消すような獣の咆哮・・・・ そう、すでに暴走状態に突入した雪華綺晶が戦車に乗り、生徒を率いて突っ込んできたのだ 翠星石「お、落ち着くですぅ~、ここにはローゼンはいやがらないですぅ~!」 蒼星石「え?でも確かに放送は流れてたよ?」 翠星石「で、でも放送中ずっとここに居たですぅ~」 確かに翠星石はずっと放送室の前に居たのでローゼンが中に居ないことを確認してる・・・ しかし、冷静な判断が出来ない雪華綺晶は・・・ 雪華綺晶「・・・前方に敵を確認、まずはローゼンの手に落ちた彼女達を倒しなさい!!!」 などと彼女の生徒(部下?)に指示を下した 翠星石「な・・・なんでそうなりやがるですかー!このアンポンタンー!」 蒼星石「と・・・とにかく逃げるよ!皆も近くの教室に飛び込んで!!!」 とにかく口で応戦しまくる翠星石とただ一人冷静に生徒に指示を下し翠星石を連れて逃げる蒼星石・・・ ここに蒼&翠vs雪華綺晶の図式が成り立った この3人の中でもっとも早く動いたのは雪華綺晶だった、やはり暴走状態でも軍隊経験者敵と対峙したときの判断力は高い 雪華綺晶「各員左右に展開し憎きローゼンの手下を倒せ!!!」 生徒「サー!イエス!サー!!!」 もはやお決まりの声を上げ雪華綺晶の指示通りにぴったり半数づつ左右の壁に沿って前進してくる そして中央には雪華綺晶の戦車がキュラキュラとキャラピラを鳴らして迫り来る 蒼星石「やめるんだ!雪華綺晶先生!僕達は何も薔薇水晶先生にはしてないし校長の手先でもない!」 必死に説得を試みる蒼星石、しかしそれも虚しく 雪華綺晶「ターゲット・・・・ロックオン!」 その瞬間戦車から轟音が聞こえたと思ったら周りが吹っ飛んでいる・・・間違いない戦車からの砲撃だ 翠星石「蒼星石!!!!!」 悲鳴のような翠星石の叫び・・・ 蒼星石は砲撃の瞬間翠星石を突き飛ばし、直撃を逃れさせた・・・しかし当の本人蒼星石は逃げることかなわず直撃を受けた・・・ように思えた 蒼星石「ちょっと・・・やり過ぎだよ、いくら僕でも翠星石を危険に巻き込むのを許すほど甘くない」 辺りが凍りつく、そうあの温厚かつ誰にでもどんなときでも優しい蒼星石がキレたのだ そして手に業務用の鋏を持ち雪華綺晶に告げる 蒼星石「その物騒な戦車、廃棄処分にするけど、恨まないでね」 その瞬間・・・旧ドイツ軍最強と言われた戦車マウスはたかが業務用の鋏に真っ二にされたのだった しかし雪華綺晶は諦めない、憎きローゼン打倒に燃える彼女は最強の武器を失っても闘志は衰えなかった いや、むしろ狭い建物内部を縦横無尽に走れるようになったので戦車に乗ってたときより強敵になったのではなかろうか? 雪華綺晶「蒼星石・・・よくもよくも!!!許さないっ!」 苦虫を噛み潰すような怨念のこもった声が響く・・・ 蒼星石「僕だけならいざ知らず、翠星石まで狙うなんて覚悟は出来てるかい?」 雪華綺晶の声を一切聞かずにいつもと同じ口調・・・しかし怒りの篭った声で蒼星石が返す 時間にして数秒・・・しかしこの空間に居る人間は何時間にも思えただろうか・・・・凍てついた空気は圧倒的な重圧で彼らにのしかかった そして・・・ついにその均衡が破られる 雪華綺晶「総員!蒼星石を倒せ!彼女を倒せばローゼンは目の前だ!!!!」 雪華綺晶の咆哮、それに反応するように一斉に動く3-G生徒、やはり地獄の訓練を受けてるだけあってその動きは既に戦士そのものだった 雪華綺晶は焦っていた、自慢の戦車マウスを破壊された為である 戦車を失った為か、落ち着きを取り戻してるが既に遅い、”敵は目の前に居る”という状況を確定させてしまったのである 数だけで言えばまだ雪華綺晶に分がある、いくら相手が超人であろうともこっちは30人フルに居る状況かつ、 戦車がなぎ倒した瓦礫が遮蔽物になり左右に15人づつ兵を置いてる状況なのだ、普通にやりあえば負ける訳がない だが・・・その方式はここでは通用しなかった 生徒が蒼星石を射撃した瞬間、蒼星石はそこに居なかった・・・ 蒼星石「悪いけど、手加減するから恨まないでね」 それが射撃した生徒がこのゲームで最後に聞いた言葉だった ドサッ、ドサッ・・・初撃を撃った生徒4人が倒れた、正確には気絶したのだったが 雪華綺晶「・・・・!」 雪華綺晶だけは正確に把握した、この刹那蒼星石が4人の急所に拳をいれ気絶させた、と 蒼星石「生徒に頼まないで君がおいでよ」 先ほどと変わらぬ口調、そして怒りの口調で雪華綺晶を挑発する 雪華綺晶「全員、下がりなさい」 生徒「サー!イエス!サー!!!」 雪華綺晶の号令で一斉に後ろに下がる3-Gの生徒達 蒼星石「雪華綺晶先生、翠星石に謝って下さい、そうすればこれ以上争う理由もなくなります」 やはり変わらぬ口調で告げる・・・ 雪華綺晶「冗談、ここまでやられたなら引き下がれない・・・・・勝負!」 その一声の元、両者相手に突進する・・・・そう、勝負は1発で終わると二人ともわかっているのだ 蒼星石は一瞬考えた、普通なら銃で応戦するものだと読んでいた為、相手の行動を把握しきれなかった・・・・ だが、相手が拳で来るなら話は早い・・・・ 体を捻る、腕を限界まで引き込む、相手との距離を見る・・・そして 蒼星石「これで終わりです!雪華綺晶!!!」 蒼星石渾身の一撃が放たれる・・・・ 雪華綺晶はひとつの策を用意していた、むろん勝てる保障も無い策を・・・しかし彼女は銃やナイフには頼らなかった 相手が武器を持たず、真っ向勝負を挑んできたのに対し自分だけが武器を使うことに躊躇した為だ しかし、彼女の考えは正しかった・・・・ そして、蒼星石が近づく、相手の顔はもう見ていない、見てるのは蒼星石の利き手・・・そう右手を見ていた・・・ 瞬間、限界まで引き絞られた拳が炸裂する、避けきれる速さでも距離でもない・・・直撃 次の瞬間雪華綺晶の顔には蒼星石の拳があった・・・・ しかし・・・それと同時に蒼星石の腹には雪華綺晶の肘があった・・・ そう雪華綺晶の策とは己の肉を切らせて相手の骨を絶つ、つまりクロスカウンターである 元軍人である雪華綺晶と蒼星石では体力が違いすぎた・・・ 蒼星石が勝つためにはスピードで相手を押し切り自分が被弾しないのが絶対条件 しかし雪華綺晶の肘はきれいに蒼星石のお腹へ入っていた・・・・ ドサッ・・・気を失い倒れる蒼星石・・・口内に真新しい鉄の味が広がる雪華綺晶・・・・勝者は次なる獲物へ・・・行かず 雪華綺晶「全員、一時離脱する・・・・!」 いつもの口調で生徒に伝達し、己の居城3-Gへ引き返していった 残されたのは蒼星石と先ほどからおろおろするだけで何も出来なかった翠星石だけだった・・・・ 翠星石「蒼星石!!!しっかりするですぅ!起きるですぅ!」 しかし蒼星石は起きない・・・・ 翠星石「なんであんな無茶しやがるですぅ!!!もう敵は居ないですぅ!起きるですぅ!!!」 翠星石は泣いていた・・・親友がこんなボロボロになるまで自分は隠れてるだけしか出来なかったからか・・・ 翠星石「蒼星石ぃぃ・・・うぅ・・・ぐすっ・・・起きやがれですぅ・・・」 そこに先ほどの敵である雪華綺晶が現れた・・・ 雪華綺晶「・・・・翠星石」 呼ばれて初めて気がつく翠星石 翠星石「・・・!な・・・・・もう蒼星石には手出しさせないですぅ!」 そう言い両手を広げ、蒼星石を庇う翠星石・・・たとえ相手が勝てない相手でも 雪華綺晶「・・・・一度だけ言う、呼吸がしっかりしてるなら大丈夫だ、骨も折れるようなことはしてない、念のために救急箱があったからやる、それだけだ」 と、相手の顔も見ずに言い放ち救急箱を置き帰る雪華綺晶 そして去り際、誰にも聞こえない声で 雪華綺晶「・・・・本当に今回はごめんなさい」 と呟き、その場を後にした・・・・ AM10:02 3-B 教師/蒼星石 脱落 3-D 教師/翠星石 棄権 AM10:00 水銀燈の乗っ取り 一方、3-Cの生徒は大混乱に陥っていた それもそのはず、担任の薔薇水晶がまさか拉致されるとは思ってもおらず、みんな一様に慌てふためいていた・・・ しかし、この事態を快く思っている人物が一名・・・・ 水銀燈「鬼が捕まる役に捕まるなんて・・・本当に本当におばかさぁん♪」 そう、副担任の水銀燈である・・・・ 生徒「しかし、先生がいないと・・・・」 と口を挟む生徒の目の前に・・・ 水銀燈「あらぁ・・・ここに先生なら居るでしょう?それも頼りになる せ・ん・せ・い が♪」 もはや、3-Cを乗っ取った気分に浸かり切ってる水銀燈が居た 水銀燈「さぁ、ローゼンを捕まえて賞金500万を取るわよ!」 そうして水銀燈は3-Cを掌握した・・・これが後に生徒が語る悪夢の始まりとは知らず 同時刻 3-E金糸雀 金糸雀「ふっふっふ、完璧かしらー!」 と意気揚々を声を高らかにする金糸雀の姿があった・・・ そんな彼女を見て側に居た生徒が 生徒「せ・・・先生・・・どう考えても校長はここには来ないかと思います・・・」 それもそのはず、金糸雀達は屋上に居たのだから・・・・ しかし金糸雀はそんな落ち込む生徒等知らないかのように言い放つ 金糸雀「ここを抑えておけば外の様子は丸判りなのかしらー つまり、ここを取っておけば校長の行き先がわかるのかしらー!」 おぉ!っと言う声が密かにあがる・・・が 生徒「校長が校内に入ったらどうするのです・・・?流石に内部までは判りませんよ?」 と生徒が突っ込みを入れた 金糸雀「・・・ぅ・・・今回は失敗なのかしらー?」 と、途端に表情を曇らせる金糸雀、やはり考えなしだったのだろうか・・・・ AM10:20 ローゼンの監視 もはや跡形も無い放送室前・・・・良く探せば凹んだ壁から隠し通路が見つかるが、もう誰も居ない・・・いや正確には参加者はここには居ないである 瓦礫の上に大人しく眠っている蒼星石、それに寄り添うように起きるのを待っている翠星石・・・・ 幸いにも蒼星石の怪我は浅く、打ち身程度で済んでいた 翠星石「蒼星石はいつも無茶ばかりしやがるですぅー・・・でも今はちゃんと休むですぅ・・・」 と静かに寝息を立ててる蒼星石に話しかける翠星石、もちろん返事は無い とにかく今は二人だけでそっとしておいてあげようと、左右の教室に逃げ込んだ生徒は決めていた・・・ そんな中、彼女達を覗く目が喋る・・・・ ローゼン「おやおや・・・これはこれは・・・また凄い事になってます・・・・ね?薔薇水晶先生」 と、ローゼンは隣に居る薔薇水晶に話しかける 薔薇水晶「お姉ちゃん・・・暴れたんだ・・・お腹すいたのかな・・・」 とローゼンの声は届いてるのか届いてないのか判らない返事をする薔薇水晶 ローゼン「なんにしても、これ以上の覗きは悪趣味ですし戻りましょうか・・・・まだ鬼ごっこは続いてますよ」 と、ローゼンが言いその場を後にする2人 残った蒼星石と翠星石の空間は少し甘い感じがした AM10:30 ローゼン家庭科室へ こちらはローゼン、逃げてる役なのだが今一活躍できない・・・・ ローゼン「そろそろ薔薇水晶先生は解放しましょうか?」 これでも拉致していたつもりなのであろうか? 確かに効果はあったし3-B・3-D・3-Gはほぼ鬼ごっこ続行不可能になっているのも確かだが・・・ 薔薇水晶「ですね・・・きらきーのお弁当残ってるか確認しないといけないし」 しかし、当の本人もどれだけ重大な状況になってるか判っていない模様 それを聞いたローゼンはふんふんと鼻歌を歌い薄暗い隠し通路へ意気揚々と進んでいく ローゼン「では一番近くの家庭科室に繋がる道を案内しますので、どうぞ」 これが間違いであった・・・・・ 同時刻 真紅率いる3-A 開始から既に1時間以上経過している しかし真紅率いる3-Aは教室を中心に各教室の情報収集のみに徹していた 真紅「JUM、紅茶を入れて頂戴」 等と良い自分で探す気は0なのが現状である 生徒「せんせぇ~・・・もう各先生は移動してますよ・・・こっちも早くしないと・・・」 等と不満を漏らす生徒 真紅「嫌よ、服が汚れるわ」 しかし、テコでも動かない真紅・・・・これは絶望感だめだ、と絶望感が漂う中・・・ 生徒「先生!放送室前に蒼星石先生と翠星石先生が倒れてました、どうやら鬼ごっこ放棄の模様です!」 そう、あの仲良し先生2組が脱落したという情報が入ってきたのだ 生徒「あ、あと壊れた戦車や辺りは瓦礫だらけです、恐らく・・・・」 真紅「雪華綺晶先生ですわね」 と途中で制する真紅、しかしこれは吉報かもしれない、なにせライバルが減ったのだから そんな事を考えて一通りまとめたら・・・・ 真紅「貴方と、貴方と、貴方」 と3人を指差し、指示を出す 真紅「ローゼンは放送室以外のどこかに放送できる場所を持っているに違いありませんわ そこを見つけて来なさい、探す場所は放送室・校長室・3-C組みよ」 と言い放ち、その指示に渋々従う生徒3人 確かにこの策は有効である、事実この3箇所すべてにローゼン専用の隠し通路があり見つけられればローゼンを一網打尽に出来るからである しかし、ローゼンは各教室にこの通路を持っており、無論3-Aにもあるのはまだ真紅達は知らない AM10:40 金糸雀vs水銀燈 水銀燈は一つ確信をもって大妨害を決行する為に屋上へ向かっていた 水銀燈「ふふ、これを貯水タンクに流し込めばぁ、他のクラスはぁ、皆昏睡状況に陥るわぁ」 とかなり上機嫌な水銀燈、それの共犯になる生徒はたまったものじゃないという顔で水銀燈についていく と、屋上についた水銀燈だったが・・・・・ そこには金糸雀が・・・・ 金糸雀「あ、水銀燈先生なのかしらー?」 水銀燈「な、なんであんたがここにいるのよぉ!?」 と両者声を上げる・・・しかし次の発言は邪魔だった 金糸雀「はは~ん・・・・なるほど~・・・・水銀燈先生も狙ってたのかしらー・・・」 と、屋上を占領するつもりなのかと勝手に勘違いする金糸雀、更に咆哮をあげる 金糸雀「ここはカナ達がとったかしらー!潔く帰るのがいいのかしらー!」 もはや勘違いしまくりで吼える金糸雀 水銀燈「黙って聞いていれば・・・・・ローゼンの先に黙ってもらう必要があるわね」 こちらも半分勘違いのままヒートアップする水銀燈 これより両者の屋上をかけた戦いが始まる 先手は水銀燈 タッ!っと軽い音が聞こえた瞬間・・・・ 水銀燈「あまり私を見下さないで下さるぅ?」 と言い放ち、金糸雀を思いっきり突き飛ばす・・・しかし金糸雀は 金糸雀「それはこっちの台詞なのかしらー!」 と・・・その瞬間水銀燈の足元が崩れた 水銀燈「な、なんですって!?」 驚き慌てる水銀燈、頭の中では自分はそんなに太ったのか?と自問自答する・・・無論そんな訳ない 金糸雀「ふっふっふ、この有栖学園一の策士金糸雀様に勝とうなんて100年早いのかしらー!」 と、勝利を確信した金糸雀の両手には不気味に泡立つ薬瓶が2つ・・・・ 金糸雀「水銀燈先生、これはコンクリートを溶かす薬物なのかしらー!化学担当の私が作っちゃったのかしらー!」 等と、水銀燈をからかう金糸雀、そして何物騒なもの作ってるんだと心の中で突っ込む3-Eの生徒 一方屋上から3F(3-A教室前)に落ちた水銀燈は目をパチクリさせていた・・・ そんな水銀燈へ・・・ 真紅「なんなんですの今の音は!」 とドアを勢いよく開ける真紅と数人の生徒、目の前には目をパチクリさせた水銀燈 真紅・水銀燈「・・・・・・・・・」 両者目が合う、そうしてる間にも屋上は金糸雀のものになっていく・・・ 水銀燈「真紅!今は貴方と遊んでる暇はないの!」 と勢い良く叫び3-A教室前から屋上へ猛ダッシュする水銀燈 それを真紅の付き添いで見ていた生徒は、あぁ水銀燈先生って真紅先生のこと敵視してるんだ・・・と納得する 有栖学園でもトップクラスの仲の悪さで有名な2人のエピソードはまた他の話に 水銀燈が屋上に戻ったときはかなり劣勢になっていた 3-Cのクラスの生徒の大半は金糸雀が持ち出したと見られる薬品により・・・ 寝ている者、気絶してる者、屋上の隅に行って体育座りをして地面に8の字を書いてる者等、パッと見ても20人は居る それ以前に3-Cでのローゼン襲撃により数人数を減らしてる水銀燈の3-Cは残すところ水銀燈と生徒3人だけだった 3-C生徒1「先生!金糸雀先生の薬物で近寄れません!」 3-C生徒2「ここは一旦逃げて他の作戦を取りましょう!」 等と水銀燈に叫ぶが・・・・ 水銀燈「ほらぁ、君達あのにっくき金糸雀先生を捕らえなさい、捕らえた子は先生が特別サービスしちゃうぞ♪」 まったく聞いていない水銀燈、そして色仕掛け 残った生徒が全員男子だったのが幸いしたが、全員目の色を変えて金糸雀へ猛突進していくが・・・・ 金糸雀「無駄なのかしらー!」 と、足元に先ほどコンクリートを崩した薬品を撒く・・・ しかしそれすらも目に入らない3-C生徒、そう彼らは水銀燈の誘惑に負けたのだ・・・悲しい男の定め 3-C生徒1「うぁぁぁぁぁぁぁ!?」 と、地面が崩れやっと我に返る生徒、しかし時既に遅し・・・もう自分は落ちていくだけ・・・に見えたが 3-C生徒2・3「いけぇぇぇぇぇぇぇぇ」「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 共の死を超えていけ、その言葉の如く、崩れる生徒1を踏み台にしていく2人、そして学生服の背中には新しい足跡が2つの生徒1 そしてついに・・・・ 生徒2「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!」 生徒3「水銀燈先生!捕らえましたああああああ!」 と豪快に叫ぶ2人、一方金糸雀の指示で危ないから手出しするなと言われていた3-E生徒は戸惑いはじめた 水銀燈「ふふふ、金糸雀・・・さっきはよくもやってくれたわね・・・・」 こめかみに筋をつけた水銀燈が優しく金糸雀へ話しかける・・・ そして、その顔の後ろには閻魔大王を想像させる背景があることを察する金糸雀 金糸雀「あ・・・あ・・・・ま・・・まずいの・・・かしらぁー?」 もう恐怖で声が上手くでない 水銀燈「でもぉ、私もぉ鬼じゃないしぃ・・・金糸雀、水に混ぜたら大変なことになる薬品とさっきコンクリートを崩した薬品を出したら許してあげるわよ」 無論許す気はないが、自分のもってる睡眠薬より金糸雀が持ってる薬品のほうが圧倒的な威力があるのは目に見えてる それに、コンクリートを崩す薬品は金糸雀に使わないと気がすまないのである・・・ 金糸雀「み・・・右の・・・ポケットに入ってるのかしらー・・・灰色のは水と混ぜたら危ないのかしらー!!!!」 必死に叫ぶ金糸雀、もう許して欲しいといわんばかりに涙目で水銀燈に訴えかける しかし水銀燈の次の発言を聞いて凍りつく 水銀燈「貴方達、もうちょっと金糸雀を押さえつけてなさい、今からこれが本物かどうか調べるわぁ」 3-C生徒1・2「はいっ!!!」 試すというのはつまり、抑えてる生徒も巻き添えを食らう可能性があるというのに彼らの頭の中はこの後の水銀燈のサービスしか無かった そして、金糸雀と抑えてる生徒中心に謎の液体を円を書くように垂らす水銀燈 そして3秒弱の時間が過ぎ・・・・ ピキピキと音を立てて崩れ始める屋上の一角、放して!と叫ぶ金糸雀、先生が押さえつけられてる為動けない3-E生徒 そして、屋上の一角の崩壊、3-A教室に落ちていく3人、そして金糸雀を追う3-E生徒 屋上に残されたのは水銀燈と金糸雀にやられて気絶してたりする3-C生徒 水銀燈「私に勝てるなんて思うなんて、ほんとぉ~におばかさぁ~ん♪」 もはや私の行く手を阻むものは誰も居ないといわんばかりに上機嫌な水銀燈 そして、当初の目的であった貯水タンクへ近づき、金糸雀から奪った灰色の薬品を流し込む・・・ 水銀燈「これでよs・・・・」 だが、最後まで言う前に貯水タンクが膨張し・・・・次の瞬間まるで水風船が破裂したようになった貯水タンクが目に入った そう、金糸雀は”水に混ぜたら危険”な薬品を水銀燈へ渡したのだった 空の彼方へ飛んでいく水銀燈、どこからどう見ても漫画にしか見えないが有栖学園では特別なことではないので気にしないことにする この後丸一日かかって有栖学園に戻ってきた水銀燈が居たそうな そして轟音と共に飛んでいく水銀燈を想像しながら金糸雀は気絶しながら笑っていたそうな AM10:52 3-C 副担任/水銀燈 脱落 3-E 教師/金糸雀 脱落 AM:10:50 真打ついに 屋上が騒がしくなってるが気にせず紅茶を飲む真紅 先ほども水銀燈が廊下に落ちてきたが気にしていたら有栖学園ではやっていけないので気にしていない 真紅「ふぅ、水銀燈も忙しい方ですわね・・・・」 ライバルを気にしてるのか、それとも嫌味か・・・あるいは両方なのか判断に苦しむ発言をする だが、その直後とんでもないものが落ちてくる ガシャーン!という音共に服装から金糸雀と男子生徒2人とすぐに判断できたがなんで天井から落ちてくるだろうか・・・ そして、紅茶を入れる準備をしていたJUMが3人に潰されていた 真紅「・・・・・金糸雀先生・・・これは新しい実験ですか?」 皮肉をこめてティータイムを邪魔した不届き者に声をかける真紅 だがその直後頭上でとてつもない大爆音が聞こえ、金糸雀が気絶しながら笑った・・・ その後30秒3-Aは不気味な沈黙が支配していたが、教室のドアから3-Eの生徒がノックもせず入ってきて無言のまま金糸雀を引き取っていった その間僅か15秒・・・・、泥棒顔負けの速さである 真紅「JUM、どうなってるか説明して頂戴」 と、頭で整理が出来てない真紅がJUMに声をかける、しかし天井から落ちてきた3人に潰され気を失ってるJUMは無反応だった・・・・ またもや沈黙が教室を支配する・・・そして5分前後たった後だろうか 真紅「そろそろローゼンを捕獲しに行くわよ、くんくんの為に」 そう言い放ち教室から出る真紅、それについていく生徒達 そして真紅と生徒に忘れられた偵察の為に校長室・放送室・3-C教室に行った生徒 ついに本腰をあげた3-A、しかしこの時既に残ってるクラスは3-F雛苺のクラスだけだった・・・ 同時刻 ローゼンのミス ローゼンは薔薇水晶を家庭科室の隠し扉の前に連れて行き、そこで別れる事にした ローゼン「じゃぁ、ここを通れば家庭科室に行けるからまたねー」 薔薇水晶「・・・・・・うん」 他愛ない挨拶を済ませ別れるローゼンと薔薇水晶、だがこの時既に家庭科室には雛苺率いる3-Fが待機していた 同時刻 猛追雛苺 3-Fは絶望に包まれていた、何故家庭科室なのか?何故おいしい作戦に繋がるのか?何故うにゅ~だけしか考えないのか? 様々な思考が入り乱れる、しかしそれとは裏腹に先ほどから聞こえる爆音や銃声に巻き込まれなくて済んだと安心感もあった 雛苺「こーちょー先生遅いのー!」 しかし、全くと言っていいほど能天気な雛苺の声、誰もこんなところにローゼンが来るとは思っても居ない・・・・だが ガチャ・・・調理台の戸棚が急に開く、数人の生徒が顔を向けたその先には・・・・ 生徒「ば・・薔薇水晶先生?」 薔薇水晶が居た・・・否、薔薇水晶が戸棚から出てきた 薔薇水晶「・・・・あ」 気まずそうに声を漏らす薔薇水晶、当然なんでこんな事になったか判っていない 雛苺「あー、ばらしーなのー!」 だが全く気にしていない雛苺・・・・に見えた 雛苺「こーちょー先生に捕まってたのにそこから出てきたって事は、そこが隠し通路に違いないのー!」 生徒「・・・!」 訳もわからず固まる生徒に対してズバッ!と正解を言う雛苺 そして次の瞬間一気に隠し通路(戸棚)に突っ込んでいく雛苺の姿があった) 雛苺「うにゅ~の為に皆いくのー!」 もう後先考えるべきではないと直感する生徒、ただ雛苺についていくことだけが心配であった・・・ 隠し通路は迷路のように入り組んでいる、恐らくこれを作り上げたローゼン以外正確な道はわからないのではなかろうか? そんな不安が過ぎる生徒、しかし全く気にしない雛苺、そんな中前方に動く人影を確認する生徒 生徒1「先生、あそこに誰か居ません?」 と雛苺に話しかけた矢先・・・・ ローゼン「見つかった!?・・・・とうっ!」 あの声だ・・・そう学園の校長にして伝説の漢の声だ・・・ もう3-Fの生徒・教師は勝利を確信した、ここでローゼンを捕らえれば500万が目の前だからだ 雛苺「みんな!ローゼンを捕まえるのー!」 雛苺の声が轟く、しかしここはローゼンの領域、更にラプラスから逃げ切るために鍛えたこの足がローゼンにはあった 追う生徒、しかし距離は一向に縮まらない・・・それどころか離れているかもしれない しかしそこは人数の問題、この隠し通路には3-F生徒30名が居るのだ・・・そう挟み撃ちである いくら複雑な通路でも学園の隙間を通ってるだけ、大体の構造は判らないでもない、ただし隠し扉等は判らない・・・ ローゼンの前に飛び出した生徒は3人、追いかけてくる10人も含めればもはや逃げる犯人と追う警官だ 生徒「捕まえました、校長!」 ついに校長を捕まえた3-F生徒・・・しかしこの程度で捕まえきれる相手ではない ローゼン「はっはっは!流石に厳しいかな?」 その瞬間ローゼンの足元が落とし穴の要領の如く開く、そして・・・・ここは3階の廊下・・・ そしてローゼンと共に落ちてきた生徒数名、全員落ちてきたときの衝撃で気を失っている ローゼンは知っていた、真紅率いる3-Aは教室で待機している事、他のクラスはもう脱落した事 しかし、これは間違いであった・・・3-Aは既に教室には居らず・・・いまローゼンの目の前に居る AM11:10 ローゼン捕獲、逃走時間2時間10分 真紅達が移動を開始してから20分、決して廊下では走らない真紅・・・ それが故20分も経つのにほとんど移動できてない状況であったが ドシャーン!!!という音と共にローゼンが目の前に落ちてきた・・・ 真紅「今日は人が落ちてくるのが多いわね、ローゼンを捕まえなさい」 冷静な突っ込み、そして捕獲命令・・・・天井から落ちてきたローゼンは未だに尻餅をついている・・・ そして、ついに捕獲されたローゼン・・・彼を3-A教室に連れて行けば500万が・・・・ そんな事を考え、くんくん人形をいくつ買おうか悩む真紅・・・だがそれで終わるはずはなかった そう、天井からローゼンを追いかけていた3-Fの教師、雛苺が声をあげる 雛苺「あぁぁぁぁぁ~!うにゅ~の横取りずるいのー!!!」 そう叫び天井から降りて(落ちて)くる雛苺に3-F生徒 真紅「諦めなさい雛苺!くんくんの為に横槍入れるなら容赦しなくてよ」 威嚇する真紅 ここにローゼン・・・否500万の為の最後の戦いが幕を開けた しかし、いざ戦闘になっても真紅は余裕であった 相手は雛苺、かつローゼンを捕まえ教室に戻るだけの単純作業・・・・ だが万全を期するほうが良いと考え近くに居る生徒に指示を下す 真紅「貴方達3人はローゼンを抱えて3-Aの教室に戻りなさい、残りの者はここで雛苺先生を止めるわよ」 思考時間3秒未満、まるで考えが決まっていたかのような指示内容とその迅速な速さ 雛苺「ぜぇ~~~ったい、うにゅ~は手に入れるのー!皆、真紅を倒してローゼンを捕獲するのー!」 それに対して見た目は思考無しの雛苺が叫び返す、しかしこれが雛苺の演技とは3-Fの生徒ですら思いもよらなかっただろう 事は遡る、事2時間前・・・・家庭科室に移動する前の雛苺の幼稚な幼稚な作戦である 雛苺「先に、クラスの名札を取り替えるのー!」 何を言ってるか判らない生徒、快心の作戦と己を褒め称える雛苺 生徒「・・・つまり、全部のクラスの表札を3-Fに変えるんですか?」 一人の生徒が一応聞いてみたところ・・・ 雛苺「そうなのー!そうすればどこに行っても3-Fのものになるのー!」 もはや幼稚すぎる上に、そんなポカミスするクラスがあるとは思わないが雛苺の指示通りにやる生徒 この間わずか3分・・・無駄に神業的早さである この後は家庭科室に篭る事になり今に至る・・・・ AM11:15 各地の災害 3-Aの陸上部メンバー3人はひたすら自らの教室に走っていた・・・・ ただ怪しいのは中年オヤジを無造作に担ぎ上げてだが だが、彼らの前にはとてつもないものが立ちはだかる・・・・ 陸上部1「お・・・おい、なんだこりゃ・・・・」 陸上部2「せ、戦車!?」 目の前には戦車がスクラップ状態で放置され道を完全に塞いでいた 陸上部3「と、とにかく・・・回り道してでも教室に行くぞ!」 彼らの判断は正常だった、戦車等どかせるものでもないし回り道をしてでも目標に向かうのは最善の策だっただろう 更に幸運だったのは、ここで回り道をしたことにより追っ手を撒くのにも成功したのである そして3Fから2Fへ降りてきた3人の陸上部員、半分ひきずられ階段で全身あざだらけになっただろう気絶してるローゼン・・・ すぐ隣には校長室があるが今は黒いススだらけで火事でもあったような有様だった・・・ 陸上部1「と・・・とりあえず奥にいって3Fにいけばすぐに教室だ」 陸上部2・3「おぅ!」 もう勝利は目の前である、このままならばコースアウトでもしない限り勝利は確定だ・・・が 雪華綺晶「やっと・・・見つけた・・・ろぉぉぉぉぉぉぜぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!」 校長室の前には獣が居た・・・それもラスボスクラスの 先ほど蒼星石にやられた傷は癒え冷静さを取り戻していたのだが、目の前に元凶がやってきては冷静で居られるはずはない・・・ 雪華綺晶「しねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 もう賞金等関係ない、愛する薔薇水晶を虐めたローゼンは今すぐ処刑台に送り込まなければ気がすまないのだ 陸上部1・2・3「なんで雪華綺晶先生が!?」 可哀相な彼ら・・・しかしこれ以上遠回りすれば追っ手に追いつかれかねない・・・そんな時 陸上部3「陸上部1、お前が一番タイム早いよな?」 この言葉の意味を察したか陸上部2も続けて喋る 陸上部2「お前が校長を教室に連れて行け、雪華綺晶先生は俺らが止めてみせる、つっても1分持たないぞ?」 この言葉を最後に陸上部3人は一斉に雪華綺晶に突入する・・・後日かっこつけた為に入院するハメになった陸上部2名が居たそうな 雪華綺晶「邪魔するかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 片手で陸上部3をなぎ払おうとする雪華綺晶、しかし陸上部3は決死の覚悟でその腕にしがみついた・・・ しかし、雪華綺晶の勢いはとまらない、そこへ陸上部2がタックルをする! 陸上部2「うぉぉぉぉぉおおおお」 ドゴン!重い音が響く・・・しかし雪華綺晶は怯む様子もなくローゼンへ・・・いけなかった 陸上部2は体当たりをしたと同時に雪華綺晶の足へ抱きついたのだ!普通に見ればセクハラでしかない行為だが今はそんなこと一切考えてない これを見て陸上部3は俺もそうしておくべきだったと後悔した この間に陸上部1がローゼンをかかえ3Fへ急ぐ・・・・ 一方こちらは雛苺と真紅・・・・ 激しい攻防が続いていた、真紅も雛苺も戦闘が得意というわけでは無いのだがお互い自分の宝を手に入れる為にはどんな無茶も出来る人間だからだ 真紅「いい加減諦めたらどう?息が上がってるわよ」 この状況下でも開いてを挑発する真紅、それに対して雛苺は・・・ 雛苺「まな板はうるさいのー!絶対にうにゅ~は渡さないの~!!」 と言い返す雛苺 こちらの勝敗はお互い共に相手をここに引き付けることが勝利条件なのでローゼンの鬼ごっこが終わっても勝敗はつかなかった・・・ 真紅の狙いは陸上部3人の為にここで雛苺を食い止める事、それが勝利と確信していた 一方雛苺はここで真紅を押さえ最初に実行した自分の作戦に相手がはまるのを待つ事だった 一方こちらは陸上部メンバー こちらは3Fに到着した陸上部1、しかし見慣れた廊下は瓦礫だらけで奥に行くまでに時間がかかりそうだった・・・ しかし陸上部1に迷いは無い、自分の為に散った(死んでません)友の為に今はローゼンを教室に運ぶ事だけを考えていた そして限界を超え走る、酸素が足りないと嘆く体、筋肉がもう限界だと伝え続ける・・・しかしもう勝利は目の前なのだ と・・・その時・・・ 雪華綺晶「にがすかぁぁぁぁぁぁぁ!」 ついに友を打ち倒し追ってきた獣・・・教室まで目測20m、雪華綺晶との距離はおよそ50m ここまできたらもう策もなにもない、ただ走る陸上部1 体の痛覚が麻痺してくる、息はもうできない、まるで体全身が乳酸漬けの感覚だ・・・その時! 目標の教室から見慣れた顔が・・・そう真紅の命令で偵察に出かけていた同じ陸上部の仲間だ この時陸上部1は確信した・・・ここの教室に突っ込めば勝ちだ・・・と そして偵察に出かけていた陸上部の仲間の声は届かず・・・その教室に突っ込んだ AM11:20 勝者決定 意識を取り戻しポケットからマイクを取り出すローゼン、その後ろでローゼンを襲おうと必死に暴れ生徒に押さえつけられる雪華綺晶 ローゼン「えー・・・今回の鬼ごっこの勝者は・・・」 この瞬間有栖学園は静まり返った、3-Aの真紅と3-Fの雛苺は同時に勝った!と思い込んだ ローゼン「3-B、蒼星石先生でした」 しばしの沈黙・・・そして真紅と雛苺の叫び、陸上部1の涙・・・ 事は5分前に遡る もう動けないという感じで突っ込んできた陸上部1、そして後ろから雪華綺晶にタックルされローゼンを教室に捨てる事になる・・・ しかし、陸上部1が見たのは3-Aの教室ではなかった・・・なぜか隣の3-Bの教室であった・・・ 陸上部1は最後に何故?とだけ思い限界まで走り続けた為に崩れ落ちる それに対して慌てた様子で話しかける偵察に行っていた陸上部4 陸上部4「なんでここに走ってきたんだ・・・?」 しかし、呼吸が苦しいのか陸上部1は答えない、それを見て続ける陸上部4 陸上部4「戻ってきたら教室には誰も居ないから真紅先生がどこに行ったか隣の蒼星石先生に聞きに俺はここに来たんだが・・・」 その一言で目の前が真っ白になる陸上部1・・・ そして雪華綺晶との戦闘から目が覚め教室に待機していた蒼星石は未だに状況がつかめず、目をパチクリさせるだけだった そんな中意識が戻るローゼン ローゼン「う・・・んん・・・おや・・・・蒼星石先生ですか・・・見たところここは3-B、つまり今回の勝利は蒼星石先生ですか」 起きてからわずか5秒で状況を把握するローゼン、とても意識を失っていたとは思えない状況適応力だ 蒼星石「い・・いえ、僕は・・・・」 それに対してまだ状況が判らない蒼星石は返そうとするが・・・ ローゼン「まぁまぁ、いま放送しますからお待ちください」 と、いいポケットからマイクを取り出した ローゼン「えー・・・今回の鬼ごっこの勝者は・・・」 コホンと一息入れる・・・そして勝者の名前を放送した ローゼン「3-B、蒼星石先生でした」 この直後、取り押さえられていた雪華綺晶が取り押さえていた生徒をなぎ払いローゼンに思いっきりフックを入れローゼンの意識はまた失われた この後ローゼンは雪華綺晶に殴られ続け、医者から全治3ヶ月を言い渡されるが僅か1週間後には学校に戻ってきていた かくして、ローゼンの鬼ごっこは3-B蒼星石の勝利で幕を閉じた・・・ 後日談 優勝したのは蒼星石だが彼女は自分の為に賞金は使わず、全校生徒の為に壊れた校舎の工事に戦車の撤去にその賞金をあてたそうな おにごっこ、真のエンディング
https://w.atwiki.jp/rozen-yuri/pages/54.html
私立ローゼン女学院 「私…水銀燈さんの、事……」 銀「はぁい、そこまで」 「え…?」 銀「私、貴方に恋愛感情は無いわぁ」 「……そう、ですか……」 銀「…ごめんなさいねぇ」 「いえ、キッパリ断られた方が、スッキリしました。ありがとうございました」 銀「そう…」 「水銀燈さんは…好きな人って、いるんですか?」 銀「……さぁ、分からないわぁ。いるのかもしれないし、いないかもしれないわぁ」 「いるとしたら、私水銀燈さんの事、応援します!」 銀「ふふ、…ありがとぉ」 銀「(好きな人……ねぇ?)」 私立ローゼン女学院 ~幼等部の記憶~ 「ほらー!ひないちご、はやく!」 雛「…ま、まって…!………ふぇ!?」 「あ、ころんだ。まぬけなヤツ~」 「あんなヤツほっといていこう!」 雛「う……ふぇ……」 金「?、どうしたのかしら?」 雛「ひぐ……ころん、じゃったの……」 金「だ、だいじょうぶかしら!?いっしょにせんせーのところにいくかしら!」 雛「…おいて、いかない…?」 金「あたりまえかしら!ほら、たてる?ゆっくりいくかしら」 雛「……うん!」 私立ローゼン女学院 ~初等部編~ 翠「すいぎんとー!」 銀「ふふ、すいせーせきは甘えんぼねぇ」 紅「すいせーせきは私とあそぶのよ!」 雪「私とですわ!」 蒼「(ぼくもあそびたいなぁ……)」 翠「?、みんななんでけんかしてるのです?」 銀「さぁー?」 私立ローゼン女学院 ~中等部に転校してきました~ 薔薇「…薔薇水晶、です……。よろしく、お願いします……」 「ヒソヒソ…眼帯だわ…」 「ヒソヒソ…ちょっと不思議な子ね…」 薔薇「……、………」 薔薇「……この学校でも…一人、かな…?」 銀「だぁれ?私の秘密の場所にいるのぉ」 薔薇「…ごめん、なさい……」 銀「…?、貴方転校生?」 薔薇「…はい…」 銀「ふぅーん……、よろしく」 薔薇「!……」ドキ 薔薇「(私……この人に、着いていきたい…!)」 私立ローゼン女学院 ~未成年飲酒絶対駄目~ め「水銀燈ー!これで今日は飲み明かしちゃお☆」 銀「私達未成年でしょぉ?何言ってるの?」 め「良いじゃない、少しくらい…」ブー 銀「全く…、ていうか、何処から持ってきたのぉ…?」 め「……聞きたい?」 銀「……やめとくわぁ」 暴走する先輩、いても良いよね 私立ローゼン女学院 ~テスト結果~ 銀「学年上位ではあるけどちょっと低いわねぇ…」 金「上位3位に入ったかしら!」 紅「10位以内には入ったわ」 蒼「僕もその辺りかな?」 雪「残念ながら少し下がってしまいましたわ……」 薔薇「……中……」 雛「赤点ギリギリなの…」 翠「あ、赤点…!?」 俺的学力は 金>紅≧蒼>雪>>銀>>>薔薇>>>雛>翠 かと 私立ローゼン女学院 ~赤点少女その後~ 翠「うぅ……またチビ苺に負けたです…!」 蒼「だから、勉強しておいたら?って言ったのに…」 翠「スマブ〇Xが面白すぎて……」 蒼「………暫くゲーム禁止!」 翠「そんなぁ…!!」ガーン 上品な世界は何処行った? 私立ローゼン女学院 ~ランチ~ 銀「お弁当食べましょぉ」 金雛「「はーい!」」 翠「早く来るです!お腹空いたです~」 蒼「はいはい」 紅「お弁当は逃げないわよ」 薔薇「…ご飯、ご飯…♪」 雪「すいません、二十段重ねのお重箱が重くて…」 「あら、薔薇乙女のみなさんだわ」 「一緒にお昼食べてみたいわねぇ」 私立ローゼン女学院 ~好きな人は?~ 銀「好きな人ぉ?特別な人はいないわねぇ」 金「ま、まだ17の年で好きな人なんて…!////不潔かしらー!!」 翠「す、好きな人…?そ、そりゃあ……////」チラ見 蒼「特にいないかな」キッパリ 翠「……うぅ…」シクシク 紅「す、好きな人…?い、いないわよ、そんな人…!////」 雛「ヒナはみーんな大好きなのよ♪」 薔薇「…銀ちゃんは…私の嫁…!」 雪「…ふふ、誰でしょうね♪」